エロゲーの歴史    

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57世界@名無史さん
http://www2.bbspink.com/erog/kako/1039/10396/1039612408.html

491 名前: 474 投稿日: 03/02/12 06:40 ID:TQx7CDoJ

シスプリ→エロゲ→日本留学、となると、その中国人はかなりのACGエリートですよ。
交流を深めていろんなネタを聞いたら、ここに書き込んで下さると嬉しいです。

中国のACG文化は北朝鮮に次いでアジアで一番遅れているので、知名度が低くて当然かもです。
どらえもんを知らない子供がいるのはアジアで中国ぐらいでしょう。ただ、ここ数年で急速に
状況が変わりつつあるという印象です。洪水のように外国文化が流れ込んでますから。
だいたい今受けているのが、セイント聖矢、ドラゴンボール、めぞん一刻、デジモン(北京の学校で
持ち込み禁止になった)、エヴァ、クレヨンしんちゃんなどで、ゲーム方面に限って言うと
サクラ大戦が意外にも大ヒット、他にメモオフ、Never7などのギャルゲーも成功を収めています。
(これはコンシューマ用ではなく、PC向けに作り直されたものです。ゲーム機は普及していないので)
全体的に言えばエロゲのプレゼンスは、やはり言語がネックになっているので低いですが、
それでも「絵が綺麗」というのは万国共通に感じることなので、遊んだことはなくても
CGはどこかで手に入れている人は多いでしょう。また、言語があまり関係ないゲーム性の高いソフトは
人気があります。(鬼畜王ランス、大悪事、同級生、下級生、ego系のシミュレーションなど)
RaGuishさんが挙げて下さったような中国語パッチ製作もファンの間では頻繁に行われていて、
Airのような文章量の多いものもに挑戦するサークルもあるようです。(法的にどうかは知りませんが…)
58世界@名無史さん:03/06/02 20:29
492 名前: 474 投稿日: 03/02/12 06:40 ID:TQx7CDoJ

それでも普及の度合いから言えば、やはり韓国・台湾は圧倒的で、漫画の強固で広い人気に支えながら
ゲームを遊びアニメを見て、たまに同人活動やコスプレをするなど、日本と変わらない状態だと言えます。
エロゲでも「CGが綺麗」という認識から一歩出て、ストーリーに注目するオタクが多いのは
特筆すべき状況かと。他にオンラインゲームの隆盛やACGから入った日本語学習者の数の多さなど
親日と反日で比較されることが多い両国ですが、オタク文化の構造については、実は非常に似通っていると
いうのが自分の印象です。

台湾の状況に限って言えば、アニメイト台北店やゲーマーズ台北店まで出来ていて、語弊を恐れず言えば
ノリまで国内の延長線上にあります。ご存知の通り、選挙になれば軍艦マーチ、街には演歌、DJは日本語
というお国柄なので、オタクもそれに比例してI'veを聞き、ラグナロクやりつつ、練り餡萌えという
日本とどこが違うんだかわからないレベルにまで達してます。
エロゲに関して言えば、ちとゲゲボなどの印象から誤解されてますが、台湾はWTO加盟を期に
コピー天国の汚名を返上しようと「反盗版運動」が盛んになったため、エロゲの海賊版なども以前に比べ
手に入れにくくなっていますし、代わる正規版の8800円+海外送料というのは台湾人にとっても高価なので
以前に比べるとエロゲの人気も落ちた観があります。まぁ、それでもやる人はやってます。
最近評判がいいのは君が望む永遠、うたわれるもの、バルドフォースなんかですね。