━━━━━アイテムの説明━━━━━
※参加者は、【フィールド略地図】【全参加者名簿】【鉛筆】【水とパン1日分】【懐中電灯】
【腕時計】を基本アイテムとして支給されています。
基本アイテムのレス末表示は特に必要ありません。
※参加者は不確定要素として、通常は単に【アイテム】と呼ばれる武器アイテムを、
各自1つづつ支給されています。支給された武器アイテムの制限はありません。
※参加者は、スタート時には普段着以外の、全ての装備を没収されています。
━━━━━【首輪】の説明━━━━━
※参加者は全員、耐ショック・完全防水の、銀色の【首輪】を付けられています。
※【首輪】には主催者用の、生存判定用高性能心電図・位置確認用発信機・爆殺用高性能爆薬が、
標準装備されています。
※【首輪】は、不正に外ずそうとしたり、禁止エリアに侵入すると爆発し、参加者を死に導きます。
最後の死亡者放送から100レス超過以内に死亡者が無い場合、全員の首輪が爆発します。
(以上の首輪に関しての情報は、参加者にも公開されています。)
━━━━━フィールドの説明━━━━━
※ フィールドは、下記地図を縦30キロ・横20キロ程度の範囲とする、後漢〜晋の支配地域を領域
としたミニミニ中国島です。
参考資料 →
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/3952/tizu.html ※ フィールド内の禁止エリアは、およそ300レス毎に1州づつ追加されていきます。
※ フィールド内に参加者以外の人間や、アイテム以外の強力な武器装備は存在しません。
※ 参加者には、『死亡者放送』『禁止エリア放送』のみ公開されま
━━━━━お願い━━━━━
※ 一旦【死亡確認】表示のなされた死者の復活は認めません。
※ 参加者の死亡があればレス末に、必ず【死亡確認】の表示を行ってください。
※ 又、武器等の所持アイテム、編成変更の表示も、レス末に下記フォーマット、
もしくはリストの形式に従って行ってください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
@武将名[健康状態に被害があったときにはその状態]【アイテム】
※(状況変更)
例: @司馬懿[左腕怪我・腹痛]【戟、弁当箱、チャイナドレス】
※ チャイナドレス着用中
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※ 新規参加武将は350人に到達後、次の死亡者リスト表示まで登場した者までとします。
※ 複数にわたる話(名前欄に「○/○」記載)は、3時間以内に最後まで連続で書き込んでください。
※ 本スレは800レス。または480KB になると書き込みを中止して引っ越します。
※ 最低限のマナーは守るようお願いします。※
★出されたご飯は残さず食べる。
(新しいお話を書く方は前からのお話を読んで無理のない設定にして下さい)
★転んでも泣かない。
(お気に入りのキャラが思わぬ展開になっても気持を切替えて次に進みましょう)
★おいらのギャグには大爆笑する。
(いろんなネタが出てきても、なるべくおおらかな気持で見てあげましょう)
孫堅が目覚めて最初に感じたのは、鼻腔をくすぐる匂いだった。
白蓮のような香りに混じり、どこか郷愁を誘うその匂い。
夢とうつつの境がはっきりしないまま、その匂いを嗅ぐうちに急速に意識がはっきりして来る。
ここは何処か、そして何があったのか。身近にいる者に問いかけようとして気が付く。
人の、そう大勢の人の気配が身の回り、この広間に満ちていた。
劉備はまだ何処か夢見心地で周辺を見渡す。
そう言えば、大人数がいる割に窮屈にも息苦しくも感じない。むしろ空々しく思えるほど空虚な
雰囲気を感じる。それはこの見覚えの無い建物のせいだろう。
無意味なほど高い天井や均等に建ち並ぶ円柱、装飾物は灯り無く薄暗い為もあって無彩色に
見える。それは洛陽にある宮殿、大慶殿を思わせ、また何処かで浮徒の噂に聞いた大伽藍と
いう物を連想させた。
曹操が息苦しさを感じるのは大人数の為ではなかった。
身に付けた布衣の所為ではない。普段から身に付けている服だ。
原因は首につけられた金属製の輪だった。見れば周りの者全てにそれは嵌められていた。
決してきつすぎず、かと言ってゆるむ気配も無く冷たく光る首輪。その冷たさと硬い造りが示す
何者かの思惑が、彼をして不安に喉を締め付けるのだ。
やがて広間はざわつき始める。
そう、ここに集まらされた者達は、年齢にばらつきがあるがいずれも漢において名を成さしめた
一群であった。それが所属・住まう地域かまわず一堂に会しているのだ。不安にも不気味にも
なろうものである。そこここで現状についての会話が交わされるが、そもそも確たる確証を持て
ない者同士の会話である。不安をいや増すだけの事であった。
「だあああっ!いい加減にしやがれっ!!」
やがて短気な者達が立ち上がり周囲の者に掴み掛った。乱闘の気配に状況が一気に混乱へと
雪崩れ込みそうになった時、いきなりの大音声が上がる。
それは銅鑼の音であった。思ったより間近で鳴る音に誰もが驚き動きを止め、音が十回を数える
頃には混乱はすっかり収まっていた。
何時の間にか彼らは奇妙な道具を持った兵に周囲を固められていた。皆黒覆面で顔を覆い一糸
乱れぬ行動を取る姿は、人というより精巧なからくり人形を思わせる。
「諸卿に告げる!今からお上の玉声を賜る。皆心して聞くように!」
誰もが正面らしき場所を見た。そこには異形の人が玉座に座っていた。
彼か彼女かやはり正体不明の、豪奢な衣帯に包まれた体の上の大きな仮面から、奇妙に歪んだ
――何かで加工したような――声が発せられた。
「諸卿に告ぐ!蒼天正に死す。火徳は衰え天意は劉家を見放したり。民族存亡の秋である!
故に布告する。革命を!新たな天意を勧請せしめる為の革命をここに起こさんが事を!!」
勢いに呑まれ一言も発し得ない群雄達。だが次の言葉が彼らを驚愕させた。
「天意を受ける者は一人、只一人なり。選ぶのは諸卿ら自身に行ってもらおう」
一寸間を置いてその言葉は放たれた。
「殺しあえ。皆、殺しあえ。
殺して殺して殺して殺して……最後に生き残りし唯一人こそが資格人なり」
今度こそ広間は騒然とした雰囲気に包まれた。
怒気を露わにする者、蒼白になる者、意図を図りかねる者、そして冷静にそれらを観察する者。
「ふざけんな!」「こんな茶番やっていられるかっ!!」
血の気の多い者が吼え、立ち上がりざまに猛然と正面の「お上」と呼ばれた人物を、そして周囲の
兵士達に掴みかかろうとする。だが何かが弾ける音と共に彼らの体は吹き飛ばされた。気付けば
広間の周囲は細かく編んだ金属の網で覆われており、兵士の持つ道具―――大型のスタンガンと
後に知る―――が放つ電撃はそれを伝って無謀者に行為のつけを払わせたのだ。
そして決定的な出来事が起こる。
「痴れ者が!叛徒が!何を以ってして己自身を”お上”と称するか!不敬であろう!!」
群集の真中から立ち上がった者。甲高い声は僅かに震えるが、物腰はしっかりとしていた。
仮面の者はゆっくりと視点を彼、霊帝のおくり名を持つ筈であった劉宏へ向けた様だった。
「漢にてお上を称せるは恐れ多くも高祖・光武帝を祖とする我が劉家のみぞ。戯言も大概にせよ!
諸卿よ、あの者は朝廷を蔑ろにする叛徒なるぞ。討伐せし者は望みの官位を…」
「清流も下れば濁流と化す。権威を振りかざすならば先ずは己の身を正すべきだったな、屑が」
怒りに顔を赤くする劉宏。
「生き残れば天意は未だ劉家にありと思ったが…。消えろ」
仮面の前で手を振る「お上」。同時に劉宏の首から甲高い電子音が響いた。
「あ、何をするか!この…」
ピ、ピピピ、ピ――――――――――。
爆発音は天井に響き長く余韻をひいた。さもあろう、劉宏の首を完全粉砕する程の威力であるから。
一寸の間、立ち尽した体もすぐに崩れ落ちるように倒れた。
「諸卿も判ったな。この島、このゲームに逃げ場所も、特別待遇も無い」
皇帝の死を見せ付けられ、言葉も無い群衆に「お上」は淡々と”ゲーム”の説明を始めた。
全ての説明が終った後、「お上」が玉座から立ち上がった。
「諸卿よ、励め。お前達にはもう財も、権も、忠も、義も、情も無い。最後に残った命をも失いたく無い
のならば、成すべきは唯一つ。
”殺”、これのみなり。最後に生き残ったならば、その者は全てを与えられる」
重々しい音がする。周囲の網の一部が開いているのだ。そこから出発せよという事だろう。
「この”洛陽城”から出たその時から、お前達は狩人で獲物になる。もう一度言う、励めよ」
そして一人づつ名前が読み上げられ、彼らは己を狩る狩場へと出発していく。
孫堅は漸く匂いの元に思い当たった。そう言えば先ほど「お上」が言っていた事に合知する。
あれは、確かに潮の匂いだった。
※ゲーム開始です。
@劉宏(霊帝) 死亡確認
@孫堅【???】 生存確認
@劉備【???】 生存確認
@曹操【???】 生存確認
「出席番号壱番、〇〇君」」
………
「出席番号弐番、あ―――」
「2げっとォーーーー!!」
どこからともなく飛び出した男がリュックを背負い走り去っていった
@出席番号一番の誰か 生存確認(アイテム不明)
@郭図 生存確認(アイテム不明)
「はぁ・・・・・・・・・どうしよう・・・・・・・・・なんで俺がこんな事に巻き込まれないと
駄目なんだよ・・・・・・」
そんな事をぼやきつつ歩いているのは男。
「城で袁術様にもらった手紙は、暗号でよめないし。」
(注意、ただたんに字が汚いだけ。)
「話し掛けた人は突然首が、後ろ向くような不気味な人で思いっきり逃げちゃったし。」
(注意、司(以下略)。)
「アイテムのは、「劇の7つ道具のひとつ。何事も形から入れ。、劇の衣装セット」
それに中身は・・・・な、な、な、紀霊様!!と袁術様!!」
独り言をぶつぶつ言っている時、
彼の目に入ったのは、城の中に走って入っていく二人と知り合い。
すぐに行こうと思ったのだが、なんだか嫌な予感がするので、
彼は外で待つ事にした。
と時間は戻りゲームが始まった時。
運良く二人は出会っていた。
「お〜い紀霊よ。」
何故か大声で言う袁術。その時周りに誰もいなかったのはとても運がよい。
へたすりゃここでゲームオーバー。
まぁ紀霊を見つけた袁術。紀霊が血まみれの三尖刀を持っていて、
なおかつばらばら死体が二つあるのを全然気にせず駆け寄ってきた。
「陛下。大声は止めてくれませんか?斬りますよ。」
「了承〜。」
そんな紀霊の言葉にまったくどうじないで、返事を返す袁術。
紀霊はあきれて
「・・・・・・・・・まぁいいです。でなんですか?」
妙に冷たい紀霊なのだがそんな事、まったく気にしないで。
「いやまぁ。こんなゲームだからお主といた方がよいからな〜。
というわけで付いてくぞ。」
「・・・・・・・・・でなんでこの血の事、気にしないんですか?」
「いや紀霊だし。「紀霊は人を斬れぃ」という言葉もわしが昔つくったぐらいだし」
「・・・・・・もぉ〜いいです。勝手に付いてきてください。
それ以前にそのしゃべりかたやめてくれませんか?妙に陛下ぽくないですよ。
それ以前に「付いてくぞ」じゃなくて「付いてこい」て言わない時点で、すでにおかしい
ですぞ。」
そんなこめかみをぴくぴくさせた彼の言葉にあっさりと
「いや。あれめんどくさいし。こっちの方がなんだか、ほほえましい友情みたい
なのでな。」
「・・・・・・・・・お主本当に陛下なのか?」
「そりゃ紀霊が、×××集めが好きで、いつも隠れて×××「やめてください!!」」
「なんで知ってるんですか!?ずっと極秘にしといてたんですよ!!」
「えっ?本当だったの?でたらめ言ったのに・・・・・・」
「ハッハッハワカリマシタ。エエ。ワカリマシタ。」
そうなんか殺気が漂いつつ三尖刀を構えて、袁術に詰め寄ってきた。
「紀霊・・・もちつけ!!もちをつけ!!」
その言葉の時、紀霊は斬りかかってきたのだが、
袁術は紙一重でさけ逃げた。全力で。
「に〜が〜さ〜ん〜。」
そうして彼らは城に入って行き今に至る。
そんなこめかみをぴくぴくさせた彼の言葉にあっさりと
「いや。あれめんどくさいし。こっちの方がなんだか、ほほえましい友情みたい
なのでな。」
「・・・・・・・・・お主本当に陛下なのか?」
「そりゃ紀霊が、×××集めが好きで、いつも隠れて×××「やめてください!!」」
「なんで知ってるんですか!?ずっと極秘にしといてたんですよ!!」
「えっ?本当だったの?でたらめ言ったのに・・・・・・」
「ハッハッハワカリマシタ。エエ。ワカリマシタ。」
そうなんか殺気が漂いつつ三尖刀を構えて、袁術に詰め寄ってきた。
「紀霊・・・もちつけ!!もちをつけ!!」
その言葉の時、紀霊は斬りかかってきたのだが、
袁術は紙一重でさけ逃げた。全力で。
「に〜が〜さ〜ん〜。」
そうして彼らは城に入って行き今に至る。
その時紀霊は、袁術を玉座周辺に追いつめ
「陛下〜〜。遺言はありますか〜〜。今なら聞きますよ〜〜。」
とえらいゆったりしてるのだが、おそろしい殺気がただよっている紀霊。
「(やばい殺される!?)で、でも紀霊「そこまでだ馬鹿共!!」
しゃべり終わる前になんか聞いた事ある声が挟まり、後ろを見たら短刀を持った梁剛がいた。
「お前ら叫びながら、追いかけっことはいい身分だな。さっさとアイテムよこさないと
殺す・・・・・・・・・・・・あれっ?陛下と紀霊殿じゃないですか?なにしてるんです。
あんな追いかけっこしたら危険ですよ。あっちなみにこの短刀「劇の7つ道具のひとつ。
これさえあれば城も作れる。小道具セット。」の一つです。」
と言いつつ玉座周辺に歩いてきて、
「まぁそれには色々分けがあるのだが!!(よかった助かった)」
と考えていたのだが、まだ助かっていなくて
まだ暴走モードの紀霊は。
「そうか〜〜梁剛お前もしにたいか〜〜。」
等といってるわけで、それをさっちした梁剛は袁術に詰め寄り
「陛下また怒らせてしまったんですか?前、池に沈められてこりたんじゃなかった
んですか(小声)」
「ちょっとからかいたくなっちゃってな〜(小声)」
「・・・・・・私も巻き込まないでください〜。前全治3ヶ月ぐらい寝たきり状態になったんですかよ〜。
しかもその時の事を覚えてないから、見舞いに来るんですよ〜。逃げたくても逃げられないし(小声)」
と少し涙声になってきて
「そんなこと言うな今は逃げる事を・・・・・・そうか忘れてた。あの手があった(小声)」
「なにをごちゃごちゃ言っている!!」
「紀霊よ命令を下す!!飴水を持ってまいれ。!!」
「了解いたしました陛下!!ってあれっここどこですか?」
キリっとした声で、いうと紀霊の雰囲気は落ち着き元にもどったように見える。
そう紀霊は、命令を下されると少しの間元に戻るのだ。
まぁその場合、後がもっとひどいのだが、そんな事知らない梁剛は
「おお〜すげえ元に戻ったよ。」
等とちょっと内心袁術の評価があがったのだが、横で小さく独り言のような事を言った。
「一分間だけ元に戻り、一分たったらさっきよりひどくなって、人殺しまくるまで止まらんぞ。
しかも強さは呂布並みだとわしは思う。
いやあれはやばい、わしも食料を送らなかった時にらまれたが、
初めてカクの違いを知ったよ(小声)」
なんか遠い目をしながら言っている袁術、
その言葉を聞き、梁剛は色々な意味でとどめをさされた。
「紀霊よ。今からわし達はちょっと食料調達してまいる。だから拠点をここにし、
守っていてくれ!!」
「わかりました陛下!おまかせください。」
二人とも暴走モードを恐れているので、
ほとんど逃げ腰になり、部屋の入り口に走っていきつつ
「なんで紀霊殿は、いつもとしゃべりかたまで違うんですか?(小声)」
「知らんていうより。全力で逃げるぞ。(小声)」
で紀霊が、不思議そうな目をしてるのはおかまいなしに
走って逃亡する二人であった。
そして城の外に出た時、
「袁術様〜。ただ「梁剛足持て、わしは手持つ」「了解」
「なんなんで、ぐはぁ」
物凄いコンビネ〜ションを見せ、なんか言おうとした男こと、荀正を気絶させ
すたらこさっさって感じで逃亡していく三人であった。
一分がたつ少し前、荀正を下ろし梁剛がつぶやいた時、
さっき言っていた暴走モードという、馬鹿げた事になりものすごい殺気が来たのである。
「でも陛下。もう一分たちま・・・な、な、な、ナンデスカコノサッキハ?」
「き、キレイがフッカツシチャッタヨ」
おもわず言葉が片言になるぐらい物凄い殺気(これ以後普通に戻る)
が二人と気絶した一人を襲い。
横でなんかびくびく釣られた魚のようになっている荀正がいたので、
一時会話が中断したが
そんな彼を二人は少し哀れんだ目で見つつ、すぐに会話を続けた。
「こんだけはなれててもこのぐらいくるんですか・・・。」
「嗚呼・・・昔一度なった時、兵士数百人と楊広や陳蘭、後韓胤等が巻き込まれたぞ。
まぁ武器もってなかったから数ヶ月入院ですんだが・・・。」
「武器なしでそれですか・・・」
この話の裏には、兵士達はほとんど田舎に帰ってしまい、将軍達も一時期
精神的ショックでおかしくなりたまに再発するのだが、あえて言わず
「「はぁ・・・」」
二人そろってためいきをついた時、荀正の目が覚め。
「あひゃひゃっ。僕は劇団の衣装係。げへへ・・・」
そんな焦点が合わない荀正を哀れんだ目で二人は見つつ、内心
「こいつ壊れちゃったけどどうしよう?」てな感じに見てたが、
もう何かをあきらめ
「「陛下」「梁剛」」
同時に声が、はもりまたためいきを付き。
「考えてる事はいっしょのようですね〜。陛下。」
「そうだな梁剛。もうこうなりゃ。やけくそだ!!劇団作るぞこんちきしょー。」
などともうやけくそになりさっさっと舞台を探そうとする二人であった。
「で陛下。あなたのアイテムなんですか?
まだ一度も見ていませんが。」
「そう言われてみればわしも見てないな〜。ちょっと待て」
そう言いバッグを見るとそこにはなんかよくわからないものがあった。
「なんですかそれ?」
「ちょっと待て。説明書を読む。え〜となになに「これは志保ちゃんレーダーです。
それ以外の物ではありません。終わり」なんなんじゃこれは説明になってないぞ。」
「えっ志保ちゃんレーダーですって!!」
「えっ知っておるのか?」
そんな袁術の声を完全に無視し、なんかぶつぶつ独り言を言い
「大丈夫か?」声をかけようとした時、梁剛が高笑い始めた
「あっはっはっはっは陛下。逝けますよええ劇。大成功に決まってますよ。
きゃははははは」
「おいそんな声で叫ぶと危険。それに逝けるの字が」
「大丈夫です!!このレーダーのちかくにいません。我らが志保様が
間違うはずないでしょう!!」
「何が!?」
袁術の声は届いてないらしく、ずっと高笑いをし続けている
彼を哀れんだ目で見つつ袁術はふと思った
「知らなかったな〜わしの陣営こんなやつばっかりだったとは。」
そんな袁術の悲痛な重しは、風に流されていった・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そんな袁術。ふと頭に考えがよぎった。
(七つ道具と言うが普通、小道具セット、劇の衣装セット、照明セット、
脚本セット、化粧セット後の2つは一体・・・)
そう思うのも無理はない。実際アイテム係の人々も迷ったのだ
そして同時刻の他の場所。
「なぁ張宝。この「劇の7つ道具のひとつ。劇は爆発だ!!火薬セット」て
一体・・・?」
「さぁ?」
そんな会話をしているのは張宝と張梁。
二人は黄巾党の教祖の兄弟なのだが何故か張角がいない。
「まぁ張角兄じゃは「お前ら勝手にやってろ」っていってどこかに言っちゃったし、
どうせやる気ないそし頑張るか」
「そうだね。」
他に同じく同時刻他の場所
張衛と張魯の場合は
「なぁ衛。こんな事になっても五斗米道の教え広めようなんてやめないか・・・・・・?」
「何を言うか兄じゃ!この張衛そう簡単にあきらめません。
絶対に兄じゃを残らせます!私についてきてくださいこの「劇の7つ道具のひとつ。
最近悪がこびっている。だから守れ!護衛セット(3人分)」があれば、
兄じゃを残す事だって不可能じゃない!」
「なんかあやしいだけどのぉ・・・」
少し間違っていた。
書くならまとめて貼れよ、他の連中が書き込めねーじゃん
他にも3人7つ道具の一つを持っているが、はたして彼らは
このバトロワの中で劇ができるのか!!
ていうかどんかな劇をやるのだろうか。
(おまけ)
袁術的心の中の自分の陣営評価表。
紀霊、すぐぷっつん。戦力としては申し分ないのだが、逆に役にたたない。
荀正、もう駄目だな。
梁剛、志保ちゃん野郎。
自分、配下の武将を大事にする頼れる君主。
【荀正、梁剛、紀霊、袁術、張角、張宝、張梁、張衛、張魯 生存確認】
【夏侯尚、劉曄:死亡確認】
@紀霊(暴走)【三尖刀、ほら貝、トランペット】
≪暴走逃れて劇団作り/3名≫
梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&
袁術【】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
≪??/2名≫
張宝【??】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪??/2名≫
張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【??】
俺、陽明皇帝!!
チャームポイントは父親を越王にするという親孝行ぶりだぜ!!
みんなこれからよろしくな!?
そんな彼のアイテムはフロッピー1枚。
すぐに消えそうな奴であった・・・・
@許昌【フロッピー1枚。】 生存確認
@張角【??】
韓遂はある決意を胸にスタート地点を離れた。「最初に出会った奴と手を組もう…」
何故かは分からないが、韓遂の心は踊っていた。反乱に明け暮れた自分の人生だが
ここまで高揚したことは今まで一度とてなかった「待ちかねたぞ!このときを待っていた」
───!?
…人の気配を感じた。用心深くあたりの様子をうかがった。「さてと俺のパートナーは誰かな…」
相手の事情も考えずに韓遂はつぶやいた。「どうやら当りのようだな…」
彼の目にとび込んできたのは呉の魯粛だった。
韓遂は魯粛が最初の広間で悠然と異形の主催者を眺めていたのを知っていた。
「おめでとう使えるパートナー君…」
@韓遂【???】 生存確認
@魯粛【???】 生存確認
※ まだパートナーでもコンビでもありません。
張遼は洛陽の近くの水溜りで考え事をしていた。
『何なんだこの事態は? 天意? まったく正気の沙汰とは思えぬ。
しかも、あの“お上”とは誰なのだ?』
彼は考え続ける。
『孟徳殿、そして奉先殿もいた。そして魏の将軍達もほとんどいたようだ。
そして雲長殿も・・・。彼らと殺しあえというのか?』
彼は水溜りに写る自分の姿をみた。
│ヽ
││
@ │ノ
/ / . @
./ / i ‖ミ
| ( ゚Д゚) .‖ .。oO(・・・・・・・・・)
|(ノi 張|つ‖
| i 遼i ‖
\_ヽ_,ゝ ‖
U" U .‖
『幸い、私に支給されたのはこのいつもどおりの武器と防具。
使い慣れているので生き残る自信はある。
とりあえず、長安へ向うか・・・。』
【張遼、呂布、関羽 生存確認】
@張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)】
※長安へ向います。
「おめでとう使えるパートナー君…」
『貴様は曹操に寝返り周瑜殿の遠大な計略をふいにした韓遂!今日出会ったが100年目覚悟!』
「いやちょっと待て…」
『問答無用!!』
戦闘開始
@韓遂【かぎ爪】VS@魯粛【薙刀】
韓玄「『殺し合え』じゃと。わしらにそのような事が出来るはずないじゃろう。」
金旋「俺達の実力じゃ殺しに行っても返り討ちに遭うに決まってるじゃねーか。」
趙範「全くその通り。私達の弱小っぷりは群を抜いていますし・・・」
韓玄「左様じゃ。だからこうして集まったわけなのじゃが。
わしの呼びかけに答えてくれそうなのはあんた達だけだし。」
金旋「だろうな・・・」
趙範「・・・」
ここはスタート地点から少し離れた茂みの中。ここに集うは荊州を代表するダメ漢。
3人は韓玄が城門付近で2人を待っていたため、素直に合流できたのであった。
金旋「劉度の奴は呼ばなくて良かったのか?」
韓玄「呼べるものなら呼びたいんじゃが、何分、出席番号が相当後ろじゃからの。
あそこに長居してたらわしらが全滅しそうじゃ。」
趙範「だからと言って見捨てるのもどうかと・・・」
韓玄「最後まで話しを聞くのじゃ。奴もダメ漢ならわし達と同じ考えのはず。
そこへ先回りしておけばよいのじゃ。金旋、お主ならばこの先どこへ行く?」
金旋「そりゃ地元がいいに・・・。そういう事か。」
韓玄「そういう事じゃ。そうと決まれば行くぞ、零陵へ。」
こうして彼らの旅は始まった。
しかし、所持アイテムを確認していないということに気づいた者はいなかった・・・。
この先どうなる事やら。
【韓玄、金旋、趙範、劉度 生存確認】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【??】&金旋【??】&趙範【??】
※零陵へ向けて移動開始
@劉度【??】
28 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 22:45
レス町age
趙雲は悩んでいた、とてもとても悩んでいた。
説明書によると彼のアイテムは迷宮探索においてとても役に立つ代物らしい、
何でも一冊の本が書ける位様々な使い方があるそうだ。
しかし……
「殺し合いで役に立つのか、これ?」
彼の悩みはまだまだ続く。
【趙雲 生存確認】
@趙雲【10フィート棒】
厳政は木陰で寝ていた。
なぜなら丁度良い気温、何故かある花畑、かなり大きい木が影をつくり、
ありなおかつアイテムが「青いビニールシート」、
しかも厳政本人の性格も少々あれなのが災いし、そこにシートを引き寝転がっていたからだ、
皆さんも想像してほしい多分絶対寝る!
そんな厳政の元に誰かがやってきた。
「すみませ〜ん。疲れたのでちょっとすわらせてください〜。」
その声に目が覚め眠たそうに目をごしごししながら
「いいですよ〜。ここは休憩所ですし〜」
「そうなんですか〜じゃあ私の看板立てときますね〜。」
いつのまにか休憩所になっていた。
まぁそれはおいといてその誰か知らない女の人はバッグから看板をだし、ビニールシートの横におく事にし、
「休憩所。」と書き、もう寝ている厳政の近くで寝る事にした。
「す〜・・・す〜・・・」「くぅ〜・・・くぅ〜・・」
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
何処とも知れぬ深い森の中を抜ける道、その道で三人の男達が話し込んでいた
張苞「蜀将同士で組むのは良い考えだな。」
関興「拙者も異存はござらん。」
??「では取り敢えず成都に赴き今後の方策を…」
張苞「一寸待て、お前誰?」
??「へ?い、嫌だなあ、僕ですよ僕」
関興「拙者もサッパリ判らんのでござるが?」
??「またまた惚けちゃって〜同じ五虎将の息子じゃないですか〜。」
張苞「いたか?こんなやつ?」
関興「さあ?」
張包、関興の疑いの視線を受けた第3の男は大きく溜め息を付いてから大声で話し始める。
??「もういい加減にして下さいよ!いいですか?僕の名前は」
パラララララッ
次の瞬間、張苞、関興はマシンガンの景気のいい音と共に無数の穴の開いた肉片に変化していた。
第3の男はマシンガンの持ち主である第4の男に視線を向けてほんの少しだけ微笑んだ。
黄叙「僕の事を少しでも覚えてたら生きていられたのに、可哀相な人達だねぇ。」
趙月「だからよ、刻み込んでやろうぜ、姜叙の部下の息子の事も、黄忠の息子の事も、奴等の身体に鉛球でよ。」
【黄叙 趙月 生存確認】
【張苞 関興 死亡確認】(初登場)
(二代目ジミー君・2名)
黄叙【???×2】
趙月【??? マシンガン】
馬超はスタート地点から少し離れた森の大木にもたれて座っていた。
彼は自分がスタートしてから、ずっとこの森で待っていたのだ。
まず彼は、この森で今おかれている状況についてじっくりと考えていた。
しかし、やはり難しいことを考えるのはあまり好きではない。しかも
戦の兵法などならまだしも、このような訳のわからない所にいきなり
放り込まれたのだ。自分にはどうすればいいのかさっぱりわからなかった。
そして十数分後、ようやくひとりの知人がそこを通りがかった。
早速その男に声をかけた。
馬超「おお、成宜殿!大丈夫でしたか?いきなり・・・」
しかし、その声は怒号によって止められることになる。
成宜「馬超!動くな!手を上げろ!」
彼の手右手には鈍い光を放つ、鋭利なナイフが、左手には大ぶりの盾が持たれていた。
馬超「成宜殿!一体どういう・・・」
成宜「若はあの洛陽城での話を覚えていないのですかな?このゲームでは生き残ること
こそすべて。ならば、強いものから倒しておくのが良いでしょう?」
そういうと、成宜はナイフをもって馬超に襲い掛かってきた。馬超はとっさに避ける。
すぐに逃げようとするが、大木の根っこに足を取られてしまう。
「それではさようなら、若君よ。」そう言うと成宜はナイフを振りかぶって
馬超の喉元へと突き立てようとした。
「もうだめなのか・・・いや、こんなところでは死に切れん!」馬超はとっさに
そう思い、今まで空けていなかったザックの方へと飛ぶ。成宜のナイフは
空を切り、もう一度馬超のほうへと向けられる。しかしそのときには馬超が
素早くザックの中から黒くて細長い筒状のものを出す。とっさに、使い方もわからないまま
馬超は勘で成宜に向かってそれを向けて、引き金を引いた。
瞬間、鈍い音とともに成宜の傍の木が穴だらけになり倒れる。馬超は
目の前の出来事を不思議がる暇さえなく、狙いを今度は成宜の喉笛に定める。そして・・・
「若君、ちょっとお待ちくださいー!」
大声で自分を呼ぶ声で、一瞬そちらを振り向くと、そちらから程銀が走ってきていた。
程銀「お待ちくだされ、これは私と成宜の二人で組んだ芝居です。若が
あまりにも呆けているので少しビックリさせようと・・・」
そこまで言った時、足元の根っこに足を取られて程銀が派手に転んだ。
途端、張り詰めた空気が一気に抜けて、馬超は笑い出してしまった。
しばらく、笑い声は続いていた。
「では、二人で出会ってから韓遂殿を探していたら俺を見つけた、と。」
馬超がさっきの武器、散弾銃の説明書を読みながら聞く。
程銀は「そういうことです。」とうなずく。
馬超「では、行ってしまわれるのか?」
程銀「ついていらっしゃりますか?」
馬超「いや、俺は父上が心配だ。それに、別行動で探した方が見つかりやすいだろ?
親父はきっと自分の領土に行っているだろう。そっちに行くよ。
なに、俺にはこの武器があるから心配するな。」
成宜「では、涼州の馬騰殿の城で待ち合わせということで。」
そういうと、馬超たちはそれぞれの思いを胸に抱きながらその場を後にする・・・。
【馬超、成宜、程銀 生存確認】
@馬超【散弾銃】
※涼州へ
≪旗本二騎/2名≫
成宜【ナイフ】 &程銀【盾】
※韓遂を探してます。
「叔父上。待ってくだされよ」
宮城の外を無造作に歩むホウ【广+龍】徳に、後ろから声がかかった。
憮然と振り返ると、黒の道服をふわりと身にまとった若い男が歩んでくる。
軽やかでいて、隙がない。
「叔父上。相変わらずの健脚、恐れ入ります」
「世辞はよい、士元」
こんな状況にありながら、ホウ徳は笑みをもらさずにはいられなかった。
質朴で鈍重な性格だった若き知識人を、ホウ徳は宝のように思っていた。
そして、この異常事態においてこれほど信頼のおける者は、他にいない。
また、ホウ【广+龍】統も、自分を世間に「鳳雛」と喧伝してくれた叔父が、
そして一騎当千とまで呼ばれたその力に全幅の信頼を寄せていた。
「さて、叔父上。どちらへ向かわれます?」
歩きながら、簡単に今の状況を確認し合い、今後の事を相談する。
「とりあえず、襄陽へ」
司馬徽の学問所で余生を送るか、生き抜くための戦略を練るか。
軽く答えるホウ徳に、にやりと笑みを浮かべてホウ統が応じる。
「ところで叔父上。袋の中身は何ですか」
「ふふん、何の変哲もないただの刀よ。統よ、おまえのは何じゃ?」
「これで」
ホウ統が腰から外したのは、中身の入ってる大徳利。
「どぶろくでござる」
真面目そうに答える甥に、呵々大笑で応じたホウ徳だった。
【 【广+龍】ホウ徳、【广+龍】ホウ統 生存確認】
≪叔父と甥/2名≫
@ホウ徳【直刀】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】
※荊州へ向います。
魯粛
↓
rー、 rー、
」´ ̄`lー) \ 」´ ̄`lー) \ 三 二 ─ ── ───
T¨L |_/⌒/ T¨L |_/⌒/ ←紀霊
`レ ̄`ヽ〈 `レ ̄`ヽ〈 三 二 ─ ── ───
| i__1 | i |
_ゝ_/ ノ _ _ゝ_/ ノ |. 三 二 ─ ── ───
L__jイ´_ ) =)(==L_j=イ´_ ) 三 二 ─ ── ───
| イ .<_> | イ
| ノ--、 r'⌒ヽ ノ--、 三 二 ─ ─── (´´
ゝ、___ノ二7 /´ ̄l、_,/}:\ 、___ノ二7 三 二 ─ ─── (´´
|ーi | l_/ /__ィ::. ゝ~_ィ´:; ,ゝ l_/ (´⌒(´⌒;;
__〉 { (T´ |1:::. \_>、};;_」 三 二 ─ (´⌒(´⌒;;
'ー‐┘ ! ` ̄''ァ一 、\ ヽ}
〈` ̄ ̄^`¬ノ .::〔 ̄´ ←韓遂
1 ヽ .:::レ ヽ、
|_イー-、_;;j|_:. ゝ、
__,,,... -- |. {―――‐フゝ、 〉 -- ...,,,__
_,, -‐ ´ ,r|__ト, 1ニノ ー'´ ` ‐- ,,_
, ‐ ´ └―'´ `
韓遂 死亡確認
魯粛と紀霊戦闘開始
@紀霊(暴走)【三尖刀、ほら貝、トランペット】
@魯粛【薙刀】
韓遂のかぎ爪は破壊
いいのかしら……孫権の娘魯育はほんの少しだけ悩んでいた、念の為に先程発言した女性ー袁紹の奥方劉氏ーにもう一度確認する
魯育「バトルロワイアルですのね?」
劉氏「そうザマス、バトルロワイアルザマス。」
王美人「……判らなかったの?」
魯育「いえ、そんな事は無いんですけど…」
王美人「……駄目なの?」
魯育「え〜っと」
別に判らなかった訳でもない、答えも出ている。
魯育「る…ルーレット」
王美人「トーテムポール」
こんな所で現実逃避してどっかで見た様なネタやってて本当に良いのかしら?
【魯育 劉氏 王美人 生存確認】
(奥様ズ/3名)
魯育【???】&劉氏【???】&王美人【???】
「甄姚・・・夜まで待とう。今見えるのは金星と太陽だけだから。」
「そうですわね(はーと)袁熙様。」
いちゃいちゃしつつ天体観察をするふたりであった。
それはよこの麹義が見てて恥ずかしくなるほどいちゃいちゃしている二人であった。
(しいて言うならバカップルだな。)
そんな言葉が浮かぶぐらいに。
≪天体観測/3名≫
袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
琴の音色がどこからか聴こえてくる…。とても悲しい音に聴こえる。
誰が弾いているんだろう。曹丕はいつの間にか泣いていた。
「どうしてこんなことになったんだろう。・゚・(ノД`)・゚・。」
曹丕の足もとには彼が手にかけた曹植の遺体が転がっていた。
───こんな理不尽な状況でも美しい音楽を奏でている人がいる。誰なんだろう…。
@曹丕【???】 生存確認
【曹植:死亡確認】
ゲラゲラゲラ……クックックッ……ワハハハハハハ………
頭の中で谺する笑声が于禁を苛む。
「クソッ! また始まりやがった」
耳を塞ぐ。しかし、止まらない。それどころか、逆に音は大きくなる一方だ。
今の于禁に出来ることは、苦痛に顔を歪めて耐える以外になかった。
関羽に降ってからの彼の人生は、正に暗転だった。
華々しい功績も、敵味方問わず畏怖された威厳も、全てが水泡に帰した。
敵国をたらい回しにされた挙句、漸く戻った自国で彼を待っていたのは
底冷えのするような悪意と嘲弄。そして、残酷な仕打ちだった。
その頃から幻聴に悩まされ始めた。
嘲笑が止まない。誰もいないはずの場所でも、それは変わらなかった。
そして、それを止めるために命を絶った。これで永遠に解放されたはずだった。
それなのに何故――
しかし、この忌々しい笑声も、確かに一度は止んだ。
自分の姿を見て笑いを漏らした男を手に掛けたとき、それは確かに止まった。
同時に、腰の辺りを痺れるような甘い感覚が襲い、腰布を強かに濡らした。
殺した男が誰であったかなど、さほど意味もなければ興味もなかった。
苦痛からの解放、そして目も眩むような恍惚感。
それだけが于禁の意識を支配した。
「殺ればこの苦痛から解放される……。誰でもいい、とにかく殺れば……」
『薬』を求めて、于禁は放浪する……。
【于禁 生存確認】
@于禁【???】
※重度の精神障害を患ってます。人を殺せば少し楽になるようです。
【王忠 死亡確認】
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) 支給アイテムがノート型だなんて、流石だよな叔父上。
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ 蜀命 / .| .|____
\/____/ (u ⊃
でもこれ、電源つかないんだよ。
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) なんと。
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ 蜀命 / .| .|____
\/____/ (u ⊃
【向朗、向寵 生存確認】
≪蜀命/2名≫
向朗【ノート型PC(電源つかず)】&向寵【???】
陸抗「兄上、これからどうしましょうか?」
陸延「そうだな・・・ まずは父上でも捜すとするかな。」
陸抗「その前に、お互いどんな武器がきたのかチェックでもしません?」
さっそく二人は袋を開け
中身を取り出してみた。
陸延「これは・・・ いやに小さい植物だ。それとこっちはなんだ?
水が入ってるな。」
陸抗「そっちはあまり役に立ちそうではありませんね・・・
おお これは囲碁だ!」
少しこれからのことが不安になってきた兄弟だった。
《おじいちゃんの趣味/2名》
陸延【ミニ盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】
&陸抗【囲碁セット】
※落ち込みぎみ
城門から一目散に手近な森――劉禅との打ち合わせ通り――に飛び込んだ黄皓は、ある程度奥まった地点で腰を下ろした。
目に見える範囲で一番高い木の下、間違いはない。
森の入り口付近は見通しも良く、従ってゲームに「乗った」ハンターにも見付かりやすいが、ここまで来れば大丈夫と言うものだろう。
肥満した身体で全力疾走した所為で、汗が噴き出してくる。荒く息をつきながら幹にもたれかかり、ひとまずリュックの中身を点検することにした。
「ほう……」
道理で重いと思っていたが、中からは先の尖った黒い鉄の塊が出てくる。同封の説明書にざっと目を走らせれば、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガンとあり、使用法はよく解らないが、どうやら鉄の欠片を発射する武器らしい。
「交渉材料としては充分じゃな」
黄皓は満足げに頷いた。
劉禅には言わなかったが、非力な宦官の自分と昏君の代名詞のような劉禅が組んだ所で、この苛酷なゲームを生き延びれるとは思えない。
そこで考えたのだ。適当な武将と交渉し、武器を提供する代わりに護衛してもらおうと!
味方は多い方が良い。そして多人数で行動する限り、いざという時の時間切れ爆死のみは免れるのである。
「完璧な計画じゃ」
ぶつぶつと呟きながら、黄皓はほくそ笑む。
「――そこに誰か居るのですか?」
いつの間に。闖入者の存在に、黄皓は文字通り飛び上がった。しかし、かけられた声からは害意が感じられないと思い直す。
逆にこれは交渉のチャンスではないか!
「当方は哀れな老人じゃ。この恐ろしいゲームに放り込まれ、途方に暮れておる」
常人より老化の早い宦官の外見を利用して同情を引く。
「それはお可哀相に……」
茂みを掻き分けて姿を現したのは取り立てて強そうでもない普通の男である。一瞬がっかりした黄皓だが、いやいやこれでも利用価値はあるのだ、気を取り直して演技を続けた。
「ここであなたのような方と出会えたのも仏陀のお導き。私で良ければ助けともなりたいのですが、生憎つまらない武器しか持たされておらず、こうして身を潜めていたのです」
「おお!ならば儂の武器を使ってくだされ!儂と連れだけではならず者の餌食になるしかありませぬ。我々を守っては頂けませぬかのう」
「殺生は浮屠の教えに反しますが、人助けであればその限りに非ず。そういうことなら喜んでお力になりましょう」
予想以上にすんなり事が運んだ。男にマシンガンと説明書を手渡しながら、黄皓はにんまりと笑った。
「ほう……この武器、これは凄い。ははあ……とても恐ろしい武器です」
「そうなのですか?儂は使用方法までは読んでおりませなんだが……」
説明書と武器を見比べながらしきりに感心する男の言葉にふと不安を感じ、黄皓は一歩後じさった。
「はい、この通りに」
尖端が自分の方を向いている。そう気付く前に、黄皓の思考はサブマシンガンの掃射音に掻き消された。
……大きく後方に吹き飛ばされた、かつて人であったものの残骸。それを見下ろして、その男――サク融は仏のように穏やかな微笑みを浮かべた。
「バァカ、こういう銃器なら、腕っ節の弱い文官や…宦官でも、簡単に人が殺せるんだよ」
無数の風穴を空けたその相手に向かい、唾を吐きかける。
「とはいえ、予想以上にデカイ音がしたな。誰かに見られればこの先やりにくくなるし、さっさとトンズラするか」
マシンガンを自分の鉈の入ったリュックに押し込み、サク融はその場を離れた。
【黄皓 死亡確認】
@サク融【鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
※洛陽付近の森から脱出、今後も善人のフリで油断を誘う方針
「これからどうしよう……」
何とか洛陽郊外で合流出来た董允と郭攸之の二人は、西を目指してとぼとぼと重い足を引きずっていた。
「劉禅様はどうなさったのでしょう」
郭攸之が何度目かの溜息を吐いて東の方を振り返る。
費イを含めた彼ら三人は、劉禅の皇太子時代からの教育係であり、長じてからの重臣でもある。
主を心配する気持ちは董允も同じであったが、
「そうは言っても、我々のような非力な文官に何が出来るのです」
先程からの繰り言にいい加減苛立って、董允はやや強い調子で言い捨てた。
あの広間を出るまでは董允も楽観的であった。城門付近で費イや郭攸之と合流して劉禅を保護した後は、統率力のある費イがこれからの方針を考えてくれるだろうと思っていたのだ。
しかし
>>36の騒ぎを目撃した上
>>45における掃射音も聞いてしまってすっかり怯えてしまい、門前で仲間を待つことなど出来る筈がなかった。
郭攸之とは奇跡のような偶然が重なって会うことが出来たが、洛陽まで様子を窺いに戻る勇気もなく、ひたすら遠ざかりつつあるのが現状である。
思えば敵に遭遇していないだけで、とんでもない僥倖なのであった。
「とりあえず成都方面に向かって、他の蜀将と合流しましょう。そうすれば劉備様や劉禅様の消息も掴めるかもしれません」
考え考え提案すれば、郭攸之も黙って頷く。彼は学者肌の大人しい人間で、自分から積極的に何かを主張することなど出来ないのだ。かくいう董允もリーダーシップを取るのは苦手なのであるが。
(費イさえ居てくれたら……)
幼馴染みの友人と会えなかったことだけを悔やみつつ、董允は心細さに耐えている。
≪家庭教師/2名≫
董允【ディフェンダー45口径】&郭攸之【暗視スコープ】
※成都方面を目指しつつ、蜀の武将と合流希望
「お前ら、俺と組まねえか?」
突然出会ったその相手から同盟の申し込みを受けた関平、関索の兄弟は焦っていた。
その提案をしてきた男…兄弟二人ともが知っている猛将…。男の名は呉の甘興覇。
「同盟…というわけか?」「何か怪しいな…」
関索の手には鉄脊蛇矛。なかなかの業物である。関平の手にも使い慣れないとはいえAK47が握られていた。
「お前らもわかってんだろ?はなっから殺し合ってちゃ生き延びられないからな。同盟を組むのは残り30人まででいいさ。それに、お前らもこのゲームとやらの真実を知りたいだろ?」
流石は呉で五指に入る名将だけはあった。この男、ただの猪武者ではない。
「兄上、組んでも良いんじゃない?」
「しかし、なぜ我々を?呉将じゃだめなのか?」
関平はあくまで慎重だった。その辺は関索とは対照的である。2人は共に荊州で戦った事もあり、血縁無しの割に仲が良かったのだが。
「…ま、色々あるからな。それにお前らはそこそこ強いだろ?俺も戦ってケガすんの嫌だし」
甘寧はあくまで陽気な様子を崩さない。だが少なくともすぐ裏切られる事はないようだ。
「わかりました、甘寧殿…組みましょう」
「そうそう、よろしく頼むぜ。関兄弟」
「よろしく〜」
そこでとりあえず3人はお互いの得物を見せ合う。
「高覧ってやつから奪ってよ。道具置いて逃げ出したから生かしといてやったけどな。いいだろ?この刀。それと元々あった銃ってやつ」
甘寧の刀には「陸奥守吉行」と銘があり、銃は「バントラインSP」というものだった。
「よーし、んじゃとりあえずぶらり旅と行こうぜ!目指すは江南だ!」
(何なんだ頭いいかと思えばこの調子…でも敵に回さなくて良かった…)
そんな事を思う関兄弟であった。
≪ぶらり旅/3名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47】&関索【鉄脊蛇矛】
※とりあえず江南方面へ。
@高覧【なし】
「……おい、この道で本当に正しいんだろうな、弟よ」
「そんなの決まってるじゃないですか〜〜」
そう言う張超の目が泳いでいることに、張バクは気付いてしまった。
陳留への近道と思い、洛陽東北に広がる森を突っ切って行こうとしたのがそもそもの間違いである。
「ですが兄者、安心してください!」
張超は胸を張った。
「万が一迷った時のため、森の入り口からここまでちぎったパンをばらまいて目印にしているのです!!」
「お前はバカかっっ!!!!!」
迷子確定である。
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
@張バク【???】&張超【???】
※張超の食料、残り僅か
※洛陽の東北に、巨大な樹海が存在するようです
士仁「人の運命を己が手で弄ぶ事が、これほどまでに心地よいものだとは・・・・・・。
・・・あなたはご存知でしたでしょうな、将軍。」
関羽「・・・・・・。」
士仁「いや、『知らなかった』とは言わせませんぞ。
私こそは貴殿に運命を翻弄された被害者であるのですからな。」
わずかな静寂。
洛陽のはずれの鬱蒼とした森の中で、二人の男が対峙していた。
士仁「私は栄達も覇権も望んではいなかった・・・。
平凡であってたとしても、淡々とした日々が過ごせればそれで良かった・・・。
だが。あなたが荊州に来て・・・私の日常は崩れた・・・!」
昂ぶりを抑えられず、士仁の言葉は次第に加速してゆく。
士仁「君主の義兄弟、希代の軍神、高過ぎる誇り!!
私にとってあなたがどれほど扱いにくい上司であったか、私がどれほどの鬱積に耐えたか、ご存知か!?
常々、私があなたから軽んじられている事を黙認しつつも、表面上では必死で忠勤に努めたものを!
たった一度の不手際で処断してしまおうとは、如何なる考えか!?
あの折は費詩殿のとりなしのお陰で事無きを得たものの・・・
いくら新たな安定を求めようとしても、一度外れた歯車はもう元には戻らなかった!
最後は、私は不忠の士として・・・処断されたのですぞ!」
関羽「・・・・・・。」
士仁「私の運命はあなたによって大きく捻じ曲げられてしまった。
それは何故か?
・・・そう、あなたに力があったからだ・・・・・・しかし・・・・・・」
静まり返った森に銃声が一発、高く鳴り響いた。木々に留まって安らいでいた鳥たちが一斉に飛び立つ。
士仁「今、力を持っているのは私だ。」
関羽は春秋左氏伝の竹簡を眼前に突き出したまま、微動だにしない。
竹簡には弾丸が深々と突き刺さっている。
士仁「・・・ほう、流石は軍神。
瞬時にこの武器の特性を察知する洞察力。
単なる竹簡風情での防御を可能にする反射力。
驚嘆の一言に尽きるな・・・。
だが・・・私の装備は驚異的な破壊力を持った、この風変わりな弩。
貴様の装備は竹簡一本・・・。絶対的な力の差、とはこの事・・・!
今度は・・・・・・私が貴様の運命を・・・!命を!弄ぶ番だ!!」
関羽「・・・・・・下郎が。
己が利ばかりを顧みる余り、己の為した所業が祖国の命運を如何に弄んだか・・・
それさえ理解できぬまま、私情に走るか。」
士仁「ふん、口上はそれで終わりか?さらば、過去の軍神よ。新しき力の前に滅せよ!」
乾いた音が、鳴り響いた。
??「浅薄この上無い思考・・・正に下郎よ。
武器なぞ、付加的な要素に過ぎぬ。真に重要なのは使用者の能力。
それを扱う者によって、その力は生きも死にもするのだ。」
関羽「・・・丞相!・・・・・・いや、孟徳殿!」
士仁の後方の木陰から、曹操孟徳はゆっくりと姿を現した。
曹操の ワルサーPP の銃口から、かすかに白煙が立ち上っている。
士仁の手に握られていた シグ/ザウエルP228 は狙撃を受けて、派手な音を立てながら地面を滑っていった。
士仁「くっ!」
曹操「名も知らぬ下郎よ。貴様が当てにしていた『力』はたった今死んだのだぞ?
今、自分の取るべき道くらい・・・わかっておろうな?」
士仁は一瞬呆けた様な顔をした後、横手の木々の間へと一目散に遁走して行った。
関羽「・・・人が変わられましたか?才の無い者を逃がすなど、理に生きる貴殿には考えられない事・・・。」
曹操「久しいな、関羽。健勝そうで何よりだ。」
関羽「・・・何ゆえ、某を救われたのですか?
某と貴殿とは古の縁故こそあれ、今では完全に袂を分かつ身同士のはず。」
曹操は士仁から奪った シグ/ザウエルP228 を拾いつつ、しばし黙考した。
しばしの黙考の末に返ってきた答は、ごく短いものだった。
曹操「『真に重要なのは使用者の能力。』」
関羽「・・・・・・貴殿は今も尚、某の事を?」
曹操「華容道での一件の恩義に報いていない・・・といった理由もあるが、な。
今でも雲長殿の力に惚れ込んでいる、というのは紛い無い事実だ。
そして、その『力』こそがこの難局を乗り切る鍵である、と私が考えているからでもある。」
関羽「されど、私と義兄義弟との関係をよもや忘れた訳ではありますまい?
この戦場の末に待つ物が、生還であろうと破局であろうと・・・
私はそれを義兄弟と一緒に迎える所存です。」
曹操「この孟徳、二度同じ事は言わぬ。劉備の所在が知れ次第・・・
・・・いや、状況から鑑みて、この戦場では全ての情報は加速度的に信用の度合いを失っていくだろう・・・
うむ、劉備と対面次第、劉備側への帰投を許可する。」
関羽からの返答は無い。曹操は柔和な表情を一向に変えず、静かに佇んでいる。
先ほど飛び立った鳥達が舞い戻ってきて、囀り始めた。
関羽の脳裏に穏やかな桃園の風景が思い起こされる。
関羽「・・・既に一度、兄弟の下を離れ、貴軍に厄介になった身。
やはり、再度同じ不義理を繰り返す訳には参りませぬ。
申し訳ありませんが、その申し出、受ける事は出来ませぬ。」
曹操「そうか、関羽は不義理を恐れて更なる不義理を犯すと申すか。滑稽だな。」
もとより赤い関羽の顔が一段と赤みを増した。
殊更に義を重んじる関羽雲長その人が「不義理の男」だのと嘲笑されたのだ。
至極当然の反応と言える。
関羽「・・・孟徳殿、何とおっしゃられますか?
返答次第では、この身を賭しても、その言葉を取り消させて頂きますぞ!」
曹操「関羽という漢は不義理であると言ったのだ、雲長殿。
私は貴殿達が「桃園の誓い」なるものを立てたと聞き及んでいるが・・・。」
依然、関羽の顔は厳しい。
関羽「・・・ごもっとも。」
曹操「なんでも、『兄弟三人、同じ時に死ぬ』事を誓っているらしいな?」
関羽「・・・その通り。」
曹操「では聞こう、雲長殿。
一時的に私と組み、危険を避けつつ無事に兄弟と再会し、彼らと共に最後を迎える事。
怨恨に憑かれた敵がうろつく戦場を武器も持たずに彷徨い、兄弟との再会を果たせぬまま、何処かで誓いを違えて朽ちる事。
・・・どちらが不義理かね?」
関羽はキツネにつままれた様な表情をすると、顔を伏せた。
関羽に自然と苦笑が漏れてくる。
関羽「『丞相』。才気溢れる逸材があなたの下に集結する理由が今、わかったような気がします。
この関雲長、粉骨砕身働きましょうぞ!」
快諾を聞くや否や、曹操の表情がぱぁっと明るくなる。
鬼才曹操孟徳も、人材を得られた時だけは子供の様な表情を覗かせる。
曹操「おお、受け入れてくれたか。働きに期待しておるぞ。
とりあえず、この弩を渡しておこう。威力に充ちた金物・・・銃とでも呼ぼうか。」
曹操は士仁の持ち物だった シグ/ザウエルP228 を関羽に手渡した。
もうすでに表情は丞相のそれに立ち戻っている。
関羽「了解しました。しかし、あくまで義兄に会うまで、の話でございますぞ。
ゆめゆめ、約束を違える事の無きよう。」
曹操「重々承知しておる。怒れる関将軍の怖さを味わうのは、戦場で対峙している時だけで十分だ。」
関羽「時に丞相、これより何処へと向かわれますか?」
曹操「うむ、まずは許昌へと向かおうかと思う。
確信は持てないが・・・恐らく、我が臣の主だったる者はここを目指すだろうからな。
とりあえず、信用の置ける者を二・三人確保したい。」
関羽「仰せのままに。そうと決まれば早めに移動すべきでしょう。
ここは洛陽近郊、誰かに遭遇する率も高い。体制が整うまでは戦闘は避けたいですからな。」
曹操「うむ。それでは行くか。」
関羽「・・・丞相。」
曹操「・・・なんだ?」
関羽「あなたは『理に生きる人間』のまま、変わっておりませんでしたな。」
曹操「・・・・・・。」
曹操はとぼけた様な顔を拵える。
関羽「才の無い士仁をそのまま逃がした際は、妙だと思いましたが・・・。
やはりあなたは策士。某はまんまと嵌められた訳でしたか。」
曹操「そこに気づいてこそ、私が愛すべき才よ。」
かくて、曹操と関羽の珍妙な主従は一路 許昌 を目指すのであった。
≪孟徳と雲長/2名≫
曹操【ワルサーPP】
&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡】
※隠密行動を心がけつつ、許昌を目指す。許昌にて、旧曹操配下のうち、信用の置ける者を勧誘する積もり。
畜生。
畜生。
・・・畜生。
ハァ、ハァ、ハァ・・・・
よし、ここまではもう追って来れないだろう。
・・・ひとまず息をつくか・・・
嗚呼、折角、関羽に復讐する機会を得たというのに・・・!
たっぷり悔悟させてやろうと思って、長々としゃべり過ぎたのが誤りだったか?
弩も、奴の手に渡ってしまった・・・あの「軍神」に・・・・・・
いや、大丈夫。大丈夫だ。
落ち着け。
よし。
とにもかくにも、武器が無くてはどうしようも無い・・・
集合場には見るからにひ弱そうな文官が何人かいたな・・・
あいつらから武器をむしり取ろう。
それから、糜芳と孟達あたりを誘いあわせて・・・奴らもきっと恨みを抱いている事だろう・・・
よし、万全、万全だ。
今に見ていやがれ・・・
@士仁【なし】
※文官の武器を狙って洛陽をふらつく。関羽を倒すため、糜芳と孟達に接触しようと捜索する。
はあ、はあ、ふう、ふう、、、趙統は走っていた。
本来なら親父と合流しているはずだった。親父なら、
この戦いでも自分の強力な味方になってくれるはずだ。
だが、今自分は、門を出た直後に襲いかかってきた張布を追い、
けっこうな距離を走った。
「どうも、親譲りの無鉄砲で、損ばかりしてるよなぁ。」
思わず張ほうは苦笑してしまう。何を考えて奴は襲ってきたのだろうか。
ま、とりあえず追いつめるだけだ、それくらいに考えていた。
しばらく追うと、張布はあっさりへたばった。
人の命を獲るつもりなら、身体鍛えてからにしてほしいもんだ。
バッグに入っていた折り畳み式の槍を突きつける。
「さて、あんたは一体・・・」
その時、妙な声が聞こえた。
「動くな。死にたくなければね。・・・でないと、こうなる。」
ピン、と何がか張りつめる音が聞こえる。
空気が裂けた様な感じがしてーーーいきなり張布の左手が落ちた。
「!!?」いきなりのことに声も出ない。ドサッと張布の手首が落ち、
半瞬後、血が噴き出した。
「あ、、、ぐ、、。」張布はパニックのあまり暴れ出す。
次の瞬間、張布の五体は両断された。
「だから、動くなと言ったのに。にしても手術糸はよく切れるな。」
「あんたは誰だ?」
「ふん、お前は動かなかったか。おおっと、身動きするなよ。仕掛けて置いた
糸が巻き付いてるぞ。」
趙統は慌てて動こうとするのを止めた。
「ふふ、なかなか使えそうな体つきだな。名前は、、趙統か。とすると、
あの趙雲の小倅か。道理でな。・・・・・・面白そうだ。こいつで試してみるか。」
詮索を終えると、男はいきなり趙統に近寄り、瞬時の早業で脳天に針を
突き刺した。そして注射をする。
「今ので理性の中枢が麻痺した。お前は俺の言うことだけを聞く。いいな。」
趙統は虚ろな目をして頷いた。
「命令だ。俺以外の人間は全て敵だ。殺せ。いいな。」
力なく頷きが返った。
「糸を切るまで動くな。・・・よし。良い傀儡になりそうだ。確かこいつは蜀の人間
だったな。なら、まず蜀を皆殺しにするか。」
男は立ち上がった。
「この俺の医術がどこまで通用するか・・・・試してやる。」
簡易救急セットを手に、殺医師虞翻はにやりと笑った。
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット】&趙統【折り畳み式の槍】
※趙統を活用し、蜀の人間を狙い行動していきます。
【張布 死亡確認】【???】(たぶん武器)
劉禅は黄皓と組むべく、待ち合わせをしていた森に向かっていたが
その森の方から突如銃声が聞こると、咄嗟に物陰に隠れ考えた。
劉禅(今回のゲーム・・・勝つためには最初の武器が最も重要。
そのためには非力な部下を仲間に組み相手の武器が良ければ
奪うつもりであったのだが・・・あの爆発音、危険だ。)
劉禅はそう考え、そこの場所からすぐに離れようとしたが
その前に自分の武器を確認していない事に気がついた。万が一敵に見つかり
武器が無かったら、それが一番危険だ。そう考えザックを開けて
中身を確認した。どうもよく分からない黒い物体だが中の説明書を
読んでると劉禅の顔に明るさが浮かんだ。
劉禅「これは銃という飛び道具か、この引き金を引くと鉄が発射される仕組み・・・
この武器ならなおの事黄皓と合流する必要は無いな。しかしなぜこのような
不思議な武器が支給されるのだろう・・・しかもこの爆発する首輪・・・
考えていてもしょうがない、今度は信用できる強力な仲間でも探すとするか。
父上や伯約辺りなら、実力も信用できると言う点でも申し分ない。」
そういうと劉禅は立ち上がり、銃を片手に歩き出した。
当面の間信用できる仲間を探しに
@劉禅【銃】
※信用できる仲間を探しに行きます。馬鹿じゃないみたいです。
「俺様は黄巾族の何儀だ! おとなしく荷物をおいていけ!!」
彡∋
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ノ ゝ
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l;;;!l :;!l そうはい甘寧!
l;;;!l____=三ミ ji,=三ミi;!l
l;;;!l‐ー|,-・ー |=|,ー・- |;!l ,-v-、
l;;;!l::: ーー" ゙i ,ーー'j;!l / _ノ_ノ:^)
ノ;;;!l::i: /`^ー゙`、_ ..i;!l / _ノ_ノ_ノ /)
ノ;;;!l/. ゙"i _,,.-==-、;゙゙i;!l / ノ ノノ//
ノ;;;;;l l__,::.:.. 丶 " ゙̄ .'.;!l ____ / ______ ノ
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ヽヽ;;;;;;!l 'i. i. | | | | ``ー-、 ゙ ノ
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン】
何儀 死亡確認
(なんで私が、こんな有名で、強そうで、頭のよさそうな人たちに混じって参加しているんだろう?)
