1 :
世界@名無史さん :
02/11/25 17:02 貨幣の事なら何でも、、、、
2 :
世界@名無史さん :02/11/25 17:04
昔の金貨って偽造されたりしなかったんですか? 特に江戸時代の小判とか
3 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/25 17:06
古代から偽造貨幣並びにそれを製造する犯罪者が居ましたよ。彼らが 後に本物の貨幣造りに従事させられた事もありました。
4 :
世界@名無史さん :02/11/25 17:07
なるほど―、でもそれでインフレとか 起きなかったんですか?
5 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/25 17:10
>4 インフレというか・・・あまり流通しなかったので「多くの銭を所有 すれば位が上がる」ようにしたところ貯め込む事ばかりが行われてち っとも流通しなかった事がありました。 また宋銭を輸入したところ本国で足りなくなるという事態があった。 江戸期に質の悪い貨幣を乱造してインフレになった事に詳しい方、い らっしゃいますか?
6 :
世界@名無史さん :02/11/25 18:12
あげ
7 :
世界@名無史さん :02/11/25 20:22
ゴート札
新の王莽の銭には萌えるものがあるなあ。
9 :
世界@名無史さん :02/12/09 23:26
ageてみよう
中華民国国民政府の幣制改革は一時期中華民国の景気回復安定をもたらした。中華民国の残敵は中華民国で 最大の権益を擁し、突発的日華両軍衝突事件が起こる たびにそれを口実に中華民国軍の勢力後退を強要してくる 日本だけとなった。 幣制改革が成功していなかったら対日開戦を中華民国 国民政府は決意することはなかっただろう。
偽造貨幣な私鋳銭。 けど、質がよかったら普通に流通。 質が悪くても4枚で1枚として流通。 なんだかな…。
13 :
世界@名無史さん :02/12/10 10:39
14 :
日本@名無史さん :02/12/10 11:26
ポルポトは貨幣を廃止したな。
15 :
世界@名無史さん :02/12/10 13:18
>>14 俺、1975年及び1979年に発行されたポルポト紙幣持っているよ。
貨幣制度は口先では廃止したが、実際は崩壊までずっと作られていたんだ
YO
16 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/12/10 21:28
>12,13 わざわざどうも。
17 :
世界@名無史さん :02/12/10 21:45
中国ではいつから貨幣が使用されたの? インドでは? オリエントでは? 世界最初の貨幣は?
18 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/12/10 21:48
>17 世界最古の金属貨幣は小アジアのリディアのものでしょう。紀元前7 世紀のもの。
19 :
世界@名無史さん :02/12/10 22:06
>18 リディアの世界初の金属貨幣は それは金貨?銀貨?銅貨?鉄貨?ウラン貨?鉛貨?プラチナ貨?水銀貨?ニッケル貨? ブリキ貨?トタン貨?タングステン貨? カドミウム貨?プルトニウム貨?
知ってる鉱物あげりゃいいってもんじゃないでしょ 貝か貨幣として流通してた地域もあるんだし
>19 プルトニウム貨。
22 :
世界@名無史さん :02/12/10 22:12
>19 金と銀との自然合金で、「エレクトロン」と呼ばれていたそうです。
23 :
世界@名無史さん :02/12/10 22:16
そういや中国じゃ乾物のことを干貨と呼んでますが 昔は貨幣の代わりになってたから、と聞きました ホントなんすかねぇ?
25 :
イイチコ3世 ◆HmryFskQ9U :02/12/10 22:48
>>21 惜しい、ローレンシウム貨がピラミッドで見つかっている。
26 :
世界@名無史さん :02/12/10 22:51
マヤ文明のお金はカカオ豆
28 :
世界@名無史さん :02/12/11 00:47
古代中国では奇妙な形の金属貨幣が有るけど、何世紀に発明されたの? 貝が貨幣の起源というのは本当ですか?
29 :
世界@名無史さん :02/12/11 00:49
中国である、円に四角の孔という形の いわゆる「銭」は何世紀に出来た物ですか?
30 :
世界@名無史さん :02/12/11 00:52
あれは春秋戦国時代じゃぁなかったっけ
>>28 ・29さん
高校の世界史レベルの話を、おぼろげな記憶で書き込むのは
気が引けますが・・・
東周期には、各諸侯国で独自の青銅貨幣が発行されてました。
例:布銭・刀銭・蟻鼻銭
秦の中国統一後、始皇帝が貨幣の統一を行います。
名づけて「半両銭」。
これが本格流通した最古の“円形方孔銭”のはず。
その後、前漢では「五しゅ(金偏に朱)銭」が発行されます。
32 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/12/11 12:49
>31 従来は「漢書」にある通りそれが正しいとされていましたが、最近の発掘調査 によれば半両銭の流通はごく限られたものであり、各地域ではまだローカル貨 幣が使用されていたようです。 秦が貨幣を発行したのが始皇帝の没年で、その2年後には陳勝・呉広の乱が起 きている。とても流通まで進める暇は無かった。
>32 そうなのですか、勉強になります。 そういえば、圜銭(カンセン)は戦国期の魏国から始まって(円形円孔)、 その便利さからその周囲の趙、秦、周王畿に普及したそうです。 秦が魏の貨幣を真似たのは商鞅の改革後で(まだ円形円孔)、秦が強大に なるに伴い、東方にあって刀幣を用いていた斉、燕も圜銭(円形方孔)を 用いたそうです。 あと、楚は金貨を用いていたそうです。
34 :
世界@名無史さん :02/12/11 21:56
金貨って中国には無いの?銀本位制のため? (特に明清には)
35 :
世界@名無史さん :02/12/12 14:42
36 :
世界@名無史さん :02/12/12 22:32
大陸にしろ、中世の日本にしろ額面に数字が無く、幾らに相当するとかわどのやうに判断してたんスか?単に枚数揃えりゃよかったん?厨房な質問でスマソ
37 :
世界@名無史さん :02/12/12 23:12
>>36 アバウトなレスだけど、地金の重量が重要でしたよ。
後は地金の質なんかかな?
後、大陸のでかい穴銭には背面に「当十」「当五十」という文字があるのが
結構ありますよ(特に明、清朝かな?あ、南宋鉄銭の背面にも数字はある
けど、ちょっと意味の違うものもある)。
》37 レスどうもです^_^少し、舌足らずでした。「古代における」と言う表現にすべきでした。確かに、明・清頃になると、現代の貨幣の意味合いの数字、入って来ますね。そー言えば、徳川綱吉(犬公)代のインフレも、地金率を低くした、混ざりモノ小判を、乱発した為でしたね、確か…。
39 :
世界@名無史さん :02/12/13 00:33
》37 なるほど、「質量」とは良く出来た言葉です。すると、始皇帝時代の基準は、質量だった訳ですね?何時頃から、額面の数字が信用を得るようになったんでしょうか?すんません、ブッチャケ、初心者です。
明治日本は、新しい貨幣単位「圓」を導入した。 この単位の使用は東アジア全域にひろまり、現在にいたっている。 日本・・・昭和25年、「当用漢字」の採用により「圓」は「円」と表記 されることに。 韓国・朝鮮・・・「圓」の朝鮮読みが「ウォン」 台湾・・・・・「圓」をそのまま使用。発音は「ユェン」 中国・・・・・略字として、文章では「元(ユェン)」が使用されるが、札 自体には「圓」が使用されている。 モンゴル国・・・「トゥグリク」は「球体」を意味し、下記の傍証より、 「圓」の訳語であることが分かる。 傍証1・満洲国の圓札では同時に満州文字・モンゴル文字で「トゥ グリク」と記されていた。 傍証2・中国の圓札でも小さなモンゴル文字の表記が、トゥグリク。
初期の貨幣は貴金属を計量しやすいように定型サイズに鋳造したものでしかなかった。 この時代の銀貨十枚は「銀貨十枚ぶんの銀」でしかなかったわけだ。 貨幣経済が広く浸透し、人々が貨幣の扱いになれてくると 貨幣は「定型化された貴金属」ではなくもっと抽象的な価値単位になった。 貨幣に額面が刻印されるようになったのは貨幣経済が広く浸透して当たり前のものになってから。
>>39 秦の半両なんだけど、半両=12銖、周・戦国時代の1銖=0.67g
んで半両は大体8gになります。でも必ずしも表記どおりではなく、
ちょっと軽めで、初鋳品より後鋳品は軽くなる傾向があります。
実際の半両も6.8〜8gの間に大体収まっています。でも、たまに
20〜30gのバケモンもあるけどなんだろ?
後は全くの個人的な意見だけど、日本で銀貨は秤量貨幣(重さがナンボって
やつ、切銀や丁銀)だったけど、明和期から銀の定位貨幣(額面が明記、
一分銀なんか)が出てきて、天保期に天保通寶(百文銭、でも地金の量は
一文銭の6枚程度だったっけな?)が出てきたんでこのあたりかなぁ?
一分「金」=一分「銀」になっちゃってるし。天保通寶もすんなり庶民に
受け入れられた、ってゆうし。(明、清では「当百」「当千」銭を乱発し
てインフレのもとになったりもした)
本当にいいかげんなレスでごめん。詳しい人に訂正、補記求む、、、
43 :
アマノウヅメ ◆3O/knRokaQ :02/12/13 21:08
>>39 全然、詳しくありませんが。
日本では小判は1両と決まってます。
天保の改革で貨幣のふきかえをやったとき、金の含有量の多い慶長小判なんかは
金持ちはこっそりしまっておいたくらいです。
天保銭は「当百」といって、百文に値するんですが、実際には百文では通用しなかった
ようです。頭の働きの鈍い人を「天保銭」といって、この言葉は昭和30年代まで
年寄りは使っていました。
>>43 どうもです。
>>39 さんの質問で何となく「貨幣の地金の質、重量に頼らず、
為政者の信用で貨幣の価値を保たせること(信用貨幣と言うのかな?)」
についてと解釈して、「古南鐐二朱銀」を思い出してしまいました。
この貨幣の斬新なところは、従来銀相場は変動していたのですが、この
「古南鐐二朱銀」には「南鐐(良質の銀)八片を以って小判一両に換える
=二朱に当たる」と打刻されていたことです。(おっと、明和9年9月発行)
つまり銀相場にかかわらず、この銀貨は「二朱」として流通させたのです。
この銀貨は最初関東では受け入れられ、後に秤量銀貨を用いていた関西でも
流通するようになりました。
あと、この銀貨は純銀量は10.1gしかなく8枚(一両)でも80gで、この地金
の量は当時の銀相場よりも2割以上も少ない悪貨だったのです。
この銀貨は3000万枚程製造され、天明8年に銀相場高騰により製造停止とな
りましたが、同様の銀貨は量目を落として発行されていきます。
あと天保通寶に関しては、全くその通りです、すみません。 天保6年9月に発行され、その時の評判は良好でしたが、次第に相場が 下落して翌年末には製造中止命令が出されました。 でも再び天保8〜13、弘化4〜幕末〜明治3と断続的に製造され、各藩 でも相当密かに作られていました。後に明治政府が回収した総数は 5億8000万枚に達しました。(そりゃ相場が多少下落しても元が6文 ですから、おいしかったんでしょう) 、、、なんか板違いかな?日本史でやれって言われそう、、、
46 :
世界@名無史さん :02/12/16 17:51
偶然にも今回の「わしズム」に天保銭が載ってますね。でも、全然銅貨っぽい。何か黒ずんで酸化してるし…。
47 :
世界@名無史さん :02/12/16 19:24
高校生に江戸幕府の貨幣改鋳を説明するの、大変ですよ。 なんで新しい小判が質が悪いとインフレになるか、 分数使って汗だくでやらないと連中わからんですな。 お金ってお札だと思ってるからねえ。
現代人の感覚だと「小判がどんなに豪華だろうと粗末だろうと1両は1両」と考えがちだね。
49 :
世界@名無史さん :02/12/16 19:49
>47 学校の先生? 今と当時では貨幣に対する考え方が違うので、「何でわかんないんだ」 っていってもわかんないよ。多分生徒は「何先生は一生懸命言っているんだろう」という 受け止め方をしているかも。分数など出したら、さらに生徒は混乱するよ。 当時は貨幣に含まれる金などの量が直接、貨幣価値に結びついていた。重さで価格が決まる 銀貨などがあるだろう。幕府はお金が無くなったので金の量を減らした小判を作って乗り切 ろうとしたけど、金の量が少ないので小判の価値は額面より下がってしまい、結果的にイン フレが起きた。今の紙幣と違って、貨幣の価値がそれ自体にあった当時らしい 話だね。 例えば、小判一枚でりんごが一個買えたとする。幕府は金の量を半分にした小判を発行した。 もちろん額面は一両。その小判を使ってリンゴを買おうとしても、金の量が半分しかないの で、お店の人はその小判なら二枚くれ、といった。二枚でこれまでの小判に含まれる金の量 一枚分だからね。結果的に、りんご一個が二両になった。ほら、物価が上がった(インフレに なった)でしょ? と言ってみれば? ※長々と書いてすいません
>>49 だからあなたがおっしゃった説明をしたと言っているのですが。
私が47で数行で書いたことをわざわざ長々書き直してくれてありがとう。
51 :
アマノウヅメ ◆3O/knRokaQ :02/12/16 20:40
47さん スウィフトの「ドレイピア書簡」読まれましたか? 貨幣の質が悪くなると大インフレになる、ということをアイルランドの人々に 訴えたもので「字が読めない人は読んでもらって下さい」と明記されているくらい わかりやすい文章です。 買い物に行くのに馬車に銅貨を乗せていくとか、地主は小作料をしまっておくために 新しく倉を建てなきゃならんとか。
>50 どうもすいません。 >51 「ドレイピア書簡」ですか、ちょっと探してみます。
53 :
ほんとうの47 :02/12/16 20:51
>>52 他人を騙るのはよくないですな。あなたは50さんですか?
>>53 訂正「あなたは50さんですか?」は「あなたは49さんですか」のまちがい。
スマソ。
55 :
ど〜でもいいけど :02/12/16 21:07
>>40 根本的なところで大きな勘違いが入っています。
まず、圓と元は同義です。
そして、圓は日本が最初に採用したのではなく、香港で英国が発行した
極東貿易銀が先で、その額面表示は「壱圓」です。
このイギリス極東貿易銀は名称のとおり、メキシコ銀貨に対抗して、貿
易決済を行うための銀貨として発行されていました。
明治維新時の日本の貨幣である「両」がたまたまほぼこの貿易決済用の
壱圓と均しく、1両≒1ドル(メキシコ銀貨)≒壱圓であったため、東
アジアの市場における信用を得るためもあって、圓を貨幣単位と定めた
ものです。
ちなみに、明治初期の本位貨幣は金ですが、貿易決済用は銀本位で、貿
易銀として発行された1圓銀貨の価値は金本位の1圓とは1%ほどの価
値の違いがあります。
なお、イキリス極東貿易銀にしても、日本の圓銀にしても、当時の大市
場である支那に受け入れられやすいように、表記を漢字にしたり、図柄
を龍などに設定しています。
>53 すいません、間違えてました。
57 :
世界@名無史さん :02/12/16 22:39
>>55 電波な40にわざわざ説明する必要ないよ。
58 :
世界@名無史さん :02/12/29 18:09
>>36 日本にはしばらく1文銭しかなかったので
あえて額面を入れる必要がなかったのです。
大陸では2文銭や10文銭などあったけど、何故か日本には浸透しなかった。
文久永宝(4文)のような複数額面の銭が出てくるのは、江戸中期からです。
私鋳は中華文明の真髄。
60 :
世界@名無史さん :03/01/03 19:51
中国では銀をちぎって使っていたの?
>60 なんでそう思ったの?
62 :
世界@名無史さん :03/01/04 20:02
戦前中国に行った人がそういっていた
ちぎって使えるほどには銀はやわらかくないですけどね
64 :
世界@名無史さん :03/01/05 00:42
>>60-63 中国じゃないけど、日本では戦国〜江戸初期に「切銀」ってのがありました。
切って、重さ量ってなんぼってやつです。古丁銀にもぶった切られたのが
あります。後の江戸期の丁銀では切るのが面倒くさいのか、微調整用に豆板
銀、露銀(1g以下のミニ豆板銀)が出ました。って、後の丁銀は銀の純度悪
いわ、厚いやらでとても切れるもんじゃないですけど。(でも、たまに叩き
割られた丁銀もある。微調整の為ならなら根性だなぁ)
中国では納税用、宋代には遼や金への献上用にも銀が用いられたけど(銀錠)
ちぎって使った、って話はあんまり聞かないなぁ。でも日本も中国も銀は秤量
貨幣(重さでなんぼ)だったんで、中国でも微調整のためにやるときはやった
と思う。(自分もそれほど多く実物見てないんではっきり言えない。トホホ)
相変わらず変なレスでスンマセン。
もともと、ツブで使うんだよ、銀は。
66 :
世界@名無史さん :03/01/05 19:59
戦前中国に行った人の話では 日本の銀貨を器用に真っ二つに手でちぎって使う人を見たそうです
67 :
世界@名無史さん :03/01/05 20:49
>>66 日本の銀貨って、一円銀貨(円銀)の事?
だとしたら(それじゃなくても)凄いな、信じられん、、、
でも、荘印メッタ打ちのボロってるのなら何とかなるかも。
68 :
ど〜でもいいけど :03/01/05 20:53
>>60-63 近代中国の銀通貨には、大別して銀両 (銀地金)、洋銀、銀円 (銀元) の 3 種がある。
もともと中国では銅銭が正式の通貨だったが、近世以来,租税徴収や大口の商取引
に銀両が使用されるようになった。洋銀はヨーロッパ諸国の鋳造銀貨 (コイン) のこと。
銀円 (銀元) は洋銀に対処するため、中国国内で鋳造された銀貨で、19 世紀末から
法定通貨として本格的に鋳造されはじめ、洋銀とともに流通しました。
1933年の廃両改元により、銀両が廃止され、1935 年の幣制改革により、制度的には
通貨は不換紙幣を中心とする法幣にかわったが、戦乱の続く中国では銀地金の信用
をベースにした銀両の流通が現実的には継続していました。
この銀両が、
>>60 氏が言うところの「ちぎって使う銀貨」に相当します。
>>66-67 また、日本の貿易銀、壱円銀貨はメキシコドル銀貨などとほぼ同一の仕様であったた
め、直径4cm近い大型のコインであり、銀の含有率も9割程度であったため、分割して
取引される場合もありえたでしょう。
10円玉を指で曲げる人がいるのだから、より軟らかく、大型の壱円銀貨を手でおりちぎ
ることは十分可能と思われます。
69 :
世界@名無史さん :03/01/05 21:16
イギリスの通貨単位とヤードポンド法の重量単位が両方ともポンドなのも、重量=価値だった頃の名残なのかなぁ
70 :
世界@名無史さん :03/01/08 08:54
中国に金貨は無かったのですか?
銅銭の背に金を塗ったやつはあるよ。 そのまま「金背」っていうやつ。
72 :
世界@名無史さん :03/01/08 11:28
中国は銀本位制だったから、金貨無かったの? でもゴールド自体には貴金属としての価値はあったの?
73 :
世界@名無史さん :03/01/08 11:34
清朝末から試鋳品らしき打製金貨は出てくるけど、 まともに金貨が一定の額面をもった金貨として通用することは ほとんどなかったのでは。 今はコレクターの外貨目当てに記念金貨を乱発してるけど。
74 :
世界@名無史さん :03/01/08 21:13
>>69 そだよ。
重量のポンド(トロイポンド)は240ペニーウェイトで、
1970年までのイギリスの通貨システムでも、
1ポンドは240ペンス(ペニーの複数形)になってるからね。
でも今は1ポンドは100ペンスになってます。
75 :
世界@名無史さん :03/01/09 03:26
ペニーの起源はマーシア王ペンダってのは本当ですかね? だとしたら、結構凄い。
(^^)
清末は、もう世界経済が金本位制だから、 近代国家を目指すうえで、いやでも金貨つくらにゃ ならんかったんじゃないかなぁ? そのへんの事情に詳しい方教えてたも。
79 :
世界@名無史さん :03/01/12 21:36
>>78 古代はともかく、中国で金本位制が採用されたことはないのでは。
基本は
>>68 氏が書いているとおり、銅銭が基本で、貿易決済用に
銀貨が使用されていたという形から、国内でも銅・銀の両建てに移
行したということで、金は例外的なものとなる。
もともと、貿易について言えば、アヘン戦争の原因を思い出せば解
るように、清代の中国の産品は一方的な交易上の優位を持ってい
たので、大量の銀の流入を引き起こしている。
この段階で、イギリスは中国の産品→銀→金の交換による貿易利
益をあげていたはず。
80 :
世界@名無史さん :03/01/12 22:37
ニクソン・ショック以後 われわれは、バーチャル貨幣空間を浮遊しているわけだが・・・
81 :
世界@名無史さん :03/01/12 23:11
tp://contest.thinkquest.jp/tqj1999/20045/j.top.html
じゃぁ、なんで阿片戦争以後、中国の銀の保有量が極端に 減ったの? 結局清朝が国内市場の銀の価格を統制できなかったからではない? 明以来、中国は貨幣としての銀の流通量を国家の統制下にいれていなかたことが 最大の要因なのでhないでしょうか。
>>82 これは79に対する質問なのでしょうか。
まず、明清代の貨幣の基本は銅銭だと説明していますね。流入した銀は流通よりも
軍資金用の馬蹄銀などの形で退蔵されることが多かったのです。
ですから、意図的な統制であったかどうかはともかく、銀の価格は流入した銀の全
量が自由に国内で流通した場合を想定すれば、はるかに安定していたと言えます。
次に、アヘン戦争の少し前から、清国内に蓄積された銀の流出が始まっていますが、
これは、アヘン戦争の経緯を考えればすぐわかることです。
清との貿易で、東インド会社は利益をあげたものの、イギリス本国から銀の流出を
非難されます。清から銀を還流させるには、清に売り込む商品が必要ですが、当時
の清は実用品にせよ、嗜好品、奢侈品にせよ、西欧や東南アジアから輸入しなけれ
ば賄えない品は少なかったのです。
これを解決するための決め手がアヘンの輸出でした。清末の支那のイメージと切り
離せない阿片の流行により、清から銀が大量に流出しはじめます。
このアヘンの流入と銀の流出を阻止しようとして始まったのが、アヘン戦争で、結果
としてアヘンの輸入を黙認せざるを得なかったのですから、さらに銀流出が加速され
たということですね。
>>83 ご返答ありがとうございます。
清朝がヨーロッパ(イギリスが中心か)からの商品輸入の必然性に
乏しかったこと、イギリス側の打開策がアヘン輸出であったこと、
それはわかりました。
ただお聞きしたかったことはアヘン戦争の意義や経緯ではなく
清朝からの銀流出の、清朝国内の経済構造をお聞きしたかったのです。
清は国内の流通貨幣であるところの銀の量を国家として管理して
いなかったから、流出に対して林則徐のような行動に出る以外になかったのではないか、
すなわち、清朝の国内問題として、アヘン戦争に至る過程をご存知なのではないかと
思い、「結局清朝が国内市場の銀の価格を統制できなかったからではない?
明以来、中国は貨幣としての銀の流通量を国家の統制下にいれていなかたことが
最大の要因なのでは?」とお聞きしたのです。ご存知でしたら、愚昧なる身に
ご教示くだされば幸いかと存じます。
age
モルディヴの子安貝経済なんてありましたな
87 :
世界@名無史さん :03/01/27 01:20
>>47 タブレット型のガムと飴でも使って模擬貨幣の授業でもしてみたらどうだろう。
クラスをAとBにわける。
Aには「1ガム」の給料としてガム1包みずつを与える。
さてそこで時代が変わり、先生の手元にガムが少なくなってきたので
今後は1タブレットが「1ガム」となる、とお触れを出す。(おそらくここで非難ごうごう)
そしてBには「1ガム」の給料としてガム1タブレットずつを与える。
Bの生徒に対し、「1ガムは1ガムなんだから交換してくれるはず」と煽り
Aとガムを交換するように促す。
もちろんAの生徒はタブレット複数個としか交換しないはず(口喧嘩必至)
つまり、昔は「1ガム」で買えたものが、今は何ガムもの値段になってしまったわけだ。
こんなふうに貨幣の質が悪くなると物価が上がるのよ、と
88 :
世界@名無史さん :03/01/27 01:41
貨幣改鋳=インフレ=悪ってイメージが強いけど、質のいい貨幣を維持していて デフレで不景気になった例もあるぞ。 要するに、貨幣は質じゃなくて、経済規模に対する流通量が問題なんだよね。
89 :
世界@名無史さん :03/01/29 04:06
昔粘土の型に金粉塗ったのを売りつけるおっちゃんがいました。 あれを貨幣の代わりにしませう
90 :
世界@名無史さん :03/02/13 00:00
age
91 :
世界@名無史さん :03/02/28 07:42
age
92 :
世界@名無史さん :03/03/13 09:28
age
(^^)
94 :
世界@名無史さん :03/03/21 08:34
age
sage
98 :
世界@名無史さん :03/03/27 01:22
バカを承知で質問てす! 国家がそのもの自体に価値のない借用証書としての 紙幣や硬貨を発行した初めの時、それらはどうやって 国民の手に渡ったのですか?国民は物を国家に売って、 その借用証書を得たのですか?まさか。
99 :
日本@名無史さん :03/03/27 02:16
>>98 最初の紙幣は倉荷証券のようなものでした。
元になって国家が紙幣を流通させますが、
これは国家による強制力の裏付けがあったからです。
貨幣については貴金属ですから自然と流通しました。
100 :
世界@名無史さん :03/03/27 02:18
日本の場合は役人の給与として与え、それが徐々に流通していくことを 期待したが、結果は現物交換に逆戻り。
>>99 ありがとう。国家が大商人を強制すると、それに
関わる津々浦々の人々もその制度に従うしか
なくなるか、、、。
>>100 役人がもらった給与はどこで使えたのかな、、?
