☆♪★お心得★♪☆
人名、地名、事件、事象、神話、その他もろもろ、世界史に関わることどもを、しりとりで繋ぎます。
語尾が「ん」で終わった場合は「n」または語尾二字でおねがいします。
(それ以外でも、アルファベット・漢字でも可です)
次の人が混乱しないよう、最後の一文字を書いて添えてつかあさい。
また、用語と共に、何かコメントも書いてちょ。
50以内の既出・一時間以内の同一書き込みはNGです。
(かぶった場合は書き込みが早い方を優先… あと、「言い直し」は3以内で)
世界史以外のネタはスルーでドゾー。
ではまず、前スレが「ばん」で終わってたっぽいので・・・
バンノック大暴動
北米 アイダホのフォートホール保留地に、ショーショーニー族とともに強制収容された高原部族バンノック族が、
白人政府のサボタージュで飢餓状態となり、1878年に起こした大暴動。 陸軍によって流血鎮圧された。
「う」
>>1 スレ建てご苦労様です。
ウイリアム・ピット・レレイオホク二世王子
ハワイ王国第七代国王・デイビッド・カラカウアの弟で、
第八代国王・リディア・ドミニス・リリウォカラニの兄。
カラカウア即位時に王位継承者に指名されたが、兄よりも早く死去。
「い」か「じ」
5 :
世界@名無史さん:2006/02/11(土) 20:36:49 0
ジブラルタル
イギリスの海外領土の一つである。イベリア半島の最南端に位置する。領域は半島になっており、地中海に面し、陸地側はスペインに接している。
かつてスペインはユダヤ人を追放したことからジブラルタルには独特のユダヤ人コミュニティが成立しており、またモロッコなどからアラビア語を母語とする多くの商人や労働者が渡来し、居住している。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコが結婚式を挙げた(1969年3月20日)ことでも知られる。ジブラルタル郵政局は1999年に結婚30周年の記念切手を発行している。
「る」
ルクソール
エジプトの都市。古代エジプトの都テーベがあった場所で、現在も数多くの遺跡が残っている。
市域はナイル川によって分断されている。
1997年にテロ事件が発生し、観光客が多数犠牲になった。
「る」
ルーチン
中米 ハイチのブードゥー教で、洗礼を受けないまま死んだ子供の幽霊。
「ちん」か「n」
>1乙 です
内待府(ネシブ)
李朝で王の身の回りのことなど、王家を管理した部署。
メンバーのほとんどは宦官だった。
「ぶ」
ブア=タランガ
南方 サモア、マオリ族の母神。 この世で初めて食べ物を料理した。
魔法で黒い岩を開いて、地下世界に降り、そこにあるかまどで料理するのが日課。
「が」
ガシュ=サロート
20世紀初頭に大ヒットしたS字コルセットの考案者。
この下着を身につけると胸は前にせり出し、尻は後方に突き出た。
彼女の狙いは“窮屈な下着からの開放”だったが、違う方向でヒットしてしまった。
「と」
トジルパ
豪州 アボリジニにおける、先祖のトーテム。 猫人間の姿をしている。
「ぱ」
12 :
世界@名無史さん:2006/02/16(木) 01:43:44 0
パンテオン
ローマ市内のパラティヌスの丘に建造された神殿。
元々はさまざまなローマ神を奉る万神殿であった。
最初のパンテオンは紀元前25年、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近
マルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建造された。
ローマ市内の建築物についてアウグストゥスとアグリッパは
明確な役割分担を持っており、アグリッパが建造した神殿はこのパンテオンのみである。
このためパンテオンはもともとアウグストゥスを奉ることを予定していたが
市民の反発を避けるため万神殿に変更されたとの説もある。
このパンテオンは後に火事で焼失している。
2代目のパンテオンは118年から128年にかけて、
ローマ皇帝ハドリアヌスによって再建された。
現在ローマで見ることができるのはこの再建されたパンテオンである。
ローマ神が信じられなくなったあとも、この象徴的な空間性によって、
608年頃にはキリスト教の聖堂となり、破壊を免れた。
建物自体が非常に改築されにくいものだったので、この荘厳な空間は、
今日でも見ることができる。
「オン」「n」
オントナゴン族
北米 ミネソタのアニシナアベ族(チッペワ族、またはオジブワ族ともいう)のバンドのひとつ。
ミシガン上部のオントナゴン川を領域とした。
「ごん」
14 :
世界@名無史さん:2006/02/18(土) 23:00:51 0
ンゴロンゴロ自然保護区
近くのオルドバイ渓谷で、 1959年にケニヤの考古学者のリーキー博士夫妻が
渓谷の最下層からアウストラロピテクス・ボイセイの頭蓋骨化石を発見した。
この人類の祖先も動物を追って、この自然保護区を歩いていたと思われる。
「ろ」
15 :
世界@名無史さん:2006/02/19(日) 01:26:57 0
ロシナンテ
コメディアンと共に、稚内から鹿児島までヒッチハイクする企画でテレビに登場し、歴史に名を刻む。
現在は北海道の牧場にいる。全国のファンが訪れ、今も根強い人気を誇る。
「テ」
16 :
世界@名無史さん:2006/02/19(日) 02:27:22 O
テオドシウス
ローマ帝国を東西に分裂させる際にキリスト教を国教化した皇帝。
「ス」
水刺(スラ)
朝鮮で王・王后・大妃に提供された食事。
食事は1日5回だったが水刺と呼ばれたのはメインの朝夕食。
5汁12菜+ごはん+キムチ。
各地の特産品が並べられ、王はその料理で国の現状を判断したとか。
「ら」
>>15 ソレハセカイシナノカw
とりあえず
>>14から;
ローマ数字
ラテン文字を用いた数字体系のひとつ。
ヨーロッパ生まれで現代まで残った唯一の数字でもある。
I=1とし、以降5の倍数にアルファベットを充てていく方式は、ギリシャ式を踏襲しつつ整理したもの。
中世にはZ=2000まで登場、字数が最多となったが、現在はM=1000どまり。
題字や時計の文字盤に今も好んで用いられる。
「じ」
ジッグラト
シュメール時代からメソポタミア諸都市で建設された聖塔
「と」
トーガ
古代ローマの一般的な衣服。
一枚の大きな布を体に巻きつけて着装する。
元老院議員は白地に紫の縁取りを施したトーガをまとった。
「が」
21 :
15:2006/02/19(日) 20:33:28 0
>>18 16と17続いているからいいだろ。続けた人に失礼じゃないか。
17は「ら」で終わっているからな。俺がもって行ってやる。
こんなスレに二度書き込ませやがって。
ガンダーラ [Gandhra]
パキスタン北東部、ペシャワル付近の地域の古名。紀元前四世紀後半、アレクサンドロス大王の東征によりギリシャ文化の影響を受ける。
さらに仏教の伝来により両者が融合し、ギリシャ風の仏教芸術が二、三世紀を中心に栄えた。この文化は彫刻を主体とし仏像を初めて造り、インド・中央アジア・中国の仏教美術に大きな影響を及ぼした。健駄羅。乾陀羅。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
現在は仏像発祥の地として他の地(知りたきゃググれ)も候補に上げられている。
「ら」
>>21 >>18は
>>1にもある「言い直し」に相当します。
ラージャガハ
マガダ国の首都。
漢文では王舎城。
「は」
23 :
世界@名無史さん:2006/02/19(日) 20:42:49 0
ハッジ
マッカ(メッカ)にあるカアバ神殿へ歩いて向かうこと。巡礼。アラビア語でハッジ。
イスラム教の五行のひとつ。
「じ」
ジハード
イスラム教において信徒(ムスリム)の義務とされている行為のひとつ。
ムスリムの主要な義務である五行には含まれないが、
五行にこれを加えて「第六番目の行」に加えようという主張もみられる。
一般には「聖戦」と訳されているが、単純にそうは訳し切れない面がある。
イスラム教の教典コーラン(クルアーン)には、例えば
「神の道のために努力することに務めよ」というような句が散見される。
この中の「努力する」に当たる動詞の語根 jahada がジハードの語源であり、
ジハードの語はアラビア語で「ある目標をめざした奮闘、努力」を意味する。
この「努力」の語自体に「神聖」あるいは「戦争」の意味はまったく含まれていない。
「ド」
25 :
世界@名無史さん:2006/02/19(日) 21:03:12 0
同治帝
清朝第十代皇帝。むしろ生母西太后が有名。
太平天国の乱を初めとする内憂外患に苦しみながらも
西洋技術の導入による国体維持に努め「同治中興」と称された。
「い」
イリュリア
古代のアルバニア一帯に相当。
現在のアルバニア系住民の祖先かは未詳。
「あ」
アッピア街道
現存するローマ街道でおそらく最も有名なもので、「街道の女王」の異名を持つ。新しいアッピア街道が1784年に旧道に平行して敷設されたため、アッピア旧街道(Appia Antica)とも呼ばれる。
「あ」
アヤトラ
イスラム教シーア派の最高指導者。また、その称号。
「ラ」
ラーマーヤナ
古代インドの叙事詩。 「ラーマ王行状記」の意味。
サンスクリット語で書かれており、その長さは四万八千行に及ぶ。
「マハーバーラタ」と並び賞される大長編叙事詩。
ヒンドゥー教の神話と、古代英雄であるコーサラ国のラーマ王子に関する伝説をまとめたもの。
活躍する人物は全てクシャトリヤであり当時のクシャトリヤ勢力の台頭を反映している。
数多くの絵画、彫刻、建築、演劇、映画、ドラマ、音楽、舞踏などの題材とされており、
インドおよび東南アジア一円に深く浸透している
「ナ」
30 :
世界@名無史さん:2006/02/19(日) 21:57:06 0
ナルメル
前32世紀の古代エジプトのファラオである。セルケト(「さそり王」)の後継者で、エジプト第1王朝の創始者であると考えられている。
「ル」
ルナ計画
旧ソ連が1959〜1976年に実施した月面探査計画。
計24機の宇宙線打ち上げに成功し、1960年代は宇宙開発で米国をリードした。
人類初の人工物月面到達、初の軟着陸、初の月の裏側撮影、初の月面土壌採取、と成功を収めたが、
1969年7月、NASAの有人月面着陸にて首位の座を逆転され、ついに計画は終結。
「く」
32 :
世界@名無史さん:2006/02/19(日) 22:35:11 0
クリスタル・ナハト(水晶の夜)
第二次大戦中、ポーランド(ドイツ?)でおきた大規模なユダヤ人迫害。
主犯の青年はナチスのよってすぐ取り押さえられ、他に、騒動に関わった
として、多くのユダヤ人が処刑された。(濡れ衣だが。)
町中の建物や教会が破壊され、道路はガラスの破片で埋め尽くされて戦火に
照らされて輝いていたので「水晶の夜」と呼ばれている。
「と」
トラトアニ
アステカの貴族階級。
「に」
ニュルンベルク
1945年8月8日の連合国協定に基づいた国際軍事裁判所による、
ドイツの戦争指導者24名に対する裁判が行われた場所。
く
クチ
ベトナム中部の都市。
ベトナム戦争中は激戦地となり、ベトコン側が地下に建設した長大なトンネル網と地底基地が有名。
出入り口は巧妙にカモフラージュされており、米兵を最後まで苦しめた。
現在は観光名所として地下基地とトンネルが一般公開されている。
「ち」
長今(チャングム)
16世紀朝鮮の医女。王や王妃の信頼を受けていたようだが、
記録が少なく詳しいことは分からない。
彼女を王の主治医と解釈し、物語を含まらせたのが
「宮廷女官チャングムの誓い」。
「む」
37 :
世界@名無史さん:2006/02/20(月) 08:11:34 O
ムハンマド
38 :
世界@名無史さん:2006/02/20(月) 08:12:27 O
トラヤヌス
40 :
世界@名無史さん:2006/02/20(月) 12:39:55 0
仕方ないな、もう……
>>36 ムラービト朝
11〜12世紀にかけアフリカ中・西北部、スペイン中・南部を支配した
ベルベル人のイスラム王朝。
>>38 スコタイ朝
タイ族による初の王朝。13世紀、クメール族を追い王朝の基礎を築く。
のち、南方に起こったアユタヤ朝の圧迫を受け衰退し、地方政権として細々と続いた。
ともに「う」
41 :
世界@名無史さん:2006/02/21(火) 19:39:10 0
ウルバヌス
ローマ法王。1世から8世までいろいろ居る。
8世はガリレオを弾圧して、地動説を撤回させた。
次は「す」
42 :
世界@名無史さん:2006/02/21(火) 19:43:40 0
スカンデルベグ
アルバニアの民族的英雄でオスマン帝国軍を十三度も破っている名将
次は「く(ぐ)」
43 :
世界@名無史さん:2006/02/21(火) 23:12:22 0
グレートバリアリーフ(豪州)
「フ」
興清亡清(フンチョンマンチョン)
李朝の暴君燕山君はえり抜きの美女を「汚れを清める」という意味の
興清と名づけ、全国から興清を集め、毎日遊んだ。
クーデターで廃されたあと、人々は興清亡清(興清と遊び滅びた)と言った。
現在この言葉は“派手に浪費する”という意味で使われている。
「ちょん」「よん」「n」
ヨングワン
韓国の、海の龍神。
「わん」
46 :
世界@名無史さん:2006/02/25(土) 01:14:19 0
完顔阿骨打 ( ワンヤンアグダ )
顔面を複雑骨折したのが名前の由来だそうだ。
「だ」
48 :
世界@名無史さん:2006/02/25(土) 02:28:08 0
ダナン
ベトナムの都市。阮朝以降港として栄える。
ベトナム戦争の激戦地ともなる。近くに
チャンパ遺跡があり、日本からも調査に行っている。
「ん」、「なん」、「n」
南斉書(なんせいじょ)
中国の史書「二十四史」の一つ。南北朝時代の斉を記した紀伝体の史書。
梁の蕭子顕が編纂。同氏が記した著書のうち現代まで散逸を免れた唯一の書。
蕭子顕が梁の元皇族だったため、記述内容の公正さを疑う声が多く、北斉書に比べ影が薄いが玉に瑕。
「じょ」
ジョージ=ハドソン
北米 オクラホマ州の、チョクトー族国家の高名な指導者。1808年、ミシシッピー州に
白人の父とチョクトーの母の間に生まれる。1831年、チョクトー族は白人政府にオクラホマへ
強制移住させられた。 オクラホマで、1860年に部族はドアクスヴィル成文憲法を発布し、
この新体制下で最初の記念すべき大酋長となった。
「そん」
成希顔(ソンヒアン)
文官だったが朝鮮の暴君燕山君に左遷され、
燕山君を廃位するクーデターを呼びかけ成功。
クーデター後「実質的にクーデターに加わっていない」と
一部から批判される。
「あん」「n」
アンティゴノス朝マケドニア
アレクサンドロスの死後、三つの国に分裂したもののうち、マケドニア、ギリシアに建国された国。
「ア」
アナトリア半島
小アジア(半島)(Μικρ? Ασ?α)とも言い、西アジアの一部で、
現在トルコ共和国領土のアジア部分を構成している。
アジアとヨーロッパを繋ぐ戦略的に重要な地点に位置するため、
アナトリア半島は先史時代からいくつかの文明の発祥地となり、
人類最古の定住遺跡と言われるチャタルホユック遺跡などの
数多くの遺跡が発見されている。
「ア」
アーリア人
ユーラシア中央部を出自とし、主にインド・ヨーロッパ語族に属する言語を話す民族。アーリア民族ともいう。
「ア」
55 :
世界@名無史さん:2006/02/26(日) 13:14:58 0
アーヘン
ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州の都市。
フランス語名はエクス・ラ・シャペル (Aix-la-Chapelle)。
ラテン語名はアクアエ・グラニ (Aquae-Grani)。
ベルギー、オランダ国境に近接している。
アーヘンという名称の語源は水(古高地ドイツ語 aha - 鉱泉)であり、
温泉地としても知られる。
この地は古代ローマ時代から知られていた。
ローマ人たちは、この地を温泉の街として発展させて来た(アクアエ・グラニ)。
アーヘンやエクスの語源は、ラテン語のアクアであり、グラニとは鉱泉を意味する。
後、中世になるとグラニは消え、アクアだけが残った。
中世の時代、フランク国王のカール大帝が本拠地をここに置いたことにより
カロリング朝ルネサンスの舞台となった。
神聖ローマ帝国の歴代皇帝がここで戴冠した。
最後に戴冠したのはカール5世である。彼は中世最後の皇帝と呼ばれた。
宮殿の礼拝堂として建てられたアーヘン大聖堂は
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
フランス語のシャペル(カペラ)は、この大聖堂から来ている。
聖堂の隣の宝物館にはカール大帝の金の胸像などがある。
「ヘン」「n」
ヘンゼルとグレーテル
19世紀中頃に発表されたグリム童話のうちの1篇。KHM15。
口減らしのため母親に捨てられた兄妹が、森の中でお菓子の家を発見、
そこに住む人食い魔女を知恵と勇気で倒し、宝石を持って家に帰ってくる物語。
魔女の屋敷は原典ではお菓子の家ではなく、パンとクッキーでできている。
「る」
ルシンダ・フート
18世紀に12歳でエール大学を受験した女性。
「入学に十分な資格を備えている、性を除けば」との判定で
入学は許可されなかった。
その後の彼女の足取りは分からない。
「と」
58 :
世界@名無史さん:2006/02/27(月) 14:43:18 0
杜牧
晩唐の詩人。杜甫と区別して『小杜』と呼ばれる。
詩人としてのみならず、辺境警備策の立案者としても有能だった。
「く」
59 :
世界@名無史さん:2006/02/27(月) 17:03:59 0
クアンツ(1697-1773)
ドイツの作曲家、フルート奏者。
1741年、フリードリヒ2世の即位直後に側近の楽員となった。
「フルート奏法試論」は当時の音楽観を伝える貴重な書物。
「つ」
ツォコライキインマ
北米 アイダホの高原部族、ネ=ペルセ族のバンドのひとつ。
アルポワ・クリーク近辺を領域にした。
「ま」
61 :
世界@名無史さん:2006/02/27(月) 22:20:16 0
マーシャルプラン
第二次大戦後、米国務長官であるマーシャルの提案に基づき、
1948年から1951年まで実施された、アメリカのヨーロッパ経済復興援助計画。
西欧16か国は受け入れのため欧州経済協力機構(OEEC)を結成したが、
ソ連と東欧諸国は不参加。正式名称は欧州復興計画。ヨーロッパ復興計画。
「ラン」「n」
ナウリ
朝鮮で身分が下のものが、従三品堂下官以下の官吏に対し、
呼びかけるときに使う言葉。
平たく言えば「旦那様」。
「り」
63 :
世界@名無史さん:2006/02/28(火) 00:11:10 0
六道
仏教用語で6種類の世界のこと。
この世に生を受けた迷いのある生命は死後、浄土ではなく、生前の罪により、
地獄道(じごくどう)、餓鬼道(がきどう)、畜生道(ちくしょうどう)、修羅道(しゅらどう)、
人間道(にんげんどう)、天道(てんどう、天上道とも)の6つのいずれかに転生し、
この六道で生死を繰り返す(六道輪廻)と言われている。たとえ天道であっても、
苦しみの輪廻する世界を脱することはせず、永遠不滅の世界が仏界であるとされる。
「う」
ウェンローロノン族
北米 ニューヨーク州に原住していたイロコイ語族系の森林部族。「浮きカスの浮いている場所の連中」の意。
アレゲニー郡の有名な油泉が由来となった名前。いわゆるニュートラル族(イロコイ族とワイアンドット族の
敵対関係の間で中立を保った部族)に同盟したが、1639年に解消、ワイアンドット(ヒューロン)に
合流し、そのまま吸収されていった。
「のん」
ノンカイ
タイとラオスの国境の町。
タイのアユタヤ王国に支配されたり、
ラオスに支配されたり。
「い」
66 :
世界@名無史さん:2006/03/01(水) 12:34:33 0
イアンブリコス(250頃-325頃)
古代ギリシャの新プラトン主義哲学者。ポルヒュリオスの弟子。
著書に『エジプト人の密儀について』など。
「す」
67 :
世界@名無史さん:2006/03/01(水) 23:04:05 0
ストラトフォード・アポン・エイヴォン
ロンドン郊外、シェークスピア誕生の地。
ヴォン または オン または n
オンチョ=マ
北米 カリフォルニヤ北中部のマイドゥ族の、南部支族のバンドのひとつ。
今でいうプレイサーヴィルの南側を領土とした。
「ま」
マケドニア
東ヨーロッパのバルカン半島中央部にあたる歴史的・地理的な地域。
67,000km2ほどの広さにおよそ465万人が住み、
中心的な都市は南東部のテッサロニキ(サロニカ)である。
現在はギリシャ、ブルガリアのそれぞれ一部と、独立国のマケドニア共和国
(国際的な呼称はマケドニア旧ユーゴスラビア共和国。
詳細は後述)の3つの国の領土に分かたれており、南部を占めるギリシャが
おおよそ50%、マケドニアが北西部40%、ブルガリア北東部10%ほどを占めている。
「ア」
アヴァンギャルド
第一次世界大戦の中ごろから、フランスを中心に起こった芸術・文学革命運動。
既成の伝統的芸術形式を否定して前衛的・革新的な芸術を求めるべく、
抽象とシュールレアリズムを二つの柱に、キュビズムなどが次々と確立された。
「アヴァンギャルド」は本来軍事用語で、「先鋒」「前衛」の意である。
「ど」
ドシポウェ=ハーガ
北米五大湖西域原住のアニシナアベ族(チッペワ、またはオジブワ族ともいう)の、
カウグナワーガ族(モホーク族の一派)による呼び名。
「が」
ガニカー
古代インドでの遊女。
「かー」
カーネアヘアワストシック族
北米 北ダコタの北部シャイアン族の、平原クリー族による呼び名。
「ちょっとクリー族に似た言葉を話す連中」の意。
「く」
クセルクセス1世
アケメネス朝ペルシア王。ダレイオス1世の子。
前480年に,ダレイオス1世が失敗したギリシア遠征を行った。
テルモピレーの戦いでは,スパルタ軍を全滅に追い込み,アテナイを占拠するにいたる。
しかし,サラミスの海戦において,ギリシアの艦隊に敗れ,翌前479年に,
再びギリシア遠征をしたが失敗し帰国。
「ス」
スーサ
現在のイランの西南部に位置し、エラム王国時代、アケメネス朝ペルシャ時代には、
王都として栄えた都市。
「サ」
サトラップ
古代ペルシア帝国における諸州の総督。アケメネス朝のダレイオス1世は,属州制をとって帝国を20の州(サトラッピ)に分け,各々の州にサトラップという総督を任命して,その統治を行わせた。
「プ」
77 :
世界@名無史さん:2006/03/03(金) 16:50:53 0
プトレマイオス朝
古代エジプトのヘレニズム王朝(紀元前306年 - 紀元前30年)。
アレクサンドロス3世(アレキサンダー大王)の死後、部下であった
プトレマイオス(マケドニア地方出身のギリシア人)が創始した。
首都はアレクサンドリアに置かれ、アレクサンドリアは地中海世界屈指の大都市・
ヘレニズム文化の中心として栄えた。
「ス」
スジャータ
スープ会社…ではなく、苦行の無意味さを悟った仏陀(シッダールタ)に乳を捧げた娘。
「タ」
79 :
世界史:2006/03/03(金) 18:27:18 O
タージ=マハル
シャージャハーンが愛妃ムムターズマハルの死を悲しんでアグラの東に1632〜53年に造園した廟
「ル」
80 :
世界@名無史さん:2006/03/03(金) 19:32:31 0
ルンメニゲ
独逸人。インテル最強のMF。
「ゲ」
>>80 これは…どうするんだ?
存命だし。確かにサッカー界で言えば歴史上の偉人だが。
>>79 ルーシー・ストーン
19世紀にアメリカ婦人参政権協会を創設したフェミニスト。
結婚後も旧姓を名乗った。
>>80 ゲラン
19世紀にナポレオンの皇妃のためにオーデコロンをつくる。
今も一流化粧品メーカー。
どちらも「n」
ネルウァ
ローマ帝国の皇帝(在位 96年 - 98年)で、五賢帝の最初。トラヤヌスを後継者に抜擢した。
「ウァ」
ウァルワマ族
北米 アイダホ原住のネ=ペルセ族のバンドのひとつ。
いまでいうウィルロワ谷近辺を領土とした。
「ま」
媽媽ニム(ママニム)
朝鮮で媽媽は王族など身分が高い女性につける最高尊称号。
ニムは様。
身分が高い女性は下のものからこう呼ばれていた。
「む」
ムスリム
「(神に)帰依する者」を意味するアラビア語で、イスラム教を信じる人、
イスラム教徒のことである。女性形はムスリマだが、外国語上では
区別しないこともままある。古くは、モスレムと書くこともあった。
「ム」
「ムセイオン」
現代の“Museum”という語は,このムーセイオンという語に由来する。
もとギリシア神話で詩歌・文芸を司るとされる,ムーサ(英語では,ミューズ)
姉妹神とかかわりのあるものをさす。ムーサイ(ムーサの複数形)は
学問・芸術の神として尊重されたため,プラトンやアリストテレスの学園も,
学員たちがムーサイを崇めるところであった。
ムーセイオンとしてよく知られているのは,プトレマイオス1世によって設立された,
エジプトのアレクサンドリアのそれである。その設立には,アリストテレスの弟子であった,
ファレロンのデメトリオスも貢献したと想像される。それは学員たちが共同生活を送りながら,
学問的研究をすすめる研究機関であり,図書館や天文台も並設されていた。
プトレマイオス朝の諸王や,ローマの皇帝たちの保護を受け,数学・天文学などの
科学研究と,古代の書物の文献学的研究において,卓越せる成果をおさめた。
「オン」「n」
音素(おんそ)
フォニム。言語学、とくに音韻論の分野で用いられる用語。
物質で言うところの元素にあたる、特定の言語を発音する上での最小単位。
20世紀初頭スイスの言語学者・ソシュールにより提唱された原理であり、
また以降言語学には様々な学派が登場するが、その多くは音素の定義をどうするか、
あるいはそもそも言語研究に音素を用いるのか、という点において異なっている。
「そ」
ソリドゥス金貨
4〜11世紀、東ローマ帝国で流通した金貨。
欧州のみならず西アジアを含む地中海世界で広範に通用し、後世「中世のドル」とも呼ばれる。
ローマを攻めたゲルマン人やアヴァール人、イスラム教国の間でも流通したが
11世紀から帝国の国庫浪費がたたり金純度低落を招き信用失墜。
「か」
火砲法(かほうほう)
14世紀高麗の軍事技術者・崔茂宣が、大元帝国から得た知識をもとに
火器と火薬の製造方法・使用方法について著した書物。
崔茂宣が開発した火砲は軍船に搭載され、
朴威将軍による対馬での倭寇討伐に大きな成果をあげた。
「う」
医女(ウィニョ)
朝鮮で医師は男性だったが、女性は男性に身体を触られてはならないため、
診療を受けられないことが多く、15世紀始めにに太宗が医女を養成する。
医師と看護師の中間的な存在だが、身分は低かった。
「にょ」「よ」
ニョニャ
マレーシアで華人とマレー系との混血集団のこと。狭義では混血女性を指す。
衣食住や方言に独自の混淆をもたらし「ニョニャ文化」として、現在では
マレーシア独自の文化として市民権を得た。
「にゃ」
ニャリッチ
アフリカ スーダンのディンカ族の最高神。 天空と雨の神であり、精霊たちの支配者である。
「ち」
チョンピ
中世イタリア、アルテ(ギルド)に属さず参政権をもたない日雇い労働者。
1378年、困窮と政治的不満を理由にフィレンツェで蜂起、
新興商人であったメディチ家のサルヴェストロ・デ・メディチの援助を得つつ
ミケーレ・ディ・ランドという労働者を代表者に、新たなアルテを認めさせた。
が、ほどなくアルビッツィ家を中心とする旧勢力派に巻き返され、反乱は鎮圧、
サルヴェストロは国外追放され、ミケーレ他多くの者が処刑された。
「ぴ」
丙寅洋擾(ピョインヤンヨ)
1866年のフランス艦隊と朝鮮との戦い。
朝鮮がキリスト教弾圧でフランス人宣教師9人を処刑。
フランスのローズ提督が朝鮮を奇襲するが、返り討ちにあう。
「よ」
ヨワニ族
北米 ミシシッピ州を原住地とする、農耕民チョクトー族のバンドのひとつ。
チッカサウヘイ川の西域を領土としていた。
「に」
ニーベルンゲンの歌
ドイツ英雄叙事詩の最高傑作。13世紀初頭、オーストリアの無名の詩人の作という。
北方伝説におけるジークフリートやブリュンヒルトらのエピソードと、
フン族に滅ぼされたブルグント族についての民間伝承を結びつけ、
さらに童話的、騎士文化的モチーフを加えてまとめあげられたもの。
高貴で華麗な姫君・クリエムヒルトが、最愛の夫を殺害されて復讐の鬼と化し、
彼女に忠心を持ちながらもそれに抗う臣下らと戦って破滅へ向かう、悲劇の物語。
「た」
タワコニ族
北米 南部大平原のカドー系小規模平原部族。 「赤い丘で川が曲がるところ」の意。
1859年、白人によってテキサスから追い出され、オクラホマのベルクナップ砦保留地に、近縁部族の
ウィチタ族と一緒くたに放り込まれた。 20世紀初頭にはウィチタ族に吸収され、消滅した。
「に」
ニカラグア運河
中米・ニカラグアを横断する大洋間運河。今なお構想のみで未着工。
18世紀には英国・米国が開削構想を発表、用地獲得のため派兵するも着工に至らず。
1999年、パナマ運河の容量に限界が見え出し、ニカラグア運河構想が再度脚光を浴びつつある。
「が」
ガクアガオーノ族
北米 北東部エリー湖の命名の由来となった森林部族、エリー族のまたの名。
17世紀中葉に、白人にエリー湖畔へ追いやられたイロコイ連合と、2年にわたる戦いを交わし、
結果、衰退してイロコイ各部族に吸収され、消滅した。
「の」
ノリゲ
女性が韓服を着たときに身につけた装飾具。
主に胸につけ愛情を表現した。
「げ」
ゲッティンゲン七教授事件
1837年、ドイツのゲッティンゲン大学で7人の教授が罷免された事件。
ハノーヴァー王エルンスト・アウグストが自由主義憲法を一方的に廃止したのを受け、
ゲッティンゲン大学に勤務する7人の教授が当局に抗議文を提出、
これが王の知るところとなり、抗議文に名を連ねた全員が大学を罷免される。
が、ドイツ国内では教授らを擁護する世論が噴出、
逆に自由主義の気運が高まる結果となった。
ちなみに、罷免された7人のうちの2人はあのグリム兄弟である。
「けん」「n」
ケンジントン宮殿
ビクトリア女王の生家。
かつてチャールズ皇太子と故ダイアナ妃も住んでいた。
「でん」か「n」
デング
アフリカ スーダンのディンカ族の創造神にして、天空と雨、肥沃の神。
女神アブックの息子。
「ぐ」
グレース・マレー・ホッパー
COBOLの母。
コンピューター言語のCOBOLを開発した女性。
“バグ”という言葉をはじめて使ったのも彼女。
亡くなるまで海軍の軍人でもあった。
「ぱ」
パシフィック・ルネッサンス
1970年代以降から太平洋諸島で活発になっている、
欧米文化・キリスト教文化に抑圧されてきた
民族伝統の文化を見直し再定義しよう、という運動の総称。
ハワイ、バヌアツ、ニュージーランド、オーストラリアなどで特に盛んである。
「す」
スクアイシェニ族
北米 北部大平原部族、シクシカ族(ブラックフット族)の、北隣のサリシ族による呼び名。
「黒足」の意。シクシカ(黒足)族は、黒いモカシンを履く習俗があったので、そう呼ばれる。
「に」
入唐求法巡礼行記(にゅうとうぐほうじゅんれいこうき)
日本の仏教僧・円仁(慈覚大師)が、留学生として唐へ入り、
武宗による廃仏で失意の帰国をするまでの体験を綴った旅行記。全4巻。
日記の体裁をとっているが、公文書の写しや社会情勢の実態、
道中で出会った施設や人物の客観的描写、民族説話まで細かに収録されている。
10世紀前後の中国・東アジアに関する史料としては一級品であり、
玄奘の「大唐西域記」、マルコ・ポーロの「東方見聞録」と並び三大史料の一つである。
「き」
キパワ族
カナダ マガナシビ川、またオタワ川の北の岸に原住するアルゴンキン語族。
「わ」
ワイモミ
真珠湾のハワイ語名。
19世紀半ばには土砂の堆積により真珠貝はとれなくなっていたらしい。
養魚池の点在する地域だったが、
1874年の米布互恵条約により米海軍の補給基地とされ、
ハワイ併合後の1901年より本格的に基地開発が開始された。
「み」
ミハイル・アレクサンドロヴィッチ
14世紀のトヴェーリ公。トヴェーリはモスクワの北西に位置する中都市。
モスクワ公ドミトリが幼年であることに付け入り、モスクワ公位を得るべく画策、
ついには実力行使とばかり軍を催してモスクワを攻撃する。
しかしこれに敗れ、逆にモスクワ公を兄として敬うことを誓わされてしまった。
「ち」
112 :
世界@名無史さん:2006/03/23(木) 11:26:16 0
チェーザレ・ボルジア
法皇アレッサンドロ六世の息子。ルクレチア・ボルジアの兄。
冷徹な美貌で、「優雅なる冷酷」と称せられる。
陰謀・暗殺という手段で権力を拡張したが、
敵を作り過ぎて、最期は無惨な戦死。
アリスタルコス
紀元前310年頃〜前230年
ギリシアのサモス島出身の数学者、天文学者
地動説を唱えた人
「す」
114 :
世界@名無史さん:2006/03/23(木) 14:33:23 0
アクシフォン・フランセーズ
フランスの国粋主義的な政治団体。
ドレフュス事件を契機に軍人・反共和派・反ユダヤ主義者・反動政治家らによって組織された。
WW1のときにはファッショ化の傾向を持ったが、
人民戦線はに抑えられ、WW2後衰退した。
「ず」
115 :
世界@名無史さん:2006/03/23(木) 19:23:21 0
2分差で「す」の勝ち。
スチュワート
子供が無かったエリザベス1世の後を継いだジェームズ1世は、
エリザベスに処刑されたスコットランド女王メアリーの息子の、
ジェームス・スチュワート。
以後しばらくスチュワート王朝が続く。
次は「と」
投壷(トウホ)
高麗から朝鮮時代に流行った遊び。
少し離れた所から、壷に向かって矢を投げ入れる。
周が起源で、日本でも行われていた。
「ほ」
ホニイタニオ族
北米 大平原部族、ポーニー族の、シャイアン族による呼び名。
「小さい狼の人々」の意。
「お」
118 :
世界@名無史さん:2006/03/23(木) 23:22:38 0
オリャンタイタンボ
インカ帝国の大要塞の遺跡。「聖なる谷」に築かれ、
石が緻密に積まれた巨大な壁は圧倒的な威容を見せている。
スペイン軍の猛攻にも、この要塞だけは持ち堪えたと伝えられる。
次は「ぼ」
119 :
世界@名無史さん:2006/03/23(木) 23:34:11 O
ボルファール戦争
1542-46年の英仏戦争による重税、不景気で高まったフランス国民の不満が引き金となり、1547年に起こった国民と貴族間の戦争。
121 :
119:2006/03/24(金) 00:55:44 O
ルイジアナ購入地
1803年に米国がフランスから買い取った植民地。
現在のアメリカ中西部、ミシシッピ川流域に相当。
下流の一地域は州名にこの名を残した。
「ち」
123 :
世界@名無史さん:2006/03/24(金) 01:29:58 O
チルスカリャ
1928-1975 カリーニングラード生まれのソ連の軍人。
『や』
124 :
世界@名無史さん:2006/03/24(金) 01:37:15 0
椰子
熱帯地方に生える植物。その実は時として貴重な飲料水となり
時間をおけば自然発酵して酒となる。多くの探検隊を助けたであろう。
『し』
連投はいかんよ
126 :
世界@名無史さん:2006/03/24(金) 01:41:02 0
嘗糞
嘗糞(しょうふん)とは、人間の糞を舐めて、その味が苦ければその人物の体調は
良くなっており、甘ければ体調が悪化していると判断する、古代中国や朝鮮半島の
李氏朝鮮時代まで行われた民間療法。
朝鮮では、親に対する最高の孝行の一つとされた。断指及び割股に関しては『三国史記』の
統一新羅時代に記述が見られる為、同時代に唐から入ってきたと推測される。こうした風習は
朝鮮時代まで続き、日韓併合後に直ちに禁止にされた。世宗が編纂を命じた儒教的な教訓を
纏めた書、『三綱行実図』には孝行の一例として挙げられている。『朝鮮医籍考』によると、
後に娯楽化し、人の糞を舐めてその味で誰の糞であるか当てる遊びが流行した。
『ふん』または『N』
>>123から
ヤン・ファン・アイク
14世紀から15世紀にかけて活躍したフランドルの画家。「ヘントの祭壇画」などで知られる。
「く」
金絲未断(クムサミダン)
朝鮮で女官になる前に行われた処女テスト。
オウムの血を腕にたらし、流れ落ちなければ合格。
金絲は処女膜、未断は破れていないの意味。
「だん」「n」
(このテスト、後世の創作説もあり)。
ダンケルクの悲劇
1940年、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクを制圧したドイツ軍がさらに西進、
ドーヴァー海峡を臨むフランスの小さな港街・ダンケルクに
イギリスとフランスの将兵・捕虜合わせて約34万人を追い詰め包囲した事件。
チャーチルの命を受けたイギリス海軍は、ドイツ軍の壮絶な空爆を受けながらも
包囲されていた味方の多くをイギリス本土に脱出させることに成功する。
が、それでもイギリス軍だけで3万人の将兵・捕虜を失ったため、
西部戦線におけるドイツ優位の色はなお一層濃くなった。
「き」
130 :
世界@名無史さん:2006/03/24(金) 23:31:26 O
キルスキンの反乱
帝政ロシア時代、革命指導者キルスキンによって起こった国民の反乱。
『ん』
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( )つ
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「ん」は難しすぎる。「らん」or「n」ってことにしませんか?