森の中を彷徨いながら、諸葛亮はそのことばかり考えていた。
なぜかというとこの諸葛亮、何の手違いか知らないが、ナリが14、5才で、
しかも記憶もその頃までしかない。
(瑾兄さんが待っててくれてたらよかったのに・・・)
ほとんど唯一の頼みである諸葛瑾も、自分よりい早く呼ばれてしまい、
そして、やはり出口には誰もいなかった。
(どうしよう。いったん家に戻ろうか・・・。ああ、ダメだ。徐州は曹操に燃やされたんだっけ)
思案の末、名士が集まるといわれる荊州にいくことに決めた。
(それにしても均の奴、大丈夫かな。瑾兄さんと順番が続いてたんだから無事だとは思うけど・・・)
【諸葛亮 諸葛瑾 諸葛均 生存確認】
@諸葛亮【???】
※荊州(襄陽)あたりまで南下の予定
@諸葛瑾【???】 @諸葛均【???】(組んだかどうかは分かりません)
虞翻と殺人機とかした趙統が、ターゲットとなるべく蜀将を探していると
ある武将が近づいてきた。虞翻が目を凝らしてみるとあの諸葛亮であった。
これは好機、あの諸葛亮に関羽や張飛と組まれてしまうと勝ち目が無い
その点今でなら軍師とはいえ、歩いてくるあの姿はただのカモ
しかも蜀将で五虎将趙雲の息子趙統であれば、楽に首を取れるであろう。
早速趙統を諸葛亮の所に向かわせ、自分は陰からその様子を見張る。
友好的に話し掛けていた趙統、元蜀将と言う事もあり信じてる様子の諸葛亮
上手く逝ったなと陰でほくそ笑む虞翻、そして一緒に行く事にしたのか諸葛亮が後ろを
向いたとたんに斬りかかる趙統、背後から殺気を感じて咄嗟に避ける諸葛亮
しかし軍師が自分が脳内麻薬を入れ、常人以上の力を引き出した人間に
勝てるわけが無いと安心し切っている虞翻、しかしその虞翻の考えを打ち砕く物が
次の瞬間移った。
諸葛亮「私の新型連弩を食らえ!!!」
そういうと諸葛亮の下半身から、白い光のような物が放出されて趙統の体を貫いた。
諸葛亮「まさか趙雲殿の御子息がこの様な卑劣な手段で攻撃してくるとはうかつ
このゲームで人を信用するのはそれほど難しいと言う事か・・・
だがそれでも私は殿を信じるしかない、それで殿に殺されるなら私とて本望・・・」
諸葛亮がそう考え歩き出すのを見て、別の方角へ逃げる虞翻。
虞翻「あのような武器が存在するとは、諸葛亮を逃すのは危険だが
俺が直接戦うのはもっと危険な相手。ここはいったん引くべきか」
虞翻はそう呟き諸葛亮とは別の方向へと消えて行った。
【趙統死亡確認】
@諸葛亮【新型連弩・折り畳み式の槍】
@虞翻【簡易救急セット】
※諸葛亮は劉備・劉禅を探す方針、この二人以外は簡単には信用しない模様
※虞翻は逃亡またどっかで代わりを探す模様です。
「・・・・休憩所だと?」
その男達の一人はは少し怒気が、含んだ声でその看板を見た。
男達には信じられなかったこんな状況で、こまで相手を信用して
なおかつ寝るなんて。
「でもいいですね、私あこがれますね。こんなゲームの中こんな顔みれるなんてね。」
寝顔を指しているのである。が男は冷たく言い放った
「おいおい。でもすぐ死ぬぞこんな奴等。」
「じゃあ僕だけここに残ってこの人たち守りたいですね。」
しばらくもめた結果ここはひらけているので、黄忠が見張りにたつはめになり
曹性は寝る事にした。
「はぁなんでわしこんな奴と仲間になっちゃったんだろ・・・
そんな事を言っている間に、人がぞろぞろやってきた。
まぁ全然殺気がないから大丈夫だろうと考えていたのだが
「あいつら黄巾党じゃないか〜!!」
そんな事をきにせずあっちの誰かは手を振りつつ大声で
「すみません〜そこの人たち〜ここで祭りしてもいいですか〜」
「そんな事わしが知るはずが「「いいですよ〜。」」
黄忠の横で声が聞こえた。それは寝てたはずの二人でした。
「「来る者は拒まずです!!」」
何故かはもる二人(頭がぼけて自分が黄巾党って事を忘れる厳政、気がつかない
黄巾党の人々)、よこでつっぷす黄忠、寝る曹性。
まつり舞台をつくる黄巾党。
こうしてここはじょじょににぎやかになりつつあった
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪防衛軍/2名≫
曹性【スナイパー銃】&黄忠【弓矢、矢15】※黄忠が見張り。
≪祭りだ。祭りだ。/10名≫
張角【杖】&趙弘【大工道具】&ケ茂【太鼓】&馬元義【CDラジカセ】
&高昇【ホワイトボードとマジック】
&韓忠【料理道具】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】&杜遠【大量のちょうちん】
&波才【大量の浴衣】&程遠志【料理の材料】
※黄忠が見張り。黄巾党が舞台作り。それを見てるお昼寝倶楽部
洛陽付近の森の中──
「荷物を置いて逃げれば命だけは助けてやるっつーてんだろ! さあ、命か荷物、どっちにするんだ?」
「あ、あう。」
1人の中年が老人の首筋にサバイバルナイフを当て、聞いている。老人はパニックからか口をパクパクさせるのみだった。
老人の名前は張紘。呉の二張の1人である。また中年の男の名前は楽進。魏の将軍である。
そこに女の声が響く。「その手を離しなさい」
楽進は振り返るとそこには1人の女性がいた。「子綱様を離しなさいっていってるの! いい大人がお爺さん相手にみっともない。カッコワルイよ、あんた。」
張紘の答えが要領をえず、少しいらついていた楽進は、顔を真っ赤にして怒ると、張紘を突き飛ばすと「うおおおおおおお!!」と叫び、
女性の方に向かっていく。そして右手のナイフを振り上げて女性を刺そうとしたが、次の瞬間右腕に激痛が走る。そして何かがボトっと落ちた。
楽進は何が落ちたのか地面を見ると、そこにあったのはナイフを握ったままの自分の右手と、刀のようなものを構える筋肉質の女性だった。
「終わりだ。」筋肉質の女性は狙いすまし、楽進の首を刎ねた。
最初の女性が「だいじょうぶ?」と聞きながら、張紘の元に近寄る。
「し、小喬様? わしは大丈夫です。あ、ありがとうございました。」
小喬は答える。「怪我がなくて何よりだね。」そして筋肉質の女の方に向かい頭を下げる。「祝融さん、ありがとう。」
「フン。」祝融はそっけない。
そして、大木の横から第3の女性が現れる。
「まったく小喬さん、気をつけてください。勝手にでてっちゃだめじゃないですか。せめて私がこの武器を満足に扱えるようになってからにしてください。」
「貂蝉さんもありがとう。でも知り合いの人だったからほおって置けなくて・・・。」
「まあ、無事だったのでいいでしょう。」
5分後──
張紘は立ち上がり、3人に御礼をする。
「本当にありがとうございました。」
小喬は聞く。「いえいえ、でも本当にいいの? さっきのおっさんのと子綱様の武器もらっちゃって・・・。」
「構いません。どうせ我々力なき文官は長くは生き残れますまい。ならば、わしはあなたたちに生き残って欲しい。」
「う、うん。がんばるよ。でも子綱様も命を無駄にしちゃだめですよ。」
「それは承知の上です。・・・ではお気をつけて。」
というと張紘はその場を去っていった。
「さて、わたしたちも行きますか。」
張紘の背中が見えなくなる頃、3人もその場を後にするのだった。
【張紘 貂蝉 小喬 祝融 生存確認】
【楽進 死亡確認】
@張紘【なし】
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)】&小喬【???、サバイバルナイフ、防弾チョッキ】&祝融【備前長船】
※サバイバルナイフは元楽進の支給武器、防弾チョッキは元張紘の支給武器。
見知らぬ土地で迷ったら、まず食料の確保、とりわけ水は重要である。
かつて苦労人子守将軍趙雲から聞いていたこと思い出し、劉禅は水の音を探し小川に着いた。
小川に映る自分の顔。それを見つめて劉禅はいったん眉をひそめた。
劉禅(ああ、そういうことか。どおりで視線が低いと思った。
これだけ頭が冴えてるのも、こんなに歩いてばてないのも、
黄皓の奴が不思議がってたのも、これなら納得がいく・・・)
そこにいるのは16歳の少年。武芸に秀で、兵法に通じ、神童とまで言われた、
皇太子劉禅その姿であった。
@劉禅(16歳)【銃】
※仲間探し続行。水は大切に使いましょう。
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@趙雲【10フィート棒】
誰か自分を呼んでいる香具師を探しています
「あーーーっ!!もうやってらんないわよ!!あの戦争馬鹿!!」
「……あの、もう少し静かにした方がよろしいかと。大喬様」
そう言って不満を言う大喬をたしなめるのは呉の名将太史慈。手に入れた大きな鉄筒の説明書を見ている。
一方の大喬は、この戦場には似つかわしくない華やかな美しさだった。ただし。
ロリでもガキでもない。
年の頃20くらいの年齢のようだった。
「大体無理矢理側室にしといて何よ!「この戦い、お前を助ける気はない」ですって!?あー、もう浮気してやるから!」
「………確かに生前からそうでしたが、孫策様にも考えがきっと…」
太史慈はその人の良さゆえに、放っておけずに大喬を連れてきたのだが。
「妹はいいわよ!けっこう仲良い夫婦だったし!私は何?ずっと独りだったのよ!」
「あの…そろそろ黙った方が。あの人影は…」
2人の前に現れたのは、逆立った髪の見た目悪っぽい武将と、それに付いてくる見知らぬ武将2人。
「あ!甘将軍じゃない!?」
大喬のその声に、甘寧一行も太史慈に気付く。
「おう!!太史慈、久しぶりだな!!」
お互い殆ど敵意がないせいか、とりあえず情報交換を兼ねた雑談が始まった。
≪ぶらり旅/3名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン】
≪姫と守り役/2名≫
大喬【おいしい粉末ココア(お徳用5袋)】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×10】
「俺って知名度無いよな・・・」
陳到はぶらぶらと徐州へ向かって歩いていた。
あの趙雲と並ぶと言われた将才も、演義に出なかったせいで日の目を見ない。だが実力は確かの男だ。
与えられた道具は・・・・[項籍戟]と説明書にあった。
重いが扱えない事もない。二度三度戟を振ってみる。
「項籍戟か・・・悪くないな」
にっ、と笑うと、再び歩き出す。
@陳到【項籍戟】
※徐州方面へ移動中。
ここは白馬、有名な戦場である。そこに、三人の武将が集っていた。
「大体俺は油断さえしなければあの髭野郎だって倒せたんだ!」
大声で怒鳴る彼、顔良の右手には、「熱や磨耗に強い!万能・ファインセラミックス製」
と書かれた包丁が握られていた。「お前に倒せたなら俺だって倒せたさ!」と文醜も怒鳴る。
袁尚「まあまあ二人とも落ち着いて。とりあえず父上を探すために
北上しましょう。顔良さんも怒るのはやめてください。」
顔良「だが、文醜が俺の武器を馬鹿にするから・・・」
文醜「あたりまえだろ!そんな小さな獲物、見たことねぇよ!」
顔良「なんだと!やんのかてめぇ!」
ちょうどその時、曹爽が「おーいそこのみなさん。」と言いながら
こちらに走ってきた。きょとんとしながら袁尚が「なんですか〜」と返事をする。
袁尚の目の前に来た曹爽は、突然ニヤリと笑った。そして
曹爽「死んでください」
袁尚「!!」
突然のことで動けない袁尚。そのまま真っ二つに・・・はならなかった。
曹爽「な・・・司馬懿は私を騙せたのに・・・」
逆に曹爽の胸には包丁が深々と刺さっていた。そして彼の刀を持っていた右手には
くないが刺さっていた。
顔良&文醜「大丈夫ですか?坊ちゃん!」
顔良「ってか、お前の武器もたいしたこと無いじゃねえか!」
文醜「なんだと!」
袁尚「っていうか、二人とも仲良いね。」
顔良&文醜「そんなことねえよ!」
意外に気の合う二人なのであった。
【袁尚、顔良、文醜 生存確認】
【曹爽 死亡確認】
≪坊ちゃんとガードマン/3名≫
袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
張遼が長安に向かっている途中、すさまじい悲鳴と叫び声が聞こえた。
何事かと張遼が走って見に行くと、そこには呂布とその他の武将が戦っているのが見えた。
相手は7,8人。しかも呂布は木刀でそれらの相手と互角以上に渡り合っていた。
それを見た張遼は一つの殺気に気がつく、さっきまで呂布を狙っていたであろう
武将がこちらを狙っていたのだ。とっさに矢を避けてその武将を斬る張遼。
そして呂布の方に向かって叫ぶ。
張遼「呂布殿!この張文遠が加勢いたしますぞ!!」
呂布「おお張遼か、よく来たな!」
叫びながら横にいた武将をなぎ倒す呂布
張遼「邪魔だああああああああああああああああ」
その矛を手に敵をなぎ倒す張遼、そしてそれに答えるかのように木刀で相手の頭を砕く呂布。
背後からの強襲に成す術もなく倒される無名武将達。
そこはしばらく修羅場と化し、数十分後に悲鳴ともに叫び声が消えた。
そこにはいくつかの死体と張遼と呂布がいた。
呂布「良く来たな張遼。」
張遼「はっ!」
呂布「俺はこのゲームでは、気に入らない奴と敵対する奴から殺す事にした。
張遼、お前はどうするつもりだ?俺と一緒に来るか?」
張遼「某は・・・呂布殿とは一緒には行けませぬ。
某は以前呂布殿が曹操殿に捕らえられ、処刑された後に陳宮殿に高順殿が殿の後を
追って死んでいったにも関わらず、某は曹操殿を主とし、以降死ぬまで曹操殿の国
『魏』の武将として働き続けました。その某が今さら呂布殿と行動を共には出来ませぬ」
呂布「ほう、そうか・・・ところで張遼、曹操や新しく出来たと言う魏とやらはどうであった?」
張遼「某は曹操殿に心酔し、身を粉にして働き、魏は人材・食料共に豊富にして
民は学問・農業・武芸に勤しみ、大変素晴らしい国だったと自負しております。」
呂布「なるほど、では俺と比べて曹操はどうであった?」
張遼「呂布殿には武勇に魅せられ、曹操殿にはその天命に魅せられました。
どちらが上でも下でもありませぬ。」
呂布「・・・・・張遼よ、そこまで言った以上覚悟は出来ているのか?」
張遼「不忠の士として斬られるのは覚悟の上」
そこまで張遼が言うと同時に、持っていた木刀を張遼に振り下ろした。
だが張遼は表情を少しも変えずに静止していた。
それを見た呂布は木刀を寸前で止め、笑いながら言った。
呂布「曹操に降ったとはいえ、お前は少しも変わっていないな、張遼。お前の様な部下を持てて
俺は心底誇りに思うぞ。」
張遼「ありがたきお言葉!」
そして呂布と張遼はお互いが討ち取った武将の武器を取ると、お互い別の方向へと向かった。
何処へ行くとも無く、それぞれ別のどこかへ・・・・・
【猛達・陳生・牛輔・虎車児・呉蘭・王植・周善・朱褒・徐栄 死亡確認】
@呂布【血塗れの木刀・ハリセン・薙刀・和泉守兼定・防弾盾・寸鉄】
@張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)・八頭身の武将はキモイ・弓矢(23)・画鋲・槍】
「我ら!有名武将の子供なずけて「ジナンジャー」はここに
義兄弟になることを誓うぞ!!俺はセピア色の何郁」
「おうっ俺ねずみ色の裴康!!」
「あいよ〜僕黄土色の吉穆ね〜」
「いえっさ〜じゃあ私はやまぶき色の曹震」
そうは言ったものの曹震は「なんで俺こんなことをしてるんだ?」という疑問と
「父親はほんとに有名か?」と考えていた。
≪ジナンジャー/4名≫
何郁【パイプ】&裴康【フライパン】&吉穆【変身コスチューム5着】&曹震【釘バット】
考えないことにした。
そうだ、ただ殺せばいい、目に付いた奴を。
こいつらは殺し合いだということを理解してるのか?
音を立てずにクロスボウの引き金を引く。
『ヒュン』
イカ墨色のタイツに履き替えようとしている何郁の胸ににょっきりと銀色の棒が突き立つ。
「え?何郁・・・・・・わッわーーー!!」
ゆっくりとその場に崩れ落ちる何郁、それは残りの3人が初めて経験するこのバトルロワイヤルの
ゲームオーバー風景。
「うわわわわ、にげ、にげーー
「何郁?うそだろ?
「どこだ、どこからだっ!?
『ヒュン』
一人その場を逃げようとした灰色の衣装に身を包んだ裴康の脚に矢が刺さる
「あいつだ…あいつがっ!
そういって曹震は猛然と釘バットを振り回しその男、魏延に詰め寄った。
全く魏延はひるまず、それどころかあっさり曹震のバットを奪い取り一撃を加えた。
「むう、これは釘が邪魔で致命傷になりにくいな。」
そう言いながら何度も何度も曹震を釘バットで打ち据える。釘は痛みから逃げ回る
曹震の背中を裂き皮膚を破き続ける。
そんな凄惨な風景から吉穆は逃げ出した。
曹震を殺し終わった魏延は血まみれになっていた。当たり場所が悪く
首の太い血管を破いてしまったらしい。
脚を射抜かれた裴康は地を這いながらもその場から、魏延から逃げようとしていた
が、脚から流れる血が彼の場所を魏延に教えていた。
そしてなすすべも無く、殺されたとさ。
【何郁 曹震 裴康 死亡確認】
※パイプ 釘バット 変身コスチューム3着 放置
@魏延【フライパン クロスボウ】
@吉穆【変身コスチューム2着】
陳到「おおーい」
吉穆「あぁ、あの人は良人っぽいひとだ・・・助かった」
陳到「項籍戟を試し斬りさせてくれぃ」
吉穆「え”」
ザシュッ
陳到「おお、斬れる斬れる♪」
【吉穆 死亡確認】
※変身コスチューム2着放置
@陳到【項籍戟】
※徐州方面へ移動中。
河内に流れる小川のほとり・・・
殺気立った戦場には驚くほどに不似合いな・・・暢気な歌声が木霊している。
荀[或〃]「虎痴殿、もう少し静かにして頂けませんか?
これでは、敵に私達の所在を知らせて周ってるようなものですぞ・・・。」
鼻歌・・・とは形容し難い歌声に、荀[或〃]は眉を顰めた。
許[ネ`者]の声量である。本人は鼻歌のつもりでも、軽く一握りの合唱団の斉唱並の大音量だ。
許[ネ`者]「んー。いいんでねかぁ?
こんな気持ちのいい小春日和にはぁ、なんとなぁく歌の一つも歌いたくなるだよ。
それに、おらの鼻歌を聞いたら、きっと殿も気づいてくれるだよ。」
・・・許[ネ`者]が『虎痴』と呼ばれる所以である。
当の本人がこれだから致し方無い。荀[或〃]も諦めた様だ。
許[ネ`者]「もし敵が来たとしても、おらがこてんぱんにのしてしまうだぁよ。そりゃあ!」
許[ネ`者]は手にした三日月刀を得意げにぶんぶんと振り回した。
煌く刀身が荀[或〃]の頭上を掠める。危うく死をまぬがれた荀[或〃]はため息を一つ。
荀[或〃]「(まあ、この方はこの位の元気があってこそ立つ将だ。
足りぬ部分は私が補佐していかなければなるまい・・・。
僭越ながらもこの王佐の才荀[或〃]、
殿と合流するまでは如何なる事があろうと倒れる訳にはいかないのだ・・・!)」
許[ネ`者]「あっはっは、その顔はまぁた小難しい事を考えてるだぁな?
おらに任せておけば大丈夫だぁよ。殿に会うまで、おらが守ってやるだ。」
荀[或〃]は思わず苦笑する。
荀[或〃]「・・・ふふふ、頼りにしていますぞ、虎痴殿。」
≪殿いずこ/2名≫
荀[或〃]【???】
&許[ネ`者]【三日月刀】
※曹操を捜索しています。
意味不明の状態から突如始まった魯粛と紀霊の戦いは、未だ続行中であった。
冷静さを失い、狂ったように三尖刀を振り回す紀霊の攻撃を、あるいはかわし、あるいは薙刀で受け止めていた魯粛であったが、時間が経つにつれ体力の差が段々と顕わになってくる。
(そろそろ危険か…)魯粛の額に汗が伝った。
「何をしているのだ?魯粛」
そんなところに、第三の人物の冷静な声。
「しゅ……周瑜どのっ」
途端、魯粛の顔つきが変わった。
韓遂を怒鳴りつけ、紀霊を前に一歩も退かなかった自信溢れる姿――正史における魯粛のような――から一転、おどおどした、そう、演義におけるお人好し魯粛そのままの姿に変化したのだ。
「ええと、あのう、これは……」
しどろもどろな口調で周瑜に話し掛けようとする魯粛を、紀霊は怪訝そうに眺めていた。
しかし敵が完全に油断しているのを見て取って、雄叫びを上げながら三尖刀をふりかぶって突進する。
「うおおおおおおっ!」
魯粛に向かい、突進してくる紀霊。
「むっ!」
周瑜が、手首を動かした。
シャッ…!
周瑜の手から放たれたそれは目にも留まらぬ速さで飛来すると、紀霊の手をしたたかに打ち据えた。その痛撃に、紀霊の手から三尖刀が落ちる。
「まだやるか?」
淡々と落ち着いた周瑜の声。我に返ったように薙刀を構える魯粛。
2対1では分が悪い。暴走中の紀霊にもそれだけの判断力はあったと見え、慌ててそのまま退散した。
「どうしてこんな状況に?」
「あのですね、ええと……」
袖で汗を拭いながら、言葉を探すような魯粛は一向に答えを返さない。
溜息をついて、周瑜は紀霊の落としていった三尖刀を拾い上げた。
「それにしてもその武器、格好いいですね」
演義モードの魯粛がにこにこと指差したそれ。
「……そうか?」
『ブーメラン』を手に、周瑜は少しだけ嫌そうな顔をした。
≪都督と私/2名≫
周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
※魯粛は特定の相手の前では性格が変わるらしいです
@紀霊(ちょっと鎮静)【ほら貝、トランペット】
江夏にある小城。会談するは呉の人間が3人。蜀の将が2人。
「……というわけだ。お前らも組もうぜ!太史慈!」
話の概略を説明し、ココアを啜りながら太史慈に同盟を持ちかける甘寧。やはり見かけは無頼の徒のようだが、かなり頭は切れるようだ。
「もちろんだ。この戦い、よくはわからんが今は組んでおくに越した事はない」
「私は関平です。太史慈殿、よろしく頼みます」
挨拶もそこそこに、互いの武器や見聞きした事について話し出す。だが、残り2人は違った。
「「どっかで会った事ありませんか?」」
出会った瞬間からそんな事を言いつつ、何やら意気投合している関索と大喬。実際全く出会った事はないのだが。
その2人が、城の中から水や食糧、等々色々な雑貨を発見してくる。
「おう関索、そこの木箱貸せや」
「何っすか?甘寧さん」
木箱を受け取った甘寧はそれを叩き割ったかと思うと、中の物を何やら漁り始める。
……一時間後。甘寧は箱に入っていた妙な「塗料」を使い、自分の服に何やら書き込んでいく。
鈴。水牛の尻尾。竜虎図。白く長い上着に描かれたそれは、絵師並の上手さだった。
「何ですか?…この服」
「お主も好きだな…そういう装束」
「ん〜、これが無いと落ちつかねえんだよな。いい出来だぜ!」
それが俗に言う「特攻服」に近い物だという事は言うまでもない。
≪ぶらり旅/5名≫※チーム合流。
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×10】
※しばらく江夏で待機。食糧と水は補給しました。
一条の光さえ射さない洞穴。
液体を啜る音と、柔らかな物を咀嚼する音に、時折蝙蝠の羽音が混じる。
オレハナゼ・・・アンナトコロニイタノダ?
彼は気を取り戻すや否や、集合場から脱兎の如く逃げ出していた。
彼の住まうは鬱蒼と茂った密林。果てなく続く暗黒の洞窟。腐臭漂う毒泉。
大慶殿・・・大伽藍・・・そのような所であるはずは無いのだ。
当然、集合場で聞かされるはずだった説明など、全く聞いてはいない。
否、聞いたところで、この獣はその内容を理解できたはずも無いのだが。
混乱の極致にあった彼は、人気の無い洛陽を走り回った。
見るもの見るもの全てが謎の建造物。
動物にとって、最も恐ろしいのは「わからないモノ、知らないモノ」。
彼は恐怖に苛まれながら市街地を抜け出し、やっとの事でこの「安息の地」を見つけた。
ゆっくり息を吐き、ゆっくり息を吸う。また吸う。また吐く。吸う。吐く。
俺の名は董旻。彼の偉大なる暴虐無道の王、董卓の弟だ。
左将軍。俺はその職位を非常に誇りに思っていた。いや、誇りに思わなくてはいけなかった。
非常に臆病な性格。西涼にいた頃よりずっと変わらない、忌むべき生来のそれ。
兄が、洛陽を盗った。権力も、持った。好き放題、放蕩した。
当然だろう?俺は左将軍なんだから。
何かあっても文句は言わせない。俺には力があるのだから。
兄が、殺された。俺は、左将軍じゃ無くなった。俺は、恐ろしくなって逃げ出した。
仕方が無いだろう?俺は左将軍じゃ無くなったんだから。
何を言われても知るものか。俺は本当は臆病なんだから。
このゲーム(何の事だろうか)に参加するにあたって、参加者が取るべき道は三つに大別されるだろう。
殺戮、共闘、逃亡。
・・・勿論、俺には初めから選択の余地なんか無かった。
集合場を出次第、人の集まっていそうな市街地を避けて郊外に出た。
殆ど、無意識のうちにそうしていたような気がする。
どこか・・・隠れる場所を探さなくては・・・・・・呂布の野郎なんかに会ったらひとたまりも無い・・・
おお・・・!この洞窟は・・・隠れるのにお誂え向きじゃ無いか!!
・・・獣か!?暗くて良く見えないが・・・奥で何か眼(まなこ)のようなものが光っている・・・
腹が減ったから飯を食う。動物にとって、至って自然な事だ。
彼は主催者の説明も聞かずに集合場を抜け出して来ていた。当然、支給品の鞄は受け取ってはいない。
水も食料も持ってはいなかった。「狩る」必要がある。
しかし、彼はとても運に恵まれていた。
わざわざ狩りに出なくとも、獲物の方から近づいて来てくれたのだ。
迷いは無い。彼は「獲物」に跳びかかった。
腹を満たした彼は、襲って来た睡魔に身を委ねた。
飯を食えば、眠くなる。本能だ。拒む理由は何も無い。
彼は貪り尽くした獲物の死体を打ち捨て、高らかに鼾を上げて眠り始めた。
今なお、蝙蝠は羽音を響かせていた。
【董旻 死亡確認】
@兀突骨【???】
※兀突骨は眠っています。しばらく洞窟に篭るようです。
その男は主とも会えず、やけくそで謎の本を見ていた。
あまりにおもしろいので没頭してしまったが
小説(のようなもの)内容
前書き。
1、さいたま合戦
2、ヒップホッパー楊奉
3、ハカロワ
4、ある男装をして、レストランで働いた女の話
5、岩を斬る花
6、コトコトというなべの音
7、(白紙)
その後は何故かまだ読めない。
なぜかひっついているようである。
前書きをみるかぎり
「時間が経てば開き、なおかつその理由もおのずとひらけてきます。
その前に白紙のページにあなたもリア」
と突然そこから謎の文になっており読めない。
だが何故か不思議と変な気持ちが湧いてきて王方は頑張ろうと思った
@王方【謎の本】
厳oと陸績は迷っていた、純粋に道に迷っていた。
途中襲い掛かる紀霊や”乗った”連中をたくみに
かわしつつ淮南の民家に逃げ込んだ彼等だが、
そこにも大方の予測道理ハンター(と狩られた死体)がいた。
それ自体はうまくかわせたが、肝心のハンターの
正体が彼等にとって大問題であった。
【小覇王】
主君が既にゲームに乗った現在、彼等は何を思うのだろうか?
≪道筋がない奴等/2名≫淮南方面にいます
@厳o【乾パン3か月分】
@陸績【非加熱製剤】
@孫策【ナイフ・闘犬・コーラン・5インチFD】
祖茂 董厥 張松 死亡確認(孫策に狩られました)
その頃陽明皇帝はというと。
森で迷子になっていた
「参ったぁぁぁぁぁ」
@許昌【フロッピー1枚】
※迷子。
かつて栄華を誇った都、許昌。
今は人の気配すら感じられないここに、二つの人影が姿を現した。
「…彰兄ちゃん、僕達どうなっちゃうの?」
青白い顔をした青年が不安げに、隣に佇む兄に問いかける。
「どうなる…と言われてもなぁ〜。正直、俺も分からんなぁ〜」
無精髭を撫でつつ、兄と呼ばれた男、曹彰はそう答えた。
「…だってさ、皆で殺し合うんだよ!?
そうなったら…、僕なんか勝てる訳ないよ!
絶〜対、いの一番に殺されて黄河にプカリ。…ってなるのがオチだもん!」
「はいはい。プカリは分かったから、落ち着け曹熊。
あんまり興奮すると、また発作が起きるぞ〜」
息を荒げる曹熊をなだめる曹彰。
彼は弟の体が弱いのを気遣い、弟と行動を共にしていた。
曹熊もまた、頼れる兄がそばにいる事で少しは安心している様子だった。
「さ〜て、これからどうしようかな〜っと。
とりあえずは、曹丕兄さんでも探すとするか〜」
大きく伸びをしながら、曹彰はそう言った。
隣で『曹丕』という名前に過敏反応し、脅えている弟がいるというのに。
【曹彰、曹熊、生存確認】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
@曹彰【綺麗なかんざし】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
※現在、許昌にいます。しばらくしてから曹丕を探しに行く予定。
曹熊は呼吸器系統に持病があるみたいです。
陸抗「あれ?この碁盤、血がこびり着いてる。」
陸延「なにいってるんだ。血なんてどこについてる。」
陸抗「ついてるよ。ここと ここと・・・」
陸抗は血のついてる場所を指でさすが、
どうやら陸延には見えていないらしい
(おかしいな。ばっちり血がついてるのに。)
しばらく陸抗は碁盤を眺めていたが
碁盤を袋にしまいこむと陸延と共に歩き始めた。
《おじいちゃんの趣味/2名》
陸延【盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】
&陸抗【囲碁セット】
▼生存者リスト パーティーの部1/3(参加者非公開)▼
≪暴走逃れて劇団作り/3名≫
梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【???】
&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
≪??/2名≫
張宝【??】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪??/2名≫
張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【??】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【??】&金旋【??】&趙範【??】
≪二代目ジミー君・2名≫
黄叙【???×2】&趙月【??? マシンガン】
≪旗本二騎/2名≫
成宜【ナイフ】 &程銀【盾】
≪叔父と甥/2名≫
ホウ徳【直刀】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】
≪奥様ズ/3名≫
魯育【???】&劉氏【???】&王美人【???】
≪天体観測/3名≫
袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
≪蜀命/2名≫
向朗【ノート型PC(電源つかず)】&向寵【???】
≪おじいちゃんの趣味/2名≫
陸延【ミニ盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】
&陸抗【囲碁セット】
≪家庭教師/2名≫
董允【ディフェンダー45口径】&郭攸之【暗視スコープ】
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×10】
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
張バク【???】&張超【???】
≪孟徳と雲長/2名≫
曹操【ワルサーPP】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット】&趙統【折り畳み式の槍】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪防衛軍/2名≫
曹性【スナイパー銃】&黄忠【弓矢、矢15】
≪祭りだ。祭りだ。/10名≫
張角【杖】&趙弘【大工道具】&ケ茂【太鼓】&馬元義【CDラジカセ】
&高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具】
&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】&杜遠【大量のちょうちん】
&波才【大量の浴衣】&程遠志【料理の材料】
孫権「父上、ご無事でしたか!」
孫堅「おお権か、お前も息災で何よりだ」
孫権「兄上とは出会えませんでしたか?」
孫堅「うむ、奴は名を呼ばれた途端走り去っていったからな、現状が掴めぬ」
孫権「そうですか…所で父上、この大会について一つ申し上げたいことが……」
孫堅「おおそうか、わしも言いたいことがあってな…」
二人「生き残れるのは一人!!」
@孫堅【マスケット銃】
@孫権【ゾリンゲンカード20枚】
バトル
「しかし、所詮荊州の一隠士と、鳳凰の雛では身を守るのもままならんのう…」
ホウ徳公山民は一人ごちる。腰の直刀が文若の身には少々重い。
「だれか武に勝る者がおればよいのですが…」
ホウ統士元は百人を聞き分ける地獄耳で、あたりの気配を探ろうとしているが
聞こえてくるのは、小鳥のさえずりと風の凪ぐ優しい音のみ。
ゲームはまだ、二人の前では動きを見せていない。
≪叔父と甥/2名≫
@ホウ徳公【直刀】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】
※荊州へ向う途中仲間を捜しています。
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)】&小喬【???、サバイバルナイフ、防弾チョッキ】&祝融【備前長船】
≪坊ちゃんとガードマン/3名≫
袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪殿いずこ/2名≫
荀[或〃]【???】
&許[ネ`者]【三日月刀】
≪都督と私/2名≫
周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪道筋がない奴等/2名≫
厳o【乾パン3か月分】&陸績【非加熱製剤】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
以上、25チーム、67名の生存を確認
@劉備【???】
@曹操【???】
@郭図【???】
@紀霊[ちょっと鎮静]【ほら貝、トランペット】
@許昌【フロッピー1枚】
@張角【??】
@張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)・八頭身の武将はキモイ・弓矢(23)・画鋲・槍】
@劉度【??】
@趙雲【10フィート棒】
@馬超【散弾銃】
@曹丕【???】
@于禁【???】
@サク融【鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
@高覧【なし】
@士仁【なし】
@劉禅【銃】
@諸葛亮【???】
@諸葛瑾【???】
@諸葛均【???】
@張紘【なし】
@陳到【項籍戟】
@呂布【血塗れの木刀・ハリセン・薙刀・和泉守兼定・防弾盾・寸鉄】
@魏延【フライパン クロスボウ】
@兀突骨【???】
@王方【謎の本】
@孫策【ナイフ・闘犬・コーラン・5インチFD】
@孫堅【マスケット銃】
@孫権【ゾリンゲンカード20枚】
以上、28人の生存を確認
《ア行》黄皓、王植、王忠
《カ行》何儀、楽進、夏侯尚、関興、韓遂、牛輔、胡車児、呉蘭
《サ行》周善、朱褒、徐栄、曹植、曹爽、祖茂
《タ行》張松、張布、張苞、陳生、董厥、董旻
《ナ行》
《ハ行》
《マ行》孟達
《ヤ行》
《ラ行》劉宏(霊帝)、劉曄
《ワ行》
以上、26名の死亡を確認
95名の生存を確認、26名の死亡を確認
〔登場者:現在121名 残り登場可能者:229名+α〕
各地に置かれている、放送塔。そこから淡々と死亡者の放送が話される。
奇妙に歪んだ声は、26名の死亡者の名前を伝えると、最後にこう付け加えた。
「皆、中々良いペースで殺しあってくれているみたいだな。今後更なる健闘を祈る。
なお、まだ禁止エリアの発表は無いが、うっかり聞き逃すなどないように注意せよ。
それでは、今日も良い殺し合いの一日を!」と。
長安城郊外。無慈悲な掃射音の前に、路昭、そして鉄槍を持った典満が死体となって転がり出る。
「ぐわぁっはっはっはぁ!!敵は皆殺しじゃああ!!」
銃の主、暴君董卓。その手には「大当たり」と言える超強力な銃、P−90。
そして董卓に従う5人の将。李儒、華雄、李蒙、張済、李粛。
彼らが…董卓に臣従しているのか、それとも機を窺っているのかは分からない。ただし今背く気はないようだった。
「ぐふふ、いずれは主催者とやらもなぶり殺してくれるわ!」
董卓。彼の手により血に染まる者がまた増える・・・・・・・。
【路昭、典満 死亡確認】
≪暴君御一行/6名≫
董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5】&華雄【ハンドガン、鉄槍】&李蒙【ゴルフクラブ】&張済【ギター】&李粛【火炎放射器】
※基本方針、敵はとにかく殺す。元自軍の者は味方に誘う。
※現在は長安に待機中。
かぁ〜かぁ〜
遠くで烏の声が聞こえた
城の外は限りなく紅い空、そして夕日の色にそめられた湖、そんな
美しい画面が視界にはある。
私は横にあるもう冷たくなった穴だらけの親友の郭を見つつそう思った、
この光景を見たら横の光景等認めたくもない。
こいつさえ入ればなんでもできた、優柔不断の俺をいっつもひっぱってくれたからだ、
確かに一時期、皇帝の取り合いで戦争状態になった、
だがそれは一時期の事、まだやりなおせると思ってた自分が甘かったのだろうか、
いやいや終わった事は仕方がないと割り切れるほど、私は彼ほど強くない
もしかしたら私がこのゲームで残りきれないと思っての善意だったのだろうか、
それなのに私は殺してしまったのだろうか、親友の善意を無下に扱って、
もしかしたらこれは郭に変装した偽者なんだろうか、
私はそんな馬鹿げた事まで考えるようになっていたのが、朝の時、
ゲームが始まった直後、そして郭を殺してしまった直後の事
それから半日、この美しい光景が見れる時刻、
何かから逃げるように李[イ寉]は歩いて小さく嘆いた、
「あばよ親友。」
言いたい事はたくさんあるだが、俺にはこんな使い古された陳腐な言葉しか言えない、
そんな事を考えつつ彼は城から出て行った
もしかしたら、この夕日は俺の道を祝福してるのではないか、
そんなことを考えつつ
かつて栄華を誇った都、許昌。
今は人の気配すら感じられないここに、二つの人影が姿を現した。
「…永兄ちゃん、僕達どうなっちゃうの?」
青白い顔をした青年が不安げに、隣に佇む兄に問いかける。
「どうなる…と言われても。正直、私も分からないから・・・」
きれいに結い上げられた髪を撫でつつ、兄と呼ばれた男、劉永はそう答えた。
「…だってさ、皆で殺し合うんだよ!?
そうなったら…、僕なんか勝てる訳ないよ!
絶〜対、いの一番に殺されて長江にプカリ。…ってなるのがオチだもん!」
「あーあのね。プカリは分かったから、落ち着きなよ劉理。
あんまり興奮すると、また発作が起きるよ」
息を荒げる劉理をなだめる劉永。
彼は弟の体が弱いのを気遣い、弟と行動を共にしていた。
劉理もまた、頼れる兄がそばにいる事で少しは安心している様子だった。
「うーん、これからどうしようか。
とりあえずは、劉禅兄さんでも探そうか」
頭を抱え、劉永はそう言った。
隣で、『劉禅』という名前に頼りないというレッテルを貼った弟がいるというのに。
【曹彰、曹熊、生存確認】
≪なかよし劉兄弟/2名≫
@劉永【素敵なブローチ】&劉理【ビー球×20】
※現在、許昌にいます。しばらくしてから劉禅を探しに行く予定。
曹熊は循環器系統に持病があるみたいです。
【郭、死亡確認】
@李[イ寉]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ】
※出会った人々、元の陣営でも例外なく皆殺し
【曹彰、曹熊、生存確認】を
【劉永、劉理、生存確認】に脳内変換お願いします。
「畜生!」
洛陽市街地。そこに潜伏していた士仁は、地面を拳で殴りつけた。
「孟達の奴が死んでいただなんて……」
今し方の放送を聞いたことで、彼の関羽への復讐計画の一部が崩れたのである。
「手頃な文官も通らない。河岸を変えた方がいいな」
そう呟いた時。
「……おや、もしかして貴方、武器を持っていないのですか?」
「あぁん?」
振り向けば、にこにこと満面の笑みを浮かべた男。
「よろしければ私の武器をお渡しましょう」
虫が良すぎる。疑いの眼差しを向ける士仁に向かい、男は片手で拝む仕草をした。
「殺生は浮屠の教えに反します。私には必要のないものなので」
差し出された武器は、関羽に奪われた弩より大ぶりである。
思わぬ幸運に、孟達はつい武器を受け取ろうと近付いた。
ざくり。
孟達がそれを受け取ったのと、
サク融が隠し持っていた鉈で孟達の首を切り裂いたのは、
同時である。
【士仁 死亡確認】
@サク融【鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
「兄貴……」「安国……」
放送で流れた関興の死の報告。
それは実兄を失った関索に、少なからず精神的打撃を与えていた。
「関索さん……」「……」
呼びかける大喬。押し黙る太史慈。甘寧は窓の外を見ている。
「大丈夫だ…。俺はへこたれやしないさ…」
関索の目から迷いが消える。こうした切り替えの早さも彼の特徴だった。
「しかし、あの放送とやらの技術は大したものですな。あれについても知りたいものだ」
「太史慈……どうやら、その前にお客さんのようだぜ」
太史慈の話には答えずに甘寧が言う。そして自前の特攻服を纏うと、館を出、城外へすたすたと出ていく。
「相手は一人…。どのみち俺一人で充分だ。援護もいらねぇ」
そう言うと、甘寧は城の外へ出ていく。
「女の声がした…。武器でも奪うチャンスだな」
その男の名は陳応。哀れ、甘寧の存在には微塵も気付いていないようだ。
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×10】
@陳応【釘バット】(初登場)
※甘寧はとりあえず相手の出方を窺うようです。
公孫[王贊]は自分が出発した建物から、だいぶ離れた森の中で警戒しながら歩いていた。
日が傾きはじめ森はだんだんと闇に侵されていく。
彼に支給された物は武器とは言いがたい物だった、一冊の「誰でもできるパソコン」と表紙に書かれた書物である。
暗い森の中に一つの気配を感じ、彼は前方を見据えた。
向こうもこちらに気がついたのか気配は動かず立ち止まっている。
「伯珪殿?伯珪殿ではありませんか!」
いきなり向こう側が声を上げた。公孫[王贊]は聞き覚えのある声の主を確認しようと近づく、
どうやら敵意はないようだが油断はできない。
「・・・玄徳?おお玄徳じゃないか!」
かつて共に盧植先生に学んだ仲である劉備玄徳であった。
二人は信頼できるであろう人物を見つけ喜んだ、お互い今まで誰にも会わなかったようだ。
「どうです伯珪殿、行動を共にしませんか?一人より二人のほうが心強いでしょうし。」
「うむ。この世界では信頼できる仲間が必要だ、共に行こうぞ玄徳。」
そうして二人はこれからの方針や探したい人物などの話をして、自分達が支給された武器の話題に移った。
「私はこの、・・・ぬいぐるみが支給物のようなんです。」
劉備がキツネのぬいぐるみを取り出す。ぬいぐるみには手を入れる穴が開いていて、
手を入れ自分の指を上下に動かすとキツネの口が閉じたり開いたりする物だ。
「これは・・・・・・運がなかったなぁ。」
「・・・ええ。ところで伯珪殿の武器は?」
自分の支給品に落胆を隠せない劉備は公孫[王贊]の武器に期待しているようだった。
「私が支給されたのは書物でなぁ、「ぱそこん」という物についての記述書のようなんだが。」
お互い運がなかったなぁと公孫[王贊]が呟くと劉備はキツネのぬいぐるみを手にはめ、
キツネの口を開いたり閉じたりしながら「そうですね。」と力なく言った。
≪旧知の友/2名≫
@公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
※なるべく戦闘は避ける方針です。
「な、何なんだあれは!?」
趙雲の前に現れたのは、雪辱の為あらわれた韓徳。韓徳の武器が放った[雷]が掠ったせいか、趙雲の意識は急激に冴えていた。
もう電波も聞こえない。
「くっ・・・・りゃっ!りゃっ!だぁぁぁ!!」
3bあまりの長さの10フィート棒は固く、細いが棒として使える。趙雲も必死だった。
10分あまりの死闘の末、勝ったのは・・・・趙雲。接近戦で棒を相手に刺し、さらに放った右フックがこめかみにクリーンヒットし、韓徳は動かなくなった。
「はぁ・・・はぁ・・・何だ?この[スパークショット]って・・?」
説明書によると、電撃を放つ機械らしい。それをしばらく眺めていた趙雲だが、不意にある考えが思いつく。
半時後。趙雲の手には袋の紐で、強化した棒にくくりつけられたスパークショット・・・スパークショット棒があった。
「うむ、棒としても、雷を出す武器としても扱えるな!」
意気揚々と、しかし慎重に趙雲は歩き出す。目指すは劉備達への合流。
「ここは陳留あたりか。幽州にでも行くかな」
【韓徳、死亡確認】
@趙雲【スパークショット棒(電力は強め)】
※幽州へ行きます。
>>97 「…ちょっ、彰兄ちゃあああん!!」
「何だ何だ、とにかく落ち着けってば〜」
「…いっ、今の放送聞いたっ!?」
「聞いたぞ〜。何やら聞き覚えのある名前が読まれていたなぁ〜」
「…なぁ〜じゃなくて!植兄ちゃんがぁ〜〜〜」
「あ〜、俺達より先に曹植が逝っちまったなぁ〜」
「…どっ、どうしよう…。やっぱり僕達は長生きできない宿命な…
………ゲホッ、ゴホッゴホゴホゴホッ!!」
「曹熊大丈夫か?ほら、深呼吸して〜」
す〜は〜す〜は〜す〜は〜す〜は〜
「…ケホッ、…コホン」
「ほら、背中さすってやるから〜。リラ〜ックス、リラ〜ックス〜」
「…コホッ、……彰兄ちゃん、ありがと…」
「何言ってんだ〜、兄弟なんだから、こういうのはお互い様だろ〜?」
「…うん」
「曹熊、もうちょっと落ち着いてから、曹丕兄さん探そうな?
このまますぐ動いても、曹熊が体もたないもんな」
「…ごめんね、彰兄ちゃん…」
「いいよ、いいよ、気にすんな〜」
≪なかよし曹兄弟/2名≫
@曹彰【綺麗なかんざし】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
※曹熊の発作が収まるまでは許昌にいるようです。
先ほど見つけた小川より、三十メートル程はなれた木の上で、
劉禅は支給された全参加者名簿の死亡者名に、二重取り消し線を付けていた。
劉禅(・・・あ、)
黄皓の名に線を引くとき、彼の手は一瞬止まった。
劉禅(待ち合わせ場所付近で大きな音がしたから、
もしやとは思ったけど・・・)
黄皓とは組む必要なしと結論づけてからいくばくもたっていない。
劉禅(これがこの世界のルールなら)
名簿の最終ページ、自分の名前に目をやる。
劉禅(ここに線がひかれる日も近いかな?)
感慨にふける時間はない。武将らしい男が近づきつつある。
劉禅(あれは・・・、姜維・・・だな)
@劉禅【銃】
※姜維発見 声をかけるべきか迷っています。
@姜維【戟】
※劉禅未発見(多分) 劉禅のいる木に近づいてきています。
何かが轢き潰されたような、湿った音。
そんな気色の悪い音が二、三度続いたかと思うと、周囲は静寂を取り戻した。
洛陽の南方。南陽にほど近い一面の平野部である。
遮る物とてない、そんな無用心な場所にその男は佇んでいた。
独りである。
仮に、辛うじて意識を繋いではいるものの、手足を引き千切られた、芋虫のような存在に
成り果てた者も数に数えるなら別だが、「人間」として形を整えている者は、彼独りであった。
彼―― 孟獲―― は、狂喜の最中にあった。否、寧ろ狂気といった方が正確かもしれない。
およそ人間の仕業には思い難い上記の蛮行は、彼ひとりの手によって為されたものであったからだ。
更に信じ難いことに、それは素手で行われた。銃器や得物によってではなく、生身の人間の力で。
「……これは凄い。まるで虎か熊か……。何れにせよ獣の力だ」
孟獲は自分の人間離れした膂力に、ひたすら感じ入っていた。
彼の知る限り腕力で彼の右に出る者はいなかった。だが、その時の力とは比べようもないほどの剛力。
元来、力のみを信奉する孟獲にとって、この凶暴なまでの力を受け入れるのに、さして時間を必要
としなかった。
孟獲の支給武器は筋肉増強剤であった。
それもただのプロテインなどではなく、アンドロステンジオンを更に強化した危険な代物であった。
誰もの目の敵にされ、真っ先に付け狙われるような存在の彼が、これに一も二もなく飛び付いたのは
ある意味では当然の帰結と言えた。
薬物投与の効果は、最も分かりやすい形で現れた。
孟獲を追尾していた阿会喃、董茶那、金環三結は、一瞬にして叩き潰されたのである。
彼らとて、孟獲という犲狼を狙うからにはそれなりの勝算と装備を備えていた。
しかし、心構えという点で大きく劣っていたと言う他ない。少なくとも、孟獲に油断はなかった。
未だ死にきれない三人を見下ろし、孟獲が残忍な笑みを浮かべる。
「気分はどうかな? 御三方」
「……おのれ……。犲狼がまだ嬲るか。こ、殺せっ……」
「そうはいかぬなぁ。卿らにはまだ役目があるでな」
息も絶え絶えに毒づく阿会喃には目もくれず、孟獲は三人の持ち物を物色しながらあしらうように
応える。
「ほほぅ。中々いいモノを持ってるねぇ……」
三人のザックからは、それぞれ鋼鉄製ワイヤー、アサルトライフル、手榴弾20個が見つかった。
「勿体無いなぁ。こんなモノを持っていながら、使うこともなくこのザマとは」
嘲るように、孟獲が器量のよくない顔を更に歪めて笑う。
不意に肩の揺れが収まったかと思うと、孟獲は急に真顔になり、恐ろしい質問をぶつける。
「なぁ、この首輪、無理矢理はずすとどうなるんだろうなぁ?」
質問の意味を理解した三人は一様に顔面蒼白となった。この男なら、やる。ただ、好奇心だけで。
そう言うが早いか、孟獲は阿会喃の首輪にワイヤーを引っ掛け、十分に距離を取った上で、
それを力任せに引っ張った。
地を揺るがすような振動と、耳を劈く爆音。もうそこには、血の海も肉塊も残っていなかった。
「なんだなんだ? まんまかよ。面白くもねえ……」
独り残った孟獲は、さもつまらなさそうにボロボロに焼け焦げたワイヤーを放り投げると、この大音響を
聞き付けた、新たな獲物の到来を待つように傍の茂みに身を隠した。
「さぁ、ゲームの始まりです……」
【孟獲 生存確認】
【阿会喃、董茶那、金環三結 死亡確認】
@孟獲【筋肉増強剤X9 アサルトライフル 手榴弾X20 】
自分に歯向かう者には容赦しません。
「で、どうするよ?簡擁?」
「ん〜、とりあえず徐州でも行くか?翼徳?」
「兄貴が居そうな所だな、とりあえず。蜀行かねぇか?」
張飛と簡擁。旗揚げ期からの仲である。たまたま会って組むのに時間はかからなかった。
月光降り注ぐ夜道を、無防備に二人は歩いていた。
張飛の武器は大金棒。簡擁は長鎖。互いに交換した物である。
「ま、変な飛び道具もあるみたいだが、どんな奴でもすぐには使いこなせないだろ。おら、行くぞ!」
簡擁の先導の元、向かうは蜀。そう、張飛は多少方向音痴なのだった。
空には月が昇っている。明かりが無くても周りははっきり見えていた。
≪豪胆コンビ/2名≫
張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
(漢中経由で蜀に向かう予定。)
「え、永兄ちゃん・・・。
いま、蜀の人たち呼ばれなかった?」
「ん?・・・うん。あれは、多分私たちの義従兄弟だな」
「・・・・・・、それって、なんかやばくない?」
「そうだねぇ。彼らは私たちより数倍強かったはずだけど・・・」
「…どっ、どうしよう…。やっぱり僕達は長生きできない宿命な…
・・・・・・うぅっ、胸が・・・、痛っ・・・」
「劉理、大丈夫かい? ほら、兄ちゃんがさすってやるから」
「う、うん。大丈夫。それより兄ちゃん、成都に行こう。
むやみやたらと探すより、錦城で待ってる方が
ずっと知り合いにあえる確率が増えると思うんだ」
「・・・理、・・・そうだな。
見知らぬ土地ではお前の病もひどくなるだけだろうし。
よし、兄ちゃんにおぶされ。成都までひとっ走りだ」
≪なかよし劉兄弟/2名≫
@劉永【素敵なブローチ】&劉理【ビー球×20】
※劉理の持病悪化のため、急いで成都に向かいます。
劉永は劉理をおんぶしています。
程銀「か、韓遂殿・・・」
死亡者放送が流れたちょうどに、彼らは韓遂の死体を発見した。
二人は押し黙って穴を掘り、韓遂を埋めて墓を作った。
落ちていたかぎ爪の残骸は、韓遂の形見として先のかぎ状の部分をもっていくことにした。
ちょうどかぎ状なので、先を伸ばして投げたら人に刺さる程度にはなるだろう。
程銀「韓遂殿ぉ・・・」
成宜「おい、大声で泣いたら敵に見つかるぞ。」
???「韓遂どのがぁ〜・゚・(ノД`)・゚・。」
突然後ろから大きな泣き声が聞こえた。
成宜「!!誰だ!」
???「その声は成宜か?僕だ!楊秋だ!」
成宜(とりあえず怒鳴るのを止めろよ・・・)
「いや〜二人に会えてよかったよ。」楊秋が笑いながら言う。
楊秋もまた、韓遂を探していてこうなったらしい。
楊秋「僕のアイテムはこの『大工セット』だから、生き残るのが不安で・・・」
成宜「大工セット?使えるじゃないか!」
その後三人はかぎ爪の先を伸ばして即席の太い針を作った。当たったら刺さるほどの
鋭さになった。それを皆で1本ずつ持つことにした。これで韓遂の仇を討つため・・・。
※チーム名変更
≪旗本三騎/3名≫
成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋(初登場)【大工セット、太い針】
信じるべきか、信じぬべきか
劉禅は悩んだ。信用できる仲間という点では姜維は一見申し分ない相手。
だが先ほどの死亡報告を聞くと、声をかけるのは危険かもしれない。
だからと言って伯約を信じなければ、他に信じられるものなどいるのか?
父上か?だが父上よりも伯約と某の方が付き合いは長い。
第一あの賢い伯約の事だ。仮にゲームに乗る気だったとしたところで、急に攻撃してくることもあるまい。
殺す気だったとしたとしても、それは自分達が生き残れると確信した後。
このゲームで一人でいる事が、生き残るその上でどれだけ危険なのか、分からぬ男ではなかろう。
劉禅はそう考え、ぎりぎり姜維に見える角度で手招きした。それに応じてやってくる姜維。
姜維「殿、ご無事でしたかお会いできうれしく存じますぞ。」
劉禅「うむ、私もだ。伯約、私はとりあえず父上を探そうと思っておるがお主はどう思う?」
姜維「このゲームで生き残るための最上の手段は、信用できる仲間と組む事だと思います。」
会話はこれだけであった。お互い後漢を代表する君主に軍師であり、かつての主君同士の
割にはあっさりしすぎているかもしれないが、二十年以上も付き合いがあれば逆にお互いの
考えというものが分かるのであろう。無駄に喋るのが危険ということも
≪後漢の君主と軍師≫
@劉禅【銃】&姜維【戟】
※仲間探し続行、ただし蜀将でも本当に限られた将しか信用しません。
陸遜は自分の支給された眼鏡のようなものを装備し、
遠くを歩く夏侯淵を自分は隠れながら、その眼鏡のようなもので見ていた。
眼鏡を通して見ると、その人物の横に数字が出る。
「ふむ、武力92、知力51、政治力56、魅力80ですか。さすがは魏将軍のトップレベルだけはあります。
しかし、この眼鏡は便利なものなのでしょうか? 微妙です。」
【陸遜、夏侯淵 生存確認】
@夏侯淵【???】
@陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
ガッッ!
牛金と張任の剣が火花を散らす、同じ曹仁配下の呂常と一緒に曹家の人間を探していた牛金に張任が襲いかかったのが原因である。
今の所攻防は一進一退、助けを求めに行った呂常は未だに帰って来ない。
「あんな奴にまだ期待をしてるのか?」
からかう様に張任が聞いてくる、それに対する牛金の答えは至って簡潔だった。
「大方逃げたんだろ?この状況で誰が助けにこられるんだ?」
ギィンッ!
お互いに力を込めて間合いを放す、今度こそ必殺の一撃を叩き込む為に。
「そう思うなら何で止めなかった?お前は見捨てられたのだぞ?」
「あんたに背は向けられない、それに……」
牛金の顔に爽やかな、そして残忍な笑みが浮かぶ。
「俺にもあんたの意図が判っちまったからな。」
「私の意図?」
訝しげな張任に楽しそうに牛金は告げる。
「奇襲をかけたなら確実に呂常は殺せた、そもそも何故1人の奴を狙わない?」
張任は上段に刀を構える、対する牛金は中段に構えたまま動かない。
「あんたはいかれている、殺し合いを楽しみたくて仕方が無い、違うか。」
「お前も、そうなのだろう?」
張任の顔にも牛金と同様の笑顔が浮かぶ。
「クククククク……」
「ワハハハハ……」
そして再び……二匹の獣は地を駆ける。
【牛金 張任 呂常 生存確認】
@牛金【ロングソード+2】
@張任【銅の剣】
@呂常【???】
牛金と張任は戦闘中です。
118 :
我が道1/2:03/03/25 04:52
「まさかこんなことが・・・・」
我が生涯は満足行くものだった・・・・
漢帝国の打倒・・・天下統一の野望・・・そして民の安泰・・・
己の信念に向かい、誰よりも熱く、ただ真っ直ぐに生き、
まさかの大敗をきっし志し半ばで力尽きた男。
しかし、自分を破った男が、若き日に共に天を語り、いつか
覇を競い合おうと約束した旧友であったこと。自分とは異なる
視点を持ち、もしも我が王道途切れるときあらば、この男に道を
譲っても良いと唯一思わせた男に破れたこと・・・・
それが志し半ばに散ったものの、一方で晴れやかにすがすがしい
気持ちにさせていたものだった・・・我が生涯悔いなし。
そう・・
我が生涯は・・・
この袁紹本初の生涯は満足行くものだった・・・・はず・・・
暗く長い長い闇から目を覚ますとこのような場所で再び生を受け
しかもただ殺し合いをしろとは・
己の信念に向け生きてきた全てを否定しろというのか?
天はなぜ我をまた授けたのだ・・・
「まさかこんなことが・・」
袁紹は再びつぶやいた。
ここでこの袁紹になにをしろと?無意味な殺戮を繰り返し、
ただ1人生き残ったとしてそこに何があるというのだ!
ただ単に人を切り刻むことに信念を見出せと?
この世界には何もない!王道も覇道も、そして民の笑顔も・・・
ただあるのは・・・。
良いも悪くも真っ直ぐに生きてきたこの男にとって、
この捻じ曲がった世界は苦痛であり、理解できないものであった。
「くそっ!袁紹本初の進むべき道がみえん!!」
@袁紹【???】 生存確認
*人目のつかないところで悩んでいます
鼾が聞こえる。
それはそうだ、辛評は心の中で変に納得した。
誰もが寝なければ乗り切れないのだった。
鼾をたどり、木の上を見上げると結構な大男が鼻提灯で寝ていた。
その男が持つ大荷物は、もうその男がこの殺し合いに乗っていることを意味していた。
力の弱い文官には、寝ているところを襲うぐらいしか、ない!
そして不慣れながらも木に登り、その武将、孟獲の元へ辿り着く。
木を上ったときの音を聞いても目を覚まさないようだった、それもそのはず
筋肉増強剤の負荷が彼の眠りを深くさせていた。
そして辛評はじっと孟獲を見つめる。殺すかどうかを迷っているのではなく、急所を確実に見極めるためだった。
アイスピックで心臓を貫く感触、それはあまり気持ちのいいものではなかった、引き抜く気にもなれない・・・
目の前の死、それから目を逸らすように辛評は孟獲の荷物をあさる。
中には鉄の塊ばかりが転がっていた、少し弄ってみたが何なのかがわからない。
お、説明書?辛評がそれを見つけたと同時に手榴弾は爆発した。
説明を見る前に弄った手榴弾のピンは外れてしまっていたらしい。
辛評の見ることの無かった説明書にはこう書かれていた。
「説明書を良く見て道具は使おうね。byバトルロワイヤル委員会」
【孟獲 辛評 死亡確認】
※筋肉増強剤X9 アサルトライフル 手榴弾X20 アイスピック は爆発により破壊
「こりゃ参ったな・・・・」
徐晃にとってこのゲームとやらは不可解な事ばかりだった。
頭の中で「なぜ?」が連呼される。
ゲーム開始から一晩が過ぎようとしている。弘農に辿りつき、食糧と水は確保した。
どうやら各都市や、城、さらに民家などの建造物には、道具や食糧、水などが置いてある事があるようである。
「むう・・・・とりあえず、情報と仲間、か」
与えられた道具・・・細身の刺突剣であるレイピアと、補充した食糧や水を手に、徐晃は北へと歩き始めた。
弘農の西には湿地帯が見えている。
@徐晃【レイピア、保存食と水】
※とりあえず弘農から北へ。弘農〜長安の間に湿地帯があるようです。
誰か知らない奴が助けを求めてきた、
そう全員を殺し、最後まで生き残ろうと思った直後である
だから私は彼を殺した、だが彼は最後銃を見てこちらが殺そうとしてる時でも、
必死に「仲間を助けてくりお願いだ」そう言いつつ彼は穴まみれになった
そして今、その男が助けてくれっと言った奴がいる場所に歩いて行っている
もちろん助ける気などさらさらない
助けを呼んだって事は、確実に二人以上いる。
そう思いそいつらを殺すために歩いていく。
【呂常、死亡確認】
@李[イ寉]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター】
※牛金と張任が争っている場所にいく模様。
うららかな陽光の降り注ぐ荊州北部。
「わしは何故生きとるんじゃろう……運がいいのか悪いのか」
声の主、厳顔の足下にはもう動かない劉度が転がっている。
荊州北部、新野のそばの崖から厳顔は落ちた。凶暴化している夏侯恵に彼は追いかけられ、崖から転落したのだ。
名将厳顔といえど、武器が近接武器の[鉄疾黎骨朶]では相手の銃には勝てない。
崖から落ち、これまでか…。そう思った時、幸運にも…。いや、ただ歩いていただけの劉度にとっては不運だが、厳顔は劉度を上空から思いっきり…
踏みつけた。
劉度はそれであっさり死んでしまったのである。
「……奴はまいたようじゃが…。この人にはすまん事をしたな」
自分が踏み殺した劉度に一礼すると、道具を貰って厳顔はその場を去った。
【劉度 死亡確認】
@厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】※携帯型製氷器は劉度の道具。
@夏侯恵[凶暴]【パイソン96(拳銃)】
※二人の距離は広がりました。
汝南の東の方のとある民家──
食料を確保したウミネコ団は、夜をこの民家で過ごしていた。
人数は3人。それぞれ見張り時間を決めており、今は小喬がその当番だった。
『それにしても公瑾様はどこにいっちゃたんだろう?』
小喬は思う。周瑜のこと、そして3人が組むきっかけとなったことを。
時は開始直後に戻る──
席が割と近かったため、小喬は周瑜と待ち合わせをしていた。
順番的にいうと、周瑜(しゅうゆ)の方が小喬(しょうきょう)よりも先だった。
後から出る小喬は、周瑜とともにいられることに少しウキウキしながら待ち合わせ場所に行った。
小喬は周瑜を探す。しかし、待ち合わせ場所にいるのは筋肉質の女性のみ。
その女性は何か考え事をしているみたいで、来た小喬の方に目を向けたものの、
すぐまた考え事をしはじめた。小喬はしばらく待ってみたが一向に周瑜が来る様子もない。
小喬は思い切ってその女性に話しかけることにした。
「あのー、すみません。ここにカッコイイ男の人いませんでした?」
「カッコイイ? ナヨナヨした男ならいたが?」
「(ナヨナヨ? 失礼な女ねー。)えっと、その人はどこに?」
「私が来るのを見たらどこにいったようだ。どこにいったまではしらぬが。」
「知らないって・・・。公瑾様はここで待っているっていったのにぃー。」
「そんなことは知らない。本当にどこか行ったっていっているだろう。」
「・・・もしかしてあなた、公瑾様を殺したんじゃないでしょうね?」
「は? なんで初めてあったばかりの男を殺さなくちゃいけない? いい加減にしろ。」
と女性は怒ったように、持っていた刀を抜いて構える。
「正体をあらわしたわね。やっぱりあなたが殺したのね。」
「・・・話にならない。こうなればお前と勝負だ。お前も武器を抜け。」
「あたしだってやるときはやるんだからねー。ちょっと待って、武器を確認するから。」
といいつつ、自分の袋を確認する。中には金属製の筒が10本と顔につける仮面が3枚。
「・・・お前、確認していなかったのか?」
女性のあきれたような声が聞こえてくる。
「だって、公瑾様と合流してからにしようと思っていたんだもん。・・・あった、説明書だ。
『催涙弾とガスマスクセット』だって。なになに『金属の筒をボタンを押して相手の方に投げます。そうすると・・・。』」
その時、女性の声が響いた。筋肉質の女性とは別の声である。
「争いはやめて。」2人が声の方向を見ると綺麗な女性が敵意がないことを示すように両手を広げていた。
「私の名前は貂蝉といいます。争っている場合じゃないの。」貂蝉は近づいてい来る。
「あたしは小喬。」小喬は警戒心を解いたのか(もともとあまりある方じゃないが)、説明書から手を離して挨拶した。
「なんのようだ?」最初の女性が聞く。刀は抜いたまま、こちらはまだ警戒しているようだ。
「あなたたち、このゲームに乗るの? それとも『お上』の正体を暴いてここから逃げ出したい?」
小喬はすかさず言う。「公瑾様と一緒に逃げ出したいよー。」
貂蝉は小喬に、にっこり微笑むと、今度は筋肉質の女性の方に向き、「あなたは?」と聞く。
女性は答える。
「・・・それを考えていたところだ。ここから逃げだせる考えでもあるのか?」
「それは・・・、今から考えるわ。」
「まあ、いいだろう。人数がいた方が生き残りやすいしな。それに『お上』とやらにムカついているのも事実だ。
あいつをシメてやりたいという気持ちもある。」
といいつつ、刀をしまう。
「わかった、『お上』に攻撃するチャンスがあればあなたに任せるわ。」
「ただ、お前らに見込みなしとわかった時には遠慮なく抜けるとだけはいっておく。」
「どうぞ、ご自由に。ところであなたの名前は?」
「祝融だ。」
「じゃあ決定ね。とりあえず移動しましょう。声をだしてしまったので、ここは危険です。」
「わかった。」「おっけー。」
時は現在へ──
「ありがとう、小喬。もう寝ても大丈夫よ。」
気付くと、次の当番である貂蝉が起きていた。
「うん、わかった。・・・ところでこの3人のチームに名前付けたいんだけどいいかなあ?」
「はい。どうぞ。」貂蝉はにっこり微笑む。
「じゃあね。ウミネコ団なんてどうかな? ウミネコっていうのわねー、呉の港によくいる鳥さんなんだ。」
貂蝉はくすりと笑う。「いいと思うわ。じゃあウミネコ団にしましょう。」
こうして3人のチーム名は決定したのだ。
ちなみに、翌朝チーム名を聞かされた祝融は脱力するのだがそれはまた別のお話。
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、サバイバルナイフ、防弾チョッキ】&祝融【備前長船】
開始直後(>80の前)──
周瑜は待ち合わせ場所で小喬を待っていた。
だがしかし、周瑜は迷っていた。
『私は本当に小喬と行動をともにしていいのだろうか? 彼女を余計危険な目に合わせるかもしれない。
このような異常な状況下で彼女を守りきれる自信はない。武器もイマイチ。
・・・そうだ。次に私の目の前に来た人が小喬だったら行動をともにし、もし違ったらやめよう。』
周瑜は少し緊張しながら、人が来るを待った。やがて女性が周瑜の方に近づいてくる。
だがしかしそれは小喬でなく、祝融だった。
『なるほど天の意志はそういうことか。ならば。』
こうして周瑜は小喬と行動を共にしないことにしたのであった。
@周瑜【ブーメラン】
※>80へ続く。
厳顔「さて、ここいらで休憩するかのう・・・」
劉度を踏みつけてからしばらく歩いた。
当初平気がっていたが、十数メートルある崖から落ちた衝撃は
老体であるかれにひどく堪えたようだ。
厳顔「ふう、今は気張っても益は少なかろう。
体をいたわるのも大事じゃ。ヨッコラ・・・・・・」
ムギュウ・・・
厳顔が腰を下ろしたそのとき、なにやら柔らかいものを
踏みつけた音が尻の下から聞こえてきた。そして、
???「な、な、な、何するんですか!!
