戦国時代のおもしろい小説教えてください!

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1無名武将@お腹せっぷく
戦法や時代背景など分かりやすくおもしろい小説について教えてください。
2:02/02/10 20:47
ちなみにおれは上杉謙信、武田信玄などの武将について詳しく知りたいです。
いい小説ないですか?
3 :02/02/10 20:51
>>1
面白くは無いが山岡荘八の「徳川家康」を読んでくれ。
興亡の頃読んで、2回泣いた。
4無名武将@お腹せっぷく:02/02/10 20:56
海音寺潮五郎「天と地と」
新田次郎「武田信玄」
5無名武将@お腹せっぷく:02/02/10 21:00
団鬼六
「花と蛇」もいい。
6:02/02/10 21:20
ちょっとした解説なんかも加えていただけると参考になって嬉しいです。
7無名武将@お腹せっぷく:02/02/10 21:25
「関ヶ原」 by 司馬遼太郎
8無名武将@お腹せっぷく:02/02/10 21:26
「遁げろ家康」
「島津奔る」
by 池宮彰一郎
97:02/02/10 22:00
「関ヶ原」は、関ヶ原前後の政局を把握するには絶好の小説。
>>5
戦国とはちっとも関係ないじゃねえか(藁
池宮彰一郎「本能寺」

 色々言いたい所はあるけれど 近年最も刺激的。
12山内一豊:02/02/10 22:07
司馬遼太郎「功名が辻」
13本願寺顕如:02/02/10 23:11
司馬遼太郎の「尻喰らえ孫市」
面白いw
>>9
関ヶ原はいいね
これ読んで三成が好きになったよ
15家康厨:02/02/10 23:16
司馬&池宮が強いな。
かくいう私もそうだが。
「覇王の家」by司馬良太郎
「遁げろ家康」by池宮彰一郎
はお勧め。
山岡「家康」は偽善者ぽくて好きになれない。
16無名武将@お腹せっぷく:02/02/10 23:17
「偽書信長伝 秋葉原の野望」
10年前コンプティーク読んでた奴はわかるだろ?
17無名武将@お腹せっぷく:02/02/10 23:18
小説じゃないけれど中公新書『信長の親衛隊』
相撲大会を行って優秀な者はどしどし登用
気心の知れた精鋭の近習たちを率いてのここ一番の突撃
信長軍団の強さの秘密がわかるような気がした。
18無名武将@お腹せっぷく:02/02/10 23:19
全く戦国について知らないんだが(日本史の時間は寝てた)
これを読めば流れが分かる!みたいな小説ってある?
三國志で言えば吉川三國志みたいなやつ。
19日平 ◆BJ9x999E :02/02/10 23:20
「鬼と人と」
堺屋太一
信長視点と光秀視点の対比が面白い。
20無名武将@お腹せっぷく:02/02/10 23:23
佐竹氏物語を読んで、佐竹スレに参加しよう。
21日平 ◆BJ9x999E :02/02/10 23:23
>>16
懐かしいなオイ(w
秋葉原らの光栄ゲームのリプレーが好きだった。
22:02/02/10 23:28
関ヶ原はもう出てるから、「城塞」の方を紹介。

大坂冬の陣・夏の陣の話です。武田家遺臣・小幡勘兵衛が狂言廻し的存在。
幸村・又兵衛ら大坂諸将の痛快な(あるいは儚い)活躍が見物。
23無名武将@お腹せっぷく:02/02/10 23:29
ズバリこれ!
みたいのは無いですが、竹中半兵衛をえがいたのは良かったですよ!
24月光亀 ◆JQOYST1Y :02/02/10 23:30
>>16
同じくなつかしい。
さっそく検索をかけてみた。
文庫化されるらしい。角川スニーカー文庫(w
あ、オレ昔買ったな(w
実家に帰った時の楽しみができた。
コンプティークといえば、袋とじが(以下略
25無名武将@お腹せっぷく:02/02/10 23:37
>>18
「マンガ 日本の歴史」
小学館
読んどけ。(w
26月光亀 ◆JQOYST1Y :02/02/10 23:37
訂正
文庫化される→されてる

追記
絶版?books.or.jp等でHITせず。
>>14
司馬遼の関ヶ原は家康と比べてあまりにも三成が阿呆に書かれて三成好きとしてはちと嫌だったなぁ。
もう少し三成の実績と智謀を評価してやってくれYo。
まぁ、古い小説だから仕方がないやも知れぬが。でも、あのラストは凄く(・∀・)イイ!
28日平 ◆BJ9x999E :02/02/10 23:42
>>26
あれは古いからもう絶版でしょう。
そう言えば続編?で幕末版も在ったなぁ。
すれ違いにてsage。
29:02/02/10 23:55
>>27
あれでも、好意的に解釈してた方じゃない?

なんだっけ、剃刀と斧の話が出てきたじゃん。
「所詮、いくら三成が切れ者でも、器が違う。剃刀は幾ら斬れても、
結局髭しか剃れない」とかいう話。うまいな、と思っちゃったよ。
ま、三成が勝ってたら、家康が剃刀扱いだったかも知れないけどさ。

ラストはイイよね。官兵衛の使い方がうまい。
>>29
結局、初芽は何のために登場したのだろうか。
31無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 00:04
関ケ原の小説では岳宏一郎のが好きだな。
32:02/02/11 00:05
>>30
言える。仏壇に菓子供えたり、左近に怒られたり、惺窩先生に逃げられたり、
三成に追い返されたり・・・。翻弄されてる?

つーか、ぶっちゃけ司馬小説の女って、なんかつまんない!
歴史小説だから、しょうがないのかね。
33無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 00:31
「覇王の家」さいこー
34無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 00:34
>>32
なんかねえ。城砦のお夏といい・・
歴史小説は史実と言う大きな筋があるから、そこから話を逸脱させるわけにはいかないんだろうね。
だったら、割り切って架空の人物など登場させなければいいと思うのは俺だけだろうか。
やっぱり、ロマンス臭がある方が一般の受けがいいのかな。
ちょっと不満。
35:02/02/11 00:46
>>34

>>史実と言う大きな筋があるから、そこから話を逸脱させるわけにはいかない

きっとそうなんだろうね。
でも、司馬もホントは無理に女性出したくなかったのかも知れない。
出版社とかからの無知なご要望に応えた(応えさせられた)だけなのかも・・・。

国盗り物語の三芳野は、いい感じだったけどね。思いっきり翻弄されてたけど。
36無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 00:53
隆慶一郎が糞に思えるのは私だけでしょうか?
37無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 03:23
自分も色々と読んで来たけど、司馬さんのは全般適にお勧め。長編はもちろん、短編集でも
マイナーな武将が主人公のものが多数有り。街道を行くでも近江のところ(姉川の合戦)で
遠藤直経なんかがでている。自分の一番は”馬上少年過ぐ”。1行目でやられた。
あと、新田(次郎)さんの武田信玄と勝頼の2シリーズは最高のGoo!!あと武田三代も
お勧め。(武田勝頼と武田三代は絶版ですが、古本屋をまめに探せばありまっせ)
信長の野望とかやってる人で武将の事、詳しく知りたいのなら海音寺潮五郎さんの・・・・
すみません、題名忘れた。なんとか武将列伝だったかな?文庫本で6巻でてるやつ、なんかが
お勧め。
遠藤周作さんも、大友や前野の小説出してるけど、あまりにもフィクション色が強い
ように思われます。しかも最後が悲しすぎるので泣きたいときにどうぞ。
松本清張さん”信玄軍旗”では川中島での車懸の戦法が図解入りで書かれてます。
あと、山霧(大河ドラマの原作)・・・・作者忘れた・・・も面白かったぞよ。
38無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 04:19
>>36
安心したまえ、俺もややそう思う。
しかし氏の美しいものを描こうとする姿勢を「糞」と呼ぶ気持ちにはなれん。
ただ「とても趣味にあいそうにない」のは事実。
39無名武将@お腹せっぷく :02/02/11 04:36
笹沢佐保の「賢愚の岐路」。
浅井長政の話だが面白い。
戦国時代に行って義景斬りたくなる。
40無名武将@お腹せっぷく :02/02/11 04:41
>>18
吉川三国志みたいなのっていったら
吉川太閤記があるじゃん。
>>16
それが認められるんなら俺は信子ちゃんをおすぞ
42無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 04:51
信長の野望 覇王伝事典(W
トイレで読むにイイ
でも一寸重い。
43無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 05:32
司馬っちが無難なんじゃない?
44 :02/02/11 09:44
徳永真一郎 「藤堂高虎」

歴史小説っぽくないけど(いまいち構成がおかしい)
高虎の苦労が分かる一冊。
45無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 09:57
IFの小説なんだけど、異戦国志(仲路さとる)が面白かったよ。
でも、いきなり読んだら混乱すると思うから、IFじゃなくて普通の
やつから読んだ方がいいと思う。
司馬遼太郎には謙信・信玄を題材にした小説がなかったように思う。
彼は単に戦に強く領国を拡大した,というような人物は好みでなかったように思う。
それは彼の戦国ものを読んでみて謙信・信玄に関する記述を読めばわかる。
彼が題材として好んだのは,時代を先駆けた人物のようだ。
47無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 10:24
安部龍太郎「信長燃ゆ」
個人的には最も本能寺の真相に近いかと・・・
遠藤周作もいい
48過激派:02/02/11 11:33
志茂田過激の「キャンプ中の巨人軍と長嶋茂男が桶狭間の舞台に
タイムスリップして信長と息投合して義元を討つ」っていう小説
があんだけど、歴オたアンド巨オたはぜひよんでみて。
49無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 11:37
>>48
関口堂書店の店員か、おまえは?
50無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 11:44
こりあん・周作先生は小説を読みなれていればいいけどね。
群雲、関が原へ 岳 宏一郎 上下巻
文体がとっつきやすい。
流れの説明が丁寧。

覇者の条件 海音寺潮五郎
平清盛から上杉鷹山までつぼを押さえたエッセイ。

武家盛衰記 南条範夫
戦国武将24名のエッセイ。


51無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 19:43
>>45
ifものなら桐野氏のやつにしとけ。異戦国志はシロウトには受けはいいのだが(オ
レもそうだった)、しばらくして読み返してみると「うへ〜」と思うことがよくあ
る。仲路氏のいい加減さが浮き彫りになってくる。
52無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 19:49
うむ、初読みは面白いけど読み返すとちょっと・・・
53無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 19:53
南原幹雄『名将・大谷吉継』 千絵タン…ハァハァ(´Д`;)
    『謀将・真田昌幸』 明乃タン…ハァハァ(´д`;)

海野棟綱と真田幸隆の一騎打ちのシーンはしびれた。
とかいいつつやっぱりお床シーンが一番。
最新作は『謀将・北条早雲』。
54無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 20:22
隆慶一郎と峰隆一郎を間違えることがある。
峰隆一郎は糞だと思うがいかがなものか。
55無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 21:09
オレのカキコ削除されてる・・・
56無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 21:09
気のせいだった
57三成:02/02/11 21:25
隆慶一郎は評判悪いのね・・
俺は結構好きなんだけどな〜。
58無名武将@お腹せっぷく:02/02/11 21:30
>>57
一夢庵風流記は単純に面白いと思うんだけどね。
でもこういうこと言うと、前田慶次マンセー野郎に見えちゃうのかな。
59無名武将@お腹せっぷく:02/02/12 06:49
明智光秀好きなひと。
「花落ちる」っての読んでみそ。泣ける。
60無名武将@お腹せっぷく:02/02/12 19:34
佐竹申伍の「真田幸村」、「加藤清正」、「蒲生氏郷」、「島左近」

戦国の裏方(でもないか・・・)の活躍が読めて面白い。
61くり:02/02/12 20:27
>>60
俺も「蒲生氏郷」持ってるよ。
サブタイトルが「信長の愛弟子とよばれた名将」ってのが
笑えるが。
62無名武将@お腹せっぷく:02/02/12 20:35
PHP文庫の奴って良いのかな?
買おうかどうか、迷ってる。
63無名武将@お腹せっぷく:02/02/12 20:35
池宮彰一郎、なにげに評価高い?
「島津奔る」だけ読んだことあるけど、人物の性格設定はいいとして、
戦国武将と今の官僚をダブらせる記述にはいい加減辟易した。
「戦国武将に学ぶ〜」みたいなビジネス本を彷彿とさせて悪寒が走ったよ
6462:02/02/12 20:40
>>63
PHP文庫の人物列伝シリーズもそういう感じするんだよね。
堺屋太一の本もこの出版社からやたら出てるし。
65無名武将@お腹せっぷく:02/02/12 20:53
>>64
PHP文庫はタイトルからしてそういうものが多いね。
そもそも歴史小説、時代小説を読む面白さってなんだろう。
少なくとも僕は、異空間のメルヘンを読むような感覚を求めている。
自分の境遇や今の時代状況を照らし合わせる読み方も出きると思うけど、
それはあくまでも読者の裁量に任せるべきであって、初めから作家がそれを意図して
書いたものは敬遠したくなる。
勝手な思い込みだけど。
66無名武将@お腹せっぷく:02/02/12 21:01
創設者松下幸之助だっていうんだから、基本理念とか
そういった影響が強いんだろうね。
歴史本を出しても、人材とか経済、政治にからめるのは
編集方針がそうなんだろうな。
もう少し文学的な内容の方が自分は好きなんで、あまり
読む気にはなれないけど。
67:02/02/13 00:52
>>63
俺もそれは思う。

童門冬二が「今の政治家は上杉鷹山を見習え!」みたいなことを
言ってるのを聞いた時、コイツ大丈夫か、と思った。
堺屋太一は、オブチの時に印象悪くした(アホみたいな額の国債とか、
お前、経済成長率あらかじめ知ってただろ疑惑とか)から、どうでも
いいね。

まあ、中高年サラリーマンが家康の生き方を手本にしようと・・・
ってのも、どこまで現実の話か分からんが。

>>66
同感。勝手に小説から現代処世術を抽出するのは結構だが、娯楽大衆小説に
そこまで期待しないで欲しいよな。
68無名武将@お腹せっぷく:02/02/13 00:56
>まあ、中高年サラリーマンが家康の生き方を手本にしようと・・・
  ってのも、どこまで現実の話か分からんが。
普通の人が目指すのは家康が一番かもね。
信長の真似なんかしたら人生棒にふりかねん。
69:02/02/13 01:11
>>68
まあ、そうだろうね。奇抜な行動も、抜群の能力あればこそ、だもんね。
でも、家康は家康で、無茶苦茶な上司の命令を遂行出来る能力と忍耐が
無いと、務まりそうも無いが・・・。
振る舞いだけ信長だったら、それこそアレだ。アレ。
70無名武将@お腹せっぷく:02/02/13 01:13
>>69
信孝がそんな感じだったとか。
71:02/02/13 01:25
>>70
詳しくは分からないけど、なんかキリスト教には理解があったそうで。
そうか、信孝はアレだったのか・・・。
72無名武将@お腹せっぷく:02/02/14 07:55
杉谷苑子とか永井路子っていう女流作家も面白い。
関連書物(短編なんか)も多いので、羅列できんが…。
読み物として楽しみたい人にはお勧めしたい。
前者は文章が流麗、後者は前者よりも男性的かもしれん。
73無名武将@お腹せっぷく:02/02/14 08:14
>>72
永井路子の小説は大河ドラマ「草燃える」「毛利元就」の原作になってる。
74無名武将@お腹せっぷく:02/02/14 08:22
>>73
そうですね。他にも短編なんかも面白かった。
史実がどうの、より文学的にお勧めかな。
杉谷苑子もいいですよ。
女流作家の感性も捨てがたいと思ったのは
このお二方の作品に触れてからです。
75ねこまた:02/02/14 12:50
>>54
昔、隆慶一郎の作品もってるという年配の方が
いたので貸してもらったら峰隆一郎の作品だった。
糞だな・・・。
ちなみに隆慶一郎の作品は処女作(題名忘れた)から
家康は影武者だったという設定で話を書いてるんだな。
ちょっとビクーリした。

あちきは最近は藤沢周平の『用心棒日月抄』シリーズにはまってるな。
歴史とはあんま関係ないかもしれんけど。
あの小説はNHK「腕におぼえあり」でシリーズ化されてたね。
その影響でこの小説を読み出したのというもあるけどね。

>>63
そういうと最近の大河ドラマはどうも現代社会と照らし合わせての
メッセージ色が強いと思われ。
ちょっと話がそれてスマソ。
76日平 ◆BJ9x999E :02/02/14 20:39
>『用心棒日月抄』シリーズ
それ同意。
藤沢周平のシリーズじゃ一番好きだね。
あと「三屋清左衛門残日録」とか「蝉しぐれ」も良い。
時代小説と言うと英雄の登場する本ばかり読み勝ちだった
自分の方向性を変えてくれた良書ですね。
って戦国時代終わってる頃の話だね。またしてもスレ違い。
77無名武将@お腹せっぷく:02/02/14 20:43
>そういうと最近の大河ドラマはどうも現代社会と照らし合わせての
メッセージ色が強いと思われ。

