▼各種データ
━━交戦情報
交戦(宣言)&交渉(宣言)中
現時点では、ターンを行っている職人は居ないように思われます。
━━現在時刻&禁止エリア・安全エリア&フィールドの状況変更&ウェザーリポート
http://curry.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1008068215/543 ○ 擁州 …弘農延焼中?
○ 益州 …中部は一部雪原。南部は熱帯(南蛮)
○ 司州/司隷 …洛陽全焼、北部は山岳。
○ 交州 …南部は熱帯(南蛮)、飢饉
○ 揚州 …飢饉、沿岸に携帯不能アイテムとして主催者の【揚陸艇(罠?)】が出現しました。
○ [亠兌]州 …雪原、吹雪
○ 予州/豫州 …降雪、許昌の火災はそろそろ鎮火? 地形がゲリラ戦向きとの情報あり。
○ 并州 …雪原、雪崩の恐れ。
○ 冀州 …全土が吹雪
○ 幽州 …吹雪、凍死の恐れあり
○ 青州 …晴れました
× 涼州 …禁止エリア
× 徐州 …禁止エリア、実は活火山があったそうです。
× 荊州 …禁止エリア、こな雪、すぐ止みます。
× 倭国 …禁止エリア
※許昌→火災発生、鎮火しそう? ※弘農→火災発生、鎮火しそう? ※洛陽全焼
河北南部、河南([亠兌]州)は吹雪。荊州で初雪が降りました。予州の雪は降り続いています。
幽州、冀州は引き続き断続的な降雪。一部山間部では吹雪。
并州では雪は止み、一時的に温かくなったようです。
依然幽州北部は厳しい冷え込み。他の地域は現在は晴れているそうです。
連続行動狙い&番外多すぎ。但しそろそろ空間移動をしないとどうにもならない駒も増えているので、
現時点では、フィールドは午後あたりのようです。
━━放浪素材情報
2パーティとも禁止エリア・荊州に入りました
≪放浪素材/2匹≫ 超馬【チョコボール向井、米国産22歳♀ナンシーちゃんの無修正物(超雲一度使用済)】
&超雲【マグナム○斗】
≪放浪素材・続・ゼン公達の野望/4匹≫宦官A陳【王宮の盾】&宦官B普【ランチャー】
&宦官C趙【バトルアックス】&ゼン公【槍、矛、剣、戟】
━━ドラゴンボール情報(七つ集めると何かが起こるらしい?)
一星球…左慈
二星球、四星球、六星球、七星球…董卓
三星球…丁奉
五星球…厳顔 頑張って七つ集めてください。
なにかあったら雑談スレへ
http://curry.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1008068215/l50
前スレまでの死亡者は
>>4参照
≪あ行/6名≫(+1名)
阿貴 韋晃、王渾、王伉、王粛 於扶羅
≪か行/24名≫(+5名)
郭奕 郭嘉 郭循、郭淮 夏侯淵 軻比能、韓瑛、韓瓊、韓h、毋丘倹
毋丘興 韓徳 韓馥 韓瑤 吉本、許チョ、許攸 金イ、高幹 高沛
皇甫嵩 黄劭 胡遵 胡奮
≪さ行/18名≫(+2名)
蔡勳、司馬キ、司馬衷、司馬防 司馬攸、司馬倫 周宣 [言焦]周、諸葛瑾、諸葛亮
成済 千万 曹植 曹髦 孫和 孫休 孫尚香 孫策
≪た行/9名≫
張嶷、張悌、張曼成、張魯、鄭玄、典韋、董厥、陶謙、董昭
≪は行/5名≫
波才、馬忠、馬騰 樊建、忙牙長
≪ま行/1名≫
満寵
≪ら行/3名≫(+1名)
李厳 劉豹 冷苞
前スレ死亡者数293名
当スレ死亡者数66名
計 全死亡者数359名
◆禁止エリア◆
涼州 徐州 荊州 倭
○職人さん用業務連絡○
◆番外死亡者リスト◆
<サ行 1名>
徐母
<タ行 2名>
太公望、陳チン
<ナ行 1名>
ネオ
<ハ行 1名>
伏儀
<マ行 1名>
妙才
<英数字 4名>(2-1スレ)
9、227(1人目)、227(2人目)、261
前スレ死亡者数8名
当スレ死亡者数2名
計番外死亡者数10名
◆生存者・登場者数◆
パーティの部 129名+6名(放浪素材)
個人ユニット 39名+1名(黄権)
生存者計 168名+7名
総登場者数 527+7名
霊帝「夕空晴れて 秋風吹き〜って、今冬じゃん。晴れてないし。
日中には非常に遺憾な事があったなあ。霊帝結構御機嫌斜めだぞ〜。
いいかぁ、゛情報信ずべし、又信ずべからず゛だぞ〜。
よく見極めて行動しろよ〜。
さて、次の禁止エリアを発表するぞ〜。
次は交州、交州だ。該当エリアにいる者は気をつけろよな〜」
※只今からリアルで24時間、又はその時間内に100レス経過した時点で禁止エリアが発効します。
カン沢の所持品『良縁ファイル』は放送の前に現在の生存者がわかるという
優れものだった。
―――あれれれれ、俺のページ、どんどん色が薄くなっていく・・・。
これはいったいどういうことかな?
カン沢【良縁ファイル】
俺が命名してやろう――― 司馬彪、二つ名を”墓穴掘り太”、だ。次回からはそう名乗れ。
―――ち。
>>325 まるで、《遠距離から狙われたので、武官か文官かも分からなかった》とでも
言いたそうな言い分だが、破るフリをしてみせただけで泡を食うような、肌身離さぬ【僕日記】を、
どうやってそんな遠距離から《それが狙われた》って分かるんだよ。お前はデムパ受信者か。
《相手の姿形すら見えなかったが、狙われた》というのが真実であるならば、
《夜間に狙われた》とかなんとか…… せめてそういう、リアリティのある言い訳をしろ!
そして、日記を書く動機については話していたが、それ(※【目指せ続漢書】)が何であるかについては、
結局口を開かなかったな……
―――だが呂布軍で、『僕日記』に眼をつけるような知恵者ねぇ? ……まあ、だいたいそれで充分だ。
―――それにしても……、昌覇!呉敦! お前達はな〜にを董卓なんぞにくっついて回ってるんだ!?
ドラゴンなんとかなど探してどうする!? 俺を探せ、俺を! ここから逃げよう! ……一緒にだ!
―――しかし、ドラゴンなんとか、か…。 なんだ…? なんなんだそれは?
―――いや、それよりも目先の問題…、このツーツー音のする金属の小箱……
臧覇(ん〜……)
孫&尹&司馬「(´ー`)マターリ」
司馬彪は確かに頭は悪くはない。……が、世間知が薄い。……応用問題の解けないタイプだ。
公務員には向くが、ペテン師にはなれない。―――探索には向かん。
……俺の手下は論外としても、こいつも最初から戦力外……。
……しかし、ナニを嬉しげに、バトロワ中にそこまで細かく記録をつけて……?
臧覇「―――!!! そ… うか。そういうことだったの……か……。」
司馬彪「え?」
司馬彪(あ… 嫌なヨカーン… これは……、勘違い進行中のマズ〜イ雰囲気……)
司馬彪の読み通り、一番先行き不安な手下が迷子になっていて、臧覇はかなりテンパっていた。
そして、この時代の人間が電波による盗聴という概念を一発で理解するのは
やっぱりそもそも無理があるのだ―――
臧覇「貴様ぁっ!! さては霊帝の間者(/スパイ)だなっ!? だからこそ…
こういったわけの分からない暗号を使い、いちいち参加者の動向を調べて回っているのだろう!
参加者の中に息の掛かった間者を潜り込ませることによって、霊帝はああも的確に、
俺達の動向を掴んでいるんだな!」
孫観「なんだって!?」
尹礼「そうか! だからこんなぁゃιぃ小箱の存在を知ったりしていたのだな?!」
司馬彪「―――Σ(゚∀゚) ち! 違っ……!!」
臧覇(ジャッ/SPAS-12)「違うかどうか、確認する手段が一つだけあるな……」
司馬彪「そ… それは???」
臧覇「……知れた事よ。」
おお! よく見ればその銃こそが紛れもなくSPAS-12! 名銃中の名銃じゃ〜ん。
buckshot装填銃だから、それはギリギリ確かに「猟銃」だ! ナイス臧覇! ナイス悪知恵!
とか思っている司馬彪に向け、臧覇のSPASがピタリと決まる。
この至近距離で引き金を引かれれば、首輪が爆発どころか、木っ端微塵。
臧覇「……その首輪を撃ち抜いてみればいい……。爆発すれば、お前は『ただの一般参加者』、だ……」
司馬彪(ああ… 頭がポーっと……)
そんな時! 天の助けのように死亡者放送が流れてきた。
>>347 臧覇はふいを突かれ、放送に自分の手下の名前が呼ばれないかどうかに全神経を向ける。―――今だ!!!
