1 :
世界@名無史さん:
ヨーロッパ人登場以前を中心に語ろう。
2 :
世界@名無史さん:2005/07/29(金) 23:28:54 0
3 :
世界@名無史さん:2005/07/30(土) 12:37:10 0
50年代の核戦争後、アメリカ合衆国と大英帝国が合併。
その後イングソック党による政権掌握、「偉大な兄弟」による大粛清。
4 :
世界@名無史さん:2005/07/30(土) 13:02:58 0
興味無し
戦争は平和である
無知は力である
隷属は自由である
6 :
世界@名無史さん:2005/07/30(土) 15:03:14 0
「偉大な兄弟」って兄と弟がいるんだとずっと思ってた。
御爺の小学生は発育ヨカタナ〜
11歳でも生えそろってたし
何より初めてじゃなかったってのが御爺らしいな
って思った
まぁ東欧系移民貧乏両親だから
ヤンチャな娘になるのはしゃ〜ないか
8 :
世界@名無史さん:2005/07/30(土) 21:45:01 0
オセアニアの歴史だと思い来てみたら雑談ばかりじゃん。
9 :
世界@名無史さん:2005/07/30(土) 21:50:40 0
1984のオセアニアの歴史か…
ブリテン島が「〜○号島」とか数字で呼ばれる様になったのは何時から?
10 :
世界@名無史さん:2005/07/31(日) 11:54:55 0
そのうち「オーストラリアは紀元前に中国がすでに発見していた!」
なんていうデッチアゲ研究が出てきて、中共による侵略が始まるぞ。
>>9 エアストリップ1号?
バトルオブブリテンと関係あるとか何かで読んだような。
13 :
世界@名無史さん:2005/07/31(日) 22:20:02 0
まともなレスしやう。
メチエの『海を渡ったモンゴロイド』ってオセアニア史の本としてはどう?
あと白人到来以前のアボリジニの歴史とか、口承や遺跡を資料にちょっとぐらいはわからないのかな。
アボリジニに関する手頃な本自体がほとんどない。
14 :
世界@名無史さん:2005/08/01(月) 12:28:07 0
アボリジニは都市の段階にすら到達してなかったようだけど、それなら彼らの集落とかはあったの?
15 :
世界@名無史さん:2005/08/01(月) 13:39:51 0
「日本人のオセアニア発見」なんてどおよ
16 :
9:2005/08/01(月) 22:14:19 0
>>12 そうそれだ、エアストリップ1号島
あれのオセアニアって所謂英連邦だよね?
>>14 北部地域でも掘っ立て仮小屋程度でした。
>>15 江戸時代に密貿易をしていた船がタスマニアにきていた…という話もありますが。
19 :
世界@名無史さん:2005/08/18(木) 00:38:11 0
>18
アジアに近いアーネムランドあたりじゃなくて、南のタスマニアに行ってたんですか?
20 :
世界@名無史さん:2005/08/18(木) 12:14:09 0
21 :
世界@名無史さん:2005/08/18(木) 17:56:02 0
江戸時代の日本人がなぜかペルーに流れ着いてたという話を聞いたことがある。
22 :
世界@名無史さん:2005/08/18(木) 18:24:21 0
オセアニアって、日本のお隣なのになじみない地域だな
ところで二つ質問したい
1.オセアニアってどこからどこまで?東南アジアとの境界線は?
2.オセアニアはいつどのように白人に征服され、
いつどのように白人支配から独立した?
23 :
世界@名無史さん:2005/08/18(木) 21:03:50 0
>21
ペルーはオセアニアではないけど、
遭難した和船が一年以上かけて太平洋を横断してしまう話はいくつかあるね。
>>19 アーネムランドに白人が入植するのはかなり遅かったですから…。
>>22 1、ニューギニア・オーストラリア〜イースター島までです。
2、16世紀にマリアナ諸島を統治したスペインが最初で、
一番最後は19世紀末のハワイ王国滅亡になるかしら…。
交易拠点とキリスト教の布教が目的で、
後は言いがかりをつけて侵略したり勝手に入植したり。
独立したのは概ね第二次大戦後です(王権が存続したのはトンガのみ)。
また、アメリカとフランスは未だに統治を続けています。
フランスはニューカレドニアを放棄汁
ヨーロッパ人登場以前が語られていない件
27 :
世界@名無史さん:2005/08/20(土) 12:39:05 0
28 :
世界@名無史さん:2005/08/23(火) 23:17:54 0
イースター島先住民が世界にはイースター島以外の陸地がないと考えていたってマジですか?
