徐盛の手は、何度もためらいを見せた。ちらちらと捕虜の二人を覗き見ては、後ろ
めたそうに視線を逸らす。そして、ついに二人に歩み寄り、ストレイヤーボイトに
手を掛けようとした。
周遺「うわああああっっっ!!」
徐盛が何をしようとしているか、歴戦の二人には手に取るようにわかる。だが、
達観したかにみえた厳白虎と違い、周遺はこのまま死ぬつもりはなかったのだ。
周遺は力をふりしぼって側に放置されたチェーンソーを奪い取ると、腕に抱えて
自分に銃口を向けた徐盛に突っ込んだ。
徐盛「こ、これで…☆♂▲○!!」
あとはもう、言葉にならない。骨髄が切り裂かれて行く徐盛の涙は何であったのか、
周遺には気づくことさえ出来なかった。
徐盛は バラバラになった
甘寧「うおおおっ」
その様を目にした甘寧は一声吼えると、徐盛の死体からストレイヤーボイトを奪い
取り、
自らの脳天を撃ち抜いた。
甘寧「冥府で…逢おうぞ」
【徐盛、甘寧 死亡確認】
厳白虎「周遺、どうして…このような事を…されたのだ」
厳白虎は切れ切れに、それでもやっと呟いた。
周遺「わしには…どうしても我慢ならなかった……こうして…漢族どもの、
かりそめの生の生け贄になるのは」
厳白虎「………それでも…我らは…」
周遺「わかっています…まだ未熟でした…。これも…運命か…」
厳白虎「………! ………………」
柔和な表情になった周遺の身体から、不意に血が吹き出した。もう、今の一撃で限界
だったのだろう。
次の瞬間、その生命は事切れていた。
厳白虎は三人の運命に、そして何も手を打つことを出来なかったおのれに、ただ涙していた。
【周遺 死亡確認】
≪復活の日≫解散
*ピンユニットに厳白虎[瀕死]追加
【カマ、レミントンM700、槍、防弾チョッキ(かなり傷んでいる)、????、弓矢、
チェーンソー、ストレイヤーボイト、鋼鉄ワイヤー】
*豫章付近。自分では動けない。
>>320からカウントスタート!
――― 0,25sec.
>>303ぢゃなかっただろうがよ。今まで。実際。 人数減っていくんだから今後こそそうだぜ?>1
じゃあなにかい? 過去行動回想一切不可かい? んなわきゃないな。 >2
前提が正しく無い限り、そこから導き出される結論も、同様に正しくない。>3
……うう〜ん。この物件(/高覧)は、仔犬ちゃん(/張遼)に相談するまでも無いな。
軍師レベルの知者しか要らんし。
――― 0,51sec.
ふぅ。索敵にふらふらと[亠兌]州から出ては来たものの、ここはそもそも冀州ぢゃねーか。
だったら全員お呼びでないな。
………こいつら確か、汝南あたりで引き篭もっていたような気もするんだが……、
とりあえず旧主袁紹と共に死ねるのならば、この、[ちんこ潰れた?]も本望だろう。
放置だ。放置だ。
――― 0.73sec.
それにしても。目の前のこいつら(/≪王の姓≫)、だよな。
―――見たこともない連中だが、顔つきからすると魏将か?
しかしここで殺せば、人格破綻者のクセに青春野郎だという、仔犬ちゃんが怒るしなぁ……(・д・)
まあ、俺はスナイパーだ。
スナイパータイプの武装をする者が先手を取られた限り、
考えられる、最善の策はただ一つ………
――― 1.00sec.
張燕「ダ―――ッシュ☆」
王経&王業&王沈「!!!?」
張燕「アディオス! アミーゴぉ〜〜」
(ちっ。この距離と足場の悪さ…… 逃げ切れないか(汗)!?)、と懸念したものの、
≪王の姓≫は、張燕が光域から離脱する際に一喝した、「……蹴り潰すぞっ!!」の恫喝に
見事にハマってしまったようで、張燕は追おうともせずに、
なぜか、[ちんこ潰れた?]状態のまま【ジャンジャン火】の光の輪の中に取り残されている
高覧を凝視しているだけだった。
・
ようやく【ジャンジャン火】の光域から逃れ出た張燕が、
全身を被ったボディベイルを透かすようにして、光域の方をPSG-1のスコープを覗ってみる。
意外なことにも≪王の姓≫は光域から離脱しようともせずに、まだまだ硬直したまま、
高覧を覗き込んでいた。
張燕「? ……おかしな奴らだ。」
光域を見ていた連中は暗視能力を失って、此方の存在はもはや補足もできまい。
追撃の心配は無かろうが、肉眼での暗視能力が無くなったのは此方とて同様。
……念のために大迂回をしてから、もう一度州境を越えるか。
張燕(そうか。ここは冀州なのか。冀州ならば、数学者として名高い智謀の士でもあった、
皇甫嵩が生きてりゃ、一番ありがたかったけど、な……。)
≪王の姓/3名≫
王経[PTSD]【バンブーアロー】&王業[PTSD]【ショックガン】&王沈[PTSD]【楓の戦戟】
@高覧[気絶、手錠を掛けられている]【所持アイテム:ジャンジャン火(強制取得)大鎌、大刀、弩、
スナイパーライフル、サバイバルブック、MP5SD4サブマシンガン、十字手裏剣罰×17】
冀州から離脱。
≪THE☆HIGH-LOWS/2名≫ 張燕【所持アイテム:ボウガン(5発)、PSG-1(スナイパーライフル)、
アルバレスト、鞭、脇差し、蔓縄】
&張遼[怪我]【所持アイテム:直刀、はさみ、『電子ロック解除技術について』、
オフィサーズACP(8発)】
※夜明け前には、瞬殺の館に帰るけど。
329 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/27 10:11
>>323 張角は考えた。
焚き火がある、つまり明るい場所にいつまでもいるのはよくない。
ここは早々に片をつけ、立ち去るべきだと。
そして、連弩を二人に向けて構えた。
孫覇は、張角が動き出したのを見た。
(よし、これで自分は何もしなくても済むな……
そして……ヤツ(張角)はあの二人の武器を拾いに来るだろう。
その時にチャンスがあれば…)
孫覇はバッグの中から、抽籤を取り出し、手に握った。
(毒を塗ったこの抽籤で…まぁ、あくまでチャンスがあれば、だが)
そして、じっと茂みに潜み、張角の動きを見張った。
――ヒュ、ヒュッ
風を切る音と共に、幾本もの矢が、劉曄たちに突き刺さった。
劉曄「あうんっ」
カク昭「はうっ」
二人は行為に及んだまま、嬌声を上げて絶命した。
張角は二人が死んだのを確認すると、一瞬だけ彼らの荷物に目をやったが、
何故かそのまま闇の中へと消えていった。
孫覇「…? 武器を拾わないのか?」
疑問に思った孫覇だったが、自分でもこの状況なら用心するだろうと納得した。
孫覇「さて……もう少し様子を見て、誰もいない様ならあの武器を頂くか…」
数分後、孫覇は周囲の様子を伺いながら、慎重に荷物を物色した。
レーダーを拾い、PSG-1を拾い、そして鎖かたびらを拾ったとき、何かが彼の腕をかすめた。
孫覇「!!!」
刹那、孫覇は後方に飛びのく。見ると、今自分がいた場所にナイフ、そしてさらに矢が飛んできていた。
(うかつだった。ヤツも様子を見ていたのか!)
