267 :
世界@名無史さん:2006/07/29(土) 17:06:52 0
司馬遷って大旅行家だよな。
当時の人であれだけ旅した人間は張騫くらいしか見当たらなくない?
それだけさせてあげたパパンも偉い
ああ、いい選手だったね。ジャン・ピエール・パパン。
>267
それは中国の人限定?
西の方ではアレクサンドロスはじめ、
人がバンバン長距離移動してたわけだが。
巴蜀王朝の世家がないのは、あそこが独特の文化圏で外国扱いだったからかな?
長距離移動だけで言うんなら
そりゃ戦乱期の武将は物凄い距離を移動してるだろうよ
韓信とか中国全体をぐるりと一周半ぐらいしてるんじゃないか
>>270 征服のための移動と、個人的な旅行を一緒にするなよ。
しかも、個人のものとして記録に残っているかどうかも問題。
そういう意味では張騫も別として考えるべきだ。
中国限定だと思ったから書かなかったが、ヘロドトスとか
イブン・バットゥータを忘れるな。
>>275 もうなんでもありだな。
俺の友達は世界一周旅行にいったぞw
ソロンも結構な旅行家だぞ
司馬遷を「当代随一の旅行者」なんて切り口で
持ち上げるから無理が出る。司馬遷が偉大なのは
そんな部分じゃないだろ。
279 :
世界@名無史さん:2006/08/07(月) 02:43:52 0
いらっしゃい!お客さんご注文は何にしますか?
メニュー
・太公のスープ
・レキ食其の唐揚げ
・彭越のタタキ
・戚夫人のお造り
280 :
劉邦:2006/08/07(月) 18:29:13 0
>>279 我が父を煮るなら、その肉羹を一杯わけてくれ。
281 :
世界@名無史さん:2006/08/22(火) 22:03:28 0
age
( ゚Д゚)
283 :
世界@名無史さん:2006/09/14(木) 12:55:46 0
あげ
『史記』は褚少孫という人がでっちあげた偽書です。
騙されてはいけません。
班固の親父の班彪がこの偽書を持ち上げたために変に有名になってしまいました。
ほんらいは正史に列することも恥ずかしいデタラメ三昧な書物です。
285 :
世界@名無史さん:2006/10/05(木) 07:58:20 0
『史記』の時代に対応する地図帳や図版のようなものがあれば紹介してほしい。
286 :
世界@名無史さん:2006/10/11(水) 00:11:01 0
287 :
世界@名無史さん:2006/10/14(土) 10:08:39 0
288 :
世界@名無史さん:2006/11/06(月) 18:51:25 0
太史公って丞相よりえらいの?
289 :
世界@名無史さん:2006/11/07(火) 18:44:58 O
そんなこたぁない。
丞相>>>>大史公
290 :
世界@名無史さん:2006/11/07(火) 18:56:16 0
丞相に就く=人臣を極める
291 :
世界@名無史さん:2006/11/11(土) 01:29:11 0
集解如淳曰:漢儀注太史公,武帝置,位在丞相上.
とある訳だが・・・
292 :
世界@名無史さん:2006/11/11(土) 06:15:18 O
司馬遷は宮刑の前には父司馬談と同じ太史令(史官の長)になっていた。
宮刑後、恩赦で中書令(内廷の秘書長官)になった。
太史公とは太史令だった司馬遷の自称であり、司馬遷本人を意味する。
中書令は晩年の武帝が内廷に引きこもりがちなったことから、内廷で政務の奏上・決裁・伝達をする為に新設された。
宦官である司馬遷は、内廷に出入りするのに支障がなかった為、中書令に任じられたわけだが、結果的に武帝の側近となり実質的に宰相並の実権を持つようになった。
宦官が宮刑になるわけないじゃん。
>>292はネタってことでおk?