ナンシー・ハート
南北戦争 南軍の女丈夫。
北軍をスパイし、逮捕されると見張りの銃を奪い脱走。
南軍騎兵部隊を率い、町を奪回。
「と」
トントン・マクート
1960年代のハイチ、フランソワ・デュヴァリエ大統領の時代の民兵組織。
大統領の手先として、暗殺・暴行の限りを尽くした。
黒いサングラスの集団は、恐怖の代名詞だった。
次は「と」
杜佑(とゆう)
8世紀、唐代の政治家。詩人・杜牧の祖父にあたる。
名家の生まれだったため科挙を受けずに高官に登用されたが、
その出自に奢ることのない人柄と仕事ぶりで宰相にまでのぼりつめた。
同時期に著された「政典」の不備を補うため30年がかりで著した「通典」は
唐代の政治制度・社会経済を知る史料として最も優れたものであるとされる。
「う」
ウィチョール族
中米 北中メキシコ、サカテカス州の山岳地に原住するユト=アズテック系部族。
北米に伝播したペヨーテ信仰の源泉部族のひとつで、秘密結社によるペヨーテ狩りをはじめ、
キリスト教が導入された現在も、シンボリズムに彩られた文化・芸術を濃厚に保つ。
「る」
ルウィ象形文字
印欧語族アナトリア語派のルウィ語の表記に用いられた表意文字。
印欧語族中最古の文字記録を今に残す。
近縁のヒッタイト語を表記するヒッタイト象形文字の原型となった。
線文字Aとの関連も推測されているが未詳。
「じ」
ジョン・ケイ
18世紀イギリスの織布職人。父親の経営する毛織物工場で織布に従事するが、
織布作業そのものよりも織り機に工夫・改良を加えることを得意とした。
1730年、タテ糸用のリードを従来の木製から鉄製へと改良することに成功し、
次いでヨコ糸用の杼に着目、一人で、片手で、しかもすばやく扱える「飛び杼」を発明する。
が、この発明は失業を恐れた織布工たちによって弾圧され、
ついには1753年、暴徒に襲撃されるに至ってケイはフランスに亡命、そのまま貧困で没した。
飛び杼は1760年代以降になってイギリスで広まり、紡績機の出現と産業革命を促すことになる。
「い」
140 :
世界@名無史さん:2006/03/26(日) 10:51:30 0
イサドラ・ダンカン(1877−1927)
伝統的なバレエから肉体を解放して、自然で自由な舞踏を創始。
「踊るヴィーナス」「裸足の舞姫」と絶賛された。
首に巻いたスカーフが、オープンカーのシャフトに巻き込まれるという、
悲惨な事故で、50歳で死亡。
次は「かん」または「n」
簡狄(かんてき)
商/殷の始祖の女性。川で水浴中に燕が卵を産み落とすのを見かけ、
玉子をを呑んだところ懐妊。やがて息子・契(セツ)を産む。
北ユーラシアに広汎に分布する感生神話の一つ。
「き」
経国大典(キョングクテジョン)
朝鮮王朝の法律書。
1485年に完成し、朝鮮王朝抗後期まで、この書を基本に統治。
「じょん」「よん」「n」
143 :
世界@名無史さん:2006/03/27(月) 23:59:53 0
ジョン失地王 (John Lackland)
1199年、兄リチャード1世の死によってイギリス王位に就く。
1204年、ガイヤール城をめぐる戦いで、フランス王フィリップ2世に敗れ、
フランスにおける領土をほぼすべて失った。1216年、貴族達が叛乱を起こし、
王権を制限するマグナ・カルタを王に受諾させた。
次は「う」
144 :
世界@名無史さん:2006/03/28(火) 00:40:00 0
ウル
古代メソポタミア、シュメール人の都市国家。
第三王朝時代に作られた神殿「ジッグラト」が残っている。
次は「る」
145 :
世界@名無史さん:2006/03/28(火) 00:43:35 0
ルンピニ
インド国境に近いネパールの町。
お釈迦さま生誕の地。
次は「に」
146 :
世界@名無史さん:2006/03/28(火) 00:44:41 0
ルッジェーロ二世
両シチリア王国初代王、
側近のイドリーシーが書いた地理史「ルッジェーロの書」は
私立文系でもなかなかお目にかかれない用語。
「い」
____ ________ _______
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イマーム広場
イランのエスファハーンにある広場。まわりを青を基調とした精密なアラベスク模様のタイルで覆われた荘厳なモスクや宮殿によって囲まれていることから、かつては「ここには世界の半分がある」とも言われた。世界文化遺産。
「ば」
バーバク
9世紀、クテシフォン出身のホッラム教指導者。
816年、アッバース朝に対し信徒を率いて反乱を起こし、
東はホラーサーン、西はアルメニアにわたる広大な地域を占領した。
その後20年近く自治勢力として当地の通商・交易を抑え続けたが、
835年、カリフ・ムータシムの命を受けた名将・アフシーンにより攻撃を受け、
本拠を捨ててアルメニアに逃れるも2年後に捕縛、処刑された。
「く」
クシャトリヤ
インドのカーストの第二階級。貴族・武士階級と言われる。
ヒンズー教の定めた階級は、上から
ブラーマン(僧侶)クシャトリヤ(武士)ヴァイシャ(商人)スードラ(平民)
そして、カースト外の「不可触賎民」が居る。
次は「や」
梁憲洙(ヤンヒョンス)
19世紀後半の朝鮮の将軍。
フランス艦隊のローズ提督が江華島を侵攻したが、
逆に追い返す。
「す」
ステンカ・ラージン (1630頃ー1671)
大規模な農民叛乱を指揮して、長年に渡ってロシアの帝政を脅かした。
最後は捕らえられて、弟とともに八つ裂きの刑に処せられた。
ロシア民謡にも歌われて有名。
次は「じん」または「n」
人身保護律(じんしんほごりつ)
被告を理由なく拘束したり、長期にわたる拘束をしたりといったことを防ぐため
拘束を行う際には令状を発してその理由を明らかにすべし、と定めたイギリスの法律。
絶対王政のもと、国王大権裁判所がそのような手続きを踏まずに
強権的に被告を拘束、たびたび紛争の元になったことを受け、
イギリス議会が1679年(刑事のみ)、1816年(民事も含む)の二度にわたり発布した。
「つ」
ツサベ族
北米 南西部 ヒカリア=アパッチ族の、テスケ=プエブロ族による呼び名。
「べ」
ベアトリーチェ
ダンテの永遠の恋人。ダンテは9歳の彼女に出会い、
18歳になった美しいベアトリーチェに再会して激しい恋に落ちたが、
彼女は早世した。
「神曲」の「天国編」で、ダンテを天に導くのはベアトリーチェ。
次は「え」
エド=エエッテ (1850〜1929)
「巨木」の意。 北米 大平原部族 カイオワ族の副酋長にして交戦派の大戦士。サタンタと
サタンクの両酋長とともに、1871年の幌馬車隊襲撃に加わり、シャーマン将軍によって指名手配された。
投獄され、絞首刑を宣告された。 白人人道団体と和平派酋長キッキング=バードの尽力で1875年、
釈放されたが、待っていたのは飢餓地獄の保留地生活だった。本来なら大酋長になれた優れた戦士だった。
「て」
待令熟手(テリョンスッス)
朝鮮の宮中専属の男性料理人。
宮中の日常の食事は女性が調理したが、
慶事や行事のときは待令熟手が呼ばれ、腕をふるった。
「す」
158 :
世界@名無史さん:2006/03/30(木) 00:12:12 0
ストックホルム協定
1960年のこの協定により、ヨーロッパ自由貿易圏を設定。
関税撤廃、工業製品の流通自由化、etc
欧州共同体への大きな一歩となった。
次は「い」
ちょっと下がり過ぎなので、一度age させてもらうね。
新メンバーの参入に期待。
イェリコ遺跡
死海の北西に位置する、ナトゥフ文化期初期の農耕村落址。
パレスチナの歴史研究において最も重要な遺跡の一つであり、
その重要性を知る当地の学者によって19世紀初頭から調査が行われていたが、
大規模な発掘の手が入ったのは1950年代に入ってからである。
「き」
貴賎結婚
王家に属する者が、身分の低い相手と結婚する場合、
王位継承権を放棄する、相手には王族の身分を与えない、などの条件を
課せられた。
オーストリア皇太子フェルディナンドは侍女だったゾフィと結婚したので、
サラエボで夫婦とも暗殺されたのに、妻は正式の葬儀も行われずに、
別の墓に葬られた。
次は「こん」または「n」
来蘇寺(ネソサ)
韓国の扶安に7世紀に建てられた寺。
今の宝殿は17世紀に再建されたもの。
紅葉が美しく、ドラマ撮影によく使われる。
「さ」
西遊記(さいゆうき)
中国・明の時代に、呉承恩が民間伝承から編纂して著した口語長編小説。
「三国志演義」「水滸伝」「金瓶梅」とあわせて中国四大奇書と呼ばれる。
唐の僧・玄奘三蔵と、お釈迦様の引き合わせでその弟子となった
金剛石から生まれた石猿・孫悟空、豚に変じてしまった天上水軍の元帥・猪八戒、
天帝から賜った杯を壊してしまい地上で謹慎していた毘沙門天の化身・沙悟浄が
唐の太宗の命を受け、経典を得るため天竺へ向かう道中を
仏教主義・人道主義の観点からユーモラスかつスリリングに描いた物語。
「き」
163 :
世界@名無史さん:2006/04/03(月) 00:34:29 0
キンゼイ (1894−1956)
人間の性行動に関して、史上はじめての統計的な検証を
行った学者。18000人を対象としたキンゼイ・レポートで知られる。
次は「い」
イムリャ・クルストポニカ
ロシア北端の孤島。面積250ku。冷戦時代に一度軍事基地が置かれた。
カテリーナ・スフォルツァ 1463−1508
イタリア・フォルリ城の伯爵夫人。夫は暗殺され、子供たちは人質に取られ、
チェーザレ・ボルジアが城を包囲、「降伏しないと子供たちを殺す」と脅す。
美貌で知られた若き女城主は城壁に立ってスカートをまくりあげ、
「バカ者ども!子供なんぞ、ここがあればいくらでも作れるわ!」と叫んだそうな。
次は「あ」
アレボーメ族
北米 大平原部族 コマンチ族の、フランス名。
有名な探検隊のルイスとクラークがつけた。
「め」
メンギスツ・ハイレ・マリヤム
エチオピアの初代大統領。
1974年にクーデターにてハイレ・セラシエ皇帝を逮捕し廃位。社会主義国家を樹立。
臨時軍事評議会(PMAC)議長に就任し独裁政治を布いた。
在任中の弾圧で数十万人を殺害したともいわれ、大旱魃も重なって海外難民大量流出の原因を作った。
1991年の反乱によりジンバブウェへ亡命。エチオピアは初の民主制を導入した。
「む」
168 :
世界@名無史さん:2006/04/04(火) 19:53:39 0
ムスタファ・ケマル・パシャ 1881−1938
トルコ建国の英雄にして初代大統領。
ケマル・アタテュルクと称せられる(アタテュルクは ”偉大なる父”
を意味する)
次は「や」
sage進行でよろしゅう・・・
ヤサク
帝政ロシアの毛皮税。
シベリアからは黒テンやミンク、露領アラスカからはラッコとビーバーの毛皮が
最大の税収源だったが、先住民支配の重い枷ともなった。
「く」
170 :
世界@名無史さん:2006/04/04(火) 20:03:57 O
ヤキマンコ
ウクライナにある都市名。人口12万3000人(2001年調べ)。
次は『こ』
黒水靺鞨(こくすいまっかつ)
隋〜唐代、黒竜江中〜下流域に住んでいた南ツングース語派の集団。
16部に細分され、最初は唐に、のちに渤海に服属した。
のちの女真族の前身となり、契丹の時代には野人女直と呼ばれる。
「つ」
月の島
ボリビアのチチカカ湖に浮かぶ島のひとつ。
インカの伝説で始祖ビラコチャが月を天上へ打ち上げた島とされる。
隣の「太陽の島」とセットでインカ歴代帝室の聖地として祀られていた。
「ま」
>>169から
クイリウトル族
カナダ 西海岸 ベラコーラ族のバンドのひとつ。アトナルコ川の北側に現住する。
「る」
ルカ
イエスの弟子の一人。
ローマへ伝道旅行に行ったパウロに医師として随行した。
「か」
カイロ宣言
対日方針を協議するため1943(昭和18)年11月22日からカイロで開催された米英中首脳会談を受けて、
12月1日に発表された宣言。日本の無条件降伏と、満州・台湾・澎湖諸島の中国への返還、朝鮮の自由と
独立などを盛り込んだ。
次は「げん」または「n」
原人(げんじん)
猿人と旧人の間に位置づけられる、主に中部更新世期に存在した化石人類。
ホモ・エレクトゥス、またはピテカントロプスとも呼ぶ。
猿人の存在が確認されるまでは最古の化石人類として捉えられており、
現在でも「サル」と「ヒト」の明確な境目はこの原人であるとされる。
ジャワ原人、北京原人、ハイデルベルク人などがこの原人に属する。
「じん」「n」
人民宮殿
ルーマニアの首都・ブクレシュチに建つ工事中の公邸。
チャウシェスク書記長が1500億円を投じて1980年代に着工、
竣工を見ずして東欧革命に遭い当人は刑死。一度は建設が中断されたが、
新生ルーマニアになり工事再開、今も建設中。
落成の暁には米国防総省(ペンタゴン)庁舎に次ぐ世界第二の巨大建造物になる計画。
「でん」
電気馬車
明治初期の鉄道は、馬に牽かせる「馬車鉄道」だったが、
明治28年に、動力に電気を用いて「電気鉄道」になった。
通称「電気馬車」とよばれた。
次は「や」
薬房妓生(ヤッバンキーセン)
女性の診察に当たる朝鮮の医女だが、
女好きの燕山君の時代の頃は宴席に呼ばれ、薬房妓生と呼ばれるようになる。
中宗が宴席出席を禁じるが、なくならず。
「せん」「n」
センケクック
北米 南カリフォルニヤ シンキョーネ族のバンドのひとつ。
今で言うサウスフォークからガーバーヴィルにかけて領域とした。
「く」
クトゥゾフ (ミハイル・クトゥゾフ 1745−1813)
ロシアの元帥・公爵。
ナポレオンのロシア侵攻を迎え撃ったが、ロシア軍は敗退を続けた。
クトゥゾフはモスクワを放棄して撤退、戦わずにひたすら冬を待った。
ロシアの厳冬に、慣れないフランス軍は苦しんで、自壊しはじめる。
ついに、フランス軍が撤退をはじめたという知らせに、
クトゥゾクは「神よ!感謝します!」と号泣した。
ロシア軍は疲弊したフランス軍に襲いかかり、四万のフランス軍のうち、
生還したのは3000人ほど。この大敗がナポレオンの運命を暗転させた。
次は「ふ」
活人署(ファリンソ)
朝鮮の医療福祉機関。
病人(特に伝染病)や行き場のない人を収容した。
都の東西に設置された。
「そ」
ソラヤ
イラン最後の皇帝パーレビ(1979年に追放された)の2番目の王妃。
子供が出来ないために離婚させられたが、
シャー・パーレビ は生涯、彼女を愛していたと言われる。
次は「や」
柳宗悦(やなぎむねよし)
20世紀、東京出身の民芸学者。海軍少将・柳楢悦の三男。
志賀直哉、武者小路実篤らと共に白樺派を立ち上げた文人としても知られる。
アイヌ、琉球などの独特な民衆工芸の研究を行い、特に朝鮮の民芸品に注目、
埋もれていた伝統工芸技術を発掘・再評価し、ソウルに朝鮮民族美術館を開設。
雑誌「工芸」を創刊するなどし、近代朝鮮民族美術の父と呼ばれた。
「民衆的工芸」を「民芸」という語で呼び、その概念を広めた人物でもある。
「し」
シャクルトン
サー・アーネスト・シャクルトン。
1914年、英国隊を率いて、エンデュアランス号で南極探検へ。
船は氷に閉じ込められて破砕、流氷に乗り移って漂流。
帰還は絶望となったが、彼の不屈の精神力とリーダーシップのもとで、
あらゆる困難を乗り越えて1年9ヶ月を生き延び、
28名ひとりも欠けずに、奇蹟の生還を果たした。
次は「とん」または「n」
トンギグア
北米 アーカンソー原住のアーカンサ族(クアポー族)のバンドのひとつ。
アーカンソー川の河口の、ミシシッピー川側に村を構えた。
「あ」
アルデンヌの戦い
第2次世界大戦中の、伝説になった激戦のひとつ。
ノルマンディ上陸後の戦争末期に、
ベルギーのアルデンヌ山地を舞台に、ドイツ軍機動部隊と、
シャーマン戦車を主力とするアメリカ装甲部隊が激突した。
次は「い」
イチ=カナヴァ
北米 アリゾナの沙漠の民、モハーベ族の壮大な叙事詩。
モハーベの長い旅の記憶と戦いを伝える。
「ヴァ」または「バ」
ヴァリャーグ人
ロシア語でバイキングのこと。
バルト海〜ボルガ川〜黒海経由でビザンチンやハザールとも交易を行なった。
ロシアに史上初の国家、ノブゴロドを興したリューリクもこの出自。
「ぐ」または「じん」
グノーシス派
初期キリスト教会で、異端として追放された一派。
キリストの処刑に先立つ「ユダの裏切り」を、「イエス自身がユダにその役割を
果たすように命じた」としていた。
先週、ナシオナルジオグラフィックが、判読不可能とされていた2世紀の古文書
「ユダの福音書」が、ついに解読されたと報じた。
そこには、ユダの役割について、グノーシス派の見解を証明する内容がある。
キリスト教会に、大きな衝撃と論争をもたらすものとなるだろう。
次は「は」
ハバロフ,エロフェイ=パブロヴィチ
17世紀・ロシアの探検家にして起業家。
アムール川を下り太平洋へのルートを探す探検隊を率い、外満州地域の地誌を記録した。
彼の功績にちなんで命名された都市名として、ハバルフスク地方にハバロフスク市、
アムール州にエロフェイ・パヴロヴィチ市が存在する。
「ふ」
フランツ・フェルジナンド
オーストリア皇太子。訪問先のサラエボで、妃ゾフィーと共に暗殺され、
この事件が第2次世界大戦の引きがねとなった。
フランツ・ヨーゼフ皇帝の息子のルドルフが、愛人と心中してしまったせいで
甥のフェルディナンドに皇太子の座がころがりこんだが、結局こういうことに。
次は「ど」
ドン・キホーテ
スペインの作家・セルバンテスの長編風刺小説。前編1605年、後編は1615年に出版。
正式なタイトルは「才気溢るる郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」である。
騎士物語に憧れすぎて現実と虚構の区別がつかなくなった田舎郷士ドン・キホーテと
主人には忠実だが非常に臆病でリアリストな従者・サンチョという二人の旅の様子を、
風刺と騎士道文学のパロディをたっぷり込めてユーモラスに描き出した作品。
「て」
テゼ
フランス中部の村。
1949年にここに、ブラザー・ロジェを中心として、
はじめての「修道生活をするプロテスタント共同体」が出来た。
以後、ここは新教と旧教の和解推進の聖地となり、
多くの集会が開かれて、熱心な参加者を集めている。
次は「ぜ」
ゼゼンゴルリ
欧州 フランス南部 バスク人神話の魔神。 赤い雄牛の姿をしており、
地下世界の住人達を護衛する。
「り」
リッペントロップ
ゲーリング、ヒムラー等と並んで、ヒトラー側近のひとり。
ナチスの外相として、日独伊枢軸を成立させた。
次は「ぷ」
プノツィヒョ
北米 モンタナのシクシカ族(ブラックフット族)神話に出てくる「大地の男」。
大地を統べる者として敬われる。
「ひょ」か「よ」
ヒョンゴン
香港の名の由来。
香木の積出港だったため、香る港=ヒョンゴンと呼ばれた。
「ごん」「n」
ゴンパ
チベット仏教の寺院。
ブータンでは特に政庁や宮殿の機能を兼ねたものをゾンと呼ぶ。
「ぱ」
バーバラ・リー・スミス
19世紀イギリスの女性運動家。
女性の権利のための雑誌「English womans Jounal」を創刊。
婦人雇用促進協会も設立。
「す」
「ぱ」じゃない?
200です。ごめんなさい。
>>199 パトリシア・ライアン・ニクソン
成人前に両親を失い、働きながら高校と大学を卒業。
卒業後はタイプ・速記の教師となり、リチャード・ニクソンと結婚し、
ファーストレディーとなる。
大学時代、ちょっとだけ映画にも出演していた。
「そん」「n」
ソン=サン派
カンボジア元首相、ソン=サンが結党した政治勢力。
ポルポト政権が追放された後、亡命先のパリから帰国したソン=サンにより、
反ベトナムで目的の一致したポル=ポト派、シアヌーク派と和合、三派連合を結成した。
「は」
ハンアニム
朝鮮の王宮において、成人式前の女官の名称。
三つ編みを束ねた髪がトレードマーク。
「む」
ムッツヒンタン族
北米 南西部部族アパッチ族の、大平原部族シャイアン族による呼び名。
「たん」
ムアン
マヤ暦の第15月。
カカオ栽培者の月で、エク・チュアフ神に黒っぽいぶち犬が捧げられた。
「あん」か「n」
アンフォラ
古代のギリシアを中心に作られた、頸部に二つの取っ手を持つ陶製の壺。
多くは縦長で、底部が円錐状に尖ったものは土に刺して立てるため。
酒など液体の運搬時には横に寝かせて並べて割れにくくする特色も。
「ら」
「たん」からだよ
ライラ・ハリド
1970年にイスラエルのエルアル航空機をハイジャックして、
「ハイジャックの女王」と名を馳せる。
英国で拘束されたが、彼女の奪還のためにBOAC機がハイジャックされた結果、
釈放されて英雄としてパレスチナへ。現在はパレスチナ評議会の議員。
次は「ど」
タントラ密教
インドにおける仏教の最終形態といわれる密教。日本にも伝わり、立川流などを生んだ。
「う」
ウバニシャド
古代インドの哲学。仏教の源流と言われている。
次は「ど」
ドルジニク
ソ連の人民パトロール隊。
民間人で警備隊を編成し、地域の治安を任じられた。
「く」
クラウゼヴィッツ (カール・フォン・クラウゼヴィッツ 1780−1831)
プロイセン王国の軍事思想家。「戦争論」で有名。
「戦争は政治の延長上にある」としている。
次は「ツ」
蔡同徳堂 (ツァイトォンドゥタン)
1882年に開業した上海の薬局。
現在もトップクラスの薬局。
「たん」か「n」。
タングルウッド
マサチューセッツ州の小さな村。1937年から、ボストン交響楽団の
夏の本拠地となり、次第に世界から著名な音楽家が集うようになって、
夏の音楽祭は一大イヴェントとなっている。
セイジ・オザワ・ホールも作られている。
次は「ど」
ドニャ・マリーナ
墨奸・マリンチェのスペイン人からの呼び名。
マリナリ(草)というのが本名らしい。
彼女がいなければコルテスのメヒコ征服もさらに難易度が上がったことでしょう。
「な」
ナスカ
ペルー南部の乾燥地帯。謎の地上絵で知られる。
飛行機からしか全貌を見られない絵は、誰が何のために描いたのか?
宇宙人という説も。
次は「か」
カッ
朝鮮の男たちが被っていた大きな帽子。
馬の鬣と尾で編み、漆を塗って黒くした。
その帽子の大きさは身分をあらわした。
「つ」
辻 政信
旧日本軍参謀。太平洋戦争の仕掛け人のひとり。
戦後、戦犯容疑がかかり、僧に変装して東南アジアや中国に潜伏し、
戦犯解除となる50年まで逃避行。逃走中の記録「潜行三千里」がベストセラーに。
参議院議員になったが、61年に単身で潜入したラオス奥地で失跡したまま行方不明。
次は「ぶ」
ブコビナ
ルーマニア・モルドバ・ウクライナが国境を接する地帯の伝統的呼称。
古代から東西交通の要衝となり栄えたが、独自の国家が樹立されたことはいまだなし。
大国の争奪の的となり、モンゴル、オスマン、オーストリア、ルーマニアと帰属を転々とした末、
今は大部分がウクライナ領。
「な」
ナジ
イムレ・ナジ。ハンガリー首相。
ソヴィエト支配化のハンガリーで1956年の革命を指導したが、
ソヴィエトは軍隊を派遣して、市民の抵抗を戦車で鎮圧。
ナジは捕らえられ、1958年に処刑された。
次は「じ」
ジュルパリ
南米 アマゾン チュピ族の神。 太陽神の不逞の息子。
男だけが支配する世界を創ろうと試みた。
「り」
陸象山(りくしょうざん)
12世紀南宋の儒学者。本名は陸九淵で、象山の号は学問の場とした山の名に因る。
主観的、直感的な万物観を柱とする「心即理」の思想を確立、
客観的、主知的な「性即理」を唱えた朱熹と激しい議論を繰り広げた。
宋代、元代には朱熹の朱子学が隆盛し、陸象山は失意のうちに病没したが
明代になってから「陽明学」として王守仁により大成されることになる。
「ざん」「n」
ザンクトガレン修道院
スイス、ボーデン湖畔の村にある。612年にアイルランドの修道士ガルスがつくった
この 修道院は、中世には、学問の総本山としてヨーロッパにその名を轟かせた。
特に修道院付属の図書館は有名で、8〜11世紀にかけて多くの書物が収集された。
次は「いん」または「n」
インディクティオ
ローマ帝国が15年ごとに実施した財産査定更正制度。
ケンスス(国勢調査)と並ぶ、課税のための全国調査の二本柱。
「お」
オレンジ家
オラニエ家とも。1815年以降続く現オランダ王家。
シンボルカラーのオレンジ色は、国旗の三色のうちの一つにあしらわれた(現在は赤に)。
独立戦争を率いたウィリアム(ウィレム)公が名高い。
「け」
わ!オレンジ公ウィレムが出てきてうれしい。
暗殺されちゃったけど、「沈黙のギョーム」と呼ばれたあの方の
冷徹な美貌に惚れてます!