司馬彪「ダ―――ッシュ!!」
孫観「野朗!! 待てぃ!」
司馬彪「待つかぁ―――!!!!!!」
ああああ… 「これはなんだ?」って訊かれたときに、素直に答えておけばよかった……
というか、暗号化なんかしなければよかった……
暗号化しなければ【ハンティングガイドマップ】、暗号化すれば【GMの間者疑惑一号メモ】、という
とことん呪われた自作アイテム【目指せ続漢書】を抱え、司隷を西南へと爆走する司馬彪。
そんなときだった、ただでさえダーイコーンラーンな彼の耳に、謎の音声が飛び込んできたのは……
>>329 「みんなー、戦うのをやめてー」
司馬彪「(゚∀゚)! ど、ど、ど… どーすればぁあぁああああぁあぁ?!!」
※司馬彪捨てま〜す
≪泰山の赤い風/3名≫臧覇【SPAS-12(ショットガン)、謎の物体】&尹礼【スキー】
&孫観【トラ罠、鉋】
@司馬彪【コンドーム10、書道セット(紙・硯・筆)、謎の本、自称正史を目指す『続漢書』】
許儀「くらえ!」
―――ごーーーん。
許儀の巨大鍋による犠牲者がまた出た。
≪益州の俊英≫の二人は陳壽、張裕はあっさりこの世を去った。
許儀【巨大鍋(直径2m)、乾パン、ポラロイドカメラ】
【陳壽、張裕 死亡確認】
杜預は不思議に感じた。
霊帝は何故放送の中(
>>201)で曹仁の名を出したのだろうか?
曹仁という将のやろうとしていることが、
もしや霊帝にとって不都合なことではないのかと・・・。
杜預【しぃ(゚ー゚*) (5cm、愛玩動物)】
―――益州
関索はこのゲームがはじまってから、ただの一人も殺せずにいた。
途中、つまらぬモノを斬ったことはあったが斬鉄剣は単に宝の持ち腐れでしかなかった。
寝ているところを発見した帯来洞主に対しても関索は何もできず、その場を離れた。
(私は殺しあいにはとても向かぬ性格のようだ・・・。いったいこれからどうすれば・・・。)
関索【斬鉄剣】※途方に暮れる
ケイ康は気持ちよかった。
これぞ神の視点。
>>253でつい自らを尋ねられ「悪魔」と言ってしまったが故、
今はなんか西洋の悪魔というものに姿を変えられた。
というものの、そんな悪魔なんて見たことないので、
よくわからないのだが。
黒く毛深い身体。蝙蝠の如き翼。鋸のような歯。蛾のような触角(?)。そして蛇のような尻尾。
なんだか気持ちがよかった。
昔の自分はどっちかというとうだつの上がらない男だった。
この姿はどうだ。
生まれ変わったんだ。
ケイ康はバッサバッサと調子に乗って飛んでいった。
それを見つめる老人―――華陀。
「ワシはなぜこんなことまでできるんだ?」
オーバーテクノロジーであることは明らかだ。
ついに遺伝子のレベルまで弄り出した自分に、わずかだが疑惑を持ち出していた。
※ピンユニットとして切り離し
ケイ康【飛刀】[クリーチャー悪魔タイプ]:大空を行く
≪マッド医師とモンスター/3名≫ 武安国(※改造人間意思喪失)【鉄槌&鎌】
&華陀(佗)【医療器具一式、流星錘、煙幕、刺身包丁、吹き矢(毒入り)×12、AUG】
&方悦<犬に改造済み>[四肢なし]
>>305「みんなー、戦うのをやめてー」
>>351 司馬彪はダッシュで走った後だけに気が動転していたが、すぐ気づいた。
「もともと戦う気が無いじゃないか」
じゃあ、慌てる必要はないな。
しかし、下手にかかわってまた面倒な事に巻き込まれたくはないぞ…。
思い切って、態と冀州に行ってみるかな?
おや?誰か
>>329が声の方に向かっているぞ。
よし、ここは高台に登って高みの見物と行くか。
不意に狙撃されないよう周囲に気を配りつつ、周りを見渡せる高台に向かった。
司馬彪【コンドーム10、書道セット(紙・硯・筆)、謎の本、自称正史を目指す『続漢書』】
「ほっ!ほっ!ほっ!ほっ!」
リズミカルな掛け声も勇ましく、果てしなく袁術のフンドシを振り回しつづける黄蓋。
徐々に黄蓋の体は汗ばみ始め、飛び散った汗は昼光にきらめいて、
それはまさに零陵の真珠とでも呼ぶべきほどの美しさであった。
ケイ栄道「ああ… キレイだなあ、ぐるぐるぐるぐる…」
張[合β](3人目)「そうだなあ、ぐるぐるぐるぐる…」
≪青春の幻影≫の2人が、頭上で振り回されるフンドシと、
それにつられて回転する、黄蓋{全裸}の暴れん棒のかもしだす単調なリズムに
すべての意識を奪われ始める………
と、とつじょ黄蓋が、たっぷりと汗を吸って重たくなったフンドシを構えて
≪青春の幻影≫が潜む藪の中へと突進してきた!
黄蓋「そこに居ることは先刻承知!! ひょおおおおおおおおおぉおおぉおぉぉっ!!」
ケイ道栄「しま……った!」
張[合β]「うぬっ!」(M93R/ガガシャッ!)
黄蓋「させるかあっ!!」(フンドシ/ビシッ!)
張[合β]「があっ!!」(M93R/ボボボッ ボボボッ)
咄嗟にサブマシンガン(/SMG)で弾幕を張ろうとした張[合β]が引き金を引くのと、
汗を吸って板のような強度を得ていた【袁術のフンドシ】が、
張[合β]の顔面を張り飛ばすのがほぼ同時だった。
UzIのような原始的な空間制圧用SMGならば、それでも黄蓋は倒されていたかもしれなかった。
しかし、M93Rの名銃たる所以の特殊性―――バースト機能が仇となって
張[合β]の弾幕は6発で終了。
「くせぇっ! ジジイ臭せぇ!!」とフンドシを顔に巻きつかせてもがく張[合β]に
黄蓋の2撃目――手刀――が脳天の急所を狙って炸裂した―――
黄蓋「ちぇすとぉ――――――!!」
張[合β]「あ…」
ケイ道栄「わ…わわわわ……、張…[合β]―――っ!!」
大勢居る、謎の張[合β]軍団の中では不完全体だった張[合β]ザ・サード。
その動きが、たった一発の手刀によって封じられたのを見て取ったケイ道栄が凍りつく。
張[合β]からようやくケイ道栄が視線を剥がした時には、
すでに黄蓋は連続攻撃に打って出ていた
黄蓋「きええぇえぇ―――いっ!」(ド・ン…!)
ケイ道栄「が……ぱぁっ……!」
こうして、大きく振り上げられた黄蓋の必殺踵落としが決まって、ケイ道栄は絶命した。
戦いには終止符が打たれたのだった。
・
黄蓋「はて、面妖な? 張[合β]の死亡者放送なら、すでに聞いた気もするが……」
張[合β](3人目)「わ… 私は青春の幻影……。」
黄蓋「………。(あっそー)」(大斧/ザクッ)
同時刻の霊帝宮殿では、主催者側でケイ道栄の油断の原因について、
張[合β]の死亡が衝撃であったのだとする説と、黄蓋[全裸]の踵落としの構えを
正面からモロに見たからだという説とで紛糾したそうだが、
それはまた、全く別の物語である―――
【ケイ道栄 張[合β](3人目) 死亡確認】
≪青春の幻影≫→消滅
※アイテム獲得
≪SM帝国再建日誌 with 猿/3名≫
黄蓋[全裸]【フンドシ大斧、懐刀、ブーメラン、ベレッタ社サブマシンガンM93R】
&袁術[気絶・全裸]【眠り薬噴射装置(あと9回)、弩】&韓当[昏倒・怪我]【なし】
>>313のちょっとあと。
劉豹が命をかけて焚いた発煙筒の煙を呼廚泉が見つけた。
非常事態を皆に言い、羌渠と共に救援に向かった。
劉淵も怪我で動けないが、せめて見張りぐらいはと楼閣上でスナイパーライフルを構えていた。
発煙筒の煙がゆっくり上がっているのを見ていると、なんかこの状態が絵空事のように思えた。
ほら、なんかでかい見たこともない鳥も飛んでいるし……
「鳥?」
鳥の割にはでかかった。
スナイパーライフルのスコープで確認する。
人?鳥?つーか化け物?
胡遵と胡奮の化け物を思い出していた。
>>355のちょいあと。
ケイ康は調子よく飛んでいた。
なんか煙が見える。
よし、あそこまで行ってみよう。
それでここまで飛んできた。
なんだ、あれは壷関じゃないか。
「?」
壷関の上の方で何か光ったように思えた。
「なんだろ?」
そう思った矢先、極端に軽量化を計られた腹に激痛が走った。
!?