人がせっかく仮眠をとってたのにっ!!」
続いて聞こえてきたのは甲高い声。
厳顔はあわてて立ち上がり、さっきまで自分のいた場所を見返った。
厳顔(ほう、こんなところに、子供か・・・)
踏まれた背中をさすりながら、加害者を睨みつける少年。
芯の強い、そんな印象を厳顔は受けた。
厳顔「おお、すまん。あまりにちぃっこくってわからんかったんじゃ。
このとおり、許してほしい」
少年「別に、いいですけど。ちっこいは余計です」
少年は少し、頬を膨らませた。
二、三、言葉を交わすうちに、二人は打ち解けた。
どちらもゲームに乗る気なしだったことが、
むしろ少年のほうに安心感を与えたためであった。
厳顔「それはそうと、まだ名前を聞いとらんかったな。
わしは厳顔。巴蜀の地で将をやっとるものじゃ」
少年「厳顔さんですか。
私は諸葛亮。徐州瑯邪に住んでいた者です」
厳顔「諸葛亮とな?わしの知り合いにも諸葛亮という者がおるが・・・」
諸葛亮「珍しいことではないでしょう?
ところで厳顔さん。お願いがあるのですが」
厳顔「わしと同行したいというのじゃろ?話を聞けば一人のようじゃし。
なに、わしも子供一人見捨てるほど耄碌はしとらんて」
諸葛亮「あ、ありがとうございます」
厳顔「よし。そうと決まれば出発じゃ」
※チーム結成
≪初対面?/2名≫
@厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【???】
131 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/25 17:35
徐州の森の中で典韋は説明書を読んでいた。
彼の支給されたアイテムはレーダーであった。
典韋はこの機械が敵の居場所を表しているものだということを知り、悩んでいた。
「うーん、これでどうやって戦おうか。」
しばらくして行動を開始した。
「まあいい、仲間を探そう」
【典韋 生存確認】
@典韋【レーダー】
※とりあえず許昌へ
長安あたりで、王平と夏侯覇は一緒にいた、
共に魏から、蜀に下って働いた武将だ。
夏侯覇「とりあえず、司馬一族を殺るには、2人だけじゃ心許ないな」
王平「そうですね、魏の国には恨みはないのですが、許せない人は何人もいますからね」
夏侯覇「仲間といえば、やはり姜将軍を誘うのが一番だな」
王平「たしかに、あの方も、魏から下った人だし、魏の誰かを恨んでる可能性がありますね」
夏侯覇「そういえば、武器の中身の確認をしてないな。ん?これは・100tハンマー」
王平「よく持てましたね、そんな重さの武器をリュックの中に入れて・・」
夏侯覇「そう言うお主は、何が入ってたのだ」
王平「それが説明書が入っていたのですが、読めませんでして・・・」
夏侯覇「あいかわらずなのか〜」
とついつい、ハンマーでつっこんでしまった夏侯覇であった
王平「あいたた・・・よく100tの重さに耐えれたは・・
では代わりに読んでよ」
夏侯覇は、読んでみた・・・しかし読めなかった
夏侯覇「よっ・・専門用語が多すぎてよめん><」
王平「お前も読めんじゃないか〜」
言った瞬間に王平に、お返しを食らっていた・・
ぼろぼろになりながら・・
夏侯覇「と、とりあえず、姜将軍を探して仲間に誘うのと同時に
読んでいたいただこう・・」
先がおもいやられる、2人だった
【夏侯覇 王平 生存確認】
※チーム結成
≪私怨の友/2名≫
@夏侯覇【100tハンマー】&王平【???、読めない説明書】
※漢中に向かい姜維を探します、恨んでいる相手には攻撃
それ以外には、出来るだけ戦闘回避、恨んでいる相手を倒し終わるまでは生き残ろうとします
その気になれば、意外と森には食料があった。
「もうここで暮らしましょうか、兄者」
「う……陳留へは行かんのか、弟よ」
迷子の張バク・張超兄弟である。
「陳留へ行ったからといって、生き残れるとは限らないでしょう」
木の実を囓りながら、張超はのんびりとしたものである。
「そうだ!家を建てましょう!
この広い森には、きっと私達以外にも遭難者がいるはずです。
そんな者のための憩いの家を!!」
「おいおい…、我々は殺し合いの最中だぞ」
「悪意を持って来た者は、殺せばいいこと。
そう、我々は、この森の中にユートピアを築くのです!」
のんびりしているようで、張超はやっぱりなんだかおかしかった。
食べた物が悪かったのだろうか……。
集めた木の実や、トラバサミで捕らえた小動物の食べ残しを、張バクは蒼褪めた顔で見遣る。
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】
※これから丸太小屋建設
零陵へ向けて進む3人の男は順調に荊州、襄陽付近へと進んでいた。
金旋「ぬぁ゛〜〜〜、どこを見回しても竹藪、竹藪、竹藪。何にも見えやしねえ!!」
趙範「うるさいですよ、金旋。おかげで私達も見つからずに済んでいるのですから。」
金旋「そうは言うけど殺風景で面白くねえんだよ。」
韓玄「しかし、このような大規模な竹林があるというのは謎じゃな。
少なくともこんな竹林の事なんぞわしは聞いた事無いぞい。
・・・あれは城じゃな。作りからして襄陽城に間違いない。」
金旋「城だって?韓玄、趙範、早く行こうぜ!!」
趙範「いや、やめておいたほうが無難でしょう。待ち伏せされていたらまず勝ち目はありません。」
韓玄「わしも趙範と同意見じゃな。食糧も竹林でたんまり確保できておるし、無理に寄る理由も無い。」
金旋(食糧ってこの山のようなタケノコの事か・・・?おい、冗談だろ?)
韓玄「やはりここは先を急ぐのが最善であろう。劉度が心配じゃしな」
金旋「そうだな。」
こうして先を急ぐ3人であった。
その劉度がとっくに死んでいるとも知らずに。
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【??、タケノコ】&金旋【??、タケノコ】&趙範【??、タケノコ】
※荊州北部は大竹林になっている模様。
董允と郭攸之は揉めていた。
「今後は、敵の目に付かないよう夜間に移動した方が良い」
「いいえ、人は昼に起きて夜眠るものです」
大人しいはずの郭攸之が頑固に主張するのを、董允はイライラと聞いていた。
「ですから、我々には暗所を見通せる道具があるのですから……」
途中で言い淀む。それは暗視スコープの所有者である郭攸之を先頭に進むということであり、彼は真っ先に危険な目に遭いそうな役割を拒否しているのではないだろうか。
「道具を交換いたしましょうか」
「いっ……いいえ」
懐から銃を取り出せば、怯えたように首を横に振る。董允は溜息を吐いた。
「……それに、夜間に蜀の桟道を通るのは危険です」
郭攸之が、付け足すように言い添える。
「確かに一理あります。では、秦嶺山脈のふもとまでは夜間移動、それ以降はまた相談いたしましょう」
董允がそうまとめれば、郭攸之は不服そうに頷いた。
やはり私では、人をまとめるのは無理なのか……。
董允は、改めて行方の知れぬ費イとの再会を願う。
湿地帯を歩く彼は、既に疲労困憊だった。
≪家庭教師/2名≫
董允【ディフェンダー45口径】&郭攸之【暗視スコープ】
※弘農〜長安間の湿地帯を移動中、今後は夜間移動を専らとするようです
「本当に行くのか?宛城へ」
「ああ、だって名馬が手に入るんだし」
ここは洛陽の西南、小高い丘にある民家。
「・・・・疑うとか考えないのか?罠とかよ」
「お上だかがわざわざそんな事するかな?殺し合いさせたいのに」
「・・・・むむむ」
何やら相談しているのは曹真と曹休。共に魏で同じ時代を戦った戦友であり親戚だ。
曹休の持っている「名馬所在地図」が、この話し合いの発端である。
この地図によれば名馬[的廬]が宛城に居るらしい。が、慎重な曹真と、信じやすい曹休の考えがぶつかったのだ。
「・・・・わかったよ。行こうぜ、宛へ」
「大丈夫、それに他にも馬いるみたいだし、曹真の分もきっとあるって」
「・・・・やれやれ、信じて良いものかな」
そう言いながらも宛に向かう二人だった。
≪曹家二人/2名≫(初登場)
曹休【名馬所在地図】&曹真【長鉄矛】
※とりあえず宛へ。
周倉はひたすら関羽を捜していた。彼に支給された武器は中華鍋と調味料のセット。
これを使ったらおいしい炒飯が…などと言える時分ではない。ここはお料理教室ではなく、
殺すか殺されるかのバトルロワイアルなのだから。とりあえず装備も不十分なままいるのは
危険である。とりあえずは信頼できる関羽様を…というのが彼の考えだったらしい。
ふと、目の前の民家から騒ぎ声が聞こえる。このご時世にいったい誰が?そう思って
周倉は近くに落ちていた手ごろな棒を持って(最大限の防御のつもりだった)窓から
覗いてみた。3人の男が中で酒を飲んでいるらしい。何処から酒が?と思っていると、
後ろから声が聞こえた。
???「バイト希望かい?」
周倉「はい?!」
???「そこの張り紙見てくれたんだね。ささ、どうぞどうぞ・・・」
何がなにやらわからないまま中へ入ると、中の二人は別段ビックリした様子も無く
「おう、新入りか。まあ飲めや!」「何言ってるんだよ淳于瓊。彼はバイト君だろ?」などと
わけのわからない会話をしている。
王朗「ああ、紹介が遅れたね。僕は王朗。あそこで飲んでるのが淳于瓊さんと韓猛さん。
あそこで銃磨いてるのが厳白虎だよ。おっ、君鍋だけじゃなくて薪まで持って
るんだね?じゃあおつまみ作ってよ。そこにさっき厳白虎が狩った兎が
あるから。使っても良いよね、厳白虎?」
厳白虎「・・・ああ。」
周倉「え?え?え?」
こうして、わけのわからないまま流されてしまう周倉なのであった。
≪居酒屋王朗/5名≫
王朗【多量のお酒各種】&厳白虎【ライフル】淳于瓊【紙と筆と墨】
&韓猛【チャッカマン】&周倉【中華鍋、調味料、木の棒】
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/3名≫
梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【???】
&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
≪???/2名≫
張宝【???】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪???/2名≫
張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【???】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【???、タケノコ】&金旋【???、タケノコ】&趙範【???、タケノコ】
≪二代目ジミー君・2名≫
黄叙【???×2】&趙月【???、マシンガン】
≪旗本三騎/3名≫
成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪叔父と甥/2名≫
ホウ徳【直刀】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】
≪奥様ズ/3名≫
魯育【???】&劉氏【???】&王美人【???】
≪天体観測/3名≫
袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
≪蜀命/2名≫
向朗【ノート型PC(電源つかず)】&向寵【???】
≪おじいちゃんの趣味/2名≫
陸延【ミニ盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】&陸抗【囲碁セット】
≪家庭教師/2名≫
董允【ディフェンダー45口径】&郭攸之【暗視スコープ】
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×10】
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】
≪孟徳と雲長/2名≫
曹操【ワルサーPP】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット】&趙統【折り畳み式の槍】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪防衛軍/2名≫
曹性【スナイパー銃】&黄忠【弓矢、矢×15】
≪祭りだ。祭りだ。/10名≫
張角【杖】&趙弘【大工道具】&ケ茂【太鼓】&馬元義【CDラジカセ】
&高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
&杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、サバイバルナイフ、防弾チョッキ】&祝融【備前長船】
≪坊ちゃんとガードマン/3名≫
袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪殿いずこ/2名≫
荀[或〃]【???】&許[ネ`者]【三日月刀】
≪都督と私/2名≫
周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪道筋がない奴等/2名≫
厳o【乾パン3か月分】&陸績【非加熱製剤】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
≪暴君御一行/6名≫
董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5】&華雄【ハンドガン、鉄槍】
&李蒙【ゴルフクラブ】&張済【ギター】&李粛【火炎放射器】
≪なかよし劉兄弟/2名≫
劉永【素敵なブローチ】&劉理【ビー球×20】
≪旧知の友/2名≫
公孫[王贊]【本『誰でもできるパソコン』】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
≪豪胆コンビ/2名≫
張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪後漢の君主と軍師/2名≫
劉禅【銃】&姜維【戟】
≪初対面?/2名≫
厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【???】
≪私怨の友/2名≫
夏侯覇【100tハンマー】&王平【???、読めない説明書】
≪曹家二人/2名≫
曹休【名馬所在地図】&曹真【長鉄矛】
≪居酒屋王朗/5名≫
王朗【多量のお酒各種】&厳白虎【ライフル】&淳于瓊【紙と筆と墨】
&韓猛【チャッカマン】&周倉【中華鍋、調味料、木の棒】
以上、34チーム、91名の生存を確認
〜ピンユニットの部〜
@曹操【???】
@郭図【???】
@紀霊[ちょっと鎮静]【ほら貝、トランペット】
@許昌【フロッピー1枚】
@張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢23本)、画鋲、槍】
@趙雲【スパークショット棒(電力は強め)】
@馬超【散弾銃】
@曹丕【???】
@于禁【???】
@サク融【鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
@高覧【なし】
@諸葛瑾【???】
@諸葛均【???】
@張紘【なし】
@陳到【項籍戟】
@呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、和泉守兼定、防弾盾、寸鉄】
@魏延【フライパン、クロスボウ】
@兀突骨【???】
@王方【謎の本】
@孫策【ナイフ、闘犬、コーラン、5インチFD】
@孫堅【マスケット銃】
@孫権【ゾリンゲンカード20枚】
@李[イ寉]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター】
@陳応【釘バット】
@夏侯淵【???】
@陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
@牛金【ロングソード+2】
@張任【銅の剣】
@袁紹【???】
@徐晃【レイピア、保存食と水】
@夏侯恵[凶暴]【パイソン96(拳銃)】
@典韋【レーダー】
以上、32名の生存を確認
その頃お祭り会場は
夏侯和「今日は玉子の作り方、まずこの玉子を斜めに割ります」
夏侯威「黄蓋(こうかい)?」
夏侯和「曹操(そうそう)そして次にご飯を用意します。」
夏侯威 「呉班だ。呉班だ。進む君!おかわり」
漫才師(自称三流)が来たため舞台を作っているところであった、
「練習してあとで来る」と帰った二人の
「まともな奴はこないのか?」
あいかわらず一人で守ってる黄忠であった
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪防衛軍/2名≫
曹性【スナイパー銃】&黄忠【弓矢、矢15】※黄忠が見張り。
≪祭りだ。祭りだ。/10名≫
張角【杖】&趙弘【大工道具】&ケ茂【太鼓】&馬元義【CDラジカセ】
&高昇【ホワイトボードとマジック】
&韓忠【料理道具】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】&杜遠【大量のちょうちん】
&波才【大量の浴衣】&程遠志【料理の材料】
≪漫才師/2名≫
夏侯和【??】&夏侯威【??】
《ア行》☆阿会喃、黄皓、王植、王忠
《カ行》何儀、☆郭、楽進、夏侯尚、関興、韓遂、☆韓徳、牛輔、☆金環三結、☆胡車児、呉蘭
《サ行》☆士仁、周善、朱褒、徐栄、☆辛評、曹植、曹爽、祖茂
《タ行》張松、張布、張苞、陳生、☆典満、董厥、☆董茶那、董旻
《ナ行》
《ハ行》
《マ行》☆孟獲、孟達
《ヤ行》
《ラ行》劉宏(霊帝)、☆劉度、劉曄、☆呂常、☆路昭
《ワ行》
☆印は新しく死んだ武将
以上、38名の死亡を確認
124名の生存を確認、38名の死亡を確認
〔登場者:現在162名 残り登場可能者:188名+α〕
謎の声「さて、全体の十分の一以上が死んだわけだ。なお、このゲームでチームを組んでいるものも
いるかもしれない。だがこれだけは覚えて置け。いつ仲間に寝首を掻かれるかもわからないぞ。
それでは、健闘を祈る。」
「は〜、結局一人ぼっちね。」
洛陽から1キロほど離れて孫尚香はがっかりしていた。きっと城から出たら呉の仲間が私を待っていて一緒に戦える、それが裏切られたように誰一人として出会うことは無かったのだった。
か弱い女の子を一人でほうっておくなんて、呉の皆は私の心配してくれないのかな、皆ホントに殺し合いをするのかな。それを思うと心がどんどん暗いほうに行ってしまった。
鞄を開け、自分の支給されたものを見る、
「えむぴい3ぷれいやぁ?」
MP3プレイヤーと書かれたものだった。それと電池が数本。
そこから流れる音楽はしばしば彼女の心を慰めた。
@孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット】
韓玄「う、嘘じゃろ・・・。これは誰かの策じゃ・・・。」
金旋「おい、韓玄!!これはどういう事だ!!」
趙範「う・・・うう・・・・。」
荊州弱小カルテットの最後の一人である劉度の死を伝える非情な放送直後。
その場に崩れるように座り込む3人のダメ君主たちであった。
金旋「だいたいな、韓玄、お前が先に行こうって言うからこうなったんだ。
お前のせいで劉度は死んだんだ!!」
韓玄「本当にすまぬ・・・。こうなった以上、わしが死んでお詫びするしか・・・。」
趙範「あなたが死んだところで劉度のためになんかなりませんよ。謎の主催者が喜ぶだけ。
これはそういう『ゲーム』なんですから。
むしろ、彼の分も私達が生き抜くことこそが願いなのでは。」
韓玄「・・・・・・・・・・そうじゃな。ここで無駄死にしては奴に申し訳が立たんな。
すっかり動揺していたようじゃがもう大丈夫じゃ。趙範、礼を言うぞ。」
趙範「いえ、それほどの事じゃありませんよ。それよりも金旋、あなたも大丈夫ですか?」
金旋「ああ、何とかな。こうなったら3人で最後まで生き残ってやろうぜ!!」
趙範「ええ。」
韓玄「その心意気じゃ。」
金旋「それで俺達はこれからどうするんだ?」
韓玄「このまま零陵に向かう。劉度の奴にせめてもの餞でも送っておきたいしの。」
金旋「そうだな。それがいい。」
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【??、タケノコ】&金旋【??、タケノコ】&趙範【??、タケノコ】
城外で、先程聞いた女の声からあらぬ妄想をする陳応。
「くくく…もしいい女だったら殺さずに…」
「おい、そこのゲス野郎。てめえ人の城に何の用だ!?」
城に入る隙を窺っていた陳応に、甘寧は堂々と正面から話しかけた。しかも既に江夏城は自分の物扱いである。
「き、貴様、誰だ?……いや、その前に、命が惜しかったらお前の道具を頂こうか」
「あぁ!?」
甘寧の名は知っていても顔は知らないのか、それとも腕に自信があるせいか、釘バットを構えた陳応は脅すような口調でそう言う。
「……つまり、俺らと組む気もなし、で、しかも危害加える気満々ってわけか。仕方ねぇな」
そう言い終わると甘寧は腰の陸奥守吉行を音も立てずに抜く。白刃が月光と甘寧の精悍な顔を映した。
「あ、何だ、殺すぞ?これでも俺様は桂陽一の使い手で……」
そんな大言壮語を吐く陳応の声は、甘寧の叫び声によってかき消された。
「おらぁ!!行くぜぇ!!」
甘寧が消えた。いや、陳応にはそう思えた。だがその刹那、右と左、さらに縦に焼け付く痛みが走った。まるで身体が4等分されているかのようだった。
そして、陳応の意識はそこで途絶える。
「ったく、今ので人呼び寄せてなきゃいいんだが…」
だが、人が潜んでいるような様子もない。しばらくして、4分割された陳応の道具を持ち、甘寧は城に戻った。
「…早かったな、甘寧。…敵は誰だった?」
釘バットを携えて戻ってきた甘寧に、太史慈が問う。傷一つない甘寧の姿を見て安心しているようでもあった。
「何か言ってたけど知らねえ奴だな。おい、関平、お前これ持っておけ」
そう言って甘寧は釘バットを関平に放り投げる。
「は、はい、でも太史慈殿が持った方が…」
「拙者はこの砲身を棍として使える。お主が持っておくといいさ」
関平の心遣いを無にせぬよう、太史慈が柔らかく受け答える。このあたりに太史慈の仁徳の片鱗が現れていた。
「あ、甘寧さん、ご無事で」「お帰りなさい、甘将軍」
簡単な食事を持って、城内の小さな厨房から関索と大喬が現れる。その後は食事しながらの雑談が始まった。
「つまりお上とやらは何者か、そこをハッキリさせるのがが大事だな」「そうですね」
「ここを何時発つかも大事だろう、甘寧殿。拙者は夜がいいと思うが…」「は〜い、皆さんお茶どうぞ〜」
「お、気が利くな大喬」「甘寧殿、主君の奥方を呼び捨てはどうかと…」「いいわよ甘将軍、私全然気にしないもん」
「索、父上はどうしてるだろうな」「殿か周さんや王甫さんや趙累さんといるんじゃないの?多分」
この兄弟もさすがに関羽が曹操といるとは夢にも思ってはいない。ともあれ、現在江夏周辺にはこの5人以外は居なかった。比較的平穏な夜が過ぎていく…。
【陳応 死亡確認】
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47、釘バット】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×10】
※南下する移動の準備中。
放送後、祝融がつぶやく。
「・・・逝ったか。」
それを聞いた小喬は尋ねる。
「どうしたの?」
「・・・なんでもない。しがらみが1つなくなっただけだ。」
「へ?」
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、サバイバルナイフ、防弾チョッキ】&祝融【備前長船】
「魏の大将軍といえどあっけないものだな…」
陳宮はつまらなさそうに呟いた。陳宮の目の前には曹仁がいた。
正確には曹陣の遺体があった。曹仁は背後から斬られ即死だったようだ。
曹仁の亡骸に手を合わせると陳宮はその場を立ち去った。
【曹仁 死亡確認】
@陳宮【???】生存確認(初登場)
目の前に見える黄色の集団。
「緊張感のない奴らめ・・・」
あんな集団はほっといてもそのうち殲滅するだろう。
「けっ!ばかばかしい」
その場を去ろうとしたそのとき、或る考えが脳裏をよぎる。
・・万が一あの集団がなにかの拍子に殺戮集団になったら・・
あれだけの人数だ。いくら烏合の衆とはいえ狙われたら
ひとたまりもないぞ。しかもなぜか黄忠の姿も見える。
危険だ。ならば、先手必勝!戦力を剥ぎ取るのみ!
そう思うや否や、踵を返し夏侯淳は獣のようなスピードで
一団におそいかかった。
黄忠がその姿に気づいたときは、もう数mの距離に迫っていた。
「敵だ!」
そう叫び、弓を放とうとしたが既に遅し。
強烈な一撃を右手に食らった。返しの刀が黄忠の首筋を襲う。
グシャ!黄忠の頭が宙に舞う・・・
と思われた寸での所で、辛うじて弓を盾代わりにして防いだ。
「チッ!」
舌打ちをしながらも夏侯淳は次の標的に目標を定め動き出す。
曹性は先ほどから目を覚まし、狙いを定め様としていたが
近距離であること、そしてあまりにすばやい動きであることに
対応しきれていなかった。ようやく照準があったその瞬間、
既にこの世にはいなかった。
(あとは奴を・・・)
黄巾の頭である張角に向け一直線に走る。呆然としている張角。
何人かが身を持って守ろうとしたが、夏侯淳は埃を払うがごとく
難なく蹴散らし、あっという間に張角を真っ二つにした。
(これで奴らもなにもできんだろう・・・)
一瞬動きを止め、張角が倒れるのを確認すると、
またもや獣のようなスピードでそこを去っていった。
【張角&趙弘&ケ茂&馬元義&曹性死亡確認】
@夏侯淳 生存確認【諸刃の刀】(初登場)
※冷静な判断はできてる模様、曹操を探しに行きます。敵、味方どちらになるかは不明
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
※おびえきっています
黄忠[右腕負傷]【弓矢(破損、ただし修理は可能な模様)、矢15本】
※ピンユニット化、傷は深くはないようです。弓矢の修理とともにどうするか考えてます。
≪祭りだ。祭りだ。/6名≫
高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
&杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣】&程遠志【料理の材料】
※呆然と立ち尽くしています。
武器等は放置されたままです
趙雲が幽州に向かっていると、いきなり武将が襲い掛かってきた。
攻撃を咄嗟にかわし、棒で応戦する趙雲しかし敵も負けていない
一風変わった戟を使い棒を上手くさばき攻撃をしてくる。
小一時間後、趙雲の棒が敵の腕に軽くだが当たった。並みの武器ならともかく
そこは雷が出る部分。勝った!趙雲はそう確信し、棒を思いっきり振りかぶり攻撃したが
相手の武器に棒を弾かれてしまった。以前の持ち主の使い方の悪さと
長い戦いによる電池切れである。武器を取られてはもう勝ち目はない
趙雲は覚悟を決め、その場に座り込みいった。
趙雲「某の負けだ。好きにするがよい」
死を覚悟し、自分のふがいなさを劉備に詫びたが、相手は
止めを刺さないばかりか、落ちていた棒を渡して趙雲に言った。
???「勝負はついた。命を奪う事もなかろう、お主は今武器を返したところで
また襲い掛かるような真似をするような男では無いと見た。名はなんと申す?」
趙雲「姓は趙、名は雲、字は子龍。」
???「趙子龍か、某は高順と申す。某は呂布殿を探しているのだが、見かけなかったか?」
趙雲「呂布か・・・見ておらぬな、呂布を探してどうするつもりだ?」
高順「こうしてこの世に再び生を受け、この方天画戟を支給されたのは何かの天命であろう。
呂布殿を見つけだしこの武器をお渡しし、我が身を盾として使って頂くまで」
趙雲「使える主は違えど忠の精神は同じということか」
高順「そういえば子龍殿の主の名はなんと申す?」
趙雲「姓は劉、名備、字を玄徳と申す」
高順「劉備か・・・劉備ならここに来る途中で伯珪殿と一緒にいる所を見たな。
見たのはかなり前だが、某の足音を聞くと逃げていった辺り戦う気はないのであろう
それなら昼間はじっとしてるはず、今すぐ行けば追いつけるであろ・・・」
高順がそういい終わる前に趙雲は礼をいい、すごい速さで駆けて行ってしまった。
@高順【方天画戟】生存確認(初登場)
@趙雲【スパークショット棒(電池切れ)】
※高順は呂布探し、知らない武将はとりあえず攻撃をしかけます。
※趙雲は劉備と公孫[王贊]の所へ向かいました。多分合流できます。
それは一見異常の無い光景に見えるであろう。
ただ1頭たたずみ水を飲む馬。しかしよく見ると決定的に違う点が一つあった。その馬の首には銀色に光る首輪がついていたのだ。
その馬の名は赤兎『人中の呂布・馬上の赤兎』と呂布と同列に扱われ呂布の死後は関羽を主とし
関羽の死後その後を追ったという、逸話が残っている至高の名馬赤兎である。武将ではないが下手な武将よりもある実力と実績に
主催者の悪ふざけもあり、今回のバトルロワイヤルの参加者となった。ただ流石にそのまんま馬ではあれなので
主催者側が手を加えて、人間の言葉と最低限の知能を兼ね備えている。だがやはり赤兎であり、その本能は失われてはいない。
そんな赤兎を見て、馬が手に入るであろう幸運に喜んだ武将が近づいてきた。
夏侯恩「おおこれは素晴らしい馬だ。このような馬が手に入るとは、某はついているな」
そう言いながら笑顔で赤兎の鬣をなぜる夏侯恩、だが赤兎は気に入らなかったらしく、その手を避けながら言った。
赤兎「汚い手で触るなこの凡愚が、俺に触って良いのは本当に実力を持つ者だけだ。」
いきなり馬がしゃべったことに対する驚きと、馬に凡愚と侮辱された屈辱されて冷静でいられるはずもなかった。
夏侯恩「貴様!馬の分際で!!後悔させてやる!!!」
そう叫ぶと持っていた武器で赤兎の首を切ろうとしたが、赤兎は持ち前の馬力で体当たりをした。夏侯恩はあっさりと吹き飛び
木にぶつかりその衝撃で気絶してしまった。さらに赤兎は夏侯恩の頭めがけて飛び掛った。
次の瞬間木は赤く染まり、赤兎はその赤さをますます増していた。
赤兎「身の程知らずが・・・」
そう言い残し自分を乗りこなせる武将を探しに、何処かへと消えていった。
【夏侯恩 死亡確認】
@赤兎馬【???】生存確認(初登場)
※馬ですが喋ります。気に入らない武将は乗せません。強い武将を探しています。
「曹沖、これからどうする?」
「……まず、父上との合流を果たしましょう。まだ亡くなられてはいないようですから」
虎牢関付近を歩く、13才程の少年二人。名を曹沖、夏侯栄と言う。
曹沖は曹操の子で、曹植を超える天才児と目されていたが、若くして夭折した。
夏侯栄は夏侯淵の子で、同じく武術、軍略に才気煥発であった。夏侯淵にも期待されていたが、定軍山の敗戦時にあえて退かずに父に殉じた。
長生していれば間違いなく魏の柱となった人物である。その表情からも少年とは思えない才気が漂っていた。
「……父はおそらく許昌周辺にまず移動し、仲間を捜すはずです。従って私達もそれれを追うのが賢明でしょう」
「ああ。馬鹿な奴はああやって気絶させて縛っておけばいいしな」
「そうだね。それからこの薬品一式、説明書にもあるけど武器としても役に立つみたいだよ」
曹沖の見せた薬品一式には、塩酸、硫酸、硝酸、アンモニア水等の薬品が大量に入っていた。
「さすが曹沖、俺もお前に頭じゃかなわねえな。ま、いざとなれば俺もこれを使って戦うさ」
「夏侯栄だって充分頭良いでしょ。さて、行こうか」
出発した2人の後ろには、惨めに気絶したまま縛られている高翔の姿があった。
≪2人の天才児/2名≫
曹沖【化学薬品一式】&夏侯栄【長縄、曲刀】
※許昌方面へ移動。高翔は放置。
@高翔[気絶&捕縛]【なし】
汝南の東の方の小さな古城──
ウミネコ団の3人は、城を発見し中を探索していた。
小喬は食べ物を見つけてはしゃぐ。
「わーい。たべもの、たべものー。」
「あまり大きな声を出すな。」祝融はたしなめる。
やがて3人は城の地下室があるのを発見した。元は貯蔵庫だったらしい。
「うん、ここなら音も響かないし、この「銃」の練習をしても大丈夫そうね。」
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、サバイバルナイフ、防弾チョッキ】&祝融【備前長船】
※貂蝉がTiny Beeの練習をはじめました。
このバトルロワイアルというゲームに於いて、第一に有利なのは戦慣れした武官に飛び道具の組み合わせである。
反対に、最悪に不利なのが人の死を身近に感じたことのない文官に役立たずの支給物の組み合わせ。
今の蒋幹が正にそれであった。
洛陽の南方。崇山の麓に彼はいた。
大人が屈んでやっと通れるくらいの小さな穴を見つけ、そこに潜んで息を殺しているのである。
彼の支給された物は、およそ武器とは言い難い代物だった。
―― 呼び笛。
そんな、毒にこそなれ、薬になどなり得るはずもないガラクタ。
それが、彼の唯一の武器であった。
「こんなもので、このゲームをどうやって生きて行けと言うのだ」
そう何度もぼやいてみたが、詮無きことであった。
取り敢えず、生き延びる為にはこんな物でもどうにか利用していくほかないのだ。
しかし、その方法が思いつかない。
仕方なく、身を潜めるしかなかった。
極度の疲労と緊張が、体力を容赦なく削っていく。そして、耐え難い睡魔。
何時の間にか、蒋幹は意識を失い深い眠りに落ちていた。
―― 再び目覚めた時には、この悪夢も終わってくれていますように……。
彼にとっては、このまま目覚めることのない方が幸せなのかもしれない。
蒋幹 生存確認【呼び笛】(初登場)
※眠っています。
正直終わった、そう彼は思ったというより思ってた
だが彼らは違った確かに彼らは謎の人が来た直後呆然としていた、
だが数分もすると
波才「え〜っとね、みんな張角様と仲間が死んでしまった!だがまだ私たちは生きてるし、
漫才師の人々も生きているだから舞台を作るべきだ!」
何を馬鹿な事をそう彼は思った、だがそいつらはちがった
となりの奴等と傾きあい、仲間だった物を埋め、すぐに舞台作りを続行しだしたのだ
「なんて馬鹿な奴等なんだ」そう心底思っただが、「馬鹿は嫌いじゃないな」とも思ったため、
大工道具を借り弓矢を直す事にした、
(こんな奴等を殺そうとするなんて、そこまでお前は腐ってしまったか)
そんな事を考えつつ
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
※大分落ち着いてます。
黄忠[右腕負傷]【弓矢(破損、ただし修理は可能な模様)、矢15本、スナイパー銃】
※
≪黄巾党残党、舞台作り隊。/6名≫
高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
&杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
さっきの奴の言葉通り、結構近くにそいつらはいた、
雰囲気から察して二人ともいかれてる、だが二人とも真剣に戦っている
牛金という奴はどちらかわからない
だが分かる事は銅の剣を持っている奴が劣勢という事、どっちがどっちがわからんが助ける気は元々ない
「だが勝負が終わるまでは待っといてやるよ。」
おもわず言葉に出してしまったそんな言葉
その言葉通りサブマシンガンを構え勝負が終わるのを待った
@牛金【ロングソード+2】
VS
@張任【銅の剣】
※張任が劣勢の模様
@李[イ寉]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター】
※少し離れた場所にいる、勝負が終わったら生き残りを殺す。
袁術達の前に、紀霊が戻ってきた。
「わわっ!」驚く袁術。
「き、紀霊殿・・・こ、殺される」梁剛も慌てている。
すると、「あれ?陛下達、こんな所にいたんですか?」と紀霊が言う。
「ん?紀霊、お前元に戻ったのか?そういえば三尖刀はどうしたんじゃ?」と袁術が尋ねる
「…?あっ!三尖刀がない!」驚く紀霊。
「奪われたんですか?でも、生きてただけ良かったですね」と梁剛。
「ふむ。しかし暴走状態の紀霊を止めるとは、何者じゃろうな」
「ところで陛下達は何してるんです?」
「よくぞ聞いてくれた!わしらは劇団を作っておるのじゃ!!」
「劇団…ですか?」
「うむ。紀霊、お前にも協力してもらうぞ。」
「はあ。でもいいんですか?こんな事してて。」
「別に殺し合いやってても生き残れないでしょうから。」溜息をつく梁剛。
その時、謎の老人がひょこひょこ歩いてやって来た。
「なかなかおもしろそうな事をやっているのぉ。わしも混ぜてくれんかな?」
「おぬしは誰じゃ?」袁術が問う。
「わしは左慈、鳥角先生とも呼ばれとる。こんな事もできるぞ。それ!」
すると突然、左慈が鶴に化ける。
「すごいですね。ぜひ劇団に入ってもらいましょう。」
「うむ。よろしく頼むぞ。」
「ところでどうじゃ?もっと人数を増やしては」と、左慈が提案する。
「うむ。孫策の所にでも行くか。」と袁術。
「でも孫策殿はこのゲームに乗っているかもしれませんぞ。」いつの間にか復活した荀正が言う。
「ならばその部下でもいいじゃろう。協力してくれる人がおるかもしれんぞい」と左慈が言う。
「よし、では楊州に向けて出発じゃ!」
「おぉーーっ!!」
【左慈 生存確認】
≪暴走逃れて劇団作り/5名≫
梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【???】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】&紀霊【ほら貝、トランペット】&左慈【ミネラルウォーター】
※紀霊、荀正は元に戻りました。
人を集めつつ楊州を目指す模様。危険そうな人物との接触は避けるようです。
「何だこりゃ・・・馬の足跡か?」
司馬師が見た物は、蹴り殺された夏侯恩と、散乱した5本の飛刀。
「馬もいるのか?まあ、ともあれ武器は貰っておくか」
人の居なさそうな幽州に行く途中だったが、支給道具が充電用バッテリーでは厳しい。
そんな矢先に見つけた武器だ。
「・・・幸運だな。さて行くか」
@司馬師【充電用バッテリー、飛刀×5】
※幽州に向かいます。
「やはり多少このような事態に動揺しているのか?」
夏侯惇は先の戦闘の時、なぜ敵を殲滅すると共に
彼らの武器を奪ってこなかったのか後悔した。
「特にあの鉄の筒・・・おそらく弓のような遠距離
の武器だろう。が、こちらに向けられたときの
異様な感覚、殺気。殺傷力は比ではないな・・
あのようなものが他にも出まわっているのか?」
顔についた返り血をふき取りながらつぶやいた。
「とすれば、非力なる者にも十分警戒しなければな。
まあ、それがわかっただけでも良しとするか。
わかっていれば不覚を取ることも、手に入れることも
それほどむずかしくはない」
不敵な笑みを浮かべ夏侯惇は刀を鞘にしまった。
「とりあえず許昌へ向かうか・・」
@夏侯惇【諸刃の刀】
※曹操を探し許昌方面へ。意図は相変わらず不明。典韋のレーダーに
引っかかりそうです。
「なっ!もう1/10も!なにをかんがえているんだ!」
袁紹は更にこの状況が信じられなくなっていた。
「仮にも大陸の平定を目指していた者たちではなかったのか?
恥を知れ!」
そう怒鳴ったところで状況は変わるわけではなかった。
「・・・・我もはやく結論を出さねばならぬな・・・」
激しく憤る一方でそれも自ら進む道の一つでは?との考えの
選択肢にいれなおも思案にくれていた。
@袁紹【???】
※さらに人目のつかないところに移動しました。
自分の信念・進むべき道をさがしています
ギンッ!
再び剣が打ち合わされる、一見一気呵成に攻め立てている牛金の方が有利そうに見えるが張任には尚余裕がある。
(この手のタイプには共通の欠点がある、無理な連撃の果てにある一瞬の隙を叩けば良い)
張任は堅実に牛金の攻撃を裁いて行く、凌がれた牛金は必殺の一撃を叩き込むべく更に回転を上げる。
その攻撃をも張任は受け止め裁く、そんな攻防がもうどれだけ続いたのだろうか、いや二人にとって時間など既にどうでも良かった。
そして息の上がり始めた牛金の渾身の一撃を張任が受け止め……
ギャリッ!
今までとは少し違った音と共に血が吹き上がる、同時に牛金は片膝を着く。
「楽しかった……な」
張任は言う、折れた銅の剣を持ち、胸の傷から血を噴出させながら。
「縁があったら、また楽しも…」
牛金の言葉はサブマシンガンの発射音に掻き消された。
牛金ともう1人の死体を漁りながら私はふと考える、確かにこいつ等はいかれていた、だがそう思ってるこの私はまともか?
親友も、助けを求めた男も、あっさりと殺して生きている私はこいつら以上にいかれてないか?
「馬鹿馬鹿しい」
思わず苦笑してしまう、いかれているとしたらこの状況そのものだ、私もこいつ等も状況に対応しただけに過ぎない。
食料とアイテムを奪うと私は新たな獲物を探して歩き始めた。
【牛金 張任 死亡確認】
@李[イ寉]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、ロングソード+2】
琴の音に誘われるまま、曹丕はふらふらと近くの城――宛城の門をくぐった。
宴の後のような閑散とした空気を漂わせる大広間。
その中央、一人の女が俯き加減に琴をかき鳴らしていた。
哀切な音色に、再び曹丕の目から涙が溢れ出す。
「……どう、なさったの?」
ふと、手を止め、今まで曹丕の存在に気付いていないように見えた女が顔を上げる。
琴の音を彷彿とさせる、どこか哀しみを帯びた眼差しの、はっとするような美女であった。
「弟を……、殺したかったわけじゃないのに!」
包み込むような女の瞳に促され、曹丕は素直な気持ちで吐露した。
「可哀想に……こちらへいらっしゃい」
女が手招きをする。曹丕は何も考えることなく、一歩を踏み出そうとした。
「あっ!曹丕様も馬を探しに来たんですか?」
「その女性は…?」
偶然その場にやって来たのは、曹休・曹真の二人連れ。
親戚の中でも、彼らは同世代である。曹休もにこにこしながら小走りに駆け寄ってきた。
が。
「ぎゃあああああっ!!」
何か鋭い物で切断されたように、曹休の右腕がごろりと地面に落ちた。
「曹休!?」
駆け寄りたくても、曹休の腕を切り落とした武器の正体が掴めず、警戒して動けない曹真。
そして曹丕は。
「貴様……」
女の方を睨み付けた。
「わたくしは鄒氏。我が運命を弄び、最後は見殺しにした曹家への恨み、
今ここで晴らしますわ!」
よく見れば、いつの間にか鄒氏の指には、無数の琴糸が絡みついていた。
「『遊仙糸』……」
自在に糸を操る秘術。
鄒氏の朱唇から、勝ち誇ったような哄笑が溢れた。
@鄒氏【琴糸】
VS
@曹丕【???】
≪曹家二人/2名≫
曹休[右腕切断]【名馬所在地図】&曹真【長鉄矛】
※曹休は早く止血をしなければ危険な状態
男一匹、陳登だ。
これから皆様と共に、しばしの時を過ごしたいと思う。
自分がどこまで生き延びられるかは分からないが、ひとつヨロスク。
自分は宮城の大きな門をくぐった後、しばらく走り、辺りに誰もいないのを確認して鞄に手を付けたのである。
鞄には、大きめの紙包みと妙な小さな箱が入っていて、どうやらこれが自分のアイテムらしい。
同封の説明書を読むと、「たばこ」と「らいたぁ」なるものらしい。
何でも、「たばこ」は火を付けてその煙を吸うと、気分が落ち着く物らしく、
「らいたぁ」なる物は、火をおこすための道具のようだ。火打ち石と燃料が一体化したものと自分は記憶した。
なかなか興味深い物品であったが、この四面楚歌的状況下を考えると、あまり「当たり」とは言い難い。
刃物、、、いや、鈍器でもいい。なにか武器であれば、大概のものは使える自信がある。
ひとまず、その辺にあった木の棒を掴む。檜のようだ。「ひのきのぼう」とは、泣かせる話である。
これでは生き延びるのは難しい。なにか方法を考えなければ、、、
その時ふと畑の方を見た。
楊柏は実に嬉しそうに街道を歩いていた。
何しろ、自分の武器は銃なのだ。英雄豪傑と言えども、一撃でしとめられる。
試しにその辺の鳥に向かって撃ってみると簡単にしとめられた。
「俺は無敵だな・・・・・。」
思わず笑みが浮かぶ。馬超もこれで一撃、だ。
と、その辺りの木に、一人の男がいるのが見て取れた。
あまりにも無防備に、木の方を見てじっとしていた。
「カモがもういるぜ。楽だなあ。」
よく狙いを定める。
撃つ、撃つ、撃つ。
三射は見事に男の背中を打ち抜き、彼は力無く地面に崩れ落ちた。
「いい調子だな。」
鼻歌を歌いながら、男のもとに駆け寄った。
さっそくバッグがどこか捜そうとする、、、ん?
三射したのに、血痕がない・・・?
次の瞬間、楊柏の意識は飛んだ。
ふたたびまたたび、男一匹、陳登だ。
現在、足下には男が一人転がっている。
名前を確認すると、楊柏というらしい。
さて、なぜ自分が生きているか説明しよう。
自分は畑の方を見たとき、独り孤独にたたずむ案山子を見た。
そこで自分は一計を思いついたのだ。
案山子に服を着せて、その辺りに立たせておき、囮にする。
それだけでは反撃の方法がない。
そこで木のそばに立てかけたのだ。
自分は、鞄に土を詰め込んで上で待機していた。
そして、死亡の確認に来た楊柏の頭上に思いっきりたたき付けたのだ。
楊柏は、完全に気絶してしまった。
気の毒だが、同情する気にはならない。罠を仕掛けたのは自分であるが。
「じゅう」なる武器を接収した。なんでも、鉄の小片を高速で発射する武器らしい。
「こるとがばめんと」なる機種らしい。
それはさておき、武器が手に入ったのは、大いに喜ばしいことである。
これで生き残るのに大いに有利になった。
これに慢心せず、これからも歩んできたいものである。
では、このあたりで一服させていただくことにする。
煙草は実にうまいものだ。
【陳登 楊柏 生存確認】
@陳登 【喫煙セット、コルトガバメント】
@楊柏 【なし】
仲間を探すといっても行くあても無いので、あまり動かなかった劉禅と姜維。だがこのままじっとしていては
敵にも遭わない代わりに仲間とも逢えない。そこで劉禅は音が出ないように地面に文字を書き、姜維に示した。
劉禅(父上や信用出来る仲間を探すには、何処へ行けば良いであろうか?)
姜維もそれに合わせて地面に文字を書く。
姜維(人が集まる場所には敵も集まり、敵が集らない場所には人も集りませぬ。しかしその裏をついて
体力を温存させる為に人気の無い場所に隠れる者、純粋にこのゲームに恐怖し、出てこれない者も
集っておられるでしょう。前者の場合は、こちらが近づくと攻撃され、後者であれば仲間にする価値はありませぬ)
少し文字を書いては消して、書いては消してと急に敵に襲われた時に、痕跡を残さないように注意して書き込む
劉禅(隠れてる者の中で、仲間に出来そうな者はおらぬか?)
姜維(無理ですな、単独で隠れる者は実力に自信が有り、武器も良い物でしょう。でなければ仲間を探す為
多少の危険は承知で人の多いところに集るか、ゲームに恐怖する者を狙うはず。そして蜀将のみなは
おそらく蜀の君主、劉備殿を探しているはずです。隠れてる者の中に蜀将はいないと見て差し支えは無いでしょ・・・)
と姜維はそこまで書いて思わずはっとした。蜀の君主は劉備だけではなく目の前にいる劉禅もそうなのだ。
その姜維の顔を見て姜維が何を考えていたか、理解した劉禅は黙って地面に書いた。
劉禅(気にするな伯約、父上と私を比べて格が違う事ぐらい私が一番知っている。そんな私を君主と仰ぎ従ってくれたお主を
誰が責めるものか、それよりも話の続きを書いてはくれぬか?)
その劉禅の書き込みに、無言で敬礼の意を示す姜維。その姿の裏では、このまま育っていれば蜀も滅亡しなかったであろうと言う
口惜しいという感情と、今目の前にいる人を死なせてはならないという感情が入り混じっていた。
そして自分の思案を事細かに、書き込んでは消していく姜維。かかる事数十分。
辺りに罠をしかけて、他の武将がやってくるのを待つと言う方針に収まった。
≪後漢の君主と軍師/2名≫
劉禅【銃】&姜維【戟】
※どっかの森にいるようです。罠といっても、人が来たのを察知す程度です。
許昌周辺の民家に辿り着いた、曹沖と夏侯栄の二人。
曲刀の修練を終え、その後は名簿片手に参加者の顔と名前を一致させる作業に入る夏侯栄。
一方、持ち物の化学薬品一式の説明書を読みふける曹沖。その目は知的好奇心に満ちていた。
「夏侯栄、剣の修練はもう終わったのかい?」
作業に没頭していた曹沖がふと我に返って話しかける。
「…俺はこれでも夏侯淵の息子だぞ。あのくらい楽勝だって。…で、お前の持ち物は結局どんな物なんだ?」
「ああ…なんか複雑な物みたいだ。混ぜ合わせる事も大事らしいんだよ」
そう言いながら曹沖は薬品の瓶を次々と出していく。
「硫酸、これが硝酸、こっちが塩酸、アンモニア水、石灰水、エタノール、トルエン、水酸化ナトリウム」
「…さっぱりだな。俺にはよく分からない」
「うん。でも附属の説明書にはまだ何か書いてあるし、そのうちわかると思う。さ、夜になったら出発しよう」
曹操を探すべく、大人びた子供の2人は移動の準備に取りかかっていった。
≪2人の天才児/2名≫
曹沖【化学薬品一式】&夏侯栄【長縄、曲刀】
※許昌方面へさらに移動。
その頃陽明皇帝は、張超の思惑通りに丸太小屋(制作中)の近くまで来ていたのだが、
見通しが悪いため気がつかずその辺をうろうろしていた。
「俺様大ピンチ!」
@許昌【フロッピー1枚】
※あいかわらず迷子だが、張バクと張超の近くにいる模様
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】
※まだ小屋は完成せず。
―― チャリンチャリン。
かんざしを手の上で躍らせながら、曹彰はこれからの行く先を考えていた。
「曹熊の発作も収まったみたいだし、そろそろ移動してもいいかな〜っと」
彼は誰に話し掛けるでもなく、そう呟いた。
ようやく落ち着いた曹熊の容態であったが、
病弱な弟の事、いつまた発作が起きるとも限らない。
そうなってしまっては移動すらままならなくなってしまう。
弟には酷な話であるが、動けるうちに何処かに居る曹丕兄さんを探しておこう。
曹彰はそう決めると、かんざしを頭上高く放り投げた。
「さ〜て、曹丕兄さんは何処に居るかな〜?」
―― チリイィィン。
甲高い音を響かせて、かんざしが曹彰の足元に落ちる。
夕陽を受け、鮮やかに光り輝くかんざしの示す先は ――。
「…東…、広陵か〜」
≪なかよし曹兄弟/2名≫
@曹彰【綺麗なかんざし】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
※許昌から広陵へ移動中。
「ちょっと待て、わしはお前等とは関係…」
「俺達をしらねぇって時点で死ぬしかねえんだよ!」
パラララララッ
マシンガンの音と共にまた1人の武将が肉塊に変わる。
「君って結構乱暴な人だったんだねぇ、僕こんな人と組んでて大丈夫なのかなぁ?」
「けっ、後で笑ってた奴に言われたくねぇな、それよりこれから涼州に向うぜ。」
「ひょっとして馬超さんを殺すの?」
「いんや、アイツに殺されたってのは仕方ねーさ、俺が先に裏切ってた訳だしよ、ただどーしても許せねー奴等がいるんだよ。」
「後、さっき向うで鳴子を見つけたんだけど……どうする?」
「下手に踏み込んで攻撃されもつまらねーからな、警戒だけしてとっとと離脱だ。」
【宋果 死亡確認】(初登場)
(二代目ジミー君/2名)
黄叙【???×2 サバイバルナイフ】&趙月【??? MP5(マシンガン)】
≪後漢の君主と軍師/2名≫
劉禅【銃】&姜維【戟】
※付近に潜んでいる模様
「これからどうするんですか?」
「……どうでもいいわ、あの人はもういないから。」
「うちの旦那を探すザマス、旦那の部下でも当座の護衛ぐらいにはなるザマス。」
劉氏の提案に魯育は僅かに不安になるが取り敢えずは黙っていた。
基本的に戦慣れした武将と組まないと生き残りは難しい、立場を考えれば孫権の娘その1よりは袁紹の正妻の方がより人を集め易い。
「じゃあ北に向うんですか?」
「当然ザマス。」
「……何か問題があるの?」
「え〜〜っと、何でもないです。」
「じゃあ出発ザマス〜」
確かに河北なら袁家の家臣に会える可能性は高いだろう、ただそれ以外の勢力、例えば曹家の家臣に合ってしまう確率も……
そんな事を考えながら魯育は己のアイテムをしっかりと握り締めた。
(奥様ズ/3名)
魯育【グロック17】&劉氏【???】&王美人【???】
※北へ移動開始
周瑜が仮眠を取っている。そんな傍らに私がいる。戦いは始まったばかりだ、先は長い。
呉の都督である周瑜といえど信頼できる仲間は少ないはず…。
私・魯粛にゲーム開始早々に出合ったのは彼・周瑜の幸運であろう。
魯粛の眼が鋭く光った。
───都督が目覚める前に私の計画を具体化しておかねば…
都督も驚くだろうな、このくだらないゲームそして漢王朝の総ぶっこわしなんだから。
俺の機略も捨てたものではないはず。他の参加者の考えのおよびもしないことだろ?
しかしあの異形の主催者は何者?そこに答えが隠されているような気がしてならない。
その時、周瑜が目を覚ました。「ううん…」「し、し、周瑜殿、お目覚めですか?」
「ああ、先に休ませてもらって悪かったな…」周瑜はそのおどおどした魯粛の顔を見て
目が覚めなければよかったと思った。(人がいいことは美徳であるが、この状況ではな…)
≪都督と私/2名≫
周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
※ 魯粛は周瑜がいない時や眠っている時は堂々としているようです。
孫堅と孫権は素手で殴り合っていた。
お互い遠距離の武器があるのにである。
「はぁはぁ、大きくなったなあ、仲謀。」
「はぁはぁ、ええ、父上のお陰でね。」
というと二人はまた拳を作り殴り合おうとする。その時、2人に声がかかった。
「おもしれえことしてるじゃねえか。」
「伯符!」「大哥!」
「俺にも参加させやがれ!」
というと孫策も殴りあいに参加しはじめたとさ。
@孫堅【マスケット銃】
@孫権【ゾリンゲンカード20枚】
@孫策【ナイフ・闘犬・コーラン・5インチFD】
※三つ巴で素手で殴り合ってます。
ここは許昌。見回りをしてきた大柄な武将が、城内に戻ってくる。
「このような物はあったものの…誰も見あたりはしませんでしたぞ。本当に誰か来るのでござるか?」
「案ずるな関羽。必ず、忠義の者はやってくる」
曹操の発言は自信に満ちている。
「・・・わしの息子、親族らも来るやも知れん。…植は逝ったようだが、丕や彰や熊、それに沖も居た。仁、洪や休や真も居るはずだ」
そんな曹操の話を聞きつつ、手に入れた鉄パイプを見ながら、関羽は思う。
(夏侯惇が来たら一悶着起こりそうだな…)
≪孟徳と雲長/2名≫
曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
※引き続き待機。
何故こんなことになってしまったんだろう…。
理由があるとするならば鄒氏があまりにも美しすぎたから…。
いや曹丕にとって理由なんてどうでもよかった。
気がついた時には叫んでいた。とても大きな声で。
「僕はあなたを守りたいと思う、それが報われない愛だとしても」
───ぱららららららららららららら
曹丕は自分の支給品であるイングラムM10サブマシンガンを曹休と曹真に向けて
連射した。曹休と曹真のあっけない最期だった。そして鄒氏を抱きしめていた。
「もう一度言う、僕はあなたを守りたいと思う、たとえ相手が曹孟徳であろうとも」
鄒氏はあざけりにも似た笑みを一瞬浮かべたが、ややするとわずかにつぶやいた。
「嬉しい…、たとえ嘘でも…」鄒氏は少しの間この男と手を組もうと思った。
≪禁断の愛/2名≫
鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10】
※ 曹丕は鄒氏に夢中、鄒氏はそうでもないよ。
【曹休 曹真 死亡確認】
私は文聘仲業。現在は[業β]へと向かっている途中である。
何故そのような的外れの方向に行こうとするのか?
それは私のバッグにこのようなものが入っていたからだ。
『ミニミニ中国島スタンプラリー スタンプ帳』
同封された紙にはこのようなことが書いてあった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ミニミニ中国島スタンプラリー
この島の至る所にあるお城を巡ってものすっごいアイテムを手に入れちゃおう!!
ルール
・スタンプ台は大きな城にあるよ
・スタンプは全部で8つもあるんだよ
全部集まったらスタンプ帳に文字が浮き出るからその指示に従ってね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
説明文が妙に陽気なところがムカつくことこの上ない。しかも少女丸文字とは。
全くふざけているとしか言いようが無い。
しかし、私はこの下らん遊びに付き合ってみようと思っている。
全部集めて何が起きるかを見届けてみたいからな。
でもさっき押したこの洛陽のスタンプの「ぴかちゅう」ってのはかわいいなあ・・・。
もし生きて帰れたら是非ペットにしたいなあ。
【文聘 生存確認】
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ7)】
何も考えなければいい。はじめはそう思っていた。現に3人もこの手で殺した。
そして今しがた、王累をクロスボウで仕留めた。
殺せば殺すほどに自分の中に、魏延の心の内に憤りがたまっていた。
@魏延【フライパン クロスボウ】
【王累 死亡確認】(初登場)
ついさっき高翔とやらを斬った。
次は誰だ?……まあ、誰でも良いか。
鐘会は妖しく光る刀の魔力に引き込まれているようだった。
「くくく……いい刀だ。俺がこの刀を操る限り、俺に死はない!」
刀の名は村正。驚異の切れ味と呪いのこもった妖刀である。
刀を操っているのか。刀に操られているのか。斬るための人間を捜して、鐘会の放浪は続く。
【高翔 死亡確認】
@鐘会【妖刀村正】
※基本的に誰彼かまわず斬りかかります。洛陽付近から南下。
「このアイテムを取ったあなた!そうそこのあなたの事です。
このアイテムを取ったあなたはなんとこのゲームから脱出できます。
その内容とは、「爆弾を解体する」そうそれだけです。
この地図で赤い点がある所に爆弾があります、数は全部で20。
すべての城の爆弾を解体するのは簡単!垢と青の線どちらかを切るだけです。
ただしこの番号順に解体する、解体方法を間違える、1回の放送で一個解体する、
残り20人を切るまでに終わらない。
その一つでも守らないと首輪がどかーん!
首が吹っ飛んじゃう(笑)あっちなみにこれは4回目の放送から始まるよ
まぁせいぜい頑張れよ」
なんだか目眩がしてひどく腹が立ったが、じたばたしてもしょうがないため頑張る事にした
一番は青州の城、まだ時間があるといってもなんか不安だから早めに行くことにした
@雷同【解体セット】
※長安から青州に移動中
二代目ジミー君のすぐそばで、姜維らはすでに彼らを見つけていた。
姜維(随分やる気な奴らですね。やり過ごすに越したことはありませんな)
二代目ジミー君に気づかれぬよう、地面にその旨を書いた。
劉禅(うん。一応蜀の関係者ではあるけどね)
姜維(蜀の、関係者? 彼らが?)
劉禅(片方だけだよ。面影があるし、黄叙と呼ばれていた。
黄忠の息子さ。あ、刃物持ってるほうね)
姜維(黄忠殿の・・・)
劉禅(どちらにしろ、係わり合いにならない方がいい。
彼は早死にしたそうだ。ここに来て、爆発するものでもあったんだろう)
姜維(・・・・・・)
≪後漢の君主と軍師/2名≫
劉禅【銃】&姜維【戟】
※やり過ごすことに決めました。二代目ジミー君に対して十分な注意を払っています。
「兄ちゃん、おろしていいよ。僕、一人で歩けるから」
「なにいってんだ劉理。まだ胸は痛むんだろう? 無理しちゃ駄目じゃないか」
「でも・・・」
「ここを抜ければ成都は間近だ。そのくらい、兄ちゃんは平気だから」
実物を凝縮してしまった為に、人一人通ることも難しくなった蜀桟道。
距離は短くなったが、その分険しさは増したようだ。
「もうすぐ、もうすぐ兄上に会える。父上にも会える。だから私は頑張るんだ」
背中の上で、頼りなげな顔をする劉理をよそに、
劉永は一歩一歩成都に近づきつつあるのであった。
≪なかよし劉兄弟/2名≫
@劉永[体力低下中]【素敵なブローチ】&劉理【ビー球×20】
※劉永は劉理をおんぶしています。
ただいま蜀桟道移動中です。
汝南にほど近い、淮水の畔。
接近戦では敵わないと判断するや、サク融は躊躇いもなく逃走した。
それを追おうかどうか迷い、しかし背後に庇う女性が気になった呂蒙はそのまま見逃すことにする。
「無事か?」
「……はぃ…」
聞き取りにくい呟くような声で、その女は応えた。呂蒙は怪訝にも思わず、内気なひとなのであろうと判断する。
よく見れば、こんな状況にあってもこざっぱりとした身なりの、色の白いなかなかの美女である。
「注意するのだな。アレは外面は良いが、残忍な小悪党だ」
「助けて頂きまして……」
相変わらずほそぼそと喋る。このか弱そうな女性をこのまま置き去りにして良いものか、呂蒙は不安になってきた。
足手まといにはなるだろうが、一度助けた縁、某が保護する義務があるのではないだろうか。
「その、もし宜しければ……」
「あーっ!アンタ呂蒙でしょ!!」
言い出しかけた言葉は、甲高い叫びに掻き消された。
「公主!?」
「で、そのオカマ誰よ?」
「オカマ!?」
目を白黒させる呂蒙を余所に、孫魯班に睨まれた『彼女』は素早く身を翻す。
「誰がオカマですって!?失礼な小娘ね!覚えてなさい!!」
最前とはうって変わった勢いで捲し立てると、『彼女』は呂蒙の前から姿を消した。
……確かに声は少し低かった。
「ここで会ったが百年目よ!アンタ、アタシの護衛をなさい!!
昨日見かけた魯育はやる気なさそうにしりとりしてたけど、
アタシは絶対に生き残るつもりなんだから!!」
「……なんで一目でわかったんですか、公主」
「ふん、女には判るのよ」
当初予見した命の危険以外だけでなく、魑魅魍魎溢れるバトロワは非常に恐ろしいものだった。
意味もなくふんぞり返る主家の姫の隣で、危うく男に色仕掛けで騙されそうになった呂蒙はがっくりと肩を落とした。
「んもぅ!走ったらお化粧が剥げちゃうじゃない!」
一方、不機嫌そうに呟くのは、『彼女』であるところの何晏。
「あの小娘、今度あったら殺す!」
屈辱感に唇を噛み締めて、そう誓うのだった。
≪やりたくないのに護衛/2名≫
呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣】(初登場)
※呂蒙は嫌々ながらも、義理で護衛にあたるようです。
@何晏【青酸カリ】(初登場)
@サク融【鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
※相変わらずだまし討ち方針らしいです。
陳宮が何処へ行くとも無く歩いていると、奇妙な光景に出会った。
頭が砕けて死んでいる武将と、散乱している馬の足跡だった。使える道具はないかと陳宮が死体を見てみると
その死体には、馬の足跡がありありと残っていた。
陳宮「もしや馬も参加者であるのか、ますますもって奇妙なゲームであるな・・・」
しかし馬に乗れれば呂布を探すのも容易になるだろうし、敵から逃げる事もたやすい
軽い乗馬の技術は心得ている。駄目で元々行く当てがある訳でもない。陳宮はその馬の足跡をつける事にした。
@陳宮【???】
※赤兎馬の足跡を追います。
許昌へ向かっていた典韋は、一息つき水分を補給していた。
飲み終わるとおもむろに両腕に力こぶをつくりポーズを決めた。
「武器がなく、どうなる事と思ったがさほど心配することもないではないか!
わっはっはっはっは!」
「それにこのレーダーがあれば不意打ちを食らう心配もないだろう!」
そう言い終えた直後だった。
(チカッ・・チカッ・・チカッ)
一瞬にして満面の笑みだった顔がひきしまる。レーダーに反応がおこったのだ。
しかし典韋に緊張をもたらしたのは単に反応があったからではなかった。
固まって4つあった反応が、瞬く間に1つを残し消え去ったからだ。
「一度に三人も?それとも早くも故障か?」
無視して許昌へむかうか、それとも状況を調べに行くべきか・・・
(この典韋の迷うことでもないな・・・)
警戒を強めながらレーダーの反応の方へ向かった。
「馬鹿な奴らだ・・」
三人の手からゆっくりと滑り落ちていった武器を拾い上げながらそうつぶやいた。
遡ること数分前・・・
夏侯惇は森の中を進んでいた。しばらくしたところで足を止め
「隠れていても無駄だ出て来い!」
そう一喝すると、顔面を蒼白にした連中が飛びあがるように姿をあらわした。
「我々も先ほどのように殺すつもりか!そうはいかん、彼らの無念、私が晴らしてくれる!」
声を振るわせ、涙をあふれさせながら震える手で、武器を夏侯惇に向けたその瞬間。
三人には闇が広がった・・・
(アレを見ていたなら遠くに逃げていればよかったものを。それとも三人で奇襲すれば俺を・・・
フッ、まあ恐怖に震え、おびえながら生き長らえるより、かえって幸せだったかもな・・・・)
わずかな同情と哀れみを感じながら、新たに手に入れた武器を調べていた。
パーン!・・・・キュン!・・・・かわいた音がレーダーの反応の方から響いた。
(何の音だ?)
