天正10年3月11日、武田家は色々あって滅亡し父勝頼とともに武田家正統後継者信勝は
自害したものと思われていた。
しかし、信勝は父勝頼の内命を受け天目山より単騎脱出、
武田家の再興を誓うのであった・・・
「父上、いかばかり御無念でござったか!この信勝必ずや武田を再興して見せますぞ!」
ルール
一.厨は放置
一.基本的に先着優先
一.思い通りにいかなくても怒らない
一.レギュラーを殺す場合はなるべくフラグを立てること
一.あまりにもぶっ飛んだ内容は避ける
前スレ
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1062335400/l50 前スレがもう書けないようなので立てました。
これまでのあらすじと登場人物紹介は以下で・・・
武田信勝:言わずと知れた本スレ主人公。特技剣豪、影を持っている。若狭守。
ピリカ:十勝アイヌ族長タカプチの娘。同盟締結のため信勝の正室となる。なかなかの美人。
大久保長安:通称大蔵。外交や内政手腕に長けている。鉱山技術が専門。
初鹿野昌次:甲斐郡内出身。普段は気弱だが、馬に乗ると猛将に変身。
夕霧・狭霧:忍びの姉妹。どちらも冷静沈着で信勝の耳目として活躍。
イワン:ロシア人。ムードメーカー的だが、北方の知識はあなどれない。
ネルソン:イギリス人。語学堪能で国際事情や海軍についての知識が豊富。
立原珠久:尼子旧臣。年配だが、己の夢を信勝に託すべく武田家に仕官。
足利頼純:小弓公方の忘れ形見。口調に似合わぬ鋭さを秘める武田の客将。
御宿政友:北条旧臣。主家が潰れ武田家に仕官。野戦の駆け引きに優れる。
小幡勘兵衛:軍学者。初め横柄な態度を取るが、信勝の力を認め心服する。
レコンテ:十勝アイヌ族長の嫡男。婚姻により武田一門となり、信勝に協力。
秋田実季:安東愛季次男。兄の夭折により嫡男となる。家督時の内部抗争を乗り切り立派な当主を目指す。
安東不伝斎:秋田家一門衆筆頭。実季を立てて数倍の敵を相手に活躍した知勇兼備の勇将。信勝が気に入り、助言助力を惜しまない。
エリザベス1世:大英帝国発展の基礎を築いた名君。信勝の実力を認めてナイトに叙して仕官を誘う。帰国時に艦隊を与えた。
フランシス・ドレイク:大英帝国海軍の勇将。元は海賊だが、彼もまた実力を認められ、ナイトに叙せられる。
フィリペ2世:強国イスパニアの国王。アルマダをイギリスに壊滅させられ、勢力回復に必死。行き掛かり上武田家と敵対する。
武田勝親:信勝の弟。上杉家臣となり信勝と決別。軒猿を率い暗躍するが最終目的は不明。
砂霧:加藤段蔵門下の忍者姉妹の一人。現在は軒猿に所属。ちなみに姉妹同士に血の繋がりはないらしい。
天目山を脱出し信長(影武者)を暗殺する(スレ1-8)
裏切り者の小山田信茂を殺しに織田本陣へ忍び込む(スレ17-18)
甲府の町へ行き寺の稚児になる(スレ21-24)
小山田信茂を殺そうと居場所を織田の武将に聞くが捕らえられる(スレ25-30)
小山田の切腹を見物し裏切り者の穴山信君を殺そうと決意する(スレ31-33)
甲府の町の剣術道場に行きくのいちの狭霧を配下にする。 (スレ34-43)
狭霧が想像妊娠する。大蔵十兵衛(大久保長安)が配下に加わる(スレ44-49)
狭霧の姉の夕霧と戦ってこれを配下にする(スレ51-58)
諏訪湖へ行き財宝を探す。その過程で謎の敵と戦う(スレ59-70)
積翠寺温泉へ行き就活していた初鹿野昌次を登用する(スレ79-80)
織田家の人別改めに出くわすが狭霧達の曲芸により手形を発行してもらう(スレ83-88)
京へ上り興行するが役人に目をつけられる。謎の老婆に捕まれられ白州へ(スレ98-106)
二条城から逃げ出す。本能寺の変発生(スレ115-117)
明智光秀を殺し軍を乗っ取る(スレ118-124)
信長(影武者)を討ち取り本能寺を燃やす。松島の壷をゲットする(スレ127-129)
二条城へ攻め込み織田信忠を斬る(スレ132-137)
信長を討ち取るがその直後捕まる(スレ139-141)
特技剣豪を使い何とか逃げ出す。その後奥州へ向かう(スレ149-152)
町人達に囲まれ船に乗って逃げ出す。その後遭難する。(スレ155-157)
ロシアに流れ着く。漁村で通訳(イワン)と会う。(スレ158-162)
買い物のトラブルで牢屋に入れられる。その後ニコライエフスクへ行く(スレ163-167)
新式の大筒を覗き見る。イワンを登用する。信勝がのんべぇであることが発覚する(スレ172-180)
交易品を買い込みサハリンへ向かうが途中変更して明の寧波に向かう(スレ181-187)
火薬を買い込む。狭霧を明に残してペルシャに向かう(スレ188-191、219)
ペルシャ絨毯を買い込む。喜望峰へ向かう途中、偽ドレイクが頭の海賊と戦う。その後キルワに向かう(スレ192-207)
英海軍士官トーマス(ドレイク卿)と会食する。その席上で新型船の建造を約束する(スレ221-235)
トーマス(ドレイク卿)の正体を探ろうとした夕霧が捕まる。通訳兼秘書のネルソンが仲間になる。年号制導入(スレ246-256)
金を取りにモノモタバへ向かう。ドサクサに紛れて金を取る。ドレイク卿たちと共に戦う(スレ261-278)
捕虜達を連れ戻しにモノモタバ金山へ向かう。捕虜達といた明智光秀と再会する。(スレ281-286)
少数民族に拉致される。光秀が少数民族と共に行方をくらます(スレ288-291)
カナリア諸島を経由してロンドンに行く。英語が使えるようになる。建造中の新型船を垣間見る。(スレ292-300)
ドレイク卿と会食する。その席上でテーブルマナー(イギリス式)を取得する。(スレ302-305)
新造船の船名、船旗、乗せる大筒を決める。エリザベス女王からナイトの称号を貰う(スレ306-311)
エリザベス女王の計らいで戦力を大幅にアップする。書物を買おうと海軍兵学校へ行く。そこで九鬼守隆と会う(スレ314-326)
ドレイクと雑談、種付け用の欧州馬と新型蹄鉄のカタログと軍馬養成の書を手に入れる。フリントロック式の長銃などを買い込む(スレ328-330)
テンカイ軍と戦う為にケープタウンへ向かう。中継地のカナリア諸島で船長室を改造する(スレ331-339)
南光坊天海率いるテンカイ軍と戦い、これを撃退する(スレ346-350)
モノモタバ金山の権益を得る為にモノモタバへ向かう。その途中でイスパニア艦隊と戦闘になる(スレ356-368)
ドレイク卿と協議した後ムステルダムへ向かう。酒場でイスパニア兵を励ます(スレ373-381)
オランダの元で働くために待機する。フランス王暗殺事件で日本で還ることにする。二番船建造(スレ392-397)
カルカッタを経由して明の寧波へ向かう。狭霧はさらわれた後だった(スレ398-401)
日本人を雇い訓練を行った後、十勝川の河口にある大津へ向かう(スレ402-416)
今後の方針を定め、大津の拠点化に努める(スレ417-422)
不審な松前船を拿捕する。秋田家の重鎮、安東不伝斎が大津に来訪する(スレ423-431)
乗組員を尋問、蠣崎慶広の娘お久に豊臣への反抗を促す檄文を書かせる(スレ433-439)
不伝斎に事情を告げ、今後について評定する。十勝アイヌレコンテ登場(スレ443-504)
不伝斎の招きに応じ同盟交渉のために秋田へ赴く。見物中に軒猿と遭遇(スレ505-509)
秋田家と同盟締結。松前共同出兵を策す。軒猿を捕縛するが自害される(スレ511-516)
大津が日高アイヌの襲撃を受けるも十勝アイヌの援軍を得て撃退。
立原久綱(珠久)登場 (スレ517-527)
松前攻略作戦が具体化。武田家の豊臣政権内でのあり方を不伝斎が提案(スレ528-562)
大津帰着。珠久が正式採用決定。六角義治が登場するも以後出番が無い(スレ563-567)
立原珠久の回想シーンをはさみ、松前の攻略に取り掛かる。前哨戦開始(スレ602-617)
松前に上陸。陸戦が始まる。お久が勇戦するも撃退。徳山館を占領する(スレ618-623)
敵を白神岬に追い詰める。付け入りの計で勝利し、蠣崎一門を処断する(スレ624-630)
秋田家と戦後処理を行う。小田原参陣組と大津残留組に分かれ行動開始(スレ631-644)
参陣組は直江津に到着。武田勝親生存の情報を得る。甲斐に寄り道する(スレ645-653)
積水寺温泉に投宿したところ狭霧と再会。真田幸村と風呂場で遭遇する(スレ654-664)
信玄の遺金を求め、黒川金山へ。軒猿に襲撃される。武田逍遥軒と再会(スレ665-677)
小田原参陣。江戸城攻めに参加する。上杉景勝、前田利家に挨拶をする(スレ678-709)
秀吉と対面。大名として認められるも朝鮮出兵の先鋒を命じられて困惑。
結局正体がばれてしまう。信玄の遺金回収に成功。石田三成が来訪する(スレ719-733)
足利頼純登場。武田客将とする。小田原攻め軍議に参加、他大名と交流(スレ734-751)
忍城攻めを見物。モノモタバ金山、軒猿、若狭守叙任と案件を片付ける(スレ752-767)
大津の方針を決める。十勝アイヌと婚姻の話が出る。狭霧を甲斐へ送る(スレ768-773)
狭霧は一之瀬で武田勝親、砂霧に遭遇するが二本木佐平戦で重傷を負う(スレ774-790)
小田原攻めは終盤に。秀吉に信玄丸以外の水軍を取り上げられてしまう(スレ791-824)
蝦夷地全土を得る。御宿政友が家臣となる。九戸の乱鎮圧を命じられる(スレ825-850)
帰国許可が出る。小幡勘兵衛が家臣になる。逍遥軒は絵師の道を進む(スレ852-866)
本拠地は函館に決定。領地巡検、アイヌとの婚礼など重要案件を処理(スレ868-879)
金山衆が恵山硫黄鉱山を開発。大津が釧路日高両アイヌの攻撃を受ける(スレ880- )
主な登場人物とあらすじは以上です。
不足や間違いがあれば指摘してくだされ。
前スレ最終話の修正版です。
ピリカを抱きしめて口を吸った!
ピリカ「と、殿・・・。」
信勝「気持ちだけ頂いておこう。ピリカは大津の陣屋で待っておれ。」
一同(こ、これは大胆な)
信勝「ここから先はそなたのような者が見るべきではない。わしは死なぬから大丈夫じゃ。」
ピリカ「わ、わかりました。」
信勝は逍遥軒から託された諏訪法性兜をかぶり、楯無鎧をまとって全軍の前に歩み出た。
信勝「釧路族には釧路族の譲れぬものがあろう。しかし、我らが武田家にも譲れぬものがある。」
勘兵衛(威厳溢れるこの姿、無き信玄様も、このようなお方であったのだろうか・・・)
信勝「ゆくぞ!立ちふさがるものは一人残らず蹴散らせぇぇぇ!!!」
兵士「うおおおおお!!!」
ついに武田軍は新雪を蹴立てて突撃を始めた!
伝令「勘兵衛殿率いる一番備が交戦開始!矢戦が始まっています!」
勘兵衛「アイヌの毒矢はあなどれぬ。むやみに近づけぬな。」
イワン「コッチノ二番備ハドウスルネ!?」
レコンテ「俺たちもいつでも突撃するぜ!」
信勝「次は・・・。
1.駄目押しだ!レコンテ隊突撃!
2.勘兵衛に伝令、イワン砲兵隊の前に敵を誘え!
3.わしが行くぞ!
4.しばし待て!