クラクラする。うまく飛べない……
ケイ康はそのままクルクルと、しかし、より安全な遠くのほうへと落ちていった。
ちなみに劉淵はスナイパーライフルで撃ったあと、殺されていた。
劉淵の死体を貪る夏侯充がいた。
【劉淵:確認】
≪単于(ぜんう)の一族/3名≫呼廚泉【木の杖、大鎌】&羌渠【剃刀、大刀】&
劉宣【バルカン砲】(共有アイテム)【火焔瓶(あと9回)、????、
ミニ霹靂車(50センチ)】
※呼廚泉&羌渠は壷関外へ
夏侯充[クリーチャー]※壷関に潜入
ケイ康[クリーチャー]※意識朦朧となりつつ逃亡
【劉淵:死亡確認】
ねぇ、周瑜様… 周瑜様……
呉を…… 呉を頼みます……
……私は、もう、疲れました……
私にはこんな辛い思いをしてまでも生き残る力は、
最初から無かったのかもしれません
いつまでも耳の底に残る、不気味な死亡者放送の残響―――
遠くどこからか聞こえてくる、懐かしい潮の音と
鼻腔をくすぐる粥の匂い。
そして、独特の甘酸っぱい臭気を放つ、人間の嘔吐物の、匂いが………
………。
………?
………!!!
―――マズイ!!! 私までいつの間にか眠ってしまっていた!!
死亡者放送によって徐盛が飛び起きたときには、すでに周泰も鍾ヨウも、姿をくらました後だった。
付近には毒粥の残りが散乱して、自らの吐瀉物にのめりこむように倒れ伏している
装備を全て剥ぎ取られた、瀕死の甘寧が横たわっていただけだった。
徐盛「!! ああ…!! あああああっ!? 甘将軍!? 甘将軍――――――っ!!!」
甘寧「う……………、徐盛…か? 周泰が…… 周……泰が……っ?」
徐盛「気を…気をお確かにっ、今… 徐文響がなんとかお助けいたしますっ!
かならず、かならずお助け致しますからっ!!(大泣」
甘寧「……………。」
徐盛「!! 甘寧殿ぁ―――――――――っ!!!!!」
もう甘寧に喋らせる必要も無かった。
―――毒だ! 奴ら… 周泰めが、本当にやりやがった!
周泰たちが去っていったと思われる北を睨みつける韓当の目と、全くの放置状態にされている、
打ち砕かれてもの言わぬ物体となった諸葛亮の眼球の視線が合った。
(死ぬのか? こうやって…… 全員死ぬ、と………)
・
徐盛「死んでたまるかよ……!」
揚州南部、なんとか甘寧の巨体を背負った徐盛は立ち上がり、
そのまま付近の集落へと姿を消した。
※パーティ分割 ≪どこまでもかりそめの呉復興/4名≫ 解散
≪復活の日/2名≫
甘寧[軽傷・中毒]【なし】
&徐盛[軽傷]【カマ、レミントンM700、槍、防弾チョッキ(かなり傷んでいる)、????】
≪グレネーダー/2名≫
&周泰【ダイナマイト×5、薙刀、ショットガン、小型火炎放射器、朴刀、強弓(矢二〇本)、毒薬】
&鍾ヨウ[揺のつくりと系]【ロープ、コルト、バタフライナイフ、玉璽】
張角はにやりと笑うと背後から混乱中の賈逵をベレッタでしとめた。
賈逵のザックの中からトンプソン サブマシンガンを手に入れた。
「いい武器もってんじゃねえか。」
張角【杖、黄巾、ナイフ×2、連弩、ベレッタ、カッターナイフ】
※行動方針 ゲームに乗っている。でも無理はしない。
【賈逵 死亡確認】
張角【杖、黄巾、ナイフ×2、連弩、ベレッタ、カッターナイフ、トンプソン サブマシンガン】
※アイテムに誤りがありました。
(・・・のこり150人ほどってところか。予想以上にペースが遅いな・・・仕方ない、一人ずつ仕留めていくしかあるまい)
放送は軽く聞き流し、洛陽までやってきた。そろそろライフルの弾が切れる。何か火器を手にいれないとこれからの戦いがきつくなる事に変わりはないだろう。だが、こんな焼け落ちたところに誰かいるのか・・・?
不意に頭を横に向ける。そこには銃を構えたまま思案に耽る少年が・・・
(曹芳・・・か)
感じると同時に曹仁は駆け出していた。そして曹芳のいる小屋の近くまで近づく。そのまま彼の背後に陣取る。
(・・・)
曹仁は傍らの小石を引っつかむと、曹芳の前方にほうり投げた。かつん、という軽い音がする。しかし曹芳は遠めに見ても分かるぐらい大仰に肩を震わせた。そしてこっちを振り向く。
(そうだ、そのままこちらへ来い。お前のその慎重な性格なら・・・)
そして曹仁の予想通り、曹芳は銃を持ったままこちらにやってきた。しかし、体のほうは小刻みに震えている。
(仕方ないな。やつは実戦というものは何一つ経験していないからな)
無表情のまま曹仁は右手の剣をにぎると曹芳に向かって投げつける。さすがに剣が飛んでくるとは思っていなかったのだろう。曹芳の目が見開かれたときにはその剣は彼の身体に刺さっていた。ドスッと言う音がする。そしてすぐに肉が地面にたたきつけられる音・・・
(ふん・・・)
そのまま彼は物陰から出てくると、曹芳の身体から剣を抜き取り、血糊を拭う。そして・・・
「もう少し・・・そうしたらお前にも仲間を送ってやろう」
ごきっ! という音がした。曹芳の首が完全にひしゃげている。
「さて、次は・・・あの愚かな拡声器軍団か」
曹仁はもう一つの銃を拾い上げると、ゆっくりと外にでていった。
【曹仁(怪我:応急処置済み):アイテム:スナイパーライフル(残弾2)、鋼の剣、矛、P90突撃小銃)】
【曹芳:死亡確認】
【曹仁の次の目的は拡声器軍団です】
―――司州、林の中
関興と馬良の呼びかけは続いていた。
関興「なかなか誰もきませんね。」
馬良「みなさん、気づいていないのかもしれません」
関興「もっと頑張れば誰か来るやもしれません」
「みんな―――っ、聞いて―――っ」
「みんな戦いたくなんかないはず――っ。ここまで来て――っ」
管輅は思った。
本当に本当に勘弁してください。
ここまで派手にやってんだから気づいてないワケないですぅ。
≪林の中から呼びかけ隊/3名≫ 馬良【拡声器】&管輅【囲碁セット(碁石&碁盤)】&関興【拡声器】
―――予州
『みんな―――っ、聞いて―――っ』
予州にいた劉備達のところにも関興と馬良の呼びかけは、とぎれとぎれではあるが聞こえてきた。
関羽は思った。この声はどこかで聞いたことがある。
(・・・興だ。息子の関興だ、、、間違いない。)
関羽は叫んだ。「なんて莫迦なことを、、、やめさせなければ、、、」
張飛も関羽の様子から声に主にきづいたようだ。そんな張飛はつぶやいた。
「兄者、そいつは無理だ。あれは随分と遠くでの叫び声に聞こえる。
ここからじゃ、俺たちにはどうしようもねえ・・・・。 」
劉備と甄姚は何も言わなかった。張飛のいうことが正しいように思えたからだ。
ここから移動していてはこれから起きるであろう事態には到底間にあわないだろう。
(すまぬ、父としてやってやれることはこれだけだ、、、)
関羽はM16A2ライフルを空に向けて弾薬がきれるまで撃ち続けた。
関興が銃声に恐怖して逃げ出してくれさえすれば・・・。
しかし、残念ながら関羽の警告の銃声は予州内に響き渡るのみで
司州にいる関興には届くことはなかった―――。
≪桃園義兄弟+1/4名≫ 劉備【滅麒麟牙、ショットガン、釘打ち器】
&関羽【雌雄一対の剣、M16A2ライフル(弾切れ)】
&張飛[右足、ひざから下を失う]【棍棒、鉞(まさかり)】
&甄姚【S&W、墨、ニューナンブ(×4)】
※ 関羽のとった行動で予州内にいる連中に位置がバレバレに・・・。
―――益州
関索は一路擁州へ向かっていた。
(一刻も早く益州を離れねば、、、交州が禁止エリアになった以上、
益州が禁止エリアになるのもの時間の問題だ。こんな莫迦でかくて
どことも繋がっていないところにいるのはあまりにも危険だ。
私も人を殺すことが出来ずとも無意味な死はごめんだ・・・・。 )
関索【斬鉄剣】
※擁州へ向かう。
予州―――
李[イ寉]はそれどころではなかった。
『みんな―――っ、聞いて―――っ』
呼びかけは聞こえていたが、無視していた。
なんせ、やっと追いつきそうだったからだ。
益州からDBレーダーに映る光点を追っていたのだが、長安と洛陽を行ったり来たり……。
多少混乱していたが、やっとここ予州で追いつきそうだったのだ。
ま、これも厳顔の謎の行動のせいなのだが。
なんにせよ、もうすぐだ。
その時いくつもの銃声(
>>367)を聞いた。
あまりにも近かったため自分達が撃たれたのかと思い、多少びびった。
樊稠の報告によれば関羽が銃を空に向け撃ち放っているという。
気でも狂ったか。
どうやら劉備や張飛もいるようだ。
あいつらが持っているのか?
