なぜ南北アメリカ大陸文明は発達しなかったのか★

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1世界@名無史さん
なんで文明の高度さにおいてユーラシア大陸の文明におくれを取った
のでしょうか
人口もそんなに変わらなかったんじゃないですか?
彼らには何が足りなかったんでしょうか
2世界@名無史さん:04/09/14 14:50:50
ユーラシアから孤立していたから。
3世界@名無史さん:04/09/14 14:57:15
火薬
4世界@名無史さん:04/09/14 15:02:40
アメリカ大陸の原住民には異民族がおらず、
ユーラシアのような民族の存亡をかけた戦乱がなかったから
文明が育たなかった。
アフリカは小さな単位の部族で闘争ばかりしていたから、
文明が育たなかった。
戦争は文明を破壊もするが、文明の創造も行う。
5世界@名無史さん:04/09/15 22:40:30
20世紀後半以降アメリカ文明が世界を席巻しているわけだが
6世界@名無史さん:04/09/17 20:18:01
これを読めばわかるかも。
南北アメリカに旧大陸に匹敵する文明があったら 2
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1045402800/l50
7とてた ◆0Ot7ihccMU :04/09/18 00:16:59
>>6の1スレ目のような…。

かいつまんで言えば、家畜(騎獣)の存在と作物栽培地の適不適、
各文明地域の相互接触の希薄さといったところでしょうか。
8世界@名無史さん:04/09/20 10:02:07
文化の洗練度をもって文明の高度さと定義するならば、
ピサロやコルテスと接触した時点で
西洋より優れていたかもしれぬ
足りなかったのは軍事技術のみ
9世界@名無史さん:04/09/20 10:10:13
>>8
インカ、アステカの文明と言っても、なんかピンと来ないなー。
建築、絵画、彫刻、音楽など、あまり魅了するものがない気がする。
アステカ遺跡に行ったけど、ユーラシアの遺跡に比べると、
技術的にはチャチなものだったよ。
10世界@名無史さん:04/09/21 21:57:28
アメリカ大陸には米がない、小麦がない、牛や馬や羊などの大型家畜がいない、
大陸が南北に伸びている上に険しい地形が多いので集団同士の交流が少ない。
これでは文明の蓄積のペースがユーラシアに劣るのは当然かと。
11世界@名無史さん:04/09/21 22:18:44
>>10
牛馬に匹敵する家畜はいないけど、
穀物については、コーンは麦に匹敵する単位面積あたりの
カロリー収量があるんじゃないの?
あと、ジャガイモの存在も大きい。
12世界@名無史さん:04/09/21 22:20:53
「銃・病原菌・鉄」だと、東西に広がった大陸でなくて、南北に広がった大陸だった、
というのが決めてだったのでは?

まぁ、その決め手からいろいろあるのだけれど。
13世界@名無史さん:04/10/04 07:49:29
人類が来るにも遅すぎた気がする
14世界@名無史さん:04/10/04 14:12:42
>>11
ジャガイモは南米の山岳地帯で細々と作られていた程度だから、
飢饉対策にはなっても今のようなジャガイモを想像してはいけない。

あと、大規模な畑作が可能であった北米大陸が狩猟主体の
生活しか営まなかったことも大きいだろう。
15世界@名無史さん:04/10/04 14:14:43
>>14
えー?
ヨーロッパでは飢餓対策だったかもしれないけど、
ペルーあたりじゃ主食でしょ?>おジャガ
16世界@名無史さん:04/10/04 15:43:20
>>14
インカ文明ではジャガイモ主食が最近の定説らしい。
ttp://www2.athome.co.jp/academy/world_history/wrh08.html
乾燥すると残りやすいトウモロコシに比べ、イモ類は腐ってしまい何も残りません。
ですから、発掘データでいうと、圧倒的にトウモロコシが有力説だったわけです。
17世界@名無史さん:04/10/04 16:05:07
>>15-16
うーむ、10年ほど前の知識とは大分違う話になってるな。
恥かいた。すんまそん。
18世界@名無史さん:04/10/04 21:12:04
高度な文明を必要としなかったからじゃないかな。

