フン族はモンゴル語を話してた?

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1あっちら
フン語で「天」のことを「テングリ」といってたみたいですね
2世界@名無史さん:04/05/13 18:29
( ´_ゝ`)フーン










てんぐりって漫画がドラゴンマガジンで連載されてるな。
3世界@名無史さん:04/05/13 23:13
もしそうなら、モンゴル人がローマを滅ぼしたことになるね
4世界@名無史さん:04/05/13 23:16
フン語の記録ってどの程度現代に伝わっているのでしょう?
アッティラのAt-部分はテュルク系言語の「父」との類似がよく指摘されていますね。
5世界@名無史さん:04/05/14 13:14
モンゴルとトルコって言語学的には親和性があるが・・・。
6世界@名無史さん:04/05/14 16:01
ビザンツあたりの記録でヴォルガ河を「アッティラ河」と呼んでいるのがある。
水を表わす「イティル」を聞き違えたらしい。
7世界@名無史さん:04/05/14 17:51
アッティラの時代のフン族は大半がゲルマン人。
8世界@名無史さん:04/05/14 23:22
>>7

出典は・・?
9世界@名無史さん:04/05/14 23:25
凶暴なモンゴロイドの野郎どもにヤラれまくる白人美少女たちの画像ウPよろしこ!ハァハァ・・・
10世界@名無史さん:04/05/17 21:49
カタラウヌムからアッティラ様が10ゲット
11世界@名無史さん:04/05/17 22:08
漢に圧迫されて西へ西へと移動を開始した北匈奴が、フン族と化して
東欧に侵入し、それに押し出されるようにしてゲルマン民族が大移動
した、というのが歴史なわけですが、このフン族に関しては、「インド・
ヨーロッパ語族だった」という話もあります。
12世界@名無史さん:04/05/27 18:51
トルコ系諸語のチュヴァシ語に近い言葉を話していたと昔聞いたことがあるが?
ttp://www.ethnologue.com/show_lang_family.asp?code=CJU

まあ、匈奴にしたって言葉が残っていないので、推測の域を出ない。
トルコ系諸語の最古の記録は突厥の碑文(ウイグル語につながるらしい)。

ブルガリア人は、今でこそスラヴ系言語を話しているが、
元はトルコ系の言葉を話していたそうな。
13世界@名無史さん:04/05/30 20:45
「フン語」自体はどのくらい記録が残っているのでしょうか?
彼ら自身が文字を持っていたとは思えないし・・・
14世界@名無史さん:04/06/11 23:34
ローマ側の記録だけじゃなかったっけ?
15よろずこ:04/06/12 00:02
フンがヨーロッパに侵入したころはまだモンゴルが成立していなかったのでは?

16世界@名無史さん:04/06/12 00:07
「モンゴル」の成立とモンゴル語とは直接関係ないですね。縄文時代にも日本語はあったというのと一緒。
17世界@名無史さん:04/06/21 05:26
>>16
ねーよ、ば〜か
18世界@名無史さん:04/06/21 16:51
>>1
わずか1語句でモンゴル語を話していたとまで飛躍する貴様の脳天を
勝ち割りたい。
19世界@名無史さん:04/06/23 23:08
ジーク・ディクスンだ
20世界@名無史さん:04/06/26 12:54
そもそもハンガリー(Hungary)ってHun族 の末裔だもんだ。

ゲルマン人は古代と中世にhun族と戦いました。大変ですね。
21世界@名無史さん:04/06/26 12:56
フンもハンも語源が同じ。ついでに言うと韓国ハングックのハンも
漢族のハンも当て字でそもそもモンゴル人が使ってた言葉を漢字で
当て字しただけ
22世界@名無史さん:04/06/27 12:13
だんだん恐くなって来たな
23世界@名無史さん:04/06/27 18:31
>>20-21
思いつきでデタラメをかくのはやめれ。みんな笑ってるよ
24世界@名無史さん:04/06/28 09:49
>>21とかはワラタとか書いてやらないと、かえってショボーンな気もするが。
25世界@名無史さん:04/07/10 23:26
日本では、フン族は軽蔑されていたので、糞を(フン)と言うよね。
26名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 17:19
フンって訓読みじゃねえだろ。
27世界@名無史さん:04/07/13 20:42
>>18
日本語と英語にもあるよねw

 (義務・責任などを)負う = owe[ou]
2825:04/07/15 00:16
>>26
って事はあれか、フン族を軽蔑していたのは漢民族か。
29世界@名無史さん:04/07/15 02:23
匈奴と奴がついてる時点で軽蔑してると思うが・・・
30世界@名無史さん:04/07/15 08:42
ゲルマン人ってあんま大した事ないよね
31貝塚マニアinマジャール:04/07/15 11:38
三省堂の国語辞典(昭和43年新装第4刷版)には、
匈奴を「ふんぬ」と読みを振っている。

監修が今は亡き金田一親子だったのが。

蒙古語で匈奴というのは人の意味だそうだ。

匈奴の王には冒頓単于がいた訳で、
冒頓というのが蒙古語でボグダ(聖)、単于がテングリ(天)を指していると
いう指摘をどこかで読んだことあり。
でもテングリって、ちゃんと登利(テングリ)という当て字があるんだよね。


因みに、>>21じゃないけど、「天」という言葉もこれこそ当て字で
テングリという言葉の音写ということもどこかで。

匈奴の王、頭曼単于も、頭曼が北朝鮮と旧満州を流れる豆満江(図們江)の意味、
満州語で「多くの」という意味だそうだ。
32世界@名無史さん:04/07/16 09:07
漏れは冒頓は baghatur (英雄) らしいと聞いたが。
33世界@名無史さん:04/07/16 10:44
漏れはウランバートルのバートルと聞いたが。
34世界@名無史さん:04/07/18 00:06
河野六郎は何と言ってるの?
35世界@名無史さん:04/07/18 00:59
「フン族はインド・ヨーロッパ語族だったようだ」と聞いたが。
36世界@名無史さん:04/07/18 01:09
微妙な言い回しだな・・・
37世界@名無史さん:04/07/18 02:38
普通に朝鮮人だな。少なくとも<`∀´>の脳内では。
>31
"tengri"はテュルク系の言語で「天」を示す。モンゴル語でも同様。
"tumen"は満洲語で「多くの」ではなく、「1,000」でモンゴル語からの借用語。

>32,33
ウラン=バートルのバートルと"baghatur"は同じ。ウラン=バートルは「赤い英雄」
の意味。語中の"gh"は現代ハルハ方言では消失し、長音化している。

テュルク系とモンゴル系、モンゴル系とトゥングース系それぞれは関連性があると言われている
がテュルク系とトゥングース系との関係は非常に薄い。さらにテュルク系とウラル系は古くから
交流があり、関連性が指摘されているが検証できる事物がほとんどない。
39世界@名無史さん:04/07/18 09:21
>>38
tumenは「万」だよ。
>39
スマソ。1,000は"minggan"だった。"tumen"自体も漢語からの借用と言う説もあって
本当に匈奴の時代から"tumen"だったかは疑問。
41貝塚マニアinマジャール:04/07/19 02:27
内外蒙古の地名って、そういった部隊や編隊、陣営に関する名前が多いよね?
ミンガンってたしかそういう地名があるって聞いたなあ。

ジュンガルだって、蒙古語で左翼(左手)という意味だし。
トングスってトルコ語系で、豚という意味だよね。

祁連山も匈奴語で天の意味だとなんかの地名語源事典で知った。
だけど匈奴って、文書は漢字を使って、漢文で支那とやり取りしてたわけでしょ?
だから匈奴語の史料が残ってないのだと思うのだが。
それで時代を経て、ルーン文字やフェニキア系の文字で漸く自分達の言葉を書けたわけだ。
42犬童知遠 ◆tmc8JAPANo :04/07/19 23:19
>>40
五胡十六国の夏の首都「統万城」も、
もしかすると「tumen」が語源?
43世界@名無史さん:04/07/20 00:31
統の発音はtongなわけだが
44犬童知遠 ◆tmc8JAPANo :04/07/20 01:29
あ、そうだった・・・。
いや、それでも語頭だけ取って・・・って無理か。(汗
45貝塚マニアinマジャール:04/07/21 13:29
>>43>>44
そうとも言い切れないぞ。

