2 :
世界@名無史さん:03/02/13 11:29
だんちくまをころしたどきゅんをさらせ
4 :
世界@名無史さん:03/02/13 12:13
ファシズムの語源はラテン語のファスケス(斧に縛り付けた棒の束)
だけど、このシンボルはフランス革命でも使われていた。
イタリアで列車が時刻表通りに走ったのはムッソリーニ時代だけらしい。
彼らにはファシスト政権くらいが丁度いいのかもね。
>1の前スレ、いつのまにか%タイトル%なスレになってたのか。
知らなかったな。
>>966 >あのさ…戦前の日本がファシズムの国だったと本気で思ってるの?
ファシズムだよ。
5・15事件や2・26事件のあと、どんどんそれは顕著化されてきた。
逆に聞くが、ファシズムじゃないという根拠は?
大政翼賛会は、複数政党制の否定では?
普通選挙は定期的に行われていたの?
政治的な言論の自由は広範に認められていたの?
>>968 >発展段階での話をしてるんじゃないのか?
>その前に「開発独裁」の意味わかってる?
中央司令型の開発独裁は、ナチや、スターリンが示したように、重工業中心社会じゃ有効だって認めてるよ。
でも、サービス業中心社会じゃ、手も足も出ずに、停滞したんでしょ?
それはもう歴史的事実といえるはず。
>>969 >散々言われているように、その理由が経済発展にあるので無い事は確かだな。
でも、民主国家以外はみないちおうに、経済的に停滞した。
民主国家が、高度資本主義(脱工業化社会、情報化社会、サービス業中心社会)と、圧倒的に相性がいいことを示したのも事実。
現在の民主国家と、権威主義国家の生産力の差、生活水準の差、技術水準の差を見ればそれはあきらか。
>>970 >正気で言っているの?民主主義であることと、どのような軍事的手段を
>とるかとは、何の関係もないのだが。
>軍板でそんなこと言ったら馬鹿にされまくるぞ。
その国の政治体制は、軍事に対しても大きな影響力を持つよ。
軍事は、政治と経済の土台があって存在するものだから。
軍事板は純軍事的なことしか議論してないからでしょ?
こっちは、軍事板よりも視野の広い世界史板でしょ?
>>971 >おお!と言う事は、西欧の民主化要求に対して、アフリカやアラブ圏で反発が
>激化しているから、民主主義にはそれだけ正統性がないといってもよいのだな!
民主国家は植民地支配の正当性のなさを認めて、撤退していったじゃないか。
自己浄化能力が正常に働いた証拠。
徹底的に弾圧したナチや日本帝国とはちがうよ。
>>975 >日清戦争の時に確か天皇は賠償を無条件にしろとかなんとかいってたが無視されてたし、
>大体そんなに権力集中を実質的にしてたら軍部なんかにのっとられるわけないしな。
天皇の権威性を問題にしてるのであって、権力性を問題にしているのではないよ。
天皇という存在が、政教分離を妨げ、日本人のエゴを暴走させた点を重視してるんだよ。
>>980 >今回は反論する前に君の定義が知りたい。
>開発独裁とファシズムと民主主義と、天皇制ファシズムと高度資本主義
・開発独裁
発展途上国で、急速な近代化を達成するため官僚・軍部と結びついた少数指導者による強権的な政治支配体制。
・ファシズム
マジョリティの意志に、マイノリティを強制的に従属させようとする不寛容性。
それは、野党の非合法化、選挙の制限、言論弾圧に顕著に見られる。
・民主主義
複数政党制を維持し、広範な政治的言論の自由を認め、定期的で無記名の普通選挙を行う政治体制。
本質はあくまで、マイノリティを許容できるだけの寛容性。
・天皇制ファシズム
天皇の権威(権力ではない)に、国民世論以上の権威を与える政治体制。
・高度資本主義
サービス業が社会の中心をしめる社会。脱工業化社会。情報化社会。
>>981 >そして天皇制は宗教とは関係ない。
>君主制の亜種に過ぎない。
べつに形而上的でないから、宗教じゃないってことじゃないよ。
度を過ぎたカリスマ性は、やはり宗教性を持ち始める
英国の女王と、戦時中の天皇は、カリスマ度においてぜんぜんちがう。
ぎゃくにたずねるけど、
1,アメリカが冷戦に勝利したのはどうして?
2,いま現在、民主国家と権威主義がこれほど、生活水準や技術力で決定的な差を持ったのはどうして?
3,ナチや、大日本帝国は、どうして戦略的に不合理と言えるほど、どんどん戦線を拡大していったの? これを自己批判能力の欠如と見るのは不合理なの?
4,どうやって、中央指令型経済で、サービス産業(アーティストのCDが何万枚売れるか、新しいゲーム機が何万台売れるか、新しいレジャーランドに客が何万人はいるかとか)に効率的な生産計画を立てられるの?
5,どうしてGHQの民主化教育は、半世紀以上も相対化されずに日本に根づいているの? それだけの説得力があることを日本人が認めたんじゃないの?
6,どうして、冷戦後、世界の大国がみんな民主化してから、大国間に軍事的緊張感が無くなったの? 核抑止や、経済的不合理は、軍事的緊張感そのものは緩和できないよ。
7,どうして、開発独裁国や共産主義国家は、どんどん民主化への道を歩んだの?
8,世界のリーダシップをとっているアメリカはともかく、ほかの民主国家は仮想敵国がいないのに、どうして支配体制が揺らがないの?
これらの問いに、説得力のある説明をしてくれるのなら、ぼくだって謙虚に自分の無知を認めるよ。
ぼくのことを民主主義真理教とか言う前に、ぼくよりも1000倍歴史を知ってるんだったら、教えてよ。
いや〜〜〜もりあがってるねえ。
スレ立てた俺としては嬉しいかぎりでし。
今は小泉総理が「ヒトラーのようだ」といわれる時代だよ。
ファシズム=俺以外のおまえら
15 :
世界@名無史さん:03/02/15 20:55
>>14 抵抗勢力を叩いてるし、成果が上がらないのにあの支持率。
ヒトラーってのは言い過ぎかもシレンガナー。
>>12 僕も自由主義+人権思想+政体としての民主制に価値を認めているのですが、
そこに価値を置きすぎると、(それに以外、または敵対する思想、政体
を認めないと言うことになると)ミイラ取りがミイラになるような感じがする。
また、物質が精神を規定するというわけではないけれども
社会全体にあるほどの富の蓄積がない状態で上記のような物に価値を認めると
大混乱を引き起こす恐れがあると思う。
まあ私個人としては、富の蓄積が行われた後は、自由主義+人権+民主制
が、尤も人々を幸福にすると思うけれども、これも人類史の立場で見れば
余りにわずかな期間の観察による思い込みなので、どの程正しいのかは
正直分かりません。
どうして民主主義からファシズムが生まれたんですか?
民主主義は本質的にファシズムを胚胎しているのですか?
それともファシズムはあくまで突然変異なのですか?
1 冷戦にアメリカ側が勝利したのは、やはり国富の違いでしょう。
これはもうまるっきり違うので。
今からみれば共産主義圏が何故、あそこまで驚異的頑張れたのかが
不思議でなりません。
その世界初?の民主国家のアメリカの国富は、独立革命後、国王境界線
(国王により引かれた境界線、アパラチア山脈以西への植民を禁止する)
を越えてアパラチア山脈以西に進出し、現地人を虐殺し、黒人を拉致連行し
奴隷として酷使したことを基礎にしています。
その辺に歴史の多面性が感じられないでしょうか。
2民主的な政体を持っていてもそれほど発展していない国もありますし、
逆に権威主義的ですが、発展を続けている国もあります。
アジアに関しては、前者が、フィリピン、インド(最近は、まずまず)
後者が、マレーシア、シンガポール、中国、とかでしょうか。
あるほど国富が蓄積されれば自由人権民主に行った方がいいとは、
個人的に思いますが。ということは、その乖離は、原因ではなく
結果である可能性もある。
3 結局枢軸国が敗北したので、戦略的見通しが甘かったといわれれば、
それは、事実だと思いますが。
ただまあ連合国側もどんどん戦線を広げていますしね。
また、枢軸国側も個々の局面では、相当の合理性を待って戦略を
立てては、いるんですがね。
21 :
世界@名無史さん:03/02/16 00:14
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/1040145753/961 >ん? だから、民間企業の強さが、そのまま冷戦時は軍事技術の差として出てしまったんでしょ?
国家の弱体化原因です。
>しってるけど、ナチはすぐ戦争行ったから、民需どころじゃなかったでしょ?
それがどうしたのか?
問題になっているのは、民間需要の話だろうが、後に戦争したからといって、
ファシズム国家の民需が弱いという事にはならない。
>民主化した国ほとんど。
つまり民主化したので限界がきたということでいいね。
>いや、だから、民主主義じゃないと、高度資本主義に適応できないって。
適応できるって、日本においてもドイツにおいても、大成長を遂げたのは、1930年年代から。
後に発展を遂げたのも、開発独裁が強固に行われていた時代。
>技術革新は進んでたでしょ?
日本の科学技術が進歩したのは、戦争に入ってから、ドイツも同じく。
>しかし、限界が来ると思ったから民主化したんでしょ?
東南アジアの政治体制は独立した60年頃から、大して変化しておりません。
なにをもって民主化したと言われるのですかな?(むしろ政情不安定になるからといって忌避してます)
4 中央指令型の捕らえ方の問題かな。
今の民主国家でも企業は中央指令型が多いからね。
独裁、いいとこ寡占状態かな。
現場の人間が、中央の指令に応えるよう頑張るんですが。
むしろ利益配分の点で、国家による中央指令と企業による
ものとは、違いが出ると思う。
それが現場のやる気に影響するのかな。
5 GHQの”民主化教育”の具体的内容について私自身が勉強不足なので。
ただまあ日本も戦前においても大国+男子普通選挙を行っていた国なので、
それなりに国富の蓄積があるのでしょう。(知的水準とかも含めてね。)
アメリカの戦後復興における大きな役割もありましたしね。
(アメリカの傘がなく、朝鮮、中国、ソ連と政治、軍事的に緊張しまくる状態でしたら、
権力機構の軍国主義的再編というのが必要になったとも思いますが。)
あまり回答になっていないですね。
24 :
世界@名無史さん:03/02/16 00:35
>
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/1040145753/962 >高度資本主義以前の段階でしょ?
分かってないなあ、今でも開発独裁が続いているの。
>定義もなにも、
どうも君は、あるものは幅広い定義を認め、あるものは狭義しか認めないスタンスのようだね。
>民主主義を維持できていれば、そもそも真珠湾奇襲なんて、軍事的にも不合理なことはやらなかったはず。
真面目に言っていたら、完全なドキュソだが。そもそも真珠湾の奇襲のなにが『軍事的』に不合理なのだ?
『政治的』ならわからなくもないのだが。
>だから、反動化したのが悪いんでしょ?
民主化がこの場合悪いわけですね、元老は世論を抑えて国策を決定できたのですが、
この時期は世論が非常に強く、それに迎合した軍部を抑えきれなかったのです。
>うそだよ。平和憲法を作った日本は民主国家だよ。
日本が自主的に憲法を作ったと言われるのですか、貴方の無知も相当なものです。
それにアメリカが常に敵を作りつづけてきたのは事実です。
>しかし、マイノリティを非合法化しない寛容性を持つか、もたないか、この点で別れる。
つまり日系人を隔離したアメリカは、ファシズム国家だということで、OKですか?
ついでに権威主義国家とファシズムはまた意味が違いますね。
権威によって纏める国家と、大衆の支持国を纏める国家は違います。権威主義国家などといわず、ファシズム国家と言い直されてはどうかね。
>ばりばり鬼畜米英って言ってたじゃん。
ドイツの反ユダヤ主義のように、国を纏める為に鬼畜米英と言っていた訳じゃないのですけど、分かっています?
6民主化と軍事的緊張緩和は、関係する場合もあるし関係しない場合も
あるとおもう。独立の関係だと。過去レスにもいくつかあった話ですね。
物理的に戦争ができないということは、緊張の緩和にもつながると思うけど。
民主化したが故に軍事的緊張が高まることはあるでしょう。
ユーゴなんかは、共産党独裁が壊れてから大変だったし。
韓国ネタを持ち出すのもなんですが、民主化すればするほど反日的になるような。
日本人のメンタリティがせめて大正時代くらいなら、
間違いなく軍事的緊張が高まっているよ。
(北の独裁国家の方が問題なのはいわずもがなですが。)
26 :
世界@名無史さん:03/02/16 00:42
>いずれにせよ、もうその支持バランスはくつがえったでしょ?
その当時支持を受けいていたかという話なのですが?
>立派に話し合ってたじゃないか。
日本の甲案と乙案に全く反応していません。
相手の意見を無視し、自分の意見を押し付けるのを交渉を続ける意思があるとは認めがたいです。
>ていどの差がぜんぜんちがうけどね。
つまり、実際に隔離した数がアメリカ>>>>日本
ですから、アメリカがよりファシズム国家に近いという事ですね。分かりますた。
7.8に関しては、端折って悪いんですが、@原因と結果の問題と
A物質が精神を規定するということで、それなりに説明がつくかな。
まあ、最近ロシアなんかは、やや権威主義的体制に戻りつつあるし、
バラルーシなんかはとうにそうだね。
国情を考えればあるほどやむを得ない部分はあると思う。
個人的には、富の蓄積のある地域では、自由+人権+民主が尤も安定するような気がする。
それ以外の地域では、政治的混乱を避け富の蓄積を図るべきだと思う。
イスラム教諸国は良く分からない。
(×)バラルーシ→(○)ベラルーシ
29 :
世界@名無史さん:03/02/16 00:59
>サイレントマジョリティの支持者の数。
本質的には同じと言う事ですね、
そして多数派ということで、少数派を弾圧するのか。まさしく君のあげたファシズムそのもの。
>いずれにせよ、英仏をナチは攻めてたじ
宣戦布告してたら、攻められるのは当然ですが?
>そしてヨーロッパではレジスタンス運動が激化した。
当時はナチスの支持者の方が多数派ですね。
『サイレントマジョリティの支持者の数』が問題なら、全く問題ないと言えます。
>蜜月じゃなくても、国境を接していれば、それは繊細に対応せざるを得ないよ。
アメリカが国境を接している、又は距離が近い中南米にどういったスタンスをしているか知ってますか?
>すくなくとも、天皇制ファシズムよりは、説得力があることを国民は認めたんだよ。
天皇制は千年どころじゃないですね、そして今でも天皇には支持がある。
これを考えれば、どちらが説得力があるのとねえ。
>言論の自由を認めているのに、洗脳とか言わないないでよ。
GHQが言論の自由を認めた????????
マスコミを戦前同様いや、戦時中なみに管理し思想の垂れ流しをしたんだぞ?
戦時中を除けば戦前の日本より遥かに、言論の自由無い時代だったのは間違い無い。
それにそれなら、皇民化教育を洗脳したとかいうなよ。
30 :
世界@名無史さん:03/02/16 01:11
>報道の自由は守られてたし、反戦運動もあった。
>日本は反戦運動者を弾圧してたけどね。非国民て言って。
戦時下のアメリカでは、日本と変わらない程度の言論の自由しかありませんよ。
そして日本でも反戦運動はありましたし、反戦運動家はアメリカでも売国奴と言われてましたねえ。
>日本国民はとくに電波入ってましたが?その根拠を天皇制に求めてるんじゃない。
説明してみな。
電波の理由は明らかに民主性の弊害なんだけどねえ。
>すぐ逆転して、フランスはヘタレ呼ばわれされても、戦勝国ですがなにか?
民主国家がろくな抵抗も出来ず、併呑されたという歴史的な事実は変わらないね。
>いずれにせよ、民主主義陣営とファシズム陣営での比較では、民主主義>ファシズムは揺るがない。
つまりアメリカが入っているかどうかという事じゃないか。
それ以前の国力で、アメリカが世界の半分近く占めている以上意味をなさない。
>当時の日本人ならみんな認めるよ。なんせ生き神さま信仰なんだから。
天皇を生き神様と思っていたかと聞いたら、当時の日本人は全て否定すると思われ。
>高度資本主義段階で、決定的に差が出たけどね。
ずっと一党独裁の政治体制の日本でも、問題無く適応しております。
31 :
世界@名無史さん:03/02/16 01:17
>民主国家は植民地支配の正当性のなさを認めて、撤退していったじゃないか。
後で誰かが突っ込むだろうけど、あまりに目に余るので。
正当性がないから撤退したなんて、親米ブサヨでもいわねーぞ。
欧米が撤退したのは採算が取れなくなったからと、大戦で国力を使いすぎたからだよ。
オランダがインドネシアに軍隊送ったのを知らないわけじゃあるまいに。
>>31 あれは、警察行動です。
警官を送ったと考えてください(w
33 :
世界@名無史さん:03/02/16 01:26
>>10 その定義なら、戦前の日本は民主主義だし、アメリカはファシズムとも言えるし、
天皇制ファシズムは、国民の世論に反発して、天皇が物事を実施した事が無いので証明不可。
>>11 君の言葉だけじゃ意味がないんだって。
34 :
世界@名無史さん:03/02/16 01:38
>>12 1 元々の国力の差
2 民主主義国家でも貧しい国が多くあるし、権威主義国家でも豊かな国もある。
欧米は豊かだか、それは元々豊かだったからに過ぎない。
3 アメリカだって二正面作戦くらいいくらでもやっているし、イギリスなんて世界中に戦線を広げている。
4 どのような形態の社会でも、それは無理。
5 反対意見を軍国主義者とレッテルをはり、言論の自由を許さない為。
6 アメリカが勝ち、世界第二の大国の日本が僕として服従しているので、敵がいなくなったから、
7 アメリカの圧力。
8 その敵を常に作り上げるアメリカに従っているからなんだけど。。。
35 :
世界@名無史さん:03/02/16 07:41
>日清戦争の時に確か天皇は賠償を無条件にしろとかなんとかいってたが無視されてたし、
>大体そんなに権力集中を実質的にしてたら軍部なんかにのっとられるわけないしな。
天皇の権威性を問題にしてるのであって、権力性を問題にしているのではないよ。
天皇という存在が、政教分離を妨げ、日本人のエゴを暴走させた点を重視してるんだよ。
アメリカが形式としては民主主義国家だったとしても、
日系人を強制収容所に送ったり、戦争に反対する自国民を非国民呼ばわりしたり、
政党の独裁で情報公開の義務が行われなかった国が本質的に日本とどう違うのか。
日本は軍部が能動的に言論の自由の取り締まりに奔走したが、自由主義国のはずのアメリカ
では日系人が強制収容所に入れられたり、日本同様に反戦するものに対して非国民呼
ばわりしたり、情報公開の義務を行われなかったりして本質的に同様のことも数多く行って
いるがアメリカ=ファシズムになるんですね?
天皇制が宗教的なカリスマ姓を持っていたとしても、天皇という確固たる対象がいない
という事以外にはアメリカの愛国心も本質的に同様に数えられる。
権威の象徴に日本で言う天皇制の変わりに星条旗が当てはまっているだけだ。
やはり天皇制は宗教と関係ない。君主制の亜種に過ぎない。
もしあの当時のアメリカでの民主主義の度合いが進みきってなかったというのなら、
同じ概念は日本にも当てはまるだろ。
天皇制だったといっても政治は内閣が行っていたし、日本でも反戦運動はあったし、
そしてもし他国でも軍部の力が強ければ暴走するし、経済的に困窮に陥れば戦争する。
天皇制である事と無い事は関係ないし、天皇制だけが原因になるはずが無い。
独伊に由来するファシズム思想を、権威主義的国家統制の全面化のイデオロギーとして、
陸軍統制派や革新官僚などが摂取し、思想家や運動家としてのファシストより重要な役割を
果たしたと見るのが、日本型のファシズムなんじゃなかろうか。
日本で唱えられたいわゆる生存圏論を、アメリカの対ファシズム戦争宣伝に置き換えられるのかな?
>>17 >どうして民主主義からファシズムが生まれたんですか?
>民主主義は本質的にファシズムを胚胎しているのですか?
>それともファシズムはあくまで突然変異なのですか?
歴史段階の差。
ワイマール共和制は、ナチス党は独裁を止められなかったが、現在のドイツは戦後50年民主主義を守っている。これはドイツ国民の成熟性を示している。
大正デモクラシーは完全には日本を民主化できなかったが、戦後の日本は高度な民主性を維持している。
ロシアも同様に、経済的な混乱は抱えているが、冷戦後、民主性をしっかりと維持している。これもロシア市民が、もう共産党独裁など望んではいない証拠。
>>18 >1 冷戦にアメリカ側が勝利したのは、やはり国富の違いでしょう。
以前にも述べたが、国力はあくまで結果に過ぎない。
逆にたずねるが、どうしてアメリカは民主制を維持できたの?
どうして、あくまで民主主義の盟主たりえたの?
ニューディール政策で、修正資本主義を取り入れたが、政治的な民主制は捨てなかった。
これはアメリカ国民の高度な先進性を示すものだと思う。
アメリカが、ドイツやソ連のように、安易に党派独裁に転化しなかった理由を第一に考えるべきでは?
>>19 >2民主的な政体を持っていてもそれほど発展していない国もありますし、
>逆に権威主義的ですが、発展を続けている国もあります。
高度資本主義段階(サービス業中心社会)に入れたのは、いちおうに民主国家だけどね。
>後者が、マレーシア、シンガポール、中国、とかでしょうか。
中国はまだだが、天安門事件でも分かるように、国民のなかには確実に政治的民主化への欲求が高まっている。
げんざい中国も、伸び悩みの時期にさしかかっているし、さらなる経済発展を果たすには、民主化するしかないよ
>ということは、その乖離は、原因ではなく結果である可能性もある。
たしかに、経済と政治は、相対的に独立しているから、完全に一致することはないけど、
しかし、高度資本主義に民主国家がいちばん適した形なのはもう歴史的に証明されてると思う。
>>20 >また、枢軸国側も個々の局面では、相当の合理性を待って戦略を
>立てては、いるんですがね。
枢軸国にも、優秀な戦略家はいたでしょう。
でも、補給もままならないほど、いけいけどんどんになったしまった。その本質的な衝動性を問うべきでは?
>>21 >国家の弱体化原因です。
ソ連は弱体化した。たしかにそうだよ。でも、アメリカだけでなく、自由主義陣営は、みなどんどんかくじつな経済発展を遂げていった。
この根拠を、アメリカの国力のみに求めるのは根拠が薄いよ。
>ファシズム国家の民需が弱いという事にはならない。
ファシズム体制は本質的に国民に禁欲性を求める。(「ほしがりません、勝つまでは」「バターより、大砲を」)
これはカルト宗教なんかにも見られる傾向性。
その禁欲性が、民需の活発化を抑えてしまった。
これは、本質的で、構造的な問題だよ。
>適応できるって、日本においてもドイツにおいても、大成長を遂げたのは、1930年年代から。
その段階は、サービス業中心の高度資本主義段階ではありません。ひとの話聞いてるの?
>日本の科学技術が進歩したのは、戦争に入ってから、ドイツも同じく。
しかし、冷戦中期には、民主国家ばかりが技術革新を遂げましたが?
>東南アジアの政治体制は独立した60年頃から、大して変化しておりません。
変わってないところもあるが、台湾、フィリピンも、スリランカも、シンガポールも、タイも、韓国も民主化している。
民主主義はかくじつに根づいている。他の国も、民主化せざるを得ないよ。それが歴史の流れだ。
>>24 >分かってないなあ、今でも開発独裁が続いているの。
きみがどう見てるのか知らないが、いずれにせよ開発独裁のままで、高度資本主義には適応できない。
それに対する反証ではないよ。
>真面目に言っていたら、完全なドキュソだが。そもそも真珠湾の奇襲のなにが『軍事的』に不合理なのだ?
>『政治的』ならわからなくもないのだが。
日中戦争が泥沼なのに、対米戦を始めるのが軍事的に合理的だと?
>民主化がこの場合悪いわけですね、元老は世論を抑えて国策を決定できたのですが、
>この時期は世論が非常に強く、それに迎合した軍部を抑えきれなかったのです。
民主主義が根づいていなかったことが原因だよ。
前にも言ったが、ファシズムはもともと大衆の熱狂的な支持に支えられているの。
それが他の勢力へ不寛容性として向いたのが問題なの。
>日本が自主的に憲法を作ったと言われるのですか、貴方の無知も相当なものです。
自主的につくったとはいってないよ。
でも、それを後生大事に守っているのは日本人ですが?
>それにアメリカが常に敵を作りつづけてきたのは事実です。
戦後、日本ともドイツとも、ロシアとも、なかよしこよしですが?
民主化してしまえば、もう敵ではないよ。
世界が民主化すれば、世界の警察としてのアメリカの大きな負担は終わる。
>つまり日系人を隔離したアメリカは、ファシズム国家だということで、OKですか?
複数政党制・普通選挙・言論の自由を維持してましたが?
>ドイツの反ユダヤ主義のように、国を纏める為に鬼畜米英と言っていた訳じゃないのですけど、分かっています?
同様の効果を持ちましたが、なにか?
>>25 >物理的に戦争ができないということは、緊張の緩和にもつながると思うけど。
でも、冷戦は、ロシアが民主化するまでつづきましたよね?
>韓国ネタを持ち出すのもなんですが、民主化すればするほど反日的になるような。
しかし、軍事的緊張感は皆無。
>>26 >その当時支持を受けいていたかという話なのですが?
いずれにせよ、当時日本やドイツよりもマシだったでしょ?
>日本の甲案と乙案に全く反応していません。
>相手の意見を無視し、自分の意見を押し付けるのを交渉を続ける意思があるとは認めがたいです。
どんどん戦争を拡大していった日本の言えるせりふなの?
前も言ったが、真珠湾奇襲まで、アメリカ世論は戦争反対だった。
>ですから、アメリカがよりファシズム国家に近いという事ですね。分かりますた。
きみは何者なの? 少なくとも、そう考えてるのはマイノリティだと思うよ。
42 :
世界@名無史さん:03/02/16 18:42
軍艦マーチのメロディで歌うこと
偉くもないのに髭はやし
ゴムでないのに伸び縮み
さおはさおでももの干さず
縫い目があるのに綻びず
>>29 >本質的には同じと言う事ですね、
>そして多数派ということで、少数派を弾圧するのか。まさしく君のあげたファシズムそのもの。
民主国家は、自己批判能力のある国とはいくらでも話し合う。
話し合う意志のない国とは、交渉にも限界があるよ。だから宥和政策は失敗したの。
>宣戦布告してたら、攻められるのは当然ですが?
ミュンヘン会議の約定を破ったのは誰よ?
>当時はナチスの支持者の方が多数派ですね。
しかし、ヨーロッパ中の嫌われ者になりましたが?
>アメリカが国境を接している、又は距離が近い中南米にどういったスタンスをしているか知ってますか?
中国は核を持っている。
ぜんぜん意味合いがちがう。
>天皇制は千年どころじゃないですね、そして今でも天皇には支持がある。
>これを考えれば、どちらが説得力があるのとねえ。
しかし、政治的な権威はもうない。
あくまで象徴だ。
>戦時中を除けば戦前の日本より遥かに、言論の自由無い時代だったのは間違い無い。
それは日本軍国主義がまだ色濃かったからでしょ。
アメリカが、日本に民主主義を根づかせてくれたんだよ。
国民に自由を与えてくれたんだよ。
こうやって、2ちゃんできるのもアメリカさまのおかげなの。
>民主国家がろくな抵抗も出来ず、併呑されたという歴史的な事実は変わらないね。
だから最終的に勝ったのは民主主義陣営でしょ。これは何一つくつがえらない。
>つまりアメリカが入っているかどうかという事じゃないか。
>それ以前の国力で、アメリカが世界の半分近く占めている以上意味をなさない。
アメリカは民主制を維持できた。
その世界の大国が民主制だった事実を強く受けとめるべき。
>天皇を生き神様と思っていたかと聞いたら、当時の日本人は全て否定すると思われ。
きみの意見ほうを否定するんじゃない?
>ずっと一党独裁の政治体制の日本でも、問題無く適応しております。
きみはなに人だよ? 複数政党制なのを知らないのかい?
一党独裁って言うのは、野党が存在しない状態を指すんだよ。
>>31 >正当性がないから撤退したなんて、親米ブサヨでもいわねーぞ。
正当性が無くなったというのも事実。
>>33 >その定義なら、戦前の日本は民主主義だし、アメリカはファシズムとも言えるし、
大戦翼賛会は? すべての政党が解党しましたが?
>天皇制ファシズムは、国民の世論に反発して、天皇が物事を実施した事が無いので証明不可。
天皇のために氏ねという言葉が、説得力を持った時点で、天皇>国民なのはかくじつ。
>君の言葉だけじゃ意味がないんだって。
日本神道の存在は?
>>34 アメリカは、万能神かい?
世界の民主化を推し進めたのは、自由を求める国民の主体性だよ。
逆にアメリカが反動的な政策を推し進めても、世界国民は耳を貸さない。
アメリカに対する批判能力も健全に育ってるから。
今回の反戦デモとかそうでしょ。
>>35 >政党の独裁で情報公開の義務が行われなかった国が本質的に日本とどう違うのか。
複数政党制を維持できるだけの寛容性。
>天皇制である事と無い事は関係ないし、天皇制だけが原因になるはずが無い。
いずれにせよ、天皇制が日本の反動化の中心にいたのはたしか。
47 :
世界@名無史さん:03/02/16 19:44
キューバは?
民主主義国家じゃないが、アメリカは滅ぼそうともしないぞ?
いずれにしても超どきゅんな事を君はずーっと言ってるに過ぎない。
愛☆戦士さんは一行一行についてレスするんじゃなく
全体をまとめてレスした方が見やすいと思うよ。
それと相手の返答に対し、意図をくみとらないまま
自分の感想を絶対的に言ったり、疑問で返すのはやめないと、
レトリックが飛び交うだけで意味のない議論になると思う。
49 :
世界@名無史さん:03/02/17 00:31
>>哀☆戦士
>高度資本主義段階(サービス業中心社会)に入れたのは、いちおうに民主国家だけどね。
欧州の国には、未だに君主制がのこり、なおかつ権威もある国もありますが、
高度資本主義段階に達していますねえ。
>由主義陣営は、みなどんどんかくじつな経済発展を遂げていった。
イギリスなどに代表されるように、戦後ずっと停滞していました。
>ファシズム体制は本質的に国民に禁欲性を求める。
また世間に通用しない珍説を。。。
全く違います、ファシズム体制は主に、禁欲性など求めず、逆に積極的な消費行動を求めます。
1930年代の日本、ドイツ、イタリアなどの経済政策を学んでくれ、お願いだからさ。
君の上げた事例は戦時中の出来事
>その段階は、サービス業中心の高度資本主義段階ではありません。ひとの話聞いてるの?
第3次産業の割合が伸びたのもこの時期なんだけどねえ。
>しかし、冷戦中期には、民主国家ばかりが技術革新を遂げましたが?
その国の元々の技術力が原因と言う事です、
日本やドイツは戦前も技術力があった国です。
>民主主義はかくじつに根づいている。他の国も、民主化せざるを得ないよ。それが歴史の流れだ。
予言は勘弁してください。
50 :
世界@名無史さん:03/02/17 00:41
>哀☆戦士
>きみがどう見てるのか知らないが、いずれにせよ開発独裁のままで、高度資本主義には適応できない。
また予言かよ、東南アジア諸国は開発独裁のまま、第三次産業の比率を延ばしている事実を無視するな。
>日中戦争が泥沼なのに、対米戦を始めるのが軍事的に合理的だと?
そもそも君は日本が、なんで対米交渉開始したのか、分かっているのかね?
>民主主義が根づいていなかったことが原因だよ。
戦後の日本で民主主義が急速に根付いたといいたいのか?
>それが他の勢力へ不寛容性として向いたのが問題なの。
民主主義以外認めないという不寛容性を持った国がありますねえ、確かアメリカとか言うらしいですが。
>でも、それを後生大事に守っているのは日本人ですが?
それを否定する言論を許さない体制でしたね。
>戦後、日本ともドイツとも、ロシアとも、なかよしこよしですが?
そりゃあ属国にしてしまえば、敵ではないですねねえ、
つーかアメリカが常に敵を作りつづけ、国家がなくなれば、
テロや思想を敵にしている事実を指摘したのだが、また頓珍漢な答えが帰って来たものだ。
>>49 同意。
イタリア・ファシズムは特に余暇の組織化が特徴。
「柔らかいファシズム」が入門書としてイイ。
52 :
世界@名無史さん:03/02/17 00:53
>愛☆戦士
>複数政党制・普通選挙・言論の自由を維持してましたが?
それなら戦前の日本は、ファシズム国家ではないという事になりますが?
>同様の効果を持ちましたが、なにか?
意味が全然違うのですが、戦争の為と、政権維持の為。
つーか、最初どういった話でこういった話になったか憶えてますか?
(憶えてないから、こんな答えをするんだろうけどな)
>いずれにせよ、当時日本やドイツよりもマシだったでしょ?
だから主要国の全てが『当時』は枢軸国よりだったの。
また『当時』は全体主義の方が支持を受けていたのも事実。
>どんどん戦争を拡大していった日本の言えるせりふなの?
なんでコンな答えが返ってくるんだ?
アメリカが交渉を続ける気がないのと、
日本が戦争を拡大したのになんの関係があるのだ。
誰か説明してくれ。
それに、戦前の日本の政府首脳が、対米戦に反対だったのも事実だな。
>きみは何者なの? 少なくとも、そう考えてるのはマイノリティだと思うよ。
本質論ではなく、程度が問題と言ったのは君なのだが。
そのまま返しただけだゾ。
それに日系人隔離を正当化する事こそ、明かに少数派だと思われ。
53 :
世界@名無史さん:03/02/17 01:21
>哀☆戦士
>民主国家は、自己批判能力のある国とはいくらでも話し合う。
日本との交渉をろくにしなかった、アメリカという事例がある限り説得力無し。
>ミュンヘン会議の約定を破ったのは誰よ?
又話が、ずれてる。なんでこんな答えが返って来るんだよ。
戦争を仕掛けたのは誰かという話なんだぞ。
>しかし、ヨーロッパ中の嫌われ者になりましたが?
『当時』という言葉が読めないのか?
>中国は核を持っている。ぜんぜん意味合いがちがう。
距離の問題だといったり、大量破壊兵器の問題だといったり、ころころ変わりますなあ。
大量破壊兵器を持っているとアメリカが言っている、イラクには強硬姿勢を崩さないですね。
>しかし、政治的な権威はもうない。
戦前においても『政治的』な権威などありませんが?
>それは日本軍国主義がまだ色濃かったからでしょ。
これで何度目だ、話をそらしたのは。
戦前の軍国主義が残っていたからといって、GHQが戦前の日本以上に言論の自由を束縛したのに変わりはないだろうに。
つーか、これを洗脳っていうんじゃないのかね。
54 :
世界@名無史さん:03/02/17 01:29
あんたいい人やね
55 :
世界@名無史さん:03/02/17 01:37
>>44 >だから最終的に勝ったのは民主主義陣営でしょ。これは何一つくつがえらない。
ドイツの主力(三分のニ以上)を打ち破ったソ連が民主主義だったのですか、目から鱗が落ちるとはこの事ですな。
>アメリカは民主制を維持できた。
常に敵を捏造してね。
>きみの意見ほうを否定するんじゃない?
すまんがそれはありえない、(信じられないなら、君のおじいさんおばあさんに聞いてみてくれ)
日本人は科学や進化論なども理解しながら、
天皇を崇拝していたに過ぎない、そこには宗教性など入っていない。
まあ、名士を尊敬する事を、宗教だというのなら、なにも言わないがな。
>一党独裁って言うのは、野党が存在しない状態を指すんだよ。
法的には複数政党を容認していても、野党が存在していない、または実際に機能していない場合、
一党独裁と言われる事は多々あります。
56 :
世界@名無史さん:03/02/17 01:50
>>45 >正当性が無くなったというのも事実。
どっちが本質だと思う?
>大戦翼賛会は? すべての政党が解党しましたが?
大政翼賛会は、全ての政党が戦争協力の為合同したのであって、
戦時体制にすぎない。
アメリカも、野党は戦争に全面協力していて、実質野党ではなかった。
>天皇のために氏ねという言葉が、説得力を持った時点で、天皇>国民なのはかくじつ。
天皇制が国体である以上、国家の為に氏ねというのは珍しくもなんともないのですけどねえ。
別に日本だけではないし、アメリカも国の為に氏ねという言葉が説得力を持っていたし、いまもありますので、
国家主義の国という事になります。
>日本神道の存在は?
ん?国家神道と言いたいのか?
それなら、イギリスにもイギリス国教会があるわけだが。
何辛いことあったのか知らないが、あまり粘着するのもどうかと……
58 :
世界@名無史さん:03/02/17 01:56
>>57 俺の睡眠時間を削ってまでした努力を否定しないでくれ。
59 :
世界@名無史さん:03/02/17 02:00
律儀さにワラタ
>>47 >キューバは?
>民主主義国家じゃないが、アメリカは滅ぼそうともしないぞ?
>いずれにしても超どきゅんな事を君はずーっと言ってるに過ぎない。
民主国家は戦争を嫌うから。
権威主義国だったら、どこでも戦争を仕掛けるってわけじゃないよ。
>>48 指摘をありがとう。
いちおう、相手の糸をくみ取ろうと努力はしてるんだけど。
自分の意見は要約して述べてるつもりなんだけど、
批判に答える形を取ると、どうしても、こんな議論形式になってしまうな。
こちらも考えなくては…。
>>49 >欧州の国には、未だに君主制がのこり、なおかつ権威もある国もありますが、
>高度資本主義段階に達していますねえ。
具体的な国名は?
>イギリスなどに代表されるように、戦後ずっと停滞していました。
旧共産圏よりはマシ。
>全く違います、ファシズム体制は主に、禁欲性など求めず、逆に積極的な消費行動を求めます。
>1930年代の日本、ドイツ、イタリアなどの経済政策を学んでくれ、お願いだからさ。
そりゃ、口先だけだよ。
やる必要のない戦争を拡大して、国民生活を圧迫した。
国民生活よりも、国家を優先しようという意志がある限り、軍需は増大し、不可避的に民需は抑えられる。
でも、カルト宗教って本来そういうものなんだよ。
信徒は教団に従属して、貢いで、当然みたいな発想になるから。
>第3次産業の割合が伸びたのもこの時期なんだけどねえ。
サービス業中心社会って言ってるでしょ?
それは、20世紀後半に訪れたんだよ。
1930年代にこだわってるきみは、完全に資本主義段階を見違えてるよ。
日本でさえ、第3次産業が、第1,2産業の合計を超えたのは、1970年に入ってから。
経済活動の水準を考える:GDPと産業構成の変化
http://www.daito.ac.jp/~nakamoto/japanafter99/991013.html >その国の元々の技術力が原因と言う事です、
>日本やドイツは戦前も技術力があった国です。
ドイツも日本も、民主化しなきゃそうなってたよ。
それを伸ばしたのは、民主主義のリベラル性だよ。
ぎゃくに問うが、どうして東ドイツは停滞したの?
西ドイツと東ドイツの差は?
>予言は勘弁してください。
でも、民主主義陣営が、ファシズム、共産主義陣営に、経済的にも政治的にも勝利を治めたのは歴史的事実だって。
その理由をなにも君たちは答えられてないじゃないか?
アメリカ陰謀論でこじつけてるだけだよ。
その自国民の、民主化を求める主体性を完全に無視している。
開発独裁のまま、経済発展を、アメリカ、日本並みにできるのなら、
べつに民主化する必要なんてなかったでしょ?
>>50 >また予言かよ、東南アジア諸国は開発独裁のまま、第三次産業の比率を延ばしている事実を無視するな。
民主国家のほうが圧倒的に上だけどね。
>そもそも君は日本が、なんで対米交渉開始したのか、分かっているのかね?
アメリカが日本の軍事侵略を牽制し始めたからでしょ。
>戦後の日本で民主主義が急速に根付いたといいたいのか?
いえす。敗戦の衝撃と、GHQの教育が決定的に大きかった。
戦前と戦後を見比べたら分かる。
国民性が、大きく一変してるよ。
侵略者日本が、いまじゃお人好し扱いだ。
>民主主義以外認めないという不寛容性を持った国がありますねえ、確かアメリカとか言うらしいですが。
民主主義を求めているのは、その国の国民だよ。
ロシアの保守派のクーデターを阻止しようと、多くの市民が立ち上がったじゃないか。
もう一党独裁はいやだ。自由がほしいという国民の主体的な叫びだよ。
タリバンから解放されたアフガン市民の喜びの報道をきみは見なかったのかい?
アメリカは、あくまで手伝いをしてるに過ぎない。
日本だって、国民の主体的な意志によって、戦後民主主義を維持しつづけたんだよ。
>それを否定する言論を許さない体制でしたね。
独立が承認されたら、言論の自由が認められただろ。
GHQ占領時代だけ語っても意味はない。
アメリカが撤退しても、その平和主義を日本は守ってるんだから。
>そりゃあ属国にしてしまえば、敵ではないですねねえ、
属国なもんか。
今回のイラク攻撃だって、ロシアやドイツは反対したじゃないか。
属国なんて、ロシア、ドイツをバカにするにもほどがあるよ。
みなそれぞれ主体性を持った偉大な民主国家だ。
そんなのユダヤ陰謀論と同レベルのアメリカ陰謀論だよ。
>>52 >それなら戦前の日本は、ファシズム国家ではないという事になりますが?
だから政党はもう存在してないって。
言論の自由はどこにあったんだよ。
マスコミだって、大本営発表をそのまま報道してただけでしょ。
非国民弾圧は、はだしのゲンでも読めば分かるでしょ。
ぼく、あのマンガ嫌いだけど。
>アメリカが交渉を続ける気がないのと、
>日本が戦争を拡大したのになんの関係があるのだ。
自己批判能力のないファシズムに、宥和政策を持ってもムダだと、対独宥和政策の失敗で悟ったから。
>それに、戦前の日本の政府首脳が、対米戦に反対だったのも事実だな。
戦争突入を止められなかったのも事実。
>本質論ではなく、程度が問題と言ったのは君なのだが。
>そのまま返しただけだゾ。
いずれにせよ、当時の日本とアメリカと比べてアメリカのほうがファシズム的だったと答えるきみが、マイノリティなのはたしかだよ。
>>53 >日本との交渉をろくにしなかった、アメリカという事例がある限り説得力無し。
アメリカはもう日本の無限増長性を見切ったんだよ。
1933年2月、国連臨時総会は、日本軍の行為を不当として、
日本軍が南満州鉄道(満鉄)付属地内への撤兵をもとめる勧告案を採決したでしょ。
賛成42、反対1(日本)、棄権1(タイ)という結果でした。
ぜんぜんダメじゃん、日本。
1933年の時点で、世界からドキュン視されてる。
>戦争を仕掛けたのは誰かという話なんだぞ。
宣戦布告をしたのは英仏だが、ヒトラーにそれを非難する必要ないよ。
英仏は最大限の宥和政策を採った。
>『当時』という言葉が読めないのか?
いずれ、ファシズムは国際的孤立をまねくって指摘してるんだよ。
>距離の問題だといったり、大量破壊兵器の問題だといったり、ころころ変わりますなあ。
>大量破壊兵器を持っているとアメリカが言っている、イラクには強硬姿勢を崩さないですね。
核を持ってる中国が、近くにいるって言ってるの。
ころころなんて変わってない。
イラクが核武装してからじゃ、遅いと思ってるからだよ。
67 :
世界@名無史さん:03/02/17 08:00
>戦前においても『政治的』な権威などありませんが?
権威はあるよ。権力がないだけ。
>これで何度目だ、話をそらしたのは。
>戦前の軍国主義が残っていたからといって、GHQが戦前の日本以上に言論の自由を束縛したのに変わりはないだろうに。
>つーか、これを洗脳っていうんじゃないのかね。
話なんかそらしてないよ。
真っ向から答えてるでしょ。
何度も言うが、洗脳なんて一時的な効果しかないって。
なんか洗脳を勘違いしてるんじゃないの? そんなのやっぱりアメリカ陰謀論だよ。
50年、多様な議論が交わされても、日本は民主主義を捨てたりなんかしなかった。
それだけ民主主義の意義を否定できなかったんだよ。
これは洗脳ではなく教育だよ。
いずれにせよ、日本人は戦後>戦前をみな支持している。
68 :
世界@名無史さん:03/02/17 08:01
>>55 >ドイツの主力(三分のニ以上)を打ち破ったソ連が民主主義だったのですか、目から鱗が落ちるとはこの事ですな。
そして、ソ連はそのあと冷戦で民主主義陣営に負けましたがなにか?
>常に敵を捏造してね。
外部に敵がいるんだったら、ファシズム体制のほうがやりやすいでしょ?
敵を捏造して、複数政党制なんか維持できるもんか。
敵がいるのに複数政党制を維持できるのは、それだけ政治的寛容性の強い証拠。
>日本人は科学や進化論なども理解しながら、
>天皇を崇拝していたに過ぎない、そこには宗教性など入っていない。
非科学的な迷信を信じることが宗教ではないんだよ。
宗教はつねに形而上学的なものだから、自然科学を超越している。
きみの指摘は、きみの宗教観の偏向さを示してるに過ぎない。
敬虔な宗教家の、自然科学者なんていっぱいいる。科学と宗教は矛盾しないんだよ。
>法的には複数政党を容認していても、野党が存在していない、または実際に機能していない場合、
>一党独裁と言われる事は多々あります。
野党を非合法化しない、心優しい独裁政党だね。
>>56 >どっちが本質だと思う?
正当性に決まってるでしょ。正当性のない者なんか、いつかくつがえされるよ。
マルクス主義者じゃあるまいし、経済的利害だけで、植民地支配や、その撤退を語るのよしなよ。
>大政翼賛会は、全ての政党が戦争協力の為合同したのであって、
>戦時体制にすぎない。
複数政党制を維持できなかったのはたしかでしょ。
>それなら、イギリスにもイギリス国教会があるわけだが。
そりゃ、英国はとっくの昔に政教分離してるよ。
そもそも天皇が宗教的権威じゃなかったら、人間宣言なんかする必要ないでしょ?
「神の赤子」になり損ねた少国民物語
http://www.sutv.zaq.ne.jp/eyeland/kokumin/06arahitogami.htm >日本という国は世界でただひとつの「神の国」で、君・臣の身分が定まっており、
>天照大神の御子孫すなわち天皇がお治めになるようになっている。
>人間の姿をされているが神様である(現人神)天皇は天壌無窮、万世一系である。
>神様の言われることは絶対に正しいので、ただひたすらに信じること。
>従って天皇を信じ、忠誠を尽くし、天皇のために死ぬことを厭わないことが臣民、
>つまり天皇陛下の「赤子」の義務であり、そのような臣民になるように錬成する場が国民学校だというのだ。
戦中派の言葉だが、誰がどう見ても、政教分離しているのは言い難いですな。
この事実を否定するつもり?
70 :
世界@名無史さん:03/02/17 08:38
ファシズム国家というのは言論の自由が保証されていない国家のことだよね
現在でもファシズム体制ではない国家なんて世界に幾つあることやら
現在の日本は言いたい放題言える世界で稀な国だね
71 :
世界@名無史さん:03/02/17 11:20
おまいらファシズムの意味を拡大しすぎ。
それと、議論する気ないだろw
斜め読みした感想
>天皇権威
「宗教的であること」と「宗教であること」、この二つは大きく違う。
>独裁
封建的支配体制の根強く残った国と、市民社会が発展した国の独裁は異なる。
>民主主義以外認めない
ベルリンをスキンヘッドに黒いシャツで歩くとよくわかる。
民主主義は多数決。
>東南アジア
開発独裁国家が民主主義国家に比べて経済力で勝れないのは元来の国力の差。
むしろ開発独裁が根付くような何もない国だから、大国になれない。
この部分は議論が無意味。
>敵の捏造
連合国は“対ファシズム”で団結。
モーズリーのイギリスファシスト同盟が市民のリンチにあっているのは有名。
複数政党制は「言論の自由」という民主主義の教義によるものだが、標榜と実行はまた別の話。
73 :
世界@名無史さん:03/02/17 17:52
どうでも良いが、愛☆戦士って論点のすり替えが多いよな。
戦争=国家存亡の危機の時には、
統制独裁になり、危機の割合が強いほど、それも強くなる。
逆に、平和=国家に余裕があるときには
自由が広がる。
これは古代から現代に続く普遍的な動き。
戦前の日本も、他の国と同じくその動きになったにすぎない
75 :
世界@名無史さん:03/02/17 18:28
「伝統的な経済理論は余りにも狭小な構造しか持っていない。
そこでは、人間は単一の選好順序を持つと想定され、必要が生じたときにはその選好順序が彼の厚生を表し、何をなすべきかについての彼の考えを要約的に示し、そして彼の実際の解釈と行動とを記述するのだと考えられている。
たった一つの選好順序だけをもって、果たしてこれだけの事が出来るのだろうか。
確かに、右のように描写された人間は<当人の選択行動において矛盾をまったく顕示しない>と言う、限定された意味で『合理的』と呼ばれるかも知れない。
しかしもし、その人が〔選好、選択、利害、厚生といった〕まったく異なる諸概念を区別する必要がないと言うのであれば、その人はいささか愚かであるに違いない。
純粋な<経済人>は、事実社会的には愚者に近い。
しかし、これまで経済理論はそのような単一の万能の選好順序という後光を背負った<合理的な愚か者>に支配され続けてきたのである。」
A・セン(インドの経済学者、1998年度ノーベル経済学賞受賞者)「合理的な愚か者」より
語句を入れ替えるとそのまま誰かに当てはまりそうだな。
含蓄のある言葉だ。
76 :
世界@名無史さん:03/02/17 21:29
>74
おっ?俺の意見に近い人ハッケソ!!
民主主義は豊かで安全な国で発展する。>大正デモクラシー・戦後日本が例
アメリカは民主主義が発達していた。>豊かで安全だったから
アメリカの豊かさは天然資源の豊富さに立脚>資本主義・自由競争で更に経済発展
アメリカの安全性は地域的な孤立性に立脚>大西洋と太平洋>経済力がついてからは軍事力も
豊かで安全なアメリカは民主主義という贅沢な社会体制を容認できた。
逆に戦前日本は一時期を除いて常に貧困と危険に直面していた。だから民主主義は発展しにくい。
豊かさと安全のどちらか片方を選べといわれたら人間はまず安全を選ぶ。
安全は軍事力と同盟関係で確保する。日本はこの2つを欲した。
アメリカは世界最強の国家なので民主主義体制を維持しながら戦争をすることができた。
日本はアメリカの圧力に対抗するために全てを投げ打って軍事力に賭けた。
それ以外に日本の未来を保証するものはなかった。
社会体制が国家の善悪を決めるとは限らない。
アメリカが強かったのはカネ持ちだから。民主主義が豊かな者をさらに豊かにした。
日本が弱かったのは貧しかったから。経済力ではとっくに日米の勝敗はついていた。
最期の手段は軍事力。戦って負けるか、戦わずして負けるか、二つに一つ。
ならば勝負に出て活路を見出そうとしたのが戦前の日本。
その結果が今のテイタラクだが、俺は文句はない。戦うも良し、戦わぬも良し。
ただこれからの日本は俺が支えてやるから今にみてろ、てな感じ。
俺の気合はともかくとして、>76で書き忘れたこと。
軍国主義は日本が自国の安全を守りたいという気持ちが激しく現れたものだと思う。
現在も北朝鮮問題で日本は軍事に力を注ぎ始めた。あのくらいDQNな国が相手ならムリもないと思う。
またアメリカのイラクに対する対応もかなり強硬。同じようなことをされた戦前の日本が軍備拡大に奔走するのもムリはない。
日本の軍国主義はアメリカの圧力によって作られたんじゃないのか?
79 :
世界@名無史さん:03/02/17 22:04
挙国一致内閣って工房の世界史で習うのに、まんせー君は知らないのか。
>79
まんせー君って誰だ?俺のことか?
挙国一致内閣は政党政治から軍部主導の政治に変えたものだろう?
それがどうかしたのか?
>>78 そうだよ。ただ、アメリカが日本に対して警戒感を抱いたのは
日露戦争が理由。日本の勝利に驚嘆すると共に、時を置かずして
日本警戒論が沸々とアメリカ支配層に湧き出てきた。
ここから黄禍論までは一直線だ。移民が急増したこともあって
対日移民排除の大きな動きが出てきた。
この辺から大きく日本の舵取りは方向が歪んでいったね。
アメリカが太平洋からアジア、中国にかけて利権獲得の大きな野望を
抱いていたのも大きいね。つまり完全に利害がかち合う関係になったのだ。
結局、あまりにも見事に勝ちすぎたんだよ。
歴史上最大の勝利が、歴史上最大の敗北に繋がった。歴史とは皮肉なもんだ。
82 :
世界@名無史さん:03/02/17 22:27
>>67 戦後1970年代までは社会中枢は"戦後自虐教育を受けた戦後世代"ではなく
戦前教育を受けてきた戦前世代だったが
日本は戦後アメリカにしっぽ振りつづけてきた。
GHQのせいにはできないよな。
>81
アメはロシアが満州に権益を持つことを嫌い、より弱体な日本に与えることにより満州を奪い易い状況を作ろうとしたらしい。だから日露の仲介をした。
ところが日本とロシアが協力してアメの進出を嫌ったので計画は頓挫。ソ連の成立を待たねばならなかったらしい。日露戦争の最中からアメは満州を狙っていた。
84 :
世界@名無史さん:03/02/18 01:39
>>61 >具体的な国名は?
リヒテンシュタイン、モナコ、スペイン、オランダ、ノルウェーなどなど
これらの国は、行政権をもってたり、立法権を持っていたり、元首や議会の解散権をもっていたりします。
(勿論、ここに上げた国は、これらを全て全てもっているわけじゃないからね)
スペインにいたると、軍の最高司令官もかねます。
>旧共産圏よりはマシ。
つまり停滞に民主性が例外というのは嘘ということです。
>そりゃ、口先だけだよ。
口先だけなのは君だろ
高橋是清やシャハトをしってて言ってんのか?
>軍需は増大し、不可避的に民需は抑えられる。
軍需の増大が民需の増大を招く場合もあるということだ。ケインズ理論くらい知ってるだろ。
そもそもカルトといっている段階で救い様がないのだが。
85 :
世界@名無史さん:03/02/18 01:54
>>62 >サービス業中心社会って言ってるでしょ?
わかってないねえ、1次産業と2次産業の生産性が伸びれば、第三次産業が伸びるだけだ。
民主化なんて関係ない。
んで、民主化されてなくとも、第三次産業が伸びるいや、民主化された国より伸びるのも事実。
そしてアメリカの90年代の再生は、民間の力じゃないよ、政府が介入したからなんだよ。
これによって、高度資本主義社会にも民間の力じゃなく、政府の介入が大事だとわかる。
(ただ長期的に政府が介入する場合、活力を奪う場合もある)
>ぎゃくに問うが、どうして東ドイツは停滞したの?
資本主義と社会主義の差。
民主化は関係なし。
>開発独裁のまま、経済発展を、アメリカ、日本並みにできるのなら、
アメリカの発展は膨大な資源、日本は開発独裁が主要因で、民主化は関係ないですね。
日本の発展も、民主化が抑えられた時期からですから。
86 :
世界@名無史さん:03/02/18 02:03
>>63 >民主国家のほうが圧倒的に上だけどね。
アジアアフリカ南米で、民主化が進んでいる国と、開発独裁が続いている国。
どちらがより発展していると思っているのやら。
長期的な安定政権こそが、発展途上国に必要なものなのにねえ。
>アメリカが日本の軍事侵略を牽制し始めたからでしょ。
そういうこと、つまり日本の対中戦争の邪魔をしていたから、非常に合理的な判断だよね。
>いえす。敗戦の衝撃と、GHQの教育が決定的に大きかった。
思想が短期的に根付くなどありえない、もしあるなら、それは洗脳と言われるもの。
>民主主義を求めているのは、その国の国民だよ。
ファシズムを求めたのも、その国の国民だよ。
>タリバンから解放されたアフガン市民の喜びの報道をきみは見なかったのかい?
・・・・・・真面目に言っているの?
ここまで逝くと釣りにしか見えないんだけど。
87 :
世界@名無史さん:03/02/18 02:13
>>64 >独立が承認されたら、言論の自由が認められただろ。
日本の放送法は免許制で、政府が不適切だと思う放送を流す局には、免許が与えられないのです。
今の日本で不適切だと思われるのは、軍国主義の賛美、天皇の批判などが主ですね。
そして体制を批判しない程度の言論の自由は、戦前でも認められているのですよ。
政府、財閥、軍、政治家などは戦前でもマスコミに叩かれていました。
つーか言論を統制し、日本人を洗脳したってのは間違いないという事でいいね。
>属国なもんか。
日本がどういった立場かご存知でないようですな。
88 :
世界@名無史さん:03/02/18 02:25
>今回のイラク攻撃だって、ロシアやドイツは反対したじゃないか。
つまり、仲ういいというのは嘘ということですね。
>>65 >言論の自由はどこにあったんだよ。
戦時下では、言論の自由などありません、アメリカやイギリスも同じです。
大本営発表もしております。
アメリカでも戦争に協力しない人達を、ファシズムの手先やら売国奴やら酷い状態ですね、
その上同じ国の人なのに、強制収容所に送っています。
言論の自由があったとは認めがたいですねえ。
>自己批判能力のないファシズムに、宥和政策を持ってもムダだと、対独宥和政策の失敗で悟ったから。
ほう、日本が交渉継続を望んでいたのに、高飛車な態度に出たのは、別の国で気付いたからだと?
それなら、日本が領土を拡大したのは、西洋列強が植民地を増やしていたからという言い訳が成り立ちますね。
そもそも、日本が『自己批判能力のないファシズム』というのはなにを根拠に、
そして例えそうだからといって、平和を望んでいる相手に、挑発し戦争の火種を起こすのが正しいと?
89 :
世界@名無史さん:03/02/18 02:28
>>65 >戦争突入を止められなかったのも事実。
つまりそれだけ無理難題を要求されたのです。
独ソ戦でドイツが勝てないと分かってからね。
>当時の日本とアメリカと比べてアメリカのほうがファシズム的だったと答えるきみが、マイノリティなのはたしかだよ。
自分が間違っていたから、今度は君は少数派だからという意味のない反論ですな。
多数派が正しいわけでもないのにねえ。
90 :
世界@名無史さん:03/02/18 02:47
>>66 >アメリカはもう日本の無限増長性を見切ったんだよ。
君が未来視をするのは、もう慣れたが、こんどはアメリカまで未来視をしたといいたいのか。
もうなにを言ってイイのやら。
つーか日本が対米交渉をしていた仏印進駐のころ、アメリカが北大西洋に軍事進駐していたのはどうなるのやら。
はっきり言って全く同じ行為をしていたアメリカに、日本を責める資格はありません、
>1933年の時点で、世界からドキュン視されてる。
英国やフランスなどの列強は、決議こそ否決だが、
この時、日本を弁護していたのを知らないとみえる。
そして満州事変以前の状態に戻すのは現実的でないとして、満州に置ける日本の権益を認めたのも知らないようだ。
>宣戦布告をしたのは英仏だが、ヒトラーにそれを非難する必要ないよ。
ヒトラーは、大戦勃発後も何度もイギリスに講和を呼びかけていた。
なのに戦争を継続していたのは、イギリスだが。
>いずれ、ファシズムは国際的孤立をまねくって指摘してるんだよ。
戦争で負けた事を国際的に孤立したというのか?
またわけわからん理屈だなあ。
>イラクが核武装してからじゃ、遅いと思ってるからだよ。
つまりイラクは大量破壊兵器をもっていないのに、アメリカに悪魔の証明を求められ、
将来の危険という治安維持法でも正当化できそうな理由で、攻め込むと。
ならず者国家って、アメリカのことでは。
91 :
世界@名無史さん:03/02/18 02:48
67−69はまた明日に返します。
92 :
世界@名無史さん:03/02/18 03:42
>>87つーか言論を統制し、日本人を洗脳したってのは間違いないという事でいいね。
独立してから言論を統制し日本人を洗脳したのはアメリカじゃなく
日本人、それも1970年代までは(1980年代もそうか?)戦後自虐教育を受けた
戦後世代"ではなく戦前教育を受けてきた戦前世代の日本人だけどね。
93 :
世界@名無史さん:03/02/18 03:52
中曽根や竹下登、宮澤喜一あたりまでは大正生まれ。
戦後の洗脳教育を受けてる世代ではないしね。
戦前・戦中の日本帝国悪玉論を信じている人って、超古代文明を信じている人と雰囲気が似てる・・・
戦後教育を受けた輩が社会を駄目にしたということか>92
96 :
世界@名無史さん:03/02/18 14:40
>>94 俺の周りには全共闘世代が多いが、そんな感じのが多いな。
あの世代が社会の指導層になりつつあるんだから日本の将来は・・・
97 :
世界@名無史さん:03/02/18 21:07
>>80 何だ、知ってんじゃないの。
・・・とやったら単なる煽りか。
いえ、本当は愛戦死とかいうおバカちゃんに書いたレスなんだ。
元々ファシズムなんて、戦勝国が敗戦国に押しつけた単なるレッテルなん
だけどなぁってことで。アメリカですら、挙国一致体制下にあったんだから
このおバカちゃんの定義なら、当時のすべての国がファシズムになっちまう
んだが。
ルーズベルトは言うこと聞かないルイジアナに軍隊を出そうとしていたファシストですよ。
きゃーこわい。
99 :
世界@名無史さん:03/02/18 21:56
>>95 ?
