ベルばら三国志第4巻

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1無名武将@お腹せっぷく
曹操(いつか来るはずの日だった……
    避けようの無いこの時だったんだ…)(涙)

曹操(お…お!!)(思わず顔を伏せて走り出す)

曹操(神よ!なぜ私の青春のひとときに彼をおきたもうた!?
    なにゆえに広き漢に生をうけし我ら3人を結びあわせたもうたのか!?

    さらば……!! さらば関雲長
    わが青春の夢 燦爛として胸に満ちた淡き思い

    お…お…いま!!
    さらば さらば わが遠き日々……!!)(号泣)
2無名武将@お腹せっぷく:2005/07/21(木) 19:09:57
スレあげ乙です。
3無名武将@お腹せっぷく:2005/07/21(木) 19:10:18
三国志をベルばらをはじめとする、少女漫画風にアレンジして楽しむスレです
1:使用可能作品
 ・少女漫画雑誌に掲載されていた作品(途中で他系統の雑誌に移った作品でも可)
 ・連載終了して5年以上経過している、または20年以上連載が続いている作品
  (ガラかめやパタリロはまだ連載が続いているけど、長寿漫画だからアリ)
 ・それなりに知名度の高い作品
  (連載期間は短くても、例えば岡田あーみん作品はかなり有名と思われるのでアリ)
 ・文庫版が出てる作品

2:出典は名前欄に入れる

ベルバラ風 三国志
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1057232599/
ベルばら風三国志2巻
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1071148301/
ベルばら風三国志3巻
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1096631328/

まとめサイト:ベルばら三国志
ttp://berusan.hp.infoseek.co.jp/
4魔玉 ◆TLOxROt30I :2005/07/21(木) 19:11:35
こんなキモイスレあったんだ( ^∀^)ゲラゲラ
5かに:2005/07/21(木) 19:19:56
がんばってますね
6無名武将@お腹せっぷく:2005/07/21(木) 19:25:49
>>1
乙です
7無名武将@お腹せっぷく:2005/07/21(木) 20:29:13
>>4
荒らすな。人類の恥。
8無名武将@お腹せっぷく:2005/07/21(木) 20:31:31
反応するなよ、みっともない
9無名武将@お腹せっぷく:2005/07/21(木) 20:38:32

10×−ペケ−:2005/07/21(木) 23:23:35
 〜『雨月物語』より〜

曹操「関羽しょうぐーん」
張遼「財宝あげる――」



関羽「オレは…義兄を裏切る事は出来ない…」


11×−ペケ−:2005/07/22(金) 06:05:45
>>10
うはワロタ
元ネタバレンタインデーの話だっけ
あの先生のネタ多いよな
12無名武将@お腹せっぷく:2005/07/22(金) 06:06:20
ゴメン普通に名前ミスしてた
13王家の紋章1/3:2005/07/22(金) 07:37:54
馬岱「いやよ そばへこないでっ」 (小刀を構える)
女官「馬岱さま」
馬岱「ほうっておいて
   魏延軍の衣装などぜったい身につけないわっ
   わたしは西涼人よ ぜったい ぜったい 着ないわっ」

魏延「なに 馬岱が……」
女官「申しわけございません 魏延さま……
   油断したすきに そばの小刀をとられて……」
魏延「よし わかった すぐにまいる……
   ふ…… まことに手間のかかる男よ」

馬岱「もう魏延どのの言いなりにはならないわ」
魏延「なにを手こずらせている 馬岱よ……」
馬岱「え」
魏延「さあ……その小刀を返せ」
馬岱「魏延どの」

魏延「さあ おとなしく……女官の言うとおり着がえよ
   そなたが唯人を切れるはずはない」
馬岱「い いいえ 寄らないで 魏延どの
   魏延どの わたしにかまわないで
   わたしは西涼人よ どうかこのまま……」
魏延「なにを言う……そなたはわたしの部下になる男……」
馬岱「い いいえ 来ないで魏延どの 来ないで──っ」
魏延「さあ……」
馬岱「来ないで  いや   あ」 (魏延に腕を掴まれる)
14王家の紋章2/3:2005/07/22(金) 07:40:13
馬岱「魏延どの はなして はなして
   な なにを なにをするの魏延どの 魏……」

  「きゃ───っ」 (池に沈められる)
   
   ザバー (引き上げられる)  

  「きゃあ  ゴホ ゴホッ
   なっ なにをするの魏延どの  魏延どのっ」

魏延「ふ……
   冬の水はさぞ……冷たいであろう」
馬岱「え」
魏延「傷が癒えたばかりの身には……着替えねば病になるぞ」
馬岱「あ   あ〜〜〜〜〜…」 (涙を浮かべる)
魏延「女官
   馬岱を祝いの宴に連れていく
   わが蜀 わが軍の衣装に着替えさせ 支度をさせい!」
女官「かしこまりました 魏延さま」
15王家の紋章3/3:2005/07/22(金) 07:42:15
馬岱「ああ……………従兄上 従兄上」 (号泣)
  (寒いわ 寒いわ 体がこごえて気がとおくなってしまいそう……
   寒い〜〜〜〜)

魏延(傷が癒えたばかりの身では…着替えねば病になるぞ)

馬岱(魏延どの… 魏延どのはすべてを計算して わたしを水へ………)
女官「さあ 馬岱さま 魏征西大将軍のご命令です
   お召しかえなさいませ」
馬岱「い いえ…
   いいえ 魏延どのの言いなりにはならないわ  いやよ」
女官「馬岱さま
   たとえ西涼馬氏の一族であろうと ここは魏延さまの幕舎です
   魏延さまのご命令には さからうことは許されません  さあ」

馬岱「いや───っ」
  (従兄上 従兄上 助けにきてよ───っ

   わたし  西涼へ帰りたい 西涼へ帰りたい
   わたし 魏延どのから逃げだせないの〜〜〜〜〜っ)
16無名武将@お腹せっぷく:2005/07/22(金) 08:33:28
>>13-15
可哀想な馬岱に涙しつつも’`ァ,、ァ(*´Д`) ’`ァ,、ァ
17無名武将@お腹せっぷく:2005/07/22(金) 14:52:07
>「いや───っ」
>(従兄上 従兄上 助けにきてよ───っ
>わたし  西涼へ帰りたい 西涼へ帰りたい
>わたし 魏延どのから逃げだせないの〜〜〜〜〜っ)

死人に助けを求める馬岱モエス
18無名武将@お腹せっぷく:2005/07/22(金) 17:41:56
馬岱テラモエス
19無名武将@お腹せっぷく:2005/07/22(金) 22:14:31
諸葛亮にぶたれ魏延に池につけられ女官にまで偉そうにされる馬岱モエス
ひどい目にあってると何故かモエス漢
20無名武将@お腹せっぷく:2005/07/23(土) 00:26:26
まことに手間のかかる男モエスw
21ちびまるこちゃん1/6:2005/07/23(土) 01:55:02
劉備「うれしいなったら うれしいなっ もうすぐ漢中平定 漢中王になるんだよ たりっ たりっ♪♪♪」

劉備「ねえねえ孔明 ○虎将に何人くらい任命してもいいかな?」
孔明「5人までにしなさいよ」

劉備「え─── 五虎将なんて少なすぎるよ 
   玄徳付き合いが広いからさあ ざっとみつもっても二十五虎将は任命したい」
孔明「バカッ」

劉備「たった5人しか選べないなんて これから先の主従関係にヒビがはいるなァ」
孔明「なにナマイキなこといってんのよ」

主君なりにも 付き合いというものはあるのだ

劉備「まず雲長は絶対入れるでしょ それから………趙雲でしょ………」
孔明「あ そうそう我が君 このあいだ李恢さんとお話したら 
   孟起ちゃん お友達がいないって困ってらしたから 五虎将に入れてあげなさい」

劉備「え──────っ ぜ────ったい イヤッ なんで馬超なんて入れるギリがあるのよ」
孔明「そこをなんとかさあ 孔明もう李恢さんと約束しちゃったもん」
劉備「知らないよ そんなこと 馬超に友達がいないのなんて 本人が悪いもん
   ほっときゃいいじゃん こんなやつだもん↓」

   馬超『アナタは皇帝の座をねらっていますねっ ズバリそうでしょう』

劉備の力説は正しいと思う
22ちびまるこちゃん2/6:2005/07/23(土) 01:56:44
孔明「ダメッ 我が君がなんていったって 孟起ちゃんは入れることっ」
劉備「……………」(涙)

どんなにイヤでも軍師の意向にはさからえない

劉備「でもさでもさ 古株の中に新参者がひとりだもん 馬超だってなりたくないっていうよ きっと」

この反論はなかなか説得力があるな………と我ながら思う劉備であった

孔明「あ……… そうねェ 馬超君もいにくいかもねェ」
劉備「そ─でしょ そ─でしょ ズバリそ─でしょ ホラね 入れないほうがいいよ」

孔明「そうだっ いいこと思いついた」 パシッ
劉備(なっ 何を思いついたんだか この人は………) ぎくっ

孔明「黄忠クンも入れようっ そうすれば新顔の降将 ふたりじゃん」
劉備「は?」(汗)

劉備「孔明……… 玄徳もういいよ……… 漢中王になんなくてもいい………
   馬超と黄忠を侍らすくらいなら 玄徳ひとりでのん気に 楼桑村でムシロを売る生活を楽しむよ………」(涙)
孔明「ま〜〜〜た そんなこといって……… ほんとはみんなと漢中で過ごしたいくせに」

孔明「あ そうそう 忘れちゃいけない 張飛殿も入れなくちゃね」
劉備「えっ」

劉備「翼徳……… 酒がらみの出番きりの イロモノ担当だと思ってゆだんしていたら………
   あの人は大将軍の座を狙っているね……… ズバリそうでしょう」
23ちびまるこちゃん3/6:2005/07/23(土) 01:57:34
劉備「………で定員5人のうち すでに3人は決まったってワケ?」
孔明「そりゃそうよ 孟起ちゃん 黄忠クン 張飛殿で3人でしょ」
劉備「そんじゃ あと二人しか選べないの?」
孔明「あとはあんたと(?)関将軍でしょ それで5人じゃないの 決まりね」

劉備「えっ やだ ちょっとまって お願い あと趙雲だけでもオマケしてよ」
孔明「も〜〜〜 うるさい主君だねェ しょうがないね そんじゃ大マケにマケて 趙雲殿も入れてよしっ」
劉備「ホ……… やった」

こんなところで大安売りされているとは 趙雲も知るまい

劉備(あ── でも まさか爺馬コンビと翼徳まで入れるハメになるとは………
   楽しくしたい漢中王就任なのに この心の重さは……… いったい………)

劉備「簡雍さあ 晴れ舞台がつらかったことってある?」
簡雍「は? 大将どうかしたの?」
劉備「玄徳は……… 玄徳は もうすぐつらい漢中王就任の日がきちゃう どうしよう」(涙)
簡雍「ちょっ……… ちょっと やだ おちついてよ」
24ちびまるこちゃん4/6:2005/07/23(土) 01:58:32
〜翌日〜

劉備「いってきます」
  
   孔明『孟起ちゃんと黄忠クンにしっかり「五虎将になってね」っていうのよ』

劉備(なんで……… たのしいはずの漢中王就任が………
   いったい いつ このスレの何レス目からこんな運命になったんだろう)

「一寸先は闇─────」 そんなことわざが劉備の胸を去来していた

麋竺「オハヨ──」
劉封「オハヨ──」 ざわ ざわ

劉備「馬超君 あの──………」
馬超「なんですか わたしの生き方になにかギモンな点でも?」

劉備「そんなんじゃないよォ あのね こんどの日曜日ヒマかなァ」
馬超「わたしがヒマだったらなんだというのですか」

劉備「五虎将の任命式にきてほしいんだけど………」
馬超「えっ なんですと とっ 殿は 官位任命のためにわざわざ集会などを開いているのですか?
   ひょっとして 暴走族じゃ……… ズバリそうでしょう」
劉備(だからやだって言ったんだこいつは………)

劉備「べつにイヤだったら来なくてもいいよ」
馬超「いいえ 行かせて頂きます その集会とやらをこの目で確かめ 正義を守る義務が 錦馬超にはあります
   ちょっと 馬岱にも連絡しましょう」 ダッ
劉備「おいおい 余計なことしないでよ」

劉備(このうえ馬岱までくることになったら……… もうわたしゃ失踪するよ
   馬岱にだけは 聞かれないように気をつけよう)
25ちびまるこちゃん5/6※おわり:2005/07/23(土) 01:59:10

劉備「黄忠クン………」
黄忠「なにか用かい ベイビー」
劉備「こんどの日曜日 五虎将の任命式をやるからきてほしいんだけど………」
黄忠「へ〜〜イ それはナイスな企画だね ボクの歳の数だけ 魏将の首級を持っていくよ フ………」
劉備「……………」(汗)

魏延「劉備さん」
劉備 ギクッ
魏延「漢中王に就任なさるのですってね おめでとう」
劉備(ど……… どうしてそれを………)

魏延「五虎将任命式 今度の日曜日でしょ? 
   ごめんなさい どうしてもピアノの発表会に出なくちゃならなくて……… 行けないの
   せっかく五虎将にお誘い頂いたのに残念だわ………」
劉備「ハア………」
  (誰がいつ誘った? ねエ?)

劉備「雲長 趙雲 こんどの日曜日きてね」
関羽「うん」
趙雲「楽しみだなあ」

劉備「それでね みんなの良く知らない 馬超っていう子もくるの」
関羽「ふうん いいよ べつに」
趙雲「仲良くなれるかな」

劉備「それでね みんな知ってる翼徳と黄忠クンもくるの………」
関羽「ふうん…… いいよ べつに」(汗)
趙雲「仲良くなれるかなナ」(汗)

※関羽がこの場にいるのはネタスレってことで、見逃して下さい。
2621-25:2005/07/23(土) 02:00:15
番号の振り分け間違えました。これで終わりです。
27無名武将@お腹せっぷく:2005/07/23(土) 02:50:09
>馬超『アナタは皇帝の座をねらっていますねっ ズバリそうでしょう』
孟起ちゃんワロスw
大安売りされてる趙雲とかベイビー言うとる黄忠とか
全体的におかしいのに、何かしっくりくる…GJ
28無名武将@お腹せっぷく:2005/07/23(土) 19:00:21
>黄忠「へ〜〜イ それはナイスな企画だね ボクの歳の数だけ 魏将の首級を持っていくよ フ………」

幾つ持っていく気だ、幾つ!w
29無名武将@お腹せっぷく:2005/07/23(土) 21:35:05
元ネタ知ってる!
誕生日会でしょ!なんかキャラが妙にあてはまてってウケルw
30無名武将@お腹せっぷく:2005/07/23(土) 21:47:09
キモスレ晒しage
31無名武将@お腹せっぷく:2005/07/23(土) 21:50:15
皆さん!わかってると思うけど>>30はスルーでつよ(`・ω・´)
32無名武将@お腹せっぷく:2005/07/23(土) 21:59:37
ハマリ役であろう花輪君―馬超、丸尾君―黄忠を
逆に据えた>>21-25に脱帽。


魏延がピアノの発表会…。
33無名武将@お腹せっぷく:2005/07/23(土) 22:01:14
花輪馬超妙にはまっててワロスww
34無名武将@お腹せっぷく:2005/07/23(土) 22:01:18
>>32
逆、逆!!
35王家の文盲1/3:2005/07/23(土) 22:58:30
あらすじ:街亭にて水の確保に苦労する蜀軍

王平「もうすぐ夜が明ける 夜が明けてくると 魏軍の熱気がたちこめてきて……… ムンムンしてきたわ………
   今日から逆落としだわ 司馬懿相手の逆落としはつらいって聞いた……… 弱音を吐かないように」

兵A「う………ん う………ん 水を………くれ」
王平「お水ね」

王平「お水ってこれ………………? うわ── 汚い……… 泥水だわ
   飲み水はどこにあるの?」
張休「うるさいぞ それが飲み水だ」
王平「これ? こんなもの飲めば病気に」
張休「だから 体力がないやつが先に死ぬ」

王平「え……… あっ この人病気じゃないの」
兵B「しっ だまれ」
王平「でも悪性の病気なら 早く手当てを」
兵B「だまれ 悪性の病人がいると知れれば おれたちは皆殺しだ 馬謖様は常に幾十万の奴隷兵を持っている」

王平(蜀漢は 民や奴隷兵の労働力で築かれた 巨大な白帝城 剣閣の砦や蜀の桟道 
   機械もなにもなく 民や奴隷兵の労働力で………)
兵B「病気が発生すれば──── 馬謖様は陣を守備している人間もろとも………閉じる!」
王平(あとは ハイエナとハゲタカの…………食糧の世界!)

〜〜王平の妄想〜〜
   
   ハゲタカ『ギャ──── ギャ────』(蜀兵の死体の山に群がる)
   ハイエナ 『ギャ──── ギャ────』(蜀兵の死体の山に群がる)
   馬謖 『ははははははは……… ははははははは………』

王平(馬謖殿……… 馬謖殿はわたしを………) ゾ〜〜〜
36王家の文盲2/3:2005/07/23(土) 22:59:39
王平(今はそんなこと考えるのはよそう 今は生きるために 何よりもまず 飲み水を作ることが先決だわ
   汚水をろ過する方法は………… え───と……… ………と………と それから…………)
黄襲「王平殿………?」

王平「黄襲 石を集めて これぐらいの石とジャリと………砂と………」
黄襲「なにをするんです 王平殿」
王平「飲み水を作るのよ 早くして」
兵B「飲み水!」
王平「あなたも手伝って」

張休「きれいな水だって?」
李盛「飲み水?」
王平「明り取りにたまっている灰を………………」
兵C「ハピの戦士がいるぞ」

王平「少し朽ちているけどこれを使うわ(樽を用意) 黄襲殿 わたしがいう順に石と砂を入れて」
黄襲「はい」

※ろ過装置完成
王平「できたわ 上から泥水を入れて」
黄襲「はい」 ザ────(樽に水を入れる)

チロ チロ(ろ過装置から綺麗な水が出る)

王平「できた ほらきれいだわ これを明かり取りの火で沸騰させれば 安心して飲めるわ」
黄襲「王平殿!!」
兵達「お─────っ きれいな水だ」 わ──── わ────
兵達「水だ 水だ」

王平「あれはもっとも原始的な 水をろ過する方法なのよ」
黄襲「王平殿 あなたは………」(王平の足元にひざまずく)
王平「ま 何をするの 黄襲殿」
37王家の文盲3/3:2005/07/23(土) 23:00:55
黄襲「あなたはきれいな水を作った うわさ通り……… 黄河の女神の落とし子ですね」
王平「えっ 違うわよ わたしは王子均よ」

兵D「黄河の戦士………」
兵E「戦士ハピの文盲だ」
兵F「黄河の戦士 ハピの文盲!」
張休「ハピの文盲だ!」
李盛「ハピの文盲だ 黄河の戦士ハピの文盲だ」
兵達 わ──── わ──── わ──── わ────

王平(とんでもないことになっちゃたわ 魏の人間なら誰にだってできることよ)※王平は魏の降将

〜一方、救援に駆けつけた孔明ら〜

魏延「丞相」
孔明「王平と申すあの漢……… それとなく様子を ずっと見つめつづけてきたが………」

孔明「魏延」
魏延「うむ」
孔明「もしや いにしえより伝わる 黄金の文盲では………」
魏延「いつか蜀漢に現れるという…………?」

孔明「だれにこそ告げん わが蜀漢に 北斗七星現れしとき 
黄金にかがやける文盲 黄河の岸に立つ……… それは黄河の女神の産みし漢なり
その姿 流るる黄河のごとく麗しく……… その微笑 すべての者を魅了する
黄金に輝ける 黄河の戦士・ハピの文盲……………」

魏延(やわらかな白い肌……… 金色になびく髭……… ぞくぞくするほどあの漢…………欲しい!!)
38無名武将@お腹せっぷく:2005/07/24(日) 00:11:57
>>35-37
タイトルだけで噴いたのに後半の怒涛の文盲コールに激ワラ。
王家の紋章は全然読んだこと無いけどちゃんと楽しめるから凄い。
39無名武将@お腹せっぷく:2005/07/24(日) 00:23:17
黄金の文盲ハギワラ
40無名武将@お腹せっぷく:2005/07/24(日) 02:03:47
キャロル王平…黄金に輝ける文盲激ワロス
黄河の戦士ハピの文盲!ってものすごい誉め言葉だよ。誉め?
もっかい王家の紋章読み直したくなってきた。
41魔法騎士レイアース 1/3:2005/07/24(日) 02:39:39
曹操「おーほほほほほほ! かかったわね、左慈!」

曹操「いつも いつも 曹操の みかんを
   からっぽにしていたのは
   やっぱり 左慈だったのね!
   やっと 証拠をつかんだわ!」
 
42魔法騎士レイアース 2/3:2005/07/24(日) 02:40:55
曹操「ふふふのふ、
  さ、どんなせっかんしてやろうかしら!」
  (うっとりとした顔つきで、自分に酔いながら)
 
曹操「お耳がどこまでのびるか ひっぱってみようかしら!」
  (曹操の空想の中、
   『ぎゅぎゅーっ!』と耳を限界まで引っ張られる左慈)
 
43魔法騎士レイアース 3/3:2005/07/24(日) 02:41:54
曹操「それとも、逆さまにして
   家の扉に 吊るしておこうかしら!」
  (曹操の空想の中、ドンドコドコドコと舞い踊る
   曹操の面前で逆さづりにつるされる左慈)
 
曹操「おーほほほほほほのほ!」(高らかに)
44無名武将@お腹せっぷく:2005/07/24(日) 02:52:35
>>37
なんでこいつらいきなり文盲って判るんだよw
45ときめきトゥナイト1/2:2005/07/24(日) 03:52:49
曹操「あなた魔法使い?」

関羽「え…ぼく」
曹操「あたし ここに住んでる曹孟徳
   ねえ あなたのお話 聞かせて」 にこっ

関羽「魔法使いじゃないんだけど ぼく義将に変身できるんだ」
曹操「うわあ かっこいい すごいんだ
   ねえ お空なんかも とべるの?」
関羽「ううん ぼくはだめだけど仙人はとべるよ」
曹操「わあ… あたし いま このご本読んでるんだけど
   仙人もこんなかっこしてるの?」 ←荘子
関羽「ちょ ちょっとちがうけど…
   あとね 永遠に死なないんだって 仙人」
曹操「え──っ すごい すご──い」
46ときめきトゥナイト2/2:2005/07/24(日) 03:56:24
曹操「いいなあ それ
   すごーく いいなあ どうして死なないの?」
関羽「わかんないけど…」
曹操「あたし こんど手術するの
   でも  もしかしたら 死ぬかもしれないんだ」
関羽「えっ」
曹操「すご──く むずかしい手術なんだって

   だけど こわくないんだ
   お空で おとうさんが まってるんだもん
   
   その時は お空をとんで おとうさんに会いにいけるの…」

関羽「だっだめだよ死んじゃ!
   手術 成功するよ ぼくがついてる
   せっかく友だちになったんだもん
   生きなくちゃ 孟徳ちゃん!」
曹操「は はいっ」
47無名武将@お腹せっぷく:2005/07/24(日) 10:01:02
>>45-46
珍しく仲いい関羽&曹操かわいいな
でも天で横光曹嵩が待ってるとこ想像して噴きそうになった
48無名武将@お腹せっぷく:2005/07/24(日) 12:02:51
孟徳ちゃん・・・(つД`)
49はじめちゃんが一番!1/3:2005/07/25(月) 00:49:53
夜明けとともに朝が来た ここ南蛮・蜀軍陣営では 毎日くりかえされる論争がある

馬謖「ね── 造って 造って 造ってよ────っ」
孔明「だめ! 扇風機なんて贅沢品 材料費が高いうえ バカみたいに燃料費がかかるんだから 知ってんの!?」

馬謖「寝る時しか 使わないから───」
王平「ね── お願い丞相────」
馬岱「※このままじゃ 暑くて眠れないよぉ」

※このまま………6畳間に6人 三段ベットが三段セイロ状態のこと

魏延「オレたち 長い軍行でただでさえ 寝不足してんだよ!」
馬忠「このうえ 夜の安眠確保できなかったら マジに死んじゃうよ」

孔明「わはははは 死んじゃえ────」
馬岱「悪魔〜〜〜〜〜っ」

趙雲「丞相……… ねぇ 何とかならないかしら 無理して身体こわすことにでもなったら………」
孔明「労働条件はあたしだって同じよ 趙将軍! 
あたしがガマンできるものを なんでこの子たちができないわけがあるの!」

馬謖「ある!」
馬岱「なんだかんだ言ったって 夜中に一番『暑い!!』って荒れ狂うの いつも丞相じゃないかっ!!」
孔明「あたしが? いつ?」

馬謖「ゆうべだって────」
50はじめちゃんが一番!2/3:2005/07/25(月) 00:51:37

夜中の2時すぎ 諸将たちが寝苦しさと闘い疲れて ようやくウトウトしだした頃

むしむしむしむしむしむしむしむしむしむしむしむしむしむしむしむしむしむしむし(蒸しまくる幕舎)


  孔明『暑いっ!!』

………という叫びとともに起きだして

  孔明『お?』
  馬謖『むぎゅるっ』

タタミに転がって 涼をとっていた馬謖をまず踏み

  孔明『暑いのよっ 丞相にその場をおあけっ』
  馬謖『あっ』

蹴り

  孔明『ふう………』
  孔明『……………』
  孔明『タタミがあったまってんじゃないのよ こんボケが────っ』 ビシバシ
  馬謖『あ゛〜〜〜〜〜っ ごめんなさい〜〜〜〜っ』

殴るはたくの暴行
51はじめちゃんが一番!3/3:2005/07/25(月) 00:52:16
さらに台所の床で涼をとっていた魏延・王平・馬岱・馬忠にも

  孔明『暑いんだったらっ そこをおどきっ』 どかっ(馬岱に蹴り)
  孔明『………ここもあったまってる………』
 
  孔明『うん ここはまだ少し冷たい ああでもすぐに暑い あっちの方が こっちの方が』 ごろごろごろごろ
  魏延『……………』
  王平『……………』
  馬岱『……………』
  馬忠『……………』

かくしてフロアのすべてを奪われた将たちは しかたなく猛暑のベッドへと帰り 眠れぬ夜を過ごしたのであった

孔明「ヘンねえ おぼえがないわ そういえば今朝台所で寝てだけど」
馬謖「ひどすぎる─────っ」(涙)
52無名武将@お腹せっぷく:2005/07/25(月) 03:49:01
むぎゅるワラタ
53無名武将@お腹せっぷく:2005/07/25(月) 06:41:12
>>49-51
あいかわらず貧乏だな蜀w
三段ベットが三段セイロ状態って肉まんみたいで微笑ましい
想像してワロタヨ

はじめちゃん孔明、妙にハマってて読みたくなってきたw
54×−ペケ−:2005/07/25(月) 23:23:40
――『高校落書』より――

孫尚香「うわんっ」ドサッ!!(落馬)
劉備「! ……ホラ…大丈夫か…?」
孫尚香「あっ!! こないだ通りすがりにパパと尚香を助けてくれたお兄ちゃん!!」
    (↑関羽が華雄を討ち取った事を言っているらしい)
孫尚香「お兄ちゃんどうもありがとう!! あのねえ、尚香ねえ、お礼にねえ、
    大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになってあげる!! 約束っ!!」
劉備「……………、…ああ…」(指切り)

 ――十数年後――

関羽「やるなあ長兄ー!! 真面目に群雄になったかと思いきや
   盟友の妹とデキちゃった結婚とはな――!!」
劉備「まだやってねえっ!!」(赤面)
孫尚香(赤面)

孔明「アホだなー玄ちゃん『できてねえ』って言えよー、生々しいなー」
張飛「あーあー兄者もとうとう呉の縁戚かあ、あーあー」
趙雲「でもさあー反董卓連合の頃から目ぇつけてたってより
   まだデキちゃってたほうがマシよねー、恥ずかしー」
55無名武将@お腹せっぷく:2005/07/26(火) 07:42:56
うはははははは
すっげぼろくそに言われてるよ

高校教諭ネタも多いからなぁ、ペケは
56無名武将@お腹せっぷく:2005/07/26(火) 20:23:35
>孫尚香「お兄ちゃんどうもありがとう!! あのねえ、尚香ねえ、お礼にねえ、
>    大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになってあげる!! 約束っ!!」
>劉備「……………、…ああ…」(指切り)

不覚にも萌えた(*´Д`)
57ときめきトゥナイト:2005/07/26(火) 22:24:36
張飛「じょしょどの─── ちょっと お友だちのお見舞いにいってきまーす」
徐庶「これっ張飛殿 宿題はすんだのっ 予習はっ!?」
張飛 バタバタバタバタ |彡 (とんずら)

徐庶「もう…!」
  
  (あ──
   なんの楽しみもなくなってしまった きょうこのごろ…) (洗濯しつつ)
   
  (張飛も関羽も好きかってやっているし…
   あれいらい 急に気がぬけちゃって おこる気力もないんだわ)

  (うちの宿六(孔明)も
   こんどいつヒット策ができるかわからないし…) (洗濯物を運びつつ)
   
   チラ (チラ見)

徐庶「ああ つまらない! ねえっ あなた」
孔明「ぐ──ぐ──!」 (狸寝入り)
徐庶(ムス)
  
  「ええい 乱世のすてきな奸雄と浮気でもしちゃおうかな───っ」
孔明「なに〜〜〜〜っ」
58無名武将@お腹せっぷく:2005/07/27(水) 00:11:32
>>57
ほのぼのが萌え
59無名武将@お腹せっぷく:2005/07/27(水) 01:29:54
>>57
何かSWEETぽくてイイw
60無名武将@お腹せっぷく:2005/07/27(水) 16:54:38
>うちの宿六(孔明)

ヒデー言われようだなwwww
61王家の紋章1/3:2005/07/27(水) 22:34:09
曹操「あけろ 関羽」
関羽「いやよ 今は一人にして………」
曹操「関羽 あけろ──────っ あけろ──────っ!!」 バン-
関羽「曹操殿」

曹操 バァン バァン バァン (関羽の部屋のドアを蹴る)
関羽「や やめて やめて やめて 曹操殿」
曹操 バ────────ン(ドアを蹴破る)
関羽「あ──────っ」

曹操「わたしに会いたくないだと………………」
関羽「そ 曹操殿 な なんて乱暴な」
曹操「主君のわたしに 会いたくないだと!」
関羽「………………!」

関羽「ええ そうよ こんな乱暴な曹操殿には会いたくないわ 顔も見たくない」
曹操「関羽! このわたしに よくも 数々の贈り物のことといい 度重なる無礼! 
   もはや がまんならぬ 思い知らせてやる」
関羽「あ きゃあ いや はなして は はなしてっ 曹操殿 あ」(曹操によってベッドに押し倒される)

曹操「わたしは曹操だ 主君に逆らえばどうなるか ましてそなたは客将なる身」(関羽の首を絞める)
関羽(く……… 苦しい)
曹操「わたしに会いたくないだと………」
関羽(曹操殿………)
曹操「わたしの顔も見たくないだと………許さん……… みるんだ 私の顔をみろ────────っ!!」
関羽(曹操殿が心の底から怒っている 私の命など曹操殿の意志ひとつで消えるわ
   私 兄者を愛しているのに こわいっ 助けて………………………)

関羽「ら 乱暴はやめて 曹操殿 やめてぇ」
曹操「二度と この口から私に対して 無礼は言わせぬ」(強引な口付け)
関羽「あ」
曹操(こやつめ 客将なる身でありながら この私に……… どうしてくれよう)
62王家の紋章2/3:2005/07/27(水) 22:34:52
関羽「曹操殿 いや──────っ こんな恐ろしい曹操殿は いや──────っ
   わたしが愛したのは………………………」
曹操「こいつめ」(逃げようとする関羽の髭をつかむ)

関羽「!」(髭が束で抜ける)

関羽「あ──────っ!」

関羽「ひ………髭が………抜け………た あ……… あああ………」
曹操「!!!」

曹操「か 関羽!!」
関羽(スローモーションで倒れていく)

曹操「………………」(関羽を抱き寄せる)

荀攸「あ 関羽殿」
徐晃「あ………」
荀ケ「あ────っ 髭が抜けている」
張遼「髭が!」

荀ケ「な なんと………」
張遼「そ 曹操さま………」

曹操「この私に逆らったからだ 主君の私に逆らったからだ これでよくわかったであろう」(去っていく)
張遼「曹操さま」
荀ケ「はやく 医師を!」

関羽(ひ………ひどいわ 曹操殿………………)
張遼「関羽殿 だからぼくが 殿に逆らってはいけないと とめたのに」
63王家の紋章3/3:2005/07/27(水) 22:36:08

曹操 バタン(自室に戻る)
夏侯惇「あ 孟徳」
賈詡「曹操さま お召しかえを」

曹操「よるな さがれ さがれ────────っ」 ガチャ────────ン

曹操 ガチャ────ン バ────────ン ガチャ ガチャ────────ン(手当たり次第にモノを投げまくる)

曹操「なぜだ! なぜこんなことになってしまう なぜだ────────っ
   そなたのためなら死をも恐れぬ 私の心がなぜわからぬ 劉備より奪ったとき 私の腕で………
   我が軍の将になると約束したではないか ともに天下のために闘い……… 覇業を遂げると申したではないか
   関羽 関羽 なぜだ なぜこのように私を苦しめる なぜなんだ
   我が漢をはぐぐみし……… 母なる長江よ……… 長江の女神がわたしにそなたを与えたのだ」
64王家の紋章:2005/07/27(水) 22:40:34
原作では>>62の最初のセリフから荀攸たちが駆けつけるまで
7ページも割いている渾身の場面なのですが
このスレではそれが上手く表現できなくて残念です。
65無名武将@お腹せっぷく:2005/07/27(水) 23:50:39
最後のとこ黄河の方が良いね
66無名武将@お腹せっぷく:2005/07/28(木) 00:50:23
ひ…髭が抜けた…!笑い死ぬよ!
67無名武将@お腹せっぷく:2005/07/28(木) 00:53:17
カンウヨェー
68王家の紋章1/6:2005/07/28(木) 07:57:04
曹操「荀ケーっ どこだ 帰ったぞ
    なんだ そこにいたのか 私が帰ったのに なぜ出迎えぬ」
荀ケ(涙を流し震えながら曹操を迎える)
曹操(む)
荀ケ「曹操さま…ゆうべは…昨夜は………程cと…
   許都の………………………宮殿…で…………………」
曹操「う うむ…いっしょだった 許せ…」
荀ケ「あ──────っ……」

荀ケ「ひ 卑怯者──っ」
   パアン (曹操を平手打ち)
曹操「な 何をするっ 荀ケっ 無礼なっ わたしは漢の丞相ぞ!
   わたしが何をしようと 丞相のわたしにむかって卑怯者呼ばわりはさせぬぞ」
荀ケ「では…恥知らず〜〜〜〜っ」
曹操「ななな なに───っ こやつ」 カーッ
荀ケ「丞相だって……人の心を裏切って……許されるはずないわ
   心がどんなに傷つくか…………… 曹操さま 卑怯よ〜〜」

魏臣「曹丞相──っ 徐将軍より報告が入りました 急ぎ広間へおでましくださいっ」

曹操 バッ (荀ケを打ち捨てる)
  「おのれ〜〜〜
   このわたしに はむかいおって いったいなんだというのだ
   二度と…二度と逆らうことは許さん あとで思い知らせてやるぞ」
荀ケ「〜〜〜」
曹操「わたしは曹孟徳だ! わたしの行動に だれも否やは言わせぬ」
   バアン (部屋から出て行く)
荀ケ「あああ……」
69王家の紋章2/6:2005/07/28(木) 07:58:39
荀ケ「ひどいわ 曹操さま… ひどいわ…
   そんなーっ 嫌よっ わたしは嫌よ たえられないわ
   わたしの心を引き裂くの…」
  
  (曹操さま…
   心が痛い… だれか助けて…
   胸がはり裂けてしまいそう…………………)

  「ああ……」
  
  (ひどい人ね 曹操さま
   わたしは あなたを信じて…………
   この乱世で…あなたと共に生き………
   わたしの命よりも…… あなたを愛したのに………)

  (わたしは清流派の名家に生まれた人間よ
   乱世の世界では当然のことでも
   国を簒奪するなんて わたしにはたえられない
   曹操さま…
   でも… それが国家のため 民のためと言われたら わたしは………
   
   曹操さま もう わたし ここにはいられない…
   あなたを愛しているから…… わたし もうここにはいられない)
  
  
  (ああ〜〜〜 穎陰の家へ帰りたい
   父上や…母上や…荀粲や……  みんなのところへ帰りたい…)


楊脩「荀ケさま  荀ケさま どこへ…」
曹植「あ 子房さま」
  (どこへ………)
70王家の紋章3/6:2005/07/28(木) 08:00:29
荀ケ(さようなら 曹操さま……
   わたしは… この乱世から…姿を消します
   さようなら… わたしが愛した漢王朝……)

楊脩・曹植「あ」

楊脩「あ──っ 荀ケさまーっ どこへ だれか止めて だれか」
曹植「子房さま どうかおまちくださいっ 子房さまーっ」
楊脩「荀ケさま──っ だれか止めてえ〜」

荀ケ(さようなら 曹操さま……………………
   国のためならば簒奪を認めるのが子房なら…………
   わたしは曹操さまの子房にはなれない……)

楊脩「きゃあーっ 荀ケさまーっ」
荀ケ(曹操さま……)
曹植「子房さま どうかお待ちくださいっ」

荀ケ(わたし あなたを信じていたのに…………
   だれよりも信じていたのに…)

  (やっぱり やっぱり わたしだけを愛してほしかった

   曹操さま─────っ……

   愛しているわ…
   愛して……………………………)
71王家の紋章4/6:2005/07/28(木) 08:02:47
おお 黄河よ
緑なす悠久の流れよ…
哀しみの愛の別離に……ざわめき波立ち
…なにごとかを 語るや……


わー わああー わー わー  ザザザザザ……

程c「うるさいわねえ 眠っているのに…」
魏臣「程cさま 程cさまっ 眠っていらっしゃる場合ではございません
   子房さまが黄河に 身を投じたそうにございますよ」
程c「なに 荀ケがいなくなった?」
魏臣「はい」

程c「邪魔者がいなくなったと!!」

わー わああー わー … … …

程c「ほほほ… まあうれしい! おまえ
   子房さまが死にいくさまを ここから見ようではないか」

魏臣「これからは曹丞相は 程cさまのもの」
72王家の紋章5/6:2005/07/28(木) 08:03:46
満寵「丞相 …問題になりますのは この砂漠の通商路でございますが…」

わあー わー 曹丞相ーっ …

曹操「騒がしいな」
満寵「は… まことに…何事でございましょう」
楊脩「丞相ーっ 丞相──っ 一大事にございますっ 丞相ーっ」
曹操「む…うるさいな 協議中ぞ 騒ぐな」

楊脩「曹操さまーっ」

わああー わー

曹操「ん… 楊脩ではないか どうした
   皆… なぜそんなに騒いでいるのだ うるさいぞ!」
楊脩「曹操さま 荀ケさまは黄河へお入りになりました〜〜 おおお…」
曹操「なに! 荀ケが黄河へ…  ……入った?」

わー わー わああー わー 子房さまーっ

曹操「荀ケが黄河へ入ったと! なっ なに───っ」
73王家の紋章6/6:2005/07/28(木) 08:04:48
荀ケ(愛しているわ 曹操さま…)

曹操「荀ケ」

荀ケ(愛しているわ 曹操さま……)

曹操「なぜだ! 荀ケ」

荀ケ(あなたを信じていたのに 曹操さま……)

曹操「荀ケ───ッ なぜだ─────…」

荀ケ(悲しくて 心がはり裂けてしまいそう
   さようなら曹操さま わたし…… 家人の許へ参ります
   あなたをあきらめるために
   あなたを思いきるために…………………)


人々の驚愕のさけびのなか 黄河は流れる………
──おお黄河よ──
御身は神なり……わが掟なり……

わが祖国は永遠に………
御身の流れとともにあり…………………………
74昼ドラ風愛の劇場:2005/07/29(金) 01:08:03
前回までのあらすじ
華やかな宮中での暮らしに退屈していたおしん、そこに現れた一人の男
恋に落ちる二人にいつしか終焉は近づく、それは男の正体が義弟そーしょくだという信じがたい事実だった
うちひしがれるおしん、そこに突然現れる前夫えんき
揺らぐおしんの心と交錯する男達の嫉妬の行方は・・・

そーひ「うぉぉぅ!」
グサッ
そーそー・えんき・そーひ「・・・!」

おしん「ううっ!」
なんと短刀はそーそーの前に立ち塞がったおしんの背中に深々と刺さったのであった
そーそー「おしん?!」
そーひ「はっ・・・ははは」
タタタタタッ(そーひ逃げる)
おしん「いけない・・・このままでは赤子が・・・そーそー様の・・・」
そーそー「なっ何!今なんと?!」
えんき「そーそー、あんたまさか?!」
そーそー「か、かだを呼んで来る」
タタタタタッ(そーそー逃げる)
「ほーほっほっほ」
えんき「だれだ!」
カーテンの中から現れたのは・・・つづく

次回予告
べんし「この強欲で薄汚いシンデレラ!」
かだ「DNA検査の結果生まれて来た子はえんたん様の・・・うわなにをす・・やめ!ぐふ」
そーちゅう「お父ちゃま東大模試終わりまちた」
そーそー「ご、五分で?!」
75無名武将@お腹せっぷく:2005/07/30(土) 01:33:20
なんか王家ブームですね。
荀ケだとメロドラマ風味が強くでるなあ。GJ!
でも頴川のお家は許の近くだぞ、どうする!?
76無名武将@お腹せっぷく:2005/07/31(日) 01:40:52
荀ケって”女の情念”みたいなの似合うよなぁ
男なんだけどさ。何でだろ
ともあれGJ!
77×─ペケ─:2005/07/31(日) 02:33:27
関平「周倉どの─── ど──したの───?」
廖化「機嫌い─じゃん──」
周倉「いやあ……… 今年は初夢にいい夢を見たんでね」

関羽「………」(通りすがる)



周倉「フッ」
関羽「!」



周倉「フ………フフフ……… フフフ………フフ………」
関羽「………………?」

関平「正夢にはならないだろうけどねぇ………」
廖化「夢は無修正だしねぇ………」
78×─ペケ─:2005/07/31(日) 02:34:06



陳宮「そういえば 呂布殿って何歳なの?」
呂布「オレか? オレは今年で35になるが……… それがなんだ?」

陳宮「じゃあ 僕と同い年だ 兵法とか学んでないの?」
呂布「兵法? 我々戦士には専門(武芸系)以外の学問など不要だ」

陳宮「呂布殿 7×7!」

呂布「………7×7? ちょっと待て……… 5×1が5 5×2 10……… 5×3………」
陳宮「ごめん呂布殿君に学問は必要ないようだね せめて『7×1』から言い始めてほしかったよ………」
79×─ペケ─:2005/07/31(日) 02:37:11
あらすじ:なかなか呂布討伐が上手くいかない曹操軍

曹操「なんなんだ? この戦果は 全く………お前は努力さえすればできるやつなのに………」

郭嘉「お言葉ですが 殿 私が努力をしてないところを 見たとでもいうんですか?」
曹操「え……… あ………いや………」



郭嘉「人は目に見えるもののみが真実だと思いがちです ですが 果たしてそれが真実だと言えるでしょうか 
   世の中には 無限と言っていいほどの数限りない真実が存在しています 
   無論その中には 矛盾と言われても仕方の無いものさえも
   生きているうちに一個人が見れることの 触れることのできる真実はごくわずかです
   それもほかの者にとっては それは真実ではないかもしれない 殿は一体私の何を知っていますか 
   仕官している間の 更にほんのわずかな時を共にしているのに過ぎないでしょう」



曹操「………あ………いや……… それは………」
郭嘉「ホントに調練してなかったんだけどね」

曹操「………………」
80無名武将@お腹せっぷく:2005/07/31(日) 11:11:26
うははははははは _| ̄|○ノシ

呂布が莫迦すぎてワロタ
周倉の夢も気になる
どんな関羽を見たんだよ
81無名武将@お腹せっぷく:2005/07/31(日) 13:03:46
>>68-73
程イク恐ろしいよ程イクw
荀イクって曹操に惚れ込んでたっぽいからハマるな
漫画読んだことあるけどこのシーンは(つД`)カワイソス
82無名武将@お腹せっぷく:2005/08/01(月) 22:13:42
>>79
曹操を手玉に取る郭嘉恐るべしw

ペケは4コマ漫画で起承転結が出来てるから
上手くハマると綺麗にオチて面白いな。
83王家の紋章1/3:2005/08/02(火) 00:46:45
あらすじ:関羽千里行前夜のこと………

秦h 「夏侯惇さま およびにより滑州よりかけつけました」
夏侯惇「おお秦h まっていました」
秦h 「夏侯惇さま 近頃のなりゆき 心おだやかならず案じておりました」

張遼 「! 五関を守る者たち………」

秦h 「久しく殿の元へおいでがないうえに……… 殿が関羽の出立をお認めになると発表され………
    五関を守る我々は どうなることかと 心痛めております」
夏侯惇「おお 秦h………」
秦h 「夏侯惇さま どのようなご命令でもお受けいたします!」

夏侯惇「秦h……… 孟徳は新しい年の祝賀の日 関羽との別れの儀を神の前で行うと定めた
    わたくしは 孟徳の心を奪った関羽が憎い 劉備の元へ帰る関羽を亡き者にしたい!」

卞喜 「え 美髯公を!」
孔秀 「殿が愛する髭の軍神!」
王植 「殿が熱愛されている漢を………」
韓福 「夏侯惇さま!」

張遼 「そ それはこまる 約束がちが………」
秦h  ジロリ…… (張遼をにらむ)
張遼 「む………」
84王家の紋章2/3:2005/08/02(火) 00:47:36
夏侯惇「そなたたちも知ってのとおり わたくしは孟徳の愛をうけ……… 
    大将軍になることを願って……… 孟徳が天下をとる日を待ちわびていた
    でも 関羽のためにもはや……… わたくしは……… 孟徳にうとまれ………
    不用の身となってしまった わたくしは…………… もう立場がないのです  
    夏侯一族であるわたくしが……… もう…………身のおきどころが………ない………」
    (むせび泣く)

秦h 「おなげきになさるな 夏侯惇さま われわれが主といただくのは夏侯惇さまお一人………
    おのぞみのとおり では美髯の君を………………」

夏侯惇「いいえ ひとおもいには死なせぬ わたくしがどれほど苦しんだか………
    あのナツメ色の肌を裂き 関羽が悲鳴をあげ……… のたうつさまを見たい………」
秦h 「では美髯の君を 殿の目の届かぬところで捕らえましょう 夏侯惇さま」

夏侯惇(孟徳 あなたへのわたくしの想いがどれほど熱いか  
    その想いのむくわれぬ苦しみが どれほど深いか………………
    今にあなたにも同じ苦しみを味あわせましょう
    愛されないのなら! この身………あなたの憎しみの炎で焼きつくされましょう 孟徳!!)
85王家の紋章3/3:2005/08/02(火) 00:48:23
〜夏侯惇の召集した密議も終わり、帰路につく張遼〜

張遼「美髯の君を殺してしまってはこまるわい 裨将軍のわしを無視しおって……… あの関守らめ
   わしが曹操さまについているのも 美髯の君を手に入れるためだ 夏侯将軍の動きを見張らねば………」

ゾウ覇「おかえりなさいませ 張遼さま」
張遼「フン 殺させてたまるものか 奥の部屋へいくぞ 誰もくるな」

〜張遼コレクションルーム〜

※ナツメ色の長髭の像が並ぶ

張遼「ふ……… 長年かけて集めた わしのナツメ色収集……… ナツメ色………なんとうるわしい色じゃ
   この髭の手触り……… ゾクゾクするわい
   ふふふ……… かわいいやつじゃ……… すべすべして光っておる」(関羽像を撫で回す)

張遼(今にな……… 人形ではなく 生きている美髭を……… 
   長く美しい……… 漆黒の髭をもった漢を………手に入れる!
   神になったときの………………関羽殿をな………………………
   漢の母なる黄河の産みし………………漢よ………………)
86無名武将@お腹せっぷく:2005/08/02(火) 05:13:45
>>85
ナツメ色収集にワロタw
87無名武将@お腹せっぷく:2005/08/02(火) 10:03:28
嗚呼!張遼までついに壊れた!w
88無名武将@お腹せっぷく:2005/08/02(火) 16:40:06
_| ̄|○ノシ ダレカタスケテー
89無名武将@お腹せっぷく:2005/08/03(水) 01:39:14
腹がよじれるw
王家の紋章ってこんな壊れた話だっけ?
90×─ペケ─より『ルイルイ』:2005/08/04(木) 00:25:00
馬良「馬謖……… 真面目に修行をしていますね………」

馬謖「あ お兄さま────」

馬謖「孔明さま─── 私のお兄さまです───」

馬良「あ……… これは馬謖の先生………」

馬良「これは初めまして……… 
   いつも弟がお世話になっております……… 馬謖のお兄さまです………」 ペコ

孔明「臥龍の諸葛孔明でス」 ペコ



孔明「ところで馬謖のお兄さマ」

馬良「おお……… 先程の私の自己紹介に なんの違和感も抱かず 
   すまして会話を進めるとは 貴方の先生は大物ですね………」
91×─ペケ─より『ルイルイ』A:2005/08/04(木) 00:25:54

曹操「関羽といえば 劉備軍一の名将でしたね」
張遼「そうで──す」
関羽「いやあ……… お恥ずかしい………」

曹操「ひトツ 劉備軍一すゴいところを 見せテくだサい」

関羽「劉備軍一なところですか………?」

関羽「それはやはりこの……… 枝毛一つ無い サラサラのストレートヘラーの髭でしょうか………」

曹操「それはすゴいデすね」
関羽「いやあ……… お恥ずかしい………」

張遼「関羽殿──………」
92×─ペケ─より『イナバ(弟)』:2005/08/04(木) 00:26:33

あらすじ:魏延を暗殺するために、彼の部下になろう孔明から密命を受けた馬岱

費イ「馬岱ってさ── 絶対魏延殿のコト好きだよ────」
魏延「え──? そんなことないよ───」

馬岱(へぇえっ………!?) ←物陰から偶然会話が聞こえてしまった

費イ「い──じゃん 馬岱 なんか使えそ──だしさ──」
廖化「ちょっと言えば すぐ部下にできるんじゃな──い?」

馬岱(……魏……魏延殿………)←物陰に隠れて盗み聞く



魏延「え────? ヤダ 私 自分より可愛い部下なんて── わたし引き立て役じゃん───」



馬岱「オレだって 好きでこんなにカワイク生まれてきたわけじゃないよぉ────っ!!」 ダッ (泣きながら逃げ去る)
楊儀「なっ…… なんだ!? どうしたんだ馬岱!!」
王平「おとなしそうなカオしてお前 実は自分がカワイイって自覚してたのか!!」
93無名武将@お腹せっぷく:2005/08/04(木) 06:13:28
うさ耳はやした岱が浮かんで大笑いだコルァ _| ̄|○ノシ
94無名武将@お腹せっぷく:2005/08/04(木) 11:36:56
馬岱かわいいよ馬岱(*´Д`)ハァハァ
95無名武将@お腹せっぷく:2005/08/05(金) 06:03:11
>>92
密偵として役立たずな馬岱モエス
96エースをねらえ!:2005/08/05(金) 16:43:08
曹丕回想

『真冬の宮中のかたすみで 首を回していた司馬仲達

 くるくる くるくる あうたびに首を回してて

 あんまり 無気味で 得体が知れなくて 
 父からついつい かばっていた仲達が
 
 陰謀にたえ 陰口にたえ いく重もの計略をはりめぐらし

 いま堂々と ひとりの太子中庶子として おれをひきつける』
97無名武将@お腹せっぷく:2005/08/05(金) 17:35:52
>>92
>「ちょっと言えば すぐ部下にできるんじゃな──い?」

えらいお手軽だと思われてるなカワイイ馬岱w
98無名武将@お腹せっぷく:2005/08/06(土) 02:23:43
>96
すげウマー!大ワロタ!
99×─ペケ─より『赤い羽音』:2005/08/06(土) 21:39:14
魏延「よぉ〜〜 金だせよぉ〜〜」
馬岱「や……… やめて下さい………」

馬超「フフフ………不良!!(どもったワケではない) 弱い者イジメは止めるのだな!!」
魏延「誰だ!!」

馬超「オレの名は馬超!! 見ての通り 午(馬)年の平和を担うため 蜀の地に降り立った!!」


魏延「今年は未年だァ───────っ!!」


100×─ペケ─より『赤い羽音』A:2005/08/06(土) 21:40:00
趙雲「ねぇ……… 何年でもいいじゃない………元気出しなよ………」
馬超「かたじけない………」

馬超「この錦馬超ともあろう者が このような過ちを犯すとは……… しかし………一体何故………」




趙雲「衣装(※)を作っているうちに1年が過ぎちゃったワケでもないだろうにねぇ………」 あはっ
   ※聖闘士星矢ばりの錦の鎧




馬超「さらばだ!!」 ばっ!!(逃げ去る)

趙雲「ああっ!! 待ってよ 馬超!! 僕 君のことは人間的には決して嫌いじゃないんだよ
    だからその位のコト気にしないでいいよぉ────────!!」

101×─ペケ─より『赤い羽音』B:2005/08/06(土) 21:40:58

コーエーゲーム風に 蜀・天下統一のその後………

※馬超に群がる子供たち

童子「わ────い」
童子「ビックリマンだ────」

趙雲「ねぇ 馬超 今は別に戦士(ヒーロー)がいなくても それなりに平和なのに………
   なんでそんな格好し続けるの?」

馬超「生き別れになった弟を捜しているのだ………」
趙雲「弟………?」


馬超「ああ……… 本当は午(馬)年の平和を担うのは弟のハズだったのだ………
   しかし弟は無類の馬好き故 馬を意のままに操る世間など 守る気など無い………と………
   我々の一族を抜け 行方不明となっている……………」


馬超「そんな弟を捜す為にも オレは錦馬超の姿でなければならないのだ………」

趙雲「馬超……… 悪いけど 君の言っている事が 
   冷静に考えると 質問の答えになっているんだか よくわからないよ………………」
102×─ペケ─より『ほかほか家族』:2005/08/06(土) 21:41:46
あらすじ:劉備と孫尚香の結婚式前夜

劉備「てめ─── たまには 年長の言うこと聞けね───んかっ!!」ガッ………(孫権の襟首を掴む)

孫権「こんな時だけ 義兄弟風ふかしてんじゃね───よ………」
尚香「お兄ちゃん もういいの やめて!!」

尚香「私のために ふたりが争うなんて」
孫権「だけど 尚香………」

孫権「おまえはチョコ生ケーキがいいんだろ!?」
劉備「オレはイヤだね!!(ウェディングケーキは)バタークリームがいいんだ!!」
103×─ペケ─より『ノンストップ・ヒデキ』:2005/08/06(土) 21:42:49

魏延を斬って、兵卒から昇格した馬岱は将軍職にも慣れ、すっかり垢抜けていた


馬岱「おや」(馬岱の家のポストに恩賞授与式の招待状が)


楊儀「また恩賞もらったんか 馬岱」
王平「何個目だあ? ど──すんの── 大将軍頼まれたら就くの?」




馬岱「何故だ 私から頼んでもらった訳じゃないし くれたい者は勝手にくれていればよかろう」
    フッ (余裕の笑みを浮かべる)




姜維「………自分が白鳥だと気付いた みにくあひるの子ほど 高慢なモノは無ぇよな………」
廖化「南蛮デビューのクセしやがってよ………」
104103:2005/08/06(土) 21:45:30
すみません。誤字がありました。
魯安さん、訂正お願いいたします。

誤:みにくあひるの子ほど
正:みにくいあひるの子ほど
105無名武将@お腹せっぷく:2005/08/07(日) 21:32:45
>>99-103
ペケネタ連作乙!

>>103こんな馬岱はイヤだ(;´Д`)
>>99の魏延にいじめられてる馬岱こそ馬岱。
106無名武将@お腹せっぷく:2005/08/08(月) 15:22:50
ところで良治堂氏、スキャナはいつ直ります?
早くあーみん三国志見たいよぅ。
107ガラスの仮面:2005/08/10(水) 16:58:33
馬謖(趙雲子龍…まあいいわ女王さまでいられるのも
    北伐が始まるまでのことよ
    作戦の上ではわたしが主役なんですからね
    趙雲子龍 わたしのワキ役 このわたしのね…!
    そうよ! 恐れる事など何も無いわ…!
    それにうまくとりいっておけば損は無いわ…!)

馬謖「あの…あなたのような方と北伐できて光栄ですわ趙将軍」
趙雲「それはどうも あなたも初めての大役しっかりおやりになってね
               ・ ・
    わたくし あなたの本当の実力と才能がどんなものか楽しみにしていましてよ」
馬謖「!」
趙雲「失礼」 スッ(退場)

馬謖「な…!」
馬謖(なんですって…!?本当の実力と才能ですって…?
    今までのはそうじゃないっていうの…?一体どういう意味なの・・・?失礼な…!
    はじめっからわたしを見下したようなあの態度…!くやしい…!)
108無名武将@お腹せっぷく:2005/08/10(水) 18:19:14
>>107
え、何処のシーンだ?
亜弓が吸血鬼役やる奴しか思い出せない
違ったらゴメン、でも(*^ー゚)b グッジョブ!!
109×―ペケ―『陽だまり』:2005/08/10(水) 23:31:49

関統「大将軍――なんでウチの軍こんなダセぇ軍服なんスかぁ?」
諸葛瞻「そーそー、こんな軍服じゃ他国(ヨソ)の連中に迫力(ハク)つかねえっスよ――
    (大将軍らは自前甲冑だからイイっスけど――)」
姜維「ああ…新しい軍服は当時の丞相が決めたんだよ」


孔明『えー、それでは何着かの試作品を各軍の代表に着用してもらい
   投票数の多い物を新軍服として採用します』

王平『あ、私近衛兵のコ(趙統)がいいなー』
張翼『オレはやっぱ南蛮風(関索)かなー』
楊儀『あたしあの魏延軍のコがイイ――』
星彩『あたしもー』


姜維「――ってな調子で、軍服よりもモデルで選んでたんだみんな」

関統「そんなあ!! ズルいっスよ将軍達はぁ!!」
諸葛瞻「そうっスよ!! 自分達は着ないからっていい加減なぁ!!」
  (蜀の軍服―――関羽印のボロ服、劉備印のボロ筵、張飛印のボロ酒椀
   モデル――――→馬岱)  

姜維「ていうかしっかり軍律守ってんなよお前ら、二世武将のクセに
   (だいたいわかってんだから仕官すんなよこんな軍(トコ))」
110107:2005/08/11(木) 00:22:10
>>108
そう、吸血鬼カーミラの稽古中の辺り。
乙部のりえが馬謖ね。
111無名武将@お腹せっぷく:2005/08/11(木) 00:37:16
>>109
ちょっと前の魏延軍の衣装を拒みまくった馬岱を思い出したw
112無名武将@お腹せっぷく:2005/08/11(木) 11:00:36
>>110
お、あってたか
実に趙雲が似合いすぎて大笑いだ
113無名武将@お腹せっぷく:2005/08/11(木) 14:01:34
>>107
なぜか横山版のビジュアルで脳内で再現されて悶え苦しんだ

>>109
>「ていうかしっかり軍律守ってんなよお前ら、二世武将のクセに

ひでぇな姜維w
114無名武将@お腹せっぷく:2005/08/11(木) 19:54:22
蜀の将兵は乞食ルック……!www
115無名武将@お腹せっぷく:2005/08/13(土) 14:43:29
しかもモデルは馬岱!!
マジでどういう基準で選ばれたんだか
116BASARA─バサラ─:2005/08/13(土) 21:16:38
 象「ファオ────────ッ」 ズン ドン ドスッ
 兵「わああ」

魏延「あの おっきいの どえらいパワーやな なんちゅう名前やて!?」

趙雲「丞相は『ぞうさん』て言うてた」
魏延「なんで さんづけやねん」

魏延「けど かっこええなあ こんなおっきい生き物が南蛮にいてたんや」
趙雲「延ちゃん好みやな」

魏延「よっしゃあ丞相 ぞうさんはわいらにまかせ──── みんないくで────」
 兵「お──────っ」

趙雲「おまえも さんづけやん」
117×─ペケ─より『HEY MAN!』:2005/08/13(土) 23:28:38
※無双風

夏侯惇「オレはやっぱ回復アイテムの基本中の基本 肉まんが好きだな────」


 曹操「いやらしい!!」 ガタン!! (椅子から転げ落ちる)
夏侯惇(びくっ!!)



 曹操「肉まん!? 肉まんだと!? あんな破廉恥な形状の………  
    あの色!! あの形!! あまつさえ あの大きさ………………!!」



 曹操「おおいやだ!! お前は欲求不満か!!」
夏侯惇「お前だろう」
118無名武将@お腹せっぷく:2005/08/13(土) 23:35:51
>>117
曹操が何を連想してんのか気になるなw
破廉恥な形状の肉まんて。
119無名武将@お腹せっぷく:2005/08/14(日) 00:05:02
そりゃもうオパーイに決まってるじゃないかw
120美少女戦士セーラームーン1/3:2005/08/14(日) 21:02:33
あらすじ:孔明の祈祷中に夏侯覇が攻めてきた。撃退するよう命を受けるが、苦戦を強いられる魏延。


馬岱「セーラーコートーブ ネオ・ジョージョー・コーメーの命できたの 
   あたしも一緒に───戦うわ!」
魏延(ちびうま………!)

夏侯覇「ククッ あっははははは」 グオオオオオオオォォォォ(猛攻撃)

魏延「───ちびうま 自分の力を信じて! 祈るの ひきだすの 
   全ての力をあの夏侯覇にぶつけるの 『幻の後頭部』の全ての力を夏侯覇に!」

夏侯覇「グアアアアァァァァァァ」(更なる猛攻)

魏・馬「ホース 兵卒 ハレーション!」 ビシュワワワワワ────

   ビシビシ パアン(夏侯覇隊壊滅)
121美少女戦士セーラームーン2/3:2005/08/14(日) 21:03:36
※一方、蝋燭を倒された孔明は自分の死を悟り、後事を託す

孔明(スッ ………………ポウッ) ※羽扇をかざすと輝く光が

兵A「………ん………」(目覚める)
兵B「………うっ」(目覚める)

※羽扇からの光が蜀兵を包み、壊滅状態の蜀軍がよみがえる

姜維「………クリスタル蜀漢が……………… よみがえった……………丞相の奇跡だわ」
孔明「───いいえ セーラーコートーブがスモール・バタィの力をかり 魏軍を打ち破ったのです」

王平(……セーラーコートーブ………………!)
楊儀(魏延ちゃん………………!)

孔明「あなたがたに 新しいホクバティック・パワーを授けましょう」

※光に包まれるセーラー戦士たち

孔明「────セーラーヨーギ  告げ口の戦士
          セーラーオーヘー 文盲の戦士
          セーラーリョーカ 長生きの戦士
          セーラーキョーイ 胆・一升枡の戦士
   ────これからも ずっとセーラーリューゼンとともに戦っていけるように」

122美少女戦士セーラームーン3/3:2005/08/14(日) 21:04:15

孔明「────やがて 正常な星の流れが動きはじめます
   無事であれば セーラーコートーブたちも 本陣のところへ戻ってくるでしょう いきなさい」

姜維「────ネオ・ジョージョー・コーメー! ちびうまには………………」
孔明「………あたしも 床へもどらなければ」
廖化「丞相……………!」

孔明「……………兵卒と会うことは 軍規にないことです
   ────ちびうま あたしはここからあなたに 新しい力を授けましょう」
  ※おそらく退却中の馬岱がいると思われる方向へ羽扇をかざす


孔明(ちびうま 萌えの戦士よ あなたには『幻の後頭部』を斬る新しいロッドを
   ────そして コジキティック・パワーを あなたがまた強い心で戦っていけるように………………)
123無名武将@お腹せっぷく:2005/08/14(日) 23:34:17
>>120-122
GJ!
セラムンネタはネーミングだけで笑い死ぬ_| ̄|○ノシ
124無名武将@お腹せっぷく:2005/08/15(月) 00:36:36
文盲の戦士ワロス
コジキティック・パワーワロス
125無名武将@お腹せっぷく:2005/08/15(月) 00:50:05
>>120-122
腹イタイ_| ̄|○ノシノシ笑い死ぬ!!!
蜀、セラムン似合いすぎだよ!!
126無名武将@お腹せっぷく:2005/08/15(月) 03:14:39
スモール・バタィってことはちびうまだよね

ホクバティック・パワーわろたw
127無名武将@お腹せっぷく:2005/08/16(火) 01:42:41
>ホクバティック・パワー
なにその語感よすぎるステキな言葉
128お父さんは心配性+ちびまるこちゃん1/6:2005/08/17(水) 17:09:24
※単行本をお持ちの方はご存知だと思うが、ネタではなく、本当にこういう企画があった


馬謖「何──────っ 南蛮討伐をするだあ」
孔明「そうよっ もう決めたんだから 反対してもダメよっ 
   劉禅様と北伐する約束したんだもん 今の国費じゃ足んないわよ」

馬謖「だまれ だまれ だまれ────
   おまえというやつはっ おまえというやつはっ そこまで落ちぶれたのかっ
   っか──── てめえの師匠のバカさかげんに情けなくて涙か出てくらあ」

馬謖「いいかっ 南蛮征伐なんかしたら 失敗して その上 官位を落とされて 魏延に呼び捨てにされた時には 
   パン買ってきてくれっていわれて もうイヤンなって隠居して 街をブラブラしてたら
   首が180度回る変なあんちゃんに声かけられて よっお兄さん何してんの? えっ丞相やめた? 
   そいつぁいけねえや やっぱり働かなくちゃ いいとこしってるよ 
   それで挙げ句の果てにゃ 逆賊になっちまうよっ
   もう馬謖様はそうなりゃやってらんないよ ちくしょう飲んでやる バカヤロ──」

孔明「じゃ 南伐軍議にいってきますね」

馬謖「コラ── 人の話は最後まできけ───────っ」
孔明「きゃ────────」
129お父さんは心配性+ちびまるこちゃん2/6:2005/08/17(水) 17:10:33
(一部省略)

〜孔明を追って、南蛮討伐会議に乗り込んだ馬謖。そこでも独自の持論を展開させる〜

孔明「もうっ馬謖っ 恥ずかしいたらないわっ バカ はやく帰って 帰ってよ」
馬謖「何を─── 愛弟子が侵略者になりかかってる師匠のことを 心配して何が悪いっ」

孔明「何が心配してるよっ 結局は私のこと信じてないんじゃない
   師匠のこと信じられない弟子なんてサイテ─よ 馬謖なんか大っ嫌いよォ」

馬謖「じょ……… じょう……… 丞相……… 丞相ォ〜〜〜〜〜〜」(涙)

馬謖「びえ〜〜〜ん うわああああん ぴえ〜〜〜ん うわ〜〜〜ん」 ゴロゴロゴロゴロ(転げまわる)
関興「どっ どうしたんです馬謖殿 困りますよ」
馬謖「わあああああぁぁぁぁぁん うをう うおおう うおう うおう うおう」(転げまわる)

馬謖「うをう うおおう うおう うおう うおう うおう」 ドッタン バッタン
趙雲「はやくつかまえろっ」
王平「変質者だっ」
130お父さんは心配性+ちびまるこちゃん3/6:2005/08/17(水) 17:11:31
〜南蛮・蜀本陣〜

孔明(馬謖にはひどいこと言っちゃったナァ でもあれくらい言っとかなきゃね)
月英「もうすぐ昼休みだから 一緒に食べに行こうよ」
孔明(それにやっと 月英とのふたりっきりの時間ができんたんだもん)

〜雲南あたり〜

馬謖「うう〜〜〜ん 気になるなあ 丞相の様子みたいし 
   でも嫌われちゃうしなあ だけどこのまま帰れないし……… どうしよう」(汗)

馬岱「こんな従兄の七光り武将がひとりで南蛮なんか行ったら 南蛮兵に捕捉されたりしないかなぁ
   心配になってきた……… 誰か知ってる漢人いないかな………」 ドキ ドキ ドキ ※援軍に来た馬岱

馬岱はこの際 漢人なら誰でもいいと思っていた
(そしたら とりあえず漢人だが南蛮人よりやっかいな馬謖にこの後出会ってしまう)

馬謖「よ───し これならわしだとバレないだろ どこにでもいる南蛮人だ………」
   ※南蛮ファッションに身をつつみ、変装しいているつもり

馬岱「あっ 馬良さんちのお兄ちゃんだ」
馬謖(もうバレた)

馬岱「ねぇねぇ 何してんのォ?」
馬謖(何してんだろ ホントに………)(汗)
131お父さんは心配性+ちびまるこちゃん4/6:2005/08/17(水) 17:12:19
馬謖「とっところで 馬岱殿はこんなところで 何をしてるのかな よかったら馬謖さまに話してごらんよ」あはは
馬岱「あのね 岱は西方の異民を慰撫してたんだけど 落ち着いたから 南蛮に援軍にきたの」
馬謖「え」

※くす玉が割れ、『ラッキ──』の垂れ幕が。 10mくらい飛び上がる馬謖にたまげる南蛮人。

馬謖「これで丞相に会えるぞォっ ぜひともおともさせてくれェェェ」 うりうりうり(馬岱に頬ずり)
馬岱(キモチわるいけど よそのお兄ちゃんだから言えない………)

馬謖「おらおら どいたどいた てえっ お馬さまのお通りだっ ヘイヘイっ」ボカ(原住民を蹴飛ばす)

〜毒沼付近〜

馬謖「馬岱さま おちないようにして下さいよォ 大事な体なんですから もうすぐ着きますよォ 足元に気をつけて」

馬謖「うわ〜〜〜」 ずびび(毒沼に落ちる)
呂凱「い……いらっしゃ………」(汗)

馬謖「どうだい 馬謖さまといるといろいろハプニングがおこって面白いだろ」※既に下半身が溶けている
馬岱「ウン………」 ドキドキ ガクガク

馬謖がひとりでハプニングを起こすのならかまわないけど いつか自分の身にふりかかってくるんじゃないかと
馬岱はすっかり不安になっていた
132お父さんは心配性+ちびまるこちゃん5/6:2005/08/17(水) 17:13:07
馬岱「あっ 本陣があった」
馬謖「ゲッ」 ※月英と仲良くやっている孔明を発見

馬謖「ち゛ぐしょ─── 南蛮侵攻は許せても 月英は許せん」

月英「連弩と虎戦車ですね」(※将たちに兵器を提供している最中)

馬謖「よォ 槍を2、3本みつくろってくれよォ」 ドン(月英を蹴飛ばす)
月英「わ────」(武器庫に頭つっこんで、槍で頭が血だらけに)

月英「わ〜〜〜〜〜〜ん」
孔明「馬謖 来ちゃイヤっていったでしょ」
馬謖「馬謖じゃないもん 援軍だも〜〜〜ん」

月英「ど──いう兵器をお求めで?」
馬謖「頭から血ィ出して 何を気取ってんだっ 今度はダチョウにつついてもらうぞ」
月英「やめて下さいよォ〜〜〜」

孔明「あ…… あら馬岱 いらっしゃい」
馬岱「………………」(汗)

馬謖「オラオラ はやく兵器出せよっ ええっ」 ドン ドン ドン (月英をどつく)
月英「やめて下さいよォ」
馬謖「やめてやるから はやく出せっ」(月英に蹴り)
月英「わ────────」 どんがら がっしゃん (猛獣コーナーに突っ込む)

※猛獣を囲っていた檻が壊れる

月英「ひィ〜〜〜〜〜〜〜〜」
象 「パオ────」(壊れた檻から逃げ出す)
虎 「ぎゃお────」(壊れた檻から逃げ出す)
133お父さんは心配性+ちびまるこちゃん6/6:2005/08/17(水) 17:13:44
月英「ひぇ────」(ヘビに巻かれる)
馬謖「ぎゃ────」(タランチュラに噛まれる)
趙雲「コッコラ─── 何やってんだっ」

鳥 「しゃ────────」(孔明に襲いかかる)
孔明「きゃあ〜〜〜」

関索「うわ〜〜〜ん」
鳥 (関索をくわえて飛び去る)
魏延「関索────」
孔明「ひィィ………」

ヘビ「ガブ」(馬謖に喰らいつく)
馬謖「ぎゃあああ」
虎 「がうううう」バッ(馬謖に襲いかかる)
馬謖「ひえ〜〜〜〜〜〜」
ヘビ「んぐんぐ」(馬謖の下半身を飲み込む)

馬岱(これがヘンタイギャクの世界か………)ドキドキ

馬忠「きゃあ〜〜〜〜」
馬謖「ひィ〜〜〜〜〜〜」
奇獣 ドドドドドドドド
王平「ぎゃあ」
奇獣「ぎゃあ ぎゃあ ぐををををを」
象 「パォ〜〜〜〜〜〜」
孟獲「なんなんだ この軍は」

パオ〜〜〜〜〜〜 ぐわ〜〜〜 でや〜〜〜 どわ ヘイヘイ おうおう

馬謖「ひぇ〜〜〜〜 すごいことになってしまった」
134無名武将@お腹せっぷく:2005/08/17(水) 18:56:15
>>128-133
超乙!…ま、まさかコレのネタを持ってくるとは…!