確かにな。それに合わせた妙な企画とか。
例えば女性週刊誌の見出しで「まつから盗む夫の勝ち組なんたら」とか。
・・・大笑いだ。
78無名武将@お腹せっぷく:02/02/14 22:29
作者が思い出せないが、「義元謀殺」
と言う小説がある。99年か00年のどちらかで出た本で、
最近文庫化されていたと思う。なんかの賞も取ったらしい。
推理小説と、スパイ小説のスリル感を集めたような名作に思えた。
とても面白かった。
79無名武将@お腹せっぷく:02/02/15 05:57
良スレage
80上泉伊勢守信綱:02/02/15 09:46
>>18
司馬作品を次の順で読むべし
「国盗り物語」
「太閤記」
「覇王の家」
「関ケ原」
「城塞」
あと、この隙間を他の作品で埋めて、知識を補完すべし
81無名武将@お腹せっぷく:02/02/15 09:58
>>80
「国盗り・・・」の前に「箱根の坂」を入れて欲しいのぅ。
82名無しちゃん:02/02/15 14:19
永井路子氏なら「流星--お市の方--」はわりかし面白かったかなあ。
織田兄弟バナだあね。戦国の女の話しとしては説得力ありましたな。
濃姫とかの扱いも妥当だった。

国盗り物語はよかったねえ。
山岡「織田信長」と津本「鬼と人と」のギャップとか読み比べても面白いかも。
83無名武将@お腹せっぷく:02/02/15 14:24
池宮さんの時代批判は、金儲けの臭いがプンプンする
童門の知ったかぶりの文章よりずっといいと思われ。
84無名武将@お腹せっぷく:02/02/15 14:24
司馬さんの人物観が一番しっくり来るな。
85これかな?:02/02/15 22:30
>>82
永井路子に関して禿同。

>山岡「織田信長」と津本「鬼と人と」のギャップとか読み比べても面白いかも。
津本陽の「下天は夢か」のことかな?「鬼と人と」は堺屋太一。
87無名武将@お腹せっぷく:02/02/24 16:29
age
88無名武将@お腹せっぷく:02/02/24 16:55
日平 ◆BJ9x999Eは頭悪いのな
89無名武将@お腹せっぷく:02/02/24 16:58
坂口安吾の戦国モノはお勧め
「二流の人」(黒田如水)、「狂人遺書」(秀吉)
「信長」「家康」「イノチガケ」(キリシタン殉教記)
「信長」以外は短編で、作者独自の視点で心理描写に力点が置かれてる。
無頼漢らしく、アウトサイダーの視点であるとこがいい。
90 :02/02/24 17:06
新田次郎はクソ
小学生向きだぞ、あんなの

司馬遼太郎はどうも戦国時代には幕末ほどの興味がないっぽい
濃密度が全然違う、と思う。
人物設定とかがうまいから、小説としてはおもしろいんだけどね
まあ、このへんは資料の多い幕末と少ない戦国時代との差なのかもしれんが
91無名武将@お腹せっぷく:02/02/24 17:11
高橋克彦は駄目かいな?
92無名武将@お腹せっぷく:02/02/24 17:23
>>31>>50 禿道
岳宏一郎「群雄 関ケ原へ」新潮社文庫
 とっても良い。司馬遼太郎の「関ケ原」との読み比べをすると良い。
 この30年間で何が変わったかがよく分かる。 ただし、基本的には同じ史料と資料から書いているので書き直しリライトかよ、
と言う感じはある。その微妙なところを読み分けるのが一興。 一言で言えば司馬のは極端な断定が多い。逆にこれが話をすっきりさせて面白くしているのではあるが。

93無名武将@お腹せっぷく:02/02/24 17:30
>>90
新田次郎の「武田信玄」「武田勝頼」はダメ?
 俺はかなり良かったような気がする。
 ただ長い間の連載なので、文体も話の基本方針も変化していて、そうしたおかしさはあるが。
 「武田信玄」の4巻→「武田勝頼」全3巻ぐらいは、安定していて良い。
 しかし、細かい話が多くて文庫本の付録ではなく、別の戦国時代の地図が必要だ。俺は学研の赤シリーズを参考資料に読み解いていった。
 確かに、細かい話が多くて、根本的になんで武田が滅んだのかがよくわからない。
94無名武将@お腹せっぷく:02/02/24 17:37
津本陽は引用が多くて読むのが大変。
ページの途中にイラストみたいに地図が挿入されてた
信長の小説は読みやすかったけど。
95無名武将@お腹せっぷく:02/02/24 17:56
>>95 禿道
津本は自分で書いている量とっても少ない。引用は読まんで跳ばすと読むとこない。
自分の意見もなければ、作りも全くない。これが小説か?っツー感じだ。俺的には良くない。

96無名武将@お腹せっぷく:02/02/24 18:25
津本の小説は会話じゃなくてなんだか独りごとのような話し方してる。
なんか古書の現代語訳を読んでる感じがして嫌い。
97 :02/02/24 19:21
新田次郎・・・おれは武田信玄を数十ページ読んで、
これは小学生向きの本なんだな、と思って断念。よって勝頼は読まず
ちょっとでも読んだ人ならわかると思うが、文章がつたない、
安易に女との恋愛話を盛り込む、ドラマ風のセリフ、
登場人物を一人称で使いすぎ(その人物の主観になるってこと)、
など典型的な子供向け伝記もの。
筆者も不本意ながらそういう作品にしたのかも知れんが、
正直、中学生以上にはおすすめできん。

一流の歴史作家という評価は知識量ではなく、
その文章の格調の高さによるものが多くを占める、とおもうが如何?
日本語がヘタな人の本を読むと日本語が変になっちゃうYO!
98 :02/02/24 19:24
99無名武将@お腹せっぷく:02/02/24 21:11
>>98
・・・何に投票されたんだ?
100無名武将@お腹せっぷく:02/02/24 22:18
>>72>>74
杉谷苑子って、杉本苑子の事ですか? それとも別人なんでしょうか。
永井路子は 私もお勧めです。

>>97
新田次郎は確かに、格調高い文章とはとても言えないけど、
お勧めできないってのはどうかなあ。
彼の持ち味は、その情景が思い描けるような細かい描写でしょう。
あなたの感性には合わないんだろうけど。

私は新田次郎の「武田信玄」そこそこお勧めです。
彼の山岳小説ほどお勧めではありませんが。

>>99
私も投票してしまいました・・・
>>100
72です。杉本さんのことです。
単純ミスです。ご指摘ありがとう。
74さんはつられてしまったのだと思う。すまない。
102無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 11:39
age
103無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 11:51
池波正太郎とかどうよ?
真田太平記とか長いけど面白かったよ。
どこがどう面白いかといわれても説明できないが・・・
104無名武将@お腹せっぷく:02/03/05 23:10
保全age
105無名武将@お腹せっぷく:02/03/05 23:12
梟の城は笑える。
てか忍者カコイイ。
106無名武将@お腹せっぷく:02/03/08 19:34
こいつどうよ?
URLが以上に長くてすまんけど。
なんだか凄く偏ってる感じ。

前田慶次郎店長の「歴史堂本舗」
http://www.esbooks.co.jp/bks.svl?start=&CID=BKS401&shop_cd=1&cust_id=Xmo46Wk9o36X9m93i81Gi5X46oG53k6A&shelf_id=01&
107無名武将@お腹せっぷく:02/03/08 20:48
境屋や新田はどうも・・・。
司馬は読みやすくていい。
>>103
彼の作品はテンポが速いというか、飽きさせずに読ませるような。
109無名武将@お腹せっぷく:02/03/13 03:52
>>106
>時代小説の巨星  隆慶一郎
って、ワロタ
110無名武将@お腹せっぷく:02/03/14 01:34
古本屋で買った「反逆」遠藤周作 
泣けたし、とても面白かった。
>>110
面白かった。この人はクリスチャンだっけ?
112110:02/03/14 01:54
>>111
おぉ!きっと馬鹿にされると思っていたけど、
同じ様に面白いと思ってた人がいるとは。
戦国時代でも、この頃の話が個人的には一番好き。
ついでにこの本の信長は、俺が思う“信長像”そのまんま。
でも、その後読んだ「決戦の時」はイマイチだった。
113無名武将@お腹せっぷく:02/03/14 02:12
>>111
クリスチャンだよ。
江戸時代に日本に潜入して捕まった宣教師が主人公の「沈黙」など、
キリシタンを描いた作品も多い。
114無名武将@お腹せっぷく:02/03/14 10:56
>>67
同感。そもそも今の時代に戦国の生き方を当てはめるのがナンセンス。自分の尊敬する人物の良いところを見習おうとするのは良いけど、訳わかんない事ばっか言ってて自分を革命児信長呼ばわりしたりするアホ上司を見ると「敵は本能寺にあり!」って言いたくなるわ。
115無名武将@お腹せっぷく:02/03/15 15:14
上で誰かも言ってたけど、司馬遼の「尻啖え孫市」。
俺的には最こー
永井路子さんの姫の戦国、面白いですか?
今川義元に嫁いだ公家のお姫さんの話らしいのですが。
117無名武将@お腹せっぷく:02/03/15 21:29
>>116
結構面白かった。
今川義元を見る目が変わったよ。
118無名武将@お腹せっぷく:02/03/17 00:09
童門冬二、「立花宗茂」
稀に描写されているァ千代の性格の悪さが(・∀・)イイ!
119無名武将@お腹せっぷく:02/03/17 00:13
>>116-117
義元の妻は武田信虎の娘でしょ。
義元の母の話でなかった?
120無名武将@お腹せっぷく:02/03/17 00:16
>>119
そう、寿桂尼の話のはず。
121117:02/03/17 01:23
>>119
あ、ほんとだ。義元の嫁になってる。気づかなかった。
>>120にある通り義元の母親寿桂尼の話です。
122無名武将@お腹せっぷく:02/03/17 18:04
講談系時代小説が好きなので。
風神の門を推す。
霧隠才蔵主演。
123無名武将@お腹せっぷく:02/03/17 18:14
>>118
イジワルだが星になった親父さん思い出して涙するァ千代たん萌えええ!

>>122
司馬たんの忍者者なら梟の城もなかなか。
124123:02/03/17 18:16
忍者者→忍者物
誰か俺の首を刎ねてくれ・・・
125116:02/03/17 21:40
>>119
失礼。今川氏親に嫁いだ、ですね。
117さんにも申し訳ない。
126無名武将@お腹せっぷく:02/03/19 01:18
津本陽の「下天は夢か」は氏の作品の中でも出来の悪い方だと思う。
とりあえず印象に残っているのは、単行本の三巻の挿絵にあった大阪の地図に
「禁断の地名」が堂々と出ていたくらいかな。
>>126
新聞系なのでしっかりしてると思うが、小説としては
イマイチだと思った。面白味に欠ける。
128無名武将@お腹せっぷく:02/03/19 01:23
>>126
「下天は夢か」は未読だけど、大河関連で「加賀百万石」は読んでみた。
なんか資料集みたいだったよ。小説読んでる気がしない。
129無名武将@お腹せっぷく:02/03/19 02:36
細川藤孝を描いた面白い小説ってあるかな?
130無名武将@お腹せっぷく:02/03/19 04:57
>>129
南條範夫「細川兵部大輔藤孝」文春文庫
面白いかどうかは読む人によって違うので・・・。
131無名武将@お腹せっぷく:02/03/19 05:04
早乙女貢の明智光秀は面白いですか?
132無名武将@お腹せっぷく:02/03/19 15:23
>>118
その本では夜伽のシーンは描写されてますか?(;´Д`)ハァハァ
133エノキ ◆TpbJGovQ :02/03/19 15:33
 皆の者、志茂田景樹著『戦国の長嶋巨人軍』(実業之日本社)は読んだで
ござるか?
 本当に巨人軍と武田騎馬軍団が、野球・合戦双方で戦うという、すさまじい
小説でござる。
134無名武将@お腹せっぷく:02/03/19 16:21
学研の「反関ヶ原」・・・
135無名武将@お腹せっぷく:02/03/20 02:39
>>131
ああ、読んだことある。後半の主人公が天海なんだよね?
光秀=天海説を堂々と使っているという点で面白かった。
あとのことはよく覚えてないや。
136無名武将@お腹せっぷく:02/03/22 17:18
湖衣姫って新田次郎が勝手に名前つけたんだよね。
137無名武将@お腹せっぷく:02/03/22 17:30
>>132
PHP文庫の立花宗茂は濡れ場があるからいいぞ。
138無名武将@お腹せっぷく:02/03/23 02:22
山田風太郎の『妖説太閤記』が面白かった。
けど、もしかして絶版?
図書館で読んだ後、やっと古本屋で見つけたんだよね。
139無名武将@お腹せっぷく:02/03/23 02:26
140無名武将@お腹せっぷく:02/03/25 22:43
PHP石田光成
141無名武将@お腹せっぷく:02/03/27 18:28
安部龍太郎の戦国3部作どうよ?オレ的には
信長燃ゆ=神々に告ぐ>>関ケ原連判状
142宇喜多秀家:02/03/27 19:06
>>138
山田風太郎マンセー!
ワタクシのおすすめは

くノ一忍法帖  
忍法聖千姫   
忍法女郎屋戦争
ってところかな。
山田風太郎で正しい日本史を学んでください。
143秀吉:02/03/27 21:37
土岐信吉
「秀吉、反逆す」
144無名武将@お腹せっぷく:02/03/27 22:35
遠藤周作「宿敵」
小西行長主人公の珍しい小説。
行長主人公なのにヘタレ
高山右近はカコイイ
145 :02/03/27 23:01
松本清張「軍師の境遇」 
 短編集
 その中の「逃亡者」という話が面白い。
 読み返せば読み返すほど面白い。
 細川忠興と稲富直家の話。30ページほどだけど。
146無名武将@お腹せっぷく:02/03/28 22:15
武田信玄の戦の上手さ、秀吉の頭の良さなんかが良く解る感じの小説無いですか?
147無名武将@お腹せっぷく:02/03/28 22:21
峰山瞭嬰「騎馬隊燃ゆ」
148 :02/03/29 03:27
柴田錬三郎の小説は読み辛い。臭い。
149無名武将@お腹せっぷく:02/03/29 03:33
>>148
柴錬三国志って、「生きるべきか…」ってヤシだったっけ?

津本陽の「武神の階」は面白いですか?
「下天…」が評判悪いみたいなので二の足踏んでしまうよ。
150無名武将@お腹せっぷく:02/03/29 03:33
スレとは関係ないけど、柴錬三国志は駄作。
151無名武将@お腹せっぷく:02/03/29 03:36
>>149
下天の謙信版といった感じ。
読み終わった後、結局謙信って何したかったの?ってなるね。
まあ、謙信を描いた作品はほとんどそんな感じだけどね。
あまりおすすめはしない。
152無名武将@お腹せっぷく:02/03/29 03:38
津本陽の「前田利家」買ったけど読むの疲れるね。
>>151
どうもありがと。下天と同じか…新聞で読んでる時から苦手だった。
154無名武将@お腹せっぷく:02/03/29 09:02
大谷吉継のお勧めの小説教えて下さい。
佐藤雅美の『幽斎玄旨』(細川幽斎)をかなり前に読んだが、
冗長で盛り上がりに欠けた気がする。
『螻岸夢一定-蜂須賀小六』も同様に感じた。

岳 宏一郎の『花鳥の乱-利休の七哲』の方は良かったように思う。
この作者の作品は、あまり悪い気はしない。
他に『軍師官兵衛』などもある。
156無名武将@お腹せっぷく:02/03/29 15:44
結局、津本陽の小説って資料の引用だらけだと思う。
小説って視点でみると、物凄く薄くなる気がする。
この人の小説から資料を引用して論文とかが書けそうな気がする。
きちんと小説してる話ってあるのかな?
157無名武将@お腹せっぷく:02/03/30 00:54
最近読んだのは、司馬遼太郎の「播磨灘物語」。
黒田官兵衛を題材にしたものだけど、官兵衛がマターリした人物で描かれていて
なかなか面白い。

隆慶一郎は、単純に物語として読むととても面白くて好きです。
ただ、このスレで求められている小説とはジャンルが違うと思いますが。
榊山 潤の「毛利元就」けっこう面白かった。
元就本人ではなく間者の浄厳坊が中心になっていて、
「間者の目から見た毛利元就」って感じ。
それでいてポイント(歴史上の事実とか)はちゃんと
押さえているからいいよ。
>>156
たしかに津本 陽の場合、歴史小説よりも時代小説的な作品の方が
幾分か読めるモノが多い。
『幕末剣客伝』や『人斬剣奥義』とかね。
『龍馬』など連載でありながら殆ど引用で、読んでいて息が詰まる。

時代違いですまない。
160無名武将@お腹せっぷく:02/03/30 12:11
全然小説じゃないけど、
「織田信長合戦全録」 中公新書
アホアホでよければ
山田風太郎『叛旗兵』
主役は直江山城で関ヶ原の十年後から始まって大阪夏の陣で終わる。
ま、所詮娯楽小説と割り切って笑って泣ければそれでいい。
>>161
あ、その時期の直江に興味ある。
読み終わったあとの俺の電波っぷりに乞うご期待!!
>>162の期待は多分裏切られるだろうと思いつつ
廣斉堂文庫だよとフォローしてみるレス
164無名武将@お腹せっぷく:02/04/04 19:10
真田大戦記・・・くだらなさに死ぬ
山田風太郎の、天下人が、家康→三成→秀吉→光秀→信長の順に変わっていく小説。タイトル忘れたけど。
馬鹿ばかしくてちょっと良かったよ。
166無名武将@お腹せっぷく:02/04/05 00:04
會津士魂
167無名武将@お腹せっぷく:02/04/05 22:16
播磨灘物語を読めば官兵衛が好きになる
うむ。好きになった。
169無名武将@お腹せっぷく:02/04/05 23:51
島津家の貴久から秀吉の九州征伐頃までの
いい小説はありませんか?
170ホースの白い馬:02/04/06 01:05
ぷりん
171無名武将@お腹せっぷく:02/04/06 20:10
ここでいいかな?