(^^)
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP) このPSPは、新規格UMD(ユニバーサルメディアディスク)というディスクを利用しており、そのサイズは直径6cmととても小さい(CDの半分程度)。 容量は1.8GBとなっている。 画面は4.5インチのTFT液晶で、480px x 272px(16:9)。MPEG4の再生やポリゴンも表示可能。外部端子として、USB2.0とメモリースティックコネクタが用意されているという。 この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。 任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
107 :
世界@名無史さん :03/06/12 21:54
>107 コピーペ。
109 :
世界@名無史さん :03/06/12 22:42
和銅開チンに穴が開いているのには深〜〜〜い訳があると聞いたのですが…。
110 :
世界@名無史さん :03/06/12 22:51
深〜〜〜い、というより、 痛そ〜〜〜な訳があるんだ。
>>70 戦国時代の楚で金貨が使用されてますよ。
それから宋代に「金銭」「銀銭」という名前で金貨が鋳造されてます。
ですけど「金銀銭」は主に宮中儀礼に使用されたり、
まじないに使われていたそうです。
とはいえ、取引に使用され例もみられますよ。
>>101 さん
かなりの亀レスですが…。普通に、平城京内の東西の市など、畿内では使われていましたよ。
当時の役人が、購入した品物の値段を記した文書なども、東大寺文書に残ってます。
銭は大して需要が無いにもかかわらず、大量に発行されてしまったため、和同開珎が作られ
始めた当初は、銭一文で米一升という交換レートが定められていましたが、奈良時代を通じて
かなりのインフレが起き、貨幣価値は数十分の一に下落しています。
そんなわけで、何が何文で取引されていたかなど、具体的な数字は忘れましたが、
油や氷などといった物が、かなりの高価で取引されていたことは、印象に残っています。
あと、金貨といえば、日本でも奈良時代に開基勝宝という金貨が発行されていますね。
これは、今までに発見された数が20数枚という、(今はもっと見つかっているかもしれませんが…)
極めて貴重なコインです。
113 :
パシッチ ◆mWYugocC.c :03/06/15 11:01
そいやイラクの通貨がディナールだったけど、 なんでユーゴと同じ貨幣単位だったんだろ……
これは「イラクが何でユーゴと同じ貨幣単位なのか?」ではなく、「ユーゴが何で イラクと同じ貨幣単位なのか?」と問うべき事象でしょう。 "Dinar"はイスラム圏で最も普遍的な通貨(もしくは補助貨幣)です。 その起源はウマイヤ朝のカリフのアブドゥル-マリクが695A.D.の幣制改革に際して ビザンティン金貨"Dinarius"に代わるものとして模制したものです。 ユーゴで使用されるようになったのはオスマン支配時代からでしょう。
115 :
世界@名無史さん :03/06/15 14:07
>>112 さん
補足させていただくと、開基勝宝は寺社の開基に
あたって発行された一種の記念コインであって、
実際に流通したものではないようですね。
>>115 さん
知っていますよー。
というか、実際には流通していなかった云々も書こうかと思いましたが、
まぁ、言わなくてもわかるか、と思って書きませんでした。
一応、金銭(開基勝宝)・銀銭(太平元宝)・銅銭(万年通宝)の交換レートは
便宜的にではありますが、定められていましたけどね。
開基勝宝は、現在見つかっているものは、結構重さにばらつきが大きいようですが、
軽いものは、どこぞの不心得者が削りとったりしたのでしょうかね。
ギザ縁なんか付いてませんから、削ってもわかりにくいですし。
117 :
パシッチ ◆mWYugocC.c :03/06/16 10:16
>>114 え、ディナールってディナル・アルプスと関係あると思ってたけど、違うのか。
デナリウス金貨から!?
119 :
世界@名無史さん :03/06/17 00:20
>>115 そういえば、銀銭(太平元宝)って、現品が無いんだっけ、、
拓本は残ってるけど。
それに、開基勝宝と一緒に「賈行」の二文字の銀銭のかけらが見つかった
けど、あれの正体もまだ謎のはず。
あと、開基勝宝は江戸時代に一枚(皇室の御物)と昭和12年に31枚発見
されたはず。もう出ないのかな、、
>>119 さん
その通りです。昭和初期に唐招提寺で一枚見つかり、その後どこかに
失われたと言う話ですね。拓本だけは残されていますが、果たして本物
だったのか、それとも後世に作られた贋作なのか…。
あと、開基勝宝は32枚でしたか。うる覚えだったもので、どうも失礼しました。
>>120 レスどうもです。
太平元宝に関しては、唐招提寺での一枚と、戦前に大阪の亀岡清太郎という
人が持っていた(刀の目抜きに使ってたとか)一枚だそうで、両方とも拓本
は残っています。
両者の書体が一致することから、信憑性は高いかもしれません。しかし、記録
(天平宝字4年3月の銭貨改鋳の詔)では「大平元宝」となっていて、疑問が
残ってるそうです。まぁ、「謎の銭」です。「富本銭」も出たことだし、
いいかげん、新たに出てこないかな、、
あとネタとしてですが、後醍醐天皇が「乾坤通寶」なる銭を作ったとか、
勿論、現品はおろか拓本もありません。ネタですね、、
●●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その2●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/988/988402795.html 949 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/05/28(月) 18:46
>>916 直接の実行犯はわからなかった。ただし、その盗聴機関がマスメディア産業の
各方面につながっていることは確認済み。団体名なんか書く必要ないでしょ?
フジ・テレビとか読売新聞社とか電通とか...みんなが知ってるあの会社って
感じ。講談社の週刊誌(現代とかフライデイとか)が政治家の過去を暴露する記
事や写真をよく掲載するでしょ。あの手の記事は、盗聴/盗撮で得た情報で商売
をしている人達がいるという証拠。あういう人達に、オレの個人情報をつかまれ
ているんで非常に心配ですが、現状では、対抗策がない。
123 :
世界@名無史さん :03/07/03 01:28
私年号が作られたように 私通貨(?)なるものが自社や民間の手で 独自に発行されたことってありますっけ?
>123 あるよ。 一時「地方の時代」なんて言葉が流行ったとき、いくつかの地方自治体が○○共和国とか名乗って お遊びの通貨やパスポートを発行していた。 まあもっと単純な話、商品券とかは一種の私通貨といえるけどね。
125 :
世界@名無史さん :03/07/03 02:42
>>123 幕末には仙台通宝とか上州の鉛銭とか、地方独特の通貨が
作られてるよ。 あと戦国期の武田氏の金貨とか、室町期には
鐚銭といわれる私鋳銭が多かった。
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。 貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。 黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。 (黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。 また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。 「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。) 彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
age
129 :
世界@名無史さん :03/07/28 17:37
西郷札っていうのは?
130 :
世界@名無史さん :03/07/28 18:05
西郷 ド━━━━(゚∀゚)━━━━ン の軍票(?)
>123
第一次大戦後のドイツでは史上まれに見るものすんぐぉいインフレに陥り、その際
に地方の町々で町独自の貨幣(紙幣)を作っています。
また、中国の中華民国時代には町や商店、軍閥などがこぞって紙幣を発行し、経済
が混乱した時期がありました。
フィリピンではスペイン統治時代から反政府組織や独立運動組織がさまざまな独自貨幣
を作り流通させていました。今、結構ホットかも。
日本だと江戸時代の藩札と言うのがありますね。
藩によっては藩内の商人に発行をまかせたところもあります。
それから、中国宋代の"飛銭"と言う約束手形のようなものが西域で盛んに流通して
いました。
日本では平安時代から室町時代頃に貴族が発行した"折り紙"というものもあります。
"折り紙"自体に何の裏づけも兌換性も無い信用だけのものだったので、乱発によって
インフレになり、後の徳政令の原因にもなったらしい。
西郷札は西南戦争のときに西郷軍が発行した軍票。麻布に漆で印刷したもので、西郷人気
もあり今でも多く残っています。
http://reimeikan.pref.kagoshima.jp/kgs04_s4_3.htm
>131 自己レス 西郷札の原料は麻布でなくて目の粗い綿布でした。 西南戦争中に宮崎県で作られたようですが、発行当初は不評で、実際に流通 したのは2ヶ月程度、人気が出たのは西南戦争以後の西郷人気のためだったよ うです。
133 :
世界@名無史さん :03/07/28 21:12
発行当初は不評× 軍票として不評○ 骨董的見地と貨幣的見地混ぜる文章(・∀・)イクナイ!! 流通したのは2ヶ月程度× 西郷軍が物資調達で支払う時に、 西郷ドンの威信で使われた、及び、 無理やり使っただけで流通はほとんどしてない○
135 :
世界@名無史さん :03/08/18 21:02
現在では世界中で円盤型の貨幣になってしまったのでしょうか? 他の形はもうなくなってしまったのかな・・・
136 :
世界@名無史さん :03/08/31 20:15
>135 香港の2ドル,20セントはいまだに周囲がうねうねした花形。 イギリスの50ペンスは7角形。バハマやアルバでは四角いコインがあります。 インドだけでなくネパール、バングラデシュ、パキスタン、スリランカにも四角形や 花形のコインがあります。スリランカではコインはほとんど使わないと言ってましたが 他の国ではまだ普通に使われているようです。 どうも旧イギリス領の国のコインは変わった形が多いようです。 広く流通しているものでは20ユーロ硬貨が4隅に小さく切れ込みの入った花形です。
変な形だと自動販売機で困るのでは?
>138 海外では日本ほど自販機は多くありません。
日本では自販機に通貨を突っ込むのが当たり前すぎて、 通貨のデザイン変更が諸外国に比べて非常に少ない。 変える必要もとくにありませんが、 10円も5円もギザだの楷書だの入れると半世紀以上使ってますね。 他の貨幣も四半世紀は軽く超えます。 そう考えるとなんか日本ってイイ!!
>>140 日本は自動販売機が普及したから、
硬貨のデザインは変えにくいらしいです。
海外では多い鉄貨やニッケル貨(白銅でない100%)
も不適だとか。
ee
143 :
世界@名無史さん :03/11/04 20:58
通貨を廃止してバーター(交換)市場で決められないものかな? コンピューターで相場を管理できそうだが^_^;
144 :
世界@名無史さん :03/11/04 21:01
穴あき銭は日本が事実上の世界最後の流通国?
>144 今のところそのようです。 調べてみるとヨーロッパでも結構穴あきコインを作っていたようです。 インド、パキスタンなどではコインでは無いですが紙幣の端に綴じ孔が空いています。
146 :
世界@名無史さん :03/11/09 23:45
>>144 デンマーク,ノルウェーで現役です>穴あき
147 :
世界@名無史さん :03/11/09 23:49
昔の四角い穴の空いた銭が最後まで使われた国はどこ?
>143 かつて共産圏がそれやって失敗した。
>>148 ふぉ。ポル・ポトのクメール・ルージュが貨幣を廃止したという話は聞くが
共産圏がやったというのは、ちと言い過ぎではないかの。
150 :
世界@名無史さん :03/11/10 21:32
151 :
世界@名無史さん :03/11/10 22:00
>>149 >148は一部の取引でバーターをやったという意味だろ。
それと通貨と貨幣は違うんだよ。
>149 実はポルポト派も紙幣を2回発行している。1970年代発行のものは野砲を打つ兵士や 塹壕から水平射撃をする兵士など、非常にユニークな図案であった。 1990年代のものは写真印刷のきれいなものだったが未発行に終わった。
153 :
世界@名無史さん :03/11/13 10:56
香港であの変わった形の2ドル硬貨 マカオ行きの高速船の乗り場にあった 飲み物の自動販売機にちゃんと問題なく入ったし 地下鉄の切符の販売機も使えるのじゃないのかな
154 :
世界@名無史さん :03/12/13 15:22
五千円札を薄暗がりで見た時、 マギー司郎!と思った。
155 :
世界@名無史さん :03/12/17 16:56
>>155 ふむ。下限価格無しで登録したのであって、別に出品者が額面価格以下
を提示しているわけではないようじゃな。
これを見て思い出したのじゃが、星新一の作品に10円金貨で給料を貰う
話があったの。理論上、本位貨幣はいつまでも額面の通貨として通用す
という話が元で、月給100円を10円金貨で払ってもらい、一月10円で飯
を食わせてくれるレストランや家賃20円のアパートを契約するといった手
法で税金を払わないで済ませるという話しじゃったな。
中国の貝の形したお金は やっぱ古代の記憶が反映されたのかな?
158 :
世界@名無史さん :03/12/18 00:11
>>157 そうだよ。万物の命の源=価値を代弁するものというのが趣旨。
159 :
世界@名無史さん :03/12/21 12:11
>>111 確か孔子が金銀で貨幣を作ると「本業」である農業を商工業が圧迫するので作るべきでないと主張したようなことを本で読んだ記憶がありますが。
161 :
世界@名無史さん :03/12/21 22:13
ミクロネシアのヤップ島ではいまでも巨大な石の貨幣が使われてたな。 はじめ見たときはマンガかと思った。
162 :
世界@名無史さん :03/12/22 23:21
>>161 愛知県のリトルワールドに行くとそれの実物が展示してある。
これを古銭ショップで売ったらいくらの値がつくのだろうかと思った。
>162 ヤップ島に行けばいくらでもあるけれど、基本的に家の売買、結婚の結納、 家畜(ブタ)の取引などにのみ使われ、所有権が移るだけで置き場所は変わら ないことがほとんど。 大きさだけでなく持ち主の由来やその石貨自体の来歴でも価値が変わる。 貨幣と言うより部族、集落内での信用であったり、地位であったりを示す象徴 的な存在と言える。 たまに小型のものがオークションに出る事があるが、20〜30万円くらいだった と思う。大体が最近作られたものでヤップ島島内では価値の低いものが多い。
164 :
世界@名無史さん :04/01/25 01:56
あの材料の岩はヤップでとれない遠くの島から運んできた石材だそうですね。 切り出し、運搬、加工・・・その労力が貨幣としての価値を支えているのかな。
165 :
世界@名無史さん :04/01/25 02:12
1円は2円ぐらいの費用がかかっている。
166 :
世界@名無史さん :04/02/10 23:44
>>165 厨房の頃、しょっちゅうその話を持ち出しては
「無駄だ無駄だ」と言っていた教師がいたっけなぁ。
1円玉は一度使用したら消滅するとでも思っていたのだろうか。
167 :
世界@名無史さん :04/03/13 06:47
この前「一化」という古文銭を入手しまして、周末の頃の物らしいのですが、 公式に鋳造された貨幣なのでしょうか? 秦半両より前のものだから、単なる民間鋳造モノと思ったほうがいいんですかね。
ヨーロッパ中世に出てくるフローリンとかグルデンなどをまとめて説明している本かサイト教えて
169 :
世界@名無史さん :04/03/15 00:29
清の歴代銭はどれも発行枚数が多くて入手が容易だが、 一つだけ「棋祥通宝」だけはレアだな。まあ経緯を考えると仕方ないが。
170 :
例のにゃあにゃあ :04/03/15 21:58
>>168 ヨーロッパ中世史研究会編,西洋中世史料集,東京大学出版会,2000,pp.382-386
この本の解説が分かり易かったニャ。
もっと知りたい場合にはどの本を読んだらいいかも紹介されてるニャ。
>>170 どうもありがとう。
その本持ってたけど気づかなかった。英語の参考文献買ってみます。
元の塩引換証は紙幣と見るべきだろうか、 それとも証券と見るべきだろうか?
176 :
世界@名無史さん :04/03/31 22:09
ふと思ったのですが、中国雲南省に勃興した南詔国とか大理国ってどんな貨幣を使っていたんでしょうか? 開元通宝とかの流用?それとも独自に鋳造?教えて偉い人。
177 :
世界@名無史さん :04/04/20 06:50
age
178 :
世界@名無史さん :04/04/21 02:15
かいて
180 :
世界@名無史さん :04/05/16 15:54
181 :
世界@名無史さん :04/06/12 15:21
182 :
世界@名無史さん :04/06/12 21:56
勾玉は貨幣か?
>181 高温多湿な気候だと紙幣はすぐにボロボロになるし、日本のように財布にお金を 入れて持ち歩く習慣はさほど根付いていないからね。 今のところ、ポリマー紙幣を製造できるのはオーストラリアの1社だけらしいね。
証券と貨幣とは厳密に区分できないわな。 今の日本の紙幣である日本銀行券は、免許を持つ銀行業者が日本銀行の預金残高と交換する無記名証券だし、 硬貨は、同額の銀行券との交換を政府が保証した金属片だし。
185 :
世界@名無史さん :04/08/01 02:04
ドデカドラクマage
>>181 >>183 プラの紙幣とはおもしろい話ですが、それなりの理由があるんですね。
……プラの紙幣だと、「しへい」って書かないと駄目かな?
「まくらぎ」みたいに。
187 :
世界@名無史さん :04/08/25 05:35
アメリカの札って日本みたいに絵柄変わったりしてんの?
188 :
世界@名無史さん :04/08/28 19:38
>187 最近は96年に変えている。その前は88年のデザインを90年に部分改造している。 ドル札って、一番偽札の標的になりやすいじゃん。 日本も、早く変えろって言う論議があったはず。もう二十年だもの。カラーコピーも 普及したし。
189 :
世界@名無史さん :04/09/05 07:14
中東からバルカンにかけて通貨の名が「ディナール」の国が集まっているけど、 これはどちら起源? そういや古代ローマで「ディナリオ」があったがここから由来したのかな。
190 :
世界@名無史さん :04/09/10 21:40:08
ヨハネの黙示録「小麦一枡は1ディナリオ〜」ってなくだりがあったっけな。
191 :
世界@名無史さん :04/09/12 09:10:24
タイの貨幣史ってどこかで詳しく分かりませんかね。
192 :
世界@名無史さん :04/09/12 13:23:49
検索ワード「タイ 古銭」でぐぐってみそ。
>>189 そう、第二次ポエニ戦役中に制定されたローマのデナリウス銀貨が元。
>>188 96年だけじゃなくって20ドルは去年変わっただろう。
195 :
世界@名無史さん :04/09/19 23:16:09
>>194 国外出ないから、植村峻の「贋札の世界史」で即席で調べた。
よく読んだら「2003年の秋に7年足らずの周期で」改造した事が
書かれているね。
このスレも長持ちしとるのう
来年愛知県である万博にあわせ、記念硬貨が12月から発売されるらしい 1万円が純金製の金貨で、1千円が純銀製の銀貨・・・7万枚発行するらしい
198 :
世界@名無史さん :04/09/20 02:10:30
戦時のハイパーインフレで最も有名な例は、第一次世界大戦時のドイツで、 1923年に不動産を担保とし、1Rentenmark=1兆Mark でデノミを行った。 これは、前に新聞でチラッと読んだ様な気がするが、おおきなデノミの例と して、同じく第一次世界大戦時のハンガリーで、 1(通貨名不明??)=壱穰(10の28乗)(不明??) のデノミを行ったらしい。 その後、これについて調べようとしたが、確認が取れない。 これについて、誰か知っている人はいませんか。
200 :
世界@名無史さん :04/09/20 11:06:33
>>188 紙幣の変更はインフレによる貨幣価値の低下とかが主要因だから、聞こえはよくない。
>>198 世界最高額なる紙幣と称して1垓ペンゲ札を見たことはあるが、
B-pengoなのか旧単位なのかは覚えていない。
ハンガリー紙幣ついては、紹介してる側ももうよく分からないらしく
たまに乗数とお札の額面が一致してないことも多々あったりする。
最近では旧ユーゴで5000億ディナラ札が出されたが
発行してすぐ数j分の価値に下落してた記憶が。
でも廃止された後は、験を担ぐ華僑の人とかが多く購入して
皮肉にもかえって人気が出たりした。
202 :
世界@名無史さん :04/09/20 23:24:45
ご返答有り難う。
>>199 >>
http://home.earthlink.net/~mrob/pub/math/numbers-9.html ここの説明について
>>the Hungarian "100 million B-pengo" represents 1 000 000 000 000 000 000 000
>> = 10^21 Pengo,
先ず、↑これは桁数が1桁間違っているように思う。
http://tomchao.com/eu/hung1.html The world's highest denomination note is Hungary 100 Million B-Pengo *,
issued in 1946. That's 100,000,000,000,000,000,000 Pengo. It was worth
about U.S. $0.20 in 1946.
恐らく、↑こっちの方が正しい。
1[B-Pengo]=10^12[旧Pengo]でデノミを実施しているので、
1946年発行の10^8[B-Pengo]紙幣は 10^20(壱垓)[旧Pengo]と等価となる。
>>201 >>世界最高額なる紙幣と称して1垓ペンゲ札を見たことはあるが、
↑これのことかな。
but the number on the note was "egy-milliard", 1 000 000 000,
because the currency had been reissued in units of "B-Pengo" with one B-Pengo
equal to 10^12 of the older Pengos.
この説明の、10^9[B-Pengo]紙幣は 10^21[旧Pengo]と等価となる。
203 :
世界@名無史さん :04/09/20 23:25:50
>>If you want to call it the highest-denomination note, then you'd also have
>>to count the Yugoslav 1994 10000000 Dinar note which is equivalent to 10^27
>>pre-1990 Dinars
以下の4回のデノミにより
1[1994年デノミ後の新Dinar]=10^20[1990年デノミ前の旧Dinar]
となる。
ゆえにこの1994年発行の10^7(1千万)[新Dinar]紙幣は、デノミ前の10^27[旧Dinar]と
等価に成る。
http://home.planetinternet.be/~vanassch/Yug1.gif http://www.mri.co.jp/REPORT/PAPER/1999/rp99112400.pdf 90年 1万分の1(4桁)
92年 10分の1(1桁)
93年 100万分の1(6桁)
94年 10億分の1(9桁)
現在のSerbia and Montenegro (旧Yugoslav)のSerbia側の通貨は、
Novi Dinar(DIN)
1[US$]=57.5[DIN]
スイスは地味ぃーに百年前の図案をほとんど変えず 今でも硬貨に使用してるよな。 インフレや政変なんぞ知ったことかという自信の表れなんだろうな。 日本も数十年間あまり変えずに続けてるから長い方だが デザインに統一感がなくて余り好きくない
205 :
世界@名無史さん :04/09/21 21:10:50
>>205 はい、10円金貨は10円、20円金貨は20円で通用します。
というか、逆ですね。
「大黒、右武内、中央武内の3種類の壱円紙幣」については、
兌換紙幣、つまり本位貨幣である金貨と交換できる、等価の
紙幣であるため、金貨と同様に額面で通用するのです。
基本に戻ると、貨幣には本位貨幣と補助貨幣があり、日本は
かつて金本位制をとっていたので、金貨が本位貨幣です。
で、本位貨幣については通用が廃止されていないということ
なんですね。
で、この関係を使った星新一のショートショートがありました。
207 :
世界史@名無史さん :04/09/22 23:11:55
質問です。 16〜17世紀頃、カリブ海周辺でイギリスやらスペインやらオランダやらの 海賊たちが幅をきかせていた時代、共通して使われていた貨幣というのは あるのでしょうか? 「人質の身代金として、○○円(円ではないでしょうが)払え」 というようなやりとりをする際に、上記の『円』の代わりに使われていた単位は 何でしょうか?
>>207 単純に金貨何枚か銀貨何枚でしょうね。
高額貨幣で多く流通していたのはスペイン金貨で、本来の単位はペソなん
ですが、アメリカでは「ドル」と呼んでいました。
当時はオランダドルでもメキシコペソでもポルトガルエスクードでも金貨や
銀貨の重さはほぼ揃っていたようです。
『枚』! そ…それは盲点でした。 でも、金貨銀貨の重さが揃っていたのなら、確かに『枚』も(『枚』こそが?) 立派な単位ですね。 ありがとうございます。 目から金貨が落ちました!