孫覇は瞬時に状況を判断すると、近くの茂みに飛び込み、姿を消した。
今、戦うのは上策ではなかった。
張角「………」
まさか、あの場所に他に誰かがいたとは気づかなかったが……
様子を見ていたのは正解だった。うかつに出ていれば危なかった。
張角はあたりを警戒しながら、武器を品定めした。
そしてアサルトライフルだけを拾うと、再びその場から離れていった。
孫覇【プラスチック地雷×7、剃刀、于吉レーダー、鎖かたびら、PSG-1、????】
張角【杖、黄巾、連弩(8)、ベレッタ、カッターナイフ、流星錘、煙幕、アサルトライフル】
≪クール・スナイプs/2名≫→消滅
【[赤β]昭、劉曄 死亡確認】
【肉きり包丁、双鞭、大斧】→豫州に放置
※近くにプラスチック地雷が仕掛けられています。
>>330 孫覇【プラスチック地雷×7、剃刀、于吉レーダー、鎖かたびら、PSG-1、抽籤】
332 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/27 10:47
くそすれあげ
>>328 ≪王の姓≫は呆然としていた。
確かに「蹴り潰すぞっ!!」の恫喝は効いたが、あまりの一瞬のことで正直よくわかっていない、というのが正解だった。
「ど、ど、どうすればいいんだ?」
目の前の赤々と燃える炎も、気絶している高覧も、なにもかもがよくわからない。
そんな時、遠くから近づいてくる人間がいる。
慌てていた≪王の姓≫は一目散に逃げ出すのが精一杯だった。
後ろで呼びとめられた気がしたが、しらんもん!
「おーい!」
なんだか夜は怖いし、変な声も聞こえるし、人恋しいしということで、ジャンジャン火に誘われて来たものの、目の前には気絶した人間(高覧)と袁紹、袁尚、袁譚の死体があるばかり。
劉備は関羽とともに簡単な墓を掘って埋めてあげた。
一時はお世話になった人間である。
「あー……皆逝っちまうんだな……」
なぜ自分がまだ生きているのか、とても不思議でならなかった。
「この男はどうしましょう」
関羽に促されて、高覧の扱いに苦慮していた時だった。
突然目を覚ました高覧が奇声を上げながら、手錠されたまま手近にあった大鎌だけを持って斬りつけてきた(手錠は前かけだった)。
一撃を外すと、そのままジャンジャン火を付属させながら遠くに走っていく。
いつまでもいつまでも。彼の走り去る姿が見える。
あれは、死ぬな……。
2人ともそう思ったそうな。
気が付くと辺りは再び暗闇に閉ざされていた。
「こわ……」
≪王の姓/3名≫
王経[PTSD]【バンブーアロー】&王業[PTSD]【ショックガン】&王沈[PTSD]【楓の戦戟】
※南下しました。
≪桃園義兄弟-1/2名≫劉備[右肩、右耳吹っ飛ぶ、重傷]【滅麒麟牙、釘打ち器、弩、スナイパーライフ ル、十字手裏剣×17】&関羽[左手肘下損失、重傷]【雌雄一対の剣、大刀、MP5SD4サブマシンガン、サバイバルブック】
高覧[手錠を掛けられている]【ジャンジャン火(強制取得)大鎌】
>>330あと
王濬は用心深かった。
この用心深さが今まで生き残ってきた秘訣だ。
実は≪クール・スナイプs≫の情事を覗いていたのは、孫覇と張角だけではなかったのだ。
彼もまた我慢強くいつまでも待っていた男だった。
戦闘があらかた終わり、燃えていた焚き火も今は燻るだけとなっても、じっと我慢して周囲を警戒していた。
用心して用心して、それでも用心するタイプ。
ハゲるに違いない。事実、円形脱毛症になっている。
胃もキリキリ痛い。
以前の俺なら豪快さがウリだったはずなのにな……。
なんて夢見がちに時を待った。
そしてやっと這うように出て来て、放置アイテムである肉きり包丁と双鞭、大斧をゲットした。
今まで金属探知機ひとつだったため、何もできなかったし、不安でしょうがなかった。
これで少しは不安もなくなるだろう。
さっさとここは引き払っていつものねぐらに帰ろう、とやはり慎重に辺りを警戒し去ろうとした。
しかし、石橋を叩いて渡る男である。
誰に見られているともしれないと、いつもと違う道を通って回り道をしようとした。
途端。
あぼーん!
孫覇の仕掛けたプラスティック地雷で左足膝下を喪失してしまった。
石橋を叩き過ぎて石橋を破壊する、王濬はそういうタイプだった。
王濬[左膝下喪失]【金属探知器、肉きり包丁、双鞭、大斧】
「ええい! そら見たことか! ……来たぞ!? 禁止エリアが来たぞっ!
……お昼寝だと!? おのれは一体何様のつもりか!」
「Σと、年上は、いたわれよなっ! だいたい俺は怪我人なんだし。」
「やっかましいわっ! 某だって怪我をしておる! 本当は年上とはいえ現在の実年齢では、
おのれは蒙古斑付きの毛無しひよこの分際ではないか!!」
「……って、Σ見たんか〜〜〜〜い! …( ・_・)ノツッコミ ツッコミ」
「うっわーっ! こいつ…… うざったぁ―――い!!」
「むー… (・_・)」
死亡者放送で益州禁止エリア指定が発表されてからたっぷり1時間は、
ここには書くにも及ばないような下らない罵り合いを続けていた≪ビストロ王双≫だったが、
今は真剣に、必死で北を目指して移動をしていた。
―――おんぶで。
相変わらず、ちんたらとした移動速度だ。
さすがに、「これは毒だ」との結論が出た、【毒カオラム】だけは捨ててはいたものの、
いかに休息たっぷり、土地鑑あり、栄養補給度満点の王双といえども、
背中にリアル厨房一匹まで括り付けての移動は、困難を極めていた。
曹性「……『南でのんびりすごしている方々に』、だって。」
王双「うむ。」
曹性「……『防寒準備』、だって。」
王双「それは擁州の、某の実家に着くまでの辛抱だ。今は脱出が先決だ。」
銃声も聞いた。成都方面や、もっと北の方角では、火災すら起こっていたようだった。
同じ益州でもどうやら一部の方々は、真面目に戦っておられたようだが、
南でのんびり過ごしておったのは、≪月英西遊記≫と某たち以外にも、まだまだ居るのかもしれないな。
……なんとなれば、共闘可能者が居るのではないだろうか?
現在の益州在住者の目的はただ一つ。ここからの脱出に他ならないはずだからな。
……それに、「南でのんびり」を逆に言えば、
北では相当なハードボイルドワンダーランドが展開されているということだろう。
ひよっこが昔やっておった推理によると、霊帝は意外と参加者の動向を掴んでおるらしいしな。
ここから先は、今までのようには行かなくなるぞ……?
暗闇の中、2人は黙々と渓谷を北へと突き進んでいった。
≪ビストロ王双/2名≫王双[負傷]【大型サバイバルナイフ、流星槌、許チョの携帯用ミニ絵図、
テグス、のこぎり】
&曹性[おんぶ・負傷]【グラスファイバーの鞭、銀の弓(銀の矢16・木の矢20)、
『簡易植物事典』、調理道具、鉄兜、食材】
放置→
>>280製作の【毒カオラム】
夏侯シンは孫登に気づいた。
「おやぁ・・・あそこにも獲物が・・・おいしそうですねぇ」
李恢は殆ど骨になっていた。
ジュル・・・
夏侯シンは楽しみに残しておいた臓器、膵臓を舌で舐め、
一口目にかぶりついた。
「待っててくださいねぇ・・・これを食べたら次は貴方の番ですよぉ」
*残り9レス
@孫登[気絶]【リアルドール真理ちゃん(最高級ダッチワイフ)】
*残り6レス
@孫登[気絶]【リアルドール真理ちゃん(最高級ダッチワイフ)】
孫登に意識が戻った。
逃げなくては!
