「昭和史の謎を追う上・下」「鋼鉄の激突」「第二次大戦航空史話上・中・下」
など著書多数。
この板の住民で、近現代史に興味のある人ならこの人の本読んだことあると思うけど。
2get!
日本史板へドーゾ
>>3 この人の著書には、
第二次世界大戦のヨーロッパ戦線に関する記述も
たくさんあるけど?
ワシントン条約も、「世界史」の範疇に入ると思うが。
イヤなの?
半島と濃い血でつながってるのが。
ぼくらも天皇も韓国や北朝鮮の人とはみんな混血なんだ、
素晴らしいことじゃないか。
http://www.nwj.ne.jp/public/toppage/20020320articles/ja_nih.html http://www.jtu-net.or.jp/library/zissen/kk/kk08/kk8001_2.htm 初めて渡来人がやって来たのは紀元前300年ごろのことだ。
日本人の3分の1から半分が、朝鮮人と血縁関係にあると指摘する学者もいる。
今も若光の直系の子孫が神主をしている。
このように朝鮮人が建てた神社は、今も日本全国に数多くある。
日本の明仁天皇が昨年12月の68歳の誕生日に、
「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに、
韓国とのゆかりを感じています」という驚くべき発言をしたのだ。
皇室が韓国とのゆかりを公に認めたことは明治以降なかった。
だが、W杯を控えたこの時期に天皇が発言したことは偶然ではない。
過激な右翼的言動や、たとえば『新しい歴史教科書』を編纂したような考えをもつ人たちに
自制を促すための発言だった、と皇室事情に詳しい人物は言う。
明仁天皇は、音楽、儒教、仏教という韓国が日本にもたらした三つの影響にも言及した。
その背景には、日本の植民地支配で韓国が受けた苦々しい記憶を和らげようという意図が感じられる。
「会見でのご発言は、天皇ご自身のお考えをきちんと述べたものだと思う。
7 :
世界@名無史さん:03/05/27 10:28
この人が書いた新潮社から出ている「従軍慰安婦」はこの問題の決定版といわれるよね。
>>6 日韓同祖論とか、帝国が朝鮮半島を併合する時の論理をしらないのか?
戦前の日本では、皇室における半島との血縁なんて常識だったんだが?
正直、この人は日本史板の方が良い気がする。
世界史でも確かに板違いではないけどさ。
関係ないけど、昔、朝生で和田春樹だったかを嵌めたのにはワラタ。
確かに世界史関連の仕事もしている人ですが、
日本史板にスレを立てた方が実入りがある気がします。
でも向こうだとイデオロギー論争になったりするのかな……?
敢えて世界史板からの視点で氏を語るならそれも一興かと。
>>9 面白そうな話ですね。詳しく聞かせていただけないでしょうか。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
12 :
世界@名無史さん:03/05/28 22:39
>>10 朝生で日露戦争前の、ロシアによる朝鮮の森林伐採地警備は派兵か否かという話になって、
和田春樹が「派兵ではない」と主張。それに対して秦が「岩波の○○辞典(失念)にも派兵
って書いてありますけど、これ間違いですか?」とたずね、和田が「間違いだ」と答える。
それに秦が「その本、貴方も入っている(失念・新しい教科書を作る会に対抗してる組織)の
○○さん(失念)が書いたんですけど」と答えると、和田が答えに窮するという一幕。
良くも悪くも、意地が悪い人だなと思った。
山崎荒らしにつき、一応あげとく。このまま流してもいい気がするけど。
13 :
世界@名無史さん:03/05/28 22:50
どうよ?って面をみたらわかるだろう。
ワシントン軍縮会議で、米英日の比率が五−五−三と決められたとき、
日本の世論は激昂したけど、
イギリスを含めた欧州諸国にとっても結構屈辱だっただろうね。
新興国であるアメリカや日本と同じ、あるいはそれより下と決められたんだから。
>>12 ありがとうございました。
この例に限らずこの人は論敵への皮肉やあしらい方が秀逸ですね。
相手の痛いところをチクリと刺しつつも、決して下品にならない。
書き手としての才能がある人だと思います。
>>15 むしろ、それが本来のスマートな研究者のあるべき姿だと思います。
朝生で自爆してる論客のほとんどは、自身の専門外を語る論客ですから(和田・田嶋・西尾なんて文学じゃん)……。
最近でてくる、重村、森本、村田の3氏は研究者らしく落ち着き払ってますし。
17 :
世界@名無史さん:03/05/29 11:40
>>15,16
何、寝言言ってんのか。
「論敵への皮肉やあしらい方が秀逸」「それが本来のスマートな研究者のあるべき姿」
学問、研究に最もそぐわないじゃん。和田あたりが如何にも実直な学究なんじゃないの。
田嶋・西尾は論外としても記者上りや単なるアナリストに憧れる位なら政治家秘書でも志望した方が良いな。
和田って、北朝鮮礼賛本書きまくってたあれ?
