235 :
世界@名無史さん:02/07/15 00:25
だれかマックの機種依存打ち込んでみて
>>228 :219さん
これは、大変失礼しました。
共産主義運動の近現代史の変容の趣旨だったのですが・・・。
ちなみに、私は党員とかではありません。
よろしければ、違う角度でのレスを。
>>229 スマソ。つい便利なんで使ってしまった。で、どうやって見えてるの?
本文まで、文字化けの影響が来るんですか?
>>227(/さん)
最近の動向としては、前回大会決定での自衛隊の位置づけ(事実上の是認)に
ついては、個人的には若干の疑問をもちました。
寧ろこれが1990年代初頭であれば、かえって有効だったかも知れませんが、
実際に朝鮮半島・台湾海峡での「有事」が想定され、既にそれへの対応として
周辺事態法が成立した段階では、帰ってマイナス効果ではないかと。
これらのことも含め、最近の執行部の重要な決定について、政治的妥協が原則
の修正主義へ導くのではという危惧(批判)が一部にあります。これについて
は1や2で御指摘のとおりです。
新聞はとっていますが、この頃あまり熱心に読んでいるとは云えませんが。
それでも、やはり一般の商業新聞では、ほとんどネグラレている政治・社会の
動向についての記事は有益と思われます。
あと私はwin使用ですので、文字化けはしていません。
>>223さん
>GHQの改革って言われているものの多くは
>戦時中官僚が構想していたけど圧力でできなかったものを
>戦後生き残った官僚がGHQをバックの成立させたものが多い
実態としては、妥当する面も少なくない御指摘かと思います。
1930年代(特に満州事変)以降、総力戦的な国家体制へ向けての国家機構と
社会構造の再編が始まりますが、そこでは物的・人的資源の効率的な徴発と
再配置、産業技術の高度化、重化学工業の振興などが行われます。
これらの実務を担ったのが当時の中堅・若手官僚たちですから、世代的に終
戦後は彼らが、中央省庁はじめ企業などでも枢要な地位にいたでしょうから、
かつての経験や人脈などを生かえたと思われます。
ただし、戦前・戦中の改革構想の根幹は、戦時目的に規定されていますから、
仮に戦争が敗戦に至らず中途で停戦になったとしても、その方針を転換する
ことは不可能だったと思われます(軍需中心の生産体制を民需中心へ転換させ
ることの困難はソ連末期の動向を見れば明らかです)。
また、1930年代にこうした国家改造が企図された背景には、農村・都市双方で
の社会構造の変化、地主ー小作関係、資本ー労働関係などの階級矛盾の激化(
それが金融恐慌などで加速)への国家的対応とも云えると思います。
つまり1930年代の日本は、大きな歴史的転換期の中にあり、社会構造の変化と
階級矛盾(一面で階級社会の顕現と社会の大衆化)が、旧来の体制の枠内では
対応しきれなくなり、統治者側は、権威主義的自由主義から一挙に国家主義体
制(フアシズム化)へと急傾斜していったといえます。
戦後、日本の統治階級は、(フアシズム化以前の)権威的主義的自由主義の復
帰を念頭に置きましたが、GFQはヨリ民主主義的自由主義体制の構築を要請
したということでしょう。ですから戦前期の改革とは統治理念の上では、相当
なギャップがありましたが、経済政策・社会政策という実務的レベルでは戦前
・戦中期の改革構想が部分的に再利用されたとも云えます。
238の訂正:下から4行目 GFQ→GHQ
共産主義も小さい資本主義。 限られた権力者の独裁が死ぬまでツズク。
241 :
Cipher:02/07/15 22:52
137さんのいわれる戦時中の農地改革っつーのは
政府機関が直接、農家から米を買い、地主には地代を
払う制度にしたこと。これによって地主=小作人の
関係を絶ち、戦後の農地解放の下準備となった。
でも米国のGHQがバックになければ本格的な
農地解放はできなかっただろうね。
一部官僚は共産主義的手法ということで嫌ってたから。
「戦後、日本の統治階級は、(フアシズム化以前の)権威的主義的自由主義の復
帰を念頭に置きましたが、GHQはヨリ民主主義的自由主義体制の構築を要請
したということでしょう。」
ところがギッチョン!戦後の経済体制は権威主義的自由主義どころか
戦時中の国家総動員体制の改訂版をひきずることになってしまったとですよ。
>>241(Cipherさん)
>戦時中の国家総動員体制の改訂版をひきずることになって
>しまったとですよ
いわゆる統制経済の延長として、現在批判されている官主導による
護送船団様式の問題でしょうか?