戦後1978年代までは社会中枢は"戦後自虐教育を受けた戦後世代"ではなく
戦前教育を受けてきた戦前世代だったが
日本は戦後アメリカにしっぽ振りつづけてきた。
GHQや戦後自虐教育のせいにはできない。
100 :
世界@名無史さん:03/02/18 22:00
史上最低総理候補
1.大平
2.小渕
3.鈴木
大平や鈴木は戦後自虐教育を受けた世代ではないが。
101 :
世界@名無史さん:03/02/18 22:08
>>99 一番軍隊関係嫌うのは実は軍国教育を一番叩き込まれた世代だったりするからね。
俺の知ってるじいさんばあさんは戦前の世代だけど
日本マンセーがひっくり返って
アメリカマンセー、戦争大嫌いになってるよ。
それでそのじいさんばあさん
フセイン大嫌い、アメリカマンセーな(w
>>99 日本の社会が停滞しだしたのもその後からじゃん、
だから、戦後世代が駄目にしたといったの。
104 :
世界@名無史さん:03/02/19 00:01
>>67 >権威はあるよ。権力がないだけ。
イギリスと変わらない程度にね。
>50年、多様な議論が交わされても、
国会でそんな議論あったというのなら、教えてくれ。
つーか戦前の日本においても、政治体制の議論など学者のみならず、
国会でも戦後の日本とは比べ物にならないほど、行われていた。
つまり、戦前の日本は天皇制を選択したという事になるのだが。
105 :
世界@名無史さん:03/02/19 00:36
>>68 >そして、ソ連はそのあと冷戦で民主主義陣営に負けましたがなにか?
戦前の列強はすべて、資本主義陣営だからねえ。
同じ戦力を維持していれば、破産するよ。
>外部に敵がいるんだったら、ファシズム体制のほうがやりやすいでしょ?
外部に敵を作ることによって、内部を纏めるのですよ。
これは古今東西どこでもある、方法です。
民主国家というものは、国の統制が比較的弱い為、何らかの方法で国を纏める必要があるのです。
またアメリカという国は戦争が大好きで、
インディアン、イギリス、メキシコ、スペイン・・・・といったふうに戦争を仕掛けて国を拡大してきたわけです。
そして戦争になったら野党は、ほぼ与党の政策に迎合します。
莫大な軍事予算をアッサリ承認するなど、実質野党の仕事をしていません。
これは日本なども同じで、日清日露戦争の時には、それまであれだけ反政府的だった政党が、
政府の政策に迎合しているのと同じ現象です。(まあ、日本の政党は政府より好戦的でしたが)
後の大政翼賛会も、本質的には同じで、戦争の為だけの一時的な行動なのですよ。
>敬虔な宗教家の、自然科学者なんていっぱいいる。科学と宗教は矛盾しないんだよ。
キリスト教は別に自然科学を否定しているわけではないのだが。
そして天皇に対する崇拝も、西洋の唯一の『神』といった存在としてではなく、
江戸時代に殿様に頭を下げる事と同じだということは分かったかね。
>野党を非合法化しない、心優しい独裁政党だね。
戦前の日本は野党を非合法化したわけではないのだが?
(共産党の過激な一派は除く)
106 :
世界@名無史さん:03/02/19 01:01
>>69 >マルクス主義者じゃあるまいし、経済的利害だけで、植民地支配や、その撤退を語るのよしなよ。
ほうほう、つまり植民地支配は当時正当性があったから、正当性を満たす目的で占領したと言いたいわけか。
それにフィリピンをアメリカが独立させ、何故ハワイを独立させなかったのかを勉強してくるといいよ。
>複数政党制を維持できなかったのはたしかでしょ。
えーとつまり、政府が政党の合併を法的に禁止すればよかったといいたいのか?
>そもそも天皇が宗教的権威じゃなかったら、人間宣言なんかする必要ないでしょ?
英国国教会の主張は今も変わっていませんが、なにか?
つーか人間宣言をなんだとおもっているのやら。
西洋人がみた日本人感が、当時の現状把握していると思っているのかねえ。
>戦中派の言葉だが、誰がどう見ても、政教分離しているのは言い難いですな。
電波ビンビンのサイトタグってなにがいいたいのだろうか。
自分の無知をさらけ出したいのかな。
いろいろといままでぼくの質問や疑問に答えてくれてありがとう。
とりあえず、みんなの博識さと、ぼくの大戦当時の世界状況の未消化さを認めて、勉強し直すために一時撤退するよ。
とても勉強になりました。
しかし、ひとつ最後にみんなの意見を聞きたいんだ。
民主主義陣営が、世界大戦や冷戦をへて、他のイデオロギー国家陣営に勝利を治めたというのはみんなも認めると思う。
だが、みんなは、それは民主主義の勝利ではなく、あくまで資本主義の勝利に過ぎないと言う。
しかし、ひとつ疑問があるのだが、最大の資本主義国家アメリカが、民主国家だったというのははたして偶然だろうか?
資本主義が発達していけば、ぼくは不可避的に、国民の政治的自由への欲求が高まってくると思うんだ。
たとえ日独伊が戦争に負けなくても、経済があるていど発達したら、やはり国内の欲求が高まり、民主化せざるをえなかったのではないだろうか?
ぼくはその点を考えて、非常事態性を維持できなくなれば、ファシズムは内部崩壊すると主張していたのだが、その点に関してはどう考えるのだろうか?
>107
>だが、みんなは、それは民主主義の勝利ではなく、あくまで資本主義の勝利に過ぎないと言う。
>しかし、ひとつ疑問があるのだが、最大の資本主義国家アメリカが、民主国家だったというのははたして偶然だろうか?
民主主義は、豊かで安全な国が行う国民サービスの一つだと理解している。
だから偶然ではない。資本主義の生み出した豊かさが民主主義を育てたのだ。
>資本主義が発達していけば、ぼくは不可避的に、国民の政治的自由
>への欲求が高まってくると思うんだ
賛成。
豊かで平和な国は経済重視の政策をとる。それは資本主義と相性がよい。蓄財の権利が人の労働意欲を高めるから。
お金が貯まれば人はそれでさまざまなものを求める。自由とか権利もその一つ。それが民主主義につながるのだと思う。
だからファシズム国家も民主化の流れに乗ることになると思う。一般市民までが豊かな暮らしをしている国では独裁は難しい。
>資本主義が発達していけば、ぼくは不可避的に、国民の政治的自由への欲求が高まってくると思うんだ。
資本主義が発展すればするほど、民衆は政治的問題に頭を煩わせるのが億劫になり、
いったん何らかの問題に直面して混乱すると、巧妙なレトリックを駆使して人々の生活の安定と
さらなる繁栄を約束するようなデマゴーグに、白紙委任を与えてしまうような気がするんですが……。
110 :
世界@名無史さん:03/02/19 18:36
人の話を全く読んでないのがバレバレ。
ファシズムは民主主義の一つの形態なんだよ。つまり、単なる独裁とは違うんだよ。
民主主義は常にファシズムの危険性を孕んでるの。衆愚政治の一つの形態と書けば
君でもわかるだろう。
それともう一つ。
対外的な緊張をファシズムが常に求めているというのも間違い。
ツーか、その凡例はいろんな人が上げているのになぜ理解出来ないんだ?
君は理解力がないのか?
111 :
世界@名無史さん:03/02/19 18:38
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ファシズム=民主主義の暴走
113 :
世界@名無史さん:03/02/19 18:40
>たとえ日独伊が戦争に負けなくても、経済があるていど発達したら、
>やはり国内の欲求が高まり、民主化せざるをえなかったのではないだ
>ろうか?
だから、君が上げた国は全部民主主義国家だっつーの。
人のレスをしっかり読め、この厨房が。
114 :
世界@名無史さん:03/02/19 18:45
愛戦士って真性?
>>114 去年も同じこと言ってるヤシがいた。
当時は名無しでデムパを振りまいてたと思う。
116 :
世界@名無史さん:03/02/19 20:28
ファシズムや独裁制と比較されるアメリカ型の民主主義は何て呼ぶの?
>116
あえて例えるなら寡頭政治かな
>117
いや普通「共和政」って言うだろ>米国型大統領制。
119 :
世界@名無史さん:03/02/19 23:06
>>107 アメリカにもロングっていうファシストがいたんだよ。
つまりアメリカだけが、ファシズムとは無縁という訳ではない。
国の状況が傾いたり、世界がきな臭くなれば、国家の統制が強まり、
全体主義的傾向が強まり、状況が改善すれば、国家の統制が弱まるだけだよ。
アメリカが民主性が比較的残ったのは、それだけ国家統制を必要としないほど、
国が安定した大国であったからなのさ。
あと、数日付き合ってみて、君の考えの根本的な間違いを指摘しておくと、
物事の順番を間違っているように思える。結果だけを知識として簡単に知り、その過程を自己の知識で納得できるように、
埋め合わせている印象を受けたね。
ファシズムが非常事態制を必要とするのではなく、非常事態がファシズム(国家統制)を必要とするのであるし、
資本主義の発達は民主主義が主要因ではなく、民主主義の発達こそ、資本主義の発展(正しくは豊かさね)の影響を受けるんだ。
120 :
世界@名無史さん:03/02/19 23:12
>非常事態がファシズム(国家統制)を必要とするのであるし、
ナチス登場以前に独裁を主張したシュミットがいい例ですね。
>民主主義の発達こそ、資本主義の発展
>(正しくは豊かさね)の影響を受けるんだ。
必ずしもそうとはいえないじゃないかな?自信ないけど。
もそっと詳しく。
121 :
世界@名無史さん :03/02/19 23:17
>>109 >資本主義が発展すればするほど、民衆は政治的問題に頭を煩わせるのが億劫になり、
>巧妙なレトリックを駆使して人々の生活の安定と
>さらなる繁栄を約束するようなデマゴーグに、白紙委任を与えてしまうような気がするんですが……。
いや、これは大衆心理学に対するひとつの誤解だろう。
べつに、ヒトラーは大衆に「黙れ」と言ったのではなく、「叫べ」と言ったのだから。
逆に言えば、マスメディアを通した政治的な大衆の熱狂が、ヒトラーへの圧倒的な支持と信頼を生んだ。
大衆が政治に関心が無くなれば無くなるほど(生活の快楽に浸っていればいるほど)、指導者は熱狂的な支持を受けることができなくなる。
大衆の政治的無関心は、ファシズムを抑止する上でとても重要な要素だ。
>>110 >ファシズムは民主主義の一つの形態なんだよ。つまり、単なる独裁とは違うんだよ。
>民主主義は常にファシズムの危険性を孕んでるの。衆愚政治の一つの形態と書けば
だから、デモクラシーであっても、リベラリズムじゃないって言う話だろ?
ファシズムは民主主義だったが、自由主義ではなかった。
>対外的な緊張をファシズムが常に求めているというのも間違い。
いや、これは愛☆戦士にも一理ある。
危機的状態が回避されれば、指導者も国民の政治的自由の欲求を認めざるを得ない。(この点は、このスレのなかでも同調者は多い)
問題は、その指導者が、あくまでその権力の座にすがりつくために外部に敵を捏造するか、物わかりがよくてそのまま自由化を認めるかだ。
>>113 >だから、君が上げた国は全部民主主義国家だっつーの。
>人のレスをしっかり読め、この厨房が。
民主主義であっても、経済的にも政治的にも自由主義ではない。
この差をもっと考えるべきでは?
おまいら障害者相手にマジレスするなんて、意外とイイヤシラだな。
123 :
世界@名無史さん:03/02/19 23:23
>>120 近代以前で、政治的な主張する人達は、それなりに知識とゆとりと力がある人だからかな。
124 :
世界@名無史さん:03/02/19 23:25
>>122 世界史板人はヒマで親切なのさ。知らなかった?
125 :
世界@名無史さん:03/02/19 23:25
>>121 ファシズムを自由主義だ、なんて言っているヤシは誰もいないと思われ。
126 :
世界@名無史さん:03/02/19 23:27
>120
119ではないが・・・
民主主義が発達した国で、豊かではない国ってあったけ?
127 :
世界@名無史さん:03/02/19 23:31
民主主義が発達した社会は大抵豊かだけど、
発達していないからといって、必ずしも貧しいとは限らない。
この辺りが哀☆戦士の間違いなのだが。
128 :
世界@名無史さん:03/02/19 23:31
>126
経済的に豊かな国にでないと民主主義なんて絵餅も
同然と思っているのですけど。
鶏が先か卵が先か。
129 :
世界@名無史さん:03/02/19 23:33
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1kl5/japanese/
130 :
世界@名無史さん:03/02/19 23:49
哀☆戦士ってチョン?
なんだよ、みんな、ひとのことをデンパだとか真性だとかチョンとか!
世界史板は紳士的な人も多いけど、ひどいよ!
ぼくは怒髪天ついたよ!!
チョンと呼ぶほうがチョンだって、学校で教わらなかったかい!?
ぼくはあくまでも、大戦時の世界状況の未消化さを認めただけであって、じぶんの考えがまちがいだったなんて認めちゃいないよ!
戦争犯罪をあげつらったって、ファシズムの蛮行性の本質じゃない!
あくまでも、反リベラリズムが、その自己批判能力を消滅させたんだ。
大日本帝国・ファシズム・悪
アメリカ・リベラル民主主義・善
これが正しいものの見方なんだ。
日本に自由民主主義を教えてくれたのは、アメリカなんだ!
だから日本人は、みんな反省してるんだ。
ぼくはかならず帰ってくるぞ!
愛と自由と民主主義のすばらしさを世界史板に広めるんだ!
ぼくはすべての論争に勝利して、板を支配してやる。
世界史板のヒトラーになってやるんだ!!
132 :
世界@名無史さん:03/02/20 01:03
ワラタ。
133 :
世界@名無史さん:03/02/20 01:04
134 :
世界@名無史さん:03/02/20 01:13
まあだけど、哀悼☆戦死も似たような事言っていたぞ。
135 :
世界@名無史さん:03/02/20 01:23
>>133 つーか本物は哀☆戦士だろ。愛じゃなくて哀。
愛☆戦士くんは、人権思想についてもっと理解を深めて欲しかったな。
現代日本で”民主主義”と呼ばれている物は、自由主義と人権思想と民主政体
が同時に権威をもつ体制の事だと思います。
その尤も基本にあるのは、”人権思想”だと思います。
民主政体では、共産主義やファシズムもそうだったといえなくはないのですし。
自由主義だけでは、少数者を抑圧する自由や、残虐行為を行う自由を主張されると
面倒です。(弱肉強食の肯定になりかねません。)
人権思想マンセー!
どうせなら「哀 shall return」とか言って欲しかった。
138 :
世界@名無史さん:03/02/20 13:09
取りあえず愛☆戦士は「アホでマヌケなアメリカ白人」を嫁。
とりあえず、アメリカが超大国になった理由を、民主主義が先か、資本主義が先かの議論は置いておくとして、
>あのさ…戦前の日本がファシズムの国だったと本気で思ってるの?
ぼくはね、この考えにはどうしても噛みつかせてもらうよ!
日本はファシズムじゃないと、主張するのは事実をねじ曲げてるよ。
すくなくとも、戦前の日本は近代的な自由民主主義国家ではなかった。
そもそも、主権在君が憲法にうたわれていたのはどうしてなの?
帝国議会も、国民が直接選挙で選べるのは、衆議院の議員だけだよ。衆議院と対等の権限を持った貴族院の存在はどうなるの?
内閣の施策を左右する力を持った枢密院の存在は?
統帥権の独立は、文民統制と相反するものじゃなかったの?
5・15事件で暗殺された犬養毅内閣で、政党内閣は終わってしまったんだよ。
南部仏印進駐をしてからだよ、アメリカが対日石油輸出を禁止したのは。いくらでも引き返せるタイミングはあったんじゃないの?
陸軍大将・東条英機が、首相になったのは、海外の目から見れば、軍部独裁政治そのものだったんじゃないの?
1941年の言論・出版・集会・結社等臨時取締法の存在は言論弾圧じゃないの?
河合栄治郎の『ファシズム批判』など4著が発禁になったのは言論弾圧じゃないの?
1936年の思想犯保護観察法は?
『国体の本義』、『臣民の道』は自由民主主義の思想と真っ向から反するものじゃないの?
ナチスやファシスト党を模した1940年からの新体制運動は?
ぐーぐるで検索したら、「天皇 現人神」は約2,090件も出てくるんだよ?
これでどうしたら、日本は政教分離した近代国家だって主張できるの?
国民学校のレベルで、「天皇のために氏ね」とか、「神様の言われることは絶対に正しいので、ただひたすらに信じること」と教育されて、祭政一致の国ではないと主張するのはムリがあるんじゃないの?
「天皇 ファシズム」で検索したら、じつに約3,630件中だよ!
もうこの数値は、通説、定説と呼んでもいいんじゃないの?
どうして、ぼくのほうをデンパ呼ばわりするのさ?
>
>>69 >電波ビンビンのサイトタグってなにがいいたいのだろうか。
>自分の無知をさらけ出したいのかな。
やっぱりきみのほうがマイノリティと言われても仕方ないんじゃないの?
当時の日本を天皇カルト教国家と呼んでどこが事実とちがうのさ?
ぼくは、あんまりひとにレッテルを貼るのは好きじゃないが、
みんながぼくのことを、障害者とかチョンとか言うんだったら、
ぼくも言うよ! 言ってしまうよ!!
あなたたちの物言いは、新しいなんたらをつくる会とか、ゴーマニズムなんたらみたいな、「歴史修正主義者」じゃないのかい!?
ぼくは戦うよ!
142 :
世界@名無史さん:03/02/20 21:36
>>141 >あなたたちの物言いは、新しいなんたらをつくる会とか、ゴーマニズムなんたらみたいな、「歴史修正主義者」じゃないのかい!?
世界史板ではそれこそまさに嘲笑の対象な訳だが(藁
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145 :
世界@名無史さん:03/02/20 21:43
146 :
世界@名無史さん:03/02/20 22:17
とおりすがりのものだが・・・
愛☆戦士さんの書き込みは悪いがやっぱりデンパに見える。
(それもかなり重度の・・・(;´Д`))
もし本人が言うように本当に論敵の「レッテル張り」に対抗するためだとしたら、
かえって逆効果だと思う。
あくまで冷静に、知的に歴史を分析したやり取りを貫いた方が
はたから見て説得力ありますぜ。
このままじゃ「自由民主主義教」の信者に見える。科学的な態度も何もあったもんじゃない。
>>140 日本の軍国主義体制を「ファシズム」と称するか否かは、
政治史、政治学の世界でも、なかなか論争的な課題なんだ。
日本の軍国主義は、イタリアのファッショ、ドイツのナチズムのように大衆運動の結果として誕生したものではない。
しかしながら、天皇という現人神に対するファナティックな大衆への煽り、
神国日本という幻想に対する政治的な信仰、戦争になってみれば挙国一致の翼賛体制…
これらは確かにある。
それ故に、「天皇制ファシズム」という言葉を奉じ、また、許容する人々もいる。
どちらが正しいという問題ではなく、そういう流れがあるんだと言うことをまず理解して欲しいといったうえでだ…
>>141のような物言いは、少し頂けない。
海のものとも山のものともつかない、サイトだけに頼る態度は。
図書館へ行き、さんざんに、これらの問題について議論した上で書かれている各種の本を読むべきだと愚考する。
148 :
世界@名無史さん:03/02/20 23:14
>愛☆戦士
筋道立てて自論を展開してくれれば、
「つくる会」厨であろうが北朝鮮工作員であろうが意見を拝聴するよ。
世界史板というのはそういうところだし。
もし自論の飛躍を指摘されたのなら、飛躍の間をきちんとつなぎなおしたり、
またはそれが飛躍ではないことを示すことが必要なんじゃないか?
それを熱くなって反証の要求を連呼するようでは、聞いてもらえる話も聞いてもらえないよ。
149 :
世界@名無史さん:03/02/21 00:54
>>140本物か?それならレスを付ける。
>すくなくとも、戦前の日本は近代的な自由民主主義国家ではなかった。
だーれが日本が自由民主国家だったと言ったんだよ。ファシズムではないという人はいるが、
自由民主国家であったなどと言っている人はいない。おまいは政治体制を二つしか知らないのか?
>衆議院と対等の権限を持った貴族院の存在はどうなるの?
それなら未だに上院が存在するイギリスはどうなる、ひょっとしてファシズム国家なのかね?
また法の上で下院の優越(首相を選出する権利)を得られたのは1911年になってからだ。
日本もそれより少しおくれるものの、衆議院第一党党首が首相になるように慣習を作りつつあった。
両者にこれといった差異は認められない。
>枢密院
これまたイギリスにも存在する。かつては絶大な権限を持っていた事でも有名だ。
20世紀に入ってからは大した権限を持っていなかったが、それは日本でも同じ事。
>統帥権の独立は、文民統制と相反するものじゃなかったの?
英国も独立している、未だにエリザベス女王は、全軍の最高司令官も兼ねている。
>5・15事件で暗殺された犬養毅内閣で、政党内閣は終わってしまったんだよ。
政党政治の終りは、自主解党をした後からですね。
>南部仏印進駐をしてからだよ、アメリカが対日石油輸出を禁止したのは。
それ以前にアメリカは、西海岸における輸出の規制、(少し記憶が曖昧だが確か5分に一に減らされた)
航空燃料などの日本で生成が難しかった燃料を禁輸など、石油はそれまでにかなり規制されています。
そもそも2国間協議に内容に第三者がケチつける事事態傲慢な姿勢なのだよ、
日本がアメリカの北大西洋への軍事進駐で強硬な態度をとったか?
150 :
世界@名無史さん:03/02/21 01:13
>>140 >陸軍大将・東条英機が、首相になったのは、海外の目から見れば、軍部独裁政治そのものだったんじゃないの?
アイゼンハワーが大統領になったアメリカは、海外からみて軍部独裁のそのものだったのだろう。
そもそも東条がどうして首相に選ばれたかわかっているのか?
>1941年の言論・出版・集会・結社等臨時取締法の存在は言論弾圧じゃないの?
戦時下における言論弾圧など、どこの国でも珍しくありませんが、なにか?
>思想犯保護観察法
無政府主義者や共産主義者、全体主義者に対しては米国も似たような態度ですが、なにか?
>『国体の本義』、『臣民の道』は自由民主主義の思想と真っ向から反するものじゃないの?
なんども言うようですが、政治体制は二つ知らないのですか?
つかこれらの質問全てファシズムとなんの関係が?
151 :
世界@名無史さん:03/02/21 01:30
>>141 >ぐーぐるで検索したら、「天皇 現人神」は約2,090件も出てくるんだよ?
>「天皇 ファシズム」で検索したら、じつに約3,630件中だよ!
なにがいいたいんだ?検索の結果と事実になんの関係があるのだ?
主張したいのなら、検索の結果ではなく、勉強して持論を展開しろ、厨房が。
つーか自分がどれだけ、馬鹿か分からんのか?
『アメリカ ファシズム』で一万件はかるくヒットするわけだが、
これをもって、アメリカはファシズム国家は、定説ですと言い張っているんだぞ、おまいは。
ライフスペースにでも入信しろ。
>当時の日本を天皇カルト教国家と呼んでどこが事実とちがうのさ?
それなら当時の国家全てカルト国家ですね、
アメリカはアメリカという国を賛美する、カルト宗教になります。
ツーか自分宅のじーさんばーさんに聞いてみたか?、
>「歴史修正主義者」じゃないのかい!?
歴史修正主義者は、君だろ。
議論の途中に俺は相手を罵倒することはまずないのだが、(まあ皮肉や嫌味は言うがな)
君は馬鹿といわれても仕方ない。
右だろうが左だろうが、俺とは全く逆のスタンスの人であっても、君への意見は一致していると思うよ。
明かな知識不足と論理展開突飛さは無茶苦茶だとね。
144さんが似たような事してた、その上そっちの方がセンスあるな。
俺もまだまだだ。。。
153 :
世界@名無史さん:03/02/21 02:08
>しかしながら、天皇という現人神に対するファナティックな大衆への煽り、
>神国日本という幻想に対する政治的な信仰、戦争になってみれば挙国一致の翼賛体制…
>これらは確かにある。
>それ故に、「天皇制ファシズム」という言葉を奉じ、また、許容する人々もいる。
そういう挙国一致の体制はなにもファシズムに限ったことじゃないでしょ。
共産主義国でも軍事独裁政権でもよくあることだ。
> アイゼンハワーが大統領になったアメリカは、海外からみて軍部独裁のそのものだったのだろう。
それはありえないだろう。アメリカでは
1)三権分立が明文化されてるし、
2)シビリアン・コントロールも確立している。
この2点が、日独伊と決定的に異なる。
軍人出身というならワイマールドイツのヒンデンブルグ、二次大戦後フランスのド・ゴールもそうだが、
どちらも「軍部独裁」とは言わないよね。
155 :
世界@名無史さん:03/02/21 10:34
>どちらも「軍部独裁」とは言わないよね。
その「軍部独裁」という体制そのものが日本の敗戦までの昭和期独特のものだったんじゃないか。
普通「独裁政治」というときは特定の個人に権力を集中させて、軍隊、官僚、警察がその手足となるものだが、
日本の「軍部独裁」は、誰がということではなく、陸海軍にははっきりした目的意識があるわけではなく
なんとなく暴走して、それを政党政府が制御できずにその軍部に政治を任せてしまった、のだよね。
どう調べてみても、何となく暴走したのであって、誰か特定の個人が軍部の暴走を計画した、というのが無いんだよね。
>>154 軍人が出身が元首になったから軍部独裁とか言っていた、愛☆戦士に対する皮肉だろ。
>155
有名な統帥権干犯問題に代表されるように、明治憲法下の日本には
軍部の無制限な権限拡大を阻止したり
シビリアンコントロールを確立できる法体系がなかったことが
その原因じゃないかな。
軍部の力が増大したのは満州事変以後であって、それ以前は統帥権が語られることはあっても、
実際軍部がやりたいようにできていたとは思えない。
シビリアンコントロールも、諸外国だって確立するのは戦後だと思うけど。
>>153 まあ、そのとおりだがな。
何はともあれ、
日本軍国主義もイタリア・ファシズムもナチズムも開発独裁もポピュリズムも北チョンのような狂気国家もソ連共産主義もフレンドリー・ファシズムも……
全てを一括りにできる「権威主義」というような術語もあるわけなんだがな。
160 :
世界@名無史さん:03/02/21 12:35
チャーチル首相下のイギリスだって戦争遂行のために挙国一致体制をとった。
で、やっと>111をロールアウト。スクロールが早くなるか・・・
一日明けて読み返してみたら、たしかに、みんなの指摘のとおり、
興奮していたのはぼくのほうだったかも知れない。
検索件数など挙げても、学術的にはなんの意味もない。
これではデンパと見られても仕方ない。
ごめんなさい。これからはもっと冷静になるよ。
>>136 カーター
>その尤も基本にあるのは、”人権思想”だと思います。
貴重で重要な指摘をありがとう。
やっぱり議論が空転してしまう理由はこの点にあるのかも知れない。
自由主義や民主主義だけでは、どうしてもシステム論、形式論になってしまう。
重要な重石としての、人権思想はとても大事な要素だ。人権思想があって初めて、自由民主主義はイデオロギーになる。
ちょっと下品な言い方なんだけど、やっぱり、心に愛がなくては真の自由民主主義じゃないのかも知れない。
>>150 >なんども言うようですが、政治体制は二つ知らないのですか?
>つかこれらの質問全てファシズムとなんの関係が?
どうしてもあなたにお聞きしたいのだが、
戦前の日本の政治体制が、自由民主主義でもファシズムでないとすれば、
あなたはなんと呼ぶべきだと考えているのですか?
そして、あなたのファシズムの定義は?
参考までに、第2次大戦前夜の、イギリス、アメリカ、ドイツ、ソ連などの政治体制についても、あなたの考えを聞きたいのだが。
162 :
世界@名無史さん:03/02/21 16:51
150ではないけど・・・
>戦前の日本の政治体制が、自由民主主義でもファシズムでないとすれば、
>あなたはなんと呼ぶべきだと考えているのですか?
→立憲君主制下の保守主義。
>そして、あなたのファシズムの定義は?
→公共の利益は個人の利益に優先する。
>そして、あなたのファシズムの定義は?
政敵攻撃に使われる事が多いファシズムを、定義する方が困難だと思うが……。
一般的には、こんなところ?
1.一党独裁とそれを可能にするための「強制的な同質化」を行う
2.自由主義的権利の抑圧と、政治警察(思想警察)を中核とするテロ(弾圧)の制度化がある
3.「新しい秩序」と「新しい人間(社会)」の形成に向けての大衆の「動員」 (=いわゆる安定の約束)を積極する
4。軍・官僚・財閥・教会など既成支配層の反動化した部分と、広義の中間的階層を支持基盤とした
急進的大衆運動の指導者(日本であれば「革新将校」や「革新官僚」が代替?)との政治同盟で権力を握る
……あとは思いつかないや。
つっこみヨロ。
164 :
世界@名無史さん:03/02/21 23:38
>>161 >戦前の日本の政治体制が、自由民主主義でもファシズムでないとすれば、
天皇は権力は絶対君主制には程遠く、宗教性などは殆どなく。
また所詮法によって権威つけられ、法によって縛られた君主、
だから立憲君主制が一番近い。
戦争中は国家統制が強いが、それはどこの国でも当て嵌まるのでそれだけで、全体主義国家扱いするのは間違い。
また日本は上からの統制ではなく、軍部も民間も政府も中層以下からの突き上げに、
上層部が動かされた傾向が強く、上意下達傾向が強い全体主義国家や独裁国家の定義は当て嵌まり難い。
>ファシズムの定義。
国家統制が非常に強く、その強い統制によって難局を乗り越え様とする体制
国家の上層部の意思のみが、国家運営に強い影響を与える、(ただ中層以下支持得て、多数派でもある)
少数意見を圧殺もしくは変更を恣意、上の意向で全体の意見の方向を変える(無視ではない)場合もある。
(つまり独裁者と言われる者も、大衆の意見を無視できないので、全体の意見を変える必要があり、だから専制国家とは異なる)
個人の権利自由を犠牲にしてでも、多くの人達の利益を得る事を目指す(目的にするだけなので、実際に出きるかどうかは別)
もっと簡単に言えば、独裁を許容し少数意見を大事にしない民主制。(勿論『自由』は入っていない)
ファシズムというより全体主義の定義に近いかな。
なおファシズムの最大の特徴は、同じ全体主義傾向強く私有財産を否定する社会主義を嫌う、
反共であるという点。
またナチスの場合は、国家主義より民族主義的傾向が強い。
つーかここまで色々書いててなんだが、体制ってのは国ごとに違いがあるわけで、
狭義の定義というのが当て嵌まる方が稀だったりする。
そして広義の定義を当てはめれば、大抵の国が当てはまってしまうものでもある。
165 :
ライフスペース代表:03/02/22 01:31
長いナイフの夜に見られるようにナチスは、ただのテロリスト集団です。
オウムやアルカイダとの共通性を論じるべきです。
ちなみに日本は、ライフスペースです。
これが世界の定説です。
166 :
世界@名無史さん:03/02/22 06:09
「ファシズム」のしっかりした定義なんて
コミンテルンのものしか見たことがない。
そしてコミンテルンによる「ファシズム」の定義は
当然ながら非常に偏向したものであって
その定義通りのファシズムなんかどこにも実在しないぞって感じだし、
コミンテルン定義に依らない「ファシズム」は
ただの政敵攻撃、敵国攻撃のための悪口でしかない。
「ファシズム」の一般的な定義なんて無理なんでないか?
「ファシズム」=「イタリアのファシスト政権」と考えるべきだろう。
それ以上に一般化するとコミンテルン定義かただの悪口になってしまう。
167 :
アドルフ・ヒットラー(本人):03/02/22 13:48
ムッソリーニ首相よ。貴下がイタリア政府とイタリア国民との名において私に呈された感動すべき
貴下の言葉に対して、私は衷心より謝意を表する。若きファシスト・イタリアの力強い表現とファ
シスト・イタリアの無比の尊敬に値する過去とが結びついているローマにあることは、私の幸福で
ある。(1938年5月7日、ローマにて)
168 :
アドルフ・ヒットラー(本人):03/02/22 14:01
私は、イタリアの領土に第一歩を踏み入れて以来、いたるところに友情と同感との雰囲気を身に感じて、
深い喜びにあふれている。ドイツ国民もこれと同じ感激をもって昨年秋、ファシスト・イタリアの産みの
親であり、新しい国家の創立者であり、同時にドイツの偉大なる友である貴下を迎えた。
国家社会主義運動とファシスト革命とは、今は不安と分裂との世界のうちに秩序と健全なる進歩との創造
として立つ二大強国を産み出した。ドイツとイタリアは、かくて同様の利害を有し、また共通の世界観を
分かつことによって緊密に結びついている。かくしてヨーロッパにはその永遠の生命権を擁護し、この二
国の自然の発達を妨げようと企てる一切の勢力を防禦する任務を有する1億2千万の人間の団結が創り出
されたのだ。
169 :
アドルフ・ヒットラー(本人):03/02/22 14:14
これらの国民の要求を理解することを斥け、また拒む者に対するこの戦い、ドイツとイタリアとが肩を
組んで当たるこの戦いから、両国民の暖かい友情が次第に萌え育って来たのである。この友誼は過去数
年間に起こった諸事件を通じてその偉力を証拠立てて今日に到っている。さらにまたこれら諸事件は、
大国民の生存に関わるごとき重大性を有するかかる正当なる利害について、いずれは何らかの顧慮が払
われねばならぬことを世界に示した。それゆえ我ら二大国民が将来において絶えざる協力の下に、近来
ますますその価値を加えつつあることが明らかとなってきたこの友情を、いよいよ深めるべきことは、
極めて自然なことといわざるを得ない。
170 :
アドルフ・ヒットラー(本人):03/02/22 14:23
首相よ!昨秋ベルリンのマイフェルトにおいて貴下は一つの原則を声明された。それは貴下の言われた
ように道徳律であって、貴下のファシスト・イタリアにとって神聖なるものであった。
曰く「公明正大に語れ、そうして、もし友を得たならば、共に真直ぐに目的に邁進せよ!」と。
国家社会主義ドイツの名において、私もまたこの道徳律に忠実であることを告白する。
私は今日貴下に対して次のごとく答えようと欲するものである。
171 :
アドルフ・ヒットラー(本人):03/02/22 14:33
ローマ人とゲルマン人が有史以来、史上初めて相会して以来二千年である。我々人類の歴史
に著しきこの最も尊敬すべきローマの地に立つ今、かつてこの二つの資質高邁な価値高い民
族の間に明確な国境線を引き得なかった運命の悲劇を、私は痛感する。それは幾年月にわた
って前代未聞の困難を惹起した。今や殆ど二千年の後、ベニト・ムッソリーニよ、幸いにし
て貴下の歴史的活動により、ローマ帝国はその遠い昔の伝統から新しい生命を吹き返し、ま
た貴国の北では無類の統合によってゲルマン的一国家が起こったのである。
172 :
世界@名無史さん:03/02/24 01:58
>>164 >天皇は権力は絶対君主制には程遠く、宗教性などは殆どなく。
>また所詮法によって権威つけられ、法によって縛られた君主、
>だから立憲君主制が一番近い。
なんかきみの意見も怪しくないか?
もともと、大日本帝国憲法はイギリス型ではなく、プロシア憲法をモデルにして作られたのだから、イギリスと比較するのは不適当。
君主主権の場合は、あくまで外見的立憲制って言うんだよ。
5・15事件の犬養内閣まで、政党内閣はつづいたけど、それ以降は超然内閣。
やはり、衆議院の優越性が明確化されてない点でも、イギリスと比較するのは不適当。
普通選挙で選ばれる衆議院そのものの権限に限界があっては、やはりイギリス立憲君主制とは決定的な差がある。
173 :
世界@名無史さん:03/02/24 01:59
>然るに帝国憲法は、万世一系の天皇が「租宗ニ承クルノ大権」を以て大御心のままに制定遊ばされた欽定憲法であって、
>皇室典範と共に全く「みことのり」に外ならぬ。
>而してこの欽定せられた憲法の内容は、外国に於けるが如き制定当時の権力関係を永久に固定せんがために規範化したものでもなく、
>或は民主主義・法治主義・立憲主義・共産主義・独裁主義等の抽象的理論又は実践的要求を制度化したものでもない。
>又外国の制度を移植し模倣したものでもなく、皇祖皇宗の御遺訓を顕彰せられた統治の洪範に外ならぬ。
>天皇は統治権の主体であらせられるのであって、かの統治権の主体は国家であり、
>天皇はその機関に過ぎないという説の如きは、西洋国家学説の無批判的の踏襲といふ以外には何等の根拠はない。
>天皇は、外国の所謂元首・君主・主権者・統治権者たるに止まらせられる御方ではなく、
>現御神として肇国以来の大義に随って、この国をしろしめし給う。
>その政体法の根本原則は、中世以降の御委任の政治ではなく、或いは又英国流の「君臨すれども統治せず」でもなく、
>又は君民共治でもなく、三権分立主義でも法治主義でもなくして、一に天皇の御親政である。(『国体の本義』・1937)
この文面から分かるように、当時の日本を立憲君主制と見なすのは難しい。
あくまでも、きみの希望を述べているとしか思えない。
政教が分離されていないのはあきらか。
ハノーヴァー朝(ウィンザー朝)の子孫に過ぎないイギリス王室と、2600年続いた天皇家(天照大神の子孫)のちがいも重要。
国内に根づいた権威の差がまったくちがう。
戦前の日本を宗教国家と見なすのは有効な視点。
174 :
世界@名無史さん:03/02/24 02:20
しかし,ヒトラーを誉めていたロイド・ジョージが議員をやっていられた
イギリスと比較して,大政翼賛会+治安維持法で代議士すら
言論の自由が制限されまくっていた日本はやはりファシズムっぽい
政体(あいまいな言い方だが,
>>166の通りファシズム自体の定義が曖昧なので)
であったとしか思えないのだが。
直感的に。
175 :
世界@名無史さん:03/02/24 03:14
イギリスは憲法がないから議会制的君主制じゃないのか?
176 :
世界@名無史さん:03/02/24 08:57
具体的な憲法典を持っていないってだけで、ちゃんと憲法はあるよ。
177 :
ライフスペース代表:03/02/24 10:52
ファシズム=暴力的独裁政治形態及び運動という感じがあるので、
暴力の匂いがしないとな。
ある国家の内部に国家権力に属さない巨大な武装集団が存在し、
その集団が敵とみなす集団を暴力(武力)を以って攻撃する。
この種の事が日常化した状態で、暴力的かつ非合法な手段で
権力を獲得(ローマ進軍)または、確立する(長いナイフの夜)
テロリストに国家が乗っ取られたような感じだよね。
日本のは、権威主義的な政府が、戦時体制の移行と伴に
様様な統制を行っていった感じがするんだが。
治安維持法で死刑になった人はいないし、
人殺しの宮顕も死刑にならなかったし、(小林みたいな例はあるが。)
非合法化され、スターリンの走狗となり、銀行強盗を生業としていた
共産党員なんて皆頃ししてもよさそうな気もするが、当然そんなことはないしね。
城内平和的な感じで暴力的な感じが薄いような気が。
179 :
世界@名無史さん:03/02/25 02:27
>>172 別人か?まあレスしておくが、
>大日本帝国憲法はイギリス型ではなく、プロシア憲法をモデルにして作られたのだから
そんな事くらい知ってる、ただ民主主義真理教に帰依した人が、日本がどうとか言っていたから、
適当な事例としてイギリスを出したんだよ。
確かドイツの場合は議会に予算の審議権がなかったっけな。
日本より遥かに非民主的と言える。
>やはり、衆議院の優越性が明確化されてない点でも、イギリスと比較するのは不適当。
イギリスは下院も上院も法律上では、今でも対等な権利を持っているぞ。
有利な点は首相を選出する権利だけ。
それもそれが確立した時期は、1911年だと言っているだろうが。
日本もそれから暫らくして、衆議院の多数派の党首を首相にするような慣習を作りつつあったというのもすでに述べたよな。
>5・15事件の犬養内閣まで、政党内閣はつづいたけど、それ以降は超然内閣。
政党内閣の終りはね、ただ政党政治の終りは自主解党しだしてから。
終ったのも西園寺が林じゃ無理だと踏んだんだろうね。
これも当時の世界状況が緊迫していたから、無能者を選ぶわけには行かなかったからだろう。
イギリスでも下院の多数派の党首が首相になるのが慣例だが、
国王が任命した事例もある。
180 :
世界@名無史さん:03/02/25 02:43
>>173 んで、それがなんの意味があるのだ?
例えるならアメリカ政府がアメリカを賛美するものを出版しただけだろうが。
政府出版物に多少の宣伝が入っている事など当然のこと。
当時日本の学会や政府首脳や政治家官僚などは思想は、
天皇機関説一色だった当時の現象を否定するものではない。
日本において天皇とは、所詮都合のいい道具であり、
元老の天皇軽視していた影響を、受けていたのは間違いないだろうな。
>戦前の日本を宗教国家と見なすのは有効な視点。
どう解釈しても無理。
181 :
世界@名無史さん:03/02/25 04:11
どうでも良い事だが…。
1920年度の日本の軍事予算:48.2%
2002年度の米国の軍事予算:50.5%
軍国主義ねえ…。
「%」ってどこの国のお金の単位ですか?
183 :
世界@名無史さん:03/02/25 04:18
>>181に追加「純国家予算に対する軍事予算の割合」
その電波資料のソースを教えてください
>>184 2002年度の国家予算から国債関連の費用を差し引いた残りに対する国防費の割合ですが何か?
ソースを頼んだら醤油が来ちゃったよ、ママ
>>183の「純国家予算」は「自由裁量予算」の事だな。
早朝から激しく意味のない事してるなよ……。
某アメリカマンセーの書き込み見てるとついね。
正直スマンカッタw
190 :
世界@名無史さん:03/02/25 07:15
>戦前の日本を宗教国家と見なすのは有効な視点。
それは逆で、戦前の日本は富国強兵のために
古代からの権威である天皇をも利用したわけで、
そういう意味では天皇に対しても最も不敬な社会体制だった。
天皇崇拝は庶民に対する教化手段でしかなく、
大卒以上のエリートはそんなこと百も承知だった。
小学校では皇祖皇宗から歴史を教え、
大学では天皇機関説を教える。
そんな二重構造だった。
191 :
世界@名無史さん:03/02/25 11:24
>>179−180
おやぁ〜ん?
先生ぇ、ぼくのことさんざん馬鹿だのデンパだの言ってくれちゃったわりに、
ちょっと反論が苦しくないですかぁ? ぷぷっ。
とりあえず、172,173さん、ナイスフォロー。
192 :
2チャンネルで超有名:03/02/25 11:25
↑ぼくね。書き換えしたら、コテハンが変わっちゃった。
愛☆戦士=広告業者
195 :
世界@名無史さん :03/02/25 13:59
>>179 >イギリスは下院も上院も法律上では、今でも対等な権利を持っているぞ。
>有利な点は首相を選出する権利だけ。
もってないよ。
貴族院は終身制で、ほとんど実権はないよ。終身制で実権持ってたらヤバイでしょ? 特権階級やん。
1911年の時点で、上院は下院を3回通過した法案と予算は反対できないと規定されてるよ。
首相を選出する権利だけって、どういうこと?
>国王が任命した事例もある。
まじ? その首相って誰?
>>180 >政府出版物に多少の宣伝が入っている事など当然のこと。
「国体の本義」の文章はすでに、宣伝の域を超えているとは思われませんか?
どう見ても、宗教入ってますが?
>当時日本の学会や政府首脳や政治家官僚などは思想は、
>天皇機関説一色だった当時の現象を否定するものではない。
軍部・右翼の国体明徴運動と、天皇機関説を排撃した岡田内閣の「国体明徴に関する声明」についてはいかが考えておられます?
美濃部先生の著作は発禁。貴族院議員を辞任していますが?
貴族院は文字通り貴族達特権階級層の議院なのですが。。
英国上院議長は司法府の長である大法官を兼ねているのですが。。
197 :
世界@名無史さん:03/02/26 01:50
>>195 >貴族院は終身制で、ほとんど実権はないよ。終身制で実権持ってたらヤバイでしょ? 特権階級やん。
今でも上院がその気になれば、法案に関してなら全て潰す事が憲法上は可能です。
勿論そんな事は現実には起っていません、というかそんな時は上院が自主的に自制する事が慣習となっています。
>上院は下院を3回通過した法案と予算は反対できないと規定されてるよ。
はて、4、5回上院で拒否された法案があったはずだが。
なんとかいう(名前憶えてませんスマソ)内相が腹立てたた記憶があるのだが、
それに『イギリス憲法概要』(参議院憲法調査会)にも、上院の拒否権を問題視していたと記憶しているのだが。
最近のイギリスの上院改革も、このあたりや13ヶ月も送らせられる事の改革を狙ってじゃなかったかな。
予算に関してなら、上院の権限は著しく拘束されていたが、法案に関してはほぼ平等だった筈だ。
(まあ現実には、自主的に自制するから、問題にはならないそうだが)
それに予算に関してなら、日本も先議権があり、貴族院もその決定に一時期除き、めくら判が多かったしね。
>まじ? その首相って誰?
チャーチルとかがそうだったと思う、
(なぜなら選挙を行い多数派の党首であったわけではない)
勿論国民の支持を無視するわけにはいかないし、織れも順当な任命だったと思うけどね。
(まあ国王本人は他の人物を任命したかったけど、戦時だから庶民派をしぶしぶ任命したそうだ)
さらにいうと、首相を任命するのもあくまで慣習であって、国王がその気になれば議員なら好きなように任命できる。
けど実際は下院の多数派の党首を任命する事になっており、その決定に反した事は1度もなかったと思う。
198 :
世界@名無史さん:03/02/26 02:10
続き
>「国体の本義」の文章はすでに、宣伝の域を超えているとは思われませんか?
戦時体制下の出版物なのだから、この程度は普通だと思いますが?
つーか文部省という公的な立場の出版物なのですから、当然だと思いますが。
>天皇機関説を排撃した岡田内閣
ただの政争。
政友会が倒閣を狙い、政治問題としただけ。
だから仕方無しに、現状を収める為に、美濃部に辞職してもらって話をうやむやにしたかった。
(最初に岡田内閣が美濃部攻めたわけではない)
こんなのは政党にはよくあること、倒閣の為に統帥権干犯問題を取り上げたのも、政友会(犬養毅)
199 :
世界@名無史さん:03/02/26 02:12
そうそう愛☆戦士よ、
言いたい事があったら、言ったらどうかね?
煽りに転向か、まあそれが君にはお似合いだがな。
200 :
世界@名無史さん:03/02/26 04:51
英国やアメリカは階層社会で、国政を動かしてるのが一握りの階層だけな訳だが。
202 :
世界@名無史さん :03/02/28 09:43
>>198 >戦時体制下の出版物なのだから、この程度は普通だと思いますが?
>つーか文部省という公的な立場の出版物なのですから、当然だと思いますが。
残念ながら、反論としては弱いと思います。
「国体の本義」の書かれている内容は、もっと決定的ではないでしょうか?
日本人が当時どう思ったにしろ、カルト宗教信者は、自分がカルト宗教信者と自覚することはあまりありません。
いちばん当てになるのは、信者外の人間がそれを見たときの感想です。
当時の諸外国が、「国体の本義」を読んだとき、どう判断するでしょうか?
「オー、自分ノ国ノ元首ヲ『現御神』ト呼ンデイマース。
『君民共治でもなく、三権分立主義でも法治主義でもなくして、一に天皇の御親政』ト言ッテイマース。
じゃぱんハ宗教国家ダッタンデスネ。ソノヨウニ対処セネバナリマセーン」
と言うのではないでしょうか?
客観的に見ると、その内容が宗教性を帯びていることはあきらかです。
もし、かんぜんに政教分離を達成しているのなら、もちろん諸外国の目にも止まる可能性のある、
公的な立場である文部省の根本テキストに、こんな文章を書くでしょうか?
諸外国からすれば、完全にデンパですし、それに対する気遣いも完全に喪失しています。
ぼくは、普通教育による国民の一体感をともなった「近代的ナショナリズム」と、「前近代的な神権性」が結びついていたことに、戦前の日本の特色を見ることができると思います。
「大日本帝国はビザンツの生まれ変わりかッッッ!!!」って思ったろうな。
つーか思想の時代背景が考証出来て無さ過ぎ。
横レス失礼
204 :
世界@名無史さん:03/03/01 00:13
>>202 マンセー君かな。
>いちばん当てになるのは、信者外の人間がそれを見たときの感想です。
ん、例えばケネディは、国家に尽くされる事より、国家に尽くす事を詠っていますね。
そしてアメリカ人は国旗に特別の敬意を払ってますよね。
(アメリカ人の前で国旗の柄を使った物を、あんまり見せない方がいいです、いい顔しませんから)
そして軍歌としか言えない国家を喜んで歌っていますよね。
これを今の日本人が目の前で見たら、(戦前の日本を否定する人なら)殆どの人は、
国家主義だ!軍国主義だ!というと思います。
少なくとも今の日本と比べて、かなり空気が違います。
つまり、実態ではなく、一部だけを他国から見てみると、
アメリカを軍国主義や国家主義のカルトと見る事も可能なのです。
貴方は今そんなことはないと思ったでしょ。
そうです、そして日本に付いても同じです。
一部の事象だけを外部から見て、全体を把握するというのはそういう事なのです。
205 :
世界@名無史さん:03/03/01 00:27
>>204 >公的な立場である文部省の根本テキストに、こんな文章を書くでしょうか?
英国でも公的機関なら、英国王室を賛美する内容しか載せませんよ。
今のマスコミはネタにしていますが、戦前では議員などは陛下の恩寵でとか、
陛下の偉大な国とか、陛下の軍隊がとか、色々言っています。
これを君のような立場の人がみたらどう思うのか、感想が知りたいなあ。
勿論宗教が入った、電波な国と思うのだろう。
しかし、『現御神』という言葉はやはり決定的では?
「国体の本義」の文章は「賛美」ではなく、かんぜんに「 崇拝 」です。
その差を意識するべきでは?
「陛下の偉大な国」などという言葉は、まだ充分に近代ナショナリズムの枠内だと思います。
もともと大日本帝国は、欧米にあなどられないように、近代的な立憲君主制を目指していたはずです。
それを、『君民共治でもなく、三権分立主義でも法治主義でもなくして、一に天皇(現御神)の御親政』などと書いたら、それこそ近代化の苦労が台無しです。
しょせん日本は政教未分化で、前近代的な田舎の国かと、諸外国は判断したでしょう。
もしかしたら、その認識が、ハル・ノートへ至るアメリカの対日姿勢硬化を生んだのかも知れません。(こんな国と交渉してもムダだ。話して分かる相手じゃない、みたいに)
「国体の本義」は、日本の近代性の放棄以外のなにものでもないと思います。
207 :
人類総電波:03/03/01 11:12
個人的には、現代のアメリカの”GOD”連発もかなり怖い。
小ブッシュなんかの頭の中にあるのは、明らかに人格神としてのGODだろうし。
(イスラエルの民が自分以外を崇拝するに激怒したりした椰子ね。)
人格神かつ唯一神が存在して云々なんてことを心底信じている人たちが、
現代でも人類のかなりの部分を占めるんだろうけどね。
9.11テロ後のミサなんかでアメリカの国家指導者達が発言していること
なんかDQNの固まりのような肝。
林内閣の祭政一致なんてすごく大人しい気もするけど。
日本人の感覚の宗教ってのはなー
209 :
世界@名無史さん:03/03/01 12:35
>>206 >しょせん日本は政教未分化で
日本の幕末当時、政教分離されていた国なんてあったかね。
政教分離の国はマルクス主義の国と戦後の日本ぐらいじゃないの?
>前近代的な田舎の国かと、諸外国は判断したでしょう。
逆だろう。
自分たちだけが文明国だと思っていた西欧人が日本へ来て
予想外に日本の文明のレベル、民度が高いのに驚いているのが
旅行記に書かれているよ。
210 :
簡単WEBアルバイト募集:03/03/01 12:42
211 :
世界@名無史さん:03/03/01 22:31
>>206 >その差を意識するべきでは?
なにが違うのか説明してくれよ。
俺には違いがわからんぞ。
>前近代的な田舎の国かと、諸外国は判断したでしょう。
それを示す資料が出してくれ、
君の思いこみにレスは出来ない。
>ハル・ノートへ至るアメリカの対日姿勢硬化を生んだのかも知れません
これも同じだ。
関連付ける資料か、なにかを示してからレスしてくれ。
全て君の思いこみではレスのしようがない。
うふふふふ。
立場が逆転したようですね〜。
>>207 >個人的には、現代のアメリカの”GOD”連発もかなり怖い。
>小ブッシュなんかの頭の中にあるのは、明らかに人格神としてのGODだろうし。
しかし、国家元首が神などとはのたまっていません。
絶対王政時代の、王権神授説などと言うアホなことも言いません。
ブッシュが自分のことを神だと言い出せば(あるいはまわりがそう担げば)、それは、戦前の日本なみの、ドキュンで未熟な政治体制だといえるでしょう。
しかし、アメリカはそんなことは言いません。
そんなことを言えば、諸外国から間違いなく、アホやと思われると分かっているからです。
得意げに、国家元首を現人神と言って、諸外国にアホ面をさらしていた戦前の日本より、しっかり自分を客観視できていると言えるでしょう。
もともと、ブッシュの頭にあるであろう、キリスト教は高度な抽象性を持った宗教です。
民族、国家を越えます。それがゆえにキリスト教は世界宗教たり得たのです。
神は天上にしかおりません。個人(イエズス以外)に神性を持たせるような未熟な宗教ではないのです。(形而上と形而下の分化の自覚性)
アメリカは、修正第一条で政教分離も明確化されていました。
中世から近代へ至る過程に、熾烈な宗教戦争を経験した欧米が、それだけ宗教にたいして強い警戒心を持っていたということです。
国家レベルでの脱宗教性。
これは近代国家の基本条件とも言えるでしょうね。
>林内閣の祭政一致なんてすごく大人しい気もするけど。
戦前の日本のほうがどう考えても、デンパびんびんです。
「民主主義・法治主義・立憲主義・共産主義・独裁主義等の抽象的理論又は実践的要求を制度化したものでもない。」
とはっきり断言してるんです。
人権思想にもとづいて共和制を保っていたアメリカよりも、ぜんぜん前近代的で、幼稚な精神性です。
いずれにせよ、立憲君主制だと呼べるものではありません。そんな上等なものではなかったのです。
>>209 >自分たちだけが文明国だと思っていた西欧人が日本へ来て
>予想外に日本の文明のレベル、民度が高いのに驚いているのが
>旅行記に書かれているよ。
はは。そんなに日本の文明レベル、民度が高ければ、欧米にコンプレックスなんか感じないでしょう。
アジア蔑視観なんても白人は持たなかったんじゃないですか?
日本人が自らの未熟さを認めたからこそ、西洋文物の移植の風潮を「文明開化」と呼んだのでしょう?
>>211 >なにが違うのか説明してくれよ。
>俺には違いがわからんぞ。
国家元首が現人神などという幼稚な意識はないと言うことです。
>それを示す資料が出してくれ、
>君の思いこみにレスは出来ない。
こっちは「国体の本義」という、とっても重要な資料を提出してるんですよ。
日本が立憲君主制の放棄を自ら表明している、決定的な公式の文書です。
むしろ、あなたがたが、戦前の日本が「立憲君主制」だったという資料を提出していただけませんかね?
こちらこそ、日本が立憲君主制だったというあなたがたの思いこみには、いかんとも返答しようがありませんな。
なあ、愛戦士ってマジなん?
マジで書き込んでるん?
その国体の本義を出した連中がその本義を信じていなかったり実践しなかったりしてたがな。
本音と建て前。喧伝された虚像と裏に潜む実像。
戦前の日本、特にその政府が国体の本義を具体的に実践した証拠でもあれば説得力もあるんだがね。
まぁ、あと絶対王政全盛期の王なんてドコも神扱いされてたと思うんだが。
そしてキリスト教の教祖は三位一体のある意味現人神だったりしたようにも思える。でその始祖は神の代理人。
217 :
世界@名無史さん:03/03/02 11:01
>>213 >はは。そんなに日本の文明レベル、民度が高ければ、欧米にコンプレックスなんか感じないでしょう。
>アジア蔑視観なんても白人は持たなかったんじゃないですか?
何がおかしい?
日本に旅行した人が原始時代とまではみていなかっただろうが、来る前に想像していた
以上に日本の文明レベル、民度が高かったということだ。
だけどそれは日本に来てみて初めてわかったことで、日本に無知・無関心な大多数の
人はその水準を知らないし、信用しようともしなかったのではないか。
209後段は西洋人から見た日本を書いているのだけど。
>日本人が自らの未熟さを認めたからこそ、西洋文物の移植の風潮を「文明開化」と呼んだのでしょう?
そりゃそうだ。西欧人が思っていた以上だったとはいえ、
日本の方が劣っていたことは間違いない。
>こっちは「国体の本義」という、とっても重要な資料を提出してるんですよ。
これは当時の流行語だろうが。
そもそも「国体の本義」という曖昧な言葉、戦前の人々さえきちんと定義していなかったよ。
政府がこれを大日本帝国の基本方針にするとか、首相が「国体の本義に沿って政治をしよう」とか言ったか。
>日本が立憲君主制の放棄を自ら表明している、決定的な公式の文書です。
>むしろ、あなたがたが、戦前の日本が「立憲君主制」だったという資料を提出していただけませんかね?
>こちらこそ、日本が立憲君主制だったというあなたがたの思いこみには、いかんとも返答しようがありませんな。
立憲君主制は明治憲法の基本だよね。
「表明している」のなら明治憲法の停止とか無効宣言とかしてるはず。
聞いたこと無いな。
>>212 >アメリカは、修正第一条で政教分離も明確化されていました。
中世から近代へ至る過程に、熾烈な宗教戦争を経験した欧米が、それだけ宗教にたいして強い警戒心を持っていたということです。
国家レベルでの脱宗教性。
これは近代国家の基本条件とも言えるでしょうね。
まさかとは思うが、政教分離が西欧の自己正当化にすぎず、カトリシズムに
汚染された思想にすぎないと言うことも知らなかった懲りないねーちゃんじゃないよな?
ところで、欧州の脱宗教的なはずの国が何で1970年までカトリシズムに媚びて堕胎や離婚
を合法化できなかったんだ?米国には今でも堕胎医射殺している馬鹿がいるよな。
カトリックの坊主どもはセックスまでオギノ式を推薦してコンドームやピルを
推奨しないな。エイズ広まってしょうがないのにプライバシーに未だに干渉するよな。
余計なコツする、こまった坊主どもだな。
宗教改革の原因は原理的福音主義者だろ。そいつらがカトリックの世俗化を批判したんだろ。
それと世俗諸侯たちが組んで戦争が激化したんだろ。
ブッシュは聖書に基づく生活を目指しドイツ語訳聖書作ったルターともよく似ているぞ。
カルバンやピューリタンのストイシズムも福音主義から来てるだろ。
ブッシュはまさしくクロムウェルだな。
だから福音書たる聖書に基づく「原理主義的な」生活してんだろ。
で鉄騎兵率いて十字軍やりたいんだろ。
まさしくマニファストデスティニ―だな。弱った馬鹿だな。
確かに宗教狂いってやつは困ったものだよな。
日本にバイブルなんて「原理」がなくてづづく良かったと思うよ。
ネオコンの馬鹿も改宗ユダヤの福音主義者が多いな。
「思いやりの保守」を唱えたオラスキーなんぞは共産主義者から
福音主義への転向組みだよ。こいつはロシア系ユダヤ人だな。
こいつもそざかし「最後の審判」が好きなんだろうな。
聖書馬鹿は昔から戦争好きだよな。
最近では原理主義者って言うんだっけ?