満州の奉天(フォンティエン)も内蒙古フフホトと同じく、ホタという満蒙突系の
言語から来ていると、辻原康夫が言っていたぞ。
ちなみに、胡洞(フートン)も同語源らしい。
46世界@名無史さん:04/07/21 20:48
奉の字は中国語でfengだよね。
フフホトは漢字だと呼和浩特で、浩特はhaote、
こっちは「ホタ」なのかもしれないけど、奉天はどうなのかな。
専門家の言うことだから何か根拠があるのかもしれないけど。
47世界@名無史さん:04/07/21 21:04
五胡の時代の発音を今の中国の発音と同じと考えたらダメだろ。
唐くらいまでは今の音読みとそれほど離れてないと思われ。
>45,46
満洲の奉天は満洲語では"Mukden"「栄える」と言い、「盛京」と言っていました。
北京遷都後に奉天に改称。恐らく満洲族のシャーマニズムで天を祀る祭りがあるので
そこから取った漢式の名称でしょう。
フフホト(呼和浩特)はモンゴル語の"Xθx hotod"「青い町」の漢語表記。
満洲語で町を"hoton"と言い、モンゴル語の"hotod"の借用と言われている。
胡同については"hotod"説と"xuttak"「井戸」説がある。

>専門家の言うことだから何か根拠があるのかもしれないけど。
辻原康夫は原語を全く知らずに書いているから、中国の地名に限らず間違いが多い。

>47
今の北京音は宋代末期の音とは共通するところはあるが、唐代の発音とはまるで違う。
唐代の発音は確かに日本語の"漢音"と共通しているが、かなり離れている。
唐代でも塞外民族の多かった西北地域は早くから入声が合流していたり、母音が単純化
していたりとかなり近世音に近い。

しかしながら、"統"はどこまで遡っても[tong]と言う音で[-ng]が脱落することはない。
"tong"の"-ng"と"man"の"m-"が同化して"tuman"を表した可能性も無くはないが・・・。
49世界@名無史さん:04/07/22 12:51
>しかしながら、"統"はどこまで遡っても[tong]と言う音で[-ng]が脱落することはない。
じゃあ、トウという音は日本で生まれたのか?
そんな訳ないだろ?
50世界@名無史さん:04/07/22 12:57
中国漢代は、日本語と殆ど同じ言葉を喋っていたって本当ですか?
51世界@名無史さん:04/07/22 14:24
>49
中国語の音節末の -ng っていう音は、日本語ではウかイになってない?
-e- の後の -ng はイになってて、他はウになってるように思う。
つまり、昔の日本語では -ng の音を再現できないから、
ウかイで代用したんじゃないかね。

日本語のトウって音が中国語の音韻変化の逸脱例ってことにはならないのでは。
外国語だし。
52貝塚マニアinマジャール:04/07/22 15:38
自転車小僧さん、アンタ何者ですかい!
辻原を論破できるくらいの力があるのなら、
こんな所で屯ってないで直接河出書房新社に問い合わせばいいのに…。

勿体ない!

黒龍江ってこれもアムール(カラムレン)の漢訳表現だよね。
いつから満州人は漢訳表現を使うようになったんだ?脱線するけど。
53世界@名無史さん:04/07/22 17:01
>>51
だから、中国語は当時の発音とはかなり離れてるから
混同しちゃダメだろう。
五胡十六国時代に統をtongと発音していた証拠はあるのか
どうかという話。
>52
ただのサラリーマン。
で、地名本については2ch以前に出入りしてたBBSで皆で間違い探しをして出版社に
意見を求めたことがある。しかしながら、どの出版社からも何の反応もなかった。
一般向けの書籍については間違いがあっても直さずに再版まで放置と言うのが結構あ
るようで、一部言った者勝ちの世界である。

>黒龍江ってこれもアムール(カラムレン)の漢訳表現だよね。
>いつから満州人は漢訳表現を使うようになったんだ?脱線するけど。

満洲語では"Sahaliyan Ula"「黒い河」と言い、"Xara mθren"はモンゴル語で「黒い河」
黒龍江はそれを漢人が漢語風に翻訳したもの。
"アムール"の語源ははっきりしないが、満洲語でもモンゴル語でもない。

>53
"統"は『周易』、『公羊傳』、『淮南子』などにも用例があり、『玉篇』には"音桶"と
音注がある。『説文解字』には"從糸充聲"と注があり、"-ng"韻尾を持っていたことが
分かる。さらに時代が下がって北宋の『廣韻』には"他綜切"と反切の注があり、先秦の
時代から間断なく"統"が"-ng"韻尾を持っていたことが明らかである。
もし、五胡十六国のいずれかの国で"統"を「トウ」なり「ト」と読んだとすれば、"単于"
の"単"を「ぜん」なり"shan"と読むと注釈されるように、後代の字書や歴史書に必ず注釈
が出るはずだが、そのような例は寡聞にして知らない。
五胡十六国時代に"統"を"tong"と発音したと言う積極的証拠も見つからないが、"tong"以外
の音で発音したと言う証拠も無い。地理的、時代的連続性から見て、先秦時代から現代まで
"tong"と読む字が五胡十六国時代にのみ別の発音で読まれたというのは無理がある。
55世界@名無史さん:04/07/22 23:46
從糸充聲って何なのか説明しないと納得できないよ。
何故、そう書いてあるとng音なのか、一般人にも
分かるように書かないなら単なる独りよがり。
反切が他綜切ならトウと読むのが一般的じゃないか?
統の音をトンなんて書いてある辞書は寡聞にして知らない・・・
56世界@名無史さん:04/07/23 00:49
>>55

自転車小僧じゃないけど、

> 從糸充聲って何なのか説明しないと納得できないよ。
> 何故、そう書いてあるとng音なのか、一般人にも
> 分かるように書かないなら単なる独りよがり。

そりゃそうっすね。

> 反切が他綜切ならトウと読むのが一般的じゃないか?

日本語の読み方しか知らない日本人ならそうだろうね。
でも、昔の中国人にとって一般的なのかどうか。
分かってて書いてるんだろうけど…

> 統の音をトンなんて書いてある辞書は寡聞にして知らない・・・

日本の辞書でそう書いてるのはないだろうな。
57世界@名無史さん:04/07/23 00:51
ngはよく落ちるような気もするが…
と(乙)→等、登、澄、騰

朕方統一天下,君臨萬邦,可以統萬為名.
漢語として読んだようだからngが落ちることは無い気もする…
ここは世界史板でしたね。
漢字音については
【各国語の漢字音比較】
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1061625854/
でやってます。
では、
>55
從糸充聲:糸篇で音が"充"である。と言う意味。
"充"は"從ル育省聲"と注があり、段玉裁は「育」古音第三部と「省」古音第九部
の合音と注している。
段玉裁の『六書音均表』(先秦時代の漢字音を17部に整理したもの。)
では"充"は第九部に属する。第三部は[-ou]もしくは[-ok]第九部は[-ong]の韻尾
を持ったもの。
日本の漢字音で"-オウ"となるものは第三部(好、包など)と第九部(東、統など)の
両方にあるので、中国語の発音を知らない人にとっては同じに見えるかも知れないが
中国語の歴史の中で完全に合流したり、混同されることはほとんどなかった。

日本語では漢語の"-a/ung"韻尾が"-ウ","-i/eng"韻尾が"-イ"に対応している。
一部"-ng"の音を残しているらしい古語もある。
例:愛宕「あたご」[ai+tang]に母音[-o]が付いたと解釈されている。

反切については"他綜切"は声母が[t-(a)]、韻母が[(z)-ong平声]で、併せて
[tong平声]と読むと言う音注のこと。この方式は晋代に発明され、現在でも
使われている非常によく使われる音注方法。日本で出ている大きな漢和辞典
でも反切を掲載しているものもあるし、中古音と呼ばれる中国唐代頃の発音の
概説や再構音を載せているものもある。

匈奴や五胡十六国の話をしているのに、日本の漢字音で漢語を解釈すると言うの
は、万葉集を朝鮮語で読むと言うのと同じくらいの意味しかない。
匈奴や突厥の言葉の記録はほとんどが漢字で表記されているので当時の漢語の発音
をある程度再構する必要があります。
>57
>ngはよく落ちるような気もするが…