では続いて ケント公ウィリアム
現エリザベス二世の叔父。ジョージ六世の弟。
当時ヨーロッパ王族第一の美女と言われたギリシャのマリナ姫と結婚したが、
第2次大戦中に、飛行機事故で死亡。
次は 「む」
ムイングァ
北米 ニューメキシコの定住農耕民 ホピ族の農耕の神。
トウモロコシなど、作物を発芽させるのはこの神である。
「ぐぁ」か「あ」
アムチトカ島
現在の米国・アラスカ州、アリューシャン列島中部の島。
先住民アレウトが海獣猟と漁撈を営んでいた。
18世紀にロシア領になると毛皮用のラッコ猟基地が置かれた。
日本では、大黒屋光太夫一行が漂着した島として知られる。
冷戦時代には地下核実験場となり、島民は全員移住。現在は無人島に。
「か」か「う」
カイバル峠
ヒンドゥークシュ山脈越えの要衝。
古代から中央アジアとインド世界を結ぶ交易路が通っていた一方、
アレクサンドロス軍を始め、ウマイヤ朝からムガール帝国に至るイスラム諸王朝が
インドへの侵入口として通過した軍事上の要害でもあった。
「げ」
ゲッベルス
ナチス・ドイツの最高幹部の一人。はじめは文筆家として党の機関誌を編集していたが、
ナチス党員としては数少ない大卒のインテリであったことも手伝い、とんとん拍子に出世、
党のベルリン支部長を経て、世論操作と文化統制を統括する宣伝相に就任した。
ユダヤ人排斥を旨とした刺激的なマニフェストを、マスコミを利用して効果的に宣伝、
ナチスの支持票を増大させ、ヒトラー政権の成立に多大な貢献をする。
1945年、ベルリンが陥落すると、終戦を待たずしてヒトラーとともに自決した。
「す」
スワデシ
ガンジーが提唱した、インド独立運動の一環としての国産品愛用運動。
特にインドの特産品だった綿花の分野において大規模な運動が展開された。
政治的独立を目指す「スワラジ(自治)」と並び、経済面の独立を勝ち取る基礎を築いた。
「し」
白州次郎
財閥御曹司。英国留学でキングズイングリッシュを完璧にマスターし、
終戦直後に吉田茂に信頼されて、進駐軍との交渉にあたった。
日本人離れした容姿と清廉さ、マッカーサーを怒鳴りつけたほどの豪胆さで、
進駐軍からも「従順ならざる唯一の日本人」と敬意を払われた。
妻は白州正子。
次は「う」
義禁府(ウィグムブ)
朝鮮で謀反や汚職など、重要な犯罪を裁判し、刑罰を決めていた部署。
死刑が決まった罪人に、毒を渡すのもこの部署。
「ぶ」
ブディ・ウトモ
蘭領ジャワで結成されたインドネシア独立運動組織。
組織名は「至上の徳」「素晴らしき努力」の意味。
1908年、日露戦争の勝利に触発され発足。オランダ当局の弾圧を経ながらも
戦後のインドネシア独立を遂げる人材を輩出した。
結成された5月20日は、現在「国民覚醒の日」として祝日に定められている。
「も」
モヒカン族
19世紀、北米のクーパーという白人作家が「最後のモヒカン族」という小説で創作した、
架空のインディアン部族。マヒカン族とモヘガン族をごっちゃにして作ったものらしい。
両部族はおかげで、白人政府との交渉ごとで、「お前らは絶滅したんじゃねえのか」という
扱いを受け、いまだに迷惑している。
「かん」
モーゼ
エジプトで奴隷とされていたユダヤ民族を率いて、イスラエルの地へと脱出。
紅海はふたつに割れて彼らを通過させ、追っ手のエジプト軍は閉じた海に飲まれた。
モーゼはシナイ山の上で神と契約を結び、十戒を授けられた。
40年間の放浪の果てに、約束の地にたどり着いたとき、
モーゼは同胞たちに川を渡らせ、自身はひとり砂漠へ戻って、そこで果てた。
次は「ぜ」
>236
カンタベリー物語
14世紀イギリスのチョーサーが書いた
アンソロジーっぽい小説。
「り」
リトル・アメリカ
南極大陸・ロス氷棚に築かれた米国調査隊の基地。
のちに五度にわたる南極遠征を指揮することになるバード大佐が
1929年に建設。1959年まで米国の地質・気象・生態系調査を担ってきた。
「か」
海東諸国紀(かいとうしょこくき)
14世紀李氏朝鮮の申叔舟が、成宗の命を受けて編纂した書物。
海東諸国(日本の本州・四国・九州・壱岐・対馬と琉球国)の
実測図と国情・国交の沿革、およびそこからの使者の接待規定が記された。
室町期における日朝国交史を研究する上での大前提となる史料である。
「き」
キシェレムコング
北米 マンハッタン近辺に原住したレニ=レナペ族(デラウェア族)の、創造神。
「ぐ」
グネビア
アーサー王の王妃。
彼女が騎士ランスロットを愛してしまったために、
この三角関係が円卓の騎士たちの亀裂を招いた。
次は「あ」
安龍福(アンヨンボク)
17世紀朝鮮の漁民であり軍人。
鳥取藩主に「竹島は朝鮮の領土」と認めさせたと主張した。
現在も竹島(独島)問題のキーパーソン。
「く」
クマル・テギン
ホラズム帝国の将。第7代スルタン、アラー・ウッディン・ムハンマド2世の縁戚。
首都ウルゲンジがモンゴル帝国の攻撃を受けたとき
ムハンマドをはじめとするスルタン一族はカスピ海方面へ逃亡したため、
代わってウルゲンジ防衛の総指揮を取る。
が、指揮官同士の仲間割れやモンゴル軍の猛攻に苦しみはやばやと降伏、
指揮官を失ったウルゲンジは、義勇軍の善戦も虚しく半年後に陥落した。
「ぎん」「n」
ギンドリ
アフリカ コンゴの最高神。 生死を司り、薬草をもたらす。
「り」
李昭皇(り・しょうこう)
ベトナム史上唯一の女王。
李朝大越国の第九代王にして陳朝の初代皇后。
夫の陳氏により王位を簒奪され李朝は滅亡、陳朝の樹立を見る。
実子に恵まれず、その後離縁されるが、李王族は彼女と姉以外全員皆殺しにされた。
「う」
ウォルター・ラレイ
エリザベス1世の寵臣。女王がぬかるみの道にさしかかった時に、
さっとマントを脱いで道に敷いて、女王の寵を得た、と言われる。
海賊船団をひきいてイギリスに巨富をもたらしたが、
結局ロンドン塔に幽閉されて斬首刑に。
「い」
イングマ
欧州 フランス南部のバスクの神。 悪夢をもたらす意地悪い夢魔である。
「ま」
マイモニデス
12世紀スペイン出身の哲学者。アラビア名はイブン・マイムーン。
ユダヤ教徒だったため、これを迫害するムワッヒド朝から逃れるべく放浪、
アイユーブ朝の領土であるカイロに定住し、生計を立てるため医師となる。
患者の貴賎や宗教を問わずに治療をしたため名声を博し、サラディンの侍医も務めた。
「不決断者の手引」など著書も多く、アルベルトゥスらに大きな影響を与えている。
「す」
スクローダナ
お釈迦様の父、浄飯王の弟。
白飯王。
「な」
スタニスラフスキー (1863−1938)
ロシアの俳優・演出家。
彼の実践的でユニークな演技理論の集大成は
「スタニスラフスキー・システム」と呼ばれて、
今なお演技者たちの基礎技法とされている。
次は「い」
ナイタカ
カナダ ブリティッシュコロンビア オカナガン湖周辺部族に伝わる、同湖に棲息する水の精。
エスキモーで言うパルライユック、ヌートカ族でいうハイエトリックと同一と見られる。
「か」
火龍出水(カリュウシュツスイ)
宋代から明代にかけて開発された水上兵器。
筒から龍の頭部をかたどった弾丸を撃ち出し、
目標地点近くでその龍の口に仕込まれた火矢を発射する、というもので、
これは世界初の多段式ロケットであると言われる。
水面から1メートルを水平方向に、およそ1.6キロ前後の射程を誇った。
「い」
イツクィントリ
アステカ暦の第10日。
ナワ語で犬の意。
「り」
リンドバーグ
1927年にはじめての大西洋横断飛行に成功。時代の英雄となる。
著書「翼よあれがパリの灯だ」は世界的ベストセラーに。
長男が誘拐殺害された事件では、犯人とされた男が処刑されたが、
真相はいまだに謎。
リンドバーグ自身が過失で死なせたのを、誘拐に偽装したという説も。
次は「ぐ」
グアノ
もとケチュア語。海鳥の糞が堆積して鉱石化したもの。
燐や窒素を豊富に含み、南米太平洋岸では先スペイン期から天然の肥料として重宝され、
内陸の山岳地帯にまで交易でもたらされた。
このためインカ帝国の皇帝は海鳥の捕殺・卵の濫獲を禁じる勅令を発したほど。
「の」
農桑輯要(のうそうしゅうよう)
元代の司農司・暢師文らがフビライ・ハーンの命を受けて編纂した農業書。
典訓・耕墾・播種・栽桑・養蚕・瓜菜・果実・竹木・薬草・孳畜の10門からなり、
「斉民要術」を基底に広く古今の農書を参看、その重要箇所を採録し、
さらに補足の形で新しい記事を書き加え、簡にして要を得た善本と称される。
「う」
ウパマナ
お釈迦様の子供の一人。
ラーフラとは異なり仏教教団から離れた為
詳しいことはわかないそうな。
「ナ」
ナラサナーヤカ
ヴィジャヤナガル王国・トゥルヴァ朝の太祖。
サールヴァ朝太祖ナラシンハの戦友であり、彼の没後は摂政として辣腕を振るうが
その権勢をナラシンハの王子二人に疎まれ、それぞれから暗殺者を送り込まれる。
しかし手違いから逆に二人の王子が暗殺されてしまい、ナラサナーヤカが王位を得ることになった。
彼の次男・クリシュナデーヴァラーヤの治世にヴィジャヤナガル王国は最盛期を迎える。
「か」
カンダハル
アフガニスタン南部の主要都市。アレキサンダー大王の東征の際に
「王の都市」を意味するアラビア語の「イスカンダル」とされたが、
その後、パシュトゥン語で「カンダハル」と呼ばれるようになった。
次は「る」
ルース・ケエリコラニ
ハワイ王国・カメハメハ大王の孫にあたる。
英語が苦手で王族としてはほぼ最後の古代ハワイの神々を信仰していた。
御体重は100sを越えていたそうな。
「に」
ニーニャ号
15世紀にコロンブスの新大陸航海へ参加した船団のうちの一隻。
排水量60dのキャラベル船。船名は船長のホアン・ニーニョにちなんだもの。
3次にわたる新大陸発見の航海に耐え抜き、通算航行距離は地球一周に匹敵する。
新大陸発見500周年を記念し、1992年のセビリア万博で復元された。
「にゃ」か「う」
263 :
世界@名無史さん:2006/05/01(月) 11:22:14 0
娘娘信仰(にゃんにゃん信仰)
中国の土俗宗教。娘娘とは宮中で皇后をさす言葉だったといわれる。横浜関
帝廟では、毎年旧暦の10月19日を地母娘娘の聖誕祭として、祭典を行っ
ている。
「う」
うどんげ 優曇華
伝説の植物。3千年に一度だけ花が咲き、その時は如来が姿を現すと言われる。
「竹取物語」のかぐや姫は、3人の求婚者に迫られて、それぞれに難題を出した。
「うどんげの花」「ツバメの子安貝」「龍の首の玉」。取って来た者の妻になると
言ったが、求婚者は誰も生還できなかった。
次は「げ」
265 :
世界@名無史さん:2006/05/01(月) 20:56:26 0
ゲルマニア
ローマの歴史家タキトゥスの著作
当時のゲルマン人の社会・生活を
知る上での第一級の資料である
「あ」
アウグスブルグ
周辺で採掘される銀や銅が莫大な富をもたらし発展した。
フッガー家の拠点。
「ぐ」
グナイゼナウ
プロイセンの軍人
シャルンホルストと共に参謀本部制度の生みの親とされる
ワーテルロー(ラ・ベル・アリアンス)の戦いのときのプロイセン軍参謀総長
「う」
烏丸(うがん)
内モンゴルの東部に勢力を持っていた遊牧民族。
前206年ごろに匈奴によって滅ぼされた東胡の後裔といわれる。
はじめ匈奴に、匈奴が南北に分裂してからは漢に服属していたが、
120年ごろに漢が衰えると独立、匈奴と結んでしばしば漢の北辺を侵した。
207年に曹操によって討伐、解体され、漢(魏)や鮮卑の支配下に組み込まれた。
「がん」「n」
269 :
世界@名無史さん:2006/05/01(月) 23:57:24 0
運命
幸田露伴の名作。明代初期、太祖洪武帝の後を継いだ孫の建文帝と、甥の永楽帝
の抗争を描いた作品。両者の争いは結局永楽帝が勝利。3代目の皇帝に即位した
なお建文帝は、南京で宮殿に火を放って自殺したといわれるが、一説によると、
僧侶に化けて雲南方面に逃走したとも伝えられている。
「い」
ガンダーラ
パキスタン北西部。1−5世紀に仏教美術が栄えた。
古代ギリシャとインドの文明がこの地で出会って、特異な美意識を創造、
世界ではじめての仏像が造られた。
次は「ら」
ラ=リータ族
北米 大平原部族コマンチ族の、同じく大平原部族ポーニー族による呼び名。
「た」
タシケント
ウズベキスタンの首都。
「石の都市」の意。
中国の古名は石国、中世イスラムではチャチャタシとよばれていた。
「と」
トンコンコ族
北米 北部大平原部族シクシカ族(ブラックフット族)の、大平原部族カイオワ族による呼び名。
「黒足」の意。シクシカ(黒足)族は、黒いモカシンを履く習俗があったので、そう呼ばれる。
「こ」
コドゥミ
朝鮮の王妃が儀式のときにかぶったカツラ。
珊瑚や翡翠、真珠がつけられ、髪形は大きな蝶のよう。
重さは20〜30s。
「み」
ミダス
ギリシャ神話の人物。「王様の耳はロバの耳〜」の王様。
「触れるものをすべて金に換えてください」と神に願って、
自分の娘を金の像に変えてしまったのもミダス王。
「す」
崇禎暦書(すうていれきしょ)
明代の暦法書。中国を訪れたアダム・シャールらの宣教師から
優れた西洋の暦法を学んだ徐光啓が、宣教師たちと協力して作り出した。
明代には施行されなかったが、のち清代になってから
西洋暦を採用する際の重要なモデルとなった。
「しょ」「よ」
ヨエタハ族
北米 南西部のナバホ族の、同じく南西部のアパッチ族による呼び名。
またはユタハ族。 「ユテ族の縄張りのそばに住んでいる連中」の意。
「は」
ハドリアヌス
ローマ皇帝
五賢帝の一人に数えられる
イギリスに残るハドリアヌス城壁にその名を残す
「す」
スレブレニツァの虐殺
ボスニア内戦末期の19957月11日、ボスニアの炭鉱町スレブレニツァで起きた住民虐殺事件。
イスラム教徒のモスレム人が大半を占める同市を包囲、男性約7800人を市内各地で虐殺して埋めたとされる。
第2次世界大戦後の欧州で最悪とされる虐殺事件となった。
「つ」
対馬事件(つしまじけん)
1861年、ロシアが日本の対馬を占領しようと画策した事件。
ロシア軍艦のポサドニック号が、対馬付近を測量する名目で芋崎浦に停泊、
船体修理作業と偽って永住施設を建設しはじめた。
対馬藩はこれに抗議したが、ロシア側は退去の条件として永久租借権と警備権を要求、
容れられないながらロシアの武力を恐れる藩と幕府はイギリスに泣きつき、
これに応じたイギリス公使オールコックが対馬に2隻の軍艦を派遣して退去を迫る。
あわや対馬を舞台とした英露戦争の勃発か、と危惧されたが、
1ヶ月に及ぶにらみ合いの末食料不足でポサドニック号が退去、事件は落着した。
「けん」「n」
ケンタウロス
ギリシャ神話の半人半獣の神。
ケンタウロス族は智恵と弓矢に優れ、
星座の「ケンタウロス座」は、半人半馬の射手の姿をしている。
「す」
ススフナン
マタラム王国3代スルタン・アグンが名乗った称号。
マレー語で皇帝の意。
「なん」か「n」
スワード,ウィリアム
米国、リンカーン大統領政権期の国務長官。
当時としても破格の720万ドルでロシア帝国から露領アラスカを購入。
世論は国費の無駄遣いと批判し「スワード長官の巨大野外冷蔵庫」とアラスカ購入を揶揄した。
その後、同州でゴールドラッシュが勃発、一転汚名を返上。
「ど」
284 :
282:2006/05/04(木) 23:00:38 0
おっとと・・・
>>282から:
南燕(なんえん)
五胡十六国時代の王朝の一つ。
鮮卑の慕容部の慕容徳が建国、華北に勢力を張った。
劉裕率いる東晋に攻められ、2代12年で滅亡。
「えん」
エンタリ=ロンノン族
北米 東部部族 チェロキー族の、ワイアンドット族による呼び名。
「山の人々」の意。 チェロキーは目下北米で最大級の人口を誇るインディアン部族。
「のん」か「n」
ノンカイ
タイ北東部、メコン川を挟んでラオスとの国境に位置している都市。
現在でも人と物が集まる交易・交通の要衝であり、
その経済性と軍事性から古来よりしばしば戦争の舞台となった。
特に、14〜18世紀ラーンサーン王国とアユタヤ王国による争いでは
数年おきにたびたびノンカイの支配権が移り変わったことで知られる。
秋になると、科学的に説明不能な火の玉がメコン川から飛び出す怪奇現象、
「ナーガの火の玉」を見ることができる都市としても有名。
「い」
イマレット
イスラム社会の救貧院。
モスクに併設されることが多く、給食所を設けて孤児や貧者へ炊き出しを行なった。
運営費は富者からの寄進で賄われていた。
歴代王朝のスルタンや貴族が設立したものも多数現存する。
「と」
288 :
松田巌:2006/05/05(金) 22:47:35 0
虎、虎、虎
旧日本帝国軍の真珠湾奇襲の際の暗号。真珠湾奇襲については第2次対戦中、
帝国軍の数少ない作戦成功例の一つとも言われているが、一方でアメリカル
ーズベルトは、事前に日本側の暗号を解読していたという説もある。
「ら」
ラスコー
フランス西南部ドルドーニュ県モンティニャック近郊の,ラスコーにある
旧石器時代後期 の壁画を有する洞窟遺跡。1940年に発見された。
「こー」または「う」
拘娑羅(コーサラ)
インド、ウッタル・プラデーシュ州の北東部に位置していたといわれる王国。
アーリア人国家であり、マガダ国の前身・ビデーハ国のそのまた前身にあたる。
仏教成立時代、近隣に存在した16の王国のうちでは最も有力な国であり、
当時の国王プラセーナジトも釈迦の説教を受けた仏教信者であったことで知られる。
「ら」
ラティフンディウム
古代ローマの大土地所有制度。
ラテンアメリカでは現代でも同様の制度を称している。
「む」
292 :
世界@名無史さん:2006/05/06(土) 09:58:19 0
うむ……マッカーサのやろう。
天皇とマッカーサのツーショット写真を見て、歌人斉藤茂吉がおもわずもらした
言葉。
>>291から
ムーレイ・イドリース
ウマイヤ朝出身、モロッコのイドリース朝の創始者。
バグダッドからモロッコへ移住し、現地のベルベル人勢力の支持を得て
783年にカリフとして即位。
当時の都が「ムーレイ・イドリース」の名を冠して今も残る。
「す」
スレイマン1世 1495〜1566(在位1520〜1566)
オスマン 朝第10代スルタン。オスマン帝国の最大版図をもたらした。
国家管理法としてのカーヌーン を整備したので立法者(カーヌーニー)と呼ばれる。
「い」
韋応物(いおうぶつ)
唐代の詩人。蘇州刺史の任についていた経歴から「韋蘇州」とも呼ばれる。
革新的な詩人が多かった唐代において、逆に質実で清廉な作風の、美しい詩を多く残した。
はっきりした生没年は不明であるが、735年頃に生まれたこと、
かつ835年にはまだ官職についていたことは判明しており、大変な長命であったと思われる。
「つ」
ツァイスマ族
北米 ネバダ原住のワショー族の、北東マイドゥ族による呼び名。
「ま」
マイダーネク
ナチス占領下のポーランドで、アウシュヴィッツに次ぐ
大規模な絶滅収容所があった場所。
「く」
クイリナリスの丘
ローマ七丘のひとつ。伝説上の建国者ロムルスが昇天しクイリヌス神となったことにちなむ名。
「ホワイトハウス」「中南海」のように、現在ではイタリア政府を指す代称にも用いられる。
「か」
カチンの森
1943(昭和18)年4月12日第2次世界大戦中、ロシアのスモレンスク郊外 にあるカチンの森で、
ソ連に侵攻したドイツ軍が4321人の虐殺死体を発見した。
ドイツ はこれらの死体はソ連軍に虐殺されたポーランド軍将校らのものだと主張。
ソヴィエトは否定したが、戦後その事実を認めた。
ポーランドで反ソヴィエト活動が起きるのを予防するための粛清だった。
「り」
李耳(り・じ)
道家の祖、老子の本名。字は耽。
李世民に始まる唐帝室も、李耳の末裔を自称していたが実態ははてさて。
「じ」
十八史略(じゅうはっしりゃく)
元代、曽先之が編纂した史書。
「史記」「漢書」から「新五代史」までのいわゆる「十七史」に、
「続資治通鑑長編」「続宋編年資治通鑑」などの史料を加えて「十八史」とし、
三皇五帝の時代から南宋滅亡までの約4000年の歴史を簡潔に要約した。
原本は2巻であったが、のち明の陳殷らが7巻に加筆、
中国の史書・群書を読む上での基礎的文献として現在も広く読まれている。
「く」
302 :
世界@名無史さん:2006/05/08(月) 11:07:49 0
クシャトリヤ
現在のカースト制に繋がるバラモン教の4姓制度で2番目に高い位
構成員は王族と武人である
「や」
ヤーヴェ
ユダヤ教の唯一神。Yahve。ヤーウェ、エホバ、などとも称される。
キリスト教でも、旧約聖書に登場する神はヤーヴェと呼ばれている。
「え」
英布(えい・ふ)
秦末・前漢初期の武将、淮南王。現在の安徽省生まれ、庶民の出。
秦代に法を犯して入墨の刑を受けたため、通称「黥布」とも。
始皇帝陵の工事現場に送られたが脱走、陳勝→項羽→劉邦、と主君を変えて武勲を挙げた。
漢建国後に韓信ら功臣が次々粛清されるのを見て恐れ、自ら蜂起。
高祖親征の軍勢に破れ、最後は農村の民家で庶民に殺害された。
「ふ」
訓育尚宮(フニュクサングン)
女官見習いの少女たちを教育した女官。
朝鮮の王宮において。
「ぐん」か「n」
フランコ
スペイン総統。1936−39の内戦で、各国からの義勇軍に支援された反フランコ勢力を
ヒトラーの支援を得て徹底的に弾圧して勝利。終身元首となり、ファシスト独裁政権を維持した。
1975年の死後、スペインは王制に復古。
「こ」
307 :
世界@名無史さん:2006/05/09(火) 01:03:41 0
コロンビア大学
佐藤ゆかり衆議院議員、歌手うただひかる、某球団監督婦人等の母校。
百済(クダラ)
朝鮮にあった王朝、新羅・高句麗・百済の三国志はあまりにも無名
日本人には、気づいたら滅んでた程度の認識しかされていない
「ら」
ラーマーナンダ
15世紀インドの宗教家。当時の南インドで隆盛していたヴィシュヌ信仰を
クリシュナ信仰が主流だった北インドに持ち込む。
易しい言葉と概念を用い、カーストを問わず全ての人々に布教したため、
その影響力は大きく、北インドに一大センセーションを巻き起こした。
「だ」
>>305から:
郡県制
中国・日本・朝鮮・ベトナムなどで布かれた地方統治制度。
全国を郡、さらに県に細分し、中央から派遣された官吏が行政・司法を執行するもの。
秦代に始まり、漢代に完成。以降州や道が加わる王朝もあった。
「い」
夷堅志(いけんし)
宋代、洪邁が編纂した奇異本。
中央の権力争いに敗れ、地方に左遷されることの多かった洪邁が
その間に各地の民間伝承を収集、それを各題目に分類したもの。
体裁が小説に近く、史料としての信憑性には乏しいが、
それでも当時の社会風俗を記した史料の絶対数が少ないため貴重なものである。
「し」
シトカ
露領アラスカ〜米国アラスカ州の旧州都。
1808年に露米会社がノボアルハンゲリスク市を建設、のちにシトカと改称。
ラッコを主とする毛皮交易の莫大な富で栄え、「太平洋のパリ」と呼ばれた。
その後米国へアラスカが売却された後も、1906年にアンカレッジへ移転するまで州都の地位を務めた。
「か」
科挙 かきょ
随以後清時代末までおこなわれた、世界最古の高等文官資格試験。
熾烈な競争で知られ、試験地獄の代名詞になっている。
「よ」
悦口資湯(ヨルグジャタン)
朝鮮の宮中の代表的な料理。
真ん中に煙突がある鍋に、牛肉スープを入れ、
牛・魚・鮑・海鼠・蛤などを五色に配列し煮込む。
「たん」「n」
タンネンベルク
東プロイセン南部の湖沼地域。第1次世界大戦中の1914年8月、
ドイツ軍のヒンデンブルグ将軍の巧みな作戦で、ここに誘導されたロシア軍が
包囲殲滅された戦いで知られる。
「く」
クオネアツハトカ族
カナダ ヌートカ族の支族の一つ。 バンクーバー島の北端付近に原住した。
「か」
カルトゥーシュ
古代エジプトの王名表。王の名をヒエログリフで刻み、廻りに囲みをつけた
装飾的護符。
「ゆ」
ユタライェ=ルヌー
北米 ウィスコンシン原住のキカプー族の、ワイアンドット族(ヒューロン族)による呼び名のひとつ。
「湖の周りに住む部族」の意。 キカプー族は白人の圧迫を受けて19世紀頃から南下を始め、
部族は分散。 メキシコとの国境にまで達して、現在もそこで暮らす一派がある。
「ぬ」
ヌビア
アフリカ大陸スーダンの北東部、ナイル川の東に広がる砂漠地帯。
古代エジプトの支配化にあった頃、ヌビア王国は奴隷や穀物を提供していた。
歌劇「アイーダ」はこの王国の物語で、ヒロインはヌビアの王女。
「あ」
アウラジ
「アリラン」の故郷といわれる川。
“二つの流れが出会う”という意味で、太白山脈のふもとにある。
恋人に会うためにこの川を渡ろうとした乙女が溺れ死んだ・・・
という伝説がある。
「じ」
ジル・ド・レ 1404−1440
フランスブルターニュ地方ナントの貴族。フランス元帥。百年戦争のオルレアンの
戦いにおいてジャンヌ・ダルクに協力し、「救国の英雄」呼ばれた。
しかし、居城に少年たちを誘拐して虐殺を繰り返し、吸血鬼とされて火刑に処せられた。
「青ひげ」のモデル、とも言われる。
「れ」
レセップス
19世紀フランスの外交官。
エジプト総督サイード・パシャの知見を得てスエズ運河の開削権を獲得、
スエズ運河会社を設立し、1869年にスエズ運河を完成させた。
さらに中米のパナマ地峡にも運河の建設を計画、フランス・パナマ運河会社を設立し
1878年にはその開削権も獲得、その三年後には着工にまで入ったが、
地形の起伏が大きすぎることや黄熱病の流行などで難行、資金不足で断念した。
「す」
スランバイルプフルグウィンギフロゴゲールクウィルンドロブフルスランティシリヨゴゴゴク
英国・ウェールズのアングルジー島の村。ウェールズ語で
「赤い洞窟の近くに立つ聖ティシリオ教会のそばの渦巻く急流に接した白いハシバミの咲く窪地の町の教区にある聖メアリー教会」の意味。
もとはスランバイル村だったが、ウェールズの吟遊詩人ジョン・エヴァンズが現在の名を命名。
村おこし目的ではあったが、今や世界最長地名のギネス記録に。年間25万人の観光客が訪れる名所となった。
「く」
くーくらっくすくらん(KKK)
アメリカの白人至上主義秘密結社 詳しいこと書いたら殺されるから書きませんよ。
蘭亭序(らんていじょ)
晋代の文人で「書聖」と称された王羲之の行書。
蘭亭(浙江省紹興県)に王羲之、孫綽ら一流名士が流觴曲水の宴を会したとき、
その場で累計27人の詠んだ詩賦をまとめた「蘭亭集」、
そのうち王羲之がはしがきを加えた部分のことを特に指して「蘭亭序」と呼ぶ。
書聖・王羲之の作品のうちでも名作中の名作といわれる。
「じょ」「よ」
ここ、面白いね!
>>323 知らなかったよ。覚えて自慢したいから、
どこでどう切って発音するのか教えてほしいな。
で、続き。
ジョーレス
ジャン・ジョーレス 1859−1914
フランスの社会主義者。ドレフュス事件批判や社会党結成に活躍。
第1次世界大戦の勃発を阻止しようと、対独協調を主張したが、
開戦の前日に暗殺された。
「す」
327 :
323:2006/05/13(土) 23:14:05 0
アルチュフ帝国
女真族王朝・金の自称。女真語で「黄金」の意味。
明代末にはアイシンと転訛。「愛親覚羅」姓の語頭部も同じく金を意味する。
「ふ」
フルプ=ムニ
北米 カリフォルニヤ中部 ミウォーク族の一派、渓谷ミウォーク族のうち、
平原支族に属するバンドのひとつ。 サクラメント川の東側に原住。
「に」
ニセイ
日本語「二世」より。米国やカナダで出生し、教育を受け、市民権を有する日系人の子。
北米生まれでも日本で教育を受けた者は「キベイ(帰米)」と称された。
「い」
331 :
326:2006/05/14(日) 20:07:25 0
>>323さん、
いやぁ〜面白いねぇ!!ウェールズ語なんてはじめて聞いた。
これを真似するのは至難の技だが、ぜひ挑戦して、「自慢の特技」にしようっと。
インドシナ
旧フランス植民地時代のヴェトナム・ラオス・カンボジア3国の総称。
「な」
ナジーブ
12〜13世紀ホラズムの医学者。
軍医を務めていたため、モンゴル帝国の侵攻の際に捕縛・処刑された。
著書「病気の原因と徴候」は、のち17世紀に完成するイスラム史上最高の医学書
「アクバルの医学」の原本の一つとなる。
「ぶ」
ブルータス
「お前もか!」
「す」
スダオン
須陀シ亘。
仏教の聖者の第一段階。
「おん」か「n」
オンフルール
フランス、ノルマンディ地方の港町。
旧港の風景が印象派の画家たちを魅了して、多くの名画の題材となった。
「る」
ルクレチア・デルフェデ
ルネッサンスの画家アンドレア・デル・サルトの絵画のモデル。
彼のほとんどの絵でモデルをつとめ、美と清純と献身の象徴となった。
実際の彼女は激しい気性で、恋人毒殺の疑いもあった。
そんな彼女に翻弄されながらも、アンドレアは彼女を愛した。
「で」
デツェカヤア族
北米 大平原部族 アラパホー族の、南部平原部族 カドー族による呼び名。
「犬を食う連中」の意。 「アラパホー」は、ポーニー族の言葉で「貿易者」の意とされる。
「あ」
アーマド・ウル・ムルク
ホラズム帝国の宰相。スルタン・ムハンマド2世を補佐する。
モンゴルの大西征を受けるとイラク方面への撤退を進言、
首都ウルゲンジに籠って抗戦すべきと主張する王子・ジャラールと対立した。
結果、ムハンマド2世はアーマドの意見を容れて逃亡、当地で客死することになるが、
アーマドの進言はイラクを故郷に持つアーマド自身の私情によるものといわれ、
史書などでもホラズム帝国を滅亡させた張本人の一人として描かれる。
「く」
339 :
世界@名無史さん:2006/05/16(火) 23:01:03 0
クアトロチェンコ
イタリア語で400。1400年代のイタリア・ルネッサンスの
最盛期を意味する。
「こ」
340 :
世界@名無史さん :2006/05/16(火) 23:24:40 0
コペルニクス
15世紀、ポーランドの天文学者。地動説を唱えた人物。
「ス」
341 :
世界@名無史さん:2006/05/16(火) 23:56:31 0
スパルタクス
・古代ローマ共和国シチリア半島で起きた剣闘士・奴隷の大規模な蜂起のリーダー格。
・ローマ史上最大の奴隷反乱と言われている。
・反乱を取り上げた映画も存在する。
また「ス」w
スクラエルィンガー
カナダの狩猟民族エスキモーの、スカンジナビア人による呼び名。「ちびども」の意。
「が」
ガレノス
2世紀ローマの医師。古代において、ヒポクラテスに次ぐ大医師であったとされる。
動物解剖による実証的な医療を重視し、その技術と知識を集大成した
「ガレノスの医学書」は、以後17世紀に至るまでヨーロッパ・アラビアに絶大な影響を与えた。
残存している訳本は、9世紀のイスラム言語学者・フサインによるアラビア語版が原本である。
「す」
344 :
世界@名無史さん:2006/05/17(水) 17:08:02 0
スキピオ
・大スキピオと呼称される。
・古代ローマの名門出身の軍人。将軍。
・紀元前202年ザマの戦いでハンニバルを破る。その功績により「アフリカヌス」の称号を得る。
・後に元老院改革に着手するグラックス兄弟の外祖父にあたる
「オ」
オスマン
オスマン・ベイとも。ルム・セルジュクから独立し、オスマン朝を建てる。
「マン」「ン」
饅頭(マントウ)
三国時代、蜀の宰相・諸葛亮が、洪水を鎮めるため人柱を川に沈める、という
悪習を改めさせるべく考案した料理。いわゆる肉マン。
小麦粉で練った皮に羊の肉を詰めて、人間の頭大に成型して蒸し上げ、
それを川に投げ入れたところ、見事川の氾濫は静まったという。
のち祭壇に捧げる供物となり、人々の口に入るようになった。
なお、現在中国で「マントウ」といえば具のない中華蒸しパンのことであり、
肉マン・中華マンを指す場合は「包子(パオズ)」という語を用いる。
「う」
347 :
世界@名無史さん:2006/05/17(水) 20:05:30 0
ウィルヘルミナ
オランダ女王。1898年に18才で即位。
第2次大戦中はドイツに占領され、イギリスに亡命。
1948年にユリアナに譲って退位した。
オランダは現ベアトリクスまで3代女王が続いている。
「な」
ナセル
1952年、クーデターによってエジプトの全権を掌握。
1953年、王制を廃止し、汎アラブ主義の理想を掲げる。
スエズ戦争で、スエズ運河の権益を勝ち取り、1958年にシリアと統合しアラブ連合を結成。
しかし1961年、シリアは離脱、さらに1967年、第3次中東戦争で大敗。
1970年、失意のうちに52才の若さで急死する。
後継大統領には、副大統領を勤めていたサダトが就任する。
「る」
ルーサー・フィルモア
19世紀末のワイオミングの女性。
暴力事件が多発し、ある女性が「女性が投票すれば法と秩序が回復する」と
議会を説得。
翌年、女性として初めて投票したのがルーサー・フィルモア。
このことがきっかけでワイオミングは女性が参政権を持つ、最初の州になる。
「あ」
350 :
世界@名無史さん:2006/05/18(木) 00:03:12 0
アユタヤ
タイ北部の旧都。1350−1767年にシャム族の統一王朝が置かれた。
1610年代には、山田長政がこの王朝で重用されていた。
ビルマ軍により滅亡。
「や」
耶律塔列(やりつとうれつ)
12〜13世紀、契丹出身で西遼に仕えていた有力豪族。
契丹族を糾合し、ホラズムや金国という共通の敵を持つチンギス・ハーンに合流した。
陳瞬臣氏の歴史小説「耶律楚材」においてはチンギスのブレーンの一人となり
モンゴルの大西征をリードする非常に重要な役割を演じているが、
それはフィクションで、モンゴルに合流した後の動向は史書に記されていない。
「つ」
352 :
世界@名無史さん:2006/05/18(木) 19:31:05 0
ツチ
ルワンダ・ブルンジ地域に15世紀頃から居住する部族。
同地域に16世紀に流入したフツ族と、共生していたが、
植民地支配下での分断統治策によって憎しみを煽られ、
以来、度々大虐殺が起きている。
「ち」
「知恵の書」
カトリック教会と東方正教会で旧約聖書に含めている書物の一つ。「ソロモンの知恵」とも称される。
しかしプロテスタントでは含まず、ユダヤ教でも外典扱い。
内容分析から前一世紀頃にアレクサンドリアで編纂されたと考えられている。
「しょ」か「よ」
354 :
世界@名無史さん:2006/05/18(木) 22:18:23 0
ヨシオ・ビサリオメヴィッチ・ジョガンビリ
20世紀最大の独裁者の一人。さて誰のことでしょう?
