ジョン・トーランドの著作には、
マーシャル将軍は、回顧録を「書けない」最初の参謀総長だと、
元・太平洋艦隊司令官が、発言する文が載っていましたが、
本当に、マーシャル将軍は回顧録を書いていないのでしょうか?
134 :
世界@名無史さん:02/04/24 00:37
>>131 そうなんだぁ。でも途中で止まるぐらい、なんてことなかったと
おもうけどね。補給艦がつくほうが相手に攻撃されるよりも早そうだし。
まあ、いまさらだ。後からだったらなんとでも言えるし。
>>132 それだけ追い詰められてたってことなんじゃないの。
なんにしても歴史に残る大作戦であることは間違いない。
135 :
世界@名無史さん:02/04/24 01:18
宣戦布告は出していましたが
駐米日本大使館が電報の処理を遅らせた為に
宣戦布告なしの奇襲戦になってしまったんだとかいう説はどうか?
大使館の人にすれば 国力差がありすぎて
とても宣戦布告なんて馬鹿げたことをするはずがないと思ったそうな
そしてその事実は今も隠匿されて今にいたる外務省…
なんかの本で読んだが眉唾ですかね?
>>132さん
『もし』パールハーバーに空母が勢揃いしていれば、米軍の反撃が史実より一年遅れていました。
『現実に』太平洋艦隊主力をほぼ無力化し、米軍はスタンスを防御に移すほかありませんでした。(米軍は当初から持久戦の予定でしたが、当然日本軍は予想しか出来ません)
批判は私程度でも、いくらでも出来ます。
そもそもやる前から批判の大きい(バクチ性の高い)作戦ですし。
しかし現実に南方作戦を行おうとすれば、どこかで米太平洋艦隊主力を潰さないと安心出来ません。
その答えがつまり艦隊決戦なわけですが、それを前倒ししてやっちまおうと言うのが真珠湾攻撃ではないでしょか。
137 :
幻想の語り部:02/04/24 04:14
>>133 私は山ほど戦争・政治関係の著作を買って読んだ口だが、確かに彼の情報は
呆れるほど少なかったし、回顧録があったとは聞いてもいない。
138 :
世界@名無史さん:02/04/24 12:43
>>131 別に日本まで帰る必要はないよ。
南洋の日本の委任統治領までいければ十分。あとはどうとでもなる。
史実では内地まで帰還できたのだから、燃料は十分あったとみるべきだろう。
問題は弾薬だな。山口二航戦司令官が第二撃準備完了を南雲司令部に
報告してるから、これもとりあえずは足りたはず。
ただ、零戦の20粍弾は開戦時は全然足りなかったみたいだが。
ただ、連合艦隊はハワイの油槽群をダミーだと判断していたようだ。
米海軍ともあろうものがそんなバレバレなところに貴重な燃料を
おいておくはずがないと。攻撃の優先度は低かった。
>>138さん
>いければ十分。
あのですね・・・、駆逐艦等の航続力は満タンでもハワイ沖から南洋の日本の委任統治領まで行けません。勿論日本なんて論外です。これは戦艦でもです。
こういった途中寄港しない大作戦の場合、タンカーを随伴させて作戦をします。
ここで私が『日本まで帰れない』と書いたのは『作戦途中で分派し、帰路で待機しているタンカー部隊と合流できなくなる』という意味です。
軍艦の航続力はかなり短いのです。
>>137 レスありがとうございます。見直し論的な傍証としては弱いですが、
世界大戦を勝利に導いた立役者が、回顧録も残してないのは、
やはり、ちょっと異常ですね。
>>140 作戦終了して、燃料が足りなくなったら漂流して救助を待ちます。
143 :
世界@名無史さん:02/04/26 13:24
>>94 >真珠湾は日本側の大勝利でしょう。
いや大失敗でしょう。
日本の目的はアメリカの太平洋艦隊を叩き潰して、譲歩を引き出し、早期講和する事だった筈。
それが、最新の機動部隊を取り逃がし、しかも宣戦布告が遅れたことで講和の可能性が無くなった。
戦術的には勝利かもしれないけど、戦略的には軍事、政治両面での大失敗。
>>142 敵の主力をほぼ無力化したって言ったって、全ての艦船を潰した訳じゃないし、
飛行機だってまだ残ってる、しかも機動艦隊はまだピンピンしてる訳だし、
作戦終わってぐずぐずしてたら反撃食らうでしょ。
このスレ、知ってた知らなかった論争から離れて、真珠湾を語るスレにしない?
映画と史実の違いでも良いや。
軍事板や映画板に逝け、と言われそうだけど・・・ダメ?
>>143 あ、これ山口少将のセリフね(w
南雲「二航戦は航続距離短いからハワイには連れてってやらない」
山口「燃料が足りなくなったら漂流して救助を待つから、連れていけ」
実際、GF司令部も現場の戦隊司令官や航空参謀も当然第二撃やるもの
と思っていたんだが、彼らは燃料切れ承知で言ってたのか?