それは日本の万葉仮名の話。
匈奴語の資料がほとんど無いので、匈奴語に[-ng]と言う音韻が存在したかどうか
ははっきりしないが、テュルク系、モンゴル系、トゥングース系のいずれの言語で
も[-ng]と言う音韻を持っている(いた)し、ウラル系の言語でも持っている。
そこから考えれば、匈奴語が[-ng]を持っていたと考えるのが自然ではないだろうか。
60世界@名無史さん:04/07/23 02:00
漢音とされている日本の音読みが何故、統をトンではなく
トウと伝えたのかも考えた方がいいんじゃないの?
トンというのは漢音でも別に珍しくない。
頓惇豚遁・・・これらは何故トンと伝えられたのか?
段玉裁が正しいというのなら、段玉裁が何によって先秦の
発音を知り得たのかも説明が必要。
61犬童知遠 ◆tmc8JAPANo :04/07/23 02:12
------------------------------------------------------------------------
390 名前:名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日:03/04/25 21:26
>385
平安初期くらゐには、漢字音の音節末鼻音は、
[-ng]は「う」または「い」
[-n]は「ぬ」または「に」
[-m]は「む」または「み」
と表記することで、文字表記上も区別してゐたやうだ。
やがて、[-ng]は表記通りの普通の母音として発音されるやうになり、
[-n]と[-m]は発音区別が曖昧になり、ともに「ん」と表記されるやうになった。
現代語の「ん」は、あとに続く音によって[ng]にも[n]にも[m]にもなるし、
単独で発音される場合はまた別の音になるといふ極めて不思議な文字となった。

391 名前:390 投稿日:03/04/25 21:28
なほ、鎌倉時代以降に日本語に入った唐音では、[-ng]も「ん」と表記されてゐる。
------------------------------------------------------------------------
【お歪】 ローマ字表記では、長音がhか? 【大泉】
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1048941453/
------------------------------------------------------------------------
62犬童知遠 ◆tmc8JAPANo :04/07/23 02:22
以上、言語学板より参考コピペ。

あ、あと自転車小僧さん。中国の各時代や周辺各国における、漢字音
の体系や変遷について、これから学んでみようかと個人的に思ってる
んですが、何か良い論文か著書は無いもんでしょうか。思い当たる物
がありましたら、是非ともご教授願えれば幸いです。m(_ _)m
63世界@名無史さん:04/07/23 03:40
発音ってのは古代日本と現代日本でも相当違うもんだ。
まして異民族が混入した五胡以前と五胡以後では相当
発音も違うと思う。
漢代の人間と現代の中国人が会話できるかというと、
おそらく無理と思うが・・・
その辺の考察ができてるなら問題ないけどね。
64世界@名無史さん:04/07/23 13:35
>59
匈奴の言語の系統は不明と言うしかないのでは。
アルタイ系の言語やウラル系の言語がどうであろうと、
匈奴人の言葉のヒントにはならないと思うなぁ。
65犬童知遠 ◆tmc8JAPANo :04/07/23 14:20
>>64
なんとなく参考になりそうなURLをペタリ。

「匈奴は何語をしゃべっていたか?-アルタイ比較言語学入門-」
ttp://homepage3.nifty.com/rosetta_stone/wissenshaft/hunna1.htm
66世界@名無史さん:04/07/23 17:37
>65
面白かった。
そこの人の説だと、かなりの確率で匈奴の言語はトルコ系ってことだね。

音韻の分布の仕方が主な証拠ってことになってるね。
これって、よく言えば強い証拠があるってことだけど、
ただ、悪く言えば一面的な証拠しかないということにもなる。

言語の系統を比較するときって、単語ごとの音を比べるってのをよく見るし、
その方法で比べられたらいいんだけどね。そううまくも行かないんだろうね。

まあ何にせよ手持ちの道具を使ってある見解を出したってのはいいね。

ところで、そこのディレクトリ名の wissenshaft って wissenschaft だよね。
67貝塚マニアinマジャール:04/07/24 01:52
>>65-66
敢えて付け加えれば、「古代」トルコ語系を喋っていた、だね。
これは当然なんだけど、今のトルコ共和国の国語と、
広く使われていたトルコ語というのは別物でしょ?

古代の日本語と現代国語の違いがあるように。
ここで提案するスレというのはあくまでも、ヴォキャブラリーに拘ったのか、
文法に則ったのか、自ずと判るよね?

匈奴が雑多な民族の集まりで、統一国家ではない帝国だし、
共通語があくまでも「漢文」だから、これ以上の掘り下げは出来るはずもない。

それに、「フン族」が北匈奴の末裔だということも余り確認できてないようだが。
>60
>トンというのは漢音でも別に珍しくない。
>頓惇豚遁・・・これらは何故トンと伝えられたのか?

ヒジョーに簡単なこと。それらほぼ全てが[-un]と言う韻尾を持っていたから。
日本語には[-n/-ng]の区別が無かったから、字音の区別をする時に「-ン/-イ・ウ」と
言う使い分けをした。

>段玉裁が正しいというのなら、段玉裁が何によって先秦の
>発音を知り得たのかも説明が必要。

段玉裁でググってもほとんど詳しいことが見当たらないだろうから、答えます。
段玉裁は『詩経』の押韻を調べ、古音の部を分けました。
『詩経』は「国風」、「大雅」、「小雅」、「頌」と言った分類をされているが
「国風」が大半を占め、そのほとんどが4文字4行から成る韻文である。
韻文だから押韻の規則を調べればある程度の資料が集まるし、『易経』や『春秋』
と言った文献にも韻文が現れる。それらを整理することで、先秦の音韻を再構する
ことができる。
後の研究でも多少の出入りはあるもののほぼ段玉裁の古音分類に基いている。

>67
>敢えて付け加えれば、「古代」トルコ語系を喋っていた、だね。
>これは当然なんだけど、今のトルコ共和国の国語と、
>広く使われていたトルコ語というのは別物でしょ?

全くの別物とは言い難いが、音韻的には中央アジアのテュルク系諸語の方が古形を
留めている。(ウズベク語は早くから都市化が進んで共通語として用いられた経緯
などもあり、テュルク系の中では音韻組織が最も簡略化されている。)


69世界@名無史さん:04/07/24 09:08
俺の出る幕じゃない!(T∀T)
70世界@名無史さん:04/07/24 10:52
>>67
> 匈奴が雑多な民族の集まりで、統一国家ではない帝国だし、
> 共通語があくまでも「漢文」だから、これ以上の掘り下げは出来るはずもない。

>>65のサイトだと、匈奴人の言語ってのを支配者の家系の言葉ってことにしてたよ。
文書に使われたのは漢語だけど、支配者の固有名詞やなんかをネタにしてた。

> それに、「フン族」が北匈奴の末裔だということも余り確認できてないようだが。

そこのサイトでは、両方とも「どうやらトルコ系っぽい」とは言っているが、
親戚同士とは言ってなかった。うろ憶えながら。
71世界@名無史さん:04/07/24 11:28
どうも流れがよく見えないが、「統万」の語源がtumenかどうかって話で、
匈奴語なら「統」のngは落ちるか否か、ということで、
それでは匈奴語は如何なる言語かとか、古代音の推定がどうだとか、
そういう流れになっているようだが、「統万」の語源は>>57にあるとおり。
それに、漢族と混住して一体化しつつあった匈奴の言語を推定するのは無理では?
冒頓の頃ならまだしも。
72世界@名無史さん:04/07/24 11:48
統万と頭曼は似ているが・・・
73世界@名無史さん:04/07/24 23:35
遊牧民は言葉が通じなくても女さらって嫁にしていた
意思疎通は簡単な命令用にコミュニケーションすりゃよい。
家庭の団欒などない。
固定した言語など無く流動的なゴタマゼ片言だけ。
父系意識だけあり「人種差別」も「民族意識」もなく、固定した「民族」などなかった。

と思う。
74世界@名無史さん:04/07/25 02:12
はぁ?
75世界@名無史さん:04/07/27 17:41
遊牧民は複数の言語を話してたんじゃないの?
76世界@名無史さん:04/07/27 17:55
>>73
>と思う。

