信玄は何故信長を攻めなかったのか part2

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春日源吾をセメるので精一杯だったから
って書こうと機を待っていたら>>249に先越された

ってことで245よ、ちょいと聞いてくれよ。>>245のコピペなんだけどさ。
このあいだ、天目山へ行ったんです。天目山へ。
そしたら初めは「太郎は落延びろ」「某も御供します」と、合議しているんです。
で、半刻待ってよく見たらなんか堂々巡りしてて、挙句、茶すすりながら
『人生最後の日に食べたい物トーク』なんかで花咲かせてるんです。
もうね、お前は久米宏か、いい加減にしろと。
なんか、片手千人斬り名乗ってる奴とかもいて、いざとなったら
「あの娘のオパーイでも丼5杯食える」なんて恥ずかしげもなく豪語してる。
おめでてーな。知ったかぶりで『至高のメニュー』だと。もう見てらんない。
俺はな、武士の散り様と歴史の現実を体感したいんだから他所へ行けと。
漢の散り際、御家の存亡ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
華々しく散る者や、辛酸を舐めようとも御家の再興を願う者、
死地ですら何時、御家を二分する諍いが始まってもおかしくない。
当に生きるか死ぬか、そんな雰囲気に意気を感じる。
で、やっと収まったかと思ったら、案の定、ヤツラですよ。
女房衆が、「末期の水には『ボルビック』を」とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、末期の水に天然水なんて、きょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、「水には硬度と軟度があってぇ〜肌にはぁ〜」だ。
お前、『あるある大辞典』で聞いただけちゃうんかと。
俺から言わせてもらえば今、末期の水に一品選べと言われれば『ドブロク』これだね。
しかも、K米店の『自家製密造濁酒』。これが通の考え方。
敗残軍の将でも自己を飾りたい。そのくせ精神が動揺してる。
だから兵卒に無駄な動揺を与える。これは介錯前に恐怖でショック死する厨房より最悪。
しかし、秀吉が教育を誤ったと云われる秀頼でも最期は近習と共に見事に果てた。
人の上に立つ者の器は、いざという時に真実が量れる。
結局、勝頼は家臣団の掌握どころか、屋形内の教育も出来ていないってことだ。
そして、そんな息子を育て、あろう事か陣代に指名してしまった信玄には、
天下に号令どころか、信長攻略後の上洛も絵空事でしかなかったってことだ。