城壁が高くて狭い為、大砲が発達していくと大規模な攻城兵器は姿を消していった、、、
そんな火器が発達する前の中世の城攻略法を書いてみましょう
攻撃側は
・高上櫓で突っ込む
・投石器で牛や馬の死体を投げ込んで城内で疫病を流行らせる
・敵の首を城内に投げ込んで士気を落とす
守備側も
・迫り来る破城槌に煮え湯を浴びせる
等など、どんどん逝きましょう
どんどん!
3 :
軍事板の優秀性:01/10/09 14:26
4 :
世界@名無史さん:01/10/09 14:52
もっとも良い方法、守備隊長を寝返らせる。
次点、城門守備隊長を寝返らせる。
火盗改め方みたいな、幕府の役職? スレタイトルの城攻略カタ
6 :
世界@名無史さん:01/10/09 21:11
<城攻めのフローチャート>
1.出兵〜プレッシャーをかける
A:敵兵が降伏してくれたor逃亡してくれた。ラッキー。
B:敵の抗戦意志は固い。→2へ。
2.強襲(storm)
A:敵には不意打ちだった。ラッキー。
B:失敗→3へ。
3.いよいよ本格的な城攻めだ。司令官と側近は現場の再検分。
4.とりあえず、短期戦を試みる。
A:守備兵を挑発して城外での合戦に持ち込めないか?
B:降伏or有利な停戦交渉が出来ないか?
C:内応やだまし討ちが出来ないか?
D:以上が無理なら→5へ。
5.長期戦
A:敵の補給線を断つ。水の手を切る。
B:攻城兵器を使用してみる。
C:坑道を掘ってみる。
D:弓・投射兵器で絶え間ないいやがらせ。
E:可能ならば強襲を試みる。
F:条件が良ければ、交渉を行う。
G:どうしてもダメなら、適当な名目を立てて撤兵だ!
(Jim Bradbury "The Medieval Siege" より。)
なんか、日本の戦国時代の合戦に似てますな・・・(当たり前か?)
余談だが、3の段階では、指揮官は単騎に近い状態で移動するので、
敵の石弓兵などに狙撃されやすく、意外と大物がイカれているそうです。
(リチャード獅子心王がこのパターン。)
7 :
(゚д゚)さん:01/10/10 11:16
漏れが昔レスした「きれいなお城の怖い話」スレで。
投石器使って疫病にかかった牛馬(の死体)を投げ込んだりとか。
これが生物兵器のはしりなのか・・・コワー
>>7 (゚д゚)さん
そう言われてみるとその通りですね。
アメリカでタンソ病の患者がみつかって、どうも生物兵器テロらしいとか。
1番簡単なのは、病気に罹った人間がいくか、動物をやるかだから、生物兵器の
製造能力がどうとか言っていると対策を誤るかも。
死毒(死体から発生する病気等)は昔、非常に恐れられてたからねぇ
衛生観念のなかった昔は、戦の後始末は命懸けだったとか。
10 :
(゚д゚)さん:01/10/10 12:42
>>8アマノウヅメ様
早レス深謝です。
昔TV見た洋画・・・タイトル忘れたのですが
砦を蛮族に乗っ取られ
人質の王女は寝返って主人公?の騎士は弄ばれる、
取り囲んだ軍隊内部でペストが流行るも王様は瀉血療法を信じてる、
じつにヨーワカラン内容なのだが、
その中で病死した馬の肉を城壁に投げ込むシーンが鮮烈です。
11 :
世界@名無史さん:01/10/10 12:47
包囲するのもさることながら
解囲軍を撃破するのも重要ではないかと
目の前(かどうかは分からんけど)で
援軍が撃破されて城内の士気がた落ち(;´Д)
12 :
世界@名無史さん:01/10/10 12:53
水攻め。
13 :
世界@名無史さん:01/10/10 14:36
包囲した側が夜中に騒いで篭城軍を寝かせないようにした、ってのは一般的な手だったよね。
14 :
世界@名無史さん:01/10/10 14:57
トンネルを掘る→地下から接近→水を流されて全滅
6さん
5の長期戦のAですが、水源に死体をなげこんで流されないようにする。もありなのでは?
6さん
5の長期戦のAですが、水源に死体をなげこんで流されないようにする。もありなのでは?
17 :
世界@名無史さん:01/10/10 17:06
やっぱり煮え湯を浴びせたり糞尿をかけたりしてるの?