孫登は、目の前の不気味な怪物が、少し目を離した隙に、
奴をなるべく見ないように、地を這いながら逃げた。
孫登【リアルドール真理ちゃん(最高級ダッチワイフ)】
@行動方針
孫登・・・森を脱出しました。
夏侯シン・・・あの獲物はどこいったゴルァ!
ー冀州南西部ー
(殺サナケレバ……殺サナケレバ……)
高覧は狂った思考でそう考えながら暫らく走っていた、だが何処にも彼の獲物はいなかった……。
(殺サナケレバ……)
狂った思考がその結論に辿り着くのにさしたる時間はかからなかった。
「ソウダ……俺ガイルジャナイカ…」
高覧は大鎌で自分の首を切り落とした。
トクン…トクン……トクン………トクン…………ト……………。
それの通常索敵範囲(3m)にいた最後の人間が物体に変わった、だからそれは自分の最大索敵範囲(50m)内にいる人間を探した。
索敵範囲ギリギリに≪マッド医師とモンスター≫がいた、39メートル地点には≪王の姓≫がいた、そして最も近くに……
じゃんじゃんじゃんじゃんじゃんじゃ………
もし劉備達が健康だったなら走ってそれをある程度引き離せたかも知れない……最もそれ=ジャンジャン火は疲れないのだが。
【高覧 死亡確認】
≪桃園義兄弟-1/2名≫劉備[右肩、右耳吹っ飛ぶ、重傷]【滅麒麟牙、釘打ち器、弩、スナイパーライフ ル、十字手裏剣×17、ジャンジャン火(強制取得)】&関羽[左手肘下損失、重傷]【雌雄一対の剣、大刀、MP5SD4サブマシンガン、サバイバルブック】
(大鎌は放置)
※ジャンジャン火の特徴(今まで出てきた物)
@最も近い人間に付いて来る。
A3m以上離れると音を出しながら追跡してくる
B物理攻撃(銃弾、岩、素手,水)はすり抜けてしまう(今まで吹雪だった筈なので雪も効かないと思われるW)
C参加者が80人以下になると消滅(霊帝のメモ)
D光っている。
E知能は無い
以下の部分を訂正します、真に申し訳有りません。
10行目、50m→500m
11行目、39m→390m
グエプ、くそっ食いすぎて急に動けないな、、、
美味そうな匂いはしたが、逃したか惜しいことを、、、、
!!なっ、、、体が震える、、、
ぐあっ、全身に痛みが、、、こ、こいつ(李恢)かやっぱり拾ったものは食うもんじゃねぇえええええっ
よく見りゃ見た目がすでに人じゃなかったか、、、あまりに珍妙な格好(八頭身)だから、、、、ぐ、、、
ごげばばばばぶごぶぶぅう、、、は、腹で球が引っかかって全部吐けねぇ、、、
パパ、、、パパ、、助けてよ、パパ、、、
もはや自慢の顔すら安定しないよ。
あ、、、パパ、、わかるよ、こっちに向かってきてくれてるねっ?
う、、うう”、、、痛いよ、でもパパのところに行かなくちゃ、、、
【夏侯湛(シン)[クリーチャー](体内に五星球)】
→パパ(華佗)の元へ移動開始
予州の一部地域では激しい夜戦が行われていたが、
このあたりは静寂そのものである。
杜預は予州の外れ、とある地下室で眠っていた。
―――真面目に殺し合いに参加しようとした時もあった。
―――【召還石】などという破滅をもたらすドキュソアイテムに頼ろうとした自分を恥じて、
後悔の涙に暮れた日々もあった。
―――霊帝の放送内容に疑問を持ち、曹仁を探そうとしたこともあった。
そのどれもが本心からの行動だった。
だが今の杜預の心を占めているのは、【召還石】を失った現場に座っていた謎の生き物、
【しぃ(゚ー゚*) (5cm、愛玩動物)】を慈しんで、
バトロワという、期限付きの生を使い切ること。
ただそれだけなのであった。
―――と。
眠る杜預の懐から、謎の生き物が這い出してくる。
【しぃ(゚ー゚*) (5cm、愛玩動物)】だ。
……杜預サン!
/.\. ∧_∧ __/
\/ (゚ - ゚*),/|
| ̄ ̄ ̄ ̄| . |
.| 杜預 |/
. ̄ ̄ ̄ ̄
しぃ(゚ー゚*) 「杜預サン! ……杜預サン! ……コノママデハ ダメ……!!」
(※ 以下、面倒なので人間語で)
……杜預さん。しぃは知っている。
杜預さんが、しぃのことを大切に思ってくれて、少しでもしぃと一緒に居たいあまり、
誰とも関わらずに、永遠に予州に引き篭もろうとしていることを……。
しぃもこのまま杜預さんと二人、ずっとずっと生きていきたい……。
でも、これはバトルロワイアル。
殺し合いの他にも、禁止エリア爆死と時間切れ爆死があるゲーム。
杜預さん……分かって!!
一人でも、「隠れる」、という卑劣な行動を取れば、
最後の一人の生存者どころか、全員が犬死にしてしまうの。
だからこそ参加者はみんな、危険を承知で、捨て身の行動に出ているの。
杜預さん……
きっと、そのために【アレ】はあるの。
自分だけの小さなエゴに引き篭もって、死なば諸共とばかりに「隠れる」、という
最も卑劣な行動を取る参加者が出てしまって、
全員爆死の最悪のBAD ENDになることを避けるために、【アレ】はあるの……
主催者の最後の良心として………
私の名前が付けられている、【于吉レーダー】という、アノ、アイテムが………
どこに隠してあったのだろうか? 眠る杜預の脇をすり抜けた【しぃ(゚ー゚*) 】は、
いずれかから持ち出してきた【首輪】に自分の頭を差し込んだ。
と、同時に【しぃ】の体が、みるみると変貌を遂げていく……。
それは、>2スレ237で初登場後、なぜか次の死亡者放送でいきなり名前を呼ばれていた
于吉仙人その人だった。
于吉/しぃ「……いや。ワシも人のことは、卑劣だとかは言えんのだがな。
挑もうとしている事の困難さに惧れをなして、ついつい
持てる神通力の全てを使って【しぃ(゚ー゚*) (5cm、愛玩動物)】になど変貌して首輪を外し、
召還石から生まれたふりをして、一時は、
「このまま、最後まで隠れていようかな〜?」、なんつて、真剣に思っておった(恥)」
だがのべつ聞こえてくるこの死亡者放送……
この死屍累々の惨状を耳にしつつ、それでも隠れ逃げるなどは、人としてできなかろう、て。
ふぅ。ワシもまだまだ甘いようじゃな。
2度も大きな変化の術を使ってしまった。もう精神力の限界だ。妖術など二度と使えないだろう。
だが……
于吉「華陀(/華佗)よ…… お前はまだ生きているんじゃな……」
