忠実・忠臣、裏切り・逆賊

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1世界@名無史さん
 日本では忠臣蔵の人気のように忠実な人間が好まれますが 
それが必ずしも裏切り者より歴史で活躍するわけでもありません。
 世界史で活躍した両方のタイプの人たちについて話しましょう。
2沈約:02/12/21 01:13
王朝が長年続けば画然と分けられるが
前朝の逆臣、新朝の功臣という場合も多いから
簡単にはいかない。

わしは斉朝の逆臣、梁朝開国の功臣じゃ。
3中村海苔:02/12/21 01:15
近鉄で十年働くも、FAで虚塵入りを目指すも断られ猛虎入りを画策し
金額吊り上げを近鉄と天秤にかけて増額目指すが果せず
滅痛逝き。
4あぼーん:あぼーん
あぼーん
5世界@名無史さん:02/12/21 01:18
>>2
中国も忠臣とか好きですね。
でも楊国忠とか朱全忠とか皮肉な人たちもいますが。
6厨獄は裏切りの歴史:02/12/21 01:23
忠臣<<<<<<<<<<<<チャンコロ
7どうして厨獄が大好きなのかな。:02/12/21 01:24
洗脳されてんのか。売国奴め。
8あぼーん:あぼーん
あぼーん
9日本の大活躍した裏切り者:02/12/21 01:28
土井たか子
辻本清美
らの斜眠倒
テロ朝日と
ニュースステーション
NEWS23の憑くし出津屋
10このスレは今から:02/12/21 01:30
売国斜眠倒とテロ浅卑と悔左翼のことについて語るスレとします。
11世界@名無史さん:02/12/21 01:37
ぶる〜たす
12世界@名無史さん:02/12/21 01:58
五代十国時代に、五代全ての王朝に仕えた馮道は面白いと思う。
節操なしと批判される事も多いけど
乱世にあって、民衆の事を重んじた政治を心がけたのは充分に評価に値する。
13沈約:02/12/21 02:06
馮道は契丹軍に拉致された婦人達を
私財を投じて買い戻し実家に返してやったという逸話の持ち主。
契丹の太宗に虐殺を止めるよう哀願したりしている。

無論全員を助け出せたわけではないだろうが
それでもその努力は賞賛されてしかるべし.
真に国に忠であった人物だ。
14世界@名無史さん:02/12/21 02:08
タレーランは裏切り?
15世界@名無史さん:02/12/21 02:11
タレーランとくればフーシェも
16世界@名無史さん:02/12/21 02:14
タレーランも同じく
「国に忠」だろう。
帝政だの王政だの共和政だのというのは
単なる政体に過ぎず、政体が変わってもそれは祖国の滅亡などではない。
今でも通用すると思うよ。
大切なのは国民個々の幸福。

アンギャン公殺したり人妻三人も?妊娠させたり
賄賂貪ったり人物評が辛辣を極めたり
個人的には付き合いたくないけど。
17世界@名無史さん:02/12/21 02:14
タレーランやフーシェはともかく、
ベルナドットは弁解の余地無く裏切りものだと思う。
ダヴーの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい。
18世界@名無史さん:02/12/21 02:17
フーシェは変節自体は
ナポレオンとかもやってることだから
殊更咎めようとは思わないけど

人殺し過ぎ.革命の時虐殺しまくり。
19世界@名無史さん:02/12/21 02:19
ベルナドットはどうして裏切ったの?
20世界@名無史さん:02/12/21 02:22
元々ナポレオンに反感持ってたし
スウェーデン王太子になった以上
スウェーデンの国益最優先になるから
フランスの言うがままというわけにはいかない。