糞尿まみれの騎士萎え。
18 :
アマノウヅメ:01/10/10 17:31
>>17 城の構造が違うので楠木流は実行困難かと思われますが。
19 :
世界@名無史さん:01/10/10 18:40
守備側の、砂を焼いて撒き散らす目つぶし戦術があったような・・・
22 :
世界@名無史さん:01/10/10 19:54
坑道戦術は三国志の昔から旅順要塞攻略にいたるまで、
もっともポピュラーな戦法ですね。地味ながら一番確実な方法かと思われます。
防御側に水が豊富だと防がれやすいようですが・・・。
秀吉の高松城攻めみたいな水攻めはポピュラーではなかったのかな?
トイレの穴から進入するのも一般的では?はっごめん。食事中の方
24 :
世界@名無史さん:01/10/10 20:21
ギリシア火なんてよく聞きますけど
あれはどの辺りまで伝わってたんでしょうか?
>>20 発売された時に立ち読みした
子供向けの皮を被ってるがいい本だと思う
しかし、児童本の棚にあったんで買えなかった
今でも売ってるんだろうか
25>売ってんじゃない?オンラインの本屋には売ってた。
27 :
失礼ながら皆さん素人:01/10/10 20:58
みんな、軍事板の戦争論スレッドへ逝って、そんだけ氏の中世・近世軍事史講義をうけるべし。
いやあ、おれ思わず全文DLして読んじゃった。かつての騎馬・密集陣形の興奮よ再びです
28 :
世界@名無史さん:01/10/10 21:30
>>3 >>27 そんだけ氏の書き込み読みました。
ものすごく博識な方ですね。勉強になります。
が、お二方、
「軍事板の優秀性」とか「失礼ながら皆さん素人」などと、
有りもしない「世界史板」−「軍事板」の対抗関係や、
「軍事の素人」−「軍事のプロ」の対立軸を仮構するのはいかがなものでしょうか?
「軍事オタクのコンプレックス」などと言ってしまうと、ご両人と同じ陥穽にはまってしまうかな?
それとも、優秀な人材の周囲に、出来の悪い取り巻きが集まるのは、どこの板も同じ、
とでも言っておくべきでしょうか。
気取るなタコ、とだけ答えておきましょう(藁)
30 :
(゚д゚)さん:01/10/10 23:32
城塞都市の防衛体制について知りたいっす。
つい前に見た、NHKの番組、リアルに中世の城攻めを再現していたよ!
結局、最後は攻城側がローマの戦術書を引っ張り出して
そこからヒントをゲット!
鉄の玉に、煮えたぎった油をかけ、敵城に発射!!
敵城の塔は次々に炎上し、城は陥落…と言う内容でした。
少々茶化した文章でしたが
文芸が再興しだした中世盛期においては
ローマの戦術も、かなり見直されたのでは?と思うのですが…。
(ただ、ラテン語が読めなければ話にならない)
287 :子爵 :2001/03/14(水) 09:17
>284
刀は一人でも人斬ったら刃が曲がってしまい使い物になりませ
ん。洋の東西問わずです。軍事板の連中はきっと刀という物を
理解していないでしょう。まあ、あそこの武器ヲタは兵器の並
行性能アップ(どんな新兵器を投入しても相手も性能アップす
るから同時期の兵器ではさして性能の差がないという考え)を
無視してますから真面目に受け止めてもしょうがないです。
いつの時代でも矛盾があり進化する物です。←むじゅんと読ん
じゃ駄目です。ほことたてと読んでください。
329 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/17(土) 01:42
軍事板の連中は憶測で決めつける傾向があるな
一部の常連を除いて思い込みが激しいですね。
どっちもどっちだがな
33 :
世界@名無史さん:01/10/11 02:29
>>31 意外と中世の初期からローマの戦術は利用されていたようです。
割と良く読まれたのは以下の2作。
VitruviusのDe Architectura(「建築論」)
には円形の塔の作り方・投石機やバリスタの作り方・包囲の仕方が載っているそうです。
VegetiusのDe Re Militari(「軍事論」)
はタイトルどおりの内容ですが、
>>24氏の話に関連しますが、
西欧ではじめてギリシア火が使われた(と言われている)1151年のMontreuil-Bellayの戦いにおいて
アンジュー伯ジョフロワ5世はこの本からギリシア火の利用を思いついた、
というより、
>>31氏の言われる、
>鉄の玉に、煮えたぎった油をかけ、敵城に発射!!