それだけ彼らは節度というものを知っていたと。
19世界@名無史さん:04/10/05 00:29:21
>>18
そうでもないでしょう。
インカもマヤもアステカも、ユーラシアとまったく変わらない
欲望まみれの血みどろの歴史だから。
20世界@名無史さん:04/10/05 00:54:48
何かって言うとすぐ生贄だからなあ(注:イメージだけで語っています)
21世界@名無史さん:04/10/05 00:58:55
>>18
節度そいうのは、より硬度で贅沢なものを知った上で
なおそれらを使わないこと。
22世界@名無史さん:04/10/05 01:25:52
>>1
基本は馬だという説がある。
馬はもともとアメリカ大陸原産なのだが、人間がでむいていったあと
姿を消す。全部くっちまったらしい。で、その後馬がいなかったと。
馬がいないとたいへんらしい。それで大変だったと。
23水 ◆TCygujgOWY :04/10/05 09:23:35
細かいことはよく判らんのだが
穀物の品種改良にどれだけの時間がかかったか? これだ。
この分旧大陸に遅れをとったのは否定できん。
24世界@名無史さん:04/10/06 06:07:24
インディアンは嘘つかなかったから
25とてた ◆0Ot7ihccMU :04/10/06 20:28:48
↓とりあえず、南北アメリカIFスレの一スレ目です。
http://www.eonet.ne.jp/~totetatta/america-log1.htm
26世界@名無史さん:04/10/07 00:05:52
インカって技術レベルでいうと、象形文字あり、広域政治勢力あり、
大規模建造物あり、低融点の金属の加工技術あり、高融点の金属加工なし
といういことで、青銅器時代相当、ヒッタイトより前で、エジプト古王朝期や
アッシリアと同じくらいだよね?
そうすると、南米の500年前が、旧世界の3500年前相当だから、3000年の差。

ちなみに、日本には低融点金属のみの時代は無いもしくは極めて短くて、いきなし
鉄器時代に入るし、金属器の方が広域政治勢力の成立に先行するので比較は難しいが
まぁ、弥生時代〜古墳時代くらいか。
日本の場合、エジプト古王朝やアッシリアのレベルに到達するのは、2000年遅れだ。

現世型人類の発生は、遅めに見積もっても13万年なので、3000年差といっても40分の1だよ。
27世界@名無史さん:04/10/15 22:14:45
文明が発達しなかったってのはどうかな。
大体文明がすすんでるすすんでないの基準自体、
ユーラシア文明の延長線上にある今の文明から見た基準なんだからな。
28世界@名無史さん:04/10/15 22:24:00
トウモロコシの品種改良が進まなかった。という説があるね。
あと、東西に狭く南北に長い地形だと、農作物の伝播が遅れるという事もある。


そんなこんなで、ユーラシアより3000年遅れてしまったのだ。
29世界@名無史さん:04/10/15 23:53:18
馬だ。馬がいなかったから、だめだった。
30世界@名無史さん:04/10/16 01:35:52
しかし馬が伝わってきた後、北米インディアンは乗馬の天才になってしまったからな。
馬を乗りこなして大量の野牛を駆り、馬無しでは運べなかった長い柱を使って
大型のティピーを建てるようになった。