逝っちゃってる椰子多いなー。
宗教改革は聖書へルネッサンスだよ。
復興したのは古代だけではなかったのさ。聖書もだ。
ある意味必然だったのさ。
イスラム教徒がコーランに帰るようにキリスト教徒は聖書に帰るのだよ。
とにかく原理主義者は昔から人殺し好きだな。
222 :
ファシスト文学士:03/03/02 11:46
デビューあいさつ
たとえ弾丸がかすめようともムッソリーニは死なない
ファシスト革命万歳!
223 :
世界@名無史さん:03/03/02 12:29
今日の朝日を見ましたか?
アメリカの10%がキリスト教原理主義でハルマゲドンを起こしキリストを再臨させるそうです。
ブッシュを始め閣僚のほとんどもそうです。
彼らは宗教的信念に則ってイラク攻撃をするそうです。
全く非合理的なオウムのような集団ですね。
> 愛戦士というアホとそれにいちいち反論してる奴
ここはファシズム体制について語る場だろ。
なんで戦前の日本の政教分離の話になってるんだ?
アメリカとキリスト教は不可分であり強いきずなで結ばれている。
アメリカの大統領は皆プロテスタント監督派から選ばれている。例外はレーガンはバプティスト派と唯一のカソリックのケネディーだけである。
現ブッシュも監督派(エキスコパル)のプロテスタントである。
事実、大統領の宣誓には必ずプロテスタントの牧師が立ち会い宣誓を行う。
宗教の影響はビジネス社会にも存在する
アメリカの社会には階層が存在しプロテスタント内にもトップに属するのは監督派(240万人)、次に長老派および大衆派(540万人)、
メソジスト派(900万人)、レーテル派(540万人)、バプティスト派(3000万人)というヒエラルキーが存在するのです。
アメリカの全人口の58%がプロテスタントであり、アメリカの大学卒業者は長老派は35%監督派40%である。
アメリカにも政教分離問題が存在し、合衆国憲法修正1条の「国教樹立の禁止と宗教活動の自由」条項について激しい法廷闘争が
続いている。
興味深い判例として、「オレゴン州人材局雇用部対スミス事件(494 US 872)」がある。
ある男性が原住民教会で使用する「ペヨーテ」という薬物を使用し、解雇されされたが、「非行」を理由に失業保険を支給されなかった。
そこで、男性が州の行為は修正1条「信教の自由な行使」に反すると訴えた。しかし連邦最高裁はコレを退け、州の判断を合憲とした。
アメリカはその設立からプロテスタントの影響を色濃く受けており、プロテスタントを国教とする、宗教国家であり、社会階層も政治もその影響の
例外ではない。
>>224 このスレはもともと哀・戦死のために建てられたものだ。
ところで、全然立場が逆転してるように見えないんだけど。
端から見てる分には楽しいからイイ!!(・∀・)
228 :
ファシスト文学士:03/03/02 18:39
一神教の国々を真似した戦前の日本は、本来の日本じゃない。
八百万の神の国が日本の本質。
他民族の神を受け入れなくなった時、日本の悲劇が内蔵した
・・・と考えるのは無理ですか?
小ブッシュたんは39歳でキリスト教原理主義に目覚めて
自分がフセインを倒すために神から選ばれた人間であると言ってるらしい。
・・・・いやはや、すごい国ですな。
230 :
世界@名無史さん:03/03/03 00:53
>>213 日本語が通じないようだ。国語の勉強もしてくれ。
>国家元首が現人神などという幼稚な意識はないと言うことです。
んでなにが幼稚なんだ?
つーか英国でも政治家などの公的な発言では、陛下の国といっている事例と大差ない、
そもそも、西洋の『神』と日本の『神』の違いがわかっているのかねえ。
>こっちは「国体の本義」という、とっても重要な資料を提出してるんですよ。
馬鹿か、これを見た西洋人の日本人感の変化を資料で示してみろと言っているんだ。
お前の感想文を批評してなんの意味がある。
>戦前の日本が「立憲君主制」だったという資料を提出していただけませんかね?
予算議定権は議会にあり、天皇本人にない、憲法の改正なども不可能。
また皇室典範などにより、皇族は制御化に置かれ、また法により保護されている。
よってこれらの事実により、天皇の権力は法により制限され、また法により権限を与えられているので、
(特に日本は絶対君主制から移行したわけではないので、後者の意味合いが強い)
立憲君主制の定義に完全に合致している。
そもそも天皇が自ら親政したことなど、殆どない。
また現実的には、いくら天皇が反対しても、重臣がNOと言えば、天皇の発言は無視される。
(意見が不一致の場合陛下の輔佐が出来ないので、全員辞めると脅迫した事例も多々ある)
特にこれは立憲君主制が、まだ発展していなかった明治天皇の時代に多く、
天皇が実際に政治介入した場合におこった事例だね。
昭和天皇の時代には、天皇がどの程度の存在なのか良く分かっており、あくまで機関として存在していたし、
そのつもりで行動していた。(昭和天皇は天皇機関説の支持者)
せいぜい天皇自ら動き、その行動が重臣達の意見を変えた事例は、
ポツダム宣言の受諾くらいのものだ、それも意見が分かれたからで、天皇本人が主体的に行動しようとしていたからではない。
231 :
世界@名無史さん:03/03/03 01:14
>>213 白人は黄色人種を嫌い、同時に恐れてもいる。
だから黄禍論などがはやる。
>>212 聖書に手を当てて宣誓する国家が政教分離ねえ。
232 :
世界@名無史さん:03/03/03 01:23
ついでに英国の国王は英国国教会の首長。
これで政教分離したといえるなら、戦前の日本と政教分離した国家だといえよう。
つーかファシズムで恥かいたから、方向変えたのか?
けど君では、結果はおなじだと思うよ。
233 :
世界@名無史さん:03/03/03 10:54
>>230 ・天皇の発言によって軍事行動が左右された事項
1、1933年・熱河作戦の一時指し止め
2、1936年・2・26事件における反乱軍の武力鎮圧の決定
3、1937年・日中戦争初期の兵力増強、戦略爆撃実施方針の決定
4、1938年・張鼓峰事件における武力行使方針の一時指し止め
5、1939年・「昭和14年度帝国海軍作戦計画」の修正要求
6、1940年・宜昌再確保への作戦変更
7、1942年・フィリピン・バターン要塞への早期攻撃の実現
8、1942年・重慶攻略の方針の決定と取りやめ
9、1942年・ガダルカナル攻防戦における陸軍航空隊の進出
10、1943年・ガダルカナル撤退後のニューギニアでの新攻勢の実施
11、1943年・統帥部内の中部ソロモン放棄論の棚上げ
12、1943年・アッツ島玉砕後の海上決戦のたびかさなる要求と、海軍消極姿勢への
厳しい叱責による統帥部引き締め
13、1943年・陸軍のニューギニアでの航空戦への没入
14、1943〜44年・絶対国防圏設定後の攻勢防御の実施(ブラウン奇襲後の軍令部指示など)
15、1944年・サイパン奪還計画の立案
16、1945年・沖縄戦における攻勢作戦の実施(防御部隊が突撃させられアボーン)
17、1945年・朝鮮軍の関東軍への編入取りやめ
<例>
1、「沖縄では守るだけか、海軍はどうしたのか」→防戦予定が突撃させられる、
大和特攻が敢行され死者3721人。
2、「(特攻隊は)そのようにまでせねばならなかったか。しかし良くやった」
→現地では「よくやった」とのお言葉をもらったと続々と続く一要因となる
3、1947年9月20日、寺崎英成を通して、「沖縄に関する軍事占領を継続する
事を希望する」「25年ないし50年という長期が良い」と要望した覚書をGHQ顧問
からマッカーサーに提出。
(「昭和天皇の軍事思想」校倉書房)
234 :
世界@名無史さん:03/03/03 12:20
>>216 ロシアのツァーリーは東方に大してはハンを名乗りつつ、
かつ神の代弁者でしたな。
イングランドも望まざる結婚を破棄し、侍女と婚姻するためとはいえ
国教教会を作って自己正当化宗教をつくりあげましたな。
235 :
世界@名無史さん:03/03/03 12:27
>>216 現人神。
ロシアでは来世では神につかえよ。
現世では神の代理人たるツアーリーにつかえよ
だったかな。
他国でも似たような形態だったと思うが
神自身であるか、神の代理人であるかとはこえられない壁があると
思う。
イスラム圏では尚の事アラー自身だと自認するヤシはなし。
宗教の対立を乗り越えるために自分で宗教を拵えてアイバル教とも
いうべきものを拵えたムガル帝国のアイバル帝のような人か
中国の歴代皇帝か、日本の天皇、南北米大陸の先住民諸国家が
主な己を神格化した支配者か。
信長もそういや自分を神格化したな。
236 :
世界@名無史さん:03/03/03 12:33
「神」といっても、一神教の唯一神と多神教の八百万神(やおよろずのかみ)とでは全く別物だわな。
ローマ法王は唯一神の「神の代理人」。
神格化された天皇は八百万神の1メンバー。
237 :
世界@名無史さん:03/03/03 12:50
明治以降の天皇の神格化は八百万の神の一員というより
むしろ唯一神にちかい形態だと思うが。
天皇は神様。絶対なんだというのは許容制のある神様とは思えないし。
廃仏運動や神仏習合の廃止などにそれはみてとれる
前者は政府は関係していないが、後者は政府自身が実行しておるわけだし。
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
>>214 >なあ、愛戦士ってマジなん?
>マジで書き込んでるん?
まじだよ。
なんか失礼な言い方だな。ネタでやってるとでも思ってたのかい?
>>215 >その国体の本義を出した連中がその本義を信じていなかったり実践しなかったりしてたがな。
あははははっ。
なにをおっしゃいます。
政治体制の裏表なら、どの国にもあること。
ぼくが問題にしているのは、権利の章典250年後に、アメリカ独立宣言150年後に、
「天皇(現御神)の御親政」などと公式文書で国体を表明する大日本帝国の後進性です。
ほんとうに立憲君主制だったのなら、そうどうどうと内外へ表明すればよかっただけです。
しかし、当時日本にはそれができなかった。
普通の近代国家なら、「国体の本義」の草案の段階で、
「なあ、こんな文書書いたら、外国にも自国民にもバカだって思われないかな?」
と不安に感じ、ボツにするはずです。
そんなことを意にも介せず、得意げに「国体の本義」を発表したということは、
それだけ日本が強いデンパ性と視野狭窄性を持っていたという、動かしがたい、決定的な証拠です。
>>217 >立憲君主制は明治憲法の基本だよね。
>「表明している」のなら明治憲法の停止とか無効宣言とかしてるはず。
>聞いたこと無いな。
ちがいますよ。
日本は立憲君主制であったことなどありませんよ。(だからその根拠を示してくれとぼくは言ってるんですが)
そもそも、大日本帝国憲法の欠陥はそのあいまいさにあります。
国体があいまいだからこそ、国体明徴運動などと言うものが起こったのです。
明徴にしようとしてできたのが、「国体の本義」。
はっきりと厳格に表明された国体が「天皇(現御神)の御親政」だったと言うことです。
>>230 その博識さ、格調高い文体、ダンディズムすら感じさせるキレのいい皮肉。
あなたは例の大先生ですね?
お待ちしておりました。先生との最終決着もいよいよ近いです。
>そもそも、西洋の『神』と日本の『神』の違いがわかっているのかねえ。
いちおう認識はしているつもりですよ。
キリスト教は、民族・国家を越え世界宗教たりえるほどの高度な普遍性と抽象性を持っていたが、
日本の国家神道は田舎もの丸出しの土俗的な民族宗教だったと言うことぐらいはね。
>予算議定権は議会にあり、天皇本人にない、憲法の改正なども不可能。(以下略)
先生〜。
高邁にして英明たる先生に、こんなことを申し上げるのは不遜きわまりないのですが、
ぼくは資料を出してほしいと言ったんです。証拠です。史料です。
しかも、全国の学校に配布された、戦時下の国民思想教化の根本的テキストとなった公式文書に対抗できるだけの決定的な証拠をね。
先生が博識なのは知っていますが、証拠を出していただかなくてはねぇ。
>>232 >ついでに英国の国王は英国国教会の首長。
>これで政教分離したといえるなら、戦前の日本と政教分離した国家だといえよう。
先生は、イギリスの立憲君主制と、戦前の日本の「天皇(現御神)の御親政」をどうにか同レベルのものとして取り扱いと考えておられるようですが、どう見ても苦しいですよねぇ。
イギリスはすでに「国体の本義」の250年近くまえに「権利の章典」という形で、王権に対する議会の優越性を成文化しているんです。
公式的にも現実にも実権のないイギリス国王が「国教会の首長」であることと、
「外国の所謂元首・君主・主権者・統治権者たるに止まらせられる御方ではなく、現御神として肇国以来の大義に随つて、この国をしろしめし給ふ」天皇が国家神道の現御神であることは明らかに、
政教分離という点で圧倒的なまでの差があると思いますけどね。
>つーかファシズムで恥かいたから、方向変えたのか?
>けど君では、結果はおなじだと思うよ。
その突き放した皮肉っぽさ。
素敵ですわ、先生。
>>241 だったら日本の方がすすんでるな。足利義満が朝貢を行い日本国王を名乗る事によって
天皇に対する優位性を示しているな。
243 :
世界@名無史さん:03/03/03 17:59
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
エスカレイヤー 見 参 ! ! !
というエロゲーのセリフそのまんまじゃねえか!
お前の脳内では独裁者=ダイラストなんだな。
さしずめヤルことによってエネルギーを得る
あれはまんま従軍慰安婦(藁なわけだが。
>>233 2以外は「政府」が天皇の意向を踏まえて決定したにすぎない。
2は明治憲法の想定外の出来事に国家元首として適切に対処したにすぎない。
>>238 なるほど。政府が「国体の本義」通りの施政しなかったのは理解出来たのか。
あとは「国体の本義」が出されたのは機関説だと都合が悪い軍部のごり押しに
政府が屈しただけだったことを理解させればいいだけか。ま、どのみち面倒なだけだが。
>>239 明治帝が日清戦争を「これは朕の戦争に非ず」っつったのはなんだ?
あそこで明治の日本は明確な立憲君主体制へと変移したんだだが。
どうでもいいけど普通の近代国家って何?
246 :
世界@名無史さん:03/03/03 19:08
>愛☆戦士
>日本は立憲君主制であったことなどありませんよ。〜
言っておくが、日本は今現在でも「立憲君主制」だぞ?もしかして知らなかった?「共和国」じゃ無いんだよ?(藁
「立憲君主制」を辞書でひいてみな、何て書いてある?(藁
で、その調べた内容と明治日本の体制は矛盾するのかな?
君の「脳内立憲君主制」を現実に当てはめちゃいけないね(藁藁
>「国体の本義」
国体の本義の本質を忘れちゃいないかね?
あれは、日本人のナショナリズムを高揚し、教育するためのものなのだがね。
日本の庶民に対するナショナリズムの象徴として天皇=現人神の部分を強調しただけだろう。
>いちおう認識はしているつもりですよ。
>キリスト教は、民族・国家を越え世界宗教たりえるほどの高度な普遍性と抽象性を持っていたが、
>日本の国家神道は田舎もの丸出しの土俗的な民族宗教だったと言うことぐらいはね。
神道が土俗的な民族宗教だから何だというのかね?
もしかして、君は民主主義だけでなく、キリスト教マンセーでもあるのかな?(藁
>公式的にも現実にも実権のないイギリス国王
英国国王は現在でも英連邦の「国家元首」ですが何か?(藁
英国の場合は「君臨すれども統治せず」が王にとっての「マナー」になってるだけであって、実権が無いと思うのは大間違いなんだがね。
現在でも、英国国王は市民や議会の目を気にしなければ、国政に口を出す事も出来るのだよ。
例えば、「朕は英海軍の軍艦をすべて他国に売却したいと思う」と考えて強行すれば、本当に売ってしまえるのだよ…何故って、それらはすべて王のものだから。
英国国王は英国の国家元首であり、同時に英国一の資産家でもあるのだな。
>>247 うんうん
最後のセンテンスの事情がある故に、
英国では、未だに、共和主義者達は一大勢力であるし、
王室のスキャンダルがあるたびに、ゴシップではなく、
真剣な世論として、王政廃止論が出てくるわけだよな。
>>248 そうだね、でもそれをしない良識が王にあるから、スキャンダルまみれでも王室は民衆に人気があるわけで…。
250 :
世界@名無史さん:03/03/03 22:39
>>233 226はクーデターにより、政府が機能していなかったので、仕方のないのこと。
作戦行動に関しては、軍令部と協議した結果であり、輔佐の範囲であり、立憲君主制を逸脱した行為ではない。
また作戦立案などは、国家方針を変えるような問題でもない。
>「沖縄では守るだけか、海軍はどうしたのか」→
俺の記憶と微妙に違うんだけどな。
「沖縄は捨石か、海軍にはもう船はないのか」だったと思うぞ。
つーか233の発言だったとしても、どこが命令なのさ。
面子の問題で大和特攻をした海軍は馬鹿だし、実情を十分しらない昭和天皇もアホだと思うが、
命令ではないだろ。
まああの頃は少しでも攻勢に出て、講和の条件を少しでもよくしようとしていたのは事実だけどさ。
251 :
世界@名無史さん:03/03/03 23:22
>>240 >民族・国家を越え世界宗教たりえるほどの高度な普遍性と抽象性を持っていたが、
彼方此方で布教しただけなのだが、イスラム教なども中近東、中央アジア、アフリカ、東南アジアと広く信仰されているが、
これも布教のおかげ、(経済力や軍事力を背景としたね)
まあ君が、一神教の神と多神教の神の違いも分からない厨房のは分かっていたから、
答えなくても気にしないよ。
>ぼくは資料を出してほしいと言ったんです。証拠です。史料です。
立法は議会の協賛が必要で、天皇だけでは無理。(大日本帝国憲法第5条)
また非常時のみ(その上議会閉会の場合)法律の変わりに勅令を発する事が可能だが、
次の議会でこれが認められなければ、これは効力を失います(大日本帝国憲法第八条)
予算案の権利も、議院法で認められています(議院法第八章)
つーかこの程度は常識では?
まあ議院法は知らなくてもいいけど、最低大日本帝国憲法くらいは知っててほしいね。
252 :
ベンゼン中尉 ◆BENZENFG3I :03/03/03 23:28
日本も今のイラクみたいにアメリカから一方的に圧力を掛けられていたのであるが、
イラクは日本よりも情けない。
日本の場合は正面では勝てないと分かり切った相手に戦争を仕掛けていったのだ。
それも枢軸国では一番最後まで戦ったのだ。
>>252 ぶち切れて戦争に走った日本より、手段を選ばず時間を稼ぐ又は戦争を回避しようとするフセインの方がよっぽど頭が良いと思うが。
254 :
世界@名無史さん:03/03/03 23:56
>>241 >公式的にも現実にも実権のないイギリス国王が「国教会の首長」であることと、
日本も同じなのだが、公式的には日本の元首であるが、実権などない。
元勲などの重臣や議会の反対を、覆す事は無理だった。
日清戦争の時も、反対していたが、最後には結局、議会や内閣に迎合せざるをえなかった。
法的に権力があるかどうかという問題なら、大日本帝国憲法で補償されている権利に、近いの権利は持っている。
だが日英どちらの君主も、現実には実行しなかっただけだ。
だから、憲法改正などが起きなかったのだろうね。
そして英国も日本も同じく宗教の首長を兼ね合わせていた。
(ま、正しくは日本の神道は非宗教化されていたから、日本は公的には分離していたんだけどな)
よって日英にそれほどの差異は見られない。
日本は政教一致なんだな。すばらしいね。古代ローマ帝国が最後にいきついた答え
であり、イスラムやロシアでは今も生きている真理だな。
米国の福音主義者もようやくくだらない政教分離なんぞに見切りを
つけはじめたんだな。
確か日本の最高裁の判断でも政教の分離は現実社会では無理みたいな判断だったはずだな。
いやー日本はすばらしい社会だな。
イギリスは政教分離なのか?馬鹿な民族だなー。
それで王族は離婚ばかりしているのか?今の2代目の3人が3人とも離婚だぜ。
あーみっともネー。まぁ神聖さがなければありがたくもないし、離婚でも何でも庶民よろしく勝手に
やれるってもんだな。離婚の自由とやらがあるのか。自由ってやつはいろいろと失うものも多いんだな―。
英国王室がオープンなのもだらしないのも政教分離のせいかもしれないな。
くだらねー思想だな、政教分離。何のための求心力なのやら、何のための秩序の象徴なのやら。
神々しさがないと庶民はついてこないね。
で、英国は廃止論まで出たんだったな。廃止しちゃえばいいのにな、あんなみっともねー王室。
庶民の模範たりえないし、神々しさのないありがたくもねー王族なんぞいらんだろ。
少なくとも庶民感情には受けネーな。あ、そうか、離婚したくて宗教改革やつた国だっけか。
離婚も伝統なのか?くだらねー伝統だな。家族崩壊が伝統とはおそれ入谷の鬼子母神だな。
日本は政教一致していてよかった、よかった。
おかげで神々しさが残ってやたらに離婚はできねー。
なるほど庶民がありがたがるわけだな。庶民の見本だな、えらい!
そうとう我慢もしてもいるんだろうな。日本の美徳の体現だな。
なるほど日本人が皇室をありがたがるわけだ。
政治には宗教が必要なものだぜ。
政治が追求する秩序の正当性と素朴な庶民感情に訴え従わせる
ことに必要だからだよ。これは時代や地域を問わない。
それ以外の理念や思想を利用しようとしても洗脳か強制をするしかない。
教育とやらでは理性に訴えがちだな。時間もかかりわかり難い。しかも忘れちゃう。
人間はそもそも理性なんてお題目より感情で動き易いんだな。
宗教はわかり易いなー。信じちゃえばいい。
宗教なんざ一種の感覚であり感情だな。
1500年前からそうしていましたとなれば尚のことわかり易い。わかる必要もない。実に便利。
理念だの思想だのなんぞは難しくて庶民にはわからんよ。理性的な馬鹿インテリにわかるだけだな。
庶民はいつも感情論です。理性に訴えかける思想なんぞはいい迷惑。
結局、信仰と言う名の宗教感情に訴える宗教に勝るイデオロギーはない。
何回書けばこの厨房は理解出来るのだろう・・・。
258 :
世界@名無史さん:03/03/04 20:51
っつーか、誰がイギリス王室が政教分離出来たなんて書いてんだよ。
259 :
世界@名無史さん:03/03/04 20:54
>>258 しょうがないじゃん。
だって、ファシズムで負けて他の話題で何とか優位に立とうとして
いるんだから。
もっともそれも無理なんだが・・・。(哀
260 :
世界@名無史さん:03/03/04 21:16
>>259 つ〜か、中学高校の教科書レベルの知識しか持ってないのに意地になってる所が痛いよな(藁
ベンゼン中尉がまともに見えてくる
262 :
世界@名無史さん:03/03/04 21:27
>>260 いや、高校レベルの知識もないと思われ。
政教分離の本質や2次大戦期の各国の様子とか
ふつうは習うはずだが。挙国一致体制とか世界史に
興味がある奴なら誰でも知ってるよな。
・・・かわいそうだよね(ぷ
263 :
世界@名無史さん:03/03/04 21:28
264 :
世界@名無史さん:03/03/04 21:36
>>262 そうだよなあ。
根本的に知識が欠けてる事に気付かずに一人で踊ってるんだよなぁ(藁
最近のレスの浮かれ様を見てると、笑うの通り越して涙が出てくるよ…哀れすぎて(藁藁
265 :
世界@名無史さん:03/03/04 22:03
たぶん、2chの毒に犯されてるんだろうね。
知識が豊富で余裕がある人の文体を最近は真似るようになったけど、
それが痛いほど哀れで・・・。(泣
あれはリア厨なのかね?それとも攻防かな?
間違っても大学生以上じゃないよね?
もしそうなら…ブルブル
267 :
世界@名無史さん:03/03/04 22:08
よく、分数の出来ない大学生を問題視する著作とかを目にするが、
よっぽど議論の出来ない人間が増えてきている方が問題だと思う。
特にかの御仁のような・・・。
268 :
世界@名無史さん:03/03/04 22:55
愛☆戦士の名前の変遷
名無し→愛☆戦士→愛☆戦士を擁護する名無し→愛☆戦士→
名無し→なるへそ
わかりやすいナー。(w
反論はないの?
269 :
世界@名無史さん:03/03/04 23:16
エロゲーの台詞を学問板でそのままつかう奴に知性を求める方が
おかしい。
つーか元ネタが即座にわかった漏れもちょい鬱。
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
>>243 >>246 おっしゃる意味がわかりかねますわね。
ふぉふぉふぉ。
>>245 >あとは「国体の本義」が出されたのは機関説だと都合が悪い軍部のごり押しに
>政府が屈しただけだったことを理解させればいいだけか。ま、どのみち面倒なだけだが。
ふぉふぉふぉ。
歴史学者の悪い癖ですね、先生。
それぞれの国家の機関を、まるで機械を分解するかのように、ばらして、その部品に病因を見つけようとする。
軍部の人間もしょせん、日本人に過ぎませんの。
たしかに、「国体の本義」の発行に抵抗を感じた開明派の日本人もいたでしょう。
あきらかにデンパ文書ですからね。
しかし、それを押しとどめることができなかったのも事実ですわ。
しかも国民は、まるでオウム信者が麻原に傾倒するかのように、ほとんど全員が天皇の神格化に順応してしまった。
これはじゅんすいに日本人全体の民度が低かったことの証拠ですわ。
神国ジャパンの幻想に惑わされた、国民はまだ幼児的全能感を克服し切れていなかったのですわ。
国民を越える政治家など存在しませんわ。政治家はみな、国民と同レベルの思想しか持ち得ません。
すべての政治家、軍人の行動には、大衆の熱狂的な、あるいは潜在的な支持があったことを忘れてはいけませんわ。
わたしくは、戦争犯罪の責任をどこかの部分に問うているのではないのですわ。
天皇に罪があるのなら、軍部にも罪があり、政治家にも罪があり、戦争を煽ったマスコミにも罪があり、好戦的な新聞を好んで読んだ大衆もまた、罪があったのですわ。
だから、わたくしは、その国の歴史段階に眼界づけられた国家構造そのものに戦争原因を問うているのですよ。
でなければ、未熟だなんて言葉を使ったりはいたしませんわ。
>>247 >言っておくが、日本は今現在でも「立憲君主制」だぞ?もしかして知らなかった?「共和国」じゃ無いんだよ?(藁
いえいえ、存じております。ただ「戦前の」という前置きを省略しただけですわ。めんどくさかったから。
>で、その調べた内容と明治日本の体制は矛盾するのかな?
主権在君で立憲君主制を名乗るのはいかがかと思われますわ、先生。
>君の「脳内立憲君主制」を現実に当てはめちゃいけないね(藁藁
ふぉふぉふぉ。
僭越ながら、その言葉お返しいたしますわ、先生。
>あれは、日本人のナショナリズムを高揚し、教育するためのものなのだがね。
>日本の庶民に対するナショナリズムの象徴として天皇=現人神の部分を強調しただけだろう。
外圧によって、本性が露出したと見るのは、いけないのですか、先生?
>神道が土俗的な民族宗教だから何だというのかね?
>もしかして、君は民主主義だけでなく、キリスト教マンセーでもあるのかな?(藁
人間の類的本質の疎外態であるヤハウェと、
偏狭的な民族エゴの疎外態に過ぎない国家神道の現御神と比べるのはやはり格の違いが大きいと思いますわ。
海千山千の宗教論争を繰り広げてきたキリスト教とは、洗練度において見劣りするのは致し方ないでしょう。
わたくしは客観的な判断をしたつもりですわ、先生。
>現在でも、英国国王は市民や議会の目を気にしなければ、国政に口を出す事も出来るのだよ。
気にしなければでしょ?
いずれにせよ、君臨しているだけで、統治する力は公式的にも否定されておりますわ。
「天皇(現御神)の御親政」とは、まったく質がちがいますが。
そもそも、国体の本義では
>或は又英国流の「君臨すれども統治せず」でもなく、
と述べておりますわ。
イギリスといっしょにされては困るみたいですわね、先生。
まあ、イギリスのほうが嫌がるでしょうけどね、いっしょにされては。
>>251 >彼方此方で布教しただけなのだが、イスラム教なども中近東、中央アジア、アフリカ、東南アジアと広く信仰されているが、
>これも布教のおかげ、(経済力や軍事力を背景としたね)
ほほほっ。ここはつねにぶつかる、先生との認識のちがいですわね。
わたしくは、ユダヤ民族以外も信仰すれば救われると説いた普遍性があったからこそ、世界に受け入れられたと認識していますわ。
広まったから、結果的に、経済的・軍事的な力を持ったに過ぎません。
当民族以外は救われないと説いたら、しょせんキリスト教徒も、ユダヤ教徒と同じレベルでしか発展しなかったでしょうね。
>立法は議会の協賛が必要で、天皇だけでは無理。(大日本帝国憲法第5条)
「天皇ハ帝国議会ノ協賛ヲ以テ立法権ヲ行」
ふぉふぉふぉ。「協賛ヲ以テ」という言葉の解釈によりますわ。
「天皇だけでは無理」というのはあくまで、先生の一解釈に過ぎません。
「国体の本義」には以下のような解釈がされておりますの。
>帝国憲法の政体法の一切は、この御親政の原則の拡充紹述に外ならぬ。
>議会の如きも、所謂民主国に於ては、名義上の主権者たる人民の代表機関であり、
>又君民共治の所謂君主国に於ては、君主の専横を抑制し、
>君民共治するための人民の代表機関である。
>我が帝国議会は、全くこれと異なつて、天皇の御親政を、
>国民をして特殊の事項につき特殊の方法を以て、翼賛せしめ給はんがために設けられたものに外ならぬ。
「協賛ヲ以テ」という言葉は、だだ議会はアドバイスする資格がある、ていどの解釈でもじゅうぶん通りますわ。
そのアドバイスを聞き入れるかどうかは、天皇のご自由だったのかも知れません。
「議会」という言葉も、イギリスなどの他国の「議会」とは意味合いがちがうとも言い逃れることができますわ。
ふぉふぉふぉ。いくらでも多元に解釈可能なたった数行の文章をもって、立憲君主制を証明することなど不可能ですわ、先生。
>>254 >日本も同じなのだが、公式的には日本の元首であるが、実権などない。
>元勲などの重臣や議会の反対を、覆す事は無理だった。
>日清戦争の時も、反対していたが、最後には結局、議会や内閣に迎合せざるをえなかった。
ふぉふぉふぉ。
そのエピソードの信憑性は?
そもそも、不可能だったなんて、なぜ断言できるのですか?
もっと強く主張すれば、通ったかも知れないではないですか。
このエピソードがたとえほんとうだったとしても、ただ天皇が物わかりのよう名君だったと、解釈することも可能なのですよ。
天皇に実権がないなんていう根拠にはなりませんことよ。
そのエピソードをもって、立憲君主制の根拠とするには、早計ですわよ、先生。
>>257以下
ふぉふぉふぉ。
煽りなんて、蚊がさすていどの効果しかございませんわ。
戦前の日本が立憲君主制だったなどという根拠をさっさと提出していただきたいですわねぇ。
まあ、せいぜい外見的立憲制を名乗るのがやっとだと思われますが。
そもそも、大日本帝国帝国憲法には、絶対君主制と立憲君主制の混乱が見られますわ。
これは、もともと、日本人が自分の国体にたいして無自覚だった証拠ですわ。
国体明徴運動が起こったように、その混乱がゆえに、国体が不明確でした。
見ようによってはせいぜい、立憲君主っぽいんじゃない? と言えるていどですわ。決定打に欠けることこの上ありません。
明確化の必要に迫られたときに出されたのが「国体の本義」。
国体の本義はにはこう書かれています。
>而してこの欽定せられた憲法の内容は、外国に於けるが如き、
>制定当時の権力関係を永久に固定せんがために規範化したものでもなく、
>或は民主主義・法治主義・立憲主義・共産主義・独裁主義等の抽象的理論又は実践的要求を制度化したものでもない。
>又外国の制度を移植し模倣したものでもなく、皇祖皇宗の御遺訓を顕彰せられた統治の洪範に外ならぬ。
つまり、わたくしがつねづね申し上げたように、
戦前の日本の国体は「天皇カルト教国家」と呼ぶのがいちばん正しかったのでございますわ。
おーーーーーほほほほほほっ!!!
この結論を気にすることはございませんわ、先生方。
知識のある人間が、ない人間に本質直観力で劣ることはよくあること。
知識ある人間だからこそ、ちょっと奇異な説を唱えてしまいたくなる心情をお察しいたしますわ。アインシュタインもまちがった説を何度か唱えたと言いますし。
それにしても、前近代的な天皇カルト教国家が立憲君主制とは……。
いささか、かぶき過ぎでございましたね、先生方。
おーーーーーほほほほほほっ!!!
>>272 キリスト教が政教分離しなくていい理由にはなってないんだが。
あと君の文章長いだけで内容がないね。
>>271 > しかし、それを押しとどめることができなかったのも事実ですわ。
> しかも国民は、まるでオウム信者が麻原に傾倒するかのように、ほとんど全員が天皇の神格化に順応してしまった。
> これはじゅんすいに日本人全体の民度が低かったことの証拠ですわ。
> 神国ジャパンの幻想に惑わされた、国民はまだ幼児的全能感を克服し切れていなかったのですわ。
> 国民を越える政治家など存在しませんわ。政治家はみな、国民と同レベルの思想しか持ち得ません。
> すべての政治家、軍人の行動には、大衆の熱狂的な、あるいは潜在的な支持があったことを忘れてはいけませんわ。
という事はどのような体制であれ民意にそっていたはずだよな?
それとも、民意に逆らうのが民主主義なのか?
キリスト教はキリスト教徒という民族の民族宗教だね。
先生って喪れじゃなかったのか?
おい!愛☆戦士、漏れのにもちゃんとレスしろよ。
漏れが先生だよ、漏れが。先生はえれーんだよ。
おーーーーーほほほほほほっ!!!
おーーーーーほほほほほほっ!!!
この笑い方いただき。
(´-`).。oO(自作自演本人はおもしろいつもりかな?)
もうやめにしようよ、このスレ。
未だに米・英なんて政教分離出来てないのにみとめないなんて。
285 :
世界@名無史さん:03/03/05 21:35
同感。こいつはかまってちゃんなんだろ?
286 :
世界@名無史さん:03/03/05 21:46
>>272 >主権在君で立憲君主制を名乗るのはいかがかと思われますわ、先生。
…だから辞書引けっつったろうが。
じゃあ、当時のドイツ帝国は何だったんだ?立憲君主国家じゃなかったのか?
主権が君主にあるからと言って立憲君主制では無いなどと言う事自体がデムパなのだが…。
まあ、学校の先生に聞いてみな、「戦前の日本は立憲君主国だったんですか?」ってな。
よほどのDQNでも無い限り「そうだ」と答えてくれるさ(藁
>外圧によって、本性が露出したと見るのは、いけないのですか、先生?
そう言うのを「バイアスがかかった見かた」と言うんだよ。
役に立つから覚えておきな(藁
>わたくしは客観的な判断をしたつもりですわ、先生。
うん、実に主観的な判断だね(藁藁
>>273 >いずれにせよ、君臨しているだけで、統治する力は公式的にも否定されておりますわ。
…もしかして、「権利の章典」に法的な拘束力があるとでも思ってる?(藁
取り敢えず、漏れのレスに対する返事はこれだけだな。
後ね、アジテーション文書をもって国家の政治体制を判断しようって言うのがどれだけDQNな事か判ってる?(藁
287 :
世界@名無史さん:03/03/05 21:50
わかってるわけないじゃんよ・・・。
288 :
世界@名無史さん:03/03/05 21:52
だよなあ…。
289 :
世界@名無史さん:03/03/05 22:10
>>273 >わたしくは、ユダヤ民族以外も信仰すれば救われると説いた普遍性があったからこそ、
イスラム教を始め、日本の仏教神道などの宗教も民族性など問題としていないのだが。
290 :
世界@名無史さん:03/03/05 22:13
>>289 彼はそう言う知識は全く持って無いと思われ。
291 :
世界@名無史さん:03/03/05 22:23
むしろ、イスラムやキリスト教は政教一致がモットーなのだが。
っつーか政教一致ってわかってないんだろうな。
292 :
世界@名無史さん:03/03/05 22:31
293 :
世界@名無史さん:03/03/05 22:39
>>274 アフォか、協賛という言葉を辞書で調べてみろ、
そんな無茶苦茶な解釈は、お前の脳内以外通らないんだよ。
政権奪取の為、無理な解釈をしまくった政友会がでもんな解釈は1度もしてねーよ。
まあ取り合えず、そんな電波な解釈をしている学者を紹介してくれ。(もしいればだが)
お前の電波を根拠にされても答え様がない。
>いくらでも多元に解釈可能なたった数行の文章をもって、立憲君主制を証明することなど不可能ですわ、先生。
えーとつまり、英国を始めとする、欧州の国家は全て立憲君主制だったと証明することが不可能になりますが、
それでよろしいか?
294 :
世界@名無史さん:03/03/05 22:59
>>275 >そのエピソードの信憑性は?
はあ、この程度の基礎的な知識もないのか。
ひょっとして宮内大臣の土方とかもしらんのかな?
ま、『明治天皇紀』の『明』の字も知らん厨房では仕方ないかな。
自分の脳内定義を脅かす存在は、信憑性がないと切り捨てる君の態度はある意味凄い。
宗教は論破できないと言われる由縁だろう。
>天皇に実権がないなんていう根拠にはなりませんことよ。
明治天皇は名君だったかもしれんが、かなり我侭を言ってますよ。
嫌いな人物(陸奥など)を松方が大臣に奏請した時にも許諾を与えなかった事があります。
けど後に伊藤が、出てきた時には逆らえなくて、結局は従いましたけどね。
そして日清戦争に反対したときのように、本心では反対の意見だったのに、
重臣に脅され、意見を撤回したエピソードなら、色々あるんだけどねえ。
俺が知っているだけで、後2、3はあるけど、なんなら紹介してあげようか?
295 :
世界@名無史さん:03/03/05 23:12
>>272 >主権在君で立憲君主制を名乗るのはいかがかと思われますわ、先生。
立憲君主制とは、法によって君主の権限を制限した体制のことなのだが、
主権在君であることには変わりない、英国は法的には今でも主権在君。
首相は国民が選ぶのではなく、国王が任命する事になっている。
(ただ実質下院での多数派の党首を任命するのが慣例なだけ)
>偏狭的な民族エゴの疎外態に過ぎない国家神道の現御神
民族エゴ?
国家神道が何時の間に、民族性を根本とするものに変わったのだ?
国家神道とは国家主義の産物であり、民族主義とは根を異にするものだぞ。
国家主義と民族主義の違いも分からん厨房には言っても仕方ないのかもしれんが。
>「天皇(現御神)の御親政」とは、まったく質がちがいますが。
天皇も内政に口を出したことはありませんよ。
法的に認められていても、実行しなかったのですから、同じです。
>と述べておりますわ。
はいはい、それならドイツやイタリアも否定しているのだから、
日本はファシズム国家ではないという事でいいね。
296 :
世界@名無史さん:03/03/05 23:28
>>276 取り合えず、伊藤博文がなにを目指していたのか知っておくべきだね。
そして専制主義が色濃い、ロスフェラー草案ではなく、
議会の権利を大幅に認めた井上草案をもとに作った憲法にしたのかもね。
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
>>278 >という事はどのような体制であれ民意にそっていたはずだよな?
>それとも、民意に逆らうのが民主主義なのか?
ほっほっほ。
どの国でも、民主主義だったというのはたしかですわ。以前もそのように申し上げました。
地域的、国民的な支持がなければ、権力を維持できないという点において。
だからわたくしは、むしろ自由主義の重要性を説いておりますのよ。
>>283 >(´-`).。oO(自作自演本人はおもしろいつもりかな?)
なるへそさんは、わたくしではございませんことよ。
文体がぜんぜんちがいますことよ。
あと、なるへそさんは、もうすこし、要点をまとめて話していただけたら、こちらも返答のしようがございますわ。
>>286 >じゃあ、当時のドイツ帝国は何だったんだ?立憲君主国家じゃなかったのか?
外見的立憲制というのですわ。
立憲君主制はあくまで、主権在民の国を言いますの。
>まあ、学校の先生に聞いてみな、「戦前の日本は立憲君主国だったんですか?」ってな。
>よほどのDQNでも無い限り「そうだ」と答えてくれるさ(藁
学校の先生が教えてくださいましたのよ。
普通に教材として使われている山川出版社の用語集にもそう書かれていますわ。
本気でそう信じてるのなら、山川出版社に抗議してみたらいかがですか?
>そう言うのを「バイアスがかかった見かた」と言うんだよ。
>役に立つから覚えておきな(藁
ほぉほぉほぉ。
「国体の本義」が立憲君主制ではなく、天皇の御親政と表明せねばならなかった理由には何一つ答えられていませんことよ。
外圧がかかっていたからこそ、他国の理解を得るために「立憲君主制」名乗るべきだったのではございませんこと?
自らのカルト性を表明するなど、外交戦略としては、下の下だと思いますわ。
しょせんそのていどの民度だったということ。
>>273 >後ね、アジテーション文書をもって国家の政治体制を判断しようって言うのがどれだけDQNな事か判ってる?(藁
文部省発行の公式文書ですわ。
それを国民は疑うことなく受け入れましたわ。
これこそ、当時の共同幻想性を示す決定的な証拠。
そもそも「国体の本義」と銘打たれた文書、国体を判断するための第一級史料であることはまちがいありませんことよ。
その史料に対抗できるだけの史料を出してくださいませんとね。
学術的な議論とは呼べませんわ、先生。
>>293 >まあ取り合えず、そんな電波な解釈をしている学者を紹介してくれ。(もしいればだが)
>お前の電波を根拠にされても答え様がない。
「国体の本義」を提出しているではございませんか。
当時の国民、政治家、学者の総意を示す文書ですわ。
まあ、異端は常にいたでしょうけどね。
先生はその異端の説を出して、一生懸命、日本が立憲君主制だと言ってるに過ぎませんわ。
>えーとつまり、英国を始めとする、欧州の国家は全て立憲君主制だったと証明することが不可能になりますが、
>それでよろしいか?
憲法解釈として「国体の本義」なみのデンパ文書を公式出版しているのならそういうことになりますわ、先生。
>>294 >自分の脳内定義を脅かす存在は、信憑性がないと切り捨てる君の態度はある意味凄い。
>宗教は論破できないと言われる由縁だろう。
「国体の本義」が全国の学校に配布されたということは、数え切れないほどの目撃者が存在する、否定しようもないほどの歴史的事実ですわ。
その全国の不特定多数の目撃者に対抗できるだけの信憑性が、そのエピソードにあるのですかとたずねておりますの。
しょせん密室の中の出来事。
いくらでも捏造可能ですわ。ほぉほぉほぉ。
あきらかに学術的に有利なのはこちらですことよ、先生。
>けど後に伊藤が、出てきた時には逆らえなくて、結局は従いましたけどね。
もっとわがままを張れば、通ったかも知れないではないですか?
ほほほっ。そんな根拠で立憲君主制を説くとは、ディオのまえのジョナサンなみに貧弱ですことよ、先生。
「国体の本義」の前には、春風のまえのチリに等しいですわ。
>俺が知っているだけで、後2、3はあるけど、なんなら紹介してあげようか?
「国体の本義」出版に対抗できるだけの、不特定多数の目撃証言のあるエピソードであるのでしたらね。
しょせん、捏造可能性のあるものは証拠として弱いですわ、先生。
>>295 >英国は法的には今でも主権在君。
>首相は国民が選ぶのではなく、国王が任命する事になっている。
>(ただ実質下院での多数派の党首を任命するのが慣例なだけ)
ほほほ。
君臨しても、統治せずは、すでに万民が知るところ。
「天皇の御親政」とはぜんぜんちがいますの。
そもそも、大日本帝国においては、議会は天皇の翼賛機関に過ぎませんわ。
抑制機能は求められておりませんの。
公式文書の言葉ですから、他の異端学者の言説よりも、当てになりますことよ、先生。
>天皇も内政に口を出したことはありませんよ。
>法的に認められていても、実行しなかったのですから、同じです。
ほほほっ。
実行したか、しなかったは問題ではありませんわ。
そもそも、こと菊タブーに守られておりますから、いくらでも隠蔽、捏造可能ですわ。
証拠として弱いですわ、先生。
>はいはい、それならドイツやイタリアも否定しているのだから、
>日本はファシズム国家ではないという事でいいね。
ほぉほぉほぉ。
このことに関してはわたくしつつしんで謝罪せねばなりません。
ファシズムという言葉は定義があいまいで、敵性国への蔑称に過ぎませんわ。
せいぜい、明らかにファシズム国家と呼べるのは、狭義によるイタリア・ファシズムのみ。
そのことを教えてくださったのは先生方。感謝ですわ。
世の中には、かのアメリカすらファシズムと呼ぶ人がおりますのでしかたございませんわ。
以前書いた文章は、
大日本帝国・前近代的な天皇カルト教国家・未熟
アメリカ・近代自由民主国家・成熟
に変更させていただきますわ。
戦前の日本は近代的なファシズム以下の国家だったのですわ。
これが正しいものの見方なのですことよ。
おーーーーーほほほほほほっ!!!
その「国体の本義」自体がアジテーションの為の文書なんだが…。
>>296 >取り合えず、伊藤博文がなにを目指していたのか知っておくべきだね。
>そして専制主義が色濃い、ロスフェラー草案ではなく、
>議会の権利を大幅に認めた井上草案をもとに作った憲法にしたのかもね。
ほぉほぉほぉ。
そんなことをおっしゃるから、歴史学者の悪い癖と呼んだのですわ。
あくまでも国体は共同幻想性が決定するもの。
伊藤本人がどう考えていたかは、しょせん自己幻想領域に過ぎませんわ。
伊藤本人の考えが、共同幻想性と反していれば、いずれくつがえされます。
「国体の本義」で、くつがえされたようにね。
あの世で、伊藤は「国体の本義」を見て、「あちゃー」と思ったでしょうね。
いずれにせよ個人の力では限界があるのですわ。
ほほほっ。
今宵の先生も、セクシーでしたわ。
>>298 >外見的立憲制
それはウェーバーの造語だ(藁
立憲君主制国家を分類する際に、便宜的に名づけた用語に過ぎないんだが、日本では国家体制の一つとして拡大された解釈で取り入れられてるんだな。
これについては、賛否がいまだにはっきりと分かれているので、現在のところ普遍的な用語とは言えないね…やっぱり辞書引きなさい。
明治憲法と国家体制については、早くから「憲法制定史」からの研究が盛んだった。
すでに戦前、尾佐竹猛『維新前後における立憲思想』、同『日本憲政史大綱』上・下、清水伸『独墺に於ける伊藤博文の憲法取調と日本憲法』、同『帝国憲法制定会議』(ともに、のち清水伸『明治憲法制定史』に所収)などの優れた研究が公にされている。
これらは単に政府の憲法制定のみならず、民間の立憲政治論や国会開設論、私擬憲法などの検討も行っており、早くからこの分野の水準は高かった。
戦後はさらに、こうした研究を受け継いだ不朽の名著、稲田正次『明治憲法成立史』上・下が刊行され、明治憲法には様々な要素と諸潮流が流れ込んできていることが明らかとなった。
しかし、はやくから、研究が高水準に達していたことに加え、マルクス主義の潮流が歴史学会において力を持つにつれ、明治政府内部に対する実証研究はすたれていき、明治憲法を「外見的立憲制」と裁断するやり方が主流となって行ったんだな。
君の先生が言ったのはこの流れの残滓に則った発言に過ぎないんだよ。
国体の本義国体の本義とうるさい香具師だな…。
では、君の論理に従うと、アメリカは未だに国家が神による世界の創世を公式に認めているDQN国家と言う事になりますがよろしいか?
まあ、既にアジテーション文書しか拠って立つ所が無いんだろうな…可愛そうに(藁
というかまずその気持ち悪い口調を改めてくれ。
エロゲーだかなんだか死欄が。
>>297 おいおい。自由主義このスレ検索したらお前の発言は
>>39 >ソ連は弱体化した。たしかにそうだよ。でも、アメリカだけでなく、自由主義陣営は、みなどんどんかくじつな経済発展を遂げていった。
>この根拠を、アメリカの国力のみに求めるのは根拠が薄いよ
>>161 >自由主義や民主主義だけでは、どうしてもシステム論、形式論になってしまう。
しか無かったぞ。他にもあるというなら教えてくれ。どういう重要性をといてるんだ?
自由主義ってのは富国強兵のため主義なのか?
だったら、最近の中国やイラン戦争後のイラク、WW2前のヒトラー政権下のドイツ、明治維新後の日本の経済成長をどう説明するんだ?
京都新聞(1月26日)の報道で、民主主義のお手本のように思われてきた英国が、実は「政教一致の国」であることを知りました。
「現在も女王が首相の助言で教会首脳を任命するなど国家とのつながりは強い。カンタベリー大主教ら宗教貴族が自動的に英上院に議席を与えられ、国政関与の特権もある」
「ブレア首相はまだ、政教分離を明確に打ち出していないが、首相やブラウン蔵相、ストロー内相が『教会と国家の段階的分離』を掲げる組織に名を連ねるなど、労働党としては政教分離に前向きだ」
「教区の主教は、教会推薦の二人の候補から、首相が一人を選び女王が任命するのが慣例だが、ブレア首相は初めて二人とも拒否、妥協人事の成立まで一年以上かかった」
「『国教会は依然、英国の精神世界の柱であり、十年以内に完全な政教分離が実現するとは思えない』(ノースコット教授)というのが専門家の一致した見方だ」
http://www.kcn.ne.jp/~ca001/F14.htm
> それを国民は疑うことなく受け入れましたわ。
?
>>310-312 彼に彼の知らない知識を授けても、
自分の脳内で決定された物事を変える事はありません。
いや、彼は自分にとって都合の悪い出来事は、信憑性がないと言って信じません。
なんつーか本当にオウム信者と話しているみたいだ。
315 :
世界@名無史さん:03/03/06 21:23
バカサヨなんかな?
ただのバカだろう。
>>299 >当時の国民、政治家、学者の総意を示す文書ですわ。
『国体の本義』を本当に知っているのか?誰かが出したレスで君は始めて知ったような印象を受けたが、
このレスで、確信したよ、『国体の本義』を総意を現す文章だとしているのだからな。
>憲法解釈として「国体の本義」なみのデンパ文書を公式出版しているのならそういうことになりますわ、先生。
そもそも国体の本義は憲法解釈ではないのだが、誰かが国体の本義をパイブルとして攻撃したかね。
そして公式には英国の国王は『神の恩寵をもって、グレートブリテンおよび〜』という電波な立場ですね、
そして英国の公共機関の全てが『陛下の〇〇』
というふうになっており、公式的な立場としてなら、全く同じです。
>しょせん密室の中の出来事。
密室ねえ、どこで起った発言だと思っているのやら。
自己意見が崩壊しているからといって、当時の1級資料を否定するとはなんとも電波な人だな。
318 :
世界@名無史さん:03/03/06 23:13
>>300 >あきらかに学術的に有利なのはこちらですことよ、先生。
ほうそれなら学術的に『明治天皇紀』を否定している学者なり有識者を1人紹介してくれ、
これをもとに論文つくっている学者は吐いて捨てるほどいるが、信憑性がないといっている学者はしらんからのう。
>不特定多数の目撃証言のあるエピソードであるのでしたらね。
だから密室の中じゃねーんだよ、
結局奉告の儀式も天皇はすっぽかしてんだよ。
御託並べる前に、調べろ。
319 :
世界@名無史さん:03/03/06 23:18
哀戦死は、引用しておきながら、関係ありそうで無いことを
書きたてるね。
321 :
世界@名無史さん:03/03/06 23:55
>もっとわがままを張れば、通ったかも知れないではないですか?
仮定では意味ないんだよ、それなら反対して意見をごり押しした事例を紹介してくれ、
出なければUFOをナサが隠しているという意見と変わらん。
明治天皇は一々政治に口出していたので、もしあるのなら、簡単に上げられるだろう、もしあるならね。
とりあえず1人二人の意見に反対した事例はあるが、重臣一同に反対した事例など一切ないと記憶にはないのだがな。
>議会は天皇の翼賛機関に過ぎませんわ。抑制機能は求められておりませんの。
だから憲法成立過程を勉強しろ、元々対立すべき存在とされてんだよ(確か提言者は森)
抑制機能徒かいう前に少しは調べろ、天皇では立法不可。
そして協賛とは両院の過半数の可決と、最高法規である明治憲法に規定されているだろ。
>公式文書の言葉ですから、他の異端学者の言説よりも、当てになりますことよ、先生。
はいはい、公式文書で英国の公共機関全てが、陛下のものになっておりますから、
学者がなにを述べ様が意味が無いということで。
322 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:00
>>321 それよりもまずこのアホ(哀戦死)が真っ当な学者の言説を
取り上げたことがあったっけ?
323 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:02
>>301 >実行したか、しなかったは問題ではありませんわ。
それなら英国は(以下略
>>302 君の大日本帝国をカルトとする定義だと、たぶんアメリカはキリスト教原理主義国家になると思われ。
>>304 共同幻想性が基盤となるなら、『国体の本義』をネタもとで議論出来るわけないのだが名。
325 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:06
>>322 真っ当なとか言う前に、学者の意見を上げたことすらない。
あくまで『自己幻想領域』の意見だけだ。
宗教に入ってますからねえ彼は。
なんかこのスレ、独特の雰囲気が某虎の穴みたいやね。
住人だかROM人だかが暴れてるんじゃろかー?
グノーシススレも好調みたいだし。おもしろーい。
紅茶を嗜みつつマッタリROM。至福ー。
327 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:07
>>325 そうなると何が目的なのかさっぱりわからない罠。
329 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:09
330 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:11
>>327 目的が議論に勝つ事に変わっているからじゃない?
331 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:13
332 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:18
>>331 ですな。
けど俺は、必死に彼の認識を一つ一つ崩してるんだよ、
だって洗脳を解くには、これが一番だって聞いたから(笑
333 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:19
>>332 ですな。
しかし、何を勘違いしたのか本人が議論を優勢に進めてるつもりになってるのが痛いんですな(笑
334 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:23
なぜか精神分析スレに変わっている罠。
>>333 確かに、けどなんで優勢だと思っているのか分かりませんね。
いやまあ、彼以外誰も理解できないとは思いますが。(藁
俺は明日彼がどんな詭弁を弄するか、今から楽しみにしていますよ。
この速度、自作自演やね。言うまでもないけどさ。
はー、紅茶ウマー。
>>334 いやいや彼は中々根性がありますよ、
この根性を別の方面にいかせれば、将来大成するかもしれませんよ(w
このままでは、市民運動家が関の山ですし、
民主主義真理教ならまだいいですけど、逝っちゃってるカルトにオルグされるかも知れませんし。
>>336 こんな時間に紅茶飲むと眠れなくなっちゃうよ。
無視できないところが必死でかわいい&hearts
339 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:31
>>335 いきなり「立場が逆転したようですね〜」とか言い出したんですが、本当にいきなりだったんで、何が何やら(藁
過度のストレスを逃れるために脳内でいきなり優位に立っちゃったんでしょうな(藁
>>339 たぶん172さんが国体の本義を引用して、見方になってくれたからと思ったからじゃないかな。
よくいるんだよね、見方が現れると優位に立ったと思う人って。
172さんにしても、あの馬鹿を批判している人と対立しただけで、
彼を擁護したわけじゃないのにね。
>>238 ぐらいからネタとしか思えない。
決め台詞とか変な言葉づかいとか、
そんな書くか普通?
見方→味方
厨な間違い。
もう寝よ根よ。
343 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:43
>>341 保険じゃない?、また知識不足を徹底的に証明されたら、ネタ宣言して逃げる為のね。
つーかさ、最初からアレが言っている事って、無茶苦茶ネタっぽいから、
ネタかマジレスか判断つかなかったんだよね。いや今もか。
345 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:49
>>344 でも、釣師だとすれば結構大漁でしたな。
漏れも釣られたクチですが(藁
釣り師・・・・・
頭のどこかで想像していたけど、手持ちの本を見返すなどして必死にレスしていた、
俺には、決定的なダメージを与える言葉だな。
347 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:57
ファシズムについて語るスレじゃないのか、ここ。
なんか面白い奴がいるみたいだけど。
ちょっと質問、ジャコバン独裁はファシズムにはいるんかな。
348 :
世界@名無史さん:03/03/07 00:58
>>347 あれは単なるテロルでしょ。
ファシズムの範疇には入らないと思いますがね?
そもそもファシズムってWWII期の独伊の体制のことじゃなかったっけ。
350 :
世界@名無史さん:03/03/07 10:37
教科書には日本も含んでいるがなぜはずす
>>349
ファシズムはイタリアとドイツ。日本は軍国主義と習ったが。 < 教科書
お、こんな所にもたろが住んでいるのか。
世界史板の中の人も大変だな。
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
>>305 なるほど、短時間にそれだけ含蓄のある長文を返していただけるとは、さすが先生。
わたくしも教養を深めるために稲田正次『明治憲法成立史』を読んでみたいと思いますわ。
>>306 >国体の本義国体の本義とうるさい香具師だな…。
ほほほっ。
国体論に関しては、大衆浸透性のある、捏造性の全くない、公式文書「国体の本義」を第一級史料として一点突破させていただきますわ。
これを覆せなければ、わたくしの「天皇カルト教国家」説は不動ですからね。
不用意に両手両足を伸ばしたら、がっちりつかまれて八つ裂きの刑にされかねませんわ。
このことは先生から教訓として教わったこと。
なんせ、先生はわたくしの1000倍歴史を知っておりますので、ヘタに話を広げない方が賢明ですわ。
ほほほっ。
>>307 まあ、既にアジテーション文書しか拠って立つ所が無いんだろうな…可愛そうに(藁
ほほほっ。
あんなデンパ文書がアジテーションとして効果を発揮したことそのものが、日本人の民度の低さを証明しているのですわ。
>>309 >しか無かったぞ。他にもあるというなら教えてくれ。どういう重要性をといてるんだ?
ほほほっ。
リベラリズムで、前スレから検索すれば、もっと引っかかりますことよ。
>自由主義ってのは富国強兵のため主義なのか?
ちがいますわよ。戦争を回避するもっとも有効なイデオロギーですわよ。
>だったら、最近の中国やイラン戦争後のイラク、WW2前のヒトラー政権下のドイツ、明治維新後の日本の経済成長をどう説明するんだ?
重工業中心段階なら、計画経済のほうが有効ですわ。ソ連の社会主義や、ルーズベルトのニューディール政策とかね。
しかし、ある段階で限界が来ましたの。限界が来たから、民主国家でも、サッチャーやレーガンのような新保守主義が生まれ、規制緩和を実行したのですわ。
そもそも、わたくしが重視しているのは、経済の自由と言うより、むしろ政治的自由ですわ。
>>312 >神の下のひとつの国:宗教国家アメリカの正体
>
http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r12-128.htm ほほほっ。
日本人を国家神道から解放してくれたアメリカを宗教国家とは。
にわかには信じられませんわね。
わたくしは、あくまで、そのサイトの作者の個人的見解としか思えませんでしたけど。
そもそも、正確には政治と宗教を切り離すことなど不可能ですわ。それは文化や伝統に根ざすものですし。
あくまでも、宗教カルト教国家が問題なのは、相互批判機能として三権分立が機能しなくなること。
アメリカにチェック&バランスの自己批判機能が働いている限り、あくまでも文化的なものに過ぎませんわ。
日本の国家・国旗問題ていどのようなものでございませんこと?
>>315 >バカサヨなんかな?