5.そのころ日高アイヌと交戦中の政友は・・・
6.旅来砦のタカプチは・・・
12 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/17 18:01
新スレおめ
13 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/17 21:20
あげ
< このスレの規則・決定版 >
一.厨は二度と来ないよう必ず論破する 論破しようとしない奴も厨
一.かぶったら基本的に内容の上質なものを優先
一.思い通りにいかなくても怒らず訂正希望個所を書き込み、五人以上の賛成で訂正
一.レギュラーを殺す場合は必ず五レス以上前にフラグを立て意見を待つ
一.最低限の知識を前提にレスすること この規則は訂正の指針となる
一.ぶっ飛んだ展開を絶対にしないこと 不明な場合は事前にあらすじの了承を得る
15 :
1590年 12月:04/06/18 21:38
新スレ告知のため、あげておきます。
5.そのころ日高アイヌと交戦中の政友は・・・
政友「くそっ、うっとうしいやつらだ!」
副官「こちらが押せば引き、引けば押してくる。思ったより手強いですね・・・。」
政友「ここはいったん大津に引くべきか、一気に勝負を決めるべきか。」
副官「こちらは内地から移住してきたばかりの兵も多いです。この寒さの中で戦うのは不利では?」
政友「うむむ・・・。しかし幸い雪も止んで晴れてきたぞ。うまく森から誘い出せば叩けるかもしれぬ。」
1.大津に引く
2.勝負する
3.策を考える
4.様子を見る
16 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/18 22:24
新スレおめでとうございます。これからも頑張ってください。
17 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/19 10:23
あげ
4 様子を見る
副官「恐れながら…。」
政友「何事か?」
副官「蛮族を率いて戦慣れしているはずの我らをこれほどまでに苦しめるとは、
敵将はなかなかの人物かと思われます。うまく口説いて武田に登用するというのは?」
1.徹底抗戦
2.懐柔策をとる
3.いま少し様子を見る
19 :
1590年 12月:04/06/19 22:27
2.懐柔策をとる
政友「よし、軍使を送って当家に付くよう勧誘してみよう。」
政友はアイヌ語ができる者を探し、軍使に仕立てた。
軍使「仰せのこと、了解致しました。しかし、彼らもただでは動かないのでは?」
政友「もっともだ。何か対価を与える約束をせねばならぬな。」
副官「それなら一度殿のご裁可を頂いた方が無難だと思われます。勝手に約束するのはまずいのでは?」
1.大津に戻って裁可を仰ぐ
2.独断で交渉してみる
3.やっぱり決戦する
4.一方信勝は・・・
20 :
1590年 12月:04/06/19 22:42
2.独断で交渉を試みる
政友「その言葉は確かに道理だ。しかし、それを待っている間に敵に破られたのでは元も子もないぞ」
副官「しかし……」
政友「唐土にこんな逸話がある。魏という国のある将軍が諸葛孔明という大軍師の誘いで内応した。
その時、司馬仲達という将軍は丁度その者を討伐出来る状態にあった。仲達は討伐を決めた。許可を得た方が良いという意見に、彼はこう言った。
『許可など得ていたら、敵は態勢を整えてしまう。また、諸葛孔明の侵略も進むだろう。それを挫くには今しかない。ここで勅命など仰いでいられるか!』とな。
今の状況は、これと似ていると思うのだがな」
副官「は、ですが信勝様は許すでしょうか?」
政友「事情を説明すれば許して下さると私は考える。信勝様はそんな器量の小さいお方ではあるまい」
副官「御意。しかし、最低でも意向だけは伝えるべきかと思いますが……」
1.使者を派遣し、敵とも交渉をする
2.使者を派遣せず、敵と交渉する
3.もう少し考えてみる
21 :
1590年 12月:04/06/19 23:09
1.使者を派遣し、敵とも交渉をする
政友「そなたは殿の下に行って事情を説明してくれ。」
副官「承知致しました。」
軍使「それがしはいかが致しましょう?」
政友「そなたは早速敵の大将の下に行って、交渉したい旨を伝えてくれ。」
軍使「承知致しました。」
一刻後・・・
軍使「敵の大将は日高アイヌ族長、カリンパと申す者でした。
敵も多量の出血は避けたいようです。お互い軍を下げ、交渉しても良いと。」
政友「乗ってきたか。よし、交渉にはわしが出よう。そなたは通訳を頼む。」
軍使「いえ、カリンパ殿は我々の言葉も使えるそうです。つまらぬ気遣いは無用だと申されました。」
政友「ふむ、そうか・・・。」
両軍はお互いに半里ほど後退し、雪原に会見場が設けられた。
カリンパ「・・・」
政友(さて、何から話すべきか・・・)
1.単刀直入に武田家に誘う
2.先方の望みを聞いてみる
3.雑談をもちかけてみる
4.向こうが話すまで黙っている
22 :
TOMMYゾヌ仕様:04/06/20 04:46
2.先方の望みを聞いてみる
カリンパ>実は・・・はるか昔一人の若者がおっての・・・ホウガンだのハンガンだのと言う名前でな。
実に勇ましかった。そんな勇ましき人物の末裔が我々なのじゃ。
政友>あの伝説は本当じゃったのか・・・
カリンパ>助けて下され。そなたもその血に近い物をもっているのじゃろう?
我々も好きでこのようになったわけではないのだ。
1・俺に任せる
2・こちらから条件を出す
3.一緒にやるから具体的に作戦を考えようと・・・
4.その伝説とやらの話に興味がある
このシステムいいですね。
23 :
1590年 12月:04/06/20 20:03
1.俺に任せろ
政友(これは意外な展開になってきたな・・・)
カリンパ「助けて欲しいと言うのは我々一族だけではなく、日高のアイヌたちのことも含めてじゃ。
武田家が彼らの権利を認め、身の立つように善政を敷いてくれると約束して下さるなら、
皆に武田に付くよう説得してみようぞ。」
政友「お話はわかりました。我が殿に事情をお話ししてみます。」
カリンパ「我々は武田家に対し今まで敵対行為を取ってきたが、よんどころ無い事情があってのこと。
必ず信勝殿に釈明するので、よしなにお願い申す。」
政友「承知致しました。その代わり、そちらの誠意の証として兵を本拠まで引いて下され。」
カリンパ「わかった。我々は襟裳岬の東側、広尾というところに本拠を構えている。」
日高アイヌ族長にして義経の末裔?のカリンパとの会見を終え、政友は陣地に戻った。
軍使「思いの他うまくいきましたな。まさか源九郎義経公の末裔とは・・・。」
政友「わしも驚いたわ。しかも、そうした人物が日高のアイヌを束ねているとはな。」
近習「あの・・・お言葉ですが、相手の話を丸々信じて大丈夫なのでしょうか?」
政友「アイヌは嘘をつく事を極度に嫌う。そんな彼らに長と仰がれる人物だ。その点は心配あるまい。」
一方・・・
1.大津では武田軍優勢
2.大津では釧路アイヌ軍優勢
3.大津では膠着状態
4.秋田へ援軍要請に行った珠久は・・・
24 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/20 20:19
>>22-23 の流れが不明なんですが…
日高アイヌの要求は婚姻同盟破棄じゃなかったか?
またわかりにくくなってきたな。
釧路アイヌは武田・十勝が婚姻したことで、自分たちの立場が危うくなることを危惧し挙兵。
日高アイヌは以前、松前に金をもらったか何かで武田と敵対したことがある。
今回日高アイヌは釧路アイヌと呼応して攻めてきたと前スレにあるから、目的は同じと見てもいいな。
まあ、カリンパが義経の子孫って設定は面白いから、これはこれで適当に生かして続けてもいいと思う。
漏れは前スレを全部保存してるから、必要な部分があれば出すので言ってくれ。
で、ルール 一.あまりにもぶっ飛んだ内容は避ける の適用はすべきかどうかだ。
いちいち論争してもスレがもったいないし、次の人がどういう話を付けるかで決めていかないか?
>>25 < このスレの規則・決定版 >
一.厨は二度と来ないよう必ず論破する 論破しようとしない奴も厨
一.かぶったら基本的に内容の上質なものを優先
一.思い通りにいかなくても怒らず訂正希望個所を書き込み、五人以上の賛成で訂正
一.レギュラーを殺す場合は必ず五レス以上前にフラグを立て意見を待つ
一.最低限の知識を前提にレスすること この規則は訂正の指針となる
一.ぶっ飛んだ展開を絶対にしないこと 不明な場合は事前にあらすじの了承を得る
>>26 いつそれが決定版になったんだよ。
自分好みの話にしようと必死だな。
喪前の規則案は自分の思い通りにしようとする考えがミエミエ。
俺は
>>1のルールを柔軟に運用すれば充分だと思う。
言いっぱなしではアレなので、一応反対理由もあげておく。
一. 厨は〜:厨は論破しようがするまいが粘着してスレが荒れる元になる。よって放置の方がマシ。
一. かぶったら〜:厨レスは別にして、どのような点から上質だと判断するんだ?
史実騒動の元になる。「基本的に」先着優先の方が、冗長な争いを避けられる。
一.思い通り〜:賛成と書かれても、本人確認ができない。厨にうまいこと時間をおいて書かれると、
可決されたことになってしまう。トリップ付けさせる手もあるが、
こんなことは作者さんの特権として認めればいいと思う。
一.レギュラーを〜:むやみに殺して欲しくは無いが、
>>1のように作者の良識に任せればいい。厨は放置。
一.最低限〜:最低限の基準が不明。史書を読めってか?が、読まない人の方がこの板は多いだろう。
しかも、挙げられた史書の信憑性が論じられてスレの趣旨から外れる危険性が高い。
高水準を求めるなら日本史板でやった方がいいだろ。知識がある人はそれを生かせばよし。
一.ぶっとんだ〜:理解できるのはこれだけ。確かにあらすじくらい読んで欲しいな。
個人的には
>>21からやりなおしの方がいいと思う。
>>22-23氏:設定は後々生きることもあるだろうから勘弁してくれ。あらすじ読んでな。
29 :
TOMMYゾヌ仕様:04/06/21 19:14
アイヌ同士の因縁はあるものの・・・元々は同じ穴のムジナ
今のイラクのように・・・同じ宗教宗派の違いみたいな。
アイヌ大連合のきっかけにならないかと思い末裔説を鍵にしようと参加した者です。
はるか昔伝説では義経はアイヌ連合軍を率いて大陸に渡りチンギスハーンになった伝説がござり、
ちなみに日高の牧場の近くに義経絡みの遺跡もあります。
その更に末裔がヌルハチと言う説もあります。紫禁城には日本人が付けたような名前の御殿もございます。
>一度大陸に入った信勝ならば、同じ源氏絡みで何かのアクションを起こせるかなと思い一筆書きました。
しばらく見守って行きたいと思います
30 :
1590年12月:04/06/23 02:12
とりあえず、
>>21からやり直してみまつ。
3.雑談をもちかけてみる
政友「すぐにでも話し合いをはじめたいところなのだが、如何せん主持ちの身なのでな。
独断ではじめるわけにもいかんのだ。」
カリンパ「……それで?」
政友「主のところに出した使いが返事を持って戻ってくるまでお互い黙りこくって
待っているというのは大変な時間の無駄のように思う。
どうだ、軍使が返事を持って返ってくるまで話でもしないか?
(たかが雑談。だが、あるいは口を滑らせて何か言うやもしれぬ…)」
カリンパ「…時間稼ぎ、というわけか?」
政友「!(さすがに、そううまくはいかぬか…)」
1.…いいだろう、付き合ってやる
2.…ばかばかしい。帰らせてもらう
3.一方、大津へ向かった軍使は…
>>29 悪いが正しい日本語が使えるようになってからまた来い
なんだこのスレすげー
クソゲーとかタイトルにありながら
これまでのあらすじを見て吹き出したw
ネルソンでるんならナポレオンもだしてくれw
33 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/23 18:47
1.…いいだろう、付き合ってやる
カリンパ「…そういう事なら仕方がない。付き合ってやろう」
政友「おお、助かるぞ」
……さて次の展開は?
1.信勝到着
2.政友刺殺
3.秋田の増援
4.和平承諾
3.秋田の増援
その頃土崎湊城では、珠久の援軍要請を受けて軍議が開かれていた。
不伝斎「真冬の日本海をやって来るとは、武田家の航海技術はたいしたものだ。」
五十目秀兼「まったくだ。しかし、我々が大軍を送るのはちと辛いものがあるな。」
不伝斎「何を言う。我々は海の一族ぞ。やろうと思えばできぬことではない。」
実季「不伝斎殿は信勝殿がお気に入り故、援軍を出したいのだろうが兵を危険な目には合わせたくないな。」
不伝斎「と、殿・・・。」
実季「蝦夷を武田家に獲られてしまった。これ以上武田家助けて大きくすれば、後の災いになるのではないか?」
不伝斎「関白殿の沙汰とはいえ、蝦夷を失ったのは確かに痛手。しかし、開発の余地が大きい葛西領を得たではありませぬか。」
実季「蝦夷は北方交易の拠点で我が秋田の財源じゃ。道南部だけでも維持したかった・・・。」
不伝斎「しかし、彼らの交易品は大半が土崎湊を経由しております。喉元を抑えているのは当家ですぞ。」
秀兼「それはそうと、当家は武田家と同盟しているのは事実。援軍要請を拒否するのはいかがなものでしょう?」
実季「うむ。無下に断るわけにはいかぬな。」
不伝斎(殿は武田家を恐れておられる?共存共栄を図る方が、これからの世に秋田家を大きくするすべとなると思っておったが・・・。)
実季「送るとすれば誰を送るかも考えねば・・・。」
不伝斎「それがしが行きましょう。信勝殿を引き立てた責任はそれがしにあります。」
実季「まあ、決裁したのはわしじゃ。責任ならわしも同じことゆえ気にいたすな。」
1.援軍派遣(不伝斎)
2.派遣拒否
3.あいまいな返答をする
4.もう少し議論する
長文とかマジ勘弁
36 :
TOMMYゾヌ仕様:04/06/25 06:36
1・援軍派遣
不伝斎>援軍は派遣するべきでしょう?しかし私に策があります。
実季>なにっ?
不伝斎>拙者に策は三つござる。一つは・・・二つは・・・三つは・・・しかしどれもかなりのギャンブルに
ござれば、具体案もしっかり立てねば。
一番堅実な1でもかなりの手間がかかるのが難点にござる。
1・外交関係を併用し漁夫の利を狙う。を採用
2・ラッパを使いあわや・・・を狙うを採用
3・援軍と称し一旦合流隙と油断を突いての寝返りであわやを狙うを採用
4・一通りの策を出しても、結局リスクがでかく、もう一度状況を整理し策を練り治す。
(おとなしく武田に恭順も含む)
追伸>カリンパが源氏の末裔ってのは採用であれば嬉しいです。
他の展開に関しては没でもいいです。
>>36 名前欄には物語の年月日を入れること
これ前スレからのルール
4・一通りの策を出しても、結局リスクがでかく、もう一度状況を整理し策を練り治す
実季「うーん、どれも危なっかしいな。」
秀兼「今回は普通に援軍を出せばいいのでは?」
実季「そうだな。余計な事をして関白に睨まれてもつまらん。不伝斎殿、よろしくお願いいたす。」
不伝斎「承知致しました。それがしが手勢を率いて大津に向かいます。」
秀兼「それがしの手勢もお貸しいたす。」
不伝斎「馳走かたじけない。では、早速準備に入ります。」
不伝斎と秀兼の手勢で編成された秋田家援軍は総勢100人、土崎湊に集結した。
その報を聞いた珠久は・・・
1.お礼に行った
2.買い物をしていた
3.情報収集をしていた
4.またしても軒猿が!
4.またしても軒猿が!
その頃珠久は土崎湊の町を見物していた
珠久「土崎湊は賑わっているなぁ・・・我等の町もいつかこのようになるのだろうか・・・」
侍「御待ちくだされ。」
珠久「ん?わしのことか?」
侍「はい、そうです。ちょっとこちらへ・・・」
珠久「?」
怪しげな侍は珠久を脇道へと手招きする。
珠久がついて行くと・・・
侍「失礼。」
ガスッ
珠久「うっ・・・」
バタッ
侍の拳が珠久の鳩尾にはいり珠久はそのまま気絶してしまった
軒猿忍「うまいこといった、後は・・・」
軒猿忍は珠久を担ぎ何処かへ行ってしまった。
不伝斎「おい、誰か珠久殿を見かけなかったか?」
兵「珠久様なら町の見物に行かれた模様です」
不伝斎「そうか・・・」
1.街中を探す
2.帰ってくるまで待つ
3.その頃信勝は・・・
4.その頃政友は・・・
1.街中を探す
不伝斎「ちょっと探してみる。」
兵「それではお供をいたしましょう。」
不伝斎「いや、ワシ1人でよいわ。」
不伝斎は笠を目深に被り、浪人風の風体でふらりと町へ出た。
1人で町を微行するのは不伝斎の小さな楽しみで、別に珍しいことではない。
その日は海からの季節風が強く、雪がちらつく寒い日であった。
不伝斎「うむむ、珠久殿はいったいどこに?」
市中見回りを兼ねて土崎をくまなく回ったが、珠久はどこにもいない。
妙な胸騒ぎを覚えた不伝斎は郊外にまで足を延ばし、いつしか日が暮れかけていた。
不伝斎「ん?この寺は長らく無住であったはずだが・・・」
郊外の荒れた古寺に、ぽつりと灯が点っている。
不伝斎「妙だな。夜盗でも巣食っているのか?」
夕闇に紛れた不伝斎は、年齢に似合わぬ身ごなしでつるりと寺の床下に潜り込んだ。
珠久「ううううう・・・。」
???「静かにしていろ。別にすぐ殺そうという話ではない。」
不伝斎(珠久殿!?捕まっているようだが、いったいどうして・・・)
上からはあと2〜3人がいる気配が伝わってくる。不伝斎は太刀を握り締めた。
さて、不伝斎の剣の腕前は?