29 :
世界@名無史さん:2005/08/24(水) 08:14:51 0
それはないと思う。
当時のポリネシア人はものすごい航海技術を持っていて、
彼らは他の陸地から移住してきてからね。
30 :
世界@名無史さん:2005/08/24(水) 19:37:41 0
それを忘れちゃったとかの可能性は?
というかイースター島とかって、移住後に他の島との交流あったのかね?
孤立してれば遅かれ早かれ遺伝子の多様性が失われて(要は近親交配のやりすぎで)自滅すると思うんだが。
>>27 途中で全滅してしまったのは残念のような…。
>>28-30 ポリネシア諸族は概ね「どこから移住してきたか」
は語り伝えていたようですが、
イースター島の場合はかなり神話化してしまっていたかと。
ラパ・ヌイ(イースター島のかつての名称)は「世界の中心」という意味です。
32 :
世界@名無史さん:2005/08/27(土) 14:43:39 0
究極的な故郷は「高い山と大きな川のある緑の島」っていう伝説だっけ?
あとタヒチかどこか、先祖達がやってきた伝説的な土地があって、
そこはまた死後の世界でもあるという神話があったような・・・・・・
ニュージーランドの原名がアロテラウア「長くたなびく雲」だっけ。
今のニュージーランド国家の正式名称としても通用するとか読んだことが。
34 :
世界@名無史さん:2005/08/27(土) 23:13:10 0
>>33 そう。郵便物の宛名に「アオテアロア」と記してもちゃんと配達されるそうな。
ちなみにマオリ語「Aotearoa=長くたなびく雲の下」。
>>32 マオリの伝説の「タヒチ」ですね。
考古学上は現在のタヒチ(ソシエテ諸島)ではなかったかと。
36 :
世界@名無史さん:2005/08/29(月) 22:47:36 0
小学生のとき一度ホラー小説を書いてみたことがあるんだが
イースター島へ行った男が「もうだめだ、家の周りにモアイが・・・」
と書き置きを残して謎の失踪を遂げる話だった。
>>35 じゃあ現在のタヒチは伝説から引っ張ってきた命名とか?
アフリカのガーナみたいに。
>>37 うーん、どうなんでしょう?
僕にはちょっとわからないです…。
39 :
世界@名無史さん:2005/09/06(火) 13:32:14 0
我々は
>>1が何故このようなスレッドを立てたのかという
疑問を解決するため、
>>1の故郷であるカホーラウェ島の寒村に向かった。
「まだ我がカメハメハ陛下の治世にこんなところがあったのか…」
思わず口に出てしまった言葉を同行した兵士に失礼だと咎められた。
小人が住むような小さな家、ボロボロの腰蓑を巻く漁民たち、
そして村の長老は身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
ハワイイ諸島の統一だの、白檀交易の進展だの、イギリス船来航だので
浮かれていた我々はハワイイ王国の現状を噛み締めていた。
ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに
「
>>1が申し訳ありません」と我々に何度も土下座して詫びた。
我々はこの時初めて
>>1を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、この村の貧しさが全て悪かったのだ。
我々は母親から貰った干し柿を手に、
打ちひしがれながらワイキキへと帰路についた
ハワイに寒村かよ!
>>39 ハワイに柿ってあるのか。って、そもそもハワイはオセアニアじゃね〜
スレ違いだ。
>>40 寒村は貧しくさびれた村って意味だから、寒いってわけじゃないぞ?
ハワイがオセアニアじゃなきゃどこよw
本土と同じ洲に帰属というならば千島は欧州になっちまうぞ(笑)
>>41 柿は日系人が持ち込んで栽培しているそうです。
まあ、
>>39の時代設定ではないでしょうが。
また、ハワイ島にはスキー場もあったりします。
44 :
世界@名無史さん:2005/09/23(金) 21:54:39 0
一度渡来したあとはハワイ人は他の島との往来は途絶えてしまったの?
>>44 何度か行き来はあったようですが、
そのうち途絶えたとか。
46 :
世界@名無史さん:2005/10/09(日) 13:22:21 0
イースター島の島民もたしか
「この世で水没を免れた陸地はこの島だけ、
この世で生き残った人類は自分たちだけ」
と言い伝えられてきたらしい。
白人と初遭遇したときの衝撃はいかばかりだったろう。
47 :
世界@名無史さん:2005/10/12(水) 14:26:46 0
宇宙人を信じない人がいきなり第三次接近遭遇ってな感じかw
48 :
世界@名無史さん:2005/10/12(水) 14:46:08 0
オセアニアではないけれど、ハワイ史ってどうよ?