ロシア戦役に失敗したフランスと
心中はできない。
21世界@名無史さん:02/12/21 02:24
>>20
ナポレオンに敵対したのはロシア遠征より前からじゃなかったっけ?
22世界@名無史さん:02/12/21 02:26
>>20
せめて中立を保つくらいの事はしても良いのでは?
第一、ベルナドットはスウェーデンの国益を重視して、対フランス参戦したのではないでしょう。
自らの野心を達成するため、すなわち、フランス王位を得ることとそが、彼の目的だったのでは?
23世界@名無史さん:02/12/21 02:36
シュテファン・ツワイクのフーシェの伝記では「自分に忠実」だった記憶がある。
24厨獄の話をやめろ:02/12/21 02:40
ここは日本の掲示板だ
売国奴め。
25世界@名無史さん:02/12/21 02:41
ロシア戦役の無惨な結果を見て
以前から敵視していたナポレオンを完全に見限った。

欧州全土が反ナポレオンとなっている時
中立というのも困難じゃないだろうか。
野心は当然あったんだろうけど
共和政を乗っ取る形で、正統王朝も無視して帝位に即いたナポレオンを見て
「俺も元は同じ将軍、あいつの同僚じゃないか」
って思うのは無理ないよ。

ダヴーですらワーテルローの後に
亡命の決断もできずマルメゾンで愚図愚図しているナポレオンに苛立って
皇帝逮捕を考えたというし。
26あぼーん:あぼーん
あぼーん
27世界@名無史さん:02/12/21 02:43
>>26
知らなかった!
ナポレオンって中国人だったんだ!(w
28世界@名無史さん:02/12/21 20:44
フーシェの裏切りって言うと
国王死刑、リヨンの弾圧、パリが穏健化してからリヨンの同僚裏切り
ジャコバンパーティ閉鎖、バブーフ、バラス、ナポレオンの監視
タレイランとの融和、イギリスと独断外交。
諸国民戦争後はルイ18世に取り入って100日天下でまた大臣に。
その最中もメッテルニヒやウェリントンと連絡を取りタレイランの
とりなしでルイ18世とも妥協。
 最後はタレイランに裏切られるわけだけど。
29世界@名無史さん:02/12/22 16:18
オーストリアの名将、プリンツ・オイゲン
って確かフランス出身だよね。
スペイン継承戦争でフランスと戦う訳だが。
30世界@名無史さん:02/12/22 16:38
オイゲンはチビで不細工だったから、ルイ14世に軍隊入りを拒否され、
恨みを飲んでフランスを出国したわけです。だからちょっと弁護の余地はあるかも。
「史記」で言うと范雎や商鞅と同じdeath。

スペイン継承戦争での彼の相方、マールバラはもっと悪質な裏切り者です。
ヨーク公(後のジェームズ2世)の小姓上がりで、
姉の一人がヨーク公の愛妾という親しい関係にありながら、
(ちなみに彼らの間に生まれた庶子が、
 後にルイ14世に仕えてスペイン継承戦争のスペイン戦線で活躍したベリック元帥です。)
名誉革命では虎の子の連隊を引き連れてさっさとウィリアム3世に寝返りました。
実に要領のいい男。
31あああああああああ:02/12/22 17:44
チョンは史上最大の裏切り国家、民族。
32名無しさん:03/01/05 02:06
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ  | 君さぁ こんなスレッド立てるから          |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ             |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
 ( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて         |
 /つつ  | いないんだからさっさと回線切って首吊れ     |
       \____________________/

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
33世界@名無史さん:03/01/05 02:31
売国奴はここで取扱っていますか?
34世界@名無史さん:03/01/05 02:34
朝鮮ネタだと叩かれそうだが。忠臣といえば鄭夢周。
高麗に仕えていたが、日増しに権力を掌握するのは李成桂。
鄭夢周の能力を認めていた李成桂の息子李芳遠は「何如歌(ハヨガ)」という詩歌を鄭夢周におくる。
「新しい王朝の協力者にならないか」。
鄭夢周は李芳遠に「丹心歌」という詩歌を送る。
「この身が百編滅んでも君に仕える一遍丹心は変わらない」。
鄭夢周は李芳遠が差し向けた刺客に殺される。


35世界@名無史さん:03/01/05 03:25
なにか文天祥を思い出させますね。
南宋の忠臣で元につかまり牢につながれ
フビライから仕官せよと3年も要求されても
ことごとく断り、死を望む。
「過零丁洋」や「正気の歌」を作るなど。