当方、戦中〜戦後期の具体的な政策レベルの歴史には詳しくありません。
(238で述べたような大づかみな把握しかできませんので)
出来ましたら御意見をお聞かせ下さい。
とりあえず私はこのスレからは撤退する。
おそらくどんなカキコをしても/と電波狸が強引に自説を書き続けるだろうから。
そういうわけで他のスレで書くことにします。
>>243 まともな反論が出来なくなると、こうやって逃げる人って多いよね…。
>>237 :電波狸さん
>自衛隊及び有事法制
ちょっと、調べたのですが、やはり、アメリカの影が大きいですね。
2000年10月の米国防大学国家戦略研究所の特別報告に
「日本が集団的自衛権を禁じていることが両国の同盟関係を制約している。
この禁止を解除すれば、より緊密かつ効果的な安保協力が見込まれる。
これには、有事立法の制定を含む日米協力のための新指針(新ガイドライン)
の勤勉な履行が必要である」とありました。
この方向ですと、米の狙いは、対イラク戦等に軍事協力させるための有事法制
作成要求となりますね。
数年がかりで、関連法案30〜40は出るとの予測もあります。
(国家総動員法は、付属法案が100近く)
日本共産党のパンフは、「アメリカ言いなりの〜」を強調した反対理由ですね。
自衛権的には賛成だとは、思います。(下記のような枠で)
最近の党のいわゆる「柔軟頑固路線」に、個人的には基本線で賛成です。
国民の安心できる有事法制案
1、有事を国土と国民への直接侵害行為との厳密定義。
2、在日米軍を円滑に行動させるためのものでないことを確認。
3、自治体と個人に非協力・不服従の権利の保障。
4、1〜3を国会で未採決(継続審議)状態にしておき、有事に採決する。
5、国際社会への貢献は、主として、自衛隊でない組織が国際協力する。
自衛隊を活用する場合は、名目を選挙監視団や安全復興特別隊等の名称
とし、海外武力行使に制約をかける。
>>240 >共産主義も小さい資本主義。限られた権力者の独裁が死ぬまでツズク。
大きな政府の管理社会では。マルクスが存命なら、多党制を主張しているのかも。
>>241 名前:Cipherさん
>137さんのいわれる戦時中の農地改革っつーのは
>政府機関が直接、農家から米を買い、地主には地代を
>払う制度にしたこと。これによって地主=小作人の
>関係を絶ち、戦後の農地解放の下準備となった。
>でも米国のGHQがバックになければ本格的な
>農地解放はできなかっただろうね。
>一部官僚は共産主義的手法ということで嫌ってたから。
下準備とまで言い切っていいかは少し疑問です。
地主>小作関係は切りきれず、自作農創出までは行かなかったのでは?
GHQがバックにいても、戦後の第1次農地改革は、あまり成果を出せ
ず、GHQがキレて、第2次農地改革で、やっと成就した位ですから。
ドイツで、WW2前に農地改革案が左派から具体化してきた時、
ユンカー層がヒンデンブルグ?大統領を「これは共産革命だ」と脅し、
この案をつぶさすために、大統領が嫌っていたヒトラーに首相を任命さ
せました。で、ヒトラーは、千載一遇のチャンスを生かし、一党独裁へ
の布石を打ち始めました。日本のは戦時体制政策では?
>官僚について
官僚には、政府の思惑とは別に、自己目的化してしまう所がある。
旧・現共産圏でも、日本でも。
自動的に、政府の思惑を超えて、自動機械のように止まらなくなってし
まう。あまり、たとえは良くないが、戦前の軍部も一種、そのような、
自分でも止められなくなってしまった官僚的組織だった面がある。
官僚へのシビリアンコントロールが、どのような社会体制でも、大切と
思う。
アメリカ型の、政権交代にともなう、官僚上層部全とっかえ方式が有効では。
>>243 名前:137
そういうつもりでは、ないのですが・・・。
他スレでの健闘を祈ります。気が向いたら、カキコしてください。
(私が言うことではないかも知れませんが・・・。)
248 :
世界@名無史さん:02/07/20 14:16
>>247 いわゆる論破と言う現象ですな。敗北者は撤退し、傍観するよりスベがない。
>>240 >共産主義も小さい資本主義。限られた権力者の独裁が死ぬまでツズク。
理論的に社会主義社会(広義の共産主義の第一段階)の独裁はプロレタリア独裁。
つまりは多数派労働者階級による独裁。少数派ブルジョア階級が抑圧される。
240みたいな考えが出てくるのは、独裁という語句のニュアンスがそもそも日本では良くない上に
ソ連型社会主義が官僚独裁に堕してしまったからだろうね。
ちなみに共産主義社会(広義の共産主義の第二段階)は無階級社会なので独裁は存在しない。
資本主義社会は少数派ブルジョア階級が多数派労働者階級を支配するこれも独裁社会とみる。
つか、GHQの農地改革は失敗でしょう。(日本を
農業自給国にしないとするのが目的なら別)
農業にも有る程度の規模が必要な点などを
考えると、地主が土地を失って、小さい自作農が
乱立したことは明らかにマイナス。
その結果として、現在の農業政策への税金つぎ込みや、
にもかかわらず低い自給率などの現象があるとみるべきでは。
>>249 この国民多数の利益の代弁者が政府・国会をしきることと、
三権分立の両立が、私の課題です。
プロ独裁は、理論的には正しいが、実際は一党独裁の弊害が大きいのでは。
>>250 現時点から見ると、企業的大農業へ移行させなかったのは失政かもしれませんね。
ただ、当時としては、地主小作の社会的関係が消されたことと、小作代が無く
なったことで、近代フランス革命以来の近代国家の出発点が、やっと確保され、
当時としては、多くの国民の生活レベルを上げたと思います。
地主は農地改革と呼び、小作は農地「解放」と呼びました。
下部構造(経済)が、上部構造(政治)を規定するという、マルクスの
歴史・政治理解は、今も有効と思うが?