>>48 だからハワイはオセアニア(ポリネシア北端)だとゆうに
50 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 19:30:33 0
どっかの島の住民は火山の噴火で土地を捨ててボートで逃げ出すはめになった。
当事者の感覚では地球が爆発するのに近いだろう。
51 :
世界@名無史さん:2005/10/13(木) 21:03:31 0
伊豆諸島も、歴史上全島避難なんて何度かあったんだろうな。
52 :
世界@名無史さん:2005/10/14(金) 18:45:24 0
>>51 青ヶ島とかね
噴火というより、殖民に失敗して撤退
食っていけなかったらしい
53 :
朱由檢:2005/10/14(金) 22:53:18 0
技術史的見地からすれば、オセアニアは謎だらけ…。
世界最古の2万5000年前の磨製石斧が発見されたのは、
オーストラリアのアーネムランドなんだけど、
島嶼経由でオーストラリアに来たはずなのに、
ニューギニアからは現在のところ石器どころか遺跡すら見つからない。
また、前1500年頃ニューギニア周辺で“ラピータ式土器”を考案し、
“ラピータ文明”を構築したモンゴロイド系オーストラロイド達は、
ポリネシア、トンガ、サモアへ進出するものの、
前500年頃には土器の彩文を止め、
その後の西暦数世紀は土器の製造自体をやめてしまっている。
ヤップ島ではペムラン遺跡から大量の土器が出土しており、
前500年頃から土器の使用が始っていることから、
オセアニアでは土器が不要となっていったため、
土器が作られなくなったとは説として弱い。
>>48 カメハメハ大王がイギリスの保護下にはいるつもりだったとか
サモアの植民地化(…とは言い難いですが)とか、
白人達の合法的(?)侵略行為とか…。
>>52 北硫黄島ですね。
南方系構築物がありますし。
55 :
世界@名無史さん:2005/10/22(土) 23:38:33 0
>ニューギニアからは現在のところ石器どころか遺跡すら見つからない
もしかしたら、現在海没しているサフルランドが当時の人口の中心だったのかも知れませんね。
当時の沿海低地が今のアラフラ海なのかも。
土器の消長については謎ですな。
珊瑚島では土器を造れる粘土が手に入らない、という動かし難い障害が横たわっていたからとも。
小さな島では薪も無駄にできないしね。
縄文文化の西限が沖縄本島で止まり、先島諸島へ
土器文化が伝播するのが遅れた理由も海峡の隔たりだけではないだろうな。
台湾から伝播する可能性もあったろうけどそれもなかったんだし。
57 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 17:47:37 0
生態系といい、小笠原や硫黄列島は
オセアニアの範囲に含まれてもおかしくないのかもな。
日本人とは近世まで接触なかったし、最初の住人はマリアナ諸島方面から移住してきた
ミクロネシア語派の集団らしいし。
58 :
世界@名無史さん:2005/11/20(日) 23:24:07 0
アボリジニとポリネシアンって人種的に近いの?
59 :
世界@名無史さん:2005/11/22(火) 21:30:47 0
なぜかほぼ無関係、だったと思う。
>>58 一般的にはアボリジニはオーストラロイドで、ポリネシア人はモンゴロイドであると分類されている。
とはいえ、オーストラロイドとモンゴロイドは非常に近縁な人種であるらしいのは確かなようだ。
アボリジニは別の意味で広義のモンゴロイドだろう、と俺は思っているがな。
61 :
世界@名無史さん:2005/11/23(水) 15:02:51 0
ポリネシア人が到来した年代は、オーストラロイドやパプア人種が
今の場所に到来した時期と比べれば格段に新しい「新参」だものね。
しかしパプア人とアボリジニも容貌はだいぶ違うよね。
トレス海峡諸島では接触してましたけどね>パプア人とアボリジニ
とはいえ、双方にさしたる影響は及ぼさなかったようですが。
63 :
世界@名無史さん:2005/12/11(日) 00:57:08 0
age
64 :
世界@名無史さん:2005/12/24(土) 00:08:20 0
あれだけ大航海を遂げたオーストロネシア系民族が
豪州大陸に定住しなかったのか不思議だ・・・
実は到来したものの風土が合わなかった、とかあたりが理由だろうか。
来られない距離では全然ないはずなんだがなあ。
65 :
世界@名無史さん:2005/12/24(土) 01:11:57 0
ニュージーランドには移住したのに不思議ですね。
先住民のいる土地には根付かないのかもしれないですね。
66 :
世界@名無史さん:2005/12/30(金) 21:51:33 0
アボリジニに同化されたのかも。
それとオセアニア人は東に移動したから、
出発点のインドネシア諸島から南、
中継地の西部オセアニアからは西のオーストラリア大陸には
総じてあまり来なかったのかも。
何千年もすれば大人数が結局移住したかもしれないが、
その前に白人が太平洋を飲み込んで時間切れになったか。
67 :
世界@名無史さん:2005/12/31(土) 17:19:32 0
フィリピン人ってポリネシアン?