1.秋田家最強
2.なかなかの物
3.たしなみ程度
4.まったくダメ
41 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/27 21:10
ageeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
42 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/28 16:37
作者さんガンバレ!!!!
43 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/28 18:27
マダー?チンチン
2.なかなかの物 前スレ514参照
不伝斎(ワシも若い頃は撃剣の名手と呼ばれたこともあったな・・・。)
軒猿A「明日はこいつを連れて春日山に向けて出港だぞ。」
軒猿B「久方ぶりの故郷だ、楽しみだぜ。」
軒猿C「そろそろ右平様が戻られる。気持ちはわかるがあまり浮かれるなよ。」
不伝斎(春日山・・・と言うことは、こいつらは上杉の忍び、軒猿だな。
どうやら頭の帰りを待っているようだが、どうすべきだろうか?
漂ってくる気配から見て、こいつらは大した強さではなさそうだ。)
1.飛び込んで叩き斬る
2.もうちょっと様子を見る
3.応援を呼んでくる
4.イタズラしてみる
46 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/01 11:11
>>36 お前さぁ、翻訳ソフトでも使ってるわけ?
リスクとか平気でいれんなボケ
しかも読みづらい、このスレが好きだからこそ、日本語を勉強してから
書き込め
2.もうちょっと様子を見る
不伝斎(しかし、無下に動いて珠久殿を危険な目に遭わすのも・・・暫く様子を見るか・・・)
その頃アフリカのモノモタバでは大蔵十兵衛が無事に赴任する事が出来た。
ドレイク「十兵衛さん、お久しぶりです。信勝殿は元気ですか?」
大蔵「殿は元気にやっておられますよ。所でいきなり頼みたい事があるのだが・・・」
ドレイク「なんでしょう?」
大蔵「実を言うと殿の海軍の大半を秀吉に召し上げられてしまいました。
そこで殿は是非イギリスから技術者を招いて海軍を再建したいと仰っていますがどうでしょうか?」
ドレイク「うむ、わかった。早速ロンドンの知り合いの造船業者達に聞いてみよう。
ただ、彼らは祖国を離れるわけだから給料が高くないと首を縦に振らないと思うが・・・」
彼らに払う給料をどうしますか?
1.奮発
2.標準
3.けちる
4.殿に相談
1.奮発
大蔵「人材にかける資金を惜しんでいては始まりません。もちろん奮発します。」
ドレイク「わかった。これから任務があってロンドンに戻るから、着いたらすぐに当たってみよう。」
大蔵「よろしくお願いいたします。」
ドレイク「そうそう、聞いた話だがオランダは今後ジャワ方面に進出する予定らしい。」
大蔵「ジャワ・・・インドネシアですか?」
ドレイク「そうだ。もしかしたら武田家に協力要請があるかも知れないぞ。」
大蔵「わかりました。その旨殿にお伝えします。」
ドレイク「その方が無難だろうな。ま、何かあればこちらも頼むかもしれん。これからもよろしく。」
大蔵「はい。こちらこそよろしくお願い致します。」
ドレイク「おっと、もう出港の時間だ。体に気をつけてくれ。ではまた会おう!」
ドレイクはロンドンに戻った時に、技術者を探すことを約束してくれた。
大蔵はロンドンに向けて出港するドレイクを見送り、モノモタバ金山の事務所に戻った。
大蔵「さて、金山の操業の具合でも見てくるか・・・。」
1.金山の操業状態は・・・
2.オランダが気になる
3.信勝は・・・
4.不伝斎と珠久は・・・
49 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/03 12:05
aaggee
そのうち三浦安針とかも出そうだな
三浦安針ことウィリアム・アダムスは既に前スレに登場していたりする
すでにフラグがたってるってわけか
イギリス人でオランダ船員つー立場を生かしたら
今後のキーマンになるかもしれないな
53 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/06 16:44
あーるはれたひーるさがり いーちばーへつづーくみちー
にーばーしゃーがごーとごーと こうしーをのせーてゆくー
かわいーいこうしー うられてゆーくーよー
かなーしそーなひとみでみているよー
どなどなどーなどーな こうしをのーせーてー
どなどなどーなどーな にばしゃがゆーれーるー
ぜんぜん進まなくなった・・・。
今後の展開に悩んでるのかな?
tu-ka秋田
このスレもついに終わりか・・・・・
変なのがいるから皆書きづらくなったと思われる。
偉そうに言うならこういう時に自分で書いてみせればいいのにね。
なんなら漏れが適当にエンディング作ろうか?
土日暇なもんで。
漏れ今までちょこちょこっと参加してきたけど、
正直なところアイヌとの戦は展開が書きづらい
いっそのこと、アイヌ討伐は結果だけにして
一気に朝鮮の役まで話を進めないか?
いいんでない?
その辺りは作者さんの特権で。
3.信勝は・・・
政友隊副官から報告を受けていた
信勝「うむ・・・そうか・・・」
副官「どうしましょうか?」
信勝「和議をすることにいたそう。」
勘兵衛「賢明なご決断ですな。それから某の提案でござるが和議の内容にこれからの統治体制を明記すべきだと思います。
さもなければ相手方は安心して講和できないでしょう。」
信勝「確かにそうやもしれぬ・・・どの様に明記しようか・・・」
1.信勝が全蝦夷を直接統括する中央集権体制
2.蝦夷を幾つかに分け、一地方ごとに武田家の武将を配置する軍団制
3.それぞれのアイヌ族長に自治を任せる中世的封建制度
4.勘兵衛の提案を却下する
3.それぞれのアイヌ族長に自治を任せる中世的封建制度
勘兵衛「どうもアイヌ族の土地への執着は相当なもののようですな。ここは相手を立てて・・・」
信勝「うむ。早急に和議を纏めるには相手の言い分を呑むほかあるまいな」
勘兵衛「ではアイヌの自治をお認めになるので?」
信勝「仕方なかろう。ワシは太閤に睨まれておる。愚図愚図しておると何を言われるかわからん」
勘兵衛「・・・問題は武田家と十勝アイヌの婚姻同盟ですな」
信勝「さ、そのことよ。勘兵衛、何か良い策はないものか」
1.十勝アイヌとの婚姻同盟を破棄する
2.各アイヌ族と不可侵の誓紙を交わす
3.貿易等に関する好条件を設けて婚姻同盟を黙認させる
4.信勝自らアイヌ族達を説得してまわる
62 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/11 23:22
age
3.貿易等に関する好条件を設けて婚姻同盟を黙認させる
信勝「関白の裁可も得ておるし、信用の面から見ても婚姻破棄は考えられぬ。」
勘兵衛「確かに。十勝アイヌは我々に好意的ですし、味方に付けておく方がよいでしょうな。」
信勝「貿易の優遇措置を持って、婚姻同盟を黙認してくれるようアイヌたちを説得してみよう。」
武田家は蠣崎時代以上にアイヌ達を優遇し、彼らの交易を助けることを約束した。
和人の居住地は蠣崎時代と大きな変化は無く、大津の他は道南部、渡島、檜山が武田家直轄領となった。
これによって日高アイヌ族長カリンパは和議に応じた。
他地域のアイヌも当面は武田家が自分達の生活を覆さない存在となることに安心し、一定の信頼を置くことになった。
しかし、対和人強硬派である釧路アイヌは和議に応じず、秋田家の援軍を得た信勝はやむを得ず総攻撃に出る。
かなりの犠牲を払ったが、敵を釧路の本拠地にまで追い詰めて討滅。信勝は函館に凱旋した・・・。
不伝斎「冬戦でどうなるかとおもったが、なんとか勝つことができたな。」
信勝「秋田家の援軍がなければ勝利できたか怪しい戦でした。珠久の救出も含め、厚く御礼申し上げます。」
不伝斎「何、同盟国に援軍を出すのは当然のことよ。さあ、早速戦後処理をなされよ。」
レコンテ「あんたは俺たちを捨てなかったな!ピリカを嫁に出して正解だったぜ!これからどうする?」
信勝「まずは・・・
1.釧路地方の今後の管理
2.論功行賞
3.捕虜について
4.珠久が軒猿に捕まった件
1.釧路地方の今後の管理
信勝「釧路のことだが、直轄地にはせずに領地を釧路アイヌに返そうと思う」
勘兵衛「それがよろしゅうござります」
アイヌ達との危うい友好関係の中、釧路を統治したとあっては他アイヌを刺激しかねない。
ならば釧路領を釧路アイヌに返し武田家の侵攻の意思無きを新たに示す。
また武田家にとっても、アイヌに睨まれながら統治の難しい未開の釧路に苦心する余裕もなかった。
信勝「何はともあれ、アイヌの乱もやっと静まったな」
その後、貯まりに貯まった家臣達の論功を公平に労い、広く善政を敷き、アイヌや東北大名との友好にも励んだ。
良馬の育成、鉄砲の生産、艦隊の再編、募兵・調練と余念なく、海運、貿易、モノモタバ金山等から豊富な資金を得、
わずか一万石の領地とはいえ、蝦夷武田は異彩を放つ存在へと変貌を遂げようとしていた。
そして一年後。
1.軒猿衆に不穏な動きあり
2.信勝に待望の子が誕生
3.太閤秀吉、諸大名に朝鮮出兵を命ず
4.函館に海外より来訪者現る
↑ 1592年でお願いします(;´Д`)
66 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/12 08:47
そういえば不伝斎と珠久どうなったのさ?
寺の床下に潜り込んでからどうなったのさ?
一年間ずっとあのまま
>>63で救出されたって書いてるぞ
話進めるために色々と端折ったんだろ
>>64 >>63で釧路アイヌが滅んでしまったけどこれは、釧路を残党勢力に引き渡すことでいいのかな?
3.太閤秀吉、諸大名に朝鮮出兵を命ず
文禄元年一月、信勝ら諸大名は大坂城に呼び出され正式に朝鮮出兵が言い渡された。
その中で信勝の役割は先鋒として自水軍を率い、対馬〜釜山間の制海権を取る事になった。
信勝は呼び出しが終わるとすぐさま函館に戻り評定を開いた。
信勝「・・・というわけじゃ。」
珠久「いよいよ出兵ですか・・・」
勘兵衛「我軍の水軍は倫敦から来た技術者のおかげで信玄型戦艦二十隻、四菱型巡洋艦三十隻、と兵力は充実しておりますぞ。」
ネルソン「それに海軍士官学校の一期生も無事卒業し、人材不足も解消しつつあります。」
政友「さらに士気も旺盛で、兵糧の蓄えも十分あります。」
初鹿野「万が一の為、陸上部隊も準備は万端です。」
イワン「イツデモ出陣デキルネ。」
信勝「うむ、では出陣を・・・」
足軽「急報でございます。」
信勝「何事だ。」
足軽「十勝アイヌ酋長、タカプチ殿お亡くなりにございます。」
信勝「なにっ・・・」
頼純「確か、彼は去年から病に臥せっておられたようじゃのう・・・(前スレ
>>882)
足軽「どうなさいます?」
1.今すぐ旅来砦に赴く
2.出陣準備を済ませてから御悔みに行く
3.誰かに代理で行かせる
4.その頃、漢城は・・・
>>69 まさか十勝アイヌ族を皆殺しにしたとも思えないので、それでいいと思われ
ただ、高々一万石の小大名にそれだけの艦隊を持たせるのは不相応な気がするので
(それでなくとも大砲とか騎馬鉄砲隊とか持ってるので)艦隊数をもう少し減らさない?
