ドーマン法、FC法について考えよう

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241ニダー博士(理系) ◆uzqzgJFM
文春の取材はかなり出鱈目。3%の治癒率と言われれば、普通、その場で退席するぞ。そんな数値を
聞いていれば俺はドーマンなんかやっちゃいない。

うろ覚えで悪いけど、研究所による卒業(最後まで研究所の特設指揮下、集中プログラムで
完治は1割強〜2割程度だったと思う。資金面、その他の都合で親による卒業:在宅プログラム
による完治(これも完治にカウント)というのがあって、やはり重度障害を治療して社会に出てゆくというものを
含めて3割程度の治癒率だったとおもう。

これくらいないと私は本格採用しないよ。

他に準卒業があるんだけど、そのまま卒業や親による卒業に行き着く場合と、やはり問題が
生じてプログラムに戻る例がある。

そして、大幅な改善(重要な改善?)と言うのが議論の分かれるところで、僕の記憶だと5割から6割だったんだけど、
したに全くの架空の例を示す。

1.全くの植物状態から自由に歩きまわれるようになったら研究所は大幅な改善と定義している。
ところが、仮にこの状態で極めて思い知的障害が残っていたらどう評価するかと言う点で議論が分かれる。

2.また、例えば全く動けない知性の問題のない子が、歩けるようになったら研究所は当然、重要な改善
と評価する。しかし、それがロボットダンスのような歩き方だったらどう評価すべきか。

僕は、上の二例のうち1.は非常に問題があると思う。2.は、ロボットダンスでも動けるようになれば
その子に取り大変な幸せと思う。

で、残念ながら全く効果が無い(完全白旗)のが1割〜2割と説明を受けたと記憶している。
正確なメモは手元に無い。

242ニダー博士(理系) ◆uzqzgJFM :02/05/08 15:38 ID:dw7ACZMK
>>241続き

また、IAHPは8年以上プログラムを続けても治らない場合は治療困難と明言している。これは
『親こそ最良の医師』にすら書いてあったと記憶している。(それでも10年以上している
家族が僅かだがいる。)

あと、IAHPの統計のとり方だけど、2年以上プログラムを行った例について上記の統計を
取っていると明言していた。2年以内で治癒してもイレギュラー、2年以内でプログラムを
あきらめられても統計に入れられない。

私は、IAHPはきちんと情報を明示していたと判断している。

なお、株式会社ドーマン研究所は、ゴールデンウィークは休みだったので(親戚が連絡をとろうとしたけど
駄目だった)文春は裏取りを全くしていないと思われる。

IAHP本部にも日本人が沢山いるし、アメリカにはゴールデンウィークが無いのだから、裏取り電話取材
位ならアメリカにすれば良いと思う。(フュージョンだと1分15円じゃなかったか?)

IAHP本部に取材をしていないとすれば、IAHP本部のWebすらきちんと検証していないのではないかな?。
Webを良くみれば、日本人スタッフがいる事がはっきりと判る。無論、IAHPは365日、24時間忙しいので、平日の
電話取材は無理。米国時間の土日なら三顧の礼を尽くせばスタッフミーティングの合間を縫って取材に応じれる
可能性はあるかもしれない。(但し、週刊誌の締め切りには相当きつい。)

要するに、文春はNHKスペシャル取材陣以上のドキュソと思われる。記事を読む限り、親こそ最良の医師すら
読んでいないと思われる。八重洲ブックセンターには置いてあったし、アマゾンで宅配してくれるぞ。

要するに2ch祭りをみて、二匹目のドジョウがほしいだけじゃないの?。