ウケタ
77世界@名無史さん:04/07/27 18:44
チンギスハンと匈奴の間に民族的共通性あんの?
78世界@名無史さん:04/07/27 19:47
匈奴(フン)突厥系はスキタイから青銅器文化などを引き継いでるし、その頃
タイガで狩猟していたモンゴル民族は突厥系から言語や
文化を引き継いでるから、文化・言語的にはモンゴル人と突厥はほぼ同じ
でも人種的特徴は謎だけど現在もっとも東に住むヤクート(サハ)などの
突厥をみるとモンゴル人と顔は殆ど変わりない。
常識的に考えてほ本来の突厥はやはりモンゴル人と同じ人種だろう。
79世界@名無史さん:04/07/27 20:47
>>78
碑文に残されている突厥語は解読されており、
言語的にはテュルク(トルコ)諸語、現在のウイグル語に近い言語であることが
判明している。

フン族の末裔とされるロシアのシュヴァシュ人の言語もテュルク系。
もっとも現在の住民は、白人の血がかなり濃い。

古代において、トゥングース、モンゴル、テュルクのアルタイ系3言語集団が、
民族的にどの程度区別できるものであったかは疑問だけどね。
80世界@名無史さん:04/07/27 21:14
おまいら、知ってる匈奴語を一つずつ挙げれ。

とりあえず、単于=王だったよな?
81世界@名無史さん:04/07/27 21:16
すまん、単于=広大な だった。
8279:04/07/27 21:23
>>79
シュヴァシュはチュヴァシュChuvashの間違い
83世界@名無史さん:04/07/28 04:39
>>78
匈奴は髪の色や瞳の色が茶色で背が高く彫りの深い顔してたんだから
フン族だの後世のモンゴル人とは明らかに人種がちがうだろ。
84世界@名無史さん:04/07/28 11:12
>>83
それは支配者クラスだけという説もあるぞ。
85世界@名無史さん:04/07/28 19:34
そもそも匈奴は漢代、フンヌと発音されていたのか?
86世界@名無史さん:04/07/28 19:50
>>85
その質問は鋭いな。結論から言うと、匈奴をフンヌと読むのは現代中国語だ。
しかし、なにしろ中国の方言さはかなりひどいので、
当時すでに中国北部地方では北京音に似た発音であった可能性も捨てきれない。

ちなみに、曹操がいい例だが、当時の中国人で遊牧民(胡人)の血を引いている人々は
紅毛碧眼ですごくめだったらしい。
匈奴は紅毛碧眼だったという意見は昔からあるが、人骨の分析とかはどうなっているのだろう。
87世界@名無史さん:04/07/29 00:36
>>86
フンヌでは、なくションヌだろ。
88世界@名無史さん:04/07/29 02:19
しかし紅毛碧眼ってそんなにいるだろうか?
ソグドの末裔が暮らしていると思われる
ウズベキスタンのサマルカンドでも殆ど黒髪、茶目だ。
イラン系は殆どダークな色。
89世界@名無史さん:04/07/29 02:23
曹操が胡の血を引いてるってどのマンガの設定だ?
彼はばりばりの矮小漢人ですが。
碧眼児孫権は江南の出身なので胡とは関係ないと
思うがな・・・
90世界@名無史さん:04/07/29 02:48
江南なら海洋ルートのローマ帝国人かもしれない。
ヨルダンとかばりばりの北欧系が結構いるから。
91世界@名無史さん:04/07/29 03:09
孫氏は孫子の子孫を自称してますから。
まあ、どっかで異人の血が入ってもおかしくないけど。
92世界@名無史さん:04/08/03 08:25
劉備も北京の辺りの生まれなので非漢族?
諸葛孔明も山東省の生まれなので非漢族?
孫権は日本列島に行って倭人を数千人も徴兵したというが本当だろうか?そんなに大量に船があったのか?
93世界@名無史さん:04/08/03 09:29
秦の始皇帝も、コーカソイドだったテ言うから、古代の中国は、もともと
コーカソイドが多かったのだろう。
94世界@名無史さん:04/08/04 00:45
匈奴の王族の墓から得られた遺体の特徴はモンゴル的だったというが・・・
95世界@名無史さん:04/08/07 07:24
>>92
>劉備も北京の辺りの生まれなので非漢族?
>諸葛孔明も山東省の生まれなので非漢族?

はぁああ???
何を言ってるのかさっぱりわからんなー
その時代の北京や山東半島なら漢人である可能性が高いだろうに…
96世界@名無史さん:04/08/08 14:34
三苗が山東省あたりにいたのはいつごろの時代まで?
97世界@名無史さん:04/08/08 21:15
\\
 \\\  @@@  あんたら!
   (⌒\@# _、_@ ファミコンばっかやってないで宿題やんな!
    \ ヽヽ(  ノ`)
     (mJ  ^ ⌒\
      ノ ∩  / /
      (  | .|∧_∧ OKOK。
  /\丿 | (    )母者マテ!ときに落ち着けって!
  (___へ_ノ ゝ__ノ

母者【ははじゃ】
『流石だよな俺ら』のフーン兄弟の母親
勉強や仕事もせずにネットばかりやっている兄弟に手を焼いており、
マウントや関節技などで兄弟に制裁を加える。
パソコンのことをファミコンやマイコンと間違える典型的な中年
98世界@名無史さん:04/08/11 15:37
匈奴語の話題はどこ行った?
99世界@名無史さん:04/08/16 22:57
匈奴語は最古のトルコ系言語。モンゴル語とも近い。
100世界@名無史さん:04/08/17 01:07
100
101世界@名無史さん:04/08/18 13:49
101人フン族
102世界@名無史さん:04/08/18 15:26
トルコ語とモンゴル語は、膠着語型の文法と語順くらいしか共通性がなくて、
アルタイ語族なんてのももはや無い物とされているんだが。
103世界@名無史さん:04/08/18 16:57
しっかし、あんだけ共に活動することの多いトルコ系民族とモンゴル系民族とが
言語はまるで別というのは面白い。
104世界@名無史さん:04/08/19 20:46
テムジンとその親友ジャムハはケレイト部(トルコ系)のトグリル・ハンと
意思疎通ができてるし、後にジャムハは同じくトルコ系部族のナイマンの王と
手を組んでることからみても、この頃の遊牧民はトルコ系の言語とモンゴル系の
言語を使いこなせていたのかもしれない。
105世界@名無史さん:04/08/19 21:26
古今東西、外交を担当する官吏や軍の士官は複数の外国語が喋って読み書きまで
できるものだよ。
複数の大民族の領域を支配したり、頻繁に戦争を行っていたりする場合には、
王様ランクでも敵や同盟方や自国内の大勢力の言語を三つ四つ直接話したり
読み書きできたりする。

日本の高官が通訳を介することに抵抗が無いのは、古来、高位の者どうしは同室に
いても直接には対話せず随従を介して交渉を行う伝統があったため。
日本の伝統的な形式や、どこでも英語しか喋ろうとしない今の同盟国のアメリカが
特殊なだけで、こういうのは歴史的にも地域的にも珍しいことだよ。
106世界@名無史さん:04/08/19 21:34
つまり、だ、同盟関係にあった、モンゴルとしては同盟のケレイト部やナイマン部との
関係の為にトルコ語ができて当然だし、その事情はトグリル・ハンにしてもナイマンの
王・将官にしても同じことだ。
言語の系統が近かろうが遠かろうが、関係を持つからには、意思疎通できるようになっていて
当然なのだよ。
107世界@名無史さん:04/08/20 10:14
なあ、中央アジアのオアシス国家ってほとんど言語共通してたの?
108世界@名無史さん:04/08/20 19:41
>>107
なわきゃねーだろ。
109世界@名無史さん:04/08/20 20:12
今みたいにトルコ化する前は印欧語をしゃべってた。
110世界@名無史さん:04/08/20 21:07
そ。たとえばソグド語とかね。
かなり古くはスキタイも印欧語族だったし。
いまでもタジク語とかイラン系の言語はあちこちに散らばってるし。
111世界@名無史さん:04/08/20 22:54
http://bbs2.orange-e.net/?id=12345
管理人が殺した
112世界@名無史さん:04/08/22 04:00
トカラ語派も忘れないでけろ〜
113世界@名無史さん:04/08/22 23:20
遅レスになるが、日本の漢字の音は漢音と呼ばれているが、
漢の時代の音を採ったという事じゃないのか?
114世界@名無史さん:04/08/22 23:48
>>113
漢音は唐の時代の長安周辺の漢中地方の発音が元になっているんだよ。漢中の発音だから、「漢音」。
115世界@名無史さん:04/08/22 23:56
じゃ、唐以前の日本人は漢語を発音する場合は何を元にしてたの?
116カラジチ ◆mWYugocC.c :04/08/23 01:00
呉音じゃないの?
南朝風の発音が朝鮮半島経由で入ってきたもの。
117世界@名無史さん:04/08/23 01:08
ほかにも倭音とか古音とかある。呉音と漢音はたまたま後世まで残っただけ。
118世界@名無史さん:04/08/23 01:52
>>117
それは古代中国の発音に近いと考えていいの?
>>118
藤堂明保に言わせれば、古代支那語は、
語頭の二重子音や、末尾が子音で終わる発音で占められたそうな。

