三国志を題材に一行リレー小説をするスレです
お約束
・一人一行が原則です。一行にセリフを二回入れるのも駄目です。基本的には一行に「。」も一回です。
・連続して2レス以上書くのはやめてください。他の人が書いた後ならOKです。
・ネタでも無いのに人物の性格を壊しすぎるのはやめてください(例:諸葛亮が不良言葉)
・度が過ぎた下ネタは控えましょう。萎える人が多発します。
・無意味に人物を殺す等、他の参加者が続きを書きにくいレスはやめましょう。
・三国志がテーマなので三国志以外の登場人物はやめましょう。農民、兵卒、街人等はOKです。
・他の参加者に伝えたい事がある時は名前欄かメール欄を使いましょう。
良く晴れた昼下りの事、司馬懿字を仲達はぽつねんと呟いた。
3 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 19:00:13
司馬懿「ボクの鬼嫁日記・・・。」
4 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 19:06:10
司馬師「どうなさったのです? 父上 浮かぬ顔をされて。」
5 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 19:17:24
司馬懿「実はのう・・・先日、孔明が死んだのは我が妻の仕業なのじゃ。」
6 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 19:20:34
司馬昭「何ですと! あの奇才の持ち主が如何様に殺されたのです!?」
7 :
貂蝉:2009/06/09(火) 19:33:36
張春華「(司馬懿に)あなたは、私に濡れ衣を着せてえ〜〜ええい!」曹操が手に持っていた本を火の中に投げ込む!
8 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 19:34:03
曹丕「ええい貴様ら!仕事もせずに無駄話はやめろ!それより…」
9 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 19:42:01
曹植「兄上のおっしゃる通り・・・ ここは約束を守って楽しく・・・」
10 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 19:47:38
曹丕「そう。楽しく、私が父に成り代わる方法を考えるのだ」
11 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 19:57:10
以後、西暦209年↓
曹彰「違う違う、俺が王様になるんだ!」
13 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 19:58:58
しかし、太子として任命されたのは曹熊だった。
曹熊「ええっ僕が太子ですかぁ?」
15 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 20:09:35
曹丕「なぜだ、なぜこうなった?!仲達、説明しろ!!」
司馬懿(…曹丕は傀儡に収まらぬからな…)
少年夏侯覇「殿下、司馬慰なんかをあんまり信頼するのはおやめください!」
18 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 20:41:54
そこに推挙されて現れたのが蒋幹だった。彼は厳白虎に匹敵する智謀を持っていたのである。
曹丕「蒋幹よ、このままでは私の未来はない。何か良い知恵はないか?」
20 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 21:11:40
蒋幹「簡単です。曹熊より優秀なところを見せるのです。」
蒋幹がそう言って取り出したのは、厳白虎が書いたとされる兵書だった。
曹丕「これは…その真髄を究めた者はこの世の全てを手中に収められるという、伝説の『白虎新書』…!」
23 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 22:57:53
かの有名な武安国も愛読していた『白虎新書』・・・ 曹丕はそれを・・・
読むどころか手にしなかった。
それどころかおもむろに火を付けて焼き払ってしまった
26 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:03:47
司馬懿「おやまあ・・・。」
曹丕「私にはかの兀突骨が記した『青龍新書』があるのだよ、蒋幹」
蒋幹「あなたは曹熊様をこの本と同じように焼き捨てようとしています。しかし、本も人も火をつければ火傷の元となるのですよ」
29 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:05:30
蒋幹「げえ!π突骨!」
曹丕「だから私にはこれは必要ない。むしろ敵対する者の手に渡ると困るからな」
31 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:07:33
その状況を間者を通して知り、魏で謀反を企む計画が影で行われていた。
首謀者はなんと…
33 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:10:04
天下無双の豪傑:呂範である。
めらめらと燃えた白虎新書は、やがて不思議な煙となって天へと昇っていった…―後にその煙が禍をもたらす事を誰も知らずに…。
35 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:12:51
呂範は不忠義者で誰からも信用されないが、非常に礼儀正しい性格でもあった。
36 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:14:08
呂範「間者さん。どうも有難うございました。このご恩、決して忘れません。」
呂範は考えた。曹丕を神輿に担ぎ反乱を起こすべきか、それとも自分が先頭に立つか
はたまた、司馬懿の手先となるか。
39 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:34:24
はたまた、自分が個人的に愛してやまない武安国に国を託すか。
だが、遠く建業に留まっていたこともあり変化する状況に対応できないまま時が流れ
41 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:41:35
時に西暦210年↓
長年悩みに悩んだ呂範はついに発狂してしまった。
43 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:42:20
一方ここは劉備宅
44 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:46:13
劉備のもとに、頭のおかしい男が暴れているという報せが入った
45 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:48:17
男は発狂して国を追い出された呂範だった
張飛「呂範だか呂蒙だかしらねえが、俺がやっつけてやる!」
47 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:52:00
呂範「あーあーあー」
48 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:52:22
と酒に酔った張飛が一喝して構えた瞬間、呂範は瞬時にして張飛のクビを斬り飛ばしてしまった。
呂範はホンモノの偉天の剣を装備していた。
狂人とは表向きの姿―呂範はフフッと笑った。
関羽「有能な説客は君主に受け入れられない時は狂人の振りをして国を去る言うが、こやつが!!」
51 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/09(火) 23:57:48
劉備と関羽は義兄弟の契りを破り、呂範に屈するしかなかった。その頃、呉では・・・
周瑜が『朱雀新書』を読んでいた…。
53 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 00:07:20
『朱雀新書』は故・曹豹が記したという伝説の秘法だった。
周瑜「酒を咎める時は遠くから大きな声で。近くで注意するのは虎の巣に生身で入る事なり」
55 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 00:16:00
孫権「おい!酒が足らんぞ!! 早よう持ってこんか!!」
56 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 00:19:58
ニヤニヤと張昭は嘲笑している。
そして長考は喧嘩の兆候を感じ取っていた。
孫権「ぐおら、張昭、酒ら酒ぇえ!」
59 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 02:00:36
張昭「うぐおわあああ。」
60 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 07:42:35
孫権の酒を浴びた張昭は、突然苦しみだした。
61 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 14:52:54
そこに悲報が届いた。
呂蒙「周瑜様が…周瑜様がァーッ…うっうっうっ」
63 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 16:30:54
呂蒙「盲腸炎で入院なされたのです・・・ うっうっ・・・」
呂蒙「しかも担当医が伏竜という怪しげな者でして…うっうっうっ、殿、どうしましょう…うっうっうっ」
65 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 17:23:04
馬岱「みんな!どうしたんだ!」
66 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 17:24:45
馬岱「みんな!どうしたんだ!一体なにがあったっていうんだ…パパ…ママ…おしえてくれーっ!!」
67 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 18:23:21
ジエゴ「ユヴェントスは僕を大切にしてくれるはず」
周瑜「私はしばらく動けん・・・完治までの間の事は魯粛と呂蒙に任せる・・・」
魯粛「ははっこの魯粛にお任せ下さい、大都督は安心して御養生を」
呂蒙「私も頑張ります!…が、馬岱やら某やらの精神病者と、周瑜様が同室なのが気になります」
71 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:14:45
孫権「しかし、馬岱とやらはもういないようじゃが・・・」
72 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:15:54
馬岱「ここにいるぞ!」 馬岱は孫権のクビを跳ね落とした。
呂蒙「殿ぉー!!殿ぉお〜ッ!?…貴っ様ァ〜!」
74 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:18:42
張昭は嘲笑している。
呂蒙が馬岱に襲いかかる!馬岱は…
76 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:19:39
ビビって逃げちゃった。
呂蒙「逃がすかあ〜…ぐむむッ鼻血が」
78 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:20:46
魯粛「殿が亡くなられた以上、新しい後継者を立てねば成りませぬな・・・。」
79 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:22:48
丁奉「り、呂蒙殿が鼻血を!! うおっなんだ!俺のチンポに力がみなぎる。」
呂蒙「お の れ 馬岱…丁奉…俺の代わりに殿の仇を…ぶっしゅわわわ(鼻血)!」
魯粛「私が呂蒙を看病しますので丁奉殿は早く!馬岱を!!!」
82 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:30:55
丁奉「わかった。だが、今の俺に出来ることは只ひとつ。勃起したこの武ツを馬岱にくれてやることのみ!」
魯粛「ひゃッ(呂蒙と私、まずい事を言っちゃった)!?(どうか馬岱がそっちの人ではありません様に…)」
84 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:38:57
その後 興奮した丁奉は並ならぬ速さで馬岱を追撃。馬岱を犯そうとズボンを脱がした時、すでに・・・丁奉のチンポは縮んでしまっていた
丁奉「馬岱…女だったのか」
86 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:45:17
丁奉「…しかもパイパン。」
そっちの人の丁奉ががっかりして踵をかえすと同時に、甘寧が馬岱に斬りかかった!
88 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:46:42
馬岱は怖さの余りイっちゃった。
甘寧「殿の仇、この甘興覇が討ち取ったりィイ!」
90 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:52:44
そして、それから3ヶ月の月日が流れたが孫権の後継者は決まらなかった。候補は2人。その名は・・・
病気療養中の周瑜と年季の入った張昭であった。
92 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 19:58:54
どちらも微妙にやる気のないオーラが出ていたからである。
周瑜「盲腸炎が未だ完治せぬのでちょっと…」
しかし、代役を仰せつかった魯粛と呂蒙は違った
呂蒙「周瑜様、何を仰る!この国を立て直すのは貴方の他におられますまい」
96 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 20:23:30
周瑜「いや、内政で勃てなおすのは張昭殿に任せられた方が良い。」
魯粛「いやいや、療養中は私共が何とか致しますので、どうぞお継ぎ下さい!」
98 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 20:24:44
周瑜「イタタタ・・・!! 病人に無理なことを申すでない!(治っても仮病のフリしよ)」
その時、怪しげな風と共に「私が継ぎましょう!」と諸葛亮が現れた。
諸葛亮「公僅殿…私が継いでしまっても宜しいのですかな?フフフ…」
101 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 20:28:45
しかし、呉の家臣は全員スルーした。なぜなら孔明は亡霊だったからである。
だが周瑜は違った…なんと孔明にライバル心を燃やしたのだ!
103 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 20:31:19
周瑜「私も急いで死ななくては!」
104 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 20:33:03
周瑜「私が死ねば・・・ 呉はどうなる・・・ 生きるぞ!!」
105 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 20:37:13
だがこの諸葛亮は亡霊ではなかった。なんと兄諸葛謹が整形して弟に成り済ましていたのだ
こうして周瑜は生きる気力を取り戻し、盲腸炎も完治させた―諸葛亮、亡霊にして尚も恐ろしい男である。
107 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 20:40:54
>>105 そういう無理な設定は止めよう。
死んだ将はこの小説が終わってから、次の章で190年前後にスタートの頃に出してくれ。
諸葛謹がこのように一計を案じたのは空白期間に政務を押し付けられていたからであり、馬面を気に病んだからではない
109 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 20:51:59
以後、諸葛謹は孔明に化けて余生を生きることを誓った
110 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 20:52:33
>>107 いきなり下ネタ禁止も破ってるし 張飛も孫権も死んだし・・・ 下手したら周瑜も危なかった
英雄が次々と死んで行く中、厳白虎は、
一人笑っていた。
今更ながら『白虎新書』を探していた
114 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:09:23
その頃、天下無双の豪傑:呂範は劉備らを従えて漢中を攻めていた。蜀の国は攻めにくかったからである。
劉備「張飛さえいれば…」
呂範「…何か?」
呂範は礼儀正しい暴君であった。逆らえば殺す、戦に敗れた者も殺す、意に従わぬ者も殺し、逃げ出した者も追いかけて殺した
118 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:27:35
関羽「張魯は無類の米ヲタだと聞くが・・・。」
119 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:28:45
呂範「それでは関羽様。先陣をお願い致します。」
120 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:30:18
だが義弟を殺害された関羽は、張魯を利用して復讐することを考えていたのである
121 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:31:58
一方、漢中では張魯が隠語を用いて男を誘惑していた。「米とは*。つまり、アナルファックよ!」
122 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:32:58
関羽「(ヤツに倭国産の「コシヒカリ」を送ればきっと・・・!)」
123 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:34:52
真面目な関羽にはアナルファックが何なのか理解できていなかった。
関羽「(だが…どうやって手に入れる?)」
125 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:38:59
関羽(そうだ! 私が倭に行けばいいんだ!!)
こうして関羽一行は倭国へと旅立った―そう、大冒険の幕が今開けたのだ!
127 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:41:23
関羽(…いやダメだ。いったい何年かかるかわからん。…いや待てよ、周倉なら!)
128 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:42:36
周倉「今はササニシキしか・・・」
129 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:50:54
周倉は赤兎馬と同じ速度で走り、驚くほと長時間泳ぐことができる超人だが、おつむの出来はいまいちだ
仕方ないので厳白虎に米を手に入れる方法を訊ねた。
131 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:53:54
厳白虎「孟獲ならタイ米を持ってるやも知れませぬ」
132 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 21:55:04
孟獲とは、南蛮の王である
133 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:03:52
孟獲「お米ですか・・・?」
134 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:04:09
孟獲「米なら山ほどあるぞ!」
孟獲「欲しいのならば持って行くが良い…ただし」
136 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:06:17
孟獲「だがただではやれぬ。ワシに相撲で勝てるか?」
137 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:08:38
関羽「受けて立つ! 周倉 審判を頼む」
周倉「承知しました」
頷いた周倉は、赤兎馬と同じ速度で走り、驚くほと長時間泳ぐことができる超人だが、おつむの出来はいまいちだ
140 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:11:01
関羽と孟獲は正面から勢いよく激突した!