失礼ですわね。わたくしは反日家ではございませんわ。
あくまで、愛と自由と民主主義のすばらしさを広めるために戦っているのですことよ。
>>317 >そもそも国体の本義は憲法解釈ではないのだが、誰かが国体の本義をパイブルとして攻撃したかね。
>それは独り将来に向つての規範たるのみならず、肇国以来の一大事実である。
>憲法第一条に「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」とあるのは、これを昭示し給うたものであり、
>第二条は皇位継承の資格並びに順位を昭かにし給ひ、第四条前半は元首・統治権等、
>明治維新以来採択せられた新しき概念を以て、第一条を更に紹述し給うたものである。
>現御神として肇国以来の大義に随つて、この国をしろしめし給ふのであつて、
>第三条に「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」とあるのは、これを昭示せられたものである。
ほほほっ。
立派に憲法解釈しておりますことよ。
とくに第3条は、天皇の現御神を明示しているとはっきり書いております。
いぜん、先生が3条は、法的な無答責を指すとおっしゃっておられましたが、その解釈が公式的には否定されておりますわよ。
大日本帝国憲法が発布された時点で、日本は天皇カルト教国家だったのですわ。
おーーーーーほほほっ。
>そして公式には英国の国王は『神の恩寵をもって、グレートブリテンおよび〜』という電波な立場ですね、
>そして英国の公共機関の全てが『陛下の〇〇』
>というふうになっており、公式的な立場としてなら、全く同じです。
ほほほっ。それは公式と言うより、ただの慣習的なものでございましょう?
国王の御親政や、議会の翼賛性を示す、公式な法律や憲法がイギリスにあるというのなら、引用してくださいませ。
>>318 >ほうそれなら学術的に『明治天皇紀』を否定している学者なり有識者を1人紹介してくれ、
>これをもとに論文つくっている学者は吐いて捨てるほどいるが、信憑性がないといっている学者はしらんからのう。
ほほほっ。それは、明治天皇紀以上の史料が存在しないからでございましょう。
明治天皇紀をすべて真実と解釈している学者も少ないのではないですか?
一生懸命、史料批判してくださいませ。
しょせん、戦後に出された史料。天皇の戦争責任を逃れるために、事実を歪めてる可能性は常にございますわよ。
>>321 >仮定では意味ないんだよ、それなら反対して意見をごり押しした事例を紹介してくれ、
>出なければUFOをナサが隠しているという意見と変わらん。
ほほほっ。天皇大権が存在する以上、不可能ではございませんことよ。
>とりあえず1人二人の意見に反対した事例はあるが、重臣一同に反対した事例など一切ないと記憶にはないのだがな。
あら、明治天皇は名君だったようですわね。
>だから憲法成立過程を勉強しろ、元々対立すべき存在とされてんだよ(確か提言者は森)
ほほほっ。
しょせん、一学者、一政治家の解釈でございましょう。
>>324 >つーか、ほとんど脳内ソースが資料
失礼ですわ。
「おりじなる」と呼んでいただけませんこと。
そもそも国体の本義を提出していますでしょう?
>>325 >真っ当なとか言う前に、学者の意見を上げたことすらない。
天皇の宗教的権威性を示した論文は、吉本隆明の「共同幻想論」があると、わたくしの先生がおっしゃっておりましたわ。
先生方の共同幻想論批判をお聞きしたいですわね。
>>346 >釣り師・・・・・
>頭のどこかで想像していたけど、手持ちの本を見返すなどして必死にレスしていた、
>俺には、決定的なダメージを与える言葉だな。
釣りではございませんわ。
先生のご教授には感謝しておりますの。
尊敬できる先生だからこそ、教師越えの甲斐もあるということですわ。
360 :
世界@名無史さん:03/03/07 16:13
このスレ、もう捨てよう。 相手にせんほうがええ。
361 :
世界@名無史さん:03/03/07 17:32
ファシズムも軍国主義も、『その時代の要求に応えようとした』物だったと思う。
ファシズムは第一次大戦後、小党乱立による政治の混乱と、
労働運動・鉄道ストライキによる経済の混乱からイタリアを救おうとした。
ナチズムも然り。
軍国主義は、世界恐慌後の長引く不況を、植民地の拡大によって打破しようとした。
言わば「外向きな富国強兵」政策ではないだろうか。
アメリカのニューディール政策など、とにかくその時代、各国はそれぞれのスタイルで
その時代を乗り切ろうとしたんだと思われ。
362 :
世界@名無史さん:03/03/07 21:44
どうでも良いが辞書はちゃんと引いたんだろうな?
363 :
世界@名無史さん:03/03/07 21:53
引いてないにょ
だからその口調をやめろよ!哀☆戦☆死!!
365 :
世界@名無史さん:03/03/07 22:05
良いんじゃないの?頭の中身に相応しくて(藁
366 :
世界@名無史さん:03/03/07 22:28
>>357 >立派に憲法解釈しておりますことよ。
だから政治家でも軍人でも官僚でも学者でも誰でもいいから、『国体の本義』を根拠にして、
明治憲法とは、こう解釈すべきだと言った奴を上げろと、
全然関係ない反論してんじゃねーよ。
>ほほほっ。それは公式と言うより、ただの慣習的なものでございましょう?
いや国王の正式な立場を、公式文書で表すとこうなるんだよ。
ついでに英国で軍隊や艦隊、郵便などがなんと呼ばれているかくらいしっとけよ。
>国王の御親政や、議会の翼賛性を示す、公式な法律や憲法がイギリスにあるというのなら、引用してくださいませ。
日本にも公式な法律や憲法で、議会の翼賛性や御親政を示す物などないのだが?
367 :
世界@名無史さん:03/03/07 22:39
>>358 >明治天皇紀をすべて真実と解釈している学者も少ないのではないですか?
それなら1人でもいいから上げろよ。
>しょせん、戦後に出された史料。天皇の戦争責任を逃れるために、
編集され出版されたのは大正、脳内で判断する前に、少しは裏を取れ。
図書館行けばあるからさ。
>ほほほっ。天皇大権が存在する以上、不可能ではございませんことよ。
アメリカ政府ががUFO隠している!!!!!
と全く同じだな。
君ひょっとして、やおいさんですか?
>しょせん、一学者、一政治家の解釈でございましょう。
だーかーらー憲法を作った人達が、そういうふうに考えて作っているんだってば。
憲法草案を作った中で、議会は天皇に服従すべしなんていった人がもしいたら、教えてくれ。
>>359 そいつは歴史学者じゃない。
もし日本のファシズム性について語りたかったら、
秦郁彦の『軍ファシズム運動史』でも読め。
368 :
世界@名無史さん:03/03/07 22:43
明治天皇紀の編集が終ったのは、昭和8年だった、これはすまん。
俺の勘違い。
369 :
世界@名無史さん:03/03/07 23:28
>>359 >天皇の宗教的権威性を示した論文は、吉本隆明の「共同幻想論」が〜
ワラタ…DQNの先生はやはりDQNか(藁
君の先生って日教組入ってるでしょ?(藁
笑ったついでに真面目な話もするか。
天皇に宗教的な権威性があるのは当たり前だ。
天皇は言ってみれば「神道」における総本山の一つだからだ。
キリスト教徒がローマ法王に対して宗教的な権威を感じるのと本質は同じだって事だな。
>先生方の共同幻想論批判をお聞きしたいですわね。
んじゃ、しとくかね(藁
「共同幻想論」自体、吉本が信奉するマルクス主義に則って既存の国家・思想・宗教を否定・無力化する為の論理の模索の過程から生まれたものに過ぎない。
論理自体にも矛盾がある。
例えば、共同幻想論によると歴史は幻想の過程として遡及する事が可能で、共同幻想の進展は個体の観念の発達史と対応すると言っている。
しかし、共同幻想の進展を個体の観念の発達史と対応させるとしても、共同幻想と個体の幻想は
逆立ちするという側面をどう捉えるか。つまり、個体の観念の発生史と共同幻想の進展を対応させるには、それが個体の存在そのものにおいては順応した形では決して現れないと言う矛盾を持つのである。
また、この本が主題に置いている、人間間の繋がりの幻想性と言う哲学上の命題も、所謂「言語学的転回」によって古い考えとなりつつある。
結局はフーコーらの思想の亜流の域を出ていないって事だな。
370 :
世界@名無史さん:03/03/07 23:29
>>355 >ちがいますわよ。戦争を回避するもっとも有効なイデオロギーですわよ。
国連決議なしで、他国に侵略しようとしている国家がありますねえ。
確かアメリカとかいうそうですが。
>>356 戦時中のアメリカで、三権分立が守られたとはいえんね。
政府と議会はては、野党までは一致して、戦争推進を推し進めているし、
そして特定人種の隔離政策などは、憲法にも違反しているね。
君の定義なら、戦時下のアメリカは、相互批判能力が欠如したカルト国家と言える。
>規制緩和を実行したのですわ。
アメリカの経済政策と聞き、規制緩和だけを見るのは、片手落ちだね。
国内的には国家が企業活動に介入し、社会主義的な政策をもって乗りきった面もある。
また保護主義などにより、自国の産業の保護も何度も行われていた。
そしてサッチャーなどの改革も政府主導であり、社会主義的な性格を持つ。
371 :
世界@名無史さん:03/03/07 23:36
>>369 つーか吉本の本って、ただの吉本本人の妄想を基盤としたもので、
実証が常に必要な史学を、
これで批判されても困るのだけど、彼はきっと分かってないのでしょうね。
思想厨だったのか。
どうりで馬鹿なハズだよな。
373 :
世界@名無史さん:03/03/08 00:23
>>356 >宗教カルト教国家が問題なのは、相互批判機能として三権分立が機能しなくなること。
英国では、議会の権限が強すぎて立法に対する司法の審査権が事実上ありませんが何か?w
374 :
世界@名無史さん:03/03/08 07:56
愛☆戦士…相手を言い負かそうと必死で、既に自分の反論に矛盾が生じている事にも気付いていないんだな…可愛そうにw
色んな事を言われてパニくってる姿が目に浮かぶよw
まあ、
>>356-357の様に自説に都合の悪い事は信じない以上、議論にも何にもならない訳だが。
…「議論」のやり方って知ってる?w
375 :
世界@名無史さん:03/03/08 08:00
>>358 >一生懸命、史料批判してくださいませ。
資料批判の仕方も知らない香具師が資料批判を語るなよ(藁
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
>>366 >だから政治家でも軍人でも官僚でも学者でも誰でもいいから、『国体の本義』を根拠にして、
>明治憲法とは、こう解釈すべきだと言った奴を上げろと、
>全然関係ない反論してんじゃねーよ。
ほほほっ。ですから、国体の本義の作者はそう申しておりますわ。
>日本にも公式な法律や憲法で、議会の翼賛性や御親政を示す物などないのだが?
ほほほっ。だから、第一条と第三条挙げていますわ。
天皇大権と、法的無答責をこえた国家元首の神聖不可侵性が明記されておりますわよ。
うふふふっ。
>>367 >アメリカ政府ががUFO隠している!!!!!
>と全く同じだな。
>君ひょっとして、やおいさんですか?
大権がある以上、不可能ではありませんわ。ただ天皇陛下が遠慮しただけでございましょう。
>だーかーらー憲法を作った人達が、そういうふうに考えて作っているんだってば。
>憲法草案を作った中で、議会は天皇に服従すべしなんていった人がもしいたら、教えてくれ。
ほほほっ。
憲法を作った人間の自己幻想性など関係ありません、となんども申しておりますでしょう。
しょせんは、大衆に受け入れられない国体論は、大衆によってくつがえされるだけ。
天皇機関説は、当時の日本人には似合わない国体だったのですわ。だから、右翼や軍部の突き上げであっさり崩壊しましたの。
民度を越える国体論など、インテリの空論ですわよ。
不滅・不敗の神国幻想を克服できなかった未熟な大衆には、現御神の御親政がふさわしい国体だったのですわ。
>>370 >国連決議なしで、他国に侵略しようとしている国家がありますねえ。
>確かアメリカとかいうそうですが。
権威主義国家に対してのみの攻撃性ですわ。
>戦時中のアメリカで、三権分立が守られたとはいえんね。
>政府と議会はては、野党までは一致して、戦争推進を推し進めているし、
一致していたからといって、相互無批判とは限りませんわ。
ただ与野党一致して、日本を叩かなくてはと思うほど、日本がドキュンだったのでしょう。
真珠湾を奇襲しなければそんなことにはなりませんでしたわ。
報道の自由も守られておりましたわ。
戦時中の反戦報道記事も現存しておりますでしょう。
すべてが翼賛機関となった現御神の御親政とは明らかにちがいますわ。
ほほほっ。
>そして特定人種の隔離政策などは、憲法にも違反しているね。
アメリカはのちに、謝罪しておりますわ。
戦勝国が謝罪するなんて、さすがアメリカですわ。
ほほほっ。
先生にこのようなことを申し上げるのは僭越でございますが、
国体の本義よりも、大衆的支持をうけた国体論を早く教えてくださいませ。
インテリの議論なんて、現実からいくらでも乖離可能な空理空論ですわよ。
先生が、公式文書「国体の本義」の内容をくつがえしていただければ、
わたくしは焼き土下座のAAつきで、先生に謝罪いたしますわ。
おーーーーーほほほっ。
しかしこのスレ、ファシズム体制について語るものなんだから
日本は除外されてるんだよな。ヨーロッパメインでしか話せない。
なんで日本の話をし続けてるんだ?
381 :
世界@名無史さん:03/03/08 15:46
>>379 昭和10年の国体明徴運動が成功した時点で
運用面においても明治憲法体制は
カルト国家と化したって訳か?
久しぶりにきたらえらくキショイスレになったな。
なりきりスレかなんかかここは?
383 :
世界@名無史さん:03/03/08 18:54
ファシズム政権(ナチスとか)って具体的に選挙をどんな風に制限したんですか?
384 :
世界@名無史さん:03/03/08 19:30
愛戦士は、たぶn原理じゃない
こんな奴いたよ
アメリカは近代的な国家ではないって事でいいな?
386 :
世界@名無史さん:03/03/08 22:03
>>377 >ほほほっ。ですから、国体の本義の作者はそう申しておりますわ。
つまり君は反論は出来なかったのだから、そんな事例は一切なかったということでいいね。
そして公的な出版物としては、当たり前のことを綴っただけという事でいいね。
>天皇大権と、法的無答責をこえた国家元首の神聖不可侵性が明記されておりますわよ。
神聖条項は欧州の立憲君主国家では当たり前の条項ですが、なにか?
ベルギーなどにもあったのですけど、どうも君は相変わらず知らないようですね。
つーか一条も三条も御親政を示す物でも、翼賛性を示す物ではないのだが。
387 :
世界@名無史さん:03/03/08 22:15
>>378 >大権がある以上、不可能ではありませんわ。ただ天皇陛下が遠慮しただけでございましょう。
UFOの隠蔽もアメリカの国家権力なら、不可能ではありませんね、
>しょせんは、大衆に受け入れられない国体論は、大衆によってくつがえされるだけ。
何時誰が、伊藤などの憲法制定での解釈を否定し、国体の本義が正しいと言ったのかね?
当時そんな学者がいたのなら、1人でもいいからさっさと上げてくれないかな。
出来ないなら、所詮君の思いこみに過ぎないよ。
>天皇機関説は、当時の日本人には似合わない国体だったのですわ。
天皇機関説への攻撃は所詮政争なのだが、
つーか戦前の日本は実質ずっと天皇機関説そのままで動いてるんだけどねえ。
基礎知識の足りない厨房は、これだから・・・・
そもそも右翼と一部の政治家、軍人だけの意見を一般化しているところが馬鹿なんだよね。
大多数の学者官僚軍人政治家の意見を無視しているところがまあこいつらしいか。
388 :
世界@名無史さん:03/03/08 22:40
>>379 >権威主義国家に対してのみの攻撃性ですわ。
どことはいいませんが、中南米で軍事独裁政権を支援し、民主化を弾圧していた国がありますね。
イラクを援助していた国と同じ国ですが、あえて口に出す事もないでしょう。
つーか、吉本の本読んでて、なんで親米なのか理解に苦しむ、本当に読んだのだろうか???
>一致していたからといって、相互無批判とは限りませんわ。
そうですね、軍閥の抗争は激しく、軍部に対抗する為に立ち上げた、大政翼賛会も、
内部分裂を起こし、すぐに有力議院が辞め、実質崩壊していましたからねえ。
>ただ与野党一致して、日本を叩かなくてはと思うほど、日本がドキュンだったのでしょう。
そうですねえ、日本に抵抗を続ける国家や、自分のことは棚に上げて、イチャモン付けてくるドキュンな国家がある以上、
日本の選択は仕方ないですね。
>報道の自由も守られておりましたわ。
戦時中のアメリカで報道の自由が守られたとは笑わせる、
戦地から内地への郵便物がそのままだったと思うのかね?
>アメリカはのちに、謝罪しておりますわ。
自国アメリカ人に謝罪するのに、戦勝国であるか、敗戦国あるかなど関係ないのだが、
つーか、これじゃ戦時中憲法違反していたってことを否定できてないじゃん。
むしろ戦時中アメリカが相互批判能力が欠如していた事を認めた事例だろ。
390 :
世界@名無史さん:03/03/08 22:47
>>379 >国体の本義よりも、大衆的支持をうけた国体論を早く教えてくださいませ。
国体の本義が大衆の支持を受けた?
なにを根拠に、こんなことを言っているのかね?
当時の日本は天皇も、明治憲法も多くの支持を受けていたわけだよ、
これはすなわち、立憲君主制の支持に他ならないのだが。
てーかさ、今度は日本が立憲君主制であるこをを否定できなくなったから、
今度は、立憲君主制が支持を受けたかどうかに、方向を変えたわけ?
こういうのには普通に反論するんじゃなくて、
電波で対抗するのがいいとおもうよ。たぶん
無視されちゃった。
話が難しくて判んなかったの?ボク(藁
393 :
世界@名無史さん:03/03/08 23:53
試験問題で、ファシズムは政党選挙を否定していたという解答があったのですが、
それは選挙自体を停止したということですか?
394 :
世界@名無史さん:03/03/09 00:33
>>393 ファシズム政党自体、公正な選挙によって選ばれている。
選挙と言う手段その物は否定していない。
政権獲得後、権力基盤強化の為に他政党を禁止した。
選挙自体は停止していない。
言わば、現在のイラQや中狂の様な一党独裁体制下での選挙かナー。
信任投票の色合いが濃い。
395 :
ベンゼン中尉 ◆BENZENFG3I :03/03/09 00:46
実際にドイツなどは資本主義とはいかないが、国民は満足な生活を送っていたのも事実。
まあ、そこに領土拡張政策が盛り込まれると、話は別だがね!
どうやらここの皆様方はファシズムという言葉を
限定的に使いたがるきらいがあるようですわね。
曖昧な定義で自身に都合のいいように分類してるだけのようにしか
見えませんわ。
ファシズムをきっちりと定義した上でジャコバン独裁や
スターリン独裁がファシズムでないと
おっしゃる具体的な理由が欲しいところですわね。
おーーーーーほほほっ。
397 :
世界@名無史さん:03/03/09 01:25
中国の帝政はファシズム?
やだなぁ、政教分離を実現していた近代国家がファシズムだなんて、
信じられません。
マルクス主義はイエスが神だとかいう連中よりもずっと合理的ですよ。w
それとも共産党が共産主義はファシズムであると公式見解を出したのですか?
資料をだしてください。
>>380 :世界@名無史さん :03/03/08 12:30
>しかしこのスレ、ファシズム体制について語るものなんだから
>日本は除外されてるんだよな。ヨーロッパメインでしか話せない。
>なんで日本の話をし続けてるんだ?
スレ立て人です。
もともとは、前スレで暴れ出したヒトリのデンパを、新スレから隔離するため
にたてたスレですので、現在の使い方で全く問題ありません。
時は巡って前スレ嫡系の新スレは沈み、こちらは「あう」「ジャスミン嬢」に続く
世界史板・デンパ王の鑑賞スレとなりましたが。
402 :
世界@名無史さん:03/03/09 10:48
>>369 >ワラタ…DQNの先生はやはりDQNか(藁
>君の先生って日教組入ってるでしょ?(藁
べつに、愛戦士の肩を持つわけじゃないが、吉本そのものは反日教組的だと思うぞ。
もともと、労働者運動なんかを吉本はバカにしてるし、共産党や民青なんかの左翼は生涯の敵と言ってもいい。
>「共同幻想論」自体、吉本が信奉するマルクス主義に則って既存の国家・思想・宗教を否定・無力化する為の論理の模索の過程から生まれたものに過ぎない。
ちがうよ。吉本がアナーキーなのはたしかだが、もともとマルクス主義的な下部構造論決定論を批判するために共同幻想論を書いた。(正確に言えば、レーニン・スターリン的解釈から、マルクスを救済したかった)
天皇制を、幻想凝集体として意識化することで、それから脱却をはかった。経済格差を消せば、国家がなくなると言うことはあり得ないと言うことを主張するため。
むしろ、吉本の言う幻想性は不可避的に国家を生み出すので、国家の死滅を観察することはできない。
でも、吉本は前衛主義思想の消滅(真性民主主義の成立)を、国家の死滅と考えている節もある。ここは吉本のあいまいさだと思うけど。
>つまり、個体の観念の発生史と共同幻想の進展を対応させるには、それが個体の存在そのものにおいては順応した形では決して現れないと言う矛盾を持つのである。
逆立構造は吉本のテーゼのひとつで、矛盾じゃないよ。
ただ原始の人間の精神は、幼児の精神と同一性があると見て、それを考察しただけ。「共同幻想の進展は個体の観念の発達史と対応する」と見たわけではない。
共同幻想と自己幻想は逆立と、原始と幼児の一致性は矛盾してるわけじゃない。
>また、この本が主題に置いている、人間間の繋がりの幻想性と言う哲学上の命題も、所謂「言語学的転回」によって古い考えとなりつつある。
>結局はフーコーらの思想の亜流の域を出ていないって事だな。
ここをもう少しくわしく聞きたいね。
ハッタリじゃなければ、説明できると思うけど。
青い地球を守るため
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愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
>>381 >昭和10年の国体明徴運動が成功した時点で
>運用面においても明治憲法体制は
>カルト国家と化したって訳か?
いえす。そのとおりですわ!
逆に言えば、それ以前は国体が不明確だったというのがわたくしの持論ですわ。
先生がどんなにがんばっても、大日本帝国が「立憲君主制」だったという明確が証拠が提出できないのは、
当時の日本が持っていて本質的なあいまいさに原因ございますのよ。
「国体の本義」によって、ようやく国体がはっきりした。
それが天皇の御親政だったのですわ。
おほほほっ。
>>384 >愛戦士は、たぶn原理じゃない
原理ってなんでございますこと?
>>385 >アメリカは近代的な国家ではないって事でいいな?
いえいえ。アメリカが近代国家でなければ、どの国も近代国家ではございませんわ。
宗教性は、あくまで伝統、文化的な側面に限定されております。
アメリカの、支配の正当性に、宗教性などまったく必要のないものなのですわ。
戦前の日本と比べたら、その差は一目瞭然ですわ。
>>386 >つまり君は反論は出来なかったのだから、そんな事例は一切なかったということでいいね。
>そして公的な出版物としては、当たり前のことを綴っただけという事でいいね。
ですから、公式文書で堂々と国体表明しているところが大事だと申しておるのですわ。
一民間人に過ぎない、学者の解釈などが、なんの根拠になりましょう。
>神聖条項は欧州の立憲君主国家では当たり前の条項ですが、なにか?
>ベルギーなどにもあったのですけど、どうも君は相変わらず知らないようですね。
知っておりますわ。ですが、諸外国のそれとは意味合いがちがうと、はっきり「国体の本義」が憲法解釈を表明しておりますわ。
>つーか一条も三条も御親政を示す物でも、翼賛性を示す物ではないのだが。
ほほほっ。ですから、議会そのものの定義が翼賛機関なのですわ。
翼賛機関の協賛が必要だからと言って、それが立憲君主制のなんの根拠になりましょう。
>>387 >UFOの隠蔽もアメリカの国家権力なら、不可能ではありませんね、
法的な可能性のことを議論しているのでありましょう? UFO隠蔽なんて関係ございませんわ。
天皇が統治権を総攬している以上、手続き上の面倒があっても、不可能ではございませんわ。
>何時誰が、伊藤などの憲法制定での解釈を否定し、国体の本義が正しいと言ったのかね?
>当時そんな学者がいたのなら、1人でもいいからさっさと上げてくれないかな。
正しいもなにも、「国体の本義」が公式見解なのですから致し方ありませんわ。ほほほっ。
公式に認知されたものこそ、政治的な正しさを持つのですわ。
>天皇機関説への攻撃は所詮政争なのだが、
ほほほっ。しょせん政争と断言する根拠が分かりませんわ。
すべての行動の裏には必然がありますのよ。
偶然、天皇機関説を批判したものが勝ったのではなく、機関説批判が説得力を持ったから必然的に勝ったのですわ。
>大多数の学者官僚軍人政治家の意見を無視しているところがまあこいつらしいか。
ほほほっ。その学者の見解は、大衆性から乖離していただけですわ。公式と認められねば意味がありません。
>>388 >どことはいいませんが、中南米で軍事独裁政権を支援し、民主化を弾圧していた国がありますね。
それは共産政権を潰すためだと聞き及んでありますわよ。
共産化など、しょせんは非民主化ですわ。
>そうですね、軍閥の抗争は激しく、軍部に対抗する為に立ち上げた、大政翼賛会も、
>内部分裂を起こし、すぐに有力議院が辞め、実質崩壊していましたからねえ。
ほほほっ。それは情けない。それだけ政党制が未発達だったのですわ。
天皇カルト主義に乗っ取られて当然ですわね。議員がそのザマでは。
ほほほっ。
>そうですねえ、日本に抵抗を続ける国家や、自分のことは棚に上げて、イチャモン付けてくるドキュンな国家がある以上、
>日本の選択は仕方ないですね。
もうアメリカは、植民地支配の正当性のなさや、非合理性を自覚して、フィリピンの独立を確約しておりましたわ。
棚に上げてなどいませんことよ。
自分がやっていることを、ただドキュン日本にも要求しただけですわ。
>戦時中のアメリカで報道の自由が守られたとは笑わせる、
>戦地から内地への郵便物がそのままだったと思うのかね?
それは軍事機密にたいしてでしょう?
反戦運動の自由は守られていたのですわ。ほほほっ。
>自国アメリカ人に謝罪するのに、戦勝国であるか、敗戦国あるかなど関係ないのだが、
あら、ごめんあそばせ。
日系人強制収容のことかと思ってしまいましたわ。
>>390 >国体の本義が大衆の支持を受けた?
>なにを根拠に、こんなことを言っているのかね?
戦中派の人はみんな天皇マンセーとおっしゃっていましたわ。
少なくとも機関説よりは支持があったようですわね。
>当時の日本は天皇も、明治憲法も多くの支持を受けていたわけだよ、
>これはすなわち、立憲君主制の支持に他ならないのだが。
ほほ。立憲君主制かどうかあいまいなのに、支持もなにもありませんでしょう?
「国体の本義」いぜんは、国体が不明確だったのですわ。
>>392 >無視されちゃった。
>話が難しくて判んなかったの?ボク(藁
ほほほっ。わたくしの先生が言っていたというだけで、わたくしは共同幻想論など分かりませんわ。
ごめんさそばせ、ハッタリだったのですわ。
おーーーっほほほっ。
そろそろ議論も終盤ですわ。
けっきょくいままで先生が出された証拠は、すべて多元的解釈可能な、間接的なものに過ぎませんわ。
「国体の本義」のようなデンパ文書出しておいて、「じつは、日本は近代的な立憲君主制国家だったの、テヘ☆」なんて言う物言いは、
GHC王者三沢光晴がゆるしても、世間の常識は許しませんことよ。
はっきりと、「我が国の国体は立憲君主制である」て明徴されている出自のしっかりした公式見解文書の引用してくださいませ!
こちらは「天皇の御親政」とはっきりと表明している公式見解文書を提示しているのですからね。
つぎのターンで、先生が史料を提出できなければ、勝利宣言をさせていただきますわよ。
おーーーーーーほほほっ!!
脳内勝利をいくら宣言されても、デンパ君のアフォぶりが
きわだつだけなんですけど。
伊藤公が自ら書いた憲法解釈書ってなんて名前だったべか?
411 :
世界@名無史さん:03/03/10 10:40
>>385 >いえいえ。アメリカが近代国家でなければ、どの国も近代国家ではございませんわ。
>宗教性は、あくまで伝統、文化的な側面に限定されております。
>アメリカの、支配の正当性に、宗教性などまったく必要のないものなのですわ。
>戦前の日本と比べたら、その差は一目瞭然ですわ。
やだなぁ、自分の書いた事を忘れたの?
>>212 >国家レベルでの脱宗教性。
>これは近代国家の基本条件とも言えるでしょうね。
共産・社会主義国家の脱宗教はアメリカと比べて一目瞭然なんですが。
共産主義国家はアメリカよりも近代的って事だな。
412 :
世界@名無史さん:03/03/10 11:03
>02年6月26日,サンフランシスコの連邦控訴裁判所が違憲判決を下し,
>これに怒ったアメリカの上下両院は翌日,圧倒的多数(上院は満場一致,下院は反対3票)で抗議決議を採択し,
>反発の強さを恐れた連邦控訴裁判所自身が即日,この判決の効力を停止させたのだそうである。
文化的側面に限定ねぇ〜?
413 :
世界@名無史さん:03/03/10 12:23
>>410 伊藤博文著「憲法義解」昭和15年初版、岩波文庫
414 :
世界@名無史さん:03/03/10 21:20
>>411 >やだなぁ、自分の書いた事を忘れたの?
だから、コイツは平気でダブルスタンダード使いまくるんだから相手にしても仕方ないんだってば(藁
自分で資料を調べる事もしない、反論があっても自分の意見を懐疑的に検討することも無い、自論を押す為に平気でダブスタを使う…まともに議論する相手じゃないな。
こう言っても、本人には負け犬が吠えてる様にしか聞こえないんだろうけどね(藁
415 :
世界@名無史さん:03/03/11 00:07
>>404 >ですから、公式文書で堂々と国体表明しているところが大事だと申しておるのですわ。
政府の公式表明で立憲君主制だと述べている所を上げればいいわけだね。
確か条約改正の頃の外交文書などには、そう記載されているはずだよ。
敗戦した後の政府高官も、立憲君主制の維持を公式に 表明している、(たしか幣原)
それどころか、治安維持法でパクられた人達も、天皇を中心とする立憲君主制国家を否定するとかいう罪状で捕えられました。
そもそも天皇が本当に御親政しても、大日本帝国憲法で規定されている範囲内であれば、
立憲君主制国家である事は揺らがないのだけどね。
どうも君は君主に少しでも実権があれば立憲君主制ではないというわけ分からん定義を持っているようだな。
(おそらくこいつの定義だと、ドイツも立憲君主制国家ではないのだろう)
>はっきり「国体の本義」が憲法解釈を表明しておりますわ。
なにが違うのかね、公的な意味合いを持つ伊藤が持たせた意味は、
『不敬を以ってその身体を干讀(讀は偏は言じゃなくて水)すべからざるのみならず、
併せて指斥言義の外に在る者とす』だよ。
これ以上の意味を持たせてあるというのなら、その根拠をいいな。
>ほほほっ。ですから、議会そのものの定義が翼賛機関なのですわ。
だからーーーーーーーー議会のそもそもの定義が翼賛機関ではないのだが、憲法起草者の発言をまたあげなければならんのか、
ついでに憲法により、君主の権力を制限すれば、それは立憲君主制国家とされるんだよ。
416 :
世界@名無史さん:03/03/11 00:23
>>405 >法的な可能性のことを議論しているのでありましょう?
ほう、どのような法を使って、実行に移したのかな、
それも天皇の権威が矮小化されるような方向に、なぜあえて文書を偽造したというのか、
昭和八年という満州事変後に、イギリス式の立憲君主制国家たることを目指していたのだろうか(w
>正しいもなにも、「国体の本義」が公式見解なのですから致し方ありませんわ。ほほほっ。
政府の公式見解は敗戦した後でも、戦前の日本は立憲君主制国家でしたが、なにか?
つーか無知蒙昧な君と、法学者のどちらを信用するかと言われれば、君以外日本人全員法学者を信用するよ。
>ほほほっ。しょせん政争と断言する根拠が分かりませんわ。
天皇機関説を政治問題にしたのは、与党か野党かぐらいは知っておこう。
>ほほほっ。その学者の見解は、大衆性から乖離していただけですわ。
ほう、乖離していたとね、なにをもって乖離していたのか知りたい者だ。
まあ例え乖離していたとしても、学者の意見と小卒DQNの意見どっちを信用すると言われればねえ。
>>408 >けっきょくいままで先生が出された証拠は、すべて多元的解釈可能な、間接的なものに過ぎませんわ。
ワラタ…そりゃ自分の事だろ(藁
解釈が明らかな文書を持ってきて脳内根拠だけでDQNな解釈をねじ付けるデムパクソ(藁
まあ、勝手に脳内でバーチャルな勝利を味わっててくれ(藁
418 :
世界@名無史さん:03/03/11 00:42
>>406 >それは共産政権を潰すためだと聞き及んでありますわよ。
将来起りうる≪かも≫しれない、非民主化を阻止する為に、今現在起っている民主化を阻止するのですね。
>ほほほっ。それは情けない。それだけ政党制が未発達だったのですわ。
ふむふむ、つまり日本は相互批判能力が存在した自由民主国家で、
アメリカは相互批判能力が欠如した、全体主義国家ということでいいね。君も認めたし。
>棚に上げてなどいませんことよ。
日本の南部仏印進駐の前に、アメリカは北大西洋に軍事進駐を行っています。
これを棚に上げてないと言うのなら、ただのダブスタでしょうね。
>反戦運動の自由は守られていたのですわ。ほほほっ。
デリンジャーは逮捕されましたが?
>日系人強制収容のことかと思ってしまいましたわ。
日系人収容のことですが?日系人ですが、アメリカ国籍を持つ立派なアメリカ人からね。
つーかアメリカは相互批判能力の欠如した全体主義国家でいいんだね。
ついでに英国は公式文書で、未だに君主を賛美しているカルト国家というのもね。
419 :
世界@名無史さん:03/03/11 00:48
>>407 >戦中派の人はみんな天皇マンセーとおっしゃっていましたわ。
天皇マンセーであることがなんで立憲君主制や大日本帝国憲法、天皇機関説の否定になるんだ?
また美濃部にしても、大日本帝国憲法の否定など一切していないぞ、
つーか彼は、むしろ絶賛しているのだが(統帥権の独立だって認めている)
>「国体の本義」いぜんは、国体が不明確だったのですわ。
これは伊藤と井上の天皇の定義の違いだね、天皇が受動的か、能動的かという違いだよ。
そしてどちらにしても、立憲君主制を否定するものではないんだよ。
420 :
世界@名無史さん:03/03/11 01:17
>>407 >戦中派の人はみんな天皇マンセーとおっしゃっていましたわ。
現在のアメリカ人の大半がアメリカマンセー、国旗マンセーなのと同じだねw
国家や国家を象徴する権威に対する忠誠度が高いのは、国民国家としては民度が高い証拠だよw
421 :
世界@名無史さん:03/03/11 01:29
そもそも戦時下の法律や文書でもって、その国の本質を語るのが間違いなんだよね。
米国は日系人の集団隔離、戦争非協力者の迫害、国家への忠誠を要求したし、
英国は言わずと知れた、英国版国家総動員法の非常大権法がある。
422 :
世界@名無史さん:03/03/11 01:34
>>421 それが普通のスタンスだと思うんだけど、どこかの香具師にはそれが判らないんだよねw
423 :
世界@名無史さん:03/03/11 01:36
それにしても愛☆戦士…相変わらず勉強しなおしてもないし、辞書も引いてないんだな(藁
マンセーなんて流行語つかってる時点で、きみらは全員、自称が
ウヨ〜だかサヨ〜だか知らぬが、護摩ニズムいう論争本の手のうちにあると
思いねえ
425 :
イラク攻撃反対:03/03/11 01:41
426 :
世界@名無史さん:03/03/11 01:46
>>422 いや俺は元々は無知なるがゆえにしらんと見た。
たぶん非常大権法はまず間違いなく知らないと思われ。
中学の歴史の教科書には載ってなかったからな(笑
>>426 やはり厨房なのかねぇ?w
>>424 マンセーなんて普通に使うだろw
アンタがコヴァの読み過ぎw
428 :
世界@名無史さん:03/03/11 01:54
>>421 >米国は日系人の集団隔離、戦争非協力者の迫害、国家への忠誠を要求したし、
>英国は言わずと知れた、英国版国家総動員法の非常大権法がある。
なんとなくその国家の本質が戦時下の法律や文書に
現れているような気がするのは漏れだけだろうか。
>>428 と言うよりは狂気だろ?
戦時下には人間極端に走る傾向があるからね。
>427
マンセー、コヴァ、普通は使わんよ。小林よしのりのことだろ?
読んだことないよ。汚い絵でね
ま、おたくが使いつづけるのは構わんがね(w
>>430 読んだこと無い割には知ってるなw
つ〜か、読んだこと無いのにネタに使うあたり愛☆戦士と同レベルだなw
>431
するとオレ(430)=431=愛☆戦士(だれだこりゃ)は
皆、おつむのレベルが同じか。
そりゃ慶賀慶祝だ
アホの枢軸…あ、ごめん、うそ
>>424 2ちゃんで匿名でカキコするときには使うけど、署名いりで論文とか雑文
書くときには決して使わないことなど、いうまでもない。
青い地球を守るため
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>>411 >共産・社会主義国家の脱宗教はアメリカと比べて一目瞭然なんですが。
>共産主義国家はアメリカよりも近代的って事だな。
ほほっ。
そこはむずかしいところですわねぇ。
たしかにアメリカよりも脱宗教化しておりますけども、
共産圏の宗教ぎらいはちょっと病的な気もいたしますわ。
まるで、伝統、文化まで否定しているようで。
あくまでも、支配の正当性のために、宗教を利用しているかどうかが肝要だと考えてくださいませ。
>>412 >文化的側面に限定ねぇ〜?
ほほっ。伝統、文化的側面ですわ。
>>415 >確か条約改正の頃の外交文書などには、そう記載されているはずだよ。
>敗戦した後の政府高官も、立憲君主制の維持を公式に 表明している、(たしか幣原)
ほほっ。あら、そうでしたの?
>そもそも天皇が本当に御親政しても、大日本帝国憲法で規定されている範囲内であれば、
>立憲君主制国家である事は揺らがないのだけどね。
むっきー!
詭弁! 先生は詭弁を弄していらっしゃいますわ!
天皇の御親政も立憲君主制とおっしゃるのですか?
それにはいささか違和感がございますわね。
それは、広い意味で言えば、憲法のある君主制は立憲君主制と呼べるでしょうけど、
ですが、やはり議会に制限があれば、自由民主国家とは言い難いでしょう。
わたくしはそう考えますわ。
なるほど、どうやら、そこら辺が議論のかみ合わない原因でしたのね。
ようございます。百歩譲って主権在君でも憲法があればいちおう立憲君主制という定義で議論を進めますわ。
あくまで、わたくしはイギリス型と区別するために外見的立憲君主制と呼ばさせていただきますけどね。
日本は、外見的立憲君主制国家だったのですわ!
でも、政教分離してるかどうかはまたべつのお話ですわよ、先生。
>これ以上の意味を持たせてあるというのなら、その根拠をいいな。
むきーっ!
天皇の神格化は周知の事実ですわ!
先生はなぜその事実を知りながら無視しようとなさるの!?
ぷんぷん!!
>ついでに憲法により、君主の権力を制限すれば、それは立憲君主制国家とされるんだよ。
むきーっ!
あくまで日本は外見的立憲君主制ですわ!!
>>416 >ほう、どのような法を使って、実行に移したのかな、
ほほほっ。軍の統帥権を持っているのですから、その気になればクーデターも起こせますわよ、天皇は。
>ほう、乖離していたとね、なにをもって乖離していたのか知りたい者だ。
議会への失望感は国民の実感ですわ!
だから国民は天皇の御親政を望んだのでしょう。
>まあ例え乖離していたとしても、学者の意見と小卒DQNの意見どっちを信用すると言われればねえ。
むきーっ!
わたくしも中学校ぐらいはでておりますわ!!
>>418 >将来起りうる≪かも≫しれない、非民主化を阻止する為に、今現在起っている民主化を阻止するのですね。
共産化してからでは遅いのですわ!
ぷんぷん!!
>ふむふむ、つまり日本は相互批判能力が存在した自由民主国家で、
>アメリカは相互批判能力が欠如した、全体主義国家ということでいいね。君も認めたし。
全政党が解党していた国がなにを言うのです!?
アメリカは挙国一致体制でも、複数政党制を維持しておりましたわ!
しょせん日本は軍部独裁だったのですわ!
>日本の南部仏印進駐の前に、アメリカは北大西洋に軍事進駐を行っています。
>これを棚に上げてないと言うのなら、ただのダブスタでしょうね。
アメリカもいろいろ忙しかったのですわ!!
そもそも、脱植民地の傾向は、先生も認めておられたはず!
>デリンジャーは逮捕されましたが?
ほほほっ。そんなスペースシャトルみたいな名前の人は知りませんわ。
>日系人収容のことですが?日系人ですが、アメリカ国籍を持つ立派なアメリカ人からね。
むきーっ!
アメリカはのちに謝罪しております! ちゃんと反省するところがアメリカのえらいところなのですわ!!
>つーかアメリカは相互批判能力の欠如した全体主義国家でいいんだね。
>ついでに英国は公式文書で、未だに君主を賛美しているカルト国家というのもね。
むきーっ!
賛美といっても狂信的なものではございませんわ!
そもそもパパラッチの標的にされている王室になんの権威がございましょう!
日本の皇室のほうがまだ権威を保っておりますことよ!
>>419 >天皇マンセーであることがなんで立憲君主制や大日本帝国憲法、天皇機関説の否定になるんだ?
むきーっ!
狂信性を問題にしているのですわ! まわりが見えなくなるから、他国を侵略なんかするのです!
しょせんは外見的立憲君主制国家、野蛮さは隠しきれないのですわ!
>そしてどちらにしても、立憲君主制を否定するものではないんだよ。
むきーっ!
外見的立憲君主制であることはまちがいございませんわ!
非自由民主的ですわ!!
>>420 >現在のアメリカ人の大半がアメリカマンセー、国旗マンセーなのと同じだねw
>国家や国家を象徴する権威に対する忠誠度が高いのは、国民国家としては民度が高い証拠だよw
ちがいますわ!
神国幻想を持った日本と比べてはいけませんわ!
日本のナショナリズムは狂信的だったのですわ!
>>421 >そもそも戦時下の法律や文書でもって、その国の本質を語るのが間違いなんだよね。
むきーっ!
戦時下だから本性がでるのですわ!
天皇の神格化は、日本の政教分離が未熟だったなによりの証拠ですわ!
441 :
世界@名無史さん:03/03/12 15:31
>むきーっ!
なんと!真っ当な頭を持つ人間だと思って今まで相手をしていたが
実は見境無く人に噛みつく猿であったか。
では「猿にもわかるファシズム体制講座」としよう。
443 :
世界@名無史さん:03/03/12 17:16
むきーっ!むききっ!!
アイゼンハワー大統領は
「アメリカは民主主義の国家である。その民主主義は宗教的基盤無くしては存在しえない」
という趣旨の事を言っているのだが。
445 :
世界@名無史さん:03/03/12 23:50
>>436 >詭弁! 先生は詭弁を弄していらっしゃいますわ!
いや詭弁もなにも、世間ではこの解釈が一般的。
イギリス型とドイツ型という分け方はあるけど、立憲君主国家ではないという解釈をしている学者など見たことない。
>ですが、やはり議会に制限があれば、自由民主国家とは言い難いでしょう。
英国の議会は強い権力を持ってはいるが、無制限に強い権力を持っているわけじゃないよ。
当然制限が存在する。
>日本は、外見的立憲君主制国家だったのですわ!
議院内閣制を到達点と考えている一部の人間は、よくそんな事を言うんだよね。
とりあえず言っとくけど日本における実際の運用においては、英国式の受動的な君主制が近い。
『外見的』にはドイツ式の強力な権限を与えている体制ではあるが、
それはあくまで外見的であり、実態を正確に表しているとは言えない。
446 :
世界@名無史さん:03/03/12 23:54
>>437 >天皇の神格化は周知の事実ですわ!
国家元首の神格化は別に近代国家でも珍しくない。
それに天皇はあくまで、神主であり、神じゃないよ。
>あくまで日本は外見的立憲君主制ですわ!!
どの部分を見て外見的立憲君主制だとするのか述べなければ、君の発言に意味はない。
447 :
世界@名無史さん:03/03/12 23:56
>>438 >だから国民は天皇の御親政を望んだのでしょう。
本当に天皇が親政をしたと言うのなら、証拠を5つほど挙げてくれるかね?
少なくとも、当時天皇が親政をしたというのは初耳なんだがね?(藁
448 :
世界@名無史さん:03/03/13 00:02
>>438 >軍の統帥権を持っているのですから、その気になればクーデターも起こせますわよ、天皇は。
つまりアメリカ大統領は、なんでも出きると。
>だから国民は天皇の御親政を望んだのでしょう。
だからね、その根拠となるべきものを述べないと意味ないんだって。
望んだのでしょう君の判断を聞かされても、学術的には意味ないのよ。
>共産化してからでは遅いのですわ!
治安維持法についてどう思う?
>たしかにアメリカよりも脱宗教化しておりますけども、
>共産圏の宗教ぎらいはちょっと病的な気もいたしますわ。
>まるで、伝統、文化まで否定しているようで。
>あくまでも、支配の正当性のために、宗教を利用しているかどうかが肝要だと考えてくださいませ。
>それは、広い意味で言えば、憲法のある君主制は立憲君主制と呼べるでしょうけど、
>ですが、やはり議会に制限があれば、自由民主国家とは言い難いでしょう。
>あくまで、わたくしはイギリス型と区別するために外見的立憲君主制と呼ばさせていただきますけどね。
>日本は、外見的立憲君主制国家だったのですわ!
>共産化してからでは遅いのですわ!
>アメリカもいろいろ忙しかったのですわ!!
>そもそも、脱植民地の傾向は、先生も認めておられたはず!
>賛美といっても狂信的なものではございませんわ!
以上、ダブスタ・論旨のすり替え・勝手な定義の導入等、やってはいけない事の見本でした(w
450 :
世界@名無史さん:03/03/13 00:16
>>439 >アメリカは挙国一致体制でも、複数政党制を維持しておりましたわ!
日本の場合は戦時体制の為、合流したの。
いわば米英の挙国一致内閣と同じ。
政党が複数存在していようがいまいが、批判能力が欠如したら同じでしょ。
つーか複数政党制の維持ってなによ。んな法律があるのかよ。
>アメリカもいろいろ忙しかったのですわ!!
もうなんと言って良いやら・・・・
>ほほほっ。そんなスペースシャトルみたいな名前の人は知りませんわ。
調べろ。
>アメリカはのちに謝罪しております! ちゃんと反省するところがアメリカのえらいところなのですわ!!
だから謝罪したからといって、当時相互批判能力が欠如した体制だったということは変わらないでしょうが。
>賛美といっても狂信的なものではございませんわ!
なにをもって狂信的だと?
452 :
世界@名無史さん:03/03/13 00:33
>>440 >狂信性を問題にしているのですわ! まわりが見えなくなるから、他国を侵略なんかするのです!
今のアメリカの事ですね、よく分かりますよ。
>外見的立憲君主制であることはまちがいございませんわ!
そりゃね英国と日本では制度は大きく違うさ、いや英国と他の欧州国家全てに相違点はある。
だからどこをもって外見的立憲君主制なのか説明しないと。
誰かの受け売りじゃないのなら出きるでしょ。
>戦時下だから本性がでるのですわ!
英国は自己自身および職務と財産を国王陛下に委ねる法律が可決しましたね、
んでアメリカは特定人種を砂漠に強制移住ですか。両国の本性がよく分かりますね。
愛☆戦士たん、途中でキャラ変わったね。
でもよくひっぱるなあ
(^^)
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
>>444 >「アメリカは民主主義の国家である。その民主主義は宗教的基盤無くしては存在しえない」
それはきっと倫理的なものを言っているのですわ。
宗教原理主義は、自由民主主義と正反対に位置するものですわ。
>>445 >議院内閣制を到達点と考えている一部の人間は、よくそんな事を言うんだよね。
むきーっ!
議院内閣制以外に、どんな到達点があるというのですか!?
>それはあくまで外見的であり、実態を正確に表しているとは言えない。
むきーっ!
自由民主主義的でなければ、いっしょですわ!
軍部の台頭を抑えきれなかった議会に、なんの価値がありましょう!?
>>446 >それに天皇はあくまで、神主であり、神じゃないよ。
現御神ですわ! 天照大神の子孫ですわ!!
>どの部分を見て外見的立憲君主制だとするのか述べなければ、君の発言に意味はない。
主権が天皇にあるからですわ!
>>447 >少なくとも、当時天皇が親政をしたというのは初耳なんだがね?(藁
実際に天皇が親政を行ったかどうかは、問題ではありません!
議会制蔑視の風潮こそが問題なのですわ!
>>448 >つまりアメリカ大統領は、なんでも出きると。
むきーっ!
ああ言えば、こう言いますわね!
アメリカ大統領はそんなことはしませんわ! 米軍兵士だって、クーデターなどに参加するものですか!
>だからね、その根拠となるべきものを述べないと意味ないんだって。
>望んだのでしょう君の判断を聞かされても、学術的には意味ないのよ。
北一輝の「日本改造案大綱」にも、天皇と民衆を直結させようと言う思想は見られますわよ!
そもそも、軍の大戦果を大喜びしていた国民は、軍を抑えようとする議会をうるさく思っていたはずですわ!
>治安維持法についてどう思う?
日本は天皇カルト教国家ですから、共産党員を取り締まって当然ですわ!
>>450 >つーか複数政党制の維持ってなによ。んな法律があるのかよ。
自由民主主義の基本ですわよ!
>もうなんと言って良いやら・・・・
そもそも、アメリカの北大西洋進駐とはなんのことですの!?
いつどこへ進駐したのですの!?
きっと事情があったはずですから、調べてきますわ!
>だから謝罪したからといって、当時相互批判能力が欠如した体制だったということは変わらないでしょうが。
アメリカにも時代的な限界というものがございます。程度の問題なのですわ!
>なにをもって狂信的だと?
神州不滅とか、神風特攻隊とか、一億玉砕とかですわ!
デンパびんびんですわよ!!
>>452 >今のアメリカの事ですね、よく分かりますよ。
ですから、アメリカは民主国家には攻撃いたしませんわ! イラクが民主化すればよいのですわ!!
>だからどこをもって外見的立憲君主制なのか説明しないと。
選挙で選ばれた衆議院の権限の差ですわ!
>英国は自己自身および職務と財産を国王陛下に委ねる法律が可決しましたね、
>んでアメリカは特定人種を砂漠に強制移住ですか。両国の本性がよく分かりますね。
むきーっ!
木を見て森を見ずですわ!
ようございます。
わたくしはいささか先生への追及点を誤っていたようですわ。
とりあえず、大日本帝国の立憲君主制は認めますわ。
でも、大事なのは、「制」ではなく「主義」ですわよ。
ちなみにアメリカは『共和制自由民主主義国家』です。
わたくしの意見では、大日本帝国は『外見的立憲君主制天皇カルト教主義国家』ですわ!
先生は大日本帝国は『立憲君主制○○主義国家』だと考えておられるのですか?
○○の中身を答えていただきたいものですわ。(ちなみに、先生は、いぜん日本は自由民主主義ではないとおっしゃられておりましたわ)
先生の歴史的直観力が問われますわよ!
おーーーっほほほほっ!!
息切れ気味だな
「アメリカの政治体制は、熱心な宗教的信条の上に基礎づけられていなければ意味をなさない」
(アイゼンハワー)
アイゼンハワー回顧録が出店
1763年以来、原住民の頭の皮を剥ぐなどの残虐行為や虐殺を繰り返し、民族としてほぼ絶滅させる。
1864年 サンド・クリークの虐殺、1890年にはウンデッド・ニーで婦女子を含めたスー属の300人を虐殺があった。
ハリウッド映画では「原住民が白人の頭の皮を剥ぐ」という事実と逆の宣伝をする。
1847年 「黒人解放奴隷」を使ってアフリカを侵略、リベリアを建国。
1848年 メキシコからカリフォルニア・ニューメキシコを強奪。
ハリウッド映画では。「怪傑ゾロ」や「アラモ砦」で、メキシコが悪という宣伝を行う。
1893年 ハワイの女王を武力で退位させ、その後併合。
1898年 スペインからプエルトリコ強奪。
1899年 フィリピン共和国を占領。独立を要求するフィリピン革命軍を虐殺。
1902年 スペインからキューバを強奪。保護国化。カスロトによるキューバ革命の要因を作る。
1902年 内乱に乗じてニカラグアを武力占領
1934年 軍事占領に反対したサンディーノ将軍を暗殺。その後のニカラグア内戦の要因を作る。
1903年 コロンビアからパナマを強奪。
1917年 ロシア革命政権を倒すべくシベリアに侵攻。日本も侵攻。後で、日本の侵攻が長すぎると言って非難。
1937年 日本の中国侵略に必要な石油・鉄を日本に輸出。米国の中国での権益が侵されると、一転して禁輸。
1945年 朝鮮独立運動指導者金容九を暗殺(最近、犯人がCIA要員であることが判明)、
李承晩傀儡政権を樹立して、朝鮮戦争の要因を作る。朝鮮戦争時の、韓国人虐殺も最近明るみの出る。
464 :
名無しさん@あつまれ!わんパーク:03/03/13 17:26
1945年 広島・長崎に原爆投下。ドレスデン・東京爆撃で一般市民を大量虐殺。
責任者はルメイ将軍。こいつは、この後も「キューバ危機」で世界を核戦争一歩手前に持っていく。まだ、生きている。
1953年 イランのモサデク政権をクーデターで倒し、傀儡のパーレビ国王を擁立。その後のイスラム革命の要因を作る。
1954年 ジ ュネーブ協定を無視して、ベトナム南部に傀儡政権を樹立。
その後、1975年まで、あらゆる国際法に違反し、侵略・虐殺を続ける。「トンキン湾事件」なる「証拠」のでっち上げや、
ソンミ(ミライ村)での虐殺、「軍事施設の攻撃」という名目の病院・一般住居の爆撃、中立国艦船の爆撃、
「枯れ葉剤散布」と称する化学兵器の使用、ナパーム弾・ボール爆弾などの非人道的兵器の使用など、
1961年 キューバ侵攻。ケネディの元側近によると、現ブッシュ大統領の父親の元大統領が深く関与した疑い。
1962年 キューバ危機を引き起こし、核戦争寸前(その後、あと10分で核戦争勃発ということが判明)。
米国のマスコミは「米国による核戦争の危機」を「キューバ危機」として問題を誤魔化す。
1965年 インドネシアで「九月三〇日事件」をでっち上げ、スハルトを傀儡とする。
1970年 カンボジアでクーデターを起こし、ロン・ノル傀儡政権を樹立。クメール・ルージュによる大虐殺の要因を作る。
1973年 人権侵害・政治犯殺害で有名なピノチェトを使って、チリ大統領アジェンデを殺害。
このとき、米国人・フランス人・スペイン人を含む外国人も虐殺。
1978年 イスラエル軍のレバノン侵略時に、イスラエル現首相シャロンの指揮の元、1万人に及ぶパレスチナ難民が虐殺された。
またイスラエルは建国以来パレスチナ人虐殺を繰り返しているが、米国は一貫してイスラエルを支持している。
米国のマスコミは、イスラエル問題を「パレスチナ問題」と言い換えることで世界を騙す。
1986年 リビア爆撃。
1989年 パナマ侵攻。ノリエガ将軍を拉致。
1991年 クウェートをそそのかしてイラクの石油を盗掘し、イラクのクエート侵攻を待ってイラク侵攻。
1999年 ユーゴスラビアを爆撃。ストイコビッチの生まれた病院や中国大使館を狙い撃ち。
鬼畜ルメイってまだ生きてやがったのかよ……
466 :
世界@名無史さん:03/03/13 23:52
>>460 >先生は大日本帝国は『立憲君主制○○主義国家』だと考えておられるのですか?
アフォか…『立憲君主制民主主義国家』に決まってんだろうが。
有権者の選挙によって選ばれた議会によって運営される政体が「民主主義」以外にあるのか?
実態が一党独裁だろうが君主に主権があろうが何だろうが、そういう政体を取っている国家は「民主主義国家」と定義されるんだよ(藁
戦前の日本は「共和制」では無かっただけで、民主主義政体を取っていた事は間違いない。
467 :
世界@名無史さん:03/03/14 00:14
>>456 >議院内閣制以外に、どんな到達点があるというのですか!?
現代が歴史の終着点だとでも思っているのかな?
あくまで、現在において先進諸国に議院内閣制民主共和政体の国家が多いだけで、それが未来においても同様とは限らない。
民主制には民主制の欠点があるし、将来においてその欠点を憂慮した人々がそれ以外の政体を選択する可能性も十分に考えられるんだがね?
>>457 >現御神ですわ! 天照大神の子孫ですわ!!
天皇自身を含めて、当時誰もそんな事を信じてはいない。
…君は信じてるのか?(藁
>実際に天皇が親政を行ったかどうかは、問題ではありません!
>議会制蔑視の風潮こそが問題なのですわ!
だから話をすり替えるんじゃないよ。
天皇の親政を問題に挙げたのは君だろ?
だったらその例を挙げてみろと言ってるんだ。
>アメリカ大統領はそんなことはしませんわ! 米軍兵士だって、クーデターなどに参加するものですか!
それは君の希望的観測に過ぎないな。
つ〜か、その言い回しはまさに君の言う所の「原理主義」だな(藁
君は「アメリカ大統領原理主義」なのか?(藁
>北一輝の「日本改造案大綱」にも、天皇と民衆を直結させようと言う思想は見られますわよ!
まずは北一輝についてもっと勉強しような(藁
君は勉強が嫌いみたいだから、取り敢えずこれでも見とけ↓(藁
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/9388/kita.html
468 :
世界@名無史さん:03/03/14 00:53
>>458 >アメリカにも時代的な限界というものがございます。程度の問題なのですわ!
だからそれがダブスタだっつ〜の(藁
>>459 >ですから、アメリカは民主国家には攻撃いたしませんわ! イラクが民主化すればよいのですわ!!
相手が民主国家で無ければ何をしても良いのか…恐ろしくDQNな国家だな(藁
で、ベトナム戦争は何だったんだ?
>木を見て森を見ずですわ!
そっくりそのままお返しできる言葉だな(藁
469 :
世界@名無史さん:03/03/14 01:06
>>456 >議院内閣制以外に、どんな到達点があるというのですか!?
そもそも議院内閣制が終着点ではないし、例え終着点だったとしても最良というわけではない。
>軍部の台頭を抑えきれなかった議会に、なんの価値がありましょう!?
軍部の台頭となんの関係があるのやら。
軍部の発言力が強い国家は立憲君主国家ではないなどという詭弁聞いた事ないね。
470 :
世界@名無史さん:03/03/14 01:19
>>457 >現御神ですわ! 天照大神の子孫ですわ!!
国の為に死んだ人は神様になるのが当時の日本です。日本の神という概念が分かってないようですな。
それにそんな事言ったら、英国の国王は神から支配権を委ねられたことになりますが。
>主権が天皇にあるからですわ!
君主制国家の主権は、法的には君主に存在します。
んで無制限の権限を与えず、法によって拘束した政体を立憲君主制と呼びます。
つまり立憲君主制国家の主権は君主に存在し、これは英国日本ともに同じです。
そして実際は英国は議会、日本は元老、政党(議会)、官僚、軍部などに存在しました。
>アメリカ大統領はそんなことはしませんわ! 米軍兵士だって、クーデターなどに参加するものですか!
日本の天皇もしませんが(激藁
>北一輝の「日本改造案大綱」にも、天皇と民衆を直結させようと言う思想は見られますわよ!
んでそれがなんの根拠になるんだ?思想家の思想と現実は違うぞ。
>日本は天皇カルト教国家ですから、共産党員を取り締まって当然ですわ!
わかりました、アメリカと日本は同じなのですね、
471 :
世界@名無史さん:03/03/14 01:36
>>458 >自由民主主義の基本ですわよ!
日本は自主的に統合し挙国一致内閣を設立しただけだ。
政府や軍部が解党や統合させたわけじゃない。
>そもそも、アメリカの北大西洋進駐とはなんのことですの!?
この程度のこともしらんのか、グリーンランドやアイスランドに進駐しているんだよ。
>アメリカにも時代的な限界というものがございます。程度の問題なのですわ!
日本にも(以下略
>神州不滅とか、神風特攻隊とか、一億玉砕とかですわ!
戦時下での国威高揚為のアジテーションでなにがいいたいのやら。
472 :
世界@名無史さん:03/03/14 01:45
>>459 >ですから、アメリカは民主国家には攻撃いたしませんわ! イラクが民主化すればよいのですわ!!
だからアメリカは民主化運動を(以下略
>選挙で選ばれた衆議院の権限の差ですわ!
