第四回!三国志バトルロワイアル part2

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4522/2:03/06/06 21:25
「ぐふふふ…近い、近いぞ…」
─董卓。この暴虐の王が揚州北部に入ったのだ。…交州にいる女性陣にさえ届くような気配で。
そして、不運にも董卓に一番近い女性─孫尚香。彼女も震えるような嫌な感じを受けていた。


「董卓…まだ生きているのね…」
貂蝉がそう呟いたのを、念のため警戒指示を出した甘寧が不思議そうに眺めていた。

≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、ダイナマイト×1、ゾリンゲンカード×3】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾、鈴と龍紋の特攻服、ゾリンゲンカード×2】&関平[左腕かすり傷]【AK47、片刃剣】
 &関索[左肩軽傷・右脇腹軽傷。治療中]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(2袋)、飲料水、救急箱、釘バット】
※一行はティカラが・・・にはまだ気付いていませんが、砦内部の見張り場から厳重警戒開始。現在交州。
≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
※戦闘で勝てないのは悟っているようです。岩陰で考え中。

@董卓【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、イングラムM10、日本刀、応急セット】
※揚州に入りました。
≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
※董卓が近づいてきています。孫尚香は何となく気付いている?
4531/2:03/06/07 01:01
成宜「賈[言羽]は何処へ行ったんだ?」
三連星を追って来たつもりが、
どうやら上手くまかれてしまったようである。
そんな彼らが正面から出会ってしまった相手とは・・・。

紀霊「陛下!敵です!」
袁術「何じゃと?団員志願者ではないのか?」
荀正「でも武器を構えてますよ。」

成宜「うおっ、向こうは数が多いぞ!」
程銀「どうする?」

睨み合いを続ける両者。
それをほくそ笑みながら上から見る男達がいた。
陳宮「馬鹿どもが、せいぜい殺り合うが良いさ。」
4542/2:03/06/07 01:02
陳宮が目で合図すると楊修が照明弾を打ち込む。

照明弾は哀れを陸績を直撃し閃光を放った。。

張紹「うわっ!何じゃ?」
左慈「陸績殿?!」
紀霊「陛下!大丈夫ですか?」
袁術「朕は大丈夫じゃ、紀霊何とかせい!」

成宜「うわっ眩しい。」
楊秋「今がチャンスだ!」

賈[言羽]達の策略とも知らず、両者は戦闘を始めてしまう。
ただ、彼の誤算はここ宛城に想像以上に他チームもいた事であった。

≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
※劇団に挑みます
≪暴走逃れて劇団作り/7名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】 &厳o(下半身裸)【木の葉】
※旗本と戦闘開始
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発、尖った竹竿】
※隠れて両者が潰れるのを待ちます

陸績【死亡確認】

※照明弾を戦闘音でかなり目立っています。
4551/3:03/06/07 01:39
李[イ寉]「どうしたの?」
落ち着かない、孫尚香の様子を李[イ寉]が心配そうに声を掛ける。
孫尚香「分からない…、でも何かが来るの…。」
脅える彼女をしばらく宥めていた李[イ寉]。
彼女を脅えさせる何か。それは目前までやって来ていた。

李[イ寉]「お・お前は…。」
董卓「ほぅ〜随分と偉くなったものよ。まぁ良いそこをどけ。」

李[イ寉]「・・・・・・。」

董卓「それがお前の答えと言う訳か。」
銃を構え様とした李[イ寉]に物凄い衝撃が加わる。
その巨体からは信じられない早さで体当たりをしたのであった。
その威力は大きく持っていた銃などを飛ばされてしまった。
孫尚香が慌てて剣で立ち向かうが相手が悪過ぎた。
見張りの途中ですっかり眠ってしまった劉氏の上に影が差した。
「劉氏さん、劉氏さんっ!」
偶然起きる事ができた魯育は軽く劉氏を揺する。
「……ああん、もう食べられ……」
「劉氏さん、起きて下さいよぅ。」
「ないからこの箱に詰めて持って帰るザマスゥゥ…」
「一捻りした寝言は良いから起きて下さいっ!」
耳元で怒鳴られた劉氏は漸く目を覚ます。
「こんなに静かなのに大声上げてはいけないザマス。」
「寝ている見張りの方がよっぽど危険です!」
声を潜める劉氏に対して魯育の声はやや大きくなっている、まぁ短期的に見るなら寝てて正解だった訳だが。
「兎に角、後は私が替わりますから上で寝てて下さい……ってその懐中電灯は?」
「足元が見えないと危ないザマス。」
パクパクと魯育の口が意味もなく開閉する、恐らく言いたい事が纏まらないのだろう。
「そういえば、これを切ったのは魯育ちゃん?」
「で…電池が切れたんじゃないです……」
そこまで言って、急に魯育の顔が緊張する。
「魯育ちゃん?」
「外に誰かいます、王美人さんを起こして下さい。」
それだけ言うと魯育は身を低くして劉氏に手を出す。
「シェイクハンド?」
取り敢えず握手してみる劉氏。
「そうじゃなくて銃です。」
「え、魯育ちゃん持ってないザマス?」
魯育の身体から力が抜けていく、思えば様々な事があり過ぎた、
いきなり言い渡された死のゲームへの参加、余りにも突然の父と姉の死、そして無くなってしまった武器。
それらの事件は遂に魯育の精神の限界を突破した。
「はうっ」
「キャー!魯育ちゃん!しっかりするザマス!魯育チャン!」
外に誰かいるのに大騒ぎするんちゃねぇ。
「おおっ!その声はマイハニー!!」
中国人がマイはにいとか言うな。
そんな言葉にならないツッコミを入れつつ魯育の意識は闇に包まれていった。

≪奥様ズ/3名≫
魯育(気絶)【なし】&王美人(睡眠中)【消火器】&劉氏【なし】
※[業Β]に潜伏中?

 袁紹【ソーコムピストル(28発)、防弾チョッキ】
※奥様ズ発見
4582/3:03/06/07 01:53
起き上がった李[イ寉]の目に入ったのは、
殴り倒され顔を腫らした孫尚香の姿であった。
しかもその細い首には剣が当てられていた。

董卓「馬鹿どもが、本気でこのワシと戦う気だったとはな。」
孫尚香「私に構わず!」

そう構わずと彼女は言った。実際このまま撃とうと思った。
どうでも良いはずだったから。
でも撃てなかった。何故かは自分でもよく分からない。
だから本能に従う事にした。
そう武器を・・・・・・捨てた。

孫尚香「何故・・・・・・?」
李[イ寉]「分からない。でも撃てなかった。」
孫尚香「でもこのままじゃ二人とも…。」
李[イ寉]「一人で生きていても楽しくない。だからせめて・・・・・・。」

額を打ち抜かれ倒れる李[イ寉]。
でもその顔は不思議と微笑んでいた。
4593/3:03/06/07 02:08
泣きながら董卓を殴りつづける孫尚香。
無論それは全くダメージを与える事なぞできないのだが不快にはさせていた。
董卓は面倒くさそうにレイピアを抜くと一気に胸を貫いた。
そのまま地面に体を固定させると、己の欲望を貫くのであった
それは正視に堪えないに狂気の宴。体にレイピアと欲望の剣で貫かれる乙女。
薄れ行く意識の中で孫尚香は一人考えていた。