>>64-66 海流の関係が大きいかと。
まあ、アテオアロアに到達してからも1000年も経ってないですけどね。
(マオリ以前にもメラネシア系住民(モア・ハンター)が住んでいたようですが)
69 :
世界@名無史さん:2006/01/03(火) 14:19:18 0
ポリネシア大拡散の時に携えていった作物と家畜というと・・・
作物:タロイモ・バナナ
家畜:イヌ・ブタ
こんだけかな?
70 :
世界@名無史さん:2006/01/03(火) 20:35:07 0
狩猟民しかいない所に農耕民が移住したら
瞬く間に征服されるのでポリネシアンは
豪州には移住してないのでは?
でもニューギニアに農業があって豪州にないのは不思議だ。
米大陸でもそうだが初期農業というのは
高地で発達するのかもしれない。
71 :
世界@名無史さん:2006/01/03(火) 22:17:50 0
アボリジニで白人と戦った勇者みたいな奴っていないの?
>>69 全域ではないですが、サトウキビやヒョウタン(?)、ニワトリがあります。
>>70 ヨーク岬半島はタロイモの適地じゃなかったからでは。
>>71 「部族英雄神話」が成り立つほどに社会が発達・存続ができませんでした…。
73 :
世界@名無史さん:2006/01/08(日) 02:16:45 0
>>72 まったく白人に無抵抗だったのでしょうか?
全くなかったなんてことはないだろうけれど、
とてたさんが言うように、組織的抵抗を行うには
社会が未発達過ぎたし、人口も少なかったし、武器もろくになかった。
ニュージーランド北島のマオリ戦争のようにはいかん。
古代英雄時代というものがあるそうだが、アポリジニ社会の場合は
英雄が活躍する段階にも入っていなかった。
部族英雄についてもとてたさんが既に言及していた、orz
せめて青銅器時代に入っていないと無理だな。
アテルイら古代東北蝦夷の対大和朝廷抵抗戦にしても、
農業生産と製鉄が発達し、部族大連合を成せる段階にまで社会が発達
していたから、あれだけ長く組織的抵抗を行えたのだし。
そうでなかったら、いくらアテルイやモレが知勇兼備でも無理。
77 :
世界@名無史さん:2006/01/09(月) 13:03:59 0
アメリカ大陸でも温暖な平原はあまり人口が高くなかったように、
オーストラリアのアボリジニもあまり温帯地域には住んでなかった
のでしょうか?
78 :
世界@名無史さん:2006/01/09(月) 20:03:37 0
オーストラリアの白人は先日も騒動を起したように
野蛮で有名ですが、先祖に犯罪者が多く、
無抵抗のアボを殺しまくったりした連中の血を
引いてるからでしょうか?
女性も性行為が最も激しいと聞いたことがあります。
79 :
世界@名無史さん:2006/01/09(月) 21:49:11 0
>77
いんや、東海岸が一番人口密度が高かったらしい。
80 :
世界@名無史さん:2006/01/09(月) 23:07:34 0
下らん質問ですが、アボリジニは裸族だったんですか?
81 :
世界@名無史さん:2006/01/10(火) 23:58:20 0
>>74 部族間同士の抗争とかも無かったのでしょうか?
といっても文献がないから調べようもないですね。
狩猟民でも縄張り争いとかありそうですが、
そういった飢餓の危険を巧みに回避する
自然との共存が発達していた、
なので部族同士が戦うという事もなかった・・・
と信じたいですね。
82 :
世界@名無史さん:2006/01/11(水) 00:00:26 0
83 :
世界@名無史さん:2006/01/11(水) 21:52:19 0
>>82 その系統図が本当だとしても
モンゴロイドとは言えないのではないか?
84 :
世界@名無史さん:2006/01/11(水) 22:12:37 0
オーストラリアの政治にはあまり宗教の影響って
ないのでしょうか?
85 :
世界@名無史さん:2006/01/15(日) 02:09:30 0
ニュージーと比べると先住民の社会的地位が非常に低いような
気がしますが、ただ単にアボの人口比率が低いので目立たないだけでしょうか?
