製鉄技術の歴史について

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1世界@名無史さん
紀元前2600年のクフ王のピラミッドから鉄が発見されたが、
紀元前1900年のヒッタイト文明のものが最初と言われる。
はたして?
2世界@名無史さん:04/11/03 17:28:20
ヒッタイト以前の鉄は全て隕鉄を鍛造しただけのものでは。
殷やブラックアフリカからも同様に出土してるしね。
3世界@名無史さん:04/11/03 17:31:40
たたら
4世界@名無史さん:04/11/03 17:32:59
うりなら
5世界@名無史さん:04/11/03 17:37:25
>>2
では世界最初の隕鉄製錬技術はどこですか
6世界@名無史さん:04/11/03 17:40:59
ほとんどが錆びてしまい、いまだ定説はないようで。
記録に残っている限りではシュメール人が製造していたけどね。

シュメール語anbar「鉄」>語源はan「天」+bar「金属」

隕鉄を利用したと明記された現存する最古のもの。
7世界@名無史さん:04/11/03 17:47:37
既出につき、一応誘導な。

「素材の歴史・・・金属、ガラス、プラスチック、繊維」 @世界史板
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1009897856/l50
 
8世界@名無史さん:04/11/03 18:07:08
完全純鉄は錆びない。
9世界@名無史さん:04/11/03 18:57:46
隕鉄はな。
脱炭が不完全な初期はサビサビになる。
と、
権威ある文献として名高い「学研ひみつシリーズ」に載っていた。
10世界@名無史さん:04/11/04 05:38:24
完全純鉄は最近できたばかり。実用化はこれから。
11世界@名無史さん:05/01/01 13:59:39
nuo
12世界@名無史さん:05/01/01 14:17:23
インドにある古代の鉄柱は当時としては純度が高くて、いまだに錆びてないんだって?
13世界@名無史さん:05/01/01 14:38:54
アショカ・ピラーな。製法はまだ謎が多いそうな。
14世界@名無史さん:05/01/06 12:26:18
>>12
地面に埋まってる部分は錆びてるそうだ。
あと余りにも多くの人が触ったせいで、表面が薄い脂の膜(垢)で覆われ、錆を防いでいる説があったり。
15世界@名無史さん:05/01/06 23:48:21
>>14
土中が錆びているのは、
隙間腐食かな?
土中の方が微生物が多くて微生物腐食しやすいとか?
土中の迷走電流の影響を受けているとか?
16世界@名無史さん:05/01/15 02:51:52
ほあ
17&rlo;水&lro;( `_ゝ´) ◆TCygujgOWY :05/01/15 18:19:10
純鉄は加工もしやすいんだよな。確か。
まあそういうテクノロジーの発展を見るのも面白いよな。
思わぬ商売になる事もあるしな。
18&rlo;水&lro;( `_ゝ´) ◆TCygujgOWY :05/01/15 18:20:55
あれだ、古代のテクノロジーとか調べてるとさ
俺たちでも十分作れそうなやつとかあるよな。
製鉄とか最低限必要な道具とか挙げてみればある程度自分たちで
作れると思うよ。
19世界@名無史さん:05/01/15 18:42:55
>>17 完全純鉄はそうでもないらしい。
20世界@名無史さん:05/01/15 18:43:10
>14

漏れもさわった(w

でも上の方も錆びてなかったよ
21世界@名無史さん:05/01/16 01:57:48
>>19
そういえば20年位前に、
純鉄が延性的か脆性的か?という論文を幾つか読んだことがあった。
あの論争どうなったんだろうな・・・
22世界@名無史さん:05/02/03 14:10:35 0
>>18
作れそうなんだろ?
はやくつくれや
23世界@名無史さん:05/02/06 23:56:23 0
沖縄の弥生時代相当期に鉄器が多数出土し、
奄美で羽口が出土すること等から小鍛冶があったろうことは
確実だろうといわれていますが
 本土は同時代、やはり大鍛冶などもあったんでしょうか。
2423:05/02/07 21:41:26 0
スマソ
 いきなり流れを無視してしまった。
 オレ的には、製鉄(大鍛冶及び小鍛冶両方の場合)は、現代に通用するハイテクで、
 陶磁器製作は、小鍛冶よりレベル高いってかんじだな。
 いずれにせよ、トーシロには不良品はつくれる=金のむだ。
25世界@名無史さん:05/02/15 00:30:55 0
ベッツセマー法で銑鉄作ったことあるよ
26世界@名無史さん:05/02/15 00:37:28 0
現在小アジア地方がはげ山だらけなのは、ヒッタイトが製鉄のために
全て木を切り尽くしたから?
27世界@名無史さん:05/02/15 11:44:15 0
住宅、船、薪、荷車・・・

木を切ったあと土が流れないうちに植林しなければ→はげ山
28世界@名無史さん:05/03/05 14:12:46 0
製鉄技術が無くても交易などで鉄器を入手し利用していたら
もう「鉄器文化」と呼ばれてしまうのでしょうか?
29世界@名無史さん:05/03/05 15:34:00 0
鉄勒
30世界@名無史さん:05/03/09 01:56:04 0
>28
としたらオホーツク文化や擦文文化も入るってことかな。
31世界@名無史さん:2005/03/24(木) 01:59:50 0
日本も最初は鉄梃を輸入して鍛造してた時代があったしね。
32世界@名無史さん:2005/04/09(土) 13:17:49 0
age
33世界@名無史さん:2005/04/09(土) 18:02:00 O
地下掘って行けば純鉄に辿り着くよ。
34世界@名無史さん:2005/04/09(土) 23:09:55 0
>>33
純鉄は無い
コアはニッケルと鉄といわれている
35世界@名無史さん:2005/04/17(日) 23:12:04 0
アッシリア⇒メロエ⇒ノク鉄器文化、と伝播したの?
ttp://webclub.kcom.ne.jp/ma/yamasho/deforest/deforest-history.htm
36世界@名無史さん:2005/05/02(月) 20:23:05 0
伝説の聖剣って隕鉄から鍛えたんだろうな。
37世界@名無史さん:2005/05/07(土) 06:35:20 0
講談社現代新書「鉄理論=地球と生命の起源」 矢田浩著
2005年3月20日発行 ¥720+税
生命誕生は鉄のおかげ!?
鉄が進化を演出した!?
地球温暖化は鉄で解決できる!?

第一章 奇跡の誕生
第二章 生命は鉄にどのように依存しているか
第三章 鉄から見えてくる生命の歴史
第四章 鉄が人類を救うか
第五章 鉄が人類に高度な文明をもたらした
第六章 鉄から見た文明史
第七章 鉄器時代は終わらない
38世界@名無史さん:2005/05/07(土) 10:36:43 0
>>28
製鉄技術がないだけで非鉄器文化というと現代でもそういうところはザラにあるからね。
何か良い言い回しはないものかな?
39世界@名無史さん:2005/05/11(水) 11:35:39 0
トルコの遺跡から世界最古の鋼、製鉄の起源見直しへ