あ、宮刑後か・・・
295 :
世界@名無史さん:2006/11/11(土) 12:58:51 0
位在丞相上は中書令ではなく太史公(官名)のことだよ。
武帝が司馬遷を置く訳ないし。
296 :
世界@名無史さん:2006/11/11(土) 16:05:11 O
『史記 1 覇者の条件』 市川宏+杉本達夫訳(徳間文庫)より一部引用
(宮刑から)
二年後、大赦令によって出獄した司馬遷は、一転して中書令(内廷の秘書長官)に取り立てられた。
それは、武帝が寄る年波には勝てず内廷に引きこもりがちになったことから新設されたポストで、
政務を奏上し決裁を伝達するという、実質上の宰相にも相当する要職であって、内廷に出入りを許される男子は、去勢された者に限っていたため、司馬遷に白羽の矢が立ったわけだった。
(中略)
『史記』は、百三十巻におよぶ膨大な著作である。
司馬遷自身は、これを『太史公書』と名付けた(『史記』と称されるようになったのは、三国時代以降のことである)。
“太史公”とは、太史令だった司馬遷の自称であるから、この書名は、“太史令司馬遷の著書”といった程度の意味である。
黄帝者
299 :
世界@名無史さん:2006/12/22(金) 22:08:23 0
質問
横山マンガでボクトツの活躍が
書かれているのは、第何巻くらいですか?
本屋で探すときの目安として。
ホリエモンねたで盛り上がる史記スレ(´・ω・`)
301 :
世界@名無史さん:2007/03/04(日) 19:40:26 0
史記って最近の若者は読んでるのかな?
歴史オタしか読まないか。
>>301 さすがに原書から入る人は少ないでしょう
(何せ世界史履修する人が激減のご時勢じゃなお更)
抜粋本や横山光輝のマンガから入る人ならそこそこ居るでしょう。
昔だって、どれだけの人が読んでたのやら。
安直に「最近の若者は」って言うのはイクナイ
横山史記を読んでる分だけ昔より多い気が汁
305 :
世界@名無史さん:2007/03/07(水) 17:15:30 0
結局越ってどうなったの?
教科書みるといつの間にか楚になっててびっくりした。
306 :
世界@名無史さん:2007/03/07(水) 19:58:18 0
紀元前330年頃に楚の威王が滅ぼした。
漢建国の頃、王族の子孫がいて東越王になった。
307 :
305:2007/03/17(土) 03:45:16 0
>>306 どうもありがとうございます!
中国の古典は暗記するほど読み込む価値がある読み物だと思った。
普遍的な実用書だなぁとおもたよ。
論語とか孫子の兵法とかもっと教育現場にとりいれるべきじゃない?
そうだ!ついでに西周の祭祀も学校で必修にしよう。
給食は祭祀で使った祭肉を配るのだ。教壇は南面させて。
にしあまねも祭られるぐらい偉くなったか
310 :
世界@名無史さん:2007/03/22(木) 23:32:04 0
史記、孫子、韓非子あたりは中高生の必修にするといいと常々思っている
三国志好きなのが多いからか授業でちょっと話をすると食いつきがとてもいい
とくに史記
311 :
世界@名無史さん:2007/03/23(金) 00:01:51 0
三国志と史記ってそんなかぶってるか?
皇帝が劉氏なのが同じくらいじゃね?
312 :
世界@名無史さん:2007/03/23(金) 01:26:29 0
史記と三国志はかぶらんだろ。国名とかか?
てか三国志好きな中高生って多いのか?
そりゃあ他の中国史よりは面白いだろうし知ってる中高生も多いだろうけど。
漢文でやるのは難しい、世界史でやるにはマニアック。
食いつきが良くても小学校社会じゃないんだから三戦ばっかりできんわな。
313 :
世界@名無史さん:2007/03/23(金) 09:50:33 0
自分の周りでは三国志好きな中高生が多いんだがなぁ
なぜかはわからんがよく知ってる奴が多い
呂布とか張遼とかが人気ある
姜維が好きだっていう女子高生もいる
諸葛亮が尊敬してた楽毅とか、曹操が編纂した孫子とか結構興味を持つみたい
後漢末まで数種伝わっていたテクストを(最近見つかった竹簡孫子はこの中のひとつ),曹操が十三巻に編纂しなおして注釈を付けたんだよ.
これが「魏武帝註孫子」で、現在孫子と言うとこれのこと。
司馬遷って武帝に去勢されたよね