>>80 東南部の冬や砂漠の夜ではカンガルーの毛皮を纏うこともあったそうです。
…ずっと火口を持っていても、そうでなきゃ寒すぎますし。
>>81 アーネムランドでの事例(19世紀後半)ですが、
隣接部族間での「戦争」はありました。
「水場の争い」や「夢のお告げ(ドリームタイム)」がその原因です。
>>78 オーストラリアに流刑に処された犯罪者の大半は軽犯罪や政治犯です。
現代日本でいえば全員無罪程度の。
>>85 人口比率もそうですが、
アボリジニの一般生活・習慣そのものが近代社会に向いておらず、
白人からの待遇もニュージランドとは段違いです。
87 :
85:2006/01/16(月) 00:26:50 0
レスどうもです。
この前「隣のアボリジニ」という本をちょっと
立ち読みしてて気になってたもので。
混血が進み、都市生活者が増えていく中でも
民族文化を残していこうとする人達の話が載っていましたが、
やはりアル中に苦しむ人も結構いるとのことでした。
何とか子孫だけでも残してもらはないと
人類にとっても損失なので頑張って欲しいものです。
88 :
世界@名無史さん:2006/01/16(月) 15:36:25 0
なんかなー無理に残すってのも
89 :
世界@名無史さん:2006/01/16(月) 22:33:15 0
白人征服以前のアボの人口は約30万と
聞いたことがあるのですが、
狩猟民で全く農業をしていないのに、
豪大陸だけで30万というのはちょっと多いような気がします。
詳しい方に話を伺いたいのですが。
90 :
世界@名無史さん:2006/01/16(月) 22:52:44 0
ロシアが進出した頃のシベリア先住民の総数もそんくらいだったらしいな。
うちの市の人口より少ないなw
>>89 縄文期の日本の総人口が数万人〜三十万人程度だといわれてるから、
そんなもんじゃないでしょうか。
92 :
世界@名無史さん:2006/01/19(木) 20:19:11 0
縄文期の日本人と文明レベルが変らなかったと
いうことでしょうか?
でも日本で三十万というのは想像できませんが、
それだけ当時の日本には獲物がいたのでしょうね。
>>87 日本人女性がステイする話でしたっけか>「隣のアボリジニ」
その問題は世界の先住民に共通する問題なんですよね…。
農耕民よりも狩猟採集民の方が「適応」が困難なことも共通です。
皆が皆、芸術関係で糊口がしのげるわけでもないですし。
>>92 縄文時代も長いので一概には言えませんが、
土器の使用や農耕は縄文人の方が高レベルな文明の証左、といえるでしょう。
ただ、アボリジニの生活様式がオーストラリアの気候風土に最適だということは自明のことですが。
94 :
世界@名無史さん:2006/01/24(火) 17:22:55 0
イギリスの軍艦、バウンティ号の反乱者達が最後の隠れ場所として住み着いたピトケアン島なんかは凄いな。
現在もそのピトケアン島に反乱者達の子孫が暮らしているんだからね。
95 :
世界@名無史さん:2006/01/24(火) 19:59:45 0
>>94 そこから話はエロチックな話題となる・・・
96 :
世界@名無史さん:2006/01/25(水) 17:47:34 0
>>94 その島知ってる。
昔、時任三郎のテレビ番組でやってた。
97 :
世界@名無史さん:2006/01/25(水) 23:20:49 0
アボリジニには閉所恐怖症が多いと聞いたが、
生まれた時から都会に暮らしていてもそうなのだろうか?
遺伝子に組み込まれているのだろうか?
何度目かのハワイ歴史熱にかかって、
色々とサイト・書物を読んでいるのですが…、
リリウォカラニ女王に息子(デビット・カワナココア)
がいたとはしりませんでした。
王制打倒の時にはいらしたようですが、その後すぐにお亡くなりになったのかしら…。
99 :
世界@名無史さん:2006/02/12(日) 11:17:14 0
ミッドウェー諸島には白人以前に人類が住んでいた形跡はあるのでしょうか?
ハワイから近いのでポリネシアンが住んでてもおかしくないと思います。
100 :
世界@名無史さん:2006/02/12(日) 12:22:48 0
さすがにウェーク島は無理かな。
101 :
世界@名無史さん:2006/02/17(金) 11:09:38 0
>99
ちょっと調べてみたが、先住民が住んでいた形跡はないみたい。
一時的に漂着したことなどはあったかも知れないけど。
102 :
世界@名無史さん:2006/02/17(金) 12:07:20 0
小笠原諸島には白人以前に人類が住んでいた形跡はあるのでしょうか?