典韋は更に警戒を強めレーダーの示す位置に近づく。
やや行ったところで、光りの示す人物を目視できるようになった。
「あれは・・あれは夏侯惇ではないか!」
なにやら鉄の筒らしき物を持ちながら色々いじっているようだ。
(あいつなら三人くらいなら屁でもないな。刀も所持しているようだしな。
む?向こうもこちらに気づいたか)
「よう!なつかしいな、夏侯惇!」
同じ魏の将(正確には魏ではないが)警戒心をすっかり解き近づいていった。
「・・・典韋・・・か」
やや低いトーンで答える夏侯惇。
「一度に三人もやっちまったか!さすが盲夏侯殿。わっはっは」
なおも近づく典韋。距離は10数m。
「なぜ・・・」
「なぜわかったって?これだよ。これ。人のいる位置がわかるレーダーだ。
四つ写ってたのが突然一つになっちまったからな、それで俺もここに来てみたってわけよ」
「それがお前の武器か?」
「そうよ!武器とはいえんがな!まあ俺にとっちゃこの肉体があれば心配は無用!」
と力こぶを作り先程と同じようにポーズを決めた。
「・・・そうか・・武器はないのか・・・」
そう言うとおもむろに鉄の筒を典韋にむけた。
「なんだ?なにをする気・・・!」
キュー−ン!典韋にむけられた筒から乾いた音がまたもや辺りに響いた・・・・
「・・・やはりこの武器はある程度なれるまで精度が落ちるな、
この距離だとこちらの小さいやつの方が正確に撃ち抜けそうだな・・・
まあどちらにしてもどうもしっくりこんな」
典韋にむけられ放たれた死への特急は、すんでのところで典韋の乗車を拒否し
となりの大木に小さな穴をあけていた。
「ど・・・どういうつもりだ夏侯惇!くるっちまったのか?」
泡をくってる典韋に異常なまでの冷静さをみせている。
「どういうつもり?・・武器もなしに何の警戒もなく姿を見せるお前の方が
どういうつもりなんだ。ルールを聞かなかったのか?」
「いや・・し、しかし・」
「肉体があれば武器は不用だと?そんな考えじゃあ肉体が不用になっちまうぞ。
この銃とかいうものや、ライフルというものにかかれば名もなき文官でも
そんなお前を殺すのにさほど手が掛かるまい」
淡々と語ると典韋の足元に銃とライフルを放り投げた。
「持っていけ。お前にはにあわんが、まあそうもいってられんだろう」
あっけに取られる典韋を尻目にその場から離れようとした。
「ま、まってくれ。俺も一緒に・・」
「ふ抜けた気持ちの奴と共に行動する気はない・・・」
「ぐっ」
「はやく元の典韋にもどることだな」
夏侯惇は典韋の横を通り過ぎゆっくりと歩き始めた。
とおく離れていく夏侯惇を目で追い、そのちいさくなっていく背中を眺め、一つの疑問を口に出す。
「さっきはおれを殺す気だったのかぁー。」
足を止めちらっと典韋の方にふりかえり一言つぶやく。
典韋にはそれが肯定なのか否定だったのか聞き取ることはできなかった・・
@公孫度[死亡確認] @劉度[死亡確認] @伊籍[死亡確認]
@夏侯惇【諸刃の刀、弓、矢20本】
※許昌方面へ向かいます。タメし撃ち、説明を読んだため銃・ライフルの知識は手に入れました。
意図はいまいち読めません。
@典韋【レーダー、アサルトライフル、コルトガバメント】
※少々混乱しましたが、すでに気を引き締めています。
@劉度→劉巴
すいません
「熱くな〜った〜 銀のmetallic heart〜」
「導火線〜に〜 火〜を付け〜て〜 ageる〜」
ここは涼州にあるとある城。馬騰たちは始まってからずっとここで潜んでいた。
いや、大声で歌い続けていたので、潜んでいるとは言いがたいのだが。
馬岱は、この『ゲーム』が始まってから三十数回目の
「いいかげん静かにしてください!誰かに見つかったらどうするんですか!」
を言うが、相変わらず彼らは歌い続けている。
馬騰&馬休&馬鉄「さあ、おまえも一緒に歌おうぜ!」
馬岱「ぜっったいに嫌です!」
≪馬騰’s バンド/4名≫
馬騰【大量の楽譜】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
&馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
〜パーティーの部〜
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/3名≫
梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【???】
&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
≪???/2名≫
張宝【???】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪???/2名≫
張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【???】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【???、タケノコ】&金旋【???、タケノコ】&趙範【???、タケノコ】
≪二代目ジミー君・2名≫
黄叙【???×2、サバイバルナイフ】&趙月【???、MP5(マシンガン)】
≪旗本三騎/3名≫
成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪叔父と甥/2名≫
ホウ徳【直刀】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】
≪奥様ズ/3名≫
魯育【グロック17】&劉氏【???】&王美人【???】
≪天体観測/3名≫
袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
≪蜀命/2名≫
向朗【ノート型PC(電源つかず)】&向寵【???】
≪おじいちゃんの趣味/2名≫
陸延【ミニ盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】&陸抗【囲碁セット】
≪家庭教師/2名≫
董允【ディフェンダー45口径】&郭攸之【暗視スコープ】
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47、釘バット】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×10】
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】
≪孟徳と雲長/2名≫
曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット】&趙統【折り畳み式の槍】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党、舞台作り隊。/6名≫
高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
&杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、サバイバルナイフ、防弾チョッキ】&祝融【備前長船】
≪坊ちゃんとガードマン/3名≫
袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪殿いずこ/2名≫
荀[或〃]【???】&許[ネ`者]【三日月刀】
≪都督と私/2名≫
周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪道筋がない奴等/2名≫
厳o【乾パン3か月分】&陸績【非加熱製剤】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
≪暴君御一行/6名≫
董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5】&華雄【ハンドガン、鉄槍】
&李蒙【ゴルフクラブ】&張済【ギター】&李粛【火炎放射器】
≪なかよし劉兄弟/2名≫
劉永[体力低下中]【素敵なブローチ】&劉理【ビー球×20】
≪旧知の友/2名≫
公孫[王贊]【本『誰でもできるパソコン』】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
≪豪胆コンビ/2名≫
張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪後漢の君主と軍師/2名≫
劉禅【銃】&姜維【戟】
≪初対面?/2名≫
厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【???】
≪私怨の友/2名≫
夏侯覇【100tハンマー】&王平【???、読めない説明書】
≪曹家二人/2名≫
曹休【名馬所在地図】&曹真【長鉄矛】
≪居酒屋王朗/5名≫
王朗【多量のお酒各種】&厳白虎【ライフル】&淳于瓊【紙と筆と墨】
&韓猛【チャッカマン】&周倉【中華鍋、調味料、木の棒】
≪漫才師/2名≫
夏侯和【??】&夏侯威【??】
≪2人の天才児/2名≫
曹沖【化学薬品一式】&夏侯栄【長縄、曲刀】
≪禁断の愛/2名≫
鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10】
≪やりたくないのに護衛/2名≫
呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣】
≪馬騰’s バンド/4名≫
馬騰【大量の楽譜】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
&馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
以上、38チーム、99名の生存を確認
〜ピンユニットの部〜
@郭図【???】
@紀霊[ちょっと鎮静]【ほら貝、トランペット】
@許昌【フロッピー1枚】
@張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢23本)、画鋲、槍】
@趙雲【スパークショット棒(電池切れ)】
@馬超【散弾銃】
@于禁【???】
@サク融【鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
@高覧【なし】
@諸葛瑾【???】
@諸葛均【???】
@張紘【なし】
@陳到【項籍戟】
@呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、和泉守兼定、防弾盾、寸鉄】
@魏延【フライパン クロスボウ】
@兀突骨【???】
@王方【謎の本】
@孫策【ナイフ、闘犬、コーラン、5インチFD】
@孫堅【マスケット銃】
@孫権【ゾリンゲンカード20枚】
@李[イ寉]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、ロングソード+2】
?「主任この人間、どうしても変な電波が飛んでいます」
?「かまわんもうしめきりだ!そのまんま送り込め」
(ごめん洒落)
光の神アフラ・マズダのためにも私がやらねばなるまい。
部族ディキアンの一戦士として!!
だが私としてもさすがに300人以上殺すのは骨がおれるだから、
しばし貴様らに猶予をやるため山で罠を作るぞははははははははは・・・
そんなわけで菅亥は三回連続あれになっちゃいましたとさ
@菅亥【稲田瑞穂と書かれたの光の剣(本人いわく)(普通の両刀ナイフ)】
※交州の山などで罠作り
@夏侯淵【???】
@陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
@袁紹【???】
@徐晃【レイピア、保存食と水】
@夏侯恵[凶暴]【パイソン96(拳銃)】
@典韋【レーダー、アサルトライフル、コルトガバメント】
@孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット】
@陳宮【???】
@黄忠[右腕負傷]【弓矢(破損、ただし修理は可能な模様)、矢15本、スナイパー銃】
@夏侯惇【諸刃の刀、弓、矢20本】
@高順【方天画戟】
@赤兎馬【???】
@蒋幹【呼び笛】
@司馬師【充電用バッテリー、飛刀×5】
@陳登 【喫煙セット、コルトガバメント】
@楊柏 【なし】
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ7)】
@鐘会【妖刀村正】
@雷同【解体セット】
@何晏【青酸カリ】
以上、41名の生存を確認
《ア行》阿会喃、☆伊籍、黄皓、王植、王忠、☆王累
《カ行》何儀、郭、楽進、☆夏侯恩、夏侯尚、関興、韓遂、韓徳、☆牛金、牛輔、金環三結、
☆高翔、☆公孫度、胡車児、呉蘭
《サ行》士仁、周善、朱褒、徐栄、辛評、☆宋果、曹植、☆曹休、☆曹真、☆曹仁、☆曹性、
曹爽、祖茂
《タ行》☆張角、☆趙弘、張松、☆張任、張布、張苞、☆陳応、陳生、典満、董厥、董茶那、
董旻、☆ケ茂
《ナ行》
《ハ行》☆馬元義
《マ行》孟獲、孟達
《ヤ行》
《ラ行》劉宏(霊帝)、劉度、☆劉巴、劉曄、呂常、路昭
《ワ行》
☆印は新しく死んだ武将
以上、56名の死亡を確認
140名の生存を確認、56名の死亡を確認
〔登場者:現在206名 残り登場可能者:144名+α〕
謎の声「良い具合で殺しあってるな。好調好調。この調子でどんどん殺しあうように。
この世界では社会的地位は全く関係ない。強いものが勝つ。
かつての同輩も遠慮せずどんどん殺せ。以上。健闘を祈る。」
董昭は定軍山の砦に来ていた。なぜなら、支給された鞄のなかに手紙が入っていたからである。
「おめでとう。あなたは3人のユニットに選ばれました。つきましては、ここまできてください。
(定軍山の砦までの地図)
尚、他の2人に会ったら、同封されている円盤を彼らに見せてください。
また、彼らも3人のユニットである証拠を持っています。見せてもらってください。
(以下、相手の持っている円盤の図柄説明)」
そんなこんなでやっとついた定軍山の砦。そこにはすでに2人の人物が来ていた。
董昭は円盤を差し出し、2人に近づく。
2人も円盤を取り出し、こちらに見せる。確かに手紙に書いてあったとおりの図柄だ。
董昭は聞く。「それでは我々が・・・。」
2人は答える。「『ごまっとう』らしいな。」
【呉綱・満寵・董昭 生存確認】
≪ごまっとう/3名≫
呉綱【CD「マッキング Gold 1」】&満寵【CD「T・W・O」】&董昭【CD「Miki 1」】
董昭「武器もなくてどうしろと?」
呉綱「さ、さあ?」
満寵(何でこんなところまできたんだろう?)
広陵へと向かう道すがら――。
「…ねえ、彰兄ちゃん。丕兄ちゃんは今頃何してるんだろうね?」
「今頃…ねぇ〜。大方コレじゃないか〜?」
「…小指…」
「曹丕兄さんはコレに目が無いからな〜」
「…そういうトコだけ、父上に似ちゃったからね…」
「しかも人妻好きだしな〜」
「…面食いだし」
「やれやれだな〜」
――その頃の曹丕は。
「は〜っくしょんっ!」
くしゃみしていましたとさ。
≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
※曹丕の話をしながら歩いています。
そろそろ広陵に到着する模様。
≪禁断の愛/2名≫
鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10】
※曹丕はくしゃみしています。
「ふええっ」←びっくりゲロ
やっぱり殺し合いなのね、孫尚香は転がる3体の遺体(
>>195)を見て現実を深く理解した。
けれども受け入れられない思いの葛藤が吐き気を呼んだ。
「ううう・・・誰か助けてよ・・・誰かぁ・・・」
@孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット】
彼らはすでに漢中まで来ていた。
「…ねえ、永兄ちゃん。禅兄ちゃんは今頃何してるんだろうね?」
「今頃…か・・・。多分、楽しんでるんじゃないかなぁ・・・」
「…楽しんでる?…それって、どういうこと?」
「劉禅兄さんはさ。適応能力が高いというか、周りに流されやすいというか・・・」
「それって、僕たち禅兄ちゃんを探してたけど、危険じゃない?」
「大丈夫さ。兄さんは好き好んで人を殺す人じゃないから」
「それは、普段の話でしょ?」
「・・・大丈夫・・・さ・・・」
劉永は話を切り上げた。前方で人影が二つ、言い争っているようだ。
(どうする?こっちには病気もちの劉理がいて、私も疲れている。
でも、危険だけど、ここはもう漢中。蜀の関係者かもしれないし・・・)
≪なかよし劉兄弟/2名≫
劉永[体力低下中]【素敵なブローチ】&劉理【ビー球×20】
※劉永は劉理をおんぶしています。 ただいま漢中です。
家庭教師を発見しました。人物の判断はつかず、様子を見ています。
≪家庭教師/2名≫
董允【ディフェンダー45口径】&郭攸之【暗視スコープ】
※何か言い争っています。
なかよし劉兄弟には気づいていません。
ずいぶん長い間典韋は立ち尽くしていた。
夏侯惇は確実にこのゲームに乗り気だった。しかし俺はどうするのか。
ずっと悩んでいたが、確かに夏侯惇の言うとおり何の警戒もしないのは危ないと思いレーダーを見てみた。
近くに敵はいなかった。しかし少し離れた所に2つのくっついた点とその近くに1つの点があった。
まさかと思ったが考え直した。
いまから戦場となるかもしれないし、彼らが組むかもしれない。そうなると俺も巻き込まれるかもしれない。行くのはよした方がいいだろう、だが・・・。
しかし好奇心に勝てずそこに行くことに決めた。
そこには徐盛と蒋欽が並んで、法正を狙っていた。
典韋は隠れてその様子を見ていた。そして二人が動き、法正が逝った。
やばいと思い典韋は武器を持ち、二人の頭を狙った。
片方は剣しか持ってない。殺れると思い、典韋は引き金を引いた。
二人が帰らぬ者となり、典韋彼らの鞄を漁った。
片方は日本刀と呼ばれるものを持っていて、片方の鞄には四角いものが山のように入っていた。
その封を開け、中にあったものを食べてみた。
それは甘い味がし、意外にも甘党だった典韋はこれを気に入り持って帰ろうと決めた。
殺されたやつの鞄の中を見ると犬が入っていた。
典韋は悩んだが犬の愛くるしさに負け、連れて行くことに決めた。
もう彼には迷いはなかった。殺らねば殺られるゲームだ。しかし、夏侯惇に一つ貸しを作った。だから、それを返してからこのゲームに乗ろうと決めた。
【徐盛、蒋欽、法正死亡確認】
@典韋【レーダー、アサルトライフル、コルトガバメント、日本刀、バブリシャス一年分、犬(チワワ)】
※夏侯惇を捜しています。
悩みに悩む袁紹。
ふとここであることに気づく。
「そういえば、支給された武器をまだ確認してなかったな・・どれどれ」
かばんを開け中を覗き込む。。
W正史三国志<漫画版>2セット。ただし多少おおげさな記述があります
2セット読んで正しい歴史を自分なりに解釈してください W
という説明書きと共に無数の書物がはいっていた。
「おお!これはありがたい!今回の参加者には見しらぬ奴も数多くいた。
今後の道を決めるには役立つかもしれん。それにわが勇士の描写も気になるところだ」
期待に胸を膨らませ、まずは莫大な量がある方から読み始めた。
・・・・・数時間後・・・・
愕然とした。
あの大耳野郎の寄生虫が主人公のように記されていたこと・・・・
そいつがなんと蜀という国をつくり皇帝になったこと・・・・
また曹操が魏、孫権が呉という国を建国したこと・・・・
そしてそれぞれの国を支えた孔明・仲達のおそるべき知略・・・・
趙雲の目が1本の線だったこと・・・
それらは袁紹の気を引き締めさせるとともに名簿に“要注意人物”と書きこまさせた。
が、それらのことも後の衝撃に比べればたいした事ではなかった・・・・
全編を通して繰り返される
「ジャーンジャ−ン!!」
「あわわ・・・伏兵だ!ひけ!ひけっ!」
と彩られるスペクタルかつ斬新な戦闘シーンの描写。
胸が躍りわくわくした!
これは相当期待できるぞ、我が散り際!!
壮絶かつ華々しく散ったあの官渡の大戦!
後の世にどのように伝えられたのか?
ページを捲るスピードも心なしかはやまる袁紹!
・・・・・・
袁紹の目に映ったのはすばらしい描写だった・・・
そう・・・それは、すばらしく「テキカク」に「スピーディ」に「カンケツ」にまとめられた・・・
袁紹は人知れず涙を流していた。
@袁紹【正史?三国志<漫画編>2セット】
※魂が半分ぬけながらも全編読んだみたいです。打ち震えながら気力でもう1セットの方を
読もうとしてます。
長安と漢中を結ぶ子午道の半ば。
費イは、桟道を眼下に見下ろす崖の上に陣取っていた。
自分からは向こうを確認出来るが、下からは気付きにくい位置である。
彼に支給された武器は麻酔銃。
相手を殺さず身の安全を守れるかもしれない。
しかし道幅の狭い桟道で麻酔の効いた相手は、崖から転落するだろう。
この場所に限っては、費イの武器にも殺傷能力があると言えた。
俺はどうしたいのだろう。
費イは迷っている。劉永・劉理兄弟、董允・郭攸之、張飛・簡雍、知り合い達が蜀への道を辿るのを見下ろしながら、費イには攻撃することも、声をかけることも出来なかった。
今、二つの選択肢がある。
蜀の仲間と共に、この奇妙な島からの脱出方法を探す道筋。
そして、このゲームに「乗る」道筋。
銅銭でもあれば表裏で決められるのだが……生憎リュックにはそんなもの入っていない。
ただ一つ言えるのは、死にたくないということだった。
@費イ【麻酔銃】(初登場)
※これからの方針について迷っています。
なかよし劉兄弟・家庭教師・豪胆コンビの存在には気付いている様子。
私は思う。
わが君に養い、抱えてもらったからこそあの大耳野郎は生きてこれた。
そうでなかったら曹操に滅ぼされていただろう。それはまあいい。
その後髭野郎が間違って曹操についていたせいでこちらが大敗を喫した。これも
まあ百歩譲って許してやろう。しかし、一つ許せんのがある。
何故あの馬鹿三兄弟たちは「忠義の師」などと取り上げられてもてはやされるのに
あんな奴らよりも深いわしの忠義の心は取り上げられんのだ?
なぜあのチビ助曹操はクローズアップされて、それよりも国力が強く、
名門である我が君はむしろ馬鹿にされるのか。
私は一つ試してみることにした。目の前の男に「袁紹殿と曹操と劉備、誰が一番
天下を治めるのに適していたと思う?」と。そしたらそいつは何と言ったと思う?
「少なくとも袁紹は違うな。」だと。もうね、馬鹿かと、アホかと。
まあ、このような君子を見分けられない小人は死んで当然だ、と。そう思うんです。
ええ、首をはねてやりましたとも。我が君の邪魔になるかもしれないしね。
わしから言わせて貰うと、我が君以外にこの乱世を治められた人はおらんだろ、と。
さて、この世界でこそ、我が君には勝ち抜いて天下を取ってもらわないと。
袁紹様、この審正南、必ずこの世界で殿を輝かせて見せますぞ!
北におわす殿よ、待っていてくだされ!
【審配 生存確認】
【劉岱 死亡確認】
@審配【サーベル、鎖帷子(装着中)】※鎖帷子は劉岱から奪いました
襄陽の門の前で激しく戦う曹洪と張疑。互いの一歩も譲らぬ打ち合いはすでに50合に達していた。
だが。
以下、省略。
「ぐはぁ…何故、これほどの勝負を省略するのだ…?」
勝負に負け、刀を奪われた張疑が血を吐きながら曹洪に問う。
「何故…?あかんあかん、そんな長い事したらスレの容量使うからもったいないわ」
「スレって何だ?…ぐぅ…せめて止めを刺していってくれ…」
腹を裂かれ、もはや動けなくなった張疑が懇願する。
「止め?…あかんあかん、そんなんしたらわしの体力がもったいないがな!」
曹洪はそう言って立ち去り、張疑は苦しみながら死んでいったとさ。
【張疑 死亡確認】
【曹洪 生存確認】
@曹洪【雌雄一対の剣、野太刀】
※曹一族が見つからないので、北に戻ります。
「なんとか弓は治ったが・・・・・・この腕の傷はなんとかならぬだろうか」
黄忠はぼやきながら見張りを続けていた。
なんといってもあの連中では、身の安全が危険だ。守ってやらねばなるまい。
とはいえ、右腕の損傷は著しく、このままでは弓を引くどころか、動かすことさえままならなくなる。
「応急処置はしたが、やはりちゃんとした治療を受けねばならんな」
「ふっふっふっ、、、そこの人。怪我をして困っていませんか?」いきなり背後から声が聞こえた。
「誰だ!」
武人として名高い黄忠でさえ、その男の気配は読めなかった。
「俺は虞翻。医師だ。傷を見せてみろ」
「おお、それは有り難い。お頼み申す」
おめでたい連中とつき合っていた黄忠は、この男を疑うことを忘れていた。
医師という職業が安心感をあたえたことも一因だった。
「ふむ、これを塗るか」
虞翻は実に手際よく手当をしてくれている。流石というべきか。
手当を受けている内に、なんだかぼんやりとしてきた。眠たい。
「………効いたな」
虞翻は夢うつつの黄忠を見て、即座に服の隠しからメスを取り出し、喉を切り裂いた。
ぐぅ、と喉を鳴らし、黄忠は即死した。
「苦しまなかったんだ、感謝しな」
血を拭い武器を回収すると、虞翻は近くで待たせておいた趙統と合流して去っていった。
【黄忠 死亡確認】【虞翻&趙統 生存確認】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃】&趙統【折り畳み式の槍、弓、矢15本、???(たぶん武器)】
※趙統は心神喪失状態です。
2冊目の方は先ほどとは違って、誇張的表現が非常に多いように思える。
だが大耳が蜀という国を作った事、曹操や孫権についても同じだ。
しかも今回は先ほどと違って、曹操が主人公として描かれている。これに袁紹は胸を躍らせた。
曹操が主人公であるならば、その旧友であり宿敵である自分の描写も先ほどと違うであろう。
しかも今度は初期の段階にでてきてるではないか、それも中々渋い男。流石私だ。
などと袁紹は自己陶酔しつつ、読んでいき、先ほどの悲劇を思い出し怖がりながらページを捲り
いよいよ肝心の官渡の所までやってきた。今度は袁紹を満足にさせるだけの描写だった。
曹操にあしらわれているとはいえ、規律の取れた我が軍、戦わずして敵を引かせる王者の戦
髭と大耳が美化されてるのは気に食わないが、顔良の散り際。
流石我が天命を授けた者と、納得させられる曹操の人外の知略。それに敗れてしまうが
堂々と戦い死んだ文醜。これは期待できる!!!
そしていよいよ袁紹の出番がやってきた、そしてそのすばらしい描写には思わず手が震えた。
肉大杉。
@袁紹【正史?三国志<漫画編>2セット】
※魂が抜けてます。
こんどこそ彩られたわが生涯が記されているだろう!
袁紹は多大なダメージをうけ、また省略の人生を与えられるのでは?という
大いなる不安と戦いながらも、さすがは河北の雄といわれた男。
心を奮い立たせもう1セットの[正史]三国志に手をつけた・・・
大いなる衝撃が待ち受けるのも知らずに・・・・・
今度は孟徳が主人公に記されていたこと・・・
その孟徳が美男子と扱われていたこと・・・
キョチョが一人で木を引っこ抜いたこと・・・・
呂布が素手で人の顔を握りつぶしたこと・・・・
たしかに衝撃を受けた。が、
「んな、あほな。はははは」
と笑い飛ばせるまでに成長していた。
自分が多少へたれに記されていても
「今度はたくさん書かれてるぞ!しかも結構渋い顔じゃん!」
と先ほどとはうって変わって、随時ピックアップされる自分に
心なしか顔もほころんでいた。
そして、よいよ官渡の大戦に突入するのだった。
「ふふーん」
書物に書かれている文字を思わず声に出し満足する!
これぞまさに王者の扱い!ますます美しく描かれる自分に惚れ惚れしながら
「見たか!これがこの袁紹の真の姿だ!」
と有頂天になる。
その後舞台はしばらく孫策の話へ・・
「このとき孫策が死なずに孟徳の背後を突けてたらなあ・・・」
などと思いながら、せまりくる自らのフィナーレにどきどきしていた。
そのときだった!
突然、ぶくぶく太った醜いおっさんが出現したのは・・・
「なんだこいつは!水を指すなあ・・・早く消えろボケナス」
と語気を荒げつつ妙な胸騒ぎを感じた。
ページを捲るごとに、そのボケナスがやたら偉そうにしてること、
配下に殿とよばれたこと・・・・
不安は最大限!
そして曹操が「袁紹」と言った所で、もはやそのボケナスが自分であることに
疑う余地はなかった。
「なんだこのまがまがしい福福しさは・・・」
劇中の曹操とともに呟く袁紹・・・
その心は深い傷をおった。頼む早く殺してくれ孟徳・・・・
もはや曹操がいち早く自分の存在を消すことを祈り始めた。
心身ともにぼろぼろの袁紹・・・それでも最後の気力を振り絞り
自分の未知の人物の情報を得るため読破した。
薄れ行く意識の中で、特に危険人物だと感じた人物の情報を名簿に書き込む。
そこには意識をなくす前に何とか記入できた2人の人物の特徴が書かれていた。
孫権仲謀→猛獣使い 諸葛孔明→変態バケモノ
と。
@袁紹【正史?三国志<漫画編>2セット】
※気を失いました・・・・
「また墓がふえてしまった・・・。」
「そうだな・・・」
波才と韓忠がぼやくここにいたみんなは、
黄忠が死んだ事にしばらく誰も気が付かなかった、必死で舞台を作っていたからである
そしてついに舞台が完成し、休憩してたため森を歩いていた高昇が、首から血を流して
倒れていた黄忠を発見し、しゃべれないため無言で突っ走ってきた。
ちなみに高昇はそれ見たため倒れて孫仲とさっきまで脅えていた袁夫人と厳政が舞台の裏のベッドで看病している
「これで張角様、趙弘、ケ茂、馬元義、曹性殿、黄忠殿が逝ってしまった」
「あの「自称三流漫才師」の漫才がみれずいくとは無念だっただろうに」
「多分俺らも見れずに逝くけどな(笑)」
「何故に?」
「だって武器ないし、味方は役立たず。これであの漫才師さん達が来るまで、生きてたら
凄いよ」
「武器はまぁあるといえばあるんだが置いといて、みんなに祈りをささげるぞ」
「「な〜む〜」」
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
※舞台の裏で看病してます。
≪黄巾党残党。/6名≫
高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
&杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
※舞台完成のため、休憩中。漫才師待ってます
今日は満月か・・・
私はふとそんな事を寝ながら考えた
二人を殺した後、私は新たな獲物を求めたそう獣のように
だが途中でふと思った
結局私は何がしたいのだ?
確かに私は親友を殺した、そして何故皆を殺そうと思ったのだ?
答えは簡単もう共に生きようと思うものがいないからだ
だがその共に生きようと思ったものは私を殺そうとした
よくよく考えてみるとあった時から、郭の態度は何かがおかしかった
具体的に言えと言われたらわからないぐらいどこかおかしかった
あれは本当に郭だったのか?それは断言できるあれは郭だと
だが俺の知っている郭とは違う気がする
何故だろう?
わからない、わからない、ワカラナイ、ワカ・・・ラ・・・ナイ・・・・・・
そんな事を考えつつ私はいつのまにか寝てしまい、昔のまだ楽しかった頃の夢を見た
郭〜
なんだ李[イ寉]?
今日飲みに行こうよ〜
ゆさゆさ・・
「・・・・・・さい・・・・・・願・・・」
そうだな給料日だし
やった〜全部お前のおごりね
ゆさゆさ・・
「・・お・・・・さい・・・・お願・・から〜」
なんでやねんぱ〜んち!
ぎゅぁっ!
ゆさゆさゆさ・・・・・・
「起き・・・さいよ〜、お願い・・・から」誰かの泣き声が聞こえる
痛いじゃないか!!
起きて助けてやれ
何わけのわからない事を!
そこで夢は途切れた
「うううう・・・よかった・・・起きてくれた・・・」
目の前に何故か泣いている知らない女がいる
「お願い助けて」
なんか言っている
「お願いします助けて」
だが殺そうそう思い、サブマシンガンに手をかけた時
助けてやれ
そんな郭の言葉が聞こえた気がする
だから今私はその知らない女、孫尚香とか言うらしい奴と一緒にいる
「本当にありがとうね〜。私みんなに置いていかれちゃって」
「悲惨だな〜俺も大変だったんだよ〜よよよ」
「なにそれ〜」
完全に打ち解け、久しく感じなかった楽しいという感情までも戻ってきた
こんな会話するの何年ぶりだろうという思いと一緒に
ありがとう・・・・郭・・・・そしてバイバイ
≪楽しき夢。/2名≫
孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット】&
李[イ寉]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、ロングソード+2】
口論の原因は、郭攸之が漢中に留まろうと言い出したことからだった。
「もうここは蜀の領内です。味方がいないか、探してみましょう」
「五斗米道や魏の人間もいるかもしれない。成都の方が確実です」
その提案が妥当とは思えなかったから、董允は反対しただけなのだ。
「ならあなた一人で成都へ行ってください」
なのに、郭攸之がいつになく強い調子で言い出したので、董允は仰天した。
「何故です!?もう一度冷静になって…」
「どれだけ話し合っても、あなたは自分の意見を変えないでしょう?」
その通りであった。董允は言葉を失う。
「仲間を捜すと言い、一方で人目を忍んで移動する。一見妥当ですが、
危険を避けるあまり仲間と出会う機会すら逃しているとは考えないのですか?」
郭攸之は怒っているというより、哀しんでいるように見えた。
「あなたは昔からそうだった。
何の責任も取れないと言いながら、強引に自分の意見を押し付ける。
あなたの命令を聞くのはもう真っ平です」
郭攸之がそんなことを考えていただなんて、全く知らなかった。
呆然とする董允を一瞥すると、郭攸之は黙って背を向けて歩き出す。
董允には止められなかった。
激しい言い争いをしているらしき人物二人を、劉永は警戒半分で観察していた。
と、その内の一人がこちらに近付いてくる。
緊張……それは、相手の顔が確認出来たことで消えた。
「郭攸之先生!」
「あ…!若君がた!?」
二人の存在に気付いていなかった郭攸之は驚きの声を上げた。
郭攸之は劉禅の古くからの側近。当然劉禅の弟たちとも面識があった。
「…知ってる人に会えて良かったぁ。僕たち禅兄ちゃんを探してるんだ」
青白い顔の劉理が無邪気に喜び、一同の顔に和やかな空気が広がった。
「そうですか、私も同じ目的です」
「でも…ちょっと待って。劉理は今ちょっと…僕も疲れてるし、
しばらくここでゆっくりしたいんだ」
「そうですね。私も知り合いに会えないか、漢中で捜索するつもりです。
その間、若君がたはゆっくりお休みください」
提案はあっさり通り、郭攸之の心遣いに劉永は感謝する。
「…あ、さっきの人は?」
劉永から郭攸之の背中に移動した劉理が、思い出したように訊ねた。
「彼は……いいんです」
一同が目を向けた先には、既に誰の姿も見当たらなかった。
≪なかよし先生と生徒/3名≫
劉永[体力低下中]【素敵なブローチ】&劉理【ビー球×20】&郭攸之【暗視スコープ】
※しばらく漢中に滞在するようです。劉理は郭攸之がおんぶしています。
@董允【ディフェンダー45口径】
※しょんぼりと成都へ直行
※チーム名変更
≪なかよし劉兄弟/2名≫ → ≪なかよし先生と生徒/3名≫
≪家庭教師/2名≫ → 解散、董允ピンユニット化。
231 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/29 07:27
夏侯覇たちは、漢中に向かう途中、竹藪を見つけた、ちょうど漢中への通り道だ
夏侯覇「先に出た利点を生かさないといけないな・」
王平「復讐するには武器とかもどこかで調達しないといけないですからね」
夏侯覇 王平は、100tハンマーの重さを利用し、竹をしならせ、罠を作った。
朶思大王「ぐへぇっ」
真正面から竹が急に現れ、しこたま、顔などを打ちつけ気絶した。
夏侯覇「こいつ持ってるのは、鉈だぞ、ちょうどいい。」
そこらの竹を鉈で割り、切り、装備を何とか調えた。
王平「あ、復讐されてはたまりませんからね( ̄ー ̄)ニヤリ」
作った竹槍で、とどめを刺した。
【朶思大王 初登場 死亡確認】
≪私怨の友/2名≫
@夏侯覇【100tハンマー・竹槍】&王平【???、読めない説明書、竹槍、鉈】
※罠を張る担当と、竹鎧、竹盾を作る担当に分かれて作業してます。
孫尚香「やっみっにか〜くれっていっきっる」
李カク「俺たちゃ楊懐にんげんなのさっ」
孫尚香「人に姿を見せられぬ、獣のよお〜なこのからだっ」
李カク「はやくにんげんになりた〜い」
孫尚香「くすくす、あははははは、そのまんまだ〜」
李カク「??な、なにがだ?」
孫尚香「お顔、ようかいみた〜い」
李カク「楊懐?」
孫尚香「うん、妖怪」
≪楽しき夢。/2名≫
孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット】&
李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、ロングソード+2】
楊柏「つまりは、俺が楊秋で君が楊柏で君が楊懐でも、きっと誰も気がつかないだろうってことなんだよ。」
楊秋「これで楊修やら楊奉やら楊彪なんて集まっちゃったら大変ですな。」
楊懐「・・・地味すぎる・・・私らの存在価値ってなんだろうか。」
楊秋「でも、楊懐って妖怪みたいでかっこよくね?」
楊懐「子供の頃それでいじめられたなぁ・・・あの頃から地味路線まっしぐらだった気が。」
楊柏「つまりな?意外と主催者側もそれに気がついていなかったりするかもしれないだろ?」
楊秋「開き直って逆に妖怪になってみたら?」
妖怪「こんな感じか?」
楊秋「ぎゃはははははは、」
楊柏「つ、ま、り・・・・・・・・聞けーーーッ!!」
楊秋&楊懐「え?」
≪三楊。/3名≫
楊柏【???】楊懐【???】楊秋【???】
我々、非戦闘員がこの大会に生き残るのは並大抵の運がないと無理だ。
ましてや、支給されたものが全く武器として機能しないものであるならなおさらである。
だから、こうして盗賊のような真似をしなければならないのも仕方ないことだ。
幸いにも彼らは喧嘩に夢中でこちらには気づいていない様子だ。
さて、中身をいただくこととしようか。
張譲が鞄に手を伸ばした瞬間に「ウー」という獣の鳴き声が聞こえてくる。
張譲が泣き声のほうをみると、そこには愛くるしい犬がいた。思わず目が合う。
その時、張譲の頭の中にある光景が広がった。
そこはどこかの宮殿の庭──
「アハハハ」
楽しそうに一緒に走る張譲と犬、やがてじゃれつく1人と1匹。
どうするアイ──ガブッ!
痛みに張譲が我に返ると、右腕に犬が噛み付いていた。
「ギャーーーーーーーーーーー」
走り回る1人と1匹。(ただしそれは楽しそうにはみえなかったが)
やがて張譲は崖に出たことも気づかず、足を踏み外し、まっさかさまに落ちていきましたとさ。
【張譲 死亡確認】(初登場)
※支給されたBan16は放置。
@孫策【ナイフ、コーラン、5インチFD】
@孫堅【マスケット銃】
@孫権【ゾリンゲンカード20枚】
※3人はいまだ喧嘩中。闘犬はどっかにいきました。
「死ねぇ!!趙雲!!」
俺はついてない。折角の武器も、バッテリー切れとやらで雷は出ない。
「おらおらおら!!」
相手がただの棒しか無い事を見抜き、司馬師は勝ち誇ったように飛刀を投げつけていく。しかし趙雲もさるもの、なんとか棒で弾く。
一本、二本、三本…。
「どうした?残り一本だぞ?」
肩で息をしながら最後の飛刀の一本を握る司馬師。その一瞬の躊躇いを趙雲は見逃さなかった。
「りゃぁぁっ!!」
かけ声と共に棒を振り上げ、飛刀を弾き飛ばす。そして槍を使うかのごとく棒を一回転させると、司馬師の喉元に突き刺した。
「かはっ………」
声も出せずに事切れる司馬師。
「ふぅ…危なかったな。うん?これは一体…?」
飛刀を回収し終わった趙雲が目にしたのは、スパークショットの説明書にもあった「バッテリー」だった。
「俺はついている…のか?」
やや時間をかけてバッテリーで充電を済ませ、目盛りを「中」にすると、趙雲は再び移動を開始した。
【司馬師 死亡確認】
@趙雲【スパークショット棒(充電済み)、飛刀×5、充電用バッテリー】
※スパークショットの容量は、中距離への放電2、30発程のようです。目盛り「中」では一撃で致命傷は不可。
※引き続き劉備探索。
考えていても始まらない。費イは比較的緩やかな場所を見つけて崖を降りた。
(もともと私の本性は、すべての人を愛するというものではなかったか。
そして、信じることから愛は始まる。ならば私は信じよう)
しかし、彼が次に目にしたのは信頼が崩壊する、まさにその瞬間であった。
(董允と郭攸之が言い争っている。ダメじゃないか、信頼を忘れれば愛など生まれないというのに。
駄目だ。ダメだ、だめだ、ダメダァァァぁーーーー!!!
やはり私でなくてはならない。すべての人に愛を説くには、私でなくては不可能だ)
費イは取り乱し、すぐその場を逃げ去った。
しかし数百メートルもたたないうちに転んでしまい、反動で荷物をいくつか落としてしまった。
慌てて拾い上げる。そのとき、落とした荷物のひとつ、参加者名簿に目が留まった。
(もう56人も死んでいる。今生き残っている全員を助けても、私はすべてを愛することにならない。
駄目だ、それでは。私はすべての人を愛さなければならないのに)
荷物を落としたりする音は、それほど大きくないが近くにいる者には十分聞こえた。
郭攸之と別れた董允は、一人でいる心細さから、警戒しつつもその音を確かめようと近づいた。
その警戒も、音の中心にいる人物を見極めたとたんなくなり、彼は喜んで費イに話しかけた。
「費イ殿。やはりこちらにいらしたのですね。ああ、私は間違っていなかったのか」
費イは答えない。
「ここはやはり成都に急行し、先帝陛下(劉備)今上陛下(劉禅)をお迎えする準備を・・・
・・・ん、費イ殿?」
費イは答えない。空ろな目で、何かを呟いている。
「私はすべてを愛する。先帝陛下も今上陛下も、
董允、君を含めた蜀の皆も、そしてそのほかすべての・・・」
「え、ええ。それはまことにあなたらしい発想ですが、費イ殿。
今はそんな悠長なことを言っている暇は・・・」
「ほかのすべての、生きている人も死んでしまった人も・・・」
費イは麻酔銃を構える。
「ひ、費イ殿!!何のつもり・・・」
パァァァァンッッ!!
乾いた音とともに、董允は深い眠りについた。
「まだ駄目だ。あなたは死んでない」
費イは董允の荷物をあさる。そして、彼の支給武器とその説明書を読んでほくそえんだ。
「これで、あなたは救われた」
パァァァァンッッ!!
董允は、今度こそ目覚めることのない眠りについた。
「大丈夫。私はすべての人を救います。私の救済に例外はありません」
費イは天使のような微笑を浮かべ、すぐに近くの茂みに隠れた。
それほど遠くないところにいる三名を救済するために。
【董允 死亡確認】
@費イ【麻酔銃、ディフェンダー45口径】
※茂みに隠れ、なかよし先生と生徒を狙っています。
華雄は長安の街を歩いていた。
別段理由があったわけではない、ただ、董卓らと共にいる事が息苦しくなっただけの事であった。だから、偵察という形でこうして一人になっている。
以前、董卓に仕えたのは董卓に大望があったと見えた為である。
己は武においてのみ力を出すと冷静に分析していたからこそ、野望に燃える董卓に仕えた。
だが、今の董卓は余りにも一時的にでも華雄を惹きつけた、あの時代の董卓とは変わって見えた。
それは、華雄が董卓の真の暴虐を見る事無く戦場で散った為かもしれない。
「殿は変わられた。」
呟く。
それは、ただ自分が見る事が出来なかった董卓の一面であるという事すら気づかず、何処か空しい、空虚な感情を胸に抱いたまま、華雄は歩き続けた。
今の董卓であれば、かつても華雄が仕えることはなかっただろう。
昔の董卓であると思ったからこそ、こうして徒党を組んだというのに────
そう、己が信じたものへの失望。
それが今の華雄の中には渦巻いている。
幾度目の嘆息か、息を吐いた華雄の耳に微かな声が届いた。
「王……允………貴様………」
苦しげな声、恐らくその声の主は無事ではないのであろう。
そして、その声は華雄も聞いた事のある男の声だった。
「蔡ヨウか………?」
華雄は、ゆっくりとその声のした民家に目を向けた。
≪暴君御一行/6名→5人≫
卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5】&李蒙【ゴルフクラブ】&張済【ギター】&李粛【火炎放射器】
華雄【ハンドガン、鉄槍】
一人で周辺を偵察中、暴君御一行には失望しているようですが即離脱の考えはないようです。また王允と蔡ヨウの元に行くつもりのようです。
【王允 蔡ヨウ 生存確認】
王允【???】 VS 蔡ヨウ【???】 戦闘中?
官渡のはずれに位置する小さな集落の民家で、公孫[王贊]と劉備は一晩休むことにした。
成都や荊州あたりに行けば蜀将にも出会うことができるだろうが、
その蜀将を狙ってくる武将にも出会うかもしれない。
そのような武将にあえば、装備に不利がある今の公孫[王贊]と劉備では苦戦を強いられるだろう。
しばらくは人気のなさそうな冀州か幽州あたりに身を潜めることにした。
「北上の最中にめんどうなことが起こらんといいんだが。」
公孫[王贊]は名簿に記されている、いくつかの逝ってしまった名前に線を引きながらつぶやく。
「物音を感じれば息をひそめ、暗闇の中にまぎれて移動する。これを徹底してれば大丈夫でしょう。」
と根拠のない笑みを浮かべながら劉備は、民家に備え付けられていた食料でありあわせの食事を作っている。
「そうだといいがな・・・っ!?」
こちらに近づいてくる気配を感じ、公孫[王贊]は素早く最小限に明かりを抑えたろうそくを吹き消し、
劉備はこっそりと窓から外の様子をうかがう。
「どうやら一人のようです。」
鍋つかみの代用として使っていた、キツネのぬいぐるみを手にはめたまま劉備が小声で伝える。
二人を緊張が襲う、公孫[王贊]は手がじっとりと汗ばむのを感じた。
民家へ気配の主は歩んでくる。
≪旧知の友/2名≫
@公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
※何者かが近づいています。
汝南の東の方の小さな古城──
ウミネコ団の3人は夕食をしていた。
食事は祝融が造ってくれた南蛮料理である。珍しい食べ物に感動を覚える貂蝉と小喬。
その2人を横目にしつつ、祝融は聞く。
「武器は扱いには大分なれたのか?」
「はい、おかげさまで。百発百中とはいかないけれどね。この武器は以外に軽くて女性でも持ちやすいし、
ただ撃ったときの衝動があるけど、大した事はないし。大丈夫です。」
「なるほど、それは何よりだ。で、その馬は何なんだ?」
「それは俺から説明しよう。」当の馬がいう。もちろん、赤兎馬である。彼はびっくりしている祝融を横目に話し始めた。
「俺は無理矢理参加させられたわけだが、自分の支給されたものが何だかわからないし、自分ではどうすることもできないのだ。
そこで、誰かに俺の武器がどういうものであろうかと調べてもらいたかったわけだ。
ただ、下手をするとその武器をとって逃げられたりするので、信頼できる人にと考えていた。
この城の近くを通りかかったところ、貂蝉の姿が見えたのでな。彼女にお願いしたのだ。」
「それでねー、一緒にご飯食べようということになったんだ。」小喬が割り込む。
彼女は特に驚いていない様子。どうやら喋ることをわかっていたようだ。祝融はちょっと悔しがりつつ聞いてみる。
「そ、それで、支給されたものは何だったのだ?」
「これです。」といって貂蝉は白いふわふわした布のようなものを取り出した。
「“しゃどーろーる”というもので、どうやら馬具の一種らしいです。ちょどよかったですね。」
「武器でなかったのが残念だが、なかなかかっこいいので俺は気に入った。今夜はこの城の厩に泊めてもらうとして、明日から装備しようと思っている。」
「明日からどうするのー?」小喬が聞く。
「我が背に乗るべき主を探すたびに戻る。」
「へー、みつかるといいね。」
こうして古城の夜は更けていった。
祝融は一人思う。
祝融『もしかして、北の馬は喋るのが当たり前なのか?』
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、サバイバルナイフ、防弾チョッキ】&祝融【備前長船】
@赤兎馬【シャドーロール】
※ シャドーロール着用中
ここはどこだ・・・
越吉元帥は濃霧の中で途方にくれていた
彼の支給品は大きくて洛陽城の外に置いてあった騎馬戦車だった
これを使って故郷に帰ろうと試みたのだが迷走して成都に来てしまったのだ
とにかくこの霧から抜け出さなくては・・
考え事をしながら騎馬戦車を操る越吉は突然鈍い衝撃を受けた
驚いて振り返ったが濃霧の為何も見えない
まあいいか・・・諸葛均をはねた越吉はそのまま北へ進んで行った
諸葛均【???】負傷失神
越吉元帥【騎馬戦車】
成都はひどい霧が発生しています
あり得べからざる「異常」な行動が容認、いや寧ろ推奨される異常な世界。
それが「バトルロワイアル」の唯一にして明快なルールであることに、成廉は今更ながら気付かされた。
洛陽から南に下った宜陽の辺りで、成廉一行は突然の襲撃を受けたのである。
襲撃者は独り。その男は、三人相手に何ら臆することなく、猛然と斬りかかってきた。
最初に斬りかかられたのが武術に長けた成廉でなければ、彼らは襲撃者の存在に気付かぬままに凶刃に
屠られていたかもしれない。それほどまでに、躊躇の一切ない斬撃であった。
背後からの尋常ならざる殺気に気付いた成廉は、本能的に身を翻して襲撃者の初撃を捌いた。
続く第二撃を支給武器である薙刀の刀身で受け、素早く反転させた薙刀の石突きで、敵の鳩尾を強かに
刺突する。……が、手応えはなかった。石突きは狙いに到達する前に、すっぱりと切断されていたからで
ある。
漸く異変に気付いた王楷と許が、健気にも各々の支給武器である鉄鎖と銀玉鉄砲を構えるものの、
その足は恐怖に耐えきれず、ガクガクと震えていた。
―― これは並の遣い手ではない……。
成廉の武人としての本能が、それを瞬間的に嗅ぎ取っていた。
お互いに相手との間合いを微妙にはずす距離を保ちながら、成廉と襲撃者は対峙する。
襲撃者の剣先が微かに揺らいだ。次の瞬間、それは既に成廉の頭上に煌いていた。
風を薙ぐような衝撃。
紙一重でそれを躱した成廉は、今度は手加減を加えず渾身の一撃を相手に見舞う。剣を振り下ろした
無防備な姿勢にも拘わらず、あたかも意志を持つもののように剣だけが反応した。不自然にV字型を描き
成廉の斬撃を撥ね返したのだ。
しかしここで不思議なことが起こった。
成廉の攻撃を捌いたはずの襲撃者が、突如悲鳴をあげてうずくまったのである。その手から剣は取り
落とされている。どうやら無理な動きに耐えられず、腕の筋を痛めたらしい。
その隙を見逃さず、成廉は剣を素早く奪うと、薙刀の切っ先を突きつけて敵の動きを牽制する。
その刀身は二度のしのぎ合いでボロボロに刃こぼれしていた。
「王楷殿。この者を縛り上げられよ」
固唾を飲んで両者の攻防を見守っていた王楷は、成廉の言葉で我に返ったように慌てて鉄鎖で襲撃者を
縛る。だが、その間も躰の震えは止まることがなかった。
参加者名簿から、襲撃者は鍾会ということが分かった。
その顔からは、成廉と立ち合った際の鬼気迫る様子は消えていた。更に、何を尋ねても知らぬ存ぜぬで
まるっきり要領を得ない。ただ、それは惚けている風ではないことは何となく感じられた。
「成廉殿、この者を如何致しましょうか?」
許が尋ねる。
「そうですナ。丸腰となった今、差し当たり脅威とはなりますマイ。無下に命を奪うこともないデショウ」
その言葉に、鍾会は安堵したような表情を浮かべる。
「ならば、このまま連れて行くことにしますか? どうだ、お主も心を入れ替えて我らに従うか?」
許の問いに、鍾会はただただ頷いた。
「将軍、待っていてクダサレ。疾く成廉が駆けツケマスゾ」
この時、成廉は気付いていなかった。己の本能がけたたましいまでの警鐘を鳴らし続けていることに。
≪すぐそこにある危機/4名≫
成廉【薙刀「損傷大」 妖刀 村正】&王楷【鉄鎖】&許【銀玉鉄砲】&鍾会【なし】
※鍾会は縛られています。
※成廉は徐々に意識を奪われているようです。
典韋とのやり取りからすでに数時間が過ぎていた。
とりあえずの目的地、許昌も目前に迫っていた。
「ふう・・ようやくか」
許昌の外観をおぼろげながら目で捉え、ほんの少し(本当に僅かではあり、一瞬であるが)
安堵感が夏侯惇をつつんだ。なぜ安堵感を感じたのか自分でも理解できてはいなかった。
が、夏侯惇がこの世界で始めて、いや、かつての戦場においてでさえ解いたことのない(日常生活でさえ
常にある程度は保っていた)緊張感を解いた・・その一瞬だった。
背後から、凄まじい殺気を感じた。
(これほどの殺気を放つものはただ一人しか考えられん)
そう思いながら振り返ったとき・・・夏侯惇は死を覚悟した。その人物が予想通りの人物であったこと、
すでに血に染まり真っ赤に燃える木刀が凄まじいスピードで頭上に向かい振り下ろされてきていたこと、
その2点により夏侯惇は死を覚悟せざるえなかった。
戦場においての大原則である、
《油断=死》
それは歴戦のツワモノにとっても同じことなのだ。その原則を誰よりも理解していたからこそ、
幾多の危機を乗り越え、夏侯惇の最後は戦場ではなく床でむかえることができたのだ。
(このおれとしたことが・・・最も油断してはならん人物の近くで、気を許すとはな。
フッ・・・馬鹿な話だ)
死神のカマはすでに夏侯惇の傍らで魂を真っ二つに切り裂き天へ運んでいく準備を終えていた・・
呂布はこの世界を楽しんでいた。
(この世界は純粋だ!)
ここでは外交も、浅知恵もいらない。また多くの兵を率いる必要も、うっとおしい民も、
そして裏切り者と陰で罵られることもない。
まさに力の強いものが勝つ。純粋で魅力溢れる世界。呂布にとって、今だかつてこれほどまでに
羽を伸ばせ、のびのびとすごせる空間はなかった。
(俺の理想とする世界だ!)
そんなことを考えながら新たな獲物をさがしているときだった,ふと夏侯惇を視野に捕らえたのは。
「あれは・・片目野郎か!フン、少しは楽しめそうだな」
そう呟き、悠然とそちらに向け足を踏み出した。その一歩を踏み出したとき
夏侯惇から、常に猛者が発するはずであるにおいが、一瞬ではあるがそのにおいが・・・消えた。
その瞬間を見逃すということは、この男にとって、文官に素手で殺されるということよりありえないことだった。
爆発的なスピードと殺気を解き放ち、間合いを詰める。
振り返る夏侯惇の頭めがけ渾身の力で木刀を振りおろした・・・・
だが、しかし死神のカマは一向に夏侯惇を切り裂きはしない。それどころか、死神は苦い顔をして
渋々その場をたちさっていった・・・
いつも何かにイライラしていた呂布の心。それが開放され自由になったこの世界。呂布にとっては
最も自分らしく生きられるはずのこの世界に来て。
・・・・らしくないミスを起こした。
開始早々に多数の者を葬った木刀。その木刀には多くの者の血がついていた。その血が乾ききらずに
呂布の木刀を握る手をぬるぬるに浸していた事に気づかなかったのだ。
呂布の手からすり抜けた木刀は、夏侯惇の遥か後方の地面に突き刺さった。
「この俺が獲物をしとめ損なうとはな」
言葉とは裏腹に血塗られた右手を眺め、微かに笑みを浮かべる呂布。
その微笑をうかべる呂布の顔めがけ、すでに数歩の距離をとった夏侯惇が矢をはなっていた。
呂布は、その矢をまるで戸棚のものを取るかのように、眺めていた右手でつかみ取り、
投げ捨てた。
「ちっ、こいつが付近にいたのに気づかないとは!」
いつもの夏侯惇にもどり、さらに距離をとりつつ今度は連続して矢を放つ。
絶え間なく、しかも的確に呂布をとらえ放たれる矢。
しかし、その数多の矢さえも、呂布は、何事もないかのように血塗られた右手をふきながら
左手におさめられていた薙刀で振り払った。
連続して放たれつづけた矢は、血塗られた木刀の横まで後退したときには尽きはてていた。
「バケモノめ!」
真横に刺さった木刀を地面から抜き、それを投げつけ、今度は一転。前進する。
その木刀を、すっかり血がふき取られた右手で造作もなく掴み取る。と同時に
「ふ・・・ふっはははははは!!」
呂布は、割れんばかりの声をあげ笑いだした。
獲物をしとめ損なう?この俺が?いや、おいしい獲物を食うにはまだ早いという天のお告げか?
ふはははは!まあ楽しむ時間はまだまだある。あせって大物を喰らい、小魚ばかり残っては
つまらんというものだ。今回は見逃してやろう、はっはっはっはっは!」
まるで、これ以上おかしなことがあるか?ええ?おい、と語りかけるように笑いつづけ
くるりと背中をむける呂布。
「貴様・・その薄汚い笑い声、二度と発せられないようにしてくれるわ!逃がしはせん!」
そう叫ぶと夏侯惇は、なお前進する。しかし、その言葉が全く聞こえなかったかのように意に介さず、
高笑いをつづけ立ち去ろうとする呂布。
怒りに震える夏侯惇が、自らの間合いにまで接近し、その呂布を切りかかろうとした、そのとき、
「だだし!次に会うことがあれば、容赦なく叩き切る!貴様は幸運にめぐまれた。それ以外
なにものでもない!だが幸運が二度あるとは思うな!次にあるのは《死》のみだ!」
突然、語気を強め、最初に感じた殺気よりもさらに凄まじい殺気を解き放つ。
それが夏侯惇の動きを止めた。
いや、正確には呂布により発せられた言葉。「 幸運 」という言葉が動きをとめたのかもしれない。
たしかに一瞬でも気を許し、その上、呂布に背後を取られ、いまだに生きているというのは
幸運というのもはばかられるほど運がよすぎた。
硬直した夏侯惇を感じ取り、またも高笑いをはじめる。
「どうやら理解したようだな。まあ次に会うときまでに少しは成長して
おれを楽しませてくれよ、ぼ・う・や。ははははは!」
怒り心頭ながら、動けずにいる夏侯惇と侮蔑の言葉をその場に残し
呂布は姿を消した。
@夏侯惇【諸刃の刀 弓】
※許昌を目前に、怒り震えながらもプライドをずたずたにされ歩みが遅くなっています。
矢はなくなりました
@呂布【血塗れの木刀 ハリセン 薙刀 和泉守兼定、防弾盾、寸鉄】
※最高の精神状態です。木刀についた血はすべて乾きました。
金旋「お前の分も生き抜いて、必ず天下を掴んでやるからな!!」
韓玄「お主の痛み、決して忘れぬことをここに誓おう」
趙範「あなたの仇、必ず討って見せましょう・・・」
零陵城の一室にて主を失った無人のベッドに花が手向ける3人の姿があった。
こうして形だけではあるが劉度を弔った一行は、タケノコを食べながら今後の方針について話し合っていた。
趙範「ここからどうしますかね・・・」
韓玄「劉度の敵討ち、といくのもいいんじゃが。じゃが、いかんせん誰に殺されたのがわからん以上、
直接敵を討つのは無理じゃ。さすればここはわしらが生き残るように動くのがよかろう」
金旋「皆殺し、なんて芸当が俺等に出来る訳も無いしな」
韓玄「気長に構えるしかないじゃろな」
趙範「ところで、私達も武器を確認したほうがよいかと思うのですが・・・」
金旋「そういやそんなもの忘れてたな。韓玄、そっちには何が入ってる?」
韓玄「これじゃな。『ベレッタM93R』とか言う、鉄の弾をすごい勢いで飛ばす機械のようじゃ。」
趙範「私のアイテムは罠のようです。地面に埋めて使用し、踏むと爆発するとありますね。」
金旋「2人ともいいものが当たったみたいだな。俺も負けてられないな。
・・・・。おっ。これだな。この手触りは機械っぽいな。これは期待できそうだ・・・
って、あれ?何じゃこりゃ?」
金旋が取り出した機械にはこう書かれていた。
『外付け5インチフロッピーディスクドライブ』
金旋「畜生。俺だけハズレかよ!!」
趙範「まあ、そう言わずに。なにか重要なものかもしれませんよ?」
金旋「そ、そうか?ならいいか」
韓玄(前々から知ってはおったがやっぱアホじゃの・・・)
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
汝南から南下した「やりたくないのに護衛」コンビは、江夏に辿り着いていた。
孫魯班は、長江支流を前にぼんやりとしている。
呂蒙が薪や食料を探しに行く間、水汲みを頼まれたのだ。
ミニミニ中国島は、やはり本当の中国大陸とは環境が違うらしい。
長江は本物より幅も狭く流れも速い。
彼女の目の前の流れは、記憶にある長江よりずっと澄んでいる。
「あーあ、とんでもないところに来ちゃったのよね…」
なんとなく憂鬱になりながら水面を眺めていた。
そこに、自分以外の人影が映る。
あまりにも帰りが遅いので、呂蒙が文句を言いに来たのだろうか。
「うっとーしーわね、ちゃんと水汲みは……」
孫魯班は振り返る。
「やっと見付けた……、魯班、一緒に死んでくれ!」
そこに立っていたのは、彼女の2度目の夫である全jだった。
全jは、すっかり憔悴した様子である。
「いくら呉の名将と謳われた俺でも、最後まで生き延びられるとはどうしても思えない。
お前を残して死んでいくぐらいなら、一緒に海から飛び降りよう!」
「は?何言ってんのよ。アタシは死ぬなんて絶対に嫌!」
孫魯班が声を荒げても、聞く耳など持たないように肩を抱こうとする。
「離してったら!ちゃんとアタシには守ってくれる人もいるんだから!!」
その手を振り払った途端、全jの形相が一変した。
「誰だそいつは…!お前、今度は誰と浮気したんだ!!」
「誤解よ!」
「うるさい!お前みたいな女、今すぐ殺してやる!!」
正気じゃない、そう気付いた時には全jはロープを持ってのしかかっていた。
孫魯班の首にロープを巻き付け、全jはぐいぐいと締め上げる。
「は……な、して……」
「すぐに俺も後を追う!」
全jは泣いている。意識が朦朧としていく。
「離してったら!!」
最後の気力を振り絞って、孫魯班はのしかかる男を突き飛ばした。
「あ……」
そこは長江。
全jは、心底何が起こったのか理解出来ない表情で、沈んでいった。
「呉の男が泳げないはずないでしょ……」
しかし、いくら待っても、全jは浮かんでこない。
原寸より小さな中国島。長江も底が浅く、落ちた時に川底で強く頭を打ったのだ。
やがて浮かび上がった全jの死体は、流れに乗って下流へと流されていった。
「いつまで水汲みしてるのです!」
どれほど時間が経った後か。
ようやく、呂蒙が様子を見にやって来た。
イライラと不機嫌に叱りつけようとして、孫魯班の首に絡まるロープに仰天する。
「誰かに襲われたのですか!?」
「平気よ……逃げてったわ」
どこか呆然とした表情で、孫魯班は呟く。
「そうよ……アタシは生きるんだから……」
【全j 死亡確認】
≪やりたくないのに護衛/2名≫
呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣、ロープ】
夏侯淵は一人徐州海岸で悩んでいた。悩む理由…それは支給道具である。
「せめて弓みたいな飛び道具なら良かったのだがな…。ふぅ…」
「強力人工降雪機」と書かれた支給道具を憎々しく見つめてみても、やはり状況は変わらない。
雪を降らせれば寄ってくる物共がいる。それはチャンスだが、ピンチでもある。
「ちっ、悩んでも仕方ねぇか!こうなりゃ一か八かだ!」
そう覚悟を決めると、機械のスイッチを押す。途端、爆煙のような勢いで、雲が立ち上っていった。
数分後、ちらちらと、やがて勢いよく雪が降り出した。その勢いは機械と同じく、止まる事を知らないかのようである。
「…吉と出るか。それとも凶と出るかだな」
@夏侯淵【強力人工降雪機】
※20レス後、徐州東部&北部は雪に覆われます。
俺は張燕。これでも元黒山賊の頭領なんだわ。
なんか洛陽の周りはなまら異常な雰囲気なもんで、なんとかここ界橋まで逃げて来たはいいけど、もう、どいつもこいつもわやな状態だべ。
めんこい女性が通ったかと思ったら、後ろに曹家の嗣子は通るし、何人も知ってる武将は通るし、もう大変だわ。
でも、俺の武器、七支尖剣でも倒せる奴がそのうちきっと通るはずっしょ。
ま、ここはじっと黙って弱い奴から狩るようにするべさ。
@張燕【七支尖剣】
※しばらく待機。弱そうな敵、装備の悪そうな敵から倒す方針。
ここは雍州と涼州の県境に程近い、街亭のやや西側。
盧植はスタート地点の洛陽から、戸惑いながら西へと移動していた。
理由は単純だ。洛陽で皇甫嵩と朱儁を見かけ、彼らが西へ歩いていったからだ。
しかし見失ってしまった。一生の不覚である。また、自分の支給武器がこの
「初心者から上級者まで!誰でも出来るアウトドア」という本であったのには落胆した。
しばらく読み耽っていたが、中々内容は面白い。食べられる野草、丈夫な縄の結び方など、
もしこんな状況ではなかったら是非とも試してみたい事ばかりだ。
だが、もちろんそんな状況ではない。殺される前に殺す、何てこともしたくはない。
どうすれば良いだろうか。ん?あそこの民家から声がするぞ。行ってみよう。もしかしたら
皇甫嵩か朱儁がいるかもしれない。
高鳴る胸、震える手で民家のドアを開けると・・・
「いらっしゃいませ〜」
@盧植(初登場)【アウトドアの本】※居酒屋入店
≪居酒屋王朗/5名≫
王朗【多量のお酒各種】&厳白虎【ライフル】&淳于瓊【紙と筆と墨】
&韓猛【チャッカマン】&周倉【中華鍋、調味料、木の棒】
向朗「ところで向寵よ。お前の支給されたものはなんだ?」
向寵「AAは使わないんですか?」
向朗「空気を読んでのことだ。・・まあ、それはいい。で、どうなんだ?」
向寵「剣です。といってもただの剣じゃありませんよ。蛇腹剣です。」
向朗「じゃばらけん?」
向寵「今は普通の剣じゃないですか。でもこうすると・・・」
向朗「おお、鞭みたくなったぞ。」
向寵「わかりやすくいうと、『ソウルキャリバー2のアイヴィーの剣』だそうです。」
向朗「そうるきゃりばー? あいびー?」
向寵「分かるひとはそれでわかるみたいです。」
向朗「???」
≪蜀命/2名≫
向朗【ノート型PC(電源つかず)】&向寵【蛇腹剣】
楊秋「ははははは!……あー、笑った。んじゃね」
楊懐・楊柏「え!?」
いきなり楊秋がきびすを返したので、後の二人は驚いた。
楊秋「いやー、なんだか面白そうだから話に加わってたけど、俺、仲間が待ってるんだ」
にこやかに楊秋は手を振り去っていった。
楊懐「気を付けて〜」
楊柏「……俺の話は……」
≪二楊。/2名≫
楊柏【???】楊懐【???】
※楊秋は旗本三騎に再合流しました。
「はぁはぁ、ここまでくれば大丈夫だろう。
あんなのに見つかったらひとたまりもないわ。」
銃を乱射する董卓を近くで偶然見かけ、死ぬ思いで逃げてきた陳琳。
「しかし、私みたいな文官でも、あのような強力な武器があれば、
自分の身を守ることもできるな」
呼吸を整えた所で自分の武器を調べる。そして!