>敵城の塔は次々に炎上し、城は陥落…
は多分この攻城戦をモデルにした話でしょう。
(多分、この「油」がギリシア火の組成に類似している云々・・・という議論ではないか。)
もっとも伝説では、ジョフロワも坊主に読んでもらっているようですが。
www.ukans.edu/history/index/europe/ancient_rome/E/Roman/Texts/Vitruvius/home.html
ここは「建築論」のラテン及び英語テキスト。
www.pvv.ntnu.no/~madsb/
ここは「軍事論」の英語訳。
といっても、何かシロウト(←禁句ですか?)のサイトみたいだから、消えやすいかもしれません。
(例えばジェニファーコネリーの壁紙がある。・・それでもすごい充実した内容ですが。)
>>33さん
そう!
そういえば、あの城の話も、確か
アンジュー地方が舞台だったはず…。
そして、先の戦術を考案したのも、お付の
軍事技師だったかな?
しかし「建築論」「軍事論」
日本語訳は、ないだろうな…。
少なくとも、大分の県立図書館にはないだろう。
35 :
世界@名無史さん:01/10/11 20:53
少数の兵を置いて退却→敵を誘い込む→火を放って全滅させる
36 :
世界@名無史さん:01/10/11 21:19
>>34 「建築書 普及版」、ウィトルーウィウス、森田慶一訳注、東海大学出版会
もう一個の方は知らん。
>>32 >>まあ、あそこの武器ヲタは兵器の並
>>行性能アップ(どんな新兵器を投入しても相手も性能アップす
>>るから同時期の兵器ではさして性能の差がないという考え)を
>>無視してますから真面目に受け止めてもしょうがないです。
そんなヤツがいるんですか?
>>
38 :
世界@名無史さん:01/10/12 06:31
西洋の城が城攻めで落ちた例はあんまりないと聞きます。
兵糧攻めをすべく包囲してるほうが食料が尽きてスゴスゴ帰っていくことも多かったとか。
カコワルー
39 :
世界@名無史さん:01/10/12 09:19
>>38 をいをい。大砲導入後かつイタリア式築城法以前なら、
どかどか城が落ちて、城に篭るなら打って出たほうがいいって、
野戦中心になったぐらいだぞ。
40 :
世界@名無史さん:01/10/12 10:48
城塞攻略戦は基本的に防御側が縦深をとって、城塞群で敵攻略軍を拘束し
予備野戦軍で、後方の遮断・消耗を計るわけで、前線の城塞守備隊は
ある程度の時間抵抗できたら、降伏してもいいとされていたのでは?(中世ヨーロッパの場合)
41 :
世界@名無史さん:01/10/28 13:13
このゲーム厨房め
42 :
世界@名無史さん:01/10/28 13:23
いくら城に立てこもったって核うちこみゃ終わりさ
43 :
世界@名無史さん:01/10/28 23:01
だな
44 :
世界@名無史さん:01/10/28 23:17
45 :
リトル愚礼@ロズウェル逝きます!:01/10/29 01:44
46 :
世界@名無史さん:01/10/29 02:40
いくら城に立てこもったってドラゴン召還すれば終わりさ
47 :
世界@名無史さん:01/10/29 02:46
>>46 このスレは異世界を前提とはしておりません
よう知らない分野の話だけど、パリがプロイセン軍に包囲された時の
内相ガンペッダの気球で脱出!ってなんかイケてるよね。
怪人二十面相みたいだ。
49 :
アマノウヅメ:01/11/01 14:41
死体を投げ込む話の続きなんですが・・・
死体からはプトマイン系の毒が発生するんじゃないですか。
昔は死体解剖のときに手に怪我をした医師や医学生がかなり死亡していたと聞きます。
50 :
世界@名無史さん:01/11/06 12:43
ジャンヌダルクおもしろかった。
そんだけ
>>49さま
プトマインの毒性はいかほどかサパーリですが、
それって、死体処理だけで死人が出るってことですか?
中世の衛生概念から想定するとあるいは・・・
処理したあと手も洗わずものを食うとか、
死体処理だけも衛生知識がないと相当危険じゃない?
53 :
世界@名無史さん:01/11/09 01:35
投げ込んだ死体が井戸や水源に入ったりしたら・・・・・・
あと、井戸が枯れかけたら死体を入れて水かさを増やしたという話を聞きましたがもしや。
54 :
世界@名無史さん:01/11/09 07:25
中世には細菌という概念がないので、
防疫の概念もありません。
>>52 非常に危険です、死体の処理は。
だからこそ、悪霊等の存在がより信じられたのかもしれませんね。
葬式・死体処理の歴史スレッドっていうのもいいかな、と思った。
そういうスレッドってありましたけ?
