ひろゆき弐代皇帝退位!弐編第3代皇帝に即位!!

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651名無しさん@どっと混む
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抱きしめられた山本一郎の胸から心臓の音が伝わる、その音は何故か接触障害を持つ東京kittyを落ち着かせた。
今、切込隊長の腕に抱かれている・・・・本物だ、嘘、じゃ・・・・な・・・い。
そう、幼い頃から余り病室にもこず、東京kittyに話し掛けることもなく長年そうやって過ごしてきた父埼玉kittyが、東京kittyに15歳の誕生日にパソコンを買い与えてから毎日ネットに登場し様々な厨房と議論を繰り広げてきた。
数々の勝利を宣言し栄光を手にしてきた東京kittyが唯一素直に勝利を宣言できなかった相手。
それが山本一郎、つまり切込隊長だったのだ。
さすがの東京kittyもこの男の前だけは戸惑った、何故かはわからない・・・・・顔も知らない男なのに・・・
「ああ、申し訳ない、君は接触障害もあるんだったね、つい忘れてしまったよ。」
東京kittyの体が男から離された。
何故だか東京kittyが寂しそうな顔になったのを山本一郎は見逃さなかった。ニヤリ。
「さ、ひろゆきが待ってるよ。」
与えられたタオルで血を抑えながら、この長身の割り箸男についてゆく。
病室を出るとき、長年住み慣れた病院が、今までと違う建物のように見えた。
薄暗く淀んだ空気の漂う病棟のはずだ。
眩しい。
世界が白く輝いている。
逆光で伸びた切込隊長の長い影が足元まで伸びていた。
それはまさに東京kittyの本物の世界に導く為の道しるべのようだった。
と、あとで東京kittyは記している。

続いて。