19 :
世界@名無史さん:03/05/29 12:41
>和田あたりが如何にも実直な学究なんじゃないの。
ネタですか?
少なくとも、研究対象外に手を出して一人で激昂してる人間は学究として惨めだよな。
21 :
世界@名無史さん:03/05/29 13:54
哲学者、思想家ならいざ知らず、その木訥、一途なとこが良い訳、使える訳でしょ、専門家、研究者は。
姜とか和田とかは、学究の名を借りた政治思想屋でしょ
>19、22
えーと、世界のあり方に対しての情熱が学問に向かっていた世代
なんだから、どっちがが名ばかりって訳じゃない。
実直ってのと政治的立場が並立しないわけでもない。
まあ、何について実直なのかは知らないけど。
>10
「相手の痛いところをチクリと刺しつつも、決して下品にならない。」
ネタ? まあ、確かに外在的な皮肉は凄く得意だと思けど、後半はあんまりでは。
本質的じゃないけど言い返せない、そういう突込みが多い気がする。
>>23 姜はどう考えても和田とは別世代だが。
世代の問題にするのは本質とは別だろう。
おっと。22には姜の話も上がってるね。彼について云々する気はありませぬ(藁
言いたかったのは、「政治的理想と学究を乖離させるのが当然ってのは
今にして言いえることであって、歴史的に言えば、
政治性→学問として即否定、てもんじゃなかろうよ」ってぐらい。
(そんなこと誰も言ってないから下らん反論はするな、というならスマソ)
まあ時代的・政治的限界に目をつぶれとと言うつもりはないけど。
諸君!7月号
6月2日発売
文京二中が発生源?
高校生を汚染する山川・実教の歴史教科書 (現代史家)
秦郁彦
世はデフレなのに、何故、歴史教科書では日本軍による戦争加害者数だけが
インフレなのか
27 :
世界@名無史さん:03/05/30 23:18
研究者としての全盛期は役人時代。
28 :
世界@名無史さん:03/05/30 23:34
浮島丸訴訟についてコメントしてましたね
洩れの父は東大出身なのですが、当時の友人に「太平洋戦争に関して、知らない事は
何一つない」男がいたそうです。いちおう年も合うし、もしかしたら彼の事だったのでは…
秦氏は、原爆投下について、
「私は、戦争の論理からして、日本には落としていいがドイツには落とすのを
やめようという判断はなかったと考えているんです」
「原爆や無差別爆撃によって多くの日本人が死んでも、それで戦争が終わりさえ
すれば、結局は、日本人の被害も少なくなると計算しているんです」
と主張しているけど、この意見についてはどう?