>馬岱(これがヘンタイギャクの世界か………)ドキドキ
この一言が全てを物語るw
135無名武将@お腹せっぷく:2005/08/18(木) 10:13:37
朝から爆笑したw 懐かしいなぁ・・・
136無名武将@お腹せっぷく:2005/08/18(木) 16:01:15
>>128-133
やっぱり馬岱が不幸に見舞われるんだなw

>孔明「もうっ馬謖っ 恥ずかしいたらないわっ バカ はやく帰って 帰ってよ」
>孔明「馬謖 来ちゃイヤっていったでしょ」
>馬謖「馬謖じゃないもん 援軍だも〜〜〜ん」

孔明と馬謖の関係にハゲワロタ
137無名武将@お腹せっぷく:2005/08/18(木) 23:51:43
馬謖がパピィでくるとは…!w
そんで岱はまるちゃん?かな?
ほんと懐かしいねえ、この話
138無名武将@お腹せっぷく:2005/08/20(土) 00:47:51
>趙雲「はやくつかまえろっ」
>王平「変質者だっ」

ワロス

139ガラスの仮面:2005/08/21(日) 23:27:51
あらすじ:劉備のもとへ阿斗を無事届けた趙雲


フ………(趙雲の軍袍がかすかに香る)


「あの子の匂いだ……… 軍袍に………」


(阿斗さま………………)(白目)


「えい! なんてことだ! あの子のぬくもりが体から消えていかん………!」


(背中にまわされた阿斗さまの腕 おしつけられた阿斗さまの顔 握りしめた阿斗さまの手………
 阿斗さまの首筋 髪の毛の匂い……… 体のぬくもり……… 阿斗さま………!)


「なんてことだまったく………! なんてことだ今になって………!」(顔が熱気で上気する)



(今になって これほどあの子がいとおしいとは………………!!!)
140無名武将@お腹せっぷく:2005/08/21(日) 23:41:52
モチツケ趙雲w
141無名武将@お腹せっぷく:2005/08/22(月) 09:35:27
あのシーンがあのシーンが!!
趙雲テラワロス
142無名武将@お腹せっぷく:2005/08/22(月) 22:19:51
王平「変質者だっ」
143無名武将@お腹せっぷく:2005/08/22(月) 23:24:12
それは母性なのか、何なのか
趙雲ワロスw
144無名武将@お腹せっぷく:2005/08/22(月) 23:46:48
>>142のレスでまたワラタw
145無名武将@お腹せっぷく:2005/08/23(火) 02:44:43
>>142
wwwwwwww
146無名武将@お腹せっぷく:2005/08/23(火) 02:45:21
赤ん坊は体温高いからぬくいよーw
ワロタ
147ちびまるこちゃん1/4:2005/08/25(木) 21:36:49
赤壁後 呉郡に駐屯する劉備たち―

魯粛「領土狭くなってきたねー」
劉備「ほんとだね。今年はウチ侵略するんだってさ」
魯粛「へー いいねえ私領土拡大大好き」
劉備「わたしゃ生まれてこのかた侵略なんてしたことないから
   好きだかどうだかさえわかんないよ」
魯粛「どこの侵略するの?魏?漢中?それとも宛かな」
劉備「えーとねェ  たしか蜀とか言ってたな」
魯粛「えっ 蜀!?」

魯粛「すごいねー劉備さんの陣営って弱小に見えてもちゃんとツボ
   を押さえて暴虐してるね」
劉備「なにが?」
魯粛「蜀なんて天険の地だよ 自力で攻める人なんてめったにいな
   いよ 私なんて攻めた事ないよ周喩から話に聞いただけだもん」

劉備「へーそりゃいいこときいたようちもたまたま知り合い(張松)
   からもらうんだって こうなったら沢山攻めるよ」
魯粛「いいなー」
劉備「こんな日がくるなんてねー」
148ちびまるこちゃん2/4:2005/08/25(木) 21:37:47
その後呉将の話が聞こえてくる
甘寧「朱桓君たしか昔蜀を攻めて死んだ人がいたよね」
朱桓「うん 歴史書にのってたね」
劉備「え」
甘寧「そういえば同族を攻めて信を失った人もいたね」
朱桓「うん それも歴史書にのってたね」
劉備(ザーーーーーーッ)

魯粛「劉備ちゃん・・・」
劉備「・・・不信!!・・・死!!」
魯粛「気にする事ないよ・・・」
劉備「・・・とても気にしないでいられないよ」
魯粛「大丈夫だよ張魯だって攻めてるって言ってたじゃん」
劉備「張魯クンちは曹操の後ろ盾があるし自分とこも要害だから
   安全なんだよ・・・ でもうちは根無し草なんだよ・・・もうだめだよ」
149ちびまるこちゃん3/4:2005/08/25(木) 21:38:58
劉備「ただいまー」

劉備「孔明 孔明っ」
孔明「なによそんなにあわてて」
劉備「今度の遠征は中止にしよう」
孔明「は?なんで?」
劉備「蜀や同族を攻めると害があるって今日宮殿で聞いたよ、
   死んだ人までいたんだってよ こわいよ、わたしまだ死にたくないよ」
孔明「ばかねえ大丈夫だよ。蜀も同族もちゃんと攻めれば害なんて
   全然心配ないのよ」
劉備「全然心配ないんなら死ぬ人なんているわけないじゃんっ」
   攻めないにこしたことないよ!」
劉備「張松からの密書はどこ?はやくすてなきゃ」
孔明「ばっ ばかっ おまちっ こらっ」

劉備「はなせ〜」
孔明「ばかっ 大丈夫だって言ってるのにどうして信じないの」
劉備「なにさ孔明のバカわたしが兵士の命を心配してるのに、命
   かけてまで蜀や天下をとりたいなんて意地汚いね野心家め」
孔明「・・・あんたにそんなこと言われるとほんっっとに必要以上に
   腹立つね・・・ ま、いいよとにかく下らない真似するんじゃないよ、
今年は戦争しますからねっ」
劉備「フ・・・・水魚ってはかないもんだね・・・蜀一つでこんなにも心が
   遠いよ・・・・」
150無名武将@お腹せっぷく:2005/08/25(木) 21:40:45
なかなかやね
151ちびまるこちゃん4/4:2005/08/25(木) 21:40:47
書物で地理や歴史について調べる劉備―
劉備「ヒェ〜〜〜ッ要害なんてのもザラにあるね。虎狼関と同じくらいこわいもんだね」
劉備「次は裏切りの結末結末・・・ ヒェ〜〜〜ッこれもこわいね
   うっかり攻めたら嫌われちゃうよ」

ホウ統「あら アンタ勉強してるの?珍しいじゃん」
劉備「ホウ統・・・・」

劉備「いいかいホウ統命が惜しかったら私の言う事をおきき」
―あんたドラマの犯罪者か

ホウ統「なによ」
劉備「今度の遠征には絶対手を貸しちゃいけないよ・・・」

劉備「いいね・・・・」

ホウ統「アイツばかだからもしかして蜀の身内の事きにしてるんじゃ・・・・ぷ・・・
ククク・・・ア〜ハハハハおかし〜〜!」ドンドン

完 
152無名武将@お腹せっぷく:2005/08/25(木) 22:02:43
最後のホウ統ワロス
そのあと思いっきり死ぬんだョなぁとか思っても笑った
153無名武将@お腹せっぷく:2005/08/25(木) 22:04:31
>>劉備「フ・・・・水魚ってはかないもんだね・・・蜀一つでこんなにも心が
   遠いよ・・・・」

なんか哀愁ただよっててワロタww
154無名武将@お腹せっぷく:2005/08/26(金) 01:14:16
ちびまるこ、何でこんなにしっくり来るんだ…w
職人さんGJ!親と一緒に笑っちゃったよ。
155>>154:2005/08/27(土) 01:40:48
このスレ親子で見てるのか・・・。
すごいなw
156無名武将@お腹せっぷく:2005/08/27(土) 01:43:28
今更ながら
張松からの密書
→張松からもらった蜀の地図
にすれば良かったと激しく後悔。
157無名武将@お腹せっぷく:2005/08/27(土) 02:33:49
>>128-133

・・・??・・・どこが面白いのか全然わかんないんですけど。
158無名武将@お腹せっぷく:2005/08/27(土) 05:49:13
そういうのいちいち言わなくていいから
159無名武将@お腹せっぷく:2005/08/27(土) 11:27:30
しかもageていうしな
160ガラスの仮面1/5:2005/08/28(日) 18:04:27
ホウ柔「ほんとに馬岱おぼっちゃまほどお可愛い武人を ホウ柔は見たことありませんよ
   お小さいときからホウ柔は 岱おぼっちゃまが自慢でしたよ
   城へいらっしゃる誰もが 岱ぼっちゃまをほめられて………」


そうだったわ……… 西涼太守の叔父に 錦馬超の従兄………
そのせいで 小さいころからこの城はお客様が絶え間なかったっけ………
むろん叔父や従兄のとりまきだけれど あの頃はそんなことわからなかった………
くる客はみんな私のことをほめてくれたわ………

  程銀『なんて立派な武人さんなんでしょう 馬岱ちゃんは』
  成宜『とても可愛い従弟君ですのね』
  馬玩『こんな可愛らしい武人はみたことありませんよ』

  馬超『いやなに ははは そうかね そうかね』
  楊秋『いまに大変な萌え将になりますよ この子は!』

みんながちやほやしてくれて………だから自分でも立派な武人だと信じ込んでいたわ………
161ガラスの仮面2/5:2005/08/28(日) 18:05:16
あれは………たしか蜀に降って間もない時だったわ………
ある軍師の主催で武人コンテストが開かれて 降将ばかりを集めたチューリップの部に私も参加した時のことだわ………

〜出場者控室〜

  馬岱『はやく はやく ホウ柔 こっちよ!』

  馬岱『!』
  魏延『………』

  馬岱『なんて……… 強そうな子……… 軍神みたい………』

その子の威風は群を抜いていた 控室の人達の注目を その子は一身に集めていたわ………

  法正『なんて強そうな武人でしょう………!』
  王平『ほんと漢の韓信みたい………!』
  厳顔『こんなに立派な将がいるなんて………!』
  陳式『チューリップ賞はおそらくもう この子のものでしょうね』
     わい わい がや がや (魏延に群がる諸将)

私には誰も声をかけてくれなかった……… 振り返る者もいなかった こんなことは初めてだったわ………

  馬岱『きっとあの子が一番だわ 知らなかった……… こんなに立派な武人がいるなんて………』
162ガラスの仮面3/5:2005/08/28(日) 18:06:23
  雷銅『えっ? 馬超さまの従弟がきてるって?』
  呉蘭『まあ ほんとに?』
  呉懿『どの子なの?』
  劉封『ほらいつか雑誌のグラビアで一族の写真が………』
  孟達『まあ あの子がそうなの』

  李厳『ごらんあそばせ 馬超さまの従弟君ですって』
  趙雲『まあほんと! 可愛い子じゃないの』
  黄忠『馬超殿にそういえば目元がよく似ていますこと』
  張飛『可愛い武人さんねえ 今日は従兄上はいらしてないの?』
  馬岱『あ………』
     ざわ ざわ わい わい わい わい

  魏延『………………』 (今まで群がっていた将たちが去り、ひとりポツンとたたずむ)

  馬岱(どうして………!? どうしてみんな集まってくるの………!?
     私が錦馬超の従弟だから………!? 馬騰の甥だからなの………………!?)
163ガラスの仮面4/5:2005/08/28(日) 18:08:06
やがてコンテストがおわり 審査の発表になったわ………

  簡雍『チューリップ部門 降将・チューリップ賞の発表をいたします!』
  諸将 パチ パチ パチ (拍手)

  簡雍『三番 王平ちゃん!』 (※三位)
  諸将 パチ パチ パチ

  簡雍『二番 魏延ちゃん!』 (※二位)
  諸将『わ──────』
  魏延『!』
  馬岱(二番!? あの子が二番………? うそ………! どうして!?
     あんなに強そうな子が………! あの子が一番じゃないなんて………!)
  諸将 ざわ ざわ ざわ

  簡雍『一番! 馬岱ちゃん………!』
  諸将『わ─────────』
  馬岱『───!』

  簡雍『さあ! 馬岱ちゃん どうぞこちらへ!』
  馬岱(なぜ………? なぜ一番なの?私が なぜあの子じゃないの………?)
164ガラスの仮面5/5:2005/08/28(日) 18:08:45
  簡雍『どうぞ! 馬岱ちゃんが一番ですよ!』
  黄権『馬超殿の従弟が一番なんて こりゃいい記事になるぜ』
  糜竺『馬岱ちゃん! こっちむいて!』

  孔明『いったとおりでしょう あの子ならいい宣伝になります』
  劉備『従兄弟でうちのCMに出すのも悪くないな』

  魏延『有名人の従弟は得ね』
  馬岱『──────!!!』

  簡雍『さあ! 馬岱ちゃんどうしたの こっちへいらっしゃい』
  趙雲『さあ 馬岱ちゃんいきましょうね あらあら恥ずかしいのね』
  ホウ柔『岱おぼっちゃま………! さっ』
  馬岱『………………』(顔面蒼白)

  馬岱『岱 一番じゃないわ こんなのいや! 
     あの子の方が立派なのになぜ私が一番なの? 岱が錦馬超の従弟だから………!?

  簡雍『おめでとう 馬岱ちゃん!』
  馬岱(ちがう………! 岱じゃないわ………!)

  魏延 パチ パチ (馬岱に拍手)
  馬岱(ちがうわ! 本当の一番はあの子よ………! 岱じゃないのに………! 岱じゃないのに………!
     こんなのはいや………………! こんなのはいや─────────!)
165ガラスの仮面6/5(おわり):2005/08/28(日) 18:09:40
   李恢『どうしたんでしょう? 帰ってから一度も口をきいてくれませんのよ 馬超殿』
   馬超『コンテストで一位をとったっていうのにかい?』

   ホウ柔『どうなさってんです? 今日はお客様たちに会いたくないんですか?』
   馬岱『ホウ柔』
   ホウ柔『まあ ベソをかいて……… どうなさったんです? コンテストの日から変ですよ 岱おぼっちゃま』

   馬岱『ホウ柔……… あのね……… あの………ききたいことがあるの………      
      でも本当のことを言ってね もし嘘をついたら 岱………死ぬまでホウ柔と口をきかないから………!』
   ホウ柔『まあ なんでございます? いったい』

   馬岱『あのね ホウ柔 あの 岱ね……… 本当に立派な武人なの………?
      城にくるお客様はみんな岱のこと立派な武人だっていうけれど
      でも それは岱が錦馬超の従弟だからじゃないの!? 叔父上が立派な武人だから
      だから岱のこともほめてくれるじゃないの!? そうよ! きっとそうなんだわ!』

   ホウ柔『岱おぼっちゃま ホウ柔は正直に答えますけどね 
      たしかにそんなお客様も 中にはいらっしゃるかもしれませんけれどね
      馬岱さまは萌えですよ これは本当です』
   馬岱『ホウ柔………』

   ホウ柔『池の中をごらんなさい ほうら お魚もびっくりするほど可愛い武人が映っているでしょう
      お目々もぱっちり まつ毛もこんなに長くて 鼻筋も通ってらっしゃる
      唇はまるでサクランボじゃありませんか
      今はお若いけれど 大きくなったら岱さまは 馬超さまよりずっと美しい錦馬岱におなりですよ』

    馬岱『ホウ柔………………! 好きよ………』(ホウ柔に抱きつく)
    ホウ柔『まあまあ おぼっちゃまったら………』
   
166160-165:2005/08/28(日) 18:10:35
番号の振り分けを間違えました。スミマセン。
これで終わりです。
167無名武将@お腹せっぷく:2005/08/28(日) 21:01:37
馬岱さまは萌えですよ って・・・w
168無名武将@お腹せっぷく:2005/08/28(日) 21:24:39
萌え将ワロタw GJ!
169無名武将@お腹せっぷく:2005/08/28(日) 22:06:18
懐かしいシーンだGJ
亜弓がガキの頃の話だよな

いやがる岱に萌え
170無名武将@お腹せっぷく:2005/08/28(日) 22:43:36
チューリップ賞馬岱モエス
171無名武将@お腹せっぷく:2005/08/29(月) 00:38:09
錦馬岱w
172無名武将@お腹せっぷく:2005/08/29(月) 18:33:25
おめでとう馬岱ちゃんワロス
173ちびまる子ちゃん(1):2005/08/29(月) 19:49:23
 ――曹操が54歳の時丞相に任ぜられた、魏郡に封じられたので「魏」を建国
   魏は元気にすなおに、すくすく強国になっていった。曹操はとても幸せであった
   愛する家臣と可愛い帝に囲まれて順調な覇業を過ごしていた、ところが、
   建安13年 赤壁の戦い勃発―――――

曹丕「敗戦…」

 ――建安13年冬、ついに曹操の軍へ呉軍が殺到する
   魏軍40万、うち死傷者10万 呉・劉備軍は3万であった――

曹操「元譲、今までありがとう
   妙才、お兄さんの言うことをよくきくんだよ」

夏侯淵「孟徳ちゃんいやだっ、行っちゃやだ、一緒に撤退しよう」
曹操「妙才、逃げなきゃダメだ」
夏侯惇「………」
夏侯淵「いやだ孟徳ちゃん孟徳ちゃん
夏侯淵(はやく…帰ってきて 生きて帰ってきて孟徳ちゃん
    はやくはやくはやく)

  「はやく……」
174ちびまる子ちゃん(2):2005/08/29(月) 19:50:01
  「はやく……」

 〜〜矢傷を負って忘れ去られている黄蓋〜〜

黄蓋「はやく来ないかな周瑜君…あーもう帰ろうかな…
   でも孫権君に“曹操を討ち取る”なんて大見栄きっちゃったしなあ…」

黄蓋「えっ」(額に雨粒)

黄蓋「げっ雨だっ、さっきまで天気よかったのに」
   やだな冗談じゃないよ、わああ、厠へ逃げよう
   あーあ、寒いよォ」

   「寒いよう」

 〜〜夏侯惇&夏侯淵、敗走中〜〜

夏侯淵「寒いよう惇兄…焚き火もつかないね……何もないね」
夏侯惇「淵…こっちにおいで」
夏侯淵「惇兄…孟徳ちゃん生きてるよね? 死んでないよね?」
夏侯惇「あたりまえでしょ……あの人が死ぬわけ……ない……」
夏侯淵「孟徳ちゃん…」
175ちびまる子ちゃん(3):2005/08/29(月) 19:50:34
 ――そのころ曹操は、敗走途上になっているある華容道にいた――

張遼「孟徳さん…」
曹操「ん? なんだ張遼君」
張遼「もうここ(赤壁)はダメですね、呉の圧勝です」
曹操「うん、もう我が軍はかなりやられたからな…今日中には壊滅するだろう」
張遼「荊州や合肥も攻撃され始めてるようですね
   孟徳さん、従兄弟さんたちが心配でしょう」
曹操「ああ…心配だな、たのむから無事でいてほしい」
  (元譲…妙才…無事でいてくれ…)

張遼「はやく終わるといいですね…帰りたい…帰りたいなあ
   ボク…一人息子がいるんです、張虎っていうんです」
曹操「キミはまだ○○歳だもんなァ、若いなァ」
張遼「愛する息子と別れてこんな所で敗走してるなんて…」
曹操「うん…悲しいなあ敗戦って…」
張遼「あっ」
関羽(キョロキョロ)
張遼「しまった、うっかり罠に落ちたようですね、伏兵がいる」
曹操「動くな、奴がむこうに行くまで待つんだ」

  「とにかく待つんだ」

黄蓋「とにかく待つしかないなあ、戦が終わるのが先か
   周瑜君が来るのが先か……とにかく待つしかないなあ
   あーあ、なーんかなァついてないな、運悪いんだよな」

  「そう…まったく運悪いよな」
176ちびまる子ちゃん(4):2005/08/29(月) 19:51:24
  「そう…まったく運悪いよな」

張遼「2人っきりで関羽軍に出くわすなんて…」
曹操「うむ、あの関羽軍に見つかりさえしなければ逃げ切れるのだが」
張遼「孟徳さん、オレおとりになりますからその間に逃げて下さい」
曹操「何を言うんだ、バカなまねはよせっ」
張遼「孟徳さんには奥さん(達)と子供さん(達)が待ってるでしょ、俺には家臣も領民もいないから
   ここで二人とも犬死にするより孟徳さんだけでも生きてくれ、じゃ行きます」

曹操「ばかっよせっ、張遼っ待てっ、おまえにも息子がいるだろ? 嫁さんだっているだろ
   なぜおまえが行くっ、オレと条件は同じだ、おまえひとりを行かすわけにはいかない
   死ぬのは年の順だ、そう決まっている」
張遼「…孟徳さん冗談じゃねえよ オレが孟徳さんを見殺しにして
   逃げれると思うか? ばかにするなっ」
曹操「ならばオレも同じだ、おまえを見殺しにして逃げれるわけないだろ
   張遼っ 死ぬ時は一緒だっ、いいなっ」

劉備軍「Hey Zao-Zao!! HOLD UP!! ヒッヒッヒ」
張遼「あっというまに全員見つかってしまいましたね…」
曹操「万事休すだ、張遼、あの世でまた会おう
   張遼、不思議とこわくないな」
張遼「はい、全然」

曹操(よしっ、では元譲、妙才 先いくぞ さらば―――)ドッカーン
177ちびまる子ちゃん(5):2005/08/29(月) 19:52:01
夏侯惇「あら? いま剣戟の音きこえた? 気のせいかしら」
夏侯淵「きこえたよ、それと…孟徳ちゃんの声みたいのも聞こえた」
夏侯惇「孟徳ちゃんの声? なんてきこえた? 淵っ、言って」
夏侯淵「……元譲 ……妙才 さらば」
夏侯惇「やっぱり…」
   (私にもそう聞こえていたの あの人は逝ってしまったんだ…
    今…どこか遠い呉の攻撃で… …体がばらばらになって全部…もう…
    すべてが…私の忠義のすべてが無くなってしまった…孟徳…孟徳…)

  (孟徳…)

張遼「…孟徳さん」
曹操「…張遼? 無事か?」
張遼「…オレ達生きてますね 攻撃されましたよね
   でも誰が? そして敵は?」
曹操「うん、何が何だかさっぱり……」

張遼「あっ、さっきの関羽軍が引き返していくぞっ」
関羽「ゲホゲホ」(わざとらしい咳払い)
張遼「情に流されたんだっ」
曹操「お人よしだな、自分の勝ち戦なのに」

関羽「I'm ……Sorry Brother…… ……Please excuse ……me forever………」

張遼「…誰かに侘びを入れたようですね」
曹操「うむ………早く行こう、呉軍が集まってくるぞ」

張遼「オレ達なんでこんな所でこんなことしてるんでしょうね
   この乱世って何で起こったのでしょう」
曹操「…忘れた、もう乱世の意味すら私達にはわからん」
張遼「ああ…もう終わってくれよォ」
曹操「そろそろだと思うがな」
178ちびまる子ちゃん(完結):2005/08/29(月) 19:52:54
 建安14年――荊州――

夏侯淵「お兄ちゃん、孟徳ちゃんが帰ってきたって」
夏侯惇「淵っ、そういうウソはよくないわよ、忙しいんだからっ」
夏侯淵「程イクさんが山で見たって言ってたもん、とにかく行ってみようよ」
夏侯惇「あっ」(あの人が…そんなバカな……)

曹操「よいしょっと」(入城)
惇・淵「!」
曹操「おおっ、ちょうど城門にいたとはタイミングがいいなあ
   ただいま帰りました…」
夏侯淵「孟徳ちゃん!」
夏侯惇「孟徳ぅぅ!」

 この日から曹操と家臣の楽しい覇業が再開したのである
179無名武将@お腹せっぷく:2005/08/29(月) 22:02:05
正直全く面白くないと思ったが>>177
>張遼「情に流されたんだっ」
>曹操「お人よしだな、自分の勝ち戦なのに」

>関羽「I'm ……Sorry Brother…… ……Please excuse ……me forever………」

>張遼「…誰かに侘びを入れたようですね」
の部分はちと良かった。
180無名武将@お腹せっぷく:2005/08/29(月) 23:00:40
面白いとか面白くないとかじゃなくて

ちょっぴり涙目になった
これ、元ネタのシーンはやっぱ戦時中のシーンなの?
181無名武将@お腹せっぷく:2005/08/29(月) 23:53:46
オレはハラハラしながら読んだぞ。GJだ。
ヒデじいの話だよね。
182無名武将@お腹せっぷく:2005/08/30(火) 00:00:29
>>179
>>158-159

>>180
花輪君とこのヒデじいの昔話(戦争の話)だね。
しんみりした話なのに可哀想な黄蓋とか
髪も髭もド金髪の関羽が思い浮かんだりとニヤリともした。
183無名武将@お腹せっぷく:2005/08/30(火) 00:12:55
まるこにこんな話あったんだ。
切なくなりつつも、関羽の英語に噴いたw
184櫻の園(吉田秋生) 1/3:2005/08/30(火) 16:38:03
  曹操@昔語り

曹操「あたしもねえ 若い時ほしい人がいたの
   他軍の人でね 登城帰りよく調練してるとこ見に行ったわ
   いくつか年下でね 人の頭越しに戦場で走るあの人のこと
   いつまでも見てたわ あんな幸福なことってなかった
   それから降伏してきて・・・・・・赤壁で敗走した時久しぶりに
   待ち伏せされて会っちゃったのよ」

曹丕「え――その人と?」

曹操「うん あいさつしたの 久しぶりって言って――
   いろんなこと話して・・・・・・懐かしいねって あたし思ったの
   きっと斬られるだろうなって」

曹丕「え?」

曹操「あの人言ったの軍師の命を受け、丞相をお待ちしておりましたって
   あたしきっと泣きそうな顔してたと思う」
185櫻の園 2/3:2005/08/30(火) 16:38:49
曹操「あたし嘘ついた 言えなかったわ そのうち魏王になるって
   あたしきっと戦ってもらいたかったの
   五関の守将を斬った時のことをお忘れかって言って
   ああ8年たったんだなってほんとに思った

   あれから8年たっちゃって・・・・・・もうあたしも一奸雄じゃないし
   あの人も一美髯公じゃない もうあの頃のあたしたちじゃあないんだなあ

   8年たって・・・・・・あの人もそういうふうに昔の恩人を斬れる男に
   なったのね あたしもサラッと命乞いできる男になっちゃった
   もうあのぎこちない恩返しは二度としてもらえないんだなあって思った・・・・・・」

曹丕「・・・・・・」

曹操「なんだ・・・・・・あんた泣いてんの?」

曹丕「だって父上その人のこと・・・・・・ほんとに好きだったのね
   ずっと忘れてなかったのね・・・・・・」

曹操「そうよ・・・・・・忘れたことなんてなかった――
   初めての美髯公なのよ 忘れるわけがないわ
   忘れたら人材マニアじゃないわ・・・・・・本当にほしくてほしくて
   たまらなかったのよ・・・・・・」
186櫻の園 3/3:2005/08/30(火) 16:39:27
曹丕(ああ――そうか きっとこれね 誰かをほしくなるって
   こういうことね・・・・・・)

   本当にほしくてほしくてたまらなかったのよ

曹丕(父上もそうだったのね・・・・・・)


     あたしの送った髯袋を握る 彼の手がほんの少しふるえていたわ

     あの ぎこちない恩返しは もう二度とないの――
187無名武将@お腹せっぷく:2005/08/30(火) 16:44:50
ソウソウ(ノД`)セツナス
妙にカワイイ曹丕にはワロスw
188無名武将@お腹せっぷく:2005/08/30(火) 21:47:55
しんみり切ないのに
>忘れたら人材マニアじゃないわ
で吹いたw
189無名武将@お腹せっぷく:2005/08/30(火) 23:12:36
自分は
>初めての美髯公なのよ
で吹いた。
ナンにせよGJ>>184-186
190無名武将@お腹せっぷく:2005/08/31(水) 01:41:31
>>160-165
厳密に言うと「立派な武人」ではなく「萌えな馬岱」ワロス
しかもチューリップw

>>173-178
>>184-186
GJ!
たまにしんみり切なくなれるのもこのスレのいいとこだな
191無名武将@お腹せっぷく:2005/09/02(金) 18:32:18
トップ絵予告キタコレ


そういや前スレの終わり頃あーみん三国志描いたって人は何処へ?
スキャナの修理に何ヶ月もかからんだろうに。
192無名武将@お腹せっぷく:2005/09/04(日) 19:58:55
動物のお医者さんの「このくそぼっちゃんめ」あたりの話で何か出来ないだろうか
私が作ろうとしてもどうもうまくいかないです
193無名武将@お腹せっぷく:2005/09/04(日) 23:17:37
魯安さんトップ絵予告キタ─────────!!!
しかもカラー!!!
194動物のお医者さん1/8:2005/09/04(日) 23:28:36
蜀軍の武器庫付近で敵襲にあうのはとても危険だ

孟優「敵襲ならどこであったって危険だよな」
朶思王「そうだ そうだ」

こういうのは事情を知らない他国の将兵である

ジャ───ン ジャ───ン ジャ───ン

張翼「敵襲だ」
高翔「敵襲だ」
李恢「敵襲だ」

このあたりは 扱いを習ったばかりの兵器を使ってみたい将兵が いっぱいいるのだ

馬忠「やっぱり 投石器使ったらいけないかしら」
張嶷「動くな 地雷をしかけたから危ない」
呉懿「連弩のこのへん 折れてるんじゃないかな」
馬謖「………………」

孟優「やめろ───っ オレは軍使にきただけなんだ──────っ」
馬謖「………………」

馬謖はなにもやってみたくなかった 習ったことをとっくに忘れたからだ

楊儀「助けなくていいでしょうか」
馬謖「だいじょうぶ 小勢なんだから たいしたことはできないわよ〜〜〜」

馬謖「それにアタシは国際親善の仕事で忙しいんだから〜〜〜〜」

国際親善の仕事───── 
それは国際親善と称し 南蛮征服を目論む蜀軍の先鋒隊として 禿竜洞に孟獲を討ちにいくことである
195動物のお医者さん2/8:2005/09/04(日) 23:29:11
王平「なんか……… 出かけに敵襲を目撃するなんて 不吉だよな」
魏延(汗)
孟優「敵襲じゃ ないんだ───っ」

不吉な予感は当たった 馬謖は隊の統率があまり上手ではなかったのだ(ひかえ目な表現)

王平「敵陣付近は避けましょうね 馬謖殿」(汗)

これから敵襲にあうから気をつけるように──────
さっき目撃した小競り合いはそういう警告だったのかもしれないと 王平と楊儀は思った

王平「次 右折ですよ」(※南蛮地図を見ながらナビ)
馬謖「もっとはやく言わなきゃダメ〜〜〜〜〜〜」
王平「どこでもいいから右折してください」
馬謖「じゃ 右翼に合図しないと」 

馬謖 ブッブ──────(右翼に合図を出すが上手く伝わらない)

馬謖「くそ〜〜〜」
王平「馬謖殿 もっと意志を強くもって行きたいところへ行かなければ──────」
馬謖「わかってるってば〜〜〜」
196動物のお医者さん3/8:2005/09/04(日) 23:29:51
楊儀「これは……… 夷陵の戦いに出た黄権殿が 蜀に帰れなくなったパターンと同じだ」

本陣から離れて呉のテリトリーに入ってしまった黄権は 
どつかれ 逃げ どつかれ 逃げ しているうちに

   朱然『カ───ッ』
   黄権(逃げる)
   韓当『カ───ッ』
   黄権(逃げる)

帰ることができなくなって 魏に降ってしまったという説があるのである
馬謖たちの場合 すでに成都も蜀軍本陣も敵陣さえも 遠くなっていた


                     蜀本陣
                      /\
                    /   \
                   /      \
                 /         \
                /            \
              /               \
            禿竜洞─────────現在位置
         (孟獲本陣/目的地)          (馬謖)


                 【魔のトライアングル】
                    
                
197動物のお医者さん4/8:2005/09/04(日) 23:31:28
約束の日時にはとうてい間に合わない(通常の2倍の時間をみておいたのに)
馬謖らはまったく南蛮の言葉を話せないし この輜重は諸葛亮用の食糧である

王平「ええ──────っ さっきすこし落としませんでしたか!?」
馬謖「落としたかもね〜〜〜〜〜〜」

──────と次々とわかってくる恐ろしい事実に

王・楊(戦線から離脱して逃げたい)

とさえ思うふたりであった

馬謖「あ 馬岱」
王平「えっ 馬岱殿!?」
魏延(喜)

楊儀「止まれますか 馬謖殿」
馬謖「なんとか〜〜〜」

王平「かわいい〜〜〜」
楊儀「お行儀いい〜〜〜」
馬謖「器量微妙〜〜〜」
魏延(喜)

馬謖「じゃ 先を急ぐのでこれで〜〜〜」
馬岱「待たんかい!!」
馬謖「ひ〜〜〜〜〜〜 追いかけてくる〜〜〜〜〜〜」
馬岱「タダ見はいけねえぜ」
王平「馬謖殿 ダメです こんなところでまがっちゃ──────」

馬岱「お菓子! お菓子!」
馬謖「だってなんにももってないのよ〜〜〜〜〜〜」
198動物のお医者さん5/8:2005/09/04(日) 23:32:10
馬岱の追撃をふりきったときにはハッキリと道に迷っていた

楊儀「なんだか 陰気なところに来てしまった………」
魏延(汗)

出かけの敵襲は 馬岱の呪いへの警告だったかもしれないと 王平と楊儀は思った

馬謖「なんで本陣に行くのにトンネルがあるわけ こわいじゃん」
王平「だからすでに本陣への道からはずれているんでよ」

   キャ──────ッ

馬謖「ひ〜〜〜〜〜〜っ」
楊儀「だいじょうぶ 馬の蹄の音です」
王平「目をあけて 馬を御して───ッ」

   ガッタン

馬謖「輜重車が道から落ちちゃった 降りて押して〜〜〜〜〜〜」
王・楊「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」(道から落ちた輜重車を押す)
 ↑もともとこのためにつれてこられた要員である それとぬかるみにはまった時のため

楊儀「霧がでてきましたね」
馬謖「海のニオイがしない?」
王平「そんなはずないですよ 距離と方向からいって」
楊儀「さっきまでいっぱいいた南蛮人はどこへいったんだろう」
王平「枝道にはいったらだろ」
馬謖「なんだか 生きものの気配が全然しないみたい」
王・楊「………………」(顔面蒼白)
199動物のお医者さん6/8:2005/09/04(日) 23:32:53
魏延「………………」(汗)

魏延は後頭部を隠したいキモチになったが
南蛮軍行用の頭巾は いつものとちがって隠せないようになっていた

王平「本当に 人が一人も通らない………」
馬謖「こうなると かえって人がきたときコワイわね」
王平「ど……… どうしてです」

馬謖「うしろから近づいてくる 四輪車を見たときにさ〜〜〜〜〜〜 誰も乗ってなかったら〜〜〜〜〜〜〜?」
王平「やめてください!!」

楊儀「馬岱が乗ってたら?」
王平「かわいいじゃないか」

海のニオイはますます強くなってきたようだ

魏延(ピク)
楊儀「どうした 魏延殿」
魏延「………………」
王平「なんだよ 魏延殿 なにかいるのか!?」

   ガサッ

王平「わ─────────っ 兀突骨だ─────────!!」

出かけの敵襲は馬岱の呪いではなく 兀突骨の呪いへの警告だったのか──────!?
200動物のお医者さん7/8:2005/09/04(日) 23:33:42
馬謖「ひ〜〜〜〜〜〜〜」  
 
ス────── ダッ(兀突骨らしき物体が沼を渡っている)

馬謖「なんだ〜〜〜 味方部隊じゃないのよ」
   ※霧のために 蜀軍兵が鱗に身をつつんだ巨大な兀突骨に見てただけ
王平「誰ですか 生きものの気配がないなんていったのは はははははは」

ところがここにとろい武将がいた 沼のこっちがわで 渡ろうかどうしようか迷っていた

関索「………………」

馬謖「じゃ 行こうか」
関索「やっぱりわたろう」

関索 ダ─────────ン(馬がいきなり卒倒 関索も落馬)

楊儀「毒沼だ………」
王平「あの警告は毒沼のことをさしていたんだ」
馬謖「毒気はほとんど出てなかったと思うんだけど〜〜〜〜」

楊儀「馬謖殿 負傷兵の手当ては──────?」
馬謖「習ってないわよ 丞相が教えるのは木牛の修理だけよ」
王平「そうでしたね じゃ ウシのつもりでやりましょう」
魏延(汗)
201動物のお医者さん8/8:2005/09/04(日) 23:35:55
楊儀「ええと まず毒気の被害を受けないように 関索殿を移して………」
↑こういうときのための要員

馬謖「心臓は動いてるわ 血も出てない たぶん落馬した時のオシリの打撲だけだと思うんだけど〜〜〜
   起きてくれないかな〜〜〜〜 魏延殿ちょっと舐めてみて」

魏延「ペロペロ」
関索(ハッ)目が覚める

関索「ギョッ」(魏延にビビる)

関索 スタッ パカッ パカッ パカッ (平然と行ってしまう)
魏延「………………」

関索はオシリの打撲にビックリして失神していただけのようだった

一同(よかった………)
202動物のお医者さん9/8おわり:2005/09/04(日) 23:36:26
楊儀「見ろ いつのまにか霧が晴れている」
王平「ホントだ」

楊儀「海のニオイって………」
王平「干物じゃないか」
馬謖「ホントだ海のニオイだ〜〜〜」

楊儀「すみません ここはどこですか」
孟節「?」 ※干物も孟節宅に干してあるモノ

禿竜洞についたときには約束の日時をかなりすぎていたが 諸葛亮は許してくれた
(しかしルーズな弟子と思われたであろう)

馬謖「あの〜〜〜〜」
孔明「Z〜〜〜〜〜〜」※本隊はとうの昔に着いていて待ちくたびれた孔明

そしてとっぷりと秋も暮れたころ 一行はやっと成都に帰ってきたのだった
203194-202:2005/09/04(日) 23:40:32
番号の振り分け間違えました。
これでおわりです。ごめんなさい。

>>192
「このくそぼっちゃんめ」って何の話?
ハムテルが犬の散歩のアルバイトする話?(だったら既出だが)
204無名武将@お腹せっぷく:2005/09/04(日) 23:56:44
>203

>馬謖「器量微妙〜〜〜」
ハゲワラw そこまで言うか

くそぼっちゃんはコミックス12巻の銀杏の話です
205無名武将@お腹せっぷく:2005/09/05(月) 13:40:42
>>194-202
長作乙! 何でほぼ丸々1話分ネタに出来ちゃうんだろう…凄いなぁ…。

>くそぼっちゃん
パッと思いつくのは劉禅VS孔明とか孫権VS張昭だが
思いつけばネタがスラスラ書けるわけでもなくorz
206孫家の紋章1/3:2005/09/07(水) 22:26:09
〜酒宴にて〜

孫権「ひさしぶりだな………………」
周泰「え」

孫権「幼平………………」
周泰(ま まさか………)

周泰「そ……… そんな……… あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

孫権「あれほどの傷を受け 長江の濁流に落ちてもなお 命あるとは………
   幼平 そなたはまさに 神の護衛武将………………」
周泰「そ 孫権様! ど どうして……… どうしてここに………………」

周泰「ああ……… よらないで酔っ払い ど どうしてこの酒宴に殿が」
孫権「長江の護衛隊 よくぞ……… よくぞ無事であった そなたの生を信じつつも………」
周泰(なぜ なぜなの 建業から遠く離れたこんな酒宴に………………)

孫権「傷は……… 傷は治ったのか………」
周泰「よ よらないで 酔っ払い〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
207孫家の紋章2/3:2005/09/07(水) 22:27:24
孫権「もう……… 痛みはせぬのか 見せてみよ!」
周泰「え? え─────っ な なにを? 孫権様」

孫権「傷を……………… 見たい!」
周泰「あ──────っ そ そんな傷はもう な 治ったわ
   治ったわよ 治ったわよ はなして 孫権様っ」

孫権(周泰の上着を脱がそうとする)
周泰「やめて 孫権様」
孫権「騒ぐでない そなたの力では わたしの腕にはあらがえぬ」
周泰「やめて 孫権様 お願い ま まだ少し痛むのよ 手荒なことはやめて
   やめてぇ 孫権様 お願い お願い」

孫権「ならば おとなしくいたせ」
周泰「孫権様………」
孫権(周泰の上着を剥く)
周泰「やめて やめてえ 助けて蒋欽 蒋欽 呂蒙殿 だれか………
   いや─────────っ 助けて 徐盛 甘寧──────」

(略)
208孫家の紋章3/3:2005/09/07(水) 22:28:21

周泰(気絶してしまう)

孫権(気を失ってしまったのか 長江の護衛……… 
   おお……… なんと……… 傷跡が……………… 無い!!………………
   敵兵に切り裂かれたあの傷が 消えている
   なんと不思議な……………… あれほどの傷を受け 長江に落ちたのに………………
   肩にも 背にも……… みにくい傷跡など見当たらぬ
   雪のように白い膚に………………うすいバラ色をしている箇所があるが……… おお………………
   どこにも……… 傷がない……… これぞまさしく神のなせるわざ……… なんと不思議な………………)
周泰「ん………」はっ (目を覚ます)

周泰「きゃ──────っ 孫権様」
孫権「気づいたか」
周泰「いや──────っ 孫権様 こんな格好を そんな そんな はなして」

孫権「おお 長江の護衛 長江の護衛 そなたはまさしく まさしく 神の護衛武将だ
   この不思議を知れば 近隣の国の人材マニアは ますます神の護衛のそなたを手に入れようと うごめきだすぞ」
周泰「いいえ ちがうわ 傷は張昭殿が名医華佗を呼び 傷跡が残らないよう整形手術をして………
   ん……… こんなこと説明してもわからない でも神のわざではないわ 孫権様」

孫権「ふ……… 言い逃れは聞かぬぞ そなたを……… わが呉の首都 建業へ連れて行く」
周泰「いいえ いいえ わ わたし……… 孫権様………」(真っ青になり 全身を震わす)
孫権「そなたは私が苦労して やっと手に入れたのだ 逃げられはせぬぞ!!」
209無名武将@お腹せっぷく:2005/09/08(木) 00:37:24
孫権が変態っぽくてワロスwwww
210無名武将@お腹せっぷく:2005/09/08(木) 01:45:23
>周泰「よ よらないで 酔っ払い〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
モニタに烏龍茶噴いたw


朝目新聞で王家のパロディイラスト発見。
あまりの壮絶さに笑い死にかけたよ。これの三国志見てぇ…。
ttp://asame3.sakura.ne.jp/renita/cgi-bin/bbsnote.cgi?fc=thread&log=7429
211お父さんは心配性@4巻  1/2:2005/09/08(木) 17:32:06
     〜幕舎にて〜

黄ケイ「今度、曹操の前で西涼兵が閲兵をする事になった」
馬岱「え!?」
黄ケイ「つまり、一目ぼれをしたってことだ。
    この前こちらを視察に来たときに、馬騰殿を気に入ったみたいなんだ」
馬岱「や、やですよォ。殿は大事な君主なんですかr」
黄ケイ「馬岱君!!この閲兵にはわれわれの運命がかかってるんだ。
    今や天下の曹操を敵に回せば、我々の計画はおしまいだ!!
    今度の水曜日に会うそうだ。絶対に失礼な真似はするなよ!!」

   「あら馬岱さん。聞いたわよいいわねぇ馬騰さん。未来の大将軍じゃない。
   「でも、気をつけたほうがいいわよぉ。
   「その曹操さんって・・・
   「・・・・・・・・・かなりの遊び人みたいよ            くすっ」

馬岱「やっぱり行くなっ殿!!!」
馬騰「なーに言ってんの、今さら断れないじゃない。それに群雄に手を出すわけないでしょ
    きっとからかい半分よっ。じゃあね」
馬岱「殿!!!
    わ〜んどうしよどうしよどうしよ〜。             エライコッチャ
    誰か他に殿を救ってくれる人いないかナ〜」        エライコッチャ
212お父さんは心配性@4巻   2/2:2005/09/08(木) 17:48:26
      〜西涼〜

馬超「実は昨晩、変な夢を見た。それが吉夢か凶夢か気になってな」
ホウ徳「どのような夢をごらんになりましたか?」
馬超「うむ、わしが雪のなk」
馬岱「わかぎみぃーーーーーー!!!」
ホウ徳「うわー」
馬岱「わかぎみーーー」
馬超「わ〜ん、なんだか知らないけどごめんなさいっ」
馬岱「バカヤロー悠長に夢なんか見ている場合かっ!!
    どういう神経してるんだてめえは!!ええっ?」

ガッ

ホウ徳「・・・用件は何ですか用件は」
馬岱「じ・・・実はですねぇ・・・」        

馬超「ええっ、じゃあ父上を曹操の下にいかせたんですかぁぁ!?」
馬岱「そうなんだ・・・」
馬超「こ・・・こ・・・こ・・・
    この 大 バ カ ヤ ロ ー! ! ! 
    なに考えてるんだ貴様!!」
馬岱「堪忍や、堪忍したってや、にいちゃん。仕方なかったんや、仕方なかったんやぁぁぁぁ」
馬超「ええい、くそったれ!!
    今から全員で父上の元に向かうんだ。もし何かあってみろ!」
馬岱「し・・・しかしわしは顔を知られてるし・・・」
馬超「こういう時こそ得意の変装せんかいっ!アホタレ!!」
馬岱「うっううっ・・・うっ・・・(泣きながら乞食の衣装に着替える)」
213無名武将@お腹せっぷく:2005/09/08(木) 23:15:12
>>210
ハゲワラ。オレも三国志風王家のイラストみたくなったwww

>>212
>馬岱「し・・・しかしわしは顔を知られてるし・・・」
>馬超「こういう時こそ得意の変装せんかいっ!アホタレ!!」
>馬岱「うっううっ・・・うっ・・・(泣きながら乞食の衣装に着替える)」

ワロタよ。
214お父さんは心配性@4巻:2005/09/09(金) 20:15:04
劉備「き・・・綺麗な星空ですねぇ」
孔明「あら、本当ですわね」
劉備「(今日こそ・・・今日こそ言うぞ。プロポーズするんだ)
    あ・・・・・・あの、孔明さん」
孔明「ハイ?」
劉備「あの  (よし今だ、言え!『軍師になってください』)」

関羽「けっきょく、何も言わず三時間も星空を見ながらぐるぐる歩いていたの?」
    (孔明さんもよくついていったナ)
劉備「・・・・・・うん。
    何てゆーか今ひとつ自分に自信がなくて・・・孔明さんは頭が良いし若いし・・・
    なのにわしは万年放浪中だしこの土地も借り物だし・・・・・・・」
    何か、何かきっかけがほしいんだ。少しでも自身になるものが・・・」
関羽「フーン。  あ、じゃあねえこれは?」
劉備「何なんだ?」
関羽「曹操軍襲来。夏侯惇を先陣に攻めてくるんだって。
    この戦に孔明さんを呼んで、勝った勢いでプロポーズすればいいのよ」
劉備「曹 操 軍   襲 来 」

    〜妄想中〜
   ジャーン    ジャーン
曹操「げえ、劉備!!」          ワーワー
劉備「曹操、覚悟!!」          ワーワー
曹操「ええい、引け、引けーー」       ワーワー
孔明「ステキですわ、劉備さん!!」
劉備「孔明さん!!
    僕の、 軍 師 に な っ て く だ さ い ! ! 」
    〜妄想終了〜

劉備「やったろーやないけーーー!!!
    はっはっはっはっはっはっは、泣いちゃったよおりゃあ、ええ!?」
関羽「単純なんだから」
215無名武将@お腹せっぷく:2005/09/09(金) 21:22:07
お父さんネタ(・∀・)イイ!!

>>211-212の上手さは参考にしたいくらいだ。
216無名武将@お腹せっぷく:2005/09/09(金) 22:38:16
>>214
元ネタ大好きなんで

ハゲワロタwwwwwww
217トーマの心臓:2005/09/09(金) 23:08:52
〜あらすじ  劉備は、配下の徐庶を曹操に引き抜かれてしまった〜

劉備「・・・なにか話でもあるのかい、ウンチョー」
関羽「別に、ね・・・これといって・・・」
劉備「それじゃ、邪魔しないでくれないか」
関羽「・・・・・・」                ガタン(外に出てゆく)

   コト

劉備「!?まだ話があるのかい?ウンチョー」
曹操「ぼくだよ」
劉備「ーーーーー!」

曹操「あの・・・リュービ・・・あの・・・ね。
    ぼく知らなかったんだ。ずいぶんいろんなこと・・・
    ぼくジョショの事あんまり好きじゃなかったんだ。引き抜いたとき喜んだけど。
    ぼく君がジョショを好きになって、君といるウンチョーがぼくを見てくれないかと思ったの」
劉備「・・・そこをどいてくれないか、ソウソー」
曹操「最後まで聞いて!!
    ・・・ぼくは茶番劇(関羽を配下にしようとした事)のことで、君に謝ったことなかったけど・・・
    ・・・ごめんなさい」
劉備「・・・気にしてないよ」
曹操「許してくれる?そう言って」
劉備「ゆる・・・・・・
    ―――ぼくはどんなふうに見える?君が考えてるより、ぼくはずっと・・・!」
曹操「リュービ?」
劉備「ぼくには何も言わなくていいんだよ・・・なにもそんな・・・ぼくの方こそ・・・・・・」
曹操「・・・・・・リュービ」

劉備(いったい誰に言えるだろう。誰が僕を許すだろう。
    ショカツリョーを配下にするために、わざとジョショを追い出したなんて)
218無名武将@お腹せっぷく:2005/09/09(金) 23:12:05
>>217
オスカー雲長ハゲ萌える…ハァハァ
219トーマの心臓:2005/09/09(金) 23:14:23
>>217うは、読み返してみるとグダグダwwwwっつえwww

>>215
>>216
うれしい事言ってくれるじゃないの。
それじゃあまたネタを投下させてもらうかなww
関羽「きゃー、徐州がない!!」
劉備「ど・・・どうした関羽ー!!」          
関羽「張飛に任していた徐州が奪われたみたいなの」
劉備「チョッピリ魔が差して痛い女囚が割れたいたみなのぉ!?ちゃんとしゃべりなさい!!」
関羽「だから徐州が奪われたって言ってるでしょ!!」
曹操「徐州が奪われたぁ!?             バキィィィィィ(馬で乱入)
    おじさんですか犯人は?なに考えてんですか。この耳長っ!バカッ!!」
劉備「落ち着け、わしじゃない!おまえこそなに言ってるんだバカッ!!!」
関羽「・・・もうしらない・・・」

孔融「城ドロボーですか?噂には聞いた事ありますけが、この辺じゃねえ・・・」
劉備「とにかく、他にも被害者がいるか聞いてみてください」
 〜孫策さんの場合〜
孫権「イヤミかー!兄ちゃんは、兄ちゃんは城なんかもってないんだよー」
孫策「ゴメンよ仲謀ー!兄ちゃん城もってないんだよー!!」
 〜劉表さんの場合〜
劉表「城ですか。 荊州しか興味ありませんが何か?」
劉備「いえ、そういう問題じゃ・・・」
カイ越「ここの襄陽がポイントです」

孔融「と、とにかく周辺をパトロールしてみますよ」
劉備「あっ、お願いします」

劉備「ただいま、関羽。やはり被害者(?)がいたよ」
曹操「やっぱりさあ、兵法なんていっても、兵を従わせる事じたい無理があるわけだしさぁ。
    でも、孫氏の力は認めざるをえないよね」
関羽「ふーん」
劉備「なに人の家でくつろいでやがるんでぇ!!      ガッ
    早く帰れと言ったろう!!なーにが『孫氏の力は認めざるをえないね』だぁ?
    も、いっぺん、ゆーてみぃ!?」
曹操「く・・・くりかえさなくてもいいじゃないすか・・・」
    (※他人には聞かせたくなかった、中年の知ったかぶりの意見)
221無名武将@お腹せっぷく:2005/09/10(土) 00:27:41
>>220
>孫権「イヤミかー!兄ちゃんは、兄ちゃんは城なんかもってないんだよー」
>孫策「ゴメンよ仲謀ー!兄ちゃん城もってないんだよー!!」

ここ好きだw
222銀色のハーモニー:2005/09/10(土) 03:19:00
張松「ね────っ ね────っ 今どき同盟なんてどこん家だってやってるんだぜえ 曹丞相!」

曹操「張松 次の三問のうち二問クリアしたら 張魯を攻めてあげましょう」
張松「ゲッ またクイズかよ こ──ゆ──時は 必ず難しい問題出すんだもんな───」
楊脩「丞相 また………」(汗)

曹操「問一 中原一発行部数の多い武人雑誌は何でしょう?」
張松「う───ん 『なかよし』」
曹操「ブ───ッ 『りぼん』です」

曹操「問二 250万乙女のバイブル(聖書)といえば 何でしょう?」
張松「『孟徳新書』!」
曹操「ピンポン ピンポン ピンポ───ン!」
楊脩「……………」

曹操「それでは最後の問題です 『洛神賦』の作者は誰でしょう?」
張松「曹子桓!」
曹操「ブ────ッ 曹子孝でした! 二対一で曹操さまの勝ち───っ!」
張松「ちっくしょお!!」

曹操「ほっほっほっほっ まだまだ青いわね」
張松(プンプン)
楊脩(あたしも何度やられたことか………)

楊脩「………丞相 最後の答えは曹子建よ」
曹操「!」
楊脩「曹植さまに無断で 詩 もちださないでよ」
曹操「だって笑えるんだもの あれ」
223無名武将@お腹せっぷく:2005/09/10(土) 06:00:02
>>222
なんて懐かしいところを
224ベルサイユのばら:2005/09/10(土) 10:22:17
孫堅「わが軍へ届くはずだった兵糧が陳留の町で売られていた。
    どういうことか説明してもらおうか諸君」
袁術「あ・・・」
孫堅「酒か!?賭博か!?それともただのこずかいほしさにか!?
    たかが兵糧といえどもわが軍の生命線・・・
    それをよくも・・・送り忘れたなどとぬけぬけと!」

袁術「はん・・・横領罪、かい・・・?結構だね、後悔なんざしてねえよ」
孫堅「 ! ! 」

雷薄「そ・・・そうとも。後悔なんかしてねえ。
    その金でお・・・おれのお袋は一週間あったかいパンとスープにありつけた」
紀霊「そうだ、俺の弟は生まれてはじめて靴をはけたんだ」
張勲「お・・・おれのおやじを、い・・・医者にか・・・か・・・かけることができた」
孫堅「・・・・・・・・・」

紀霊「小さな弟が生まれてはじめての靴をはいて・・・
    もうはだしなんかじゃないんだ。ガラスのかけらで足を切る事もないんだ。
    ・・・・・・あ・・・・・・あ!
    石だたみの上をうれしそうにうれしそうにはねまわったのを俺はみた!」

紀霊「牢獄にぶちこまれたって、おれは後悔なんかしねえ!!」

雷薄「そうとも、後悔なんかしねえぞ!」
袁術「どうとでも処分しやがれ!」
張勲「後悔しねえぞ!」

孫堅「・・・・・・」
袁術「・・・・・・」
孫堅「・・・・・・今、わが軍はかつてないほどの危機にひんしている・・・
    兵糧一石、矢一本でも無駄に出来ないのだ・・・
    以後・・・気をつけてくれ・・・」
225無名武将@お腹せっぷく:2005/09/10(土) 10:56:59
>>224
全米が泣いた。・゚・(ノД`)・゚・。
226赤んぼう少女:2005/09/10(土) 21:34:59
あらすじ:劉備のもとに無事阿斗を届けた趙雲

劉備「まてっ」
趙雲「と 殿っ」

劉備「はあ はあ そっ それは阿斗 阿斗じゃないか!
   逃亡中にわたしが夫人と井戸に捨ててやったはずの子
   そうか おまえがわたしに内緒で いつのまにか つれもどしたなっ」
趙雲「だってわたしの阿斗さまですもの! わたしの大切な阿斗さま」

劉備「井戸の中に抜け穴をこしらえていたのだな」
趙雲「かわいそうに 阿斗さまはずっと井戸のもとで助けを待っていたのに かわいそうに……………」

劉封「はあ はあ お お義父さま この赤ちゃんは そうするとわたしの義弟なのですか?」
劉備「劉封………… それは………………」
阿斗(不気味に微笑む)
227赤んぼう少女:2005/09/10(土) 21:35:55
劉備「それは……………… おまえの義兄さんだ!」
劉封「えっ?」

劉封「なんですって わたしの義兄さん………………?」
劉備「そうだ………………」
阿斗(不気味に微笑む)

劉封「こ この赤ちゃんが わたしの………………」
劉備「見なさい 生まれたままで ちっとも大きくならないのだ」

阿斗「だあ………」
劉備「ええっ 見るな薄気味の悪いっ 気分が悪くなる」
趙雲「お願いです 殿 阿斗さまをわたしのそばにおかせてくださいっ」

劉備「よるなっ」
劉封「お義父さまっ」
趙雲「お願いです」

劉備「劉封 おまえに知られたからには しかたがないが
   おまえにはずっと隠しておくつもりだったのだ あいつのことは」
劉封「いいえ 義父さま はじめは驚いたけど お義兄さまだもの 一緒に生活させてあげてください
   わたしからもお願いです お義父さまっ 決して誰にもしゃべりません」

劉備「恐ろしい……… いつまでもこのままにはしておけん いつか必ず………」
劉封「お義父さま」

だが こうしてとにかく 阿斗義兄さんはわたしたちと一緒に暮らすことになったのです
趙雲殿の喜びようは たとえようがないくらいでした
228226-227:2005/09/10(土) 21:38:42
赤んぼう少女は楳図かずおの作品で、一見スレ違いっぽいけど
1967年に週刊少女フレンドに連載されてた作品なので、いいかな………と思ったのですが。

ダメでしょうか?
229名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:41:40
とりあえず超怖い((;゚Д゚)ガクガクブルブル
230名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:33:33
楳図かずおライクな趙雲想像して、不覚にもワロタww
231名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:52:22
少女フレンドなら余裕でOKというか怖ぇぇ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
232名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:58:33
面白かった!
233トーマの心臓:2005/09/10(土) 23:35:19
 〜あらすじ〜
魏延と陳式は、孔明の命令を聞かずに司馬イに敗れた。
しかし孔明は、陳式は処刑としたが、魏延の軍律違反は許した―――

魏延(・・・・・・コーメィ、僕をかばってくれたのか・・・
    ――誤解していたのかもしれない。楊儀たちのいっていたとおり。
    そうなんだ・・・多少気に食わないけど、ほんとはいい奴なのかもな・・・
    ここはやっぱり一言あやまっとくか・・・でもなんて言って切りだそう――)

魏延「コーメィ」
孔明(ビクッ)「――――――!!」
魏延「コーメィ?どうしたの?」
孔明「何でも・・・ないよ」
魏延「さっきの・・・さっきの軍律違反ね・・・――あ
   (兜の紐がほどけているのを、むすんでくれているのか・・・)
    ダンケ・・・・・・(ビクッ)」
孔明「――――――――――――
    そのうち、きみを殺す。
    今度は、完全に、絶対に」
    
孔明「―――僕の前から、消滅させる。」

     バシィ!!
(手を払いのけ、魏延その場から去る)

孔明(今度は殺す。完全に―――)
   
魏延「――――あいつ変だ!!」   
234無名武将@お腹せっぷく:2005/09/12(月) 21:27:51
>>233
トーマの心臓は読んだ事無いけど台詞回しや
シチュエーション(親切にした直後にキツイ言葉)が萩尾節だなぁ。

>魏延「――――あいつ変だ!!」
仰る通り。
235赤んぼう少女1/4:2005/09/12(月) 22:11:58
あらすじ:孔明が死んだ。姜維は悲しみに明け暮れ、魏延と楊儀は孔明の骸を手に入れようと争う。

姜維「ほほほほほ」
馬岱「姜維殿の笑い声だわ」
姜維「ほほほほほ 王平殿王平殿 ほほ」
王平「あらっ 姜維殿!」

姜維「ごはんを食べるわ たくさん持ってきてちょうだい」
王平「えっ」
姜維「ほほほほほ」

王平「どうなされたのでしょうね 急に元気になられて………………
   それどころか ごはんを二人分くらいお食べになるのですよ
   気になるから 悪いけど少しのぞいてみましょう 姜維殿の精神の容体が悪くなったのかもしれません」

ギ───ッ(姜維の幕舎の入り口をそっと開ける王平と馬岱)

姜維「ほほほほほほ」(木像を抱いている)

姜維「はっ 王平殿!! 馬岱殿っ」

姜維「ふふふ お人形をこしらえているのよ ふふふこれは丞相なの
   もうすぐ丞相が出来あがるのよ ほほほ 魏延殿は?」
王平「書斎でございますわ」

姜維「出ていってちょうだい 丞相がいやがっているわ ほほほほ ほほほ」

  (姜維の幕舎を退出する王平と馬岱)

王平「馬岱殿 やっぱり姜維殿は丞相のことで精神が悪くなられたのですわ」
236赤んぼう少女2/4:2005/09/12(月) 22:16:59
〜〜〜夜〜〜〜
馬岱「ああっ わたし今夜も眠れそうにないわ どうしよう
   わたしの知らない秘密があるに違いない 思い切って魏延殿に聞いてみよう」

  (※魏延の幕舎に向かう馬岱 すると魏延の幕舎の前に孔明の木像が)
馬岱「おや 魏延殿の幕舎の前に何か
   姜維殿のお人形だわ どうしてこんなところに
   はっ まあ 気味悪い まるで生きているような目をしているわ
   あらっ なんて重いのかしら」(木像を持って魏延の幕舎へ)

  トントン トントン(ノック)
馬岱「魏延殿」
魏延「誰だね」
馬岱「わたしです 馬岱です あけてください」

ギ───ッ(魏延の幕舎の入り口が開く)

魏延「馬岱 どうしたんだね 今ごろ」
馬岱「わたし 魏延殿にお聞きしたいことがあるのです」
魏延「いったい何だね とにかく中へおはいり
   ここは他の者は入れた事がないのだよ この魏延様を憎んでいるやつがいるのでね」
馬岱「あっ」(魏延の幕舎の中に様々な武器・兵器があるのに驚く)
魏延「驚いたかい まあそこへかけなさい この魏延様は次期大将軍だから 色んなものがあるのだ
   その木像はどうしたんだい?」
馬岱「これは姜維殿の人形です 姜維殿がこしらえたのです
   姜維殿がこれを丞相のかわりにしているのです 落ちていました」

魏延「なんだって かしなさい そんな変な木像」
  ドスン(木像を投げ捨てる)

馬岱「あっ 何を」
木像「ぐっ」
237赤んぼう少女2/4:2005/09/12(月) 22:20:34
馬岱「でも……… どう考えてもへんだわ 気のせいなんて………」
魏延「姜維のやつ まだ丞相のことが忘れられんとみえる 困ったやつだ!」
馬岱「姜維殿が変になられたのは やっぱり丞相の死のせいなのですか?」
魏延「そうだ 丞相が逝ってしまったので ああなったのだ かわいそうに あの子がなあ………」
木像(………………ニヤリ)
魏延「馬岱 もう丞相のはなしはよしなさい 考えたくない」
馬岱「………でも わたしどうしても知りたいことがあるのです
   魏延殿……………… この前桟道に捨てた箱の中にはもしや………………」

魏延「馬岱! よしなさいっ あの箱の中はただのゴミだ! そうゴミなんだよ あれは
丞相の骸は楊儀にやったんだ
   ははは そうしてもう二度とこの魏延のもとには戻ってこまい」
馬岱「でも でも 魏延殿 わたし見たのです 丞相の姿を………」
魏延「なんだって!」
馬岱「撤退の日に 司馬懿が丞相を見たと逃げていったのです それに手や足の跡が………」
魏延「そんなはずはない ははは気の迷いだ さあ 幕舎にかえっておやすみ」

  パタン(魏延の幕舎を去る馬岱)

魏延「そんなばかな 丞相の骸は今ごろ蜀の桟道といっしょに燃やされて灰になっているはずだ」

  ギュッ(床にころがっている木像を誤って踏む)

魏延「さて 調べものをするとしよう おやっ」

  ※木像が椅子の上に寝そべっている

魏延「さっき床に ころがっていたように思ったが
   そんなことはどうでもいい 多分馬岱がのせていったんだろう」」
木像 むくっ(起きあがる)

魏延「はっ」(槍の刃に映っている黒い物影に気づく)
238赤んぼう少女4/4:2005/09/12(月) 22:24:09
魏延「わっ 誰だっ」 ガチャン (槍を倒す)
木像「………………」
魏延「あう!!」

木像「くくくく……… けけけけけけけけけけ」
魏延「おまえは!」
木像 バリッ (木の皮が破れ、孔明の顔が覗かせる)
魏延「丞相だな くそっ」
木像「ひひ」
魏延「やっぱり!! こいつめ!」(木像の首を絞める)
木像「ぐうっ」

木像 ベリッ ベリベリベリ(魏延の後頭部を握り潰す)
魏延「ううっ 」

〜〜〜次の日〜〜〜
姜維「丞相! わたしの丞相 王平殿 わたしの丞相を見なかった?」
王平「ああ あの木像のことですね 知りません」
姜維「丞相! 丞相」
王平「姜維殿ったら ただの木像を本当に丞相だと信じていらっしゃるのかしら
   姜維殿は丞相の愛弟子だけに よけいに愛おしいのですよ」
馬岱「そういえば 魏延殿はとてもおそいけど どうしているのかしら みてくるわ」

〜〜〜魏延幕舎〜〜〜
馬岱「魏延殿 魏延殿 変ねえ返事がないわ
   あら いつもは鍵がかかっているのに おかしいわどこにもいないわ」

馬岱「あっ!! 丞相」
木像 むくっ(起き上がる)
馬岱「あっ」
木像「けけけけけけ ははははは ほほほほ」
馬岱「きゃあ〜〜〜〜〜〜っ」
239無名武将@お腹せっぷく:2005/09/12(月) 22:29:36
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルガチガチガタガタ

人形系は怖いよう…
有閑倶楽部の日本人形が窓の隅から覗いてるシーンが超トラウマ(ノД`)
240ベルばら@〜オスカルの苦しみ〜:2005/09/13(火) 23:56:03
孔明「魏延・・・いつからだろう、このとがるような後頭部が鼻先をかすめるたびに・・・
    俺のからだのずっと奥のほうから、なにか熱っぽいものがこみ上げてきて、
    俺の気持ちを落ち着かせてくれなくなったのは・・・」
魏延(ドッキン!ドッキン!)
孔明「魏延動くな。動かないできけ!
    10何年間もお前だけを見、お前だけを疑ってきた。他の将軍なんぞ疑ったことなどなかった。
    もちろんお前を従わせられるなどと考えた事はない。
    ああ・・・だけど・・・お前が蜀を裏切るくらいなら、この場で馬岱に焼き殺させた方がましだ!」

〜馬岱、上方谷に火をつける〜

孔明「だから・・・・・・・・・だから魏延」
魏延「は・・・離せ。人を呼ぶぞ、離せ!」
孔明「殺してやる!殺してやる、殺してやる!」
魏延「・・・・・・い
    いやあぁーっ!!」
孔明「殺してやる!!」
魏延(だ・・・だれか・・・・・・だれか!
    あ・・・あ・・・・・・・!先帝・・・)

〜このとき、雨が降った〜   

魏延「・・・・・・・・・(涙)
    ・・・それで・・・どうしようというのだ丞相」
孔明「   ! !   
    ・・・・・・・・・・・・
    ・・・すまなかった。
    もう二度とこんな事はしない。神にかけて誓う。
    ・・・だけど・・・・・・ああ・・・殺してやりたい。死んでしまいそうだよ」
魏延「丞相・・・」
孔明「馬岱に・・・罪をかぶるように言っておいてやる・・・」
241無名武将@お腹せっぷく:2005/09/14(水) 02:25:34
孔明のムチャクチャっぷりに激ワロス


馬岱とばっちり(´・ω・`)
242無名武将@お腹せっぷく:2005/09/14(水) 19:20:12
>>241

> 馬岱とばっちり

それが馬岱クオリティwww
243無名武将@お腹せっぷく:2005/09/14(水) 20:33:22
決して幸せな話が似合わないのが馬岱だからな
244伯爵令嬢:2005/09/15(木) 01:34:37
使者「司馬イさま、諸葛亮さまからプレゼントが届いてますよ」
〜中略〜

司馬イ、プレゼントの箱を開ける。
司馬イ「これは今流行のうす紫色の着物!」

当時うす紫色の染料が(以下略)

―一日も早く、この着物を着た君を我が陣内で処刑したいと思う。
 愛を込めて―孔明

司馬イ「うふ、孔明ったらロマンチック・・・」
着物を良く見る司馬イ
司馬イ「婦人服・・・婦人服ですって!」
着物で顔を隠すように「恥かしいーー」



すいません、うろ覚えです・・・。
245無名武将@お腹せっぷく:2005/09/15(木) 02:47:23
こ、孔明…
246無名武将@お腹せっぷく:2005/09/15(木) 04:06:39
>―一日も早く、この着物を着た君を我が陣内で処刑したいと思う。
> 愛を込めて―孔明

>司馬イ「うふ、孔明ったらロマンチック・・・」

ロ…ロマンチックなのか…?