孫尚香「李[イ寉]ちゃんは最後に何を言おうとしていたんだろう…。」

彼女がその答えを見つけられたかどうかは分からない。
だが、確かなのはこの狂気の獣が次ぎを求めて動き出していた事であった。


董卓【防弾チョッキ、煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、イングラムM10、日本刀、応急セット
    サブマシンガン、クロスボウ、ロングソード×2、フライパン】
※レイピアは変形した為放棄
※MP3プレイヤー&電池セット、ライターは放棄
※次の獲物を捜索中

孫尚香【死亡確認】
李[イ寉]【死亡確認】
対戦相手を待っていた鍾ヨウと陳登。
相手がこないと思っていたのだが、意外にもあまり待たずに現われた。しかも2人まとめて。
最初、司馬昭と賈充は、卓を囲んでいるこちらの2人を不思議そうに見ていたが、
鍾ヨウが麻雀に誘うと、しばらく雀荘から離れて2人で相談をしていたが、
やがて戻ってきて了解した。チーム戦という提案とともに。
こちらは今まで命を賭けてきた2人である。負けるはずはないと思った鍾ヨウと陳登はその話に乗ったのだった。

東1局、鍾ヨウが親で始まったこの戦い。
その局は、西の陳登がリーチ、ツモ、ピンフで2600点だった。
東2局の親は司馬昭。それは4順目で起こった。
司馬昭は咳払いをすると何と鼻歌を歌い始めたのだった。
「エヘン、幸せビームぅ〜出しまくりなのにぃ〜♪」
そして、次の賈充の七筒でポンをする時も歌を歌い続ける。
だが突然、歌は変わった。
「僕らは〜愛の花咲かせようよ♪」
そしてまた、賈充の二筒でポンをした後も彼は歌い続けた。やがて──
「ピッタリしたい週ま──おっとツモった。白、ホンイツ、トイトイ、ドラ3。倍マンだ。」

こうして彼らの戦いは始まった。
≪末期悪役主従/2名≫
司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾 、グレネード×5】
賈充【スナイパーライフル、サバイバルナイフ、グレネード×5】
 VS
《蒼天/2名》
鍾ヨウ【サングラス、偽造トカレフ&弾丸47発、ポータブル雀卓セット】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
※司馬昭と賈充には他にも作戦があるようです。
司馬昭の倍満の上がりを見て鍾ヨウと陳登はまず真っ先に思った。
―こいつらアホだ…こんな露骨な通しを普通使うか?
しかしそんな二人の表情を司馬昭と賈充は、倍満の上がりを見て敵二人が驚いている物だと思い込んでいた。
調子にのった司馬昭はあれ行くぞ、と賈充に通しで合図した。
その司馬昭のサインを見て緊張した表情で賈充はうなずいた。
そんな司馬昭の配牌ドラは(1)
一一六七68白白白發發中中中
もちろんイカサマである。古い技だが決まればこっちの物だ。イカサマだろうが何だろうが関係ない。
当然賈充の手には發と中が一枚ずつ有る。
心の中でニヤニヤとしながら打8
そして予定通り賈充は打發
「ポン」
司馬昭がそう言おうとしたのとほぼ同時に、陳登が何かを呟いた。
陳登「お前らさっきから何イカサマしてんだよ」
バレタ?!汗が吹き出る司馬昭と賈充だったが、ここは冷静に返す。
司馬昭「イカサマなどはしとらん!仮にイカサマだったとしても気がつかないお前らが悪いのではないか!!」
陳登「それもそうだな」
司馬昭「全く、とんでもない言いがかりをつける奴じゃ、それとその發はポンじゃ」
内心焦りながらも相手が引き下がってくれた事に二人は安心しきっていた。だが次の瞬間
陳登「ロン、64000は64300」
人和国士無双13面、W役満の手だ。
イカサマで有る事は明白、しかし苦情はいえない。先ほど自分でイカサマを肯定したばかりだ。
あまりのショックに呆然とする二人を尻目に、陳登はタバコをふかしてため息をついた。
そして視線を鍾ヨウに投げかけ言った。
陳登「どうするよ?」
あまりにも早く終わりすぎたので拍子抜けした表情で聞く。
鍾ヨウ「これでもルールはルール。しかし今回みたいにまた二人も来るとは思えんな」
陳登「じゃあこれで」
そう言い放つと陳登は鍾ヨウの方を向いたまま、無表情で賈充の額を撃ち抜いた。
額から血を噴出しそのまま後に倒れた賈充、そしてそれを見ていた司馬昭。
突然すぎる。それはあまりにも突然すぎた。だがそれゆえに司馬昭は何も感じなかった。感じれなかった。
陳登「お前は生かしといてやるよ、面子不足で助かったな」
無表情で司馬昭は頷いた。

【賈充死亡確認】

《末期悪役主従/2名》 →消滅

《蒼天/3名》
鍾ヨウ【サングラス、偽造トカレフ&弾丸47発、ポータブル雀卓セット】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
&司馬昭[放心]【スーツケース型戦術核爆弾 、グレネード×5】
※賈充の持っていたアイテムは全て放置、対戦相手を待っています。
誤解からいつの間にか戦闘をしてしまっている劇団と旗本3騎を上から見下ろす心の黒い3連星。
彼らの思惑通りに事は進むかと思われた。
その時、突然荀正はヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガンを上に向けて放った。
途端に、彼らは全員に見つかってしまう。
「貴様は賈[言羽]!おのれ、さては韓遂様を殺したのは貴様らだな!」誤解したまま、旗本3騎は彼らを敵とした認識した。
「何っ!?なぜ我々の位置が!?」驚く陳宮に、荀正はこう答えた。
「照明弾が上から降ってきましたからね。彼ら(旗本3騎)が放ったわけではないことは分かります。これでも私は荀姓を頂く者ですから。」
袁術が、それはシャレか?と言うのを無視して会話は進められる。
「だが気付いた所で無駄だ。貴様らまとめて蜂の巣にすればいいのだからなっ!」
賈[言羽]がそう叫び、デリンジャー22口径をを撃とうとした時、突然巨大な長刀が彼らの武器を切り裂き、あるいは吹き飛ばしていった。
紀霊が三尖刀をブーメランの様に投げたのだ。
戻ってきた三尖刀をキャッチすると、紀霊達は賈[言羽]達を睨みつけた。
「陸績殿の命はもう戻ってきませんが・・・償いはしてもらいますぞ。」
「袁術殿、申し訳なかった。我々は奴らを追ってきたのだが・・・はめられたようだ。」成宜が袁術にたいして謝る。
「いやいや、気にするな。お互い様じゃ。それより今はあ奴らの相手をする方が先決じゃ。」
「張昭殿、かたじけない。」
「わしのセリフを取るなあぁぁぁ!!」
「今はそんな事を言っている場合ではないでしょうがあぁぁ!!」
「くっ…今のうちに逃げるぞ!」
そう言った彼らの横には、いつの間にか左慈が立っていた。
「ここまでやっておいて、逃げられるほど世の中は甘くないぞい。」
「ち・・・ッ、貴様ら雑魚など、これで十分だ!」
そう言って、楊修は切り裂かれたさらに短くなった竹竿を手にした。

≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/7名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】 &厳o(下半身裸)【木の葉】
※両者は和解。共同で心の黒い三連星に挑みます。
VS
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【なし】&陳宮【なし】&楊修【尖った竹竿、照明弾1発】
※デリンジャー22口径、照明弾2発は破壊。他は竹竿と照明弾以外は吹っ飛びました。
4662/2:03/06/07 13:00
「うわああああ〜!?」
曹熊の叫び声が屋内にこだまする。
曹熊を棒で打ち据えているのは…袁兄弟だった。
曹操の子である事でも言ってしまったのだろうか…否、彼らが戦場の狂気に飲まれたのかもしれない。ともかく、そこらの棒きれで叩かれ続けている。
「熊〜!?今助けに……くっ…」
それに気付いて戻って来た曹彰の動きも止まる。曹熊を人質に取られたのだ。

「さあ、武器を捨てるんだ」
袁尚がそう言う。その目は戦場の空気に呑まれているようだった。
「くそっ……すまん、熊……」
曹彰がそう言ってジャンビーヤを手放そうとした時である。
袁兄弟の背後から、雌雄一対の剣の煌きが一閃…彼らは即死に近い状態で斃れた。

「お、…曹洪叔父上…!」
「油断しすぎやな、曹彰」
手早く死体から荷物を漁ると、曹洪は向き直って曹彰、曹熊に言う。
「ここは危険や。分かったら…早く西門か南門からでも脱出するんや。…互いに武運があればまた会えるやろ」
「叔父上は…?」
「…この城でお前らを襲うような危険な奴を斬る。はよ行け!」
「…ありがとうございます!また、どこかでお会いしましょう!」
厚く礼を述べると、二人は西門へと駆けていく。それを見送る曹洪が言った。
「さすがにあの二人は手にかけられんがな…。不運の子やし」
それに、こうして恩を与えておけばいずれ利用できるしな─そう呟き、曹洪は再び闘いへと足を向ける。
467戦闘巧者・曹洪 2/2:03/06/07 13:00
「さて…もっか激戦区は北門やな」
彼の頭脳の中では、城内の構造と人の見取り図がはっきり出来ていた。なにせ一度来た場所である。
(南から来た奴はナイフ一本…近づかなければ戦いにはならん。よって北門だけに集中すればいいがな)
そう考えると曹洪は物陰から北門周辺…>>465あたりを見る。
(賈[言羽]…年貢の納め時か。まあ、あいつらは何だかんだで一人は生き延びるやろ…)
そう判断すると、もう片方のわけの分からない集団に目をやる。
(ふむ、豪傑や知恵者はおっても…戦闘巧者はおらんな。今は雨、そしてもう夕暮れや。…3、4人は狩れるな…)
袁術らが人数の割には装備が甘い事に気付き、それら複雑な計算を金を数える時の如く瞬時に解を出す。
(敵は奴らに気を取られて気配さえも気付いとらん…まだまだやな)
左慈でさえ曹洪には気付いていなかった。曹洪は口をニヤリと歪めると、完全に戦場の影と化した。
事実、音も無く厳oが切り裂かれた事にも、降り続く雨音のせいか、曹洪の隙のない動きのせいか、誰もまだ気付かない。

【袁譚、袁尚、厳o 死亡確認】

≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
※黒い三連星に気を取られ、全く曹洪に気付いていません。
vs
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
※あくまで冷静。無理はしませんが、雨と闇にまぎれてあと2、3人狩る気です。

≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊[数箇所打撲]【蝉の抜け殻×20個、拾った棒】
※西門から脱出予定。
468夕暮れの海1/3:03/06/07 16:15
「ちょっと、海の方を確認してきます」「俺もな」
貂蝉と甘寧がそう言い出し、巡回も兼ねて砦から出て行ったのはもう交州・山越地区にも夜の帳が落ちようとしていたときだった。
暗くなる前に確認しときてぇし、と言った甘寧に、残り5人は「気をつけて」としか言えなかった。

「甘寧さん、さっきから海の話していましたけど…」
「…何か秘策とやらがあるんだろ?アタシらは警戒続けりゃいいんだよ。だろ?関索」
はいはい、と手当ての済んだ関索が見張り台からそう答える。
「でも甘寧さんと貂蝉さん、何で二人で……?」
「余計な人数は割きたくなかったんでしょうね。まあ、甘寧さん強いですから」
冷めたココアを啜る関平がそう言った。だが。
「むふふ。そうじゃないわよ、きっと」
「どういうこと?小喬」
大喬がニヤついて言う妹に尋ねる。真意を測りかねる、といったところか。
「あの二人妙に意気投合してるでしょ?今頃二人は海岸で〜(以下、自主規制)」

    _, ._
  ( ゚ Д゚)…
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __
  と_)_) (__()、;.o:。
          ゚*・:.。

呆れた関平がココアの入った器を取り落とすのと、祝融と大喬が小喬の後頭部にツッコミを入れるのはほぼ同時だった。
(……顔は幼顔でも─ってやつか…やれやれ)
顔を赤らめて妹を叱責する大喬とを見比べながら、関索は見張りを続けた。
469夕暮れの海2/3:03/06/07 16:15
交州沿岸。
「やはり…巡視の船がいるな」「…そうですね」
甘寧が声をかけても、貂蝉は何か思いつめたままの表情である。

ややあって、甘寧が言った。
「……悩んでるのは、董卓の事、か?」「!!」
図星を突かれた貂蝉が、何故分かったの?と言う表情で甘寧を見る。
「あんたと奴の因縁は聞いた事あるからな。…ぶっちゃけ、あんたは今、自分のせいで、あの野獣の手が自分のみならず他の女連中に及ぶのを避けたい。そうなんだろ?」
「……そうですね」
「だからって、思いつめて単独行動とかはするなよ。危険なだけだしな」
「…………」
貂蝉は答えない。やはり、その事は気にしているらしい。
「やれやれ。…まあいいや、一蓮托生ってわけにもいかねーが、もし何かあった時は俺が護衛についてやるよ。だからもっと気楽に行こうぜ、な?」
それを聞いて、貂蝉は安堵したかのようにこくり、と微かに頷いたようにも見えた。

「甘寧さん、ありがとう。…頑張りましょうね、これから色々ありそうだけど」
「ああ。…さて…このままここに居るのも悪くねぇが…。あいつ等も心配してる。そろそろ戻るか」
「ええ。海の状況が解っただけ、収穫もありますしね」

夕日の沈む海岸を背に、二人は砦へと戻っていった。
470夕暮れの海3/3:03/06/07 16:15
そんな感じで帰っていく二人を監視する男二人。そう、《ティカラが…》である。
「これで我々の行動方針は決まったな」
「そうだな。彼女達の危機に颯爽と現れ、今の男どもよりも格好いい所を見せる。…これだろ?」
「そうだ。さすが我が弟だ」
「ふふふ、さすが兄者だ」

≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、ダイナマイト×1、ゾリンゲンカード×3】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾、鈴と龍紋の特攻服、ゾリンゲンカード×2】&関平[左腕かすり傷]【AK47、片刃剣】
 &関索[左肩・右脇腹、治療済]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(2袋)、飲料水、救急箱、釘バット】
※一行はティカラが・・・にはまだ気付いていませんが、砦内部の見張り場から厳重警戒中。現在交州。

≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
※女性陣の危機を救って格好いい所を見せたいようです。
鍾会「ハァはぁ・・何故だ。何故誰にも会わない」
後ろからは相変わらず老人がかつての自分の武器を持って追いかけてくる。
鍾会(体力も無尽蔵なのか?このままでは作戦を実行する前にこちらが・・)
@鍾会[疲労]【鉄鎖】
※黄蓋で他の参加者を襲わせよう作戦実行中。苦し紛れに進路を西に変更。宛の方角に向かっています。
@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】
※鍾会追跡中
>>471までの放送です。
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪劇団捜索隊/4名≫
 夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
 &張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
≪荊州ダメ君主たち/2名≫
 韓玄[右足負傷]【対人地雷×2】&趙範[腹部重傷]【5インチFDドライブ】
≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪荊州けん山組/3名≫    
 ホウ徳公【なし】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】&徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
≪奥様ズ/3名≫
 魯育(睡眠中)【なし】&王美人(睡眠中)【消火器】&劉氏(睡眠中)【なし】
≪蜀命と二代目丞相/3名≫
 向朗[左腕かすり傷]【ノートパソコン(電源つかず)、青[金工]の剣】
 &蒋[王宛]【ノートパソコンとプリンター、花火セット(大袋、マッチ付き)、M16アサルトライフル】&向寵【蛇腹剣、弓、矢12本、ディフェンダー45口径】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾、ゾリンゲンカード×2】&関平[左腕かすり傷]【AK47、片刃剣】
 &関索[左肩軽傷・右脇腹軽傷。治療中]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(2袋)、飲料水、救急箱、釘バット】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
 厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
 高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
 &杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、ダイナマイト×1、ゾリンゲンカード×3】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊[数箇所打撲]【蝉の抜け殻×20個、拾った棒】
≪旧知の友/2名≫
 公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」、飛刀×5、充電用バッテリー】&劉備【スパークショット棒(充電済み)、キツネのぬいぐるみ】
≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪居酒屋王朗/3名≫
 王朗[重症:気絶]【トランシーバー】&盧植【アウトドアの本、割れたビール瓶】&周倉【調味料、筍×2、シソ少量、ワラビ、フキ】
≪2人の天才児とその護衛/3名≫
 曹沖【化学薬品一式、溶接セット、ライフル、トランシーバー、厚手のフライパン、電波遮断装置、レイピア】&夏侯栄【縄、曲刀、龍牙棍、パイソン96(弾少ない)】
 &徐晃[左腕擦り傷]【保存食と水、戟、鋼鉄の剣、長鉄矛】
≪馬騰's バンド with 劉理/6名≫    
 馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】&馬鉄【バッテリー】
 &馬岱【ローラーブレード】&馬超【散弾銃、両刀ナイフ、釣竿(手作り)】
 &劉理[右足怪我]【ビー球×20】
≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎[右脚擦り傷]【シャドーロール、ハンマー、鎖鎌、クレイモア(剣)】
≪少年リョウと少年シバイ/4名≫
 月英[軽傷]【なし】&司馬懿(14歳)[睡眠]【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮[睡眠]【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭+1匹)≫
 方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿&鷹
≪ゲレンデの神/2名≫ 
 李典【スキーセット、ゾリンゲンカード8枚、ダイナマイト2発】
 &夏侯淵【スノボセット、強力人工降雪機、乾パン2か月分、非加熱製剤、3人分の服、カシナートの剣、コルトガバメント(弾残りわずか)】
≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
 陳泰【魔法のランプ(残り10本)、三節棍】&王双【正宗、手製流星鎚】&[赤β]昭【FA−MAS、竹槍】&朱讃【防弾スーツ、十字槍】
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【なし】&陳宮【なし】&楊修【尖った竹竿、照明弾1発】
≪俺があいつで、あいつが俺で、/2名≫
 孫観(綺麗らしい)[切れ気味]【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット、デザートイーグル、鏡】& 臧覇[切れ気味]【電撃ムチ、太陽電池シート。囲碁セット】
≪誠の心/2名≫
 夏侯楙【M92F拳銃】&程c【小太刀】
≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、方天画戟、防弾盾、寸鉄、ウオッカ、グロック17】 &高順【和泉守兼定】
≪蒼天/3名≫
 鍾ヨウ【サングラス、偽造トカレフ&弾丸47発、ポータブル雀卓セット】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
 &司馬昭[放心]【スーツケース型戦術核爆弾 、グレネード×5】
≪許昌待機隊/4名≫
 曹操【釘バット】&許[ネ`者]【三日月刀、石弓】&荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
 &典韋[左手首から先喪失]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)】
≪探索隊/3名≫
 関羽【シグ/ザウエルP228】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)】
 &夏侯惇【弓、44マグナム、槍】
≪この世も末だねぇ/2名≫
 何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)】&荀攸【マント】
≪孫一家残りとその仲間?/3名≫
 華雄【ハンドガン、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】&孫堅【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、サバイバルナイフ、青酸カリ】&陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、ショットガン、古錠刀】
≪陽明皇帝と幻影皇帝/2名≫
 王方【謎の本】&許昌【フロッピー1枚】
≪しんがり部隊/3人≫
 顔良【刀、ファインセラミックス包丁】&文醜【薙刀、くない×5】&審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】
≪釣りバカ日誌/2名≫
 関沢【海釣りセット】&迷当大王【各種調味料】
≪沮家とロバと末期孫呉と/6名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード、ドライバーセット】
 &沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー、項籍戟】&諸葛瑾【双剣の片方】
 &諸葛恪【トランシーバー】&孫登[幾分か回復]【なし】&丁奉【双剣の片方】
≪ライダーズ/2名≫
 越吉元帥【騎馬戦車】&黄権【マウンテンバイク】


以上、38チーム、114名(113名+1頭)生存確認


〜ピンユニットの部〜  
@袁紹【ソーコムピストル(28発)、防弾チョッキ】
@王氏[気絶+柔泉の名水]【拡声器】 
@王平【なし】

@郭嘉[睡眠]【レミントンM31、軍用ナイフ】
@華佗【手術器具、薬草、折り畳み式の槍、麻酔銃、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ボウガン×30】
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
@禰衡【携帯地雷14個】
@姜維[切り傷多数]【鉈、コルトパイソン、???、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、
           CD「Miki 1」、デリンジャー、弓(矢×11)】
@金旋[片手火傷]【ベレッタM93R】
@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】

@蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
@周瑜[睡眠]【ブーメラン、三尖刀】
@鍾会[疲労]【鉄鎖】
@蒋幹【呼び笛、ワルサーPP】  
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
@孫峻[睡眠]【なし】