二千年早く馬が伝来しておれば。あと鉄器も。
31世界@名無史さん:04/10/16 01:49:37
>>30
馬は、アメリカ原産なのだ。だから、アメリカに人々が移住した時代
には、馬だらけだったはず。でも、アメリカに移住した人々は、
全部、食べちゃったらしいのだ。
もっとも、その時期のユーラシアでも、みんな馬は食べるものだった
ので、野生の馬っていうのは今では、ほとんどいなくなって、
モウコノウマくらいしかいない。他の野生馬は、家畜種の野生化
したものだ。
#もちろん、シマウマも、慣らせば、使えるらしいが。
たしかに、北米インデアンも、すぐに騎馬民族になってしまって、
狩猟民族でも、馬をつかって狩猟をするようになっていたんだが、、。
このあたりの話は、
「人間はどこまでチンパンジーか?」J・ダイアモンド著
に詳しい。
32世界@名無史さん:04/10/16 04:31:24
飼い慣らしにくい種類の大型獣は、狩って食べる対象か、生活上の脅威になるか、
どちらかにしかなりえない。
北米の種類が、家畜馬と同種だったかどうか不明、おそらくは別種。同大の有蹄獣が
太平洋を挟んでほとんどが近縁の別種で、唯一の例外が北極で連続して分布する
トナカイだけ。

馬類では、比較的近縁な種類でも、飼い慣らしやすさには大きな差がある。
例えば、ロバならば、アフリカのソマリアロバのみが家畜化され、アジアに広く
分布する種類はすべて家畜化に失敗している。
33世界@名無史さん:04/10/16 20:18:58
インカには金を加工する技術はあったのに、何故鉄加工の技術はなかった?
そもそも南米には、鉄鉱石の産出はあったの?
34とてた ◆0Ot7ihccMU :04/10/16 22:44:42
>>31
シマウマは家畜化不適だったかと。
>>32
トナカイもアメリカでは家畜化されなかったようです。
>>33
チリに大規模鉄山はあります…というか、砂鉄とかはそれなりに分布しているのでは。
35世界@名無史さん:04/10/17 00:08:17
>>33
高地に栄えた文明ゆえに、酸素が薄くて火が燃えにくいというのも一因だったかもしれんね。
高山では煙草の火も一生懸命吸わないと消えてしまう。
36世界@名無史さん:04/10/17 23:00:33
高山の酸素不足とは、また意外ですな。
37世界@名無史さん:04/10/18 17:43:42
>>33
東地中海の古代文明の先進地でも、銅や金の精錬が始まってから鉄の精錬が始まるまて
何千年も隔たりがあるよ。

>>35
アステカもインカも、海岸地帯やら低地の森林圏まで支配域に入れていた。
単に首府が高地にあっただけで、領域が高地に限定されていたわけではない。
38世界@名無史さん:04/10/22 16:23:42
>>37
中心地が高地なんだから、辺境が低地でも、
辺境は技術や文化を生み出す力は弱い。
39世界@名無史さん:04/10/22 17:09:53
>>>33
金と鉄では融点も強度も違う。金を加工する技術ではとてもじゃ
ないが金より融点も強度も高い鉄の加工など無理。
古代の製鉄と言えばふいごの発明があるが南米はふいごを発明でき
なかったのか?
ふいご=動物の皮を袋状にして空気を炉に送るための器具、
この程度のもの南米でも作れそうなんだが。
40世界@名無史さん:04/10/22 17:20:28
http://www.infogogo.com/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%81%E3%83%8A.html
>>>
また、10世紀頃には、南米でも装身具として利用されていた。 これは純度80%以上もあるもので、当時すでに高度な精錬技術が有った事を示す。

しかし、産出量が極めて少ない、融点が高すぎて加工しにくいなどの理由で、一般には普及せず、以後、ほとんど忘れ去られた存在だった。

>>そういえば、強度は別として鉄より融点の高い白金の精錬技術があったんだな南米は、ということは一応高温を出せる炉が存在していたということか?では何故、鉄の精錬技術が発達しなかった?
41世界@名無史さん:04/10/22 17:21:58
南には立派な文明があった。北には今もって何もない。
42世界@名無史さん:04/10/22 21:59:43
ダイアモンドの名著『銃・鉄・病原体』に説得力ある記述があった。
文明の交流は同じ緯度では伝播しやすい。
肥沃な三日月地帯で穀物の品種改良が行われた時、この種は同じ緯度の
地域(広くインダスからギリシャまで)では容易に耕作できる。

ところが、南北大陸は東西に長い。仮にある部族が品種改良を行っても
緯度の異なる地域では容易に育たない。非常に長い時間をかけないと
農業の成果が伝わらない。家畜も同様。