ロマンチックの言葉が似合うのは(このスレでは)曹操だけw
247無名武将@お腹せっぷく:2005/09/15(木) 22:22:20
ここの住民にもうけそうなネタがあったので転載

ttp://asame2.web.infoseek.co.jp/mariof2.html
248無名武将@お腹せっぷく:2005/09/15(木) 22:48:22
>>247
蒼天パロに死ぬほどワロタwww

王家の紋章も一部既出だけど
マンガを見るのは初。これもテラワロタwww
249無名武将@お腹せっぷく:2005/09/15(木) 23:45:18
>>247
キテるなーwwww(いい意味で)

吉田戦車ネタに笑い死んだwwwwwww
250無名武将@お腹せっぷく:2005/09/16(金) 17:42:29
>>247
王家sugeeeeeeeeeee
漫画はマリオ→曹操、ルイージ→張遼、ピーチ→関羽で変換ww
251無名武将@お腹せっぷく:2005/09/16(金) 18:27:16
>>247
福本ネタに腹よじれたwwwww
252無名武将@お腹せっぷく:2005/09/18(日) 09:15:34
☆【妹に逆レイプされてしまいました・・・】☆
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1126698629/
妹の部屋で「童貞鎮魂姦」を見つけたあの日から。。。
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/bakanews/1126699458/
妹に逆レイプされた僕が質問に答えるよ(マジ
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1126617560/
【今夜】姉がAVに出演してたpart3【突撃】
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1126618117/

253無名武将@お腹せっぷく:2005/09/19(月) 09:37:23
☆【配下に下克上されてしまいました・・・】☆
http://waisui.kouro.com/test/read.cgi/enjutsu/1126698629/
某所の井戸で「伝国の玉璽」を見つけたあの日から。。。
http://wu5.koutou.net/test/read.cgi/bundai/1126699458/
五関突破された僕が質問に答えるよ(マジ
http://wei3.rakuyou.net/test/read.cgi/kan-huku/1126617560/
【今夜】奴が山上に布陣してたpart3【突撃】
http://shu4.o-hei.net/test/read.cgi/gaitei/1126618117/
254無名武将@お腹せっぷく:2005/09/19(月) 12:42:01
ナイス!GJ!URLがイイ!
255無名武将@お腹せっぷく:2005/09/19(月) 12:44:36
>>253
激ワロスwwwwww
256無名武将@お腹せっぷく:2005/09/19(月) 12:50:45
>>253
思わずクリックしてしまった私は空城の計を後に知った司馬イの心境。
257無名武将@お腹せっぷく:2005/09/20(火) 22:29:40
暫くエロ広告の変換だと気がつかなかった orz
でもハゲワロス
258×-ペケ-:2005/09/21(水) 00:14:01
夏侯惇(うちの孟徳は関羽には汗血馬(※赤兎馬のことらしい)だか
     なんだかの馬だの美女だの髭袋だの
     いろいろとプレゼントしていたが…
     俺の誕生日には一体何をくれる気なのやら…)

夏侯惇「なあ孟徳 今日は俺の誕生日だぞー
     お前忘れてたりやしないだろうなー」
  曹操「はは…当たり前じゃないか元譲ー
     ちょっと待ってて」 パタン(自室に篭もる)

  曹操「はい」 チャッ(←急造手書きの肩叩き券を差し出す)
夏侯惇「お前忘れてたろう(涙)」
259無名武将@お腹せっぷく:2005/09/21(水) 00:14:32
曹操 パサ…(美しい着物をそっと関羽の背にかける)

関羽「ぎゃあぁあああ!!」バサッ(着物を払い除ける)
曹操「!!」びくっ!!

関羽「イヤっ!!何コレ!!ひいぃっ!!気持ち悪いっ!!」
     バンッ バンッ バンッ バンッ(着物を激しく叩きつける)
曹操「か…関羽…?」

関羽「あら…嫌だ 丞相の贈り物だったの…
    某てっきり虫か何かかと思っちゃって…
    ゴメンなさい?」 クスッ…
曹操「いいんだ全然かまわないね(涙)」
260259:2005/09/21(水) 00:15:13
259もペケです。面目ない(´・ω・`)
261無名武将@お腹せっぷく:2005/09/21(水) 00:50:09
>>259
曹操テラアワレスw
262無名武将@お腹せっぷく:2005/09/21(水) 19:38:25
関羽ひどいヤツだwwwww

一方通行の想いの二人に幸あれ
263無名武将@お腹せっぷく:2005/09/21(水) 20:56:35
ペケネタワロタwww
関羽「兵糧がたらふく食べたい」
周倉・廖化(またか)

先の春 関羽は遠征先で兵糧をたらふく食いたくなり 呉との国境の川での屯田(クワイの栽培)をこころみたのである

   ・火挟みでクワイの球根(?)を植えつける
   ・植えたと思ったクワイが浮いてくる
   ・浮いたクワイをつかんでおしこむ


   関羽『むき──────っ』
   魯粛『なにをしてるんですかな』
   関羽『ちっ』

失敗したが──────
周倉「後方支援策案じるのは 以前はそんなに好きではなかったでしょう?」
関羽「加齢とともに思考もかわる 年をとって兵糧確保も糧道確保策を考えるのも好きになったのだ」
  (敵陣単騎突撃や一騎討ちも以前と変わらず好き)

関羽「さあ 農地確保に行くぞ!」
廖化「もう─── めずらしく日曜日に城に来たと思ったら」

〜〜〜呉との国境付近の土地〜〜〜

  ※既に呉の兵が屯田をしている

関羽「(農地が)たいしてないじゃないか」
廖化「呉との競争激しいですからね もっと前にこなきゃだめでしょう」

関羽「くそお 誰の荊州だと思っているんだ」
周倉「さあ……… 関羽様のではないですよ」

関羽「フンいいさ それならほかの場所に行って確保するまでだ」
一同「ええ───っ ほかってどこ!?」
〜〜〜数日後〜〜〜

馬良「なぜ休みの日によびだされ たかが囲碁の相手に 樊城くんだりまで行かねばならんのだ」
王甫「軍師がいなかったから……… それと確実に呉の手が回ってない場所を ほかに思いだせないからですよ」

関平「あ〜〜〜 おなかすいた〜〜〜 こんな日は兵を休めてお弁当でも食べたいわね〜〜〜」

関平(のろのろのろ)
関羽「弁当か……… よし食わせてやろう ここでとめて!」
関平 キッ(部隊に止まれの指令を出す)

関平(目的の場所より大分進んで止まる)
一同「………………」

〜〜〜呉兵糧庫通用口〜〜〜

関羽「平はまっとれ!」
関平(孫権の許可なくても 借りれるのかしら〜〜〜)

関羽(呉の兵糧庫から 大量の兵糧をかついで 逃げるように出てくる)
呉兵(関羽を追いかける)

関羽「はやく! 進軍するんだ」
関平「ぎょえ〜〜〜〜〜〜」
呂蒙「待ってください 関羽殿」

一同「呂蒙!?」
呂蒙「くそお ここ数ヶ月こなかったから 油断したぜ」

関平「荊州守備 呂蒙だったんですか〜〜〜」
関羽「ああ 魯粛の後は呂蒙がついでおる」
馬良「関羽殿 まだこんなかっぱらいのようなまねを───」
〜〜〜呉の兵糧庫からかっぱらった兵糧で昼食をとる関羽軍〜〜〜

周倉「あ リスだ なにか運んでるぞ」
関平「運んで埋めるんだよ」
廖化「でも回収を忘れて春に芽がでるんだよな バカ───」
一同「ははははははははは………」

趙累「牛馬の餌しかなかったんですか」
関羽「選んでいる余裕があったと思うのか」

馬良「呂都督 気の毒に………」
関平「あの人 都督だったんですか〜〜〜」
周倉「臨江亭で会ったような気がするんですが………」

関羽「昔はしたっぱの若い者だったんだぞ」

呉蜀の同盟が成ったころから 関羽は盗み食いをする側 呂蒙はまもる側

   ex. 赤壁軍議で呉を訪れた劉備軍

   関羽(宴会用の食材を盗み食い)
   呂蒙『こら〜〜〜 このくそヒゲめ』
     ※ふたりは宿敵

周倉「それじゃ 関羽様が勝ってばかりでしょう」
関羽「そんなことはない やつは策士だぞ」
関羽「あるとき 水飴の缶が放置されていた 私は当然なめたが──────」

   関羽『おえ──────』
   呂蒙『………………』 ペタッ(水飴の缶に洗剤のラベルを貼る)
   関羽『!』
     ※空き缶に洗剤をつめたらしい

関平「シェ〜〜〜 あぶない〜〜〜」
周倉「でも わざとじゃないでしょう」
関羽「しかし 詰め替えてから洗剤と書くまで ずいぶん間があったぞ」

周倉「そういえば オレもカレールー食べたことがある」(※チョコレートににていた)
廖化「うえ〜〜〜〜〜〜」
関平「アタシもせっけん食べたよ」(※チーズが好きだったから)

廖化「それでカレーが嫌いにならなかったか」
周倉「ああ べつに………」
関平「そうか〜〜〜 アタシいまだにせっけんだめだよ」
関羽「人の話を聞け!!」

関羽「本当に呂蒙には……… 兄者に告げ口もされたしな」

☆盗み食い→孫権に報告→劉備に告げ口(事実の報告)→劉備に蹴り出され

    劉備『樊城獲るまで入蜀するな!!』ドカッ(関羽に蹴り)

周倉「樊城か………」
廖化「それで最近まで孫権キライだったのかな」
関平「まさか〜〜〜〜〜〜」
269無名武将@お腹せっぷく:2005/09/22(木) 22:18:27
GJ!
まさか関羽と呂蒙でくるとは
関平の菱沼さんが意外とはまっててワロスw
270無名武将@お腹せっぷく:2005/09/23(金) 01:27:53
なんて悲壮感の無い樊城なんだw
271無名武将@お腹せっぷく:2005/09/23(金) 10:58:58
192です。265-268さん GJ!
パソコン修理に出していたので遅くなりました。ありがとう、ありがとうだよう。
272×─ペケ─より×一:2005/09/23(金) 21:47:55
あらすじ:袁術から独立を図る孫策。劉ヨウを討伐に赴く際に周瑜と再会する


周瑜(ぷい) ※孫策を無視
孫策「待てや 周瑜!! そんな態度ないやろ 2年振りに会った義兄貴に対して………」


周瑜「………………」
孫策「黙って出てったのは悪かったと思ってる……… オレたち あの頃まだ17歳だったもんな………」
   (周瑜は)要領悪くて 大人受け悪くて けどオレにだけは心を開いてたっけ………」


孫策「袁術に仕えても オレは後悔せんかった……… 
   ただ一つ……… お前のことだけが気がかりだった………
   カワイイ義弟が今ごろどうしているかと……… 
   毎日毎日お前の事だけど考えて……… お前の事で頭がいっぱいで………」
周瑜「………………」



孫策「そしてこれがその熱い思いから作られた 族弟の孫瑜だ」
孫瑜「初めまして─── 孫瑜です───」
周瑜「気色悪ぃモン作ってんじゃね───よ!!
   お前 今すぐ 元 新加勢大周を見習って 改名しろ─────────っ!!」


※孫策と孫瑜って歳が二つしか離れてないので、ちょっとムリな話ですが
 ネタスレということで目をつぶってください。
273無名武将@お腹せっぷく:2005/09/24(土) 05:50:18
作られたって…(;´Д`)
274無名武将@お腹せっぷく:2005/09/25(日) 19:31:10
>>272
それ以降にネタが続くのをその3人(以上か?)で想像して吹いた
・・・・・・・やべぇ変態孫策しかでてこねぇ事実になる
275ちびまるこちゃん1/2:2005/09/25(日) 23:06:58
あらすじ:異民族慰撫に功をあげた馬岱

王平「馬岱ちゃん 異民族が相手じゃ楽勝よね」
馬岱「えへへ そ─かな ど─しよ」(照れ)

魏延「………きいたわよ」 スッ
馬・王  ギクッ

魏延「馬岱さん 言わせていただくけど あなた“馬岱”のくせにナマイキよ」
馬岱「………は?」

馬岱のくせにナマイキっていわれたって………………

馬岱「ど─ゆうナマイキなのよォ 説明してよ」

馬岱の脳裏には『ドラえもん』で
いつもジャイアンたちに「のび太のくせにナマイキだぞォ」といわれてしまう あの少年の姿がよぎった
276ちびまるこちゃん2/2:2005/09/25(日) 23:07:34
馬超「やあ ジェントルメン 争いたちはやめたまえ」
魏延「馬超クン………」 はっ

魏延「ねェ きいてきいて〜〜〜馬超クン 馬岱さんてばヒドイのよォ」 ペシャ
馬超(ギョッ ボクの錦の軍袍をさわったな………)

魏延「馬岱さんてば わたしをおとし入れようとしたのよ ヒドイのよ」
馬超「えっ ヒドイのはキミさ ベイビ─ ぼくは見ていたよ 岱は悪くないよ」 チッチッ

魏延「ヒ…… ヒドイワ 馬超クン“馬岱ちゃん”なんかをかばうなんて………
   ほんとうは……… ほんとは馬超クンのこと好きだったのに………………」
馬超「えっ」

馬岱「ひょ─── ひょ─── よっ 色男 ニクイね」
王平「馬超クンのこと好きだったのに……… だって」
馬超「や……… やめたまえ キミたち………」

馬超「ボ……… ボクはたとえば 劉備殿などの御仁が好みのタイプなんであって………
   そ………そんな魏延さんがどうとか………」
馬岱「ピィ─── ピィ───」
王平「ピュ─── ピュ───」

劉備「馬超クン もしやその態度は愛情の裏返しで 実は魏延さんを好きですね ズバリそうでしょう?」
馬超「………………」
277無名武将@お腹せっぷく:2005/09/27(火) 02:34:17
>馬超「ボ……… ボクはたとえば 劉備殿などの御仁が好みのタイプなんであって………
>劉備「馬超クン もしやその態度は愛情の裏返しで 実は魏延さんを好きですね ズバリそうでしょう?」

ここは気持ちのすれ違いが多いスレですね。
278無名武将@お腹せっぷく:2005/09/27(火) 16:58:04
予告キター
週末楽しみv
279無名武将@お腹せっぷく:2005/09/27(火) 19:51:22
ペケネタなんか来たらスレ違いどころじゃねぇだろ
イヤまぁそれが面白い訳なんだが
280無名武将@お腹せっぷく:2005/09/27(火) 22:50:12
無双4で呉ネタってことは凌統!?
281無名武将@お腹せっぷく:2005/09/28(水) 06:23:42
週末が楽しみですね〜
でもなんで凌統なのですか?(笑)
282ガラスの仮面:2005/09/29(木) 02:11:01
??「ご苦労様だったわね
    今日は北伐の邪魔に司馬懿に魏兵もたくさん集まってくるし
    あの子を謀殺するにはいいチャンスだわ
    出る杭は打たれる…あの子の後頭部が出てるおかげで
    ひどい目にあっている人間はいっぱいいるのよ ホホホ…
    私がやらなくても他の誰かがやるわ」
B岱「シーンNo.葫芦谷 徹底的にあの谷を閉じ込める細工しておきました」
??「結構! 
    大勢の諸将が見守る中で赤恥かいて焼死すればいい…!魏延!」

??オッホホホホホホ…
283無名武将@お腹せっぷく:2005/09/30(金) 17:22:59
>>282
え、該当するシーンがどこだかわからない
284282:2005/09/30(金) 18:27:01
マヤが芸能界入りして、ドラマの収録中に色々嫌がらせが起きてた頃。
??はまだ正体が明らかになってない頃の(※口元しか見えなかった)乙部のりえ。
285無名武将@お腹せっぷく:2005/09/30(金) 22:23:42
>>284
トン!!
そーいやあったなぁ・・・・
焼死ってテラコワス
286無名武将@お腹せっぷく:2005/09/30(金) 22:41:28
>あの子の後頭部が出てるおかげで
 ひどい目にあっている人間

ガラスの仮面分からんがワロスw
287無名武将@お腹せっぷく:2005/10/02(日) 04:45:22
三国志じゃあないけど、大河ドラマ板でこんなの発見した
http://live14.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1120437158/524
288無名武将@お腹せっぷく:2005/10/02(日) 22:33:32
>>287
ここのスレ住人が潜り込んでるとしか思えないww
現に512に張飛がいる(恐らくコピペ改変をし損なったと思われる)
289無名武将@お腹せっぷく:2005/10/02(日) 22:49:02
>>289
張飛ハゲワロスwww

魯安殿の新作アップを首を長くしてまってるのだが、まだかな〜〜〜
290魯安 ◆BARAMFLAHY :2005/10/02(日) 23:11:02
| |Д`)<…塗っても塗っても終わらない…
291魯安 ◆BARAMFLAHY :2005/10/03(月) 05:08:19
| |ДT)<残りちょっとですけど今晩はリタイアします…待ってる方すみません…
292無名武将@お腹せっぷく:2005/10/03(月) 10:03:57
>>290-291
マターリ待ってますのであまり無理せんでくださいなー
293魯安 ◆BARAMFLAHY :2005/10/04(火) 00:58:28
| |∀・)<お待たせしました。
      前回のカラーの時とは違って爆笑作品ではありませんが
      良い作品が描けたと自画自賛。
294無名武将@お腹せっぷく:2005/10/04(火) 01:28:07
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
295無名武将@お腹せっぷく:2005/10/04(火) 02:07:44
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!


いやいや、今回も大爆笑ですよ。っというか今回のカラー方がワロタwwwww
古典的な表現がいいですよね。
下のコマの甘寧のビミョーなポーズと凌統にワロタ。
こんな登場の仕方とは、思いもよらなかったよ、凌統wwwwww

もう一度みて気づいたが、何あの甘寧の右手の鈴wwwwww
296無名武将@お腹せっぷく:2005/10/04(火) 06:10:37
すごいっす!美しすぎ…>魯安様
297無名武将@お腹せっぷく:2005/10/04(火) 06:51:39
>>293
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ハゲワロタwGJGJ!
塗っても塗っても終わらないってこういうことかw
298無名武将@お腹せっぷく:2005/10/04(火) 11:22:07
シトワイヤン…シトワイヤン!!
超GJ! 涙が出ますた。
299こいつら100%伝説:2005/10/04(火) 23:55:58
袁術「え――連合軍総大将の袁紹殿は
    まじめで学生時代の成績も大変優秀です
    几帳面で堂々とした性格は
    この軽佻浮薄な現代において大変貴重な君主であります」
袁紹(照)

曹操「というのは建前で 見方を変えると袁紹君は
    融通が利かず学生時代は暗記努力型で
    総合的にはあまり良い頭とは言えません
    ユーモアもなく尊大な性格は
    ノリとセンスを大切にする現代において大変扱いにくい君主であります」
袁紹「わーん殺してやるー!侮辱したなー!」(怒り泣き)
300こいつら100%伝説:2005/10/04(火) 23:56:29
張遼「呂布殿は明るく陽気で行動力があり
    どんな強敵でも一撃で打ち倒す
    天真爛漫なステキな武将です」
呂布「やだー私ってとってもいい感じの武将だわ
    もっといい仕官相手いるんじゃないかしら」
董卓「そんなー!奉先さん!」(汗)

貂蝉「呂布様は踊るアホウに見るアホウで考え無しに突っ走り
    どんな主君でもホイホイ斬り殺してしまう
    天性叛骨なふしだら武将です」
董卓「われェこのズベ公!!」バシン(呂布に平手打ち)
301無名武将@お腹せっぷく:2005/10/05(水) 23:01:25
>>299−300
GJ。怒り泣きの袁紹かわいいな。
しかし、あーみんは良く嵌まるなあ。
302無名武将@お腹せっぷく:2005/10/06(木) 03:19:22
>>300
>「われェこのズベ公!!」
この董卓いいなw
303無名武将@お腹せっぷく:2005/10/06(木) 12:49:45
ttp://www.be.asahi.com/20050924/W21/20050913TBEH0003A.html
土曜の朝日別紙にベルばらの4コマ漫画がスタートしたそうです。
密かにブーム再燃の兆し?
304無名武将@お腹せっぷく:2005/10/06(木) 23:15:36
>>300

GJ!貂蝉ワロス!!
ほんと呂布しょうもねぇな〜w
305無名武将@お腹せっぷく:2005/10/06(木) 23:41:59
乗り遅れたけど
魯安さんGJ!!!!!
すばらしすぎます!!
これからも応援します、がんばってください!!
306×-ペケ- :2005/10/07(金) 00:27:03
―関羽と張飛、仲良く手合わせ中

しゅこんっ!!
関羽「あ…」
張飛「やりぃ――っ!!入ったぁ――っ!!」

張飛「あーっ!!今度はやられた――――っ!!」
関羽「もー翼徳ったらいちいち一喜一憂しちゃってー」

張飛「…い…っき… いち… …え…?」

関羽「…(汗)」←知力76
張飛「…(汗)」←知力33

―知力の差は義兄弟の会話にさえ壁を作った…
307無名武将@お腹せっぷく:2005/10/07(金) 07:22:49
>>306
半分以下!?
そりゃわからんなw
308ちびまるこちゃん:2005/10/08(土) 01:27:08
袁術「孫策の奴・・・俺が玉璽を取って兵を貸した事皆にばらしたりしねえだろうな・・・」

孫策「アハハアハハ、紀霊さん、袁術君は兵士3000と馬500頭を
   玉璽と引き換えに貸してくれたよ。兵士だけのところをまけてくれたんだ、
   良い人だね、アハハハ」
袁術「・・・・・っ!!!!」


――――袁術は滅茶苦茶嫌われた、土下座しても許してもらえず水ももらえなかった。
  農民の前で袁術は泣きついには農民さえ「情けない」といって泣き出してしまった。

309無名武将@お腹せっぷく:2005/10/08(土) 01:38:25
山田が孫策ーーー!!!!

農民に泣かれるほど落ちぶれた袁術ワロスw
310無名武将@お腹せっぷく:2005/10/08(土) 04:01:47
孫策の知能が…w
311無名武将@お腹せっぷく:2005/10/10(月) 06:29:21
>>308
孫策の台詞が山田、袁術ははまじの声に
変換されて聞こえるww勘弁してwww
312ちびまるこちゃん:2005/10/10(月) 23:08:49
〜〜〜白馬戦前夜〜〜〜

関羽 「姐上 髭袋しらない?」
甘夫人「そんなマヌケなもん 知らないわよ」

関羽 「あ〜〜〜あ こんなにカッコイイ馬乗るのに………」

主君が曹操じゃあね………

関羽 「でもさっ 曹操クンってお金持ちだから なにかズゴイ恩賞くれるかもね
    きゃっ 楽しみィ〜〜〜」

どんな窮地に追い込まれても 夢は忘れないところは長所であろうか

関羽 「曹操クンにはサービスしちゃお ララ〜〜〜」

ねェ なんのサービス?
313ちびまるこちゃん:2005/10/10(月) 23:23:20
〜〜〜桃園結義〜〜〜

玄徳母「さ〜〜〜あ みんなよくきたね おばさんが酒買ってきたよ」
劉備 「わ───い お母さん ありがと───」
村人 「わ───い」
村人 「おばさん ありがと───」

張飛 「へ〜〜〜イ アウント・ヒロシ どうもありがとう」
劉備母「ハア……… どうしてオレの名を………」

関羽 「おばさんは もしかして次回の楼桑村役員の座を狙っていますね ズバリそうでしょう
    だから人気者になろうとして ご馳走買ってきたんでしょ」
玄徳母「………………」

玄徳母「いったいこの男たちは……… そしてこのオレはいったい………」
村人 「おばさん 水ください」

劉備 「ねえ 歌でも歌おうか………」
関羽 「えっ 歌なんて 歌なんて やめましょう
    か………完全無欠のわっわたしですが う………歌だけは………」

関羽 「あ〜〜〜 恥ずかしい〜〜〜」 がばっ (平伏す)
村人 「あんなにイヤがっている……… やめよう………」 ヒソ ヒソ

ここまでイヤがられたんじゃ やめるしかない
314おにいさまへ…  1/4:2005/10/11(火) 00:35:58
あらすじ・曹操の軍へ立ち寄った関羽

関羽「ああ いつのまにかこんな時間
   わたし もうそろそろ帰らなきゃ おにいさまが」
曹操「ええっ!?
   だ、だめよォ! 帰っちゃだめ、今日はここにとまっていって。
   ねっねっ? 蜀軍には矢文とばしてあげるわ
   こんばんは泊まっていって おねがい」
関羽「だ……だって わたし」
曹操「いいじゃない、そうして? ねえ?」
関羽「きょうは そんなつもりじゃ……」
曹操「だめ 帰っちゃだめ!!」
関羽「お……おねがい、こんどはちゃんとおにいさまの許可をもらって
   客将になりにくるから…… きょうは……」
曹操「だめーっ!! 帰さない!!」
 
(曹操、扉への通路を立ちふさがってふさぐ)
315おにいさまへ…  2/4:2005/10/11(火) 00:37:20
曹操「帰さないわよ……ぜったいに……
   くっくっく……帰ったら……殺してやる……!」

  バタン! (関羽を突き飛ばし、素早く扉を閉めてしまう)

関羽「あ! な……なにをするの 曹操さん!
   あけて! あけてちょうだい、悪ふざけはやめて!」

 ガシャ ガシャ ドンドン!

曹操「帰さないんだから! ぜったい帰さないんだから!」
関羽「あけて 曹操さん! だしてちょうだい」
曹操「客将になるって 約束したら?」
関羽「曹操さん! あけて!! あけてえ!!
   わああああ……」
夏侯惇「孟徳!? なにをしてるの!
    なにをしてるの あなた!」
曹操「あっちへいってよ!」
 
(夏侯惇ともみ合う曹操 その隙に飛び出す関羽)
316おにいさまへ…  3/4:2005/10/11(火) 00:38:25
曹操「あっ! だめーっ 帰っちゃだめーーっ!」
関羽(たすけて おにいさま たすけて 張飛!)
関羽「ハァ ハァ」

   むんず!(息切らして逃げる関羽の髭をつかむ曹操)

関羽「キャアアアアアアアアア!」
曹操「帰すもんか! 帰すもんか!」
夏侯惇「孟徳ッ!!」(曹操を押さえつけて止める)
関羽(たすけて おにいさま おにいさま!
   たすけて 張飛!!)
曹操「まって!
   関羽さん! 関羽さん!!」


317おにいさまへ…  4/4:2005/10/11(火) 00:39:40
 
〜後日〜

曹操「お……はよう……関羽さん」
関羽(ピク……)
曹操「あ……あの、おとといね……」
関羽「よらないで!」
曹操「!」
関羽(こ……わい、
   ああ いったい この人は何を考えてるんだろう……)
 
劉備「くすくす……
   おーや ふられましたこと
   これでまた おあいてしてくれる人がいなくなって
   人材コレクターに逆戻りねえ 子ネコちゃん」
曹操「キッ!(と、睨みつける)
   ことばに 気をおつけ!
   ふん 今日はね 虫の居所が わるいんだから!」
318無名武将@お腹せっぷく:2005/10/11(火) 00:49:56
>>314-317
曹操koeeeeeeeeeee!!!!と思ったら
劉備の方が一枚上手だった。何だ子ネコちゃんって…(((゚Д゚;)))
319無名武将@お腹せっぷく:2005/10/11(火) 01:09:01
>>314-317
おにいさまへキタ━(゚∀゚)━!
前からマリ子=曹操だなと思ってたので超gj!!!!!
劉備の台詞は薫の君かな?
もう一度読みたくなってきたよ
320無名武将@お腹せっぷく:2005/10/11(火) 18:36:22
曹操マリ子…イイ!!
とにかくイイ!!GJ

DVD観たくなってきたぞ。
観てこよう。
321無名武将@お腹せっぷく:2005/10/12(水) 01:06:07
すごいピターリ!!おにいさまへ!!GJ
関羽また髯つかまれてやんの。w
322無名武将@お腹せっぷく:2005/10/12(水) 22:24:53
「おにいさまへ…」書いたものです。レスありが惇ございます。
前回作ったものが全くウケなかったんで反応がすごく嬉しいです。
劉備の台詞は意地悪な三咲さんですね。薫の君もいずれ書きたい…
 
じつは没にしてしまった前半部分があったので
蛇足かもしれませんが投稿させてくだちい。

323無名武将@お腹せっぷく:2005/10/12(水) 22:27:18

劉備「ほぅー……すごいのねえ あなたの髭」
関羽「え?」
劉備「枝毛ひとつないわ 真っ黒できれい……!」
関羽「そ……そんなに見ないで わたし……」(両手で髭をかばう)
劉備「くっくっ……純情なのねー
   わたし きれいなものはなんでも大好きよ
   むろん 自分の体も大好き」

劉備「ふふ……こうやって、なん時間も なん時間も
   鏡の中の自分に 見とれることがよくあるわ……
   そりゃあ 気が遠くなるくらい 
   あ……あ! 漢中王になりたい。
   早く早く漢中王になりたいわ……!」
関羽(ああ、そりゃあ……
   劉備さんは私よりずっと福耳で……
   もう花咲く日が待ちきれない 大輪の紅バラのつぼみで……)
 
 

自作ながら、こんな劉備kimoi…
324無名武将@お腹せっぷく:2005/10/12(水) 23:52:43
>>323
こんな劉備もアリかもしれないと
ちょっと本気で思った
325無名武将@お腹せっぷく:2005/10/13(木) 00:32:01
ナルシスト劉備きんもー☆(※褒めてる)

純情関羽にちょっと萌え。これが曹操の気分なのかw
326無名武将@お腹せっぷく:2005/10/13(木) 01:15:53
テラワロス

やべ…関羽奈々子に萌えっぱなしだよw
327美少女戦士セーラームーン1/5:2005/10/13(木) 23:39:45
孔明(星を見上げる)

孔明「──────荊州が……… 
   どんどん黒い影につつまれていく………! 暗黒の地になっていく………」

〜〜〜荊州〜〜〜

ゴオオオオオ ビョウウウ

民 「わあああ」「わ───」「きゃあ───」
廖化「あわてずに おちついて避難を!」

糜芳「ジャマだどけ!!」
蜀兵「なんだと!」
糜芳 ザクッ(蜀兵を斬る)

呂蒙「くくっ あっははは」  ………ゴゴゴゴ
328美少女戦士セーラームーン2/5:2005/10/13(木) 23:41:19
〜〜〜成都〜〜〜
趙雲「キング・呂蒙が広がってゆく………………!」
張飛「もうとめられないのか!?」
劉備「『幻の美髯公』が簡単に呂蒙に 吸収されてしまうはずないわ!
   ───ときをまっているのよ キング・呂蒙をうちくだくその時を! 義を守りながら!」

劉備「───あたしには キング・呂蒙を封じ込めるパワーはないけれど ───そのきっかけをつくる! 
   あたしたちの最大のパワー 桃園結義のメタモルフォーゼ・エネルギーで!」

黄忠「備ィ──ナス………!!」
趙雲「大義を投げ出すつもり………?」

劉備「大義を投げ出すことは───命を投げ出すこととおなじ
   でも あたしは覚悟はできてるの」 ばっ (剣をかかげる)

劉備「───雲長を守る聖偃月刀よ 『幻の美髯公』の聖偃月刀よ もういちど光輝け」

劉備「───ムシロ売りパワ───!」
張飛「酒乱パワ───!」
趙雲「阿斗さまパワ───ッ!!」
黄忠「ジジィ パワ───」

劉備(暗黒をつらぬき どうぞ 雲長のところまでとどいて 
   美髯公!!───雲長!! 死んでなんかいないわ!!)

一同「メ イ ク ア ッ プ !!」

劉備(めざめて 美髯公!) ドオ (荊州に向かって聖なる光りを発する)

  パアン(はじき返される)

呂蒙「くくっ……… くくく おろかなことを………」 シュウウ 
329美少女戦士セーラームーン3/5:2005/10/13(木) 23:42:38
〜〜〜一方許昌〜〜〜

※すでに関羽は斬られ、曹操は関羽の首と再会を果たしていた。

曹操(………ドクン ………ド……クン ………ドクン)

〜〜〜懐かしい関羽との想い出〜〜〜

張遼『見つけた! 殿! ───また関羽殿に会いにいくの?
   興味本位で近づいたりしては ………キケンです!』
曹操『───興味本位なんかじゃないわ
   ………張遼なんか 本気でヒトを好きになったコトないくせにっ
   わかんないわよ あたしの気持ちなんてっ び───っだ☆』
張遼(がん)

張遼『んも〜〜〜っ あたしだって………』

   〜〜〜張遼回想中〜〜〜
    張遼『殿! またここにいらしたの!? さっ帰るのよ』
    劉備『………くすっ 好奇心旺盛なお殿様をもつと大変だな』
    関羽『兄者!』
    張遼(赤面)

徐晃『張遼殿?』
張遼 はっ☆ (想い出から目覚める)


張遼『………心配なの ───帝を見守り 中原を守り いずれエンペラーとなる身で
   恋をしても キズつくんじゃないかと………』
330美少女戦士セーラームーン4/5:2005/10/13(木) 23:43:50
〜〜〜官渡〜〜〜

曹操『───こうしてココで風にふかれ 黄河を見てると安心する』
関羽『………曹操殿から見たら 袁紹軍はどんなふうに見えるんだ?』
曹操『───ゴミのように見えるわ』

  ………ドクン

曹操(───関羽 ………あたたかい あなたといると みるみる心が透明になってく ───力がわいてくるわ
   ………ずっと一緒にいたい 永遠にこのまま………」



曹操『………あれは……… あの黒い雲はなに?』
関羽『わからない いつからか 江東に暗黒と そして巨大な水軍の群れがあらわれたんだ
   そして徐々に この漢に広がっている』
331美少女戦士セーラームーン5/5:2005/10/13(木) 23:45:57
〜〜〜麦城〜〜〜

蜀兵『きゃあああ』 『わ───っ』 『わ───っ』
関羽『やめるんだ 争いや 憎しみなんてあってはならないものだ!!』

呂蒙(関羽の背中を剣で貫く)
関羽『!!』

※関羽の首が曹操の元へ届く

曹操『きゃあああああぁぁぁぁぁ 関羽!!』 (卒倒)
夏侯惇『孟徳!』

───かなしい恋におわるような予感がしたの 魏と蜀 ちがう大義どうしの結ばれるはずのない恋………
───封じ込めるわ あの悪魔(孫権)を そしてこの荊州も すべて封印し 司馬懿たちに未来を託すわ
───関羽……… こんどこそ 同じ国に生まれ変って幸せになるの
あたしたちに託された『幻の髯袋』 お願いよ 一緒にさがして そっと胸にだいて
二人で守って こんどこそ あたしたち しあわせに………
332無名武将@お腹せっぷく:2005/10/13(木) 23:55:28
乙女曹操(・∀・)イイ!!
333無名武将@お腹せっぷく:2005/10/14(金) 00:19:02
毎度ながらセラムンは腹よじれるほど笑える_| ̄|○ノシ
が、こんな時間帯では迂闊に大声で笑えないのが苦痛
334無名武将@お腹せっぷく:2005/10/14(金) 01:11:18
>ムシロ売りパワーって弱そうw

しかし、セラムンは(いい意味で)馬鹿馬鹿しくって毎回笑える。
335無名武将@お腹せっぷく:2005/10/14(金) 13:39:37
うわぁすげぇなつかしいいい!!
かなり前の方だよなぁこのシーン

呂蒙があの役かよと思って大爆笑中だハライテェ
336無名武将@お腹せっぷく:2005/10/15(土) 13:12:40
び───っだ☆ って!
そそ様がびーーーっだ☆ って……! ワロス!
337sage:2005/10/16(日) 01:28:01
黄忠「備ィ──ナス………!!」って……!!!
GJ!
338無名武将@お腹せっぷく:2005/10/16(日) 01:31:57
↑思いっきり間違えてる…orz
スマソ
339無名武将@お腹せっぷく:2005/10/16(日) 16:31:21
セラムンは毎回『〇〇パワー』だけで笑える。

下手すると原作がギャグのあーみん漫画よりも
破壊力が高いんじゃないか?w<セラムン
340ハッピーマニア:2005/10/16(日) 21:03:26
あらすじ:夏侯惇の挑発にのって城を出た関羽。進退窮まったところに張遼が説得にきた。


関羽「あと500騎で あの曹軍突破しなきゃなんないっつ───のに
   どうしよう どうするんだ あたし!! ホープレス?」

張遼「降れば?」
関羽「それがイヤでこ──して頼んでるんスよ!!」
張遼「だから見逃せらんないって 関羽殿の首って恩賞かかってんだよ」

張遼「どうして曹操様に降るの嫌なの」
関羽「ど……… どうしてって 張遼!!! 想像してみなよ」

関羽「戦から帰ったら いつもそこには曹操がいんのよ!?」

   曹操『おかえり───』←メチャクチャ嬉しそう

関羽「お風呂には曹操用のシャンプーとリンス 洗濯機は曹操の下着であふれ
   ベッドには曹操のパジャマ そして目覚めれば曹操!! キャアアアァァァァァ」

張遼「目に浮かぶよ──な 描写やめてよ」 べし (関羽を叩く)
341無名武将@お腹せっぷく:2005/10/16(日) 21:23:08
うわすげぇ描写ハゲワロスw
342無名武将@お腹せっぷく:2005/10/17(月) 09:03:51
>曹操『おかえり───』←メチャクチャ嬉しそう
>関羽「お風呂には曹操用のシャンプーとリンス 洗濯機は曹操の下着であふれ
>   ベッドには曹操のパジャマ そして目覚めれば曹操!! キャアアアァァァァァ」

このスレに長く居過ぎたせいで容易に目に浮かびます。
343おにいさまへ…  1/4:2005/10/17(月) 22:35:10
夏侯惇「反董卓連合のところへは
    ときどき 義弟にあたる 夏侯淵が
    ようすを見に 顔を出していてね……
    そこで……自分のいとこである孟徳に はじめて 会ったの」
 
夏侯惇「はじめて……会ったの……」(リフレイン)
 
曹丕(ああ、そのときの 元譲の君のあまやかな輝き!
   そこに 忠義の始まりがあったことを
   わたしは すぐに悟ることができました)
344おにいさまへ…  2/4:2005/10/17(月) 22:36:08
 曹丕「あ……愛していらしたのでしょう……?
    どうして……どうして……」
夏侯惇「どうして……従ったのかって?
    ……愛していたから。それが答え」
 曹丕「わ……かりません……」
夏侯惇「わたしにはそういう尽くし方しかできなかったの……
    わたしには そういうかたちでしか
    じぶんの忠義をつらぬくことができなかったの……」
 曹丕「だって……!」
夏侯惇「わたしにとって 忠義 っていうのはね……
    じぶんの人生より あいての人生を
    たいせつに思うこと……なんだよ」
 曹丕(じぶんの 人生より……)
345おにいさまへ…  3/4:2005/10/17(月) 22:37:57
 曹丕「だったら……それだったらなおさら
    どうして 愛するひとの そばに……」
夏侯惇(ビクン!と震える)
   「……関羽は……
    尽くそうと思えば尽くせたのに
    劉備をしか 見ようとしなかった……
    でもわたしは 群雄とむかいあっていても
    いつも孟徳だけを見ていたいと思う……
    だから ゆるせない!
    孟徳の苦しみをしっていたのに
    ひとりで(劉備のところに)行ってしまった
    関羽がゆるせない……!」

(夏侯惇、おもむろに前髪をかきあげる)

曹丕「元譲の君!?」
夏侯惇「ごらん!」

(バッ、と前髪をかきわける)

曹丕「きゃ……あ……!」
346おにいさまへ…  4/4:2005/10/17(月) 22:40:09
曹丕(お目々が……
    あ……お目々が……な……い……!!)

(夏侯惇、前髪を戻す)

夏侯惇「矢傷だよ……
曹性との攻防戦で……打たれちまった。
    おかげで目玉食っちまったけど」
曹丕「あ……あ……!」(泣きじゃくる)
夏侯惇「五年の間に 伏皇后から呪われなければ たすかる……
    けれど……呪われたら
    そのときは……そのときは……
    さいごだ……」
 
 曹丕(わたしはことばを知りませんでした
    ことばを 知りませんでした!!)
  
(曹丕、瞳から涙をこぼす)
 
 曹丕(元譲の君が そのしずかな横顔に
    凍結し 昇華してきたはかりしれない孤独と苦しみの前に……
    ああ! けれど!! 
    けれど おとうさま!!
    いまだからこそ 元譲の君には あなたの愛が必要です!!)
347無名武将@お腹せっぷく:2005/10/18(火) 00:01:02
お乳が無いキタ━(゚∀゚)━!
読んだの子供の頃だったんで、もの凄い衝撃受けたシーンだw

>おかげで目玉食っちまったけど
にハゲワロタww

曹丕かわいいなw
348無名武将@お腹せっぷく:2005/10/18(火) 00:05:00
リフレインの段階で爆笑がきたw

しかしこれ、なんか原作自体がすごそうだな
349ちびまるこちゃん1:2005/10/18(火) 00:12:51
劉備の旗揚げ

商人「お祝いには何が欲しい?兵糧でも盾でも何でもよいぞ、全力で言っとくれ」

劉備「私武器が欲しい。オーダーメイドで作ってみたいな」
商人「(武器のオーダー!? やられた、予想外じゃ!)」
商人「(・・・ううむなかなかやりおるのう武器とは・・・劉備め、ムシロ売りだからと侮れんな)」
劉備「やっぱり武器は駄目?お金無くなっちゃう?」
商人「だ、大丈夫じゃ、全力で言いなさい。」


武器屋「らっしゃい」
劉備「わー、いっぱいあるね〜。」
商人「弓矢なんてどうじゃ?弓矢は」
劉備「私飛ばし物って使えないんだ、苦手なの」
商人「そうかい・・・(安めの飛び道具で夢一杯にさせようと思ったのに・・・劉備め手強いな)」

劉備「えーとねえまずは・・・雌雄一対の剣!!」
商人「(いきなり剣とは・・・! 厳しい、厳しいぞ!)」

劉備「かっこいー、私剣って初めて持ったよ。」
商人「そうかいそうかい、次は槍にしたらどうじゃ?」
劉備「私あのきれいなクネクネした奴欲しいな」
商人「ああ・・・蛇矛かい、いいのう(ドキドキ)」
350ちびまるこちゃん2:2005/10/18(火) 00:20:01
ガラッ
武器屋「らっしゃい」

劉備「あっ、張遼君」
商人「(げっ!張遼さんも通うほどの武器屋だったのか、やはり相当高い店なんじゃ・・・ピンチじゃ)」

武器屋「はい張遼さんエンゲツトウお待ちどう」
劉備「わー、凄いね」
武器屋「張遼さんの武器は特別に作るんだよ、彫刻も刃に施してるからね」
商人「彫刻!彫るのかい武器に?!こりゃあたまげた驚いた」
武器屋「それだけじゃないよ。柄も国産の超1級、うちの店でもこんなの頼むのは遼さんだけだよ
    か〜っ、すごいよ全く」

劉備「関羽にも同じものあげたい」

商人「( ゚д゚) 」
武器屋「( ゚д゚) 」
張遼「( ゚д゚) 」
351ちびまるこちゃん3終:2005/10/18(火) 00:24:39
武器屋「ぼっちゃん無理言っちゃいけないよ、ほらおじさん困ってるよ」
劉備「いいんだ、今日は全力でいいんだって」

商人「(よ、よし。こうなりゃナガエの水に飛び込もう)」――――長江だよ、長江
「(死ぬんじゃ、それでこそ男じゃ!)」

商人「同じのをくれ」
武器屋「いいんすか」
商人「ああ」
劉備「やったー!」


――――

商人「さあそろそろ帰るぞ」
劉備「おじさん、今日買った奴を義勇軍の皆にもお土産で持って帰ろうよ、みんな喜ぶよ」
商人「(みやげ・・・?)」

   ギャアアアアアアア
352無名武将@お腹せっぷく:2005/10/18(火) 02:45:50
>>349-351
こ…これはあの石松寿司の回!
全力過ぎる劉備に骨の髄までしゃぶられる商人に乾杯…。


>商人「(よ、よし。こうなりゃナガエの水に飛び込もう)」――――長江だよ、長江
ナガエワロス
353無名武将@お腹せっぷく:2005/10/19(水) 20:46:35
張世平もほぼ100%ロクな目に遭わないよな
三兄弟に身ぐるみ剥がされるのがデフォ

>>349-351
ぞしてこの劉備は悪気が無い分、尚タチが悪いw
354悪魔の花嫁 1/2:2005/10/19(水) 23:09:06
 ?「そこの軍師 おまち!」
孔明「わたし?」

(孔明の振り向く先に 頭巾をかぶった得体の知れない人影)

 ?「お前の未来をうらなってあげよう
   よくあたるんだから 水晶うらないは」
孔明「いいえ いらないわ」
 ?「三国占いだよ
   この乱世の結末を知りたくないのかい?」
孔明「そりゃあ 知りたいけど
   でも 今日は 星宿がとってもよかったし
   縁談――大義ある主君より三度乞われる 信じて吉
   出世――至上の名声を貫きて大成する運……
   ね このツキをこわしたくないのよ」
 ?「大吉は凶に通ず――とか。
   おまえに幸せな未来などおとずれはしない!」
孔明「!」
355悪魔の花嫁 2/2:2005/10/19(水) 23:11:27
 ?「おまえに言い寄る主君の心には
   二人の義弟が棲んでいるわ
   愛する義兄弟と永遠の成功をおさめるために
   おまえは軍師として利用されるのよ」
孔明「ちょ、ちょっと 待って」
 ?「おぼえて おくのね
   おまえは そのすばらしい頭脳を利用されるだけだってこと!」
孔明「やめて!
   わたしがあなたの占いに乗らないからって
   でたらめなことをいって 意地悪をするものじゃないわ」
 
孔明「いくわ わたし……軍略会議があるの」

(立ち去る孔明。
 しばらくして怪しい人物 頭巾を下ろす。
 すると その素顔はあばた顔のホウ統だった)

ホウ統「じぶんでも おぞけだつ この顔……
    それにくらべて 孔明はあんなに美しい……」

ホウ統「水晶球も 劉備どのの心は映してくれぬ
    ああ……
    わたしは 劉備どのの本当の心が知りたい
    わたしだけが 愛されているという証が欲しい!」
356無名武将@お腹せっぷく:2005/10/20(木) 10:04:56
ホウ統・・・(つД`)
357無名武将@お腹せっぷく:2005/10/22(土) 01:19:51
ここにまた一人、報われぬ愛に苦しむ男が(つД`)
358ハッピーマニア1/3:2005/10/22(土) 15:05:14
夏侯淵「ヘイ 惇兄 やつが関羽さ あの嵐の夜 命がけで顔良・文醜を討ったらしいぜ」
夏侯惇「なんだい ただのヒゲ武将じゃないか てゆうか絵にかいたような劉備の部下じゃないか」

曹操「関羽!!」
関羽「曹操殿」
曹操「ごめんなさい まった? 支度に手間取って
   アナタのスキなグリーンの軍袍を探して」
関羽「曹操殿……… とても似合うよ」
曹操「さ!! 袁紹軍の陣容をみましょ そして帰ったら………☆」
関羽「キミの作ったディナーが楽しみだ」

夏侯惇「孟徳 どうしたんだい 君らしくもないこんな遊び 僕へのあてつけかい?」
曹操  「あなたとは終わったはずよ、惇 行きましょ、関羽」
夏侯惇「待てよ……… もう忘れたのかい 君は毎晩よだれを垂らして馬乗りになってきたじゃないか
     Oh 惇 もっとよ! もっと深く来て ア──────ン」 (ゴメン………orz )
曹操 (キッ)

関羽  「主君にむかってそんなことを 謝れ!! 容赦しないぞ!!」
夏侯惇「やるか?」

夏侯惇 ズバ ボシ ボカ ボカ バシ
関羽 (ボコボコにされる)
曹操 「NO!!」
夏侯惇「ワハハハハハ こいつぁ───けっさくだ」

曹操 「バカね関羽……… あたしのために」
関羽 「う……… いや大丈夫 かすり傷だよ」
359ハッピーマニア2/3:2005/10/22(土) 15:06:07

〜〜〜関羽の寝室〜〜〜

曹操(負傷した関羽を手厚く介抱)
   
  プルル(電話)

曹操殿はこの上なく 美しく優しかった そして僕に好意を寄せていたことも はっきりとわかっていた
僕の心は大きく傾いていた

   プルル プルル (電話)

曹操「ダメ……… 出ないで」
関羽「シッ だまって」

関羽「ハロ───」
劉備『なにがハロ───だ!! アホか!!』

関羽「あ………兄者!?」
劉備『似合わなすぎなんだよ』
関羽「どうしたんですか」

劉備『どうしたもこうしたも 徐州追い出されちゃったよ
   兵はいないし 兵糧はないしで間に合わなくて 家なき子だっつ───の』
関羽「え!? で今はどこに 袁紹さんち? だってあそこは僕が顔良・文醜を斬って………
   わかりました いとまをもらい次第 河北へ行きますから あ 袁紹さんちからは出た方が……… エンリョして」

曹操「どうしたの? 急用?」
関羽「曹操殿 僕は 兄者のもとに帰らなければ………」
曹操「………そんな気がしてたわ」
360ハッピーマニア3/3:2005/10/22(土) 15:06:54
〜〜〜旅路についた関羽〜〜〜
※関所にて

関羽「冀州まで」

なんということだろう 小粋に忠義をつくしている気分になっていた
映画のような 小説のような その中の男を演じていた 完全に
そこへ あの電話だ

   劉備『なにがハローだ!!』

関羽(一瞬にして 全てが幻想だと気付かされてしまった おそろしい人だ………)

目が覚めました 兄者 今帰ります
361無名武将@お腹せっぷく:2005/10/22(土) 15:40:07
>>358-360
もうなんか突っ込みどころ大杉て死にそうだwwwww
とりあえず劉備GJ!  なのかなw
362無名武将@お腹せっぷく:2005/10/22(土) 17:35:15
>>358
安野絵で武将の顔を想像すると笑いが二倍だw
でも結構いけるかもしれん
363無名武将@お腹せっぷく:2005/10/22(土) 21:20:54
うわー!悪魔の花嫁なつかすぃー!
このスレ来ると昔読んだ少女漫画が懐かしくなるわ。
売らなきゃよかったなぁ・・・   チェッ
364無名武将@お腹せっぷく:2005/10/23(日) 01:36:19
ヘイ 惇兄 で吹いた 淵可愛いよー!
365おにいさまへ…… 1/4:2005/10/23(日) 01:37:38
曹操「密偵から聞きました
   蜀軍に立ち寄ったそうね」
関羽「操さま まえからおはなししようと
   おもっていました あの……
   わ……わたし、おに……いえ、劉備さんと」
曹操「……しっていたわ はじめから」
関羽(白目)
  「あ……でもそれじゃ、あの……」
曹操「関羽さん こちらへいらっしゃい」
関羽「……!?」
曹操「むかし わたくしの もっていた
   抱き人形に似ているわ あなたは
   やわらかな 漆黒の おひげ……
   あなた……わたくしを どう思って?」
   (関羽ににじりよりながら)
366おにいさまへ…… 2/4:2005/10/23(日) 01:38:47
関羽「そ……それはもう……美しい方だと……
   すばらしい 乱世の奸雄だと……」
曹操「あこがれて?」
関羽「ええ! むろん……」
曹操「じゃあ
   劉備さんとの おつきあいをやめて」
関羽「操さま……!」
曹操「わからないの?
   あなたが 好きなのよ」
関羽「!」
曹操「ほんとに どうしようもないくらい かわいいと……
   反董卓連合軍のときからずっと……ああ……」
関羽「そ……操さま……!」(青ざめる)
367おにいさまへ…… 3/4:2005/10/23(日) 01:40:32
曹操「だから……」(更ににじりよりながら)
関羽「あ……」(更に青ざめながら)
曹操「だから 劉備さんのことなんか……」
関羽「あ……!」

   (曹操、関羽の耳に口付ける)
 
    バン! (扉が開く。入ってきたのは夏侯惇)

夏侯惇「孟徳……あなたは……」
 曹操「で……ていきなさい、どうして……」
夏侯惇「そんな……じぶんを そんなにまでいやしめて
    あなたは……あなたは……」

    (二人を指差して)
夏侯惇「はっきりとおっしゃったらいいでしょう!
    劉玄徳氏を愛しているから
    その子をむりやり曹操軍にひき入れて
    じぶんの崇拝者にし 
    彼から遠ざけようとしたのだと……!」
368おにいさまへ…… 4/4:2005/10/23(日) 01:43:24
関羽(おにいさまを……!?
   だから……だからわたしに……!?
   わたしを 曹操軍に……ひど……い……)
 
(曹操その場から駆け出して出て行く)
 
 関羽「そ……」
 
(追いつこうとした関羽 夏侯惇に手首をつかまれる)
 
夏侯惇「どっちの耳……!?
    孟徳の 唇がふれたのは…… どっち……!?」
 関羽「あ……!」
夏侯惇「どっちなの!? 右!? 右なの!?」

(夏侯惇、関羽の耳にいきなり口付ける)
369おにいさまへ…… を書いた者:2005/10/23(日) 01:45:03
原作では耳へキスした瞬間の
二人の表情がすさまじいのですが
文書ではなんとも表現しがたかったです ゴメソ
 
おにいさまへはネタが沸きすぎて困る……
曹操・関羽・夏侯惇乱用し過ぎてスイマセン!
 
それでもまた書かせてくだちい ノシ
370無名武将@お腹せっぷく:2005/10/23(日) 08:33:48
おにいさまへは激しくて(・∀・)イイ!!
原作超好きなので嬉しいっス

しかし曹操&夏侯惇&関羽はこういう役似合うなww
371無名武将@お腹せっぷく:2005/10/23(日) 17:33:02
おにいさまの惇兄キモすぎwww
372無名武将@お腹せっぷく:2005/10/23(日) 17:33:35
373ハッピーマニア1/2:2005/10/23(日) 17:53:20
>>358-360 のつづき

袁紹「いつまで失神してんのよ劉備 そうじの邪魔」
   ズビ ズバ─── ゴ─── (劉備の頭にそうじ機をかける)

劉備「そうじ機で吸うことないじゃん!!
   雲長がフツ─に『ハロ──』って言うとこきいてみなよ もうね恐い そして寒い
   あの『ハロ──』は完全になりきってたね 『ヘロウ?』だもん」

袁紹「きっと曹軍に忠節でもつくしてんだよ」
劉備「え──? 雲長が? そして映画の主人公にでもなったつもりで 
   『その軍袍似合うよ』とか 『曹操殿に謝れ』とか言ってるに決まってるんだよ」

袁紹「それはそうとさ………」
劉備「はい」

袁紹「………………」

袁紹「今の言いにくそうな『………………』見て 何も思わなかった?」
劉備「え? なんだろう 撤退か何か? 雲長に顔良と文醜斬られたって言ってたものね」

袁紹「そろそろ出てってくんない?」
劉備「ぜんぜん言いにくそうじゃないじゃん! アッサリ言ってるじゃん!」

袁紹「いや── こういうことはスパッと言ったほうが摩擦がないから」
劉備「こないだまで 徳の将軍のネイムバリューがほしいだのなんだの言ってたくせに」
袁紹「もう見限ったもん」
374ハッピーマニア2/2:2005/10/23(日) 17:55:00
劉備「あたしのこと ただの大めしぐらいのごくつぶしと思ってる!?」
袁紹「いや……… 大めしぐらいとは思わないけど 寄る土地くらい持てって言ってんのよ」

劉備「ひどいよ 袁紹殿………」
袁紹「何がよ」

劉備「あたしだって 居そうろうなりに心くだいてんのに」
袁紹「いつ」

劉備「おとといだって 袁紹殿が文醜斬られてボロ負けして帰ってきて 
   淳于瓊殿は兵糧庫の守備サボって 梅宮アンナのビデオ・エクササイズやってた時!!
   気まずい空気をすくおうと あたしは皇叔という身分をギセイにして ヒゲダンスでその場をなごませたじゃない」

   劉備  『エッホ エッホ』 チャチャチャチャチャチャ──ララ チャ──ララ(ヒゲダンスのテーマ)
   袁紹  『………………』
   淳于瓊『………………』

袁紹「あれ……… そうだったの……… アタシはてっきり劉備殿が踊りたくて踊ってんのかと」
劉備「それもある!! だけど主にはなごませ役として」
袁紹「フ───ン」

劉備「………あたしここんちの子供になろうかな」
袁紹「はァ!?」

劉備「いい考え!! グッドアイデア!! 2回言うな! 
   あたしが袁紹殿んちの養子になって四兄弟 跡継ぎ選ぶ手間はぶけるよ パパ!!」
袁紹「パパじゃねえんだよ!!」 とあっ (蹴り)
375無名武将@お腹せっぷく:2005/10/23(日) 17:59:54
劉備と袁紹の関係の新境地だな>パパ
なんか蒼天の絵面で場面が浮かんだw
376辺境警備 星が生まれた谷:2005/10/23(日) 21:04:55
姜維   一つの時代が終わった・・・
      大気の中から 森の闇のかげから
      三国のものは追われ やがて消えていくだろう
      はるかな未来までこの世界に残るのは ただ人間という魔物のみだ────

      もう・・・
      丞相の使う軍略は誰にも伝えない 何も残さない
      蜀将は この俺の代かぎりだ────


諸葛亮  ・・・あなたは
      最後の そして最大の
      誇り高き蜀将なのですね・・・

      もっとも とっくに そう認めてましたけど
377妖子 1/4:2005/10/24(月) 09:55:58
劉封「いやよっ おとうさま!
   それは おとうさまに誕生日にいただいた
   大切な 鎧よ!
   どうして兵卒などにやらなければいけないの!?」
 
劉備「兵卒ですって……!?
   あの子は 兵卒などではありません」
 
劉封「でもいやよっ 返して!」
 
(劉備、劉封の手をはらいのける)
 
劉備「けがらわしいっ!」
 
劉封(けがらわしい……!?)
 
劉封(け……けがらわしい……!?
   なんですって けがらわしい
   なぜ……どういうこと
   おとうさま……どうして……!)
378妖子 2/4:2005/10/24(月) 09:56:53
劉封「あ! 待って おとうさま……
   あ! 軍師さま。
   ねえ おとうさまがわたしを……」

(孔明にふれようとする手を払いのけられる)

孔明「不埒者めが!」

劉封(これは……どういうこと……な……の!?
   どうしてあんな目でわたしを見るの!?
   なぜ急にわたしがきらいになったの……?
   あんなにやさしかった おとうさまと軍師さまが……
   何が起こったの わたしがなにかしたというの……!?)
 
劉封(あの子のせい……!? そうだわ……
   趙雲があの子をこの軍に連れ帰ってきてから
   わたしの運命が狂いだしたんだわ
   あの子は いったい だれ……!?)
 
劉封(わたしから大切な鎧を奪い おとうさまと軍師さまの
   愛を奪おうとしているあの子はだれ……!?
   あんなに当たり前の顔をして しゃあしゃあと……
   いいえ そうはさせないわ!
   わたしは 誇り高い 劉家の養子よ
   みすぼらしい 闖入者なんかに
   わたしの大事なものをとられてなるもんですか……!)

379妖子 3/4:2005/10/24(月) 09:59:50
チョキン チョキン
 
劉封(あれはわたしの思い過ごしだったのかもしれない……
   クヨクヨするなんて ばかだわ
   そうよ あんなにやさしい
   おとうさまと軍師さまがあんな子を……
   おとうさまだって さっきのことはみんな冗談だって……
   劉封がいちばん跡継ぎにふさわしいって……
   そういってくださるわ)
 
劉封「いつものように おとうさまのおきらいな
   呉軍の精鋭の首を 門前にかざってあげましょう
   ふふっ……おとうさまは 劉封の斬った呉軍が
   いつも なによりたのしみだっておっしゃるんだもの」
 
(見上げる視線の先 軍勢の中に劉禅)
 
劉封(あ……あの子だ。
   わたしの隣の布陣を使うんだわ……)
 
劉封「おとうさま 劉封が呉軍を……
   ……ハッ!」
 
(陣内からの話し声に耳をそばだてる)
380妖子 4/4:2005/10/24(月) 10:00:53
孔明「関羽を見殺しにしたとわかったからには
   早いうちに 劉封をしまつせねばならん」
劉備「ええ……
   どこの馬の骨ともわからない養子ですもの
   生かしておいて あとあとむほんなどされたら……」
孔明「たしか孟達は 魏と内通していたな
   その孟達に この偽の密書をあたえるのだ」
劉備「わかりましたわ……
   でもそれ効き目は……?」
孔明「大丈夫だ
   これを読めば 速攻で司馬懿が駆けつける
   なに 斬首は 魏国がやってくれる
   くれぐれも劉封に気取られぬようにな」

劉封「ひぃ……!」(悲鳴)
 
劉封(お……おとうさまと 軍師さまが
   孟達を……わたしをおとしいれようと……
   わたしを 殺そうとしている!
   本気だ! おとうさまと 軍師さまが……!)
381無名武将@お腹せっぷく:2005/10/24(月) 13:23:39
>>377->>380
劉封テラカワイソス
不幸属性バッチリ似あう
382ベルサイユのばら:2005/10/25(火) 14:31:43
董卓(なんという濁った瞳…なんという弛んだ肌…
   いったいこの少年は…?)

―劉協、新帝に絡む董卓を制する。

劉協「下郎!名前を名乗られい!身分は?地位は!?
劉弁「協!!」

董卓「下郎だと? 人に名前をたずねる時は
    自分から先に名乗るのが礼儀というものだ」
劉協「劉・協 皇弟の陳留王だ」
董卓「ほほう!皇族か どうりで高貴な顔立ちをしている
    私は董・卓・仲穎 西涼の刺史だ」
劉協「よし! 董卓 この方とお話がしたければ…
    洛陽宮に来て正式に謁見を申し込まれるがよい!
    新帝陛下 弁どのだ」
董卓「あ………!」
383無名武将@お腹せっぷく:2005/10/25(火) 16:50:27
>董卓(なんという濁った瞳…なんという弛んだ肌…
>董卓「ほほう!皇族か どうりで高貴な顔立ちをしている

弁って一体…w
384無名武将@お腹せっぷく:2005/10/25(火) 17:05:03
>>382
さいごの「あ…!」に
やべっ!ここでゴマすっとかないと!
てのが見えて笑える
孔明「怒ってらっしゃるんだろうな劉備…
   お顔がまともに見られない ごめんなさい ごめんなさい」

魏兵「惰弱な軍師様は今日も奥方様の後ろで深謀遠慮かしら…(ヒソヒソ・・・)」

キッ!

月英「だれです!あたくしのパートナーを動揺させるような事をいうのは!!」

魏兵 ぎょっ シ〜ン

孔明「りゅ、劉備殿…!?」

劉備「孔明!」

孔明「は、はい!!」

月英「なんなのさっきの策は!失策するのを恐れるのはおよしなさい!
   たとえ敗走してもあたくしはあなたに責任を押し付けたりはしない
   それより力を出し切らない策をかける事こそを恐れなさい!」

孔明「劉備殿…」

劉備「おちつきなさい しっかりしなさい
   戦場にいるのはあなたひとりではないのよ
   あたくしが、味方がもう一人いるのよ!」

孔明 味…方…
386無名武将@お腹せっぷく:2005/10/27(木) 06:57:00
>
> 月英「だれです!あたくしのパートナーを動揺させるような事をいうのは!!」
>
月英じゃなくて劉備ね…
387オリスルートの銀の小枝:2005/10/27(木) 20:33:24
〜受難の日々(4コマ)〜

馬岱
物腰柔らかく気配り上手の18歳。


馬騰「今日もかわいいこと 岱v」
馬超「そりゃあv 私のいとこですもの お父様」
馬休「だっこさせて兄上」
馬鉄「あら次は私よ!」


馬騰「ほーら おじちゃまにいらっしゃいv」
馬超「あらっ ミルクは私が(怒)」
馬休「私が だっこするってばっ!」
馬鉄「ダメ 私のいとこよ(怒)」


馬騰「まあv 私に笑ったわ」
馬超「この子ったら私の指を握って」
馬休「私に話しかけてるわ」
馬鉄「見て 私におしゃぶりくれた!」


気配り上手は生まれつきか環境かは定かでない(汗)
388無名武将@お腹せっぷく:2005/10/27(木) 23:39:15
馬岱、18歳でおしゃぶりってw
389無名武将@お腹せっぷく:2005/10/28(金) 23:52:47
いや、馬岱なら許すハァハァ
390無名武将@お腹せっぷく:2005/10/29(土) 00:57:14
馬騰でも許すハァハァ
391無名武将@お腹せっぷく:2005/10/29(土) 16:28:16
あああ、赤ん坊の頃のお話ね。わわわ、うわわわわ。
392無名武将@お腹せっぷく:2005/10/29(土) 20:00:14
ちょ、おまえらナニヲ想像してたんだw
393無名武将@お腹せっぷく:2005/10/29(土) 20:18:06
そりゃもう18歳の馬岱に赤ん坊プr(ry
394ハッピーマニア1/4:2005/10/30(日) 01:49:18
趙雲「へえ───── あれが蜀からの使者かぁ ホントに来たんだね おもちろ〜〜〜い ケケ」
孔明「ホラ 笑ってないで これ(お茶)持ってって!!」

〜〜〜客間〜〜〜

劉備(おそろしい事態になってしまった)

劉備「そうだ……… くぎぬき くぎぬきよ」
張松「………………」(汗)

劉備「くぎぬきを買ってこなきゃ あとナタとか……… ナットとハンマーとやっとこも のこぎりとおにぎり」
張松「何に使うんですか」(汗)

劉備「──────船をつくって 七つの海をまわるのよ」
張松(逃げようとする劉備の腕をつかむ)
劉備「はなして───」

趙雲「失礼します どうぞ麦茶です」
張松「あ どうも」
劉備「スキあり」 だあっ (部屋の出口に向かって一目散)
趙雲(!)

趙雲 シュ (劉備に足をかける)
劉備 ダ──────ン(転倒)

張松「劉備殿………」(汗)
趙雲「ご心配なく この部屋からは一歩も逃がしません」
劉備「あんた何? 隠密!? ただのベビーシッターじゃなかったの?」

劉備「大体なんでいきなりウチに来てんのよ
   挨拶にこいとは言ったけど 西蜀地形図を持って来いなんて 誰が言ったんじゃ──────」
395ハッピーマニア2/4:2005/10/30(日) 01:50:38

   バ ァ ン(部屋の戸が開く)

趙雲「軍師さまのおな──り─── ひかえ── ひかえ──」
孔明(入室)

孔明「我が君!!」
劉備「……………何よ」

孔明「こんな主君ですけど よろしくお願いします」
劉備「は?」
張松「え………いや………あの」

劉備「おい まてよ それ早すぎねえか!?」
孔明「おだまりなさい あんたみたいにフラフラしてる ろくでなしの将軍を
    この人の他に誰が面倒みてくれるの!! このチャンスのがすか─── のがさんで─────」
張松(す……水魚の交わりが………)

孔明「張松殿 ホントによく決心してくれました」
張松「諸葛亮殿 今日は僕のほうがお願いにあがったんです 
   劉備殿に乗っ取りを前提とした入蜀をお許しいただこうと」
趙雲「あ それなら も──全然OK ね 軍師殿」
孔明「趙将軍」
趙雲「だって ウチ(荊州)もう殿の居場所ないもん 居座られたらこまるって この前ちょうど」

劉備「願ったり かなったりとゆうわけかい……… だまって聞いてりゃ みんなで勝手なことぬかしやがって
   よってたかって ヘボ君主あつかいかよ」 カッ
孔明「ま─── 何言ってるの……… この人は まるで蜀攻めしたくないみたい」
趙雲「そうですよ 殿 ヘンなの───」
396ハッピーマニア3/4:2005/10/30(日) 01:51:44
張松「劉備殿? もしかして 蜀獲りイヤなんですか……… さっきも逃げてたし」
孔明「気にしないで 張松殿 意味もなく逃げまわるのがスキな人なんです」

孔明「張松殿 おすし好きかしら?」
趙雲「ワ──イ やった───」
劉備(どうしよう……… 今すぐ天下三分とか そんなつもりじゃなかった
   まだ あと10年後とか……… 遠い気持ちで考えていたのに 世の中そう都合よく動きゃしない  
   このままではトントン拍子に!?)