ハワイから近いのでポリネシアンが住んでてもおかしくないと思います。
近いか?
104 :
世界@名無史さん:2006/02/18(土) 00:59:08 0
>102
フィリピンの先住民に近い人種が住んでたけど白人が追い出しました。
105 :
世界@名無史さん:2006/02/18(土) 01:49:13 0
>>102 ハワイよりマリアナ諸島のほうが目の前でしょうに。
ミクロネシア系の集団が住んでいた模様。
ラッテストーン+鑿形石斧文化圏でグアムまでベルトを成しているくらいだし。
>>104 スペイン人が初上陸した時には無人島に戻っていたはず。
違う場所と間違えてないか?
106 :
世界@名無史さん:2006/02/18(土) 02:12:21 0
>>95 エロチックな話て…
2004年に起きた島の成人男子の半分にあたる7人が島の複数の14才以下少女と
性的関係を持つなど、過去40年の間に計96件の強姦罪や強制猥褻罪で訴えられて
有罪判決くらったため島の存亡が危機にさらされているという話?
その後、島で研究しているアメリカ人学者が「国連に訴えて独立したら?」と
持ちかけているらしいが「性犯罪逃れ」のため人口46人で独立するのは
いくらなんでも…ということになっているらすい。
詳細
ピトケアン島の事件
ttp://piulento.exblog.jp/1106643#1106643_1
>>99-101 北西ハワイ諸島のレアヒ島やネッカー島には石造遺物があるようです。
神話によればタヒチよりカウアイ島に移住する際に立ち寄ったのだとか。
108 :
世界@名無史さん:2006/03/05(日) 12:09:32 0
109 :
世界@名無史さん:2006/03/13(月) 18:55:53 0
110 :
世界@名無史さん:2006/03/21(火) 19:10:36 0
>>110 これは…、
なんともステロタイプなことで。
研究者の方が怒るのも当然ですね。
112 :
世界@名無史さん:2006/03/28(火) 01:20:14 0
113 :
世界@名無史さん:2006/04/09(日) 05:37:40 0
114 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 18:18:32 0
遅え兄や・・・
115 :
世界@名無史さん:2006/05/06(土) 11:56:31 0
ニューギニアから東への移住に連れて行った家畜は犬と豚だけ?
犬は番犬以外に仕事がなさそうだがw
116 :
世界@名無史さん:2006/05/13(土) 11:54:04 0
>>115 船に積んでいった作物はタロイモだけか。
ミクロネシアにはイネがあるけど。
NZドルが下落していますね。今がトラベルチャンスでしょうか。
>>116 マリアナの稲はフィリピンからの漂着者がもたらしたんでしょうが、
さらに波及することはなかったんですよね…。
まあ、タロイモよりも栽培可能地は限られますが。
120 :
世界@名無史さん:2006/06/25(日) 00:19:23 0
121 :
世界@名無史さん:2006/07/13(木) 10:36:30 0
(1)第一次世界対戦及び第二次世界対戦がオーストラリアの経済政策にどのような影響を及ぼしたか?
(2)1856年以降、オーストラリアの植民地の多くにおいて、男子普通選挙、無記名投票制などの民主的な政治制度が、宗主国英国に先じて導入された要因は何でしょうか?
(3)オーストラリアにおいて平等主義、仲間主義が生まれたのはどうしてですか?
また、この事がオーストラリアにどう影響したのでしょうか?
(4)強制調停仲裁制度が導入された経緯は何でしょうか?
また、これが近年オーストラリア経済に及ぼした影響は何でしょうか?
122 :
世界@名無史さん:2006/07/30(日) 18:36:20 0
小笠原・硫黄列島はミクロネシアの一角とみなしてもいいのかもな。
日本列島もな
124 :
世界@名無史さん:2006/07/30(日) 20:46:33 0
日本はヤポネシア
125 :
世界@名無史さん:2006/08/05(土) 19:24:22 0
それでいえばフィリピンがオセアニアっしょ。
126 :
世界@名無史さん:2006/08/05(土) 22:55:04 0
フィリピン=ラテンアジアとはよく言ったもので。
127 :
世界@名無史さん:2006/08/24(木) 07:58:32 0
ウミ王以降のハワイ諸王の系譜と名前、王統に関して教えて下さい。
また、ウミ王以前の王名は、どこまで遡れるものなのでしょうか?
129 :
世界@名無史さん:2006/08/26(土) 10:50:54 0
>>128 ありがとう御座居ます。
上記のサイトは存じて居りました。
さりながら、ウミ王の家系図は掲載されて居なかった様に
思われます。
他には無いのでしょうか?
