1 :
1 :
2006/03/11(土) 01:00:40 面白いよね。
2 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/03/11(土) 01:11:48
これは一体?
4 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/03/11(土) 13:45:04
北方三国志を語れる男たちは既に姿を消したと受け取れるが。
この名前のスレ確か前にもあったろ
6 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/03/12(日) 21:04:31
張飛の野戦料理でらウマソス。
7 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/03/14(火) 23:19:38
4 5 6 そうとしかいえない 1 それでどうするのか
8 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/03/16(木) 09:46:41
>>6 水滸伝完結記念パーティーの番組で子豚の丸焼きが映っていたよな。
生後二三ヶ月の乳だけで育ってきた子豚のヤツだったよな。
10 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/03/29(水) 12:34:58
誰かこの糞スレ盛り上げろ
11 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/03/29(水) 20:01:45
確実に人任せスレッドに成り下がっております。
12 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/05(水) 06:54:52
北方三国志・第十幕、幕おろし。
誰か十一幕立ててくれ。おしいよ。
こんなもんでいいよ。 前スレだってまともなレスなんて数えられる程度しかなかったし。
>>13 明日、スレッドの立て方を覚えよ。
そして自由な副題をつけるのだ。
おぬしならできる。
期待してるぞ。
16 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/07(金) 23:07:30
確実に人任せスレッドに成り下がっております。
おい、こんな、糞スレを、たてないでくれ
18 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/09(日) 03:06:55
そもそも 我々は闘わずして 敗れた フヌケの 集まり と いうことで。 こんな クソスレッドに アクセス する度に 感じているだろっ!
やっぱ十一幕たてろや、だれか。
このスレでいいだろ
11幕という名前が欲しいな。 長寿スレはタイトルで表すべき。
23 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/12(水) 20:25:02
名前を欲しがる評論家。
>>7 4 5 6 そうとしかいえない
よし 殺 そうとしかいえない
かとオモタ
25 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/12(水) 22:11:15
なんだか、もう嫌だよ。
全員、スレ立てられねぇのか!? だめだこりゃ。
27 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/13(木) 04:31:55
北方小説から男の生き方を読み取った者は 今水滸伝か何かを読み進め、あるいは実生活で闘っている。 そうではないクズが新スレッドを立てる立てないとホザいている。
みんな仲良くしようよ 北方三国志のFUNだろ?
最近北方読み始めますた。 今二巻。 で、ここでスレ見つけて、「わっほう!北方スレ!」 と思ったのもつかの間、何、この流れ……〇| ̄|_ ちきしょう、まあいいや。とにかく、 呂 布 が 好 き だ ! ! 謡との話には思わずほろりときてしまったよ。 かっこいいな、北方呂布。
30 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/13(木) 13:32:08
張飛張遼趙雲張繍
>>29 俺も最近やっと読み終えたとこなんだが、
前スレ?と、このスレの流れ見てがっかり。
何なのこれ?
11幕たてれや。 流れよくなるはず。
三戦板に立てるのがそもそもの間違い
誰もスレ立てできんのね
冬の時代。
36 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/17(月) 05:09:26
もう4月だよ
>>1 お願いします。
過去の十幕も忘れたくないんです。
>>1 お願いします。
過去の十幕も忘れたくないんです。
40 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/22(土) 21:18:11
北方ハードボイルドの対極に立つ、誇りを捨てた物乞いの様なヤツらだな、おまいら。
41 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/22(土) 23:00:43
「揉む」の活用 揉む→揉み上げる→揉みに揉む
孫権と張衛は似たような者。
43 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/23(日) 03:31:55
ハバナ産の葉巻をくゆらせ、 ブランデーグラスを回しながら、 天下三分の計を説く、 そんな孔明が見たかったです。
ここを11幕にするのか。
45 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/25(火) 05:28:03
北方三国志を読んで、初めて荀ケのすごさが理解できた。 もし、蜀の漢中争奪戦の時に荀ケが健在で、曹操が荀ケと 共に出陣したとしたら、孔明もすんなり漢中は奪えなかったかも?
>>38 クン、
君はとっても好感がもてるが、何故
自分でスレを立てようと思わぬ?
君が十一幕立てたら、応援するぞ。
死の調練とか野戦料理とか、やたら張飛が目立ってたよね。 妙に心理描写も多かったし。
北方の司馬懿はドMの変態
曹丕が死んだときに司馬懿が涙を流してたのを見て、 俺もちょっと涙ぐんじゃったよ。電車の中で。
>>40 お前のようにアホの上に性格が悪いと
始末におえんのだ。
アディオス、クカラーチャ!