しかし忠臣がもてはやされるのは裏切り者がたくさんいるからで
やはりセットにして考えないと面白みがない。
36世界@名無史さん:03/01/05 03:27
南宋の秦カイ(漢字出ないや)は売国奴でしょうか。
37世界@名無史さん:03/01/05 03:37
俺は秦カイが国を売ったのではなく、高宗が、親や兄貴を売っただけだと思う。
38世界@名無史さん:03/01/05 03:40
でどころは田中芳樹?
39世界@名無史さん:03/01/05 03:41
でもなあ、欽宗とか戻ってきても扱いに困るべ。
秦カイは現実的な視点から華北の回復が不可能だと考えただけの人。
むしろ岳飛がDQN。
40世界@名無史さん:03/01/05 03:44
うんうん、岳飛はDQNだな。
自分の信念のために国を滅ぼすところだったんだもんな。
正しい者が常に勝つわけではないし、
正しいかどうかの価値観も、ヒトそれぞれだしね。
自分の正義を押しつけた!よってDQN。
41世界@名無史さん:03/01/05 04:46
おまえは「自分の正義」もなく
DQNを蔑んで楽しく人生を終わろうとしているのかい
42あああああああああ:03/01/05 05:42
結論
日本はすばらしい
43世界@名無史さん:03/01/06 17:31
日本も裏切り者いっぱいいるけどね.
ていうか、いないとしたら単純馬鹿民族ってことになりそう.
44世界@名無史さん:03/01/07 00:55
成功すれば先を見る目がある
失敗すれば裏切り者
45世界@名無史さん:03/01/07 17:20
>>29
オイゲンは、フランスを捨てたけど
オーストリアに生涯仕えていたって点で個人的に忠臣だと思うんだが。
46世界@名無史さん:03/01/10 01:34
日本の忠臣って楠木正成とか?
戦前は会社の面接とかで尊敬する人物は?と聞かれたらそう答えればよかったらしい。
でもやっぱり悲惨な最期を迎えないと忠臣扱いされないのかな?
47世界@名無史さん:03/01/11 07:17
面白いのがナポレオンの元帥の一人ネイ
1814年にフォンテンブローでナポレオンに退位迫り、戦後デブの国王に仕える。
翌年ナポレオンがエルバ島を脱出すると、デブの国王の命令を受けて
ナポレオン逮捕に向かう途中変節してナポレオンと合流してパリ入城。
ワーテルローの敗戦後、銃殺される。
ミュラ元帥にしてもそうだが、ナポレオンの将星・政治家は実に面白い人物が多い。
48山崎渉:03/01/11 12:52
(^^)
49世界@名無史さん:03/01/12 17:49
ナポちゃんの配下で忠臣というとダヴー君くらいしか思い浮かばないような。
まだいるのかもしれないけど。

ついでに面白そうなページがあるので
http://www.sanynet.ne.jp/~imperial/Napoleon/nh.html
50世界@名無史さん:03/01/18 22:47
 ナポレオン時代といえば世界史で別に有名というわけではないけど
ラプラスという数学者で物理学者がいる。
 ナポレオン治下で内務大臣になったが、形勢が悪くなるとしっかり裏切り
ルイ18世下では侯爵にまでなった。
 まあ確率論とか解析力学とかの用語にこの人の名前が残ってるくらいすごいんだけど。
 たしかタレーランが単位の統一を言い出したときの委員にもなっていたような。
51世界@名無史さん:03/01/18 23:46
ラプラスの悪魔とかマクスウェルの悪魔、シュレディンガーの猫って萌えるよね。

煽るつもりじゃないけど、安重根なんてどうかね?
愛国者、ってのは忠臣の範疇に入るんでない?
52世界@名無史さん:03/01/19 01:27
唐の上官婉児。
罪人の娘ながら則天武后の目にとまり。武后の右腕に。
武后死去後、失脚しても不思議はないのに中宗の詔勅の起草をしている。
最終的には殺されるが、世渡りの巧い女。
53世界@名無史さん:03/01/19 01:33
>>51
ありゃ愛国者じゃなくって、只の情熱バカ。
殺す相手も大間違いだし。