「おお、これは!私の為のようなもの!
しかもすべて最高級品じゃないか・・・・・・・・ってこれでどうやって
生き延びろっちゅねん!」
ひとりつっこみを入れ、うなだれる陳琳がそこにはいた。
@陳琳【最高級お習字セット(半紙10まい付き)】
※うなだれてます
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/5名≫
梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【???】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
&紀霊【ほら貝、トランペット】&左慈【ミネラルウォーター】
≪???/2名≫
張宝【???】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪???/2名≫
張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【???】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
≪二代目ジミー君・2名≫
黄叙【???×2、サバイバルナイフ】&趙月【???、MP5(マシンガン)】
≪旗本三騎/3名≫
成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪叔父と甥/2名≫
ホウ徳【直刀】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】
≪奥様ズ/3名≫
魯育【グロック17】&劉氏【???】&王美人【???】
≪天体観測/3名≫
袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
≪蜀命/2名≫
向朗【ノート型PC(電源つかず)】&向寵【???】
≪おじいちゃんの趣味/2名≫
陸延【ミニ盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】&陸抗【囲碁セット】
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47、釘バット】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×10】
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】
≪孟徳と雲長/2名≫
曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃】&趙統【折り畳み式の槍、弓、矢15本、???(たぶん武器)】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
&杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、サバイバルナイフ、防弾チョッキ】&祝融【備前長船】
≪坊ちゃんとガードマン/3名≫
袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪殿いずこ/2名≫
荀[或〃]【???】&許[ネ`者]【三日月刀】
≪都督と私/2名≫
周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪道筋がない奴等/2名≫
厳o【乾パン3か月分】&陸績【非加熱製剤】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
≪暴君御一行/5名≫
董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5】&李蒙【ゴルフクラブ】
&張済【ギター】&李粛【火炎放射器】
≪なかよし先生と生徒/3名≫
劉永[体力低下中]【素敵なブローチ】&劉理【ビー球×20】&郭攸之【暗視スコープ】
≪旧知の友/2名≫
公孫[王贊]【本『誰でもできるパソコン』】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
≪豪胆コンビ/2名≫
張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪後漢の君主と軍師/2名≫
劉禅【銃】&姜維【戟】
≪初対面?/2名≫
厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【???】
≪私怨の友/2名≫
夏侯覇【100tハンマー、竹槍】&王平【???、読めない説明書、竹槍、鉈】
≪居酒屋王朗/5名≫
王朗【多量のお酒各種】&厳白虎【ライフル】&淳于瓊【紙と筆と墨】
&韓猛【チャッカマン】&周倉【中華鍋、調味料、木の棒】
≪漫才師/2名≫
夏侯和【??】&夏侯威【??】
≪2人の天才児/2名≫
曹沖【化学薬品一式】&夏侯栄【長縄、曲刀】
≪禁断の愛/2名≫
鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10】
≪やりたくないのに護衛/2名≫
呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣、ロープ】
≪馬騰’s バンド/4名≫
馬騰【大量の楽譜】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
&馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
≪ごまっとう/3名≫
呉綱【CD「マッキング Gold 1」】&満寵【CD「T・W・O」】&董昭【CD「Miki 1」】
≪楽しき夢。/2名≫
孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット】
&李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、ロングソード+2】
≪すぐそこにある危機/4名≫
成廉【薙刀(損傷大)、妖刀村正】&王楷【鉄鎖】&許【銀玉鉄砲】&鍾会【なし】
≪二楊/2名≫
楊柏【なし】楊懐【???】
以上、40チーム、108名の生存を確認
今、彼女と私は民家でご飯を食べている
ご飯の内容はその民家にあった食料を料理したもの
「ね〜李ちゃんさっきのことだけど、内心どう思ってたの?」
「逃げたら殺して、自分も死のうと考えてたり〜とかいうのは?」
「うわ〜私って大ピンチだったんだね〜」
それは遡る事二時間前、歩き疲れたのでそこらへんの民家で休もうとしていた時の事
「李ちゃんはアイテム何持ってる?」
彼女は私に突然言ってきたんだ
気になったから尋ねてきたんだろうが、こちらにとっては具合が物凄く悪い
短い時間で知り合った中だが、この子がいなくなったら私はもう駄目なんだ
そんな事を考えつつ
「私はね〜このえむぴい3ぷれいやぁってやつなの」
この子には人を何人も殺したという事実を知られたくないない、本当にどうするべきか
「ね〜李ちゃん〜聞いてる〜?」
「ねえってばさ!」
その時、彼女は怒りかけてただから覚悟を決めた
〜ピンユニットの部〜
@郭図【???】
@許昌【フロッピー1枚】
@張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢23本)、画鋲、槍】
@趙雲【スパークショット棒(充電済み)、飛刀×5、充電用バッテリー】
@馬超【散弾銃】
@于禁【???】
@サク融【鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
@高覧【なし】
@諸葛瑾【???】
@諸葛均[負傷失神]【???】
@張紘【なし】
@陳到【項籍戟】
@呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、和泉守兼定、防弾盾、寸鉄】
@魏延【フライパン、クロスボウ】
@兀突骨【???】
@王方【謎の本】
@孫策【ナイフ、コーラン、5インチFD】
@孫堅【マスケット銃】
@孫権【ゾリンゲンカード20枚】
@夏侯淵【強力人工降雪機】
@陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
@袁紹【正史?三国志<漫画編>2セット】
@徐晃【レイピア、保存食と水】
@夏侯恵[凶暴]【パイソン96(拳銃)】
@典韋【レーダー、アサルトライフル、コルトガバメント、日本刀、バブリシャス一年分、犬(チワワ)】
@陳宮【???】
@夏侯惇【諸刃の刀、弓】
@高順【方天画戟】
@赤兎馬【シャドーロール】
@蒋幹【呼び笛】
@陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ7)】
@雷銅【解体セット】
@何晏【青酸カリ】
@菅亥【稲田瑞穂と書かれたの光の剣(本人いわく)(普通の両刀ナイフ)】
@費イ【麻酔銃、ディフェンダー45口径】
@審配【サーベル、鎖帷子(装着中)】
@曹洪【雌雄一対の剣、野太刀】
@王允【???】
@蔡ヨウ【???】
@華雄【ハンドガン、鉄槍】
@越吉元帥【騎馬戦車】
@張燕【七支尖剣】
@盧植【アウトドアの本】
以上、44名の生存を確認
《ア行》阿会喃、伊籍、黄皓、王植、王忠、王累
《カ行》何儀、郭、楽進、夏侯恩、夏侯尚、関興、韓遂、韓徳、牛金、牛輔、金環三結、
高翔、公孫度、☆黄忠、胡車児、呉蘭
《サ行》士仁、☆司馬師、周善、朱褒、☆蒋欽、徐栄、☆徐盛、辛評、☆全j、宋果、曹植、
曹休、曹真、曹仁、曹性、曹爽、祖茂
《タ行》☆朶思大王、張角、☆張疑、趙弘、張松、☆張譲、張任、張布、張苞、陳応、陳生、
典満、☆董允、董厥、董茶那、董旻、ケ茂
《ナ行》
《ハ行》馬元義、☆法正
《マ行》孟獲、孟達
《ヤ行》
《ラ行》劉宏(霊帝)、☆劉岱、劉度、劉巴、劉曄、呂常、路昭
《ワ行》
☆印は新しく死んだ武将
以上、67名の死亡を確認
152名の生存を確認、67名の死亡を確認
〔登場者:現在219名 残り登場可能者:131名+α〕
謎の声「もう全体の約5分の1が死んだ。皆ご苦労。この調子でどんどん殺しあってくれ。」
「え〜っとまずこのサブマシンガンと防弾チョッキ、後ライターとロングソード二本。」
「えっ?なんでそんなに持ってるの?・・・・・・・もっ、しかして人を何人も殺したの?」
彼女があせっている、当たり前であるこんなゲームの中でアイテムを4個持っていたら
確実に三人以上殺しているからだ
「ああ・・・・・」
その言葉を聞き呆然としている彼女
逃げたい、その時は心底そう思ったそしてそのまま歩いていた時、
彼女は思い口を開いてくれた
「ごめんなさい・・・・ちょっとびっくりしちゃって、でももう人を殺さないよね?」
「いいや、あなた以外は全員殺すつもりだ」
彼女をみていたら何故か嘘がつけなかった、普通は嘘をつく場面なのに
この言葉を聞いて彼女は焦っていた
その後の会話はよく覚えてない、だがとても嬉しかったって事だけは覚えている
そして今に至る
「ま〜呉のみんなは私置いてっちゃうし、助け求めたの私だから李ちゃんついていかせてもらうよ。」
「すまない」
「も〜謝らないでよ〜妖怪ちゃん」
「だから楊懐って?」
「気にしない、気にしない」
≪楽しき夢。/2名≫
孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2】&
李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター】
※李[イ寉]は相変わらず皆殺しの予定、そして孫尚香もついていく気です。
※徐州付近の民家で休憩中
「出来た!完成しましたよ兄者ぁ〜〜〜!!」
「……ちょっと早すぎやしないか?弟よ」
張バクのツッコミは、感動に打ち震える張超によって綺麗に無視された。
彼らの前には、いかにも素人造りな丸太小屋が建っている。
釘を使わず組み立てられたそれは、暴風雨でも吹き荒れたら倒壊しそうではあったが、雨露をしのぐには充分な家である。
外壁には、張バクの提案で泥が塗り固められている。ついでに囲炉裏付き。
「我々の憩いの家です!点心の家と名付けましょう!!」
「何故点心……」
「さーて、早く誰か来ないかな〜〜」
浮かれる張超。
呆れつつも、明らかに張バクもこの環境に適応しつつあった。
(さっきからその辺の茂みがガサゴソいってるけど…まあいいか)
……証拠に、許昌の存在に気付いていない。
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】
※「点心の家」完成。火事には強いが暴風雨には弱そうです。許昌には気付いていません。
@許昌【フロッピー1枚】
※すぐ側にいますが、点心の家には気付いてない様子。
簡擁「いーとこだな、ここは……良く見えるし、守りやすい」
張飛「当然よ。俺や魏延、黄忠のじーさんが命がけで守った蜀の喉もとだからな」
二人は、漢中から益州中央部を結ぶ山中に身を潜めた。
劉備を慕うものは、どうせ遅かれ早かれここを通って成都に集まってくる。
それを狙う敵をここで食い止め、話しの通じるものを仲間に引き込むこともできるだろう。
簡擁「会いたくねぇのはとにかく呂布。それから曹操と夏候一族」
張飛「んで、周瑜に陸遜の小僧ってとこか……」
簡擁「身内では……諸葛亮と馬超、それからお前にゃ悪いが、関羽だな」
張飛「兄貴か……あぁ、そうだな……」
諸葛亮はまるで油断できない。二人は、今の孔明が少年である事を知らない。
劉備と合流していない現在、馬超の危険度は他勢力の武将たちとドッコイだろう。
考えたくないが、義兄はくそまじめにこのゲームに乗るかもしれない。
事情がもうひとつ。関羽は簡擁と、仲が良くなかった。
生来礼儀と言うものに頓着しない簡擁は、年少の張飛の無礼な口調にもまるでこだわらなかった。
そのため張飛にとってはとても話しやすい人物だったが、関羽の目には己に、そして主・劉備に対しても平気でため口で話し掛ける簡擁はどう映っていただろう。
簡擁の最大の武器である言葉と笑顔も、関羽にとっては人の評価に値するものではなかった。
もとより兵には優しいが士大夫を軽んずる関羽の性格もあった。
そんなわけで関羽と簡擁……というより、関羽の方が一方的に、簡擁を嫌っていたのだった。
張飛「結局俺らの要は……」
簡擁「玄さん……か……」
これだけ多用な人々を束ねた、劉玄徳という男の偉大さを、二人は改めて噛み締めていた。
≪豪胆コンビ/2名≫
張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
※油断なく、周囲に気を配っています。
徐州南部広陵。
「広陵とうちゃ〜く」
「…やっと着いたね」
許昌より歩く事暫し、曹彰・曹熊兄弟はようやく広陵へと辿り着いた。
道中、敵と思われるような人に出会わなかったのも幸いし
二人は無事にここまでやって来る事が出来たのである。
「…それにしても…、歩くってこんなに大変な事だったんだね…」
「そっか、曹熊はあんまり表に出なかったからな〜。
そう思うのも無理はないか〜」
乱れた息を整える様に曹熊は深呼吸し、前方に広がる広陵の地を見詰めた。
延々と続く地平線の向こうから、風に乗って漂ってくる潮の香り。
今まで嗅いだ事の無い匂いに、曹熊はただ感慨に耽っていた。
「…彰兄ちゃん。海ってこういう匂いなんだね」
「曹熊は、海見るの初めてか?」
「…うん」
「じゃあ、ちょっくら海まで行ってみるか〜」
「…やったー!」
≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
※徐州海岸で遊ぶ模様です。
「なんじゃこりゃ?」
丁原はかばんの中の武器を見ていた。入っていたのは妙なベルト。
「くそ、はずれか。」
そう思いながら説明書を読んだ。
〜このベルトは、なんと!あなたを100人にしてくれます。
そうです!ベルトを着けて「悪は許さん!」と叫ぶだけで、
分身する事ができるのです。これであなたもヒーローさっ!
(当社が社運をかけてつくった商品の試供品です。これが最後の1本です、
使用後の感想を必ずお聞かせください。)〜
「・・・あたりかな?成功すりゃ、にっくき呂布にさえ負けんゾ」
さっそくベルトを着けてみる丁原。
「よし。ためしてみるか・・えーと《悪はゆるさん!》」
そう叫ぶと同時に、丁原の身体は分「裂」した・・みごとに100等分に。
こわいねー試作品て・・・
@丁原[死亡確認]
劉禅(行ったみたいだね)
二代目ジミー君がいなくなったのを見て、劉禅が地面に書きしるす
姜維(そのようですね、しかし油断は禁物でしょう。もうちょっと様子を見ましょう・・・)
その頃二代目ジミー君は、劉禅達から離れた後に死亡放送を聞いて
愕然としていた。黄叙の父である黄忠がすでに死んでいたことが分かったからである。
見つかったからといって、組むとも限らないのだがそれとこれとは別である。
黄叙はしばらく涙を流し、趙月はその場から離れて辺りを警戒する事にした。
こういう時に下手に言葉をかけるのは無意味だと分かっているから・・・
そして泣く事により隙だらけになることは、あまりにも危険な事も分かってるから・・・
≪後漢の君主と軍師/2名≫
劉禅【銃】&姜維【戟】
※相変わらず慎重派です。
≪二代目ジミー君・2名≫
黄叙【???×2、サバイバルナイフ】&趙月【???、MP5(マシンガン)】
※黄叙は黄忠の死を知って、泣いています。
※趙月は敵が来ても大丈夫なように警戒しています。
何進は一人青州にいた。いや、逃げてきたという方が正しいか。
「こんな物で何をしろというのだ…」
何進の言う「こんな物」とはレミントンM1864のことだ。
本来なら強力な銃だが弾はない。弾が無ければ銃はただの重い鉄の棒である。
しかもこれを鈍器に使えばいいという考えは浮かんではいないようだ。
「皇甫嵩や朱儁と力を合わせたらよかったかもな…。悩んでいても仕方が無い。探しに行くか」
とりあえず何進はあても無く彷徨うのであった…
【何進 生存確認】
何進(初登場)【レミントンM1864(ライフル。弾はありません)
※とりあえず司州へ向かうようです。
※徐州東部、北部は雪に覆われたようです。
夏侯覇「なに、司馬昭がしんだだと・この手で恨みを晴らすしたかったのに。
楽に死んだんだろうな、運がよい奴め」
王平「恨みを晴らすためには、このまま待っているだけではいけませんね。
積極的に行動に出ますか。とりあえずこれまでに作れた、竹の盾です。」
夏侯覇「はやく、姜将軍と合流しなければ。」
≪私怨の友/2名≫
夏侯覇【100tハンマー、竹槍】&王平【???、読めない説明書、竹槍、鉈】
※移動を開始しました。漢中に向かいました。
※罠は設置されたまま、放置されました。
≪私怨の友/2名≫
夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾】&王平【???、読めない説明書、竹槍、竹の盾、鉈】
典韋は支給されたアイテムについてさまざまなことを発見した。
この四角い食べ物は甘いものばかりでなくスーとするものや辛いものがあること。
これは食べ続けてもなくならないが、味がしなくなるため口から吐き出さないといけないこと。
レーダーにボタンが付いていて、それを押すと画面の点が小さくなること。
そして一番典韋が喜んだことは、この食べ物で甘いのを口の中で広げて、舌につけて息を吹くと風船みたいに膨らむことだった。
@典韋【レーダー(三段階にマップの大きさを換えれます)、アサルトライフル、コルトガバメント、日本刀、いろいろなガム一年分(残り350個)、犬(チワワ)】
※夏侯惇を捜しています。
「だあーーー!」
さきほどまで、うなだれていた陳琳。
このまま、じっとしてれば誰かに殺されると思い、
ちょろちょろ隠れながら移動。やはりながれている文豪の血が
今の心境を書き記さずにはいられなくなっていた。
そして、お習字セットを取り出し文をしたためた。
「 戦(いくさ)
この戦にのればどうなるものか
ふみこめば血が流れ
ふみこめば血が流れる
まよわず逃げよ
いけばわかるさ
いくぞーーー3.2.1.... 」
涙をためる陳琳。
「あの大戦の火蓋を切ったときの檄文に迫る名作だ。
心に響くぞ、うん。よし!おいきなさい。」
空高く放られた半紙は風に乗り、行く当てもなく飛んでいった。
@陳琳【最高級お習字セット 半紙5枚】
※顎が少ししゃくれました。
河北で鳴らした俺達一党は、官渡で破れて地下にもぐった。
しかし、地下でくすぶっているような俺達じゃあない。
筋なんか通らなくてもなんでもやってのける命知らず、
不可能を可能にし理不尽な主催者を粉砕する、俺達、特攻野郎Aチーム!
俺は、リーダー袁紹。通称河北の雄。
4世3公の袁家の嫡流にして宦官粛清の名人。
俺のような名門の出でなければ百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん。
俺は田豊。通称丞相。
自慢の行政能力で、国内の難問はイチコロさ。
後方でかまえて、兵力から兵糧まで、何でもそろえてみせるぜ。
よおお待ちどう。俺様こそ郭図。通称知勇兼備の名軍師だ。
用兵家としての腕は天下一品!
作戦に失敗が多い?讒言が多い?だから何。
文醜。通称将軍。
戦闘の天才だ。自慢の弓で張遼でも倒してみせらぁ。
でも関羽だけはかんべんな。
俺達は、道理の通らぬ主催者にあえて挑戦する。
頼りになる神出鬼没の、特攻野郎 Aチーム!
助けを借りたいときは、いつでも[業β]に来てくれ。
陳琳「できた・・こんな感じでいいかな?」
田豊「さすがは陳琳殿。すばらしい文章です」
袁熙(俺の名前がない・・・)
郭図「あとは盟主である袁紹様がいればすべてそろうな」
田豊「郭図と文醜は檄文を各地に張りながら袁紹様を探し出してくれ。それがしと袁熙殿は先に[業β]を確保する」
陳琳「私はまだやることがありますのでここで・・」
陳琳は洛陽の郊外で偶然あった田豊達の為に主催者に反抗する檄文を書いた
特攻野郎Aチーム
【田豊】懐中電灯
【袁熙】ソーコムピストル(30発)
袁紹捜索隊
【郭図】スターライトスコープ 檄文3枚(陳琳作)
【文醜】クロスボウ(30本)
陳琳【最高級お習字セット 半紙2枚】
※顎が少ししゃくれました。
「はぁぁぁ……やってられないぜ…」
孫[立羽]は一人柴桑の砦から長江を眺めていた。洛陽から建業経由で来たが、まだ誰にも会っていないのだ。
彼は孫堅の3男。孫兄弟では兄、孫策に次ぐ武闘派だったと言われている。
「正直、兄貴や親父達とは知名度違いすぎるし…妹はじゃじゃ馬娘であてにならないし…」
せめて匡か朗がいればなぁ。そう呟いて孫[立羽]は立ち上がる。
「まあいいさ、折角いい武器もあるし、仲間を捜すなり、一人で戦い抜くなり、好きにすればいいさ」
兄貴達のいいなりももう嫌だし、と言いながら孫[立羽]は移動を始めた。北へと…。
@孫[立羽]【眉尖鋼刀】
※とりあえず北へ。
やっぱり県境よりは中央部に人は集まる。特に、乗っている奴らは中央のほうが
何かと勝手が良い。そして、武器が弱かったり乗っていない奴らは端っこに
潜むに違いない。そこを叩けば良いんじゃないのか。やっぱり俺って天才だ。
皇甫嵩は一人で自画自賛した。彼はこのゲームに乗っているわけではなかった。
しかし、彼は生きていたかった。黄巾の乱では7戦7勝だった私だ。
その後賄賂を握らせなかったばっかりに失脚はしたが、俺には才能がある。
こんなところで死んではいけない。彼にはそう言う自負があった。
洛陽から西に向かって境界線まで来た。この向こうにはいけないんだな、と
皇甫嵩は独り言をいった。早速策敵だ!そう思った瞬間、北の方から
「会いた〜くて〜 会えな〜くて〜 長すぎる夜に光を探しては」
「独り佇んでいる〜」
大声で歌が聞こえた。馬鹿な!この状況下で歌を歌うなんて!しかも聞いたことないぞ!
何処の歌だ?まあどうでもいい!狂人の戯れだろう。俺の武器は斧だが、声は
二人分。何かの楽器の音も聞こえるし、狂人二人が相手ならこの俺の敵ではないはず。
そう思うと皇甫嵩は声のする城の方へと歩いていく。用心がないのか、門は開いている。
よっぽどの狂人に違いない。そう思い彼は油断してしまった。彼は殺気を放ちすぎていた。
斧を構えて、門をくぐると・・・
馬岱「いらっしゃい、殺人者さん。」
そんな声と同時に目の前の男、馬岱がスライディングをしてきた。おもわず足をかけられ
派手に転倒してしまう。斧も転がっていってしまった。
馬騰「そんなに殺気を放ってるんじゃあ誰だってわかるYO!やっておしまい!」
やっぱり狂人か?いや、そんなことを気にしている場合ではない。殺される!
逃げなくては、ニゲナクテハ、コロサレル・・・。
頭に何かがあたり、それから大音量で『ギュイ〜〜ン』という音が聞こえて、
皇甫嵩の意識はそこで消えた。
気がついたのはさっきの事だ。自分はどこかの小屋の中にいて、斧は回収され、
自分の持ち物の地図の裏に鉛筆で「斧は回収させてもらったけど、代わりに
近くの木を切り倒して棍棒を作ったので、これで頑張ってください。 馬岱」と書いてあった。
その下には「もし何かあったら頼ってきてもいいYO! 待ってるZE!」と書いてあった。
下の文章の横には、なんだかグチャグチャした字が書いてあり、とても読めない。
「ぬぅ。不覚だったか。」再び独り言を言う。
「だが、殺されなかったな。よし、やっぱり狂人は相手にしてられん。文官でも狩るか!」
皇甫嵩は独り言を言いながらその小屋を後にした。
そのすぐ後にその小屋の主であった朱儁が帰ってきた。
朱儁「あれ?皇甫嵩?また僕は一人になるのかい?帰ってきておくれよー!」
数分後、皇甫嵩は半泣きの朱儁と出会うことになる。
@皇甫嵩(初登場)【棍棒】
@朱儁(初登場)【トランシーバー2セット(ラジオ付き)】
≪馬騰’s バンド/4名≫
馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
&馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
ごまっとうの3名は、集合場所だった砦を探索していた。
が、何もない。呉綱と董昭が「出オチ?」と心配していたところに満寵の声がかかる。
「おーい、メモがあったぞ。」
2人が駆け寄るとそこにはメモがあった。メモには次のように書いてあった。
「とりあえず、曲書いたから覚えてくれ。
この先の地下室に変な装置があるから、それを次のようにボタンを押すと曲がかかる。
曲はそれだ。
(以下、変な装置の説明)」
3人が降りるとCDコンポがあった。何かに固定されているようでその場から動かせはしないようだ。
彼らにはそれがなんだかわからなかったが、とりあえずメモどおりにボタンを押す。
すると曲がかかった。
「BABY BABY BABY SHALL WE BATTLE?
BABY BABY BABY SHALL WE BATTLE?
BABY BABY BABY SHALL WE BATTLE?
ちょっと文官の私にも
それくらいわかるのさ。
くだらない武官(おとこ)と比べないで〜」
誰ともなくつぶやく。
「これを、歌えと?」
≪ごまっとう/3名≫
呉綱【CD「マッキング Gold 1」】&満寵【CD「T・W・O」】&董昭【CD「Miki 1」】
※コンポは取り外し不可。電源は放送塔を通じて供給されてますが、
彼らがその仕組みを知るのはとりあえず不可能。
「ふははははは、できたぞできたぞこの罠の数々
1、落とし穴(何故か釣った魚入り)
完璧すぎると自分もわからなくなる、だから今回私は近くに偽人形をおきその周辺に
落とし穴を掘っている
頭脳のない人にはおすすめできない
2、落石
ちょっと間違えると自分を直撃する、初心者は小さい石なのでやろう
今回私は草で縛った木を使っている
不器用なひとにはおすすめできない」
と独り言を言いつつ罠作りを続ける菅亥であった。
落とし穴は精神的にはこたえるが(腐るため)まったく効果がない事と、
落石はすでに落石ではなくなっていることには気がつかずに。
@菅亥【稲田瑞穂と書かれたの光の剣(本人いわく)(普通の両刀ナイフ)、釣竿(手作り)】
※交州の山などで罠作り続行中
―――見誤っていた。わしも人を見る目はないようだな。
賈[言羽]はひとり予州をさまよっていた。あれからどのくらいの時間がたつのだろう。
彼は最初に集められていた広間でとっさに曹仁と張[合β]にメモを渡していた。
そこには集合先が記されていた。自分の中では信頼できる将を選んだつもりだった。
開始直後ザックの中身を確認すると直後の郭嘉を待った。
初期の作戦としては完璧とも思えた。あとは丞相の生死が気がかりなところだが
生きていれば生きていたなりに役にたつし、死んでいれば死んでいたなりに役に立つ。
あいつさえ狂わなければ…
賈[言羽] 【デリンジャー22口径】
※現在地、予州
潮の香りがする。郭嘉はそっと自分の首輪を触れた。違和感。
「これさえなければ…」意味もなくつぶやいていた。
郭嘉が今いるのは徐州。賈[言羽]と離ればなれになってかなりの時間がたつ。
最初のスタート地点で待っていたのは賈[言羽]だった。
賈[言羽]は、『曹仁と張[合β]に集合場所のメモを渡してある、一緒に行動を共にしよう』
とだけ言って彼の手を引っ張った。郭嘉も張[合β]の名前に違和感を感じながらも
賈[言羽]に従った。
郭嘉が支給品を確認するとそれは軍用ナイフだった。しばらくすると曹仁が現れた。
彼・曹仁の支給品はショットガン(レミントンM31)、
至近距離から撃てば確実に死に至る強力なものだった。
「なあに、俺は比較的腕力にも自信がある、これはあなたがもってくれ」
そういうと曹仁は自分のレミントンM31を郭嘉に渡した。
結局のところ、受け取るべきではなかった。曹仁がレミントンM31をそのまま持っていれば
曹仁も結局のところ死に至らずにすんだんだ…。
「もうしばらくすれば、張[合β]がくる。そうしたら、まず丞相を探そう」
賈[言羽]がそういった。張[合β]がやってきたのはそれから暫くあとのことだった。
張[合β]は刀を握り締めながらこちらにやってきた。今思えば明らかに様子がおかしかった。
しかし、賈[言羽]も曹仁も郭嘉も仲間と無事遭遇できたことにすっかり安心してしまった。
「やあ、みんなに聞いてほしい話はあるんだ」張合βは曹仁の隣に座るとゆっくり語りだした。
張合βは自分の生い立ちについてしゃべり出した。何故、張合βがそんなことを語りだすのか郭嘉には
わからなかった。ただ不安から開放されたいだけなのかとも郭嘉は思っていた。
―――不意に話がとまった。そして張合βは空を見つめながらいった。
「僕はこのゲームに乗る。それが僕の提案だ。賛成してくれるか?」
そう言うと張合βは刀を振り上げた。曹仁はとっさに張合βに飛び掛った。血だらけの曹仁、
彼は何ひとつ武器を持っていなかった。賈[言羽]も郭嘉もどうしていいのか分からなかった。
郭嘉には曹仁の最期の言葉が脳裏に浮かんだ。
――― 走れ、そして生きろ!!
郭嘉 【レミントンM31、軍用ナイフ】
※現在地、徐州
「完璧なゲームなどといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」
僕が広間で偶然にも知り合った蜀の文官は僕に向ってそう言った。
僕がその本当の意味を理解できたのは曹仁を殺したあとのことだったが、
少くともそれをある種の慰めとしてとることも可能であった。
完璧なゲームなんて存在しない、と。
しかし、それでもやはり斬鉄剣で切りつける段になると、
いつも絶望的な気分に襲われることになった。
一人の武将が一度に殺せる人数はあまりにも限られたものだったからだ。
例えば曹仁を斬鉄剣で切り殺せたとしても、
賈[言羽]と郭嘉については無傷で逃げられたかもしれない。
そういうことだ。
張[合β] 【残鉄剣】(初登場)
※ 狂ってます
着いた・・・か」
呂布とのファーストコンタクトの数分後、許昌の城門のたどり着いた夏侯惇。
「典韋に偉そうにしながら、自分も油断するとは・・なさけねえ」
ぼやきながらも、そこは夏侯惇。受けた屈辱を、心の奥底にしまいこみ、
すでに表面上は、猛将の面構えにもどっていた。そして、屈辱をはらすべく、
呂布との再戦を心に誓うのだった。
しかし、先ほどの戦闘で、もうひとつ。どうも引っかかることがあった。
「おれが気を抜いたのは、あくまで、ほんの一瞬だったはず。
なのにあの呂布が近くにいたのに、あそこまで接近をゆるすまで
ずっと気づかなかったとは。
小物三人(公孫度 劉度 伊籍)の小さな気配にさえ敏感に気づいた、
このおれが。」
「それに、別れ際の呂布の凄まじい殺気・・・・
いくら呂布といえども、あれは異常だぞ?」
そんな疑問を抱きながら、許昌に入城した夏侯惇。
しばらく探索すると二つの影をみつけた。
@夏侯惇【諸刃の刀 弓】
※感覚のずれを少し気にしてます。
曹操には、どうやら、問答無用に切りかかろうとはしてないようです。
方針を聞きたいようです。
≪孟徳と雲長/2名≫
曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ
※まだ夏侯惇には気づいていません.
完全にゲームに乗った張[合β]が、次の獲物を探していると
遠くからシャドーロールをつけた雄々しい馬が歩いてきた赤兎馬である。
張[合β]「ウホッ!いい馬」
どうやら馬も参加者だとは思っていなかったらしい、通りすがる瞬間にそう呟く張[合β]の声を聞いて
赤兎馬は歩みを止め、張[合β]の方をじっと見ていた。将としての才気を赤兎馬なりに検分してるのであろう。
そして結論が出たらしく一言。
赤兎馬「のらないか?」
狂い始めている張[合β]は馬が喋る事になんの疑問も持たず、その提案を受け入れた。
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
張[合β] 【残鉄剣】
赤兎馬【シャドーロール】
※赤兎はとりあえず見つけた猛将に満足してます。
張[合β]はまだ狂ってます。しかし赤兎が参加者だとは気がついてません。
突然の強風が吹き荒れる。
その風が袁紹の前に散らばる書物を吹き飛ばした。
その強風に最後まで抵抗していた残された一冊が袁紹の頭に直撃し
袁紹の意識を取り戻させ、吹き飛んでいった。
「む?どうやら考えすぎて寝てしまったか、ひどい悪夢を見たような気もするが。」
あまりのショックにすべてを悪夢に変換し、凛とした袁紹にもどった。
その悪夢(現実だけどねw)の中の書物のヘタレ袁紹の存在が、
ここにいる真の袁紹に進むべき道を決断させた。
「この袁紹、若き日から常に民の為、天下の為動いてきたのではないか!
その根底にあった考えは、弱きを助け強きをくじく。たとえ相手が強大であろうと
それが悪とみえれば頑として立ち向かってきたのではないか!」
「たとえ世のルールが変わろうとも、袁紹のルールはかわらんはず!
多少の混乱で己の道を見失うとは。恥ずべき行為だった!」
長い暗闇のトンネルを抜け、まっすぐに伸びた光り輝く道をみつけだした袁紹。
「我が王道が再び見える!よし!ぐずぐずしておれん、時は一刻を争うな。」
かばんを調べる・・・
武器らしき物は見当たらない。が、
「王者の旅立ちには険しき道が相応しいもの!丁度よいわ!」
全く意に介さず、むしろそのハンディに喜びさえ感じていた。
そして目的のものである鉛筆を手に取る。
あたりから適当な木の棒と板を探し出す。
板に何か書き込み、それらをツタで結び、告知板2つをつくった。
そのうち1本をその場に突き立て、袁紹はそこをはなれた。
残された告知板には次のように記されていた。
《 英雄当立!! 》
《 この世界でおびえ苦しんでいる者たちよ! 》
《 なんら恐れることはない!われのもとへ来い! 》
《 不当な支配に反発する者達よ! 》
《 迷うことはない!我の元へ来い! 》
《 われがこの世界から救ってみせよう! 》
《 そしてあまたの知恵者!武の者達! 》
《 真の漢たちよ!われの元に集い力を貸したまえ! 》
《 われは河北の地ギョウにて待つ! 》
《我は、姓を「袁」名は「紹」字は「本初」とす北方の雄なり!》
・・・ひとつだけいえる事。道が決まったときのこの男はひたすら強い!!
@袁紹【告知板】
※目が燃えてます。北へ移動。
残りの告知板はどこかに立てるつもりみたいです。
番外
強風にあおられ漂う書物・・・ぼろぼろになりながらも海を越え、東方の国へたどりついた。時は2003年!
ひとつはすでに復元を完了し、もうひとつは復元途中ではあるが、多くの若者に読まれてる・・・らしいよ♪
河北で鳴らした俺達一党は、官渡で破れて地下にもぐった。
しかし、地下でくすぶっているような俺達じゃあない。
筋なんか通らなくてもなんでもやってのける命知らず、
不可能を可能にし理不尽な主催者を粉砕する、俺達、特攻野郎Aチーム!
俺は、リーダー袁紹。通称河北の雄。
4世3公の袁家の嫡流にして宦官粛清の名人。
俺のような名門の出でなければ百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん。
俺は田豊。通称丞相。
自慢の行政能力で、国内の難問はイチコロさ。
後方でかまえて、兵力から兵糧まで、何でもそろえてみせるぜ。
よおお待ちどう。俺様こそ郭図。通称知勇兼備の名軍師だ。
用兵家としての腕は天下一品!
作戦に失敗が多い?讒言が多い?だから何。
高覧。通称将軍。
戦闘の天才だ。自慢の剣で劉辟でも倒してみせらぁ。
でも趙雲だけはかんべんな。
俺達は、道理の通らぬ主催者にあえて挑戦する。
頼りになる神出鬼没の、特攻野郎 Aチーム!
助けを借りたいときは、いつでも[業β]に来てくれ。
陳琳「できた・・こんな感じでいいかな?」
田豊「さすがは陳琳殿。すばらしい文章です」
袁熙(俺の名前がない・・・)
郭図「あとは盟主である袁紹様がいればすべてそろうな」
田豊「郭図と文醜は檄文を各地に張りながら袁紹様を探し出してくれ。それがしと袁熙殿は先に[業β]を確保する」
陳琳「私はまだやることがありますのでここで・・」
陳琳は洛陽の郊外で偶然あった田豊達の為に主催者に反抗する檄文を書いた
特攻野郎Aチーム
【田豊】懐中電灯
【袁熙】ソーコムピストル(30発)
袁紹捜索隊
【郭図】スターライトスコープ 檄文3枚(陳琳作)
【高覧】拾った木の棒
陳琳【最高級お習字セット 半紙2枚】
「混乱の地を避けて荊州で様子を見、力を温存する策か、士元?」
荊州までの道のりを叔父と二人でほとほとと歩いていたホウ統は、暗がりから現れた男に後ろから羽交い締めにされ詰問を受ける。
とっさの事に、ホウ徳公は全く動けない。文弱の徒の悲しい性。
しかし、ホウ統には余裕があった。
殺るか殺られるかのバトロワにおいて、このような行動に出るということは殺傷能力のある武器を持っていない、もしくはこちらを殺害する意志がないということ。そして、ゆっくりと口を開いた。
「このような異常事態において、なによりも情報が大事。荊州で情勢を見極める」
ホウ統は朗々と述べる。生き残る意志と生き残る智恵があるからこその反論。
「しかし、文官二人でこの混沌を乗り切れるか?」
「ぐっ…」
単純な、それでいて深刻な問題を突きつけられたホウ統は言葉を飲み込んだ。
確かに、武官を仲間に引き入れても最後には二人とも「処理」されてしまうに違いない。
絶句したホウ統はゆっくりと束縛を外される。
そして、
「俺も連れていけ。少しは腕に覚えがある」
月明かりが男の顔を照らす。若い。そして二の腕までめくられた裾からは、荒々しい虎の入れ墨がちらり。
ホウ徳公には見覚えがあった。
「徐元直」。ホウ徳公が、かつて司馬徽の元を訪れたときに紹介された忠義の士。
「俺にその直刀を貸してみよ、ホウ徳公殿。下手な武官よりいい働きするぜ」
そして、大徳利をラッパ飲み。
ホウ統が腰に手をやると、すでに無くなっている。
羽交い締めの際にくすねられたか…
@徐庶【パチンコ玉30発】(生存確認)
≪叔父と甥/2名≫変更
≪荊州けん山組/3名≫
ホウ徳公【なし】& ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】& 徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
※荊州の司馬徽庵へ向う
くそすれ
「おいガキ共、命が惜しかったら道具を俺に差し出せ!俺はこれでもあの橋ズイを殺したんだぞ!」
俺はあらん限りの恐ろしげな声でそう言った。だが。
「誰それ?俺そんな奴知らないぞ」
「僕も初めて聞く名前ですね。それにあなた何者です?小物っぽい顔してますが」
これだ。誰も俺様の事をろくに知らない。あの呂布と戦い、生きて帰ってきたこの俺をだ。
「俺は北海出身、北の名将武安国だ!知らないのか!?」
どうだ、この名を聞けばこんな子供共、恐れて武器を差し出すだろう。
「知らねぇし。雑魚だろ?」「弱い犬ほどよく吠えるといいますが…」
その一言で、俺はキレた。
「ガキが!ぶっ殺してやる!!」
血に濡れた八角槌を振り上げ、渾身の力で振り下ろす。ガキの一人はこれで終わりだ。
だが、八角槌が振り下ろせない。いや、曲刀で止められたのだ。それもあっさりと。
「おっさん、修練不足だろ?親父や覇兄、称兄達に比べたら雲泥の差だぜ?」
「夏侯栄、しばし避けていてください。これを試してみます…」
唖然とする俺の右手に向かって、もう一人のガキがなにかの液体をかける。最初、水か何かと思った。
刹那、ジュワァァ…と、嫌な音がし始める。
「な、なんだこれは…俺の八角槌がぁ……」
八角槌の金属製の柄が、みるみる打ちに溶けていく。やがて先端を残し、完全に溶けてしまった。
「説明書によると…王水、という液体ですよ。硝酸と塩酸から作られます。…この液体の前に形をとどめられる金属は存在しません」
「お、おのりゃぁあああ!!」
俺はもう一つの武器、龍牙棍を取り出す。橋ズイだかにも扱えなかった武器らしいが、俺になら扱えるだろう。だが。
何故だ…?視界が定まらない。足元も泥のような感触だ。立てない…。
「馬鹿な奴。俺が後ろ取ったことにも気付かないなんてな」
曲刀の峰を返し、刀を鞘に収めると、夏侯栄がそう言う。
「父上なら、こいつも知ってるでしょうか…?」
「さあな。少なくとも俺は知らないよ。こいつ。俺は参加者の4割くらいなら顔と名前一致するんだけどな」
「とりあえず、また放っておきましょうか。もう許昌城も近いですし」
「ああ、いい武器も手に入ったしな♪」
先端に龍の牙をあしらった刃が付いている龍牙棍を軽々と振り回すと、夏侯栄は楽しげに言った。
曹沖の見上げた空。東には徐州に雪を降らせている雲が見えている。
≪2人の天才児/2名≫
曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍】
@武安国[気絶]【なし】
【橋ズイ 死亡確認】
『見捨てるわけにもいかなかったし、これでよかったのよね? 孔明様。』
月英は困惑していた。側には一人の少年がいる。少年は何やら小さく光を放つ遊戯盤で遊んでいる。
3時間程前のこと──
月英が弘農地方を歩いていたら、向こうから少年が走ってきた。
その後ろからは「まてー」という男の怒鳴り声が聞こえてくる。
月英は少し逡巡したが、少年の前に出ると武器であるニューナンプを構え走ってくる男の足を狙い発砲した。
だが何分初めて撃つものだから、狙いは外れ男を掠めたにすぎなかった。
だがそれが脅し効果となり、男は驚き逃げていった。
少年はお礼を言った。まだこのときは少年が誰かがわからず、少年の同行願いに月英は快く従った。
「そうだ、僕、名前は?」
「僕の名前は司馬懿。さっきの人も僕が名乗ったとたんに襲い掛かってきたんだよ。」
「そ、そうなの。」
詳しく話を聞いたが、どうやら少年時までの記憶しかないらしい。
月英は悩んだが、とりあえずこのまま連れて行くことにしたのだった。
【月英 司馬懿 朱然 生存確認】
≪少年シバイ/2名≫
月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
@朱然【レイピア】
海か・・・ここは私が暮らしていた世界と似ているがやはり違う場所なのか
黄権は本来なら存在しない海を眺めながら今までの出来事を振り返っていた
黄権が洛陽でもらったのは食料と地図と名簿そして小さな鍵だった
一時は途方にくれていたが地図に印があることに気づきその場所長安でこの奇妙なカラクリを見つけたのだ
鍵で錠前のような装置をはずし、説明書を読みながらいろいろやっている内に乗り方のコツをつかむことに成功した黄権はこれを使って北上してきたのだ
やはりこの地図の通りここは島なのか?とりあえず一周してみるか
黄権【マウンテンバイク】 島を東周りに一周する予定です
陳式はまだ洛陽城付近にいた。
このゲームに参加しても、きっと最後まで生き残れないと思い、何も行動せずにずっと隠れているだけだった。
しかし、彼には一つの考えがあった。
彼に支給されたアイテムは火薬10sだった。
陳式はどうせ死ぬのなら・・・と思い、動きだした。
彼は洛陽城の周りを火薬で囲い、落ちていた手頃な石で火を熾そうとした。
その時、彼の身体を無数の鉄片が突き抜けた。
「ったく、手間掛けさすんじゃねーよ。」
薄れゆく意識の中で、彼は誰かが自分のまいた火薬を処理するのが見えた。
【陳式 死亡確認】
前の放送があってから随分たった。その放送があってから、郭攸之先生は元気がない。
「・・・先生・・・?」
「あっ、劉永様・・・」
「あの、何か心配事でもあるんですか?ずっとふさぎこんでいるようなので・・・」
郭攸之は笑った。だがやはり元気がない。劉永を心配させまいとする、そんな笑い方だった。
劉永は郭攸之の隣に腰を下ろした。すぐそこで、劉理がすやすやと寝息を立てている。
「董允先生が、亡くなりましたね」
郭攸之は一瞬はっとした。
彼は悩んでいた。正確には後悔していた。董允と喧嘩別れして、その後すぐに流れた董允の死亡放送。
あの時別れていなければ、なんとしてでも董允をとめていれば・・・。
その一連の心を読まれたのかと、そう思ったのだ。
だが、次の言葉で、さすがにそれは思い過ごしだとわかった。
「黄忠殿も、法正殿も」
劉永はただ、前回の放送で新たに死亡者に加わった者たちの名を言っているにすぎなかった。
「以前には関興殿、張苞殿、そして劉巴殿。たくさんの人が、もう、帰ってこない」
劉永は郭攸之を見ていない。その瞳は、遠く成都を見据えている。もう帰ってこないかもしれない時を見据えている。
郭攸之もまた成都を望む。気持ちは同じだった。成都に帰れば何かが変わるのではないか。この悪い夢が覚めるのではないか。
・・・・・・だが・・・・・・
「成都に行くのは、止めにいたしませんか?」
董允は成都に向かったはずなのだ。そしてまもなく殺された。
成都には乗り気な奴がいる。ディフェンダー45口径という銃を持っていた董允を殺せるほどのものが・・・。
もちろん、事情を知らない劉永は信じられないという顔をしている。まずは彼を説得せねば。
「蜀漢の忠臣たちは・・・、いえ、隠していても仕方ありません。董允は、成都に向かっていたはずです」
「え?」
「その、会ったのです。洛陽城で、出発前に」
郭攸之は嘘を言った。真実を言っても良かった。むしろ信実を言うべきだった。
しかし董允を止められなかった負い目が、彼に嘘を言わせた。
「彼は成都に向かうといっていました。しかし彼は死んだ。
成都に行っても、そこは決して安全ではないのです」
「で、でも・・・、成都に向かう途中で死んでしまったのかも・・・」
「そうかもしれません。しかし」
董允と別れたのはここなのだ。ここから成都までは幾ばくもない。だがこれは、劉永の知らない情報だった。
劉永は、郭攸之の言うことを理解したのだろう。しかし納得はできない、そんな様子だった。
「郭攸之先生。成都が危険だと、それはわかりました。
しかし、いったいこの地のどこに、安全な場所があるというのです?」
「それは・・・、」
「どこも同じ危険であれば、私たちは成都へ向かいます」
「劉永様、若君。それはちがいます。成都の危険は確定されたもの。
そのほかの土地は、まだ多少なりとも安全なところが残っているはず」
劉永は首を横に振った。
「先生。危険を避けるあまり仲間と出会う機会すら逃しているとは考えないのですか?」
郭攸之は愕然とした。それは先ほど自分が董允に言った台詞ではないか。
「成都に行けば、兄上や、父上に会える機会が増します。私はそれに賭けてみたい」
「・・・わかりました。ただこれだけは約束してください。
壱、決して警戒を怠らないこと。 弐、決して私から離れないこと。よろしいですね?」
劉永は微笑んだ。それは了承の笑みだった。
ちょうど、劉理も目を覚ました。目向け眼をこすりながら、劉理は尋ねる。
「あれ?永兄ちゃんに先生。どーしたの?」
「なんでもないよ。これから成都に向かおうって話をしてたんだ。
この辺りには誰もいなさそうだし、私の体力も回復したしね」
「そっかー、そうだよね。早くみんなに会いたいもん」
劉理が起きたことでほのぼのとしだした一行を、冷めた目で、しかし変に熱い目で見つめる者がいた。
「ああ、まだこんなところで油を売って・・・」
彼は、費イはディフェンダー45口径をかまえゆっくりと茂みから出てきた。
(郭攸之、あなたは運がいい。人を信じることができず、本来なら罰を受けてしかるべきだというのに、
あなたは今ここで、私に救われる)
茂みがこすれ、音が鳴る。
三人がこちらを向き、費イは笑っている。
「郭攸之、若君方。お久しぶりです」
≪なかよし先生と生徒/3名≫
劉永【素敵なブローチ】&劉理【ビー球×20】&郭攸之【暗視スコープ】
※劉永の体力回復。費イには気づいたものの殺意には気づいていません。
@費イ【麻酔銃、ディフェンダー45口径】
※殺る気満々です。
長沙城中庭
兄さんは何をやっているのだろう
兄さんはきっとここに逃げてくると思ったのに
臆病で小心者な兄さんが1人で生き残れるとはとても思えない
はやく保護しないと取り返しのつかないことに
洛陽ではぐれたのがいけなかったのかな
探しに行こうかな
でもいって行き違いになるの可能性もあるしどうしよう
もう少しだけ待とうかな
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
張允「許してくれ 頼む この通りだ」
蔡和の死体の脇で腰をぬかした張允が命乞いをしている
それを受ける青年は穏やかな笑みを浮かべていた
劉[王奇]「私の人生・・・・」
張允「あなたに忠誠を誓おう この戦い1人より2人の方が有利だ」
劉[王奇]「奪う物よりも」
張允「その武器をこちらに向けないでくれ〜あなたにした仕打ちはわわ私の本位では無いのだ」
劉[王奇]「奪われる物の方が多かったような気がする・・・」
張允「全部蔡瑁と蔡夫人が悪いんだ・・・奴らに復讐するなら手を貸す 頼む おねg」
一発の銃声が張允の声を掻き消した
劉[王奇]「少々・・・ムカつくんでね・・・ここらで帳尻あわせておきたいと思うんだ・・・」
劉[王奇]は張允と蔡和の死体から武器食料をあさるとすばやくその場から姿を消した
劉[王奇]【銃剣付き64式小銃 救急箱 玉璽】
【張允】【蔡和】死亡確認
関羽「・・・どうなされた、丞相。」
曹操「・・・・・・惇か。」
許昌に差す西日を遮る偉丈夫の影。
既に陽は落ちかかっている。
影は相対する者を威圧するように長く、大きく、そして・・・暗い。
夏侯惇「・・・いけしゃあしゃあとどの面下げてこの場に居るのだ、貴様。」
一条だけの、しかし鋭い眼光が関羽をきっと見据えている。
関羽は臆する風も無く、飄々と身構えている。
曹操「落ち着け、惇。関羽は私が説得した。
今となってはこの上無く頼もしき同志よ。・・・刀を収めよ。」
夏侯惇「問うているのはお前にでは無い、孟徳。
俺はこの不義の輩に問うておるのだ。・・・答えい、関雲長。」
瞬間、凄まじい気迫が曹操と夏侯惇を襲う。
関羽の怒気を存分に含んだそれは、もはや衝撃とも呼べる域に達していた。
歴戦の二人だからこそ耐え切れたものの、凡俗の将ならば気絶していたであろう。
関羽「・・・・・・・・・。
某は丞相に頼まれて供をしているだけだ。そちらが拒むのならば共に居る理由は無い。」
関羽は怒りを抑えながら語る。が、口調の奥底に隠された怒気は否応無く夏侯惇を威嚇している。
曹操「惇よ、頭ごなしに拒むな。
我々はどのようにして幾多の戦局を乗り越えて来た?
青州兵平定では敵を屠らず、その心を捉えた。
対袁紹戦では、力には頼らず、知略と将を用いた。」
夏侯惇「・・・・・・。」
曹操「この世界そのものを戦場と見て、戦略を考えよ。
この状況で必要になる物は・・・
生き残る為の戦闘力、活路を見出す為の発想力だ。
今、関羽の様な逸材は必ずや必要なのだ。
・・・劉備が見つかり次第、関羽は離れる。
しかし、秋が至った折には是非・・・いや、必ず協力してもらわねばならん。」
一迅の風が吹いた。太陽が殆ど沈みかけている。
夏侯惇「孟徳。
お前の先見の明は認めよう。
・・・だが。お前のほぼ唯一とも言える欠点・・・
とある才を愛する余り、その才を以って他の物を蔑ろにする点。
そこに必ず、甘さ、緩みが生じる。
・・・前回はその代償に五関の将兵の命を必要とした。
今回の代償・・・身代わりは居ないのだぞ?」
夏侯惇がじりじりと関羽との距離を縮める。
関羽「某が義を蔑ろにして丞相を殺傷すると申すか!?」
夏侯惇「お前が直接に手を下すとは限らない。
が、お前を傍に置くことで孟徳に緩みが生じて万一の事があれば、お前が殺したも同じ事。
俺は、魏国大将軍として・・・
孟徳を死なせるわけにはいかんのだ!」
夏侯惇が、地を、蹴った。
響いたのは硬質の金属のぶつかり合う音・・・では無かった。
刀とパイプを持って対峙する二人の丁度中間で、矢羽根が左右に揺れている。
張遼「両将軍、待たれよ!」
夏侯惇「張遼!?何故邪魔をするか!」
次の矢を番えつつ、張遼は弁明した。
張遼「夏候将軍は関羽将軍の器を捉え違えておられる!
関羽将軍はこの上なく武技に優れ、至上の義も持ち合わせておられる!
以前、我が軍より離脱なされた際も、義を果たしてから帰還なされた!
当にもののふの鑑!
ご当人もご同意の上で丞相に侍って頂いているものを、
問答無用で殺そうとの行いこそ不義理ではありませぬか!」
曹操「・・・惇。何としても譲らぬか?」
夏侯惇は俯いたかと思うと、すぐに関羽に向かって不意打ちを掛けた。
夏侯惇「譲らん!いや、譲れん!!」
曹操「そうか、残念だ。」
飛び掛った夏侯惇の前に曹操が立ちはだかり・・・
夏侯惇の額にワルサーPPの照準が向けられた。
夏侯惇は驚愕の表情のまま、動きを止めた。
夏侯惇「・・・・・・孟徳?何をする?」
曹操「惇。今のお前は私怨に囚われて己を失っている。
今のままではむしろお前こそ私に害を為しかねない。
・・・・・・しばらく時間をやるから、どこかで頭を冷やして来い。
この戦場を歩くうちに、到達すべき点を理を以って見定められよう。」
夏侯惇「正気か、孟徳?」
張遼も関羽に侍り、番えた矢を夏侯惇に向けた。
さしもの夏侯惇の額にも、一筋の汗が垂れる。
張遼「申し訳無いですが、将軍・・・。此度は退いて下され。」
夏侯惇「くっ・・・・・・・・・」
夏侯惇は刀を収めて背を向けると、暮れなずむ西の丘へと走っていった。
走り去る背中に曹操が精一杯の声で呼びかける。
曹操「お前程の兵(つわもの)、そうそう倒される事も無いとは思うが・・・
必ず無事に戻って来るのだぞ!
お前も私が寵愛する大事な才なのだからな!」
夏侯惇の足が一瞬止まり・・・すぐまた駆け始めた。
地平の向こうに夏侯惇の姿が消えると同時に、太陽もまたその姿を消した。
グループ前変更
≪孟徳と雲長/2名≫→≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
曹操【ワルサーPP、釘バット】
&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
&張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】
@夏侯惇【諸刃の刀 弓】
「ふっふっふこれで私は勝てる!」
民家の近くで鹿にえさをやる王匡、どうやら餌付けをして他の参加者を襲わせるようです
多分失敗すると思いますが・・・・・・・・
そんな君主につかえてしまった方悦も悲惨です
今は命令され餌入れを作っていますが
竹をぎこぎこぎこぎこ・・・・・・・木をぎこぎこぎこぎこ・・・・・
「めんどくさい・・・・・・」
なんでこんな人に仕えてしまったのでしょうか?謎です
【方悦、王匡生存確認】
≪のこぎりぎこぎこ/2名≫
方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】
※北の方の民家で動物餌付けしてます。
寿春南部。まだ日の光は届いている。
ギィン!!と音を立てて、再び鉄の塊が木の幹を抉る。
狂声をあげる夏侯恵が乱射する銃弾を、黄蓋は紙一重でかわしていたのだ。
「朱治!無事か?」
野太い声が響く。
「あんな物弓と一緒よ。射手の目と手先と武器の向きさえ見れば、避けるのはむずかしくないわい!」
黄蓋のの声に、朱治も威勢良く答える。…やがて、夏侯恵の叫び声と銃声が止んだ。
そしてのっそりとした歩みで、渋い顔をした武将が現れる。
「程普殿、ご苦労」
「何、後ろを取る事位造作もないわ。だが…」
「うむ。…祖茂は逝ってしまったな」
黄蓋が遠い目をして呟く。
「ご両人、あとは殿を探しましょうぞ。きっと役に立てるはず!」
朱治の提案に、黄蓋も程普も頷く。
「ふふふ…案外親子3人で親子ゲンカでもしてるかもな」
「まったくだ!ケンカの後に仲直りか?ありそうな話だわい!」
その場にそぐわない豪放な笑いの後、3人は建業へと向かう。
一方、孫親子もボコボコになりながら、何時しか親子3人で座り込み、笑いあっていた。
【夏侯恵 死亡確認】
≪宿将トリオ/3名≫
黄蓋【厚手のフライパン】&朱治【木刀、パイソン96(弾少ない)】&程普【鋼鉄の剣】
※孫一族を探しに行きます。孫堅、孫策、孫権のケンカは一段落した模様。
3人の馬鹿笑いが続いている。
「それで、矢傷がもとで若死にか?馬鹿な息子だ」
「親父が言うなよ!つーか親父、仲謀に感謝しろよ!」
「兄貴に比べたら俺は大した事してないっての!」
武器も使わずただ殴りまくっていた3人。
…ただ、ストレス解消でもしたかったのかも知れない。得体の知れないゲーム。理不尽なルール。死んでいく仲間達。
そんな鬱積も、今はどこかに飛んでしまっていたようだった。
「ふ…殺し合いならいつでもできる。いっそ我ら3人でこの世界の天下でも狙ってみるか?」
「いいねぇ!叔弼(孫翊)や尚香も誘うか?親子ゲンカは最後でいいや!」
「まあ、とりあえず3人でいいんでない?来る奴は拒まず、敵は瞬殺でさ」
「おいそこのお前ら、命は貰ったぞ!」
「「「あぁ!?」」」
片刃の双剣を手に孫一家にケンカを売った文欽は…不運だった。
「これからどうする?親父!?」
「うむ…。まずは長沙あたりに出向くか。地の利がある所で戦うに越したことはないしな」
【文欽 死亡確認】
≪孫一家/3名≫
孫堅【マスケット銃、片刃剣】&孫策【ナイフ、コーラン、5インチFD】&孫権【ゾリンゲンカード20枚、片刃剣】
※双剣は2人で分けました。
ダメ会議in零陵続行中・・・
金旋「武器はわかったけどよ、これからどこに行くよ?」
韓玄「そりゃわしの地元の長・・・」
趙範「それは却下。あそこは韓玄の地元ですけど、同時に『彼ら』の本拠でもあります」
韓玄「うう・・・。あの一家に出会ったらわしらの即死は確定じゃな・・。
名残惜しいが長沙は諦めるしかないようじゃの。とほほ」
趙範「普通に考えれば武陵に行くのがベターと思われます」
金旋「俺はそれでいいぜ」
韓玄「仕方ない。趙範の言う通りにするかの。
弟が多少心配じゃがわしらよりは頭が切れるし期待するしかないのう・・・」
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
※武陵に行く方針
ここは宜陽。
成廉の武技により、襲撃者の難を辛くも退けた王楷、許、そして捕縛の憂き目に遭う鍾会の面々が
かりそめの休息を取っている。
「夜が明けきるまでは闇雲に動き回るのは得策ではないと存ずるが……」
先刻の興奮も冷めやらぬ様子で、王楷が提案する。
「私もそう思います。このゲームとやらを生き延びるのに有効な判断材料に乏しい今、拙速な行動は
慎むべきかと。成廉殿は如何思われる?」
許も同意し、成廉に意見を求める。二人の文人は、明らかに成廉の武に依存していた。
水を向けられた成廉はというと、未だに抜き身の剣を握ったままで、何事かブツブツと呟いている。
「如何なさった? もしや何処か怪我でも召されたか?」
自らの身を案じるように、王楷が声を掛ける。武に長けたこの男の身に何かあっては困る。
「……いや、シンパイゴムヨウ。………ス」
「しかし、ひどく顔色がすぐれぬご様子。しばし横になられては如何か?」
「……ス。……オキニナサラズ。……ロス」
「このような異常な環境の上に、つい先刻は真剣で渡り合ったのだから疲れが出たのでしょう。我らの
ことはお気になさらず、お休み下され」
「……コ……ス。……ロ……ス」
冷たい手で心臓を鷲掴みにされるような感覚。
この場の異様な雰囲気を敏感に嗅ぎ取っているのは、皮肉なことに捕縛された鍾会ただ一人……。
≪すぐそこにある危機/4名≫
成廉【薙刀「損傷大」 妖刀 村正】&王楷【鉄鎖】&許【銀玉鉄砲】&鍾会【なし】
※鍾会は縛られています。
※成廉は徐々に意識を奪われているようです。
海辺でしきりに筒のようなもので海上の様子を伺う不可思議な行動をしていた蔡文姫に
郭嘉は興味を持った。―――あの女は何をやっているんだ?あんなところで無用心だな。
船が何隻も見える。郭嘉も海上を見た。「お上」の説明によれば、あれは海上からの脱走者を
射殺するための兵士の乗った武装船。しかしこの首輪がある以上、脱走も無理そうだが。
郭嘉の思考が中断した。海辺で様子を伺っていた―――あの女―――がいなくなった。
あたりを見回したがどこにも見当たらなかった。
「何をやっているのかしら?」声は郭嘉の後ろから聞こえた。郭嘉が振り返ると筒をこちらに
向けた蔡文姫が立っていた。「これが飛び道具なら、あなたは死んでいるわ」郭嘉は何も言えなかった。
蔡文姫の持っている筒のようなものは望遠鏡だった。「武装船って面白いわね、そう思わない?郭嘉さん」
≪文姫と奉孝/2名≫
郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡】
※蔡文姫(生存確認)
朱桓『ま、呉の臣同士仲良くやろうや』
朱然『最後の一人になるにしてもまだまだ数は多いし』
朱熹『機会は多いほうが良いですからな』
二人『・・・アレ?』
≪呉臣+あんた第二回の時もいただろ≫
朱桓【電波遮断装置】
朱然【1から学ぶ少林寺憲法】
朱熹【リモコン爆弾】(主催者サイドの怠慢で片っ端から朱で始まる人名(ry)
朱然→朱拠で
「袁熙様・・・・・・・あの・・・・その」
私は麹義横のバカップルの警護をしてる悲惨な男
少し前まで天体観測を楽しんでいたが(私も意外に楽しかったのだが)
先ほど雪が降ってきたため近くの民家にて休憩をしている
「雪が奇麗だね・・・・甄姚・・・・・」
「ええ・・・・そうですね・・・・」
「だけど甄姚の方がもっと奇麗だよ・・・・」
「いやん袁熙様ったら(ばしばし)」
ああ・・・・なんか頬に水が・・・・袁紹様私どうしたらいいのでしょうか?
麹義の苦悩は続く
≪天体観測/3名≫
袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
※徐州東部にいるもよう
「「ショートコント「べたな漫才」」
夏侯和「いや〜最近厚くなってまいりました、このままでは12月には100度ぐらい
いきそうです」
夏侯威「水が飲めなくなるね!暑いのしか」
夏侯和「なぁ根本的に間違っているような気がするのだが?」
夏侯威「他のネタは「バトルロワイアル」をコントでやったり・・・」
夏侯和「コントでやらずもうやってるよこの馬鹿!!(殴る)」
夏侯威「いてぇ!!」
≪三流漫才師/2名≫
夏侯和【??】&夏侯威【??】
ー[業Β]近郊ー
「やっと[業Β]が見えてきたザマス!」
「っておもいっきりひらけてますね、ここ」
二人の会話を聞きながら王美人は考えていた、確かに戦慣れした連中を味方に付けなければ生き残りは難しい。
遠一問の根拠地である業ならば袁家の家臣に会う可能性もかなり高い、だがその後は?