このドラゴンレーダー。いまいち精度が低い。おおまかな位置しかわからいのだ。
もしかしたらあいつらが持っているかもしれない―――
それはいきなりだった。
なんか爆発、爆発、銃声、爆発、手裏剣、ボウガン、爆発―――
もう何がなんだかわからなかった。
いきなりすぎて、わけがわからなかった。
洞窟も今ごろはマスタードガスでいっぱいだろう。
運良く逃げられたが、なんなんだあいつらは。
私達は必死に逃げた。
右足膝下のない張飛は関羽に肩を借りついてくる。
頼みのM16A2ライフルも弾ギレなので捨ててきた。
「だから撃つなっつーただろうが!」
張飛が叫ぶ。
「う―――む」
関羽が申し訳なさそうにしている。
「早く逃げろ。あいつらなんか妙な機械で追ってくる!」
両方を崖が迫り、緩やかな坂道がうねうねと続く一本道だ。
逃げ場はない。
劉備はその緩やかな坂道を、私の手を引きながら走っている。
「あいつらしつけー!」
「う―――む」
「しっかりしてくれよ関さん!」
絶体絶命で追われているはずなのに、なんだろう。
この人達の焦りのなさは。いや、十分焦っている。
ああ―――この人達はこういう関係なんだ、と少し羨ましくなった。
後ろからは爆音を上げてポケバイに乗る張繍が迫る。
あわや青龍刀で斬られるところを、張飛が鉞でそれをいなす。
その隙に、関羽に渡っていたニューナンブが、正確にポケバイを撃ちぬいた。
張繍はそのまま崖にぶつかる。
しかし、すぐ後ろにバズーカの弾が迫ってきていた。
運良く外れ崖が崩れる。
少しだけ時間が稼げるかもしれない。
しかし、ローラーブレードの華雄だけはその崖崩れに巻き込まれずこちら側に来ていた。
頭上を何かが飛び越えて行き、向こうで転がっている。
華雄がローラーブレードを止め、RGB6をかまえる。
いきなり関羽の左肘から先が吹っ飛んだ。
転がっていたクレイモア2つが爆発したのだ。
そしてRGB6が張飛の脇腹、劉備の右肩と自慢の右耳をふっ飛ばした。
進退極まった―――まさにこのことだろう。
それでも必死に逃げた。
転がるように逃げた。
ショットガンから放たれた散弾の一部が偶然華雄に当たり、華雄をなんとか退け、走っていった。
やっとダラダラ続く一本道を抜けると、橋のかかる渓谷に出た。
下は川だ。この橋を落とせば逃げきれるだろう。
後ろからはいまだ大人数が押し寄せてくる。
時間はない。
みんな血だらけだ。
気が付くと関羽の背にはいくつもの矢と銃痕があった。
それは張飛も劉備も……。
私は無傷だった。
私を守ってくれていたの?
時間はない。
もうすぐ追いつかれる。
「甄姚さん。ここからは一人で行ってくんねーか?」
突然だった。
「一人でこんな世界に放っぽりだすのは申し訳ないんだが、どうやらここまでのようだ」
意味がわからなかった。
「あなたがここを離れたらこの橋を落とす。とりあえずは北方に居酒屋張飛っていうふざけた名前のところがあるらしい。場所は知ってるよな?」
以前、献帝に書いていた地図は見ていたけど……
「ここは大体魯のあたり……だから」
けっこう走ったんだな……。
「まっすぐほぼ北ってところだな」
途中泰山とかあるけど……。
「というわけだ。短い間だったが楽しかったよ」
劉備はそう言うと渓谷を見た。
下の川は流れは早いが凍りついてはいなかった。
「3人はここで死ぬつもりなのですか?」
劉備が「ああ……」と頷こうとすると張飛がいきなり渓谷に、突き落とした。
関羽も。
下でずぶ濡れの劉備が叫んでいる
「俺はダメだ。この足だ。もう保たねえ。だが、兄貴らは足がある。まだ行ける。そうだろ?」
「何を言ってるんだ?」
「死ぬときは共にであろう?」
「そんなん別にいいんだよ。俺がこうしたいんだよ!」
張飛がゆっくり近づき、優しく抱き上げる。
「ちょっと怖いが、すまんな」
彼はあの時と……許昌でも安息の日々の時と同じ目をしていた。
ああ―――覚悟したんだな。
私は片腕のない関羽が抱きとめてくれたので、濡れずに済んだ。
下には都合良く舟があった。
猟師のものだったのだろう。
誰も何もいわなかった。
ほどなくして上から釣橋が落とされた。
背水の陣―――とかいうんだったっけ……。
張飛は一人待っていた。
とても静かだった。
失った右足の代わりに棍棒を巻きつけた。
義足のつもりだ。
あとはこの鉞だけだ。
ほどなく李儒、王方、樊稠、段[火畏]、宗果、楊奉が現れた。
飛び道具は王方のボウガンくらいか……いい勝負ができそうだ。
事実、董卓本隊が到着するまでもった。
しかし、ここまでのようだ。
相手が悪かった。
飛び道具にはかなわないのだろう。
あとは特攻して果てるまで!
―――刹那。
辺りが閃光に包まれた。
何も見えない。
誰かが思いきりよくあたってきた。
バランスが悪く、そのまま渓谷に落ちたようだ。
なんだったんだ?
誰かが飛び出して―――
―――どぼん!
気が付くと、舟に引き上げられていた。
玄徳兄貴がいる。耳がないからバランスが悪い……。
雲長兄貴もいる。左手がないから扱いづらそうだ……。
甄姚が泣いている。しかしよく泣く女だ……
ああ待っててくれたんだな―――
しかし、あれは誰だったんだろう。
辺りが閃光に包まれたかと思ったら、誰かが俺を突き落として―――
どこかで見たことがある顔だったんだがな―――
4人はどこまでも流れていった。
北へ北へと……。
途中、黄河に合流した辺りで舟を捨て、冀州渤海のとある民家に避難した。
しかし、それはまだまだ先の話。
≪桃園義兄弟+1/4名≫ 劉備[右肩、右耳吹っ飛ぶ、重症]【滅麒麟牙、ショットガン、釘打 ち器】&関羽[左手肘下損失、重症]【雌雄一対の剣】&張飛[右膝下損失、重症]【棍 棒、鉞(まさかり)】&甄姚【S&W、墨、ニューナンブ(×4)】
※死にはしないけど戦線離脱ぎみ
董卓は渓谷を覗きこんでいた。
今更手遅れなのだが、もうそこには劉備達の姿はなかった。
先ほど邪魔をしてくれた男―――陳羣がすぐそばに倒れている。
>>249からずっとつけていたのだが、まさか劉備達に会えるとは思わなかった。
当初から捜していた人物に会えて、妖しく光る玉のことをすっかり忘れ、
ただ助けようと飛び出してしまっていた。
陳羣は幸せだったのだろうか―――
ドラゴンレーダーは全然見当違いの方向(厳顔は劉備達の居たところをかすめ、泰山の方へ向っているようだった。
橋も落ちたので回り道捜しつつ引き上げることにした。
よくよく確認をするとけっこう無駄に弾を使った気がする。
戦闘力ガタオチ?
とはけして言えない李[イ寉]だった。
【陳羣:死亡確認】
≪DB集め悪の軍団/10名≫董卓【九曲剣、二星球、六星球、七星球】
&董旻【水鉄砲、三節棍、鉄の爪】&李儒【雑巾、バグパイプ、トンカチ】
&華雄【無線式発火装置つきC4×1、スタングレネード×1、ローラーブレード】
&王方【防毒マスク、軽量ボウガン(矢15本)、陣羽織(防御+5)、双眼鏡、魚骨槍】
&樊稠【ニンジャブレード】&張繍【ポケバイ(大破)、青龍刀】
&サク融【ガトリング砲】&呉敦【バズーカ砲(弾なし)、鉄の剣(韓瑤より回収)】
&昌キ【トゲ付き鉄棍棒】
≪李[イ寉]特戦隊/4名≫李[イ寉]【大型サバイバルナイフ2本、ドラゴンレーダー】
&段[火畏]【斧、手斧、高枝切りハサミ】&宗果【レイピア】
&楊奉【楔、チェーンソー、チャッカマン】
※上記2パーティは同道中
※この大騒動で目立ってしまいました。
374 :
無名武将@お腹せっぷく:02/02/02 15:24
張郃
ケ艾
許褚
375 :
無名武将@お腹せっぷく:02/02/02 15:31
蒯良
華歆
郭
公孫瓉
張闓
劉g
劉j
376 :
無名武将@お腹せっぷく:02/02/02 15:40
郝昭
―――司州 林の中 ≪林の中から呼び掛け隊≫
M16A2ライフル如きの軽い発射音では、たとえ司州で警告されたとしても
半日間も拡声器で叫び続けて耳がバカになっていた≪林の中で呼び掛け隊≫には、
全く聞こえなかっただろう……。
関羽の切ない親心も、続く隣州予州でのどんちゃん騒ぎも完全に無視する形で、
馬良&関興の呼びかけはまだまだしぶとく続いていた。
・
馬良『みんなぁ〜っ みんな…、もう止めてぇ〜〜〜っ! なんで… そんなことするのー!?』
関興『殺し合いなんか、もう嫌よ〜〜っ! みんなも…本当は私たちと同じ気持ちのハズよぉ〜!!』
管輅(あんたたちこそ…なんだってそんなことを…(本泣き)
馬良『……あ!』
関興『人だわっ! 手を振ってるわっ』
馬良『お―――い ここよ〜〜 ……こっちよぉ〜〜』
管輅(Σなんとぉっ!! しょ…正気かっ!)