張飛、甄姚らには何度も引きとめられたが、ワシには目的がある。
人を助けるべき医術を悪用するものがいる―――
その悪しき魂を救ってやらねばならない―――
于吉「華陀! ……共に地獄へ堕ちようぞ!!」
※生存者リストに、「生きているのに死んでいた人」、于吉追加(汗)。
自前の首輪を再装着したことにより、霊帝は再び于吉の生存を捕捉
【しぃ(゚ー゚*) (5cm、愛玩動物)】の正体は、華陀追跡をしていたはずの于吉ですです…。
@杜預[睡眠]【なし】
@于吉【????】
夏侯湛「彼を逃がしてしまいましたか・・・残念ですねぇ」
李恢の骨をしゃぶりながらに夏侯湛は言った。
既に李恢は跡形もなくなり、夏侯湛は李恢の骨さえも、
自らの空腹を満たすため、一片も残さず舐め貪っていた。
夏侯湛「やはり人肉が食べたいですねぇ・・・」
ふと、夏侯湛が上空に目をやると、颯爽と立ち並ぶ木々。
その木の上の一つに、人間が見えた。しかもやけに大型だ。
夏侯湛はそれを下ろしてみた。
するとその人間は既に死んでいた。
夏侯湛「これはこれは、まったくもって豪勢ですねぇ・・・」
その死体は帯来洞主であった。
夏侯湛は、そのボリュームいっぱいの死体を、
李恢のように、跡形もなくなるまで食える・・・と、嬉しさを隠しきれなかった。
【夏侯湛、帯来洞主の死体を喰う。(全部喰うまで時間がかかるYO!)】
夏侯湛は、清々しい思いで帯来洞主を喰っていた。
先ほどの苦しさは李恢のせいではなく、空腹のせいだった。
それを勝手に李恢のせいだと勘違いしてしまうなんて・・・
我に身を捧げてくれた彼に失礼だろう。
間違えて吐いてしまった彼もきちんと食べたぞ。
そう、骨まで喰った。
そして、次の食物は帯来洞主・・・
これで空腹が満たせる。わざわざ我が父に会いに行く必要などあろうか。
ワタクシは、当分、青州で獲物をさがす。
【夏侯湛、激痛が直り、帯来洞主を喰いつくすまで青州に。(体内に五星玉)】
▼生存者リスト1(参加武将には聞こえていません)――
○既出メンバー(パーティの部 その1) 11パーティ・36名
≪正史十常侍/12名≫張譲【杖】&趙忠&夏[小軍]【ナタ】&郭勝&孫璋【PHS】&畢嵐【鉄鞭】
&栗嵩【飛刀×2】&段珪&高望【ワルサーP38】&張恭【ハッキング・
クラッキング入門】&韓[小里]【ノートパソコン】&宋典【謎のCDR】
【共通アイテム:放送塔の機械類】
☆≪司馬一族B/3名≫王元姫【毒針】&楊艶【青銅矛】&賈南風【青竜刀(重くて使えない)】
☆≪馬謖隊/3名≫馬謖【10Lポリタンク】&馬岱【超強化防火・防水・防寒スーツ、ピストル(50発)】
&姜維【薙刀】
※ 「☆」印の上記2パーティは同道中。結束は固い。
≪竹とんぼ/3名≫顧雍【十拳剣、手裏剣】&張[合β](2人目)【バックラー、苦無】
&[广龍]会【日本刀、竹とんぼ】
≪仲裁おっさんs/2名≫黄忠【発光弾×4、有刺鉄線、????】
&程普【根性はちまき、三叉槍、金棒、大斧】
≪ビストロ王双/2名≫王双[負傷]【大型サバイバルナイフ、流星槌、許チョの携帯用ミニ絵図、
テグス、のこぎり】
&曹性[おんぶ・負傷]【グラスファイバーの鞭、銀の弓(銀の矢16・木の矢20)、
『簡易植物事典』、調理道具、鉄兜、食材(べっこうあめ入り)】
≪SM帝国再建日誌 with 猿/3名≫
黄蓋[全裸]【フンドシ大斧、懐刀、ブーメラン、ベレッタ社サブマシンガンM93R】
&袁術[気絶・全裸]【眠り薬噴射装置(あと9回)、弩】&韓当[気絶・全裸]【なし】
≪戦友コンビ/2名≫
曹遵【スーパーボール×5、岩塩(血まみれ)、木牛(荷物運び用手押し車/食料いっぱい)
こんにゃく芋(少し焦げ気味)】&朱讚【鎖鎌、ナイフ】
≪桃園義兄弟-1/2名≫
劉備[右肩、右耳吹っ飛ぶ、重傷]【滅麒麟牙、釘打ち器、弩、スナイパーライフ ル、
十字手裏剣×17、ジャンジャン火(強制取得)】
&関羽[左手肘下損失、重傷]【雌雄一対の剣、大刀、MP5SD4サブマシンガン、
サバイバルブック】
≪グレネーダー/2名≫
周泰【偃月刀、薙刀、ショットガン、小型火炎放射器、朴刀、強弓(矢二〇本)、毒薬】
&鍾ヨウ[揺のつくりと系]【ダイナマイト×5、ロープ、コルト、バタフライナイフ、玉璽】
≪マッド医師とモンスター/2名≫ 周倉(武安国)[クリーチャー]
&華陀(佗)【医療器具一式、刺身包丁、吹き矢(毒入り)×12、AUG、武安国の首輪】
▼生存者リスト2
○既出メンバー(パーティの部 その2) 12パーティ・40名
≪DB捜索隊/3名≫張紘【マイナスドライバー、一星球】
&丁奉【ビームサーベル、三星球】&全ソウ【セキトバシューズ】
≪皇帝を弑した男/2名≫
陳式【劉協の首、チェーンソー、ホッケーマスク、ハリセン、畳針、ダウジングロッド】
&朱褒【まさかり(大)、コンドーム(L)1ダース、スリングショット】
≪DB集め悪の軍団A/5名≫
董卓【九曲剣、二星球、六星球】&董旻【水鉄砲、三節棍、鉄の爪】
&李儒【ドラゴンレーダー、七星球、雑巾、バグパイプ、トンカチ】
&王方【防毒マスク、軽量ボウガン(矢15本)、陣羽織(防御+5)、双眼鏡、魚骨槍】
&樊稠【ニンジャブレード】
≪DB集め悪の軍団B/5名≫
華雄【無線式発火装置つきC4×1、スタングレネード×1、ローラーブレード】
&張繍【チェーン、青龍刀】&サク融【ガトリング砲】
&呉敦【バズーカ砲(弾なし)、鉄の剣】&昌キ【トゲ付き鉄棍棒】
≪李[イ寉]特戦隊/4名≫李[イ寉]【大型サバイバルナイフ2本】
&段[火畏]【斧、手斧、高枝切りハサミ】&宗果【レイピア】
&楊奉【楔、チェーンソー、チャッカマン】
≪月英西遊記/4名≫黄月英【軍用ナイフ、ゴム紐、バードコール】&諸葛瞻【三八式歩兵銃】
&諸葛尚【謎の鍵、パンツァーファスト×3】&許儀【巨大鍋(直径2m)、
乾パン、ポラロイドカメラ】
≪ファイヤースターター's/3名≫
周瑜[2回吐血後死亡]【裁縫セット、イングラムM10サブマシンガン】
&吾粲【潮流図 ※倭の国の位置は魏志倭人伝準拠、ロープ】
&徐庶[首輪無し]【馬上槍、八卦刀、甲冑一式】
【共有アイテム 登山セット×2】