予算議定権、立法権ともに議会にありますが?
>木を見て森を見ずですわ!
もう少し日本の勉強もして日本の森も見るようにしましょうね。
473 :
世界@名無史さん:03/03/14 02:12
>>460 立憲君主制民主(資本)主義国家か、
立憲君主制国家主義国
(自由は入らないだろうね)
戦時下では軍人が幅を利かせていたが、それはあくまで戦時下であって平時ではない。
むしろ平時では(とくに大正期)は軍人はカナーリ嫌われていた。
だから軍国主義は当て嵌まらない。
全体主義もあの時代だけの一時的な風潮であり、一時期だけで判断すればアメリカも全体主義になるので却下。
民族主義てきな風潮はないが、国家主義的な風潮は常にあったので、国家主義は外せない。
また同時に、庶民の発言権の拡大は常に行われていたので、民主主義的な面も否定できない。
国家主義40%民主主義30%議会主義20%軍国主義10%くらいじゃないかな。
474 :
世界@名無史さん:03/03/14 07:42
ところでファシズムはどうなった?
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
>>462 >「アメリカの政治体制は、熱心な宗教的信条の上に基礎づけられていなければ意味をなさない」
むっきー!
だからといって、キリスト教原理主義ではありませんわ!
アメリカにはさまざまな宗教信者が住んでいますことよ!!
>>466 >戦前の日本は「共和制」では無かっただけで、民主主義政体を取っていた事は間違いない。
むっきー!
自由主義ではありませんわ!!
そもそも、形式ではなく、実質的に○○主義だったかを問うているのです。
イデオロギー的な傾向性です。
先生の率直な分析を聞きたいものですわ。
>>467 >民主制には民主制の欠点があるし、将来においてその欠点を憂慮した人々がそれ以外の政体を選択する可能性も十分に考えられるんだがね?
むっきー!
そんな仮定の話は無意味ですわ!
いまげんざいの、議院内閣制の他の体制に対する優位はくつがえりませんわ!!
それ以外の政治体制は、議院内閣制に取って代わられるべきですわ!!
>天皇自身を含めて、当時誰もそんな事を信じてはいない。
>…君は信じてるのか?(藁
信じるもなにも、それを信じるのが宗教ですわ!
昭和帝が特別な存在だったのは、戦後生まれのわれわれにも肌で感じられたこと!
人間である平成帝とは明らかに存在がちがいますわ!
>天皇の親政を問題に挙げたのは君だろ?
>だったらその例を挙げてみろと言ってるんだ。
天皇御親政を目指したことが問題だと言っているんです!
実際にそうであったかどうかは、永遠に闇のなか。
権威主義体制だったことの明確な証拠ですわ!
>君は「アメリカ大統領原理主義」なのか?(藁
むきーっ!
文民統制の未熟さを述べているのです!
軍部の意識が低すぎるのですわ! 軍閥化するメンタリティの低さが問題なのですわ!
>>468 >相手が民主国家で無ければ何をしても良いのか…恐ろしくDQNな国家だな(藁
>で、ベトナム戦争は何だったんだ?
ドキュンではございませんわ!
民主化すれば、結果的にそれが解放であり、
その国の幸福につながるということは日本の民主化でも証明済み!
力ずくでも民主化させることが、イラクのタメなのですわ!
これは解放であり、教育なのです!!
ベトナムは、共産化を防ぐために戦いですわ。
結局は国際世論の理解を得ることができずに失敗いたしましたが、
冷戦の勝利で、自由民主主義の正当性は証明されましたわ!
>そっくりそのままお返しできる言葉だな(藁
むきーっ!
日本は占領国に、皇民化政策、神社参拝、創氏改名の強要を行っていますわ!
それにたいして、アメリカは日本に民主主義を教え、食料援助、のちにちゃんと独立までさせてくれたのですよ!
どっちが支配で、どっちが解放かはあきらかです!!
朝鮮の対日感情の悪さ、日本の対米感情の良さ。
これが歴然とした差を証明しておりますわ。
おーーーーっほほほほほっ!!!
>>469 >軍部の発言力が強い国家は立憲君主国家ではないなどという詭弁聞いた事ないね。
すぐ軍閥化する国が立憲君主制などとはおこがましいですわ!
少なくとも、議会制民主主義を踏みにじる行為なのは明かですわ!
>>470 >国の為に死んだ人は神様になるのが当時の日本です。日本の神という概念が分かってないようですな。
>それにそんな事言ったら、英国の国王は神から支配権を委ねられたことになりますが。
天皇は生き神さまですわよ!
キリスト教は、現御神を吹聴するような土俗的な宗教ではございません!
>そして実際は英国は議会、日本は元老、政党(議会)、官僚、軍部などに存在しました。
むきーっ!
議会の影響力が相対的に低かったことを認めているではないですか!?
>日本の天皇もしませんが(激藁
天皇の統帥権の独立を使って、軍部が好き勝手してたらいっしょですわ!
天皇の名前を出せば、すべてが許されるという風潮が問題なのです!
>わかりました、アメリカと日本は同じなのですね、
反共という点ではいっしょですわ!
ですが、すべてがいっしょだというのは詭弁ですわ!
>>471 >日本は自主的に統合し挙国一致内閣を設立しただけだ。
>政府や軍部が解党や統合させたわけじゃない。
むきーっ!
全体主義的な風潮を止められなかったくせに!!
>この程度のこともしらんのか、グリーンランドやアイスランドに進駐しているんだよ。
それは、ナチやソ連を牽制するためですわ!
そもそもとっくの昔に撤退しておりますでしょう!
敗戦まで植民地にしがみついた日本とは大違いですわ!!
>戦時下での国威高揚為のアジテーションでなにがいいたいのやら。
どうして狂信性を示す重要な証拠を、なんでもかんでもアジテーションで片づけるのですか!?
誠意がございませんことよ!!
一億玉砕などという狂気があるから、他国を侵略して平気なのです!!
まさにやくざの任侠的メンタリティですわ。
>>472 >予算議定権、立法権ともに議会にありますが?
衆議院の権限はイギリスのほうが強いですわ!
犬養毅以降、政党内閣を作れなかった日本がなにをいうのです!
>もう少し日本の勉強もして日本の森も見るようにしましょうね。
むきーっ!
日本とアメリカ、占領国への対応をよく見たらどうですの!?
>>473 >国家主義40%民主主義30%議会主義20%軍国主義10%くらいじゃないかな。
軍国主義が弱すぎませんか?
現役軍人が首相になっておりますのよ。
そもそも、天皇神格化を無視しているのは、意図的としか思えませんわ!!
ぷんぷん!!
481 :
世界@名無史さん:03/03/15 00:22
482 :
世界@名無史さん:03/03/15 04:28
>>475 >そもそも、形式ではなく、実質的に○○主義だったかを問うているのです。
>イデオロギー的な傾向性です。
>先生の率直な分析を聞きたいものですわ。
実質的にも民主主義だな、ただ自由民主主義では無かっただけだ。
イデオロギーとなると難しいが、「国権主義」と言うのが一番近いのではないかな?
>>476 >そんな仮定の話は無意味ですわ!
>いまげんざいの、議院内閣制の他の体制に対する優位はくつがえりませんわ!!
>それ以外の政治体制は、議院内閣制に取って代わられるべきですわ!!
これまでさんざん君が言って来た事も過程の話じゃないか、またお得意のダブスタかい?(藁
で、アメリカ合衆国が議院内閣制じゃ無い事は当然知ってるよね?(藁藁
>昭和帝が特別な存在だったのは、戦後生まれのわれわれにも肌で感じられたこと!
>人間である平成帝とは明らかに存在がちがいますわ!
それは単なる君の主観(藁
君、実は天皇マンセー?(藁藁
>天皇御親政を目指したことが問題だと言っているんです!
>実際にそうであったかどうかは、永遠に闇のなか。
>権威主義体制だったことの明確な証拠ですわ!
だからその例を挙げてみろって言ってるんじゃないか(藁
挙げられないなら素直にそう言った方が良いよ?
いつまでも論点をすり替えないでさ(藁
>文民統制の未熟さを述べているのです!
>軍部の意識が低すぎるのですわ! 軍閥化するメンタリティの低さが問題なのですわ!
実際に起こったクーデターは2回とも鎮圧されてますが何か?
483 :
世界@名無史さん:03/03/15 04:29
>>477 >民主化すれば、結果的にそれが解放であり、
>その国の幸福につながるということは日本の民主化でも証明済み!
>力ずくでも民主化させることが、イラクのタメなのですわ!
>これは解放であり、教育なのです!!
その押し付けがDQN以外の何だと?(藁
君の脳内ではそう言うのかも知れないが、世間では「侵略」であり、「教化」だと言うんだよ(藁
>ベトナムは、共産化を防ぐために戦いですわ。
>結局は国際世論の理解を得ることができずに失敗いたしましたが、
経緯を一から勉強しなおして来い、アフォ。
>冷戦の勝利で、自由民主主義の正当性は証明されましたわ!
結果的に相手が自滅しただけで、正当性の証明などとはまったく関係ない。
冷戦後に明らかになったのはアメリカの覇権主義的な性格だけに過ぎない。
>日本は占領国に、皇民化政策、神社参拝、創氏改名の強要を行っていますわ!
>それにたいして、アメリカは日本に民主主義を教え、食料援助、のちにちゃんと独立までさせてくれたのですよ!
>どっちが支配で、どっちが解放かはあきらかです!!
まず、何処の占領国の事なのか教えてくれるかね?
朝鮮、台湾は「占領国」ではなく、戦前から「日本領」だったね?
アメリカは旧来の日本の伝統や教育制度を破壊したし、農村社会を破壊したね?
言論の統制を行って、違反した者をどんどん収監したね?
ああ、ウォーギルト・インフォメーションも忘れちゃいけないな(藁
で、日本のした事と何が違うと言うのかな?
…取り敢えず、漏れへのレスはこれだけか。
しかしまったく進歩が無いな、コイツ(藁
俺は明日レスしよ。
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
>>481 >いつ日本が創始改名を強制した?
形式は届け出制ですが、実際は強制!
教科書にも載っている常識ですわ!!
>>482 >イデオロギーとなると難しいが、「国権主義」と言うのが一番近いのではないかな?
ほほほっ!
全体主義だったのをお認めになるのですね!?
素直に全体主義と呼べばいいのに、物は言い様ですわねぇ。
>それは単なる君の主観(藁
>君、実は天皇マンセー?(藁藁
宗教とは主観的なものなのです!
戦前に日本人がどういう主観(主義)を持っていたかを考えるべきなのですわ!!
486 :
世界@名無史さん:03/03/16 08:29
>青い地球を守るため
>胸の鼓動が天をつく!
>自由を守れと天が呼ぶ!!
>愛を守れと人が呼ぶ!!
珍妙で独善的で偉そうで思わず吹き出しそうな意味不明のアジテーションだな。
>だからその例を挙げてみろって言ってるんじゃないか(藁
2・26の帰隊命令!
終戦の御聖断ですわ!!
>実際に起こったクーデターは2回とも鎮圧されてますが何か?
失敗したのは皇道派のクーデターです!
統制派には乗っ取られてしまいましたわ!
現役軍人が首相になったのですよ!!
>>483 >その押し付けがDQN以外の何だと?(藁
>君の脳内ではそう言うのかも知れないが、世間では「侵略」であり、「教化」だと言うんだよ(藁
脳内ですと!?
アメリカに占領されたわれわれだから言えることのなのですわ!!
アメリカの進駐は解放であり、民主化は教育だと!
われわれはこのことをもっとアメリカに敵対する国へ伝えるべきです!!
>経緯を一から勉強しなおして来い、アフォ。
ベトナム戦は冷戦構造における代理戦争だということは、周知の事実だと思いますが?
>結果的に相手が自滅しただけで、正当性の証明などとはまったく関係ない。
なにを言うんです!?
仮にも歴史学の人間がそのようなことを言うべきではございませんわ!?
ソ連が自らの正当性のなさを認めたから、崩壊したのです!
自滅したのは、悪だったからですわ! 非を認めたからですわ!
>冷戦後に明らかになったのはアメリカの覇権主義的な性格だけに過ぎない。
世界大戦、冷戦、自由民主主義を守るために血まみれになって戦ったアメリカをなぜ覇権国家呼ばわりするのです!?
失礼だとは思わないのですか!?
アメリカがいなかったら、日本はとっくにソ連に占領されておりますわよ!!
>朝鮮、台湾は「占領国」ではなく、戦前から「日本領」だったね?
勝手に併合しておいてなにを言うのです!
盗人猛々しいとはこのことですわ!
>アメリカは旧来の日本の伝統や教育制度を破壊したし、農村社会を破壊したね?
改革したのです! 民主化を進め、理想的な憲法を提供してくれて、農地改革で大地主をなくし、財閥を解体いたしましたわ!
それもこれも、日本の近代化、民主化のタメですわ!
>言論の統制を行って、違反した者をどんどん収監したね?
反自由民主主義者を取り締まっただけですわ!
カルト信者のデンパを取り締まってなにが悪いのです!
先生は認めておられませんが、戦前の日本の教科書、新聞は見て恥かしくなるぐらいのデンパですわ!
あんなデンパ文書、取り締まって当然です。
489 :
世界@名無史さん:03/03/16 08:31
>愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
「見参」というなら堂々と本名を名乗れ!
>ああ、ウォーギルト・インフォメーションも忘れちゃいけないな(藁
悪いことは悪いと教えてなにが悪いのです?
>で、日本のした事と何が違うと言うのかな?
日本がしたことは皇民化! アメリカがしたことは自由民主化ですわ!
ぜんぜんちがいますことよ、先生!
>しかしまったく進歩が無いな、コイツ(藁
分からず屋なのは先生のほうです。
これだけ諭しているのに、まだ日本のカルト性をお認めにならないのですね。
491 :
世界@名無史さん:03/03/16 08:34
>日本がしたことは皇民化! アメリカがしたことは自由民主化ですわ!
では「猿にも解る自由民主」を語れ!
492 :
世界@名無史さん:03/03/16 08:37
>宗教とは主観的なものなのです!
>戦前に日本人がどういう主観(主義)を持っていたかを考えるべきなのですわ!!
なかなか立派な考えだ。イスラエルやアラブに行ってそう言えば?
493 :
世界@名無史さん:03/03/16 09:05
>>485 >教科書にも載っている常識ですわ!!
教科書レベルの知識で物を語る前に、何度も言ってるが勉強しろ(藁
>全体主義だったのをお認めになるのですね!?
はぁ?…「国権主義」の意味を辞書で引いてきな。
>宗教とは主観的なものなのです!
>戦前に日本人がどういう主観(主義)を持っていたかを考えるべきなのですわ!!
君の主観と当時の日本人の主観はまったく別のものだ。
それとも君、戦前生まれ?(藁
>>487 >2・26の帰隊命令!
>終戦の御聖断ですわ!!
どちらもあくまで「緊急時の最終判断」に過ぎないな…親政の証明にはならないよ(藁
>現役軍人が首相になったのですよ!!
はぁ?戦前の制度ではおかしな話じゃありませんでしたが何か?
首相になる前から陸軍大臣に任命されてるしな。
>アメリカの進駐は解放であり、民主化は教育だと!
>われわれはこのことをもっとアメリカに敵対する国へ伝えるべきです!!
ものは言い様だね、まあ一人でそう叫んでてくれたまえ(藁
>ベトナム戦は冷戦構造における代理戦争だということは、周知の事実だと思いますが?
そういう認識しか持ってないから勉強して来いと言ったんだがな(藁
494 :
世界@名無史さん:03/03/16 09:05
>>488 >仮にも歴史学の人間がそのようなことを言うべきではございませんわ!?
そうだね、君のように支離滅裂な事を言ってちゃいけないね(藁
>世界大戦、冷戦、自由民主主義を守るために血まみれになって戦ったアメリカをなぜ覇権国家呼ばわりするのです!?
>アメリカがいなかったら、日本はとっくにソ連に占領されておりますわよ!!
現実に覇権国家だったんだから仕方あるまい(藁
日本が冷戦中に大丈夫だったのは、米ソと言う二つの覇権国家の勢力が冷戦構造で均衡していたからに過ぎないよ。
さてと、後はまた夜か明日にでもしようかね(藁
インディアンを居留地に押し込めたり、
メキシコに喧嘩を売る事は民主国家のすることすか?
496 :
世界@名無史さん:03/03/16 13:42
497 :
世界@名無史さん:03/03/16 15:50
社民党が政権取るとあーなるんだろ?
498 :
世界@名無史さん:03/03/16 15:56
499 :
世界@名無史さん:03/03/16 22:06
>すぐ軍閥化する国が立憲君主制などとはおこがましいですわ!
世界で最も進んだ民主制を敷いたと言われるドイツは、ファシズム化しましたね。
>天皇は生き神さまですわよ!
戦場などで功績を立てた人物なども、逝きながら軍神になりますが。
>議会の影響力が相対的に低かったことを認めているではないですか!?
議会絶対の議会独裁主義のイギリスと比べれば、そうなるだろうな。
>天皇の統帥権の独立を使って、軍部が好き勝手してたらいっしょですわ!
また関係ないレスを元々どんな話題だったか覚えてるのか?記憶力ないんじゃねーのか。
まあいいか、アメリカは大統領権限を盾にとり、議会の法案を毎年幾つも潰していますが、なにか?
>ですが、すべてがいっしょだというのは詭弁ですわ!
日本もそれと同じなんだよ、
500 :
世界@名無史さん:03/03/16 22:16
>全体主義的な風潮を止められなかったくせに!!
アメリカも全体主義者のロングが、後1歩政権を取る所でしたが、なにか?
>敗戦まで植民地にしがみついた日本とは大違いですわ!!
戦争中ずっと進駐していましたが、なにか?
それに日本も牽制する為なのですが?
>どうして狂信性を示す重要な証拠を、なんでもかんでもアジテーションで片づけるのですか!?
アジやプロパになんの意味があるのやら。
もしそれで判断するというのなら、アメリカの戦時下のアジやプロパをおしえてあげようか?
それいぜんに『OWI』ってなんの事だか分かる?
501 :
世界@名無史さん:03/03/16 22:32
>犬養毅以降、政党内閣を作れなかった日本がなにをいうのです!
日本はその頃から戦時中、イギリスも戦時下のチャーチルは政党内閣ではない、
つか、国王からの任命で政権樹立しているから、民主的な手続きは踏んでないね。
>日本とアメリカ、占領国への対応をよく見たらどうですの!?
日本の占領地は日本化、アメリカ化の占領地はアメリカ化。自国の主義の押し付けであり全く同じですよ。
>現役軍人が首相になっておりますのよ。
軍人が政治家になれないというのなら、その方が問題かと、そういや戦前日本の軍人は選挙権がないという、
ある意味最も軍国主義から遠い国でもある。
それにアメリカも軍人が何人政治家になっていると思ってんだよ。
>天皇
国家方針を司る、政府高官はあくまで道具として使っていただけです。
神聖条項を言っているなら、国旗を燃やしただけで捕まるアメリカは、最高のドキュソ国家だな。
503 :
世界@名無史さん:03/03/16 22:50
>改革したのです! 民主化を進め、理想的な憲法を提供してくれて、農地改革で大地主をなくし、財閥を解体いたしましたわ!
>それもこれも、日本の近代化、民主化のタメですわ!
日本は朝鮮を改革したのです、絶対君主制を廃止し、前近代的な法を廃止し、近代的な法整備を整え、
農地改革で農業の生産性を上昇させました。そして前近代的な日本で言う所の座のようなものを廃止し、商業の自由化を達成しました。
それもこれも朝鮮の近代化、資本主義化のタメですね。
またアメリカは日本古来の文字の多くを廃止し、読む方向を変え、
(最初の政策では全てカタカナだけにし、日本の工業化を一切許さない方針だった)
戦時下より酷い言論統制を敷き、GHQに対する批判を一切許さなかった。
また他国の憲法を法的手続きによらない改憲を行うなど、その蛮行は有史に例を見ないほどである。
モーゲンソー案は有名やね。
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
>>489 >「見参」というなら堂々と本名を名乗れ!
本名は小林祐貴子ですわ!
文句ありますこと!?
>>493 >教科書レベルの知識で物を語る前に、何度も言ってるが勉強しろ(藁
教科書に載っていると言うことはそれだけ定説化した、ソースのはっきりした情報だということですわ!!
そもそも、その常識的な歴史的事実を無視しようとしているのは先生のほうではありませんか!?
これでは歴史修正主義と呼ばれても仕方ありませんわ!
>はぁ?…「国権主義」の意味を辞書で引いてきな。
先生がどういう意味で使っているのか分かりかねますわ。
>君の主観と当時の日本人の主観はまったく別のものだ。
こっちは「国体の本義」を提出しているのですわよ!!
当時の国民の主観に大きな影響を与えたであろう根本テキストですわ!
なんの根拠もなしに主観を述べているのは先生のほうではございませんか!?
>どちらもあくまで「緊急時の最終判断」に過ぎないな…親政の証明にはならないよ(藁
天皇陛下が決定的な権限を持っていたという大きな証拠ですわ。
あくまで、天皇陛下は遠慮していただけのこと。
>はぁ?戦前の制度ではおかしな話じゃありませんでしたが何か?
もくもまあ、ぬけぬけと!
文民統制が未熟だったと申しているのです!!
アメリカとは雲泥の差ですわ!!
>ものは言い様だね、まあ一人でそう叫んでてくれたまえ(藁
物は言い様って……。
日本人なら誰だって、戦前より戦後のほうがマシと言うに決まってます!!
>そういう認識しか持ってないから勉強して来いと言ったんだがな(藁
先生がなにをおっしゃりたいのかよく分かりませんわ。
先生のベトナム戦争観を述べていただかなくてはフェアではありませんことよ。
>>494 >現実に覇権国家だったんだから仕方あるまい(藁
どこが現実なのですこと!?
根拠を出していただかなくては議論になりませんわ!
日本を民主化してくれた国を、覇権国家だなんて!
先生といえども、お口が過ぎますわ!!
>日本が冷戦中に大丈夫だったのは、米ソと言う二つの覇権国家の勢力が冷戦構造で均衡していたからに過ぎないよ。
詭弁ですわね! ソ連に占領されたら、衛星国化ですわ!
アメリカに占領されたからこそ、独立国として、自由化と、経済大国化に成功したのです!
衛星国の惨々たるさまは、わたくし以上に、先生方はよく知っておられるはず。
>>495 >インディアンを居留地に押し込めたり、
>メキシコに喧嘩を売る事は民主国家のすることすか?
それは若気の至りですわ。
どこの国にもあること。
そんなに過去のことを持ち出さないでくださいまし。
>>499 >世界で最も進んだ民主制を敷いたと言われるドイツは、ファシズム化しましたね。
文字どおり形式だけですわ!
ドイツの民主主義がまだ未熟だっただけのこと。
その証拠に大戦後は、50年以上、立派に民主主義を守っておりますわよ。
>戦場などで功績を立てた人物なども、逝きながら軍神になりますが。
「逝き神」と「生き神」はまったくちがいますわ!
また詭弁を弄して!!
>議会絶対の議会独裁主義のイギリスと比べれば、そうなるだろうな。
議会主義を独裁と呼ぶなどへ理屈ですわ!
自由の強制といってるようなものです!
>まあいいか、アメリカは大統領権限を盾にとり、議会の法案を毎年幾つも潰していますが、なにか?
大統領に与えられた当然の権利ですわ。
>日本もそれと同じなんだよ、
どこがですの!?
>>500 >アメリカも全体主義者のロングが、後1歩政権を取る所でしたが、なにか?
とれなかったではないですか!?
そこがアメリカと他の全体主義国家とのちがいなのですわ!
>それに日本も牽制する為なのですが?
ですから、日本の進駐は皇民化、支配化が目的なのです!
アメリカとはちがいますわ!!
>もしそれで判断するというのなら、アメリカの戦時下のアジやプロパをおしえてあげようか?
>それいぜんに『OWI』ってなんの事だか分かる?
「国体の本義」並みに、公共性を持った公式文書なのなら、お聞きしたいものですわ。
>>501 >日本はその頃から戦時中、イギリスも戦時下のチャーチルは政党内閣ではない、
チャーチルは終戦前に、首相を辞めさせられたではないですか!
イギリスの議会は健全に作用しておりましたわ!
>日本の占領地は日本化、アメリカ化の占領地はアメリカ化。
皇民化と、自由化ですわ!
なにがなんでもアメリカを悪にしたいようですわね、先生!?
>それにアメリカも軍人が何人政治家になっていると思ってんだよ。
現役軍人ではございませんわ。
>国家方針を司る、政府高官はあくまで道具として使っていただけです。
ですから、道具としての権威性を問題にしているのです!!
天皇の名を出しただけで、国民が無批判になることが問題なのです!!
>>503 >それもこれも朝鮮の近代化、資本主義化のタメですね。
朝鮮の反日感情を無視して、なにをぬけぬけと……。
>(最初の政策では全てカタカナだけにし、日本の工業化を一切許さない方針だった)
結局許してるではないですか!?
>戦時下より酷い言論統制を敷き、GHQに対する批判を一切許さなかった。
それは日本人が脱軍国主義化するまでの期間ですわ。
>また他国の憲法を法的手続きによらない改憲を行うなど、その蛮行は有史に例を見ないほどである。
押しつけられた憲法なは破棄すればよいこと!
それをしないのは日本人が、アメリカの与えてくれた憲法の優秀性を認めているからですわ!
あと、先生のお聞きしたいことがございますわ。
わたくしは勝てもしないくせに、日本がアメリカに挑んだのは、その狂信性が理由だと思っておりますの。
先生は日本に宗教性など、皆無と断言されておりましたわ。
ならば、国際的孤立を自覚しておりながら、中国を侵略し、勝てもしないのにアメリカに日本が挑んだ理由をぜひ説明していただきたいですわね。
まさか、先生も、ゴーマニズムなんたらの影響で、「ルーズベルトの陰謀」などとはおっしゃらないですわよね?
先生の、教師としての力量が問われますわ。
おーーーーーーーっほほほほほっ!!!
513 :
世界@名無史さん:03/03/17 12:36
>>386 >神聖条項は欧州の立憲君主国家では当たり前の条項ですが、なにか?
>ベルギーなどにもあったのですけど、どうも君は相変わらず知らないようですね。
どうやらあなたもあまり物を知らないようですね?
514 :
世界@名無史さん :03/03/17 12:37
<無責任規定について>
ヨーロッパの主な君主国には明確な無答責規定がある。
オランダ王国憲法(1815年)
・第55条「国王は不可侵とする。大臣が責任を負う」
デンマーク王国憲法(1958年)
・第13条「国王は、その行為については責任を負わず、その一身は神聖とする。
大臣は、政府の行為について責任を負う。大臣の責任は、法律の定めるところ
による」
ベルギー王国憲法(1831年)
・第63条「国王の一身は不可侵であり、その大臣が責任を負う」
大日本帝国第3条の神聖条項による天皇無答責論は一種の拡大解釈である。
そもそも条文において明文化された無答責規定がないということが重要。
大日本帝国憲法における天皇の地位は、西欧・北欧の立憲君主制よりも
絶対君主に近い物である。
西欧・北欧の立憲君主制論(=国民主権と両立)を前提とする議論には
そもそも無理がある。
また、帝国憲法55条の輔弼条項を根拠とした輔弼機関答責論も、そもそも
戦前日本の統帥権の独立というシステムを無視した議論である。
軍令機関(参謀本部・軍令部)の長は、天皇に直属の幕僚長であり、最高命令
(大陸命・大海令)を下す権限を持たなかった。(権限は天皇)
帝國憲法55条は、軍事命令発令の所在について全くふれてない。統帥権が政府から
独立しており、かつ、幕僚長に最高命令を下す権限がないのであれば、
その責任は最高統帥者たる天皇に帰着せざるをえない。
つまり、天皇の憲法上の機能からの責任否定論は、ともに西欧流の立憲君主制
を前提とし、むしろ大日本帝国憲法が運用されていた政治体制の実態にはそぐ
わない議論であるといわざるをえない。
(昭和天皇の軍事思想と戦略、山田朗、校倉書房)
515 :
世界@名無史さん:03/03/17 13:11
>512
>国際的孤立を自覚しておりながら、中国を侵略し、
孤立化してから中国進出であって本末転倒。
満州はもともと日本が大きな権益を持っており
属国化を目論んだ満州事変は世界中の国家が孤立化した
(保護貿易)時代の趨勢に従ったまで。
516 :
傍観者の名無しさん:03/03/17 20:14
517 :
傍観者の名無しさん:03/03/17 20:15
訂正
>「国体の本義」並みに、公共性を持った公式文書なのなら、お聞きしたいものですわ。
518 :
世界@名無史さん:03/03/17 23:49
もういい加減コイツの相手するのも疲れてきたな…相変わらず、「調べろ」「勉強しろ」っつってもしやしねぇしな…。
話もいい加減ループして来てるし、この辺りでネタ師の相手も止めにしようかねぇ。
以後は思いついたらレスするだけにしよう…本当に疲れた…つ〜か、呆れた(藁
519 :
世界@名無史さん:03/03/17 23:52
取り敢えず、愛☆戦士に言う事は、「ダブスタ使うな」「もっと勉強しろ」しかないな。
長い時間かけて何やってたんだろう、漏れは…全くの無駄だったか。
520 :
傍観者の名無史さん:03/03/18 00:08
>>518-519 私としては、ちゃんと対応してた名無史さんのレスは
非常に参考になりました。
全くの無駄ではないですよ。
ありがとう!
521 :
世界@名無史さん:03/03/18 00:36
最後にもう一回だけレスっとくか…どうせ無駄なんだろうけどな(藁
>>505 >教科書に載っていると言うことはそれだけ定説化した、ソースのはっきりした情報だということですわ!!
教科書に載っている事実は、教科書編者の史観に都合の良い事実に過ぎないよ。
少なくとも「定説」等では決してない。
これも自分で調べればすぐに判ることなんだがな…。
>>506 >先生がどういう意味で使っているのか分かりかねますわ。
文字通りの意味だ。
君が「全体主義」と「国権主義」を混同した発言をしてるから、納得いくように自分で辞書引けと言ってるんだよ。
>こっちは「国体の本義」を提出しているのですわよ!!
>当時の国民の主観に大きな影響を与えたであろう根本テキストですわ!
だから、それは戦時体制下でのアジテーション文書だと何度も言ってるだろうに…。
>天皇陛下が決定的な権限を持っていたという大きな証拠ですわ。
あくまで憲法の範囲内でな。
つ〜か、実際に親政の事例なんて無いだろ、はっきり言って…いい加減言葉遊びは止めれば?
>文民統制が未熟だったと申しているのです!!
>アメリカとは雲泥の差ですわ!!
単なる制度の違いだね。
日本やドイツの場合は、現役の軍人も入閣できたってだけの話だな。
つ〜か、日本の場合は「陸海軍大臣は中将以上の現役軍人がなる」と言う規定があったんだけどな。
522 :
世界@名無史さん:03/03/18 00:58
>>507 >物は言い様って……。
>日本人なら誰だって、戦前より戦後のほうがマシと言うに決まってます!!
話をすり替えるなと何べん言ったら判るんだ?
民主主義が最上というのは、あくまで現状、民主主義に満足している人間の思想に過ぎない。
それを他者に押し付けるのが良いと思ってるのか?
だとしたら本物のDQNだな。
>先生がなにをおっしゃりたいのかよく分かりませんわ。
そうだね、アメリカのベトナム参戦までの経緯を調べてみな。
何が言いたいのかはそれで判ると思うぞ?
>どこが現実なのですこと!?
…君、分析能力ある?
あれほどあからさまな覇権国家はいまどき珍しいと思うんだがな(藁
>>508 >詭弁ですわね! ソ連に占領されたら、衛星国化ですわ!
>アメリカに占領されたからこそ、独立国として、自由化と、経済大国化に成功したのです!
>衛星国の惨々たるさまは、わたくし以上に、先生方はよく知っておられるはず。
言ってることはあながち間違いでもないが、否定にはなっていないぞ?(藁
>それは若気の至りですわ。
>どこの国にもあること。
>そんなに過去のことを持ち出さないでくださいまし。
そう、どこにでもある事なんだよ。
それが判っているのなら、君が戦前の日本について取り上げてる事も時代的なものだと理解できるんじゃないか?
>ドイツの民主主義がまだ未熟だっただけのこと。
ドイツのワイマール体制は当時最も完成された民主主義体制だったんだよ。
その中からナチスが台頭するのも、すべて民主主義体制下の国民が望んだ事だったんだがね?
民主主義は常にファシズムの種を内包していると言う事だな。
523 :
世界@名無史さん:03/03/18 00:59
>>510 >チャーチルは終戦前に、首相を辞めさせられたではないですか!
>イギリスの議会は健全に作用しておりましたわ!
チャーチルが失脚したのは単に失政が多かったからに過ぎない。
講和の道を悉く蹴り、徹底抗戦の結果財政を破綻させたのだから、責任は追及されてしかるべきだろうね。
>>511 >それは日本人が脱軍国主義化するまでの期間ですわ。
その影響が今日に至るまで根強く残っている訳だが…。
>>512 >ならば、国際的孤立を自覚しておりながら、中国を侵略し、勝てもしないのにアメリカに日本が挑んだ理由をぜひ説明していただきたいですわね
「国益・権益を維持する為」が正解だろうな。
当時ABCD経済包囲体制下にあっても、日本が列島内だけでやっていく分には不自由しないだけの資源が実は輸入されていた。
ただ、当時満州が対ソ防衛上の要衝であったのと、大陸での権益を失いたくなかった為に泥沼化していったのだろうね。
ただ、これは思いっきり細かい所をはしょった発言なので、詳しい人がいたら補完キボンヌ。
524 :
世界@名無史さん:03/03/18 01:05
まあ、これで本当にまとめてレスするのは最後にしようかね?
疲れたし、どうせまたループするんだろうし…。
525 :
世界@名無史さん:03/03/18 01:13
>>514 運用実態無視しすぎ。
統帥権問題を民政党が持ち出すまでは軍部の指示は当然のこととして政府がやっていた。
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
ほほほほほっ!
先生はなぜ
>>514さんの指摘を無視いたしますの?
「国連の本義」並みの決定的な指摘ですわよ!
>大日本帝国憲法における天皇の地位は、西欧・北欧の立憲君主制よりも
>絶対君主に近い物である。
これに反論できないのでございましょう?
逃げていると言われても仕方ございませんわ。
>>515 >属国化を目論んだ満州事変は世界中の国家が孤立化した
>(保護貿易)時代の趨勢に従ったまで。
日独伊三国軍事同盟は?
あれがなければ、アメリカはあれほど態度を硬化することはございませんでしたわよ?
>>516 >スタンフォード大学のサイトに、
>アメリカが太平洋戦争中に使用したポスターがあったので、参考にどうぞ。
ほほほほほっ!ぜんぜん、国体論ではないではないですか!?
アメリカが日本のようにいちどでも、国体イデオロギーとしての自由民主主義を相対化したことが公式にあるかとたずねておりますことよ?
的はずれなプロパガンダを提出しているのは先生のほうですわ。
日本は自ら、国体論として「天皇の御親政」を明徴しているのですよ!
国体明徴運動に押されて。
あきらかにプロパガンダの域を超えております!
>>518 >もういい加減コイツの相手するのも疲れてきたな…相変わらず、「調べろ」「勉強しろ」っつってもしやしねぇしな…。
調べるたびに確信いたしますわ。
アメリカと日本のちがいを。
先生が詭弁を弄していらっしゃることを。
おーーーーーほほほほほっ!!
>>521 >教科書に載っている事実は、教科書編者の史観に都合の良い事実に過ぎないよ。
>少なくとも「定説」等では決してない。
>これも自分で調べればすぐに判ることなんだがな…。
ほほほっ。
学術的に否定できるのなら、先生が教科書出版社に抗議すればよいのでは?
先生が調べた結果確信しているのなら、出版社にも決定的な史料を突きつけて記述を変えさせることはできますでしょ?
>だから、それは戦時体制下でのアジテーション文書だと何度も言ってるだろうに…。
だから、普通あんな文書を出されたら、国民は熱狂するどころか引きますわ。
あの程度の文書がアジとして効果があったことが問題だとなんでも申し上げておりますでしょ?
先生は、なんでもかんでも政府のアジで国民がコントロールできると信じているのですね?
そんなに簡単なら、政治家は苦労はいたしませんし、革命も反乱も起きませんわ。
国民自身が、天皇の権威の最大化を望んだのですわ!!
>つ〜か、実際に親政の事例なんて無いだろ、はっきり言って…いい加減言葉遊びは止めれば?
御親政は「国体の本義」の文章を引用しただけですわ。
べつに親政が恒常化していたとは、わたくしも信じておりませんわ。
ただ御輿として天皇の権威が大きかった決定的な根拠だと申し上げているのです。
>単なる制度の違いだね。
文民統制は近代国の常識。
制度のちがいではなく、成熟、未熟の差ですわ。
>>522 >それを他者に押し付けるのが良いと思ってるのか?
>だとしたら本物のDQNだな。
世界のほとんどがもう民主国家ですわ!
非民主国家が、危険国と認識されても仕方がございませんわ!
>そうだね、アメリカのベトナム参戦までの経緯を調べてみな。
分かりませんわ。
>あれほどあからさまな覇権国家はいまどき珍しいと思うんだがな(藁
ですから、民主国家には攻撃性はございませんわ。
そのことをよく考えるべきではございませんの?
>言ってることはあながち間違いでもないが、否定にはなっていないぞ?(藁
自由民主主義の精神的、経済的な優越性を証明しているのですわ!
>それが判っているのなら、君が戦前の日本について取り上げてる事も時代的なものだと理解できるんじゃないか?
ですから、当時のアメリカに比べて歴史段階的に日本が劣っていると申しているではございませんか!
逆に言えば、日本がもう少し成熟していたら、戦争は回避できましたわ!
日本とアメリカは当時戦争をする理由がなかったのですわ!
日本の暴走がアメリカ政府の態度を硬化させたのです!
何度も申しましたが、アメリカの世論は戦争反対だったのですわ!
>その中からナチスが台頭するのも、すべて民主主義体制下の国民が望んだ事だったんだがね?
法制度として確立されていても、主義として確立されてなければ無意味ですわ。
自由民主主義はシステムではなく、イデオロギーなのですよ。
>>523 >その影響が今日に至るまで根強く残っている訳だが…。
洗脳の効果は短時間。
長期間残っているということは、それだけ正論だったということですわ。
正論は何十年経っても論破されないものです。
>「国益・権益を維持する為」が正解だろうな。
植民地政策が、経済的利益を生まないと言うのは、先生も認めていたくせに……。
ダブスタですわね。
>>524 >疲れたし、どうせまたループするんだろうし…。
ふん!
こっちの指摘をのらりくらりはぐらかしているのは先生のほうですわ。
すくなくとも、「神聖条項」への反論ぐらいしたらいかがですの?
533 :
世界@名無史さん:03/03/18 11:48
>527
>日独伊三国軍事同盟は?
三独同盟は40年9月27日。
中国(国民党勢力化)への進行が始まった37年7月より後の話
やはり>512における
>国際的孤立を自覚しておりながら、中国を侵略し
という指摘は誤りだろう。
534 :
世界@名無史さん:03/03/18 19:42
こいつってどこかの掲示板でサヨ坊とけんかして、その回答を
ここで集めてるだけじゃなかろうか?
深読みしすぎ?
535 :
ベンゼン中尉 ◆BENZENFG3I :03/03/18 19:47
ファシズムは社会主義ではない。一応民主主義的な帝国主義。
日本も同じ。ソ連とドイツの戦争の建て前はイデオロギーの戦争だからね。
536 :
世界@名無史さん:03/03/18 22:39
>>508 >ドイツの民主主義がまだ未熟だっただけのこと。
十分に民主化できていたから、ファシズム化したのですが、なにか?
>「逝き神」と「生き神」はまったくちがいますわ!
これは俺の変換ミス。文字通り戦前から生き神とされた人もいます。
>議会主義を独裁と呼ぶなどへ理屈です
ヒトラーは民主的に大多数の支持を受け政治をしていましたが、独裁者といわれますよ。
>大統領に与えられた当然の権利ですわ。
日本も同じですが、なにか?
>どこがですの!?
戦時体制。
>とれなかったではないですか!?
どうしてとれなかったと思っているのやら。
愛☆戦士は一日中、ネットにはりついて「自己実現」してるね(w
ストレス多い現代社会で、女装とかSMとかいろんな変態趣味
発散させる人多いけどネカマってのも乙なものだね
538 :
世界@名無史さん:03/03/18 23:02
>>510 >ですから、日本の進駐は皇民化、支配化が目的なのです!
だからアメリカもアメリカ化と、支配下でしたが、なにか?
>「国体の本義」並みに、公共性を持った公式文書なのなら、お聞きしたいものですわ。
一億玉砕とかいうプロパガンダと、516さんが引用した政府広報は全く同じものですよ。
また定義をコロコロと変えますね。
国体論なら、クレッシュなどを公共の場に表示できる、(それも税金で)
キリスト教原理主義国家です(藁
裁判官も完全な分離は要求していないと言い訳し、これを認めました。
また国旗を焼いたりした場合、崇拝の対象を侮辱した罪というわけわからん罪で逮捕されます。
>チャーチルは終戦前に、首相を辞めさせられたではないですか!
ドイツ降伏後にね、また東条も退陣していますが?
>なにがなんでもアメリカを悪にしたいようですわね、先生!?
わかってないねえ、どちらも自分の国の主義を押し付けているんだよ。
つか俺がアメリカを悪にしたとは何事だ?
日本と同じであると、アメリカを褒めちぎっているんだぞ、
539 :
世界@名無史さん:03/03/18 23:23
>>511 >現役軍人ではございませんわ。
合衆国大統領は、合衆国軍総司令官で、現役軍人なのですが。。。。
>ですから、道具としての権威性を問題にしているのです!!
英国も同じですが?
つーか君主制国家をなんだと思っているのやら。
>朝鮮の反日感情を無視して、なにをぬけぬけと……。
日本の反米感情を無視して、なにをぬけぬけと……。
>結局許してるではないですか!?
冷戦の激化が理由。
>それは日本人が脱軍国主義化するまでの期間ですわ。
日本はただの戦時体制を敷いていただけ、つーかアメリカへの批判を一切させない状態が、民主主義なのかね?
>押しつけられた憲法なは破棄すればよいこと!
だから日本の思想を洗脳し変えたんだろうが。
540 :
世界@名無史さん:03/03/18 23:29
>>512 ハルノート受け入れれば日本人が餓える(数百万規模の餓死者が出る事を予想していた)
このままではどうせ外交で追い詰められ、時間が経過すればするほど不利になり、いずれ抵抗できなくなる。
それならってイチかバチかにかけたんだろうね。
結果は予測通りバチだったが(政府の試算では国力比1000倍どうやっても負けるとわかっていた)
541 :
世界@名無史さん:03/03/19 00:14
>>514 別に俺は昭和天皇無罪論者じゃないが、無知な人物が本一切読んで洗脳されてるようなので。
>大日本帝国第3条の神聖条項による天皇無答責論は一種の拡大解釈である。
君、憲法起草者がなんの目的で、神聖条項を設けたと思っているのかね。
立憲君主制国家としては当たり前の君主無答責だけじゃないのは、伊藤も憲法義解で認めているが、
君主無答責を含まないと言ったら、ドキュソ決定。
そもそもどれが元で、どれが拡大解釈くらいわかれ。
>戦前日本の統帥権の独立というシステムを無視した議論である。
法的に統帥権が独立しているのも欧州諸国では珍しくありません。
(つーか普通独立しています美濃部なども、統帥権の独立は欧州の憲法などと比較しても妥当だと認めています)
実質的という話なら、一時期を除き行政機構たる内閣に帰属していました。
また予算などまで統帥権に含まれるというのは、政友会が政権奪取の為の拡大解釈であり、
美濃部も否定しています。
また大陸命・大海令も参謀総長や軍令部長が上奏し、天皇の名で出すだけです。
それで責任論を唱えるなら、戦線布告を君主が行う国全てが責任があることになります。
>その責任は最高統帥者たる天皇に帰着せざるをえない。
これも無茶な解釈、天皇に帰着させる法的根拠はありません。
責任が全てにおいて不明確だったのが、明治憲法の最大の欠点ですから。
だから外見的立憲主義などと揶揄する人もいるんですよ。
言っとくが、法的に責任を問えないというのと、責任がないというのは違うからな。
ま、左翼の御三家の歴史評論の常連の山田某が元ネタではこんなもんか。
542 :
世界@名無史さん:03/03/19 00:43
>>541 同意、言おうと思ってたら先越されたw
帝国憲法=天皇主権かと言えば必ずしもそうでない。
大正半ばから昭和十年頃までは、美濃部達吉氏の「天皇機関説」が政府解釈となっていた。
それは、帝国憲法において、主権は日本国家全体にある。
日本国全体の機関が主権を持っている。
その官公庁役職の体系の中で、一番トップにある役職が天皇である。
この国家の最高の機関たる天皇を通じて統治権が行使される。
これが、統治権の総攬という意味である。
近代国家の主権は国家全体の権威に属しているのだ。
天皇はそうした国家全体の機関のトップの機関であり、トップの機関として国全体に対して主権を行使している。
ところが、国体明徴運動が起こり、帝国憲法の最後の十年は、天皇主権という時代になった。
長い帝国憲法の歴史の中で天皇主権というのは、むしろ通説ではなかったのである。
543 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:06
天皇の存在と議会政治との関係を確認するために帝国憲法について概説してみようかね。
大日本帝国憲法は明治23年、伊藤博文・伊藤巳代治・金子堅太郎・井上毅の4人による鳩首会談によって作られた。
草案として、国学者でもある井上案とヘルマン・レスラー案の二案があったが、「天皇これを統治す」というレスラー案に対して、井上は「これをしらす(治す)」とした。
「しらす」の意味は、天皇にしか付かない動詞で、天皇が治めるときの内容を示す言葉が「しらす」である。
古代天皇の職責に関する引用である「しらす」に対して「うしわく」という違う意味があるが、「うしわく」は自分の私的財産のように領有するという意味である。
天皇に使う「しらす」は自分の私的財産のように扱うのではなく、公的なものとして預かっている、公的なものとして大切にしている意味なのだとした。
帝国憲法を作って、議会制度を本格的に導入するときに井上が絶対に避けようとしたのは、
「天皇が本来支配権を持っていたのに、それを民衆の側が支配権の一部を譲れと迫って、その一部を譲って議会ができた。」
「天皇が持っていたものを民衆が奪い取って議会を開設して、立法権の方は議会がもち、行政権の方は天皇がもつことになった。」
こういう理解が生じる事であった。
つまり、井上が反対したものは、フランス革命後、欧州に生まれた議会制と君主制の妥協形態である立憲君主制の理論であり、君主と民衆の対立史観であった。
君主と民衆の対立を前提にしていれば、結局はどちらかに行ってしまうという事を恐れたのである。
544 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:07
戦前の日本と戦時中の日本の区別つかん香具師多すぎ。
545 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:08
天皇統治というものは、もともと広いものであって、天皇の統治の中に議会制も含まれるという考えであった。
日本の議会制度は「五箇条の御誓文」で天皇が「廣く会議を興し、萬機公論に決すべし」という宣言をしたことに始まるが、天皇自身が会議を通して統治をするということを宣言している。
帝国憲法の公的解釈である「憲法義解」で「統治」は「しらす」であるとはっきり書かれており、こういう解釈に対して当時においてはまったく異論がなかった。
例えば、マルクス史観では、「自由民権運動」を「絶対主義に対するブルジョワ革命の一種である」と定義し、「日本最初の民主化運動・反政府運動であったが、国民の政治意識が未成熟のため失敗した」と解釈するが、それは大いなる誤謬である。
自由民権運動は「五箇条の御誓文」を早く実現せよ、という趣旨の闘いであった。
薩摩・長州の藩閥政府は、御誓文が宣言されているのにもかかわらず、議会を開こうとせず、天皇の名を借りて国政を壟断している。
だから議会を早く設けて御誓文の趣旨を徹底せよ、というのが自由民権運動の論理なのである。
この事実は、板垣による「自由党史」を読めば一目瞭然であるし、その後、民権運動の指導者等は衆議院議員になって活躍しているのである。
546 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:09
547 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:15
天皇制という言葉が入ってきたのは1920年代で、コミンテルンのテーゼから出た言葉である。
ロシア一国の革命でなく、世界のプロレタリアートが、世界の資本主義を打倒するための世界組織がコミンテルンであり、そこが、日本共産党に指令をだす。
マルクス史観では明治期は絶対主義段階であり、まずブルジョア革命を行い、ブルジョア社会ができたら、早急に社会主義革命をやるという二段階戦略が日本共産党の方針であった。
彼らは、天皇を中心とした軍部と結託した地主の上に立っている体制を「天皇制」と呼んだ。
フランスではブルジョアが勝利し、君主制が打倒されたが、日本は自由民権運動が政府に負けたため、専制的な体制が存続し、1945年に本来ここで真の民主革命が起こるはずであったのに、また天皇制が続いてしまった。
だから本来本当の革命をしようと思ったら天皇制を否定して真の国民主権にする必要があるという歴史観がある。
しかし、先に述べたように、自由民権運動は全く性質の違う運動であり、民権派と明治政府の対立というのは、国家体制に対する原理的な対立ではない。
どちらも議会と天皇の統治の両者は必要であると主張している。
フランスにおける統治原理を異にすることで争った対立ではないのである。
548 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:18
明治の歴史とは、闘争と勝利・敗北の歴史とみるのではなく、実は競合と統合の歴史と見るべきである。
さまざまな議論があって帝国憲法に収斂し、そこで民権派も統合されたのである。
福島事件その他で逮捕された自由民権派の当時の人々の多くは、帝国憲法発布の恩赦があって、翌年の衆議院議員選挙に立って国会議員になっている。
民権派の人々は帝国議会で復権しているのである。
福島事件の指導者である河野広中は、衆議院議長に登り詰め、日露戦争の講和条約反対のリーダーとなっている。
「小村外務大臣はけしからん、いまこそバイカル湖まで攻めるべし」、と演説してまわった過激派だった。
そのような事実からしても、天皇統治のもとで議会を行うというのは矛盾したものではなかったのであるが、現行の多くの教科書には「自由民権運動が敗北して政府主導の帝国憲法体制になった」と記述が終わっている。
先に引用した「自由党史」からも明白なように、天皇統治と議会制度が相矛盾するという発想は、日本の国家制度の歴史の中には、原理的にないのである。
549 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:21
>>548 あからさまにおかしい存在は元老だしね。
550 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:22
「五箇条の御誓文」において、何故「廣く会議を興し、萬機公論に決すべし」という発想が生まれてきたのか。
当時西洋諸国並に近代化をしなければならず、議会制度の導入が急務であったからというのが一般説である。
しかし、何となく真似をしたというのでは定着しないものであり、日本の中に必然性があったからであり、むしろそれが強かったから議会制度が生まれたのである。
「公議世論」は1853年の黒船来航からであり、開港するか否かを幕府は自ら決定することが出来ず、前代未聞ながら諸大名に意見を聞いたことから、このような国政の大事を幕府が勝手に決定してはいけない、広く意見を募るべきだ、という流れが生まれた。
諸大名も各藩において、海外事情に詳しい者の意見を聞くと共に登用するという状況が起こり、やがて藩のの決定にも影響を与えることになった。
つまり、「公議世論」は横と縦の民主化を招いたのである。
議論をして事を決するという経緯は、例えば、中世の「一揆」にも見られた。
「一揆」とは話し合って横並びに結合するという意味があり、和の精神とか和の伝統とでも呼べるような政治的伝統が歴史的に培われてきた。
一方、この時期に起きたもう一つの大事な点は、朝廷の権威が非常に上昇してくるということである。
未曾有の国難という事態に対処するため、新たな統治の正統性を模索する動きが薩長を中心に表れ、それが天皇の権威の必要性に繋がったということがあったとするのも一つの見方であるが、他方で、日本の究極の統治者は天皇家であるという意識も強くなって行く。
551 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:22
>>847 日本国憲法の八月十五日革命論者未だにいるよ、
世間から相手にされてないけどね(w
552 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:26
もともと江戸幕府はどういった体制かといえば、制度としての天皇、朝廷がないと成り立たない制度であった。
征夷大将軍とは、律令体制の官職として存在している役職なのであって、形式的とはいえ天皇の任命があって初めて、征夷大将軍としての資格で統治を可能としていたのである。
従って徳川幕府の正統性というものが、不思議なことに実力という裏付けをもたない、朝廷のもっている権威に依存しているということであった。
こうして幕末の問題は、一方で「公議世論」に従えという世論が出てくるし、他方で真の統治者は天皇家であるという意識が強くなってくるのである。
京都の権威が高まってくると、諸大名あるいは勤王の志士と称する人々が、朝廷に意見を具申し、自分の意志に基づいて動かそうという動きが高まってくる。
朝廷から詔勅や勅命が乱発されるようになると、天皇の権威低下に関わる問題に発展する可能性があり、なるべく「公議世論」を反映するような勅命が出る制度にする必要があった。
「五箇条の御誓文」の背景には、ヨーロッパの議会制度の知識の影響もあるだろうが、やはり、幕末の経験の中から生まれてきたということを押さえる必要がある。
要するに、「公議世論」に即することで天皇の権威も支えられるということである。
「公議世論」と天皇の権威が融和的な関係或いは、補完的な関係をなすということが、明治期の良い智恵となっていたのであり、その延長として帝国憲法が存在している。
我々日本人は占領軍によって初めて「民主主義」を教えてもらった訳ではない。
現にポツダム宣言にさえ、日本の「民主主義的傾向の復活強化」という言い方がされているのである。
553 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:28
帝国憲法は議会制度の面もあるが、結局軍国主義化した理由を考えてみる。
帝国憲法の建前は、天皇統治ということが宣言してあって、天皇のもっている立法権・司法権・行政権、個々のもとにあるさまざまな統治機関の政治的な力関係で様々な慣行が生まれてくる制度といえる。
そういう中で、帝国憲法の初期は、政府が議会を優位する形で政局を運営していたが、帝国憲法ではあらゆる法律と予算は、議会を通さなければならないものだから、政府も次第に議会を無視することが出来なくなり、超然主義から議会の抱き込みへと変化していく。
伊藤博文が民権派の人々を引き入れて、立憲政友会を組織し、総裁に就任したとき、議会と政府の間に提携関係が生まれた。
そして、大正7年には原敬内閣が生まれ、初めて陸海軍以外は全部政党人が閣僚を占め、議会優位の体制となった。
大正13年の加藤高明内閣から犬養内閣までの間は、議会優位の時代であった。
554 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:30
>>549 けど、彼等の見識は民権論者より遥かにマトを得ているからなあ。
基本的に国際協調論者だし(あの山縣でも日中提携論者)
超法規的立場の元老が指導者不在の政府を引っ張っていった。
だが指導者不明だったから、元老の多くが死んだ後、各省が暴走して破滅に歩んで行ったというのも、
(日本は軍部独裁ではなく、軍部の暴走を止められなかっただけ、愛☆戦士に違いがわかるかな?)
ある意味必然かもしれない。
555 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:34
一方この時代は、一次大戦終了後から不況が続き、関東大震災で壊滅的な打撃を受け、震災復興手形が金融恐慌を引き起こしたり、やっと立ち直りかけたと思えば、世界恐慌の荒波を受けるという経済的に不幸な時代であった。
国際的には日露戦争勝利後、満鉄の権益を得たが、中国の統一が進行しており、中国のナショナリズムからあらゆる外国の権益は即時奪回するという強硬な方針を打ち出していた。
こういった事態にどう対処するかということで、日本国内は侃々諤々だったが、軍事的な措置によって権益を守るという路線が国内で勝利した。
こういった情勢の中で軍という役所が国内世論を背景にして、議会優位の体制から軍優位の体制へと変わり、陸軍省に多額の予算が付き、軍が力を誇示しながら発言力を強めていった。
帝国憲法だから自動的に軍国主義になったという事ではなく、帝国憲法に欠陥がなかったといわないが、この憲法体制下において、社会・国際情勢が軍国主義を助長する状況があったということであろう。
1930年代というのは、どんな憲法をもっていても乗り切るのが困難な、内患外憂の時代だったのである。
仮定ではあるが、帝国憲法が戦後のような平和な時代の中におかれていたならば、結局、議会優位の今やっているような制度になっていた可能性が強いと思われる。
つまり、日本国憲法も明治維新以来の立憲主義の伝統の中で理解可能であるという意味である。
556 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:37
以上、何やら訳のわからん文章になったが、終了。
長文&連続投稿スマソ。
441 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:03/03/19 01:24 ID:???
>>439 アメリカ大統領はアメリカ軍の最高位にはありますが、軍人ではありません。
自衛隊のトップが内閣総理大臣であるものの、軍人ではないのと同じ事です。
558 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:44
>>555同意
明治憲法は何時の時代でも柔軟に対応できるように制定されてた。
政党政治にも柔軟に対応し、そして、、、軍国主義(戦時体制)にも柔軟に対応してしまった。
これは長所であり短所。
だがなにが起るか分からない未来に対処する為には、これは避けられない。
だから美濃部は天皇機関説で排撃された後でさえ、GHQが憲法の改正に着手した時にGHQ反発している。
559 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:45
連合国側の第二次大戦についての解釈の前提にある考え方、すなわち、民主主義と平和を不可分のものとして捉える考え方が、18世紀以来の、啓蒙主義的世界観に立脚する国際政治観として、思想的伝統を持つものであった。
戦争は君主の個人的な野望のために行われ、これに対して、民衆は本来平和愛好的であり、民衆が政治権力を獲得すれば、すなわち、民主主義が実現されれば、世界平和は実現されるという歴史的な見通しがあった。
こういった考え方がとりわけ広く受容されたのは、むしろ、アメリカであった。
勢力均衡の外交理念によって、ヨーロッパ諸国の多くが君主制政体によって維持されている姿に対して、建国以来批判的に見続けてきたアメリカは、自らがなによりも「新世界」におけるデモクラシーの国であるという点に、アイデンティティーの根拠を求めようとしていた。
アメリカにとって「平和と民主主義」の世界観は、自己の国際社会における独自の歴史的使命を弁証するものであった。
その後のアメリカの台頭を背景として、連合国の共通のイデオロギーとして掲げられるようになったのである。
戦争を起こす国は、その国内の政治体制に問題があり、世界を平和な場にするために、そうした国々の国内体制を民主化する必要があると考えるのである。
連合国による日本に対する無条件降伏の要求は、こういった考えの反映であり、日本国憲法の草案は、その現実的な表現であった。
「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会」という文言は、こうした「平和と民主主義」の歴史観を典型的表現している部分である。
560 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:52
>>557 内閣総理大臣は兼任してません。
あくまで自衛隊の指揮権を『総理大臣』が、文人として握っているのです、
ですがアメリカの場合、合衆国大統領は軍人ではありませんが、
兼任している合衆国総司令官という職が、軍人として軍を統率しているのです。
561 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:53
こうした文言に託された平和主義の立場を、自己のものとして受け入れようとした戦後日本の多くの人々は、憲法の制定者が誰であれ、その内容が正しいのだから、受け入れるべきであると考えた。
日本は人類の理想に即して民主主義を確立し、平和国家足るべく努めなければならないとした。
しかし、こうした歴史観は日本に強要されたものであるということ以上に、あくまでひとつの歴史観にすぎないものであり、各国の人々が現実に体験してきた歴史そのものではなかったという点に問題を孕んでいる。
「平和と民主主義」をテーマとする歴史観は、とりわけ20世紀以降の現実の歴史の展開を整合的に説明するものでもなければ、ある具体的な国家の過去の事業に一貫して言及していくような性質のものでもない。
アジア・アフリカに広大な植民地を抱え19世紀からは中国への本格的な帝国主義的進出を開始した欧米諸国が、その国内の民主化と並行して、平和的になった事例があるのだろうか。
特にアメリカ自身は、フロンティア消滅後、ハワイを併合、カリブ海域やフィリピンへの侵略に乗り出すが、外部からは決して「平和主義」的な振る舞いとは映じるものではないことは明らかだ。
562 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:54
ま、あくまで肩書きの問題なんですけどね。
563 :
世界@名無史さん:03/03/19 01:54
第一次大戦後、国際連盟による「集団安全保障」に立脚する平和の維持という構想の実現がはかられ、世界は「平和と民主主義」の歴史に沿って進むかに見えた。
しかも、「民族自決」という戦後の新原則も、旧オーストリア・ハンガリー帝国の諸民族のみに限定され、アジア・アフリカの植民地支配は、存続することとなった。
そうした中で、パリ不戦条約のように、現状を変革する為の手段としての戦争を一切禁じるということは、平和の下で、「大いなる不正」をそのまま放置することを意味している。
そこでの平和とは、戦勝国にとって好ましい現状の維持といった性格のものであった事は周知の事実である。
第二次大戦後、日本の撤退後に再び植民地支配を確立しようと努めたことは、このような国々が、どこまで、「平和と民主主義」の理念に真剣にコミットしていた疑わせるに十分である。
このように見てくると、「平和と民主主義」の歴史観は、特定の場において生起する個々の具体的な事実を整合的に説明することは出来ない、極めて抽象的な人類の見取り図のようなものにとどまるのでないだろうか。
にもかかわらず、この「平和と民主主義」の歴史観は、戦後の日本を導く「理想」を体言するものとして、現在まで生命を保ち続けている。
564 :
世界@名無史さん:03/03/19 02:01
と、この位で愛☆戦士の論の問題点は大体指摘できたかな?