1.今すぐ旅来砦に赴く
信勝「旅来砦へ参る。他の者は戦支度をしておれ」
ピリカ「わたくしもご一緒にお連れ下さりませ」
信勝はピリカと共の数騎を伴って、一路旅来砦に向かった。
旅来砦では喪主レコンテによりタカプチの葬儀が村を挙げて盛大に、だがしめやかに催されていた。
勇敢で人望厚かったタカプチの死を誰もが惜しみ、涙したという。
葬儀が滞りなく済まされ、その後レコンテの首領就任の宴へと続いた。その席でのこと。
レコンテ「そういえば、海を渡って他国に攻め入るらしいじゃないか」
信勝「さすがに耳が早いな。太閤のご命令だ。意に逆らってこの国に住める者はおらんよ」
レコンテ「兵はあるのかい?」
痛いところだった。この一年、富国強兵に励んできたが、どんなに領内から掻き集めても
せいぜい一千数百といったところだろう。さらに自国の警備に兵を割かねばならず、
実質は一千も連れて行ければ上々という有様であった。
東北や蝦夷での小競り合いならばその数でも問題はないだろうが、
国家の存亡を賭けた大戦で華々しい活躍を見せるにはあまりにも少なすぎた。
信勝「確かに今のままでは大した槍働きは出来ず、良くて兵站任務くらいであろうな」
レコンテ「そうか。お前とは義兄弟の仲、望むなら兵を貸すぞ」
信勝「
1.今は少しでも兵が欲しい。ありがたく借りよう
2.いや、ここは自国の兵のみで奮戦してみせよう
3.むしろ輸送、兵站こそ我らには都合が良い
>まさか十勝アイヌ族を皆殺しに〜・・・
釧路アイヌ族ですた。ごめんなちゃい
>>70 確かに多すぎそうなので、信玄型戦艦十隻、四菱型巡洋艦十五隻に変更したいと思います。
1.今は少しでも兵が欲しい。ありがたく借りよう
信勝「すまぬ」
レコンテ「いいってことよ。今夜は飲み明かそう!」
こうして夜更けまで宴は続いた。
翌日、信勝はレコンテから借り受けた兵二百をを率いて函館に戻った。
勘兵衛「殿、お帰りなさいませ。」
信勝「うむ、出陣準備は整ったか?」
ネルソン「兵、火器、兵糧すべて船に積み込みました。いつでも名護屋城に向け出航可能です。」
勘兵衛「今回の戦いは長期戦となりましょう。領内の事情を考えて連れて行く武将は四人が限度だと思われます。出陣する武将をお決めください。」
誰を連れて行きますか?(四人まで)
ピリカ:昌次:夕霧:狭霧:イワン:ネルソン:珠久:頼純:政友:勘兵衛
選択:昌次、ネルソン、政友、勘兵衛
文禄元年四月。
遂に日本軍は李氏朝鮮への侵攻を開始した。
日本国中から小・大名が集められ、一番隊から九番隊まで組織された。総数約十六万にも及ぶ大軍団である。
先鋒である一番隊の主な将は、小西行長を筆頭に、宋義智、そして武田信勝。率いる兵の合計は約二万。
一番隊の主将を任され意気上がる小西摂津守は、対馬でさっそく軍議を開くことにした。
行長「我が隊はこのまま釜山浦まで一気に進み、後続の為の拠点を得ようと思う。諸将、如何か」
1.賛同する
2.異議を唱える
3.武田軍は別行動をとる
74 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/12 20:43
文禄の役キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
1.賛同する
信勝「そのほうが良いと思われます。後を待たせるわけにはいかないでしょう。」
義智「わしも同意見じゃ。」
行長「うむ、では進軍開始だ。」
こうして一番隊は釜山浦を攻めた。
敵は迎撃準備を整えていなかったこともあって、たいした損害もなく占領する事に成功した。
後続の部隊が続々と揚陸する中、信勝は行長から呼び出しを受けていた。
信勝「私に何の御用ですか?」
行長「うむ、実はお主に頼みたい事があってな。これから我隊は内陸部へ進撃する。水軍主体のお主では苦労するじゃろう。
そこでお主は別働隊として黄海へ進出して欲しい。敵の水軍も健在だし、もし本国からの輸送が途絶えたら我等は飢え死するしかない。」
1.喜んで受ける
2.断る
3.その前に現在の状況を知りたい
4.しばらく考えさせて欲しい
>>75 史実では既に5月1日に小西が漢城を占領しているので1592年5月を1592年4月 に変更します
1.喜んで受ける
信勝「それは有り難い!南蛮の水軍に学んだ我らが海戦の何たるかを敵に教えて進ぜよう。学ぼうにも全滅しなければの話ですが・・・」
どっと、一同に笑いが起こる。
信勝「出撃!」
手にした軍配を大海原に向かって振り下ろす。
次々とマストから帆が降り、艦隊は青空に沢山の武田菱を咲かせる。
勘兵衛 「貝を吹け!旗を揚げよ!」
ブォー、ブォー
猛々しい法螺貝の音に負けじと風林火山の旗が林立し、潮風に吹かれバタバタと風になびく。
対馬を出撃する武田艦隊。
間もなく黄海に出ようかという頃、
見張り「左前方に船影多数!どうやら・・・
1.敵水軍の様です
2.南蛮船の様です
3.倭寇の様です
1.敵水軍の様です
物見が叫ぶ。見る間に遠く前方の艦隊が徐々に近づいてくるのが分かる。
勘兵衛「攻めますか?」
信勝「我が隊は少数。おまけに敵地で孤立しておる。敵が進軍中だと分かっただけで良い。退くぞ」
武田水軍は鮮やかに退き、朝鮮軍もそれ以上追い討ちをかけることをしなかった。
朝鮮の水軍来る。信勝の報を聞き、釜山浦に集まった日本水軍衆は急ぎ軍評定を開いた。
その面々は以下の通り。
水軍総督に九鬼嘉隆。秀吉の信任厚く旧武田艦隊を得た加藤嘉明、脇坂安治、藤堂高虎。
その他に亀井慈矩や村上水軍等が続く。そして武田信勝。
嘉明「上陸部隊は漢城を目指し連戦連勝を重ねておると聞く。我らも一気に敵軍を叩くべし」
嘉隆「いや、待たれい。敵を侮うてはならん。ここは先に巨済島を攻略し、拠点を確保すべし」
主戦を唱える加藤、脇坂らと慎重な九鬼。意見が割れ、いつしか怒号が飛び交う。
加藤らにしてみれば、そもそも成り上がりの海賊頭目が総督というのが気に食わない。
百戦錬磨の九鬼にしてみても、若輩者が何言うものぞという意固地な部分がある。
戦いを前にこれでは先が思いやられる。耐えかねて信勝は言った。
1.加藤殿に賛成です
2.九鬼殿に賛成です
3.どちらにも賛成しかねます
3.どちらにも賛成しかねます
信勝「どちらの策も一長一短、お互い水掛け論になっておりますぞ。」
慈矩「では信勝殿はどうしろと?」
信勝「ここに紙縒りを用意した。長い紙縒りを引いたほうの策に決める。」
嘉明「なるほど運が良いほうの策にするということですな。」
信勝「左様、たとえ短い方の紙縒りを引いてしまってもそれは運が悪いのであって相手は悪くない。」
嘉隆「面白い、その勝負受けることにいたそう。」
こうしてくじで決めることになった。その結果・・・
1.加藤の方が長かった
2.九鬼殿の方が長かった
3.長さが同じだった
2.九鬼殿の方が長かった
嘉隆「それがしの方が長いようですぞ。」
嘉明「むむむ・・・。」
信勝「決まりですな。嘉隆殿の案に従い、巨済島を攻略致しましょう。」
なんとか作戦が決まり、信勝は信玄丸に戻って各艦に下知を与えた。
信勝「ふう、こんな様子では先が思いやられるわ。」
ネルソン「事情はどうあれ、総督の命が絶対でないのは問題です。」
昌次「船頭多くして、船は山に登る。ですか。ことわざとはあなどれぬ物ですなあ。」
政友「昌次殿、そんなのんきな事を言うている場合ではないでしょう!」
昌次「す、済みませぬ。」
勘兵衛「この戦、そもそもどこまで行けば勝ちなのでしょうか?」
信勝「明を攻めて降伏させる・・・が一応の最終目標らしいが・・・。」
勘兵衛「明確な目標がない戦とは・・・。不安ですな。」
さて、巨済島に着くまで少し時間がある。信勝は・・・
1.寝る
2.兵に交代で食事を取らせる
3.もう少し皆と話す
4.前方に船影が!
李舜臣の実績は実は過大評価だということらしいのですが(彼の国では伝説の勇者だが)
敢えて悲運の名将として扱い、朝鮮征伐での信勝の好敵手にしたいんだけど、どうかな?
あまりぶっとんでなければいいんじゃない。
2.兵に交代で食事を取らせる
信勝「今のうちに、兵に食事を与え英気を養うように伝えておけ」
巨済島は釜山にも近く、海上輸送の警備には重要極まりない拠点といえた。
さらに泗川浦へ進出する際は出城の役割を果たすことにもなるだろう。それ故に頑強な抵抗が予想された。
勘兵衛「敵水軍が現れる前に攻め落としたいものですな」
信勝「・・・・・・」
そして日本軍の巨済島攻略戦が始まった。が、予想に反して巨済島は早々に落ちた。
嘉明「敵水軍が来る前に攻略でき、初戦としては上々だな」
嘉隆「しかし、かような重要拠点を簡単に敵の手に渡すとは、いささか解せん」
安治「朝鮮軍など恐るるに足らずよ!このまま敵の水軍艦隊も一捻りにしてしまおうぞ」
高虎「して、間近に迫る敵水軍にはいかが当たるべきか」
1.こちらの士気は高い。堂々と正面決戦
2.敵の指揮系統に乱れがあるのでは。早急に攻撃
3.油断はできない。まず早舟で奇襲し、後に本隊で総攻撃
4.敵に何か策があるのやも。このまま敵の出方を伺うべき
3.油断はできない。まず早舟で奇襲し、後に本隊で総攻撃
信勝「相手の戦力は未知数です。無闇に正面から攻撃するのもどうかと。」
安治「いや、地上の戦いで朝鮮軍は腑抜けなのがわかった。
どうせ水軍の状況も似たようであろうからそんな回りくどい事はせず正面より突撃すべきだ。」
意見が分かれてしまった。次に発言したのは?
1.加藤嘉明
2.九鬼嘉隆
3.脇坂安治
4.亀井慈矩
85 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/17 12:28
なんか更新止まっちゃったね
書き手が2、3人しかいないんじゃ仕方ないと思われ
朝鮮出兵は地名もピンと来ないから難しいんだよね
せめて中国だったら分かるんだがな
2.九鬼嘉隆
嘉隆 「おお、それは良い!それでは脇坂殿の部隊を全面に押し立て攻めかかるとしようかのう」
安治「(我らを囮に使うつもりか。ならば・・・)その折には、是非、武田殿の部隊と共に在りたいものですな
何しろ、共に戦うならばやたら数が多いだけならば、新しき装備の少数精鋭の部隊の方が有り難いというもの」
バンッと嘉隆 が机を叩く
嘉隆 「高々、一万石の所領しか持たぬその方が偉そうな口を叩くな」
安治「これは異な事を・・・確かに我が所領は一万石ですがそれは米の収穫量の事。我が所領を囲む海がそれ以上
の富をもたらしてくれている事など海賊であった九鬼殿ならばご存じかと。のう、武田殿!」
信勝(確かに我が所領と事情が重なるところが多いがさて、なんと答えれば好いのやら・・・)
1.安治に賛同し嘉隆 を批難する
2.安治に賛同しつつも嘉隆 に気を遣う
3.他に意見を求める
4.話をはぐらかす
4.話をはぐらかす
信勝「今はかような言い争いをしておる時ではござらん。目前に敵が迫っておるのですぞ」
嘉明「武田殿の申される通りだ。今は敵水軍についての議論をすべきではないか」
嘉隆「・・・・・・・・・」
安治「孫六がそう言うのならばこれ以上は申さん。・・・それで、どなたが某の隊とご同行していただけるのかな」
1.加藤嘉明隊
2.藤堂高虎隊
3.武田信勝隊
4.脇坂隊のみ
3.武田信勝隊
信勝「それがしが同行いたします。」
安治「かたじけない。よろしくお願いしますぞ。」
信勝(馬鹿馬鹿しい。これでは味方と争っている合間に敵と戦うようなものだ。)
信勝は危機を感じつつも安治と共に先陣を勤めることになった。
安治「さて、陣形はいかがしたものかの?当方は中型船が主体で接近戦向きだが。」
信勝「我々は大型艦主体の砲撃戦向きですな。」
安治「そういえば朝鮮水軍はどのような船を使っているのだろう?」
信勝(まず敵を知らねばいかんな。それに巨済島周辺は多島海で、土地を知らぬ我らは不利だな)
安治「まあ、一当てしてから考えてみるか。」
信勝「では・・・
1.武田艦隊を正面にたて、敵船を一気に沈める
2.脇坂船団を突っ込ませ、武田艦隊が援護砲撃する
3.とりあえず端艇を下ろし、偵察を行う
4.海軍通のネルソンに意見を求める
4.海軍通のネルソンに意見を求める
信勝「ネルソン、どう思う?」
ネルソン「そうですねぇ・・・このあたりは潮の干満の差が激しいのでそれに注意した方が宜しいでしょう。
あとこれは噂に聞いたのですが・・・」
信勝「何だ?」
ネルソン「敵は新型の戦闘艦を持っているようです。」
信勝「何っ、新型だと・・・」
安治「それはどのようなものか解るか?」
ネルソン「いえ、残念ながら函館へ交易している人から聞いただけなのでそれ以上の事は・・・」
安治「むう、陸上の方は敵の応戦体制は整ってなかったが水軍の方は準備万端のようじゃのう・・・どうする?」
1.敵の様子を詳しく調べる
2.加藤嘉明らに援軍を頼む
3.潮の干満の差を利用して戦う
4.普通に戦う
>>87 そうなんだよね・・・
とりあえず自分は戦国史のシナリオを参考にしてもらっているけど他にいい資料ないのかな?
