1 :
優しい名無しさん:
巷に溢れる、さまざまなメンタルヘルス本の数々。
『心の病』関係の基本的解説書から始まり、
『初めての心療内科・精神科』、体験記の書籍、
心理学・心理療法本、人生のハウツー本、宗教系・哲学系の本など
『どの本が、今一番自分が悩んでいる事への解決の一助になるのか?』
さっぱり分からない。
そんな人は「こんな本ありませんか?」って質問する、
実際本を読んだ皆さんは悩める人たちへぜひ読んでもらいたい本を紹介する。
はたまた、 読んでしまって激ウツ/死にたくなった、どうしてくれる的な書籍はさらして警告する。
そんなスレッド。
普通の文芸作品・ビジュアルブックなどはメンヘルサロン、一般書籍板などで。
(例:村上龍、 ぼのぼの、ゴーマニズム宣言
2 :
優しい名無しさん:2009/11/26(木) 23:48:05 ID:5MRwlgJE
3 :
優しい名無しさん:2009/11/26(木) 23:48:21 ID:5MRwlgJE
◎よくおすすめされた本(☆印は特に評価の高いもの)
知識系
『精神医学ハンドブック』
『「うつ」と「躁」の教科書』 ブライアン・P.クイン
『「うつ」からの社会復帰ガイド』 うつ気分障害協会
『自殺のコスト』 雨宮 処凛
『人はどうして死にたがるのか 「自殺したい」が「生きよう」に変わる瞬間』 下園 壮太
『薬でうつは治るのか?』 片田珠美
『マンガ お手軽躁うつ病講座High&Low』 たなか みる
『うつを治す』 大野裕
自分で治す系
『いやな気分よさようなら』 デビッド・D・バーンズ(認知療法)☆
『こころが晴れるノート』 大野裕(認知療法)☆
『性格は変えられない、それでも人生は変えられる』 アルバート・エリス(論理療法)
『脳を作りかえるいい習慣』 『うつ病を自分で治す実践ノート』 高田明和☆
『自分をとりもどす魔法の言葉』 ヴァレリー・オースティン(催眠療法)
『つきあいの心理学』 国分康孝(論理療法、交流分析他)
『不安でたまらない人たちへ―やっかいで病的な癖を治す』 ジェフリー・M. シュウォーツ
『ひとりでできる こころの手あて―私はわたしのカウンセラー』 八巻 香織
『母を恋して太る人、彼を愛して痩せる人』 (摂食障害の人に
『こころが強くなるクスリ』 大原健士郎(森田療法。神経症の人に)
『TFT<思考場>療法入門』 ロジャー・J. キャラハン
『EFTマニュアル』 ギャリー A.フリント
『ダメな自分を救う本―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック』 石井 裕之
『うつ病は治る』 渡辺昌祐
『グサリとくる一言をはね返す心の護身術』 バルバラ ベルクハン
『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』 エックハルト トール (マイナス思考や強迫観念が強い人に)☆
『無神経な人に傷つけられない88の方法』 岩月謙司著 (傷ついてしまったとか、振り回されて疲れてしまってるひとに
『ブッダとシッタカブッダ』
4 :
優しい名無しさん:2009/11/26(木) 23:48:35 ID:5MRwlgJE
体験談
『ツレがうつになりまして。』 細川 貂々(鬱)
『うつうつひでお日記』 吾妻ひでお(鬱)
『もう一日だけ生きてみよう』 卯月タラ (母:境界例、子:引きこもり)
『精神科に行こう!』 大原広軌著
自己啓発、哲学など
『道は開ける』 と『人を動かす』 D・カーネギー
『7つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー☆
『ツァラトゥストラ』 ニーチェ
『自省録』 マルクス・アウレリウス
須藤元気、孔子
死生観、宗教、スピリチュアル系
聖書、『神との対話』 、『般若心経』 、『究極の旅』バグワン・シュリ・ラジニーシ、
飯田史彦『生きがい…』の三部作、『葉っぱのフレディ」』 、エリザベス・キューブラー・ロス
5 :
優しい名無しさん:2009/11/26(木) 23:49:20 ID:5MRwlgJE
○おすすめされた本
うつ病の治療ポイント/森田療法で読むうつ/実体験に基づくうつ病対処マニュアル50か条
こころのチキンスープ /薬をやめる」と病気は治る 安保徹著/お金で悩まないこころの治療生活/
何もいいことがなかった日に読む本/アダルトチルドレンと家族 斎藤学著/わたしのためにできること 唯川恵著
「うつ」に陥っているあなたへ 野村 総一郎著/うつ病の治療ポイント 長期化の予防とその対策 平井孝男著