57 :
世界@名無史さん:01/11/10 12:43
>>56 おー、割と同意。つうか賛成〜。
死刑や中世の生活スレで語られてたようだが改めて編纂してみるのも手かと。
にしても、小児性愛・同性愛スレといい・・・
58 :
世界@名無史さん:01/12/21 04:36
死体は片づけるだけで大変だよ。
59 :
世界@名無史さん:02/01/11 00:33
えらいパッシヴな責め方ですなー
60 :
世界@名無史さん:02/01/11 09:29
>60
デフォーの「ロンドン・ペストの恐怖」を読んでいると肉屋で買い物を
するのに客が代金を置いて肉だけ取っていき、直接接触しない様にして
いたそうです。
またペスト患者とその家族は隔離されたそうです。(見張り付き)
あとノストラダムスが鼠駆除等を訴えたそうで。またパラケルススは患
部の化膿止めを行ったそうですから、感覚はその頃からあったのでは。
当時は少数派でしたが。(大抵は切り落とした)
わが国では江戸期まで病は感染する派としない派があったそうです。
62 :
世界@名無史さん:02/01/14 20:08
ロンドン・ペストの恐怖
D・デフォー。小学館。94年(地球人ライブラリー
63 :
正攻法は正義:02/01/14 21:15
城攻め?丸太を担いで城門に突撃!!
梯子を架けて大勢で城壁を登れ!!
64 :
世界@名無史さん:02/01/14 21:21
大砲出現以前は、城壁は高ければ高いほど有効だったので、
資金の限りを尽くして高い城壁を築いたが、
大砲が出現後は、低い城壁の方が大砲に狙われにくいので
主流になったらしい。
65 :
世界@名無史さん:02/01/14 21:29
正確には低くてもいいから分厚い城壁ですな
66 :
世界@名無史さん:02/01/16 04:30
外国の番組でイギリスあたりの中世史の研究家かだれかが、
実際に投石機作って壁を破壊してみるっていうのを
ケーブルで流れてて、けっこう簡単に壁を打ち破っていた。
>66
WAR WOLF
とかいう名前の投石器でした。
68 :
世界@名無史さん:02/01/16 04:44
無難な攻城法は弓隊に援護してもらいつつ梯子で城壁の上まで上る
落とされても落とされても守備側が疲れるまで次々に波状的に兵を上らせる
投石器で城壁を破壊してしまうと後で修繕しなければならなかったので
それはそれで時間も金も掛かるし直すまでに敵に奪回される危険もある。
69 :
世界@名無史さん:02/01/16 10:19
>>65 「低くてもいい」じゃなくて「低くなくてはならない」んだよ。
実際、6m程度の低い城壁に砲弾を命中させるのは難しい。
70 :
世界@名無史さん:02/01/16 11:20
んで、城壁に登ってくる兵には鉄砲をあびせかける。
鉄砲&大砲の出現で、築城法も攻城法も防御法も大きくかわったなぁ。
71 :
世界@名無史さん:02/01/16 11:42
やっぱ、兵糧攻めでしょ。
72 :
世界@名無史さん:02/01/16 17:43
頭数での力押し的な戦法って孫子などで言われているほどだめな物かな?
73 :
世界@名無史さん:02/01/16 18:10
>>72 それだと死者がとにかく出るからね。一時的に金がかかったとしても、
賄賂なり土木工事なりして、死者を少なくすることが最終的には得になる
わけだし。
74 :
世界@名無史さん:02/01/16 21:11
城を攻めるは下策。
75 :
世界@名無史さん:02/01/16 22:42
「弱虫!」「腰抜け!」「卑怯者!」
と城内の敵をののしって、敵が怒って場外に攻め出てきたところを討つ。
ってのが城攻めの定石。
つーか、こんなことも知らずに世界史やってんの?
バカじゃない?
76 :
世界@名無史さん:02/01/17 00:24
>>75 >「弱虫!」「腰抜け!」「卑怯者!」
>バカじゃない?
こういう単純な「挑発」の手法にひっかかる者は、
中世の守備兵にも世界史板住人にもあまりいないものと思われ。
77 :
世界@名無史さん:02/01/17 01:32
78 :
リトル愚礼@ロズウェル逝きます!:02/01/17 03:57
>>76さん
いいこという。
>>75みたいな戦術通れば、誰も狂ったみたく
攻城戦術開発しないって。
後、攻城は見せしめにもOK
フリードリヒ=バルバロッサは自分に刃向ったミラノを
自分の同盟都市とともに徹底的に破壊し
他の反抗都市への見せしめにした。
あと、これは見せしめとはいえぬかも知れんが
イングランドのエドワード一世、おニューの投石機が試したくて
敵城の降伏を拒んだらしいが
どこだったっけ??
