エチオピア帝国

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1世界@名無史さん
シヴァの女王の国の伝説を持つソロモン王朝(〜1974)
アフリカで珍しいキリスト教国(エチオピア正教)
帝国主義の中、アフリカで独立を維持し続けた歴史
歴史の古さとユニークさは
本当に特筆ものですよね。
そんなエチオピアについて語りませんか。
2世界@名無史さん:04/12/14 11:41:39
A
3世界@名無史さん:04/12/14 12:27:48
エチオピア南部では、コーヒー豆のみならず「コーヒーの葉」をも食用にする。

朝にコーヒーの葉を摘みとって擦り潰し、それに葱、大蒜、さらにカルダモン、唐辛子、塩を加えて煮出したスープと、
エンセーテ(バナナに似た植物の地下茎)を蒸したものがこの地方の定番朝飯メニューである。
コーヒーの葉には豆以上にカフェインが含まれるので、眠気覚ましには良い。

昼下がり、今度はコーヒー豆を煎ってから挽いて煮出し、豆菓子をつまみつつ皆で飲む。
このときのコーヒーは必ず三杯飲まなければならない。一杯目、二杯目、三杯目、それぞれ特別な名がある。
空間の演出にも気を配り、香をもうもうと焚いた中で儀式のようにいただく。

夕食。このときは代表的なエチオピア料理、インジェラとワットである。
インジェラはエチオピア特産のテフという穀物の粉末を水に溶いて乳酸醗酵させ、薄焼きにした酸っぱいパン。
これに、「ワット」という香辛料をたっぷり効かせた肉の煮込みをかけて食う。
エチオピア正教の断食時には、精進もののワットを食う。
4:04/12/14 12:38:09
なるほど。ありがとうございます。
エチオピアのコーヒータイムは宗教的意義がある重要な時間だとは聞いた事がありましたが
「葉」も食用するんですね。
本当にエチオピア正教は特殊ですよね。
かつて帝政時代は教会の権威がすごかったそうですが
帝政が廃止されメンギツスの独裁を経た今も相当な権威なんでしょうか?
5世界@名無史さん:04/12/14 15:31:03
こっちのスレで聞いたほうがいいんじゃないのか?
エチオピアだけじゃ話題が持たない。

http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1032133912/l50
6世界@名無史さん:04/12/14 19:48:06
実際のところ、ハイレ・セラシェって直系の皇族ではないらしいな。
マコーネン公爵とかいう人の息子で、ザイトゥ女帝の後を継いだといわれるが、
それ以前の皇室も19世紀の後半にテオドロスという豪族が国土を統一して、
天下を取っただけ。

シバの女王とソロモンの子孫なんて眉唾もいいとこw
71:04/12/14 20:43:53
>>6それはまあ、そうですよね。
近代エチオピアの祖とも言えるテオドロスは一応、ソロモン王朝の後継者を自称してますけど、実際は下克上を勝ち上がった豪族ですもんね。
テオドロス−ヨハネス−メネリクと血統のつながりがないですよね。
だから日本的な意味で万世一系の王朝をイメージするといけないんでしょうね。
まあ日本だって色々いう人いますけど(笑)
ただ、あれだけイスラム教国に囲まれた中で、キリスト教文化が残ってる事は奇跡的な気がします。
8世界@名無史さん:04/12/14 21:16:40
テオドロスもヨハンネスもムスリム商人の隊商を襲撃していた盗賊から成り上がった輩だもんな。
9世界@名無史さん:04/12/14 21:20:02
実質万世一系に限りなく近いのは天皇家ってことだ
101:04/12/14 22:13:28
>>9
確かに・・何やかんや言っても古墳時代くらいまでは確実に遡れる王朝ですもんね。
外交上の国際的な格も日本の天皇ってすごく高いんでしたっけ。ローマ教皇やイギリス女王と同格とか。
そういやエチオピア皇帝ってどれくらいの格だったんでしょうね。
11山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :04/12/14 22:42:16
>ローマ教皇やイギリス女王と同格とか。
2ちゃんねるのコピペがソースで、信用し難いものですが。
古いのは確かですけどね。一応英訳は「皇帝」扱いだそうですが、日本の史書
では「皇帝」だったり「国王」だったりで、あまり深く考えていたとは。
戦前は他国の世襲君主は、原則「皇帝」と呼んでいた気が・・・。
12世界@名無史さん:04/12/14 22:46:46
今でもそうらしいよ
131:04/12/15 00:07:31
>>11
丁寧にありがとうございます。
>2ちゃんねるのコピペがソースで、信用し難いものですが。
私もにわかには信用できませんね(笑)

最近のエチオピアの状況ってどうなんでしょうね。
ハイレ・セラシエも、そのあとのメンキツスにしても、独裁的な権力を行使しながら
国が荒廃してしまった感じですが。。
14世界@名無史さん:04/12/15 00:13:53
メンキツスも生まれるのが半世紀早かったら、ソロモンの子孫と称して
皇帝になったのだろうか?
15世界@名無史さん:04/12/15 01:00:08
ジャマイカでは現人神ジャーとして崇められてた。。。
16世界@名無史さん:04/12/15 01:13:18
それこそ南朝どころか武烈や称徳の末裔が明仁君を倒して即位するようなものだからな。
ある意味すごい国だ。
171:04/12/15 08:53:47
>>15そうですね。ラス・タファリとしてなぜかレゲエの神様になったんですよね。
18世界@名無史さん:04/12/15 10:15:22
国際的に承認されてたエンペラーはハイレ・セラシエが最後か。
テンノーでもシャーでもなくエンペラーで。
19世界@名無史さん:04/12/15 10:17:58
天皇はすでに20世紀には国際的にエンペラーで認知されてたが
20世界@名無史さん:04/12/15 10:20:25
エチオピアの言葉では何と言うんだ>皇帝
21世界@名無史さん:04/12/15 10:48:32
エチオピア正教というのはコプト系なんですか東方正教会系なんですか?
22世界@名無史さん:04/12/15 10:50:35
コプトです

23世界@名無史さん:04/12/15 12:57:23
>>20
ネグサ・ネグスト(王たちの中の王)かな?
24世界@名無史さん:04/12/15 13:16:10
エチオピア教会の総主教は元来コプト教会から送られてきていたが、
ハイレセラシエが掛け合ってエチオピア人から選ぶようになった。
25世界@名無史さん:04/12/15 19:43:45
>>23
それ言ったらイラン皇帝も公式には王の中の王シャーハンシャーだったけど
26世界@名無史さん:04/12/15 20:34:10
ラスタファリじゃない今の一般エチオピア人から見た
ハイレセラシエ帝の尊崇度ってどれくらい?
271:04/12/15 21:49:21
おお!何気にスレ伸びてるじゃないですか!
うれしい限りです。
エチオピア皇室のHPだそうです。
http://www.ethiopiancrown.org/
281:04/12/15 21:51:21
ほんとなんでしょうかねえ(笑)
詳細読まずにコピペしちゃいましたが・・
時間があれば読んでみようと思います。
29世界@名無史さん:04/12/16 01:15:21
>18
ジャン・ボカサ陛下に決まっておろうw
30世界@名無史さん:04/12/16 09:47:00
>>23
それはやはり、ペルシャから輸入した概念なんですかね?
31世界@名無史さん:04/12/16 11:56:49
エチオピアが王政復古することはあり得るんだろうか
32日本@名無史さん:04/12/16 12:12:09
皇帝ハイレ・セラシエ陛下は、戦後初の国賓だったのにな。
皇太子殿下(現天皇陛下)夫妻が、もてなしてる写真見たことあるぞ。
その後、イラクの国王と皇太子とも親交を結んだけど、両方とも
クーデターで消滅してしまって皇太子殿下は相当気落ちしたらしい。
さらに、イラク国王と皇太子が惨殺されたと聞いて、自分もいつかは
そうなるのでは?と本気で思ったらしい。
33世界@名無史さん:04/12/16 12:31:11

>>31
ブルガリア首相がブルガリア国王になることは
ありえるのだろうか
34世界@名無史さん:04/12/16 12:44:37
エチオピアが王政復古するためにはまず、国内の民族問題を解決しなければならないでしょう。
現在のエチオピア国家は19世紀にアムハラ族が周辺民族を征服して建設した国家です。
この為、エチオピアは長く支配民族としてのアムハラ対被支配民族という構図が残りました。
このアムハラ族の頂点がエチオピア帝室です。
エチオピア革命はアムハラ族社会の封建制度打倒を目指したものですが
アムハラによる他民族支配の構図は残っていたそうです。
近年のエチオピアの内戦と、反体制派の勝利はこの民族支配構造の変革の要求が潜在的に存在してます。
特権階級のアムハラはエチオピア正教徒ですが、国民の半数はイスラム教徒ですし、
かつての様にアムハラの王者として帝政が復活することはまずありえないでしょう。
エチオピアに帝政が復活するとしたら帝政が諸民族の和解をもたらすものである事は必要最低限でしょう。
ただアムハラ文化とエチオピア皇帝は切っても切れない関係(キリスト教一つとっても)であり、
帝政復活は民族問題の再発を招くだけで、可能性は限りなく低いでしょうね。
35世界@名無史さん:04/12/16 13:13:27
技術指導で北アフリカや東アフリカに行った人が言っていたんだが、
あのあたりは歴史が古く混血が進んでいるから、美男美女が多かった、
と言っていましたが、本当ですか。
36世界@名無史さん:04/12/16 13:43:41
技術指導で北アフリカや東アフリカに行った人が言っていたんだが、

技術指導で北アフリカや東アフリカに行った人が、
37世界@名無史さん:04/12/16 14:00:00
エチオピアはアフリカ屈指の美人の国です。(アムハラ・オロモ)
ソマリアも同様。普通の黒人を想像していくと、心地よく裏切られます。
肌は褐色だが、髪の毛はストレートにもなるさらさら縮れ、
目はパッチリ、鼻は高く、唇は薄い。
栄養価の低いインジェラばかり食べているせいか、
デブはほとんどおらずほっそりとしてスタイル抜群です。
ビヨンセやオセロ中島ばかりって感じかな?
もちろん人種の博物館といわれる国だから例外もたくさんあります。

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/5988/seytwoch/miss.htm
http://www.africanbridesfinder.com/least/ethi01.html
38世界@名無史さん:04/12/16 14:26:42
その昔テレ朝の企画で、演歌歌手の小金沢とメロンて言うエチオピアの女の子でユニット組んでCD出したことがあったんだが、えれー可愛いかったなメロンちゃん。。。
39世界@名無史さん:04/12/16 14:40:22
>>37
ひぇ〜
これがみんなエチオピアの女性ですか
ほぇ〜

青年海外協力隊にでも入ってエチオピアやソマリアへ行こうかなw

ところで、すれ違いになりますが、
レニ・リーフェンシュタールの写真で有名な「ヌバ族」はどこの国の人たちなんでしょう。
40世界@名無史さん:04/12/16 14:42:12
今、自分で調べました。
ヌバ族はスーダンですね。
411:04/12/16 15:12:22
おお!皆さんありがとうございます。
>>37 エチオピアの女性って美人ですね〜
やっぱりホーン地帯は美人が多いのかな。アムハラに美人が多いのは有名ですよね。

そう言えばエチオピア鉄道って今も走っているんでしょうか。
他サイトで紹介されては居ましたが、何かもうとんでもない状態みたいで(笑)
以前どこかでエチオピアには一本しか鉄道が走っていないって聞いてすごく驚いたんです。
日本は文明開化っていって鉄道網整備には相当なエネルギーを注いだじゃないですか。
エチオピアはそういう計画なかったんでしょうか。どうなんでしょう?

あともし現地で乗車された方などおられましたら、感想お伺いしたいです(笑)
42世界@名無史さん:04/12/16 17:15:53
エリトリアも美人が多そうだな。
43世界@名無史さん:04/12/16 19:17:13
>>41
エリトリアが独立して内陸国になってからは、ジブチ港を使用するためにジブチ鉄道を中心として、徐々に整備を進めてる。
ジブチとエチオピア双方の利益になる素晴らしい相互関係だな。
エリトリアと関係改善、ソマリアの情勢安定が進めば、それらの国の港まで鉄道を延ばすだろう。現在ソマリランドのベルベラ港を使いたいがために、ソマリランドを承認しかねない勢いだ。
44世界@名無史さん:04/12/16 20:43:31
>>43
ご丁寧にありがとうございます。
そうなんですか。あの辺はまだなかなかインフラも整備されて無いんでしょうか?
ソマリアはまだ鉄道が無いと聞いたんですが。
4543:04/12/16 22:05:11
>>44
まあ日本人の感覚からすれば、インフラが「まともに」整備されてるのは各国とも首都ぐらいだろう。ソマリアのモガディシュなんか未だに内戦中で荒廃してるけどな。エリトリアのアスマラは、やっと復興が再開されたと聞いたが。
46世界@名無史さん:04/12/16 22:31:21
鉄道は使ってないが、エチオピアの道路状況は酷いものだった。
おそらく舗装率はアフリカ最低ではなかろうか。(旧ザイールも酷いと聞くが)
各国とも主要幹線道は大体アスファルト舗装で整備されているが、
エチオピアは幹線道といえども未舗装のダートばかり。
たまに恐ろしく綺麗に整備されているところがあると、
この道は日本が造っていったんだよと教えてくれる。
山がちな国土だから物流網の整備も大変だとは思うが。
ダートの山道、漠々と砂煙を上げ崖ギリギリを猛進するバス。
おいおい大丈夫か!?崖から落ちるんじゃないか?
と思って、ふと崖下を覗くと大破した車が数台…。
エチオピアではよくある光景でした。(今年2月のこと)
471:04/12/16 23:48:15
>>43
そうなんですか・・確かに以前アスマラの写真を見ましたが野ざらしの戦車なんかが普通に捨てられてる状態でした。
>>46
すごいですね!!生の今のエチオピアの話ですか。さすがにそんな交通状況ではとても経済の発展どころじゃないのでしょうね。
今は最貧国のひとつに数えられるエチオピアですが・・
しかし、こんなところまで日本が支援(?)してる話を聞くとすこしうれしいですね。
しかし、
>>ダートの山道、漠々と砂煙を上げ崖ギリギリを猛進するバス。
おいおい大丈夫か!?崖から落ちるんじゃないか?
と思って、ふと崖下を覗くと大破した車が数台…。

・・って・・すごいですね・・生きた心地しないんじゃないですか?
エチオピア人って運転乱暴なのかな。
48世界@名無史さん:04/12/17 00:04:37
アクスム周辺でも野ざらしの戦車はいくつか見た。

エチオピアのバスは本当に疲れるよ…。
スレ違いだから詳細は省くけど、事故もたくさん見た。
無事帰って来れて本当に良かったよ…。
49世界@名無史さん:04/12/17 00:08:58
>>48
お疲れ様。
501:04/12/17 17:54:29
>>48
詳細お伺いしたいです。
51世界@名無史さん:04/12/19 01:40:30
あれ?順調にレス伸びてたのに、私が止めてしまったのかな?
ではスレ違いだが、ご希望に応えアフリカ最悪(?)エチオピアバス事情小話でもしませう。

エチオピアのバスは、イタリアIVECO社製のベンチシートばかり。
ほとんどが早朝出発だが、これを逃すと翌日に持ち越すか、
路上でバスや車が通りかかるをひたすら待たなければならない。
早朝、バスターミナルのゲートが開くとみんなダッシュ。大荷物抱えてバスに殺到。
押し合い圧し合いドアにしがみ付き、女・子供・老人も容赦なく振り落とす。
罵声・怒号が響き渡り、車掌・客・荷物持ち・物売り・物乞い、皆入り乱れて喧嘩を始める。
なんとか席を確保出来ても安心できず、車掌の虫の居所ひとつで下ろされる。
通路に立つ人・座る人、老人だろうが席は譲られない。
乗りきれなかった人や下ろされた人が恨めしげな視線を送る中、ようやくバスは出発。
まともに舗装路があるのは首都アディスアベバから1日圏内ぐらい。
地方では市街から出ると道はすぐに未舗装ダートに変わる。砂煙を漠々と巻き上げ、
ガードレールなどないくねくね山道も崖ギリギリまで攻める。
(一口に崖と言っても半端ではない。100b200b当たり前)
同じく砂煙を上げて走る前車に迫り、視界のきかない砂塵の中強引に抜こうとする。
車線を変えると突然前方から対向車が!慌ててハンドルをきりなんとか回避…。
(この種の原因で起こる事故が絶えないそうだ)
52世界@名無史さん:04/12/19 01:40:52
車内ではエチオピア歌謡が耳タコになるまでガンガン流される。
エチ人は、暖かい空気と冷たい空気が交わるところで災いが発生するという
迷信を信じているため、車の窓ガラスを開けない。日中車内は熱気立ち、
暑さしのぎに周囲の目を盗んで少し窓を開けると、目聡く見つけられピシャリと閉められる。
皆さとうきびやチャット(麻薬の一種)を噛んで、かすを床にはき捨てるため、
たちまち床は家畜小屋と化す。ギュウ詰め、揺れ、熱気、悪臭。
もともと車に乗り慣れないエチ人たちは次々に車酔いで吐き出し、車内環境はさらに悪化する。
夕暮れ時になるとバスはピタッと止まり、乗客は各自宿を見つけまた翌朝集合する。
日没後は危険のためバスは走らないのだ。残り僅か数十キロでも。
ようやく目的地にたどり着いてホット一息もつかの間、
我先にと私のバッグを奪い合う小遣い稼ぎのガキどもと格闘。やれやれ…。

さて、長々とスレ違いの話をしてしまったので、なんか話題を振っておきませう。
IVECOが出てきたんで、ついでに対イタリア関係なんてどうでしょう?
ちなみに現代エチオピアはイタリアの影響が強い。
市場をマルカートと呼び、広場をピアッサという。
どんな田舎へ行っても安食堂にはインジェラとパスタは置いてあるし、
アディスではピザやティラミスが食べられる。
独自のコーヒー文化がありながらカプチーノやマキャートなんかも飲める。
53世界@名無史さん:04/12/19 02:08:39
>>51>>52さん
待ってましたよ〜中々、エチオピアの生の話なんて聞けないですもん。
やっぱりすごいですねえ。
あるネット上の旅行記ではエチオピアって最低の国とまで言われてるんですよ!
やたらたかってくるわ、大人は草(チャットのこと?)噛んで頭ラリっちゃってるわ、南京虫はひどいわらしくて。
エチオピアには行ったこと無いんで、どんなんやねん!って感じしたんですが、どうもそんな感じですねえ。

エチオピアって今でもイタリアの影響が強いんですか!?びっくりですね〜
因縁のイタリアですけど。
イタリアは敗戦国だから占領から解放されたら、もう影響力無くて、どっちかっていうとアメリカの影響もろに受けてるのかなって思ってました。
ハイレ・セラシエもアメリカの支援受けてましたし。
でも、確かに有名なマルカートだってイタリア語ですしねえ。
詳しい方おられます?
54世界@名無史さん:04/12/19 02:59:29
ほんとにエチオピア女性美人多いなぁ。
黒人って唇厚くて鼻は低く潰れてて醜いというイメージしかなかったが、
黒人とひとくくりにできないのね。
55世界@名無史さん:04/12/19 03:13:45
>>54
エチオピア人は、もともとアラビア半島から移住した一派
で、言語的には、アラビア人などと同じセム語。
まあ、ミトコンドリアDNAでは、どっぷり黒人系なのだが、
それでも、アラビア系もかなり出アフリカ南回り系が多いので、
まあ、ほとんど同種とみてよい。基本的に女系lara の子孫。
ってことで、ほかの黒人とは一線をかくしている。
北アフリカは、黒人とは呼べない民族が多く、かなりセム系が
いるし(これはアラブの系統ね)、また、ハム語とされる、
ベルベル人なども一般的な黒人とはかなり違う。系統はやっぱり
西アジア系とでもいうべきか。
古代エジプト人も一部黒い系統がいるが、かならずしも現在の
黒人と同系統とはいえない。たぶん、北東アフリカおよび地中海
沿岸は、いわゆるブラックアフリカではないってことだ。
ってことで、エチオピア人の彫りの深い顔は、中近東系ってこと。
56世界@名無史さん:04/12/19 03:24:14
>>55
なんだ。結局エチオピア人は純粋な黒人じゃないってことか。
黒人にしては美形すぎる。
↓この人とか。

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/5988/seytwoch/fashon024.jpg
57世界@名無史さん:04/12/19 08:10:49
ベルベル人って元々白人だろ。カルタゴvsローマの時のガラマンテス人の子孫は
こいつらと言われている
58世界@名無史さん:04/12/19 09:57:49
59世界@名無史さん:04/12/19 10:52:28
この国こそ復興させてアフリカのリーダーにすべきかと思う。
エジプト・ナイジェリア・南アは問題ありすぎ。
60世界@名無史さん:04/12/19 13:23:35
フジの「あいのり」であの連中がエチオピアを縦断中ということは、
治安はそれなりに安定してるのか。
61世界@名無史さん:04/12/19 13:39:22
エチオピアの少数民族についても語ってほスィ
アムハラとティグレ以外の民族。
62世界@名無史さん:04/12/19 13:41:23
エチオピアには争いの元になるような資源が何もないから
かえって平和。皮肉なもんだ。
63世界@名無史さん:04/12/19 14:38:16
そんなところを征服しようとしたイタリアって。。。
64アフリカ遠足人:04/12/19 15:36:11
>>53
私はエチオピア大好きです。アフリカ20数ヶ国訪問したけど、
絶対エチオピアが一番面白い!(でも永住するならガーナ)

資源といえばコーヒーぐらいかな?
カプチーノのお国イタリアさんはコーヒー豆が得られるだけで損はないんじゃない?
資源がなくとも紛争はある。エチオピア西部ガンベラ地方では分離独立を求め紛争が継続中。
分離独立派の主体は少数民族ガンベラ人で、世界で最も黒いと言われるほど漆黒の肌を持つ人々で、
背が高く(190cmぐらいのお姉ちゃんもいた)風貌は黒人そのもの。
アディス滞在中、ガンベラ紛争鎮圧に向かうという戦車の隊列を何度か見た。(今年2月)
民族の博物館と言われるほど多民族が混在する同国は、今後もこの種の紛争があとを断たないと思われます。
紛争に限らず、スーダン・ソマリア・ケニア国境付近では、銃器などの武器流入が深刻化している模様。
だがしかし、その日暮らしの一般的なエチ人は武器などとは無縁。(棍棒ぐらいは持ってるが)
スリ・引ったくり等の軽犯罪はめちゃくちゃ多いが、銃火器・強盗・殺人等の凶悪犯罪はほとんど聞かない。
首都アディスでも夜の一人歩きも問題なし。ケニア・ナイロビから来ると、
治安の良さにホッとしてまった〜りできる。
アフリカ屈指の貧乏国だが、貧しくても凶悪化しないエチ人はえらい!
(それでも治安は多少悪化傾向にあるそうだが)
ちなみにアムハラ・オロモなどの人々は、
アフリカ人や黒人・アビシニアン(混血)などと言われることを非常に嫌悪します。
容顔文化風習等を見てもやっぱり黒人とは一線を隔していると思います。
65世界@名無史さん:04/12/19 20:05:24
さすがイエメンからの侵略者の子孫だな。
66世界@名無史さん:04/12/19 21:12:50
エチオピアって珈琲飲んだり、キリスト教徒だったりして、
アフリカの中ではやけに毛色が違うと思ったら黒人じゃないのか。
あの人たちは。
671:04/12/19 22:22:04
>>64
そうなんですか〜!
ナイロビは凶悪犯罪が日常茶飯事だそうですもんね・・
東アフリカはそのイメージが強いんでアディスアベバで夜の一人歩きが出来ることが結構驚きですね〜

ところでハラルの「ハイエナマン」って見られた方居ます?
681:04/12/19 22:25:41
69世界@名無史さん:04/12/20 00:02:42
肌黒いから黒人だよプゲラ
70世界@名無史さん:04/12/20 00:10:40
ギリシャ神話には、英雄ペルセウスがエチオピアの姫、アンドロメダを救う話がありますが、
このエチオピア王室は、いわゆるエチオピア皇室ですか?
71世界@名無史さん:04/12/20 00:35:14
違います。
72世界@名無史さん:04/12/20 00:52:34
そういやギリシャ神話には、アポロンの息子フェートンが太陽の馬車を暴走させて
もともと白かったエチオピアの人々の肌を焼いてしまったというのがあるな。
>>37あたりの話と絡めて考えると面白い。
73世界@名無史さん:04/12/20 23:32:05
あいのりage
74世界@名無史さん:04/12/20 23:43:00
>>72
黒いアテナがどんだけマトモな本なのか知らないが、
よーするに、ギリシア人がエチオピア人とかエジプト人
だったという話のようだが、どうかな。
75世界@名無史さん:04/12/22 23:17:20
age
76世界@名無史さん:04/12/23 00:22:45
エチオピア再建にはどうしたらよいのだ?
77世界@名無史さん:04/12/23 00:55:56
ジャーを再び崇めよ
78世界@名無史さん:04/12/23 01:12:49
帝政復活に期待
79世界@名無史さん:04/12/23 16:27:15
ジャーを崇めてんのはジャマイカンだけっす。
エチオピア人にラスタファリズムのことを教えてやったら
腰抜かすだろうな。
80世界@名無史さん:04/12/23 17:48:46
人によってはカルト扱いするんじゃ?
81世界@名無史さん:04/12/23 19:36:54
ラスタファリズムはジャマイカとかかも知れんけど
ラスタカラーは他のブラックアフリカ諸国に真似されてますよね
82世界@名無史さん:04/12/23 19:44:55
ラスタカラー自体がエチオピア国旗からのパクリっしょ。確か。
生き神様、ハイレ・セラシエ陛下が崩御遊ばされた今、ラスタマンは
どうしてるんだろう。
83世界@名無史さん:04/12/23 19:51:55
パクリも何も戦前はエチオピア=アフリカだったからな
全世界の黒人の希望の星だった
84世界@名無史さん:04/12/23 19:51:55
今こそアクスム王国を再建すべき
85世界@名無史さん:04/12/23 19:55:37
>>84
大航海時代U?
86世界@名無史さん:04/12/23 19:56:57
>>84
石器時代U?
87世界@名無史さん:04/12/23 20:03:10
ハイレ・セラシェ=サッダーム・フセイン

皇帝は閣議中に気に入らない閣僚を
ピストルで撃ち殺したり、国民が
飢餓に苦しんでいるのに贅をつくした
暮らしに溺れるなど、血も涙もない人物であった、という。
その結末が84歳での惨殺、遺体遺棄であった。

戦後の国賓第一号になってくれたのは日本にとってはありがたかったが、
客観的に評価すれば古代的暴君。王朝が倒れたのも当然といえる。
88世界@名無史さん:04/12/23 20:05:07
アドワの戦い、ヘタリア大撃破!!アフリカ人によるヨーロッパへの歴史的勝利
黒人どころか有色人種全ての希望の星だったよな、エチオピア。
なぜ、ラスタマンはテオドロス二世やメネリク二世を差し置き、ラス・タファリなどを
崇めたのか。格は前2者の方が上だと思うのだが
89世界@名無史さん:04/12/23 20:49:05
エチオピアって日本をモデルにしなかったのか?
90世界@名無史さん:04/12/23 21:18:13
>>87
植民地化されなかった分、余計に古い社会制度が残ったそうです
91世界@名無史さん:04/12/23 21:24:23
おすすめ!

R.カプシチンスキー著 山田一広訳
『皇帝ハイレ・セラシエ エチオピア帝国最後の日々』
ちくま文庫、1989年
921:04/12/23 22:03:58
ハイエナマンはマニアックだったみたいですね(笑)
>>91
ありがとうございます
ぜひ読んでみようと思います
ハイレ・セラシエ帝は評価が難しい君主ですね
生前の資料(70年代欧米系のものです)では古代を一気に現代に引き上げた偉人と扱われてました
実際、外交面は派手に活躍してますね
国際連盟に加盟してイタリアに屈せず抵抗し続けてまし微妙な時期に独立を維持したという意味では評価できます
戦後はアフリカ解放の盟主として活躍しエチオピアの威信を上げてます
けれども、イタリアに屈していないとは言っても実際には国を捨てて亡命してる訳ですし社会改革はほとんど手をつけてませんよね
結局国民国家の元首という観念はなかったのでしょうね
93世界@名無史さん:04/12/23 22:33:22
>87
あまり贅沢はしていなかったらしいよ。
というか出来なかったというべきか。
941:04/12/23 22:53:17
ハイレ・セラシエは一体どっちなんでしょう?
95世界@名無史さん:04/12/24 00:32:26
96世界@名無史さん:04/12/24 20:53:17
>>91
これいい本なんだけど絶版なんだよね。。。
最近やっと手に入れたよ。
この著者のイラン革命を書いたShah of Shahsも翻訳でないかなあ
97世界@名無史さん:04/12/25 13:59:16
エチオピアってどこでつか
98世界@名無史さん:04/12/25 14:05:38
↑アフリカの角
99世界@名無史さん:04/12/25 14:06:31
>>98
アフリカなんですか
100世界@名無史さん:04/12/25 14:07:16
100
101世界@名無史さん:04/12/25 14:08:22
↑アーオ
102世界@名無史さん:04/12/25 14:10:24
帝政復活。ジプチ・エリトリア・ソマリア併合
大エチオピア帝国による、東アフリカの覇権は
何の根拠も無いけど楽しい妄想
103世界@名無史さん:04/12/25 14:13:44
>>102
実際のところどこも国家の体をなして無いんじゃないか?
104世界@名無史さん:04/12/25 14:22:36
まわりはイスラム勢力に囲まれてるし、無理っしょ。
105世界@名無史さん:04/12/25 16:09:06
国内もイスラム教徒多いしね。
エチオピアの教育水準とかどのていどなのかな。
1061:04/12/25 16:18:58
お久しぶりです。
>>105
教育水準とか確かに盲点ですねー興味あります〜
107世界@名無史さん:04/12/25 16:21:09
一人当たりGNI 100ドル(2001年:世銀)
1081:04/12/25 16:32:24
あと大エチオピア主義ではエチオピアは生きていけないでしょうね・・
あれだけ他民族の意識が覚醒されてくると侵略が内部崩壊につながるでしょうし。
地域平和の安定こそがエチオピアの発展の基盤でしょうから・・
109世界@名無史さん:04/12/25 16:54:31
エチオピアって白人進出前は強国だったの?
110世界@名無史さん:04/12/25 17:17:11
>>109
強国って言うよりは隔絶してたって感じ。
秘境なんだよ、いろんな意味で。
だから古いキリスト教が残った。
111世界@名無史さん:04/12/25 17:18:24
簡単に言うとチベットみてえなもんだ
112世界@名無史さん:04/12/25 17:29:42
なるほど、チベートね
113世界@名無史さん:04/12/25 17:34:52
>>105
識字率(2003年)
男子50%
女子35%

これでも帝政期や社会主義体制期からの識字運動で
かなり上がったようだ。
帝政末期の識字率は20%くらいと記憶している
114世界@名無史さん:04/12/25 17:36:08
高原地帯に古代エジプトの末裔が生き残った残った感じだ。
まあ、人種も文化もだいぶ違うが。
それでもあれだけイスラム化が進んだ中でコプト教の一派が独立し続けられたのは非常に珍しい。
115世界@名無史さん:04/12/25 17:41:51
なるほど。
だいぶ向上してきたんだな。
エチオピアって何語なんだ
1161:04/12/25 17:45:16
>>115
公用語はアムハラ語じゃないですか?
いろんな民族が居ますから、実際使用されてる言語はたくさんあるでしょうが。
上の方でもありましたがイタリアが優勢みたいなんでイタリア語も通じるのかも。
117世界@名無史さん:04/12/25 17:46:58
英語
118世界@名無史さん:04/12/25 17:48:26
言語 アムハラ語、英語
1191:04/12/25 17:48:39
そうなんですか!?意外。。
120世界@名無史さん:04/12/25 18:02:13
ただ、アムハラやティグレ以外の部族言語だと
まだ文字がない(ローマ字かアムハラ文字を転用するか
混沌としている状態)ものが少なくないので
公式発表の識字率というものが具体的にどういう状況を
さしてるのかははっきりしなかったりする。
自分の名前を書けるだけの人を識字者として
カウントすることも途上国ではよくあるし、
アムハラ族以外の部族がローマ字は書けても、アムハラ文字を
書けなければ果たして識字率には算入していないのか、その辺も。
1211:04/12/25 18:07:58
なるほど。
高等教育はどうなんでしょうか?
122世界@名無史さん:04/12/25 18:27:21
最貧国だから大したことねえだろ
123世界@名無史さん:04/12/25 18:32:32
>>1
ここに留学してみ。

アジスアベバ大学エチオピア研究所は東北アフリカ地域における歴史学、
民族学人類学、社会学、などの社会科学関連の地域研究の要として
多くの研究者が所属し調査研究をおこなってきた。また、海外の研究者が
エチオピアにおいて関連の研究を実施する際には調査許可手続きの便宜
を与えたり、過去の研究成果の蓄積などを積極的におこなってきた。
これらの仕事はエチオピア研究所と、併設されている民族学博物館、
および大学図書館エチオピア研究部門においておこなわれている。
124世界@名無史さん:04/12/25 18:39:25
なるほど。
興味はありますね
125世界@名無史さん:04/12/25 19:01:47
高等教育進学者はどれくらいなんだ
126世界@名無史さん:04/12/25 19:49:17
これ↓

近代教育制度は20世紀初頭に導入されました。
初等教育(6年)、下級・上級中等教育(各2年)、その後高等教育(2年)
又は職業学校(2〜3年)と続きます。学校は前・後期の2学期制です。
以前は初等教育ではアムハラ語で授業が行われていましたが、
最近の言語政策により各々の地域の方言で授業を行い、アムハラ語と
チグリグナ語以外の言葉はアルファベット表記することになりました。
127アフリカ遠足人:04/12/25 22:07:07
ガキどもはしつこく付きまとい人を指差して、ユーユーユー(you)。
大人達はすれ違い様に、ファックユー・シット。
女の子は遠くから、アイラブユー。
エチオピアで街を歩いているとよくあること。
ただたんに外国人に対し英語を使いたいらしい。しかし、不愉快。
英語は公用語ではないでしょ。でも意外に幅広く通じますね。
庶民の娯楽は映画で、ハリウッド映画など字幕吹き替えなしで
上映するから自然と英語が身につきます。
また中産階級以下でも他のアフリカ諸国に比べるとわりと教育熱は高いと思われる。
(…根拠はない。地元民と話した実感では)
だから庶民でも結構流暢な英語を喋れる人が多い。
イタリア語は通じないと思われるが、別れの挨拶「チャオ」は
エチオピアの言葉として定着している。
ちなみに>>101はアムハラ語でYesの意。

今日はカトリックの聖誕祭。でもいま一番見たいのは
1月のエチオピア聖誕祭とティムカット。誰かこの時期に行ったことある人いますか?
128世界@名無史さん:04/12/25 23:44:23
ほー、エチオピアの聖誕祭は1月なんだ。当然、サンタクロースもいないんだろうな。
129世界@名無史さん:04/12/27 16:48:08
アビシニアage
130世界@名無史さん:04/12/27 16:49:33
>>127
マスカル祭だっけ?
131世界@名無史さん:04/12/27 19:06:45

言語

エチオピアでは70以上の言語がつかわれているが、ほとんどが
アフロ・アジア語族のセム語族とクシ諸語に属している。
エチオピア正教会の典礼のための言語ゲエズ語は、セム語系の
アムハラ語やティグレ語の祖語である。
行政使用言語はアムハラ語で、国民の半数以上がつかっている。
英語やアラビア語も多くの人に通じる。


教育

1952年の識字率は成人人口の4%にすぎなかった。
以来、教育の普及に力がいれられ、学校の設立、教師の育成が
つづいた。79年、識字率引き上げ計画がはじまり、2003年には
成人人口の42.7%が読み書きできるようになった。
高等教育機関としては各都市にキャンパスをもつアディスアベバ
大学(1950年創立)のほか、農業大学(1962)がある。
高等教育機関に在籍する学生数は8万7431人(2000年)である。

(C) 1993-2003 Microsoft Corporation. All rights reserved.
132世界@名無史さん:04/12/27 20:13:05
>>131
ゲエズ語は唯一旧約偽典のエノク書が完全に残っている。聖書文学として貴重。
133世界@名無史さん:04/12/27 23:32:58
あいのりageリターン
134世界@名無史さん:04/12/28 00:41:30
エチオピア教会にとってエノク書は偽典ではなかったと思ったが。
135世界@名無史さん:04/12/28 01:35:19
>>134
確かに偽典・正典は公会議で決定されてるもんで、公会議で異端とされたコプトの流れのエチオピアには無い概念かもな。
間違ってたらすマン
136世界@名無史さん:04/12/28 01:45:33
コプトってどんなん?
137世界@名無史さん:04/12/28 02:05:49
>>128
つーか12月に聖誕祭やってるのはカトリックとプロテスタントだけだろ
ロシア正教なんかも1月だ
138世界@名無史さん:04/12/28 15:03:22
聖誕祭が12月25日なのは、ゲルマン人布教対策として、冬至の風習と結び付けたからだと言われてるな
139世界@名無史さん:04/12/28 15:04:58
エチオピア教会は異端?
140世界@名無史さん:04/12/28 16:29:05
エチオピアのキリスト教はアレキサンドリア正教会の流れを汲むはず。
以前はアレキサンドリアから司教が派遣されていたと聞く。