31 :
世界@名無史さん:03/06/14 18:51
この人の研究についての議論だけを読んでいると、感服したりすることは結構ある。
だけど実際の行動や論壇となると、別人ではないかと思うくらいどうしようもない。
朝生とかでの発言を聞くとまともに見えるが、
雑誌とかへの投稿を読むと電波の香りがする。
33 :
世界@名無史さん:03/06/15 00:10
>>30 軍事作戦と考えればあり得る考え方でしょう。ドイツでドレスデンをやっておいて、
でも原爆だけは落としませんでした、なんて話は説得力がないと思うし。
実際にそれで殺された日本人としての感情からすれば、たまったもんじゃないけど。
34 :
世界@名無史さん:03/06/15 03:49
いいねぇ・・・秦。『南京事件』のころは、本音が聞けなかったけど、近頃は
世の中の変化もあってか本音で語ってくれるようになった。ローマ法以来の
伝統に基づくお互い様の論理を新聞に寄稿しているのを見たときは
「秦さんやったな!」と膝を打ったもんだ。
世論が変化すりゃ浮動票が動き出す。黙っていた人が、本音で語り始める。
俺たちは自由なんだぞ。みんな。自由ってのは本音で語ってはじめてその価値が
わかるんだ。納得のいかないことや気に入らないことはぶちまけるんだ。
卑屈な人間になるなよ、みんな。カスター大佐みたいに、雄々しく生きてみたいと
思わないか。
35 :
世界@名無史さん:03/06/15 04:08
ウヨの変種。やっぱり偏ってるの突っ込まれてるし。
>>7 世の中狭いのだね。
彼はやはり専門を絞った方がいいね。
37 :
世界@名無史さん:03/06/15 21:12
>>33 秦氏自身も、スミソニアン航空博物館のスタッフから、
「広島への原爆投下が日本に終戦の決定を促し、多数の日米国民の命を救った
と思いますか」
私が「歴史家としては、その事実を認めざるを得ない」と答えると、彼らは
「では長崎の原爆攻撃は必要だったと思うか」とたたみかける。
「終戦の決断を促進する要素だったのはたしかです」と答えたが、心情的には
辛い瞬間であった。
と書いていますな。
38 :
世界@名無史さん:03/07/07 20:31
>37
亀レス。
秦氏は十年ほど前のNHKラジオの終戦特集で
「原爆よりもソ連参戦が降伏決定により影響を与えた」(大意)
と述べていたように記憶しています。
どちらなんだろう?
>35
>偏っている
具体的には?
一般誌での発表の場が「諸君」に「偏って」きているのが影響してか
論敵相手にはネチネチとした責めあげるのが目立ちますけどね。
官僚的現体制肯定穏健保守といったところかと。
歴史的評価にある程度の政治的価値判断が紛れ込むのはしかたがない。
それで端から「公正中立などありえない」と「真理」ばかり追い求める人もいますけど、
秦氏はそういった立場ではないと思います。
39 :
世界@名無史さん:03/07/07 20:38
>>38 「諸君!」の他にも「文藝春秋」「中央公論」などにも寄稿していますね。
>>官僚的現体制肯定穏健保守といったところかと。
『現代史の争点』では、情報公開の遅れや最高裁判所の秘密主義を
批判していましたけど。
40 :
世界@名無史さん:03/07/07 21:43
>「文藝春秋」「中央公論」
さよです、すんません。
>官僚的・・・
の「官僚的」は大半官僚のが共有している(と思う)政治的嗜好のこと。
公の発言で役人が「ポツダム体制打破!」「八紘一宇!」
なんて云わないでしょう。(そんな場もないでしょうけど)
本音は知りませんが「人権」だの「平等」などの「穏当」な語が並んでいます。
まぎらわしかったですね。改めてスンマセン。
図上演習萌え。
42 :
世界@名無史さん:03/07/07 22:20
東條英機の戦争責任を論じた章はおもしろかった。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
45 :
世界@名無史さん:03/07/21 17:07
渡部昇一を中傷したら容赦なく仕返しされてたね。
46 :
世界@名無史さん:03/07/21 18:41
>44
そんなことはない、大和魂は不滅だ、殺すぞ貴様。
48 :
世界@名無史さん:03/07/21 18:55
露をだに 厭う大和の女郎花 降るアメリカに 袖は濡らさず
と、米人に身を任すことを拒んで自害した遊女もいたというのに、
情けない!戦に負けるとこうなるという見本じゃの〜。
49 :
世界@名無史さん:03/07/21 19:23
氏の「検証・真珠湾の謎と真実」は日本国民必読の書です。
秦って論戦好きなのか、それともただのDQNか・・・
議論のやり方はちと罵倒が多すぎるな。
しかし、歴史を実証的でできるだけ客観的に記述しようとする姿勢は好感が持てる。
(あまり成功してない論述もあるけどね。やっぱり個人の好みには影響されるようだ)
だから秦さんが左翼史観を排するために反共であるのもわかるし、
渡部昇一とかにカミつくのもわかる。
歴史を政治のおもちゃにするな、というのが根底にある。
しかし、もうけっこうな年だ。こういう路線の後継者っているのか?