前漢の功臣は、裏切り者揃いやね
韓信、英布、ホウ越…
54世界@名無史さん:03/01/19 01:44
前漢の功臣は皇帝・皇后の側が裏切ったんじゃなくて?
狡兎死して走狗煮らるってやつで
55世界@名無史さん:03/01/19 01:47
>>53
んにゃ、その前に項羽を見限りますた。上述の三人は明らかに領土欲で。
呂氏も確かにそーだけど、裏切るというかなんというべきか。
5655:03/01/19 01:48
>>55訂正

×>>53
>>54
57世界@名無史さん:03/01/19 01:52
>>55
あ、そうか項羽への裏切りがあるのか。
でも呂氏の連中、張良の息子なんかもしっかりアボーンしちゃったりして。
58世界@名無史さん:03/01/19 01:59
>>57
そうか 能臣に対してもそれだもんなあ…
あ、呂氏つながりだと陳平も「良い意味で」裏切りモンだねえ
呂皇后がくたばるのを待って、一族郎党粛正粛正〜

おう 趙高を忘れちゃいかんですな。
黄コウやシン昏みたいな香具師もいるが、あの二人は只の保身屋。
宦官の身で皇帝の首を挿げ替えたのは、奴を置いて他にはいまい。
59世界@名無史さん:03/01/19 02:14
明の最後も反乱軍の李自成に内通した宦官がいたりして
皇帝と一緒に殉死した宦官は一人だけ。

煽りになっちゃうけど、上のほうで中国の忠臣が出ると
ウヨたんがヒステリックに反応してたけど、こういう風に優雅にやればいいのにね。
60世界@名無史さん:03/01/19 02:26
やっぱり逆境の主君をも裏切らず、最期を共に…というのが忠臣の鑑かなあ
秦にはいなかったような…法家には獅子心中の虫しか集わないのだろうか。

春秋戦国や明帝国ネタは、住人が少ないのもありますけどね。
後漢やら三国時代は人が多いし、宋代だと、作家のT氏嫌いがいるから…
61世界@名無史さん:03/01/20 10:05
中華人民共和国や北朝鮮の最後、どれだけ忠臣がいるのだろうか・・・
62世界@名無史さん:03/01/28 18:07
突然思い出したけどソクラテス君のお友達のアルキピアデス君って
かなり派手に裏切りまくってなかったっけ?
63世界@名無史さん:03/01/28 18:14
元のココ・ティムール、明の方孝儒、徐輝祖ってところじゃないかね。
宋では文天祥、陸秀夫、張世傑、陳宜中かな。
64世界@名無史さん:03/01/28 18:41
中国史でマイナーな忠臣というと、西晋の劉琨
文天祥が彼のことを尊敬してて詩を作ってたりするんだが
どうも文天祥や諸葛亮ほど評価されていない
それどころか同僚の祖逖の陰に隠れて、いつも引き立て役になっちまってる

ハッキリ言うと、もとはボンボンの放蕩息子なわけで
清談にかぶれ、音楽を耽溺し、贅沢三昧の石崇のお友達
自分の下にいた音楽家に讒言され、優秀な配下の武将を粛清してしまう
その息子が前趙に出奔して、晋陽へ匈奴を先導し、劉琨の父母を殺害してしまう
しかも拓跋氏を中原に引き入れる原因を作ったりしたのも、こいつの汚点の一つ
同じ西晋の王浚に喧嘩吹っかけて負けたりしてるのはご愛嬌

でも決して臆病ではないし、残虐な人間でもない
むしろ人柄は悪くないし、たくさんの漢人に慕われていた
最後の最後まで河北で匈奴勢力と対峙しつづけ
晋の命脈を保つというその信念を貫いたのは、まさしく忠臣の鑑であろう
援軍送ってくれないから、自給自足で異民族から兵を集めるしかなかったわけだし
最後には老荘思想が間違っていたことに気づき、猛省してる