なにとぞ宜しく御願い申し上げます。
>>129 すいません、あそこの他にはちょっと…。
131 :
世界@名無史さん:2006/09/05(火) 16:42:44 0
132 :
世界@名無史さん:2006/09/18(月) 21:43:47 0
ワロタwww力作w
133 :
世界@名無史さん:2006/10/12(木) 01:53:20 0
134 :
世界@名無史さん:2006/11/11(土) 01:03:13 0
歴史板より考古学板のほうが盛り上がるかもなw
135 :
世界@名無史さん:2006/11/11(土) 09:33:54 0
>>115 >犬は番犬以外に仕事がなさそうだが
ポリネシアは特に、陸生の脊椎動物が住んでいなかった島も多い。
ということは鳥以外に狩猟する獲物がいないってことかあ。
犬は仕事がないじゃんかw
ラブ犬みたいに漁船に乗って、網漁の手伝いくらいかな、やることといったら。
>>135 ブタやヒトとともに食肉として利用されたところもあります。
137 :
世界@名無史さん:2006/12/03(日) 14:10:15 0
ひ、人も?
138 :
世界@名無史さん:2006/12/04(月) 00:06:25 0
ニワトリもポリネシア全域に広まったようだね。
ブタに比べて影が薄い印象があるけど。
>>137 メラネシアの一部()ですけれど。
基本的には儀礼的食人が多いんですが、
「ブタよりも美味」とされて食用目的で「飼育」したり敵対部族に狩りに行ったり…。
>>138 イースター島まで広まりましたしね。
>>139の()内はニューヘブリデス諸島(バヌアツ)のことです。
141 :
世界@名無史さん:2006/12/23(土) 01:33:35 0
142 :
世界@名無史さん:2007/01/12(金) 15:13:47 0
前近代のトンガ王国の影響圏ってどのくらいの広さ?
ウィキで見ても島の名前がわからないからイメージできない。
いまのトンガ領より広いの?
>>142 ウィキってどこのwikiだ? まさかwikipediaをウィキと略す大馬鹿さんなのか?
144 :
世界@名無史さん:2007/01/20(土) 03:48:58 0
>>102 東京都の史跡に指定された遺跡がある。
マリアナ諸島の先史遺跡と様式が共通しているので、北上して移住してきたのかも。
>>142 うろ覚えですが、
イギリスの保護国になった時の条件に
「サモア・フィジーへの宗主権の放棄」があったかと。
もっとも、交易をメインとした「トンガ圏」といった方が適切かと。
(敵対的な集落にカヌーで遠征軍を派遣、あたりはしていたそうですが)
146 :
世界@名無史さん:2007/03/11(日) 19:56:58 0
ペルーからチリにかけての海岸部の郷土料理で
イモ類などの食材をバナナの葉に包んで蒸し焼きにする料理法、もしかしてあれって・・・
147 :
世界@名無史さん:2007/03/18(日) 18:41:12 0
サツマイモはオセアニアに伝わった一方で、南米を代表する
トウモロコシやカボチャのような作物が伝わっていないのはなぜだろう?
まあ伝わったが廃れたのかも知れないが。
いやその、スーパーの青果売り場に並んでたカボチャがトンガ産だったんで、ふと。
>>146 ポリネシア人渡来の傍証…くらいにはなりそうですね。
>>147 カボチャやトウモロコシの栽培地から離れていたところに
ポリネシア人がやってきたからですかねえ。
カボチャはメキシコ産ですしトウモロコシは温度が高すぎると思います。
現在トンガやバヌアツ、ニューカレドニアで栽培されて
日本に輸入されているカボチャは日本の開発輸入品ですしね。
芋の葉と豚の血をあえていぶしたものをたべてたよ
150 :
世界@名無史さん:2007/04/14(土) 10:01:14 0
スターナビゲーションは偉大だ・・・
151 :
世界@名無史さん:2007/05/06(日) 15:29:03 0
ペンテコステ島はヤムイモ収穫の季節。
今ごろ新成人たちがバンジージャンプに挑んでいるんだろうな。
152 :
世界@名無史さん:2007/06/28(木) 00:33:09 0
153 :
世界@名無史さん:2007/07/15(日) 21:05:58 0
グアムに栄えた王朝について詳しい方いますか?
ラッテストーン以外に王権の存在を示す遺構って聞いたことないが・・・
こアラとカンガルーはどうしてオセアニアにいるの?
