1 :
世界@名無史さん:
金もってて、豪奢な暮らししてた国ってどこなんでしょうか
3 :
世界@名無史さん:03/07/06 10:18
インドのマハラジャ
4 :
世界@名無史さん:03/07/06 10:31
なにげにイスパニア。だが・・・あんだけ金銀儲けておきながら
国庫破産とは使い方も豪気だ(w
日本のバブル経済と同じで有用な使い方できんかったの共通してる。
5 :
世界@名無史さん:03/07/06 10:34
>>4 中世だったら、イスラムの勢力圏でしょ?
後ウマイヤ朝って、金持ちで国家破産したの?
6 :
世界@名無史さん:03/07/06 10:49
中国で言うと
煬帝期の隋>武帝期の漢>政期の秦
って感じですかね
7 :
世界@名無史さん:03/07/06 12:03
おすぎ
神聖ローマ帝国なんかは国庫(なんてものが存在しうるかどうかは知らんが)すっからかんでも
国内の総資産額からするととんでもない規模になると思う
9 :
世界@名無史さん:03/07/06 12:34
ヨーロッパでは、へたな国よりもむしろフッガー家などの
商人の方がお金持ちだった罠。
フィレンツェ都市共和国とかじゃねーの?
スペイン(イスパニア)だね。インカ帝国を滅ぼしその金の量は何百トンだった。
だから、新大陸の富で潤ってる時代を
中世というのかと
13 :
世界@名無史さん:03/07/06 14:35
14 :
世界@名無史さん:03/07/06 15:06
モンゴルが強かったのは、ウイグル商人の財源が
背景にあったからとか
金の産出量が一番多かったのは、日本。(10頃〜19世紀まで)
銀の産出量が一番多かったのも、日本。
・・・しかし、とても豪華な暮らしをしていたようには思えん罠。
まあなんだかんだ言って、人口の多い国になってしまうんだろうなあ。>金持ち国
16 :
世界@名無史さん:03/07/06 22:06
金持ってて豪奢な暮らしをしてた国ってんだから、
今でいう一人あたり国民所得の高い国を聞いてるんじゃないの。
となると人口の多い国よりヴェネツィアとかジェノヴァのような
商業の発達した都市国家が上位に来るんではないかと。
17 :
世界@名無史さん:03/07/06 22:34
メディチ家
18 :
世界@名無史さん:03/07/06 22:46
マリ王国のカンカンムーサ王
>>15 家康の財産は金銀だけで2兆円を軽く越えたそうですが、17世紀末
にはもう佐渡・石見の産出量は減少していたような。因みに東照宮造
営にかかった費用は56万8千両。これを聞いた家光は「思ったより
安く済んだ」と言ったそうです。一両いくらとは言い難いですが。
塩野七生と中丸明の本を読んだだけで、うろ覚えだけど
確か、スペインの最盛期の国家予算をヴェネツィア通貨に直すと500万デュカートで
同じ頃のヴェネツィア共和国の予算が200~300万デュカートじゃなかったかな。
んで、スペインの予算はフィオーリ(フィオリーノ?)で表されてた。
この時期のフィレンツェは、もう落ち目だったけど。
この時期のスペインの人口が750万、都市としてのヴェネツィアの人口が20万
本土とクレタ、ネグロポンテなんかの海外領土をあわせて150万。
あと、地中海ルートでの胡椒の流通量の2/3〜3/4をヴェネツイアが握ってたらしい
スペインは、カルロスの時代に実家にあたるオーストリアのハプスブルク家に、
カスティリアを担保に入れてまで仕送りしてたから、新大陸の金、銀が
あまり本国に入ってこなかったと。
コムネノス朝以前のビザンツ帝国が金持ちな印象。
1デュカート=金3,5g
慶長小判=一両 重量17.9g、金84%=金15g
で、計算してみようw
今日の新聞を見たら、金1gが大体\1400くらいなので、この価値で。
(かなり乱暴なやり方なのは承知の上だぜ。)
スペインの最盛期の国家予算、500万デュカート
500万デュカート=245億円
家康の個人資産は金銀だけで、金600万両の価値になったとか。
600万両=1260億円
現代とは色々なものの価値が異なりますが、たまにはこういう乱暴なやり方での比較も良いかとw
>22
おお、さすがジパング。
じゃぁ、参考までに当時の生活基準なんかを…