ちなみに敵に城を囲まれた際に笛を演奏して、敵兵たちの心を悲しませて
撤退させたというエピソードがある
根はボンボンだったろうが、勇気や覚悟を背負った人間であったのは確かだ
65世界@名無しさん:03/01/28 19:23
>>62
友達、っつーか弟子なんだけどね。
眉目秀麗、演説・軍事・政治のあらゆる資質に優れながら、「自分が目立ちたい」
という一点のみで(これは古代ギリシア人の一大目標だったけど)、生まれ故郷の
アテナイを裏切り、故国を滅亡に追い込むという凄い奴。
のちに寝返ったスパルタの王妃を孕ませちまって、あげくのはてにギリシア世界の
仇敵・ペルシア帝国に亡命。さんざギリシアを苦しめたら、アテナイに救国の英雄に
帰還する、なんてエピソードには厨房のころ、かなりしびれたもんです。
まぁ、すぐにいづらくなって情婦に殺されちゃう末路ですが。
66世界@名無史さん:03/01/28 23:22
唐突なリンクで恐縮ですが、博識な方、どうかコメントお願いします。

黄巾の乱後の中華人口大激減 
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/1043762877/
67世界@名無史さん:03/01/29 23:15
>>65
 そうですね。弟子でした。
 例のソクラテスがもういい親父でアルキピアデスがピチピチの美少年(wとかのときに
裸で同衾してソクラテスが何もしなかったのをアルキピアデスが衆人の前で
でかい声で言いふらしたエピソードなど頭にあったものですから。
 まあ凄い奴ですけど記述が余りありません。ネットで検索してもほとんど
ヒットしないし、普通に世界の通史を書いてる程度の本だと扱いがないし。
手元にアルキピアデスについて結構ページを割いてた本があったんですが
どっか行ってしまって。
68世界@名無史さん:03/02/13 08:12
age
69世界@名無史さん:03/02/15 01:58
おや?あがってる
ナポレオンで思い出しましたがスペインの奸臣ゴドイなんてどうでしょう。
70世界@名無しさん:03/02/23 17:16
中国史だと文天祥の『正気の歌』に出てくる人たちは忠臣か。宋は国に殉じ
た士大夫が多かったというが。
でも、忠臣がいても君主が暗愚では救いようがないねぇ。

71世界@名無史さん:03/02/23 17:56
>>70

君主が暗愚だからこそ忠臣が存在する意義がある
英主の時代ならば、誰もが忠誠を尽くすけれども
国が傾き、暗愚な君主が現れたとき、先祖代代の恩を感じて忠誠を誓うかどうかが分かれ目

忠臣を待望する時代はあまりにも悲しすぎる
72世界@名無史さん:03/02/23 18:10
ベネディクト・アーノルドは裏切り者に入るのだろうけど、
行動が魅力的な人物かもしれない。
73ベネディクトゥスの主題:03/03/08 19:17
「逆賊」は創られるものだ。

政敵を討滅するために「逆賊」を創りだすんだ。
生死と宇宙を司る超越的な「宗教」が、
人間を「逆賊討滅」へと駆り立てる。

こうした「世論操作」は、人間社会では最も卑劣な手段だ。
これを放任するような政権や体制も、そう長くないものだ。
本当の神が、これを許さないだろうから。
74世界@名無史さん:03/03/09 12:05
>>67
プラトン『饗宴』内の一こま。
75フーシェ:03/03/10 17:33
人間は犬じゃないんだよ。
でも、自分以外の人間を犬にしたがるんだよ。少なくとも僕の生きた時代はそうだった。
だったら犬として飼われるより飼う方になりたいと思うのは人情じゃあないか、ね?
まぁ僕は僕のしてきたことを後悔してないし、勿論晩年があんなだからって誰に恨みごと言うってわけじゃあない。
でもね僕は僕自身の人生を生きた。それだけで十分だよ、たとえ後世の人間がなんと言おうとも。
だから最後に言わせてくれよ。人間は犬じゃない、自分自身を信じて自分の人生を生きてくれ。
それじゃ、じゃあね。