張松  「わ─── かわいいですね─── ママ似かな?」
阿斗  「あ───」
関銀屏「ば───」      ※関銀屏→関羽の娘

張松  「お名前なんでちゅか────」
趙雲  「ジャイアンとブタゴリラで───す」

張松  「ジャイアン君とブタゴリラ君 かわったお名前でちゅね───」
阿斗  「だ───」
関銀屏「ぶ───」 

趙雲  「うそに決まってんじゃん」
張松  「それもそうですよね?」
趙雲  「バ───カ」

趙雲  「アホだこのヒト」
孔明  「あ── おもしろい方ね 張松殿って」
趙・孔 「アハハ アハハハハハ」 ドッ
397ハッピーマニア4/4:2005/10/30(日) 01:52:28

趙雲「今日土曜だから ホウ統殿も──すぐ帰ってくるよ」
張松「鳳雛のホウ統殿ですか」
孔明「そ──よ 若い頃から すごい ひねくれモノでね───
   よくふたりで徐庶殿に水フーセン投げつけて ズブぬれにするって遊びをしてたわ───」
張・趙「わはは わはははは」
劉備「なんで あたしぬかして 盛り上がってんのよ」

ホウ統「ただいま───」
趙雲「あ ホウ統殿 ちょ──どよかった 殿の蜀獲りきまったのよ」
ホウ統「マジ?」
趙雲「こちらが張松殿」

趙雲「は……… そうだ ふたりって多分同じ年だよ!」
ホウ統「え───」
劉備(しめた)

  ホウ統は偏屈モノ → 張松のような男とは基本的に仲良くなれない → 反対 →破談(もしくは延期)

       ホウ統『殿をこんなヤツに!?』(←劉備の妄想)



ホウ統「どうもよろしくお願いします あ………ありがとう ホント大変だと思うけど 頑張って」
張松「ええ!! まかせてください 入蜀は必ず成功させます」
劉備 ばたっ (死亡)
398無名武将@お腹せっぷく:2005/10/30(日) 02:19:08
>>394-397
超GJ!
ちょっと壊れかけの劉備とか
その劉備より権力のあるであろう孔明とか
さらりと語られるいじめられっこの徐庶とかもう最高。
399無名武将@お腹せっぷく:2005/10/30(日) 11:41:54
偏屈ものってもの凄い妄想展開ハゲワロス



なんかその漫画買いたくなってきた・・・作者誰だっけ?
400おにいさまへ… 1/3:2005/10/30(日) 12:04:38
あらすじ・曹操軍に下っていた関羽を見つけた張飛、
     義兄弟ひさびさの再開

張飛「翼徳は いま とってもうれしいの……
   ああ ほんとに ほんとに おにいさまだったなんて
   翼徳の おにいさまが生きていたなんて」
 
(張飛、瞳に涙をきらめかせる)
 
張飛「でも 玄徳の兄君を責めないで下さい
   兄君は けっして……」
関羽「ばかだね
   そんなことを君が考える必要なんかないのだよ」
張飛「血はつながってなくても
   わたしのことを弟だとおもってくれてますか?」
関羽「むろんだよ」
張飛「じゃあ
   弟として最初のお願いがあるの!」
関羽「ほう!」
張飛「愛してる主君がいたら……
   おねがい 義を貫いて
   その人をしあわせにしてあげて」

401おにいさまへ… 2/3:2005/10/30(日) 12:05:35
張飛「だって だって……
   その人もいま あなたの忠誠を必要としているの!
   玄徳の兄君は……!」

張飛「玄徳の兄君は……こわいのに
   どんなにかこわいのに……
   たったひとりで 耐えていくほうを選ぶほど……
   それほど おにいさまを愛しているの……
   お……ねが……い
   それほどの愛をほうっておいたりしないで……
   お……ね……がい……」

(泣き崩れる張飛)
402おにいさまへ… 3/3:2005/10/30(日) 12:06:41
関羽「翼徳
   兄者をだまって手放してしまうほど
   ぼくはふぬけに見えるかい?」
張飛「え!?」
関羽「あのひとの苦しみの半分さえも背負えないほど
   あのひとの清冽な生き様にかかわりあえないほど
   ぼくはだめな男に見えるかい」
張飛「お……にいさま……」
関羽「でも ありがとう!
   いまの翼徳のことばで
   思い切って踏み出す勇気ができたよ」
張飛「おにいさま!」
関羽「約束する ありがとう!」
 
403無名武将@お腹せっぷく:2005/10/30(日) 22:25:33
>>399
ハッピーマニアの作者は安野モヨコ

ちなみに私はこのスレを読んで
「はじめちゃんが一番」と「おにいさまへ…」を大人買いしてしまった。
どっちも面白かったです。買ってよかった。
404無名武将@お腹せっぷく:2005/10/30(日) 22:43:37
>>400-402
張飛の台詞だけで腰が砕けそうwww
405無名武将@お腹せっぷく:2005/10/30(日) 23:08:16
>>403
d!!

俺はこのまま動物のお医者さんを大人買いしそうです
・・・・・・・・・・金がネェのに orz
406無名武将@お腹せっぷく:2005/10/31(月) 00:35:17
>>400-402
張飛の目の中に星がいくつもありそうだな…w
407無名武将@お腹せっぷく:2005/10/31(月) 00:52:04
408無名武将@お腹せっぷく:2005/10/31(月) 05:48:34
>>407
すげえwwwwwww
でもそれ、ホントは14ページくらいあるのを2ページに上手くまとめてる。
原作はもっとすごいぞwww 
文庫本の3巻P96-108あたりだ。
ブクオフに立ち寄った際は立ち読みすべし。
409無名武将@お腹せっぷく:2005/10/31(月) 07:58:38
>>405
動物のお医者さんは文庫版で買うと飽きないからいいよ。
ひとつ鞄に入れとくとひまつぶしにとことん使える。
(コミクス版だとさすがにそれだけの話数は入ってないかも)
410無名武将@お腹せっぷく:2005/10/31(月) 22:47:52
>>394-397
GJ!!! 劉備とか孔明とか、蒼天のキャラで脳内補完
411無名武将@お腹せっぷく:2005/11/01(火) 00:12:08
>>409
とーん!!
文庫なら大人買い余裕でいけそうだ
412ハッピーマニア1/5:2005/11/01(火) 22:22:10
※無双風に


張コウ「あたし恋してるの 将軍に………」


みなさん お笑いになるかもしれませんが
これが夏侯妙才にとっては初めての 意表をつかれた愛の告白だったのでございます


夏侯淵「こ…… これが告白………」


これまでにも 告白らしきものはあったけど たいてい読めてた

   郭淮  『夏侯将軍!!』
   夏侯淵(来る………)


しかし今回ばかりは 読めませんでした

張コウ  「……………」
夏侯淵「……………」

張コウ  「めちゃくちゃ悩んで告白したから 拒否されることもカクゴしてる
     でも 言っちゃったっからには 友達でいたいなんて思わない つき合って」
413ハッピーマニア2/5:2005/11/01(火) 22:23:01
〜〜〜張コウと別れて家路についた淵〜〜〜


つ き あ っ て  つきあって あって あって あって (リフレイン)


夏侯淵「………って ど──すんだ オイ」



夏侯淵「 ど ─── す ん だ  オ イ !! 」  ビシッ (張コウ風にポーズ)



夏侯淵「ダメだ……… ポーズをつけてやってみても変わんない………」(冷汗)

夏侯淵「ショックなフリをしてみたものの 実は 意外とうけとめているワタシ……… わりとね………
    でも まって!! 張コウは男なのよ それも美形 そして強くてやさしくて
    カッコイイし 馬の扱いうまくて 二喬欲しいとかも言わなくて………
    まって ちょっと まって………    理 想 ? 」
414ハッピーマニア3/5:2005/11/01(火) 22:24:09
〜〜〜夏侯邸〜〜〜

夏侯淵「ただい……… なんじゃこの部屋!? まるで今のあたしの心のよう カ オ ス !!」


    ぐっしゃ─── (部屋の中が荒らされて メチャクチャに)


夏侯惇「………っ ………しょ─── ちくしょうっ ちくしょ──────っ」
夏侯淵「!」


夏侯惇「殺す ころしてやる〜〜〜〜〜〜 あの男〜〜〜〜〜〜っ」(部屋の中のモノを壊しまくる)
夏侯淵「……………」(汗)


夏侯淵「ち…… ちなみにあの男って……… 最後の二文字をとると ちょっぴりクサイあざなの?」
夏侯惇「 関 羽 !」 ゴオ─────( 火を吹く)  ※隻眼怪獣 カコードン


夏侯惇「あいつ……… 降将のくせに 人の主君に手出して ぜって── ゆるさね─── ぶッコロス!!」


夏侯淵『チン毛に火──つけて もやしてやる!!』 (夏侯惇の声色で)

415ハッピーマニア4/5:2005/11/01(火) 22:25:10
夏侯惇「勝手にアテレコするんじゃね───よ」(汗)
夏侯淵「してたじゃん 昔!! あたしは覚えてるよ 袁紹シメた時!!」


   〜〜〜学生時代の思い出〜〜〜

   曹操  『オラオラ』
   夏侯惇『くせえんだよ───』
   袁紹  『キャ─────ッ』
   夏侯淵『やめなよ 惇兄〜〜〜』(汗)


夏侯惇「孟徳が悪いのはわかってる もともと人材マニアだし」
夏侯淵「あん時はタイヘンだったよな───」


夏侯惇「だけど関羽はダメ なんでかっつうと」
夏侯淵「あたしまでとばっちりうけて 内申ひかれてさ─── おかげて推挙おちて」 ブツ ブツ


夏侯惇「荀ケや郭嘉とあたしは違うけど 関羽とあたしは変わんないじゃん
    あっちの方が 能力値高い分だけ有利なんだよ ヒキョ──なんだよやり方が」
    バキィ (机を叩き割る)


夏侯淵(そこまでわかっていて なぜ? でも言うまい 
    張コウにもつまんないコト言うなって言われたっけ 張コウ………か)
416ハッピーマニア5/5:2005/11/01(火) 22:25:55
〜〜〜就寝〜〜〜

夏侯淵(張コウのことも言えなかった……… 言ってどうするんだって気もするが)



    張コウ  『しょ──ぐん』
    張コウ  『将軍』
    夏侯淵『張コウ………』
    
    ※エッチな雰囲気

    夏侯淵『………………』 (張コウとベッドイン)



夏侯淵「 の わ ──────!!」(夢から覚める)
夏侯惇「も──……… なんなの毎朝 どんな夢みてんだよ てめ──は」

夏侯淵「惇兄!!」(涙)
夏侯惇「何だよ なんで泣いてんの」
夏侯淵「なんでもない!!」

夏侯淵「なにも夢に見なくても……… 欲求不満かしら……… 女なしのくらしもいいかと思ってたけど」


うけとめたつもりが 大きく転倒!!
417無名武将@お腹せっぷく:2005/11/02(水) 02:40:49
腹よじれる〜ww 
>>412-416 gj!!
¥とdが一緒に寝ているのもわろたよ。
あんのって、こうやって見ても
勢いで読めておもしろいかも。
418無名武将@お腹せっぷく:2005/11/02(水) 23:35:46
隻眼怪獣カコードンワロス

>夏侯惇「 関 羽 !」 ゴオ─────( 火を吹く)
容易にその様子が目に浮かぶのは何故だろうw
419無名武将@お腹せっぷく:2005/11/03(木) 00:46:28
>夏侯淵『チン毛に火──つけて もやしてやる!!』 (夏侯惇の声色で)

思わず想像してワロタ
実際これくらいは言ってそうだな、無双の惇兄
420無名武将@お腹せっぷく:2005/11/03(木) 13:48:25
今更ながら王家の文盲が頭から離れねえ・・・
ガラかめの奇跡の文盲とか・・・・
421無名武将@お腹せっぷく:2005/11/03(木) 18:51:28
個人的にセーリョームーンも忘れられない…
422無名武将@お腹せっぷく:2005/11/03(木) 23:18:16
岡田アーミソ作品全般、皆がいい具合に変態になってくれて
俺としてはものすごく面白かった
423無名武将@お腹せっぷく:2005/11/04(金) 01:22:52
岡田あーみん作品のキャラは壊れてナンボだからなぁ…



って何だこのスレがもう終わる様なふいんき
424無名武将@お腹せっぷく:2005/11/05(土) 12:42:57
>>412-416
GJ!

ヒゲの男共がゴチャゴチャやってると思うとww
425ガラスの仮面1/2:2005/11/05(土) 22:41:06
曹休「じゃ あの あたし顔洗ってくるわね」
周魴「はいはい うちゃ後片付けをしておきますけん」

周魴 ラララン ラン♪(甲斐甲斐しく陣のお掃除)
賈逵「どうもご苦労様 “埋伏の毒”さん」
周魴(!――ばれた…?)
賈逵「周魴字を子魚 頭脳明晰 ハ楊の太守 大変な才能の持ち主だそうね
    答えてちょうだい何故魏に投降したの!?何を企んでいるの!?」
曹休「どうしたの?賈逵も周魴さんも!」
周魴 ギリ(歯を食いしばる)
周魴「わーっ」(突っ伏し号泣)

周魴「うちゃ ああたらだまそう思うて投降したわけじゃなか
    曹休様はすごか武将ばい!うちゃ曹休様を尊敬しとるとよ!
    こげな人のそばにおって魏の天下統一の助けばできたら幸せばい!
    そう思うて魏に降ったとよ!ほんまこつよ!」
曹休「周魴さん…」
周魴「うちが信じられんのならもう魏にも呉にも住めんとよ!」

――周魴、自殺を図るが曹休が慌てて制止。周魴は髪を切って魏への忠誠を示す。
426ガラスの仮面2/2:2005/11/05(土) 22:41:37
曹休「周魴さん…周魴さん泣かないで さあ顔をあげて
    あたし周魴さんの味方よ いいのよ今まで通りあたしのそばにいて
    ね いいでしょ賈逵 周魴さんにもうひどいこと言わないでね」
周魴「ありがと曹休様 わかってくれてうちゃうれしか…」ひっくひっく…(嗚咽)
曹休「さあもう泣かないで」

賈逵(わからないわ 私の思い過ごしだったのかしら?
    ウソをついているようにも見えないし…
    何か下心があって殿に近づいているとニラんでいたのだけれど…)
張普「曹休様、賈逵殿、軍議にきてください!」
曹休「はい」  バタン(曹休、賈逵退場)

周魴 ニッ(笑)

周魴(我ながら一世一代の名演技だわ……!
    危ない危ないわたしのことを疑っていたのねあの男…
    でも呉軍が石亭に布陣している事までは
    気づいていないみたいね…用心しなくちゃ…

    そうよわたしが曹休軍を石亭に誘き寄せるまで…!
    この演技やりとおしてみせる…!)
427ベルサイユのばら・外伝:2005/11/06(日) 02:27:17
 〜〜ベルばら外伝風 死せる孔明生ける仲達を走らす〜〜

司馬懿「蜀軍!! 明帝陛下のご命令によりこの五丈原の木牛流馬および武具を
     すべて押収の上、おまえ達を捕縛し斬首にかける!」
孔明?「捕縛して斬首とな…? ホッホッホ…笑わせるわ
     この私がつかまえられるものならつかまえてみるがよい!!」

 ボッ!(孔明?登場)

司馬懿「うわあっ!!」

夏侯覇「逃がすな、追えっ!! 追えっ!!」
郭准「全軍殲滅するのだ!!」
孔明?「はっはっは……お前たちの手にかかって全滅したりなどするものか!!
     来られるものなら来てみるがいい」
司馬懿「うわっ!! 駄目です!! 孔明の策が恐ろしくてとても先へ行けません」

孔明?「この諸葛亮に災いを為す者どもすべてに呪いあれ!!
     曹魏よ呪われろ!! 劉禅よ呪われろ!!
     諸葛亮はたとえ墓の中からでも幾度でもよみがえりおまえたちを呪ってやる!!」

姜維「おっ!! 火事だ!! 丞相さまの陣営から煙が…」
楊儀「作戦通りだ、魏軍が逃げているぞ!!」
司馬懿「あぶない!! 陣へ戻ろう、このままでは危険だ!! 退却!!」

 (魏軍退却)

孔明?「オ――ッホホホホホホホホ………」
428無名武将@お腹せっぷく:2005/11/06(日) 03:30:55
>劉禅よ呪われろ!!

ちょwwおまwwww
429無名武将@お腹せっぷく:2005/11/06(日) 13:47:10
うおーい諸葛亮ww
これってあれか、ジャンヌのところ?
430無名武将@お腹せっぷく:2005/11/06(日) 15:24:02
ベルばら外伝って吸血夫人の話以外にもあるんだよね。
以前古本屋でちらっと見かけたことがあるけど、ルルーが主役なやつ。
結構新しいのか、絵がおめ目キラキラ絵から、随分大人な絵になってってちょっと驚いた。
それからの引用でないかな?
431無名武将@お腹せっぷく:2005/11/06(日) 23:48:41
おお、ありがとう >>430
そういえばちゃんと外伝って書いてある
しかし諸葛亮コワスワロス

そして >>425-426 の周魴もさり気なく怖い
432427:2005/11/07(月) 00:51:52
>>430

 補足ありがとうございます。外伝・悪魔のくすりのエベーラがモデル。
 ついでの補足として、裏設定はメール欄にこっそり書いてあったり。
433無名武将@お腹せっぷく:2005/11/07(月) 23:12:16
>>425-427
GJ!! これは、乙部のりえのところだよね。
あまりにもはまりすぎて、アレンジとは思えないぐらい。w
434ベルサイユのばら・外伝:2005/11/09(水) 00:07:39
張遼「…ん、まあ関羽殿ときたら挙兵なさってもうなん10年にもなるというのに
   いまだに劉備殿に忠誠を誓っていらっしゃるのですからね!」
荀イク「いやしくも美髯公でいらっしゃるあなたが明主も選ばずに
   ヘボ君主のことばかり思っていらっしゃるなんて不道徳というものですわ!」
郭嘉「乱世の名将にあるまじき生き方ですことよ」

夏侯惇「それにご主君もご主君ですわよ ほーんと!
     粋と浮気で名高い漢朝皇族の風上にもおけない堅物で」
夏侯淵「あなたたちご主従を拝見していると、失礼だけど
     平民の侠客の義兄弟のようですことよ」

張飛(じい―――…っ)
劉備「なっ…なっ…なんだその目つきは、何が言いたいのだ!?」
張飛「お義兄ちゃま立場ないわね」

劉備「 か ――― っ 」
張飛「だから年寄りの侠客ってやあよ、冗談が通じなくて」
435無名武将@お腹せっぷく:2005/11/09(水) 16:03:19
おにいちゃま…w
436ベルサイユのばら:2005/11/13(日) 00:13:57
  ――223年11月23日 蜀漢皇帝劉備玄徳、鬱病のため危篤!!――

孔明「陛下お苦しいのですか、陛下!!」
劉備「あ……孔明…ほほ…死ぬにはなかなかいいぐあいですよ」
  (神さまは…わたしの造った国が漢朝の復興をするのを
   見たいという願いはかなえてくださらなかったけど…
   いとしい孔明が馬謖のおろかしさのために不幸におちいるのを見たくないという
   もうひとつの願いはどうやらおききとどけくださったようです)

劉備「愛する家臣たちに神の祝福を…丞相・益州牧諸葛亮・孔明
   鎮北将軍・漢中太守魏延・文長、翊軍将軍趙雲・子竜、平北将軍馬岱
   そして……義弟、関羽・雲長、張飛・翼徳!!」 (ぽと……)
孔明「陛下!!」
趙雲「劉備・玄徳さまっ!!」

  ――筵織りでありながら数々の戦争をたたかいぬき、ふかく献帝をうやまい、
     貧しい家臣のために独立国をつくり曹操軍を減らし、息子よりもひたすら良臣をおもんじ
     蜀漢国民の高き心のささえであった偉大なる(?)皇帝劉備・玄徳は…63歳の生涯をとじた
     最期の息をひきとるその瞬間まで、最愛(?)の息子劉禅・公嗣の事を脇に置き――

劉禅「おとうさまが……!!」
蒋エン「劉禅さまッ!!」
費イ「皇太子さま!! 劉禅さま」

馬謖「どうぞ……白帝城の丞相諸葛亮閣下に、おくやみのお手紙を…」
劉禅「も…う…も…うだめ…です! 書いている字が……見…えません……!」

劉禅「おとうさま!! おとうさま!! おとうさ…まあ…!! うわあああああああ………」

  ――大きな……あまりに大きすぎるささえをひとつ永久に失ってしまった若き阿斗の上に
     黒くひそやかに……羅漢中の筆の音がしのびよっていた…――
437無名武将@お腹せっぷく:2005/11/13(日) 20:20:09
羅貫中ワロタ
438無名武将@お腹せっぷく:2005/11/13(日) 21:35:47
劉備に無視され、羅貫中の魔の手が迫る劉禅カワイソス
439無名武将@お腹せっぷく:2005/11/14(月) 02:12:29
あらすじ・曹植に七歩詩を迫っているところだとでも思ってください。
 
 
曹丕(わ……本当にエッチな歌
   だけど それだけじゃない
   声もしぐさも歌い方も
   ぞくぞくするほどの色気で
   まるで本当に抱かれているみたい
   
   詩が音が体の中に入っていく
   ふれられて……じらされて……
   あの声で あの指先で
   体中が熱くなって気が変になりそうで……)
 
 
 
プッチプチネタ+変態曹丕でスマソ! 
まゆたんはこのスレ許容範囲でしょうか? 
440無名武将@お腹せっぷく:2005/11/14(月) 02:13:54
出典いれわすれた orz 申し訳ない
↑『快感vフレーズ』です。
441無名武将@お腹せっぷく:2005/11/14(月) 15:19:11
快感フレーズは>>3を照らし合わせると
絶妙な領域にあるなぁ
442無名武将@お腹せっぷく:2005/11/15(火) 11:22:17
亜美ノンストップぐらいなら良かったのかともいえねぇしなぁ・・・
443無名武将@お腹せっぷく:2005/11/15(火) 14:07:40
いや、でも「快感フレーズ」は別な意味で面白いよな
「罪に濡れたふたり」とか「私の…メガネ君」あたりで三国志パロっても面白いかもしれん
444無名武将@お腹せっぷく:2005/11/15(火) 15:11:23
>別な意味で面白い
同意w
ttp://www.geocities.jp/ucha1/mayu/
445無名武将@お腹せっぷく:2005/11/15(火) 17:57:03
>>444
うははははははははは
おまい何処まで笑わせれば気が済むんだハライテェよ
446無名武将@お腹せっぷく:2005/11/15(火) 23:06:54
>>439
その作者のことがすごく気になって公式HPに行ったら
プロフィールの「愛してやまないもの」に三国志があったぞ。
案外このスレも見てたりして・・・
447美少女戦士セーラームーン1/8:2005/11/15(火) 23:19:43
ザザァァァァァァァ

糜芳(黒い雲が江東のほうから広がっている………………!)

  フッ (人影が現れる)

糜芳(!?)

呂蒙「荊州関羽軍・裏切者候補 糜芳! 見つけたわ」

  ドオ………………(呂蒙の発するパワーで糜芳が吹っ飛ぶ)

士仁・潘濬(糜芳!?)     ※潘濬……呂蒙侵攻の際に呉に降伏した人

糜芳「───くっ! やってきたね デス・阿蒙・バスターズ!!
   徐州の金持ちパワ────── メイクアップ!!」(戦闘服にチェンジ)

士仁(フッ) 糜芳のもとへワープ
潘濬(フッ) 糜芳のもとへワープ

呂蒙「荊州の守護をするもの! 新たなるケーシュー戦士! あらわれたね!」
448美少女戦士セーラームーン2/8:2005/11/15(火) 23:20:38
〜〜〜一方成都〜〜〜

劉備「孔明! モニターを見て!」

   ゴオオオオオ(糜芳たちと呂蒙が戦っている姿がモニターに映る)

劉備(糜芳!士仁!潘濬!)
孔明(!?)

〜〜〜関羽軍本営〜〜〜

王甫「みんな!? 関羽殿! 荊州の町中が……… 
   呉軍が城を襲ってきたと思ったら 町中の人が突然殺気だって………………!!」

民『わああああ』 『わ───っ』 『きゃああああ』 ※混乱する民

廖化「南郡で糜芳たちが敵と戦ってるわ!」
趙累「───あんなやつら 助ける必要はないよ」

関羽「いこうよみんな 町の人たちも あの三人も助けるのよ!」
王甫「関羽殿!?」

関羽「ちびひげ!激しい戦いかもしれないわ! 危険だからここでまってて!」
関平「父上!」
関羽「まかせて! 周ちゃん ちびひげをお願い!」
449美少女戦士セーラームーン3/8:2005/11/15(火) 23:21:44
〜〜〜対呂蒙戦前線〜〜〜

 ザザァァァァァァァ

呂蒙「孫呉学園 軍師養成クラス プロフェッショナル! レベル999のこの呂蒙の策をかわせた者はいない!
   阿蒙・リボン バスタ──────ッッ!!」  ブワッ (リボンが糜芳たちをつつむ)

廖化「コーキン・スネイク・ファイア───!! ドアッ (呂蒙の陣に火計炸裂)
呂蒙「!?」

士仁「!!」
糜芳「おまえたち!! どうしてここへ………!? 帰れ!!」

呂蒙「逃がさないわ!」 ザザザザッ
廖化「!!」 (廖化たちを邪悪な光が包む)
呂蒙「クククッ」 ブァァァァァ(あたりに怪しい霧がたちこめる)

士仁「───おまえたち そんなに死にたいの?」
糜芳「それなら あたしたちが戦ってやろう 死なせてあげるよ」
潘濬「殺してあげるわ あたしたちが」 (廖化たちを攻撃)

廖化「あたしたちをバカにしたな!?」
王甫「おまえたちこそ 殺してやる!」(糜芳たちを攻撃)

関羽「みんな!? どうしたの!? しっかりして!」
450美少女戦士セーラームーン4/8:2005/11/15(火) 23:22:38
ザアアァァァ(あたりが黒い霧でつつまれる)

関羽(呂蒙の策にかかった!?)
呂蒙「ククッ あたしの策は心の奥底に巣くっている黒い心を増幅しているだけ
   本音をさらして 共食いしあえ! あははははっ」 ザザザ………

関羽「美髯・スパイラル・ハート・アタッック!」 バッ (スパイラル状のヒゲが呂蒙をつつむ)

   スウッ(なんと 攻撃を受けた呂蒙が二人に!)

関羽(分裂した!? そんな………!!)
呂蒙「あたしは呂蒙」
陸遜「そして陸遜 二人でひとつ☆の軍師」

呂蒙「どこが軍神に近しいパワーなの? 陸遜 クスッ」
陸遜「わざわざ二人で手をくだすままでもないわ 呂蒙殿 ケーシュー戦士どもだって ホラ」

糜芳「殺してやる!」
廖化「死ね!」

関平「みんな! 目をさまして ケンカしないで! 仲なおりして!」

関平「養子・ピンク・シュガー・ハート・アタッック!!」
趙累「ジャマをするな!」 ド オ (関平部隊を攻撃)
周倉  バッ (関平をかばう)

周倉「───うっ!」(負傷)
関羽「足毛仮面! ちびヒゲ!」     ※周倉には飛毛といわれる足毛が生えていたらしい。
451美少女戦士セーラームーン5/8:2005/11/15(火) 23:23:30
   ド オ (糜芳と廖化が同士討ち)

関羽「みんな やめてぇぇ!!」
 
王甫「おのれっ」 グアッ
糜芳「しぶといやつらめ まだむかってくるか!」

呂蒙「くくっ」
陸遜「あはははっ」

関羽(どうして あたしたち争わなきゃ いけないの!? みんな心の中で敵対しあっているから!?
   ───いいえ!! いつだって糜芳たちはあたしを助けてくれたわ)

    糜芳『はるかかなたで 関羽殿を見守ってきました』

関羽(漢室復興のために戦う──────! いつだってあたしたち 戦う目的は同じはずよ
   まどわされてはダメ 心をひとつにしなきゃ 心をひとつにして戦うのが あたしたちケーシュー戦士よ)

………ぎゅ(関羽・関平・周倉が関帝廟の配置で並び、手を握りあう)

関羽(心をひとつにして───)

………ポウッ (関帝廟トリオの握られた手が光を発する)

周倉「!」
関平「!」

………ポウ  (光の中から まばゆく光るヒゲ袋が現れる)
452美少女戦士セーラームーン6/8:2005/11/15(火) 23:25:14
関羽「──────みんなの心をひとつに──────」
周倉(ヒゲ袋がかがやいてる………………!)
関平(父上!?)

関羽(───みんな───)

一同「!」

一同「関羽殿!?」

関羽(心をひとつにして 戦うのが あたしたちケーシュー戦士よ)
廖化(関羽殿が)
糜芳(あたしたちを呼んでる)

ポウッ(士仁の武器が輝く)

士仁(───あたしのタリスマン・ディープ・公安・ミラーが………)

シュン(糜芳の武器が輝く)

糜芳(あたしのタリスマン・南郡・ソードが………)

…リ……ン………(潘濬の武器が輝く)

潘濬(───あたしのタリスマン・荊州従事・オーブが………)

糜芳・士仁・潘濬(共鳴をはじめた!?)
453美少女戦士セーラームーン7/8:2005/11/15(火) 23:26:10
  ……ふわっ (関羽の手の中のヒゲ袋がさらに輝きを増す)

孔明(───伝説のヒゲ袋!?)   ※モニターに映された荊州の様子を見ている孔明

糜芳ら「───美髯公に力を」 パアッ
廖化ら「力を──────」

関羽(光り輝くヒゲ袋を装着)

関羽「───クライシス! メイク・アップ!!」 

パアッ(関羽のヒゲがのびる)
パアッ(蜀の将兵のヒゲが輝き、美髯へと生え変わる)

王甫(ヒゲが美髯にチェンジした!?)
関平「父上!? ───いいえ あれは……… スーパー美髯公!?」
454美少女戦士セーラームーン8/8:2005/11/15(火) 23:27:00

   〜〜〜関平・養子になった時の思い出〜〜〜

   劉備『美髯公は無敵だよ』
   関平『パパ! やっぱり美髯公は無敵だっわ! 五関を破ったもの 
      あたしも美髯公みたいな戦士になるわ ゼッタイに!』
   関定『がんばって 修行してらっしゃい スモール・カンペ──
      そしてその目でしっかり見てきて あなたはいつかもっともっと強い美髯公に出会えるわ
      スーパー美髯公に』
   関平『スーパー美髯公!?』


ケーシュー戦士達(スーパー美髯公!?)
呂蒙「!」
陸遜「!」
潘璋(美髯公がパワーアップした!?)
孫権「─────おお! なんという巨大なエネルギー! 
   しかもこのこのパワーの中心にいて なんのダメージも受けないのか!?
   信じられない! スーパー美髯公!! このパワーはいったい!?」

455無名武将@お腹せっぷく:2005/11/15(火) 23:39:22
>>447-454
すげえ!
原作の外惑星組との確執や敵の分身までバッチリあってるし☆
あとちびひげワロタ
456無名武将@お腹せっぷく:2005/11/15(火) 23:43:10
>スーパー美髯公
曹操が泣いて喜びそうだw
457無名武将@お腹せっぷく:2005/11/16(水) 00:30:28
>>447-454
GJ!
ちびひげで飲んでた緑茶噴きかけた
458無名武将@お腹せっぷく:2005/11/16(水) 01:39:22
GJ!!! 超面白かったです!
あと快感フレーズの質問について
答えてくださってありがd兄でした。
性コミネタでなにか書きたいので、すぎ恵美子御大を次は狙います。
459無名武将@お腹せっぷく:2005/11/16(水) 10:05:34
自分はもりたじゅんあたりで何か出来ないかと考えてる
彼女の昔の作品は凄いのが多いw
460無名武将@お腹せっぷく:2005/11/16(水) 15:33:37
セラムンハゲワロスw
ちひうまに続いてちびひげw

>呂蒙「あたしは呂蒙」
>陸遜「そして陸遜 二人でひとつ☆の軍師」
特にこれワロタ
461無名武将@お腹せっぷく:2005/11/16(水) 19:33:41
今やっている昼ドラの原作漫画でやってみたいが、俺のセンスでは無理だ・・・
462無名武将@お腹せっぷく:2005/11/17(木) 15:38:43
こんな曹操は嫌だ!!スレで面白いものを見つけました

476 :無名武将@お腹せっぷく :2005/11/17(木) 03:13:19
いまどき人気の曹操
お尻のちっちゃな曹操
こっちを向いてよ曹操
だってなんだか、だってだって曹操

スレ違いかとも思うが面白かったので貼っておく
463無名武将@お腹せっぷく:2005/11/17(木) 21:31:57
こっちを向いてよって呼びかけているのは
当然トン兄ぃですよね。
 
案外キューティーハニーでやっても面白いかも。
464無名武将@お腹せっぷく:2005/11/17(木) 21:39:50
Fがつくハニーは連載終了後5年たったかな?
原点は少年漫画だしなあ
465無名武将@お腹せっぷく:2005/11/17(木) 22:45:19
とりあえずお知らせ


白井版三国志遊戯復活
ttp://www.mediafactory.co.jp/cgi-bin/db_detail.cgi?id=6363
 華陀「ほんとうにこれじゃなおるものもなおらないんですよ
    温州みかんだけじゃ 本当の栄養にはならないんですから
    とにかく すこしだけでも 食べさせてくださいな」
夏侯惇「孟徳 どうしてなの……
    あなたの偏頭痛はかならずもとにもどるって
    お医者様もいってくれたのよ
    そりゃあすぐにってわけにはいかないけど 必ずなおるのよ
    だからとにかく体をだいじにして 栄養を取らなきゃ
    ねえおねがい 少しで良いから食べて
    お願いよ 孟徳」
 曹操「食べたくない……」
夏侯惇「どうしてよ どうしてそんなに元譲をこまらせるの!?
    おねがいよ どうすれば食べてくれるの
    元譲 なんでもするわ どうしてほしいの
    このままじゃ 死んじゃうわよ ほんとうに死んじゃうわよ! 
    も……うとく……えっ、えっ、えっ……」(泣きじゃくる)
467『砂の城』  2/5:2005/11/19(土) 00:23:17
 曹操「関羽がいてくれたら 食べる……
    どうおもわれてもいい 関羽がいなきゃ食べない」
夏侯惇「なっ…… 
    まだ……そんなことを
    劉備さんにあんなこと(雷で脅かしたこと?)までしたのに……
    もうだめなのよ
    もう雲長ちゃんのことは あきらめるよりしかたないでしょ
    あのふたりはもう一緒に暮らしているのよ
 
    そりゃあ 劉備さんと雲長ちゃんが
    なんて 元譲びっくりしたわよ
    だけど愛し合っているなら もう しょうがないでしょ
    あなたが辛い思いをするだけよ
    ねっ 孟徳 もうあきらめなさい
    あなたならほかにいくらだって……」
 曹操「いや」
夏侯惇「孟徳!」
 曹操「関羽じゃなきゃ!
    他の人なんていらない あたしがほしいのは関羽だけよ
    ずっとそう思ってきたのよ 元譲だって知ってるくせに!
    元譲なんか大嫌い!」

(夏侯惇、ショック)
468『砂の城』  3/5:2005/11/19(土) 00:24:40
 曹操「なんでもしてあげるっていったくせに うそつき!」
 
 バン! (枕を投げつける)
 
 曹仁「な! どうしたのかね」
 曹操「みんな きらい!
    元譲も子考も劉備ちゃまもきらいよ!
    だれもあたしの気持ちなんかわかんないのよ
    関羽が好きよ
    関羽じゃなきゃ いやよ
    それがどうしていけないのよ!」
469『砂の城』  4/5:2005/11/19(土) 00:26:36
(曹操のモノローグ。なんか点描できらきらしてます)
 
曹操『はじめまして、ムッシュウ・関羽 
   曹操・孟徳です なかよくしてね』

曹操『関羽』

曹操『関羽、あたしの王子さま』

曹操『大好きよ 関羽』

曹操『関羽にいちばん 似合うのはあたしよ
   きっとおとなになったら 彼がきてこういうのよ
   ジュテーム、孟徳、
   臣下にしてください、ジュテーム……』(うっとり)
 
(回想終了)
470『砂の城』  5/5:2005/11/19(土) 00:27:37
曹操(夢……)
 
(寝台の横には、介護に疲れた夏侯惇がふせっている)
 
曹操(ごめんなさい 元譲……
   どんなにこまらせているか わかっているの
   ごめんなさい 元譲 ごめんなさい……
   だけど関羽が好きなのよ
   どうしようもないくらい好きなのよ
   関羽しか考えられないの)
 
(顔を覆って)

曹操(神さま……どうして?
   こんなになっても
   どうしてまだあたしに関羽を愛させるんですか?
   どうしてこんなに苦しい恋をつづけさせるんですか……)
471無名武将@お腹せっぷく:2005/11/19(土) 01:19:25
>>466-470
ロマンチック曹操GJ!
点描きらきらの>>469で噴いた。
472無名武将@お腹せっぷく:2005/11/19(土) 01:52:21
やばいロマンチック曹操カワユスwwwww
473無名武将@お腹せっぷく:2005/11/19(土) 10:28:39
最初笑ってたけどだんだん切なくなってきた
こ、これがロマンチック曹操マジック!?

なにはともあれ超GJ!!!
474無名武将@お腹せっぷく:2005/11/19(土) 23:17:33
466でつ。ネタがなくておそそさま使ったのに
お優しいお言葉ありが惇です。
では次はロマンチック馬岱を…連投ゴメソ。
475砂の城 1/3:2005/11/19(土) 23:18:19
馬超「そうだ 弟を紹介するよ いっしょにきてるんだ
   男の子だからね
   こういう戦場にあこがれて すぐきたがるんだよ」
魏延「諸葛亮がいってた
   とってもきれいな弟さん」
馬超「さあどうだかね 見ればわかるよ
   ぼくにしてみれば わがままでおしゃまで
   それでいて可愛い不思議な生き物だよ
   馬岱!」
馬岱「なあに おにいさま」
魏延(わっ 乞食!)
馬超「おしゃまさん
   ひとりでウロチョロしちゃだめだよ
   紹介するね 僕の友達で」
馬岱「まって 馬超にいさま」(じーっ、と魏延を見る)
476砂の城 2/3:2005/11/19(土) 23:19:11
魏延(す すごい あんな 大きな目して……)
馬岱「わかった☆
   魏延・文長でしょ ねっ そうでしょ」
馬超「そーだよ よくわかったね」
魏延「えっ」
馬岱「だってえ すぐわかっちゃうわ
   兄さまがいってたもの
   とってもきれいなゴツゴツした後頭部で
   どうしようもないくらいの反骨の相だって
   馬岱ね 反骨を斬るのが夢なんですもの」
魏延(ゴツゴツ……)
馬岱「ウフフ」
477砂の城 3/3:2005/11/19(土) 23:19:52
馬超「あいさつがまだだろ?」
馬岱「はじめまして ムッシュウ・魏延
   平北将軍・馬岱です 仲良くしてね」
魏延「こちらこそ 馬岱 飲み物は?」
馬岱「シャンパンをとってくださる?
   新しいお友達と乾杯したいわ」
馬超「レディぶりたくてしょうがないんだよ
   うちじゃあすごいおてんばなんだから」
馬岱「ひどい! 兄さまったら」
478無名武将@お腹せっぷく:2005/11/19(土) 23:22:23
>>476
>馬岱ね 反骨を斬るのが夢なんですもの
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

馬超の従兄・魏延のとどめ・このスレでの乞食扱いwと
馬岱の要素がギュッとつまった濃厚なおいしさGJ
479無名武将@お腹せっぷく:2005/11/20(日) 00:48:37
>馬岱ね 反骨を斬るのが夢なんですもの
本人の目の前でぶっちゃけた―――!!w
おしゃまさん馬岱モエス
480はじめちゃんが一番!1/3:2005/11/20(日) 01:43:41
※週刊蜀一面記事

命乞いをする曹操とそれを見逃す関羽の写真が………!
『華容道』事件で注目される注目される関羽と魏の首領の気になる『親密度』………との見出し


張遼「しっかし今回の関羽殿には我々も驚かされたなぁ 
   あの人は用心深いから この手の軍規違反になりそうなスタンドプレーは絶対やらないタイプなのに」
曹操「すみません みんな あたしためにしてくださったことで………」

張遼「いやいや 責めてるんじゃないよ それで関羽殿が気をかえてくれたんだ
   関羽殿の機転には 本当に感謝しているよ
   ただ よっぽど 殿のこと……………… (対象外だと思ってるんだなぁ と言おうとして止まる)
   あ いや……… 失礼 いや 気にせんでくれ 申し訳ない おっもうこんな時間か」(逃げるように去る)
曹操「張遼………?」
481はじめちゃんが一番!2/3:2005/11/20(日) 01:44:33
    『よっぽど 殿のこと………………』

曹操(そのあとに 飲み込んだ言葉は何………?
   『………好きなんだなと思って』とか!? つっ…つじつまは合うわよね
   いつもは冷静な関羽が 軍規違反も恐れずスタンドプレーに走ってしまったわ理由は)
   ドクン ドクン ドクン ドクン

曹操 ブ────── (鼻血&ぶっ倒れる)
荀ケ「キャ─── 誰か───っ こわいこの人───っ」

曹操(ああ あたしったらおバカさん そんな関羽の想いにも気づかず
   ホントのホントは(週刊蜀の例の記事の)このページ 一生宝物にしようとか思ってた………
   だって ツーショット写真なんてはじめてなんだもん 
  (※本当は許チョも入れてのスリーショットなのだが、許チョは頭数に入らないらしい)         

   でも そうとわかったらシャレにはなんない 
   『曹操との密通発覚!!』なんてすっぱぬかれる前に この記事をもみけさなくちゃ
   あの人は劉備軍の人なんだから)
482はじめちゃんが一番!3/3:2005/11/20(日) 01:45:21
夏侯淵「ど───しちゃったの 殿!? 
    その(関羽ファンクラブの)会員証 いつも肌身離さず持っていたやつじゃない!」

曹操  「当分お別れよ 枕元のブロマイドも 関羽のキャラクターグッズも」
    (関羽グッズを全てダンボールに詰める)

夏侯淵「等身大のポスターも?」
曹操  「どこで見られているかわからないもの 証拠物件はかくさなきゃ」

曹操  「いい あんたたち あたしはたった今から 関羽のファンはやめるの!
     関羽にはあきて二喬に夢中! わかったわねっ!! 関羽には全然興味ナシ!」

夏侯淵「わかんない」
曹操    ぱしっ (夏侯淵を叩く)

夏侯淵「だってなんのために こんなことすんのさ───」
曹操  「関羽との親密説をもみ消すために 決まってんでしょっ」
夏侯惇「誰が親密だ 誰か」

曹操  「つらいけど これ以上関羽に迷惑をかけないためには これが一番いいのよ
     そう これがあたしの愛のカタチ………」(涙)
夏侯惇「………まあ ひたりたい年頃だし………」(汗)
483無名武将@お腹せっぷく:2005/11/21(月) 01:25:20
ひたりたいお年頃w
dと¥の呆れる様が目に浮かぶ。

妹関羽スレに入り浸ってるせいか
危うく夏侯姉妹と書きかけた。いかんいかん。
484無名武将@お腹せっぷく:2005/11/23(水) 01:39:10
すごい!!! がんばってください。
485美少女戦士セーラームーン:2005/11/23(水) 18:55:28
劉備「あら・・まぁまぁ・・・毎日心配かけてごめんなさいね」
関平「おじさま、父上は・・・? もう一週間にもなるし・・荊州のほうも・・」
劉備「・・・そうよね。もういいかげん荊州いかせなくちゃね。
   あいかわらず部屋から一歩も外へ出なくて・・・ごはんもほとんど食べないし。
   なにかよっぽどショックなことでもあったのかしらねぇ。」

   たっ(周倉が部屋に向かって走っていく)

劉備「あ」
劉備「三日月足毛ちゃんしばらく見ないと思ったら・・・雲長が心配でもどってきたのかしらね。」

周倉「関羽殿?大丈夫? あたしよ。周倉よ! ね、開けて」(トントン)
趙雲「関羽殿?」(コンコン)(カチャ)

    キィ(扉が開く)

関羽「・・・・・・・・・・周倉」(さらっ)

関羽「・・・・・・・・みんな」(床に流れる美髯)
全員「関羽殿っ!?その髭っ・・・・!!」


   シャキン(はさみで髯を切る)
関羽「あの後どんどんのびてきて・・・(くすん)」
張飛「武神だったころはすごく長かったものね。
   多分記憶を急激に取り戻したせいで、からだにも変化がでちゃったんだわ。」

関羽(・・・・・・・変化?
   武神になってく・・・まるであたしがあたしでなくなってっちゃうみたいに・・)
曹操「ははっ は・・・っ───・・・ ・・・何が・・・何が"人権”だよ
   黄巾くずれだから人殺しても仕方ないなんて
   じゃあ通りすがりに殺された父上の"人権”はどこに行っちゃうんだ
   何も悪いコトしてないのに!!
   私的なことより国難を救えなんとか言うやつ
   自分の身内を殺されてみりゃいいんだ!!
   それでも聖人ヅラして許してやれるなら
   そいつこそ人の血の通わない悪魔じゃないか!!」
487無名武将@お腹せっぷく:2005/11/23(水) 22:44:05
>>485
>全員「関羽殿っ!?その髭っ・・・・!!」
どんだけのびてんだw
488無名武将@お腹せっぷく:2005/11/24(木) 01:06:30
>どんだけのびてんだw
膝下くらい?w
489無名武将@お腹せっぷく:2005/11/24(木) 16:57:36
原作の描写通りなら床を埋め尽くしてキラキラするぐらいは
のびているはず>髭
490無名武将@お腹せっぷく:2005/11/24(木) 19:21:10
4コマ並にだろうか。。。。。
491美少女戦士セーリョームーン1/11:2005/11/24(木) 21:21:59
    ビョオオオオオオオオオ(吹雪)

馬岱  「氷の城がいつのまに こんなに……… これは いったい………!?」
ホウ徳  「───ものすごいエネルギーが充満してる 
     ───空気も植物も建物もすべてのものが狂ってしまうほどの この異常なパワー」
成公英「この氷の城にパワーがドーム状にうずまいている─── そう まるで『Ω』の形に………!」
馬玩  「───いくぞ!」

馬超  (───韓遂殿 あたしが選んだ道はまちがってる───? あたしたちはこのままいっしょに戦えないの?)

〜〜〜韓遂隊〜〜〜

韓遂(セーリョームーン 残念だけど あたしたちは曹操と和睦を結びにいかせてもらうわ)

韓遂「───……」
程銀「韓遂殿」

曹操(ククク きたな 馬の守護をもつもの・セーリョー戦士ども!)
492美少女戦士セーリョームーン2/11:2005/11/24(木) 21:22:53

曹操「くくくッ」

  ………ウィ──────ン (氷の城の城門が開く)

馬超(城門が開いた!?)
賈詡「いらっしゃいませ」

ホウ徳(賈詡!?)
賈詡「『ラビリンス・リカン』(離間迷宮)へようこそ」

(辺りが暗闇につつまれる)
493美少女戦士セーリョームーン3/11:2005/11/24(木) 21:23:41
〜〜〜ホウ徳隊〜〜〜

ホウ徳(はっ ──ここは───!? セーリョームーン!!? ───みんなはどこ!?)

  『修行室』

ホウ徳 ガラッ (修行室の戸を開ける)
徐晃「作法がなってないわね 孟徳学園 礼儀担当この徐公明が修行してあげましょう」
ホウ徳(徐晃!? 潼関で曹洪と一緒に倒したはず!)

  ピシャッ(修行室の戸がひとりでに閉まる)

ホウ徳(しまった!)

ホウ徳(すごい闘気───!)
ホウ徳「おまえの相手をしてるヒマはないいわ」
徐晃「そうはいかない! 炎の武闘家 この徐公明の! 相手に選ばれたのだからな おまえは!」 バッ(構え)

徐晃 ガッ (ホウ徳に一撃を食らわす)
ホウ徳 ドッ (転倒)

ホウ徳「───…… ………はあ」 ………ズリ (徐晃の一撃が効いて、身動きできず)
徐晃「あんた ホントは戦いたくないんでしょう? わかるわ 闘気がないもの
   もうセーリョームーンのためだけに 戦うことなんかないわよ
   作法や武芸 修行でもやっているほうが自分のためになると 体じゅうがいっているわよ クククッ」
ホウ徳「………ゲホッ」
494美少女戦士セーリョームーン4/11:2005/11/24(木) 21:24:32
〜〜〜成公英隊〜〜〜

成公英「はあ はあ はあ 迷った!? みんなは!? どこへ行っちゃたの!?」
   (兵法書の書庫へ辿り着く)

成公英(本でみたことあるわ! 今世紀最大の兵法で誇る スーパー孟徳新書!! すごいわ! こんなところに!?)
賈逵  「ようこそ! おぼえているかしら? 曹魏の賈逵よ わが殿の真髄をやっとお見せできてうれしいわ」
成公英(賈逵!?)

  シュル バチバチ (孟徳新書の巻物が成公英に巻きつく)

成公英「あうっ」
賈逵  「ホラ あなたの体が兵法データをほしがってる 
    孟徳新書に同化して 殿の人材コレクションの一部になりたがってるわ
    もっと知識をふやしたいクセに 自分自身を成長させたいのに 貴重な時間を戦いに駆りだされ
    セーリョームーンのために その能力を使われる毎日 くすくす」

成公英(………そう ホントはもっともっと勉強したい 知識がほしい
    もっと勉強しなきゃ 軍師なんてムリ────── 
    セーリョームーンのおかげであたし時間は減るし 知識はちっとも増やせない………)
495美少女戦士セーリョームーン5/11:2005/11/24(木) 21:25:26
〜〜〜馬岱隊〜〜〜

馬岱「みんなどこ!? いつのまにどこいっちゃたの!? え〜〜んっ」(涙)

  「ラララ〜〜〜♪♪♪」

馬岱(誰かの歌声!? この歌をやめて! 頭が割れる──────!!
   許昌でも 誰かの歌をきいて こんなふうに体がマヒしたことが………!?)

魏兵「わあああああああ」
張コウ「では! あたし張儁乂の今夜のコンサートのすてきなゲストは」
魏兵「わあああぁぁぁぁ」
張コウ「バタイ!!」
馬岱(え!?)

魏兵「わああああぁぁぁ」
魏兵「バタイちゃあん!!」
魏兵「BA・TA・I!!」

  シュルッ ガシッ (マイクが馬岱の体に絡みつく)

馬岱「!!」
張コウ「どうしたの!? はやく歌うのよ! 馬岱殿!」
魏兵「わああああぁぁぁぁ」

張コウ「アイドルが夢だったんでしょ!?」
馬岱(───そうだわ アイドルはあたしの夢 これはチャンスだわ
   チャンスさえあれば さっさとセーリョー戦士をやめようと思ってた
   セーリョー戦士なんてバカバカしいことはさっさとやめて………)
魏兵「わあああぁぁぁぁぁ」
496美少女戦士セーリョームーン6/11:2005/11/24(木) 21:26:13
〜〜〜馬玩隊〜〜〜

馬玩「セーリョームーン!? みんな!? お───い どこだ!?」
   バッ (戸を開けると、馬が何匹もいる)

馬玩「!? ここは───!?」
丁斐「ようこそ 孟徳牧場へ! 責任者の丁斐よ」
馬玩「おまえは!? 丁斐!!」

丁斐「きょうは戦いはナシよ ね? ゆっくり中を見て! ホラ! さあさあ☆」
馬玩「わあ! 馬がいっぱい! 最高の品種「赤兎馬!」 こっちは「的盧」だ!
   名馬の「汗血馬」がこんなにたくさん!」

馬玩(………心がなごむ ………あたし いままでナニしてきたんだろう
   なんだかつかれちゃった ………戦いなんてバカバカしくなってきちゃった
   ずっとここにいたい あたしの夢はね 好きな人とこんな牧場で 一生のんびりと………)
497美少女戦士セーリョームーン7/11:2005/11/24(木) 21:27:34
〜〜〜馬超隊〜〜〜

馬超「はっ ───みんな!? しまった!!───五隊バラバラになった!? 賈詡の手の内にはまった!?
   うかつだったわ ───ここはどこ!? みんなは………」


  ………ポウッ (ホウ徳たちが現れる)

馬超「───ホウ徳!成公英!馬玩 岱!!」

馬岱『従兄上のせいで あたしたちボロボロよ』 ドロリ(馬岱の体か溶ける)
馬玩『もう 戦いなんて まっぴらごめんだわ』 ドロッ(馬玩の体が溶ける)
馬超「ひっ」

馬休『あんたのせいよ セーリョームーン』 グッ(馬超の首を絞める)
馬超「あうっ く くるしい………」
馬休『ククッ』
498美少女戦士セーリョームーン8/11:2005/11/24(木) 21:28:13

 ………フッ(人影が現れる)

馬超「韓遂殿 程銀殿 楊秋殿!!」
韓遂『あたしたちも手伝ってあげる 馬休ちゃん』
楊秋『うっとうしいと思っていたのよ セーリョームーンなんか!』

馬騰『───解放されたいんだ 孟起! 鉄も休もオレが殺してやるぜ そして孟起! おまえもな!』
   バリッ (馬休を引き裂く)

馬超「父上!!」

    馬騰『孟起!? まどわされるな! 孟起!!』(天国からの声)

馬超(───ちがう まどわされちゃダメ!!これは!! 幻覚よ! みんな!!)

馬超「錦馬スパイラル・ハート・アタ───ッック!」

   ザアッ(幻影が消える)

馬超(みんな!?)
499美少女戦士セーリョームーン9/11:2005/11/24(木) 21:30:05
〜〜〜一方韓遂たち〜〜〜

ゴオオオオォォォン

韓遂「くそっ なんだこいつらは! 斬っても斬っても おそってきやがる!」

韓遂(氷の城に近づけない!! 胸さわぎがする! セーリョームーン!?)
程銀「韓遂殿! 楊秋殿!」(伝書を開けると、馬超たち苦戦の報せが)
楊秋「!」

韓遂「強行突破するぞ! 涼 州 剣 乱 風!!(リョーシュー・ソード・ブラスター)」 ブアッ

  ガシャ──────ン(氷の城に侵入 そこにはホウ徳らが捕らえられていた)

韓遂「ホウ徳!! 成公英!! 馬玩!! 馬岱!!」
賈詡「ククッ あははははっ」

韓遂(四人を助けなければ)
楊秋「楊 秋 嵐 撃(オータム・タイフーン)」 グアッ
程銀「程 銀 鏡 射!(シルバー・リフレクション)」 グアアア

賈詡「!」 ドロリ ……フッ(賈詡たちが溶けて消えていく)
500美少女戦士セーリョームーン10/11:2005/11/24(木) 21:31:01
馬超「韓遂殿! 程銀殿 楊秋殿!! ───きてくれると思った」(韓遂に抱きつく)
馬岱たち「韓遂殿 程銀殿 楊秋殿!」(賈詡のワナから解放される)

韓遂「───ああ そうだ ほんとうは ───おなじ気持ちだった 見捨てることなんかできない
   ずっと いっしょに……… 戦いたいと思ってた」


   馬騰『そうだ 力をあわせて戦うんだ そして力が大きくなれば 不可能も可能に近づく』(天国からの声)

馬超「あたしたちはセーリョー戦士 力をあわせて戦う仲間」(七人が手を握る)

馬超「クライシス!! メイクアップ!!」 パアアアッ

〜〜〜曹操の居室〜〜〜
曹操(韓遂への手紙を黒く塗りつぶしていると、突然モニターが光る)

曹操「この光は!! スーパー錦馬超!!」
501美少女戦士セーリョームーン11/11:2005/11/24(木) 21:31:32
〜〜〜再び馬超たち〜〜〜

馬超「上よ! 曹操の居室よ!」

  『丞相室』

馬超 バアン(丞相室へ入る)

馬超(あれは!? 黒塗りの手紙!?)
曹操「この姦雄 曹孟徳の最大の術を解いたか!! われわれのジャマはこれ以上させぬ!!」
許チョ グワッ (馬超に襲いかかる)
馬超(虎痴!!)

馬超「あたしは救ってみせる! 破滅の夢から この西涼を!! 
   虹 色 馬 超 心 激 !!(レインボー・ホース・ハート・シェイク)」
   キイイイイイン バッ (馬超が虹色に輝く)

曹操「ぎゃああああああぁぁぁぁ」

馬超(───どんなラビリンス(迷宮)に迷いこもうと あたしは希望をすてない───!!)
502491-501:2005/11/24(木) 21:33:35
長々とすみません。
徐晃と張コウは無双のキャラ設定ということで。
503無名武将@お腹せっぷく:2005/11/24(木) 23:12:35
>スーパー孟徳新書
>孟徳牧場

特にワロタ
でもなんかもう全体的にwwwwwGJ!!!!
504無名武将@お腹せっぷく:2005/11/25(金) 00:08:32
岱の夢に大笑いだコルァw
505無名武将@お腹せっぷく:2005/11/25(金) 03:59:04
>>491-501
長作ただひたすらGJ
ツッコミ所が多すぎで上手くコメント出来ないw
506無名武将@お腹せっぷく:2005/11/25(金) 08:20:31
馬岱の夢はアイドルになることなのか!ノシ
馬玩が牧場の虜になってるのも面白いw

507無名武将@お腹せっぷく:2005/11/26(土) 03:51:25
無双キャラ設定じゃなくてもこのスレなら自然な罠
オラも馬岱の夢に大笑いだ
508ハッピーマニア1/3:2005/11/27(日) 13:51:04
徐晃「ハイ ねぎまとレバーね」
関羽「あ………」

ほおっておくと頭の中は 兄者のことで一杯になってしまう 
兄者との再会の余韻にひたりたくて こうして寄り道をしてしまう

〜〜〜回想(白馬にて劉備との再会)〜〜〜


   関羽『会わなければ ずっと自分をだませると思っていたのに 会ってしまったら……… やっぱり気持ちが』
   劉備  ばし ばし (関羽を殴りまくる)

   劉備『だから好きだって 言ったじゃん 前から それなのにシカトして降伏しやがって 曹操なんかに仕えやがって ど───すんだ バカ』
   関羽(どうしよう……… ホント)
509ハッピーマニア2/3:2005/11/27(日) 13:51:48
関羽「ただいま………」
曹操「おかえりなさ───い」

曹操「なんだかすごく遅かったのね!!」
関羽「あ………うん」
曹操「張遼 心配してさっきまで起きてたのよ あたしにまかせるって寝ちゃったけど」
関羽「ああ………そう」
曹操「どうたったの 顔良!? うまくいった?」
関羽「うん……… まあまあ」
曹操「よかったね〜〜〜!! 文醜も関羽ならきっと大丈夫だよ あたしが保証する!!」(満面の笑み)


〜〜〜風呂〜〜〜

関羽「………言わなきゃ………」

関羽「………ビールでも飲もう………」(風呂あがり)

関羽「………ん?」 ※リビングのテーブルの上にみたらし団子と曹操が書いたらしいメモが


      『関羽の大スキなみたらし団子をつくってみました☆ 食べてね!
       でもおなかいっぱいだったら 明日でもOKダヨ』  (曹操の筆跡で)

関羽「……………」


毎日毎日 こうして僕のために 曹操殿は
いや……… でもこれと 兄者とのことは別問題だ
やっぱりこの降伏は間違えてた!!
応えることができないのに 「義」という僕の自己満足で………
510ハッピーマニア3/3:2005/11/27(日) 13:53:53

カチャ (関羽 寝室に入る)

関羽「!!!!」
曹操(バニースーツに身を包み、関羽の寝台に座っている)

関羽「そ……… 曹操殿!?」(汗)
曹操「関羽………」

曹操 ちらり…… (セクシーポーズ)

曹操「 来 て ☆ 」
関羽「そ……… 曹操殿………」(顔面蒼白)

関羽「今日は僕 なんだか疲れてるし……… ねむい!! すごくねむい!! おやすみなさい」(布団にもぐる)

曹操「………………たのに…… やっぱ…ダメかぁ あたしなんて色気ないから………
   だから関羽 もう降伏して3ヶ月になるのに 何もしてくれないのかなって………
   だから バニーちゃんになれば もしかして その気になってくれるかなって ………通販で買ったんだけど」
関羽「………………」

関羽「曹操殿………」
曹操「関羽 孟徳のこと捨てないでね……… 何があっても 信じてる……… 約束して『一生忠節を誓う』って」
関羽「………曹操殿 それは………」
曹操「………うっ」 ポタポタ(涙)

曹操「約束して お願い 絶対劉備ものとに帰らないって!!」
関羽「曹操殿………」
511無名武将@お腹せっぷく:2005/11/27(日) 16:14:19
>>508-510
GJ!!!
バニーとかみたらし団子とか突っ込みどころ多数なんだけど
ロマンチック曹操は相変わらずカワイイw
優柔不断雲長も笑えるw
512無名武将@お腹せっぷく:2005/11/27(日) 19:24:59
甲斐甲斐しい曹操に(´∀`*)ウフフと思ってたら

>曹操(バニースーツに身を包み、関羽の寝台に座っている)
うわあああああああああ(AA略)

あと徐晃は何をしてるんだw
513無名武将@お腹せっぷく:2005/11/29(火) 04:16:06
すんごい亀レスですが>>61-63
ようやく原作のこのシーン見ました。
あまりの凄さに卒倒しそうですw
514おにいさまへ… 1/4:2005/12/01(木) 00:33:50
2ちゃんネタでゴメソ。
 
 
 兵「ば……馬超さま!
   たいへんです ベルばら三国志で
   2ちゃんねらーが 馬岱さまに萌えて 大量のレスを……」
馬超「ええ!?」
 兵「馬超さま! 乞食ネタがまたひとつ……!」
 兵「馬超さまー! 馬超さまーっ!」
 
馬超(わたくしの プライドを!
   わたくしの 生きがいを!)
 
馬超「ごりっぱねえ 2ちゃんねらーは順調に
   あなたになびいている ごようすね」
馬岱「孟起おにいさま」
馬超「この みそっかす!」
 
(馬超、思い切り馬岱を引っぱたく)
515おにいさまへ… 2/4:2005/12/01(木) 00:35:41
馬岱「あ……うっ!」
馬超「はぁはぁはぁ……
   みそっかすのくせに……よくも よくも……
   わかっていたはずだわ わたくしにとって
   プライドがどんなにたいせつなものだったか
   レスがつかないくらいなら 死んだほうがマシだと
   どのくらい おもっているか
   それなのに 錦馬超の弟としてではあきたらず
   乞食ネタまでも……乞食ネタまでも!」
 
(馬超、馬岱につかみかかる、突き飛ばす)
 
馬超「よくも そんなことができたものね!
   あなたがわたくしより人気が出るなんて
   まったくの おかどちがいよ
   みそっかすのくせに!」
馬岱「みそっかすです……
   あ……あ、でも……」
馬岱(わたしは 孟起にいさま……あなたを 愛しました
   おさないときから 錦馬超だときかされた
   あなたの うつくしさを……気高さを……
   どんなに 愛し あこがれ……
   プライドをめちゃめちゃにされては
   生きていけないほどの あなたのその誇りの高さを
   眩しく思い…… そのもろさを その強さを
   どんなに慕ったか……)
516おにいさまへ… 3/4:2005/12/01(木) 00:36:46
馬岱「馬家の みそっかすです
   でも!! あなたも 愛してくだすった
   わたしを弟として愛してる……って
   いっしょに 仇討ちをしてあげますっていってくだすった!
   わたしを 蜀に誘ってくだすった!!」
馬超「くす……
   純真……というよりは単純なおばかさん」
馬岱「!」
馬超「わたくしがあなたを愛した……ですって!?
   わたくしが……このわたくしが……!?
   みくびらないでちょうだい!
   ああ おぞましい! このわたくしが弟として
   あなたをみとめ 愛したなんて
   本気で信じていたの!?
   自分が並みの人間としてあつかってもらえる
   価値があるとでも お思いだったの!?」
馬岱(孟起にいさ……ま!?)
517おにいさまへ… 4/4:2005/12/01(木) 00:38:19
馬超「そう! おしえてあげるわ
   わたくしがあなたをそばにおいておきたかったのはね……
   じぶんの優越感の道具にできる
   そんな人間が欲しかったからよ!」
馬岱(白目)
馬超「あなたをみているのは 気持ちが良かったわ
   いやしくて 見苦しくて
   まともな人間並みに愛されているなんて
   本気で思っているほど みじめったらしくて
   ああ! あなたを見るたびに
   わたしはよろこびとほこりで ぞくぞくしたわよ!!
   わたくしより 劣った人間! 
   わたくしよりみすぼらしい乞食!!
   一生 そばにおいておきたいとさえ思ったわ!!」
馬岱(まだ白目)
馬超「ベルばら三国志で人気が出て……
   それでわたくしに勝ったつもりでいるなら お笑いだわ」
518無名武将@お腹せっぷく:2005/12/01(木) 00:50:17
>>514-517
嗚呼かわいそうな馬岱…モエス
519無名武将@お腹せっぷく:2005/12/01(木) 09:56:59
これはどっちがかわいそうなのかわからない辺りというか
とにかくGJ
白目の馬超ワロス
520無名武将@お腹せっぷく:2005/12/01(木) 10:29:05
1スレ目のみそっかすと呼ばれたあの頃が懐かしい
みそっかすモエ
521無名武将@お腹せっぷく:2005/12/01(木) 13:54:23
やっぱり馬岱ネタは初心に帰って心が和む
初期ネタだった反骨魏延、乞食馬岱、文盲王平ネタはええよなぁ
522無名武将@お腹せっぷく:2005/12/01(木) 20:00:05
やっぱ馬岱は乞食に限るって訳だな・・・・実にそう思う
523無名武将@お腹せっぷく:2005/12/02(金) 16:36:24
引っぱたかれる馬岱
突き飛ばされる馬岱
なじられる馬岱
白目の馬岱

馬岱の萌えが凝縮されたネタGJ
524パタリロ!(前):2005/12/02(金) 23:30:08
――『ラブチャイルド』より――

 (劉備の漢中王即位式当日)

孔明「そうか、わかったすぐそっちへ行く」
   というわけで列席していただきます」
魏延「そりゃかまわんが、大丈夫かね?」
孔明「何がです」(顔面蒼白、やつれた表情)

魏延「最近、鏡を見たことは?」
孔明「自分の顔に見とれる趣味はありませんよ」
魏延「わしは君の気持ちがよくわかるんだ」
孔明「ほーお?」
魏延「つまり君は無責任軍師だがそれはあくまで右脳の話で、
   左脳は劉備殿に忠誠を誓ってるんだ」
孔明(どーいう言われ方だ)

魏延「忠誠を誓う主君が自分の力を認める、これは喜ばしいことだ しかし、隠遁生活しか
   してこなかった君は自分が丞相になる場面など想像もしなかったはずだ 

   実力が評価されるのはうれしい! (よ―な気がする!)
   だが心の準備ができてない! (これはたしか!)