某スレより李舜臣の戦績。参考にしてください。
文禄元年(1592)
1,五月七日 玉浦海戦、日本船(藤堂高虎・堀内氏善)26隻を焼き払う。
2,五月七日夜 合浦海戦、日本船5隻を焼き払う。
3,五月八日早朝 赤珍浦海戦、日本船11隻を焼き払う。
4,五月二十九日 泗川海戦、日本船13隻を焼き払う。
5,六月二日 唐浦海戦、日本船(亀井真矩)21隻を焼き払う。
戦利品の中に「亀井琉球守」と記された金団扇があったという。
6,六月五・六・七日 唐項浦海戦、日本船(来島通之)33隻を全滅させる。
来島通之は陸に上がり自刃したと伝えられている(異説あり)。
7,七月七日 閑山島(見乃梁)海戦、日本船73隻(脇坂安治)のうち59隻を焼き払う。
部将脇坂左兵衛が戦死し、脇坂安治も負傷した。
8,七月九日 安骨浦海戦、日本船45隻(九鬼嘉隆・加藤嘉明)のうち20隻を焼き払う。
9,八月二十九日 朝鮮水軍、釜山浦の日本船470余隻を攻撃、100隻余りを破壊するも敗退。
文禄二年(1593)
10,二月〜三月 熊川海戦(第一次〜第五次)、明軍南下に呼応した作戦だが、結局敗退。
文禄三年(1594)
11,三月 第二次唐項浦海戦、日本船24隻を焼き払う。
12,九月 第一次長門浦海戦、福島正則・戸田勝隆の反撃により敗退。
13,十月 永登浦海戦・第二次長門浦海戦、これも福島等の反撃により敗退。
慶長二年(1597)
・正月 命令に反し日本軍迎撃を行わなかったため、李舜臣解任。
・七月 巨済島海戦、朝鮮水軍は160隻を失いほぼ全滅。李舜臣復帰。
14,九月十六日 鳴梁海戦、日本船31隻を焼き払う。
来島通総・菅正蔭らが討死し、藤堂高虎は負傷したと伝えられる。
慶長三年(1598)
15,十一月十八日 露梁海戦、李舜臣戦死。
日本船500隻(島津義弘・立花宗茂・宗義智)のうち200隻を撃破したという。
1.敵の様子を詳しく調べる
信勝「よし、物見を出せ。」
ネルソン「では私が見て参ります。」
ネルソンは艦載のボートに乗り移り、敵艦隊に接近した。
水兵「これ以上近づくのは危険かと。」
ネルソン「そうだな。ここから遠眼鏡で見てみるとしよう。」
水兵「ジャンク系の船が大半のようですが?」
ネルソン「うむ・・・。ん?なんだあの船は?」
少数ながら、亀のような形をした妙な船がジャンクの間に配置されている。
ネルソン「形から見て沿岸用の船だろうが、攻守ともに堅そうな船だな。」
水兵「気になりますね。おや?船団が帆を上げ始めましたよ!」
ネルソン「仕掛けてくるつもりだな。すぐに戻って殿にお伝えしなくては。」
水兵「妙な船を含めた敵船団の全体数はいかほどでしょうか?」
ネルソン「およそ・・・
1.30
2.50
3.100
4.よくわからない
97 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/20 22:16
ega
4.よくわからない
ネルソン「数を見るには、ここでは遠すぎる」
水兵「もう少し近づいたほうがいいのでは」
ネルソン「とにかく殿に報告だ」
信勝「数はわからないか」
安治「迎え討てば良いではないか」
信勝「そうですな、ここは
1.威嚇射撃しましょう
2.様子を見るべきです
3.(わざと敗北して味方の意思を一つにまとめよう)
1.威嚇射撃しましょう
信勝「無駄に兵を損ねるのは得策ではないな。直ちに砲撃用意!敵船団の頭を押さえろ!」
ネルソン「面舵一杯!左舷砲撃用意!」
ネルソンが舵を切る。
信勝「手隙の者は、白兵戦に備え待機!」
ネルソン「砲撃準備完了。回頭が終わり次第各艦で砲撃に移ります」
敵船団に腹をさらす武田艦隊。
信勝「撃て!」
ドン、ドドン
艦隊から無数の黒煙が上がる。
敵船団の周りに砲弾が落下し、あちらそちらに水柱を上げる。
先頭にいた亀甲船の頭を砲弾が吹き飛ばす。
ドン、ドドン
信勝「敵も砲撃を始めたか」
ネルソン「世界一の射程距離を誇るカルバリン砲の最大射程で打ち返してくるとは身の程知らずな」
誇らしげでかつ不敵な笑みを浮かべるネルソン。
信勝「彼の国は鎖国をして世界を知らない。彼の国では世界と言えば唐土のみなのだ。哀れなものだ」
勘兵衛「殿、見方が左舷より敵に突っ込んで行きますぞ、あれは・・・」
1.脇坂隊
2.九鬼隊
3.加藤隊
見方じゃなくて味方ですた・・・
1.脇坂隊
勘兵衛「脇坂殿の水軍です。」
信勝「どうやら接舷戦を挑むようだが・・・」
ネルソン「むっ、まずい!潮の流れが!」
潮の流れによって脇坂隊は敵に包囲されるような形になった
ネルソン「このままでは脇坂殿が・・・」
1.救出するために敵に突撃する
2.自軍にも危険が及ぶので見捨てる
3.援軍要請する
4.部下の意見を聞く
1.救出するために敵に突撃する
信勝「致し方ない。ネルソン、信玄型全艦で敵旗艦に突撃を掛けるので四菱型に移って援護を頼む!」
ネルソン「了解した!」
四菱型15隻が艦隊全面に押しだし左右に7隻と8隻に別れる。
左側をネルソン、右側を勘兵衛が指揮を執る。
その後ろに信勝直轄の信玄型10隻が続く。
ドン、ドンドンドンドンドンドン
太鼓が響き渡ると勘兵衛隊の8隻が縦一列に並び、敵に向かって速度を上げる。
勘兵衛「敵の側舷四十間まで近づけ!甲板に鉄盾を敷き詰め固定し、
敵と平行する間に種子島で敵兵を薙ぎ倒しつつ至近距離からの外しよう無い砲撃でとどめを刺す!」
ドン、ドン
ネルソン隊が砲撃を開始したのだ。
そして
1.信勝隊は
2.勘兵衛隊は
3.ネルソン隊が
3.ネルソン隊
艦長「ネルソン殿、敵への砲撃をこのまま敢行しますか?下手をすれば脇坂様の船に当たるやも知れませんが・・・」
ネルソン「かまわん、敵の方が数が多いからそう簡単には味方には当たらないだろう。
それに敵との距離を維持すれば言わずもがなと言ったところだろう?」
その頃信勝は
信勝「ネルソンは流石だな。しかも味方に当たりにくい敵の厚い所を狙っている。
そして勘兵衛は反対側の敵戦力の薄い箇所を攻撃しようとしている」
パン、パパン
弾けるよな音が木霊する。
信勝「勘兵衛隊も攻撃を始めたか。よし、我々も突撃するぞ」
ドンドンドン
太鼓の音が響き渡ると10隻の信玄級が四菱に陣形を組む。
信勝「ネルソン、勘兵衛に聞こえるように貝を吹け!鯨波を上げろ!」
ブォーブォー
信勝「突撃!」
ウオー、ワー、オー
歓声とも罵声ともとれる合掌が響き渡る。
1.敵の正面に突撃
2.左側に突撃
3.右側に突撃
104 :
1592年 4月:04/07/25 19:41
1.敵の正面に突撃
信勝「突撃だ!敵をこちらに引き付けて包囲されかけている脇坂隊を救え!!」
士官「了解!!」
信勝「ただし、ここは初めての場所で潮の流れが読めぬ。深入りはしない。」
士官「承知致しました。すぐに回頭できる体勢に準備します!」
武田艦隊は帆を降ろして帆走から漕走に切り替えた。
錬度の高い艦であれば、漕ぎ手の櫂さばきで一つで自在に回頭できる。
敵味方の激しい砲声で音の合図はあまり使えなくなった。
士官「信号旗を上げろ!命令は・・・。」
あらかじめ決めておいた符牒に従い、信勝の命令が全艦に伝達されていく。
嘉明「武田殿はやるのう!突撃する気じゃ!我らもこうしてはおれぬ!」
嘉隆「加藤殿も戦に加わるつもりか!?武田殿からの合図はないが・・・。」
嘉明「突撃の信号旗とやらを上げているではないか!ここで我らも一手柄じゃ!!」
信玄丸物見「加藤様の船団が後ろからやってきます!戦闘に参加するつもりのようです。」
信勝「何、合図をしておらぬがの。後ろを塞がれては万一の際に引きづらいぞ・・・。」
1.引き返させる
2.加わらせる
3.一方脇坂隊は
4.勝手に動かれた九鬼総督は
3.一方脇坂隊は
安治「くっ、何という化け物じゃ!」
脇坂隊は亀甲船相手に苦戦していた。脇坂側の大筒は分厚い鉄甲によって有効打を与える事が出来ず、
接舷戦を挑んでも兵が甲板の針山に串刺しになった。
安治「このままでは・・・」
艦長「味方の援軍です!」
安治「武田殿の軍勢か!よし、我が軍は・・・」
1.武田隊と合流
2.敵の旗艦を攻撃
3.撤退
4.もう少し状況を見極める
4.もう少し状況を見極める
安治「む?武田殿の後ろから加藤殿の船団も来とるな。ここは踏ん張るべきかの?」
艦長「そうですな。もう一当てしましょう!」
亀甲船に苦戦しつつも脇坂隊は踏みとどまって再度戦い始めた!
士官「敵船団に接近!ご命令を!」
信勝「いよいよキャノン砲の射程に入ったな・・・。」
士官「こちらは鉄張りの大艦です。いっそ体当たりを食わせて敵船を転覆させましょうか!?」
信勝「そうだな、まず・・・
1.キャノン砲砲撃用意!
2.勘兵衛隊に命令
3.ネルソン隊に命令
4.体当たりだ!突っ込め!
5.ちょっと待て!
107 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/29 21:59
1.キャノン砲砲撃用意!
信勝「キャノン砲の準備は出来たが、後ろの加藤殿の船団も気になるな」
1.キャノン砲で亀甲船に砲火
2.退路確保
3.ひとまず船を体当たりさせる
4.他の艦隊の様子を見る
時代は1592年 4月です
1.キャノン砲で亀甲船に砲火
士官「潮が引き始めたようですね。」
信勝「無理しないほうが良さそうだ。信玄丸を先頭に単縦陣を取れ。」
士官「ははっ。」
信勝「反転しつつキャノン砲で砲撃、ひとまず離脱する。ネルソン、勘兵衛隊にも離脱命令を。」
士官「ははっ。」
信勝隊は鮮やかな弧を描いて反転していき、手近かな敵艦を狙い撃ちした。
ドン!ドン!ドン!
亀甲船といえどもキャノン砲の至近弾を浴びればひとたまりも無い。
動揺したのか、敵は引き始めた。
安治「武田殿は引くようじゃ。ひとまず我らも引くとしよう。」
敵の包囲が緩んだのを見て、脇坂隊はうまく脱出してきた。
ネルソン、勘兵衛両隊もすばやく回頭、砲撃しつつ離脱してきた。
ネルソン「今日はこんなところですね。」
勘兵衛「このような海戦は初めてだったが、なんとか訓練どおりいったな。」
が、加藤嘉明は収まらないようで、回頭した武田艦隊の前にやってきてしまった。
嘉明「我がほうが押しているではないか!なぜ追撃しないのだ!?」
士官「殿、加藤隊が正面に来ています。追撃をかけるつもりのようですが?」
信勝「仕方が無いな。それでは・・・」
1.止める
2.放っておく
3.我が艦隊の被害状況は?
4.脇坂隊は大丈夫か?
111 :
無名武将@お腹せっぷく:04/08/03 10:14
お小遣い稼ぎに最適! みんな一度は覗いて☆
作者さん暑さに負けず頑張ってください。
3.我が艦隊の被害状況は?
士官「本隊の被害は四番艦がマストを折られた以外はほぼ皆無です。ネルソン隊、勘兵衛隊の被害も似たような物です。」
信勝「わしらの方は大丈夫そうだが、脇坂隊の被害は結構酷そうだな。」
士官「はい、半数近くが沈没、大破するなど何らかの被害を被っております。」
信勝「これでは追撃してもたいした戦果は得られんな。」
嘉明「ええい!道を開けい!これでは追撃は出来ぬ!」
士官「加藤隊が道を開ける様要求しておりますが?」
1.道を開ける
2.道を開けない
3.士官達の意見を聞いてみる
4.嘉明を諌める
114 :
無名武将@お腹せっぷく:04/08/10 21:43
age
115 :
1592年 4月:04/08/11 22:44
3.士官達の意見を聞いてみる
信勝「どうすべきだろうか。各々、存念を述べよ。」
士官A「ここは敵地です。むやみな追撃はできません。九鬼総督の命もありませんし。」
士官B「それもありますが、潮の引きが急です。下手に突っ込んで座礁したら事です。」
士官C「脇坂隊は痛撃を受けておりますが、まだ生存者が海上に浮かんでおります。まずは収容を。」
信勝「なるほど。では嘉明殿にその旨を伝え、生存者の救出にあたると致そう。」
ネルソン隊が周辺を警戒し、信勝本隊と勘兵衛隊が小船を下ろして敵味方に関わらず海上の兵を収容した。
嘉明は信勝が道を開けなかったことに腹を立て、先に巨済島の錨地に帰ってしまった。
安治「我が隊の窮地を救って下さったばかりか、負傷者達まで拾い上げていただき、感謝の言葉もありません!」
信勝「なに、当然のことでござる。ひとまず錨地に戻りましょう。」
武田艦隊は脇坂隊と共に巨済島へ引き上げにかかった。
昌次「ところで殿、救い上げた敵兵はどうします?」
信勝「
1.捕虜にする。」
2.放してやれ。」
3.尋問してみよう。」
4.斬ってしまえ。」
1.捕虜にする
信勝「後々何らかの形で使えるやも知れぬ。捕虜としよう」
士官「はッ」
信勝「ただし、懇ろに扱うようにな。武装を解除し、武具は我々に預けさせたうえで縄は解いてやれ。
負傷しているものには手当を施し、食事も与えよ」
一部の兵士・士官が反乱の恐れや兵糧の配当が減ることを理由に反対したものの、
朝鮮軍の兵士たちは武装解除されたうえで拘束を解かれて負傷しているものは手当てを施され、
食事を与えられた。
このような待遇を受けた捕虜たちは信勝に対して…
1.疑問
2.好意
3.不信
4.増長
2.好意
弱者が虐げられるのが世の常ならば、信勝のとった行動は愚かしく映ったかもしれない。
しかし、この善意が実を結び、厚遇に感じ入った捕虜の中には密偵役を進んで誓う者達まで現れた。
こうして信勝達日本水軍は多大な被害を出しつつも巨済島に凱旋を果たしたのだった。
それから一月・・・
勘兵衛「殿、またもしてやられましたぞ」
信勝「なに、またか」
五月に入り、次々と日本の水軍が襲われていた。
信勝「たしかに緒戦の勝利で油断もあったろう。しかし、こう立て続けとなると・・・」
勘兵衛「侮れぬ強敵のようですな」
信勝「勘兵衛、我らはどう動けばよいか」
1.朝鮮水軍の情報を集める
2.遊軍を申し出、哨戒に出る
3.朝鮮水軍を放置し補給路を確保する
4.単独で動かず九鬼の指示を待つ
4.単独で動かず九鬼の指示を待つ
勘兵衛「とりあえず九鬼殿に相談されてはいかがですか?」
信勝「そうだな。ちょっと行ってくる。」
信勝は九鬼嘉隆の陣所に向かった。
そのころ函館では、イワンを議長に残留組で評定が行われていた・・・
武田家の財政は逼迫している。
朝鮮出兵に備え、イギリス人技師を招いて多数の新造艦を造ったことも大きかったが、