@董卓【防弾チョッキ、煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、イングラムM10、日本刀、応急セット
    サブマシンガン、クロスボウ、ロングソード×2、フライパン】

@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ3)】 

@劉協【花火セット、火炎放射器】
@劉循[切り傷数箇所]【錆びた短剣、保存食少し】
@劉禅[睡眠]【銃 ワルサーP5 魔法のタロットカード(19枚)】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック、警棒】
@凌統【探知機】
@魯粛【薙刀】


 以上、24名生存確認  合計生存者138名(137+1頭)
《ア行》阿会喃、伊籍、于禁、于毒、☆袁熙、☆袁尚、☆袁譚、王允、王楷、黄皓、王抗、王子服、王植、王忠、王累 
《カ行》[萠リ]越、何晏、☆賈充、何儀、郭、楽就、郭循、楽進、郭図、郭攸之、夏侯恩、夏侯恵、夏侯尚、☆夏侯覇、
    軻比能、菅亥、関興、韓遂、韓暹、韓当、韓徳、韓馥、韓猛、魏延、牛金、牛輔、橋ズイ、許、金環三結、虞翻、
    刑道栄、☆厳o、厳白虎、呉懿、☆麹義 黄叙、高翔、黄祖、☆公孫淵、公孫度、黄忠、孔チュウ[イ由]、孔融、
    高覧、呉綱、胡車児、呉子蘭、兀突骨、呉班、皇甫嵩、呉蘭
《サ行》蔡仲、蔡夫人、蔡瑁、蔡和、蔡ヨウ、サク融、士仁、司馬炎、司馬師、周泰、周善、周魴、朱熹、朱桓、朱拠、
    朱治、朱儁、朱然、朱褒、朱霊、淳于瓊、昌キ、蒋欽、徐栄、諸葛均、徐盛、☆甄姚、辛評、鄒氏、成廉、全j、
    曹叡、宋果、曹休、曹純、曹植、曹真、曹仁、曹性、曹爽、曹丕、曹豹、祖茂、祖郎、孫桓、孫権、孫策、孫翊、
    ☆孫尚香、孫魯班 
《タ行》太史慈、朶思大王、張允、趙雲、張燕、張角、張疑、張勲、趙月、趙弘、張紘、趙昂、張済、張松、張譲、張任、
    張超、趙統、張バク、張布、張苞、張楊、張翼、陳応、陳羣、陳式、陳就、陳生、陳到、陳琳、丁原、程普、☆田豊、
    典満、董允、滕胤、[登β]艾、董厥、陶謙、董襲、董昭、董承、董茶那、董旻、ケ茂、董和、杜預
《ナ行》
《ハ行》馬元義、馬謖、馬忠、馬良、費イ、糜竺、麋芳、武安国、[イ専][丹≡](フトウ)、文欽、逢紀、鮑信、法正
《マ行》満寵、孟獲、孟達
《ヤ行》楊懐、羊[示古]、楊柏
《ラ行》雷諸、雷銅、雷薄、☆李[イ寉]、李楽、陸延、陸凱、☆陸抗、☆陸績、李厳、李儒、李粛、李通、李豊、李蒙、柳隠、
    劉永、劉淵、劉焉、劉[王奇]、劉宏(霊帝)、劉璋、劉j、劉岱、劉度、劉巴、劉弁、☆劉封、劉曄、呂翔、呂常、呂伯奢、
    呂範、呂蒙、路昭
《ワ行》

☆印は新しく死んだ武将
以上、215名死亡確認
138名の生存を確認、215名の死亡を確認
〔全登場者:現在353名〕
現在禁止エリア:司州、青州、涼州、益州、幽州
※首輪の盗聴システム:現在名前が「は」「り」で始まる武将の首輪は盗聴機能を停止しています。


謎の声「あ〜、テス、テス。皆聞こえるかー。もうすぐ夜になる。寝首をかかれないように気をつけろよー。
    生存者もあと150人を切っている。とりあえずまだ生き残っている皆、ごくろうだった。だが
    まだまだ先は長いぞ。今残っているのは精鋭ぞろいだと考え、より一層頑張るように。
    では、健闘を祈る。」
全く私は何をやっているのだ。
父上を探さなければならないのに、
こんな所で遊んでいたばかりに賈充を失ってしまった。

鍾ヨウ「おい、どうするんだ?」
司馬昭「すまん、ちょっと小用を済まして来る。」
陳登「仕方ないな。早くしろよ。」

陳登「あいつ、ビビっているんじゃないか?」
鍾ヨウ「そうだな。きっと今頃新しいイカサマでも
考えているんじゃないか?」

一方の司馬昭は勿論小用などする気はない。
かと言ってイカサマをする気もなかった。
一つの物を部屋におもむろに放り投げただけである。

そう彼が去った後には、ただ轟音が響き渡るのみであった。

司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾 、グレネード×4】
※戦闘を避けつつ司馬懿を捜索します。

鍾ヨウ【死亡確認】
陳登【死亡確認】
※アイテムは全て破壊されました。
曹彰「熊!今のうちに行こう!」
曹熊「でも、曹洪おじさん大丈夫かなぁ?」
曹彰「おじさんなら大丈夫さ。さぁ早く門を出よう!」

だが門まで来た彼らに新たな脅威が立ち塞がる。
血のように真っ赤な馬とだらりと左腕が垂れた男。
明らかにその様子は普通ではない。
宛城に漂う戦気を嗅ぎつけそれはやって来たのであった。

張[合β]「御曹司、ここから先は出入り禁止ですぞ。」

曹彰「熊・・・・・・逃げるんだ・・・・・・・早く・・・・・・。」
曹熊「兄上・・・・・・。」


≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎[右脚擦り傷]【シャドーロール、ハンマー、鎖鎌、クレイモア(剣)】
※城中の人間を皆殺しにするつもりです。

≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】
曹熊[数箇所打撲]【蝉の抜け殻×20個、拾った棒】
※戦闘開始!曹彰は曹熊を逃がすつもりです
「まてや、この卑怯者。韓遂殿の仇、覚悟」
逃げる陳宮を追う楊秋。
楊秋は丸腰の文官であることと、韓遂の仇であると信じていていたため、頭に血が上って判断力を失ってしまっていた。
突然、楊秋は縄に足を取られて転んだ。
「ふはははは・・・馬鹿め。我々のような軍師は策が破られた時のことを考えて保険をかけているのだ」
「貴様・・ふざけた真似をしやがって・・」
楊秋は陳宮のさらなる挑発にのって無防備に笑っている陳宮にむかって突進した。
その手に持った太い針で串刺しにしてやるつもりだったのだ。
後一歩で陳宮を串刺しにできるところまで来たとき突然何かを踏み抜いた感触。そして落下感。
「え?」それが楊秋の最後の言葉になった。
楊秋は涸れ井戸を利用した即席の落とし穴にかかり、首の骨を折ってしまったのだ。
「ハアハア・・さすがに危なかったな。相手が猪武者で助かった」
陳宮は楊秋が落とした大工セットを拾うと再び乱戦の中に戻っていった。