カトリック/プロテスタントの別以外に、古代ではローマ(カトリック)、
コンスタンティノープル(ギリシャ正教)、アレキサンドリア(現在エチオピアのみ)
というキリスト教の別派があったはず。
カトリックが正統派と一派には見なされているけど、それはカトリックの自称で歴史的に
見ればエチオピアのキリスト教も極めて古い歴史を持っており、異端とはとうてい呼べないと
思われる。
141世界@名無史さん:04/12/28 17:37:47
>>140

ハイレセラシェが止めさせたんでなかったっけ?>アレクサンドリアからの司教派遣
142世界@名無史さん:04/12/28 23:25:28
言わんとすることはわからなくもないが一応カルケドン公会議(451)に於いて単性論は異端とされている。
単性派のエチオピア教会は異端となる。
勿論、この理屈を突き詰めればカトリック以外は異端になるし、カトリック教会自身が第二次ヴァチカン公会議(1962-1965)においてエキュメニズムを唱えている現代では正統・異端という考え方自体がもはや古いのかもしれないが・
143世界@名無史さん:04/12/29 01:01:40
>>142
Wikipediaからのコピペだが
異端
・カトリック
教会法によれば洗礼後、名目上キリスト教徒としてとどまりつつ
意識的・意図的に神の意志に対して反対するのが異端であり、
これは信仰の諸前提から誤って導き出された神学的誤謬とは区別されなければならない.
今日では異端とは客観的意義に於いては狭義のカトリック教理反する命題、
又主観的意義に於いてはかかる命題の容認、
或る天啓的信仰事項として(fide divina)
又は公教的信仰事項として(fide catholica)
信ずべき真理の頑固な否定、または真剣な会議を指す。

・プロテスタント
プロテスタント教会では、一般的に、教会会議
(ルター派のアウグスブルグ会議や改革派のドルト教会会議)などで異端が定義された。
現在プロテスタント教会などに「異端」を定義する根拠は特別にはないが、
反社会的存在、または牧師が異常にカリスマ的になったり、
高額献金強要等が要因とされる。
またプロテスタント教会連盟による多数決により、
聖書の解釈の極端な判断をする教会を指定する傾向もあるとされる。

らしい。
現在世界的に広がっているキリスト教宗派にとっては
単性論は前提の否定だからやはり認めるわけにはいかんだろう。
今のキリスト教にとってキリストは神であり人でもあるんだろ?
公会議で否定されたアリウス派は三位一体の否定だが、今でも教会は三位一体説は絶対譲れないって聞いたことがあるぞ。
キリストは神様であり、イエスであり、聖霊でもあるのが大事なんだしマリアさんも、神の母であり、同時に人の母でもある事に意味がある訳だ。
まあクリスチャン以外にはよく分からん話だが。
144世界@名無史さん:04/12/29 01:05:55
カトリックやプロテスタント・ギリシア正教からしたらエチオピアは異端
エチオピアからしたらカトリックやプロテスタント・ギリシア正教は異端
けど今はどっちも仲良くしようと努めてるってことで良いんじゃない?
145世界@名無史さん:04/12/29 01:14:01
なるほどザ・ワールドにでてたエチオピア人もキリスト教徒?
146世界@名無史さん:04/12/29 01:30:30
ギリシア正教やカトリックに比べれば、イエスの墓からずっと遠いところにしか教会を建てることを許されてないし。
147世界@名無史さん:04/12/29 01:45:03
>>136
コプト正教会は、東方教会のひとつで単性論をとる。紀元2世紀にエジプトで独自に発展したキリスト教の東方諸教会の一派である。 カルケドン公会議ののち、正統教会から分かれた。
エジプト、エチオピアおよびエリトリア、アメリカ、オーストラリアを中心に、総計5千万人のコプト系クリスチャンがいる。エジプトにおけるコプト正教会信者の割合は、統計上5%であるが、実数は一割であるともいわれる。
ニカイア信条を告白し、マリアを神の母として崇敬する。マタイ福音書に聖家族のエジプト逃避の記事があることから、コプト教会におけるマリア信仰はきわめて盛んである。
(Wikipediaより)
148世界@名無史さん:04/12/29 01:47:43
エジプトは西暦、ヒジュラ暦、コプト暦の三つがあってややこしい。
149世界@名無史さん:04/12/29 01:55:49
こういう異端を連呼する連中が出るから宗教というのは必ず分裂するんだろうな
150世界@名無史さん:04/12/29 01:56:58
参考までに

シリア正教
http://www.sojp.net/about_syriac.html

Syriac Orthodox resources (限りなく公式サイトらしい)
http://sor.cua.edu/index.html


Coptic Orthodox Church.Net
http://www.copticchurch.net/

The Christian Coptic Orthodox Church Of Egypt
http://www.coptic.net/EncyclopediaCoptica/

エチオピアは未発見
151世界@名無史さん:04/12/29 01:59:23
なるほどザワールドのエチオピア人はそういうのとは無縁のほんとの神様を知ってる人たちだよ
1521:04/12/29 02:02:10
なるほどザワールド私も見ました(笑)
何ともエチオピは本当に奥が深いですね。
あの人たちの民族名を忘れてしまったのが悔やまれます。
あの人達は南部の人達ですよね?
153世界@名無史さん:04/12/29 02:13:03
帝国だったそうだがトルコやフランスみたいな
宮廷で発達したエチオピア料理ってあるんかな?
1541:04/12/29 02:19:42
あとエチオピアはローマから見て確かに異端かもしれませんが
エチオピアにクリスチャン国家があることに
結構カトリック側は喜んでたみたいですね。
155アフリカ遠足人:04/12/29 02:20:34
なるほど〜は見ていませんが、あの手の番組にでる南部の民族といえば、
きっとムルシの人々でしょう。
唇に大きな皿などをはめていませんでしたか?
156世界@名無史さん:04/12/29 02:50:44
どうでもいいけどwikipediaって2chをソースにしてるような怪しげな記事を書く奴が
少なからずいるのがどうも
157アフリカ遠足人:04/12/29 02:55:44
エチオピア正教を異端などといったら、プライドの高いエチ人は猛烈に怒るでしょうな。
信者にとっては、己が属する宗教・宗派こそ唯一にして最高のものですからね。

宮廷で発達した料理ではないと思うけど、エチオピア料理といえば主食のインジェラ。
稗の一種をこねて発酵させ、クレープ状にして焼き
その上にワット(シチュー)などの具をのせて、手で巻く様にして食べます。
しかし、インジェラほど日本人の好みが分れる食物もない。
二度とこんなもん食えるか!or毎日でも食べた〜い!に二分されます。
概して女性ほど好む傾向にあり。非常に酸味があり、
食えない派の意見は、見た目も味も雑巾みたいだ、とのこと。
ワットはいろいろバリエーションがあって美味いのだが。
地方へ行くと選択肢はインジェラかパンかスパゲティに限られる。
どれも美味しくなく、エチオピア旅行苦の一端を担っている。
首都アディスでは米料理やピザなどのイタリア料理、
中華・韓国料理(和食メニューもあり)も食せる。
あとエチオピアで美味かったものといえば、
魚(アサ)のフライ(コトレット)とシチュー(ラブラウ)やアボガドジュース等かな。
158世界@名無史さん:04/12/29 08:41:06
おいおい、間違いだらけのWikipediaなんかから引用するな。
それとも釣りのつもりか? 迷惑な奴だな。
159世界@名無史さん:04/12/29 13:23:28
主食の穀物・テフは、エチオピア独特の作物ですね。
かつてはエチオピア高地以外のナイル沿い低地部でも栽培されていたようですが
他の穀物に取って代わられたようです。
エチオピア高地だけに残ったのはなぜなのでしょうね。高地の気候にテフ以外耐えられなかったためとか?
160アフリカ遠足人:04/12/29 14:40:15
>>159
そうでしょうね。旅行者程度の実感ですが、
大半が山ばかりで平地が少なく、水も乏しい荒土で、
さらに冬は息が白くなるほど冷え込むようなところ風土ですから、
他の穀物生産は厳しいのではないかと思います。
それでも日本の支援で、南部湖沼地帯などでは稲作の研究を進めているそうですが、
環境も厳しくまだまだ生産拡大には至らない様です。
麦などはイタリアから安価なパスタが輸入されているので、これも不要なのかもしれません。
なによりもエチ人自身が世界でインジェラより美味いものはないと豪語するほどなので、
他の穀物は不要という意識が強いんじゃないですかね。
稗(テフ)は栄養価が低いので、エチ人にデブはいないんじゃないかと思うほど肥満率は低いです。
ちなみに、インジェラは我々が食べるとお腹の中でさらに発酵して
ガスがたまり、屁が絶えません。

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/5987/food/index.html
161世界@名無史さん:04/12/29 18:48:04

歴史

紀元前の1000年の間に、セム系の人々がサバ王国(シバ王国)
から紅海をわたり、沿岸のハム系諸族を征服したのがエチオピ
ア帝国の始まりである。

2世紀にはソロモン王朝がアクスム王国をきずき、キリスト教に
改宗した。この王朝名は、聖書にでてくるソロモン王とシバの女
王の直系の子孫であると王たちが主張したことに由来する。

7世紀の初めに王朝は衰退し、10世紀初頭、中央高地の支配一族
であるザグウェ王朝によってたおされた。

1260年以降、ソロモン王朝がもりかえしてきたが、沿岸地域と
南東部はイスラム教徒が支配した。

ザラ・ヤクブの統治の間(1434〜68)に芽生えた政治組織は、土地
授与の見返りに軍事力の奉仕を要求する絶対王政の性格をもち、
20世紀中ごろまで存続した。

(C) 1993-2003 Microsoft Corporation. All rights reserved.
162世界@名無史さん:04/12/29 18:53:36

ヨーロッパの影響

1557年にイエズス修道会の宣教師がやってきたが、
皇帝をコプト・キリスト教からローマ・カトリック教に
改宗させることはできず、国内に混乱をひきおこした
だけであった。

動乱と王家の混乱の時代ののち、1632年にファシラ
ダスが皇帝となり、37年に息子であるヨハネス1世が
ひきついだ。

17世紀、エチオピア文化は西ヨーロッパとイスラム世
界の表現様式に影響をうけ、芸術的ルネサンスを経
験した。これはヨハネスの息子で、「偉大なるイヤサ
ス」とよばれたイヤサス1世の治世(1682〜1706)に
顕著であった。
彼は芸術の愛好者であると同時に、近代化の推進者、
すぐれた軍事戦略家でもあった。
163世界@名無史さん:04/12/29 18:54:19
(つづき)

1706年にイヤサスが死んだのち、エチオピアはふた
たび長期にわたる王朝の混乱と衰退の時代に入り、
国家は分裂した。

1855年、北西部出身のラス・カッサがエチオピア正教
会の支持により、テオドロス2世としてみずから皇帝に
即位した。
テオドロスは、イギリス人の役人を陰謀の罪で投獄。
これをきっかけにはじまったイギリスとの戦いで、68年、
自殺においこまれた。それから4年間、王位をめぐる争
いがつづき、ティグレ地方の支配者デジャズ・カッサイ
(ヨハネス4世)がイギリスの後押しをうけ、王位を継承
することで決着した。

ヨハネス4世は、エジプトの侵入を食いとめることはで
きたが、1889年、スーダンとの戦いで殺害され、メネリ
ク2世がその後をついだ。彼は新しい首都をアディスア
ベバにさだめ、ティグレ、アムハラ地方を統一した。

(C) 1993-2003 Microsoft Corporation. All rights reserved.
164世界@名無史さん:04/12/29 19:18:15
> 2世紀にはソロモン王朝がアクスム王国をきずき、キリスト教に
改宗した。
へー、もっと昔の紀元前からキリスト教国だと思っていた。
それ以前の宗教はなんだったんだろう。
165世界@名無史さん:04/12/29 19:22:22
>>164
普通に考えて紀元前からキリスト教国ということはありえんだろ…
1661:04/12/29 22:11:22
>>155
ええ、そんな人々です。ムルシ族ですか。調べてみます。
しかし、女性がおしゃれのため口に皿をはめてましたが・・痛くないのでしょうか・・
エチオピアは奥が深いですね。
167世界@名無史さん:04/12/29 22:17:16
あのお皿は歳を経るごとにサイズを大きくしていくそうな。
最初は幼少時に小さな穴、細い棒をはめるところから始めるそうです。
168世界@名無史さん:04/12/29 22:23:07
ペルーのワオラニ族も良く似た木皿を下唇にはめているな。
169世界@名無史さん:04/12/29 22:31:00
http://history.bbs.thebbs.jp/1079576521/435-436
テオドロス2世の評価
170世界@名無史さん:04/12/29 23:00:49
>>169
解説が詳しくていいな
171アフリカ遠足人:04/12/29 23:58:33
私はムルシの人々に会いに、ジンカという街まで行ったんですが、
結局お目にかかれませんでした。運が良ければこの街のマーケットに来る
ムルシの人々に会えるそうです。絶対ムルシに会いたいとなると、
アディスかジンカで車をチャーターして、公共交通機関などなく
街から遠く離れたムルシの村まで行かなければなりません。
しかし、エチオピアは民族の博物館といわれるだけはあり、
ムルシほどインパクトはないにしても、その他にも数々の特徴的な民族を見ることが出来ました。
ところで、ムルシの唇の皿ですが、あれは不細工に見せるためだという説があります。
(なるほど〜で既出だったらすみません)
他民族との抗争で女性が略奪されるのを防ぐため、
皿をはめさせこの世のものとは思えない醜い形相にしようとしたらしいです。
効果があったかどうか、現在ではそれがムルシの美の象徴になっているとのこと(?)
あくまでも一説です。
172世界@名無史さん:04/12/30 00:42:44
リア高の受験生なんだけどエチオピア皇帝の歴史を詳しく教えてくれませんか?

「予備校で日本の皇室と同じくらい歴史がある。ギネスで話題になった」

って教わったもんで。こんなんセンター出ないだろうが関係ないw
173世界@名無史さん:04/12/30 00:48:23
>>169
魅力はどうだろうか・・・
174世界@名無史さん:04/12/30 21:17:59
>>169
他の掲示板でも同じようなことをやっていたのか・・・
1751:04/12/30 23:09:39
>>171
なるほど!初耳でした!!ほんとにお詳しいですね。ムルシはどんな歴史をたどったんですか?
あとアフリカ遠足人さんは他にどんなエチオピアの民族と出会われたんでしょう?
176世界@名無史さん:04/12/31 01:02:10
>>172
エチオピア皇室は神話では
旧約聖書列王記の「ソロモン王とシェバの女王の出会い」によって生まれた
メネリク1世の子孫という事になっている。
ただ実際にはエチオピアの王朝は何度も断絶しているので、万世一系とはいえない。
実際の「ソロモン王朝」はショアの王(豪族)、メネリク2世(十九世紀末)の子孫。
エチオピアの戦国時代を収拾したテオドロス1世(十九世紀中期)は野武士団の棟梁であり(ソロモン王朝の子孫と言う伝説はあったらしいが)、
その後のヨハネス4世(ティグレの王出身)・メネリク2世にしても実力で帝位についており、
血縁による継承ではない。
ソロモン王とは言わなくても、アスクム王国までさかのぼれば日本の皇室と比較できるだろうけど・・
実際はかなり無理があると思う。
177世界@名無史さん:04/12/31 01:10:32
>>176
ローマ帝国みたいなのでは無いの?血統で継承した訳ではないというか
178アフリカ遠足人:04/12/31 01:34:07
>>175
すみません、ムルシの歴史まではわかりません。(詳しく調べていません)
ムルシを含めエチ南部には人口数千〜数万程度の少数民族が数多く存在し、
アフリカの御他聞に漏れず文献資料がないので、
歴史までは解明されていないのが現状ではないでしょうか?
これはもはや人類学の範疇になると思います。
さて、私が見たその他のエチ少数民族ですが、
民族名も分らず言葉では言い表せないのでこちらをご覧ください↓

http://jp.y42.photos.yahoo.co.jp/bc/kofi926/lst2?.tok=bcWX7.BBmqwjGTkC&.dir=/%a5%de%a5%a4%a5%d5%a5%a9%a5%c8/%a5%a8%a5%c1%a5%aa%a5%d4%a5%a2&.src=ph

これ以外にも多くの特徴的な民族を見ましたが、
カメラを向けると逃げられたり、怒られたり、金を要求されたりで、
結局この5枚しか残りませんでした。また動画からのカットの為、画質は悪いです。
ついでに、他の人用に作った西アフリカの画像も張っておきます。

http://jp.y42.photos.yahoo.co.jp/bc/kofi926/lst2?.tok=bcWX7.BBvn80tzQT&.dir=/%a5%de%a5%a4%a5%d5%a5%a9%a5%c8/%c0%be%a5%a2%a5%d5%a5%ea%a5%ab&.src=ph
179173:04/12/31 01:37:08
サンクス。キリスト教徒の国ってのがすごいよなぁ・・・
プレスタージョンってエチオピアの事さしてる気が。きっとありえないだろうがw
180世界@名無史さん:04/12/31 01:45:19
>>179
一応、カトリックもプレスタージョン=エチオピアて考えたみたいだよ。
181アフリカ遠足人:04/12/31 02:11:38
レブナ=デンゲル(在位1508〜40)の時代、
ポルトガルはエチを“プレスター=ジョンの国”と認定していた。
キリスト教を庇護し、反イスラム勢力であれば
プレスター=ジョンと認められるようです。
ダライ=ラマですら危うくプレ〜の認定を受けそうになったとのこと。
182世界@名無史さん:04/12/31 18:15:56
数ヶ月前だかの藤岡弘氏探検隊(多少、川口宏探検隊を彷彿とさせる)で
エチオピアのムルシ族(あるいは近縁と考えられる部族)が出てきたけど、
撮影してんのに何故カネ寄越さない!と彼らがファビョり出して
かなりバツの悪い映像だった記憶が。
数日前のなるほどザワールド復刻版では
そういうのは排除されてたので、撮る側の印象次第だなと思った。
いずれにせよ感覚や民度があまりにも日本人と違いすぎて
俺ならとても行く勇気は湧かない。
183世界@名無史さん:04/12/31 22:39:32
しかし彼らは俺たちよりよほどリアルに生きてるかも
184世界@名無史さん:04/12/31 23:57:19
無理やりそういうのを持ち上げるのってうそ臭くってしょうがない
185世界@名無史さん:05/01/01 00:08:07
そうか?
186世界@名無史さん:05/01/01 00:53:42
アムハラはムルシとかをどうみてんだろね?
187世界@名無史さん:05/01/01 01:16:50
やっぱエチオピアは最高だよな。
さすがにモーセの十戒板を保持するだけあるよ。
188世界@名無史さん:05/01/01 01:44:44
エチオピアからイエスが復活するって聞いたことがある
189世界@名無史さん:05/01/01 11:56:01
閑散としたこのスレにヘーベルハウスが!!

       /|
       |/__
       ヽ| l l│<ハーイ
       ┷┷┷
190世界@名無史さん:05/01/01 16:39:24
エチオピア暦ってあるの?
191世界@名無史さん:05/01/01 16:56:01
>>190
あるよ。ぐぐってみ。
192世界@名無史さん:05/01/01 18:34:59
>>191
ありがとぅ。歴史を感じるなあ。
193世界@名無史さん:05/01/01 20:57:02
エチオピアツルマ族キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
誰も真似しねえっつーの
194世界@名無史さん:05/01/02 05:47:02
エチオピアって、アフリカというよりアラブって感じだな
これは北アフリカ及び東アフリカ全てに言える事かもしれないが
195世界@名無史さん:05/01/03 01:36:12
ホーン地域諸国は国力と不相応な軍事力を持ちすぎています。
特にエチオピアとソマリアの軍拡競争は両国を破滅させたと言っても過言ではない。
世界最低水準の低開発国の両国が東西冷戦に乗って大国の支援で軍拡をすすめたものだから軍事力は国力にあまりに不相応なものです。
とはいえ・・国内で反政府勢力が存在し、国家統一もままならない状況ではどの国も軍事力に頼らざるを得ないでしょう。どの国も隣国と係争をかかえていますし。
現にソマリアは国家が解体してしまい現状ではどうしようもありません。
エチオピアは幸いそのような事にはなっていませんが・・
どの国でも強力な中央政府の権力を確立し、多国間で軍縮にとりくむしか無いのでしょう。
そうして初めて、社会基盤整備などに取り組む余裕が出来るでしょう。
しかしそれにはどれほどの時間がかかることか・・
196続き:05/01/03 01:52:00
エチオピアは特にエリトリア独立で内陸国となってしまい、近隣諸国との友好は死活問題でしょう。
ジプチやエリトリアと良好な関係を維持しなければ、海洋に出ることすらできません。
また帝政が打倒されたのはある意味でエチオピアにとって不幸だったかも知れません。
革命前の前近代的な社会体制を擁護するする気はありませんが、ある程度穏健な立憲君主制を維持しておれば、戦前の日本の例もあるとおりもう少し、国民意識を植え付けられたかもしれません。
血統による君主制は、実力による対抗者を否定しますから、国家秩序の創造と国民意識の形成には絶大な効果があるはずです。
197世界@名無史さん:05/01/03 01:53:11
嗚呼帝政復古できないものか・・・
1981:05/01/03 02:36:19
エチオピア帝政が非常に評価されてますが、帝政の負の側面は見ておいたほうがいいと思います。
199世界@名無史さん:05/01/03 13:45:42
エチオピアの帝政は農奴制を基盤としています。
四民平等で身分社会を否定した戦前の日本とは同一視出来ません。
エチオピアに関しては、飢饉で大規模な餓死者が出るほどですから、富の均分は急務だったはずです。
そこに手をつけられなかったのは帝政の限界だったのではないでしょうか。
2001:05/01/03 14:06:47
>>199
エチオピアと日本って比較に値すると思います。
19世紀以降両国の歴史は明暗分かれてます。
やはり日本は江戸時代が大きかったのでしょうね。
201世界@名無史さん:05/01/03 15:44:02
>>199

農奴制についても実態が論じられなければならないと思う。
戦前期日本の農業構造は寄生地主制に基礎を置くものであり、
農民のほとんどは、戦後の農地改革に至るまで小作人や貧農として
極貧の生活を強いられていた。
たしかに選挙権その他の法的権利は華族や士族と同等になったとはいえ
その実態は現代の総中流社会とはかけ離れていてのであり、帝政末期の
エチオピアと、昭和恐慌期の日本(とくに東北地方の農村)とは、その本質に
おいて大差なかったと言えまいか。
202世界@名無史さん:05/01/03 15:45:41
ま、復活に値するほどのものなら、革命などおこらなかっただろう。
2031:05/01/03 20:12:08
>>199
>>201

私は帝政時代のエチオピアの農業構造は分からないのですが・・どうだったんですか?
2041:05/01/03 22:13:54
言葉足らずでした。革命前のエチオピアの「農奴制」の内容を教えて欲しいです
205世界@名無史さん:05/01/04 00:40:06
>201
思いっきり戦前の日本の見方がマルキシズム的だな。
206世界@名無史さん:05/01/04 00:41:34
講座派ですが、なにか?
207世界@名無史さん:05/01/04 00:52:27
戦前の日本は「農奴制」ではない。
農奴っていうのは貴族に所有された「財産」。
農奴は売買されたり、遺産として相続されたり、要するに人ではない、生産財だ。
日本の地主と小作の関係とは全く違う。
208世界@名無史さん:05/01/04 00:54:06
狭義の農奴制でなくても半農奴制ではあった。

                 by 山田盛太郎
209207:05/01/04 00:56:07
司馬遼太郎も自著で言っているが
イギリスのプロレタリア、ロシアの農奴を日本に当てはめるのは適当ではない。
江戸時代の大名の領国は決してロシアの大貴族の様な財産だった訳ではない。
2101:05/01/04 01:00:56
エチオピア帝政は完全にアムハラ貴族の身分社会をよりどころにしてますね。
アムハラ貴族の土地所有はどうだったんでしょうね。
2111:05/01/04 01:02:10
戦前は少なくとも相当な封建的な関係だったでしょうが
イタリアの占領下でどうなったのか、特に分からないです。
212世界@名無史さん:05/01/04 01:04:01

まあ、司馬遼太郎は研究者じゃないからな。
213アフリカ遠足人:05/01/04 01:14:07
ガバル制のことですかね?
一応ハイレ=セラシエ時代の改革で、表面的には廃止されている様ですが。
2141:05/01/04 01:19:06
それは奴隷制でしたか?確か国際連盟加入の必要に駆られて。
215アフリカ遠足人:05/01/04 01:42:37
ガバレ制(農奴制)と奴隷制は別問題の様です。
国際連盟加入に際し廃止したのは奴隷制といいつつ
奴隷貿易だけみたいですね。
216アフリカ遠足人:05/01/04 03:14:44
世界史の教科書並に簡単に「ガバレ制」

アムハラ王国成立初期からエチオピアの土地は、王族、教会および“貴族”に属していた。
耕作者は、農奴的な存在であり、賃貸料の名目で不当に高い年貢を支払わされていた。
これがガバル(ガバー=ゲベレ)制であり、(中略)
夫役を課せられた以外に兵役の義務も負わされていた。
(岡倉登志著『エチオピアの歴史』明石書店)
217アフリカ遠足人:05/01/04 03:16:21
訂正
×ガバレ制 → ○ガバル制
218世界@名無史さん:05/01/04 23:54:20
ハイレ・セラシエ、メネリク二世、テオドロス二世の3人のうち、
だれが最も偉大だろう。俺は異論を承知で言えばテオドロス二世じゃないか
と思う。この人がいなけりゃ、後の二人もあり得なかったし、そもそもエチオピア
が存在しているかも怪しい。
晩年のイギリスとのいざこざで不当に評価が下がっているような。
219世界@名無史さん:05/01/05 13:42:09
 \ │ /                              稚内
  / ̄\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             札幌旭川
─( ゚ ∀ ゚ )< >>2っぽん>>2っぽん〜!           函館 10勝根>>6
  \_/   \_________
 / │ \                             青森
                                  秋田岩手
                                  山形宮城
                                  新潟フ>>9
                                富山群馬栃木
               島根鳥取兵京都福井>>1川長山( ゚ ∀ ゚ )茨城
      長佐福岡>>8マ口広島岡山庫大奈滋賀岐阜野梨東京千葉
      崎賀熊大分          阪良>>3重愛知静岡神>>7
         本宮崎  愛媛香川  和歌山
         鹿>>5島 高知徳>>4

沖縄                       ∩ ∧ ∧ ∩/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩ ∧ ∧ ∩     \( ゚∀゚)< みんなみんなみんな!
 だいすき〜〜〜!   >( ゚∀゚ )/     |    / \__________
 ________/ |    〈      |   |
               / /\_」      / /\」
                ̄         / /
220世界@名無史さん:05/01/05 13:56:05
218

個人的には
メネリク>テオドロス>ハイレ・セラシエ>ヨハネス>リジ・イヤスかな
やはり、アドワでイタリアに勝ったのはエチオピア的にでかいだろ
テオドロスはエチオピア統一のきっかけとして偉大だ
ハイレ・セラシエはまあ頑張ったな
ヨハネスはよくわからん
221世界@名無史さん:05/01/05 23:12:51
テオドロスはどっちかっていうと義賊みたいな存在じゃないか
2221:05/01/06 00:34:10
>>216 アフリカ遠足人さん
遅くなりました。丁寧にどうもありがとうございます。

ガバル制は土地使用の代償に賦役・貢納の義務が伴うというものですね。
貢納は自分で宮廷まで運ぶというもの・・その負担は凄まじいものだったのでしょうね。

ハイレセラシエはガバル制に代わり兵役を義務付けるレスト制を導入しようとしたそうですが・・
ガバル制は根強く残ったものと推測されます。

しかし・・さながら奈良時代の租庸調の税制、防人制の様ですね・・
農民の負担いかばかりなものか・・
223世界@名無史さん:05/01/06 00:44:26
>>222ってことは結局エチオピアと日本は相当違ってたんじゃねえか?
日本が半農奴制ったって少なくとも、
>>土地使用の代償に賦役・貢納の義務
たは違うだろ。マジで。
224世界@名無史さん:05/01/06 13:10:04

歴史

紀元前の1000年の間に、セム系の人々がサバ王国(シバ王国)から紅海をわたり、
沿岸のハム系諸族を征服したのがエチオピア帝国の始まりである。

2世紀にはソロモン王朝がアクスム王国をきずき、キリスト教に改宗した。
この王朝名は、聖書にでてくるソロモン王とシバの女王の直系の子孫であると
王たちが主張したことに由来する。
7世紀の初めに王朝は衰退し、10世紀初頭、中央高地の支配一族であるザグウ
ェ王朝によってたおされた。

1260年以降、ソロモン王朝がもりかえしてきたが、沿岸地域と南東部はイスラ
ム教徒が支配した。ザラ・ヤクブの統治の間(1434〜68)に芽生えた政治組織は、
土地授与の見返りに軍事力の奉仕を要求する絶対王政の性格をもち、20世紀中
ごろまで存続した。
225世界@名無史さん:05/01/06 13:10:58

1 ヨーロッパの影響

1557年にイエズス修道会の宣教師がやってきたが、皇帝をコプト・キリスト教
からローマ・カトリック教に改宗させることはできず、国内に混乱をひきおこ
しただけであった。動乱と王家の混乱の時代ののち、1632年にファシラダスが
皇帝となり、37年に息子であるヨハネス1世がひきついだ。

17世紀、エチオピア文化は西ヨーロッパとイスラム世界の表現様式に影響をう
け、芸術的ルネサンスを経験した。これはヨハネスの息子で、「偉大なるイヤ
サス」とよばれたイヤサス1世の治世(1682〜1706)に顕著であった。
彼は芸術の愛好者であると同時に、近代化の推進者、すぐれた軍事戦略家でも
あった。

1706年にイヤサスが死んだのち、エチオピアはふたたび長期にわたる王朝の混
乱と衰退の時代に入り、国家は分裂した。

1855年、北西部出身のラス・カッサがエチオピア正教会の支持により、テオド
ロス2世としてみずから皇帝に即位した。テオドロスは、イギリス人の役人を
陰謀の罪で投獄。これをきっかけにはじまったイギリスとの戦いで、68年、自
殺においこまれた。それから4年間、王位をめぐる争いがつづき、ティグレ地方
の支配者デジャズ・カッサイ(ヨハネス4世)がイギリスの後押しをうけ、王位
を継承することで決着した。

ヨハネス4世は、エジプトの侵入を食いとめることはできたが、1889年、スーダ
ンとの戦いで殺害され、メネリク2世がその後をついだ。彼は新しい首都をア
ディスアベバにさだめ、ティグレ、アムハラ地方を統一した。
226世界@名無史さん:05/01/06 13:11:20

2 イタリア・エチオピア戦争

1869年のスエズ運河の開通により、紅海沿岸はヨーロッパ列強にとって魅力的
な地域になった。イタリアは、72年にアッサブを、85年にマッサワを占領した。
89年にメネリクとイタリアはウッチャリ協定を締結。この内容が、アムハラ語
の協定とイタリア語の協定とでことなり、イタリア語の協定ではエチオピア全
土がイタリアの保護領になっていた。それが原因で95年にイタリア・エチオピ
ア戦争がおこり、翌年イタリア軍はアドワで敗北。イタリアは、エチオピアの
独立と当時の国境をみとめざるをえなくなった。

メネリクの後継者リジ・イヤス、次にその叔母のザウディトゥが帝位につき、
その後タファリ・マコンネンがハイレ・セラシエ1世としてうけついで、1931
年、エチオピアに初の憲法を制定した。
227世界@名無史さん:05/01/06 13:11:40

3 その後のハイレ・セラシエ治世

1947年に調印されたイタリアとの同盟平和条約によると、エリトリア、イタリ
ア領ソマリランド、リビアの譲渡について、1年以内に同意することになって
いた。しかし、その同意がえられないまま、決定は国際連合にゆだねられた。
国連総会はエリトリアとエチオピアとの連邦に賛成の決議をし、52年9月に連
邦がむすばれた。

1955年、ハイレ・セラシエは改正憲法を公布した。議会に制限付きながら力が
あたえられるなど、多少は近代化の意図もみられた。しかし、エチオピアの進
歩的な人々を満足させる内容ではなく、60年12月、失敗にはおわったが皇帝の
親衛隊によるクーデタがおきた。

1960年代、ハイレ・セラシエは外交問題に没頭し、63年にはアフリカ統一機構
の結成に指導的な役割をはたした。翌年、長年つづいていたエチオピアと当時
のソマリア共和国との間の国境紛争のために戦争が勃発。3月に合意された休
戦協定で、国境沿いに非武装地帯がもうけられたが、交戦は散発的にくりかえ
された。
65年、スーダンとの紛争もおきた。エチオピアが、エリトリアの独立運動をス
ーダンが幇助(ほうじょ)していると非難したからである。
70年12月、エチオピア政府は、エリトリア地方の戒厳令と非常事態を布告。
しかしゲリラ戦を終結させることはできなかった。

1970年代初頭、ハイレ・セラシエはひきつづき国際舞台で中心的な役割をはた
していた。しかし富の不平等な分配、農村の低開発、政府の腐敗、はげしいイ
ンフレーション、失業、72〜75年の北部の大干ばつなど、緊急の国内問題をほ
とんど無視していた。
228世界@名無史さん:05/01/06 13:12:49
>>224-227
以上、Microsoft エンカルタ 総合大百科 2004 から引用。

(C) 1993-2003 Microsoft Corporation. All rights reserved.
229世界@名無史さん:05/01/06 13:16:13

サバ王国 サバおうこく Saba

アラビア半島南西部にさかえた古代国家で、今日のイエメン付近に位置した。
ヘブライ語ではシェバ(シバ)。聖書にあるソロモン王とシバの女王の物語でよ
く知られている(「列王記上」10章1〜13節)。
サバ人は、セム語族のアラビア語系の言語をはなしていた。

サバ王国は前10世紀ごろにはじまり、前115年ごろヒムヤル王国が支配権をに
ぎるまで、南アラビアでもっとも勢力のある国家のひとつだった。現イエメン
共和国の首都サナアの東にあるマーリブに首都がおかれたが、当時のマーリブ
は南アラビアでもっとも豊かな都市のひとつだった。
王国の最盛期は前8世紀で、南アラビアからパレスティナにいたる交易ルート
にそって植民地をきずいた。

(C) 1993-2003 Microsoft Corporation. All rights reserved.
230世界@名無史さん:05/01/06 13:17:21

アクスム王国 アクスムおうこく Aksum

1〜6世紀に、現在のエチオピア北部のアクスムを中心にさかえた古代王国。
アラビア半島南部からの移民が徐々に連合して樹立したといわれる。
インドおよびギリシャ・ローマ世界との貿易を活発におこない、重要な貿易の
拠点として、ローマ帝国とペルシャ帝国との紛争の的ともなった。
3世紀と6世紀にはアラビア半島のイエメンを支配した。

4世紀に、エザナ王がフルメンティウスによって改宗してキリスト教が国教と
なり、聖書はアクスム人の言葉に翻訳された。しかし7世紀にイスラム勢力が
北アフリカに進出すると、ほかのキリスト教圏との接触がたたれ、王国も衰退
した。

(C) 1993-2003 Microsoft Corporation. All rights reserved.
2311:05/01/06 14:59:16
>>224-230

ご丁寧にありがとうございます。
サバ=シェバなんですね。不勉強でした。
ソロモン王朝神話の全容がはっきりいたしました。
ありがとうございます。

エチオピア通史を簡潔にまとめた文献がなかなか見つからなかったので、エンカルタの資料は非常にありがたいです。
以後私もこの資料を踏まえていきたいと思います。

アフリカ遠足人さんも取り上げられている岡倉登志氏はソロモン王朝の血統的な継続を否定されています。
ただ前出『エチオピアの歴史』(岡倉著)の中で、エチオピアのユダヤ人の存在の記述があり、サバ(シェバ)時代のイスラエルとの交流の名残をうかがわせます。
王統の血統的な継承は神話としても、シェバ=サバ王国からの歴史的な継続はほぼ確実であると考えられますね。