ストレス学入門 永井明著/自分に負けない生き方 デヴィッド・シーベリー著/不安な心の癒し方
ゴム風船の中で生きる若者たち −自称「うつ病」とその対応−/うつのセルフ・コントロール 創元社
もうイヤだ」と思った時読む本 斎藤茂太著/医者にウツは治せない 織田淳太郎著/
内なる子どもを癒す/自分を変える気づきの瞑想法 A.スマナサーラ著/コア・トランスフォーメーション
「うつと自殺」集英社/ 『「自分の弱さ」から逃げないための心理学』 「心の庭にバクを飼う方法」
なぜ、「頑張っている人」ほど、うまくいかないのか?/林公一「擬態うつ病」/信じるものは救われない
6 :
優しい名無しさん:2009/11/26(木) 23:49:39 ID:5MRwlgJE
○おすすめされた本
怒りのセルフコントロール」レッドフォード・ウィリアムズ、ヴァージニア・ウィリアムズ著/
『考え方と生き方を変える10の法則―原因分析より解決志向が成功を呼ぶ』ビル オハンロン (著) /
自信を育てる心理学 ナサニエル・ブランデン著/『恥と自己愛の精神分析』岡野憲一郎(岩崎学術出版社)/
「こころがものすごくラクになる考え方 」/西尾和美「心の傷を癒すカウンセリング366日」講談社プラスα文庫
「自分の弱さ」から逃げないための心理学 / 「落ちこみグセをなおす練習帳」 /失敗学のすすめ 畑村 洋太郎著
ジェフリー・ウィンバーグ著 ココロによく効く非常識セラピー/ギャンブル依存症 田辺 等/河合準雄の「こころの処方箋」
高橋一 著「まじめで悪いか!」 /正体不明の声―幻覚妄想体験の治療ガイド 原田 誠一 (著)
上原 隆「友がみな我よりえらく見える日は」 /大平犬/「うつと不安の認知療法練習帳」デニス・グリーンバーガー他
「内気と不安を軽くする練習帳面」ロナルド・M・ラペイ/「心のメッセージを聴く」池見陽/「我執の病理」北西憲三
「人はなぜ神経症になるのか」A・アドラー/「壊れた心をどう治すか」和田秀樹/「新しい交流分析の実際」杉山峰康
7 :
優しい名無しさん:2009/11/26(木) 23:49:55 ID:5MRwlgJE
子供のための哲学対話 永井均著/存在の詩/ダライ・ラマ こころの育て方/木村竜也著『漠(あお)く存在的な』
/スティルナーの「唯一者とその所有」(自我経)/「ブッダのことば」/ヘッセ「デミアン」
『生きるのが楽になる哲学の本』『壁にぶつかった時に読む哲学の本』梅香彰(知恵の森文庫)/
「たいせつなこと」マーガレット・ワイズ ブラウン/チーズはどこへ消えた?/「働かないって、ワクワクしない?」
レイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー」/ヘンリー・デヴィッド・ソロー「森の生活(ウォールデン)」/ターシャ・テューダー/
絶対成功する「ヒラメキ脳」のつくり方 久恒辰博著/「原因」と「結果」の法則(シリーズ) ジェームス・アレン著
「思考は現実化する」ナポレオン・ヒル/「驚くほど人生が逆転する思考法」ノーマン・V・ピール/「眠りながら成功する」J・マーフィー
「信念をつらぬく」B・スイートランド/「中村天風 自分に奇跡を起こせ!」/池田光/「人間の魅力」ボブ・コンクリン/
△賛否両論、微妙?
「平気で嘘をつく人たち」 「きっと、「うつ」は治る』 「不幸になりたがる人たち」
「屋根裏に誰かいるんですよ」「薬ミシュラン」 「鏡の法則」 「心の病は食事で治す」
加藤諦三・斉藤茂太・町沢静夫、中島義道、 五木寛之、中島らも、税所弘
蒼い精神空間、藤臣 柊子、下田治美、南条あや、鶴見済
△注意
「不安のメカニズム」 ブルーバックス 古いのでこちらをそうぞ→「脳内不安物質」「脳と心をあやつる物質」
8 :
優しい名無しさん:2009/11/27(金) 13:32:28 ID:Zs1W3ycN
加藤諦三の初期の本は本当に危険。
神経症患者を責め立てるような論調。
自分の問題を読者に投影してつるし上げる感じ。
読めば確実に悪化。
9 :
優しい名無しさん:2009/12/03(木) 00:49:40 ID:Bp46k5Xj
いやな気分〜
分厚さに驚いた
10 :
優しい名無しさん:2009/12/03(木) 05:14:12 ID:MqeSCTos
伊藤守さんの本が好きです。
11 :
優しい名無しさん:2009/12/06(日) 21:33:09 ID:4Pb+jkSc
保守
自分は加藤諦三好きで何冊も読んでるんだがあんまり評判よくないの?