「見る」という意味の監(カン)・覧(ラン)は嘗てはglamという同じ発音だった。

しかし、日本語には伝統的に二重子音や子音止まりの語句はないのだ。
ラ行も、ヱ(ゑ、ワ行)の音も外来音。
120世界@名無史さん:04/08/23 03:00
>>119
入声はともかく、語頭の二重子音って、
それ無茶苦茶古いじゃないスか・・・。
下手すりゃ春秋以前?
121世界@名無史さん:04/08/23 11:38
聖徳太子なんかは中国語できたんかな?
122世界@名無史さん:04/08/23 13:32
漢文書くのがイヤだから、古事記書かせたんではないの?
123世界@名無史さん:04/08/23 23:10
ケレイト部のトグリル・ハンとセルジュークトルコのトゥグリル・ベク
の名前って同じ語源から来てるのかな?
124世界@名無史さん:04/08/24 00:59
朝鮮人の漢字の発音は何音なの?
>>122
古事記は偽作説があるぞ。
日本人が公式文書を日本語で書くようになったのは、
戦後も戦後の話。

それまではみんな、えせ漢文の候文。

>>121
出来るでしょ?そりゃ。知識人だもん。
>120
>入声はともかく、語頭の二重子音って、
>それ無茶苦茶古いじゃないスか・・・。
>下手すりゃ春秋以前?

その通り。方言では漢代でも南方では語頭2重子音を持っていたようだ。
『説文解字』の"聿"の注に「楚謂之聿、呉謂之不律、燕謂之弗。」
「楚ではイツ/i@t/と言い、呉ではフリツ/plit/と言い、燕では弗/pi@t/と言う。」
また、『淮南子』「人間訓」には「枝葉末節、三寸不律。」*不律は"筆"とある。
しかしながら、匈奴の言葉が語頭2重子音を持っていたと積極的に証明できるものは
今だ見つかっていない。

>124
朝鮮語の漢字音は南北朝時代の漢字音と言われている。少数ながら2通り以上の読み
を持つ漢字もあります。「金」금/kwm/[金属の金]、김/kim/[人名の金]
この場合、금/kwm/が日本で言う呉音「コン(ム)」、김/kim/が漢音「キン(ム)」に
相当します。

藤堂明保の"単語家族"については明日以降カキコします。おやすみ。

と言いつつ、漢字音の話題はこちらのスレがよろしいんでないかい?
【各国語の漢字音比較】
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1061625854/

ではおやすみ。

どちらかというと、支那語は泰語系と根を同じうする。
蒙古語系とは似つかわしくはないんだろう。

岡田英弘曰く、蒙古系が五胡十六国時代に北支を侵したとき、
言語構造ががらりと変わったそうな。

二重子音の消滅とか、それらしい。
他に何だったっけ?
128世界@名無史さん:04/08/27 09:44
え? 西晋→五胡十六国よりも、前漢末→後漢初
の方が言語の変化の幅は大きかったと聞くが。
で、中国語が一番変化したのは五代だとも聞くぞ。
>>128
聞き違いだったら、スマン。
読み返してきます。
130犬童知遠 ◆tmc8JAPANo :04/08/27 13:22
>>128
>中国語が一番変化したのは五代

椅子生活の本格導入もこの時代らしいね。
131世界@名無史さん:04/08/27 19:50
>>128
上古音から中古音への変化と、中古音から近世音への変化をごっちゃにしてないですか?

>>130
椅子がひろまったのは唐じゃないの?
132世界@名無史さん:04/08/29 03:18
plitとかって表音はあくまで推定発音だろ?
つか、そういう発音って何の本に書いてあんの?
>132
藤堂明保の"単語家族"について書いてあるものなら大体書いてあると思いますよ。
最近は中国から電波系も含んで上古音の再構音を掲載したもの一杯あります。

藤堂明保の"単語家族"は中国の「右文説」を発展させたもので特に新しい考えではありません。
「右文説」は形声字で音を表す部分が共通するものは意味も共通する、音が違うものは上古音では
共通する音を持っていたと仮定したもので"覧","監":*glam以外にも"風","嵐":*plieomと言うものもあります。

>127〜
言語構造と音韻構造をごっちゃにしていませんか?
上古音は周・秦以前の発音、中古音は魏晋南北朝〜隋唐の発音、近世音は明代以降と言うのが普通です。
漢代は上古音と中古音の過渡期で上で引いた『説文解字』にもあるように地方により発音がかなり異なっ
ていた時代です。
宋代は中古音を正統な発音と定めていましたが、途中で実態に合わせて簡略化した平水韻と言うものに変
わっています。
元代も平水韻を継承しながら『中原音韻』に見られるような近世音も並存している状態です。
アチキの恩師の言うところでは、支配者階層の発音が正統とされるからで、民間ではそれ以前の発音も残っ
ていたそうです。実際、唐代の西北音は近世音に非常に近く、また当時西北地域は漢族以外の民族がたびた
び支配権をめぐって興亡した土地であるので、それらの言語の影響もあるのでしょう。

言語構造についてははるか昔から語順の違いを指摘されていますが、これも一概に蒙古系の侵入というだけで
は片付きません。

魏晋南北朝に言語構造ががらっと変わったと言うのは永嘉の大乱以降、漢族の貴族階級と言うものが壊滅し、
雅言と呼ばれていた文章語が正しく継承されることがなくなり、白話と呼ばれる口語が文章として書かれだし
たことにもよると思います。
特にモンゴルが支配した元代の文章は白話が主体で、時々モンゴル語の語順になったものが見られると言うこ
とはありますが、明代にはモンゴル語式語順で書かれたものはほとんど見られなくなっています。

また、漢代で中国の詩の形式が四言から五言、七言に変わったのは仏教の影響と言うことが言われています。

この辺は小川環樹先生や頼惟勤先生の論文や著書を読まれると良いと思います。
134世界@名無史さん:04/08/29 20:48
国民党や共産党のボスは南方から北上してきた者が多いので、
北京語も南方発音の影響受けているのですか?
135あぼーん:あぼーん
あぼーん
136世界@名無史さん:04/09/02 01:01
北京語もモンゴル語式語順?
137世界@名無史さん:04/09/02 01:04
Mandarin SVO
Mongolian SOV
138世界@名無史さん:04/09/02 01:08
「把」を使ってSOV語順にすることもあるけどね。
139世界@名無史さん:04/09/02 01:40
モンゴル風の漢語を話す今も話す地域はあるのか?
最近漢語化した内モンゴル人は完全な普通話に近いと思うが?
140世界@名無史さん:04/09/02 01:43
東干語とか。
141世界@名無史さん:04/09/02 22:14
東干語というのは、西北官話を話す西北回民がロシア領に亡命して言語島になったもの?
中国領には東干語というのは無い(西北官話と全く同じ)?
>139
内蒙古の漢語はほとんど普通話と言ってもいいですが、山西省で話される晋方言は独特です。
鼻音韻尾は極端に単純化され、声調も少なくなっています。しかしながらモンゴル語などとは
全く似ていません。