141 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:12:18
関羽「むむむ・・・!」
孟獲「ぐぐぐ・・・!」
143 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:14:21
弾け飛ぶ汗!
144 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:16:02
孟獲(なんだ・・・ コイツ・・・ 俺の相撲人生の中で一番強え・・・」
なんと、互角での膂力ある!
146 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:18:12
力負けしそうになった孟獲は苦し紛れに上手投げを繰り出そうとしたが
だが、智力の方はというと…
李恢『何が「むむむ・・・!」だ』
149 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:21:05
知力は関羽が上だ 関羽(ここで一気に片をつけるぞ・・・・!)
孟獲「むぉおおーッ!(負けてたまるかーッ!)」
151 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:24:07
関羽は孟獲が無理に投げようとしたところに足をかけ、見事に転がしてみせたのだった
孟獲「ぐあッ!」
153 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:26:09
孟獲「負けた…南蛮に敵なしと言われたワシが負けた…」
154 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:27:13
孟獲「悔しいがおめェの勝ちだ・・・ 米を持って行きな!!^^」
155 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:29:45
孟獲「ところで髭の大将、なんでこんなもんが欲しいんじゃ?」
156 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:31:47
関羽「我が義弟の仇を討つ為じゃ・・・ ・・・感謝する!また遊びに来るぞ」
157 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:33:27
孟獲「なんと、それで援軍を得るために…。待て、ならばこやつを連れて行け!ワシほどではないが力はあるぞ」
兀突骨「宜しく〜」
159 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:35:22
祝融「そいつは強いよ! 頑張りな!!」
160 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:36:54
兀突骨を加えた一同は、南蛮象の背に乗って、漢中の張魯のもとへ急いだ
161 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:37:44
関羽「ついでにこの祝融も貰っていくぜ。呂範の性奴隷に使えそうだ。」
162 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:40:05
関羽は軽いブラックジョークを残し兀突骨と漢中に向かった
そのころ人が出払った劉備宅では趙雲が一人で留守番をしていた
164 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:44:02
趙雲「ヒマだ・・・ おっと昼飯の時間だ」
趙雲は鼻歌まじりにエプロンをつけはじめた。
166 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:51:47
もちろん裸にエプロンである
167 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 22:52:39
趙雲「今日は子龍炒飯でいいかな 卵はどこだ・・・」
168 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 23:20:03
趙雲は己の尻の穴から卵を出した。
169 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 23:24:49
趙雲「…はっ、夢か…なんて悪夢だ…」
170 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/10(水) 23:33:47
普通に昼食を終えた趙雲は庭で訓練に励んでいた
そこに劉備の留守を狙って強盗が押し入って来た
しかし相手が悪かった。瞬く間に趙雲は強盗を無力化した
趙雲「お前たち、どのような理由でここへ押し入ったのだ」
174 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 00:06:02
廖化「ここに尊敬している関羽殿がいると聞いて・・・」
趙雲「雲長殿は使命を帯びて漢中に出かけておられる。しかし、なぜ私を襲った?」
176 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 00:17:33
廖化「関羽殿かと思いつい興奮して・・・ ご無礼をお許しください」
趙雲「ふむ。しかしおぬし、未熟とはいえなかなか良い太刀筋をしているな」
178 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 00:26:46
廖化「某は所詮山賊上がりの男 良ければ稽古を付けて下され お願い申す!」
趙雲「(稽古後)…ふむ、やはり荒削りだがやはり資質はある。どうだ、雲長どのは不在だが、その力我らのために役立てぬか?」
180 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 00:33:56
廖化「有難い! 無骨者ですが宜しくお願いいたす!!」
181 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 00:46:30
かくして、劉備一行に山賊あがりの若者廖化が加わった。彼は後の呂範との抗争で大いに活躍するのである。一方……
182 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 00:50:28
呂範「おい!アホの劉備!! 酒を持って来んか!!!」
183 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 00:52:49
張飛を失い、関羽が旅立ち、趙雲を留守番させている劉備は、呂範のもとで日々辛辣な扱いを受けていた
184 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 00:56:39
劉備(コレはきっと試練・・・ ここは我慢だ・・・)「ハッ 直ちに」
呂範「何だこの生温い酒は。温め直して来なさい、それから肴も」
劉備「(…これは試練だ…俺がより強くなるための試練…)」
187 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 01:10:16
劉備「申し訳ございません 肴はあぶったイカでいいですか?」
呂範「肴の基本も知らぬ様だな…まあ今はイカで良い―酒と肴が出来たら書簡庫で肴の勉強でもする事だ、ついでに掃除もしてこいよ」
189 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 01:14:41
劉備「ははっ! (関羽・・・趙雲・・・ワシは負けんぞ・・・!)」
劉備は酒肴を出し終ると、清掃道具を持って書簡庫へと向かった。
191 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 01:17:30
劉備が涙をぬぐいながら肴の勉強をしていた頃、漢中では
関羽が兀突骨を伴い、米を運送していた。
193 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 01:19:29
関羽「かくかくしかじかで・・・ 張魯殿 我らに力をお貸しくだされ 好物の米も持ってきました」
書庫を掃除しながら途中で様子を見に来るであろう
呂範の為に、少し開けたドアの上に黒板消しを仕込む劉備。
195 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 01:23:33
重力に従い呂範の頭に黒板消しが落ちる 呂範「貴様!!」 そこに救世主の・・・
劉備「よし…セット完了!…おや?アレは?」
劉備「趙雲!」
198 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 01:26:41
趙雲「そのような悪行は賈華の仕業に違いありません。」
200 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 01:30:27
廖化「廖化推参! 無力ながら趙雲に助太刀いたす!!」
201 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 01:44:14
廖化はガチで無力だった。
呂範に華麗にボコられる廖化
203 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 16:57:58
廖化「痛い!痛い!! ちょ・・・ マジでやめて・・・」
そこへ趙雲が颯爽と入り、書簡庫から呂範を追い出す事で、見事廖化を助けた―しかし。
呂範「ふっふっふ、掛かったな!この書簡庫は外側からしか開鍵出来ないのだよ!頭が冷えるまでそこにいたまえ(ガチャン)」
206 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 18:10:38
趙雲「これからどうしたものか・・・」
劉備「ややっ?」
劉備は不思議な力に引き寄せられるかの様に、古びた書物を手にとった―何とそれは伝説の『玄武新書』ではないか!
玄武新書曰く 山頂に布陣せよ。水断ち恐れるべからず
劉備「戦争してるわけじゃないから役に立たんなあ…」
趙雲「それは全て集めれば人を生き返らすという書物の一つ、『玄武新書』!でかしましたぞ!!」
劉備「!そうかこれで張飛を…早く此所を出て他の書を探さねば!」
糜竺「某、呉にて朱雀新書の噂を聞いたことがあります」
214 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 21:11:06
劉備「糜竺!何処から来たのだ!?」
糜竺「何やら不穏な気配を感じ、後を付けて来たのでございます。さあ屋根裏を伝い外へ!」
216 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 21:25:02
廖化「劉備殿 先ほどは醜態を晒しましたが どうか部下に加えてくだされ」
劉備「趙雲の笑顔から察すると、なかなかの者なのだな…良いとも!部下にしよう、さあ脱出を手伝っておくれ」
218 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 21:49:52
廖化は山賊出身なのでこういうことは朝飯前である
劉備たち一行は、呂範の追跡を逃れるべく山へ身を隠した
呂範「ふっ…いくらでも逃げるが宜しい。私にはこの『玄武新書』がある、これを使えばお前達…無い!『玄武新書』が無い!!」
221 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:00:53
廖化は山賊出身なので手クセが悪くつい持ってきてしまっていた
劉備「さて、これからどうするか。ん…山と言えばたしかこれに山頂にどうたらと書いてあったような…?」
223 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:05:25
劉備「山頂に布陣せよ 水断ち恐れるべからず・・・とな 趙雲 どう思う?」
224 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:07:22
趙雲「それがしにはあまりに無謀に感じますが、しかし玄武新書ですからなあ」
225 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:07:30
趙雲「やってみないと分かりませんが拙者はノリノリです。」
226 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:09:30
かくして劉備たちは山頂に布陣したが、そのために簡単に呂範に見つかってしまった
227 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:11:16
劉備「まずい・・・ ん? あれは関羽と南蛮の男と五斗米道の教徒達!」
北方から地響きをたててやってくるのは、紛れもなく関羽の軍勢であった
229 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:16:45
関羽「兄者ーッ! お待たせしました 漢中よりの援軍を要請しましたぞ!」
兀突骨「山頂に陣を敷くとはお目が高い!お蔭で探すのに苦労しませんでした」
231 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:20:51
呂範「な、なんだあの大軍は?!それに関羽が跨がっているあの巨大な生き物は?!やばい!なんかわからんがやばい!」
232 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:24:45
帯来「関羽様! 敵は驚いております!! 攻撃を仕掛けるなら今!!」
関羽がまたがっていたのは…
234 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:26:41
珍しいアフリカゾウだった
235 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:29:34
しかもその象の体は真っ赤だった これこそ有名なかの・・・
赤馬象である!
237 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:30:51
赤兎象である!!!!!
238 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:32:43
赤兎象は一日に千キロのエサを食べることが出来る象だった
239 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:33:08
全く面白くないのである!!!!!!!!!!!!
240 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:34:03
李厳「そうでなくても補給が大変なのに、んなモン連れてくんな〜(血涙)」
241 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:35:13
呂範「ええい!怯むな!あんなものはただのこけおどしだ!」
242 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:35:41
関羽「しかしこの象にはまだ凄い特技があってな・・・」
なんと赤兎象は後ろ向きに全力疾走ができるのだった
244 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:44:47
後ろ向きなら一日に千里を走れるという・・・
追い詰められた呂範は説明を聞かず、元呉将のサガで火刑による事態の打開をはかった
246 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 22:49:48
劉備「マズい・・・ 藤甲兵達が焼け死んでしまう・・・ ん!? この書物は!?」
だが、彼がそれを手に出来なかった―呂範の炎が書物もろとも辺りを包んだのである!
248 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 23:00:56
関羽「もはや万事休すか・・・」 そこに現れたのは・・・!!
劉備「天よ…どうか、この玄徳を憐れみ雨を降らせてくれ!」
仙人として名高い于吉が現れたのであった。
251 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 23:07:02
左慈「どうする? 于吉さん??」
252 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 23:11:03
于吉「劉備という男…死なせるにはまだ早いのう」
253 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 23:13:34
左慈「じゃ 助けてあげようかね・・・ 于吉さん 頼むよ」
おもむろに雨が降り、強まり、そして雷が…
255 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 23:22:27
呂範の軍勢に雷が落ちた
が、あの呂範である、そう簡単にはやられはしない。
呂範はベホマラーをとなえた!
呂範「炎は真実なれど、雷は仙術、まやかしだ!信じなければ効かないぞ!」
259 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/11(木) 23:29:36
呂範は呪文をまちがえてしまった
呂範はベホマラーをとなえた! ↓
呂範は華陀より学びし医術「部法麻羅」にて兵士の火傷を直した。
しかし強力すぎる術は劉備の兵までも回復していた
呂範「…く、もはやこの劉備軍の勢いに抗うのはかなわぬか…」
264 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/12(金) 00:55:13
呂範「もはやここまで・・・ うおおおお!!!!!」 呂範は藤甲兵団に単騎突入した
呂範の脳裏に呉での美しい思い出が走馬灯のように駆け巡る
呂範(殿…殿と過ごした日々を、私は何時までも忘れません…火系を仕掛けたり…たのし…かっ…)
呂範は戦隊物の怪人がやられた時のように爆発した
268 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/12(金) 02:03:31
しかし、呂範は強すぎた。それでも死ねずに爆発の噴煙から歩いてくる。
269 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/12(金) 02:04:13
関羽「さすがは豪傑・・・。惚れ直したわい。」
玄武新書も焼け関羽が人物を認めなおしたので、劉備は呂範を義兄弟の新たな末弟に
271 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/12(金) 07:45:48
加えたかったが、強硬に反対する人物が出て来た。
兀突骨「このような輩、関羽様の供にはふさわしくない。儂が成敗したる!!」
273 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/12(金) 10:28:07
何進「いやいや、わしが成敗するよ」
何進が呂範に斬りかかったその瞬間!!