いずれにしれも、エチオピアの歴史の長さを感じさせます。

なおここでいう「エチオピアの歴史」というのはアムハラの歴史でもあります。
なかなか資料の無い世界ですが、アムハラ民族以外の民族の歴史ももう少し分かればより多様なエチオピアを理解できそうです。
なかなか難しいですよね。。
232世界@名無史さん:05/01/06 14:59:19
>>221

テオドロスは>>169のリンクがおもろい。
この数値付けを見ると確かに義賊っぽいな。
戦争は上手いし人をひきつける力もあるが、
指導者としての力量と長期的ビジョンに欠けていた感じがする。

>>169が何を元ネタ(資料)にして数値化したものかは分からないけど。
2331:05/01/06 16:15:59
>>232
確かに面白いですね。
ただ、テオドロスのエチオピアが置かれた国際情勢は相当切迫していました。
この為、性急な近代化政策は致し方ないのでは?とも思います。
234世界@名無史さん:05/01/06 17:35:28
エチオピアって飛行機で行けるのか??
235世界@名無史さん:05/01/06 21:49:19

以下、Microsoft エンカルタ 総合大百科 2004「エチオピア」より引用。

III 住民

1 人口の特色

エチオピアの人口は、ナイジェリア、エジプトにつぎアフリカ第3位。人口密
度は59人/ku。国家を創設したセム語系のアムハラ人は、同じセム語系のティ
グレ人とあわせて全人口の32%を占め、エチオピア高原の北部や東部地域と、
首都アディスアベバの北に広がる高地にすむ。ハム語系のオロモ人は中部や南
西部にすみ、牧畜と農業に従事していて、人口の40%を占める。シャンガラ人
は西部にすみ、人口の6%を占め、東部、南東部のオガデン地方にすむソマリ人
は、シャンガラ人とほぼ同数である。ダナキル人は、エチオピア高原の東部に
広がる半砂漠の平原地帯にすんでいる。移住者としては、イエメン人、インド
人、アルメニア人、ギリシャ人などがいる。

(C) 1993-2003 Microsoft Corporation. All rights reserved.
236世界@名無史さん:05/01/06 21:49:52

オロモ Oromo

エチオピア中部からケニアのサバキ川にいたる広域にすむハム系民族。
人口は約2300万人。ガラ族という名でよばれることがよくある。この名称の語
源は粗暴、野蛮を意味するアラビア語ghalizであるとされるが、エチオピアで
はガラ川に由来するとされている。民族主義の立場でいえば、ガラという名は
差別語である。

オロモはエチオピア北東部のデナキル地方のソマリ族、アファル族と近縁関係
にある。言語は、アフロ・アジア語族クシ語派オロモ語。民族の多くは遊牧を
生業とするが、一部は定住農耕をおこなう。家畜の飼育と養蜂がおもな仕事で
ある。婚姻は、一夫一妻が原則だが、一部の地域では一夫多妻婚がみられる。
その場合、妻の数は夫の経済状態による。イスラム教徒や、コプト教会に属す
るキリスト教徒もいるが、大多数はアニミズム信仰。
オロモは200をこす部族にわかれ、なかでも約35部族からなる好戦的なトゥラ
マ諸族と、約25部族からなるウォロ族が有力である。前者は社会的な身分を世
襲する制度と奴隷制をもつ。

(C) 1993-2003 Microsoft Corporation. All rights reserved.
237世界@名無史さん:05/01/06 21:50:13

例によって、エンカルタ 2004「ソマリ(民族)」より引用。

I プロローグ

ソマリ Somali

アフリカ東部の「アフリカの角」といわれる一帯にすむ、アフロ・アジア語族
クシ諸語のソマリ語を話す民族。人口は約470万人で、ソマリアの人口の80%を
占めるほか、ケニア北東部、エチオピア南東部、ジブチにも分布する。
ほとんどがイスラム教徒。雑穀栽培などの農業や交易などの商業に従事する者
もいるが、大部分はラクダやヤギ、ヒツジなどを飼育する専業牧畜民である。

II 氏族組織と内戦

ソマリは、父系出自集団を基礎とした、独特な分節体系の氏族(クラン)組織を
もつことで知られる。それは最小の社会集団からはじまって、それらがいくつ
かあつまってリネージという集団をつくり、さらにサブクラン、クランと上位
集団を形づくるピラミッド型の組織である。

言語や宗教などにおける、ソマリの民族的統一性は高く、それにもかかわらず
多くの国に分断されて居住しているという現実が、大ソマリア主義を生み、ソ
マリアとエチオピアの衝突などの原因になった。また、各クランは、武装勢力
を組織して、たがいに反目しあい、今日のソマリア内戦をひきおこしている。

(C) 1993-2003 Microsoft Corporation. All rights reserved.
238世界@名無史さん:05/01/08 22:26:41
ソマリアやエリトリアの歴史も目を向ける必要がありそうだな
239世界@名無史さん:05/01/09 01:45:54
アクスム王国
1世紀〜10世紀末
現在のアクスムを中心に栄える。
建国時はエチオピア北部・ティグレに等しい。
最盛期は350年ごろエザナ王の治世。ゲエズ語、サバ語、ギリシア語で書かれたエザナの石碑文のによると、「アクスムの王、ヒムヤル(現在のイエメン)の王、ライダンの王、サバの王、ベジャの王、エザナ」とありイエメンまで支配下においていた事が確認されている。
ちなみ、この頃エチオピアのキリスト教改宗が行われる。

主要交易相手はエジプト・ギリシア・アラブ
主要輸出品は、象牙・金・皮革・奴隷など
主要輸入品は、銅・鉄・銀細工宝石・ガラス製品・武器など
主要港は現在のマッサワの南、アドゥリス
である。
240世界@名無史さん:05/01/09 02:56:31
>>239
アクスム王国の王様は「諸王の中の王」を名乗ってたんでしょうか?
241世界@名無史さん:05/01/09 14:24:03
ヘロドトスでペルシアの使者がエチオピア王に馬鹿にされるシーンがあるね。
それに怒ったカンビュセス王はエチオピアに侵攻するが暑熱にやられて壊滅。
242世界@名無史さん:05/01/09 16:06:04
>>241
まー古代ギリシアのエチオピアって今の意味でのエチオピアを示してるかどうか謎だからねえ。
古代ギリシアで表れるエチオピアとは南の国くらいの意味ではなかろうか。
243世界@名無史さん:05/01/09 17:17:01
>>241
藤子不二雄の漫画であったな。。。
244世界@名無史さん:05/01/09 23:10:50
古代ギリシア人がエチオピア人と呼んでいたのはヌビア人の
ことではないかい。
現代のエチオピアの前身のアクスム王国の建国は紀元後。
古典ギリシアとは時代がずれる。で、古代で知られている黒人王国と
言えばナイル川上流に栄えたヌビア王国しかないと思うのだが、これが
ギリシア人の言うエチオピア(日焼けした人の意)だろう。
皮肉にもヌビアはアクスム王国によって滅ぼされてしまうのだが。
245世界@名無史さん:05/01/09 23:20:44
アムハラ人とかがアフリカ大陸に移住してきた
のは、いつごろ?紀元前後かな?もともとは、
南アラビアにいたはずだから。
246世界@名無史さん:05/01/10 00:00:01
一応、「エリュトゥラー海航海記」(紀元1世紀頃)がアクスム
王国について触れた最古の文献資料らしい。
歴史書を見れば大体の本がアクスム王国の建国時期を紀元1世紀としている。
ただし、考古資料では、紀元前4世紀と推定されるイェハ遺跡に南アラビア
からの影響が顕著に認められている。ただし、これは学者の間では
アクスム王国の遺跡としてではなく、先アクスム期の遺跡として分類されている。

まあ、古典ギリシアとアムハラ人のアフリカ移住の時期がたとえ重なっていても、
アムハラ人=エチオピア人にはならないでしょう。何しろエチオピアの語源は
日焼けした人、ということらしいから。
247世界@名無史さん:05/01/10 00:16:57
ってことは、今のアムハラ人も、あるいはエチオピアの
ユダヤ人も真っ黒なのは、あとから、ってことだね。
#まあ、完全な真っ黒系とは違う顔しているけど。
248世界@名無史さん:05/01/10 00:25:28
ってことはエチオピアっつーのは日本のジャパンみたいなもんか?
エチオピア人は自分らをなんていうんだ?
まさかギリシア語使ってるわけじゃないだろ
249世界@名無史さん:05/01/10 00:35:38
関連スレ
【分割】アフリカ近現代史【植民地】
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1096366766/l50
白人進出前のアフリカについて語ろう
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1032133912/l50
北アフリカ史統一スレ
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1042088706/l50
250世界@名無史さん:05/01/10 00:36:56
>>248
ジャパンは、「日本」が中国読みされて、なまったもの。
たぶん、広東語の YatPun が、ラテン語式に Iapon となり、
フランス語のJapon などがうまれた。英語の Japan はどうして
かしらないが。もっとも、ギリシア人は、一度も「ギリシア」とか、
「ぐらえきあ」とかいったことはなく、ずっと昔から「ヘラス」とか
いっていたし、エジプトは、ずっとむかしから「ましら」だか
「ますら」だかって名前だ。
251世界@名無史さん:05/01/10 00:41:18
>>250
うん他称はわかるんだけどエチオピアはどうなの?
252世界@名無史さん:05/01/10 00:45:52
日本を漢音(隋唐宋元時代の発音)で読めばジツポンじゃないの?
唐音(明代以後の北京語)だとリーベンだけどさ
253世界@名無史さん:05/01/10 00:50:06
>>252
マルコ・ポーロの頃の、ザイトンあたりの言葉だから漢音とはまた違うんではないかな
254アフリカ遠足人:05/01/10 01:07:44
現代エチ人は自らをエチオピア人という。(少数民族は民族名を名乗ることもある)
しかし、「エチオピア」はアラブやヨーロッパなどの外部世界からの呼称であり、
エチオピアが正式な国号として採用されるのは1940年代以降のこと。
それ以前は各民族名(アムハラ人など)で呼んでいたのではないかな?
ちなみにアビシニアは「混血」を意味する蔑称であり、
エチオピア人自身が好んで使用したものではない。
現在でもエチオピア人に対し「アビシニアン」などと言うと、彼らは不快感を顕にする。
255世界@名無史さん:05/01/10 01:22:25
エチオピア人自身が何と自称しているのかは分からないなー
アラブ人はエチオピアのことをハベシュと呼び、これがAbashアバシュとして
ヨーロッパに伝わり、アビシニアという呼称となった。
一方、エチオピアの語源はギリシア語のAethiopsにあり、日に焼けた人々を
意味する。エチオピアは当初は欧州からアビシニアと呼ばれていたが、エチオピア
人自身はこの呼ばれ方を嫌い、メネリク2世〜ハイレ・セラシエあたりはエチオピア
を国称として採用する。
なぜなら、ハベシュというのは元々混血という意味らしい(ハビシャン族?に由来す
るという説も聞いたことがあるが)。
256世界@名無史さん:05/01/10 01:31:06
あの当たりってエチオピアに限らず、ソマリアもケニアのマサイ族も色薄くねえか。
身長もべらぼうに高いような。
257世界@名無史さん:05/01/10 01:38:47
>>253-253
いや、北方系の音だと、どうしても母音がぜんぜん合わない。
マルコポーロのころは、大都の音として、d3ipon-kuo くらいだから
それを、gipangu と書いたが、西洋人であってもちゃんとこういう
母音の違いはしっかり書いている。つまり Japan とか Japon の
ように ja がどこから出てくるか、ってのは、広東語あたりを
考えないと出てこない。
すれ違いどうもすまん。
258世界@名無史さん:05/01/10 01:43:48
エチオピア人てミトコンドリアDNAを調べれば
ばりばりに黒人だと聞いたことがあるが、詳しい人いないか。
同じエチ人のアムハラ同士でも地域により顔立ちが違って
たりするらしいし。
紀元1世紀の移住なら、現在ではもうほとんど原形を留めて
ないんだろうな。
259世界@名無史さん:05/01/10 01:51:35
>>257
ザイトンはもろ南だよ。福建省の泉州な。
揚げ足取りだったかな。すまん。
260世界@名無史さん:05/01/10 02:00:46
>>258
と思ったが、やっぱり、エチオピア人は、かなり白人系
入っているね。Y染色体でも、ミトコンドリアでも。
以下参照。
http://www.scs.uiuc.edu/~mcdonald/WorldHaplogroupsMaps.pdf
261世界@名無史さん:05/01/10 02:02:34
>>257です。
>>259
マルコポーロは、一応、大都で、フビライにつかていて、
そこから、黄金の国ジパングを知ったわけだから、やっぱり
大都の発音かなーと思った。ジパングは系統として、北方系発音
だから。マルコポーロの活躍の場が、結構南ってのは知ってるけど。
262259 :05/01/10 02:10:52
そうなのか!!
南方はどんな発音?素人の興味半分の質問になるけど
263世界@名無史さん:05/01/10 02:49:26
だから、広東語では現代語でも、YatPun だね。「やっぷん」とか
「やっぽん」みたいな発音だ。これは、ラテン語綴りならIapon だろう。
264世界@名無史さん:05/01/10 02:59:27
ドイツ語ならヤーパンだよね。
まあ、ドイツ語から派生するのはありえないけど
265世界@名無史さん:05/01/10 13:28:48
ギリシア語だとヤポニアだな。
266世界@名無史さん:05/01/11 00:51:53
エチオピア教会だとエノク書やヨベル書まで正典なのは面白いな。
267世界@名無史さん:05/01/11 03:11:18
結局エチオピアの自称は分からんな。
268世界@名無史さん:05/01/11 20:08:07
269世界@名無史さん:05/01/13 00:29:34
エチオピア熱いな
270アフリカ遠足人:05/01/13 00:33:16
今は寒いよ。朝晩は息が白くなるぐらい。
271世界@名無史さん:05/01/13 00:36:51
ベナンの歴史〜英雄ゾマホン〜
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1105261519/
2721:05/01/13 00:49:53
お久しぶりです。
この板のレベルの高さに触発されエチオピアを少し時間かけて勉強してまいりました。
学べば学ぶほどに、この国の歴史の深さ、ユニークさに惹かれますね。
ところでどうも現在の政治状況が分かりづらいことになってることに気づきました。
とりあえず現政権は安定的なんでしょうか?
どういう政権なんでしょうか・・?
273世界@名無史さん:05/01/13 05:12:59
>>272
エチオピアでは、ティグレ人民解放戦線(TPLF)を中心とする連合組織
エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)がメンギスツ政権を打倒して支配権
を握りましたが、その後も内戦は続き、1994年、メレス政権の下で制憲議会が
組織され、12月には新憲法を採択し、1995年8月の施行とともに緩やかな連邦
国家を形成しました。この憲法の最大の特徴は、各民族の自決権を認めている
ことです。連邦は主要民族集団を基盤とする9州(および1特別区)から構成され、
各州は分離権を持ちます。
274世界@名無史さん:05/01/13 05:19:22
連邦の立法府は、人民代表議会と連邦議会の二院制です。連邦の立法権を持つ
人民代表議会は、基本的には国民の直接普通選挙により選出された最大550人
以下の議員(5年任期)からなりますが、その中には少数民族の特別代表も
含まれます。
連邦議会は民族代表から構成されます。1民族は最低1議席を確保され、
さらに100万人ごとに1議席が追加されます。
連邦の行政権は、人民代表議会の最多議席を持つ政党もしくは政党連合に
ゆだねられます。すなわち議院内閣制です。
275世界@名無史さん:05/01/13 18:51:19
アクスムの歴史:
http://users.vnet.net/alight/aksum/mhak1.html

これ全部読んだ人いる?俺は4章まで読んで挫折…orz
276アフリカ遠足人:05/01/16 18:51:14
ムソリーニ時代略奪の巨大石柱、エチオピアに返還へ

1937年にイタリアのムソリーニ政権が、エチオピアの古都アクスムから奪い去った
古代の巨大オベリスク(石柱)が68年ぶりに返還されることになった。

ttp://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20050115it15.htm
277世界@名無史さん:05/01/16 20:34:31
ようやく返還ですか。
エチオピアの誇りのオベリスクですからね〜〜
278世界@名無史さん:05/01/16 21:13:09
イーシオーピア
279世界@名無史さん:05/01/17 08:11:31 †
ボブ・マーリィ、エチオピアに移葬さる

http://cnn.co.jp/showbiz/CNN200501130005.html

280世界@名無史さん:05/01/17 12:54:57
「エチオピア帝国」ってどんな国だったんだ?
何ともすごげだが。
281280:05/01/17 12:58:16
俺にはエチオピアって言われても貧困くらいにしか思い浮かばん。
282世界@名無史さん:05/01/17 12:59:12
まあ、アフリカで唯一生き残ったってだけでもすごいだろ
283世界@名無史さん:05/01/17 22:54:44 0
>282
リベリアは?
284アフリカ遠足人:05/01/17 23:09:13 0
アメリカの解放奴隷の国でしょ。
白人進出以前から主権が存在し、それが維持されて今日に至った、というわけではない。
独立は最も早かったが、米国が背後で睨みを利かせ、欧州列強が手を出せなかっただけ。
2851:05/01/18 00:41:52 0
おひさしぶりです。
>>280
「エチオピア帝国」がどういう国だったかと言うとやはり、「アフリカ唯一の独立国」と言うことに尽きます。
エチオピアが独立国であったということが抑圧された状況にあった黒人にとってどれほど希望となったか知れません。
このためその支配者であったハイレセラシエは黒人の指導者のごとく見なされました。
279に取り上げられているラスタファリアンなどの現象もこの延長線にあると思われます。

アフリカ遠足人さんが述べられている通りリベリアは解放奴隷の国であり、アメリカによって作られた国でエチオピアとは事情が違います。

ただ、エチオピアは独立国であったが為、社会の様々な面で相当古い状態が温存されてしまった面もあるようです。
286世界@名無史さん:05/01/18 00:49:35 0
>>285 例えば?
2871:05/01/18 00:54:40 0
>>286
例えば帝政期の農耕は牛耕すらなされず、農具も相当遅れたものだったようです。
288世界@名無史さん:05/01/18 00:57:01 0
なにか板違いな気もするけど・・質問
ラスタマンとかが悪=バビロンと言いますが
なぜ近代都市など悪にして、自然に帰ろうとするのかな
それはアフリカ回帰やエチオピオの宗教に関係あるの?

それとエチオピアの人はラスタファリズムについてどう思ってるのだろう
そもそもエチオピアの人は知ってるのだろうか?
289世界@名無史さん:05/01/18 01:06:50 0
近代文明は白人文明だから、抑圧されてる黒人にとっては、否定されるべき存在なのでは。
で、新大陸の黒人は、先祖がアフリカから連れてこられた人々だから、アフリカに帰りたい、アフリカこそユートピアという漠然とした願望があったと思われる。
で、白人=悪に染まっていないのはエチオピアということで、アフリカの自然状態の国家という理想化されたエチオピア像があるものと思われる。
290バビロン・ロッカー:05/01/20 20:37:08 0
>>288
バビロン=悪徳都市というイメージは旧約聖書から。

1 ユダヤ人のバビロン捕囚を行ったカルデア(新バビロニア)の首都が
 バビロン。
2 黒人たちは無理やりアフリカから引き離され、アメリカにつれてこられた。
 この境遇を、カルデアによるユダヤ人のバビロン捕囚になぞらえる
 考え方があった。
3 よって、自分たちをアフリカから引き剥がした白人たちをカルデア人に
 なぞらえ、白人たちの悪の象徴としてバビロンを置いた。

旧約の約束の地シオン(ザイオン)をアフリカの象徴とすることがあるのも
同じ理由。ラスタファーライはキリスト教起源の諸要素を自らの象徴体系に
沢山取り込んでいます。
291アフリカ遠足人:05/01/21 22:13:50 0
あ、忘れてた。
19日はエチオピア最大の祝祭ティムカットだったんですよね。
↓こんな感じらしいですけど。

ttp://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/5987/column/026.htm

一度見てみたいなぁ。あぁ激しくアフリカへ帰りたい!
2921:05/01/21 22:50:12 0
アフリカ遠足人さん
ずばり、アフリカの魅力はどこにありますか?
293アフリカ遠足人:05/01/21 23:31:22 0
暑い・汚い・臭い・キモイ・うざい・うるさい・遅い・痛い・痒い・見苦しい

ところです。
2941:05/01/21 23:36:05 0
すごいですね(笑)
日本はものたりない?
295アフリカ遠足人:05/01/22 00:14:39 0
物足りないというか、日本とは正反対の世界ですね。だから面白いのかな?
救い様の無い絶望的世界ですが、
なぜそんなに引き付けられるのか自分でもわからないのですよ。
日本人旅行者の半数以上は二度と来るかと嫌いになって帰りますね。
だからお勧めは出来ません。
296世界@名無史さん:05/01/23 01:30:35 0
エチオピアとかすごそうだもんな・・
人生観かわりそうだ
297世界@名無史さん:05/01/23 22:48:30 0
新大陸へ強制連行された黒人達の末裔がいずれもアフリカを”楽土”と
見ていることは興味深い。
いずれエチオピアへ帰ろうというスローガンを掲げたラスタはもちろん、
ブードゥーでもギニアが楽土とされているし、アメリカのサンテリア(キューバ
の宗教)信者内ではなぜかヨルバの伝統復興を唱える人達がいるようで。

勝手に思い入れを託されたアフリカ自身の方はどう思って居るんだろうね。
298アフリカ遠足人:05/01/23 23:15:13 0
これは勝手な想像ですが、ベナンにはブードゥーに関する博物館もあり、
そこでは奴隷貿易や新大陸での回帰運動の模様が紹介されているので、
好意的に受け入れられているんじゃないでしょうか。
ラスタやレゲエも西アフリカ中いたるところで見うけられます。
一方、エチではレゲエなどほとんど聞かれず、
ラスタファリアンもハイレ・セラシエに与えられた地方の土地で、
ごく僅かに集団を形成しているだけで、広範には受け入れられていない様です。
レゲエよりもむしろ日本の演歌の方が耳にする機会が多いぐらい。
エチ人は、排他的で自尊心が強く己の伝統を重んじるので、
自らが売り飛ばしたかもしれない賎民たちの
しかも帝政崇拝にもなりかねない新思想など
見向きもしないのではないでしょうか?

単なるいち旅行者の勝手な主観です。失礼。
299世界@名無史さん:05/01/23 23:33:33 0
そういやハイレ・セラシエ帝がジャマイカを訪問したときは
帰還の前に(現状の)解放を、てなことを言って、それが後々の
ラスタの運動に大きな影響を与えたと聞いたことがある。

本音は「迷惑だから来るな!」だったのかも。ただ本音を漏らす
訳にもいかず、婉曲表現でごまかしたんだろうな。
300世界@名無史さん:05/01/23 23:38:37 0
考えて見れば、黒人奴隷ってほとんどがアフリカ人自身が売り飛ばした
ものだからな。アフリカに残った人達にとっては選民なのかも
301世界@名無史さん:05/01/24 02:26:04 0
>>293
>>295
南アフリカ共和国はどうですか?
302アフリカ遠足人:05/01/24 02:38:43 0
>>301さん
寝るところだったので、自分が以前ジンバブエ板に書いたものをコピペしておきます。
また改めてレスします。すみません。おやすみなさい。

【南アフリカ】
アフリカにあってアフリカにあらず。この国はヨーロッパだ。
ジョハネス(地元民でヨハネスブルグなどという奴はいない)は
中心部の治安が最悪なのは確か。中心部は立派なビルが立ち並び、
ヨーロッパの大都市並の景観だが、そのほとんどが「TO LET]で
日中でも人が少なく閑散としている。
あれが日没後になったらなんて想像すると身の毛もよだつ。
だが俺は郊外のイーストゲート(中心と空港のちょうど中間)にいたが、
日本よりも立派なショッピングセンターはあるし、
日没後1人で歩いていても問題なかった。
ケープタウンはアフリカ1美しい街だ。治安はジョハネスほど悪くなく、
夜でも多少出歩ける。だが、深夜や土日はがらりと雰囲気が変わり、
本当に怪しい黒人達がたむろし、非黒人の動きをじっと見張っている。
日曜の昼間に実際に引っ手繰り現場に遭遇したし、
らりった奴についてこられたこともあった。
303アフリカ遠足人:05/01/24 22:12:02 0
なぜか、↑を書き込んだ後のようですが、国際情勢板のジンバブエスレに、
↑と同時に書き込んだジンバブエに関する所見がコピペされていたんですけど。
まあ構いませんがね…。

南アは治安さえ良ければ最高の国だと思います。ってこれが一番のネックなんですが…。
インフラは整っていて、気候は良く、自然豊かで美しい。欧州の小国よりもリッチではないかな?
国力だけ見れば、アフリカ大陸でW杯を開催できるのはやはり南アだと思います。(問題多々ありですが)
自分の見た目には、スラムもそれほど貧しそうには見えませんでした。
観光用ソウェトなんてなんじゃこりゃって感じでしたね。
水道完備で、テレビ・冷蔵庫・ベッドなどもありました。
観光用でないスラムも遠くから拝見しましたが、
バラック小屋とはいえ衛生状態もそれほど悪くなさそうだし、
マリの田舎の村に比べたら逆に裕福に見えるぐらいです。
土壁藁葺きとんがり屋根の家、家畜と同居し汚物汚水が垂れ流される劣悪な衛生状態、
電気・水道はなく井戸や遠くの湧き水を汲んでくる生活。これに比べたらね。
ストリートチルドレンも周辺国の方が多かったですよ。(隔離保護されているのかも?)
ただ南アはやたらスラムが多いという印象でした。
鉄道で移動したとき、沿線を延々とバラック小屋が続いていたところもありました。
失業者が多くスラムが膨大だから、環境汚染も問題になるのでしょう。
もはや治安については言うまでもないですね。

ではスレ違いなのでここまで。
304世界@名無史さん:05/01/25 00:25:44 0
>>303
同じようにエチオピアをお願いできませんか?
305アフリカ遠足人:05/01/25 01:13:01 0
>>304さん
せっかくこのスレがあるので、いきなりまとめず、
これまで通り話の流れの中で徐々に織り込んでいくことにしましょう。
つーかもう一年も前のことなので、記憶の風化も甚だしく、
一気に引き出してくるのが結構大変なんですよ。w
306世界@名無史さん:05/01/25 01:23:07 0
アディスアベバの治安はどうですか?
307アフリカ遠足人:05/01/25 01:37:25 0
>>64でも少し触れましたが、めちゃくちゃ良いですよ。
電気・街灯が少なく一見怪しい雰囲気なんですが、
暗いだけで一人歩きもそれほど問題ないと思います。
ただかなり珍しい例として、日本人旅行者が強盗に襲われそうになったと聴きました。
早朝移動しようとしたところ、刃物らしきえ持った人間に出くわしたそうです。
たまたまタクシーが通りかかり乗り込んで難を逃れたとか。
ナイロビではよく聞く話ですが、アディスではめったにないことのようです。
ただ、周辺国に紛争地帯が多く、エチ国内にも独立紛争等があるので、
難民や武器の流入でアディスも徐々に治安悪化傾向にはあるようです。
強盗はないとはいえ、スリ引ったくり、詐欺等の軽犯罪は無数にあります。
有名なのがメルカートという市場で、旅行者もかなりすられています。
スリ被害はアフリカ1かもしれません。
308世界@名無史さん:05/01/25 06:45:58 0
「めちゃくちゃ良いですよ。 」・・・
めちゃくちゃなら悪いんだろうと思うが。
309306:05/01/25 12:57:22 0
アディスにはまだ古いアフリカの牧歌的なよさが残ってるんでしょうか?
アフリカの都市ってすごく治安が悪いイメージがあるんで
310アフリカ遠足人:05/01/26 02:09:29 0
>>308さん
そっすね。w アフリカの毒にやられ日本語おかしくなったかな?
「とても良い」に訂正してください。あと>>307の2〜3行目も
「アディスの夜は」と付け加えてください。
さて毒抜きに、また来週から遠足へ行ってきます。手元にあるのはバンコクへの航空券のみ。
バンコク以降は全く未定です。あと10万円あれば迷わずそこからアフリカへ行くのだが…。
おやつは300ブルまでね。

>>309さん
アディスは首都とは思えないほど牧歌的です。目抜き通りを羊の群れが闊歩したり、
中心部で羊取引が行われていたり。でもそのような首都は他のアフリカ諸国には見られませんでした。
そこがアディスの良さでもあります。

>アフリカの都市ってすごく治安が悪いイメージがあるんで
これについては機会があれば述べてみたかったことです。
海外旅行板などでも口をすっぱく説いていたんですが、なかなか理解を得られないので。
アフリカというと日本の報道ではネガティブな側面しか伝えられません。
紛争・内戦・テロ・クーデター・暴動・大事故・感染症・エイズ禍・飢餓・砂漠化etc
このような類の報道ばかりで、日本人にはアフリカの悪いイメージしか根付かず誤解を生んでいます。
国際板のアフリカスレでも語られていることは結局ネガ情報を元にしたものです。
日本でのアフリカ報道の実態は非常に偏ったものといわざるを得ません。
これを少しでも是正したいと常日頃考えてはいたところです。
でも所詮2ちゃんじゃなぁ…。ま、いいかぁ。
では、ここからはスレ違いとなるので、↓こちらで語らせて頂きます。

【分割】アフリカ近現代史【植民地】
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1096366766/
3111:05/01/26 13:22:24 0
アフリカ遠足人さん
いつも丁寧にありがとうございます。
私はアフリカ未体験ですが、アフリカの等身大の姿に非常に関心があります。
特にその中でもエチオピアは非常にユニークな歴史を持っているように思いスレを立てました。
おっしゃるとおりアフリカ報道は偏向しています。

日本では想像以上にアフリカの情報が入ってこないのですね。
必要以上にアフリカを被害者に仕立て上げたものや、逆に半ば見下したもの・・そうでなければ雄大な大自然。
そういう側面もあるかも知れないけれど、どの国でも人が社会を営んでいる以上多様な側面があると思うのです。
私としてはアフリカの都市や日常生活といったアフリカの等身大の姿も知りたいですよ。
ですから現地に旅行された方の率直なスレは非常にありがたいです。所詮2ちゃんと言わず(笑)
3121:05/01/26 13:24:03 0
まあ2ちゃんだと、馴れ合いになっちゃうのでしょうね(笑)
313世界@名無史さん:05/01/26 22:21:56 0
コンプレックスのはけ口に東洋人を見つけると馬鹿にするってのもよく聞くけどどうなんだろ
3141:05/01/26 22:44:42 0
おお、微妙な問題ですね。どうなんでしょうか?
315アフリカ遠足人:05/01/26 23:20:45 0
>>313さん
それは、植民地化され白人に頭が上がらない、
他のアフリカ諸国によく見られることですね。
しかし、エチ人の場合コンプレックスよりも、
中華思想や選民思想にも似た自民族優越主義から差別するのだと思います。
316世界@名無史さん:05/01/27 20:06:29 0
>>315
エチ人は日本人を見下してる?
317アフリカ遠足人:05/01/27 23:03:48 0
>>316さん
ほとんどの一般人は中国人と区別できないのが現状。
何国人であっても、ユーユーユー・ファックユー・シット
チンチェンチャン(カンフーの真似)なので。
観光地などにいる学のないたかり屋どもは、日本人と知っての上で、
こちらを鴨と見て見下しているに者も多いですね。
しかし、有識者や役人などは、他のアフリカ諸国に比べ知日家が多い印象です。
日本語を学びたいという人も結構いました。
ビッシとしたビジネスマンがわざわざ日本人が多く泊まる粗末な宿まで来て学んでいたり。
日本の援助で作られた道路を見て、感謝されたこともあります。
そういえば、アディスの街中で普通に日本の演歌が流れてたり、
そのカセットテープも売られているので、実は一般人の親日家も結構いるのかも?
318世界@名無史さん:05/01/27 23:58:59 0
>>315
エチオピア人のキリスト教徒は、イスラム教徒をはじめとする異教徒
を見下していますか?
319アフリカ遠足人:05/01/28 01:17:11 0
>>318さん
あ〜これはどうなんでしょう?正直、あまり把握していないです。
しかし、イスラム勢力であるエリトリアの分離独立、
ティグレ(北部)・オガデン(東南部)等の自治要求から鑑みれば、
やはり自尊心の強いアムハラ人(キリスト教徒)は、
国内イスラム教徒を見下しているのではないでしょうか。
イスラム教徒の多いハラルへ行けばまた印象も違ったんでしょうが、
そこまでは行っていないもので。北部のマカレという街では、
普通に教会とモスクが共存している様に見えましたが。
私は聞かれれば仏教徒で通していましたが、教会にも入れますし、
その為に不利益を被ったことはありません。
320世界@名無史さん:05/01/28 09:47:26 0
ハラルは行ってみたいなー
321世界@名無史さん:05/01/28 13:42:23 0
無宗教というのは信仰を持ってる人には理解できないんだろうな
322世界@名無史さん:05/01/30 00:12:23 0
>321
創価や幸福の科学の信者が旅行したらどういう態度見せるんだろう?
323世界@名無史さん:05/01/30 23:35:44 0
既出だと思いますが
どうやってイタリア軍を撃破したんですか?
どうも漏れは棍棒、弓矢で戦ったのかと思ってしまう
324世界@名無史さん:05/01/31 00:08:23 0
>>323
もちろん大砲や、当時の最新鋭の鉄砲によってです。
それらの入手先はフランスやイタリア。何とイタリア軍は
自らが売った武器でやっつけられたのです。
イタリアがメネリク二世に武器を提供したのは、メネリクを傀儡に
したいとの思惑があったからのようですが、裏をかかれてしまいました。

後、当時アフリカ諸国家にはかなり大量に銃器が出回っていました。
エチオピアのみならず、スーダンのマフディー軍や、サモリ・トゥーレ、
ギニア湾岸諸国のダホメーやアシャンティといった所も銃を持って白人
勢力を迎え撃っています。もちろん、銃だけでは足りなくて弓なども使用
していますが。
 それらの抵抗を打ち砕いたのはマキシム銃(初期の機関銃)などの当時の
最先端兵器でして、アフリカ征服には惜しげもなく最先端兵器が投入されました。
ですから、アフリカの植民地戦争とは実は、銃vs弓矢・槍ではなく、
(銃+弓矢・槍+一部は大砲)vs(最先端小銃+初期機関銃+最先端大砲)
の戦いだったんです。さすがに勝てませんね。

325アフリカ遠足人:05/01/31 00:31:19 0
イタリア軍 総勢約2万人
銃兵14519人(エリトリア出身者を中心とするアフリカ兵含む)
砲兵・機関銃小隊56人etc

エチオピア軍 総勢約11万人
銃兵8万、騎兵8600、砲兵・機関銃小隊42(大砲40門)、槍・長槍・剣約2万
(総勢8万人、大砲42門という推計もある)

(岡倉登志『二つの黒人帝国』東京大学出版会)

詳しくレスしたいけど、明日から遠足なのでこれまで。
326Battle of Adowa :05/01/31 00:40:43 0
イタリアがアドワで破れたのは戦術ミスも大きい。
以下、アドワの戦いの経過

1.1896年2月初旬よりイタリア軍はソリア高原に露営。機会を伺っていたが。
2.2月29日にある情報がもたらされる。メネリク2世が病気に罹り、エチオピア軍
  の志気が低下し、退却者も出ているという情報だった。しかし、そのような事実
  は無く、この後の展開を考えれば、この情報は多分陽動作戦であったと思われる。
3.イタリア軍は上記の情報に基づき、29日中の夜9時に急遽3旅団を派遣。司令官
  バラティエリの本隊、アルベルト旅団、ダボルミダ旅団がそれ。奇襲作戦の
  つもりであった。
327世界@名無史さん:05/01/31 00:42:09 0
当時のエチオピアの軍制は欧州にならって編成されていたのでしょうか。
あるいは伝統的な組織も残っていたのかな。
328Battle of Adowa:05/01/31 00:51:17 0
4.3月1日の深夜(夜明け前)、メネリク2世の元にイタリア軍進撃の
  情報が入り、防戦体制がとられる。
5.午前6時。アルベルト旅団が目的地を間違えてエチオピア軍に捕捉
  され、攻撃を受ける。イタリア軍はダボルミダ旅団にアルベルト旅団
  を援助するよう指令。
6.ダボルミダ旅団、謎の迂回行動。アルベルト旅団と反対の方向に進んで
  しまい、結局こちらも旅団単独でエチオピア軍の攻撃をうけてしまう。
  迂回行動の原因としては旅団に潜んでいたスパイに欺かれた説。崖に進路
  を阻止され、やむなく迂回した説、がある。
329Battle of Adowa:05/01/31 01:01:14 0
7.午前9時。ダボルミダ旅団、エチオピア軍の猛攻を受ける。
  旅団の左に移動しようとした民兵大隊が撃退され、左翼の第一歩兵
  師団が孤立。敵、味方が入り乱れた乱戦状態となり、イタリア軍は
  自軍の大砲も使用できず。
8.アルベルト旅団、ダボルミダ旅団とも壊滅的な打撃を受け、イタリア
  軍は撤退。
9.イタリア軍側の死者は何と6千人。大敗であった。イタリア軍の敗因
  には戦術ミスが重なったことが挙げられるが、その原因はエチオピア
  の地理を把握できていなかったことにあり、とどのつまりは準備不足。
  情報戦でも後手に回り、つまりは相手を舐めていたということ。
  所詮はニグロと見下していたらしい。
330世界@名無史さん:05/01/31 19:46:15 0
上を読むと、イタリアってヘタリアだと思える。
でも情報戦で相手を出し抜くとはエチオピアやるな。
馬鹿正直さがなかった(つまりズルい)のが、エチオピアが
植民地化を逃れた要因か?
331世界@名無史さん:05/02/01 00:46:38 0
アドワの敗北の反省からか、1935年のエチオピア戦は北部ソマリアのマッサワ港から
アスマラ、そして占領したアジグラットと次々に補給基地を築き、山岳地帯にも自動車道を
設け、トラックによる補給を重視している。
北部、南部戦線ともに首都アジス・アベバの最短距離を侵攻するのではなく、西部タナ湖〜英領スーダン国境
方面にも兵力を送り、前線の危機には航空機と毒ガスによって対処して、ゆっくりだが強力な
近代兵力によるスチームローラーとしてエチオピア軍をすりつぶしていった。
332世界@名無史さん:05/02/01 01:22:45 0
1935年のエチオピア戦争でも十分ヘタリアでした。
ムッソリーニはタンクと航空機で優位に立つ予定でしたが、
エチの山岳地帯ではタンクは使えず、航空機も山岳地帯でかつ
森林地帯に潜む敵を殲滅できるほどの性能はなく。