「幾らなんでもこんな開けた所を歩いていくのは危険すぎません?」
「大丈夫ザマス、袁家の家臣にそんな性格の悪い者はいないザマス!」
理由は違うがどうやら魯育も困ってるらしい、王美人は茂みの側で思いっきり転んだ。
「そもそも袁家は……如何したんザマス?」
「……痛い」
「だ、大丈夫ですか?」
「……少し、捻ったみたい」
「仕方ないザマスね、あたしが誰か連れてくるからそこで待ってるザマス」
「じゃあこれを持って行って下さい、私達は隠れてるだけですから」
「あんまり可愛くないザマス」
魯育も劉氏も気にしてないが、袁紹と孫堅の仲は最悪に近い、連中からすれば魯育なぞただの敵にしか写らない可能性がある。
このまま劉氏が帰らなくても良し、袁紹の家臣がよからぬ事を考えたとしても、劉氏になんの断わりも無く攻撃してくるとは考え難い。
現状では最も適切な方法だが……。
「……やな女」
「はい?」
「なんでもないわ」
≪奥様ズ/2名≫
魯育【なし】王美人【消化器】
※[業Β]付近の茂みに隠れてます。
@劉氏【??? グロック17】
※[業Β]に移動中
特攻野郎Aチームの袁熙を袁譚に変更してください
特攻野郎Aチーム
【田豊】懐中電灯
【袁譚】ソーコムピストル(30発)
どうでもいいが、
>>63で趙統はすでに死んでおる。
となるとここまでわしが利用していたのは…
※
>>324までの放送です。
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/5名≫
梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【???】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
&紀霊【ほら貝、トランペット】&左慈【ミネラルウォーター】
≪???/2名≫
張宝【???】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪???/2名≫
張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【???】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
≪二代目ジミー君/2名≫
黄叙【???×2、サバイバルナイフ】&趙月【???、MP5(マシンガン)】
≪旗本三騎/3名≫
成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪荊州けん山組/3名≫
ホウ徳公【なし】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】&徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
≪奥様ズ/2名≫
魯育【なし】&王美人【消化器】
≪天体観測/3名≫
袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
≪蜀命/2名≫
向朗【ノート型PC(電源つかず)】&向寵【蛇腹剣】
≪おじいちゃんの趣味/2名≫
陸延【ミニ盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】&陸抗【囲碁セット】
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47、釘バット】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×10】
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】
≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
&張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃】&趙統【折り畳み式の槍、弓、矢15本、???(たぶん武器)】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
&杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、サバイバルナイフ、防弾チョッキ】&祝融【備前長船】
≪坊ちゃんとガードマン/3名≫
袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪殿いずこ/2名≫
荀[或〃]【???】&許[ネ`者]【三日月刀】
≪都督と私/2名≫
周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪道筋がない奴等/2名≫
厳o【乾パン3か月分】&陸績【非加熱製剤】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
≪暴君御一行/5名≫
董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5】&李蒙【ゴルフクラブ】
&張済【ギター】&李粛【火炎放射器】
≪なかよし先生と生徒/3名≫
劉永[体力低下中]【素敵なブローチ】&劉理【ビー球×20】&郭攸之【暗視スコープ】
≪旧知の友/2名≫
公孫[王贊]【本『誰でもできるパソコン』】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
≪豪胆コンビ/2名≫
張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪後漢の君主と軍師/2名≫
劉禅【銃】&姜維【戟】
≪初対面?/2名≫
厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【???】
≪私怨の友/2名≫
夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾】&王平【???、読めない説明書、竹槍、竹の盾、鉈】
≪居酒屋王朗/5名≫
王朗【多量のお酒各種】&厳白虎【ライフル】&淳于瓊【紙と筆と墨】
&韓猛【チャッカマン】&周倉【中華鍋、調味料、木の棒】
≪三流漫才師/2名≫
夏侯和【???】&夏侯威【???】
≪2人の天才児/2名≫
曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍】
≪禁断の愛/2名≫
鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10】
≪やりたくないのに護衛/2名≫
呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣、ロープ】
≪馬騰’s バンド/4名≫
馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
&馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
≪ごまっとう/3名≫
呉綱【CD「マッキング Gold 1」】&満寵【CD「T・W・O」】&董昭【CD「Miki 1」】
≪楽しき夢。/2名≫
孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット】
&李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、ロングソード+2】
≪すぐそこにある危機/4名≫
成廉【薙刀(損傷大)、妖刀村正】&王楷【鉄鎖】&許【銀玉鉄砲】&鍾会[束縛]【なし】
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
張[合β]【残鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール】
≪少年シバイ/2名≫
月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
≪のこぎりぎこぎこ/2名≫
方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】
≪宿将トリオ/3名≫
黄蓋【厚手のフライパン】&朱治【木刀、パイソン96(弾少ない)】&程普【鋼鉄の剣】
≪孫一家/3名≫
孫堅【マスケット銃、片刃剣】&孫策【ナイフ、コーラン、5インチFD】&孫権【ゾリンゲンカード20枚、片刃剣】
≪文姫と奉孝/2名≫
郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡】
≪呉臣+あんた第二回の時もいただろ/3名≫
朱桓【電波遮断装置】&朱拠【1から学ぶ少林寺憲法】&朱熹【リモコン爆弾】
≪特攻野郎Aチーム/2名≫
田豊【懐中電灯】&袁譚【ソーコムピストル(30発)】
≪袁紹捜索隊/2名≫
郭図【スターライトスコープ、檄文3枚(陳琳作)】&高覧【木の棒】
以上、48チーム、128名(127名+1匹)の生存を確認
〜ピンユニットの部〜
@許昌【フロッピー1枚】
@趙雲【スパークショット棒(充電済み)、飛刀×5、充電用バッテリー】
@馬超【散弾銃】
@于禁【???】
@サク融【鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
@高覧【なし】
@諸葛瑾【???】
@諸葛均[負傷失神]【???】
@張紘【なし】
@陳到【項籍戟】
@呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、和泉守兼定、防弾盾、寸鉄】
@魏延【フライパン、クロスボウ】
@兀突骨【???】
@王方【謎の本】
@夏侯淵【強力人工降雪機】
@陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
@袁紹【告知板】
@徐晃【レイピア、保存食と水】
@典韋【レーダー(三段階にマップの大きさを換えれます)、アサルトライフル、コルトガバメント、日本刀、
いろいろなガム一年分(残り350個)、犬(チワワ)】
@陳宮【???】
@夏侯惇【諸刃の刀、弓】
@高順【方天画戟】
@蒋幹【呼び笛】
@陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
@楊柏【なし】
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ7)】
@雷銅【解体セット】
@何晏【青酸カリ】
@菅亥【稲田瑞穂と書かれたの光の剣(本人いわく)(普通の両刀ナイフ)、釣竿(手作り)】
@費イ【麻酔銃、ディフェンダー45口径】
@審配【サーベル、鎖帷子(装着中)】
@曹洪【雌雄一対の剣、野太刀】
@王允【???】
@蔡ヨウ【???】
@華雄【ハンドガン、鉄槍】
@越吉元帥【騎馬戦車】
@張燕【七支尖剣】
@盧植【アウトドアの本】
@何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)
@孫[立羽]【眉尖鋼刀】
@皇甫嵩【棍棒】
@朱儁【トランシーバー2セット(ラジオ付き)】
@賈[言羽]【デリンジャー22口径】
@武安国[気絶]【なし】
@朱然【レイピア】
@黄権【マウンテンバイク】
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
@劉[王奇]【銃剣付き64式小銃 救急箱 玉璽】
@劉氏【??? グロック17】
@陳琳【最高級お習字セット 半紙2枚】
以上、50名の生存を確認
《ア行》阿会喃、伊籍、黄皓、王植、王忠、王累
《カ行》何儀、郭、楽進、夏侯恩、☆夏侯恵、夏侯尚、関興、韓遂、韓徳、牛金、牛輔、
☆橋ズイ、金環三結、高翔、公孫度、黄忠、胡車児、呉蘭
《サ行》☆蔡和、士仁、司馬師、周善、朱褒、蒋欽、徐栄、徐盛、辛評、全j、宋果、曹植、
曹休、曹真、曹仁、曹性、曹爽、祖茂
《タ行》朶思大王、☆張允、張角、張疑、趙弘、張松、張譲、張任、張布、張苞、陳応、
☆陳式、陳生、☆丁原、典満、董允、董厥、董茶那、董旻、ケ茂
《ナ行》
《ハ行》馬元義、☆文欽、法正
《マ行》孟獲、孟達
《ヤ行》
《ラ行》劉宏(霊帝)、劉岱、劉度、劉巴、劉曄、呂常、路昭
《ワ行》
☆印は新しく死んだ武将
以上、74名の死亡を確認
178名の生存を確認、74名の死亡を確認
〔登場者:現在252名 残り登場可能者:98名+α〕
謎の声「死亡数が少ないな。皆どうしたんだ?このゲームの基本は『殺』だ。殺しあわないと
何も始まらないし、終わることも無い。皆、より一層の健闘を祈る。」
「お、向こうから朱然と朱桓が来ますよ。」
「あ、ほんとですね。」
「なんだなんだみんな集まってるんじゃないか。」
「皆の衆、すごいニュースが・・・」
「ところでこいつ誰?」
「私は朱熹といいます。」
「俺たちの時代じゃないじゃん。」
「だからすごいニュースが・・・。」
「何かいるんだよね。人数いたほうがいいから一応入れてあるんだよ。」
「聞けよ! 司馬懿は少年だったんだぜ!」
「「「「( ´_ゝ`)フーン」」」」
「え? 驚かないの?」
グループ前名更
≪呉臣+あんた第二回の時もいただろ/3名≫→≪シュッシュッシュシュシュ♪/5名≫
≪シュッシュッシュシュシュ♪≫
朱桓【電波遮断装置】
朱拠【1から学ぶ少林寺憲法】
朱熹【リモコン爆弾】
朱然【レイピア】
朱桓【三節棍】
※朱桓(生存確認)
ハッ、ハッ。文聘だ。走りながらで申し訳ないな。
少しばかり急いでるものでね。
主催者様もなかなか悪どい事を考えてくれるぜ。
まだ行ってない場所が禁止エリアになったらもうゲームオーバーって訳かい。
幸いにしてまだ禁止エリアは無いが、急がないとまずいな・・・
そして、どこが禁止になってもそっちへ動けるようにしておく必要があるな。
まったく、とんだ貧乏くじ引いちまったのかもしれん。
そういや、さっき妙な立て札を見かけた。(
>>292)
どうやら[業β]には袁紹がいるらしい。
誰が居ようと行くしかないわけなんだが、奴の事だ。取り巻きどもも居るに違いない。
警戒する必要があるな・・・。
<数十分後>
ハッ、ハッ。ようやく[業β]に着いたぞ。
この程度で息が上がるとは私も修練不足だな。
それよりもスタンプ探しが先だ。袁紹に出会っちまうと面倒だからな。
その前に見つけてとっとと次に向かおう。
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ7)】
※スタンプ探し開始。下の全員に気づいてません
≪奥様ズ/2名≫
魯育【なし】王美人【消化器】
※[業β]付近の茂みに隠れてます
@劉氏【??? グロック17】
※[業β]城内を捜索中
@袁紹【告知板】
※現在[業β]にいるかどうか不明
「敵がいな〜けりゃ手がふるえる♪
ヒトの不幸せもさがしてる〜♪
どんな奴ぅ〜でも、とりあえず叩くぅ♪」
甲高い声で陽気に歌う李豊。
「ひでー声だすな。第一、何の歌かわからんだろう、読者の皆さんが!」
と、楽就。
「読者?なにそれ?」
疑問を投げかける張勲。それを無視して歌い続ける李豊。
「いいかげん、やめろ!」
一喝する紀霊。
「そんなに怒るなよー、紀霊。
だってよー、このフレーズ俺たちを表してるみたいジャン。」
などと言いながらも紀霊の顔をみて渋々歌うのをやめた。
紀霊と中心とした4人組。なんだかんだでまとまり、このゲームに
乗ることにしたらしい。その右手には、皆が黒く光る鉄のかたまりを
持っていた。
《ならず者のガンマン達/4人》(初登場)
紀霊【44マグナム】李豊【ワルサーP5】楽就【コルトパイソン】張勲【デリンジャー】
※エモノをさがしています。
相変わらず人目を避け移動を繰り返していた陳琳。
「おや?なにかあるな・・・」
目の前には奇妙な立て札があった。
立て札には非常に薄い字で何か書かれていた。
「えーと、なになに《英雄当に立つべし〜〜》」
「・・・・と、殿!」
陳琳は目に涙を浮かべ、今までの自ら行為を恥じた。
「ゲーム開始以来、こそこそ移動してきた私に比べ、このような状況でも
皆の事を思い、事を起こされるとは・・・」
立て札に向かい畏敬の念をこめ深々と頭を下げた。
「しかし、このような人目のつかない場所に、しかも鉛筆で書かれるとは。
まあ、そういう細かい所を気にしないのも、いかにも殿らしい」
そう言うと、僅かに微笑み、お習字セットを取り出して
上からなぞる陳琳。書き終わると、板を引き抜き
人目のつきやすいところに移動させた。
「ふぅ、これでよいだろう。願わくば、坊ちゃん達や、顔良、文醜の北の猛将たちが
これに気づき再び殿にお力添えしてくることを・・」
祈りをこめ、作業を終えると、陳琳は一路ギョウを目指し歩き始めた。
(我が檄文・・・あれでよかったかな?)
そんな疑問をかかえながら。
@陳琳【最高級お習字セット 半紙2枚】
※ギョウを目指します。
「くそっ!ふざけやがって!」
許昌を離れた夏侯惇は怒声をあげた。しかしその怒声は誰に対してだか理解できずにいた。
(のうのうと孟徳のそばにいた、あの髭野郎に?そいつを鑑とぬかした文遠に?
それとも、この俺に銃を向けた孟徳にか?)
「いや・・そうではないな・・・・」
頭を振り、唇をかみ締める夏侯惇。
(それらすべての原因をつくった、この俺自身に向けてだ・・・)
己を恥じる夏侯惇であった。
「ふっ・・ここへ着てから俺の行動は一貫してない。雑魚どもを蹴散らしたかと思えば、
典韋に偉そうに心構えを説きながら、そのそばから気を許し、呂布の急襲をまともに喰らう。
挙句の果てには刀をもたぬ関羽に、問答無用で切りかかる。
何をやっているんだ俺は!」
そういうと、らしくない自分を消し飛ばすがごとく、一度大きく息を吐きだし、
冷静さを取り戻すよう努めた。
再び歩み始めようとした時、ふと、先ほどの光景が頭をよぎる。
「・・・あのときの孟徳の気・・・おかしなものがあったな。文遠も
わずかだが殺気があった。そして髭野郎に関してはある瞬間から殺気の種類が変わった。
なぜだ?」
「もちろんおれがいきなり切りかかったんだ。殺気が満ちるのはあたりまえだ・・・
が、なにかちがう感じが・・。なんだ、この違和感は・・・・」
奴らといい、呂布といい、雑魚どもといい・・・この世界に来た連中は
皆そうなるのか?みんな?いや少なくとも典韋からは感じなかったな・・・
典韋のみ?それも違う。ある瞬間までは、孟徳も関羽も呂布も以前の感覚だった。
最初から殺気が(微弱ながら)あったのはあの雑魚三人のみか・・・
なにかがスイッチになってるはずだ・・・・一体なにが?共通するものは?
疑問は夏侯惇のなかでますます大きくなっていた。
@夏侯惇【諸刃の刀 弓】
※感覚のずれが本格的に気になりだしてます。
紀霊→梁綱に変更でおねがいします
訂正後。。。。
《ならず者のガンマン達/4人》(初登場)
梁綱【44マグナム】李豊【ワルサーP5】楽就【コルトパイソン】張勲【デリンジャー】
「おいおい、あとから来たのは俺、周泰だ。間違えるなよ。」
≪シュッシュッシュシュシュ♪≫
朱桓【電波遮断装置】
朱拠【1から学ぶ少林寺憲法】
朱熹【リモコン爆弾】
朱然【レイピア】
周泰【三節棍】
※周泰(生存確認)
「敵がいな〜けりゃ手がふるえる♪
ヒトの不幸せもさがしてる〜♪
どんな奴ぅ〜でも、とりあえず叩くぅ♪」
甲高い声で陽気に歌う李豊。
「ひでー声だすな。第一、何の歌かわからんだろう、読者の皆さんが!」
と、楽就。
「読者?なにそれ?」
疑問を投げかける張勲。それを無視して歌い続ける李豊。
「いいかげん、やめろ!」
一喝する張勲。
「そんなに怒るなよー、張勲。
だってよー、このフレーズ俺たちを表してるみたいジャン。」
などと言いながらも張勲の顔をみて渋々歌うのをやめた。
張勲を中心とした4人組。なんだかんだでまとまり、このゲームに
乗ることにしたらしい。その右手には、皆が黒く光る鉄のかたまりを
持っていた。
《ならず者のガンマン達/3人》(初登場)
張勲【デリンジャー】&李豊【ワルサーP5】&楽就【コルトパイソン】
※エモノをさがしています。
(3人に訂正しました)
「敵がいな〜けりゃ手がふるえる♪
ヒトの不幸せもさがしてる〜♪
どんな奴ぅ〜でも、とりあえず叩くぅ♪」
甲高い声で陽気に歌う李豊。
「ひでー声だすな。第一、何の歌かわからんだろう、読者の皆さんが!」
と、楽就。
「読者?なにそれ〜?ま、いいか!」
疑問を投げかけるが、たいして気にせずそのまま歌いつづける李豊。
「いいかげん、やめろ!」
一喝する張勲。
「そんなに怒るなよー、張勲。
だってよー、このフレーズ俺たちを表してるみたいジャン。」
などと言いながらも紀霊の顔をみて渋々歌うのをやめた。
張勲と中心とした3人組。なんだかんだでまとまり、このゲームに
乗ることにしたらしい。その右手には、皆が黒く光る鉄のかたまりを
持っていた。
《ならず者のガンマン達/3人》(初登場)
張勲【44マグナム】&李豊【ワルサーP5】&楽就【コルトパイソン】
※エモノをさがしています。
1回目の直後から来たのはよかったのだが、何故か目の前に3個の箱がある。
しかもすべての箱が閉まってあってもう一度説明書を見ると
「ただし最初の5個は放送直後に一個ずつ開く予定!ばいばい〜」
その直後なんだか泣いた、思いっきり泣いた
・・・・色んな意味で
今やっと4回目の放送があった
そしたら一個だけ箱が空いた、それを見て私は今迷っている
赤を切るべきなのか?
青を切るべきなのか?
@雷同【解体セット】
※青州の城で悩み中
弘農から来た朱然、洛陽から来た周泰を加えた≪シュッシュッシュシュシュ♪≫の5人は洛陽城の北で話していた。
「いやあ、これだけ似た名前が揃うと壮観ですねぇ」
「そんな事はどうでもいい。拙者、ここに止まるのは危険だと…」
周泰がそう言った瞬間だった。
鈍い風切り音とともに、朱熹の脳天が吹き飛ぶ。脳漿と血があたり一面に飛び散った。
「!!」「まずい!」
朱桓、周泰は瞬時に判断したのか、思い思いにその場から離れる。・・・それが正解だった。
「朱熹!?な…一体…」「あわわわわ…」
後ろから戸惑っている朱然に炎が向けられる。朱然が気付いた時には、もう身体は火だるまだった。
「うわぁぁ!!」
慌てて逃げる朱拠の前に立ちはだかったのは、華雄。
「…悪いが、俺はまだ死にたくないので、な」
華雄は考えた末、今は董卓とともに行動する事を選んだようだ。
「くくく…ご苦労だったな。華雄、李粛」
李粛、華雄が戻ってくるのを見て、朱熹を射殺した張本人、董卓がにんまりと笑う。
「さて、それではこのあたりの雑魚を蹴散らしましょうか、太師」
「ふむ。そうじゃのう」
李儒の提案に董卓が邪悪にニヤリと笑いつつ頷く。
「…どだい、洛陽周辺にろくな装備も持たずにいたのが運の尽きよ」
朱拠の返り血を拭き取った華雄が、苦々しげに呟いた。
「…危なかったな」
「ああ、やはり行動するなら頼れる者とだけに限る」
「俺じゃ役不足、か?」
「いや。あなたとだけ組めるなら充分に光栄です。…周将軍」
≪シュッシュッシュシュシュ♪≫消滅。
【朱然、朱拠、朱熹 死亡確認】
《渋めの男達/2人》結成。
周泰【三節棍】&朱桓【電波遮断装置】
※南へ脱出。
≪暴君御一行/6名≫合流。
董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾】&李蒙【ゴルフクラブ】
&張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器】&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】
※洛陽周辺で狩り。華雄はとりあえず董卓に従っていく方針。
考えた
考えて考えた
考えて考えて考え抜いた
自分は何をすべきか?
支給品のダイナマイトの使い方とあわせて考えた
主君の所に行く気にはとてもなれなかった
なぜなら生き残れるのは一人だから…
そして、結論を出した
「ふぬははは、私が蹴散らしてれる!!」
……彼は馬鹿だった
ケイ道栄【手榴弾50個】
※ケイ道栄(生存確認)
「相国、先ほどから高笑いが聞こえておりますが…」
「フン、乗った連中が近くに現れることなど予測の範疇よ」
≪暴君御一行/6名≫
董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾】&李蒙【ゴルフクラブ】
&張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器】&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】
※道栄は手榴弾を肉体に満遍なく配置しており、下手に銃で撃つのは得策ではありません。
「ふぬははは、私が蹴散らしてれる!!」
こんな言葉を聞いて、自分と同じ匂いを感じ取ったのか、ケイ道栄に近づいてくる男がいた。
武安国。
天才児コンビにいいように翻弄された彼は、起きるやいなやそこらへんで木からもぎ取った棒を片手に歩いていたのである。
「さっきのは夢だ!俺は強い!!」
そこにちょうど現れた男、ケイ道栄。何か装備しているのか、やたら動きが鈍いが。
「おいそこの男!俺と勝負だ!」
「望むところだ!」
こうして馬鹿2人のタイマン勝負が始まる。
「董卓様、馬鹿がもう1人いるようですが、いかがなされますか?」
「生き残った方を殺せばよい。傍観しておればやつらの装備も確かめられるからな」
さすがに一軍を率いる将の考えは違っていた。質問した李蒙に監視の指令を出すと、董卓一行は並の人間には見えない距離から、悠々と戦いの見物を始めた。
≪暴君御一行/6名≫
董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾】&李蒙【ゴルフクラブ】
&張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器】&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】
※充分に距離を取って監視中。
@ケイ道栄【手榴弾50個】
vs
@武安国【木の棒】
憤り、ストレスを紛らわすために眠っていた。
眠りから覚めてもまだ生きている。眠り、その一番危険な時間を経ると少し気分は良くなっていた。
どこか遠くから誰かの歌う声が聞こえてきた。
またか・・・緊張感のない奴らめ・・・殺し合いなのだぞ、これは。
殺し合いの中で歌を歌う、その行為は魏延の生き様を馬鹿にしているように思えた。
殺し合いを否定するような、この世界のルールを否定するような、その歌は希望を歌っている。
「そんなにこの世界が嫌なら私が冥府へと送ってやろう」
そうして魏延は動き出す、自分の生き方を否定するものを倒すために。
@魏延【フライパン、クロスボウ】
VS
≪楽しき夢。/2名≫
孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット】
&李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、ロングソード+2】
最後の・・・本当に最後の安息の時間を過ごしていた二人
それは私達が最後に望んだもの
だがそんな時間ももうすぐ終わる
男が気がついてしまったからだ、獲物に
「おい香ちゃん」
歌っている彼女の表情は天使のように美しい
「んっなに李ちゃん?」
だがそれは人を引き込み、どこまでも堕ちていく堕天使の表情かもしれない
「殺気を漂わせている奴が来ている」
歌を止めたが表情は変わらない
「そう・・・・・・」
彼女はロングソードを取った
「でも本当によかったのか・・・・・」
「なんべんもうるさいわね、私がついていくったらついていくのわかった!!」
ああ・・・その表情が良い・・・最後に見れてよかった・・・・・・
その後、私たちを襲ってきた男は彼女の第一の犠牲者となった
―――長かった―――そして短かった―――だがあなたとならどこまでも堕ちていける
【魏延 死亡確認】
≪堕天使。/2名≫
孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】&
李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
※取りあえず西へ
自分が父から受け継いだものは、肩書きだけだと思っていた。
「費イっ!!」
弟が嬉々として叫ぶ。
「費イ殿!!よかった、ここで会えるとは。いや、ともかくご無事で何よりです」
郭攸之先生ももうれしそうにして、費イのもとに走り寄る。
私は動けない。動いてはいけない。何故か、そう思った。
費イを見る。彼は笑っている。記憶の中でも、彼はいつも笑っていた。でも何かが違う。
費イの手に、鈍く光る何かが握られていた。アレは危険だ、第六感が告げる。父から受け継いだ第六感が、近づくなという。
「郭攸之先生っっっ!!行っちゃいけないっっ!!」
もし私が歴戦の武将か何かであれば、違う結果招けたかもしれない。
しかし私には、鼓膜を揺さぶる大音響と、夕焼けのような赤と、穴を開けて倒れる先生と、
そして優しい微笑みを浮かべたままの費イの姿を認識することしかできなかった。
「ああああああああっっっっ!!!!!」
叫んだのは劉理。その叫びが銃口をひきつける。
考えている暇などない。気がつけば、劉理と費イの間に割って入っている。左腕に、激痛が走った。
「う、うあっ」
ふ、踏みとどまった。すぐに劉理に向かって叫ぶ。
「逃げろ!!何やってるんだ!!」
劉理はおびえていた。何がどうなったのかわからないのだ。
だが私にもわからない。説明することも、安心させることもできない。今は急かすことしか・・・。
「早く逃げ・・・っ!!」
言葉が、轟音に掻き消された。同時に、背中に激痛が走る。
クルリと、費イに向き返る。私は泣いているのだろうか。ほほに何かが伝わる感触があった。
右手に握られているのは、支給武器のブローチ。
私は走り出す。ブローチの安全ピンをはずして。まったくこれでどれほどの時間が稼げるというのだろう?
「劉理ィィィィ!!お前は何者だ!!!?」
走りながら叫ぶ。
「お前はぁ、劉玄徳の息子だろ!!」
これを聞いて弟が正気を取り戻してくれればいいのだけど。
「劉玄徳の息子なら、最後の最後まで生き残って」
四発目の音が鳴り響く。今度はほほにかすっただけだった。
「最後の最後まで生き残って、天下を取ってみせろ!!!」
届いた。費イの手に握られている、これが武器なのか。ならば落とすまで。
片手で右手をつかみ、もう片方の手でピンを立てる。狙うのは、指と爪の間。
「うぐ、ああああっ!!!!!!」
入った。よし、武器も落とした。これを拾えば、劉理が逃げるのに十分な時間が・・・、
パァァァァンッッ!!
ああ だめだ もういきられない
さいごに ちちうえの だいろっかんが ぼくにもあったって
それで おとうとを たすけられたから
りゅうえいは にげた のか
だったら も う
その場に残っているのは、右手親指から血を流しながらも、左手に麻酔銃を構えた費イと、二体の死体だけである。
費イは相変わらず笑顔を崩さずつぶやいた。
「どうして逆らったのですか?劉永さま。おかげで劉理様を救えなかったではありませんか」
声色だけは、悲しそうである。少し間をおいて、費イは首を振った。
「やはり博愛主義とは、凡俗の輩には理解しがたいほど崇高なものなのか。
いや、絶望はすまい。私一人だけでも気高くあれば、思想は必ず後世に花開く・・・」
気を取り直すと、費イは放置された三人分の鞄から必要なものだけ取り出すと、また新たな救済に向かった。
「確か、ここ周辺にはもう一組はいた筈だ・・・」
≪なかよし先生と生徒/3名≫消滅
【劉永 郭攸之 死亡確認】
ピンユニットに
@劉理【ビー球×20】 追加
※支給武器以外の基本アイテムを持っていません。豪胆コンビの潜む山中方向へ逃亡中。
@費イ【麻酔銃、ディフェンダー45口径】
※豪胆コンビを狙っています。どこにいるか詳しい場所は知りません。
劉弁「暗くなったしお腹すいた・・」
劉協「にいさま。あと少しです。頑張りましょう」
劉楯「もう少しです。急ぎましょう」
劉璋「疲れた。休憩きぼんぬ」
劉焉「息子ながら情けない・・・成都まで休憩は無しじゃ」
劉表「劉焉殿は若返っていていいな 」
劉淵「おれの先祖は漢王室と婚姻関係を結んでいたんだ。だから俺は皇室の一員だ。文句無いよな」
《劉家の人々/7人》現在位置:江州
劉弁【なし】
劉協【花火セット】
劉楯【青紅の剣】
劉璋【なし】
劉焉(20歳ぐらい)【銅鑼 斧槍(劉璋)】
劉表【食べられる野草図鑑】
劉淵【ボウガン×30 エストック(劉弁)】
目的:成都でマッタリと状況の変化を待つ
鍾ヨウはサングラスの奥で、目を細めた。
対面の劉封の気が読めないのである。
イーシャンテン。『中』か『西』、2枚の牌がくれば上がれる。
安手だが、これで流れが変わればいい。劉封の独壇場になっているこの場の流れが…
しかし、焦れば焦るほど手は進まない。
この場は流す…。残り少ない牌の山を睨み、そう決意を固めた時に積もってきた牌は、
劉封の風牌『西』。
イヤな予感がした。しかし、関東曹魏組を支えてきた自負が、その悪寒をぬぐい去った。
「リーチじゃ…」
『西』を手に入れ込み、端の一筒を横に倒牌。ゆっくりと手を離す。
場に出された、白いバックに一つだけ丸の模様が、南場の孫桓には深読みをあざ笑う骸骨に見えた。
片肘をつき己の顔を隠すように紫煙をくゆらせていた劉封がささやくように告げた。
「ロンだ…」
劉封の言葉に卓が凍り付く。
しかし、それまで無言で打っていた公孫淵がやおら立ちあがり、
「おのれには、これでも一筒に見えるんかー!」
一同の耳をつんざく轟音。
公孫淵の手には偽造のトカレフが握られており、銃弾は筒子の真ん中を打ち抜いていた。
「こりゃ『白』や、ありゃせんかいのぉ!なんも書いてない『白』じゃろがー!おおー!!」
「あんた背中が煤けてるぜ…」
劉封はつぶやくと、空いてる右手で己の牌をなで倒していく。
「げぇ…大三元…」
「一筒と白の二面待ち…」
「りゅ…劉よ〜! そ、その運をワシにくれーーーーーー!!」
男たちの斗いはまだ続く。
@劉封【タバコ10箱】(生存確認)
@公孫淵【偽造トカレフ&弾丸49発】(生存確認)
@鍾ヨウ【サングラス】(生存確認)
@孫桓【ポータブル雀卓セット】(生存確認)
※ 長安付近で雀荘「蒼天」オープン。
「おい、悲鳴が聞こえたよな、簡擁?」
「・・・・・ああ、察するにゲームに乗っている奴と、襲われた奴がいるって所か」
漢中、南鄭城の城門の上で見張りをする張飛と、床に寝転がっている簡擁。
だが、張飛はもちろん、行儀の悪い格好で寝そべる簡擁さえも、一瞬も警戒は怠らない。
戦闘の感覚…後漢の乱世を生き抜いてきた男達と、時代の末期の武将とのこれが決定的な違いだった。
「で、どうする?何かいい考えでもあるのか?」
「・・・そうだな。おい翼徳、耳貸せや」
張飛に簡擁が何事か告げる。
簡擁はただの弁舌の徒ではない。一軍も率いれば計も立てる将だったし、旗揚げ期から生と死の境界線を生き延びている人間だ。
「・・・・なるほど、いい考えだな。それなら相手が飛び道具でも怖くはねえ」
張飛は納得した様子で笑みを浮かべた。
≪豪胆コンビ/2名≫
張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
※何か襲撃者対策があるようです。
洛陽の南方 崇山の麓 そこにある小さな洞窟
眠りから覚めた蒋幹は食事をとると、悪夢のような現実から逃避する為に再び夢の世界に旅立っていった
それからしばらくして董卓達の目を盗んでなんとかここまで逃げてきた董和が現れた
彼の前には大きな洞窟と小さな洞窟があった
彼は大きな洞窟に入っていった
そこには董卓以上に恐ろしい飢えた獣が待ち構えていた
董和は二度とそこから出てくることは無かった・・・
@蒋幹(睡眠中)【呼び笛】崇山の麓の小さな洞窟
@兀突骨(睡眠中)【???×3】 崇山の麓の大きな洞窟
【董和】死亡確認
すいません 間違えました
劉楯→劉循に変更してください
《劉家の人々/7人》現在位置:江州
劉弁【なし】
劉協【花火セット】
劉循【青紅の剣】
劉璋【なし】
劉焉(20歳ぐらい)【銅鑼 斧槍(劉璋)】
劉表【食べられる野草図鑑】
劉淵【ボウガン×30 エストック(劉弁)】
目的:成都でマッタリと状況の変化を待つ
洛陽の北東に広がる森林地帯。ここで三人の武将が一人の武将を追っていた。
追っている三人の武将の一人、董襲は走りながら舌打ちをして、
「くそっ。あの文官、やけに早くねえか?」と言う。それに周魴は息を切らしながら
頷く。陸凱も「俺の不意打ちが成功すれば走らずとも良かったのに・・・」と
憎憎しげな声で言う。彼らは洛陽でお互いに待ち合わせしたわけでもなく出会い、
偶然そこを通った一人の文官を狩ろうと言うことになったのだ。陸凱が「こうなったら
挟み撃ちだな。」と言う。「よし、早速作戦開始だ」と董襲が言って、三人はばらばらになった。
陸凱と周魴は先回りして待ち伏せするため急いで走っていた。陸凱は多少息があがってしまったので、
周魴に先に言ってくれといった。彼は頷くと全力疾走で走っていった。
突然、周魴が倒れた。足に何かが引っかかったらしい。前のめりに倒れると、
突然斜めになり動かなくなった。突然のことに陸凱は驚き、その場へと慎重に進んでいった。
透明な糸の様な物がそこにはあちこちに張り巡らされており、それに引っかかったようだ。
ちょうど周魴の首の部分に糸がある。勢い余ってこけたため、彼の首の半分くらいは切れ、
失血によってか彼は既に息絶えていた。「次は」後ろから声が聞こえた。「お前の番だ。」
振り返るとそこには筒を持った男がこちらを向いていた。
董襲は走りながら思った。
「獲物まであと4メートルくらいだろうか。それにしても文官相手に振り回されるとは・・・。
まるで始めから計画していたかのように、森林の中を右へ左へを走り続けていやがる・・・。
ん?計画していたかのように?そういえば周魴と陸凱はどこいったんだ?
目の前の文官が止まった。「ようやく観念しやがったか。」と董襲はニヤリと笑う。
その文官は振り向き、董襲に向かって話し始めた。
???「ハアハア・・・あなたは何もしていない私を殺そうとするのですね?」
「はぁ?今更何言ってやがるんだ?あたりまえだろ?」
???「では仕方ないですね・・・」
そういうと、目の前の文官は手を上げた。瞬間、後頭部に振動が走り、董襲の意識は
その後永遠に戻らなかった。
沮授「お疲れ様です。残りの二人は?」
田豊「一応殺っといた。僕としてはあんまり気持ちよいことじゃなかったけどね。」
彼らは三人を見てこのゲームに乗っているかを確かめようと思い、作戦を立てて
準備万全の状態で三人と遭遇したのだ。警戒心を解くためにわざわざ沮授一人で
彼らの前に姿をあらわしたのも、ピアノ線の罠を張ってあったのも、乗っていたときのための
対策だったのだ。
沮授「あのピアノ線は回収してくれたんですね?ありがとう。また移動先で
設置しましょう。さて、彼らを埋葬してあげれないのは残念ですが、
とりあえず殿のところへ行きますか。」
田豊「目指すは北、ってか?」
【陸凱、周魴、董襲:死亡確認】※全員初登場
≪軍師たち/2名≫※こちらも初登場
沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】
&田豊【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー】
>>359の田豊を沮鵠に変更&チーム名変更
≪軍師たち/2名≫
沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】
&田豊【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー】
↓
≪沮家の人たち/2名≫
沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】
&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー】
申し訳ない。変更宜しくお願いします
「確か、ここ周辺にはもう一組はいた筈だ・・・」
と費イが新たな救済に向かおうとした時、いきなり人影が現れた。
「くだらん奴だ。一部始終見させて貰った。まったく、、、貴様は理由がないと人も殺せないのか?」
「私の理想を馬鹿にするのか!?」
麻酔銃を向けながら、費イは怒気を含んだ口調で男に言い放った。
「馬鹿だ。お前がやっているのは、人殺し。それだけだ」
「貴様に何が分かる!」
麻酔銃の引き金を引く・・・前に、費イの腹部を槍が貫いた。
「ぐわっ!」
「おー、よくやった趙統。ったく殺人者の割には不注意なんだよ、お前は」
男、、いや、殺医師虞翻は言いながらも費イに近づき、麻酔銃を乱暴に奪い取る。
銃口を向ける、が、ふと思い直してやめる。
「弾がもったいない」
メスを取りだし、喉に突きつける。
「遺言は?」
「博愛主義の思想は必ず後世に花開」
切り裂いた。
「まったく、、、人殺しくらい開き直ってしろよな」
虞翻は趙統に、早く槍を抜け、と呼んだ。
【費イ 死亡確認】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃、ディフェンダー45口径】&趙統【折り畳み式の槍、弓、矢15本、麻酔銃、???(たぶん武器)】
※虞翻は益州で蜀陣営の殺害を狙います。
穏やかな波が砂浜に打ち寄せる。
ここは徐州東部に広がる海岸。
曹彰と曹熊の兄弟は、戦いの喧騒に巻き込まれずにいるこの海岸で
束の間の休息を取っていた。
「…わぁ〜…、海ってこんなに広いんだぁ〜〜…」
「わはは、楽しいか〜?曹熊〜」
「…うん!楽しいよ〜」
「わはは、そうかそうか〜」
砂浜に座ってニコニコしている兄と、波打ち際ではしゃぐ弟。
傍目からは相も変わらずマターリとしている二人に見える事だろう。
…曹彰の実力を知らなければ。
―― じゃり。
曹彰の背後で砂を踏む音がする。
敵か味方か、それは分からない。
ただ一つ分かるのは、砂浜で遊ぶ兄弟に向けられた鋭い殺気。
―― じゃりっ じゃりっ じゃりっ…
殺気の主は一歩一歩曹彰に近づき、彼の背後に迫る。
曹彰から離れた所にいる曹熊は、この事態に全く気付かない。
―― じゃりっ じゃり……
足音が止まった。
と、同時に腕を振り上げる気配。
「…悪いな」
そう言って殺気の主は、両手に握り締めた武器を振り下ろした。
「…あれ?なんだか天気が悪くなってきたような…」
ひとしきり遊んだ後、曹熊はそうつぶやいた。
彼の目線の先では、鼠色の雲が徐州北部の空をどんどん覆っていく様子が見て取れる。
どうやら雪か雨でも降っていそうな様子だ。
「…彰兄ちゃ〜ん、天気悪くなってきたよ〜」
曹熊はくるりと振り向くと、砂浜に座っている曹彰の方へと歩いてきた。
「…雨降りそうだけど、どうするの?彰兄ちゃん」
「そうだな〜、曹丕兄さんも見つからなかったし…。
とりあえず晴れている南にでも行ってみようか〜?」
「…南っていうと…、揚州の方とか?」
「そ、揚州。呉の国にあたる地域だな〜」
人気の無くなった徐州海岸。
二人が立ち去った後の海岸の岩場には、首がありえない方向に曲がった屍が転がっていた。
【滕胤 死亡確認】 初登場
≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
※揚州へ向かいます。
「ふん、なにがゲームだくだらん」
「しかしどうなさるおつもりです?」
たずねられた男はしばらく考え結論を出した。
「仲達だ。奴の知恵を持ってすれば我らは生き残れよう」
「さすがは陛下。明朗ですな」
陳羣は最初少々不安だった。
陛下と呼ばれるこの男・・・曹叡は非常に天才であったがそれ故に堅物の陳羣にとってはしばし理解しがたい事態を引き起こすことがあった。
しかし陳羣はこの男をひどく気にいっていた。
それは曹叡が乱世の姦雄と称された祖父曹操に似てるからであろう。
それと同時に曹叡もまた陳羣に全幅の信頼を寄せていた。
「しかし陛下、司馬懿殿は先ほどおりませんでしたぞ?それよりも武侯をお探しになられてはどうですか?あの御方はこのような時は想像以上の強さを見せます」
「ふむ・・・それもよいな・・・まあいい、とりあえず許昌に行こうそうすれば忠臣が朕を求めているかもしれぬ。それより長文、武器はなにが入っておった?」
「・・・なにやら石弓のようですな・・・文官の私には使えませぬ・・・陛下は何が入っておられました?」
「朕の武器は・・・ん?瓶が入っておる『硫酸』と書いておるぞ。紙が入っておる。読んでみよ」
「これはどうやら・・・強力な酸のようですね。これを浴びれば皮膚は焼け爛れ激痛に襲われるそうですな」
曹叡は硫酸の入った500ml入りの瓶をまじまじと眺めながら言った
「よし、では長文よ行くか。」
「はっ、目指すは許昌ですな」
「否、目指すは生き残りじゃ」
曹叡は自信満々に言った。
≪魏の主従/2名≫ 初登場
曹叡【硫酸500ml】&陳羣【石弓】
※曹操、あるいは司馬懿を探しつつ許昌へ
このふたりいずれかと接触しだい合流を試みるつもりです
>>348 「そんなにこの世界が嫌なら私が冥府へと送ってやろう」
そう言って俺は歩き出した。
だが、相手は何を持っているかわからない。まずは男の方を射殺すのが筋だ。
射程の確実圏まで、あと10歩近づく…大丈夫、相手は気付かない。女のガキの方は武器は持っていないようだ。
あと5歩…。まだいける。
ふいに、女がこっちを向く。その顔は俺がここに居ることに驚いていなかった。
「気付いていたかッ!!」
咄嗟に俺はそう叫びつつクロスボウから矢を放つ。まだこちらを向いていない男なら殺れる。
その判断は間違っていないはずだった。だが。
男は後ろを向いたまま、俺の撃った矢をかわしやがった。
何故だ?だがその時だった。そう考える俺の左胸に「どぶっ」と音を立てて剣が突き刺さっていたのは。
視界が歪む。何故だ?あんな小娘に武芸の心得が?剣を投擲する程の武才があったというのか?…わからない。俺をこんなにも簡単に殺せる者がいたのか?
そんな事を考えつつ、魏延の思考は奈落の闇に落ちていった…。
徐州北部──
「うっほーい。李典よ、たのしいなあー。」
「そうですね。朱霊どのー。」
「しかし丁度雪が降っているとは思わなかったなあ。」
「ええ、我々の板のようなものは雪用の進軍のための乗り物らしいなあ。」
「もし無事に帰ったら曹操様に助言しましょうー。」
「そうだなあー。」
彼らは知らなかった。その乗り物は下り専用で、上る時はかついであがらなければいけないことを。
≪ウインタースポーツ/2名≫
李典【スキーセット】&朱霊【スノボセット】
※いずれも初登場
「この縛めを解け。今すぐにだ」
不意に鍾会が口を開いた。およそ虜囚の発言とは思えぬ威圧的な口調で、である。
「……?? 何を言っておるか?」
「お主は自らの置かれた立場が理解できぬか?」
王楷と許の反応は至極真っ当なものである。しかし、当の鍾会はそんなものは意にも介さず、更に
続ける。
「お前たち文弱の徒に、常に死と隣り合わせの在戦場の感覚は理解できまい。死にたくなければ言われた
通りにしろ」
「言わせておけば―― 」
それが王楷の辞世の言葉となった。一陣の疾風が彼の首を宙に舞わせたのである。
「コロス……。コロス……」
呪文のようにそう繰り返す成廉の姿がそこにはあった。それは鬼神のような形相でありながら、どこか
哀しげでもあった。
鍾会はその一瞬の隙を見逃さず、一気にこの場からの離脱を図った。
首筋を掠める烈風が髻(もとどり)を飛ばしたが、構わず駆ける。数瞬後、背後から許の断末魔が
聞こえた。
「馬鹿どもが。言われた通りにしておけばもう少し長く生き延びられたものを。だが、オレは死なんぞ。
どんな手を使っても生き残り、必ずこの世界の覇者となってやる!」
≪すぐそこにある危機≫ →チーム解体 成廉、鍾会はそれぞれピンユニットに
@成廉[マーダーモード]【薙刀「損傷大」 妖刀 村正】
@鍾会[緊縛中]【鉄鎖】
※鍾会は長安方面に逃走。
済みません。追加願います。
↓
【王楷 許 死亡確認】
夜風吹き付ける江夏。甘寧は城壁で見張りを兼ねつつ、夜の月明かりを照り返して輝く、陸奥守吉行の手入れをしていた。
「あれは…張紘?」
城外に見える人影、確かに張紘だ。しかし何も持っている様子もない。甘寧はバントラインSPを構えた…が、撃つのをやめた。
「どうせあのおっちゃん、戦う気がないんだろ。殺す意味もないし、後味悪りぃだけだしな」
「甘寧殿、準備が整いました」
甘寧がそう独り言を言うのと、関平が呼びにくるのが同時であった為、それは誰も聞くことは無かったが。
「えぇと、以上こういうわけで、我々の置かれている状況は比較的安心なので、ここは移動をせずに…って皆さん、聞いてます?」
板に筆でこのゲームについてわかった事、今までの情報をまとめつつ説明していたのだ。…しかし。
甘寧から借りた刀で木を器用に削り、木刀を作る太史慈。
どこからか持ってきた酒を飲む甘寧。(しかも酔い無し)
説明そっちのけで喋る関索と大喬。
「……聞いてました?」
「ああ、聞いてるっつーの。今後の方針と、主催者に一杯食わせる方法だろ」
聞いてないようで聞いている甘寧である。
「この先移動するならば、荊州南部…零陵や桂陽、武陵やあるいは山越地方がより安全であろう。そろそろ中央から危険人物が流れてくる時期だ」
と、太史慈。明晰な判断である。
「それでいいんじゃないでしょうか?」「俺も賛成〜」
聞いているのか聞いていないのか。
そんな江夏城郊外に銃声が響いたのは、その直後だった。
「きゃあ!?」「…敵か」「行くぜ、野郎共!」「まさか父上?」「索、お前馬鹿か?」
その音は、張紘が劉[王奇]に撃たれた音でもあった。
江夏城が、急に騒がしくなってくる。
「愚かな…殺し合いをいたずらに行ってどうするのだ…!」 「…ジジイ…黙れ」
パン、と乾いた音が鳴り、体中に穴を開けた張紘は、そのまま地に倒れる。
(わしのかわりに…あの子らが…生きれば)
薄れ行く意識の中で、彼はそう思ったのだろうか。
「太史慈、関平!行くぞ!」
「あの…甘寧さん、俺は?」
「関索…お前は、姫を頼むぞ…」
装備を調えた太史慈がそう言うと、3人は武器を構えて走って出ていく。城には関索と大喬が残された。
「関索さん…みんな大丈夫かしら…。私ちょっと…怖いわ」
「大丈夫だよ。兄貴は強いし、なにより甘寧さんし太史慈さんは呉の武の双璧だろ?死ぬ事はないさ」
何かこの状況初めてな気がしないな…。そう思いつつ、関索は大喬の警護の為、周囲の警戒を強めていった。
「いいか関平、俺ら以外動く者全部敵だと思え!」 「了解です!でも敵は一体どの辺に?」 「甘寧!敵は西門周辺に居るのだろう?」 「そうだぜ太史慈!今はまだ視認できねぇがな!」
小気味よい調子で、走りながらの戦闘準備の会話が進められる。
「見えない敵にマシンガンをぶっ放せ…ってか」
「ん?何か言ったか?関平?」
ぼそりと言った関平の言葉に、太史慈が反応する。
「いえ、別に大した…」「関平!」
言いかけた関平の言葉を甘寧が遮る。
「今は正義も悪もねぇこの世界だ!間違っても敵との共存なんて甘い事考えるなよ!」
「……はい!甘寧さん!」
【張紘 死亡確認】
@劉[王奇]【銃剣付き64式小銃 救急箱 玉璽】
vs
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP】&関平【AK47、釘バット】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×10、手製の木刀】
※劉[王奇]は張紘の道具を漁ってます。甘寧、太史慈、関平が警戒しながら城外へ向かいます。
「聞こえた?」
「聞こえねー方がどうかしてるぜ。」
ようやく立ち直った二代目ジミー君は長安の南部を移動してあっさりと涼州に到達していた、していたのだが…
「歌ってるね……」
「ああ、歌ってるな……」
「お父さんの声?」
「違う、それにお袋はこんな真似を放っておく様な抜け作じゃねえ。」
ま、例え何がどうあれ目の前の小屋から歌声が響いてくるのは現実な訳で…
「どうするの?」
「ま…まぁこんな状況で歌ってるって事は乗ってる可能性はねぇ、奴等の居場所でも聞いてみるか。」
≪二代目ジミー君/2名≫
黄叙【???×2】&趙月【??? MP5】
※今の所殺意はありません。
≪馬騰’s バンド/4名≫
馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
&馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
※歌ってます。
俄かにきな臭い雰囲気の漂い始めた帝都・洛陽周辺。
「この辺りもヤバくなってきたかな。ロクな武器も見つからねぇし、そろそろヤサを変えるか」
動物的勘で危険を嗅ぎ取ったサク融が足を南に向けようとした時、前方に何者かの影を見止めた。
その人影は、頭を抱えこんで何やら唸っているようであった。
「さてはこのゲームに絶望して脅えている輩か? 丁度いい、トンズラする前に一仕事していくか」
素早く状況を読み取ると、サク融は得意の「芝居」に入った。
相手に警戒心を微塵も与えない、柔和な表情。
正に浮屠の僧たちの言う、仏陀のような慈愛に満ちた微笑み。
「そこなる御仁、如何なされました? 随分と気分のすぐれぬ様子……」
男が顔を上げた。見たところ武人のようだがひどく血色が悪く、消耗しきっているように見える。
(これなら芝居せずとも殺れそうだな。時間も掛けてられねぇし、一気にいっとくか……)
この男の恐ろしいところは、表情と思考を完全に分離させられることである。内に害意を潜めつつ
外はあくまで善人そのものなのだ。
「突然こんな狂った世界に投げ込まれて、打ちひしがれるのも無理はありません。しかし、悲観する
ことはありません。御仏の教えに従えば、人は必ず救われるのです。さあ、共に参りましょう。御仏の
おわす極楽浄土へ―― 」
隠し持った鉈が振り下ろされ、周囲は一瞬にして朱に染まる。
……しかし、それは哀れな男のものではなかった。
「……笑うな」
顔面をグシャグシャに潰されて果てたサク融を見下ろし、男が小さく呟いた。拳には血に塗れた
カイザーナックルが堅く握られている。
今の于禁の前で「笑い」はタブーであったが、それをサク融が知る由もなかった。
【サク融 死亡確認】
@于禁【カイザーナックル、鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
ぱららららら・・・。
小銃独特の乾いた連射音が江夏城の城外に響く。
劉[王奇]と甘寧達の対峙は、もう一時間にが経過しようとしていた。
小銃を持った劉[王奇]は、警戒する3人を簡単に寄せ付けない。関平は、出会い頭に腕に2、3ヶ所のかすり傷を受けていた。
一方のぶらり旅の3名も、3方から分かれて堅実な包囲作戦を実行しつつあった。
「・・・やばいな。このままじゃ他の敵も集まってきちまう」
そう言いつつ甘寧は巨木の陰から身を乗り出し、バントラインSPを撃つ。
しかし何分にも木の多いこの辺りである。よく狙った銃弾さえ劉[王奇]の肩をかするにとどまっていた。
「ちっ・・・!」
素早く反応したのか、劉[王奇]の方からこちらに弾の突風が吹き荒れる。甘寧が隠れた木の幹が抉れた。
その瞬間、関平がすかさず飛び出してAK47をぶっ放した。
「だああああ!!!」
連射される銃弾が劉[王奇]の身体を何ヶ所が突き抜ける。
「やった・・・」
が、関平の表情は瞬時に絶望の色へと変わった。
にやりと口の端を歪めながら、鮮血に染まった劉[王奇]がこっちへと銃を向ける。
全てがスローモーションに動く。敵が銃の引き金に指をやる。・・・ああ、ここまでか。
だがその時、今度は夜空にも映える程の大きな爆発が劉[王奇]を襲った。太史慈がハンディバズーカを撃ったのである。
小振りのバズーカとはいえ、大きな爆発音を起こしたそれは、わずかにそれた位置にいた劉[王奇]を吹き飛ばし、大きくそびえる木の一本に激突させた。
首がありえない方向に曲がった劉[王奇]の身体が、ゆっくりと崩れ落ちる。
「大丈夫だったか?関平」
「た、助かったか・・・。太史慈殿、すみませんでした」
「おい!そんな事後だ!早く江夏から離れるんだよ!今の爆音で敵寄せ付けちまったかも知れねぇだろ?」
手早く道具を回収すると、甘寧達3人は城に一旦戻った。
「あれは・・・?太史慈将軍?」
孫翊は戦いの一部始終を見ていたのだった。
「孫一家」が柴桑を通り過ぎ、長沙に到達しているのも知らずに。
「甘将軍達・・・勝ったのかなあ」
「多分、ね。負けるわけ無いでしょ」
城中で待機を続ける関索と大喬。しかし関索は今や警戒どころでは無かった。
呉が誇る名花。しかも20才くらいの年齢の最も美しい時期。そんな女性が自分と二人っきりで側にいるのである。
(あー、すっげー綺麗だ。曹操が欲しがるわけだよなぁ・・・。はぁ・・・)
「おいこら関索、なーに妄想に浸ってんだ?おい!」
関索の思考を読みすかしたかのように、帰ってきた甘寧が声を掛けた。
「それじゃ、これから移動をするの?」
「そうだ。太史慈のあれは、威力は高いが音もでかい。人を呼び寄せてしまうからな」
「それで、拙者は武昌から桂陽に抜ける間道を通るべきだと思うのだが」
太史慈、甘寧と大喬が話し合う中、一方で警戒を怠っていた関索が関平に説教されていた事は言うまでもない。
「よし、一気に行くぞ!」
5人は江夏を出て、まずは武昌へと移動を開始した。
「・・・どうしようか。とりあえず、廬江にでも向かおうか?甘寧が居たから多分行くのは武昌、陸口、尋陽あたりだろうし」
彼らを尾けてれば多少は安全だしな。と呟き、孫翊は移動を始めた。
【劉[王奇] 死亡確認】
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平[左腕かすり傷]【AK47、釘バット】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水、救急箱】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×10、手製の木刀】
※武昌へまず移動。迅速な移動をしているようです。
@孫翊【眉尖鋼刀】
※思索中。甘寧達を尾けても、戦意は無いようです。
「これが山峡かぁ!なるほどすごい流れだ!あっちに見えるのは・・・あ、これが白帝城、劉備が死んだ場所だな。よし、次は赤壁でも見に行くか。どれどれ?お、船が出てんじゃん!」
この男・・・軻比能は異民族なので漢に大地を見たことはあまりなかったのだ。
軻比能の片手にはるるぶが握られていた。
その軻比能の背後に静かに、しかし殺気を出しながら近づく男がいた
「ふん、誰だか知らんがもらったぞ!」
孫峻はサバイバルナイフを振りかざし軻比能に襲いかかった。
しかし軻比能にとってこの程度の男は素手でも楽勝であった。
しかも殺気を剥き出しにしているので背後からでも動きが手に取るようにわかっていた。
「てい!」
軻比能は孫峻の会心の一撃を難なくかわすと水下に強烈な蹴りをいれた。
「ぐ・・・あぁぁぁ・・・」
孫峻はその場に倒れこみ気絶した。
「こんなものでもないよりはマシだな・・・それより次は赤壁だ」
軻比能は孫峻が握っていたサバイバルナイフを奪うと、孫峻を長江に投げ捨てその場を去っていった・・・
◎軻比能【るるぶ、サバイバルナイフ】初登場
※しばらくはるるぶに書いてあるコースをゆくるもりです
◎孫峻【なし】初登場
※気絶したまま長江を流れています。
>>400までに動きがなければ死亡
「はっはっは〜鹿がなついて次は鷹だ〜いくぞ〜」
なついた鹿に乗った王匡、今は何故か近くに来た鷹に餌をやっています。
「めざせ!!手乗り鷹!!」
そんな君主につかえてしまった方悦も悲惨です
今は命令され鹿の防具を作っています
竹をぎこぎこぎこぎこ・・・・・・・木をぎこぎこぎこぎこ・・・・・
「だるい・・・・・・」
≪のこぎりぎこぎこ/2名プラス一頭≫
方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿
※北の方の民家で動物餌付けしてます。
典韋は日本刀の素振りをしていた。彼はあまり剣は使ったことがなかったので、使いこなせるようにしたかった。
しかし、随分素振りをし続けたので、そろそろ練習の成果が欲しかった。
レーダーを見ると近くに一つの点があった。
「よし、殺りにいくか。」
そう言って典韋は点の方向へ向かって行った。
@蔡瑁【???】
※典韋には気付いてません。
@典韋【レーダー(三段階にマップの大きさを換えれます)、アサルトライフル、コルトガバメント、日本刀、いろいろなガム一年分(残り342個)、犬(チワワ)】
その頃、袁術達は、寿春城に来ていた。
「いやー、懐かしいのう、我が帝都!」袁術が城を見て喜ぶ。
「さすがに豪華じゃのう」左慈が感心する。
「おや?門の前に、誰かいますよ?」荀正が指す方向には、
「・・・ったく、・・・・か」と、ぶつぶつ呟いている老人が居た。
「何と言っとるんじゃ?」
「どうやら、『まったく、ここが皇帝を僭称したバカモンの城か』と言っているようですな」耳が良い紀霊が答える
「何という不埒者じゃ!今すぐそこになおれ!」言うが速いか、袁術はすぐにその者の所に突っ込んでいった。
すると、
「かあぁぁぁ−−−−つぅっ!!!」と、いきなりその老人が振り向き様に叫び声を上げた。
「な、何じゃ!?」驚いた袁術が腰を抜かす。
すると、その老人は、袁術に向かって、
「貴様が袁術じゃな!?何じゃ、貴様の無様な姿は!皇帝を名乗っただけでも大変な愚を犯したというのに、あげくの果てがあのザマか!洒落にならんわ!!」
「えぇい、黙れ黙れ!」袁術もその老人を一喝すると、
「わしが自ら国を建てたのは、民を平和にする為じゃ!腐れ漢帝国などでは民を安寧に導く事など永遠にできぬわ!!」
「だまらっしゃい!!貴様はそれ以下ではないか!民に重税を課し、自らは贅沢をしていたくせに、何が民を平和にするじゃ!!冗談も休み休み言わんかい!」
「貴様、さては孫策の小僧の所に居た張昭とかいう老いぼれじゃな!貴様はこれでも付けとれ!」
袁術はそう言うと、自分の持っていたピエロの鼻を張昭の鼻に付けた。
「ぬっ!取れんではないか!おのれ、これでも喰らえぃ!」
そう言うと張昭は、自分の持っていた水鉄砲を袁術に向けて発射した。
「貴様、冷たいではないか!」袁術が吠えると、
「黙れ!苦労も知らん偽皇帝が!」張昭も負けずに喚く。
「むっ!今わしを苦労も知らぬとほざきおったな!わしがどれだけ苦労したかも知らずに!」
「ふん、そう思うのなら、ここまでわしと競争するんじゃ!」
張昭が地図で指さした場所は、会稽山だった。
「貴様がそんなに苦労したのなら、精神力も強かろう。ならばここまでわしと走って競争し、尚且つ勝利するぐらいなら貴様を認めよう」
「望むところじゃ!ただし!一つ条件がある!」
「条件じゃと?」
「うむ。貴様がわしが率いる劇団に入ることじゃ!」
「・・・まあいいじゃろう。ただし、わしも一つ条件がある!」
「一体何じゃ!」
「この競争、わしが勝ったなら、貴様はそのリーダーの座をわしに譲る事じゃ!」
「!!」と、少し驚いた袁術だが、すぐに
「ふん、まあいいじゃろう。もっとも、わしが貴様如きしわがれた年寄りに負けるわけがないがな!」
「わしこそ、貴様の様な宮殿の中でぬくぬくとしてた偽皇帝になぞ負けぬわ!」
呆気に取られて彼らの喧嘩を見ていた紀霊達だったが、その賭けの話が出ると、
「お待ちくだされ陛下!もし負けたらどうするんですか!?」と口々に諌めるが、
「黙らんかい!わしがこんな年寄りに負けるとでも思っとるのか!」
「し、しかし」
「しかしもへちまもなぁーーーい!!これはわしとこの老いぼれの勝負じゃ!お前たちは口出しするな」
「は、はあ。わかりました。」皆が納得した心の裏には、袁術よりも張昭の方がリーダーとして頼りになるのではないか、という期待もあったようだ。
「では、3、2、1、0でスタートじゃ。紀霊!数を数えよ!」
「はい。わかりました。」
「よし」
「3!」
「2!」
「1!」
「0!」その瞬間、袁術と張昭が猛スピードで駆け出していった。
「待って下さいよ2人共ーー!」
あわてて後を追う紀霊達だった。
※張昭(生存確認)
≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【なし】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
&紀霊【ほら貝、トランペット】&左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲】
※会稽に向かっています。
「また天体観測ができるね。甄姚(はーと)」
「ええ袁熙様(はーと)」
雪が降り続きこの近くはきれいな雪化粧がされ、比較的発見されにくい
それだけが唯一の救い、そう麹義は思った
もうすぐ夜か・・・・もう天体観測を楽しむしかないのか・・・・?
でもいいかげん眠たくて限界だぞ・・・私が寝たと思ったからってあんな事しないでくれ、
横でされたら寝れるものも寝れない
(何のことかは皆様想像してください)
「袁熙様せっかく雪が積もっていますので、後で雪だるま作りませんか?」
「うんいいよ。じゃう僕が体やるから頭頼むね甄姚(はーと)」
「いやんっ袁熙様ったらやさしい(うっとり)」
悩む麹義をよそにバカップルぶりを発揮する二人であった
≪天体観測/3名≫
袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
※徐州東部にいるもよう
王平、夏侯覇は定軍山の近くまで来ていた。
王平「よくぞ無事、漢中を抜けれた者ですね、絶対に張魯・張衛あたりがいると思ったのですが。
張衛あたりだと、恨み持った人がいるだろうから、誘えるかと思っていたのですがね。」
夏侯覇「ここが、父が戦死した、定軍山か・・・一時は黄忠・厳顔を恨みはしたが
考えてみれば正々堂々と闘い、死んだのだ、満足しただろうさ父も
あの司馬一族に比べたら・・・未だ生き残っている厳顔なぞどうでもイイ存在だ」
王平「おや、どこからか音楽が聞こえてきますね、誰かがいるのでしょうか?」
≪私怨の友/2名≫
夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾】&王平【???、読めない説明書、竹槍、竹の盾、鉈】
≪ごまっとう/3名≫
呉綱【CD「マッキング Gold 1」】&満寵【CD「T・W・O」】&董昭【CD「Miki 1」】
※王平達は、ごまっとうの音楽に気が付きました。警戒しながら、探している模様です
江夏にいたのは、ぶらり旅の一行や孫翊だけではなかった。
甘寧の懸念通り、太史慈のハンディバズーカの音はかなり遠くまで響いた。
「……戦闘か」
江夏のはずれの民家に腰を落ち着けていた呂蒙も、その音を聞きつけた一人である。
彼一人なら様子を見に行き、呉の仲間が戦っているなら加勢しただろう。
「ここも危ない。そろそろ移動しましょうか」
しかし、彼は部屋の隅で膝を抱える孫魯班に声をかけた。
以前目を離した時に、彼女は何事かに巻き込まれていたらしい。
戦闘力のない女性を抱えて、安易に軽挙妄動するべきではなかった。
「……ん」
軽く頷いて、魯班もごそごそと支度をする。
「次は廬江か…いっそ丹陽まで行きましょう」
「ええ、任せるわ」
二人は民家の戸を潜った。
「ああっ、呂蒙どの!!」
そこを通りかかったのは、淮南から迷走してきた厳oと陸績。
彼らも、太史慈のハンディバズーカの音を聞き、ここからの脱出を図っていたのである。
武器もない非力な彼らが、一度もハンターに出会わずここまで辿り着けたのは、
ひとえにその警戒心の賜物だった。
「ああ良かった、あなたならこの馬鹿げた殺し合いに参加しておらぬでしょう」
「呂蒙どの、それより孫策様が……」
呂蒙は学問にも造詣が深い将として、文官の信頼が厚い。
すっかり警戒心を解いた二人は、これまでの不安を吐き出すように呂蒙に駆け寄った。
「お二方も、さぞご苦労されたろう」
悠長に立ち話をしている場合ではなかったが、呂蒙の顔も綻ぶ。
再び民家に隠れるか、二人を促して江夏から共に脱出するか。
悩んで足を止めたその間隙、孫魯班が厳oの首にロープをかけた。
「ぎゃあっ!な、何を…っ」
「公主!」
文官以上に非力な女の腕である。
絞め殺すまでには至らないが、それでも厳oは苦しんでもがいた。
呂蒙が窘めるように叱責する。
「だって…放送で言ってたじゃない!死亡者が少ないって!