スペインで2デュカートあれば、つつましい生活の一家を1ヶ月養えた。9800円(´Д⊂
スペインからのカルロスの年収、100〜150万デュカート…50〜75億。治世37年
カスティリアを質に入れて借りた金、2886万デュカート…1414億円
ちなみに、160年間でスペインに運ばれた金は185トン=全ヨーロッパの金の供給量の1/5
人類が誕生以来、現在までに採掘した金=14万トンらしい。
中世のヨーロッパ、大したこと無さそう…
>スペインで2デュカートあれば、つつましい生活の一家を1ヶ月養えた。9800円(´Д⊂
日本人の一人当たりのGDPは相変わらず30000ドル超らしいけど、世界には1000ドル以下、500ドル位の国も存在しています。
平均年収はそれ以下になるんだろうから、その辺に比べれば・・・。
25 :
山犬 ◆R200HRTAe. :03/07/10 19:33
>>22さん
綱吉時代の幕府の年間予算は、折りたく柴の記によれば76、7万両ほどです。
「御料全て400万石、歳々に納めらるる所の金は凡そ七十六、七万両余、此内、長崎の運上
といふもの六万両、酒運上といふもの六千両これら近江守申し行ひし所也」
文中の近江守というのは、勘定奉行であった萩原重秀のことです。
これは元禄小判へ改鋳する以前のことですから、22さんの計算に当てはめると、
76万×21000円=159.6億円
という事になります。まぁ、日本全体だともっと多かったでしょうけど。
ちなみに幕府の収入76万両のうち、旗本に支給する切米金が30万両で、残る金が46万両。
それに対して宝永6年の支出は140万両で、その他内裏の造営費用として7、80万両。
赤字が170万両ほど出る計算になります。こうして溜まった赤字は、皆さんご存知の通り、
元禄8年の改鋳で埋め合わせる事になりました。
家康が残した財産の中に、慶長大判1000枚で作った金の分銅(重さ約166kg)というのが
30個ほどあり、「この金は戦の時以外には使ってはならない」という遺言が残されていたにも
関わらず、これも綱吉時代に小判に変えられてしまったそうです。
すげえ赤字w
27 :
世界@名無史さん:03/07/10 20:09
感覚を優先した換算、平均所得とかエンゲル係数とかを元にしてほすい。
金なり米の相場からはじき出した数字は経済的には正当かも知らんが
どうも安い感じがするんだよね。
金銀だけとはいえ家康の個人資産が1260億円って少なくない?
>>27 その辺は承知の上w
家康の個人資産金銀六百万両の評価は、これを20倍位にした数値が正しいかと思われまする。
金も変動相場制ですから、値段はしょっちゅう変わります。
ソ連崩壊後、大量の金が流出した為、1g≒約\1000 の時期もありました。
先日見つけた20年位前の新聞で確認したら、当時で1g≒\3000 位だったようです。
(物価の変動を考えれば、現在よりも相当価値は高かったはず。)
こういった、価値は皆が認めるものではあっても日々価値が変動しているものを基準に算定するのは、実際はかなり無茶なやり方です。
しかし、計算しやすいし、誰にでもわかり易いんですが、逆に本当の内容がわかり難くなってしまうのかもしれません。
29 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/07/11 01:06
>>28 前見た換算では2兆1000億円でしたね。しかし内裏の造営費用(>25)
とは・・・家継の正室に皇女の降嫁があるはずだったせいか。その後もこん
なに酷くは無かったと思いますが。
スレ違い
いやそれ以前に板違いだろ
【中世最強】ビザンツ帝国の軍事力 スレより。(勝手に使ってスミマセン。)
346 :世界@名無史さん :03/06/24 01:33
850年ごろのビザンツの国家財政(単位:1000ノミスマ)
・歳入:3300ノミスマ
土地税 1125
世帯税 1250
付加税 475
商業税 150
その他 300
・歳出:2840
軍事費 2288
文官給与 452
その他 200
剰余金:460
1ノミスマは、金約4,3g
>>22の式に当てはめると、歳入3300000ノミスマは、約199億円。
9世紀当時としては、かなりのものでは?
