食物と酒、嗜好品の歴史 16皿目@世界史板

このエントリーをはてなブックマークに追加
941世界@名無史さん:2006/03/13(月) 00:24:31 0
大量生産品がイヤだという人にとっては、パン生地を工場で
量産して、焼くだけというのは疑問があるのかもしれない。
単に焼きたてを味わいたいというニーズなら、無問題。
942世界@名無史さん:2006/03/13(月) 02:56:21 0
ロシアとかドイツとかでは、前近代時代、秋にパンを焼いて春までもたせていたそうな。

で、粉挽き臼とかパン焼き釜とかは、領主特権のひとつで、製粉賃、パン焼き賃を以って
租税とする方法をとっていた。検地をするより、加工段階を押さえる方が収穫の捕捉が
容易だし、ライ麦や小麦は粉に挽くのがおおごとで、木が少なく燃料が割高な土地条件から
製粉・パン焼きの集約・領主特権化が可能だったのだろう。

で、現皇后の入内の際、「粉屋の娘」と揶揄されたが、諸外国ではむしろ「少なくとも郷紳
以上の貴族の血統」として捉えられていたそうな。
『フランダースの犬』に出てくる村一番の金持のゼーゼマンさんとこも、風車で製粉を営んで
いたろ。単なる金持ではなく、村の有力者として描かれていたのは、粉屋はそれにふさわしい
職として考えられていたからだわな。
943世界@名無史さん:2006/03/13(月) 06:21:43 0
メロンパン車
944世界@名無史さん:2006/03/13(月) 06:57:51 O
パン焼き窯は中で火を焚いて温め、燃え尽きた薪を掻き
出してから余熱でパンを焼く。窯を温めるには大量の薪を
要するが、一度温めれば大量のパンが焼ける。従ってパン
焼きは共同で行うのが普通。少なくとも一ヶ月分は焼き上げた。
945続き:2006/03/13(月) 07:00:09 O
小麦・ライ麦だけ用いるのはよほど裕福な家で、他に蕎麦・
豆粉・葡萄の蔓を粉にしたもの等を混ぜて焼くのが普通。
そうしたパンは日が経つと石のように堅くなり、砕いて
水やスープでふやかして食べた。鍋で煮てしまう事もあり
「パン粥」や「パンのスープ」は近世の文学にも「貧乏
臭い食べ物」として現れる
946世界@名無史さん:2006/03/13(月) 11:57:01 0
>>942 「ゼーゼマンさん」は、「アルプスの少女ハイジ」じゃ・・・・?
947世界@名無史さん:2006/03/13(月) 13:34:13 0
嗜好品とドラッグの境界線は有るのでしょうか
948世界@名無史さん:2006/03/13(月) 13:48:19 0
煙草はギリギリかな?
949世界@名無史さん:2006/03/13(月) 14:06:57 0
多分荒れるからやめたほうがいいかと
950世界@名無史さん:2006/03/13(月) 14:08:48 0
ふざけんなよハゲ。嫌煙野郎死ねや。
951世界@名無史さん:2006/03/13(月) 14:12:17 0
ドラッグ語りたいなら他の板へ
952世界@名無史さん:2006/03/13(月) 15:19:18 0
法で規制されてるかどうかだろ

>>950ハゲいうなつるっぱげ
953世界@名無史さん:2006/03/13(月) 15:27:46 0
ハゲ死ね
954世界@名無史さん:2006/03/13(月) 16:11:16 0
幻覚症状や精神・人格に問題を起こすか
955世界@名無史さん:2006/03/13(月) 16:45:14 0
ドラッグを語りたいならこういう専門スレがある。