続けざまの長文&連続投稿スマソ。
今度こそ多分終了。
スレ立て人です。(
>>400で述べたように「立て逃げ」してるので「スレ
主」とはおこがましくて名乗れませぬ)
デンパ君の投降だけ飛ばして、その他のいろんな名無しさんの文面をよむと、
日本の政体の国際的比較に関する大変有意義な勉強になります。
566 :
世界@名無史さん:03/03/19 21:56
>>529 >学術的に否定できるのなら、先生が教科書出版社に抗議すればよいのでは?
>先生が調べた結果確信しているのなら、出版社にも決定的な史料を突きつけて記述を変えさせることはできますでしょ?
何でそんな一文の得にもならない苦労しなきゃならんの?(藁
>国民自身が、天皇の権威の最大化を望んだのですわ!!
では、「国体の本義」が国民に熱狂的に受け入れられた例を示してくれ。
間違っても「一億玉砕」とかの戦時下の国威発揚スローガンを持ってくるなよ?(藁
>>532 >植民地政策が、経済的利益を生まないと言うのは、先生も認めていたくせに……。
>ダブスタですわね。
君にとっての「国益・権益」と言うのは経済的利益に限定されるのか?
他は上記の長文で書き込んだから割愛しても問題ないだろうな。
誤読しないようにちゃんと読めよ(藁
567 :
世界@名無史さん:03/03/20 01:34
>>541 >また大陸命・大海令も参謀総長や軍令部長が上奏し、天皇の名で出すだけです。
>それで責任論を唱えるなら、戦線布告を君主が行う国全てが責任があることになります。
愛船氏ではないが、普通、敗戦の国は君主も責任をとるもんじゃないか?
「戦線布告を君主が行う国全てが責任がある」と断言しても、なんの不都合もないと思う。
君主無答責はあくまで、国内法だろ?
戦勝国に裁かれるぶんはしょうがないんじゃないのかな?
おれは左翼じゃないが、天皇が無答責になったのは、戦後の統治をより効率よく行っていくためのGHQの判断だろ?
GHQの配慮がなかったら、諸外国から見たら、法的にも道義的にも責任をとるべき存在だと思うぞ。
568 :
世界@名無史さん:03/03/20 04:43
ぜんぜん関係のない話なんだけど、ここのスレを「全部」で見ることできないんだけど、
おれのパソコンだけ?
かちゅーしゃでは見れるんだけど、ブラウザでは見れない。
100レスずつなら見れるんだけど。
569 :
世界@名無史さん:03/03/20 06:30
スレをつれつれ読んでみたが、
愛戦死はともかく、討論してる先生も、本質を無視してつらつらうんちくをたれてるようにしか見えないな。
憲法解釈や内部事情にいくらうんちくたれても、
日独伊三国軍事同盟締結という歴史的出来事をくつがえすだけの説明はしきれていない。
対イギリス・フランス戦だけでなく、ソ連とも開戦した独伊と軍事同盟を結んだら、
国際社会から見たらじゅうぶんにファシズム体制の仲間入りだろう。
地理的に独伊と日本は乖離しており、軍事同盟を結ぶ軍事的・経済的メリットはまるでない。
あるのはイデオロギー的な共感性だけだと見られても仕方がないだろう。
いままでの議論は、これに対する弁護としては不十分だ。
現実的に考えれば、独伊と同盟を結ぶのではなく、あくまで、日本の周辺国と同盟を結ぶほうが戦略的にも正しかった。
中国か、ソ連か、アメリカかの3択だろう。(当然、ソ連、アメリカとの同盟と、独伊同盟とは両立しない。日ソ中立条約など、三国同盟がある限り、いずれ破棄されるのは必然だった)
明らかに国益を無視して、その3国いずれとも敵に回してしまったには、それだけイデオロギー的に独伊に共感していた否定することのできない証拠だろう。
>>569 > 対イギリス・フランス戦だけでなく、ソ連とも開戦した独伊と軍事同盟を結んだら、
> 国際社会から見たらじゅうぶんにファシズム体制の仲間入りだろう。
国家体制と同盟関係を同一視してるのか。
> 地理的に独伊と日本は乖離しており、軍事同盟を結ぶ軍事的・経済的メリットはまるでない。
イギリスの支配圏に接しているという共通性があるのだから、軍事同盟を結ぶ
メリットはある。もちろんデメリットもあるが、地理的うんぬんとは別の話だ。
571 :
世界@名無史さん:03/03/20 09:09
>国際社会から見たらじゅうぶんにファシズム体制の仲間入りだろう。
ソ連と同盟を結んだ国は共産主義国家の仲間入り、
と言われたら、なんと言い返しますか?
572 :
世界@名無史さん:03/03/20 09:16
>「戦線布告を君主が行う国全てが責任がある」と断言しても、
ですから、英国も国王が戦線布告を行うわけですが、
それが失政だった場合、責任は大臣が取るわけですよ。
>天皇が無答責になったのは、戦後の統治をより効率よく行っていくためのGHQの判断だろ?
まず立憲君主体制を学んで下さいな。
573 :
世界@名無史さん:03/03/20 10:37
>>570 >国家体制と同盟関係を同一視してるのか。
いや、あくまで国際社会の目を言っているのだが。
3国同盟締結は、世界の日本を見る目を決定化させた効果があったのではないか?
そういう誤解を受けても仕方ないだろうし、それを甘んじて三国同盟を締結した理由がある。
それがイデオロギー的な共感性ではないかと。
>イギリスの支配圏に接しているという共通性があるのだから、軍事同盟を結ぶ
>メリットはある。もちろんデメリットもあるが、地理的うんぬんとは別の話だ。
三国同盟の不合理性は戦後さまざまな軍事研究家から指摘されてたと思うが。
独伊にあったとしても、日本にあったとは思えない。
>>571 >ソ連と同盟を結んだ国は共産主義国家の仲間入り、
>と言われたら、なんと言い返しますか?
いや、やはりあくまで軍事バランス論から生まれた一時的な不可侵条約と、3国軍事同盟は別物だと思う。
終戦最後まで維持された3国同盟と、紙切れのように破られた不可侵条約との差異を考えてもよいのでは?
574 :
世界@名無史さん:03/03/20 10:37
>>572 >ですから、英国も国王が戦線布告を行うわけですが、
>それが失政だった場合、責任は大臣が取るわけですよ。
いや、自国に対する責任ではなく、敗戦による他国から裁かれる場合の責任の言っているのだろう。
ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世も、敗戦のさい亡命した。
たとえば、イギリスがバトルオブブリテンで敗れ、ナチスに制圧されたら、ナチスは国王になんらかの責任追及を行っただろう。
亡命か退位、最悪、死刑もあったかも知れない。
侵略者からも責任を問われないのであれば、もはや君主そのものの存在に意味がない。
>まず立憲君主体制を学んで下さいな。
天皇を戦犯として裁くかどうかは、アメリカ国内でも議論があったと記憶しているが?
立憲君主体制かどうかはたいして意味があるとは思えない。
575 :
世界@名無史さん:03/03/20 10:57
>敗戦による他国から裁かれる場合の責任
ハーグ陸戦協定で禁止されてますね。
天皇の存在は米軍の都合があったのと同時に
戦犯都市裁くこと(これは極東裁判の不法性の根拠)は
もともと国際法違反です
576 :
世界@名無史さん:03/03/20 12:03
>>575 >もともと国際法違反です
なるほど、そういう事情があったのか。
しかし、ということは自国からも他国からも君主は裁かれないと言うことになるが。
いかなる状況でも、君主が裁かれることはないと言う認識でよろしいのかな?
それとも、特例があるのかな?
577 :
世界@名無史さん:03/03/20 12:09
>>573 >いや、やはりあくまで軍事バランス論から生まれた一時的な不可侵条約と、3国軍事同盟は別物だと思う。
だから日本も同じなんだけど、ドイツに過剰な期待を抱いただけ。
また反共という共通の認識、拡大するソ連への脅威、
もともとなにを目的に日独伊が手を結んだか思い出してくれ。
また中国を援助していたドイツと結ぶことによって、国民党の打倒なども目的としていただろうね。
また同盟うんぬんは、アメリカが共産主義国家と同じイデオロギーを持っているってのと同じ理屈だ。
578 :
世界@名無史さん:03/03/20 12:12
>ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世も、敗戦のさい亡命した。
これは国内で革命が起きたからであって、責任をとってというわけではないですよ。
オランダに亡命しましたが、連合国からの引渡しを要求された時にも、
オランダは拒否し、連合国もそれを認めましたし。
579 :
世界@名無史さん:03/03/20 12:39
>>575 >ハーグ陸戦協定で禁止されてますね。
後学のために聞きたいのだが、戦犯として裁くのが禁止されているというのは、第何款の第何条に基づいているの?
580 :
世界@名無史さん:03/03/20 13:04
>>577 >また反共という共通の認識、拡大するソ連への脅威、
>もともとなにを目的に日独伊が手を結んだか思い出してくれ。
>また中国を援助していたドイツと結ぶことによって、国民党の打倒なども目的としていただろうね。
いや、これはやはり大事な部分だと思うので、もっと考察したいと思うのだが、
ソ連の脅威、国民党への援助という点では、アメリカとも共通していたのではないだろうか?
しかも、日本は石油輸入の多くをアメリカに頼っている。
純粋に、戦略論だけで考えたら、日本の最大の生命線は、アメリカとの友好関係なはずだ。
これを犠牲にしてまで、ヨーロッパの独伊と結んでなんの合理性があるだろうか?
独伊の勝ち馬に乗るにしても、もう少し状況を見てからでもよかったはず。
仏印進駐にするにしても、漁夫の利を得るだけでいい。
英仏が独伊と戦っている隙に、かすめ取ってしまえばいいだけで、やはり同盟を結ぶ必要性に疑問を感じる。
アメリカの態度硬化を決定的にしてまで、3国同盟を結ぶ必要性は戦略論的立場からすれば、皆無と言っていい。
甲乙案を出して対米開戦を引き延ばすぐらいなら、3国同盟を結ばないことが、最高の開戦引き延ばし手段だったはず。
「複雑怪奇」たる当時の国際情勢は、ただ軍事バランス論では説明できない物が、明らかにあると思う。
>また同盟うんぬんは、アメリカが共産主義国家と同じイデオロギーを持っているってのと同じ理屈だ。
異なったイデオロギーはやはり潜在的対立を避けられないのではないだろうか?
独ソ、米ソの関係がきわめて一時的な休戦関係に過ぎなかったことがそれをよく示している。
ぎゃくに、独がファシズムを、ロシアが共産主義を捨てたとき、
安定した対米関係を築くことができたということとは対照的だ。
>>569 > 愛戦死はともかく、討論してる先生も、本質を無視してつらつらうんちくをたれてるようにしか見えないな。
これだけ居丈高な主張をするにしては論拠が弱いんじゃないか。
「軍事同盟を結ぶ軍事的・経済的メリットはまるでない」のに同盟を結んだ理由は
「イデオロギー的な共感性だけ」である。
という要旨だとすれば、同盟のメリットのなさを強調するよりも、まず
「イデオロギー的な共感性」を示す事実を提出しないと駄目だろう。
>>569 それと、多数ある事実のなかでなぜ三国同盟が本質なのか、についても説明が必要だろう。
584 :
世界@名無史さん:03/03/20 21:19
>>569 > 愛戦死はともかく、討論してる先生も、本質を無視してつらつらうんちくをたれてるようにしか見えないな。
このスレの本質は愛☆戦士を笑い尽くす事なのですが何か?
>>580 >純粋に、戦略論だけで考えたら、日本の最大の生命線は、アメリカとの友好関係なはずだ。
そのとおりです、そしてだからこそです。
まず松岡の四ヶ国同盟構想を思い出してくださいな。
超大国アメリカと対等の交渉をし、状況を改善する為です。
そこにはイデオロギーなどというわけわからんものが、理由ではありません。
あくまで行き詰まった状況を改善し、また対米追従外交をしないという、実現すれば当時とれる最善の手段でした。
そして都合のいい構想であり、松岡というか外務省が無能の為ドイツの本心と、力の限界を見誤り失敗したのです。
>甲乙案を出して対米開戦を引き延ばすぐらいなら、3国同盟を結ばないことが、最高の開戦引
対日交渉とドイツの戦況を見比べれば、こんなこと言えません。
初期ドイツの景気がいい時は、米国の総意ではないとはいえ、諒解案を出し、
あしか作戦失敗とともに、強硬路線に変更(輸出規制)
モスクワ陥落不可を見越してハルノート
>独ソ、米ソの関係がきわめて一時的な休戦関係に過ぎなかったことがそれをよく示している。
だから日本もそうなのですが、米英という強国と対抗する為です。
586 :
世界@名無史さん:03/03/20 22:48
>「複雑怪奇」たる当時の国際情勢は、ただ軍事バランス論では説明できない物が、明らかにあると思う。
んじゃ説明してくれ。
587 :
世界@名無史さん:03/03/21 02:27
>>582 >という要旨だとすれば、同盟のメリットのなさを強調するよりも、まず
>「イデオロギー的な共感性」を示す事実を提出しないと駄目だろう。
いや、これはあくまで疑問点の提出だと思ってほしい。
純粋に戦略的に同盟を結ぶとしたのなら、
やはり周辺国の米、ソ、中の三択にしぼられると思う。
この3国でなはく、英仏米を敵にまわしてまで、連携性の全くない独伊と結んだ理由はなんなのか?
憲法解釈や内部事情ではなく、外交戦略的な視点から、なぜ日本は独伊に接近したのかという疑問だ。
「イデオロギー的な共感性」というのはあくまで一意見だが、3国同盟の不合理性は確実に存在するし、
日本の国体を考える上で、その不合理性を無視して議論を進めすぎているのではないだろうか?
>>583 >それと、多数ある事実のなかでなぜ三国同盟が本質なのか、についても説明が必要だろう。
すでに大戦に参加している独伊と、防共協定を越えた軍事同盟を結ぶことは、
やはり国際情勢のなかで決定的な意味を持ったと考えるから。
大きなポイントであったのはまちがいない。
588 :
世界@名無史さん:03/03/21 02:27
>>585 >あくまで行き詰まった状況を改善し、また対米追従外交をしないという、実現すれば当時とれる最善の手段でした。
脱対米追従外交を考慮するのはよいと思うが、いずれにせよ、40年代の時点でアメリカとことを構えることが有効だとはとても思えない。(最終戦論の作者の石原完爾も、70年まで待てと言ったと記憶しているが)
アメリカの輸出相手国第三位だった日本は、けして国民感情という点から見れば、アメリカから嫌われていたわけではなかった。
アメリカからすればお得意さまだったのだから。
軍事同盟も南仏進駐も、自らアメリカの対日感情を悪化させる行為だ。
まず考えるべきは、泥沼化した日中戦争の終結であり、アメリカと対等に戦えるための国力増強だったはずだ。
しかも、対ソ戦略という点では、日米は利害が一致する。
防共協定の時点では、米英はまだ日独伊に好意的だったことを想起すべきだ。
やり方によっては、10年早く、アジアでの冷戦構造(対ソのための日米軍事同盟)をつくることも不可能ではなかった。
>そして都合のいい構想であり、松岡というか外務省が無能の為ドイツの本心と、力の限界を見誤り失敗したのです。
あくまで、一部の人間、組織のせいにするのはいかがかと思うが。
>あしか作戦失敗とともに、強硬路線に変更(輸出規制)
>モスクワ陥落不可を見越してハルノート
これも、日本の行動しだいでは充分回避することは可能だった。
そもそもヨーロッパ戦線の進展を見守らず、先走って独伊の追従したことが問題。
なにも焦ることはなかった。独伊の優位が確立してからでも、勝ち馬に乗るのは遅くなかった。
戦略的に不合理。
>だから日本もそうなのですが、米英という強国と対抗する為です。
軍事バランス論では不合理な選択なのはまちがいない。
何度も言うが、あの時点でアメリカと開戦するメリットは皆無だ。
589 :
世界@名無史さん:03/03/21 02:28
>>586 >んじゃ説明してくれ。
あくまで疑問の提出だ。
軍事バランス論で説明できない物があったという点ではまちがいない。
それを無視して議論を進めすぎていると感じたのだが。
ざっとスレを読んだが、何が本題か判らんw
個人的には
>>36の意見が一番近いな。
>>590 ほほう、キミも「ファシズム」の指標が当時の日本に該当するかど
うか、ではなく、まずとにかく「ファシズム」のレッテルを貼り付け
るクチか(ワラ
>>591 レッテルを貼ると言う意味がわからないんだが。
>>591は当時の革新官僚や陸軍の統制派が
ドイツやイタリアの「ファシズム」の影響を、まったく受けなかったと考えてる訳ね?
それならそれで、そう考えとけば?
593 :
世界@名無史さん:03/03/21 03:30
>>587-589 結果論でものを語りすぎ。
アメリカとの対立構造は満州進出の時期に端を発する。
当時、中国においての市場獲得・権益拡大を狙っていた米国にとって、同じく大陸権益の拡大を狙っていた日本は目の上のタンコブだった。
また当時欧米では黄禍論が根強く、米国国内の対日感情は決して良いものではなかった。
少なくとも、1920年代の時点で既に米国の極東における仮想敵国は日本であり、日本人に対する移民規制等の対日強硬路線の萌芽が見られる。
民間のレベルでも、日米の対決は必至であるとの認識はあり、日米戦争の所謂「架空戦記」が米国内で流行を始めるのもこの時期からである。
また、英米ともに日本の極東太平洋域における勢力の伸張を快く思っていなかった事は、第一次大戦後における各種の海軍軍縮条約の内容や経緯を見れば明らかだ。
決定的なのは満州国建国時の一連の干渉で、これを契機とする33年の国際連盟脱退に至り、英米との対立構造は決定的なものとなっている。
つまり、36年の日独防共協定の時点では既に日米の対立は十分に深刻化していた。
また、40年の日独伊三国軍事同盟締結の時点において、欧州戦線での独の勝利は決定的とする論は非常に根強かった。
既に英米との対立を問題として抱える日本が、米国に対する牽制の為の同盟の相手として、独伊を選択したのはむしろ自然な流れだったと言えるだろう。
594 :
世界@名無史さん:03/03/21 03:41
お前ら静かにしる!
魚が逃げるじゃないか!
595 :
世界@名無史さん:03/03/21 05:57
>>593 >また当時欧米では黄禍論が根強く、米国国内の対日感情は決して良いものではなかった。
あくまで、アメリカの国内世論が参戦反対だったことを覆せる指摘とは思えない。
>少なくとも、1920年代の時点で既に米国の極東における仮想敵国は日本であり、日本人に対する移民規制等の対日強硬路線の萌芽が見られる。
アメリカはさまざまな仮想敵国に対する軍事計画を練っていただけ。それをさして、日米戦が不可避だとするのは乱暴。
>また、英米ともに日本の極東太平洋域における勢力の伸張を快く思っていなかった事は、第一次大戦後における各種の海軍軍縮条約の内容や経緯を見れば明らかだ。
だからこそ、3国同盟を締結するメリットは全くない。英米感情をむやみに刺激する以外の何ものでもない。
>決定的なのは満州国建国時の一連の干渉で、これを契機とする33年の国際連盟脱退に至り、英米との対立構造は決定的なものとなっている。
>つまり、36年の日独防共協定の時点では既に日米の対立は十分に深刻化していた。
日独伊防共協定の時点では、英米は、文字どおりソ連への牽制に利用するために、この3国に宥和的だった。
そのことを知らない、あなただとは思えない。
南仏進駐で石油禁輸に踏み切ったが、逆に言えば、それ以前までは石油を輸出していたと言うことだ。
満州建国への干渉が決定的だというのは、乱暴な意見。
あくまで、対ソ戦略を主眼とし、アメリカと友好的中立を維持しておけばよかった。
596 :
世界@名無史さん:03/03/21 05:58
>また、40年の日独伊三国軍事同盟締結の時点において、欧州戦線での独の勝利は決定的とする論は非常に根強かった。
たしかに仏を制圧し独伊優位はあったが、いまだイギリスは健在。
そもそもアメリカが無傷で残っているのに、勝利を決定的と認識するのはあまりに希望的観測過ぎる。
いずれにせよ、状況を見守るのが戦略的に正しい。焦る理由は何一つない。
その先走りが不合理。
>米国に対する牽制の為の同盟の相手として、独伊を選択したのはむしろ自然な流れだったと言えるだろう。
地理的な連携がとれないのに、牽制的な効果は全くない。
ただアメリカを無意味に挑発しただけ。
イデオロギー的共感性という視点で見れば、日独伊同盟は自然だが、
軍事バランス論に立つあなたが、それを自然と呼ぶには、明らかにカテゴリー錯誤があると思う。
おまけに、真珠湾を奇襲して、世論を気にして戦争に介入できなかったルーズベルトに決定的な参戦口実を与えた。
対米開戦は不合理の一言につきる。
>>594 こんな所で釣りすんなよ。立ち入り禁止区域だぞ。
>>587-589 >あの時点でアメリカと開戦するメリットは皆無だ
>>593 >当時、中国においての市場獲得・権益拡大を狙っていた米国
それ言ったらペリーからだろ。マハンなんかも19世紀の人間だよ。
ペリーの書簡
我らは海権上の競争者英国の東洋における領土と、その
武装した港湾が、恒久的に、かつ急速に増加しつつあるを
見るにつけても、我らもまた速やかにその対策をとる事が
必須であると勧告する。世界の地図を吟味すれば、英国は
既に東印度、及び特にシナ海において最も重要なる地点を
所有している。
ただ幸いなことには、日本および太平洋のその他の諸島
は、この恥知らずの政府(英国政府)が、なお未だ手を触
れずにいる。そしてその諸島のあるものは、合衆国にとっ
て、今後最も重要となるべき大貿易の通路に位置している。
そうであれば船舶の避難所として十分な数の港湾を獲得す
べく働きかけるに、一刻も猶予すべきではない。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog149.html
アメリカ国内でハワイ併合を強く支持していたのは、海軍戦
略家アルフレッド・マハンを理論的支柱として、大海軍建設と
植民地獲得による「海上権力」を求める一派であった。マハン
の主張によれば、日本とハワイの間の移民紛争は目覚めつつあ
る東洋文明と西洋文明の来るべき大闘争の前哨戦に過ぎず、真
の争点は、太平洋の要を支配し優位を占めるのが野蛮なアジア
か、それとも西洋文明国のアメリカかということであった。
このマハンに時の海軍次官、次期大統領となるセオドア・ル
ーズベルトは次のような手紙を送っている。
我々はハワイ諸島を明日にでも併合すべきだ。私の信念
では、日本が英国に発注した戦艦2隻が英国を離れる前に、
我々はともかくもハワイのそこら中に星条旗を掲げ、細々
とした問題はその後に片づければいい。そしてニカラグア
運河(のちのパナマ運河)を早急に建設し、12隻の戦艦
を作って半分は太平洋に配置すべきだ。私は日本の脅威を
現実のものとして感じている。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h14/jog226.html 売られた喧嘩なんだからしょうがねーんだよ。ぐちぐち言うなよ、
女の腐ったのじゃあるめーしよ。喧嘩するときゃぁ常に
相手ってもんがあるんだ、あほうどり。
負けて確かにくやしーけどな、、、、ぐふ。
600 :
世界@名無史さん:03/03/21 23:05
>>588 >脱対米追従外交を考慮するのはよいと思うが、いずれにせよ、40年代の時点でアメリカとことを構えることが
だから三国同盟は、アメリカとドンパチする目的で、日本は締結した訳じゃないんだよ。
アメリカと戦争するわけにはいかない、さりとてアメリカに屈服するわけにもいかないという、
どちらに転んでも報われない現状を打破する為のもの。
だから松岡は実際に戦争が始まった時は、大失敗だったと言っているわけよ。裏目に出たとね。
>アメリカの輸出相手国第三位だった日本は、けして国民感情という点から見れば
貿易量と国民感情はあまり関係がありません。
日本が中国で戦争して米国が反発してても、貿易量は減ってないでしょ。
ジャパンバッシングが盛んで嫌われていた時も、殆ど減らなかった。
>10年早く、アジアでの冷戦構造(対ソのための日米軍事同盟)
松岡は日米相互不可侵条約を提案しています、勿論即効で断られましたけどね。
>あくまで、一部の人間、組織のせいにするのはいかがかと思うが。
外交の全権を握り、反対派を説き伏せ、三国同盟を締結したのは松岡です。
三国同盟の真意を語る上で一番重要なのは、松岡の考えだと思いますが。
また日本は統一した指揮の元、国策を遂行していたわけじゃありません。
軍、官僚、政府、政党、がそれそれ分離し、またその軍や官僚も内部はバラバラです。
統一した行動ではない国家運営の結果だけを見て、そこから結果を見て、
統一した日本の国策と位置付け、それを動機付けしても意味ないかと。
601 :
世界@名無史さん:03/03/21 23:19
>独伊の優位が確立してからでも、勝ち馬に乗るのは遅くなかった。
結果を知っている人の机上の空論です。
勝ち馬に最初から乗らなければ、お零れはもらえません。
日本は国防だけを考えていたのではなく、国益を増加させる事も目的としていたのを失念しています。
また日本があと一月情報が早ければ、同盟はなかっただろうと言われていますし、
日米会戦もあと一月情報が早ければ、会戦を決断しなかっただろうというのは良く言われる話です。
この辺りの情報調査能力不足が日本の問題点ですね(これまた外務省が問題なのですが)
>軍事バランス論では不合理な選択なのはまちがいない。
アメリカがテーブルについてくれない以上、その為のカードを手にいれるのは、別におかしくありません。
それになんども言うようですが、三国同盟締結の主旨は日米会戦を予定したものじゃありません。
結果的にそうなったからといって、その結果の為に同盟を締結したというのは逆説もいい所です。
>軍事バランス論で説明できない物があったという点ではまちがいない。
だからそれを証明しない事には、話にならんでしょ。
ついでに日本が冷静に状況を判断したかどうかも考察するべきだな。
各界のトップは冷静に判断していただろうが、大衆は今の情報に流される。
602 :
世界@名無史さん:03/03/21 23:39
>>595 横レスになるかな。
>南仏進駐で石油禁輸に踏み切ったが、逆に言えば、それ以前までは石油を輸出していたと言うことだ。
石油規制なら、もっと前からアメリカはやっている。
これによって、日本が必要とする量(正しくは主張する量)は確保出来なくなった。
>たしかに仏を制圧し独伊優位はあったが、いまだイギリスは健在。
欧州の大半を制している段階で、英国占領不可はまだしも、ドイツの敗北を予測しろと言うのは、
無茶な要求だと思いますが?
それに米国は参戦していないわけで、その米国が健在なのを予定に入れて行動しろというのも変な話です。
チェンバレンやチャーチルに、ドイツとソ連は戦争するんだから、戦線布告したのは失敗だったと言っているようなもんです。
(まあ私も彼等の判断は国策を誤り、早計だった面もあると思いますけどね)地理的な連携がとれないのに、
>牽制的な効果は全くない。
日英同盟に牽制的な効果がないといっているのと変わりませんよ、それは。
強国同士による同盟は敵対心を植付けますが、それはそれだけ相手に圧力がかかっている証拠です。
そもそも日と独伊のどこにイデオロギー的な共感性があるのかと小一時間問い詰めたい。
603 :
世界@名無史さん:03/03/21 23:47
>おまけに、真珠湾を奇襲して、世論を気にして戦争に介入できなかったルーズベルトに決定的な参戦口実を与えた。
当時の米国の状況を完全に日本が把握していたと言いたいのですか?
また米国が世論を気にして、参戦しないという確信があったというのですか?
日本にも、米国とは戦争せずに、英国だけに戦線布告しろという意見がなかったわけじゃないだろうけど、
もし万が一、艦隊が出払っている時に先制攻撃されたりしたら、1発でアウトです。
そんなしないかも知れない、根拠薄弱な理由に国家の命運を託せと要求するもの無理というものです。
604 :
世界@名無史さん:03/03/21 23:51
日本の見通しは、昔も今もあまい。
それはひとえに言うと島国だからだと思う。
いや、どの国も盲目にはなるもんか・・・。
605 :
世界@名無史さん:03/03/22 01:51
606 :
世界@名無史さん:03/03/22 11:15
>>599 >売られた喧嘩なんだからしょうがねーんだよ。
売られたケンカではない。売ったケンカだ。
ここを誤るべきではない。
当時のアメリカは、いまのアメリカからすると信じられないぐらい日本に宥和的な態度をとっている。(もちろん反共を期待していたからだ)
いまのアメリカだったら、満州事変の不当性を指摘されて日本が連盟から脱退した時点で、経済制裁を行っただろう。
だが、アメリカが石油禁輸を行ったのは南仏進駐であり、戦争状態に突入したのは、実に真珠湾奇襲を受けたからだ。
真珠湾奇襲まで宥和したと言うことは、きわめて重要なことだ。
607 :
世界@名無史さん:03/03/22 11:15
>>600 >アメリカと戦争するわけにはいかない、さりとてアメリカに屈服するわけにもいかないという、
>どちらに転んでも報われない現状を打破する為のもの。
打破になっていない。
アメリカに屈服しないにしても、独伊と連携する必要は全くない。
戦争するわけにもいかない、屈服するわけにもいかないのなら、なおさら枢軸国との接近を避けるべき。
>外交の全権を握り、反対派を説き伏せ、三国同盟を締結したのは松岡です。
>三国同盟の真意を語る上で一番重要なのは、松岡の考えだと思いますが。
どうもあなたは、陰謀論を好む傾向があるようだ。
松岡の考えが成ったのも、それを成すだけの土壌がすでにあった証拠だ。だから反対派も納得せざるを得なかった。
その土壌を無視しても意味はない。
一個人の意向で国家が動くなどと言うことはあり得ない。
それに賛同するマジョリティがあって初めて成立する。
608 :
世界@名無史さん:03/03/22 11:16
>>601 >勝ち馬に最初から乗らなければ、お零れはもらえません。
独伊からおこぼれをもらう必要はまったくない。
漁夫の利を得ればいいだけ。
何度も言うが、独伊と接近することは、アメリカと敵対するというリスクを背負っている。
>この辺りの情報調査能力不足が日本の問題点ですね(これまた外務省が問題なのですが)
そもそも結ぶには時期尚早だったと述べている。充分情報を収集してからで充分だった。
なぜ充分な情報もなく同盟を結ぶ? それを急かした理由を考えるべき。
>アメリカがテーブルについてくれない以上、その為のカードを手にいれるのは、別におかしくありません。
いくらでもテーブルにつく用意はあった。
日米交渉を続けながら、南下政策をどんどんとり続けた日本が、それを言う資格はない。
アメリカからすれば、テーブルにつく気がないのは日本のほうだったろう。
大東亜戦争肯定論者でもあるまいに、それを知らないあなたではあるまい。
>結果的にそうなったからといって、その結果の為に同盟を締結したというのは逆説もいい所です。
そんなことは述べていない。
ただ、アメリカの印象を悪くしてまで結ぶ理由は全くないと述べているだけ。
そのリスクを冒してまで、独伊に接近した理由を軍事バランス論以外のものに求めているだけ。
609 :
世界@名無史さん:03/03/22 11:17
>だからそれを証明しない事には、話にならんでしょ。
軍事バランス論に対する疑問としては充分だと思われる。
>ついでに日本が冷静に状況を判断したかどうかも考察するべきだな。
>各界のトップは冷静に判断していただろうが、大衆は今の情報に流される。
ナショナリズムはイデオロギーに属するもの。
軍事バランス論で動いてはいないことを自ら認めるものだと思うが。
第二次大戦以降の戦争は、当然イデオロギー闘争という側面がある。
それがゆえに、軍事バランス論の限界性を述べているのだが。
日米が衝突したのは経済的利害よりも、イデオロギーの違和からくるものであり、
日本の独伊接近は、イデオロギー的共感性から来るものだというのが、あくまでわたしの意見だ。
軍事バランス論に限界がある以上、わたしはこういう視点を持たざるを得ない。
610 :
世界@名無史さん:03/03/22 11:18
>>602 >欧州の大半を制している段階で、英国占領不可はまだしも、ドイツの敗北を予測しろと言うのは、
>無茶な要求だと思いますが?
独伊が資源小国であるのは周知の事実。
長期戦になれば、いずれその勢いが引くのは充分に予測できた。
その判断を誤り、希望的観測に走った理由をイデオロギー的共感性だとわたしは考えている。
>日英同盟に牽制的な効果がないといっているのと変わりませんよ、それは。
日英同盟とはまったくちがう。
何度も言うが、それを理解できないあなたとは思えない。
バックス・ブリタニカを誇っていたイギリスをバックにつけるのと、
すでに英仏と開戦して手一杯だった独伊(持たざる国)をバックにつけるのとはまったく重要性がちがう。
>強国同士による同盟は敵対心を植付けますが、それはそれだけ相手に圧力がかかっている証拠です。
独伊と日本の非連携性を考えれば、まったく無駄な敵愾心。
611 :
世界@名無史さん:03/03/22 11:19
>そもそも日と独伊のどこにイデオロギー的な共感性があるのかと小一時間問い詰めたい。
日本が全体主義への流れに乗っていたのはまちがいない。それはあなたを否定していなかったはず。(あくまで戦時体制だと主張していたが)
アメリカよりも、独伊に共感するのは自然。
日本陸軍には、熱狂的な独伊信奉者が多かったと記憶している。(海軍は3国同盟に反対していたようだが)
そもそも、わたしは接近したことそのものを、イデオロギー的共感性の根拠にしている。(でなければ、接近する理由がない)
憲法解釈や内部事情論が水掛け論になる以上、こういう視点で日本のファシズム性を考えてはどうかと述べている。
>>603 >当時の米国の状況を完全に日本が把握していたと言いたいのですか?
>また米国が世論を気にして、参戦しないという確信があったというのですか?
奇襲すれば、参戦するぐらいのことは覚悟していただろう。いずれにせよ自ら、不利な状況を選択したことはまちがいない。
もちろん奇襲がなくても、アメリカが日本を攻撃する可能性は大いにあった。
しかし、その可能性をかなり高めたものは、3国同盟だったと述べている。
>そんなしないかも知れない、根拠薄弱な理由に国家の命運を託せと要求するもの無理というものです。
最大の生命線は日米の友好関係だということは、首脳部はみな認識していた。
その生命線を破壊する行為そのものが、国運を傾かせている。
何度も言うが、熱狂的な反米ナショナリズムがなければ、いくらでも引き返すタイミングはあった。
日本の行動は、合理的な軍事戦略に沿ったものではなく、反米ナショナリズムに圧された感情的な行動でしかない。
軍事バランス論では、日本がアメリカに挑みかかったことそのものが不合理だという主張はまったくくつがえらない。
そこには非理性的な感情があった。
それを理解できないあなたではあるまい。
このスレは、サラザールも知らなかったデンハの隔離スレとして立てたんですが、
前スレの正統の継承スレは寂れて沈む一方、
こちらは、標的だったデンパがついに遁走し、
普通の真面目な議論スレになりましたな。
>>607 >アメリカに屈服しないにしても、独伊と連携する必要は全くない。
だからそれは結果でしょ。目的と結果を混同するのは間違い。
当時の日本政府首脳の判断では、独伊と(最終的にはソ連も要れて)連携し、
アメリカから譲歩を引き出すのが目的だったというのは変わりない。
また海軍が対米戦を決断したのは、三国同盟締結よりも後、(陸軍がそれを認めたのはさらに後)
重要なことなのですが、貴方が思った(軍事バランス論としての)最良の選択と、当時の政府高官が思った最良の選択は違うわけで、
また例え間違いであったとしても、日本政府が最良の選択だと、信じて選択したことに変わりないんですよ。
>松岡の考えが成ったのも、それを成すだけの土壌がすでにあった証拠だ。だから反対派も納得せざるを得なかった。
それなら最低でも、松岡の説得ではなく、イデオロギーの共感で、
納得されたとする資料でもあげてくれませんと、水掛け論です。
締結した松岡自身の思想も、大衆の支持を当てこんで、同盟を締結したなどとは一言も言っていませんし、
結果的に支持を受けたからといって、支持を受ける選択をしたというのも、順序が逆です。
>何度も言うが、独伊と接近することは、アメリカと敵対するというリスクを背負っている。
だから賭けに出たのです、松岡の提案にそういって反対した人もいましたが、
松岡はそれに対し、強気の姿勢で相対し、独伊ソと連携し、乗り切る事が大事だと解いているわけです。
また彼のアメリカ感も、対等な立場で交渉するのが最善だと思っていました。
勿論これは彼個人の主観的な判断で、事実そうであるとは限りませんが、
松岡本人が、そう思っていて、その彼に説得されたのも事実なのです。
貴方がこの判断を間違いと思うのは勝手ですが、彼が軍事バランス論に乗っ取り、
そう判断したのは疑いようがないのです。得ている情報が違うのですから当然ですけどね。
>なぜ充分な情報もなく同盟を結ぶ? それを急かした理由を考えるべき。
これは充分な情報がなかったとするのは後世の学者の分析。
当時の松岡などは充分な情報が入っていないとは思っていなかった。
>日米交渉を続けながら、南下政策をどんどんとり続けた日本が、それを言う資格はない。
南下政策はアメリカの貿易規制とリンクしています。
貿易規制→売ってくれないなら自分で獲得する、ってな感じです。
>アメリカからすれば、テーブルにつく気がないのは日本のほうだったろう。
アメリカの政府高官がそんな発言していましたっけ?
まあ例えしていたとしても、日本が交渉継続を願っていたのは間違いないわけですがね。
んで松岡はそのカードを集めていたと言うわけです。
>ただ、アメリカの印象を悪くしてまで結ぶ理由は全くないと述べているだけ。
だから松岡の構想を調べてください。
一時的な悪化など恐れていないのです。
615 :
世界@名無史さん:03/03/22 23:29
>>609 >軍事バランス論で動いてはいないことを自ら認めるものだと思うが。
だからドイツの破竹の快進撃に躍らされたと言っている。
大衆はイデオロギーではなく、あくまでドイツの強さに騙されたということだ。
>日米が衝突したのは経済的利害よりも、イデオロギーの違和からくるものであり、
あくまで日米対立は、覇権対立と、経済対立だと思いますが?
イデオロギー性を統べて否定するつもりはありませんが、
あくまで主軸足るものは、イデオロギーなどではありません。
616 :
世界@名無史さん:03/03/22 23:47
>>610 >独伊が資源小国であるのは周知の事実。
資源大国である事が勝利を約束するものなら、それもありなのですけどね。
現実は必ずしもそうではないわけです。
つーかあしか作戦初期の段階で、英国占領不可の予想を立てた人はいますが、
ドイツ敗北の予測を立てた人を私は知りたいのですが?
>すでに英仏と開戦して手一杯だった独伊(持たざる国)をバックにつけるのとはまったく重要性がちがう。
そのフランスはあっという間に降伏、イギリスはダンケルクに追い落とされてますけどね。
そうしてフランスと欧州の大半を握った独伊の勢力を侮るのはどうかと思われる。
また日英同盟当時のイギリスは、それほど強国と言うわけではないと思われ。
鉄鋼生産などアメリカに遠く及ばず、ドイツにもこの辺りで抜かされてなかったかな。
>独伊と日本の非連携性を考えれば、まったく無駄な敵愾心。
ならなんでアメリカは、三国同盟に拘ったのですかな?
617 :
世界@名無史さん:03/03/23 00:00
>日本陸軍には、熱狂的な独伊信奉者が多かったと記憶している。
あの当時ドイツ崇拝者など世界でも珍しくなかったかと、
特に初期の破竹の大進撃を見て、同じ陸軍として過少評価する人がいたら、むしろ問題かと。
>(海軍は3国同盟に反対していたようだが)
これは良く言われる間違い、結局反対していない。
反ドイツ主義者が一部いただけで、海軍の『総体』としては反対してはいない。んでもって英米には、陸軍以上に好戦的。
またこの程度で反対だと言い張るなら、陸軍は対米戦に反対だったと言う事も可能。
火葬戦記などは一部の新英米主義者の発言を大きく取り上げ、海軍優秀陸軍馬鹿と宣伝しているが、実態は全く同じだった。
>こういう視点で日本のファシズム性を考えてはどうかと述べている。
私にはファシズムがまず前提にあり、日本をファシズムと認定する為に、
あらゆる事象を関連付けているようにしか思えない。
それを否定したいのなら、まず軍事バランスで納得出来ないモノを、
最初からイデオロギーだとする解釈を止めてくれ。
618 :
世界@名無史さん:03/03/23 00:04
>>611 >しかし、その可能性をかなり高めたものは、3国同盟だったと述べている。
だからそれは結果からの判断なんだって。
三国同盟締結の理由は、米国の牽制であって、米国と戦争するためじゃない。
これは日本のみならず、独伊の一致した意見でもある。
>最大の生命線は日米の友好関係だということは、首脳部はみな認識していた。
だから何度も言っているように、その解決手段が違うんだってば。
>そこには非理性的な感情があった。
歴史は理性的になんぞは動かないよ。民主的であればあるほどそうだよ。
大衆社会の世論も国民感情も君主の怒りも好みもみな感情だよ。
人間ってものが根本的にわかっていないな。理想論から歴史を
断罪してもしかたないぞ。ところで「イデオロギー的共感性」ってのも
感情なんだろ。大衆は常にナショナリズムって言う夢に酔うものだよ。
それが嫌なら離れ小島でロビンソンクルーソーだな。
プラトンみたいな奴だな。民主制否定してプラトニックか?
620 :
世界@名無史さん:03/03/23 10:25
>>613 >締結した松岡自身の思想も、大衆の支持を当てこんで、同盟を締結したなどとは一言も言っていませんし、
松岡の独断なら、破棄すればよかった。
破棄できなかったことそのものが、大衆の支持を裏付けている。
>>614 >だから賭けに出たのです
リスクだけがあって、何のリターンもない賭けだ。
漁夫の利を得るのなら、欧州大戦の傍観国として、戦争景気を謳歌すればいい。
これこそリターンだけがあって、リスクのない戦略だ。
欧州大戦に手を突っ込む必要など、全くない。
>貴方がこの判断を間違いと思うのは勝手ですが、彼が軍事バランス論に乗っ取り、
>そう判断したのは疑いようがないのです。
本人がどう思っているかなんて問題ではないよ。
「日米友好」を犠牲している時点で、大きな視野狭窄性が指摘できる。
純粋に軍事バランス論的な思考ができていなかったからこそ、そんな不合理な判断をしたんだ。
合理的な判断を狂わせた理由を考えているんだよ。
621 :
世界@名無史さん:03/03/23 10:26
>当時の松岡などは充分な情報が入っていないとは思っていなかった。
欧州戦が終息し、イギリスの降伏を確認してからでも充分だった。
アメリカがどう動くか確認してからでも遅くはない。
>南下政策はアメリカの貿易規制とリンクしています。
南下政策をとるから経済制裁を受けた。
明らかに矛盾した思考だ。
>まあ例えしていたとしても、日本が交渉継続を願っていたのは間違いないわけですがね。
だから、交渉継続を願うのに、なぜ3国同盟を破棄できなかった?
破棄できなかった理由を問うている。
>一時的な悪化など恐れていないのです。
一時もなにも、石油を禁輸されたら1年半で空母も戦車も動かなくなるのですが?
622 :
世界@名無史さん:03/03/23 10:27
>>615 >大衆はイデオロギーではなく、あくまでドイツの強さに騙されたということだ。
どうしてアメリカの強さに踊らされない?
世界最大の大国を敵に回してまでの意味は全くない。
>あくまで主軸足るものは、イデオロギーなどではありません。
イデオロギー闘争が終結するまで、米ソが冷戦をつづけた理由をどう考える?
ファシズム性を放棄したら、独日とアメリカの軍事的緊張感が全くなくなった理由は?
ただ国力論で考えるのなら、ソ連よりも先に北朝鮮が崩壊してしかるべきだった。
覇権や、経済問題で戦争を行うことなどすでに時代遅れの発想。
戦争は多大な出費をともなうだけで、まったく元が取れない。
とくに核武装の時代に入ってからは、軍事バランス論はほとんど機能していない。
それ以外の部分で国際情勢が動かされることが大きくなったからだ。
軍事バランス論で考えれば、核武装したソ連が崩壊した理由がまったく説明できない。
核武装していると言うことは、純軍事的に言えば、世界最強だということだ。
>>616 >ドイツ敗北の予測を立てた人を私は知りたいのですが?
関係ない。
決着するまで待てばよかったし、状態が悪くなれば、ソ連が日ソ中立条約を破棄したソ連のように、日本も3国同盟を放棄すればよかった。
>ならなんでアメリカは、三国同盟に拘ったのですかな?
ファシズムに接近すれば、アメリカが危険視するのは当然。
3国の連携性を恐れたのではなく、ただ、同種の国家として判断するに充分な状況証拠だ。
623 :
世界@名無史さん:03/03/23 10:27
>>617 >それを否定したいのなら、まず軍事バランスで納得出来ないモノを、
>最初からイデオロギーだとする解釈を止めてくれ。
イデオロギー論はあくまで一仮説だ。
ただ軍事バランス論では説明できない要素があるというのはたしかだと述べている。
そして、あなたはそれに代わる仮説を提出できていない。
その要素を明確に意識化せず第二次大戦を語ることは、本質を外しているのではないかと指摘している。
>>618 >三国同盟締結の理由は、米国の牽制であって、米国と戦争するためじゃない。
3国同盟を締結する理由をまったく説明できいない。
アメリカとの関係を損なってまで締結する理由、同盟を維持しつづける理由が全くない。
日本あくまで単独で行動しつづければよかった。
ソ連とアメリカの狭間で、うまく立ち回れるチャンスを、独伊への接近ですべてお釈迦にした。
ファシズムへの接近で、アメリカもソ連も敵に回した。
合理的なバランス感覚を失っていたとしか思えない。
何度も言うが、その不合理性をあなたも自覚しているはずだ。
軍事バランス論で説明できないものを感じながら、
どうしてそれ以外の要素を真摯に考えようとしない?
コテハン付けてや。興味深く拝見してますので。
それと日中ってファクターが欠落してる気が。
625 :
世界@名無史さん:03/03/24 00:32
>>620 >松岡の独断なら、破棄すればよかった。
国際条約は廃棄しても罰則はありませんが、簡単に廃棄できるものじゃありません。
特に日本は条約を破った事は、なんだかんだといわれながらないです。
(良く言われますが、不戦条約にも違反していません)
そしてとうの松岡本人は、米英との感情を悪化させるからといわれ、首になりました。
>漁夫の利を得るのなら、欧州大戦の傍観国として、戦争景気を謳歌すればいい。
だから松岡の構想を知ってください、ドイツが英国を落す、もしくは講和した場合、
日本が孤立してしまうわけです。
もう日米通商条約が廃棄されている(正しくは延長されなかった)のですから、悠長に時間を待つわけにはいかないのですよ。
そもそもあの当時、日本が欧州にどの程度の輸出をしていたか、知ってていっているわけですか?
>「日米友好」を犠牲している時点で、大きな視野狭窄性が指摘できる。
いやだから視野を広く持ち、合理的に判断した結果、一時的な日米友好を犠牲にしたんですって、
結果的に結ばれなかっただけで、合理的な判断を放棄したわけでも、視野狭窄だったわけじゃありません。
実際政府内でも、このことは盛んに議論されています。
626 :
世界@名無史さん:03/03/24 00:56
>>621 >欧州戦が終息し、イギリスの降伏を確認してからでも充分だった。
いやだから、イギリスが早期に講和した場合、日本が東南アジアに手を伸ばすのが不可能になり、
長期化すれば、延々と眺めていなければならないのです。その間にも日本の立場が好転するわけじゃありません。
またそもそも米国の参戦を阻止する為に結ばれたもので、米国の態度が決まってから結んでどうするのかと。。。。
>南下政策をとるから経済制裁を受けた。
そうとばかりも言いきれないんですよ。
日米通商航海条約停止∩国民党支援∩石油鉄の輸出規制∩ガソリン禁輸→北部仏印進駐
ですからね。経済制裁を受け、出口を求め、南進した面もあります。
>だから、交渉継続を願うのに、なぜ3国同盟を破棄できなかった?
同盟を簡単に廃棄できるわけないでしょ。
日本でも松岡が三国同盟に基づき、ソ連に侵攻すべきだとか言いましたが、フザケンナとおこられましたしね。
つまり、国際信義を日本はなんだかんだ言われながら、重要視していたってことです、
貴方風に言えば、イデオロギーより、国際信義が大事にされたってことですかね。
>一時もなにも、石油を禁輸されたら1年半で空母も戦車も動かなくなるのですが?
だから、一時的な悪化を恐れず、根本的な解決を模索したわけなのです。
627 :
世界@名無史さん:03/03/24 01:06
>>622 >どうしてアメリカの強さに踊らされない?
アメリカはあの当時戦争していないでしょ。なにわけわからんことを。
>ファシズム性を放棄したら、独日とアメリカの軍事的緊張感が全くなくなった理由は?
そもそも日本はファシズム国家ではないわけですが、
まあそれはおいとくとして、これはただたんに、日独が米国にとって軍事的な脅威ではなくなっただけです。
米ソの冷戦もソ連が崩壊し、軍事的な脅威がなくなったからです。
>核武装していると言うことは、純軍事的に言えば、世界最強だということだ。
成長ないなあ、軍事関係の知識をもっと深めろと、言われたでしょ。
>3国の連携性を恐れたのではなく、ただ、同種の国家として判断するに充分な状況証拠だ。
だから国の連帯を恐れたんだってば、
つーか同盟組んで同種と判断されて溜まるか、アメリカはソ連と同種なのかよ。
628 :
世界@名無史さん:03/03/24 01:18
>ただ軍事バランス論では説明できない要素があるというのはたしかだと述べている。
んなものはありません。あくまで国家政策の問題であり、
そこにイデオロギーなどが入っている割合は、雀の涙程度です。
それに仮説を証明するのはあくまで、仮説を提唱した人にあると思いますが?
>アメリカとの関係を損なってまで締結する理由、同盟を維持しつづける理由が全くない。
だから何度も言っているように、松岡の構想を調べてくださいな。
何故貴方は何時も勉強しようとしないのですか。
>何度も言うが、その不合理性をあなたも自覚しているはずだ。
国家ってのは常に最善の選択を選ぶわけじゃないんです。
未来が見えるわけじゃないんだから、それが当たり前なのです。
>軍事バランス論で説明できないものを感じながら、
ん、そんなものありませんよ?
あくまで軍事バランス論に乗っ取った選択ですよ。
それが今のなっては、正しかったとは言っていませんがね。
629 :
世界@名無史さん:03/03/24 09:10
なんか、1941年夏以降の情勢判断だけで
それ以前までの情勢を全く無視して議論が進んでいるように
見受けられる
630 :
世界@名無史さん:03/03/24 09:50
あの時代におけるイデオロギーの影響力を軽視しすぎてるようにも思えるけど。
感覚だから議論はできないけどさ。
当時の主要列強を大まかにファシズムと非ファシズムに区別するとすれば、
(どの時点・あるいはどの期間で見るかにもよるけど)
やはり日本はファシズム側になると思うけどね。
631 :
世界@名無史さん:03/03/24 12:14
>>625−628
残念ながら、「日独伊三国同盟の実利性のなさ」と
「アメリカを敵に回すリスク」という戦略的不合理にたいして有効性のある解答は何一つない。
>>625 >国際条約は廃棄しても罰則はありませんが、簡単に廃棄できるものじゃありません。
国際的孤立を招いてまで、堅守するメリットはないと述べている。
げんに、当時の国際条約は、つぎつぎと破られていった。
>だから松岡の構想を知ってください、ドイツが英国を落す、もしくは講和した場合、
>日本が孤立してしまうわけです。
孤立する必要はまったくない。
ドイツに接近するには、バトルオブブリテンの結果がはっきりしてからでも充分だった。
>もう日米通商条約が廃棄されている(正しくは延長されなかった)のですから、悠長に時間を待つわけにはいかないのですよ。
だからこそ、枢軸国から距離をとるべきだ。敵対することはない。ただ中立であればいいだけだ。
>実際政府内でも、このことは盛んに議論されています。
盛んに議論された結果が、3国同盟締結だったことが不合理であり、視野狭窄だと述べている。
すでに、親独伊・反米ありきの判断だ。
632 :
世界@名無史さん:03/03/24 12:15
>>626 >いやだから、イギリスが早期に講和した場合、日本が東南アジアに手を伸ばすのが不可能になり、
イギリスの講和と、3国同盟はまったく関係ない。
3国同盟が結ばれても、独英が講和を結んだら、結局意味はない。
>>627 >アメリカはあの当時戦争していないでしょ。なにわけわからんことを。
ドイツよりアメリカが国力を持っていたというのは周知の事実だ。
戦争に参加していなくても、もっとも味方にすべき相手であったことはまちがいない。
地球の裏側にある独伊とちがって、アメリカとは太平洋を挟んで向かい合っているんだ。
>米ソの冷戦もソ連が崩壊し、軍事的な脅威がなくなったからです。
ロシアは今なお、アメリカを焦土と化せる核を保有している。
脅威がないなどとは、まったく軍事バランス論では判断できない。
633 :
世界@名無史さん:03/03/24 12:16
>>628 >それに仮説を証明するのはあくまで、仮説を提唱した人にあると思いますが?
軍事バランス論を信奉しているあなたを、この掲示板のディベートだけで説得できるとは思ってはいない。
ただ、軍事バランス論に対する懐疑心を植え付けられれば充分だと思っている。
>だから何度も言っているように、松岡の構想を調べてくださいな。
松岡個人の構想など興味はないし、意味もない。
国策はもっとマクロ的なもので決定されるからだ。
>国家ってのは常に最善の選択を選ぶわけじゃないんです。
独伊への接近が、英仏米の反発を招くものだということ。
アメリカとの友好関係が、日本の最大の生命線であったということは当時の首脳部も充分認識していた。
そのことを知りながらも、戦略論として3国同盟は不合理だと述べている。
ただ合理的思考を誤ったのではない。合理的思考よりも優先したものがあっただけだ。
そう考えるほうが自然だ。
634 :
世界@名無史さん:03/03/24 12:17
複雑怪奇たる当時の情勢は軍事バランス論だけでは説明できない。
イデオロギー的共感性という視点も導入して初めて整合性をもって説明できる。
もちろんイデオロギー的共感性では、「独ソ不可侵条約」や「日ソ中立条約」、アメリカのソ連武器貸与は説明できない。
軍事バランス論から生まれた休戦、協調だからだ。
しかし、イデオロギー的共感性・反発性という視点でなければ、
日独伊3国同盟や、バトルオブブリテンが終息していないのにもかかわらずドイツがソ連奇襲を決断したこと、
日本が圧倒的な国力不利をを自覚しながらも真珠湾を奇襲したこと、
ヒトラーの不可解な対米宣戦布告、
そして戦後すぐ米ソ冷戦が始まり、やはり協調関係は一時的なものに過ぎなかったことなどは説明できない。
軍事バランス論による一時的な休戦・協調はあるが、
けっきょく大きな戦争の流れは全体主義vs共産主義vs自由民主主義の三つ巴のイデオロギー闘争の形で進展している。
全体主義、共産主義がやぶれて、世界のグローバル化が進んだというのはきわめて象徴的なことだ。
甲=当時の歴史的動向を踏まえつつ評価
乙=現在の視点(結果Only)、己の思考のみで評価
と、推移している様に俺には読めるなあ・・・
乙はアレだ、仮想戦記ヲ(ry
636 :
世界@名無史さん:03/03/24 13:17
>日独伊3国同盟
当時破竹の進撃を続けた枢軸に対し、対米英蘭交渉の壁に突き当たり
切り札を持たなかった日本としては有効な(当時の状況からは)選択肢だ。
イデオロギーとは関係無い。
>バトルオブブリテンが終息していないのにもかかわらずドイツがソ連奇襲を決断したこと、
対ソ戦は生活圏の拡大、資源地帯確保という名目もあるが
ヒトラーのイデオロギー的な物が多い。
>日本が圧倒的な国力不利をを自覚しながらも真珠湾を奇襲したこと、
外交交渉が行きつまり協調路線継続が不可能となったため
自存のため戦争を決断、軍事的な観点から先制攻撃を実行したまで。
イデオロギーとは関係無い。
>ヒトラーの不可解な対米宣戦布告
この時期においてすでに大西洋上では実質的に米独は
戦勝状態に突入しており、対英ソ戦の状況からも
米国船籍の攻撃ができない方が寧ろ不利と感じたため。
イデオロギーは関係無い。
以上、イデオロギー的な面はかなり薄く、ぶっちゃけ成り行きと
いう側面が多いんではないか?
軍事バランスで説明できない不合理な部分はイデオロギーじゃなく、
国民感情や民族感情でしょ。偶然もあるかな。
或いはその当時の時代としての限界だな。
やはり、イデオロギーはあとづけの解釈だよ。実体を軽視して表層を
捉えている嫌いがあるなー。造語が多いしね。
無理な概念構成でくくろうとするから。
多分そういう理論は概念の整合的な現実的な説明をしきれないと思うよ。
638 :
世界@名無史さん:03/03/24 22:58
>>631 >「アメリカを敵に回すリスク」という戦略的不合理にたいして有効性のある解答は何一つない。
これだから宗教に入っている人間は。。。
認めなければ、いいと思ってんだからなあ。
>国際的孤立を招いてまで、堅守するメリットはないと述べている。
独伊ソと結ぶ事は国際的な孤立を意味するわけじゃありません。
独伊ソとも結ばなかったら(中立)孤立でしょうけどね。
>ドイツに接近するには、バトルオブブリテンの結果がはっきりしてからでも充分だった。
結果が決まってからでは、発言力がなくなります、
それに米英は世界の統べてじゃありません、
>だからこそ、枢軸国から距離をとるべきだ。敵対することはない。ただ中立であればいいだけだ。
だからリスクの高い、抜本的な解決案を採ったわけです。
このままではじりじり悪化するだけ、未来も希望もない。
それなら、一時的に悪化してもいいから、未来を信じましょって感じです。
まあ今の日本の構造改革と比べれば分かりやすいかと。
>すでに、親独伊・反米ありきの判断だ。
だから御前会議などの様子を少しは調べろと。
基本的に松岡がワンマンで動いた結果なんだからさ。
重臣にも親英米派が多く、彼自身も米国との戦争など持っての外と考えていたのに、
何故、それを決断しなければならなかったのかくらい察しろ。
639 :
世界@名無史さん:03/03/24 23:07
>3国同盟が結ばれても、独英が講和を結んだら、結局意味はない。
講和されたら困るから、急いだわけなんだけど、事実関係わかってます?
>戦争に参加していなくても、もっとも味方にすべき相手であったことはまちがいない。
そのアメリカが親日的な行動を全くとってないからなんです。
英仏は満州事変やその後の日中事変でも、結構親日的な態度をなんども示したのに対し、
米国はそんなもの全く示してません。もっとも反日的な国がアメリカと・・・ソ連だったでしょうね。
そして敵の敵は味方という物凄く分かりやすい理論で、結びついたに過ぎません。
(日独は中国の貿易や国民党の支援問題で、物凄く対立していました)
>脅威がないなどとは、まったく軍事バランス論では判断できない。
どこの電波が、今のロシアが核使用するかもなどという見解を示しているわけで?