 トルコのカマン・カレホユック遺跡で出土した紀元前18世紀(アッシリア植民地時代)の鉄片が鋼(はがね)
だったことが、岩手県立博物館の赤沼英男・上席専門学芸員(文化財科学)の分析で判明した。
 これまで世界最古とされてきた紀元前14〜12世紀(ヒッタイト帝国時代)の鋼を約500年さかのぼる発見。
 従来、世界で初めて高度な製鉄技術を確立したのはヒッタイト帝国だと考えられてきたが、アッシリア期の
鋼が確認されたことで、製鉄の起源は根本的な見直しを迫られることになりそうだ。
 同遺跡は中近東文化センター(東京都三鷹市)が1986年から発掘調査を続けている。分析された鉄片は
2点で、幅はいずれも約1センチ、長さは約1〜2センチ。紀元前18世紀の建物跡から94年に出土した。
これらの資料の組織を約1000倍に拡大して観察したところ、強じんな鉄である鋼と確認された。また、蛍光
エックス線分析によって明らかになった炭素の含有量(0・1〜0・3%)からも、鋼であることが裏付けられた。
鋼は、鉄鉱石から不純物を取り除いただけの普通の鉄よりも高度な技術が必要とされ、これまで確認されて
いた最古の鋼は、同遺跡で出土した紀元前14〜12世紀のものだった。
 ヒッタイト帝国の首都ボアズキョイで、鋼のことを示すとみられる「良質の鉄」と記した粘土板文書が発見
されている。この資料からも、ヒッタイトが鋼を作る技術を開発、独占していたとの考えが一般的だった。
今回の発見について、中近東文化センターアナトリア考古学研究所の大村幸弘所長は「メソポタミアから
やってきたアッシリア商人が、優れた冶金(やきん)技術をヒッタイトに伝えた可能性が出てきた。ヒッタイトと
鉄との関係を根本から考え直す必要がある」と話している。
 ◆カマン・カレホユック遺跡=トルコの首都アンカラの南東約100キロに位置する、基底部の長径約280
メートル、高さ約16メートルの楕円(だえん)形の遺丘。紀元前約2300年から、アッシリア植民地時代、
ヒッタイト帝国時代などを経て、オスマン・トルコ時代まで約4000年間にわたって集落が営まれた。
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20050511/20050511i501-yol.html
40世界@名無史さん:2005/05/11(水) 20:40:12 0
やっぱその時代だとコークスなんて便利なものはねえだろうし木炭バカスカ使ってたんだろうな
41世界@名無史さん:2005/06/10(金) 01:13:54 0
量的に少ないから
42世界@名無史さん:2005/06/11(土) 01:57:03 0
そういやコークスの考案はいつごろのどの地域で?
43世界@名無史さん:2005/06/19(日) 16:41:32 0
産業革命の時のイギリスだった希ガス。
44世界@名無史さん:2005/06/19(日) 17:23:48 0
そういやLD法の考案はいつごろのどの地域で?
45世界@名無史さん:2005/06/19(日) 21:19:44 0
中国の鉄は独自の発明?
それとも西方からの輸入?
46朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/06/19(日) 22:27:29 0
>>42
コークスの使用は11世紀の中国で現在の河北省と河南省の境界地が発祥。
森林伐採が進み、薪、木炭が不足した事が原因とされる。
(参考文献:『Journal of Economic History』/R.Hartwell著)
47世界@名無史さん:2005/06/23(木) 01:35:20 0
>>45
製鉄複数起源説ってのは唱えられているんだろうか。
アナトリア以外にも候補が挙がっているのはどの地域だろう。
48世界@名無史さん:2005/06/26(日) 12:05:59 0
縄文晩期に砂鉄で製鉄、ってのはトンデモか?
49世界@名無史さん:2005/06/27(月) 02:04:10 O
なんかの本で、インドに極太の鉄の棒が刺さってる寺院があって、刺さってる鉄の純度が現代でも精製出来ない位高い純度をしているって書いてあった、誰か詳しい人いない?
50朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/06/27(月) 19:50:09 0
>>49さん
クッタブミナール ダマスカス鋼 ウーツ鋼あたりで調べたらいいよ。
51世界@名無史さん:2005/06/30(木) 20:40:32 0
別にアレは純度が高いわけじゃないよ
52世界@名無史さん:2005/07/02(土) 23:20:49 O
51
じゃあなんで腐食しないの?前に見た雑誌では純度が高いから酸化しにくいとか言ってたけど。
53朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/07/03(日) 13:24:37 0
純度が高いわけではないのに腐食しないから神聖なの(藁

ただし、近年の研究では内部の腐食は相当なもので、
側面だけ腐食していないことがわかったの。

おそらく気候条件によるものではないかと考えられているみたいね。
54世界@名無史さん:2005/07/03(日) 15:37:48 0
手垢の油分が膜となって酸化から護ってきた、とも聞いたが。
しかし全面触られてきたわけじゃないしなあ・・・
55世界@名無史さん:2005/07/03(日) 16:03:44 0
アショカピラーの場合は鍛造の過程で何度も叩きなおしたことで
鉄の表面だけが鋼質化して錆びにくくなったんじゃなかったっけか
56世界@名無史さん:2005/07/03(日) 18:48:58 O
へ〜ただの鉄でも色々な不思議があるんだね。
57世界@名無史さん:2005/07/03(日) 21:52:01 0
そういえば、最近、故アッシリアの地にBC10世紀頃に造られた鉄製品
が見つかったらしいね。
58世界@名無史さん:2005/07/03(日) 22:09:37 0
>>55
5,6年前の『リサーチ200X』ではそう説明してたな。
てか、俺もそれが定説だと思ってたんだが。違うの?
59世界@名無史さん:2005/07/04(月) 00:00:31 0
出雲のヤマタノオロチ伝説は
何本もの河の砂鉄を獲得し、鉄器を作ろうとした大和朝廷が
出雲を征服したときの話が由来と聞いたが、本当でしょうか?
60世界@名無史さん:2005/07/04(月) 00:04:23 0
>>59
下流の農地が鉱毒でやられてブチ切れ、上流の産鉄民にヤキ入れた、ってな解釈では。
61世界@名無史さん:2005/07/04(月) 00:11:24 0
天上天下でっか?
62世界@名無史さん:2005/07/04(月) 00:24:25 0
>>59
川の氾濫を沈めるため毎年人身御供をしていたが
治水によって完全に氾濫を抑えることに成功したというのが由来と聞く。

夢壊してスマンな。

63世界@名無史さん:2005/07/04(月) 00:45:05 O
ガ━━(゜Д゜;)━━ン!
64世界@名無史さん:2005/07/04(月) 01:32:37 0
http://www.kkr.mlit.go.jp/water/kawamonogtari.html

いや、両法の説が正しい。

上流の砂鉄産業と下流の水田地帯の話が混ざっている。
1.クシナダ姫は奇稲田姫と書き、水田そのもの。
2.水田を荒らす斐伊川がヤマタノオロチ
3.スサノオが塀を作って追い込んだ=治水
4.死体から真っ赤な血と剣=砂鉄をとるカンナ流しにより川底が茶色になり製鉄により剣が取れる


つまり水田が川の氾濫であらされるため、上流に行き砂鉄から製鉄し鍬など工具をつくって治水したと言う話。
65世界@名無しさん :2005/07/04(月) 02:31:24 0
中国は鉄を自力で発明したと言っているけど本当なの?
66世界@名無史さん:2005/07/04(月) 02:46:14 0
 材料はあったし、青銅文明もあったんで理屈的には可能だったかもしれ
ない。しかし、現実には古代の鉄は青銅に比べて残り難いし、甲骨文字な
どで資料を追うにも限界がある。否定も肯定も今の考古学では難しいって
のが現状だろう。まあ中国政府の発表はそういう面に付け込んだウリナラ
民族マンセーだと思うけどね。
67世界@名無史さん:2005/07/04(月) 15:03:10 0
殷代のものは隕鉄を加工。春秋期以降の中国の鉄は鋳鉄があることが特徴的。
この論文

http://www.staff.hum.ku.dk/dbwagner/earfe/earfe.html
(Donald B. Wagner, "The earliest use of iron in China,"
in _Metals in antiquity,_ ed. by Suzanne M. M. Young, A. Mark Pollard,
Paul Budd and Robert A. Ixer (BAR international series,792),
Oxford: Archaeopress, 1999, pp. 1-9.)