32 :
世界@名無史さん:03/07/13 21:44
明はどうだろう。
33 :
世界@名無史さん:03/07/13 23:24
南宋じゃダメかな・・・
面積その他で言えば最盛期モンゴルのはずだが、具体的な資料持っている人いまつか?
地球上にある金で、人間が掘り出して精錬した分量って、小学校のプール一杯分
しかないんだよ。
36 :
世界@名無史さん:03/07/14 01:49
プラチナにいたっては野球場のピッチャーマウンドほどしかないと聞いた・・・
>>15 1杯取れるから価値が低いのが問題だね。
そういや今でも日本には金鉱が結構あるそうな、
だが人件費が高くて掘れないらしい、
中国や東南アジアから格安で炭坑夫を雇うか。
スペインは新大陸の収入よりネーデルラントからの収入の方が多かったって読んだけど。
>>36 そのピッチャーマウンド程しかないプラチナを携帯なんぞの触媒に使っているから・・・・
>>37 実家の近所の川では砂金が採れるらしいのですが、小学生の体験学習くらいでしか採集されていないw
ホント、金の価値が低い国だねぇ。>日本
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>>37 勘弁してくれ。
これ以上チャンコロどもを入れるな。
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
44 :
世界@名無史さん:03/07/19 18:27
age
45 :
世界@名無史さん:03/07/19 18:41
金(きん)を持っていた国なら日本になるんじゃないの?
金(かね)なら元〜清の中華帝国だと思う。
47 :
世界@名無史さん:03/07/19 18:54
国庫がありあまっていたペリクレス時代のアテネといいたいが・・・・なぜ中
世に限る?
韓国にはいっぱい金(キム)がいます
50 :
世界@名無史さん:03/07/22 03:16
そういや金冠加羅国なんてのもあったっけね
51 :
世界@名無史さん:03/07/22 04:43
豊臣家じゃないんですか?
メディチとかより金もってそうだが。
52 :
世界@名無史さん:03/07/22 04:50
オスマン・トルコ帝国 宝の山
53 :
世界@名無史さん:03/07/22 09:05
>>35 私は、オリンピック公式プール2杯分と聞いたが。
中世ヨーロッパだとブルゴーニュとか両シチリアとかがお金持ち?
一番の金持ちってわけじゃないけど。
56 :
世界@名無史さん:03/07/22 10:29
東方貿易でぼろ儲けをしたイタリア商人
57 :
世界@名無史さん:03/07/22 11:26
マルコポーロは大富豪ってことか
59 :
世界@名無史さん:03/08/12 22:17
age
60 :
世界@名無史さん:03/08/13 13:09
最盛期のビザンチン帝国じゃないかな?
>>45 16−17世紀でもっとも金(カネ)&財産を持っていたのは
ムガール帝国のアクバルとシャージャハーンです。彼が欲した
のがジパングシルバー。これにつけこんだのが英国東インド会
社とオランダ東インド会社。
62 :
世界@名無史さん:03/08/14 17:53
金銀は量を持っていても意味はない。宝飾品として使うならともかく、
それ自体に価値はないのだから。あくまで媒介として価値がある。
だから量が多くても金庫などに死蔵している国より、量が少なくても
速い速度で流通して回転している方が、人々の暮らしは豊か。
64 :
世界@名無史さん:03/08/14 20:45
だから「中世」だってば!
て、いつからいつまで…?
65 :
世界@名無史さん:03/08/14 21:17
「いつまで いつまで」と怪鳥が鳴いていたという
以津真天(いつまで)
飢え死にしかけている者が見殺しにされると、死んでのち怪鳥と化し、
見殺しにした相手に「いつまで、いつまで」とつきまとうと言う。
>>66 数年前に死んだ自称妖怪研究家の捏造というか創作です。罪は大きいですが、
「妖怪馬鹿」を多く生んでくれた人。実際には『太平記』に出て来た怪鳥。
それはさておき、墓から見てみるのもよさそうですね。
アイザックアシモフのエッセイから
アシモフは最初墓泥棒をわるい連中だと思っていたが、
現代までに掘り出された純金の量を知ったところ、
そのままでは死蔵されることになる金を、現実世界に流通させた
偉い連中だと思うようになったそうだ。
>>68 朝比奈三郎のような・・・。しかし出て来たものを溶かされても困るわけで
すが、アシモフはその辺は考えていなかったのでしょうか。罰当たり云々は
勿論問題としていなかったようですが。
ところでツタンカーメン墓であれならと思ってしまった世界史板住人は一人
や二人ではないはず。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
71 :
世界@名無史さん:03/09/12 07:43
age
72 :
世界@名無史さん:03/09/12 08:12
>>69 しかし、レアメタルが工芸品に封入されてしまい、
工業的に活用できないのも困る。
>72
枯渇しきったわけじゃないんだから、また掘り出せばそれでいい。
埋蔵してるのはアフリカとかなんだし
宝飾品なんかには使われないタンタルとかの方がずっと希少
74 :
世界@名無史さん:03/09/12 08:44
75 :
世界@名無史さん:03/09/12 14:15
赤城山には結局無かったの?
