◎秦郁彦ってどうよ?◎

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72世界@名無史さん:03/09/02 14:10
>>65
それは私も感じたことがありますね。
「歴史諸君!」での鳥海靖・半藤一利・平河祐弘との対談とか。

あと、ハーバート・ビックスの本については、
ほとんどが子引き、孫引きで、藤原彰や吉田裕の論文を寄せ集めて
翻訳しただけ、という評価。
ところで「岩波講座天皇と王権を考える」というシリーズがあるけど、
これは学会ではどう評価されてるのかな。
73日本@名無史さん:03/09/02 14:18
>>72
>「岩波講座天皇と王権を考える」というシリーズ
古代〜現代までの天皇制を、西欧や中国の王権と比較するなど、
多様な角度から扱った論文の集成だけど。
結構評判は高いんじゃないの。
74世界@名無史さん:03/09/02 14:37
>>71
米情報部は11月末の段階ですでに一航戦・二航戦・五航戦の
現在地をロストしてたのに、なんで「ルーズベルトは知って
いたがあえて黙殺した」なんて話を信じる奴が絶えないんだろ。
 
そういや秦のつくる会教科書の評価は

「ウヨ本だが、他の国でもこういうのは珍しくないし日本にあったってよかろ」

という感じだったな。
75世界@名無史さん:03/09/02 14:41
http://academy.2ch.net/history/kako/1038/10388/1038835136.html
秦郁彦、今度は加藤陽子先生を中傷!
http://academy.2ch.net/history/kako/1022/10221/1022168404.html
『諸君!』12月号秦郁彦の文章を嗤う
http://mentai.2ch.net/history/kako/1009/10092/1009258323.html
秦郁彦が宮地正人先生を中傷
76世界@名無史さん:03/09/02 14:57
>>74
中学の歴史教科書は国民を作ることが目的なんだからそれも当然。
国民国家思想はウヨ。
77世界@名無史さん:03/09/02 15:10
追加、
>話を信じる奴が絶えないんだろ
過去の記憶を合理化、美化するのが時代、思想に関係なく人間の欲求としてあるから。

でもルーズベルト陰謀説はそんなにいないだろ。
78世界@名無史さん:03/09/03 16:15
>>75を見て思った
学者の世界って2ちゃんなみに叩き合いの世界なんだな
79世界@名無史さん:03/09/03 19:27
ていどひくいよね
80世界@名無史さん:03/09/04 04:10
>>65
『昭和天皇独白録』の名前もすらすらでてこないのに、
天皇の実像とやらを熟知している口振りですね。
8165:03/09/04 06:05
>>80
すみません、何分読んだのが5年以上前で当時高校生でしたから。
たくさん読んでいると忘れてしまいませんか?
まあ調べないで書きこんだことは悪いと思います。
でもそれで理解していただけたので問題ないと思うのですが
82世界@名無史さん:03/09/04 15:25
   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
  /   ,――――-ミ
 /  /  /   \ |
 |  /   ,(・) (・) |
  (6       つ  |
  |      ___  |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |      /__/ /  <どうよっていわれても。。。
/|         /\   \____________
83世界@名無史さん:03/09/04 16:10
田中AA久々に見た