76山崎渉:03/03/13 13:12
(^^)
77世界@名無史さん:03/03/23 00:58
関羽と言えば忠臣の象徴だが、呉に殺されたから、そういわれるだけで、
ほっとけば荊州で自立してたのでは。
 彼は自尊心がとても強かった。
 魏や呉に降らなかったのはそれが理由で、
劉備への忠誠心からではないと思うのだが。
 人の心は推測は出来ても、本当の所は誰にもわからない。
78世界@名無史さん:03/03/31 20:50
鄭の桓公

周の幽王の狼煙遊びに最後まで付き合ってあげた優しい叔父さん。
79世界@名無史さん:03/04/03 09:02
age
80世界@名無史さん:03/04/16 07:59
age
81世界@名無史さん:03/04/16 19:13
裏切りといったら呂布。
82世界@名無史さん:03/04/16 22:53
ユダが世界で一番有名な裏切り者じゃない?
83世界@名無史さん:03/04/16 23:10
>>47
ネイやミュラは勇敢な元帥だがいかんせんアホだった。
呂布と共通した何かがあるなあ。

ダヴー元帥は有能な上に節義の人だったね。
84世界@名無史さん:03/04/16 23:13
>>46
東條大将は?
85世界@名無史さん:03/04/17 00:01
>>82
ユダの「裏切り」は、
イエスを窮地に追い込む→奇跡起きる→イエスの王国樹立
を狙ったという解釈が。
86世界@名無史さん:03/04/17 00:50
>>77
それはどうだろうな。関羽の自尊心が高かったのはその通りだと
思うけど。
劉備は、もちろんフィクションで語られているほどの人格者では
ないが、ジリ貧の状態でも妙に人材を惹きつけており、人間的な
魅力はあったと思われる。劉備の部下たちは(特に関羽のような
最古参の者は)そのカリスマ性に惚れ込んだからこそ、任侠的な
関係を結び、ついてきたのではないか。
その関羽が、劉備の存命中に、魏呉蜀と周囲すべてを敵に回す危
険をおかしてまで荊州で自立するというのは、ちと考えにくい。
劉禅の代になったらありえるけど。
87あぼーん:03/04/17 00:52
88山崎渉:03/04/17 09:13
(^^)
89世界@名無史さん:03/04/18 08:42
age
90山崎渉:03/04/20 04:39
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
91世界@名無史さん:03/05/04 10:58
age
92世界@名無史さん:03/05/06 22:58
李舜臣の同僚にて先輩の元均。
水軍統制使の舜臣率いる海軍は日本に勝利。
元均はそれを自分の功績と勘違い。
その上、ほめたたえられる舜臣が妬ましい。
元均と彼の一族は舜臣を陥れるに全力を注ぐ。
その甲斐あって、舜臣はソウルに牛車でおくられ拷問の上、死刑判決。
処刑こそは逃れたが、ただの一兵として水軍統制使となった元均にこき使われる。
しかし元均は無能。豊臣軍に惨敗し、海軍は全滅、自分も戦死。
やっと気がついた王は改めて舜臣を水軍統制使に任命。