今日の新聞夕刊に『武功夜話』は戦後の創作か?!って書いてあったけどどうなんだろうね。
172無名武将@お腹せっぷく:02/04/06 23:02
「真田太平記」は良かった!面白かった!泣いた!感動した!
真田ファンの人は絶対読んでおきましょう!!
173無名武将@お腹せっぷく:02/04/07 14:30
池波正太郎の「剣の天地」もいいぞ。
剣聖上泉伊勢守秀綱や戦国時代の関東の情勢が書かれてて武田信玄、上杉謙信
も出てくる。
さらに疋田文五郎、柳生宗厳、名前だけだと塚原ト伝、愛洲移香斎など
剣術家ファンなら絶対に聞いたことのある人間が出てくる。
174無名武将@お腹せっぷく:02/04/07 14:37
>>171
ほほう。偽作説があるのか。
なに新聞の夕刊?
175無名武将@お腹せっぷく:02/04/07 23:10
>>171
そのわりには著者ハッキリ解ってるよね?吉田孫四郎。
176無名武将@お腹せっぷく:02/04/10 15:21
>>174
日本史板「武功夜話は偽書ではない!」  読むとよろし
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/history/1018105647/l50
177無名武将@お腹せっぷく:02/04/10 17:24
山岡荘八さんの徳川家康。
かなりのボリュームだがおもしろい。
178無名武将@お腹せっぷく:02/04/10 18:04
>177
お前バカか?
179無名武将@お腹せっぷく:02/04/10 19:23
こっそり「覇信長記」と書いておこう
>>177
面白いのは確かだと思うよ。
でもいまさらこのスレで薦めるほどではないんじゃないかね。
181無名武将@お腹せっぷく:02/04/12 13:04
>>179
ラモソハケーン
182179:02/04/12 21:24
>>181
どっちかっつーと“羅門”より“中岡”ファンなんだけどね。
183無名武将@お腹せっぷく:02/04/13 12:08
信長公記を読みたいと思って
教育社のHPを探しているのですが、全然見つからない!
知っている人がいたら教えてください。
あと、教育社の信長公記には誤訳があると聞いたことがあるのですが
どの部分か分かる方がいたら併せて教えてください。
安吾の二流の人はどう?
エッセイだけど、歴史観というよりも、あくまで人物が焦点でお勧め。
安吾の二流の人はどう?
エッセイだけど、歴史観というよりも、あくまで人物が焦点でお勧め。
黒田官べー好きになりますたよ。
186183:02/04/15 16:56
ああ、もう!
誰もレスくれないから通販の注文しちゃったよ>信長公記
ニュートンプレスのだけど、誤訳はどこで、どう間違ってるかの
情報知ってる人教えてください。
187無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 02:27
柳生宗則とかで面白いのない?
188無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 05:28
信長に関する小説まだひとつも読んだこと無いんだけど、
最初に読むとしたら何が良いですか?
189oo:02/04/17 05:31
>80
サンセー
190無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 05:37
ベタだけど国盗物語(司馬遼太郎)下巻がいいんじゃないかと思う>>188
191無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 07:21
>>188
とりあえずは信長の生涯を描いているという意味で、山岡荘八の「織田信長」
と津本陽の「下天は夢か」を両方読むのはどうよ。
信長の描かれ方が両作品で大分違うし、正妻の濃姫の扱いも天と地ほども違う
ので、両方とも読んだ上で自分なりの信長観を持つってのはどうよ。
192無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 07:32
と・て・も
津本は読めません
初心者キラーです
193無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 13:54
>>192
下天は夢かは例外的に読みやすいよ。
しかも、イラスト風の地図が挿入されてる。
>192 193
豪華版は安土城の模型がオマケだぞ。10センチくらいのしょぼいやつだが
>>194
なんだそれは(w
196無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 18:50
上の方でも、柴田練三郎の悪評ぷんぷんだが、おおむね同意。
ただし、「謀叛」という短編だけは、秀逸。
主人公は、武田信豊。(信玄の弟である信繁の子。すなわち、勝頼の従兄弟。)
よくぞ、こんなマイナーな人物を取り上げたものだ。
武田家の滅亡を信豊の視点から描いている。
勝頼はもちろん、真田昌幸、跡部勝資らも登場。それぞれの人物描写が秀逸だ。
新府城を捨てた勝頼を見切って戦線離脱し、自身の居城・小諸城で武田家再興を図ろうとするも、織田に通じた家臣によって、殺される信豊。
そこまでの器量の武将だったといえばそれまでだが、信豊の無念が胸を締め付ける。
197無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 19:00
赤木駿介(だったと思うが)の「汝に天下を」を読んだ人いる?
今川氏真が主人公。
いまいち、盛り上がりに欠けるが、氏真を主人公にして小説を書いたことは、賞賛に値する。
この作品中の氏真は、公家社会で一目置かれ、家康にも一目置かれ、剣豪である側面も顔をのぞかす。
ただし、人並み以上の能力を持ちながら、性格的な弱点ゆえにそれを生かせず、くすぶっている。
そういう描き方は、非常に面白かった。
198無名武将@お腹せっぷく:02/04/17 19:08
>>197
それは『天下を汝に』です。
新潮社からハードカバー書き下ろしで出て、
おそらく再版も文庫化もされてないから読んだ人は少ないだろうなぁ。

氏真をただの惰弱な人物おしてではなく描いてるのは面白いが、
「戦国外交の雄」「家康を天下人に導いた知られざるフィクサー」という
明らかに過大な帯の文句が本編とは全然違うのはどうかと…。
おそらくマイナーな人物が主人公の小説を売るために
編集サイドで売れそうに粉飾したつもりだったんだろうね。
199197:02/04/17 19:33
>>198
失礼、そういうタイトルでしたね。
確かにサブタイトルの誇大広告振りは気になりました。
200無名武将@お腹せっぷく:02/04/19 02:55
河原エリさんの歴史ロマンシリーズを読もう
少女漫画だけどね
マンガだけど、みなもと太郎の「風雲児たち」
絵はシンプルだけど濃くておもしろいよ。マンガ界の司馬遼太郎とか呼ぶ人もいる。
今コンビニにあるからよかったら見てみて。
202無名武将@お腹せっぷく:02/04/19 03:32
「風雲児たち」イイ!あの一作の中に、徳川幕府の歴史が丸ごと入ってる。

主なトピックスだけでも、
関ヶ原、豊臣滅亡、幕藩体制確立、会津藩誕生。時代が下って、
解体新書翻訳、蘭学勃興、異国船漂着(ベニョヴスキー事件)、
海国兵談、大黒屋光太夫のロシア彷徨・エカテリーナ会見記、
シーボルト事件、蛮社の獄、史実版遠山の金さん、
ジョン万次郎漂流記、そしてペリー来航。

これらがみっちり描かれてて、しかもメチャクチャおもしろいんだ。お薦め。
203無名武将@お腹せっぷく:02/04/19 03:39
戦国時代のおもしろい小説教えてください!
>>200
いい話が多かった記憶がある。
205無名武将@お腹せっぷく:02/04/26 15:34
ageますageます 3点
206名無し奉行:02/04/26 17:34
『信長〜あるいは戴冠せるアンドロギュヌス〜』
は、ある意味面白かった。
207無名武将@お腹せっぷく:02/04/26 18:54
>>206
どんな内容なの?本屋で怪しげな雰囲気を漂わせてたけど。
208無名武将@お腹せっぷく:02/04/26 19:58
新陰流 小笠原長治 「津本陽著」

絶望的な小田原城に立て篭もった長治の活躍がイイ。
小田原征伐を敗者の側から見た珍しい作品。

ただし後半グダグダ・・・
足利義輝の小説ってある?
210無名武将@お腹せっぷく:02/04/26 22:10
>>209
「兵法将軍 足利義輝」ってやつなら見かけた事あるが、読んではいない。
>>1に漏れの文庫ものでのお気に入りを教えてしんぜよう

1位「風の如く水の如く」・・・関ヶ原合戦とその論功勲賞を同時進行させ、
               本田正純を主人公に物語っていく戦国ものには
               珍しいサスペンスもの!。一度は読んでみれ。

2位「夢狂いに候」・・・明智光秀が信長の秘密を知って謀反へと突き進む
            過程を、山城衆の男を主人公に語っていく、伴天連も
            絡むよ、の物語

3位「闇の関ヶ原」・・・今井宗薫が主人公となり天下分け目の戦いの趨勢を
            判断していく。
212無名武将@お腹せっぷく:02/04/27 20:25
>>209
「剣豪将軍・足利義輝」という小説があったような気がするが。
タイトルもウロ覚え。作者は忘れた。(宮本昌孝という人だったかな。とにかく、この小説はデビュー作らしくて、かなり絶賛されていた。)
残念ながら、まだ読んでいない。
>>210 さんの言っているのは、これとは別の本かな?
213無名武将@お腹せっぷく:02/04/30 17:15
司馬遼太郎「戦雲の夢」
主人公は、なんと長曽我部盛親。(元親ではない)
実に人間味あふれる人物像。
実際、盛親ってこういう人物だったのかも、と思ってしまった。
やはり、司馬さんは凄い!
こういう人物をネタにしても、きちんと読ませるのだから。
214無名武将@お腹せっぷく:02/04/30 19:03
有名なのは出ているので

羽山信樹『第六天魔王信長』よかった

津本陽 『下天は夢か』:ベット又は布団で読むとよく寝れるラリホー本だった
>>183
亀レススマソ
教育社から出てるのは、おしなべて誤訳・誤植多いよ。
『関八州古戦録(上下)』、『陰徳太平記(上中下)』持ってるけど、かなり間違い多し。
『信長公記』なら、中公文庫でも出てたと思ったけど絶版かな?

小説ネタじゃないのでsage
>>215
おおっ。レスサンクス。
信長公記もう買っちゃいました。とりあえず疑問を持った所はネットに公開されてる
現代語訳を読んでます。
しかし、次に陰徳太平記や三河物語を読もうと思ってたんで、誤訳があるのは残念。
でも、他に現代語訳もなさそうだしなあ。中公文庫の信長公記は検索を掛けて見たけど
分からんかったです。
217215:02/05/02 17:25
>>216
遅かりしか。
文庫版、押し入れに死蔵してるから、4連休で探してみるかな。
版元は、中央公論でなかったかもしれませんので、あしからず。

教育社の「陰徳太平記」は、毛利マンセーだよ。
ただでさえ、原本を吉川家家臣の香川正矩が書いてるのに、さらに凄い礼讃っぷり。
あと、漢文やら諺・格言を引用しての言い回しがかなりウザイ。すーっとは読めないな〜
毛利マンセーなら、読んでおいても悪く無いかも
218無名武将@お腹せっぷく:02/05/02 21:21
>>217
柴田錬三郎より読みづらい?
219無名武将@お腹せっぷく:02/05/02 22:36
歴史・時代小説板を求むスレ
http://curry.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1020282518/l50
220無名武将@お腹せっぷく:02/05/02 22:39
>>215>>217
『信長公記』は角川文庫が手に入れやすいよ。
221無名武将@お腹せっぷく:02/05/02 22:40
>>217
信長公記の文庫版は角川文庫(ソフィアだったか?)ででてる。 
現代語訳はないけど、索引(&人名辞典)が便利なので
コストパフォーマンスは良いと思う。
222無名武将@お腹せっぷく:02/05/06 17:37
現代語訳の信長公記読んでて、人名辞典は確かに欲しいと思った。
もうすぐ、上巻を読み終わりそうなんで下巻と一緒に角川のを買おうかな〜。
しかし、山田三左衛門とか塚本小大膳とかあたんら何者やねん。
223無名武将@お腹せっぷく:02/05/08 07:58
高橋克彦「天を衝く」・・・なんと九戸政実の話。サブタイが「秀吉に喧嘩を売った
             男〜九戸政実〜」。まだ読んでないが面白そう。
224217:02/05/08 10:57
>>220>>221
角川版情報サンクス
連休中に押し入れの段ボールひっくり返したら、滅茶苦茶重かったのと
『肥陽軍記』『尼子氏一門のルーツ』『武州松山城』『大日本野史(西国編)』等をハケーンして
読み耽ったので、文庫版の『信長公記』はお蔵入りのままでした・・・(;´д`)
『常山紀談(上・中・下)』の文庫版も出てきたけど、やっぱり現代語訳よりも書き下し文のほうが雰囲気出て(・∀・)イイ!

>>218
柴練とは、また別な意味で読みづらいよ。
225無名武将@お腹せっぷく:02/05/11 17:40
ところで、みんなは一冊の本だいたい何日くらいで読むの?
226 :02/05/11 19:25
>>212
 デビュー作じゃないよ。ちなみに。
>>225
学生時代は、多くて一日に三冊くらい、だったかな。
社会人になると、そうはいかないのだが…。
228無名武将@お腹せっぷく:02/05/14 13:44
age
229無名武将@お腹せっぷく:02/05/16 17:44
池宮彰一の『遁げろ家康』はどの時代からはじまって、
どの時代で終わるの?
230無名武将@お腹せっぷく:02/05/16 18:02
宮城谷昌光。
なんか読みやすい。
231西成線利用者:02/05/16 18:45
やっぱり「孟嘗君」だね。宮城谷昌光の。

ん?中国の戦国時代だったらダメなのか?
こっちよりはるかにスターが多いぞ。

こっちなら、がいしゅつだが「国取り物語」だな。
232武蔵守:02/05/16 22:12
堺屋太一「鬼と人と」(信長と光秀の話)
遠藤周作「神の王国」(大友宗麟の話)
堺屋太一「秀吉」


233無名武将@お腹せっぷく:02/05/17 22:39
>>232
「鬼と人と」最近、読みました。
信長と光秀の独白で構成されているのが面白いし、よくできた小説だ。
破滅していく光秀が、あまりにも哀れだ。
234無名武将@お腹せっぷく:02/05/17 23:45
童門さんの『立花宗茂』はかなーり泣ける(;´Д`)
235無名武将@お腹せっぷく:02/05/19 18:12
山岡荘八の戦国時代の小説はおもしろい
徳川家康がおすすめ
山岡は痛すぎる家康信者
やめとけ
毛利元就あたりは面白かったが。
237無名武将@お腹せっぷく:02/05/19 18:50
そんなのは人それぞれ。痛いのはお前だ>>236
238無名武将@お腹せっぷく:02/05/19 18:55
>>232-233
「鬼と人と」は面白かったねぇ
239無名武将@お腹せっぷく:02/05/19 18:59
信長の淫棒
240無名武将@お腹せっぷく:02/05/21 17:19
age
241無名武将@お腹せっぷく:02/05/21 17:25
井上靖の『風林火山』は面白いよ。山本勘助の話。
242無名武将@お腹せっぷく:02/05/21 17:30
>>241
映画になったやつですか?
243無名武将@お腹せっぷく:02/05/21 17:40
司馬遼の「夏草の賦」はでた?
長曽我部元親が主役だよ。
ラストが秀吉による四国召し上げ、信親戦死と続き、
晩年の元親の哀愁が描かれてて好きです。たしか上下巻かな。
遠藤周作の「男の一生」は
秀吉配下の前野長康?だかの話。
面白かったです。
「出雲の鷹」は山中鹿介の話。
作者は忘れました。
ガイシュツさらすまん

244無名武将@お腹せっぷく:02/05/21 17:41
さらじゃなく なら だ
スマソ
245西成線利用者:02/05/21 18:57
>>243
「出雲の鷹」は南條範夫じゃなかったっけ?