640 :
世界@名無史さん:03/03/24 23:16
>国策はもっとマクロ的なもので決定されるからだ。
彼個人が外交を統べて任せてくれといい、他者と妥協した構想ではなく、
彼の構想を通した現実を無視している。貴方の脳内世界ではどう解釈しても構わないが、
現実世界では歴史はそうなっているんだよ。
もし否定したいなら、イデオロギーに毒された馬鹿が、政府を動かした事実を持って来い。
>アメリカとの友好関係が、日本の最大の生命線であったということは当時の首脳部も充分認識していた。
だから何度もおしえてあげたように、問題の解決手段が違うのです。
この解決手段が正しいとはいいませんが、それが純軍事バランス論から出たのは否定できないのです。
641 :
世界@名無史さん:03/03/24 23:22
>日独伊3国同盟や、
米国の牽制、軍事バランス論
>バトルオブブリテンが終息していないのにもかかわらずドイツがソ連奇襲を決断したこと、
ドイツの元々の目的がこれ、
またソ連が東欧に進出していたのも事実で、この時代の東欧を知っていれば、こんなこと言えません。
>日本が圧倒的な国力不利をを自覚しながらも真珠湾を奇襲したこと、
米国との外交交渉では、事態が進展しないと判断した結果です。
イチかバチかの賭けに出たわけですね。
>ヒトラーの不可解な対米宣戦布告、
色々説がありますね、他の人も述べられていますが、
ソ連に宣戦布告をしてくれるのを期待したという説もあります。
まあ少なくともイデオロギーだとする説は、今まで誰からも聞いた事ないですね。
その歴史学者がなんて名前か知りたいですね。
だから結果論に過ぎないと言ってるだろうに…。
現在の我々が持っている当時の情報や結果から「ああすれば良かった」「何故こうしなかったのか?」と言うのは全くの無意味だよ。
それは頭の悪い架空戦記と一緒で、どこまで行っても単なるIFに過ぎない。
当時の選択や事象に対して、「何故こうなったのか」「どう言う経緯でこう言う結果になったのか」を多面的に考察するのが本来の視点じゃないのか?
一面からの見方だけでは何も判らないし、原因を一つの要因だけに単純化できる事象も歴史においては少ないと思うぞ?
643 :
世界@名無史さん:03/03/25 00:29
>309
全くその通り!
低レベル会社員の存在は公害だろ。
はっきり言ってゴミ以下。
給料は減るは退職金はないは
ボーナスもまともに貰えず家庭も維持できん
空気最悪のDQN会社で薄気味悪い惨めな姿を露呈し
上司や社長からしごかれ平身低頭の低レベル会社員
そのくせ掲示板でイチャモンつける言葉だけはご立派!
一人前に問題定義はするが、ただそれだけ(w。
自分が大した事ないくせに、言いたいことだけ言って中身はスッカラカン。
口が器用なだけなんだよ。
口の器用さだけで生きてるだけなんだよ、オマイラは。
昇給なし、ボーナスカット、退職金なし、リストラありのDQN低レベル会社に入ったきさまらが悪いだけ
エイズ男のようなルックスも最悪、ダサイ服装から立ち込めるDQNな空気。
早く死んでね、低レベル会社員よ。
644 :
世界@名無史さん:03/03/25 01:02
日本が当時ファシズムよりだったか民主主義よりだったかだって結果論だし
結果論で問題ないだろ
645 :
世界@名無史さん:03/03/25 06:12
>>644 それは「分析」とか「考察」だと思うが…。
646 :
世界@名無史さん:03/03/25 10:46
>>636 >当時破竹の進撃を続けた枢軸に対し、対米英蘭交渉の壁に突き当たり
>切り札を持たなかった日本としては有効な(当時の状況からは)選択肢だ。
対英米蘭交渉に突き当たったからではない。
3国同盟締結が、交渉を完全に突き当たらせた。
>自存のため戦争を決断、軍事的な観点から先制攻撃を実行したまで。
>イデオロギーとは関係無い。
軍事バランス論では、圧倒的な大国でありながらも、宥和していたアメリカと衝突する理由はなにもない。
>以上、イデオロギー的な面はかなり薄く、ぶっちゃけ成り行きと
>いう側面が多いんではないか?
成り行きと言うにはあまりに歴史と一時的に見すぎ。
流れで見れば、確実に日本の思考のなかに親独伊・反米の傾向性があった。
その結果の現象でしかない。
647 :
世界@名無史さん:03/03/25 10:47
>>637 >軍事バランスで説明できない不合理な部分はイデオロギーじゃなく、
>国民感情や民族感情でしょ。偶然もあるかな。
感情はイデオロギーを構成する要素。
>>638 >認めなければ、いいと思ってんだからなあ。
現に戦略的な立場から、対米戦の不合理は当時から唱えられていた。
海軍リベラル派は止むに止まれず、真珠湾を奇襲した。あきらかに、戦略的なムリを自覚していた。
>独伊ソとも結ばなかったら(中立)孤立でしょうけどね。
3国同盟でアメリカとの対立を決定的にした。
太平洋で孤立した。
>結果が決まってからでは、発言力がなくなります、
関係ない。欧州は日本の裏側。欧州大戦の影響がアジアまで及ぶのにタイムラグがある。
また、独伊と英仏が共倒れになってくれたら、日本にとってこれに勝ることはない。
>このままではじりじり悪化するだけ、未来も希望もない。
3国同盟で悪化させた事態だ。そのことをちゃんと自覚できているのか疑問を感じる。
>何故、それを決断しなければならなかったのかくらい察しろ。
察したから、そう述べている。軍事バランス論一辺倒のあなたより、
当時の日本の感情というものを理解しているつもりだが。
648 :
世界@名無史さん:03/03/25 10:48
>>639 >講和されたら困るから、急いだわけなんだけど、事実関係わかってます?
3国同盟が結ばれたからと言って、講和抑止になるとは思われない。
>米国はそんなもの全く示してません。もっとも反日的な国がアメリカと・・・ソ連だったでしょうね。
アメリカの日本への宥和性はすでに示した。
交渉のテーブルにつかなかったのは、戦線を拡大しつづけた日本のほう。
>どこの電波が、今のロシアが核使用するかもなどという見解を示しているわけで?
イラクよりも強大な軍事力を持っていることはまちがいない。
イラクよりも、軍事バランス論で言えば、警戒すべき軍事大国なのはまちがいない。
あなたは無意識のうちに、軍事バランス論以外の論法で議論している。
軍事バランス論とイデオロギー論の分化が無自覚な証拠だ。
649 :
世界@名無史さん:03/03/25 10:48
>>640 >彼個人が外交を統べて任せてくれといい、他者と妥協した構想ではなく、
>彼の構想を通した現実を無視している。
あなたは、国家の行動原理というものがよく分かっていない。
史料を見ても、それを分析する認識力がないと、とんでもない解釈しかできない。
純粋にそんな意見を述べるのは、あなたの政治的見識の未熟さだと思う。
当時の情勢を考察するには、史料研究だけでなく、あるていど政治学的認識力も必要。
あと、あなたは戦略的思考というものにちょっと疎いみたいだ。
少しでも戦略眼があれば、当時の知識で、独伊接近・対米戦の不合理は理解できる。
>>641 >米国の牽制、軍事バランス論
3国同盟が、アメリカの態度を硬化させた。
>ドイツの元々の目的がこれ、
だから、イデオロギーに属する部分だと述べている。
不可侵条約のほうが、軍事バランス論から生まれた一時的な休戦。
>イチかバチかの賭けに出たわけですね。
その状態に追い込んだのが、3国同盟締結。
>まあ少なくともイデオロギーだとする説は、今まで誰からも聞いた事ないですね。
軍事バランス論では不合理だと指摘しているだけ。
>>648 >>講和されたら困るから、急いだわけなんだけど、事実関係わかってます?
>3国同盟が結ばれたからと言って、講和抑止になるとは思われない。
講和抑止を期待して同盟を結んだのではなくて、講和されてしまえば
同盟そのものが結べなくなるか、同盟内における日本の発言力が
低下されてしまうことが困る、と言っているのでは?
651 :
世界@名無史さん:03/03/25 15:48
>646
>対英米蘭交渉に突き当たったからではない。
>3国同盟締結が、交渉を完全に突き当たらせた。
いや、それを言うなら日中戦争と近衛の「東亜新秩序」建設宣言が大きかろう。
これ以降(1939年末)米国は順次対日禁輸品を増やしている。
また決定的(石油全面禁輸)と言うなら仏印進駐となる。
ついでに戦死叢書における三国同盟締結直前の松岡外相は大まかに
もし独伊が勝利し欧州連合を作ってさらに米国と妥協の末、日本を東南アジアから
締め出す可能性が高い。また英米と手を取るとした場合、当面の
物資には困らないがこれまでの状況からさらに何を言われるかわからないし
一層対支工作がひどくなる可能性が高い。よって、独伊と手を結んだほうが良い
という、極めて冷静な判断をしています。イデオロギーとは関係無いよ。
>軍事バランス論では圧倒的な大国でありながらも、宥和していたアメリカと衝突する理由
「経済力、工業力」と言う点では米国は日本に対し圧倒的大国でした。
が、1941年において純軍事力の面から言うならば太平洋方面において軍事力は拮抗してます。
伊達に世界第三位の海軍国ではなかったのです。
緒戦の快進撃は日本側の兵力の集中、つまり圧倒的な軍事力を行使した結果と言えるでしょう。
次に、宥和的だったのは日本であって強硬姿勢を貫いたのは米国側です。
(松岡外相時は双方が強硬姿勢を貫き関係がさらに悪化してますが)
他国間の戦争において中立を保ってきた米国が対日制裁、対支援助することが
宥和的だったとはとても言えません。
イデオロギーとは関係無く、経済摩擦の末と見たほうが良いでしょうね。
652 :
世界@名無史さん:03/03/25 17:47
>日本の思考のなかに親独伊・反米の傾向性があった
開戦直前でさえ「交渉成立さえすれば非戦」と考えてたのに?
イデオロギーだの軍事だの、まずそれ以前に当時の日本の貿易収支を見たら?
如何に日本政府が悩みぬいた決断だったか考えてほしいものだ。
653 :
世界@名無史さん:03/03/25 18:19
愛☆戦士 きもい
654 :
世界@名無史さん:03/03/25 18:26
>>652 茶々を入れるが
それは軍事バランス論?つか国益を考えれば、でしょ<交渉さえ成立すれば・・・
イデオロギーから親独伊のため独伊と結んだ、とまではおれも考えないけど。
655 :
世界@名無史さん:03/03/25 19:01
平沼騏一郎はキモイ
議論が泥沼化してるな。
>>569 > 地理的に独伊と日本は乖離しており、軍事同盟を結ぶ軍事的・経済的メリットはまるでない。
> あるのはイデオロギー的な共感性だけだと見られても仕方がないだろう。
ひとつ聞きたいんだけど、569はどういう事実があれば、
軍事同盟を結ぶ軍事的・経済的メリットがあると判断するの?
そこをはっきりさせないと話が進まない。
657 :
世界@名無史さん:03/03/25 23:59
>>647 >現に戦略的な立場から、対米戦の不合理は当時から唱えられていた。
そのとおりですが、その人達も、米国の協調性のなさに呆れ、対米戦を不可避と判断しています。
現に対米戦を最初に決めたのは海軍です。最も決めたのは1941年9月頃だったと思いますから、
どれだけ日本がアメリカとの交渉を重要視していたかわかりますね。
そこにイデオロギー性は皆無です。あくまで止むにやまれぬ事情というやつです。
>3国同盟でアメリカとの対立を決定的にした。
つまりアメリカとの対立であり、国際的な孤立は間違いだというのはわかったね。
>また、独伊と英仏が共倒れになってくれたら、日本にとってこれに勝ることはない。
だから国際的に孤立してどうするんだよ、米英のみならず、独伊からも締め出されるぞそれでは。
そんな状態で、米国との交渉なんて出来る訳がない。日本には背景とする軍事力も、
列強の後押しもなにもないことになるだろうが。
>3国同盟で悪化させた事態だ。そのことをちゃんと自覚できているのか疑問を感じる。
だから政府首脳は全員自覚していましたし、松岡も分かっていて同盟を締結したわけです。
松岡や当時の重臣達のを少しは調べろと。
>当時の日本の感情というものを理解しているつもりだが。
君は全く理解できていないよ。
658 :
世界@名無史さん:03/03/26 00:05
>3国同盟が結ばれたからと言って、講和抑止になるとは思われない。
どこの誰が三国同盟が、講和抑止の為に締結されたといったんだ?
アメリカの参戦防止だと、何度も教えただろうが。
>アメリカの日本への宥和性はすでに示した。
貴方は1度も示していません。もし示しているなら、該当レスを示されよ。
>イラクよりも、軍事バランス論で言えば、警戒すべき軍事大国なのはまちがいない。
そもそもイラクには、軍事警戒の為に攻め込んだわけじゃないんだが、
あくまで、中東利権への参入が第1目標。
根本的なことも分かってないねえ。
日米いや各国の覇権を求めての対立も分かってないようだし。
659 :
世界@名無史さん:03/03/26 00:07
ファシズムから遠く離れてますの
面白いから良いじゃん。
それはそうと当時の米国はまだ孤立主義じゃなかったっけ。
661 :
世界@名無史さん:03/03/26 00:17
>史料を見ても、それを分析する認識力がないと、とんでもない解釈しかできない。
資料からトンデモ解釈をしているのは君なんだが。
松岡は危機だと自覚してが、それでも実行せねばならんと思い三国同盟締結に踏みこんだ。
(だから彼本人はアメリカを悪戯に刺激する南進論には、反対だったのを付け加えておく)
あくまで当時の現状を正しく認識し、最善の行動をとったにすぎんよ。
この多国間で同盟を組み、強国への発言権を増す方法は、古来より延々と繰り返された常套手段。
強国の金魚の糞として生きていくのも、間違ってはいないだろうが、
前者を選択したのも、間違いとはいいきれない。
それ以外の貴方の言葉は、リボンと熨斗紙をつけて丁重にお返しする。
貴方は当時の現状を全く理解していないし、その現状からの状況判断も欠如していると言わざるをえない。
662 :
世界@名無史さん:03/03/26 00:23
>3国同盟が、アメリカの態度を硬化させた。
つまりイデオロギーとは関係ないことになる。
もともと硬化することは予定の範囲ない。
>不可侵条約のほうが、軍事バランス論から生まれた一時的な休戦。
両国の生存権の拡大、これにつきる。
>その状態に追い込んだのが、3国同盟締結。
いや米国の傲慢ですね、ついでに三国同盟だったとしてもイデオロギーとは関係ない。
>軍事バランス論では不合理だと指摘しているだけ。
不合理と思っているのは貴方だけ。
歴史というものを知っている者はそんなことは思わない。
663 :
世界@名無史さん:03/03/26 00:28
>国策はもっとマクロ的なもので決定されるからだ。
↓
>彼個人が外交を統べて任せてくれといい、他者と妥協した構想ではなく、
>彼の構想を通した現実を無視している。
↓
>あなたは、国家の行動原理というものがよく分かっていない。
史料を見ても、それを分析する認識力がないと、とんでもない解釈しかできない。
純粋にそんな意見を述べるのは、あなたの政治的見識の未熟さだと思う。
当時の情勢を考察するには、史料研究だけでなく、あるていど政治学的認識力も必要。
あと、あなたは戦略的思考というものにちょっと疎いみたいだ。
少しでも戦略眼があれば、当時の知識で、独伊接近・対米戦の不合理は理解できる。
これを見れば、どれだけこいつがアホか分かるだろう。
松岡の個人の行動が国家を動かした事実をなんら否定できていない。
関係ないレスで、話を反らそうとしてる。
全く成長がない。
現代の視点からの「政治学的認識」とか現在の「戦略的思考」とか言っても
意味はないんだよ。
「それは本来如何にあったか」と言う歴史解釈にはならない。
その時代にはその時代の論理ってものがあるものだよ。
感情まで理解していて、それをイデオロギーで湖塗しようとするから
当時の論理を理解できず、イデオロギーに責任転嫁しようとしているんじゃないか?
結局は感情大嫌い君だろ?どっかにいたな、そんな椰子。
結局人間の不合理さが容認できないんだろ。
現在から見て不合理に見えても当時はそれなりの合理性があったなんてのはいくらでも
ある話なんだがなー。極論すれば感情にしたがって生きていくのも合理的とも言えるよ。
所詮理性なんぞその時代の民族の感情や生存本能の正当化だぜ。
それがわからない多くは親米民主主義大スキクンだな?
「合理性」なるものの相対性がわからないとな。
だれかが言っていたな、「歴史とはプロパガンダである」とね。
イデオロギーで解釈しちゃうと確かにそうだわな。
歴史とはある意味現在の視点から見て不合理に見える
ものを如何に合理的に当時の価値観から理解するかだろ。
完全に価値相対化とはいかずとも可能な限りそれに近づく
と言う姿勢が真摯な歴史解釈というものだよ。
当時の国民感情と言うものが理解できるのなら、尚更それを
正当化する方向に解釈すべきだな。
そこを「イデオロギー的共感」として非としている点で解釈の方向性が
正反対になっている。是とすべきなんだよ。
国民国家は国民感情で動くよ。当時の感情はイデオロギーに対する
共感などではなく、単なる民族感情だろ。
イデオロギー的共感とはそもそも何ぞや?政治思想を好きになることか?
ファシズムなるイタリア人の理論がそんなに普及し且つ好まれていたのか?
ファシズムにしたって単なる民族感情の高揚と正当化の手段だろ。
だいたいイデオロギーなんぞ理解して支持している輩なんぞ何時の時代も
殆どいない。その内実を考えるべきだよ。たいていは民族感情だよ。
666 :
世界@名無史さん:03/03/26 05:12
いや今の時代ですらエリート層・庶民における
イデオロギーに対する共感は無視できないのに
(もちろんそのイデオロギーがどれだけ理解されているかは別問題)
あの時代においてそうした要素をまったく無視するのは
やはり間違いだろう。
もちろん、それだけで国家が動くわけでもないが。
667 :
世界@名無史さん:03/03/26 09:23
この論争、面白いけど、読むのに疲れる。※特に年寄りには・・・
>>612 デンパは、あのHNと気色わるい言葉遣いをやめただけで、
しっかりこのスレに居座ってがんばってるよ。
669 :
世界@名無史さん:03/03/26 09:55
>>665 >当時の国民感情と言うものが理解できるのなら、尚更それを
正当化する方向に解釈すべきだな。
その通りだ!
ナチスの東方政策も中共の大躍進も文化大革命も
すべて当時の国民の過半数が少なくとも当初は支持したのだから、
歴史学派尚更それを正当化する方向に解釈すべきであろう。
ついでに米国の対日占領政策も結局、日本国民自身が支持したのだから、
極東軍事裁判や各種民主化措置について今日の視点から批判するのは
歴史学的なパースペクティブからは不当であるとしか言いようが無い。
歴史学とは一国の健全なナショナリズムに奉仕する存在であって
価値中立主義的な叙述は忌むべきであろうに。
670 :
世界@名無史さん:03/03/26 12:32
愛戦史が唱えていた「アメリカは民主主義国家には攻撃しない。民主国家同士は戦争しない」という主張は、
政治学の世界じゃ、けっこうメジャーだよ。(世界史板じゃ、あんまり議論されてないね)
むしろ冷戦後は、パワー・ポリティックス(軍事バランス論)よりも、主流といってもいい。
ちゃんとした学説である以上、この主張はデンパというわけじゃない。
民主平和論とか、カント的国際主義とか、呼ばれているけどね。
愛戦史はこれを根拠にして、日本がファシズムじゃなかったら、アメリカと戦争は回避できたと言ってるんだと思う。
戦争の本質は、軍事バランスとか経済的利害ではなくて、イデオロギー闘争だよ。
671 :
世界@名無史さん :03/03/26 12:33
(参考資料)
民主的平和論 democratic peace theory
民主主義国家間不戦構造に関する学説。
民主的な国家がそのほかの国より平和的であるとは限らないが、民主的な国家同士ではめったに戦わない、というのがその基本仮説で、
1795年にI.カント(Immanuel Kant)が『永久平和のために』の中で民主的な共和国が互いに作る平和的な連合について論じたことが思想的な起源であることから、カンティアン・ピースとも呼ばれる。
従来、戦争と政治体制との関連では、数多くの研究が民主主義という国内体制の特徴と戦争志向性の低下を実証しようとして結論を得られないでいたが、
エール大学のB.ラセット(Bruce Russett)らは、国家の属性ではなく二国間関係(ダイアッド)における共有属性としての民主主義に着目し、平和との相関を実証した。
すなわちダイアッドの双方が民主主義であれば、両国の間の戦争蓋然性は減少し、また発生した武力紛争も拡大しにくくなり、
この効果は経済力、成長率、同盟関係、軍事力の差など一般には戦争蓋然性と関係すると考えられてきた変数とは独立して存在することを検証した。
ある国が民主化を遂げたから平和な国になるわけではないが、民主主義国同士は戦わないため、システム内に民主的な国が増えれば民主国同士というダイアッドも増え、
戦争の蓋然性は減少することになり、この理論はアメリカの民主化支援策の理論的支柱となった。
他方で、民主化を遂げた諸国は他の民主主義諸国との間には不戦構造を築くかもしれないが、民主化の過程においてナショナリズムが高まり、
また経済運営が一時的に混乱して不満が高まったりするため、非民主主義国家に対する対外攻撃性がむしろ拡大する恐れも否定できない。
このようにダイアッドの平和がシステム全体における戦争増加につながらないようにするための長期に及ぶ民主化支援の検討も急務である。
672 :
世界@名無史さん:03/03/26 12:41
(参考資料2)
カント的国際主義 Kantian Internationalism
十八世紀の哲学者イマニュエル・カントによって提言された平和論を、国際安全保障学ではこう呼ぶ。
その概念は現在に至まで絶大な影響力を持っている。
この政治哲学は「戦争の欠如としての平和」として、平和を二次的産物として扱っていた古典的国際安全保障学に一石を投じたものである。
つまり、どのように平和が達成し得るかという、「目的としての平和」を追求するものである。
その概要は常備軍の全廃、国際連合創設など、かなり革新的なものであった。
軍隊が消え、超国家的組織が樹立されれば、平和は可能であるということだ。
そのなかでもっとも異色を放つのが、「全世界の民主化が達成されれば平和が訪れる」という理論だ。
つまり、市民が自分の生活を賭け政治に参加する民主的国家は、必然的に戦争を避けようとする為に、
戦争を起こす可能性があるのは一個人または団体が主権を握る専制国家のみとなる。
よって、それら専制国家が民主化されれば、戦争はなくなるわけである。
これこそ、なぜアメリカが専制的国家に民主化するよう圧力を加えるかの、表面的な理論的正統性である。
実際、国際関係学者マイケル・ドイルは過去二百年に起こったすべての戦争を研究した結果、民主主義同士は絶対に戦争を起こさないと結論している。
673 :
世界@名無史さん:03/03/26 13:06
民主主義の規定が良く分からんな。
19世紀の立憲君主制はどういう扱いになるのだろう?
>「全世界の民主化が達成されれば平和が訪れる」という理論だ。
社会主義革命との違いは何?
674 :
世界@名無史さん:03/03/26 14:51
そりゃまたイデオロギー的ですねえ。
愛戦士や569は、その主張(結論)を導く論理展開に問題がある。
事実は多種多様な性質を含んでいるのに、自分の都合のいい面だけをとりあげて
解釈し、それ度外れに一般化するのは詭弁だろう。
676 :
世界@名無史さん:03/03/26 20:51
677 :
世界@名無史さん:03/03/26 20:53
678 :
世界@名無史さん:03/03/26 23:09
>>670 主流とは思わないが、その存在は知っているよ、
時々アホな学者が平和学とかいう、わけわからん研究しているからね。
世界史板で相手にされないのは、彼等は基本的に結論ありきで、
民主主義は戦争をしないというのを、証明しようとしているだけ。
実証的なものを求められる史学では、あまり相手にされない理論。
つーかどう考えても近代では、民主化の度合いが強い近代国家の方が戦争しまくっているんだけどね。
679 :
世界@名無史さん:03/03/27 02:21
>>669 藁たよ。
三国同盟を招いたのはアメリカの傲慢だってのは、
確かにアカデミズムでは相手にされない種類の価値判断含んでるよな。
「傲慢」をキーワードにすれば、どんな政治的決断も正当化できようものだ。
680 :
世界@名無史さん:03/03/27 04:46
>>673 >民主主義の規定が良く分からんな。
やっぱり、愛船死が言ってたような、
「複数政党制の維持・定期的で無記名の普通選挙・広範囲の政治的言論の自由の保障」
の3要素が、政治学でも自由民主主義の規定になってると思う。
>19世紀の立憲君主制はどういう扱いになるのだろう?
君主と議会(衆議院)、どちらに比重があるかだろうね。
戦前の日本は、やはり統帥権独立、貴族院の権限の強さ、あと枢密院や元老院もあるので、自由民主主義国家とは言えないでしょう。
まあ、当時は元老ががんばって軍部や国民の暴走を抑えていたから、むしろ大正までは日本は健全に動いていたというフシはあるよね。
元老がばたばた倒れて、天皇主義と大衆のナショナリズムが結びつき始めてから、昭和の暴走が始まった。
ちなみにマイケル・ドイルの主張では、イギリスとアメリカは1812年に戦争に突入したが、そのときすでに英国憲法は幾多の自由主義的な特徴を獲得していた。
ドイルは、イギリスのリベラルな民主主義への転換を1832年の選挙法改正案可決の年に求めることによってこの問題を避けている。
この区分は、幾分独断的なものである。
イギリスは選挙権は20世紀に入ってもしばらく以前として制限されているし、
また同国は1832年時点では植民地にまで自由主義的な諸権利を拡大していなかった。
もっと厳密に考えれば、やっぱり大きな基準は男女普通選挙法にあると思う。
女子にまで選挙権が付与されたのは、
ドイツ・1919,アメリカ1920,イギリス1928,フランス1944,日本1945,中国1953
というところ。
自由民主主義国家といっても、女性が選挙権を獲得したのは20世紀に入ってから。
民主主義国家間不戦構造に関する学説が、傾向性をはっきりと示し始めたのは、やっぱり20世紀に入ってから。
(ちなみに、ナチス・ドイツ、中国は複数政党制を維持していないから、女性が選挙権を持っていても自由民主国家とは言えないと思う)
だから、19世紀の立憲君主制を自由民主国家かどうか判断するのは難しいと思う。
681 :
世界@名無史さん:03/03/27 04:47
>社会主義革命との違いは何?
これは大きなちがいがある。
いわゆる帝国主義論は、階級闘争、経済格差がなくなれば戦争はなくなると説いている。
しかし、民主的平和論は、かならずしも階級撤廃・経済格差是正を戦争の原因としていない。
むしろ、政治的諸権利の差別(宗教差別、人種差別、身分制、選挙権の制限、職業選択の制限など)が、戦争の原因だと考えている。
そもそもその理由の根元には、命あっての物種なら、人間は経済利害のために、命を賭けて戦ったりはしないという人間観がある。
人間を戦争に駆り立てるのは、やはり、感情であり、憎悪であり、怒りだという認識。
「市民が自分の生活を賭け政治に参加する民主的国家は、必然的に戦争を避けようとする為」という文章も重要。
個人主義をかかげる自由民主国家は「公<個」の価値観なので、国のために個人が命を捨てようと言う意識が薄い。
「わたしは国のために、息子を戦争に送りたくない」という言葉が説得力を持つのは、個人主義がその背景にある。
圧倒的な物量を持っておりながらベトナム戦争で反戦運動が盛り上がり、撤退を余儀なくされたのは、
国のために個人が命を捨てなければならないことに疑問を市民が持ったから。
自由民主国家は「お人好し」だから戦争を避けようとするのではない。
むしろ、「利己的」だからこそ戦争を避けようとする。
世界中の人間(国ではない)が利己的になればなるほど、世界が平和になるというのがこの民主的平和論の面白いところ。
逆に言えば、「公>個」の価値観の国のほうが容易に戦争に参入するようになる。ファシズムとか日本軍国主義とかそうだよね。
682 :
世界@名無史さん:03/03/27 04:59
>>678 >世界史板で相手にされないのは、彼等は基本的に結論ありきで、
>民主主義は戦争をしないというのを、証明しようとしているだけ。
>実証的なものを求められる史学では、あまり相手にされない理論。
これは私見だが、世界史板の人間が、民主的平和論の関心が薄いには、それがきわめて現代的な現象(20世紀)だからだと思うよ。
政治学の人間は現代性を研究するから、民主的平和論は大きな傾向性を示す学説として無視はできないと思う。
古代、中世、近代まで、視野に入れる世界史板では、軍事バランス論のほうがわかりやすいんじゃないのかな。
イデオロギーというものそのものが、歴史的に見て新しいものだからね。
へんな言い方だが、歴史学であるがゆえに、政治学に比べて、ちょっと流行遅れになってるんだと思う。(古いものを研究する学問だから当たり前だが)
683 :
世界@名無史さん:03/03/27 05:40
>>676 >簡単には出てきてる話だな。
>民主平和論の欺瞞性については簡単に考察してるから
>>559-563読め。
民主的平和論はそのていどで批判できるような底の浅い学説じゃないよ(w
心理学的側面からの考察も重要だし。
18世紀の段階で、これだけのことを指摘できていたカントの哲学的直感性に、むしろぼくは驚くけどね。
民主イスラエルと民主パレスチナが出来たとしてもどのみちドンパチやると思うけど。
>>683 >民主的平和論はそのていどで批判できるような底の浅い学説じゃないよ(w
だったら具体的に反論しる!
686 :
世界@名無史さん:03/03/27 09:53
イデオロギーについての、意識の差があると思う。
イデオロギーというのは、現在国内状態を指すものではなく、あくまで、観念や意識、理念を指すものだ。
イデオロギーというのは、「将来的目標性」と言ったほうが正確だ。
アメリカや日本も、現在情勢だけ見たら、まだ完全に民主化が達成されているとは言い難い部分もある。
非民主的なエピソードを上げようといえば、上げることはできる。
しかし、だからアメリカ、イギリスが自由民主主義国家ではないというのは、論理が飛躍している。
理念として、将来的目標として自由民主主義を目指している以上、やはりアメリカ・イギリスは自由民主国家だ。
同様に、ナチス・ドイツも管理全体主義を目指していた以上、やはり全体主義国家であり、
旧ソ連も共産主義国家を目指していた以上、共産主義国家なのである。
立憲君主国だから、イギリスと、戦前の日本をイデオロギーとして同一視しようという意見があるが、
これは本質的とは言い難い。
戦前の大日本帝国が、完全に国内を統率し切れていなかったからといって、全体主義国家ではないというのはあやまりだ。
あくまで、完全に管理し切れていなかっただけで、
「国体の本義」に指摘されているように、天皇の御親政を目指している以上、全体主義国家と指摘されて当然だと思う。
同様に、言論弾圧のエピソードを上げて、当時のアメリカが全体主義だったというのは、乱暴な意見で、誤りである
国内事情をあげつらうことは、しょせんエピソード主義であり、イデオロギー論として本質的とは言えない。
「天皇の御親政」が完成していなかったとはいえ、国体の本義をアジテーションだと一蹴することも、イデオロギー論としてやはり意味はない。
687 :
世界@名無史さん:03/03/27 10:34
>>679 アメリカの高圧的な態度が戦争を招いたってのは、アメリカの学者も否定していないんですけどね。
688 :
世界@名無史さん:03/03/27 10:36
>>684 >民主イスラエルと民主パレスチナが出来たとしてもどのみちドンパチやると思うけど。
そうかな?
民主化して、政教分離を達成すれば、だいぶ緊張感は緩和されると思うけど?
むしろ、政教分離以外に、イスラエルとパレスチナを和解させるイメージが沸かない。
アメリカが、必死になって中東に民主主義を根づかせようとしてるのはそのせいだと思うよ。
今回の作戦名も、「イラクの自由」でしょ?
689 :
世界@名無史さん:03/03/27 10:45
>>687 なんどもみなからいわれているが、戦時下での文書を基盤にする理論展開のおかしさにきづけ。
アメリカだってイギリスだって、戦時下なら全体主義的風潮は日本と変わらないくらい酷い。
それをもtって全体主義国家を目指していたと結論つけていいものではないだろうが。
愛戦士は手を変え、品を変え、キャラを変え、色々やってるが、
最後には逃げるんだろうなあ。
691 :
世界@名無史さん:03/03/27 12:24
民主平和論の主張は「民主主義国どうしはめったに戦争をしない」であって、
>>559-563の主張は、「現実には民主主義国が(非民主主義国に)
しばしば戦争を仕掛けている」であって、両者の主張は両立する命題だ。
したがって
>>559-563は民主平和論への反論になってないね。
>>688 民主化≠政教分離
真顔で「政教分離」なんて言ってるのは日米だけだし
米国にしたって「特定学派」の政治支配を否定してるだけ。
民主イスラエルは熱心なユダヤ教国
民主パレスチナは熱心なイスラム教国
になる。でドンドンパチパチ。
米国の言う「民主主義」がキリスト教化なのなら話は別だけど。
693 :
世界@名無史さん:03/03/27 13:09
689
>アメリカだってイギリスだって、戦時下なら全体主義的風潮は日本と変わらないくらい酷い。
イデオロギー論の話。
理解している?
いつどこで、アメリカ、イギリスがイデオロギーとして自由民主主義を相対化した?
アメリカ、イギリスは、やむを得ず、緊急避難的に挙国一致体制をつくった。
日本は、「天皇の親政」そのものに向かうべき目標性、理想性を見た。
この差を理解するべき。
>>690 >愛戦士は手を変え、品を変え、キャラを変え、色々やってるが、
>最後には逃げるんだろうなあ。
少なくとも、ぼくは愛戦史じゃない。
>>692 >民主化≠政教分離
自由民主主義=政教分離。
これくらい常識だと思う。
宗教を根拠に差別を行えば、それは法の下への平等が崩れる。
政教分離できていないのは、それだけ自由民主主義が未熟な証拠。
694 :
世界@名無史さん:03/03/27 13:10
695 :
世界@名無史さん:03/03/27 13:11
>>691 >したがって
>>559-563は民主平和論への反論になってないね。
その通り。
民主的平和論の批判者が、そこを理解しているのか疑問に感じる。
>>693 日本も危急存亡時を自覚し、また国内各省庁分裂していたので、
緊急非難的に天皇親政による挙国一致状態を作り上げただけにすぎんよ。
697 :
世界@名無史さん:03/03/27 13:12
あ、もちろん689が
>日本は、「天皇の親政」そのものに向かうべき目標性、理想性を見た。
とまで考えてるかどうかは別の話。
ダブスタしてたら、愛戦士と同じだ。
その事に気付け!
699 :
世界@名無史さん:03/03/27 13:15
>日本も危急存亡時を自覚し、また国内各省庁分裂していたので、
>緊急非難的に天皇親政による挙国一致状態を作り上げただけにすぎんよ。
それもまた簡単には同意しかねるな。
認めたとしても、軍部は世界の覇権を握るまで危急存亡のときだ!とか言いそうだ(笑
>>693 すまんが別人にはおもえん。
それに米国司法も憲法は、国家と宗教の完全な分離は求めていないという見解を示し、
キリスト教のものを税金を購入することを合憲だと判断している。
>>699 君の脳内定義は簡便な。
世間一般では、国体の本義を出版していた時は、充分国家非常事態体制だ。
>>699 なんら反論になっていない、もちっと落ちついて書き込め。
703 :
世界@名無史さん:03/03/27 13:19
>世間一般では、国体の本義を出版していた時は、充分国家非常事態体制だ。
これと、
そのために挙国一致状態を作り上げただけに過ぎないと言うのとでは
大きく異なるよ。
誰も当時の日本が非常事態体制だったことを否定してないだろうに。
704 :
世界@名無史さん:03/03/27 13:23
イラクも非常事態体制であります!
>>703 満州事変と国体の本義を出したのはどちらが先ですか?
>>704 うちもなんだよ。
米帝倒したら民主化しるよ。
707 :
世界@名無史さん:03/03/27 13:31
>>705 国体の本義なんて知らない。
で、それが関係あんの?
国体の本義とかいうものを以て
それがまったき日本の目指していたものとでも言うわけ?
ぼくは単なる非常事態体制に過ぎなかったのか疑問と言っただけ。
つまり議論の余地はあるだろと言っただけ。
議論する知識はないのはごめんなさい。
お前らの国、民主主義だったことあったのか?
>>707 当時の戦争中なのに、日本は国内が分裂状態だったので、英国のように国家元首がもうちょっと政治に介入し、
国内を纏めるべきだというのが君のいった天皇親政が叫ばれた時。
だからあくまで戦争遂行の為の非常事態体制に過ぎないんだよ。
710 :
世界@名無史さん:03/03/27 13:42
だから。
当時の日本が非常事態であり非常事態体制であったことはまあ同意する。
これ自体だってそれなりに議論の余地はあるだろうが、
そこまで突っ込むこともないだろう。
ただ、当時の日本が非常事態体制であったことと
単なる非常事態体制に過ぎなかったと言うことはイコールではない。
イコールだと言うなら、
はいはいわかりました。ぼくの負けでいいですよ。
ついでに
>>709はなにを言いたいのかよくわからない。
>ただ、当時の日本が非常事態体制であったことと
>単なる非常事態体制に過ぎなかったと言うことはイコールではない。
なにがいいたいのかサッパリわからん。
712 :
世界@名無史さん:03/03/27 13:46
あ、
>>709はなにを言いたいのかわかりました。
すみません。
で、それを以て「単に〜過ぎなかった」というのはやはり簡単には同意しかねるよ。
そりゃ、そういう要素もあるだろ。
それもそれなりに強く。
けど、「過ぎなかった」と言い切るのと、
単にそういう状勢、理由があったというのとでは大きく違うと思うよ。
713 :
世界@名無史さん:03/03/27 13:47
>>711 そうか。わかんないか。
ならいいや。
煽るのも面倒くさいし、ばいばい。
714 :
世界@名無史さん:03/03/27 16:11
>ただ、当時の日本が非常事態体制であったことと
>単なる非常事態体制に過ぎなかったと言うことはイコールではない。
は、↓の間違いだったらば解るんだが・・・
ただ、当時の日本が非常事態体制であったことと
単なる非常事態に過ぎなかったと言うことはイコールではない。
確かに明治維新以後の世界情勢は単なる非常事態どころではないな。
いつ国が滅びてもおかしくないレベルだろう。
第二次世界大戦時のアメリカなんて比べ物にならん。
716 :
世界@名無史さん:03/03/27 21:57
>>676>>691>>695 >>559-563で指摘されてるのは、「民主平和論」が多様な歴史観の中のあくまで一つでしかないという事実と、その胡散臭さについてだろ?
別に「民主平和論」に対する反論を意図してる訳じゃ無いと思うんだが?
つ〜訳で、一応批判を試みてみる。
そもそも、「民主平和論」は冷戦後、B・ラセットらによって打ち出された「民主主義国家間においては戦争は起こらない」という命題である。
彼は民主国家が戦争を起こすことを否定するのではなしに、民主主義国家間というダイアッドの関係において戦争の可能性を否定した。
その理由として、民主主義国家の持つ非暴力的な意思形成過程や紛争解決の方法とを、相手が民主主義国家である場合にはその国に対しても適用し、非暴力的に紛争を解決しようとするからである、としている。
しかし、注意せねばならないのは、ラセットが、何を民主主義国と認定する要件としているかである。
一口に民主主義といっても、その意味するものはそれぞれ論者によって異なる。
たとえば吉田和男は『憲法改正論(PHP研究所1996)』の中で、戦前の日本は民主国家であると述べているし、そもそもルソーの民主主義論なども代議制を批判している点でラセットの見解とは異なるであろう。
民主主義という言葉自体が政治的な意味合いを持っている以上、一言で民主主義を定義することは困難であり、またある定義を普遍的なものとすることは不可能であるとも言える。
あらゆる政治上の概念は、それが激烈な政治闘争の渦中でシンボルとして操作される限り、多義化することを免れがたいからである。
その点でこの民主平和論は破綻をきたしていると言えなくもない。
なぜなら、逆に、「お互いに戦争を起こさなかった国こそが民主主義を備えているのである」と言うこともできるからである。
民主主義という用語が、ある特定の状態を言い表すのではなく、「よい政治体制」といった理想的(ideal)なものとして認識されている現状を把握していないのではないだろうか。
漏れの知識だとこの程度に留まるな、批判なり補足なりキボン。
717 :
世界@名無史さん:03/03/27 22:09
戦後の自由民主主義国家間の平和を維持してきたのはやはり冷戦構造だろう。
米ソ互いの覇権主義による対立構造が、西側自由民主主義国家間に戦争が起きる余裕を与えなかった為だと考察するがどうだろう?
少なくとも、冷戦後のアメリカの行動は、民主平和論よりもむしろキンドルバーガーの覇権安定論に従っているように思われる。
「自由化」や「民主化」という言葉はアメリカの覇権を正当化する為の「錦の御旗」として使われているに過ぎないだろう。
718 :
世界@名無史さん:03/03/28 04:44
>>699 >認めたとしても、軍部は世界の覇権を握るまで危急存亡のときだ!とか言いそうだ(笑
同意。
独裁国の非常事態宣言、戦時体制宣言ほど当てにならんもんはないぞ。
医者に言わせれば、完全に健康な人間はいないし、
神父に言わせれば、一度だって罪を起こしたことのない人間はいないし、
軍人に言わせれば、一日だって国家が安全だった日はない。
不動産屋や証券マンだって、年がら年中、「いまが買い!」って言ってるだろ。
それといっしょだよ。
独裁国は自分の権力を集中させるために、年がら年中いまは戦時体制だって言うもんなんだよ。
これくらい常識で考えて分かりそうなもんだろ?
719 :
世界@名無史さん:03/03/28 05:10
>>716 >なぜなら、逆に、「お互いに戦争を起こさなかった国こそが民主主義を備えているのである」と言うこともできるからである。
>民主主義という用語が、ある特定の状態を言い表すのではなく、「よい政治体制」といった理想的(ideal)なものとして認識されている現状を把握していないのではないだろうか。
たしかに、民主主義に対する解釈は多様だよね。
拡大解釈していけば、ドイルのように、英米戦争を無視して、
「200年間、民主国家間で戦争は起きなかった!」と強弁することは可能だし。
ただ一つ言えることは、自由民主主義というものは、あくまで理念だってことだよね。
どの政治体制を指して、これだと言うのはファジーな部分がある。
でも、もし戦争が感情的な部分、精神的な部分が原因で起こるのなら、
やっぱりその国の理念性というのは重要な行動指針になると思う。
イデオロギーというものがかくじつに国家行動に影響を与える以上、戦争論を語るうえでも重要な要素になると思う。
武力外交論は、国家の理念性をちょっと切り捨てすぎてるんだと思う。
720 :
世界@名無史さん:03/03/28 05:11
>>717 >戦後の自由民主主義国家間の平和を維持してきたのはやはり冷戦構造だろう。
>米ソ互いの覇権主義による対立構造が、西側自由民主主義国家間に戦争が起きる余裕を与えなかった為だと考察するがどうだろう?
そう考える政治学者は大勢いるよね。
でも、冷戦後の世界がそれで説明できないのはたしかだと思う。
先進自由民主国家、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、カナダ、日本などは、やはり、歴史上類を見ないほどのグローバル的な友好関係を保っている。
経済摩擦などは常にあるが、軍事的緊張感は皆無。
むしろ、ヨーロッパは統合への道を進もうとしている。
民主国家間の問題のすべては、あくまで民主的な議論によって解決できる、すべきであると信じている。
「経済力、成長率、同盟関係、軍事力の差など一般には戦争蓋然性と関係すると考えられてきた変数」では説明できいないと思うよ。
>「自由化」や「民主化」という言葉はアメリカの覇権を正当化する為の「錦の御旗」として使われているに過ぎないだろう。
そう勘ぐる人は多いが、あくまでも個人的な嫌悪感を語っているだけで、民主的平和論への実証的な批判になっているかは疑問だ。
イラクが民主化すれば、それは多いにけっこうと世界中の人間が思っている。
アメリカがこんかい批判されているのは、あくまで手続き上の問題でしょ?
721 :
世界@名無史さん:03/03/28 07:05
>>720 >イラクが民主化すれば、それは多いにけっこうと世界中の人間が思っている。
>アメリカがこんかい批判されているのは、あくまで手続き上の問題でしょ?
そう言う風に、他の政治形態の国家に対する攻撃を正当化出来るから「錦の御旗」だと言ってる。
「民主化・自由化によってその国が良くなるなら戦争は仕方ない」と言う錯覚を大衆に与え、他の目的(今回の場合なら石油の利権)をオブラートに包むことが出来るからね。
少なくとも、「その国を民主化・自由化する為には多少の手続き上の問題は止むを得ない」と言う、今回のアメリカの主張は一般的に考えれば独善以外の何物でも無いと思うが?
>>718 自作自演は情けないよ。
言ってる事も滅茶苦茶だ。
何時日本の軍人が、日中戦争前に戦時体制だと言ったんだよ。
つか、歴史の流れくらい最低限頭にいれろ。
戦争開始→非常事態体制構築であって、非常事態宣言→戦争ではない。
そういえば、アメリカは戦争開始前から、非常事態宣言をし、戦時体制に移行しつつあったな。
おめえの定義だと、アメリカこそ政権維持の為、世論を誘導したファシズム国家だ(ゲラゲラ
おめえの常識は世間の非常識だということくらい、このスレの皆さんに教えてもらったでしょ。
723 :
世界@名無史さん:03/03/28 10:26
>>722 そりゃ単純すぎだろうに。
ナチスは戦争にもし勝っていたら、(いわゆる)民主主義国家に移行したか?
と言えば、それはちょっと考えがたい。
ナチスは戦争しようがしまいがナチスだろう。
同様に、日本がもし戦争に勝っていたら民主主義化したか?
そりゃ100年200年たてばしらんが、
議論の余地はある。
そしてそこにアメリカとの違い、類似点、ドイツとの違い、類似点など
それぞれ見出せば、
またそこからも当時の日本をファシズム側にカテゴライズできるかどうか
ひとつの見方ができるだろう。
>>723 >同様に、日本がもし戦争に勝っていたら民主主義化したか?
日本は戦時体制であって民主主義を否定したわけじゃないから、疑うまでもないことです。
日本は戦時下で民衆の権限を束縛しただけ。
米英と同じですね。
725 :
世界@名無史さん:03/03/28 10:29
>>724 すげ・・・・・
そうですか。日本て素晴らしいですね(笑。
726 :
世界@名無史さん:03/03/28 10:31
> 拡大解釈していけば、ドイルのように、英米戦争を無視して、
>「200年間、民主国家間で戦争は起きなかった!」と強弁すること
>は可能だし。
ブッシュ大統領閣下によれば、日米はペリー提督と江戸幕府による国交樹立以来、150年にわたり同盟関係にあるそうです。
>>725 少しでも否定できるのなら、してみればいいんじゃないかな。
愛☆戦士に出来るとは思いませんが(ワラ
>>725 米英と一緒ってのは、そんなに素晴らしい事とは思わんけどなあ。
米英にオルグされた馬鹿は、地上の楽園と思っているんだろうが。
729 :
世界@名無史さん:03/03/28 10:43
>>727 あいにく自分は知識が乏しいので否定もできませんが
ただifという、様々な事例を検証してもなお不確実でしかありえない事柄に
「疑いもなく」など言ってしまう人の言うことを肯定などできないですよ。
>>729 おめえが言っているのは、イギリスが戦争で負けた時、
民主主義が回復しなかったかもというのと変わらん。
まあそう考えているのなら、べつにいいけどよ。
731 :
世界@名無史さん:03/03/28 10:55
>>730 そのifを考察してなにを導きだそうとしてるのかよくわからないけど。
ナチと当時の日本が同類となどは言うつもりないよ。
ただ、たとえば、
あいまいな言葉で申し訳ないとは思うが、
当時の日本と当時の米英では民主主義がどれだけ根付いていたか等、
民主主義の歴史が違うだろ。
この一点だけでも、米英と同じと言い切れないと思うけど?
そりゃあ国が違えば、政治体制は大きく異なる、同じ民主主義体制と言えどもナー
そして国ごとに政治体制は異なるのは当然のことなんだし、その異なる点をあげて、
日本はナチス側という結論が問題なんだよ。
日本とナチスの差異の検証はどうしたといいたいね。
そもそもその方法だとやろうと思えば、
アメリカに比べて英国はファシズムよりという結論すらだせるしナー
これで分からなきゃ見こみなし、俺には無理だから夜組の人に回すわ。
734 :
世界@名無史さん:03/03/28 11:07
>>732 うん。それは同意するよ。
話は変わって、
たとえば当時から米英側は日独をファシズム呼ばわりしていたと思うが、
その逆はあんまり聞かない。
そしてそれはもちろん米英側のプロパガンダやただの事実誤認や思い込みもあったと思うが、
はたしてそれだけだったか?というとそれだけではないなにかはあったろう。
が、自分には検証できる知識も能力もないので、疑問点をあげるにとどめます。
っとっと、
>>732。
ある時点での政治体制だけを見るのもどうかとは思う。
736 :
世界@名無史さん:03/03/28 20:26
737 :
世界@名無史さん:03/03/28 20:36
>>719 悪いが、理念で戦争を起こすバカは居ない。
もし居ればそいつは指導者失格である。
もちろん建前で理念やイデオロギーが引っ張り出される事はある。
しかし、戦争の本質はあくまで「外交の一手段」だと言う事を忘れてはいけない。
国益にならなければ戦争は起こらない。
これが資本主義の民主主義国家ならなおさらである。
多くの人間は元が取れない戦争は望まないからだ。
>もし戦争が感情的な部分、精神的な部分が原因で起こるのなら
この引用部分は、君がいかに戦争の本質を理解していないかの証明だな。
738 :
世界@名無史さん:03/03/28 22:00
国益って経済的な利益のこと?
例えば、ある種の宗教を広めることを理念としている国にとって、
布教のための戦争は、国益にかなってないるのかいないのか。
>>738 必ずしも経済的な利益ではないが、経済的な利益を伴う事が多い。
少なくとも歴史上、現世利益を伴わない布教の為の戦争は一回も起こっていない。
740 :
世界@名無史さん:03/03/28 22:24
>>739 そりゃもちろん現世的な利益も伴うだろうが、現世的利益がおまけな
場合もあるだろ。現世的利益が少しでもあれば国益のための戦争というなら、
理念的利益が少しでもあれば理念のための戦争だともいえるぞ。
741 :
世界@名無史さん:03/03/28 22:35
>>740 宗教上の理由や理念、イデオロギーは、戦争の「建前」としてはよく使われる。
所謂「大義名分」だな。
しかし、実際の戦争の目的は経済的利益・領土拡大・権益確保等の極めて現世的な理由だ。
仕掛けた側に限って言えば、この点については少なくとも例外は無い。
「聖戦」を謳って戦意を鼓舞するのは洋の東西や時代を問わず見られた光景だ。
そもそも純粋に「理念的利益」の為に行った戦争があるのなら例を挙げて欲しいが?
742 :
世界@名無史さん:03/03/28 22:51
>>741 だれも純粋に「理念的利益」の為に行った戦争があるとは言ってないぞ。
それより738の質問に答えてくれよ。
ある種の宗教を広めることを理念としている国にとって、布教のための
戦争は、国益にかなってないるのかいないのか。
俺はかなっていると思う。というか、そういう理念的な利益は、
内部の者にとっては現世的な利益なんだよ。
外部から見れば例え馬鹿げていてもな。
743 :
世界@名無史さん:03/03/28 23:02
>>742 悪いな、あまりにも無意味な質問だったからスルーしてたんだが。
それは単なる言葉遊びに過ぎない。
少なくとも国家にとって重要なのは理念的利益ではなく現世的な利益だ。
君の言ってるのは「国益」では無く個人レヴェルの利益の話に過ぎない。
744 :
世界@名無史さん:03/03/28 23:04
>>743 なるほど、よくわかった。俺は国家はそんなに合理的ではないと
思っているし、資本主義的価値観も普遍的ではないと思っているからな。
745 :
世界@名無史さん:03/03/28 23:11
>>744 確かに国家は往々にして合理的ではない。
ただ、理念的利益と現世的利益(経済面に限った話ではない)のどちらに比重がおかれるかと言えば、それは後者の方だと言うだけだな。
それと、誰も資本主義的価値観の話はしていないぞ?(w
746 :
世界@名無史さん:03/03/28 23:24
>>745 ん? 何でも経済的な価値に置き換え、現世的な利益を追求する
のは資本主義的な価値観だろ。
現世利益の追求が悪である価値観は、世の中にいっぱいあるぞ。
747 :
世界@名無史さん:03/03/28 23:31
>>746 ああ、成る程そういう意味ね。
確かに現世利益の追求を非とする価値観は多いが、それを運営の指針とする国家が果たしてあるか・あり得るかと言うのが重要だろうね。
その辺りを考察してみるかい?スレ違いにはなるが…。
純粋な国家理性が働いたら、悲惨な戦争は起きないんだが・・・
戦間期って時代はロシア革命によるソ連の成立があるから、イデオロギー的要素を無視していいとは
思わないな
749 :
世界@名無史さん:03/03/29 01:34
>>748 イデオロギーを無視して良いとは言っていない。
ただ、建前として以上の意味は持たないと言っているだけの事だ。
そして、国益はイデオロギーに優先される事は、過去の戦争の多くが立証している。
>>749 言ってる事は判らないではないが、断定口調が多くて誤解を招きやすい。
イデオロギー至上でアメリカは正義だと言うのも違うと思うが、「過去の戦争の多く」を根拠に戦間期
におけるイデオロギーを語るのも、結局は結果論だと思う。
重要なのは、その時代の人間にとってのイデオロギーがどういう意味があったかと言う事ではないかと。
751 :
世界@名無史さん:03/03/29 02:17
>>750 確かに口調に問題があるね、スマソ。
確かに結果論ではあるが、各国の政策等を見ると、やはりイデオロギーよりも国策の方が優先されていたように思える。
第二次大戦前の状況等はその最たるものだと思うがどうだろう?
>>751 確かにパワーポリティクスで説明できる部分は大きいんだが、例えばスペイン内戦とかを考えた場合、
やはりイデオロギー的要素はあるんじゃないかと。
それと日本に関して言うと、戦争のきっかけとなった満州事変なり日中戦争なりをどう捉えるかがポイント
なんじゃないかと。
753 :
世界@名無史さん:03/03/29 04:48
宗教戦争と呼ばれるものの場合
イデオロギー?は建前でなく国策として目的として
戦争となったものも少なくないと思うが?
もちろんそこに経済的その他の利益が付随していたとしても。
また、第一次世界大戦などは誰も戦争を望んでいなかった、とされる。
それでも起こってしまい、その原因を分析すると様々な要因があるが、
まとめると歴史のちょっとした偶然としか言えないかもしれない。
戦争はすべて現世的利益の追求の結果起こるというのは違うだろう。
754 :
世界@名無史さん:03/03/29 11:25
>>722 >自作自演は情けないよ。
自作自演じゃねーよ。
自分がやってるからって、他人がやってると思うなよ。
>何時日本の軍人が、日中戦争前に戦時体制だと言ったんだよ。
プッ。
てめえから日中戦争仕掛けておいてなに言ってんだよ。
さいしょに積極的に、能動的に戦争を起こそうという意志があって、その結果、戦時体制になったんだよ。
成り行きで、仕方なく、緊急避難的に戦時体制になったみたいな言い方すんじゃねーよ。
戦争を望んだのは軍部だし、戦時体制を望んだのも軍部なんだよ!
>>724 >日本は戦時体制であって民主主義を否定したわけじゃないから、疑うまでもないことです。
うんなわけねーだろ。
望んで国際社会から孤立した国にそんな良識あるわけねーだろ。
戦争が回避できたとしても、いまの北朝鮮みたいになってるのが関の山だよ。
どう見ても当時の日本はファシズムの流れに乗ってんだよ。
民主主義の理念に疑問を感じてたの。
755 :
世界@名無史さん:03/03/29 11:42
>>230 >せいぜい天皇自ら動き、その行動が重臣達の意見を変えた事例は、
>ポツダム宣言の受諾くらいのものだ、それも意見が分かれたからで、天皇本人が主体的に行動しようとしていたからではない。
亀レスだが、これはまちがい。
『木戸幸一日記』や『本庄日記』、『杉山メモ』などに、天皇が参謀本部や海令部の上奏の裁可を拒否した例はいくつもある。
べつに死んだ人の責任を、道義的にも法的にも問う気はないが、
昭和天皇はけして愚昧なお飾りだけのロボットではなかった。
しっかり情勢を認識して、重臣たちの上奏を裁可し、ときに裁可を拒否した。
>>748 イデオロギーと言う語を単に観念と言う意味から政治思想なんて意味に
転嫁していったのは、社会主義思想なわけだが、ソ連にしても
結局帝政ロシアの植民地をほぼ継承し、スターリンの政策を見ても、
イデオロギーは建前でロシアの国益追求としか見えないよ。
結局崩壊させたのは反ロシア、反ソ連帝国主義としての民族主義なわけだろ。
それを自由主義だのグローバリズムだの民主主義などと考えている
からわけがわからなくなる。
757 :
世界@名無史さん:03/03/29 18:11
>>754 自作自演バレバーレ
愛戦死君(ハート
君はいくら言われたら
>望んで国際社会から孤立した国にそんな良識あるわけねーだろ。
こんなバカなことを書かなくなるのかな?
望んで孤立していたのはアメリカなんだがな。
758 :
世界@名無史さん:03/03/29 18:18
民族主義もまたイデオロギーのひとつですが。
民族主義はイデオロギー等と言うものではないよ。
単なる民族の伝統重視だろ。主義がつけばイデオロギーだと言うものでもない。
ファシズムやコミュニズムと違い、「本の中の観念」ではないよ。
では、先ずイデオロギーの定義を述べよ。
辞書的には「観念」だな。それを政治思想と解釈して来たのは社会主義の
影響だろ。ヘーゲル的観念を単に政治に結び付けて現実化しようとしたにすぎない。
しかしやはり観念論だったのだよ。だから実現せずに放棄され、事実上現実世界からは消滅した。
「本の中の観念」などは所詮そんなものだ。
民族主義とは簡単に言えば伝統や歴史そのものだよ。
それに主義などと付けてもっともらしく並べただけだろ。
しかしながら永遠に不滅だな。民族やその伝統と言うものが消滅しない限りはなくならないよ。
歴史を通じて唯一の時間的に普遍的な「主義」といえば言えるな。
民族を超えて普遍的な思想なんぞは所詮幻想だよ。
それを検証するのが歴史とも言えるな。ファシズムやコミュニズムや宗教や宗派までが民族や部族の
エゴに強烈に影響されているものだよ。その発生自体が極めて伝統的、民族的だったりもするしな。
「ドイツ人と言うものは常に足下にあるものを雲の上にあるが如く考えがちなものだ」
-ゲーテ-
因みにカントに関してだが、彼の恒久平和論には、平和に近づくことはあっても完全な平和は来ない、
と言うライプニッツの微積分学の影響のようなリアリズムがある。
これは戦乱の当時を背景としたカントのリアリズムと言われている。
そこから「実際、国際関係学者マイケル・ドイルは過去二百年に起こったすべての戦争を研究した結果、
民主主義同士は絶対に戦争を起こさないと結論している
>>672」などと言う軽薄な結論は導けないはずなんだがな。
>>756 悪いけど、それも結果論だね。
冷戦が崩壊した現代の客観的かつ相対化された視点でみれば、そういう答えになるけど、
ロシア革命が起きた同時代の欧州や日本の人間が、全然違う見方をしたとしても不思議じゃないよ?
(マックス・ウェーバーみたいに比較的冷静に本質を見抜いてた人間だっていただろうけど)
なんて言うか、アメリカ的民主主義は絶対だと言うような、ある種のイデオロギーを絶対視するような
考え方もどうかと思うが、イデオロギーを全て排除すべきだなんて考え方も、それ自体がバイアスをか
けているように思うな。
761 :
世界@名無史さん:03/03/29 21:14
民族主義が
>民族の伝統重視
ですか。初めて聞きました(笑。
世界史板も厨増えたね・・・・
762 :
世界@名無史さん:03/03/29 21:20
民族というもの自体観念なのに、なんだこいつ?
>>759
763 :
世界@名無史さん:03/03/29 23:09
>>759さんは
永遠不滅の「民族」があるとほんとに思っているのだろうか?
釣りだと言って欲しい。
764 :
世界@名無史さん:03/03/30 01:03
>>754 >てめえから日中戦争仕掛けておいてなに言ってんだよ。
日中戦争は紛争の拡大で、日本が仕掛けたと言いきれるものじゃないね。
国民党も同じく仕掛けている。
>成り行きで、仕方なく、緊急避難的に戦時体制になったみたいな言い方すんじゃねーよ。
戦争仕掛けようと思って、戦争仕掛けたわけじゃないんだが、基礎知識がなってないねえ。
>戦争を望んだのは軍部だし、戦時体制を望んだのも軍部なんだよ!
軍部の一部が戦争を望んだのは事実だが、軍部が日本を支配していたわけじゃない。
日本政府は軍部を支配出来ていなかっただけで、軍部が日本政府を支配していたわけじゃない。
この違いわかる?