分相応に肉屋でもやっていればよいものを…という毒舌を吐く男が現れた。
彼は渋く笑うと、自負は鳳雛であると名乗った。
何進「何だお前!冴えない男の出る幕では無いわ!下がれ下がれぇい!!」
鳳雛「やめときな肉屋さん、あんたじゃあの豪傑には勝てないさ。それよりアンタ、天下が欲しくないかね」
何進「天下…だと? 貴様、まさか俺に皇位を簒奪せよとでも言うのか?」
呉匡「何進様…話は後にしてさっさと蜀を荒らす呂範一党の討伐を済まして帰りましょう」
何進「むむむ!呉匡、簒奪を促すこの逆賊を引っ捕らえておけい!後でじっくりと話を聞いてやる」
鳳雛「馬鹿な男だねえ。わたしと組めば、天下を握れたろうに」
283 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/12(金) 20:53:51
呂範「此度は失敗したが私はまだまだ負けてない また会おう!!」
284 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/12(金) 20:54:44
何進「またね^^」
劉備「おいそこのブサ男・・・じゃなかった。そこの知識人の御方、私とお茶でもお付き合い頂けないかな?」
こうして呂範は去り、何進は鳳雛を引き立て呉匡のつてで退避先とした成都へ帰還、劉備一行は鳳雛と話をするため付き従うというカオスな状況だがとにかく流血は避けられた
一方その頃魏では、曹丕がいまだ後継の座に返り咲くことができず、悶々とした日々を送っていた
曹丕「ふん…この『青龍新書』で私が太子になってやる………むむむ、なかなか難しい書物だな、これは」
289 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/13(土) 00:18:37
曹丕「ビジネス本コーナーによくある「マンガでわかる○○」ってのはないのかな?」
司馬懿「これはこれは曹丕様、何かお探しで?(好きなだけ足掻かれるが宜しい―私が傀儡の曹熊を太子の座から降ろさせんからな)」
291 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/13(土) 01:45:09
曹丕「どっかにパソコンなかったっけ?ウィキペディアで調べたいことあるんだけど」
司馬懿は考えた―己がパソコンを貸し知識を得る機会を与えるか、遠い異国にあると偽り遠方へ追いやるか。
司馬懿「パソコンならば、北方のシベリアなる地で掘れば幾らでも発掘できますぞ」
曹丕「よし、司馬懿よ。100台ほど掘って参れ」
思わぬ返しに動揺を隠せない司馬懿!はたして、彼の選択は――?!
296 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/13(土) 11:15:24
次回「シベリアの地で目覚める野心」……君は刻の涙を見る
司馬懿「はっはっは、冗談の解らぬ御方ですな…パソコンでしたら…オホン、私が貸しましょう…ただし、ネットワークに接続出来ない仕様なので悪しからず」
298 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/13(土) 14:28:58
曹丕「なんだと それではウィキが見れぬではないか」
司馬懿「最新版ではありませんが、ウィキペディアがインストールされております、それでご辛抱なされい」
曹丕「いや、100名体制でウィキのメンテが出来ねば意味がないのだ」
司馬懿「な、何を申されるか…」
曹丕「ええい、もう良いわ!大将軍の武安国をシベリアに派遣する!!」
司馬懿「ふむ…(武安国は曹丕派の有力者)それは良い御決断です、彼でしたら成果を成し得るでしょう」
こうして武安国はシベリアへ派遣されることになった。なぜ曹丕がここまで人事権があるのかよくわからないが隻腕の武将が一人いなくなっても別に誰も気にしないので問題はないのだろう…
かくしてシベリアへ送られることになった武安国――しかし今、彼の胸中には司馬懿と曹丕への怒りがふつふつとわき上がっていた
武安国は嫌々ながら海を渡り、漂流して邪馬台国に辿りつくがそれはまた別のお話…
307 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/13(土) 17:12:20
一方ここは劉備の陣営 打倒呂範の策を練っていた
308 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/13(土) 18:30:31
張飛「兄者!我らにはパソコンが必要だ!」
劉備「だめだ!そんなものが何の役に立つ!どうせいかがわしいことに使うのであろう!」
310 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/13(土) 19:26:16
関羽『兄者…翼徳はネットオークションで森伊蔵を買いたいのです。』
劉備「夢か!?翼徳。。。仇はトッテヤル」劉備は復讐心を燃やした
312 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/13(土) 20:43:40
夢だった。
チョウヒは死んでいる寂しさから見た劉備の夢・・・。
劉備「焦げたが玄武新書は無事だ…待ってろ張飛、全ての書を集めまた共に呑もう…!」
残るは呉の周瑜が持つ「朱雀新書」と魏の曹丕が持つ青龍新書、蒋幹の白虎新書である
ただし、白虎新書は煙となって消えてしまったが、劉備はそれを知らないのであった―果たして張飛は蘇るのだろうか!?
劉備「たしか朱雀新書が呉にあると糜竺が言っていた様な…うむ、いっちょ呉へ行くか!」
こうして劉備はまず荊州に戻ることにした…そしてこの決断が鳳雛と話す機会を永遠に失わせることとなった
318 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 00:44:11
関羽「何か我らは大損したような気がするのだが気のせいだろうか・・・?」
319 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 01:00:06
劉備「なあに。我らには天才軍師こと楊松どのを引き抜いてきてあるから問題ねえよ。蜀が攻めにくいから漢中攻めにしといて良かったな。」
偉そうな外見の楊松と関羽が連れてきた南蛮軍を率いた劉備軍は見た目だけは強そうだった。
321 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 01:13:52
だが、南蛮軍は野生的な装いの為、どことなく乞食臭かった。
そんな連中が来たものだから荊州軍閥は大騒ぎになった。
荊州兵「な なんて強そうで野蛮な軍隊なんだ…俺、怖くなってきちまったぜ」
荊州兵「お 俺もだ、俺、まだ死にたくねえよ…俺、俺、向こうの大将の下で働こうかな」
325 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 04:35:21
孟優「みんな〜僕と一緒に乞食になろ〜」
兀突骨「入隊希望者熱烈募集中!」
荊州兵「俺、荊州兵なんて辞めて、野蛮だけど強そうな劉備軍に入るぜ!」
平和ボケした荊州兵はワイルドでデンジャーな南蛮軍にメロメロだった
もちろん劉備軍は荊州兵、南蛮兵だけではない。関羽が張魯から米を担保に借り上げた五斗米兵も帯同しているのだ
330 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 12:54:19
しかも廖化に山賊上がりの者達までついてきた
今や劉備軍ははみ出し者たちの楽園の様相さえ呈していた
劉備軍のこの時の有様は後に水滸伝という架空物語として描かれている。
劉備「…ここに益徳さえおれば…うっうっ」
そんな時、荊州兵の人心が離れるのを警戒した蔡瑁、?越を初めとする荊州軍閥は劉表に劉備討伐を進言していた。
カイ越「劉表さま!劉備を宿無しの浮浪児集団などと侮ってはなりませぬ!このままではいずれ荊州は奴等に乗っとられますぞ!」
337 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 14:40:45
カイ良「はっはっ、そう警戒することはありますまい。やつらにはあの軍勢を維持する食料がないのですからな」
張允「そうえいば最近、我が軍の食糧庫も不思議に兵量が減ってるそうですな」
劉表「すぐに食糧庫の監督官を呼べ!」
340 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 15:42:47
荊州兵「何!米兵もいるだと!」
五斗米兵は非常に特殊な攻撃をすることで近隣の豪族から恐れられていた。
342 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 21:40:56
奇妙な五斗米兵、勇猛な南蛮兵、優秀な元荊州兵、貪欲で凶暴な賊兵、劉備の軍は強かった。
米を臼と杵で突いてねばねばした塊にし、敵の口の中に投げて喉を詰まらせるのだ
344 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 22:04:10
一方、劉表のもとには、糧秣庫の監察官が劉備と通じていたという報告が入っていた
劉表「おのれぇ〜!兵に命じて監察官と劉備をひっとらえてまいれぇ!!」
監督官は首を刎ねられた。しかし劉備のもとに出頭命令を伝えに行った使者は、逆に兀突骨に頸骨をへし折られてしまった
348 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 22:29:58
関羽「あんなことしていいのですか・・・」
酔狂先生「好し好し」
激怒した劉表は劉備軍の討伐隊を編成した
351 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 23:20:25
211年
劉表「出でよ荊州四天王!金旋、劉度、韓玄、趙範!」
353 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/14(日) 23:37:03
しかし、彼らの取り柄はオナニーだった。その特技を活かし
こうして劉表は討伐軍を派遣し、劉備軍との戦争が始まった。
356 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 00:13:43
金旋はオナニーをしながら劉備軍を迎え撃つ構えを見せた。
357 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 00:15:15
劉備「ぐぬぬっ。なんという侮辱!」
孔明「しからばこちらにも策がございます。お耳を拝借…」
359 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 00:25:49
関羽「兄者、こうなったら『あれ』を使うべきかとおもうのだが。」
360 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 00:32:35
そう言うと関羽は、亡き義弟の愛用していた蛇矛を手にとった
劉備「ふむ…こんな時の為に組織しておいた蛇矛隊を使うか」
南蛮兵、五斗米兵、元荊州兵らから優秀な者を集めて結成した蛇矛隊は、まとまりはないが破壊力はたしかである
まるで張飛が乗り移ったかの様な蛇矛隊…劉備は堪らなくなって叫んだ―
364 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 01:32:48
そして一度に三人を相手にする技術も魅力だ。
365 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 01:38:30
366 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 01:44:05
劉備「益徳!おお、益徳!!う、う」
劉軍兵「おお…弟思いの素晴らしい方だ…!感激したぜ…!」
368 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 01:50:05
実は蛇矛隊には、まだ少年の張飛の忘れ形見――張包も参加していた。彼の姿が、劉備を叫ばせたのだった
劉軍兵「俺達が頑張って大将に勝利を掴ませようぜっ!!!」
関羽に率いられた蛇矛隊は張飛が乗り移ったかのごとく怒濤の勢いで攻め入り、自慰にふける金旋の首を軽々と刎ね飛ばした
371 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 02:16:42
劉度「ああっ!この下朗めが!ワシが相手じゃあ!」
関羽の前に立ちふさがる劉度。
張包「伯父上、この男の相手はオレにやらせてください!」
劉度「生意気な小僧がぁ!」
劉度は張包めがけて得物を振り下ろした。
ちなみに彼の得意とする得物とは…
彼の先祖が天から授かったといわれる神剣ライトセーバーである。
375 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 17:10:52
劉度はらいとせーばーを振り下ろしたが、理力の加護をほとんど得ないその一撃は、脅威とはなりえなかった
377 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 17:57:51
その頃黄忠は…
齢80を超えてまだまだ軒昂、野外で励んでいた
何に励んでいたかというともちろん…
380 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 18:35:54
兵卒の調練である
381 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 20:02:53
しかし、それは世間の目を欺くための芝居。
黄忠はボディービルダーになるために特訓していたのだ
383 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 21:16:09
一番鋭く磨き抜かれていたのは、チンポだった。
黄忠「これで、わしの鋼の肉体には一点の急所も無しじゃ!」
385 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 21:39:44
迫り来る敵兵達を前にして黄忠が一喝した。黄忠「ワシの研ぎ澄まされたチンポに刺されたいやつはおるか!」
お約束
・一人一行が原則です。一行にセリフを二回入れるのも駄目です。基本的には一行に「。」も一回です。
・連続して2レス以上書くのはやめてください。他の人が書いた後ならOKです。
・ネタでも無いのに人物の性格を壊しすぎるのはやめてください(例:諸葛亮が不良言葉)
・度が過ぎた下ネタは控えましょう。萎える人が多発します。
・無意味に人物を殺す等、他の参加者が続きを書きにくいレスはやめましょう。
・三国志がテーマなので三国志以外の登場人物はやめましょう。農民、兵卒、街人等はOKです。
・他の参加者に伝えたい事がある時は名前欄かメール欄を使いましょう。
387 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 21:45:17
うぜえんだよ
そう、黄忠が会得した技こそ、伝説の珍宝拳であった。
黄忠「ワシの刺さる様な拳を受けてみよ!」
390 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 22:09:32
○
(( (ヽヽ ンギモッヂイイッ!
>_| ̄|○
一方その頃劉表は、届けられた劉度の首を見て青ざめていた
劉表「え、えらいこっちゃでぇええ…ガクガク」
趙範「劉度など我ら四天王の中で一番の小物…この趙範の前には劉備など一匹の小蠅に過ぎませぬ!」
数日後、趙範は泣きべそをかきながら帰還した。
395 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/15(月) 22:38:48
趙範「黄忠にバージン奪われました。」
罵暗刃―数多もの猛者の生き血を啜った妖刀である。
金旋「猛兵に正面から当たるなど愚の骨頂………フフ、この金旋に秘策あり。」
398 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/16(火) 00:09:27
金旋「そう、後ろから攻めるのだ!」
金旋軍は劉備軍への奇襲を計画した。
400 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/16(火) 00:23:47
劉備「みなのもの!ケツの穴を引き締めて戦うのだ!!」
劉備が兵を鼓舞していると背後の兵糧庫に火の手が上がり、次々に米が焼けていく。
402 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/16(火) 00:39:17
その時、背後から自分の兵が奇声をあげてる様子に気付いた劉備。金旋軍は背後からの奇襲を行っていたのである。
○ ←金旋
(( (ヽヽ ンギモッヂイイッ!