≪泰山の赤い風/3名≫臧覇【拡声器、謎の物体】&尹礼【SPAS-12(ショットガン)、スキー】
&孫観【FN社P90突撃小銃(ハッタリ)、トラ罠、鉋】
≪王の姓/3名≫
王経[PTSD]【バンブーアロー】&王業[PTSD]【ショックガン】&王沈[PTSD]【楓の戦戟】
≪盲夏侯隊/2名≫夏侯惇【カメラ、斬馬刀、弓(矢×8)】
&曹操[大火傷(手当て済み)・昏睡中]【ショットガンの弾(10)、腕時計2、
野外用浄水器】
≪THE☆HIGH-LOWS/2名≫ 張燕【ボウガン(5発)、PSG-1(スナイパーライフル)、アルバレスト、鞭、
脇差し、蔓縄】
&張遼[怪我]【直刀、はさみ、『電子ロック解除技術について』、オフィサーズACP(8発)】
≪歴史家見習い/2名≫
司馬彪【コンドーム10、書道セット(紙・硯・筆)、謎の本、自称正史を目指す『続漢書』】
&[登β]艾【フライパン】
≪チーム南の国から/2名≫
董荼奴【鉄パイプ(元ジンジャー、60センチ)、ネジ、盾(元ジンジャー、20センチ程度)】
&阿会喃【鉄パイプ(元ジンジャー、30センチ)、ジンジャーのネジ】
☆パーティの部、以上、23パーティ・76名が生存確認。
▼生存者リスト3
○既出メンバー(個人の部)
@王濬[左膝下喪失]【金属探知器、肉きり包丁、双鞭、大斧】
@杜預[睡眠]【なし】 @于吉【????】 @関索【斬鉄剣】
@左慈【ハンググライダー、桐箱(呂布首入り)】@甄姚【墨、ニューナンブ(×3)】
@曹叡【銅鏡57枚、ハンドアックス、金ヤスリ、改造銅鏡(バトルフリスビー)×6枚】
@孫峻【1/144RX−78ガンダム、RX−78操作マニュアル】
@孫登【リアルドール真理ちゃん(最高級ダッチワイフ)】
@孫覇【プラスチック地雷×7、剃刀、于吉レーダー、鎖かたびら、PSG-1、抽籤】】
@法正【良縁ファイル、ヘッケラー&コックMP5K】@阮籍【如意棒】
@張角【杖、黄巾、連弩(8)、ベレッタ、カッターナイフ、流星錘、煙幕、アサルトライフル】
@毛カイ[精神障害]【火炎瓶×2】 羊[示古]【デザートイーグル(マグナム)、ジグ/ザウェルP230】
@曹仁[結構疲労気味・怪我(応急処置済み]【スナイパーライフル(残弾2)、鋼の剣、矛】
@胡車児(ストーカー)【拡声器、置き手紙、先割れスプーン、乾燥肉、毛皮、強力複合弓矢メルニボネアボウ】
@夏侯湛[クリーチャー]【(体内に五星球)】@何晏【各種化粧品などの各種お手入れグッズ沢山】
@于禁【于吉レーダー、S&W-Shorty(オートハンドガン)、H&K-USP(オートハンドガン)、電撃ムチ、
集音マイクとイヤホン、散弾銃、デザートイーグル】
@審配[負傷]【サーベル、トマホーク、写真付き参加者名簿、『Kanon』(ソフト)、日曜大工セット、
『韓非子』(竹簡)、盾、孫子の兵法書、H&K-USP-TACTICAL、煙玉兼爆竹】
@陳宮[数指欠損・負傷]【ベルナルディM100競技用銃(6発)、
スーツケース型戦術核爆弾+董昭の首輪、花の種、クロロフォルム、短剣、
トミーガンSMG(ドラム×2)】
@厳白虎[瀕死]【カマ、レミントンM700、槍、防弾チョッキ(かなり傷んでいる)、????、弓矢、
チェーンソー、ストレイヤーボイト、鋼鉄ワイヤー】
@黄権【木の槍】※主催者のミスで、死亡者放送に入っています
☆ピンユニットの部、22名(+黄権。実質23名)以上が生存。 合計98名が生存確認(+黄権)。
前スレまでの死亡者は
>>8参照
≪あ行/6名≫(+3名)
伊籍 越吉 袁紹 袁尚 袁譚 王累
≪か行/17名≫(+3名)
[赤β]昭 楽チン 夏侯充 夏侯荘 夏侯覇 関興 甘寧 簡擁 管輅 羌渠
許子将 ケイ康 厳顔 高順 高覧 呼廚泉 呉蘭
≪さ行/12名≫(+3名)
左思 司馬懿 司馬孚 司馬朗 周遺 朱霊 荀攸 徐盛 向寵 向朗
諸葛恪 孫乾
≪た行/9名≫
拓跋力微 帯来洞主 張鈞 趙弘 張任 趙統 張飛 禰衡 田豫
≪は行/8名≫
馬良 費観 糜竺 武安国 文欽 卞玲瓏 方悦 鮑信
≪や行/1名≫
楊修
≪ら行/10名≫(+1名)
雷銅 李恢 劉協(献帝) 劉璋 劉循 劉ェ 劉宣 劉[王睿] 劉曄 廖化
前スレ死亡者数373名
当スレ死亡者数63名
計 全死亡者数436名
◆禁止エリア◆
涼州 徐州 荊州 交州 倭 幽州
○職人さん用業務連絡○
◆番外死亡者リスト◆
<カ行 3名>
宦官A、B、C
<サ行 2名>
ゼン公 徐母
<タ行 1名>
陳チン
<ハ行 1名>
伏儀
※(超雲 超馬 融合。個人ユニット馬雲丸に)
前スレ死亡者数3名
当スレ死亡者数4名
計番外死亡者数7名
◆生存者・登場者数◆
パーティの部 78名
個人ユニット 20名+2名(黄権・放浪素材)
生存者計 98名+2名
総登場者数 534+10名
霊帝「あれから君達は 誰かを殺して来れたかな
夜空のムコウには もう誰か 死んでいる〜。
ぃっきしょんっ、…あーこの体も弱くなったなー。
それはともかくとして、霊帝今からちょっと実験するから驚くなよ。
……、……、……、よし、首輪は正常だよなあ。
えー、いきなり近くの死んだお友達の首輪が爆発して驚いた人もいるだろが
安心していいそ。爆発したのは死んだ人の一部、数人分だけだからなー。
これはな〜、実は張紘君、丁奉君、全ソウ君、そして于吉君の4人が何時の
間にか死亡判定されていたからなんだな。それが首輪の故障だと、みんなが
安心してゲームができないからちょっと性能の確認をした、と言う訳だ。で、
正常に動いているから、皆は安心して良いぞー。
ところで張紘君達は何か怪しい物に近づかなかったかな?これからはそんな
物に寄って行ったらダメだぞー。今度からこんな事になったら………首輪が
ドカン!だからな。気をつけて、元気に殺し合うんだぞー」
※本スレ407レスにて益州の禁止エリアが発動されます。
※死亡者リストより張紘、丁奉、全ソウ、于吉四名削除、生存者リストに追加されます。
ー冀州南西部ー
いつのまにやらジャンジャン火にとり憑かれた劉備は、
―――これで闇夜も怖くないや。
―――でもこれでオイラも死ねるのかな?