・
杜キ「…おお〜い」
李典「お〜い、君たち〜」
・
馬良「わあ〜、こっちよぉ〜」
関興「こっちこっち〜い」
・
様々な思惑を胸に、呼びかけに吸い寄せられるように、続々と林の中に集結してくるユニットの中、
最初に呼び掛け隊に接触したのは、≪チーム ソウルズ≫の先発隊2人だった。
……そう、誰もが思っていた矢先、
SPAS-12/ダダア――――――ン!
馬・関・管・李「きゃっ」
杜キ「っ―――ああっ(ドシャアッ)」
山の上/司馬彪「!!!!!(ひっ! 人…殺……しっ!)」
手を振ることに夢中になって拡声器の音が途切れた一瞬の静寂を衝き、
ただでさえ洒落にならないほどの大音響のSPAS-12の発射音が、司州一帯に轟き渡る。
司馬彪を追って南下し、そのまま≪林の中から呼び掛け隊≫への急襲に及んでいた、≪泰山の赤い風≫、
至近距離にまで肉迫しての、アタッカー臧覇のマジ射撃だ。
杜キは首から上を散弾銃に吹き飛ばされて、ひとしきり珍しい踊りを披露してから
自らの血の海へと沈んでいった。
孫観「どけっ! ……貸せ! その…拡声器をっ」
関興『(泣)いやよぉ〜〜 殺し合いなんて、もういやよ〜〜〜〜っ』
尹礼「分からんのか!? エレキのコードで、お前、首を狙われて……」
馬良『嘘ぉ〜 嘘よぉ〜〜 そんなひどい… 酷いわあ〜〜〜』
関興『人殺しい〜〜〜 こんなの……こんなのっていやぁあ〜〜 いやなのよぉ〜〜〜〜』
管輅「! 海岱賊! 泰山の賊徒共かっ!!
ほ〜ら見い! 言うた通りじゃろうが! こんなことをしとるから、
山賊風情のいいマトに………!」
孫観&尹礼「!」
臧覇「……無駄だ、俺達は誰にも信用なんかされはしない……」
(だからこそ……地獄の淵で踊ってでも、
俺は自分の手下を、全員探し出してやらねばならぬ!!(ガガシャッ…)
SPAS-12/ダダア――――――ン!
ダダア――――――ン!!
馬・関・管「きゃああ―――っっ」
臧覇のショットガンが李典を狙って、2度ほど続けざまに撃ちこまれた。
鉋(かんな)を懐中で握り締めることで、自分をガンナーに見せかけた孫観が、
碁盤の上に飛び上がり四方を睥睨することで、関興の動きを封じ込める。
その隙に、スキーストックで殴り倒した馬良から拡声器を奪い取った尹礼が、
そのまま拡声器を臧覇の元まで投げて寄越した―――
全員に狙われているという想定の元、思考力に欠ける手下を引き連れ、
得られる情報は一方通行の、霊帝からの「放送」だけ、という暗闇の中で
延々と人探しに明け暮れていた臧覇にとっては、
突如眼前にその存在を現した拡声器は、ぜひとも手に入れたいアイテムだった。
これを使えば…… 昌覇(/昌キ)に…… 呉敦に…… 出会える確率が跳ね上がる!!
司馬彪との一連のやり取りで一気に情報過多となり、
その後にあった放送での霊帝の意味深な発言によって、さらに惑乱の度合いを深めていた臧覇は、
その安直な結論に、ついつい飛びついてしまっていた。
一緒に行こう! たとえ……血の道を歩いてでも
長城の向こう側へ…… 俺達を追いやった腐った大国… 中つ国の外側へ!
臧覇『(拡声器/)聞っけぇ―――っ!! 参加者の中に…… GMの手先が居るぞ―――っ
昌覇ァ――― 呉敦ン―――っ! 司馬彪に…… 文人に近寄るなァ――――――ッッ!!
俺ならここだぁ――――――っ!!! ……一緒に行こうっ!』
楽チン「そんなダサいメッセージなど発信してなんになるっ!」
卞玲瓏「わたしの歌を聞け〜〜!」
管輅(ヘンなのが増えてるっ! Σそっそこの山賊のお兄さぁ〜ん!? あんた… スパス12の使い方……
根本的に間違ってるぅ――――――っ(爆涙)
もしかして、妙な呼びかけ組が5人ほど増えただけ?
【杜キ 李典 死亡確認】
※アイテム&状態変更アリ
≪泰山の赤い風/3名≫臧覇【拡声器、SPAS-12(ショットガン)、謎の物体】&尹礼【スキー】
&孫観【トラ罠、鉋】
≪林の中から呼びかけ隊/3名≫ 馬良[気絶]【なし】&管輅【囲碁セット(碁石&碁盤)】&関興【拡声器】
≪チーム ソウルズ/2名≫ &卞玲瓏(マーク)【キーボード】
&楽チン(スティーブ)【軽量型ミニドラムセット】
エレキギター、ベース、たいまつは放置
顧雍、[广龍]会、張[合β](2人目)の≪孫尚香救出隊≫の3人は、
午後の強い日差しを浴びて、1スレ半ばから今までずぅ――――――――――――っと、
揚州沿岸でぼーっとしていた。
ザザーン… ザザーン…
顧雍「孫尚香様、さぁ…… 死亡したって……知ってた?」
[广龍]会「まあ、ね。」
張[合β]「俺たち…一体何なんだろうねぇ……」
[广龍]会「さあ、ね。」
ザザーン… ザザーン…
[广龍]会「……ほら!(ブンっ)」
顧雍「あ! 竹とんぼだぁ!」
張[合β]「わあ! [广龍]会のとんぼは高く飛ぶなあ!」
[广龍]会「はははは。ほ〜ら、とっても上手くなっただろ〜?」
顧雍「すごい! すごいなぁ!(涙)」
張[合β]「[广龍]会は竹とんぼ名人だあ!(涙)」
[广龍]会「ははははははは(爆涙)」
ザザーン… ザザーン…
顧&[广龍]&張(んはぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………)
彼らが、「ともかく、因縁深い、走り屋張繍と厳顔を探してみよう」という結論に至り、
ドラゴンボール戦線に加わるのは、それは翌日の話になる。
※名前変更
≪竹とんぼ/3名≫顧雍【十拳剣、手裏剣】&張[合β](2人目)【バックラー、苦無】
&[广龍]会【日本刀、竹とんぼ】
曹遵「ふふふふ、いい時期に益州が「どんづまり」になったな」
朱讚「ああ。交州禁止エリアはもう発動された。益州に残っているようなバカ野朗共は、
一本道であるこの蜀の桟道を通らなければ、フィールドのどこにも行けないって訳だ」
曹遵が、木牛いっぱいに積んである食料と岩塩とを見て薄く笑う。
AKカラシニコフ突撃銃で狙撃とは無謀だろうが、
な〜に、桟道に張り付いているしかない反撃不能のマヌケ姿の連中ならば、どうにでもなる。
このまま桟道の不沈要塞として、バトロワ史に永くその名を刻んでくれよう。
曹遵「楽しみだな。」
朱讚「まったくゾクゾクしてきやがるぜ……」
≪戦友コンビ/2名≫曹遵【カラシニコフ、スーパーボール×5、岩塩(血まみれ)、
木牛(荷物運び用手押し車/食料いっぱい)】&朱讚【鎖鎌、ナイフ】
――――――ハッ!
孫登は正気に返った。リアルドール真理ちゃん(俺命名)と戯れていたが
それどころじゃない。孫策が死に孫呉の希望は遂に自分の手に託されたのだ。
でも……真理ちゃん(俺命名)ともうしばらく遊ぼう……。
孫登【リアルドール真理ちゃん(最高級ダッチワイフ)】
現在地 青州
>>379 劉賢「!! たいへーん、たいへーん!」
荀攸「なによ。今度はどうしたっていう気なのよ?」
ホウ統「たぶん声からすると関興と馬良だが……」
荀攸「戦闘中にあんな大声上げるとんちきなんて、どうせ水攻めどか〜んなんだから…さ」
ホウ統「まったくまったく」
ホウ統と荀攸がうんざりして、安全な地点まで逃げ去ろうとしたそのとき、
荀攸がホウ統の裾を禿しく引いた。
荀攸「―――!」
ホウ統「なに? 荀ゆ………… ―――!!!」
振り返った二人が見てみれば、折角仕掛けたダイナマイトを取り外した劉賢が、
火種を持って、びっくりしたような泣き出しそうな顔で突っ立っていた。
荀攸「そっ! それはおもちゃじゃないよっ? 劉賢く〜ん?(どきどきどき」
ホウ統「な…な… 今度は何の勘違いを……っ?(どきどきどきどき」
劉賢「わ。わ。わ。わ……」
参加者の中にGMの手先が居るんだって!