   君の心は期待と不安で引き裂かれているのだ」
孔明「引き裂かれてるのは将軍の脳でしょう」
525パタリロ!(後):2005/12/02(金) 23:33:11

魏延「逃げ出したい気分だろう」
孔明「ええまあ」
魏延「だが逃げ出すわけにはいかないという責任感」
孔明「………;」
魏延「行きたまえ、北伐が始まったら先鋒に抜擢してくれ」
  (あいつが落ちこんでるのを見るのは楽しいなあ)ヒッヒッ

(孔明、四輪車で移動中)
孔明(わたしが丞相? 一国の責任者になる? 信じられない、信じたくない
   だが事実だ、あんなに喜んでる殿たちに即位するななどとはとても言えないし

   だいたいどうして筵織りが一国の主になったりするんだ
   こんな目に遭うなんてわたしがどんな悪いことをしたというんだ、神よ)

 ――孔明が珍しく神の名を口にしたせいかどうかわからないが
    蜀は呉軍の奇襲におそわれた――
526パタリロ!(前):2005/12/03(土) 00:23:11
――『モヤシ畑でつかまえて』より――

(IN長坂、劉備の妻子を追い詰めた曹操軍一行)

張コウ「えーい、英雄のくせに民を見捨てるような奴の部下かける情はない! 死ね!」
張遼「待て!」
 ガーン ビシッ(軍が行軍を停止)
張コウ「なぜ止める!」
張遼「落ち着け! 妻子達を捕らえるのだって相当覚悟を決めてかからねばならんのに
   その上趙雲君までまきぞえにしたらどうなると思う!」
張コウ「どうなるんだ!」
張遼「関羽将軍達の個人的な恨みを買うことになる!」(これはこわい!)
張コウ「それがなんぼのもんじゃい!」
張遼「自分の死刑執行令状にサインするつもりか!」
張コウ「そんなにこわいなら関羽将軍も片付ければいい!」
張遼「無知がーっ! そういう安直な戦略方針のおかげで何人の武将が
   命を落としたか知らんのか、わたしはやめた! 帰る!」
張コウ「何いー!?」
張遼「任務なぞクソくらえだ、手ぶらで帰っても丞相にどやされるぐらいですむが
   ここで趙雲君と戦えば確実に死神と対面することになるんだ!」
張コウ「きさま今まで何度も劉備軍と戦争してきたのではないか!」
張遼「職務上でのことだ、個人的に関羽殿を怒らせたことは一度もない
   私は自分の武の向上を一番に考えているのだ」
糜夫人「この場合正しいと思います」

張コウ「ふぬけ!」
張遼「やりたきゃあんた一人でやれ、奥方わたしは失礼する」
糜夫人「あの人も連れて帰ってくれない?」
張コウ「そうはいくか!」
張遼「わっ!?」
張コウ「華北騎兵特製小型投石器だ!」
527パタリロ!(後):2005/12/03(土) 00:23:52

張遼「バカ者ー、わたしまで押しつぶすつもりかー!」
張コウ「きさまは魏軍のうらぎり者だ、劉備の妻子と一緒に死体になってしまえ!」
張遼「バカ野郎だとは思ったがここまでバカな奴とは」
糜夫人「四方を囲まれた! 早く古井戸の中へ!」

 ボボーッ

張コウ「グッフッフッ」

趙雲「何だというんだまったく、民間人の避難が終わって本陣に帰ったら
   おまえから長坂橋に出て来いと伝言があったというので、出撃したら
   阿斗様がたいへんだからすぐ来いなどと、いったい何がたいへんなんだ
   阿斗様はどこにいる」
甘夫人「会えばわかる」

 カッカッカッ カッ☆
張コウ「趙雲将軍!」
 スバッ(一刀両断)

趙雲「思わず斬ってしまった、何者だこいつ」
甘夫人「さあ」
528砂の城 1/4:2005/12/04(日) 00:57:08
曹操「行くの……ですね……」
関羽「すまない……丞相の思いにはこたえられない」
曹操「!
   お……お茶の……おかわり……を……」

(曹操、茶を注ごうとする手が激しく震える)

曹操「あっ!」

カチャ カチャ カチャ ガチャーン (茶器 くだける)

関羽「血が出てるじゃないか
   丞相 はやく手当てをしなきゃあ」
曹操「手を貸さないで!!
   私に優しくしないで!!
   私また期待してしまう 私また待とうとしてしまう!」

(曹操ふるえながら立ち上がる)

曹操「私……ひとりで ちゃんと立てます
   さよなら……関羽 もう行って……ください
   ありが……と……う」
関羽「……ちゃんと傷の手当を……いいね、丞相」

(苦しそうな顔で部屋を出て行く関羽。
 曹操、その場に泣き崩れる)
529砂の城 2/4:2005/12/04(日) 00:58:10
曹操「あっ……あ……
   あああ……!」
曹操(立てない
 自分でなんか立てない もう立てない……!)
曹操「関羽! 助けて 関羽!!
   なんて 私の うそつき!!!」

ガシャーン (拳で茶器を殴りつける)

夏侯惇「なっ……」

(夏侯惇、部屋に入ってくる。両手血まみれで泣いている曹操)

夏侯惇「この……死にたいのか!」

(強引に手首をつかみあげる)

曹操「もう……いいわ どうなっても……」
夏侯惇「!
   来いよ!」

(無理矢理立たせる)

曹操「きゃ!!☆☆」
(↑ すいません ほんとに原作で!マークと☆なんです)
530砂の城 3/4:2005/12/04(日) 00:59:27
 曹操「元譲 なにを……」
夏侯惇「どうなっても いいんだろう
    だったら どうしようと 俺の勝手じゃないか
    俺はね あんたみたいに
    自分を粗末にする奴を見ると 苛々するんだよ
    なさけないね 最悪だよ!
    手。さっさと手を出せよ 気が立ってんだから」
 曹操(びくっ)
夏侯惇「もう……よせよな こんなこと
    見てるほうだって 結構きついんだから
    ほっとくと なにをしでかすか 信用がないからね
    しばらく監視つき その牀榻 提供するよ
    とにかくもう おやすみ」

(曹操 傷だらけの両手を見詰めて関羽を思い出し 泣き出す) 

 曹操「元譲……
    元譲 関羽が…… もう……」

(夏侯惇 曹操を抱きしめる)

夏侯惇「泣けよ 孟徳!
    泣きたいだけ 泣いてしまえよ」
夏侯惇(泣いて みんな 流してしまえ
    子供のように 泣き疲れて眠るまで
    あんたの叫びを聞いてやるよ)
531砂の城 4/4:2005/12/04(日) 01:01:07
〜明朝〜
 
夏侯惇「やぁ……おはよ」
 曹操「えっ……?」
 
(ふたり、いっしょの牀榻で寝ている)
 
 曹操「きゃあ!
    や……やだ あたし……!」(赤面)
夏侯惇「あら……ぼくにだって プライドがありますからね
    ほかの臣下 思って泣いてる孟徳に手は出しませんよ
    ちゃんと 服 着てるでしょ」
 曹操「あ……」
夏侯惇「意外にガキっぽいのね おたく
    ひょっとして★★だったりして
    わ! じゃあ おしいことしたかしら せっかくのチャンス」
 曹操「ばかにして ばかにして!」(夏侯惇をぽかすか殴る)
夏侯惇「ばかになんかしてませんよ
    ほら 手 つかっちゃだめでしょ
    ぶちたいのなら 治ったあとで」
532無名武将@お腹せっぷく:2005/12/04(日) 10:00:45
砂の城キタ━(゚∀゚)━!
恥ずかしい台詞てんこもりの凄い漫画だったけど

曹操だとあんま違和感なくてハゲワロスwwww
533無名武将@お腹せっぷく:2005/12/06(火) 14:36:58
>>524-527
まごうことなく魔夜節だなぁ
反射的に斬られた張コウに合掌

>>528-531
ロマンチック曹操は使い勝手が良すぎるww
534動物のお医者さん1/4:2005/12/06(火) 20:55:50
〜〜〜白帝城〜〜〜

趙雲「思えば 殿は気楽に阿斗さまを育ててたよな」
孔明「戦に行くときも 誰かが世話してくれてたしな」

趙雲「城の中で放し飼いにできたしな 殿が忘れてても 気のついたヤツがエサやるし」
   (※気のついたやつ→この場合、自分)
孔明「公嗣さま ゴハンまだなのか? 試供品のドッグフードやるよ」

趙雲「うまいか? そうでもない?」
劉禅「 う ま い 」
孔明(なにを食わせてもウマイという)汗

モニターとしては いまイチの劉禅であったが………

535動物のお医者さん2/4:2005/12/06(火) 20:57:00
〜〜〜劉備の居室〜〜〜

劉備「趙雲にはこれをやるよ」(売れ残ったショボイ将軍職)

劉備「孔明にはこれをやろう」(丞相職をプレゼント)

孔明「最高職じゃないか」
趙雲「おい この差はなんなんだ」
簡雍「売れなかったの〜〜〜〜〜〜?」
劉備「売るのやめたんです」 (売官?)

孔明「せっかくだけど 左将軍府事と司隷校尉の任務があるから」
簡雍「殿 アタシにチョーダイ」
劉備「それはできない」

劉備「孔明 オレはおまえにやりたいんだ」
孔明「──────?」
劉備「じゃな」

簡雍「なにあれ〜〜〜!?」
趙雲「あの殿が なんでおまえに豪華丞相職をくれるんだよ!?」

孔明(なぜだ)
趙雲(変だ)
簡雍(妙だわ)
一同(なにかある 油断できない!!)
536動物のお医者さん3/4:2005/12/06(火) 20:57:45
〜〜〜次の日〜〜〜

馬謖「あ 孔明さま 劉禅さまにエサやりましたか」
孔明「え? いや………」
馬謖「じゃ やっときますね」

孔明「殿 いないのか?」
馬謖「ええ 連絡板に書いてありましたから」


  
      『劉禅にもエサをやってください。 

                      期間 無期限   劉玄徳』



      ※↑連絡板のメモ書き


孔明・趙雲「なんだ この期間無期限てのは!?」
537動物のお医者さん4/4:2005/12/06(火) 20:58:23
簡雍「劉禅さまを残して 殿が逝っちゃったって〜〜〜?」
趙雲「つまり 阿斗さまの世話をするのは いままでどおりオレだが
   いざというときの責任者は孔明殿だと 念を押して逝ったわけだな」

簡雍「油断したわね〜〜〜」
孔明「したつもりは なかったんですが」

馬岱「いざというときって?」
趙雲「病気のときと正月だよ」(正月…さすがに朝廷内が無人となることがある)
孔明「そうか それがあの豪華丞相職プレゼントの意味だったのか………」

馬岱「でも どうして趙雲殿じゃダメなんです」
簡雍「知謀の低さの問題よね」
趙雲「わるかったですね」
簡雍(ハッ)

   簡雍『義兄弟と一緒に逝ったほうが幸せなんじゃないの〜〜〜?』

簡雍「殿 アタシの言ったことを気にしたのかしら」
趙雲「殿に限って そんなことないでしょう」
王平「たとえそれが原因だとしても 一言あるべきだ」(怒)
魏延「そうだ 勝手じゃないか!!」(怒)

538無名武将@お腹せっぷく:2005/12/07(水) 17:59:29
>孔明「公嗣さま ゴハンまだなのか? 試供品のドッグフードやるよ」

ちょwwww犬www
539無名武将@お腹せっぷく:2005/12/08(木) 23:14:52
きっとドッグフードですら御馳走なのさ(ノД`)
540無名武将@お腹せっぷく:2005/12/09(金) 03:57:22
>趙雲「つまり 阿斗さまの世話をするのは いままでどおりオレだが

微妙に泣いたw
541パタリロ!:2005/12/13(火) 23:39:08
(〜〜『雪の王国』より〜〜)

 ――南国の地、江東 南国というから一年中温暖な気候のはずなのに
   ここ数日赤壁では異常な寒さが続いていた――

曹操「うーっ寒い、何でこんなに寒いんだ」
許チョ「わかりませんか? 気温が低いからですよ」
曹操「ケンカを売ってるのかおまえは
   あたりまえのことを言っとらんで早く暖房をつけろ」
許チョ「はいはい

   あっ、暖房をつけなくてもよくなりました」
曹操「どうして」
許チョ「火事です」ゴ―――ッ(船団炎上)

曹操「あーあったかい ハッハッ
   喜んでる場合か! 原因は!?」
夏侯惇「すみません! 呉軍の火矢が燃え移って」
曹操「火矢ー? まあこの戦時下じゃしかたないか…奇襲か?」
夏侯惇「いえ降将(黄蓋)」
曹操「どこの世界に降服した武将に放火をされるアホが!」ガンガン(部下を棍棒で殴打)
542パタリロ!(つづき):2005/12/13(火) 23:39:52

夏侯惇「なんとか消し止めました」
曹操「あやうく全焼する所だったな
   ううっ寒い! 吹きさらしじゃないか!」
許チョ「たき火でもしますか」
曹操「気をつけさえすればこれが一番あったかいな」
許チョ「そうですね」ハッハッ
夏侯惇「また燃え移ったー!」

曹操「とうとう陣営が全焼した
   この寒い中焼け出されてどうしたらいいんだ」
許チョ「とりあえずたき火で暖をとりましょう」
夏侯惇「アホかおまえは」
許チョ「何がアホだ もう燃える物はないから安心だ」
夏侯惇「それもそうだな」
曹操「何だかイヤな予感」
張遼「たいへんです! 火の粉が目印になって劉備軍が追撃に!」

曹操「もう知らん! ぼくは本国に脱出するからおまえたちは残って
   劉備軍の迎撃と部隊の再編にあたれ!」
許チョ「どこへ行くんです」
曹操「ちょうど江北の荊州に駐屯した曹仁から援軍が来てたんだ
   荊州へ行くということでシャレを思いついたぞ」
夏侯惇「荊州に行くけえ?」

張遼「どーしてオチを先に言うんだ、あいつは」
  (夏侯惇、吊されて矢で射られる)
543パタリロ!:2005/12/13(火) 23:52:13
(〜〜『ファントム』より〜〜)
――官渡にて――

曹操「ただいまー」
郭嘉「おや?」
張遼「どこの子だ?」
郭嘉「かってに陣営に入ってきちゃいけないのよ」
曹操「ちょっと許昌に戻ってたからっていやみったらしい」
郭嘉「ちょっとですみますか! まる二週間兵糧もよこさんとどこに行ってたんです! これを見てください!」
(城外に袁紹の大軍)
曹操「わっ」
張遼「河北から渡ってきた敵軍です」
郭嘉「これ全部に兵を配して撃退をしてもらわなきゃいけないんです!」
曹操「緊急の事態にはどうしてたんだ?」
張遼「しかたないから関羽将軍に前線の指揮をしてもらってたんです」
曹操「関羽に?」

(最前線)ボボボボ
夏侯惇 コッコッ 
関羽 クラッ バタッ(ふらついて倒れる)
夏侯惇「戦えー!」ビシーッ
関羽「ひえええ! お…お願いだ飯を…」
夏侯惇「あと千人倒したら食わせてやる」
関羽「ああ…せめて長兄に一目会いたい…」
夏侯惇「心配するな、(劉備の)奥さんには今日連絡しといた」

甘夫人「ひえええ!」(死亡通知が届いた)

夏侯惇「戦えー!」ビシーッ
関羽「ぎゃあああ!」
曹操「しばらく姿を見せないと思ったら…」
張遼「こうでもしないとまにあわないのです」
544無名武将@お腹せっぷく:2005/12/14(水) 02:24:20
>>541-542
許チョ何やってんだー!ww
545無名武将@お腹せっぷく:2005/12/14(水) 17:10:57
>>541-543
秀逸だw 場面にすごく合ってる
546パタリロ!アニメ版:2005/12/18(日) 02:03:48
「さーっ皆さん、武器を装着!」

1.(*)(パパンがパン)
  だーれが殺した クック劉備ン
  だーれが殺した クック劉備ン(**)

  靄は爛漫 立ちこめて  のどか和やか 常霧の
  蜀漢一の名軍師
  それが孔明 天下の奇才  何をおっしゃる 司馬徽さん
  あの服 姿 どう見ても  奇人変人 まっシロケ!

2.(*〜** 繰り返し)

  将は絢爛 立ち並び  軍師繚乱 デラックス
  ウィーラブ ユーラブ 関雲長
  想い想われ スクランブルに  かわす剣戟 曹操の
  恋の火花に 惇兄は  キリリ歯ぎしり まっクロケ!

3.(*〜** 繰り返し)

  野心るんるん 咲きこぼれ  天下騒乱 中原じゃ
  覇権争い 大流行
  呂布奉先か 孫権軍団  司馬懿仲達 孟獲か
  丁々発止 みな必死  戦 派手派手 まっシラケ!

  (*〜** 繰り返し)
547禁断のネタ・三国志風ベルばら:2005/12/18(日) 02:37:25
 横山光輝三国志OP・替え歌

  果てしなく広がる  このフランスの片隅に
  美しいオスカルが  革命を起こし始めてく

  流れ流れていつか  散り逝くとしても
  永遠に色あせない  ベル(サイユ)のばらは続いている


  重ねてゆく過ち  革命はまだ止まらない
  つかみとった愛さえ  引き離される この時代

  流れ流れていつか  天国で逢える
  ルイにも止められない  ベル(サイユ)のばらは続いている


  おまえのすべてを   このまま奪っていたい Oh...


  流れ流れていつか  散り逝くとしても
  永遠に色あせない  ベル(サイユ)のばらは続いてゆく

  流れ流れていつか  ヅカでネタになる
  誰にも止められない  ベル(サイユ)のばらは続いてゆく

  Je t'aime Oscar!
  Je t'aime Oscar!
  Je t'aime Oscar!
548勇魚 ◆Cl39TXJnDE :2005/12/18(日) 19:00:51
この名スレの存在を私は今日まで知らなかったとは。
549無名武将@お腹せっぷく:2005/12/18(日) 22:02:42
ネタを探して少女漫画を引っ張り出し、読み直しているうちに
夢中になっていつのまにかネタを考えることを忘れている。
そしてガラ面・王家の紋章・有閑倶楽部・日出処の天子・
アラベスクを一気読み。

休みが終わってしまった…orz
550無名武将@お腹せっぷく:2005/12/18(日) 23:24:27
ここの影響で元ネタ見たさに「おにいさまへ・・・」を購入。面白かった・・・!
まだまだ元ネタ漁りし足りなくて、現在「マダムとミスター」購入迷い中。
替え歌ラッシュに便乗して。セラムンです。
  
 
 
3人:嵐吹く 漢の中 不思議な敵がせまりくる
   誘惑 だまし うらぎり 中原をもとめ 魔の手をのばす
 
劉備:キャダキャダっ 相手は同姓っvな劉璋どの
関羽:だからなんなの?
張飛:とまどってるときじゃない
劉備:つらいけど 仁徳捨てて 蜀攻めしちゃう
   ゲントク・プリズム・パワー メイクアップ!!
   愛と正義の義兄弟トリオが 献帝にかわっておしおきよ

3人:わたしたち 今日はご機嫌ななめ
   近よると こわいわよ
   義兄弟の絆が ひとつになれば 蜀は勝つ
張飛:長坂・仁王立ち!
関羽:五関突破!
劉備:ヒッサツ・ナキオトシ・アクション!
3人:桃園の絆を小馬鹿にしたら 許さない!!
※ 
3人:夜の闇 切り裂いて 不気味な影が襲いくる
  暴力 破壊 殺人 わがまま勝手に乱暴づくし
 
劉備:キャダキャダっ 相手は怖〜い 曹操どの
関羽:それでビビるの?
張飛:逃げ回ってちゃ いけないわ
劉備:イヤだけど やぶれかぶれで 戦っちゃうもん
   ゲントク・プリズム・パワー メイクアップ!!
   夢と希望の義兄弟トリオが 献帝にかわっておしおきよ
 
3人:わたしたち なぜだかムシャクシャするの
   いじめっ子 消えなさい
   次代の劉禅が ダメダメだって 蜀は勝つ(?)
張飛:張コウ・撃退!
関羽:樊城水攻め!
劉備:アト・タタキツケ・アクション!
3人:義兄弟は泣いてばかり いないのよ!!

※〜※ くりかえし
553無名武将@お腹せっぷく:2005/12/19(月) 04:35:12
>劉備:アト・タタキツケ・アクション!

バロスwwwww
554氷雨(一条ゆかり)1/5:2005/12/20(火) 22:54:34
黄蓋「ねえ 周瑜さん あの子あなただけを信じて ほかの誰とも近づかず あなたとの天下統一だけを夢見てるのね」

周瑜「………………」
黄蓋「………………」

周瑜「ば………ばかな ぼくは孫権さまを」
黄蓋「うそ! あなたが愛したのは 孫権さんの兄の孫策さんよ あなたの義兄弟だった人よ
   あの頃あなたは苦しんでいたわね 孫策さんのために自殺未遂までしたくせに
   孫策さんが死んだ時 跡を継いだ孫権さんを知ったわね びっくりしたわ孫策さんそっくりで」
孫権 ビクッ (周瑜の部屋に入ろうとして、二人の会話を聞いてしまう)

黄蓋「だからあの子の軍師になったのよ!!」
孫権「!!!」

黄蓋「あなたは孫策さんのかわりに 孫権さんを自分のそばにおいておきたいのよ!」
周瑜「よすんだ!」
黄蓋「昔はたせなかった夢を 孫権さんに求めているだけよ
   孫権さんと天下獲りをするんじゃないわ 孫権さんの中にある 孫策さんの面影と天下獲りをするのよ!!」
孫権「!!!」
555氷雨(一条ゆかり)2/5:2005/12/20(火) 22:56:11
孫権(ショックのあまり呆然と立ちつくす)

周瑜「孫権様!!」
孫権「ほ………本当なのね 今の話 仲謀はお兄さんの身代わり………」
周瑜「孫権様 ちがうよ 信じるんじゃない!」

孫権「そうだわ 周瑜は時々思いつめたように 仲謀の顔をみて うんとせつなそうにして………」
周瑜「孫権様!!」

孫権「いや! さわらないで 汚いわ! 卑劣だわ 兄さんのかわりだなんて………………
   仲謀を愛してくれたんじゃなかったのね 兄さんの弟だからなのね!!
   うそつき! 周瑜のうそつき! 仲謀は兄さんじゃない!」

孫権(城を飛び出す)
周瑜「孫権様! まちなさい! あっ………………」(発作)
黄蓋「周瑜さん!」
556氷雨(一条ゆかり)3/5:2005/12/20(火) 22:57:26
孫権 バシャ バシャ (雨の中を泣きながら走る)

周瑜 周瑜 仲謀は何のために戦ってきたの ずっと愛されてると思った 周瑜だけを信じてた
兄さんが 独立するからって 父さんの形見の玉璽を袁術に譲ったときも 仲謀は兄さんをうらまなかった
兄さんには 兄さんの幸せがあると思ってた
だけど だけど 今の仲謀は兄さんがにくい 周瑜の心をひとり占めにしている兄さんがにくい!

 ブ───ッ ブルルルル プァ───ッ プァ───ン (車通りの激しい道)

 グシャッ(馬がはねた水溜りの水が孫権にかかる)
孫権「きゃあ!」
男  「ばかやろう どこ歩いてやがんだ!」
孫権「………」(涙をぬぐう)

周泰「孫権さん 孫権さんじゃないか どうしたんだよ 傘もささずに 何かあったのかい」
孫権「助けて! 助けて 仲謀を助けて お願い助けて!
周泰(とりあえず 孫権を近くにある呂蒙の家につれていく)

呂蒙「孫権さんじゃない あなたどこにいたの 大変よ」
孫権「呂蒙……… あたし」
呂蒙「今 伝令があって 周瑜さまが倒れたって 早く帰んなさいよ」
孫権「!!!」
557氷雨(一条ゆかり)4/5:2005/12/20(火) 22:58:01
〜〜〜周瑜の居室〜〜〜

孫権「周瑜!!」
黄蓋「孫権さん! お医者さまがきて……… あと一、二年もてばいい方ですって………………
   かわいそうにあの人…………… 悪性の癌で 今まで何ともなかったのが不思議だって
   さっきからずっと孫策さんの名ばかりを呼んで……………」
孫権「………………」

周瑜「そ……孫策……… ぼくは………」
孫権「………………」

孫権(なんで 帰ってきたんだろう……… 
   ここはもう仲謀のいる場所はないのに なんで帰ってきたんだろう)(涙)


周瑜(目覚める)
孫権(周瑜の布団に顔をうずめたまま、眠っている)

周瑜(孫権さま……… 君に初めて会ったのは 孫策の葬式の時だったね 君は本当にあの人によく似ていた
   その時のぼくの驚きが君にはわかるだろうか 
   くるおしいほどまでに 愛した人の弟 その君をひきとりたいと思った ぼくの気持ちが君にはわかるだろうか)
孫権「周瑜………」(寝言)
周瑜「!」

周瑜(孫権さま……… 君が去ろうとして今やっとわかったよ 
   ぼくが必要だったのは君自身だったってことが もうおそいのだろうか 今となっては………)
558氷雨(一条ゆかり)5/5:2005/12/20(火) 22:58:38

〜〜〜数日後〜〜〜

周泰「護衛をしよう 孫権さん 君をあんな所にはおいておけない ぼくには君を幸せにできる」
孫権「周泰さん……… あなたはいい人ね」

〜〜〜周瑜の居室〜〜〜

孫権「周泰さんを護衛にします 仲謀が初めて自分で決めたことです」
周瑜「孫権さま………」

孫権「仲謀は誰かにすがらなければ 生きてはいけません そんな主君にしたのは周瑜です」
周瑜「!!」

周泰「孫権さんの軍師としてのあなたにお願いします 
   ぼくは彼を幸せにする自信があります すくなくとも あなたよりは」
孫権「周泰さん………」

周泰「こう言っては失礼ですが あなたは助かるみこみもないとか 
   そんなあなたが 孫権さんを幸せにできるとは思えません」
孫権「周泰さん いいすぎよ」

周泰「いいえ この際だから はっきりした方がいい
   彼を幸せにできるのは あなたじゃなくて ぼくです」
周瑜「!!」

周泰「今日はこれで失礼します 明日彼をつれにきますから よろしく」
孫権「周瑜………………」
周瑜「孫権さまが自分の道を見つけたのなら 私に止める権利はない お幸せにおなり」(辛そうな表情)
孫権「!!」(ショック)
559無名武将@お腹せっぷく:2005/12/21(水) 06:42:40
すげぇ違和感ゼロ!!
560無名武将@お腹せっぷく:2005/12/21(水) 15:20:44
曹操・関羽・惇兄の三角関係物はよくあるけどこれは新鮮だな
561無名武将@お腹せっぷく:2005/12/21(水) 20:17:59
>>554-558
切ない…(ノД`)
562無名武将@お腹せっぷく:2005/12/21(水) 23:40:30
グッジョブセツナス 。・゚・(ノД`)・゚・。
563無名武将@お腹せっぷく:2005/12/22(木) 17:33:24
>>554-558
元ネタは読んでないけど上手いなぁ。
GJ!
564お父さんは心配性1:2005/12/23(金) 19:38:42
王平「魏軍だあにがすな───」
張翼「やあ」
張嶷「木牛流馬をうばえ───」

郭淮「なんとしてでも食料を守りぬくんだっ」
司馬懿「オレ達敵地でなにやってんだろ」
王平「ふははははははははは」シュ
岑威「わ──────っ」
郭淮「岑威っ!」
司馬懿「許せっ」

岑威「かっかえしてくれそれは農民からもらった大切な食料なんだ」

王平「へっ・・・・へへ」
張翼「ぼ・・・・没収する前にどんな木牛してんのかよ み・・・・・みてみようぜ へ・・・・・へへ」
張嶷「へへ・・・・ま・・・・まず舌からまわさないと・・・・」
王平「オ・・・・・・・・オレに回させてくれよ・・・・」
張翼「じゃオレ流馬のほう」

岑威「わ───やめろォやめてくれ───それでも人間かァァァ」
565お父さんは心配性2:2005/12/23(金) 19:39:16
郭淮「やつらが探しに来る前に早く食料を運んでしまうんだ」
司馬懿「なんでこんな思いで食料運ばなきゃいけないんだ」

魏延「とんで火に入る夏の虫」
郭淮「わ───」

魏延「おわわっ」
司馬懿「兵力はこっちのほうが多いんだ」
郭淮「えいっ」
司馬懿「よしっ早く食料を運ぼうぜ」
魏延「いでででちくしょう」

馬岱「ふっふっふっふっ」
司馬懿「わ──────」
郭淮「おまえらは妖軍かっ」
司馬懿「えいっ二度と来るな」
姜維「ハーイふっふっふっふっ」
魏延&馬岱&姜維「ふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっ」
魏延&馬岱&姜維「待て────────────」

郭淮「早く逃げるんだっ」
司馬懿「あの陣に逃げ込もう!!」
566お父さんは心配性3:2005/12/23(金) 19:40:47
郭淮&司馬懿 バタン!!!

廖化「はやく食料をうばえ!!」きりすてごめん
司馬懿「きェ──────」
王平「食料をよこせェ──────」
司馬懿「ひえっ・・・・真剣・・・・・・・・」
廖化「おおっこれは司馬懿の冠だ!」

王平「へっへっへっへっ・・・・ピ・・・・ピンクのリボンだぜ・・・・・」
張嶷「はっはやくしろ」
張翼「そーっとな・・・・・・・やさしく・・・・・・・・」
郭淮「やめろやめんかいっ」

廖化「うぎゃあああああああ」
王平「手・・・手柄が・・・・無いのが痛い・・・・・・」
張翼「俺にも見せろおおおおお」
張嶷「司馬懿の冠だってェェェェェ」
楊儀「ダッだめだ!!!」
廖化「見るんじゃねえ 手柄に免疫の無い奴が見ると死んでしまうぞ」
馬忠「よこせえええええええ」
567お父さんは心配性4:2005/12/23(金) 19:41:23
ぶしゅうううううううううう

王平「OH!!!!NO!!!!!」
張翼「Help!!!!!!!」
張嶷「OH・・・・・・MY・・・・GOD・・・・・」
廖化「I need sombady!!!!」

司馬懿逃げ出す
廖化「あっ待てっ」
馬忠「にがすかぁ」
司馬懿「うわーもう歴史マンガじゃないよっこれっ」

楊儀 バリ 床を破って飛び出す
廖化 バリン ガラスを破って司馬懿に襲い掛かる
魏延 ガー サーフに乗って追撃
馬岱 ぐを────── 包丁を持って追撃
姜維 バリィ 天井を破り追撃

魏延「観念して首をよこせっ」
司馬懿「ぐわ──────わ────っ冠が──────」
落下先はウンコ
司馬懿「でぃや──────」
廖化「・・・・・・・ナイスキック」
568お父さんは心配性5:2005/12/23(金) 19:42:18
司馬懿「わ──────ん かえしてくださいよぉぉぉぉ」
廖化「うるせーーー没収だ!撤退しやがれ!」

王平「司馬懿の冠・・・・・ハァハァ」
張翼「仲達の頭上に乗ってた・・・・・・ハァハァ」
張嶷「よこせえええええええ」
廖化「コラ なんだ お前ら落ち着け!」

廖化「あれッ・・・・丞相」
孔明「あっ廖化・・・・・もう食料は奪い取ったんですか?ずっと待っていたんですよ
うふふ・・・・功に焦る小粒な将たちに合わせて・・・・・論功行賞やってしまって
褒章第一、受け取ってくれます?」
廖化「えっええっ!?わ・・・わたしにですかあ きゃっ や・・やあだ」


廖化「あ・・・・あの・・・・い・・・いや そのですね う・・・・うれしい・・・ん・・・・・ですけど」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


終わり
569無名武将@お腹せっぷく:2005/12/23(金) 21:10:20
テンション高ぇぇぇえwwww
570無名武将@お腹せっぷく:2005/12/23(金) 21:39:21
ぎゃははははははははははははは

王平、張嶷、張翼、廖化の蜀四猛将
アホ過ぎるwwwwwwwwwwww

北伐が失敗し続けた訳がわかるわwwww
571無名武将@お腹せっぷく:2005/12/25(日) 00:18:09
>>564

>張翼「ぼ・・・・没収する前にどんな木牛してんのかよ み・・・・・みてみようぜ へ・・・・・へへ」
>張嶷「へへ・・・・ま・・・・まず舌からまわさないと・・・・」
>王平「オ・・・・・・・・オレに回させてくれよ・・・・」
>張翼「じゃオレ流馬のほう」

>岑威「わ───やめろォやめてくれ───それでも人間かァァァ」

ワロス
572無名武将@お腹せっぷく:2005/12/25(日) 00:52:10
こんな将しか残ってないんじゃ蜀も滅びる罠w
573魯安 ◆BARAMFLAHY :2005/12/25(日) 11:53:26
| |∀・)<ト(ry

| |∀・;)<オスカル生誕250周年の今日に完成してよかった…

| |彡 サッ
574無名武将@お腹せっぷく:2005/12/25(日) 12:06:09
相変わらずGJ!ハゲワロタw

250周年って昨日の朝日ベルバラ4コマで思い出した・・
575無名武将@お腹せっぷく:2005/12/25(日) 17:41:43
関羽素敵すぎるwwww
魯安さんいつも素敵なTOP絵ありがとう( ´∀`)
576無名武将@お腹せっぷく:2005/12/25(日) 21:20:48
トップ絵更新キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
爆笑しますた!!!
失態をおかしたはずの張飛ですが、かっこよすぎ。
577無名武将@お腹せっぷく:2005/12/26(月) 01:32:02
相変わらず英傑+耽美系美しさをコラボレーションするとキモさと笑いしか残らんことを
証明してくれてうれしゅうございます。

魯安さん乙!
578無名武将@お腹せっぷく:2005/12/26(月) 04:46:02
魯安殿、毎度ながら乙です。
関羽のウェーブのかかった髭がたまらんwwww
579無名武将@お腹せっぷく:2005/12/27(火) 03:51:49
久々に見たら魯安さんのトップ絵更新にワロスとともに
>>564からのお父さん調蜀軍にハゲワロス

>廖化「おおっこれは司馬懿の冠だ!」
>王平「へっへっへっへっ・・・・ピ・・・・ピンクのリボンだぜ・・・・・」
>張嶷「はっはやくしろ」
>張翼「そーっとな・・・・・・・やさしく・・・・・・・・」

司馬懿の兜の紐はピンクwwww

>司馬懿「うわーもう歴史マンガじゃないよっこれっ」
ハゲドウw
580ちびまる子ちゃん(1):2005/12/30(金) 20:16:29
――勇猛で戦が強い魏延は蜀の丞相に大変気に入られていた ちなみに当時の蜀の丞相は
  姜維クンのお師匠さんにあたる人で、軍師兼総司令官であった――

孔明『魏延や、いつも助かるよ』
魏延『私こそ丞相様のお役に立てて光栄でございます』

――強く、親分肌な魏延は蜀中の将兵達の憧れの的であった
  蜀を治める若い皇帝、劉禅も魏延に秘かにあこがれていた――
劉禅(魏延様、公嗣はお慕い申しております)

――魏延も劉禅に忠誠を誓っていた…――
魏延(劉禅さま…僕は…僕は…)

――魏延と孔明はしだいに軍を進めていった ♪ルールルルー ルールルルー――

諸葛瞻「王道ってかんじするねえ」
霍弋「ホントすてきだねーっ」
姜維「この先が大変なのさ」
諸葛瞻「えっ、北伐の前途に何か起こるの?」

――蜀軍で働く者の中に魏延と孔明の活躍をねたんでいる男がいた その男の名は馬謖幼常というが
  机上の戦略家ですぐに兵法書を引き合いに出してばかりいたために
  みんなから“兵書おたく馬謖”と後ろ指をさされていた
  馬謖は自分の才能に自惚れていた その反面いつも孔明に重用されている
  魏延の事は気に入らなかった 馬謖の頭の中は出世のことでいっぱいであった
  どうにかして魏延を出世コースから蹴落としてやろうと そればかり考えるようになった――

――ある晩 馬謖は孔明の大切にしている命令にわざと背いた
  魏討伐の手柄を独り占めしてやろうと思ったのである
  こんなに大事な戦いに参加できなかったりしたらきっと魏延は左遷になるにちがいない
  そして魏延さえいなけりゃ次期大将軍の座は自分のものになるのさ
  そう思って馬謖はニヤリと笑った…単純な男である――
581ちびまる子ちゃん(2):2005/12/30(金) 20:17:09

諸葛瞻「くそぅ、馬謖めぇゆるせんっ」
張遵「オレが丞相に言ってやるオレがっ」
関統「うるさいなァ、話の続きをきけよ」

――よく朝 蜀軍は大さわぎになった――
張翼『キャアアア 丞相様の兵糧がっ!!』
孔明『私の大切な兵糧が!! ああ一体誰がこんなことを…』

――すかさず馬謖は言った――
馬謖『魏延ですよ、昨晩魏延が魏軍を手引きするのを見ました』

 (凍り付く一同)

孔明『魏延…残念だがすぐに出ていきなさい 言い訳はきかぬ』
魏延『そんな…丞相様…』
馬謖(ニヤリ)

諸葛瞻「ひどいひどいひどいひどいっ!」
張遵「殺すっ!! オレは馬謖を殺すぞっ!」

――ところがこの時、魏延に強い味方が現れた 馬謖の副将担当の王平である――

王平『犯人は文長じゃないよ 文長はあの時
   わたしの撤退戦をずっと手伝ってくれていたんだ』

諸葛瞻「王平ってもしかして、うちの軍の王平爺さんのこと?」
姜維「そうさベイビー、王平爺さんはこのころ馬謖の副将として街亭にいたのさ」
諸葛瞻「へー、王平爺さんが馬謖の副将だったとはねェ 人に歴史ありだね」
関統「あの人正史に伝を載せてほしいらしいね、ウワサだけどさ」
582ちびまる子ちゃん(3):2005/12/30(金) 20:18:30

霍弋「…それで、話のつづきはどうなったの?」

――王平は言った――
王平『あたしゃねえ見たんだよ、あの夜物見に行った帰りに
   街亭の山に幼常がコソコソ登ってくのをね
   幼常、あんたも運が悪いね こんな文盲に見られちまうなんてさ
   これで大将軍に出世する計画もオジャンだね
   せこい手使って戦功を奪おうなんて甘いんだよ ね、そうだろ文長』

諸葛瞻「王平っカッコイ〜〜〜っ」
張遵「いいぞいいぞっ」
関統「王平爺さんやるなァ」

――馬謖は即打ちクビになった おまけに死傷者の弔慰金を支払うために
  今まで受けた恩賞を全額失ったが、それでもまだ足りずに
  遺族が残金を返済することになった それほどに馬謖の与えた損害は大きかったのである――

馬謖『オレって……』

――この話は「泣いて馬謖を斬る」というタイトルで今なお中国に語り継がれている――
583お父さんは心配性1/5:2005/12/30(金) 20:21:09
『高くそびえたつ祁山に 変態たちは何を見た?』の巻


〜〜〜第五次北伐にて 戦局が厳しい蜀軍〜〜〜

魏延「おいっ 何とか司馬懿をハメる方法はないのかっ」(高翔にくってかかる)
高翔「わっ」
孔明「そうだっ 司馬懿を葫蘆谷に誘い込んで 谷を爆破させれば 勝てるぞっ」

魏延「それだっ」
姜維「しかしそれは大変危険です」
王平「そうだナァ 誰かが葫蘆谷まで行って 爆薬をしかけてこないとなあ………」
張翼「しかもまわりは魏軍の海だ」
馬忠「あまりにも危険すぎるよ いったい誰が行くってんだ」

楊儀「ハイ 僕は馬岱殿がいいと思います」
呉懿「わたしも馬岱殿がいいと思います」
魏延「多数決で馬岱に決定しました」

諸将「わ──────」 パチパチパチパチパチ(拍手)
馬岱「あ…… あ…… あんたたちゃあ………」(泣)

孔明「ほんとうに勇気のある漢じゃ」
費禕「馬岱殿………」
馬岱「い……… いいんだ ボクなんて……… ふ………ふふふ………」
584お父さんは心配性2/5:2005/12/30(金) 20:22:17
姜維「しかし この仕事はひとりじゃムリです あとひとり 司馬懿を誘い込む役に誰かを選ばなくては」

孔明「よ───し ここは公平にくじびきで決めよう」 ボソ ボソ
馬岱「自分たちだけずるいじゃないスか〜〜〜」(泣)
王平「しるしのついた紙をひいた人が 司馬懿を誘い込むことにしよう」 わい わい わい

月英「孔明さま (魏の攻撃が)恐いよォ」(泣)
魏延「月英殿」
廖化「月英殿……」

魏延「………………」

高翔「わ─── ひいてしまったあ」(クジをひらくとバカと書いてある)
姜維「あっはっはっ」
楊儀「バ───カ」
魏延「ま 待てっ」

魏延「………わしが行くっ」
諸将「え──────!!」

費禕「何いってるの魏延殿 もう決まったんだから 何もわざわざ………」
廖化「魏延殿………」
魏延「………月英殿 ………おじちゃんが今すぐ魏軍を止めてあげるからね」

魏延「馬岱!! 行くぞっ」 (葫蘆谷に向かって敵中に乗り込む)
馬岱「わ〜〜〜〜〜〜」
廖化「魏延殿」
月英「魏延殿」
585お父さんは心配性3/5:2005/12/30(金) 20:23:30
馬岱「うわっ すごい魏の火矢攻撃だ 盾か何かないと進めませんよ」
魏延「盾ならある………」

魏延「いくぞっ うををう」(馬岱を盾に魏軍突破)
馬岱「ひィ〜〜〜 あぢぢ あぢィ」

  (魏による投石攻撃が炸裂)
魏延「おわっ」(石が上から降ってくる)

魏延「いよっ」 馬岱を持ち上げる
馬岱「※◎〒ёζ☆」(石が馬岱に直撃)

魏延「はいよォォ」(葫蘆谷に向かって突撃)
馬岱「や──────」

〜〜〜葫蘆谷到着〜〜〜

魏延「よ───し 爆薬をしかけるんだっ」
馬岱「ハイ」

〜〜〜一方蜀軍本営〜〜〜

孔明「さあ みんなっ 今のうちに体をどこかにしばりつけるんだっ 爆風でふっとばされるぞ」
諸将(木などに体をしばりつける)

張嶷「え〜〜〜ん こわいよォ」(木に縄で縛りつけられる)
楊儀 タンタン タタン (張嶷を囲って踊る)
馬忠 ドンドン ドドン (張嶷を囲って踊る)
孔明「あんたがたは何してんですか」
王平「人ばしらのいけにえを……… これできっとわたしたちは勝てるでしょう」
586お父さんは心配性4/5:2005/12/30(金) 20:24:35
〜〜〜葫蘆谷〜〜〜

魏延「司馬懿誘い込み完了っ 帰るぞっ」
馬岱「あれ───── 出……出口がない」 (孔明によって、いつの間にか谷が岩で塞がれている)

魏延「ひぇ─── ちくしょう あの陰険丞相っ」
馬岱「うわ〜〜〜 (爆発まで)あと一分しかないのにィ〜〜〜」

〜〜〜蜀軍本営〜〜〜

孔明「もう少しで魏軍が撤退するっ みんながんばるんだぞ」

楊儀「フッフッフッ バカなやつらめ 
   こうすれば魏軍が入ってこないのに 俺だけ助かっちゃうもんネ」(渭水側に陣を張る)
姜維「ハッハッハッ アホかこいつ そんなことすれば すぐに退路がなくなるのに」
孔明「あんたも人のこと笑ってないで はやく体をしばりなさいっ」


  「あと10秒」
  「あと5秒」

魏延(馬岱の陰に隠れる)
馬岱「ずるい」(涙)

  「4秒」
費禕(魏延殿 馬岱殿)(祈る)

  「3」
  「2」
  「1」

   ド カ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ン (葫蘆谷大爆発)
587お父さんは心配性5/5:2005/12/30(金) 20:26:12
魏延「が〜〜〜〜〜〜」

   ザ ザ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ン (突然の大雨)
   ド ド 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ン(突然の大雨のために起こった洪水に流される魏延と馬岱)

馬岱「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
魏延「あぢぢ つめたい あぢぢ つめたい」

   ドドドドドドド(洪水が魏軍と蜀軍を襲う)
   バン(蜀軍の陣崩壊)

高翔「なんか来たっ」
姜維「わ〜〜〜〜〜〜」(流される)
費禕「きゃ──────」

   バリン バリン(蜀軍の陣崩壊)
月英「わ──────」(流される)
廖化「月英殿──────っ」
月英「わ──────ん」

   ド ド ド 〜〜〜〜〜〜 ン (魏延と馬岱、イカダに乗って登場)

魏延「 フ ァ イ ト っ」
馬岱「 い っ ぱ あ あ あ つ」

   ザザアアン (イカダにでサーフィン)

魏延「月英殿」(月英に手を伸ばす)
月英「魏延殿」(魏延の手をつかむ)

月英「すごいやっ 魏延殿 すごいやっ」
魏延「あっはっはっはっ」
588583-587:2005/12/30(金) 20:30:15
>>580-582


ゴメン。もしかして私の書き込み邪魔しちゃった?
582の(3)で終わりならいいんだけど・・・。
ドキドキドキ
589無名武将@お腹せっぷく:2005/12/30(金) 20:33:30
すげぇ
2つとも超GJ!!
590580-582:2005/12/30(金) 20:37:07
>>583-588

 いえ、(3)で完結なので問題ナッシング。
 それにつけてもあーみん調のAホンダラ揃いの蜀軍にテラワロス
591583-587:2005/12/30(金) 20:51:03
>>580-582
安心しました。
自分の書き込み終えた後、ほぼ同時刻に書き込みがあるのを見て焦った。


これってヒデ爺の想い出話だよね。GJ!
王平爺さんかっこよす(*´Д`)ハァハァ
592無名武将@お腹せっぷく:2005/12/30(金) 23:52:32
>魏延「………月英殿 ………おじちゃんが今すぐ魏軍を止めてあげるからね」

おじちゃん最高だよ!かっこいいよ!
593無名武将@お腹せっぷく:2005/12/31(土) 00:19:01
>>583-588
ぎゃははははは
相変わらずアホな蜀軍www
何気にカコイイ魏延
いつもどおり災難体質の馬岱
594こいつら100%伝説1/3:2006/01/02(月) 13:28:52
あらすじ:曹操に捕らえられた呂布

呂布  「わ──────」(頭上から網が降ってきて、曹軍に捕らわれる)

荀ケ  「ホホホ 一度曹操様を裏切った者は 二度と戻りはできませぬ」
陳宮  「ひ──────」

夏侯惇「オ───ホホホ」
夏侯淵「ホッホッホッ」
曹仁  「ランララン」
曹洪  テンコテンコ(太鼓をたたく)
    (呂布らを囲み、踊り狂う曹軍将)
呂布  「わ─── なんだかこわいよぉ」

荀ケ  「というわけで これから あなた達が 
     我が軍の将となり生き残れるか 処刑場へ行くのか 裁判が行われます」
呂布  「ヒ〜〜〜〜〜〜」

夏侯惇「処刑になると 苦しみの絞首刑」
曹仁  「降伏して曹軍の将になると 私たちと毎日踊り狂えます オ───ホホ 楽しいわよ」
張遼  「どっちもイヤじゃ」
呂布  「なんか うわさと全然ちがうなぁ 曹操軍って」
595こいつら100%伝説2/3:2006/01/02(月) 13:29:39
〜〜〜白門楼〜〜〜

曹操「それでは ただいまより 『死刑降伏 あなたはどっち!?裁判』を開廷します」
呂布「ひ〜〜〜〜〜〜」
高順「こわいですぅ」

曹操「ここに そなた達のこれまでの行いの全てが入っている ビデオがある
   善行 悪行 すべてありのままに録ってある
   これをみて 評決したいと思う」

曹操 カチッ(ビデオデッキの再生ボタンを押す)




         『 二 喬 の 純 情 物 語 』
          (※ヌード姿の二喬が画面に映る。エロビデオ。)



呂軍「………………」(全員こける)
596こいつら100%伝説3/3:2006/01/02(月) 13:32:11
曹操「まちがいました」(赤面)
呂布「やっ……やっぱ 曹操さんでも見るんですねェ けっこ─人間くさいんですね」

郭嘉「今のビデオは 大変男心をうれし乱すものです
   したがって 張遼を除く こやつら全員を有罪とみなします よって絞首刑を求刑します」
呂布「なんでだ───!」

曹操「弁護人」
劉備「異議なし」 ファ〜〜〜(あくび)
呂布「コラ───!」

陳宮「ヒ──────」 (処刑台へ連れていかれる呂布軍の諸将)
呂布「わ───ん こんな役立たずの弁護人なんか いら───ん
   『逆転裁判』の成歩堂龍一とか 綾里千尋 呼んでくれ───」

597無名武将@お腹せっぷく:2006/01/02(月) 14:30:13
>>594-596
正月早々激しくGJ!
全くやる気の無い劉備ヒドスwwwww
598無名武将@お腹せっぷく:2006/01/02(月) 17:01:07
劉備が正史どおりでワロス
599無名武将@お腹せっぷく:2006/01/04(水) 00:38:04
>>594-596
>郭嘉「今のビデオは 大変男心をうれし乱すものです
>   したがって 張遼を除く こやつら全員を有罪とみなします よって絞首刑を求刑します」

 何の躊躇いもなく張遼だけ除外してるのもさりげなくヒドスwww
600無名武将@お腹せっぷく:2006/01/05(木) 15:45:02
なるほどオアシス
601無名武将@お腹せっぷく:2006/01/05(木) 18:17:23
あまりに理不尽な裁判www
602ベルサイユのばら:2006/01/11(水) 00:36:16
 
司馬懿「葫蘆谷へ!!」

 ――途中蜀軍をおそい3万2千石の兵糧と12両の木牛流馬を奪った魏軍の波は
   怒濤のようにふくれあがり葫蘆谷へ通ずる道をうずめつくした――

王平「しっ…司令官!! 魏延・文長将軍どの!! たいへんです!!
   魏軍が雲霞のようにこの葫蘆谷へ…」

司馬懿「蜀軍守備兵に告ぐ!! すみやかに軍勢をひっこめ孔明を引き渡されたし
    蜀軍守備兵に告ぐ!!」
魏延「魏軍諸君 われわれはきみたちが攻撃しないかぎりこちらから北伐しないことを約束する
   平和に話し合いをしようではないか!」

 ワーワーワー(魏軍、谷に侵入)

馬岱「ニッ」

 ギ…バタン!(崖崩れ)

司馬師「あっ、た…谷が……谷がふさがってしまったぞ!」

 ガン! ガガ…ン ズガーン(馬岱軍の火矢攻撃)

張虎「うわーっ」
孫礼「ギャアア」
司馬懿「だ…だまされた!!」
司馬師「とじこめて丸焼きにする気だ」
司馬昭「助けてくれ!! 助けてくれえーっ」
夏侯威「逃げろ、もどれもどれ!!」
603ベルサイユのばら(つづき):2006/01/11(水) 00:37:23

夏侯覇「だましうちだ!! おのれーっなんという卑劣な…!!」
司馬懿「こ…こっちも脱出開始だ!! 退け、退け――っ」

 ――西暦234年某月某日 ついに宿命の戦闘は開始せられた――

楽リン「ワーッ わーっ うわあ…っ」
司馬懿「だめだ!! 味方が焼け死ぬばっかりでちっとも逃げ出せないじゃないか
    魏延は!? 魏延はなにしている!?」
魏延「あ〜〜ん、だって逃げ道が分からないよう」

 BOM(地雷爆発)

馬岱「はっはっはあ、そんな叛骨のひょろひょろ矢があたるとでも思うか!!
   それっくらえー、虫けらども はは…はっはっ」
司馬懿「く…くそう…!!」

 ガラガラガラガラ(一天にわかに掻き曇る)

司馬師「! あれは……!!」

 ガラガラガラ(雨が降りだす)

司馬昭「わーッ にわか雨だ!!」
司馬懿「さーあ、どけどけどけ!!」
郭淮「わ――い にわか雨だ!!」
夏侯覇「ばんざあい ばんざあい」
604無名武将@お腹せっぷく:2006/01/11(水) 18:22:51
>>602-603
久々のベルばらGJ
魏延の前編と後編とのギャップにワロスww
605ソンビ屋れい子1/2:2006/01/11(水) 23:31:16
(白門楼にて呂布刑死後)

張遼「なんで…?ひどいよこんなのって…!
   せっかく…丞相に…命乞いしたのに…!」
曹操「あきらめろ張遼 もう呂布は死んじまってる」
張遼「う…う…」
劉備「魏続の奴の謀叛でね」
張遼「うわああああああ(号泣)」
劉備(これでよかったのかもしれない…張遼にとってはつらいだろうけど…
  呂布は張遼の主として生きてゆくには あまりにも罪を重ねすぎた…!)

ド ド ド ド ド ド ド

呂布「三人とも何やってんの? 私はこっちなんだけど?
  ちょっと! シカトしてんじゃ… 張遼!」
(触れようとするが手がすり抜けてしまう)
呂布「す…透ける! これは…一体…!!」

??「本当はもう悟ってるんでしょう? ご自分の死を…」
呂布「!!」
??「おむかえにあがりました 奉先様…」
呂布「おまえは…!!」

董卓「そォォ〜です董卓ですよォ奉先様…
  奉先様の姿は私同様関羽たちには見えません
  だって奉先様も私と同類! 死者なのですもの」
呂布「『おむかえにあがる』とか言ったわね どこへ?」
董卓「くくっ やあ〜ねえとぼけちゃって… わかってんだろうがよ!
  私とあんたで…今までどれだけの人間を殺めたと思ってる!?
  だからアンタは地獄の住人となるのさ… さあ…こっちに来て仲間になりなよ…!」

(武安国、丁原、李儒、陳宮、貂蝉など呂布に関わって死んだ面々がこっちを見ている)
606ソンビ屋れい子2/2:2006/01/11(水) 23:32:55
董卓「見覚えのある奴もいるだろう?
   おまえのために果てた奴… 虫けらのごとく殺された奴…
   み〜んなおまえを待ち焦がれてたのさ…」
呂布「なるほど この私が…『地獄におちる』というわけね…」
董卓「(爆笑)野暮な事いいなさんなよ呂布〜!!
   まさかあれだけ好き放題に殺しまくっときながら
   天国の階段のぼれるとは思ってねえよなあ!?」
呂布「董卓 何私にタメ口きいてんの? その口引き裂いてやろうか?」
董卓(ビクッ)
董卓(なんなのよ クソッ…クソッ…バーカ!)

呂布「劉備……私は一足先に地獄行きみたいだわ お前との決着はいつかあっちでつけよう
   だからなるべく早く死ね 酒・タバコ・肉の脂身をたくさんとって
   曹操 おまえは絶対戦いの途中で死ぬと思ってたんだけど予想が外れたわ」

(呂布の亡骸のそばで泣いている張遼)

呂布「張遼…おまえはいまいち自覚していないようだが…
   おまえには名将の素質がある 関羽や徐晃のように…
   800の兵で10万の軍に立ち向かえる将軍におまえはなれるのよ
   もし将来お前が危険な目にあったときは…この呂布がいたことを思い出せ
   その時は…この私がお前を守ってやる…!」
607無名武将@お腹せっぷく:2006/01/13(金) 01:06:05
>>605-606
すごい、違和感ゼロ。
カッコイイ呂布と(クソッ…クソッ…バーカ!)でより一層小物っぽい董卓がイカス。



でもこれ少女漫画だっけ…?(;´Д`)
608笑う大天使 1/2:2006/01/15(日) 16:59:18
農民「あの・・・張角様・・・」

張角「ふわい?」

農民「ご迷惑かとは存じますが・・・どーかこれを・・・
   自宅の庭の摘みたてのイチゴで作ったタルトです」

張角(お〜沈丁花農民〜
   はいはいはい
   もらう食い物に迷惑なんかはございませんよお)

張宝(ほえ〜
   新鮮なイチゴのタルト〜)

張梁(すいませんねえ
   いーつもお裾分けに与っちゃって
   へっへっへっ)

張角「そーだわ
   あなたもご一緒に召し上がりませんこと?
   今日は他にも沢山いただいてしまって
   とても3人だけでは・・・」
609笑う大天使 2/2:2006/01/15(日) 16:59:48
農民「えっ
   そっそんな畏れ多い・・・」

張宝「ご遠慮なさらずにどーぞ・・・
   お仲間は一人でも多い方が嬉しいわ」

 張宝さんの偽善者・・・

張梁「3人とも少食の質なものだから食事より
   自然な会話を交わす事の方を好みますの」

 張梁さんのウソつき・・・

張角「時々・・・あたくし達あなたのことを
   『沈丁花さん』なんてお呼びしてましたのよ」

 張角さんのサギ師・・・

農民「張角様・・・」
610無名武将@お腹せっぷく:2006/01/15(日) 17:02:58
>>608-609
あははははははははは似合わないのにはまってるよ
すっげおもれ
611無名武将@お腹せっぷく:2006/01/15(日) 19:23:07
3人の心中の葛藤がおもろいw
絵で見てみたくなるネタだね
612無名武将@お腹せっぷく:2006/01/16(月) 00:25:36
>>608-609
張角・張宝・張梁のネタってありそうであまりなかったな
613無名武将@お腹せっぷく:2006/01/17(火) 15:24:04
>張角「時々・・・あたくし達あなたのことを
>   『沈丁花さん』なんてお呼びしてましたのよ」

あかん、何故か妙にツボにハマッたwww
614無名武将@お腹せっぷく:2006/01/18(水) 02:21:53
>605
自分が呂布だったとして丁原の幽霊がこっち見てるのはやだな
615ガラスの仮面1/2:2006/01/20(金) 01:37:59
張飛「おぼえていろ!呂布!いつか思いしらせてやる!」
魏続「なんなの?なんの騒ぎ?」
宋憲「劉備の義弟の張飛よ
    うちの殿に徐州を乗っ取られたと逆上して怒鳴り込みにきたのよ」

呂布「人ぎきの悪いことを言わないでくれたまえ
    乗っ取ったんじゃない 劉備がおれに徐州をゆずったんだ」
張飛「この野郎!よくもぬけぬけと!
    裏でさんざ卑劣な手を使い曹豹の甘言に乗じて
    横合いからさっさとぶんどりやがったんだ!」
高順「さっ!行くんだきみ…!」

――張飛、つまみ出される
616ガラスの仮面2/2:2006/01/20(金) 01:38:30
呂布「行ったか」
陳宮「ええ たいへんな騒ぎでしたね
    身辺に護衛をつけましょうか? あの様子だと何をされるか…」
呂布「大丈夫だ 憎まれることには慣れている」
張遼(呂布どの…あなたという方は…)


魏続「ね あたし ときたま殿を見てると怖くなってくるのよ
    野心のためならどんな裏切りでもする冷血漢…
    あんなに豪傑なのに進言する武将や軍師には見向きもしない
    殿が可愛がるのは妻か娘ばっかり
    誰にも気を許さず 利害抜きでは誰とも親しくなろうとしないのよ」
宋憲「孤独の一匹狼って感じね」
617無名武将@お腹せっぷく:2006/01/20(金) 06:49:50
>>615-616
ワロタ
そこに魏続宋憲を持ってくるかw
618無名武将@お腹せっぷく:2006/01/20(金) 14:49:19
卑怯な手も何もお前が酔っ払ったんだよといっちゃうと(ry
とりあえずGJ
619お父さんは心配症:2006/01/21(土) 02:34:02
羅貫中「というわけでベルばらスレ第4巻も山場に近づいてきました
    そこで途中で気分晴らしのクイズをひとつ これはかなりむずかしいです
    『三国志演義』のキャラクター達の中で1番正史に反しているのはだれでしょう」

曹操「きまってるよこの人です」(劉備を指差す)
劉備「何をっ おまえだっ」
孔明「やっぱり主人公の殿だと思うな」
小喬「うちのパパ(周瑜)なんだからぁ」
呂布「貂蝉ちゃんだって架空なんだぞ」
貂蝉「ホホホ、あ〜おかしい」

劉備「なんだと〜〜 おめーだってときどき非現実的な奴だったじゃないかっ」
孔明「ときどきじゃないですかっ ふだんはまともですよっ」
劉備「それじゃこいつかっ!?(曹豹を突き出す) だいたい前からきこーと思ってたんだがなんだこいつは!?」
羅貫中「たしかに誇張がありますが、みんなはずれです  正解は…趙雲くんです」
趙雲&一同「え〜〜〜〜〜〜!?」

羅貫中「これだけ無茶な出来事がつづいてるトンデモ歴史ロマンで、最後の最後まで1行残らず
    カッコイイままだなんて……ぜったい捏造だ 民間伝承に汚染された孔明の方がまだマシだ」
劉備「やったーっ 捏造ナンバー1はおまえだったのかあ
   ルービはうれしいぞっ さすがわしの忠臣!!」
一同「わ―――」(みんなで趙雲を祝福)
趙雲「ちがうーっ!!」

吉川英治(なにいってんだ、こいつら全員を改ざんして
     わけのわからん作品に仕立てたおめえが1番ウソッパチじゃねーか)
羅貫中(その登場人物(張コウ)を三度も正統全国新聞紙
    中外商業新報の紙上で殺したあんたの方がウソつきやで)
* 註・中外商業新報は日本経済新聞の前身

劉備「子龍、みごとだよ」
趙雲「私は捏造じゃな〜〜い!!」
620ソンビ屋れい子2/2:2006/01/21(土) 16:32:14
(宛城にて)
曹操「ふう…どうやら悪来には見つからずにすんだ」
雛氏「なっ…なにをなさる気なの?」
曹操「ふふふ 叫んだってもう張繍はやってこないよ
   …雛氏さん 愛してます」
典韋「いつまでふとんさしいてゴロゴロしてるだね殿!
   もうお昼だんべ ったくいい若モンがッ」
(ふとんをひっくり返され壁に激突する曹操)

典韋「殿の生活規律が乱れて怒られるのは典韋なんスからね ったく!
   虫干しくらいご自分でなさってくださいよ(足で戸を開けて出て行く)」
曹操「わ…悪いね悪来」

(張繍の寝返りによって宛城焼き討ち)
張繍「皆の者 奴を城から放り出せ」
胡車児「はっ」
うおおおおおう
曹操「そうはいくかっ」

典韋「や か ま ス い !!」(全員張り倒される)

典韋「この殿に忠誠をつくして護衛してるわたしのじゃまするでねえべ!
   遊ぶならもっと静かに遊ぶべ!!」
一同「ハ…ハ〜〜イ」
621無名武将@お腹せっぷく :2006/01/21(土) 17:19:37
>>620
前のクッキーが残ってた… 正しくは「こいつら100%伝説」
622無名武将@お腹せっぷく:2006/01/21(土) 19:33:34
あははははははは凄い腹イテテなぐらい(・∀・)bグッジョブ
ヤバス
623無名武将@お腹せっぷく:2006/01/21(土) 23:12:41
>>620
典韋の台詞で「これこいつらだろ!?」と思った自分にちょっと鬱入ったww
くだらないことはよく覚えている_| ̄|○
624無名武将@お腹せっぷく:2006/01/22(日) 03:49:31
>>619
こ、これはあーみんの好き放題劇場!!
キャラのやりとりが恐ろしい程ハマっててGJ

>>620
名前欄、最初何事かと思ったw
最強のねえやキター!!
625無名武将@お腹せっぷく:2006/01/22(日) 09:27:45
お父さんは心配性→北伐蜀軍は心配性
こいつら100%伝説→こいつら100%宛城

ってか
626無名武将@お腹せっぷく:2006/01/24(火) 03:41:40
ネタを出そうと読んでいたら
夢中で読んでて1日が終わっていた件について
627ガラスの仮面1/4:2006/01/25(水) 01:00:12
――馬超が独り、槍の修練をしている

馬岱(すごい…!あの槍の使い方…!
    体の一部みたいだ…!なんてきれい…!
    孟起兄さん…まるで本物の軍神みたいだ…
    なんてきれい…動きも表情も…)

カサッ(物音に馬超、馬岱の存在に気付く)

馬超「岱…何故ここへ…?」(露骨な不快感)
馬岱「あの…あの…天幕が空いていて…外に孟起兄さんの足跡が…」
馬超「そう…それでライバルの様子を見に来たってわけね」
馬岱「そんな…ライバルなんて…
    今の姿見たらあたしなんてとてもかなわない
    きれいで…本物の軍神みたいで…
    どうやったらあんな風な槍捌きが出来るのか…って…」
馬超「もうよして わざとらしいお世辞はたくさんだわ」
馬岱「兄さん…?」
628ガラスの仮面2/4:2006/01/25(水) 01:00:43
馬超「私はね あなたのその卑屈な態度が大嫌いなの
    あなたのその態度にはいつもイライラさせられてきたわ
    私にはかなわないですって? 本物の軍神みたいですって?
    私をバカにしているの? まさか本気で言っているのではないでしょうね?」
馬岱「そんな…!兄さん…!あたしはいつだって本気で兄さんのこと…!」
馬超「よして…! わたしが何故こんな所で稽古しているかあなたにわかって?
    あなたに負けたくないからよ
    あなたに勝って『ベルばら三国志』の人気武将になりたいからよ
    そうよ私は『ベルばら三国志』上の武将として
    一度もあなたに勝った覚えが無い…敗北者はいつもわたしの方…」
馬岱(孟起兄さん…!?)

馬岱「兄さんそんな…信じられない
    いったい何を言っているの…? あたし…意味がわからない…」
馬超「わからないでしょうねあなたには
    いつだって自分のこともろくに見えていないのだから」
馬岱(え…?)
馬超「ずっとあなたに敗北感を覚えていたわ」
馬岱(兄さん…?)

馬超「1スレ目の61の時からずっと…」
629ガラスの仮面3/4:2006/01/25(水) 01:01:14
馬超「まとめサイトの2代目トップ絵になった時だって
    私の心にあったのは敗北感だけ…あんな惨めなことは無かったわ
    だってスレ住人はその後あなたをリクエストしたんだから」(※2スレ目655)
馬岱「そんな…兄さんは錦馬超なのに…」
馬超「よして!虫唾が走るわ! あなたにそんな事を言われると」

馬岱 じわ…(涙ぐむ)
馬超「どうしたの? 何故泣くの?」
馬岱「だってだって…可哀想…なんだか兄さんが可哀想…
    兄さんはいつだって輝いていてあたしの憧れだったのに…
    知らなかったそんな気持ち…」
馬超「同情はよして…! あなたに同情なんかされたくないわ…!」
馬岱「同情なんかじゃないわ あたしも…!あたしもそうだから
    兄さんと同じ気持ちだから…!」
馬超「なんですって!?」
630ガラスの仮面4/4:2006/01/25(水) 01:01:45
馬岱「あたしいつも兄さんの事恐れてた
    同じ戦場に立つ時は不安で仕方なかったの
    兄さんの武力に嫉妬してあたしの方こそ兄さんを見るたびに自信なくしてた
    ずっと敗北感もってた…」
馬超「そう…ではおあいこと言うわけね」

バ シ ッ(馬超、馬岱に平手打ち)

馬超「ずっとあなたが目障りだったわ
    いつも劣等生みたいなその態度も嫌い
    卑屈なものの言い方も大っ嫌い…」(顔面蒼白)
馬岱「兄さん…!」

バッ(馬岱、地面の泥を投げつける)

馬超「きゃっ…!なん…!」
馬岱「あたし兄さんのこと尊敬してた…! 素晴らしい人だと思ってた
    それなのにひどい…!」

(以下、取っ組み合いの大喧嘩→疲れ果てた後大笑いで意気投合のベタな流れへ)
631無名武将@お腹せっぷく:2006/01/25(水) 20:59:10
GJ!
すげえハマっててワロタ
632無名武将@お腹せっぷく:2006/01/27(金) 04:20:43
>>>627-630
馬超よ、槍を極めても馬岱には勝てないぞw
633ルナティック雑技団:2006/01/28(土) 05:50:52
魏軍「夕刻曹操様の詩歌コンサートがあるって(きゃー)」
関羽「(宴のお礼をかねて、ちょっといってみようかな)」

(縁日並みの大騒ぎな詩歌会場)
曹仁「カメラはご遠慮ください」
郭嘉「生写真いかがすか」
曹洪「にーちゃんアリーナのチケットあるでぇ」
関羽「ひ〜〜;」
張遼「き・・君たちここは銅雀台だよ(汗)」

『曹操孟徳くん若葉のささやきコンサート』

曹操「♪オレはミスター有頂天 瞳の奥はマッハ15さハレルヤパンチ」
魏軍「きゃーーー!!!」
曹操「♪チャイルドネームは阿瞞さ曹孟徳 オレの親書に煩悩はないぜェェ」
魏軍「きゃあーーー!!!」
曹操「♪オレはツァオツァオ CAOCAOなのさぁ!」
曹操「よーしみんなぁそろそろとばすぜェェ!!!」
魏軍「きゃああああああ!!!!!」
曹操「ついてこれない奴はおいてくぞ〜〜〜〜〜〜!!!!!」
魏軍「ぎゃああああああああああvvvvvvvv」
634ルナティック雑技団2:2006/01/28(土) 05:51:53
曹操「C(シー)!!」(体文字)
魏軍「C――−−−!!!!!」
関羽「!! え・・・;」
曹操「A(エー)!!」
魏軍「A―――――!!!!」
関羽「え・・・えーと・・・」(真似しようとする)
曹操「O(オオオオオゥ)!!」
関羽「オッ・・・」
夏侯惇「Oよ!!ぐずぐずしないでよさっきから(き〜〜)」
関羽「ご・・ごめ・・うっ」(後ろからどつかれる)
夏侯淵「ああもう邪魔よあんた!」
魏軍「C!!AO!!!!」
曹操「さぁもう一度!!!!」
関羽「ひ〜〜ついていけなかった(汗)」(よろよろと人ごみから這い出す)

曹操「みんなありがとう(汗を拭う)次の詩は・・・できたてのホヤホヤ、今朝できた詩です」
曹操「実はオレ・・・・昨日失恋しちゃったんだ」
魏軍「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
徐晃「うそー」
夏侯淵「殿好きな人いたのー」
夏侯惇「いやー」
(ザワザワ)
関羽「きのう?」

635ルナティック雑技団3:2006/01/28(土) 05:52:28
曹操「その人には好きな主がいて、ボクはただの投降先で・・・。そして・・彼が・・さらっていってしまった」
曹操「ボクは・・ずっと・・彼のことを見てきました。華雄を倒したときから・・・ずっと」
   ずっと・・
   ずっと・・・
   ずっと・・・・
   ずっと・・・・・・・・・・・・(関羽、曹操との思い出がフラッシュバック)
関羽「(涙ぐむ)」
曹操「マヌケなピエロのボクをどうぞ笑ってやってください」
曹操「詩のタイトルは・・・『羽の雲』」
曹操「(ポロロン)」

曹操「♪ちきしょーあのヒゲ俺を悲しませやがって覚えてろ〜〜!!!!(ジャカジャン)
   ♪忠義にもほどがあるぞ無神経男 今までの俺の赤っ馬(赤兎)をかえせ悪男――!!!♪♪」
曹操「♪腹立つけどでもやっぱり好きだぜエエ!!!!!!♪♪」

関羽「(ありがとう・・・・曹操殿)」

636無名武将@お腹せっぷく:2006/01/28(土) 13:32:28
テラワロスwwww
GJ!!!
637基本に戻ってベルばら:2006/01/28(土) 17:25:34

〜〜洛陽・宮殿跡地〜〜

   カンカンカンカン(董承、大慌てで廊下を走る)
楊彪「な…なにをなされます車騎将軍!?」
伏完「皇帝陛下はもうおやすみになられましたぞ、ご無礼な!!」
董承「どきたまえ、それどころではない!」

   バン!
董承「皇帝陛下!!」
献帝「どきっ!」(冠が吹っ飛ぶ)

董承「洛陽城外に曹操軍が現れました!!
    大司馬李カクと大将軍郭シ巳の首がおとされ
    陣中のさらし者にされております!!」

献帝「な、なんだってそんなことをわざわざ…
    け…けっきょくただの忠臣ではないか」
董承「いいえ!!