210 :
世界@名無史さん :04/09/23 01:57:51
>>206 1987年、日本は貨幣法(明治30年法律第16号)を公布。
これにより、金貨のみを本位貨幣(通貨価値の基準)とする、金貨流通本位制が
確立し、秤量を壱円=金0.75[g]と定めた。
これにより、新金貨(額面五円、十円、二十円)を発行。
これに伴い、1871年の新貨条例の下で発行された、旧金貨(額面壱円、弐円、
五円、十円、二十円、秤量:壱円=金1.5[g])は額面の2倍に読むものとした。
この貨幣法は、通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律(昭和62年法律第42号)
により廃止。以下の条文で「旧貨幣法」と言うのはこの貨幣法のこと。
http://www.ron.gr.jp/law/law/tsuuka.htm (旧金貨幣の引換え)
附則第三条 前条第二号の規定による廃止前の貨幣法(以下「旧貨幣法」という。)の
規定により政府が発行した金貨幣・・略・・は、昭和六十三年四月一日以後次条から附
則第六条までの規定により引き換えるものとする。
附則第四条 前条に規定する金貨幣(・・略・・「旧金貨幣」という。)
を所持する者は、昭和六十三年四月一日から同年九月三十日まで(・・略・・)に、そ
の所持する旧金貨幣を、旧貨幣法の規定により政府が発行した旧金貨幣についてはその
額面価格で、・・略・・第二条第一項に規定する通貨と引き換えることを請求すること
ができる。
これらの金貨は今は、昭和62年の法律により通用禁止になっている。ゆえに、それまで
この金貨は本位貨幣になっていたということだね。
この金貨は持っている人自体が少ないし、この条文通りに、金貨を額面価格で交換した
人なんて、もっといないだろ。この、条文は、現状に全く即していない。
現在の金地金の価格が1[g]:約1500円。0.75[g]だと約1125円になる。
211 :
世界@名無史さん :04/09/23 02:29:35
212 :
世界@名無史さん :04/10/07 23:53:19
中世ヨーロッパで十字軍などの影響で貨幣経済が興りますが、 金貨や銀貨の原料となる金・銀はどこから来たものだったのでしょうか? 銀はおそらくアウグスブルク銀山からかと思うのですが、金は全く分かりません。 ヴェネツィアのドゥカート金貨は地中海に広まっていたという記述があって とても気になっています。どなたか教えて下さい。
213 :
世界@名無史さん :04/10/11 06:40:23
類似スレが立ったので挙げます。 そちらに出したデータ、 折角ですので、こちらに張ります。 以下、キケロー選集の巻末資料の度量衡表より加工 ローマ初期は1asを単位とした青銅の鋳塊。 1asは10uncia(=272.88g)の重量 前269年、銀貨(denarius, sestertius)導入。 1den.=4ses.=10as 1asは4uncia(=109.152g)の重量 その後、青銅貨の価値下落。 前217年時は、 1den.=4ses.=16as 1asは1uncia(=27.288g)の重量 前84年、スッラが金貨導入、 前46年、カエサルが金貨を大量に鋳造。 1aureus=25den.=100ses.=400as ラテン語の単複は、チェックしてないのは、ご勘弁を。
218 :
世界@名無史さん :04/10/16 02:08:44
>>212 欧州で有名な金鉱脈はペネスティン、アバレッツ、サルシーニュ、ベレスパタグとかかな。
ウィックロやパンガイオン、シフノス、エルツ山地やスペイン北部も古くからある。
小アジアのパクトロスはそれこそ古代ギリシアの時代から使われてきたけど
中世まで産出してたかどうかは知らん。
銀はスペイン南部のリオ・ティントやカルタヘーナ、フランス南部のカブリエール
あたりが長い間使われてたはずだけど。
220 :
世界@名無史さん :04/10/18 00:02:09
鉄の貨幣がスパルタにはあったというけど実物が残っているの?
221 :
世界@名無史さん :04/10/18 00:14:21
スパルタのは鉄串でしかも初期にしか使われてなかったんだっけ
222 :
世界@名無史さん :04/10/18 01:57:30
高昌吉利って一般の人には手に入らないのかな。 斯界でもプライスレスな一品なんだろうか。
ガーナの金がイスラムを介して入ってきたってことでよいのでしょうか?
225 :
世界@名無史さん :04/10/20 10:33:20
中国では誰でも銀貨を鋳造することが合法だったの? 銅銭については、武器の原料ゆえ国家独占だったらしいが。
>225 銀は古くから秤量貨幣として重さで取引するので色んなものがありました。 そのため公式な銀両以外の銀塊に純度や発行者の名称などを刻印したものが流通していました。 現在のような丸い硬貨形の法定銀貨が登場するのは清末になってから。
227 :
世界@名無史さん :04/10/25 16:24:33
中国の経済は、比較的早くから銀を中心としていた(銅貨は一般庶民の日常用補助貨幣にすぎない)。 実際、銀納税制も、かなり定着した。 ところが中国人はすぐニセ金をつくるので、中国の国家当局は銀貨鋳造にかかわらなかった。 「銀荘」と呼ばれる多くの銀商が銀の純度や重量に従って流通させた。 「馬蹄銀」という不思議な形の銀塊があるが、これは優秀な銀でないとああいう形に整形できないからだったらしい。 試行錯誤の結果で、この形になるものなら純度の高い銀と考えられた。 しかし、そのうち馬蹄銀を切ってくりぬき、鉛を流し込む輩が続出した。 鉛は銀と比重が近いからね。 中国の貨幣史は、そんなわけで贋金の歴史といってよい。 ここに中国人のマインドが現れている。 つまり、ニセモノをつくることに対する、歴史的・心理的な抵抗のなさだ。
↑最後の二行で全部台無し
貨幣経済以前の売春は何で支払ってたんだ?
>>227 ふぉ。久しぶりに世界史板を覗いてみれば、なんとも怪しげな説を書
き込んでおる者がおるようじゃの。
支那人が古来より贋造の癖があるか否かについては、ここであえて
論評はせぬが、
> 中国の経済は、比較的早くから銀を中心としていた
> (銅貨は一般庶民の日常用補助貨幣にすぎない)。
とは、またいったい全体、いつの時代の話をしておるのじゃろうて。
>>68 氏が書いておるように、古来から支那の正式通貨は銅銭じゃよ。
銀中心になったのは近代に入ってのことじゃて、あまり想像で書いて
はいかんのぉ。
231 :
世界@名無史さん :04/10/25 21:37:48
>229 力づく
232 :
ど〜でもいいけど :04/10/25 23:21:51
>>230 おや、シナ爺さんじゃないですか。誤解があるようなので少し書いておこうと思った
ら、先に書かれちゃいましたね。
ただ、中国の銀貨銅貨併用は近代というより明清代からと言ってもよいと思います。
銀本位制度ということですと、清代末ですから、近代ですね。その前は銅貨が基本
通貨です。
宋代末から元代には中国内の銀銅資源が極端に逼迫していて、紙幣が発行された
ことは有名ですが、明代になって貨幣の発行が進み、銀銭も発行されています。
まぁ、中国の歴史で明清代を「早くから」とは言いませんね。
>>227
233 :
世界@名無史さん :04/10/25 23:23:47
※※ ※※ ※ ☆ ☆ .☆ ☆ ※ ※ ☆ ※ ※※ ※.☆ ※ ※ ☆ ※ ※ ※ ※ ※.☆ ※ ※ ☆ ※ ※※☆※※ ※.☆ ※ * * * ※ ☆ ※ ※☆ .☆※ ※.☆ ※ * * * * ※ ☆ ※ ※☆ .☆※ ※.☆ ※ * * + * * ※ ☆ ※ ※☆ .☆※ ※.☆ ※ * * + + * * ※ ☆ ※ ※※☆※※ ※.☆ ※. * * + * * ※ ☆ ※ ※ ※ ※ ※.☆ ※. * * * * ※ ☆ ※ ※※ ※.☆ ※ * * * ※ ☆ ☆ .☆ ☆ ※ ※※ ※※ __ _ __ _ __ __ _ . __ |ロロ|/ \ __ |ロロ|/ \ __ |ロロ| __..|ロロ|/ \ _|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_ .........................................................................................................................................
贋札、贋金の話についてはNHK出版から出た『贋札の世界史』が面白い。 中国の贋金の話も勿論出てくるが、ヨーロッパの贋札の話も出てくる。 ヨーロッパ初の紙幣、ストックホルム銀行券は実物より贋札の方が精巧で 数も多く残っているとか、イギリスイングランド銀行5ポンド券は贋札が横行し 贋札行使の罪で多くの市民が処刑されるにも関わらず100年以上も製造方法を変えず 最後にはナチスにまで贋札を作られると言う話だとか、ナポレオンが遠征の度に 現地通貨を偽造し軍費に当てたとか、いろいろな話が出てくる。 中国の通貨偽造にしても国力が充分で貨幣の信用が高いときはさほど贋金は出回らなかった ともあるし、日本軍が中華民国の法幣を偽造し、経済混乱を引き起こそうとしたが、 強烈なインフレで失敗に終わった話も載っている。 日本でも和銅開珍が発行されてすぐに贋金作りが捕まっているし、他の国でも同様。 贋金作りは別に中国人の特許でもなければ、専売でもない。
235 :
世界@名無史さん :04/10/27 23:56:09
贋金はもちろん、貨幣のあるところには必ず存在する。 しかし、贋金のせいで国家が貨幣の発行を長期にわたって断念した国は、 文明国としては中国以外にない。 中国人はニセモノをつくる人種だ。
236 :
世界@名無史さん :04/10/27 23:56:45
金の時代には中国は銀本位だったのだよ。
>235 貨幣の発行を断念? 中国史上銅貨はどんな小国でも発行されつづけましたが? 逆に日本は平安時代から室町時代にかけて鋳造貨幣をほとんど発行せず中国から大量 に輸入してますたよ。 また、中国のみならず日本でも中東でも東南アジアでもヨーロッパの一部でも銀貨に ついては秤量貨幣だったので外国の銀貨をそのまま貨幣として使っていた歴史があります。 オランダなどはインドネシア経由で日本の寛永通宝を大量に輸入し、国内の銅貨に転用した という歴史も持っています。 日本の平安時代から続く"折り紙"なんてものなんかは個人発行の約束手形が通貨として使われた 例ですけど。
>>237 いや、
>>235 が何を言っているのかは知らないが、元代に銅銭の流通を
停止して、紙幣を強制した時期がある。
この時は当然に銅貨の発行は中断しているし、その他の時代でも流通
は禁止しなくても、宋代など銅不足などによる新規発行の長期中断は何
度かあると思う。
>>237 は言い過ぎかも知れないが、
>>235 のタワゴト
>しかし、贋金のせいで国家が貨幣の発行を長期にわたって断念した国は、
>文明国としては中国以外にない。
これは大嘘ということですね?
どっちの中断も贋金のせいではないのだから。
>>239 というよりも、銅銭を基本通貨とする場合、銅貨の交換価値は銅地金の価値に
ほぼ等しい形になるので、当百銭や当五十銭などの地金価値と額面が大幅に
異なるものを除き、金銀の貨幣とは違って、贋造というよりも私鋳の意味合いが
強くなるし、贋造であっても特に流通に支障があるわけではない。
逆に、重量的には数倍から十倍程度なのに額面的に百倍、五十倍で流通させ
ようとした貨幣については、贋造が多発したり、結局は額面では通用せず、重量
に比例した程度の価値しかつかなかったりして発行中止に追い込まれることは
あった。
>>235 が何を指しているのか確認しないと、全くの大嘘と断言することも
ちょっとしにくいな。
ただ、根本的な背景に銅不足があり、経済実態に合わせて高額通貨を発行した
が、贋造が多発して発行中断に追い込まれたとしても、贋造だけを原因として取
り出すのは偏った見方だとは言えると思う。
241 :
世界@名無史さん :04/10/30 11:02:35
>>237 > また、中国のみならず日本でも中東でも東南アジアでもヨーロッパの一部でも銀貨に
> ついては秤量貨幣だったので外国の銀貨をそのまま貨幣として使っていた歴史があります。
えっと、いつの時代を指しているのか不明なのですが、幕末の日本については
確実に認識が間違っています。
この時期、日本の二分銀は銀地金としての価値は半分以下で、額面どおり流
通していました。つまり、現代の硬貨や紙幣のように額面価値と地金価値は乖
離した状態で通用させていたのですが、同時代の世界ではかなり特殊な状況
です。
徹底した対外的な貿易管理と国内の治安対策によって実現した稀有な事例と
言えるでしょう。
このことが、幕末の金銀交換比率の不均衡を拡大させて金流出に拍車をかけ
る結果となったのですが。
242 :
世界@名無史さん :04/10/30 11:38:38
田沼時代までは、銀は秤量貨幣だった。
>241 確かに日本の金銀貨については現在の約束通貨のように地金価値と額面価値が異なりますが、幕末に至り 万延小判のように金の含有量を減らしたり、二朱金、豆板銀、丁銀を廃止したりしています。 また、アメリカからの圧力でメキシコ銀貨を一分銀として流通させようとしたこともあります。 万延小判が発行されるまでは上海に日本の小判を集積する列強の市場があったことも、万延小判のおかげで インフレが起こり倒幕の一因となったことも承知です。
11月1日 新デザイン紙幣の日。 しかし外国では「これ誰?」と思うんだろうなあ。
245 :
世界@名無史さん :04/11/01 10:16:48
高額紙幣はやはり聖徳太子でないと有り難味がない。
「5千円札は初の女性の肖像」 神功皇后札は無視するんかよ。
>>243 > アメリカからの圧力でメキシコ銀貨を一分銀として流通させようとしたこともあります。
うーん。別に絡むつもりはないんですが、重要なところで間違ったことを断言調で
書くのはちょっとまずいのでは。
まず、メキシコ銀貨などの洋銀1ドルは一分(もし、一分だったら問題は起きなかっ
たですね)ではなく、銀の含有量に比例させて三分とされ、流通させようとしたとい
うことではなく、実際にそのレートで交換を強いられています。
改三分と刻印された1ドル銀貨は、あまり市中では流通していなかったようですが。
大量に持ち込まれる銀貨は、闇交換レートを引き下げ、実際の交換率は1ドルニ分
程度だったようですが、それでも1ドル銀貨1枚半〜2枚で小判一枚に交換した後、
これを上海に持っていって、またドル銀貨に交換するというだけで、稼ぐことが出来
たため、小判=金の流出を引き起こしたのですから。
>>246 二千円札のこと、
時々で良いから思い出してあげてください。
>>249 神功皇后兌換札のことを記憶してください。
>>249 記念紙幣だってことにされてるのかねえ、2000円札
記念紙幣じゃなかったの!?
そういえば、2,000円札最後に見たのは2年前の台湾の空港だった。
>>253 昨日、久々に見ました。
何故か松屋で。
女子学生が「自販機で使えないんですけど」と、
店員を呼んでいた。
255 :
世界@名無史さん :04/11/20 15:06:09
age
256 :
世界@名無史さん :04/11/21 20:07:19
昭和61年銘10円の、階段の耳石に切れ目が無い物は、とても希少!これってほんとう??
257 :
世界@名無史さん :04/11/21 20:12:19
単に磨耗しただけじゃないの?といいたいところだが もしあったとしても市場に一度でも流通した以上価値はほとんどない せいぜいI円かな
258 :
世界@名無史さん :04/12/13 08:31:29
>>219 311 :2ちゃんねる ★ :04/12/12 01:06:27 ID:???
削除人候補(名称未定)募集予定の御案内です。
今月中に、募集要項を出す予定でおります。
現在、方法等について最終的な調整をしていますので、
各削除人さんも、専用掲示板の方で内容等を御確認ください。
※将来、削除人へのジョブチェンジが検討されています。
※都合により延期する場合には、こちらで告知いたします。
※この件に関するお問い合わせは、御遠慮下さい。」
☆ 連絡&報告 4 ☆
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1097075720/311
ベトナム通貨ドンには硬貨が無く、全て紙幣って本当ですか?
>259 一応硬貨も発行されているけどインフレがすごいので実際に使う場所もなく、両替しても硬貨がもらえることはまず無い。 昨日からは50万ドン札が発行されたとか・・・。
261 :
世界@名無史さん :05/01/03 06:06:07
age
262 :
世界@名無史さん :05/01/03 09:36:51
トルコの2000万リラ札ぐらいで驚いてはいけない。ユーゴスラビア(新ユーゴ、現在のセルビア・モンテネグロ)がハイパーインフレに陥っていた頃は、50億ディナール札が存在した。
264 :
世界@名無史さん :05/01/03 11:45:40
'`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、
265 :
世界@名無史さん :05/01/09 22:51:24
保守
266 :
世界@名無史さん :05/01/12 13:27:54
今世間を賑わせている偽札犯は間抜けばっかりだ。 明らかにど素人とわかる。
267 :
世界@名無史さん :05/01/18 17:58:08 0
兄ちゃん寝る
ここは落ちたのかな?
269 :
世界@名無史さん :05/02/08 06:52:07 0
500円は硬貨よりも紙幣のほうがいいのだ。 登場当時から言われていたことだが。
270 :
世界@名無史さん :05/02/10 18:33:05 0
すみません、 元、円、ウォンというのは元々同じYenという意味だと聞いたのですが 本当ですか? 表記が違うのみで(東を日本ではトウ、中国ではトンと読むように) ルーツは同じなんでしょうか。 そもそもこれらの単位のルーツは何なのかどなたか教えてください。
271 :
世界@名無史さん :05/02/10 18:54:06 0
>>269 同意。500円紙幣が廃止された時の、反対理由は「包めないから」が多かった。
ろくに付き合いもない、近所の葬式の香典の最低額は500円が相場だったのに
1000円に値上がりしてしまった。
おまけに大きくて小銭入れには入りにくいし、贋物がしょっちゅう出るから
機械通らないし、使い辛いったらない!
おっさんだな。
273 :
世界@名無史さん :05/02/10 19:15:18 0
500円硬貨の材料費+加工代は一切合切を目一杯見込んでも300円程度じゃなかったっけ? 贋金作りにはこんなうまい話はない。 ただ、ほんとに贋金作りをやろうとすると、冶金設備と工作機械が必要だし、 金型も自分で作らねばならないし、材料の仕入から簡単に足がついてしまう。
>>270 18世紀に東アジアで貿易決済用に流通していたメキシコ銀が円い形だったのがルーツでは?
中国では円(旧字体)は画数が多いので同じ音の元を使い、朝鮮半島では円の朝鮮語読みがウォン。
違っていたらスンマソ。
マジ?
277 :
めんどうだからコピペ :05/02/10 21:36:56 0
>>270 55 名前: ど〜でもいいけど 投稿日: 02/12/16 21:07
>>40 根本的なところで大きな勘違いが入っています。
まず、圓と元は同義です。
そして、圓は日本が最初に採用したのではなく、香港で英国が発行した
極東貿易銀が先で、その額面表示は「壱圓」です。
このイギリス極東貿易銀は名称のとおり、メキシコ銀貨に対抗して、貿
易決済を行うための銀貨として発行されていました。
明治維新時の日本の貨幣である「両」がたまたまほぼこの貿易決済用の
壱圓と均しく、1両≒1ドル(メキシコ銀貨)≒壱圓であったため、東
アジアの市場における信用を得るためもあって、圓を貨幣単位と定めた
ものです。
ちなみに、明治初期の本位貨幣は金ですが、貿易決済用は銀本位で、貿
易銀として発行された1圓銀貨の価値は金本位の1圓とは1%ほどの価
値の違いがあります。
なお、イキリス極東貿易銀にしても、日本の圓銀にしても、当時の大市
場である支那に受け入れられやすいように、表記を漢字にしたり、図柄
を龍などに設定しています。
279 :
世界@名無史さん :05/02/10 22:00:39 0
台湾札持ってるけど「拾圓」だね。
>>279 台湾の通貨は本当に混乱するね。正式名称はニュー・台湾ドル、デパートなど
では、NT$と表記している。ところが、一般商店の値札では「元」と書いてあって、
手元の紙幣を見ると「圓」になってる。いったい、どうなってるんだと、、、
>280 台湾のスーパーの値札は\だった・・・。 数年前までNT$50が紙幣と2種類の硬貨とあってホント困った。 日本と違って新札や新硬貨が出るとすぐに旧札や旧硬貨が使用停止になるんでこれまた 大変。 ニセ札が多いから仕方ないのかもしれないが・・・。
282 :
世界@名無史さん :05/02/27 13:26:05 0
中国の硬貨は戦国時代に始まりますが、もしや中東のコインの影響を受けて 発生したものなのでしょうか? あるいは無関係で、独自に誕生したものでしょうか。布や鍬を象った物がありますしね。
283 :
世界@名無史さん :05/03/02 21:22:13 0
新デザイン札には0.5ミリの「ニ」「ホ」「ン」の字がバラバラに書かれている。 80へぇ〜に俺も15へえ加える。
>282 貨幣と言うアイデアはオリエント地域から伝わったかも知れませんが、中国では鋳型で 作る鋳造貨幣が主流で他の国々では地金に刻印を打ち込む打刻貨幣が主流で作り方が全然 違います。 最古の貨幣と言われるリデリアの貨幣も地金に獅子の図柄を打刻したものです。
285 :
世界@名無史さん :05/03/16 23:53:31 0
>282 >布や鍬を象った物が コイン型の硬貨が登場するまでに、中国の硬貨は多様な形態が登場していたね。 布銭や刀銭、宝貝を模したのもありましたっけ。 楚の蟻鼻銭は何がモデルだろう?
286 :
世界@名無史さん :2005/03/24(木) 17:41:18 0
>>285 蟻の顔に見える部分は文字との説が有力。ただし
何と書いてあるかは「巽」「君」など諸説あり。
そういえば蟻鼻銭には鉛製のものもあったそうです。すると「鉛貨」?
287 :
世界@名無史さん :2005/03/31(木) 09:34:23 0
みんなは、何時代の貨幣が好きですか? ボクは、昭和あたりのが好きです。
288 :
世界@名無史さん :2005/03/31(木) 11:10:53 0
デザイン的には昭和初期が良い。 明治は額面ごとにデザインが割と似ているし、 戦後のはまるで統一感がない。 特に1円玉がシンプル過ぎで有難みを感じない。 とても錚々たる1円銀貨の末裔とは思えない。
>288 リディアの間違い。変換した時にミスった。
十円洋銀貨は名デザインだと思うんだがな。惜しくも不発行。 その代わりに出たDQN青銅貨が誰も予想しなかったロングラン。
戦後なら50銭黄銅貨だな。鳳凰描いてるやつ。 洋数字も比較的でっかく書いてあるし、 銀貨でもアルミでも遜色のないデザインと思う
293 :
世界@名無史さん :エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 20:36:03 0
日本で国産の貨幣(銅銭)が作成されたのは、平安中期まで。 それ以降は、宋・元・明の中国の銅銭が使用された。そのなかでは 永楽通宝が有名。永楽通宝は、江戸時代に寛永通宝が登場するまで 主要な貨幣となっていた。寛永通宝は、永楽銭に代わる貨幣となり、 日本のみならず、東南アジアのバリ島でも使用されており、昭和の ころまで使用され続けた。
294 :
世界@名無史さん :エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 21:09:21 0
青砥藤綱の話みたいだけど、日本の物価では、落ちてる一円玉を ヨイショと拾う時に消費するカロリーは換算すると一円越すみた いね。 これでは損だから一円落としたらついでに100円玉を落とそう。
295 :
世界@名無史さん :エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 21:25:52 0
どうせならば十万円金貨を落としてくれ。真後ろから俺が・・・
296 :
世界@名無史さん :エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 21:29:28 0
ってことは1円落としまくればテロ攻撃になるな
297 :
世界@名無史さん :2005/04/09(土) 12:04:58 0
青砥タソは偉いな。近代以降のインフ社会レがやってくるのを見越して、 その中を生きる心構えを説いていたのか。
298 :
世界@名無史さん :2005/04/16(土) 09:33:50 0
1円の製造コストって1円以上するな
300 :
世界@名無史さん :2005/05/02(月) 23:25:40 0
300ドラクマゲット
レプリカでいいから古代ギリシヤの貨幣欲しいな。
302 :
世界@名無史さん :2005/06/04(土) 05:17:53 0
大阪民国の貨幣がほしい
桜ノ宮駅近くの造幣局で打ち出してるわな。
304 :
世界@名無史さん :2005/06/05(日) 19:46:23 0
305 :
世界@名無史さん :2005/06/06(月) 19:10:47 0
>>280 EU通貨統合以前のオランダの通貨もよくわからなかった。
「ギルダー」ってのが通貨名だと思っていたが、イタリアの両替屋では「フローリン」と表示されており、実際に両替して実物をみると、「グルデン」と書いてあったのよ。
寡兵
307 :
世界@名無史さん :2005/07/29(金) 22:30:50 0
英国の貨幣体系も十進法でない変則的なのが多くて不便そうだが あまり改正の話を聞かないね。愛着があるのか、慣れるものなんだろうか。
イギリスは今十進法じゃありませんでしたっけ?