52 :
世界@名無史さん:03/07/26 18:16
>>49 氏が言うように、スティネットの『真珠湾の真実』が最低のレベルには同感だけど、
真珠湾の真相なんてのは、謀略だったという前提じゃないと本は売れませんね。
どういったらいいかわからないけど
この人の本読んでると安心するなぁ
>>51 商業紙に論考載せる(学術関係の一部も)学者の議論ってあんなもんよ。
秦以外の右も、当然左もね。
この人の「南京事件」中公新書を読んだのはもう大昔のことだけど、左翼全盛の頃でも
イデオロギーに振り回されない論考を重ねる態度が印象的だったな。
『昭和天皇五つの決断』が在庫切れで困っています。
川原敏明の本をリメイクする暇があるんなら、こっちを先に刷れ!>>文春文庫
57 :
世界@名無史さん:03/07/27 16:33
58 :
日本@名無史さん:03/07/27 18:38
秦坊はただの学界ゴロ。
いい歳して恥ずかしくないのかネ・・・
まあ、教科書関係で言えば、坂本多加雄は若死にしたわけだけど、
コイツはシブとそうだな。
59 :
世界@名無史さん:03/07/27 22:58
あーこのスレ読んでたらこの人の書いた本読みたくなってきた
最初に読むんだったらどれが良い?
60 :
世界@名無史さん:03/08/01 22:17
>>59 「昭和史の謎を追う 上・下」(文藝春秋)は?
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
63 :
世界@名無史さん:03/08/26 07:54
age
64 :
世界@名無史さん:03/08/26 08:00
65 :
世界@名無史さん:03/09/01 06:29
今、「鋼鉄の激突」中公文庫 を読んでいます。
細密な日付や数値を軸にした記述がいい感じです。
氏の著書の多くは共感を得るのですが、天皇に対しては少し甘いというか、
やや実像よりも大きく捉えているように、「天皇独白録」(でしたっけ?)
が発表されてこれに関する座談会(城山三郎氏などとの)の文庫本を読んで感じました。
学者コヴァ、南京大虐殺とか従軍慰安婦をなかったかのように主張してるでしょ
>>66 秦は南京については4、5万人くらいの「中虐殺」としている。
で、完全否定でないのが逆鱗に触れたらしく小林よしのりに
罵倒されている。
しょせん官僚的発想だとかなんとか。
69 :
世界@名無史さん:03/09/01 22:34
読みもしないでラベルを貼っている
>>66のような厨房はなんと呼べばよいのやら、、
70 :
世界@名無史さん:03/09/02 02:41
71 :
世界@名無史さん:03/09/02 10:15
>>67 秦氏はルーズベルト陰謀疑惑でも、自分の著書「検証・真珠湾の謎と真実」で
客観的な検証からスティネットのトリックを暴き、ルーズベルトの謀略説を批判している。
小林のような歴史歪曲主義者にとって目の上のたんこぶだろう。
72 :
世界@名無史さん:03/09/02 14:10
>>65 それは私も感じたことがありますね。
「歴史諸君!」での鳥海靖・半藤一利・平河祐弘との対談とか。
あと、ハーバート・ビックスの本については、
ほとんどが子引き、孫引きで、藤原彰や吉田裕の論文を寄せ集めて
翻訳しただけ、という評価。
ところで「岩波講座天皇と王権を考える」というシリーズがあるけど、
これは学会ではどう評価されてるのかな。
73 :
日本@名無史さん:03/09/02 14:18
>>72 >「岩波講座天皇と王権を考える」というシリーズ
古代〜現代までの天皇制を、西欧や中国の王権と比較するなど、
多様な角度から扱った論文の集成だけど。
結構評判は高いんじゃないの。
>>71 米情報部は11月末の段階ですでに一航戦・二航戦・五航戦の
現在地をロストしてたのに、なんで「ルーズベルトは知って
いたがあえて黙殺した」なんて話を信じる奴が絶えないんだろ。
そういや秦のつくる会教科書の評価は
「ウヨ本だが、他の国でもこういうのは珍しくないし日本にあったってよかろ」
という感じだったな。
75 :
世界@名無史さん:03/09/02 14:41
>>74 中学の歴史教科書は国民を作ることが目的なんだからそれも当然。
国民国家思想はウヨ。
77 :
世界@名無史さん:03/09/02 15:10
追加、
>話を信じる奴が絶えないんだろ
過去の記憶を合理化、美化するのが時代、思想に関係なく人間の欲求としてあるから。
でもルーズベルト陰謀説はそんなにいないだろ。
>>75を見て思った
学者の世界って2ちゃんなみに叩き合いの世界なんだな
ていどひくいよね
>>65 『昭和天皇独白録』の名前もすらすらでてこないのに、
天皇の実像とやらを熟知している口振りですね。
>>80 すみません、何分読んだのが5年以上前で当時高校生でしたから。
たくさん読んでいると忘れてしまいませんか?