    い い え 陛 下 !! 奸 雄 で ご ざ り ま す る … … !!」
638無名武将@お腹せっぷく:2006/01/28(土) 18:32:32
>>633-635
死ぬほどワロスwwwwwww
若葉のささやきコンサート行ってみてぇwww
639無名武将@お腹せっぷく :2006/01/28(土) 20:27:23
>>635
赤っ馬ワロスwwwwwww
640無名武将@お腹せっぷく:2006/02/01(水) 02:04:38
トップ絵予告キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

wktkして待ってます
641こいつら100%伝説:2006/02/03(金) 01:16:22
周瑜 ハァハァ(昏睡)
華佗「かなり衰弱しています このままだと危険です
    ご親族の方にも連絡した方がよいでしょう」
魯粛「都督さま!」
呂蒙「都督はん!」
孫権「マイ周朗!」

魯粛「ボク ずうぅっと看病しますぅ だから死んじゃいやです都督さまあ」(泣)
孫権「ボクだってェェ公瑾が元気になるまでダンシングエブリデー オレイ!
    がんばれがんばれ美周朗 ファイトファイト美周朗」(泣きながら枕元で激しく踊る)
周瑜「う〜ん」(苦)
張昭「あ…あ…アホかあおまえは!!
    まわりでそんなことされたら余計悪化するわいっ!」
    シャンシャンシャンシャン(孫権の持っていたタンバリンで往復ビンタ)
孫権「大人なんかにボクの気持ちをわかってもらおうとは思わないさ!」

華佗「うわ―――!」
呂蒙「マムシ酒は体にいいから都督はんに飲ましたるんや
    ほらとれたてピチピチの新鮮なマムシや どけっ」(生きたままのマムシを持ってくる)
華佗「き…きみ やめなさい! ぎゃー!!」(マムシに襲われる)
呂蒙(マムシに頭を噛まれながら)「おいっ 痛いからなんとかしてくれ」
張昭(マムシに頭を噛まれながら)「わしかて痛いわい! まったくどいつもこいつも!」
642こいつら100%伝説:2006/02/03(金) 01:28:58
孔明「ふっふっふ 火計・東南の風
    おまえらまとめて地獄送りだ!はっはっは燃えろ燃えろ!」

――炎に飲まれる曹軍

夏侯淵「うわっ あ…あつい…」
夏侯惇「こうなりゃどちらか力尽きるまで!」
楽進「あついよォ」
許チョ「せめて殿だけでも救うんですっ!ボクらはどうなっても!」
魏兵「おうっ!」

曹操「おやめなさいっ」
夏侯淵「殿!?」
曹操「あなた方の欲しいのはわたくしの命なのでしょう
    どうぞさしあげますわっ この人たちは関係ありません!」
許チョ「何を言うんですか殿!」
夏侯惇「そうじゃまだ大丈夫じゃい!」

周瑜「実に感動的ですが全員死んでもらいます」


643こいつら100%伝説:2006/02/03(金) 01:52:13
孔明「殿!こんな怪しい後頭部の奴が殿の周りをウロウロしてたら
    いずれ殿に害を為すようなものです! 早く斬り殺してくださいっ!」
魏延 (゚Д゚;)
劉備「う…うーむ」

魏延 (ノД`)ぐすん
関羽「わあ泣いてます かわいそうですぅ」
黄忠「孔明殿、あの方をここに置いてあげてください
    とても強くて頼りになる方です」
孔明「黄忠殿!」
劉備「フーム そうですな一人でも多く人材は必要だし…」
孔明「取り敢えずしばらく見習い武将として様子を見よう」
魏延 (゚∀゚*)

劉備「よかったわね魏延さん がんばって下さいね」ぎゅっ(魏延の手を握る)
魏延 (*゚∀゚)ー♥
孔明「ああっ畜生 手ェなんか握って!」
関羽「軍師殿 みっともないですぅ」
孔明「ち…畜生…どうしてくれてやろうか…」(怒)
644643訂正:2006/02/03(金) 02:27:27
×黄忠「孔明殿、あの方を〜
○黄忠「劉備殿、あの方を〜

読み返してたらこっちの方がしっくり来る。
645無名武将@お腹せっぷく:2006/02/03(金) 14:35:53
これターミィだっけ?
魏延モエス(*´Д`)
646無名武将@お腹せっぷく:2006/02/03(金) 20:39:20
> 関羽「わあ泣いてます かわいそうですぅ」

横光関羽で想像したらテラワロス
あのヒゲでタラちゃん言葉……
647こいつら100%伝説:2006/02/05(日) 00:02:57
曹丕「殺人…自殺…放火…強盗…世の中殺伐としておるわい」
バシャ(曹植、曹丕に油をブッかける)
曹丕「!」
曹植(手にマッチを持って)「いや とくに理由はないんやけど
    お前の後ろ姿見てたらなんやムカムカしてきて」
曹丕「そんな恐ろしいこと淡々と言うなあ!!」

曹丕「ったくどいつもこいつも
    世の中の悪い流れに身をゆだねよって」
許チョ「なにもやる気ないですぅ」(曹操が死んで抜け殻状態)
何晏「うへへ」 スーハースー(ヤク中)

曹熊(絞首縄の前に立って)「ふふふ 兄上達は汚い 人は生きてることが罪なのさ
    (縄を首にかけて)ボクの自殺を兄上達は理解できないだろうが
    木星が微笑むときその死はあらゆる意味を持って蘇るだろう!
    その時後悔するのは貴様達だ!」ふふ… ふふ…
曹丕「やめんか!!!」
曹熊「おうっ!やめろっボクに悪のテレパシーを送るのはやめるんだぁ!
    そのポケットに入ってるのはなんだぁ!!」
曹丕「やめるのはお前じゃ!!」
648こいつら100%伝説:2006/02/05(日) 00:03:36
蜀将「え―――丞相が不治の病!?」
典医「そうです もう余命いくばくも無い身体なのです」
姜維「そ…そんなですぅ
    わ〜〜ん 死んじゃイヤですぅ丞相っ」(眠ってる孔明にすがりつく)
孔明(伯約♥)
孟獲(何故かいる)うおおぅ ドンドン(泣きながら暴れる)
孟獲「○〜◆×〜▼〜」(※南蛮語)
姜維「蜀に逆らい続けて悪かったと言ってますぅ」
孟獲 うが〜〜(暴)

――孔明、そばに座っている魏延に気づく

孔明(魏延…)
魏延「色々悪かったのー」
孔明(!)
魏延「お前とはほんまは仲良うしたかったんや…」
孔明(ぎっ…魏延…)(感涙)

魏延「だけどオレ 生理的にお前のこと好きになられへんねん 悪かったのー」
孔明(……ま…まっいいか)
649無名武将@お腹せっぷく:2006/02/05(日) 14:18:17
>>647
曹熊が電波キャラだwww
650魯安 ◆BARAMFLAHY :2006/02/06(月) 01:35:23
| |∀・)<ト(ry

| |∀・;)<ジェローデルでリベンジしましたが
      ジェローデルのファンに復讐されそうです

| |彡 サッ
651無名武将@お腹せっぷく:2006/02/06(月) 06:46:02
魯安さん乙

許チョ美形だよ
652無名武将@お腹せっぷく:2006/02/06(月) 14:23:12
>650
てっきりアニメ横光あたりかと勝手に妄想したら…夢想ですか!
なんかパタリロチックで笑わせていただきましたw
いつも美しい作品とまとめサイトの管理をありがとうございます。
653無名武将@お腹せっぷく:2006/02/06(月) 20:08:49
>>650
GJ!乙でございます。
654無名武将@お腹せっぷく:2006/02/06(月) 20:23:28
許褚が麗しくてお茶噴きましたwwww
gj!!!!!!!!!!
655ときめきトゥナイト(無双4・孫尚香伝風):2006/02/06(月) 22:36:48
?『おまたせいたしました、ただいまより呉と蜀によります“夷陵の戦い”を開戦いたします』

 〜〜中略〜〜
    (戦い済んで、命を落とした劉備に駆け寄る孫尚香)
孫尚香「玄徳!! あなたの命を奪ったこの剣でわたしも…!」
呉軍一同「し――ん」ぐすっ(全員もらい泣き)

劉備 ぱちっ(いきなり目を開ける)
孫尚香 ぎょっ☆
劉備『尚香様まっておりましたわ、このままふたりで遠いところへ逃げましょう!』

陸遜「おおっ、劉備が生き返ったぞ」
徐盛「そんなバカなっ」(どよめく呉軍一同)
趙雲「なにやってんだよあいつ」(青ざめる蜀軍一同)

孫尚香『わかった!(劉備を抱え上げる) これからふたりで生きていこう!
    ずっとずっと生きていこう』(駆け去ってゆくふたり)

凌統「姫様と劉備がトンズラしたぞ――っ」
馬岱「なんなんだこの戦は」
大喬「でもあたし悲恋よりもハッピーエンドのほうが好きだからこういうの好きよ」
小喬「あたしも――!」
月英「え〜っ やっぱり悲しいのがいいよ―」(両軍大騒ぎ)
孔明「…これってこういうストーリーなのか?」
孫権「ちがうわよ クスクス でも、いいんじゃない?」

  『ずっとね』
  『うん』
  『ずっとこのままで…いつか…』
  『え?』
  『再婚しようね』
  『…はい!』
656無名武将@お腹せっぷく:2006/02/07(火) 00:34:08
トップ絵笑い死ぬかと思いました。
魯安殿、乙です!!!
657無名武将@お腹せっぷく:2006/02/07(火) 06:58:01
>>650
相変わらずGJ!茶吹いた

>>655
ワロタ
658笑う大天使 1/2:2006/02/07(火) 16:30:08
劉備「う〜〜む 黄巾党連続蜂起事件か〜」
関羽「帝まで心配してオラレル」
張飛「なかなか解決しね〜からな〜〜〜」

劉備「だけどワシら あれだし〜」  るん
関羽「パワフル義兄弟軍団 ふっふっふ」 るるん
張飛「インチキ教祖なんてこわくないも〜ん」  るんたった

劉備「トコロデ… 帝てどんな人?」
関羽「知らねえ」
張飛「そーいや まだ一度も見た事ねーな」

劉備「あんまし表に出たがらないタイプかもな」
関羽「内気な帝 てかぁ?」
張飛「でしゃばりよりはマシだけどさ」
659笑う大天使 2/2:2006/02/07(火) 16:30:39
−劉備んちの裏にある 小高い丘の 例の桃林は
 すっかり三人の溜り場になってしまっている
 たいていの時はここで遊ぶのだ

 何か食ったり 喋ったり
 走り回ったり 寝っ転がったり
 力自慢をしたり…

張飛「梵天丸もかくありたい!」
劉備「南斗水鳥拳!」
関羽「わたしは おフランスのじょーおうなのです」
(↑岩を持ち上げてる)

母「 ! 」

そんで劉備んちのかーちゃんに見つかって
叱られたりする

母「なにやってんですかあなたがたは!
  バカやってないで さっさと賊を成敗しに行きなさいっ!!」
   
巷で何が起きても
のんき者は のんき者なのだった
660無名武将@お腹せっぷく:2006/02/07(火) 17:45:52
>>655
>孫尚香『わかった!(劉備を抱え上げる)
逆ー!?www

>>659
>張飛「梵天丸もかくありたい!」
>劉備「南斗水鳥拳!」
>関羽「わたしは おフランスのじょーおうなのです」
>(↑岩を持ち上げてる)

ホントに何やってんだよw
661ガラスの仮面:2006/02/08(水) 21:41:42
孫尚香(名前をあかさず 姿もみせず
    ずっとかげから 見守って はげましてくれた
    あたしの 足短おじさん…
            紫のヒゲの ひと…
    まさか…
            まさか お兄さん…
    そんな…
            そんなバカな…

    意地悪で 憎らしくて
    いつもあたしのことバカにしていて
    仕事の鬼で 熱血漢…
            それなのに…

    紫のヒゲのひと…!
    あなただったんですか…!?

    お兄さん…!)
662無名武将@お腹せっぷく:2006/02/08(水) 22:08:58
短足おじさんwwwwwwww
663無名武将@お腹せっぷく:2006/02/09(木) 02:50:11
足短おじさんwwwwwwww

単純にバラ→ヒゲだけだったらこんなウケなかったかも試練wwww
664無名武将@お腹せっぷく:2006/02/11(土) 04:39:28
紫のヒゲのひと…足短おじさん…www
そしていつも川原泉やってくれる職人さん乙ですww
665お父さんは心配性1/2:2006/02/13(月) 21:12:49
王平「ダメエエエエエエェェェェェェェェェェェ」

王平「街亭で山登りなんて おまえはなんて情けない軍師になったんだ」
馬謖「へんなこといわないでよ 丞相の命令よ!! 全員参加なんだからぜったいいきます!!」

王平「いいかね馬謖・・・・・・・・・ 丞相と司馬懿のあひだには・・・・・・・・・ ふかくてくらい耳の穴」
馬謖「なにわけのわからないこといってるのよ ステテコはいて」

王平「まぁ わしがいっしょにいけば それですむことだナ」
馬謖「ちょっとォ ダメよォ 知力70以下は参加できないのよ わたしがおこられるわよ」

王平「軍師見習いの王子均 知力90です!! 入隊したいんですぅ☆」(軍師ファッションに身を包む)
孔明「・・・・・・・・・」(汗)
魏延「ほんとに軍師見習い?」(汗)

孔明「というわけで 馬謖が実戦経験がないというのもあって 特別に王平殿にも参加してもらいました
   戦況はきびしいけど おたがいはげましあってがんばりましょう」(汗)
王平「エヘン」
666お父さんは心配性2/3:2006/02/13(月) 21:16:15
孔明「街亭には夕方からはいる!! いまからお昼まで ここでかるく調練をする!」
諸将「はい!!」

姜維「じゃあ 作戦作ってますから」
馬謖「がんばってきてください」

孔明「よ───し じゃあまず軽くランニング」
諸将「お──────」

王平「え─── わしも走るのか」
魏延「参加したからには 例外は認められません」
馬岱「おじさん ぼくがついててあげます」
王平「ルセ─── これでもわしは小鹿のバンビとよばれてたんだ」

諸将 わっせ わっせ わっせ(ランニングに励む)
王平「ヒィヒィ」
馬岱「おじさん!! まだ5分も走ってないんですよ」
魏延「何がカモシカですか・・・・・・・・・」
667お父さんは心配性3/3:2006/02/13(月) 21:18:14
村娘「あら どこの軍かしら?」
諸将 わっせ わっせ わっせ (村娘を意識しながら走る)

王平「やあ」(爽やかな汗)
村娘「・・・・・・・・・」(汗)

王平「ははは きみたち遅すぎるよ 僕は先にいくね 山頂が僕をよんでいるのさ」
楊儀「なんだ あのおやじ・・・・・・・・・」

王平 パタッ (倒れる)
趙雲「?」
関興「?」

王平 ピキ───ン (足がつって動けない)
馬岱「いいかっこするからですよ」
魏延「ったく」
668無名武将@お腹せっぷく:2006/02/13(月) 23:21:17
>>665-667
お父さんは心配症キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!

>王平「やあ」(爽やかな汗)
>村娘「・・・・・・・・・」(汗)

このシーン大好きwwww
669横須賀ロビン:2006/02/14(火) 18:44:02
これから始まる物語ーこの劉備が主人公であるようなないような
どういう意味かわからない?
それは読んでいただければわかる
670横須賀ロビン:2006/02/14(火) 18:55:39
孫堅「ちょうどよかった探してたのよ袁紹から兵糧預かってない?」
袁術「えっ?」
孫堅「あたし貰ってないんだけど」
袁術「ちょっと待て!」
袁術「という事は……」
(孫堅に背を向けて考え込む)
孫堅「なによ、なにを考え込んでるの?」
(振り向く)
袁術「やっぱりそうだ!そうに違いない!」
孫堅「ええっ!?いったいどうしたの!?」
袁術「僕が止めた!!」
孫堅「きゃああああ!」
(孫堅、袁術を棍棒で殴り倒す)
孫堅「ほんとうに袁術さんっていい性格ね!」
袁術「皆さんそうおっしゃいます」
袁術「まるで皇帝陛下のようだと」
孫堅「言わん言わん!」
671横須賀ロビン:2006/02/14(火) 20:29:51
あらすじ、呂布は武安国の両腕を叩き斬りました
呂布「ちょっと目測をあやまったようだな」
張遼「アワふいてらあ」
高順「カニやがな」
呂布「やっぱりこういうはげしい戦場はぼくには向いてないようだ」
張遼「じつにいい武勇だ」
高順「これからの世の中あれでなくちゃわたっていけない」
張遼「こいつ(武安国)は?」
高順「ああいうタフな武勇の持ち主の踏み台になって史書に残るタイプ」
672無名武将@お腹せっぷく:2006/02/14(火) 22:19:28
ナツカシスw
ちょっと押入れから引っ張り出してくるわ。
673無名武将@お腹せっぷく:2006/02/14(火) 22:21:32
>>670-671
じわじわクルコレww
674かこうとんは心配性1/3:2006/02/14(火) 23:06:31
許昌・孟徳城───

ババ〜〜〜〜ン

夏侯惇「いいかね 孟徳 そなたは魏の主君なんじゃぞ」
    ※将軍 夏侯元譲 武功少なし

曹操  「ハイ わかっております」
夏侯惇「わかってな───い!! なんだこの写真は」


   『俺の青春はヒゲ  関雲長』 ←関羽のサイン入りプロマイド


曹操  「だあって惇 武人はみんな持ってるんですよ だから」
荀ケ  「そみません 夏侯将軍 殿があまりにふびんで わたくしめがさしあげたのです」
夏侯惇「ほんとうか 荀ケ」

夏侯惇「なんということをしてくれた ええい!!鼻腔くずしの刑じゃ!!」
荀ケ  「ヒィィ それだけは お許しを お許しを!!」
曹操  「惇 おやめください!!」
夏侯惇「うるさい」

荀ケ  「ああ ヒイイイィィィ」
夏侯惇「イッヒッヒッ ど───だ 苦しいか」(荀ケに眼帯の裏の臭いをかがせる)

荀ケ  「ぐぐ………」 じょ〜〜〜(失禁)
荀攸  「わ〜〜〜ん 荀ケが死んじゃう」
程c  「みちゃダメ!!」
675かこうとんは心配性2/3:2006/02/14(火) 23:07:40

曹操「フ─── もっと自由になりたい 
    たとえばそう……… 物語のように恋をして ふつうの人材マニアの平凡な………恋………」

張遼「それじゃあ きょうの夜 きっとよ」
徐晃「ホホホ」

曹操「きょうの夜 どこいくの」
張遼「あら曹操さま」
徐晃「あっ あの〜〜〜」

張遼「あの〜〜〜 諸侯にはご内密に」
徐晃「じつは関羽殿の村まで遊びにいこうと………」
李典「みんなには だまっててくれませんか」

曹操「関羽……… ええ わかったわ」
張遼「わっ……… さすが曹操さま」
曹操「そのかわり わたしもつれてって」
張遼「ええ☆」
676かこうとんは心配性3/3:2006/02/14(火) 23:09:22
一方こちらは……… 劉表城に年貢をおさめてる兄者村

関羽「バカッ あせるんじゃない 
   いっ……… いいかぁ ちゃ〜〜〜んとはかれよ 円周率の定義を忘れるな」
趙雲「わ……… わかってるよ関羽殿……… ちょっとだまっててくれ」

関・趙「ふ〜〜〜〜〜〜」
関羽「よっ………よ───し イモきっかりひとり15g やっと夕飯のしたくができた」
趙雲「ハァハァハァ」

趙雲「さぁ みんなケンカせずに食べるんだよ」
張飛「わ───い きょうはおイモだ」
麋竺「わ───い」
関平「おとうさん ありがとう───」
関羽「兄者 メシだよ」
劉備「わっ やだあ ありがと─── 雲長」

趙雲「しかし……… この調子だと冬はこせないね」
関羽「やはり誰か犠牲にならないと」
劉備「えい!! バイバ───イ 阿斗ぉ」 ポイ(阿斗を投げ捨てる)
趙雲「………」(コケる)

趙雲「自分の息子になんてことするんですか!!」
劉備「だあってェ〜〜〜 だれかが犠牲になんないと死んじゃうじゃない ダメェ?」
677かこうとんは心配性A1/3:2006/02/14(火) 23:22:37
あらすじ:劉備を頼って、呂布が徐州にやってきた

呂布「へっへっへっ というわけだ とうぶんかくまってもらうぜ 
   おとなしくしてりゃあ 何もしねえよ 俺はただ戦に生きたいがために 袁紹のもとを脱走したんだ
   ただし 曹操に俺の首を差し出そうとしたらどうなるか………
   俺はこれまで16,300人もの人間を殺してるんだぜ」

呂布 ぐさっ び〜〜〜〜〜〜 (方天戟をクッションに刺し、ビリビリに破く)
劉備「………………」(冷汗)
関羽「………………」(冷汗)
張飛「………………」(冷汗)

呂布「ふっはっはっはっはっはっはっは………」
夏侯惇  バ ッ コ ン (壁を破壊して飛び込んでくる)

関羽  「夏侯惇殿!?」
夏侯惇「『夏侯惇殿!?』じゃねえ!! よくもうちの孟徳を」 ボス (蹴り)

夏侯惇「おまえのせいで 円満だった主従関係が崩壊じゃ」 どすっ ばすっ(バッドで殴る)
関羽  「………………」(汗)

夏侯惇「いいか関羽 今度うちの孟徳に近づいたら……… ハァハァハァ」
関羽  「………………」(汗)

呂布  「う………う………」(苦しそうにうめく)
夏侯惇「!?」

呂布  「こ………このやろ………」(大怪我)
夏侯惇「………………」(関羽を殴ってたつもりが、呂布を殴っていたことに気づく)

夏侯惇「じゃ そういうことで」(部屋を出て行く)
呂布  「またんか〜〜〜い」
678かこうとんは心配性A2/3:2006/02/14(火) 23:23:46
呂布  「おまえは人質じゃ」
夏侯惇「ひゃあ」

夏侯惇「いや〜〜〜ん お兄様の触覚がくすぐったいの〜〜〜」
呂布  「わははは それっ フサフサ」 フサ フサッ (触覚で惇をくすぐる)

夏侯惇「いえいっ ついでにスネ毛もじょ──り じょり ♪♪♪」
呂布  「ホイっ じょ───り じょりっ ♪♪♪」
※二人で足のスネ毛をすり合わせる

夏侯惇「い………痛い」(方天戟が頭に突き刺さる)
呂布  「おとなしくしてね───と ぶっ殺すぞ」(怒)

夏侯淵「たっ 大変 殿に知らせなきゃ」←惇のあとをつけてきた




がや がや パ───プ─── パ───プ─── ウ〜〜〜〜〜〜

呂布「ん? 何かさわがしいナァ」

ウ〜〜〜 ウ〜〜〜 がや がや

呂布「ひえっ」(外を覗くと、曹軍が包囲している)
679かこうとんは心配性A3/3:2006/02/14(火) 23:24:59

曹操「呂布につぐ!! すみやかに出てきなさいっ さもないと強行手段として発砲するぞ」
呂布「こっちには人質がいるんだっ 撃てるもんなら 撃ってみろ!! わははははは」
   (夏侯惇の首に方天戟を当てる)

曹操「撃て!!」
韓浩 バキュ───ン ズギュ───ン バリン (発砲)

夏侯淵「待ってください 惇兄もいるんですよ!!」(泣)
曹操  「めんどくさいので みなかったことにしちゃいましょう」
夏侯淵「それでも主君ですかっ」

曹操  「よしっ それじゃあ どんな猛将でも降伏してしまう 孫子兵法ナンバー603だ」
郭嘉  「第一班 準備完了」
荀ケ  「スタンバイ OK」

夏侯淵「な……何がはじまるの」
曹操  「フフフ夏侯淵 曹孟徳をなめちゃいけませんよ」

曹操  「ミュ─ジック スタ───ト!!!」

曹仁  「う〜〜〜さ〜〜〜ぎ♪]
曹洪  「お〜〜〜いし〜〜〜♪♪」
李典  「か〜〜〜の〜〜〜や〜〜〜ま〜〜〜♪♪♪」

呂布  「ふ…ふるさと………」(涙)


    丁原『立派な人になるんだよ さあ父ちゃんの胸においで』←呂布の心の中の丁原


呂布  「ちっ義父上 義父上──────っ」(大泣き)
680無名武将@お腹せっぷく:2006/02/15(水) 09:15:45
なんだこの愉快すぎる呂布テラワロス
681無名武将@お腹せっぷく:2006/02/15(水) 10:19:40
夏侯惇が呂布軍に人質にとられたエピソードとリンクしているあたり
すごくうまいね。職人さんGJ!!

>荀ケに眼帯の裏の臭いをかがせる
>えい!! バイバ───イ 阿斗ぉ
>お兄様の触覚がくすぐったいの〜〜〜
細かいところも死ぬほどワロス
682無名武将@お腹せっぷく:2006/02/15(水) 12:58:36
やばい面白すぎwwwwwww
蜀のイモ15gとか惇人質とかネタがうまくリンクし過ぎててハゲワロスwwww
683無名武将@お腹せっぷく:2006/02/15(水) 14:53:05
>劉備「えい!! バイバ───イ 阿斗ぉ」 ポイ(阿斗を投げ捨てる)
あの物凄い笑顔で投げ捨てる絵がすぐ浮かんだwwww
684ハ`ーーン:2006/02/16(木) 10:57:45
まゆタン三顧の礼
http://n.pic.to/1otxp
685ルナティック雑技団:2006/02/16(木) 14:51:10
貂蝉「わたくしはずっと前からあなたが好きでした 奉先様」
呂布「ちょ…貂蝉…俺みたいな義父殺しの武骨者でもいいのか?」
貂蝉「(クス)ほんとはてれ屋でちょっといじっぱりの奉先様 大好きですわ(抱きつく)」
*・゚゚・*:.。゚゚・*:.。 ゚゚・*゚・*:.。 ゚゚・*
呂布(貂蝉… 俺も…)
*・゚゚・*:.。゚゚・*:.。 ゚゚・*゚・*:.。 ゚゚・*
呂布「好きだv」
(なぜか陳宮が同じ牀に寝ている)
陳宮「ボンジュール てれ屋さん(チュッ)」
呂布「ぇ」

陳宮「身分違いの恋とはいえ申し訳ありません(頭をカチ割られている)」
686無名武将@お腹せっぷく:2006/02/16(木) 15:25:52
>>684
うわあああああwwwwww

>>685
>陳宮「ボンジュール てれ屋さん(チュッ)」
吹いたww
687無名武将@お腹せっぷく:2006/02/16(木) 16:15:18
>>684
ヤバイwwwww 腕wwwwwwwwwwww
688魯安 ◆BARAMFLAHY :2006/02/16(木) 17:44:09
>>684
即行保存しましたw

いい加減画像置き場整頓しなきゃ
(我ながらこんな増えるとは思わなかった)
689無名武将@お腹せっぷく:2006/02/16(木) 18:10:49
>684
ハゲワロス
腕が長かったという伝承がこんなところで生きるとはw
690無名武将@お腹せっぷく:2006/02/16(木) 19:15:00
腕長いwwwさすが劉皇叔wwwww(抱腹)
691無名武将@お腹せっぷく:2006/02/16(木) 19:47:56
>>684
ハ`ーーンキタコレwwwwwwww

元ネタ見たい人は>>444へGO!
692無名武将@お腹せっぷく:2006/02/18(土) 02:00:27
>>688みたいにコテつける奴って痛々しい目立ちたがり家だよな。



















>>688ぐらいの神スキル身につけてからにしろっつーの。
693無名武将@お腹せっぷく:2006/02/18(土) 03:23:31
>>692
それ何て少女漫画?
694無名武将@お腹せっぷく:2006/02/18(土) 13:33:02
>>692のやりたいことがよくわからん。
695無名武将@お腹せっぷく:2006/02/19(日) 20:52:45
506 名前: 無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日: 2006/02/19(日) 04:17:28
_,,,,,,,,,,,,,,--―'''''>''' < ̄         __|| l .|_,|ニ|-‐‐-、||ヽ`>
         ./ ノ ち |              | | |.||t┤',z-=、||コ| | |  __
        /  ッ ょ |           ―――|.!。;'::::'o7 ゙||n.| | |  ―――
        !  ク っ  |           ̄ ̄ ̄', 'L ' ' ー |ノ ' ' ゙  ̄ ̄ ̄ ̄
        |  ぐ :  〉         ___ |ヘ!「二コヽノlヽ、  ___
         'i  ら   / .....      ____!l ヽ,,゙゙,,,ノ'/|| ∧,ヽ
______\い  /-、.::::::::::::....     、r‐7ノノ,ハ;;ン /. ||/  ))~ニ
         /`\./    ヽ   ヽ、: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   げ    /         l    i :::::::::::
   え    |   /    _______    }::::::::::::...............
   っ    l  /-,,ニ__ ̄     ̄_,,j ―‐::                  _,,,,
          l  |''"--、ッ=‐,  ,.-ッ='{| ::::::::::: :       _,,,,,,,,,,--―''''''' ̄
   関     j  l   ー‐  ヽ l ー ' リ ::::_,,,,,,,,,,--―'''''''' 
  .羽    ノ  ト、        _j   !| :||        ,,,,,_、    ___,,,,,
   ! !  /l    j   ゞ====''"===ハ||      ヾ´ f}`7   ヘ´fj ̄フ
     / /   ノ /   ー‐‐--一 イ !||      ,.ゝ‐イ    `‐=ニ、 
    /     /  \    "゙  / l  l||        
   /      /l    \_____/  l  ト,|i_,,,,,,,,,,,,,,,,---------――――――
  /     / i            |   \:::::::::::
696無名武将@お腹せっぷく:2006/02/19(日) 21:24:39
こやつめ、ハハハ
697無名武将@お腹せっぷく:2006/02/20(月) 01:10:30
ちょwww勘弁してwwwww死にそうwww
698無名武将@お腹せっぷく:2006/02/22(水) 05:11:49
鼻水吹いた
699ルナティック雑技団:2006/02/24(金) 02:29:26
芙蓉(これから玄徳様と毎日一緒に暮らせるなんて
    なんてなんて幸せものなの!!
    数々の不幸な出来事を乗り越えて そしてふたりは恋人に
    なんてステキなハッピーエンド ああまるで少女漫画のヒロインのよう…)

――月夜の下、劉備と芙蓉姫が池のほとりで逢瀬を楽しんでいる
劉備「綺麗な月だ いつまでもこうしていたい」


関羽「ひいいいぃぃ!!」
芙蓉「ん」

関羽「これよっこれを一番恐れていたのよ!!
    年頃の男女が同じ屋根の下に住むんですもの
    何事もなくすむはずがないわっ!!」ひーあわわ
張飛「おいおい」
関羽「この小悪魔!!よくもうちの長兄を!
    しかも布団の上ならまだしもこんな屋外で!ケダモノ!」がっ(芙蓉姫の頭をつかむ)
芙蓉「ひっ」
関羽「失せろー!女狐! この偃月青龍刀で薙ぎ払ってやる――!!」ぱし ぱし ぴし
芙蓉「きゃああぁ!!」
張飛「これこれ」
700699:2006/02/24(金) 04:23:34
×偃月青龍刀
○青龍偃月刀

変なトコに「偃月」を挿入してた(´・ω・`)
701無名武将@お腹せっぷく:2006/02/27(月) 00:20:57
699>>
ぶwww
ちょうど昨日読んだばっかw
妙に落ち着いてる張飛がイイ!
702無名武将@お腹せっぷく:2006/02/27(月) 01:31:07
↑スリップ付け間違えてるし…orz
703ここはグリーン・ウッド 1/2:2006/02/27(月) 21:07:08
曹操「曹丕くん
    つきあって無茶しちゃいけないよ
    君は病後なんだから」
曹丕「・・・はい(しらじらしい奴・・・)」
 ガララン(曹丕が部屋を出て扉を閉めた音)
郭嘉「まったく
    胃が弱くて 神経弱くて 女に弱くて」
曹操「うーむ問題あるな」
郭嘉「あんたの育て方の問題だよ」
 ぽろ・・・(曹操が竹簡を落とす)
曹操「あいつが自分からいったのか!?」
郭嘉(この親子 意外に似てるな---・・・)
曹操「あ そう 名まえ なーんだ
    まあな
    おれに責任があるんだろうさ
    たしかに母が正妻じゃない分
    おれがしっかりさせなくちゃてんで
    あの頃はやたら肩に力が入ってて・・・
    あいつにも同じことさせてたんだもんな
    おれは結局自然体に戻っただけでもあいつは・・・」
郭嘉「やけに弱気じゃんか『殿の相談室』看板おろすか?」
曹操「最近とみに嫌われててさ-----
    はあ おれのどこがいけないというんだ!?」
郭嘉「女癖」
704ここはグリーン・ウッド 2/2:2006/02/27(月) 21:08:11
郭嘉「からかうからだろ あんたが」
曹操「わかってるんだが・・・
    あいつの反応がかわいくてついつい・・・」
郭嘉「そんなに自分の息子がかわいいかよ?」
曹操「も・かわゆーてかわゆーて!!」
郭嘉「おっさん・・・よかったなあ まともな結婚できて」
郭嘉(・・・・・・)
郭嘉「何も・・・
    本気で嫌われてるとは あんただって思ってないんだろ?
    ファザコンの裏がえしだよ ちょっとスネてるだけさ
    (主公が部下に家族相談するなよ)
    すなおさがたりないよな あいつには」
曹操「そうそう」
郭嘉「そこがかわいいんだけどね」
曹操「そうそうそう」
 扉の外で曹丕が立ち聞き
曹丕(ちぇ、好きなこといってやがる
    うかつだったぜ 郭嘉と親父がこんなに親しかったなんて
    悪かったな すなおじゃなくて)
705ここはグリーン・ウッド:2006/02/28(火) 00:58:16
諸葛亮「問題はあの南蛮征伐から北伐までのあいだがほとんどないということだ
    我が国の防衛は天然の要害で名を馳せているが
    その影で遠征軍はまったく精彩がない
    みなが それに丞相府が内政にばかり力をいれてきたので
    準備期間がたりなかったのが主な原因だ
    しかし我が国は元々漢室の流れであるのに
    中原への影響がおろそかにされるのは問題ではないのか?
    幸い今は諸君らの努力によって内政側の準備は万全
    あとは他の一般朝臣たちをいかに統一できるかだ
    北伐の成功を目ざして君たちのさらなる活躍を期待する」

 蜀漢の北伐は南征の凱旋後の曹丕崩御後に行われる

馬忠「わー南征おわったら もう北伐かぁ」
張嶷「おれ もうエネルギー残ってないよ」
費イ「でも知ってるか?
    噂では今度論功行賞で1位とった軍団に賞品か賞金が出るらしいよ」
張苞「えー!?」
王平「まさか!
    今までだって陛下からお言葉を賜るぐらいだったろ?」
趙雲「いやまて! 丞相のすることだ ありえるぞ!」
張翼「そうだ やりかねん!」
魏延「あいつ ずいぶん北伐に予算とってるらしいし」
馬岱「そうかなあ あるかなあ あるといいなあ」
廖化「よし! それで部の予算のたしにするんだ!」

費イ「おおよそ朝廷中に広まった模様です」
諸葛亮「ごくろう」←単に姑息
706無名武将@お腹せっぷく:2006/02/28(火) 15:36:36
これで士気が上がる武将達がカワイイw
707甲子園の空に笑え!:2006/03/01(水) 12:45:13
劉備(・・・おっ あれが向こうの将軍か
    どれ一応 挨拶ぐらいしとこーかね)
劉備「あの〜 官軍の将軍さんですね
    わたし義勇軍の将軍の劉備と申しますが」
董卓「は? ・・・今 何とおっしゃいました?」
劉備「んだからね 義勇軍の将軍の劉備ですが〜」
董卓「・・・・・・」
劉備「?」
董卓「どこかの郡に無位の義勇軍がいるとは聞いていましたが
    ・・・そーですか では あなたが」
劉備「はい なにぶん初出仕ですのでよろしくお願いいたします」
董卓「あ こちらこそ 官軍の董卓です よろしく
    ・・・しかし それにしても劉備さん」
劉備「はい?」
董卓「おたくの郡では相当 軍指導者の数が不足しているようですな」
劉備「・・・・・・」

劉備(そいつはどーゆー意味だ
    命を懸けて助けた人に対してその言いぐさは何だよ
    わたしが引軍しちゃおかしいっちゅーのか?
    ・・・世間にゃよくいるんだよな〜
    官職の世界に貧乏人が進出してくると必ずイヤミ言う奴が!
    なんて了見の狭い男だろう
    官軍の将軍がなんぼのもんだっつーんだよ)
708ルナティック雑技団:2006/03/05(日) 02:32:27
キャラクター ひとくち紹介
【献帝】自分から動こうとしないものぐさな皇帝
【孫権】唯一まともな君主…のはずだったのに(※晩年)…ま、いいか
【劉備】ご先祖様は高祖劉邦らしい 父と祖父は草鞋売りらしい

【曹操】純真な中華の民からの評判が悪い

民草『帝をいじめないで』『かわいそう』『こわい』
曹操「あなたたちに何がわかるっていうの」(泣)
709無名武将@お腹せっぷく:2006/03/06(月) 10:24:09
>>708
ワロタ
最近あーみん系のレベル高すぎ
710久々にベルサイユのばら:2006/03/07(火) 02:39:27
  呂布(陳父子が…
      今こそすべての将兵が手をとりあって
      曹操と戦わねばならない時だというのに……
      いちばん信頼できるはずだった陳父子が……
      真っ先に背こうとは……!)
呂玲綺「パパン・奉先こわい…
     兵士達も張遼もみんなおっかないお顔して…」
  呂布「玲綺……なにも心配することはないのよ
      ほら…とうさまがこうしてしっかり抱いててあげます」

  呂布(負けられない…!何があってもこの子のために…)
711無名武将@お腹せっぷく:2006/03/07(火) 15:55:00
パ パ ン wwww
712無名武将@お腹せっぷく:2006/03/10(金) 16:19:47
(゚Д゚;≡;゚Д゚)
713無名武将@お腹せっぷく:2006/03/10(金) 22:18:52
呂玲騎…コーエーの「三國志戦記2」での娘さんですな
パパン奉先w
714ベルサイユのばら:2006/03/16(木) 02:41:44
  民?「どちらへ行きなさるのかね旦那?」
夏侯楙「冀県へだが…なにかあったのか?」
  民?「冀県へ!? 知らないんですかい!?
     とんでもない 殺されに行くようなもんだ やめなされ!!
     冀県は今蜀兵の掠奪さわぎの真っ最中ですぜ!!
     姜維が寝返ったんで冀城が落とされて…」

夏侯楙(掠奪!? 落城… ああ…姜維!?)
715ベルサイユのばら:2006/03/20(月) 22:29:57
馬謖「さあッ!! 勇敢なる兵士諸君!!
    祖国のために我とともにたたかおう!!
    歴史をつくるのは皇帝でも丞相でもない、我ら馬謖軍だ!」
蜀兵「おーっ!!」

馬謖「人間の世のある限り 歴史とともに馬謖の名は永遠に人々に語り継がれよう
    目指すは街亭は山頂ぞ!!」 

   『 進撃!!』





蜀兵A「この戦闘が終わったら結婚するんだ」(死亡フラグ)
716無名武将@お腹せっぷく:2006/03/20(月) 22:40:24
――街亭にて馬謖率いる蜀軍は壊滅する

蜀兵「ああっ趙将軍どの!!」
趙雲「しまった……! 遅かったか……」
魏延「しかたない まごまごしていはこっちが危ない
    すぐに馬謖を捨てて逃げよう 退却の銅鑼を!!」


――蜀軍の本陣において
   諸葛亮は王平からの書状を見てすべてを悟った

孔明(破滅だ  すべて終わった…
    運命はかくも我らをあざ笑うのか!)

馬謖「おお!! ぼくを……あわれんでください…」
717無名武将@お腹せっぷく:2006/03/20(月) 22:41:06
716もベルばらです(´・ω・`)
718無名武将@お腹せっぷく:2006/03/21(火) 00:07:15
職人さん、乙!
やっぱベルばらが一番馴染むわ〜。
719お父さんは心配性:2006/03/23(木) 05:33:36
費イ「陛下 我が国中の珍人が集まりました」
劉禅「おおっ」

費イ「たとえばこの男は『時間をあやつる男』として有名です
   ※時間を止めて許都から一瞬で西涼に戻ってきた事跡がある
   きっとかつやくしてくれます」

馬岱「わたしにとって時間をあやつることはたやすいことです 時間をとめることだってできます」

馬岱「このとおりこの男の時間はとまってしまいました」
魏延 死亡

馬岱「さーつぎはだれの時間をとめてさしあげようかな」

劉禅「本当にあの男大丈夫なのか」
費イ「あっ・・・・この人こそ大丈夫です 超能力で史実をねじまげることができるそうです」

陳寿「ほーら 筆がまがった」
費イ「すいません 陛下・・・・」

姜維「ぞうさん」
劉禅「だれだ あんな役立たずつれてきたのは」
費イ「あの・・・・まともな人もいますんで」
720無名武将@お腹せっぷく:2006/03/23(木) 14:40:31
>馬岱「わたしにとって時間をあやつることはたやすいことです 時間をとめることだってできます」

>馬岱「このとおりこの男の時間はとまってしまいました」
>魏延 死亡

うわああああああwwwwwww
721無名武将@お腹せっぷく:2006/03/25(土) 03:34:49
>>719
徐庶スレ風の馬岱ワロス
722無名武将@お腹せっぷく:2006/03/25(土) 04:39:44
>>719
蜀末期のダメダメっぷりがたまらない
「このとおり」で殺された魏延がちょっと不憫ww
723ここはグリーン・ウッド:2006/03/27(月) 20:17:36
陳祗「大将軍
    衛将軍の姜維殿が」
 姜維、入室
姜維「おうっ 費イ!!」
費イ「5回目だな姜維」
姜維「おう!
    貴様がうんというまで何度でも来てやるぜ!!
    北伐の軍勢あれではやっていけん!
    せめてあの倍は出してもらいたい!」
費イ「何度来られても答えは同じなんだが・・・・・・
    それじゃあ たまにはいい方をかえてみようか?
    軍がほしかったら勝て!!」
724無名武将@お腹せっぷく:2006/03/28(火) 03:21:12
>>723
なんか姜維の知力が低い印象を受けるw
体育会系?
725無名武将@お腹せっぷく:2006/03/28(火) 17:24:56
元が柔道部主将と生徒会長の会話だからな
726お父さんは心配性:2006/03/29(水) 01:16:57
諸葛亮「この戦に愛のすべてをかけるんだっ
み ん な っ た の む ぞ っ」

ピー 第二次北伐開始

陳寿「前号までのあらすじ
諸葛亮孔明はとっても変なおじさん
そんなことで北伐が成功したら 恋のお相手 皇帝に禅譲をせまることを決意。
というわけでよくわかったろ
わかんない奴はちくま文庫 「正史 三国史」をそろえてみよう
ちょっぴり理解できるかもよ
ほんとにもう 蜀の臣は地位がひくいから あらすじも 自分でかかなくちゃいけないんだよォ
大変なんだっ」

諸葛亮孔明 → 主人公

諸葛瞻 → 孔明のひとり息子

劉備さんと劉禅くん → 孔明の恋愛中(?)

魏延 馬岱 王平 姜維 馬謖 張嶷 張翼 廖化 呉懿 楊儀 費イ → 変なやつら
727無名武将@お腹せっぷく:2006/03/29(水) 02:18:53
>>726
>魏延 馬岱 王平 姜維 馬謖 張嶷 張翼 廖化 呉懿 楊儀 費イ → 変なやつら

ハゲワロタw
728無名武将@お腹せっぷく:2006/03/29(水) 03:05:43
変な奴らクソワロス
729無名武将@お腹せっぷく:2006/03/29(水) 03:30:30
>諸葛亮孔明はとっても変なおじさん
>そんなことで北伐が成功したら 恋のお相手 皇帝に禅譲をせまることを決意。
>というわけでよくわかったろ

わかんねぇwww陳寿やっつけ仕事にも程があるだろww
730無名武将@お腹せっぷく:2006/03/29(水) 03:49:08
>>726
突込みどころ多すぎwwww
さて何から突っ込もうかwwwww
731無名武将@お腹せっぷく:2006/03/29(水) 22:39:30
>>726
よくわかんないよw
陳寿、あらすじはしかっり書けよw

諸葛が変なおじさんという事だけはわかった。
732無名武将@お腹せっぷく:2006/03/30(木) 00:16:42
諸葛亮は変なおじさん、諸将は変なやつら
ダメだ、どう考えても息子も皇帝も変な奴に決まってる!!www
733無名武将@お腹せっぷく:2006/03/30(木) 01:16:14
無双スレのコラ保管庫より
ttp://www.geocities.jp/korasouko/uporg39585.jpg
ttp://www.geocities.jp/korasouko/uporg59459.jpg

よく作るなぁこういうのw
734×-ペケ-:2006/03/31(金) 00:20:06
劉安「もう…玄徳様 そんなに急いで食べなくても…」
劉備「だってサイコーに美味いんだもん 劉安の手作り料理!
    こんなのどうやったら作れるんだよ!!」









劉安「…ふぅ…」

劉安「空が青いわねぇ…」
劉備(…な…なんで話をそらすんだ? 劉安…)
735×-ペケ-:2006/03/31(金) 00:20:39
孔明「――じゃ姜維くん 入って」
姜維「姜維 伯約です よろしくお願いします」

月英「ちきしょ―――!!」ガキィ(姜維を殴り倒す)

月英「何クソ小奇麗なカオしてんのよ あんた私の人生にケンカ売ってんの!?
    そういう面は女の私にこそふさわしいのよ
    一体 何考えて生きたらそんなさわやかBOYになるってワケぇ!? あぁー!?」


孔明「げ…月英さん…落ち着いて…」
736赤ずきんチャチャ:2006/04/02(日) 19:29:30
曹操(ファンレター)『曹操のイッちゃってる性格が好きです。もっともっと活躍させて下さい』
関羽「なんでこんな根性悪にまでファンがいるわけ?」
夏候惇「何言ってんのよっ!!!性格の悪い男ってかっこいいじゃないっ!!!」
関羽「あー そう・・・」
張飛「兄者のファンもいますよ『なんかかわいくって好きです』だって」
関羽「まぁっ!!!」
張飛(ファンレター)「曹操から与えられた衣より劉備に与えられた衣の方が似合ってると思います」
関羽「うんうん」
張飛(ファンレター)「曹操も劉備に与えられた衣の関羽を好きになって早くくっつけて下さい」
曹操「はっはっはっどーしよーかなあ」
関羽「あんたどっちの味方だーっ!!?」(怒)
737無名武将@お腹せっぷく:2006/04/04(火) 22:57:51
>>736
なんか妹関羽スレのふいんき(何故かry っぽくてイイね
738お亮さんは北伐軍1:2006/04/06(木) 04:07:14
諸葛亮「き きれいな星空ですねえ」
劉備 「あら ほんとですわねぇ」
諸葛亮(今こそ・・・・今こそいうぞォ 禅譲をせまるぞォ)
   「いやーほんとにきれいですねぇ」
劉備 「ほんとうに」
諸葛亮(いうぞォいうぞォ ヘソクリはたいて内部工作 夷陵出兵 とどめに豪華看病
    これだけ舞台をつくったんだ)
    「あっ あの 我が君」
劉備「ハイ?」
諸葛亮「あの (よし今だっ いえ!!)皇帝の位を 僕に下さい」

馬謖 「けっきょく 何もいえず臨終間際3時間も星空をみながらぐるぐる歩いてたの?」
   (劉備様もよく寿命がもったなぁ)
諸葛亮「ウン なんてゆーか今ひとつ自分に自信なくて・・・後主はまだ若いし・・・・
    なのにわしは万年消極的だし この位も借り物だし
    何か・・・・何かきっかけがほしいんだ 何でもいい少しでも自信になるもの・・・」
馬謖 「フーン あっじゃあねえこれは」
諸葛亮「何だ?呉からの親書?」
馬謖 「北伐!隣の魏国をやっつけるんだって 国内で今指揮官を募ってるみたいよ
    この戦争に後主をよんで買った勢いで簒奪すればいいのよ」

諸葛亮「    北      伐      」

高い布陣だあ諸葛丞相決まるかあ進軍 決まったぁ 長安だあ
劉禅「ステキでしたわ 丞相」
諸葛亮「我が君 僕に 皇帝の座を下さい」

諸葛亮「やったろーやないけー」
馬謖 「単純なんだから」
739お亮さんは北伐軍2:2006/04/06(木) 04:08:12
そして出師の表

趙雲 「丞相ー丞相―――丞相―――――――――
   わ・・・わ・・・わしも北伐に参加するぞ〜〜!!!」
諸葛亮「わ・・・わかった・・・・」

諸葛亮「君にてちょうど最後の将軍だ これにて北伐軍決定っ
    (なんでこんな奴らしかいないんだろ わが国は)」

魏延「やあ」
王平「モグモグ」
張嶷「先に南征終わってます」
張翼「ウチの張嶷なんだからぁ〜」
廖化「勝手に自治したんでしょ」
馬岱「にいちゃんの墓代かせぐんだいっ」

李厳「孟達が長安を奪取するまで前哨戦してましょう」
孟達「フフフフ」
趙雲「勝って恩賞をいただくんだいっ!」
トウ芝「ホホホ」
馬謖「勝つことより僕の華麗な布陣を我が国の将軍たちに見せてやりたいねェぼかあ」

諸葛亮「このメンバーじゃ・・・・まける・・・・・・」
740お亮さんは北伐軍3:2006/04/06(木) 04:09:08
西平関の戦い

関羽(亡霊)「関興 応援に来ました」
張苞「弟よ がんばって」
関興「父上・・・・」

関羽「北伐が成功したらみんなでお弁当を食べようと思って 獲ってきたんですよ 敵将の首」
関興「父上! わしは・・・わしは この北伐に命を賭けてます
   つまり・・・・北伐が成功しなきゃ父上に・・・・いや そのわしは 絶対勝ちたいんです
   勝たなきゃならんのです・・・・(死ぬから)」
関羽「我が息子よ・・・・・応援してますわ がんばって下さいね」
関興「えっ はい」
関羽「・・・・そして 関興が勝ってくれることを誰よりも強く願ってます・・・・心から・・・」


街亭の戦い

張コウ「バシィ」
魏延 「くっ」
諸葛亮「魏延!よくとった 馬謖!!アタックだッ!!」

王平「し―――っ 主将は今 山頂布陣の時間でございます
   主将は毎回 山頂に布陣し 敗戦した後 2時間ほどお休みになられるのです」
諸葛亮「しるかっ そんなことっ はやく防戦しろ」

敗戦
741お亮さんは北伐軍4:2006/04/06(木) 04:10:07
陳倉の戦い

王双 「バシッ」
曹真 「ナイッサー」

王平 「廖化 たのむぞっ」
廖化 「オーライ」

張嶷 「げっ」  バ  ン
廖化 「あっ」

王双 「ピー」
張嶷 「ホホホ ナイスキャッチですわ
    おさわがせしました よく折れるんですの わたしの肋骨って ホホホホ」
王平 「あっはっは そりゃ 大変ですね」
廖化 「ちくしょう ごめんよ張嶷 今度こそ鉄球うけるからよォ」

カク昭 「バシィ」
魏延 「よーし 次こそいただき 姜維!!スパイクだッ!!」
費曜 「何をっ 鋼鉄のブロックだ」

姜維 「う〜〜〜や〜〜たあ〜〜〜〜〜〜〜」
    落   石
姜維 「わーん いきおいがつよくてとまんないよォ」
    
    曹真を打ち漏らす
742お亮さんは北伐軍5:2006/04/06(木) 04:11:18
後出師の表

諸葛亮「おまえら・・・・・おまえら・・・・・な〜〜〜おまえらよォ〜〜〜」
魏延 「なっ なんだっ どうした」
王平 「ハハハハハ」

諸葛亮「た・・・たのむからたのむから わしに力をかしてくれっ
    わ・・・わしは北伐にどうしても勝たなきゃなんないんだ お願いします!・・・・お願いします」
魏延 「おれたちに頭をさげるなんて・・・・」
馬岱 「きっと何かよっぽどのわけがあるんだ・・・・・」
呉懿 「わたくし 何故かこうつんと 目頭が熱くなってきました」
呉班 「だったらそーゆー表情をしてください」
魏延 「そういやオレたちってこのスレじゃバカばっかりやってて 何か真剣に取りくんだことってなかったっけ・・・」

馬岱 「よ・・・・よーし」
魏延 「やるかあみんな!!!!」
諸葛亮「あ・・・・ありがとう みんなっ」

姜維 「よーし次の北伐は 何が何でも 勝つんだっ」
魏延 「バカだナァ これぐらいのことで 泣くなんて」
諸葛亮「だっ・・・だってよォ ヘヘヘ」

諸葛亮「(みててくれ 劉備殿) さあこの熱い思いを長安にぶつけるんだっ」
諸将 「オーライ」
諸葛亮「わしはきっと勝ちます ・・・・・ 長 安 を 君 に !!!」

魏延 「ところで撤退ってどうやるんだっけ」
馬岱 「サッカーとかわりませんよ」
張翼 「うちの張嶷は撤退の仕方なんてわからないんだから」
張嶷 「いや〜っはっは」
楊儀 「はやく撤退してください」
姜維 「本当に撤退できるのかナァ・・・・・」
743お亮さんは北伐軍6:2006/04/06(木) 04:14:51
>>726が入る?
諸葛亮「なんとしても祁山をせめるんだ」
王平&張嶷「アタ――――ック」 バム
劉禅 「ヤッホー 丞相 (撤退) どうしてェ 丞相の顔を見たかっただけじゃな〜い 苟安〜 この人たちがいじめるーエーン」
苟安 「はっはっはっ」

張コウ「それっ」 魏延 「えやあ」 張コウ「うわ――――」
諸葛亮「よーし いきおいがついたぞっ このままいっきに進軍だぁ」

魏延 「この試合に賭けてる 丞相のためにも・・・・」
馬岱 「そして・・・オレたちだって何かができるってことを証明するためにもっ!!」

が・・・・・・
諸葛亮「み・・・・みんな がんばれ・・・・」
呉班 「も・・・・もう限界 調子に乗って進軍しすぎた」
楊儀 「国力に差がありすぎるんですよォ 向こうは中国大陸半分の領土ですもん」
諸葛亮「ちくしょう この祁山に進軍しないと負けちまう 魏延 アタックだっ」
魏延 「まかせて  け――――――」 ぶちん ごいん
秦朗 「ぎゃ〜〜〜」
魏延 「陳式 ごめんよォ 戻ってきてくれよォ  くをををををを うわ―――――― 引っぱりすぎた」 ぶを〜ん ドシン

司馬懿「ふざけるのはいいかげんにしてくれっ俺たちは真剣に防戦してるんだぞ」
諸葛亮「うるせえよっ こっちものなあ 真剣にやってんだっ ちくしょう」

ピー
呉班 「うわん」
呉懿 「うちの族弟になんてことを」
李厳 「ピーピーピーピー」
司馬懿「ピーピーとうるさいっ」 えいっ
李厳 「よくも兵糧係にっきさまら撤退だっ 呉軍が攻めてくるっ 攻めてくるっ」
諸葛亮「え〜〜〜っっ」
744お亮さんは北伐軍4:2006/04/06(木) 04:15:53
呉と魏が手を組んだ 後主はバカ 相手国力豊富 兵糧が無い 禅譲 あらえっさっさ

諸葛亮「ええいっ ちくしょう もうヤケクソだっ まともにやったってどうせ負けるんだっ
    もうどんな手を使っても勝つんだっ」
蒋エン「いいのかナ〜」

張コウ「アタ―――――ック」
諸葛亮「ブロ―――――ック」 ぐをん
司馬懿「コラ―――今何をしたー 血だらけじゃないかっ」
諸葛亮「その人の持病でしょ きっと」
曹真 「いくぞォー」
諸葛亮「君は3年前彼女と一緒に洛陽ミナミのがんこ寿司に入ったがお座敷でくつをぬいだとたん
    くさいといわれた・・・・・以来神経質な性格ゆえ なかなか立ちなおれない」
曹真 「・・・・・・・」
司馬懿「おっ おい どうしたんだっ」
諸葛亮「これを時間差心理攻撃という」
費イ 「よく そんなくわしいこと 今調べましたね」

諸葛亮「わ〜い 木牛流馬に犬のクソつけたったい うばってみれるものならしてみろっ」
楊儀 「それじゃ 子供ですよっ」
諸葛亮「やったやった 五丈原だ あともうすこしっ やったね亮ちゃん♪」
劉禅 「丞相のバカっ!! そんな勝ち方したって 誰もよろこばないわよっ」

ザ〜〜〜〜ン

諸葛亮「そっそうだ・・・・こんなことして勝ったって・・・・ちくしょう 諸葛亮孔明のバカヤロー!!」
745お亮さんは北伐軍8:2006/04/06(木) 04:17:46
>>744は「お亮さんは北伐軍7」です

五十杖の刑

魏延 「やーい今度はネコのクソだぜ ホラッ 攻めてみろよヘヘーン」
諸葛亮「恥しらず――――っ」 ボガ (五十杖の刑) 「子供みたいなことするんじゃないっ」
馬岱 「・・・・・・」
諸葛亮「わしは・・・・わしは・・・こんなことまでして勝ちたかないっ」
魏延 「あははははは」
王平 「バーカバーカ」
樊建 「ここまで自分勝手だと人生ラクだろうナァ」
諸葛亮「前回のあの熱い誓いを思い出してくれっ」

 オ レ た ち の 熱 い 思 い を 長 安 に ぶ つ け る ん だ っ

馬岱 「そ・・・そうだった すっかり・・・・忘れてたよ」
王平 「でも物語も終盤だしナァ」
姜維 「今さら新展開なんて・・・・」
746お亮さんは北伐軍9:2006/04/06(木) 04:18:57
魏延 「何 いってんですかっ 北伐初期 最初辺りの進行は僕たちが有利だったじゃないですか!!」
諸葛亮「魏延!!」
馬岱 「そ・・・・そうだったよな」
魏延 「そうだっ さいごまで 抵抗してみよう」
姜維 「よし やろうぜっ」
魏延 「いいかっ もう 横光三国志59巻で後がないんだっ なんとしてでも進軍するんだっ
    来たぞっ」

諸葛亮「みててくれ 劉備どの」
 

ダ イ レ ク ト ゥ 〜 〜 〜 〜 


諸葛亮「一祈入魂!!!!」(劉備どの あなたへの愛をこめて!!)

パ    ン   (蝋燭が消える)

 

ア ウ ト ぉ っ    寿 命 終 了 ! ! ! 



諸葛亮「そっ そんな!! そんな・・・・そんな・・・・・・そんなぁ」
747そして次代への北伐軍10:2006/04/06(木) 04:20:41
あの世

馬謖 「丞相 おちこんでるでしょうね」
諸葛亮(やったるでェー 長安奪取して 禅譲をせまるんだ やるぞー)
馬謖 「じわ あと少しで勝てたかもしれないのに・・・・残念だったわね・・・・」
張飛 「軍師 はやく昇ってこないかなァ 負けたってボク軍師に火をつけないのに」
諸葛亮「いよ〜い おまたせ またさけ おませさん なんてよォ ってやんでェ ういぃっく」
魏延 「しっかりして下さいよ」
馬謖 「じょ・・・・丞相・・・・死んじゃってるの?」
諸葛亮「いーえ 寿命を迎えるなんてこれっぽっちもありませんよォ〜いドン!なんてね
    な〜んてね うはははははは」
魏延 「ったく」
諸葛亮「おまえも笑えっ こんにゃろっ」
魏延 「あは・・・・あははは なさけねーったらありゃしない」
馬謖 「丞相 やめてっ」
諸葛亮「このやろ〜師匠にむかってやめろだぁ〜?!バツとして後世でヘタレになれっならねーとしょうちしねえぞっ」
魏延 「わーん」
馬謖 「丞相!!」
諸葛亮「丞相じゃないよォ カエルだよォ ♪」
張飛 「あはは へんなの 軍師 あははは」
魏延 「なんのこっちゃ」

劉備 「・・・・・・軍師・・・軍師・・・・・・」
諸葛亮「あっこりゃこりゃ 劉備どの お元気ですかぁみなさん霊魂の具合はいっかぁがあ〜で〜す〜
    ・・・・・・あはははは・・・・ダメでした・・・負けちゃって・・・やっぱり北伐を成功させるなんてムリだったんですよォ
    笑っちゃいますよね あはははははは 笑うな―――!!!」 ボ ス (魏延を殴る)
馬謖 「誰も笑ってないでしょ」
劉備 「軍師・・・・・また頑張ればいいじゃないですか わたしにとって・・・勝ち負けよりも一生けんめい 戦ってる
    軍師の姿が何よりもステキでしたわ」
748そして次代への北伐軍11:2006/04/06(木) 04:21:56
後年
姜維 「ハイ・・・・わ・・・わし・・・また頑張ります!!」

姜維 「なんていったもののいったい何に男を賭けるやら」
    (↑どうだ ことばのセンスが古いだろ!!)
費イ 「姜維さん 今希望者募ってるんですが」(死亡)

  さ  ら  な  る  北  伐  

姜維 「・・・・・これだっ」

廖化 「やあ 姜維さん おそかったですね みんな同じチームですよ」
張翼 「ウチの張嶷は今度こそ戦死するんだからあ」
諸葛瞻「姜維くん取引先の将軍にも助っ人にきてもらったんだよ」
夏侯覇「やっ」
趙統 「オレたちもいれてくれよォ」
趙弘 「ホホホホ」
 

姜維 「だーみだ こりゃ」





長編でしたが これで終了です。ここまで見てくださった方 ありがとうございます。
749無名武将@お腹せっぷく:2006/04/06(木) 11:35:52
労作お疲れ!
パピィのキャラで孔明を描いてここまでハマるってすごいな。
750無名武将@お腹せっぷく:2006/04/06(木) 15:41:02
>>738-748
大作乙。1話丸々よくぞ作った。
爆笑した上に感動すら覚えたw

前作以上に突っ込みどころ多くて困るなぁww
751無名武将@お腹せっぷく:2006/04/06(木) 15:46:08
いや、確か前後編の2話分か。
>>739の蜀将勢揃いと諸葛亮の絶望っぷりが好きだw
752辺境警備:2006/04/06(木) 23:29:20
劉備「良かった・・・最悪の危機は脱したようだ────
   髭はのびていたけどあれは確かに関羽」
関定「劉備さま シチューとオートミールだけどお肉は・・・」
劉備「食う食う もーじゃんじゃん持ってきて」 ぱくぱく
関平「くすくす あわてないでゆっくり食べるだよ」

  ・・・こうして劉表のもとで飲み食いぐーたらすること数年

劉備「おかしいな妙に体が重い まだ体力が戻っていないのか・・・」
徐庶「劉備さま・・・はいこれ・・・」 つ[鏡]
劉備「?鏡?・・・・・・・・・・・・」

 ぷっくり  [鏡にはでっぷり太った劉備の顔が映し出されている]

劉備(腹筋中)「ひゃくごじゅう〜〜  に
         ひゃくごじゅう〜〜  さん
         ひゃくごじゅう〜〜」
徐庶「この人ホントにホントの劉備さまだべ?」
関平「于吉が化けてたらどうしよう・・・」
劉備「そんなに私は変わったかね?」
関平「無双の許チョと並べると見分けがつかねえだよ」
劉備「うーーーーむ 太ったのは5キロだがそれが全部顔と腿についたようだな」
関平「そんな器用な太り方・・・・・・」
劉備「まあ また放浪生活に入ると必要以上にやせてしまうし いっそもうこのままでも・・・」
徐庶「劉備さまっ!急に太ると体に悪いし いくらなんでも董卓の二の舞になりたくねぇべ!?」

 漢帝国七不思議っ    董卓の肥満体ぶり などなど

劉備(焦って腹筋運動)「にひゃくじゅうごっ にひゃくじゅうろくっ」

関平「急に熱心になっただよ」
徐庶「やっぱ『董卓の二の舞』は嫌なんだべな」
753無名武将@お腹せっぷく:2006/04/07(金) 01:14:38
>>741の張嶷と
>>742の魏延が好きだ

>魏延 「そういやオレたちってこのスレじゃバカばっかりやってて 何か真剣に取りくんだことってなかったっけ・・・」
wwwwwwww
754無名武将@お腹せっぷく:2006/04/07(金) 01:28:24
>>752
>こうして劉表のもとで飲み食いぐーたらすること数年
ワロス
755無名武将@お腹せっぷく:2006/04/07(金) 10:12:45
無双許褚そっくりの劉備想像して噴いたwww
756無名武将@お腹せっぷく:2006/04/07(金) 19:43:44
>劉備「食う食う もーじゃんじゃん持ってきて」 ぱくぱく

客将のクセに図々しいw
757ハートガクッテル:2006/04/09(日) 02:25:27
馬岱「今日も僕の瞳は45度ななめ下
    カレの後頭部をマトモに見れない

     僕 は 意 気 地 な しの 男 だ ・・・・・・・

   きちんと予告どおりになったカレの行動ばっか見ている」


魏延「私のこと・・・・・・・・キライ?」



馬岱「 涙 ・・・・・・・・・

    そっ そんなことないよ」



馬岱「しまった 斬ってしまった

   カレは反骨だった」
758赤んぼう少女1/2:2006/04/09(日) 23:42:45
尚香「趙将軍ですね ぼく玄徳さんと一緒に 呉からきました よろしくおねがいします
   阿斗ちゃんとも お友だちになりたいな ぼくにもだっこさせてください」
趙雲「ほほほ ほほほ」

尚香「とてもかわいいですね」(阿斗をだっこする)
阿斗「………………」(いかにも名君になりそうな、顔立ち)

尚香「阿斗ちゃん お友だちになってください」
趙雲「阿斗様は赤ん坊ですのよ お返事もすることも 歩くこともできませんのよ
   さあさあ くだびれたでしょう 寝室へおはりなさい」

  (劉備と尚香、寝室へ行く)

趙雲「………………」
阿斗「ひひひ うまくいったわ これからもわたしのいうとおりにするのよ
   ふん わたしとお友だちになりたいだなんて スパイにきたくせに」

759赤んぼう少女2/2:2006/04/09(日) 23:43:25
劉備「変だわ 変だわ」
尚香「ほんとうに玄徳さんの見込み違いじゃなかったのかい 賢そうな御子じゃないか
   でも ずいぶんうす気味の悪い赤ちゃんだね 
   それになんだか 顔中おしろいかなんか ぬってたみたいだったけど
   抱いてるのがやっとだったよ 気味わるくって」

劉備「きっとお化粧で 賢そうにみせているのよ かわいそうに」
尚香「とにかくそんなことより 劉封殿のゆくえをつきとめなきゃ
   いなくなったころのことを くわしく聞かせてくれないか」

阿斗(劉備と尚香の寝室の様子を覗っている)
阿斗「ふん わたしのことを それに尚香ったら平気でわたしの悪口をいってるわ
   お友だちになろうっていったのは やっぱりうそね わたしのことをかわいいなんていったのはうそね
   新しいお母さんがくると思って 一生懸命こんなにお化粧したのに」

尚香「おやっ 外に誰かいるのかな?」
阿斗 トコ トコ (逃げる)

尚香「気のせいだ 誰もいないよ」
760無名武将@お腹せっぷく:2006/04/10(月) 00:37:47
>>757
お父さんは心配性スペシャルの外伝?扱いのやつですな。
ハートガクルッテルな。揚げ足取りでスマン。
でもワロス

>>758-759
赤ん坊少女久しぶり
阿斗の黒さwwww
761無名武将@お腹せっぷく:2006/04/10(月) 14:21:41
>>757
どこかで読んだ気がするなぁと思ったら760で思い出した。
ハートカクテル風の絵の4コマだったやつだ。

>魏延「私のこと・・・・・・・・キライ?」
>馬岱「しまった 斬ってしまった
馬岱ヒドイw

>>758-759
阿斗黒いよ阿斗(((゚∀゚;)))
762無名武将@お腹せっぷく:2006/04/14(金) 23:37:45
大漢帝国・・・ばん・・・ざい!age
763ゾンビ屋れい子1/3:2006/04/17(月) 12:06:18
(長坂で劉備に追いついた曹操)

曹操「劉備…あなたの義弟たち…張飛くんに関羽くんだったかしら?
   おふたりはどこに行ったの?
   この私の軍から逃げたいのなら二人に加勢してもらったほうが楽じゃなくて?
   ねえどこよ?どこ?特に張飛くんは足手まといの民をかばいながらの戦いぶりが
   面白い奴だったのに
   ひょっとして…もしかして はぐれちゃったのかしらアアアン?
   劉備 あんた何やってんの!民を何人犠牲にすれば気がすむの!
   おっと失礼!民草を使い捨てにするのはお互い様だったわね!」
劉備「曹操!これ以上は誰も殺させない!」(趙雲をけしかける)
曹操「フン!」(あっさり青釘の剣をへし折る)
劉備・趙雲「!!」
曹操「甘く見られては困るわね…劉備 あなたが脾肉などというくだらないものに嘆いていた間…
   私は天下を手に入れる奸雄となるべく凄まじい修羅場を潜り抜けてきたのよ」

曹操「17年前――私は洛陽で毎日を過ごすひとりの北部尉に過ぎなかった
   『乱世の奸雄 治世の能臣』という評価は自覚していたけど
   それが天下を手中に収めるきっかけになろうとはまだ思ってはいなかった」
  「そんな私の前に反董卓連合軍が現れた 年齢は私とそう変わらないくせに
   自分たちの事を『漢室に巣食う逆賊を討つ義侠の集団』だとかなんとかのたまっていたわ
   率いる事になったのは袁紹という旧友 官渡で再開するなり袁紹はこう言った」
袁紹『臣下に加えてあげるわ曹孟徳…あたしに忠誠を誓うならよし
   さそいを断るようであれば…敵と化す前に死んでもらう!!』
  「『烏巣の兵糧庫』の存在を私は初めて知った!!
   焼き討ちしたその瞬間 私の中で眠っていた才能が解き放たれた!
   天下を取る覇業!!私にもできるッ!!」
764ゾンビ屋れい子2/3:2006/04/17(月) 12:07:16
曹操「まもなくして連中のお前らを除く全員が私に滅ぼされた…理由はかんたん
   彼らは身をもって知らされたのよ
   奸雄として真にふさわしいのはこの私なのだということを
   そして私が率いる軍には絶対に勝てないということを!!」
ドガァ(曹操軍が殺到する)
曹操「勝てないのよ…」
劉備「趙雲 逃げ…」
(兵に飲み込まれる趙雲)

孔明「あ…うわ…うわああぁぁっ!!」
オオオオオオオオ(迫り来る大軍)

『青洲兵』
曹操の覇業を助けるために許都より集められし精鋭。
その軍は天下を手中に収めるべく戦争に従事したうえで戦死した
黄巾賊の残党によって構成されている。
彼らの怨念は主君である曹操が天下を手中に収めることによって救済される。
たとえその救済がより多くの人間を死に導く事になるといえども。

(迫ってくる青洲兵に進退窮まる孔明)
徐庶(孔明 俺はもうおまえを守ってやれない
   これからは…おまえが自分を守るんだ 生きたければ…助かりたければ
   ほんの少し知恵をふりしぼるんだ)
孔明「じょ…徐庶…わたしは…わたしだけが助かりたいんじゃない…
   わたしは我が君を助けることを…いつだって夢見てた!」
765ゾンビ屋れい子3/3:2006/04/17(月) 12:08:13
曹操「あっははははは!!趙雲はすでに我が軍に包囲させたわ!
   走るがいい!逃げるがいい!今のお前たちにできるのはそれくらいのことだものね!」
劉備「翼徳!あんたはわたしと義兄弟の誓いを交わしたのよね」
張飛「そ…それがどーしたのよ兄者!」
劉備「縁を切るわ!勘当よ!曹操の狙いはわたしの首ひとつ!
   あんたまでむざむざ同じ日に死ぬことはないわ!
   わたしと別方向に逃げればあんたは助かるかもよ!」
張飛「あらま たかが飲んだくれの義弟を気遣ってくれるだなんて…ありがたいことだわねぇ
   そんな兄者を!ここで死なせちゃあ燕人張飛の名がすたるってものよ!」
劉備「!! 翼徳!?」
張飛「あたしが数秒でもくいとめる!その間に逃げるのよ!
   最後くらいあたしにカッコつけさせてよね!」(橋の上で仁王立ち)
  (徐庶くん…曹操のもとに行っちゃったんだっけ…
   もしあいつがあたしをクドいてくるようだったら…
   けっこうまんざらでもなかったのにな)

ジャーン ジャーン
張飛「どわっ!!」
劉備「!! あれは…」
(関羽と孔明が呼んだ援軍の船が到着)

曹操「ば…ばかな!援軍の船だと!?
   このような高等かつ凄まじい伏兵…いったい誰が!?」
(船団に孔明発見)
曹操「あ… あははははは おまえかぁ〜〜っ!!」
ザッ(立ちはだかる劉備)
曹操「邪魔よ 劉備!!どきなさいッ!!」
劉備「言ったでしょう!これ以上は誰も殺させないと!
   曹操どんの率いる軍から逃げる手段は孔明の船団だけ!!
   でもわたしが孔明を守る理由はそれだけではないわ!
   孔明の兄弟子…徐庶が去った時 わたしは心の中で誓ったのよ
   徐庶が守りきれなかったものを今度はわたしが守るんだってね!」
766無名武将@お腹せっぷく:2006/04/17(月) 14:25:53
>>763-765
ゾンビ屋れい子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!