309 :
世界@名無史さん :2005/08/02(火) 23:56:58 0
310 :
世界@名無史さん :2005/08/18(木) 00:36:52 0
>>275 モンゴルの通貨トゥグリク(モンゴル語「球」より)の名が、
同じく「円」通貨の意訳だという話を聞いたが本当ですかね。
311 :
世界@名無史さん :2005/09/02(金) 14:13:22 0
312 :
世界@名無史さん :2005/09/02(金) 15:45:58 0
>>310 俺も聞いたことがあるが、直接的なソースはない。
ただ円単位のはずの満州通貨や北支のバイリンガル紙幣にも
モンゴル文字では××トゥグリクと併記されてることから
円=圓=元=ウォン=トゥグリクで間違いはなさそうだ。
ベトナムドンの由来は銅だっけ?ラオスキップとか
チャットとかリエルの意味も知りたいもんだ。
313 :
世界@名無史さん :2005/09/02(金) 17:29:17 0
314 :
世界@名無史さん :2005/09/02(金) 21:34:17 0
日本語で硬貨のことを「〜円玉」と呼ぶのと関係性は・・・ ないんだろうな。
.
316 :
世界@名無史さん :2005/09/10(土) 11:31:57 0
前近代の金属貨幣は、本当に貨幣なの? 交換の仲立はしていても、単に、交換性のよい品物の一つに過ぎない、 王様や共和政府の刻印が押してあるのも、地金の品質保証マーク程度の ものではないのかい?
317 :
世界@名無史さん :2005/10/02(日) 21:22:57 0
それを貨幣という。
318 :
朱由檢 :2005/10/04(火) 23:07:09 0
あり得ない仮定をしてもしょうがないな。 もし、アメリカからペリーがやってこなければ、 はたして日本が近代へ移行できていたのか興味深い。 とかな。
320 :
世界@名無史さん :2005/10/28(金) 01:26:24 0
「ルピー」はサンスクリット起源の通貨名と聞いたが、いつごろから用いられているんだろう。 英領時代によく廃絶しなかったなあ。
321 :
世界@名無史さん :2005/10/28(金) 17:48:14 0
日本史厨の溜まり場はここか?
322 :
世界@名無史さん :2005/11/13(日) 14:59:50 0
>>320 インドネシアのルピアはインドのルピー起源だそうだから、
東南アジアにイスラム教が伝来する以前からあったんだろうか。
323 :
世界@名無史さん :2005/11/13(日) 16:59:18 0
ムガール帝国アクバル大帝の通貨制度の産物みたい>ルピー 当時の1ルピー(Rupee)≒銀11g もとネタがあるのかもしれないが判らない。
325 :
世界@名無史さん :2005/12/11(日) 01:06:13 0
中世インドの貨幣制度が分かる方おられますか? 群雄割拠だった一方で意外と貨幣は統一性が保たれていたと読んだことがありますが・・・
P.l.グプタ『インド貨幣史』刀水書房 はどうよ?読んだこと無いけど。
327 :
世界@名無史さん :2005/12/31(土) 14:00:41 0
中世には、イスラム圏の貨幣のデザインのままキリスト圏で打造を 行なっていたりしたりするところが面白い。古くは、ヨーロッパに おける貨幣生産量はこうした部分を考慮できなかった
328 :
世界@名無史さん :2006/01/02(月) 22:27:56 0
どう考慮できなかったのですか?
イスラムのデザインだ。 イスラムで打造した貨幣だ。 そうに違いない。 キリスト教圏でもイスラム教圏のデザインで作成していることを発見。 注意深く調べないと駄目じゃん。
330 :
世界@名無史さん :2006/01/03(火) 08:26:43 0
今BS1のKBSニュースで、 韓国の新5000ウォン札が発行を急ぎ過ぎたため、 使えるATMがどこにもないというのをやっていた。 新札の読み取りに必要な技術情報をATMのメーカーに 伝えていなかったというお粗末。
331 :
エックス万 :2006/01/05(木) 08:59:06 0
世界最大の紙幣。大明通行寶鈔 33センチ×22センチ 世界最大の銀貨。馬蹄銀50両 約2`c 世界最大の金貨。インドムガール朝のモーハ金貨 2`c 世界最大の銅貨。スウェーデンの17世紀のもので、重さ1万キログラム。 世界最大の貨幣(材質問わず) ヤップ島の石貨 直径3.5メートル 世界最小の貨幣。 ネパール17世紀の1タム貨で大きさ2ミリ ドル紙幣の最高額面は1万ドル。 世界最小の紙幣。ルーマニアの10パニ札 3.5センチ×2.4センチ。 以上お金の雑学知識でした。
332 :
エックス万 :2006/01/07(土) 08:16:25 0
や○お○に現在大量の馬蹄銀が出品されています。恐らく中国のブローカーが大量に持ち込んだのでしょう。 数年前にもある古銭市で大量に売り歩かれたことがありました。いずれも、お土産品程度のお粗末な飾り物という感でした。 今それが再び大量にしかも、観光土産品と明記されずにいかにも本時代物として売られています。 落札価が数千円程度なら問題ありませんが、本時代物の馬蹄銀50両の値段15〜25万円で、もし落札されたら是は、明らかに詐欺になると私は思います。 これらのいわゆる「馬蹄銀風のお飾り」は白銅や錫あるいはアンチモンに銀メッキだといわれています。 決して、銀無垢ではないものなのです。たとえ、現代作でも、銀無垢なら銀地金の価値はありますが、 メッキでは原価、数百円でしかありません。まあ、馬蹄銀に限らず贋物のオンパレードがや○お○ですから、あえて言うまでもないことではありますが・・・・・。
馬蹄銀はたとえ本物でも中身がくり抜かれて鉛が入ってたりするっつーからな。
334 :
世界@名無史さん :2006/01/10(火) 19:40:00 0
本物の馬蹄銀でも往々にして銀の含有率は低いものです。そもそも馬蹄銀は民間の銀炉や銀局が鋳造したものがほとんどで 清朝政府が鋳造したモノではありません。清の公式通貨は銅貨と大清宝鈔だけです。末期には大清銀幣も作っていますが。 馬蹄銀とはあくまで、代用通貨、トークンです。低いものでは銀37パーセントのモノすらあります。残り63パーは錫です。
335 :
世界@名無史さん :2006/01/11(水) 12:44:54 0
黄金は中国では貨幣でなかったの?唐に留学した者は砂金を持って行ったそうだが。
同じ話題が何度も出ているが、支那は古代から清末まで銅銭が基本通貨 金貨や銀貨は例外的な存在で、ほとんど発行されていない。 とはいえ、金銀が地金の価値として財宝であったことにはかわりないので、 日本からの留学生が生活資金として砂金を持参したというのは、嵩張らず に高額で換金できる物ということ。
337 :
世界@名無史さん :2006/01/11(水) 21:44:13 0
エリザベス女王の前のポンド札の肖像は誰だったのですか?
338 :
世界@名無史さん :2006/01/12(木) 14:06:33 0
穴空きで真鍮の現・5円玉を江戸時代に持っていっても使えますか?
339 :
世界@名無史さん :2006/01/12(木) 14:39:32 0
ハンカチーフの一億円札を本気で使うつもり?
>>338 五円は黄銅。
鐚としてなら通用するかもしれん。鐚には無文や相当作りのいいかげんなヤシも
混じってたようだから。
東洋の銅銭は当時の世界水準としては信用貨幣としての性質が強かったが、
それでも地金価値と秤量だのみで刻文なんかどうでもという部分はあったもより。
江戸時代も中期以降になると一応一文銭として流通してるのは正規の寛永通宝だけという
タテマエだったが、銭さしをバラして丁寧に探せば、けっこう唐銭だの宋銭だの永楽銭だの
和銅開珎だの私鋳銭だの怪しいのも混じってたらしい。
熊「何だこりゃ? 穴が丸ぃや。造りは悪くねえが随分黄色いね。『まるご(円五)』?
『くにほんじつ(国本日)』?『としはちじゅうとなりたいら(年八十成平)』?
ワケが判らねエ。南蛮銭かな?」
いいですな、SFです。
そういやあ江戸中期の骨董リストに、和同開珎だったかかなり古い古銭がのってたね。 価値があることは自覚してたみたいだ。 精密にできた現在の五円玉なら珍しがって結構な価値で買い取ってくれるかも。
>>341 下らないチャチャだが、国と円は読めないんじゃね?
金属そのものの価値が問題だから、現行通貨持っていってもそれなりに通用するのか。
つーことはもし今タイムスリップしたら、札より小銭が重要と。
>>343 略字くらい当時から使ってたんだから普通に学のある人間なら読めるだろう。
別に戦後に作ったわけじゃない。というか字によっちゃ略字の方が普遍的だったり。
345 :
世界@名無史さん :2006/01/13(金) 01:13:25 0
五十円玉は? 白銅は江戸時代に存在しなかった?ので ニセ銀貨として扱われるか?
346 :
世界@名無史さん :2006/01/13(金) 01:15:49 0
成分なら銀座で分析できたの?
347 :
世界@名無史さん :2006/01/13(金) 01:18:11 0
個人で作ったメダルみたいな「絵銭」は貨幣として通用できたの?
びた銭として四分の一の価値で。
349 :
世界@名無史さん :2006/01/13(金) 01:21:21 0
絵銭って創ってよかったの?
いけませんが、作ったものは仕方がない。
351 :
世界@名無史さん :2006/01/13(金) 01:31:22 0
絵銭は今で言う記念メダルみたいなものとして作られたが、 普通の銭と同じ大きさのヤツだとうっかりちゃっかり銭さしとかに紛れ込んで 流通しちゃったりもしないこともなかったらしい。 縁起物だと秤量もそう悪くなかったりするからオカミ以外は気にしなかったのかもね。 もしかしたら見つけても今で言う記念硬貨がくらいの感覚だったかも。
353 :
世界@名無史さん :2006/01/13(金) 03:25:59 0
許可を得て製造?
なぜ日本の話が多いのか?
麻雀のピンズは実は銭。今は何故か丸の中に東京都交通局のマークが入ってるが 本来は銅銭を意味した。 麻雀は本来は家族の盛衰と財産の流通を象徴したゲーム。だから中国人は冠婚葬祭の場とかで 一族揃って雀卓を囲む。 銭が千枚になるとヒモに通してくくる。これが銭さし。ソーズは銭さし。 索子の索はひものこと。でもイーソはなぜかとりさんだが。 銭さしが10本以上になるともう絵で書けないので字で書く。「一萬」。こいつがワンズ。 でも「二萬」って書いてあるのに「リャンワン」はおかしいわな。「兩萬」か「アルワン」 じゃないと。 風牌が家の象徴らしい。たしかに「東家」「南家」って言葉ものこってるわな。 で、三元牌だが、東西南北があるから「中」は解るけど、残りの二つはなんでしょね。 ハクは最近では「パイパン」と言うと笑われるようだ。「白板」なのに、今では 無毛症(人工含む)の意味しかないらしい。 問題は「ハツ」。良く見ると「發」なんて書いてない。なんでもこれは「キ」という文字 らしい。でも「ちゆ」の頭についてる牌だけはホントに「發」と書いてある。
オタクネタさえなければ良レスだったのにな。 キモイ。
意味が解る時点でオマエも一緒だよ。 同類の癖に他を罵倒して悦に入ってるオマエの方がよっぽどキショイ。
意味がわからないから検索したんだよ。 便利だろ。
359 :
世界@名無史さん :2006/01/13(金) 23:36:35 0
どうでもいいが、世界史板はオタクが多いのか? ガンダムだのちゆだの例に出すのは関心せんな。
>>357 まあそんなキレるな。
オタクがキモがられる存在なのは仕方がない。
まったりいこうぜ。
361 :
世界@名無史さん :2006/01/13(金) 23:41:39 0
ヲタは史ねw
2ch自体が…(ボソッ
まあそうことだ。2ちゃんねら自体ヲタをどうこう言える存在じゃないんだから。 仲良くやれや。
もう2ちゃん自体そういう時代じゃないだろ。 キモいものはキモいでいいんじゃないか?
確かに気持ち悪いが、いちいち口にせずとも良いのではないか。
江戸時代に贋金をつくった罪人は、幕府でお金を作る仕事に回されたというのは本当? 時代劇で見たけど、にわかには信じられない。
てか歴史オタ自体、鉄オタ並の古典的オタだろうが!!オマイラ自覚なさすぎ。 歴史どっぷりは充分キモい。アニオタと鉄オタが罵りあってんの見たらどう思う?
例えると信長です。 と 例えるとちゆです。 は違うと思うな。 どちらもオタクには違いないとは思うけど、気持ち悪さが違う。 さすがに「ちゆ」という漫画の人物を会話に出すのは、ほとんどの人間が気持ち悪がるのではないだろうか。 俺は別にかまわないと思うけどな、いちいち口に出さず心で思っておけばいいよ。 で、この話は終わりにしような。 再開 ↓
370 :
世界@名無史さん :2006/01/14(土) 00:25:04 0
贋金つくりの罪人はどうなるんですか!
贋金というものに対する感覚が相当違ってそうだね。 材質や秤量に重きがある場合、まず第一に問題になるのは品位で、 あんまり品位に差がないと「私鋳銭」といわれて流通してしまう。 品位の良い貨幣を私鋳した場合、贋金作りとしての不当な利益は全然ないわけで、 むしろ本物であっても、中をくり抜いて細工したり、品位をごまかすような改造の方が にせ金の名にふさわしい犯罪の香りがする。 時代劇の場合は表現が簡略化されてありえなっぽい展開なってそうだけど、 私鋳銭工房の公認、公営化というのは充分ありそうな感じがする。
>例えると信長です。 > と >例えるとちゆです。 >は違うと思うな。 これはかなり卑怯な詐欺的論法じゃないか? 信長くらい著明な存在なら誰も気持ち悪がるわけないだろう。 アニメだってドラえもんやサザエさんを持ってきても誰も気持ち悪がらない。 反対に歴史ネタだって一般に通じないようなマイナーなものをイキナリ 引っぱりだしてきたらひかれるだろう。 卑怯で一方的な勝利宣言の挙げ句、自治ぶって幕引きってのは 後味悪すぎ。
ちゆよりキモイ歴史の人物はそうそういないだろw ちょっと自己弁護もいい加減にしなさいよw
色々見てきたが、私鋳銭の中には神社や寺が棟上や祭事の時に作って氏子や檀家に お守りや記念品として分けたものもあったようだ。その場合私鋳銭でも公認の貨幣と 同等に用いられたようだし、地方や役所などが記念貨幣のような形で発行したものも あったようだ。 銅銭は品位で取引されたのは事実のようで寛永通宝がオランダとの取引で重宝され、 東南アジアや中国でも銅銭として流通していて、中国では寛永通宝が大量に流通した ため何度も禁令が出ている。また、オランダはインドネシアに持ち込んだ寛永通宝を 鋳潰して銅の延べ板や棒にしてアフリカや中東との貿易にも使用し、自国の銅貨鋳造 にも使用していた。銅銭自体は銅の価値で流通していたようだ。
>>374 ではびた銭の価値が低いのは何故でしょうか。
銅自体の価値で取引されているのなら価値は下がらないと思ったんですが、どうでしょう。
376 :
世界@名無史さん :2006/01/14(土) 05:10:20 0
びた銭の材質が鉄だから
377 :
世界@名無史さん :2006/01/14(土) 09:41:21 0
東洋では銅銭の地金価値はあまり問題にされない。鋳造だから重さは不均一だし。 要は使う人間がそれを銭と認識するかが問題。日本向け輸出商品として作られた 永楽通宝は、歴史が乗っかった古い銭しか流通しなかった西日本では受け入れ られず、逆に東日本では非常にもてはやされた。
378 :
世界@名無史さん :2006/01/14(土) 09:46:09 0
>東洋では銅銭の地金価値はあまり問題にされない。 エ・・・・・・・・・・・?
> 東洋では銅銭の地金価値はあまり問題にされない。 ごめん!あまりにユニーク(突飛)な意見なので、コメントは控えます。
ふむ。なにかの文献、研究書を読んでの思い込みじゃろ。 日本に限定してのことであれば、戦国期の永楽通宝の例があるで、 確かに地金価値と流通価値は一時的には対応しないことがあると は言えるのじゃが、それを通時的一般原則と考えるのはどうかのぉ。 ましてや、「東洋では」と一般化することはさらに難しいじゃろうの。
支那の貨幣の歴史を見れば、基本貨幣は銅銭で、変形として当○○銭といった 地金価値と乖離した額面の銅銭や別に金銀貨幣、紙幣が使われている。 当○○銭や銀貨の多くは、権力者の強制によって地金価値よりもはるかに高額 の貨幣として流通を強制されたが、時間とともに地金価値相当まで交換レートが 下がる傾向にあり、銀貨の多くは結局秤量貨幣として地金で流通することになっ た。 一時点を取り出せば、地金価値と乖離した貨幣が流通していることがあるので、 統一国家が存在せず、この種の貨幣の流通強制が困難だった西欧に比較する と地金価値が軽視されているように考えられるだろうが、常に無視されたというの は正しくない。 それと、銅銭が鋳造だから重量がまちまちであるというのもちょっと違う。日本で は永楽通宝の流入が止まった後、オリジナルの銅銭から型をとって複製すること を繰り返したために、複製の都度サイズが小さくなり重量も軽くなったという経緯 であって、鋳造だから重量が不ぞろいであるわけではない。
つか、地金価値と交換価値が違うってのは日本の特殊事情でしょ。 他国にも例があるのか知らないけど、少なくとも幕末頃の欧米人の 感覚では、地金価値と交換価値に倍以上違いのある銀貨を流通さ せることができるというのが理解できない状況だったんだから、少な くとも一般的じゃない。 日本の場合は、日明貿易の時にも銅を輸出して銅銭を輸入してい たわけで、最初から地金価値と交換価値や額面は一致していない から、前近代から貨幣に記号的な意味があったということだろうな。
383 :
世界@名無史さん :2006/01/14(土) 17:13:34 0
銅銭が地金価値によって信用を付与されてるなら、丁銀や豆板銀みたいな
秤量貨幣にしなきゃならないくらいの重量のばらつきはある。かなり大雑把
には重量をあわせてるけど、西洋の打刻銭並みの精度は望むべくもない。
下のサイトによれば、江戸期に日本国内で流通した寛永通宝(新寛永・文銭)が
3.0-4.5g程度の重量のばらつきがあったとしている。同じ寛永銭でも銭種が
またがれば、ばらつきは更に大きくなるとも。このばらつきの原因は、「鋳造に
起因する不可避的な分散」としている。作り方は中国その他も同じだから、
日本だけの現象ではない。
ttp://www.narahaku.go.jp/resources/kiyo/02/kiyo-02-01-02.htm 東洋では、銅銭を鋳造している以上、銅銭の価値と地金価値の関係はかなり
大雑把。前近代の技術では、直径は規格化できても厚みをコントロールでき
なかったんだとさ。
384 :
世界@名無史さん :2006/01/14(土) 17:19:08 0
>>366 >江戸時代に贋金をつくった罪人は、幕府でお金を作る仕事に
>回されたというのは本当?
実際は知らんが、贋金を作れる人は、もともと造幣関係の人間なのだから、
もとの仕事に戻っただけじゃないの。贋金といっても含有量をごまかしたり
とかじゃないの。
紙幣が流通していた国で地金価値云々を論ずる意味があるのか?
386 :
世界@名無史さん :2006/01/14(土) 18:57:31 0
387 :
世界@名無史さん :2006/01/14(土) 19:12:44 0
>>384 贋金が金か銀なら死罪じゃないか? 銭ならほとんど野放しに近い場合もあるらしいが。
>>385 兌換紙幣ならあるだろう。
388 :
世界@名無史さん :2006/01/15(日) 00:31:21 0
日本以外に王国なのに国王を紙幣の肖像に使ってない国って ありますか?(ユーロ除く)
>>388 そういや、戦前でも皇族の肖像を紙幣に使うことって少なかったよなあ
(歴史上の英雄としての皇族を描くことは珍しくなかったけど)
この点は日本は特殊だね
戒律上、肖像画がご法度な湾岸諸王国とか?
391 :
世界@名無史さん :2006/01/16(月) 16:45:36 0
全然特殊じゃないと思うが。
392 :
世界@名無史さん :2006/01/16(月) 22:14:40 0
サウジだかUAEは王族だった気がする。 ググッてもよく思い出せなかったが、 サウジは初代国王を使っているらしい。 確実に使ってないのはカンボジア。 アンコールワットの絵が書いてあった。
贋金造りは重罰に処されることが多い。 贋金というか、自分でお札を描いてそれを使用していた人物がいたような。
394 :
世界@名無史さん :2006/01/17(火) 00:01:30 0
>393 ハットリバー王国のこと?
日本の江戸時代は根本的には貨幣経済ではなかったんではないかなあ。 収入や租税の計算や財政規模なんか米の量目で計算していたじゃん。 価値基準はあくまでも穀物の米粒にあって、金属の貨幣はその重量に応じた 価値がそのまま決済の価値となっていたようなところがある。
396 :
世界@名無史さん :2006/01/19(木) 06:43:07 0
>価値基準はあくまでも穀物の米粒にあって 田を潰して商品作物の栽培に走り出したのは江戸中期ごろかな。 >金属の貨幣はその重量に応じた価値がそのまま決済の価値となっていたようなところがある 金銀貨は地金価値で信用付加されていたからある程度連動するのは当たり前。ただ、厳密に 連動するなら金銀貨の改鋳では利益が出ないはずだ。両替商は新旧貨幣の品位は きっちり把握していたし。
397 :
世界@名無史さん :2006/01/19(木) 12:14:17 0
>>395 貨幣史に関する基礎的な知識を欠いたまま、想像で書き込んではいけません。
日本の江戸期は世界の前近代貨幣史でも珍しいほど金属貨幣の地金価値と交
換価値が乖離していたことで有名なんですよ。
幕末の二分銀は、実際には一分程度の価値の銀しか含んでいなかったのです。
このことが、幕末の金の大量流出の原因の一つです。
でも、慶長銀・慶長小判と、以降の幕府発行の金銀とが、額面等価ではなかっじゃん。 貴金属の含有品位に応じて格差がついていたのは紛れも無い事実。 小判や熨し銀との価格差についても、単に、発行元がハッキリしていているか否かで 扱いが違うだけじゃん。品位検定の手間の省ける分、価格査定が高いのは当然。 現在でも、たとえば、金地金ならば、田中貴金属店頭取扱品、東京工業品取引所受渡 指定銘柄は高く、外国金融機関・精錬会社の刻印入りではかなり査定が落ち、 無印の荒金では品位相応には扱われないだろ。2倍の格差はさして大きなものでもない。
古銭の扱いと流通貨幣の扱いの区別がつかないヒトでつか?
400 :
世界@名無史さん :2006/01/19(木) 21:01:11 0
単なる馬鹿だろ。
>>396 のレスが読めないらしいから。
江戸時代、幕府発行の小判や熨し銀が、慶長小判や慶長銀と同じく額面どおりに 流通していたのか? えええー?
日本史ネタ大杉。
デナリウス、リーブル、ポンド、ターレルとか聞いて 当時は美幼女奴隷が買えたんだなと 値段を考えハァハァしてしまう漏れは 逝ってヨシでつか?
二度と顔出すな
>401 してたよ。但し、金の含有率があまりに良いのでほとんどが死蔵されました。 江戸時代といえば幕末に前のレスでも出たように金と銀の交換比率が諸外国と比べ異常に 低かったので、外国への金流出対策として新しく作られた万延小判の金の含有量が低く その後のインフレのもとになったというのは有名な話。 現在でも法律上は明治時代の10円金貨は10円として通用するけれど、地金の価値や骨董的 価値から使う人などまずいないと言うのと同じ。 江戸時代の小判にしろ渡来銭にしろ、今の感覚で言うとたまに稲穂の100円や穴無しの5円 なんかが釣り銭に混ざるのと同じと考えればいい。
406 :
世界@名無史さん :2006/01/20(金) 21:03:07 0
>>405 >現在でも法律上は明治時代の10円金貨は10円として通用するけれど
いくらなんでも通用しない。ちなみに、明治に入ってはじめに出された金貨は各額面とも
明治30年以降は倍の額面で通用した。
407 :
世界@名無史さん :2006/01/20(金) 22:28:16 0
昭和天皇在位60周年記念金貨を自分で持ってるのが恐ろしくて 銀行に預けたら、それは単なる10万円の預金行為になって 虎の子の金貨が赤に他人に渡ってしまい、 激怒するやら落ち込むやらで無気力になった取引先の人がいた。
408 :
世界@名無史さん :2006/01/20(金) 22:44:09 0
その金貨は偽物騒ぎのせいでプレミアが付いてないどころか 銀行での両替すら嫌われる代物だ。失望することは全くないぞ。
たしか額面のほうが含まれてる金の価値よりずっと高かったんだよな。 だから金貨として持ってる意味はほとんどない。
>406 調べたら確かに。明治30年の貨幣法で20円になっている。 現在でも10円金貨は「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」と言う法律上 額面の20倍まで法貨として認めるとあり、10円金貨であっても最大で200円にしかならない。 だからと言って昭和62年の50円硬貨や昭和32年の10円硬貨が普通の買い物で額面 の20倍で通用するかといえばそんなことはまずありえない。
>>410 ふぉ。金貨は発行された時に本位貨幣じゃったので、いつまでも額面の価値で
通用するのが原則なのじゃが、実際にもその時の額面読み替えの後は、昭和
62年に金貨の通用禁止が法律で決まるまで、法的には10円金貨は10円だっ
たのじゃな。
これをネタに、昭和50年頃じゃったか、星新一がショートショートを1本書いて
おったの。給与を10円金貨で受け取る契約をした男の話じゃった。
しかし、通用禁止の法律が成立した後は、骨董品としての価値で国が売り払っ
たとて、何の問題もないわけじゃで、財務省はちゃっかりとお蔵入りの金貨を競
売をすると言出だしたのぉ。
412 :
世界@名無史さん :2006/01/22(日) 10:17:36 0
>>411 >ふぉ。金貨は発行された時に本位貨幣じゃったので、いつまでも額面の価値で
>通用するのが原則なのじゃが、実際にもその時の額面読み替えの後は、昭和
>62年に金貨の通用禁止が法律で決まるまで、法的には10円金貨は10円だっ
>たのじゃな。
明治30年に貨幣法によって法的に旧10円金貨は20円通用に定められたのに、
「法的には10円金貨は10円」てのはおかしくないか。
>>412 わざわざ「額面読み替えの後」と書いてあるようだが?