52 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/04/28(金) 22:46:43
北方が面白いんじゃなくて三国志が面白いだけ
北方の馬超が好き。 最後も奴で終わるし
北方呂布カッコ良すぎる。妾でいいから側においてほすぃ(*´Д`*)
こないだ読んだんだけど、人それぞれの性格だとか 戦争の具体的な描写とかは深いんだけど、 なんか物語に深みがない感じがしたなあ。 人物やサイドストーリーを省き過ぎたせいかな。
57 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/05/04(木) 12:18:34
11幕たってますよ。
58 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/05/05(金) 21:15:20
北方三国志と言えば南部VS安東VS伊達
惜しい
60 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/05/11(木) 11:34:10
何か、幻を見せられているような感覚に襲われた。
>>1 による、このスレを第十一幕にも、ただの糞スレにも見させられている感覚。
61 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/05/13(土) 23:47:50
北方三国志ってバルト三国のことかと思ってた
62 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/05/17(水) 12:44:02
過去スレに入っちゃうぞ。
63 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/05/23(火) 20:46:12
なあ、いいともに北方謙三がでたとき、 北方は、吉川晃司から紹介されて、それ から、宇梶ナントカを紹介したよなあ。 北斗の拳・ラオウ純愛ナントカ、でラオウ の声をした奴。 あの二人が実写版・北方三国志に出ると したらどんな役処だろうか? 宇梶=関羽 吉川=趙雲 か。 それにしてもあの三人はプライベートで どんな話をしているのか気になる。
64 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/05/25(木) 17:27:10
63。それが全レスだった。
65 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/05/25(木) 22:51:54
自分に、これからの道があるなら、矢が当たるわけはない。天がそれを決める。 更に二歩、劉備は馬を進めた。矢が数本、耳元を掠めた。
ながれなーがーれーてぇいつーか
>>65 なにかが、躰を貫いていった。背中から胸へ。光か。そう思った。
光に貫かれたような気しか、しなかった。
家が、燃えていた。
68 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/05/31(水) 01:44:32
70 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/05/31(水) 12:21:44
ワンフレーズ。
>>68 の知力の限界がまさしくそれであった。
71 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/05/31(水) 16:02:24
72 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/02(金) 07:01:43
肌に粟が立つ思いであった
73 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/02(金) 07:33:33
74 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/02(金) 19:53:48
知力ランク SS 諸葛亮、周喩 S 曹操、司馬イ、ジュンイク、カクカ、ロシュク、ホウ統、張招 A カク、テイイク、陸孫、除庶、ジュンユウ、曹エイ、石岐 B 孫権、曹否、袁招、馬ショク、馬良、法生、孟達、陳宮、伊貞、陳群、劉表 C 呂蒙、関羽、張衛、董卓、劉備、孫堅、張寮、鮮香、ビジク D 趙雲、孫策、張飛、呂布、馬超、夏候惇、張コウ、韓当、魏延、陵統、孟穫、キョウイ E 曹真、李典、劉禅、心配、曹仁、黄祖、徐盛 F 袁術、夏候炎、楽進、袁兄弟、顔良、分醜、公孫さん、陳礼 G 劉章、張魯、韓複
75 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/05(月) 20:06:38
周ュは孔明の術中にはまり、 激昂して血を吐きながら 死んだ。 孟達は関羽に援軍を送らず 劉備の怒りを買い、魏に 降った。 更に孔明と繋がるが、魏に 対する機を誤り仲達に討た れた。 北方三国志随一の無節操な 裏切り者。
76 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/05(月) 20:45:49
77 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/05(月) 21:10:38
孟達の評価の低さについては北方自身が語っていたよ。 インタビューで、登場人物はみんな魅力的ですね、みたいな 三流問答に対して、「いや、裏切り者も描きましたよ。」 って。
78 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/05(月) 21:24:15
成玄固?
