【里見八犬伝】(仁)(義)(礼)(智)(忠)(信)(孝)(悌)
>>407 てかあのドラマで婿になったの信乃だけだったんかい。
原作じゃあと7人の里見の姫(!)と残りの犬士も結婚するんだが。
418 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/05(木) 02:44:53
>>417 全部見せると視聴者側がたるく感じるから出さなかっただけだよ。
てかその分の役者もいちいち必要になるしww
>>407 珠を返した途端に痣が消えるのは原作ではなく碧也漫画。
旅立っていったら漫画とオチまで一緒になってしまうのでさすがに避けたのでは。
420 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/05(木) 08:26:13
タッキーが主役だからこれでいいんだよ
前半だけ見たけど糞ツマンネカッタ
いくら小国同士の戦いでも軍をまともに指揮することなく混戦状態にするもんかね
>>422 小国同士ではなく関東全ての連合軍VS小国里見
古河公方と管領扇谷が関東の覇権を争って戦っていると最初簡単に説明していたから
そこは変更せずそのつもりなんだろうが。
複数の国がいる合戦で滝田城をバックに8人横並びは俺も驚いた。
もしや敵が全員玉梓に操られているので策もなく団子になって攻めてきたとかいう設定か?
424 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/05(木) 13:36:13
あのドラマは戦がメインじゃないからだろ。
>>423 てことは京都編も軍師毛野とか大角大作戦とかもなく8人揃ってチャンバラだったのか…
いかんな、自分がいかに原作厨化してるかよく分かる
原作知らないけど確か扇谷6000と関東公方2000の兵が迫ってるって言ってたよ
関東の覇権とかそんなレベルなの?
音音ばーさんがでてきてバズーカどどーんくらいしてほしかった。
雛衣やら出てこなかったし…orz
428 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/05(木) 19:19:41
>>423 関東の覇権を争って戦っている古河公方と管領扇谷がいっしょに小国里見に関東中の
動員兵力をこぞって攻め立てるって構図が???なのですが。
しいていえばキューバ危機の真っ只中の米ソが双方の陣営の総力を合わせて
いっしょに日本に攻め込む・ってくらい無茶な話なんじゃ?と思うが
430 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/05(木) 19:32:19
ドラマと映画と内容が違うけど(ドラマでは犬士が全員生きている等)どっちが原作に近いの?
431 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/05(木) 20:56:10
あのドラマの主旨は恨みや妬みが争いを繰り返し、それを延々と終わらせる
ことができないのが人間という生き物ということを現代の世界に生きる私たちに
訴えかけているヒューマンドラマ作品です。
フナムシのキャラが変わった理由は?
前半はまあまあ楽しんで観てた。
八犬士が揃ってからがやけにつまらなく感じますた。
佐野四郎のイカレっぷりはよかった。
なんつうか…武田鉄也の敵役がいちばん強そうじゃなかったですか?
434 :
407:2006/01/05(木) 23:16:04
答えてくださった方々、ありがとうございました。
…マンガに近かったのか。
読んだことなかったけれど、自分にはマンガの方が共感できたんだろうな。
>>425 チャンバラっていうかなんていうか。
戦隊モノから超能力系になって…。
ええと?
>>430 その質問内容だけに答えると
どっちかというとドラマの方が近いのかしらん。
たぶん、映画は八犬士っていう題材にアイドルを絡めた、
原作とは違う八犬士物語だと思います。
今思うと、ひとつのお話しとして、上手にまとめてあった。
プロっぽい。ってかプロがつくったんだけど。
>>434 漫画は作者の意図がしっかりした上であのシーンなので良いのだと思うよ。
ドラマの問題点は色々な二次作品からの借用が多すぎて作品としての芯が通っていない事だと思う。
軍神はその前後に平和を盾にして支配に乗り出す
軍神=タッキー
アンゴルモワの大王=オッシー
芝刈り機=ワッキー
438 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/07(土) 18:18:13
里見八犬伝は北条5代記をパクっている。
>>438 馬琴先生は北条五代記をパクったりしません。
里見記・里見九代記・房総治乱記・里見軍記・房総志料などです。
368:無名武将@お腹せっぷく :2006/01/06(金) 15:22:19 [sage]
八犬伝て確か盤古ていう道教の神様が元ネタだよね?
ヤオ族だかの伝承が呉の徐整が書いた「三五暦記」にのってたんだっけ?
読本文学は、古典知識体系による裏打ち――「元ネタ」があることをよしとするからなあ。
元ネタの多くは馬琴自身が(イヤというほど)開示している。
盤古との関係とかは高田衛『八犬伝の世界』(中公新書)あたりでも詳しく解説されてあったと思う。
盤古説話やら日本古来の人獣婚の説話やらの要素を取捨選択して再構成したのが八犬伝。
たとえば、八犬伝では肉体的な「獣姦」は回避されている。
ところで、中公新書を増補したものがちくま学芸文庫から最近出たらしい。
*高田衛『完本 八犬伝の世界』(ちくま学芸文庫、2005年11月)
「隠されたモチーフ」探しをしている八犬伝マニアなサイトは結構あるから、手間を惜しまず探されるとよろし。
海南人文研までいくと、並のマニアでも振り落とされる。
ttp://www.infomadonna.ne.jp/~hirohumi/
('A`) < 鈴木牧之です・・・
('A`) < 闘牛の話を提供したのに、八犬伝読者には印象薄いとです・・・
('A`) < 鈴木牧之です・・・
('A`) < 馬琴先生が「北越雪譜」を出版してくれんとです・・・
('A`) < 鈴木牧之です・・・
('A`) < 雪かきで死にそうとです!!