よって初期は苦戦の連続(マクァレやアンバアラダムなど)。ここで奥之手を抜いたイタリア。
苦戦→毒ガス散布、の掟破りの攻撃でエチ軍を無理矢理つぶす。
後はひたすら、毒ガス→毒ガス→・・・。
はっきり言って、これで勝ったとは言えん。
333世界@名無史さん:05/02/01 01:35:17 0
しっかし、そんなにしてまでエチオピアなんぞ征服しても
うまみなんてなにもないのに。
334世界@名無史さん:05/02/01 01:40:21 0
コーヒーが美味いって上の方にあったよ。
335世界@名無史さん:05/02/01 02:47:31 0
インジェラも美味いそうですよw
336世界@名無史さん:05/02/01 18:47:48 0
>>333
当時、イタリアは人口問題が切実化していた。
これまでイタリアの人口を吸収していたアメリカは移民制限・排斥に向かっていた。
そこでムッソリーニは新しい移民先としてエチオピアを含む「東アフリカ帝国」構想をぶち上げた。
イタリアとしては農業や鉱業などの原産地としてエチオピアを有望視し植民を奨励した。
しかし、現実には農業生産も上がらず、食糧も輸出どころか、常に輸入超過であった。
337世界@名無史さん:05/02/02 07:55:33 0
開戦の真の理由は336さんのとおりでしょう。
開戦の大義名分には一応、アドワの復讐というのも挙げられています。ま、名目上ですけど
アドワの戦いは、ムッソリーニ少年(当時)にとっても相当ショックな出来事だったようです。

「イタリアが常に黒人種を敗北せしむるものであるという事実を諸君の手によって
更に一つ加えよ。四万のイタリア兵が十万のエチオピア兵に孤軍奮闘したアドワの
戦いを除けば勝利は常に我々の上にあるのだ。」
(黒シャツ隊のエリトリア派遣時の送別演説から)
338世界@名無史さん:05/02/02 08:10:11 0
エチオピアを農鉱業目当てに侵略というのはちと見通しが甘すぎましたね。
リビアで我慢しておけば、米英仏と変な軋轢生まずに済んだのに…
339336:05/02/02 12:41:59 0
>>338
そうですね。
エチオピア侵略によって国際的に孤立し、ナチス・ドイツと手を組まざるを得なくなったのが運のつきでしたね。
340世界@名無史さん:05/02/02 15:19:00 0
外交の舵取りは、日本が一番下手なような
341世界@名無史さん:05/02/02 20:01:11 0
エチオピアの農業以外の産業って何?
342世界@名無史さん:05/02/02 20:02:00 0
エチオピアの風俗に逝きたい
343世界@名無史さん:05/02/03 14:27:23 0
エリトリアとの関係は正常化したの?
344世界@名無史さん:05/02/04 22:38:03 0
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ethiopia/data.html
包括的和平合意には達してるみたいです
345世界@名無史さん:05/02/04 22:48:23 0
346世界@名無史さん:05/02/05 03:04:48 0
この先エチオピアの発展にはエリトリアとうまくやっていくってのは前提だろな。
あとソマリアが安定することだが
347世界@名無史さん:05/02/05 03:15:02 0
正直、突如エチオピアでしか産出しないような鉱物が重要になるなんて
ことがない限り、エチオピアは発展なんてしようがないと思うけどね。

農業がダメ、鉱物資源があるわけではない、観光資源もないときては…
348世界@名無史さん:05/02/05 10:30:12 0
>>347
教育とかで何とかならんのか?
349世界@名無史さん:05/02/05 11:10:07 0
途上国はまず農業自給率を上げましょう。工業なんてその後です。
350世界@名無史さん:05/02/05 11:56:20 0
エチオピアの農業の現状ってどんな感じ?
351世界@名無史さん:05/02/05 12:06:04 0
将軍様は農業生産率を上がるとして密集植生を推奨しておられた
352世界@名無史さん:05/02/05 15:41:19 0
ホーン地帯はどこも低生産だ
353世界@名無史さん:05/02/05 16:02:55 0
治安と政情が安定したら観光業はどうだろう?
354世界@名無史さん:05/02/05 16:13:01 0
エジプトやケニヤと比べたらマニアックというか地味すぎる気がする。
355世界@名無史さん:05/02/06 19:17:42 0
エチオピアを再建しよう
356世界@名無史さん:05/02/06 20:45:20 0
別に滅んでないぞ(゜Д゜)ゴルァ
357世界@名無史さん:05/02/06 20:55:07 0
そういえば国旗かわったよね
358世界@名無史さん:05/02/07 09:09:21 0
資源がなく、資本もない国では、あとは人に頼るしかない。
幸いにもこの国は人口密度が比較的高いし、教育水準もこの辺では高い方だし、
キリスト教徒が多いので政情が安定したら欧米の投資も見込める。
労働集約型産業の振興と中等〜高等教育の充実を図れば、それなりの発展を
遂げそうな気がするな。
あとは港湾を持つ諸国と仲良くして貿易に支障が出ないようにするのも大切。
359世界@名無史さん:05/02/11 20:05:24 0
工業は今どれくらいの水準なの?
360世界@名無史さん:05/02/14 00:38:48 0
アジスアベバの住人の八割がスラムに暮らしてるらしいが・・?
361世界@名無史さん:05/02/14 22:49:34 0
最貧国だからな
362世界@名無史さん:05/02/14 23:45:06 0
>>339
いや、それはドイツにとって運のつきだったかと。
363世界@名無史さん:05/02/16 00:25:37 0
今アフリカの地域大国ってどこなの?特に東アフリカ。やっぱエチオピア?
364世界@名無史さん:05/02/16 00:31:51 0
>>363
ケニア・ウガンダ・タンザニアで連邦国家を作ろうという案が
出ているが…

東アフリカにはとびぬけた地域大国というのはない。
365世界@名無史さん:05/02/16 00:35:46 0
>>364
それって昔から無かった?
366世界@名無史さん:05/02/16 00:36:24 0
東アフリカのGDP。スーダンなのかなあ。

160億ドル スーダン
126億ドル ケニア
*96億ドル タンザニア
*63億ドル エチオピア
*61億ドル ウガンダ
*36億ドル モザンビーク
**8億ドル エトルリア
367世界@名無史さん:05/02/16 00:42:08 0
スーダンは南北対立が激しすぎて大国も何もない罠。
368世界@名無史さん:05/02/16 01:13:58 0
>>366
スーダンは内戦状態だからな。
ウガンダやモザンビーク辺りが今後どれくらい成長してくるかじゃないの?
あとエトルリアはイタリア(笑)
369世界@名無史さん:05/02/16 01:29:07 0
しかし一人当たりのGDPが1000$きってるって凄まじいな・・
370世界@名無史さん:05/02/16 01:36:08 0
エチオピアなんて90ドルだよ。
371世界@名無史さん:05/02/16 01:37:04 0
>>370
マジっすか!?食べていけてるの?
372世界@名無史さん:05/02/16 01:48:56 0
>366
エトルリアのGDPはホリエモンの転換社債並みかよ
373世界@名無史さん:05/02/16 01:50:31 0
メロン・ゲタネツちゃんいまどうしているか知ってる香具師いるか?
374世界@名無史さん:05/02/16 01:52:48 0
GDPが60億ドルもあって、1人あたりが90ドルってそんな馬鹿な……
と思って外務省のサイトを見たらマジだった。
エチオピアって6千万人もいるのか。
375世界@名無史さん:05/02/16 02:00:42 0
人口はわりと多いんだな
376世界@名無史さん:05/02/16 02:53:55 0
こんな状態なら帝政のままでもよかったろうに
帝政崩壊以後ってどんな政治が行われてたの?
377世界@名無史さん:05/02/16 09:18:54 0
>>376
メンギスツ政権による社会主義政策
378世界@名無史さん:05/02/16 12:21:13 0
革命後は基本的に混乱状態
379世界@名無史さん:05/02/16 13:12:09 0
堀江が買収すればいいんだよ。
兵器と傭兵買って、エチオピアを征服して皇帝に即位(笑)
380世界@名無史さん:05/02/16 13:34:14 0
帝政が復活するって無いの?
381世界@名無史さん:05/02/16 21:19:45 0
ないでしょ
382世界@名無史さん:05/02/17 14:14:14 0
エチオピアにはユダヤ人はもう残っていないの?
383世界@名無史さん:05/02/17 14:46:05 0
>>381は共和主義者
384世界@名無史さん:05/02/17 16:06:12 0
>>382古くからいたユダヤ人はイスラエルに移民したそうです
385世界@名無史さん:05/02/17 16:49:17 0
こないだ、ネットでハイレ・セラシェがガーナ訪問した映像を見たけど、
エチオピアとガーナの歴史の厚みの差を感じたな。
386世界@名無史さん:05/02/17 18:28:18 0
>>385
詳細きぼん
387世界@名無史さん:05/02/17 18:56:21 0
>>386
http://www.bunmeisha.co.jp/eizo/eizo_syosai07.html
のNo.328ハイレ・セラシェ皇帝、ガーナ訪問(1961)です。
388387:05/02/17 19:02:19 0
ガーナの高官達(?)と皇帝のやり取り。
もはや「謁見」といった感じではないですか?
389世界@名無史さん:05/02/17 22:22:05 0
ハイレ・セラシエがクルップ家を訪問したときの写真があるけど、アルフリート・クルップや
ベルタ・クルップのほうが偉そうに見える。
390世界@名無史さん:05/02/17 22:45:42 0
ガーナって旧アシャンテ連合王国の故地だが、
アシャンテ時代を含めても300年くらいか。
1000年を優に超えてるんだからエチオピアってのは地味にすげーな。

でも、ハイレ・セラシエとエンクルマではどっちが良かろう。
391世界@名無史さん:05/02/17 22:59:13 0
そりゃアフリカで唯一生き残った君主だから、外交の場では一段高所からもの言えるわな。
392世界@名無史さん:05/02/18 00:29:40 0
色んな意味でエチオピアをなめてはいけない。
ここの世界観は他を超越してる。
393世界@名無史さん:05/02/18 01:19:05 0
個人的感想ではぶっ飛び度はエチオピア>>>インドだ。
通りがかり、失敬。
394世界@名無史さん:05/02/18 01:20:14 0
イギリスの偽エチオピア皇帝お召し列車事件って知ってます?
395世界@名無史さん:05/02/18 01:22:52 0
うーん知りません。ハイレ・セラシェの亡命時の話ですか?
396世界@名無史さん:05/02/18 02:01:06 0
チェンバレンの甥コールとその友人が、エチオピア皇帝一行になりすまして、
お召し列車で海軍基地を訪問する。
誰もエチオピアの事を知らないので、まんまと騙される海軍。
当然、国賓待遇で式典があったりスピーチがあったりと大騒動。
なぜかメッカに礼拝したり、ハナモゲラ語みたいな偽エチオピア語の
通訳がいたりと無茶苦茶。
だけど海軍は気が付かないし、逆にエチオピア国家ではなくて
タンザニア国歌を演奏されても気が付かないコール一行。

散々バカにした後、新聞社に全部ネタをばらして海軍激怒。
コールは海軍大臣から形ばかりのお説教……、という事件。
397世界@名無史さん:05/02/18 02:27:40 0
イギリスらしいひどい話です(笑)日本も標的にされてそうですね
398世界@名無史さん:05/02/18 11:47:01 0
東アフリカの強国(?)はケニヤです。
治安など色々問題はありますが、ナイロビは東アフリカの経済の中心です。
399世界@名無史さん:05/02/18 21:45:18 0
ケニアやタンザニアの都市部は相当ひどいらしい
400世界@名無史さん:05/02/18 21:52:38 0
治安がかなり悪いらしいですね。
401:05/02/19 00:16:40 0
エチオピア帝国の官制とか詳しい人居ますか?
402世界@名無史さん:05/02/21 21:22:53 0
ネグサ・ナガスト
403世界@名無史さん:05/02/22 18:33:31 0
>>401
それはエチオピア帝国時代の官制ってこと?まだまだ明らかになってない部分も大きいのでは・・
404山野野衾 ◆oBVIHc0QSg :05/02/22 19:18:31 0
皇帝…帝国宰相…国務大臣…書記官長…書記官…警部補…巡査…上等兵
405世界@名無史さん:05/02/23 12:17:57 0
>>404詳しく
406世界@名無史さん:05/02/23 12:43:57 0
>>396
ワラタ。豪快すぎ。
407世界@名無史さん:05/02/23 13:20:49 0
あいつらやりたい放題だからな
408世界@名無史さん:05/02/23 19:55:07 0
そういえばスレタイは「エチオピア帝国」だったな。
よくヨーロッパでは聖界と俗界の関係がよく問題になりますよね。
ローマ教皇が皇帝に戴冠するから教皇が皇帝より上だったとか・・
同じようにキリスト教会が強いエチオピアでは教会と権力の関係はどうだったんですか?
409世界@名無史さん:05/02/23 19:56:52 0
>404はニセ山野
410世界@名無史さん:05/02/23 20:00:24 0
山野って誰?
411世界@名無史さん:05/02/23 20:06:18 0
412世界@名無史さん:05/02/24 19:55:05 0
413世界@名無史さん:05/02/25 19:32:34 0
>>412隣国はえぐいことなってるな・・
414世界@名無史さん:05/02/27 21:38:03 0
エチオピアの反政府勢力ってどうなんですか?
415世界@名無史さん:05/02/28 17:08:45 O
スーダン南部の黒人キリスト教徒もエチオピアと深く関係してるでしょ?
416世界@名無史さん:05/03/03 01:59:20 0
>>415
詳しく
417世界@名無史さん:05/03/07 13:46:06 O
エチオピ揚げ
418アフリカ遠足人:05/03/07 14:32:48 0
揚げものなら、魚の揚げものアサコトレットが美味い。
アルバミンチのソマレストランがオススメ。
15ブル(約2ドル)くらいで満腹満足!
419世界@名無史さん:05/03/08 18:35:52 0
>>418
おお鉄人降臨!!
420アフリカ遠足人:05/03/08 22:19:30 0
>>419さん
て、鉄人なんて、そんなご大層な者じゃございませんよ。
帰国しました。でも今回はタイとラオスでのんべんだら〜りとしてただけです。
アフリカに関することといえば、バンコクにある「アビシニアカフェ」という
エチオピア料理屋で、久々にインジェラを食べたことぐらいかな。
本場エチオピアの味で、不味さと懐かしさに涙目になりながら平らげました。
アレンジされていない本場の味を試したいけど、エチオピアまで行けないという方にオススメ!
(恐らく日本では、日本人向けにアレンジされたものしか食べられないでしょう)
スクンビットsoi3、アラブ人街近辺です。
421世界@名無史さん:05/03/10 12:16:44 0
エチオピアの現実・・
422世界@名無史さん:05/03/12 19:50:12 0
エチオピアって強いの?
4231:05/03/12 19:52:29 0
>>420
おひさしぶりです。今回はタイとラオスですか。
秘境度はエチオピアの方が上なんでしょうな。
ちなみにエチオピアにはいつ頃行かれました?
424アフリカ遠足人:05/03/12 22:08:41 0
1さん、お久しぶりです。
ラオスは全然秘境感はないですよ。
といっても私はヴィエンチャン〜ルアンパバーンをバスで往復しただけですが。
山岳部の景観はエチオピアにも見劣りはしないなかなかのものですが、
道はしっかり舗装されているし、バスもエアコン付きなんで、
エチオピアとは月とすっぽんなほど快適な旅でした。
かなりツーリスティック化してますが、タイよりも微笑みの国と呼ぶには相応しく、
長居したいところではありましたね。
ちなみに私がエチオピアへ行ったのは去年の2月頃です。
4251:05/03/12 22:22:58 0
去年の2月ですか。
どうですか、政情は?
426アフリカ遠足人:05/03/12 22:42:13 0
今はどうだかわかりませんが、
当時は西部ガンベラでの独立紛争が問題になってましたね。
政府は軍隊を派遣して鎮圧にあたっていた様です。
西へ向かうという戦車の車列を何度か目にしたものです。
その他地域は安定していたと思います。
以前はエリトリア紛争で近づけなかった北部アクスムも問題なく行くことは出来ました。
しかし、多民族国家なので、紛争は絶えることはないでしょうね。
427世界@名無史さん:05/03/12 23:33:54 0
演歌とエチオピア民謡は似てるらしいね
グラフ誌とかでよく失われたアークの特集よく見るな
スペイン旅行のついでにセウタでも行ってみるかなあ
一度はアフリカに行って見たい
428アフリカ遠足人:05/03/13 00:02:02 0
>演歌とエチオピア民謡は似てるらしいね
アムハラ語で男性に対する呼びかけは「アンタ」。
語感も日本語の「あんた」とほぼ変わらない。
演歌同様これが曲中何度も繰り返される。
それ以外にも日本語の語感に似ている言葉がたくさんある。
アディスの街中で石川さゆりが流れてた。全く違和感なく解けこんでいて、
日本の演歌であることに気付くまでしばらく時間がかかった。
曲調も演歌に似ているから、エチ歌謡を聞き慣れると日本演歌も違和感ないことの例えです。
地元民向けの普通のテープ屋でも、演歌他日本のテープが売られています。

>スペイン旅行のついでにセウタでも行ってみるかなあ
>一度はアフリカに行って見たい
セウタではアフリカはおろかモロッコすら感じられない。
モロッコはビザ不要なんでタンジェへ行くことをオススメします。
(モロッコ嫌いになるかも)
でもモロッコでもブラックアフリカを感じられるわけではないですよ。
429世界@名無史さん:05/03/13 22:54:18 0
このスレよんで猛烈にエチオピアに行きたくなった〜〜〜
しかし病気がこえ〜〜〜〜
430アフリカ遠足人:05/03/13 23:19:11 0
アフリカ旅行で最も怖い病気はマラリアだが、
エチはサハラ以南では南アの次にマラリアリスクは少ない。
エチで怖いのは、アディスぐらいの標高でも人によっては高山病になること。
あとは娼婦のオネーサンがた〜くさんいるんでその種の病気も注意。
宿のベットはノミ・ダニだらけ。南京虫もあり。
宿に限らず、バスやタクシーにも生息しているから、これはたぶん避けられない。
でも、エチは他のアフリカ諸国に比べ病気のリスクは低い方だと思いますよ。
それよりも事故の方がリスクは高いと思う。でも心配せず行っとけ!自己責任で!

ちなみに>>428に補足ですが、女性に対する呼びかけは「アンチ」です。
431世界@名無史さん:05/03/13 23:21:59 0
事故???
432世界@名無史さん:05/03/13 23:23:42 0
>>430うお〜〜レスサンクス!!!
アフリカおねーたんはヤヴァそうだな・・
アディスアベバだけでも逝ってみっかな
433アフリカ遠足人:05/03/13 23:26:13 0
>>431さん
>>51-52を参照。
434世界@名無史さん:05/03/13 23:28:07 0
こわいな〜
日本人が運転やたら丁寧だしな〜
435世界@名無史さん:05/03/14 17:54:28 0
エチオピアツアーとかあるのか?
436アフリカ遠足人:05/03/14 22:02:47 0
437世界@名無史さん:05/03/15 02:47:38 O
初カキコ失礼します。
友人にエチオピア人がおります。(30代中盤 アディス出身)
ハイレ・セラシェは凄い尊敬してたけど、メンキツスはめちゃくちゃ嫌ってました。(元々、皇帝の側用人だったか掃除夫だったかからのし上がった男とか言って蔑んでた)
来月、彼は強制送還で帰国予定ですw
438世界@名無史さん:05/03/15 08:54:06 0
>>437
ハイレ・セラシェってまだ尊敬されてんのか〜
エチオピア帝国復活しねえかな〜
439437:05/03/15 16:00:42 O
438>
もっとも彼は日本に7年近くいたので、現地の人と全く同意見だかはわかりませんが…
あんまり詳しくないのですが、ハイレ・セラシェについては日本で言えば明治天皇を語るような感じ、
メンキツス独裁時代については、ちょうど戦前が否定的に語られるのに似てたような感じがしたので、学校教育とかでそういう風に教えられてるのかもしれません。

あと面白かったのは、ここで語られてるような「アムハラ」とか「コプト」みたいなキーワードを聞いても、本人は??みたいな感じでよくわからなそうだったこと。
(私の発音が悪いのかもしれませんがw)
本人はただ単に自分のことを"クリスチャン"と称してました。
440世界@名無史さん:05/03/15 19:11:09 0
>>437さん
七年近くいたんだよね?メンキツス政権が崩壊したのは結構最近だから
やっぱメンキツスに対する嫌悪感はあったんじゃ??
441世界@名無史さん:05/03/15 19:50:13 0
1991年5月メンギスツ大統領がジンバブエに亡命。
EPRDFが首都を制圧メンギスツ政権は崩壊。
442世界@名無史さん:05/03/15 19:52:04 0
1999年に来日したとして、それまでに学校教育を受けたのかもな
443世界@名無史さん:05/03/15 19:55:28 0
一番好きな国だそうよ
ttp://www.geocities.jp/tindou_tyuu/page031.html
444世界@名無史さん:05/03/15 19:58:43 0
そういえば「ダナキル低地」ってエチオピアとジプチの国境地帯にあって
この世で最も灼熱の地なんだって。
ここに住むアファール族はとても誇り高いんだそうだ。
いった事ある人居る?
445437:05/03/15 20:41:48 O
440さん>
ええ、最初に書いたようにとても嫌ってました。
ただ私自身がエチオピア史をあまりよく知らないので、聞いてもわからない部分とかけっこうあって…(^_^;

あとキーワードについて言うと、前記のような、部族、言語、宗派名などについては??な反応でしたが、
「テフ」やら「チャット」のような言葉だと、え、それ知ってるの!?(゚∀゚)みたいな嬉しそうな反応してましたねw

彼は、エチオピアの現地語、英語、日本語が喋れますが、読み書きの方は現地語しかわからないそうです。
聖書を見せてもらったら文字はアルファベット(ちょっと違うような気もしたけど記憶が曖昧…)だけど、書いてある言葉は全くちんぷんかんぷんだったw
ちなみに天使ガブリエルのことをジブリールと発音してました。
英語は学校の授業が全て英語で行われてるため、それで覚えたとのことでした。
4461:05/03/15 21:13:39 0
437さん
そうですか。なかなかエチオピア人情報は手に入らないので(笑)ありがとうございます。
現在の学校教育は英語ですか。やはり、アムハラ語を公用語として教育するのは問題があるんでしょうね。
447世界@名無史さん:05/03/15 21:24:05 0
>>445
クルアーンに登場するガブリエルも「ジブリール」と表記されます。
アラビア語と同じとは面白いですね。同じセム系言語だからでしょうか。
448世界@名無史さん:05/03/15 21:39:53 0
カンリ人は出張するな
4491:05/03/15 22:07:12 0
>>448 すいません。長いことご無沙汰しておりました。
450アフリカ遠足人:05/03/15 22:13:34 0
>>437さん
強制送還とは残念ですね。インジェラの話をするときっと喜びますよ。
でも2chで不味いとほざいてる香具師がいるとか言わんでくださいね。w
イエスやマリアを除きエチオピア正教で最も崇拝されているのは、
ビールの銘柄にもなっているドラゴン退治のギョルギュス。
英語だとセント・ジョージです。(聖書に詳しくないのでどんな人か知らないのですが)
人の名前でも聖書の登場人物のアムハラ語読みが多いですね。
エチオピア正教はコプト教ではないので、コプトを知らないのは当然だと思います。
コプトって確かエジプト人を意味するギリシア語が訛ったんじゃなかったでしたっけ?
まあでも宗教画の多くはエジプト・コプト教会からの輸入物ばかりですけど。
エチ正教を宗派という概念でも捉えていないと思います。
エチのキリスト教こそが唯一絶対なるもので、
その他宗派存在しないという考え方じゃないですかね?
451437:05/03/16 03:12:09 O
仕事の関係で変な時間の遅レスですいません。

447さん
自分も、何やらアラビア関係の本で聞いたような名だったので、こりゃやっぱりシバ女王の伝説とかは本当かも!?とちょっと色めき立ちましたw
言語系統とかはよくわからないのですが、アラブ方面とはけっこう交流があるみたいです。
彼のお父さんはエチオピアではちょっと裕福な商人で、自身も帰国後なにか商売始めるつもりらしいのですが、商品の主な仕入先はサウジになると言ってました。

ちなみに本人曰く、海外からの帰国者は、何かの税金が免除になるそうで商売始めるのに有利なんだそうです。
おそらく海外で高度な技術や知識を学んだ人間を、その国に永住させずエチオピアに呼び戻そうという政策なんではないかと…
452437:05/03/16 03:49:47 O
450さん
面白いお話ありがとうございます。
まぁ強制送還といっても、本人もそろそろ帰国しようと思ってたらしく、計画的なものだったみたいで(^_^;
インジェラはここを見たあとに、話振ってみたらかなり喜んでましたね〜w
それまで日本人はインジェラなどという言葉は知らないだろうと思ってたらしく「チャパティ」と言ってました。

信仰に関しては、前記のごとく自分のことを"クリスチャン"と称していたことなどを考えると、おっしゃるとおり特に宗派等の概念はないみたいです。
部屋に、自国から持ってきたらしい小さな聖画を何枚か貼ってたんですが、キリストやマリアに混じって、天使の絵が多かったのがちょっと印象的でした。

ギョルギュスってのはもしかしてゲオルギウスのことですか!?
来月頭、帰国前に最後に合う予定なので色々聞いてみよう♪

その頃また書き込みするかもしれませんがよろしくお願いしますm(_ _)m
453アフリカ遠足人:05/03/16 22:08:59 0
>>437さん
ゲオルギウスでググッてみました。
ギョルギュス(ギョウルギス?発音難しい)はまさにこのドラゴン退治の人です。
無知でした。すみません。
ギョルギュスは前述の如く、エチで最もメジャーなビールの銘柄に使われ、
教会の名にも多く、至るところで聖画が見られます。話のネタにどうぞ。

↓参照(デブレビルハンセラシー教会@ゴンダール)
ttp://photos.yahoo.co.jp/bc/kofi926/vwp?.dir=/%a5%de%a5%a4%a5%d5%a5%a9%a5%c8/%a5%a8%a5%c1%a5%aa%a5%d4%a5%a2&.dnm=%c0%bb%a5%ae%a5%e7%a5%eb%a5%ae%a5%e5%a5%b9.jpg&.src=ph&.view=t
454世界@名無史さん:05/03/17 13:29:10 0
今エチオピア人って日本にどれくらいいるの?
455世界@名無史さん:05/03/17 14:17:43 0
4.在留邦人数   120人(2002年10月1日現在)
5.在日当該国人数 279名(2002年12月現在)
456世界@名無史さん:05/03/17 15:55:55 0
ギリシア読みでゲオルギオス、ラテン読みでゲオルギウスです。参考まで。
http://structure.cande.iwate-u.ac.jp/miyamoto/euroname2.htm
英語ジョージ、仏語ジョルジュ、独語ゲオルクです。
ビザンチンの聖像破壊運動前の古い聖像画はエチオピアにしか残って
いないと聞きました。
私にもエチオピア人の友達がいました。なんとその人はアメリカで
軍事訓練を受けた戦闘機のパイロットで、クーデター後、亡命。
もう故人です。この場を借りて、ご冥福をお祈りいたします。

エチオピアに関して興味深い話題を2つ提供します。
1)イタリアのエチオピア進駐後、多くのエチオピア人が港湾労働者か何かで
  日本に働きにきました。大阪の飲み屋街に裸足で酒を飲みにきた、
  という話を80歳くらいの人から聞きました。戦前です。
2)17−18世紀のヨーロッパで黒人を宮廷の道化役に雇うという慣行がありました。
  ピョートル大帝のそのなかの一人であるエチオピア人が優秀だったので、フランスに
  留学させてあげました。大帝は豪気な人だったので、勉学を続けたければ、そのまま
  フランスに残ってもよいと手紙で伝えたのですが、彼は感激し、帰国し大帝に仕えました。
  そのエチオピア人の子孫が、プーシキンという国民的大作家です。
457世界@名無史さん:05/03/17 16:34:51 0
え?プーシキンってエチオピア人の子孫なの??
458世界@名無史さん:05/03/17 17:22:23 0
プーシキンの母方の曽祖父アブラーム・ガンニバルは将軍位までもらった人です。

関係ないけど、フランスの劇作家大デュマの祖母はハイチの黒人奴隷でした。
459世界@名無史さん:05/03/17 18:28:11 0
ほ〜それは知りませんでした。
プーシキンといえばロシア文学の祖ともいえる存在ではないか・・
460世界@名無史さん:05/03/17 18:29:13 0
しかも親父はナポレオン麾下の将軍だしな。
461アフリカ遠足人:05/03/17 22:17:02 0
>>456さん
アムセギナッロです。このゲオルギオスの伝承、エチこそ相応しいですね。
路上でワニが轢死しているのが珍しくもないことですから(@アルバミンチ)。
1)に関してですが、興味深いですね。
昭和初期、日本との関係が最も緊密であったアフリカの国はエチオピアであり、
1935年イタリア侵攻の際は、日本は官民こぞってエチオピアを応援したそうです。
(『エチオピアの轢死』岡倉登志、『日本人のアフリカ「発見」』青木澄夫、参照)
しかし、そのエチ人たちはどういう経緯で日本へ来たんでしょうか?
三国同盟締結によりエチからみれば日本はいわば敵国となったわけですが、
仇敵というわけでもなく以前の友として頼ってきたのか(亡命?)、
イタリア経由で奴隷同然に送りこまれてきたのか、
それともイタリア侵攻により職を失って単に出稼ぎに来たのか?
(もう確認するすべもないでしょうが)
いずれにしても>>455さんのレスにあるように、
今日日本-エチ間の交流が活発でないのが残念ですね。
462世界@名無史さん:05/03/17 22:37:45 0
旧エチオピア帝室のホームページを見た記憶があるけど
亡命先はアメリカだった。
日本に亡命してもいいようもんだけど、駄目だったのかな。
463456:05/03/18 09:21:08 0
>>461
関連図書のご教授、有難うございました。
老人の話では、イタリア侵攻の後に、何かイタリアとの関係で来日したようです。
船舶の従業員か何かかもしれません。上は洋服を着て、足だけ裸足のエチ人が
何人も飲み屋街に繰り出してきて、周囲の日本人はビックリしたそうです。
酒屋の店主とは、身振り手振りで会話したとのこと。
464世界@名無史さん:05/03/18 10:09:44 0
>>463
イタリア領エチオピアの国民としてきたのかな?
465アフリカ遠足人:05/03/18 19:07:15 0
訂正です。>>461
×『エチオピアの轢死』岡倉登志
       ↓
○『エチオピアの歴史』岡倉登志

当て字を気取ったわけではありません。単なる変換ミスです。
普段「轢死」なんて単語使わないからなぁ。
466世界@名無史さん:05/03/20 17:47:53 0
エチオピア帝国っていうぐらいだから王朝文化ってあるのか?
467アフリカ遠足人:05/03/21 01:36:20 0
>>466さん
基本的にエチオピア正教と一体になった文化ですね。
世俗に限った王朝文化といわれるとちょっと思い浮かばないかな?
ややずれるかもしれませんが、エチにも、西アフリカのグリオのような、世襲制の宮廷楽師がいます。
ゴンダールで会った京大の人類学者の方が研究していましたが、
帝室なき後の現在でも、ゴンダールからやや離れたところに村を形成して受け継いでいるそうです。

ttp://www.tsuno.org/ef/art/azmari.html

余談ですが、エチのダンスは肩をゆするのが特徴。
上記の楽師達の演奏も見ましたが、女の子は唄と踊り専門(?)でやはり肩をゆすって踊ります。
独特の動きで見ていて興味深いですよ。
468世界@名無史さん:2005/03/21(月) 12:17:24 0
やっぱり貴族って居るの?
469アフリカ遠足人:2005/03/22(火) 01:12:09 0
>>468さん
アムハラ王国成立初期からエチオピアの土地は、王族、教会および“貴族”に属していた。
これが近代以降も温存され、軍隊と共にハイレ=セラシエの絶対主義専制政治の基盤となった。
エチの大飢餓は自然災害が原因だが、大土地所有と小作人制による
近代化の遅れもその一端を担い、革命と帝政崩壊につながった。
革命により貴族は公職から追放され、全ての土地は国有化され小作人に分配される。
貴族は立憲君主制への移行を目論んだが、民衆の支持を得ることは出来なかった。

と簡単に述べればこんなところです。
470世界@名無史さん:2005/03/22(火) 01:36:49 0
それはそうと、アビシニア = エチオピアで本当に解釈は正しいの?
471アフリカ遠足人:2005/03/22(火) 01:52:20 0
>>470さん
アビシニアは、アラブやヨーロッパなどの外部世界からの呼称であり、
「混血」を意味する蔑称であることから、エチ人自身が好んで使用したものではありません。
現在でもエチ人に対し「アビシニアン」などと言うと、彼らは不快感を顕にするでしょう。
19世紀から西洋との接触により、外交文書などで便宜的に
アビシニアという語は使用されるが国号であったわけではない。
日本でいうところの「倭」と同じようなものです。
472世界@名無史さん:2005/03/22(火) 12:02:35 0
>>453
へー、聖ゲオルグがアフロになってる(w
日本の隠れキリシタンの絵画みたいなもんですね。
473世界@名無史さん:2005/03/22(火) 21:30:29 0
>>469 アムハラって無茶苦茶古代じゃん!革命はある程度仕方なかったのかな・・?
474世界@名無史さん:2005/03/23(水) 00:23:14 0
「エチ人」は蔑称?公然と口に出して言って不快になる人の少ない単語?
475アフリカ遠足人:2005/03/23(水) 01:29:03 0
>>474さん
不快に思われたのなら、すみません。ですが蔑称のつもりはありません。
「エチ」というのは、「エチオピア」と入力するのが面倒くさかったんで省略しているだけです。
日本人旅行者同士でも、「エチ」と略して会話していたので、その名残もあります。
「南アフリカ」を「南ア」と略すことと変わりないと思いますが、いかがでしょうか?
476世界@名無史さん:2005/03/23(水) 13:49:12 0
>>475愛称みたいなもんじゃない?変だけど憎めないみたいな
477世界@名無史さん:2005/03/23(水) 16:19:18 0
エチでも別段悪くないと思うけどねぇ。エチオピアの漢字略称ってあったっけ?
ってか、こういう場合の日本語文章での略称は「エ国」でしょ。
ガダルカナル島 → ガ島
マッカーサー元帥 → マ元帥
478世界@名無史さん:2005/03/23(水) 18:55:37 0
>>477
越が当てられることもあったけど
ベトナムと紛らわしいから、漢字としては略しようがない。
中国語なら埃塞俄比亜だけど
それでも矢張りエジプト−埃及と紛らわしい。
479世界@名無史さん:2005/03/23(水) 22:48:05 0
じゃあエチで認定!エ国も色々ありそうだし。
480アフリカ遠足人:2005/03/24(木) 01:27:21 0
1931年、アフリカの国家の閣僚として初訪日した
エチオピア外務大臣ヘルイについての新聞記事ですが、「エ國」と略されてます。↓

ttp://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=00503147&TYPE=HTML_FILE&POS=1&TOP_METAID=00503147