79 :
世界@名無史さん:02/01/17 12:19
80 :
世界@名無史さん:02/01/19 21:35
>>78スコットランドだったような。
と言っても、AOKの解説がソースなので信憑性は不明ですが。
カタパルト
エネルギー源 : ねじり束(1本)束直径 20.3cm
モデル : アーム213cm
発射体 : 4.5kg石弾 / 22.6kg石弾
射程 : 320m / 365m
バリスタ
エネルギー源 : ねじり束(2本)束直径 7.6cm
モデル : アーム 61cm
発射体 : 1.1kg槍 / 4.5kg槍
射程 : 274m / 365-420m
トレビュシェット(AoKで登場、組立式の移動砲台)
エネルギー源 : 平衡おもり(推定重量9トン)
モデル : アーム 15m
発射体 : 136kg石弾
射程 : 274m
参考資料:「武器」 ダイヤグラムグループ / マール社
一寸待て、バリスタは発射体が逆では無いのか?。あれはクロスボウの様な
直接標準で撃つし、4倍も重い方が、1.5倍も遠くへ飛ぶのは納得がいかない。
83 :
世界@名無史さん:02/01/25 19:40
>>76 >>「弱虫!」「腰抜け!」「卑怯者!」
>>バカじゃない?
>
>こういう単純な「挑発」の手法にひっかかる者は、
>中世の守備兵にも世界史板住人にもあまりいないものと思われ。
76氏,77氏,78氏,79氏。
少なくとも4人は75氏の計略に嵌ったと思われ(^^)
歴史上ただの二回しか落とされたことのないコンスタンティノープル
一度目は、内応で。
二度目は、大砲の出現と、メフメト二世の奇略によって。
85 :
世界@名無史さん:02/01/25 20:03
以下コピペ
そんな事より
>>1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、コンスタンティノープル征服に行ったんです。コンスタンティノープル。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで街を取り囲んでるんです。
で、よく見たらなんか指揮官とか立ってて、突撃ー、とか叫んでるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、歩兵の突撃如きでコンスタンティノープルの城壁が突破できるわけねーだろ、ボケが。
しかも三枚も作られてるんだよ、三枚も。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で戦死か。おめでてーな。
パパもうダメー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、さっさと攻撃止めろと。
コンスタンティノープルってのはな、砲撃で攻めるべきなんだよ。
高い城壁は砲撃に弱いんだよ。
出来た隙間からイェニチェリが突入、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、あの街を下さい、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、コンスタンティノープル下さいなんて無茶苦茶な事言うんじゃねーよ。ボケが。
得意げな顔して何が、あの街を下さい、だ。
はいどーぞ、なんて渡せると思うか?問いたい。 問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。
お前、あの街を下さいって言いたいだけちゃうんかと。
コンスタンティノープル通の俺から言わせてもらえば今、コンスタンティノープル通の間での最新兵器はやっぱり、
大砲、これだね。
ウルバンの巨砲。これが通の攻め方。
ウルバンってのはハンガリー人。そのくせ金を貰うとトルコ側に着いちゃう。これ。
で、出来た大砲は600kgの石弾を1600m投射する。これ最強。
しかしこれを発射すると次から砲身にひびが入り爆発の危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、
>>1は、牛鮭定食でも食ってなさいってこった。
>>83 あはは、笑った。いや、悪意はないよん。>守将の面々
87 :
世界@名無史さん:02/01/26 03:47
たしか、ウィーンは1回しか陥落しなかったんじゃなかったっけ?
88 :
世界@名無史さん:02/01/26 04:39
>>76>>78 まあ
>>75を書いた人の人格を疑うことに反対はしませんが、
挑発がそれなりの効果をあげたことも事実ですし。
>>6を書き込んだ方も一つの選択肢として挙げてますし。
先にどなたがが聞いておられた城塞都市の場合と深く関わってきますが、
敵の城の前で貨幣をつくる、というのはかなりの侮辱になったようです。
相手が都市とすると、相手の存立基盤を奪い取ったことの象徴、といったところでしょうか。
>>81 バリスタの発射体に石を使うこともありますね。
サンタンジェロ城のそれのまわりには石がごろごろ置いてあります。
巨大スリングみたいな感じでしょうか。
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< オマエモナー
( ) \___________________
| | |
(__)_)
排泄物や死体をそのままカタパルトで打ち出したということもあるんですって?