「楽毅」宮城谷昌光はいかが?
また、中国の戦国時代だけど…
あの、諸葛孔明がみずからを「管仲」「楽毅」に模して
いた、なんてことは、ここらに来る人は皆知ってるよね。
246西成線利用者:02/05/22 14:07
辻 邦生「安土往還記」
これは純文学だな。単なる戦記モノがお好きな方には向かん。
辻氏が亡くなってもう大分たつなー。
新潮文庫で残っているかどうか。
宣教師からみた信長の話。

清水義範「金琥の夢」
明智光秀が信長を殺したのは、信長が天下統一すると
尾張弁が共通語になるのを恐れたから、という話から
始まる、面白い小説。
247無名武将@お腹せっぷく:02/05/22 14:14
>>237
いや、山岡は誰が見ても家康マンセーだぞ。あれはマジ異常なぐらい。絶対自然な
解釈じゃない。無理してる。オレは「伊達政宗」を読んでそう思ったんだぞ。
推して知るべし!
248無名武将@お腹せっぷく:02/05/22 14:16
何度か出てるけお、「信長燃ゆ」これはマジで最高!
歴史ファン必読の一品です。
249無名武将@お腹せっぷく:02/05/22 15:18
>>246
それ、フロイスの日本史のパクリなんじゃなかったっけ。
かなり面白いらしいけど。
250無名武将@お腹せっぷく:02/05/22 15:31
>>249
つまり日本史の小説版ってこと?ヤッター!!読みたかったんだ。
251無名武将@お腹せっぷく:02/05/22 15:36
>>250
フロイスの日本史は中央公論から現代語訳が出てるよ。
http://www.yomiuri.co.jp/chuko/shinkan/200001/bunko.htm
252249=251:02/05/22 15:52
なんか無粋な事を書いてしまったが、安土往還記のほうが読みやすいかもなぁ。
>>246すまん

安土往還記
http://www.esbooks.co.jp/bks.svl?CID=BKS503&pcd=01800467&introd_id=Xmo46Wk9o36G949ki81Gi1X46kGA396o&pg_from=u&shelf_id=09&location_id=08

完訳フロイス日本史1 織田信長編
http://www.esbooks.co.jp/bks.svl?start&CID=BKS503&shop_cd=1&qty=1&product_cd=30626734&pg_from=srh
253250:02/05/22 15:53
わかってないなぁ。小説版が読みたいの。
254西成線利用者:02/05/22 18:02
>>252
ご丁寧なるお詫びのお言葉、痛み入る。

最近ぜんぜん見かけないのだが、小松左京の短編で
「竜虎抱擁」と「南海太閤記」というのがあった。
前者は、上杉謙信女性説をもとに書かれた作品で、川中島で
武田信玄と上杉謙信が合体(文字どおり!)し、甲越両軍で
京を目指して攻め上る、という話。
後者は、本能寺の変で生き延びた信長が、秀吉に示唆を与え、
朝鮮、中国ではなく、東南アジア方面へ出兵させて西欧勢力を
駆逐し、という話。
おもしろかったが、今、角川で小松左京の本を見掛けんからなぁ。
255無名武将@お腹せっぷく:02/05/22 18:25
春秋戦国時代の面白い本を教えれ。
256西成線利用者:02/05/22 18:59
>>255
宮城谷昌光の本、一杯。
「重耳」
「夏姫春秋」
「孟嘗君」
「楽毅」
「子産」
その他いろいろ。
257無名武将@お腹せっぷく:02/05/22 19:18
「楽毅」だけ読んだ。
時代ものの短編ものは白石一郎でしょ。でしょ!
259無名武将@お腹せっぷく:02/05/27 15:59
age
260無名武将@お腹せっぷく:02/05/27 16:20
司馬遼太郎の「軍師二人」さっき読み終わった。
短編集なのでサラリと読みやすい。

この中の「侍大将の胸毛」という作品で
渡辺勘兵衛に萌えてしまいました。(当方女です)
その辺の短編が面白いなら
同じく司馬の言いふらし団右衛門なんかも良いと思われ
でも団右衛門の愉快さは男向きかモナー
262無名武将@お腹せっぷく:02/05/27 16:44
>>191
信長知るなら、山岡版で充分だと思う。
津本の「下天」は小説としても面白くないけど、下敷きにしてるのが「武功夜話」
(偽書と馬鹿にされてる明治時代の前野家の子孫が書いた創作本)だぜ。
あれを本気で信長公記を覆す資料とした時点で、あの人は終ってると思う。
しかも、武功をさらに大げさにアホにしてるだけで、文章に工夫も無い。
大抵は買ったらくだらなくても最期まで読むおれも、あれだけはの途中で
腹が立って、投げつけた。
人にはすすめたくないなぁ・・・。
263無名武将@お腹せっぷく:02/05/27 16:49
山岡は家康マンセーだから読むのが怖い。
264無名武将@お腹せっぷく:02/05/27 16:50
ま、卑弥呼読め
265262:02/05/27 16:54
>>263
山岡の「織田信長」の方にはあんまり家康出てこないけどな。
あと、何度も出てる司馬さんの「国盗り物語」
羽山信樹さんの「是非に及ばす」
も信長ものでそれぞれ違った書き方だし小説としても面白い。

信長燃ゆと本能寺は読んだ事無いから読んでみようかな。
266263:02/05/27 16:57
>265
そっか、サンキュ。今度読みますわ。
信長燃ゆはマジで秀逸。読んだほうがいい!
267無名武将@お腹せっぷく:02/05/27 18:22
>>265
池宮彰一郎「本能寺」は、オススメ!
信長の目指した国家像と本能寺の変の真相?が、著者独特の斬新な洞察により描かれている。
でも、賛否両論起きそうな内容かな。
268無名武将@お腹せっぷく:02/05/27 18:26
>>267
それをいうなら信長燃ゆの方がより現実的に捉えてると思うぞ。
269260:02/05/27 18:51
>>261
ありがとう、読んでみます。
270無名武将@お腹せっぷく:02/05/27 20:26
小早川秀秋の悲劇

ひたすら破滅していく関ヶ原後の秀秋
271無名武将@お腹せっぷく:02/05/27 20:38
>>270
誰の作品?
272無名武将@お腹せっぷく:02/05/27 20:51
ガイシュツならスマソ
藤沢周平氏の「密謀」が良かった。
273無名武将@お腹せっぷく:02/05/27 20:55
>>271
笹沢佐保。
今読んでるのが昔買った文庫の
「覇星 織田信長」萩尾 農 徳間書店ISBN4-19-890626-2
ちょっと珍しい女性の戦国モノ作者でタイトルもやをいっぽいが
文章はなかなか読みやすい。ただなんか信長の生涯をなぞりながらが
8割、心象風景の描写2割って感じで歯ごたえが無いかも、読んだ人居るかい?。
275無名武将@お腹せっぷく:02/05/28 01:03
わたしは宮城谷昌光の「晏子」が一番すきなんですけど・・・(ひょっとして春秋だからお門違い?)
276西成線利用者:02/05/28 17:38
>>275
春秋だからお門違い、じゃなくって、そもそも日本の戦国時代の
ことなんだと思うよ(w

まあ、私も向こうの戦国時代のこと、書いてるけど…
277274:02/05/28 19:59
ごめん前言撤回です、「覇星 織田信長」最後まで読んでやっぱり面白かったかも。
信長が覇者から覇王、魔王(でも少年)へと変化していく心象描写と光秀の絡みが良かったです。
278無名武将@お腹せっぷく:02/05/28 22:50
エグイのは 南城範夫の旺文社文庫系のもの、珍説奇説がいっぱい
シブメでは 滝口康彦「落日の鷹」龍造寺VS鍋島
正統派では 桜田晋也「明智光秀」
関ヶ原では 「群雲関ヶ原へ」(岳) 「おおいなる企て」(堺屋太一)
同じく堺屋太一では 「豊臣秀長」
信長では 「鬼と人と」「第六天魔王信長」鷲尾雨工や坂口安吾はちょっと...
ビギナーには 司馬遼太郎、山岡壮八も「徳川家康」以外なら手頃

お勧めしないのは 吉川英治「太閤記」海音寺潮五郎「天と地と」
両方とも墓から出てきて、はやく続き書け!て感じ



279無名武将@お腹せっぷく:02/05/29 11:59
そういえば前に新聞で「群雲、大阪城へ」っていうのが連載されてたのを見たよ。
280西成線利用者:02/05/29 12:52
>>279
そういう場合は大阪城じゃなく、大坂城ね。
揚げ足とって、スマソ。
281無名武将@お腹せっぷく:02/06/07 08:19
もっと知りたい (´・ω・`)
282無名武将@お腹せっぷく:02/06/07 17:57
あげ
283:02/06/07 17:59
275さん
晏栄仲が好きです.
284無名武将@お腹せっぷく:02/06/07 18:03
介子推サイコー!
285西成線利用者:02/06/07 18:40
わ、完全に中国ものに移行してしまってるな(w
286無名武将@お腹せっぷく:02/06/09 13:36
津本陽の独り言小説は本当に読みにくい・・・
287無名武将@お腹せっぷく:02/06/11 15:47
age
288645:02/06/11 19:36
ナンジョウノリオ
旺文社文庫 「脱走」のなかの「残骸」
本能寺から大やけどを負って助け出された信長という設定
289無名武将@お腹せっぷく:02/06/16 12:53
こんなサイト見つけた。
http://www2.skz.or.jp/gyudon/
290荒木村次:02/06/22 00:05
安部龍太郎は、俺的には最高。
現役では、一番期待してる。
291無名武将@お腹せっぷく:02/06/22 00:17
中国もので悪いが、塚本青史の白起はおもしろかったよ。
合理的に敵を殺していく白起にもえる。
292拙者も一言:02/06/22 11:44
278氏 桜田晋也作の「明智光秀」をあげてくれるとはうれしき限り。
上中下の3巻構成で手垢が付くほど読み込みましたよ。光秀若き日の明智城落城
のシーンなんて涙なしでは読めなかった・・・。明智関連ではがいしゅつですが
笹沢左保の「花落ちる」ですかな。新潮文庫(?)の切り絵の表紙が好きで
飾ってたっす。
 あと、おすすめは戸部新十郎作の「蜂須賀小六」です。前半(上巻)
は小六正勝の視点から描かれ、後半は小六家政の視点から父小六正勝を描く
2重の視点が実におもしろく未だ実家に帰ると時を忘れて読みふけります。
(週刊現代だったかに連載された漫画の「戦国猿回し」の原作だったような
 気がします)
 長くなって申し訳ないが、もう一本。堺屋太一作の「豊臣秀長」ですかな。
秀吉という傑物を陰で支える苦悩、喜びが細かく描かれ秀吉の偉業が異なった
視点から楽しめます。秀長の早死にがなければ豊臣の滅亡はなかったと言われる
理由が得心できます。(小説ではありますが・・)



 
>>278
天と地と は特に初心者にはお勧めだぞー。
謙信カコイイ! と思えるし。
逆に、滝口は初心者にはちょっとね。
羽山信樹の「光秀の十二日」という作品を見つけた。
9年前の古めの本だが、本能寺〜天王山までを書いたもの。
295無名武将@お腹せっぷく:02/06/24 18:41
高橋直樹「大友二階崩れ」
表題作他、黒田の宇都宮謀殺に上杉の御館の乱と生臭モノが揃ったお徳セット。
そして思わず感動しそうになった瞬間、誤植「キシリタン」に笑わされる罠。
296無名武将@お腹せっぷく:02/06/25 19:19
既出かもしれんが、遠藤周作「反逆」が、オススメ!
主人公は荒木村重。
人物の内面と情景が生き生きと描写されている。
297無名武将@お腹せっぷく:02/06/30 10:48
age
298無名武将@お腹せっぷく:02/07/02 13:24
笹沢左保の歴史小説は意外といっては失礼だが面白いよな
299無名武将@お腹せっぷく:02/07/02 14:31
童門冬二の小説は、読んでいると冷めてしまうこと
が多いです…。
300無名武将@お腹せっぷく:02/07/02 16:35
>>299
同意。『立花宗茂』もなんだかな…
301西成線利用者:02/07/02 19:15
>>299>>300
ま、所詮ニッチ作家だからね。
「プレジデント」あたりで読み物書いてたらいいんだよ、
っていうレベルね。
PHP文庫の「島左近」は誤植が多すぎで雰囲気萎え萎えだぞ
303無名武将@お腹せっぷく:02/07/11 20:44
いずれも戦国末期ですが、

読み応えあり・・・「群雲、関ケ原へ」岳宏一郎
本当だったりして・・・「影武者 徳川家康」峰隆一郎
とにかく面白い・・・「風来忍法帖」山田風太郎
>>303
峰隆一郎と隆慶一郎を間違える馬鹿があるかよ(w
305無名武将@お腹せっぷく:02/07/11 22:06
戦国時代じゃなくて恐縮なんだけど、
誰か中国の漢楚の戦いを描いたお勧め小説教えてくれる?
306ガガガ:02/07/11 23:26
漢楚の戦いだったら、海音寺潮五郎の「中国英傑伝」がサイコー。
これからすると司馬遼の「コウウとリュウホウ」なんか読むだけ無駄。

あるいは史記訳を読むべし。
307無名武将@お腹せっぷく:02/07/11 23:32
>>302
同じくPHP文庫の本多平八郎忠勝もだめぽ。
服部半蔵が忠勝に蜻蛉切りを渡すってとこまでは許す。しかし、半蔵が蜻蛉切りを
使っていて、更に「槍の半蔵」と呼ばれていた。だってよ。
おいおい、歴史小説家がこんな間違いするのかよ?
308無名武将@お腹せっぷく:02/07/11 23:35
謀将○○○○シリーズでまともなのは真田昌幸だけ?
真田昌幸>山本勘介>直江兼継
309278:02/07/12 15:50
謙信公なら  武神の階(津本)>天と地と(海音寺)>上杉謙信(咲村)
       珍説として 古城物語〜春日山城の毘沙門堂〜(南條)
310無名武将@お腹せっぷく:02/07/12 16:44
PHPはたまに上手いのもあるが全体的なレベルは低い気がする。
311無名武将@お腹せっぷく:02/07/12 17:22
>>305
宮城谷昌光『長城のかげ』
塚本史『呂后』『凱歌の後』
の三冊がいい。



まったく薦めはしないが…
竜崎攻『韓信』
伴野 朗『国士無双』

…なんてのもある。
312無名武将@お腹せっぷく:02/07/12 17:36
海音寺は「加藤清正」とかも書いてたよね
313無名武将@お腹せっぷく:02/07/12 18:25
伴野朗は歴史小説として読んじゃいかん。
冒険小説として読まにゃ。
舞台設定が昔なだけ。
現代を舞台にした冒険小説も幾つか出してる。
314無名武将@お腹せっぷく:02/07/12 18:31
井上靖「真田軍記」
文章きれい。
柘植久慶の逆撃シリーズ。
ストーリーはワンパターンだが、
1の希望する戦法とか戦術は面白いと思た。

現在新書は絶版、文庫も?だから図書館で探りてみ。
古代史の面白い小説を教えてください!
317:02/07/14 15:08
海音寺潮五郎「天と地と」を古本で買って読み始めています。
>>4さんに感謝です。
318無名武将@お腹せっぷく:02/07/14 15:17
>>307
半蔵が蜻蛉切り…
319葉鍵ヲタ:02/07/14 17:22
早乙女貢の小説は数ページごとに濡れ場があって工房時代の漏れには刺激的でヨカッタ。
「北条早雲」は炉な傾向だったと思う。
おねーさん系が多い「悪霊-松永弾正久秀」もオススメ。

永井路子は戦国モノよりそれ以外が好きだな、「美貌の女帝」とか。
戦国なら「山霧」が好き。妙[王久]萌え。

まあ海音寺から入るのをオススメしますよ。戦前の短篇なんか今読むとアナクロいけど泣けるヤツ多い。
(清康広忠時代の三河武士を描いたヤツとか本多作佐を描いたヤツとか)
「播磨灘物語」先程読了しました。
荒木村重に捕まってたところは読んでてつらかった。
でも黒官はこの事件があったからこそ才能が花開いたのかー。
と納得させられた。

ところで池波の「真田太平記」っておすすめですか?
>>320
おすすめ。
>>319
俺も悪霊は読んだが、おねーさん系かなぁ?
ロリ系じゃないか? やたら「この時代の女ざかりは13、4歳である」とか
出てくるし・・・
323無名武将@お腹せっぷく:02/07/19 17:10
戦国時代に小説はない














とはかぎらない
324無名武将@お腹せっぷく:02/07/19 17:13
w)
白石一郎の水軍物

普段あまり目にしない水軍の詳細が解っていいかも
特に合戦シーンが圧巻
暇な人は読んでみて


滅多に見かけない南北朝時代の小説

北方謙三の
「武王の門」
「破軍の星」
「悪党の裔」
小説としてなかなか秀逸
他にも続編みたいのあるがそっちはフィクション過ぎ
>>322
ショタもあった
それはともかく、伏線や疑問を放置していく豪快な作品だった
328無名武将@お腹せっぷく:02/07/27 15:07
保全agee
早乙女貢ってあんな感じの小説ばっかだよ。
少女忍者ものの作品少し読んだんだが、集団レイプとかばっかりだったし
330無名武将@お腹せっぷく:02/07/29 16:28
>223にもあるが、
講談社「天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男・九戸政実」高橋克彦
は津軽為信の裏で糸を引いてたのは九戸政実と奇想がおもしろかった。

廣済堂出版「安土幻想 信長謀殺」湯川裕光
本能寺の変の新解釈は面白いが、他はいまひとつ。

中央公論社「NOBUNAGA信長欧州遠征記」柘植久慶
本能寺の変で生き延びた信長が、というフィクションだが、
戦術好きなら一読の価値あり。
331無名武将@お腹せっぷく:02/07/30 22:22
>>320
真田太平記には感服いたした。
ただいま池波正太郎の「剣の天地」を読んでいる最中。
早くも泣けてきた。伊勢守はすごい。
332無名武将@お腹せっぷく:02/08/03 15:35
新田次郎の短編「佐々成政の北アルプス越え」
タイトル通りの内容。
あの有名な(?)史実を小説として描いた恐らく唯一の作品では?
山岳小説と歴史小説が専門分野の新田次郎にしか書けないリアルさだ。
新潮文庫の「きびだんご侍」に所収。
この短編集には、他にも「豪雪に敗けた柴田勝家」、「凶年の梟雄」(毛利元就と陶晴賢の対決)、「黍団子侍」(小山田信茂配下の一農民兵から見た第四次川中島合戦)など、バラエティーに富む作品が収められており、オススメ!
333無名武将@お腹せっぷく:02/08/03 20:55
がいしゅつだが、司馬遼の「夏草の賦」はいいぞ。
ラストで元親の悲哀を存分に味わえる。
上のほうで酷評されてる女性キャラも、この作品ではなかなか魅力的に描かれていると思う。
架空キャラでもなさそうだし
334西成線利用者:02/08/08 18:12
止めといた方がいいのが、加来耕三。

昔の彼知ってるんだけど、「その話の出典は?」と聴いたら
「史記の第2巻だ」なんて答えてたからね。
最近、文庫本も出してるようだけど、ちょっとは勉強してるのかな?