>ひょっとして…もしかして はぐれちゃったのかしらアアアン?
この台詞回しが好き(´∀`*)
767赤んぼう少女1/3:2006/04/18(火) 22:15:40
※魏延は無双設定で

あらすじ:夜警をしている馬岱 孔明の幕舎の前を通りかかると話し声が………

   「ひそひそ」

馬岱「丞相がだれかと話してるわ 変ね いったい誰かしら?」

   「ギイ……… ギイ……… ギイ………」

馬岱「変な声だわ しわがれたような」

    ガ チ ャ ン

   「およしなさい」
   「ギイ……… ギイ………」

馬岱「丞相が言い争っているみたいだけど………」

   「わたし 馬岱なんて大きらいだと 何度言ったらわかるのよ 
    だからすぐにでも 兵卒におとしてちょうだいって 言ってるでしょう」

馬岱「はっ!」

   「でも……… それじゃ馬岱があんまりかわいそうよ」

馬岱「丞相の声だわ」
768赤んぼう少女2/3:2006/04/18(火) 22:16:21
馬岱( ガ タ ン )

   「だれ!!」

   ギッ (孔明の幕舎の入り口が開く)

孔明「馬岱!」

   「馬岱ね……… つれてきてよ ちょうどいいわ」

孔明「おいで」
馬岱「丞相」」

   「ほほほ きたわね」

馬岱「だ だれ あなただれよ」

   「きっきっ あたしよ 馬岱に私の素顔を見せてやるのよ 明かりをつけてよ」
769赤んぼう少女3/3:2006/04/18(火) 22:17:18
孔明( カチッ )蝋燭を灯す

馬岱「あっ」

  (仮面をとった醜い魏延の顔が)

魏延「ほほほほほほ ははははは
   あたしよ あたしが普通にしゃべれるなんて おどろいたかい
   馬岱 あなたはほんとに かわいい顔をしているわね」

馬岱「じ 丞相 劉禅さまに」

魏延「馬岱 きょうから あたしがはれてあなたの主人よ
   あなたは主人である あたしのいうことは何でもきかなくてはならないのよ
   馬岱っ おまえはあしたから天井裏に住むのよ あたしがおまえの部屋に住むの
   そうして おまえはあたしに使われるのよ いいわねっ」
孔明「でも魏延 おまえが馬岱の軍も指揮するなんて」

魏延「だいじょうぶよ わたしの自由にやりたいのよ 丞相は心配しなくてもいいわ
   さあ 馬岱 わかったら さっさとおかえり  はははは」

〜〜〜天井裏〜〜〜

馬岱「ここがわたしの天井裏の部屋………」

こうして馬岱は天井裏の兵卒の住んでいるところへ………………
魏延は馬岱の部屋に住むことになった………………
そうして魏延は 事あるごとに馬岱を呼びつけては いじわるをした
770無名武将@お腹せっぷく:2006/04/19(水) 00:36:42
少女漫画の典型的な意地悪シーンで
哀れな境遇に陥った馬岱に涙すべきなのはわかっているのだが

>馬岱っ おまえはあしたから天井裏に住むのよ あたしがおまえの部屋に住むの
これがルナティック雑技団の同様シーンとダブッて笑ってしまうw
771無名武将@お腹せっぷく:2006/04/20(木) 02:23:40
>>767-769
馬岱がいじめられてるだけで
たまらないのは最早末期だろうかww
772無名武将@お腹せっぷく:2006/04/21(金) 20:16:02
普通です。
773天使なんかじゃない1/3:2006/04/23(日) 00:39:02
姜維「馬岱─── 大変─── また変なうさわがたってるよ!」
楊儀「あはは おはよ─── 姜維☆ 今度は何? また乞食にでもなったか?」
馬岱(?)

姜維「あのね 馬岱は魏延殿を火計で暗殺しようとした陰険な男だって!」
楊儀「ええっ」
馬岱( あ ん さ つ )(汗)

楊儀「なにそれ! ど──ゆ──こと? 火計って何?」
姜維「わあぁぁ 馬岱は陰険なんかじゃないも〜〜〜ん」
馬岱「ちょっと トイレ………」(顔面蒼白)
774天使なんかじゃない2/3:2006/04/23(日) 00:41:04
呉懿「あ 馬岱だ」
張翼「ひそひそ」

馬岱(陰険な男……… とほほほ
   今のあたしは 言われて当然のような気がする 
   誰に何言われてもしょうがないや……… 誰にどう思われても別にいいけど………)

魏延(!)
馬岱(魏延殿………………)

馬岱「おはよ………」
魏延「………………」

魏延(無言で馬岱の横を通り抜ける)
馬岱(………………!!)(白目)

〜〜〜丞相室〜〜〜

孔明「おう どうした朝っぱらから」
魏延「ちょっと……… ご相談したいことがあるんですけど」
775天使なんかじゃない3/3:2006/04/23(日) 00:42:42
〜〜〜トイレ〜〜〜

ピ シ ャ ッ (馬岱に水がかかる)

王平「あ 馬岱殿 ごっめ───ん かかったぁ? 
   ハンカチ忘れちゃってぇ わざとじゃないのよ わざとじゃ〜〜〜」
   ぷる ぷる (手を振って手を洗った水を切る)
廖化「ぷくくくく」
馬岱「あっ じゃあ このハンカチ使って☆」

王平「〜〜〜〜〜〜 ありがとっ」(怒)
馬岱「?」
王平(どんかんっ)

王平 ぐしゃ ぐしゃ ポイ (馬岱の貸したハンカチを丸めて捨てる)
馬岱「!」

王平「何がエンジェル馬岱よ 調子に乗ってんじゃないわよっ!」
廖化「魏延殿 かっわいそ──────」
馬岱「─────────!!」


  なっにがエンジェル馬岱よ 調子にのってんじゃないわよ なっにがエンジェ……(リフレイン)


馬岱(魏延殿……… 魏延殿もそう思ったの? あたしのこと……… 陰険な男だって………)
776無名武将@お腹せっぷく:2006/04/23(日) 05:40:53
>>773-775
GJ。矢沢あいはこの頃が一番好きだったな。

そしてどんな作品でも馬岱は…(ノД`)
777無名武将@お腹せっぷく:2006/04/24(月) 01:36:03
同類の王平が馬岱を虐めているのも新鮮だ。

やっぱ馬岱は虐められっ子似合うなぁ
778無名武将@お腹せっぷく:2006/04/26(水) 00:09:55
徐庶「すまなかったなぁ。結局代わりの軍師のできねえまま、
    朝廷に上がる事になっちまって」
劉備「嫌だあ先生、何言ってなさるかねえ!
    ・・・・・・あたしの方こそ間違ってたんですよ。
    あたしみたいな貧乏人が軍師を持とうなんて思う方が
    図々しかったんだ。
徐庶「・・・・・・・・・・・・・」
劉備「けどそれより何より先生にお礼を言わなきゃ!
    きっと太公望だって先生みたいに切れ者じゃないですよ。
    あたいは幸せもんだ!
    ・・・・・ホントにありがとう・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

徐庶「荊州で見てきた君主たちを思ったら、とても知略を
    無駄に使うような真似は俺にゃできねえよ!」
楊修「我々は先ほどの金魚鉢の中の金魚なのよ」
徐庶「?」
楊修「何の役にも立たぬ朝廷と言う金魚鉢の中でただ
    飼われている事が我らの仕事なのだ。
    軍師を無駄に囲い、貴重な知略を無駄にさせ、
    けれどその無駄こそがこの世の贅沢。
    曹丞相のご威光の証しなのではないか」
徐庶(・・・・・母上・・・・・・・・ここは・・・・・・・)
779778:2006/04/26(水) 00:12:09
ごめ。
上は「大奥」(よしながふみ)。
780無名武将@お腹せっぷく:2006/04/26(水) 00:27:18
>>778
>楊修「何の役にも立たぬ朝廷と言う金魚鉢の中でただ
>    飼われている事が我らの仕事なのだ。
(⊃Д`)




ところで「大奥」なんて漫画あったっけ?と検索したら…

>将軍は女、大奥には美男三千人

な、なんじゃこりゃああ!!!!!!!!
781魯安 ◆BARAMFLAHY :2006/04/26(水) 03:20:40
|∀・)<大変長らくお待たせしました。ト(ry

|Д`)<前のトップ絵の移動等はまた後で行います。

|彡 サッ
782無名武将@お腹せっぷく:2006/04/26(水) 16:42:48
>>781
空城の計キター!GJ!みんなざわざわしながらも聴いてるw
783無名武将@お腹せっぷく:2006/04/26(水) 19:53:13
こうして見るとすごい髪型だな・・・
GJ!GJ!!
784無名武将@お腹せっぷく:2006/04/26(水) 20:57:10
魯安さん乙

司馬親子&張コウは初登場かね?
785無名武将@お腹せっぷく:2006/04/26(水) 23:16:06
>3も>1に入れた方が良いんじゃまいか?
786無名武将@お腹せっぷく:2006/04/26(水) 23:40:05
魯安殿乙です

>>784
張コウは三代目トップ絵に一応いる。
787無名武将@お腹せっぷく:2006/04/28(金) 04:47:20
魯安殿GJ!!!
禿ワラタww 孔明は悲壮だというのに・・・・・
788無名武将@お腹せっぷく:2006/04/29(土) 11:02:35
魯安さんとこの掲示板より

> [77] 投稿者:丙 劉禅 - お疲れ様ですー。
>
> 三戦板スレより。
> お疲れさまです(*´∀`*)
>
> 「生まれながらの本物の天才軍師孔明様ばんざーい!」
> と思わず言いたくなるw

激ワロスwww
789ガラスの仮面「忘れられた荒野」より1/8:2006/05/05(金) 22:52:43
張遼「荀ケ男爵 人材諮問の権威であるあなたにお聞きしたいのですが 
   いったん劉備軍で育てられた武将が ふたたび曹軍の中で曹操様の臣として生きていくことは可能でしょうか?」
荀ケ「ふむ……… その武人についての詳しい報告をしてくれるかね 張遼くん」

関羽「うおお────── おお………………」

張遼「200年1月14日 徐州の下邳で 劉備軍の群の中に4つ足で歩く裸のヒゲ男が発見されました」

  〜〜〜下邳〜〜〜

関羽「おおおお………………」
曹兵「!!!」
関羽「うう おおう………」
 
程c「郭嘉殿」
郭嘉「ほう………う」
夏侯惇「すごい………!」
曹仁「大将軍候補………か」
荀攸「ふうむ」
曹兵 ザワ ザワ 

  (略)
790ガラスの仮面「忘れられた荒野」より2/8:2006/05/05(金) 22:53:25
〜〜〜そして関羽は曹操に降ることに〜〜〜

張遼「義兄の方が行方をくらましました……… ずいぶん疲弊してましたから
   このヒゲ男の義兄はただひとり忠誠を誓った主君 唯一の主人を失ったわけです」

関羽 クンクン クンクン クンクン (臭いを嗅いで劉備を探そうとする)
夏侯淵「おっ………!」
徐晃(これは………!)

関羽 カタ トン (劉備がいないと分かるとぐったりと倒れれる)

郭嘉「おおっ………!」
関羽(白目)←生気を失った表情
夏侯惇(なんて表情………!)
楽進「こ……… このヒゲ男すごいですね 荀攸殿………」
荀攸「うむ………」
郭嘉「きみ これほんとうに一騎当千の武将なのかね?」
程c「は………あ 郭嘉殿 そのはずですが………」

張遼「関羽殿の悲しみは深く 毎日義兄に貰った軍袍の匂いをかいで けっしてそれを離そうとはしませんでした
   そして食欲がなくなり まったく食べなくなりました」
諸将 ザワザワ ザワ

張遼「孟徳命といわれる夏侯惇殿でも これほどの悲しみようはみたことがありません
   20日がすぎてもまだなにも食べません 水すら口をつけません
   関羽殿はもはや死んでいるも同然でした」
于禁「すご………」

関羽(白目)
徐晃(なんて表情なの関羽殿………! 泣き叫ぶわけでもないのに関羽殿の死ぬほどの悲しみが伝わってくる………
    義将の悲しみ……… 無表情の表情……… そんなものがあったの………!?
    忠義の士の嘆き………! これがそうなの………!?)
791ガラスの仮面「忘れられた荒野」より3/8:2006/05/05(金) 22:54:44
張遼「関羽殿 きょうからここがきみの家だ 明日からはもう監視もいない きみは我が軍の将になるんだよ 関羽殿」
関羽「う〜〜〜」(威嚇)

張遼「朝11時に起床 食事、いつもの半分量の生肉と水 口をつけないが一時間で食事はさける
   昼のあいだはうつらうつらして眠そうである 目は日射しに弱いらしい
   午後5時 夕食 鳥のミンチ肉と水 分量は朝食と同じ たいらげる」

関羽 ガツ ガツ ガツ ベロリ
夏侯淵(どき!)

張遼「その頃から顔つきがしっかりして 目に生気があらわれる 活動時間になったらしい」
関羽(鋭い目)
諸将 ぞく

張遼「2月1日 ビスケットをやる 匂いをかいだのち食べる はじめて味付けした肉を出す なめただけで食べず 塩味をきらう」

張遼「窓の外の鳥にむかいほえる ラジオに驚く 音楽をうるさがる音感をもたない
   入浴は3日に一度だが 関羽殿には拷問に感じるられるらしい
   ヒゲをひさわろうとすると怒って暴れる ブラッシングは不可能
   2月20日 暖炉の火をこわがる 暖期にはいり睡眠時間の増加 夜中の遠吠えも減る
   3月4日 ぼくの足元で食事をする 少しは警戒をといたらしい
   3月11日 ビスケットのおかわりをほしがる やらないとかみつく 遊び道具がふえる この頃夜に眠るようになる

夏侯惇(ヒゲ男 すごい……… あの男が軍神だということさえ忘れてしまう………
    孟徳様 これがあなたの気になさってる武人ですのね……… 関羽………こんな武人でしたの………)
 
792ガラスの仮面「忘れられた荒野」より4/8:2006/05/05(金) 22:55:39
関羽「ギャ─── ギャ───」 ドンドン
張遼「こい! 関羽どの きみの本当の世界をみせてやる! 
   お望み通り許昌へつれだしてやろうじゃないか 都がどんなものかみせてやる………!」
関羽「オオ───ン オ───ン」

張遼「開いて! 閉じて! 開いて! 閉じて そう………! うまくなったよ関羽殿
   1・2・3 1・2・3 そう……… その調子! 関羽殿 さあ言ってごらん    
   あごを動かして 曹・操・様 関羽殿! さ! 声を出して………!」
関羽「あ………あ」

(略)


張遼「曹軍の将として訓練をはじめて3ヶ月 あきらかに関羽殿は変化した
   夜眠るようになった 闇をこわがるようになった 味つけした肉を食べるようになった 
   服をいやがらなくなった 靴もがまんしてはいているようになった 曹軍の将を目にしても あまり怖がらなくなった
   家のはしからはしまで 2本足で歩けるようになった この前やっとひとりで階段をおりることができた
   言葉を4つしゃべられるようになった 関羽 張遼 ありがとう プリーズ」
曹洪「プリーズ?」

張遼「ぼくがよく使うからさ 人にものをたのむとき プリーズ! お茶をプリーズ 座って! プリーズ
   あれをして プリーズ! これをして! プリーズ いつのまにか覚えたんだ」
曹洪「すごいじゃないか 3ヶ月前がうそのようだ 一日も早くこれを曹操様に発表するべきだよ」
張遼「だがまだ完全じゃないんだ 心が……… 心が曹操様の臣になってないんだ………」
793ガラスの仮面「忘れられた荒野」より5/8:2006/05/05(金) 22:56:49
キャ─── キャ─── わ─── キャ─── わ───

賈詡「なにごとだ!?」
許チョ「関羽殿が夏侯将軍の兵卒を追っかけてるんですわ!」
張遼「やめろ! 関羽殿 やめろ!」
関羽(夏侯惇の兵卒を追いかける)

荀ケ「これがきみの研究の成果かね 張遼くん! きみはエサでヒゲ男に芸をしこんだにすぎない とんだ茶番劇だ!」
張遼「やめろ! やめるんだ 関羽殿 やめろ! おまえはやっぱり劉備の臣なのか………? 劉備の臣なのか 関羽殿!」
関羽「お──────」

(略)

張遼「曹・操・様 曹操様! 言ってみろ関羽殿 曹操様だ!」
関羽「グェ グェ─── グェ───」
張遼「さ! 鏡をみて! 関羽殿 あれがきみだ!」
関羽「アアァ」
張遼「ぼくと同じ格好をしているだろう きみは曹操軍の人間なんだ」

関羽 クンクン クンクン……… クン (曹操から貰った青い軍袍の匂いを嗅ぐ)
関羽「!」

関羽「曹操さぁ………」
張遼「そうだよ関羽殿! その青い軍袍は曹操様が賜ったものだ! 軍袍についているこの匂いは曹操様の匂いなんだ!」
関羽「曹操さぁぁ!」
張遼「そうだよ“曹操様!”それがきみの主のことなんだ!」
794ガラスの仮面「忘れられた荒野」より6/8:2006/05/05(金) 22:57:41
張遼「関羽殿! あの方がきみの主君なんだよ!」
関羽「そ……… 曹操様………! 曹操様!」
張遼「そうだよ! 曹操様だ! その方が殿なんだ その方がきみの主君なんだ! ぼくたちは同じ曹操軍の仲間なんだよ!」

張遼「関羽殿!」(関羽を抱きしめる)
曹操「!」

張遼「きみは曹軍の人間なんだ」
曹操「………………」(嫉妬に震える)

〜〜〜夏侯邸〜〜〜

夏侯惇「ええ!? 孟徳様が家に帰ってらっしゃらない………!? 関羽の様子をみるために張遼宅へ………?
    信じられない この嵐の中を……… あのヒゲ男の様子をみるために………」

  ヒョオオオォォォォ

夏侯惇(あのヒゲ男の……… 孟徳様……… あなたにとってあのヒゲ男は………
    関羽というあのヒゲ男はいったい どういう存在なのですか………?)
795ガラスの仮面「忘れられた荒野」より7/8:2006/05/05(金) 22:58:20
〜〜〜そして、曹軍を後にする関羽〜〜〜

張遼「お別れの記念だ きみにこれをあげる 関羽殿
   覚えているかい この青い軍袍を きみがはじめて曹操様の名を呼んでくれたときの軍袍だよ
   ときどきは曹操様とぼくのことを思い出しておくれ」

関羽(生気のない表情)
張遼「さようなら 関羽殿」

〜〜〜劉備軍〜〜〜

関羽「ハ………ハジメマァァ ワタシ………ノ 名ハ 関羽………デス
   トシは35サイ……… ワタシハ軍神デス……… ワタシ………ハ 美髯公デス………」
劉備「なんなの? 雲長のもっているあの青い軍袍は………! なんて薄汚い」
張飛「それがここへきたときからずっと……… どんなことをしても手放さないのです
   とりあげようとすると 暴れるのです」

劉備「雲長 わたしがあなたの主人なのよ」
関羽「ワタシハ……… 軍神デス……… ワタシハ……… 美髯公デス……… 
ワタシハ漢寿亭侯デス………! 張遼オォォォォォ──────」

曹操(戦場の中と外ではきみはまるで別人だ……… 
   なんの打算もなく どうしてこれほどまでに義に命を燃やせるのか……… どうしてこれだけ激しくなれるのか………
   どうしてこれだけ我を忘れることができるのか……… 
   虹色の光の中で 君は生きている 雲ちゃん……… おれがうらやましく思える程に………!
   関羽 このおれがかつて誰かのファンになるなど考えも及ばなかった……… きみがおれの前にあらわれるまで おれにとって人材はただのコマだった 
   コマの人間らしい気持ちも感情も無視してきた……… それなのに………
   戦場の上のほんのひと笑み 思いかけず流れてきた視線……… 
   そんなものにこのおれが釘づけになるとは……… こんなヒゲ男に心を奪われるとは………!)
   
796789-795:2006/05/05(金) 23:02:48
番号振り間違えました。これで終わりです。

ちなみに元ネタは上演2日目のシーンを使いましたが
劇が中途半端になってしまうので、794、795は初日の舞台のシーンを足してしまいました。
見逃してください。
797無名武将@お腹せっぷく:2006/05/06(土) 01:17:07
素晴らしい。
感動のあまり、転げまわりました。
GJです。
798無名武将@お腹せっぷく:2006/05/06(土) 12:19:41
GJGJGJ!!!!!

>雲ちゃん
紫のバラの曹操ハゲワロスwwwwwwwwwwwww
青いスカーフ=青い軍袍もテラワロスwwwwwwww
さりげなく張遼と愛が芽生えている関羽wwwww
そしてさりげなく劉備と張飛を忘れてる関羽wwwwwwww

久しぶりにガラかめ読み直そうw
799無名武将@お腹せっぷく:2006/05/06(土) 17:28:00
>こんなヒゲ男
曹操さりげにヒドスwwGJww
800無名武将@お腹せっぷく:2006/05/06(土) 20:11:14
ヒゲ男ww
801無名武将@お腹せっぷく:2006/05/06(土) 23:56:37
>>789-795
SUGEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!

>劉備軍の群の中に4つ足で歩く裸のヒゲ男が発見されました
この時点で鼻から茶吹いたwwwwwwGJ、超GJ
802ちびまるこちゃん1/3:2006/05/10(水) 01:36:55
馬岱「ねえ 費禕殿 丞相たち北伐やるんだって」
費禕「北伐!? どこでやるの?」
馬岱「安定・天水・南安・街亭あたりだよ が・い・て・い
   このまえ 丞相と王平殿が下調べに行ってるの見たもん」

馬岱「わたしも仲間にいれてもらったんだ 費禕殿も仲間にはいりなよ ね」
費禕「………う───ん でもちょっとこわすぎるねェ………」
馬岱「大丈夫だってば おもしろそうじゃん 一緒に行こうよォ」
費禕「………わたしやめよくよ 戦なんてとても………」

楊儀「丞相たちの北伐 キミも参加するだろ?」
魏延「もちろんさ」

馬岱「魏延殿たちも行くんだね ………どうでもいい人に限って参加するね」(汗)
費禕「そんなら馬岱殿もやめればいいのに………」(汗)

廖化「今から北伐のうちあわせするんだってさ あっちだってさ」
馬岱「ほんと!? じゃあ行かなきゃあね」

廖化「こっちこっち ここだよ」
馬岱「お やってるねェ」
803ちびまるこちゃん2/3:2006/05/10(水) 01:37:46
馬岱(………げっ 参加するのって バカとジジイばっかりだ!! 大丈夫かなァ………)


   ※集まった人たち:孔明・魏延・王平・楊儀・廖化


馬岱「ねえ もう少し 大勢参加者をふやしたほうがいいんじゃない?」(汗)
孔明「そうだな その方が楽しいかもな」
王平「ブ───」
馬岱「そうだよ ね ぜったい そうしよう」

孔明「じゃあ ちょっとほかの奴らも さそってみよう」
王平「ブゥ」
馬岱(たのもしい人つれてきてよ………………)

楊儀「ちょっとして キミ 今のメンバーじゃ たよりないと思ったんじゃないのかい?」
馬岱「ヒッ ちがうよ そんなことないよ」

王平「関興殿と張苞殿 北伐に参加してくれませんかブ──」
張苞「北伐?」
関興「おもしろそ─じゃねェか」

楊儀「馬謖殿 キミ丞相の弟子だろ 北伐に参加してくれよ」
馬謖「は……… はい……… 死ぬほどイヤだけど 丞相の一番弟子として やむをえないでしょう」
804ちびまるこちゃん3/3:2006/05/10(水) 01:38:43
孔明「だいぶ増えたな」
王平「ブ───」
馬岱「関興殿と張苞殿がきてくれてホントよかったよ はきだめにツルだよ」
馬謖「………じゃあ 私ははきだめのゴミというわけですね………」

孔明「これが布陣図だぞ 印のついている所に魏軍がいるから それを攻めてくるんだ」
馬謖「げっ 15部隊もあるのですか ヒェ〜〜〜」

馬謖「………あ………あの 私………まことに恐縮ですが
   ぜ………ぜひとも関興殿か張苞殿の部隊にしていただきたいと………………」
馬岱「わっ わたしも関興殿か張苞殿の部隊がいいっ」
楊儀「ボクも……… きみらより関興殿か張苞殿がいいよ」

孔明「よし こうなりゃ あみだで部隊編成を決めるぞ」
関興「よしっ」
馬謖「ズバリ 天の神さま たのみますよ………」

馬謖「ズバリ〜〜〜 私のお相手は王平殿でしょ〜〜〜」(涙)
楊儀「ボクと丞相と廖化殿の三人組みだね」
孔明「おう」
王平「オレは馬謖殿だブ───」


魏延「馬岱ィ……… オレ……… 丞相に嫌われてるんだ……… よろしくたのむよ………」
馬岱(ガ──────ン……… 魏延……… 最悪………)←白目
805無名武将@お腹せっぷく:2006/05/10(水) 03:09:47
>>802-804
まるこキター
>馬岱(………げっ 参加するのって バカとジジイばっかりだ!! 大丈夫かなァ………)

>馬岱「関興殿と張苞殿がきてくれてホントよかったよ はきだめにツルだよ」
>馬謖「………じゃあ 私ははきだめのゴミというわけですね………」

>魏延「馬岱ィ……… オレ……… 丞相に嫌われてるんだ……… よろしくたのむよ………」
>馬岱(ガ──────ン……… 魏延……… 最悪………)←白目

バロスwwwwwwwwwwwwwww
806無名武将@お腹せっぷく:2006/05/10(水) 17:45:15
>楊儀「馬謖殿 キミ丞相の弟子だろ 北伐に参加してくれよ」
>馬謖「は……… はい……… 死ぬほどイヤだけど 丞相の一番弟子として やむをえないでしょう」

>孔明「だいぶ増えたな」
>王平「ブ───」
>馬岱「関興殿と張苞殿がきてくれてホントよかったよ はきだめにツルだよ」
>馬謖「………じゃあ 私ははきだめのゴミというわけですね………」

馬謖テラワロスwwwwwwwwww孔明最悪wwwwwwwwwwwwwwwwww

807無名武将@お腹せっぷく:2006/05/11(木) 00:25:33
>王平「ブ───」

王平wwwwwwwwwwww
808無名武将@お腹せっぷく:2006/05/11(木) 16:23:18
>孔明「よし こうなりゃ あみだで部隊編成を決めるぞ」

ちょっと待てwwwwwwwww
809砂の城 1/4:2006/05/11(木) 23:15:56
〜劉備死亡時〜
 
孔明「殿 殿 こんなになって
   あんなに元気だったのに 殿!」(泣きながら)
 
(劉禅、その場に倒れかける)
 
劉封「公嗣!」
劉禅「どうしていいかわからない……あたしは ひとりよ……
   こんなにとつぜん ひとりになるなんて」
劉封「公嗣 ひとりじゃないよ ぼくがいる
   いつだって ぼくはきみのそばにいるよ」
810砂の城 2/4:2006/05/11(木) 23:16:44
劉禅「うそ!
   いっちゃうくせに もうすぐ上襄にいっちゃうくせに!
   お兄様がいっちゃうと あたしは立太子よ
   ずっとずっとひとりぼっちで 寂しくて寂しくて死んでしまうわ」
 
(劉封に抱きつきながら)
 
劉禅「いかないで お兄様 ひとりにしないで
   もうはなれるのは いや!」
 
(劉封、劉禅を固く抱きしめる)
 
劉封(そばにいるよ
   公嗣 ぼくは ここにいるよ)
811砂の城 3/4:2006/05/11(木) 23:17:45
〜後日〜
  
孔明「立太子ですって じょうだんじゃないわよ
   あなたに蜀を継ぐ 資格があるとでも思っているの」
劉封「資格なんか 関係ありません
   ぼくは 義父上のあとを継ぎたいだけです
   あなたには わからないんですか
   いま 公嗣は不安定で 王座なんかに座ったら倒れてしまいます
   公嗣と変わってやりたいんです
   蜀に暗君は必要ないんです」
孔明「劉禅さまには ちゃんと私がついています
   あなたが心配する必要はありません」
812砂の城 4/4:2006/05/11(木) 23:19:26
孔明「劉備さまは ずいぶん あなたをかわいがっていたようだから
   上襄の太守くらいはまかせてあげます
   そのかわり とことん 蜀のために働いてもらいますからね」
劉封「皇帝にしてください!
   きっと 蜀を繁栄させてみせます
   皇帝にしてください」
孔明「おだまりなさい
   養子のくせに!」
劉封「!
   のぞんで なったわけじゃない……
   いつも いつも ぼくから王位をへだてるのは その言葉だ」
 
劉封「ぼくは 蜀を愛してる
   愛してる! 愛してる!
   ずっと ぼくが守ってきたんだ
   ずっと 義父上のために生きてきたんだ
   義父上に見合う武将になろうと そればかりを思ってきたんだ
   丞相は なにも わかっちゃいない
   蜀がほしいのは 血統を継ぐだけの暗君じゃない
   ぼくたちの気持ちのひとかけらも
   あなたは わかっちゃいないんだ!」
813無名武将@お腹せっぷく:2006/05/12(金) 01:14:40
おお劉封
泣けるぞGJ!
814無名武将@お腹せっぷく:2006/05/12(金) 19:54:36
>>809-812
前半は美しき義兄弟愛なのに

>蜀に暗君は必要ないんです
>蜀がほしいのは 血統を継ぐだけの暗君じゃない
(・∀・;)あれ?結構劉封ヒドイ事言ってませんか?
815ペケ〜ルイルイ愛の劇場化〜1/4:2006/05/14(日) 00:11:17
※横山ビジュアルでお楽しみ下さい。

〜〜〜After 街亭〜〜〜

孔明 ぷい───ん ぷい───ん(掃除機をかける音)

孔明「ふう」


     冬過ぎて 春来にけらし 新入生
                      ──諸葛亮──


趙雲 パン パン パン パン パン(拍手)

趙雲「いやあ……… お見事お見事 丞相………………
   春一番に 身も心も洗われながらも 新しい一歩への不安を隠しきれない
   新一年生の心理が巧みに表現されていますよ………………」

孔明「いや何 私も今まさに新一年生のようなものだからな」

孔明「今日から新しく弟子が来るのだ しかし私には馬謖を育ててしまったという実績がある………
   だから今度は 二度とその過ちを繰り返さぬよう 心してかからねばならないのだ………」

趙雲「わかります わかります………………」
816ペケ〜ルイルイ愛の劇場〜2/4:2006/05/14(日) 00:12:07
趙雲「というわけで 今度貴方の下で学ぶことになった お弟子さんを案内してきました………」

馬謖「お久シぶりデす 丞相」
孔明「 げ え え っ !!」 がん

孔明 さ──────っ (乞食に変装して逃げようとする)
馬謖「ワあ 丞相の変装ノうデは 相変ワラず すごイでス」
趙雲「愚かな……… 丞相……… 馬岱とあまり変わりばえしていませんよ……… フフフフフ………………」

孔明「ばっ………馬謖!? 貴様何しに来たあっ!!」
馬謖「貴様でス」

馬謖「ボクは軍師でス 丞相ワ 人材不足で悩んデイます
   といウわケデ ボクが北伐ヲ指揮しまス」
孔明 ど び ────── ん

趙雲「良かったですね 丞相………………
   師孝行なお弟子さんで……… フ………フフフフ………」
817ペケ〜ルイルイ愛の劇場〜3/4:2006/05/14(日) 00:13:11

〜〜〜孔明ハウス〜〜〜

孔明「ふう 今日は一日すっかり掃除で終わってしまった 
   そういえば まだ夕飯を作らねばならんのだな………ふう」
馬謖「それなら心配無用です 丞相!!」

孔明「ばっ馬謖!? 一体どうしたのだ!? その姿は………!!」
馬謖(横山ビジュアルから蒼天ビジュアルに変身)

馬謖「蒼天バーションで食事の支度をしようと思って 月英のと違ってなかなかいい味なんですよ」
孔明「し………しかしなあ………」

馬謖「ホラ 材料も持ってきたし いいから丞相は休んでて下さい!!」
孔明「ば………馬謖……… お前という奴は………………」(感動のあまり涙)
818ペケ〜ルイルイ愛の劇場〜4/4:2006/05/14(日) 00:13:56

\                                           /
  ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|Д`) 。o O ←司馬懿





馬謖「はラへったァ─── めシクわセ───」 
孔明「うるさいっ!! 今用意するっ!!」
馬謖 ちゃんか ちゃんか ちゃんか ちゃんか(箸で机をたたく音)
孔明「うわっ!! なんだあの男はっ!!」


|Д`)「………な───んてことにはならないもんな……… 世の中って儚いよな………はあ………」



819無名武将@お腹せっぷく:2006/05/14(日) 02:44:45
817でホロリときたのに司馬懿の妄想オチか!!www
820BANANA FISH1/5:2006/05/14(日) 20:19:50
※222年、夷凌へ向かう馬岱から 病床の馬超への手紙

  
  『君は何度もぼくに聞いたね
   ”俺が恐ろしいか?”と
   でも ぼくは――――――
   君のことを恐ろしいと思ったことは一度もないんだ
   初めて会った時から

   それどころか 君はぼくよりずっと傷ついてる
   ――――そんな気がして しかたなかった

   おかしいだろう?
   君のほうが ぼくよりずっと頭もいいし
   身体も大きく力も強い
   それなのにぼくは―――――

   ”君を守らなければ”
   と ずっと思っていた』

    ザッ(寝台から起きあがり馬岱に会いに行こうとする馬超)

   
  『”ぼくは何から君を守りたかったんだろう?”』


    ドンッ

馬超 (あ)
821BANANA FISH2/5:2006/05/14(日) 20:20:55
蜀臣「…なぜだ なぜ…スキを見せた…!
   一分のスキもないあんたが いったい何に気をとられて……!」

    ドンッ

馬超「…急所を はずしやがって…!」
蜀臣「お互いさまだろ…
   …そしてお互い助からねえ
   悪く思うなよ…おまえに蜀をとらせるわけには…」

    ガクッ(膝をついた拍子に手紙を落としてしまう馬超)

馬超「はあ  は… はあ」(手紙を拾い集める)
822BANANA FISH3/5:2006/05/14(日) 20:21:49

趙雲「…大丈夫かい?」
馬岱「ええ…
   以前 従兄上とちょっとケンカしちゃった時
   ぼく あやまろうと思って馬房に行ったんです…
   彼――1人になりたい時 いつも行くって言ってたから
   彼は…そこにいました
   でも ぼくは―――なかなか声がかけられなくて

   彼は――――ひっそりとそこにいました
   暴力や争いとはまるで無縁のように――――もの静かで

   でも 孤独だった
  
   それはもう―――たとえようもないくらい壮絶な孤独でした」

  『ぼくは運命から君を守りたかった
   君を連れさり
   押し流す運命から』  
823BANANA FISH4/5:2006/05/14(日) 20:22:43
馬岱「その時 思ったんです
   何があっても彼を信じよう
   たとえ どんなことが おこっても
   ぼくは――――ぼくだけは…」
趙雲「…戻って来ようなこの国へ
   ちゃんと戦を収めて…あいつに会いに来よう
   お前が見つけた生涯最高の友達だものな」

  『君は花旗国の書に出てくる豹の話をしてくれたね
   山の頂で死んだ豹は
   自分が戻れないことを知っていたにちがいないと―――
   
   ぼくは答えた
   君は豹じゃない 運命は変えることができる――――
   そうだよ 孟起
   運命は変えることができるんだ

   君は1人じゃない
   ぼくがそばにいる
   ぼくの魂はいつも君とともにある』

馬超(涙を流す)
824BANANA FISH5/5:2006/05/14(日) 20:23:51
馬岱 さよなら蜀漢 さよなら漢中…
   でも君に さよならは言わないよ 孟起
   ぼくらはまた きっと会える
   どんなに遠く離れていても――


   君はぼくの最高の友達だ



馬氏「――ちょっと
   こんなところで寝てはだめよ―――あなた」

馬超(微笑みを浮かべている)

馬氏「―――いい夢みたいね」


侍女「あのすみません この書どこに…」
馬氏「あ はい
   それは確か この奥ですね」
(馬承が駆けてくる)
乳母「だめよ 走っちゃ!」
825無名武将@お腹せっぷく:2006/05/14(日) 20:30:04
>824
最後の最後でセリフずれちゃったorz
826無名武将@お腹せっぷく:2006/05/15(月) 00:27:04
>>820-824

その同じシーンで同じ事を考えてたが難しくて自分には出来なかったQrz
GJ!!馬岱いいよ馬岱
827パーム1/2:2006/05/15(月) 22:43:59
魏延「ああいやだ またあんたと ふたりになっちゃった」
馬岱「いやなら幕舎に行って寝れば?」
魏延「いやよ あなたが孔明を待ってるのに あたしだって待つわよ」

馬岱「どうして最初から俺に つっかかってばかり いるんだよ?
   何が気に入らないのさ?」
魏延「何が? 何もかもよ!
   そのハデな目の色も デコラティヴなまつ毛も 金ぴかした肌も
   かわいい肩も何もかも!」
馬岱「―――
   肩がどうして?」
魏延「あんたバカじゃないの?それともとぼけてんの?
   あたしがあんたを きらいなのはね 孔明と相思相愛だからよ!
   あんたがどうこう いうんじゃないの!誰であっても同じことよ!
   ――そうよ あんたが悪いんじゃないわ もうほっといて」
馬岱「――」
828パーム2/2:2006/05/15(月) 22:45:50
魏延「あなただって 彼が他の誰かと仲良くしてたら 何だか悲しいでしょ?」
馬岱「それは…… でも丞相は顔が広いから」
魏延「じゃ劉備様よ 孔明はいつも仕事であの人とべったりで
   あなたは おみそでしょ
   何か疎外感を感じない?今のあたしはそういう気分なの?」
馬岱「劉備様は丞相のボスだよ
   丞相は劉備様が好きなんだ あんたのことも好きだよ」
魏延「……何か話がいまいち かみ合ってないような気がするけど
   経験による価値観の差かしら?
   でもとにかく あの人はあなたのものよ それがあたしには打撃なの」
馬岱「丞相が?そんなことないよ」
魏延「もうやめて 恋敵になぐさめられるなんて最悪」 いじいじ

馬岱「本当だよ 俺は丞相のものだけど 丞相はみんなのものなんだ」
魏延「……
   ……このガキ 殺してやりたいわ」(苦笑)
829無名武将@お腹せっぷく:2006/05/17(水) 00:58:35
>魏延「何が? 何もかもよ!
>   そのハデな目の色も デコラティヴなまつ毛も 金ぴかした肌も
>   かわいい肩も何もかも!」

馬岱タソ(* ´Д`*)ハアハア
830無名武将@お腹せっぷく:2006/05/17(水) 01:10:10
馬岱の肩はかわいいとな’`ァ,、ァ(*´Д`) ’`ァ,、ァ
831無名武将@お腹せっぷく:2006/05/17(水) 04:07:25
パームはお初か?
お米の半分が好きだった


馬岱いいよ馬岱
832無名武将@お腹せっぷく:2006/05/17(水) 08:17:14
お豆?
833ベルサイユのばら:2006/05/18(木) 21:13:30
  劉備「ねえかあさん
     わたしが中山靖王劉勝の末裔だってほんとうなの?」
劉備母「やれやれこの子はまたその話かい!」
  劉備「だってさあ! 中山靖王劉勝っていやあ
     いまの漢王朝の流れをくむ貴族じゃないの
     へへっその末孫がわたしだなんてさ!
     世が世なら…たとえ筵織りの息子でも
     洛陽宮殿に暮らしているのはわたしたちだったかもしれないんだ
     ねえ?かあさん」
劉備母「まっ! いやだ阿備ったら ははは…
     でも阿備なら利口だから…
     どこかの君主のお目にとまって出世って事もあるかもよ」

  劉備(そうよ! このままこんな……
     こんなブタ小屋みたいな きたならしいうす暗い村で終わってたまるもんか!
     いやなこと! わたしはこんな掃き溜めの薄汚いやつらみたいにはならないんだわ!
     どんなことをしたって…絹ビロードの朝服を着て優雅な剣を帯びてさ…
     おいしいものをどっさり食べてパーティーや仮面舞踏会…(以下妄想続く))
834無名武将@お腹せっぷく:2006/05/18(木) 21:25:36
自分はあるはずのない海が好きだったよ
馬岱かわいいよ馬岱
835ガラスの仮面1/3:2006/05/18(木) 23:20:39
あらすじ:孫尚香が阿斗をつれて行方不明に

張飛「ついに……… 帰ってきませんでしたね 孫尚香……… あらゆる所を探したのに どこにもいない……… 
   ああ なぜ こんな……… 行方不明だなんて……… きっと誘拐か交通事故にでも………」
趙雲「まだきまったわけじゃない………………! 今しらみつぶしに捜させている………!」

趙雲(何があった………? 阿斗さま 無事でいろ! 早く帰ってこい………! 早く帰ってくるんだ………!)

関平「どうしたんだろう? いつも冷静な あの子龍さまが」
劉封「そうだな こんな取り乱された表情 はじめてだ………」
張飛(子龍さま………)

───朝10時───

ジリリリリン

麋芳「子龍さま! いま捜しにいった部下から連絡が………! 
   昨夜阿斗さまを連れた孫尚香が長江の岸辺にいたそうです!」
836ガラスの仮面2/3:2006/05/18(木) 23:21:37
〜〜〜長江付近の漁村〜〜〜

漁民「赤ん坊と二人でいて……… 身分の高い布陣のような口ぶりでした……… 
   母親が危篤とか 孫呉がどうとかいってました
   孫なんとかって人から命令があって どうとか……… 彼女 真っ青になっていました」
趙雲「なん………!」
張飛「……………!」

趙雲(策にはまって………しまったか………!)

漁民「それから兵士みたいな人達がからんできて……… 
   彼女をつれだしていきました はじめてみる人達だったので どこの誰だか………」

趙雲「捜せ! どこかに川賊のたまり場があるはずだ!昨夜このあたりにやってきた女はいないか聞きだすんだ!」

   ザザ………………ン ザ………ン ザザザ……… (長江のさざなみ)

───昼2時───

劉備「阿斗と尚香はまだ行方不明なのか!?」
関羽「兄者………!」
劉備「阿斗は大事な跡継ぎなんだぞ もしこのまま戻ってこなかったらどうなるんだ!」

趙雲(部屋で一人うなだれている)
張飛「子龍さま………」

張飛「兄者 気づいてしまいましたのね………」
趙雲「そうだな……… 今頃は殺したいほどの気分だろう……… 
   阿斗さまの養育係りのおれを……… さぞかし憎んでいることだろう………」
837ガラスの仮面3/3:2006/05/18(木) 23:22:25

張飛「いつも冷静なあなたがこんなに取り乱されるなんて……… こんな子龍さまははじめて………
   いえ 二度目ですわね やはり阿斗さまが以前窮地におちいったとき………
   長坂で曹軍の中に取り残されたとき……………… あなたらしくもなく取り乱されて………
   兄者に忠実な戦の鬼 冷静沈着 愛や恋に見向きもしないかたぶつ………
   そんなあなたが あの子にだけは人間らしい表情をなさる………………
   31歳も年下のあの子にだけは………………」

趙雲「………………」

張飛「魅かれていらっしゃるのね もうずっと長いこと……………… 強く………………」
趙雲「張飛く………」

張飛 バタン (部屋を出る)
趙雲「………………」



     魅 か れ て い ら っ し ゃ る の ね  
     あ の 御 子 に………   も う ず っ と 長 い こ と ………



趙雲「………………」(青ざめる)
838無名武将@お腹せっぷく:2006/05/18(木) 23:25:49
>>836


誤字スマソ。

×身分の高い布陣のような口ぶりでした
○身分の高い婦人のような口ぶりでした
839無名武将@お腹せっぷく:2006/05/19(金) 00:10:53
グッジョブ!!!!
趙雲を「子龍さま」と呼ぶ張飛キモスwww
840無名武将@お腹せっぷく:2006/05/19(金) 03:21:18
GJ!!!!!
>31歳も年下のあの子にだけは………………
趙雲テラワロスwwww
841無名武将@お腹せっぷく:2006/05/19(金) 03:23:36
> 張飛「子龍さま………」
> 趙雲「張飛く………」
テラキモスwwwwwwwwwGJwwwwww
842無名武将@お腹せっぷく:2006/05/19(金) 16:11:48
>838
この板らしい誤字w

趙雲・・・あんたって人はw やはりこのセリフを言わなくては。
>143
843無名武将@お腹せっぷく:2006/05/19(金) 16:12:39
間違い >142 だた
844パーム1/2:2006/05/21(日) 00:04:28
バタン  カツカツカツカツ

徐庶「そこをどけ」
劉備「いやだ」
徐庶「………
   ……どくんだ」
劉備「俺がこの国で暮らしていけるようになるまで
   そばにいてくれるって言ったじゃないか!」
徐庶「今すぐなれ」
劉備「そんなの勝手だぜ! 卑怯者! 大ぼら吹き! 暴君! エゴイスト!」
徐庶「あの な……意味がわかって しゃべってるのか?
   だいたいこんな場……」 ぐい (劉備の頭を引き寄せる)

劉備「……俺を連れてかなきゃだめだ……!」
徐庶「だめだ 一人で行くことが条件なんだ」
劉備「行ったら殺される!」
徐庶「わかりきったことを言うな」
劉備「わかりきったことでも何でも俺はいやだ!
   あんたは俺の番(つがい)の相手じゃないか もう死なないでくれよ!」
徐庶「番(つがい)の相手って……あのなあ」 (汗)
845パーム2/2:2006/05/21(日) 00:05:59
徐庶「――まあいい 今は急ぐんだ その話はあとで孔明にでも聞け
   とにかくお前ズレまくってるぞ」 カチャ (馬に鞍を乗せる)

劉備「何がだよ!?
   どこがズレてんだよ!? あんたを愛してるよ!!」

徐庶「俺だってお前を愛してるさ
   お前や――雲長や益徳と できればもっと一緒に暮らしていたいんだ
   何十年もとは言わん
   五年 三年 でなければ一年
   
    (ぼくをおいて行かないで単福)
   
   なんなら あと一日でもいい
   ここにとどまっていたい

    (もう死なないでくれよ徐庶)

   だが行かなければ ならないのは今なんだ
   できるだけ永く生きろ玄徳
   お前に頼みたいのはそれだけだ
   世界はお前が生まれた時はじまって 死んだ時に終わるんだ
   だからその体に熱量のあるうちは ……闘え……!

   ――自然がいつもお前に優しいように祈っているよ」
846無名武将@お腹せっぷく:2006/05/21(日) 17:33:04
徐庶カコイイ!!!
このスレにしては珍しい熱血系だな。
847ガラスの仮面1/3:2006/05/21(日) 17:35:46
姜維「おかえり丞相 待ってたんだよ いい話があるんだ!
   いよいよ第五回北伐をやることになったんだよ この軍団『つきひで』が………!」
孔明「ええ?」
姜維「少ないけれど 兵糧も借りられそうなんだ」
孔明「月英………」
月英(うなずく)

孔明「じゃあまた みんなで魏軍を殺れるのね! きゃあすてき!」
諸将「キャ──────」(大喜び)



月英「タイトルは『五丈原の戦い』 配置を発表します」
諸将(ゴク)

月英「最後尾 輜重隊 木牛係り!」
諸将「わあ」
月英「知力26 文盲王平」
王平「文盲………」 ガク

月英「野心家で口うるさい男 この軍のトラブルメーカー魏延 先鋒隊」
魏延「トラブルメーカー」(汗)
諸将「きゃ───ははは」
848ガラスの仮面2/3:2006/05/21(日) 17:39:22
月英「天水からやってきたマザコンの男 姜維 遊撃隊」 
姜維「マザコン………!」
月英「姜維はこの他 司馬懿への挑発との2役をやってもらいます」
諸将「わあ! 挑発だって!」
姜維「やけくそだ こうなりゃなんでもやってやる」

月英「馬岱には 火計部隊と魏延の女中 謎の兵卒の3役をやってもらいます」 
馬岱「3役!」
魏延「3役だって! すごいわねえ」

姜維「月英先生 丞相はどんな役なんですか?」
馬岱「丞相のことだから 4役ぐらいはあったりして………」
月英「孔明さまは……… 四輪車にただじっと座っているだけでよろしい」


孔明「──────ッ!!」


姜維「え? じゃあ指揮は?」
月英「指揮権はありません 戦のはじめからおわりまで一言もしゃべってはなりません   
   せきばらいも ため息も ほんの小さな音声をたてることもなりません」
孔明(青ざめる)
849ガラスの仮面3/3:2006/05/21(日) 17:40:27

姜維「月英先生! それじゃあ丞相に戦をするなというのと おなじじゃありませんか!」
馬岱「丞相のやるのはいったいどんな役なんですか!」


月英「 人 形 で す ……… !」


孔明(人形………!)
姜維「人形………!」
馬岱(青ざめる)

姜維「そんな なにもしない役なんて……… この丞相が………」
月英「いいえ 孔明さまには自分を殺す演技をしてもらいます」
孔明「自分を殺す演技!?」

孔明(指揮もとらず 動きもなく無表情で ためいきをつくこともできない 人形の役………!)

月英(孔明さま あなたには必要なのよ この自分を殺す演技が! 
   これは『死せる孔明、生ける仲達を走らす』への道の一歩………!)
850無名武将@お腹せっぷく:2006/05/21(日) 17:42:44
>>いよいよ第五回北伐をやることになったんだよ この軍団『つきひで』が………!

ちょっと分かりづらいと思うので、注を入れておきますが
「月英」と書いて「つきひで」と読みます。
851無名武将@お腹せっぷく:2006/05/21(日) 20:22:17
>月英「 人 形 で す ……… !」
上手い!!!そういう手があったか!!!GJ!!!学ばせていただきました!!!
852無名武将@お腹せっぷく:2006/05/21(日) 21:06:43
GJ!!!
いやもう、北伐の木像とガラかめの『石の微笑』が
すごくいい感じでからみあってて感嘆した
もちろん劇団つきひでも解釈なしでワロタよ
無双知らないとつらい人もいるかもしれんけど(玉英説・婉貞説もあるから)
853無名武将@お腹せっぷく:2006/05/21(日) 21:07:51
まちがえた解釈じゃなくて解説だったスマソ
854無名武将@お腹せっぷく:2006/05/22(月) 00:25:42
>月英「馬岱には 火計部隊と魏延の女中 謎の兵卒の3役をやってもらいます」

馬岱女中もやるのかw 
855お父さんは心配性1/5:2006/05/23(火) 00:28:29
※冀城を追われ、
歴でも大暴れして城を破壊し瓦礫に埋もれてしまった馬超一行

ホウ徳「どうやら とじこめられたナ」
馬岱「ど…どうしましょう ホウ徳殿…」
ホウ徳「大丈夫さ…
   みんなが おれたちのいないことに気づいて助けてくれるよ」
馬岱「でも ぼくたちがここにいるって だれもしらないんですよ」

馬超「きっとわるい夢なのさ  ねなおそ」
ホウ徳「そう にんべんに夢と書いて儚い… 夢なんてくだらないのさ」
馬岱「夢じゃありません  何わけのわかんないこと言ってるんスか!!」
馬超「コノヤロー 夢じゃなかったら おれたちゃどうなんだよ ええっ」
馬岱「それを いまから考えるんじゃないですか あたらないでください
   とにかく この岩をどけていきましょう」

楊白「死体に埋もれたかもしれませんねェ」
張魯「行方不明は3人だけですね」
兵士「ハイ」
856お父さんは心配性2/5:2006/05/23(火) 00:30:12
ホウ徳「馬岱ー そのうち助けがくるって」 ←見てるだけ
馬超「そーそー 疲れるだけだよ」 ←ゴロゴロしてるだけ
馬岱「フン
   もう かれこれ3時間ですよ 助けがくるとは思えません」
ホウ徳「そういや かなり…時間が…」
   
馬超・ホウ徳    ズドドドドド ←岩を掘りまくる

ホウ徳「ダメだ… ほっても ほっても岩だらけ…
   もしかすると おれたち一生このまま…」

ホウ徳「あ…はは…」
馬超「はは…」
馬岱「ははは…」

馬超「きっと わるい夢なのさ」
ホウ徳「にんべんに夢と書いて はかないと読む」
馬岱「そう 夢なんだよみんな…」
馬超「なんで いっしょになって寝るんだァ!!
   おまえがこの事態を考えなきゃ だれが考えるんだ」
馬岱「かってなこと いわないでくださいよ」
857お父さんは心配性3/5:2006/05/23(火) 00:31:03
ホウ徳「あ〜 腹へった」
馬超「これからどうなるんだろ…」
馬岱「そりゃ このままだと餓死でしょう」

ホウ徳・馬超・馬岱    (餓死)

ホウ徳「お そうだった
   忘れてた!!戦のあと食べようと思ってたチョコ!!」
馬超「助かった」
ホウ徳「なにいってやがんで これは おれのチョコだもんねェ〜だ
   だれがやるかい  べーだ」
馬岱「そんなぁ」
ホウ徳「ヘン どうしても ほしけりゃ3回まわってワンっていいナ」
馬岱「こんなときに なにいってるんスか バカにしないでください
   できるわけないでしょう」

馬超「ワン」

馬岱  (こける)
ホウ徳「……… ……… …… プライドのねえ神威将軍だナ」 (汗)
馬超「だんなぁ ありがと〜ごぜ〜ますだァ〜 へっへっへっ」

馬超「ホーラ 馬岱くん チョコだよ〜〜ん
   ホレホレ… においかいでも いいぜェ〜だ」
馬岱「いりませんよ」
858お父さんは心配性4/5:2006/05/23(火) 00:32:00
楊白「じゃあ この岩の中かもしれないナァ」
張衛「うーむ すごいナァ」
張魯(馬超…ホウ徳… ついでに馬岱)

馬超「あんなチョコ1コで腹なんかふくれねーよ」
ホウ徳「なんだとー おれの貴重なチョコにケチつけるのかァ」
馬超「ん…?
   おっ… タ…タラコ てめー かくしてたナ」 ←ホウ徳の唇につかみかかる
ホウ徳「ちがうっつーの」
馬超「おおー ももだもも〜 リリーのもものかんづめ
   へっへっへっ おれのだァ〜」 ←ホウ徳の尻にかじりつく
ホウ徳「ぎゃあ〜〜〜」
馬岱(しょうがないナァ)
  「もうすこし あとにだそうと思ってたんだけど…  戦の後のおやつ
   幻覚がみえるようじゃ しかたないですね」

馬超・ホウ徳「ビ ビスケット…!!」

ホウ徳「馬岱く〜〜ん ワンワン」 ←犬
馬超「馬岱さま〜 ホラっホラっ こっちのほうがすごいよォ」 ←曲芸
馬岱「そんなことしなくても ちゃんとあげますよ」
馬超「う〜〜」(牽制) ガツガツ 
ホウ徳「う゛〜〜」(牽制) ガツガツ
馬岱「いっぺんに食べない方がいいですよ!!あとがないんですから」
859お父さんは心配性5/5:2006/05/23(火) 00:32:52
馬超   もぐもぐ
ホウ徳    そ〜〜〜
馬超「あっ」
ホウ徳「べーだ」 ←馬超の分を奪った
馬超・ホウ徳「きゃいん きゃいん きゃいん」
馬岱(は…はやめに食っといた方がいいかナ
   叔父上が見たら泣くだろうナァ…)
馬超「あ〜〜 ビスケットが」 (涙)
ホウ徳「こなごな」 (涙)
馬岱(たくっ)
馬超・ホウ徳「ん!!」
馬岱「え?」 ←二人には馬岱がほかほかの芋に見える

馬超・ホウ徳「イモ〜〜」

馬岱「なっ…なんなんですかっ」
馬超「エっへっへっ オレのだァ」 ←馬岱の頭にかじりつく
馬岱「ぎゃ゛あ゛〜 お゛があ゛ぢゃ゛ん゛」
ホウ徳「おれのイモ〜」 ←馬岱の足にかじりつく

張魯「大丈夫ですか みなさん」

楊白「こちら 行方不明の3人がみつかった現場ですが とじこめられて20数時間
   3人の中で想像を絶する恐怖があったかと思われます」
ホウ徳「う〜〜」
張衛「だっだいじょうぶですから こっちへ…ね  よしよし」
馬岱「エヘ…エヘヘヘ…」
馬超「ももォ〜」
楊白「うわ〜〜」
860無名武将@お腹せっぷく:2006/05/23(火) 05:17:56
>>855-859
テラワロスwwwwwwGJwwwwww
> 張魯(馬超…ホウ徳… ついでに馬岱)
張魯ヒドスwww
861無名武将@お腹せっぷく:2006/05/24(水) 04:13:59
馬超とホウ徳壊れるの早すぎwww

>馬超「きっとわるい夢なのさ  ねなおそ」
>ホウ徳「そう にんべんに夢と書いて儚い… 夢なんてくだらないのさ」

あーみん作品の超名言ktkr
862無名武将@お腹せっぷく:2006/05/25(木) 00:07:23
チョコ食っとるwww
863無名武将@お腹せっぷく:2006/06/01(木) 15:01:08
大漢帝国…ばんざい…!age
864ガラスの仮面1/3:2006/06/04(日) 22:13:45
あらすじ:孔明の庵に訪れた劉備

諸葛均「漢室復興ってのはそんなに甘いもんじゃないんだよ きみ 
    無名のくせにいきなりやってきて兄上に戦に出てくれとは ずうずうしいにもほどがある! 
    いったいどこの城主だね?」
劉備  「新野です」
諸葛均「新野?」

童子  「ああ! あれじゃないですか? ほらかつての名軍師徐庶が仕官したとかという……… 
    たしか噂では幻の名君『天下人』を育てるためとか」
諸葛均「ああ!」

諸葛均「それでなんだね きみは未来の『天下人』かね? わっはっは」

劉備  「いえ あたしなんか 漢室復興は今のあたしではムリだって水鏡先生が………」
諸葛均「ははは そりゃそうだ 有名な曹操でさえむずかしい業だと言ってるんだからな ははは」
童子  「さあ! 帰りたまえ 帰りたまえ!」

     (劉備、追い出される)
865ガラスの仮面2/3:2006/06/04(日) 22:14:29
諸葛均「これは兄上!」
孔明  「なんなの 今の子は?」

   ※諸葛亮 この隆中に隠居する 水鏡庵の大御所的賢人

諸葛均「いえ 士官してほしいっていきなりやってきたんですよ」
孔明  「そうですか 最近の子はなにを考えているんでしょうね」

諸葛均「兄上 ご存知でしょう 今は落ちぶれてしまいましたが かつての名軍師徐元直
    以前 そのひとのもとにいたんだそうですよ」
月英  「徐庶? あの単福の!?」
諸葛均「ええその『天下人』を育てるため 出仕したときいていましたがね」

諸葛均「今のあの子にゃ漢室復興はまだまだムリだって 水鏡先生はいったそうですよ」
童子  「そりゃそうですねえ あんなつまらない………」
孔明  (ピク!!!)


諸葛均「兄上?」
孔明  「今のあの子ではムリだと……… 水鏡先生がいったというのね………?
     今のあの子ではムリだと………」(青ざめる)

諸葛均「は はい たしかに そういわれたと……… な!」
童子  (うなずく)
孔明  「そう………ではあの子が未来の『天下人』というわけね」(冷汗)
866ガラスの仮面3/3:2006/06/04(日) 22:15:04

諸葛均「兄上! そ そんなバカな いったいなぜそんなことを………!」
孔明  「水鏡先生は人物には厳しい人でした ましてや『天下』のこと
     いいかげんな気持ちで そういったのではないわ」

孔明  「『今の』あの子ではまだまだムリということは 
     今はムリだが 先では『天下人』になるだけの資質を身につけているということよ」
諸葛均「あ………!」

孔明  「だから『今はムリ』といったのですよ 
    いいかえれば さっき男には漢室復興をとげるだけの素質があるということになる………」
諸葛均「そんな……… バカな………」
孔明  「すくなくとも あの水鏡先生はそう見込んでいるということね………」

      シ──────ン

孔明  「つぎにあの男がきたら わたしのもとへ通してちょうだい! わかったわね!」
諸葛均「は はい!」
867無名武将@お腹せっぷく:2006/06/05(月) 13:16:13
>>864-866
おおGJ!ハマってる
しかし童子偉そうやなw
868無名武将@お腹せっぷく:2006/06/05(月) 14:02:42
書く前に書かれたw
童子偉そうだww
869無名武将@お腹せっぷく:2006/06/07(水) 14:57:12
童子は勿論だがこの均の生意気さは張飛に一刀両断されそうだw
870おにいさまへ… 1/5:2006/06/10(土) 14:47:05
※ちょっと無双ベースかもしれません。
 
 
月英「伯約の君
   孔明さまが 来年の秋から
   北方へ遠征することに決まったんです」
姜維「北伐へ……そ、そう……いっちまうのか……
   たぶん 予想はしてたけど……そ……う……」
月英「それでね 後継者もいっしょにつれていくんですって
   だから……」
姜維「!」
月英「だから きょう 孔明さまは……
   ……? 伯約の君……?」
姜維「ごめん! 先行く」(足早にその場を駆け抜ける)
月英「伯約の君!」
   
月英(わ! しまった 
   どうしよう どうしよう 伯約の君
   早合点 しちゃった)
871おにいさまへ… 2/5:2006/06/10(土) 14:48:13
(姜維、池のほとりでひとり、涙を堪えながら)
 
姜維(いい……んだ よろこんであげなくちゃ……
   よろこんであげなくちゃ……ああ、だけど……)
 
(しばらくして振り向くとその場に諸葛亮が立っている)
 
孔明「いま……天水にいって 布陣を下見してきたところだ……
   やっぱり 姜維が必要なんだ……
   だから いそいで 天水城と南安城と安定城
   陥落させなきゃならないんだよ」
姜維「じゃ……あの……いっしょにつれていく 
   後継者……って……」
孔明「へ……え! 心外だね
   ぼくがいっしょにつれていこうってひとが
   姜維いがいに いると思われてたのか」
姜維「あ……
   だ……だめだよ! わたしは」
872おにいさまへ… 3/5:2006/06/10(土) 14:49:37
孔明「姜維」
姜維「じょうだんではありません
   わたしゃ 中朗職をとちゅうで放り出す気なんぞないね!」
孔明「出世なら むこうでだってできるさ」
姜維「わたしが……! 蜀の武将」
孔明「こんなりっぱな軍略の先生つきだよ
   むろん授業料はただ 火計・伏兵・石兵八陣」
姜維「はぐらかさないでよ! 自分の人生は自分で決めるよ
   他人に押し付けられた道を歩く気はない!」
孔明「ぼくといっしょの道でもか!?」
姜維(ハッ)
孔明「ぼくと……いっしょの道でも……か……!?」
 
(姜維、ひとしずくの涙を零す)
873おにいさまへ… 4/5:2006/06/10(土) 14:51:04
姜維「うれしかったの……
   うれしかったんだ……あなたが
   ほ……他のひとを 後継者にするんじゃないってわかったとき……
   それなのに……あ……
   わたしはそれを喜ぶことができないんだ……って
   知ってるじゃないか……これ以上いわせたいの……?
   くるしめない……で……」
孔明「だれが……愛する麒麟児を
   くるしめたりなんかしたいものか……」
姜維「だったら……!」
孔明「それがきみの愛し方か
   愛するものに苦しみを分かつことをせず
   愛するものから手をさしのべられることもせず
   それはぼくのためか
   だったらぼくは そんな愛され方などごめんだ!」
姜維「だって……だって!
   私が蜀に与えるものは
   疲弊と衰退だけしかない……!」
孔明「それでもいい! 
   それで蜀がすこしのあいだだけでも
   三国鼎立していられるなら!」
姜維「だめーっ 国の未来を
   劉禅さまに預けて 補佐して過ごせっていうの!?」
874おにいさまへ… 5/5:2006/06/10(土) 14:57:02
(姜維、恐ろしさで泣きだす)
 
孔明「いいんだよ、いいんだ……よ、
   この世には一人だけ 本当にどうしようもない暗君がいるんだよ
   武将が一人だけ そんな主君に恐怖を覚えるのを
   だれがとめたりできるものか
   姜維……蜀をいちばん愛し
   蜀の命運をいちばん大切にしてくれ……
   ぼくを愛しているならそうしてくれ……
   劉禅さまは放っといて 蜀の幸福だけをかんがえてくれ
   ああ それならぼくは ぜんぶ ぜんぶお前に引きついでやる
   軍略も計略までぜんぶ ひきついでやるとも 姜維……」
姜維「わああああ……
   こわい……こわいこわい!
   ひとりで 劉禅さまを支えるのは 怖い!
   ひとりでは 支えられない!」
孔明「いっしょに頑張ろうな
   暗君だけど何とかなるよ」(姜維を抱きしめる)
姜維「うん……うん……」(泣きじゃくりながら)
孔明「北伐なんてすぐにうまくなるさ
   毎日つきっきりでおしえてあげるよ
   いっしょに行こうな……行こうな……」(もらい泣き)
姜維「うん……うん……」
 
 
月英「伯約の君……」
(すこし離れた地点から、瞳に涙をためてその光景を見詰める)
875無名武将@お腹せっぷく:2006/06/10(土) 16:53:53
>>870-874
麗しき師弟愛(?)かな’`ァ’`ァ(*´Д`)=3 ’`ァ’`ァ


さりげなく劉禅に対してはボロクソwwww
876無名武将@お腹せっぷく:2006/06/11(日) 01:50:56
感動しますた!
孔明ダンディだ! そして純情可憐な姜維萌えw
密かに見ている明子ねーちゃんのような月英さんも萌えww
877無名武将@お腹せっぷく:2006/06/12(月) 22:54:14
やべー
モトネタわかんねーのに
超ウケた
878無名武将@お腹せっぷく:2006/06/16(金) 19:43:00
保守!
879無名武将@お腹せっぷく:2006/06/19(月) 13:45:58
(゚Д゚;≡;゚Д゚)
880こいつら100%伝説(前):2006/06/21(水) 00:47:59
曹操「あっあはは…せ…船団が…」
惇  「燃えていく」
曹操「あははは」

燃〜えろよ 燃えろォ〜〜よ 曹軍燃〜えろ〜〜 ハビバドンドン


――華容道への山路を往く曹軍、天候は次第に猛吹雪に

許チョ「殿ー何だか眠くなりましたぁ」
曹操「コラっこんな所で寝とると死んでしまうぞ!」
徐晃「なんだか体がラクになって気もちいい…」
曹操「コリャッ起きろっ起きるんじゃ!」ぱんぱんぱん(徐晃に往復ビンタ)
張遼「みんな疲れとるんやっ寝かしといらんかっオニじじいっ!!」ガッ(曹操にエルボー)
曹操「寝たら死ぬゆーとるやろがバックドローップ!!」(張遼にバックドロップ)

曹操「早くおきろっ」
徐晃「う〜〜ん」
曹操「おきろ―――――っ!!!」
徐晃「(まぶたに黒目を描いて)ハイハイあたしゃおきてますよォ〜〜
    これでいいんでしょ殿(ぐーぐームニャムニャ)」
曹操「おまえら雪山をなめとんのかー!!!」
881こいつら100%伝説(後):2006/06/21(水) 00:48:29
張遼「人生余裕を持てよ殿…体の遭難より心の遭難の方が悲しいぞ」
徐晃「ホー、ナイス格言! ボクは君に教えられたよ
    でも橋を作って体と神経がボロボロさ 心の健康って何だろね」
許チョ「カッコイイですぅ」
曹操「おまえら全員脳ミソが遭難じゃ!!」

李典「イーッヒッヒッ」(裸で転げまわる)

李典「ヒャッホー!」ランラララララ〜ン(裸で踊り狂う)
徐晃「あ〜あ いっちゃった」
許チョ「恐怖と寒さの限界点に達しましたですぅ」
曹操「わしの精神の方が限界じゃ!! そろいもそろってアホばっかし!!」



曹仁「丞相が敗走してきたって本当ですか!?」
典医「体の遭難は免れましたが神経の方に少し遭難がみられます」
張遼「捜索方法はあたたかい励ましだけやそうや」

曹操たち「ランラ ランラン」
882無名武将@お腹せっぷく:2006/06/21(水) 05:39:43
>>880-881
曹操…なんで曹操は何やっててもこんなに曹操なんだwww
883無名武将@お腹せっぷく:2006/06/21(水) 16:31:55
>>880-881
久々にこいつらキター
壊れた李典バロスww

そして何故か張遼だけケロリとしてるwww
884無名武将@お腹せっぷく:2006/06/21(水) 18:29:00
セリフが前後してるけど超自然な出来スゴスwww
この雪山の話大好きだ
885880-881:2006/06/21(水) 23:03:39
訂正
×寝かしといらんかっ
○寝かしといたらんかっ

>>882-884
レスdクス。励みになるよw
886ガラスの仮面「ふたりの女王」より1/5:2006/06/21(水) 23:19:52
黄蓋の考えで負傷兵や戦死した兵の遺族など 戦で餓えた者たちのために 町角でスープが配られた
そして黄蓋のたっての願いがいれられ 孫権の命令で税がそのまますえおかれることになった
議会では曹軍との戦を なんとか国の面子を損なわぬよう勝利へもっていくという方向で議論がくりかえされた

張昭「というわけで 敵国曹魏もこの長びく戦に我国以上に弱っているにちがいない」
虞翻「むこうとて 将の降伏を望んでいるはず」
呂蒙「黄蓋殿に埋伏の毒として降伏してもらうと同時に 
   造船など水軍に関するすべての面で技術の援助をする という条件をもちかけては」


だがこの申し出を曹操は断った その理由はただひとつ“孫呉が信じられない”からであった
887ガラスの仮面「ふたりの女王」より2/5:2006/06/21(水) 23:20:45
黄蓋「仁愛ふかき曹丞相陛下! どうかわたくし黄蓋を敵国の将とお思いにならないでください
   平和を愛するただの漢としておききください」


そして黄蓋は敵国曹魏のもとへ手紙を書き送った 愛と信頼となによりも平和の願いをつよくこめて
やがて黄蓋の使いのカン沢が曹操の返事を携えてやってきた


黄蓋「ええっ!? わたしを曹軍の将に招きたいと………………!?」
太史慈「黄蓋殿! これは罠ですぞ! 行ってはなりません! 黄蓋殿をとらえて孫呉の手出しできぬようするつもりなのだ!」
凌統「いや これは孫呉と黄蓋殿を試しているのだ 
   降伏を望む気持ちが本物かどうか 曹操を本気で信用しているのかどうか………」
黄蓋「曹操がわたしを試している………」

           蓋
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*^∀^*)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* ニッコリ


黄蓋「参りましょう 曹魏へ」
魯粛「何ですって!」
甘寧「黄蓋殿!」
周泰「黄蓋殿!」
888ガラスの仮面「ふたりの女王」より3/5:2006/06/21(水) 23:21:30
黄蓋「大丈夫 心配はいらないわ もし曹操がわたしを試しているのなら それは孫呉を試していることになるわ
   わたしがいなければ曹操は降伏を信用していないも同じこと それでは降伏はうけいれられないわ
   信じてほしければ まず信じなければ……… そうでしょう?」


           蓋
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*^∀^*)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

          
甘寧「黄蓋殿………」
程普「なんてすばらしい笑顔なの あの漢 目が離せないわ……… ひきつけられる………」
韓当「やさしくて おだやかで 邪気がなくて 聖らかな感じさえ漂う………」
陳武「ああ なにもかも 許したくなる………」
董襲「ほんとにあるんだな 天使みたいな笑顔って………」
孫権(黄蓋の笑顔にみとれる)
張昭「おい!」
孫権(はっ)

黄蓋「愛とほほえみ それだけがこの黄蓋の唯一の武器………! 敵国曹魏でどこまで戦えるものか………」

周瑜(黄蓋………! わたしのライバル………! 思い通りあなたはすばらしい人だわ
   光り輝く漢・黄蓋 呉の将兵は今あなたを観ているわ そしてつぎに将兵はわたしをみる………!
   それからまたあなたの勇姿をみて 再びわたしの智謀をみる………!)
889ガラスの仮面「ふたりの女王」より4/5:2006/06/21(水) 23:23:04

〜〜〜曹軍の陣〜〜〜

曹操「ようこそこられた! 孫呉の将の黄蓋殿!」

周瑜(けれど戦の幕が降りるとき 将兵はどちらをみているか………! わたしが知りたいのはその瞬間………!)