253 :
世界@名無史さん:02/07/28 13:38
マルクスが生きた時代はまだ王政がメインの時代だったからね。
国が暴走したときどうするかということが全然考えられてない。
254 :
世界@名無史さん:02/07/29 14:07
>>251 横レスだが、一党独裁というモノをブルジョワ民主主義的な思考にあてはめるから
間違いなのだと思う。
>>254 >一党独裁というモノをブルジョワ民主主義的な思考にあてはめるから
>間違いなのだと思う。
251(/氏)の議論では、階級独裁=一党独裁とは限らない。
労働者階級が政治権力を掌握した場合でも、議会レベルで
その政治的代表として複数政党の競合という体制が存立しうる。
むしろ一党独裁ではなく、労働者階級の諸政党が多数派となり
その外にもブルジヨア自由主義政党などが存在するという
社会の階級・階層構成に即した多元的政治制度が必要かと。
>>255 そういうことになります。
マルクスが、パリコミューンやらを見て、確信したプロ独裁は、
あきらかに、ブルジョワジーが国政を牛耳っていた時代でしたから。
21世紀の先進工業国には、それにふさわしい、
多党制と、ブルジョワ政党を許容した、「階級独裁」が可能かもしれません。
ところで、社会主義と平等指向というのは、実は直交する概念だな。
世界中が都市程度の規模の多数の国家群に分断され、
それぞれの都市国家において産業は国有化されていて、
国家企業同士が経済競争する――という社会も論理的にはありうる。
通信産業なんかは、たいがいの国で国営的な位置付けをされていて、
国家を背負った企業同士が国際的に競争しているから、少し近いかもしれない。
そういう社会主義国家群で構成された国際経済は結局市場経済になるし、
諸国民の間の経済格差が現実の世界よりも小さくなると考える理由は無い。
平等指向と直接関わってくるのは世界政府主義で、社会主義も、
地球市民的傾向を持たない場合は、平等主義的思想とは限らないね。
左派が農産物輸入を拒否する場合、
国家尺度では相対的に貧困な農民を守っていることになるわけだが、
地球・人類といった尺度では、単に富裕層の利権を擁護しているだけになる。
>>255 >>256 ブルジョワ民主主義ではないプロレタリア民主主義っていうのは、
議会ではなくソヴィエトを中心とするんでしょ?
党内分派は許容できても、ブルジョワ政党が生き残れますかいな?
(労働者ソヴィエト・評議会で資本家の利益代表者が活動できないでしょう)
ソヴィエトが権力を掌握している状態で、議会が活動できるとも思えません。
二重権力は半永久的につづくことはないのです。
259 :
世界@名無史さん:02/08/27 19:42
ソ共でも中共でも党内分派は許容されませんでしたけど?
>>258 だからあれは共産主義的じゃないと共産主義者は言っているの。わかった?
なにやら知らんが熱いスレだな、をい
妖怪徘徊
263 :
世界@名無史さん :02/09/16 03:57
共産主義という妖怪が徘徊している
264 :
世界@名無史さん:02/09/16 10:55
どこの国でも共産党っていい就職先だよね。定年ないし。
265 :
世界@名無史さん:02/09/16 13:59
今の時点から見て未だ読んでおいたほうが
世界史の理解に役立つ著作ってなんだろう?