('A`) < 鈴木牧之です・・・ 鈴木牧之です・・・ 鈴木牧之です・・・
牧之(´・ω・`)カワイソス
出してくれたのは京山だっけ
最終的には山東京山だね。牧之よく耐えた。
山東一族と馬琴の愛憎確執が深いのはわかるけど、
馬琴先生も大人げない。原稿返してあげなよ('A`)
今年の豪雪で秋山郷が孤立したりして再注目されてる北越雪譜と鈴木牧之。
牧之翁、以って瞑すべし。
どうでもいいけどPCのフォントで「力二」ってみると「カニ」にしか見えなくて、
蟹食いたくなって困る・・・
馬琴たん…
>>446 これを想像すれば、蟹を食いたくなくなるだろう。
つ 蟹目前、悲劇の自害シーン
。・゚・(ノД`)・゚・。
地味に保守
451 :
勇魚 ◆Cl39TXJnDE :2006/02/11(土) 01:25:56
扇谷定正こそが、このお話の真の主役の気が・・・・しませんね、ええ。
足利義政は徳川家斉、画虎騒動は大塩平八郎の乱と重ねられている……ってな解釈は読んだことあるけど、
扇谷定正についての分析ってあまり聞かないような。
定正は「化け物じみた悪の大魔王」ではない(そういうのは蟇田素藤の担当w)。
欲深く、おべんちゃらに弱く、諫言が大嫌い。現実にいそうな愚かな権力者って感じがする。
考えてみれば、蟹目前が夫人で、巨田道寛・助正親子や河鯉守如・孝嗣親子といった忠臣が仕えていて、
そのほかにも洲崎海戦で勇敢に戦った小幡東良をはじめ忠義の家臣は多い。
彼らの力を存分に生かしていれば里見家に勝るとも劣らぬ「正しくて良い国」ができたであろうに。
何度も懲らしめられているのに、それでもすぐに奸臣をのさばらせる定正は、学習能力なさすぎw
その辺、馬琴の儒教的政治観もあるのかもしれない。主君は主君らしくしっかりせいと。
里見陣営も、義実の失言とか、義成の親兵衛追放とか、失策がないわけでないけど、
過ちに気づいたらちゃんと学習しているっぽいからなあ。
そんな里見家も、八犬士が去ったあとの「史実」では、内紛を繰り返し、やがて滅んでしまう。
あたかも扇谷家や管領細河家で、主君が家臣を、家臣が主君を殺害するのをなぞるかのように。
稗史の「王道楽土」=義実・義成の里見家に対する、あくまでも「現実」としての「扇谷定正」。
単なる「悪玉」にして片付けてしまうのは、ちょっと惜しい気もする。
453 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/12(日) 10:33:14
仁義礼智忠信孝悌♪
454 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/12(日) 10:51:16
>>453 デロデロデロ…
我こそは玉梓が怨霊〜!
って中年のおっさんが言ってますた。
455 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/12(日) 17:45:21
里見なんてカス大名だしw
217 名前:日本@名無史さん 本日のレス 投稿日:2006/02/12(日) 17:23:35
落花生でも作ってりゃいいんだよ千葉はw
最近じゃシンデレラ城を築城して客呼んでるらしいがな
里見なんてカスだしな
455 名前:無名武将@お腹せっぷく 本日のレス 投稿日:2006/02/12(日) 17:45:21
里見なんてカス大名だしw
何か嫌なことでもあったのか?
457 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/12(日) 21:49:29
仁義礼智忠信孝悌♪
なあ、サムライトルーパーはこれのパクリか?
犬士は別に変身ヒ−ローじゃないからな。
間違いなく重要な元ネタの一つではあるだろうけど。
官嶺です
誰か犬木かなこの八犬伝読んでないか?
独自設定が結構面白かったんだが1巻以降みてなくてな…
463 :
461:2006/03/09(木) 00:19:07
>462
レスサンクス
そっちの方行ってみるよ
場をとめてゴメン
スレはもともと止まりかけの長期潜行。
461氏のせいではないと思われ。
独自設定がどんな感じだったか教えてもらえると面白かったかも。
465 :
461:2006/03/21(火) 04:52:50
ウッ (;ω;)
上の言葉についついこっち来てしまった
独自設定というのは言葉が変だったかもしれない。
「八犬伝説 妖怪里見中学」では古事記関連のネタを使っていて、
神さまたちが神話になぞらえて八房や玉梓となり対立していく流れが面白い。
絡ませ方がうまいんでこれはこれでアリかなとさえ思えてくる。
八犬伝自体、何かしら由来があって話が出来ているとどれかの本で
読んだことがあって、そこが八犬伝の面白さのひとつだと思ってるんだが、
これも日本神話から構想を得て新たに八犬伝を構築しているのかと
思ったらなんだかわくわくしていた。
序盤はかなりうまいこと八犬伝してたと思うんだが、途中から
各犬士用アイテムが出てきたり、敵が悪の怪人してたり、
八房が学ラン着て出てきたりで、いろんな意味で続きの気になる
作品だったよ。
久しぶりにきた。461氏サンクス。
八犬伝は中国の稗史小説を中心にいろいろな要素を取り入れているけれども、
それ自体日本のファンタジーの源流の一つではあるんだろうな。
「八つの玉」や「ムラサメ」とかは普通に一人歩きしているし。
「八犬伝」は生身の人間の物語と言うよりは、前世の因縁とか名詮自性とかが大きな位置を占める
「神話」的な物語だから、神話を取り入れての再解釈も結構いけるのかもしれない。
「八犬伝」を「八犬伝」たらしめている要素ってなんだろう、とふと思ったりする。
最低限何があると「八犬伝」っぽくなるんだろう。