彼の著書『大日本』(1934)の訳本表紙もまた、「エ國外相ヘルイ閣下」と略されています。
現在、公式(?)略称は「エ国」になるんですかね?↓

ttp://www.jica.go.jp/evaluation/before/2004/eth_01.html
481世界@名無史さん:2005/03/24(木) 03:02:09 0
戦前は、漢字も仮名遣いも違うし人種差別的な用語※も平気で新聞記事に
入ってんだが……


アフリカ関連では、「黒奴」など
482世界@名無史さん:2005/03/24(木) 13:54:28 0
略称の話でしょ。エ國やエ国に差別的意図があると思えんが。
483世界@名無史さん:2005/03/24(木) 18:39:20 0
まあそうやって気が済むまで何でもかんでも規制していけばいいんじゃない。
484世界@名無史さん:2005/03/24(木) 18:43:33 0
まあそうやって気が済むまで何でもかんでも省略していけばいいんじゃない。
4851:2005/03/24(木) 21:08:06 0
お久しぶりです。最近忙しくて書き込みできてません。すいません。

さて、エチって、私は聞いたこと無かったけど何か愛着感じさせて好ましく思いましたよ。

ところで、現在のスーダン内戦のエチオピアへの影響ご存知の方いますか?
486世界@名無史さん:2005/03/25(金) 21:28:46 0
518 :名無し三等兵 :2005/03/25(金) 07:37:50 ID:???
ttp://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/4379119.stm
エチオピア軍が同国西部のGambella地域でレイプ・拷問などの重大な人権侵害を犯していると
ヒューマン・ライツ・ウォッチが発表した。
約425名のAnuak人が武装集団として殺害されたと主張する。
エチオピア軍はAnuak人への人権侵害を武装集団を弾圧するように装って行ったとしている。
エチオピア情報大臣Bereket Simon氏はこのクレームを「騒々しい嘘」と一蹴した。
「私達はそのような抗議を受け入れません。」「私達はこれが人道的な犯罪だと思ってません。」
彼はこの地域ではAnuak人と他の高地系住民が対立(彼は軍隊は中立と主張している。)で2003年
12月には65名が死亡したと述べている。
ヒューマン・ライツ・ウォッチの報告書は「Gambella地域に駐留するエチオピア国防軍の兵士達は
刑罰が免除されている、また彼らのパトロールによりAnuak人の生活を脅している。」
また3日間の暴動でAnuak人が標的となりレイプなどが発生、2003年12月に暴徒は400軒の家に放火
した、さらにヒューマン・ライツ・ウォッチは19のAnuak人の集落が全焼し何千のAnuak人は難民
となっていると独自の調査から判明したとしている。
4871:2005/03/26(土) 00:33:26 0
やはりそうですか・・メレス政権になってもエチオピア国内の人権蹂躙はなくなっていないというのがもっぱらいわれていますが・・
488アフリカ遠足人:2005/03/31(木) 23:23:17 0
ttp://www.yomiuri.co.jp/wine/trend/20050331sk11.htm

↑珍しく(?)新聞でアフリカ料理を紹介していたので。
私もブルーナイルへ行ったことがありますが、
高いだけのアフリカ「風」料理に過ぎませんでした。
489アフリカ遠足人:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 22:26:11 0
↓今晩11時からだそうです。

ttp://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2005/20050403/index.html

歴史とは関係ないですが、エチオピアの雰囲気だけでも味わえればよいですね。
490エチ友:2005/04/05(火) 17:01:43 O
どうもお久しぶりです。
前にちょっと書かせていただいた帰国寸前のエチ人の友人です。
帰国前の最後の邂逅をしてきました…
それで、またいくつか興味深い話を見たり聞いたりしてきたので御紹介したく思いますm(_ _)m
491エチ友:2005/04/05(火) 17:33:39 O
まず聖書について。

この前よりもうちょっと詳しく聖書を見せてもらったのですが、やはり文字はアルファベットではなく、エチオピア独自の文字でした。
まず開いて見せてくれたのがエノク書の部分。
他にマルコ・マタイ・ルカ・ヨハネの四大福音書やエレミア書やサムエル記。
(ここまでは自分の予備知識でハッキリわかったんですが、以下は不明なため彼の発音から推測)
シラク(シラクサ人への手紙?)、トバイアス(トビト記?)、マカベア(外典マカベア書?)などという項目や、ヨハネの黙示録とおぼしき部分などを見せてくれました。
492エチ友:2005/04/05(火) 18:07:01 O
今回、彼の部屋に泊めてもらったのですが、礼拝の様子を見せてもらうことができました。
「神様にお願いするからちょっと待ってね」と言って、壁に掛けた聖画の前に立ち、時々自分の顔を両手で撫でたり、十字を3回づつ切ったりしながら、声は発さず口の中だけで囁くよう感じで祈りの文言を唱えてました。

ちなみに祈りを捧げてたのは、朝出かける前と夜寝る前の1日2回で、食事の前には特に祈りを捧げたり十字を切ったりはしませんでした。
493エチ友:2005/04/05(火) 18:21:16 O
嗜好品について。

彼はしきりに「国に帰ったら禁煙しなきゃなぁ…」と言ってました。
何でもエチオピアでは家の中で煙草を吸うと親に激しく怒られるそうで、出かけた時にしか煙草は吸えないそうです
また女性の喫煙にはもっと厳しく、ほぼ御法度に近いとのこと。
(もっとも男と同じく外で隠れ煙草する女もいるそうですが…(笑)、男の場合はフリーだけど、女の場合は外でもあまり良い顔されないらしい かなり男尊女卑傾向が強い模様)

そこで「煙草が吸えなくてもチャットがあるじゃない?」と聞いてみたところ、「ムスリムはどこでチャット噛んでも良いが、クリスチャンは煙草同様、家の中で噛むと親に激しく怒られる」とのことでした。
494エチ友:2005/04/05(火) 18:39:05 O
内戦について。

エトルリア絡みでちょっと悲しい話を聞きました。
彼の友人にエトルリア地方の女性と結婚したアディスの男性がいたそうなんですが、内戦で離ればなれになってしまいました。
その後、男性の方は日本に来たのですが、来日後に実は女性に彼の子供ができてたことが判明!
そこで彼は何年か掛けて自分の妻子を探したそうなんですが、やっと消息を訪ね当てた時には、女性の方は子供一人をエトルリアに残してドイツに行ってしまい行方不明になってしまってたとのこと…
(なぜ女性がドイツに行ったかなど、その辺の事情はよくわからないのですが)
今でもその男性は、女性の消息をずっと探してるそうです(T_T)
495エチ友:2005/04/05(火) 18:57:57 O
最後に、日本におけるアフリカ人コミュニティーについて。

今回「友達の店に遊びに行こう」と誘われ、ナイジェリア人の経営する洋服屋に2軒ほど連れて行ってもらいました。
その後2人で街をブラついてた所、今度は街角でティッシュ配りのバイトをしてるアフリカ系黒人に出会ったのですが、こちらとも知り合いらしく親しげに話しかけてました。
(こちらはブルンジ人)

我がエチ友の住んでたのは北関東の某地方都市なんですが、ここにはブラックアフリカ系の人が多く、やはりアフリカ人どうしのちょっとしたコミュニティーが形成されてるようでした。
ちなみに英語を共通語としてコミュニケーションを取ってるようです。

話題は、飛行機チケットの購入先や旅券のこと、東京方面の他のアフリカ人コミュニティーのことなどが、しきりに情報交換されてるようでした。
496アフリカ遠足人:2005/04/05(火) 21:33:08 0
>>エチ友さん
貴重なお話アムセギナッロです。
御友人は帰国直前とのことですが、もう会わないのですか?
日本が恋しくなったら、アディスのパークホテルに行けば、
暇な日本人旅行者がたくさんいるので訪ねてみては、とお伝えください。
嗜好品に関して、察するところ御友人はお家柄麗しきお人のようですが、
お酒はいかがでした?エチオピア人はビールやタッジ(蜂蜜酒)が大好きで、
その為に働いているような人も多いようですが、
家柄も良く敬虔な信者はやはりお酒も控えているんですかね?
下々の者は所構わずタバコもチャットもやってますけど。

アフリカ人コミュニティーかぁ、行ってみたいなぁ。
本場のウガリやインジェラも食べられるんですかね?
497世界@名無史さん:2005/04/05(火) 23:19:28 0
帝政復古の可能性はゼロですかね?
498エチ友:2005/04/06(水) 05:47:10 O
遠足人さん>
28日まで滞在するということなので、チャンスがあれば会いたいのですが、お互いのスケジュールや片道2時間半くらい離れた町に住んでる関係で難しそうです(>_<)
もしかしたらこれが今生の別れになるかも…と思って、最後にカラオケで彼の好きな「カントリーロード」を2人で歌ってお互い号泣しました。
。゚(ノД`)゚。
そういえば、そのホテルのことだかわかりませんが「いつかエチオピア遊びに来てヨ。日本人なら大統領が泊まれるホテルに泊まれるヨ」などと何度か言われたことがあるので、日本人が多いホテルを知ってるのかもしれませんね。

お察しの通り、彼の父上が裕福な商人で(スーパーマーケットか何かを経営してるらしい) お金持ちな一家らしいです。
ビールは本当に好きですね(笑)
ただ酒に関してだけは厳しい話は一度も聞いたことがないので、酒だけは公認なのかもしれません(笑)

彼の住んでる街には残念ながら料理関係の店を経営してるアフリカ人はいないようなので、個人で作ることはあっても、日本人に食べさせてくれる所はなさそうです(>_<)

余談ですが、この県の別の都市には、ブラジル、ペルー、アルゼンチンなどの南米の人が多数移住してかなり大規模なコミュニティーを形成してる街もあって、そちらは食品関係の店も多数あります。
何年か前のワールドカップでブラジルが優勝した時には、半ば暴動みたいになって大渋滞引き起こしてました(汗笑)
499エチ友:2005/04/06(水) 06:11:24 O
497さん>
エチオピア人の総意とかは世論はわからないですが、少なくとも彼からは、特に帝政復活を望んでるというような話は聞いたことがなかったです。
ただ「今の政治が悪いから国が豊かにならない」みたいなことはたまに言ってました。
あと、彼の勤め先には他にも外国人就労者がいて、現在はモンゴル人の若い男女が1人づついるのですが、彼らを交えて一緒に飲んだ時、彼(エチ人)が、社会主義を批判して「やっぱり資本主義の方が良い」みたいなことを言ってたのを聞いたことがあります。
500エチ友:2005/04/06(水) 06:34:15 O
ところで、全くスレ違いの余談で申し訳ないのですが…(^^;)

今回、このモンゴル人の2人とは初めて会ったのですが、やはりモンゴルと言えばチンギス・ハーン関係のことを聞いてみたく思い、
とりあえずチンギス・ハーンを筆頭に、ムカリ、ジェベ、クビライ、ジャムカ、ダヤン・ハーン、ボルテ、etc…と、光栄のゲームで覚えた人名を片っ端から並べてみました(爆)

すると…
Σ(゚д゚)オォォッ!?という反応が返ってきて「チンギス・ハーンのことはよく聞かれるが、そこまで知ってる日本人に会ったの初めて!!(゚∀゚)」と、途端にお近づきになってすぐに打ち解けることができました(笑)

まさかあのゲームがこんな時に役に立つなんて…(笑笑)
501497:2005/04/06(水) 22:20:54 0
>>499
なるほど。ありがとう。
502アフリカ遠足人:2005/04/06(水) 22:24:22 0
このスレもスレ立て4ヶ月を前に500達成ですか。めでたいめでたい。
最近1さん出てきませんね。忙しいのかな?

>>エチ友さん
北関東のどこだかわかりました。
大統領が泊まるホテルというとギオン(Ghion)ホテルですかね?
かつてはアディス最高級の政府系ホテルだったようですが、
いまでもUS$50ぐらいで泊まれるそうです。
しかし、現在はシェラトンやヒルトンなど外資系高級ホテルが進出し、
これらはUS$200ぐらいはしますよ。
メネリク2世の皇后タイトゥが建設したエチオピア初の西洋風ホテル、
タイトゥホテルはいまや安宿レベルでUS$12〜で泊まれます。
しかし、こうして見てくるとホテル事情一つを見ても
エチオピアの歴史が垣間見られておもしろいですね。
帝政の象徴だった由緒あるタイトゥホテルは帝政同様転落し忘れられつつあり、
(安宿とはいえ、いまでも風情があって悪くはないらしい)
社会主義の象徴だった政府系ホテルはいまや各地の観光地にも進出し
エチオピア民族資本の代表となり、
社会主義からの脱却の象徴として外資系高級ホテルが存在する。
ちなみに、パークホテルはUS$3〜です。
503世界@名無史さん:2005/05/01(日) 19:00:05 0
イタリアから返還されたオベリスク
ほんとに千何百年も前のものなのでしょうか?
504かきつばた:2005/05/09(月) 03:29:19 0
オベリスク、いままで返還要請をノラリクラリとかわし続けたのが、
落雷で破損して、エチオピア政府が「奪っておきながらきちんと管
理しない!」と激怒した・・・というところまでは知っていました
が、とうとう返還しましたか・・・・。
5051:2005/06/04(土) 14:12:05 0
最近慌しくて全く見れませんでした。
>>503さん
本当です。エチオピアの歴史ってあまりイメージ自体が無いですよね。
506世界@名無史さん:2005/06/25(土) 04:28:05 0
【1:223】【エチオピア】略奪婚で誘拐された12歳の少女をライオンが救う
1 名前:帰社倶楽部φ ★ 2005/06/24(金) 18:00:35 ID:???0
エチオピアの警察によると、首都アディスアベバから西へ約560キロ離れた辺境地で6月9日、
野生の「ライオン」数頭が、結婚を強要するため12歳の少女を誘拐した数人の男を追い払い、
半日後に家族と警察が現場に着くまで、少女を「保護」する珍しい行動を示した。
AP通信が21日伝えた。

地元署の幹部は、「奇跡の事件」と評している。警官らが少女を見付けた現場では、
「ライオンは贈り物のように彼女をその場に残し、森へ去った」という。ライオンの性別は不明。
地方行政府に勤める野生動物の専門家は、少女が男たちに襲われたショックでか弱い泣き声を
上げており、ライオンがこれを自分の仲間の声と受け止め、男たちを追い散らした可能性がある、
と指摘。「そうでなければ、少女に襲いかかったはずだ」と述べている。

男たちは少女を7日間、監禁。この間、繰り返し少女を殴るなどの暴行を加えていた。
少女は切り傷などで病院の手当てを受けている。
警察は、事件にかかわったとみられる男4人を逮捕、残り3人の行方を追っている。
ライオンが救出のため現れなければ、少女がレイプされていた可能性もあったとしている。
エチオピアでは結婚するため女性を略奪する行為がはびこっている。国連の調べによると、
エチオピアの一部地方では、結婚の70パーセント以上が略奪を通じて行われていた、という。

2005.06.24 Web posted at: 17:10 JST- CNN/AP
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200506240017.html

507世界@名無史さん:2005/07/07(木) 20:46:50 0
>>506
こういうのって本当なんですかね?
トータルで1年以上エチオピアの田舎で過ごしていて、たまに聞くんですが。
エチオピアではライオンを東洋での「龍」のように、国家などの象徴的に扱っているから、
こんな民話的な話が現在も出てくるのかも。
コインの柄もライオンでした。

でもこの記事は最後の一行が言いたかっただけだと思いますが・・。
こんな風に印象を下げて援助などを断る口実にするつもりかも?
508世界@名無史さん:2005/07/31(日) 17:12:44 0
まだ落ちてなかったんだねこのスレ
509世界@名無史さん:2005/08/04(木) 23:54:17 0
ageよう
510世界@名無史さん:2005/08/09(火) 16:46:46 0
ヘロドトスに出てくるアエティオピアの太陽の食卓とか
透明石の中の腐らない死体とかの話はどこの国の事がネタ?
やっぱヌビアなのかな。

あとカンビュセスがやろうとしたエチオピア遠征ってどこを目指してたんだろう。スーダン?
511世界@名無史さん:2005/08/17(水) 11:46:54 0
恐らく、この頃のエチオピアというのは
はるか南の方の国という程度の認識ではないかなあ・・
512世界@名無史さん:2005/08/17(水) 21:58:02 0
カンビュセスが派遣した使節たちはいったいどこをほっつき歩いてきたんだ・・・
513世界@名無史さん:2005/08/18(木) 00:20:43 0
ヌビア辺りじゃない?
514世界@名無史さん:2005/08/18(木) 00:24:50 0
ヌビアのどこをどうほっつき歩けば
クリスタル棺桶だの、無限に食い物が出てくるテーブルだの
とんでもなく強い弓だのが・・・
515世界@名無史さん:2005/08/18(木) 00:48:53 0
伝説でわないか
516世界@名無史さん:2005/08/18(木) 11:31:25 0
伝説の由来は?
517世界@名無史さん:2005/09/10(土) 02:04:11 0
大晦日age
時差があるからあと4時間で大晦日か。
今日は13月の4日

今年もお世話になりました。
来年もよろしく。
518世界@名無史さん:2005/09/10(土) 02:06:51 0
イタリア領東アフリカの実態は?
519世界@名無史さん:2005/09/10(土) 02:21:44 0
実態って?
現状ならエチ・エリ両国の情報なら手に入るけど、南部ソマリアはほとんどない。
アムハラ語のニュースとかなら少しはやっているようだけど・・。
520世界@名無史さん:2005/09/10(土) 02:41:11 0
エチオピアのメディアは英語が優勢って聞いたけど。
学校の教授言語も英語だとか。
521世界@名無史さん:2005/09/10(土) 03:29:40 0
一応、公用語はアムハラ語と英語。
でも、現政権の中心的人達はアムハラではなくティグレで、言葉も違う。
民族として自分達のグループの数が少ないこともあって、各民族語を推奨。
国営放送の夜のニュースは30分だけど、ティグレ語、オロモ語(最多民族)、アムハラ語(話者人口最多)、英語の順に
同じものを飛び飛びに4回放送している。

教育言語も全12年の内、6か8年までは自民族語で授業させ、それ以降が英語。
ただし、自分達で教科書と教師を用意できた民族だけで、80以上といわれる本当に少数の民族はアムハラ語で行われている。
また、英語に変わる年前後に大量にドロップアウトする。

で、南部ソマリア関連のニュースはたまに国境関係の話をしてたけどほとんど触れられない。
それと、最初のティグレ語ニュースが6時半からで間にそれぞれの言葉での番組を挟んで英語の時間は10時半で、
その時間までTVにかじりついてなかったので私が知らないというだけかも。
トップニュースとかは、現地語でも周りの人に聞けばわかったから。

エチオピアラジオがネットラジオでニュースを配信しているらしいけど、英語であるかは疑問。
長くなってしまった・・。
522世界@名無史さん:2005/09/10(土) 04:09:45 0
途中でいきなり教育言語かえるってのはどうなんかね。
ガーナも最近までそうしてたけど、小一から全部英語に変えたらしい。
523世界@名無史さん:2005/09/10(土) 04:11:51 0
てか521さんはなんでそんなに詳しいん?在住者?
524世界@名無史さん:2005/09/10(土) 04:29:49 0
http://www.telecom.net.et/image/mar092000r.ram
ネットラジオってこれかな?何語だろ?
525世界@名無史さん:2005/09/10(土) 04:41:33 0
>>522
そうしたほうが良いとは思うけど、そうすると誰も学校に行けなくなる。
それくらい日常生活は英語と無縁の世界。
地方ではアムハラ語ですら怪しい。
社旗主義政権のときに識字率の上昇率で国連機関にほめられたらしいし、
それを倒したゲリラ組織が政権になって国際援助を取り付けるには就学率の上昇は売りになるのかも。
でも一番の目的はアムハラ語中心に進む中央政治から多数の民族を排除することだと思われる。

>>523
住んではないけどここ数年で1年以上滞在していろんな人の話を聞いてました。
526世界@名無史さん:2005/09/10(土) 04:51:39 0
>>524
まさにアムハラ語ニュース
でも、ちょっと前のニュースみたい。
一番最初に言ってるのは月と日付。
6番月30日1992年(西暦2000年3月8日)かな?
トップニュースは公共住宅の割り当ての話かパスポートの話。
自分も探してみます。
527世界@名無史さん:2005/09/10(土) 15:51:55 0
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20041109208.html
携帯普及率はいかなるものか
528名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:26:46 0
>>527
具体的数字はわからないけど、SIMカードの配布を公社が独占していて手続きが煩雑。
にも拘らず、何ヶ月待ちでも登録者が多数いて大変だといっていた。
そろそろ町の代理店に委託するとか言っていた気がするけどどうなったかな?
特にアジスアベバでは働いている人と若者の多くが持っている。
他の都市の人たちも購入優先順位は高い。
地方へのアンテナの拡大も盛んで建設中のアンテナも何度か見た。
あと、技術援助を中国から受けているようで、よく公社の車に乗った中国人を見かける。

自分も持ってたし便利だけど、やっぱりちょっと興ざめなところもある。
529名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 03:25:17 0
イタリア文化の影響ってないの?エリトリアではパスタを結構食べるようだけど
530名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:19:28 0
パスタはスパゲティとマカロニをかなりの田舎でも食べる。
でも主食じゃなくておかず的で、油と唐辛子粉を和えた物を主食に乗っけて食べる。
いろんな理由があるけど総じて茹で過ぎで、ものすごくやわらかい。
都市部では洋食といえばほとんどイタリア系料理だけど、あえてそれを食べる人は少ない。
ただエスプレッソの普及はすごくて、電気が通っている町の喫茶店には必ず機械がある。
コーヒーは現地語だけど、マキヤートという語はそのまま全国で通じる。

食べ物以外でもちょこちょことイタリア語由来のものがある。
町の中心地広場周辺をピアッサといったり、自動車をマキナといったり、別れの挨拶がチャオ!だったり。
期間が短かったせいか、インパクトの強さと簡便さで散発的に影響が残っている感じ。
毒ガスとか結構ひどい事されたはずだけどあまり悪く言う人がいないのは、その後がひどすぎたからかも。
531名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:23:18 0
書いているうちに今度こそ本当に年が明けました。
Inkwan Merkam Addis Amet!
これでやっと1998年ですよ。
まだ20世紀。
532名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:23:31 0
台湾の日本統治時代と国民党みたいなものか
533名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:29:16 0
そうかも
でもちゃんと、ゲリラ活動や戦争被害については語り継がれているようだし良かったとはいわない。
いや、台湾で日本時代をどういわれているかについては詳しくないけど。
534名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:36:58 0
統治したのは数年だから、日本の台湾統治と違って開発も何もないだろうし
535名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:04:42 0
開発に手をつけ始めたものは結構残ってたりする
プランテーションというにはあまりに小さいけど農園とか

とにかく帝政末期と社会主義時代がひどかったらしい
536名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:22:34 0
イタリア領リビア開発政策史論によると、リビアではそれなりに近代化に力を入れたらしいです。
537名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 11:56:30 0
まあ、ヨーロッパに近かったしね。本国に対する影響がダイレクトに来る。
そういう意味では、日本の朝鮮とか台湾も似たような理由があったのかも。
538名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:07:01 0
当時というか最近までエチオピアだったエリトリア
その首都アスマラはムッソリーニによってかなり計画的に作られた都市らしい。
総督府みたいな建物は彼の意向もあってイタリア様式で今も使われているとか。

エチオピアはハイレセラシエ以前から皇帝親政で近代化を始めていたのは黒アフリカの中では秀逸だと思う。
ただ、地形が本当に複雑で鉄道、舗装路の敷設が今に至るまで大変困難なため近代の恩恵を受けにくかったのでは。
いまだに車が入れない村はザラにあるし、幹線道路でも2.5リッターエンジンでは1速出ないときついような坂だらけ。
539名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:12:00 0
じゃ、飛行船で物資を運ぼう!!
あ、気象が悪すぎて駄目かな・・・
540名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:03:47 0
雨期以外は意外と穏やかな気候。
大変なのは一日の気温差。
でも、飛行船はガス補給とか整備が大変そう。
541名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:11:18 0
今エチオピア人に教えてもらいましたエチオピアニュースページ。
http://www.ethiopiafirst.com/news1.html
左欄のリンクのラジオの中のラジオファナ
http://www.radiofana.com/
から最新ニュースが聞ける。

アムハラフォントを入れてないと文字は表示されないかも。
今日は新年の記念番組が多い。
私も今日は新年会。
アムハラ語の練習になります。
542世界@名無史さん:2005/09/13(火) 15:29:05 0
イスラーエール王シェローモー(いわゆるソロモーン)と
サバの女王ビルキースとの間に生まれたエティオピア初代王
以来の系図という代物は存在するのですか?
勿論、捏造だということは分かって居ますが、
御存知の方が居らっしゃれば、是非とも御教示下さりませい。
543世界@名無史さん:2005/09/15(木) 04:48:12 0
エチオピア王名表
1. Menelik I 975-950

2. Hanyon 950-949

3. Sera I (Tomai) 949-923

4. Amen Hotep Zagdur 923-892

5. Aksumay Ramissu 892-872

6. Awseyo Sera II 872-834

7. Tawasya II 834-813

8. Abralyus Wiyankihi II 813-781

9. Aksumay Warada Tsahay 781-758

10. Kashta Hanyon 758-745
544世界@名無史さん:2005/09/15(木) 04:49:28 0
11. Sabaka II 745-733

12. Nicauta Kandake (queen) 733-723

13. Tsawi Terhak Warada 723-674
Nsgash

14. Erda Amen Awseya 674-668

15. Gasiyo Eskikatir 668

16. Nuatmeawn (Tanautamun) 668-664

17. Tomadyon Piyankihi III 664-652

18. Amen Asero 652-636

19. Piyankihi IV 636-602

20. Zaware Nebret Aspurta 602-561
545世界@名無史さん:2005/09/15(木) 04:50:31 0
21. Saifay Harsiataw II 561-549

22. Ramhay Nastossanan 549-535

23. Handu Wuha Abra 535-524

24. Safelya Sabakon 524-493

25. Agalbus Sepekos 493-471

26. Psmenit Waradanegash 471-450

27. Awseya Tarakos 450-438

28. Kanaz Psmis 438-425

29. Apras 425-415

30. Kashta Walda Ahuhu 415-395
546世界@名無史さん:2005/09/15(木) 04:52:24 0
31. Elalion Taake 395-385

32. Atserk Amen III 385-375

33. Atserk Amen IV 375-365

34. Hadina (queen) 365-355

35. Atserk Amen V 355-345

36. Atserk Amen VI 345-335

37. Nikawla Kandake (queen) 335-325

38. Bassyo 325-318

39. Akawsis Kandake III 318-308
(queen)

40. Arkamen II 308-298
547世界@名無史さん:2005/09/15(木) 04:53:28 0
41. Awtet Arawura 298-288

42. Kolas II (Kaletro) 288-278

43. Zawre Nebrat 278-262

44. Stiyo 262-248

45. Safay 248-235

46. Nikosis Kandake IV (queen) 235-225

47. Ramhay Arkamen IV 225-215

48. Feliya Hernekhit 215-200

49. Hende Awkerara 200-180

50. Agabu Baseheran 180-170
548世界@名無史さん:2005/09/15(木) 04:55:47 0
51. Sulay Kawswmenun 170-150

52. Messelme Kerarmer 150-142

53. Nagey Bsente 142-132

54. Etbenukewer 132-122

55. Safeliya Abramen 122-102

56. Sanay 102- 92

57. Awsena (queen) 92- 81

58. Dawit II 81- 71

59. Aglbul 71- 63

60. Bawawl 63- 53
549世界@名無史さん:2005/09/15(木) 04:56:44 0
61. Barawas 53- 43

62. Dinedad 43- 33

63. Amoy Mahasse 33- 28

64. Nicotnis Kandake V 28- 18

65. Nalke 18- 13

66. Luzay 13- 1

67. Bazen B.C. 1- 17 A.D.

68. Sartu Tsenfa Assegd 17- 38

69. Akaptah Tsenfa Ared 38- 46

70. Horemtaku 46- 48
550世界@名無史さん:2005/09/15(木) 04:57:47 0

71. Garsemot Kandake VI 48- 58

72. Hatoza Bahr Asaged 58- 86

73. Mesenh Germasir 86- 93

74. Metwa Germa Asfar 93-102

75. Adgale II 102-112

76. Agba 112-113

77. Serada 113-129

78. Malis Alameda 129-133

79. Hakabe Nasohi Tsiyon 133-139

80. Hakli Sergway 139-151
551世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:03:01 0
81. Dedme Zaray 151-161

82. Awtet 161-163

83. Alaly Bagamay 163-170

84. Awadu Jan Asagad 170-200

85. Zagun Tsion Hegez 200-205

86. Rema Tsion Geza 205-208

87. Azegan Malbagad 208-215

88. Gafale Seb Asagad 215-216

89. Tsegay Beze Wark 216-220

90. Gaza Agdur 220-229
552世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:03:57 0
91. Agduba Asgwegwe 229-237

92. Dawiza 237-238

93. Wakana (queen) 238

94. Hadawz 238

95. Ailassan Sagal 238-241

96. Asfehi Asfeha 241-255

97. Atsgaba Seifa Arad 255-261

98. Ayba 261-278

99. Tsaham Laknduga 278-287

100. Tsegab 287-297
553世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:05:13 0
101. Tazer 297-307

102. Ahywa Sofya (queen) 307-314

103. Ahywa

104. Abreha Atsbeha 314-340

105. Atsbeha, alone. 340-352

106. Asfeh Dalz 352-359

107. Sahle 359-373

108. Arfed Gebra Maskal 373-377

109. Adhana I (queen) 377-382

110. Riti 382-383
554世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:06:18 0
111. Asfeh II 383-384

112. Atsbeha II 384-389

113. Amey 389-404

114. Abreha II 404

115. Ilassahl 404

116. Elagabaz I 404-406

117. Suhal 406-410

118. Abreha III 410-420

119. Adhana II (queen) 420-426

120. Yoab 426-436
555世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:07:19 0
121. Tsaham I 436-438

122. Amey II 438-439

123. Sahle Ahzob 439-441

124. Tsebah Mahana Kristos 441-444

125. Tsaham II 444-446

126. Elagabaz II 446-452

127. Agabi 452-453

128. Lewi 453-455

129. Ameda III 455-458

130. Armah Dawit 458-472
556世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:08:25 0
131. Amsi 472-477

132. Salayba 477-486

133. Alameda 486-494

134. Pazena Ezana 494-501

135. Kaleb 501-531

136. Za Israel 531

137. Gabra Maskal 531-545

138. Kostantinos 545-573

139. Wasan Sagad 573-588

140. Fere Sanay 588-611
557世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:09:19 0
141. Advenz 611-631

142. Akala Wedem 631-639

143. Germa Asafar 639-654

144. Zergaz 654-664

145. Dagena Mikael 664-690

146. Bahr Ekla 690-709

147. Gum 709-733

148. Asguagum 733-738

149. Latem 738-754

150. Talatam 754-775
558世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:10:11 0
151. Gadagosh 775-788

152. Aizar Eskakatir 788

153. Dedem 788-793

154, Wededem 793-803

155. Wudme Asfare 803-833

156. Armah 833-838

157. Degennajan 838-857

158. Gedajan 857-858

159. Gudit 858-898

160. Anbase Wedem 898-918
559世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:12:15 0
161. Del Naad 918-928

162. Mahbara Wedem

163. Agbea Tsyon

164. Tsinfa Arad

165. Nagash Zare

166. Asfeh

167. Yakob

168. Bahr Asagad

169. Edem Asagad

170. Yekuno Amlak 1261-1276
560世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:13:09 0
171. Yasbeo Tseyon 1276-1285

172. Tsenfa Arad 1285-1286

173. Hesba Asagad 1286-1287

174. Kedme Asagad 1287-1288

175. Jan Asagad 1288-1289

176. Sabea Asagad 1289-1290

177. Wedma Ared 1290-1305

178. Amda Tseyon 1305-1335

179. Saifa Ared 1335-1363

180. Wedma Asfare 1363-1373
561世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:14:27 0
181. Dawit 1373-1403

182. Tewodoros 1403-1407

183. Yeshak 1407-1422

184. Andreyas 1422

185. Hesba Nan 1422-1426

186. Bedl Nan 1426-1427

187. Amde Tseyon 1427-1434

188. Zara Yakob 1434-1468

189. Boeda Maryam 1468-1478

190. Iskender 1478-1494
562世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:15:21 0
191. Amda Tseyon 1494-1495

192. Naod 1495-1508

193. Lebna Dengel 1508-1540

194. Galawdewos 1540-1559

195. Minas 1559-1563

196. Sartsa Dengel 1563-1597

197. Yakob 1597-1606

198. Za Dengel 1606-1607

199. Susneyos 1607-1635

200. Fasil 1635-1670
563世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:16:13 0
201. Degu-Johannis 1670-1685

202. Adyam Sagad Iyasu 1685-1710

203. Takla Haymanot 1710-1712

204. Tewoflus 1712-1715

205. Yostos 1715-1719

206. Dawit 1719-1724

207. Bakaffa 1724-1733

208. Birhan Sagad Iyasu 1733-1757

209. Iyoas 1757-1772

210. Johannis 1772
564世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:17:22 0
211. Takla Haymanot 1772-1780

212. Solomon 1780-1782

213. Takla Giyorgis 1782-1787

214. Yasus 1787-1788

215. Takla Haymanot 1788-1789

216. Iskias 1789-1795

217. Baeda Maryam 1795-1797

218. Junus 1797

219. Adimo 1797-1799

220. Egwala Sion 1799-1818
565世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:18:57 0
221. Joas 1818-1821

222 Gigar 1821-1826

223. Baeda Maryam III 1826

224. Gigar 1826-1830

225. Iyasu IV 1830-1832

226. Gabra Kristos 1832

227. Sahala Dengel 1832-1840

228. Johannes III 1840-1841

229. Sahala Dengel 1841-1855

230. Theodore 1855-1868
566世界@名無史さん:2005/09/15(木) 05:21:30 0
231. John IV 1868-1889

232. Menelik II 1889-1913

233. Le Yasu 1913-1916

234. Zauditu, 1916-1930

235. Haile Selassie I 1930-
567世界@名無史さん:2005/09/16(金) 08:26:30 0
江崎グリコは、コーヒー豆を細かく砕いて板チョコに練り込んだ
「アロマーモ」を北海道、東北地方で発売した。27日から全国に広げる。

コーヒー豆は焙煎(ばいせん)したエチオピア産のモカを使用。
香りを逃がさないよう、瞬間凍結した後に砕いた。
コーヒーのほろ苦さとミルクチョコの甘みを同時に味わえる。120円前後。

http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2005091501001856&genre=new_products


568世界@名無史さん:2005/09/17(土) 10:09:09 0
543〜566殿。
誠に忝なう存ずる。
して我が国の華族の令嬢が嫁がんとせし「エティオピアの王族」といふのは、
如何なる人物で御座居ましたか?
よもや時の「皇太子」では御座りますまいて。
569あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/09/17(土) 10:40:51 0
570世界@名無史さん:2005/09/17(土) 20:45:57 0
ただ血縁的には繋がってないんだよね
571世界@名無史さん:2005/09/17(土) 21:38:44 0
彼らの基準による直系が保たれていれば良いような気もするけど、
史学としてはダメか。
最後のハイレセラシエにしても正当性には乏しかったというし・・。

>>567
エチオピア産の豆は良いものはものすごく上質で知られているけど、
同時に形の不良や不純物の割合の高さでも有名。
こだわっている店では約40%も捨てないといけないらしい。

否定的なことを書いたけど、原産国であるエチオピアでは炒った豆をそのままチューイングします。
これはうまい。
店に売ってる新鮮な浅炒り豆をフライパンで深入りにしても味わえるのでお試しあれ。
572世界@名無史さん:2005/09/17(土) 21:52:51 0
やっぱレゲエムーブメントも関係ありだよねw
  
    ジャー・ラスタファーライ!
573世界@名無史さん:2005/09/18(日) 12:02:35 0
>>569
重ね重ね忝なう存知ます。
574世界@名無史さん:2005/09/18(日) 13:00:08 0
さりげなくトリビア

「冬のソナタ」で有名な韓国の春川には
朝鮮戦争に参戦したエチオピア軍を記念する碑が立っている。
575世界@名無史さん:2005/10/12(水) 00:32:11 0
エチオピア暦の年号は西暦より7年遅れているといわれていますが、
エチオピア年号は本当に西暦と同じキリスト生誕紀元なんでしょうかね? エチオピア人はどう思ってるんでしょう?

もしキリスト紀元ならなんでこんなに西暦と違ってしまったんでしょう?