355 :
世界@名無史さん:2006/05/18(木) 22:24:13 0
次は「り」です。
|┃三 , -.―――--.、
|┃三 ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
|┃ .i;}' "ミ;;;;:}
|┃ |} ,,..、_、 , _,,,.. |;;;:|
|┃ ≡ |} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;|
|┃ | ー' | ` - ト'{
|┃ .「| イ_i _ >、 }〉} _______
|┃三 `{| _;;iill|||;|||llii;;,>、 .!-' /
|┃ | ='" | < ageレスが続くとロクなことが起きん!
|┃ i゙ 、_ ゙,,, ,, ' { \
>>354をマガダン収容所へ送れ!
|┃ 丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ≡'" ̄ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-
|┃ ヽ、oヽ/ \ /o/ | ガラッ
>>353から
小スキピオ
前二世紀のローマの武将、スキピオ・アエミリアヌスの通称。
第二次ポエニ戦争を指揮した大スキピオと区別するための呼称。
第三次ポエニ戦争でカルタゴを滅ぼしたほか、イベリア半島制圧も成し遂げた。
「お」
オバデヤ
旧約聖書に登場する小預言者の一人。
紀元前7〜6世紀の人。
預言書「オバデヤ書」に登場し、前586年のエルサレム陥落戦役で戦ったとされる。
「や」
ヤガン=ヌキー族
北米とカナダにまたがり原住する、カヌー民族クーテネイ(クツナザ族)を構成する、
七つの支族のうちひとつ。「低地クーテネイ・バンド」ともいう。「岩が立つところの人々」の意。
「き」
金萬徳(キムマンドク)
18〜19世紀に生きた済州島の女傑。
良家の出身だが孤児となり、妓生に売られる。
妓生引退後、済州島の港の宿を経営。
宿経営と妓生時代の人間関係を活かし、朝鮮半島と済州の流通ルートを支配する。
済州が飢饉におちいった際、すべての財産を処分し、島民を救う。
王は彼女に褒美を与えようとするが拒否し、金剛山観光を希望する。
当事、済州の女性は島外外出が認められていなかったが、
特別な計らいで旅行を許される。
「く」
クルト・フォン・シュライヒャー
ドイツの軍人・政治家。
ヒンデンブルク大統領のもとで、信頼を得て国防軍の有力将軍となる。
1932年6月に成立したパーペン内閣で国防大臣。
1932年12月1日、首相に就任(〜1933年1月)。
国防軍を使ってナチスとヒトラーを押さえ込もうとしたが失敗。
政界から引退していたが、1934年のヒトラーの粛正「長いナイフの夜」に
巻き込まれ、1934年6月30日夫妻ともども自宅で銃殺される。
「や」
耶律大石(やりつたいせき)
西遼国の建国者、徳宗(天祐帝)。遼国の太祖・耶律阿保機から見て8世の子孫。
もとは学者として翰林院に進んでいたが、1122年、金国が遼の首都・燕京に侵攻、
時の遼国皇帝・天祚帝が逃亡してしまい新帝の擁立にも失敗したため、
燕京陥落の寸前に耶律大石は外蒙古方面へ脱出、契丹族を糾合して王を称する。
が、金国の圧力を受けたためさらに西進、トルキスタンに入り、
当時ウイグル族が抑えていたベラサグンを奪取、ここで皇帝に即位した。
「き」
共産党宣言
1848年、二月革命直前にマルクスとエンゲルスが起草した、
共産主義者同盟の理論的・実践的綱領。
「万国のプロレタリアよ団結せよ!」と結んでいる。
「げん」または「n」
玄宗(げんそう)
中国唐王朝、六代目皇帝。在位は712年〜756年。
睿宗の子。治世の前半は開元の治と呼ばれる善政で唐の絶頂期をもたらす。
晩年は、愛妃楊貴妃に溺れ、安史の乱を引き起こし、唐王朝衰亡の遠因をもたらす。
「う」
ウィココモコ族
北米 メリーランド原住のナンチコーク族の支族の一つ。ウィココモコ川流域に原住。
「こ」
コーラノキ
カカオと同じアオギリ科の樹木。ギニア湾岸が原産地。
種子はコーラナッツと呼ばれ、意識亢進・強壮の効能があり、古くから医薬・幻覚剤・嗜好品として用いられた。
13世紀以降、イスラムがサヘルに浸透を始めると、飲酒に替わる嗜好品として遠方まで輸出された。
米国の某清涼飲料水メーカーが種子エキスを用いた清涼飲料水を発明。原料の名を商品名に冠して世界中に普及した。
「き」
キリキア
紀元前のアナトリア南東部に栄えた古代王国。
後にローマの属州とあり、現在はトルコ領。
「あ」
アンシアン・レジーム
ancien regime フランス語で「旧制度」を意味する。
大革命以前の専制社会を指す。
「む」
ロシアの作曲家
Modest Petrovich Mussorgsky
1839年03月21日〜1881年05月28日
「ロシア5人組」(ロシア国民楽派のバラキレフ、ムソルグスキー、キュイ、コルサコフ、ボロディン)の1人
代表作は交響詩「禿山の一夜」、ピアノ曲「展覧会の絵」など
「き」
368を書いたものですm(_ _)m
Mussorgsky=ムソルグスキー
上記のふりがなを忘れていました。
ごめんなさいm(_ _)m
キタヌマンケ
北米 北ダコタのマンダン族の7つのバンドのうちひとつ。 マンダン族はアースロッジと呼ばれる
土饅頭型家屋に住み、ミズーリ上流に定住したが、1953年の白人によるダム建設で、
その居住地はほとんど失われた。
「け」
荊南(けいなん)
五代十国時代の王朝の一つ。現在の河南省一帯を版図とした。南平・北楚とも。
唐を滅ぼした朱全忠の節度使だった高季興が独立し建国。
中原の交通の中央に位置したため、経済は栄えたが軍事面では近隣国の脅威に晒され続けた。
北宋の太祖が南征の通路確保を口実に駐屯、そのまま占領され、5代56年で滅亡。
「なん」
南島巡航記(なんとうじゅんこうき)
1893年に井上彦三郎と鈴木経勲が共同で著した、ミクロネシアへの巡洋貿易記録。
東京府の後援を受けた貿易商人・田口卯吉による商会の船が、
1890年ごろからグアム、ヤップ、パラオなどへ貿易巡航した際の模様を綴る。
当地の風土や人々の生活を図柄入りで紹介したガイドブック風の体裁をとっているため、
当時のミクロネシアにおける市民生活を知るうえで重要な史料となっている。
「き」
気味尚宮(キミサングン)
朝鮮の王室で、王が食事する前に毒見をする女官。
ベテランの女官で、味覚・臭覚が優れているものが選ばれた。
王の隣に位置し、一口食べてから王に食事を渡す。
「ぐん」か「n」
軍閥
中国の地方に割拠した軍事的支配勢力。
とくに清末期以後に大きな勢力を持った。
袁世凱、張作霖らが有名。
「つ」
ツハナハレ
北米 南西部 ナバホ族のアナイェ(悪霊)のひとつ。 羽根を持った怖ろしい人喰いの怪物。
「れ」
レールモントフ 1814−1841
ロシアの作家・詩人・軍人。進歩的インテリ。
「現代の英雄」の著者。
支配当局に睨まれ、仕組まれた決闘で27歳で殺された。
「ふ」
ファラディ
1791年9月22日〜1867年8月25日。
イングランドの物理学者・化学者。
ベンゼンを発見(1825)、塩素の液化に成功(1823)、
続いて二酸化炭素、アンモニアの液化、ベンゼンを発見(1825)。
謙虚でつつしみ深かったため、ナイトの叙勲、王立協会会長職も辞退し、
兵器としての毒ガス製造依頼の仕事もきっぱり断っている。
「い」
イレデンティズモ
トリエステなど、未回収のイタリア(イタリア・イレデンタ)を
オーストリアから本領回復しようとした運動の総称。
1866年に国王の面前で起こった数千人規模のデモを筆頭に、
インブリアーニやガリバルディら愛国者による活動も含まれる。
「も」
モチ・コウォフ
ユカタン半島カンペチェ州になるマヤの交易都市・チャンポトンの指導者。
エルナンデス・ゴルドバの侵略を撃退した。
「ふ」
フランドル
ベルギーの地方、ネーデルランドの東南部。
早くから工業が発達、16・17世紀には欧州の織物業の中心地として
繁栄を誇った。フランドル派の絵画でも有名。
「る」
ルドルフ・シュタイナー
1861年2月27日 - 1925年3月30日。
アントロポゾフィーあるいは霊学の創始者。
オーストリアのドイツ人鉄道員の子供としてハンガリー(現在のクロアチア)で生まれる。
神秘思想家、建築家、教育学者でもあった。
ドイツ語圏では、まずゲーテ研究者としてスタートし、1900年代から神智学協会で活動していた。
後に、協会幹部との方向性違いにより1912年に同会を脱退、同時に自ら人智学協会を設立した。
「な」
ナイチンゲール 1820−1910
英国の看護婦。クリミア戦争での従軍体験から、
国際的看護組織の必要を説き、後の赤十字設立に
貢献した。
「る」
ルグ
ケルト神話に登場する神の一人。英語読みではルー。
ダーナ神族(のちミレー神族との戦いに敗れてアイルランドを追われ、
常若の国ティル・ナ・ノーグへ移って妖精に変ずる種族)の太陽神。
長い腕でケルト四神器の一つ・魔槍ブリューナクを振るう猛将であるほか、
医術、魔術、発明などあらゆる才能に秀でる。
ケルト神話における英雄、クー・フーリンの父親でもある。
「ぐ」
384 :
世界@名無史さん:2006/05/22(月) 20:51:25 0
グレゴリー歴
現在世界で用いられている太陽暦。
1582年、教皇グレゴリウス13世が
ユリウス歴を改定して作った。
日本では1872年(明治5年)に採用。
「き」
キシン
南米 マヤの神。 地震の神である。 地下世界の神キジンの、またの姿。
「n」
386 :
世界@名無史さん:2006/05/22(月) 23:21:21 0
ノートル・ダム Notre Dame
フランス語で「我等の貴婦人」つまり聖母マリアを指す。
各地にこの名の教会が築かれたが、
最も有名なパリのノートルダム大聖堂は1182年に竣工。
ヴィクトル・ユゴーの小説にも描かれた。
「む」
ムバラク・シャー
15世紀デリー・スルタン朝の一つ、サイード朝の第2代スルタン。
ティムール帝国からの独立を宣言したため報復攻撃を受けるが、
逆にこれを撃退、おおいに名声を高めた。
独自の貨幣を鋳造し経済を安定させるなど内政面でも大きな功績があったが、
そのワンマンぶりが祟り、最期は宰相のサルヴァルルムルクによって暗殺される。
「しゃ」「や」
388 :
世界@名無史さん:2006/05/23(火) 19:29:27 0
シャー・ジャハン 1592−1658
ムガール帝国第五代皇帝。兄弟を殺して即位し、この王朝の
最盛期を築いた。愛妻を悼んで築いたタージマハールで有名。
晩年は息子に帝位を奪われ、幽閉された。
「はん」「n」
班超(はんちょう)
AD33年〜102年(建武九年〜永元十四年)中国後漢の軍人。
西域(現在の新疆ウイグル自治区あたり)に匈奴を追って後漢の勢力を広げ、
その後は西域都護として長く西域を保持した。
「虎穴にいらずんば虎児を得ず(不入虎穴不得虎子)」の名言を残す。
「う」
ウツシュアート族
北米 アーカンソー原住のクアポー族(アーカンサ族)の、ワイアンドット族による呼び名。
「野生リンゴ(=カリカ・パパイヤ)」の意。
「と」
トトハ
13世紀キプチャク出身の、フビライ・ハーン子飼いの猛将。
フビライがアリクブカとハーン位継承戦争をしていたときに幕下に加わり、
以降北西戦線を統括、オゴタイ・ハン国のハイドゥによる侵入を防ぎ続けた。
「は」
ハナン=パチャ
南米 インカの人々の天国。 「最も高いところの世界」の意。 正しい魂の持ち主なら
ゆくことが出来る。 また、その際には髪で編まれた橋を渡ってゆかなければならない。
「ちゃ」
チャルトリスキ家
ポーランドで最長の歴史を有する貴族の名門。
ポーランド随一の富裕を誇り、三国分割時代にイザベラの提唱で建設された
チャルトリスキ美術館はポーランド最古にして最高作品を収蔵した文化施設として現在に残る。
「き」か「け」
394 :
世界@名無史さん:2006/05/24(水) 11:45:40 0
景泰帝
中国明朝の第七代皇帝。
諱は祁ト(きぎょく)(トは金偏+玉)。
諡号は景帝。廟号は代宗。
日本では元号を用いて景泰帝と呼ぶ事がほとんどである。
「い」
395 :
世界@名無史さん:2006/05/24(水) 19:25:55 0
イナ・バウアー
フィギュア・スケートで1950年代に3度、ドイツ・チャンピオンになった女子選手。
両足を180度に開いて滑る技術に、彼女の名前がつけられている。
トリノの金メダルで有名になったが、荒川選手は独自に後ろに反りかえる技を組み合わせて
「荒川レイバック・イナナウアー」を編み出したもので、本来のイナバウアーは足の
形だけの技。
「あ」
イブン・サイード
13世紀イベリア出身の地理学者。
当時のイスラム世界におけるプトレマイオス地理学研究の第一人者で、
彼の著作をベースに自身の研究結果を加え「大地の縦横の長さ」を著した。
生涯ハフス朝に仕えそのままチュニスで亡くなった、とされるのが一般的だが、
晩年はイル・ハン国の首都タブリーズに招かれてそこで没した、とする説もある。
「ど」
>>395から
アブサロン
12世紀デンマークの僧侶。1177年にルンド大司教となった。
ヴァルデマール1世による城砦建築事業に協力し、私財を投じてバルト海に繋がる港砦を築く。
この砦がのちのコペンハーゲンである。
「ろん」「n」
ロンバルド
ドル
超大国アメリカの通貨
二十世紀の経済史を語る上で無視する経済学者はいないと思われ
「ル」
地名・人名で無いと駄目なんだね。スマン。
ドルゴン
清の順治帝の摂政として辣腕を発揮した皇族
ゴンドロゴ
カラコロム山脈にある峠
>>400 >>1読めれ。世界史関係の語なら基本なんでもOKだお。
五斗米道(ごとべいどう)
2世紀半ば、張陵が創始した道教系の宗教集団。
治病、贖罪を中心にしたわかりやすい教義と
流民にも開放された無料宿泊施設「義舎」の効果で信者を増やし、
215年に曹操に臣従するまでの間、陝西・四川方面に大規模な独立勢力を保った。
「五斗米道」の名は、入信の際信者に米を五斗寄進させたことによる。
「う」
403 :
世界@名無史さん:2006/05/24(水) 23:46:49 0
ウルドゥー語
現代パキスタンの公用語。アラビア文字を使う。
古代インドに侵入したイスラム勢力が持ち込んだペルシャ語と
西北部のヒンディー語が融合した言葉。
「ご」
五代十国時代(ごだいじっこくじだい)
AD907年〜960年
中国の唐の滅亡から宋の成立までの時代。
黄河流域を中心とした華北を統治した五つの王朝(五代)と、
華中・華南と華北の一部を支配した諸地方政権(十国)とが興亡した。
「い」
イブン・ジャマーア
13世紀マムルーク朝のシャーフィー派法学者、大裁判官。
西アジアへ触手を伸ばしつつあるモンゴル帝国に危機感を抱き、
イスラム法を中心においた独裁君主国家の建設を唱える。
著書「ムスリムの国家運営論」において
「君主は軍事的指導者と宗教的指導者を兼ねた人物であるべきで、
その結果として暴君が出現してもやむをえない」と主張した。
「あ」
406 :
世界@名無史さん:2006/05/25(木) 20:33:33 0
イサク
旧約聖書のアブラハムの息子。
80歳を越して、神の恩寵で授かったひとり息子を、神は「生贄に捧げろ」と命じて
アブラハムを試した。彼が息子を殺そうとした時、その忠誠を認めた神は、
アブラハムの子孫の繁栄を約束した。イサクはユダヤ12部族の租となった。
「く」
クラウゼヴィッツ
言わずと知れた「戦争論」の著者。
プロイセンの軍人でシャルンホルストの薫陶を受け対仏戦争に参加。
士官学校校長時代に戦争論の原形を著している。
1831年、グナイゼナウの参謀長として赴任するが同年コレラで死去。
翌年、遺稿集が夫人の手により刊行され、軍事思想家としての名声を不動の物とした。
「つ」
>>405から
アンドレイ・ルブリョフ
14世紀モスクワ出身のイコン画家。ウラジミール聖堂の壁画を制作した。
代表作に「トロイツァ(聖三位一体図)」がある。
「ふ」
フッレム
スレイマン大帝の寵愛を一身に受け奴隷から皇后に上り詰めた女。
我が子を皇位につけるため陰謀をめぐらし
スレイマン死後に始まるカドゥンラール・スルタナトゥ(女人政治)が
始まるきっかけを作り、オスマン帝国衰退の種をまいた。
「む」
フリードリヒ2世 1194〜1250
シュタウフェン王朝の神聖ローマ皇帝にしてシチリア王
「玉座の最初の近代人」と評されるほどの文化人であったが
イスラム文化に傾倒し教皇庁との対立で結果的に自らの王朝を
衰退に陥れた「300年早いルネサンス君主」
「い」
411 :
世界@名無史さん:2006/05/25(木) 21:39:41 0
怡親王胤祥
清朝の皇族
雍正帝の信頼が厚かったため、
死後に名が允から胤へ戻された。
「い」
↑訂正:次の文字は「う」です。
>>409から
ムータミン
ファティマ朝に仕えた黒人宦官。宮廷内で強い発言力を持っていた。
サラディンが宰相となり辣腕を揮い始めたためその失脚を企てるが、
これを察知したサラディンは先手を打ち、逆にムータミンを暗殺した。
「みん」「n」
414 :
世界@名無史さん:2006/05/25(木) 21:45:12 0
>>413から
ミンダウガス
リトアニア大公。
ドイツ騎士団の東方進出に対抗すべく諸部族を統率しリトアニア統一を達成
1246年に大公となった。
モンゴル族の騎馬戦術導入や歩兵の重武装化により軍事力を強化
政略面でも宿敵・ドイツ騎士団の逆利用を試みて1253年にはキリスト教に改宗し
ドイツ人の植民を許容したが、この政策は当時多神教国家だったリトアニア国内では不評で
騎士団との邂逅も果たせずに終わった。
結局武力衝突を避ける事は出来ず1260年には騎士団を破りキリスト教を破棄
アレクサンドル=ネフスキーと同盟している。
文武に優れた英傑であった反面、独裁傾向が強く親族も容赦なく排除したので彼らの恨みを買い
1263年に暗殺された。
「す」
スタロ族
西カナダ サリシ海岸のフレーザ川流域に原住する、十を超える狩猟採集民部族の
集合体としての名称。
「ろ」
ローズ・オニール・グリーンハウ
南北戦争時の南軍の女スパイ。
ワシントンの一流ホステスのキャリアを活かし、スパイに転身。
50人からなるスパイ網を指揮した。
投獄され釈放されたあと、支援を得るためイギリスに渡るが、
帰路、嵐に見舞われ溺死する。
「う」
417 :
世界@名無史さん:2006/05/25(木) 23:43:04 0
ロスチャイルド
国際的ユダヤ人金融資本家。ナポレオン戦争中に巨万の富を蓄え、
その後、一族が世界の金融界を支配し続けている。
「ど」
>>416から
ウルバン
15世紀ハンガリーの技術者。
史上類を見ない巨大な火砲の設計図を携え、
ビザンツ帝国に仕官と兵器開発を申し出るが、資金不足を理由に断られる。
この話を聞いたオスマン帝国のメフメト2世が破格の報酬をもって彼を招聘、
のちに完成した火砲はコンスタンティノープルの城壁を木っ端微塵に破壊した。
「ばん」「n」
ドイツ農民戦争
1542年、バイエルンを除くドイツ全土で起こった農民の大規模な反乱
「う」
バンガ
アフリカ 北コンゴのングバンディ族の、清水の神。
「が」
ガッタメラータ
15世紀イタリアの傭兵隊長。
フィレンツェや教皇庁への仕官を経て1434年にベネチアに仕官すると、
ヴィスコンティ家との戦いで名を挙げ、最終的には総司令官にまで出世、
元はパン屋の息子だったという立志ぶりから庶民的人気を博した。
ルネサンス彫刻の大家・ドナテロによる「ガッタメラータ将軍騎馬像」が有名。
「た」
422 :
世界@名無史さん:2006/05/26(金) 10:25:04 0
タゴール 1861−1941
インドの思想家・文豪。アジア最初のノーベル文学賞受賞者。
独立運動の思想的指導者でもあった。
「る」
ルントシュテット
1875年12月12日〜1953年2月24日
ドイツの軍人。
陸軍元帥として、第2次世界大戦中活躍する。
戦後は、戦犯として収監されるが、病気を理由に1949年に釈放。
「と」
トーガ
古代ローマ上流階級の衣装
「ガ」
ガマラ
帝位につくことなく没した元朝最初の皇太子・チンギムの子。
父に似てモンゴルでは珍しい文人タイプであり、「通鑑」を愛読していたという。
父の没後は弟のテムルが皇太子に指名されるが、
ガマラも祖父フビライ・ハーンの寵愛を受け、
梁王に任ぜられて雲南地方の統治を一任された。
「ら」
ラテラノ宮殿
ローマに建つ教皇の住居。現在は博物館。
この宮殿で五次にわたり開かれたカトリック総会議「ラテラノ公会議」の議場ともなった。
「でん」
田続(でんぞく)
三国時代・魏の将。
鍾会と姜維のクーデター失敗後、鍾会の讒言による幽閉状態にあった
トウ艾・トウ忠父子が子飼いの軍勢によって助け出されるが、
司馬昭の腹心・衛カンの命を受けた田続がこれを追撃、斬殺した。
「く」
428 :
世界@名無史さん:2006/05/26(金) 23:35:57 0
クフ
エジプト古王国第四王朝の王。
ギザにある3大ピラミッドの最大のものが彼の墳墓。
「ふ」
フチ=ワツィ=ヤ
北米 北東森林部族ワイアンドット族(ヒューロン族のこと)の、星の精霊。
すばる星の中に住んでいる。
「や」
ヤハウェ
ユダヤ教の唯一神
「え」
エドワード2世
13〜14世紀のイングランド王。英主として名高いエドワード1世の四男。
無能で、酒色に溺れ、奸臣である恋人(男)の跋扈を許し、
父王がようやく制圧したスコットランドの大部分もロバート・ブルースにより回復される。
平民議会の発言権増大を止められず王権を縮小され、貴族諸侯にも見放され、
ついには王妃イザベルと息子(のちのエドワード3世)に軍を派遣され捕らえられた。
最期は幽閉中に自然死したとも、
肛門に焼け火箸を突っ込まれて(同性愛者への処刑法)死んだともいわれる。
あのジョン欠地王を差し置いて「イングランド史上最低の王」との呼び声高い。
「ど」「い」
ドラクマ
古代から現在まで続くギリシアの貨幣単位。
語源は「つかむ」。1ドラクマが矢一握りの値段に相当したことに由来する。
「ま」
網巾(マンコン)
朝鮮の男たちが髷の髪を押さえるために使用した鉢巻のようなもの。
王のものは刺繍・石の飾りつき。
「こん」「n」
コンコード・コーチ
19世紀に米国で盛んに作られた客用・貨物用馬車。
悪路走行にも耐える頑丈な造りが特長。
西部開拓では駅馬車や開拓農民の移動に欠かせなかった。西部劇映画でおなじみ。
「ち」
長徳(チャンドク)
15世紀に朝鮮の済州島にいた医女。
主に歯の名医だったらしく、彼女の死後、
王は『彼女の技術を受け継いだものを探せ』と命令している。
「く」
クロード・モネ
フランス印象派の巨匠
「ね」
捻軍(ねんぐん)
太平天国に呼応して淮北地方の各地で起こった義勇軍・革命軍の総称。
清朝による税の収奪に、高利貸による搾取も加わって窮乏を極めていた農民が中心となり、
1853年、太平天国軍の北進に呼応する形で蜂起した。
1855年にはすべての捻軍が連合、張楽行を盟主とし、清軍に対抗した。
はじめは清朝から差し向けられた湘軍を破るなど呵成な勢いを示したが、
1862年にサンゴリンチン将軍による蒙古騎兵の急迫戦法を受け、張楽行が戦死。
敗勢に転じたところへ李鴻章らの攻撃を受け、1868年には完全に鎮圧された。
「ぐん」「n」
軍話(ぐんわ)
海南島に分布する中国語の方言の一つ。北方方言・西南官話に属する。
もとは辺防のために華北から派遣された屯田兵が現地の非漢民族と通婚し変成したもの。
「軍話」の名はこの経緯に由来する。
明代以降の発音を留め、現在も島内に約10万人の話者人口を保つ。
「わ」
ワルドー派
ヴァルド派とも。中世キリスト教の一宗派。
南仏・リヨンの商人ワルドが1170年に創始した。
「は」
440 :
世界@名無史さん:2006/05/29(月) 00:21:09 0
ハドリアヌス 76−138
黄金期のローマ皇帝。五賢帝のひとり。
外征をやめて、国内の治安を優先。
「ハドリアヌスの壁」を作って、北方からの侵入を防衛。
「す」
ストロングボウ
12世紀ウェールズの貴族。本名はリチャード・フィッツギルバード・ド・クレアで
武勇、特に射撃に優れていたためこの愛称で呼ばれた。
ヘンリー2世に請われ、次期レンスター王の位を条件にアイルランド遠征に乗り出すと、
瞬く間に首都ダブリンを制圧、ほどなくしてアイルランド全土を掌握する。
が、そのあまりの強さをヘンリー2世に警戒され、
レンスター領を含むアイルランド全土をイングランドに返上させられた。
「う」
ウラエウス
古代エジプトでファラオが王冠に付けた徽章。
エジプトコブラの姿を象った黄金製の飾り。
王権と宗教権威を象徴した。
「す」
スタヘハニ族
カナダ 西海岸 フレーザ川及びトンプソン川流域の漁猟民、ントラクヤパムック族の
支族のうちひとつ。 フレーザ川東に原住。
「に」
ニジンスキー
ロシアの天才男性バレーダンサー
代表作は「牧神の午後」「薔薇の精」「ぺトルーシュカ」
彼を無視して20世紀のバレーは語れない
「き」
445 :
世界@名無史さん:2006/05/30(火) 00:38:42 0
金瓶梅
中国明代の人情小説。作者不祥。世相の裏面を活写。
「天下第一の淫書」と言われて清代には禁書、戦後日本ではベストセラー。
「い」
イマ族
北米 アーカンソー原住のクアポー族(アーカンサ族)の、カドー族による呼び名。
集落の名から採られた名らしい。
「ま」
イサパ文化
前200〜50年頃にメキシコ/グアテマラ国境地帯を中心に栄えた文化様式。
神話の場面を描いたと思われる精緻なレリーフ群が特長。
オルメカ文明からマヤ文明への過渡期的存在とも考えられているが、日付を伴った碑文が乏しく、今なお未詳。
「か」
>>446から:
マシニッサ
古代ヌミディア王国の王。現在のアルジェリア海岸部を中心に支配した。
ローマの支援を受けて地中海南岸の領土拡大に心血を注ぎ、ポエニ戦争でもローマ側に参戦。
最晩年まで親征を繰り返した精力家。 末っ子は彼が84歳の時に設けた。
「さ」
三民主義
革命家・孫文が中国同盟会発足時に掲げた革命の三大根本理念。
民族主義(漢人国家の回復)・民権主義(共和制の樹立)・民生主義(地権の均分化)。
講演記録は同名の著書「三民主義」として編纂されている。
「ぎ」
ギルガメッシュ叙事詩
ウルク王ギルガメッシュの冒険伝説物語。
楔形文字で記録されている。
「し」
シチリア島上陸作戦
1943年7月9日、英米連合軍がイタリアのシチリア島で実行した作戦。
すでにドイツはスターリングラードで降伏、
日本もガダルカナルを失い、枢軸側の敗勢が濃厚になる中遂行された。
本来はイタリア本土への上陸決戦の前段階として実行された作戦であったが、
シチリアに連合軍が上陸した、との報を受けたイタリアは、王室を中心に
反ムッソリーニでまとまり、一気に降伏・連合側での参戦に雪崩れ込むことになる。
「せん」「n」
452 :
世界@名無史さん:2006/05/30(火) 23:04:45 0
セント・バーソロミューの虐殺
最近ではサン・バルテルミの名称が一般的か。
1572年8月22日に、改革派中心貴族のコリニーが襲撃され負傷し、
その二日後の聖人バーソロミュー(バルトロマイ)の祝日の日、
真相解明を求め集まった改革派貴族ら、数千人が犠牲になったと言われる。
コリニーも犠牲者の一人だった。
「つ」
453 :
世界@名無史さん:2006/05/31(水) 00:14:47 0
ツェッペリン
ドイツの伯爵。20世紀初頭に飛行船の開発に着手、
はじめての飛行船による航空路事業を開始した。
ツェッペリン型飛行船は時代の主流となった。
「りん」または「n」
臨済義玄(りんざいぎげん)
9世紀、唐代の僧。臨済宗の開祖。
黄檗希運に師事して印可を受け、今の河北省にある臨済寺を本山に臨済宗を開いた。
「そもさん」「せっぱ」と公案を遣り合いながら禅問答を行う、
座禅を組み警策で叩かれて悟りへ近づく、など
いわゆる「禅」のイメージの多くは臨済義玄の教えがベースになっている。
「げん」「n」
455 :
世界@名無史さん:2006/05/31(水) 11:09:51 0
玄宗 685−762
唐第六代皇帝。明君とうたわれ、繁栄を誇ったが、
楊貴妃に溺れて民心を失い、安史の乱で都を追われて、
翌年退位。
「う」
456 :
世界@名無史さん:2006/05/31(水) 15:02:33 O