地域的な広がりの違い(東西か南北か)が、旧大陸と新大陸の文明の
発展のスピードの相違となった。
43世界@名無史さん:04/10/23 05:13:28
バクダッド 33.5
ウル 31.0
バビロニア 32.4
アレキサンドリア 31.1
ダマスカス 33.0
肥沃な三日月地帯の緯度は、北緯30〜35あたり
日本でいうと、徳之島〜沖縄本島あたり。

対してヨーロッパ
ローマ 41.0
パリ 48.6
ロンドン 51.30
パリなんか旭川より北だし、ブリテン島南部のロンドンなんかは樺太の真ん中あたりと
同じ緯度。
奄美・沖縄と、北海道・樺太が、「同じ緯度」なんかいな?
44世界@名無史さん:04/10/23 08:54:53
>>43
バグダッド、バビロン、ダマスカスは福岡市とほとんど同じ緯度だよ。
アレクサンドリアだって、鹿児島市くらいな緯度だよ。
沖縄本島の緯度はアラビア湾のど真ん中くらい。
45世界@名無史さん:04/10/23 09:30:35
西洋は、北大西洋暖流のおかげで高緯度でも温暖なんだよ。
46世界@名無史さん:04/10/24 23:20:51
緯度が問題ではなくて、気候・気温が問題なんではないの?
47世界@名無史さん:04/12/29 12:33:08
地形や海流の影響は大きいよ。
48世界@名無史さん:04/12/29 13:10:45
馬だ。アメリカ原住民は、馬を全部食べてしまった。
だから、馬が一頭もいなくなってしまった。
49世界@名無史さん:04/12/29 13:14:29
最近は人間が旧大陸から持ち込んだ人畜共通ウイルス説も登場したね。
ヒトか、または一緒に連れてきたイヌに宿していたウイルスが拡散したというもの。
ヒトが狩る以上の早さで絶滅したことの説明に有力・・・になるのかな。
50世界@名無史さん:04/12/29 13:29:06
ウィルスっていうか、基本的に新石器時代以降、定住と
人口密集と人口爆発と飢饉みたいなものが、旧世界には
あって、そこにはいろいろな病原体もからんでいる。
旧世界も新石器文化にはなっていたところもあるが、
北米についていえば、まだまだ狩猟採集的な要素が強かった
ので、これら新石器時代以来のいろいろな「人災」には
よわかったといえる。
51世界@名無史さん:04/12/29 13:33:07
新大陸の先住民の中でも新参・古参があったろうから、
旧大陸から病気を持ち込んだ集団が来たときは、先住者もえらい目に遭ったんだろうなあ・・・
52世界@名無史さん:05/01/03 17:43:28
ピサロやコルテスに続く、野蛮なクリスチャン武装略奪集団によって
焼き尽くされ破壊し尽くされ殺戮されまくった
南米の文学、音楽、天文学、医学、農学、冶金学、その他の
知識は二度と取り戻せない。
53世界@名無史さん:05/01/20 00:08:35 0
age
54世界@名無史さん:05/01/20 00:18:46 0
>>51
いや、先住民はたしかに古参、新参がいたことはわかっている。
最初はどうやら、ヨーロッパから大西洋をわたって入ったのだが、
その後、ベーリング海をわたってアジア方面から縄文人に近い
ひとたちが入ったこともわかっている。
で、しかし、彼らはみな狩猟民で、後期旧石器時代のひとたち
だったから、新石器時代人以降のひとたちがもつ、病原菌とか