何よりも内政に多額の資金を要している。
蝦夷地では道南の一部を除いては道一つ無いため、すべて一から造らねばならない。
自給の試みは続けられているが、食糧や日用品は秋田など本土からの輸入品で値段は高めであった。
かと言って、民にこれ以上の税を負担させることもできない。
武田家の税は甲斐時代から周辺国と比べて高かったのだ。
使い道がはっきりしているため民は我慢してくれているが、限界に近い。
三郎「戦のお陰で硫黄の需要が増大、価格は高騰しております。当家の良質な硫黄は好評です。」
イワン「硫黄鉱山(前スレ879)の臨時収入ネ。何ニ使オウカ?」
珠久「武田家の金山衆は頼もしいですな。とりあえずこの収入は戦費に当てましょう。」
頼純「この宇須岸館は蝦夷全土を管理するには手狭。あちこちに役所が散って不便でおじゃる。」
夕霧「館の増築をするのも必要かと思われますね。」
狭霧「もう少し農業に投資してみてはいかかでしょう?食糧自給率が心配です。」
イワン「ウーン。」
1.珠久案
2.頼純・夕霧案
3.狭霧案
4.もう少し考える
2.頼純・夕霧案
イワン「確カニコノ砦ハ狭イシ、ボロガ出テイルカラ建替エノ時期ダト思ウネ。」
珠久「建替えるのでしたら最小限に留めて経費を浮かせるべきです。」
頼純「どうせなら一から建築しなおしたらどうじゃ?」
夕霧「ここよりも他のもっと便利な場所に移したらどうでしょうか?」
イワン「ウーン。」
1.珠久案
2.頼純案
3.夕霧案
4.もう少し考える
2.頼純案
イワン「セッカク造ルナラ、戦ニモ内政ニモ便利ナ城ヲ新築スルネ。」
珠久「しかし、それには予算が足りませんぞ。」
イワン「一気ニヤラズニ、少シズツ建築スレバイイネ。今回ハ本丸部ダケ造ル。」
夕霧「それでは場所はこのままで?」
頼純「ここの辺りは周辺に商家が建て込んできているでおじゃる。立ち退いてもらわねばいかぬな。」
イワン「ウーン、余計ナ費用ガカカリソウネ。」
狭霧「こんなこともあろうかと、わたくしが築城に適した地を3箇所ほど調査しておきました。」
イワン「スバラシイ。早速披露シテミルヨ。」
1.函館山:山城形式で防御は堅いが町が遠い。
2.五稜郭:平城で町に近い。堅固にするには大規模な築城がいる
3.七飯:現在の函館市北部。平山城形式。町や港から遠いが開発の余地が大きい
4.保留する:信勝の意見も聞いてみる
2.五稜郭
イワン「ヤハリココハ町ガ近イ方ガイイネ。」
珠久「ではさっそく一之瀬衆に現地の測量をさせましょう。」
三郎「わかりました。すぐに取り掛からせてもらいます。」
足軽「失礼します。」
イワン「ドウシタネ?」
足軽「太閤殿の使者が参られました。なんでも蝦夷島地図作成の監督官だとか。」
1.すぐにでも会う
2.しばらく接待させた後に会う
3.その頃信勝は・・・
4.所変わってモノモタバでは・・・
2.しばらく接待させた後に会う
イワン「ココハヒトマズ接待シテ、豊臣家ノ内情ヲ探ットクネ。」
頼純「それならばまろの出番でおじゃるな。接待儀礼はおまかせあれ。」
夕霧「わたくしも使者の随行員の間の噂話を探ってみましょう。」
イワン「決マリネ。ボクハソノ間ニ築城予定地ヲ見テオクヨ。」
三郎と狭霧、イワンは築城予定地へ向かった。
頼純「太閤殿の御使者はなんというお方じゃ?やはり吏僚系かの?」
珠久「そのようです。えーっと・・・
1.石田三成
2.増田長盛
3.長束正家
4.よく知らない人
3.長束正家
珠久「確か長束正家殿だったかと。」
頼純「うむ、わかったでおじゃる。」
頼純「この度はご苦労でおじゃる。長旅でお疲れでございましょう、しばしおくつろぎください。」
正家「うむ、それでは言葉に甘えて暫く休ませてもらう。」
頼純「ところで、地図作成の調査は蝦夷島の周りの島も調べると聞きましたが・・・」
正家「そうじゃ。回りにある島々も蝦夷の一部と太閤殿は考えておる。
だから新しい島が見つかったら武田殿の領地に組み込まれる事になるかな」
頼純「ほう・・・」
1.その話を詳しく聞く
2.他の話を聞く
3.聞くのをやめる
1.その話を詳しく聞く
頼純「調査範囲はどのくらいでしょうか?」
正家「千島列島や樺太とやらまで行ってもらいたい。」
頼純「なるほど・・・(これはまた金が要りそうじゃのう)」
正家「なんでも、赤蝦夷とか申す連中が少しずつやってきているそうではないか。」
頼純「はい。アイヌ達も含め、今のところ彼らとのいさかいは起きておりませんが。」
正家「うむ。揉め事が起こらないうちに国境をはっきりさせておくというのが殿下ご意向じゃ。」
1.もう少し話す
2.一方信勝は・・・
3.モノモタバの大蔵は・・・
3.イワンたちは・・・
1.もう少し話す
頼純「検地も行うと聞いておりましたが・・・」
正家「地図作成後に行う予定だ。国境がはっきりしない内は武田殿の領地もはっきりせぬからだ。」
頼純「そうですか。」
正家「それから責任者を一人選出して欲しい。」
頼純「わかりました。それでは私はこれにて・・・」
頼純「ふう・・・さてと、これからどうしようか?」
1.珠久と話す
2.夕霧の報告を聞く
3.イワン達に会いに行く
3.正家がいるいる部屋を覗き見する
126 :
無名武将@お腹せっぷく:04/08/18 21:54
age
2.夕霧の報告を聞く
夕霧「朝鮮の戦況は我が国が優勢、首都漢城の制圧も間近のようです。」
頼純「それはめでたい。こちらが交易船から集めた情報とも符合するでおじゃるな。」
夕霧「一つ気になる情報もあります。」
頼純「それは?」
夕霧「春日山城下、直江津の港には相変わらず(前スレ779参照)イスパニア船が頻繁に出入りしているようです。」
頼純「ふーむ。まろは武田家といすぱにあとやらとの経緯は詳しく知らぬが、上杉の行動は気になるのう。」
夕霧「上杉は堺などを通さず、佐渡の金で上質の硝石を大量に買い込んでいるようです。」
頼純「戦時でおじゃるから、火薬の原料を買うのは不思議ではないが・・・。」
夕霧「引き続き探ってみようと思います。おや?また誰か来たようですね。」
頼純「どれどれ・・・」
1.信勝からの使者
2.長束正家
3.秋田家からの使者
4.イワン達が帰ってきた
5.不審人物
4.イワン達が帰ってきた
イワン「タダイマ。」
頼純「おお、どうじゃった?」
イワン「ナカナカイイ所ネ。」
狭霧「さっそく測量にとりかかっておりました。いい城ができるといいですね。」
頼純「ところで、長束殿から地図作成の責任者を選出してくれと頼まれておじゃるが?」
イワン「ソウネー・・・」
責任者を誰にしますか?
1.イワン
2.夕霧
3.珠久
4.夕霧
5.頼純
129 :
無名武将@お腹せっぷく:04/08/19 19:41
1.イワン
イワン「ワタシハ元々、ろしあノ人ダヨ。ワタシガイクネ」
頼純「なるほど、島の測量の仕方をよく心得ているでおじゃるしな」
イワン「ソウイウコトネー」
正家「じゃあイワンとやら、仕度が出来次第出発してくれ。くれぐれもよい地図を作ってくれ」
イワン「ワカッタネー」
……とイワン達が地図の件で話し合っていると…
早馬「た、大変でございます!」
狭霧「どうしたのですか!?」
1.上杉が…
2.朝鮮で…
3.アイヌが…
4.信勝が…
2.朝鮮で…
早馬「敵首都漢城落城いたした!」
珠久「それは真ですか!?」
頼純「ほほっ、それはめでたいでおじゃるな。」
早馬「ただ、朝鮮国王は平壌へ逃げてまだ抵抗を続けている模様です。」
正家「この戦争は予定より早く終わるやも知れぬな。」
頼純「このことを祝ってささやかな宴を開くでおじゃる。」
イワン「ソウネー、ヤリマショウカ。」
狭霧「では早速準備しましょう。」
夕霧「この機会に各アイヌ族長の方々も招待してみませんか?」
1.招待してみる
2.招待するのを止める
3.宴会自体を止める
4.正家殿はどう思われる?
1.招待してみる
珠久「では、主だったアイヌ族長に招待の使者を送ってみましょう。」
夕霧「遠隔地の族長が来るまでは7日ほどかかりますね。」
正家「なんと、蝦夷地はそんなにも広いのか!?」
イワン「ソウデス。陸路ハナイデスカラ、皆海路デス。天候ニモ左右サレマスシ。」
正家「これは真剣に地図作成を行わねば今後の蝦夷経営に差し支えるな。」
珠久「武田家一同、天下の為に努力いたします。」
正家「うむ。ところで、この函館の町はすごいのう。異国の風俗とわが国の風俗が入り混じっておる。」
函館は様々な様式の建物が立ち並び、まだ小さいながら異国人が普通に町を闊歩する国際都市になりかけていた。
狭霧「はい。異国人はロシア人とイギリス人がほとんどです。武田家重臣にもイワン殿やネルソン殿のように異国の方がおられます。」
正家「なるほどのう。そうじゃ、宴までの間、函館近郊を視察したいのだがどうだろうか?」
イワン「ソレナラ・・・(機密保持モアルカラ、気ヲ付ナイト。デモ、威信ヲ見セルイイ機会ネ。)」
頼純(まろの別邸が大沼にあるでおじゃるよ。景色が良いしここなら無難じゃぞ。)
正家をどこに連れて行きますか?
1.大沼:頼純が別邸を構える景勝地。接待向き。
2.函館市内:市場など、無難な所を案内します。
3.ドック:武田家の造船技術を見せ付けます。
4.硫黄鉱山:武田家の鉱山技術を見せ付けます。
5.もっと他の場所に案内する。
6.どこも案内しない。
2.函館市内:市場など、無難な所を案内します。
イワン「函館ノ町ヲ案内スルネ。」
イワン達は正家を函館市内に案内した。
繁華街を案内している途中・・・
正家「あれはなんじゃ?」
正家が指差した先にはイギリス人達がカードを使った遊びをやっていた。
夕霧「あれはトランプという南蛮の遊びです。」
正家「ほう・・・トランプとな・・・」
正家は南蛮の文化に興味津々のようだ
イワン「次ニ案内スルノハ・・・」
1.大沼:頼純が別邸を構える景勝地。接待向き。
2.異人街:函館にやって来た外人が数多く住んでいる場所。
3.函館港:武田家の活発な交易を見せます。
4.硫黄鉱山:武田家の鉱山技術を見せ付けます。
5.もっと他の場所に案内する。
6.城に戻る
3.函館港:武田家の活発な交易を見せます。
イワン「港ヘドウゾ。色々ト面白イモノガ見ラレマス。」
ちょうどモノモタバからの定期船が入港し、港は活気に満ち溢れた。
武田家御用船はモノモタバから金をそのまま運ぶわけではなく、
途中で交易しつつ来ている。
このほうがただ金を運ぶより利益が大きいのだ。
正家「ん?これはなんじゃ?」
夕霧「これは、アフリカ少数民族の槍と盾、それと太鼓ですね。」
正家「ほほう。南蛮物じゃな?」
夕霧「ま、まあそのような感じです。(大蔵殿も妙なものを送ってきますこと)」
正家「この形、色使い・・・気に入った!できれば譲り受けたいのだが?」
イワン「ドウゾ。オ土産ニシテクダサレ。」
その頃朝鮮では・・・
嘉隆「漢城を落としたはいいが、補給線が延び切っているな。」
信勝「やはり海路を押さえて船で補給しなければ厳しいと思われます。」
嘉隆「しかし、うかつにここを離れ、敵に釜山〜名護屋間の補給路を絶たれても困る。」
日本水軍は朝鮮水軍に苦戦しており、現在の所完全な制海権を持っているのは釜山と巨済島の周辺だけである。
さすがに武田艦隊他のガレオン船が並ぶこの辺りまでは敵もやってこないが、逆に釘付けにされているともいえる。
信勝「さて、朝鮮水軍にどう対処するべきか(諸将の仲が悪いのが致命的だ。いっそ我らだけで行くか!?)」
1.一応諸将を集めて軍議を開く
2.このまま嘉隆と相談して決める
3.信玄丸に戻り、家臣と相談
4.捕虜から情報を集めてみる
2.このまま嘉隆と相談して決める
信勝「九鬼殿、ここは我等に任せて欲しい。」
嘉隆「何か良い考えがあるのか?」
信勝「・・・敵水軍の本拠地を襲撃する。」
嘉隆「なにっ!」
信勝「敵の本拠地を叩いたら暫くは朝鮮水軍はおとなしくなりましょう。それに敵に与える精神的打撃も大きい。」
嘉隆「しかし、武田殿の戦力ではあまり効果は期待できないのでは。」
信勝「いや、あまり大勢が動くと敵に勘付かれるしこのあたりの制海権も危なくなる。ぜひともやらせてください、お願いたす!」
嘉隆「・・・
1.面白い、やってみよう。
2.危険すぎる、やめたほうがよい。
3.他の武将の意見も聞いてみなければ・・・
1.面白い、やってみよう。
嘉隆「ふふふ、久しぶりに一暴れしてみるか。」
信勝「では?」
嘉隆「うむ。敵水軍の本拠に殴り込みだ。上陸部隊がいるならわしも兵を出そう。」
信勝「まことですか!それは心強い。」
嘉隆「しかし、うまくやらねばこちらが返り討ち。信勝殿の作戦はいかに?」
信勝「できれば夜襲としたいですな。それがしが考えているのは・・・
1.小船で敵の港湾に忍び込み、放火する
2.流言を流し、敵の混乱に乗じて襲撃する
3.正面攻撃と見せかけて敵をおびき出し、別働隊で本拠を叩く
4.いや、他の作戦を考えよう
1.小船で敵の港湾に忍び込み、放火する
信勝「まずは小船を用意して枯草や藁を積みます。そしてその小船を敵の駐留艦隊に突っ込ませ火をつけます。
敵はあわてて錨地を出ようとしますからそこを待ち伏せて叩きます。」
嘉隆「なるほど、火計か。」
信勝「ええ、これだと敵に大きな被害を与える事が出来ます。」
嘉隆「一番危険な役の小船は誰が指揮をとるのだ?」
1.武田信勝
2.加藤嘉明
3.脇坂安治
4.亀井慈矩
5.来島通之
5.来島通之
信勝「ここは経験豊かな来島殿が最適でしょう」
嘉隆「分かった。来島殿の撤退は儂が援護しよう。貴公はその折、後方から残った施設を攻撃してくれ」
決行当日夜半
闇の彼方に火の手が上がると次々に燃え広がっていく。
信勝「おお、成功したか!」
勘兵衛「しかし、混乱しているとは言え、敵の反撃もそれなりに激しく九鬼様といえども少なからず犠牲が出るでしょう。
一つ、それがしの隊で援護射撃を致したく存じまするが如何でしょう?」
1.信勝「よかろう、・・・ry」
2.信勝「いや、ここはネルソンに・・・ry」
3.信勝「九鬼殿も歴戦の水軍の将なれば・・・ry」
4,信勝「砲撃をしつつ、様子を見よう」
2.信勝「いや、ここはネルソンに・・・ry」
信勝「ネルソン、四菱型に移って援護を頼む!」
ネルソン「了解。」
信勝「わし等の隊は昌次、政友の騎馬鉄砲隊を別地点に揚陸する!