ウンキャル・スケレッシ条約
トルコ分割の秘密条約
玄宗はもうろくした老害のよい例アヒャ
457 :
世界@名無史さん:2006/05/31(水) 16:36:53 0
クメール・ルージュ
ポルポト派政権のカンボジアとかそんなかんじ
ユリア BC39〜AD14
初代ローマ皇帝アウグストゥスの一人娘
不倫を繰り返す彼女の子供達が皆
夫アグリッパに似ているのを不思議がる人に
「浮気するのは妊娠中だけ」と説明した合理的精神の持ち主
「あ」
460 :
世界@名無史さん:2006/05/31(水) 23:39:48 0
アグリッパ
ユリアの哀れな夫。
勇将であったことよりも、稀代の淫婦の夫として、
歴史に名を残した。
「ぱ」
パガナヴォ族
北米 大平原部族 シャイアン族の、ショーショーニー族とコマンチ族による呼び名。
「縞模様の矢」の意。
「ヴォ」または「ぼ」
sage進行で行きましょう・・・
パレストラ
古代ギリシアの体育訓練場。
特にレスリング養成所を指した。
「ら」
>>461から:
ヴォラピュク語
1879年頃に案出された国際語の一つ。
ゲルマン系語彙を基礎に、原則他単音節の語根と8母音を特徴とした。
19世紀末に国際普及活動が展開されたが普及せず。
使用者は少数ながら現存する。
「ご」
五賢帝
帝政ローマに安定と繁栄をもたらした五代の皇帝の称。
即位順にネルヴァ、トラヤヌス、 ハドリアヌス、アントニヌス・ピウス、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの五人。
帝国版図に「ローマの平和」と呼ばれる絶頂期を現出した。
「い」
イベリア半島
ヨーロッパの半島
かつてはイスラム教国が栄えていたが
レコンキスタによりキリスト教圏となる
「う」
ウルツサハリ
モンゴル語で「長鬚」の意味。
チンギス・ハーンが耶律楚材に付けた愛称。
「り」
467 :
世界@名無史さん:2006/06/01(木) 23:25:39 0
リヴィングストン 1813−1873
英国の伝導者・探検家。アフリカ奥地を踏破。
三度目の探検中に行方不明になり、スタンレーに発見された。
「とん」または「n」
____ ________ _______
|書き込む| 名前:| | E-mail(省略可): |sage |
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./
∧_∧ /
( `仝´) / ここに半角小文字でsageと書くんじゃ
( )つ
| │ | ageとるとろくなことはないのは
(__)_) 言われんでもわかれ
東京湾(とんきんわん)
ベトナム北東、中国の雷州半島と海南島に囲まれた湾。
沿岸にベトナムの玄関口・ハイフォンがあり、
また首都ハノイにも近いため軍事的にも商業的にも要衝である。
1964年8月にアメリカ軍によって空爆が行われ(東京湾事件)、
北ベトナムへの絨毯爆撃が強行される起点となった。
「わん」「n」
ワンケル,フェリックス
ドイツの機械技師。
ロータリーエンジンの先駆形「ワンケルエンジン」を発明、内燃機関の歴史を変えた。
現在、画期的な研究・発明をした者への表彰制度「ワンケル賞」が設けられている。
「る」
471 :
世界@名無史さん:2006/06/02(金) 10:29:24 0
>>468 age とるとろくなことはないのは、言われんでもわかっとるが
sage とると、常連オタクしか来なくなるのもわかっとる。
時々はageて、新人を勧誘しとるんじゃ、わかってくれや。
ルードヴィッヒ (2世) 1845−1886
バイエルン国王。ワグナーに傾倒し、芸術と築城に異常なまでの
熱情を燃やし、ノイシュバンシュタイン城を建設させた。
精神異常とされて監禁中に、湖で不審な死を遂げた。
「ひ」
ヒトラー
世界史上最も有名な悪人の一人
ドイツはヒトラーを台頭させた反省から移民や難民に寛大だったが
近年ドイツに寄生する移民や難民に対する反感が強まっている
「ら」
473 :
世界@名無史さん:2006/06/02(金) 23:21:13 0
ライヒシュタット
ナポレオンの息子。母はオーストリー王女マリー・ルイーズ。
誕生すぐにローマ王と称す。後にライヒシュタット公爵、
父の没後はナポレオン2世。
オーストリーに亡命、監禁同様の生活の後、21歳で結核で死亡。
「と」
>>471 言わんとするところはわかるが、そのageの間隔が短すぎる。
月イチぐらいで充分だ。
トージャヤ
ジャワ・シンガサリ王国の第三代国王。
太祖ケン・アンロクと身分の低い側室との間に生まれた庶子であったが、
父から王位を簒奪した異父兄アヌーサパティをクーデタで廃位・殺害、自ら王位に就く。
しかし直後、今度はその異母兄の息子ウィシュヌワルダナに暗殺されてしまった。
「や」
山の老人
イスラム教イスマーイール派の教主の異称。
武装された山上の宮殿を根拠地としていたことに由来する。
フラグが陥落させたイランのアラムート要塞が有名。
「じん」
仁宗(じんそう)
北宋の第四代皇帝。
周辺国牽制のために軍備を増強する一方で
貢ぎ物による懐柔にも力を入れる外交を展開。
内政では「慶暦の治」とも称えられる一方で、重税による経済逼迫の遠因を作りもした。
「う」
ウティカ
現在のチュニジア北岸にあった都市国家。
建設は紀元前10世紀ともいわれ、カルタゴよりも古くからフェニキア人が植民して建国。
地中海交易で繁栄したが、河口の土砂が堆積して海岸が遠ざかったため、ローマ領時代に衰退した。
「か」
カスティリア
イベリア半島に存在したキリスト教国家
イベリア半島最強国であり
グラナダもカスティリアに朝貢していた
カスティリア女王イサベルとアラゴン王
フェルナンドの結婚により両国が合併し
スペインが誕生した
「あ」
アル・ヌワイリー
13〜14世紀の歴史家。マムルーク朝のナーシル・ムハンマドに仕える。
当代の文学をはじめ、歴史学、政治学、さらに一般百科までにおよぶ事項の
集大成である「アラビア文学全集」を著し、主君に献上した。
当書は同時代のイスラム世界を知る上で非常に重要かつ有用な史料である。
「り」
リチャード三世 1452−85
英国王エドワード三世の3男。せむしでびっこで、悪魔の子と母にも疎まれた。
兄エドワード4世の息子二人をロンドン塔に監禁して殺し、次兄も殺して
王位に就いたが、ヘンリー8世に敗れて戦死。
シェクスピアが彼を描いた戯曲は、度々上演されている名作。
「い」
イ=ソンシュ=プ=シェ
北米 大平原部族 シャイアン族の、北部平原部族アプサロケ族(クロウ族)による呼び名。
「しぇ」
シェーンブルン宮殿
マリア・テレジアが建設した宮殿
「ん」
シェーンブルン宮殿は、1695年レオポルド1世が夏の離宮としてハプスブルク家の狩猟の森に建てた宮殿です。
フィッシャー・フォン・エアラッハ設計のバロック様式でした。
マリア・テレジアはこの宮殿を居城にすることに決めて、
ピンクの壁をイエローに塗り替え内装はロココ様式に統一するなどの増改築をおこないました。
マリア・テレジアは改築しただけ。
デンマーク
北欧の小国
首都はコペンハーゲン
著名なデンマーク人はアンデルセン、クヌート大王などがいる
「く」
485 :
世界@名無史さん:2006/06/05(月) 15:22:10 O
クテシフォン
アケメネス朝ペルシャの首都
フォンテーヌブロー
パリ南部に在る城。世界遺産。12世紀のカペー王朝に
森の狩猟館として建てられ、歴代王家が滞在。
ナポレオンもこの城を愛した。
「ろ」
老舎(ろう・しゃ)
中国の作家。満州族出身。ロンドン留学中にディケンズの小説に触発され文壇を目指す。
庶民の生活を描いた長編「駱駝の祥子」「四世同堂」などが代表作。
文化大革命のさなか、紅衛兵の迫害に遭い死去。
「しゃ」
シャンポリオン,ジャン=フランソワ
フランスの古代エジプト研究者。
十を超すオリエントの古代言語を操り、エジプトで出土したラシッド碑文(ロゼッタ・ストーン)を
手掛かりに古代エジプト文字の解読に成功。
念願の現地発掘調査も果たしたが、42歳の若さで惜しまれつつ病没。
「おん」
オン・サン 1915−47
ビルマの政治家。反英運動に活躍。
臨時政府首相となって、独立協定を締結したが、
国粋主義者に暗殺された。
「さん」「n」
サン・フェリペ族
北米 南西部 プエブロ19部族のうち東側(クェレス・グループ)の部族のひとつ。
アルバカーキの北30マイルに村を持つ。工芸品に秀で、部族の宗教・言語を強く保持する。
「ぺ」
ペルガモン図書館
前一世紀、ローマ属州アシアの都ペルガモンに建設された大図書館。
当時、プトレマイオス朝のアレキサンドリア図書館に次ぐ世界第二の蔵書数を誇った。
パピルスを大量購入したため価格が高騰し、一時はエジプトからパピルス輸入を断れらたほど。
代用品として開発された新素材・羊皮紙は、のちに欧州でペルガモンの名にちなんで呼ばれた。(英語parchment等)
「かん」
敢諫の鼓
三皇五帝の尭の宮殿にあったとされる太鼓。
治世に不満のある者は、誰でもこの太鼓を鳴らして意見を訴えることができた。
誹謗の木と共に、中国の理想の政治観を象徴してきた。
「こ」
コヨルシャウキ
アステカ神話に登場する大地と月の女神。「黄金の鈴」と呼ばれる。
不貞の子を身ごもった母親・コワトリクエを兄弟たちと共に誅しようとするが、
逆に生まれてきた子・ウィツィロポチトリによって殺害されてしまった。
「き」
キケロ BC106−43
ローマの政治家・雄弁家。共和制を掩護してカエサルと対立し、
暗殺された。彼の文章はラテン文の最高模範とされている。
「ろ」
ロマノフ王朝
ロシア最後の王朝
南下政策を国策としたオスマン・トルコ帝国の宿敵
19世紀には王室同士が縁戚にもかかわらず
イギリスと対立することが多かった
「う」
ウパニシャッド
古代インドの哲学書。ヴェーダ聖典の一部。
宿命論・懐疑論・唯物論など多彩な思想に充ちた、
東洋の叡智の書。
「ど」
ドークウィブーチ
スノミ・インディアンの神話に登場する、創造と変化を司る神。
愚鈍であり、万物の創造を行ったがあまりにも杜撰であったため、
人間が手直しを加えなければならなかった。
「ち」
チャンドラグプタ
インド初の大中央集権的国家であるマウリア朝の創始者。
在位BC322−297。
「た」
タニシュ族
北米 北ダコタ ミズーリ上流のアリカラ族の自称。 「人間」の意。
アリカラは「鹿の角」の意。 現在、近隣のマンダン族、ヒダーツァ族と
「ミズーリ三大提携部族」を成す。
「しゅ」
春秋時代 BC771−403
周が都を東遷してから、晋国が3分されるまで。
王権が衰え、覇者が乱立した時代。呉王・越王などが有名。
「い」
翼善冠(イクソンクアン)
李朝の王が宮廷内でかぶる帽子。
天に属するという意味で、頂部に羽がついている。
「あん」か「n」
イサベル
カスティリア女王
スペイン建国の立役者であり
グラナダ王国を滅ぼしレコンキスタを完成させた
コロンブスのパトロンとしても有名
イサベルは名君の名に値する女王ではあるが
ユダヤ人を追放し、新大陸から流入する富を活用する手段を
スペインから失わせたことは非難されている
「る」
>501 から
アンドラシー 1823−90
オーストリー・ハンガリー帝国で、ハンガリー出身ながら
外務大臣として抜擢されて活躍。美丈夫の彼に皇后エリザベートがご執心で、
フランツ・ヨーゼフを説得して取り立てたから、とも言われる。
「し」
シャナナ族
北米 大平原部族 ダコタ族(サンテ・スー族)の、南部大平原部族
カイオワ=アパッチ族による呼び名。
「な」
ナワーブ
インドのイスラム社会で名士の尊称。
特にムガール帝国では太守を指す称号。
「ぶ」
ブラーク
アラビア語で「稲妻」の意。イスラム教における伝説上の動物。
戴冠した人間の女性の頭に駿馬の身体、孔雀の翼と尾を持っており、
その目に映る範囲の距離ならば一飛びで駆けるという。
ムハンマドが天に昇るときこの動物に乗っていった、とされる。
「く」
クルップ
ドイツの鉄鋼財閥。帝国時代とナチス時代に、最大の武器業者として、
軍事力を支えた。代表的な「死の商人」。
「ぷ」
プライウェン
アーサー王伝説において、アーサー王が愛用していたとされる聖盾。
聖母マリアの肖像が描かれており、
アーサー王は右手で聖剣エクスカリバー、左手で聖槍ロンをふるいつつ
肩から掛けたこの盾で身体を防御してベイトン山で勝利した。
「うぇん」「えん」「n」
エンナケ族
カナダの狩猟民 エスキモーの、マッケンジー地方のインディアン、
カウチョディンネ族による呼び名。 「敵」の意。
「け」
景教
キリスト教ネストリウス派の中国での呼名。
正当派から異端として追放され、イランその他の西アジアに流伝。
唐代の長安では壮麗な寺院も作られていた。
「う」
ウナミ・ジャーゴン
17世紀前半から19世紀まで北米東海岸で用いられた交易用の媒介言語。
アルゴンキン語族系のレナペ語を母体に英語語彙を取り込んだもの。
英国系の交易業者と先住民の交易の場面で用いられた。英語対訳辞書が現存する。
「ごん」
ゴンファロニエ
原義は「流旗手」。
中世イタリアの都市共和国の長官を指す称号。
「え」
エーラウメル
北米 カリフォルニヤ ユキ族の神。 雷神であり、部族の創造神である。
「る」
ルドルフ
オーストリア皇太子。フランツ・ヨーゼフ皇帝とエリザベートの第三子。
ハンガリー独立派に担がれて皇帝と対立し、窮地に陥った。
マイエルリンクの別荘で、男爵令嬢マリー・ヴェッツエラを道連れに心中した、
とされているが、暗殺説も根強い。
「ふ」
フラガラッハ
ケルト神話の太陽神・ルグが愛用する魔剣。
一般的には英訳版での名称である「アンサラー」のほうが有名。
「報復するもの」という名が冠せられた剣であり、
その刃の輝きを見た敵は自失して誘われるように斬られてしまうという。
「は」
ハル 1871−1955
米国務長官として、太平洋戦争回避のため野村大使と会談中に、
真珠湾攻撃の知らせをうけた。ハル・ノートで有名。
「る」
ルシタニア戦争
前155〜139年に、ポルトガルとスペイン中西部で起こったローマ対イベリア先住民との戦争。
羊飼いから身を起こし、対ローマ戦争を指揮したウィリアトゥスは今も現地の英雄。
最後はローマの賄賂工作に丸め込まれた武臣に捕らえられ刑死。
「あ」か「う」
ウッチ
ポーランド第二の大都市。18世紀までは農村だった。
19世紀に繊維・織物産業で急成長し、工業都市としては世界一の人口密度を誇った。
第二次大戦で徹底破壊されたワルシャワに代わって1945〜1948年に、事実上のポーランドの首都を務めた時期があった。
「ち」
長老派
カルヴィン派の一派。長老によって教会政治を行う。
スコットランドを中心に広まったが、比較的穏健派で、
クロムウェルの独立派と対立した。
「は」
ハイキリ
太平洋 ハワイイ島の神。 雷神である。
「り」
リーブラ
古代ローマの重量単位。約330グラムに相当。
金銀両替による貨幣換算を経て、フランスの旧リーブル通貨、イタリアのリラ通貨の語源ともなった。
重量単位としてはヤードポンド法のポンドを指す記号「£」が頭文字として現代に名残を残す。
「ら」
ライノー
欧州 バスク人の精霊。 嵐雲の精霊オーデイの妹。 霧の精霊であり、
不吉な存在である。 普段は洞窟に潜んでいる。
「の」
ノルマン・コンクエスト
ノルマンディー公ギョームによるイングランド征服のこと
北欧の強い影響下にあったイングランドは
ノルマン・コンクエスト以後はフランスの影響下に入る
フランス王の臣下であるノルマンディー公がイングランド王を兼ねる
事態はフランス・イングランドに抗争の種をまく事になった
「と」
トナカテクウトリ
アステカ神話に登場する創造神の一人。世界の設計を行う。
天地創造の後は、生きとし生けるものに食物を与える神となった。
「り」
リットン調査団
1932年に満州事変を調査するために派遣された、
英国人リットンを団長とする國際連盟の調査団。
日本の侵略を厳しく非難したため、日本は連盟を脱退。
「だん」
団塊
終戦直後のベビーブームに生まれた世代
2ちゃんでは叩きの対象
「い」
>>525から
段玉裁(だん・ぎょくさい)
清代中期の官吏・学者。
貴州省・四川省の県知事を歴任したのち、46歳で任を辞して帰郷、古典研究に専心。
「詩経」「集韻」などから古代中国語の音韻を復元する事業に挑み「六書音均表」を著す。
近代に続く古代音声研究の先駆者となった。
「い」
イストモス祭典
オリンピア祭典と並ぶ古代ギリシアの運動競技会。
コリントスを会場に、2年に1回開催された。
「てん」
天暦
太平天国の公用暦。
一年366年、40年に一回の閏年という置閏法が特徴。
伝統的な中国暦に曜日など西洋暦法の要素を導入する一方で、二十四節季との同期も施されていた洋漢折衷暦。
「き」
キナ
1975年に制定されたパプアニューギニアの貨幣単位。
通貨名はニューブリテン島を中心に五千年前から流通していたシロチョウガイ製の貝貨の名から。
遠くはニューギニア本島の高地部族との交易にまでにまで流通圏が広がっていた。
「な」
ナフタリ
古代イスラエル十二支族のひとつ。始祖はヤコブの六男・ナフタリ。
現在のガリラヤに住んでいたとされる。
「り」
林邑楽(りんゆうらく)
チャンパー王国の雅楽。
南インドの宮廷音楽に起源を持ち、一部西域楽の影響も含まれる。
奈良時代にチャンパーの僧侶・仏哲により日本へも伝えられた。
「く」
クラウ・ソラス
ケルト神話におけるダーナ神族の王、戦神ヌァダ・アーガトラムが愛用した魔剣。
光の剣、炎の剣、不敗の剣などの名を冠する名剣であり、
抜剣した際に放たれる閃光だけで敵は眩惑し戦意を失うという。
「す」
おーー、今日は多彩で面白いね。
この調子なら、ageなくても大丈夫かな。
スタール夫人 1766−1817
フランスの文学者。ネッケルの娘。
大革命で亡命中に、多くの小説・文学論を書いた。
ロマン主義の先駆とされている。
「る」
クーベルタン,ピエール
近代フランスの教育家。
万国平和を目的とした国際規模の祭典として、古代ギリシアの
オリンピア競技会を復活させることを提唱。
近代オリンピックの父と呼ばれる。
「たん」
>>534から
ルネッテ
西洋の城砦建築で城壁の様式の一つ。「三日月形堡塁」とも和訳される。
三日月形・半長円形に前方へせり出した埠頭のような形状が特徴。
「て」
鉄貨
字のとおり鉄製の硬貨。スパルタの鉄串貨から北宋銭、日本の寛永通宝など例があるが、
鉄の錆びやすさが仇となり、近代欧州では戦時限定の代用硬貨の扱いを受けがちだった。
合金・防錆技術の発達により、ユーロセント硬貨3額面に銅コーティングのステンレス鋼が採用されている。
「か」
カトリーヌ・ド・メディシス 1519−89
フランス王アンリ2世の王妃。メディチ家出身。
夫の死後、摂政となり、新教徒を弾圧。
聖バーソロミューの虐殺の張本人。
「す」
スローガン
中世スコットランドの氏族社会で、一族の全員集合を告げる号令の声。
のち合戦の鬨の声をも指し、やがてイングランドに伝わると
「標語、キャッチフレーズ」の意味で世界に知られるようになった。
「がん」
ガンダルヴァ
ヒンズー教に登場する妖精
仏教では帝釈天配下の音楽の神
「あ」
アウカ
インカ帝国がアンティ・スーユ以東のアマゾンの住人を指した総称。
「野蛮人」の意味だったが、薬草や新種の農作物、鳥の羽毛などをもたらす交易相手として欠かせない存在だった。
「か」
会試
科挙の最終試験。
各地方から選抜された挙人を一堂に集めて実施するもの。
会試に合格した者が晴れて官吏登用の道を得られた。
「し」
シレジア
ポーランド南東部・チェコ南部にまたがる地域の古称。
古代から交易路「琥珀の道」が通り、四方へ交通網が通じていたため古くから大国の争奪の的となってきた。
オーストリア、プロイセンと支配者が変わり、第二次大戦時はソ連が占領。
かつての主要な住人だったドイツ系は多くが現ドイツ領へと移住した。
「あ」
アテナイオン
古代ギリシアのアテナイで守護神アテネを祀った神殿。
学問・芸術の守護神でもあったため、図書館が併設されていた。
「おん」
オンモン 諺文
朝鮮の表音文字。1446年李朝の世宋が公布。当時は28字。
現在は母音10字 子音14字を組み合わせて用いる。
「もん」または「n」
モンチュ
エジプト神話に登場する戦神。
ハヤブサの頭に太陽円盤の額飾りを付けた姿で描かれる。
中王国時代から数多くの神殿が作られるなど非常に人気の高い神で、
特に新王国時代には太陽神ラーと同列に扱われるほど重要視された。
「ちゅ」「ゆ」
チュラロンコン大王
タイ国王。タイ近代化の父。
「王様と私」のアンナが教えた皇太子。
「う」
牛島(ウド)
済州島の東にある小さな島。
馬の放牧に使われていた。
「ど」
ドゥホボール派
ロシア正教の一派。18世紀にカフカスで誕生したとされる。
絶対平和主義を貫き、ロシア帝国の圧政と徴兵を拒んで多くの信者がシベリアや国外へ移住した。
ドゥホボール派信者のカナダ移住費用を得るために、賛同者だった文豪トルストイが
作品「復活」の印税を寄付したことでも知られる。
「は」
ハリカルナッソス
現在のトルコ・ボドラムにあたる古代ペルシアの都市。
アケメネス朝の時代に州知事マウソロスが割拠しカリア国の首都に定めたことで知られる。
マウソロスとその王妃アルテミシアの遺体を安置するために造られた
「ハリカルナッソスのマウソロス霊廟」は世界七不思議の一つ。
「す」
スクード貨
16世紀後期から19世紀初期までイタリア半島諸国で流通した金貨・銀貨。
現在のブラジルのエスクード貨もこの流れを汲んだもの。
「か」
カルバリの丘
エルサレム郊外にあった刑場。ラテン語で「頭蓋骨」の意味。
イエスが十字架にかけられた場所。
「か」
553 :
551:2006/06/12(月) 02:14:56 0
失礼、
>>551はブラジル→カーポベルデでした・・・
カレドニア
古代ローマ時代のスコットランドの呼び名。
現代でもハイランド地方のカレドニア高原に名を残している。
「あ」
アンドラーシ
オーストリア・ハンガリー帝国皇后エリザベートの寵臣
自治権を獲得したハンガリーの初代首相
姑ゾフィーがハンガリー嫌いだったため
当てつけにエリザベートはハンガリーをひいきしていたともいわれる
「し」
シーラ・ナ・ギーグ
ケルト神話に登場する、肥沃と豊穣の女神。
有史以来アイルランドでは非常に人気の高い神であり、
15世紀まではあらゆる教会にその姿を模した石像が見られたという。
が、その像はしゃがみ込んで脚を開き、性器を誇示する女性の姿であったため、
16世紀にプロテスタントが伝播すると異端とされ、そのほとんどが破壊された。
「ぐ」
グランド・マドモアゼル
ルイ13世の弟ガストン・ドルレアンの娘
母方から莫大な財産を相続したフランス一の資産家
「る」
ルク=ア=タット族
北米 ワシントン州のクリキタット族の、プヤルップ族による呼び名。
「と」
独脚鬼(トッケビ)
朝鮮で語り継がれている伝説の鬼。
悪役ではなく、ドジでいたずら好きなキャラクター。
キャラは河童やキムジナーに似ている。
「び」
ビッグ・バーサ
第一次世界大戦で用いられたドイツの42センチ口径巨砲。
製造元であるクルップ社の社長夫人ベルタにちなんで命名された。
パリ砲撃戦やベルダン戦線へ投入されたが、巨体が枷となり戦況打開に貢献できず。
「さ」
サンタ=フェ道(みち)
1821年から1880年まで通行された北米大陸東西交易ルート。
ミズーリ州インデペンデンス市からニューメキシコ州サンタ=フェ市を結んだ。
1949年のゴールドラッシュでは大勢のフォーティナイナーズがこの道を通ってカリフォルニアを目指した。
「ち」
チャトー(1854〜1934)
北米 南西部 メスカレロ=アパッチ族の有名な戦士。 ジェロニモ酋長と同盟を結んだが、
のち1884年に白人側について陸軍の斥候となり、ジェロニモ追討に手を貸す。 この件で
1886年には陸軍から勲章を授与されるが、白人政府は彼を裏切って、交戦派のアパッチもろとも
彼をフロリダの収容所送りにした。
「と」
ルストイ (1828〜1910)
ロシアの文豪 伯爵家出身
代表作は「アンナ・カレーニナ」「復活」「戦争と平和」
「復活」の執筆によりロシア正教会から破門される
晩年は夫人との不和に悩まされ、家出中に死去した
慈善家としても著名な人物である
「い」
>562
トルストイの「ト」を消してしまった_| ̄|○
イナンナ
シュメール神話に登場する金星の女神。
月の神シンと偉大なる女神ニンガルの娘で、太陽の女神ウトゥの妹にあたる。
豊穣の女神であり、かつ戦女神でもあるため大衆的人気は随一であった。
この神がバビロニアに伝播してアッカド語に名を変えたのがイシュタルである。
「な」
ナヴァル
スペイン北部の王国。10世紀はじめに建国、13世紀に仏領となり、
14世紀に独立。ナヴァル王アンリ4世がフランス国王となって、
フランスに併合された。
「る」
ルンタ
チベット仏教におけるシンボル的な動物。「風の馬」と訳される。
信徒が家の屋根に掲げるタルチョ(五色の旗)には経文と共に必ず描かれており、
タルチョが風にはためく時、ルンタが風に乗って駆け出し、
世界に仏の教えを広めて人々の願いを天に届けてくれる、と信じられている。
「た」
茶食(タシク)
朝鮮でかつてポピュラーだった蜂蜜の菓子。
鶯の形の茶食は嫉妬を抑え、ホトトギスの形の茶食は愛を鼓舞すると言われた。
妾を迎えいれる儀式の際、本妻は鶯を、妾はホトトギスを食べた。
「く」
「ルンタ」と「タシク」
どっちも知らなかったよ。
風の馬と鶯とホトトギス。とってもステキな話だね!
クロヴィス 465−511
フランク王国最初の王。メロヴィング朝の祖。都をパリに定めた。
篤信の王妃の勧めで受洗。ゲルマン民族のカトリック化の道を開いた。
「す」
スクリップ
1930年代、大恐慌対策として米国の地方自治体が発行した臨時紙幣。
額面はいずれも1ドル未満。賃金支払いや地域産業間の取引を促すために各地で流通した。
現在では地域通貨の元祖ともいわれる。
「ぷ」
プシュラ
ギリシャ神話において、ピサのオイノマオス王が
若いころに父アレスから賜った二頭の名馬のうちの一頭。
鳥の翼を持つ魔物ハルピュイアが飛ぶほどの速さで駆ける、といわれた。
「ら」
ライト自転車店
オハイオ州デイトン市で1895年から1897年まで営業していた自転車修理店。
オービルとウィルバーのライト兄弟が経営。印刷工場も兼ねていた。
仏のリリエンタールの飛行実験のニュースを知り、飛行機開発を決意した場所でもある。
店舗は現在、記念博物館となっており、機材や試作部品が当時のまま保管されている。
「てん」
テンスクワタワ
北米 南東部 ショーニー族の勇士。 「預言者」の意。 有名なテクムセの弟。
白人大統領ジェファーソンの、ショーニー族強制移住と同化の要求に対し、テクムセとともに
徹底抗戦を率いた。
「わ」
ワルシャワ蜂起
1944年8月1日、ソヴィエト軍による解放が迫ったとき、
ワルシャワ市民は武器を取り、ナチス占領軍に対して蜂起した。
しかしソヴィエト軍は国境で停止して蜂起軍を見殺しにした。
凄惨な内戦が63日続き、ワルシャワは壊滅した。
ポーランド支配を容易にするために、敵の手で指導層を一掃させた
ソヴィエトの冷血さに、ポーランド市民は深い恨みと憎しみを持った。
「き」
キビシス
ギリシャ神話において、英雄ペルセウスが魔物メドゥーサを討伐する際
その首を入れて持ち帰るため、泉のニンフ(妖精)から託された袋。
メドゥーサの生首からは強烈な猛毒が滴り落ちるため、
それを通さないキビシスでなければ首を持ち帰ることはできなかった。
「す」
ステットソン
ニュージャージー出身のJohn Batterson Stetson、1830-1906 は、
1865年、フィラデルフィアでブリムの広いカウボーイハットを作り始めた。
今日のカウボーイハットはこれが元になっており、
ステットソンはカウボーイハットの代名詞になった。
「そん」「n」
ナムセ
朝鮮の村ごとに決められていた罰則の一つ。
その人を笑いものにする罰で“笑罰”とも訳される。
往来が激しい場所に下着姿で立たせたり、
顔に鬼のメイクをしたり。
「せ」
セナ
音速の貴公子と呼ばれた伝説のF1ドライバーは、
今は歴史の中の人になってしまった・・・・。
1994年5月1日、サンマリノGPで激突死。
「な」
578 :
世界@名無史さん:2006/06/15(木) 23:36:54 0
良スレだ!ageよう!