……文官には気をつけなきゃいけないんだって!!
劉賢「お二人のことを……信じて……信じてたのに……… なんか僕にだけ冷たいし……(泣」
ホウ統&荀攸「!!!!!」
「自爆します」とまで言ってみたのに、それでも荀攸とホウ統に完全に無視されて、
霊帝の放送と同じ音質での謎のメッセージを受け続けていた劉賢は、
二人が気付かない間に、寂しさのあまり完全に煮詰まり終わっていた。
荀攸は思った。
(そういえば全てのイジメの中で、情報遮断/シカトっていうのが、大人には一番効くんだよね〜。
叔父さんの荀ケ[イク]がリストラ自殺したのも、そもそもは情報遮断が最後の一押しで……)
ホウ統は思った。
(鈍い奴って困っちゃうね〜 とにかく……俺に迷惑かけずに氏ね!)
・
荀攸「ちっ違うぞ!? 劉賢! いくら特攻前でペシミスティックになっているとはいえ、
あんな言葉を突然信じる奴があるか!」
ホウ統「どうでもいい! 逃げるぞ荀攸!」
荀攸「ひいっ!」
劉賢「ああ〜ん ああ〜ん!(大泣き」
ホウ統「追ってくるなあ〜〜〜〜〜〜!!!!」
劉賢「ああ〜ん ああ〜ん!(大泣き」
司州西側の黄河のほとりに、ホウ統に抱きついた劉賢の自爆する音が大きく響き、
劉賢を捨て駒にしての黄河流域大虐殺を画策していた≪旅は道連れ団≫は、
ここに消滅していった。
【ホウ統 劉賢 死亡確認】
※解散→≪旅は道連れ団≫ ピンユニットに荀攸追加
@荀攸[怪我、火傷]【こんにゃく芋】
part2
>>403より
左慈が呂布から奪ったものは一星球だけではなかった。
その御首―――
首輪で吹っ飛んでいた首を大事に塩と氷に漬けて、拾い上げていたのだ。
天下無双の伝説の武将の首だ。
きっといいコレクションになるに違いない。
第一、こんな玉より魅力的じゃないか―――
ていよく見つけた桐の箱にすっぽりと収め、たまに眺めては語りかけていた。
一緒に空の散歩なんてオツじゃない?
―――見て見て?鳥さんだよ。
―――ほら。雪だよー。
―――いっぱい人が死んでいるよ?
―――都が焼けてるね。
―――火山があるね。
―――誰かが叫んでいるよ?
左慈はたくさんのことを話した。
これが幸せなのだとも思った。
左慈は首に語りかけていると、ヒュルヒュルと力なく飛んでいく物体があった。
「あれなんだろうね?」
物言わぬ首が、彼には微笑んで見えていた。
その物体というのはもちろんケイ康なのだが。
ケイ康【飛刀】[クリーチャー悪魔タイプ]
※怪我
左慈【ハンググライダー、一星球、桐箱(首入り)】
※持ち物に桐の箱に入った呂布の首追加
※空を散歩
「そ、そうだ!お主がブルマさんであれば、あれをやってみたいのじゃが!!」
何晏「きゃ〜、何をするの!!!」
厳顔「た、玉が・・・・・・・・・
「あるじゃねぇか!!!!!!!てめえ、偽者だな!」
バキッ!!!
厳顔の左フックがいい角度で決まる。
「いった〜い。何よ、誰も私がブルマなんて言ってないじゃない!!!」
そう言われればそうだ。これは悪い事をしたな。
「こちらの早とちりで申し訳ない・・・・」
「いいのよ、わかってくれれば。あ〜ん、お肌が荒れちゃった・・・・
ひっ・・・・・って、今度は何よ?土下座なんかしちゃって」
厳顔「頼む!!!!一生のお願いだ!!!!!!
そなたの持っている鏡を貸してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
「べ、別に鏡くらい、土下座しなくても貸してあげるわよ。どうぞ。」
驚いた様子の何晏から鏡を引っ手繰るように奪うと、厳顔は震える手で鏡を開いた。
つ、ついにこの日が来た・・・・・・・・・・・・・
わしはジジイなのか?
それとも、若かりし頃のあの頃の容貌なのか?
何晏(な、何か場が緊張してきたわね)
辺りに聞こえてくる音は
臧覇『(拡声器/)聞っけぇ―――っ!! 参加者の中に…… GMの手先が居るぞ―――っ
昌覇ァ――― 呉敦ン―――っ! 司馬彪に…… 文人に近寄るなァ――――――ッッ!!
俺ならここだぁ――――――っ!!! ……一緒に行こうっ!』
楽チン「そんなダサいメッセージなど発信してなんになるっ!」
卞玲瓏「わたしの歌を聞け〜〜!」
という訳のわからないものしかない。
そんな事を何晏が思っていたら、鏡を見終わったらしい厳顔が
疲れた顔をしながら、鏡を返してくれた。
何晏「いったい、どうしたの?疲れた顔をして?」
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・何も言わないまま、二人は黙々と歩いて行く。
しばらくして厳顔が疲れきった顔で口を開いた。
「わしは・・・・・・・・・・ジジイだった・・・・・・・・・」
それを知るために鏡を見たがっていたのかと何晏は納得したが、
ふと、思った。
何晏「ねえ、誰か他の人に聞けばすぐわかったんじゃない?」
厳顔&何晏 【現在地 まもなく徐州】
袁尚「ばばんばばんばんばん♪」
袁紹「はぁ〜ビバノノ♪」
袁尚「ばばんばばんばんば」
袁紹「はぁ〜あビバビバ」
袁譚「…………!!」
徐州に唐突に活火山が生えてきた影響で、徐州と州境を接していた
青州・[亠兌]州・予州・揚州の徐州州境付近には、
ところどころに、温泉までもが涌き出してしまっていた。
そもそも火山自体が珍しいという中つ国。
当然温泉の概念など全く無いはずの≪袁家の人々≫が
どうして無警戒に温泉に浸かろうと思い立ったのかは、それは誰にもわからない。
ただ、ハッキリとしているのは………
袁譚は明日明後日にでも、限界が来そうだということだろう。
※変更無し
≪袁家の人々/3名≫袁紹[風邪]【トライデント】&袁尚[風邪]【ネット】&袁譚【MP5SD4サブマシンガン】
※フィールド変更→徐州周辺に温泉追加
―――[亠兌]州
「寒いな」黄忠がつぶやいた。天気は吹雪、当然といえば当然だ。
「確かに寒い」法正も黄忠に同意した。しかし程普は―――
「二人とも根性が足りませんな。こんなときこそ根性です」
黄忠と法正はことあるごとに根性と叫ぶ程普の人格を疑った。
「あんなところに誰かうずくまっている!」
法正が雪の中で誰かを発見したようだ。黄忠と程普はちかよっていった。
それは良縁ファイルを開いたまま凍死していたカン沢だった。
程普「カン沢殿は根性が足りなかったようですね・・・」
≪仲裁おっさんs/3名≫黄忠【発光弾×4】&法正&程普【根性はちまき】
【カン沢 死亡確認】
盗聴の可能性に一番初めに気付いた正史十常侍達は重要な会話はすべて筆談によりおこなわれていた。
そんな時、遥か遠くから呼びかけ(
>>378-379)が聞こえてきた。
『みんなぁ〜っ みんな…、もう止めてぇ〜〜〜っ! なんで… そんなことするのー!?』
『殺し合いなんか、もう嫌よ〜〜っ! みんなも…本当は私たちと同じ気持ちのハズよぉ〜!!』
「なんだ、あれは!」張譲がおもわず声をあげた。
その直後――――拡声器で増幅された銃声、悲鳴、そして新たなる呼びかけが聞こえてきた。
ダダア――――――ン!
ダダア――――――ン!!
『きゃああ―――っっ』
『(拡声器/)聞っけぇ―――っ!! 参加者の中に…… GMの手先が居るぞ―――っ
昌覇ァ――― 呉敦ン―――っ! 司馬彪に…… 文人に近寄るなァ――――――ッッ!!