79 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/05(月) 21:43:52
は?成玄固がなにか? 洪紀が育てた馬の売りさばき役のオリキャラでしょ? 11幕の誰かが、成玄固は関張と同格とか、なんとか いってたけれど。もともと、烏丸の丘力居に馬を奪 われて、闘う事すらためらってた。劉備から、 「そなたが奪われたのは、馬のみならず。誇り。」 とさとされて闘った。 馬、赤兔馬の治療に当たったのが大役だったが、関 張と同格という読み取り方は理解できない。 知力や武力のランク付けなんて、そもそも個人の感 情移入で、どうにでもなるから、kwsk説明してほしい。
80 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/05(月) 22:13:44
81 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/05(月) 23:12:27
呂布のキカ五百。 カタカナ部分を正しく漢字変換できる者 はいないか。
おほほ
83 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/05(月) 23:24:01
吉川、現れたか。
84 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/05(月) 23:24:07
吉川、現れたか。
なんて平和なスレ…
86 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/05(月) 23:55:37
吉川、現れ、 北方、現れ、 ・・・・・ 宇梶、現れる。 いいとも。
87 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/06(火) 15:59:03
呂布のキカ五百騎。まるで、一頭の黒い獣のようにみえた。 ・・・ 是非一度見てみたかったものだ。 1990年頃、角川映画「天と地と」。武田対上杉。赤装束の 上杉布陣に黒ずくめの武田騎馬隊が錐陣で突っ込む場面が 当時、テレビCMでくどい程流されていた。 当時、技術躍進しかけていたCGハイテクが持てはやされる 中、角川春樹は何十億円かけてこの実写映画を製作した。 薬をうちながら。 薬のせいで、ストーリーはワヤだったらしい。そのため、 今となっては、ビデオレンタル店に行っても拝めない。 北方三国志の呂布の騎馬隊を実写映像は望めないものか。
88 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/06(火) 16:05:06
誤:騎馬隊を 正:騎馬隊の キーカ キカ キーカ キカ キーカ キカ キーカ キカ
おほほ
90 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/12(月) 20:03:23
>>68 おい、お前が消えてどうすんだ?
過去スレに入っちゃうぞ。
91 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/12(月) 20:13:42
小野とバショクが被る件について
93 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/14(水) 15:34:33
へぼいのはディフェンスと監督だよ。 先制してんだから最悪引き分けで よかったんだよ。
94 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/14(水) 16:52:43
馬ショクの功名の焦りで蜀は撤退を余儀なくされた。 長安を落とせる。みながそう信じていた。 猛勇、魏延も泣いていた、と、聞いた。 だが、孔明の前では魏延はその情動を微塵も 見せなかった。 私にだけは心を閉ざしている、この男。 孔明は思った。 孔明は、魏延の脇臭を嫌っていただけでは、 なかった。
おほほほほ
96 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/14(水) 23:28:53
カイザースラウテルンにて サポ「念を押すわけではないが、一点を守るのだ。余計なことは考えるな。ひたすら、一点だけを守ればよい。 やがて終了の笛が鳴るだろう」 小野「十分耐える、と思っていてよろしいのでしょうか?」 サポ「十分。長くて十二、三分。」 サポ「小野、愚直になれ。守る時は、それが最も強い」 豪州が目の前に迫ってきた。 さすがに、3TOPの圧力が全身を襲ってくる。 小野は、それに耐えていた。ぶつかってから十分。まだぶつかってさえいないのだ。 豪州のFWは、全員が長身だった。押しつぶされそうな気がするほどだ。 あれは危険ではないか、と小野は思った。見上げるたびにあの高さに玉が上がったらどうなる、という恐怖が襲ってくる。 守るための攻撃もある。小野は、そう思い続けていた。 小野「福西」 小野「私は豪州のDFを攻める」 福西「なにをいわれます」 福西の顔つきが変わった。 小野「勝ち点を守るということを考えると、それが最上だ。近づいてきた豪州のDFをエンジェルパスで攻める。 しかる後に、いまの防備の陣を敷き直す。」 福西「小野殿。どうかおやめください。ここで耐え抜けば、十分以上は一点を守れます」 小野「私は二点目を取りたい。出国前に言ったではないか。WCで点を取ると。それで海外に返り咲ける」 前線に拠り、エンジェルパス。まさに兵法にかなったものだ。サポは、現場を見ていない。 そして自分は、現場に立っているのだ。