84世界@名無史さん:03/09/04 23:53
削除や修正を求める話し合いに応じるため出頭した秦に、和田はその子分をひきつれて、二対一でせまります。
もともとが「証拠より論」の世界、秦は『諸君』でそのやりとりをかなり細かく再現して見せていますが、
どちらが正しいのか私にはわかりませんし、上に書いたとおり、こういう問題の場合、そもそもどちらかが正しくてどちらかが間違っている、ということにはならない方がむしろ普通なのでしょう。
もちろん秦の文章ですからこれを読んでいる限りは秦の方に分があるようには思いますが、秦の方が嘘八百を並べていたとしても別段差し支えない。
私に興味深く思われたのは、「査問」に近かった、と秦は書いている議論の中で、和田の子分が(と繰り返すといかにも小物っぽいですが、もちろんちゃんとした大学の先生なわけだ)言った一言です。
いわく「吉見さんの書いたものは学術的だが、秦さんのは見劣りがする」(p.184)これは恐ろしい言葉ですね。
まず、根拠が挙げられていない。もちろん根拠が挙げられるような性質のものでもないわけですが、それだけにこちらも反論しづらい。
それから、権力を背景にしている。民間の基金だとはいえ政府の肝いりで作られ、マスコミの注目も集めている組織の委員会の長(「子分」というのが資料委員会の委員長なのです)たるものの発言だということもさることながら、バックには和田春樹という大物が控えている。
秦郁彦自身、マスコミに発言の場を持っているくらいの学者だから、こういう恫喝は彼個人にはあまりきかなかったかもしれません。
しかし、普通の学者、私のような、あなたのような、あんまり発言力のない普通の学者だったら、これは震え上がるに充分なほど恐ろしい言葉ではないでしょうか。
太刀打ちできないほどの権力を持った人間に自分の学問を否定される。根拠も示されないまま、お前は駄目だと断定される。反論の手段はない。
もちろん、私のような、あなたのような普通の学者にはそういう権力者からこういう恫喝を受けるようなことさえあまりないだろうという皮肉はあるでしょう。
それにしても、可能性としてはいつでもあり得ることではあり、恐怖は顕在化しないまでも、その根が元からたたれることも決してない。
85世界@名無史さん:03/09/05 20:15
進歩的知識人の代表、和田春樹先生の活躍は百済書紀でご覧になれます。
86世界@名無史さん:03/09/07 02:57
84って誰に宛てているのかな。
コピペのようにも見えるのだけれど
87世界@名無史さん:03/09/07 10:59
和田ってヤクザじゃん
88世界@名無史さん:03/09/19 14:29
軍板に秦郁彦が編集に参加した文春の「世界戦争犯罪事典」での南京事件の要約が載っていたので貼ってみる。

http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1053498652/751-752n
>捕虜や便衣兵を揚子江沿岸に連行して射殺・刺殺した件に関して。

>まず、虐殺否定説では、その論拠である「陸戦ノ法規慣例ニ関スル規則」によって、その殺害は交戦の延長
>としての戦闘行為、そして、便衣兵は捕虜の資格がないので殺害しても不法殺害にならない、としている点。
>これは、武装解除している捕虜・便衣兵を自己の管理下に置いていながら、それを殺害するのは戦闘の延長
>とは言えず、叛乱を起こしていない限り、不法殺害となる。
>また、第一線部隊ではその処断権限はなく、軍法会議あるいは軍律会議の判決により処断すべしと言う、国際
>的慣習であり、現に上海派遣軍、中支那方面軍、第十軍に軍律会議があるので、勝手に処断できないはず、
>と言う論旨。

>また、下関付近での包囲撃滅戦、揚子江を船や筏で逃げる兵士を射殺したのは、ハーグ陸戦規則の第23条ハ項
>を根拠にしているが、これは、「武器を捨てまたは自衛の手段尽きて降を乞える敵を殺傷すること」を禁じており、
>降伏の意思表示を示さずに逃亡する敵兵はこれに当たらない、としている。
89続き:03/09/19 14:29

>その人数に関しては、「南京地方法院検察処敵人罪行調査報告」での数値を論拠に、30万人説を
>打ち出してはいるが、日本側の証言・史料からは、第9師団歩兵第7連隊の安全区掃討作戦による

>便衣兵殺害の6,670名、第16師団第33連隊の太平門、下関、獅子山付近の捕虜3,096名の殺害、
>山田支隊の幕府山付近に於ける捕虜など数千名、第十六師団第30旅団が南京西部地区警備中に
>捕らえた敗残兵数千名、第114師団第66連隊第一大隊が雨花門外で捕らえた捕虜1,657名をそれぞれ
>殺害しており、日本側は都合20,000名であり、民間人の死者は、金陵大学のSmythe教授の調査によって
>(但し、これは推計の範囲を出ないと注記している)南京市部における暴行死者2,400名、江寧県の被殺者
>9,160名。

>これに加えて、第16師団歩兵第38連隊の捕らえた捕虜7,200名を南京に護送して収容。
>第6歩兵師団歩兵第45連隊第2大隊が5,500名の降伏捕虜を釈放、国崎支隊の歩兵第41連隊が、2,350名の
>捕虜を武装解除後、釈放。
>また第16師団歩兵第30旅団が2,000名の便衣兵を収容している。
>この何割かが死亡したとしても…。