では中国での製鉄は鋳鉄が先という通説に対して、最初鍛鉄がスキタイから中国
北部に伝えられ、春秋末期に楚あたりで鋳鉄が発明されたとしている。「鋳鉄」
については中国独自の発明でもいいんでないの?他の文明での鋳鉄はどうなんだ
ろう?
68世界@名無しさん :2005/07/04(月) 22:38:22 0
鋳鉄を世界で一番早く発明したのは中国なのか?
69世界@名無史さん:2005/07/04(月) 23:32:17 0
>>67
"wrought iron" は「鍛鉄」じゃなくて「練鉄」だった、ごめん。

>>68
という説が有力らしい。ニーダム本に詳しいんでないの?ヨーロッパは
十四世紀あたりかららしい。

http://www.nationmaster.com/encyclopedia/Steel
"Archaeologists and historians debate whether bloomery-based
ironworking ever spread to China from the West. Around 500 BC,
however, metalworkers in the southern state of Wu developed an
iron smelting technology that would not be practiced in Europe
until late medieval times."

上のワグナー論文も呉から楚、中原などの北方へ拡がったとしてる。
つうかそれが元ネタか?ヨーロッパの鋳鉄はここでは1311年としている。
http://users.swing.be/naveditoen/edito/11221.html
70世界@名無史さん:2005/07/05(火) 00:34:45 0
練鉄はスキタイから中国に伝わり、それを中国が独自に改良したのが鋳鉄ってことか。
71世界@名無史さん:2005/07/05(火) 02:20:34 0
 鋳鉄は鉄を湯の状態にしなければならんから大量の燃料がいる。
鋳鉄が古代から発達した中国では黄河流域を中心に砂漠化が進んだって
説があったな。石炭の実用化が早かったのもこの為らしい。しかし石炭
の大量消費までいけば産業革命は目の前だと思うだが。
72世界@名無史さん:2005/07/05(火) 02:33:17 0
>>71
関連書き込みをコピペ。
--------------------------------------------------------------------
18 名前:世界@名無史さん :02/08/31 22:39
中国の宋代ぐらいに蒸気機関が発明されていたらどうなっていたでしょうか?
工場制手工業も行われていたし、生産活動や運輸にも応用されたのでは?

19 名前:世界@名無史さん :02/08/31 22:44
>18
それもやっぱり、「ローマで蒸気機関が発明されたら――」と同様に、
実用性のないおもちゃ、あるいはただの実験で終わると思う。
実用的な蒸気機関を作るには、精密な加工技術が必要だ。
産業革命時にも、蒸気機関そのものはわりと簡単に考案されたけど、
実用的な蒸気機関の製作には大変な苦労と試行錯誤があったようだ。

21 名前:世界@名無史さん :02/08/31 23:09
蒸気機関って、科学技術成立前の技術としてはギリギリなんだよね。
だから、「もしローマで発明されてたら」とか「宋で発明されてたら」とか
の想像もできる。けど、これが内燃機関とか電力とかになると、もはや
“科学技術”になってしまう。熱力学を知らないと、内燃機関は不可能。
しかし蒸気機関なら、科学技術以前の“職人的技術”でもギリギリ可能。
--------------------------------------------------------------------
73世界@名無史さん:2005/07/05(火) 06:49:54 0
>>70
ワグナーの論文ではそう言ってるね。それは呉で練鉄をキューポラ炉で
融かして鋳造することから始まったんだろう、と。改良というか、鋳鉄
は大量に作れるかわりに、練鉄に比べて多量の炭素を含んでいて、はる
かに脆いものになるんだけど。いずれにせよ、鋳鉄を作るには>>71の言
うように高温で鉄鉱を溶解可能な「溶鉱炉」が必要になるわけで、中国
では高度に発達した青銅器の鋳造技術と高温で焼く陶器用の窯の耐火炉
があったのが、鋳鉄が製造できた理由なんじゃないの。

>>71-72
漢武帝期に製鉄業が国有化されてるよね。既に製鉄が産業として成立し
てた。昭帝の時にこの専売の規制緩和をするか否かの経済政策論争が
『塩鉄論』に記録されてる。日本でも明治以降、製鉄業は国策の影響を
強く受けて、大手は合併や解体の繰り返しだったりする。
74世界@名無史さん:2005/07/05(火) 23:04:10 0
中国については練鉄はおそらく外部から伝わった。
鉄器が伝わっていく年代をみてもちょうどいいしね。
75朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/07/09(土) 12:31:02 0
>>55さん、>>58さん、どうぞ参考までに。
ttp://www.water.sannet.ne.jp/masasuma/alchemst/l99-106.htm
ステンレスとか特殊な加工じゃない限り、ただの鋼なら錆びちゃうよ。
76世界@名無史さん:2005/07/14(木) 05:33:57 0
宮大工の話によると、同じくぎ等でも、近代のものより古代の方が
錆びにくいし、物が良いとからしいが、同じ理由によるのだろうか
77世界@名無史さん:2005/07/19(火) 01:27:38 0
中国は鉄も自国で発明しました。
中国は外国から教えてもらうことなど清代まで一度も無かった超先進文明でした
78世界@名無史さん:2005/07/19(火) 01:57:55 0
>>77汚職の根源たる科挙制度さえ無きゃな。
アフォな官僚どもの中国何千年の歴史のせいで民衆は堕落して今に至る。
あそこまで民度が低いのは絶対王政だけが原因じゃあるめえ
79世界@名無史さん:2005/07/19(火) 08:22:08 0
官僚制度と科挙制度は中国のもっとも誇れる部分だろ。
80世界@名無史さん:2005/07/19(火) 20:01:12 0
官僚制度と科挙制度は利権を独占する特権層を形成しまくってたぞ。
あれが誇れる部分?今も共産党の庇護で民衆をコケにしまくる悪制だろ
81世界@名無史さん:2005/07/19(火) 20:32:20 0
>>80
貴族制、宦官の専横を否定するために作り出されたものだが>官僚制度と科挙制度
これらの制度はフランスに輸出されて近代国家の基本になっている。

つか、共産党のどこが官僚制と科挙なのよ。
共産党の幹部って客観的な試験で人材登用しているか?
82世界@名無史さん:2005/07/19(火) 21:54:26 O
なんでもいいけど、日本も中国も官僚の腐敗凄いじゃん。
83世界@名無史さん:2005/07/20(水) 00:21:25 0
どんなに悪い面が目立っても官僚制に変わりうる体制はない。
84世界@名無史さん:2005/07/20(水) 06:31:25 0
>>82 
日本は、清廉な官僚集団のなかにたまに汚職官僚がいてそれが目立つ。
中国は、ことごとく腐敗官僚でそのなかにたまに清廉な官僚がいても泥水のなかでは目立たない。
85世界@名無史さん:2005/07/20(水) 10:13:13 0
ttp://www.ntv.co.jp/FERC/research/19990523/f1880.html
ttp://stver.hp.infoseek.co.jp/asyoka.htm
驚く事にこの鉄柱は1500年以上、熱風とモンスーンなどの強い風雨にさらされながらも
これまで錆びたことがない。鉄にとって錆は宿命的なもので、現在の技術では、ステンレスなどの
合金加工でそれをしのぐ方法しか発見されていない。ところがこの鉄塔は、99.72%という高純度の錬鉄で
作られており、α鉄に属する唯の不純物を多く含有する鉄に過ぎない。つまり簡単に錆びてしまうのだ。
(ステンレスは、ニッケルやクロムを多く含んでおり、1914年にドイツで発明されている)
にもかかわらず錆びていないのは不純物であるリンにあるという。