まあ調べないで書きこんだことは悪いと思います。
でもそれで理解していただけたので問題ないと思うのですが
82 :
世界@名無史さん:03/09/04 15:25
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
/ ,――――-ミ
/ / / \ |
| / ,(・) (・) |
(6 つ |
| ___ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| /__/ / <どうよっていわれても。。。
/| /\ \____________
田中AA久々に見た
削除や修正を求める話し合いに応じるため出頭した秦に、和田はその子分をひきつれて、二対一でせまります。
もともとが「証拠より論」の世界、秦は『諸君』でそのやりとりをかなり細かく再現して見せていますが、
どちらが正しいのか私にはわかりませんし、上に書いたとおり、こういう問題の場合、そもそもどちらかが正しくてどちらかが間違っている、ということにはならない方がむしろ普通なのでしょう。
もちろん秦の文章ですからこれを読んでいる限りは秦の方に分があるようには思いますが、秦の方が嘘八百を並べていたとしても別段差し支えない。
私に興味深く思われたのは、「査問」に近かった、と秦は書いている議論の中で、和田の子分が(と繰り返すといかにも小物っぽいですが、もちろんちゃんとした大学の先生なわけだ)言った一言です。
いわく「吉見さんの書いたものは学術的だが、秦さんのは見劣りがする」(p.184)これは恐ろしい言葉ですね。
まず、根拠が挙げられていない。もちろん根拠が挙げられるような性質のものでもないわけですが、それだけにこちらも反論しづらい。
それから、権力を背景にしている。民間の基金だとはいえ政府の肝いりで作られ、マスコミの注目も集めている組織の委員会の長(「子分」というのが資料委員会の委員長なのです)たるものの発言だということもさることながら、バックには和田春樹という大物が控えている。
秦郁彦自身、マスコミに発言の場を持っているくらいの学者だから、こういう恫喝は彼個人にはあまりきかなかったかもしれません。
しかし、普通の学者、私のような、あなたのような、あんまり発言力のない普通の学者だったら、これは震え上がるに充分なほど恐ろしい言葉ではないでしょうか。
太刀打ちできないほどの権力を持った人間に自分の学問を否定される。根拠も示されないまま、お前は駄目だと断定される。反論の手段はない。
もちろん、私のような、あなたのような普通の学者にはそういう権力者からこういう恫喝を受けるようなことさえあまりないだろうという皮肉はあるでしょう。
それにしても、可能性としてはいつでもあり得ることではあり、恐怖は顕在化しないまでも、その根が元からたたれることも決してない。
進歩的知識人の代表、和田春樹先生の活躍は百済書紀でご覧になれます。
84って誰に宛てているのかな。
コピペのようにも見えるのだけれど
和田ってヤクザじゃん
軍板に秦郁彦が編集に参加した文春の「世界戦争犯罪事典」での南京事件の要約が載っていたので貼ってみる。
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1053498652/751-752n >捕虜や便衣兵を揚子江沿岸に連行して射殺・刺殺した件に関して。
>まず、虐殺否定説では、その論拠である「陸戦ノ法規慣例ニ関スル規則」によって、その殺害は交戦の延長
>としての戦闘行為、そして、便衣兵は捕虜の資格がないので殺害しても不法殺害にならない、としている点。
>これは、武装解除している捕虜・便衣兵を自己の管理下に置いていながら、それを殺害するのは戦闘の延長
>とは言えず、叛乱を起こしていない限り、不法殺害となる。
>また、第一線部隊ではその処断権限はなく、軍法会議あるいは軍律会議の判決により処断すべしと言う、国際
>的慣習であり、現に上海派遣軍、中支那方面軍、第十軍に軍律会議があるので、勝手に処断できないはず、
>と言う論旨。
>また、下関付近での包囲撃滅戦、揚子江を船や筏で逃げる兵士を射殺したのは、ハーグ陸戦規則の第23条ハ項
