カレーの歴史を教えてください。
2 :
世界@名無史さん:04/05/11 21:32
おつカレー
今日カレーを食べた。
ラー油をいれるとおいしい事に気づいた。
いまカレーの歴史が動いた。
6 :
世界@名無史さん:04/05/16 15:27
辛島昇氏の本を読みなさい
7 :
世界@名無史さん:04/05/16 15:43
CONNIE, I GOT IT DOWN
アイアン・メイデン
8 :
世界@名無史さん:04/05/16 17:13
おい、ウンコ食ってるときにカレーの話すんな。
メシがまずくなる。
9 :
waza_fire:04/05/16 19:15
カレー粉をそのまま食えるヤシはいまつか?
10 :
世界@名無史さん:04/05/16 19:33
香辛料活かす料理は、インドとトルコどちらがうまい?
インドの香辛料をイギリスが持ち帰る。
香辛料を使った料理が人気。しかし香辛料の配分で味か変わってしまうため、
味を安定させるために出来たものがカレー粉だ。
カレーがインドから日本に来るまでの話は、
たくさん本がある。世界史板なんだから、
インドでカレーができるまで、というテーマの方が
面白いと思うが・・・
13 :
世界@名無史さん:04/05/17 09:17
9世紀南インドのある刻文には今日のカレー料理に使われている基本的な香辛料
が列記されているらしい。だからそのころにはカレーの原型ができていたらしいよ。
史料の上で制約があるインドでは、こういう記述が見つかるのは珍しい例だ。
また、香辛料の主な産地はケーララを中心とした南西地方だから、南で生まれ北に
伝わったのだろうなと読むことはできる。
14 :
waza_fire:04/05/17 11:53
いろんなテーマについて歴史的に学ぶのは
(・∀・)イイ!事だね。料理板では出ない話もできそうだ。
インドではカレーライスを食べるのにスプーンなどは使わない。
大阪万博のインド館でカレーを食べた親父、外米を使った不味いカレーだったと
帰ってきてぶつぶつ言っていた。
それが本物のカレーなのだ、間違いない!
16 :
世界@名無史さん:04/05/17 12:36
米の使い方が違っていただけ。
9世紀のカレー料理の香辛料ね。
どんなものを使っていたんだろう。
唐辛子は新大陸のものだから、当然使われていないよね。
山椒とか胡椒で辛さを出していたのだろうか。
この冬に風邪を引いたとき、スリランカで「とてもよく効く風邪薬」なるもの
を買ってきたことを思い出して飲んだら、あら不思議、一時間もしないうちに
体がだるいのが取れちゃった。成分は、100%生薬で、クミン・ターメリック・
シナモン・ジンジャー・ペッパーなどで、パッケージには、
「インスタント・アーユルベーダ」と書いてあったな。
北インド料理で肉を多用するのは、西アジア(特にペルシャ)、
中央アジアの影響。中世以降流入したムスリムがもたらした。
コフタもキーマもサモサもビリヤーニも、ペルシャ語あるいはアラビア語。
19 :
世界@名無史さん:04/05/18 00:17
どもっ、13です。史学科では南インド史で卒論を書きました。
>17
辛島昇『南アジアの文化を学ぶ』(放送大学教材)によると、
コショウ、ウコン、クミン、マスタード、コリアンダールの5点で
スパイスミックスを作ったとある。たぶん初期のカレーはそれほど
辛くはなかったんだろう。
辛島氏の提供する情報だけに頼るのは本当はよくないんだけど・・・。
> 南で生まれ北に伝わったのだろうなと読むことはできる。
ヴェーダにわずかに記録されている食事は、カランバといって
大麦粉をヨーグルトで練った貧しいものだったそうな。チベット人
みたい。遊牧民出身らしい食事とはいえる。
玄奘や義浄が書き残している食事も似たり寄ったりだ。
乳製品の利用は北方由来、香辛料は南方由来、一番重要な野菜
タマネギは中央アジア原産だからたぶん北方由来。
あまり知られていないが、使う油も北と南で違う。北は
ギー(バターを精製した油)、南はゴマ油とココナッツ
オイル、東はマスタードオイル。南北での味の違いは、
油の違いのせいもある。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