とは無縁だった。だから、古い時代に入った人たちとも共存
できたし、まあ、まざったり棲み分け足りしていたようだ。
で、その後、中米あたりは農業も始まったわけだが、うーん、
やっぱり、旧大陸ほど病原菌が大発生ってわけじゃなかった
んだろうね。で、西欧からの征服者の時代にかなり死んでしまった。
あんまり死ぬのと、一応、マトモな文明があったので、カトリック
は、アメリカ原住民を、「人間」と認定して、奴隷にすることを
禁止し、その代わりに、アフリカの「獣」である黒人をつれてきた
ということになっている。実はアフリカの黒人はもともと農耕民
なので、アメリカ原住民が一部を除くと狩猟民が多かったのと
ちがって、農業の基本は黒人のほうがわかっていた、っていうのが
実際のところ大きいらしい。
55世界@名無史さん:05/01/20 01:22:03 0
>>54
>カトリック
>は、アメリカ原住民を、「人間」と認定して、奴隷にすることを
>禁止し、その代わりに、アフリカの「獣」である黒人をつれてきた
>ということになっている。実はアフリカの黒人はもともと農耕民
>なので、アメリカ原住民が一部を除くと狩猟民が多かったのと
>ちがって、農業の基本は黒人のほうがわかっていた、っていうのが
>実際のところ大きいらしい。
全くの嘘だよ。カソリックは人殺しと奴隷屋のカウンセラーの仲間。
殺しすぎたから南米の農耕民や都市居住者が消えてしまった。
残った原住民達はアマゾンなどのジャングルに逃げ込んで、
文明を維持するための経済規模を失ったんだ。
アマゾンなどの未開民族とされる人たちの居住地で、
ピサロヤコルテス来襲以前のヒトが残した生活痕跡が
ほとんど見つからないのは、彼らの先祖が都市市民だったり、
大河流域や海岸沿いの肥沃な平野で暮らしていた農民だったからだよ。
アフリカだってそう。文明も文化もあった。しかし、武装と凶暴さに
おいて欧州白人はアフリカ黒人を凌駕していたために、黒人を
奴隷として扱っただけ。その残虐さの源は、カソリックというカルト宗教だ。
56世界@名無史さん:05/01/20 02:32:41 0
>>55
いや、ちょっと手元に史料はないが、このカトリックのかなり
偉い人が、この「インディオは人間だが、黒人は獣なので、家畜
としてつかってよい」とのお達しをだしたのは事実だよ。
だれか、この発言がだれのものなのか、おしえてほしい。
うーん、家の中の歴史書いろいろみれば、書いてあるかも。
57世界@名無史さん:05/01/20 03:47:58 0
カソリックの誰かさんが言ったというのは史実かも知れないが、
その中身は欺瞞だし嘘だし、ただの略奪者側の言い訳と言いたいんだよ。
58世界@名無史さん:05/01/20 03:49:49 0
肌の色で特定の人間を獣扱いするなんてキリスト者として
背教者だと思えるだろうが、そこが大航海時代の
キリスト教のダブルスタンダードの狡猾で
恥ずべき下品さ何だよ。
59世界@名無史さん:05/01/20 05:52:26 0
スペイン本国には
「インディオの大虐殺はなかった」
「ラス・カサスのような自虐史観者によって捏造されたもの」
と思ってる人たちが多いそうな
60世界@名無史さん:05/01/20 20:16:12 0
>>59
そう思い込みたい気持ちは分かるよ。