俺ならここだぁ――――――っ!!! ……一緒に行こうっ!』
十常侍達はすぐさま筆を走らせた。(以下筆談内容)
張譲 『あの音を増幅させている不思議な機械はなんだろう?』
趙忠 『わかりませんが、何か気になることでも?』
張譲 『まあいい、しかしアレが何とか手に入る方法がないだろうか?』
趙忠 『銃声も聞こえてきますし、大変危険な状態と考えられます、難しいでしょうな』
張譲 『もし霊帝が盗聴をおこなっているとするならば、あの不思議な機械で霊帝に”音の爆弾”をくらわせる』
趙忠 『音の爆弾?』
張譲 『ああ、そういうことだ、うまくいけば主催者側の機能は一時的に麻痺するはずだ・・・』
≪正史十常侍/12名≫張譲【杖】&趙忠&夏[小軍]【ナタ】&郭勝&孫璋【PHS】&畢嵐【鉄鞭】
&栗嵩【飛刀】&段珪&高望【ワルサーP38】&張恭【ハッキング・
クラッキング入門】&韓[小里]【ノートパソコン】&宋典【CDR】
―――司州、林の中
関興はさすがに臧覇の登場(
>>379)は計算外だった。
臧覇は関興にとってもっとも会いたくない参加者の一人だった。
泰山の臧覇、そうアノ呂布の協力者―――。
関興はこのゲームが始まった当初、12名の自分を信頼してくれる仲間を集め≪寄せ鍋B級武将団≫を結成。
序盤戦での難敵――ワケのわからん獣(沮授)を策略により呂布と戦わせた後、
自分たち≪寄せ鍋B級武将団≫も呂布と激しい死闘を演じ、負けはしたものの――
多分呂布はあの戦いによって致命傷を受けたはず・・・。
そのあと正義に目覚めた自分は打倒霊帝を考え、こうして呼びかけをおこなっていた。
(※関興の記憶はかなり都合のいいように美化されています。)
―――なのに臧覇って・・・。ちょっと困っちゃいましたね。
臧覇『(拡声器/)聞っけぇ―――っ!! 参加者の中に…… GMの手先が居るぞ―――っ
昌覇ァ――― 呉敦ン―――っ! 司馬彪に…… 文人に近寄るなァ――――――ッッ!!
俺ならここだぁ――――――っ!!! ……一緒に行こうっ!』
―――ちょっと待て、何叫んでんだ? それはある意味電波だろ?
関興は呆然と林の中を眺めると―――同じく林の中にいた胡車児と目があった・・・。
≪泰山の赤い風/3名≫臧覇【拡声器、SPAS-12(ショットガン)、謎の物体】&尹礼【スキー】
&孫観【トラ罠、鉋】
≪林の中から呼びかけ隊/3名≫ 馬良[気絶]【なし】&管輅【囲碁セット(碁石&碁盤)】&関興【拡声器】
≪チーム ソウルズ/2名≫ &卞玲瓏(マーク)【キーボード】
&楽チン(スティーブ)【軽量型ミニドラムセット】
エレキギター、ベース、たいまつは放置
胡車児(ストーカー)【置き手紙、先割れスプーン、乾燥肉、毛皮、強力複合弓メルニボネアボウ&矢】
※接近中
−司州・林の中−
拡声器で喋り続ける《林の中から呼びかけ隊》拡声器から流れる人口音声(準デムパ)
は、胡車児の脳天を本の角で殴るほどビンビンに刺激した。
胡車児は>366頃に到着するとコッソリと>377〜379迄の一連の出来事を観察
していたのである。
胡車児 「…(おんどれ、将来有望なインディーズに手を掛けるたぁいい根性して
やがるじゃねえか、ここは一つこの胡車児さんがお灸を据えてやるか。)」
作 者 「(もしもし胡車児さん興奮して男言葉に戻ってますよ…)」
胡車児 「(あらいやだ私ったら、イヤ〜ン。)」
見た目、髭面の大男が軽くシナを作って震える様は書いていて作者が吐き気を催す
くらいだ(おえぇー)
急性胃炎で悶え苦しむ作者をよそに、心はいつも17歳、胡車児(牡?)が張力100s
超の強力複合弓に矢をつがえ、臧覇に狙いを定める。
>関興は呆然と林の中を眺めると―――同じく林の中にいた胡車児と目があった・・・。
胡車児 「…(待ってなさい、お姉さんが助けてあげるわよ、)
貴方にラァヴゥハァァァツッ」
胡車児(ストーカー)【置き手紙、先割れスプーン、乾燥肉、毛皮、強力複合弓&矢】
→臧覇のハートを狙い打ち! 泰山の赤い風を追っ払って、インディーズを
発掘プロデュースしちゃう。
(チョキチョキチョキチョキ)
張燕「いいか? もうめそめそするな。
優しくなければ生きる資格が無い……とはいえ、
強くなくては生き残ることすらもできん。今は、生き残ることだけを考えろ。」
(チョキチョキチョキチョキ)
張遼「確かに手先足先を固めるだけで、生存率は格段に跳ね上がる……
………しかし、装備製作にかまけて、これ以上時間を浪費するのは……(半泣き)」
(チョキチョキチョキチョキ)
燕「いいや違うぞ、張遼。交戦を避けようとすれば、ますます装備の充実が最優先課題だ。
この、PSG-1やボウガンのような超遠距離狙撃武器でぽろっと殺されては、探索以前の問題だ。
フィールド戦ともなれば、つやつや光る黒髪や首輪は、実際一番のいいマトだしな。」
(チョキチョキチョキ…ン)
遼「できた!」
燕「む。まぁ、こんなものだろう。……カコイイぞ張遼(藁。」
遼「ザンギリ頭、か。 ……異民族剥き出しだねぇ(T∀T)」
燕「そう。東夷、というのがこのチーム最強のアドバンテージだ。
特に符牒を決めなくても、『母言語』を使うだけで、
混戦となったときに普通に指示を出し合っても、相当数の敵を煙に巻ける。
北方系の言語を理解できる連中にさえ気をつければな。」
遼「そう。次の一手は、誰にも分からない……。」
燕「ああ。言語系統の違う胡車児は、そーゆー面でお荷物だったなぁ。」
遼「頑張ってくれていればいいのだけれど。」
適当な民家から引きずり出した衣類とはさみとで、相当出来のいいヘッドマスクやグローブ、
ボディベイル(※全部擬態用システム)を製作していた≪THE☆HIGH-LOWS≫は、
完全覆面姿のままで、薄闇の中、その隠れ家を出立した。
接近戦主力のハンドガンアタッカーで、「顔が広い」という特性の張遼だけは、
顔面カモフラージュは幅広のバンダナと程度に止めさせてはいるが、
ボディベイルで完全覆面スナイパーとなった張燕は、もはやそこに人が居ることすらも判然としない。
張燕「こういう格好でいる間に、誰何もされずに先制を取られたら… 相手は間違いなく”ノった”奴だ。
その時は迷わず交戦に入るが、どうやったってハンドガンナーのお前が主力だ。
後衛の俺が狙撃姿勢を取るまでは頑張ってくれよ。」
張遼「………援護してね……(どきどき」
切り付けるような吹雪の轟音の中に出て行くと、幅広のバンダナの下からではもう、
司州・予州の大混戦の気配は聞き取れなかった。
張燕「……頼むぜ、張遼。まだ150人からの人間が残っている。……ということは、
ゲームにノらなかった奴も、相当数居たということだ。」
俺達のように降将で、しかも長生きをした武将ならば、相手と遭遇した瞬間に
【相手がどこの誰だか判別できる】可能性が非常に高い。
早死にしたような武将に出会っても、口八丁で自分の正体を隠してやり過ごすことも充分可能だ。
……これも強力なアドバンテージだぞ……?
張遼「ああ。分かってる。」
………そう。そうなんだよあ………
張遼(早死に武将……というか、早期群雄系・後漢系の参加者は、最初から【情報】という面で、
極端に不利な位置からスタートさせられている……。)
最初から、【顔も名前も知らない相手が大多数】という究極のハンデを背負わされ、
同盟可能な参加者も、極端に少ない彼ら……
いや、下手をしたら、「はあ? 三国志? 三…国、て?(゚∀゚)???」 というほど
はかなく本来の人生を終えた、彼ら……
………。………。田豊がやはりそうだった。
スタート地点の洛陽城では、ほとんど全員が名前すら知らぬ参加者で、
内心禿しくビビッたそうだ。
だから……
張遼(きっと…… きっと必ずあるはずだ! 彼らだけが獲得できている、
究極の情報アドバンテージが……!! それが欲しい!!)