>140
東干語はモンゴル語というよりテュルク系の言語の影響が大きいと言えるでしょう。
音韻的にはほぼ普通話と同じですが、鼻音韻尾は"-n"が脱落し鼻母音になっていたり
2重母音が同化して単母音化していたり、声調も高低調の2つに簡略化され、さらに強弱
アクセントになると言う非常に変わった漢語方言です。
名詞の語尾に"-му"を付けて複数にしたり、"ги"(給)を使ってSOVの語順にしたりと
かなり本来の漢語とは文法的にも異なる部分があります。

>141
19世紀に起きたイスラーム教徒の蜂起に対し、清朝が鎮圧に乗り出しその際に西へ逃れた
ムスリム漢族(回族)のことを東干人と言います。中国国内でも新疆あたりの回族を東干と
言うこともあるようです。西北官話と似ていますが、もう少し西の蘭銀官話がもっとも近い
です。
西安の街中で話し声に聞き耳を立てていると声調が3つになっていて鼻音韻尾が単純化され
東干語と同じように"shu-"が"fu-"に変わっているのが分かります。しかしながら文法的に
はまだ普通話とほぼ同じです。
銀川出身の人と一緒に仕事をしたことがありますが、他の中国人は彼の話す言葉はよく分か
らんと言ってました。彼の話す中国語は蘭銀官話でまさに東干語と似通ったものでしたので
よく話をしました。
143世界@名無史さん:04/09/03 04:39
新疆あたりの回族である東干と、ウイグル族とは連合して東トルキスタン独立国支持だ?
144あぼーん:あぼーん
あぼーん
145世界@名無史さん:04/09/14 12:00:52
フンとフィンランドは同じか?
146世界@名無史さん:04/09/14 14:55:56
Hun(ni)とFinとhungaryは、名称としては相互に全く関係がない。

フィンはゲルマン人による呼び名。ハンガリーは、マジャール人がウラル近辺
にいた頃に影響を受けたトルコ系の部族・オノグルから名前をもらっている。
147世界@名無史さん:04/09/14 21:26:47
「フン/Hun/は韓=ハン/Han/と同語源ニダ」

が、かの国ではデフォ定説なようで。
148世界@名無史さん:04/09/15 21:08:24
チョソは相変わらず誇大妄想狂ですね。
149世界@名無史さん:04/09/21 02:53:09
フンの直系子孫がモンゴル?
150世界@名無史さん:04/09/21 15:20:58
そもそも中国は北方に行くほど声調がすくない。
つまりモンゴル語、朝鮮語、に近くなる。

大都、北京を創設したのはたしかフビライハンだよね。
北京語は中国語の中でモンゴル人にかなり覚えやすい部類なのでしょう。
151世界@名無史さん:04/09/23 02:21:34
ハンガリーはフンガリア?
フィンランドはフンランド?
152世界@名無史さん:04/09/23 12:48:25
唐とか漢の時代の言葉って四声じゃないっけ? 違ったかも…
今の北京語の四声とは別かも知れないけど。

北京語の声調が少ないのはモンゴル語や朝鮮語とどう関係があるのか。
153世界@名無史さん:04/09/23 17:50:16
伝説ではハンガリー王家はアッティラの子孫を
名乗ってたんだっけ。
所詮、ロマンの世界ですな。
154世界@名無史さん:04/09/23 18:22:54
北匈奴って這々の体で逃げてったから、せいぜい中央アジア辺りで
のたれ死にが関の山じゃね?
ヨーロッパに打撃与えられる程の勢力に育つかなあ。
155自転車小僧 ◆IBmI/K76EY :04/09/24 00:46:04
>152
>唐とか漢の時代の言葉って四声じゃないっけ? 違ったかも…
>今の北京語の四声とは別かも知れないけど。

唐代までの四声は平、上、去、入。
現代の四声は陰平(1声)、陽平(2声)、上(3声)、去(4声)。

>北京語の声調が少ないのはモンゴル語や朝鮮語とどう関係があるのか。

宋代には入声(音節末が"-p,-t,-k"で終わる)の消失が始まっているが、科挙などで使われる
公式な字書の音韻は古くからの四声を基本にしていた。
しかし、モンゴル支配下の元になってから古くからの四声を無視して、当時の口語音を基本
にした字書が作られるようになり、その後の規範となっていった。
モンゴル人は漢語に関しては無頓着で積極的に漢語を学ぶことも無かったし、公文書も本来
の「文言」ではなく「白話」で書くようになっていた。そのため、元代の白話文にはモンゴル語の
語順で書かれたものやモンゴル語の語彙を織り交ぜたものが存在する。

156世界@名無史さん:04/09/25 14:32:55
>>154
北匈奴は中央アジアのイリ地方に割拠して悦般国を建てた。
かなり強大な国だったらしいよ
157世界@名無史さん:04/09/26 11:58:03
元代の白話文と現在の北京話は似ているの?
158自転車小僧 ◆IBmI/K76EY :04/09/26 21:19:15
>157
結構似ている。しかし、語彙は大きく変化しているし、モンゴル語の語順に合わせた
書き方は無くなっている。文法上処置式と呼ばれる目的語を動詞の前に出す方法があ
るが、元以前からあった表現。
159世界@名無史さん:04/09/29 19:33:12
内モンゴル自治区で使用されている漢語は元代の白話文に似ているの?
160世界@名無史さん:04/09/29 19:37:46
>159
北京語に近いんじゃないの。
反舌子音ちゃんと発音するし…
161世界@名無史さん:04/09/29 19:44:07
ハンガリーっていえば、一応、「フン族の地」みたいな意味で、
でもって、今のハンガリー人は、フィン・ウゴル系のマジャール人で
これは、フン族とは関係ないのだが、「匈奴」というのは、古代漢語
での発音を考慮すると、HiungNag となる。おそらく、*HungNa(k) の
ような語彙の音訳ではないかと思われ、現在のハンガリー語で、フン族
のことを、Hunnok というので、ぴったり一致する(っていっても、ちょっと
違うか)。つまり、紀元前で、「フンナク」あるいは「フンナグ」という
民族が中国周辺にいて、漢字では「匈奴」とかかれた。上古漢語の音で
さがすと、Nag と発音するような漢字は、「奴」「怒」「努」など、
似たような字しかないから、一番簡単な字として、「奴」を用いたと考える
と、まあ、文字もあまり意味がよろしくないので辺境民族の名前にふさわ
しいと。
まあ、そういうわけで、漢字音の解釈としては、匈奴はまさに、フン族
そのものなんだが、さーてどうしよう。
162世界@名無史さん:04/09/29 20:02:02
>>1
基本的な質問。
天をテンと読むのは中国語からでは?
163世界@名無史さん:04/09/30 01:52:01
>>161
ぜんぜん大間違い。ハンガリーの語源はオノグル。フン族とは関係ない。
現代ハンガリー語と漢字の上古音を比較すること自体たいして意味はない。
164世界@名無史さん:04/09/30 11:03:04
悦般国ってネットだと全然ヒットしないんだが・・・
何の書に記されてるの?
165世界@名無史さん:04/09/30 11:25:55
HiungNag=匈奴=ハンナラ=Hunnok=ハングック=ハンガリー

とやはりウリナラとハンガリーは一致するニダ。
166世界@名無史さん:04/09/30 11:30:44
>>156
アホか、悦般は北匈奴が西に去っていった時において行かれた集落
(匈奴支配層ではない奴婢=おそらく被支配異民族)の後裔。
こいつらは「匈奴主流の後裔」とはいえないだろ。