>_| ̄|○ ←【劉】兵士
敵兵に見える所にわざと兵糧を置いておいたのは、
中身は火薬だからである。
404 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/16(火) 01:10:56
金旋「わしの火薬が暴発してしまったわい」
お約束
・一人一行が原則です。一行にセリフを二回入れるのも駄目です。基本的には一行に「。」も一回です。
・連続して2レス以上書くのはやめてください。他の人が書いた後ならOKです。
・ネタでも無いのに人物の性格を壊しすぎるのはやめてください(例:諸葛亮が不良言葉)
・度が過ぎた下ネタは控えましょう。萎える人が多発します。
・無意味に人物を殺す等、他の参加者が続きを書きにくいレスはやめましょう。
・三国志がテーマなので三国志以外の登場人物はやめましょう。農民、兵卒、街人等はOKです。
・他の参加者に伝えたい事がある時は名前欄かメール欄を使いましょう。
とかなんとかやっている内に劉備軍は遥か遠くに進軍していた。
金旋「おかしい…劉備軍の補給は途絶えたはず。いったい何を食べているのだ?」
金旋「これ鞏志、敵陣の偵察に行って来い。」
409 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/16(火) 18:05:51
鞏志「はっ!」(ああ〜ぁ・・・ 偵察か・・・ メンドクセ・・・ なんであんな奴の為に・・・)
たしかに劉備軍の食料は不足していたが、劉度軍から奪いとったため、多少の蓄えが出来ていたのだった
しかし…その蓄えもいつまで保てるか。
これでは計量の升を小さくせねばならぬ。
劉備軍の糧秣を管理する任をまかされていた孫乾は、こっそり升を小さいものへとすり替えた
兵士「漢中のウマい米を食べられるというから戦に来たのに…これでは話が違うぞ!」
なかでも援兵として来た五斗米道兵の不満は著しかった。
五米兵「米は命の源なのに、何という少なさよ…!」
417 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/16(火) 20:37:58
五斗米兵長「南蛮の偉い将軍にお願いしてみようぜ」
兀突骨「なんじゃらほい?」
五米兵「実はかくかくしかじかまるまるうまうま」
兀突骨「米が少ない時は具を入れて炊き込みご飯にすると良い…さあ、これを入れろ。」
生肉が主食の兀突骨が選んだ具の威力はすさまじいものがあり、結果として五斗米兵は食中毒で戦闘不能となった
関羽「…ううむ…」
鋼鉄の胃を持った南蛮兵達だけは虫や雑草で自給自足できるので元気だった。
軍の現状を鑑み、劉備は策はないかと思案を巡らせた…その結果
趙雲「それがしには何も思い付かん…雲長どのはいかがでござるか?」
426 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/16(火) 22:24:24
劉備「屯田制・・・!!!」
関羽「トン=デイ=セイ・・・?それは如何なる人物でござるか!!」
劉備「人の名前ではないぞ雲長。実は昨夜、これを読んでいたところ書いてあったのだ」
429 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/16(火) 22:46:37
劉備は関羽に『蒼天航路』と書かれた書物を差し出した。
関羽「むむ?我らによく似た人物が描かれておりますが、ずいぶん事実と違いますな…それにしても難解な書物だ」
糜竺「屯田制・・・確かに合理的ですが、拠点となる土地が必要ですぞ」
432 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/16(火) 23:05:05
馬超「私にお任せ下さい!」
廖化「…誰?どこから来たんだ?」
434 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/16(火) 23:20:36
馬超「青森…」
周倉「関羽の旦那、どうもこの小僧、記憶喪失みたいですぜ。おかしなこと言ってらあ」
食料問題は振り出しに戻ったかに見えた…だがその時、颯爽と立ち上がり賢策を述べる者がいた。
孟獲「何も考えずに劉表の食料庫から奪えばいいんじゃね?」
楊松「こまけーことや気のなげーこと言ってないで、さっさと荊州取っちまえよ」
趙雲「屯田制を敷くための拠点が必要ならば、さくっと金旋の城を奪えばよいのでは?」
兀突骨「と言うか孟獲様、いつ南蛮からこちらにいらしたんですか?!もしや、補給物資を?」
馬超「青森に帰る!」そういって彼は南の方角に駆けていった…極度の方向オンチであった。
後にこの迷子の馬超が、南蛮の覇権を巡り孟獲と激しく争うことになるのだが――それはまた別の話である
443 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 12:33:50
その頃、何儀は…
曹操主催の武闘大会で準決勝まで進んでいた。
445 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 17:34:50
準決勝の相手は徐庶であったのは言うまでもない。
446 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 17:48:37
徐庶はやさぐれ軍師と知られた男であり、前科一犯で、刀剣の達人だった
そのうえ演戯ではなんとなく孔明のかませ犬っぽい扱いで
時に涙もろく、時に純情な感情に流される人だった。
449 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 20:30:09
徐庶「貴方が何儀殿ですか・・・(ぼこぼこにしてくれるわ!!)」
何儀「見切った!」
だが、相手に太刀筋を見切ったと思わせる、徐庶の巧妙な戦術だった
452 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 21:32:19
一足早く決勝進出を決めていた王朗が観客席の隅から仁王立ちで見下ろしていた。
王朗「この試合…白い方が勝つわ」
454 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 21:36:58
白とはパンチラしている方を意味していた。
455 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 21:38:04
曹操「王朗はかしこいな」
456 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 21:56:21
王朗「かシコくなければ気持ち良さは分かりマスまい。」
457 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 22:27:34
曹操「そうじゃな」(無視無視)
458 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 22:28:50
その瞬間!会場で徐庶が屁をこいて場をくらませようとしたが、何儀は屁を嗅ぎわけた。
459 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 22:29:17
そうこうしているうちに徐庶の変幻自在の剣が、ついに何儀の剣を捉えはね飛ばした
460 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 22:33:25
何儀「うわぁッ!!」
461 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 22:36:55
許チョ「(※審判)勝者――謎のやさぐれ軍師!!」
ついに決勝まで進んだ徐庶。しかし彼には秘めたる目的があった――赤壁で散った旧友、孔明の仇を取ることである
463 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 22:40:13
???「そこの若造! 次はワシが相手だ!!」 そう一喝して現れたのは・・・
天下無双の豪傑:呂範である。
465 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 22:46:18
なんと呂範は闘技場にのぼろうとした何義を一撃でのしてしまい、颯爽と大会に乱入したのだった
466 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 22:46:41
徐庶(こ・・・この気迫・・・ 只者じゃない・・・! 心してかからねば・・・)
467 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 22:48:46
司馬懿「あれは!発狂して出奔したはずの呂範?!閣下、奴の乱入を認めてよいのですか??」
468 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 22:50:11
王朗は引き続き観客席から仁王勃ちで見守っていた。 王朗(どっちが勝手も無傷じゃ済むまい。弱った勝者をワシが討つ。)
469 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 22:50:21
曹操「むむむ・・・ だがアレもまた面白いではないか やさぐれ軍師VS狂人じゃ」
徐庶「ならば必殺技で一気に決着をつける…見てて下さい母上!ダイアモンドダスト!」
471 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:02:08
呂範「ぐわぁッ!!!」 呂範は大ダメージを受けた
472 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:05:51
曹丕「父上…父上…お話が」
473 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:07:57
曹操「なんじゃ!? 今良い所なのに・・・」
474 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:13:54
曹丕「この試合の勝者が決勝に進むとしたら、無傷の王朗にあまりにも有利すぎます。そこで、決勝の前にぜひ私を王朗と戦わせてくだされ」
475 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:15:18
曹操「ふむ・・・ 確かにそれもそうだ・・・ お前は武術も得意であったしな・・・ よいだろう!」
曹丕は後継者争いに遅れを取り焦っており、必死に自分を売り込もうとしていたのだった。一方試合は――
477 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:24:22
曹丕は武術に秀でていたが、相手は所詮文官と油断したのが仇となったのだ。 そう 彼は・・・
王朗が口から炎を吹く奇術使いとは夢にも思わなかったのだ。
479 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:38:55
曹丕「ちょ・・・・! 待って! やめてやめて!! 聞いてないって! マジ・・で・・・やめ・・・」
480 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:43:02
第二リングで曹丕が炎に悩まされてる頃、第一リングの徐庶と呂範の試合も佳境を迎えていた
481 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:44:33
徐庶(こやつ・・・ まだ体力が残っておる・・・ 一気に勝負をつけねば・・・」
482 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:46:08
乾坤一擲!徐庶は手にした剣を投げ付けた
483 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:48:47
呂範の右手に命中した
長旅の疲れもあった呂範は、ついに戦う力を失い膝をついた
485 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/17(水) 23:54:30
呂範「ここで・・・ 終わるか・・・」
487 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 00:07:27
こうして天下無双の猛将、呂範の人生は終わりを告げた・・・。
488 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 00:39:12
一方その頃第2リングでは…
489 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 00:44:53
曹丕が双剣を旋風機のように振り回し、王朗の炎を跳ね返す作戦に出ていた
490 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 00:48:50
天下無双の名を継いだ徐庶は真の主君を求めて旅に出た。遠い北のはてまで。
491 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 00:50:13
しかし曹丕の頭が段々アフロっぽくなっているのは言うまでもない。
492 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 00:51:35
曹丕「くそ…熱い…髪がチリチリになる…」
493 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 00:53:15
そこに曹彰が突如飛び入り、曹丕を串刺しにして殺してしまった。
494 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 01:03:38
実は狡猾な曹丕は、自分そっくりの影武者を試合に出していたのだった。曹彰はそれを見抜いたのだった
495 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 01:09:06
しかし、そうとも知らぬ曹操は曹丕が死んだとすっかり信じ込み、ショックのため危篤状態となった。
そんな状勢の中、荊州の劉表から援軍を求める使者が送られて来たのだった
497 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 01:16:38
父に代わり王座に座る曹熊。曹熊「こいつの顔がイケメンなのが気にくわん。斬ってそのクビを劉綜くんに届けてやれ。」
498 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 01:17:37
魏ではイケメンは斬首の対象とされていた。
一方、増援を断られた荊州の劉表は、いよいよ窮地に立たされつつあった
金旋はチンポしか勃たされつつあるのみなのだが・・・
ついでに、何故か生首を送りつけられた劉綜は、うんうん悪夢にうなされていた
502 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 17:35:27
劉綜「ああ・・・ なんで僕の元に生首ばかり届くんだろう・・・」
503 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 17:37:01
金旋はこの上なくチンポを勃たせながら進言した。
504 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 17:41:38
劉綜(いい加減下ネタも聞き飽きたよ)
その後金旋は背後から何者かに斬り付けられ意識が戻らなくなった。
506 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/18(木) 18:10:27
廖化「世の掟を守れぬ者め・・・ ワシが始末してやった・・・」
呉班「ひににに・・・、おと〜さ〜ん、金旋さんが・・・、金旋さんが死んじゃったよ〜」
呉匡「あの金旋が・・・残った韓玄一人では何も出来まい・・・ここは劉備につくが得策だ。」
しかし韓元自身はザコでも、彼の元にはあの勇将が居ることをまだこの時誰も知らなかった
なぜなら城に置いて来てしまったからである
511 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/19(金) 00:37:45
勇将とはもちろん黄忠の事だが、黄忠はボケ始めているので敵味方の区別がつかないのである。
512 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/19(金) 00:39:41
だが、その黄忠のもとに一人の高名な医者が訪れた
513 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/19(金) 00:44:34
その名も劉延という。
514 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/19(金) 00:48:28
黄忠「あんたはどちらさんかいの?」
515 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/19(金) 00:54:32
劉延「基本、産婦人科医です。」
劉延は黄忠に斬り殺された。
所は変わって、韓玄軍は劉備軍と対峙していた…
518 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/19(金) 05:44:55
韓玄「これ、劉備軍の布陣はどうなっておる」
魏延「数に物を言わせて鶴翼陣を敷いています。我が軍は包囲されてます☆」
520 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/19(金) 09:34:59
その頃劉備陣営にて…呉匡「降伏の証しとして、私が味方のふりをして韓玄を討ち取ってまいりまする。」
黄忠「韓玄さんや、飯はまだですかいのぅ?」
韓玄はその言葉から劉備軍の食糧問題が解決していないことを思い出した。であれば――
523 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/19(金) 10:35:48
韓玄「食料援助だ」
食糧援助だけに留まらず、韓玄は自ら手料理を振舞った!
関羽「むぅ…この料理には何か良からぬ物が入っているのでは…?」
劉備「私は…この味には覚えがある…!」
527 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/19(金) 19:50:33
そう その料理こそかの・・・
オフクロの味だ!
呉匡「韓玄殿…久々に母上の事を思い出し、胸が熱くなり申した。」そう言いながら韓玄に近づき…
呉匡「心が洗われた心地がいたしまする。ぜひともお返しがしたい。蜀にお越しくだされ!」と、なかば誘拐のごとく韓玄を連れ出した
黄忠は半ば惚けている。しかし韓玄が誘拐されたことに気がつくと、突然彼の脳みそにかかっていた霧が綺麗に晴れた!