サウンドノベルだが、「信長秘録」は面白いぞ。
336無名武将@お腹せっぷく:02/08/08 20:47
津本陽「風流武辺」は比較的引用が少なくておもろい。
「独眼流政宗」はひどかった。
井上靖「風林火山」がいいね。
最近、永井路子作品を繰り返し読み直してます。
「姫の戦国」と「山霧」を読み終えたところ。

永井文体って独特のナレーションっぽさと、
すっと頭に入ってくる「かみ砕かれ具合」が好き。

>330
津軽為信と九戸政実の結託は割と昔から指摘されてたと思うんですが。
(津軽為信の出自が久慈氏だという説と、たぶん同時発生でしょう。)
「政実が糸を引く形」というのは、確かに奇想かもしれませんが、
奇想ということだと、伊達政宗に会いに行ったのには「うわぁ」と思ったです(w

あと「天を衝く」は、直接には一度も登場してこない
安東愛季や葛西晴信が、小説ではもちあげられすぎの政実の立場からすら
「強豪」として扱われていたり、
やっぱ高橋克彦の場合、地に足の着いた着眼なんだなぁと、しみじみ納得しながら読んでました。
永井路子なら「千姫様」読んだことある
通説を元ネタにしてこれといった目新しい解釈はないが、女性ならではの着眼でおもしろかった。
文体は男の俺でもすんなり入るね
340無名武将@お腹せっぷく:02/08/21 12:32
PHP文庫の尼子経久買ってきたよ
341無名武将@お腹せっぷく:02/08/27 10:18
「見知らぬ海へ」 隆慶一郎

海将、向井正綱を描いた未完の作品。
342無名武将@お腹せっぷく:02/08/31 14:21

 うむ
ここでは隆慶一郎ウケわるいかもしれんが
「時代小説の愉しみ」エッセイだが北条氏康と北条五代の評が面白い
明智光秀もメチャクチャ書いてるけど、愛情の裏返しと読める

あと菊池寛の「形」。筒井順慶が話のダシだけに使われていて、苦笑い。
344無名武将@お腹せっぷく:02/09/09 08:51
『蝶の戦記』age
345無名武将@お腹せっぷく:02/09/10 14:24
津本陽の鎮西八郎為朝もなかなか面白いよ。ほとんどフィクションだが。
346無名武将@お腹せっぷく:02/09/10 20:24
最近改めて武田信玄に魅力を感じているのですが、
貴方のお勧めする信玄の小説教えてください。
秋の夜長にゆっくりと読みたい!
347無名武将@お腹せっぷく:02/09/10 20:28
横山光輝の武田信玄&勝頼を読めば如何?
348無名武将@お腹せっぷく:02/09/10 20:38
新田次郎原作の武田信玄の漫画なら、これに限って、横山先生よりも
さいとう・たかをの方に軍配があがる。
池宮彰一郎の「逃げろ家康」か。ごうつくばりの三河家臣団は或る意味新鮮だった。
同じ作者でも「本能寺」は明らかなデンパ。本能寺のくだりは小説版ながてゆかのNOBUNAGAと
いったところか。
保全

       ,,,,.,.,,,,
ピュー   ミ ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
  ==〔~"""" 〕
    =◎――◎
352無名武将@お腹せっぷく:02/09/28 11:18
あげ
353無名武将@お腹せっぷく:02/09/28 11:22
池宮彰一郎といえば「島津奔る」でしょ。でも「本能寺」はお薦めできない。
佐藤雅美の「幽斎玄旨」、野中信二の「西国城主」は傑作。
354無名武将@お腹せっぷく:02/09/28 11:29
誰か集計取ってくれ
355無名武将@お腹せっぷく:02/09/28 11:38
幽斎玄旨はあまりやる気のない藤孝がマターリしてていいやね。
そのせいか物語がやや淡々としてるが、まぁ面白かった。
藤孝を扱った作品というのもあまりないしね。
356無名武将@お腹せっぷく:02/09/28 11:40
>>355 確かに。読んでてまた〜りできる戦国小説ってあんまりないよね。
357無名武将@お腹せっぷく:02/09/29 10:09
学研文庫どうよ。表紙見て最初馬鹿にしてたけど中々おもしろいよ参考写真多くて
後藤又ベエ読んだあと今は北条氏康読んでる。
358無名武将@お腹せっぷく:02/09/29 15:04
司馬遼太郎の小説全部映画化して欲しい
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1033275046/l50
最近買った小説全てが池宮氏の小説だった。それにしても遁げろいへやすは最高だったな。
360無名武将@お腹せっぷく:02/09/30 16:29
前あった津本スレ探してます。知ってる人いませんか?
361無名武将@お腹せっぷく:02/09/30 17:24
今川の小説おしえれ
>>361
上でキシュツだ

最近読んだのは「北条早雲」かな。作者不鮮明。結構エロい義姉弟相姦小説。
>>362
早乙女貢では
364362:02/10/01 12:15
>>363
どうも。早速、ググってみたらその早乙女氏ではなく「謀将・北条早雲」南原幹雄著、の方ですた。
読みやすい文章だけど何気に人物セリフ解説が多くまた平易に砕いた口語表現が多様されている
のが違和感大ですた。気に入ったのは悪逆無道な足利茶々丸君かな・・・
365無名武将@お腹せっぷく:02/10/14 12:48
age

366無名武将@お腹せっぷく:02/10/14 12:49
これ、面白かったんで取りあえずage
367無名武将@お腹せっぷく:02/10/14 13:04
面白くなかったのなら教えてやる。
「異戦国史」最後に伊達幕府成立で終わる
厨丸出しの小説(小説といえんかも)
買うなよ
368無名武将@お腹せっぷく:02/10/14 13:10
>>367
俺買ってしまったよ。中古本屋で1冊100円ですが。
信長の訳の分からない消え方に納得いかず
読み終わったら即同じ本屋に二束三文で売却しました。
369無名武将@お腹せっぷく:02/10/14 13:13
「異戦国史」
は架空戦記はチョト
370無名武将@お腹せっぷく:02/10/17 13:26
永井路子女史はおすすめだね
女流作家だけに主役の観点からじゃなくその奥さんとかの視点から見て書いているからやけに俗物っぽくって理解出来る
他の作家だと主役まんせーみたいな感じで共感できないが、この人のは共感出来る部分が多い
371無名武将@お腹せっぷく:02/10/21 22:06
小説ではないですが、私は「武将列伝」全6巻が面白かった。

小説はどうしてもフィクションが入るから、面白いと思わない。
「それはお前の(作者の)想像だろ」っていうツッコミが浮かんでくるんだよね。

「武将列伝」にも海音寺潮五郎の想像が入ってるんだが、「こういうことであったろう」的な
書き方が納得できる。
372無名武将@お腹せっぷく:02/10/22 22:10
漫画なら犬夜叉
373無名武将@お腹せっぷく:02/10/22 23:41
雨あがるがおもしろい
374無名武将@お腹せっぷく:02/10/24 12:08
PHP文庫 徳永真一郎著

「賤ヶ岳七本槍」

七人の人生を簡単に紹介してるだけなんだが、なんとなくお得感があるし、
天下獲りに王手をかけた秀吉幕下の青年武士達のテンションの高さを楽しめる作品。
徳永真一郎は長曾我部元親読んだことあるよ。(これ一冊きり)
電車の座席で読む分には最適な本だな。
376無名武将@お腹せっぷく:02/10/25 13:02
後北条氏(早雲〜)の本で面白い本、あったら教えて。(できれば文庫小説)
>>376
「箱根の坂」かなぁ。
草雲一代だけだけど。
新潮文庫、司馬遼太郎著
後北条の小説って不思議なくらい無いよね
早雲以外のやつ読んでみたい
379117:02/10/25 23:41
>>378
学研M文庫ならそのものズバリ北条氏康と言うのが、
ハードカバーなら「小田原籠城」というのが南雲堂から出てます。

北条氏康の方だけ読みましたが、小説としては微妙だけどなかなか面白かったです。
人によって好き嫌い別れるかも。
380無名武将@お腹せっぷく:02/10/26 20:46
白石一郎「火炎城」はどうですか?
381無名武将@お腹せっぷく:02/10/26 22:08
明智光秀が主役で面白い小説教えて下さい
(できれば題名は『明智光秀』ではない方がいい)
三浦綾子の「細川ガラシャ夫人』読んだけどあれは問題外だよね?
星新一も戦国のショートショートを書いたのでしょうか?
382無名武将@お腹せっぷく:02/10/27 00:59
今、秋山駿の「信長」を読んでるんだけど、ちょっと後悔しはじめてる…
なんか「蒼天航路」と同じ匂いがする。
>星新一も戦国のショートショートを書いたのでしょうか?
城のなかの人ってタイトルの本に秀頼の話が載ってたよ。
一緒に収録されてた由井正雪の話が好きだったなー

>>379
ありがとう。探してみるよ
朝鮮の役でのことが書いてあるので面白いやつ無いですか?
豊田有恒『知謀の虎 猛将加藤清正』を読んで興味が出てきました
385無名武将@お腹せっぷく:02/10/27 01:59
>>384
朝鮮役に参加した武将の小説には、必ずエピソードなどが紹介されてるけど、
これって程の作品は聞いたこと無いな。

やっぱり半島民に遠慮してんのかな。。。
>>382
いわゆる信長マンセー史観、曹操マンセー史観と言う奴でつか?
見るべき価値はあるんだが、深読みが過ぎますな>秋山信長
388無名武将@お腹せっぷく:02/10/27 08:31
>>381
有名どころで悪いが、司馬良太郎の「国取り物語」の後半(第3〜4巻)。
前半が斉藤道三、後半が光秀と信長のW主役なのでちょっと違うかも。
既出では
まんまのタイトル、桜田晋也の「明智光秀」(上中下)。
あたりが面白かった。
そのほかあがってるのは読んだことない。
>>388
まんまタイトル系だと早乙女貢の「明智光秀」も面白かった。
光秀=天海僧正説をベースにしてるから史実的にはアレだけど。
390無名武将@お腹せっぷく:02/10/28 16:11
>388−389
教えてくれてありがとうございます・・。
>383
今度探してみます
391無名武将@お腹せっぷく:02/10/30 02:40
太閤記。おもしろかーないけど
吉川英治「新書・太閤記」

吉川ものは文章のテンポが良いので、文庫は11巻もあるがサラサラ読める。
講談を聞いている感覚かな。
393無名武将@お腹せっぷく:02/10/30 23:17
>381
藤沢周平の逆軍の旗もオススメです
394無名武将@お腹せっぷく:02/10/30 23:25
反太閤記とか
395無名武将@お腹せっぷく:02/10/31 18:09
393−394
詳しいんですね
今度読んでみます
396無名武将@お腹せっぷく:02/10/31 19:27
確かに後北条ねぇなぁ
いっちょ漏れが作ってみるか
397某スレの12:02/11/02 13:14
>>381

明智光秀であれば、小説じゃないけど高柳光寿『明智光秀』(吉川弘文館)
もお勧め。光秀に関する変な説を一刀両断する、濃い伝記。
ちょっと高いから図書館で借りるとイイよ。

後北条といえば、早乙女本はすずめたんという女の子に萌えた。
ただ、歴史小説としてはお勧めできない(w
がいしゅつだと思うけど、隆慶一郎の「北条氏康」(だっけ?)
という短編は好きだな。史料にまともにあたっているので。
あと、むかし北条に異常に詳しい杉山博さんという方の対談を
読んだのだが、これは今文庫で入手できるかどうか。
>>397
>隆慶一郎の「北条氏康」
これって時代小説の愉しみに収録しているやつ?で合ってますか?
399無名武将@お腹せっぷく:02/11/02 14:55
>397
探してみます
400
401某スレの12 :02/11/02 16:53
>>398

それであってます。出ているのは講談社文庫。

後、前に書いた杉山さんの本は「日本史探訪 戦国の武将たち」(角川文庫)
です。
>>369

そういえばこの板にも架空戦記スレあったね
かなり前にあぼ〜んしちゃったけど。
ここ主人公別に纏まってて良いかも。一部は内容紹介有り。本屋さん?

湘南文庫主人公別蔵書一覧
ttp://www.shonan-bunko.com/list/jinmei/jinmei1.html

○とも〔とも〕
影の系譜 豊臣家崩壊 杉本苑子 文春文庫
○豊臣秀次〔とよとみひでつぐ〕
有明の月 豊臣秀次の生涯 澤田ふじ子 廣済堂文庫
一の人、自裁剣 宮本昌孝 講談社文庫 春風仇討行
豊臣家の人々 司馬遼太郎 中公文庫
○豊臣秀長〔とよとみひでなが〕
豊臣家の人々 司馬遼太郎 中公文庫
豊臣秀長 ある補佐役の生涯 堺屋太一 PHP文庫

とか。上杉謙信は2冊しか紹介されていないなど、豊富とはいえないけど。。
>>403
thx
405無名武将@お腹せっぷく:02/11/16 12:52
来月PHPから氏康でるね・・・
phpじゃあんまり期待できないかな。
407無名武将@お腹せっぷく:02/11/17 22:17
良スレ。age
408無名武将@お腹せっぷく:02/11/25 18:33
生きて早漏読め
409無名武将@お腹せっぷく:02/11/25 18:41
 真田太平記に一票。
信長の死後の動乱から大阪の陣まで歴史がおえるよ。
話的にも素晴らしい。
410無名武将@お腹せっぷく:02/12/04 14:37
あげとく
411無名武将@お腹せっぷく:02/12/05 17:51
架空戦記だが、「戦国大乱」
伊達政宗や加藤清正の扱いが既存の架空戦記と違う
>>411
どう違うんだかエピソードでもつけてくれると助かる。
413無名武将@お腹せっぷく:02/12/05 18:12
架空戦記だが、「政宗の天下」だったと思う

三成挙兵時、政宗が家康を後背から襲撃、家康の陣に大砲を打ち込む
砲弾が家康直撃!死体も残さずあぼーん。

読んでいたこの時点で後は好きにしてくれって状態、オチがちゃんとあるところも
GOOD
414無名武将@お腹せっぷく:02/12/05 23:28
PHPの氏康買おうかな・・・
買った人いる?
今「南国武道」読んでるけど美佐姫ハァハァ
416無名武将@お腹せっぷく:02/12/15 17:20
あげじゃ あげじゃ
PHP文庫の石田三成はどうだろう?
直江状のところでの啖呵のきりっぷりがナイス
418無名武将@お腹せっぷく:02/12/16 18:29
おだぶんしんでんの10かんよめ
既出だったらすまんが、遠藤周作の「反逆」。なかなかいいよ。
信長に反逆した荒井村重と明智光秀の心境を描いた秀作。
桐野作人の「織田武神伝」が完結したね
架空戦記でいいなら、佐藤大輔の「信長制海伝(旧・覇王信長伝)」が
面白いと思う。まぁ、内容はよくある本能寺サバイバー信長の大活躍ですが。
現代の戦術論を戦国の合戦に援用してみましたって感じで、妙な味がありますぜ。
しかし完結してないのが難。旧版の3巻が出てから8年余…。
422無名武将@お腹せっぷく:02/12/19 12:40
>>421
あんなんで喜んでるようじゃまだまだだな。
>>422
出たー 否定厨
学研M文庫の後藤又兵衛
 

みなさんは戦国小説だと思って読んだらホモ小説だったということはありますか
僕はあります

斎藤吉実「本多正純異聞」
権現さまの御落胤だったり亀姫が男装だったり信康の首でサロメ踊ったりもう大変。
426 :02/12/21 22:12
明智光秀ものなら、文句無しに桜田晋也「明智光秀」
427無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 23:44
津本陽の評価がメチャ低いのに驚く。
僕は津本氏の作品しか読めなくなってる。
ノンフィクションじゃないとつまんないんで。
「武神の階」、「下天は夢か」、「乾坤の夢」がすき。
駄作は「独眼竜政宗」。
賛同してくれないよね?!