エチオピア暦はほぼエジプトのコプト暦と同じですが
エジプトのコプト教会はローマ教会も西暦以前に使用していたという
ディオクレティアヌス紀元(殉教紀元、迫害者ディオクレティアヌス帝即位紀元、西暦-284)を今でも使っていますがこちらは全く狂ってなぞいません。

誰かエチオピア暦の由来を御存じの方いません?
576世界@名無史さん:2005/10/12(水) 14:05:48 0
なまじ西暦と近いのが禍してか、空港の入国審査では
よく足止めを食らうそうな。
もちろん生年月日の欄のせいw
577世界@名無史さん:2005/10/15(土) 19:15:20 0
>>575
歴史的なことは専門外なので現代エチオピア人の方を。

最も一般的な説明としては、救世主降誕の知らせを持った人が
エチオピアにたどり着くまでに約7年半掛かったというものです。
主に観光客などに向けた面白解説の常套句で、かなりの数のエチオピア人もこう説明します。
(一応、キリスト教伝来の伝承でもある。)
ただ、一般人にとってはエチオピアこそが世界の中心であり、「他の地域では違うらしいね」程度のことに過ぎません。

あと、日本にしてもどこにせよ、旧暦と西暦を大々的にすり合わせるための調整が行われたはずで、今現在狂っていないからといってどうということはないと思います。

>>576
昨年パスポートの様式が変わるまで、エチオピアのパスポートには生年月までしか記されてませんでした。
日本のお役所は日までの記述を相手国の公文書に求めるので、入国以降も様々な場面で苦労したそうです。
エチオピアでは年齢すら適当なので、自分のでも誕生日なんてほとんど誰も知りません。
今の状態でも任意で自分の生年月日が決められるはず。
みんな何日にするのかな?

長文失礼
578世界@名無史さん:2005/11/01(火) 22:59:19 0
,
579世界@名無史さん:2005/11/03(木) 02:03:19 0
>>577
>エチオピアでは年齢すら適当なので

そういえば女子マラソンのファトゥマ・ロバ、センナイト・テクル姉妹も
中継アナウンスでは「年齢不詳」と放送していたのを思い出しますた。
580ホッシュジエンの国内ニュース解説:2005/11/03(木) 18:59:56 0
ミ・д・ミ<オジャマシマス

アフリカのエチオピアでは、2日、ことし実施された議会選挙で不正が行われた
として抗議する市民に対し、治安部隊が発砲し、少なくとも12人が死亡し、
厳戒態勢が続いています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    警察・司法はいずれの国でも現体制を維持する
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  / ために存在する。国民のためではない。
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| つまり現体制が行う国家犯罪は国民が警察に
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l  期待できる事は何もないということですね。(・A・ )

05.11.3 NHK「エチオピア 抗議の市民に発砲」
http://www.nhk.or.jp/news/2005/11/03/k20051103000072.html
581ホッシュジエンの国内ニュース解説:2005/11/04(金) 05:19:20 0
ロイター通信によると、エチオピアの首都アディスアベバで3日、反政府デモの
参加者と治安部隊が衝突、3人が死亡した。
デモは1日から行われ、治安部隊がデモ参加者に発砲するなどして3日間で少なく
とも42人が死亡したという。デモは、5月に行われた総選挙で与党エチオピア
人民革命民主戦線が議席の59%を獲得したことに対し、不正があったと主張する
野党側が組織した。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    どこでも不正選挙は横行してるって事だな。
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 国政が国民の意思であれば、いかなる国民の
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l  不利益も責任は国民にありですからね。(・∀・ )

05.11.4 Yahoo「エチオピアで反政府デモ、3日間で42人死亡」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051103-00000114-yom-int
582世界@名無史さん:2005/11/07(月) 00:54:42 0
エチオピアの警察はアメリカのように通常警察と連邦警察に分けられている。
通常警察は単純に警察学校を出たものであるようで、ほとんどの民族の者がなれ、
たいてい出身地の警察活動を行う。
ただ、数年前地方都市で民族運動デモを行った民族は資格を剥奪されてしまった。
この時も、子供を含む参加者数名が警察に射殺されていた。

一方、連邦警察は基本的に現政権民族のティグレにしか資格がなく、
自州と政府直轄地などの治安維持を行っている。
この連邦警察はただでさえ恐れられ嫌われているが、更にその中に実戦訓練を積んだ
特殊部隊と、戦災孤児などを集め半ば洗脳のように忠誠心を植え付けられた狂信的
秘密部隊があるという。
最後の部隊が出てきたら、こちらが何もしていなくても死を覚悟するしかないといわれていた。

今回のニュース映像などを見ていると、逃げ惑う群衆にためらいなく水平打ちする警官が見える。
あいつらなのか。
昔侮辱されたのにカッとなって口喧嘩を吹っ掛けた連邦警察が普通の連中でよかったと思い出す。
583世界@名無史さん:2005/11/07(月) 12:40:47 0
共和制になってもどうしようもない国なら帝政のままでよかったのに。
王政復古しねーかなぁ
584世界@名無史さん:2005/11/07(月) 18:46:18 0
ティグレとアムハラの関係ってどうなんですか?
民族的にはほとんど同じ?
585世界@名無史さん:2005/11/09(水) 17:19:32 0
>>583
アムハラの若者たちの中には、そういう運動を始めている連中もいるよう。
それでもハイレセラシエの絶対崇拝とか大麻吸引とか怪しいもので、少数意見。
今からまたアムハラから皇帝を出すのは、最近の民族運動の煽動もあってまず不可能でしょう。
世界的に帝政を社会主義革命して、更に民主主義革命の後に王政復古って例はあるのでしょうか?
現在のような民主制の体裁をとることによって、援助が受けやすくなったという利点のほうが大きそう。
個人的には敬語や王族専用の単語が使われなくなっていくことが残念だけど。

>>584
民族的にはほとんど同じ。
言語も同一言語を祖としていて、発音が若干異なっても文字も同じ。
宗教もエチオピアンオーソドクスが主で、修道院での言語は祖語のまま。
それでも、ある時期からずっと政権民族だったアムハラと、ここへ来て急に覇権を握ったティグレ、
という説明だけでも両者の隔たりが想像できると思う。
しかしアムハラ州ではインフラなどは整備されてきたし、主だった観光資源も集中していて、
それを今ティグレ州中心にやっているだけで、アムハラ語さえできれば全土で通じるなどアムハラ人には相変わらず有利。
民族運動に感化された若者や、援助利権などから締め出されたよほどの有力者以外はそれほど問題にしない。
今一番ヤバイのは最大勢力のオロモ。
今回のデモを煽るような政治活動をしてもつぶされないのもおそらくオロモ組織だから。
アジスの歓楽街にあったティグレホテルを爆弾で吹っ飛ばしたのも、確かオロモの過激派だった。
地域差はあるけど、全世代的に独立意識が強く、本気でオロモ州を独立させようなどと言っている。
ティグレ・アムハラは共同してオロモをなだめている感じなので、
わざわざ少数の勢力同士で対立はしないでいるような状態だと思う。

あぁ、また長くてすみません。
586世界@名無史さん:2005/11/09(水) 17:42:41 0
>>585
カンボジアは王政->クーデター->社会主義革命->王政復古して立憲民主制だ罠。
587世界@名無史さん:2005/11/10(木) 15:29:05 0
エチオピアにもラスタファリ運動ってあるの?
588世界@名無史さん:2005/11/10(木) 19:38:29 0
>>585
長くて全然結構です。
エチオピアの情報はネットで調べてもなかなか分らないので寧ろ長い方が嬉しいです。
ところでEthiopian People's Revolutionary Democratic Front (EPRDF)と
Coalition for Unity and Democracy (CUD)、
United Ethiopian Democratic Forces (UEDF)の
3つの政党の関係というのはどうなんでしょうか?
それぞれの政治的あるいは民族的な主義主張はどのようなものなのでしょうか?
589世界@名無史さん:2005/11/11(金) 13:39:54 0
外国語板でティグレ≠ティグニャと聞いて
ビックラこいた記憶があるんだが(紛らわしい・・)、
やはりアムハラティグレティグリニャ(以上、ゲエズベース):オロモという感じなんだろうか?
590世界@名無史さん:2005/11/11(金) 14:50:01 0
>>585
事例を出してくれてどうもです。
やはりありましたか。
でもエチオピアの場合、軍事独裁とはいえ他民族民主主義の形式をとった後というのがミソだと思う。

>>587
にも、というかエチオピアがメインだと記憶していましたが・・。
一時期大量に移民があったが、気候環境、風俗・習慣、言語のあまりの違いに集まって住むようになったとか。
今年はじめ?にはボブ・マーレー追悼全国ツアーもおこなわれていた。
一部のラスタ文化にはエチオピア人側の理解はあるものの、ラスタといえばゴロツキのような印象もあるのは確か。
大麻のイメージが強いらしいし、エチオピア人の差別好きもあるし、実際にラスタの方もそう振舞ってしまっている。
大麻の栽培しやすい気候の町へ移住したといわれているのは嘘か真か・・。
先に挙げた一部アムハラ青年のハイレセラシエ絶対崇拝、大麻吸引というのはラスタ文化の影響です。

>>588
すみません。
南部民族中心に聞き取りメインでやっているもので、街の雰囲気やチェック可能な噂などは言えますが、
現代政治組織などについてきちんとしたことはちょっとわかりません。
警察のことなんかは農民や町人でも知っていることです。
必要なことではあるので調べてはみます。

>>589
私もエチオピアにいるなら一般教養程度で、嘘にならないように書いているだけでした。
確かにゲエズ起源は主に3つの民族が挙げられていた気がします。(ティグレに良く似たやつ)
更に厄介なことにアムハラ語で「ティグレ語」というと「ティグリニャ」に形が変わる(アムハラ語はアマリニャ)。
エチオピア全体では言語グループが3つあるとされ、ゲエズ起源とグラゲ語など主に北部がセム系(世界史にも登場)、
オロモ語を始め、南部から北部ケニアまで一帯がクシ系、南西部オモ川流域がオモ系に分類されてます。
でもやっぱり2つだとか1つだけだとか言っていたような気もするし・・。
数詞や文法、発音の類似など、言葉の覚え始めに役に立った知識でそれ以降使ってないので不確かです。
初めて聞く言葉をどこのものか推察するのには使いますが。

591世界@名無史さん:2005/11/11(金) 23:40:35 0
アジスアベバはオロミアに囲まれてるけど
アジスアベバ地区の民族もほとんどオロモなの?
592世界@名無史さん:2005/11/12(土) 04:32:23 0
アジスは特別州とされていて連邦の直轄都市。
元はもちろんオロモの土地だったが、アムハラの皇帝が侵攻して首都に定めたはず。
住んでいるのはやはりアムハラが多い、と思われる。

オロモ時代にはフィンフィネと呼ばれる村?だったようで、今でも中心部の一地区名になっている。
今でもオロモ語ではこう呼ぶことも多く、また他の都市名もアムハラ以前の名で呼ばれる。
もちろん奪われたという意識はあるだろうけど、ここはそれほど重要な土地ではなかったらしい。
アジスの中でも良い場所に構えられていたオロモ政府本部はちょっと東のナザレートに移転した。
593世界@名無史さん:2005/11/18(金) 07:42:59 0
ハイレセラシエ1世はメネリク一世の男系の直系子孫なのでしょうか?
史実ではなくて系図上どうなのか教えてください。
594世界@名無史さん:2005/11/23(水) 01:57:42 0
595世界@名無史さん:2005/11/25(金) 16:05:17 0
Ethiopia Universalis2
596世界@名無史さん:2005/11/25(金) 22:56:50 O
597世界@名無史さん:2005/11/30(水) 20:52:06 0
皇帝ハイレ・セラシエ〜エチオピア帝国最後の日々〜
いま途中まで読んでるが・・・・
いろいろな所にエチオピアの暮らしぶりなど興味ところが多いが
退屈な本だわ
598世界@名無史さん:2005/11/30(水) 21:01:26 0
私は一応は日本エチオピア協会の会員で、
アムハラ語の学習会にチャレンジしましたが、
文字だけでギブアップしますた。
599世界@名無史さん:2005/11/30(水) 21:16:36 0
アムハラとティグレは日本に移住してこい。
600世界@名無史さん:2005/11/30(水) 21:54:53 0
皇帝ハイレ・セラシエは面白く読んだけどなぁ
601世界@名無史さん:2005/12/01(木) 00:21:23 0
>>600
一番エチオピアの暮らしぶりがわかった印象に残った部分
皇帝に陳情する為に文書を渡すみたいだが
エチオピアの貧しい人は文盲率が極めて高いので
代筆して貰うのに何年も働いてやってもらうという・・・・

皇帝に運良く渡ったとしても叶うことは少ないだろうし
代筆の為に何年もお金を貯めるという話は唖然としたわ
602世界@名無史さん:2005/12/01(木) 02:38:44 0
>>601
その後、社会主義時代になってエチオピアは識字率を飛躍的に向上させた国として有名になった。
これは政権の宣伝だけでなく実効力もあったようで、
今でも田舎の中年以上の人でABCは知らないけどアムハラ文字は読み書きできる人が多い。
現政権になって民族語をABC表記するようになって、この世代が取り残されている感じ。
ABCのことをラテン語の文字と呼ぶのが正確すぎて面白かった。

映画や小説でしか聞かないけど、代筆屋は日本やヨーロッパにもいた。
そのあとはワープロ打ちの代行屋。
エチオピアは今この段階かな?
キーボードを扱えたら職に就けるらしい。
603世界@名無史さん:2005/12/01(木) 14:43:04 0
>>602
エチオピアの識字率が上がったのは知りませんでした
日本は世界でも一番識字率が高そうだからギャップがありますね
アメリカですらスラムの一部の人は読み書きが出来ない人がいるそうで
日本人がアメリカ人にボランティアで英語を教えてたという話もあるみたい

最近はエチオピアを知る度に行きたくない国になりつつあるんだか・・・
アフリカの放浪記などを読んでも特別にエチの悪口が多い
日本人には馴染みにくい国なのかな?
604世界@名無史さん:2005/12/01(木) 18:45:58 0
エチオピアは短期間で何十パーセントも上昇させたことでユニセフから表彰もされたはず。

エチオピアが日本人に限らず、観光客にとって敷居の高い国であることは確か。
言葉が通じないので無用な不安感がたまる、騙されやすい。
仕草やテンションがアフリカっぽくなく暗い。
物乞いがウザイ、ホテルなどが汚い、などなど
向こうで会う日本人に聞かされた不満はもっと多いですが、
しばしばエチオピアの文化や貧しさに対してのイメージ力不足を感じる。

このスレにあるように黒アフリカで唯一古くから現在まで歴史を繋げて来た国だし、
人種的にも純粋ないわゆる黒人とは違う。
違っていて当たり前なのだと念頭に入れておけば、それほどショックも受けないのでは?
言葉の勉強もしておくに越したことはないけど、こちらから突っ込んでいけばかなり違ってくると思う。
多くのエチオピア人はこちらが驚くほど善良です。
私の印象では良くも悪くも日本人に似ているのだと思う。
貧しさ以外は。
605世界@名無史さん:2005/12/02(金) 00:27:06 0
>>598
日本エチオピア協会ってのはなんじゃろ?
在日エチ人の集まりなのかな
活動内容や感想など詳しく
606世界@名無史さん:2005/12/02(金) 08:32:58 0
>>605
ググれば一番最初に来る。

あと、ちょっと前にあった言語の話。
ttp://www.ethnologue.com/
ここの
Browse the Web Version→Country index with maps→Africa→Ethiopia→language map
で、かなり詳細な地図が見られる。
特に南西部だけあまりの多さに詳細地図が付いていて面白い。
ここでは87に分類されているけど、もっと有るという説もある。
ところどころ空白なのは立ち入り禁止の国立公園かな?
607世界@名無史さん:2005/12/03(土) 01:22:44 0
>604
>人種的にも純粋ないわゆる黒人とは違う。

これってどういうこと?
もともとからエチオピア人って黒人じゃなかったん?
608世界@名無史さん:2005/12/03(土) 05:06:41 0
>>607
少し変な言い方だった。
いわゆる黒人というのはサンコンさんとかムルアカみたいな日本で有名な黒人さんのイメージ。
エチオピアでは紀元前からアラビアとの交流が深く、混血があったと言われる。
言語・文字が紀元前に廃れた南方アラビア語の分派だったはず。
キリスト教伝来もアラビア半島経由であったかもしれない。
何より見た目が全く違っていて、アラビア風の人が多い。
肌の色も薄く、日に焼けた日本人より薄いくらいの人も結構いる。
彼らの自称では彼らの肌の色は黒ではなく赤。

こういうアフリカ外の文化や血が入ってきてから2000年かけてできた今のエチオピア文化は、
ある種特殊で当たり前だと言いたかった。
あと南部と北部で育てている主食作物も双方とも世界で唯一エチオピアだけで食べられている。
外来のものが入る前からかなり違っていた可能性もある。
609高知中将ジーモン土佐守ジョーカー ◆.5DV4fMpf6 :2005/12/04(日) 02:18:37 O
日本はエチオピアなどアフリカ諸国から移民を受け入れるべきだ。
610世界@名無史さん:2005/12/04(日) 11:45:12 0
カンボジアみたいに王制復活の可能性はあるの?
611世界@名無史さん:2005/12/04(日) 12:26:17 0
ない
612世界@名無史さん:2005/12/04(日) 12:57:29 0
>>611
王家の血は完全に絶えちゃったの?
それとも王家の支持者が国内に全くいないの?
613高知中将ジーモン土佐守ジョーカー ◆.5DV4fMpf6 :2005/12/04(日) 13:20:24 O
エチオピアでは王制を復古するメリットがないから。
イランにしてもイスラム原理主義・聖職者統治体制が瓦解しても、
君主制しかもパフレビー朝が復古する可能性は皆無に等しい。
614世界@名無史さん:2005/12/04(日) 13:42:37 0
>>613
イランのケースは国王が完全に支持を失って国民に追い出された形で
亡命したでしょ。エチオピアの場合はメンギスツのクーデターで追われたから
王家の支持者ってそれなりにいると思うし、革命政権がいまだに支持されてる
イランと違ってエチオピアのメンギスツは国民の支持なく追われたのだから、
混沌としたエチオピアの現在の政治状況なら復活してもおかしくないと思う
のだが、全くその動きがないのが不思議なんです。王制は復活してないけど
アフガンの王様は戻ってきたし、ブルガリアやセルビアの旧王族って
政治活動してますよね。ラスタファリだの世界的にも有名なエチオピア王家が
この絶好のチャンスに何ら活動しないのは何か事情があるのか?
それが疑問なんです。
615613 ◆.5DV4fMpf6 :2005/12/04(日) 14:12:19 O
>>614
なるほど。おそらくアムハラ偏重を防ぐためではないかなぁ。
アフガンにしても、ザヒル・シャーを再び国家元首にはしなかったのは、
タリバン残党ばかりではなくタジク族やウズベク族やハザラ族の不満を考えてでは?
616世界@名無史さん:2005/12/04(日) 15:05:31 0
民主主義の時代に王様はいらないという簡単な理屈ですよ。
617ジーモン ◆.5DV4fMpf6 :2005/12/04(日) 15:16:51 O
俺は天皇制廃止運動が起きたとしても参加しないと思うが、
廃止後に右翼が復活運動を起こしても絶対に参加しない。
今の時代、世襲君主がいなくたって国を維持できるからね。
618世界@名無史さん:2005/12/04(日) 16:48:08 0
>>615
現政権は民族対立を防ぐためにも紛争を行ってるかもしれませんね。
でも反政府的な勢力が神輿として王族をかついだりすることはあると思うし、
旧王族が政治的活動を行わない理由ではないと思います。
>>616>>617
民主主義という政治体制と王家の存在は矛盾しないと思います。
民主主義の母国イギリスも日本もスペインもタイもカンボジアも
王家と民主主義は共存しています。
また共和制で君主がいなくても権力の世襲化というものは社会が
安定して活気がなくなると進むものです。


619世界@名無史さん:2005/12/04(日) 16:54:18 0
>民主主義という政治体制と王家の存在は矛盾しないと思います。
本来は矛盾するし対立関係にあったけど、革命やら民主化の過程で無力化、無害化して、
折り合いをつけてるだけと言った方が適切。
終戦後の日本や内戦後のカンボジアの場合、民主主義に慣れていない国民を統合するため、
文字通りの「象徴」として利用されたって事実もあるし。
620世界@名無史さん:2005/12/04(日) 18:26:11 0
>>619
それでですね、私が聞きたいのはエチオピアで王家を「象徴」としてでも
何でもいいから利用しようと思う人や利用されたいっていう王族が何でいないのか?
それを聞きたいのです。
621世界@名無史さん:2005/12/04(日) 19:05:33 0
>エチオピアで王家を「象徴」としてでも何でもいいから利用しようと思う人や
>利用されたいっていう王族が何でいないのか?
今の政情でなまじ象徴になったら、反対派の格好の標的になるからではないかと思われ

とはいえ、
実はわれわれが知らないだけで、エチオピアでは密かに王制復古運動推進中……
だったら面白いな
622ジーモン ◆.5DV4fMpf6 :2005/12/04(日) 19:14:12 O
>>620
ご自分でお調べなさいな。駐日エチオピア大使館や日本エチオピア協会にアクセスしても、
そういう微妙な話(政治)にはまともな返答は期待できないと思いますが。
623世界@名無史さん:2005/12/05(月) 06:17:33 0
以前にも書きましたが、そういう動きは一部のアムハラの若者に見られます。
あと、王家がアムハラ、現政権がディグレ、最も力のある民族がオロモという現状で、
そういったことは難しいかと。
各民族がが独立して泥沼状態になったならひょっとすると可能性はあるかもしれません。

あとハイレセラシエはスイス銀行だかに巨額の資産を持っていて、
子孫が帰国すると裁判で没収されるとかいう噂がありました。
624世界@名無史さん:2005/12/05(月) 19:41:56 0
>>623
大変参考になりました。ありがとうございます。
625世界@名無史さん:2005/12/12(月) 16:45:45 0
>>620
10年くらい前、帝政復古団体モア・アンベサが
アジスアベバで活動している記事は読んだよ。
日本の繁栄はその国体によるもの、エチオピアも規範とすべしと明言していた。

それと『皇帝ハイレ・セラシエ』は面白かったよ。
よく、帝政が倒れたのは早急な近代化が一因だ、という話は聞くけど
本を読む限り皇帝は中世を近世にしようとして失敗した、と思われる。
とにかく現代の孤島て感じ。
>>601の他に、子供をラリらせて子供が飛び込んだ家の住人や
しがみつかれた奴が下手人、その旧弊を皇帝は裁判制度を設けて撤廃した、
という話が印象的だった。
626世界@名無史さん:2005/12/12(月) 17:06:02 0
エチオピア皇室に日本の皇族が嫁いでいたらどうなっていたんだろうな…
627世界@名無史さん:2005/12/25(日) 19:11:57 0
今日はクリスマスですが、エチオピアではまだクリスマス前の断食期間中ですね。
アムハラ語でガンナと呼ばれるクリスマスの日はロシア正教と同じ1月7日。
それを知らずにケーキをもって友人の家にいったら誰も食べてくれなかった思い出が・・。
628世界@名無史さん:2005/12/25(日) 19:19:21 O
ラスタファリ
629世界@名無史さん:2005/12/25(日) 23:37:49 0
へえ、キリスト教でも、イスラムみたいに断食のあるところがあるんだ。
ということは、もっとはるか昔々の古代信仰から来ているのかな
初期農業でしょちゅう飢饉があったころの儀式が起源
630世界@名無史さん:2006/01/03(火) 02:09:58 0
エチオピア正教って、古代キリスト教をどれくらい残しているんでしょうね。
631世界@名無史さん:2006/01/03(火) 02:15:55 0
632世界@名無史さん:2006/01/05(木) 21:24:14 0
>437
メンギスツって確か大佐で軍事評議会議長をソ連の後押しで殺して独裁権を
握った筈。対ソマリア戦の為、国家予算の70%を軍事費につぎこんだ為に
財政は破綻して国民の強い恨みをかったんですよね。

>574
>「冬のソナタ」で有名な韓国の春川には
朝鮮戦争に参戦したエチオピア軍を記念する碑が立っている。
国連軍に皇帝親衛隊1200名を提供したって話ですよね。精鋭部隊だったので
結構奮戦したらしいね。

ちなみに裸足のアベベことアベベ=ビッキラは皇帝親衛隊の伍長だった。
オリンピックで金メダルを授与されたので2階級特進し、家と車が皇帝より
褒美として与えられたそうです。だがその家と車は後のメンギスツ政権に
没収されてしまったそうです。
633世界@名無史さん:2006/01/11(水) 21:32:21 0
アドワの戦いは世界史最大の奇跡と思いますが、
詳しい日本語サイトがありません。
詳細お願いします
634世界@名無史さん:2006/01/19(木) 16:22:09 0
どこで紹介したら良いからわからなかったのでとりあえずココ

【アフリカ】ケニア、エチオピア、ブルンジなど東アフリカで干ばつによる飢餓が深刻化
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1137642360/
 東アフリカ地域で、干ばつと飢餓が深刻化している。国連世界食糧計画
(WFP)は18日、ケニア、エチオピア、ブルンジが、干ばつの深刻化に
よって作物栽培と家畜の飼育がほぼ不可能になるリスクについて報告
している。これにソマリア、エリトリア、タンザニアを加えた6カ国では、
500万人以上が食糧援助を必要としているという。

 ケニア政府当局の発表によると、同国で飢餓に直面しているのは推定
400万人。昨年12月の推定250万人から大きく膨らんだ可能性がある
という。

 同国のキバキ大統領はすでに干ばつを国家規模の災害と宣言し、
1億5000万ドル(約172億8000万円)にのぼる義援金の要請を
行っている。ただ、政府当局者は、被害の拡大で2億7000万ドル前後
の緊急義援金が必要になる可能性があるともみている。 

ソース(ロイター)
http://today.reuters.co.jp/news/newsarticle.aspx?type=worldNews&storyid=2006-01-19T085616Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-200130-1.xml
写真(16日、エチオピアのソマリ州で撮影)
http://i.today.reuters.com/genImage.aspx?uri=2006-01-19T085616Z_01_NOOTR_RTRJONP_2_JAPAN-200130-1-pic0.jpg&resize=full
635世界@名無史さん:2006/01/29(日) 11:30:12 0
エチオピア最後の皇帝ハイレ・セラシエ一世は大の親日家だそう。
636世界@名無史さん:2006/02/10(金) 23:32:45 0
エチオピアは三千年の歴史があるのか?
歴史が古いと聞いたが・・・
637世界@名無史さん:2006/02/10(金) 23:52:56 0
それはシェローモーの息子を初代国王に擬して居るから。





638世界@名無史さん:2006/02/18(土) 23:02:14 0
あんな弱小部族の族長に種付けされるうちの女王って…。・゚・(ノД`)・゚・。
とかエチオピアの古人は思わなかったんだろうか?
639世界@名無史さん:2006/03/02(木) 19:06:17 0
>>635
日本の皇室と縁談があったのは明治だったっけ?
640世界@名無史さん:2006/03/02(木) 21:02:03 0
エチオピア皇族やハワイ王族との縁談が成立していたら、どうなっていたんだろう
641世界@名無史さん:2006/03/02(木) 23:19:34 0
エチオピア皇帝の甥と日本人女性で、皇族じゃなかったと思う。
候補に挙がった女性には普通に姓があったようにおもうので。
士族・華族クラスではあったかもしれないけど。

確か一人は黒田さんと言ったと思う。
642世界@名無史さん:2006/03/07(火) 00:35:37 0
ttp://www.geocities.jp/showahistory/history6/49d.html
公募ってのもすごいな。
643世界@名無史さん:2006/03/16(木) 11:11:52 0
つい先日、国境紛争が続いていたエリトリアとの国連調停案を受け入れたらしい。
昨年の選挙以来国内では未だにゴタゴタが続いていて(いわゆるアフリカではよくあること)、
その不満の捌け口として戦争の再開がありうるかと心配していたが、これで収束に向かうのか。
ただ、国内問題も激化しているようで、アジスを中心に政治テロが頻発している模様。
どちらもこれから歴史的出来事になる可能性がある。
644世界@名無史さん:2006/03/24(金) 16:23:46 0
age
645世界@名無史さん:2006/04/04(火) 19:35:56 0
完璧にネタ無いですねえ
646世界@名無史さん:2006/04/05(水) 15:12:51 0
647世界@名無史さん:2006/04/08(土) 21:55:05 O
「独裁者の言い分」柏書房
1975年のある日、メンギストゥはこの王の中の王がまだ生きているかどうか見に行った。すると王は、豪華な胡桃のベッドの上で静かに書物を紐解いていた。これを見たメンギストゥはむらむらと激昂し、そのまま王を絞めこロしてしまった。
648世界@名無史さん:2006/04/27(木) 00:01:13 0
メンギスツは亡命したまま、全く裁かれていないんだっけ?
649世界@名無史さん:2006/04/27(木) 11:13:30 O
今ジンバブウェのムガベ大統領に匿われてる。
650世界@名無史さん:2006/04/27(木) 18:13:11 0
セラシエはまだ生きている!
651世界@名無史さん:2006/04/27(木) 20:07:44 0
>>635
>エチオピア最後の皇帝ハイレ・セラシエ一世は大の親日家だそう。

1935年のイタリアのエチオピア出兵では、多くの国がイタリアに対して
撤兵を呼びかけたが、最も熱心にイタリアを説得したのが、日本だった。
というのは日本皇室とエチオピア王室が世界で最も古い王室ということで、
友好関係にあったから。その結果、イタリアは渋々撤兵した。

そのお返しでもないだろうが、1970年の大阪万博ではハイレ・セラシエ皇帝
ご自身が来られたよ。すでにエチオピアはクーデター前夜のヤバイ雰囲気
だったから、よく来たものだ。2500年続いた王朝が潰れるのは、大阪万博の
4年後の1974年。
652世界@名無史さん:2006/05/09(火) 23:08:31 0
>>602
あら?最近はアムハラ語の表記はアムハラ文字じゃなくなっちゃたんですか。
ラテン文字で表記しきれるのかな・・・
653世界@名無史さん:2006/05/11(木) 00:29:35 O
ハイレ・セラシエの子孫はどーなったんだろ?
 俺は皇帝は枕を押しつけられて窒息死させられたと聞いたが子供や孫も処刑されたか?
654世界@名無史さん:2006/05/11(木) 08:40:30 0
エチオピアの皇室が生きていれば、日本とは今以上の友邦であったろうに
655世界@名無史さん:2006/05/11(木) 08:45:49 0
偽りの系図でシェローモー王からの血統を自称するエティオピア帝室と
本朝の皇室とを、同日に論じられては困るぞよ!
656世界@名無史さん:2006/05/11(木) 19:11:29 0
>>653
現在も王家は存続してるみたいよ。
657世界@名無史さん:2006/05/11(木) 19:31:48 0
>>652
そうではなくて、社会主義時代まではエチオピア国内の言葉はどれもアムハラ文字で表記していた。
公教育はアムハラ語での授業だったから教科書がアムハラ文字だったのは当然としても、
店や道路の看板とか聖書や辞書などで現地語の文法で書く時もアムハラ文字(+補助記号)だった。

それが現政権になって各民族の自由とされて、クシ系のオロモの人たちがラテン文字での表記方を整備。
ほとんどの言語はそちらに近かったからか、オロモ語に倣うようになった。
クシ系のほとんどが母音が5つ(とそれぞれの長母音)でaeiouで足りるし、アムハラ文字では長母音や促音を表記できなかった。
子音の数が多いけどqやx、ph、dhなど、あまり使われない文字を当てたり組み合わせたりして、発音は全て拾える。

Geezを祖語にしているアムハラ語やティグレ語は元のままのアムハラ文字を使っている。
こちらはこちらでオロモ語とは別のラテン文字表記方を持っているけど、必ずしも一定していない感じ。
7つある母音の1番目と6番目にどの文字を当てるか厳密に定まっていないし、破裂音などもよく似た子音の文字を重複してを当てている。
例外が多すぎて定まらないのか、どこかにあるけど広まっていないのか、町の人にかかせてもバラバラでわかりにくい。
お札に書いてある貨幣単位birrはブルと読むんだけど、初めての人はまず間違いなくビルと読んでしまうとか、弊害は多い。
658世界@名無史さん:2006/05/11(木) 22:09:15 O
シェローモーよりソロモンっていったほうがわかりやすいしょ
659世界@名無史さん:2006/05/11(木) 22:49:46 0
>655
あまり系図のことは言わない方がいい。
日本も君主制やめたら何言われるかわからん。
660世界@名無史さん:2006/05/11(木) 23:53:09 0
シェローモーって何語発音?
アムハラ語でもソロモンていうよ。
661アスクム男:2006/05/12(金) 02:50:37 O
英語っぽいな
662世界@名無史さん:2006/05/12(金) 03:16:03 0
ヘブライ語だったような。>シェローモー
663世界@名無史さん:2006/05/13(土) 11:58:22 0
岩波書店 大航海時代叢書(第二期)4(全24巻 第3回配本)
フランシスコ・アルヴァレス エチオピア王国誌 池上岑夫訳
1980年1月7日発行 ¥6300
664世界@名無史さん:2006/05/27(土) 22:23:11 0
>>579をみて思い出したのだが、ロッテに在籍していた
フランコも年齢不詳だよな。かれは、たしかカリブ海のどっかの
嶋の出身だったと思うけど。

発展途上国だと、そういうの多いよね。
665世界@名無史さん:2006/05/28(日) 11:48:47 0
>>648 メンギストゥについては、今度エチオピア政府が、旧政権の犯罪を裁く
特別法廷を設置することを決定したよ。最初の被告がメンギストゥ。
ただ、ジンバブエが引き渡すかが、最大の問題。
666世界@名無史さん:2006/06/04(日) 21:24:05 0
ハイレ・セラシエ1世万歳!
667世界@名無史さん:2006/06/27(火) 00:31:26 0
↑666ですが
668世界@名無史さん:2006/07/02(日) 12:35:51 0
>>662
ヘブライ語でシャロームじゃなかった?
669bb:2006/07/07(金) 17:16:20 0
エチオピアにエロい風俗ありますか??
670世界@名無史さん:2006/07/07(金) 18:06:55 0
C.W.ニコルがエチオピアで公園保護官?として就任していた
時の話は最高に面白かった、勿論面白いというよりその後訪れた
赤色革命と大飢餓を考えれば面白いだけではすまないのだけれど。

エチオピアにキリスト教が残ったのは逆に言えばイスラム教の
浸透が不完全だったからといえるだろう、ローマがキリスト教の
支配に堕落した時、大多数のアフリカ諸国にもキリスト教が浸透した
と考えておかしくない、その後イスラム教が起こりその排他性から
キリスト教の存在は容認されず、大多数のアフリカ諸国はイスラム教に
染まったが、エチオピアでは深い渓谷に遮られて完全には浸透できな
かったと考えて間違いはないだろう。
671\[・ム・ ] ‖苗‖ベニト・ムッソリーニ:2006/07/07(金) 18:19:38 O
アフリカでイタリア国民が払った犠牲は、結局、遅かれ早かれ、
文明に一大寄与をなすに至るものと確信する。
また、それは世界の平和に資するところも少なからざるものと深く信ずるのである。
古き頃より満足な植民をなし得た列強は、
イタリアの意図をさまたげるという識者には到底信ぜられない一大誤謬を犯した。
 だが、それにも拘らず、イタリアはアフリカの領土を征服するの意志を遂に貫徹した。
 かくして、イタリアは、その国をば、数千年間、
少数の血に飢えた貪欲飽くことを知らぬ酋長の手から解放するに至ったのである。
 三千年の歴史があったとか?
だが、それは如何なる歴史であったか?
知る人ぞ知るである。
672世界@名無史さん:2006/07/07(金) 21:16:56 0
>670
ヌビアなんかはマムルーク朝に改宗させられちゃったね。
673世界@名無史さん:2006/08/05(土) 19:18:31 0
HOPR
674世界@名無史さん:2006/08/10(木) 12:17:30 0
「ブラック・ファラオ」という本を読んでるのだけど
ヌピア人=エチオピア人なのか?
エジプトのファラオにエチオピア人がなってたとは驚きだわ
675世界@名無史さん:2006/08/11(金) 03:41:22 0
エチオピアという言葉がギリシャ語で日に焼けた(人)という意で、転じて黒人。
古代エジプト時代にナイルの上流に住んでいた人たちはみんなエチオピア人と呼ばれた。
でもそれは現スーダン付近の人々がほとんどで、エチオピア高原の今のエチオピア人とはほぼ無関係。
古代のエチオピア人もアラブと交流はあったけど、ほとんどエリトリア経由で紅海を通じたものだった。
エジプトのコプト派に似ているといわれるキリスト教も、アラビア半島経由で伝わった可能性がある。
676ホッシュジエンの国内ニュース解説:2006/08/17(木) 20:28:09 0
東アフリカ・エチオピアで今月に入って豪雨による洪水が全土で発生し、16日までの
死者は870人に達した。政府は同日、各地で水力発電用のダムが決壊する危険がある
との声明を発表し、国際社会に救援を要請した。
 ロイター通信によると、エチオピア南部を流れるオモ川の堤防が各地で決壊し、
16日だけで170人が遺体で見つかった。首都アディスアベバの東約500キロのディレ
ダワでも約500人が死亡、北部のティグレ川の堤防も決壊寸前となっている。救援活動が
進んでいない地域も多数あり、犠牲者が最終的に数千人に達する可能性もある。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ____  __     何度もいうが、世界中の指導者は戦争ごっこに
  |ヽ  /|   ,,,,,,,,l /  /  うつつをぬかしている場合ではない筈だ。
  |ヽ   | | m9ミ・д・ミ/_/旦~~   
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  目先の利権に目を奪われていると
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l  本当に取り返しのつかない事になりますよ!m9(・A・)