とか想いを巡らせ、
関羽もまた
―――どうせ死ぬなら華々しく死んでやる
と覚悟を決めたのだった。
手近なところで、巨石を背後に劉備をエサにしつつ、
しかし劉備だけは殺さないようにと、心に決めるのだった。
放送を聞きながら、とりあえず関羽は失った左手に雌雄一対の剣を堅く括りつけた。
もうすぐ夜があけるか……
「待っておれ……益徳……」
≪桃園義兄弟-1/2名≫劉備[右肩、右耳吹っ飛ぶ、重傷]【滅麒麟牙、釘打ち器、弩、スナイパーライフ ル、十字手裏剣×17、ジャンジャン火(強制取得)】&関羽[左手肘下損失、重傷]【雌雄一対の剣、大刀、MP5SD4サブマシンガン、サバイバルブック】
>>315 からひたすら南下していた≪泰山の赤い風≫と、
ただひたすらに雍州を行き来していた≪戦友コンビ/2名≫。
会うべくして会った運命のいたずらか、ここにばったりと出くわした。
とはいえ、いまだ朝を迎えない暗闇なので、誰なのかは判別不能。
≪戦友コンビ/2名≫
曹遵【スーパーボール×5、岩塩(血まみれ)、木牛(荷物運び用手押し車/食料いっぱい)
こんにゃく芋(少し焦げ気味)】&朱讚【鎖鎌、ナイフ】
VS
≪泰山の赤い風/3名≫臧覇【拡声器、謎の物体】&尹礼【SPAS-12(ショットガン)、スキー】
&孫観【FN社P90突撃小銃(ハッタリ)、トラ罠、鉋】
※戦闘開始夜明け前
全ソウ「な・何でしょう怪しい物って?」
張紘「さぁ・・・私にもさっぱり・・・今更DBと言う訳でもないでしょうに・・・。」
丁奉「そんな事はこの状況をどうにかしてから考えてくれぇ!」
そう、彼らはそれどころではなかった。
遂に奴らと遭遇してしまったのである。
移動を続けてた張紘達の前に見るからに凶悪そうな面々が出てきたのである。
張繍「こいつらか?」
華雄「しかとは分からんが確率は高いな。」
サク融「どっちでも同じ運命!あひゃひゃひゃ〜♪」
丁奉「何者だお前らは?!」
華雄「そんな事は貴様らの知った事ではない。
貴様らは大人しく我々の質問に答えれば良いのだ。」
張紘「質問ですと?」
華雄「左様、素直に答えれば見逃してやらん事もないな。」
張紘「一体どう言う事ですか?」
華雄「貴様らは小さな球を持っているのではないか?
中に小さな星が入った球だ。」
張紘・全ソウ「・・・・・・!」
丁奉「何故それをてめえらが知ってるんだ?!」
張紘・全ソウ「丁奉殿!」
張繍「正直な奴らだ。」
華雄「そうかやはりな、ならば渡して貰おうか?」
丁奉「ふざんけんじゃねぇ!てめらなんかに渡せるかよ!」
華雄「そう言う訳にもいかんのだよ。サク融待たせたな好きにしろ。」
サク融「ひゃあはぁ〜了解〜〜♪」
サク融のガトリング砲がうなりをあげて辺りを掃射する。
慌てて隠れる3人。
サク融「隠れたって無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!ひゃははははは!!!」
張繍「呉敦!昌キ行け!」
丁奉「ちくしょう!とんでもない武器持ってやがる。」
張紘「このままでは多勢に無勢・・・如何にしたものか・・・」
全ソウ「私に任せてください。短時間ではありますが奴らに反撃ができます。
そこを丁奉殿が距離を詰めてくだされば・・・。」
張紘「しかし、全ソウ殿は武器がなかったのでは?」
全ソウ「今は説明している暇はありません。丁奉殿頼みましたぞ。」
そう言うと全ソウはセキトバシューズのスイッチをオンにし飛び出していた。
サク融「ひゃはははは諦めたか?どっちみち死ぬ・・・・・・あひゃ?」
サク融は目を疑った今まで目の前にいたはずの全ソウがいないのである。
ようやく見つけた時には既に呉敦の目の前にいたのである。
呉敦「何?く・くそ!」
呉敦がバズーカーを全ソウに叩きつける・・・・・・はずだった。
呉敦「?!」
しかし次の瞬間なんと呉敦の頭は木っ端微塵になっていた。
華雄「一体なんだあの素早い動きはどう言う事だ?」
張繍「分からん、とにかく全力でいく必要があるな。」
一同が事態に呆気に取られている隙に丁奉は行動をおこしていた。
丁奉「うおぉぉぉぉ!」
雄叫びとともに一気にサク融との距離を詰める
サク融「おひゃぁ?」
危険を感じたサク融がとっさにガトリング砲を上にあげて頭を防御する。
しかしサク融も次の瞬間には絶命していた。
そう、丁奉のビームサーベルがガトリング砲ごと唐竹割にしていたのである。
昌キ「クソ!冗談じゃねぇぞ。」
二人が一瞬にして倒されたのを見て昌キは身の危険を感じていた。
こんな所で死んでは例の計画も水の泡である。
華雄「ち!サク融までやられたか!昌キお前は右から周りこめ。」
ローラーブレードで一気に丁奉に近付く。
華雄「丁奉とやら、思ったよりやるではないか。」
丁奉「ふん、親玉のご登場か。」
華雄「親玉?はははそんな風に見えるのか?
おめでたい奴だ。」
丁奉「どう言う事だ?」
華雄「知る必要はない、くらえ!」
華雄がスタングレネードを投げつける。
寸での所で避ける丁奉。
一進一退の攻防が続けられる。
均衡を破ったのは張繍だった。
何時の間にか背後に回った張繍が張紘にチェーンを巻きつけたのであった。
張繍「よ〜し貴様ら動くなよ。」
全ソウ「しまった。!」
丁奉「卑怯な・・・。」
華雄「よし、昌キ奴らを血祭りにあげろ!」
しかし、昌キの返事はなかった・・・。
一瞬で呉敦、サク融が倒されたのを目の当たりにした
昌キは身の危険を感じ戦線離脱していたのであった。
華雄「ち、まぁ良い。
張繍お前の剣を貸せ、この生意気な小僧から叩き切ってやる。」
丁奉「く・・・。」
張紘「(いかん、このままでは私のせいで2人が・・・。
何か何か良い方法はないのか?だが私の持っているのはマイナスドライバーだけだ。
一体どうすれば・・・。
そうだドライバーと言えども・・・しかし・・・いや迷っている暇は無い)」
剣を華雄に投げ渡した瞬間張繍にわずかな隙ができた。
機会を待っていた張紘はその隙を見逃さなかった。
張繍「ぐおぉぉぉ、お・おのれぇぇぇぇ!!!」
張繍の怒声が辺りに響き渡る。
その左目にはマイナスドライバーが深々と突き刺さっていた。
張繍が悶え苦しむ隙に張紘は脱出した。
華雄は剣を振り下ろしていたが、張繍の絶叫に驚きわずかに軌道が逸れていた。
丁奉はサーベルの柄で剣を叩き落し華雄の右腕を一気に切り落としていた。
華雄「ぐわっ!・・・・・・くっ、小僧やるな・・・・・ハァハァ。」
丁奉「観念するんだな。」
華雄「このままで済むと思うなよ・・・・・・。」
次の瞬間華雄は何かを放り投げたと思ったら全速力で後退していく。
本能的に危険を感じた丁奉も叫びながら下がる。
丁奉「2人とも伏せろぉぉぉぉぉ!!!」
空中でいきなり何かが炸裂した。
爆風は悶え苦しんでいた張繍をも直撃していた。
丁奉「ちくしょう、何だって言うんだ?2人とも無事か?」
張紘「なんとか大丈夫です」
全ソウ「私もです。」
丁奉「一体何だって言うんだあいつら?」
張紘「よくは分かりませんが私達以外にもDBの存在を知り集めているものがいるようですね。」
全ソウ「今後は注意しなければなりませんね。」
華雄「ハァハァハァ・・・・・・・奴らこのままで済むと思うなよ・・・・・・。」
右腕を失った華雄はよろよろと歩いていた。
この怪我である。なんとか李儒達と合流して手当てを受けなければ・・・。
・・・と華雄の目の前に人影が映った。
華雄「お・お前は昌キ・・・。貴様のせいで・・・我々は・・・・・・ハァハァハァ。」
昌キ「・・・・・・・・・。」
華雄「今はそんな事より・・・・早く李儒殿達の元へ・・・連れて行ってくれ・・・・・・ハァハァ。」
昌キ「・・・・・・・・・。」
華雄「・・・・・・昌キ?・・・ハァハァ。」
昌キ「・・・・・・・・・。」
華雄「?・・・ば・馬鹿な事はやめろ・・・よせ!