(山口氏はともかく一般の海軍士官はそんな思考はしない。海軍は片道燃料の作戦などやったことはない)
145 :
世界@名無史さん:02/04/27 12:06
>>143 あなたは軍オタのようだが、小を見て大を見ていない。
真珠湾攻撃の結果、日本の南方作戦は大変やりやすくなった。
戦略的な大成功だ。
>最新の機動部隊を取り逃がし、しかも宣戦布告が遅れたことで講和の可能性が無くなった。
こんなことは、後になって有象無象が言い出した後知恵だよ。
146 :
世界@名無史さん:02/04/27 12:12
最近米国のマニア(研究家)が特殊潜航艇の戦果を確認したという
ニュースがあった。
日本人は自分たちの成し遂げたことに無頓着で、あちらの資料ばかり当てにして
発言してきた。過度の自虐的な評価をしたりする。
綿密な研究を自分自身でやりとげた人はほとんどいない。
原資料をあちら側に依存し、あとは解釈だけ。
もう体験者も少なくなったし時既に遅し。
あちら側に資料が渡り、こちらに少ないというハンデはあったにせよ、
今回の素朴な研究の成果を聞くと、なおさらにその感を深くする。
>>145 じゃあ、南方を制圧した後、どうやってアメリカとの戦争を終わらせるつもりだったの?
そこが無いと、とても戦略的とは言えないんと思うけど。
ソ連に講和の仲買役を期待してた、っていうのはよく聞く話だけど、
そのためにどれだけ積極的に動いたんだ?
それから、別に軍オタじゃないよ。というより無知に近い。
だから詳しい人の話を聞きたいんだよ。
ネタふりのつもりでレスしてたんだけど。
>>144 じゃあ、二次攻撃をして更に日本に帰るだけの十分な燃料はあったてこと?
だったら話は変わってくるけど。
> ↑ 2ch検索を、「軍事板」でしてみてください。
たくさんあります。面白いですよ。
そうします
143くらいの意見では軍板では厨房と取られます。
実際2次攻撃は可能でした。山口少将も意見具申しています。
南雲を司令官にせざるを得なかった海軍人事の方が問題なのです。
追加
普通空母には3会戦ぐらいの弾薬が搭載されています。
えーっとさ、「第二次攻撃」の話が出てるけどさ、してんだけど>第二次攻撃
嶋崎少佐率いる167機で。
みんな何の話をしてるの?第三次以降が出来るかどうかの話じゃないの?
>>150 つまり燃料は十分にあったってこと?
燃料は不足してた、って言うのが通説だと思ってたんだけど、そうじゃないの?
>>131や
>>140も間違い?
それとも、燃料の不足はそれほど重要事項じゃないの?
それで、反復攻撃を行わなかった南雲はただの大バカってこと?
それなら、それで良いんだけどさ、
一様確認の為に。
>>151 ここでは、戦闘を終えて帰ってきた航空機に燃料と弾薬を補給してまた行かせる、
くらいの意味だと思うよ。
>>143さん
燃料の不足はね・・・。通説じゃあないよ。結構新しい説。
ただ、最終給油点から航跡図を引いていくと、確かに不足が見えるんだよ。
>>152 確かに日本に帰り着くだけの燃料はなかったよ。
ただその場合は内地の艦隊で収容に向かえばいいだけの話。
実際に柱島にいた戦艦部隊が南雲艦隊の収容に向かってます。
まあこれも油の無駄使いだって非難されてるが。
ただ、一応南雲氏の弁護をしておくと淵田中佐が最後まで真珠湾上空に留まって
在泊米艦隊の完全破壊を確認しているから、敵空母所在がつかめない以上
ハワイ近海に留まるのは危険あって益なしと判断したのも無理はない。
>>138さん
>確かに日本に帰り着くだけの燃料はなかったよ。
>ただその場合は内地の艦隊で収容に向かえばいいだけの話。
えとですね、タンカー部隊まで合流するのが大変なのです。(ミッドウェー辺りにいたんだっけかな?)
ですから内地の艦隊がどーのこーのは意味ありません。
158 :
世界@名無史さん:02/04/28 22:31
真珠湾攻撃は、アジア人の反撃ですよ。
159 :
世界@名無史さん:02/04/30 18:40
>158
>そうだそうだ!
161 :
世界@名無史さん:02/05/07 17:48
>>158 同意!
真珠湾攻撃には、全アジア人が賛同してたぞ!