76 :
世界@名無史さん:03/09/12 14:24
絶対豊臣家だって。
竹流し金だけで伏見城の床が抜けたっていうし。
佐渡の金山も芽吹いたし
秀吉はもう大もうけだろう?
メディチなんて目じゃないって。
宋
>>69 まあそれは単なるアシモフのユーモアではないかと
13世紀ヴェネツィアの金貨であり、同時に貨幣の単位。
古い通貨は今の金額にしても生活や時代が違うのでイメージしづらいので、
参考までに(書籍からの写し)。
聖マルコ修道院改修 4万
商船の船長の年収 100
熟練職人 50
ミケランジェロの「ピエタ」 150(言い値) 1500年頃
ティツィアーノの絵 200前後(通常)16世紀
ヴェネツィアの国債 1000万−>600万(1423年)
の輸出総額 1000万(利益400万)
の建物の総資産 700万超える
の家賃収入総計 50万(年)
の年収が7000から4000のヴェネツィア市民は1000人
少年奴隷 100 アレクサンドリア
(「サン・ヌーヴェル・ヌーヴェル」より」)
メディチ銀行のスフォルツァ家への貸付
17万9000
フィレンツェ市がチェザレを雇用 3万6000
コジモ・デ・メディチの全財産 20万
レオ10世の時の歳出 42万
1353の新しい聖職の競売価格総計90万
レオ10世の消費 450万(8年間)
東インド貿易 4000 1506年フッガー家分
十字軍税 45万(1523−25年)
サラゴサ条約でのモルッカ諸島領有権35万(ポルトガル−>スペイン)
スブシディオ(スペインの臨時地代)25万(1536年)
カール5世の年収 100万(1540年頃)
スマイル 0(ごめん)
80 :
世界@名無史さん:03/09/13 06:50
なぁ
豊臣家はどうなんだよ
金持ちじゃなかったの?
「中世」の定義について統一した見解がないのだから
まず
>>1は「中世」の定義を示さねばならない。
>>80 豊臣家が中世に属するかどうか
>>1に聞いてくれ。
82 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/09/13 22:49
>>80 信長の上洛(1568年)ないしは太閤検地以降が近世だといいます。後者
だと思いますが。(日本史畑の話)
>>79 職人と船長の年収からすると、
金貨1枚10万ってとこか。
でもそうなると少年奴隷が1000万かよ。
漏れじゃ買えない
>83
> 職人と船長の年収からすると、
> 金貨1枚10万ってとこか。
そんな高くない。熟練職人と言っても親方でもない限りかなりカツカツの生活。
85 :
世界@名無史さん:03/09/14 03:13
>>84 なにい。
とすると250万あればなんとか生きていけるから、
少年奴隷500万か……
ローンが組めればなんとかw
>>82 中国だと宋代以降が近世という話ですが、
封建性奴終了を持って近世とすると考えると秦漢以降となるので
なんとも言えないですよね。
86 :
世界@名無史さん:03/09/14 03:22
少年奴隷なっていらん
だっていずれおっさんになるんだぜ?
美少女と俺をを不老にする薬と俺を永遠に心底愛してくれる美少女と
彼女を俺が永遠に愛せる薬なら
5000万ぐらいでも買う。
何とかして
>86
年を取ったらお互いに相手の最後を看取れる位の覚悟と自身がない香具師は
奴隷など囲ってはいけません。
88 :
世界@名無史さん:03/09/14 03:47
>>85 支那では後漢から五代までが中世ということでいいでしょう。
89 :
世界@名無史さん:03/09/14 03:54
>>87 とすると中華において中世とされる時期で一番金を持ってるのは
唐代安禄山の乱前、玄宋のころ?