06.8.17 Yahoo「<エチオピア>全土で豪雨による洪水発生 死者870人」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060817-00000061-mai-int
677世界@名無史さん:2006/08/17(木) 21:28:38 0
エチオピア自体がソマリアに侵攻してるのに何をいまさら
678世界@名無史さん:2006/08/18(金) 11:24:37 0
ディレ・ダワの知り合いは平気かな。
あの辺の地形はやばかった。
ちょっとまとまった雨ですぐあふれてたし、街中でも鉄砲水が起きてた。
679世界@名無史さん:2006/08/21(月) 00:36:20 0
680世界@名無史さん:2006/08/25(金) 13:06:58 0
エティオピアの皇帝=「諸王の王」の正式称号の表記を教えて下さい。
以前は、「ネグス・ネグスティ, negus negusti」と書かれていたのですが、
近年の文献を読みますと、いささか区々のように見受けられます。
出来るだけ精確なローマナイズド表記ーーードイツ語のウムラウトのような
記号付きでも結構ですーーー、および最もその発音に近いカタカナ表記を
御教示下さい。
どうぞ宜しく御願い申し上げます。
681世界@名無史さん:2006/08/25(金) 20:16:31 0
ゲエズ語もアムハラ語もできません。
『ケブラ・ナガスト』も読んだ事なし。
682世界史@名無史さん:2006/08/25(金) 21:47:32 0
エチオピアなんか不毛の地だろWW
683世界@名無史さん:2006/08/25(金) 23:38:17 0
エティオピアの皇帝=「諸王の王」の正式称号の表記を教えて下さい。
以前は、「ネグス・ネグスティ, negus negusti」と書かれていたのですが、
近年の文献を読みますと、「negusa negast」、等々いささか区々のように
見受けられます。
出来るだけ精確なローマナイズド表記ーーードイツ語のウムラウトのような
記号付きでも結構ですーーー、および最もその発音に近いカタカナ表記を
御教示下さい。
どうぞ宜しく御願い申し上げます。
684世界@名無史さん:2006/08/26(土) 13:03:55 0
>>680
なぜ二回言われたのか、他で回答を得られたかは不明ですが、レスします。
↓の画像は英ア・ア英辞書の該当部分です。
ttp://vista.wxyz.be/img/vi5656499352.jpg
自分で発音した感じでは、ヌグサ・ネゲスト(nugusa negest)。
ああ、もう齟齬が出てる・・・。

発音記号のaの上に点が打ってあるものは、英語などにもあるaとeの中間の音。
eがひっくり返った記号は、子音のみを発音させるような弱い母音で、外国人にはとても発音の難しい母音です。
アムハラ語の母音は7つありますが、残り5つはだいたいあいうえおと同じです。
この2つの母音と特殊な子音をどうラテン文字化するかはまだ学会でも統一されておらず、辞書によっても変わってきてしまいます。

さらに、特殊記号を街の看板などで使うわけにもいかないのでaeiouに置き換えた表記法が存在します。
しかしこれも人や本によってバラバラであったりして混乱しています。
その中で、eのひっくり返った発音しにくい音を全てiと表記するルールを採用しているものが有力です。
>>680で言われているnegusti最後のiはこれかと。

この時点でもう元とはかけ離れている状態で、さらにカタカナに変えると大混乱。
元の音をネイティブから聞いていて自分で喋っていた私でも、うまく表記できている気がしません。
「アムハラ語 カタカナ ラテン 表記」でググって最初のページのものに従うのが一番でしょうか。
685世界@名無史さん:2006/09/09(土) 12:24:50 0
>>682
乾燥してるから
日本の夏より過ごしやすいんじゃない
686世界@名無史さん:2006/09/10(日) 00:32:52 0
>>87
閣僚を射殺したって本当か?
もし事実なら20世紀の元首とは思えんな・・・
セラシエの専制支配の後はメンギスツの独裁政治・・・
エチオピアは踏んだり蹴ったりだな!
687世界@名無史さん:2006/09/26(火) 20:24:54 O
揚げ!
688世界@名無史さん:2006/09/27(水) 01:11:46 0
Wada lay!
689世界@名無史さん:2006/09/28(木) 12:53:07 O
その皇帝は、メンギスツに素手で絞め殺されて便所に塗り込められたそうだ。
690世界@名無史さん:2006/10/19(木) 20:22:51 0
あげ
691世界@名無史さん:2006/10/23(月) 00:48:00 O
メネリクUage
692世界@名無史さん:2006/10/26(木) 03:37:13 0
今日ネットで見て始めて知ったんだがアフリカにも
本格的な宮城があったんだな

ゴンダールの城はヨーロッパ風の豪勢な城で
見ていてとても美しい装飾とかが施されて
とてもアフリカの建物とは思えないぐらいだよ
693世界@名無史さん:2006/11/04(土) 01:17:50 0
アクスム王国が古代から繁栄していたところだし、おとなりはクシュ王国だから
石造建築の経験があってもおかしくはないだろう。

エチオピアはブラックアメリカとはいっても紅海を挟んで色々な文化を体験して
きた国。文化レベルはもともと高い。
694世界@名無史さん:2006/11/04(土) 06:45:19 0
【海外/英国】エチオピア系移民の男性 娘に割礼で禁固10年…ジョージア州
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1162455208/l50
2歳の幼女の性器を切断して禁固10年
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1162572906/
ジョージア州ローレンスビル──エチオピアから米国へ移民した男性が11月1日、2001年当時
2歳だった娘に性器部分を切断する「割礼(かつれい)」を施したとして、加重暴行と幼児虐待の罪
で、禁固10年が言い渡された。「割礼」で有罪になり、刑が科せられるのは、米国で初めてと見られる。
検察によると、カリド・アデム被告(30)は2001年、自宅だったジョージア州アトランタ近郊の
アパートで、当時2歳だった娘の陰核をハサミで切断した容疑。南アフリカから移民した母親は、
このことを1年以上、気付かなかったという。母親は3年前に同被告と離婚し、娘を引き取っている。
米国の連邦法では、性器を切除する割礼を禁止している。しかし、各州の州法では、割礼を取り
締まる法律がなく、ジョージア州でも法体制は整っていなかった。
そのため、娘の母親らが中心となり、割礼禁止に関する法整備の運動が高まって、昨年になって
割礼を禁止するジョージア州法が成立した。
ただし、カリド・アデム被告については、州法の成立前の事件だったため、新たに成立した州法の
適用は受けないという。
被告は、最高で禁固40年が科せられる可能性があったが、弁護側が「父親が不利になるような
証言を刺(※)せるように、母親が娘を訓練した」などと訴えていた。公判には現在7歳になった娘
も出廷していた。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200611020013.html
http://www15.big.or.jp/~t98907/unmei/R3_temp/R3_temp.swf?inputStr=%8E%CB%90%B8%82%CC%8E%CB
695世界@名無史さん:2006/12/07(木) 22:35:25 0
あげ
696世界@名無史さん:2006/12/27(水) 02:26:14 0
あげげ・びきら
697世界@名無史さん:2006/12/27(水) 07:59:23 0
【エチオピア】イスラム原理主義「イスラム法廷連合」が支配するソマリアの首都の空港を空爆
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1167044498/

12月25日19時51分配信 毎日新聞

 エチオピア軍機が25日、イスラム原理主義勢力「イスラム法廷連合」が支配する
ソマリアの首都モガディシオの空港を空爆し、少なくとも1人が負傷した。

 エチオピア政府は24日にソマリアへの派兵の事実を初めて認めたばかり。ソマリア
で続いてきた法廷連合とソマリア暫定政府の内戦は、本格的な国際紛争に発展した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061225-00000093-mai-int
698世界@名無史さん:2006/12/27(水) 09:32:59 O
今回の戦いはエチオピアの勝ちだろ
699BENITO MUSSOLINI:2006/12/27(水) 12:06:27 O
アフリカでイタリア国民が払った犠牲は、結局、遅かれ早かれ、
文明に一大寄与をなすに至るものと確信する。
また、それは世界の平和に資するところも少なからざるものと深く信ずるのである。
古き頃より満足な植民をなし得た列強は、
イタリアの意図をさまたげるという識者には到底信ぜられない一大誤謬を犯した。
 だが、それにも拘らず、イタリアはアフリカの領土を征服するの意志を遂に貫徹した。
 かくして、イタリアは、その国をば、数千年間、
少数の血に飢えた貪欲飽くことを知らぬ酋長の手から解放するに至ったのである。
 三千年の歴史があったとか。だがそれが如何なる歴史であったことが。
知る者ぞ知るである。
700世界@名無史さん:2006/12/27(水) 19:15:06 O
ソマリア占領しようとしてるな
701世界@名無史さん:2006/12/27(水) 20:27:05 0
ネグサネグストを酋長扱いかい。ムッソリーニは。
そういやヘタリア何とかってスレが立っていた頃、エチオピア皇帝を酋長呼ばわり
していた馬鹿がいたな。
あの時代の帝国主義者の言動って今の目からみたら良く分からね〜
ラリッてんのか?っていうような発言が多いんだよな。
今から見たら、所詮イタリアのくせに、と思う所だけど
702世界@名無史さん:2006/12/27(水) 20:54:46 0
ネグサネグスはシャーヒンシャーやラージャディラージャやスルタナッスルタンみたいな
称号だ
703世界@名無史さん:2007/01/01(月) 17:19:48 0
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070101k0000e030045000c.html
ソマリア:イスラム勢力最後の拠点陥落

【ヨハネスブルク支局】ソマリア暫定政府軍とエチオピア軍は1日、
敵対するイスラム原理主義勢力「イスラム法廷連合」が国内最後の拠点としていた南部キスマユを制圧した。
暫定政府のゲディ首相は「イスラム勢力が逃亡しており、我々がキスマユを支配している」とAFP通信に語った。

先月28日に首都モガディシオを撤退した法廷連合はキスマユで抗戦の構えを見せていたが、
暫定政府・エチオピア両軍から激しい攻撃を受け、更なる撤退を決めた模様だ。
ロイター通信は地元住民の話として、法廷連合の幹部らが同国最南部のケニヤとの国境地帯へ逃げたとの見方を報じている。

暫定政府は法廷連合に参加している外国人勢力の国外逃亡を防ぐため、
ソマリア沖での海上臨検を米軍に要請するなど、法廷連合側の戦闘員の拘束に力を入れている。

毎日新聞 2007年1月1日 16時44分
704世界@名無史さん:2007/01/27(土) 08:21:46 0
しかしソマリアはグダグダだな。
過去にも一度でいいから栄華を極めた時代はあったんだろうか?
海運の要衝に見えるが・・・陸の産物が乏しすぎるせいだろうか。
705世界@名無史さん:2007/03/01(木) 00:36:51 0
エジプトと交易したプントの頃?
けど産物は乳香か象牙くらいか?
706世界@名無史さん:2007/03/10(土) 22:57:40 0
実は野生ロバを家畜化した歴史的な地との説も。
707世界@名無史さん:2007/03/21(水) 21:50:55 0
しかし半島はグダグダだな。
過去にも一度でいいから栄華を極めた時代はあったんだろうか?
海運の要衝に見えるが・・・陸の産物が乏しすぎるせいだろうか。
708世界@名無史さん:2007/03/24(土) 12:24:55 0
アシャンテ族は?
709世界@名無史さん:2007/03/27(火) 09:34:02 0
エチオピアにもユダヤ教徒がいるそうですが
710世界@名無史さん:2007/04/02(月) 00:39:23 0
なんでかね
711世界@名無史さん:2007/04/14(土) 17:47:09 0
過去レス読めよ。自演春厨ウザス
712世界@名無史さん:2007/04/30(月) 19:30:20 0
この国の君主制は国民からは完全に愛想をつかされた。
713世界@名無史さん:2007/05/01(火) 01:01:12 0
>>712
ジャマイカとかの、中米のヤク吸ってる黒人からは救世主と崇められたのにな
714世界@名無史さん:2007/05/01(火) 02:24:58 O
インジェラなんて不味いものたべてるどうしようもない国はここですか?
715世界@名無史さん:2007/05/01(火) 08:45:26 0
ギリシャーペルシャ戦争ほど注目はされていないが、
エジプトを征服し勢いに乗るペルシャ帝国からの使者を公然と侮辱して追い返し
カンビュセス率いるペルシャの遠征軍はエチオピアに向ったが、
ペルシャ軍はエチオピアに到達する前に餓死の危機に見舞われ
エチオピアとの戦いどころではなくなったという。

716世界@名無史さん:2007/05/05(土) 22:11:42 0
>>712
帝政復興運動が結構さかんですよ
717世界@名無史さん:2007/05/29(火) 14:33:17 0
>>713
実際にアフリカに帰れる機会が出来ると、怖気づいたラスタファリアンは
やっぱいーやとしり込みしたそうな

ラスタファリがジャマイカについたときも、
スーツを着こなす皇帝が嫌味な人間に見えたようなのか
あれは本当の皇帝じゃなく、カトリックの連れてきた偽者だってことにしたぐらいだし

まあ70年代までのラスタファリアンなんて部落みたいなもんだったからね
718ドン・ベムーゴ ◆ijbu/dKPW2 :2007/06/18(月) 22:07:54 0
エチオピアの音楽が演歌みたいなのはアラブからの影響なんですかね?
719世界@名無史さん:2007/07/04(水) 11:17:28 0
エチの王や貴族の呼称わかる方いますか?
ラス→ネグ→ネグサ・ネガストなんでしょうけど
その他のことわかる方いたらお願いします!
720世界@名無史さん:2007/07/05(木) 01:05:10 0
皇帝=アセゲ=王の王=ネグス・ナガスト
皇帝の親族=マサフェント
貴族=マクアンネント
郷紳=グルテグナ
平民=ガバル
大司教=アブナ
全修道士の長=エチェゲ
神父と修道士=カヒナト
721世界@名無史さん:2007/07/05(木) 20:20:35 0
アセゲの字義的な意味って何?
カエサル由来とも思えないが。
722719:2007/07/07(土) 10:56:36 0
>>720
ご丁寧ありがとうございます!
一覧を見て思ったのですが戦士階級というものはないのしょうか?
723世界@名無史さん:2007/07/08(日) 19:18:24 0
>>722
シャヴァ。農民とは違う専業兵士のようだ。
724719:2007/07/08(日) 23:43:00 0
>>723
ありがとうございます
有事の際のみ軍事に従事する存在ではなく
平時から剣や槍などの訓練や警備等に付いていたような階級がいたんですね
勉強になりました!
725世界@名無史さん:2007/07/14(土) 11:33:08 O
アドワあげ
726真打ち東條!:2007/07/14(土) 11:55:24 O
断じて我が大日本帝国は侵略などしてはおらん!
大東亞共栄圏の独立国は、大日本帝国はじめ、大満州帝国、
蒙古聯合自治政府、中華民国南京政府、フィリピン共和国、
ビルマ、タイ王国、ラオス王国、カンボジア王国、ベトナム帝国、
自由インド仮政府、インドネシア等数多くある。
もっと勉強せんかい!
───────v─────────
         <_☆_>
         (〇m〇)
       ._φ※:⊂)
     /旦/三/ /|
     | ̄[●] ̄| |
     |大東亞聖戦|/


‖☆‖ラストエンペラー《ハイレセラシェ陛下》の
愛玩された獅子の名が《トージョー》だったということを
名越先生から教わったな…。
727世界@名無史さん:2007/08/04(土) 16:37:20 0
>>716
帝政復興の可能性はあるの?
728世界@名無史さん:2007/08/04(土) 21:46:53 0
ない。
729世界@名無史さん:2007/08/04(土) 22:35:23 0
ファシリダス城ってファジル・ケビ王宮群の中でもかなり大きいんだな。
高さ32mで4階建てとなると1階が高さ8mでエントランスホールみたいな
高さか・・・・。
後装飾されたガラス戸がある城が何箇所かあるようだけど
あれは復元?16世紀にアフリカにガラス戸があったなんて驚き
730世界@名無史さん:2007/08/05(日) 07:49:18 0
エチオピアなんか不毛の地だろ
731世界@名無史さん:2007/08/05(日) 17:59:54 0
ゴンダールやラリベラがもう少し観光地として整備されていればエチオピアのイメージもだいぶ違ってくるのでは・・と思う。
732世界@名無史さん:2007/08/05(日) 23:11:35 0
>>731
あまりたいした事ないように見えるが。
733世界@名無史さん:2007/08/06(月) 23:16:16 0
エチオピア帝国時代の国歌をご存知のかた居ませんか?
ポコニチじゃないすよね。
734世界@名無史さん:2007/08/07(火) 01:33:10 0
>>731
ファジル・ケビ皇宮は建設当時に修復すればエチオピア観光の目玉になると思う。
規模的には首里城と同じ大きさだし6つの個性的な城が一堂に見渡せる
のってこの皇宮独特だし、個人的にはファシリダス城とメントワープ女帝城が
好き。今は風化とか戦争で赤茶けているけど建設当時はどんな外観だったんだろう
735世界@名無史さん:2007/08/07(火) 13:20:56 0
いまソマリア系少数民族の動きはあるの?
736世界@名無史さん:2007/08/07(火) 21:40:07 0
>>735
オガデン民族解放戦線(ONLF)
ttp://www.onlf.org/

今年4月に中国系企業(シノペック)の油田を襲撃したのがONLF
かなりやんちゃだ
737世界@名無史さん:2007/08/07(火) 21:42:39 0
実はエチオピアもイスラムが多数派?
738世界@名無史さん:2007/08/07(火) 21:46:07 0
支配民族だったアムハラやティグレはキリスト教だが、
最大集団のオロモを含め、ソマリなど半数以上はイスラムのはず。
ちなみにランボーが住んでたハラルはイスラムの都市だよ。
739世界@名無史さん:2007/08/07(火) 22:00:36 0
歴史的城塞都市ハラール・ジュゴル
740世界@名無史さん:2007/08/07(火) 22:30:58 0
>>733
東京オリンピックの記録映画、マラソンの表彰シーンで流れてたぞ。
741世界@名無史さん:2007/08/07(火) 23:00:10 0
ハラルは風光明媚で住みやすい?
742世界@名無史さん:2007/08/07(火) 23:51:47 0
いまいち。
743世界@名無史さん:2007/08/08(水) 00:13:40 0
酷暑で乾燥したこの世の地獄の一丁目と、ランボーが言ってた?
744世界@名無史さん:2007/08/08(水) 00:23:06 0
ランボーはメネリク2世に武器を買い叩かれるんだよな。
745世界@名無史さん:2007/08/08(水) 00:27:13 O
インジェラのどこが旨いんだよ
746世界@名無史さん:2007/08/08(水) 00:59:44 0
かわいそうに、本当の(ry
747世界@名無史さん:2007/08/08(水) 08:02:43 0
辛めのワットと食べる→確かにうまー
748世界@名無史さん:2007/08/09(木) 22:19:04 0
「エチオピア」というとアムハラの歴史や文化で語られてしまいますが、
実際のところ、アムハラが最大民族という訳ではなく、キリスト教が最大宗派という訳でもない。
確かにエチオピア正教や独立国としての歴史はユニークなのですが、
同時に、特にオロモやソマリの歴史や文化を落としてしまうと、
現代エチオピア国家を構成する最大のエスニシティ・グループを無視することになります。

ただ、アムハラ中心のエチオピア史ですら中々目にする機会が無いのに、
オロモなどエチオピアのイスラム教の民族にはほとんど情報がありません。
彼らはどんな文化なのか、どんな歴史をもつのか、関心のあるところです。
749世界@名無史さん:2007/08/10(金) 00:21:33 0
こないだレンタルで「ソロモンとシバの女王」って見たけど

シバの女王はイタリア人だった  orz

750世界@名無史さん:2007/08/10(金) 07:08:22 0
アイロニカルなキャスティングですな。
751世界@名無史さん:2007/08/10(金) 07:31:55 0
afaan Oromooでオロモ語、クシ系
半農半牧の民族はエチオピアに多いけど、牛の保有数が他より多く牧畜より
ご馳走といえばインジェラじゃなく、小麦粉をお湯でお餅のように練り上げたモノにバターをかけたもの
オロモは別にイスラムに改宗してから拡大したわけじゃないですよ
元は自然崇拝の宗教でアジスアベバ以南には木や岩や洞窟なんかが聖地として残ってる
民族旗には自分たちが根元から生えてきたという発生伝説の大樹が描かれていたりする
イスラムがない時代にアムハラの領域に突出して現在取り残されている北部の人たちはキリスト教に改宗してたり

歴史的にはアムハラ拡大の敵役として南部にいくつか王国を持っていた記憶があるけど・・・
英語などでは論文、書籍もあるかもしれないけど・・・
よくわかりません
752748:2007/08/10(金) 21:18:16 0
>>751
オロモ、昔の蔑称でいうガラ。クシ系(ハム系、これも蔑称?)ですね。
>オロモは別にイスラムに改宗してから拡大したわけじゃないですよ

これは意外でした。
何となく、エチオピアの前近代史はキリスト教を奉じるアムハラが分裂状態にあり、
イスラム教を奉じるオロモの諸王国に圧倒されていく・・
それがテオドロス1世時代から逆転し次第にオロモが征服されていくイメージがあったもので・・

>>小麦粉をお湯でお餅のように練り上げたモノにバターをかけたもの

インジェラは食べないんですね。
インジェラの原料、テフはエチオピア固有の穀物だと聞いていますが、
これはアムハラだけが食べる穀物なのかな。
文化的に言うとオロモはソマリなどと近いのでしょうか?
言語も同じクシ系ですし、イスラムが中心、牧畜が盛んな点も似てるような気がします。
ソマリ社会は氏族が強いですがオロモの社会はどうなのでしょう。
753世界@名無史さん:2007/08/11(土) 10:50:40 0
>>752
史書に残るような「戦争」によってアムハラと対立して拡大するころにはイスラム国家だったのかもしれません
この辺りはっきり知らなくてすみません
ただ、一牧畜民であったオロモが力をつけ、牧草地を奪うため他民族を襲って広がりだしたのはもっと昔からです
そして現代になっても拡大は続いていて、
社会主義時代には接していなかったスーダン国境まで現在のオロミヤ州は接しています

インジェラを食べないわけではないです
結婚式などで一番のご馳走が小麦の練ったものであって、普段食べるものとしてはインジェラが一番?になっています
オロモは今では広がりすぎて、方言もきつく、宗教も、生業も、主食になるものも地域によってバラバラです
アジスアベバ周辺の大穀倉地帯でテフを作っているのもオロモだし、
南部の農耕民に近い地域ではエンセーテという作物のでんぷんを発酵させたものを食べています
有名なコーヒーの産地の一つもオロモだったりして、オロモといえばコレとは単純に言えなくなっています

ソマリとは全く接点がなかったのでわかりませんが、氏族制他の力関係が行政のそれを上回るというのはよく聞きます
ただこれも広すぎて一概には言えないかも知れません
754世界@名無史さん:2007/08/11(土) 11:06:08 0
ファラシャは絶滅?
18世紀には100万人居て自らの王国もあったそうだが。
755世界@名無史さん:2007/08/11(土) 11:22:28 0
インジェラは生産性が低い穀物なのでメジャーになれず他国民からは「雑穀」あつかいだが、
アムハラ人にいわせれば美味なのでこだわりがあるのだ。
756世界@名無史さん:2007/08/11(土) 11:23:33 0
>インジェラ

訂正

穀物の名としてはテフ
757世界@名無史さん:2007/08/11(土) 23:12:25 0
>>753
ありがとうございます。

本当にオロモについては何も知りませんでした。
>そして現代になっても拡大は続いていて、
>社会主義時代には接していなかったスーダン国境まで現在のオロミヤ州は接しています

エチオピアの民族紛争というと、支配層を占めるアムハラに対し、そのほかの民族が解放運動をしているという
単純な構図が頭の中にあるのですが、そうとも言い切れないなさそうですね?
現代もオロモの拡大が続いているとなると、当然、拡大するオロモとその他の民族とで軋轢が生じるでしょうし・・
758世界@名無史さん:2007/08/12(日) 00:24:21 0
>>754
【動画】故郷を捨て、イスラエル移住を待つ「ファラシャ」たち - エチオピア
http://www.afpbb.com/article/1581617


http://palestine-heiwa.org/note2/200512061758.htm
759世界@名無史さん:2007/08/12(日) 00:27:38 0
2005.12.06
エチオピアの「ユダヤ人」の「人権問題」?
http://palestine-heiwa.org/note2/200512061758.htm
エチオピアの独裁者メンギストゥが、著者で作戦指揮者のナイム氏と取り引き交渉をする場面で発した言葉だ。

「もしあなたが非ユダヤ人の中からユダヤ人を拾い上げるようなことを始めたら、イスラエルにエチオピア国民全員を連れて行くことになりますよ!
 なぜ? なぜなら、私たちは四世紀にキリスト教に改宗する前は、全国民がユダヤ教徒だったからです。それでは、あなたは一体どこで線を引きますか? 
スズメバチの巣ですよ、君がみつけるのは。」(pp.28-29)

 実際、いま次々と、自分がユダヤ教徒であるとか、ユダヤ教にルーツを持つと主張し、イスラエルへの移民(アリヤー)の権利を認めることを訴える「ユダヤ人」が現れてきている。
その数は限りなく増え続け、ついには、エチオピアのある一つの州全部の住民がそれを主張している。その数600百余万人。

760世界@名無史さん:2007/08/12(日) 23:23:45 0
>>733帝国時代の国歌は分からないが、現国歌はかっこいい曲だった。
761世界@名無史さん:2007/08/14(火) 23:44:40 0
エチオピアというのは本来、エチオピア北部とエリトリアで、アジスアベバより南には17世紀以後拡大?
762世界@名無史さん:2007/08/14(火) 23:56:18 0
エチオピアは高地で気候が冷涼なせいか、牛肉を生で食べる料理がある。
ホテルでは、黄身が半熟の美味い目玉焼きが食える。

アフリカの大抵の国では、目玉焼きは徹底的に火を通してパサパサのものだ。
763世界@名無史さん:2007/08/22(水) 07:45:12 0
エチオピアのソマリ人って人口比でわずかしかいないのな
764世界@名無史さん:2007/08/22(水) 20:24:28 0
不正確な統計上の話では、でしょ?
765世界@名無史さん:2007/08/22(水) 21:36:55 0
 米政府は17日、紅海に面したアフリカのエリトリアが近隣のソマリア
のイスラム過激派を支援しているとしてテロ支援国家への指定を検討
している、と公表した。政情不安が続くソマリアには国際テロ組織
アルカイダの幹部が潜伏しているとみられ、米国の対テロ戦争の主要な
舞台となっている。エリトリアが実際にテロ支援国家に指定されれば、
1993年のスーダン以来となる。

 フレーザー国務次官補(アフリカ担当)が記者会見で発表した。次官補は
「我々はまだ(指定に向けた)準備段階にある。エリトリアが態度を変えれば、
テロ支援国家指定を回避することは可能だ」と述べ、同国にイスラム過激派
への支援を中止するよう求めた。

 ソマリアでは、暫定政府に対するイスラム過激派勢力の武装抵抗が
続く。国連監視団は先月、過激派勢力が主にエリトリアからの密輸により
地対空ミサイルや弾薬など十分な装備を維持していると報告した。
エリトリアは否定しているが、米国にも国連報告を確認する情報があると
いう。

 米国は、ソマリアの一部イスラム過激派がアルカイダと密接な関係を
持ち、98年のケニアとタンザニアでの米大使館爆破テロの容疑者を
かくまっていると主張している。「破綻(はたん)国家」ソマリアがアルカイダ
の拠点化することを警戒し、今年、2度にわたりアルカイダ幹部を狙った
空爆などを行った。

 テロ支援国家に指定されているのは現在、北朝鮮、イラン、シリア、
キューバ、スーダンの5カ国。指定されると、さまざまな制裁の対象と
なるほか、世界銀行や国際通貨基金(IMF)の融資を受けるのが事実上
不可能となり、国際的に孤立が深まる。

ソース(毎日新聞) http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070819k0000m030046000c.html?in=rssw
別ソース(日経新聞) http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070818AT2M1800C18082007.html
766世界@名無史さん:2007/08/22(水) 21:41:50 0

【国際】米国、エリトリアを「テロ支援国家」指定へ…隣国・ソマリアの紛争に関与か
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1187438001/

エチオピアがアメリカの代理でソマリアに派兵した見返りと言われているけど、
なんにしてもきな臭いのはよくない
この9月11日でミレニアム、来年やっと21世紀なんだから、のんびりやっていてほしい
二年ぶりに行けそうなのにドンパチやられたらたまらん(私情)
767伝説@名無史さん:2007/09/02(日) 15:08:01 0
レジェンド飲んで、語ろうや。

ttp://www.suntory.co.jp/softdrink/boss/legend/index2.html
768世界@名無史さん:2007/09/02(日) 16:51:52 0
youtubeのハイレセラシエの動画を検索すると
今でも神のごとくあがめてる様なコメントがあって驚愕
769世界@名無史さん:2007/09/07(金) 14:33:44 0
>>768
もしイタリアがチョッカイ出さなけりゃ、そこに日本の血が入っていたかも知れないんだよね。
770世界@名無史さん:2007/09/07(金) 18:37:17 0
それってエチオピアの皇子と日本の皇室だったか華族の令嬢の縁談話の事でいいんだっけ?
確かなんだったかの事情でご破談になったらしいけど、それがイタリアのせい?
771世界@名無史さん:2007/09/07(金) 21:24:46 0
アラヤ殿下と黒田子爵家の令嬢だな。
結局イタリアとの関係を配慮し破談となった。
772世界@名無史さん:2007/09/07(金) 21:27:42 0
>>770
1934年頃にエチオピア側から持ち上がった話で、ハイレセラシエの甥で
皇太子の后を日本女性から迎えたいというもの。
黒田家の息女が眼鏡にかない嫁入り準備も始められ、当時は日本でも新聞などで大騒ぎされたそうな。

しかし1935年から始まったイタリア軍のエチオピア戦争で事態は暗転。
婚儀どころではなくなり両者泣く泣く破談。
日本の新聞には「イタリア憎し」の見出しが躍ったけど後の祭り。

実現していたらアジアとアフリカの貴重な縁になったかも知れないな。
773770:2007/09/07(金) 23:19:15 0
>>771-772
回答サンクス、もし両者の婚姻が実現していたらどんな歴史になってたろうなぁ。
アジア・アフリカ史の重要なエピソードになったかも知れない。
774世界@名無史さん:2007/09/11(火) 19:59:26 0
もし日エチ同盟が締結されていたら両国の歴史はまったく違ったものになったろうね
日本は独伊との同盟はないだろうしエチは日本の軍事指導と援助を受けてたら独立を保持できてたかもしれないし

まあ火葬戦記ネタだね
775世界@名無史さん:2007/09/11(火) 22:10:19 0
イタ公なんて実際列強の中では末席もいいとこ。
帝国とガチでやりあったらあっという間に瓦解するような国。
そんな弱小国に気を使うんだから日本人は本当にお人よしだ。
776世界@名無史さん:2007/09/11(火) 22:18:40 0
まあ1936年にイタリアを非難してた日本の知識人も二年ぐらいすると
イタリア持ち上げだすんだけどね
777世界@名無史さん:2007/09/11(火) 22:19:29 0
>>776
悲しいかな、エチオピアを裏切ったのは事実。。
778世界@名無史さん:2007/09/11(火) 22:24:10 0
縁なんて出来ないで良かった。今頃、エチオピア難民を受け入れる羽目に
なっていたかもしれないぞ。
779世界@名無史さん:2007/09/11(火) 22:28:52 0
地方の工業都市にエチオピア正教の教会がひっそりとあったりして
地元住民と日夜トラブルを起こしながら細々と数万人のエチオピア人が生きているわけか
多分そっちの方が日本のエチオピア研究は進んだだろうな
780世界@名無史さん:2007/09/11(火) 22:43:06 0
エチオピアが日本の手を借りアフリカを解放。
エチオピアと日本が第三勢力になる・・というのは楽しい妄想。
781世界@名無史さん:2007/09/11(火) 22:46:53 0
エチオピアの民族的優秀性はどれぐらいですか?
アングロサクソンやユダヤみたいな核心的民族と比べてどうなんでしょうか。
782世界@名無史さん:2007/09/11(火) 22:48:14 0
>>781
君はどの民族を指しておるのだね
783世界@名無史さん:2007/09/11(火) 23:21:14 0
>>782知らなかったんだよ。許してやれよ。
784世界@名無史さん:2007/09/12(水) 00:24:43 0
まあダビデと黒田官兵衛の血を受け継いだ皇子様/皇女様だったら
暗黒大陸に嵐を巻き起こした可能性無きにしもあらずだな。
785世界@名無史さん:2007/09/12(水) 01:10:54 0
すまん。過去スレを読まずに引用。
「戦後十二年たってからエチオピアに政治顧問としておもむいた池田純久元陸軍中将は、
宮廷にトージョーと名づけられたライオンが飼われているのをみた。
『池田氏は園丁からこの名前をきき、驚いてたずねた。
「東条は、軍閥の巨頭で、日本を敗戦にみちびき、絞首台に消えた将軍だ。こともあろうに、
皇帝のペットにそんな男の名をつけるのは、ふにおちない。」
 その園丁は、頭をふってはっきりと答えた。
「いやいや東条大将は世界で一番強い将軍だ。白色帝国主義と勇敢に戦った有色人種の
チャンピオンだ。戦争に負けたのは気の毒だが、われわれは彼の勇敢さを尊敬している。」』
(『週間コウロン』、一九六〇年十月四日号)
 エチオピア王室の近衛兵たちは、帝国主義時代の日本の軍隊組織を模範として訓練された。
その訓練の果実の一つが、はだしでローマの道をかけたアベベ選手の勝利だったという。」
(『記録現代史 日本の百年 1 新しい開国』筑摩書房 113ページ)
786世界@名無史さん:2007/09/12(水) 02:39:30 0
つうかエチオピアはアフリカでは白人の代行者みたいなもんだが
>>エチオピアが日本の手を借りアフリカを解放。

シバの女王とソロモン王の子孫の国でキリスト教徒としてのアイデンティティー
が強烈で常に欧米よりの姿勢をとり続けてきた。
そのため今回もソマリア侵攻が黙認されている。
787世界@名無史さん:2007/09/12(水) 04:28:20 0
>>786
解放じゃなくて征服になるな

1930年代だと、植民地のほうがエチオピアの前近代まっしぐらの支配よりマシな悪寒(白領と葡領除く
788世界@名無史さん:2007/09/12(水) 08:22:48 0
エチオピアを考える上で親日家の存在ははずせない。
これは日本は比較的植民地化される恐れが少なかったので比較的組みやすい相手だったという事情が大きい。
イギリスなりフランスなりに偏重しておれば、間違いなくエチオピアは植民地化されていただろう。
(一例 鉄道はフランス資本、金融はイギリス資本、皇室はスウェーデン顧問を配し・・といった調子)
789世界@名無史さん:2007/09/12(水) 20:35:59 0
>>784
エチオピア版黒田十勇士とか出てきそうな感じだね
790世界@名無史さん:2007/10/07(日) 12:25:16 0
hage
791世界@名無史さん:2007/10/14(日) 11:01:29 0
>>785
39 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/03/19(日) 21:26:18 0
>>234

そのライオン、クーデター勃発の際反乱軍に対して全然抵抗しなかったので
乱鎮圧後皇帝が射殺させたんじゃなかった?