【楊秋 死亡確認】

≪旗本三騎/2名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
※黒い三連星に気を取られ、全く曹洪に気付いていません。
VS
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【なし】&陳宮【大工セット】&楊修【尖った竹竿、照明弾1発】
※乱戦でばらばらになっています
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
「殿っ!姫様が…。」
合肥城で少しの間、休みを取っていた孫堅一行の間に戦慄が走っていた。
「放って置いても大丈夫だと思ったのだがな…。」
孫堅は何か考え込んでいるようだった。
「私はどうしていればよかったのだ…。」
「殿。先程の位置から考えるに姫様を殺害した者はこの近くにいるはず。」
陸遜が提言する。
「そうだな。そんな事はすべてが終わった後に考えればいい…。」

孫堅が城を出る。華雄と陸遜が何も言わずにその後を追う。
孫堅は二人に感謝すると同時に、新たに敵を討つ決意をするのであった。


≪孫一家残りとその仲間?/3名≫
華雄【ハンドガン、双眼鏡、P−90、片刃剣】 &孫堅【マスケット銃、手裏剣、ロープ、サバイバルナイフ、古錠刀、一から学ぶ少林寺拳法】 &陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、ショットガン、青酸カリ】

※孫尚香達に遭った場所に戻ります。誰が敵かはわかっていません。ちなみに孫兄弟の敵は分かれた当時のアイテム(ナイフ、コーラン、5インチFD、ゾリンゲンカード、片刃剣)で判断します
「見つけたぞ。今度こそ地獄に送ってやる」
重い火炎放射器のタンクを背負って董卓を倒すことだけを目的にさまよっていた劉協はついに彼を見つけることに成功したのだ。
「死体になんてことを。この獣が!」
男女の死体の近くに立っている董卓に向けて炎が伸びる。
「やったか?」周りの枯れ草に火がつき辺りは炎と煙に包まれる。
「これで奴も終わりだ」劉協は勝利を確信していた。
しかし、一陣の強い風がその確信を打ち砕く。
風によって一瞬煙が晴れるとそこに仁王立ちする董卓の姿があったのだ。
「馬鹿な?奴は化け物か?」
驚いて動けない劉協に燃え盛る何かが直撃する。
なんだ。これは?激痛をこらえながら燃える物体を眺めるとそれは女性(孫尚香)の死体だったのだ。
これで炎の直撃を防いだのか?ならもっと強い炎で焼き尽くすまでだ。

董卓VS劉協戦闘開始

@董卓[火傷]【防弾チョッキ、煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、イングラムM10、日本刀、応急セット
    サブマシンガン、クロスボウ、ロングソード×2、フライパン】
両者の間には通行不能な炎の壁があります
@劉協[火傷(軽)+打撲]【花火セット、火炎放射器】
呂布と高順のコンビが相手で、武器そのものの性能にも差があっては顔良・文醜もひとたまりも無いと思われた。
しかし互角、むしろそれ以上に呂布と高順を押していた。
その要因は文官であり、あまり戦力にならないと思われた審配の存在であった。
それは戦闘が始まってからすぐの事であった。顔良・文醜の二人でかかっても方天画戟と防弾盾によって回避され
隙を見せれば高順からの銃弾が飛んでくる。息が合ってるのか不思議と呂布には当たらない
呂布から離れて高順を狙おうとしても銃対剣ではそれも出来ない。
しかし時間がたつにつれ、思いのほか手強い顔良・文醜に呂布と高順が二人に対して全神経を
顔良・文醜も仲間に構ってるどころではなく、呂布と高順だけに全神経を集中していた為に
審配はこの戦闘から自然に除外されていった。それもそのはずで戦闘開始の殺気も無ければ戦闘開始後も何もしていない。
だが決して急に臆病風が吹いて戦えないわけではない。むしろその逆で勝利する為にあえて戦わなかったのだ。
できるだけ目立たないように壁際に移動し、そのまま音を立てないようゆっくり、ゆっくりと歩いた。
そしてついに高順の背後まで移動する事に成功した。そしてそのまま音も立てずに一呼吸すると
サーベルを構え少しずつ近寄っていった。20メートル……10メートル…そしていよいよ射程内に入った。
幸い相手はまだ気がついた様子は無い、そして審配はそのまま首にサーベルが突き刺した。
並の武将ならここで終わり、だが高順は和泉守兼定を引き抜きその攻撃を防御していた。
だが審配の存在に気がついていたわけではない、自分でも意識していないうちに気がつけば抜いていた。
おそらく異常な集中力と猛将のカンがそうさせたのだろう。サーベルを飛ばされ武器?といえばほうきだけ
しかし相手は刀のようなものに銃を持った猛将。
―勝てるはずが無い
審配はそう思いわずかな時間稼ぎにとほうきを構えながら後ろに後退した。
そう呂布は気がついていないが顔良・文醜は、高順が動き何かと対峙しているのを見たのだ。
そしてその光景を見た瞬間に、今まで審配が戦っていなかったことを思い出した。
このチャンスを逃すわけには行かない。文醜は目で顔良に合図を送ると顔良もさっしたのか
二人で同時に後に飛び、二手に別れて呂布を突破しようとした。呂布はこれを両側から攻撃をしかける作戦だと思い。
右側にいた顔良を切りつけるが、左手に防弾盾を持ってる以上自分の方に攻撃がくるのを予期していたので
あっさりその攻撃を避けて再び刀を握りなおし対峙した。
そして呂布の方は文醜も当然切りかかってくると思い警戒していたのだが、こない妙だと思い後を見ると
高順が何者かと対峙していて銃を使えない状態にある。
だが高順をサポートするにも目の前の敵が邪魔、呂布は早くこいつを殺さなければと言わんばかりに
防弾盾に寸鉄を捨て、両手で方天画戟を握り顔良に「高順!!」と叫びながら攻撃をしかけた。
刀でその攻撃を受けるが、その予想をはるかに上回る重さによろけた。
その隙を見てさらにもう一撃、よろけながらも気合だけでその攻撃を受ける。
しかしその二回の攻撃で顔良は倒れた。それは一分たったかたってないかの出来事だ。
一方高順は知らない間に自分の背後を取った相手として、警戒していたのだが呂布の叫び声を聞き後を向くと
文醜が走ってきていた。目の前の敵も自分の背後を取った敵として警戒していたのだが、文醜ほどの実力は無いはず
高順は審配を放置して文醜に突撃した。やや文醜の方が優勢に見えた、しかし審配はその後であっさり呂布に倒された
顔良の姿を見た。まさか顔良ほどの武将があっさりと倒れるとは思っていなかったのである。
計算外の事態に審配はサーベルを取り無我夢中で呂布の元へ走ったが、到底間に合いそうに無い。
呂布も倒れた顔良に間髪いれずに方天画激を振り下ろそうとしたが、突如その手を止めた。
呂布の目の前を銃弾が通る、攻撃してれば呂布の頭に穴が空いていた。そしてその先には袁紹の姿が有った。
袁紹「顔良!文醜!審配!生きて帰ろうぞ!!!」

※チーム結成

≪しんがりの意味ねぇ!/4人≫
顔良【刀、ファインセラミックス包丁】&文醜【薙刀、くない×5】&審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】
&袁紹【ソーコムピストル(27発)、防弾チョッキ】

