電脳隊およびPIMってどないでした?

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 どうも。

>>52
>活性化に関しては、指摘されているポイントも大切だけどカネも大事だと思うよ。

 確かに、卵が先か鶏が先かという議論になりがちなのですけど、個人的
にはエントリーが広いとエクジットは勝手に金融屋が持ち込むんだろうと
考えています。できれば、起業してうまくいくと一攫千金だよ、という様
な持って逝き方よりも、生業の選択の一つとして普通に仕事を興すという
のが入ってきた方が良いのだと思います。

 また、俺は東京しか事情を知らないのですが、地方の起業事情を見たり
調べたりすると、興し方が分からない、自己資金がないからやらない、楽
に参入できる建設など付加価値の乏しい産業に参入する、という現象が特
に顕著な気がします。

>何でかっていうと、それなりのものを作るにはそれなりの金と時間がか
>かるから。好きでやっててもカネがなければモノは作れないからね。

 そう書かれますと弱いですね。
 そういう部分もないではないです。

>その点、人材派遣、携帯の販売、ちんけなソフト、しょぽいネット
>ビジネスとか金のかからない起業が多いことが問題だったと思うけ
>どね。

 参入が容易だったのに加え、一攫千金がクローズアップされすぎた
ところに問題を感じます。今も昔ももっとも金のかからない起業とは
配送業や建設業なんですが、若い人の企業意欲というのは非常に流行
の影響を受けやすいように見受けられますしね。

>カネを有効に使って起業する経験をしたやつにまたカネが集まって
>いくのは重要なんじゃないかい?

 微妙なところですな。カネを出して口を出さない人は案外少数。
 昔カネを作った成功体験は次世代の成功率アップには必ずしもなら
ないのが問題です。個人的には借入で社長の個人リスクで事業に取り
組む期間が少しでもあった会社を見込むことが多いです。

>あと、おこちゃまが投資した未公開のIPの会社は、大手の会社が買ってくれたけど、サブマリンってことはなかったよ。
>コア技術はあったと思うけどね。ただ、その会社は外国の会社だから、そこは残念なところだよね。

 それはいつ頃ですか。
 PIMが買収交渉等で某錬金グループが動き出したのは99年12月頃だと
聞いていますが、実質的に発表にこぎつけたのはネット銘柄がピークを
打ったはるか5ヵ月後の00年7月でした。その当時、未公開で創業3年
以内で営業利益を計上していない公開予備群は327社ですが、企業価値
として甘めに見積もっても10億の単位に乗っているネット系企業は14社
しかありません。ま、外国の方が日本にあることそのものの価値も上積
しますから高めになりがちではありますけどね。