熱い鉄を叩くと鉄に含まれるリンが表面に押し出されて鉄と結合してリン酸鉄を
作り出す。それが表面を覆って防サビ効果を上げていたのである。
インドで産出される鉄鉱石のリンの含有量は、オーストラリアや南アフリカに次いで多くなっていることが分かった。
さらに、古代インドでは鉄を熱する際に、リンを含むカッシア・アウリキュラータの根を炉の中に加えていたという。
86世界@名無史さん:2005/07/21(木) 15:09:04 o
映画もののけ姫で出てきたタタラは高炉ですか?
87世界@名無史さん:2005/07/21(木) 15:31:23 0
たたらはたたらじゃなかったっけ。
88世界@名無史さん:2005/07/21(木) 21:25:06 0
高炉(blast furnace)ってのは銑鉄(鋳鉄, cast iron)を作る溶鉱炉の
ことだから、たたらが高炉なわきゃない。転炉を通すか、別途脱炭し
なけりゃ銑鉄から鋼鉄が作れないんだから、たたらが高炉ならばそれ
から直接に鋼が得られない。ズクと呼ばれる銑鉄も出来るんだけどね。
上に出てる古代中国の銑鉄製造技術は日本には伝わらなかったらしい。
鉄の日本への伝播とたたら製鉄については日立金属のサイトに詳しいよ。
http://www.hitachi-metals.co.jp/tatara/nnp01.htm

89世界@名無史さん:2005/07/21(木) 22:08:49 o
でも映画では高炉そっくりの形だったし
シシ神の来襲で焼き尽された後のタタラは表面の煉瓦積みが露出してたし  
90世界@名無史さん:2005/07/23(土) 02:54:22 0
ttp://www2.memenet.or.jp/kinugawa/huigo/9807.htm
『もののけ姫』に登場するタタラ場では『踏みふいご』が活躍していましたが、
高殿と呼ばれる建物の中で製鉄を始めたのは、江戸時代中期で、『もののけ姫』の時代には、
まだありませんでした。
91アフリカの製鉄:2005/07/23(土) 03:11:27 0
ブッシュマンとかアフリカの赤道以南の原住民が鉄器を利用し始めたのは
彼らが独自に製鉄技術を発明したものなのでしょうか?(製鉄方法が独特らしい)
それとも太古の時代にサハラ以北から伝来した技術なのでしょうか?(エジプトから伝わったという説もあるらしい)
いずれにしても鉄器時代以前に青銅器時代が存在しないのがアフリカの特徴らしいです。
その辺も謎の一つでしょうね。
92世界@名無史さん:2005/07/31(日) 00:54:55 0
ブラックアフリカではノク文化が最古になるのかな?
93世界@名無史さん:2005/08/02(火) 02:38:10 0
インドでは「製鉄インド独自起源説」が存在するそうだが、
鉄器文化の場合、多元発生は可能なのだろうか。
青銅器も一応、オリエント単一起源とされているんですよね・・・
94世界@名無史さん:2005/08/02(火) 08:15:58 0
先住ハッティ
95世界@名無史さん:2005/08/02(火) 11:50:56 o
中国文明は青銅器も鉄器も独自開発したらしい
なぜならば漢以前は他の文明圏とつながりが無かったからです
あと南米のインカ文明も青銅器を独自開発した
96世界@名無史さん:2005/08/02(火) 16:59:39 0
>>95
中国が平定していった西の異民族につながりがなければだな。
97世界@名無史さん:2005/08/02(火) 19:49:59 o
漢民族は前漢以前はパミール高原以西のユーラシア世界を認知していなかった。
98世界@名無史さん:2005/08/02(火) 19:53:09 0
マジレスするとアンドロノヴォ文化の東漸とか・・・
99世界@名無史さん:2005/08/02(火) 21:06:39 0
青銅に鉛を加えたり鋳造鉄を作ったりは中国独自だろうな。
100世界@名無史さん:2005/08/02(火) 21:29:01 0
自然鉄の鍛造鉄器≠製鉄
101世界@名無史さん:2005/08/02(火) 22:32:18 0
>>97
漢の前の秦は中国西方から来た民族だろ。
中国の西部地域って秦以前から西方から蛮族がきて征服された昔話が多いらしい。
それをまたもっと西からきた蛮族が征服したりの繰り返し。

102世界@名無史さん:2005/08/03(水) 00:01:24 0
>>91
ブッシュマン(コイ・サン)は一般に言うアフリカ黒人ではないし、
鉄器の開発者ではない。自然に溶け込んだ狩猟採集民。

熱帯アフリカの鉄器が外部起源か独自開発かは議論があるが、溶鉱炉の方式がまったく
独自のものなので、独自に開発されたものではと言われている。少なくとも、
外部起源だとしたらエジプトの鉄器の影響があるはずなんだけどね。
ちなみに熱帯アフリカ最古の鉄器はナイジェリアで発掘され、紀元前5世紀と言われている。
面白いのは青銅器の開発前に鉄器が開発され、それから青銅器が開発されたのがアフリカ
の著しい特徴。

ちなみに文明の程度を青銅器<鉄器とした場合(昔はそう考えていた)、熱帯アフリカ
は南米のインカやアステカより文明の程度が高いことになる・・・(^Д^)
103世界@名無史さん:2005/08/03(水) 00:18:49 0
製鉄多元説って確かに面白いですよね。
そう考えると日本のタタラ製鉄なんかも独自技術ですしね。
ただし、タタラ製鉄で得られる玉鋼は鉄の純度が高すぎて非常に錆易いので
昔から作刀の際に刀工は地金に古鉄を混ぜるらしい。
古鉄は古い時代に大陸から伝来した鉄鉱石から精錬した鉄なのでマンガンやニッケルが極微量に
含まれているので錆に強いらしい。


そういえば、シベリアだかアラスカの北極圏の先住民もヨーロッパ人との接触以前から
製鉄技術を持ってた部族がいたらしい。
104世界@名無史さん:2005/08/03(水) 00:27:58 0
>>102
以外とそうかも。
アフリカは以外となめてかかれない
105世界@名無史さん:2005/08/03(水) 00:59:34 0
隕鉄、錬鉄、鋼鉄、鋳造をごっちゃにしちゃうと正しい判断ができないよ
106世界@名無史さん:2005/08/04(木) 00:31:21 0
純度が高すぎると逆に錆びにくいとも聞くが。


107世界@名無史さん:2005/08/06(土) 07:25:20 0
99.995%の鉄では0.001モル濃度の食塩水に2時間浸したら錆びるが
99.9995%の純鉄では錆びず、塩酸や硫酸にも溶けず、王水のみに溶ける。
108世界@名無史さん:2005/08/14(日) 02:29:37 0
>>103
古鉄を混ぜるのは鉄資源の再利用と刀身美のためだそうですよ。
江戸時代以前は日本各地でたたら製鉄がおこなわれ、地域によって
砂鉄の成分に差があるために個性ある日本刀が多く作られていましたが、
日本国内で消費される鉄の大部分を中国地方で作るようになる江戸時代以後から、
原料が同じ地域の砂鉄のものばかりになりがちになり、刀身の模様に個性が
なくなってきたため、古い鉄を混ぜて美しい模様が出るようにしたそうです。
また、中国から輸入された「南京鉄」や、オランダ船との交易で輸入された「南蛮鉄」も
混ぜて用いられたそうです。