シナ爺は遠まわしに言ってるが、要するに自転車小僧さんが勘違いしている。
まず、明治30年の額面読み替えはいいとして、その後、昭和62年の改正で
金貨の流通は停止し、一定期間内に額面、但し明治30年以前の金貨は額面
の二倍、で昭和63年9月末までに現行通貨と交換できる(誰がするか!)こと
になっている。
で、現在は貨幣としての地位を失っているから、大蔵省じゃなかった財務省は
手持ちの金貨を骨董コインとして売却できるということ。
あと、第七条の意味を完全に間違えてる。この法律で言う「貨幣」はコインのこ
とで、要するにコインは一度に20枚までは強制通用力があるといってるだけ。
ここは日本の貨幣について語るスレでつか
415 :
世界@名無史さん :2006/01/22(日) 17:31:46 0
>>414 世界史関係の貨幣の話題があるなら、わざわざ日本の貨幣で盛り上がることもないだろう。
416 :
世界@名無史さん :2006/01/22(日) 17:39:53 0
貨幣の作成は、打造から鋳造に変化したのはいつ?
417 :
世界@名無史さん :2006/01/22(日) 18:09:05 0
どーでもいいけど、逆じゃない? 基本は、古典的コイン=鋳造 近代的コイン=プレス(打造) 西欧では、銅貨も古代から打刻、打造、近代以降は機械打造が原則 但し、古代も特に古い共和政前期のローマや中世に鋳造貨幣がみられる。 東洋(支那、日本等)では、近代以前の銅貨は鋳造が中心で近代以降は機械打造 金銀貨幣は鋳造もあるが秤量だったり、小判のように打造が主流だった どの地域のどの時代の銅貨なのか金銀貨幣なのかを特定しないと回答できない。
418 :
世界@名無史さん :2006/01/22(日) 20:18:41 O
古代ギリシャは打造だけどな
419 :
世界@名無史さん :2006/01/22(日) 20:24:40 0
南方では石を削って作ったけどな。
420 :
世界@名無史さん :2006/01/22(日) 20:27:45 0
打造と鋳造のメリットとデメリットは?
鋳造だと穴を開けるのが簡単
422 :
世界@名無史さん :2006/01/28(土) 01:41:43 0
世界で紙幣に最初に描かれた人物って誰?
423 :
世界@名無史さん :2006/01/28(土) 06:07:13 0
紙幣は現物・史料ともに残りにくいから正確には判断できそうにないな。 紙幣の発行は中国では宋代、西洋では1661年にスウェーデンの民間銀行がはじめ。 中国歴代の札は人物を書き入れるような意匠じゃないように見えるし、案外江戸初期 発行の伊勢山田羽書の恵比寿やら大黒やら仏さんやらがはじめかもしれない。
424 :
世界@名無史さん :2006/01/28(土) 09:27:06 0
425 :
世界@名無史さん :2006/01/28(土) 11:27:55 0
>>424 アバウトですが近代になってから
ということでお願いします。
日本でいうなら神功皇后のような
国家が正式に認定してるとか、
国営銀行が発行したという意味で
とらえて下さい。
426 :
世界@名無史さん :2006/02/11(土) 07:43:29 0
?
プレジデントも 寂しげじゃん ?
428 :
世界@名無史さん :2006/03/06(月) 17:50:13 0
結局、富本銭って通貨なのか?
429 :
世界@名無史さん :2006/03/06(月) 18:00:09 0
>>428 それを一生涯かけての研究テーマにしてください。
学士院会員を目ざして。
430 :
世界@名無史さん :2006/03/06(月) 21:24:38 0
>>425 東京のお札と切手の博物館というところに行くと
色々とあなたの知りたいことが展示してますよ。
あなたの質問ですが
1661年にスウェーデンが初めて銀行券を発行しました。
これが近代的な紙幣の最初と言ってよいでしょう。
その後1694年にイギリスがブリタニアの肖像が描かれた紙幣を発行しました。
ブリタニアとはイギリスを象徴する女神で、作られたキャラクターです。
ヨーロッパ各国も同じような女神を採用してます。
実在する人間を描いたものは19世紀初頭にアメリカが
ドル札に歴代の大統領を描いたのが最初だそうです。
17世紀ごろの金貨1枚の価値はどれくらいあったのでしょうか? また、金貨1枚は銀貨何枚の価値があったのでしょうか。 どなたかお願いします。
貿易用に使われた大型銀貨は約27gで、人件費換算だと2万7千円程度 16ペソ金貨や8エスクード金貨もほぼ同じ重量で16倍の価値。 銀貨のほうは19世紀末までほぼ同じサイズと重量で各国から発行された が、金貨のほうはまちまちになる。
銀貨については、
>>432 氏の指摘のとおり。
通称スペイン金貨、白鯨でエイハブ船長がマストに釘で打ちつけた
やつ、はdoubloonと呼ばれる2エスクード金貨で、重量約7グラム。
価値としては銀貨4枚。
大型の8エスクード金貨もあったが、ポピュラーなのはdoubloonの
ほうだと思う。
434 :
世界@名無史さん :2006/03/09(木) 11:22:44 0
>>433 ダブルーン金貨の語源は2エスクードということでいいはずなんだけど、
メルビルの白鯨に出てくる金貨は詳細な文章描写から、8エスクード金貨
のことだと読み取れる。
ややこしいことに、どちらもダブルーン金貨と呼ばれていた。
当時の通貨事情で、どちらのほうがより一般的だったのかは知らない。
435 :
世界@名無史さん :2006/03/20(月) 00:39:13 0
>>332 や○お○に現在大量の馬蹄銀が出品されています。
鉛製の粗悪品が多いそうだ。
こんなもんにだまされるやつはお笑い!
436 :
世界@名無史さん :2006/03/20(月) 13:17:39 0
>>435 >鉛製の粗悪品が多いそうだ。
中国の土産物屋で普通に売ってるやつかな。
そういえば馬蹄銀って、いつの時代に、なぜああいう形になったのかご存知の方はいますか?
437 :
世界@名無史さん :2006/03/20(月) 13:34:14 0
日本最古のお金は富本銭?
石
439 :
世界@名無史さん :2006/03/29(水) 16:24:12 0
和銅つくる前に銭輸入しなかったの?
>439 五朱銭や半両銭と言った銅銭が持ち込まれていたが量が少なく貨幣として流通するまでは なっていない。
441 :
世界@名無史さん :2006/03/32(土) 00:28:17 0
東アジア以外には穴あき銭無いようだ
442 :
世界@名無史さん :2006/03/32(土) 00:35:10 0
443 :
世界@名無史さん :2006/03/32(土) 10:20:23 0
444 :
世界@名無史さん :2006/03/32(土) 18:38:15 0
近代以降ならいくらでも穴明き貨幣はある。
445 :
世界@名無史さん :2006/03/32(土) 20:52:36 0
漢代に民間に銅銭の鋳造を許していたっていうけど どういう経済なんだ・・・
446 :
世界@名無史さん :2006/03/32(土) 23:26:30 0
日本銀行だって民間だが?
447 :
世界@名無史さん :2006/04/02(日) 00:45:56 0
民間というか一般市民という意味だが・・・
448 :
世界@名無史さん :2006/04/02(日) 00:52:30 0
>>445 重量で価値を評価していたのじゃないのか?
専門家じゃないから詳しくは知らんが、
449 :
世界@名無史さん :2006/04/15(土) 16:31:34 0
450 :
世界@名無史さん :2006/04/15(土) 16:53:20 0
>>445 官が造っても民が造っても鉛などの不純物が少なく、
出来が良ければ区別なく流通していたからじゃない?
451 :
世界@名無史さん :2006/04/29(土) 17:27:48 0
452 :
世界@名無史さん :2006/04/30(日) 20:41:36 0
多くの国で貨幣製造が国王大権なのは何故?
453 :
世界@名無史さん :2006/05/04(木) 20:17:26 0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ほら、
>>440 の,あいつB民なんだってよ
\
 ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ( ´Д` ) < ああ、エタB民な
( ´Д` ) /⌒ ⌒ヽ \_______
/, / /_/| へ \
(ぃ9 | (ぃ9 ./ / \ \.∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ /、 / ./ ヽ ( ´Д` )< エタB民の糞カキ人夫なんだよな〜
/ ∧_二つ ( / ∪ , / \_______________
/ / \ .\\ (ぃ9 |
/ \ \ .\\ / / ,、 ((( ))) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ /~\ \ > ) ) ./ ∧_二∃ ( ´Д` ) < やーい、Bー民!Bー民!
/ / > ) / // ./  ̄ ̄ ヽ (ぃ9 ) \_________
/ ノ / / / / / ._/ /~ ̄ ̄/ / / ∧つ
/ / . / ./. / / / )⌒ _ ノ / ./ / \ (゚д゚) 毎度のウンコ理論ワラタぜ! ケラケラ
/ ./ ( ヽ、 ( ヽ ヽ | / ( ヽ、 / /⌒> ) ゚( )−
( _) \__つ \__つ).し \__つ (_) \_つ / >
454 :
世界@名無史さん :2006/05/04(木) 20:53:46 0
有名偽称詐欺師・自称「自転車小僧」の正体についての、学習会です〜♪ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || 自転車小僧は .|| || 最下層賎民部落出身者 .|| || 穢多非人の末裔. 。 ∧∧ いいですね。 || ウンコ面のウンコマン \(゚ー゚*) 2ちゃんの常識です。 ||___________⊂⊂ | ∧∧ ∧∧ ∧∧ | ̄ ̄ ̄ ̄| ( ∧ ∧ ( ∧∧ ( ∧∧ | | 〜(_( ∧∧__( ∧∧_( ∧∧  ̄ ̄ ̄ 〜(_( ∧∧__( ∧ ∧_( ∧∧ は〜い、先生。 〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,) 〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
455 :
世界@名無史さん :2006/05/24(水) 00:52:45 0
500円硬貨に穴が空いてればキーホルダーにできるのになあ
5円と50円で我慢しろ。
458 :
リラ :2006/06/07(水) 21:23:01 0
誰か教えて。 イタリアの500リラ硬貨の表?裏?に彫られている 人物肖像だけれども、これは誰なのか知ってる方教えてください。 検索で探したけれどもでてきませんでした。
459 :
世界@名無史さん :2006/06/10(土) 19:32:07 0
江戸時代の一両は約15万円 明治時代の一銭は約1万円弱 OK?
460 :
世界@名無史さん :2006/06/10(土) 20:14:22 0
461 :
世界@名無史さん :2006/06/10(土) 21:13:06 0
>>459 御女中の一月分、職人の半月分の給金だたそうだからそんなモンじゃね?
一銭はわかんね
462 :
世界@名無史さん :2006/06/17(土) 00:41:14 0
未開社会では貨幣に呪術的な意味合いがあることが多いね。 現代でもアフリカの牧畜民の間で、ヨーロッパの貨幣が豊穣・多産のしるしと して使われていたというケースがある。
現代でも納棺の時に六文銭をホトケさんに持たせるしね。
464 :
世界@名無史さん :2006/06/17(土) 14:13:00 0
>>459 江戸時代も長いから、一律に語るのは難しい。
1両を現代の15万円程度とするのは、江戸中期以降の蕎麦と風呂の料金が16文で
安定していたので、物価換算の基準として、16文銭=400円とし、金と銭の換算を
1両=6000文で計算したもの。
つまり、購買力・物価換算であれば、銭1文は25円、金1両は約15万円となる。
明治期は1ドル=2円の固定相場で、銀13〜4g程度相当。人件費換算だと銀1gが
千円程度なので、1円が1万3千円程度で、1銭は130円くらいに相当する。
465 :
世界@名無史さん :2006/06/18(日) 09:46:42 O
アフリカのどこぞの地域では今でもドル紙幣よりソブリン金貨(復刻版)が人気あるとか
466 :
世界@名無史さん :2006/06/18(日) 11:28:49 0
ttp://www1.u-netsurf.ne.jp/~sirakawa/E015.htm 1780年銘のマリア・テレジア銀貨
マリア・テレジアといえば、有名なオーストリア・ハプスブルグ家の女王です。
彼女の在位は1740〜1780年でした。
この女王の像を刻んだ銀貨が、不思議なことに、東アフリカとアラビア半島の
一部で異常な人気を呼びました。 「人気」という言葉はふさわしくないかも
しれませんが、その実質的な価値以上の価値をもって取引されたのです。
エチオピアの西部にあるカファ地方は、コーヒーの語源にもなったところです。
コーヒーを買うためには、他のどんな貨幣でも受け入れられず、マリア・テレジアの
銀貨だけが使われたのです。何と200年近くもです。
(中略)
イエメンでは、1977年まで公式貨幣として認可されていたそうです。
その価格は当時の公式レートで約1万円でした。
マリー・アントワネットをはじめ16人もの子宝に恵まれた女王の銀貨です。
今でも、安産のお守りとして使われているそうです。
467 :
世界@名無史さん :2006/07/20(木) 10:19:38 0
月例両替に上がりました。
>>466 >結局、「1780年銘のマリア・テレジア銀貨」は1965年ころまで、
>ロンドン、パリ、ローマ、ベニス、ブリュッセル、ボンベイ(英領インド)
>など各地で発行され続けました。
>総発行枚数は、3億枚とも8億枚とも言われています。
まあスタンダードっていうか寛永通宝みたいなものか。
469 :
リラ :2006/07/25(火) 21:44:26 0
ところで500リラ硬貨の表?裏?に彫られている 人物肖像だけれども、 これは誰なのか知ってる方いたら教えてください。
470 :
世界@名無史さん :2006/07/25(火) 21:52:30 0
日本では欧米文化の流入以前では肖像はないような希ガス
471 :
世界@名無史さん :2006/07/30(日) 16:03:29 0
ヨーロッパ中・近世で、敵の前で貨幣を製造して侮辱するという 話は本当?
>>436 普通に楕円の鋳型に湯を流すとあの形になるがな。何回も鋳継ぐから縁に翼状に
バリが出るわな。
473 :
世界@名無史さん :2006/08/24(木) 09:40:05 0
>>471 敵国の硬貨を鋳潰して自国の硬貨にするということ?
474 :
世界@名無史さん :2006/08/30(水) 08:46:48 0
ハ,,ハ ( ゚∀゚) おいらをどこかのスレに送って! 〜(ouub お別れの時にはお土産を持たせてね! 現在の所持品:たばこ他48品圧縮.zip・どようび・ドエット 糞スレ・rigel・ギコペ・Jane・ニンバス2000・スイカの種・五芒星・地域通貨
475 :
世界@名無史さん :2006/09/05(火) 14:50:57 0
476 :
世界@名無史さん :2006/09/05(火) 22:33:04 0
(*><)
( つ ハ,,ハ
⊂_)_) ( ゚∀゚)←
>>474 〜(ouub
(*><) ムシャムシャ
( つて〜(ouub
⊂_)_)
______
(_______/\
\______.\
/ ::::: /| わたしを女性声優のスレに送ってください
/::(_,''' ▽ '') / | お別れの時に食べ物を持たせてくれれば嬉しいです
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 絶対にいじめたりしないでください・・・
| レズ注意 | ./
|_____|/
現在の所持品:たばこ他48品圧縮.zip・どようび・ドエット
糞スレ・rigel・ギコペ・Jane・ニンバス2000・スイカの種・五芒星・地域通貨
477 :
世界@名無史さん :2006/09/05(火) 22:36:56 0
ドル・エン・ウォン、何でもそろう朝鮮人民解放軍造幣工場
478 :
世界@名無史さん :2006/09/29(金) 17:37:04 0
丁銀というのは不思議な形のものだ。 普通に金属を溶かすと溶けた金属はひたすら表面張力で丸くなろうとし 丁銀みたいに長細い楕円形にはならない。自然に固めたら円盤形になる。 丁銀はわざわざ手間をかけてあの形に鋳造されているのだ。 大判小判とか丁銀とか、日本に楕円形の貨幣が多いのは何故だろう? 薀蓄のある人がいたら教えて欲しいと以前から思っている。
479 :
世界@名無史さん :2006/09/29(金) 17:44:44 O
大判&小判は『米俵』の形をしていると聞いた。 俗説だったらスマンけど、模様も米俵っぽいし。
丁銀が細長いのは 切り取りやすくするためじゃないのかな
481 :
世界@名無史さん :2006/10/02(月) 08:33:08 0
骨董市で「ムガール帝国」の銀貨、というのを買いました。 小指の爪ほどの大きさでアラビア風の文字があります。 この銀貨(硬貨)のことを知りたい(真贋、歴史など)ので 文献、所蔵の博物館等情報があればご教示ください。
482 :
世界@名無史さん :2006/10/03(火) 00:47:35 0
483 :
モンゴル :2006/10/16(月) 13:02:56 0
すみません。多分モンゴルの記念メダルと思うのですが、 どうしたらいいでしょうか。日本のお金にかわりますか? 1999兎年 2500TUGRIKS シルバーとかかれて います。由来もわかれば、すみません。亡くなった、友人が モンゴルに旅行にいて、日本のお金に直すと3〜4万で買った そうですが。よろしく、お願いいたします。
484 :
世界@名無史さん :2006/10/18(水) 21:21:43 0
>483さん。それはおそらくワールドコインカタログのKM#162の 5オンス銀貨と思います。カタログ価格175ドルとなっていますが、 モンゴルの貨幣に興味のある人ならもっと高く買うかもしれませんね。 発行枚数が1500枚となっていますが、よく判りません。 この件で、私などよりもっと詳しくご存知の方が居られましたら 私の間違いも含めてアドバイスお願いいたします。
485 :
モンゴル :2006/10/18(水) 22:03:20 0
>>484 さん
ご親切にありがとうございました。
記念メダルでなく、銀貨ですか。
そうしましたら、一様日本のお金に変わるのですね。
どこに行けば、変えてくれるのでしょうか?また
モンゴルの貨幣に興味がある方は、どこでご縁があるのでしょうか
486 :
世界@名無史さん :2006/10/19(木) 17:37:09 0
銀行は替えてくれないだろうし、替えてくれても額面だから安いと思うよ。 コインショップも銀行よりましだろうけど、安いだろうな。ヤフオク出してみたら?
487 :
世界@名無史さん :2006/11/01(水) 18:41:44 0
月例改鋳に上がりました。
488 :
世界@名無史さん :2006/11/03(金) 18:01:14 0
>>471 敵の市場壁前とかで、貨幣を鋳造したり、騎士の叙任式をしたりして
おちょくる。
490 :
世界@名無史さん :2006/11/24(金) 00:46:18 0
祝四周年!
491 :
世界@名無史さん :2006/12/08(金) 14:50:56 0
他でも言った事だけど、中国や台湾の紙幣には、元じゃなくて円(旧字)って 表示されていたけど。東アジアの通貨単位の歴史知っている人います?
492 :
世界@名無史さん :2006/12/09(土) 18:47:53 0
ウナ&ライオンPCGS・PR65を所有するコレクターです。 近日、HP開設予定。みててちょ
493 :
世界@名無史さん :2006/12/09(土) 19:54:33 0
こうなったらアレだな、アレ
494 :
世界@名無史さん :2006/12/10(日) 21:54:50 0
PR65掲載!!
495 :
世界@名無史さん :2006/12/10(日) 23:01:45 0
496 :
世界@名無史さん :2006/12/10(日) 23:10:10 0
nが、フが 俺にもおせーろp
497 :
世界@名無史さん :2006/12/12(火) 21:38:04 0
ませて、
日本最古の貨幣は「無文銀銭」or「富本銭」 日本最古の法律は「近江令」 これであってる?
499 :
世界@名無史さん :2006/12/12(火) 22:17:32 0
あってない
500 :
評論家 :2006/12/12(火) 22:29:12 0
あってなくない
501 :
世界@名無史さん :2006/12/12(火) 22:30:00 0
あってなくないことはない
502 :
世界@名無史さん :2006/12/12(火) 22:30:42 0
あってなくないことはない
503 :
世界@名無史さん :2006/12/12(火) 22:32:50 0
あってなくないことはない
504 :
世界@名無史さん :2006/12/12(火) 22:33:56 0
あってなくないことはないこともない
505 :
世界@名無史さん :2006/12/12(火) 22:35:51 0
あってなくないことはないこともない 、ということではない
506 :
世界@名無史さん :2006/12/12(火) 22:53:50 0
いや、その逆もありうるが、
鋳造貨幣 (*´Д`)ハァハァ
508 :
世界@名無史さん :2006/12/13(水) 06:17:25 0
腹いたた>>>>
そりゃノロウイルス。
アルミで貨幣鋳造したら赤字になります
511 :
世界@名無史さん :2006/12/28(木) 06:25:55 0
額面によってはな。
XXポンドを支払うという記録は、同時にフランドル貨、 パリ貨なども併置して記載するんだよね。
513 :
世界@名無史さん :2007/01/06(土) 20:53:19 0
すいすいすい〜っと
514 :
世界@名無史さん :2007/01/07(日) 11:06:59 0
参勤交代の時に、支払いのために、金と銀と銅の3種類持っていくという のがある。国は、全国統一しているのに、東西で、金銀の違いがあり、 庶民は銅という所が凄い。
江戸三貨体制のことだな。 銅というか銭(江戸後期は鉄銭もあった)は要するに小額貨幣で、 高額貨幣として金と銀があった。 銭(渡来銭)は室町時代には各階層の財産として普及し、流通してた。 高額の取引を大量の小額銭でやっていたのは宋代あたりの中国といっしょだ。 やがて主として武家政権が金を商人が銀を財産および高額貨幣として 扱うようになり、小判や丁銀が流通するようになった。 で、金、銀、銭の間に交換レートが発生し、両替商が発生した。 江戸幕府はまず、3貨の公定レートを決めて、最低限の交換を保証した。 次に小判と銭は自分で発行した規格で統一している。 公的機関が金を、上方商人が銀を好んだのは事実。 公定レートはあったが、これは保証額で実際の取引は変動相場だった。 だから金額も、金3両、銀2朱、銭16文などと表した。 今でも金1000円などと書くのは「お金」ということではなく、 円が両の後継の金貨の単位だったから。 貨幣間は変動相場だったが相互関係は全国統一で保証されていたのが この体制の世界的にも進んだところだった。 現代でも金持ちの通貨は紙で庶民の通貨は銅ですがなにか?
516 :
世界@名無史さん :2007/01/07(日) 21:39:14 0
江戸後期以降は、幕府が銀貨を金単位貨幣(一分銀など)に作り変えまくったため、 市場から秤量貨幣としての銀貨(丁銀など)はほとんど姿を消していた。 それでも西国で銀単位の取引が成立していたのは、高額取引では銀は重過ぎるので 既に手形による信用取引が主流になっていたため。 手形を正貨に変えるときには、その時々の相場に従って金単位通貨で払っていたようだ。 ちなみに、天保一分銀の発行額は約二千万両。天保丁銀・豆板銀の発行額は約二十万貫で、 銀一貫が金十五両(銀約六十七匁=金一両)とすれば三百万両程度。金貨を考慮すれば、 正貨としては金単位貨と銀単位貨とでは1桁以上の流通量の差が出ていた。
517 :
世界@名無史さん :2007/01/08(月) 06:44:38 0
×手形を正貨に変えるときには、その時々の相場に従って金単位通貨で払っていたようだ。 ○手形を正貨に変えるときには、正銀がない場合はその時々の相場に従って金単位通貨や銭を取り混ぜて払っていたようだ。
518 :
世界@名無史さん :2007/01/13(土) 22:40:40 0
きさまー! ふんどししめろ
519 :
飛び地板 :2007/01/14(日) 09:16:40 0
記念切手より記念貨幣が先に発行された国って、あんの?