>当時、南京にいたのは、中国軍の南京守備隊は実質兵力10万人弱、民間人は避難民が続出して、残っていた
>のは15〜30万人。
>30万人説だと、南京に誰もいなくなってしまう訳だが、実際には20万人以上の人がいる。
>従って、差し引き10万人以上であり、その数割は逃亡したか、中国軍に殺害されたか、病死したかしたとすれば、
>数万人というのが妥当な線…(ちなみに、秦氏は4万人説を唱えている)。

>後は、埋葬記録の矛盾とか百人切りの虚実についても史料を挙げて反論している。
>結果、虐殺はあった。だけど、数十万人規模のものはなかったと言う形です。


妥当な分析だと思うけど、世界史板的にはどう思われます?
90世界@名無史さん:03/10/02 21:03
世界史板なのにイマイチのり悪いね。
今更、南京なんか乗せるなよ>88
91世界@名無史さん :03/10/02 21:10
ハタ坊は耄碌していて、老い先も長くありません。
92世界@名無史さん:03/10/02 23:32
文藝春秋 今月の新刊

昭和史20の争点 日本人の常識

秦 郁彦編(288頁 本体価格1429円 10日発売)
満州国、南京事件から昭和天皇の戦争責任、戦後教育まで、ここ数十年常に
蒸し返されてきた不毛な論争に気鋭の論者が終止符を打つ
93世界@名無史さん:03/10/03 02:09
秦郁彦氏のすごさは学生の頃からその道に入ってたことがあげられると思う

『南京事件 「虐殺」の構造』読んだけどさ
他のと比べないといけないとは思うが1986年であの内容は驚嘆に値する
曽根一夫の証言の部分だけは削除しないといけないが
彼の論旨を何ら左右させることではないから特に問題ないのかもしれない

>>92
買うか微妙だな 正直、氏には不毛な論争などより研究に専念してもらいたい
性格かもしれないが敵を増やしすぎるきらいがあると思う
94世界@名無史さん:03/10/06 21:54
本多勝一は接待されると相手のいい加減な言い分を鵜呑みにするな
  あからさまなインチキ写真を自著で南京大虐殺の証拠にしている
  
それよりかいい
95世界@名無史さん:03/10/09 20:58
文藝春秋 11月号 10月10日発売

A級戦犯生き残り、かく語りき   秦郁彦
96世界@名無史さん:03/10/09 21:07
ん? 瀬島の事か?
97世界@名無史さん:03/10/11 12:22
>>95
の奴読んだ。
陸軍軍人達の素顔が覗けて面白かったね
ほとんどの人たちは、自分らの武勇談は嬉々としてしゃべるが
肝心な所は、スルーだそうだが
98世界@名無史さん:03/11/08 21:56
あげてやるよ
99世界@名無史さん:03/11/08 22:03
始皇帝との関係はいかに?
100世界@名無史さん:03/11/08 22:14
この人の本は好きだけど、軍事については、たまにいい加減なこと言ってるな。
半藤一利なんかと太平洋戦争を論じた本の中で、真珠湾奇襲の時にハワイ上陸をやれば
1個師団でハワイを占領できた、とか軍板で言ったら袋叩きにされそうなこと言ってた。
101世界@名無史さん:03/11/08 22:48
まあ歴史学者は軍事研究家じゃないからね。
けど、軍板が正しいとは言えないと思われ。
ソースは2ちゃんの軍板です、じゃなあ。
102世界@名無史さん:03/11/08 23:03
でもこの人軍事に関する本も結構書いてるし、あんまりトンデモなこと言うのは恥ずかしいと思うぞ。
大体ハワイには2個師団の兵力があったのに1個師団で占領できるはずがない。

一応参考までに。
http://academy.2ch.net/history/kako/1038/10386/1038695618.html
103世界@名無史さん:03/11/09 00:35
シンガポールなども、似たような状況だよ。
それでも日本軍は、結構簡単に落としているからなあ。
無理とは思わん。
南方作戦に回す艦船を回せば、落すのは不可能ではないかと。
ただ、その場合かなり高い可能性で奇襲がバレル恐れがあるが。