日本だと室町の一休さんのころが最盛期かな?
ヨーロッパだとルネサンス期のイタリア半島?
……比べることに意義があるのかと思うほどかなり時代がバラバラなんだけど。
90 :
世界@名無史さん:03/09/14 04:16
>>86 この場合両方不老だから死なない
いや、でもこれ奴隷じゃないジャン
>90
この世に5人お前がいたとしても
5人とも俺の女にしてみせる
というくらいの覚悟と自信がない香具師は安易に永遠などと言ってはいけません
92 :
世界@名無史さん:03/09/14 04:35
>85
> 封建性奴
…>85は普段どんな書き込みをしているんだろう(・∀・)?
ヨーロッパならマケドニア朝だろ
95 :
世界@名無史さん:03/09/14 04:57
チェザレはマイケルジョーダンかベッカムクラスだな
>>89 やはり最後には何を富と見るかによりますね。戦国期に来日した宣教師らは
一見つまらない茶道具が高価なことを本国にわざわざ説明していましたし。
日本の中世の始まりは院政期からですが、平清盛が南宋から(寺に寄進した
御礼に)壺を贈られた事がありました。後にそれを入手した足利義政は僅か
なひび割れを気にして明に壺を送り「新しいのと交換してくれ」と頼んだそ
うです。ところが「もうこんな名品はつくれない」と修繕されたものが送り
返されて来たとか。
とりあえず生活に困ることなく金を出し続け、かつ儲けていた時代という事
でいいのでしょうか。すると日本では足利義満〜日野富子あたりか。シナの
方は武則天〜玄宗でよさそう。
97 :
世界@名無史さん:03/09/15 17:20
個人では確実に清朝の官僚和坤だろうな。何しろ賄賂受け取りまくって
同時期栄華を誇ったルイ14世の富の40倍を持ってたんだからな。しかも
皇帝でも皇族でもない一官僚で。
まさに腐敗官僚の鑑だw
>>96 中国の場合は、隋唐よりも宋代の方が、総体としては上っぽ。
庶民レベルでの生活が大幅に改善されたのもこの時代だし、手間のかかる地方を
持っていなかったってのも結構大きい。
なんと言っても、南宋当時「世界の富の半分」を持っていたとか言われてるしなあ。
(まあ、これには誇張もあるだろうし、他の地域が・・・だったってこともあるが)
100 :
世界@名無史さん:03/09/15 21:35
中世の範囲は日本なら院政時代から織豊政権成立まで。
支那なら後漢から五代まで。
ヨーロッパなら西ローマ滅亡からコンスタンティノープル陥落まで。
101 :
荒くグラフにするとこんな感じか?:03/09/15 21:45
1c 5c 10c 15c
支那 ==================
欧州 ==================
日本 ===============
102 :
世界@名無史さん:03/09/15 21:48
大元ウルスじゃねーの?
>>103 ああ、にゃるほど。
・・・しかし、中国に於ける中世って、分かりづらい区分ですなあ。
>>100の区分に従えば、確かに中国では盛唐開元の頃でしょうな。
105 :
世界@名無史さん:03/09/16 22:37
文字通り女真人の「大金」だろ。
106 :
ty270410:03/09/16 23:27
イブン・バツータによるとキプチャク汗国のウズベク汗のテント宮殿は
金で彩られていたといいます.
ロシアからの貢納とエジプトのマムルク王朝との交易で財をなしたようです.
(ロシア人奴隷をマムルク王朝へ売る.)
107 :
世界@名無史さん:03/09/17 00:23
大元王朝に一票。
108 :
世界@名無史さん:03/09/17 00:50
マリ王国は?
109 :
世界@名無史さん:03/09/18 15:50
>コンスタンティノープル陥落まで
ってことはテンプル騎士団異端審問は入らないのか?