 VS

≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、方天画戟、防弾盾、寸鉄、ウオッカ】 &高順【和泉守兼定、グロック17】

※現状はこんな感じです
                                      審三=-
         顔←転倒
袁y=-~~
         呂                 文vs高
曹洪は次の獲物をなんか誰かに対してどなっている袁術に決めた
それが危機に陥る事を知らずに


袁術「おいこら紀霊!!ちゃんと殺らんか!」
紀霊は楊修と戦っているのだが、何故か押されている
楊修は完全な文官のような気がするが、ほとんどやけくそで攻めているために物凄い力を出している
紀霊「無茶言わないでくださいよ!」
そう返している内に楊修の竹竿がかする
袁術「無茶だと?この腑抜けがわしの命令が聞けぬと言うのか!」

ぴしっ

その瞬間空気が凍ったように感じ、袁術は自分の言葉を反省しつつ
「ああ・・・一撃は避けれるが終わったな」そう感じつつ目の前で楊修をすぐに刺し殺し、
こちらに殺気を漂わせ走ってくる紀霊をぼんやりみていた
(悪く思わんといてな)
なんかどなっていた袁術に向かって振りかぶった瞬間、物凄い殺気がし、袁術がすばやく菊一文字を避けた
(なんやと!)
そう思ってる間に誰かが来て、あっというまに菊一文字を跳ね飛ばし、追いつめられた曹洪
(誰やねんこいつ強すぎやで・・・・・)
そう考えつつ自分の頭上に振りかぶられた三尖刀を見た時、何故か太刀筋が止まり
紀霊は西門へ駆けて行った

袁術「助かった、近くに誰か強い奴が居たか。可哀相に・・・・」
走っていく紀霊をみながらぼやく
曹洪「おい。そこのおっさん」
袁術「誰がおっさんじゃ!!陛下と呼べ」
そんな言葉をさらりと無視して
曹洪「まぁいいわ、陛下、あの男は一体何?強すぎやで」
袁術「う〜んむずかしいが、切れたら暴走するが、良い家臣だよ・・・・・多分」
曹洪「多分ってなんやねん!まぁいいわ〜」
それだけ言うと、ちゃんと忘れずにはじかれた菊一文字を拾って歩いていく曹洪


曹洪「そういえばあのおっさん「強い奴が居たか」とか言ってたな・・・。そしてあの誰だか知らん強い奴が西門へ・・?
思いっきり曹彰と曹熊がやばそうやんけ!!」
妙に説明口調な事をいうと西門へ紀霊と同じく駆けていく曹洪であった
【楊修 死亡確認】

≪旗本三騎/2名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/5名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
※黒い三連星に気を取られてます
VS
≪心の黒い三連星/2名≫
 賈[言羽]【なし】&陳宮【大工セット】&楊修【尖った竹竿、照明弾1発】
※乱戦でばらばらになっています
@紀霊(暴走)【三尖刀、トランペット】
※張[合β]と戦いに西門へ
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
※西門に走ります
【楊修 死亡確認】

≪旗本三騎/2名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/5名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
※全員ばらばら?

VS
≪心の黒い三連星/2名≫
 賈[言羽]【なし】&陳宮【大工セット】
※乱戦でばらばらになっています
@紀霊(暴走)【三尖刀、トランペット】
※張[合β]と戦いに西門へ
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
※西門に走ります
※尖った竹竿、照明弾1発は放置
楊修の奴しくじったか?
彼は生前、親族最大の汚点である袁術だけは必ず倒すと言っていたが、彼には実力が足りなかったということか。
そう味方の敗北を冷静に分析しているかに見える賈[言羽]自身もあまり余裕がない。
拾った棒切れで張昭らの攻撃をなんとかしのいでいる状態だった。
乱戦で銃を封じたのまでは良かったが手詰まりだ。
その時、戦場の雰囲気が変わったようなきがした。一流の軍師だけが読める戦場の空気のようなものだ。
突然楊修を倒した武将が突然どこかへ走り去っていった。
敵の連携が乱れている。一か八かで目の前の張昭に棒切れを投げつけると、
「陳宮引くぞ」と叫びながら楊修の死体に駆けよった。
その直後眩い閃光が辺りに広がった。
照明弾を使ったのだ。光が収まるまでの僅かの時間を利用して2人は退却することにしたのだ。
近くにいた成宜に竹竿による一撃を加えるとそのまま2人は北に向かって逃げていった。

≪旗本三騎/2名≫
 成宜[軽傷]【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/5名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
≪心の黒い三連星/2名≫
賈[言羽]【尖った竹竿】&陳宮【大工セット】
※戦場離脱