アタシは死にたくないの!殺さなきゃ、このゲームでは生き残れないのよ!!」
陸績が相棒を助けようとして、魯班を拘束しようとする。
身をよじりながら魯班は絶叫した。その目はぎらぎらと光っている。
「………………わかりました」
呂蒙は溜息を吐いた。
「某が必ず定期的に獲物を狩ります。だから彼らは見逃してください」
「本当?」
「はい」
呂蒙が頷くと、魯班は抵抗を止めた。
ゴホゴホと咳をする厳oの背を、陸績がさする。
「聞いた通りだ。共に協力するか好きな所に行くか、各々方の自由だ」
告げる呂蒙を不安に眺め、俯く魯班を怖々見て、二人は首を振った。
呂蒙に目礼して、東の方にとぼとぼと歩き出す。
「では公主。狩りをするなら、人の多い場所まで出なくてはなりませんが」
殺すにしても、呂蒙は呉の人間を殺したくなかった。
「ええ、目指すは北…かしら」
呂蒙の差し出す手を取り、魯班は立ち上がった。
≪やりたくないのに護衛/2名≫
呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣、ロープ】
※再び北上、豫州へ入ります。殺る気。
≪道筋がない奴等/2名≫
厳o【乾パン3か月分】&陸績【非加熱製剤】
※現在地をやっと理解。廬江方面に向かうつもりです。
寒い、寒すぎる、諸葛瑾は寒さに震えながら久しぶりの生まれ故郷を眺めていた。
それもそのはず、徐州地方は辺り一面の銀世界になっていた。
おまけに夜も更けてきてさらに気温が低くなっている。
なんとか暖をとらないとまずいな。
その時彼は奇妙なことに気がついた。
ある場所だけ雪が積もっていないのだ。
不審に思った彼がそこに近づいて見るとそこには小さな泉があった。
しかもそこに溜まっているのはのはなんとお湯だったのだ。
これは・・洛陽の大学で読んだ本に書いてあった温泉というものか?
ちょうどいい。入ってみるか。
@諸葛瑾(入浴中)【???】徐州にいます
「もうすぐ成都だ!」という劉弁の言葉は、そのまま彼の遺言となった。
狙撃銃が彼の頭を撃ち抜いたのだ。
驚き、大口を開けた劉循の口中を、強烈な矢が貫く。
走り出せたのは劉協と劉焉だけだった。
劉璋は腰を抜かし、劉表は立ちつくし、劉淵は震える手でボウガンを構えたが、あまりの震えで照準どころではない。
その動作がまた殺人者の殺意を向けた。
再び狙撃銃が火を噴く。折角の武器も使えず、劉淵は倒れる。
「趙統!深追いはするな!ここの奴らを殺すことに集中しろ!」
返事の代わりに劉表に矢が立つ。
「ふん、、、あとはこいつか」虞翻は言うと、ゆっくりと劉璋に接近した。
「い……いのちだけは」「無駄だ」
虞翻のメスが劉璋の喉を裂く……
「アイテムを持っているのは2人か。・・・追えば良かったかな?」
虞翻の声が遠ざかっていくのを聞きながら、劉表は必死に死んだふりをしていた。
趙統の矢は、『食べられる野草図鑑』に妨げられ体には届かなかった。
虞翻がもう少し注意を配っていれば、血の匂いで気付いただろう。
しかし、他の二人の血の匂いと、逃げた二人への警戒から、幸いにも助かった。
「九死に一生か。自分がやるとなると、嫌なものだ」劉表は一人呟いた。
【劉淵、劉璋、劉弁 死亡確認】
《劉家の人々/7人》
↓
《劉家の人々/2人》
劉協【花火セット】&劉焉(20歳ぐらい)【銅鑼 斧槍(劉璋)】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃、ディフェンダー45口径、ボウガン×30】&趙統【折り畳み式の槍、弓、矢12本、麻酔銃、青紅の剣???(たぶん武器)】
※虞翻は益州で蜀陣営の殺害を狙います。
※劉表ピンユニット化
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】
エストックは虞翻が棄てたのを拾いました。
荊州の空は綺麗な夕焼けと、少しづつ広がる藍色の闇に包まれていた。
そんな静かな夕暮れの中、突如前方に閃光が走った。
そして、数秒置いて爆発の轟音が辺りを包み込む。
趙範「ものすごい爆発ですね・・・」
韓玄「じゃが、ここから距離はある。この様子なら左程問題ないじゃろ」
金旋「後はこっちに来ないのを祈るのみ、ってか。結局運任せか」
韓玄「ならば何か?おぬしはあれと真正面から戦って勝てると?」
金旋「いや、冗談だよ。まったく頭が固いんだからなあ」
趙範「二人とも、言い争ってる場合ではないでしょう。
それよりも少し急がないと日が暮れてしまいますよ」
金旋「そうだったな。俺も早く休みたいし急ごうぜ」
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
※武陵へ移動中
ヒューヒューと劉循の首から、空気の漏れる音が聞こえる
口の中が矢を貫いたとはいえ、即死にはならなかったらしい
だが血は止まらない・・・ああこのまま死ぬのかと劉循は思った
そんなのいやだ!死にたくない!!!そう願うものの血は止まらない
そして劉循は意識を失った
劉循は夢を見た
よく分からない世界に移動して、殺し合いをする事になって
だけど自分は死にたくなく、同じ劉家の血筋の人を仲間として組んだが
まず劉弁が何かにやられて頭に穴があき、それを見て驚き開けた口に向かって何かが飛び込みそのまま死ぬ
そしてそこで目が覚めた。劉循の体はぐしょぐしょに濡れていた。
劉循「夢か・・・良かった・・・・」
そう呟いた劉循の首に激痛が走る。痛い、さっき夢で刺さった場所、夢じゃないのか?
ならなんで生きている?他のみんなは?ここは何処?
さまざまな疑問と激痛が劉循を襲う。
???「ほっほっほ、やっと起きたか小僧」
劉循は謎の声のした方を向いた、そこには一人の老人が立っていた。老人は言う
???「わしは華ダというしがない医者じゃ、道を歩いていたら人の骸があってなぁ弔ってやろうと思えば
口から矢をはやしてまだ生きている者がいるではないか、駄目元で治療をしてみたが成功したようじゃ運が良かったのう」
劉循(やはり、他のみんなは死んだのか・・・)
華ダ「傷が完治するまでここにおるが良い、ここはしばらくは安全のはずじゃ」
華ダ(初登場)
チーム結成≪医者と患者≫
劉循(怪我)【なし】&華ダ【手術器具、薬草】
※劉循の怪我が完治するまで待機です。どうやらどこかの民家にいる模様です。
北上を続ける袁紹。かすかに大地が白く染まってきていた。
「雪か・・・このあたりでうっすらときているとは多少予想外だったな。この分だと
ギョウ近辺は、白い草原になっていそうだな。」
白い息を吐きながら、ふと、自軍が曹操との戦の火蓋を切った近辺を過ぎたことに気づいた。
「いつのまにか白馬城を過ぎていたか・・・よし、ここらあたりに立てておくか・・」
袁紹は深々と板を立てた。
「我に付き従う者たち・・・そしてこの世界に反発する者たちよ・・・・
ギョウにて再会できること、祈っておるぞ!」
@袁紹【なし】
※集結を祈りつつ、ギョウをめざし北へ移動中。
「張宝よくわしら生きてるな〜」
「あっさり兄者が逝っちゃったけど驚いたね〜」
「そんな事話している間に岩があるけどどうしよう」
目の前に大きな岩がある、とても動かせそうにないしここを通らないと拠点だった城にいけない
「決まってじゃないか私の新しい妖術おもいしれ〜!!ふむぅぅぅぅぅぅぅっくらえ〜岩っころ〜」
「止めれ張宝・・・・お前がやるとろくな事が・・・・」
すごごごごごごごご・・・・・
そこで言葉が途切れた、なぜなら岩が盛り上がり事もあろうに人型になり、
しかも私たちを追い抜かしどっかへ走って行ったからだ。
「てへっ(ハート)大失敗。」
「馬鹿か貴様ぁぁぁぁぁぁ!!」
「まぁいいじゃんかこれでこの道行けるよ〜」
「・・・・・・・・・・・」
≪??/2名≫
張宝【??】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
※青州付近の道にいるもよう、ゴーレムは西に
おめーナイフはどうした?」
「あ、失敗失敗。」
黄叙は落としたナイフを拾った!
≪二代目ジミー君/2名≫
黄叙【???×2 サバイバルナイフ】&趙月【??? MP5】
※今の所殺意はありません。
≪馬騰’s バンド/4名≫
馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
&馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
※歌ってます。
「すぐに江夏を出発したのは正解でしたね」
ここは三国志の時代で言う、「山越」の地域。関平は一息ついている甘寧に言った。
「…ちげえねえ。あの辺は俺らとお前ら、曹操軍、劉表軍の4派閥が集まる可能性があったしな。ま、ここらで一休憩しとくか」
甘寧の言うとおり、呉の統治区域の末端であるこの辺りは、岩山が多く人の気配すらしない。
「…あ!あれ温泉じゃない?しかも大きいわ〜」
「お・ん・せ・ん?」
温泉を見てはしゃぐ大喬を見て、男全人(太史慈除く)の動きが固まった。
「私温泉昔から大好きなの〜。…でもあなた達、のぞくんじゃないわよ。太史慈、よろしくね」
太史慈に命じて3人を見張らせると、大喬はさっさと岩陰の温泉に入る。
「ん〜、生き返るわ〜」
そんな声が響けば、黙ってられないのは甘寧と関索だった。
「なあ太史慈…」
「駄目だ」
「太史慈さん、ちょっとだけ…」
「駄目だ!」
「ちょっとでいいっすから…」
「索、…必死だな」
と、関平。
「拙者は武士としてここは通せん!」
「…ちぇっ…くそ真面目野郎が…」
この甘寧の一言で、また太史慈と甘寧で一悶着起こりそうだった。すぐに仲直りするので見慣れた光景ではあるのだが。
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平[左腕かすり傷]【AK47、釘バット】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水、救急箱】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×9、手製の木刀】
※現在、山越地区。まわりに人は居ないようです。
「はぁっ…はぁっ…手強い相手じゃったな…」
ようやく倒した呂範の古錠刀を品定めしつつ、柳隠はその場を去ろうとした。
だが突然、柳隠の動きが止まる。孫峻が上流から流れてきたのであった。
「誰じゃ?とりあえず助けてやるか…」
「誰あんた?……ふーん、でもあんたなんか知らない」
一時間後、孫峻は再び下流に流れていった。柳隠に川へ蹴落とされたのである。
「まったく…これだから嫌なんじゃ」
柳隠は蜀末期の将。鐘会率いる征蜀軍と戦い、劉禅が降伏するまで魏軍を蹴散らして城を守りきった、なかなかの名将である。
しかもその時には齢七十余歳。黄忠にも活躍はともかく、置いてなお盛ん、という部分では劣らない老将だった。
「なのにそんな儂を説明しても知らんとはな…」
名前を聞かれて説明した挙げ句、これである。
一方、孫峻を下流で見つけた人物が居た。韓当義公。呉将だ。
「なんだありゃ…放っておくか」
哀れ孫峻。まだまだ流れることとなった。
【呂範 死亡確認】(初登場)
@柳隠【ショットガン、古錠刀】(初登場)
@韓当【スタンガン】(初登場)
@孫峻[漂流・気絶]【なし】
※韓当は北上。孫峻は
>>420まで動きがなければ死亡。
汝南の東の方の小さな古城──
いきなりだがピンチだ。私は城にあった縄で手を後ろに縛られている。
隣には同じ状況の小喬がいる。さっきから「ごめんなさい。」と私に謝っているが、はっきり言ってそれどころではない。
部屋の入り口には男がひとり剣を片手に見張っている。
小喬は10回目の「ごめんなさい」を言い、私は8回目のため息をついた。
あとから聞いた話だが、ことのいきさつはこうだ。
見張りをしていた小喬が、城に近づく2人の男の姿を確認した。
我々から「人をみたら警戒しろ」との言葉どおり警戒してたらしいが、
1人はぐったりしており、1人がそれを支えながらやっと歩いてきたようだ。
そして1人が城に近づき小喬に「2人で旅をしていたものだが、相方が病気にかかってしまったみたいだ。
少しでいいから休ませてくれ。」と言ってきた。これは大変だと思った小喬は2人近づき、
ぐったりしている1人を支えようとした。だが、近づいた瞬間ぐったりしていた人が急に起き上がり、
隠し持っていた剣で小喬を脅した。「おい、城の中を案内しろ。そうすれば殺さないでおいてやる。」
仕方なく小喬は従い城を案内した。その時食事を作っていたわたしだが、脅されている小喬を見て彼らに従わざるを得ず、
2人そろって縛られ城の1室に封じ込められたのだ。もちろん武器も取り上げられてしまった。
1人は我々の見張り、1人は城の食料を漁っているところだった。
我々を見張っている者が大声を出す。「陳就、食料はあったか?」
陳就が答える。「黄祖よ、あったぞ。たんm」タンターン・・・・
彼の声は銃声で遮られた。貂蝉だ。私は彼女の無事にとりあえずは安心した。
貂蝉は銃とやらの練習中でその場にはいなく、この城に私と小喬しかいないことにしてあったのだ。
「おいどうした。陳就?」黄祖が聞く。しかし返答は無い。
黄祖は小喬を引き起こすと、城に入ってきたのと同じように首筋に剣を当て、部屋を出て行った。
あたしがあの黄祖とかっていう悪い奴に引っ張られて城の貯蔵庫の方に行くと、
床でもう1人の陳就っていう男が心臓に出来た穴から血を流して死んでいたんだ。
あたしはそれを見てびっくりしたんだけど、黄祖もびっくりして怒鳴った。
「おい、出て来い。さもなくばこの女が死ぬことになるぞ。」
良くあるパターンだと「あたしに構わず逃げて!!」とかいうんだろうけど、
いろいろあって頭がパニクッちゃってそれどころじゃなかったんだよ。
それはそうと、それを聞いて1つだけ銃を手にした貂蝉が出てきちゃったんだよ。そしたら黄祖の奴が、
「ちっ、女かよ。・・・とりあえずその持っている武器をこっちに寄こすんだ。」と言ったんだ。
「わかったわ、今これをわたすから、そしたら彼女を離して。」
「ごたくはいいから、さっさと渡すんだよ。」
貂蝉は銃を床に置き、黄祖の方へすべらせて渡したんだ。黄祖は「よし。」というと、
あたしを手から離して自分のところに滑ってきた銃をしゃがんでとろうとしたんだ。でもそこでまた銃声がしたんだ。
びっくりして黄祖を見ると頭から血をながし背中から床に倒れるところだった。
そうなんだ。二丁拳銃のうち黄祖にわたしたのは片方だけだったんだ。
それにもびっくりしたんだけど、貂蝉は割と冷静だったことにもびっくりだよ。
「・・・練習しといてよかったです。ところで祝融さんはどこへ?」
なんていうんだからさ。何はともあれ3人とも無事でよかったね。
祝融が剣の柄の方で殴られてたんこぶできたぐらいでさ。
でも、この城から出て行かなくちゃならなくなっちゃたんだ。
さすがに悪い人が来るようになったからね。
あと、2人に怒られちゃった。特に祝融に。まあ、あたしのせいだからしょうがないけどね。
【陳就、黄祖 死亡確認】(初登場)
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】
&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
&祝融【備前長船、十字手裏剣】
※呉へと向います。
荒れ狂う暴雨風もいつかは収まるように、時間は人の心も次第に落ち着かせる。
ゲーム開始が告げられてから二日。直感でこのゲームの理を理解できなかった者たちでも、漸くそれを
理解し始めていた。
そして、その思考の冷却期間は、参加者を半ば強制的に二つの集団に振り分ける。
即ち「積極的に『お上』の意向に沿おうとする者」と「敢えてゲームの大原則に背を向ける者」である。
未だ人口密度の高い危険区域・洛陽周辺に留まる者はまず前者であり、韓暹、李楽といった面々も
その集団に属する。
「ここまでの激闘で分かったことは、このゲームは要するに奪い合いってことだ。命も武器も奪った者
勝ちだ。こりゃあ、賊のオレらにはうってつけのゲームじゃねえか?」
「激闘って……。オレらまだ一回も敵と遭遇してねーじゃん。それに自分で賊って言うなよ……」
知った風にゲームについて語る韓暹に、李楽の鋭いツッコミが入る。それにボケで応じる機転を持ち
合わせていない韓暹は、李楽に恨みがましい視線を送った。
「それにしても獲物に会わねえな。他に何処か人の集まりそうなところってねーのか?」
相変わらず粘着質な視線を向けてくる韓暹を捨て置いて、李楽が話を進める。
「それはやっぱ中原だろ。もうちょっと粘ってみようぜ」
「ゲームに乗り気じゃない連中は争乱を避けて荊州辺りに疎開している可能性があるな。殺る気マンマン
のヤツらと潰し合うより、そういうビビりから狩っていく方が効率的かもしれんぜ?」
「それも一理あるな。どうする祖郎? 荊州にでも行ってみっか?」
「そうしてみるか。このままじゃ埒があかねーし」
まるっきりシカトされた韓暹は、反対意見を提案した于毒に燃えるような視線を飛ばしたが、そんな
彼を置き去りに三人はさっさと身支度を整えていた。
≪賊将連合/4名≫
韓暹【ティッシュ3箱】&李楽【鞭】&于毒【斬馬刀】&祖郎【鉄球X10】(全員初登場)
※チーム方針は強きを避けて弱きを挫く。荊州方面に南下します。
わしは禰衡、このゲームで大望あるから乗る事にした
1、大ドキュソ軍団を倒す(主催者)
2、調子に乗ってる最中の小ドキュソ軍団を倒す(董卓)
ちなみにアイテムは「携帯地雷20個」威力は足が一本飛ぶ程度なのじゃ。
まぁまぁ良いそれにしても孔融を見ないどこ行ったんだあいつ?
わしがいないと「子曰く、『義を見てせざるは勇なきなり』」等と言って突撃してすぐ死ぬぞ
そんな剛直な所がいいのじゃが。
【禰衡、孔融生存確認】
@禰衡【携帯地雷20個】
※洛陽周辺の森の木の上
@孔融【??】
「こんな物使ってどうしろと言うんでしょう…」
陳泰が、はぁぁ、とため息をつく。
長安南部。そこには魏将つながりで手を組んだ、王双、陳泰、[赤β]昭、朱讃の4人が居た。
「がーっ!!何だよ、これ!」
彼らの支給武器は比較的当たりと言えた。王双は名刀の正宗。[赤β]昭はマシンガンのFA−MAS。朱讃は防弾スーツ。
だが…陳泰のそれは違った。
「魔法のランプ?有名武将の髪の毛を20本捧げなさい?」
「しかも何だよ!最低でも武力か知力か政治力90以上(コーエイ基準)って…その髪の毛の質によって違った数の願いを叶えようって…」
「うさんくさいな」
[赤β]昭と朱讃、王双が呆れたような声を出す。
「まあまあ、皆さん、取りあえず猛将か名参謀か名宰相の髪の毛を20本ランプに入れろって事ですよね?」
「そうだろな。まあ、やってみる価値はありそうだ」
試しに4人全員が髪の毛を入れてみたが…ランプが反応したのは一本だけだった。
「俺かよ!?」
「王双って猛将だったんだね…」
「名参謀か…そういえばさっき長安に程c居たよなあ…」
「「「それだ!」」」
より優秀な人物の髪の毛を求める。彼らの前途は多難であった。
陳泰(典韋からはもらえないよなぁ…ハゲだし)
≪陳泰と魔法のランプ/4名≫(初登場)
陳泰【魔法のランプ(残り19本)】&王双【正宗】&[赤β]昭【FA−MAS】&朱讃【防弾スーツ】
※優秀な武将の髪の毛を狙います。ただし、最初は無理して戦う事はしません。
@程c【???】(初登場)
「くそ。なかなか、獲物がいないなあ・・」
「おっ!あれなんかどうだ?李豊」
「ビンゴ!いこう!」
李豊・楽就,そして張勲は,北へ向かい歩いている男を発見すると、
一斉に駆け寄った。
陳琳が、彼らの足音に気づいたときは、すっかり取り囲まれた。
「ど、どうするつもりだ」
青ざめる陳琳。
「さあ?お前が、想像してるとおりの事じゃないか?」
不気味な笑みをうかべる楽就。
「じゃあねー、爺さん」
そう言うと、李豊は手にもっている銃を陳琳に向けた。
「やめな、李豊。見たところ老人じゃないか。3人で
おそいかかるなんて卑怯だろう?それでも男か?爺さん、さあ、どっか行きな」
張勲は囲みを解いて陳琳に道を開ける。
陳琳は、その張勲の横をすりぬけ一目散に逃げ出したのだった。
あっけにとられる李豊。突然と我に帰り、
「おい!何てことしやがる!せっかくの獲物が逃げちまうじゃねえか、馬鹿野郎!」
と張勲につかみかかった。
「あせるなよ。あんなヨボヨボをただ殺してもつまらんだろう?」
そのことばを聞き、張勲の意を得た楽就。しかし李豊は
「だからって逃がすことねぇだろうがよ!」
と、さらに激怒する。
その姿を見て楽就が飽きれたように言った。
「わからんのか?李豊。ハンティングだよ、ハ・ン・ティ・ン・グ」
「・・・・!」
ようやく理解した李豊は、掴んでいた張勲の服を綺麗に整え
「はははは。さすが張勲。いや、俺もそうしようかとは思ってたんだが。」
などとバツのわるそうに言った。
「そう思ってたならアレはお前にやる!とっとと追っかけな。
ほんとに逃がしちまうだろう!」
張勲が声を張り上げると
「ま、まかせときな、必ずしとめてくるぜ。」
と言い、李豊は陳琳の追跡を始めた。
「しとめた後、奴の武器を回収すんのを忘れんなよ!李豊」
楽就の言葉に、李豊は走りながら、片手を上げ答えた。
「はぁはぁ・・あいつらの目。このまま素直に逃がしてくれるとは
到底思えん。」
陳琳が必死に駆けていると、突然、パーン!という音とともに、
足元の土が舞った。
「くそ!やはりな!」
後ろから銃を片手に迫る李豊。その銃が火を吹く度に、
陳琳の周りの土が煙を上げる。その土煙は徐々に陳琳の
体に近づいていた。そして遂に・・・・
「ぐあっ!!」
陳琳の左のモモから鮮血が飛び散った。倒れこむ陳琳。
「ヒット♪」
陽気な声をあげ、李豊は陳琳に近づいた。
「爺さん。なかなか足速いねぇ〜。随分あいつらから離れちまったよ」
そう言いながら、引き金を引く。今度は、弾は右足を捕らえる。
「ぎぃぃ・・・・お、おまえは、こんな事をして楽しいのか?」
もはや動けなくなった陳琳が怒声をあげる。
「やぼなこと聞くなよ〜、楽しいに決まってだろうがぁ」
またもや引き金を引く。右肩が小さな穴が開く。
ニヤついた顔の李豊は、陳琳につかつかと歩み寄る。
そして陳琳のバックに手をかけた。
「さーて、なにがはいってるのかなぁ♪・・・・ん?
なんだこりゃ?《最高級お習字セット》だと?なめてんのか!」
その李豊に向かい陳琳は
「ザ・・ザンネンだったな・・・はぁはぁ・・その墨でお前の顔を塗りつぶしてやろうか?
すこしは見られる顔になるぞ。」
それを聞き、カッとなった李豊。
パーン、パーン・・・
銃声と共に陳琳の腹に鉄の塊が埋った。
「笑えねぇんだよ!じじいが。」
最後にお習字セットを、血に濡れる陳琳の腹めがけ叩き付けた。
「とどめは刺さねぇ。俺を馬鹿にしたことの報いだ!
苦しみもがいて、あの世にイキな。あばよ!老いぼれ!」
そう言い放つと李豊は仲間のところに戻っていった。
@陳琳(瀕死の重傷)【最高級お習字セット 半紙2枚】
《ならず者のガンマン達/3人》
張勲【44マグナム】&李豊【ワルサーP5】&楽就【コルトパイソン】
※ゲームを楽しんでます。
典韋はとりあえず隠れて相手の支給されたアイテムが何かを見ていた。
しばらくして相手が鞄から戟を取り出したので、アイテムが戟ということがわかった。
他に武器はなさそうなので、戦うことを決めた。
「俺の武器は刀だ。いざ勝負」
「ちっ、やるしかないのか」
二人がそう言い、緊迫した空気が流れた。
しばらく二人とも動かずにいたが、蔡瑁がプレッシャーに負けて先に動いた。
武器と武器とがぶつかりあい、典韋は勝ちを確信した。
三回武器がぶつかりあったところで蔡瑁が武器を落とした。
「その首もらったぁぁぁぁー」
典韋が言い終わらないうちに、蔡瑁の身体は2つになった。
典韋は蔡瑁と戦い、切ったときに、張繍たちと戦い死んだことを思い出した。
相手としては不足だったが、典韋は戦場の感覚を取り戻していた。
そして、自分が殿と仰いだ人を再び護ってみたくなった。
夏侯惇に借りがあるが、それを返すのはまだあとでいい。ヤツはそう簡単には死なない。典韋はそう思った。
【蔡瑁死亡確認】
@典韋【レーダー(三段階にマップの大きさを換えれます)、アサルトライフル、コルトガバメント、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】
※曹操と会うため許昌へ行きます。
曹沖と夏侯栄。2人は許昌を探索しつつ、曹操の姿を探していた。
「殿、居ないな。親父とかと一緒にいるのか?」
「…城内に居るという可能性もあるのですが…。罠の一つも仕掛けられていそうで危険なんですよね…」
そんな時だった。彼らの後ろに「危機」が迫ってきたのは。
「コ…ロス!コロス!」
いきなり斬りかかってきたのは何かに取り憑かれた形相の成廉だった。妖刀村正を手に、夏侯栄に斬りかかる。
「やばいっ!!」
夏侯栄もさるもの、とっさに龍牙棍でなんとかそれを受ける。だが数合もしない内に、優劣は明らかになった。
一方は実戦経験も豊富、しかも業物まで持った将。もう一方は才能と実力は確かだが、実戦経験が少ない将。
「…夏侯栄、逃げるんだ!」
そんな戦力差を一瞬で察した曹沖は、夏侯栄が離れたのを確認して一本の試験管を投げつけた。
成廉は恐ろしい速度でそれを切り裂くが、それが曹沖の狙いだった。
「グォァアアアアア…!!!」
シュワァァァ…という発泡音とともに、白い煙が上がる。曹沖が投げたのは大量に揃えられた薬品セットのうちの一つ、濃硫酸だったのだ。
「アツイ!…アツイ!!」
刀は僅かな量しか硫酸がかかっていなかったものの、成廉は大きなダメージを負ったようだった。
「はぁ…はぁ…何なんだよあいつ!」
「何とかまいたようですね。…この辺り、定陶の辺りでしょうか」
許昌から逃げまくった2人。東にはうっすらと雪を被った山々が見える。丘陵地帯の定陶からは、それがよく見えた。
「どうしましょうか。陳留か[言焦]の方に行ってみますか?」
「[言焦]の方がいいかもな。知り合いも沢山いそうだ。信用できるかは別だけどな」
≪2人の天才児/2名≫
曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍】
※[言焦]に向かうようです。
@成廉[マーダーモード・火傷]【薙刀「損傷大」 妖刀村正】
※許昌から南西方面へ。
「あれは一体なんだ・・・・?」
少し水が飲みたくなり少し徐州から離れ川に来てみれば、
孫峻(
>>393)を発見した麹義。あわれなので取りあえず救う事にした。
愚痴を聞いてくれるかも知れない・・・そんな事を思いつつ
「誰あんた?……そんなこと気にするな?まぁいいや・・・・あんた哀れだね・・・・」
しばらく愚痴を聞いてもらいすっきりした麹義、その時後ろから突然音が聞こえてきた
がんがんがんがんがん・・・・
「なんだこれは!?」
「なんかやばそうだから私はにげる、それじゃあ愚痴聞いてくれてありがとう」
「おっさん待ってくれぇぇぇぇぇ置いてくなぁぁ」
かなり体力を消耗していたせいか思うようにうごけない孫峻
数分後孫峻は再び下流に流れていった。ゴーレムに吹き飛ばされて
≪天体観測/3名≫
袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
※徐州東部にいるもよう、麹義は少し離れてます
@孫峻[漂流・気絶]【なし】
※孫峻は
>>440まで動きがなければ死亡。
「おい、大丈夫か?」
「げほっゲホッ・・・どうも、助かりました。あなた方は?」
ここは赤壁。孫峻はまたも助けられたのだった。
「俺は[イ専][丹≡]。こっちは馬良だ」
「はぁ・・・(フトウって・・・苦しい名前入力だな)すみません、この河から引き上げてもらえませんか?」
「ああ、いいだろ・・・・」「いかん馬良!敵襲だ!」「何!?いかん、退くぞ!」
「え?うわわわ・・・ガボカボカボ・・・・」
手を離されたせいで、孫峻はこうしてまたも下流へ流れていく事になった。
(流れ流〜れていつか〜消えゆくとしても〜)
まさにそんな感じである。
「くそっ!奴ら何処へ行った?」
こちらは標準より小振りのスティンガーを背負った呂翔。殺る気まんまんである。彼は孫峻に気付く事もなく、この場から去っていった。
≪フトウとバリョウ/2名≫
馬良【デリンジャー】&[イ専][丹≡](フトウ)【弓(矢×20)】
※蜀方面に逃げました。
@呂翔【スティンガー(小型)】
※無差別攻撃をします。赤壁から北上。
@孫峻[漂流]【なし】
※
>>450まで動きがなければ死亡。
ああ、俺はどこに流れていくんだろう・・・・。
最初は変な男に突き落とされたんだった。
その後呉っぽい武将には見向きもされず・・・。
赤壁ではまた助けられ損ねて・・・。
徐州じゃ愚痴聞かされた末に変な物に吹き飛ばされて・・・。
今俺は、長江の河口にいる。もちろん流されて。
確かこの辺りの海流は北に向かってたはず・・・。
と言うことは俺は徐州の海岸沿いに北に流されるのか・・・。
@孫峻[漂流]【なし】
※
>>450まで動きがなければ死亡。海を北に流されてます。
「きゃあああ!?」
ここは山越温泉。太史慈と甘寧が通す通さないの問答をしていたその時、大喬の悲鳴が響き渡った。
「むむっ!?」「行くぜ関索!!」「はい、甘寧さん!!」
「…えーっと。あの…」
太史慈を振り切り、高速で走り出す甘寧と付いていく関索。太史慈も申し訳なさそうにそれを追いかける。
関平は一人取り残され、とりあえず周囲を確認しつつ追う事にした。
「大丈夫か?大喬!?」「大喬さん!?」
と、甘寧。敵の気配がもう無いのを知ってか、目は少し笑っている。関索は真面目顔であったが。
「わぁ〜ん、関索〜!」
「うわ、ちょっちょっと大喬…さん」
いきなり涙目で抱きつく大喬と、バスタオル状の布一枚しか巻いていない大喬の姿に面と向かい、目のやり場に困る関索。そこにようやく太史慈が到着した。
「姫、お怪我は!?」
「誰かが…武器持った誰かがそこからのぞいてたのよ…」
大喬が指し示す「そこ」は岩山の高台だった。
「…みなさん、ご無事で…って索!?」
「お、関平も来たか。なーんか、敵が居るらしいんだ。おい、早い所出発しようぜ」
と、そう言ったのは甘寧。もっとも、視線は大喬の方へいったままなのだが。
「…あっ!?ちょっと、私ったらっ!?」
ようやく自分の姿に気付いたのか、大喬が恥ずかしそうに服の所に駆け寄った。
「…我々は一旦離れるぞ。ほら、甘寧!!」
太史慈が3人を連れて戻り、しばらくして5人は山越を出発した。
「おし、目指すは桂陽だ!」
一方、甘寧一行が桂陽に到着した頃。
「あー、いいもの見たなぁ。いや、ラッキーラッキー」
…孫翊はそう言って北に向かった。
「ここが桂陽か…人はいませんね」
「大丈夫だ。拙者も見て来たが…無人のようだ」
「関索…さっきはごめんね」
「いやいや、俺は別に…」
「なーに2人して恥らってんだ!?おら、行くぞ!」
そん会話をしながら、5人は城内で休憩する事にした。
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平[左腕かすり傷]【AK47、釘バット】&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】
&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水、救急箱】&太史慈【ハンディバズーカ、弾×9、手製の木刀】
※桂陽で一時待機。
@孫翊【眉尖鋼刀】
※甘寧達からは離れて北上。
赤壁にて・・・
「ふぅ〜ようやく着いたぜ。ここが赤壁か〜。おっ、ホントに赤い字で書いてやがる!すげぇな!!」
軻比能はるるぶを片手に興奮していた。
が、心の中には小さな罪悪感があった・・・
(命の危機だったとはいえ、あの男には悪い事したな〜。相当苦しんでたし・・・。可哀想だから・・・とどめ刺しにいったげなきゃ・・・)
鮮卑族の考えることはわからない・・・
◎軻比能【るるぶ、サバイバルナイフ】
※孫峻を見つけ次第、とどめを刺そうとしています。
別にガイキチなわけじゃないんで注意!
いい気分で温泉につかっていた諸葛瑾は突然自分の荷物が無くなっている事に気がついた。
しかも、服まで。
諸葛瑾が途方にくれているころ、夏侯淵は諸葛瑾の荷物を持って南に向かっていた。
あまりたいしたものではないが、無いよりはましか・・・
@夏侯淵【強力人工降雪機 催涙スプレー】徐州から南に移動
@諸葛瑾(全裸)【なし】 しかたがないので徐州の温泉にいます
夏侯惇は許昌から南東部に移動していた。そこで二つの人影を発見した。
「・・・・陳琳」
「そ・・・その声は・・夏侯惇殿か・・・」
陳琳は静かに語りかけてくる夏侯惇に対し、僅かに顔あげて声を絞り出した。
「あの男にやられたのか・・」
豆粒ほどの大きさにしか見えなくなっていた男の背に目線を向け、
陳琳に問いただすでもなく、独り言のように呟く夏侯惇。
「やはり・・・力なき・・者が・・生き残れる・・・ところでは・・・ないな・・
今一度・・殿に・・袁紹様にお仕え・・し、お力になろうと考えていたが・・・ぐふっ!」
孟徳ではなく、袁紹にか・・・・あの孟徳に一度仕えておきながら、これほどの男が、
なおも袁紹に心を置くとは。あの優柔不断男にも、それなりのモノはあったということか・・・
考えをめぐらす夏侯惇の前で、痛みに苦しむ陳琳がいた。
「・・・・楽になりたいか?」
その言葉にそっと目を閉じ、
「頼む・・・」
とおだやかに言った。
その瞬間、夏侯惇は陳琳の胴と首を切り離し刀を鞘に収めた。
しばし、その場に立ち尽くした後、
夏侯惇は、すでに目視できなくなっていた男の追跡を開始した。
陳琳の敵討ちの為?孟徳への手助け?自分が殺戮をしたいが為?
いや、それらの感情のいずれでもないかもしれない。
なぜかと問われれば、答えることができなかっただろう。
とにかく何かが夏侯惇を動かした。
「ようやくもどってきやがった」
楽就は、李豊の姿を目に捉えた。
「エモノはきっちり仕留めたのか?」
叫ぶ張勲。
「ああー。ばっちりよ。しかし、ろくな物もってなかったぜ」
収穫はなしだ、とアピールするように李豊は肩をすくめた。
「まあ、次のエモノを探しに行こうぜ!ハンティングだ、ハンティング!」
意気揚揚と李豊は言った。その姿を見て呆れ顔の張勲と楽就。
その二人の顔が突如ひきしまった。
「・・・!!李豊。お前武器の変わりに厄介なモノもってきやがったな!」
楽就の言葉に後ろを振り返る李豊。
「はっ?・・・・・・げっ!夏侯惇!」
銃を構えようとした李豊だったが、瞬く間に距離を縮められ、
あっという間に夏侯惇の刃の餌食となった。
李豊の体を切り裂いたときだった。距離にして10数m先にいる、
二人の殺気が異様に高まったのは。
またか!」
夏侯惇は叫びながら警戒心を高めた。
そのとき、ふと、夏侯惇は自ら右手に握られた両刃の刀が目に入った。
「・・・なるほど、そういうことだったのか!」
今までの疑問がすべてとけた。
「この刀か・・・どういう仕組みかわからんが、おれが抜刀したときに
相対する者の殺気が、異常に膨れ上がる仕組みになっているわけか。
それが俺の感覚をも狂わしていたのか。」
ようやく心のもやがとれた夏侯惇にむけ、二つの銃口が火を吹く。
すばやく身を翻す夏侯惇。間髪いれず、放たれ続ける楽就と張勲の銃。
その的確な、隙のない射撃に、夏侯惇は距離をなかなか詰められずにいた。
そのうちの一発が夏侯惇の腰にある鞘を結びつける紐をかすめ、鞘を弾き飛ばした。
「・・・くっ!どうやら、武も水増しされるということか!
やっかいなものを支給してくれたものだ。」
そう言いながらも、その一発以外の銃弾を全て、寸でのところで見切りかわしつづけていた。
そんな夏侯惇にも、刀の仕組みのすべては見切れていなかった。抜刀している間、
殺気をふくれあがらせ、かつ、武を水増しさせるのは確かだった。しかし、それは
相対している相手にだけではなく、抜刀時間が長ければ、周辺にいる者にも影響を
与えるモノであるということを・・・・。
【陳琳 李豊 死亡確認】
《ならず者のガンマン達/3人》→《ならず者のガンマン達/2人》張勲【44マグナム】楽就【コルトパイソン】
@夏侯惇【諸刃の刀(殺意発生装置付)弓】
vs
《ならず者のガンマン達/2人》張勲【44マグナム】楽就【コルトパイソン】
※刀の影響が周辺にいる者に波及しはじめています。殺気を高めさせ
ゲームに乗らせる性質があるようです。
江州。
蒋[王宛]は、説明書にあった通りに支給品…ノートパソコンとプリンターセットをいじっていた。
飲み込みはどうやら早いようである。
そんな彼に、後ろから警棒を突きつける男がいた。
「誰ですかな?」
蒋[王宛]は動じない。むしろ、笑っているようだった。
「俺は郭循!貴様の命もらったぁぁ!!」
「ふふふ…その前にこれをご覧なさい、郭循殿」
そう言って蒋[王宛]はプリンターを指し示す。そこからはこんな文章が出てきていた。
{お前は もう 死んでいる}
「ふ、ふ、ふざけるなぁぁ!!」
いきりたった郭循の警棒が蒋[王宛]の頭を砕く…ことは無かった。
突然、小さな、連続した銃声。それに貫かれた郭循は訳も分からぬまま、死に絶えた。
「馬忠殿、もういいですよ」
そう言われて藪から出てきたのは、M−16アサルトライフルを携えた馬忠だった。
「ふう。…さて、蒋[王宛]殿、そろそろ出立しましょうか」
「そうですね」
彼らが何を考えているのかはわからない。ただ、「お上」とやらが気にくわないのははっきりわかっていた。
【郭循 死亡確認】
《2代目丞相とその同朋/2人》
蒋[王宛]【ノートパソコン&プリンター】&馬忠【M−16アサルトライフル、警棒】
※何を計画しているか不明。東に向かいました。
「……結局、ネタにならなかった。」
「はい?」
「何でもないわ。」
「劉氏さん、おそいですね……」
二人は[業Β]の城に視線を戻した。
その頃劉氏は……
「何ザマショ?」
自分の部屋に置いてあったスタンプの前で首を捻っていた。
「こんな変な物とっとと捨てるザマス。」
≪奥様ズ/2名≫
魯育【なし】王美人【消火器】
※[業Β]付近の茂みに隠れてます。
@劉氏【??? グロック17】
※[業Β]を捜索中
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ7)】
※スタンプ捜索中
城ってのは見た目以上に広く感じる。
思っていたよりもだいぶ時間がかかってしまった。
くそ、こんなところでもたもたしている暇なんぞ無いと言うのに。
結局、城内のほぼ全てを探索したがそれらしいものは見当たらなかった。
残る場所はこの部屋くらいしかありえない。
いや、そもそもここには無いのかもしれない。
不安はあったが調べるしかない。意を決して部屋に入り込む。
そこには私が捜し求めてきたものと、それを捨てようとしている女性の姿があった。
あ、あれはスタンプだよな・・・。
と考える間も与えずに甲高い叫び声が響き渡った。
「きゃ〜!!一体何事ザマス!!」
「これは突然失礼。私は文聘と申す。
その捨てようとしているものに用がありまして。
そいつを少し貸して頂ければあなたに危害を加えるつもりはありません」
なんか、妙な人に遭遇しちゃったなあ・・・。まだ袁紹のが行動読めるだけ良かったよ。
最悪の場合は力ずくでもスタンプを奪わないとな。話が通じる相手だといいのだが・・・。
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ7)】
VS?
@劉氏【??? グロック17】
≪奥様ズ/2名≫
魯育【なし】&王美人【消火器】
※[業β]付近の茂みに隠れてます
二代目ジミー君が行ってしばらくした後森の方に潜んでいた。
後漢の君主と軍師の二人が突如銃声を聞き取った。だが罠の方は無反応。
どうやら別の方でやってるらしい、銃の音は交互に二発ずつ。
どうやら銃撃戦を近くの場所でやってるようだ。
劉禅(行こう)
劉禅が地面に書き姜維に意思を伝える。
その戦闘の片方に信用に足る武将がいた場合の事を考えての結論だ。それも悪い考えではない
だが姜維は乗り気ではなかった。それと言うのもこの銃の音を聞きつければ続々と他の武将が集ってくるだろう。
集ってきた武将と戦い。その武将との戦いの音を聞きさらに敵が集ってくる。そうしたら疲れているこっちが不利。
まだ一か八かの賭けをする段階ではない。しかしこの劉禅の目を変える事は、自分には不可能である事も分かっている。
それなら自分に出来る事は、自分の才覚を使いこの君主の死の可能性を下げる事だけ。姜維は決意し地面に書く
姜維(分かりました。)
・
・
・
銃の音がする方向にゆっくりと進む劉禅と姜維。姜維が先に進み銃を持ってる劉禅は後方に注意を巡らせながら進む。
そしてやっと現場についたその二人、戦闘してる場所からは死角になる辺りからまず姜維が様子を確認する。
どうも銃撃戦ではなく、二対一で片方は木の陰に隠れたまま剣を握り締めてる所を見ると
飛び道具はないらしい、しかし姜維の注意を引いたのはそんな事ではなく、木の陰に隠れている男が片目であることと
死体一つと一つの銃である。おそらく片目の男は魏将夏侯惇、もしもあの男がこの戦闘に勝った場合
銃が四つ、今使われている銃二つが弾切れになっても銃が夏侯惇の手に渡ると言う事。
それは避けなければならない。銃を持ってるものを剣で殺せる者が銃を手にする事が危険な事ぐらい分かる。
どうすべきか・・・
夏侯惇は義に厚い武将だというが、その感情は曹操にだけにしか向けられない感情かもしれない。
仮に助けにでた所で、曹操の敵である自分達も殺される可能性もある。だが銃、あの銃二つはどうする?
せっかく二人でいるのに木に隠れた夏侯惇を、木の陰から追い出す事も出来なければ逃げもしない
ただでてくるのを銃を構えて待ってるような奴二人に、夏侯惇を討ち取れるとは思えない。
となると持久戦か、それなら夏侯惇に分がある。
はたまた第三の武将が来くるか、その場合は夏侯惇が逃げるかその二人に隙ができるか
どっちかであろう。しかしそうなるともはや自分達が危ない。だらだら考えてる余裕は無いな
劉禅と見張りを変わると、姜維は持っていた戟を立てて、手を離した。戟は戦場の方に倒れた。
もはや地面に書く余裕もなく、自分の単純な策を劉禅に話す姜維。
二人はこのゲーム開始以来初めて行動にでた。
姜維の作戦は極めて単純な物。二手に分かれて片方から姜維が声をかけすぐに木に隠れる。
そして反応した二人の銃撃者を劉禅が撃ち、銃を拾い逃げるという本当に単純なものだ。
だがこういう場面では単純すぎる方が逆に良い。その辺の雑魚なら突進してくる事もあるかもしれないが
夏侯惇ほどの武将であれば、新手の戦力も分からず無防備に突撃する事はまず無いであろう。
突撃したとしても、自分の方が距離も近いし、劉禅の援護射撃もある。成功率は高い。大声をあげる姜維
姜維「こっちだ!!!」
突然の来訪者に思わず後ろを振り向く張勲と楽就、その隙に撃った劉禅の弾が
張勲の楽就頭部と胴体に穴を空ける。倒れる二人、木の陰から出てくる夏侯惇
あまり予想していなかった展開だが、冷静に予定通りに銃に向かって戟を構えつつ走る姜維。
夏侯惇に向かって銃口を向ける劉禅。しかし夏侯惇は次に全く予想しない行動に出た。
刀を地面に捨て両手を挙げたのだ。
夏侯惇「戦う気は無い。」
落ちてる銃を夏侯惇に向け続けている劉禅。油断させる何かの作戦かと、前後左右を見渡す姜維
何も無い事を確認した後言う
姜維「いくつか質問をさせて頂きます。よろしいですか?」
夏侯惇「良いだろう」
姜維「剣を捨てた理由は?」
夏侯惇「お前らはこのゲームに乗り気でないし、強いからさ」
姜維「今目の前で二人を殺した私たちが乗り気でないと?」
強いの部分は否定せずに質問を続ける。姜維、夏侯惇も冷静に返す。劉禅もいつ夏侯惇が不信な動きを
してもいいように銃を構え続ける。
夏侯惇「さっきあの二人が死んだ後俺が出たとき、お前は俺には目もくれず銃を取りに行き
そこの坊やも闇雲に撃ってきたりせず、いまも銃口を向けるだけに止めている。それだけで充分だ。」
相手の殺気を増大させる諸刃の刀を持った夏侯惇を、目の前にして冷静でいる二人。
それだけで夏侯惇を安心させるには充分だった。その調子で問答を続ける姜維と夏侯惇
結局夏侯惇は曹操との別れ、感覚のズレ、諸刃の刀の魔力、原因が分かった今改めて曹操を探すつもりである事を話した。
諸刃の刀を鞘に収め地面に置かせた後に、ようやく夏侯惇に対する警戒を解いた劉禅と姜維。
落ちてる三つの銃を拾い、何かを軽く相談した後その内の一つを地面に置き一つの提案を出した。
姜維「私達はあまり動きたくないため曹操を探す為、動き回る貴公とは一緒には行けないが代わりに
同盟と行かないか?中身は簡単、ただこの状況下でも貴公と話が出来るほどの武将に私達二人は
ゲームに乗り気ではない事を一言いってもらえれば良い。私達も同じ事をやりましょう。如何ですか?」
夏侯惇「断ったら遠慮なく撃つつもりの癖に、同盟とは良く言ったものだな」
夏侯惇が苦笑しつつ答える。
同盟成立の証拠として姜維が夏侯惇の足元に44マグナムを投げる。
それを拾う夏侯惇、同盟成立の瞬間である。だが渡された44マグナムを見て夏侯惇は言葉を続ける。
夏侯惇「相変わらず抜け目が無いな、もっともそのくらいで無ければ俺は剣を捨てなかった訳だが」
今度は劉禅が弾を夏侯惇に渡した。投げたりせず直接手渡しで
弾を受け取り夏侯惇と握手を交わす劉禅、その後姜維も試した事を詫びつつ握手を交わす。
そして劉禅と姜維はこの場所を離れ別の地方の森の中に隠れ、夏侯惇は曹操を探す為の移動を開始した。
その時夏侯惇を含めその場にいた三人が三人とも気がついてはいなかった。
鞘に銃の衝撃で穴が空いていて、そしてその穴から電波が漏れ続けているのに。
もはや電波に対する感覚が麻痺している夏侯惇がそれに気がついていないことに。
【張勲 楽就 死亡確認】
※ならず者のガンマン達 消滅
@夏侯惇【諸刃の刀(殺意発生装置付)弓 44マグナム】
≪後漢の君主と軍師/2名≫
劉禅【銃 ワルサーP5】&姜維【戟 コルトパイソン】
※夏侯惇は曹操探し、電波が漏れてます。危険です
※後漢の君主と軍師の二人は相変わらず慎重派です。とりあえず現在位置からは注意しつつ離れます。
>343の惨劇を遠くから見ていた者がいた。鮑信と張楊だ。鮑信は支給された双眼鏡で様子を見ていた。
鮑信「・・・あ、3人殺された。」
張楊「何? くそっ、董卓の奴め、ここでも好き放題やりやがって!!」
鮑信「我々に力があれば討伐したいところだが、私が双眼鏡で張楊殿が『タタコン』ではどうにもならん。」
張楊「とりあえず仲間を集めよう。」
そんなこんなで集まった新たな仲間、孔融・陶謙・韓馥・孔チュウ[イ由]である。
鮑信「みなさん、集まってもらってありがとう。武器も完全ではないが良く集まった。
それではここに、反董卓連合を結成しようと思う。」
全員「オー!」
【陶謙・韓馥・孔チュウ[イ由]・鮑信・張楊 生存確認】
≪反董卓連合(再)/6名≫
孔融【手斧】&韓馥【サイリウム10本】&陶謙【ウージー9ミリサブマシンガン】
&孔チュウ[イ由]【ランス】&鮑信【双眼鏡】&張楊【タタコン】
※敵は基本的には董卓軍団のみ。出会った人間が知り合いだった場合は仲間に誘います。
※
>>424までの放送です。
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【なし】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
&紀霊【ほら貝、トランペット】&左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲】
≪???/2名≫
張宝【???】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪???/2名≫
張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【???】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
≪二代目ジミー君/2名≫
黄叙【???×2、サバイバルナイフ】&趙月【???、MP5(マシンガン)】
≪旗本三騎/3名≫
成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪荊州けん山組/3名≫
ホウ徳公【なし】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】&徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
≪奥様ズ/2名≫
魯育【なし】&王美人【消化器】
≪天体観測/3名≫
袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
≪蜀命/2名≫
向朗【ノート型PC(電源つかず)】&向寵【蛇腹剣】
≪おじいちゃんの趣味/2名≫
陸延【ミニ盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】&陸抗【囲碁セット】
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平[左腕かすり傷]【AK47、釘バット】
&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水、救急箱】
&太史慈【ハンディバズーカ、弾×9、手製の木刀】
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】
≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
&張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃、ディフェンダー45口径、ボウガン×30】
&趙統【折り畳み式の槍、弓、矢12本、麻酔銃、青紅の剣???(たぶん武器)】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
&杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
&祝融【備前長船、十字手裏剣】
≪坊ちゃんとガードマン/3名≫
袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪殿いずこ/2名≫
荀[或〃]【???】&許[ネ`者]【三日月刀】
≪都督と私/2名≫
周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪道筋がない奴等/2名≫
厳o【乾パン3か月分】&陸績【非加熱製剤】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
≪暴君御一行/6名≫
董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾】&李蒙【ゴルフクラブ】
&張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器】&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】
≪旧知の友/2名≫
公孫[王贊]【本『誰でもできるパソコン』】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
≪豪胆コンビ/2名≫
張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪後漢の君主と軍師/2名≫
劉禅【銃 ワルサーP5】&姜維【戟 コルトパイソン】
≪初対面?/2名≫
厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【???】
≪私怨の友/2名≫
夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾】&王平【???、読めない説明書、竹槍、竹の盾、鉈】
≪居酒屋王朗/5名≫
王朗【多量のお酒各種】&厳白虎【ライフル】&淳于瓊【紙と筆と墨】
&韓猛【チャッカマン】&周倉【中華鍋、調味料、木の棒】
≪三流漫才師/2名≫
夏侯和【???】&夏侯威【???】
≪2人の天才児/2名≫
曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍】
≪禁断の愛/2名≫
鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10】
≪やりたくないのに護衛/2名≫
呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣、ロープ】
≪馬騰’s バンド/4名≫
馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
&馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
≪ごまっとう/3名≫
呉綱【CD「マッキング Gold 1」】&満寵【CD「T・W・O」】&董昭【CD「Miki 1」】
≪堕天使/2名≫
孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
&李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
張[合β]【残鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール】
≪少年シバイ/2名≫
月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
≪のこぎりぎこぎこ/2名プラス一頭≫
方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿
≪宿将トリオ/3名≫
黄蓋【厚手のフライパン】&朱治【木刀、パイソン96(弾少ない)】&程普【鋼鉄の剣】
≪孫一家/3名≫
孫堅【マスケット銃、片刃剣】&孫策【ナイフ、コーラン、5インチFD】&孫権【ゾリンゲンカード20枚、片刃剣】
≪文姫と奉孝/2名≫
郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡】
≪渋めの男達/2名≫
周泰【三節棍】&朱桓【電波遮断装置】
≪特攻野郎Aチーム/2名≫
田豊【懐中電灯】&袁譚【ソーコムピストル(30発)】
≪袁紹捜索隊/2名≫
郭図【スターライトスコープ、檄文3枚(陳琳作)】&高覧【木の棒】
≪二楊/2名≫
楊柏【なし】&楊懐【???】
≪沮家の人たち/2名≫
沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー】
≪魏の主従/2名≫
曹叡【硫酸500ml】&陳羣【石弓】
≪ウインタースポーツ/2名≫
李典【スキーセット】&朱霊【スノボセット】
≪劉家の人々/2名≫
劉協【花火セット】&劉焉(20歳ぐらい)【銅鑼、斧槍】
≪医者と患者/2名≫
劉循(怪我)【なし】&華ダ【手術器具、薬草】
≪賊将連合/4名≫
韓暹【ティッシュ3箱】&李楽【鞭】&于毒【斬馬刀】&祖郎【鉄球×10】
≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
陳泰【魔法のランプ(残り19本)】&王双【正宗】&[赤β]昭【FA−MAS】&朱讃【防弾スーツ】
≪フトウとバリョウ/2名≫
馬良【デリンジャー】&[イ専][丹≡](フトウ)【弓(矢×20)】
≪2代目丞相とその同朋/2人≫
蒋[王宛]【ノートパソコン&プリンター】&馬忠【M−16アサルトライフル、警棒】
≪反董卓連合(再)/6名≫
孔融【手斧】&韓馥【サイリウム10本】&陶謙【ウージー9ミリサブマシンガン】
&孔チュウ[イ由]【ランス】&鮑信【双眼鏡】&張楊【タタコン】
以上、57チーム、153名(151名+2匹)の生存を確認
〜ピンユニットの部〜
@許昌【フロッピー1枚】
@趙雲【スパークショット棒(充電済み)、飛刀×5、充電用バッテリー】
@馬超【散弾銃】
@于禁【カイザーナックル、鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
@諸葛瑾(全裸)【なし】
@諸葛均[負傷失神]【???】
@張紘【なし】
@陳到【項籍戟】
@呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、和泉守兼定、防弾盾、寸鉄】
@兀突骨(睡眠中)【???×3】
@王方【謎の本】
@夏侯淵【強力人工降雪機 催涙スプレー】
@陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
@袁紹【なし】
@徐晃【レイピア、保存食と水】
@典韋【レーダー(三段階にマップの大きさを換えれます)、アサルトライフル、コルトガバメント、日本刀、
いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】
@陳宮【???】
@夏侯惇【諸刃の刀(殺意発生装置付)、弓、44マグナム】
@高順【方天画戟】
@蒋幹(睡眠中)【呼び笛】
@陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ7)】
@雷銅【解体セット】
@何晏【青酸カリ】
@菅亥【稲田瑞穂と書かれたの光の剣(本人いわく)(普通の両刀ナイフ)、釣竿(手作り)】
@審配【サーベル、鎖帷子(装着中)】
@曹洪【雌雄一対の剣、野太刀】
@王允【???】
@蔡ヨウ【???】
@越吉元帥【騎馬戦車】
@張燕【七支尖剣】
@盧植【アウトドアの本】
@何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)
@皇甫嵩【棍棒】
@朱儁【トランシーバー2セット(ラジオ付き)】
@賈[言羽]【デリンジャー22口径】
@武安国【木の棒】
@朱然【レイピア】
@黄権【マウンテンバイク】
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
@劉氏【???、グロック17】
@ケイ道栄【手榴弾50個】
@劉理【ビー球×20】
@劉封【タバコ10箱】
@公孫淵【偽造トカレフ&弾丸49発】
@鍾ヨウ【サングラス】
@孫桓【ポータブル雀卓セット】
@成廉[マーダーモード・火傷]【薙刀(損傷大)、妖刀 村正】
@鍾会[緊縛中]【鉄鎖】
@孫翊【眉尖鋼刀】
@軻比能【るるぶ、サバイバルナイフ】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】
@柳隠【ショットガン、古錠刀】
@韓当【スタンガン】
@孫峻[漂流・気絶]【なし】
@禰衡【携帯地雷20個】
@程c【???】
@呂翔【スティンガー(小型)】
以上、58名の生存を確認
《ア行》阿会喃、伊籍、☆王楷、黄皓、王植、王忠、王累
《カ行》何儀、郭、☆楽就、☆郭循、楽進、☆郭攸之、夏侯恩、夏侯恵、夏侯尚、関興、韓遂、韓徳、
☆魏延、牛金、牛輔、橋ズイ、☆許、金環三結、高翔、☆黄祖、公孫度、黄忠、胡車児、呉蘭
《サ行》☆蔡瑁、蔡和、☆サク融、士仁、司馬師、周善、☆周魴、☆朱熹、☆朱拠、☆朱然、朱褒、蒋欽、
徐栄、徐盛、辛評、全j、宋果、曹植、曹休、曹真、曹仁、曹性、曹爽、祖茂
《タ行》朶思大王、張允、張角、張疑、☆張勲、趙弘、☆張紘、張松、張譲、張任、張布、張苞、陳応、
陳式、☆陳就、陳生、☆陳琳、丁原、典満、董允、☆滕胤、董厥、☆董襲、董茶那、董旻、ケ茂、
☆董和
《ナ行》
《ハ行》馬元義、☆費イ、文欽、法正
《マ行》孟獲、孟達
《ヤ行》
《ラ行》☆陸凱、☆李豊、☆劉永、☆劉淵、☆劉[王奇]、劉宏(霊帝)、☆劉璋、劉岱、劉度、劉巴、☆劉弁、
劉曄、呂常、☆呂範、路昭
《ワ行》
☆印は新しく死んだ武将
以上、101名の死亡を確認
211名の生存を確認、101名の死亡を確認
〔登場者:現在312名 残り登場可能者:38名+α〕
謎の声「かなりハイテンポで皆殺しあってくれているようだな。その調子で頑張ってくれ。
だがまだ十分の三しか死んでいない。更なる検討を期待する」
張[合β]が狂い曹仁が死に、郭嘉とはちりぢりになった後、
賈[言羽]はしばらく一人でいたが途中で馬の足跡を追う陳宮と出会い、
その直後、楊修と出会った。今度の二人は信頼出来る友人とは言い難がったが、
ある種、何かを共有できる仲間のような気もした。
―――このゲームに勝ち残るにはわずか3人だけを殺せばよく、
そしてその栄誉ある一人目は曹孟徳であると賈[言羽]は確信した。
≪心の黒い三連星/3名≫
賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発】
※楊修は初登場
…ぐさっ。
蔡仲のボウガンから放たれた矢が李厳の胸を貫く。
李厳は苦しそうにのたうちまわったが、しばらくすると動かなくなった。
「俺だってやれば出来るんだ。絶対に生き残ってやる」
蔡和と蔡瑁が死んだことは放送で知っていた。
「だいたい世間の奴らはなめている。俺は蔡瑁のオマケじゃねえっつうの。
それに俺はつねに蔡和の野郎とペアで語られる。俺には俺の個性があるんだよ。
あのマヌケ野郎が死んで俺の大活躍が始まるって訳さ、どうよ?」
蔡仲の気分はどんどんハイになっていく。
@蔡仲【ボウガン、???】(初登場)
※???は李厳のアイテム
郭嘉にとって蔡文姫の手際のよさは驚嘆すべきものだった。
蔡文姫は何かを知っていたかのように民家を見つけその中から
バードコールとロープを手にいれた。
「あなたは初めてだから分からないかもしれないけど、殺しあいだけに
一生懸命になっているとこのゲームでは足元を救われるわよ……」
蔡文姫の言った言葉の意味が郭嘉にはわからなかった。
こんなことは誰だって初めてだろ?
≪文姫と奉孝/2名≫
郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
※バードコール → 軽くねじるだけで摩擦により小鳥の鳴き声を出せる道具
陳琳殿が逝ってしまわれたか。
彼の為にも主催者を打倒しなくては。
郭図は陳留の町に陳琳のつくった檄文
>>293を貼り付けた
≪袁紹捜索隊/2名≫
郭図【スターライトスコープ、檄文2枚(陳琳作)】&高覧【木の棒】
ん・・・?
俺は生きてるのか・・・?
変な男に捨てられて途中で会った奴にも捨てられて・・・
まあいい、どうやら生きてるみたいだし・・・
取りあえず誰か信用できる奴に会わなければ
でも眠いからもうちょっと寝よ
◎孫峻【なし】
※徐州海岸に打ち上げられ一命はとりとめました。
しばらくはまた寝るようです。
な、何言ってるザマス。あなたの事を信じる理由なんか無いザマス」
「あくまで敵対するおつもりですか。なら仕方ありませんね」
「あ、あたしを殺そうとでも言うザマスか?こう見えてもあたしだって、た、戦えるんザマスよ」
交渉は決裂したようだ。
そして、目の前の女はもう一方の手に持っていたものを発射してきた。
あれを食らってはまずい。直感が警告する。
とっさに低い姿勢をとり、彼女の足元に滑り込む。
その刹那、頭の上を銃弾が通り過ぎていった。
「あれ、どこに消えたザマスか?」
私は素早く立ち上がると、無言で彼女の手を掴み、持っていた武器を奪う。
「まだ続けるつもりですか?これ以上抵抗するとあれば手荒な手段をとるほか・・・」
「わかった・・・ザマス。降伏するザマス・・・」
「わかっていただければ問題ありません。それではスタンプを貸していただけますか?」
「これのことザマスか?この変なものがいったい何の役に立つというザマスか?」
「私にもわかりませんよ。でも集めることに意味があるのです」
「そうザマスか・・・。ならば勝手に持って行くといいザマス」
「ではそうさせて頂く」
早速スタンプ帳を出して、ポン、とスタンプを押す。
ここのスタンプは「ぜにがめ」とか言うらしい。
こいつもそこそこかわいいけどこの前の「ぴかちゅう」のほうが私は好きだな・・・。
おっと、見とれてる場合ではなかったな。早くここから退散せねば。
「先を急ぐので失礼いたす。そうそう、私は武器とかそれほど興味ないのでこれはお返しする」
そう言いながらグロックを床に滑らせる。ふっ、決まったな。
さて、先を急がないとな・・・。そろそろ禁止エリアが増えてもおかしくないからな。
次は下[丕β]か・・・。結構距離があるな。急がねば。
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ6)】
※[業β]を脱出。徐州へ
@劉氏【??? グロック17】
※茫然自失状態
≪奥様ズ/2名≫
魯育【なし】&王美人【消火器】
※[業β]付近の茂みに隠れてます
李厳【死亡確認】(初登場)
「なんだこいつ・・・」
迷当大王は徐州海岸で居眠りしてる孫峻を見つけた。
「のんきな奴だな〜。こんなとこで寝てたら乗った奴らに殺されるぞ?」
そういうと迷当大王は孫峻の肩を持ち運ぼうとした
が、そのとき突如大津波が・・・!
(く、苦しい・・・そういや俺初めて海見たんだな・・・なんかしょっぺえや・・・山暮らし長かったから泳げないんだっけ・・・)
◎迷当大王[漂流・気絶]【???】初登場
◎孫峻[漂流・気絶]【なし】
※孫峻再び流れます
今度は迷当大王とともに。
>>480までに動きがなければ二人とも死亡
雷緒「だからよぅ。この紐を銃の引き金にくくりつけて、お前が離れたところから引っ張るだろ?
弾の出所に獲物がのこのこ近づいてきたら、俺が木の上から飛び降りてこの刀でズバッ!