>を根拠にしているが、これは、「武器を捨てまたは自衛の手段尽きて降を乞える敵を殺傷すること」を禁じており、
>降伏の意思表示を示さずに逃亡する敵兵はこれに当たらない、としている。
>その人数に関しては、「南京地方法院検察処敵人罪行調査報告」での数値を論拠に、30万人説を
>打ち出してはいるが、日本側の証言・史料からは、第9師団歩兵第7連隊の安全区掃討作戦による
>便衣兵殺害の6,670名、第16師団第33連隊の太平門、下関、獅子山付近の捕虜3,096名の殺害、
>山田支隊の幕府山付近に於ける捕虜など数千名、第十六師団第30旅団が南京西部地区警備中に
>捕らえた敗残兵数千名、第114師団第66連隊第一大隊が雨花門外で捕らえた捕虜1,657名をそれぞれ
>殺害しており、日本側は都合20,000名であり、民間人の死者は、金陵大学のSmythe教授の調査によって
>(但し、これは推計の範囲を出ないと注記している)南京市部における暴行死者2,400名、江寧県の被殺者
>9,160名。
>これに加えて、第16師団歩兵第38連隊の捕らえた捕虜7,200名を南京に護送して収容。
>第6歩兵師団歩兵第45連隊第2大隊が5,500名の降伏捕虜を釈放、国崎支隊の歩兵第41連隊が、2,350名の
>捕虜を武装解除後、釈放。
>また第16師団歩兵第30旅団が2,000名の便衣兵を収容している。
>この何割かが死亡したとしても…。
>当時、南京にいたのは、中国軍の南京守備隊は実質兵力10万人弱、民間人は避難民が続出して、残っていた
>のは15〜30万人。
>30万人説だと、南京に誰もいなくなってしまう訳だが、実際には20万人以上の人がいる。
>従って、差し引き10万人以上であり、その数割は逃亡したか、中国軍に殺害されたか、病死したかしたとすれば、
>数万人というのが妥当な線…(ちなみに、秦氏は4万人説を唱えている)。
>後は、埋葬記録の矛盾とか百人切りの虚実についても史料を挙げて反論している。
>結果、虐殺はあった。だけど、数十万人規模のものはなかったと言う形です。
妥当な分析だと思うけど、世界史板的にはどう思われます?
90 :
世界@名無史さん:03/10/02 21:03
世界史板なのにイマイチのり悪いね。
今更、南京なんか乗せるなよ>88
91 :
世界@名無史さん :03/10/02 21:10
ハタ坊は耄碌していて、老い先も長くありません。
92 :
世界@名無史さん:03/10/02 23:32
文藝春秋 今月の新刊
昭和史20の争点 日本人の常識
秦 郁彦編(288頁 本体価格1429円 10日発売)
満州国、南京事件から昭和天皇の戦争責任、戦後教育まで、ここ数十年常に
蒸し返されてきた不毛な論争に気鋭の論者が終止符を打つ
93 :
世界@名無史さん:03/10/03 02:09
秦郁彦氏のすごさは学生の頃からその道に入ってたことがあげられると思う
『南京事件 「虐殺」の構造』読んだけどさ
他のと比べないといけないとは思うが1986年であの内容は驚嘆に値する
曽根一夫の証言の部分だけは削除しないといけないが
彼の論旨を何ら左右させることではないから特に問題ないのかもしれない
>>92 買うか微妙だな 正直、氏には不毛な論争などより研究に専念してもらいたい
性格かもしれないが敵を増やしすぎるきらいがあると思う
94 :
世界@名無史さん:03/10/06 21:54
本多勝一は接待されると相手のいい加減な言い分を鵜呑みにするな
あからさまなインチキ写真を自著で南京大虐殺の証拠にしている
それよりかいい
95 :
世界@名無史さん:03/10/09 20:58
文藝春秋 11月号 10月10日発売
A級戦犯生き残り、かく語りき 秦郁彦
ん? 瀬島の事か?
97 :
世界@名無史さん:03/10/11 12:22
>>95 の奴読んだ。
陸軍軍人達の素顔が覗けて面白かったね
ほとんどの人たちは、自分らの武勇談は嬉々としてしゃべるが
肝心な所は、スルーだそうだが
98 :
世界@名無史さん:03/11/08 21:56
あげてやるよ
99 :
世界@名無史さん:03/11/08 22:03
始皇帝との関係はいかに?