92 :
世界@名無史さん:02/03/03 00:38
それを集めてきて準備する方にも被害が出そうだが…
そういえば攻城戦で疫病がはやる時って攻守双方にはやることが多いような…
93 :
世界@名無史さん :02/04/14 07:53
age
94 :
世界@名無史さん:02/04/14 10:11
伝染病の死者をカタパルトで打ち出したことも有るそうな。
95 :
世界@名無史さん:02/04/22 21:57
>>92 攻囲が長期に及ぶと、補給や衛生上の問題から攻囲軍の方が瓦解してしまう事が多かったそうです。
「君は完全に包囲されている。あきらめて出てきなさい。お母さんも泣
いているぞ」と言う。
97 :
世界@名無史さん:02/05/04 04:16
攻城側には当時発売されたばっかしのカップラーメンが必要なんですよね。
プロジェクトXより
98 :
世界@名無史さん:02/05/18 00:53
AGE
99 :
世界@名無史さん:02/05/18 02:13
>95
多かったってのはどういう資料からですか?
攻守双方に、というのならまだしも攻囲側の方が多いというのは根拠が
よくわからない。
攻囲側でも守備側でも補給条件によってかなり左右されそうだけど。
たいていは水の調達に苦労した方が疫病がはやりやすそうだけど。
100 :
世界@名無史さん:02/06/06 09:06
久々に見てますが、800超えた割に全然がないのは何故なのでしょう?
このスレには業界関係者はいないんでしょうか?一応まとめになりますが、まず
お台場で言えば、月9はいろいろ書かれてる通り、Sが主演だし、火9は超大物M+スマップの彼
火10は演技派のKだし、水10は入籍ホヤホヤの彼女+留学経験のあるIだし、
木10は皆さんの言うとおりだし・・・。でも、そんな常識的な話より、もっと
笑っちゃうキャスティングってないのかなぁ。もしくは、事務所との葛藤的なネタとか・・・。
ちなみに、1月クールはあの女優をめぐって、赤坂とお台場が取り合いをした結果、
結局お台場が勝利したらしいよね。もっといいネタみんなでカキコしてね!それでは・・・。
101 :
世界@名無史さん:02/06/14 22:42
リチャード一世が築城したガイヤール城はトイレから侵入されて陥落したそうです。
103 :
リトルグレティアヌス:02/06/14 23:13
>>100と
>>102は城壁下の坑道掘りでもさせるとして・・・
敵城の水脈を絶つ、凄い人気策略、発見!!!
1.馬に食い物だけ与えて、水は一滴もやらない
2.そのまま何日か放置↓
馬は生存本能を発揮、自然と敵城に伸びる水脈を当てて
後はそこに毒を投げればオッケー!!
カール大帝が、実際、使用した戦法です。
104 :
世界@名無史さん:02/06/14 23:45
ビザンツ帝国の攻城兵器の中に城壁破壊用のでっかいドリルみたいなのがあった。
105 :
世界@名無史さん:02/06/16 00:27
sz
106 :
大スキピオ:02/06/20 00:30
アレクサンドロスがティルスを攻めたときは双胴の攻城ガレーを
つくって城壁を攻撃したそうだ。
それにしても堤防を島までつなげたってのはすごいな
>>106さん
おお!懐かしいコテハン殿が!
ギリシャ人はスケールが違うなあ・・・。
108 :
大スキピオ:02/06/20 00:47
大学はいって下宿生活もヒト段落ってわけで
復活しましたw
109 :
世界@名無史さん:02/06/21 08:00
age
110 :
世界@名無史さん:02/07/21 01:51
>>82 表面積に対する重量の割合が大きいからでは?
111 :
世界@名無史さん:02/07/21 02:16
最長の攻城戦って、やっぱり、モンゴル軍対南宋軍の襄陽攻防戦?
112 :
世界@名無史さん:02/08/06 20:11
船 山に登る
第四回十字軍のトロイの木馬作戦(?)とかメフメト2世の軍艦山越えっていう
無茶な作戦でやっと陥落するような防御の堅いコンスタンティノープルを
どうやってビザンツは奪回したんでしょうか?
その山越えで海上を封鎖し、ウルバンの巨砲と工兵で城壁を攻略したんだよ。
116 :
世界@名無史さん:02/08/22 22:51
ギリシアの火の構造ってまだ全然わかってないの?