黄忠「そうじゃ、ご飯はさっき食べたんじゃった!」
満腹感を得た黄忠は元気ハツラツ、韓玄を救出すべく薙刀片手に一人で劉備陣営に殴り込みをかけた
それを橋の上に仁王立ちで待ち構える武将がいた。
それは伝説の智将、白虎新書の著者の厳白虎だった。
536 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/20(土) 00:31:51
糜芳「え・・・? ちょ・・・ちょっと待って なんで俺が・・・ 無理無理!!」
なんと糜芳は策によって厳白虎の紛争をさせられていたのである
糜竺「あれは伝説の白虎新書の著者・・・?劉備殿、白虎新書を譲ってもらいましょう!!」
だが、黄忠は船を使い劉備は橋に駆けつけたのですれ違いになった
ここで、すっかり忘れられていた魏延が衝撃の真実を告げる
魏延「城の食料が無くなりました」
その混乱の中、呉匡は何進配下で呂範討伐の為に劉備に近づいただけなので気兼ねなく韓玄をつれて蜀へ帰った…蜀では韓玄の運命を変える出会いが待っているのだがそれは別の話
そんな中、たっぷり食べて満足した劉備軍は昼寝に入ってしまった。
劉表「軽々しく攻め入るな…あれは罠、殺気がみなぎっているぞ。」
一方魏では、何としても後継者争いの際の地盤になる拠点が欲しい曹丕が、自分を劉表の援軍として送るように、曹熊に直訴していた
曹熊「ですが、兄上は亡くなられたことになっています。それを無かったことにすると彰兄の謹慎を解かざるを得ません…」
曹丕「何か問題があるのか?・・・だが、お前が彰の謹慎をときたくないと言うのなら、私は仮面をかぶり名も変え、客将という扱いにしてもらってもかまわんぞ」
曹丕(本来太子たる私がなんと無様なことよ。だが、今はこの屈辱に耐えてでも荊州を乗っ取り、我が拠点とせねばな)
蔡瑁「劉表様、朗報です!曹熊殿の援軍が到着しましたぞ!!」
曹仁が率いる主力軍は宛に留まっており、援軍として到着したのは主将・司馬懿と客将・マッドマン(曹丕)という戦場ではまだ無名の部隊であった
喜び勇んでマッドマン率いる仮面兵団を出迎えた劉表であったが、一団の不気味な出で立ちに思わず息を呑んだ
慌てて息を呑んで呼吸困難に陥った劉表は…
554 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/21(日) 14:29:57
そのまま倒れて意識不明の重体に陥ってしまった
555 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/21(日) 14:55:22
後継ぎの劉綜はやっぱり魏に降伏し…
重鎮であった蔡瑁は、対劉備軍の指揮をマッドマン(曹丕)将軍に懇願した
曹丕「良かろう。引き受けた(ふふ。劉備など軽く蹴散らし、ここで力を蓄え曹熊めを力づくで追い落としてくれるわ)」
このようなあやしい仮面の男を信頼する蔡瑁が決定打となり、荊州にいた名士たちがぞくぞくと蜀へと去っていった
こうして劉璋陣営は多数の有能な配下を得たのだ。
560 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/21(日) 17:19:48
一方、意気揚々と劉備軍と対峙した仮面将軍だったが、さすがに豪傑を従える劉備は手強かった。だが、曹丕の手には、劉備の欲する切り札というべき書物がある。
そう、兀突骨が記した青龍新書である!
だが、そんなことを曹丕が知るはずはなかった…と、いうより知られたら困ることすらある
だが、曹操軍に恐れをなして密かに寝返り情報を流した男がいたのである――そう、糜芳だ
564 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/21(日) 17:30:35
糜芳は厳白虎のコスプレをさせられ一人で橋に立たされた件で、劉備に恨みを抱いていたのである
糜芳「くっ…劉備め、いつか兀突骨のコスプレをさせてやるぜ」
曹丕「ふむ。劉備は青龍新書を求めるか――これを餌に、やつらを戦わずして従わせるというのはどうだろうな」
司馬懿「(ちいと近づきすぎて曹丕派と思われてしまったか…)はあ、ですが劉備の元には著者がいますぞ?どれだけ効果がありますやら」…と、なかば投げやりに答えた
曹丕「しかし糜芳めの話では劉備は弟を生き返らせるためにこれを探しているというぞ。よし司馬懿よ、バカバカしい迷信かもしれんが、一応使者として劉備のもとへ赴くのだ」
司馬懿「われらは援軍であり、一応私は司令官ということになっております…そうですな、ここは出所を明かさず劉綜殿に頼んで配下から使者役を回してもらいましょう」
かくして劉綜の使者、宋忠は曹丕の元へと馬を走らせた。
曹丕「(司馬懿め…貴様が私と曹熊を天秤にかけていたことはわかっておる。うまくいけば劉備一派を我が配下に、悪くても司馬懿の首が飛ぶと思ったが、うまく切り抜けたな。まあいい)」
司馬懿「(さて、鍾繇殿から曹熊様は兄は死亡・謹慎・アル中ということで磐石となったからコレを確定させ内紛を防げといわれたが…本当に亡くなっていただかないと戻れぬかな…)」
宋忠「…はっ、青龍新書を引き渡し、傘下の人間全員にそれなりの地位を確約するので降伏せよ、と劉備めに伝えれば良いのですなマッドマン閣下」
司馬懿(そうだ!劉備と手を組んだ振りをし、玄武新書を手に入れたら曹丕をけしかけて劉備軍を撲滅、そのどさくさに紛れて曹丕と青龍新書を…!)
司馬懿(って新書を集めてどうする…まずは劉備の出方を見てからだ)「ああ宋忠殿、よく使者役を引き受けてくださいましたな。あと交渉中は停戦で、青龍新書が本物と証明するため兀突骨殿においで願えると幸いです。もちろん他の方も歓迎します」
宋忠「かしこまりました。これより劉備の陣地へ向かいます」
577 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/21(日) 23:26:34
しかし、実際に劉備の陣に向かったのは王忠だった。
劉備陣営にて…王忠「わしがマッドマン閣下の伝令の王忠である!!」
劉備「むむむ、青龍新書……それが手に入れば、益徳との再会に一歩近付くが、しかし……兀突骨よ。もう一度あれを記すことはできんのか?」
兀突骨「すみません…あれは何かに導かれる様にして書いた物でして、もう二度と書けますまい」
劉備「…よし、とにかくその魏の将軍との会談の場に行ってみようではないか」
曹丕「草履売り風情が夢を見るな…それなりの地位をくれてやるから我が配下に下れ」
関羽「口の利き方を慎め!貴様のような気持ちの悪い仮面をつけたどこの馬の骨ともわからぬ輩が、魏の威光をかさに皇叔たる兄者を侮辱するか!」
曹丕(俺だって好きでつけてるわけじゃねぇぇぇぇ!!!! ・・・く、ここは我慢のしどころか)
曹丕「(・・・いや、待てよ)皆の者、退出せよ。私は劉備殿と差しで話がしたい」
586 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/22(月) 20:37:03
劉備「でも怖いもん・・・」
司馬懿「了解した。」こうして、劉備側は誰も退出しようとしないのを気にせず魏側はマッドマンだけが残った
しかし曹丕が去って欲しかったのは魏や荊州の人間だったので構わなかった。曹丕は人払いが済むと、おもむろに奇抜な仮面を外した
曹丕「私は、魏の曹操が子、曹丕である」
劉備「はっはっは。曹丕殿は曹家で人一倍頭が切れると聞いています。そんな仮面を被った御方が曹丕殿な訳がありましょうか」
曹丕「信じる信じないは貴殿の自由だ。だが、私のこの顔に、曹孟徳の面影を見出だすことはできんかな」
関羽「(全然似てないな)くだらぬ。貴様の戯言に付き合う義理はない。そんなことより本題に入ってもらおうか?これ以上こちらを愚弄するならば交渉はここまでだ」
曹丕「私の目的がわからんか、劉備殿。私は曹熊から玉座を奪い返すために、貴殿らの力を借りたいと言っているのだ」
チラッと青龍新書を見せる事も忘れない曹丕だった。
これにより劉備たちは曹操になにかがあったとこを悟り曹丕(自称)の傲慢は単なる空威張りだということに気付いた…彼はまともな権限もないのであろう、ここはふっかけるべきである
596 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/22(月) 22:26:58
そこで趙雲はつい空気を読まずに・・・
597 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/22(月) 23:22:31
尻の穴から卵を出してしまった。
趙雲「その話、私が承りました!」
曹丕「貴殿が我が臣下になる代りに、青龍新書を渡せとでも言うのか?」
趙雲「然り…かつて長坂で曹操が惚れた私の武勇、貴殿にお見せしよう。」
601 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/23(火) 02:11:44
曹丕「そうか…兀突骨出番だ!」
兀突骨「確認するまでもないでしょう。青龍新書を読んでいれば志なかばで神聖な仮面を脱ぐはずはありません」
しかしそれは糜芳の裏切りにより兀突骨のコスプレをさせられた劉備なのであった
604 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/23(火) 16:38:28
劉備(これは試練・・・! ワシに与えられた試練・・・!!)「俺が兀突骨だ!」
曹丕「ははは、ワロス。しかしなあ劉備殿、いや兀突骨殿、いかに一騎当千の豪傑とは言っても、趙雲殿一人と青龍新書ではいささか都合が良すぎるのではないか?」
劉備「ならば趙雲はやめて関羽の髭で作った草履を差し上げましょう。これ1つで曹操殿は泣いて喜びますぞ」
607 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/23(火) 17:59:37
劉備「ここに私が軍議中に作った草履が2足ございます。(これで言うことは何もあるまい)」
608 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/23(火) 18:01:05
曹熊「ならばよし!」
都の玉座でなぜか曹熊はつぶやいた
鏡の前で曹操のモノマネ(宴会芸)の練習に熱心な曹熊の姿であった
一方、草履を見せられた曹丕は――
鼻息を荒くし悶えていた
613 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/23(火) 19:59:58
そしていつの間にか髭を剃られていた事を知った関羽は…
614 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/23(火) 20:02:46
涙目になっていた
615 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/23(火) 20:42:14
死んだチョウヒを思い出していたのである。
曹丕は草履を手に取ると青龍新書を劉備に押し付けて魏に走り去っていった。
617 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/23(火) 20:55:28
まだろくに軍勢を持たぬ頃、よく張飛は関髭にちょっかいを出しては関羽を怒らせたものだった
618 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/23(火) 21:41:44
罰として張飛にやらせたことといえば、許可無く場内で酒とブタを売らせる行為もさせていたこともあった。
関羽「うう…ともかく、これで二冊手に入りました。残りは二冊ですな、兄者」
一方、荊州軍は頼みのマッドマンが突如去ったことで混乱に陥った。しかし蔡瑁は、荊州にとっての邪魔者が今、自分達の城内に集まっていることにはたと気がついた
ついでに蔡瑁になかば無視されていた司馬懿はマッドマンの替え玉を用意し、亡き曹丕の名を騙り交渉を無茶苦茶にした偽マッドマン(本物)にたいする討伐を開始した。
622 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/23(火) 23:39:54
数日後、既得の曹操が死去。後継者は曹熊が継いだ。曹熊「俺の戦いは至弱より始まり、やがて至強を倒すに至る。」
司馬懿の本心にようやく気付いた曹丕ことマッドマンは、帰るべき地もなく、呉への逃亡を決意した
624 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/24(水) 00:01:10
呉では周瑜がやる気のないまま後継者第1候補としてあがっていたが、曹丕はこの地にて後継者になり魏を奪還することを考えていた。
しかしもちろんいきなり成り代わることなどできるはずもないので、曹丕はまず素性を明かし、自分こそが魏打倒の切り札になると有力者たちに売り込んだ
(たしか青龍新書は曹丕の手に…あれを手に入れれば亡き殿を…)曹丕の売り込みをきき、その書が既に劉備の手にある事を知らぬ周瑜は思案していた。
そんな周瑜の手にあるのは、名書の1つの朱雀新書(
>>52-53)である。
その裏では曹丕が呉へ逃げたことを知った司馬懿が樊城に留まり荊州の要請に応じられる形を整え、鍾繇に現状報告と呉との交渉役に蒋幹を要請する書を送っていた
周瑜(朱雀、青龍、白虎、玄武…。呉の為、世の為、そして私の為にも必要なのだ!)
周瑜は4冊の新書の力で亡き孫策を復活させるのが願いだった。
一方、劉備を暗殺しようとした蔡瑁だったが――
632 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/24(水) 03:05:13
予定よりも1日早く劉備の暗殺に成功していた。
633 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/24(水) 03:06:08
そこに劉備の後継者として名乗りを上げたのが曹彰だった。
曹彰は劉彰と名乗っていた。
しかしまず、劉備が死んだというのは完全な誤報だった。なぜなら劉備は兀突骨のコスプレをしており、死んだのは不幸な名もなき一兵士であった
城から脱出した劉備は死んだ兵士の子を引き取り養子にした。その子の名は封という
こうして曹兄弟は歪み合ってゆくのだった―争いに興味の無い劉備は、暗殺された事にして張飛を生き返らせる旅に出た…兀突骨のコスプレ姿で。
ちなみにそれを知らずに劉彰に従ったメンバーは裏切り者こと糜芳、天才軍師こと楊松、そして食中毒で放置されていた五斗米兵たちだけであった
639 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/24(水) 08:17:35
そのころ関平は…
劉備が蛮族の姿になった事で思わぬ幸運があった。山越族が劉備に友好関係を申し出たのである。
父の髭の臭いを追い、呉の地まで辿り着いた関平はあるものを発見した。それは――
2喬が運営するキャバクラ「山越」の系列店を発見した。
関平は客引きの二喬にメロメロになってしまい、不覚にもお金が足りなくなってしまった。
周瑜「金がない?ならば体で払ってもらおうか」
当然の様に二喬の系列店のオーナーは孫家と周家だったのだ!関平に危機が迫る…!