それと、鉄という漢字は今ではこういう字ですが、
古代は金へんに異民族とか野蛮人の意味の「夷」を
組み合わせた「銕」(←表示されてるかな?)という字が用いられてたそうで、
古代の中国人にとっての異民族が中国人に鉄を伝えた証だといいます。
109世界@名無史さん:2005/08/14(日) 02:55:54 O
何年も疑問に思ってたんですが鉄鋼って鉄に何混ぜたんですか?おしてえてエライシト
110世界@名無史さん:2005/08/14(日) 03:14:58 0
炭素。
111カラジチ ◆mWYugocC.c :2005/08/14(日) 09:15:05 0
酸化鉄から酸素取り除こうとして炭素を混ぜるんだけど、酸素がなくなる代わりに今度はその炭素が残る。
112世界@名無史さん:2005/08/14(日) 13:04:59 0
>>108
鉄の旧字は鐵で、そっちの字は「金(金属)」+「夷(傷)」の意味で作られた漢字。
113108:2005/08/15(月) 01:14:19 0
>>112
そうでしたか。>>108の「銕」のことは以前何かの本で読んだことだったのです。
114世界@名無史さん:2005/08/25(木) 14:17:54 0
クックの航海日誌読んでたらタヒチとかで
「船の部品修理の為に鍛冶場を作った」みたいな文章がさらっとでてきた。
これってどの程度のもんだったんだろ? 
ナイフ職人がブロックとふいごで作るようなごくちいさい炉?
115世界@名無史さん:2005/09/02(金) 13:27:51 0
いわゆる「村の鍛冶屋♪」規模の炉で間に合わせたのかな。
116世界@名無史さん:2005/09/02(金) 13:32:13 0
117世界@名無史さん:2005/09/06(火) 12:04:42 0
ふさわしいスレに誘導貼り
232 :世界@名無史さん :2005/08/21(日) 11:21:28 0
これモナー>>225
室町時代末から江戸時代初期(16〜17世紀)にかけてたたら製鉄に画期的な変化がおこる。
野たたらから高殿たたらへの発展である。
@炉が大型化し,高度な炉床防湿設備をもつものとなり,高殿と称する工場家屋を備える恒久的設備となった。
それに伴い炉の稼動日数が野たたらの年間100日から通年となった。
A送風用の足踏フイゴが17世紀末天秤フイゴに変わり,強風を送ることによって炉内温度を高め,生産性・品質が著しく向上した。
B従来のヒ押に加え銑押の製鉄法が完成し,大量の銑鉄が得られるようになった。
C原料面では,17世紀初頭に銑穴流(かんなながし)という一種の比重選鉱法が導入され,原料品位を高めた。
D高殿たたらを中心に,選鉱・精錬・鍛錬(大鍛冶)の3部門に分化し,社会的分業を形成した。
生産量は銑押しの場合,4昼夜で銑鉄1,500貫前後(5〜6トン),イギリス18世紀前期のコークス高炉で日産1トン程度であるからその水準に匹敵する。

1600年代にイギリス東インド会社の平戸商館長であったリチャード=コックスは,日本の鉄はイギリスのものに比べ品質優良価格低廉で,
鉄を日本へ輸出することはニュー・カッスルヘ石炭を送るのと同じほど愚かなことだと述べている。
生産形態においても飛躍的発展がみられ,近世中期以後,中心地である山陰地方では,巨大マニュファクチュアが現れた。
118世界@名無史さん:2005/09/06(火) 14:49:25 0
119世界@名無史さん:2005/09/06(火) 22:53:47 0
でも南蛮鉄って結構需要も有ったみたいなんだよな。
繁慶なんかも誇らしげに「以南蛮鉄」と切り銘した作刀がある。
繁慶の刀鍛冶といての活動は概ね家康、秀忠時代なんで
ちょうど117のコピペの時代でもある。
120朱由檢:2005/09/10(土) 23:05:28 0
江戸時代以前は各地で採取された鉄を刀の原料としていたため、
その地方独特の刃紋が出るためバリエーションに富んでいた。
しかし、江戸時代には刀の原料となる鉄のほとんど(約8割)が中国地方産で、
刃紋も似たようなものばかりになっていた。
(新刀が出回った)江戸時代は刀を美術品として扱う傾向にあり、
刃紋に違いを出すために産地の異なる鉄を少量混ぜるようになった。
南蛮鉄を混ぜたものは刃紋に黒味がかった色彩が出るため、
これを好んで使用する刀鍛冶師もいた。

新刀はあくまでも平和な時代の嗜好品だったというエピソード。
実用一辺倒だった伝来の旧刀が化粧磨きされたのもこの時期ね。
121朱由檢:2005/09/11(日) 01:11:20 0
>>120
嗜好品を奢侈品に訂正。
122世界@名無史さん:2005/10/02(日) 21:29:23 0
すごい製鉄技術も、実用性がない刀しかつくらない。
鉄製の機械なども発展しなかった。
鉄製の農機具は発展もあったの?
123世界@名無史さん:2005/10/02(日) 21:31:45 0
>>122
あった
実際それで収穫量がふえた
124123:2005/10/02(日) 21:34:12 0
>>122
千歯こき・備中鍬など
125朱由檢:2005/10/04(火) 23:51:51 0
近世イギリスにおける高炉の生産性
16世紀の炉高は4.5m程度で、
大型木製鞴が開発されて炉高が大きくなり、
生産性が向上するのは17世紀。
17世紀の炉高は22〜23フィート(7.26〜7.59m)で、
一回の操業で生産される銑鉄は2〜3t。
高炉は原料(鉄鉱石、木炭)投入口とガスの排気口が一緒だったので、
原料の重量で木炭が潰され粉化して排気口を塞ぐ重大な欠陥があった。
また、高炉式製鉄は大量の木炭を必要としていた。
乱開発などによって木炭飢饉に直面した17世紀イギリスの事例では、
17世紀中頃国内に300基あった高炉が1740年には50基まで減少していた。
高炉式製鉄は17世紀から18世紀まで生産能力は向上していないので、
稼働率が6分の1になれば、単純に生産力も6分の1になったと考えられる。
(実際、18世紀後半イギリスは国内消費の80%を輸入に依存している。)
(参考文献:『技術史概論』/馬場政孝著/芦書房)
126朱由檢:2005/10/05(水) 00:50:50 0
ミュール紡績機が普及する19世紀初頭まで、
機械自体はイスラム圏やシナで使われていたものの模倣か、
マイナーチェンジの木製機械でしょ?
機械が鉄で造られるようになる19世紀中葉からで、
18世紀後半にコートのパドル炉(反射炉)によって、
加工しやすい錬鉄の製鉄が可能したんじゃない?
…とはいえ、この製鉄法の普及はコートが破産し、
特許権を喪失した19世紀になってからだからね。
127世界@名無史さん:2005/10/06(木) 22:45:22 0
>>117>>125
備考:
イギリスの鉄の年間生産量は
1680年の時点で年間3万t。
その後、燃料である木炭の枯渇のため1730〜40年代には1万6000tほどに落ち込むが
炉の改良にともなって年々加速度的に増大していき
1785年には6.8万t、1796年には12.6万t、1820年には40万tに達する。