>>153 地元では古代の精霊・タオタオモナが住んでいるところで、
古代タガ王朝のもの?…ぐらいですね。
テニアン島が中心部だったようで、
インドネシアのボロヴドゥールとの関連が言われているくらいで。
>>154 有袋類のみの生態圏だからです。
156 :
世界@名無史さん:2007/11/10(土) 22:56:24 0
保守
157 :
世界@名無史さん:2007/12/26(水) 23:17:16 0
>インドネシアのボロヴドゥールとの関連
まじすか?
158 :
世界@名無史さん:2008/01/06(日) 22:13:25 0
現在のアボリジニでオリジナルの言語で
名前を持っている人っているの?
>>1 オセアニアはヨーロッパ人が到来するまで文字が無かったから
それ以前は全て先史になるので、1の基準だと「オセアニアの歴史」は
いったいいつのことかと
オセアニアとヨーロッパ人の接触でもっとも深刻な影響を与えたのは
疫病と銃なんでしょうかね。あとはタバコと酒と…。
火山島は植生が豊かなので人口もそこそこ多いですが、環礁から島になったところは
植生も乏しく、温暖化の問題も抱えているので発展の見込みは厳しそうです。
>>157 「仏教伝来以前の山体信仰との類似」なので、
まだ「近場で似てるものを探したら…」程度ですけれど。
>>158 民博の映像資料で明らかに英語起源ではない「姓」の人がクレジットされてました。
(ワイマンバとかランブブとか)
「名」の方は英語ばかりだったかと。
>>159 それだと豪新植民史=オセアニア史になってしまいますし。
伝説その他も取り入れてよいのでは(トンガやヤップやハワイ)。
161 :
世界@名無史さん:2008/04/08(火) 17:13:29 0
小学生の時に読んだ、コンチキ号漂流記の評価ってどうなの?
トンデモ?
>>161 南米→ポリネシアの流れそのものは否定しきれるものではないものの、
ポリネシア文化への南米の影響そのものは少ない、
というところかと。
「実験航海」の先駆ではありますが、
沖合いまでパージしてもらったり装備が近代的だったりですから…。
「クック太平洋探検」を読んだら、オーストラリア沿岸の行く先々で出くわした原住民とコンタクトを取ろうとするたびに逃げられるか槍を投げつけられるばっかりでワロタ
新訂増補版「オセアニアを知る事典」を入手しました。
以前の版は図書館で読んだのですが、かなり拡充されています。
各政体や文献案内もあったり。
165 :
ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/08/20(水) 17:08:02 O
保守します
原始時代〜19世紀) ⇒ 植民地時時代(〜20世紀前半) ⇒ 現代
石器時代(〜19世紀) ⇒ 燃料機関時代(〜20世紀) ⇒ 高度情報化時代(20世紀後半〜)
山川の世界歴史体系で2冊くらいでオセアニア史出して欲しいな。
もちろん、古代伝説時代から。しかも来航者入植者白人の視点と
オセアニア現地人の歴史も含めて。
とかく日本のオセアニア史、アフリカ史、南米史は土着政権や土着文明の
記述を端折り白人の目線でしか書かないものが多い。
>>167 本と、あったらいいですよねえ。
翻訳から始まったからとはいえ…そろそろ。
169 :
世界@名無史さん:2008/09/23(火) 10:06:32 0
>>135 犬はもっぱら食用じゃね?狡兎いないので走狗煮らる
170 :
世界@名無史さん:2008/09/23(火) 10:28:13 0
>>167 2冊というよりオーストラリア、ニュージーランド、メラネシア、
ポリネシア、ミクロネシアで各1冊全部で5巻で出して欲しい。
もちろん古代から現代までを土着政権中心で白人目線も加えつつ。
しかし山川のオセアニア現代史―オーストラリア・太平洋諸島 (世界現代史〈36〉) 、
オセアニア世界の伝統と変貌 (民族の世界史) は80年代出版の割りに土着政権の記述が
豊富だから評価できますね。
スレチだけど日本語で書かれたフィリピン史もほとんどが白人目線。
土着政権や土着文化の記述なのほとんど無い。
171 :
世界@名無史さん:2008/09/23(火) 20:59:32 0
白人目線ったって、現地人が文字で記録を残していなければ他にしょうがなかろ
172 :
世界@名無史さん:2008/09/23(火) 21:24:03 0
中南米に比べたら、白人や白人系メスティソが極端に少ない気がするけどな>比
173 :
世界@名無史さん:2008/09/27(土) 02:05:31 0
食人や人身御供の文化的意義をもっと現地の目線から評価すべき
オセアニアに歴史など無い
175 :
世界@名無史さん:
オセアニアにはもっといいものが有る