つーか色々言っているようだが、戦争開始→戦時体制という図式を否定できてないぞ。
>望んで国際社会から孤立した国にそんな良識あるわけねーだろ。
つまりアメリカは良識のない国ということで。
>どう見ても当時の日本はファシズムの流れに乗ってんだよ。
全体主義の色合いは米英も同じく存在した。
当時の普遍的な潮流をもって、ダブスタで日本だけ取り上げるから馬鹿なんだよおまえはな。
>>755 それは違うね。
あくまでそれは、事前に再考を促しただけで、拒否したわけでも、意見を強引に変えさせたわけでもない。
まあこのスレにも出てきてるどっかの学者は、それをもって昭和天皇の絶対君主制がどうとか言っていたがな。
765 :
世界@名無史さん:03/03/30 01:06
>たとえば当時から米英側は日独をファシズム呼ばわりしていたと思うが、
>その逆はあんまり聞かない。
>そしてそれはもちろん米英側のプロパガンダやただの事実誤認や思い込みもあったと思うが、
>はたしてそれだけだったか?というとそれだけではないなにかはあったろう。
766 :
世界@名無史さん:03/03/30 09:40
>>764 政治における天皇の主体性についてですが、
2・26事件やポツダム宣言は「緊急時」だから特別だとして、
満州某重大事件の田中内閣辞職というのは、どう考えますか?
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
ククク…
キキキ…
コココ…
うふふふ
ほほほほ
おーーーーーーほほほほほっ!!
あーら、ごぶさたですわ、先生方。
ちょっと見ないあいだに、ずいぶんと大日本帝国ファシズム説が盛り返しているじゃありませんか。
>>569 >日独伊三国軍事同盟締結という歴史的出来事をくつがえすだけの説明はしきれていない。
>対イギリス・フランス戦だけでなく、ソ連とも開戦した独伊と軍事同盟を結んだら、
>国際社会から見たらじゅうぶんにファシズム体制の仲間入りだろう。
同意ですわ。
3国同盟から、日本のファシズム性をわたくしも追求すればよかったですわね。
憲法論や内部事情論では、やっぱり泥沼化してしまいますもの。
日本が独伊にイデオロギー的共感性を持っていたのは動かしがたい事実ですわ!
>>612 >こちらは、標的だったデンパがついに遁走し、
>普通の真面目な議論スレになりましたな。
失礼な!
わたくしは、逃げたのではありませんわ。
学校が始まったのでちょっと忙しくて離れていただけですわ!
>>671-672 >民主的平和論、カント的国際主義
ほらご覧なさい!
ちゃんとした学説があるじゃございませんか!
それなのにわたくしのことを、さんざんデンパだのおっしゃって、失礼しちゃいますわ!!
民主的平和論。
何とも素敵な響きですわ。
うふふふふっ。
>>686 >「国体の本義」に指摘されているように、天皇の御親政を目指している以上、全体主義国家と指摘されて当然だと思う。
もっともですわ!
日本は全体国家だったわけでなく、全体「主義」国家だったのですわ!
主義の話をしているのに、現状論を並べ立てられても意味はございませんわ!
770 :
世界@名無史さん:03/03/30 21:03
>>764 >日中戦争は紛争の拡大で、日本が仕掛けたと言いきれるものじゃないね。
ばーか、相手国の首都まで攻め込んでなに言ってんだよ。そんな屁理屈まかり通るか。
>戦争仕掛けようと思って、戦争仕掛けたわけじゃないんだが、基礎知識がなってないねえ。
そっちだろ。世界の制止を無視して、アジアで戦争しまっくっといて被害者面すんな。
あんなのが正当防衛と認められるぐらいなら、過剰防衛なんて存在しねーんだよ!
>軍部の一部が戦争を望んだのは事実だが、軍部が日本を支配していたわけじゃない。
戦争して、無理やり発言力増したんだろ。
陸軍大臣出さずに、自分の都合のいいように倒閣してるじゃねーか。
>つーか色々言っているようだが、戦争開始→戦時体制という図式を否定できてないぞ。
戦争を望む意志→戦争拡大→戦時体制(目的通り)という図式ですが、なにか?
>つまりアメリカは良識のない国ということで。
日本は村八分にされてんだよ。アメリカといっしょにすんな。
ファッショと同盟結んでなに言ってんだよ。
>全体主義の色合いは米英も同じく存在した。
英米は緊急避難的な行動。いっしょにすんな!
ちゃんと目的意識で考えろよ!
おまえから見れば、軍隊も暴力団もいっしょなんだろ!?
771 :
世界@名無史さん:03/03/30 21:25
横レスだが…。
>>770 >ばーか、相手国の首都まで攻め込んでなに言ってんだよ。そんな屁理屈まかり通るか。
紛争が際限無く泥沼化した結果に過ぎないね。
そもそも和平の道を蹴ったのは蒋介石の方なんだが…。
>あんなのが正当防衛と認められるぐらいなら、過剰防衛なんて存在しねーんだよ!
正当防衛ではなく開戦を余儀なくされただけ。
この位の違いが判らんかね?
>戦争して、無理やり発言力増したんだろ。
だからと言って、陸軍が日本を支配していた訳ではないよ。
>戦争を望む意志→戦争拡大→戦時体制(目的通り)という図式ですが、なにか?
そうだね、カッコ内を除いては正しい認識だな(ワラ
あくまで軍の「一部」に戦争と拡大を望む意志があった事は確かだからな。
ただ、それが全てじゃないって事だね。
>日本は村八分にされてんだよ。アメリカといっしょにすんな。
>ファッショと同盟結んでなに言ってんだよ。
別に村八分にされた訳じゃないんだがね…もう少し当時の情勢勉強したら?
それとも面倒くさいか?愛☆戦士だしな(ワラ
>英米は緊急避難的な行動。いっしょにすんな!
だからそれがダブスタだと言うんだ。
何度も指摘されてるのに一向に改めないね、君は(ワラ
772 :
世界@名無史さん:03/03/30 23:06
>>771 >紛争が際限無く泥沼化した結果に過ぎないね。
泥沼化するぐらいなら、撤退すればよかったんだよ!
泥沼化してまで、他国内で戦争をつづけた粘着性が問題だって言ってんだ。
>正当防衛ではなく開戦を余儀なくされただけ。
プッ
それが被害妄想だと言っているんですが。
>だからと言って、陸軍が日本を支配していた訳ではないよ。
はぁ?
戦時体制だって、そっちも認めてただろ?
政府の不拡大方針を無視して、予算にまで口出してきてなに言ってんだか。
>あくまで軍の「一部」に戦争と拡大を望む意志があった事は確かだからな。
>ただ、それが全てじゃないって事だね。
ぷっ。
異端なんてどこにでもいるよ。それを持ち出してきても弁護にはならん。
その「一部」に主導権を握られてなに言ってんだよ。立派に大部分じゃねーか。
773 :
世界@名無史さん:03/03/30 23:07
>別に村八分にされた訳じゃないんだがね…もう少し当時の情勢勉強したら?
アメリカとのちがいを言ってんだよ。
アフォな煽りすんなよ。
>だからそれがダブスタだと言うんだ。
指向性がまったくちがうんだよ。
個人主義の否定として全体主義を理想化した日本と、
緊急避難的に戦時体制的全体主義になった英米をいっしょにすんな。
英米は全体主義を理想化なんかしてねーよ。現に、戦後民主主義を回復しただろうが。
だいたい民主主義を否定してるのなら、占領国を民主化なんかする分けないんだろ。
事態だけ指して、同一視すんなよ。少しは勉強しろよ。
つまり打通作戦は偉大であると(略
775 :
世界@名無史さん:03/03/30 23:18
元々漏れは横レスなんだがな…。
>>772 >泥沼化するぐらいなら、撤退すればよかったんだよ!
満州や上海における権益を守る事が当時の政府の優先事項だったので、そんな寝言は通らないね。
日本が撤退すればアメリカが後釜に座るだけだからな。
若しくは満州がソ連に渡るかだね。
>それが被害妄想だと言っているんですが。
はい、当時の状況をちゃんと調べてから出直してね。
知識も無く盲信してるヤシに何言っても理解できないからな。
>戦時体制だって、そっちも認めてただろ?
君の脳内では「戦時体制=軍による支配」なんだね?
なら米英も同じく軍に支配されてた訳だ(ワラ
>その「一部」に主導権を握られてなに言ってんだよ。立派に大部分じゃねーか。
一部の暴走が取り返しの付かない結果になるってのは何時の時代にも見られる構図だと思うがね?
まあ、まず色眼鏡で見てるからそういう解釈しか出来ないんだろうな。
何度も言うが、もっと勉強してから来てくれ、でないと議論にならないからな(ワラ
776 :
世界@名無史さん:03/03/30 23:23
>>773 >アメリカとのちがいを言ってんだよ。
>アフォな煽りすんなよ。
煽りに見えるのか…眼科に行ったほうが良いな(ワラ
>指向性がまったくちがうんだよ。
>個人主義の否定として全体主義を理想化した日本と、
>緊急避難的に戦時体制的全体主義になった英米をいっしょにすんな。
>英米は全体主義を理想化なんかしてねーよ。現に、戦後民主主義を回復しただろうが。
>だいたい民主主義を否定してるのなら、占領国を民主化なんかする分けないんだろ。
>事態だけ指して、同一視すんなよ。少しは勉強しろよ。
そもそも、「個人主義の否定として全体主義を理想化した日本」は君の脳内の産物な訳だが(ワラ
勉強が必要なのはどう見ても君の方だね?(ワラ
777 :
世界@名無史さん:03/03/30 23:33
これを無視すんな
↓
766 :世界@名無史さん :03/03/30 09:40
>>764 政治における天皇の主体性についてですが、
2・26事件やポツダム宣言は「緊急時」だから特別だとして、
満州某重大事件の田中内閣辞職というのは、どう考えますか?
778 :
世界@名無史さん:03/03/30 23:41
>>777 天皇の不況を買ったばかりでなく、野党からの突き上げが凄まじかった事実も無視してはいけないな。
責任を取るにはどの道総辞職くらいしか残ってなかったんだよ。
779 :
世界@名無史さん:03/03/30 23:44
何度が繰り返されてるが、
連合国側は枢軸国側をファシズムと呼び、また非難し、
その逆はなかった。
それは単なるプロパガンダで済ませるのかな?
780 :
世界@名無史さん:03/03/30 23:48
>>779 実際独伊はファシズムだったからな(ワラ
敵を単純に一括りにして悪魔化するのはアメリカの常套手段だよ。
781 :
世界@名無史さん:03/03/30 23:54
>>776 >そもそも、「個人主義の否定として全体主義を理想化した日本」は君の脳内の産物な訳だが(ワラ
もう完全に、大日本帝国ファシズム説が盛り返しているよ。
「国体の本義」は明らかに、天皇親政を理想化している。
アジ文書だという批判も意味はない。アジで、異なったイデオロギーを唱えたりはしない。
アジは本来のイデオロギーを強調してこと意味がある。
「脳内の産物」だという指摘のほうがまったく根拠がない脳内産物。
782 :
世界@名無史さん:03/03/30 23:56
>>781 >もう完全に、大日本帝国ファシズム説が盛り返しているよ。
どの辺のレスですか?(ワラ
783 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:00
イタリア・ファシズムは組合国家。
ナチスは巨大官僚国家とでも言うべきか。
共に強力な権力を持つ独裁者の下の。
日本は独裁者こそいなかったものの、
軍による国家統制を進めていった。
対する反ファッショ側も人民戦線や挙国一致体制などは取るものの、
あくまで戦時体制。
前者、特に日本も戦時体制である面も強いものの
反ファッショ側があくまで民主主義のたてまえは崩さない上での戦時体制であったのに対し、
日本も同様に民主主義が本来の姿であったと主張するわけですか?
>>778 >天皇の不況を買ったばかりでなく、野党からの突き上げが凄まじかった事実も無視してはいけないな。
>責任を取るにはどの道総辞職くらいしか残ってなかったんだよ。
昭和帝が「田中総理の言うことはわからぬ。再び聞くことは自分は厭だ」と
鈴木貫太郎に言って、それを田中義一に言ったら、
彼は「涙を流して、恐懼し」、総辞職したのでは?
(これはどんな概説書にも書いてあることだと思いますが)
野党の追及がかなりあったとは思いますが、
778さんの意見は、あまりにも、昭和帝天皇の意向を矮小化していません?
785 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:04
たとえば民主主義をとる国が軍部のクーデターなりなんなりで政権を奪い、
民主主義の否定は名言せずとも非常事態と言うことで
軍部による統治を行った。
この場合もあくまで非常事態に過ぎず米英仏の戦時体制と変わりない。
となるのかな?
たいした理屈だ。
786 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:11
>>783 >日本も同様に民主主義が本来の姿であったと主張するわけですか?
その通りだね。
大政翼賛会結成に伴う政党の解散も、当の政党人たちは皆戦争が終わるまでの一時的な緊急措置だと考えていた。
また、戦時体制化にあっても、議会も内閣制も維持されている。
勿論立憲君主制である以上、アメリカなどの自由民主主義とは性質が異なるが、それは戦前と変わりの無いことだな。
787 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:14
>>785 で、戦時下の日本はそういう状態だったのかな?
関係の無い例えで話を摩り替えちゃいけないよ?
788 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:18
>>787 当時の日本は英米仏の戦時体制よりは
>>785の軍部のクーデターの類に近い
と考えるね。
それとも日本に軍部の暴走はほとんどなく、
あるいはあってもあくまで文民政府のコントロール範囲内だったと考えるのか?
または米英仏の戦時体制も日本並みの軍部の実質権力の増大があったと考えるのか?
やれやれだな。
789 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:19
>>784 だから、天皇の意向だけが辞職を決定付けた訳ではないって事なんだがな?
原因はあくまで複合的だって事だよ。
それと、「昭和帝天皇」じゃなくて「昭和天皇」な。
790 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:25
>>786 ナチスは一応合法的に政権を握った。
ナチス政権下でかつての政権の座を追われた政治家達は
どうように「今はナチスの支配下だがドイツ本来のあるべき体制ではない」と
考えていた者が多いだろう。
それとどこが違うのか。
この理屈じゃ一度でも民主主義だった国はすべて同じと言えてしまう。
791 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:28
>>788 飛躍した話に摩り替えるな(ワラ
軍部の暴走はあったし、政府にそれを制御仕切れなかったのは事実だ。
だがそれと
>>785で挙がった例とは明らかに違う。
まあ、君では理解できないかも知れないがね?
792 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:30
>>790 まったく違う(ワラ
と言ってもやはり理解できないだろうね。
793 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:30
チャーチルは選挙を経ずに首相になった。
そして挙国一致体制で戦争を乗り切った。
戦争が終わってすぐ首相の座を降ろされるが。
日本をファシズムというなら当時のイギリスもファシズムだ。
当時のイギリスがファシズムでないなら日本もファシズムではない。
と言うわけか。
やれやれ。単純だな。
794 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:31
>>791 どう違うの?
そしてどうアメリカと一緒なの?
795 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:33
>>794 だから君には何言っても無駄なんだって…判ろうとしてないヤシに何言っても無駄でしょ?(ワラ
796 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:38
>>791 軍部のクーデターは軍部の暴走。
まずその点で同じ。
議会や内閣の制度さえ残っていれば軍部のクーデターがあっても
単なる非常事態であるわけか?
英米でも挙国一致体制になった。
しかし議会他の制度は失われなかった。
その点は同じ。
しかし軍部の暴走もまあなかった。
この点はまったく違う。
しかしその違いはたいしたことがないというのか?
はいはい。
>>793 チャーチルは保守党の下院議員だったはずだけど?
前政権が総辞職して閣内の有力者がその後を継ぐなんて現代の日本でもよくある事だけど?
確かに党大会で党首に選出されたというような形ではなかったかと思うが、1940年代の日本と
同列に並べるのはどうかと思うな。
798 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:40
はいはい、おれはバカでいいから。
よほどお利口さんじゃないとわからない理屈らしいですな(笑。
ま、ここまではここ見る人がここまででどう判断するかにまかせるよ。
つかあなたがこれ以上なにも言わない以上それしかねえしね。
>>789 >原因はあくまで複合的だって事だよ。
そうですか、複合的な原因ですか。
この昭和天皇の田中叱責を、西園寺公望が違憲だと意見し、
その結果、昭和天皇が反省し、
自ら立憲君主になることを自分に課したことが、
陸軍の暴走を逆に止められなかったと、
私は解釈していたのですが。
天皇の意見が内閣を倒すほど、重要じゃないなら、
天皇ももっと自分の意見を言えばよかったのか。
(彼自身はどう見ても親英米で、戦争に批判的なのだから)
立憲君主も大変ですね。
それと、タイプミスは失礼しました。
つまり、満州事変からポツダム宣言まで、
800 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:40
>>796 で、戦時体制下の日本の実権は全て軍が握っていた訳か?
国政を動かしていたのはあくまで内閣であって軍じゃない。
軍の行動を統制し切れなかったのは「前線」においてだ。
君はまずこの事が理解できていない。
ああ、また消し忘れです。
799の最後の行は消去でよろしく。
802 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:43
>>797 その点はあまりポイントじゃないが。
1940年代の日本のほうがより民主的だったと言うなら
例として適切ではないけれども。
803 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:46
>>798 自分の論理を守るために話の摩り替えや論理の飛躍、ダブスタを平気でできるヤシにはね(ワラ
ちなみに、理屈についてはこれまでの話で十分に出てるんだがね?
804 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:47
>>800 さっきからおれが言ってるのは
形さえ維持できてればいいのか?
ってことだが?
あなたも
>政府にそれを制御仕切れなかったのは事実だ
と書いてるが、それは問題ではないのか?
あるいは米英も同様だったとでも言うのか?
805 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:50
>>803 言でなく人を攻撃するのはいけませんね。
806 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:50
>>哀悼☆戦死
>ばーか、相手国の首都まで攻め込んでなに言ってんだよ。そんな屁理屈まかり通るか。
???
小さな紛争が拡大し、本格的な戦争になったことを全く否定できていませんが?
>あんなのが正当防衛と認められるぐらいなら、過剰防衛なんて存在しねーんだよ!
本格的な戦争になった上海事変の紛争のもとは、国民党の駐留民の殺害が原因ですよ。
そして、日本が報復→それに国民党が報復→以下略
ついでに何故か蒋介石は、『偶然』にも上海に50万の大軍を『たまたま』送っていたんですよ(笑
日本側の現地駐留軍の十倍以上の大軍です。
>陸軍大臣出さずに、自分の都合のいいように倒閣してるじゃねーか。
だからこれは陸軍に限らず出来るんです。
大臣が辞職し、内閣を倒閣させた大臣や、大臣任命を断り組閣を阻んだ政治家は、戦前の日本には大勢います。
陸軍大臣も多くある大臣の一ポストに過ぎないわけです。
それに陸軍が内閣のコントロールを受けつけないだけで、内閣を支配していたわけじゃないというのが、まだがわからんかね?
>戦争を望む意志→戦争拡大→戦時体制(目的通り)という図式ですが、なにか?
アメリカもイギリスも全く同じですな、一部の戦争を望む意思に動かされてますから。
>ちゃんと目的意識で考えろよ!
だから目的が一緒なんだよ。
807 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:53
>>804 だから「前線」の話だと言ってるだろうに。
本当に人のレスちゃんと読んでるか?
そもそも
>形さえ維持できてればいいのか?
ってとこが、既に結果ありきの意味の無い主張なんだがね?
ちなみに、現場での軍の暴走は日本に限った話じゃないぞ?
808 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:55
>>806 >大臣が辞職し、内閣を倒閣させた大臣や、大臣任命を断り組閣を阻んだ政治家は、戦前の日本には大勢います。
よかったら、具体例を教えてください。
明治憲法下では、大臣は天皇にのみ責任を持つから、
個々人で、任命を拒否できると言うことですか?
809 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:55
810 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:55
ついか、
>日本は村八分にされてんだよ。アメリカといっしょにすんな。
さっきは自ら進んでとか言っていたと思うが、事実を告げるごとにコロコロ変わるねえ。
ま、いっか、当時はファシズムよりの国家の非主流派であるだけで、決して少数派ではない。
その頃親独政権は幾つもあったのを君は知らないようだね。
811 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:58
なるほど。
失礼した。
軍部の暴走は前線のみであり、
国家の政策はあくまで内閣・議会による主導を維持していた、
という主張ですか?
812 :
世界@名無史さん:03/03/31 00:59
>>809 事実であっても言でなく人を攻撃するのはいけませんね。
813 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:00
>>811 何度もそう言ってるんだけどね。
当時の国策を決定していたのはあくまで内閣。
814 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:02
>>812 まともに議論するには必要な指摘だと思うが何か?
815 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:04
>>813 形の上ではそうでしょう。
ですが自分は軍部が国家の政策にも介入していた、
と認識していますがそれが間違いだと?
間違いだというなら、この点の詳しい知識がないので
この点保留して次行きますが。
>>814 まともに議論をするのなら、どの言がどういう理由でダブスタ、話の飛躍、話のすり替えであると指摘すべきです。
まともな議論をしないというなら人を攻撃しましょう。
817 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:08
>>808 >個々人で、任命を拒否できると言うことですか?
はい勿論出来ます。伊藤は組閣を何度も断っています。
大命降下ががされた後でも、大臣が決まらず、中々組閣できなかったりします、
井上などは、1度総理になるところだったのですが、大臣が決まらず流産しました。
(断ったのは桂と渋沢)
また組閣後も大臣が辞めた結果、倒閣した例もあります。
まあこの場合は、よっぽど重要な職を任されている人でない限り、兼任で乗りきることが多いですけどね。
818 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:08
>>815 政策に口は出していたが採用はされていない。
それが不満だったから内閣と軍の対立も起こっている。
軍の独断が通用してたのは、あくまで内閣の手の届かない前線での話だね。
819 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:11
>>816 諸氏によってその都度指摘されている。
指摘されながら改めないのは悪質ではないかな?
少なくとも確信犯とも取れるが?
820 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:14
>>784 >田中内閣
これは天皇が田中内閣を認めなかったわけじゃないと思われ。
ポロッと溢した結果、田中が意を汲み辞職した例。
まあこの影響力を知ってて、また聞かせる為にやったら、確信犯かもしれんが、
この事例は、その側面はないだろうね。
821 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:16
>>818 そりゃ、内閣がすべて軍のいいなりだったわけじゃないでしょう。
軍の介入が少しでもあれば、とか言うつもりはもちろんないが、
軍の「強い」介入があったと考えるが?
ですが知識がないのでとりあえず了解しました。
この点、これまでの認識に疑問を持つことし、
あなたの言う通りであった可能性もあると考えることにしましょう。
で、あなたは内閣・議会のとった国家の政策は、
ファシズム云々とは関係のないものとしますか?
822 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:19
>>816 あ?
おそらくあなた以外から指摘以前にレスもらってないが。
哀なんとかと勘違いしてんのか?
ちげえよ。
ま、証明はできないがな。
と、思ったのだが、
そもそも内閣や議会が戦争を意図していたのか?
戦争自体が軍部に引きずられていったのではないか?
前線の軍部の暴走が、結局国家の政策を引っ張ってしまってないか?
介入という言い方は違うのかも知れないが、
それは問題としないのだろうか?
824 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:28
>>817 具体例あげていただいたのは、明治期のようですが、
大命降下のちに、大臣が決定できないで、組閣不能という前例が
陸軍を暴走させる原因になったともいえそうですね。
その辺もう少し本を当たってみます。
825 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:29
>>821 戦時中の日本は国権的ではあったが全体主義ではない。
議会政治の解体も起こっていない。
政治的自由はある程度制限を受けたが、市民的自由は抑圧されていない。
大陸において戦線の拡大はあったが、それは政府が取った政策ではない。
以上の理由から、戦時体制下の日本はファシズムでは無かったと言える。
826 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:29
>>823 よく言われるのは、ナチスはヒットラーを頂点にトップダウンであったが、
日本は上層部が下に引きずられていってしまった。
827 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:33
>>823 政府の政策は、開戦に至るまで一貫して対中講和、対米戦争回避だったよ。
対中戦に関しては指摘の通り、軍部の暴走に引きずられた部分はあるだろうね。
ただ、対米戦に関してはこの図式は当てはまらないように思う。
828 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:34
>820
もちろん天皇が意図的に倒閣をしようとしたわけではないだろう。
しかし、天皇の言葉で内閣が倒れるとしたら、
それは「民主主義」あるいは「議院内閣制」なのだろうか?
、
829 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:34
プッ
歴史修正主義者必死だな。
もう、あきらめろよ。
3国同盟の時点で、どう見たってファシズムの仲間入りだってーの。
もっと大局的にものを見れるようになれ。
830 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:34
>>825 市民的自由が抑圧されていない?
たとえば軍による民間からの物資調達が多くあったと思うが、
それは私有財産の侵害にあたらないか?
そもそも国家総動員法にはそういう面があるんじゃないのか?
もっともこれらと似たようなことは英米にもあっただろうけど。
831 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:42
>>830 確かにそう言った側面はあるかもしれないね。
ただ、あくまで任意による供出だからね。
社会の空気自体が供出を断れなくする部分はあっただろうが、それは政策とは違うレベルの話だからね。
832 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:43
>>823 基本的大日本帝国憲法ってのは、権力を独裁的に行使する事が出来ない体制だったわけ。
内閣総理大臣も、所詮一大臣に過ぎなくて天皇のに対するを一身に背負うわけじゃない。
またその天皇も、補佐などで大臣の副書がなければ、法的な拘束力を持たないわけ。
誰にも権力を決定的に握らせない結果、誰もが自分勝手に動く事を止められない体制になったわけよ。
その結果独裁者ってのは生まれないし、産ませない体制なんだが、
一機関の暴走も止められない側面ももったわけだね。
構造的な問題点だけど、本当に間違った構造とも言いきれないんだなこれが。
833 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:46
>>830 英国の非常大権法なんて、財産と命を国王に出す事を求めてますから、
言われるとおり米英も一緒ですね。
834 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:47
>>829 おまえこそ、もっと多側面からものを見れるようになれ(w
>>832 正しいか間違ってるかは問題にしてないよ。
日本が独伊と同じようなファシズムだったとも思わない。
また米英も戦時中とはいえ全体主義的な体制をとったことも認める。
ただ、当時の米英仏蘭日独伊あたり列強を
民主主義とファシズムにカテゴライズするならば
やはり日本はファシズムの範疇にあったのではないか?
またはファシズム側に認識されていたのは
外交上独伊側だったからという理由だけではないのではないか?
ということ。
もともとは自分は、
戦時中などとある時点でどういう体制だったか、
だけでは見ない立場。
836 :
世界@名無史さん:03/03/31 01:55
>>835 そもそも2者択一に分類するのが間違いなんだけどね。
それでもしたいならするといいけど、その定義を最初にはっきりしないと意味ないよ。
837 :
世界@名無史さん:03/03/31 02:01
ぷっ
これも無視すんな
↓
781 :世界@名無史さん :03/03/30 23:54
>>776 >そもそも、「個人主義の否定として全体主義を理想化した日本」は君の脳内の産物な訳だが(ワラ
もう完全に、大日本帝国ファシズム説が盛り返しているよ。
「国体の本義」は明らかに、天皇親政を理想化している。
アジ文書だという批判も意味はない。アジで、異なったイデオロギーを唱えたりはしない。
アジは本来のイデオロギーを強調してこと意味がある。
「脳内の産物」だという指摘のほうがまったく根拠がない脳内産物。
>>825 市民的自由がどれだけあるか、も大きな問題だと思うが、
話がややこしくなるので政治的自由にしぼる。
いくら市民的自由があっても政治的自由がなければその国は民主主義国とは言えない。
たとえば、絶対君主の統治下に市民的自由が保障されるということもあり得る。
ただ、英米でも政治的自由は戦時中制限されていたろう。
となると、それが戦時中であるための一時的なものであったかどうか、
という話に戻るな。
あなたは一時的なものであったというわけだ。
これも保留しよう。あとの検証を待つ。疲れた。
しかし、ファシズムの定義も難しいな。
ファシズムではないが軍国主義、国家主義であったと言えばいいのだろうか。
839 :
世界@名無史さん:03/03/31 02:03
>>837 デムパ必死だな(ワラ
じゃあ、盛り返してるレスを挙げてみれ。
840 :
世界@名無史さん:03/03/31 02:04
おっしゃ、やったれ!!
歴史修正主義者を駆逐しろ!
天下の世界史板で、歴史修正が可能だと思うなよ!
しょうもない内部事情論で、さも日本が全体主義じゃなかったかのような物言いが通用するかよ!
南京虐殺否定者と行動パターンがいっしょ!
841 :
世界@名無史さん:03/03/31 02:07
>>838 確かに難しいね。
個人的には国権主義だったと思っているが、国家主義というのは当っているかも知れないな。
842 :
世界@名無史さん:03/03/31 02:07
>>837 一万歩おいて、君が正しいと仮定しよう、で、
天皇親政と大日本帝国ファシズム説になんの関連が????
>>836 自分の場合、日本がファシズムであったかどうか、というよりも、
>民主主義とファシズムにカテゴライズするならば
どちらか、というのを前提というかテーマというかにしてたので、
その点すまん。
独伊と結んでいたからだけでファシズムにカテゴライズされた、
とは思えないが、疲れたのでもう保留。
844 :
世界@名無史さん:03/03/31 02:10
>>838 以前言ったが、日本は国家主義の意味合いが強い。
上は天皇、下は臣民の総ての機関と個人が、国の為に尽くすのを理想化し、
実際その為に動いていた。
845 :
世界@名無史さん:03/03/31 02:14
>>842 >天皇親政と大日本帝国ファシズム説になんの関連が????
プッ。
立派な宗教ファシズムじゃねーか。
それとも愛戦史の「天皇カルト教主義」を認めるのかい?
そう言われるぐらいだったら、ファシズムのほうがマシだろ。
846 :
世界@名無史さん:03/03/31 02:18
>>845 言ってる事が支離滅裂だな。
眠いのか?それとも一杯引っ掛けてるのか?
頼むから日本語喋ってくれないかね?
847 :
世界@名無史さん:03/03/31 02:20
>>845 統治形態を宗教ファシズム?
どこから、そんな理屈がなりたつわけ?
哀悼☆戦死は成長ないねえ。
848 :
世界@名無史さん:03/03/31 02:22
成長しないから、愛☆戦士なんだよ。
849 :
世界@名無史さん:03/03/31 04:52
プッ
それじゃ、天皇カルト教主義国家か。
850 :
世界@名無史さん:03/03/31 06:27
851 :
世界@名無史さん:03/03/31 06:41
自分の論争相手に、すぐ愛戦死とレッテルはるのはやめろ。
852 :
世界@名無史さん:03/03/31 06:42
プッ
おまえら、みんな愛戦死だろ。
>>840 > しょうもない[内部事情論]で、さも○○が○○○○じゃなかったかのような物言いが通用するかよ!
これは色々と応用が効きそうで良いな。自論が通用しなかった時の捨て台詞に。
それはそうと学校の春休みって八日ぐらいまでだっけ?
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!
愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !
おーーーーほほほほほっ!
いよいよ、先生方の旗色も悪くなってまいりましたわね!
ほほほっ、わたくしをデンパだの、バカだのおっしゃっていた威勢はどこへやら。
議論の大詰めとして、いままで出てきた大日本帝国ファシズム説(せいかくにはデンパびんびんの『外見的立憲制天皇カルト教主義国家』)の根拠を確認しておきたいですわ。
1,国体の本義
最大にして、決定的な第一次資料!
向かうべき理想、方向性としての天皇親政が明確に、多元的な解釈を残す余地もなく唱えられておりますわ。
これをアジ文書と呼ぶのは無意味。アジは本来のイデオロギーを強調してこそ意味のあるものだからですわ!
これを無視して、戦前の日本を宗教国家性を否定するのはどう見ても歴史修正主義ですわ。
また、イデオロギーは理念、理想、将来的目標性ですので、現状論は意味がございませんわ。
同様に、「米英は自由民主主義ではなかった」「ソ連は共産主義ではなかった」「独伊はファシズムじゃなかった」という主張も意味はございませんわ。
2,日独伊3国軍事同盟
英米の態度を決定化させてまで、地理的連携性のない、
すでに英仏と開戦している資源小国・独伊に接近した理由は、「イデオロギー的共感性」以外に説明できませんわ!
これは、第2次大戦中の米ソの一時的な協調関係とはまったくちがいますわ。
3,民主的平和論
自由民主主義国家同士は戦争はいたしませんわ。
ですから、アメリカに挑みかかった日本はかくじつに自由民主国家ではございません。
もちろん共産主義でもないとすれば、それ以外のなにかなのですわ。
つぎのターンに、この3点にたいする明確で説得力のある反論がなかったばあい、こんどこそAAつきで勝利宣言をさせていただきますわ!!
おーーーーーーーほほほほほほほっ!!!
856 :
横レスですがマジレスしてみます:03/03/31 15:41
>>501 超遅レスだけどネタじゃなさそうなので傍観できず一言。
>軍人が政治家になれないというのなら、その方が問題かと、そういや戦前日本の軍人は選挙権がないという、
ある意味最も軍国主義から遠い国でもある。
それにアメリカも軍人が何人政治家になっていると思ってんだよ。
アメリカにおいて大日本帝国の戦時体制下と同時期でも戦後でも
一貫して認められる特徴を以下に羅列しますね、
えーと、アメリカの場合だと大統領候補はいったん軍を退役しないといけませんが、
その場合選挙に負けても現役復帰が認められる、っと都合良くは行かないでしょうね。
その点が大命降下で現役軍人が首相に就任しうる日本との大きな違いでしょうか。
あと軍部大臣現役武官制はちょうどアメリカのシステムと逆ですね。
「じゃなくちゃならない」と「なってはならない」ですから。
あと他の大臣職任用も戦前は現役軍人に広く開放され
例えば東條英機が軍需大臣を兼任したりもしてますが、
これもアメリカにはみられませんね。
特に>そういや戦前日本の軍人は選挙権がないという、ある意味最も軍国主義から遠い国でもある。
これはちょっとナイーブ過ぎかと。
本来の趣旨は自由民権運動などの在野の反体制派との接触を防ぐ意味合いが強かったのでしょうけど。
別に現在の欧米先進諸国で軍人から選挙権を剥奪している国は無いのでは?
むしろ選挙権の制限を撤廃している点で民主主義の成熟度の問題かと思われ。
結論:
やはりシビリアンコントロールの有無という点では、
戦時体制下の日本は戦前戦後のアメリカと
明確に区別されるでしょう。
一点に絞って叩くことだよ。
イデオロギー共感性とか言う造語好きらしいから
そこら叩けばわけないよ。
散漫に叩いてもダメだよ。戦力の集中。
これ横綱相撲なり。まえ、そうやったもんね。へへ。
>>857 つーか、鸚鵡返しに同じことしか言わないアホに何を言っても無駄w
説明しているのに理解しようとしないのか理解できないのか・・・やれやれ
>>854-855なんて過去レスを遡ればみんな書いてくれているのにね(゚д゚)y-~~~
・・・とは言え、1から読みなおして見ると、彼の主張がどんどん貧弱なものに
なってきているその流れは大変笑えるわけで、全くの無駄でも無かったかな?w
859 :
世界@名無史さん:03/03/31 21:04
あの、初めて書き込みさせてもらうけど、三国同盟に日本が参加したのはアメリカ
との関係が悪化しつつある中で背後からソ連に攻められないようにするためじゃなかったっけ?
三国同盟結成の理由をイデオロギーでかたるのはアホちゃいますかね?
860 :
世界@名無史さん:03/03/31 21:52
>>854 >アジは本来のイデオロギーを強調してこそ意味のあるものだからですわ!
ふ〜ん、じゃあ「神の名の元に国家と自由を守り抜こう!」と若者たちを戦地へ送り出したアメリカは宗教国家という事で良いんだね?
まあ、今も「これは現代の十字軍だ」何てデムパ飛ばしてるけどな。
861 :
世界@名無史さん:03/03/31 22:08
>>855 >すでに英仏と開戦している資源小国・独伊に接近した理由は、「イデオロギー的共感性」以外に説明できませんわ!
これまでの説明で理解できなかったのか…もしかして皆の書き方が難しくてよく判らなかったのかな、ボク?(藁
まあ、外交・軍事面からのメリットを完全に無視したアプローチでは永遠に理解できないだろうけどね。
>自由民主主義国家同士は戦争はいたしませんわ。
では米英戦争は何だったんだろうね?
ついでに言うと、戦後の自由民主主義国家ってのは、その大半が西側陣営だった訳だが、冷戦の最中に内ゲバをする余裕があるとでも?
民主平和論ってのは結果論から導き出された「思想」に過ぎないんだよ。
歴史学の手法としては穴がありすぎるね。
で、君のデムパはどうでも良いから、「大日本帝国ファシズム説」が決定的になったと言う根拠のレスを挙げてくれよ。
簡単だろ?過去レスから拾ってきてコピペすりゃ良いんだから。
それともそんな簡単な事も出来ないかね?(藁
862 :
世界@名無史さん:03/03/31 22:45
>自由民主主義国家同士は戦争はいたしませんわ。
フォークランド戦争・・・・
>>862 別に擁護する気ないけど、あの時のアルゼンチンは軍事政権だったよーな
864 :
世界@名無史さん:03/03/31 23:29
>>856 まあ正論だな。
たしかに501の論理は
為にするものだろう。
でもな…
865 :
世界@名無史さん:03/04/01 00:39
>>856 ネタじゃないが、哀悼☆戦死の無茶な定義を、無理矢理当てはめて同じく極論にしてみますた。
>>864 >>865 >>861 その米国のシビリアンとやらが極めてビジランティクな発想を
もっていると知っのことか?
「市民」と言うと世界どこでも同じメンタリティーを持っていると考えている時点で
イタイな。
>>856だったな。
機構よりもそれを動かしている民族や国民の性格を考えた方がいい。
極めて皮相的な見解だな。
組織は人だぜ。
869 :
世界@名無史さん:03/04/01 08:58
>国体の本義
教育用のお子様本、公文書とはおこがましい。
せいぜい文部省の役人が認可した程度のものだしね。
重臣、宮中、軍人、政治家の各個人日記や会議の議事録
天皇の言葉などどの資料を見ても大半は天皇親政拒否を示しているよ。
これが「天皇制存続のために国民を犠牲にした」という説の根拠の一つにも
なってるがね。(個人的にはばかばかしいと思うが)
>三国同盟
戦史叢書にあるが三国同盟締結直前の会議における松岡の発言は
(彼的に)世界情勢を判断した結果もっとも望ましいとしている。
この張本人の締結に当りイデオロギー的発言をしたというソースを求むよ。
>民主的平和論
前レスでファシズム、自由主義とカテゴリー規定することが間違いではないかと
いう話題になってきていたと思うが?
870 :
世界@名無史さん:03/04/01 21:47
>>869 >天皇の言葉などどの資料を見ても大半は天皇親政拒否を示しているよ。
これが「天皇制存続のために国民を犠牲にした」という説の根拠の一つにも
なってるがね。(個人的にはばかばかしいと思うが)
親政を拒否することで国民を犠牲にしたという説なるものは脳内サヨクのものでは?
吉田裕や井上清、山田朗、藤原彰のような研究者は
自称立憲君主が親政を拒否したゆえに戦争を阻止しえなかったとする不作為責任じゃなく、
自身の意思でもって行った政治的決断についての行為責任を問うているはずだが?
871 :
世界@名無史さん:03/04/02 09:32
>>868 >機構よりもそれを動かしている民族や国民の性格を考えた方がいい。
極めて皮相的な見解だな。
組織は人だぜ。
鸚鵡返しが可能な見解と思われ。
それを言うなら帝国議会や憲法といった
機構よりもそれを動かしている‥(以下同文)
872 :
世界@名無史さん:03/04/02 10:17
>>860 >まあ、今も「これは現代の十字軍だ」何てデムパ飛ばしてるけどな。
そりゃ、ブッシュだけ。
>>858 >
>>854-855なんて過去レスを遡ればみんな書いてくれているのにね(゚д゚)y-~~~
うふふ。
有効な反論はございませんわよぉ。
>・・・とは言え、1から読みなおして見ると、彼の主張がどんどん貧弱なものに
>なってきているその流れは大変笑えるわけで、全くの無駄でも無かったかな?w
むーき!
またそんな煽りを。貧弱になって、追いつめられているのは先生のほうですわ!
>>859 >あの、初めて書き込みさせてもらうけど、三国同盟に日本が参加したのはアメリカ
>との関係が悪化しつつある中で背後からソ連に攻められないようにするためじゃなかったっけ?
ほほほっ。
3国同盟がアメリカとの対立を決定化させました。
同盟締結によって、ソ連に攻めさせなように、なんていう効果が期待できるなんて言うのは詭弁ですわ。
ほんとうに米ソから身を守ろうとするのなら、緩衝国として、中立性を維持するのがいちばんよかったのですわ。
あるいは、米ソのどちらかに接近するか。独伊と結ぶのは下の下ですわ。
>>860 >ふ〜ん、じゃあ「神の名の元に国家と自由を守り抜こう!」と若者たちを戦地へ送り出したアメリカは宗教国家という事で良いんだね?
いえいえ、国体を語っている「国体の本義」とは、もともと発言の重さがちがいますわ。
あと、アメリカ人にはイスラム教とも多いのですから、神と言っても、からなずしもヤハウェを指すとは限りませんでしょうに。
もっと、さらに抽象的な意味で神と呼んでいるのではございませんの。
いずれにせよ、特定の宗教、宗派を特別視しているわけではございませんわ。
>>861 >まあ、外交・軍事面からのメリットを完全に無視したアプローチでは永遠に理解できないだろうけどね。
ほほほっ。過去スレでも、外交・軍事的なメリットは否定されていたではございませんか。
アメリカとの協調関係が、最大の国益なのに、それを崩して何のメリットでしょう?
外交・軍事面では永遠に説明できませんことよ。
>では米英戦争は何だったんだろうね?
ほほほっ。それについても過去スレで指摘されているではございませんか。
>ついでに言うと、戦後の自由民主主義国家ってのは、その大半が西側陣営だった訳だが、冷戦の最中に内ゲバをする余裕があるとでも?
冷戦終了後も、軍事的緊張感はございませんわ。
仮想敵国がいたから、一枚岩になっていただけでは説明できませんことよ。
>民主平和論ってのは結果論から導き出された「思想」に過ぎないんだよ。
ひゃっひゃっひゃっ。
しかし、その傾向性は無視できませんわね。そりゃ、社会科学ですから、100%そうだとは言い切れませんけど。
>で、君のデムパはどうでも良いから、「大日本帝国ファシズム説」が決定的になったと言う根拠のレスを挙げてくれよ。
>簡単だろ?過去レスから拾ってきてコピペすりゃ良いんだから。
ですから、「国体の本義」、3国同盟、民主平和論の3つを挙げているではございませんか。
>>869 >教育用のお子様本、公文書とはおこがましい。
あひゃひゃ。
大衆浸透度は、そこらへんの公式文書の比ではございませんわね。
>重臣、宮中、軍人、政治家の各個人日記や会議の議事録
>天皇の言葉などどの資料を見ても大半は天皇親政拒否を示しているよ。
あひゃひゃひゃ。
ですから、現状論は無意味だと申し上げたではございませんか。
天皇親政指向性こそが、イデオロギー、主義なのですわ。
ナショナリズムに裏付けられたイデオロギーは、要人の見解の一つや二つでくつがえるものではございませんわ。
もっとマクロ的なものなのです。
>この張本人の締結に当りイデオロギー的発言をしたというソースを求むよ。
うふふっ。
松岡個人の有意識的意向などどうでもよいのです。イデオロギーというのは無意識に作用するものですから。
明らかにメリットがないのにもかかわらず、同盟を結んだ希望的観測性、先入観の根拠をイデオロギー的共感性と指摘しているのでございますわ
>前レスでファシズム、自由主義とカテゴリー規定することが間違いではないかと
>いう話題になってきていたと思うが?
そうですわねぇ。
やっぱり戦前の日本は「外見的立憲君主制天皇カルト教主義国家」と呼ぶのがいちばん正しいのですからねぇ。
ファシズム、自由主義という言葉では完全に規定できませんわねぇ。
ほほほっ。
先生方の反論はそれで終わりでございますか?
わたくしの勝利宣言AAの足音が聞こえてまいりますわよ。
877 :
世界@名無史さん:03/04/02 20:13
>すでに英仏と開戦している資源小国・独伊に接近した理由は、「イデオロギー的共感性」以外に説明できませんわ!
>英国
所詮で大敗、ドーバー海峡に追い落とされた(それも全滅させると講和が進展しないかというヒトラーの慈悲で)
その上英国本土が爆撃を受けていて、たのみの海外からの物資も通商破壊によって途絶えがち。
たのみの英国艦隊も所詮で惜敗。
>フランス
抵抗空しく、首都占領され降伏。
国土の大半を独逸領にされ、その上国内はナチシンパが多数派。
んで枢軸国に参加し、英国に宣戦布告。
この当時の国際状況で英仏側(つかもうすでに英国のみ)にたったら、日本はキチガイだよ。
当時の日本は、リアルに国際状況を分析した結果、枢軸国に参戦したとわかる。
つかいい加減に、松岡の構想を調べろ。
脳内妄想を書き綴っても意味ないだろ。
878 :
世界@名無史さん:03/04/02 20:51
>いずれにせよ、特定の宗教、宗派を特別視しているわけではございませんわ。
だから前言ったけど、特定の宗教性のあるものを税金で買うことも合法なんだよアメリカはね。
勿論その特定の宗教とは、キリスト教のみ。
>いえいえ、国体を語っている「国体の本義」とは、もともと発言の重さがちがいますわ。
どう考えてもアメリカの方が重いが、
それに何度も言ったが、実態を無視し国体の本義をだすなら、
英国も公式文書は総て英国国王への忠誠を語っているわけだし、
英国は国王のものなんだが、それでもいいのか?
879 :
世界@名無史さん:03/04/02 23:15
別に勝利宣言するのは勝手なんだが…自分のDQNさを自分で晒すだけだからな(ワラ
>>873 >有効な反論はございませんわよぉ。
有効な反論があっても君が認めようとしないだけだろ?(ワラ
>緩衝国として、中立性を維持するのがいちばんよかったのですわ。
>あるいは、米ソのどちらかに接近するか。
当時の情勢的にどちらも無理、単なる机上の空論だな。
>>874 >もっと、さらに抽象的な意味で神と呼んでいるのではございませんの。
>いずれにせよ、特定の宗教、宗派を特別視しているわけではございませんわ。
アメリカは建国以来一貫してプロテスタントの国なんだがね。
このスレでも諸氏が例を挙げている通り、アメリカにおいて「神」とはキリスト教の神の事だし、他の宗教に比べて圧倒的に優遇されているんだが。
>アメリカとの協調関係が、最大の国益なのに、それを崩して何のメリットでしょう?
>外交・軍事面では永遠に説明できませんことよ。
甚だしく認識不足。
「当時」日本にとっての最大の国益は中国大陸における利権の維持と、アジア太平洋域の経済のブロック化だった。
その構想に対して早くから干渉してきたアメリカは、日本にとって仮想敵国でこそあれ、協調すべき相手ではなかった。
あ、「最大の貿易相手が仮想敵国なはずはありませんわ!」何て寝ぼけたことは言わないでくれよ?
仮想敵国であるかないかと貿易額の間には何の相関関係も無いからな。
三国同盟によって独伊と結ぶメリットは大雑把に言えば2つある。
一つは欧州方面を重要視していたアメリカに対し、当時欧州を席巻しつつあった独伊と結ぶ事でアメリカにプレッシャーを与える事。
もう一つは、ソ連を挟んで反対側にある独伊と結ぶ事で極東におけるソ連の動きを牽制する事。
位置的なメリットも当然ある。
独伊と日本の位置は、米ソそれぞれを完全に挟む位置にあるのだからね。
>>855 >英米の態度を決定化させてまで、地理的連携性のない、すでに英仏と開戦している資源小国・独伊に接近した理由は、「イデオロギー的共感性」以外に説明できませんわ!
革命前のパフレヴィー朝イランとアメリカは軍事同盟を結んでいましたな。
君の理屈で行くと、地理的連携性の無いイランと同盟を結んだアメリカは王制にイデオロギー的共感を感じていたのかな?(ワラ
881 :
世界@名無史さん:03/04/03 09:08
>876
>大衆浸透度は
「国体の本義」は一般市民用ではなく教育関係のみに配布されたもの。
影響を受けるのは子供たち。20年後には大衆への浸透度は高いと見られるが
配布は1937年であり「国体の本義」の薫陶を受けた子供たちは
まだ「大衆」にすらなってないよ。
>一つや二つでくつがえるものではございませんわ
その通り。つまり貴方の1つだけ根拠では脳内はともかく現実は変わりません。
1つ2つどころか大量の資料から親政拒否を示しているにも拘らず親政肯定説を
覆さない貴方に大量の資料を引き続き求めるよ。
>明らかにメリットがないのにもかかわらず
これまでいくらでも挙げられているが?
結果的に間違いだったがね。
で、資料も出せず思い込みだけで話されても有意義な議論にはならんよ。
>外見的立憲君主制天皇カルト教主義国家
貴方の言ってることは現在日本国外の人が右翼の街宣車の報道だけをみて
「日本は右翼国家だ」と断定していることと等しいですよ。
もっとマクロ的に情報を収集しましょう。
882 :
世界@名無史さん:03/04/04 06:35
>>877 >この当時の国際状況で英仏側(つかもうすでに英国のみ)にたったら、日本はキチガイだよ。
>当時の日本は、リアルに国際状況を分析した結果、枢軸国に参戦したとわかる。
アメリカは?
アメリカは?
アメリカは?
どう考えても、アメリカを敵に回して独伊に接近するのは、軍事バランス論では説明できない。
ドキュンがドキュンに引かれただけだよ、3国同盟は。
883 :
世界@名無史さん:03/04/04 06:42
>>880 >君の理屈で行くと、地理的連携性の無いイランと同盟を結んだアメリカは王制にイデオロギー的共感を感じていたのかな?(ワラ
そりゃ、軍事バランス論で説明できるだろ?
海路や空路で行き来できたぶん、地理的連携性がないとは言えない。
3国同盟はどう見ても軍事バランス感覚が狂っているから、戦後も軍事研究家から批判されたんだよ。
884 :
世界@名無史さん:03/04/04 06:49
>>882 三国軍事同盟成立時、アメリカは参戦国じゃない。
孤立政策(実際には武器貸与法等、英国にかなりテコ入れしていたが)から中立の立場だった。
国内でも欧州への出兵反対の世論が圧倒的だった為、参戦はまず無いと考えられていた。
つまり、締結当時の情勢「だけ」を分析すれば独伊有利の結論は当然の事だな。
885 :
世界@名無史さん:03/04/04 06:55
>>883 君は愛☆戦士なのか?
軍事・外交面における明らかなメリットがありながら、それを無視する辺り本人なのかも知れないが(ワラ
>海路や空路で行き来できたぶん、地理的連携性がないとは言えない。
全く同じことが当時の日独にも言えるよな。
それとも当時の日本と欧州の間には次元の壁でもあったのか?(ワラ
886 :
世界@名無史さん:03/04/04 08:15
アメリカがソ連に惹かれたのはドキュソがドキュソに惹かれた結果です。
軍事バランス論だけでは説明できない。
887 :
世界@名無史さん:03/04/04 08:19
日英同盟も地理的連携が全く取れませんが、イデオロギー共感性が同盟の理由なのでしょう。
888 :
世界@名無史さん:03/04/04 15:53
>>870-871 戦時中の天皇の言動や振る舞いについて
自己弁護の為、天皇が戦後になってついた嘘や
戦時中の米英日におけるシビリアンコントロールの有無について、
裕仁や日本を弁護したいあまりダブスタの極論を平気で呈する輩がいるからな。
でもこんなスレで良識的な回答を求めても意味があまり無いだろう。
ネタスレにマジレスかこわるーって所だな。
889 :
世界@名無史さん:03/04/04 19:56
>>888 ほほう。そこまで言うのなら資料を差し出したまえ。
どうみてもダブスタの極論は哀戦死だとおもうが。
890 :
世界@名無史さん:03/04/04 19:58
>>889 公開されてる資料以外は憶測になるので出しようが無いとオモワレ。
てか、
>>888は煽りでしょ?相手にすんなYo!
>>891 まあ、相変わらずダブスタ使ってるしな(ワラ
893 :
世界@名無史さん:03/04/05 08:46
>>882 近視的にしか見てないからだよ。
大恐慌後からの世界史をじっくり眺めていけば
なぜ1941年の状況になったかが見えてくると思うが?
894 :
世界@名無史さん:03/04/05 11:14
>>879 >当時の情勢的にどちらも無理、単なる机上の空論だな。
ぷっ。ムリにしたのは日本自身だというのになに言ってんだか。
じゅうぶん可能だった米国との協調を、中国荒らし回って自分でフイにしたんだよ。
その暴走性こそが、ファッショの証拠だろ。
895 :
世界@名無史さん:03/04/05 11:16
>甚だしく認識不足。
>「当時」日本にとっての最大の国益は中国大陸における利権の維持と、アジア太平洋域の経済のブロック化だった。
>その構想に対して早くから干渉してきたアメリカは、日本にとって仮想敵国でこそあれ、協調すべき相手ではなかった。
ぷっ。
お前がな。
> 「朝鮮・台湾・樺太ないし満州を抑えて置くこと、また支那・シベリアに干渉することは、果たしてしかく我が国に利益であるか。
>(中略)けだしこれらの土地が、我が国に幾許の経済的利益を与えておるかは、貿易の数字を調べるのが、一番の早道である。
>今試みに大正九年の貿易をみるに、我が内地及び樺太に対して
> 移 出 移 入 計
> 朝 鮮 一六九、三八一 一四三、一一二 三一二、四九三
> 台 湾 一八〇、八一六 一一二、〇四一 二九二、八五七
> 関東州 一九六、八六三 一一三、六八六 三一〇、五四九
> 計 五四七、〇六〇 三六八、八三九 九一五、八九九
>(備考)朝鮮および台湾の分は各同地の総督府の調査、関東州の分は「本邦貿易月表」による。(単位は千円)
>であって、この三地を合せて、昨年、我が国はわずかに九億円余の商売をしたに過ぎない。
>同年、米国に対しては輸出入合計十四億三千八百万円、インドに対しては五億八千七百万円、また英国に対してさえ三億三千万円の商売をした。
>朝鮮・台湾・関東州のいずれの一地をとって見ても、我がこれに対する商売は、英国に対する商売にさえ及ばぬのである。
>米国に対する商売に至っては、朝鮮・台湾・関東州の三地に対する商売を合せたよりなお五億二千余万円多いのである。
>(中略)もし経済的自立ということをいうのならば、米国こそ、インドこそ、英国こそ、我が経済的自立に欠くべからざる国といわねばならない。」(石橋湛山「大日本主義の幻想」)
896 :
世界@名無史さん:03/04/05 11:16
石橋湛山の言わんとするところは、植民地から得る経済的利益よりも、アメリカやイギリスから得る経済的利益の方が大きいということだ。
植民地確保よりも、米英印との貿易のほうがはるかに経済的効果が高いと言うことは当時の日本人も知ってたんだよ。
だから、第二次大戦は経済問題から勃発したんじゃないって言ってるだろ! 政治ってのはそう簡単じゃねーんだ。
少しは、頭使えよ、ばーか。
まあ、バカはなんでも経済に還元した方がわかりやすいんだろうけどな。マルクス主義かぶれみたいに。( ´,_ゝ`)プッ
>>895 アフォ、だから貿易額は関係ないと言ってるだろうが。
お前の脳内では利権=貿易額なのか?
おまけにソースが石橋湛山かよ(ワラ
898 :
世界@名無史さん:03/04/05 13:44
>895
>大正九年の貿易をみるに
おいおいこのデータは1920年の話だろ?
ブロック経済化が推進され始めたのは1930年代だ。
そのデータのころと状況が全く異なってるって。
大恐慌後、日本の輸出額は最悪で往時の半分まで落ち込んでいる。
また、大恐慌後のブロック化に伴い米、英印など主要な輸出先では
巨大な関税をかけられ実質日本は締め出しを食らっていた。
しかし1932年以降中国(東北部、満州)への輸出先切り替えにより
なんとか国際収支を稼いでいたのさ。
>米英印との貿易のほうがはるかに経済的効果が高いと言うことは
>当時の日本人も知ってたんだよ。
というのは正論だが、当時の世界情勢では経済効果の悪い植民地への
貿易に頼らざるを得なかったの。
899 :
世界@名無史さん:03/04/05 14:51
どうも信性がいるようだな。
>>895 残念ながら日中戦争が開始されても貿易額にさしたる変化はありません。
戦争が起ったからといって、貿易額が減るわけじゃないんですよ。
愛☆戦士よ、いい加減に基礎知識を仕入れましょうね。
サイトのコピペなんぞ使わないでさ。
901 :
世界@名無史さん:03/04/05 15:01
世界恐慌後の景気回復は日本が一番早い。
1930年代には回復している。
積極財政のせいですかな。
あと、横レスですが、石橋は一流人で、保守本流の一つですよ。
902 :
世界@名無史さん:03/04/05 15:04
>>901 彼は保守本流かもしれないが、学者じゃないよ。
信憑性は、1人のルポライター程度の発言価値しかない。
903 :
世界@名無史さん:03/04/05 15:09
つかさー。
イデオロギー的共感だけからというのも
純粋に経済的実利的判断にのみ基づいてというのも
どっちもアホかと思うんだが。
経済的判断も
軍事的判断も
イデオロギー的判断も
なんだか勢いとかただの運的なものとしか言えないものも
すべて複雑に絡み合って歴史は動くに決まってるじゃないか。
904 :
世界@名無史さん:03/04/05 15:11
石橋湛山。
保守本流かも知らんが、主張するところは小さな政府を目指すリベラル。
派閥としてではなく思想を見れば、先頃失脚した加藤紘一が近い。
905 :
世界@名無史さん:03/04/05 15:14
彼は帝国主義者じゃないが、内地至上主義者ではあるな。
どちらが正しいかは人による。
>>856でのシビリアンコントロールの議論については
このスレでは傍題ですので進めるつもりもありませんけど、
本題についてログ読んだら
とてもついていけませんね、
極論対極論の応酬で悪意も飛び交ってます。
ロムる価値もあるのでしょうか?
えっと煽りに感じちゃったらすいません。
907 :
世界@名無史さん:03/04/05 20:29
>>897 >アフォ、だから貿易額は関係ないと言ってるだろうが。
ぷっ。
アフォはどっちだよ。何一つ反論できてないくせに。
じゃ、利権てなんなんだよ。
都合のいいこと言ってんじゃねーぞ。もう植民地なんていらねーんだよ。
戦後日本は植民地なしで経済大国になれたのに、これ以上のなにを証拠しろと言うんだろうねぇ。
戦前の経済と戦後の経済が全く一緒の構造だとでも?(ぷ
909 :
世界@名無史さん:03/04/05 23:55
>>907 対ソ防衛及び防共の要地として満州を確保する事、これが大陸において守るべき最大の利権。
放棄するとどう言う事になるかは朝鮮戦争が証明している。
後、戦後の日本が経済大国になれたのは冷戦のおかげ。
いい加減ピントの外れたことばかり言うのは止めれば?恥かくだけだよ?
910 :
世界@名無史さん:
>>889-892 「陛下は内閣から奏上する場合、ご同意の節は『そう』とはっきり
ご返事なさるが、ご同意できないときは黙っていらっしゃる。差しあげた
書類に対しては、ご同意でない折はしばらくお手元にお留めおきになることもある」
(岡田啓介回顧録)
「陛下の御政務には・・陛下にご覧にいれる、認可を受ける書類がたくさん
あるんです。・・このご允裁も、納得のいかないものには『可』とお押しに
ならないで、ご自分の別の引き出しにいれておしまいになる」
(山澄貞次郎・海軍侍従武官経験者の証言『昭和史の天皇24』)
「立前として天皇は国務大臣の輔弼によって国政をなさるのではあるが、
時には強い御意見を述べられることもある。・・天皇が御納得されない場合は、
概ねの場合問題はそのままサスペンドされて決定が延ばされるか
内閣の方が考え直すのを例とした」
(『木戸幸一日記 東京裁判期』昭和39年)
戦後、天皇は、何度も、自らが国務大臣の輔弼に従わざるをえないという意味合いにおける
立憲君主であったかのように言っているけど、
この矛盾点がどうして生じたのかにつき、
不可解な人とそうでない人との両方が
スレの内にも存在するのであろう。