国じゃないけどフランスの国家予算なみの財産がフランス王の
手元に入ったはず。16世紀末期で言うならその時期のフランスが一番かと・・・
フランス王家に入ってくる金の分捕り合いがこうじて起こった諍いが発展したのが100年戦争。15Cの話だけど。
16C末だとヨーロッパではスペインでは?新大陸からの金銀の流入が多すぎて経済がめちゃくちゃになるほどだし。
全世界で考えるとまだまだヨーロッパはカスだが。
111 :
世界@名無史さん:03/09/19 07:40
16C末か微妙だなまあ植民地も持ってたしスペインかな?カルロス1世時代と言うべきかな
世界的に見るとどこだろ?軍事力では ティムール>オスマン>明>スペイン位かと思うけど
112 :
世界@名無史さん:03/09/19 13:25
113 :
ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/09/19 20:04
>>112の方へ
ありがとうございました。あやまっておきました。
しかしまあ、こことアルスたんスレと両方を見てる人が二人も居るとは驚いた。
まるっきり無関係なスレなのに。
>>96 馬蝗絆の話ね。
平清盛→平重盛
壷→茶碗
だよ。
実物は見たことは無いけどうっとりするような美しさらしいね。
116 :
山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/09/20 10:17
>>115 調べてみたら「青磁砧馬蝗絆(馬蝗絆はかすがいの意)」東京国立博物館所蔵品
で重文指定されていましたね。国宝でもいい気がしますが。
117 :
世界@名無史さん:03/09/23 19:05
各国で中世の基準が違うから比較しにくいな。
118 :
世界@名無史さん:03/09/24 01:21
中世とかの区分はヨーロッパの概念なんだから、他の地域に
当てはめるのは全く意味がないよね。
世界共通5世紀から16世紀までってことでいいんじゃないかな。
というかフランス革命以前の大金持がどれだけ財産持ってたかってうんちくをマターリ披露する
スレでいいような気がする
120 :
世界@名無史さん:03/10/04 02:13
朝鮮じゃないの?
今でも金多いし。
景気が悪くなればすぐコケるって。産業偏ってるんだから。
122 :
世界@名無史さん:03/10/18 14:00
昔は今みたいに物の流通が盛んじゃなかったから、相場の偏りが
酷かった。だから金1g=いくら?の換算ってのは、わかりやすいようで
あって、あまり真実を表していないかもしれない。
そもそも安全・平和であるほど金の価値は相対的に上がっていくんじゃ
ないかと。(でも戦争の時に上がる?)
まあ衣食足りて相場を知るわけであろうからなあとか思う。
飢饉で食料の価格が高騰した、なんてのは中国史では良く見る記述だし。
だからってヨーロッパでそういうのがないかっていうとそうでは
なくて、あいつら記録するってことを知らないバルバロイだから。
というわけで区分もそうだけど換算も難しいのよね。
123 :
世界@名無史さん:03/10/18 19:25
市定先生のご意見では中央アジアの文明先進国らしいが。
124 :
世界@名無史さん:03/10/18 19:55
時代区分をいつからいつまでにするかでかなり微妙だと思われ。
仮に大航海時代以前を中世とするならば宋だと思われるが、中国史では宋は中世には入らないからなぁ。
中世って、定義なんでしたっけ?
マルクス史観からきてるんだっけ?
126 :
世界@名無史さん:03/10/18 20:38
諸説ありすぎ。
泰西
中世前期は476年から1000年で
中世盛期は11−13世紀
中世末期は14−15世紀
中世=封建社会という説
中国
後漢が滅んだ220年から宋朝成立の960年という説
五胡十六国から隋唐までという説
春秋戦国から明清までという説
唐末宋初から明清までという説
魏晋南北朝から隋唐までという説
印度
12世紀から18世紀のムスリム諸王朝という説
グプタ朝解体期の6世紀、ハルシャ朝崩壊後の8世紀から
始まるという説
春秋戦国から中世、ってすごいなぁ。全然時代概念違うんでないですか
>>127 とりあえず支那は唐の時代ってことでいいんじゃない?