日本の「たたら吹き」はというと、江戸開府以来、ごく緩やかに増大してはいったが
基本的に劇的な変化はなく、
1680年時点で約1万t強、最大に達した幕末の1850年頃で1万5000tほど。
128世界@名無史さん:2005/10/07(金) 03:09:28 0
同じ木炭燃料なのにどうしてそこまで変わってくるのかな。送風能力?
129世界@名無史さん:2005/10/07(金) 03:57:23 0
だってコークス高炉だもん
130世界@名無史さん:2005/10/07(金) 09:51:13 0
あと、たたら製鉄は操業するたびに炉を壊さねばならないので、
準備にかかる手間が高炉の比ではない。
131世界@名無史さん:2005/10/07(金) 19:53:58 0
つーか技術や燃料以前の問題で、そもそも埋蔵量が少ない。
技術の発展した今でもほとんど鉄は輸入に頼ってるし
132朱由檢:2005/10/07(金) 20:45:27 0
>>128
>>131さんの回答が正解じゃないかな?
イギリスの製鉄は原材料が鉄鉱石で量産に向いていたのに対して、
日本の製鉄は原料が砂鉄だったからね。
あと、日本の八幡製鉄所が成功した理由ってば、
中国から鉄鉱石が入ってきてからでしょ?
133世界@名無史さん:2005/10/07(金) 22:33:25 0
イギリスは鉄を輸入し鋼を輸出していたりするところが面白い。
134世界@名無史さん:2005/10/07(金) 22:52:33 0
産業革命と近代製鉄
ttp://www.at-takaoka.co.jp/casting/c_history07.html

大砲の鋳造と反射炉
ttp://www.at-takaoka.co.jp/casting/c_history08.html

江戸末期の鋳物工場
ttp://www.at-takaoka.co.jp/casting/c_history09.html

科学技術の導入と鋳鉄鋳物の材質
ttp://www.at-takaoka.co.jp/casting/c_history10.html

日本鋳物協会設立のころから終戦まで
ttp://www.at-takaoka.co.jp/casting/c_history12.html
135世界@名無史さん:2005/10/08(土) 18:55:55 0
136世界@名無史さん:2005/10/08(土) 19:14:44 0
伸びていると思うが
137世界@名無史さん:2005/10/08(土) 20:45:32 0
日本の生産は、鉄の需要は一定量以上はないから頭打ちだったのだろうか?
刀・鉄製農機具・大工道具(釘とか)・料理道具(鍋とか)・家具(取っ手とか)
138世界@名無史さん:2005/10/08(土) 21:08:07 0
>>137
どの時代に話を?
139世界@名無史さん:2005/10/12(水) 19:30:04 0
察するに鎖国中?
140世界@名無史さん:2005/10/12(水) 22:34:16 0
江戸時代末期は国外の技術を取り入れて鉄で大砲をたくさん作ってる。
141世界@名無史さん:2005/10/28(金) 00:45:02 0
>>125
高炉式製鉄は17世紀から18世紀まで生産能力は向上していないので、
高炉式製鉄は17世紀から18世紀まで生産能力は向上していないので、
高炉式製鉄は17世紀から18世紀まで生産能力は向上していないので、
高炉式製鉄は17世紀から18世紀まで生産能力は向上していないので、
高炉式製鉄は17世紀から18世紀まで生産能力は向上していないので、
高炉式製鉄は17世紀から18世紀まで生産能力は向上していないので、
高炉式製鉄は17世紀から18世紀まで生産能力は向上していないので、
142世界@名無史さん:2005/10/28(金) 01:49:54 0
鉱石から精錬する技術は持っていないが、他の土地から
鉄製品や鉄梃などを輸入し加工するような場合でも「鉄器文化」を有していた、と見なされるの?

古代の日本やオホーツク文化などがこれだろうか。
143世界@名無史さん:2005/10/28(金) 01:52:39 0
北海道アイヌは、鉄器は使用していたが鉄器製造技術は持っていなかったな。
144世界@名無史さん:2005/10/29(土) 10:39:35 0
>>142
その定義だと、世界のほとんどの地方が鉄器文化圏になりそうだけど。
世界の津々浦々にまで、鉄は交易されていたでしょ。
145世界@名無史さん:2005/10/29(土) 10:47:35 0
最初に鉄を溶かして製鉄することを発見した人はすごいと思う。どうやってそんな
ことを思いついたんだろ。
146世界@名無史さん:2005/10/29(土) 11:29:18 0
多分、石器をまさぐってたら、変なぴかぴか光る硬いものを発見したんだろう。
で、それが実に使い勝手が良い、と。
なかなか得難いぴかぴか光るものを探して歩いているうち、山火事跡地に
大量発見と。
やがて、山火事、土器製造、火山により作れることを理解したんじゃないか?
147世界@名無史さん:2005/10/29(土) 11:51:08 0
なるほど、山火事の跡地に発見という十分ありえそうだね。でも自然界にある
いろいろな物質の中で、鉄がこれほど人類の歴史において長い間影響をもだろう
とは、最初の人も想像しなかったろうなあ。
148世界@名無史さん:2005/10/29(土) 14:25:05 0
>>108 >>112-113
参考までに。『漢字の語源』山田勝美 角川小辞典によれば、


鐵:篆文
銕:古文

字形:金属の意味を表す「金(きん)」と音を表す「!鐵(てつ)金偏なし」からなる形声字。
字音:「!鐵(てつ)金偏なし」(大の意)がこの音を表す。この音の表す意味は、「涅(でつ)」(黒色の土)である。
字義:くろがね(黒金)の意。
参考:「銕(てつ)」はテツの古字、「!鐵(中央の呈が至)」、「![金截]」は俗字。

びっくりマークは注意。漢字変換で見つかりませんでした。ヽ(`Д´)ノ ウワァーン!
149世界@名無史さん:2005/10/29(土) 14:28:29 0
>>148
> 参考:「銕(てつ)」は▼「鐵」の古字…

歯抜けでつた。
150世界@名無史さん:2005/10/29(土) 16:44:39 0
鉄:「金偏+失(シツ・テツ)」の形声文字。
鐵:「金偏+呈(まっすぐ)+戈(ほこ)」で鋭利な金属をあらわす会意文字。
涅:「日(ジツ)+土」で粘土をあらわす会意兼形声文字に「水偏」をつけた会意兼形声文字。
日:太陽の姿を描いた象形文字。音のニチ・ジツは昵・尼・泥(ネイ・デイ)と同系で親しみ・粘りの意。
151世界@名無史さん:2005/10/29(土) 17:04:22 0
>>142
琉球も鉄器を輸入してなかったっけ。
152世界@名無史さん:2005/10/29(土) 22:39:54 0
倭人はウリナラから地金として鉄梃を輸入していたニダ
153世界@名無史さん:2005/10/30(日) 16:05:57 0
>>141
今時、アシュトンかよ。
154世界@名無史さん:2005/11/02(水) 23:28:53 0
>>125
元々変だしな。
>生産性が向上するのは17世紀。
>高炉式製鉄は17世紀から18世紀まで生産能力は向上していないので、
17世紀に向上したと行っているのに、
17世紀から18世紀まで向上していないと行っている。
155世界@名無史さん:2005/11/03(木) 14:04:27 0
現代も鉄器時代
156朱由檢:2005/11/10(木) 21:54:52 0
>>141
なにかを指摘しているつもりなのでしょうが、まったく意味がわかりません。
17世紀初頭から18世紀後半まで高炉自体に特筆すべき改善点は一切無く、
生産性能はまったく向上していません。
また、木炭飢饉による原料不足の影響もあり、イギリスの製鉄産業は停滞〜後退期です。
とりあえず、概説レベルの程度の低い話で知っていて当たり前のことなので、
提示した文献に目を通してください。

