北方謙三の三国志を読み始めてみたけどさぁ……

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9無名武将@お腹せっぷく
>>8
別に演義要素があること自体は問題ないけど、それなのに「演義を参考にしていない」といった発言をしているのには
一部のネットにはびこるのと同じ「正史>演義」「正史は高尚、演義は低俗」という歪んだ意識とそれを計算に入れた宣伝方法のセコさを感じ、
またamazonのレビューなんかでも乗せられた熱狂的なファンから「これは正史ベースの三国志で云々〜〜」みたいに言われてるのも、
なんだかなぁ〜と感じてしまってしょうがない。
小説、フィクションだから史実と食い違う点、オリジナル要素があるのは一向に構わないが、
「正史を元にした、ひたすら正史と向き合った」みたいなことを言っておきながら、
実際には演義の設定『幽州太守・劉焉』に引っ張られ、史実では幽州刺史・郭勲は殺され
州治の広陽は黄巾の支配下にあるのに、幽州刺史・劉焉が義勇軍募集の高札をタク県に出したりする
設定・考察の杜撰さには「はぁ?」とならざるを得ない。

論点としたいのは『正史を元にしたと言い切った三国志作品として、この内容どうなの? 過大評価され過ぎてない?』

とりあえず、金払って全巻まとめ買いしてしまったし、まったく面白さを感じないわけでもはないので
時間かけて全巻読み、それから最終的な感想を述べますわ

まあ、このスレは作品内容の考察、各自の書評など好きに使ってください。