この人の本は好きだけど、軍事については、たまにいい加減なこと言ってるな。
半藤一利なんかと太平洋戦争を論じた本の中で、真珠湾奇襲の時にハワイ上陸をやれば
1個師団でハワイを占領できた、とか軍板で言ったら袋叩きにされそうなこと言ってた。
まあ歴史学者は軍事研究家じゃないからね。
けど、軍板が正しいとは言えないと思われ。
ソースは2ちゃんの軍板です、じゃなあ。
シンガポールなども、似たような状況だよ。
それでも日本軍は、結構簡単に落としているからなあ。
無理とは思わん。
南方作戦に回す艦船を回せば、落すのは不可能ではないかと。
ただ、その場合かなり高い可能性で奇襲がバレル恐れがあるが。
つかそれより問題なのは、落したあとどうするのかって事だろ。
落すのは無理ではないと俺も思う。一個師団での占領も可能だろう。
だが、日本軍の貧弱な後方支援で維持できるかなあ。
>>103 シンガポールとは条件が違いすぎるけど、まあ続きは軍板で。
というか数年前参加した憶えがあるんだよ。
その時も、一個師団で可能かどうかは兎も角。
上手く行けば落すのは可能、だが維持は不可能って結論になったと記憶してる。
リアル厨房とかも来て、結構楽しかったんだけどな。
>>105 そうでしたか、最近の議論では落とすことは無理という意見が多いみたいだけど。
まあ1個師団ではどうあがいても無理だろうけど。
そうなのか、最近行った事ないからなあ。
その時の仮定は、ミッドウェイ戦後だと記憶してる、勿論史実とが逆で大勝。
燃料が足りるかどうかで意見が分かれたが、その後艦隊が動かない事を覚悟すれば可能って感じだった。
つか米国がハワイを維持できないってふうになっていったと思われ。
日本がハワイを占領維持するのと同じか、それ以上経費がかかる。
食料の自給が出来ないハワイにおいて、ミッドウェイ戦で大敗した米軍では、
制海権を維持できず、数ヶ月で降伏せざるをえないって感じ。
その時は誰も反論はなかったと思う、
そしてその後数ヶ月で、日本軍も維持できず、撤退する。結局史実に変化なし、
ガダルカナルが、ハワイになるだけ。
ー終ー
って感じだったかな。
ミッドウェイで勝ってたらですか、そういったスレもまだあるみたいですが。
日本のハワイ補給が困難というのは輸送船の不足が最大の理由だから、
船舶量で圧倒的に勝るアメリカを日本と同じように見るのはどうかと思いますが。
>>108 輸送船の護衛が出来ないでしょ。
日本軍の対潜装備は貧弱だから、潜水艦での補給くらいは可能だろうけど。
50万人の民間人の前には、焼け石に水。
>>109 ハワイに接近するアメリカの輸送船をどうやって攻撃するかが問題だとおもうけど。
輸送船攻撃のために艦隊をハワイ近海に張り付かせておくことはすぐに燃料が足りなくなるから不可能だし。
通商破壊には潜水艦による攻撃が有効だけど、日本の潜水艦は通商破壊向きでないし、その発想もなかった。
久しぶりに覗いてみたら予想通り軍オタの溜まり場になっていた。
112 :
世界@名無史さん:03/11/28 20:46
「女性国際戦犯法廷」について、
(1)公開裁判
(2)罪刑法定主義(事後法はダメ)
(3)時効の適用(最大限20年)
といったローマ法いら人類が積みあげてきた法の原則、
死者を裁くとか、弁護人は置かないなどの常識を破っている点を
指摘していたが、まっとうな視点だと思った。
それにしてもこういう裁判のやり方は近代以前の状態への逆戻りだな・・・
>>112 スレ違いかな
まあ未来の人間に中世の魔女狩り復活と揶揄されるだろうね
ハワイは兵站の問題で議論の余地など残されていないだろうに
暇だね軍板の人
114 :
世界@名無史さん:03/12/14 00:47
age
,,,,.,.,,,,
ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
""""
文春新書で新刊出てるね
117 :
世界@名無史さん:03/12/20 13:46
「現代史の対決」おもしろい
なかなか手厳しいね
秦もよく吉田裕なんかと冷静に対談なんかできるな。
秦がキレた原因・元凶のひとりだろうに。
これワラタ
>>26 >世はデフレなのに、何故、歴史教科書では日本軍による戦争加害者数だけがインフレなのか
「進歩的文化人事典」とか作ってくれないかな
この人ならよく調べてくれそうだ 自分が叩くときにも使えるだろうし
121 :
世界@名無史さん: