1 :
世界@名無史さん:
クリスマスは元々ローマで行われていた衰えゆく太陽が再び熱や光を蘇らせる冬至の祭りだったのを
キリスト教徒が「正義の太陽」であるキリストの祝日として祝うようになったものだそうです。
このあとクリスマスはどんなふうな変遷をたどって今のようなもになったのでしょうか?
あぼーん
3 :
世界@名無史さん:01/12/15 19:29
現在発売されているスーパージャンプの「ZERO」という漫画に詳しい
ことが書いてあります。
「遅れてきたサンタクロース の巻」だったかな?
クリスマスツリーの登場は17世紀になってから。元々樅の木と決まっていた訳では無い。
それ以前はピラミーデと呼ばれる燭台が使用され、樹木信仰とつながるツリーは禁じられていた。
5 :
世界@名無史さん:01/12/15 22:18
>>4 なんで禁止されてたのが解禁になったんですか?
6 :
世界@名無史さん:01/12/15 23:12
もともと原始キリスト教はほとんど儀式礼拝の類を持っていません。ほとんどがそれ以前の習俗民間伝承などをもとにしているのです。
それとともに初期のキリスト教布教は積極的に土着の儀式を取り入れたものだったのです。
クリスマスもキリスト教以前からの太陽復活祭がキリスト教の儀式化したものと言えましょう。
ちなみにキリスト教以前は一年のほとんどが祭日であり神に対する供物の民間の負担はかなりのものでした。そこでキリスト教は祭日の整理を計り誰でもできる祭日としてクリスマスを定めたといえましょう。
8 :
世界@名無史さん:01/12/16 02:41
「ルカによる福音書」には「キリストが生まれたとき、羊飼いたちは
野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた」と書かれている。
寒い12月に羊の番をすることはない。よってイエスの誕生日は12月ではない。
と本に書いてあるが、そうなのか?
12月でないかどうかはともかく、誕生日がいつなのかは聖書の
どこにも書いていない。12月25日がクリスマスになったのは
3世紀だったか4世紀だったかのことだ。
10 :
世界@名無史さん:01/12/16 03:32
>>6 >原始キリスト教はほとんど儀式礼拝の類を持っていません。
初期キリスト教の信仰形態がどのようなものであったか、殆ど
わかっていない以上、そんなことは言えないよ。
>>8 羊飼いは、冬場は羊を見張らないの?
ベツレヘムって、中東だけど、冬はそんなに冷え込むもんなの?
12 :
世界@名無史さん:01/12/16 10:39
>>8 >>10 夜は通年で寒いです…沙漠地帯。
夜通し野宿したらまず凍死します。
あくまでも聞いた話しだが…元々は冬至のお祭り兼新年の祝いだった。
それが気付いたらキリストの誕生日に…基本的にクリスマスは
4週前の土曜日から始まります。翌日曜日に第一の蝋燭を点火。
毎日曜日に1本づつ点火しまして4本に火がついたらクリスマスの時期
になります。原則家で新年を迎える厳かな祭りです。馬鹿騒ぎするのは
メリケンのユダヤ人と日本人だけです。ヨーロッパのイルミネーション
は雪のように美しいです。(チカチカさせません)
>5殿に返答。
最古の記録は1605年のもので、普及したのは18世紀以降。宗教改革が一段落
して教会の威信が低下した為。
スケープゴートに対する魔女狩りが盛んになり、教会のお膝元では逆に取り締まり
が強化されました。
14 :
世界@名無史さん:01/12/16 11:37
サンタクロースは実在の人物と聞きましたが、
ご存知の方はいらっしゃいますか?
16 :
世界@名無史さん:01/12/16 12:37
>>14 きっかけ話しはあるだろうけど…元々は米国人が作った童話です。
ちなみにサンタが赤いのはコ○コーラの謀略←本当
17 :
世界@名無史さん:01/12/16 13:26
>>15 ワラタ・・イイ!
えーと、クリスマスに行うべきとしていろいろな風習が今日本に定着していますが
そのほとんどがヴィクトリア女王のダンナさんがドイツから持ち込んだものだそうな。
単にキリスト教として考えるのもどうかな?
原始キリスト教は、モーセの十戒の戒律の中での信仰だから、けっこう「原理主義的」。
カトリック教は、ローマの多民族融和・多宗教混在の流れの中で、守護聖人を雨あられと
作って、「五歩歩くごとに聖ナンタラに祈りを捧げ」るなんて冗談のような一神教になっ
ていた。だから一年中何かのお祭りがあった。
プロテスタントは神様を3人(ごめん、石をぶつけないで!)にようやくしぼって、お祭
りをクリスマス・イースター・ハロウィーンぐらいに減らした。たしかもっとあったけど、
思い出せない。
で、これとは別にカトリックとプロテスタントの中間的なイギリス国教もある。
そうなると、日本人が今考えるようなクリスマスとはなに? から考えないと難しいので
はないかい?