ナロードニキ
ロシアの革命的急進主義者の一派。
1870年頃から、学生・インテリが農民啓蒙に努力。
標語は「ヴ・ナロード(民衆の中へ)」だった。
「き」
579 :
世界@名無史さん:2006/06/16(金) 01:06:14 0
キンザイ
マルコ・ポーロの旅行記「東方見聞録」に登場する中国の都市。
現在の杭州市=当時の南宋の首都・臨安府に相当。
名の由来は地方政庁「行在」の江南発音より。
文中でマルコ・ポーロは都の繁栄を「地上の天堂」と絶賛している。
「い」
イベリア文字
前5世紀から後1世紀にかけてイベリア半島地中海岸で用いられた文字。
フェニキア文字の流れを汲むとされるが、音節文字と音素文字の両方の性質を持つ混合表記が特徴。
イベリア半島の先住民・イベリア人の言語を表記した。
解読の結果、音価は特定できたものの、肝心のイベリア語がいまだ正体不明のため発音できても意味は未解明のまま。
「じ」
ジェリード
中東の中世イスラム教国で使われた木製の投げ槍。
実戦武器ではなく、馬上試合で用いられたもの。
「ど」
ドン・ファン・デ・アウストリア
カール5世の庶子
レパントの海戦の英雄
「君達が命を落とそうが生きようが、それは問題ではない。
大切なのは君達が義務を果す事だ。
そうすれば君達は確実に不滅の栄誉を与えられるであろう」
というコリント湾でのドン・ファンの演説は有名
「あ」
アイギス
ギリシャ神話において神々が用いていた盾。
山羊の皮をなめして作られており、ゼウス、アポロンらが愛用した。
英語読みの「イージス」は「イージス艦」の語源である。
「す」
スヌワヴィ
北米 南西部 ユテ族神話の英雄。 熊の精霊と戦い、熊の力の
源である「グム」(炎のメディスン)を水に放り込んで、これを倒した。
「ヴィ」または「び」
ヴィアゲイド
古代イングランドの地積単位。
時代により変異はあるが、1ヴィアゲイド=現代の約30エーカーに相当。
「ど」
ドムフェ
アフリカ ブルキナファソの、クルムバ族神話の神。 水、雨、風の神である。
人間に食べ物の種を与えたのもこの神である。
「ふぇ」
フェンディ(夫妻)
1925年にローマで革製品店を開いた夫妻。
皮のコートがヒットし、一躍イタリア人女性のステータスシンボルになる。
5人の娘が両親の跡を継ぎ、今も一流ブランド。
「でぃ」か「い」
ディド
チュニジアのフェニキア系都市国家・カルタゴを建国したエリッサ女王の現地名。
レバントから亡命してきたため、ベルベル系の現地語で「さ迷える人」と呼ばれたことに由来。
「ど」
ドジゴナセー
北米 北東部 ワイアンドット族(ヒューロン族)の女神。 「平和を運ぶもの」デガニワダの母であり、
セネカ、カユーガ、オノンダーガ、オナイダ、モホーク、タスカローラの六部族をまとめた、イロコイ連邦の
創始者である。処女受胎によってデガニワダを生み、その誕生は全世界に伝令された。
「せ」
セーフリームニル
北欧神話において、アスガルド(神々の世界)に生息している食用イノシシ。
エインヘリャル(アスガルドで戦うべく戦乙女に導かれてきた人間)たちの食事に
その肉がよく饗せられるが、屠殺して食べても翌日には生き返っているという。
「る」
ルース・St・デニス
20世紀初頭に夫とともにダンススクールであるデニショーン学校を設立。
アールヌーヴォー運動と連動し、インド・エジプトなどのエッセンスを
取り入れた指導は後続者に大きな影響を与えた。
「す」
スィームルグ
ゾロアスター教の聖典「アヴェスタ」や10世紀の叙事詩「王書」など、
イランを中心とした中央アジアの伝承に頻繁に登場する神鳥。
鳥の王、あるいは女王であるとされ、人語を話し、強力な神通力と深い智慧を持つ。
慈悲深い性格として描かれることが多いが、「人を捕って食う」と記した文献もある。
「ぐ」
グラナダ
イスラム国家ナスル朝の首都だったスペインの都市
国王の居城だったアルハンブラ宮殿は世界遺産に指定されている
カール五世と妃イサベラはアルハンブラ宮殿で新婚生活を過ごした
「だ」
594 :
世界@名無史さん:2006/06/19(月) 23:28:07 0
ダモクレス
古代ギリシャのシラキューズ王ディオニュソスは、廷臣ダモクレスがあまりに
王位にある者の栄華を称えるので、王座に座らせた。玉座の上には、髪の毛一本で
鋭い剣が吊るしてあった。王位とはそれほどに危険と責任を伴うものである、と
思い知らせた、という故事。
「す」
スラカルタ王国
ジャワ島中部の古都スラカルタを首都としたイスラム王朝。
ジャワ継承戦争によってマタラム王国から分裂した国の一つ。
蘭領時代も自治領として存続が許されたが、戦後のインドネシア独立を契機に
吸収されて王は退位、190年の幕を閉じた。
「た」
タ・ビチェト
エジプト神話に登場する、サソリの姿をした女神。
処女が破爪を迎えたときの出血を司る。
「と」
597 :
世界@名無史さん:2006/06/20(火) 22:36:10 0
トゥルヴァドゥール
11−13世紀頃、南フランスに現れた吟遊詩人たち。
英雄伝説や地域の民話を伝えた。
「る」
ルーレ
ゲルマン民族伝統の管楽器。青銅器時代から用いられていたという。
金属製で、6フィート以上の長さを持った曲線の管を2本組み合わせて音を奏でる。
娯楽用というよりは宗教的な目的に用いられていたとみられ、
祭壇などから発掘されることが多いほか、絵画や石碑にも頻繁に描かれている。
「れ」
レビラト婚
古代ユダヤ社会の婚姻制度。嫂婚(そうこん)とも称される。
夫が先に死んだ時、夫の兄弟が寡婦を娶るという慣習。
遊牧社会で誕生した慣習と考えられ、中東のほか中央アジアでも広く行なわれていた。
レビラト婚の名は、旧約聖書に登場するヤコブの息子・レビの故事にちなんだもの。
「こん」
コンクラーベ
ローマ教皇を選ぶ選挙
投票権を持つ80歳未満の枢機卿の
3分の2の支持を得た者がローマ教皇になる
「べ」
601 :
世界@名無史さん:2006/06/22(木) 13:52:03 0
ベールシェバ
ネゲブ砂漠にある古都。旧約聖書によれば、ここにアブラハムが
7つの井戸を掘ったとされ、井戸の遺跡も発見されている。
「ば」
莫邪(ばくや)
春秋時代、呉の国にいたとされる伝説の鍛冶屋・干将の妻。
あるとき、武器庫を荒らして鉄や鋼を食べて回るウサギを捕らえた干将は、
ウサギの金属質な胆嚢と腎臓を取り出し、それを材料に二振りの剣を打つ。
二振りはそれぞれ「干将」「莫邪」と名づけられ、王に献上された。
「や」
ヤドキン族
北米 今でいう北カロライナを、1674年に初めて訪れた白人探検隊が出会った
インディアン部族。 今でいうヤドキン川近辺に原住していた。 恐らくスー語族系部族。
「きん」
604 :
世界@名無史さん:2006/06/23(金) 05:01:20 0
キンデルダイク
オランダ・ロッテルダム近郊の風車群。
1950年頃までは実際に使用されていた。
世界遺産に指定されている。
「く」
クサンティッペ
ソクラテスの妻。悪妻の代名詞として知られるほど有名な悪女だが、
実際に何かをしたという証拠はない。
『ぺ』
606 :
世界@名無史さん:2006/06/23(金) 15:20:01 0
ペルセウス
ギリシャ神話の英雄のひとり。ゼウスとダナエーの息子。
メデューサ退治、アンドロメダの救出など、有名な挿話がある。
星座のペルセウス座は流星群で知られる。
「す」
スカジ
北欧神話に登場する巨人族の女。気性の荒い醜女であったという。
あるとき父親が神々に殺され、怒って神々の世界アスガルドに乗り込むが、
神々の中から好きな男を夫として連れ帰ってよい、と言われて和解する。
しかし、足だけを見て相手を決めなければならない、という条件のせいで
狙っていた若き美男子バルドルではなく、老人のニヨルドを選んでしまった。
「じ」
ジュエストコバーガ
北米 フロリダ南西部に原住したカルーサ族のバンドのひとつ。
一万年の歴史を持つカルーサは白人に蹴散らされ、19世紀に消滅した。
「が」
ガートルード・バーグ
20世紀前半のアメリカのラジオの人気ドラマ「ゴールドバーグ一家」の
製作者で脚本家で、監督で主演女優だった女性。
このラジオドアマはブロードウェイでも上映された。
「ぐ」
610 :
世界@名無史さん:2006/06/27(火) 23:55:13 0
グスタフ(二世)アドルフ 1592−1632
スウェーデン国王。勇猛で知られ、「北方の獅子」と呼ばれた。
三十年戦争で数々の勝利を収め、領土を拡張したが、
リュッツェンの戦いで戦死。
「ふ」
活人署(ファリンソ)
朝鮮において、庶民の治療を担当したセクション。
主に伝染病治療を行い、患者隔離や死体処理、配給業務も実施した。
「そ」
612 :
世界@名無史さん:2006/06/28(水) 23:04:14 0
ソフィスト
BC5−4世紀のギリシャの弁論・修辞の教師。
知識は主観的だとして、相対主義・懐疑主義の立場を取った。
代表者はプロタゴラス、ゴルギアスなど。
「と」
トンブクトゥ
アフリカ、ニジェール川中流域の交易都市。
内陸アフリカにおけるイスラーム学問の中心地として発展した。
「う」
614 :
世界@名無史さん:2006/06/28(水) 23:53:18 0
烏孫 うそん
BC2−AD5世紀頃の中央アジアの
トルコ系らしい遊牧民。匈奴と呼ばれて中国を脅かした。
漢の武帝が、匈奴懐柔のために王室の女を贈った話
(王昭君)で有名。
「そん」または「n」
ソンガイ王国
「黄金の国」マリ王国を倒し、ガオを首都として栄えたアフリカの国家。
西アフリカの隊商都市の大部分を支配し、北アフリカとの交易で栄えた。
また、マリ王国同様豊富な鉱山資源を持っていたことで知られる。
「い」
インヤバーペ族
北米 南西部 アリゾナのヤバパイ族の、ワラパイ族による呼び名。
ヤバパイは、「太陽の人々」の意。
「ぺ」
617 :
世界@名無史さん:2006/06/29(木) 23:21:42 0
ペロポネソス同盟
BC6世紀に結成された、スパルタを盟主とする
ペロポネソス半島の諸ポリスの同盟。
デロス同盟との対立が、ペロポネソス戦争に発展する。
「い」
イリス
ギリシャ神話に登場する虹の女神。
海神ポントスと、オケアノス王妃の娘エレクトラの間に生まれた。
虹を使って神々同士の伝言を遣り取りするメッセンジャーである。
「す」
619 :
世界@名無史さん:2006/07/01(土) 21:42:55 0
スパルタカス ?ー BC71
ローマ帝国共和制末期の剣奴。古代ローマ最大の奴隷反乱の
首領。三頭政治のひとりクラッススと戦って敗死。
「す」
スクハクワイユツル
北米 オレゴンのアルセア族のバンドのひとつ。 アルセア川の南側に原住した。
「る」
ルビン
エドガー・ジョン・ルビン。19〜20世紀デンマークの心理学者。
コペンハーゲン大学で実験心理学教授として勤務し、
1921年には形態心理学の論文「視覚的知覚形体」を著した。
視覚的知覚の実験のため「多義図形」と呼ばれる特殊な図形を考案したことで知られ、
特に壺の図形に人の顔の地を隠した「ルビンの壺」は有名。
「n」
ヌマンティア(Numantia)
現在のスペイン東部・ソリア市郊外にあった城塞都市。
ケルティベロ系先住民がローマ軍と数次に渡り戦った「ケルティベリア戦争」の根拠地。
前2世紀、イベリア半島全土征服を目指すローマ軍を20年近く撃退し続けたが、
包囲戦で兵糧攻めに屈し投降。住民は奴隷に売られ、町は破壊された。
この武勇にあやかったのか、現ソリア市のサッカークラブチームは「FCヌマンシア」。
「あ」
アブラハム (1750〜1780)
北米 北東部 イロコイ六部族連合のひとつ、モホーク族の大酋長。ほぼ全権大使のような
働きで、白人植民地政府および欧州大陸と条約協議交渉の数々をこなし、1775年には
ニューヨークで大演説をぶった。 アメリカの憲法草稿にイロコイ憲法の理念を導入させた。
「む」
ムンク
19〜20世紀ノルウェーの画家。
貧民の家に生まれ、幼少期に母と姉を病で失い、自身も病弱、と悲惨な環境で育った。
代表作「叫び」を筆頭に、病気と死への恐怖、孤独、絶望が作風にも色濃く表れ、
それを引き立てる繊細かつ神秘的な筆致は現代絵画に深い影響を与えている。
「く」
625 :
世界@名無史さん:2006/07/04(火) 00:30:16 0
クリームヒルト
ゲルマン民族の大叙事詩「ジーグフリードの歌」のヒロイン。
夫ジーグフリードを謀って殺した実家の一族に報復するために、
フン族の王アッチラと再婚し、その力を借りて、凄惨な復讐を遂げた。
「と」
626 :
:2006/07/04(火) 14:52:32 O
トスカネリ
地球球形説フォー
『り』
627 :
世界@名無史さん:2006/07/04(火) 15:24:11 O
リンカーン
____ ________ _______
|書き込む| 名前:| | E-mail(省略可): |sage |
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./
∧_∧ /
(丶´_ゝ`) / ここに半角小文字でsageと書くんだお
( )つ
| │ | しょっちゅうageとるとろくなことはないんだお
(__)_)
カーンヴァ朝
シュンガ朝(187?−75BC)の第4代ヴァスミトラ王の頃から、国王に仕えた僧官の一族 が王国の実権を握る。
ヴァースデーヴァ: シュンガ朝第10代デーヴァブーティを殺し、 カーンヴァ朝を開く。 王朝の歴史は全く不明。
28 BC: デカン高原に勢力を得たアーンドラ国に滅ぼされた。
「う」
ウィタパハツー族
北米 大平原部族 カイオワ族の、同じく大平原部族スー族による呼び名。
「孤立した山の人たち」の意。 「孤立した山」というのは、ブラック・ヒルズに近い
ベア・ビュット山のことを言っている。
「つ」
ツヴィンガー宮殿
ドイツ・ドレスデンに建つ宮殿。
強王ことフリードリヒ・アウグスト1世が1732年にドレスデン城のそばに建設。
後期バロック様式の傑作、かつ磁器の膨大なコレクションで知られ、現在は世界遺産に登録。
「でん」
田都(でん・と)
秦滅亡後、西楚の項羽により現在の山東省に封じられた斉王。
田氏内での抗争が絶えず、劉邦との楚漢戦争が起きると田横に滅ぼされた。
「と」
トゥッガ
現在のチュニジア内陸部にあったフェニキア人の植民都市。
ヌミディア人との交易路とカルタゴなど港湾都市を結んだ中継地。
ポエニ戦争でヌミディア領に、以後ローマの属州として命脈を保った。
「が」
ガーフィールド,ジェームズ
米国第20代大統領。在任は1881年の6ヵ月半。
共和党出身。南北戦争では北軍少将まで昇格したのち大統領選を経て就任。
数多の戦場で無数の敵弾を潜り抜けてきた名将だったが、
ワシントンを列車で移動中、精神異常の弁護士に銃で狙撃され死亡。
「ど」
ドンレミ
フランス・アルザス地方の町。
100年戦争では戦場ともなった。15世紀にジャンヌ・ダルクがこの村に生誕。
現在は彼女にちなみ「ドンレミ=ラ=ピュセル(乙女のドンレミ)」と称する。
中世から近代の町並みをよく留めているため、多くの観光客が町を訪ねる。
「み」
ミネソタ大暴動
1862年8月17日、南西ミネソタの保留地に封じられ、飢えに苦しむサンテ=スー族(ダコタ族)が一斉蜂起し、
ミネソタの白人入植者を襲撃した大暴動。 6週間続いた戦いで、赤・白両死者数は、共に300〜800人と
言われる。 暴動中にスー族が一度に38人吊るされ、米国史上最大の処刑数を記録している。
「う」
ウッチェロ,パオロ
イタリア、初期ルネサンス期の画家。
建築・設計の豊富な知識を生かし、国際ゴシック様式と線遠近法を融合させた画風に長けた。
広く評価を受け始めたのは20世紀に入ってから。
「ろ」
ロドン(芦洞)
北朝鮮・咸鏡北道に位置する日本海に臨む町。
北朝鮮がスカッドをベースに開発した弾道ミサイル「木星」「火星七号」が米国により初めて存在を確認されたことから
ミサイルのコードネームに町の名が冠された。
韓国メディアを経由したせいか日本では南訛りの「ノドン」のほうが通りがいいようで。
「どん」
ドンゴラ王国
ドゥンクーラ王国とも。6〜14世紀にスーダンのナイル流域に栄えたコプト派キリスト教王国。
13世紀にマムルーク朝に服属したのち住民のイスラム化が進んで滅亡した。
「ら」
640 :
世界@名無史さん:2006/07/09(日) 14:27:51 0
へぇぇ〜!!面白い!>638
ランス
フランス・シャンパーニュ県の古都。
歴代フランス王はここの大聖堂で戴冠することになっていた。
シャルル7世はジャンヌ・ダルクのおかげでこの街に入って戴冠できた。
「す」
スカルド
古代スカンジナビアの宮廷詩人。
「サガ」や「エッダ」を口承で語り継いできだほか、
戦場では戦士の詩を吟じて将兵を鼓舞した。
「ど」
ドミトリー・ドンスコイ
モスクワ大公国の第四代大公。
キプチャク汗国の支配下で、トヴェリ公国とリトアニア大公国の侵攻を撃退し、
さらにトクタミシュから領土を奪って宗主国ジョチ・ウルスの支配権を遠ざけた。
「タタールの軛」からの完全独立の先鞭を付けた存在。
「い」
イェクノ・アムラク
13世紀エチオピア、ソロモン朝の王。
当時のエチオピアでは北部のサグウェ朝が勢力を伸ばしており、南部のソロモン朝は
ジリ貧の状態に追い込まれていたが、イェクノがその地位を逆転することに成功、
ついにはサグウェ朝をソロモン朝に事実上併合するに至った。
が、その功績の割には出自や事跡を記した史料があまりにも少なく、
現在では実在の人物であったことを疑問視する説も存在する。
「く」
クエツパリン
アステカ暦の第4日。
イグアナの意。
「りん」か「n」
内禁衛(ネグミ)
李朝の国王護衛部隊。
普段は王宮内の訓練場に勤務。
メンバーの条件は文武両道、容姿端麗、長身。
「み」
ミスキグラ族
北米 南東部 ミシシッピー流域に原住した、パスカゴウラ族の、ビロキシー族による呼び名。
パスカゴウラ族は、19世紀にはビロキシー族に吸収された。
「ら」
647 :
世界@名無史さん:2006/07/12(水) 16:25:27 0
ランボー
その名のとおり、乱暴なあるベトナム帰還兵の物語。シルベスタ・スターロン
主演。
「ボー」
>>646 ラズィヤ
インドの奴隷王朝の皇帝で、唯一の女帝。
父親である初代皇帝が後継者とラズィヤを指名するが、
貴族たちは彼女の兄を帝位につける。
無能な兄は数ヶ月で廃位、殺されラズィヤが皇帝に。
見事にデリーを統治するが、女性であることを嫌った貴族たちの反乱で廃位。
ラズィヤは反乱軍のリーダーと結婚し、権力簒奪を狙うが、
夫とともに殺される。
「や」
ヤーキース霊長類研究所
19〜20世紀アメリカの心理学者・ヤーキースが設立した研究所。
霊長類、特に類人猿の持つ知能や言語能力の研究を主目的とし、
類人猿は進化論的にだけでなく行動学的・心理学的にも人間に近い、と証明した。
最近では、オルガンを弾くチンパンジー・ラナちゃんで有名。
「じょ」「よ」
ジョガー
北米 北東部 イロコイ連邦の神話に登場する、自然界の精霊。 小人である。
「が」
ガ・ボー
ケルト神話に登場する英雄・ダーマットが愛用した、
大小2本の槍のうち、小の方。名前は「黄色い槍」の意。
この槍でつけた傷は、塞がることも痛みが癒えることもないという。
「ぼ」
ボロンティク
マヤ語で「9柱の神」の意。
9つの地下世界を統べる神々の総称を転じて、夜の9つの時間区分を指す。
「く」
653 :
世界@名無史さん:2006/07/14(金) 22:54:29 0
ボストーク
1961年4月、ガガーリン少佐を乗せて飛び立った、
ソヴィエトの、人類最初の有人宇宙飛行船。
「く」
クナピピ
豪州 北部アボリジニの女神。 大昔、アボリジニの英雄のカップルと、世界の果てまで旅をしたことがある。
それは虹の蛇によって全世界に伝令された。 人間の男女を最初に生んだ、大地母神である。
「ぴ」
ピッコロ大魔王
「世界制服に乗り出すが失敗。」
「う」
>>654 ピクト人
ブリテン島北部に住んでいた古代人。ケルト系と考えられるが系統未詳。
名の由来は全身に施した入墨、および合戦の際に肌に色を塗ったことから。
新参のスコット人に吸収同化したものと見られる。
「と」
東京竜原府
渤海国の首都。現在の黒龍江省寧安県渤海鎮に位置。
外城の長さ16.3qに及び、唐代では長安に次ぐ東アジア最大の都市だった。
日本海交易の要衝として繁栄したが、契丹に破壊しつくされ、現在は遺跡のみ。
「ふ」
黒笠(フクリプ)
朝鮮で男性が被る代表的な帽子。
黒くてつばがでかくて丸くて、透けててあごで紐を結ぶ。
「ぷ」
659 :
世界@名無史さん:2006/07/15(土) 23:00:06 0
プトレマイオス BC305−30
アレキサンダー大王の死後、その将軍のひとりが
エジプトに建てた王朝。
クレオパトラを最後の女王として、ローマに征服された。
「す」
スゴイ
欧州 バスク人の精霊。 スガア、マジュとも呼ばれる。 蛇身、または竜身で現れる。
「い」
イリパ
現スペイン地中海岸の古戦場。
第二次ポエニ戦争でローマ軍がカルタゴ軍を破った地。
ハンニバル進軍の補給線でもあったイベリア半島は、これにてローマ領に編入された。
「ぱ」
宝貝(ぱおぺえ)
中国の奇書「封神演義」に登場する、魔力を持った武具や物品の総称。
中には生物の姿をとっているものもあり、形も効力も多種多様である。
ちなみに、現代の中国語で「宝貝」は「荒唐無稽なやつ」という侮蔑語。
「え」
エホナラ氏
満州族の名家のひとつ。海西女直に属し、源郷は吉林省通河流域。
家名は通河の女真名イェヘ川にちなむ。
建州女直出身のヌルハチによる満州統一に最期まで抵抗し、明・朝鮮と連合してサルフの戦いに望むが降伏。
後金建国後は愛親覚羅氏へ宮女を送り出す名門として地位を得た。
順治帝の母、乾隆帝の側室、さらに同治帝を産んだ西太后などを輩出した。
現在、末裔は漢名「葉」姓や「那」姓を多く名乗っている。
「し」
シーラーズ派
中世ペルシアで栄えたミニアチュール(細密絵画)芸術の一流派。
イル汗国で栄え、中国絵画の技法が色濃いモンゴル派から離れ、ペルシア色を強めた画風が特色。
題材は歴史物語や詩集の挿絵を得意とし、「シャー・ナーメ(王の書)」が代表作。
14〜15世紀にサファヴィー朝の庇護を得て大成をみた。
「は」
ハルパリュケ
ギリシャ神話に登場するアルゴス王女。
実父であるクリュメノス王に犯されて子を身ごもってしまうが、
彼女は生まれてきたその子を調理してクリュメノスに食べさせた。
事実を知ったクリュメノスは、ハルパリュケを殺し、自らも命を絶ったという。
「け」
ケー=ワクウ
北米 北東部森林部族 アベナキ族の人食い鬼。 森に棲む巨人である。
「う」
667 :
世界@名無史さん:2006/07/16(日) 23:12:17 0
ウェストファリア王国 1807−13
ナポレオンがティルジット条約で獲得したエルベ川以西の
プロイセン領に建てた王国。弟ジェロームが国王となった。
「く」
クアウトリ
アステカ暦の第15日。
「ワシの日」の意で、西の方位とシペ・トテク神と結びついていた。
「り」
リプアリ族
四世紀にライン川流域に住んでいたフランク人の一派。
「り」
李少君(りしょうくん)
「史記」にその記述がある仙人。
漢の武帝が不老不死を求めて李少君に助言を請うたとき、
まず竈神を祠ることで丹沙を黄金に変え、その黄金で作った容器で食事をし、
さらにそのうえで蓬莱島へ渡って不死の神に会い、天地を祀れ、と説いた。
「くん」「n」
クントゥル・ワシ期
ペルーに約1000年間栄えた文化段階。
日干し煉瓦と石で築いた大規模な基壇神殿や広場が特徴。
前1000年前後に海岸部で始まり、ペルー最古の金工芸を生み、後世の冶金術の基礎を成した。
「き」
金マリア
20世紀前半の朝鮮の女性。
東京留学中に雑誌「女性界」を創刊し、女性解放・民族解放を訴える。
その後、朝鮮独立を目指す愛国婦人会を組織する。
「あ」
アハツィスタリ(1602〜1642)
北米 北東森林部族 ワイアンドット族(ヒューロン族)の大戦士。 洗礼名ユスターシュ。
「火で調理する者」の意(とされる)。 フランス人と手を組み、キリスト教の導入と引き換えに
銃を手に入れ、当時北上してきたイロコイ連合との戦争を率いた。 イロコイ連合国のひとつ、
モホーク族の捕虜となって、拷問の末に処刑された。
「り」
リュベック
ユトランド半島の付け根にある港市。12世紀に建設。
13世紀に自由都市となり、ハンザ同盟の指導的都市となった。
「く」
クララ・オブ・アッシジ
13世紀の聖女。
結婚させられそうになったが、逃げ出し聖フランシスコの足跡を辿る。
貧困と悔悟の祈りをポリシーとした修道会を創立する。
「じ」
ジオットー
アッシジの大聖堂の壁面に、聖フランシスコの生涯を描いた画家。
フランシスコを生涯支え続けた聖女クララも描かれている。
「と」
トムセン,ヴィルヘルム
デンマークの言語学者。
1893年、南シベリアのオルホン碑文に記された突厥文字の解読に初成功。
古代テュルク系民族の歴史と言語の分野で第一人者となった。
「せん」
旋亀(せんき)
中国最古の地理書「山海経」に登場する怪物。
水中に棲み、頭は鳥、体は亀、尾はマムシという姿をとる。
木を裂くような鳴き声を出し、人を獲って食うという。
「き」
金山北道
通称「森のシルクロード」とも。
モンゴル高原からアルタイ山脈北麓を経て西シベリア平原へ出たのち、
ウラル山脈を越えてボルガ流域へ至る交易路。
「毛皮の道」の一角を成し、中世まではウゴル系・テュルク系民族が交易を担った。
一部区間はシベリア鉄道として現代も機能している。
「う」
ウスター,ジョゼフ=エマーソン
米国の辞書編集者。
19世紀に英語辞書界の権威を二分したノア・ウェブスターと並ぶ大家。
言語面で米語の独立性を掲げるウェブスターに対し、英国英語を主、米語は方言として収録したウスターが相対し、
いわゆる「アメリカ辞書戦争」と呼ばれたが、ウェブスターの勝利に終わった。
「たー」か「た」
タークシン
18世紀シャム・トンブリ朝最初で最後の王。中国名は鄭昭。
もと軍人で、アユタヤ朝を滅ぼし勢いに乗るビルマ軍を撃退せしめた名将である。
その後国王に即位するが、為政の後半では精神に異常をきたし、
国政が乱れる原因を作ったとされて部下(後のラーマ1世)に処刑された。
現在では救国の英雄として神格化され、タイ各地の寺院や廟に祀られている。
「しん」「n」
新バビロニア帝国
前7〜6世紀に西アジアに興った帝国。建国者はカルデア出身のナボポラッサル将軍。
中東に四大帝国が並立する情勢下、外征に明け暮れた。
ユダ王国を滅ぼし、ユダヤ人捕虜を連行した「バビロン捕囚」が代表。
新興のアケメネス朝ペルシアに首都バビロンを無血開城され、86年6代で滅亡。
「あ」か「く」
アノーヤター王
ビルマのパガン朝の建国者・初代王。
政教癒着を一新する目的で、ビルマの国教を大乗仏教から小乗仏教主体へと転換。
彼の前にも先代王が続いていたとする伝承があるが、現在では彼を初代とみなす。
「たー」か「た」
ターグイ族
北米 南部大平原部族 カイオワ=アパッチの、カイオワ族による古い呼び名。
「い」
イシュタム
マヤ神話に登場する、死を司る女神。
死の中でも自殺、戦死、生贄、殉死など特殊な死を専門に扱う女神であり、
これらの死因による魂はイシュタムが楽園へ導く、と信じられていた。
特に自殺は重んじられており、イシュタムも絵画などに首吊りした女の姿で描かれる。
「む」
門風紙(ムンプジ)
朝鮮の伝統的な家屋で、隙間風を防ぐため、扉の枠に貼った紙。
風が吹くとこの紙が鳴り、その音で気候を判断した。
「じ」
十全老人
乾隆帝が晩年、自らの功績を称えた美称。
ジュンガル、鄭氏台湾、コンバウン朝ビルマなど、内外合わせ十の遠征に成功した功績から。
「じん」
ジンガ
17世紀にアフリカのアンゴラという国を統治していた女王。
暴君で村人全員を石臼で引く処刑を行ったり、
男たちを戦わせ、勝者は愛人に、敗者は処刑したり。
「が」
ガラエキア人
古代イベリア半島北西端部のケルト系先住民。
前2世紀末にローマが征服してからはラテン語化が進み、現在のガリシア語の原形を成した。
英国・アイルランドのケルト人はここから移住してきたとの伝承が今に残る。
現在もガリシア州住民のアイデンティティの原点としてこの名が挙げられる。
「あ」
アゾット
ルネサンス期スイスの錬金術師・パラケルススが持っていた剣。
中に1匹の悪魔が封じ込められており、また鍔には賢者の石が仕込まれていた。
パラケルススが若い頃にオランダ軍医として戦場に赴いたときから佩いていた剣で、
かざすことで敵には悪魔の呪いを、味方には賢者の石の薬効を与えたという。
「と」
691 :
世界@名無史さん:2006/07/22(土) 23:17:44 0
トゥルイ 1192−1232
モンゴル帝国、ジンギス汗の第四子。
モンゲ・フビライ・フラグ兄弟の父。
大汗の位を継承する家系の祖。
「い」
692 :
世界@名無史さん:2006/07/22(土) 23:22:04 0
イーリアス
ホメロス作といわれるギリシャの叙事詩。
トロイア戦争を軸に神々と英雄達をえがいたもので創作だと思われていた。
「す」
スコーヨ
北米 南西部 ジア=プエブロ族の神話に登場する、人喰い鬼の総称。
「よ」
ヨアヒムスタール
現チェコ領の鉱山都市。「聖ヨアキムの渓谷」の意味。
16世紀に銀山が発見されると鉱山都市として急成長。コバルト、ビスマスも豊富に採掘された。
19世紀にピッチブレンド鉱床が発見され、ドイツの化学者クラップロートにより新元素「ウラン」と命名された。
銀貨が国際的に流通したことから、街の名前は米国通貨「ドル」の語源ともなった。
「る」
ルカヨ族
バハマ諸島に住んでいたアラワク語族系の民族。タイノ人と同系。
キューバ島やイスパニョーラ島から数次にわたって移住し、12世紀頃に
全島に人が住むようになった。
コロンブスが第一回航海で初上陸したサンサルバドル島の住人もルカヨ族だった。
「よ」
696 :
世界@名無史さん:2006/07/23(日) 16:34:47 0
ヨハネ
イエスの十二使徒のうちの一人。
「ね」
697 :
世界@名無史さん:2006/07/23(日) 20:53:14 0
ネグロ
アマゾン川の支流。「黒い」という意味
上流の植物が茶葉のような役割を果たして川が黒く染まっている
「ろ」
698 :
世界@名無史さん:2006/07/23(日) 22:39:52 0
老人性痴呆症
レーガンアメリカ大統領、エリツィンロシア大統領、宮沢喜一元首相等を襲った
悲劇
「う」
699 :
世界@名無史さん:2006/07/23(日) 23:24:27 0
ウェルナー・フォン・ブラウン
アポロ計画の推進者。父親はドイツ貴族で元農業食糧大臣。
二次大戦中ナチスに協力しV2ミサイルを開発。
戦後はアメリカに渡り。史上初めて人類を月に送る。
「うん」「n」
雲崗期(うんこうき)
中国仏教美術史の時代区分で最古の文化期。
北魏が西域から採り入れたガンダーラ様式やグプタ朝様式を色濃く伝え、
インド=ヘレニズム様式の要素も留めている。
雄大で動的なモチーフが特色。
世界遺産に登録された山西省の雲崗石窟寺院が典型。
「き」
701 :
世界@名無史さん:2006/07/23(日) 23:44:27 0
ウンキアル・スケレッシュ条約
1833年、ロシア・トルコが締結。ロシア以外の外国軍艦の
ダーダネルス海峡通行を禁止。
英・仏の反対で1840年に廃棄。
「く」
>>700から
キュリロス
9世紀、ギリシア出身の修道士。
兄メトディウスと共にグラゴール文字を、次いでキリル文字を創案。
後世のスラブ系言語の表記体系の基礎を築いたと同時に、
ギリシア正教の北方進出の準備を成した。
「す」
スーサ
イラクの都市遺跡。アケメネス朝の冬宮として有名。
集落としての歴史としては新石器時代まで遡る。
セレウコス朝、パルティア、ウマイヤ朝等歴代王朝の都市遺構も出土している。
「さ」
704 :
世界@名無史さん:2006/07/24(月) 00:11:18 0
最速降下線の問題
1696年、数学者ベルヌーイがヨーロッパ中の数学者に向けて提出した難し〜い問題。
ニュートンが数時間で解いて匿名で提出。しかしベルヌーイは解答を見て、
「爪跡で判る、かのライオンに違いない。」と言って回答者を見破ったとか・・・。
「い」
イナクペ族
北米 アイダホ原住の高原部族ネ=ペルセ族の、クアポー族による呼び名。
「ぺ」
白丁(ペクチョン)
朝鮮の身分制度で、最下層は賎民。
その中でも下の身分が白丁で、衣服・帽子・冠も着用制限があり、
他の身分の人と会話することも許されなかった。
「ちょん」「よん」「n」
707 :
世界@名無史さん:2006/07/25(火) 20:37:36 0
チョンガー (総角)
朝鮮で、独身男性が結っていた髷。
日本で独身男性を「チョンガー」と呼ぶのは、ここから来ている。
「が」
ガイガー・ミュラー
放射能を測定するガイガー計数管の発明者。
ドイツ生まれで、イギリスで学んだ。
父親は著名なインド学者。
「ら」
709 :
世界@名無史さん:2006/07/25(火) 23:12:26 0
ランボー
19世紀フランスの詩人。近代詩に強い影響を与える。
16才で文壇デビューし、20才で「地獄の季節」を発表後、詩を書くことをやめる。
その後は砂漠の商人。永遠の詩人ランボー。あんな男、ちょっといない。(w
「ぼ」
710 :
世界@名無史さん:2006/07/25(火) 23:56:31 0
ボードレール
19世紀フランスの詩人。近代詩に強い影響を与える。
ランボー・ヴェルレーヌ・ボードレール等は同性愛で結ばれていて、
そのもつれからヴェルレーヌがランボーを狙撃。
この事件をきっかけに、ランボーは詩作をやめてしまった。
「る」
上げすぎや
ル・アーヴル
フランス北部、英仏海峡に面した港湾都市。
セーヌ川の河口に位置し、対岸のオンフルールが土砂の堆積により
港湾としての機能を低下させていたため16世紀に建設された。
名前の意味するところは「港」。
る
713 :
世界@名無史さん:2006/07/26(水) 21:48:05 0
ルーベンス
17世紀フランドルを代表する画家
フランドル絵画には珍しい華麗な色彩と動的な肉体表現が特徴
同時代のオランダ人画家レンブラントとよく対比される
画家として大成しただけでなく外交官としても成功した稀有な人
「す」
714 :
世界@名無史さん:2006/07/26(水) 21:54:26 0
スカンデルベグ
アルバニアの民族的英雄
オスマン帝国軍を破る事13度に及び、ローマ教皇から教皇庁の大将軍に任じられ
ベネチアとの同盟やハンガリーの支援を利用しつつオスマン帝国に抵抗するも
1467年熱病に倒れた。
「ぐ」
グック
コーリアンに対するアメリカでの蔑称。
「韓国(ハングク)」の略とか。
「く」
クルリート族
カナダ 南西部 コウィチャン族の支族のひとつ。 チメネス湾周辺に原住する。
「と」
トファルドフスキ
ポーランドの伝承で語られる魔術師。
悪魔と契約を交わして魔力を獲得、私利私欲に走らずその魔力を使って働いたが、
悪魔によって「働きすぎて教会へ行かない」と神へ密告され、月へ流されてしまった。
そのため、月表面の模様(日本で言う「ウサギの餅つき」)のことを
現在でもポーランドでは「月に昇った魔術師」と呼ぶ。
「き」
金時習(キムシスッブ)
15世紀朝鮮の放浪詩人。
大臣だったが王死去後は、僧侶となって放浪。
山に入ればその山の木で琴をつくり、
その山を離れるときは、その琴を捨てる。
そんなことを繰返していた。
「ぶ」
ブンジル
豪州 クリン族と、ウルンジェルリ族が、「我らの父」と呼ぶ最高神。
クリン族神話では、人間に芸術を教えたとされる。ウルンジェルリ族神話では、
地球を造った創造神とされ、その息子は虹の神ビンベアルである。
「る」
720 :
世界@名無史さん:2006/07/27(木) 23:41:16 0
ルイ14世
アンリ4世の孫。嫁が持参した、腐った葡萄から作ったワインを飲んで
「これぞワインの皇帝にして皇帝のワインである!」と叫んだことで有名。
「い」
721 :
世界@名無史さん:2006/07/28(金) 00:15:55 O
イシス信仰
古代エジプトの女神イシスを信仰する密儀宗教、ローマ帝政期に流行
「う」から
ウガリト
現在のレバノンの地中海岸にあった都市国家。
フェニキア人が建設した都市の中でも最古級。
後背地のレバノン杉の海外輸出で繁栄した港湾都市でもあった。
「と」
トカーキラコー族
北米 南東部部族 ムスコギー族の支族のうち、クーサ族に属するバンドのひとつ。
チャッタホーチー川の近辺に原住した。
「こ」
コンスタンス・カサンドラ・チャドウィック
19世紀後半のアメリカ人女詐欺師。
“私はカーネギーの愛人で、1200万ドルの証券を持っている。それを預かって”
と銀行に依頼し、それを担保に4000万ドルを借りる。
銀行が10年後に「証券」を調べると、中身はカーネギーの新聞の切抜きだった。
「く」
鳩槃荼(くばんだ)
仏教神話において、増長天に仕える鬼神。
人の精力(性的な意味で)を喰らって生きているため、
それを蓄えておくおための巨大な陰嚢をぶら下げている。
「だ」
ダッコ,ダヴィッド
中央アフリカ共和国初代大統領。
旧仏領ウバンギ=シャリの独立運動を指揮し、1960年の独立時に初代大統領に就任。
1969年、いとこにあたるジャン=ベデル・ボカサ国軍参謀が軍事クーデターを起こし失脚。
二代目大統領就任、皇帝即位と好き放題のいとこに対し、臥薪嘗胆の末、1979年に再クーデターで大統領に復帰。
ボカサ政権を倒したのも束の間、2年後にクーデターで再度失脚。首謀者はまたも国軍部出のコリンバだった。
「こ」
コリャ・スーユ
インカ帝国ことタワンティンスーユ四州の一つ。
チリ北部を中心とする帝国南部の領土を統治する行政区分。
「ゆ」
ユカタン事物記
メリダ司教・ディエゴ・デ・ランダが
自らの焚書行為の非難から話題を逸らせるために記した書物。
結果的に当時のユカタン地域の歴史・民俗を現代に伝える貴重な資料となった。
「き」
729 :
世界@名無史さん:2006/07/29(土) 22:44:27 0
キリコ
自分の絵を「形而上絵画」と称したシュールレアリズムの先駆者で
ダリやマグリッドに多大な影響を与えた画家。
沈黙に支配されたような非現実的な空間。不気味に伸びる影。
夕暮れ時の不安を感じさせる画風である。
「こ」
コノハスセット
北米 マサチューセッツ原住のマサチューセット族のバンドのひとつ。
「マサチューセット」は「丘の並び」の意。「丘」というのは白人が、「ミルトンの丘」などと
呼んでいる名所のことである。
「と」
杜門臣(トウムシン)
高句麗が滅んだときに、亡国の恨みを抱いた大臣たち。
杜門というところに集まっていたので、この名がある。
ここで「峠を越えて帰りたい」と歌われたのが
『アリラン』の原型といわれている。
「しん」か「n」
732 :
世界@名無史さん:2006/08/01(火) 22:31:01 0
キング牧師
黒色人種差別の撤廃に努めた。
「ぐ」または「し」
733 :
世界@名無史さん:2006/08/02(水) 00:55:19 0
グリコ森永事件
犯人未逮捕のまま、ついにすべての事件が時効へ。
「ken」
>>731 申不害(しん・ふがい)
戦国韓の宰相。昭侯に仕え、法治主義を提唱した。
強国に挟まれた立地ながら、申の在任中は韓は領土を増やし、内政も平穏だった。
法治国家の思想は韓非子らに継承され、後世秦に結実を見ることとなる。
「い」
735 :
世界@名無史さん:2006/08/02(水) 21:16:44 0
イコノクラスム
聖画像(イコン)破壊運動のこと。8世紀と9世紀のビザンツ帝国で起きた。
「む」
ムルク
マヤ・儀式暦の第9日。
水とヒスイの神の日。
「く」
クイカヌイクプル族
北米 アラスカ・エスキモーの、コセレフスキ族系部族。 ユーコン川流域に原住する。
「る」
ルグドゥヌム
古代ローマが属州ガリアに建てた殖民都市。
紀元前43年、カエサルの副将軍プランクスが南仏・フルビエールの丘に建設。
交易の要衝としてガリア随一の規模に成長した。
カラカラ帝やクラウディウス帝もこの町の出身者。
町の名は中世に転訛しリヨンとなる。
「む」
ムカリ
モンゴル帝国の武将。チンギスに仕えた「四駿四狗」の四駿の一人。
ジャライル部の出身。
モンゴル高原統一での武功により金攻略を任ぜられ、チンギス西征の間の中原方面軍を率いた。
「り」
740 :
世界@名無史さん:2006/08/03(木) 12:26:55 0
隣保同盟(アンフィクテュオニア)
古代ギリシャの神殿を中心に、その維持・親睦をめざした
ポリスの同盟。デルフォイとオリンピアが有名。
「い」
イリアヒ
ハワイ諸島固有種の白檀。ハワイ語で「火を隠す」の意味。
カメハメハ一世の代に英国が香木として輸入を始めて以来、ハワイ王国の主産品として国庫を潤おした。
濫伐と、伐採・運搬に係る島民の酷使で輸出は衰微。今は絶滅危惧種。
「ひ」
742 :
世界@名無史さん:2006/08/03(木) 22:36:53 0
ヒエログリフ
古代エジプトの象形文字。
ロゼッタ石の発見により、シャンポリオンが解読に成功した。
「ふ」
フルリ人
北メソポタミアに沢山の都市国家を築いた系統未詳の民族集団。
唯一、ウラルトゥ語のみが同系言語と確認されている。
前三千年紀にカフカス南麓からメソポタミアへ下ってきたと考えられている。
ヒッタイト時代以降は周辺民族に吸収・同化されていった。
「り」か「じん」
リャザン公国
中世ロシアに興った国。
13世紀にバトゥの西征軍に占領されたのち、16世紀にはロシアに併合された。
「ざん」・「く」
ザンギー
ザンギー朝の建国者。トルコ系マムルークを父に持つ。
シリア一帯に王朝を興し、アッバース朝、十字軍、ビザンチン帝国を相手に戦った。
酔って眠ったところを欧州人奴隷に刺殺された。
「ぎー」
746 :
世界@名無史さん:2006/08/04(金) 00:58:09 0
ギーズ公アンリ
ユグノー戦争で鬼と化した人物。
なぜかヴァロワ家のくせに
ハプスブルク家(フェリペ2世)と組んだ。(←何があった!?)