昌次らは敵の火薬庫、兵糧庫を焼き討ちにしろ!ただし、敵との交戦はできるだけ控えろ!」
昌次・政友「ははっ!」
そのころ統営の司令部では・・・
副官「敵の火船攻撃で停泊していた殆どの船がやられました!」
李舜臣「くっ、動ける船から港外に非難しろ!陸上の兵は船の消火に当たれ!」
その時
1.信勝達は・・・
2.九鬼隊は・・・
3.来島隊は・・・
4.政友らは・・・
139 :
無名武将@お腹せっぷく:04/08/24 01:39
140 :
1592年 5月:04/08/24 01:40
4.政友らは・・・
政友「急げ!!早く船から馬を下ろすのだ!!」
昌次「こちらは全員の揚陸を完了しました!」
政友「わかった!しかし、船の積載量の関係で全部で50騎ばかりしか連れてこれなかったぞ。」
昌次はひらりと馬にまたがった。
昌次「だからどうした!?これだけいれば充分じゃねえか!!」
政友(噂には聞いていたが、凄い変わりようだ)
昌次「いいか、兵が精鋭なのは当然だがよ、この馬達はイギリスから連れてきて十勝で繁殖させた大型種だ。
まだ数は少ないが、力のある走りを見せるぜ。辛抱強さは日本のにかなわねえけどな。」
政友「な、なるほど。」
昌次「ゆくゆくは交配を重ねていいとこ取りの馬種を作るつもりだから期待しておけ!」
政友「わ、わかり申した。」
昌次「者ども行くぜ!武田騎馬軍団の恐ろしさをみせてやるぞ!!」
一同「おおーっ!!」
少数ながら選りすぐりの騎馬鉄砲隊は、昌次を先頭に疾風のように駆け出した。
昌次「!!」
1.兵糧庫発見
2.火薬庫発見
3.司令部の前に出た
4.敵兵に遭遇
1.兵糧庫発見
昌次「あれが兵糧庫のようだ!やっちまえ!」
兵「ははっ!」
政友「よし、昌次殿は兵糧庫を発見したようだ。われらは火薬庫を狙う!」
兵「おおっー!」
副官A「大変です!兵糧庫が燃えています!」
李舜臣「なにっ!速く消すんだ!」
副官A「はっ!」
ドカーン!
李舜臣「今度は何だ!」
副官B「非難した船が敵の待ち伏せに遭い、全滅しました!」
李舜臣「なんだと・・・」
信勝「作戦は上手く行ったようだ。あとは昌次らが無事に戻ってきてくれれば・・・」
勘兵衛「集団がこっちに向かってきます!」
信勝「あれは・・・
1.昌次隊だ!
2.政友隊だ!
3.敵の守備隊だ!
2.政友隊だ!
信勝「よし、収容を急げ!」
勘兵衛「承知したしました。」
ネルソン「昌次さんは大丈夫ですかね?」
信勝「あやつめ、久しぶりに馬に乗っただろうからな。調子に乗って深入りしなければ良いが。」
その頃昌次は・・・
昌次「あらかた火を放ったな。しかし、どうもやり足りねえぞ・・・。」
朝鮮兵「いたぞ!敵はこっちだ!!少数だぞ!!」
昌次「やっと敵さんも追いついてきたかい。」
副官「自重して下され。お屋形様からも交戦は避けろと言われております。ここはひとまず引きましょう。」
昌次「ううう。一当てやりてえな。どうしよう。」
1.引く
2.突撃する
3.威嚇発砲に留める
4.その頃李舜臣は・・・
1.引く
昌次「まあいい、楽しみは後に取っておく。全軍退却!」
朝鮮兵「待てっー!」
勘兵衛「集団が接近!昌次隊の模様!」
政友「昌次隊の後に別の集団がいます!」
信勝「恐らく敵兵だろう。昌次隊の収容を急がせろ!勘兵衛は狙撃隊を率いて敵を近づけさせるな!」
勘兵衛「ははっ。」
パンッパパンッ
朝鮮兵「ぎゃっ」「ぐぇーっ」
ネルソン「昌次隊の収容を完了しました!」
信勝「よし、岸から離れる!全速前身!」
朝鮮兵「くっ・・・逃したか・・・」
信勝「もう安心だ。」
勘兵衛「これからどうします?」
1.九鬼達と合流する
2.戦果を確認する
3.被害を確認する
4.その頃李舜臣は・・・
お小遣い稼ぎに最適! みんな一度は覗いて☆
145 :
1592年 5月:04/08/27 22:37
1.九鬼達と合流する
見張り「九鬼隊、来島隊と共に脱出して来ました!」
信勝「よし、ぐずぐずしていると夜が明けてしまう。釜山へ戻るぞ!」
ネルソン「承知致しました。全軍、九鬼隊と合流の上引き上げ!」
信勝発案の奇襲は成功し、釜山から名護屋の補給線は堅いものとなった。
李舜臣率いる朝鮮水軍は、平壌近くの南浦に引いて体勢を整えようとしていた。
伝令「申し上げます!加藤清正殿、小西行長殿、黒田長政殿の連合軍が開城を陥落させました!」
信勝「そうか!そうなると平壌は目と鼻の先。今ごろは激しい戦いだろうな・・・。」
伝令「案外落とした後かもしれませぬ。」
信勝「うむ、だと喜ばしいな。」
伝令「あと、九鬼様からのご命令です。名護屋へ戻り、補給船団の護衛を勤めて欲しいとのことです。」
信勝「なるほど。では、船団を名護屋から釜山まで護衛してくれば良いのだな?」
伝令「はい。ですが、戦況によっては前線まで行って頂くかも知れぬとのことです。」
信勝「承知いたした。九鬼殿によろしくお伝え下され。」
武田艦隊は順風を得て、あっと言う間に名護屋に着いた。
信勝「出港までは間があるな。何をしようかの?」
勘兵衛「太閤殿下がまもなく名護屋に来られるそうです。ここは機嫌を取る準備をするのが上策です。」
昌次「秋田実季殿はすでに着陣されています。同盟国ですし、まずあいさつに行かれては?」
ネルソン「一応補給船団の陣容を確認されてはいかがですか?前線に補給に行く可能性もあるのでしょう?」
政友「艦隊の補修をしませんか?それなりに傷ついてきましたよ。」
信勝「そうだな・・・。」
1.勘兵衛案
2.昌次案
3.ネルソン案
4.政友案
5.他のことをする
4.政友案
信勝「次の戦いに備えて修理しとくか・・・」
ネルソン「では修理に出しに行きますね。」
信勝「それにしても太閤殿はいつ渡海するのかのう?」
勘兵衛「おそらく朝鮮とのカタがついて、明と事を構えるあたりではないでしょうか?」
昌次「太閤殿はともかく徳川や前田が一兵も前線に参加しないのはおかしいですね。」
信勝「出し惜しみしているのだろう。それに今の状況では援軍がなくとも十分だろう。」
と、そこに使者がやって来た。
1.太閤の使者
2.徳川の使者
3.秋田実季の使者
4.蝦夷からの使者
4.蝦夷からの使者
使者「お疲れのところ失礼いたします。函館から手紙を預かって参りました。」
信勝「お、イワンたちからの使者か、ご苦労。下がってゆるりと休め。」
使者「お気遣いありがとうございまする。」
信勝「で、これが手紙か。どれどれ、硫黄鉱山の臨時収入で城を新造・・・。」
勘兵衛「あの館は古かったですし、やむを得ないですね。」
信勝「何々、蝦夷地図作成の監督官として長束正家殿が来られたと・・・。」
昌次「地図の作成は当家にとっても重要事、急がねばなりませんな。」
信勝「蝦夷地は何とかうまくやっているようだ。一安心ということだな。」
ネルソン「返事はどうします?何か指示をなさいますか?」
信勝「そうだな・・・。」
1.内政について指示
2.軍事について指示
3.地図作成について指示
4.指示せず、現状説明にとどめる
2.軍事について指示
信勝「我が水軍はほぼすべて出払っている状態、海上の防衛には少々不安がある。」
昌次「船を新造するのですか?」
信勝「うむ、しかし、信玄丸のような大船を建造するには大金が要るし・・・」
ネルソン「それならフリゲート艦はどうでしょうか?」
信勝「ふりげーと?」
ネルソン「小型用の快速帆船です。沿岸警備には最適ですよ。」
政友「それよりも中古のジャンク船を改造した方が安くつくと思うが・・・」
勘兵衛「今はあえて建造せず、余裕が出来たら新しく建造したらどうですか?」
信勝「そうだな・・・。」
1.ネルソン案
2.政友案
3.勘兵衛案
4.他の意見を聞く
1.ネルソン案
月が変わって6月、補給船団の準備が整い、損傷した武田艦の補修も完了した。
信勝「では、この命令書をイワンたちに渡してくれ。」
使者「承知致しました。御武運を!」
信勝「うむ。」
使者の乗った船は函館に向けて出港していった。
勘兵衛「財政難の折に新造船とは・・・。大丈夫なのですか?」
信勝「快速帆船なら地図の作成のための測量にも役立つであろう。監督官もおるしここはやる気を見せておく。」
政友「殿、出港の準備が整ったとネルソン殿から連絡が。」
信勝「わかった。出港の前にやり残したことは・・・」
1.ない
2.秋田実季に会っておく
3.太閤はどうしてる?
4.モノモタバの大蔵は・・・
3.太閤はどうしてる?
信勝「処で我らが御大将は、如何されて居るのか?」
政友「報告によると、先月中旬に大阪を発ったものの宇喜多様の備前岡山で歓待を受けられ五日間逗留されたそうです。」
勘兵衛「天下を取って余裕綽々ですな。既に勝った積もりなのだろうて・・・」
信勝「だが、あの禿鼠が手を拱いている筈が無い。何かありそうだから、早々に出港致そう。」
ドタドタドタ
伝令が駆けてきて、直ぐ様膝まつく。
伝令「申し上げます!太閤殿下の御使者が参られました。」
その者は・・・・・・
1.石田三成
2.織田有楽斎
3.名も知らぬ旗本
4.何故か徳川家康
2.織田有楽斎
有楽斎「初めまして、私は織田有楽斎と申します。」
信勝「武田信勝だ。さっそくだが何か御用ですかな?」
有楽斎「実を申しますと私の主催する茶の湯にご招待したいと・・・」
1.参加する
2.断る
3.代理の者に行かせる
2.断る
信勝「これから補給船団を護衛して釜山まで行かねばなりません。」
有楽斎「なんと・・・。」
信勝「太閤殿下の御使者とお聞きしましたが、茶会の参加は殿下のご命令でしょうか?」
有楽斎「それは・・・。」
1.秀吉の命
2.有楽斎個人の考え
3.蝦夷では・・・
4.モノモタバでは・・・
>>149で月が進んでるから、1592年 6月ね。
2.有楽斎個人の考え
有楽斎「有体に申せば、茶会は某の一存にござります」
信勝「さ、左様で・・・」
有楽斎「殿下のご命令を、折角なれば茶を点てながらご報告いたそうかと」
信勝(未だ戦の最中だというのに、まったくこれだから風流かぶれというものは・・・)
不満ではあったが秀吉の命令を報告すると言われれば断れるはずもなく、
信勝は有楽斎が主催する茶会へと訪れた。
そこには思いも寄らぬ人物がいた。
1.釜山浦で兵站奉行を務めているはずの石田三成
2.度々危機を救ってくれた穀蔵院惣之斎なる人物
3.徳川家康の謀臣、本多正信
4.弟の武田勝親
2.度々危機を救ってくれた穀蔵院惣之斎なる人物
信勝「あ、あなたは・・・」
惣之斎「おお、これはこれは・・・」
有楽斎「お知り合いですか?」
信勝「ええ、前に一度助けてもらったことがありまして・・・」
有楽斎「そうですか。では本題に入る前に茶を一服・・・どうぞ」
信勝「うむ・・・」
有楽斎「殿下の命令ですが、『補給船団を護衛した後は明の動向を探れ』との仰せにございます。」
信勝「明ですか・・・」
有楽斎「さよう、殿下は朝鮮との事が済みしだい渡海し明と戦線を開く考えでございます。」
信勝「わかりました。して、惣之斎殿がここにいるわけは?」
有楽斎「それは・・・。」
1.前田利家の使い
2.信勝に仕官するため
3.有楽斎の部下
4.太閤の策
1.前田利家の使い
惣之斎「叔父御殿から朝鮮へ渡れと申し付けられたが、俺はつまらん戦はしない主義でね」
有楽斎「こ、これ、前田殿・・・」
惣之斎「そこで有楽斎殿の所にお邪魔して時間を潰しておったところだ。はははっ」
信勝「叔父殿?前田殿?」
ここで信勝はこの男が前田慶次だということを初めて知った。
慶次「別に隠す理由はなかったんだが・・・拙者が前田慶次郎利益にござります」
信勝(ふぅむ、前田家の者であったか・・・)
慶次「さて、某はこれでお暇いたす。信勝殿もそろそろ戻られた方がよろしいのでは?」
信勝「そうですな。有楽斎殿、結構なお手前でござりました。それでは拙者も失礼します」
1.名護屋蝦夷武田屋敷に戻る
2.慶次の後をつけてみる
3.他の場所に行ってみる
4.これを機会に茶を学ぼうか
157 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/01 00:28
HG
1.名護屋蝦夷武田屋敷に戻る
屋敷に帰ると頼純が待っていた。
信勝「おう、如何した?此方が国元から来るとは余程の大事でも起こったか?」
頼純「大事も大事、お家存続の大事が有り直に参った所存におじゃる」
勘兵衛「一揆でも起きたのか!それとも・・・」
頼純「そういきり立つモノではおじゃらん」
頼純は信勝に向かって平伏する。
頼純「おめでとうおじゃりまする。奥方様が懐妊されたよし、お伝え申し上げる」
政友「殿!此でお家安泰!誠におめでとう御座いまする」
勘兵衛「おめでとう御座いまする」
皆々、信勝に平伏する。
信勝「し、して、ピリカに変わりはないか」
頼純「何でも、2ヶ月目だそうで第一子ご誕生の予定は年末から正月の間と医者が見立てておじゃる」
信勝「
1.無礼講の大宴会だ
2.出陣が控えているので軽く宴
3.この目出度き時こそ出陣に相応しい
4.ピリカは如何していようか・・・・・・
ピリカってアイヌ語だし、それにもう嫁いで跡継ぎも設けたことだし
そろそろ和名に改名しないか?
例えば十勝からとって「お勝の方」とか、そのまま「十勝の方」とか
既に一月に蝦夷を離れているのに二ヶ月とは・・・不倫?