【この世の】薬物の世界史【暗黒面】
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1129222965/l50
956世界@名無史さん:2006/03/13(月) 17:43:12 0
阿片は支那においては貴族や良家の人たちがたしなむ高級嗜好品だった。
だが国内で平民の手にも渡り、常習化すると廃人を大量に生み出し、結果「麻薬」となった。
タバコも同じ。
957世界@名無史さん:2006/03/13(月) 17:56:26 0
髪には海藻がいい、とされている。
しかし日本人は世界一海藻類を食らう民族。その日本にすらハゲがいるのだから・・・
958山野野衾 ◆CXSSL1llHI :2006/03/13(月) 20:03:40 0
医師によれば、海藻類は髪のつやをよくするものの、禿にはきかないとか?
959世界@名無史さん:2006/03/13(月) 20:05:03 0
さすが山野さん薄毛知識に関しては俺に任せろって感じですね。
960世界@名無史さん:2006/03/13(月) 20:55:24 0
メカブに多く含まれてるフコイダンがいいとか
961世界@名無史さん:2006/03/13(月) 22:55:32 0
>>957
海草髪にいい説は眉唾。
毛穴が詰まるぐらい脂採ってたり、
帽子のサイズきつめで血行悪くしちゃうとかしなけりゃ
ハゲにくい。
962世界@名無史さん:2006/03/13(月) 22:55:46 0
髪に海草がいいってのは形容からきた俗説。むろん悪いわけじゃないし、
ビタミンミネラルがあるから、それなりに意味はあるかもしれんが、それはつまり
ほうれん草がいいとか、レバーがいいとか言ってるのとなんら変わらない。
963世界@名無史さん:2006/03/13(月) 23:03:15 0
ハゲの要因には男性ホルモンの働きが大きいから
去勢したらとりあえず進行は止まるよ。
964世界@名無史さん:2006/03/13(月) 23:05:36 0
>>963
サンクス!
965世界@名無史さん:2006/03/13(月) 23:09:46 0
ヨードの不足による代謝異常が極度に進むと、髪が黄色になってくる。
四川や甘粛の高地でしばしば見られたもので、その薬として干若布やヒジキが
輸出されていた。

これが曲解されて、海藻類を食べると髪が黒くなるという伝わり方をした。
966世界@名無史さん:2006/03/13(月) 23:51:29 0
ふぉ。母親から、ワカメなどの海草は白髪に良いから食べるようにと諭さ
れて育ってはおるが、禿に良いとは言われなんだの。あれは、白髪の防
止には効果はあっても、禿の予防じゃの、まして回復にはきかんじゃろ。

>>965
ふむ。眉唾の話じゃとは思いながらも、代々白髪の家系じゃで、馬鹿にし
ながらも親の遺言と思うて食べておったが、どうも効果はないようじゃから、
不審に思っておったがやはり誤伝ということかの。
967世界@名無史さん:2006/03/13(月) 23:52:28 0
偽じじぃウザイ。
968世界@名無史さん:2006/03/14(火) 00:03:57 0
石立鉄男を思い出した
そしてわかめラーメンがまだ販売しているのもびっくり
ttp://www.acecook.co.jp/frame/prod_f0603d.html
969世界@名無史さん:2006/03/14(火) 07:51:53 0
そもそも文体がイタイ
970世界@名無史さん:2006/03/14(火) 20:53:16 O
そもそも毛根はなくなりません。毛が抜けると毛根は死にます
が、その下から新しい毛根が出てきます。禿というのは
毛がなくなるのではなく、黒く太い毛が、細いうぶ毛に
生え変わる現象で、毛根の消失ではなく変質です。白髪は
黒く太い毛が白く太い毛に生え変わる現象で、禿と白髪は
ある意味同じ現象とも言えます。よって育毛剤も無駄です。
971世界@名無史さん:2006/03/14(火) 20:55:55 0
>>970
産毛ハゲも確かにいるが、ツルツルピカピカもいるぞ。
白髪は染めれば無問題。
972世界@名無史さん:2006/03/14(火) 20:58:38 0
白髪で養毛剤つける椰子はいなんじゃないかな。