「り」
747 :
世界@名無史さん:2006/08/04(金) 15:28:13 0
リシュリュー
ルイ13世の宰相。ユグノー戦争後の王権安定化に貢献。
ユグノーを抑え、貴族の勢力を削ぎ、
ハブスブルグの影響力を排除して、ブルボン家の絶対支配を確立。
「ゆ」
748 :
世界@名無史さん:2006/08/04(金) 18:27:46 0
ユーグ=カペー
絵の顔からしていい人そうな人物。
憎めない風貌。
名前も弱そうである。
「ぺ」
749 :
世界@名無史さん:2006/08/04(金) 19:19:31 0
ペ=ヨンジュン
通称「ヨンさま」。韓国の俳優。
「冬のソナタ」で日本の中年女性の心をガッチリつかむ。
日韓の谷間を埋めてくれた英雄。
「じゅん」「ゆん」「n」
750 :
世界@名無史さん:2006/08/04(金) 20:36:49 0
ユンカー
ドイツ東部の土地貴族。
プロイセン軍国主義の支柱であり、第二次大戦まで軍部の一大勢力をなした。
第二次大戦後、消滅。
「かー」
751 :
世界@名無史さん:2006/08/04(金) 21:47:02 0
カースト
インドのヒンドゥー教にまつわる身分制度
カーストは職業や婚姻相手も規定し親から子へ継がれていき変わることは出来ない
憲法で撤廃されているが、現代に至るも根強く踏襲され、インド発展の大きな障害になっている
「と」
753 :
世界@名無史さん:2006/08/05(土) 22:22:32 0
ダメ。よって「ぺ」に戻って。
ペルセポリス
古代ペルシャ帝国の都市。ダリウス一世が壮麗な宮殿を建てた。
「す」
754 :
世界@名無史さん:2006/08/05(土) 22:45:36 0
もうレスが進行してるんだから、余計なことすんな。
>>751 トルコ共和国
第一次大戦後、オスマン帝国を打倒してケマル=アタテュルクが建国。
政教分離、女子参政権、ローマ字の採用など、世俗化・近代化政策を進めた。
「く」
755 :
世界@名無史さん:2006/08/05(土) 22:48:19 0
スールヤヴァルマン2世
ルマンの耐久レースで2台のマシンが
鬩ぎあっていたらついに後ろの一台が前のマシンを
スルーっと抜き去った!!そんな時に一言「ヤヴァ!!!」
「い」
これだから上げるなとあれほど・・・言わんこっちゃない。
クリム=ハン国
キプチャク=ハン国から分かれたハン国のひとつで、クリミアを支配。
オスマン帝国の属国になったのち、18世紀、ロシア領となる。
「く」
>>755からでもいいけど、言ってることがわけわからんから「す」から繋ぐよ。
スンニ・アリ・バー(1464−1492)
アフリカのニジェールにあったソングァイ王国の皇帝。 暴君とも英雄とも伝えられる。
「ばー」or「ば」
バムバサ族
北米 アイダホ原住の、西ショーショーニー族のバンドのひとつ。
白人がレールロード谷と呼ぶ地域に原住した。
「さ」
サクベ
マヤ文化圏の舗装道路。
路面を石灰で地固めしたものが主。
多雨と暑熱の気候下、道路をぬかるみと草木の繁茂から防いだ。
「べ」
ベングリオン,ダビド
イスラエル初代首相。のちのシャロン首相と同じハガナの出身。
「契約の地」からの異教徒一掃を掲げ、二度の中東戦争を引き起こした。
建国の父として、同国の国際空港や戦車の名に冠されている。
「おん」
オングート族
現在の内蒙古〜山西省を本拠地としたトルコ系遊牧民族。
チンギスのモンゴル高原統一に貢献し、元代には色目人の扱いで厚遇された。
最初景教に、のちにカトリックに改宗した者が多く、欧州へは「プレスター・ジョンの末裔」と伝わった。
中国では、馬祖常など文人を輩出した馬氏一門で有名。
「と」
棠陰比事(とういんひじ)
南宋の進士・桂万栄が編纂した、裁判に関する書物。
五代の和魯公父子の「疑獄集」、宋の鄭克の「折獄亀鑑」を参考に、
古来の裁判事例を144件集め、それぞれについて注と出典を施してある。
「じ」
十二イマーム派
イスラム教シーア派の最大教派。
7世紀の第四代正統カリフ、アリーを初代イマームと見なす。
以降ムハンマドの血を引く十二代がイマームとして君臨、十二代目以降は
しかるべき時期が訪れるまで「お隠れ」になっているという教義が特徴。
イマーム十二名の特定をめぐり、イスマーイール派など多くの分派を生んだ。
「は」
汗蒸幕(ハンジュンマク)
朝鮮の伝統的サウナ。
石と粘土でドームを造り、松の木を燃やしドームを暖めた。
李朝の初期にはあったらしい。
李朝中期には各地に作られ、銭湯のように利用されていた。
「く」
クイクイルコ
メキシコ中央高地に建設された都市。
基壇ピラミッドと神殿群、および市街地を擁し、低地地方との交易で繁栄した。
前3世紀から高原地帯では随一の規模に成長したが、前100年頃のシトレ火山噴火で消失。
以降高原地帯の首位をテオティワカンに移す。
「こ」
コリー族
北米 北カロライナに原住した小規模部族。 クワレンノック族、またはコラナイン族。
17世紀に白人の記録に現れるが、彼らとの戦争で消耗し、18世紀には絶滅した。
一部はタスカローラ族に吸収されたと見られる。
「り」
呂氏春秋(りょししゅんじゅう)
秦の相国・呂不韋が、当時の天地・万物・古今の百科全般を
食客3000人に命じてすべて文章化させ、編集した書物。
呂不韋は完成した書物を都の市門に置き、
「この完全なる書に一字でも増減できる者があれば金を与えよう」と言ったという。
「う」
ウィルヘルミナ・ドラッカー
19〜20世紀にオランダで婦人参政権運動を創始。
女性向け新聞も発行していた。
彼女は未婚の母から生まれた。
「か」
カンパネラ 1568−1639
イタリアの哲学者。スペイン圧政下のカラブリアの独立運動に
加わり、27年間投獄されていた。
私有財産否定のユートピア思想を展開した。
「ら」
ラファエロ
ルネサンス3大巨匠の一人
ダ・ヴィンチやミケランジェロのような複雑な陰影を持たない画風は、そのまま画家の人となりでもあったらしい
多くの聖母子像を手がけ、高い評価を受けている
37歳で熱病により夭折
「ろ」
ロノ
ハワイで古くから信じられ、敬愛されてきた豊穣神。
伝承では、ロノ神は今はどこか遠く離れたところにいるが、
いつか必ずハワイに帰ってくる、と信じられている。
その巻き添え(巻き添え?)になったのがキャプテン・クックで、
1779年、マカヒキ(ロノ神を祀る大祭)の期間中にハワイへやってきた際に、
ロノ神かと勘違いされ、人間であると気付かれて殺されてしまった。
「の」
ノキア
フィンランドの町。
19世紀半ばに製紙業を営んでいたイデスタムという男が、
ノキアでゴム製造業を始める。
そのとき、会社名を地名からノキアに変更。
現在は携帯電話の端末などで、フィンランドの代表的企業。
「あ」
アブ=バカリ二世
13世紀マリ帝国の皇帝。先代ママドゥ帝の後を継いで版図を拡大、金・塩の交易網を掌握。
ケイタ家の絶頂期を現出した。
西方探検を志すと、息子カンカン・ムーサに譲位し、自ら船団を率いて大西洋の西方へ向けて出航。
その後帰還することはなかったが、帝国はさらに繁栄を続けた。
「り」か「い」
理藩院
清の藩部を統括する部署。
蒙古が帰順したのを契機にホンタイジが制定。以後新疆・青海・西蔵と
増える藩部の軍事・政治・朝貢を統括する任を担った。
ロシア帝国との国境画定折衝も理藩院が行い、形を変えつつも宣統帝の代まで存続した。
「いん」
インタートライバル・バイソン・コーポレイティヴ
白人によって絶滅寸前に追い込まれ、現在も「余剰屠殺」が続けられるバッファローを助け、
インディアンの手で増やそうという趣旨の元、1991年に結成された北米の非営利団体。ITBC。
42の部族がそれぞれの土地を提供し会員資格を持ち、南ダコタのラピッドシティーに本部を置く。
「ヴ」
ヴィジャヤ・ラクシュミ・バンデット
国連総会初の女性議長(1953年)。
ネルーの妹で、インド内閣初の女性閣僚でもある。
州知事も勤めた。
「と」
トルストイ
世界の文豪。平和と神の愛を説く。
猜疑心の強い妻に耐えかね、82歳にして家出。家出中の駅舎で息を引き取る。
最期の言葉は「たのむから、妻は呼ばないでくれ」・・・・だったとか
「い」
壬午軍乱(イムオグンラン)
李朝末期に一般軍人と貧民が武器庫を占領し、
王宮や官庁、日本領事館を襲撃した事件。
侍女の服を着て、危機一髪逃げたのが閔妃。
陰で糸を引いていたのは大院君。
「らん」か「n」
ランシング
19〜20世紀アメリカの国際法学者・弁護士。
政府の法律顧問となり、ウィルソン大統領のもとでは国務長官を務めた。
1917年11月、日本の大使・石井菊次郎と石井-ランシング協定を締結、
中国の門戸開放・機会均等を守りつづけてきたアメリカが、
日本に譲歩し、満州における日本の特殊権益を事実上認めたものとなった。
「ぐ」
グアダルーペ族
北米 アリゾナのパパゴ族(トホノ=オ=オダム族)のバンドのひとつ。
「ぺ」
ペリエ
ハンニバルやナポレオンも愛好した発砲水を買い取り、
ボトルに詰め、商品化した博士。
「え」
エッシャー
現代画家
手がお互いの手を描いている『描く手』や
建築不可能な建物郡を描いた『凸面と凹面』などの
いわゆる騙し絵で知られる
「や」
ヤッチー=シニョーウック族
カナダ 西海岸のチペワン族の、クリー族による呼び名。 「よそ者」の意。
「く」
クセルクセス
ペルシャ王。サラミス湾でギリシャ海軍に大敗。
「す」
スフェト
カルタゴの執政官。通常、貴族から選出された正官と副官の二名が就いた。
民会、元老院と並ぶカルタゴ立法の三本柱の一つ、かつ実質上の最高統治者。
「と」
唐三彩(とうさんさい)
唐代に製作されていた、釉で彩色された色鮮やかな陶器。
「三彩」とは白、緑、褐色の三色だが、時代が進むと藍や黄の釉も使われた。
芸術的な造形のものが多く、また焼成温度が低くて軟質であったため
実用ではなく観賞用、もしくは副葬品用として作られていたと思われる。
「い」
イエニチェリ
オスマン帝国・スルタン直属の兵士団
ギリシャ正教徒の幼い子弟を親元から切り離しイスラムに改宗させて
スルタンのみに忠誠を誓う戦士に育て上げたという
軍律の厳しさと精強さで知られオスマン帝国の中核を担った
「り」
リッコホッカン族
北米 ジョージア原住の、ユチ族の古い呼び名。「洞穴の多い土地の人たち」の意。
ユチ族は19世紀に、白人によってオクラホマへ強制移住させられた。
「n」
ノヴォアルハンゲリスク
現在のアラスカ州シトカ市の露領時代の旧称。
露米会社の総本部が置かれ、ラッコ、ビーバーなどの毛皮交易で巨利を得て繁栄。
19世紀前半には「太平洋のパリ」とまで称えられた。
高緯度の割に温和な気候と、良港・豊富な資源に支えられ、米国買収後も
ジュノー市に州都の座を譲るまでの約100年間、北太平洋最大の都市だった。
「く」
クラテス
前2世紀、ギリシャの科学者。
エラトステネスの宇宙観を発展させ、地球を球状の天体と考えて
大型の地球儀を史上初めて作成したことでも知られる。
「す」
ストゥーカ
第二次世界大戦でドイツ空軍が使用した急降下爆撃機「ユンカースJu87」の通称。
ドイツ語で急降下爆撃機を意味する語の頭文字を取った略称に由来。
開戦時の電撃戦で戦果を上げ、様々な改良機が生産された。
急降下時に威嚇音を放つサイレンが特徴で、連合軍兵士からは「悪魔のサイレン」と恐れられた。
「か」
カノウドウサ族
北米 ニューヨークのイロコイ六部族連合の構成部族、オナイダ族のバンドのひとつ。
ラッカワンナ川とサスケハンナ川の合流点近くに原住した。
「さ」
794 :
世界@名無史さん:2006/08/13(日) 11:38:58 0
サンニコフ島
19世紀初頭から130年にわたって存在が信じられていた北極海の島。
多くの北極探検家が探しつづけ、存在しない事が確認された。
「ふ」
フォークランド沖海戦
1914年12月、日本軍によって中国の青島を追い出され帰国中のドイツ東洋艦隊が
南米のフォークランド諸島沖でイギリス艦隊と遭遇、激突した海戦。
ドイツはこの戦いで有力艦5隻のうち4隻を失い、
司令官シュペーとその息子2人を含む1800人の将兵も戦死した。
「せん」「n」
南毛(ナムモ)
新羅の花郎の全身は源花。
成人前の青少年を2部隊に編成し、どちらにも1名ずつ美貌の女性を入れた。
1部隊の女性の名は南毛。
彼女に嫉妬したもう一つの部隊の女性の名はは俊貞。
俊貞は南毛を酔わせて、川に投げ込み溺死させる。
俊貞は処刑され、その後女性ではなく美貌の男性が配されるようになる。
「も」
モノツィ族
北米 ネバダ 北パイウテ族の、マイドゥ族による呼び名。
「ツィ」
ツィゴイネルワイゼン
ハンガリー系の「流浪の民」、つまりジプシーを指す語。
サラサーテのヴァイオリン名曲の題名として有名。
「ぜん」または「n」
ネル・グウィン
オレンジ売り→女優→チャールズ2世の愛人、と大出世。
優しくて虚飾がなく、王に愛された。
カソリック教徒と間違えられ、プロテスタントの群集に襲われそうになったとき、
「やめて頂戴。私はプロテスタントの売春婦よ」と叫び、難を逃れた。
「うぃん」「いん」「n」
800 :
世界@名無史さん:2006/08/15(火) 00:15:38 0
インポテンツ
性的不能者のこと。宦官だった司馬遷や鄭和などがあげられる
去勢と不能はまったくの別モンだろ…
飛ばすか。
>>799から
ウィンダム,ジョン 1903−1969
イギリスのSF作家。「トリフィド時代」や「光る眼」などの小説で知られる。
某特撮キャラクターとは(たぶん)関係ない。
「む」
無敵艦隊
当時の世界最大のスペイン艦隊。
オスマン帝国海軍をレパントの海戦で破り、この呼び名がつけられた。
山越えカコイイ
「い」
李守卿(イスキョン)
李朝の三代王太宗の玄孫。
笛吹きの名手として有名だった。
あるとき、盗賊団に拉致されたが、笛を吹くと盗賊たちは感動して泣き出す。
盗賊団は彼を厚くもてなし、護送して送る。
「きょん」「よん」「n」
805 :
世界@名無史さん:2006/08/15(火) 19:00:08 0
ヨンヌ
フランスの県の一つ
「ぬ」
ヌービア
アフリカの現スーダン地域が古代エジプトの支配下に
あった時代の呼称。
エジプト帝国に奴隷や穀物を貢いでいた。
歌劇「アイーダ」はこの時代のヌビアの王女が主人公。
「あ」
ファタ・モルガーナ
イタリアのメッシーナ海峡に現れる蜃気楼。
多くの船を座礁させたところから擬人化されてこう呼ばれた。
「な」
ナーガルジュナ (竜樹)
1−2世紀のインド大乗仏教哲学の最高峰。
仏教各派新旧の教説に通じ、著書も多く、
「空」の哲学を基礎づけた。
「な」
ナミブ砂漠
ナミビアの西部に広がる広大な砂漠
巨大な砂丘の連なる砂砂漠で、まれに海からの霧が発生するが
世界で最も乾燥した地帯の一つ
「ぶ」
ブシャムルー
北米 カリフォルニヤ マイドゥ族の、南部系のバンドのひとつ。
「る」
ルシア・エリザベス・ヴェストリス
19世紀前半にロンドンのオリンピア劇場の経営者だった女性。
当時、あまり例がなかった現代劇の上映、
23時までに上映を終えるプログラム(当時は通常夜明けまで)などで、
小劇場を人気劇場にした。
「す」
スタイヤ族
カナダ 西海岸 フレーザ川及びトンプソン川流域の漁猟民、
ントラクヤパムック族のバンドのひとつ。 フレーザ川東に原住。
「や」
ヤール・ギュレシュ
中央アジアに起源を持つトルコのオイルレスリング。
力士は革製長ズボンをはき、上体にオリーブ油を塗って闘う。
通常芝生の上で行い、土俵はなし。背中を完全に地面に着けた者が勝利。
オスマン帝国領内では各地で大会が開かれ、民間人から力自慢をスカウトする機会も兼ねた。
イェニチェリを始めとする軍人の必修競技でもあった。
「しゅ」
>>807 お亡くなりになられましたか…。
次代のマオリ王はご子息なのかしら。
シュバランケー
「ポポル・ヴフ」に登場するトウモロコシ神の子である双子の弟。
「け」
ケツアルコアトル
マヤの主神。「翼ある蛇」の姿で描かれることが多い。
「る」
ルウィ語
前二千年紀にアナトリア高原で話された印欧語族アナトリア語派の言語のひとつ。
ヒッタイト語やリュキア語などと近縁だった言語。
ヒッタイト象形文字のほか、楔形文字でも記され、ヒッタイト帝国時代の文字記録が豊富に現存する。
宗教用語に非印欧語族系の原ハッティ語やフルリ語からの借用語を多く含み、
アナトリア先住民の祭祀体系を探る手掛かりとなっている。
「ご」
ゴンダール朝
1632年から1784年にかけてエチオピア高原に建てられた王国。
イスラム勢力の版図蚕食によりエルサレムとの往来が絶たれたため、国内に
教会が多数建設され、エチオピア芸術の盛期を成した。
首都ゴンダールの旧市街は現在、ユネスコ世界遺産に登録。
「る」か「う」
ルーミー
13世紀ペルシアの詩人にして神秘学者。
フラグの西征を逃れてセルジューク朝へ移住。托鉢僧と出会い師事し、詩才を開花。
旋舞で神との合一を究めるデルビッシュ教団の創立者としても知られる。
「みー」・「み」
米蘭(ミーラン)
楼蘭王国の南西にあったオアシス都市。
古代には天山南道の中継地として栄えた。
日干し煉瓦で築かれた城壁や仏教寺院が今も遺跡として残る。
「らん」
ランズエンド岬
英語で「地の果て」の意味。英国、ブリテン島の最南西端の地名。
「き」
キピサキア=ウィニニウック族
北米 ウィスコンシン メノミニー族の支族のひとつ。 「河口の人々」の意。
「く」
クエストル
古代ローマの審問官。
財務官を兼ねることもあった。
「る」
ルイズ・ファラン
19世紀、フランス生まれの女性作曲家。
作品はシューマンにも賞賛された。
パリ音楽院で教鞭をとり、16〜19世紀のピアノ曲選書を編纂した。
「らん」「n」
蘭領東インド
現在のインドネシアからニューギニアにかけての地域を占めたオランドの植民地。
最大領域はスマトラ島からニューギニア島までと広大。
ドイツ侵攻による本国降伏、続く日本軍占領、最後に義勇軍による独立戦争を経て
350年間にわたる支配に幕を閉じた。
「ど」
土方
古代、陝西省から内蒙古一帯にかけて存在した遊牧民。
最古の記録は殷代に箕子が帰順させた記述に登場する。
春秋時代の犬戎の祖先とも言われるが詳細は不明。
「う」
ウルブルン岬
トルコの地中海岸中部に位置する岬。
時化ると荒れやすい海域で、古くから多くの海難事故で知られた難所。
紀元前13世紀に沈んだとされる交易船が引き揚げられたことで有名。
同船からは大量の貴金属やアンフォラが発見され、現在は修復・展示されている。
「き」
揆園史話(きえんしわ)
朝鮮の古史古伝的史書。1675年に北崖子が著したとされる。
近年、原本が発見され、桓檀古記と並んで古朝鮮の伝説・歴史を記した史料と見なされている。
真贋・内容について今後の鑑定が待たれるところ。
「わ」
ワラ部
清代、現在の青海省に設けられた藩部の一つ。
雍正帝の命で1724年に設置された。
「ぶ」
ブルートゥス
カエサル「ブルートゥス、お前もか(´・ω・`)ショボーン」
ハゲの女たらしカエサルの仲間にして反逆者。
「す」
スルタン・ガリエフ
帝政末期ロシア〜ソ連時代の思想家・民族運動家。タタール族の出身にてムスリム。
汎国家的イスラム民族共産主義を掲げ、特に中央アジアのトルコ系民族の大同団結を唱えたが
スターリン時代に弾圧された。
「ふ」
ファルクイチェ族
北米 ジョージアに原住したグアーレ族の、南部支族のひとつ。
「ちぇ」
崔済愚(チェジェウ)
李朝末期に東学を創始した零落両班。
儒教、仏教、道教を混合し、地上の天国を目指した。
農民を注意に信者が多くなったが、李朝は運動の拡大を恐れ済愚を処刑。
東学党の乱が起きるのは、処刑の30年後。
「う」
ウィーテ族
中米 メキシコ ユト=アズテック語族のタラカイチャン系の、オコロニ族とニオ族の一派。
オテーロ川とユリクゥエ川の合流点近辺に原住。 「射手」の意。
「て」
大長今(テヂャングム)
「宮廷女官チャングムの誓い」のモデルになった朝鮮の医女。
資料が少なく実像は不明だが、優秀だったことは伺える。
「大」の意味はいくつかの説がある。
1.偉大な=王の主治医
2.二名長今がいたので、大柄なほうにに「大」をつけ区別
3.名字が「大」
「む」
ムスタムホ
北米 南西部の沙漠の民、モハーベ族の創造神。 大地母神と天空の父の孫息子であり、
この世が大洪水に見舞われたときに、水が引くまでその腕で全ての人々を守ってくれた。
「ほ」
ホルストン
1970年代を席巻したアメリカのファッションデザイナー。
スタートは帽子デザイナーでジャクリーン・ケネディが大統領就任式で
被った帽子が彼のデザインだった。
日本で開発された合成皮革を最初に使用したデザイナーでもあった。
1980年代には人気がなくなり、1990年エイズにより死去。
もちろんゲイ。
「とん」「n」
トンボー,クライド
米国の天文学者。「冥王星」の発見者。
イリノイの農家の出。貧苦で大学へ行けず、自作望遠鏡で天文学・物理学を独学。
ローウェル天文台の助手に就職し、かねてから謎とされていた
海王星外に存在が予想されていた「ローウェルの天体X」を1930年に発見。
来たる8月25日、国際天文学会で「冥王星は惑星か」の結論が発表される・・・はてさて。
「ぼー」か「ぼ」
ボウム・バ=マザ
中米 ハイチのブードゥー教の、ロア(精霊)の家族体のこと。
「ざ」
ザメンホフ ルドヴィコ 1857−1917
ポーランド出身。世界言語としてのエスペラントの創始者
「ふ」
フサルク
北欧・北西欧の音素文字・ルーンの別名。およびその文字配列の称。
出だしの6文字f,u,th,a,r,kをとった命名。
ラテン文字・ギリシャ文字が冒頭のアルファとベータにちなんでアルファベットと呼ばれるのと同じ。
なぜ独特の配列順が生まれたかについては諸説あり未詳。
ゲルマン神話および呪術に登場する樹木の名の頭文字から由来しているともいわれる。
「く」
クリプト
初期キリスト教の地下礼拝所。
「と」
トラメメ
アステカ帝国の荷運び奴隷。
メソアメリカには駄獣がいなかったため、長距離運搬も牛馬の代わりを彼らが担った。
そういやコテハンのトラメメさん、どうしているのでしょう・・・
「め」
メルッハ
前三千年期、シュメール、アッカドの文書に登場する東方の国の名。
ペルシャ湾の外から船で毎年メソポタミアへ交易に訪れたとの記述がある。
紅玉など宝石・貴金属の輸出で知られた。
インダス文明のアラビア海岸域の都市を指していると考えられている。
「は」
ハリエット・ビーチャー・ストウ
19世紀、聖書に次ぐベストセラーとなった「アンクル・トムの小屋」の作者。
姉が経営する学校の教諭から、作家に転進した。
6人の子供がいたが、みな経済的に自立せず、彼女を悩ませた。
「う」
ウンチェチャウゲ族
北米 メイン州 パサマクォディ族のまたの名。
「げ」
阮籍(げん・せき)
「竹林の七賢人」の一人。甥っ子の阮咸も七賢人の仲間。
三国魏・西晋代の官吏だったが、司馬氏の専横を逃れて郷里に隠棲。
儒家を嫌い、老荘思想と清談を愛した。
「き」
キッチナー 1850−1916
英国軍人。アフリカ侵略の急先鋒。
プール戦争の総司令官。
第一次大戦で陸相となり、ロシアへ向かう途中で、
ドイツ潜水艦に撃沈されて死亡。
「な」
>>816 いまさらですが、
「マヤの主神」とするならククルカンかクグマッツになります。
キニチ・ヤシュ・クック・モ
マヤ・コパン王朝の創始者。
426年即位。
テオティワカン風の服装で神殿のレリーフに刻まれる。
遺体?を調べたところティカル付近の出身の模様。
「も」
モータワ族
北米 カンザスのカンサ族の、コマンチ族による呼び名。
「おでこに髪の房をつけていない連中」の意。
「わ」
>>848から
南燕
五胡十六国時代の王朝の一つ。鮮卑慕容部の慕容徳が建国。
遼寧・河北一帯に勢力を張ったが、東晋の劉裕に攻められ、二代十二年で滅亡。
「えん」
沿ドニエストル・ソビエト社会主義共和国
1990年、モルドバからの独立を掲げて樹立宣言されたロシア系・ウクライナ系住民主力の国家。
古くはルーマニア人の居住地だったが、現住民の多くは18世紀に国境防衛のために入植されたロシア人。
ソ連崩壊後は「沿ドニエストル共和国」と改称。スミルノフ大統領の独裁による実効支配が今も続く。
来たる9月17日、独立の是非を問う住民投票が実施される予定。
「と」か「く」
クリオ
リベリアの新大陸系黒人の称。
アメリカ合衆国で南北戦争後の奴隷解放に伴い、米政府により入植された解放奴隷が祖先。
その後、西インド諸島からの解放奴隷も加わった。
都市部・沿海部に多く住み、高い教育水準と社会地位により、近年まで政財界の主要部を占めてきた。
一方で先住部族との軋轢が表面化し、近年の内戦の引き金となった。
「お」
オゴタイ 1186−1241
ジンギスカンの第三子。モンゴル帝国第二代皇帝。
金を滅ぼして華北に進出、太宗と呼ばれた。
「い」
>>849 ククルカン=ケツアルコアトルで、どちらも「翼ある蛇」ですが、
アステカではケツアルコアトル
マヤではククルカンと呼ばれていたらしいので、
ご指摘の通り、「マヤの主神」ならククルカンですな。
816の説明は「アステカの主神」と訂正させていただきます。
856 :
世界@名無史さん:2006/08/26(土) 21:07:51 0
偉大なる将軍様
北の某国の主、得意技は人さらい、恫喝
「ま」
>>854 イズニク
トルコ南西部の都市。主産業は窯業、特に磁器の生産に秀でる。
オスマン時代に官窯が設けられ、陶工が集められたことに発祥。
「く」
クユイディカ族
北米 ネバダ 北パイウテ族のバンドのひとつ。 今でいうウォズワースのトラッキー川流域に原住した。
「か」
カオナボ
15世紀末、イスパニョーラ島(現ハイチ/ドミニカ)に住んでいたタイノ人の首長。
コロンブスの第一次航海でヨーロッパ人と初接触、当初は一行を歓待した。
が、所持品の銅・金合金の装身具が災いし、黄金目当てに略奪・奴隷化が横行するにいたり蜂起。
コロンブス一行に捕らえられた後、見世物としてスペイン行きの船に乗せられ、途上で船ごと沈没。
「ぼ」
ボゴミル派
10世紀のボスニアで、司教ボゴミルが興したキリスト教の一宗派。
カトリックからは異端認定を受けた。
グノーシス主義を影響が色濃く、人体を含め、地上の物質的存在は全て
悪魔の創造物と説く独自の創造説が特徴。
のちにカタリ派へ思想的影響を与えたと考えられている。
「は」
ハミルカル・バルカス
カルタゴの将軍。ハンニバルの父親。
「す」
スタリナバード
現在のタジキスタン共和国の首都・ドゥシャンベ市の旧称。
旧ソ連時代、1929年から1961の間にスターリンにちなみ改称されていたもの。
「ど」
同年(どうねん)
科挙で、同じ年の試験に及第した進士(最終選考合格者)の仲間。