それに、その後悦般として現れるまで300年以上消息不明だから
あんまり当てになる話じゃあない。
167自転車小僧 ◆IBmI/K76EY :04/09/30 22:52:40
>159,160
内モンゴルで中国語が話されるようになったのは最近のこと。いくら早く見ても清朝に
入ってから。
つまり、現代の北京語に近い白話が出来た明朝より後のことなので、今内モンゴルで話
されている中国語が北京語とほぼ同じであるのは当然。
168世界@名無史さん:04/10/01 00:18:05
>>167
とはいえ、現在の北京語は、概ね元代あたりに源流がある。
あれで、北京がはじめて本格的に中国の中心としての機能を
はたしたといえる。それまで残っていた、入声がなくなったのも
13世紀ごろだ。現在の、官話地域は、基本的には、金、元で
できたってことだと思う。
169世界@名無史さん:04/10/01 00:24:11
フン人の絵って無いの?
170世界@名無史さん:04/10/01 10:52:35
フン族スレには必ず「ハンガリーはフン族起源」「フィン人はフン族起源」ネタが
登場する。それも何回も。
一体どういうことだ?
ハンガリーやフィンランドをフン族の後裔にすると、何か得をする奴がいるのか?
それとも、昔ハンガリーで流行ったフン族起源説を盛り込んだ小説でも読んで
る奴か?
171世界@名無史さん:04/10/01 12:07:38
>>170
ウンガルの連中が得する。
172世界@名無史さん:04/10/01 23:06:54
>>166
ソースは?
173世界@名無史さん:04/10/04 16:12:45
>>171
いやハンガリー人がなんとなく気分良くなるだろうなってのは分かるが、
日本人が2chに何度も何度も(あるいは、何人も何人も)同じ事を書き込み
続ける動機がよく分からん。
「フン→ハンガリー」ってカキコしてる奴が、たまたま全員すぐ上のレスも
見ない厨房揃いだった、ってこともないだろうし、なにか動機があって
やってるとしか思えない。俺の気のせいかな。

それとも、俺が知らないだけで、「フン→ハンガリー」説が世間では定説に
なってるのか?
174世界@名無史さん:04/10/04 16:16:06
2ちゃんをやりすぎると関係性妄想に悩まされることになるということか。
175世界@名無史さん:04/10/04 18:17:11
「フン→ハンガリー」説って、ネットでもよく見る。
日本人だけじゃなくて、世界中でかなりの数の人が信じてると思う。
176世界@名無史さん:04/10/04 18:18:45
なにか動機があって
やってるとしか思えない。
177世界@名無史さん:04/10/04 19:10:05
そういや、一昔前の英和辞典で、

       「フン=ドイツ人の蔑称」

てのが載ってたな・・・
178打通さん:04/10/05 00:18:48
落日】満洲旗人すれ【清朝末期】↓
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1096778327/l50

カキコお願いします.蒙古八旗もOKです。
179世界@名無史さん:04/10/07 23:16:01
それにしても、フン族と新羅、あるいは加羅などが同根という説は
非常に面白いなぁ。ありえる気がしてきた。
180世界@名無史さん:04/10/08 00:36:45
>>175
というか、それがハンガリー政府の最近までの公式見解だったろ。
今でもアッチラ大王の像が残ってるらしいよ。間違いだったからと言って、
はいそうですかと撤去するのも踏ん切りがつかないのかな?
181世界@名無史さん:04/10/15 09:14:54
フン族と匈奴は同一民族なの?

182世界@名無史さん:04/10/15 10:06:55
>>179
釣るなw
183世界@名無史さん:04/10/15 13:31:28
フン族はどこから出てきたなのだろうか?

フン族と匈奴は同一民族なのだろうか?
184世界@名無史さん:04/10/17 14:09:17
私はフン族の子孫のようです。
>180
そんな説は政府の公式見解ではないはずですよ。
どこが出所の情報でしょうか?

古の建国神話の中で、パノニア平原にマジャール
人を導いた族長アールパードの先祖はアッチラと
されているのは確かですが、それと学説は別です。

あと、ハンガリー=フンというのは未だに邦文の
本でもお書きになる方がおられます。
最近出版された新書でもフン族云々と書かれてお
られる本がありました。

186世界@名無史さん:04/10/18 10:21:16
ハンガリー人のフン族起源説が一般に流布してるのは、セーケイ人の伝承が
ピックアップされて始まったんじゃないかと想像。
アッティラの息子である「チャバ王子」が外から戻ってきて民を救ったという
セーケイ何とかという歌がなかったっけ?

関係ないけどセーケイ人はブルガール人(と同系部族)の末裔って書いて
いるサイトを見たことがあるが、これ本当なの?ブルガールといやあトルコ系
だよな?
それはセーケイの伝承というより建国神話ですね。
チャバの子孫にアールパードが連なるのです。

あと、セーケイはフンの末裔、マジャールと一緒にハンガ
リー平原にやってきたトルコ系の遊牧民(これがブルガー
ルのこと?)、マジャール人で国境警備のために入植した
人々の子孫と諸説あるそうです。
現在では3番目の早い時期に辺境に駐屯したので古い習慣
を遺したマジャール人というのが有力な説だそうです。
188世界@名無史さん:04/10/25 08:38:03
アバール人はモンゴル語系だったみたいだが。
189世界@名無史さん:04/10/26 08:18:21
どこの本かは忘れましたがハンガリーに移住してきたトルコ系クマン人は、
オスマン・トルコが攻めてきた時に同じトルコ系だからそれに協力・合流したらしいです。
190世界@名無史さん:04/10/26 12:00:37
インドのムガール朝のムガールはモンゴルという意味だな
191世界@名無史さん:04/10/27 01:50:26
>>190
ペルシア語では正確にはモンゴルのことは「モグール」っていうから、
「ムガール」よりも「ムガル」を使うほうが最近多くなったねぇ
192世界@名無史さん:04/10/28 00:41:11
フィンランドでは語順が「私は本を読む」となるらしい。これは日本語と同じ。

そういえばトルコ語も同じような語順。

テュルク=かぶと=チューリップ説もあるようだ。

フン族の着ていた服が「洋服」の起源という説もあるらしい。
193世界@名無史さん:04/10/28 01:18:02
イラン系とかいっても、イランあたりの子供の尻は青いっていうから、
ユーラシアはぐちゃぐちゃに人種は混ざっている。
言語も互いの影響でむちゃくちゃに混ざっている。
たしか、イラン系の言語だか、ウルドゥー語だか、とにかく、
インド・イラン系の言語で、「私は本を読む」という語順、
しかも、「を」に対応する後置詞まである言語があるらしい。
194世界@名無史さん:04/10/28 01:28:38
>>192
違うよ。フィンランド語は大概の西欧諸国と同じで、
主語−動詞−目的語の順。日本語と同じで膠着語だから、
語順が自由なだけ。

http://www.tooyoo.l.u-tokyo.ac.jp/~kmatsum/papers/finngram/finn85_1.html
195カラジチ ◆mWYugocC.c :04/10/28 22:45:16
>>192-193
その論に従えばラテン語が日本語に近いという結論も導き出せるのでは……
・語順自由だが、動詞が末に来ることが多い。
・単数対格に特徴的な後置詞(語尾)-mが見られる。
問題は今現在似ているかどうかではなく、相互関係を証明できるかだと思われ。
196自転車小僧 ◆IBmI/K76EY :04/10/28 23:47:49
>193
インド・イラン系の言語はほぼ全て日本語と同じ語順ですし、格を後置詞で示します。
別にフン族とも日本とも関係ないし、日本語と同じ語順で後置詞の言語ならチベット語
でもタミル語でもビルマ語でもそうです。
197世界@名無史さん:04/10/29 08:50:35
しかもインド・イランあたりの後置詞ってけっこう新しいよね
昔は屈折の語尾だっただけだし
198世界@名無史さん:04/10/29 09:09:43
>しかもインド・イランあたりの後置詞ってけっこう新しいよね

イラン・アフガンあたりだと、トルコ系の支配下でトルコ系言語の影響を受けて
屈折の語尾が後置詞化した・・・ってことはない?それがデリー・スルタン朝や
ムガル朝の時代にインドにも影響を与えたと。言語学ド素人の想像だが。
199自転車小僧 ◆IBmI/K76EY :04/11/02 01:59:59
>197,198
ペルシア語の屈折が無くなり、後置詞を使うようになったのはイスラーム成立やトルコの侵入よりずっと前の
ササン朝の時代かららしいよ。
中央アジアには他にも後置詞を使う言語はアルメニア語だとかグルジア語だとか系統をまたいで結構存在して
いるから一概にトルコ語の影響とは言えんでしょう。
200世界@名無史さん:04/11/04 12:57:59
>199
語順がグルジア語はSOVだけど、アルメニア語もSOVですか?
201世界@名無史さん:04/11/05 18:33:53
フンはモンゴル語で「人」の意味だと司馬遼タローは書いていた。
202世界@名無史さん:04/11/06 07:01:43
>>199
ソグド語とかバクトリア語みたいな東の方の中期イラン語でも直格と斜格しか無くなっちゃいましたな。
東イラン語で近世ペルシア語の「ra」にあたる後置詞の類って何かありましたっけ?
203世界@名無史さん:04/12/01 16:16:01
フンage
204世界@名無史さん:04/12/02 12:02:12
で、ハンガリー人はアジア系なの?
205世界@名無史さん:04/12/03 14:05:05
>>204
アジア系という言葉を定義しないことにはどっちともいえる。
206世界@名無史さん:04/12/20 21:07:49
>>202
その質問は小僧の能力を超えている。w
207こんな詐欺師に騙されるな!(コピペ推奨) :04/12/20 21:47:41
*** 自転車小僧(=自演者小僧・B民小僧・糞カキ人夫)の特徴 ***