13 :
優しい名無しさん:2009/12/11(金) 22:26:16 ID:By7RYbb+
俺は嫌い
加藤さんの文章は鬱病の病前性格の人の心理を利用してるような気はするね
でもあれで救われる人はいるみたいだから、
精神療法の代わりになるのかもしれない
15 :
優しい名無しさん:2009/12/12(土) 17:09:50 ID:7Ek0Agxw
>>8 を書いた者だけど、
初期のは、かなり強迫的だよ。
たとえば”大学で何を学ぶか”とかね。
かなり潔癖な本だから、
神経症の人間が読むと、さらに悪化する。
普通の人にとっては、理想論を語った本に思えるのかな?
ちなみに初期の論調に関して、
「自分の問題を読者に投影していた」
と加藤が反省する文章を書いていたらしい?
のだが、
これは昔2ちゃんで見ただけなので、
俺は読んでない。
17 :
優しい名無しさん:2009/12/12(土) 17:19:27 ID:060hkvOD
なんつったりして(´∀`)
18 :
優しい名無しさん:2009/12/17(木) 01:57:35 ID:rDdgogny
斉藤茂太もたいしたこと書いてないような
19 :
優しい名無しさん:2009/12/17(木) 03:17:33 ID:O9D6+dic
斎藤学の本はどうよ。
読んでみた人いる?
斎藤学はNHK人間大学の講義がよかった
一見頼りなさそうに見えるけど、
講義内容はしっかりしていた
いつか家族関係の本を読んでみたい
21 :
優しい名無しさん:2009/12/17(木) 18:54:31 ID:BE8lE6ch
2009年2月に放送された
NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」は本になっています。
22 :
優しい名無しさん:2010/01/03(日) 00:13:10 ID:9BEYAo7J
保守
>西尾和美「心の傷を癒すカウンセリング366日」講談社プラスα文庫
366日分あるから正月から読み始めたんだけど、
この人の文章が薄気味悪すぎる。
単語を凄く羅列するんだよね。
カウンセリング効果のために意図的なのか、単にこの人の文章なのか
1月7日の文章なんかもうホラーだった。
「感情の中には、憎しみ、フラストレーション、罪悪感、不安…」って感情の羅列が50個近く続く。
24 :
優しい名無しさん:2010/01/27(水) 01:43:05 ID:4WwywNrV
落ちそうなのでage
「人間臨終図巻」1〜3 山田風太郎
雑誌に読書家の杏が読んだ本として紹介されていて、面白そうだと思って読んだけど良かったよ。
世界の有名著名人の死に様がひたすら書かれた本。
作家、芸術家、武人、軍人が多い。古い芸能人と政治家が少々という所。
死に興味がある人にオススメ
死が怖い人と、早く死にたいと思う人には特に。
これだけ大勢の人間の死に様を読むと何かしら感じるものがあると思う。
挙げられた人の経歴は細かく書かれないので、
自分はネットに張り付いてwikiりながら読むことが多かった。
25 :
優しい名無しさん:2010/01/31(日) 22:34:18 ID:el7T1DBN
斎藤一人ってどうですか?
26 :
優しい名無しさん:2010/02/04(木) 10:59:57 ID:uVLXiwCn
知識系と自分で治す系を一冊ずつ買おうと思うのですが知識系は☆マークがありませんね・・・どれがいいのでしょうか?
ちなみに治す系はこころが晴れるノートを買おうかと思っています。
27 :
優しい名無しさん:2010/02/04(木) 12:51:52 ID:9uH2zUzA
>21
あの本、糞。さすがNHK
28 :
優しい名無しさん:2010/02/14(日) 22:48:16 ID:cNe1IjE0
読んで死にたくなる、というのはどういう場合ですか?
そのような事に配慮して書かれているものが多いのではないかと思うのですが
ガツガツした内容に却って追い詰められたとか、自分の問題点をしっかりと文章化されてしまう事のプレッシャー
とかそんな感じですか?
29 :
優しい名無しさん:2010/02/25(木) 23:54:31 ID:08wTlr84
保守
いい本ないの?
既出かもしれないけど
精神科へ行こう
大原広軌
メチャ面白い。
あと、この人の奥さんが書いた漫画「大原さんち〜シリーズ」もオススメ
32 :
優しい名無しさん:2010/05/14(金) 15:55:34 ID:CL5Htmh7
QT 質問思考の技術 というのが良かったです。
内容的には夜と霧みたいな感じです。
刺激と反応は切り分けられるみたいな話
33 :
優しい名無しさん:2010/05/14(金) 21:10:04 ID:V3275ZJt
ゆうきゆう氏の書籍全般って薦めてもいいの?
高田明和と斎藤学がよかった。