ローマ帝国
>>516 それもあるけれど、金貨の額が大きすぎて使いづらかったことと、金貨に信用が無かった。
改鋳の度に純度が落ちてゆく幕府の金融政策に信用が無いために手形や為替は既に殆ど
市中に流通していない(仮想通貨となった)慶長小判にて計算される始末。
対して、銀は、長崎の貿易や石見や生野から直に地金で入ってきたので、信用が高かった。
522 :
世界@名無史さん :2007/02/02(金) 18:26:58 0
>それもあるけれど、金貨の額が大きすぎて使いづらかったことと、金貨に信用が無かった。 金貨銀貨は高額取引用通貨だから、額が大きくて使いづらいというものでもなかろう。 銭は全国的に通用していたわけだし、永銭1貫文を金1両とする永銭勘定という仮想単位も あったわけだし。「金3両2分2朱永銭32文2分」とか。これなら3.6572両ってことで計算はあってるかな。 >改鋳の度に純度が落ちてゆく幕府の金融政策に信用が無いために手形や為替は既に殆ど >市中に流通していない(仮想通貨となった)慶長小判にて計算される始末。 詳細キボンヌ。 手形の額面はどの改鋳段階の貨幣かは明記されないから、両替商など金融業関係者の 協定によって取り決められていたんだろうけど、江戸と上方で同じ扱いだったんだろうか。 同様に、銀単位手形の扱いは? 銀貫匁単位だけはその時々の品位の秤量銀貨で換算? >対して、銀は、長崎の貿易や石見や生野から直に地金で入ってきたので、信用が高かった。 丁銀の類も小判などの金貨と同様、改鋳による含量の上下動はあったから、銀の地金が安定 供給されていること自体は、銀相場の安定化には寄与しても、品位が劣悪な時期の丁銀の信用 向上にはつながらないだろう。
523 :
世界@名無史さん :2007/03/03(土) 14:52:48 0
>>491 日本のジェスチャーで、親指と人差し指でわっかを作ると「お金」の意味になるのは
「円」の意味だそうで、起源はかなり遡れると聞いたことがあるが、明治以前にもあったのだろうか。
現金のことを隠語で「マル=丸」と呼ぶあたりと関連はあるだろうか。
524 :
無 :2007/03/10(土) 17:58:57 0
む、む
525 :
世界@名無史さん :2007/03/29(木) 22:52:14 0
そしー
金と銀が中世に国外に流出したからね
527 :
世界@名無史さん :2007/04/13(金) 23:24:18 0
このスレ人口密度ヒク
528 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 10:16:31 0
このやろー
529 :
世界@名無史さん :2007/05/04(金) 20:53:03 0
月例改鋳に伺いました。
円形の銅に四角い穴の銭はなぜ廃れたんでしょう? 製造の手間が大変なのかな? ああいう銭を最後まで使用してた国はどこ? 今の10円銅貨より昔の銭のほうが見栄え良いと思うんですが。 またどこかの国であんな銭を発行しないかな?
531 :
世界@名無史さん :2007/05/14(月) 06:37:24 0
>円形の銅に四角い穴の銭はなぜ廃れたんでしょう? 円形方孔貨は鋳造によって作られるが、19世紀あたりの技術では、鋳造では重量を厳密にそろえることが 困難なため、西洋式の打製に切り替えられた。
>ああいう銭を最後まで使用してた国はどこ 民国初期に発行された民国通宝か福建通宝かなあ。 グエン朝の保大通宝はどんな形状だったんだろう。 円形方孔貨ならば1945年まで流通していた可能性もあるんだろうか?
533 :
世界@名無史さん :2007/05/15(火) 01:21:10 0
保大通寶は円形方孔の打製銭だったと思う。 保大21年(1945年)までは流通貨だったはずだが流通実態は心細い。 最後まで流通したのは多分、法定も実質もわが国の寛永通寶。 法定は実に昭和28年まで。現行の五円玉や十円玉とかぶってる。 いつごろまで実際に流通していたかは諸説ある。 オレはばあちゃんから貰った寛永通寶(文銭)を1枚持ってるが 後年ふと気になって親父に入手経路を確認してみたが ばあちゃんが古銭として入手したとは考えられないとのこと。 どうやら流通銭として入手したものらしい。(2枚持ってた) 明治45年、山形生まれのばあちゃんが若い時分には田舎ではまだ 小銭としての流通があったのは事実らしい。
そんなわけで10円銅貨なんかさっさと廃止して 平成通宝を発行してほしい。 いまの技術なら重量を揃えるくらいできるだろうし、 どうせ硬貨なんて使ってればどんどんすり減って行くんだから 厳密な重量なんかこだわってもしかたないだろう。
536 :
世界@名無史さん :2007/05/29(火) 18:59:24 0
貨幣は国の顔だからな。この時期に中国文化の影響が色濃い形状には戻せないだろう。 そもそも、悪趣味な懐古趣味だしな。
537 :
世界@名無史さん :2007/05/29(火) 19:24:15 0
西洋文化の影響が色濃い形状には文句を言わないんだなw いまさら円形方孔の銅銭を復活しろとか言うつもりはさらさらないが、 なにかと中国を目のカタキにする嫌中厨は正直ウザイな。
記念金貨鋳造が流行ったころ、「いっそ大判や小判を」っつー案もあったが 「あれは幕府のもんだから」つー理由で却下との説も。 まー大判小判は日本オリジナルだわな。 中国だと金貨はなくて円形方孔銅銭以外には「銀錠」(馬蹄銀)かね? あ、でもそういや紙幣は中国起源か。
539 :
世界@名無史さん :2007/05/30(水) 05:44:19 0
>なにかと中国を目のカタキにする嫌中厨は正直ウザイな 好悪じゃなくて政治だ。子供っぽい判断するなよ。
円形方孔の金貨や銀貨は日本オリジナル? 開基勝宝とか和銅の銀銭みたいなのは同時期の中国ではあんまり知らないんだが。
丸い穴があいてるんでしょうか?>中国銭
542 :
世界@名無史さん :2007/05/31(木) 16:59:35 0
500円札復活希望
そういや円形方孔の金貨なんて開基勝寶くらいだな。 銀銭は中国にもあったはずだが和同銭同様ちゃんと流通しなかったような。 中国ではなぜか貴金属貨幣が発達しなかったからね。 高額取引を唐宋は大量の銅銭、元明は紙幣、 清ぐらいになってようやっと馬蹄銀という妙な変遷を辿ったのが 中国貨幣史だ。 小判が日本オリジナルな関係で、小判と円形方孔銭を足して2で割った造形の 天保銭も日本オリジナルの形だな。 あと朱単位の金や銀みたいな直方体の小タブレットも類例はなくはないがオリジナルではあるな。 さすがに丁銀や豆板銀になるとデザイン以前の問題だが。 江戸日本の貨幣経済は孤立して独自に高度な段階まで発展していたので 流通貨幣のデザインもオリジナル度は実は非常に高かった。
544 :
世界@名無史さん :2007/07/05(木) 21:02:15 0
545 :
世界@名無史さん :2007/07/14(土) 14:09:28 0
長方形の紙幣は、かつては縦使いが主流だったんですよね。 横使いになったのは欧米の紙幣にならって横書き主体にしたせいですかね。 縦長だとまさしく「お札(おさつ)」は「お札(おふだ)」のように見えてくる不思議。 まさしくありがたや、だw
切手も「切り手形」、切符も「切り符牒」と思えば、 大福帳に手のひらをスタンプしてちぎって渡したくなるよ!
547 :
世界@名無史さん :2007/07/15(日) 16:17:25 0
自販機に差し込むときは縦長のほうが自然だわな。 ATMは横向きだが。
548 :
世界@名無史さん :2007/08/16(木) 18:54:48 O
1956年の5000円は現代でいくら位になるか分かりますか?
549 :
世界@名無史さん :2007/08/17(金) 19:30:11 O
アゲ
550 :
世界@名無史さん :2007/08/17(金) 19:52:51 0
物価指数でググれ。 といいたいところだが、賃金比較では現在よりかなり高い価値に、 工業品との比較ではそれほど高い価値にはならないと思う。
>>548 五千円札の発行開始はその翌年ですね。
昭和32年の五千円札が現代でいくら位かというと…
なんと5000円ですw
552 :
世界@名無史さん :2007/08/17(金) 20:11:15 O
>>550 ぐぐったけど分かりません。
多分何十万かにはなると思うのですが。
>>548 この年(昭和31年)の大卒銀行員初任給が5600円なので
現在の物価に換算してだいたい15〜20万弱になるかと。
554 :
世界@名無史さん :2007/08/17(金) 21:25:45 O
>>553 ありがとうございます。
昔日テレのバラエティーで野球の早慶戦で早稲田側で慶應の旗を振って応援したら、5000円上げるっていうのがあったみたいで、実際もらったみたいです。
20万って凄いですね。
甲子園で阪神のスタンドで巨人の旗振りと考えると、 命まではとられまいと考えれば約3時間で10~20万は美味しい。 が、命をとられない保障がはたしてどれほどあるのかが問題だ。
早稲田スタンドと阪神のスタンドでは危険度が数ケタ違う
557 :
世界@名無史さん :2007/10/23(火) 09:42:35 0
俺は阪神ファンだけど阪神の応援団は嫌い。 昔、西武との日本シリーズの時、甲子園のライトスタンドにいたんだけど、 試合前、阪神の応援団が2畳ぐらいの西武の旗を持ってレフトスタンドまで走って行ってんだよね。 当然レフトスタンドは大喜び。 対戦相手にエールを送ってると思い、少し感動していた。 ところがライトスタンドに戻って来たら旗を地面に叩きつけたんだよ。 拍手していた西武ファンもライトスタンドもシーンとしてた。 掛布が退団した後、インタビューで「阪神ファンは好きじゃない」と言っていたが、ありゃ「ファン」じゃなく「応援団」じゃなかろうか。 当時の阪神応援団は応援団として出なく人として最低。下衆だよ下衆。 暴力団の介入が新聞沙汰になっていたけどそれから良くなったのかね。
558 :
世界@名無史さん :2007/10/24(水) 04:23:54 0
559 :
世界@名無史さん :2007/11/01(木) 22:29:50 0
age
560 :
世界@名無史さん :2007/12/23(日) 00:18:45 0
age
561 :
世界@名無史さん :2007/12/23(日) 06:51:02 0
ベトナム通貨のドンは日本語の「銅(どう)」が由来
562 :
世界@名無史さん :2007/12/23(日) 07:49:35 0
どんだけ〜?
563 :
世界@名無史さん :2008/01/14(月) 17:28:38 0
あげ
バリー・ボンズのボンズは日本語の「坊主」に由来
565 :
世界@名無史さん :2008/02/19(火) 09:05:42 0
関連スレage
566 :
世界@名無史さん :2008/03/05(水) 03:11:17 0
1500年前後のフローリン、ドゥカート、リラ、ソルド、これらの関係について書かれているサイトはないでしょうか?教えて君ですいません。
バスケのコービーは神戸牛が由来
568 :
世界@名無史さん :2008/04/05(土) 22:55:18 0
age
今上陛下在位20周年紀念金貨/銀貨とか作らないのかな?
570 :
世界@名無史さん :2008/04/09(水) 00:18:38 0
昭和は51年に作ったから出るとしても来年じゃね?
571 :
世界@名無史さん :2008/04/10(木) 15:56:57 0
五万円札があったら便利だろうと思うが、偽札対策でこれ以上の高額紙幣は作れない。
572 :
世界@名無史さん :2008/04/11(金) 01:15:48 0
偽札対策って?
偽造よりも釣銭の方が問題だろ。 欧州だと店が高額釣銭を用意するという慣行がないから500ユーロを出せるんだが。 あとは脱税対策。
しかし、2000円札ってのは極めて政治的な紙幣だったな。 昨今の不穏な中国情勢を考えると、非常に大きな意味があった。
いくら出してもこんだけ不人気じゃなあ。 千円札自販機が普及している日本じゃ、二千円札は受け入れられんだろ。 かつて20ドル札を使ってた沖縄ですら 普及運動によって無理やり流通させている感があるし。
>>576 2000円札は、中国に「沖縄は日本の領土」って事を分からせる為に、わざとああいうデザインで発行したんだよ。
馬鹿な中国が、いつまでも自国領だって主張し続けてるからねw
>>577 その二千円札が鬼っ子扱いされてちゃ、
発行の趣旨に国民が賛同していないように受け取られるんじゃないかい、ということ。
579 :
世界@名無史さん :2008/04/15(火) 15:12:21 0
文明の「血液」―貨幣から見た世界史 湯浅 赳男 (著) 貨幣システムの世界史―「非対称性」をよむ (世界歴史選書) 黒田 明伸 (著) 貨幣の世界史における役割を知りたいのだが、この二冊のうちどちらを 読むべきだろうか?他にいい本はある?
580 :
世界@名無史さん :2008/04/15(火) 15:14:45 0
日本に今一番必要なのは100円紙幣だよ。 100円紙幣を中国・東南アジアに(非合法でも)流通させれば 日本の経済支配力を高めることができる。
よくデノミしろという人がいるが、デノミの効用って一円が他の通貨と似たような 価値になるとか、紙幣と硬貨切り替えで景気が刺激される以外の効用って何?
582 :
世界@名無史さん :2008/04/18(金) 00:08:12 0
>>581 欧米語だと
「ないん さうざんど あんど しくす はんどれっど あんど さーてぃ ふぁいぶ」
だったのが
「ないんてぃ しくす さーてぃ ふぁいぶ」
と言えるようになるのがメリット。
でも日本語だと
「キュウセンロッピャクサンジュウゴエン」
が
「キュウジュウロクエンサンジュゴセン」
になってもあまりうれしくない。
583 :
世界@名無史さん :2008/04/18(金) 05:43:22 0
円の単位はそのままで、¥100を両として、¥2545だったら 25両45円とすればいいんでは?
通貨単位創設以来、130年以上デノミ無しで続いている という歴史の方が通貨信用に寄与しているような気が。
585 :
世界@名無史さん :2008/04/30(水) 18:20:17 0
586 :
世界@名無史さん :2008/04/30(水) 18:22:28 0
記念硬貨、著作権問題で造り直し=最大1000万円の出費も−財務省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080430-00000114-jij-pol 財務省は30日、日本人のブラジル移住100周年を記念する500円硬貨の図柄を変更すると発表した。
表面にブラジル・サントス市の記念碑をあしらう予定だったが、今年に入り、記念碑の設置者だけでなく、製作者も著作権を持つ可能性があることが判明。
急きょ、製作者とも交渉を進めたが、不首尾に終わった。
すでに旧デザインのまま、発行予定の480万枚を製作済みで、作り直し費用は最大1000万円かかるという。
記念硬貨の図柄変更は初めて。
587 :
世界@名無史さん :2008/05/01(木) 11:18:08 0
367 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/06/20(水) 00:41:34 ID:kk4QNATA0
>>334 去年、岩倉具視の500円札が某ユーラシア大陸の真ん中の、
カザフスタンと中国の国境の町を通った時、両替商が大量に持っていた。
オカルトだなーと思った。世界にはまだまだ出回ってたりするのかもしれない。
588 :
世界@名無史さん :2008/05/02(金) 03:15:52 0
旧札は中国で大量に偽札作ってるらしいが。聖徳太子の一万円紙幣とか。 旧札は知ってる人も少なくなって騙しやすいし、現行の紙幣に比べて偽造しやすいらしい。
一万円札ならともかく偽札作るのに五百円札はないだろう。
単に、 ・軽い ・今でも通用する ・日本ではほとんど硬貨に取って代わられた のコンボで外国に流出しただけじゃないのかと。
591 :
ききたぁい事 :2008/05/06(火) 22:12:04 0
分からないので教えてくださぁい 室町時代に日本でお金を作らずに他国のお金を輸入するのはなぜですかぁ? 又、そのころの綿布の使い方を教えてください
592 :
世界@名無史さん :2008/05/07(水) 01:34:17 0
当時は国内で銅の調達があまりできなかったから。 江戸時代頃になると各地で銅山が発見されて日本は世界第一位の銅輸出国になる。
日本じゃごようだーごようだーって銭投げて攻撃する治安維持組織まであったそうだけど 海外でもあったのかな?
有力同業組合が受け持っていた。もっとも銭は投げないけど
オランダもよく持って帰ったと思う。
>>111 にも出てる楚爰金ってどのくらい流通していたのかな。
日本の古銭商なんかで実際に見たことはないんだが。
楚爰金が古銭商に出回るって事はなかろうもん。 現存のほとんどが発掘品だし、もし出回ってたらヤバイ代物だ 近代になるまで通用貨幣としての金貨を作ることは稀で、地金で使用してた訳で 市井に出回っていたものはとうの昔に鋳潰されてると思われ
日本でいうと蛭藻金みたいなものでしょうか? でもこちらはそれなりに現存もしているようですね。
599 :
世界@名無史さん :2008/05/23(金) 00:38:13 0
北海道からか良くわからないが、新しい記念の1000円銀貨が発行されると聞きました。 少しは、値上がり可能性ありますか?
来年から記念硬貨ラッシュになるから価値はあがらない。 銀地金と思えるなら買っとけ。
601 :
世界@名無史さん :2008/05/24(土) 00:20:35 0
602 :
世界@名無史さん :2008/06/03(火) 18:27:29 0
>>600 来年から、各県で,発行していくとゆう事なの?
そんな計画、どっかになってる?おしえてください。
603 :
世界@名無史さん :2008/06/03(火) 21:04:35 0
ググれよカス
604 :
うなぎマント作戦 :2008/06/04(水) 21:47:45 O
珍しい材質の貨幣について語ってください 巨石や貝は、通貨というより象徴として使われてるみたいですね 陶貨をモチーフにした故加納一朗先生の短編を思い出しつつ
605 :
世界@名無史さん :2008/06/09(月) 12:51:49 0
6月18日 記念500円硬貨 両替があるよ。 忘れないように。ね。
606 :
世界@名無史さん :2008/06/13(金) 10:29:43 0
4選定候の貨幣製造同盟から、フランクフルトの証券取引所の起源が生まれた。
609 :
世界@名無史さん :2008/06/20(金) 18:54:36 0
記念コインなんてバカしか集めないからな。
610 :
世界@名無史さん :2008/06/20(金) 22:43:32 0
記念金貨の類はインフレに強い貯蓄の手段なのです。 バカっていう子がバカですよ。
611 :
世界@名無史さん :2008/06/21(土) 06:40:16 0
実情を知らずに無責任なカキコしてるバカがいるな。しかも勝手に金貨に話を 限定しようとしてるし。 10万円金貨など、金含有量が極端に低くて金資産としては価値がなく、しかも 贋作が大量に出回ったために市場では通貨として通用せず、銀行等でも鑑定に 時間がかかって交換日数がかかるという不便さのために、場合によっては額面 割れの値で売買されるケースもあるというのに。 最近のものは、額面に近い貴金属含有量ながら、財務省が売る時には額面より かなり高い価格。コレクションの対象としてのプレミアのみが価格を支える要因だが、 コインブームが完全崩壊した原因が10万円金貨の贋作続出であることは象徴的。 投機の対象になると考えるのは、ものを考えないバカだけ。 本当にバカだな。
612 :
世界@名無史さん :2008/06/21(土) 06:43:50 0
かつて投機の対象にされた記念切手は、今では額面割れして格安チケット屋で 取引きされるまでになってしまいますたwww
昔、10万円金貨で口座開こうとしたら、スゴく嫌そうな顔をされたっけな(苦笑)
614 :
世界@名無史さん :2008/06/21(土) 12:42:04 0
貨幣って作ったらどうやって流通させてたの? 普通に国家予算として使っちゃっていいの?
その手のものは大量に売られるからすぐ値崩れするって大体想像できるしね
616 :
世界@名無史さん :2008/06/21(土) 16:03:51 0
コインブームがはじけて、業界では今が底値なんて勘違いしている奴らが多いようだ。 今後は格差社会で所得もどんどん下がり、若者はこんな古臭くて金のかかる趣味なんかに 見向きもしなくなっているのに、バブル期に老後のためにと貯めこんだじじいが買い支えて いる状況が永続的に続くとでも考えているらしい。 貨幣が資産になるという勘違いは、長くは続かないだろう。日本の数分の一の、欧米レベルの 貨幣コレクション相場にまで下落するまでそう遠くはないだろうけど。 なお、貨幣専門誌には、金持ちが買い支えるから安泰だろうなどと開き直ってるエッセイもあった。 相場を支えるだけの金持ちの参入があるといいね。ターゲットは中国の成金かな。
617 :
世界@名無史さん :2008/06/21(土) 16:31:37 0
611・616はどうも貴金属を殆ど含まない記念コインを喜んで買って あとで泣きをみたクチらしい。ブームとか相場とか言ってるうちは まだまだ青い。 知っている者は黙って賢く買い、知らずに損した者は騒々しく恨み 節を並べる。それが古今変わらぬコレクターの世界だ。
618 :
世界@名無史さん :2008/06/21(土) 20:15:57 0
いや、コインなんて集めてないぞ。 確実に言えるのは、記念コインなんてバカしか集めないってこった。
>>590 五百円玉は登場時はかなり煙たがられたらしい。
椎名誠の古いエッセイに書いてあったけど。
やはり自販機対応は重要だな→二千円札。
620 :
世界@名無史さん :2008/06/21(土) 23:12:40 0
車を買い換えるので搭載物を整理していたら グローブボックスから2000円札が出てきた。 前にどうしても1枚足りないなーということがあった覚えがある。 そのときのだな、こりゃ。
しかし2000円札って、単にどうしても首里城を絵柄にしたかったから出したとしか思えないw
622 :
世界@名無史さん :2008/06/22(日) 07:43:57 0
西暦2000年と九州沖縄サミット
623 :
世界@名無史さん :2008/06/23(月) 09:17:54 0
沖縄は日本の領土と主張する日本の右翼勢力の仕業
624 :
世界@名無史さん :2008/06/23(月) 10:50:44 0
と、極左勢力が申しております。
625 :
世界@名無史さん :2008/07/03(木) 00:35:46 0
age
626 :
世界@名無史さん :2008/07/14(月) 06:21:26 0
627 :
世界@名無史さん :2008/09/15(月) 18:24:19 0
age
628 :
古銭フリーク :2008/10/11(土) 14:05:14 0
1円銀貨の偽物が縁日や骨董屋で売られている。 私が見たのは、8枚入りで、ビニールパックだった。 鋳込みが甘くて、輪郭も不鮮明、一見して偽物だった。 東南アジアで作られているらしい。 重量も不足している。 つまり素材は銀ではない。 錫か、白銅か、洋白か? その店では、 竜五十銭銀貨の偽もあった。 同じく鋳込みがアマ手でそれと分かる。 素人は簡単に騙されるだろう。 ついでにヤフオオク出品の 馬蹄銀も、全て偽物と断言できるくらいだ。 中国の土産物屋で縁起物として売られている。 本物なら、大型50両で25万円はするだろう。 見分け方は、時代観と風格、てかり具合、重量、などだがこれ以上はいえない。 言うとそれをクリアした偽が作られるので。 重要な見所がある。それをクリアした偽は今のところ無い。 で、私はそれで見分けている次第だ。
629 :
世界@名無史さん :2008/10/11(土) 14:14:30 0
その昔、銀の値が1グラム350円に騰貴したことがあった。 そのとき、稲100円銀貨を、樽に、1万枚溜め込んでいたおばさんが、 それを売り払って、家を建てたという実話があった。 今、金も銀も値上がりしている。 夢よもう一度?
630 :
世界@名無史さん :2008/10/11(土) 14:20:43 0
今、銀は1グラム30〜50円の間を行ったりきたりしているが、 この金融恐慌で、現物資産としての金銀はかなり変われて騰貴するでしょう。 金は今、1グラム3400円前後。これから買うにはちょっと、 上がりすぎてしまった観がある。 金も、過去、最高、1グラムで6500円つけたこともある。 また、そこへ向かっているようだ。 だとすると、グラム3400円でも買いか?