関平「お、お、お待ち下され!お金は有りませんが………これならば」慌てた関平が咄嗟に取り出した物は―
自らの長刀だった。そう、お金が払えない関平は、代わりに呉への仕えることを申し出たのだ
648 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/24(水) 23:12:48
しかし、それを周泰が許すはずも無く、周泰自身のチンポはギンギンに勃ちつくしていた。
649 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/24(水) 23:12:52
関平(うぅ・・・私は不義の徒になるわけには・・・ でもあの傷だらけの武将にコンクリで固められて長江に沈められるのも嫌だしなぁ・・・)
650 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/24(水) 23:14:21
周泰「ふんふんふんふん!!」関平「アッー!あひっ!もっと。あーーーーん。」
店主「悪いが呉は別に人材に困ってないよ。あんたの親元に請求させてもらおう」
652 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/24(水) 23:31:08
関平はヤられ終わってから店主にそう告げられた。
653 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/24(水) 23:47:47
三国志を題材に一行リレー小説をするスレです
お約束
・一人一行が原則です。一行にセリフを二回入れるのも駄目です。基本的には一行に「。」も一回です。
・連続して2レス以上書くのはやめてください。他の人が書いた後ならOKです。
・ネタでも無いのに人物の性格を壊しすぎるのはやめてください(例:諸葛亮が不良言葉)
・度が過ぎた下ネタは控えましょう。萎える人が多発します。
・無意味に人物を殺す等、他の参加者が続きを書きにくいレスはやめましょう。
・三国志がテーマなので三国志以外の登場人物はやめましょう。農民、兵卒、街人等はOKです。
・他の参加者に伝えたい事がある時は名前欄かメール欄を使いましょう。
654 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/25(木) 01:22:26
精子を飲んだ関平はオナカ痛くなった。
関平「ううう…華陀先生を…華陀先生を…」
656 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/25(木) 02:13:07
華陀先生といえば亀仙人なみの変態である。
華陀「
>>1を読まぬからこの様な事態に陥るのだ…やれやれ」
658 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/25(木) 02:21:35
そう言いながら華陀は侍女でパフパフしていた。
偽・誤・拭に新たな国「虚」が加わり四国となった。
華陀「やれやれ…精子を飲まされるのも可哀想だし、隔離スレでも立てて治療するかのう」
三国志を題材に一行リレー小説をするスレです
お約束
・一人一行が原則です。一行にセリフを二回入れるのも駄目です。基本的には一行に「。」も一回です。
・連続して2レス以上書くのはやめてください。他の人が書いた後ならOKです。
・ネタでも無いのに人物の性格を壊しすぎるのはやめてください(例:諸葛亮が不良言葉)
・度が過ぎた下ネタは控えましょう。萎える人が多発します。
・無意味に人物を殺す等、他の参加者が続きを書きにくいレスはやめましょう。
・三国志がテーマなので三国志以外の登場人物はやめましょう。農民、兵卒、街人等はOKです。
・他の参加者に伝えたい事がある時は名前欄かメール欄を使いましょう。
甘寧「海賊王にオレはなる!」
劉彰陣営にて… 劉彰「楊松殿、これから我が軍は何処に向かうべきであろうか…?」
664 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/25(木) 14:29:44
シベリアでパソコン探しじゃ!
劉彰「しかし、彼の地に行くには匈奴の領地を通らねばならんぞ…?」
666 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/25(木) 21:02:58
飛行機で行けばよかろう
667 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/25(木) 21:13:44
そうと決まれば電話で予約じゃ
668 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/25(木) 21:59:19
禰衡に馬超や黄忠といった地方の田舎者と同じぐらいと評された曹純は…。
病気から奇跡的に回復して司馬懿の元に駆けつけたところ、これ幸いとマッドマンにされてしまった
曹純「馬鹿な! 私がマッドマンになってしまえば虎豹騎の指揮は誰が執るというのだ!」
司馬懿「抜かりはない。全ての虎豹騎の為にマッドマン仮面を用意した」
曹純「司馬懿殿、なんでも貴殿の思い通りになると思わないでいただきたい」
司馬懿「ほほう。曹純殿は我らが一族なしで魏国が成り立つとでも思っておられるのか?」
675 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/26(金) 21:40:59
司馬昭「と〜ちゃん、僕もマッドマン仮面欲しいよぉ、買って買ってぇ」
司馬懿「少し言い過ぎましたな。ですが曹丕様の不始末による混乱を一族の者として最小限に留めていただきたい。威厳に満ちたマッドマンは荊州の希望となっているのです。」
露天の怪しい男から買ったマッドマン仮面は司馬昭の顔に張り付いて取れなくなった。
曹純「一族の混乱は私が静める…妖賊の如き奇矯な仮面の者に頼らずともな」
曹純は魏の後継者争いに立候補した。
680 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/28(日) 00:26:03
実は曹純は武術に長けていて、学問が得意で、人徳もあった。
681 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/28(日) 00:54:04
司馬懿「ではこの者を部下として使って下され…入れ」 ???「よろしくお願いします。」彼こそ…
武安国であった。
曹純「武安国よ…早速だが汝に暗殺を頼みたい。」
武安国「お安い誤用です」…こうして曹純は奇跡的に拾った命を縮めることとなる
武安国「して、誰の命を獲ればよろしいのですか」
曹純「曹の姓を持つ者全てだ!そして最後に残った私が皇帝となる…くっくっく、はーはっは!」
武安国「(…やれやれ。これではこの方が勝ち残ることなど万が一にもなさそうだ。誰かにこのことを知らせるか)」
とりあえず武安国は足の赴くままに駆けてみたのだが行き着いたのは
689 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/28(日) 18:36:58
曹植宅だった
武安国は曹植に丁寧にお茶とお菓子を頂き、満足して帰路についた。
ぶっちゃけ武安国が恨んでいるのは曹丕なのである。司馬懿への恨みはマッドマンに紛れ込ませてシベリア行きを誤魔化して貰ったので少しはひいた…それはそれとして途中で曹豹のことを思い出し墓参りに寄ることにした
武安国が訪れた曹豹の墓前で、静かに手を合わせる者が一人。
曹植派で有名な楊脩であった。
武安国はともに墓に手を合わせて弔った後、楊脩が謎解きの名人だと思い出して大仕事を手っ取り早く終らせる方法がないかナゾナゾで聞いてみることにした
楊脩「簡単ではありませんか。頭が潰れてしまえば、手足は頭のために働く必要はなくなりますよ」
武安国は理解できんと言うと、頭が悪いと思われそうだと恐れて、知ったかぶりをした。
楊脩は呆れた表情で頭を振ると、武安国の手のひらを手に取りさらさらと何かを書き付け、無言で立ち去った。武安国が自分の手のひらを見ると【武安国】と書かれていた
このことで武安国は自分の名を捨てマッドマンとして生きることに決めた…
曹姓の曹純を暗殺すれば、指示元なくなるのでそれ以上暗殺しなくてもよいことに気が付いた
700 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/29(月) 01:39:44
劉の兄貴車のエンジンがかからねぇんだ!
馬車の御者は猿人だった。
ぎごしょくがぎくしゃくし始めた。
劉備「よし、ならば燕人張飛として名高い益徳にエンジンの代わりをして貰おうか」
関羽「長兄、益徳はすでに…」
武安国が曹純の部屋に入るとすでに曹純は死んでいた…武安国が扉を開けるまで完全な密室だった部屋で。
司馬懿「いったいこれは…」
武安国「あわてるな、鍵がかかってなかったから密室じゃない」…と独り言じみた反論をした
しかし、鍵が掛かっていなかった事を証明する者は誰一人現れなかった…。
709 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/29(月) 20:48:31
そこに突如現れたのは・・・!
楊脩「犯人は武安国殿では・・・」
突如として現れた楊脩の口を防ぐかのように、彼の男が口を開いた。
検死を行った華陀である。
華陀「毒、ですな」
華佗によると曹純は遅延性の毒により殺害されたらしい。
宮中全てが検められると毒の入った袋が、ある者の部屋から見つかった。
その毒袋はなんと・・・伏皇后の父である伏完の部屋から見つかったのだ
伏完「華佗よ、このワシの毒袋をどう思う?」
華陀「うん、でけぇな」
伏完「殺らないか」
720 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/30(火) 19:05:13
華陀「アッー!!(殺気を込めて)」
曹熊「伏完を捕らえよ…拷問に掛けて共謀していた者を残らず吐かせるのだ。」
しかし伏完の口は硬く
口を割らないと判断されて島流しの刑にされた
あまり公にしたくない事なので、武安国が執行官として同行することとなった
725 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/06/30(火) 20:30:54
武安国(ああ・・・ 腹減ったな・・・ 曹植さんのお菓子美味しかったな・・・)
伏完は武安国の隙をついて海に飛び込んだ。
伏完「光ある所にまた闇はある。私には見えるのだ・・・再び何者かが闇の中より現れるのが・・・ぐふっ」
司馬懿「さて、またマッドマン司令官が空席となってしまったか。次は誰にこれを被せるべきか」
730 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/01(水) 11:07:43
さすがにマッドマンの中の人が入れ替わってるのではないかとの噂がたちはじめ
許都で大規模な反乱がおきた
反乱の首謀者は年代を無視しつつ魏諷であった
その時大爆発が起こった。
カンカンに怒った曹熊の堪忍袋は、緒がぶち切れて爆発していた。
曹熊「司馬懿!反乱を鎮圧して参れ!副官には武安国を呼び戻して使え!!」
>>732 確かに本来の意味での漢民族(曹操や孔明の子孫)は日本にいるよ。
でも中華人民共和国(含朝鮮半島)にはいないんだ。
大陸中国の民族は中世以降完全に浄化されてしまった。
だから日本人と中国人が遺伝的に近縁にあるというのは間違いだよ。
(実際より)早世した英雄の恨みか誤爆で大爆発か!と、生き残りし者たちはみな恐怖した
卞喜は武安国ばかりが重用されて面白くなかった
仕方なく居酒屋で裴元紹相手に愚痴っているとそこに
曹植「おやおやお二方、私と飲みませんか?奢らせて頂きますよ」
卞喜と裴元紹と曹植は意気投合し、長い間話し込んだ。
「吾等三人、生まれた日は違えども、死すときは同じ日、同じ時を願わん!」
卞喜「義弟たちよ…俺がこれから一旗揚げるにはどうしたら良いと思う?」
裴元紹「そうですねぇ…厳白虎や兀突骨にならって何チャラ新書というものを書いてみてはどうでしょう?」
曹植「私は曹家の人間故に都から離れられぬが・・・実はここに蒋幹から拝借した白虎新書がある」
白虎新書を一目見た卞喜は兵法の神髄に開眼した。
裴元紹「卞喜兄者が白虎新書を手に入れたのは良いが、一度曹丕によって燃やされたと聞いたのだが…」
曹植「……………。ふふふ、それはガセネタですよ、悪者に奪われぬように…ね」
卞喜「ふむ、この書は徳王新書と言う事にして他者に存在を漏れぬようにしよう…ついでに少し内容を変えた偽物も用意するとしようか」
蒋幹には卞喜のポエム集「TOTO新書」が白虎新書として返却された。
そして蒋幹はトイレ産業に目覚めた。この時代としては画期的ではあったが、しかし――
752 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/02(木) 15:39:22
見慣れない見た目から骨董品と勘違いされてしまうのだった
753 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/02(木) 15:42:55
そして、この歳
曹丕が他界した。死因はアル中。
そのさまは、まるで卞喜に望みのすべてを託したかのようだった。
しかし後を継ぐべき曹叡はあまりに幼かった…そうなると当然の如く
755 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/02(木) 19:13:48
卞喜は「補佐」と言うことになったが実質上魏の君主になった
なんとなく反乱が起こると正月とおもえ、212年
曹熊が反乱で討たれと聞き、張り合いを無くした曹丕は生きる気力を無くしていたのだ。
そして当然のことながら賢弟曹植がいるにもかかわらず、出し抜けに出奔者の息子を幼君をすえた卞喜を支持するものはいなかった…
魏の内乱は曹熊・司馬懿派と曹叡・卞喜(裏で曹植が操る)派に別れて大荒れとなっていた。
卞喜と曹植は百官を集めて曹熊・司馬懿の横暴をしきりに喧伝していた。
だが、即位したばかりなので横暴の実例はなかった…
そうなると百官の意見がどちらに傾くかは火を見るより明らかである。
そして魏が乱れ、北方の警備が甘くなったことで烏丸族の侵攻が始まった
魏が始まって以来の国難に一人の傑物が鎮北将軍に命じられた。
司馬懿は反乱鎮圧のついでに行方不明の武安国探しまで押し付けられて困惑しつつ、将不在の虎豹騎を曹仁に送り将をつけて鎮圧軍の先発とするよう頼んだ
夏侯惇「鎮北将軍は順当に夏侯淵だろう常識的に考えて」
曹操の死と共に冷遇される夏侯一族は不満を漏らしていた。
だがここは三戦板、生半な名将では生き残れない、刺すか刺されるか
だが鎮北将軍は夏侯淵、司馬懿の代わりの荊州援軍の将は夏侯尚となった…ついでに夏侯惇は首都を預かる者として曹彰の出奔や反乱を防げなかった責任を取り一兵卒に落とされた
「兵卒の夏候惇です」
烏丸族の将軍は楼班と思いきや、意外な人物が先鋒として軍を率いていた。
772 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/04(土) 20:05:05
左賢王だった
そう、この反乱の裏には匈奴がいたのである
左賢王「何やらgdgdしとるのおぉぅ」
正攻法で破るのは困難と見た夏侯淵は烏丸・匈奴連合軍の討伐は奇策を持って臨む事にした
山頂に布陣して戦う事にしたのである。
左賢王は馬で攻めにくいので監視を残し、そのまま素通りして黄河以北の平定に乗り出した
素通りは敵の策と思った夏侯淵はますます防御を固め、堀を深くし壁を高くし井戸を掘って畑まで作った
当然その間に河北はどんどん陥とされていき
780 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/05(日) 22:37:36
なんだかんだで夏候一族は大ピンチである
781 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/05(日) 22:45:33
卞喜は自分の息子こと卞座を幼い頃から英才教育に力を入れていた。そして卞座は、かの水鏡先生の門下生でもあった。