>>154
>>125
>生産性が向上するのは17世紀。
の箇所が誤解を招いたようなので
>高炉の生産性が限界に達したのは17世紀初頭。
に訂正しておきますね。
本当は前半部分で高炉単体の生産性について解説し、
後半部分でイギリスの製鉄業全体の停滞について記載したつもりだったのですが…。
ご指摘さんくす。
157世界@名無史さん:2005/11/11(金) 00:23:35 0
>>156
> 17世紀初頭から18世紀後半まで高炉自体に特筆すべき改善点

ttp://www.isc.meiji.ac.jp/~sano/htst/History_of_Technology/History_of_Iron/History_of_Iron_19990324.html
> 大型の木製フイゴが17世紀に登場した以降に炉の高さはさらに大きくなり、
> 18世紀の木炭高炉の中には10ー14mの高さのものも登場、そして日産10トンを超える高炉も登場

イギリス国内では新しい大型高炉は全く作らず減らす一方だったの?
158朱由檢:2005/11/11(金) 01:58:28 0
>>157
はい、17世紀の木炭飢饉は深刻で、原料費に圧迫されて、
製鉄業は利益率が一桁代という苦しい台所事情でした。
ダービー(父)の製鉄所でさえギリギリ黒字の水準です。
はっきりいって減る一方でした。

スウェーデンやオランダの金属を航海条例で禁止したものの、
密輸品の方が安く、高品質で、全然競争になりませんでした。
イギリス国軍の大砲も予算の関係上、
密輸した鉄で鋳造するほどダメダメでした。
18世紀後半イギリスは国内消費の80%を輸入に依存しました。

木炭高炉の発展は17世紀の22〜23フィート(7.26〜7.59m)が限界です。
これ以上大型化すれば、原材料が自重で潰れて排気口を塞ぎ、
高炉の温度が上昇しなくなってしまいます。
18世紀に高炉が10〜14mになったのは、
燃料が木炭から火力の強いコークスになってからです。
おそらく木炭の箇所はコークスの間違いだと思います。
大型木製鞴の普及による大型化は17世紀(ぎりぎり)です。

コークス製鉄は18世紀にダービーが開発しましたが、
18世紀前半は特許の関係上普及しなかったので、
全体の生産能力に寄与していません。
17世紀から18世紀にイギリスで申請された特許には、
見るべきものはありませんでした。

そもそも、実は高炉式製鉄の生産量能力はあまり意味がありません。
なぜなら、高炉式では粗悪な銑鉄しかつくれないので、
再加工が必要だからです。
どんなに銑鉄を造っても錬鉄へ加工する技術が未熟では、
利用価値がないのです。
159世界@名無史さん:2005/11/11(金) 23:44:01 0
なんで生産性が落ちる新しい大型高炉を作ったんだろう。
わざわざ作らない方が、いいのに。不思議だな。
160世界@名無史さん:2005/11/11(金) 23:50:59 0
なんでスウェーデンから輸入するんだろう、
スウェーデンで製鉄すればよいのに。
161朱由檢:2005/11/12(土) 00:11:33 0
>>159
話の趣旨を全然理解できていないでしょ…。

炉の生産性能は上がったが、産業は衰退したの。

大型化→17世紀に入ってすぐに限界に到達。

大量の木炭消費→資源枯渇→製鉄業衰退。

ちっぽけで資源に乏しい島国がなにを何違いしたか、
質ではなくて量で勝負した結果がイギリス製鉄業の衰退を招いたの。

それから木炭の代用燃料を100年近く停滞、衰退する中、
18世紀コークス燃料に行き着いてある程度の成功を収めるわけ。

結局、新技術への設備投資を渋ったため、
新興のドイツに重工業シェアを奪われるといったオチもあり。

>>157
18世紀になって発明されたのは、“シリンダー送風機”で、
“木製大型鞴”じゃなかったみたいですよ。
その資料はやっぱり間違ってると思います。
162世界@名無史さん:2005/11/12(土) 12:18:43 0
>>161
ドイツの水車をなめたらアカンぜよ。
163世界@名無史さん:2005/11/12(土) 20:54:31 0
イギリス製鉄業の衰退したんなら、
余所の国の製鉄産業が発展したの?
164世界@名無史さん:2005/11/13(日) 01:01:09 0
レオミュールが解明するまでもなくドイツの滲炭技術は世界一ィィィィ!!
165朱由檢:2005/11/13(日) 06:12:15 0
>>163
18世紀初頭には世界の3分の1を生産していたスウェーデンが代表です。
19世紀後半にベッセマー法の改良でもイギリスに専行しています。
それから19世紀後半に急成長するご存知ドイツとアメリカです。

イギリスは世界の工場といったイメージが強いのですが、
実際はそれほど長い期間製鉄分野で活躍したわけではありません。
166世界@名無史さん:2005/11/13(日) 07:29:42 0
製鉄のギルドはどんな風だったのか、誰かご存知ないですか?
167世界@名無史さん:2005/11/25(金) 22:31:01 0
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 アシュトン!アシュトン!
 ⊂彡
168世界@名無史さん:2005/12/04(日) 13:07:11 0
アシュトンなんて、今時成立しないのにな
169世界@名無史さん:2005/12/22(木) 10:25:58 0
age
170世界@名無史さん:2005/12/22(木) 10:27:18 0
ヒイイロカネを語ろうぜ
171世界@名無史さん:2005/12/23(金) 13:11:56 0
>>170
無名時代の麻原焼香がムーに読者投降して採用されてたの思い出すなあ。
「幻の古代金属・ヒヒイロカネを東北に追う!」ってな題の取材記だったか。
172世界@名無史さん:2005/12/23(金) 13:21:45 0
鉄マニアなのだが。八幡製鉄・新日鐵と聞くとハアハア・・・してしまう。
高炉ハアハア・・・
173世界@名無史さん:2005/12/23(金) 19:41:44 0
>>170
日修羅がアガルタから持ち出した特殊金属
174世界@名無史さん:2005/12/24(土) 01:19:50 0
>>171
そんな事やってたのか・・・
見かけはアレだが中身は普通の一オタクなのね
175世界@名無史さん:2006/01/03(火) 02:00:57 0
いや〜あらためてログを読み返すと消えて当然なコテハンだったな>朱
めでたい!
176世界@名無史さん:2006/01/24(火) 03:54:02 O
あげ
177世界@名無史さん:2006/01/28(土) 16:55:58 0
オリハルコンは純鉄だ。
178世界@名無史さん:2006/01/28(土) 17:00:01 0
ミスリルは?
179世界@名無史さん:2006/01/28(土) 22:56:46 0
トールキンの創作
180世界@名無史さん:2006/01/29(日) 01:16:46 0
ダマスカス鋼も純鉄だ。
181世界@名無史さん:2006/01/29(日) 07:19:19 0
炭素を含んでないとあの模様は出ない。
182世界@名無史さん:2006/01/29(日) 09:48:55 0
真のダマスカス鋼は純鉄だ。
183世界@名無史さん:2006/01/29(日) 11:10:47 0
真のウプレカスは不純だ
184世界@名無史さん:2006/01/29(日) 20:56:11 0
玉鋼は、ササン朝ペルシャから伝えられた技術をもとに
独自発展したものなのですよね。
185世界@名無史さん:2006/02/13(月) 01:45:54 0
木炭ってどのくらいまで高熱出せるものなの?
186世界@名無史さん:2006/02/14(火) 04:41:01 0
温度にかんしては木炭っていうより酸素の供給が問題。
極端な話、凄く細かくして密度を上げて急激に燃焼させれば幾らでも高温になる。
現実的にはその分火もちが悪くなるし保温の問題もあるんでなんとも。
187世界@名無史さん:2006/02/14(火) 05:27:48 0
庭で焼き物した時は1400〜1500℃くらい。
188世界@名無史さん:2006/03/01(水) 19:02:17 0
age
189世界@名無史さん:2006/03/11(土) 15:01:28 0
遊牧民が製鉄を行なっていたということは、行く先々で
にわか拵えの炉を作っていたんでしょうか。
移動生活のため、携行できる最小限の工具といったら、ふいごと槌、金床、火掻き棒くらいですかね。
 