4.ピリカは如何していようか・・・・・・
そのころ函館では、
>>131で招待したアイヌ族長等と共に大規模な宴会が開かれていた。
カリンパ「この度はおめでとうございます。」
レコンテ「ぜひピリカには男の子を産んで欲しいものだ。」
ピリカ「まあ、兄上ったら・・・」
珠久「しかしピリカ殿も和人の嫁、これを機に和名に改名したらどうですか?」
ピリカ「そうかもしれないわね・・・」
アイヌ族長達との話し合いで決まった名前は・・・
1.勝
2.十勝
3.美利(ぴりか)
4.結局決まらず
すまん、3の「美利」は「美利河」の間違いだ
163 :
1592年 6月:04/09/01 22:25
>>160 釧路アイヌ戦のかたがついたのは1月。
朝鮮方面に出たのは3月下旬から4月上旬だからなんとかなるだろ。
3.美利河
美利河「親から頂いた大切な名前です。音は残したく思います。」
カリンパ「もっともだ。音を残し、漢字に直せばよいだろう。」
レコンテ「通称がいる場合は十勝の方とすればいいな。」
美利河「はい。今頃殿はいかがしておられるでしょうか・・・。」
信勝は・・・
信勝「出陣の前に良き事を聞いた。まだ見ぬ我が子のためにも名を挙げて帰らねば。」
昌次「明日は出港ですが、軽く宴を催しましょう!」
ネルソン「そうですね、さっそく準備をさせます。」
政友「せっかくですから誰か呼びませんか?」
信勝「そうだな・・・
1.前田慶次を呼び戻すか・・・
2.退屈してそうな秋田実季
3.他に誰か・・・
4.身内だけで済ませよう
164 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/02 23:04
定期
1.前田慶次を呼び戻すか・・・
信勝「前田殿をお呼び致せ。いろいろと世話になっている事でもあるし・・・」
酒宴の用意が調った処に前田慶次が現れる。
慶次「武田殿、聞き及びましたぞ!この度はおめでとう御座いまする」
信勝「いや、処で前田殿には何かと世話にもなっているがこの様な事でしか報いる事が出来ぬ故、心苦しき次第」
慶次「よくぞ呼んで下された。実は、某も酒と女は五月蠅い方でな」
ネルソン「殿、前田様、そろそろ始めませんか。勘兵衛殿が酒を目の前に今や遅しとウズウズして居りますぞ」
信勝「武田家の繁栄を祝って祝杯だ!」
無礼講に飲み食い始める一同。
慶次が槍を持って舞を見せる。
慶次「ふぅ、詰まらぬモノをお見せしたようだ、矢張り、女子の舞の方がしっくり来るのう」
慶次「処で信勝殿、貴殿の軍船は南蛮の作りになって居るとか」
政友「前田様、南蛮ではなく紅毛のエゲレスという国の女王から戴いたのです」
慶次「南蛮でも紅毛でもかまわん!興味があるので是非に貴殿の部隊に加えてくれんか?」
信勝「
1.分かりました
2.申し訳御座らんが・・・
3.既に酔われてしまわれたか?
3.既に酔われてしまわれたか?
慶次「なんの、それがしは本気ですぞ。」
信勝「我々はすでに領地持ち。当家に来られても、他家に仕えるのとそう変わりませんぞ。」
慶次「うむむ。」
信勝「もちろん海のかなたに行く仕事もござるが、慶次殿のご気性が当家の家風と合いますかどうか・・・。」
慶次「南蛮に興味はあるが、宮仕えはな。どうしよう・・・。」
慶次の決断は?
1.武田家に仕官する
2.仕官はやめる
3.とりあえず居候
4.宴席に急使が!
3.とりあえず居候
慶次「う〜む・・・宮仕えなど固っ苦しいことは別として、とりあえずは居候という形で信勝殿のところに置いてはくれまいか?
信勝殿のところにおれば、南蛮やエゲレスに親しむことができそうじゃ。
勿論ただでとは言わん。
それがしの力が必要なときはいつでも言ってくだされ。どうじゃろう?」
信勝「そうじゃな・・・
(確かに慶次殿がおれば、戦の時には重宝しそうよな。
それに慶次殿は我が国一の傾奇者と評判、一緒におって何か面白きこともあるかもしれぬ)
よし、あいわかった!慶次殿には食客として当家に来て頂こう!」
慶次「おお、受け入れて下さるか?これからが楽しみじゃ!!!」
こうして前田慶次が居候として武田家に加わった。
その宴席は前田慶次の歓迎会も兼ねることとなり、一同は大いに盛り上がった。
そして翌朝…
1、いざ、出陣!
2、全員が酔いつぶれていた
3、何者かが信勝の陣屋を襲った
1、いざ、出陣!
武田艦隊は輸送船団を中心に沿え周りを戦闘艦で取り囲む輪陣形をとり、名護屋城を後にした。
信勝「ネルソン、慶次殿を船内に案内してくれ。」
ネルソン「わかりました。」
信勝「勘兵衛、我々が釜山へ着いた後はどうすればよいと思う?」
勘兵衛「明の動向を探るのであれば商船に偽装して港に忍び込むのがいいかと。」
信勝「それで、どの港が最適か?」
勘兵衛「考えられるのは次の四つです。」
1.寧波
2.広州
3.泉州
4.杭州
展開的に李舜臣は無視ですか・・・
みんな朝鮮ネタから逃げたいんだね
五月の戦いで朝鮮水軍を壊滅させちゃったからしばらくは出てこないんじゃないか?
1.寧波
信勝「勝手も知っておるし、大きな貿易港の寧波が適当であろう。」
勘兵衛「では、釜山に着きましたら九鬼総督に進言してみましょう。」
季節は梅雨時のため、玄界灘は小雨に煙っていた。
政友「どうも視界が悪いな。」
ネルソン「はぐれる船が出ないようにしなくてはなりませんね。」
昌次「そろそろ対馬です。いったん寄港して雨が止むまで待ちませんか?」
信勝「対馬か・・・。」
1.対馬に寄港する
2.このまま釜山に向かう
3.慶次はどうしてる?
4.前方に船影が!
172 :
1592年 6月:04/09/07 01:44
1.対馬に寄港する
信勝「本来なら寄り道などしてる暇は無い。が、接触事故などを起こされても困る。」
ネルソン「では、対馬に寄港しますか?」
信勝「うむ。隊形を整えて、視界が回復次第出港する。」
信勝が釜山を発った直後の夜、九鬼本陣で事件が起こっていた。
備大将「殿、朝鮮軍の捕虜数名が小船を奪って逃走しました!」
嘉隆「なにをやっておるのだ。勝利続きで気が緩んでおるのではないか!?」
備大将「申し訳ございません。以後、警備の強化を命じまする。」
逃走に成功した捕虜達は一路北をめざし、南浦にたどり着いた。
李舜臣「平壌が陥落しただと!?」
副官「は、はい。まともな戦にもならなかったようです・・・。」
李舜臣「ぐぐぐ。この南浦も危ないな。しかし、このまま引くのは我慢ならん!」
儒教の国である朝鮮では、武官である李舜臣は文官よりも一段下に見られていた。
硬骨であったためか朝鮮の上層部と折り合いが悪く、5月の敗戦も相まって左遷の危機に晒されていた。
伝令「日本軍の捕虜となっていた者が脱出に成功、こちらに帰還致しました!」
李舜臣「!!すぐ連れてくるように。」
李舜臣は捕虜達から日本水軍の虎の子、武田艦隊が釜山を日本方面へ向けて出港していたことを知った。
副官「これはまたとない機会です。隙を突いて日本軍に逆襲してやりましょう!」
李舜臣「うむ。残存艦艇をまとめろ!準備が出来次第出撃する!」
自領内であることを活かし、朝鮮水軍の残存部隊は日本軍にばれぬよう巧妙に釜山に近づいた。
そのころ九鬼たちは・・・
1.作戦会議中
2.宴会中
3.仲間割れ状態
4.信勝は・・・
2.宴会中
嘉隆「ヒャハハ、酒だ酒だ!」
部下「大変です。敵が攻めてきました」
嘉隆「な、なんだってーーーーっ!!!」
1.あきらめるべき
2.逃げる
3.謝る
4.かまわず宴会を続ける
174 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/09 01:36
この間NHKで武田家の治水と金山についてやってたけど、
金山衆の田辺家の末裔の人が出てたね。
このスレにも金山衆として田辺三郎ってキャラが出てたのを思い出した。
細かいとこでこだわってるね。
3.謝る
嘉隆「このような時期に宴会を開いてしまい敵の攻撃を許してしまった。皆の者すまぬ!」
安治「一刻の早く出陣しなければ!」
嘉明「ここは我々にお任せを。」
嘉隆「うむ、武田殿のいない今頼りになるのは加藤殿の南蛮艦隊だ。頼む。」
嘉明「はっ。」
嘉隆「他の者も迎撃準備を整えろ!この戦いで敵を殲滅すれば朝鮮全体の制海権が手に入る、気を引き締めてかかれ!」
一同「ははっ!」
ネルソン「雨が止んだようですよ。」
信勝「そろそろいくかな?」
1.出港する
2.暫く待つ
3.慶次はどうしてる?
4.その頃蝦夷では・・・
3.慶次はどうしてる?
信勝「慶次殿はいかがしておる?」
ネルソン「それが、医務室で寝込んでおられます。」
信勝「どうしたのだ?」
ネルソン「船医さんの話では、単なる船酔いだとのことです。」
信勝「そうか。海に不慣れゆえ、初めは仕方あるまい。」
昌次「出港準備が完了しました。」
信勝「よし、錨を上げろ!出港だ!」
医務室では・・・
慶次「ううう・・・。う、海がこんなに辛いとは思わなかった。気持ちが悪い・・・。」
船医「海に出た者は誰もが一度は通る道です。そのうち慣れますよ。」
慶次「おおお・・・。俺は・・・
1.船酔いなど吹き飛ばす!
2.船を下りる!
3.その頃釜山では・・・
4.アフリカで奮闘する大蔵は・・・
2.船を下りる!
慶次「もうダメッ!吐きます、吐いちゃいますぅーーーーー!!!」
信勝「前田殿、し、しっかり・・・うわあ」
ものすごい勢いで甲板に出る前田慶次。
慶次「はうッ!もう降りるっ!ここ嫌いぃ!降りるのぉーーー!!」
信勝「お気をしっかり!ここは海の上ですぞ!」
信勝の静止も聞かず、慶次は勢いよく海へ飛び込んだ!
じゃぱーん!ぶくぶく。溺れる慶次。
慶次「おぽぽ、ぐぽぽぽぽぽぽ!」
信勝「慶次殿ぉーーーーーっ!!」
1.もう助かるまい。放っておこう
2.武士の情け。鉄砲を撃ち楽にさせる
3.いかん、敵だ!
4.はっ!・・・夢か
4、はっ!・・・夢か
ネルソン「殿ー、とのっ!!!起きてくだされ」
信勝「はっ!・・・夢か・・・」
ネルソン「慶次殿を見舞われている途中、突然気を失われたのです」
信勝「うむむ、そうであったか・・・しかし、身体が思うように動かん・・・」
ドサッ
信勝の身体が再び崩れ落ちた。
ネルソン「殿ーっ!?」
旅立ってはや10年あまり、信勝の身体にはその間の疲労が蓄積していたのであった・・・
政友「幸い殿の容体は安定されておる。しかし、医師の見立てでは、丸3ヶ月は安静にしておかなければならぬそうじゃ。」
勘兵衛「とりあえず、殿がご無事で何よりじゃった・・・」
ネルソン「しかし、これからどうしましょうか?」
1、いったん対馬に帰港する
2、そのまま釜山へ向かう
3、秀吉に伺いをたてる
4、いっそのこと、信勝を・・・
2、そのまま釜山へ向かう
勘兵衛「任務放棄をするわけには参りません。補給船団を護衛してこのまま釜山に向かいましょう。」
政友「宮仕えの辛いところだ。仕方が無いな。」
ネルソン「九鬼総督に話を通して、しばらく休みを頂くしかないでしょうね。」
勘兵衛「状況によっては殿無しで戦わなければならぬこともあるかと・・・。」
昌次「はあ・・・。」
一同「・・・。」
その頃釜山近海では・・・
李舜臣「敵の様子はどうだ?」
副官「少数の南蛮船隊が出てまいりました。」
李舜臣「武田艦隊か!?」
副官「いえ、旗が違います。捕虜になった者の話では、加藤嘉明という将の隊だそうです。」
李舜臣「あの南蛮船をどうにかすれば我らにも充分勝機はある!」
嘉明「ここで会ったが100年目、朝鮮水軍を今こそ殲滅してくれるわ!」
嘉明隊と朝鮮水軍は・・・
1.交戦開始
2.様子見
3.李舜臣が計略を発動
4.加藤嘉明が計略を発動
180 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/13 22:19:58
age
181 :
1592年 6月:04/09/18 13:55:43
3.李舜臣が計略を発動
李「敵は気負っているようだ。うまく誘導して狭いところに誘い込め!」
小勢の朝鮮水軍はきびきびと運動し、釜山近くの多島海に入り込んだ。
嘉明「ちょこまかと逃げまわりおって・・・。しかし、ついに追い詰めたぞ!砲撃しろ!」
副官「殿!艦同士が接近しすぎていてうまく射線が取れません!下手をすれば同士討ちです!」
嘉明「なんだと!?うむむ、西洋船の扱いはどうも慣れぬな。いったん引いて、隊形を整えろ!」
狭い海域で一斉に回頭しようとしたため、嘉明隊の動きは鈍かった。
ズガーン!
嘉明「な、なんだ!?」
副官「座礁した艦がでた模様です!」
1.嘉明は・・・
2.李舜臣は・・・
3.信勝は・・・
4.慶次は・・・
182 :
無名武将@お腹せっぷく:04/09/23 13:34:58
agetarisuru
sage
みんな袁胤スレに行っt(ry
2.李舜臣は・・・
李舜臣「それ、今だ!!!やつらに目に物言わせてやれ!!!」
朝鮮水軍は島陰から次々と現れ、嘉明隊に襲い掛かった。
嘉明「!?これはいかん、このままでは殲滅されてしまう!引け、引きあげるのじゃっ!!!」
鉄砲大将である塙団右衛門直之が制した。
塙団右衛門「いけませぬ、ここで引いては、武士の名折れです!我らがわざわざこの地まで来たのは戦うためです。ここは死を恐れず、応戦いたしましょう!」
嘉明「えーい、だまれだまれ!お主のように前に進むことばかりしか考えておったら、命がいくつあっても足りんわ!わしに口出しするでない!」
塙団右衛門「・・・」
・・・
この戦で嘉明本隊は逃げ切ったものの、李舜臣の追撃に南蛮艦隊の大半を失った。
日本軍にとっては大きな痛手であった。
これを受けて、
1、九鬼総督は・・・
2、李舜臣は・・・
3、信勝は・・・
4、嘉明は・・・
おおっ!進展があった!