時は逆戻る。魏諷による反乱は卞喜のお陰もあり軽く見られ後回しになっていたため順調に進んでいた…
783 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/05(日) 22:54:49
卞喜「卞座よ。ワシの死後はお前が魏を統括せよ。それまで智謀を磨き上げておくのだ!」
卞座「大丈夫です。今すぐ出来ます。逆賊は死ね!」…こうして卞喜は討たれた。
司馬懿「卞喜の息子よ。これまでの事は水に流し共に魏国の乱れを正そうではないか」
そして黄河に投げ込まれ文字通り水に流されてしまった
これは流罪にかこつけた武安国探索任務である…彼らは邪馬台国で出会うことになるのだが別の話
788 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 20:09:06
その頃、馬騰は謀反を企んでいた。
だが、息子の馬超が帰ってこないので踏ん切りがつかないでいた
790 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 20:27:29
馬超は青森に向かい帰る途中道を誤り、現在徐州近辺で迷子になっていた。
さ迷いの旅路の途中で、彼は思いがけない人物に出会った。
792 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 20:41:55
その名も陶商。
云わずと知れた昔の徐州牧・陶謙の息子である
794 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 20:54:59
この時、陶商は身分を捨てて1人の馬商人となっていた。
この陶商こそ後々の馬超に大いなる影響を与える人物であった。
796 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 21:00:24
いつものように陶商は馬を並べ町で商売に勤しんでいた。とても大量の馬が揃っており、徐州では有名な馬商人である。
797 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 21:02:36
お昼になり陶商は新しく入荷した馬たちに餌を与えていると、どういう手違いがあったのか馬の中に馬超が紛れこんで餌を食べているではないか。
陶商「おやおや、数多の馬の中で最も秀でた馬だ…まるで錦よ!」
799 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 21:16:36
そう言いながら陶商は馬超に綿の服を着せてあげた。それ以後、誰もが彼を「綿馬超」と呼ぶこととなる。
馬超「ひひーん!」彼はご機嫌だった。
801 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 21:19:47
そして、ご褒美にニンジンをあげた。
馬超はボリボリとにんじんを平らげると駆け出した
803 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 21:31:38
凛々しい表情で陶商は名馬:馬超にまたがり徐州を駆け抜けた。涼州の馬騰を目指して。
人じゃなく馬の馬超違いだった…が、この馬が馬騰の決断をうながす事になる
805 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 22:36:48
人の姿をした紛れもない本物の馬超だが、今となっては陶商の飼い馬でしかなかった。
806 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 23:11:12
陶商(こやつを利用してやろう・・・)
807 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 23:13:56
馬超にまたがりながら陶商は心の中で陶謙の血が騒いでいた。
騒ぎすぎて心臓発作で死んでしまった。
809 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/06(月) 23:57:42
主を失った馬超は四つん這いのまま、またひとり方向音痴を頼りに西涼に向かって行ったのである。
>>790-802,805-809という夢をみた馬騰は、動きながら探すことにし謀反を実行した
馬騰「まずは韓遂に援軍を頼む書状を書くか…」『こんにちは。お元気ですか?』↓続き
『ちょっと長安に遊びに行きませんか?兵は3千人まで。馬はおやつに含まれません』↓まだ続く
『状況次第では、長安美女と酒池肉林のぱーてぃーも考えています。』
『なお、弁当は各自用意すること。不足分は現地調達の予定』↓あと少しだけ続く
815 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/07(火) 20:13:27
『雨天中止』
回覧:馬騰[レ] 韓遂[ ] 楊秋[ ] 成宜[ ] 侯選[ ] 程銀[ ] 李堪[ ] 張横[ ] 梁興[ ] 馬玩[ ]
回覧:馬騰[レ] 韓遂[欠] 楊秋[出] 成宜[出] 侯選[出] 程銀[出] 李堪[欠] 張横[ ] 梁興[欠] 馬玩[欠]
そして回覧板が馬騰の元に帰ってきた。
819 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/08(水) 21:01:51
馬騰「ふむふむ・・・ (ところで張横は欠席扱いでいいのかな・・・)」
その頃、張横は長安に行けば美女が沢山いると考えて単身長安に遊びに来ていた
821 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/08(水) 21:52:56
程銀「殿! 当日は晴れらしいですぞ!!」
長安太守の鍾進は突然の訪問者に驚きつつ、涼州の有力者を無下には出来ず宴の用意をした。
張横「これは素晴らしい料理に美女の宴・・・俺は決めたぞ!これからは長安を守る!」
こうして張横は魏に帰順してしまった…。
825 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/09(木) 02:11:36
誰かここまでの流れをまとめてくれ。
新参が参加できん。
↑そう書かれた密勅が張横に下された…実のところ、突然の帰順はこれが関係していた。
第1話(前スレ)あらすじ
・終盤以前はすべて曹植の小説(内容は割愛
・甄を曹操がお持ち帰り、曹昂が後継者に
・郭図が池に落ちる
・厳白虎が目立ちまくり最終的に呉、魏と追放される
※両方の所属で蜀に行き曹操の使者としていったときに劉彰が自殺
・赤壁で火計の火に巻かれて孔明が焼け死ぬ
前スレはあんまし気にしなくても良いかと、孔明死亡ぐらいしか引きずってない
>>805みたいな約束事とかの理由なしに前レス否定の自分設定固持なじゃなきゃ大抵フォローされる
特に
>>753-755みたいな少なくとも今スレも読まずに自己設定上書き野郎は参加しなくてヨシ
今まで触れられていなかった涼州軍団だけで話を進められるからである
その頃馬騰はと言うと…
・劉備軍
張飛が死亡。関羽・趙雲・糜竺・孫乾・周倉・関平等の仕官を確認。
関羽がどこかから連れてきた南蛮軍を従えている。
張飛復活のために4冊の新書のうち、2冊(青龍・玄武)を獲得
荊州の僻地で屯田制中
・呉
君主 孫権
周瑜が朱雀新書を持っている
・魏
君主 曹熊
内部が不安定で内乱が絶えない
曹丕は一応生存しているが表舞台から退いてる
曹熊派は司馬家・武安国等、曹叡派閥が卞喜・裴元紹・曹植・楊脩等
涼州
馬超が行方不明
馬騰が長安に侵攻を計画している
総勢一万五千の兵を率いた馬騰軍の勢いは凄まじく、長安は陥落寸前だった。
鍾進「張横殿、都から援軍が来るまでどうにか持たせられませんか」(鍾進は動揺している
張横「時間稼ぎにしかなりませぬが・・・離間の計を仕掛けましょう!」
---チラシの裏---
>>832 張飛みたいに長期に渡って触れられない限りは無理に設定を押し通さなくても良いかと思われます。
死亡者が増えすぎると覚えるのが大変なので。
835 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/09(木) 23:35:54
程銀「ははは! 長安はもうすぐ我等の物よ!!」
―チラシの裏―
>>834 いや、そこは重要なとこだと思う
成宜「成宜の鉄鎚うけてみよ!」
程銀「(ボソッ)駄洒落かよ…」
こうして寄り合い所帯なので連携不足が表面化、そして魏の援軍やってくる…率いる将の名は
840 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/10(金) 10:19:37
かの名将張遼であった。
張遼と涼州軍団は真っ赤な夕日の下、黄河のほとりで拳で語り合った
しかし流石は張遼、涼州軍団を次々と拳で沈めていった…
狼のように横からとびかかってきた者がいた「貴様!なにやつ」「バチョ〜ン」
844 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/10(金) 14:50:03
程銀「痛てて・・・・ お・・・ お前は・・・!!」
馬超「西涼の錦馬超とは俺の事よ!張遼、覚悟せよ!」
と、変装した馬鉄が大見得を切った
847 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/10(金) 20:23:06
だが一瞬で張遼の拳に沈められた
しかし、張遼の軍は到着最優先だったため兵力と食料が不足しており、
兵士達はダイエットに成功していた
これが後に拳闘最強と語られることになる張遼軍の減量メニュー
851 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/11(土) 06:08:42
張遼軍は兵糧不足で逆に士気が向上するという前代未聞の事態が起きたが空腹でギラギラした兵たちのオツムは確実に弱くなっていた
そのために対岸に一夜にして氷の城ができていたのに気づかなかった
「かき氷はノンカロリー」という涼州軍の流言に騙され、我先にと氷城にかじりついた張遼軍の大半は急な頭痛と栄養失調で死んでしまった
張遼「李典、楽進…あの氷壁の砦を突破する妙案は無いか?」
楽進は李典の輸送隊とともに援軍として来たばかりだった…この惨状に一足遅かったと思いつつ楽進は答えた
楽進「そのうち融けるだろうから氷城は避けてさっさと長安に入ろうや」
李典「ちょっと自分がお腹が出てきたからって全軍で絶食とかするからでしょ・・・国事と私事を混同してはいけません、だいたい貴方は、・・・うんたらかんたら」
858 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/12(日) 01:15:09
その頃、張遼軍をまねてかき氷をドカ食いした楊秋と侯選は頭痛と腹痛で明日をも知れない身となっていた…
長々と説教する李典に対して殺意を抱く張遼を横目で見ていた楽進は…
860 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/12(日) 01:20:30
(あぁ〜ウンコしてぇ〜こっちは早く長安行きたいのにいい加減空気読めよこのガリ勉野郎)と思っていた
そんなやり取りをしているうちに馬騰軍にも魏軍の不和が明らかになった
862 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/12(日) 20:25:39
程銀「殿! 魏軍内で仲間割れが起こっているようです!!」
好機とばかりに突撃する馬騰は、氷の砦の門に何か字が書いてあったのを見つけた。
864 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/12(日) 23:17:07
『かき氷無料』
罵謄「むむむ…惑わされるな、これは敵の罠だ…しかし無料とは…むむむ!」
成宜「いえいえ、楊秋が最後の仕上げといって書いてました。とっても好きなんでしょう…かき氷が」(遠い目
867 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 00:11:20
そこにアメリカ軍の空襲が到来した。
核爆弾が投下され、その場にいた敵味方武将の全てが次々に爆破して戦死した。
しかしやや
>>1から外れ気味の為、名のある武将は一命を取り止め、何事も無かったかの様にかき氷へ想いを馳せた。
869 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 00:32:01
その武将こそ、程銀である。
売り子風の魏兵「そこの立派な大将!いちご味とメロン味のどっちにしやすかい?」
871 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 00:48:01
程銀「空襲暑かったんで、苺!」
馬謄「ブルーハワイは?」
873 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 01:09:12
バゼンって誰よ
売り子風の魏兵「携帯厨は有料ですが」
875 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 03:49:28
馬騰「500銭か…仕方ないな…ムッ!その古傷に鍛え抜かれた鋼の肉体!貴様、ただの魏兵ではないな!?」
魏兵「フフフ…バレては仕方ない。そう、我は楽進!字は文謙なり!!」
魏兵「と、言うのは〜嘘〜、しかし、しかし汗ばむわ〜。」
馬騰「フフフ…相変わらずの不思議ちゃんぶりじゃな!我が息子、孟起よ!!外出時にちゃんと地図を持たぬから迷子になって擦り傷こしらえる羽目になるのだ」
879 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 04:08:33
魏兵改め馬超「ファーザー…今路銀稼ぎに魏軍でバイト中だから私語は慎んでくれよ」
馬糞「わかった、わかった、息子よ。」
881 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 04:15:11
馬超「長旅で金が無くなったからチップはずんでくれたら嬉しいとです」
程銀「ていうか無事に辿り着けたんだから魏軍辞めて参戦してくださいよ…」
馬糞「チップのデールのチップの方でよいかな?デールもなかなか可愛いぞょ。」
馬超「じゃあ俺バイト辞めるからファーザーも程銀もちょっと金、融通してくれよ、欲しい槍があるんだよ、最新型の」
馬糞「ならばこのグングニルの槍をお前にやろう。」
遂にドラ息子と再会を果たした馬鹿父と涼州軍の面々…その様子を遠目から見ていた魏軍の面々は…
887 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 04:26:20
楽進「あーあ、エプロン脱いじゃったよ、あの新人…これで李典のかき氷逆襲作戦も失敗だなー」
明帝「かき氷美味しそうだね、特に緑のヤツ、」
馬超「そんな古臭いのいらねぇから…跨がったら空飛べる槍が欲しいんだよね…ホラなんか眼鏡かけた稲妻傷の男の子が宣伝してた奴あるじゃん?」
馬糞「空を飛びたいなら、キキが使ってたこのホウキをやろう、魔法使いなら誰でも飛べるぞ。」
891 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 04:35:08
馬並「いつもいつも、兄ばかりに物を与えるんだね。」
程銀(…ダメだ…こいつら…早くなんとかしないと…)
一方その頃、篭城中に北斗の拳を読んでラオウに憧れた張横は長安を奪い独立してしまった
894 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 04:50:51
馬超「いや俺職業バトルマスターだし、魔法使い限定とか困るし、つか現金が一番嬉しいし」
この様な馬親子を見ていた程銀は思った―俺が馬一族を支え、新たなる道標を創らなければ、と。
張横「我こそは拳王張横!拳王の覇業はここ長安より始まる!!」
独自の世界で配下を惑わす馬親子、長安を乗っ取った張横…果たして程銀は天下の乱れを糺す事が出来るのであろうか!?次回に御期待あれ!!!