97 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/14(水) 23:29:49
小野は、焦っていた。豪州が、いきなり日本のDFに襲いかかると、瞬時に蹴散らし、一点を取ったのだ。 エンジェルパスを出そうにも、味方は自陣で、おまけに前方には豪州のDFが迫っていた。 これは、現実ではないのだ。何度も、そう思おうとした。二点目になると、小野の周りにいたDFもいなくなった。 三点目になると、小野は抑え難いほどの恐怖に苛まされた。 後方で、長い笛の音が聞こえた。 味方の中に駆けこんだ時、ピッチのそばに立っている福西と眼があった。無表情だった。 驚くべきことだが、三点のすべてを、小野投入後の十分に取られていた。 宮本も川口も八十分の猛攻を受けながら、一点も失ってはいなかったのだ。 中澤「身がふるえるほど、惜しかったと思う、と茂庭が頭を丸めていた」 土田「粘りについて、悪いといっているサポはいない。惜しかった。かぎりなく惜しかった。 みんなそう言っているだけだ」 中田「この国をあげての、戦であった。サポは、何年のジーコに耐え、この戦を支えた。そのサポの前で、 小野の首をはねられるべきだと思う。それが、ルールというものだ」
すげーなオイ! あぁ…でもなんだか憂鬱になってきた('A`)
99 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/06/15(木) 02:33:13
>小野「私は二点目を取りたい。出国前に言ったではないか。WCで点を取ると。それで海外に返り咲ける」 本当に言ってそうで欝だ。 今回の四年間は代表で若手も育てず、ピークのメンバーをそろえてきたんだよな。 云わば次のWCをある意味捨てて、今回の勝利のための布陣、いうなれば日本にとって乾坤一擲の勝負でもあった。 そのリーグの緒戦、先制点を守りきり勝ちつつあったのに、リーグ突破が見えてきていたのに... 蜀の将兵もこんな気分だったのかorz
>蜀の将兵もこんな気分だったのか 戦争やめて帰りたいって心境だと思います
張飛が綺麗なジャイアンのような男前になってたのが 印象深かった
張衛が、好きです。
103 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/07/01(土) 17:08:04
そうだな。
104 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/07/01(土) 17:26:44
北方三国志を読み返す。軍市の星。 第九巻といえば。張衛がエンリンをやる前の話。 張魯が曹操に降伏する直前、張衛が 最後の抵抗をみせる。 ここに張衛に貸しがある、と馬超が加担する。 第九巻、既に張衛は何の魅力もないキャラに 成り下がっている。 北方三国志読本には馬超と張衛の友情について 書かれた部分があるが、ここは読むとしらける。 男と男が量りあい共に手を組む相手に値する、 そう感じた時に友情は成立しうる。 この時の馬超には張衛に対して既にそれが 無かった。 俺は、曹操に戦って負けた。 と言う自負が馬超にはあった。 積んだ石を切り落とし、張ゴウに抗戦した馬超 と張衛。だが、張魯が既に教祖から普通の人間 に成り下がり降伏をし終えていた。 張衛、悲しい男だ。 身近にも、三十過ぎて 夢がある、気象予報士になりたい、アーティスト になりたい、という張衛がいるのには笑って しまう。
正史が基準なんだが、なぜか華雄を関羽が斬ってる。
106 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/07/01(土) 17:39:56
107 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/07/01(土) 17:40:04
草原が燃えていた。 火は広がることはなく、一筋の煙をageているだけだ。 男は息を凝らした。煙は次第に次第に近づいてきて やがてそれが土煙である事も見て取れるようになった。 馬の姿が現れた。 男が片手をageて、・・・しばらく間を置いて・・・ 振り下ろした。 男の両側にいた二十六騎が一斉に走り始めた。 六百頭の馬。向かってくる。まるで馬ではない別のもの のように見えた。地、そのものが動いている。 二十六騎のうち十六騎が横に回った。馬群の後方にいる 数十騎。土煙を浴び、顔を伏せている者が多い。 切り落とし、蹴散らすのに、大した時はかからなかった。
108 :
無名武将@お腹せっぷく :2006/07/01(土) 18:01:40
対張魯。曹操軍の先頭にたったのは張ゴウと朱霊だった。兵士は 大量の木材を担いでいた。桟道の修理が初めの仕事であった。 降伏した張魯。漢中に入る曹操。 切り立った崖。それでもそこを通ろうとしてきた先人たち。 それを1800年前の曹操や孔明も修復して通ろうとした。志のために。 さすがに許チョが馬から降り、曹操の馬の轡を取った。 「こんなところでも、人は通ろうとするのだな、虎痴。」 曹操は、魏公だろうが何だろうが許チョには殿と呼ばせ、許チョを 虎痴と呼んだ。 桟道。真新しい板が敷かれたところがかなり多かった。そこだけ馬蹄 の音が変わる。乾いた音。 曹操は眼を閉じ、その音を聞き分ける事に集中した。 馬蹄の音には、流れの音が入り混じっていた。
麾下