韓非子。
267 :
ブックガイド:02/09/20 04:59
>>265 レーニン『帝国主義』から何か学べるかどうか知らないが、
『帝国主義』を読んで研究することは、
歴史を作った人物の頭の中を知るために有意義だと思うよ。
ゴルバチョフ『ペレストロイカ』と一緒に読むのがお勧め。
マルクス主義経済学については、
マルクス主義者が書いた本はジャーゴンだらけで判りにくい。
説明がトートロジーになっていることも多いし。
サムエルソン『経済学』の付論のマルクス主義経済学の説明が
一番すっきりしていて判りやすかったんで、勧めておく。
ただし分厚い本なんで、最初から通読しようとするとめげるかも。
まず問題の章を読んで、判らない用語があったら前の方を参照する
辞書的な読み方が良いと思う。
269 :
教えてやるから俺のちんぽをくわえろ:02/09/21 01:04
tautologyありがとうございます。
He lives alone by himself.という例文が出てましたが
同じ意味の言葉の反復による強調の他に、
Aを説明するのに、Bという言葉を使い、Bを説明する
のに、Cを使い、Cの説明にAを使ってぐるぐる廻りに
するという論理の意味もあるでよろしいですか?
面白いですね。 流れをさえぎりすいません。
>>269 HNを見落としていました。さっそくうちの犬をうかがわせます。
272 :
世界@名無史さん:02/09/21 10:34
>サムエルソン『経済学』の付論のマルクス主義経済学の説明が
>一番すっきりしていて判りやすかったんで、勧めておく。
ポストリーカドの2流の経済学者。ただしフォンノイマン革命や
産業連関分析の魁となったという意味で興味がないわけでもない
みたいなやつですね。
でも、それよりサックリト資本論の第一巻だけを読んでおくのが
お勧め。できれば英文で読んだほうがかえって楽。
これは森嶋通夫も薦めていた方法。
まだまだ論じてほしいのだが。
275 :
世界@名無史さん:02/10/12 14:54
276 :
世界@名無史さん:02/10/12 15:08
/ _  ̄ \ /_★_ ̄_ ヽv
/ _.//|/ニヽ ヽ l, - 、, -、ヽ | |
| /ニヽ ゚ノo<_ノヽキ _ ,| (:)|(:) |-/ |
| ├__⊥_つT( ヽ |`-c`- ´ 6)_/
| l/___ / ノ/\ .ノ l ε _ノ
/  ̄7 ̄O ̄ヽ / /` V  ̄7 \
| |┌──┐| | / /| ̄  ̄ / |
「マルクス主義にかぶれちゃダメだよ、のび太くん!」
「ごめんよ、ドラえもん」
___ _
/万歳毛主席ヽ /  ̄  ̄ \
| | /, −、, -、l /、 ヽ
| _| -| ・|< || |・ |―-、 |
, ―-、 (6 _ー っ-´、} q -´ 二 ヽ |
| -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | |
| ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ \. ̄` | /
ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== |
`− ´ | | _| / |
| (t ) / / |
「ぼく、マルクス主義者になることをやめて、毛沢東主義者になるよ!」
「ちっとも分かっていないね、のび太くん」
277 :
正義の枢軸派よ来たれ!:02/10/12 15:12
278 :
世界@名無史さん:02/10/12 15:29
世の中、一定数のマルクス主義者は必要だね.
自分がなる気はないけど。なんか天然記念物
として保護できないものか。ワシントン条約
の「絶滅危惧」種ということでもいいが.
マルクス主義者より遥かに馬鹿な右翼が跋扈する
今日、まだマルクス主義者の方がましだったと思
うこと仕切り。
279 :
世界@名無史さん:02/10/12 18:46
>>278 どっちもどっちでしょ。
右でも左でもそれなりの人と話せば感銘受けること多いし
(っと、誰かエラい作家さんもそんなこと書いてたな。でも本当に実感した)
どちらの主義でもアホはいる。
でも、よくよく話を聴いてみたら
どちらの言うことも大差なくなってくるような気がしないでもない。
280 :
世界@名無史さん:02/10/13 10:17
すべての企業に収支の事細かな部分まで完全公開を義務付けていって
原価がいくらで、企業間を移動した際にどれだけ価格が上乗せされたか
追えるようにすれば企業が不当に利益を搾取できなくなっていくから
資本の不当な搾取って無くならないだろうか
昔ならお金そのものの収支をリアルタイムで見るなんて不可能だったけど
いまの電子決済が進化していけばそのうち可能だろうし
281 :
世界@名無史さん:02/10/13 11:56
>>280 マークアップ原理ですね。
でも、それでは資本主義の強みである「革新」への
動機が生まれないものと思われます。
一時的とは技術革新を遂げたものは、他社の参入までは
特別なり利潤を手に入れると言うような強い動機がないと
積極的にリスクを引き受けて「革新」する企業は現れな
いでしょう。
っていうかそう言う「社会改良案」みたいな話は、もうすでに
出尽くしている気がしますが。
282 :
世界@名無史さん:02/10/26 17:07
ウォルフガング=アマデウス=毛沢東(モーツォートン)
283 :
世界@名無史さん:02/10/27 18:14
284 :
世界@名無史さん:
あげ