俺はもういい加減に知りたいんだが。
生きているうちにわかるのかなぁ?
>>114 たまたまニケーア帝国(ビザンツの残党)の兵が
コンスタンティノープルを 通りかかったとき、
ラテン帝国の兵が出払っていたので急いで奪還した。
118 :
世界@名無史さん:02/09/02 11:58
>>116 生石灰・松脂・精製油・硫黄などから作られた…らしいけど
生成方法は依然不明のままかな
119 :
アマノウヅメ:02/09/02 12:53
大体中世では、落城したケースはあまりないようです。
理想的な城といわれたクーシー城も、本格的な攻城戦は1度も無いまま廃墟になってます。
攻城戦で、守る側が負けるのは、大抵裏切りです。
モンテスキューが「火薬が発明されてから、難攻不落の城というものはなくなった。
次にはどこにいようと全て焼き尽くす兵器が発明されるのではないか」というような
ことを、どこかに書いていますが、核兵器を予言しているようで不気味でした。
120 :
世界@名無史さん:02/09/02 13:05
>>119 でも、十字軍やレコンキスタの戦役なら、落城しまくりのような。
122 :
世界@名無史さん:02/09/02 13:50
メフメト2世はすごいね
123 :
世界@名無史さん:02/09/02 16:30
>>116 例えば水うをかけても消えない(適当なんでつっこまないで)、とか
漠然とした描写しか残ってないんじゃない。
>>121 大抵裏切りか計略(仲間に変装して内側から、とか)なんじゃない。
十字軍とかそうだったような。
124 :
世界史@無学:02/09/04 02:33
>>121 レコンキスタはお家騒動を利用して裏切らせるのが常套手段
125 :
世界@名無史さん:02/09/04 03:18
オスマントルコのコンスタンティノープル攻略や
モンゴル軍の襄陽攻略のように、正面からの攻撃で陥落する、
「難攻不落の城塞」もあることはある。
>>119 強襲による落城のケースが少ないのは、強襲よりも交渉のほうが
攻防両方にとって都合がいい場合が多いからです。
城塞とは戦術的には野戦陣地の延長線上にある防御構築物であり、
野戦における陣地防御と同様の利点と欠点を併せ持っています
故に、強襲によって絶対に落城しない城塞など存在しません
城塞の守備隊に課せられている任務と自らの地位と役割は、
城塞によって千差万別です
通常、優勢な攻囲軍に包囲された城塞は、
自らの戦術的な任務さえ達成できれば自ら開城することに躊躇しません
戦史において城塞が落城した事例の大半がそうです
文字通り玉砕するまで戦う事例のほうがむしろ少ない
交渉の余地が残されている以上、味方を裏切るようなリスキーな行動を取る
愚か者はあまりいません
勿論、難攻不落の城が裏切りによって落城するというシーンは
ロマンティックではありますが、そのよなケースは少数派です
127 :
世界史@無学:02/09/05 04:30
>>あんた、挙げて書けよなあ
せっかくの知識だってえのに
交渉の可能性があるのは、ある程度の文化背景が共通でないと無理なのでは?
言語も習慣も軍事行動の規範も異なる軍隊が戦闘している場合
交渉の余地は有るでしょうか?
また、後背地の補給を計算した焦土戦術で城塞網を破壊するという見方も
疑問です。けれども、それなりの軍事的合理性をもって軍事作戦を展開して
いたとは思います。
百年戦争などをみると、交渉もあったでしょうが
攻城戦を積み重ね、包囲網をあちらこちらに展開し、部隊を城外で活動させ
いやがらせをしつつ、勢力範囲を拡張していったのではないかという気がします。
>交渉の可能性があるのは、ある程度の文化背景が共通でないと無理なのでは?
>言語も習慣も軍事行動の規範も異なる軍隊が戦闘している場合
>交渉の余地は有るでしょうか?
