>>655 プローブ・アンド・ドローグ方式のバスケットは
ローターの下降気流を受けると下に沈みます
ヘリ側はそれを追いかける運動になりますが
バスケットの下降速度よりもヘリの前進速度の方が
速いので、ローターに接触したりしません
この理屈は早くからわかっていましたが、1960年代初期に
勇気ある米海兵隊(だったと思う。ちょっと自信なし)の
将校が実験で実証するまで、だれも手を出しませんでした
ヘリの空中給油は基本的に航続距離を伸ばすために使用されます
着陸スペースは関係ありません
また緊急時に制限重量を超える人間や重要貨物を積んで離陸しなければ
いけない場合、燃料を投棄して制限をクリアし、後は空中給油を受けながら
帰到するといった使用方法もあり、実際に何度も行われています