つかそれより問題なのは、落したあとどうするのかって事だろ。
落すのは無理ではないと俺も思う。一個師団での占領も可能だろう。
だが、日本軍の貧弱な後方支援で維持できるかなあ。
104世界@名無史さん:03/11/09 00:42
>>103
シンガポールとは条件が違いすぎるけど、まあ続きは軍板で。
105世界@名無史さん:03/11/09 00:53
というか数年前参加した憶えがあるんだよ。
その時も、一個師団で可能かどうかは兎も角。
上手く行けば落すのは可能、だが維持は不可能って結論になったと記憶してる。

リアル厨房とかも来て、結構楽しかったんだけどな。
106世界@名無史さん:03/11/09 01:01
>>105
そうでしたか、最近の議論では落とすことは無理という意見が多いみたいだけど。
まあ1個師団ではどうあがいても無理だろうけど。
107世界@名無史さん:03/11/09 01:25
そうなのか、最近行った事ないからなあ。
その時の仮定は、ミッドウェイ戦後だと記憶してる、勿論史実とが逆で大勝。
燃料が足りるかどうかで意見が分かれたが、その後艦隊が動かない事を覚悟すれば可能って感じだった。

つか米国がハワイを維持できないってふうになっていったと思われ。
日本がハワイを占領維持するのと同じか、それ以上経費がかかる。
食料の自給が出来ないハワイにおいて、ミッドウェイ戦で大敗した米軍では、
制海権を維持できず、数ヶ月で降伏せざるをえないって感じ。
その時は誰も反論はなかったと思う、
そしてその後数ヶ月で、日本軍も維持できず、撤退する。結局史実に変化なし、
ガダルカナルが、ハワイになるだけ。
ー終ー
って感じだったかな。
108世界@名無史さん:03/11/09 02:01
ミッドウェイで勝ってたらですか、そういったスレもまだあるみたいですが。
日本のハワイ補給が困難というのは輸送船の不足が最大の理由だから、
船舶量で圧倒的に勝るアメリカを日本と同じように見るのはどうかと思いますが。
109世界@名無史さん:03/11/09 09:29
>>108
輸送船の護衛が出来ないでしょ。
日本軍の対潜装備は貧弱だから、潜水艦での補給くらいは可能だろうけど。
50万人の民間人の前には、焼け石に水。
110世界@名無史さん:03/11/09 10:08
>>109
ハワイに接近するアメリカの輸送船をどうやって攻撃するかが問題だとおもうけど。
輸送船攻撃のために艦隊をハワイ近海に張り付かせておくことはすぐに燃料が足りなくなるから不可能だし。
通商破壊には潜水艦による攻撃が有効だけど、日本の潜水艦は通商破壊向きでないし、その発想もなかった。
111世界@名無史さん:03/11/15 00:50
久しぶりに覗いてみたら予想通り軍オタの溜まり場になっていた。
112世界@名無史さん:03/11/28 20:46
「女性国際戦犯法廷」について、
(1)公開裁判
(2)罪刑法定主義(事後法はダメ)
(3)時効の適用(最大限20年)
といったローマ法いら人類が積みあげてきた法の原則、
死者を裁くとか、弁護人は置かないなどの常識を破っている点を
指摘していたが、まっとうな視点だと思った。

それにしてもこういう裁判のやり方は近代以前の状態への逆戻りだな・・・
113世界@名無史さん:03/12/04 06:15
>>112
スレ違いかな
まあ未来の人間に中世の魔女狩り復活と揶揄されるだろうね

ハワイは兵站の問題で議論の余地など残されていないだろうに 
暇だね軍板の人
114世界@名無史さん:03/12/14 00:47
age
115世界@名無史さん:03/12/14 22:51
  ,,,,.,.,,,,
 ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
  """"
116世界@名無史さん:03/12/14 23:27
文春新書で新刊出てるね
117世界@名無史さん:03/12/20 13:46
「現代史の対決」おもしろい
なかなか手厳しいね
118世界@名無史さん:03/12/26 06:59
秦もよく吉田裕なんかと冷静に対談なんかできるな。
秦がキレた原因・元凶のひとりだろうに。
119世界@名無史さん:04/01/20 01:59
これワラタ

>>26
>世はデフレなのに、何故、歴史教科書では日本軍による戦争加害者数だけがインフレなのか
120世界@名無史さん:04/02/10 09:15
「進歩的文化人事典」とか作ってくれないかな
この人ならよく調べてくれそうだ 自分が叩くときにも使えるだろうし
121世界@名無史さん
>>89
ナイスアイディア