>>124 特定郵便局(郵便配達をしない、街角のある小さな郵便局)で働いてたんですけどね、
人間関係、ノルマ、仕事内容の三重苦ですかね。
仕事内容も外から見れば簡単なように思えますが、本人確認などを徹底しなくてはならず
例外的規定(集団としての口座開設)や、ごくたまにしか来ないような仕事(外国への送金など)に対しても、
いちいちマニュアルを開いて調べなくてはいけない。
大概の仕事はコンピューターに打ち込んで済ませるものの、
肝心なところ(お金の計算や、お客さんに渡す紙と局で保存する紙の選別など)は人間の仕事。
先輩方はほとんどミスなどされなかったのですが、僕は毎日のように何らかのミスをしていました。
手続きの間違いや、お客さんに渡す紙を間違えていたりなどで、
ほぼ毎日、お客さんの家まで出向いて平謝りしながら取り替えてもらったり。
それにノルマがあります。まだ公務員だった時代から既にありました。
以前何らかの記事で「郵便局にはノルマがあると聞きましたが?」との質問に
「郵政局(郵便局の上部組織)としては局員一人一人にノルマを課すようなことはしていない」と回答していましたが、
これが見事な詭弁でして、ノルマは「局単位」に課されているのです。
1年毎に、定期貯金は何十億円、自動払込受付は何百件、簡易保険は(月の払込金額で数えて)何万円という感じで。
結局職員毎で頭割りされるので、個人ノルマと同様なのです。(局内での補填しあいは可能ですが)
バブル期の馬鹿な経営のせいで膨れ上がった大借金、そして公社化から民営化へと進むことで、
給料は減り、ノルマは増える、という嫌な展開になっています。