は・謀ったな昌キィィィィィィィ!!!」
昌キ「ふん、てめえに生きていられたら何報告されるかわかんねぇからな。
それにもう戦力にもならん奴に用はない。」
昌キの目の前には頭を叩き割られた華雄の無残な姿かあった。
【華雄:死亡確認】
【張繍:死亡確認】
【サク融:死亡確認】
【呉敦:死亡確認】
※チーム「DB集め悪の軍団B」消滅
昌キ【トゲ付き鉄棍棒】
※悪の軍団Aに合流する為移動中
≪DB捜索隊/3名≫
張紘【マイナスドライバー、一星球】
丁奉【青龍刀、三星球】
※ビームサーベルが華雄との戦闘で壊れた為青龍刀回収
全ソウ【セキトバシューズ、鉄の剣】
※鉄の剣は呉敦より回収
セキトバシューズの全力稼働時間は2〜3分です。
それ以上全力使用すると極度の披露に陥ります。
おっさんは、朝起きるのが早いのが特徴だった。
二人は夜明け前に起き出して、そして……
程普「ふっおおぉおぉぉっ!」
黄忠「わぁおぉぉぉおぉっ!」
仮眠を取るために入り込んでいた民家の物置を出発したおっさんsは、
出発早々、もろ出しで死んでいる夏侯覇を発見した。
―――おっさんたち、張り切りすぎ。
彼らは夜間の吹雪に方向感覚を無くし[亠兌]州の州境を踏み越えて、
いつのまにか青州北端にまで来ていた。
「気付け! 黄河を越えた時点で!!」
そんなツッコミを入れてくれる常識人だった法正も、今はもう居ない。
呆れ果てられ、離脱されてしまっていたのだ。
そして、「面の皮が厚く、マイペース」というのもやはり、
「おっさん」という生物の生態を知る上では、外せない特徴でもあっただろう。
程普「むぅ。勢いあまって思わず青州に侵入してしまったが、
これもやはり、我々の追うチュパカブラの仕業じゃろうか?」
黄忠「血を吸い取られてミイラ化していた趙統の死亡推定時刻はわかりませぬが、
死体の場所といい、死亡推定時刻といい……、
どうやらチュパカブラは、青州から南下していったのでしょう。
これは、おそらく犯行が猟奇殺人の域にまでエスカレートする前に行った、
犯行ではないじゃろうか?」
程普「比較的若い男ばかりを選んで殺し、なおかつ、いちいち裸に剥くとは……、許し難い!」
黄忠「急がねば! 我々も早く南下して、[亠兌]州に戻らねば!」
程普「さようじゃった! これ以上チュパカブラに罪を重ねさせてはならぬ!」
黄忠「まさしく左様!」
程普「それ! 出陣じゃ!」
程普(まったく、なんということだ!)
ゲームが始まったころに見かけた井戸が、程普の視界の隅に映り込む。
あのころ見た草花の芽は、すでにつぼみまで付けていた。
明らかにこれは誰かが意図的に種をまいたもの……
殺し合いゲームの中で花の種を蒔くような優しい心根の者が居るかと思えば、
一方では若い男ばかりを裸に剥いて殺して回る、猟奇殺人者までが居るとは!
当たっているんだか外れているんだか分からない推理をもとに、
やっぱり[亠兌]州へと戻っていく2人だった。
≪仲裁おっさんs/2名≫黄忠【発光弾×4、有刺鉄線、????】
&程普【根性はちまき、三叉槍、金棒、大斧】
青州 済南
華佗「ふん、出来損ないめ。」
夏侯湛、彼が作った出来損ないの一つである。
改造するにも、ある程度の理性は必要だということか。
夏侯湛を放ったとき、華佗は何度も言い含めた、「曹操を殺せ」と。
しかし夏侯湛はそれを探すことも無く欲求に従うのみだった。
華佗がそれを見つけたとき、それは血にまみれていた。
怪我をしているというわけではなく、それは死体をあさって付いた血だった。
華佗「夏侯湛だな……」
華佗は一目見てそれがわかった。改造したときに印象的だった「顔」は忘れては居ない。
血にまみれた男はくるくるした目でこちらを見る
理性を失っていた彼はすでに自分を創ったものの姿などというものを忘れていた。
夏侯湛の頭に、前に逃した獲物と華佗の姿が重なって写った。
夏侯湛「美味そうだ、今度は逃がさないョ」
言うと液体が流れるように華佗の方向に走る。
と、その間を遮るように周倉が立ちふさがった。
夏侯湛「なんだお前、大きいものは味が大雑把で嫌なんだ、でも好き嫌いはいけないよな。」
ちょっと笑うとそのまま周倉に襲い掛かる。
鋭利化した手を周倉に突き刺した。決まったと思った瞬間、頭を何かにつかまれる。
夏侯湛「え………」
自分の手を見ると、周倉の皮膚のところで止まっている。
自分の刃の鋭さには自信があった。李恢や帯来洞主を簡単に捌いていた体だった。
つかまれた頭の方もなんとも動かない。
瞬ッ
周倉の手刀が夏侯湛の頭と体を分けた。
華佗は何かに使えないかなと思いながら夏侯湛の体の方をいじっている。
周倉「がうう。」
夏侯湛の首を取った周倉が物ほしそうな目でこちらを見ている。夏侯湛の体も頭も
もうピクリとも動かない。
華佗「おおそうか、食事か。よし食っていいぞ。」
夏侯湛はまだ死んではいなかった。ただ、頭と体が切り離されただけだった。
(ふふふ、体の中に入ったら取り込んでやる。そうすればまた食える。)
周倉が首を丸呑みしようとしたそのとき、夏侯湛の体の方をいじりながら言った。
華佗「ああ武安国、よく‘噛んで’喰えよ。」
夏侯湛「え”…や、やめろーーー。」
【夏侯湛 死亡確認】
≪マッド医師とモンスター/2名≫ 周倉(武安国)[クリーチャー]
&華陀(佗)【医療器具一式、刺身包丁、吹き矢(毒入り)×12、AUG、武安国の首輪 五星玉】
孫峻「ふう。「もしやバカに関わってしまったのでは?」、とやきもきさせられたが、
このペースならなんとか益州を抜けそうだな。 ……なぁ? RX-78よ?」
RX-78「がおー。」
孫峻「……そうか。お前も喜んでくれるというのか、RX-78よ。」
RX-78「がおー。」
傍目から見れば、【1/144RX−78ガンダム(「がおー」と鳴く)】と会話を続ける
孫峻こそがアブナイ人に見えていたが、
全ての時間をカンダム獲得のみに使ってしまってた孫峻には、
もう、目の前を進むビストロ王双を追尾するしか方法が無かった。
孫峻「しかし… あいつらは気が向いたときに昼寝はするわ、メシは食うわだからいいが、
追跡しているこっちは……」
常時交渉可状態でブイブイ言わせているビストロ王双とは逆に、
慎重な性格が災いし、不眠不休で追跡を続ける孫峻はだんだん疲れ始めてきていた。
茫然とする意識が向かう先は、ただただ手の中にある、【それ】について。
ビストロ王双がそっと放置していたのを拾っておいた、【?カオラム】についてだった。
夜明け前の暗闇に、手の中の竹筒からはいい香りだけが漂ってくる。
折りよく≪ビストロ王双≫たちも、ちょうど小休止をしているようだ。
孫峻「食うか…」
「ぐぉおおおぉおぉっ!!」
王双&曹性「―――!?」
曹性「おいちゃん! なんか居るよ! なんか!」
王双「やった! 交渉可能者か!?」
曹性「Σなンだよそれっ! ……俺が相棒じゃ不服っつーことかい!?」
王双「当っったり前じゃあ―――っ!」
曹性「なんじゃそりゃ――――――っ!!」
わいわい言いながら懐中電灯で照らした先に居たのは、
【毒カオラム】によって急性食中毒を起こして転がる孫峻だった。
お米とココナッツミルクのいい匂いが、周辺一帯に立ち込めている。
視覚さえなければ、彼ら製作の【カオラム】は、おいしそうな料理だった。
王双&曹性「………。」
・
曹性「うわあああん! うわあああああん!」
王双「何も見なかった! ……よいな!!? 某らは何も見なかったのだぞ!?」
曹性「……殺人料理だ。殺人料理だぁ〜っ!」
王双「『漢(おとこ)の料理』シリーズが、そもそものところ殺人料理だ!