今上天皇が皇太子時代エチオピアを訪問した時に
宮殿の庭で放し飼いにされているライオンが映っていたけど
そのライオンかな。
792世界@名無史さん:2007/10/19(金) 19:51:40 0
皇帝ゲブルシラシエ世界新記録(2007ベルリンマラソン)記念上げ。
陸上競技におけるジャーだよ。
今後もケニヤの土人どもに負けるなよ。
793世界@名無史さん:2007/10/21(日) 12:00:53 0
>>792
高地トレーニングが自然とできる環境はすごいな
794世界@名無史さん:2007/11/17(土) 13:40:52 O
最近のエチ情勢は静かだがキリスト教国の名誉をかけて
ひと悶着ありそうな予感だな
795世界@名無史さん:2007/12/21(金) 23:22:45 0
ところでメントワープ女帝の館とかガラス戸になっているけど
あれは当時もガラス戸だったの?
後ファシリダス城って今は赤茶けているけど建築当時はどんな色だったんだろう
796世界@名無史さん:2008/02/20(水) 23:08:56 0
age
797世界@名無史さん:2008/02/21(木) 01:06:51 0
エチオピア訪問した日本人の感想が、総じて「最低だこの国」なのはちょっと面白いなw
798世界@名無史さん:2008/03/07(金) 03:19:51 0
799世界@名無史さん:2008/03/08(土) 03:19:22 0
>>797
アフリカの国に何を期待して訪れてるのか知りたいところだ
800世界@名無史さん:2008/03/10(月) 21:02:03 0
>>798
当時よく「アフリカはキリスト教じゃないんだからクリスマス関係ねーだろ」「いやエチオピアはキリスト教だ」というやりとりがあったな。
801世界@名無史さん:2008/03/10(月) 21:16:35 0
>>799
歴史の古さとか
802世界@名無史さん:2008/03/10(月) 23:02:08 0
>>799
いやあ、アフリカ各国をめぐった人間ほど、エチオピアで「最低だこの国」って感想を
持つらしいぞw
803世界@名無史さん:2008/03/10(月) 23:15:35 0
>>799
エチオピアは三千年に渡る悠久の歴史を有する国であり、アフリカ最古の
独立国でもある。欧米列強がアフリカに進出して各地を次々と植民地化
していった動乱の最中、唯一独立を守り通した誇り高き「シヴァの女王」の国だ。

平和ボケした日本でぬくぬくと育ったボンボンの旅行者風情が偉そうなこと
抜かすなと言いたくなる。
804世界@名無史さん:2008/03/11(火) 01:03:00 0
>>802
全然アフリカっぽくないから、それを期待していって裏切られる人が多いのかも
805世界@名無史さん:2008/03/12(水) 02:16:57 0
>>803
まあ歴史はともかく、アフリカめぐった人間から言わせると、エチオピアはとにかく民度が最悪なんだとよ。
例としてアフリカ中で一番トイレが汚く、また掃除しない連中がエチオピア人だそうなw
806世界@名無史さん:2008/03/12(水) 21:30:48 0
>>805
シナと一緒だな
807世界@名無史さん:2008/03/13(木) 05:37:30 0
アフリカ行ったこと無い人間の偏見からすると、
アフリカ人がトイレを掃除する方が以外だ
808世界@名無史さん:2008/03/13(木) 22:25:11 0
原因の一部に水不足と消耗品(トイペ)を使えない程の貧しさがあると思う
あと涼しいから不潔でも他の地域よりは病気がはやりにくいとか

でもどれももう過去のものなのに、未だに近代衛生観念が根付いてないのは事実
809世界@名無史さん:2008/03/14(金) 11:51:29 0
【海外/エチオピア】干草に隠した「へそくり」 ネズミに食われる

1 名前: なべ式φ ★ [sage] 投稿日: 2008/03/14(金) 08:45:36 ID:???0
エチオピアで、干草の中に11万4000ブル(約123万円)に上る「へそくり」を隠していた農家の男性(52)が、
その3分の1をネズミに食べられてしまうという悲劇が起きた。国営エチオピア通信
(Ethiopian News Agency、ENA)が13日、伝えた。

同通信によると、この男性は自宅が火事になった時のことを考え、ため込んでいた現金を家のそばの
干草の中に隠しておいたという。

干草に隠してから3週間後、男性がこの「へそくり」を確認しにいくと、11万4000ブルのへそくりのうち
約3万5000ブル(約38万円)がネズミの餌食になってしまっていたという。

男性は、銀行に預けることを勧める周囲のアドバイスには、まったく聞く耳をもたなかったという。
男性が、このネズミ騒動後、銀行を利用するようになったかどうかは不明だという。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2364232/2734451
810世界@名無史さん:2008/03/15(土) 05:10:09 0
トイペってトイレットペーパーの略か・・・?
811世界@名無史さん:2008/03/15(土) 05:12:07 0
エチオピアで123万円といったら相当な大金だろうな
812世界@名無史さん:2008/03/16(日) 18:37:50 0
【エチオピア】中央銀行が詐欺の被害、政府保有の金地金は実はニセモノ[03/16]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1205635070/
813あたご:2008/05/04(日) 18:49:26 0

ハイレ・ゲブレセラシェと日本

http://japansconspiracy.hp.infoseek.co.jp/02/p009.html#page101
814世界@名無史さん:2008/06/09(月) 04:43:44 0
エチオピア帝国の国旗のライオンはどんな意味?
815世界@名無史さん:2008/06/09(月) 07:52:17 0
>>814

>>507>>785>>791あたりに
816世界@名無史さん:2008/06/15(日) 02:21:37 0
世界大戦より前はかなり進んだ国だったはずなのになんで現在は最貧国にまで落ち込んでるの
817世界@名無史さん:2008/06/15(日) 04:06:25 0
工業化できなかったからってだけだろ
日本だって江戸時代以前は雑魚島国だったのが工業化に成功して一流国家になれたわけだし
近代以降は工業化が全てだしな
818世界@名無史さん:2008/06/15(日) 05:00:43 0
世界大戦前はかなり進んだ国、だったのか?
819世界@名無史さん:2008/06/15(日) 06:12:42 0
>>817
南米も豊かな国々として有名だったけど工業化失敗して今の状態だからねぇ
820世界@名無史さん:2008/06/15(日) 14:36:34 0
アフリカ有数の貧国にまで落ちる理由としては弱くね
821世界@名無史さん:2008/06/15(日) 17:06:05 0
>>820
つ[メンギスツ政権の飢餓輸出]
822世界@名無史さん:2008/06/15(日) 19:59:35 0
植民地時代の資本の有無も大きい気がするけどなあ
現在でもケニア・ウガンダ辺りに入る援助とエチオピアのそれでは桁が違うし
軌道に乗りかけた外国資本を全て没収した某政権のせいでもあるけど
823世界@名無史さん:2008/06/18(水) 19:49:16 0
結局、植民地化される方が国の近代化が進む、という逆説を身を以って体現
しちゃった。かつては部族単位の社会でしかなかった隣国ケニアとの差は
開く一方。
リベリアも同様に貧困にあえいでいるし。難しいもの。
824世界@名無史さん:2008/06/18(水) 20:43:49 0
現在のアフリカの発展は植民地関係ないだろ
アフリカの最貧国は元植民地のシエラレオネだぞ
825世界@名無史さん:2008/06/24(火) 10:31:22 0

普通先進国より途上国の方が物価が安い
日本よりタイの方が物価が安くタイよりネパールの方が物価が安いと言う具合に
だがあまりにも貧しいと逆に物価が高くなるようだ。
原因はよくわからないが流通経路や物資の生産自体がまともに機能していないと
言う事だろうか?

エチオピアの物価はどんなもんでしょう?

不動産価格・家賃・ホテル代・食費・交通費・置屋・立ちんぼ・・・・・
826世界@名無史さん:2008/06/24(火) 10:52:35 0
エチオピア、再び飢餓の恐怖 栄養失調で子ども犠牲に
ttp://www.asahi.com/international/update/0621/TKY200806210218.html
827世界@名無史さん:2008/06/25(水) 13:33:31 0
>>825
そりゃあ日本人から見ればめちゃくちゃ安い
ケニアとか周辺国と比べても多くのものは安い
日本より高いのは完全輸入品、特に自動車、PC、カメラなど工業製品
これは庶民には無縁のモノだけど、庶民にとっては生活必需品も高い
さらに、去年9月にエチオピア暦2001年を迎えるにあたって、あらゆる物価が高騰した(ミレニアム価格)
政府広報が、この記念すべき年を期に海外流出した人たちが資産を持って大量帰国するという、
期待100%のデマを流したため。
10月以降少し下がったけど、ほとんどのものが、値上がり以前より高いまま
不動産価格・・・首都の住宅地が100万ブル(1300万円)を超えたと話題になっていた
          地方都市なら同じ値段で一等地が買えるというが最近差が縮まっている
家賃・・・・・・・・・狭くて汚い長屋でも首都なら200ブル(2600円)以上地方でも100ブル以下がなくなった
          9月前後、最高で300ブル以上になってたくさんの人が大家に追い出された
ホテル代・・・・・・これは格差や地方差が大きすぎて一概には
          首都の安宿で50以下はなくなったか?地方でも10以下はもうない 
食費・・・・・・・・・穀物や畜産物自体が値上がりしている
          レストランの値段は1.5〜2倍
          インジェラに野菜類を乗っけただけのメニューで3〜6ブル、肉系は8〜
          去年はトウガラシ産地が不作で3倍まで高騰していたし、今年は>>826の穀倉地帯だ
交通費・・・・・・・乗り合いバスが5セントとか微増し初乗り60セント
          長距離バスも微増したけど、首都から国境まで100ブルかかることはない
立ちんぼ・・・・・・置屋はない?連れ込み宿の休憩が50ブルを超えていたような?
          立ちんぼは100はしないはずだけど、声をかけたことがないのでわからん
          酒場の給仕のねーちゃんはもっと安いはず
何より人件費が安いので、これでも物価は高い
英語をしゃべれるホテルの受付でも月400ブルは行かないだろうし、チップがもらえる職は
最初からそれを当て込んで100ブル前後
売春婦をかねたウエイトレスは住居を与える代わりに無給のこともあるし、住居もなかったりもする
828世界@名無史さん:2008/06/25(水) 13:36:27 0
>>825で言われているような物価上昇状態は南部スーダンの町ジュバとかに見られる
難民キャンプがあって、いつ戦争になってもおかしくなく、政府通貨は信用ゼロ
北部とは断絶、西はコンゴ、東は銃を持った牧畜民地帯で、南のウガンダからしか物資が来ない
そのウガンダもケニアから物資を輸入している
いった人が酒場に行くのに100米ドルとか言っていた
829世界@名無史さん:2008/06/25(水) 16:49:47 0
>>827-828
なるほど、貧しい国ほど物価は安いけど、政情不安や内乱があると物資が
入ってこないんで物価も高くなる。ということか

立ちんぼは、100ブル日本円で1500円くらいか

中南アフリカにはヨーロッパから買春オヤジが団体様でやってくるって聞いたけど
エチオピアもそんなかな?
830世界@名無史さん:2008/06/28(土) 22:49:26 0
ふしぎ発見みた。
もう少し緑が多い場所っぽいイメージがあったけど、荒涼としてたな。
831世界@名無史さん:2008/06/29(日) 00:50:30 0
中尾佐助の著作を読むと
エチオピアの本来の主食はテフとフォニオ
どちらも人間の食い物としては
これ以上情けないものはないという代物

しかし世界中で大麦が主食になってるのはチベットだけ
テフとフォニオが主食になってるのはエチオピアだけ
要するにそこだけで完結している1つの世界だった
832世界@名無史さん:2008/07/01(火) 16:17:14 0
日本でも御菓子の材料に使われるよな >>大麦
833世界@名無史さん:2008/07/01(火) 22:31:38 0
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2396736/2969470
エチオピア最高裁メンギスツ元大統領に被告不在のまま死刑判決
834世界@名無史さん:2008/07/04(金) 05:10:01 0
まだ生きてたのか
835世界史@名無しさん:2008/07/06(日) 00:01:20 0
>>831
>エチオピアの本来の主食はテフとフォニオ
>どちらも人間の食い物としては
>これ以上情けないものはないという代物

下には下がいる。

カリブ海の島国ハイチでは、小麦などに塩分を含んだ泥を混ぜた
「泥のクッキー」がある。1枚が約7円。
元々は妊婦らが迷信的に食べる伝統食だったが、トウモロコシやポテトさえ
高根の花になってしまった貧困層が飢えをしのぐ非常食にしているのだ。
ヘドロの異臭が鼻をつく中で、白っぽい「クッキー」をかじった。
泥の割合は3〜4割程度というが、口に広がったのは無機質な泥の味だけだった。
吐き気を我慢していると、そのクッキーを奪い合うように飢えた子どもたちの
手が伸びてきた。
836世界@名無史さん:2008/07/06(日) 00:07:35 0
897 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2008/07/04(金) 19:01:11 0
>>879
ネーミングが素敵過ぎるぞエチオピアの卵料理。
卵の辛炒め… ウンコラルスルス
具無し炒り卵…ウンコラルフルフル
目玉焼き…  ウンコラルクチュクチュ
狙ったとしか思えんw。
837世界@名無史さん:2008/07/06(日) 11:07:04 0
>>836
実際に聞くとインクラル(卵)だけどね
クが破裂音で、こっちの方が絶対気になる
これに似たやつでエチオピアでは挨拶でウンコっていうというコピペもあったな
インクワン・デエナ・マッタ(ようこそ)の先頭部分
どっちも日本語では書けない第6母音を無理矢理ウにしているから
アルファベットではiを当てるのにな
838世界@名無史さん:2008/07/07(月) 10:30:48 0
ウンコでオーラルなのか。
839世界@名無史さん:2008/07/21(月) 12:58:16 0
【社会】コーヒーの「モカ」が店頭から消える可能性 輸入ストップ、在庫わずか

すっきりした酸味で国内でも人気の高いコーヒー豆
「モカ」の販売を休止するコーヒー業者が相次いでいる。
輸入の98%以上を頼っているエチオピア産から基準値以上の残留農薬が検出され、
厚生労働省が事実上、輸入にストップをかけている。再開のめどはたっておらず、
喫茶店やスーパーの店頭などからモカが今後、姿を消す可能性もある。
また、「ブレンドコーヒーの味が変わってしまう」と困惑する声も上がっている。

業界トップのUCC上島珈琲(神戸市)は今月中旬、
モカを使った業務用商品の販売を停止し、
ブレンドコーヒーの一部もモカ以外の豆で代替し始めた。
また、喫茶店チェーン「珈琲館」(東京)は17日からモカのネット販売を休止した。

発端は、4月下旬、エチオピア産コーヒー生豆から
基準値を超える殺虫剤成分の検出が続いたこと。
健康に影響を及ぼす値ではなかったが、原因が豆か、
豆を入れる麻袋に付着していたのか特定できず、
厚労省は5月9日から検査を強化した。

販売業者や商社などでつくる全日本コーヒー協会(東京都)は6月、現地に調査団を派遣。
麻袋から残留農薬を検出したものの、原因は特定できなかった。
エチオピア側は「日本は細かすぎる。他の国は何も言ってこない」などと主張。
厚労省は「エチオピア政府が原因究明や検査の充実に努めない限り、
日本側も対応のしようがない」として、輸入を停止させたままだ。
840世界@名無史さん:2008/07/21(月) 12:58:55 0
モカは、ブレンドコーヒーの定番品目だけに、
業界関係者や愛好者は「ブレンドの味が変わる」と戸惑う。
UCCは「モカの風味に似た代替の豆を喫茶店などに提案している。
安全性が確認されるまでモカを使うわけにはいかない」と話す。

喫茶店「アラビヤコーヒー」(大阪市中央区)を経営する高坂明郎さん(52)は、
「モカの在庫はあと1、2カ月。このまま入荷できなければ、
モカを提供できなくなる」とあきらめ顔だ。【横山三加子】

◇ことば モカ
エチオピアとイエメンで生産されたコーヒー生豆のこと。
苦味が少ないが酸味が強く、フルーティーな香りが特徴とされる。
コーヒー生豆の全輸入量(07年)は約38万9000トンで、
エチオピアからは約2万9000トン。国別では、1位がブラジル、
2位がコロンビアで、エチオピアは5位。 (終)

最終更新:7月20日2時52分 7月20日2時31分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080720-00000009-mai-bus_all
輸入が滞り、喫茶店での在庫切れが心配されるモカの豆
http://ca.c.yimg.jp/news/20080720025216/img.news.yahoo.co.jp/images/20080720/mai/20080720-00000009-mai-bus_all-thum-000.jpg
841世界@名無史さん:2008/09/17(水) 03:30:38 0
なるすれ
842世界@名無史さん:2008/10/13(月) 16:35:07 0
843世界@名無史さん:2008/10/16(木) 22:08:01 0
プロ野球板にエチオピア人がいた
親父さんがアラハム、お袋さんがティグレらしい
巨人ファンで、信じられないぐらい日本語がうまい
似非エチオピア人かな?
844世界@名無史さん:2008/10/16(木) 23:30:00 0
アラハムと言ってたなら多分偽者
845世界@名無史さん:2008/10/17(金) 07:35:51 0
アハラムってなんだよ
846世界@名無史さん:2008/10/18(土) 10:10:54 0
日本語でエチオピアの通史を書いた本ってないのかね?アフリカ史とかじゃなくて単行本で。
847世界@名無史さん:2008/10/24(金) 15:32:59 0
今年もエチオピアン・ナイトもうすぐだよ
藤岡弘、今年も来るかな?
848世界@名無史さん:2008/12/30(火) 21:22:32 0
age
849豚 ◆4Ng82hm20A :2008/12/31(水) 00:19:27 0
第二次大戦のときイタリア軍は占領できたの?
850世界@名無史さん:2009/01/02(金) 06:00:03 0
>>849
第二次大戦より前にイタリア領東アフリカ帝国(1936年 - 1941年)が
あったよ。第二次エチオピア戦争でイタリアが勝利した結果でね。
1941年5月5日にはハイレ・セラシエ1世が首都に再入城。
1941年11月28日にはエチオピア内の全イタリア軍が降伏して、
消滅したけどね。
851世界@名無史さん:2009/01/03(土) 10:23:34 0
イギリス軍にイタリア軍が負けて、エチオピアを奪還されたんだね。
852世界@名無史さん:2009/01/03(土) 15:12:35 0
>>850
イタリア領東アフリカ帝国の成立が宣言されたことによりイタリア王の
ヴィットリオ・エマヌエレ3世が皇帝に即位したけど、本来のエチオピア皇帝
であるハイレ・セラシエ1世はそれを認めずあくまで皇帝は自分一人であり
在位中のまま亡命していただけだとしている。
853世界@名無史さん:2009/01/07(水) 23:00:18 O
100万のイタリア軍に弓矢と槍で立ち向かったんだろう?まさにアフリカのラストサムライ!
854世界@名無史さん:2009/01/08(木) 01:56:08 O
大ソマリア主義(笑)
855世界@名無史さん:2009/01/08(木) 02:05:56 0
当時のエチオピア軍は日本以上の近代的軍隊です
856世界@名無史さん:2009/01/08(木) 18:38:45 0
第二次大戦中、ドイツ機甲師団相手に騎兵部隊で突撃かまして玉砕したポーランド軍はエチオピア以下かもなぁ
857世界@名無史さん:2009/01/08(木) 20:14:01 0
第2次エチオピア戦争当時のエチオピア軍の装備は、旧式の装備が大半、
いくらか新式の火器はエリコン20mm機関砲やヴィッカース重機関銃など対空砲50門、
第一次世界大戦で使用されたルノーの改良型であるFIAT3000軽戦車がごく少数、
航空戦力は複葉機が3機。
しかも主力装備である旧式の18世紀製のライフル銃さえ行き渡らなかった為、
召集時自分で持ってきた弓槍装備のままの場合も有った。

それでも7ヶ月かかるあたりがイタリアだけどな。
858世界@名無史さん:2009/01/10(土) 16:20:50 0
>846
遅レスだが以下のような著作がある。

エチオピアを知るための50章 (エリア・スタディーズ)
岡倉 登志 編著 (明石書店 ・2007年)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4750326828/

エチオピアの歴史―“シェバの女王の国”から“赤い帝国”崩壊まで
岡倉 登志 著(明石書店 ・1999年)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4750312061/
859世界@名無史さん:2009/01/22(木) 19:03:00 O
道さえ間違えなきゃ日本と並ぶ非白人の列強国になれたのに
860世界@名無史さん:2009/01/24(土) 14:00:20 0
>>619
>終戦後の日本や内戦後のカンボジアの場合、民主主義に慣れていない国民を統合するため、
>文字通りの「象徴」として利用されたって事実もあるし。

議会制民主主義の立憲君主国家日本をとっ捕まえて民主主義に慣れていないと捏造した挙句に何が事実か。
この手の先進国への攻撃材料として寄生する共産主義者どもが、後進国なかんずくアフリカへの印象を悪くするのだ。
861世界@名無史さん:2009/02/11(水) 04:54:21 0
昨年末NHKの海外放送を見ていたら、最近増えてる難民申請関連のニュースで写っていた
申請フォームがアムハラ語表記だった
862世界@名無史さん:2009/02/13(金) 03:01:36 O
>>860
なんだコイツ?さらしあげ
863世界@名無史さん:2009/02/13(金) 06:25:52 0
>>839
これ昨年中に再開されたらしいね
実際マラリア撲滅のために全国の水源にDDT撒きまくったせいらしいけど、
農業省と健康保健省がタテ割りで日本人には説明できなかったと役人が言ってた
864世界@名無史さん:2009/02/13(金) 12:47:26 O
>>857
それは事実と違う

18世紀の銃なぞ持っていても修理用パーツや弾薬を持っていなければ使用出来ないし
既に19世紀末の第1次の時点で伊軍より新式のライフル銃を仏から大量購入している

皇帝はゆくゆくはベルギー製兵器に一新しようとしており
ベルギーからの軍事顧問団も存在している

旧式兵器の多くはRASという地方部族長に供与され、各族長はアジスアベバでそれを売却し利益を得ていた

機関銃は重機関銃250
軽機関銃800を保有
内175丁は最新式のブローニング社製

特筆すべきは1935年当時最新式の対戦車砲 独製の37mmPak35を12門購入していたことだ
当時、独はオーストリア問題で伊のムッソリーニ政権と対立していた
もし伊が侵攻時期をもっと遅らせていたなら大量のPak35と伊軍は遭遇しただろう

一応これらはまだ訳し途中だが
Ospreyの『The Italian Invasion of Abyssinia 1934-36』
からの引用
865世界@名無史さん:2009/02/13(金) 12:57:36 0
>>864
デヴィッド・ニコルの本ですか。それはまだ読んでないけど
あの人は面白いトリヴィアをふんだんに交えて書くから好きだな。

WW1のオスマン帝国軍やイタリア軍のも書いてたよね。
866世界@名無史さん:2009/02/14(土) 08:12:24 0
ところでゴンダール様式の宮殿って内部は当時どういう感じだったんだろう
今は外装がはがれ木で作られた床もところどころ落ちているみたいだけど
当時は教会みたいに天井に顔に羽が生えた天使がずらーっと覆う
装飾とかあったんだろうか
867世界@名無史さん:2009/02/14(土) 22:01:27 0
と思ったら内部は西洋風なのね
http://www.youtube.com/watch?v=uW0su3JmAZQ&feature=related
868世界@名無史さん:2009/02/15(日) 04:04:37 0
1日たってみたら削除されていた・・・すまない
869世界@名無史さん:2009/03/01(日) 23:50:48 O
保守
870世界@名無史さん:2009/03/23(月) 16:45:48 0
第2次エチオピア戦争の時、ヘタリアが毒ガス使わなければ負けてたなんての
は流石にないよね?
871世界@名無史さん:2009/03/23(月) 18:40:53 0
さてどうだか
大英帝国だってズールー族に敗れたことあるし
872世界@名無史さん:2009/03/27(金) 22:19:44 0
大日本帝国かてモロ族に敗れたことあるし。
873世界@名無史さん:2009/06/01(月) 07:08:31 O
あげ
874世界@名無史さん:2009/06/01(月) 12:25:49 0
カリブ海あたりのラスタマンがハイラ・セラシエ2世を崇拝しているというが、
意味がわかんないんですけど?なぜ?
エチオピア人は髪の毛も洗うし、ガンジャ吸ってぶらぶらなんかしていない。
875ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2009/06/02(火) 09:08:24 0
>>874
マーカス・ガーヴェイとかでネグリチュードでググってみてください
876世界@名無史さん:2009/06/23(火) 11:06:16 0
エチオピア皇帝の名前

メネリクはともかく、
ヨハンネス、イヤス、ギヨルギス、テオドロス、アンドレウ、クレストス、ダヴィトと
実に中途半端でパチモン臭い名前がたまらん
877世界@名無史さん:2009/07/06(月) 00:36:51 0
聖書系は特にね
今でも普通の人名に多い
一番印象的だったのがスラフェと聞こえる人名
ゥスラフェル=イスラフェル=イスラーフィールだった
878世界@名無史さん:2009/07/30(木) 12:43:53 0
メネリク2世ってのは僭称なんだよな
伝説のメネリク皇帝の後継者(ソロモン系)を自称するために
勝手に名乗ってるだけ
879世界@名無史さん:2009/08/07(金) 21:38:38 0
>>878
僭称の意味わかってる?
880世界@名無史さん:2009/08/08(土) 14:51:28 0
エティオピアの「皇帝」はイスラエル王ソロモンとサバの女王の血統だ
と主張していますけれど、歴代王朝の系譜なんて残っているのですか?
たとえ後代の贋造にせよ「系図」らしき代物があるのでしょうか?
「王名表」ではなくして、飽くまでも記された系譜が伝存しているか否かを伺う次第です。
881世界@名無史さん:2009/08/08(土) 15:40:31 0
愚か者め。
エチオピア皇統譜は大司教と皇帝以外見ることが許されておらぬ。
フフフ。
882世界@名無史さん:2009/08/08(土) 15:41:55 0
愚か者め。
エチオピア皇統譜は血統ではなく霊統である。
フフフ。
883世界@名無史さん:2009/10/11(日) 01:36:30 O
age
884世界@名無史さん:2009/11/17(火) 21:53:14 O
age
885世界@名無史さん:2010/02/21(日) 15:22:31 P
もしゴンダール王朝が現在も続いていたら
ファジル=ゲビも城が後10個ほど増えていたのかな
886世界@名無史さん:2010/04/18(日) 11:22:14 0
作業用BGM〜アフリカ、エチオピアの民族音楽〜

http://app.xrea.jp/nicoview/?id=sm3377713

【あの国】アメリカで中国、エチオピア、ルワンダに続き養子縁組数が4位だったニダ!【の事情】
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1270867693/1-100

ソース:http://specificasia2.blog12.fc2.com/blog-entry-3440.html
ソースのソース:http://www.ukopia.com/ukoCommon/?page_code=read&sid=1&sub=headline&uid=133786&review=&ms_area=&ms_sy=&ms_sm=&ms_sd=&ms_ey=&ms_em=&ms_ed=
画像1:http://www.ukopia.com/newsimg/2010/04/10/20100410003408_thumbnail.jpg
887世界@名無史さん:2010/04/24(土) 04:46:07 0
前の駐日エチオピア大使のコアング・トゥトゥルム・ドゥングさんって民族としては何人なんだろう。
見た目もいわゆる黒人ぽいし。
ちなみに現在の大使は名前からするとイスラム教徒っぽい。
888世界@名無史さん:2010/05/08(土) 23:06:24 0
>>887
彼はガンベラという民族
エチオピア西部ガンベラ州周辺の出身
エチオピア地図の西側にチョコッと突き出ている部分周辺
スーダンに同系民族がいたはずでアフリカでも有数の黒さの人々
ギリシャなどで記された日に焼けた人(エティオピア人)だろうと言われたりしている
ほかに長身、痩身、ナメック星人みたいな形状の頭蓋などが民族的特徴
一度お会いしたコアング氏は頭も体もあまり細くは無かったけど、2m近いスラリとした漆黒の巨漢でした
高地の政治的に主要な民族とはまったく違う見た目の人々
889世界@名無史さん:2010/05/09(日) 06:34:59 0
ガンベラ州には分離運動がありますね
南スーダンが独立するとさらに荒れそう
890世界@名無史さん:2010/05/09(日) 09:32:10 0
>>718
>エチオピアの音楽が演歌みたいなのはアラブからの影響なんですかね?

アラブは七音音階の世界だし、違うでしょう。
マイナー・ペンタトニック(ラドレミソ)は世界で多く聞かれる音階で、エチオピアで人類とともに発生したと思われる。
その後、アジアに広がってモンゴルや日本の民謡となり、ベーリング海峡から新大陸にも広がって
フォルクローレのもとになった。
また西アフリカからアメリカに拉致された黒人のブルースもこの音階が基本である。
891世界@名無史さん:2010/05/16(日) 08:08:44 0
演歌のこぶしはコーランの朗唱に似ている。
仏教の声明(しょうみょう)やモンゴル民謡など、こぶしは西洋以外では珍しくない。
892エビちゃん親衛隊:2010/05/16(日) 08:39:01 0
>>891
前にCDで聞いたビザンツ聖歌というのは
どう考えてもアラブ人女性がアラブの歌を歌っているとしか思えなかった。
ロシア正教や中世カトリック聖歌も仏教のお経のようだった。
西洋でも西洋的なメロディーというのは最近なのかと思った。
どう考えても今のクリスマスソングは遡って19世紀くらいに思うし、
古代や中世にそんな曲があったら確かに変だわな。
893世界@名無史さん:2010/05/16(日) 09:23:06 0
894世界@名無史さん:2010/05/16(日) 15:12:07 0
エチオピアの歌
http://www.youtube.com/watch?v=2x547D6BHzM
民謡風の演歌に聞こえる。
895エビちゃん親衛隊:2010/05/16(日) 16:47:27 0
>>893
資料ありがとうございます。
今の学校の合唱と発声や音階がほとんど変わりないですね。
>>894
人種・部屋・服装以外はともかく、音楽は意味不明でも日本の盆踊りにしか聞こえません。

896世界@名無史さん:2010/05/16(日) 19:13:52 0
>>892
Byzantine music The Christ is risen(ふっかつさい)
http://www.youtube.com/watch?v=MkrAqsgLAV8&feature=PlayList&p=FA0E70F9D3050BDD&playnext_from=PL&playnext=1&index=1

こーゆーやつ?確かに中東の音楽に似てるな。

>ロシア正教や中世カトリック聖歌も仏教のお経のようだった。

中世では、音楽は「宇宙をつかさどる数的秩序」を表すものであって、
「人間の感覚を楽しませるもの」ではなかったからな。

897世界@名無史さん:2010/05/16(日) 23:44:46 0
>>894 歌ってる女の人はアニタ・ベーカー似なのに曲調が演歌で何か不思議な感じ
アラブ歌謡ともまた違う雰囲気。ほんとに日本の盆踊り
同じ人がレゲエ風の曲も歌ってる
http://www.youtube.com/watch?v=svUZlHXrhfA&feature=related
歌詞はわからないけど湘南の風なんかより日本人の琴線に触れる感じ
898世界@名無史さん:2010/05/20(木) 13:12:09 0
エチオピア音楽と言えば最近はこの人
テディ・アフロ(本名テウォドロス・カサフン)
最近といってもここ4・5年の人だけど
http://www.youtube.com/watch?v=IPdy5Q4pKD8&feature=related

見た目や売り方を急速にアメリカナイズドさせた人
でも歌い方はやっぱりエチオピア音楽
政権に批判的・挑発的な発言を連発しまくり若者に急速に人気を広げた
この歌は新年とエチオピアを祝う歌だが、この歌とテディの感想を求められた首相は、
「新年の歌は女の歌うものだったはずだ」と言ったとか

2年ほど前、深夜に飲酒運転をして街角の物乞いを轢き殺した罪で逮捕された際には、
政府の陰謀説が沸き起こった
裁判所にデモ隊が押し寄せて拘置所からの護送車が入れず裁判が延期になったり、
禁固15年のはずが1年ほどで釈放されたりしている
899世界@名無史さん:2010/05/22(土) 15:06:02 0
エチオピアといえば北天の星座
ケフェウス王、カシオペア王妃、アンドロメダ王女
星座の本を見ると白人みたいに描かれているが、黒人だよね?
しかも演歌を歌って盆踊りとはイメージと違い過ぎるw

エチオピアは人類の故郷と言われるけど、
今のエチオピア人は大昔から住んでいる人たちなのかな?
宗教とかは中東から入ってきたようだが。
900世界@名無史さん:2010/05/22(土) 21:39:05 0
エチオピア人やソマリア人は肌は黒いが、鼻は細くて高く、面長で口元が引き締まっているので、
日本人や欧米人が持つ黒人≒西アフリカ人(≒アメリカ黒人)という印象とは異なる
遺伝的にはやはりソマリア人に近く、西アフリカ人とも区別できるが北アフリカ人・ヨーロッパ人・中東人とも区別できるみたいで、
西アフリカ人のみが黒人だというなら非黒人かも知れないが一般にはソマリア人やエチオピア人も黒人・サブサハラアフリカンだろう
古代エジプト人が形質的にも、遺伝的にも現代のソマリア人やエチオピア人と近いと指摘されているためか、今でもしばしば論争になるようだ
901世界@名無史さん:2010/05/22(土) 22:47:29 0
ウィキペディア「エチオピア人種」より
エチオピア人種(―じんしゅ)は、ネグロイドの下位区分。アフリカ北東部に住む。他の黒人ほど肌の色は濃色ではなく、赤褐色とも黄褐色とも。
顔立ちは彫りが深く、白人と黒人との中間のような形質を持っているといえるため、黒人とアラブ系のコーカソイドの混血とも考えられるが、
黒人から白人への‘‘移行人種’’というふうに見る向きもある。
902世界@名無史さん:2010/05/23(日) 01:14:48 0
人類の起源につながるのは、カポイド=コイサン語族(ブッシュマンとホッテントット)でしょう。
彼等は主にカラハリ砂漠に住んでいますが、東アフリカのタンザニアにもハッザ族・サンダウェ族がいます。
外見はモンゴロイドに似ています。
903世界@名無史さん:2010/05/23(日) 08:18:39 0
伝承では、古代エチオピア人はイエメンから来たことになってるのでは

ギリシャ神話レベルになると「エチオピア」がアクスム王国を指してるのかどうかも怪しい
エジプトの向こうくらいのニュアンスだろう
904世界@名無史さん:2010/05/23(日) 19:15:48 0
エチオピアのセム系言語は、それ以前から話されていたアフロアジア系の言語の影響をうけているそうだけど、
ナイル・サハラ系の言語はさらにその基層にあったりするんだろうか。
今はナイルサハラ系は南西部とかの少数民族に過ぎないけど。
905世界@名無史さん:2010/05/23(日) 22:16:31 0
今でもエチオピア人から非常に古い遺伝子が10%程度は見つかるようだ

Ethiopians and Khoisan Share the Deepest Clades of the Human Y-Chromosome Phylogeny
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC384897/

拡大
http://i39.tinypic.com/2h3q2a9.jpg

Y染色体 Aハプログループ
http://en.wikipedia.org/wiki/Haplogroup_A_(Y-DNA)
906世界@名無史さん:2010/05/28(金) 21:43:15 0
>>903
ギリシャ語のエチオピアはブラックアフリカのこと。
生物界のエチオピア区もこれに由来する。
要するにアラビア語のスーダンみたいなもの。
907世界@名無史さん:2010/05/29(土) 21:36:40 0
最近の遺伝子研究によると、ホモ・サピエンスの「出アフリカ」はバベルマンデブ海峡から行なわれ、
最初はインド洋に沿ってオーストラリアに向かったらしい。
孤立したアンダマン諸島には今でも古い形質をもつ人々が残っていると。
「帝国」よりも遥か昔の話だが・・
908世界@名無史さん:2010/06/20(日) 11:01:17 0
サッカーのワールドカップではFIFAから予選除外処分を受けたとか。
「国内協会の不正常運営」が理由だって。
909世界@名無史さん:2010/06/25(金) 19:11:31 0
ジェロが、「初の黒人演歌歌手」として大ブレイクしているけど、
メロン・ゲタネツちゃんが離陸できていたら、
「初」の座はメロンちゃんのものだったのになぁ。

このスレ読むほどの人でも、メロンちゃんのこと知らない人の方が多いでしょ?
910世界@名無史さん:2010/06/27(日) 14:41:39 0
メロンちゃん? 知りませんねえ
911世界@名無史さん:2010/06/28(月) 00:46:14 0
そのメロンちゃんの出たきっかけになった番組を見たことあるけど、エチオピアが首都だと意外に英語が通じる感じだったのに驚いた。
一人当たり国民所得は世界最下位レベルなのに
912世界@名無史さん:2010/06/28(月) 00:56:36 0
帝政復古の可能性はないのかなぁ
913世界@名無史さん:2010/06/28(月) 07:49:48 0
皆無だろ
914世界@名無史さん:2010/06/28(月) 20:16:18 0
>>913
なぜそんなことが言える?
915世界@名無史さん:2010/06/29(火) 06:48:19 0
じゃあ1%くらい
916世界@名無史さん
 
日本の巧妙なプロパガンダ

http://akiba.geocities.jp/pxzuwp/02/9/100.html

無関係な外国人を使って、プロパガンダを繰り返す。

利用された外国人さえ、その訳がわからない。

すべて、埋蔵金のなせる技。