 ズラッ (魏の将兵が並ぶ)

黄蓋「曹軍にお招きいただきありがとうございます 丞相陛下 黄蓋軍一同を代表いたしまして 心からお礼申し上げます
   つきましてはこの黄蓋より 丞相陛下に降伏の品々を持参しております
   受けとっていただければ幸いに存じます」
曹兵 ザワ ザワ

周瑜(あなたか わたしか)


           蓋
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*^∀^*)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*


程c「なんてお美しいのでしょう 噂にきいた通りですわ」
荀攸「それにあのお可愛らしさ 天使のような微笑みをなさる」
徐晃「孫権がいたく溺愛されているというが なるほど………!」
張遼(黄蓋………!)

周瑜(黄蓋………! あなたに負けたくない………! つぎはわたしの出番………!)
890886-889:2006/06/21(水) 23:24:14
番号振りを間違えました。
これで終わりです。
891無名武将@お腹せっぷく:2006/06/21(水) 23:40:01
>           蓋
>*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*^∀^*)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

>程普「なんてすばらしい笑顔なの あの漢 目が離せないわ……… ひきつけられる………」
>韓当「やさしくて おだやかで 邪気がなくて 聖らかな感じさえ漂う………」
>陳武「ああ なにもかも 許したくなる………」
>董襲「ほんとにあるんだな 天使みたいな笑顔って………」

ちょwwwwwwwwwwwwwwww
892無名武将@お腹せっぷく:2006/06/22(木) 05:48:08
>>886-889
黄蓋、美老人なのか…!?
そしてこの後結局裏切る…
(瑜‖゚д゚)<蓋…恐ろしい子…!
893お父さんは心配性:2006/06/23(金) 00:51:35
魏延「ただいま 費イ やっぱり魏軍は何人かいたよ」

馬岱「やっぱりさあ 荊州軍閥なんていっても
    巴蜀の土地まで掌握すること事態
    ムリがあるわけだしさあ
    やっぱり 西涼軍閥の力は認めざるをえないよね」
費イ「へーえ」

魏延「なに人の軍隊でおもいっきりくつろいでやがるんだっ」

 ボ ス ッ 

費イ「きゃ――――――――」

魏延「はやく乞食(一兵卒)になれって言ったろ!!
    な――にが西涼軍閥の力は認めざるをえないよねだっ
    も いっぺんゆーてみ」
馬岱「くっ くりかえさなくても いいじゃないですか・・・・・・・」
※荊州軍閥にはきかせたくなかった 外様の知ったかぶりの意見

費イ「ちょっと魏延将軍 わたしが引きとめたのよ
   丞相が死んだ後で 撤退時をねらって 魏軍が攻めてくるってうわさで聞いたんだからあ」

魏延「とすると 魏軍が再び攻めてくる可能性がある」
馬岱「じゃ ぼくはこれで」
魏延「誰が一兵卒になれってゆーた」
馬岱「いったいどっちなんです」

魏延「だいじな だいじな 丞相の命がうしなわれたんだっ
    いいかっ この手で わしが (軍権を)ひっとらえてやるんだあ」

 ゴ  ロ  ゴ  ロ  ピ  カ
894無名武将@お腹せっぷく:2006/06/23(金) 15:29:06
>馬岱「やっぱりさあ 荊州軍閥なんていっても
>    巴蜀の土地まで掌握すること事態
>    ムリがあるわけだしさあ
>    やっぱり 西涼軍閥の力は認めざるをえないよね」

出たサザンネタwww
馬岱がしたり顔で語るのかwwww
895無名武将@お腹せっぷく:2006/06/23(金) 23:09:41
魏延と馬岱のやりとりがたまらなく好きだw
896有閑倶楽部1/3:2006/06/25(日) 21:28:17
───華容道にて───

あわれ全滅寸前 泣き叫ぶ悲しみの曹孟徳さんの前に立ちはだかる 怒り狂う曹操軍に 同情ぎみの関羽軍
曹操を斬らんと 初めは意気込んでいた関雲長さんは 昔の恩を思い出し 孟徳さんの気持ちに深い理解を傾けておりました

〜〜〜関羽・官渡の思い出〜〜〜
  
  劉備『裏切り者の義弟など わたしにはいりません!!』←(すごい形相)

関羽「いやなこと思い出しただ」(汗)

897有閑倶楽部2/3:2006/06/25(日) 21:28:58
関羽(なんとかしてやりてえが 曹操の首で早く兄者に報いてえだがや)

関羽「うう〜〜〜ん」(悩みこむ)

李典「華容道はだめでも北夷陵経由とかありますよ 到着時差19時間ですし」
徐晃「だよな とにかく呉軍に追いつかれるまでに着きゃあ」
許チョ「そ───だよ」
程c「北夷陵経由で50里 武陵経由で70里だけど どっちも間に合わないわよ」

荀攸「詳しいですわね 程c殿」
程c「引退後の住まいは長江沿いがいいかしらって 調べたのよ」
李典「その前にすることがあるでしょう」(汗)

張遼「だめな時は何やってもだめなんだよ あんなゲリ君主 斬って 早く江陵に行こうよ」
関羽「そうだが………わしなんか気の毒で」
898有閑倶楽部3/3:2006/06/25(日) 21:30:04
張遼「ふ───ん じゃ軍令に背いて 劉備に嫌われて 官渡の二の舞になるんだ」
関羽「冗談じゃねえだ!! 兄者怒らすくらいなら 死んだ方がマシだがや」

曹操「関羽〜〜〜 私のことはよいから早く斬れ……… どうにもこうにも今は一歩も動けぬわ………
   もやはここで戦死する覚悟……… せめてお前だけでも………」(涙)
関羽「そ……… 曹操殿………」(号泣)

関羽「わかっただ お前の分まで幸せになるだよ あの世で不自由ねえよう供養するだから 安心してそこで死ぬだよ」

徐晃「ふ─── しょうがねえよな これも殿の運命か」
李典「やるだけのことは やりましたよ」
張遼(伸び&あくび)
荀攸「人生 山あり谷ありですわ」
899無名武将@お腹せっぷく:2006/06/26(月) 00:50:35
>張遼「だめな時は何やってもだめなんだよ あんなゲリ君主 斬って 早く江陵に行こうよ」
>張遼(伸び&あくび)
切羽詰った状況なのに薄情にも程があるだろオイwwwwwwwww
900無名武将@お腹せっぷく:2006/06/26(月) 09:18:22
関羽ヒドスwwww
901無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 03:32:04
曹操、ロクな部下がいないなw
関羽じゃなくても同情するww
902無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 22:09:54
剣菱関羽ってだけで噴いたwwwwww
903動物のお医者さん1/4:2006/06/27(火) 22:32:20
※天子様から内密に3億銭賜ることになった貧乏蜀漢

張飛「3億銭かあ…」

3億銭――
大変な金額である 特に部将にとっては――

こんな幸運 少なくとも自分の時代には二度とこないだろうと思うと
なにが欲しいのかますます わからなくなってくる部将たちである

張飛「そうだわ どうしてアタシの時代に当たらなかったのかしら
   もうアタシの時代じゃない 漢中太守じゃないんだから」
費イ「いつだって あなたの時代じゃないですか」
董允「漢中の備品いまでも使ってるでしょう」
904動物のお医者さん2/4:2006/06/27(火) 22:33:45
張飛(3億)
董允(3億)
費イ(3億)
王平(さんおく…)

張飛「ああ なにもかも 皆 安すぎる〜〜〜」
趙雲「益徳どの お茶飲みますか」
張飛「あ どうもありがとう

(壷から注がれる)

張飛「急須ないの?」 (汗)(汗)
趙雲「この前 割ってしまったので」 (汗)
趙飛「子龍ちゃん 唇どうかした?」
趙雲「あ これ… 湯のみが割れてたので切ってしまったんです」
張飛(ガーン そこまでボロいものを使っていたのか
   シェ〜〜 馬謖くんもじゃないの
   ここまで貧乏だったとは) (青)
趙雲「馬謖さんのは ちがいますよ」
馬謖←ただ吸いあげすぎた←個人の責任←火傷の跡
905動物のお医者さん3/4:2006/06/27(火) 22:36:15
張飛「諸葛孔明 3億銭のことを考えてみたんですけど」
孔明「ああ 名馬かね 軍備かね」
張飛「軍単位にお金を分けてもらえないでしょうか」
孔明「――」 (汗)
張飛「そうしたら一軍2千万銭もらえます
   私たち貧乏人にとっては遠くの名馬より手元の消耗品
   いえ消耗品がだめでも もっと身近で安い物資をいくつか――」
孔明「だめだ!! そういう性質の金ではない」
張飛「でも分けたらだめという規則がありますか」
孔明「だめと言ったら だめ!!」
張飛「孔明どのだって本当は安いものが欲しいはずです」#
孔明「そんなもの分けたなどという話は聞いたことがないぞ
   よほど部将間の仲が悪いと言うならともかく――  ん?」#
張飛「仲が悪ければいいんですね!?」  ダ〜〜〜
孔明「あっ こら 何をする気だ益徳どの」
906動物のお医者さん4/4:2006/06/27(火) 22:37:20
費イ「で 仲悪くさせることが できたんですか」
張飛「…ウウン 個人的に仲の悪い人(→馬超)はいるけど
   部将間の仲を悪くさせるのは いくらアタシでも――
   諸葛孔明が先手を打って仲よくしちゃったしさ」
費イ「同じ考えの部将がたくさんいれば会議で勝てるかもしれませんよ」
張飛「そうね〜 説得してみようか」

張飛「あんたのとこ貧乏? それなら…」
魏延「そうだよな 2千万あればな」
張飛「法正にたのんでみてよ」
楊儀「ウン みんなの3億より軍の2千万だよな」

馬超「なに みみっちいこと言ってるのよ 3億でもたりないっていうのに」#
張飛「あんたに聞いたのが まちがいだったわ」##
馬岱「うちも貧乏だけど どうせなら大きいものを買ったほうがいいよ」
張飛「わかったわよ
   要するに本当の貧乏じゃないのよ あんたのとこは」###
董允「益徳どの…」
費イ「けっこう仲わるくなってきたかも…」
907無名武将@お腹せっぷく:2006/06/28(水) 03:59:09
>>903-906
蜀漢テラマズシスwww清貧ww
趙雲萌えw馬謖なにで火傷したんだww
908無名武将@お腹せっぷく:2006/06/29(木) 03:12:56
馬超と馬岱の対比が上手いなぁ

3億銭あっても急須が買えない理不尽さ(ノ∀`)
909無名武将@お腹せっぷく:2006/06/29(木) 03:34:09
>王平(さんおく…)

ちょっと待て
910無名武将@お腹せっぷく:2006/06/30(金) 18:57:02
>王平(さんおく…)

やっぱり王平はこうでないとwwwwwww
 
 


911ルナティック雑技団:2006/06/30(金) 23:30:03
孫権「(手もみしながら)やっ これはこれは初めまして 呉主の孫仲謀です」
劉備「初めまして 劉玄徳です」
孫権「ん なんだ筵織りじゃないか!(゚∀゚#)
    チューボウはヘコヘコして損したぞ!! 君!!ヘコヘコを返せ!」
尚香「兄上!! 玄徳さまは私の大事な人なの 失礼な事しないで!」
孫権「なに そうかそうか わかったわかった
    もったいないがしょうがない かわいい妹のためだ
    (劉備に小銭を差し出して)君!! これで妹と交尾してやってくれ」

尚香「あ ん た な ん か 死 ん じ ゃ え ! ! ! !」
孫権「あ…兄に も…ものすごいことを…(瀕死)」

孫権「兄を殴るとはなんだ!!
    おまえなんか魏のスケベじじいに売り飛ばしてやる!!」
尚香「そんな事したらそのスケベじじいに頼んで兄上なんかこの世から消してやる!!」
劉備「…」
912無名武将@お腹せっぷく :2006/07/01(土) 00:35:44
交尾て!!
尚香と権タンテラワロス
913お父さんは心配性1/4:2006/07/01(土) 18:20:37
あらすじ:三顧の礼で孔明が新野にやって来た

孔明「あらあら 張飛殿ったらこんな所で寝ちゃって」
劉備「ヤケ酒で酔い潰れたんでしょうね
   あ…あのっ あの 孔明 いま義弟と話してたら
   僕と孔明は水魚の交わりだって…」
(編んだ水牛の尾を孔明に投げてよこすが足で踏まれる)
孔明「や…やだ わたしったらふとん忘れちゃった
   ちょっと草盧に取りに戻ってきますね」(猛吹雪の外に出て行く)
劉備「ふとんくらい貸しますよォ
   どうぞ使ってくださいクリーニングに出しててきれいだし」
孔明「まあ でもそこまで迷惑掛けちゃ わたし…いったいどうしたら」

孔明「いまのわたしにできる事といえばこんな舞でわが君の心を和ませる事しか」
♪ジャンジャン プオー ボーンボーン(南蛮風の格好で剣の舞を舞う孔明)
劉備「あの…もうおそいですし」
孔明「それじゃ休ませていただきますわ」
劉備「あっ あの 孔明…ちょっとお話が」
ドキュイイイン バコン ドウオオオ ダビババ
徐庶「うう…助けてくれ… うっ 殿の的盧黙って乗ったら段渓で滑って」
劉備「しるかっ」
徐庶「ちょっとねかしてくれ ぅぅ…ハァハァ」
劉備「バカヤロー ねるな」
孔明「あのわが君 お話って何ですの? あふぁ(欠伸)」
徐庶「うをを いたい…ううを」
劉備「あ…あのいや…だからね」
ドタドタドタ ガラ(曹軍が踏み込んでくる)
程c「劉備軍の軍師はあの人です わたし母を人質にとりました」
徐庶「たのむー わー はなしてくれー うわー」ズルズル
(引っ立てられていく徐庶)
914お父さんは心配性2/4:2006/07/01(土) 18:21:38
劉備「あっ あの 孔明… あの…話というのはその…
   あなたと…てっ…天… 天下を取りたいと…あの…思ってて!」
孔明(うたた寝して聞いていない)コックリコックリ
程c(赤面してうつむく)
  「あなたの気持ちは大変うれしい しかしこれは二君に仕える許されぬ愛です」
劉備「お…おまえなんかアンポンタンだっ はよ帰れ!」
   あのっ起きてください孔明」
孔明「あっハイどうもすみません」
劉備「だっ大事な話が…」
ガラ(葬儀の行列が入ってくる)
劉備「だからなんなんだよおめえ達はよォ」
劉王宗「おじゃまします」チーン
   「うちの父が8年ほど前敗走していたあなたに頼っていただいた親切が忘れられず
    死んだら荊州はぜひあなたに継いでいただきたいと遺言が…」
劉備「大きな迷惑だよっ
   こんなやつら相手にしているヒマはないっ あの孔明…」
孔明「あっハイ」
劉王宗「それでは喪主の左将軍殿にありし日の劉表殿の思い出を語ってもらいましょう」
劉備「ないわい」ピーヨピーヨ
ジャーンジャーンジャーン(銅鑼が打ち鳴らされる)
劉備「とっとと出てけええええ」
ジ ャ ―――― ン
劉備「ちきしょー こんなところでは話ができないっ」(孔明を部屋から連れ出す)
915お父さんは心配性3/4:2006/07/01(土) 18:22:17
劉備「ちょっとひえますけどここでならゆっくり…まあまあお茶でものみながら」
孔明「ハア」
劉王奇「じゃああたしもお茶をいただきましょうかね 足が痺れちゃって」
孔明「あっハイ どうぞどうぞ」
劉王奇「蔡瑁とあたしゃ不倶戴天の仲でね あたしもきっともう長くないね」
劉備(心が助命嘆願にいってる間に)「あの孔明 話って言うのは実は」
劉王奇「うげっ」
孔明「まあ」
劉王奇「10万の曹軍が新野に攻めてきた〜」
孔明「まあ初陣でしたの」
劉備「ヒエ〜〜」
水鏡先生「孔明 孔明 がんばるんだ… わ…わしの弟子…」
孔明「もう撤退は間に合いませんわ ここで迎撃しましょう」
劉備「えっ こ…ここでったって一体どうやって!?」
孔明「…わたしは軍師です」
徐庶(瀕死)「かくまってくれ 曹軍から逃げてきた」ドン
劉備「このいそがしくもりあがってる時に何だ おまえはっ
   わざわざ わしんとここなくても 家に帰りゃあいいじゃないかっ」
徐庶「こ…孔明を呼んでくれっ」
(孔明 徐庶の顔に泥を塗って狂人のふりをさせる)
徐庶「わ――――っ」
孔明「…わたしは軍師です」
徐庶「すっ すごいっ 俺はみた〜っこの人こそ第二の管仲・楽毅だ」
孔明「わが君 ぐずぐずしないで剣と印綬をよこしてちょうだいっ」
劉備(ビク)「ハ…ハイ」
孔明「趙雲殿 おとりになって」
趙雲「ハ…ハイ」
ぐおー ひィー ぎゃー

劉備(なんて…なんてステキに輝く人なんだろう)
916お父さんは心配性4/4:2006/07/01(土) 18:23:14
孔明「もっと枯れ柴を そこに伏兵を置いて」
わー ドタドタ
うぎゃー ひィー とぁー
(夜が明けて戦が終わる)
孔明「…大勝利ですわ」
わー わー わー わー(勝鬨)
劉備(ひとつの戦に勝利するって 何て 何て尊いんだろう
   まだまだだ わしなんて… まだまだ天下を狙える立場じゃない…
   孔明とつりあえるくらいの君主になるまで…)
孔明「ここでしたの わが君…」
劉備「あっ 孔明」
孔明「そういえば 昨夜からおっしゃってたお話って?」
劉備「あっ いいんですあれは ははは
   昨日は…すごくかっこよかったですよ ほんとに…」
孔明「あらやだはずかしい」

劉備(いつかきっと 孔明と同じくらいステキになって… そしたら そしたら…)
  「よーし がんばるぞ!」

ジャーンジャーンジャーン
劉王奇「ほんとにありがとうございました
    それで私軍師殿と相談したんですけども しばらく江夏にごやっかいになろうと…」
程c「こいつは脱走犯です いま狂人に変装してるんです」
徐庶「助けてくれ―――やだよォ――」
劉王宗「あのー父上のお墓のことですけど
    故人は大理石を望んでおりましたが劉皇叔の禄高ですと…」

劉備「とっとと帰れ―――っ」
917無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 00:16:10
>程c(赤面してうつむく)
>  「あなたの気持ちは大変うれしい しかしこれは二君に仕える許されぬ愛です」
>劉備「お…おまえなんかアンポンタンだっ はよ帰れ!」

程cワロタwww
918動物のお医者さん1/5:2006/07/02(日) 00:24:17
孔明は阿斗が大嫌い
見るのもイヤなら 聞くのもイヤ 印刷物の字もガマンがならず
劉備の居室も絶対素足では歩かないといくらい 阿斗が嫌いなのである
(一度劉備の居室に阿斗がいたことがあるから)


劉備のもとに孔明がきたことは 阿斗にとって不幸なことだった
阿斗が生まれて4ヶ月 孔明がめでたく劉備に仕官した春──────


───新野城───

劉備(阿斗の前に呆然と立ち尽くす)


賢い子だからだいじょうぶだよ と妻(甘夫人)は言った


劉備(うそつき)

劉備(暗君の相じゃないか───!!)
919動物のお医者さん2/5:2006/07/02(日) 00:25:01
孔明「どうするんだ ネズミ算式に増えるぞ」(劉備の居室の外から話しかける)←キライだから見ない

劉備「だいじょうぶだ そのうち毛がはえて 目があいて 離乳するから
   その一番かわいいことろを狙って里子に出す!」(やりてばばあみたい)
孔明「言っとくけどな オレは絶対! ひきうけないからな」

〜〜〜2週間たった〜〜〜

劉備「うん かわいくなってきた もうちょっとだな」

劉備「?」

趙雲(阿斗をあやしている)

劉備「………………」(汗)

〜〜〜次の日〜〜〜

孔明「趙雲が母性に目覚めたあ!?」
劉備「産むとこは見なかったけど おちちをやっていた」
920動物のお医者さん3/5:2006/07/02(日) 00:25:42
孔明「男が母性に目覚めるなんてことあるのか」
劉備「ない」

孔明「いや でも公孫サンのもとにいたとき すでに子守り役してたのかも」
劉備「調べによると24〜26歳時の趙雲は子供嫌い あの阿斗が生まれたのは?」
孔明「4ヶ月も前だな  とするとやはり阿斗さまが生まれてから 母性に目覚めたことになる」

劉備「………………」
孔明「………………」

孔明「性転換したんじゃないか?」
劉備「そういう例はない」
孔明「おまえが華陀に発表すればいい」
劉備「ヤダ おまえがすればいいだろう」
孔明「恥かくことがわかってるのに できるか!」

劉備(孔明の手をとる)
孔明「?」
劉備(孔明の手を阿斗に触れさせようとする)
孔明「わ─── やめろ───っ」

孔明「ほんとうは(阿斗のことを)考えるだけでもイヤなのに 主君が困っているからつきあってやっているんだぞ」
劉備「それはどうも ありがとう」
921動物のお医者さん4/5:2006/07/02(日) 00:26:21
というわけで どうして阿斗が暗愚になってしまったのか ふたりは次のような仮説をたてた

──仮説1──

  阿斗は曹操の密命を受けた蔡瑁の 赤子を暗愚に変える研究に使われてた

──仮説2──

  実は曹操の子で 甘夫人の部屋に曹操が通っていた

──仮説3──

  劉備が留守のとき ときどき曹操が来て 自分の子ととりかえていく


劉備「なんか理屈にあわないことは みんな曹操に押し付けているようだ………」
孔明「しょうがないさ ああいう人だもん」

孔明「曹操いじるのって けっこうおもしろいよな オレも長坂の戦に参加しようかな」
劉備「阿斗がさわれなくて 長坂戦にいけるか!」
孔明「阿斗さまに関わらない配置にさせてもらう」(ってわけにはいかないか)
922動物のお医者さん5/5:2006/07/02(日) 00:27:24
孔明「3つの仮説のなかで一番ありそうなのはどれかな ありそうという点では2かな」
劉備「曹操が通うっていうのは無理があるんじゃないか うちには関羽がいるし………」


曹操は天性の人材マニアである
自分の配下の人材ばかりか 他所の将までもとってきて自慢しようとする
帝ばかりか 農民(許チョ)や降将(張遼)も採る
それだけではない

劉備「彼は人妻も採ってきた」
孔明「獲ってきたんだろ」

   夏侯惇『かわいいから くれたんだよねえ』←曹操にデレデレ

劉備「夏侯惇は張繍にもらったんだって言うけれど もらったものをわざわざ見せにくるだろうか」


劉備「とにかくあの人材に目がない曹操がうろついていて 関羽が無事なわけがない」

923無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 00:52:50
>>918-922
激ワロスwwwww
曹操=漆原教授か…
阿斗さまと曹操んとこの子と替えたほうがむしろいいんじゃ(ry
趙雲どうやって乳を(ry
924無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 00:56:53
>>913-916
テラワロスwwwwwww
オチも決まってGJ!
いきなり登場の程cにワロス

>>918-922
>そのうち毛がはえて

ちょっと待て
925無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 04:20:20
曹操、漆原教授とミケの二役かwww
926無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 09:06:45
>>919
>どうするんだ ネズミ算式に増えるぞ
ちょっと待てww
927無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 15:27:59
>>924
>そのうち毛が生えて
髪だろwww

>>918-922
GJGJ
あまりのハマリっぷりにわろた
特に後半
928お父さんは心配性1/2:2006/07/02(日) 18:22:58
(劉備と孫夫人の結婚式)

諸葛瑾「というわけでいよいよ新郎新婦の入場です
    わたくし本日司会をつとめさせていただきます 当呉国殿の諸葛子瑜と申します
    それではみなさま拍手をどうぞ」
孔明「あんな危ない兄上が司会で大丈夫かしら…」
パチパチパチパチ(盛装した劉備と孫夫人 入ってくる)
関羽「ふふ 兄者てれちゃってかわいい」
諸葛瑾「それではウェディングケーキにナイフを入れていただきましょう」
(ケーキの中から白骨死体が転がり出てくる)
劉備「ぎゃあー!!」
諸葛瑾「おおっとすみません 赤壁で処理し切れなかった兵の死体を
    ケーキにかくしてたんですがでちまいました(照)」
劉備「大バカヤロー」
諸葛瑾「それではおひとりずつお祝いのスピーチを」
魯粛「仲人の魯粛と申します 祝儀袋に二千万銭ほどつつませてもらいましたが
   あっいや別に金持ちを自慢しているんじゃなくて…
   えー本日はまことにすばらしい日和で まるでお二人の門出を祝福しているような…」
「あらやだ急に雨が…」 し〜ん
魯粛「あ…あ… え〜雨降って地かたまると申しまして この雨がおふたりの絆をよりいっそう…」
ゴロゴロ ピカッ ザ――――
ガラガラ ドゥワ〜ン
「キャー カミナリが将旗におちたわー 不吉よー」
魯粛「え〜雷おちて旗燃えりゃふたりの愛もますます燃えてまことめでたい…(汗)」
ドォ――――ン
「大変だ〜!霊柩車が壁に激突したーっ」
「うわ〜 劉王奇君が飛び出たぞーっ」
魯粛「え〜 あ〜 れ…霊柩車が通った時は親指をかくせといいますが
   愛の指切りは小指でげんまんするのが一番でして(泣)」
劉備「何わけのわからんこといってんだ もういいよォ」
929お父さんは心配性2/2:2006/07/02(日) 18:24:36
魯粛「なんだとー てめえのためにめでたいこと言ってやろうと頑張ってんだろ」
劉備「おまえがいうとよけい不幸になる」
周瑜「わーん 魯粛に何てこと」
魯粛「みなさんきいて下さいっ わたしはこいつなんて大ッキライなんです
   なんだこんな政略結婚!いやな思い出にしてやる 死ぬ 別れる 切れるだっ」
劉備「わーん このやろ バカヤロ とりけせ」
周瑜「やーい いやがらせしてやるー」ガチャン ガチャン
孔明「いーかげんにしてよっ 今日は結婚式であると同時に呉蜀同盟締結の日なのよっ
   せめて今日くらいはステキな思い出にしたいじゃないっ」
周瑜「そ…そうだった…」
劉備「わ…悪かったよ孔明…」
諸葛瑾「それでは そんなステキな同盟にふさわしいゲストの登場です
    この孫呉の三代目君主…孫権様です」
孫権「エっへっへっへっ」ブルブル(兵が担ぐ輿に乗せられて登場)
諸葛瑾「すっかり酒びたりの毎日です」
孫権「私はあなたをアイウエオ だから手紙をカキクケコ イッヒッヒッヒ」ブルブル
諸葛瑾「いまじゃもう酒をのまなきゃ政務ができないほどの仕事嫌いです」
孫夫人「は…花束を…」
孫権「へ…あ…ありがとよ …尚香ほんとに…いままでごくろうさん」
孫夫人「兄上こそ」
孫権「みんなみんな大好きさ…」
孫夫人「兄上…」
ゴ ン(自分の頭を酒瓶で殴る)
孫権「バッキャローマンダラ笑わせんじゃねー ギャハハハ 酒もってこーい」(退場)
諸葛瑾「えー孫権様は一日二分間だけ正気を取り戻しますが
    グッドタイミングで祝辞をいただけました
    いろいろ言われてるけど本当はあの人いい人なんですよ」
930無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 18:40:19
あーみん孫権にクソワロタwwww
お茶噴いたww
931無名武将@お腹せっぷく:2006/07/03(月) 00:00:12
孫権の登場で麦茶噴いたwwwwwww
932おにいさまへ・・・1/3:2006/07/03(月) 22:51:14
〜〜〜市場にて〜〜〜

ザワ ザワ ザワ

張飛(い……… いわなくては……… い…ま……… いわなくては………)

玄徳母「よ おつかれさん そっちはすべて完売かい」
劉備  「ああ やれやれだね 今日の客にゃ苦労したよ そろいもそろって こなまいきでさ………
     きいておくれ お母さん この皇族の血を引くおれさまをつかまえてだね」


劉備「ん?」
張飛「………」

劉備「ほ………もう一人客がのこってたのか 悪かった ムシロなの? いいよ どれだい
   今日は最後だから 後悔しないよう選んどっとくれ」
張飛「あ あの」

張飛「お……… お……… おに……… おに……… おに………」

玄徳母「オニだとよおまえ いったいなにやらかした こんな虎髭男に」
劉備  「ごっ…… ごじょうだんを」


張飛「おにいさまになってください………」
劉備「──────ッ!!!」

  ドン ガラ ガラ ガッチャン デン! (劉備、コケる)

933おにいさまへ・・・2/3:2006/07/03(月) 22:51:54
劉備「お……… おに……… おに……… おに──さま つったてね アンタ……… あちち お──いて」
張飛(いってしまった………! なんということを………!)←目が☆

劉備「そ……… それで え───っと………名前は………?」
張飛「ち…張飛翼徳………」

劉備(──────ッ! 張飛………!?)

劉備「張飛って……… じゃあもしかして鴻家の………?」
張飛「主人をごぞんじですか」
劉備「あ………ああ 鴻家の姫に恋もしたしね」
934おにいさまへ・・・3/3:2006/07/03(月) 22:53:09
劉備「………………」(張飛をじっとみつめる)
張飛「………………」(劉備をじっとみつめる)

劉備「これ……… ぼくの住所だよ この4月からたぶん大学院のムシロ科学研究科にすすむ」
張飛「あ……… じゃああの お手紙かいてもいいんですね!?」

劉備「差出人はムシロ売りで……… だいじょうぶなの?」
張飛「あ……… へ………へいきです ええ!」

劉備「じゃあ最初の手紙はね 義勇軍結成の知らせにしてほしいな」
張飛「は……… はいっ!」(頬を赤らめる)


張飛(おにいさま おにいさま 幼い日から胸ときめかせたこのことばの ああ おにいさま!
   なんという やさしいひびきがこの世にあるのでしょうか!!)

   (木漏れ日の中、草原を駆けめぐる張飛)
935無名武将@お腹せっぷく:2006/07/04(火) 00:27:25
>ムシロ科学研究科

ちょっと待て
936無名武将@お腹せっぷく:2006/07/04(火) 00:35:14
んだおめーむしろばかにしてんのかこらあ
937無名武将@お腹せっぷく:2006/07/04(火) 01:38:06
>(木漏れ日の中、草原を駆けめぐる張飛)

いろんな張飛で想像して噴いた。

938無名武将@お腹せっぷく:2006/07/04(火) 14:41:35
>張飛(おにいさま おにいさま 幼い日から胸ときめかせたこのことばの ああ おにいさま!
>   なんという やさしいひびきがこの世にあるのでしょうか!!)

>   (木漏れ日の中、草原を駆けめぐる張飛)

937と同じく色んな張飛を想像して笑えるwwww
939BANANA FISH1/5:2006/07/06(木) 23:44:33
>>820-824さんのコンパチネタ
   
  『君は何度もぼくに聞いたね 
   ”俺が恐ろしいか?”と 
   でも ぼくは―――――― 
   君のことを恐ろしいと思ったことは一度もないんだ 
   初めて会った時から 

   それどころか 君はぼくよりずっと貶されてる 
   ――――そんな気がして しかたなかった 

   おかしいだろう? 
   君のほうが ぼくよりずっと後頭部がでかいし 
   身体も大きく力も強い 
   それなのにぼくは――――― 

   ”君を守らなければ” 
   と ずっと思っていた』 

    ザッ(寝台から起きあがり馬岱に会いに行こうとする魏延) 

    
  『”ぼくは何から君を守りたかったんだろう?”』 


    ドンッ 

魏延 (あ) ←首が飛ぶ
940BANANA FISH2/5 :2006/07/06(木) 23:45:15
楊儀「…なぜだ なぜ…スキを見せた…! 
   一分のスキもないあんたが いったい何に気をとられて……!」 

    ドンッ 

魏延「…急所を はずしやがって…!」 
楊儀「お互いさまだろ… 
   …そしてお互い助からねえ 
   悪く思うなよ…おまえに蜀をとらせるわけには…」 

    ガクッ(膝をついた拍子に手紙を落としてしまう魏延) 

魏延「はあ  は… はあ」(手紙を拾い集める) 

941BANANA FISH3/5:2006/07/06(木) 23:46:35
姜維「…大丈夫かい?」 

馬岱「ええ… 
   以前 魏延とちょっと殺し合いしちゃった時 
   ぼく あやまろうと思って幕舎に行ったんです… 
   彼――1人になりたい時 いつも行くって言ってたから 
   彼は…そこにいました 
   でも ぼくは―――なかなか声がかけられなくて 

   彼は――――ひっそりとそこにいました 
   暴力や争いとはまるで無縁のように――――もの静かで 

   でも 孤独だった 
   
   それはもう―――たとえようもないくらい壮絶な孤独でした」 

  『ぼくは運命から君を守りたかった 
   君を連れさり 
   押し流す運命から』   
942BANANA FISH4/5:2006/07/06(木) 23:47:40
馬岱「その時 思ったんです 
   何があっても彼を信じよう 
   たとえ どんなことが おこっても 
   ぼくは――――ぼくだけは…」 

姜維「…戻って来ようなこの国へ 
   ちゃんと反乱を収めて…あいつに会いに来よう 
   お前が見つけた生涯最高のネタだものな」 

  『君は横山三国志31巻に出てくる虎かぶれの将の話をしてくれたね 
   最果ての地で死んだ虎かぶりは 
   自分が故郷に戻れないことを知っていたにちがいないと――― 
    
   ぼくは答えた 
   君は虎じゃない 運命は変えることができる―――― 
   そうだよ 魏延 
   ヘルメットは交換することができるんだ 

   君は1人じゃない 
   ぼくが背後にいる 
   ぼくの魂はいつも君の背後にある』 

魏延(汗を流す) 
943BANANA FISH5/5:2006/07/06(木) 23:48:39
馬岱 さよなら蜀漢 さよなら漢中… 
   でも君に さよならは言わないよ 魏延 
   ぼくらはまた きっと会える 
   どんなに(首と胴が)遠く離れていても―― 


   君はぼくの最高の友達(ネタ)だ 



楊儀「――ちょっと 
   こんなところで寝てはだめよ―――あなた」 

魏延(微笑みを浮かべている)←首は離れている

楊儀「―――いい夢みたいね」 


費イ「あのすみません 戦後処理はどこに…」 
楊儀「あ はい 
   それは確か この奥ですね」 
(魏延の首が転がってくる) 

費イ「だめよ 蹴っちゃ!」 



>>820-824さんごめんなさい
944無名武将@お腹せっぷく:2006/07/07(金) 00:46:08
>>939-943
全体の流れは悲愴なのに
首を刎ねられて急所がどうのだの、虎かぶれの将の話だの
細々としたネタを織り込んでくるからニヤリとせずにいられない。GJ。
945無名武将@お腹せっぷく:2006/07/07(金) 00:56:44
>>939-943
944には悪いがニヤリどころか烏龍茶噴出した

>君のほうが ぼくよりずっと後頭部がでかいし 
>ヘルメットは交換することができるんだ
>ぼくが背後にいる
>費イ「だめよ 蹴っちゃ!」  

ちょっと待て
946ハッピーマニア1/4:2006/07/09(日) 23:46:07
閻圃「馬超殿 あんたいつまでフラフラしてるの」
馬超「さ………三国志はあたしがフラフラしてるからこそ 成り立ってるのよ」

閻圃「韓遂や楊秋が曹軍の列侯に取り立てられたの知ってる? 成公英も来月軍師将軍になるのよ」
馬超「だってそれは『出世の気』が西涼上空にきてるから 降っても出世できる人も多いってDr.コパが風水で」
閻圃「あんたはどうなの?」

楊松「馬超殿 仲間いないの?」
馬超「いますとも!!」

閻圃「何してる人?」
馬超「………ぶ ………武人」

馬超「武人って言っても 韓遂とかとは基本的に違うの 主に前線で活ヤクしてるの」
楊松「え─── かっこいいじゃん」
馬超「ま───ね 龐徳って言うんだけど 曹操にもモテモテでた──いへん」
楊松「あ─── じゃあ 曹操に引き抜かれた人なんだ───」
馬超「まあね あたしも見切ったし」(汗)
楊松「それって……… 仲間なの?」
馬超「もうひとり いるもん」

馬超「血族で 年下で まじめで あたしひとすじな子」
楊松「ふ──ん」
馬超「まあ…… キープって言うか〜〜〜」

楊松「身内? な──んだ じゃあ身内以外 部下いないじゃん」
馬超「ふたりあわせて部下ひとり分だもん」
楊松「バスの子供料金かよ」
947ハッピーマニア2/4:2006/07/09(日) 23:47:10
楊白「なんだ 馬超殿いらっしゃい 戦日和だっつ──のに 復讐戦じゃないの?」
馬超「うっせえ」
楊白「まだ友達できね───のかよ おまえいっつも1人な」
馬超「いるっつ───の」

馬超(だからいやだったのよ 漢中くるのっ 仲間いないだけで…… 客将ってだけで…… 人権もうばわれるんだ)
閻圃「あ 馬超殿 あんたの馬は張衛殿が使ってるから」
馬超「もう他へ行く………」(去ろうとする)

閻圃「兵糧はいいの?」
馬超(去るのをためらう)

閻圃「明日朝6時に御本山におまいりに行きましょ 張魯様に因縁ばらいしていただけば きっと仲間も新しい君主もくるから」
馬超「何 それ?」

馬超「閻圃殿……… 浄土真宗じゃなかったの!?」
閻圃「おつとめはじまるわよ───」(張魯の像の前に行く)

馬超「インチキくせ──………」
楊白「去年 嫁さんが流産しかかった時これで助かって それから夢中なんだよ」
楊松「張衛殿の痛風も治ったのよ!! ほら楊白も」
948ハッピーマニア3/4:2006/07/09(日) 23:47:53
閻圃「馬超殿にいい人が現れますように………」(張魯の像に祈る)
馬超「いるって言ってるのに………」

馬超(こんなんで現われりゃ 苦労しね──つ──の この際だからちょっといのっとくけど(タダだし)
閻圃「『いるいる』って言うけど……… なんて人なの」
馬超「ほ…龐徳令明………   あと 馬岱………」(なんだっけ字 知んね───)(汗)

閻圃「その人たちのことも見ていただくから」
馬超「見るって何を………」
閻圃「張魯様は何でもお見通しなのよ」
馬超「あたし行かないもん」

───明朝───

閻圃「ホラ 馬超殿おきなさい!!」
馬超「ホントに行くの!?」
閻圃「因縁とれば きっといい人見つかるから」
馬超「そんなの……… どうせお金とられるんだったら その分貸してくれたほうがいいよ」
閻圃「ホントにそのほうがいいの?」

閻圃「仲間ができると いつもその人と曹操に復讐する話 ずっとしてるアンタが……… ぜんぜんしないじゃないの!!」
馬超(おみとおしはキミや───)
949ハッピーマニア4/4:2006/07/09(日) 23:48:45

───張魯の館───

ゴ───ン ゴ───ン ゴ───ン(鐘の音)

(張魯の前にひざまづき 祈る馬超と閻圃)

馬超(だって……… 馬岱はともかく 龐徳だって 話すようなこといっこもないんだもん………
   もう会わないって 言われちゃったんだもん……… 
   なんにもしてないのに……… 会わないって言われちゃったんだもん!!)

張魯 ビシィッ (馬超を棒で叩く)
馬超「い?」

馬超「いった〜〜〜っ ちょっとお〜〜〜っ 何すんのよ あんた」
閻圃「ありがとうございます」

張魯「はァッ」 ドス (馬超のみぞおちに蹴り)

張魯「因縁はとれました 曹操に殺された妹の霊でした………」

馬超(妹とかいなかったんですけど………)(汗)
950無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 03:20:33
>>946-949
長作GJ!

>馬超「さ………三国志はあたしがフラフラしてるからこそ 成り立ってるのよ」
ここでまず笑って、ラストのオチで麦茶盛大に噴いた。
951無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 03:24:35
>>946-949
>馬超「血族で 年下で まじめで あたしひとすじな子」 
>(なんだっけ字 知んね───)(汗) 

ちょwwwwwおまwwwwwww
952無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 17:39:47
>馬超「さ………三国志はあたしがフラフラしてるからこそ 成り立ってるのよ」
蓋し名言なりwwwww

しかし貧乏くさい馬超だなww
953無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 19:52:12
>馬超「まあ…… キープって言うか〜〜〜」
>(なんだっけ字 知んね───)(汗)

馬岱本人に出番はないが相変わらずの扱いの悪さにワロス
954魯安 ◆BARAMFLAHY :2006/07/11(火) 03:13:52
|∀・)<大変長らくお待たせしました。ト(ry

|Д`)<今回はいつもに増してキモイです。心して御覧下さい。

|彡 サッ
955無名武将@お腹せっぷく:2006/07/11(火) 03:36:03
ぬあぁぁぁぁおおぉぉぉぉぉぉぅぉぅぉぅぉ
惇&曹操キモスwwwww悶絶したwww魯安殿GJGJwwwwwwwwwww
956無名武将@お腹せっぷく:2006/07/11(火) 07:22:59
>>955
惇でなくて許チョだよね?

ともあれ魯安殿GJ!!!!!!!
アンドレ片目な為か、横山許チョだと妙にマッチしてる
957無名武将@お腹せっぷく:2006/07/11(火) 07:59:15
>>955
許褚カッコヨスwwwwww
朝から噴いたww
いいものありがとう!!
958957:2006/07/11(火) 08:00:14
興奮のあまりアンカー間違えたww
ごめん、>>954です。
959無名武将@お腹せっぷく:2006/07/11(火) 19:42:10
すげええええwwwwときめく曹操きめえwwww
魯安殿超GJwwww
960無名武将@お腹せっぷく:2006/07/12(水) 00:09:15
いやああああああああああ
許チョカッコイイよおおおお
あああん!!許チョ抱いてええ!!

曹操じゃなくてもそう思いますよ
魯安様GJ!!!!

このノリで魏延&馬岱見たいのですが・・・・(ボソ
961無名武将@お腹せっぷく:2006/07/12(水) 00:12:43
許褚カッコヨスwwwwwww
曹操テラウラヤマシスwww
962無名武将@お腹せっぷく:2006/07/12(水) 00:14:02
横山コラから来て、ここでそう来るかッッッ!!!
激しくGJ!!

ほんと、横山許チョって美男子だな。
963955:2006/07/12(水) 02:22:36
許チョなんだ、横光読んでないから片目は惇将軍かと思ったorz

許チョなのか・・・・・・・かっこいい半裸許チョテラキモスwwwww
なんか気持ち悪さが癖になってきたww
964ベルサイユのばら:2006/07/12(水) 02:58:01
王平「山…川…人…上…と
    それから次のステップまで…残り5文字」(漢字の書き練習)
王平(覚える時間があるうちに…覚えてしまわねば
    家の中でも兵営でも…出来るなら北伐で行く場所の全てで…)

王平「あ……っ」ゴシゴシ(眼精疲労)
姜維「…?」
王平「ふぅーっ いち…に…さん…し…」(漢字の読み練習)
姜維「王平…!! 王平!おまえ…おまえ…字…字…」
王平「……」

姜維「王平! い…いいね 誰にも…丞相にも陛下にも言ってはだめだよ
    分かってるね もし…もし知られたら…丞相のことだものきっと家庭教師を…
    あ…あたしたちはそんなご迷惑まおかけしてはいけないんだよ
    それでなくても今までどれほど身分不相応なご恩をお受けしているか分からないのに
    教師をつけるとなったらそれこそもう莫大なお金が…
    分かってるわね王平 あたしたちは…」
王平「ばかだね姜維 そんなこと言われなくても分かってるよ
    第一…縁起でもない 全然読めないってわけでもないんだから」
姜維「うんうん…く…くれぐれも悟られないように気をつけるのよ」

姜維「……王…平… えっ… え…ん え…え…(嗚咽)」

王平(…同じ蜀将なのに…な)
965無名武将@お腹せっぷく:2006/07/12(水) 02:59:48
脱字があった(´・ω・`)

×ご迷惑まおかけしては
○ご迷惑までおかけしては

そろそろ次スレですね。
966無名武将@お腹せっぷく:2006/07/12(水) 22:30:39
>>964
久しぶりのベルバラネタだ!
そして久しぶりの文盲w
967無名武将@お腹せっぷく:2006/07/15(土) 16:13:06
2005年10月28日に【好きなものは好きなのだからしょうがない】の夢を見ました。

始めは空と直を祭がからかっている場面でした。
その後、直が白い花がいっぱいの野原で横になっていました。
最後は俺と広夢くんと空と直が登場しました。それも空を飛んでいました。
よくわかりませんが、広夢がピンチらしいです。
「5000年の呪い」という意味の分からないキーワードも登場しました。
まあ所詮、夢の話ですからつじつまなんか合いません。
そのあと何故か直に「空のせいじゃない」と凄い剣幕で責められました。
そのときの直は全裸でした、可愛かったです。あ〜そのとき下半身見るの
忘れた!もったいないことしたぜ!
そういえば青く光る首飾りをつけていました。たしか三人とも(広夢以外)
最後は俺みずから広夢を救いに行きました。夢の中なのにちゃんと「広夢を
救う」という明確な意思があった俺。凄いよな、愛だよな。
おそらく、三途の川を渡りそうになった(もしくは渡った)広夢を俺はあの世に
行ってでも連れ帰しに行こうと思ったのでしょう。
そういえば広夢に羽が生えていた気がするな。
俺が広夢を助けに行くため天空から急降下したところで夢は終了。
もう少し見たかったなぁ・・・。
そのあと貴重な夢なのですぐにメモに取りました。
968ときめきトゥナイト:2006/07/16(日) 00:04:33
孫権「父上…兄上ぇ…わたしは一体どうしたらいいんでしょう
    曹操の勢力があれほど強いとは…
    いっそのこと劉備を仲間にひきいれたら…
    いやしかし曹操には帝という恐れ多い後ろ盾もいるんだぞ
    でも だけど いやいや いかんいかん」ブツブツ

臣下一同「こらぁっ孫権様!!」
孫権「ひっひええ」
張昭「さっきから聞いてりゃ、うだうだぐちぐちと君主らしくもないっ
    これがわしの主君だと思うと情けないぞ」
孫権「もっもうしわけありません
    な、ならばお願いです わたしのとるべき道を教えて下さい」

張昭「それは当然絶対服従、これしかない!会戦派にもそれを悟らせるべきだ」
周瑜「いやー別に会戦だって構わんだろが
    現にわしの女房は曹操に侮辱された」
孔明「(蒼天風)人生は楽しく 恋は数多く
    なるようにしかならんものさ ケ セラ セラ ちがうかい?孫権殿」

張昭「殿!そんな軽薄者の言うことなんか聞かんでいい 曹操に降伏あそばすのだ」
魯粛「あらあそんなのナンセンス」
黄蓋「わたしだったら絶対会戦ね♥」
諸葛瑾「殿の好きにさせてやれば?」
甘寧「決闘がいい決闘が!」
凌統「いやジャンケンだ!」

孫権「〜〜〜〜(汗)」
969無名武将@お腹せっぷく:2006/07/16(日) 00:58:40
GJwww凌統www
970968:2006/07/16(日) 02:19:27
×会戦
○開戦

('A`)ナニヤッテンダ
971無名武将@お腹せっぷく:2006/07/16(日) 09:14:35
>孔明「(蒼天風)人生は楽しく 恋は数多く
>    なるようにしかならんものさ ケ セラ セラ ちがうかい?孫権殿」
ちょwwwwこんな孔明いやだwwwwwwGJwwwwwwww
孫権って大変だったんだな、同情するww
972無名武将@お腹せっぷく:2006/07/16(日) 17:32:35
なんだなんだ??
973無名武将@お腹せっぷく:2006/07/16(日) 17:45:46
なんなんでしょうね〜
974ガラスの仮面 逆説三顧の礼1/8:2006/07/16(日) 22:46:46
長いです

※戦が好きな諸葛亮は、隙あらば農作業を放り出して
 戦を見に出かけてしまうので童子たちはほとほと困っていた

童子「なんだってまたそんなに魏や孫家の戦が好きなんだい?」
孔明「なんだかわからないんだけど・・・
   合戦を目にしたとたんなにもかも忘れてしまうの・・・
   見ている間は 軍の総大将になってしまうみたいで
   自分のことを思い出さないの
   ぶきっちょで みっともないあたしなんかじゃなくて
   大軍の中の大軍師(タクティシャン)みたいな
   気持ちになっちゃうの」

農民「このあいだみたのはどんな戦だったの? 孔明お兄ちゃん」
孔明「うん あのねぇ」

孔明「と そこで顔良が出てきてね
   『おう! てめぇ なめちゃあいけねェぜ!
    このおれさまを何だと思ってやがンでェ!』
   そこで気っぷのいい美髭公が
   『ふん! おまえ人間だろ それともブタかい』
   『なんだと このヒゲ!』
   『あはは・・・ああわかったよ ブタの大将かい』」

劉備(何故かいる)「!!」
975ガラスの仮面 逆説三顧の礼2/8:2006/07/16(日) 22:47:24
劉備「あ あなた・・・あなた名前は?」
孔明「え?」
劉備「さがしていたのよ・・・
   あなたのような人を長いあいだ
   そうよ あなたなら・・・あなたならやれる
   あなたなら・・・
   ね 名前は? どこに住んでいるの?」
孔明「は はなしてください!」

 ふわ(風で髪がめくれて大きな耳が見える)

孔明「きゃあああ」
劉備「あっ 待って! お待ちなさい!」

劉備「千の策を持つ男…
   わたしの目に狂いがなければ あの男は・・・」
  (みつけた! ついに・・・! わたしの宝・・・!)
孔明(なんだろ あれ・・・ 変な人・・・!)
976ガラスの仮面 逆説三顧の礼3/8:2006/07/16(日) 22:48:10
※ある日、童子に野菜の出前を頼まれた諸葛亮は、
 青菜一束を抱え 1日かけて新野城へ出かける

関羽「青菜を届けに・・・ そうですか
   どうぞこちらへ 殿がお待ちです」
孔明「ああ! あなたは・・・ いつかの・・・」
劉備「あらまたお会いしましたね
   ああ 青菜 その卓の上においてくださる?」

(卓上に官渡の戦いを記した竹簡が置いてあるのを見つける)

孔明「官渡の戦い!」
劉備「今 北で烏丸と戦っているそうね」
孔明「ええ! ええ!
   あたしみました! みてきました!」
   とってもよかった!」
劉備「そう・・・ どんな戦だったのか
   くわしくおじさんに解説してくださらない?」
孔明「え?」
劉備「ほら いつか臥竜岡で農民たちに
   関羽の話をきかせていたように
   ね 少しだけ・・・」
孔明「え ええ それじゃ
   ちょっとだけ・・・・・・」
977ガラスの仮面 逆説三顧の礼4/8:2006/07/16(日) 22:49:18
※劉備に官渡の戦いを論じてみせる諸葛亮

関羽「兄者 お客様がお見えです」
劉備「いったい誰なの? なんの用?」
関羽「張飛と趙雲です」
劉備「また! 今は忙しいといって
   帰してちょうだい!」
趙雲「お待ちしますよ 時間があくまで」
孔明「ああっ!」
劉備「あら この子をご存知なの? 趙雲」
趙雲「え?」
孔明「ええ! ええ! あの「官渡」の戦いのとき
   逃げ道をおしえてくれました!」
趙雲「ああ そういえば あのとき・・・」

孔明「あの・・・ じゃあたし これで」
劉備「いいの孔明ちゃん いてちょうだい!
   おじさんはあなたがとても気に入ったの!
   ね 「官渡」のさっきのつづきはどうなるの?
   とてもよかったわ つづきをやってちょうだい!」
孔明「あの でも」
張飛「いいですよ 我々は隣室でおまちしていましょう」
趙雲「どうぞごゆっくり」
978ガラスの仮面 逆説三顧の礼5/8:2006/07/16(日) 22:50:05
張飛「兄者のこんどの犠牲はあの男か・・・
   可哀相に・・・ しかしなんだってあんな
   サエないのをつれてきたんだ?
   まるでなっとらんじゃないか」
趙雲「張飛殿もそう思われますか?
   長い間 食客になっていたとはいえ
   劉備殿ともあろう人が なぜ
   あの男にあんなに目をかけるんでしょう」
張飛「きまっとるよ 落ちぶれたのさ
   しかし例の話(蜀占領)を成功させるまでは
   なんとしても兄者のごきげんをとっておかんとな
   やれやれ疲れるこった」

 ボーン ボーン ボーン

孔明「いけない! もう7時
   わあ2時間も! また叱られる!
   おじゃましました! さよなら!」
979ガラスの仮面 逆説三顧の礼6/8:2006/07/16(日) 22:50:39
張飛「兄者 よくつぎからつぎへと
   いろんな男を・・・ よくあきませんなあ
   こんどはあの男のいったいどこが
   お気に召したというのです
   ちょっと拝見させてもらいましたが
   まるで「官渡」の感想文
   軍の知識もないし 陣法 計略の運び方
   戦の評注としてなにひとつ
   なっちゃいないじゃありませんか」
劉備「おさっしのとおり あの男はズブのしろうとですわ
   わたし気長に育てていくつもりでしてよ
   気がついて? 張飛 趙雲」

劉備「あの子 「官渡」の戦いを一週間見ただけなのよ」
張飛&趙雲(ハッ)
劉備「それなのに一年弱もの戦の戦局を
   一挙一動 みごとに間違えずに
   両軍のこまかな武将たちの戦果まで
   洞察してしまっているのよ」
張飛&趙雲「ううっ!」
劉備「オーホホホホホ」(おそろしい子!)
980ガラスの仮面 逆説三顧の礼7/8:2006/07/16(日) 22:51:45
※数日後、魏の北伐を見に行った諸葛亮は
 ただただ郭嘉の軍略のすばらしさにすっかり心をうばわれていた
 戦のことを諦め切れない諸葛亮は、後日また新野城へと足を運ぶ

孔明「自分で自分の気持ちをどうしようもないんです
   好きなんです やりたいんです 戦を!」
   軍略って言葉を口にしただけで
   身体がカッと燃えたように熱くなるんです
  (ああ やってみたい! あたしもあの人達のように
   戦術や戦略の勉強をして 戦をやりたい・・・)
   あたしは強くないし 実戦の経験もあんまりないの
   軍を作るお金もないのに それがわかっているのに
   やりたいんです どうしようもないんです この気持ち」
劉備「早く忘れるのね」
孔明「あたし あたしでもできる食客のバイトがあったらバイトして」
劉備「軍資金の27万をためるの? それもいいわね
   食客の身で働くことの苦しさが
   戦のことをあきらめさせてくれるでしょう」
孔明「おじさん! あたし おじさんが
   戦のことよく知っていて あたしのことわかってくれると思ったのに・・・」
劉備「そうよ 戦の世界のことならよく知っています
   わたしもひと昔前は食客でした (今も)
   この大器が運命を狂わせてしまったけれどね
   だからいうのよ 中途半端な情熱ならおやめな・・・」
孔明「中途半端な情熱なんかじゃありません!
   あ あたし 戦が出来るなら なんでもするつもりです!」
劉備「そう・・・ その言葉にいつわりはないわね」
孔明「はい」
劉備「ではついていらっしゃい! わたしのいくところへ!
   関羽!御車の用意を!」
981ガラスの仮面 逆説三顧の礼8/8:2006/07/16(日) 22:53:22
※「軍団こうしゅく」に到着した劉備と諸葛亮

孔明「『軍団こうしゅく』! おじさん これは!」
劉備「さ 中へ」
孔明「これは・・・これはおじさんの・・・」
劉備「そう わたしの漢室復興研究所です
   3週間後に最初の戦評定が開かれます」
孔明「おばさん いれてください! あたしをこの軍団へ!
   軍資金や兵糧はあとで働いてきっと返します!」
劉備「あとで働いて・・・?
   あなたは将来 なにをして働くつもりなの?
   戦をやりたいというのは趣味なの?
   策を練っていると楽しくて
   だからそのためにやりたいの 遊びなの?
   大人になったらどうするの!?
   食客をやめて働くの!?」
孔明「いいえ! いいえ あたし
   あたし軍師になります! 軍師になります!」
   (ハッ)
劉備「よくいったわね その一言をききたかったのよ
   その決心を忘れないでね」

孔明(軍師になる・・・! 軍師になる・・・!
   このあたしが・・・! 軍師に・・・・・・なる!)
   ヘタヘタ(腰抜けた)

〜逆説三顧の礼・終〜
長々とスマンでした
982974:2006/07/16(日) 22:58:32
>>981 「おばさん」じゃなくて「おじさん」でした
マチガエタ
やっぱり今のうちに投下 連投スマソ 
はじめから一本にまとめときゃよかった
   ***
関羽「困ります! 土足であがられては!」
諸葛瑾「うるさいね この人さらい! この手をおはなし!
    うちの弟を出しとくれ! 孔明!」

瑾「このバカ弟! やっぱりここだったんだね!
  さんざんさがしまわったんだよ!
  家出なんかして この兄不孝者! おいで! 帰るんだよ!」
孔明「いや! 兄さんあたし帰らない!」
瑾「なにいってるんだい! ひもつけてでもひっぱって帰るよ!」
張飛「なんだなんだ? 何事だ?」

(逃げる孔明)

瑾「おまち!」
(バタン!)
瑾「あけるんだよこのバカ! おあけ! ここをおあけ!」
孔明「ごめん!ごめん兄さん あたし戦やりたいの!」
瑾「孔明! ここの君主にだまされてるんだよ!」

劉備「まってください わたしが劉備です」
瑾「なんだって! あんたがうちの弟をたぶらかした君主かい!」
  バシ!(劉備を平手打ち)
孔明「兄さん! やめて! 兄さんやめて!
   かってに仕官したのはあたしなの! 殿には関係ないわ
   ごめんなさい! 殿 ごめんなさい!」
瑾「おいで! 帰るんだよ!
  おまえみたいな なんのとりえもない男が
  軍師になんかなれるもんか!」
ピシャ!(瑾を平手打ち)
瑾「な なにをするの・・・!」
劉備「この子をあなたのもと(呉)へは渡しません」
瑾「なんだって! 兄弟でもないくせに・・・!」
劉備「この子をなんのとりえもない子にしてしまって
   いるのはあなたです!」
瑾「な なんだって?」
劉備「あなたはただ この子をしばりつけ
   なにもできないと叱り
   この子の意思などきいてやろうともしない!
   なぜ 大きな目でこの子をみてやろうとしないのです!
   なぜ この子の中に眠る龍を
   起こしてやろうとしないのですか!」
孔明「兄さん ごめんなさい!
   あたしやりたいの! 戦をやりたいの!
   おねがい! 兄さん!」
瑾「か かってにおし・・・
  お おまえなんかわたしの弟じゃないよ・・・
  そうだよおまえなんかわたしの弟じゃない!
  2度と呉に来たら承知しないからね! このばか弟!
  おおお・・・」
孔明「兄さん!」
孔明「先生・・・・・・先生ごめんなさい
   あたしのために あたしの兄さんに・・・・・・」
劉備「もういいのよ
   それよりあなたにみせたいものがあるの」

(3本の竹簡がある部屋に連れて行かれる諸葛亮)

孔明「なんですか これは?」
劉備「これは戦の練習用の作戦です
   この巻物を持った者は 作戦の内容にあわせた
   行動をとることになっています」

劉備「これが攻撃 防御 そして諜報
   戦の単純な3つの動きをあらわした巻物です
   この3つをくみあわせただけで
   一つの戦ができます そう
   さきほどの事件のように」

劉備「攻撃の巻物を持っているのが あなたのお兄さん!
   そして防御の巻物を持っているのが 孔明! あなた!
   諜報活動をしているのが
   柱の影からのぞいていた人々!」
孔明「ううっ!」
劉備「けれど 戦の軍略はこの3つだけではありません
   猛攻 篭城 偽書 強く 弱く
   かぞえきれぬほどの策を 軍師は練らなければならないのです!
   おぼえておきなさい ひとつひとつの経験が
   そのまま策謀につながるということを」
劉備「孔明! あなたは千の策をもっている!」
孔明「千の策を・・・?」
劉備「他の誰がわからなくとも わたしにはわかる・・・!
   なんのとりえもないあなたの
   それはただひとつのとりえになるでしょう
   そしてそれはあなたにとって
   強大なとりえになるはずです」

関羽「兄者 武将の方々がお待ちです」
劉備「今 いきます」

孔明(千の策をもつ・・・? わたしが? どういうことだろ?
   わかっているのは ただたまらなく
   戦が好きということだけ
   戦さえできたらなにもいらない・・・)

孔明(なにがあっても自分を信じて
   一歩一歩 階段をのぼっていくだけ!
   そして今は階段の第一歩!)

劉備「これより第一回目の戦評定を行います!」

〜逆説三顧の礼その後・終〜
これで本当に終わりです(;´Д`)
987無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 03:03:34
長作乙!!

>ふわ(風で髪がめくれて大きな耳が見える)
>孔明「きゃあああ」
ワロスwwww
988魯安 ◆BARAMFLAHY :2006/07/17(月) 03:38:45
新スレ立てられませんでしたorz

次スレテンプレ

ベルばら風三国志5巻
>>1のネタはおまかせします(私は>>316を使う予定でした)

三国志をベルばらをはじめとする、少女漫画風にアレンジして楽しむスレです
1:使用可能作品
 ・少女漫画雑誌に掲載されていた作品(途中で他系統の雑誌に移った作品でも可)
 ・連載終了して5年以上経過している、または20年以上連載が続いている作品
  (ガラかめやパタリロはまだ連載が続いているけど、長寿漫画だからアリ)
 ・それなりに知名度の高い作品
  (連載期間は短くても、例えば岡田あーみん作品はかなり有名と思われるのでアリ)
 ・文庫版が出てる作品

2:出典は名前欄に入れる

ベルバラ風 三国志
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1057232599/
ベルばら風三国志2巻
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1071148301/
ベルばら風三国志3巻
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1096631328/
ベルばら三国志4巻
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1121940527/

まとめサイト:ベルばら三国志
http://berusan.hp.infoseek.co.jp/
989無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 18:46:48
ムリでしたorz

↓990、頼むッ
990無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 23:35:16
挑戦してみます。
991990:2006/07/17(月) 23:39:29
立てました

ベルばら三国志第5巻
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1153147073/
992無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 23:58:05
>991
乙です! さて、埋めますか。
993無名武将@お腹せっぷく:2006/07/18(火) 00:33:27
馬岱万歳!Ma Dai wan sui!
994無名武将@お腹せっぷく:2006/07/18(火) 00:33:59
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜ロマンチック(・∀・)ソウソウ゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
995無名武将@お腹せっぷく:2006/07/18(火) 00:49:47
そういや馬岱ってだいちゃんなんだよな
996無名武将@お腹せっぷく:2006/07/18(火) 03:30:44
>>990=991
スレ立て乙です。
馬岱マンセーヾ(゚∀゚)ノシ
997無名武将@お腹せっぷく:2006/07/18(火) 03:53:51
バタイィ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*コジキィ!!!!!☆
998無名武将@お腹せっぷく:2006/07/18(火) 03:55:37
BA・TA・I! KO・JI・KI!
999無名武将@お腹せっぷく:2006/07/18(火) 03:56:08
馬岱ばんざい!
1000無名武将@お腹せっぷく:2006/07/18(火) 03:56:39
5巻につづく。
10011001
  立  新   /   ,、r'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`';,、    ,r';;r"           _ノ  と   何
  て  し    L_ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ,';;/             )   申   と
  ね  い   //;;/´         `' 、;;;;;;;;,,l;;'            /ヽ  す  1000
  ば  ス   /.,';/              ヽ;;;;,l;L_      .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;i  か   を
  い  レ   l |;|┌--‐フ  ┌----、、   |;ヾr''‐ヽ,  ,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;く  !!    超
  か  ッ   i  |l ~~__´ 、   ``'__''''┘  |;;;;;l rO:、;  ´ ィ○ヽ    'i;;;;;厶,     え
  ん  ド   l _|. <,,O,> 〉   <,,O,,>    |;;;;;| `'''"/   `'''''"´     !;;;;;;;;ヽ   た
  の  を  ._ゝ'|.    /   、       |; ,'  /   、        |;;;;;;;;;;;;;レ、⌒Y⌒ヽ
  う     「 | |    (    )       .ソ l  ,:'   _ ヽ       .|;;;;;;;//-'ノ
        ヽヽ |    _,ニ ニ,,,,,_        ', ゞ,' '"'` '"       i;;;;;i, `' /
⌒レ'⌒ヽ厂 ̄  `| ,、ィ-‐''__'''‐-`,、     '' .', i、-----.、       `''"i`'''l
人_,、ノL_,iノ!  . ',   :i゙''''''''''`l'  ` _人__人ノ_ヽ ヾ゙゙゙゙ニニ'\       ,'  ト、,
      /     ヽ   L__」   「 で 書 Lヽ ヽ〈    i|         Vi゙、
ハ ワ  {.      ヽ.  -、、、、 '  ノ  き き 了. ゙, ,ヽ===-'゙ ,'     ,   // ヽ
ハ ハ   ヽ.    ハ        )  ん 込  |  ',.' ,  ̄ , '    ノ  //三国志・戦国板
ハ ハ    >  /|ヽヽ、___,,,,、 'く     み  > ヽ.  ̄´   / ,、 ' /  http://hobby8.2ch.net/warhis/