162 :
世界@名無史さん:02/05/07 18:27
>>150 空母に搭載されている弾薬は以下の通り
翔鶴級…(赤城&加賀は不明だが、規模から同様と考えられる)
航空魚雷45本・80番爆弾90発・25番爆弾306発・6番爆弾540発・燃料496トン
蒼龍級…
航空魚雷36本・80番72発・25番240発・60番360発
4回は攻撃が出来るだけの弾薬が積載されている。
163 :
世界@名無史さん:02/05/09 01:30
アメリカに戦いを挑んだ事が、日本とドイツの敗北を決めた
164 :
世界@名無史さん:02/05/20 13:49
age
165 :
世界@名無史さん:02/05/27 20:28
すべてはアメリカの陰謀。
日本は悪くない。
166 :
世界@名無史さん:02/06/13 23:17
age
167 :
プラトーン:02/06/13 23:37
自国を言いようにえがく映画ってことで…
168 :
世界@名無史さん:02/06/28 12:14
徳富蘇峰『皇国必勝論』「大詔奉戴の過去、現在、未来」(一九四四年・明治書院)
・・今回の戦争は全く我にとっては、正当防禦の戦争であり、
彼より強要せられたる戦争であり、その義戦たるばかりでなく、延いて
東亜十億人類の疾苦を醫(いや)し、桎梏より解放するの聖戦たることは、
最早や議論の余地は無い。
我等は実に潔白なる良心を以て、我が一億の同胞と共に、此の義且つ聖なる
戦争の為に、一切を犠牲にして、その完遂を期せなばならぬ。
ていうか、アメリカは公文書で知っていた事を暴露しただろ。
そんな事よりケネデイ暗殺に関する真実は2039年にならんと公開せんそうだが
その情報知ってる奴いない?
170 :
世界@名無史さん:02/07/30 16:08
171 :
世界@名無史さん:02/08/31 22:28
魚雷で、あの浅瀬で攻撃が出来るとは誰も(日本海軍以外)考えていなかったし、大体、黄色人種には飛行機を碌に操縦出来ないと、欧米では本気で信じられていた。
中国戦線で、零戦の威力をフライングタイガースが報告しても本国アメリカの国防省は誰も信じなかった。
だからルーズベルトがもしも真珠湾攻撃を事前に察知していたとしても、大した戦果は上げられないと感じていたのかもしれない。
大体、ルーズベルトは日本海軍があそこまで上手く航空隊を使うのを見るまで、大艦巨砲主義者だったんだよね。
172 :
世界@名無史さん:02/09/02 04:20
歴史書き換え? 引き上げは? 旧日本軍の潜航艇発見
http://www.cnn.co.jp/top/K2002090200073.html ホノルル(AP) ハワイ大海洋調査研究所が先週、オアフ島の真珠湾(パールハーバー)沖の海底に沈む旧日本海軍の小型特殊潜航艇を発見したが、この発見は、真珠湾攻撃の歴史事実に対し新たな光を当てるとともに、保存を巡る議論にも発展している。
この潜航艇は長さが約24メートルの2人乗り。日本の真珠湾攻撃開始の1時間前以上に米海軍の駆逐艦に発見され、撃沈されたとみられている。乗組員2人の遺体も船内にある模様だ。
防衛庁防衛研究所のシバタ・タケヒコ氏は「この発見は、旧日本軍が攻撃を始める前に米軍が砲撃を行っていた証拠になる」と話している。
だが中央大学のヨシミ・ヨシアキ氏は「これは、日本が奇襲攻撃を仕掛けようとしていた準備していたことを示している」と話し、歴史の修正には当たらないとの見方だ。
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何故ここで中央大学の吉見義明に聞くのかな…
173 :
世界@名無史さん:02/09/04 07:11
174 :
from d:02/09/04 22:04
>>125 コベントリーと真珠湾は似て非なるもの。
一方は市民が犠牲になり、一方は軍隊だ。
権力者は、平気で市民を大義のためと称して犠牲にするが、自己の権力の要となる軍をなかなか犠牲にはできない。
175 :
世界@名無史さん:02/09/04 22:06
>>174 でもどうせ旧式艦の群でしょう?
餌とするくらいのことはしかねないと思いますが。
あれだけの損害を喰らうのは予想外だったと思いますが。
176 :
世界@名無史さん:02/09/04 22:43
>>175 > あれだけの損害を喰らうのは予想外だったと思いますが。
おれもそう思う。餌にしたとしても餌が食われるとは思ってなかったんでしょうね。
真珠湾は航空魚雷による雷撃は不可能だと考えられていたらしいし。
179 :
世界@名無史さん:02/09/22 16:54
ネットも張ってなかった。
180 :
世界@名無史さん:02/10/16 11:45
あげ
181 :
世界@名無史さん:02/10/18 20:44
ミッドウェーもそうだけど、特に真珠湾で・・・
後々小沢がやった、(足の遅い)戦艦を前にした、敵将曰く「ハンマーを振り上げた」陣形にしなかったのはなぜ?
航空隊で奇襲し、あらかた(敵の攻撃力を)叩いておいて、戦艦が着くと戦闘機で制空権/艦隊防衛を最優先として、戦艦が艦砲射撃
真珠湾もミッドウェーも戦艦はただの移動基地(司令部)でしかないじゃん・・・
もともと真珠湾自体が大博打のはずなんだから、どうしてこの作戦にしなかったのか疑問・・・
182 :
世界@名無史さん:
真珠湾の要塞砲は世界最強。戦艦が接近するのはただの自殺行為。
これは軍板では常識だよ。