4921/4:03/06/08 18:53
目覚めたとき、人数が一人足りないことに最初に気づいたのは司馬懿。
すぐさまあたりを調べ探したが、姜維の姿は影形もない。
彼等の少なからずの動揺を、王平は黙って見つめる。そんな彼を見咎めたのは、劉禅だった。
「姜維は?」
「行きました」
簡潔に、王平は答えた。それ以上言うつもりはなかった。
しかし、劉禅は少し間を空けて呟く。
「殺しにだね?」
どんっ!!
王平が、自身の恩人のあまりの鋭さに感服する暇さえ与えない。
諸葛亮の拳は強く握られ、すぐそばの幹に打ち付けられていた。
その小さな手は、ぶつけられた勢いに耐え切れず赤く染まっている。
「どうして…!!」
嗚咽とともに発せられた言葉には、明らかな嫌悪の感情がこもっていた。
「どうしてまた殺そうっていうんだ。馬謖さんを殺し、自分の仲間まで手をかけて、どうしてそんな平気で人を…!」
こらえられない、それは怒りだった。
「彼には信念があるんです。大切な人たちを守りたいという、確固たるものが。決してただの殺人鬼ではない」
王平は思わず反論していた。彼には、姜維の行動理念が肌で理解できていた。
だからこそ、姜維が命をかけて守りたいと思っている者が、彼を誤解し、憎しみの念を強める様に耐えられなかった。
それに対し、諸葛亮もかたくなである。
「どんな奇麗事を並べたって、所詮人殺しじゃないか。命を奪うんだ。許されることじゃない」
「だが、ただの殺人鬼ではないというのは本当じゃろ」
4932/4:03/06/08 18:54
突然投げかけられた声は、久しぶりに覚醒した厳顔のものだった。
おそらく最も状況把握ができていないはずなのに、意識だけはずっと起きていたかの如く、厳顔は的確に諸葛亮をたしなめる。
「薬草を探し、また儂が疲れぬような体勢にしてくれたり、
 奴がここに来てそして去るまで、儂を助けようと必死になってくれた。命の尊さをよく知っている証拠じゃ」
そこまで言うと、厳顔は顔をしかめ、うめく。
「厳顔さん、しゃべらないで。まだ傷が治ってないのに」
そもそも設備も技術もないこの状況で、厳顔が完治する見込みなどほとんどない。
涙が浮かぶ。どうすることもできない、無力感と悲しみ。絶望と憎しみ。
涙に溢れた目は、キッ、と王平を睨んでいる。
厳顔の必死の言葉も、むしろ諸葛亮に別の怒りを再燃させる結果にしかならかった。
血のにじむ手に握られた短剣。一直線に王平に向かう諸葛亮。
王平は動かない。この少年が誰なのか、すでに理解しているからだけではない。
私怨を理由に動きだしたときから、もし倒されることあるなら、より強い憎しみによるものだと覚悟していた。
だが、その場で動けるほかの三人は、その結論を良しとしない。
司馬懿、月英は諸葛亮を止めようと、そして劉禅は、人の死を見たくないが為に。
どすっ!
4943/4:03/06/08 18:54
腹部に広がる痛み。王平は後ろにいる。苦虫を噛んだような顔をして、どうしてまた助けたのだと、言わんばかりに。
劉禅は笑った。初めて見た自分の血が、赤いことが嬉しかった。そして倒れる。
「ああああああああああーーーーーーーーーーーーーーっっっっっ!!!!!!!」
辺りを震わす絶叫。首を振り続ける諸葛亮。自分がしようとしたこと、したことを理解できていない。
無意識に、短剣は自らの喉もとに向かう。
間一髪、それは月英がとめた。それでももがく諸葛亮を、仕方なく羽交い絞めにする。
そこに、司馬懿の必殺パンチが飛ぶ。
「いい加減にしろ!!よく、自分のした事を見るんだ!!奇麗事じゃすまないって、お前がいったんだろっ!!」
それだけ言うと、すぐさま劉禅の元に駆け寄る。
王平によって応急処置はされていたが、苦痛に顔をゆがめ、相当量の汗をかいている。
「劉禅さん…」
「だ、いじょう…ぶ。でも…、君も、冷、静に…、ならなきゃ…っく…。今ので、誰、か…」
茂みが揺れる。とっさに、王平は劉禅のワルサーを構えた。
「怪我人が、多いのう。まったくなにやっとったんじゃ?」
華佗だった。しかしそんなこと知らない王平は警戒をさらに強める。
「そう警戒せんでもいい。儂は…」
「助けてください」
名乗りをあげる前に、多少なりとも沈静化した諸葛亮が言う。
「お願いします。二人は私の、私のせいで」
正体を知ってではなく、その所持品を見ただけで言った、切実なものだった。
華佗はうなずいた。涙でぐしゃぐしゃになった諸葛亮を軽くなでてやり、劉禅のもとへ向かう。
王平がまだ横でなにやら言っているが、もう患者以外見えていなかった。
だが、劉禅の傷口を見て、少し眉をひそめる。
その表情を見て取った劉禅は、魔法のタロットをとるように王平に言った。
引いたカードは「サン」
「せい、こう…しま、す。ば、しょくが、まもって、くれ…る」
華佗にだけ、その声は聞こえた。
4954/4:03/06/08 18:55
≪少年リョウと少年シバイ/4名≫
 月英[軽傷]【なし】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮[右手負傷]【BATTLEROYAL(原作)、短剣】

@劉禅[重傷]【銃 魔法のタロットカード(19枚)】

@王平【読めない説明書、ワルサーP5】

@華佗【手術器具、薬草、折り畳み式の槍、麻酔銃、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ボウガン×30】

※華佗は劉禅と厳顔の二人を治療中です。終われば他の人の治療もします。
4964/4@訂正:03/06/08 19:00
≪少年リョウと少年シバイ/4名≫
 月英[軽傷]【なし】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮[右手負傷]【BATTLEROYAL(原作)、短剣】

@劉禅[重傷]【銃 魔法のタロットカード(18枚)】

@王平【読めない説明書、ワルサーP5】

@華佗【手術器具、薬草、折り畳み式の槍、麻酔銃、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ボウガン×30】

※華佗は劉禅と厳顔の二人を治療中です。終われば他の人の治療もします。
「一応」曹彰と曹熊の様子を西門へ見に行った曹洪。
…これは親族を心配─というよりは、混戦の中に居て思わぬ負傷をするのを防ぐ為、そして敵を襲う計画を練り直す為であった。
到着した曹洪が見たものとは…。
夕闇の中、張[合β]と打ち合う紀霊。逃げる曹兄弟。…そして、遥か遠くに居る、張[合β]に喧嘩を売りに行こうとして簡擁に止められている張飛だった。
─しばらく、紀霊は戻ってこない。好機だ。そう判断した曹洪は、城内に入り階段を駆け上って城壁の上へ。

「賈[言羽]は逃げたか…。だがそれなら、奥の手や」
冷徹な笑みを浮かべると、曹洪は城壁の上から劇団&旗本の集団に声をかけた。
「おい!成宜!程銀!良い事教えたるわ!」
「誰じゃ?」「なんだお前は!?」
警戒していた荀正が曹洪に銃を向け……しかしその銃は取り落とされた。曹洪の放った弾丸が荀正の右肩を貫通したのである。
「余計な手間かけさせんなや。…時間がもったいないやろ」
氷のような表情で曹洪がそう言う。…そして、話を切り出した。
「程銀、あんたらの主、韓遂殿はどんな死に様だった!?」
「へ?…ああ、三本の刃で切り裂かれたような傷口で…」
突然の事に程銀が慌てて答える。それを聞いて、にっと笑いながら曹洪が続けた。
「あんさん、三尖刀って武器、知っとるか?そんな傷口が付く武器や。そういやさっきもそんな武器見たな」
突然、成宜が何かに気付いたのか、疑惑の目で劇団一行を見る。
「それに何でやろうなぁ?韓遂殿ほどの人が、あっさり殺られる。…集団に襲われたりしたんやろうか?」
程銀も気付いたのだろう。キッと視線を劇団に向ける。
「わしはその集団を見たんやが…そこに見覚えあるやつがいるな」
それだけ言うと、曹洪は再び闇に消えた。

「違います!我々はそんな……」
荀正がなんとか宥めようとする。…しかし、旗本二騎は無言で武器を抜いた。
「そうか、そういう事だったのか…」「仇の集団はここにいたか…奴は最後にとっておくか」
元々信じやすい(騙されやすい)二人組である。彼らも戦場の空気に呑まれた、といえばせそれまでだが、敵意にぎらついた目で、劇団を睨み付けた。
なにせ、仇討ちは彼らの至上命題である。
「誤解じゃ…」
袁術の声ももう届かない。

(北に敵、南に短剣もったちょい強めの奴、西は危険…そして、東はもっと危険やで)
そう考えると、曹洪は東門へと向かった。
彼の話が半分本当で半分嘘なのは言うまでも無い。

≪旗本二騎/2名≫
 成宜[軽傷]【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】
vs
≪暴走逃れて劇団作り/5名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正[右肩銃創]【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
※旗本二騎はぶち切れました。
vs
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
※東門で待機。

@紀霊(暴走)【三尖刀、トランペット】
vs
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎[右脚擦り傷]【シャドーロール、ハンマー、鎖鎌、クレイモア(剣)】

≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】
曹熊[数箇所打撲]【蝉の抜け殻×20個、拾った棒】
※離脱しました。

499無名武将@お腹せっぷく:03/06/08 20:54
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