結局メンヘルでも就ける職業って、何がある? Part2

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127優しい名無しさん
>>124
特定郵便局(郵便配達をしない、街角のある小さな郵便局)で働いてたんですけどね、
人間関係、ノルマ、仕事内容の三重苦ですかね。

仕事内容も外から見れば簡単なように思えますが、本人確認などを徹底しなくてはならず
例外的規定(集団としての口座開設)や、ごくたまにしか来ないような仕事(外国への送金など)に対しても、
いちいちマニュアルを開いて調べなくてはいけない。
大概の仕事はコンピューターに打ち込んで済ませるものの、
肝心なところ(お金の計算や、お客さんに渡す紙と局で保存する紙の選別など)は人間の仕事。
先輩方はほとんどミスなどされなかったのですが、僕は毎日のように何らかのミスをしていました。
手続きの間違いや、お客さんに渡す紙を間違えていたりなどで、
ほぼ毎日、お客さんの家まで出向いて平謝りしながら取り替えてもらったり。

それにノルマがあります。まだ公務員だった時代から既にありました。
以前何らかの記事で「郵便局にはノルマがあると聞きましたが?」との質問に
「郵政局(郵便局の上部組織)としては局員一人一人にノルマを課すようなことはしていない」と回答していましたが、
これが見事な詭弁でして、ノルマは「局単位」に課されているのです。
1年毎に、定期貯金は何十億円、自動払込受付は何百件、簡易保険は(月の払込金額で数えて)何万円という感じで。
結局職員毎で頭割りされるので、個人ノルマと同様なのです。(局内での補填しあいは可能ですが)
バブル期の馬鹿な経営のせいで膨れ上がった大借金、そして公社化から民営化へと進むことで、
給料は減り、ノルマは増える、という嫌な展開になっています。

128優しい名無しさん:04/05/05 13:36 ID:8uIC1gyS
で、このような状況でミスばかりしている僕なので、先輩方からの風当たりも強く、
ついにはブチ切れられて、そのショックでノックアウト。
ずっと休職しておりましたが、ここへ来て局の人員を一人ずつ減らすと言う事例が発せられ、
良い機会だと思い、退職することになりました。
(それまでも、自分は休職していたけど退職はしていないので、局の定員枠は埋まったままなのでした)

正直、郵便局はおすすめできません・・・というより、超狭き門になっているようです。
職員の数を減らす為、リストラの代わりに新規採用を極端に減らしているようなのです。
(上記の人員減らしも退職者枠に当てられ、新規採用者はわずかしか居ないのです)

加えて言えば僕は内務(局の中で葉書売ったり保険売ったり)だったのですが、
外務(郵便配達)職員もノルマがあり、配達しつつ各家庭を回り、訪問販売のようなことをさせられているようです。
メンヘラーを量産こそすれ、メンヘラーにお勧めできる仕事ではありません。

多分ここら辺の郵便局の裏事情は、「郵便・郵政板」にたくさん載っていると思います。
メンヘルになった職員のスレみたいなのもあったと思いますし。

僕は民間企業を経験してはいませんが、「民間は大変だが郵便局は楽」とは言えないと思います。
郵便局は大変で、民間は・・おそらくもっと大変、かと。