・・・どうよ?いい作戦だろ?」
雷薄「・・・そんな上手くいくか・・・?」
雷緒「あん?それじゃ真面目に名乗り出て正々堂々闘うか?『いざ、尋常にっ!!』てよ?」
雷薄「いや、それは・・・」
雷緒「このクソゲームじゃ、正直な奴こそ卑怯者だ。
それともお前、ここで死ぬか?他の頼りになる奴探してもいいんだぜ?」
雷薄「そんなこと言ってないだろ!・・・分かったよ、やるよ。」
雷緒「それでこそ漢だ!大丈夫、上手くいくぜ!ガハハハハ」
そう言って雷緒は愉快そうに笑い始めた。
作戦というにはあまりにも無謀なこの計画。
まさに生兵法だが、始めたからにはもう遅く、雷薄は無言で準備に取り掛かった・・・
≪チーム『イナヅマ』/2名≫
雷緒【菊一文字】&雷薄【H&K VP70】(二人とも初登場)
※森の中に仕掛けを作りました。人が来たら無差別に攻撃します
「ハァハァ・・・ウッ!」
・・・ここで自慰行為を行っていたのは司馬炎。
吉なのか凶なのか(もっともこの男の場合は吉であろう)支給品はエロ本だった。
こんなときでもオナニーとはやはり性欲が半端じゃない。
この男の死因はやりすぎという説もあるくらいだ。
「ふぅ〜すっきりした。やっぱ人間性欲が無いと生きられんよ。それよりどーするかな?とりあえずは親父や伯父貴を探すか」
◎司馬炎【エロ本】(初登場)
※司馬一族を探す模様
広陵城
劉j「母上様、劉[王奇]兄上が・・・・」
蔡夫人「よしよし。お前は優しい子だね。(劉[王奇]のボケはくたばったか・・・手間が省けてよかった)」
劉j「これからどうするの?」
蔡夫人「劉jちゃんは心配しなくても大丈夫よ(息子に手を出す奴は皆殺しよ)」
《マザコンと鬼子母神》
劉j【太陽電池シート】&蔡夫人【デザートイーグル】
徐州と青州の端境付近の、海岸。
「なんだ、あれ・・・」
「さ、さあ・・・?」
周瑜の独り言のような呟きに、魯粛はおどおどと返答した。
海面を浮き沈みする黒い頭。
岸壁の上から彼らが見たのは、漂流する孫峻と迷当大王の姿だった。
「誰か・・・は、ここからだとよく解らないな」
「あ、あの、生きてるようですよ」
確かに、一方(孫峻)はぐったりとしているようだが、もう一方(迷当大王)は必死にじたばたと藻掻いているのが遠目からでも見て取れる。
「可哀相な・・・」
「だとしても仕方ない。
それより、海岸から一定の距離なら、禁止区域と見なされないようだな」
「あ!確かに・・・」
口に手を当て、何事かを黙考する周瑜。その首元を、ちらりと魯粛は確認した。
彼らの自由を奪う忌まわしき首輪の、巧妙に隠されたマイク部分は、粘土で塞がれている。
周瑜が寝ている間に、首輪の構造を調べた魯粛が仕掛けを施していたのである。
(これで、我々の声は主催者側に聞こえないはず・・・)
満足感を覚えた魯粛は、そのまま視線を上げて。
「魯粛?行くぞ」
「ははは、はい!」
怪訝そうな表情で、周瑜は魯粛を見詰めていた。途端、魯粛はおろおろし始める。
慌てすぎて積雪に滑って転んだ、その姿に周瑜は苦笑した。
≪都督と私/2名≫
周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
※徐州〜青州間の州境付近。何事か計画中
@迷当大王[漂流・体力低下中]【???】
@孫峻[漂流・気絶]【なし】
※流されつつ北上中。迷当大王は気絶から覚めましたが、藻掻きすぎて体力低下。
>>480まで動きがなければ迷当大王死亡
>>500まで動きがなければ孫峻死亡
ジャーン・ジャーン・ジャーン・ジャーン・ジャーン
ジャーン・ジャーン・ジャーン・ジャーン・ジャーン
ジャーン・ジャーン・ジャーン・ジャーン・ジャーン
ジャーン・ジャーン・ジャーン・ジャーン・ジャーン
突然益州全域に銅鑼の音が鳴り響いた。
向寵「ウワッ伏兵だ!」ガクガクブルブル
向朗「ま、まて、慌てるな。我々には成都の城壁がある」
向朗はパニックになりながらも城壁から辺りを見回した。
しかし、成都周辺は深い霧に覆われていて何もみえなかった。
向朗「くっ、何も見えん」
その時甲高い音とともに何かが飛来してそれがいきなり爆発した。
向寵「ヒッ」
向朗「アワワワワ」
2人は成都の裏門から脱兎のごとく逃げ出した。
劉焉「フォッフォッフォッ、うまくいったな・・・協皇子、城門を閉ざしてゆっくり休みましょう」
彼らは霧にまぎれて銅鑼を打ち鳴らし、ロケット花火を打ち込んでみごとに成都を無血占領することに成功したのだ。
しかし彼らは、銅鑼の音がいろいろな参加者の注意を惹いてしまったことにきがつかなかった。
≪蜀命/2名≫成都から逃げて行きました
向朗[パニック状態]【ノート型PC(電源つかず)】&向寵[パニック状態]【蛇腹剣】
≪劉家の人々/2名≫成都城にいます
劉協【花火セット】&劉焉(20歳ぐらい)【銅鑼、斧槍】
不思議なことに心はほとんど痛まなくなった。
一族の人間を次々に手にかけている曹丕だが
殺すことに慣れていくとは自身でも信じられなかった。
鄒氏の琴の音色は曹一族を引き付ける何かをもっているらしく
宛城に次に現れたのは曹純。不意に姿を見せた曹丕が自分の一族と気付き、
一瞬見せた隙が曹純の死の原因だった。もはや曹丕には鄒氏以外何も見えていなかった。
≪禁断の愛/2名≫
鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10、日本刀】
※日本刀は曹純のアイテムを回収
曹純【死亡確認】(初登場)
「何だよコレ、これが武器かよ?ふざけやがって!」
曹豹は憤慨した。彼の支給品はナベのふただった。
曹豹【ナベのふた】(生存確認)
蔡文姫は望遠鏡でしきりに海上の様子を伺っていた。武装船でもみているのだろうか。
「でもあの娘も凄いわね。こんな世界をどうやって作ったのかしら?」
彼女は地図の裏に何かをつぶやきながら懸命に書きつけていた。メモ書きのように思えたが
郭嘉には何をしているのか分からなかった。不意に蔡文姫は郭嘉のほうを振り返った。
「信じるか信じないかはあなたが決めればいいことなんだけど…。
私はこのゲーム―――プログラムと呼ばれているらしいけれど―――に一度参加したことがあるの」
郭嘉には蔡文姫の言葉がにわかには信じられなかった。だいいち、過去に参加したことがあるとは
どういうことだ?このゲームは最後の一人になるまで生き残ることがルールのはず。
「前回は優勝させてもらったわ」蔡文姫は涼しい顔で言った。
郭嘉は蔡文姫の頭がおかしいのではないかと疑った。
「まあ信じられないのも仕方がないわね」蔡文姫はまた海上の様子を伺いはじめた。
郭嘉も蔡文姫も沈黙した。しばらくすると蔡文姫が叫んだ。
「ねえ、面白いものを見つけたわ、ほら、あれ」郭嘉は蔡文姫から望遠鏡を渡され海上に
浮かぶ何かをみた。
郭嘉がみたものは海上を漂流する迷当大王と孫峻だった。
どうやらまだ生きてはいるようだ。しかし最初の首輪の説明では禁止区域に出ると
首輪が爆発するとのことだったが…。あの程度までなら大丈夫ということであろうか。
しかし付近に武装船がいるためこれ以上、沖に流されれば警備兵に射殺されることは明白だった。
「面白い人達ね。あれで脱出でもくわだてるつもりかしら」蔡文姫は楽しそうにつぶやいた。
@迷当大王[漂流・体力低下中]【???】
@孫峻[漂流・気絶]【なし】
※現在徐州海岸付近を流されつつ北上中。迷当大王は藻掻きすぎて体力低下中。
2スレ
>>20まで動きがなければ迷当大王死亡
2スレ
>>40まで動きがなければ孫峻死亡
海上を漂う迷当大王と孫峻に郭嘉が興味を失ったころ、蔡文姫がメモを手渡してきた。
そのメモにはこう書かれていた。
『首輪には盗聴の仕掛けがあります。発言には気をつけてください』
郭嘉には蔡文姫が嘘つきなのか狂人なのか電波なのか、
それとも本当に全大会の優勝者なのかは分からなかったが
しかし蔡文姫のいう盗聴とやらを警戒することは決して損ではないと思った。
≪文姫と奉孝/2名≫
郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
※徐州、海岸付近
「何だ、馬岱じゃねーか。」
「ちょっ趙月!」
殺意が無かったので出て来てしまった馬岱だったが自分達が殺した相手とあって咄嗟に身構える。
「やらねーよ、俺ルールに反するからな。」
対する趙月は銃こそ降ろさないもののやる気は余り無さそうだった。
「俺ルール?」
「俺か相棒の名前をしらねー奴等は殺すって事にしてんだよ。お前は俺の名前を知ってるだろ?
俺もこのルール気に入ってるんでな、破らせねーでくれ。」
「だったら出て行けよ。」
当然馬岱にはこんな能天気な連中と付き合う気は無かった。
「それは良いんだけどよ、親父とお袋見なかったか?」
「見てない。」
「そーかよ、邪魔したな。」
【趙昂 王氏 生存確認】
≪二代目ジミー君/2名≫
黄叙【???×2 サバイバルナイフ】&趙月【??? MP5】
※涼州探索続行
≪馬騰’s バンド/4名≫
馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
&馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
※歌ってます。
≪???/2名≫
趙昂【???】&王氏【???】
「何故この私がこのような目に・・・」
司馬昭は悩んでいた。
彼を悩ます物、それは彼の支給品のせいであった。
彼のアイテムは黒いスーツケースだった。
この箱は何だ?取っ手のような物が付いているのが・・・
何気なくそれを握ったとたん、取っ手が閉まり何やら音声が流れ出した。
「・・・首輪コード登録終了・・・機構ハ正常ニ作動シテイマス。」
音声が切れた後ロックされていた手も外れた。
一体何であったのかと訝しんでいたが、
鞄に張り付いていた説明書を見て愕然とした。
※スーツケース型戦術核爆弾
何とスイッチ一つで洛陽・長安級の大都市を一瞬にして破壊できます!
但し、起動はスイッチと同時です。
持ち主の首輪と連動しており、3メートル以上離れると自動的に起動します。
また登録者の首輪の反応が消えた瞬間に起動してくれる。
安心あなたの恨み晴らします機能付き♪
「どうすりゃ良いんだ・・・。」
司馬昭の苦悩はしばらく続きそうである。
司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾】(初登場)
「お、重い今度こそ大物だ!」
「・・・また変な者が釣れてしまった」
後ろを振り返りながら周倉は溜息を付いた
「ポイントが悪いのかもしれない・・・」
彼の背後には釣った魚達とともに転がされている孫峻
そして目の前には
迷当大王「ゲホっ!ゲホッ!・・・だ・・だずがりばずだ」
周倉【海釣りセット】(初登場)
迷当大王[釣られました]【???】
孫峻[気絶]【なし】
周倉は迷当大王と一緒に釣った魚を料理して、気絶している孫峻を尻目においしそうに魚を食べる
迷当大王「いやぁ〜すいませんねぇ、助けていただいた上にご馳走になっちゃって」
周倉「いやいや、某一人ではとても食べられる量ではないですし何より貴公の持ってた《ちょうみりょう》とやらが無ければ
これほどおいしくは食べられなかったでしょう、しかしなぜ流されていたのですか?」
迷当大王「いや実はですねぇ・・・・・・」
迷当大王の身の上話から魚の種類。料理の仕方など次々に会話が弾む二人
しかし会話と食事に夢中で二人は気がついていなかった。いつのまにか孫峻がいなくなっていたことに
@周倉【海釣りセット】
@迷当大王【各種調味料】
※楽しんでます。孫峻が消えた事に気がついていません。
@孫峻[漂流・気絶]【なし】
※また流されました。次レス45までに動きが無かったら死亡
つりといったら、やっぱわしだよな
@関沢【海釣りセット】】(初登場)
長安の西の民家にて(夜)──
「それでは、この子が司馬懿だというのですか!」
馬謖は驚いた。それに対し月英は肯くと、口に人差し指を当て静かにするように促す。
「す、すみません。」馬謖は謝る。
ここは漢中のとある民家。火を囲む月英と馬謖の横には1人の少年がスヤスヤと寝ている。
「馬謖殿もいろいろあるとは思いますが、私はこの子を守りたいと思います。ご協力願えますか?」
馬謖は考える。街亭でのこと、師である孔明のこと。司馬懿自身に恨みはないといえば嘘になる。だが。
「わかりました。協力しましょう。(なんてったって子供だしなあ。)」
「それで、どこへ行こうか考えているところです。成都にこの子を連れて行くのも微妙ですし。」
「う、う〜ん。」
【馬謖 生存確認】
≪少年シバイ/3名≫
月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
&馬謖【???】
※どこへ行こうか思案中
漢中のとある民家→長安の西のとある民家
典韋は曹操のもとへ行くためにレーダーを見ると自分の近くに反応があった。
典韋は銃を構えて叫んだ。
「誰だ!出て来い!」
すると近くの草むらから筋肉質の男が出て来た。
「手を上げろ!アイテムと名前を言え!」
「我が名は李通、字は文達。魏の者です、典韋殿」
それから李通は自分の生前のことを話だした。
典韋は李通の活躍を知り、李通を信用した。
「それで李通殿のアイテムは?」
「ハリセンです。こんなアイテムではどうすることもできないので、典韋殿が去ったらそこにある戟を貰おうとしたのです。」
「これか?これならくれてやる。」
「ただ、某にもプライドがあります。典韋殿と一騎打ちをして勝ったらその武器をください。そのかわり負けたら殺しても構いません。もし某が勝っても典韋殿を殺すことはしません。」
「よし、いいだろう。武器はどちらがいい?」
「戟でいいです。」
そしてお互いが武器を構え、向かい合った。
先に動いたのは典韋だった。
刃と刃がぶつかりあい、森中に音が響き渡った。
刀に李通の顔が写り、二人とも笑っているのがわかった。
こいつはさっきのやつとは違う。楽しめると典韋は思いながら、刀を振り降ろした。
しかし李通も負けじと戟で払い退けた。
「やばい。死ぬ。」
典韋はそう思った。しかし寸でのところで攻撃を避けた。
渾身の攻撃が避けられ、李通は無防備になっていた。
「その首もらったぁぁぁ!」
典韋が叫んだ。
李通は死を覚悟した。
しかし典韋は武器を手から離した。
「このままやったらどちらかが死ぬ。この勝負引き分けにする。」
「しかし・・・」
「大丈夫だ。この戟はそなたにやる。」
「・・・わかりました。ありがとうございました。」
「それから李通殿、某は殿の下へ行こうと思う。そなたもいつか殿の下に来てくれ。」
「わかりました。ただ、今は行けません。暫く一人でいます。そしてこの世界で生きる自身がついたら殿の下へ行きます。」
「わかった。それから一つ忠告をしてやる。この銃というやつに気をつけろ。」
「ありがとうございます。それではまた・・・。」
「また会えるといいな。」
そして李通は森の奥へと消えていった。
【李通:生存確認】
@典韋【レーダー(三段階にマップの大きさを換えれます)、アサルトライフル、コルトガバメント、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】
※許昌へ行きます。
@李通【戟】
※ハリセンは放置。
「コロス!!」
成廉という名の危機。
「よっっと」
しかし村正の一撃をなんなく受け止めた許[ネ`者]にとっては、その存在も危機にはなりえなかった。
「ふんっ」
重量の乗った斬撃に、成廉ははじき飛ばされる。
「コロ・・・コロ・・・ス」
「殺せるもんなら殺してみるだよ」
村正を取り落とし、尻餅を付く成廉。虚ろに呟く哀れな男は、許[ネ`者]の三日月刀でとどめを刺された。
「お見事でした、虎痴殿」
「いんやー、このくらいどうってことねぇだ」
許[ネ`者]に庇われる形で観戦していた荀[或〃]が拍手すると、許[ネ`者]は照れくさそうに鼻をこすった。
「この薙刀は使えねえだが、刀の方は結構な業物だぁよ。荀[或〃]殿、持っていくかね?」
許[ネ`者]に示されて、地面に転がる村正をしばし観察していた荀[或〃]は。
「・・・いや、やめておきましょう」
ゆるく首を振った。
「いくら良い物でも、私では使いこなせないでしょう。いざとなればこれがありますし」
先程から袖の中で構えていた小型拳銃―コルトポケットを取り出してみれば、許[ネ`者]も納得したように頷く。
「おらも刀ばっか二本もいらねぇし、これは置いていくだか」
「では参りましょう、殿は許昌におられる可能性が高いはずです」
こうして新たなる危機は回避されたかに見えた。
が。
「・・・これは良い拾い物をしたな」
「ようございましたなぁ」
放置されていた村正を拾い上げたのは、許昌への道を辿っていた曹叡だった。
【成廉 死亡確認】
≪殿いずこ/2名≫
荀[或〃]【コルトポケット】&許[ネ`者]【三日月刀】
※許昌に向かい、曹操を捜します
≪魏の主従/2名≫
曹叡【硫酸500ml、妖刀 村正】&陳羣【石弓】
※許昌に向かいますが、曹叡は徐々に意識を奪われつつあります
※薙刀(損傷大)は放置
これは愉快だ。ここから見ると人がゴミのようだ。
@逢紀【魔法のほうき】業βの上空10メートル
「ん?方向を間違えてたか?」
彼、馬超はきょろきょろとあたりを見渡した。
自分の領土へと移動しようと思っていたのだが、彼は今まではひたすら潜んでいて、
先ほどからようやく移動をはじめ、さらに彼が潜んでいたところはうっそうと茂った
森の中だったので、星を見て方向を確かめるといったことはしていなかったのだ。
ようやく森を出たとき、周りに涼州の雰囲気は無かった。
「まったく、見当違いの方向へと進んでたのか?」思わず口に出てしまう。
だが自分のミスをいつまでも考えていても仕方が無い。今度こそ北へと行こう。
そう思った瞬間、目の前から声がした。
「・・・これは良い拾い物をしたな」
「ようございましたなぁ」
とっさに茂みに隠れる。目の前を二人の武将が通り過ぎていった。名簿を確認する。
「あれは・・・曹叡・・・と・・・陳羣・・・?! 俺はあいつを知っているような気が
するぞ。会ったことあったか?・・・まあいい。北へと急ぐか。」
とっさに浮かんだ自分の中の記憶に無い記憶を振り払って、馬超は北へと向かった。
@馬超【散弾銃】※北へ向かいます
≪魏の主従/2名≫
曹叡【硫酸500ml、妖刀 村正】&陳羣【石弓】
※
>>467までの放送です。
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【なし】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
&紀霊【ほら貝、トランペット】&左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲】
≪???/2名≫
張宝【???】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪???/2名≫
張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【???】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
≪二代目ジミー君/2名≫
黄叙【???×2、サバイバルナイフ】&趙月【???、MP5(マシンガン)】
≪旗本三騎/3名≫
成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪荊州けん山組/3名≫
ホウ徳公【なし】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】&徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
≪奥様ズ/2名≫
魯育【なし】&王美人【消化器】
≪天体観測/3名≫
袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
≪蜀命/2名≫
向朗[パニック状態]【ノート型PC(電源つかず)】&向寵[パニック状態]【蛇腹剣】
≪おじいちゃんの趣味/2名≫
陸延【ミニ盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】&陸抗【囲碁セット】
≪ぶらり旅/5名≫
甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平[左腕かすり傷]【AK47、釘バット】
&関索【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水、救急箱】
&太史慈【ハンディバズーカ、弾×9、手製の木刀】
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】
≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
&張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃、ディフェンダー45口径、ボウガン×30】
&趙統【折り畳み式の槍、弓、矢12本、麻酔銃、青紅の剣???(たぶん武器)】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
&杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
&祝融【備前長船、十字手裏剣】
≪坊ちゃんとガードマン/3名≫
袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪殿いずこ/2名≫
荀[或〃]【コルトポケット】&許[ネ`者]【三日月刀】
≪都督と私/2名≫
周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪道筋がない奴等/2名≫
厳o【乾パン3か月分】&陸績【非加熱製剤】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
≪暴君御一行/6名≫
董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾】&李蒙【ゴルフクラブ】
&張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器】&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】
≪旧知の友/2名≫
公孫[王贊]【本『誰でもできるパソコン』】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
≪豪胆コンビ/2名≫
張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪後漢の君主と軍師/2名≫
劉禅【銃 ワルサーP5】&姜維【戟 コルトパイソン】
≪初対面?/2名≫
厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【???】
≪私怨の友/2名≫
夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾】&王平【???、読めない説明書、竹槍、竹の盾、鉈】
≪居酒屋王朗/5名≫
王朗【多量のお酒各種】&厳白虎【ライフル】&淳于瓊【紙と筆と墨】
&韓猛【チャッカマン】&周倉【中華鍋、調味料、木の棒】
≪三流漫才師/2名≫
夏侯和【???】&夏侯威【???】
≪2人の天才児/2名≫
曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍】
≪禁断の愛/2名≫
鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10、日本刀】
≪やりたくないのに護衛/2名≫
呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣、ロープ】
≪馬騰’s バンド/4名≫
馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
&馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
≪ごまっとう/3名≫
呉綱【CD「マッキング Gold 1」】&満寵【CD「T・W・O」】&董昭【CD「Miki 1」】
≪堕天使/2名≫
孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
&李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
張[合β]【残鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール】
≪少年シバイ/3名≫
月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
&馬謖【???】
≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭)≫
方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿
≪宿将トリオ/3名≫
黄蓋【厚手のフライパン】&朱治【木刀、パイソン96(弾少ない)】&程普【鋼鉄の剣】
≪孫一家/3名≫
孫堅【マスケット銃、片刃剣】&孫策【ナイフ、コーラン、5インチFD】&孫権【ゾリンゲンカード20枚、片刃剣】
≪文姫と奉孝/2名≫
郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
≪渋めの男達/2名≫
周泰【三節棍】&朱桓【電波遮断装置】
≪特攻野郎Aチーム/2名≫
田豊【懐中電灯】&袁譚【ソーコムピストル(30発)】
≪袁紹捜索隊/2名≫
郭図【スターライトスコープ、檄文2枚(陳琳作)】&高覧【木の棒】
≪二楊/2名≫
楊柏【なし】&楊懐【???】
≪沮家の人たち/2名≫
沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー】
≪魏の主従/2名≫
曹叡【硫酸500ml、妖刀 村正】&陳羣【石弓】
≪ウインタースポーツ/2名≫
李典【スキーセット】&朱霊【スノボセット】
≪劉家の人々/2名≫
劉協【花火セット】&劉焉(20歳ぐらい)【銅鑼、斧槍】
≪医者と患者/2名≫
劉循(怪我)【なし】&華ダ【手術器具、薬草】
≪賊将連合/4名≫
韓暹【ティッシュ3箱】&李楽【鞭】&于毒【斬馬刀】&祖郎【鉄球×10】
≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
陳泰【魔法のランプ(残り19本)】&王双【正宗】&[赤β]昭【FA−MAS】&朱讃【防弾スーツ】
≪フトウとバリョウ/2名≫
馬良【デリンジャー】&[イ専][丹≡](フトウ)【弓(矢×20)】
≪2代目丞相とその同朋/2人≫
蒋[王宛]【ノートパソコン&プリンター】&馬忠【M−16アサルトライフル、警棒】
≪反董卓連合(再)/6名≫
孔融【手斧】&韓馥【サイリウム10本】&陶謙【ウージー9ミリサブマシンガン】
&孔チュウ[イ由]【ランス】&鮑信【双眼鏡】&張楊【タタコン】
≪心の黒い三連星/3名≫
賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発】
≪チーム『イナヅマ』/2名≫
雷緒【菊一文字】&雷薄【H&K VP70】
≪マザコンと鬼子母神/2名≫
劉j【太陽電池シート】&蔡夫人【デザートイーグル】
≪???/2名≫
趙昂【???】&王氏【???】
以上、61チーム、162名(161名+1匹)の生存を確認
〜ピンユニットの部〜
@于禁【カイザーナックル、鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
@越吉元帥【騎馬戦車】
@袁紹【なし】
@王允【???】
@黄権【マウンテンバイク】
@王方【謎の本】
@何晏【青酸カリ】
@夏侯淵【強力人工降雪機 催涙スプレー】
@夏侯惇【諸刃の刀(殺意発生装置付)、弓、44マグナム】
@何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)】
@軻比能【るるぶ、サバイバルナイフ】
@菅亥【稲田瑞穂と書かれたの光の剣(本人いわく)(普通の両刀ナイフ)、釣竿(手作り)】
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
@関沢【海釣りセット】
@韓当【スタンガン】
@許昌【フロッピー1枚】
@刑道栄【手榴弾50個】
@高順【方天画戟】
@公孫淵【偽造トカレフ&弾丸49発】
@皇甫嵩【棍棒】
@兀突骨(睡眠中)【???×3】
@蔡仲【ボウガン、???】
@蔡ヨウ【???】
@司馬炎【エロ本】
@司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾】
@朱儁【トランシーバー2セット(ラジオ付き)】
@鍾会[緊縛中]【鉄鎖】
@蒋幹(睡眠中)【呼び笛】
@鍾ヨウ【サングラス】
@諸葛瑾(全裸)【なし】
@諸葛均[負傷失神]【???】
@徐晃【レイピア、保存食と水】
@審配【サーベル、鎖帷子(装着中)】
@曹洪【雌雄一対の剣、野太刀】
@曹豹【ナベのふた】
@孫桓【ポータブル雀卓セット】
@孫峻[漂流・気絶]【なし】
@孫翊【眉尖鋼刀】
@趙雲【スパークショット棒(充電済み)、飛刀×5、充電用バッテリー】
@張燕【七支尖剣】
@陳到【項籍戟】
@陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
@程c【???】
@禰衡【携帯地雷20個】
@典韋【レーダー(三段階にマップの大きさを換えれます)、アサルトライフル、コルトガバメント、日本刀、
いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】
@馬超【散弾銃】
@武安国【木の棒】
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ6)】
@逢紀【魔法のほうき】
@迷当大王【各種調味料】
@雷銅【解体セット】
@陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
@李通【戟】
@柳隠【ショットガン、古錠刀】
@劉氏【???、グロック17】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】
@劉封【タバコ10箱】
@劉理【ビー球×20】
@呂翔【スティンガー(小型)】
@呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、和泉守兼定、防弾盾、寸鉄】
@盧植【アウトドアの本】
以上、61名の生存を確認
《ア行》阿会喃、伊籍、王楷、黄皓、王植、王忠、王累
《カ行》何儀、郭、楽就、郭循、楽進、郭攸之、夏侯恩、夏侯恵、夏侯尚、関興、韓遂、韓徳、
魏延、牛金、牛輔、橋ズイ、許、金環三結、高翔、黄祖、公孫度、黄忠、胡車児、呉蘭
《サ行》蔡瑁、蔡和、サク融、士仁、司馬師、周善、周魴、朱熹、朱拠、朱然、朱褒、蒋欽、
徐栄、徐盛、辛評、☆成廉、全j、宋果、曹休、☆曹純、曹植、曹真、曹仁、曹性、曹爽、祖茂
《タ行》朶思大王、張允、張角、張疑、張勲、趙弘、張紘、張松、張譲、張任、張布、張苞、陳応、
陳式、陳就、陳生、陳琳、丁原、典満、董允、滕胤、董厥、董襲、董茶那、董旻、ケ茂、
董和
《ナ行》
《ハ行》馬元義、費イ、文欽、法正
《マ行》孟獲、孟達
《ヤ行》
《ラ行》陸凱、☆李厳、李豊、劉永、劉淵、劉[王奇]、劉宏(霊帝)、劉璋、劉岱、劉度、劉巴、劉弁、
劉曄、呂常、呂範、路昭
《ワ行》
☆印は新しく死んだ武将
以上、104名の死亡を確認
223名の生存を確認、104名の死亡を確認
〔登場者:現在327名 残り登場可能者:23名+α〕
謎の声「なんだなんだ。三人しか死んでいないではないか。このままでは時間切れ爆死ということも
考えられるではないか。皆何やってるんだ?このゲームのメインは『殺』だぞ。
そんな皆のために、もっとスリリングなお知らせがあるぞ。それは禁止エリアだ。
次の夕方から、司州と青州は進入禁止になるぞ。今日の夕方以降この二州に入ったら
自動的に首輪が爆発するので、皆気をつけるが良い。こちら側としても、時間切れや
禁止エリアによって皆が死んで欲しくは無い。皆競って殺し合いをするように。
それでは、健闘を祈る。」
※夕方(50レス後、恐らく
>>517)から司州と青州は禁止エリアとなります。
やっぱり雷同は悩んでいた
死ぬ思いで爆弾を解体していた時放送が聞こえた
なんでここが禁止エリアなんですか!!まだ箱が二つあり箱は一つしか空いてない、なんですか主催者の人々
私は使い捨て以前の問題ですか?
この箱絶対に動かせないし、ていうより動かしたら爆発すると書いてある、
解体していないやつだけは・・・・・・
ひたすら悩んだ結果
「あははははははは・・・・時代と主催者の馬鹿野郎ぉぉぉ!!」
完全キレて突撃することにしました、箱3つをかかえつつ
説明
この爆弾は一本だけ線が残ってます、それを切ったら爆発し、威力は約20メートル
が吹っ飛ぶ程度。
@雷同(切れました)【解体セット、爆弾3つ】
※主催者の城に突撃するべく全力で突っ走ってます。
「何いィィィ!?」
禁止エリア発表に恐れおののくグループがここにもいた。
「司州が禁止エリアだそうです兄者!」
「ここって洛陽北東の森じゃなかったか弟よ!」
点心の家でまったりとしていた張バク・張超兄弟である。
「と、取り敢えず逃げるんだ、弟よ!!」
自分の荷物を手に、張バクは脱兎の如く外に飛び出す。
「嫌です〜〜っっ」
その張バクに引きずられながらも、張超は必死で抵抗した。
「私達の家が!折角造ったのに〜〜」
「馬鹿!死んでしまったら元も子もないだろう!」
「嫌です!私はここを離れるくらいなら、死を選びます!」
いくら説得しても、ウンともスンとも聞かない。
頑固な張超の様子に、とうとう張バクは脱出を諦めた。
「仕方ないか・・・これだけ広いのだから、既に司州を抜けているかもれないし」
願望混じりの予想で、自らを慰める。
・・・洛陽北東の大森林。
張兄弟は知らない。
彼らの建てた点心の家、そこは既に并州の南端であることを。
十歩南に歩けば、禁止エリアに入るという危険な場所であることを・・・。
「あ、家がある!?」
そして、今更になって許昌が点心の家に気付いていた。
≪ヘンゼルとグレーテル/2名≫
張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】
※現在地に居続けるつもりです
@許昌【フロッピー1枚】
※やっと丸太小屋発見。司州側にいます
「・・・う、誰か・・・」
>>242で越吉元帥の騎馬戦車にはねられた諸葛均は、未だに成都市街で倒れたままだった。
意識は回復したが、肋骨を折ったらしく、激痛で身動きが取れない。
「誰か・・・瑾兄さん、亮兄さん・・・」
二人の名を呼べど、助けは現れない。
このまま死ぬのだろうか・・・、諸葛均が再び意識を手放そうとしたその時、深い霧の中から人影が現れた。
「生きておるのか、小僧」
「う・・・たす、け・・・」
霧の所為でよく見えないが、人影は二人。その中の一人が、親切そうに声を掛ける。
「わしはしがない医者だ。小僧、痛いか?苦しいか?」
「い・・・た・・・」
「よし、その苦痛、わしが取り除いてやろう」
そう言うと、しゃがみ込んだ虞翻は、諸葛均の喉をメスで切り裂いた。
「道具は・・・ふん、ガラクタか、つまらん」
トランプの入ったプラスチックケースを投げ捨て、虞翻は趙統を促した。
「さて、成都城でも家捜しするか」
【諸葛均 死亡確認】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃、ディフェンダー45口径、ボウガン×30】&趙統【折り畳み式の槍、弓、矢12本、麻酔銃、青紅の剣???(たぶん武器)】
※虞翻は益州で蜀陣営の殺害を狙います。取り敢えず成都城を目指すつもり。
※トランプは放置。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
洛陽城に突っ走ってきた(なんか兵士が一人いるが無視)
「くそがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
城に入った(なんか銃撃ってるが二人だから無視!)
「誰もいねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
最初の所にいった(文官のようなやつが3、4人なので無視!)
「こっちかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
通路に出てみた(何人かすれ違ったが一人ずつのため無視!)
「俺に命令するなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
関係者以外立ち入り禁止と書かれた板がある(踏んだ!)
「いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
兵士10人程度を発見した(十人いるからここに決定!!!)
隊長「どうせもう禁止エリアだしコンピュータールームなんて守る必要なんてないよな〜」
兵士A「そうですよね〜・・・んっ?暇だと思ったら馬鹿が一人来たみたいですよ」
兵士達は銃を構えた
「俺の馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
残り30メートル
兵士A「おいそこのお前!ここは立ち入り禁止だ」
「時代の馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
残り20メートル
兵士B「な、な、な、な、なんかやばげ?」
「主催者の馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
残り10メートル
隊長ぽい人「撃て!撃て!撃てぇ!!」
「悪霊は去ねゆぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
銃を兵士達が撃ち何発か当たったが、無視して線を切った!
兵士達のすぐそばで。
【雷同、兵士10人程度、死亡確認】
※コンピューター破損、損害不明。
なんというか・・・ごめんなさい。(内容アレなのでスルーでも何でもいいです。)
草むらの中に潜んでいた凌統は叫びながら歩く男をやり過ごした。
「こ、こ、孔明様、孔明様、どこにおられるのですか〜」
その男―――糜竺―――は何かに取り付かれたように孔明の名前を連呼していた。
(孔明さんとやらも大変だな、まあ俺の知ったことではないが…)
@凌統【探知機】(初登場)
※草むらで待機中
@糜竺[心神喪失状態] 【???】(初登場)
※孔明の名前を連呼しながら歩いています。
「姜維と劉禅といったか・・・なかなかの切れ者だったな。しかし劉禅・・どこかで
聞いた名だな・・・」
しばし考え込む夏侯惇。そして、
「そうか!あの大耳野郎の・・・・ふっ、今思えばどことなく面影もあったな。
アマチャンなところもそっくりだな。。。約束か・・」
と呟いた。
「それはそうと、この刀・・・こんな危険なもの、もう戦闘では使えん。
いつまでも持ち歩いていても意味がない、かといって放置すれば、
ほかのやつが拾いかねん。どうすべきか・・・」
思案に暮れながらも、なれた武器がないことはまずいと思い、
回りに人に気配がないことを確認すると刀を抜き、樹の枝を切落とし、数本の矢を作った。
@夏侯惇【諸刃の刀(殺意発生装置付) 弓 矢10本 44マグナム】
※刀をどうするか悩んでいます。電波が漏れてます。危険です
ギョウを目前に控えた袁紹。
突然、背後から
「父上〜〜〜!」
と大きな声が響いた。
「おお!袁尚、それに顔良に文醜!良くぞ、生き延びていた!」
後ろから駆けて来る3人を見つけ声をかける袁紹。
「父上こそ、ご無事で何よりです。しかし父上はどうなさるおつもりなのですか?」
問い掛ける袁尚。
「巨大な悪意に立ち向かうことこそ我が天命。それはいかなるときにも変わらん!」
それを聞いた文醜は深く頭を下げ言った。
「さすがは殿!某も及ばずながら力をお貸しいたします」
「もちろんだ!おぬしらにも働いてもらわねば!」
そう言うと袁紹たちは再び歩き出し、やがてギョウに到着した。
≪坊ちゃんとガードマン/3名≫→解散、新チーム結成
≪大いなる野望のもとに/4人≫
袁紹【なし】&袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
※ギョウに入城しました。劉氏にはきづいていません。
少年達の見たもの……それはつまり地獄絵図だった。
いや少なくとも死なずにすんだどころか無傷だったことを喜ぶべきなんだろうか。
杜預も[登β]艾も羊[示古]もここではただの14歳の少年だった。無力だった。
ただただ、目の前で起きる惨劇を呆気にとられて見ているしかなかった。
いや、正確には恐怖のあまり動けなかっただけだ―――。
≪少年たち/3人≫
杜預【カシナートの剣】&[登β]艾【コルトガバメント】&羊[示古]【ダイナマイト3発】
※すべて初登場、全員14歳の少年です。
張[合β]はひどく不機嫌だった。理由は単純で直前の放送
>>476が気に入らなかっただけのようだ。
「俺が本気になれば5人でも6人でも殺してやる。殺してやる。殺してやる。」今にも叫びそうだった。
だがその殺意はすぐに開放された。獲物は4人。4人組だったのか交戦中だったのかは今となっては
分からないが「頼むぜ相棒」とだけ赤兎に告げると斬鉄剣を振りかざし4人に切りかかった。
4人のうちふたりは銃を持っていた。しかし赤兎と張[合β]の組み合わせは相性が良いらしく
かすり傷ひとつ負うことはなかった。一瞬で銃を持っていた麋芳と張翼の首をはねた。
背後から襲い掛かった呉懿を斬りつけ、最後に残った呉班にとどめをさした。
―――張[合β]がもう少しだけ冷静ならすぐそばで動けずにいた少年達も簡単に殺せたのかもしれない。
しかし張[合β]と赤兎は次の獲物を探してその場を離れた。
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
張[合β]【斬鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール】
※残鉄剣→斬鉄剣に名称変更します。
【麋芳、張翼、呉班、呉懿 死亡確認】(すべて初登場)
兀突骨は起きると大きく欠伸をした。こんなによく寝たのは久々な気がする。
何だか運動がしたくなったし移動でもしようかな。
@兀突骨【???×3】
※気ままに北東に移動開始。
夏侯覇「あそこにいるのは、呉綱、満寵、董昭、王抗か。関係ないから、まあ無視か。
恨みがある奴がいるとは聞いたこともないし、恩も受けたことないから」
そこに
>>467の放送が聞こえてきた。
案外みんなのっていないのかもしれないな、と王平は思った。
王平「このままでは、目的を達成する前に全員爆死という可能性もありますね、
どうですか?武器調達もかねて、殺しておくというのは。」
夏侯覇「いや、しかし恨みを持っていない者を簡単に殺すというのも・・・」
王平「夏侯覇殿、目的を果たす前に死んでしまってはもともこもないのですよ。
それに、司馬昭とかが、私らよりも強力な武器を持っていたら、
太刀打ちできませんよ、是非武器を出来るだけ手に入れておくべきです。」
結局、夏侯覇は殺すことに同意した。
あ、そうそう100tハンマーを貸してくださいね。あわてさせてあげますよ。
ごまっとう3名は結局ノリノリにのって歌っていた。いつの間にか踊ってもいた。
王抗しか、客はいないのに・・
呉綱「みんなありがとう〜♪」
歌が終わり手を振っていた。
アンコール、アンコール・・アンコールがかかり、また曲がなり始めた。
そして歌おうとした調度その時・・・
呉綱の上に、照明ならぬ、100tハンマーが、落ちてきた。
ぐちゃ・と嫌な音がし、そこらかしこから悲鳴が聞こえた。まあ、2人だが・・
董昭は暗幕の影に入った瞬間、お腹に違和感を覚えた。よく見ると、腹に、竹が生えている・・・・・
出口に逃げた、王抗の目の前には、脇から王平が現れ、パニくっている王抗の首を鉈で薙いでいた。
満寵はあわてずに、対処しようとしたとき、目の前に夏侯覇があらわれた。
夏侯覇の竹槍による突きが満寵を襲う、何とか避け続ける満寵。
防戦一方でやばいかと思えたとき、満寵はCD「T・W・O」でライトの光を反射させ、夏侯覇の目をくらませた。
王平「逃がしませんよ。」
後少しで脱出できると急いだ、満寵に絶望が襲った。
出口が、竹の盾で防がれていたのだ、そこへ王平の鉈が背中から襲った。
≪私怨の友/2名≫
夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾、チケット】
&王平【???、読めない説明書、竹の盾、鉈、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」】
【呉綱、満寵、董昭、王抗 死亡確認】(王抗、初登場)
※チケットは王抗の持ち物でした。王平の竹槍は、使い物にならなくなりました。
劉備は民家に近づく人物をはっきり確認した。
「おお、あれは子竜!」
向こうもこちらに気がついたようだ。
「殿!そして公孫[王贊]殿も!」
「ふむ、互いに無事で何よりだ。」
公孫[王贊]も人物が趙雲で安心したようだ。
「子竜よ、雲長や翼徳は見なかったか?」
劉備は関羽と張飛について聞く。
「いえ、残念ながら。」
「まあ、仕方あるまい。まだ名前を読み上げられていないからとりあえずは無事にいるのだろう。」
劉備は自分を納得させるように言った。
≪旧知の友と頼れる部下/3名≫
公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
&趙雲【スパークショット棒(充電済み)、飛刀×5、充電用バッテリー】
※スパークショットの容量は、中距離への放電2、30発程のようです。目盛り「中」では一撃で致命傷は不可。
※とりあえず冀州か幽州へ。
孫パパ「・・・3人で殴りあうのにも飽きたな」
孫長男「そろそろ何かやらねえとなあ」
孫次男「ならば5人殺すまで一時解散としようではりませぬか」
孫パパ「それが良いな、集合場所は何処にする?」
孫次男「建業で」
≪孫一家/3名≫ →個別行動、それぞれ5人殺した時点で建業へ
孫堅【マスケット銃、片刃剣】
孫策【ナイフ、コーラン、5インチFD】
孫権【ゾリンゲンカード20枚、片刃剣】
孫パパ「そういえば建業とはいったい何処だ?」
なんでこんな事になったんだろ?
化粧しながら臧覇は泣きかけた
なんで全員がこんな馬鹿アイテムなんですか?
後の二人のりのりだし。
「孫観って化粧すると意外に綺麗ね〜」
「そぉ?あなたも似合ってるじゃない、うふふふふ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
誰だ!こんなアイテム持たせたのは!!
≪俺があいつで、あいつが俺で、/3名≫
孫観(綺麗らしい)【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット】&
昌キ(女顔)【鏡】&臧覇【電撃ムチ】
孫堅は2人の息子に教わった建業にまずは向かう。それは、最終目的地を確認するためだった。
その後長安に向かう予定だ。
別れ際の2人の息子の言葉を思い出す。
孫策「俺はとりあえず、親父の敵を討つため襄陽に向かう。打倒劉表だ!」
孫権「ならば私は合肥から北に向かおう。」
逞しくなった2人の息子に少し頬が緩んだ孫堅だが、すぐに引き締まる。人を見かけたからだ。
女連れだがなかなかの手練れだということはわかる。
「最初から面白いことになるかもしれないな。」
一方──
孫魯班はかなり焦ってた。
「3人しか死んでないの! もし誰も死ななかったら首が飛んじゃうのよ!
早く誰か殺しなさいよ!」
『やれやれ……』
@孫堅【マスケット銃、片刃剣】
VS?
≪やりたくないのに護衛/2名≫
呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣、ロープ】
※両者とも互いの顔と名前は一致しませんが、孫堅が名乗れば呂蒙は折れるかも。
@孫策【ナイフ、コーラン、5インチFD】
※襄陽へ。
@孫権【ゾリンゲンカード20枚、片刃剣】
※合肥へ。
「つまり、その文聘さん以外誰も居なかったんですね?」
「そんな事よりその文聘が私の部屋に入り込んでいた事ザマス!これだから礼儀のなっていない連中は…」
魯育は、結局袁紹達と会えないまま戻ってきた劉氏の愚痴に小一時間程付き合わされていた。
「普通あーいった場所に殿方が入……」
「はぁ、そうですわね。」
父といい、劉氏といいなんでこんな物が大好きなんだろう?
そう思いながら突き出された杯(城から持ってきた)に劉氏のアイテムである酒(ウオッカというらしい)を注ぐ。
「大体劉表殿から…」
「あんな腐れた家の出身なんですか?」
更に一杯注ごうとした魯育の前に杯がもう一個置かれる。
「あなたも一緒に飲むザマス!」
「ええっ、私はそんなに強くないので…」
「いいから飲むザマス!」
気のせいか劉氏の声が少し大きくなった気がする、そうでなくても酔っ払いは何をするか判らない、実際彼女の父も散々失敗していた。
「えと、頂きます」
銃を持った酔っ払いと勝負する訳にもいかない、魯育は仕方なく杯に口をつけた。
「そうそういい飲みっぷり…」
次の瞬間、魯育はウオッカのビンをひったくるとラッパで残りの酒を半分程飲み干す、更にその視線だけで止めようとした劉氏を釘付けにする。
「っぷう…ったくさっきから聞いてりゃゴチャゴチャと五月蝿いねぇ。」
「ろ……魯育…サン?」
「あんたは何考えてるか知らないけどねぇ、これはバトロワ、殺し合いなの?判ってる?」
「そんな事…」
「いーや、あんたは判ってない!だいたい此処は中国の紛い物、あんたの部屋だって紛い物なんだよ!」
「こっ声が大きいザマス。」
「さっきまでのあんたの声だって似た様な大きさだったけど?あんまり馬鹿なことばっかり言ってると見捨てるよ?」
ガ━━━(゚Д゚;)━━━ン!
魯育の言葉に劉氏が精神的ショックを受けた音…ではない。
「キュウ」
今回は王美人が酔っ払った魯育を背後から消火器で殴り倒した音だった。
「やり過ぎじゃないザマス?」
「……これ以上騒がれたら命に関わるわ、誰も居ないなら、[業Β]に移動しましょう。」
≪奥様ズ/3名≫
魯育(気絶)【なし】&王美人【消火器】&劉氏【ウオッカ グロック17】
※[業Β]に移動
不愉快な騒音
>>476は、蒋幹を再び悪夢のような現実に引き戻した。
「……やはり夢などではないか……」
依然として残る、首の周りの無慈悲なほどに冷たい感触。
項垂れる蒋幹にさらに追い討ちをかけたのは「禁止エリア」とやらの存在だった。放送によると
夕方までには司州を出なければならない。留まることは即ち、死、である。
「どうあっても殺し合わせるつもりなのか……」
蒋幹が現実逃避をしている間にも、着々とゲームは進行している。逃げ隠れすることは許されない。
穴から這い出して慎重に周囲を見渡す。辺りに人の気配はなく、夕方までにはまだ幾分時間がある。
「どうせ死ぬなら故郷に骨を埋めたいものだ……」
―― 九江に帰ろう。
足は自然に南に向いていた。
@蒋幹【呼び笛】
※故郷の九江を目指し南下中
「呂伯奢とやら・・もう一度聞く。本当にこの城中にいたのだな。」
「はい、董承様。たしかにこの目で確認いたしました。
西門付近に手下と思われる二人の者を引き連れているのを・・」
「そうか。よし、呉子蘭。準備の方は?」
「万事整っております。あとは火を放てば、たちまち灼熱の渦となるでしょう」
「東門の方は?」
「お言いつけどおり、東門付近のみ火がまわらぬよう、油は撒いておりません。」
「王子服、風向き、天候が変わるおそれは?」
「はっ、許昌近辺、雨雲一つなく晴れ渡っております。
風も、東から西へやや強くふき続けております。」
「うむ。よろしい!では時間がない、最終確認といこう。
現在地は東門。ここから、ワシと王子服と呉子蘭がそっと城内に入る。
内部で王子服と呉子蘭は、北門、南門に別れ、このライターで火をつける。
油と風の影響で、東門一帯を残したちまち火の海になるだろう。
火をつけたら、すぐさま東門に戻り、城外に出て左右に分かれ、身を潜め待機。
呂伯奢は、城外正面に身を潜め待機。ワシは城内に待機し、曹操が現れるのを待つ。
曹操が東門に現われ、城外に逃げようとしたところで、後方から突然、
ワシが大声をあげ、姿を現し、やつらの注意をひきつける。
やつらの注意がワシにひきつけられたら、ためらうな!
三方から一斉射撃だ。例え誰かが殺られようと、とにかく撃ち続ける。
曹操の首は必ず我らの手で〔直接〕しとめるのじゃ。」
4人は手を取り合い、互いを見つめ意志を固めた。
「よし、では作戦開始じゃ!」
城内にそっと忍び込む3人。内部で別れると、それぞれの場所に急いだ。
数分後・・・
「はぁはぁ・・・ここら辺りでいいだろう」
王子服は北門付近の馬小屋を見つけ、その中の藁に目をとめた。
「天よ!今度こそ我らに力を・・・」
そう言うと、ライターを使い藁に火をつけた。
見る見るうちに広がる深紅の炎。
それを見届けると、王子服は、一目散に東門に向かった。
ほぼ時を同じくして南門にも火の手があり、火は油・風に乗り
瞬く間に西門へ向かい、辺りを赤く染めていった。
やがて、東門から駆け抜ける二人。それを城内から見届けた董承は、
「ここまでは、万事OKじゃな・・あとは皆の武運を祈る・・・」
そう呟くと身を隠し、曹操の現れるのを待った。
戦闘開始?
≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
&張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】
VS
≪積年の恨み/4名≫ (初登場)
董承【放火セット(油壷(中身空)・ライター2本)】&王子服【連弩(矢20本)】
&呉子蘭【ショットガン】&呂伯奢【サブマシンガン】
※東門で散開し、曹操達を待ち伏せ中。
許昌は東門を残し火の海です。
荊州北部から街亭の方へと二人の男が歩いていた。盧植と王朗である。
彼らは食材と水を探しに来ていた。と言うのも、盧植のアイテムに「食べられる野草」
という欄があり、近くに何か野草がないかと南下してきていたのであった。
幸い、広がっていた竹林から、筍を5本ほど掘ってきた。それ以外にも、
シソの葉を何枚か見つけてちぎってきた。近くに飲める湧き水が湧いているところもあり、
王朗の持っていた何本かの空ビンに水を詰め、そして帰ろうとしていたのだ。
ふと、目の前に二人の男がこちらに歩いてきた。皇甫嵩と朱儁である。
盧植は彼らと面識があったので、何の警戒も無く四人の会話が始まった。
盧植「よかった。皆さんようやく会えましたね。」
皇甫嵩「本当に。ところで、今何の武器を持ってますかな?」
盧植「それが私に支給されたのはこの本でして。」
王朗「僕の支給アイテムもお酒でね。まあ、今お店においてきてるけど。」
朱儁「ならば我らでも狩れますな!」
そう言うと、朱儁は手に隠し持っていた拳程度の石を持って殴りかかってきた。
盧植は何とか避けて間合いを取る。「一体何のつもりですか!」と怒る盧植に、
朱儁は笑いながら答えた。
「このゲームの基本は殺し合いなんだよ?しかも死者数は減ってるみたいじゃないか。
だから君を殺すんだ。何かおかしいところはあるか?」
盧植は呆然とした。信じていた者達に裏切りに近い行動を取られたと感じたのだ。
前から皇甫嵩が棍棒を振り上げて襲ってきた。こんな死に方をするのか・・・。
盧植は諦めて目をつぶった。だが、彼の頭に棍棒は落ちてこなかった。
王朗「何やってるの!殺されるよ!」
王朗が自分を突き飛ばしてくれたのだと、盧植は気付いた。
「あんたはこいつらを殺してでも生きたいかい?」王朗が突然言い出す。
そんなことを言っている間も、彼は皇甫嵩と朱儁の二人の攻撃を必死でかわしている。
「私は」盧植は答える「こんなところで死にたくない!」
その言葉を待っていたといわんばかりに、王朗はザックから、汲んだ水を入れていた
ビール瓶を取り出した。皇甫嵩の一撃をかわし、それで思いっきり頭を殴りつけた。
ビール瓶は割れ、皇甫嵩の頭から血が吹き出した。中に入っていた水は血と混ざり
倒れた彼の周りに飛散した。それから王朗は仲間が倒れたのを見てパニック状態に
なっている朱儁との間合いを一気に詰め、その割れたビール瓶で腹をえぐった。「ぐっ」と
口から声にならない声を発して、朱儁もうずくまってしまった。
その後王朗は冷静に割れたビール瓶で二人の心臓を刺し、止めを刺した。
「いや〜一瓶割っちゃったな。皆に何て言おうか。」
「・・・・・・」
「この『トランシーバー』ってのは面白いね。離れた相手とも会話できるんだって。」
「・・・・・・」
「さっきから黙ってばっかりだけどさ、信じてた仲間を殺した僕が憎いかい?」
「・・・いや・・・あなたは私を助けてくれた。それに・・・ああするしかなかったんだし・・・。
別に、あなたやあいつらを責める気持ちは無いです・・・。」
話しながら歩いていると、ちょうど彼らの小屋の前に着いた。中ではもうすっかり
乗り気の周倉が食材を今や遅しと待っていた。
「じゃあ、改めてようこそ僕の店へ!だね。」
盧植は王朗の顔を見た。バトルロワイアルという特殊な世界の中で、この人は
実に屈託無く笑っている。私はこんなにすがすがしく笑えるだろうか。いや、きっと
殺し合いの無い世界であっても、私はこんな風には笑えない。私も彼と一緒にいたら
こんな風に笑えるだろうか。ふと心の中で盧植は思った。
「・・・ええ。改めて宜しくお願いします。」
【皇甫嵩、朱儁:死亡確認】
≪居酒屋王朗/6名≫
王朗【多量のお酒各種、水の入ったビン×4】&厳白虎【ライフル】&淳于瓊【紙と筆と墨】
&韓猛【チャッカマン】&周倉【中華鍋、調味料、木の棒、筍×5、シソ】&盧植【アウトドアの本】
>>502の最後ミス
≪居酒屋王朗/6名≫
王朗【多量のお酒各種、水の入ったビン×4、トランシーバー】&厳白虎【ライフル、トランシーバー】
&淳于瓊【紙と筆と墨、棍棒】&韓猛【チャッカマン】
&周倉【中華鍋、調味料、木の棒、筍×5、シソ】&盧植【アウトドアの本】
諸葛恪は血だらけになった孫登を背負いながら、交州へむかっていた。
「何でこんなことになるんだ!?ちくしょう!!」丁奉は諸葛恪の言葉をさえぎった。
「言うな諸葛恪!、孫登様は孫呉の希望なんだ、なんとしても我々でお守りせねば・・・」
諸葛恪は夏侯楙の顔が浮かんだ。「あの大馬鹿野郎さえいなければ」
≪孫呉の希望/3名≫
諸葛恪【???】&孫登[重傷]【???】&丁奉【???】 生存確認
@夏侯楙【???】生存確認
荀攸と[萠リ]越は開始直後から息を潜めるように荊州に逃げ込んでいた。
何故このふたりが一緒にいたかと言えばただ偶然出合ったからに過ぎない。
「郭嘉殿と連絡が取りたい・・・」荀攸はつぶやいた。
「殿(劉表)はどこにいるのだろうか・・・」[萠リ]越もつぶやいた。
≪軍師ふたり/2名≫
荀攸【???】&[萠リ]越【???】(ともに初登場)
幻聴から束の間解放された于禁の目は、魏の五大将と恐れられた将軍のそれに変わっていた。
禁止エリア。現在、自分の居る場所が正にそれに当たる。速やかにここを離れる必要がある。
「だが、何処へ行く?」
北には行きたくなかった。ギョウには嫌な思い出が多すぎる。自分を辱めた壁画など見たくはない。
ならば南か。しかし、そこも虜囚として隠忍の生活を強いられた思い出がある。
そこまで考えて、于禁は思い直した。
「虜囚時代の清算が済んでいないな……」
自分を苦しめる幻聴を断ち切るためには、それが必要なのではないか?
呉には八つ裂きにしても足らぬ輩がいるではないか。
虜囚の自分を満座の前で辱めた男、虞翻。この男を殺さずして生き残る意味はない。
そう考えると、自分がこのゲームの参加者として名を連ねた理由が理解できる気がした。
「……そうか、そういうことだったか……」
于禁の双眸に青白い光が灯る。みるみる生気が漲るのがはっきりと自覚できた。
「……虞翻」
一言そう呟くと、于禁は南方に姿を消した。
@于禁【カイザーナックル、鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
※虞翻を探しに揚州へ。情報収集以外には基本的に好戦的です。
>>467の放送は禰衡を心底慌てさせた。
「大ドキュソが調子づきおって……! 一体何処の誰がこの禰衡様に指図できると言うのかっ!」
彼は洛陽周辺の木の上でドキュソ殲滅の構想を練っていた。そこに強制退去の触れが出たのだ。
ひとしきり憤った後、考え直したようにニンマリする禰衡。
「逆にこれは好機かも知れぬな。小ドキュソ(董卓)どもも、あの放送を聞いては移動せざるを得まい。
逃走経路にこの地雷を仕掛けておけば……。ププッ、さすがワシ。凡人とは頭の冴えが違うわい」
意外にも軽い身のこなしで木の上から降りると、禰衡は一路、司州と雍州の州境を目指した。
「小ドキュソどもは間違いなく長安に進路を取るはずだ。もう少しで禁止エリア脱出というところで
あぼーん……。くぅ〜、その時の顔が見物じゃわい」
笑い出したくなる衝動を何とか抑えこみながらも、細心の注意を払って移動する。目的地までの
距離は、およそ5キロといったところか。夕方までにはまだ十分間に合う。
「地雷をこれほど効果的に使えるのは、ワシくらいのものじゃろうな。三国抱かれたい男ナンバーワン
間違いなしじゃ!」
彼の自画自賛は止むところを知らない。
@禰衡【携帯地雷20個】
※司州と雍州の州境に地雷を仕掛けます。
董卓とか何か?
漢を救う忠臣であるか
或いは中華を滅ぼす暴虐の徒か
否、断じて否
董卓とは、このバトルロワイアルを生き残る者のことである
ならば、董卓の臣とか何か?
董卓の手足となりて戦を繰り返す烏合の衆に何がありや
そして、董卓と董卓の臣とが残りし時見える天は何ぞ
(董卓を殺すには、まともな戦いを仕掛けても無意味。だが、首輪ならば…)
≪暴君御一行/6名≫
董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾】&李蒙【ゴルフクラブ】
&張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器】&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】
取り巻きの誰かが禁止エリア発動寸前に自分だけ脱出する計画を立てています。
「こんにちわ〜助けて〜」
「わかりました〜これから頑張りましょう〜」
頑固な張超の様子に、とうとう張バクは脱出を諦めたとたん人が来た。
しかも弟と同類っぽい奴。
許昌はラッキーだった
フロッピー一枚だけで今まで誰にも合わず、しかも最初にあったのが張兄弟のため
絶対に殺される心配だけではないという事
許昌はラッキーだった
洛陽北東の大森林にある丸太小屋
もうそこは并州の南端であり、十歩程南に歩けば、禁止エリアに入るという危険な場所
なのだが普通そんな場所人などなかなか来ないため、かなり生き残れるという事
許昌はラッキーだった
禁止エリア寸前で、丸太小屋を見つけたという事は、今回運命の風が彼に吹いてるという事だから。
≪ヘンゼルとグレーテルとラッキースター/2名≫
張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】&許昌【フロッピー1枚】
※現在地に居続けるつもりです、司州側には今は誰もいません。
これで少しは身を守る事ができる。
司馬昭は目の前に転がった死体に感謝していた。
一先ず何処かに身を隠すべくさ迷っていた時に見つけた小屋。
中では何者かが言い争っていた。
やがて聞こえた銃声。
その後慢心し小屋から出てきた男を司馬昭は遠慮無く石で殴りつけた。
どうやら相手は文官、しかも老人だったようで殺すのに手間は掛からなかった。
しかも持っていた武器も相手を不意を付くには良さそうな物だ。
さて何処か良き所に身を潜め今後の方針を考えるとしよう。
司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾、ベレッタ、煙幕×5】
※スーツケース型戦術核爆弾
起動はスイッチと同時、もしくは持ち主が3メートル以上離れると自動的に起動します。
また登録者の首輪の反応が消えた瞬間に起動してくれる。
安心あなたの恨み晴らします機能付き♪
王允、蔡ヨウ【死亡確認】
なるほど、しっかりと固定しその後スコープで狙いを付け引き金を引く。
力の弱い私にとって遠距離で身を守れるこれは最適と言える。
男はアイテムの試射に満足すると、その場をそっと去っていた。
その遥か先には試射で射殺された憐れなモルモットが転がっていた。
賈充【スナイパーライフル】(初登場)
曹豹【死亡確認】
※鍋のふたは放置
「なんか殺ししたくない?」張衛がいうと張魯は「したい」といったそして「あいつ殺そう」
とかいって1人の男、夏侯惇に二人でそーっとちかづいた。きづかれないように。
でも夏侯惇は気づいてるくさかった。
またもう一組も同じように
「なんか殺したくない?」夏侯和がいうと夏侯威は「したい」といい、それで「あれ夏侯惇じゃん
やっちゃおう」といった。二人は夏侯惇にそーっとちかづいた。きづかれないように。
でも、これも夏侯惇は気づいてるくさかった。
≪???/2名≫
張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
&
≪三流漫才師/2名≫
夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
VS
@夏侯惇【諸刃の刀(殺意発生装置付)、弓、44マグナム】
※夏侯惇の刀のおかげでみんなやる気です。
張衛、張魯、夏侯和、夏侯威に囲まれている夏侯惇であったが
気がつかないふりをして、相手の気配をさぐっている。
(三、四人ってところかこいつらは、この刀のせいか?それとも元々あいつらが乗り気だからなのか?
まあいい幸いこいつらなら《同盟》とやらにも違反していない。殺しても問題はなさそうだな。)
ふと同盟などという甘い考えを自分の考えの中に入れていたが、意外と悪い気はしていなかった。
しかしここで一つの考えが浮かぶ、この刀が鞘に入れても働く物であるのならここで自分が離れれば
あいつらも戦わなくなるのではないか?間合いをつめてくる所を見ると飛び道具はなさそうだ。
この程度の相手ならそれを試してもそう危険はなさそうだ。
そこまで思案するのとほぼ同時に張魯の長刀が夏侯惇に襲い掛かってきたが
夏侯惇はそれを空振りに終わらせ、ものすごい勢いでその場を離れた。
取り残された四人は夏候惇が消えるのを見ると、目の前にいるこいつらでもいっかという考えになり
お互い武器を構えて間合いを詰めていたが、10合近くたった時お互い武器を落とし
さっきまで何をやっていたのかを忘れたようだ。そしてその後自分たちの足元に落ちてる自分たち武器を
拾い、しっかりしまったその後に初めて相手に気がついた。
夏侯和が小声で、夏候威に話し掛ける。
(なぁ、こいつらって客かなぁ)
その言葉に夏候威も乗り気になったようだ。
(馬鹿!客を待たせるな、練習どおり行くぞ)
張衛と張魯は戦う事も考えていたのだが、相手がいきなり漫才?をし始めるのを見ると
乗り気じゃない事が分かり、しばらくその漫才を見ていた。
夏候和&威「ありがとうございましたぁ!」
一通り終わってお辞儀をする二人。拍手を送る張衛と張魯すっかり打ち解けて色々雑談などをしていたが
手持ち武器の話になったとき夏候和と威の目つきが変わった。
どうやら張衛の武器の劇団七つ道具の「劇団」という言葉に反応したようだ。
夏候和は説明書を見せてくれと頼み、説明書だけならと張衛は気兼ねなく渡した。
その説明書を見ている内に目を輝かせる二人、張衛達は理解できない様子だったが
夏候和「ここだ!どこかにある劇団とやらがある!そこが俺たちのプロデビューの場所だ!!!」
夏候威「よし!行くぞ!」
そういうと二人はすごい勢いで劇団を探しに行った。何処にあるか知らないのに・・・
そして残された張衛と張魯はなんとなくその二人の後を追い、一緒に行動する事にした。
・
・
・
その次の日夏候惇は同じ場所に戻っていた。
死体があれば乗り気な奴だっただけ、もし死体が無ければこの刀は鞘に入れても危険という事
そして夏候惇が見に行った所には、死体はどころか血の後も無かった。
昨日まで大丈夫と思っていた、鞘に入れておくとうい行為も駄目であった夏候惇は破壊すれば
その破片からでも殺気を振りまく何かが出るかもという、疑心暗鬼に囚われ
破壊するのも無理、放置するのも無理であるならば、持ち歩き武器として使うしかないなと諦めた。
≪劇団捜索隊/4名≫※チーム名変更
夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
&張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
@夏侯惇【諸刃の刀(殺意発生装置付)、弓、44マグナム】
※開き直り刀を武器として使う事にしました。
516 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/10 15:59
512−514あぼーん
517 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/10 16:11
何進「ふははははははははっ!皆殺しだあははは!」
*******************************
スレのデータが480kbを越えましたので、引越し作業中です。
これ以降の書き込みはご遠慮ください。
*******************************
>>515の
その次の日
の部分を
それから少しした後
に訂正します。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)