【ルール化の議論の経緯】
都築道夫のスレッドで
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1071729734/l50 書斎魔神と名乗るコテハンが我が物顔に蘊蓄を語っており、それ反発する参加者と言い争いに
なっていた。コテハンが嫌がらせの一つとして「ネタバレを書くぞ」との脅迫を行ったが、これ
に対して現行のローカルルールでは制裁を加えることができないということでローカルルールに
「『ネタバレ予告(脅迫)』も削除対象にする」との文言を加えようという動きが起こった。
話し合い当初は「スルーで対処できるはず」という意見が多数を占めておりルール化には否定的な
声が多かったが、当該コテハン自身が話し合いに参加して参加者の感情を逆撫でしたことにより
参加者の意見は一気にルール化賛成の方に傾いた。それ以後はルール化反対の人に対しては問題
のコテハンのジサクジエンだというレッテルが貼られて集中攻撃がなされることになってしまった
ため反対しにくくなった。
その後、反対側の参加者の方からの歩み寄りで何とか話し合いが続けられ、結局「悪いことだから
ルールで禁止すべき」というスジ論と「ルール化メリットデメリットを考えるべき」という功利論
では歩み寄れない、というところまで詰めた。あとは投票を行い、最も得票の多かった文言で申請
を行うことになった。
初心者のためのとか、この板に来て間もないひとのためにルール変更、というが
その種の人たちがネタバレ予告に巻き込まれて困っている事実はどこにもない。
困って手のうちようがないからルール変更してくれという嘆願も全くない。
2. ネタバレ予告自体には実害はなく、逆にネタバレ本体を回避するのに役立つこと
ルール化する目的はネタバレ予告を削除することであるが、ネタバレ予告を見て警戒すればネ
タバレ本体を回避出来る。ネタバレ予告を削除してしまうといきなりネタバレ本体を目にして
しまう確率が高まる。ネタバレ本体の削除を依頼して削除されるまでにはタイムラグがある
のでしばらくの間ネタバレを目にしてしまう危険を回避できなくなってしまう。
3. ルール化はコテハン叩きの一手法で、このようなルール化を前例にしたくないこと
都築道夫のスレッドで某コテハンは我が物顔に蘊蓄を書きまくっており、他の参加者はそれを
不愉快と思っているようで叩きが行われている。ネタバレ予告は某コテハンが行った行為のう
ちでもっとも倫理的にツッコめそうな行為であり、これを捉えてルール化で削除して溜飲を下
げようという他の参加者の意図が感じられる。ネタバレ予告を禁止、削除したからといってス
レの雰囲気が良くなるとは思えない。
コテハンがやっているだけにハンドル名を見て十分スルーは出来るはずなのにそうできていない。
スルーすれば何の問題もないことについてルール化で制裁を与えることが前例になると、今後も
同様のルール化要求が出てきて歯止めが利かなくなるおそれがある。
4. このルールを文言に加えることのメリットよりデメリットが大きいこと
ルールを文言に加えることのメリットとデメリットを比較検討した上でのルール変更
申請ではない。変更反対の立場で考えるとデメリットが大きい。
ルールに「ネタバレ予告禁止」を謳うことによって、今までそういう迷惑行為に
気づかなかった人が面白がってやる可能性が高まるとおもわれる。
「ネタバレ予告」というのは一種の脅迫であり、わざわざルールに記述しなくても
悪いことであるということはみな常識的にわかるはずである。
ルールに基づいて実害は無いはずのネタバレ予告を削除していくと、争いが激しくなり
スレッドの雰囲気はより殺伐とした物になる可能性がある。どちらかがスルーという大人
の対応を見せるべきで、最初に迷惑行為を行ったコテハンにそれを求めるのは無理と思われる
ので他の参加者がスルーするしかない。スルーできないような人に「削除する手段」を与える
と罵り合いはより激しくなるとおもわざるを得ない。
また、「ネタバレ予告」であるかどうかは判断が難しい場合も多く、削除する人の
手数も増え、削除するしないで揉める可能性も否定できない。
5. ルール化の話合いの経過が多分に感情に流された物であったこと
ルール化反対の人に対しては問題のコテハンのジサクジエンだというレッテルが貼られてしまい、
集中攻撃がなされることになってしまったため反対側を主張する意見が出しにくくなった。そのた
め反対者が目立たなくなったことで議論が収束したものとされ、議論をしようとするだけで遅延行
為である、ループだ、という言葉が投げかけられるようになった。話し合いの途中で突然中間投票など
も行われたが、投票サイト自体某コテハン叩きのための採決が半分以上を占めるようなところであ
り、ホスト名をさらすにはためらわれるようなところであった。そこでの採決でルール化賛成の意見
が多数を占めるとますます反対がしにくくなる雰囲気が醸成されてしまった。
【おわりに】
ルールにわずか一行追加するかどうかで運営側の人の裁定をあおぐところまでいってしまい申し訳あ
りません。本来なら議論で決めるべきところですが、双方の溝を埋めることができませんでした。
必ずしも多数決ですべて決まるものではないはずという考えから意見を述べさせていただきました。
あの多数決の圧倒的な数字の差からしますと申請を受理しないというのは難しいとは思いますが、
是非ここに書いた意見も参考にしてご判断下さい。言うまでもありませんがいかなるものであっても
出された裁定には従います。