93世界@名無史さん:03/05/06 23:24
>>92
まあ、朝鮮では良くあることだ。
94世界@名無史さん:03/05/11 12:14
神女(ノロ)たちに裏切られたのは琉球の尚宣威。
兄が死去し、弟である尚宣威が王になることが決まり、即位式が執り行われる。
朝日の中、即位式は順調に進み、クライマックスである神女の王指名シーンへ。
神女たちは突然、尚宣威に背をむけ「神が降りてきません!」。
実は神女たちは前王の王妃宇喜也嘉に買収されていた。
この即位式クーデターで宇喜也嘉は息子を王位につけ、実権を握る。
95bloom:03/05/11 12:20
96世界@名無史さん:03/05/14 13:12
>>92
今時そんな当時の東人派のプロパガンダまんま信じるなよ。
97世界@名無史さん:03/05/14 23:22
>元均
日本と戦い壮絶に戦死した英雄という見方もあるようです。
98世界@名無史さん:03/05/16 15:50
はんれいが何故出てこない…忠義者とよく言われるが、実際は
目的を果たしたらあっさりと辞任した目的主義な人…お店をし
ても一定の売上が上がったら辞めちゃうという変人
99世界@名無史さん:03/05/17 01:46
>98 忠義者を殺そうとした君主がいたから逃げたんじゃないのかな。
勾践が呉で人質生活しているときも随行してたし。
後、はんれいは1回店を閉じた後、別の国でまた開店してるよ

100世界@名無史さん:03/05/18 12:52
age
101山崎渉:03/05/21 22:13
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
102山崎渉:03/05/28 15:47
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
103世界@名無史さん:03/06/26 01:23
文天祥はガイシュツですたっけ?
104永遠の青 ◆V9k1yZSe4M :03/07/01 05:01
唐の宦官高力士。
玄宗による旧政権の要人の粛清に活躍して信任を得て、
私腹を肥やし、ビジョンも無いのに権力欲しさに国政に首を突っ込み、
楊貴妃を宮廷に引き入れ、最後には殺害するなど、悪業だらけなのですが、
最期は自分を引き立ててくれた玄宗が死んだのを知って、
ショックのあまり号泣して、血を吐いて死んでしまいました。
ダーティーな人物ですが、玄宗に心の底から忠誠を尽くし続けたことだけは、間違いなかったと思います。
105山崎 渉:03/07/15 12:50

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
107世界@名無史さん:03/09/20 22:56
三ヶ月ぶりにあげてみるか・・・

今の北朝鮮に、金王朝を滅ぼす逆臣でも現れてくれたらな・・・
108キボンヌ:03/09/20 23:50
諸葛亮たんをなぜ出さない。バカの上司とあてにならない部下という泣けに泣けぬ
状況でがんばったんだし
109世界@名無史さん:03/10/11 23:54
>>107
ジャンヨプさんが筆頭かと
110世界@名無史さん:03/10/11 23:58
>>108
人材不足を基準にするなら
姜維>諸葛亮
111世界@名無史さん:03/11/24 19:19
呂布を裏切った侯成
112世界@名無史さん
呉三桂。字は長白。月所とも。明末清初の名将。
 明末、農民反乱の指導者李自成が反乱軍を指揮して首都を落とすという事態が発生。満州族との激戦に明け暮れていた呉三桂は急遽満州族と手を結び、これを撃破。ここで漢民族の領地に侵入した
満州族はここぞとばかりに全土侵攻を開始。 満州族による清の建国と同時に、明の諸王族も各地で王朝を立てて抵抗を開始。この抵抗運動では鄭成功や李定国などが活躍した。呉三桂は討伐軍に参加
し、戦場を選ばない活躍でこれを撃破。清建国・抗清復明運動撃滅の最大の功労者となった。 新しく成立した清王朝の政権下で、呉三桂は藩王として自治領を与えられ、その息子は清王族の皇女と結婚。
呉三桂自身も功労者であったため、何をしても罰を受ける事が無く(中央への税の滞納なんて朝飯前、勝手に他の国と交易を始めるわ、独自貨幣を作り上げるわ)我が物顔に振舞った。
 建国帝が倒れ、2代目の康煕帝が即位すると、状況は一変。呉三桂などの藩王を廃す行動を開始したのである。呉三桂は他の藩王と結託して反乱。当初戦局は優勢に進むも、所詮地方の反乱。
体制を整えた清軍によってアッサリ鎮圧された。 呉三桂はこの反乱の際に「清を倒して明を復興する」という大義を掲げたが、呉三桂自身が先導して明国を滅ぼしているのだから、
この言い分を認めろと言うのは無茶としか言いようがない。
 とっても愉快な人生を送った人だと思います。