十字軍とイスラムの間でも交渉で開城した町や城塞は少なくありません
むしろ強襲で落城したケースのほうが少ない
モンゴル軍でさえまず交渉によって開城を迫っています
レコンキスタでさえほとんどの城塞が交渉によって開城しています
習慣や規範が異なることが、交渉を放棄して最後の一兵まで戦わなければならない理由にはなりません
> また、後背地の補給を計算した焦土戦術で城塞網を破壊するという見方も
>疑問です。けれども、それなりの軍事的合理性をもって軍事作戦を展開して
>いたとは思います。
焦土戦術は防者の戦術です
攻者には奪取すべき地域を荒廃させる理由はありません
> 百年戦争などをみると、交渉もあったでしょうが
>攻城戦を積み重ね、包囲網をあちらこちらに展開し、部隊を城外で活動させ
>いやがらせをしつつ、勢力範囲を拡張していったのではないかという気がします。
城塞を強襲によって攻略しなければならない理由にはなりません
文化的な側面で考えるなら、中国や日本では儒教文明だったから、
死ぬまで戦い主君に忠誠を誓うのが美徳とされ、交渉は殆ど無かった
のでは?。特に日本では降伏しても助かる事は殆ど無かったから、
尚更でしょう。
131 :
世界@名無史さん:02/09/28 14:18
>>130 日本じゃ降伏すれば殿様と重臣数名が切腹または斬首されるだけでほとんどの家臣は処罰されないよ。
そのなかで優秀なものは新たに召し抱えられたりするくらいだ。
132 :
世界@名無史さん:02/09/28 20:09
>>128 城外の集落を荒らすのは挑発としての意味が強く、兵糧を枯渇させる効果が見込めません。だから焦土作戦は違うと思うな。
そうそう、百年戦争末期にはビュロー兄弟によって整備された砲兵隊がイングランドの城壁を次々と破壊して、フランスに勝利をもたらしました。
133 :
世界@名無史さん:02/09/28 20:59
クラック・デ・シュバリエはバイバルスの謀略で結果的に開城してるね。
134 :
世界@名無史さん:02/09/29 00:10
>>99 遅レスだが
>(
>>95を受けて)攻守双方に、というのならまだしも攻囲側の方が多いというのは根拠がよくわからない。
というのは、
たいていの場合は攻囲側のほうが大軍であったことや、
攻囲側は城下までの行軍で疲弊していたりすること、
また籠城側が周辺集落の食品をみな取り込んだり青田刈りしてしまったり
したことにも原因を求められると思われ
135 :
世界@名無史さん:02/09/29 00:21
オマエラ、ストロングホールドやってますか?
あと30年戦争のローテンブルグ攻城戦について知りたいんだけど知ってる人いる?
136 :
世界@名無史さん:02/09/29 00:30
>>135 最近塾の生徒に「センセ、眼が血走ってるよ」と言われてますが何か?
Trebuchet ready,sire!
閣下は何日もお休みになられておりません!
>>10の映画のタイトルどなたかご存じないですか。
139 :
世界@名無史さん:02/10/12 01:47
140 :
世界@名無史さん:02/11/01 23:38
142 :
Empire:02/12/23 17:49
中世の末期には、火薬も使われた。実際、コンスタンティノープル攻略には大砲が
どんどん使用された。
家畜の糞を腐らせて硝酸を発生させ、それに木炭と硫黄をまぜてこねることによって
火薬を作っていた。で、おおきな瓶かなんかにその火薬を詰め込んで、火矢を放った
後に遠投石器で投げ込む。すると、大爆発して大打撃を与えられる。
143 :
世界@名無史さん:02/12/23 19:07
144 :
世界@名無史さん:03/01/01 02:01
か〜め〜は〜め〜波ーーーー!!
146 :
世界@名無史さん:03/01/01 02:19
レスは読んでないが、1(スレタイ)は天然でいいんだな?
147 :
世界@名無史さん:03/01/01 02:20
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
激安を超えた!超激安!
新品アダルトDVDが1本500円から!
個人でも1本から買える!オンラインDVD激安問屋!
GO!GO!DVDドットコム!
http://55dvd.com/ 只今福袋も売り出し中! 売り切れ御免!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
148 :
オヤッさん:03/01/01 07:11
>>133 バイバルスの偽伝令やな。
しかし、聖ヨハネ騎士団も計略とは分かっていたが
どうあがいても防衛は無理、ということであえて乗ったそうな。
149 :
世界@名無史さん:03/01/01 11:33
>>148 漏れの読んだ本では
自分で勝手に降伏できない騎士達の事情をバイバルスが汲み取ってわざと偽伝令を送った。
と言う話になっていたけどこれは脚色かな?
>>138 flesh&blood
邦題は地獄のグレートコマンドー
ルドガー・ハウアー主演のかっこいい映画。
レディーホークの頃に比べると、ルドガーの肉のたるみ具合が悲しい。
放題のせいで、レンタル屋で回避されまくり(泣
アイヴァンホーと並ぶ良い作品。<個人的評価
151 :
世界@名無史さん:03/01/08 23:10
AoK のインストールしたディレクトリの history\CastleSiege.txt にも色々載ってるよ
(^^)