428無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 23:47
>>427
武将が方言で話すところは結構好き。
重厚で冷徹というイメージだった信玄が「そうずら」って山梨弁を
使ったのには笑った。
429無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 23:57
津本陽は嫌いじゃないが
小説っぽくないからな
万人受けはせんだろ
430無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 00:07
方言で話さなければ好きなんだが。
オイオイこいつはここ出身じゃないよっていうのがあるとよけいにだめ
431無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 00:13
>>うんうん。確かに小説っぽくはないよね。
セリフが全然ないしね。
でも全然ないからこそ、たまにでる言葉がはまる。
例えば、関ヶ原で家康が秀忠の援軍到着してないにもかかわらず決断した一言。
「よからあず。いよいよ虎穴に入ると決めたでや」
432無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 00:15
真田忍侠気、まだあんま戦国時代に詳しくなかった時購入したんだけど、
合戦の場面はすんごい楽しめた。けど、会話とか合戦以外の場面が読むの辛かったよ。
その後、遁げろ家康買ってみたら滅茶苦茶はまった。
やっぱり、シンプル系が好きな人は凝っている津本作品を読むのは苦手なのかも。
433無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 00:20
>>425
そういうのをもっと読みたい。
とりあえず、その題名保存しておきます。
434無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 00:27
津本陽はアホな歴史本をやたらと出すのが嫌いだな。
小説家は小説家らしくしてろと。
つまらねえのはしょうがないが。
435 :02/12/22 01:03
>>427
ノンフィクションの歴史小説なんてないと思うんだが
436無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 01:34
>>435
ま、そうだけど。
あんまり架空の人物出たり、真意を曲げられちゃーかなわんってことよ。
光秀の謀反の理由とかがある程度論理的じゃないとなー。
437無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 01:46
小説にそれを期待するのはいささか危険だけどな
438無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 11:23
安部龍太郎ってどうなの?
おもしろそうではあるけどこの人の本読んだことないんだよね。
最初は関ヶ原連判状がいいかな。
なかなか古本で売ってないんだよね
新品で買おうかな。
439無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 11:56
結構良いよ。
(史実を壊さない形での)IF物が多いから
そういうのがいける口ならなかなか読めると思う。
440無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 12:02
最近に文庫化した、開陽丸を扱った作品を買ったよ。
初めて読む作家だけど、題材が好きなだけに、期待大。
441無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 12:03
南条範夫とか好きだなー
長編はイマイチだけど
南条範夫といえば、隆慶一郎関連で一時期読んだな。「三百年のベール」。
史疑を執筆した平岡素一郎の話。なぜか家にあるのはこれ一冊。
南条は誠実な短編が多いよね
逆にあんまり誠実な作家だと、おもしろい長編は書けないと思う
444無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 23:08
南条範夫「兵衛介見参」は長編だけどおもしろいよ
題材が北陸の能登畠山家臣長兵衛介というマイナーさがイイ

短編では「哀れや二郎信康」が傑作。題材がこれまた室町時代の一色家
という渋さ。歴史推理小説という感じで新鮮だった。
445無名武将@お腹せっぷく:02/12/23 00:27
PHP文庫はサラリーマン向けにお手軽に書いたという感じで、うさん臭さが消えないので読んだことない。

白石一郎は海洋ものが人気だけど、元々九州在住の作家なので九州が舞台になることが多いね。
「海狼伝」(村上水軍の末裔)「火炎城」(大友宗麟)「鷹ノ羽の城」(戦国九州だが架空の混血武将)
あたりが個人的にオススメ。

滝口康彦も九州在住で、ガイシュツだけど立花宗茂書いてるね。冒頭から輿に乗って道雪登場で、かなり萌えた。
この人では「粟田口の狂女」だっけ?大坂の陣で伊達政宗の黒い部分を描いた小説が良かった。

黒田官兵衛については、現在連載中の「黒田三十六計」(平田弘史)がもっとも迫力あるぞい。
白石一郎の「戦鬼たちの海」だっけか? あれは
なかなかイケた。まぁ、俺がクッキーのファンだからかも知れぬが。
447無名武将@お腹せっぷく:02/12/23 06:40
山中鹿ノ介って本
448無名武将@お腹せっぷく:02/12/23 17:09
山岡荘八みたいないかにも立志伝、というのではなく、
武将たちのダークな面を描いた小説が読みたいです。
それも小説のための脚色じゃなくて、栄光の裏に隠された
武将裏面史みたいなの。

>>445の正宗の黒い部分って、前に陣取っていた味方ごと
鉄砲隊でなぎ払ったってヤツですか?
449無名武将@お腹せっぷく:02/12/23 22:53
伊達が最後に台頭しない架空戦史おしえてください・・・
当方先日異・戦国史と戦国覇王伝を読んだもので・・・
450無名武将@お腹せっぷく:02/12/23 23:18
>>449
『織田武神伝』は?
とりあえず史実程度には台頭してるけど。
信長征海伝読め。
政宗が台頭どころか伊達家から追放されてるぞ。
452無名武将@お腹せっぷく:02/12/24 23:22
島津走るって言われてるほど面白くない
志茂田景樹著『戦国の長嶋巨人軍』(実業之日本社)。
これ、最高。
454無名武将@お腹せっぷく:02/12/25 11:35
8 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2002/02/10(日) 21:26
「遁げろ家康」
「島津奔る」
by 池宮彰一郎

15 名前:家康厨 投稿日:2002/02/10(日) 23:16
司馬&池宮が強いな。
かくいう私もそうだが。
「覇王の家」by司馬良太郎
「遁げろ家康」by池宮彰一郎
はお勧め。
山岡「家康」は偽善者ぽくて好きになれない。

349 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2002/09/10(火) 21:25
池宮彰一郎の「逃げろ家康」か。ごうつくばりの三河家臣団は或る意味新鮮だった。
同じ作者でも「本能寺」は明らかなデンパ。本能寺のくだりは小説版ながてゆかのNOBUNAGAと
いったところか。

432 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:2002/12/22(日) 00:15
真田忍侠気、まだあんま戦国時代に詳しくなかった時購入したんだけど、
合戦の場面はすんごい楽しめた。けど、会話とか合戦以外の場面が読むの辛かったよ。
その後、遁げろ家康買ってみたら滅茶苦茶はまった。
やっぱり、シンプル系が好きな人は凝っている津本作品を読むのは苦手なのかも。

http://www.asahi.com/national/update/1225/005.html
池宮彰一郎氏の「遁げろ家康」を絶版・回収 朝日新聞社

池宮彰一郎氏の歴史小説「遁(に)げろ家康」に、故司馬遼太郎氏著「覇王の家」(新潮社刊)
と類似した記述が相当数あることがわかり、発行元の朝日新聞社は「遁げろ家康」を絶版にし、
自主回収することを決めた。
そら先哲の真似してりゃ面白いわ…
その「覇王の家」ての読んだことないけど、記述が似ているんであって
内容までそっくりそのまま似せているわけじゃないんでしょ?
その点>>454の内の15が共に推薦したのは偶然なのか「知っていたのか」気になる・・・
遁げろ家康はまぁまぁ面白いし指摘された文章を変えて謝罪文も載せて改めて
出版すれば良いんじゃないんだろーか。
457無名武将@お腹せっぷく:02/12/25 13:48
>>456
リンク先見れ
>>456
そんな簡単な問題か?
類似した文章ってか設定が似てる(っつうかそのまま使った)らしいから
文章変えてだしゃいいってもんじゃないと思し、
司馬遼太郎っつう大作家の設定を(間違ったとしても)使ってしまったってことは、やっぱ小説家としてどうかと思う。
…まぁそうすると巷にあふれてる三国志演義系の本はどうかっつう話にもなっちゃうんだけど。
つか本人が非を認めて自分から絶版を申し出たって言ってるのに
今更何をかいわんや。
460無名武将@お腹せっぷく:02/12/25 14:34
司馬遼太郎の設定を使ってしまった小説家って他にもいそうじゃない?
他にも今度のことが影響でそうだなあ。
461無名武将@お腹せっぷく:02/12/25 15:23
『天を衝く〜秀吉に喧嘩をうった男、九戸政実』

東北にもこんな凄い奴おったんやな。
北信愛さえいなかったら・・・
後、自分の中で蒲生氏郷の評価が下がりますた。
462456:02/12/25 15:48
>>458
そーでつか・・・スマソ
高橋克彦は思想的に偏りすぎてて、
どうにも気持ち悪い。
何でもかんでも自分の故郷に近い人間が
正義で優秀にしてるのが……
池宮はこれで作家人生シボーン?
465無名武将@お腹せっぷく:02/12/30 13:52
シボーソ?
466671:02/12/30 14:02
■池宮彰一郎氏の話■ 執筆当時、家内が大病を患い、引っ越しが重なって家中
が混乱していた。家康関係の歴史資料と先輩作家が書かれた作品に関するデータと
が混じってしまった。司馬さんには大変なご迷惑をかけてしまい、
ご遺族におわびしました。自戒の意味からも朝日新聞社には絶版をお願いしました
467無名武将@お腹せっぷく:02/12/31 12:40
>>206の言ってた宇月原晴明の『信長〜あるいは戴冠せるアンドロギュヌス〜』
が文庫で売ってたので買ったついでに同氏の「聚楽 太閤の錬金窟」買いますた
ものすごく分厚くて腕が痛くなったけど
そこそこ面白かったよ。

猿面冠者秀吉が(・∀・)イイ!!
468無名武将@お腹せっぷく:03/01/05 17:31
津本の『宇喜多秀家』読んでみた
実際は能家−興家−直家−秀家という宇喜多4代のお話。

面白い。けど肝心の秀家の代に入って
戦国史の中心事件に関わるようになってからいつもの病気が発生。
各部隊の大将とか兵士数とかいちいち列挙しなくてもいいってば・・・
469無名武将@お腹せっぷく:03/01/08 02:27
PHP文庫の北条氏康読んだ。つまらなくないが、やはりボリュームが足りない気がする。
470無名武将@お腹せっぷく:03/01/08 02:37
何気に光栄の武将FILEが読ませるんだよね。小説じゃないけど。
471無名武将@お腹せっぷく:03/01/08 10:32
ゲーム本編より長持ちだよな
472無名武将@お腹せっぷく:03/01/08 12:42
武将FILEの執筆陣が書いてる本て無いのかね。
473無名武将@お腹せっぷく:03/01/08 15:29
>>468
自分も発売当時に買って読んでた。
直家の時代が一番よかった…かな。
でも朝鮮の役の時期の(病気)は、自分にはありがたかったよ。
474無名武将@お腹せっぷく:03/01/08 16:48
南條範夫「廃城奇譚」
短編集
なんかあんま知らない人についての小説が読みたい人にはオススメかも
飛騨の内ヶ島氏の話とか
落城って敵に攻められる以外にもあるんだなぁと
475無名武将@お腹せっぷく:03/01/09 20:58
神坂次郎の戦国小説はどれも秀逸だよ。荒木村重のやつとか最高だった。
476山崎渉:03/01/11 01:10
(^^)
>>444
ちょいとまて、それは南條の長編「二人の信康と二人の徳姫」(タイトルうろ覚え)と
同じネタだよな?
戦国時代の架空仮想戦記について語っていいのはどこですかね?
南條範夫は同じネタの使い回しが多いよ。
あまり目くじら立てずに、それぞれの作品を楽しむのが吉かと。
長會我部信親に関するいい小説ありますか?
司馬遼太郎の「夏草の賦」の下巻読んで痺れました。
国中の男女に愛慕された若者が、輝かしい未来を見ることなく散っていく・・・。
「この河原を死に場所ときめた」の台詞が切ないです。
家来全員が「御供」と叫ぶのもイイ!

彼が関ヶ原に参戦してたら、ちょっとは歴史は動いてたかな。
司馬遼太郎は別格過ぎて…ネタが被ると他の作家の作品が読みにくい
信親に関する小説はさすがに無いと思うぞ。盛親ならあるが。
483無名武将@お腹せっぷく:03/01/14 20:03
>>454
「本能寺」でも司馬氏の「国盗り物語」そっくりの記述がある。
光秀が朝倉に仕官するさい、一向一揆の襲撃を予言する件。
加賀のほうから赤気が立ち上ったとかなんとか。
あれはパクリじゃないのかな?
>>478
>戦国時代の架空仮想戦記について語っていいのはどこですかね?

おまえら、「織田武神伝」が完結しましたよ!
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1039590004/

で語ると良い。
485無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 01:23
PHP上杉景勝

景勝主人公の小説ははじめて見つけたが
この薄さじゃぁ過分な期待しないほうが無難だろう
486無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 01:26
PHPなのに小説なんスか
>>485
つまらなかったですよ。
景勝見たけりゃ童門冬二の「北の王国」
兼続主人公ですが
488無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 13:27
学陽書房の人物文庫シリーズはどれも平均点。
白石一郎の海狼伝はよかった
ちょうど読んだころ信長の野望に諸勢力の要素が
加わって海賊衆の「よしかあっ」って掛け声にワロタ
その前はちょうど自分が隆慶一郎作品にはまったころ
島左近が「かかれえ」とか前田慶二が「いくさ人が〜」
と専用セリフでワロタ

ゲーム関連で低レベルすまそ
>>484
ありがとうございます。
491無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 22:23
高麗秘帖売ってないようウワアアアアアンヽ(`д´)ノ
492無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 22:26
>>487
ドウモンフユジの小説って2chでぼろくそいわれてるようだけど、結構面白いよね。
493無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 22:29
上杉謙信の小説で面白いのないですか?
494無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 23:09
「信玄上洛」はまじで糞。ドウモンたんはうんちく本書いてるほうがいい。
495無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 23:47
伊達政宗のオススメ小説もヨロ
496無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 23:49
「伊達政宗の大長征」しもだかげき。
ごめん……。津本さんの「独眼竜政宗」はいいよ。
〜の人間学だの経営学だのは・・・
498無名武将@お腹せっぷく:03/01/18 05:54
小説ではないが日本文芸社の『戦国史新聞』は
どうでしょう。
新聞形式で応仁の乱から豊臣家滅亡まで収めています。
後半期の充実ぶりに比べ前半は飛ばし気味ですし、
粗はいろいろありますが、ともあれ、応仁期から琉球
含めた全国・世界にも目配りしている点は買いかと。
499無名武将@お腹せっぷく:03/01/18 09:13
「戦国史新聞」おもしろいよね。でも正直、さすがに1400年代はいらんと
思うたよ。まあしゃあないんだけどね。
500無名武将@お腹せっぷく:03/01/18 14:51
皆川博子の『戦国幻野・新今川記』を中古書屋で購入した。

氏親から氏真までをえがいたもので、これが、かなりの分厚さ。
2ch内で注目されつつある、今川氏の珍しい小説なんで、そこそこ期待。
>>484
ありがとうございます。
502無名武将@お腹せっぷく:03/01/19 16:37
>>493
尋ねた君に10万石
「天と地と」は糞
503無名武将@お腹せっぷく:03/01/19 22:40
池波正太郎とか面白いですよ。
504無名武将@お腹せっぷく:03/01/19 22:53
岳宏一郎の「群雲関ヶ原」
505無名武将@お腹せっぷく:03/01/19 22:58
岳宏一郎の「群雲関ヶ原」キタ━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)人(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━ !!!