129 :
アマノウヅメ ◆4cna7XPsQo :03/10/24 19:04
30年ほど前ですが、近世文学のレポートで、1両はいくらになるかを計算したことがあります。
米、酒、料理、菓子、着物、建物、考えられるもの全部書き出して計算したら4万円ほどになりました。
その後、6万円に修正して使っていましたが、バブル以降物の値段が変になるし、流通経路が変わって
安くなるものもあるし、今いくらかは、計算したって分からないでしょう。
しかし、1両10万円以下ではあるが、6万円よりは高いことは確かです。
130 :
世界@名無史さん:03/10/24 19:15
千両箱ってすごいな。
>>79は、
デュカート(ドゥカード)についての内容です。
情報は不正確で性格でないあくまでも参考。
フロリンは、
メディチ家の納税額428、同年の第2位は,44。
13世紀に1槍(騎兵、盾持ち、従者各1名)月6。
15世紀に18フローリン。
1432年にスフォルツァに5万。
ウィーン会議の費用が3000万(1フローリン金10ー12g)
1469年の大ロレンツォの結婚式でジョストラのために1万。
大ロレンツォの弟ジュリアーノの銀製の鎧8000。
ギルダー オランダの貨幣単位。1ギルダー=20スタイヴェル。
1636年に1トンのニシンが13.
1630年代大工の年収が250,
1642年のレンブラントの「夜警」が1600.
17世紀前半で,年収3000ギルダーで裕福と考えられた。
1630年代のアムステルダムでは資産が30万ギルダーを超える人物が10人。
1636年で,
ウシ4頭 480ギルダー,
羊12頭 120ギルダー,
豚8頭 240ギルダー,
小麦24トン 448ギルダー,
ライ麦48トン 558ギルダー,
ワインの大樽2つ70ギルダー,
8ギルダーのビール樽4つ32ギルダー,
バター2トン 192ギルダー,
チーズ2000ポンド120ギルダー,
銀のコップ1個 60ギルダー,
衣服一着 80ギルダー,
舟一艘 500ギルダー。
134 :
世界@名無史さん:03/10/26 03:05
Q.中世で一番金(カネ)持ってた国ってどこ?
A.中国
Q.中世で一番金(キン)持ってた国ってどこ?
A.日本
Q.中世で一番金(キム)持ってた国ってどこ?
A.朝鮮
136 :
世界@名無史さん:03/10/26 11:10
>134
うまい!
ところで金姓を持つ人って中世からすでにたくさん存在したの?
日本では、遠山の金さんくらいしかいないよなぁ。
138 :
世界@名無史さん:03/11/09 00:32
しかしなんで支那はずっと金持ちなんですか?
金持ちってか広い国土の富を一ヶ所に集めただけだって。
140 :
世界@名無史さん:03/11/09 05:36
>138
文革の頃のシナのGNPって知ってますか?
141 :
世界@名無史さん:03/11/09 05:45
142 :
世界@名無史さん:03/11/09 05:47
夏目金之助もおるでよ
143 :
世界@名無史さん:03/11/12 00:40
中世で一番お金持ちな国?
フェレンツェを抑えてヴェネツィア共和国がトップでしょうね。
>>142 庚申の夜に生まれた子供は「金」の字をつけないと泥棒になるという
俗信があったのですよ。話だけなら今でも田舎で聞かれます。
145 :
世界@名無史さん:03/11/14 23:14
夏目金之助
ついでに、
15世紀時点での銀の埋蔵量
新大陸=日本>南ドイツ>中東>その他ヨーロッパ
では?
146 :
世界@名無史さん:03/11/15 11:52
a
147 :
世界@名無史さん:04/01/23 16:37
あfげ
148 :
世界@名無史さん:04/02/07 03:16
>>125 中世てのは中世(古代末期と近世が始まるまでの間)なんだから
他を決めないと幅が出て来るのは当たり前。
近世社会の経済システムが整ってくるのが中国は10世紀あたりで
古代は騎馬民族移動で侵入されるまでだから
五胡十六国〜唐末でいいと思うけど。
149 :
世界@名無史さん:04/03/19 23:14
150 :
世界@名無史さん:04/03/19 23:51
中世の金持ち?
そりゃ、フッガー家でしょうなあ。ふっがーふっがー、ふがふがー
151 :
世界@名無史さん:04/04/02 00:28
ソロモン王
実際のソロモン王は地方軍閥程度だよ。
こうまで持ち上げられるのはキリスト教のおかげ。
153 :
世界@名無史さん:04/05/20 15:44
154 :
世界@名無史さん:
イスラム商人の元締め握ってた香具師では?