190世界@名無史さん:2006/03/11(土) 17:35:40 0
そのまえに行く先々に製鉄の原料があるのかどうか・・・
191世界@名無史さん:2006/03/11(土) 18:16:12 0
まあ、製鉄の原料は砂鉄を採取するか、定住民から地金を買うかするんだろう。
そうして手に入れた鉄を鉄器に加工し、壊れたら修理して大事に大事に使ってたんじゃないかな。
192世界@名無史さん:2006/03/11(土) 22:59:19 0
今みたいな大量消費社会じゃないしな。
人口だってさして変化しないのならば何世代にもかけて鉄器を揃えて、何世代も使い続けたんだろうな。
193世界@名無史さん:2006/03/12(日) 02:21:27 0
>>190
ttp://www007.upp.so-net.ne.jp/snakayam/news_4.html
モンゴル帝国、鉄の供給源は中国?
チンギス・ハンが築いたモンゴル帝国には今なお謎が多くあります。その一つが、帝国の武力を支えた
とも言われる鉄の産地。これまではっきりしていませんでしたが、中国山東省の鉄鉱山がその一つであ
る可能性が高いことが古代鉄の専門家による研究でわかりました。
194世界@名無史さん:2006/03/12(日) 15:02:13 0
チンギスがボロクルに、辺地である「森の民」を平定させたのは、
当地にある鉄山の獲得が目的だったとも言われるしね。
195世界@名無史さん:2006/03/12(日) 15:05:08 0
モンゴル高原の統一戦争は鉄の産地の争奪戦だったともいわれている。
196世界@名無史さん:2006/03/12(日) 19:51:51 0
そうだつたのか
197世界@名無史さん:2006/03/25(土) 20:17:00 0
さんだったの?
198世界@名無史さん:2006/03/30(木) 17:42:25 0
age
199世界@名無史さん:2006/04/22(土) 13:01:05 0
月例保守に上がりました。
200世界@名無史さん:2006/04/22(土) 22:23:00 0
200ゲット
201世界@名無史さん:2006/05/09(火) 17:08:47 0
いま日経新聞で連載中の陳舜臣の小説「世界を創った男」、
現在チンギスがメルキトとの戦いに備えて奔走する場面。

鉄の鏃が不足していて悩むチンギスが登場する。
八河地方の鉄山を先に奪うんだっけ? ちょうど今おもしろいところ。
202世界@名無史さん:2006/05/09(火) 21:11:17 0
>>201
堺屋太一だろ?
陳氏のチンギスとは完全な別物だ。
203世界@名無史さん:2006/05/31(水) 17:50:37 0
ゴミということでは完全な別物ではない
204世界@名無史さん:2006/05/31(水) 20:03:59 0
分別くらいしろ
205世界@名無史さん:2006/06/03(土) 11:47:30 0
独語厨自演乙
206世界@名無史さん:2006/06/04(日) 21:13:14 0
クシュ王国のメロエは「アフリカのバーミンガム」と呼ばれるほど
製鉄が盛んだったらしい。
207世界@名無史さん:2006/06/05(月) 22:31:07 0
アフリカにも鉄の生産があったんだよね。
208世界@名無史さん:2006/06/11(日) 17:30:05 0
スウェーデンの鉄生産量はいつ頃から伸びたの?
209世界@名無史さん:2006/06/11(日) 19:11:52 0
http://www.ne.jp/asahi/lapis/fluorite/column/bsmr/bes1.html
いつごろから隆盛したかはわからないけどスウェーデンの製鉄業が「強く」なった事に関してはここ読めばわかると思う
210世界@名無史さん:2006/06/11(日) 19:20:59 0
ラップランドに良質の鉄鉱石が合って、木炭を得るのに非常に有利な場所だったと言う事
211ハリネズミ ◆qBLXpo7Q9Y :2006/06/12(月) 22:31:21 0
レオス・ミュラー『近世スウェーデンの貿易と商人』嵯峨濃書院の
表1−1 ストックホルムの輸出では、棒鉄は1600年度9965シップポンド
から1650年には102834シップポンドに、銅も1241から11257、真鍮は0から
1719と飛躍的に伸びてますね。たった半世紀で。また表2−2では
別の出典から1615年度17100シップポンドから1694年に164200シップポンドと
なっています。
212世界@名無史さん:2006/07/16(日) 03:37:57 0
月例鋳造に上がりました。
213世界@名無史さん:2006/08/05(土) 11:43:41 0
月例鍛造に上がりました。
214世界@名無史さん:2006/09/10(日) 01:54:32 0
月例鍛造に上がりました。
215世界@名無史さん:2006/09/24(日) 22:07:01 0
定例あげ
216世界@名無史さん:2006/10/09(月) 21:46:32 0
age
217世界@名無史さん:2006/11/09(木) 01:08:18 0
いまだに隕鉄は超えられないわけだが
218世界@名無史さん:2006/11/13(月) 18:01:51 0
祝二周年!
219世界@名無史さん:2006/12/03(日) 21:08:54 0
月例焼き入れに上がったぞオルァ!
220世界@名無史さん:2006/12/07(木) 21:01:52 0
>>206
ノク文化などは鉄器と青銅器の生産開始がだいたい同じ頃なんだろうか。
いきなり鉄器で始まるものなのかな。
221世界@名無史さん:2006/12/08(金) 00:02:28 0
タルガの溶鉱炉はヒッタイトとも違う独自の様式だったニガ
222世界@名無史さん:2006/12/09(土) 12:34:52 0
222ゲット
223世界@名無史さん:2006/12/27(水) 00:49:42 0
222ニダ
224世界@名無史さん:2007/01/03(水) 16:36:52 0
ジー・・
225世界@名無史さん:2007/01/07(日) 17:05:13 0
>>222
一応マグレブからサハラを越えて伝播したとされるが、炉の形式が伝来当初から
北アフリカのとも異なる形だったらしい。
最近は新しいニュースがないのでなんともいえないが。
226世界@名無史さん:2007/02/24(土) 06:57:41 0
227世界@名無史さん:2007/03/17(土) 00:36:32 0
月例ステンレス窃盗に上がりました。
228世界@名無史さん:2007/03/17(土) 13:05:31 0
通報しました
229世界@名無史さん:2007/03/24(土) 22:02:08 0
今高いのは銅とアルミ
230世界@名無史さん:2007/03/26(月) 01:06:43 0
産業革命以前は、砂漠や草原に鉄山が見付かったら製鉄はどうしていたんだろうな。
現地に炉を造っても、燃料にする薪も生えていないんじゃどうにもならんだろうに。

やはり製鉄できる遠地まではるばる原鉱を運んだのかなあ。
231世界@名無史さん:2007/03/26(月) 01:15:48 0
日本のタタラ製鉄でも、「炭は三里、砂鉄は七里」と呼ばれていた。

砂鉄は遠くから運ぶ価値が充分あった。
しかし燃料はかさばるので、近所から手に入れる必要があった。
232世界@名無史さん
鉄といえばゲルマン民族