ちなみに、
>>16の「コ○コーラの謀略」は本当だそうです。
18 :
世界@名無史さん:01/12/16 13:31
サンタクロース=聖ニコラス
ローマ帝国の時代に小アジアにいた伝説的な聖人です。
他の土地に別の宗教が入り込む場合、どうしても集合が行われると日本や中国の民
俗関係の論文に書いてありましたが、サンタクロースも日本でいうところのナマハ
ゲの様な来訪神と聖人のイメージが重なって成立した様ですね。
20世紀になるまではサンタも鬼の様な怪物的印象が強かったようです。
20 :
世界@名無史さん:01/12/17 09:03
>19の「集合が行われる」は習合の間違いでした。すみません。
22 :
世界@名無史さん:01/12/17 17:21
>>16 単に宣伝で使っただけだろ。なんで謀略になるんだ。
23 :
世界@名無史さん:01/12/17 19:38
24 :
世界@名無史さん:01/12/19 08:50
>>22 「人生を冗談だと思えない奴は海軍に入るな」英国の教え(w
「誇張だのあて字だのを見て目にクジラを立てる(?)奴は2ちゃんねるに来るな」2ちゃんねらーの心得(w
25 :
世界@名無史さん:01/12/24 22:20
クリスマスイブあげ
26 :
世界@名無史さん:01/12/24 22:24
あぼーん
ところでイエスの誕生日は非常に有名だけど
亡くなった日はいつか知ってる?
29 :
世界@名無史さん:01/12/24 23:48
あすんしおんでー っつーのはあるね。
30 :
世界@名無史さん:01/12/25 02:19
12月25日って中東の宗教ミスラの誕生日だろ。
キリスト教学者がその有名なのに便乗して
キリストの誕生日もその日に決めたっていう話を
神話成立の本かなにかで読んだけど。
イエスが生まれたのは、幾つか説ありますね。
西方では12月25日だけど
東方では1月6日だったかな。
でも過去には色々あったようで
5月20日説ってのもあるよう。
これだったら
>>8さんが教えてくれた
説と合致するような気もします。
33 :
世界@名無史さん:01/12/25 19:49
34 :
世界@名無史さん:01/12/26 17:11
クソスマソ
確か、ヒーロー多産惑星「地球」の子供好きの「サンダークロス」が鈍ったんだっけ?
37 :
世界@名無史さん:02/01/02 04:24
イスラム教徒やユダヤ教徒はクリスマスをどう過ごしてるんでしょう。
ご存知のかた教えてください。
>37
何でもない普通の日でしょ
イスラム教徒はまだしもユダヤ教徒にとって
イエスなんてどうでもいい存在では?
1980年代、日本人にとって2大セクース祭りのひとつになった。
41 :
世界@名無史さん:02/01/26 01:03
;...;@.@
どうせイエスの誕生日を決定づける証拠は当分出てきそうにないから、冬至=イエスの誕生日ということで、グレゴリ暦のずれもあったし、クリスマスは12月22日にしちゃえば良い!
43 :
世界@名無史さん:02/03/02 00:16
ところで日本ではいつからクリスマスが商業イベントに?
>42
間違い。グレゴリ暦ではなくユリウス暦ね。
45 :
世界@名無史さん:02/03/12 00:40
>>39 それは、ゆうみんの「恋人がサンタクロース」に影響されたもの
46 :
世界@名無史さん:02/03/12 12:00
>>33 イースターの五週前の火曜日がカーニヴァルです。その前週木曜日が灰色の木曜日
になる。
>>43 クリスマスもバレンタインデーも1960年代です。前者はケーキ屋が一儲けを企
んでの話し、後者はチョコレート会社が一儲けを企んでの話し、年末の第九は70
年代後半から音楽家が生活費を確保するために企画。
47 :
世界@名無史さん:02/04/07 11:58
日本限定
クリスマス・イヴ=同時多発エロ
48 :
世界@名無史さん:02/04/07 12:49
日本や東南アジアでは天の岩戸神話。イランではミトラ神話。
日本、中国、東南アジア、太平洋の島々、インド、イラン、中東、
ヨーロッパのゲルマン人など、世界的に広がっていた太陽神の信仰があった。
冬至に古い太陽が死に、新しい太陽が生命の木を昇ってくる。
ナマハゲもサンタクロースも蘇民将来も、
年末にやってくる来訪神(死にかけの太陽)。
正月に食べる餅=お年玉=クリスマスプレゼントは
生まれ変わった新しい太陽の恵みの象徴。
キリストの死と復活も、こういう古い信仰のバリエーション。
49 :
世界@名無史さん:02/04/07 13:22
>>46 Ash Wednesday は木曜日じゃないよ。
キリストが処刑された聖金曜日 Good Friday の翌々日が
復活祭 Easter Sunday で、
その40日前の灰水曜日に懺悔の印しとして頭に灰を振りかけ、
本来はそれ以後復活の日まで、日の出から日没まで断食した。
おそらく古くからあった断食の習慣を取り入れたもので、
イスラム教のラマダンと同根と思われる。
断食の前に大いに飲食するのが Fat Tuesday で、
これは教会非公認の民間習俗だったが、本来の敬虔な断食が忘れられ、
こちらがカーニバルやマルディグラの大騒ぎに発展した。
50 :
世界@名無史さん:
>>48 なまはげサンタは太陽というより穀霊だな。
冬至祭は太陽の復活以外にも一年の年(みのり)を祝う祭りでもあり、
暦や歳にも関係がある。
漢字で太歳という木星は木星紀年法といった独自の暦法を持ち、
ギリシア・ローマで木星はクロノス・ユピテルに象徴される。
クリスマスの原型はローマのユピテル(とミトラ)を祭る冬至祭に由来するので、
ミトラを太陽神とすると、サンタは豊穣儀礼に関連している。