食う前に死んでいるか、食ったせいで死んでしまうかという少々の違いだ!
……気にするでない!
ほ〜ら。赤白2色の謎の生き物(※ガンダム)だぞ? パンダだパンダだ。よかったな。」
曹性「!! Σお、おいちゃん……!? ボソッ)吹っ切ったね。」
王双「……間に合うぞ! ……雍州だ!」
【孫峻 死亡確認】
≪ビストロ王双/2名≫王双[負傷]【大型サバイバルナイフ、流星槌、許チョの携帯用ミニ絵図、
テグス、石斧、木槌、のこぎり、ベアトラップ×4】
&曹性[負傷]【グラスファイバーの鞭、銀の弓(銀の矢16・木の矢20)、
1/144RX−78ガンダム(「がおー」と鳴く)、RX−78操作マニュアル、
『簡易植物事典』、調理道具、鉄兜、食材、】
[登β]艾「司・司司司馬司馬司馬・司馬彪殿、お気を確かに。
も・もも・もうすぐ郭嘉殿の言われていた、南皮城外にたどり着くはずです!」
司馬彪「…………。」
謎の明かりとジャンジャン音を取材に、一瞬は高覧に肉迫しかけていた2人だったが、
実は
>>306の死亡者放送直後、
聞こえてきた死亡者放送の知らせる内容に悲鳴を上げて立ち上がりかけた司馬彪に
[登β]艾が当身を食らわせて気絶させ、夜っぴて移動していたのだ。
それから2人は、延々と東進を続けていた。
郭嘉は本当に狂ったのだろうか?
何か、余人には計り知れぬほどの深謀遠慮があって、
「南皮」と指示したのではないだろうか?
その希望だけが、[登β]艾の原動力だった。
移動中も[登β]艾は、なにやかや司馬彪に話し掛けてはいたが、
だが、[登β]艾の背に背負われた司馬彪からは答えも無かった。
[登β]艾自身も、今は答えなど期待しては居なかった。
それほどまでに、司馬隊のリーダー・司馬懿の死は
司馬彪を打ちのめしてしまっていた。
[登β]艾「―――お・お・お・お・おや? ひ・ひひ・人が居る?」
そして、ここにももう一人 ―――
雪の照り返しを受けて、ほの明るくなってきた雪原に、ぽつりと人影が見える。
[登β]艾の知らぬ参加者だ。ようやく望んで止まなかった真新しい衣服を身に着け、
北面して雪の中に座り込んだまま、身じろぎすらしない小さな人影が………
[登β]艾「ど・どどど・どなたかは存じませんが、
このような雪の中に座り込んで居れば、ほどなく死んでしまいますぞ。」
??「………。」
[登β]艾「そそそれ・それがしは[登β]艾。」
おせっかいだとも、このような境遇で死を忌むことが
いかに意味をなさぬものであるかということも存じておる、という者です。」
??「………。」
[登β]艾「し・しし・しかし、目の前で正に死に向かう者を見捨てるというのも、
愚かな事ではありますまいか?」
??「………。」
[登β]艾「我・我我・我々全ての参加者は敵同士ではありますが、同時に、
等しく同じ境遇に置かれ、死を共有するかもしれない、この天地に唯一の同胞……」
??「……ってたな。」
[登β]艾「は?」
審配「……鮑信殿もそンなことを言ってたな。
正に自分が死に向かおうって時に、なぜかそンなことを、延々とな。」
聞き覚えのある声に、のろのろと司馬彪が顔を上げる。
同時に、[登β]艾を振り仰いだ審配と目が合ったが、久しぶりに出会う二人は
茫と見詰め合うだけだった。
※ピンの審配回収
≪歴史家見習いと武闘派軍師/3名≫
司馬彪【コンドーム10、書道セット(紙・硯・筆)、謎の本、自称正史を目指す『続漢書』】
&[登β]艾【フライパン、トマホーク、H&K-USP-TACTICAL、盾】
&審配[負傷]【サーベル、写真付き参加者名簿、『Kanon』(ソフト)、日曜大工セット、
『韓非子』(竹簡)、孫子の兵法書、煙玉兼爆竹】
ここは、冀州と[亠兌]州の州境。
早暁、陳宮は一人、雪原を徘徊していた。頭の中は、またも霊帝の放送でフル回転している。
凍傷で欠けた指は骨まで見え、腐食が始まっていた。温泉で少しは収まったが、
もう元には戻らない。だが、陳宮には、そういった外見のことなどとっくにどうでもいい話だった。
――――ジャーン、ジャーン、ジャーン。
うるさい連中だ。
劉備のジャンジャン火が、ここまで響いてくる。
儂の私有地を荒らしまわった、憎むべき者共だ。
だが、今はどうでもいい。考えるのに忙しいのだ。
(儂がせっかく見逃してやろうとしているのに、さっさと通り過ぎんか!)
だが、劉備と関羽の歩みはいよいよのろく、ジャンジャン火が陳宮の思考をかき乱す。
――――ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン………
(あーーっ、もう、我慢ならん!)
陳宮「あいつら、儂の思索を邪魔した罪は重いぞ!」
陳宮がふらふらと劉備と関羽の元へ動き出した、その時。東の方角から。
(…無視するのです。劉備なぞ放っといて、とっととゲームのことを考えるのです。)
陳宮「誰だ!儂に命令するな!!」
だが、そこには誰もいない。聞き覚えのある、劉備や関羽の声でもない。
(…劉備は放置するです。速攻逃げるのですです。。。)
陳宮「うおーっ」
目に見えぬ電波の声に、頭を抱え込んだ。
陳宮[数指欠損・負傷]【ベルナルディM100競技用銃(6発)、
スーツケース型戦術核爆弾+董昭の首輪、花の種、クロロフォルム、短剣、
トミーガンSMG(ドラム×2)】
※強い電波に襲われています。
≪桃園義兄弟-1/2名≫劉備[右肩、右耳吹っ飛ぶ、重傷]【滅麒麟牙、釘打ち器、弩、スナイパー
ライフル、十字手裏剣×17、ジャンジャン火(強制取得)】&関羽[左手肘下損失、重傷]【雌雄一
対の剣、大刀、MP5SD4サブマシンガン、サバイバルブック】
※陳宮に気づいていません。負傷で動きがのろいです。
――― メモリー残量の都合から引越し中 書き込みを凍結します ―――
ガビーン
全ドラゴンボールはただの石になった。
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【夏侯湛、死亡確認】