※アイテム持ち替え
≪THE☆HIGH-LOWS/2名≫ 張燕【ボウガン(5発)、PSG-1(スナイパーライフル)、アルバレスト、鞭、手錠、
脇差し、蔓縄】
&張遼[怪我]【直刀、はさみ、『電子ロック解除技術について』
オフィサーズACP(8発)】
※東郡のを中心に[亠兌]州の西地区を徘徊してます。
▼生存者リスト1(参加武将には聞こえていません)――
○既出メンバー(パーティの部 その1)
≪袁家の人々/3名≫袁紹[風邪]【トライデント】&袁尚[風邪]【ネット】&袁譚【MP5SD4サブマシンガン】
≪正史十常侍/12名≫張譲【杖】&趙忠&夏[小軍]【ナタ】&郭勝&孫璋【PHS】&畢嵐【鉄鞭】
&栗嵩【飛刀】&段珪&高望【ワルサーP38】&張恭【ハッキング・
クラッキング入門】&韓[小里]【ノートパソコン】&宋典【謎のCDR】
≪司馬一族A/2名≫司馬懿【刀、スタンガン、グロッグ18(6発)、麻沸散】
&司馬孚【ライフル、フリスビー】
☆≪司馬一族B/3名≫王元姫【毒針】&楊艶【青銅矛】&賈南風【青竜刀(重くて使えない)】
☆≪馬謖隊/3名≫馬謖【10Lポリタンク】&馬岱【超強化防火・防水・防寒スーツ、ピストル(50発)】
※ 「☆」印の上記2パーティは同道中
&姜維【薙刀】
≪エキセントリック劉璋ボウイ/6名≫劉璋【シミター】&雷同【コンビニのレシート】
&張任【剣】&李恢【孔明伝(妖術書、残り9回)】
&劉循【べっこうあめ】&呉蘭【マッチ一箱】
≪竹とんぼ/3名≫顧雍【十拳剣、手裏剣】&張[合β](2人目)【バックラー、苦無】
&[广龍]会【日本刀、竹とんぼ】
≪仲裁おっさんs/3名≫黄忠【発光弾×4】&法正&程普【根性はちまき】
≪ビストロ王双/2名≫王双[負傷]【大型サバイバルナイフ、流星槌、許チョの携帯用ミニ絵図、テグス、
石斧、木槌、のこぎり、ベアトラップ×4】
&曹性[負傷]【グラスファイバーの鞭、銀の弓(銀の矢16・木の矢20)、
『簡易植物事典』、調理道具】
≪SM帝国再建日誌 with 猿/3名≫
黄蓋[全裸]【フンドシ大斧、懐刀、ブーメラン、ベレッタ社サブマシンガンM93R】
&袁術[気絶・全裸]【眠り薬噴射装置(あと9回)、弩】&韓当[昏倒・怪我]【なし】
≪戦友コンビ/2名≫曹遵【カラシニコフ、スーパーボール×5、岩塩(血まみれ)、
木牛(荷物運び用手押し車/食料いっぱい)】&朱讚【鎖鎌、ナイフ】
≪桃園義兄弟+1/4名≫ 劉備[右肩、右耳吹っ飛ぶ、重症]【滅麒麟牙、ショットガン、釘打 ち器】
&関羽[左手肘下損失、重症]【雌雄一対の剣】
&張飛[右膝下損失、重症]【棍棒、鉞(まさかり)】
&甄姚【S&W、墨、ニューナンブ(×4)】
≪劉協と居酒屋張飛留守番店員/7名≫劉協(献帝)【竹鞭、尖った石、グランマグナム】
&簡擁【于吉レーダー、S&W、H&K USP】
&糜竺【電撃ムチ、集音マイクとイヤホン、ハリセン】
&孫乾【畳針、散弾銃】&廖化【デザートイーグル】&許子将【????】
&高順[沈黙]【石刀、コンドーム(L)1ダース、スリングショット、水袋】
≪クール・スナイプs/2名≫ 赤β]昭【H&K社スナイパーライフルPSG−1、双鞭】&劉曄【于吉レーダー】
≪復活の日/2名≫甘寧[軽傷・中毒]【なし】
&徐盛[軽傷]【カマ、レミントンM700、槍、防弾チョッキ(かなり傷んでいる)、????】
≪グレネーダー/2名≫
周泰【ダイナマイト×5、薙刀、ショットガン、小型火炎放射器、朴刀、強弓(矢二〇本)、
毒薬】&鍾ヨウ[揺のつくりと系]【ロープ、コルト、バタフライナイフ、玉璽】
≪DB探索隊勘違い進行派/2名≫何晏(ブルマ)【各種化粧品などの各種お手入れグッズ沢山】
&@厳顔(ディビット)【DB(五星球)地雷、サバイバルブック、十字手裏剣罰×17、六角棒】
≪季漢(末っ子の漢)兄弟/2名≫ 劉[王睿][右足負傷]【雌雄一対の剣】&劉ェ【絹布】
≪DB捜索隊/3名≫ 張紘【マイナスドライバー】&丁奉【ビームサーベル、三星球】
&全ソウ【セキトバシューズ】
▼生存者リスト2
○既出メンバー(パーティの部 その2)
≪マッド医師とモンスター/3名≫ 武安国(※改造人間意思喪失)【鉄槌&鎌】
&華陀(佗)【医療器具一式、流星錘、煙幕、刺身包丁、吹き矢(毒入り)×12、AUG】
&方悦<犬に改造済み>[四肢なし]
≪漁師組/3名≫向朗【銛】&向寵【水中銃】&周倉【アクアラングセット】
≪2人の季節と実験尋問用捕虜/4名≫
陳宮[凍傷]【スーツケース型戦術核爆弾、短剣、放火セット、花の種、小麦粉、董昭の首輪】
&朱霊【木の槍×5、ベルナルディ(9発)、トミーガンSMG(ドラム×3)】
&趙統[昏倒・すまき・スポーンポーン]&趙広[昏倒・すまき・スポーンポーン]
≪神を殺した男/2名≫陳式【チェーンソー、ホッケーマスク】&朱褒【まさかり(大)】
★≪DB集め悪の軍団/10名≫董卓【九曲剣、二星球、六星球、七星球】
&董旻【水鉄砲、三節棍、鉄の爪】&李儒【雑巾、バグパイプ、トンカチ】
&華雄【無線式発火装置つきC4×1、スタングレネード×1、ローラーブレード】
&王方【防毒マスク、軽量ボウガン(矢15本)、陣羽織(防御+5)、双眼鏡、魚骨槍】
&樊稠【ニンジャブレード】&張繍【ポケバイ(大破)、青龍刀】
&サク融【ガトリング砲】&呉敦【バズーカ砲(弾なし)、鉄の剣(韓瑤より回収)】
&昌キ【トゲ付き鉄棍棒】
★≪李[イ寉]特戦隊/4名≫李[イ寉]【大型サバイバルナイフ2本、ドラゴンレーダー】
&段[火畏]【斧、手斧、高枝切りハサミ】&宗果【レイピア】
&楊奉【楔、チェーンソー、チャッカマン】
※ 「★」印の上記2パーティは同道中
≪諸葛亮追悼隊/3名≫諸葛瞻【三八式歩兵銃】&諸葛尚【謎の鍵】&黄月英【なし】
≪東呉の徳王/2名≫厳白虎【世界聖人辞典(8kg)】
&周遺【弓矢、チェーンソー、ストレイヤーボイト、鋼鉄ワイヤー】
≪ファイヤースターター's/3名≫
周瑜[2回吐血後死亡]【裁縫セット、イングラムM10サブマシンガン】
&吾粲【潮流図 ※倭の国の位置は魏志倭人伝準拠、ロープ、登山セット×2】
&徐庶[首輪無し]【馬上槍、八卦刀、甲冑一式】
≪泰山の赤い風/3名≫臧覇【拡声器、SPAS-12(ショットガン)、謎の物体】&尹礼【スキー】
&孫観【トラ罠、鉋】
≪林の中から呼びかけ隊/3名≫ 馬良[気絶]【なし】&管輅【囲碁セット(碁石&碁盤)】&関興【拡声器】
≪チーム ソウルズ/2名≫ &卞玲瓏(マーク)【キーボード】
&楽チン(スティーブ)【軽量型ミニドラムセット】
≪王の姓/3名≫王経、王業、王沈【それぞれアイテム各1】
≪単于(ぜんう)の一族/3名≫呼廚泉【木の杖、大鎌】&羌渠【剃刀、大刀】
&劉宣【バルカン砲】(共有アイテム)【火焔瓶(あと9回)、????、ミニ霹靂車(50センチ)】
≪冀州守備軍/2名≫ 鮑信【レイピア、盾、孫子の兵法書、H&K-USP-TACTICAL、煙玉兼爆竹】
&審配[負傷]【サーベル、写真付き参加者名簿、『Kanon』(ソフト)
日曜大工セット、『韓非子』(竹簡)】
≪盲夏侯隊/3名≫夏侯惇【カメラ、斬馬刀、弓(矢×8)】
&夏侯覇【ヘッケラー&コックMP5K、麻薬各種、三叉槍、金棒、大斧、有刺鉄線、????】
&曹操[大火傷(手当て済)、意識不明、夏侯惇におぶられている]
【ショットガンの弾(10)、腕時計2、野外用浄水器】
≪THE☆HIGH-LOWS/2名≫ 張燕【ボウガン(5発)、PSG-1(スナイパーライフル)、アルバレスト、鞭、手錠、
脇差し、蔓縄】
&張遼[怪我]【直刀、はさみ、『電子ロック解除技術について』
オフィサーズACP(8発)】
☆パーティの部、以上が生存。
(※放浪素材は、実は主催者系だったいうことで。リストから削除しました。)