「軍師・官兵衛」「御家の犬(だっけ)」って本もおもしろいぞ!!!!
岳宏一郎は、いいね。
『利休七哲』ってのも、ある。

彼の作品読むと、荒木村重の評価とか、変わるんじゃないかな。
507無名武将@お腹せっぷく:03/01/19 23:02
むちゃ燃えるよ。岳宏一郎は。でもなかなか古本屋(特にBOOKOFF)に
無いんだよなあ。
>>498
はなくまゆうさくの「戦国の汁」がそんなに好きだったのね…
509無名武将@お腹せっぷく:03/01/19 23:13
岳宏一郎は、いいね。
『利休七哲』ってのも、ある。

彼の作品読むと、荒木村重の評価とか、変わるんじゃないかな
村山知義の忍びの者って面白いですか?
511無名武将@お腹せっぷく:03/01/20 17:58
岳宏一郎は、いいね。
『利休七哲』ってのも、ある。

彼の作品読むと、荒木村重の評価とか、変わるんじゃないかな


512無名武将@お腹せっぷく:03/01/20 18:07
山田風太郎は、いいね。
『うんこ殺人』ってのも、ある。

彼の作品読むと、うんこの評価とか、変わるんじゃないかな
513TOFU2002 ◆ER7MPzygXE :03/01/20 18:10
やっぱ定番の信長公記。
原文で読んだ方が面白い。
岳宏一郎の群雲。。。
いちばんおもろいのは
細川幽斎はとっても和歌ヘタだったって指摘。
読むとわかるけど、秀吉はずっとうまい。。。
安部龍太郎にはイタイ話だな。
515無名武将@お腹せっぷく:03/01/20 18:14
「神々に告ぐ」読んだ後安部の顔写真見て、「コイツこの顔であんなシーン
 とか書いてたのか!」としばし呆然とした記憶がある。
でも安部竜太郎は好きでそ。
隆慶一郎に男惚れされたんでそ
517無名武将@お腹せっぷく:03/01/20 18:24
司馬遼太郎>>>>>安部龍太郎>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>山岡荘八>>>>>>うんこ>>>>>>>>>>>>>>>
池宮彰一郎>>>>>>>>>>>>>ちんかす>>>>>>>>>隆慶一郎
もう司馬とか池波とかはいいよ・・・
>>514
>岳宏一郎の群雲。。。
>いちばんおもろいのは
>細川幽斎はとっても和歌ヘタだったって指摘。
>読むとわかるけど、秀吉はずっとうまい。。。

当時、藤原定家の再来とまで言われた幽斎の立場が(笑
520無名武将@お腹せっぷく:03/01/21 17:35
「群雲、大坂城へ」
521無名武将@お腹せっぷく:03/01/22 11:32
>>519
実際、作中で岳に誉められてた秀吉の和歌(いま手元に本ないけど)は
うまいように感じた。
幽斎のはよくわかりません。
金の茶室はじつはすばらしいって、秀吉と利休(映画版)でみたけど
利休と秀吉は才能拮抗してケンアクになったのに、
幽斎と秀吉はそうなんなかったのは、先生はへたれで負けてたからだな(笑)

でも、文化VS武力って、関ヶ原連判状の図式は面白い。
細かいこと忘れたけど花田清輝の戦国ルネサンス論にもこんなんあったような。。。
522山崎渉:03/01/22 14:25
(^^;
523無名武将@お腹せっぷく:03/01/22 17:12
童門は早朝(水曜AM5:45くらい)のラジオ聞いて
「ああこの人には薀蓄以外はやらないで欲しい・・・」という思いがひしひしと
hosyu
525無名武将@お腹せっぷく:03/01/29 01:20
PHPの立花宗茂読んでるけど、
高橋紹運、立花道雪関連をもっと読みたくなり。

オマエラおススメあったら教えてください。
526無名武将@お腹せっぷく:03/01/29 03:02
横山三国志。
527無名武将@お腹せっぷく:03/01/30 22:58
>>525

西津弘美
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=ja&id=c0bec4c5b9b0c8fe

立花道雪、高橋招運、立花宗茂

いずれも読んだことないが。
528無名武将@お腹せっぷく:03/01/30 23:07
謙信もので面白い小説は、意外にないね。
島津4兄弟の小説ってありませんか?
島津奔るは、朝鮮・関が原だったので、その前のお話を・・
530無名武将@お腹せっぷく:03/01/31 17:32
遁げろ家康が売ってないよ
531無名武将@お腹せっぷく:03/01/31 22:35
>>530

あぁ、一般書店は完全撤去のようだね。
古本屋も回収されちゃったんだろうか?
2zyuukakiko?
>>530
今、調べてみた。
紀伊国屋に文庫版の上が、アマゾンに単行本版の下があったぞ。

上下で版がバラバラだが…
534無名武将@お腹せっぷく:03/01/31 23:17
安土往還記
535無名武将@お腹せっぷく:03/02/01 00:06
山中鹿之助は「出雲の鷹」と「英雄にっぽん」とではどちらが面白いですか?
536無名武将@お腹せっぷく:03/02/01 01:57
後者は知らないけど、「出雲の鷹」は好きだね
鹿モノにしては他よりボリュームがあるかと
>>383 遅レスですが……
星新一「城の中の人」、戦国小説としてのできはあまり記憶に
ないし、決してすごく長い小説ではないけれども、
ショートショートのつもりで読むと驚くほど長かった印象が……。
>>537
その題名みて反射的に

城の中の人も大変だな

と思った香具師は一体何人いるだろうか?
「群雲、関ヶ原へ」だと、蒲生郷舎は生き残って蒲生家に仕えた事に
なってるが、今ではこれが定説なの? 
 
540無名武将@お腹せっぷく:03/02/04 00:08
火坂雅志はマイナーだけど凄くおもしろいよ。
徳間文庫で出た『壮心の夢』という短編集ではまった
小学館文庫の『全宗』も読んだスバラシイ
久しぶりに好作家発見の喜びを感じた

542無名武将@お腹せっぷく:03/02/04 15:27
いまから、前田慶次の一夢庵ヒョットコ日記を読むよ。
感想いる?
司馬遼太郎の「城をとる話」かなりイイ!
544無名武将@お腹せっぷく:03/02/14 14:57
>>539
蒲生備中は郷舎ではなく、真令または頼郷という実名らしい。
定説というかそもそもが間違い。
545無名武将@お腹せっぷく:03/02/14 23:34
渦中の池宮の「逃げろ家康」「島津走る」、読んだけどかなりおもしろかった。
たしかに司馬の影響かなり受けてる感じだったけど、なにも盗作まがいのことし
なくても十分筆力のある作家なのに。もったいない。
応仁の乱についての小説が読みたい。
お勧めがあれば教えてください
547無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 02:01
>>546
応仁の乱小説ベストセレクション
http://homepage2.nifty.com/iitoma/%8D%C4%8C%BB%93%FA%96%7B%8Ej/
%8D%C4%8C%BB43/%97%F0%8Ej%8F%AC%90%E043.html
549無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 02:12
『曹天航路』(王欣太)

曹操側から見た三国志です
>>547-548
おぉ!どうも有難う。参考にします
551無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 02:39
遁げろ池宮
義元暗殺
ハルキ文庫漁ってたら発見。
鈴木栄治著 好みは人それぞれ。
553776:03/02/15 02:54
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554無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 14:44
>>552
それ、ハードカバーのみておもしろそうだと思ってたやつだ。
文庫になってたんだ、買おうかな。おもしろかった?
555552:03/02/15 15:18
>>554
義元謀殺 でしたね。失敬。
テンポよく、ラストまで飽きずにいけると思いますよ。
かといって雑ではなく、人物や状況の描写が巧みといいますか、丁寧です。
読み物として面白かったです。
556無名武将@お腹せっぷく:03/02/17 15:00
設定がちょっと現代風すぎるよね。
太平記だとどんなイイのが有りますか?
真田太平記
私本太平記
560無名武将@お腹せっぷく:03/02/18 00:55
森村誠一のはどうなの?
鷲尾雨工のはどうなの?
自分はイマイチ。
文体が独特
563無名武将@お腹せっぷく:03/02/23 23:42
遁げろ家康

たま〜に回収漏れあるね
最近はどんなのが面白い?
出尽くしたかなあ。いや、まだまだ。
まだ読んでない本がたくさんあるよ保守。
前にも書いたけど、『戦国幻野・新今川記』
>>555
それ読んだけど正直、つまんなかった・・・時間無駄にした
>>557
角川文庫の太平記って全部じゃないよね? あれ。
違うかな。
>>568
失礼しました。
しかし、そげん主観を述べられても困る・・でも、スマソ。
571無名武将@お腹せっぷく:03/03/12 02:50
こっちもついでに保守ピタル
異・戦国志
573山崎渉:03/03/13 15:10
(^^)
年度末で忙しくて本読む時間がなかなか取れない…
俺も。しかし、最近食指の動く本も少ない…
    
577無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 10:37
島遼伍氏の「改易の城」。
小説の出来はともかく置いておくとして、
110ページにおよぶ宇都宮家臣団辞典は秀逸!!
宇都宮主役の作品はこれぐらいしか思い出せない。
そもそもこれほどの超マイナー大名主役の作品を出版する著者の勇気に感服
超遅レス(ちょうど1年!)
>>138
ようやく読みました、山田風太郎「妖説太閤記」(講談社大衆文学館版)。
さすが推理小説家というか、結構緻密に計算されているのが面白かった。
それと、まさか手書き原稿の時代だろうけれど、同じ見開きとか、1ページ
めくったあたりにほぼそのままの文章があったりして、今だったら
「コピペで手抜くなゴルァ!」とかツッコミが入りそうな箇所もあって
面白かった。
太平洋戦争ネタは時代的に近かったせいだろうけれど、三国志ネタ、
解説の水滸伝ネタもわかって当たり前と考えられているのかな?
579無名武将@お腹せっぷく:03/03/24 20:03
>>577

宇都宮主役とは興味深いが、

> 小説の出来はともかく置いておくとして、

率直に言ってつまんないってことでしょうか?(汗
580無名武将@お腹せっぷく:03/03/24 20:08
池宮の史観は無理ありすぎ。
マクロ経済の概念を歴史小説に持ち込むのはいいが、
時代とリンクしてなさすぎ。
581無名武将@お腹せっぷく:03/03/24 22:01
津野田幸作の戦国大乱(秀吉が生きてて関ヶ原で三成敗北後家康と戦う
仲路さとるの異三国志(孔明対ホウ統が実現する
582577:03/03/25 23:00
>>579
はい、ぶっちゃけその通りです。
宇都宮厨の大いなる愛の力をもってしても微妙です(汗)

そういや同じ作者の作品に皆川広照主役の小説もあったような気が…うろ覚えスマンです。
583577:03/03/30 22:08
間違えました。
下野戦国史・皆川広照の生涯  大森隆司著
です。
584無名武将@お腹せっぷく:03/04/03 12:03
またやっちゃった。

<池宮彰一郎さん>「島津奔る」絶版に また、司馬さんと類似
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030403-00000501-yom-soci

遁げろ家康の時と同様に本人も認めてて、作品が類似してしまった経緯も同じ。
そのうち読もうと思ってたんだが、もう店頭にないかな?
586585:03/04/08 00:41
島津奔るのことです。
素人で申し訳無いけど、
こう言うので回収まで行くのって
ちょっと理解できないんだけど。
美術とか音楽だったら恣意的に
過去の作品に似せるのなんて良くあることだし、
むしろ「敬意」の表れとして取るのが普通だと思うんだけど、
出版業界ってこういうのが許されない傾向にあるの?
リスペクト云々ですまされないほど酷似してるの?
読んだ人に教えてもらいたい…。

それとも
>遁げろ家康の時と同様に本人も認めてて、作品が類似してしまった経緯も同じ。
この辺が重要なのかな。
しかし…こういった報道で、逆に読書意欲をそそられるのは私だけだろうか?
>>588
ここにも読書欲をそそられた人間が一人。
590>587-588:03/04/11 03:34
「島津奔る」絶版に。また、司馬さんと類似
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1049344450/

「島津奔る」と「関ヶ原」の類似箇所
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1049344450/197-199
「遁げろ家康」と「項羽と劉邦」の類似箇所
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1049344450/249
>>590
新潮社まじでアホだね。。
>587
今回のは、
絵で言えば、恣意的にレスペクト、オマージュとして似せた、
というよりは、トレースして、顔だけちょっと描き変えた、という感じです。

項羽と劉邦(新潮文庫中巻P.239)
『劉邦は一座を情けなさそうに眺めまわして、「どれもこれも、能なしの役立たずば
かりだ」・・・周勃たちは別に傷つかなかった。それよりも目尻に涙をためて心底か
ら落胆している劉邦を見て、たれもがふしぎなほどに、愛情を覚えた。』

遁げろ家康(朝日文庫上 P.181)
『家康は、情けなさそうに、一座を眺め廻した。「どれもこれも、能なしの役立たず
ばかりだ」・・・並み居る将士は傷ついた様子を見せなかった。それより目に一杯涙
をたたえて嘆く家康を見て、誰もがふしぎなほどの愛情を覚えた。』

要するに、盗作なんですよ(w
>>592
あいやいやいや、こりゃ決定的ですね。
劉邦→家康となると、資料の混乱とかではなくて、
故意としか考えにくい。
594山崎渉:03/04/17 11:39
(^^)
595山崎渉:03/04/20 05:27
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
596無名武将@お腹せっぷく:03/05/12 14:38
>>23
笹沢佐保?八尋舜右?
両方読んだけど、笹沢作品の方が好印象だった
>>51
桐山作品は後半の展開がグダグダでなし崩し的に進んでいく傾向があるから
個人的にはちょっとな
「反太閤記」なんかも題材としてはよかったんだけど
>>540
火坂氏の蜂須賀党をメインに据えた長編、タイトル何だっけ?
なかなか面白かったが今本棚漁っても見つからない…


そういえば、北条氏康を扱った時代小説ってお目にかかったことがないねぇ
>>596
学研M文庫とPHP文庫にそのものズバリ「北条氏康」って題名の小説が出てるよ。
>596反太閤記、、リアリティ伴ってるか云々はおいといて、
明智光秀の親戚と配下武将をああまで酷使/活躍ともいう)させなければ
むほn人では天下取れませんよ、って作者のがんばりを評価する。
溝尾庄兵衛とか(主に殉じた忠臣とは思うが)だいかつやく。ニガワラ

かなり潔いくらい柴田配下や羽柴配下の部将を抹殺してゆくからね
>596-597
ガイシュツやけど「時代小説の愉しみ」内の小編・北条氏康おすすめ。隆慶
前フリとして伊勢新九郎(宗雲の人物評なども、面白い
600山崎渉:03/05/22 01:38
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
601無名武将@お腹せっぷく:03/05/24 01:35
架空物だけど「覇・風林火山」
信玄ヲタじゃなくてもそこそこ楽しめる内容だと思う
ラストの描写はなかなかGOOD
602無名武将@お腹せっぷく:03/05/24 01:38
笹沢左保「軍師 竹中半兵衛」これ最強。
603あぼーん:あぼーん
あぼーん
604無名武将@お腹せっぷく:03/06/02 10:34
あげてみる
宮本昌孝「剣豪将軍足利義輝」
今読んでるが(・∀・)イイ!!
脚色がかなり多いがとにかく義輝公がかっこいい。
606無名武将@お腹せっぷく:03/06/20 18:57
藤沢周平「密謀(上)」
謀反人、新発田重家の最後が読める珍しい作品
藤沢周平「密謀(下)」
後の前田藩家老本多政重が剣豪忍者マンとして活躍する愉快な作品
608無名武将@お腹せっぷく:03/07/05 09:49
保守新一
609無名武将@お腹せっぷく:03/07/07 00:00
司馬遼太郎って東北や九州の戦国時代かいてませんか?
>>609
「播磨灘物語」と「城をとる話」
611無名武将@お腹せっぷく:03/07/07 06:06
歴史小説なんてほとんど読んだことない初心者なんだけどまず何から入ればいい?
>>611
誰が好き?
超個人的には堺屋太一の「鬼と人と」 視点の食い違いが面白いから。
613無名武将@お腹せっぷく:03/07/07 06:51
>>612
サンクス。好きなのは信長とか幸村あたりかな。
鬼と人とって信長と光秀の話だっけ?今度読んでみよっと。
614諸葛亮KOEI:03/07/07 08:49
赤鬼といえば井伊直弼だよね〜。
司馬遼は歴史小説に入るかな?
津本陽の作品で初めて読んだのが「柳生兵庫介」
他の作品については、上のほうで指摘している人と同意見だが
これだけは面白いと思った記憶がある。もう一度読み返そうと思うほどでもないけど
>>611
「真田太平記」
すごい長編だけど読みやすい。背景の他の武将についてもよく書かれてるし
何より感情移入できて面白い。
1jjちゅえつめ7うめ5い、
誰も>>610に突っ込まないのか
619山崎 渉:03/07/15 12:29

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
松本清張「私説日本合戦譚」
ノブヤボとかから来た人には読みやすいかと
で佐藤大輔の信長征海伝の新刊は?
RSBCも皇国も・・・・・
>>621
期待するな。死んだ人と思ってほしい。
623幸雄:03/07/20 16:23
信玄女地獄マジでいい!!!!!!!!ぬける!!!!!!!!
624里葉:03/07/20 19:02
谷口 純『わかれ』
半兵衛と秀吉の・・・愛、うん。愛の本だ。
625無名武将@お腹せっぷく:03/07/24 03:32
あげ
ここは漫画はあげちゃだめですか?
なんかいいのがあるならどうぞ
さあどうぞ
628無名武将@お腹せっぷく:03/08/02 21:45
白い巨塔
629無名武将@お腹せっぷく:03/08/02 21:51
本物の援交美女!
完全素人だからマジ興奮!!
http://www.j-girlmovie.com/
池上「信長」
暑くて買いに行くの面倒だからネットで読める小説サイトおせーて
>>631
URLを貼っといたほうがいいのか
サイト名をあげたほうがいいのか
>631
検索のキーワードになれば、サイト名or小説タイトルでOKです。
634633:03/08/08 07:39
すみません
633は>632さんへのレスです。
635作家名:03/08/08 13:09
池波正太郎,司馬遼太郎,藤沢周平あたりか。
江戸時代ものも多いけど時代物もインパクト大
個人的には山田風太郎と隆慶一郎も探してほしいな
>>631
ノベルサーチなどオンライン小説検索サイトおよびリンク集
歴史系の検索サイト 