●自己顕示欲だけは異常なまでに強く、自尊心の強さは結局劣等感の裏返しでしかない穢多。
 妙に気位が高く、自分が馬鹿にされると激昂するくせに、平気で他者を馬鹿にしようとする穢多。

●スレの住民に自分のトンチキ学説を押し付け、それに少しでも異論を挟む者に対しては異様なほど
 好戦的で、かなりキモイ(偏狭・自己中心・硬直的でデリカシーがない)穢多。
(しかも相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際には
 ほとんど内面的・実質的・本質的に負けている穢多w)結局「糞カキ人夫!」とハヤされて終わる穢多。

●自分のストレスを発散しようとする行為自体が、ストレスになっていることに気付きもしない
 愚か者の穢多。
 それを指摘してやると、すぐに激しく科学反応起こす馬鹿丸出しの穢多。

●とくに「糞カキ人夫!」とハヤしてやると、すぐに火がついたように馬鹿ァ!馬鹿ァ!馬鹿ァ!と泣き叫ぶ
 馬鹿な穢多。= 感情を抑えられない朝鮮賎民同然の馬鹿穢多。
 そんな馬鹿穢多根性モロ出しにして、
 ブチ切れては無関係の人間まで巻き添えにして暴れる(小心者のくせに短気な)穢多。

●学術書・専門書を丸写し、ものの本やネットなどからパクったネタを、エロエロ脚色して
 さも自論であるかのように装い2chに貼り付けるのが大好きな穢多。

●ウソもちりばめ自分で話を作り、自分で面白がり、自分に酔う、そんな行為がますます楽しい穢多。
 他から見れば、精神的厨房でしかない馬鹿な穢多。
 つまりは;どんなもんじゃ。アチキは凄かろう。と威張っていたいだけの、只の馬鹿穢多。

●他人の忠告はまったく受け入れない、(自分の筋を無理にでも通そうとするため)反省できない、
 学習能力がない穢多。 実は他人など信用などしていない、「他人は所詮、自分の踏み台」が本音の穢多。
208こんな詐欺師に騙されるな!(コピペ推奨):04/12/20 21:48:54
*** 自転車小僧(=自演者小僧・B民小僧・糞カキ人夫)の特徴 ***

●実は頭が硬く、融通が利かないため、すぐにストレスを溜め、
 また短気で、すぐに爆発させる(不合理な超馬鹿の)穢多。

●後で自分の誤りに気づいた場合でも、素直に謝れず強引に筋を通そうとし、
 つまらないこじつけの言い訳ばかりする(社会悪の根源。もう逝くしかない!)穢多。

●そのくせ、他人からどう見られているか、体裁は気にするくせに、
 自己を誇張・誇示することが、既にお笑い種になっていることに、一向に納得できない穢多。
 間違っているのは「アチキを笑う世間だ」と勘違いしている大馬鹿者の穢多。

●自分の出身身分を忘れ、ついつい自分を見失い、今自分は偉くなったと独りで錯覚・勘違いしている
 大馬鹿者の穢多。
「強い者に対してはへり下り、弱いものに対しては威張り散らす」ことこそが処世術の、汚い穢多。
 自己保身と出世のために、「社会的強者には平身低頭だが、社会的弱者に対しては冷酷」。
 そのくせ
 いまだに平社員の穢多。そもそもかつての上司〜現在の役員の多くからその俗物ぶりを見抜かれ
 愛想尽かされてしまった穢多。
 それで出世が閉ざされた穢多。もちろん素性自体、会社にバレてしまった穢多。
 現在は地方勤務に飛ばされ、閑職にやられ干されっぱなしで、悶々とした日常を送る穢多。
           
●自分に甘く他者に厳しい(自分のことは棚に上げ、まず他人を意識する・冷情性精神病質の)穢多。

●友人関係は、表面的な浅い付き合いでしかなく、魂を共有するような心の友はおらず、実は真の孤独。
(他人の痛みがわからず、包容力がなく、冷酷かつ真性DQN)。 
 というか、むしろ自分の恥ずかしい出自・境遇〜「穢多・糞カキ人夫」だけで、心の内が手一杯の穢多。

●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う)穢多。
 この社会に対し、実は恨みを抱く危険な穢多。 反社会的集団の予備軍。・・・いつか見返してやりたい穢多。
 この社会に復讐してやりたいとの思いを抱き続けの人生を送って来た糞カキ人夫。
 当然、人は信じるものではなく「騙し・騙りの対象でしかない」が心情の糞カキ人夫。
209世界@名無史さん:04/12/21 00:00:34
>>204
蒸料理がある
苗字名前の順

どうかな?

210世界@名無史さん:05/01/07 02:22:43
フンage
211世界@名無史さん:05/01/15 09:01:51
モンゴル相撲age
212世界@名無史さん:05/01/16 12:03:46

フン族の国・ハンガリーから(違)、アッティラの名前を持つ男が国技館に立つ!(゚∀゚)

「初のハンガリー人力士が誕生へ」(デイリースポーツ)
http://www.daily.co.jp/newsflash/2004/11/24/151529.shtml

ハンガリー東部の出身で、レスリング選手からアマチュア相撲に転進、世界ジュニア選手権無差別級で
3位ということですから、期待が持てますねぇ。記事では「トートゥ・アティーラ」って名前になってますけど、
場所柄からしてアッティラのことかと。勇ましい名前にわくわくするとともに死に様は真似しないで欲しいと
今から願う次第であります(笑)

なにはともあれ、フィン・ウゴル系諸民族で初の力士が誕生するわけです。

213世界@名無史さん:05/02/04 20:27:47 0
保守
214世界@名無史さん:05/02/27 10:38:58 0
糞age
215世界@名無史さん:05/03/03 21:59:55 0
フン族=マジャール人=ハンガリー人と言う説は
昔は、なるほどザワールド、今は日立の不思議発見などの番組で必ずと
いって良いほどネタとして放映されるからではないだろうか。
何度も似たようなのを見た記憶があるよ。
216世界@名無史さん:05/03/09 17:32:05 0
なあ、匈奴と漢の間に通訳がいたっていう記述は見ないんだけど、
匈奴の言語は漢語だったって事ないのかな?
217世界@名無史さん:2005/03/23(水) 19:08:54 0
age
218世界@名無史さん:2005/04/08(金) 12:59:11 0
糞age
219世界@名無史さん:2005/04/17(日) 01:00:46 0
>>216
匈奴がさらった漢人に通訳させたとかw
220世界@名無史さん:2005/04/17(日) 01:17:32 0
フンの言語はプロトテュルク語とでもいおうか。
チュヴァシュ語が一番可能性はある。
221世界@名無史さん:2005/04/17(日) 01:31:36 0
>>216
基本は漢語だろう。バイリンガルだろうがな。しかも名前からして、
しっかり、中国式だろ。劉とかたくさんいるはず。
222世界@名無史さん:2005/04/17(日) 02:13:17 0
>>221
ハァ?
223世界@名無史さん:2005/05/01(日) 16:21:06 0
保守
224世界@名無史さん:2005/05/18(水) 21:18:50 0
 
225世界@名無史さん:2005/06/08(水) 13:27:04 0
保守age
226世界@名無史さん:2005/06/23(木) 21:29:12 0
保守
227世界@名無史さん:2005/07/08(金) 23:07:47 0
糞age
228世界@名無史さん:2005/07/27(水) 15:14:44 0
糞保守
229世界@名無史さん
age