俺だってほんの数代前は武士の家柄。
武士って要するにヒト斬り包丁を
振り回してサラリーマンになった
人殺しじゃん。非道に墜ちず、士道に
生きたのが先祖だと思いたいよ。
61世界@名無史さん:05/01/21 00:44:51 0
蛮行はなかった・・・なんてのは、ンなあほな、だが
オランダ・イギリスの新教徒がカトリック叩きのため
征服話をオーバーに誇張して言いふらしてた、というのはありそう
62とてた ◆0Ot7ihccMU :05/01/26 21:27:13 0
「黒い伝説」>スペインは新大陸で先住民を扱使うDQN国家

「白い伝説」>スペインは非キリスト教の暴虐王から解放してくれた天の使徒
ですね。

事実はこの中間かと。
(とはいえ、スペインの植民地統治はひどすぎますが)
63世界@名無史さん:05/01/26 23:35:45 0
被征服民族の立場から描いた
ピサロやコルテスら海賊たちの
暴虐を描いた映画が見たいよ

誰か作らないかな
64世界@名無史さん:05/01/30 10:49:04 0
>>59
スペインにもやはり「インディオ虐殺はなかった」みたいな本ってあるのかな?
65世界@名無史さん:05/01/30 17:34:35 0
>>1
アフリカよりはよっぽど発達してただろ。
66世界@名無史さん:05/01/31 02:10:50 0
>>64
>スペインにもやはり「インディオ虐殺はなかった」みたいな本ってあるのかな?
韓国になら「韓国軍によるベトナム人虐殺はなかった」みたいなのありそうだね。
67世界@名無史さん:05/01/31 18:46:46 0
文明のスタートの時期は

メソポタミア=エジプト>>インダス>>>>>>黄河>>×10倍>>アメリカ文明

という感じがするけど、そこから見るに
脱アフリカした人類が順次、到来した順に文明はスタートしたいったという
感じだから、
そのスタートの時期がそのまま文明の発達具合の差になって、
アメリカ文明の場合、そのスタート時期による初期の差が決定的だったように思う。
68世界@名無史さん:05/02/01 01:47:37 0
>>66
つか、「戦時における自国の蛮行は無かった」説って、
世界中、どの国にでもありそうな希ガス。
「十字軍の蛮行はイスラム教徒による捏造」
とかもありそうだ
69世界@名無史さん:05/02/01 14:24:44 0
「銃・病原菌・鉄」11章の要約

ゴミ屋敷に住むアイゴ猫ババアの子孫は、病原菌耐性がつき繁栄する
中南米の原住民に中に、ゴミ屋敷アイゴ猫ババアが居れば、
旧大陸との接触で、病原体による大量死はなかっただろう

結論 ゴミ屋敷に住むアイゴ猫ババアは、社会的に保護し推奨すべき生活形態である
70世界@名無史さん:05/02/01 15:12:22 0
>>67
長江文明を入れれば中国はメソポタミアと大差ない。
というか、それならタンザニアが世界文明の中心になる理屈(ry
71とてた ◆0Ot7ihccMU :05/02/01 22:30:09 0
>>67
古代アメリカ文明も今のところ「古くなっている」ところだったりしますが。
72世界@名無史さん:05/02/03 14:24:21 0
馬が無かったから 文明の伝播速度が成熟度に反比例した
73世界@名無史さん:05/02/25 01:42:19 0
age
74世界@名無史さん:05/03/20 01:18:08 0
age
75世界@名無史さん
>>67
ホモ・サピエンスの到達順序
出アフリカ 10万年から8万年前
まずは、西アジア、レヴァント地方かな。8万年前
でも、この人たちは滅亡したか、アフリカに撤退した。
次は、アラビア半島に到達。8万年前ごろかな。そこから、
インドへ。そこから、東南アジアで、オーストラリア6万年前。
中近東進出(二度目)は、5万年くらい前。今度は中近東北部
まで進出。そこで、ネアンデルタール人と仲良くなって、一緒
にオーリニャック文化を育てる。そこから、ヨーロッパ進出で、
これが4万年前。最古のクロマニョン人。
アラビア半島あたりから北上の一派が、東アジア方面にちょっと
ずつ移動。一部はロシアあたりまでいく。これが4万年前ごろ?
東南アジアの人々が、順次北上、中国の山東半島など、また、
日本列島朝鮮半島(陸続き)へ。3万年以上前。
ロシアあたりの人々がシベリアに移動が2万5千年前。そこから
北上してきた南方系も合わせて、アメリカ大陸へ、1万5千年前。
ロシア方面の人たちが、西ヨーロッパへ。あと、ヨーロッパの
人々が、部分的に北アフリカなどへも移動。2万年前ごろ。

氷河時代終了。
パプアニューギニアで最古の農業。
メソポタミアで、ナトゥーフィアン、ケバラン、などなど末期旧石器
時代から、定住文化へ。農業も始まる。

こんなところです。