著作権の消失した作家の作品をダウンロード ttp://www.aozora.gr.jp/
色々な小説サイトのリンクが張ってある   ttp://www6.ocn.ne.jp/~exist/news.html
戦国武将が高校生だったらというパロディ  ttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/8262/kai.html
投稿小説                 ttp://www.oyakatasama.com/

ついで
有名どころの少ない批評サイト       ttp://shohyou.cool.ne.jp/
>>636
有難う! 早速お気に入りに追加しました。
>>636
631ではないですがありがとう。
「謀将 石川数正」あたりが高評価なのは
ちょっとアレですが。
639無名武将@お腹せっぷく:03/08/10 17:47
 上 げ
 
 
4コマ漫画 SENGOKU
641無名武将@お腹せっぷく:03/08/15 13:54
前田慶次郎に関する小説教えてください。
「戦国風流武士 前田慶次郎」は読んだのでそれ以外のを
642無名武将@お腹せっぷく:03/08/15 14:13
慶次とえばな、一夢庵風流記は読んだの?
古川薫 「失楽園の武者―小説・大内義隆」

これを読んで新刊チェックする作家の一員に。まさか直木賞作家になるとは・・
644あぼーん:あぼーん
あぼーん
645無名武将@お腹せっぷく:03/08/16 12:28
>>642
「一夢庵風流記」今日買って来ました。楽しみ・・・

646無名武将@お腹せっぷく:03/08/16 13:08
知ってると思うけど花の慶次の原作な>一夢庵
やっぱ津本だよな。
648無名武将@お腹せっぷく:03/08/20 14:12
過去ログ読んだら津本氏の評判イマイチみたいだけど
私は好きです。「おもしろい小説」とはいえないかも
しれないけど。
649無名武将@お腹せっぷく:03/08/20 21:50
あげ
650無名武将@お腹せっぷく:03/08/20 22:14
やっぱ「群雲、関が原へ」かなぁ、おすすめは。
ところで!間違いだらけの問題小説、徳永真一郎の「石田三成」を
読んでしまった者はおるかぁー!!!!!
津本を小説として読まないのであれば
論文か史料をそのまま読んだほうが良いような
652無名武将@お腹せっぷく:03/08/21 16:14
津本のは小説というより武将のガイドブックに近い
653無名武将@お腹せっぷく:03/08/22 13:28
スレ違いですみませんが・・・戦国時代の論文や史料を
教えてくれるスレってありますか?
654無名武将@お腹せっぷく:03/08/22 14:45
>>653
歴史系のHP回った方が早いと思われ
655無名武将@お腹せっぷく:03/08/25 13:26
咲村 観の「上杉謙信(上下)」図書館のリサイクル本 で
ただでもらって来た。おもしろいというか何というか・・・
よく言えば親しみやすいが、卑近とも感じられる謙信!
一生不犯じゃなかったの?
良スレ
657無名武将@お腹せっぷく:03/08/25 22:55
島津奔る だな。島津って光栄ゲーでもかなり強いし知名度も
あるのにあまり話題に登らんね。俺は好きだけど。
>>657
ただ、それ倒錯、、、違う!盗作騒動で今は絶版なりよ。
ブックオフ行けばまだ入手できるかもなり

確かに島津の小説は少ないね。長宗我部でも『夏草の譜』等有るのに。
>>653
日本史板に逝った方がよい。
あとは>>654氏の様に戦国時代を扱っているHPをサーフィン。
但し、
戦国時代を扱っているHPはどこまでがまじめで、どこからがネタなのか
見分けが付かないところも多いので注意。

まあ、2ちゃんにカキコしていると言うことは
「嘘を嘘と見分け(ry」
と言うことで、その辺は大丈夫なのかな?
>>655
そっ。異常に政治力ありまくる謙信。
しかし数少ない謙信マンセー本の中の貴重な1冊でもある。
661無名武将@お腹せっぷく:03/08/29 15:39
「蝶の戦記」の謙信も何げにカコイイと思う。
662無名武将@お腹せっぷく:03/08/31 16:27
司馬遼太郎の小説ってたくさんあるけれど初めて
読む場合、どれがお薦めですか?
663無名武将@お腹せっぷく:03/08/31 19:06
坂之上の雲
664無名武将@お腹せっぷく:03/08/31 22:50
>>662
尻くらえ孫市
665embryo ◆3Xu0//S666 :03/08/31 23:01
fu~n
666無名武将@お腹せっぷく:03/09/01 23:01
>>650
それ読みましたよw
三成が淀殿に惚れているという
わけわからん設定のやつでしょw
>>662軍師二人。。。おもしろかった・・・短編集みたいなやつ
確か?渡辺勘兵衛の話とかも入ってた様な・・・
667無名武将@お腹せっぷく:03/09/02 01:16
>>662
『俺は権現』も面白い。
侍大将クラスの武将の短編が多く含まれてる。
668無名武将@お腹せっぷく:03/09/02 20:44
「播磨灘物語」買いますた。
・・・ただ、これ4巻で終わりでいいの?
4巻までしかなかったんだけど。
播磨灘物語といえば、官兵衛の話だったかな。
岳宏一郎の「軍師官兵衛」(旧題・乱世が好き)はかなりおもしろかったな、荒木村重がすごい格好いい。
講談社のなら4巻で終わり
荒木村重といえば、長部日出雄の「まだ見ぬ故郷」の中の村重が良かった。
横山光輝 原作山岡荘八 豊臣秀吉 全7巻
漫画だけど買ってみたけど
まだ5巻なんだが これじゃ全然勉強できないな
周りの情勢とか掴めん
「半蔵の門」は何故か?読んでる人少ないね。本当に面白かったぞ。一度、読んでみ。。
674662:03/09/06 18:53
>>663,664,666,667
レス、ありがとう。少しずつ読んでみます!
誰か幻冬舎の大谷吉継の小説を読んだ人はいませんか?
PHPの大谷の小説が微妙だったため手を出しかねています。
読んだ人がいるなら参考までに感想を。
676無名武将@お腹せっぷく:03/10/02 19:54
兵は詭道なり 斎藤道三
677あぼーん:あぼーん
あぼーん
面白いだけだと何がどう面白いかよくわかんね
趣味ってもんもあるしね
どういうところが面白いか書いてくれないかな
あと作者名とか検索しても引っかからないものもあるし
ネットで手に入らないものとかもあるし
いざ本屋なり図書館なりいっても名前だけだと探しづらい
本の大きさ、ページ数、値段、見た目(表紙が青いとか)書いてくれるといいな
わがままばかりですまん
考えるな!感じるんだ!
名場面の文をちょっと書いとくとかなんなりあるじゃん
題名だけじゃ誰が出てくるのか分かんないのもあるしさ
マイナー武将が主人公だとか足軽とかの下っ端の話とか
誰それがかっこいいとかさ
681無名武将@お腹せっぷく:03/10/09 23:27
上杉謙信の小説でお薦め&おもしろいものは何でつか?
677は何だったの?
683無名武将@お腹せっぷく:03/10/10 11:23
ifモノだが、林律雄著「戦国風雲伝」
読み手によってはデムパ小説としかとれないかもしれないがw
物語としては結構面白いと思う。物語そのものはしっかり構成されているからね。
松平信康という、今までありそうでなかった人物を主人公に据えたのも○。
現実離れした物語を受け入れられる人にはお勧めの作品。
人気者だからって簡単に仲間になるif小説って萎えるなぁ。
初期配下でガリガリ活躍させて、こんなに凄い人だったのかよ!って突っ込まれるくらいやってほしい。
>>681
残念ながら謙信小説はどれもこれも糞揃いです
とりあえず坂口安吾「決戦川中島」を挙げておく
謙信とはぜんぜん関係ないけどな
686無名武将@お腹せっぷく:03/10/20 06:21
記念あげ
687無名武将@お腹せっぷく:03/10/20 06:39
戦国日本が西洋勢力と戦う小説でいいのありますか?
688北条高広:03/10/20 07:16
柘植久慶が信長がヨーロッパに行く話書いてたぞ。
「NOBU−NAGA 信長欧州遠征記」ってやつ。
689無名武将@お腹せっぷく:03/10/26 21:27
『浪々を選びて候』岩井三四二、講談社
日根野弘就が主人公ってのがうり
歴史に詳しい人からすると突込みどころ満載かも
中村彰彦の『桶狭間の勇士』あたりもそうだけど
不況になるといわば「凡人の物語」が流行るのね
それにしても1900円は高い
690無名武将@お腹せっぷく:03/11/14 19:05
age
691無名武将@お腹せっぷく:03/11/15 13:13
妖説太閤記再復刊age
692無名武将@お腹せっぷく:03/11/15 14:32
書く気なかったけど、もう既に出てしまっているので書くと...

皆川博子 「戦国幻野」(主に義元と雪斎)はかなりおもしろかった。
まあ絶版で紀伊国屋にあった在庫も自分ともう一人だれか買ってなくなってたけど...
あとは、
笹沢なんとかって人の「軍師竹中半兵衛」もおもしろかった記憶がある。
竹中って、あまり興味わかないけど、話しがけっこう良いとこついてきて読ませる内容だった。
あとは、国盗り物語の斎藤道三の部分かな。
693無名武将@お腹せっぷく:03/11/15 16:12
真田十勇士なんてどう?
694金日性:03/11/15 18:24
一番面白かったのわ司馬先生の「豊臣の人々」が良かったです。
695無名武将@お腹せっぷく:03/11/16 14:14
堺屋太一の「豊臣秀長」は良かったな。秀長があんまでしゃばらないし。
秀吉を支えているけど、秀吉が天下とったのはあくまで秀吉の才能と向上心のおかげ。

最近の大河ドラマみたいに妙に活躍したり、裏で操っていたり、大物と知りあいだったとかは興醒めする。
696無名武将@お腹せっぷく:03/11/20 04:05
>最近の大河ドラマみたいに妙に活躍したり、裏で操っていたり、
>大物と知りあいだったとかは興醒めする。

ワラタよ。最近はそうなのか。
つか昔は出番すらなかったけどな。
ホント堺屋太一の小説で有名になったもんで。
697無名武将@お腹せっぷく:03/11/27 04:22
age
698無名武将@お腹せっぷく:03/11/27 04:33
ここでみた井上靖の風林火山、なかなか良かったよ、情感あふれる武将の話
699無名武将@お腹せっぷく:03/11/28 00:10
一人を取り上げてるのではなく
全体を掴みたいのだが
ほとんどの本がいきなり知らないキャラの知り合いとかで出てくると紛らわしい
701無名武将@お腹せっぷく:03/12/07 18:31
マンガ日本の歴史
>>701
戦国への登竜門だよな
馬鹿にはできん
このスレッドを見て、戦国時代小説始めました。
「夏草の賦」を読み終わり、しょんぼりしてしまいました。
704無名武将@お腹せっぷく:03/12/07 23:30
>>703
冷やし中華始めましたみたい
705無名武将@お腹せっぷく:03/12/12 02:33
続きアップしました。
http://2.pro.tok2.com/~mg7/02.wma
706無名武将@お腹せっぷく:03/12/12 20:30
707無名武将@お腹せっぷく:03/12/30 05:13
保守
708無名武将@お腹せっぷく:03/12/30 06:45
北条家、武田家、上杉謙信、伊達家、立花家、島津家の決定的な小説って、あまり無いよね。
全部面白そうなのに。

やっぱり司馬遼太郎ってデカいんだなと思った。あんまり好きじゃないんだけど…
織田信長をメインにした小説で面白いものを教えていただけませんか?
信長に関してかかれたものは山岡宗八の物しか読んでことがありません
ので、信長の性格や人物像などを主に書いたものを
教えていただきたいです。
710無名武将@お腹せっぷく:04/01/09 14:37
司馬遼太郎 国取り物語
>>709
それしか読んだことないのなら、面白いものだけと言わず
いろんなものを読めばよろし。

遠藤周作 決戦の時
秋山駿  信長
津本陽  下天は夢か

などなど。
「信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」(宇月原晴明)
は面白かったよ。
まぁあくまでも、フィクションとしてだけどね。
漏れは信長より秀吉のほうが好きだw
713無名武将@お腹せっぷく:04/01/24 02:54
海音寺潮五郎の「天と地と」と「伊達政宗」を呼んだ。

どちらも非常に煮え切らなかった。
「孫子」が面白かったし、謙信・政宗の小説は珍しいから期待してたんだけどね・・・
他に面白い謙信や政宗の小説は無いものでしょうか。かなり消化不良なのですが。
714無名武将@お腹せっぷく:04/02/01 16:34
>>709
安部龍太郎の「信長燃ゆ」
今まで読んだ信長小説の中でピカ一の出来でした。
715無名武将@お腹せっぷく:04/02/01 16:39
既出だけど堺屋太一の「豊臣秀長」はおもしろかったです。自らの名をあげることよ
り、兄を盛り立てることにのみ専念した小一郎のいきざまには感動しました。
これはじめて読んだときは、消防だったのですが、大人になったらこんな補佐役に
なるのもいいかもなんて思ったりしました。
ちなみに、安倍龍太郎は母校の先輩。一度、氏の本読んでみたいと思っている。
716無名武将@お腹せっぷく:04/02/01 17:08
荒木村重の半生を書いた「兵庫の壷」もなかなか。
本能寺の変のフィクサーは光秀とかつて姻戚関係にあった村重(道薫)
であるという仮説に基づいた物語。
確か、新宮正春が作者だったかな。この作品だけは良いよ。
安部竜太郎は、本多正純を書いた「風の如く 水の如く」が良い。
717無名武将@お腹せっぷく:04/02/01 17:12
ジェームス三木の葵徳川三代の書き下ろしも結構好きだが。
事実を基本にすえているから、歴史好きには中々うならせる
ものがあると思う。
安部龍太郎、最近どんどん悪くなってきてないか?
意味もなく一文ごとの改行とかキモい
719無名武将@お腹せっぷく:04/02/20 10:33
主人公不在の小説が読みたいんですが、
戦国時代の全体の出来事をまとめたような小説ってありますか?
小説で主人公不在はさすがにないっしょ。
前半と後半で違うものとか、短編集のことを言ってるのかな?
列伝物だったら海音寺潮五郎の武将列伝とかあるけど。

主人公いてもいいのなら真田太平記。あくまでも戦国時代後半だが
全体の出来事がうまく物語にからめてある。行間も広いし見かけほど
長編ではないし。
>>720
確かに、主人公不在だと小説になりませんね。すいません。
戦国時代について、よくわからないので、とりあえず、
三国志演義の様な、大まかに出来事をなめっているものを探してたんです。
真田太平記は読んでみます。
ありがとございました。
>>721
皆川博子の『戦国幻野 ‐ 新今川記』なんてのはどうか?
今川氏の盛衰を氏親から氏真の代まで描いた長編モノで、
なんと厚さが2・5センチ強もあるけど。
関ヶ原合戦限定なら「群雲、関ヶ原へ」が主人公不在、
むしろ主人公たくさん、という感じ。
724無名武将@お腹せっぷく:04/02/25 18:16
城山三郎の「秀吉と武吉」ってどうですか?
725モララー:04/03/09 22:29
...........。
726無名武将@お腹せっぷく:04/03/09 23:28
松永義弘氏のなんてどう?謙信や政宗、元就等の小説を書いてます。
それぞれ1巻だけなので手軽に読める。
個人的には謙信がお勧め。物語として読めばかなり楽しめるよ。
何といっても
「天下を汝に 戦国外交の雄・今川氏真(赤木駿介著)」
ほどの意欲作はあるまい!
あの、今川氏真のイメージが180度変わるぞ。
721へでした
ごめん
730無名武将@お腹せっぷく:04/03/12 00:21
竹千代と濃姫にかなりハアハアな山岡信長しかありません
731無名武将@お腹せっぷく:04/03/18 23:19
単行本が文庫化されるのってどれくらいの年月がかかるのですか?
「天を衝く」の文庫版を激しく待ち望んでいるのですが・・。
732無名武将@お腹せっぷく:04/03/19 09:14
島津奔る...
>>731
基本的に、足かけ三年。
基本的に、百栗三年、柿八年。馬鹿の・・・何だっけ?
百栗三年、柿八年、柚子はぐずぐず十三年
736731:04/03/25 02:07
>>733
ありがと。
じゃ、今年の秋頃に文庫化ってことだねw
737無名武将@お腹せっぷく:04/03/26 10:56
松平清康が出てくる小説で何か面白いものありますか?
738無名武将@お腹せっぷく:04/03/26 20:25
age
横光の「織田信長」の女相撲