同じ年の合格者は、互いを同年と呼んで、その後も永く親友の交わりを結んだ。
「ねん」
冷麺(ネンミョン)
朝鮮半島でポピュラーな麺料理。
確実に記録が残っているのは19世紀の半ば。
“冬の料理で平壌あたりが一番おいしい”というような事が書かれている。
金大中は平壌で食べ、その味を絶賛した。
「みょん」「よん」「n」
四大文明
独自の古代文明を生んだ四つの代表的な文化圏を並び称した名。
通常、エジプト・メソポタミア・インダス・黄河の四つ。
どうも世界でも日韓だけにみられるくくり方だそうで・・・
「い」
イエマンジャ
ブラジルの宗教・マクンバ、カンドンブレ、ウンバンダ等で海の女神。
もとはギニア湾岸で崇められていた精霊の一つ。
毎年一月一日の朝には、大西洋の水を汲んで礼拝するイエマンジャ祭は。今では
宗教を問わず根付いたブラジルの国民的行事に。
「じゃ」
パンノニア
帝政ローマ時代の属州。現在のハンガリー平原一帯。
名馬の産地だったが、原住民の鎮撫に苦心した。
「あ」
アン・ローマン
通称マダム・レステル。
彼女は「婦人病の治療家」を称していたが、裏の顔は堕胎業者。
19世紀ニューヨークの上流階級の秘密を握っていた。
逮捕後、保釈されたが、豪邸の風呂場で自殺した。
「まん」「n」
マン・レイ 1890−1976
本名エマニュエル・ロドニツキー。米国生まれ。
パリの華やかな時代をピカソ、コクトーなどと共に生き、
現代芸術としての写真を確立した写真家。
「い」
イガマンサベ
北米 カンザス原住のカンサ族のバンドのひとつ。 白人がビッグブルー川と呼んでいる
川の流域を領土としていた。
「べ」
ベネディクト会
529年頃、聖ベネディクトがイタリアのモンテカシノに世界初の
修道会を創立した。後に、イエズス会、フランシスコ会、ドミニコ会など
と並んで、カトリックの一大勢力となった。現法王はベネディクト16世。
「と」
トメト部
バイカル湖西方の森林帯に住んでいた遊牧民。
毛皮交易のほか、有数の鉄山を擁して中世には「森の民」として知られた。
チンギスの軍門に下り、以後モンゴルの一員に加わる。
「ぶ」
武科挙(ぶかきょ)
武官を選抜する科挙。
地方選考から中央選考を経て御前試験(殿試)に至る試験順序は文官科挙と同じ。
実技試験があり、騎射・歩射・演武などで採点を行ない、
筆記試験では「孫子」など兵法書からの出題が主。
「きょ」
景福宮(キョンボックン)
李成桂が都を漢城に定めたときに造営した正宮。
壬辰倭乱によりほとんどが焼失したが、19世紀に再建。
「くん」「n」
君主論
マキァヴェリ著。1532年刊行。
群雄割拠・権謀術数を制して、権力を確立する方法を説いた、
近代政治学の先験的な書。
「ろん」または「n」
ロンドニウム
ローマ人がイングランド南部に建設した城塞都市。現在のロンドン市の原型。
もとはテムズ川のほとりのケルト系住民の集落、リンドゥン(沼地の砦)村から由来。
アングロサクソン人に奪われるまで、ブリテン島随一のローマ文化の玄関口となっていた。
「む」
ムクラサ族
北米 ルイジアナ タラポーサ川の南域に原住した南東部部族。 クリーク族(ムスコギー族)と
連携したが、言語的にはアラバマ族かチョクトー族系だった。 18世紀、クリーク族と白人との戦争の
あおりを受けてフロリダへ逃げたらしいが、その後の消息は不明。 クリークに吸収されたのかもしれない。
「さ」
紗帽(サモ)
朝鮮の役人が一般的に被る帽子。
高麗末期から用いられた。
ミッキーマウスの耳のような形です。
「も」
モスナラ族
中米 メキシコ ユト=アズテック語族系タラカイチャンの一派、コンチョ族のバンドのひとつ。
「ら」
ラマト
マヤ・儀式暦の第8日。
金星を象徴する「天のドラゴン」の日。
「と」
トラテック族
北米 アラスカ ユーコン川河口北部のエスキモー部族。
「く」
クサンチッペ
ソクラテスの妻。悪妻の代名詞にされてるけれど、
実際はどーしよーもないグータラ夫を
叱咤激励してただけ、だとか。
「ぺ」
ペタレシャロ 1797−1874
北米 大平原部族 ポーニー族の有名な戦士。 「男の酋長」の意。 ポーニー族の伝統的な
人身御供の儀式に異議を唱え、生贄の少女の命を救った逸話で知られる。 部族代表として
東部に赴き、ホワイトハウスで白人大統領のモンローに会ったりしている。
「ろ」
ローラ・モンテス
踊り子だったが単身王宮に乗り込み、ルードヴィヒ1世の愛人になる。
愛人となってからは権力を振りかざし、浪費を繰返す。
「バイエルンのポンパドゥール夫人」と呼ばれた。
「す」
スコムリノフ
第一次世界大戦開戦時のロシアの陸軍大臣。
開戦前に士官の数を圧縮するなどの軍制改革を断行する。
一方妻が浪費家で、そのために公金に手をつけていたとも言われている。
フランシスコ 1815 − 1857
北米 南西部 ユマ族の戦士。 1850年に白人の少女二人がトント=アパッチ族に誘拐された
事件があり、2年後、モハーベ族に売り飛ばされた生き残りの一人を、交渉人として無事買い戻して
有名になった。 ほどなくして亡くなったが、どうも他部族との戦で無能振りを晒し、暗殺されたらしい。
「こ」
高乙那(コウルナ)
済州島の始祖である3人の神の一人。
穴から生まれ、東方から漂着した女性と結婚した。
「東方」は日本という説もある。
「な」
ナコム
マヤで毎年選挙で選ばれる戦争指導者。
「父なる赤いピューマ」の象徴とされた。
「む」
ムックンダ=オヅィツンヌッグ族
北米 モンタナのブラックフット族の、カナダのオタワ族による呼び名。
「ぐ」
グラント 1822−85
南北戦争の北軍の総司令官。
その名声で第18代大統領になったが、
政治家としては全く無能だったらしい。
「と」
吐谷渾
4〜8世紀に青海省を支配した鮮卑系部族の王朝。
もと遼西の慕容部の出自。
青海駿で知られた名馬のほか、鉄・銅など鉱産資源に恵まれ、西域と中原の交易を仲介して栄えたが、
チベット系の吐蕃に攻め滅ぼされた。
「こん」
コンクァーリング=ベアー(1800−1854)
北米 スー族の支族のひとつ、シチャング族の有能な酋長。 「スー族全てをまとめる大酋長」として
白人に勝手に見込まれ、期待されるが、そんな存在はそもそもスー族の文化には無く、無理難題だった。
あげく白人が起こした身勝手なトラブルの八つ当たりを受け、1854年、グラッタン中尉によって
野営を急襲され、30人余りの部族員もろとも最新鋭の火器で蜂の巣にされた。
「あ」
コンスタンス・チェリオリ
19世紀半ばに夫を亡くし、莫大な遺産を相続する。
その遺産で修道会を設立し、孤児救済にすべて捧げる。
修道女としての名前はパウラ・エリザベト。
「り」
>>893 アンジェラ・メリチ
16世紀の修道女。
彼女が設立したウルスラ会は、外部のためにつくす初の女子修道会。
「ち」
チビタヴェッキア
ローマ近郊の町。歴代法王の夏の避暑地。
贅をつくした法王宮殿がある。
「あ」
897 :
世界@名無史さん:2006/09/09(土) 00:04:08 0
アウラングゼーブ
ムガール帝国第六代皇帝。シャー・ジャハーンの第三子。
父を幽閉し、兄弟を殺して帝位に就き、
勢力を拡大して、帝国の最後の繁栄時代を築いた。
「ぶ」
ブルンヒルデ
西ゴート王国の王女でフランク王国の妃。
王が殺された後、息子を王に立て実権を握る。
王を殺した別王の息子と恋に落ちるが、その恋人も殺される。
夫殺しも恋人殺しも、糸を引いていたのは別王の愛人。
最期は別王と愛人の子供に四つ裂きにされる。
「で」
デシー・ヒクマット
中世北インドで成立した医術。
バラモン〜ヒンドゥー教の流れを汲むアーユルヴェーダ医学と
古代ギリシア〜イスラム圏の流れを汲むユナーニー医学、さらに
北インドの民間伝統医療が融合、体系化されたもの。
ムガール帝国時代に総合的な医学書が編纂され、民間への普及を見た。
インド医学からは予防医学・健康体操を、イスラム医学からは外科手術・解剖学的知識の影響が色濃い。
「と」
「と」
トゥームストーン
アリゾナ州南東部の町。
銀鉱山の町として始まり、西部開拓や米墨交易、畜産で栄えた。
銀鉱の枯渇、大洪水による町域流失、クラントン一家など無法者の横行など
幾多の苦難に遭うも乗り越えてきたため、
Too tough to die「タフ過ぎて死ぬに死ねない町」の異名を取る。
町内に家畜の貸し置き場「OKコラル」があり、アープ保安官の銃撃戦で名高い。
「とーん」「とん」「ん」「n」「e」
敦化(とんか/トンホワ)
中国・吉林省、延辺朝鮮族自治県の都市。
郊外の東牟山は、渤海国最初の首都が置かれた地。
清代には皇族専用の禁足地として200年間民間人の立ち入りが禁じられていた。
19世紀から李朝の朝鮮人農民が流入して開拓したのが現在の市域の由来。
「か」か「わ」
カハネ,メイル
ニューヨーク出身のユダヤ教律法学者、極右運動家にして元イスラエル国会議員。
ブラックパンサー運動に触発され、「ユダヤ防衛同盟」を結成、モサドの援助を得て排外的ユダヤ民族主義を唱えた。
イスラエル移住後にカハ党を結成、武闘派路線を強めたが、「ユダヤのヒトラー」とまで呼ばれるほどになると、国民の支持を失い孤立。
ニューヨークで支援を求める演説中に射殺される。
WTCビル爆破テロの犯人の一人が撃ったとされるが不明点多し。活動を継いだ息子も射殺された。
失礼、「ね」からお願いします。
ネガツェ族
北米 ミネソタのオジブワ族の、ウィネバーゴ族による呼び名。
「つぇ」か「え」
ツェリノグラード
現在のカザフスタンの首都、アスタナ市の旧称。
ロシア併合以前はアクモラと呼ばれていたが、ロシア語式にアクモリンスクに改称。
さらに皇帝ツァーリにちなんでツェリノグラードと変えられたが、1961年に
旧称アクモラにちなんだ「アクモリンスク」に改称。
ちなみにソ連崩壊後にアクモラへ復帰したが、語呂が「白い墓場」を連想させるとのことで
ペルシア語由来のアスタナへ1998年改称、現在に至る次第。
「ど」
東遊運動(ドンズーうんどう)
阮朝末期のベトナムで、ベトナム独立のための人材養成を目的に、日本へ留学生を派遣した運動。
ファン=ボイ=チャウらが主導し、日本では福沢諭吉らが受け入れを担った。
現在のベトナムの学制は戦前日本のものに倣ったと言われる。
「う」
ウユウユ
ペルーのアンデス山脈3500m地帯に築かれたコリャワ王国の都。
アイマラ系のコリャワ族が14世紀頃に移住して建設したと伝えられる。
16世紀にスペインの先住民移住政策により住人が立ち退きを強いられたため一度はゴーストタウンに。
現在は小さな農村に。当時敷設された灌漑水路網と段々畑は今も現役。
「ゆ」
ユグルタ
前2世紀、マグレブのヌミディア王国の王。
保護国からの独立を掲げてローマへ反旗を翻した。
事前にローマの官僚を買収していたため、一時はマグレブ統一に至る勢いだったが、
スラやメテルスの軍に攻められ、ユグルタ自身が拿捕され、ローマへ連行された。
「た」
大中祥符(たいちゅうしょうふ)
北宋の真宗の代の元号。
西暦1008〜1017年に相当。
「ふ」
ファランクス
古代ギリシャの長槍歩兵密集方陣。平民出身の重歩兵によって構成。
マケドニアのフィリッポス二世のものが特に有名。
「す」
スワラジ
インドの国民会議派が提唱したインド独立への標語。ヒンドゥスターニー語で「自治」の意味。
1906年のカルカッタ大会で、スワデシ(国産品愛用)とともに採択した。
「じ」
痔には漢方胃腸薬
「く」
>>911から
自由ロシア印刷所
19世紀末に、ロシア出身の作家・思想家のゲルツェンがロンドンに設立した出版社。
「北極星」などの刊行物を海外へ出版し、祖国ロシアの地下活動家へ西欧の実情と
左翼思想の普及に努めた。
「じょ」か「しょ」
叙任権闘争
司教・修道院長を任命する権利をめぐって、
君主と教皇が争った。とくに神聖ローマ帝国との間で、
深刻な争議となり、1122年にウォルムス協約で妥協、
教皇側が権力を伸張した。
「う」
ウィコメーセ族
北米 メリーランド原住 ナンチコーク族の支族のひとつ。
白人がクイーンアンズカントリーとか呼んでいるあたりに原住した。
「せ」
制置三司条例司(せいちさんしじょうれいし)
北宋の神宗の命で設置された新法制定委員会。
王安石が指揮をとり、流通格差の是正(均輸法)や
農民への低利貸付(青苗法)など社会救済色の濃い法を制定した。
「し」
申命和(シンミョンファ)
朝鮮を代表する良妻賢母+才女である申師任堂の父親。
学問好きの進士だったが、出世欲はなかった。
娘の絵の才能を伸ばすため、7歳から絵を習わせる。
娘に絵の勉強をさせることは、当時の朝鮮では“暴挙”だった。
「ふぁ」「あ」
ファランヘ党
スペイン内戦に勝利したフランコが、
軍・カトリック教会とともに、自己の独裁権力の基盤とした政党。
ファシズム的。
「へ」
ヘシェイウェウィプー族
北米 アイダホ原住のネ=ペルセ族の支族のひとつ。 アソティン・クリークの河口付近を領土とした。
「ぷ」
プルケ
リュウゼツランの発酵酒。
古くからメソアメリカで祭儀に用いられた。
「け」
継平(ケピョン)
李朝の暴君燕山君は全国から美女を集めた。
その美女をさらに厳選し、宮中に上がらせた。
その宮中に上がった美女を燕山君は継平と名付けた(他の名も有り)。
「ぴょん」「よん」「n」
平和市場(ピョンファシジャン)
ソウル市内にある市場街。
朝鮮戦争の戦火を逃れて38度線を越えて韓国にやってきた避難民が中心となって作った市場。
1958年の大火災で焼失し、1961年に近代的なビルに再建されてからは、市場として公認された。
衣料品、靴、スポーツ用品、古書などの卸問屋が立ち並ぶ。
「じゃん」「やん」「n」
ジャンク
中国独特の帆船。
河船から発達したため平底の箱形船体が特徴で、量載が容易。
世界に先駆けて水密区画や造り付け舵などの発明を導入し、宝船のような
超大型外洋船まで建造されたこともあった。
「く」
クルタナガラ
ジャワ島のシンガサリ王国最後の王。
熱心な仏教徒であった反面、浪費と党争が絶えなかった。
入貢を求めるフビライの使節・孟棋の顔に入墨を彫って返したため
元は軍船を送ったが、ジャワ到達の前にクルタナガラは暗殺されていた。
「ら」
ラージプート
北部・西部インドのヒンドゥー系の王侯、戦士集団のカースト名称。
もとはイラン系・テュルク系の征服民がインドに王朝を打ち立てた際に
現地化する過程で設けたカースト。
「王子」の意味を持ち、王権の貴種伝説を説明するのにも用いられた。プラティハーラ朝などが代表例。
現在、同名の州が西部インドに存在する。
「と」
東市(とうし)
長安城の東部の繁華街。
漢代にはここで公開処刑が行なわれていた。
「し」
シラクサ
古代シチリア島の都市国家。
前8世紀にコリント出身のギリシア人が入植して建設した植民都市が起源。
地中海海運の要衝として、アテネやカルタゴなど外国勢力と戦って退けた。
アルキメデスを輩出した町としても名高い。
「さ」
サコタ族
北米 大平原部族、シャイアン族の、同じく大平原部族、カイオワ族による呼び名。
「た」
タブマン,ハリエット
19世紀米国の黒人奴隷、のちに奴隷解放運動家。
農場の奴隷として生まれ育ったが、北部へ脱走した。
クエーカー教主宰の、奴隷「脱南」組織、アンダーグラウンド・トレイン(地下鉄道)に参加。
南北戦争の前後をはさんで約10年間に5000人以上の脱走奴隷を北部州へ連れ出すことに成功。
「まん」
満州文字
明代にヌルハチがモンゴル文字を改良して制定した文字。
満州語の表記のために、ホンタイジがダハイに命じて改良させ、清建国語は漢字と並ぶ公用文字となった。
建前上は清の公文書に満漢併記と定められたが、次第に満州語自体が漢語に圧され衰微。
屯田兵として新疆に入植したシボ族が今なお実生活で用いている。
「じ」
仁寿(じんじゅ)
隋・文帝の代の元号。
西暦601年〜605年に相当。
「じゅ」
柔然
5−6世紀にモンゴリア高原に勢力を振るった遊牧民。
北魏と対立した。内紛で衰退し、突厥に滅ぼされた。
「ぜん」または「n」
善導(ぜんどう)
初唐の僧。浄土教の大成者。主に長安に寺を構えた。
教義は後世、日本の浄土宗・浄土真宗に影響を与えた。
「う」
ウィミヌーチェ族
北米 南西部 ユテ族の支族のひとつ。
南西コロラドのサン=ファン谷と、その北部支流にかけて原住した。
「ちぇ」
チェーラ朝
前2世紀にインド南端部の西海岸に興った王国。
海上交易で栄え、ギリシャやローマの商人も訪れた。
今も都市遺跡からは東西各国の硬貨が出土する。
「ら」
楽浪郡
前漢が衛氏朝鮮を滅ぼした後の朝鮮半島に設けた郡の名。
統廃合・再編を繰り返しながらも前趙の時代まで存続した。
今気付いたが、「えいしちょうせん」「らくろうぐん」ってIME一発変換されるのね。驚き。
「ぐん」
グングナーラ
北米 ワシントン州 サミシュ族のバンドのひとつ。 グエメス島に原住した。
「ら」
ランス・オ・メドー
カナダ東端、ニューファウンドランド島の北岸にある集落遺跡。
11世紀にヴァイキングが入植した地の一つとされ、当時の住居や生活道具が出土した。
ヴァイキングの北米大陸到達を疑問視する議論は、この遺跡の発見で終止符を打たれた。
現在は島の自然と併せてユネスコ世界歴史・自然遺産に登録。
「どー」か「ど」
>>936 そう!IMEはあなどれないよ〜!
「とっけつ」も「もちひとおう」も一発だよ。
ドーズ案。
1924年、第一次世界大戦後のドイツの賠償支払いの
分割方法を決めた案。米国のドーズを委員長とする委員会が作成。
「あん」または「n」
安南都護府(あんなんとごふ)
唐代、辺境警備のために設けられた地方政庁「都護府」の一つ。
現在のベトナム北部、ハノイに置かれ、インドシナ方面の統治を管轄した。
760〜761年には阿倍仲麻呂が長官に就任していた。
「ふ」
興清(フンチョン)
>>921で書いた拉致された宮中美女の別名。
意味は「汚れを清める」。
「ちょん」「よん」「n」
チョンベ,モイセ
コンゴ共和国の政治家。南部のカタンガ州、ルンダ族の出身。
ベルギー領コンゴから独立した直後にカタンガ共和国独立を宣言して首相に就任。
国連軍が派兵されるとスペインへ亡命するが、コンゴのルムンバ大統領が暗殺されると
舞い戻って米軍の支援を受け再任。
その後モブツ独裁政権が樹立されると再び亡命し、アルジェリアで客死。
「べ」
ベアー=ハンター (?〜1863)
北米 西部大盆地地帯部族、ショーショーニー族の酋長。 東部から押し寄せるモルモン
教徒や幌馬車隊に宣戦布告し、最後まで白人との徹底抗戦を選んだ交戦派の戦士。
1863年、ソルトレークそばの野営を白人に襲撃され、224人の部族民もろとも皆殺しにされた。
「た」
茶母(タモ)
朝鮮で役場のお茶汲みなど下働きをしていた女性。
犯罪捜査の聞き込みや密偵をしていた・・・
という設定のドラマがあるが、それはフィクション。
「も」
945 :
世界@名無史さん:2006/09/19(火) 10:18:35 0
モラリスト
16・7世紀のフランスの著作者の一派。
人間心理と風俗を観察し、生活に即した道徳を追求して、
フランス文学に独自の色彩を加えた。モンテーニュ、パスカル等。
「と」
統和(とうわ)
契丹・聖宗の代の元号。
西暦983年〜1012年に相当。
「わ」
ワイナピチュ
アンデス山中、インカ帝国の謎の空中都市マチュピチュの一角に
ほとんど垂直に切り立っている岩山。名は「鷲の峰」を意味する。
「ゆ」
尹(ユン)スック
李朝の丞相の次男。
勉強せず遊んでばかりいたため、父親はスックを隠れて監視。
スックは友人に妓生に惚れていると相談すると、
友人は自ら「身請けに使え」と銀を差し出す。
父親は「そんな友人がいるのなら心配はいらない」と判断し、
スックを見守るだけにする。
スックは後に国防次官まで出世する。
「く」
クニスツンネ族
北米 オレゴンのアルセア族の、チャスタコスタ族による呼び名。
「ね」
ネアポリス
古代ギリシアの殖民都市の一つ。
現在のイタリア半島南部に、前6世紀頃建設された。
先に入植していたギリシア人都市、パルテノペから近い距離に新たに建設されたため「ネア(新しい)ポリス(都市)」と名が付いた。
中世以降は「ナポリ」と転訛して今に至る。
「す」
騶衍(すうえん)
戦国時代前期の思想家。諸子百家のうちの陰陽家の大成者。
五元素が相互に和合・反発しあって森羅万象が生起すると説く陰陽五行説の創始者でもある。
「えん」
エンタシス
建築用語で,円柱の柱身の胴部につけられたふくらみのこと。
古代ギリシャ の神殿建築や, その流れをくむといわれる法隆寺の
中門・回廊,唐招提寺講堂などの柱 にその例が見られる。
「す」
淑媛(スグォン)
李朝:王の側室の官位。女性の位としては上から四番目。
側室の中では下、女官から見ると完全に上の位。
「おん」「n」
オンケロン島
17〜18世紀に、東シベリア沖の北極海に浮かぶと噂された伝説上の島。
北東航路開拓の船乗りにより噂が広まったが、古代ギリシャ神話の「極北の常春の島」ヒュペルボレオスやテュレの
焼き直しと考えられている。
火山島のため極北にもかかわらず四季を通じ温暖で、森林に覆われていると伝えられていた。
「ろん」か「う」
ロンゲラップ環礁
マーシャル諸島共和国の一島。
1954年に行われたビキニ環礁の核実験時のフォールアウトを受け、
放射能汚染された。
とりあえずの除染作業が終了し住民の帰島も始まってはいるが…さてはて。
「ぷ」か「う」
プクチス族
北米 ネブラスカの大平原部族オマハ族の、同じく大平原部族ポーニー族による呼び名。
「す」
ストラボン
前1〜後1世紀、小アジア出身のギリシア人地理学者・歴史家。
当時の地中海世界が知りうる最大の領域を収録した「地理誌」を編纂した。
アジア・ヨーロッパ・アフリカの地理・歴史・風俗・自然誌を網羅した貴重な史料でもある。
「ぼん」
ボンボ
南米の民俗音楽で使用される太鼓。
スペインの太鼓がアルゼンチンやアンデスでアレンジされた。
毛がついたままの毛皮を使用している。
「ぼ」
ボダルキナーゴ族
北米 大平原部族 コマンチ族の、同じく大平原部族 カイオワ族による呼び名。
「爬虫類人間」、もしくは「蛇人間」の意。
「ご」
test
ゴドルフィンアラビアン
サラブレッド三大始祖の一頭。
チェニジアからフランスのルイ15世に献じられるが、
王はこの馬が気に入らず使役馬となる。
偶然種付けしてできた子供がいい走りを見せ、
ゴドルフィン伯爵が購入。
「あん」「n」
アンティ・スーユ
インカ帝国の四大地方区分のひとつ。
クスコから見て東方面、アマゾン川流域に至る地域を指した。
「ゆ」
瑜伽行唯識学派 (ゆがぎょうゆいしきがくは)
古代インドで成立した大乗仏教の代表的教派。
世親(バスバンドゥ)らが教理を大成し、6世紀頃には中観派と並ぶ二大教派となった。
玄奘が唐へ伝え、日本へも奈良時代に伝わっている。
「は」
ハンアニム
朝鮮の王宮で働く見習い女官の尊称。
見習い女官より身分が下のものは、彼女たちをハンアニムと呼んだ。
「む」
965 :
世界@名無史さん:2006/09/25(月) 21:51:28 0
無著 むじゃく 310−390
西北インドに生まれ、弟の世親(せしん)と共に、大乗仏教を理論ずけ、大成した。
鎌倉彫刻の代表作に運慶の「無著・世親像」がある。
「く」
966 :
世界@名無史さん:2006/09/25(月) 22:40:41 O
鳩摩羅什(くまらじゅう)
344〜413
中国、六朝時代の仏典の翻訳家。父はインド人、母は亀茲国王の妹。
法華経・阿弥陀経など三五部三〇〇巻に及ぶ訳経は、旧訳において最も重要な位置を占める。
「う」
銀粧刀(ウンジャンド)
朝鮮で腰紐に帯びる小刀。
モンゴルから入った文化と思われる。
主に女性が身につけ、貞操を守った。
「ど」
ドラスクェ族
中米 北西パナマに、東西両岸にまたがって原住する、チブチャン語族系部族。
「くぇ」か「け」
クェ語
かつてブッシュマンと呼ばれた人たちが話した言葉。
現在はナミビアの一部で使われている。
文字はない。
「ご」
ゴドサアブ族
グリーンランドのエスキモー部族のひとつ。
「ぶ」
武将風雲禄信長の野望
「う」
>>970 ブジェヨヴィチェ
現チェコの古都。ドイツ語名ブトヴァイゼル。
中世にズデーテン方面からドイツ系入植者が建設したのが始まり。
特にビール醸造の技術水準の高さで知られた。
米国のビール「バドワイザー」の商標をめぐり、同市がメーカーを現在起訴中。
「ちぇ」
チェロキー・フェニックス
1828年創刊の米国地方紙。指導者セコイヤの指揮によりチェロキー共和国のエチョタで創刊。
北米で先住民言語による最古の定期刊行物となり、現在も発行が続いている。
ジョージア本社のほか、強制移住先のオクラホマにも支社があり、チェロキー族の結束を保つ情報源となっている。
「す」
スッラ
古代ローマの将軍・政治家。数々の外征に参加した。
強引な手腕で軍制改革を推進したが、改革を達成するとあっさり隠居。
「ら」
975 :
世界@名無史さん:2006/10/04(水) 15:57:16 O
羅貫中(らかんちゅう)
生没年未詳
中国、元末明初の小説家。太原(山西省)の人。名は本、号は湖海散人。
著「三国志演義」「隋唐演義」「平妖伝」など。「水滸伝」の編者または作者の一人ともいう。
「う」
ウォークス=イン=ザ=ウォーター(1775〜1825)
北米 北東部 ワイアンドット族(ヒューロン族)の指導者。 有名なショーニー連合の指導者
テクムセと部族同盟を結んで戦いを共にし、1813年にはデトロイトのレイジン川の戦いで英国
白人軍を破った。テクムセが戦死したテムズの戦いにも参加した。立場的には和平論者だった。
「た」
断髪嶺(タンバルリョン)
金鋼山の風光明媚な嶺。この名には二つの説がある。
*この嶺の美しさ・立派さに接すると、髪を切って俗世から離れたくなる
*新羅最期の王の皇太子が、この嶺で出家の決心を固めた
「りょん」「よん」「n」
四大文明
世界史上知らないものはいないだろう、ナイル、メソポタミア、インダス、黄河のアレです。
「い」
李舜臣(イスンシン)1545年4月18日 - 1598年12月16日
文禄・慶長の役時の李氏朝鮮の将軍。字は汝諧。朝鮮水軍を率いて日本軍との戦いに活躍し、日本軍を苦しめた。その功績から韓国では国民的英雄となっている。
「しん」「n」
シンヤウ=ピチカラ
北米 カリフォルニヤ ディエグェノ族のバンドのひとつ。 サン・ディエグェノ海岸中部に原住。
「ら」
ラ・クカラチャ
メキシコ革命の頃、農民派の兵士がよく歌った歌。
民謡といわれているが、元はスペインの曲らしい。
タイトルの意味はゴキブリ。
♪マリファナが切れてゴキブリは動けない♪
マリファナという言葉はこの歌経由でアメリカに伝わったらしい。
「ちゃ」「や」