631 :
世界@名無史さん :2008/10/11(土) 14:28:36 0
金プラチナダイヤ買います。 そんなチラシが毎日入ってくる。 ここ1年の現象だ。 彼らはモット上がるから、今買っているともいえる。 とはいえその買取値はk18、20グラムのネックレスで2万円だとよ。 エラい、足元を見た値段だね。地金商に持っていけばその2倍はするだろうよ。 儲けは5割。これなら雨後のたけのこのように こうした買取屋が、出てくるわけだ。
ソ連崩壊直後は、金1c1200円位だった事もあったのにねw
633 :
世界@名無史さん :2008/10/11(土) 16:17:47 0
アルミは今10kgで3000円くらいか? 1万こえたら日本中から1円硬貨がなくなるのか。
634 :
世界@名無史さん :2008/10/11(土) 23:26:48 0
その昔、実際にアルミ地金1gの価格が1円を超えたことがあって、一円玉の 流通不足で、スーパーがつり銭不足に悩んだことがある。 ジジババに聞けば知っているはず。
635 :
世界@名無史さん :2008/10/12(日) 10:50:00 0
馬蹄銀とは、 元代に始まった、秤量貨幣、つまり日本で言えば丁銀だ。 1両から50両までが一般である。50両では、1.8キログラムにもなる。 私も50両を2個と20両2個、1両1個所有しているが、 それらは私の鑑定ではほぼ、本物といえる。 しかし、そもそも馬蹄銀は民間の、銀炉が勝手に鋳造したもの、 したがって本物も偽物も無いものなのだ。 成分もいろいろ、銀純度も粗悪なものは30パーセント以下のものすらある。 70パーセントは錫・鉛・などである。 現代製のヤフオオクに出てる馬蹄銀もどきは問題外として、 1920年代まで作られた馬蹄銀はどんなに銀純度が低くても、 一応本物ということになろう。
636 :
世界@名無史さん :2008/10/12(日) 11:13:36 0
馬蹄銀について研究するにはまず本物をたくさん見ること、 ネットでは、「シシードットコム」がいいだろう。 英語で馬蹄銀をシシーという。 ここには、ほんまもんがたくさん画像で出ている。 ヤフオオクのまがい物、馬蹄銀、とは風格が違う。 これらの、まがい物、お土産品、馬蹄銀風な置物は 当然銀なんてこれっぽっちも入っていない。 せいぜい、錫と鉛のみである。 これでは地金価値としても、 いいとこ、2〜3千円というところだろうか。 本物は、たとえば、 清代後期の、 光緒、宣統、同治、ころの、民間銀炉の粗悪品でも、 25万円はするだろう。 明代とか清代中期以前の馬蹄銀ともなればもう、これは国宝物で数百万円以上だろう。 まあ、これらは市場に出回ることもあるまいが。
637 :
世界@名無史さん :2008/10/12(日) 11:31:45 0
638 :
世界@名無史さん :2008/10/12(日) 12:00:32 0
100円銀貨、稲・鳳凰共に今、高騰している。 ヤフオオクで、100枚15000円前後。 4.8グラム、銀品位60パーセント。 小型五十銭銀貨も、高騰している。 4.8グラム。銀品位80パーセント。 100枚で、19000円くらいで取引されている。 恐らく、まだ、あがるだろうから、買いだ。 かっての、夢。 100円銀貨ため込んで、家を建てたおばさんの夢よもう一度。 さて、いくら銀が高騰してもそれを日本で鋳潰したら、犯罪だ。 かって、30年前、の銀高騰時には、業者が買い集めて、台湾に輸出し、そこで鋳潰したらしい。?
639 :
世界@名無史さん :2008/10/12(日) 12:18:14 0
1円銀貨(円銀)は、トレードドラーとして、信用性が高く、アジアに広く流通しました。 貿易銀も作られたが1円銀貨の方が広く流通した。かくして今でも台湾などには大量に残存しているといわれている。 これだけ広く流通したから当然偽物も多い。その見極めに、荘印を両替業者が打ったものも多い。これは本物の証明でもある。 丸銀うちは、政府がうった物。やがて、1円銀貨は台湾でのみ流通させるための専用のものとなり、明治39年以降は日本では流通禁止になった。 最近はプレス打ちの精巧なものもあり、、鑑定も難しくなった。 しかし、ギザはぼろが出やすく、そこでみわけられるとも、
640 :
世界@名無史さん :2008/10/12(日) 14:05:08 0
金は再利用も可能だが、銀は使い捨てで再利用ができない。 写真フィルムとか、銀殺菌剤とか、触媒とかでは回収はできないわけだ。 しかも銀鉱山もあと20年で枯渇するといううわさもある。 銀は科学製造業用に必須のレアメタルとなるだろう。 というわけでまだあがると見る。 30年前の銀騰貴は相場筋系だったが今度は本当の需要に 裏付けられている。 1グラム350円突破も夢ではないと思う。 今大量に銀を買って10年後、退蔵しておけば いいことになるかも?
641 :
世界@名無史さん :2008/10/12(日) 14:15:47 0
古銭、コイン、に限らないが、ヤフオオククは、偽物、まがいものの、大行列だ。 陶磁器も偽物だらけ、最近中国人の、出品が多くてそれらのほとんどが今出来と来ている。 馬蹄銀も中国人が出品しているが全て偽物、今出来のお土産品。安ければまだ救われるが、こんなもの、1000円でも高すぎると思う。 確かに写真だけで判断しての入札だから無理もないがそれでも写真だけではっきり偽と分かるものしか中国人は出品していない。 そしてやたらと送料が高い。 200円で落札して、送料25000円なんて悪質なケースも報告されている 。 相当眼が利く人以外はヤフオオクは危険が多すぎる。 偽物の山を築かないためにも要注意だ。
642 :
世界@名無史さん :2008/10/12(日) 14:39:13 0
今古銭コイン市場で買っていいのは、銀貨(銀品位の高い流通貨)と地金型金貨(メイプルリーフとか、ウイーン金貨) だけだ。小判もいいだろう。ただし、本物をかうことだ。 これ以外はだめだ。値上がりもありえない。 なぜならコイン収集人口が激減しているからだ。 現代貨、記念硬貨もはっきり言ってだめだ。 100年たってもあがらない、 和同開珎とか特殊な貨幣以外は買うべきではない。 寛永通宝だの、天保銭だのでは、100年たってもあがるわけない。 趣味だからで、あがらなくてもいいとは言ってみても やはり、値下がりはさびしい。、 では、私のおすすめは 100円稲鳳凰貨を大量に買い集めることだ。 これを後10年我慢して退蔵する。 すると、2015年過ぎから大暴騰して1グラム350円突破するというわけだ。 そのときに全て売り払う。これでどんな投資信託より確実に儲かるわけだ。
>>639 NHKの番組で中東かどこかの国の骨董品屋に円銀あったな
644 :
世界@名無史さん :2008/10/12(日) 16:56:51 0
骨董を資産などと勘違いするな。少なくとも日本では詐欺師同士の化かし合いに過ぎん。
645 :
世界@名無史さん :2008/10/12(日) 17:01:26 0
本当に切手とコインは価値が落ちたな。 いかに偉大な人類の遺産だとしても、関心を持つ人が極小なら 値段が付かない。
646 :
世界@名無史さん :2008/10/12(日) 17:25:48 0
一般に使われていた貨幣はともかく、記念切手や記念コインなどは 当局のスケベ根性が見え見えの醜悪な玩具に過ぎん。
647 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 08:17:17 0
古銭で大もうけ。 絵画投資でリッチに。 骨董は永遠の資産です。 アンティクで貴方も稼げる。 そんな文句で一体幾ら騙されたか。
648 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 08:23:54 0
品質の良い骨董を買っておけばそれが将来、大きな資産になるってことはある。 だが、どれがそういったものかは誰にも分からない。 ゴッホの絵。モジリアニの絵。彼らの生前に、全く値がつかなかった。 そのときもし、それらを買って手元においていた人がいたとしたら、 今その人は。資産、100億円くらいになっていただろう。 貴方の周りに、売れない貧乏画家はいませんか? その人の絵を親切心から数千円で買ってあげたら、 貴方の孫の代で、それが100億円になっているかもしれませんよ?
649 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 08:33:29 0
だけど、どれがどんな、画家が化けるかは、誰にも全く分からない。 これは究極のギャンブルとも言える。 庶民意できる投資は、今は、金の買い付け、銀の買い付け、くらいか? 株もFXも、投資信託も模様眺め、売り逃げだ。 唯一、強気が、現物資産だ。 金、銀、レアメタル、収入向き不動産、原油、小麦、綿花、などの先物。 これらの仲で、まあ、安全なのは、金と銀か? 純金積み立てとか、銀製品の買い付け、 これはおすすめだ。 10年持ってれば、10倍にはなるよ。
650 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 08:45:42 0
なぜ、金や銀が強いか? それはそれ自体に価値があるからだ。 金はいまや、IT関連の製品に無くてはならないレアメタルだし。 銀は、用途が多用に活躍されている。 これからその需要があがることはあっても下がることはありえない。 だから、値上がり確実なのだ。 もちろん他の金属も値上がりしている。 ニッケル、銅、亜鉛、タングステン、イリジウム、 しかし、それらは余りにもマーケットが狭小すぎる。庶民がやっても無理だ。 その点、金と銀はマーケットも広いし、 庶民投資にも対応できるわけだ。 株と金融資産が不安な今、 明敏な人々は こぞって、金と銀を買いあさっている。
651 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 08:56:40 0
サブプライムローン破綻の煽りで株は破綻、中国の五輪バブル崩壊で先物も 資金が逃げ、今は苦し紛れに貴金属に資金が流れ込んでいる状態。欲ボケの 糞ジジイどもが争うように首吊りはじめるのはそう遠くないだろう。馬鹿が経験を 活かせないのはギリシャローマ時代からの常態だからな。 バーカ。
652 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 10:07:16 0
古銭コレクターもすくなくなりましたねえ。 今、本気で古銭集めてる人なんているんですかねえ。? コインコレクターの本場はアメリカですが、 アメリカではどうなんでしょうか? 昔日本でも寛永銭のフルコレクションとかありましたが、 又は中国銭の手代わりを全部集めたとかありましたが、 今、そんな地味なコレクションは誰も見向きもしません。 ブリキおもちゃとか、ソフビ人形とか、 フィギアとか収集の本流はそっちに行ってしまいましたね。 何しろ、 「ガラモン」の初期作が700万円ですから。 藤子不二夫の「最後の宇宙対戦」の漫画本が350万円。 村上隆の美少女フィギアがサザビーズのオークションで1600万円です。 これでは地味な古銭なんてやる人いなくなるわけですね。 古銭収集ってのはもう完全に過去の趣味です。 切手も同様。もう、そんなもの集める人もいません。 精々、地金目当てに、100円銀貨とか小型五十銭銀貨を買う人がいる程度です。
>>648 レンブラントやフェルメール、ヴェルリーニ、カルポーなどは、素人が見ても非常に
崇高な作品で、恐らく人類史がある以上は確実に価値が保障されると思うが、
セザンヌを始めたとした20世紀の、ヘタウマデタラメゲイジュツの作品などは、あく
まで20世紀価格。 描いた本人を筆頭にもともと誰も判ってない訳だ。
そんな霊感商法詭の付加価値に今後需用が増す事(投資対象)は無いのでしょう。
また、なんでもアリを助長するだけで、ホンモノとはなんぞや?と教育的側面でも
非常に良くない。
価値が無いというのは乱暴だが、すくなくとも、時代の役目は終わったとしないと。
654 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 11:28:12 0
古銭とはなんでしょうか? 古い銭です。それがもし価値ありとするなら、 その淵源は何? 芸術性、資料的価値、歴史的価値。希少性、でも、高々古銭にそこまでの芸術性なんてありえません。 通貨なんて、流通して偽が出なければそれで役目は果たすのですから。 とナルト、含まれている、金、銀の地金価値しかないという シビアな結果になります。
>>616 ,
>>652 そうだね、中国の成金が日本人のコレクションを買いに来ることは考えられるね。
それくらいかな。それにしてもコインのコレクションかあ。なつかしいなあ。
俺も小・中学生の頃、やっていたっけ。その前は切手だったが、趣味としての
切手収集も壊滅状態らしいね。Eメールの時代で郵便制度そのものが時代遅れだから。
ただし資産運用としての金貨購入は全く別次元の話だから、そこは要注意だ。
9.11テロ以降、日本でも金投資に目覚める人は確実に増えているからね。今回のサブプライム
問題で、金投資は加速している。2002年に1オンス=400ドルだったのが、
今現在は800ドルを突破して900ドルに迫る勢いなんだから。注目されて当然だ。
656 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 12:40:58 0
金貨投資はいまや庶民には無理な高価水準。 で、銀貨投資なら庶民にも可能。 おすすすめは、稲・鳳凰100円銀貨。これは今、1枚120円で売っているので、 銀含有量は、2,88グラム。つまり、一枚で、120円くらいの価値があるってこと。 100円銀貨を、出来る限り大量に買い集める。 出来れば2000枚位集める。 そして、これを、最低5年寝かす。 すると、3倍になっている。で、それを地金業者に売る。 金投資の出来ない庶民向け銀投資。
657 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 12:47:28 0
銀製品も騰貴している。 銀杯、銀の置物、シルバースプーン、銀酒器など、 今から数年前、私が買いあさっていた頃は、 大きな銀杯が、1000円くらいで幾らでも買えた。 露店市にもごろごろあった。そして誰も見向きもしなかった。 そんな物買う人はいなかったのだ。 それが今、数年前、私が買ったような、銀杯が1個、7000円もする。
658 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 12:59:38 0
銀製品投資の最後のチャンスがいまだ。 でも、気をつけること、 偽銀をつかまされないこと。 日本製の銀製品なら、「純銀」刻印があるから必ずそれを確認。 「sterling」の刻印でも良い。「silver925」というのも良い。 「銀、900」という刻印も良い。 ただ単に、「silver」『銀製」という刻印のはちょっと弱い。 銀含有量が分からないからだ。 あとは、 「洋銀」て刻印は、これはジャーマンシルバーとも言う。 ニッケルと銅の合金で、銀に見せかけたもので、 銀は全く含まれていないから注意することだ。 洋銀に銀は無い、こんなものを買ってはだめだ。
659 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 17:33:26 0
地金屋必死だな。そんなに売り逃げのためのカモが欲しいのか。
660 :
世界@名無史さん :2008/10/13(月) 17:36:49 0
>>656 の
>そして、これを、最低5年寝かす。
>すると、3倍になっている。
と、
>>658 の
>銀製品投資の最後のチャンスがいまだ
の矛盾などを見れば、詐欺師同然の主張だということはすぐに分かる。
晩節くらいは汚さずに死ねよ欲惚けジジイ。
古代エジプトの貨幣を20年前に貰いましたが詳細を調べるにはどういった書物がありますでしょうか?
662 :
世界@名無史さん :2008/10/16(木) 13:09:36 0
古銭収集というのはもう完全に過去の趣味ですね。 私はある程度まとまったお金がたまると、 それでウイーン金貨を買ってますが、 それは古銭収集ではなくて、 あくまで金投資ですから。 金の相場は30年前、 6500円の大台をつけて、それ以来 下がりっぱなし、 ここへ来て、やっと、 世界経済の低落を受けて、 昇り調子、 今、1グラム、3400円くらいまで回復してきた。 私はまだ上がると読んでいる。 2015年まで上がりそれから、 下りとなると踏んでいる。
663 :
世界@名無史さん :2008/10/16(木) 20:52:50 0
それならてめえだけでやってろ。素人を天井買いさせるようなまねすんなヴォケが。
>>663 まるで素人のナンピン買い下がり
数年先も読めない輩が、15年先を読むとは焼死
ア!書き足りなかった。 一緒に笑ってやろう
値段が上がってるときに買おうだなんて 今の経済危機がどういう経緯で起こったのか判ってないマヌケなのか それとも騙して儲けようとしてる業者乙なのか
667 :
世界@名無史さん :2008/10/20(月) 09:03:54 0
銀行も証券も危ないので500円玉でたんす預金してます。 利子も、プレミアムもつかない現行500円玉でたんす預金って、 むだでしょうか?
668 :
世界@名無史さん :2008/10/20(月) 09:08:09 0
むかしむかし、100円銀貨(稲・鳳凰)を 甕に大量に溜め込んだ主婦がいて、 折からの銀高騰で、売り払い、 家を建てたそうです。 何でもその当時、 「100円玉、1枚、350円で買い取ります、」 という業者のチラシが入ったのだそうです。 さて、500円玉ですが、これはニッケルと銅ですから、 値上がりは無理でしょう。
金属としての価値を貨幣に求めるのはナンセンス。 どうしてもやりたいなら1円玉で溜めてろ。 でもそんなことするならおとなしく資源系の債券や株を ちまちま買っておいたほうがよっぽどマシ。
670 :
世界@名無史さん :2008/10/21(火) 08:46:13 0
一分銀、一朱銀にも偽物ある。 私が買ったものは実に良くできていた。 土台は真鍮製、それに銀メッキがかけてあるという、代物、 これなら銀土台でないだけ安上がりだ、 時代ニセかもしれない。
671 :
世界@名無史さん :2008/10/21(火) 08:55:50 0
明治
672 :
世界@名無史さん :2008/10/22(水) 10:46:32 0
中国物の、貨幣、銅鏡、青銅器、古陶磁、古書画、古文房具、玉製品、等、 やふおくに、中国人が中国本土から、わけの分からない日本語を駆使して出品 しているケースが最近実に多い。 しかし、これらの出品物の99パーセントが、今出来(新物)であると断言できる。 ある程度の、知識があればこんなちゃちな、スーベニール以下の、 粗悪な、まがい物にはひっかからないが、 初心者はころころひっかかっているようだ。
673 :
世界@名無史さん :2008/10/22(水) 18:57:14 0
みんな、上級者様のありがたいお説教をよく聞いておけよ。
674 :
世界@名無史さん :2008/10/23(木) 08:06:28 0
〉〉669 金鉱株、銀鉱山株がおすすめ。 菱刈鉱山有望ですね。
>>674 おいおい、オメー ズブか?
住友山なんか、俺買っていたときは420−440円だよ
今いくらだと思っているんだよ
この、℃シロートが!!!すこんでいろ
このスレに株屋が一般投資家をハメ込みをねらって潜り込んでいる。 「また○村か」 ← かつて、この台詞のCM有りましたね
1.15世紀の朝鮮、ハングルを作った国王世宗の治世。中国で貨幣が流通していることを知った 世宗は中国から貨幣を輸入して、「貨幣を使わない者は処罰する」という法律まで作って、貨幣を 流通させようとしたが、結局失敗している。それは農民と官僚が主体の社会で、物々交換が行われ ていたからである。(世宗実録より) 2.12世紀の日本、平家の治世。平清盛は周囲の反対を押し切って、中国から貨幣を輸入して、 流通させようとしたら、爆発的に大流行したという記録が残っている。世宗と清盛を比較する人は いないが、やろうとしたことは全く同じである。 3.15世紀の世宗の治世。朝鮮から役人が来日して、漢文の見聞録を書き残している。それによ ると、当時の日本(室町時代)は社会の隅々にまで貨幣が浸透していて、乞食でさえ米を欲しがら ず金をほしがる様子に驚いている。さらに有料の宿屋、渡し舟、馬まで用意されていて、日本では 金さえ持っていれば旅ができるので驚いているのである。(老松堂日本行録より)
4.17世紀、江戸時代初期の日本。米などの物資が集積するのが大阪で、巨大消費地が江戸に なったため、代金をいちいち運んでいては不便で危険であった。そのため、手形で決済する仕組 みが成立した。さらにそれが発展して、18世紀初頭には米が収穫される以前に権利を売買して おく、いわゆる先物取引市場が大阪堂島に世界で最初に成立するのである。(NHK出版「マネー革命」より) 5.19世紀末の朝鮮。イギリス人女性イザベラバードは、日中韓を旅してそれぞれ旅行記を書 き残している。当時の朝鮮半島の様子を、ソウルとその周辺で銅銭が流通しているのみであり、 地方に行くとそれさえも流通しておらず、物々交換が行われていると指摘している。(朝鮮紀行より)
679 :
世界@名無史さん :2008/10/26(日) 09:31:38 0
中国の貨幣制度 古代、青銅器が、貨幣化して、刀幣や、馨幣,蟻鼻銭、が作られた。 それより、古くは、宝貝がそのまま流通していた。 それらの幣制を統一したのが、秦の始皇帝だ、 彼は初めて丸い貨幣を作らせた。今に続く貨幣の形である。 唐の開元通宝は折からの東西交易で、世界に広まった。 宋銭は日本にも流通した。 当時、日本は中国銭に頼って、自国では鋳銭しなかったのだ。 元のころ、おそらく世界で始めて、紙幣が作られた。 巨額の取引で、銅銭を大量に運ぶのは大変だ、 それで,交易手形として、作られた。 さらに、銀が、主軸通貨だから、 切銀や、馬蹄銀も作られ始めた。 馬蹄銀は、明、清と、作られて大きな取引に使われた、 小額は、銅銭で事足りた。 馬蹄銀は多くは鋳潰されて当時のものは、残されていない。 今残るのは、清末期のころの粗悪なものばかりだ、 そもそも馬蹄銀は、民間の、銀炉が私鋳したものであり、 政府のものではない。 であるから本来ニセも本物も無い、 ただし、今できの土産品がヤフオクなどに余りに横行しているのが、現状だ。 民国成立後は各種の銀行券や、銀円(銀貨)が作られた。 それはとんでもないくらいの種類に及ぶ。
680 :
世界@名無史さん :2008/11/08(土) 16:33:45 0
681 :
世界@名無史さん :2008/11/08(土) 22:17:36 0
>>677 日本では、711年、初めて鋳造した和銅開宝の流通促進のために、
蓄銭叙位令という法令が出ている。
貯めた銅銭を朝廷に納めたら官位をつけてやる、という政策。
有力者が貯めるばかりで市中に流通しないという弊害があって廃止になった。
683 :
世界@名無史さん :2008/11/09(日) 06:24:08 0
684 :
世界@名無史さん :2008/11/10(月) 13:25:19 O
昭和30年台の100円、昭和30年代の穴無し50円、昭和30後半から40年代の穴あり50円 これらって、古銭屋みたいなとこにもってったら幾らくらいになるか解りますか?
685 :
世界@名無史さん :2008/11/10(月) 18:43:24 0
製造年及び状態によって違う。図書館行ってカタログで確認せよ。
>677 処罰の法律作ってまでも流通しなかったんなら、 韓国はバリバリ農耕民族だな。 それに比べて中国や日本は商業民としての資質が豊かだ。
687 :
世界@名無史さん :2008/11/11(火) 23:57:22 0
メキシコだっけ?コインを小型化しようと企んでるの。
689 :
世界@名無史さん :2008/12/10(水) 01:12:02 0
硬貨を円盤状にする必要はないかもな 麻雀の点棒みたいな硬貨でもよくね?
690 :
世界@名無史さん :2008/12/10(水) 08:18:39 0
磨耗・破損しやすくなるじゃん。
691 :
世界@名無史さん :2008/12/11(木) 01:16:33 0
んなこと言い出したらパチンコ玉みたいな球形が一番ってことになっちゃうじゃん
破損、変形、磨耗に強いと言うのであれば確かに球形が優れているが
保存や使用するときに厄介だよ。
硬貨がパチンコ玉だったらどういうことになるか考えてごらん。
財布の中がどうなるとか、レジスターの中身がどうなるかとか
支払いの時、どんな惨劇が起こる可能性があるとか
硬貨として使用するに当たって、具合がいいのは円形である
というのは別に変ではないと思うよ。
絶対に円盤でなければいけないというわけでもないがなぁ
日本でも一分金や一朱銀は長方形だ。
ただ、点棒形状だと
>>690 が言うように変形・損傷しやすくなるし
円盤と比べると容量を取るし持ち運びに不便だ。
とりあえず、オネアミス乙
今世界の国際的企業がウクライナの農地を買い占めている意味を考えましょうや。
純朴で働き者で寂しがりやのウクライナ美女がおまけについてくるんですね、わかります^^
695 :
世界@名無史さん :2008/12/23(火) 01:13:51 0
あそこらって古代から奴隷の産地だよなあ…
696 :
世界@名無史さん :2008/12/23(火) 01:29:00 0
スラヴってスレイヴのことだしね
697 :
世界@名無史さん :2008/12/23(火) 15:57:36 0
★1400年前の金貨260枚、エルサレムで出土
エルサレム(CNN)
イスラエルのエルサレム国立公園付近で21日、7世紀初頭に鋳造された
金貨264枚が出土した。同国考古学庁が明らかにした。ユダヤ教の祭り
「ハヌカ」に合わせた発見に、地元の考古学者らは沸いている。
金貨が発見された場所は「ダビデの町」内の駐車場で、これまでにも真珠や
宝石をちりばめた金のイヤリングなどが出土した。金貨の表面には、東ローマ
帝国のヘラクレイオス皇帝(在位610─641年)とみられる肖像があしら
われている。発掘調査を監督している関係者は、エルサレム市内の古銭出土と
しては過去最大規模だとコメントした。
出土場所は7世紀に倒壊した建物跡の遺跡。関係者は、発掘調査がまだ初期
段階だとしており、今後は建物の詳細や所有者、倒壊の状況を解明する方針だ。
今年のハヌカは、21日の日没時から8日間行われる。子どもたちにコインを
配るハヌカの風習を踏まえ、考古学者らは今回発見された金貨を「ハヌカマネー」
と呼んでいる。
2008.12.23 Web posted at: 13:32 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200812230003.html エルサレムで大量に出土した7世紀の金貨。イスラエル考古学庁提供画像
http://www.cnn.co.jp/world/images/CNN200812230002.jpg
この時代は、打造でなく鋳造だったのか
699 :
世界@名無史さん :2009/02/04(水) 02:12:40 0
age
700 :
世界@名無史さん :2009/04/14(火) 04:05:51 0
age
701 :
世界@名無史さん :2009/05/25(月) 09:03:40 0
702 :
世界@名無史さん :2009/05/25(月) 09:43:46 0
朝鮮は李朝時代に何という単位のどのようなお金を使っていたのでしょうか?