898 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 05:52:36
●長安●
鍾進 長安太守。人のいい性格。客将張横謀反により生死不明
張横 涼州軍閥の一人だが長安をこよなく愛するがゆえに魏に帰順。影響されやすい性格から謀反して長安の主となり独立
〇魏国援軍〇
張遼 援軍の主将?ダイエットに成功したかと思いきや策にハマって魏兵の大半を失う。拳で語る肉体派ゆえに李典が嫌い
楽進 同僚である張遼と共に援軍として参戦。緊張感の無い性格からか不仲の二人とも一線を画す立場
李典 インテリ将軍。理知的な性格が災いして説教臭い面も。張遼とは犬猿の仲
◎涼州軍閥◎
馬騰 涼州の自警団長。夢の導きに従って長安を強襲。息子と会えたのはよかったが長男愛し過ぎな不思議中年
馬超 馬騰の長男。迷子になった後いろいろあって売り子さんに。家族と再会した途端金をせびる穀潰し。親父に輪をかけた不思議ちゃん。なかなかにミーハーである
馬鉄 馬騰の三男。バチョーンで張遼に負けた。お兄ちゃんっ子?
程銀 涼州軍閥の良心的存在。暴走し気味な馬一族に対するツッコミ役だが韓遂不在のためか持て余し気味
成宜 涼州軍閥の駄洒落王として年配者の方から人気がある。実は長安攻防戦のキーパーソン
楊秋 かき氷を愛しすぎて重体。氷城門に己の願望を書き連ねる
侯選 かき氷を食べ過ぎて死にそう
韓遂・李堪・梁興・馬玩 馬騰主催の長安行欠席組。欠席の理由は今のところ不明。途中参戦なるか?
長安軍兵士数不明 魏援軍兵士数残り僅か 涼州軍兵士数15000人
韓遂「李堪、梁興、馬玩…曹熊から魏に帰順せよとの書状が届いたのだが。」
馬玩「それは止すべきかと…敵対せず飲まれず、丁度良い関係を築くのが上策かと」
梁興「もうすぐ
>>1000がやって来ます、ぐずぐずしている時間はありません!次のスレで皆が参加しやすい決断を!」
李堪「そういえば張横から長安占拠したから遊びに来てね☆って手紙が来ていましたが」
馬玩「オレは陰毛が嫌いですので、すぐ剃らせました。別れるまで毎日剃毛でツルツル」
韓遂「魏と敵せずか…ならば長安の張横軍に加わる振りをして張横を暗殺するか。」
馬糞「ええぇーい、やかましわぁ〜い、こうやって、こうすりゃえぇぇんじゃああぁぁい!!」
909 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 17:57:36
陣触れにも関わらずうっかり寝過ごした成宜は、不思議な煙が集まって本となり長安城の宝物庫に納まる夢を見ていた…その本の名は白虎新書
息子の要求に応えきれず、自身を情けなく思った馬騰は遂に発狂してキキのホウキをハリポタ風に改造し始めた!
韓遂「まぁいろいろ検討したけど今月はドラクエ、来月はモンハンで忙しいからやめておこう。さて…今日もみんなでドラクエやろーか!」
韓遂達はゲームを愛しすぎて重度の引きこもりとなっていた…一方その頃長安では…
913 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 18:12:47
張横軍の全兵がモヒカンカットにされていた
914 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 20:22:40
そこに馬騰が単身一騎で切り込んできた。馬騰の乗っている馬は・・・
馬ではなく、茶色いロバである。
916 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 21:13:45
しかし、正式にはロバとアダナにされた馬騰の息子:馬超であった。馬超「ヒヒーン!」
張横「馬騰殿、よりを戻さないか?別れてから気づいたのだ…やはり貴殿の下が一番だったと。」
馬糞「うん、いいよー。」
そんな一言であっさり長安は馬騰の旗下に収まったのだった。これに慌てたのはゲーム三昧してた韓遂である。
920 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 22:20:36
筋金入りのドラクエファンであった韓遂もやっと気づいたのであった…ドラクエ9、いやDQNは糞藝だと…
韓遂「いやいや、まだあわてるような時間じゃない」…といいつつ携帯ゲーム機の利点を生かし地味に移動していた
韓遂があまりにやる気が無いので、韓遂にしたがっていた梁興達は気が気でなかった。
923 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 23:10:33
その頃・・・ 程銀(そういえば韓遂殿はどうしたのかな・・・?)
韓遂配下の武将たちは魏と馬騰、韓遂を天秤にかけて算盤勘定を始めていた。
925 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/13(月) 23:22:57
梁興「韓遂殿と殿は義兄弟でござる!! 悩む必要などありませぬ!! 魏に屈してはいけませぬ!!」
DQNに見切りをつけた韓遂は馬騰に味方すべく軍を率いて長安を目指しはじめた…一方、やっと事態を把握しはじめた魏国の首脳陣は…
魏の領土を侵食する烏丸・匈奴に涼州軍を追い払えば土地を財宝を贈ると持ちかけた。
そのための使者として選ばれたのは…
929 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 00:44:43
四海随一の窓際族として名高い徐庶、 字は元直、魏で最も有能かつやる気のない官吏である
930 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 00:45:22
馬秋である。
そしてともすれば孔明のかませ犬っぽい扱いであり
劉備幕下では撃剣の使い手にして名軍師と讃えられるも転職先の魏では鳴かず飛ばず、魏国の高い物価に苦しみ、ローンだけが増えていく平凡な日々を送っていた
武闘大会で勝ち進んだが曹丕(偽物)の死で決勝が流れてしまいさらにヤサグレていたのだが、この機会に任務そっちのけで単于を君主足りえるか確認することにした
腹に一物抱えた匈奴への使者・徐庶とは対照的に烏丸への使者とされた、弁舌爽やかにして才気溢れる好青年・夏侯和は意気揚々と出発した
935 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 01:15:01
時は流れて長安…張横に合流した馬騰、さらに韓遂たちは涼州男塾と称して日々ガチムチプロレスを繰り広げ、虎視眈々と都を狙っていた…そんな中戦々恐々とする張遼たちの前に現れたのは!
936 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 01:17:06
伝説の名軍師 張松 である。
彼を配下に加えたものは、天下が終わるといわれていた。
評判通り張松の仕えた先はことごとく滅んでおり、もはや涼州軍と流浪の反乱軍として益州に潜む劉備、楊州奪還を交州より狙う周瑜を除けば天下は絶世の名将夏侯楙によりほぼ魏国の物となっていた
938 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 01:42:41
ゲン担ぎな一面を持つ楽進は張松を叩き殺してしまった
張遼「……楽進……」
李典「…何もそこまでしなくとも……」
血まみれの現場に立ち尽くす三人の前に大軍を率いた烏延と夏侯和が現れた!!
942 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 02:25:56
張遼「ラリホー。」
943 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 02:28:27
夏侯和は眠らなかった!
夏侯和「烏丸よりの援軍を引き連れて参りました!さぁ長安を奪回しましょうぞ!!」
李典「これはかたじけない!張遼将軍!楽進将軍!我が軍も出陣の支度を整えましょう!!」
946 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 02:49:37
張遼「ルーラ!」
947 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 02:49:56
楽進は眠っている!
948 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 02:51:11
烏延は深い眠りに落ちている!
949 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 02:51:53
李典は様子を見ている.
張遼は一人長安まで飛んでいってしまった……
夏侯和が全軍の指揮を取ることになった!!
952 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 02:54:39
李典は夢見るルビーを使った!
李典はマヒして動けない!
953 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 02:56:35
夏侯和はザメハを唱えた
954 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 02:57:46
楽進は目をさました!
烏延は目をさました!
しかし、何も起こらなかった。(李典)
楽進が目を覚ました!
956 :
一行で:2009/07/14(火) 02:59:13
烏延は楽しそうに眠っている!
957 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:00:14
李典はニッタリ麻痺して動けない!
958 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:01:16
そして一行はロマリアへ向かった。
夏侯和と楽進は李典と烏延を引き連れ、総勢五万の大軍を率いて長安に攻め込んだ!
960 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:01:36
仕方ないので夏侯和は楽進のみ同行させ、烏延を馬車に乗せた。
961 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:02:35
この時、長安はロマリアとも呼ばれていたのである。
962 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:02:40
楽進「連投しすぎですぞ!」
963 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:03:21
しかし、何もおこらなかった。
一方、魏・烏丸連合軍の到来を知った馬騰たちは…
965 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:06:55
開発・治水・商業・施しの作業に追われていた。
966 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:08:52
馬騰「わしの隻眼は物が見えぬ 。」
967 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:10:20
軍師:程銀「殿。敵は必ずや火攻めで攻めてきましょう。これに対抗する策を考えなければなりません。」
そんな中、魏軍の到来を予測し、一隊を率いて奇襲せんと待ち構える涼州軍閥きっての荒武者がいた…その名も…
969 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:12:52
白虎新書を手に入れた成宜!
970 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:15:34
馬超「程銀の進言は当てにならないな。今から俺が軍師をする。」
夏侯和「やっと烏延殿は目を覚まし、李典殿のマヒも治ったか・・・ム!あれは!?」
ジャーン!ジャーン!ジャーン!
973 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:16:40
この時、成宜は西涼内から一人だけ抜け駆けして【司空】まで昇り詰めていた
974 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:17:41
楽進「メラ!」
夏侯和「き、奇襲だとッ!?・・・ぐ!グワッ!!」
976 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:19:48
同じ軍を率いてるにもかかわらず、夏侯和の部隊は軽く撃破され 一方の楽進は優勢であった。
魔力が暴走した楽進のメラに当たって夏侯和は死んでしまった・・・
978 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:20:54
という噂が、その夜 魏軍の中で流れた。
総指揮官を失った魏・烏丸連合軍は烏合の衆の悲しさからあっさりと壊滅してしまった
980 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:22:49
噂・影武者などあらゆる手を尽くした李典の努力も空しく魏軍は決定的な敗北を喫した
981 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:22:54
李典は夢見るルビーを使った! 李典はマヒして動けない!
ガバッ!!冷や汗を垂らしながら、曹操は跳ね起きた。
楽進・李典は洛陽を目指して敗走、烏延は成宜に恐れをなして降伏してしまう
984 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:24:57
曹操は冥界で自分の今の状況を認識することがようやく出来ていた頃だった。
985 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:25:46
一方、長安についた張遼は
成宜「正義は必ず勝つ!!」
987 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:26:53
道に迷っていた。
988 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:27:16
城壁から魏軍壊滅を見ていた
絶望した張遼は叫んだ!!
990 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:29:02
張遼「パルプンテ!!」
なんと!時空が歪み、世界が崩れていく・・・・・・
992 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:29:46
曹操が生き返った!!
993 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:31:29
ガバッ!! 曹操「夢か…」
時は188年、曹操は春眠を貪っていた
995 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:33:49
カレンダーをよく見ると2188年だった。
996 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:34:09
漢朝が腐敗する中、曹操は…
997 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:34:44
曹操「自動車が空を飛んでるお。」
通販の身長法を試していた
999 :
無名武将@お腹せっぷく:2009/07/14(火) 03:35:51
次スレ 青年曹操、チビに悩む
1000なら改めて188年からスタート
1001 :
1001:
立 新 / ,、r'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`';,、 ,r';;r" _ノ と 何
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ね い //;;/´ `' 、;;;;;;;;,,l;;' /ヽ す 1000
ば ス /.,';/ ヽ;;;;,l;L_ .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;i か を
い レ l |;|┌--‐フ ┌----、、 |;ヾr''‐ヽ, ,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;く !! 超
か ッ i |l ~~__´ 、 ``'__''''┘ |;;;;;l rO:、; ´ ィ○ヽ 'i;;;;;厶, え
ん ド l _|. <,,O,> 〉 <,,O,,> |;;;;;| `'''"/ `'''''"´ !;;;;;;;;ヽ た
の を ._ゝ'|. / 、 |; ,' / 、 |;;;;;;;;;;;;;レ、⌒Y⌒ヽ
う 「 | | ( ) .ソ l ,:' _ ヽ .|;;;;;;;//-'ノ
ヽヽ | _,ニ ニ,,,,,_ ', ゞ,' '"'` '" i;;;;;i, `' /
⌒レ'⌒ヽ厂 ̄ `| ,、ィ-‐''__'''‐-`,、 '' .', i、-----.、 `''"i`'''l
人_,、ノL_,iノ! . ', :i゙''''''''''`l' ` _人__人ノ_ヽ ヾ゙゙゙゙ニニ'\ ,' ト、,
/ ヽ L__」 「 で 書 Lヽ ヽ〈 i| Vi゙、
ハ ワ {. ヽ. -、、、、 ' ノ き き 了. ゙, ,ヽ===-'゙ ,' , // ヽ
ハ ハ ヽ. ハ ) ん 込 | ',.' ,  ̄ , ' ノ //三国志・戦国板
ハ ハ > /|ヽヽ、___,,,,、 'く み > ヽ.  ̄´ / ,、 ' /
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