つか、白髪とハゲじゃ深刻度がぜんぜん違うって。
973世界@名無史さん:2006/03/14(火) 21:28:43 0
>>965
>ヨードの不足による代謝異常が極度に進むと、髪が黄色になってくる。
>四川や甘粛の高地でしばしば見られたもので、
じゃあ、諸葛孔明の奥さんが黄髪だったというのはそれかな?
974世界@名無史さん:2006/03/14(火) 22:17:08 0
>>973
諸葛孔明の妻は荊州人ですよ。
975世界@名無史さん:2006/03/14(火) 22:28:14 0
さすがは学問板だな・・・
976世界@名無史さん:2006/03/14(火) 22:37:10 0
>>974
ヨードの不足は生活習慣の問題なんで
荊州人が海から遠く離れた四川で暮らせば
黄髪の症状がでないとは限らないよ。
977世界@名無史さん:2006/03/14(火) 23:17:11 0
ヨード不足になると、喉が膨れ上がるんだよね?
978世界@名無史さん:2006/03/14(火) 23:23:50 0
福井の沿岸部では、行政施設にヨードが配備されてるってね
979世界@名無史さん:2006/03/14(火) 23:27:38 0
ああ、ピカドン予防か。
海藻の味噌汁は放射能に効く、とかいう話もある。
流言の域を出ないが。
980世界@名無史さん:2006/03/14(火) 23:29:52 0
なんでヨードと原子力事故が関係するんだっけ?
ヨウ素の同位体が甲状腺かどこかの人体に蓄積されやすいから、
普通のヨウ素を摂取して蓄積を防ぐということでいいのかな。
981世界@名無史さん:2006/03/14(火) 23:57:17 0
>>980
たぶん、

http://sta-atm.jst.go.jp:8080/dic_1093_01.html
>甲状腺はヨウ素を多く含んでおり、放射性ヨウ素が体内に取込まれたとき、
>他の臓器に比べ選択的に甲状腺に集まり放射線吸収線量が大きくなる。
            ~~~~~~~~~
てことだと思う。
982世界@名無史さん:2006/03/14(火) 23:59:59 0
983世界@名無史さん:2006/03/15(水) 00:01:07 0
ヨウ素は甲状腺(喉の所にある)に溜まりやすいので、
原発が事故った時は放射性のヨウ素を吸い込んでしまう前に通常のヨウ素を採って
飽和させてしまおうというちょっと気休めに近い作戦。

他の放射性物質(骨に溜まるセシウム等)の半減期が数千〜数万年単位なのに対して
ヨウ素の半減期が180日程度なので、あらかじめヨウ素を採って放射性ヨウ素が通常レベルまで落ち着くのを待ち
せめてヨウ素だけでも取り込まれる事による体内被曝を防ごうという意図なのだろう。
984世界@名無史さん:2006/03/15(水) 00:05:39 0
ところで井伏鱒二の『黒い雨』では、原爆病の発症予防の食事療法として
「三度三度切干大根と油揚げを入れた味噌汁、生卵を吸い、一日一回ニンニクを食う」というのがあるが、
医学的にどんな根拠があるのだろうか?
985世界@名無史さん:2006/03/15(水) 00:11:00 0
ロシア人なんか、「ウォッカを飲んでれば放射能も洗い流してくれるのさ」って平気な顔してるぞ。
986世界@名無史さん:2006/03/15(水) 00:13:49 0
原爆投下直後の広島では、「人骨の粉末はピカの火傷や毒に効く」というデマがあったな。
ライ病や性病には人肉が効く、というデマと同じで、『禁断の品』ならば治るとされていたんだ。
987世界@名無史さん:2006/03/15(水) 01:05:06 0
くそくらえ
988世界@名無史さん:2006/03/15(水) 01:23:53 0
チェルノブイリの事故の時、新聞にでっかく「みそ汁を日常的に飲んでれば防げる」
という記事が載ってたなぁ。
989世界@名無史さん:2006/03/15(水) 02:17:36 0
甲状腺は成長ホルモンに関わるから子供がやばい。
ただ、ヨウ素の半減期は短いので、
一月、汚染されていないヨウ素で
甲状腺を飽和させておけば大丈夫。
990世界@名無史さん
ヨウ素に関しては、とりあえず放射能汚染来襲のニュースを聞いたら
うがいレベルに薄めたイソジン水溶液を
うがいじゃなくてそのまま飲んでおけば
ヨウ素の錠剤を飲むのと同じことだと聞いたことがあるが。