703 :
世界@名無史さん :2009/05/25(月) 21:49:50 O
1401に紙幣 1464に朝鮮通宝ていう銅銭を鋳造とあるが、 庶民は米や綿布を貨幣代わりにしたみたいだな。
704 :
世界@名無史さん :2009/05/26(火) 04:52:55 0
かの国は中国に次ぐ文明国を自認していながら、経済システムは驚くほど 原始的だったんだよな。 司馬遼太郎は農本主義を企図して意図的に行っていたと書いているけど、 あの時代に書かれたものは中朝ソ偏重主義だからどこまで信用してよい ものやら。
705 :
世界@名無史さん :2009/06/03(水) 09:57:24 0
江戸時代まで日本もそうだったろ。 進歩的な商人や豪農に対して、為政者の思想が儒教なものだから、せっかく作った金融制度や 物資の流通や価格安定の仕組にいろいろ邪魔する。 上方にすぐ近いところで生まれ育っていながら、紀州の田舎で捨扶持食らっていたのが 将軍様になんかなったものだから、邪魔する邪魔する邪魔しまくる。 江戸の将軍様のうち、5〜8代目がなかったら、日本の産業革命がイギリスから150年 遅れだったりしないわな。
商人(笑)
708 :
世界@名無史さん :2009/06/06(土) 19:47:14 0
>>706 吉宗は14歳で越前葛野3万石、22歳で紀州藩主だぞ?
吉宗は3男坊だったよな 井伊直弼は12男だったか まあ、世襲反対論者には同じことなんだろうが
越前葛野 表高3万石、実高5千8百石って、捨扶持じゃん。 朱印状はあったろうけれど、葛野に陣屋もなければ、葛野の領主として江戸城に 登城を命ぜられたこともない。
711 :
世界@名無史さん :2009/07/31(金) 04:09:24 0
age
712 :
世界@名無史さん :2009/10/15(木) 02:04:36 0
a
〔お金のない時代〕 昔々、人間は生活に必要なものをすべて自分たちの共同体で作りださなければなりませんでした。 それはとても効率が悪く、大変な作業です。 それに自分たちだけでは作りだせないものもあります。 また、せっかく作っても必要な時に足りなくなっている場合もあります。 そこで、他の共同体が作ったものと自分たちが作ったものとを交換する必要が生まれました。 これが物々交換と言われるものです。 しかし、物々交換は交換の手段としてはとても不便でした。 たとえば、あなたたちが魚を捕っている漁師さんだとしましょう。そして、魚を焼く時に使う塩が欲しいとします。 塩を作っている人が魚をほしがっていれば、交換はスムーズに成立します。 しかし、相手が「魚より肉がいい」と言った場合は、さぁ大変です。 あなたたちは山に獣を狩りに行くか、他の余分な肉を持っていて尚且つ魚をほしがっている人を探さなければなりません。 また、その人を捜している間に魚が腐ってしまう場合もあるでしょう。 このように物々交換はお互いの間で欲求や必要がピッタリ合っていないと交換がスムーズにいかないのです。 この不便さを解消するために、何にでも交換できる媒介物が考えだされました。 それがお金と呼ばれるものです。 つまり、お金とは、それを持ってくれば「それ相当分の何かと交換しますよ」 という"取り決め"であり、言い換えれば"情報"だったのです。 このお金が発明されたことにより、交換がスムーズにおこなわれるようになりました。 そして、人類は初めて自分の好きな事を職業して生きていくという自由を手に入れます。 たとえば、絵が好きな人がいるとして、それまでは絵を描いているだけでは食べていけないので、 日常生活に必要な食糧等を作りながら絵を描かなければなりませんでした。 しかし、絵を売ってお金にし、そのお金によって日常生活に必要なモノを買って手に入れることができるようになったのです。 また、お金の発明により分業が可能になったため、専門技術を持つ人が現れ、 生産がより高度比・効率化され、文明が発達していくことにもなりました。
〔商品貨幣〕 お金として初めから今のような紙幣や硬貨が使われていたわけではありません。 米や小麦、塩、油、布、皮革、牛や羊といった、その土地で多くつくられ、 誰もが生活していくにおいて必要としている物を"お金"として使っていました。 このような貨幣を"商品貨幣"といいます。 誰もが必要とする"必需性"が、その品物を交換の媒介物=お金として成り立たせたのです。 ただ、商品貨幣には不便な点がありました。 お米や小麦は古くなれば品質が悪くなりますし、小額の取引を行う度に牛を切り刻むわけにはいきません。 塩ばかりたくさんあっても腎臓を悪くするだけです。 それに自然物は天候に左右されるので供給にムラがでます。 〔貝殻貨幣〕 最初にお金として世界的に広く使われたものはタカラ貝でした。 この貝は珍しく、希少で、美しい色艶をしており、硬く、粒も揃っているので、 ネックレスなどのアクセサリーとして大切にされ、皆が欲しがりました。 皆が欲しがるからお金として成立したのです。 ちなみに、買・資・財・貯などお金に関する漢字に"貝"がついているのは、この頃の名残です。 ここからお金は「必需性に基づいたもの」から「希少性に基づいたもの」へと変わってゆきます。 希少性とは、それ自体が少ししか存在しない珍しいもので、皆が欲しがるようなものです。 このことは後の社会を形成する際に多大な影響を与えてゆくことになります。 なぜなら希少性に基づくということは常に大衆に「足りない」という意識を植え付けるからです。 「足りない」という意識は競争を生み出します。 誰かが豊かになればなるほど別の誰かはより足りなくなってしまうのです。 それを手に入れるためには競争に勝たなければなりません。
〔金属貨幣〕 やがて鉱石から金属を採る技術が発達してくると貴金属がお金として使われるようになりました。 貴金属は腐ったり、磨り減ったり、なくなったりすることがあまりありません。 また、自由に分割したり足し合わせたりすることもできますし、少量でも交換価値が高いので持ち運びにも便利です。 こうして長い年月が経つうちに世界中のほとんどの地域で金・銀・銅などの金属がお金として使われるようになりました。 このようなお金を「金属貨幣」といいます。 金属貨幣の最大の特徴は「腐らない」ということです。 ですから商品貨幣と違い、保持していても交換価値が落ちません。 これによりお金に「価値の貯蔵手段」という機能が加わります。 しかし、金属貨幣も最初の頃は受け取るたびに品質を調べたり、重さを量ったりと、不便な点もありました。 そこで大きさと重さ、混合物の量がきちんと決められたお金=鋳造貨幣(コイン)がつくられるようになったのです。 〔鋳造貨幣〕 紀元前6世紀頃には、各国で盛んに鋳造貨幣がつくられました。 重量や混合物が一定の鋳造貨幣は、交換価値の尺度となります。 たとえばボールペンと箸はまったく別の分野のモノなので、本来は比較できないのですが、 価格という価値尺度を間に挟むと、不思議と100円のボールペンと500円の箸ならば500円の箸の方が価値が高く感じられ、 逆に500円のボールペンと100円の箸ならば500円のボールペンの方が価値が高く感じられます。 このようにあらゆる分野の商品の価値を、価格という一定のモノサシで測ることができるようになりました。 ただ、誰もが勝手にこの鋳造貨幣をつくってしまっては、本当に重さは正しいのか、混合物の量が一定なのか不安になります。 信憑性が薄くなると、やはり取引の度に調べなければなりません。 そこで次第に国王や貴族など、権威のある人に鋳造貨幣をつくる権利が集中していきます。 これまで、お金の量は「どれだけ金(銀・銅)が発見されるか」にかかっていました。 しかし、貨幣発行権の集中は、誰にどれだけお金を分配するかを決める権利を時の権力者に与えることになりました。 これにより、お金は「支配の道具」にもなっていきます。
〔兌換紙幣〕 さて、中世の後期、最も価値の高いお金の単位は金のコインでした。 その金の純度をチェックするのは金細工師の役割です。 金細工師の家には、大きな金庫があり、当時のお金持ちは金貨を強盗や空き巣から守るために、その金庫に預けていました。 金細工師は金貨と引き換えに受領書を渡し、保管のための手数料をもらっていました。 お金を預けていたお金持ちのAさんは、何かを購入するときに金細工師に受領書を渡し、引き出した金貨で支払いをします。 その代金を受け取ったBさんは、金貨を持っていると強盗や空き巣に入られると困るので、 やはり金細工師の家の金庫に預け、受領書を受け取ります。 それならば、わざわざAさんは金貨を引き出さなくてもBさんに受領書を渡せば、それで済むことです。 次第に人々は金貨を使って取引するより、直接、受領書を使って支払する方が 便利で安全であることに気づき、その受領書が紙幣の役割をすることになります。 こうして人々が紙幣で取引をし始めると、金細工師の金庫の中にある金貨は眠ったままになります。 「もし預金者全員が一度に金貨を引き出しに来なければ、この金貨を担保に紙幣を発行してもよいのではないか」 そう考えた金細工師は、お金に困っている人に紙幣を貸し出し、その貸し出し料として 利子を受け取るというビジネスを始めたのです。 こうして13世紀のイタリアで近代式銀行業が始まりました。 続く
続き この時から、お金は銀行から融資を受けた時につくられる(=信用創造)ようになったのです。 よく考えてみれば、預かっている金貨は金細工師の金ではありませんし、 勝手にそれを貸し出しているのですから、これは横領です。 しかし、その方法は秘密裏にされていたために非難されることはありませんでした。 お金が、銀行が発券する紙幣に変わっていくと、これまでのように国家がお金をコントロールすることができなくなりました。 近代になると、政府と銀行の間で一つの取引がなされます。 それは政府が必要とする資金を常に供給する代わりに「銀行がお金を発行し管理する権利を得る」というものです。 このような取引は、1668年にスウェーデンの不動産銀行(現在のスウェーデン中央銀行) と初めておこなわれ、これをモデルにイギリスでも1688年にイングランド銀行が誕生。 その後、そのような役割と特権を持った中央銀行が各地で誕生しました。
〔金本位制の崩壊〕 1929年、ニューヨークのウォール街で株式が大暴落したのをきっかけに、世界大恐慌が起こりました。 経営がおかしくなった企業は、銀行に駆けつけて預金を引き出します。 はじめのうちは要求に従っておとなしく銀行券を渡していた銀行も、 苦しくなった企業が増えるにつれ、預金引出しを渋るようになりました。 そうなると預金を引き出すのに銀行券をもらうのが不安になり「金で返せ」というようになります。 しかし、それだけの金貨が銀行にはありませんでした。 既にみてきたように、銀行は手持ち以上の銀行券を発行していたのです。 ますます銀行券は信用されなくなり、兌換要求に応じられない銀行は倒産に追い込まれました。 そうなると倒産した銀行に預金していた企業や融資を頼っていた企業も巻き添えになり、倒産してしまいます。 このように倒産の嵐が吹き荒れ、失業者が街にあふれてしまったのです。 こうして大恐慌が原因となり、主要各国の金本位制は崩壊しました。 〔金為替本位制〕 第二次世界大戦は膨大な物資の消耗戦となり、広大な国土に豊富な資源を持つ米国は、その資源の供給国となりました。 戦後、全世界の70%、約22000t(全盛期の英国でさえ1000tといわれる)もの金が米国に集まっていたことが決め手となり、 ブレトン・ウッズ会議で「米ドルのみが金と交換可能で、他国のお金は米ドルと交換できる」 という金為替本位制がとられることになります。
〔変動相場制〕 しかし、米国は1960年代にベトナム戦争での大量支出や、対外的な軍事力増強などを行った結果、 大幅な財政赤字を抱えることになり、国際収支が悪化して、大量のドルが海外に流出してしまいました。 米国は、金の準備量をはるかに超えた多額のドル紙幣の発行を余儀なくされ、金との交換を保証できなくなったのです。 1971年、当時の米国大統領ニクソンは、ドルと金の交換停止を発表しました。 これをニクソン・ショックといいます。 金為替本位制は崩壊。 通貨制度は変動相場制へと移行しました。 これにより、お金はこれまでの兌換券から不換券へと転換しました。 お金の裏付けとなるものが何もなくなったのです。 この頃からお金は糸の切れた凧のように不安定なものとなっていきます。 その中でも最も重要な変化が、それまでは銀行へ預けた金貨をいつか返還してもらうための「預金者の債権証書」 であった銀行券が、立場を逆転し、銀行へいつか返済しますという「銀行の債権証書」となってしまったことでしょう。 すべてのお金は銀行への負債(=借金)からつくられ、銀行券は銀行へ返済する証文となったのです。
〔投機マネー〕 価値の裏付けを失ったお金の価値は、為替市場で決められるようになりました。 需要と供給のバランスによって決まる「お金の価値」は、投機的利益の道具となっていきます。 そして、金という「実質的な財」の制約から解放され、単なる数字となったマネーは、 コンピューターの発達に乗って、利益を求め世界中を駆けめぐるようになります。 投機とは、将来の価格変動を予想して、現在の価格との差額を利得する目的で行われる 商品や有価証券などの売買のことです。 その基本は、安い時に買って高い時に売る。 価格変動がなければ利益がでませんし、変動幅が大きければ大きいほど巨額の利益を獲得するチャンスとなります。 一般の生活者からみれば、お金の価値は変わらず安定していた方が良いのですが、 投機家にとっては変動しないと困るわけです。 そして、巨額な資金を持つ機関投機家は、為替市場を操作することができます。 実体経済からかけ離れ巨大に膨れ上がった投機マネーは、1990年代後半に世界各国で 金融危機を引き起こし、世界を新たな混乱に陥れていきました。
どこから写してきたの?
子供の頃は、日本や中国の貨幣しか興味なかったが、 今はヘレニズム時代の貨幣が好きだなあ・・・。 貨幣の表面に刻まれる国王の肖像彫刻がいいんだよね。
円形方孔の銭を発行してほしい。 やっぱり伝統文化は尊重てくれよ造幣局さんよ。 そして中国や韓国や越南にも同じこと言いたい。
724 :
日本からパクった成果を民族主義に転換している :2010/02/20(土) 12:28:51 0
1.15世紀の朝鮮、ハングルを作った国王世宗の治世。中国で貨幣が流通していることを知った 世宗は中国から貨幣を輸入して、「貨幣を使わない者は処罰する」という法律まで作って、貨幣を 流通させようとしたが、結局失敗している。それは農民と官僚が主体の社会で、物々交換が行われ ていたからである。(世宗実録より) 2.12世紀の日本、平家の治世。平清盛は周囲の反対を押し切って、中国から貨幣を輸入して、 流通させようとしたら、爆発的に大流行したという記録が残っている。世宗と清盛を比較する人は いないが、やろうとしたことは全く同じである。 3.15世紀の世宗の治世。朝鮮から役人が来日して、漢文の見聞録を書き残している。それによ ると、当時の日本(室町時代)は社会の隅々にまで貨幣が浸透していて、乞食でさえ米を欲しがら ず金をほしがる様子に驚いている。さらに有料の宿屋、渡し舟、馬まで用意されていて、日本では 金さえ持っていれば旅ができるので驚いているのである。(老松堂日本行録より)
725 :
日本からパクった成果を民族主義に転換している :2010/02/20(土) 12:30:05 0
4.17世紀、江戸時代初期の日本。米などの物資が集積するのが大阪で、巨大消費地が江戸に なったため、代金をいちいち運んでいては不便で危険であった。そのため、手形で決済する仕組 みが成立した。さらにそれが発展して、18世紀初頭には米が収穫される以前に権利を売買して おく、いわゆる先物取引市場が大阪堂島に世界で最初に成立するのである。(NHK出版「マネー革命」より) 5.19世紀末の朝鮮。イギリス人女性イザベラバードは、日中韓を旅してそれぞれ旅行記を書 き残している。当時の朝鮮半島の様子を、ソウルとその周辺で銅銭が流通しているのみであり、 地方に行くとそれさえも流通しておらず、物々交換が行われていると指摘している。(朝鮮紀行より) ※以上、山本七平著「日本人とは何か」を簡潔にまとめてみました。
日本人って先物取引みたいな人をひっかけて金を毟るのが好きだよなー
それだけバカが金を蓄えてるんだよ
>>726 上手に利用するにはシステムへの理解が必要だよ、そして上手に利用すればシステム自体からも
利益を得ることができたのが先物取引。
よくわからないままケンチャナヨでやるから痛い目にあう。
誰かが損をしたということは それと同額分を誰かが得をしたということ 株や先物によって資金が消えて無くなるわけではない 分からない奴は手を出さなければいいだけの話 分からないまま資産を運用して得をしようなどと考えるから 手痛い授業料を払うことになる
>誰かが損をしたということは >それと同額分を誰かが得をしたということ 紀元前の儒教やらに毒されてる支那人の考え。 近代経済学でこんなこと言うと笑われるぞ。 「自由意志による交換では双方の富が増大する」というのが経済学の大原則の一つ >株や先物によって資金が消えて無くなるわけではない 消えるよ。先物は判りにくいけれども、株なんか解り易い形で消えるじゃん。 東証の時価総額が半分になったら、本当に時価総額の半分に相当する金(貨幣)が 世の中から消滅してしまう。 株式会社が負債抱えて倒産してみろよ。負債分の債権はチャラつまり償還できなかった 負債分の金が世の中から消える。株券が紙クズになる、つまり、資本分の金が世の中から 消えてしまう。資金がすっぽり消えてしまう。
いや知らない人間が無理に突っかかってこなくていいから とりあえず五十万ぐらいの自己資金で株でもやってみろよ そうすれば俺の言っていることが分かるから
食い違いまくりだな
>分からない奴は手を出さなければいいだけの話 >とりあえず五十万ぐらいの自己資金で株でもやってみろよ これはひどい
自分が損した分、誰かの儲けになっている、と思い込みたいわけだな。 パチンコやマージャンとは違うんだよ。
735 :
世界@名無史さん :2010/05/05(水) 08:35:45 0
デナリウス銀貨のレプリカを作ってくれるところ もしくは販売してくれるところご存じないですか? レプリカで結構ですし銀でなくても結構なんですが〜☆
736 :
世界@名無史さん :2010/05/05(水) 08:41:15 0
世界で始めて紙幣や硬貨などに「数字」を記したのはどこの 貨幣ですか?
737 :
世界@名無史さん :2010/05/06(木) 13:16:33 0
中国
738 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 00:35:59 0
蟻鼻銭にも数字があるんだっけ
739 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 09:33:25 0
>>737 ありがとうございます。今日のユダヤ人の金融支配のやり方は
古代中国に類例がありそうですね
>>739 別にユダヤとか意味不明なもの持ち出さなくても
金融は市場経済が発達した所にはでてくる。
世界初のデリバティブは日本じゃないかって言われるぐらいだったみたいに、
無理やりユダヤだのこじつけるなら、日本や中国の方がユダヤに似てる。
逆に朝鮮みたいに市場経済が遅れてた所は農本的な秩序で、支配ー被支配
身分制度がっちりで商業自由民の発達が遅れて、その辺は日本の支配とその
経済体制に組み込まれるのを待たねばならなかった。
741 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 10:51:07 0
いや先物取引っていわゆる「マネーゲーム」として孟子がすでに批判してますが・・
742 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 10:56:51 0
>>740 その数字が何らかの「重さ」の単位じゃなくて「単なる数字としての数字」として
印刻されたのはどこの国の貨幣ですか?
>>741 先物取引って相当情報の共有ができてないと無理だから
インフラの整備、市場間の情報整備、それに扱う側の理解が必要だよ。
よって孟子の時代では無理。
弟子「先生、処女を貴重だと思う男は多いです」 孔子「その通りだ」 弟子「しかし逆に童貞は女に気持ち悪がられます」 孔子「確かに」 弟子「おかしいじゃないですか、何故このような意識の違いが生まれるのですか」 孔子「それは一度も侵入を許していない砦は頼もしく、 一度も侵入に成功しない兵士は頼りないからだ」 弟子「では30年も侵入を許していない砦は相当頼もしいのでしょうか?」 孔子「建てられてから30年も経つと、砦はどうなるかね?」 弟子「多くは朽ち果て、場合によってはうち捨てられます」 孔子「そのような砦を攻める者はいないということだ」
745 :
世界@名無史さん :2010/05/09(日) 19:18:51 0
>>743 無理、じゃねえよ孟子くらい読んだらどうだ?
横だが741の言う「先物取引」って何? 絶対に話が噛み合っていないと思われ こういうときは違う概念の導入を試みる者に説明責任があるんじゃねぃ?
はいはい「産業革命の詭弁」を使うんですね。 1、Aという歴史的事象はBという国にCが起こったときのDがないと成り立たない 2、その根拠は言い出した側の定義のみ 3、命題EはDがなかったのでE=Dの関係は成り立たない 4、つまりDは歴史上存在しなかった 問題;ABCDEに当てはまる言葉を書け。
4のDはEの間違いね。 以下の単語を用いて747の記号を埋めよ。 1、機械のある生産設備 2、産業革命 3、イギリス 4、産業の飛躍的な発展 5、イギリス以外の産業の飛躍的な発展
ここは何時からエスパースレになったんだ?
ハロルド・ウォーレス・ローゼンタール 『我々の権力は国民の金融体系を操作することを通じて作られてきた。我々が「金は力なり」という言葉に 説得力を与えた。我々の基本計画で明らかにしたように、秘密の国家銀行を作ることは我々にとって 必要不可欠なことであった。連邦準備制度という名前は政府機関を連想させるが、我々の計画にうまく 合致した。なぜならそれは我々のものだから。その設立当初から我々の目的はすべての金銀を取り上げ、 払い戻しの利かない無価値の紙幣に変えることだった。これはうまく行った!』 「払い戻しの利かない紙幣」という言葉について尋ねると、ローゼンタールは言った。 『一九六八年以前、騙されやすいゴイは1ドル連邦準備札をアメリカの全銀行に採用し、法律上、 銀貨90%中26.73gの銀を含む1ドル硬貨とそれを取り替えることができた。1933年までは、その紙幣を 金貨90%中1.67gの金を含む硬貨と取り替えることができた。我々はただゴイに、より多くの払い戻しの 利かない紙幣か銅貨を与えるだけだ。我々は決して金銀を渡さない。渡すのはより沢山の紙切れだけだ』 と彼は軽蔑を込めて言った。 『我々ユダヤ人は紙のごまかしを通じて繁栄してきた。金を取り、代わりに紙切れだけを渡すのが我々のやり方だ』
751 :
世界@名無史さん :2010/06/03(木) 02:27:06 0
日本の現行5円玉さっさと変更しろ あの稲穂と歯車のデザインが唾棄すべき共産主義を想起させて気持ち悪い 現に日本共産党の党旗は稲穂と歯車だからな 5円玉だけが今までの貨幣の中で異質だろ
752 :
世界@名無史さん :2010/06/03(木) 22:04:10 0
稲穂は稲作民族たる日本人の歴史的感性にマッチし、
歯車は技術立国たる日本の在り方ふさわしい。
>>751 は5円玉に謝れ〜 \(-_- )/
753 :
世界@名無史さん :2010/06/04(金) 06:54:29 0
やっぱ「数字だけの紙幣」を発行したのはユダかい。昔は必ずその記された 数字は「重さ」だったんだよ、交換できる物の。だが今は信用を単に数字にし 現物なんて何の関係もない世界になってしまった。一時期支那宋代もそんな 世界になったのだが(上のリンクでなぜイタリアが近代銀行の起源になっているのか が不明なのだが)、すぐにやめた。余りにも危険だったから。
754 :
世界@名無史さん :2010/06/12(土) 02:52:51 0
和同開珎について質問ですけど、当初和同開珎は下関などで造られたんですけど、 その後は造られなかったようです。 なぜ下関で造られなくなったか、わかる人教えてください。 調べてもなかなか見つからないので
>>747 単に先物取引があったかの話で、それで東洋でもユダヤ云々関係なく
投機取引あった、そこまで忌避感情無かったみたいな話なのに
何が産業革命だの関係あるんだ?頭大丈夫か?
756 :
世界@名無史さん :2010/07/29(木) 08:53:51 0
古代中国で金貨や銀貨がほとんど出回らなかったのはなんで? 銅銭は地金と額面の価値に差がありすぎて補助貨幣としてしか 使えないんじゃないの? ローマとかだと金銀貨もジャンジャン使われてたのに。
>>156 > 理論上、本位貨幣はいつまでも額面の通貨として通用す
残念ながら10円金貨をはじめとする本位金貨は88年に通用しなくなったね。
最もそれ以前であっても時価が優先されて税務署は見逃してくれないだろうけど
>>726 先物は豊作過ぎてとか、将来市価が暴落する場合の
リスクのヘッジになるんだよアホ。
759 :
世界@名無史さん :2010/08/25(水) 05:12:42 0
改鋳age
>>750 これは支那思想の「虚実」だろ。名誉でバカを釣り、
何か危険なことをさせてこちらはその実際の利益をもらう。