:::臨床精神医学の基礎知識:::

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1優しい名無しさん
踏まえておくべき基本的な用語、知識について。
2優しい名無しさん:01/12/27 21:29 ID:???
【キティ】
キチガイ
3@lchemist:01/12/30 16:27
神経症の定義:
神経症 psychoneurosis は精神的原因によって精神的
あるいは身体的症状が引き起こされた状態をいう。
この場合の身体症状というのは、
たとえば不安発作のさいの呼吸促迫、
頻脈やヒステリー性の四肢麻痺のように、
あくまで機能的なもので、器質的身体症状は含まれない。
精神的原因によって器質的身体症状が出現するもの、
たとえば心的緊張の持続によって胃潰瘍が生じる場合は
心身症と呼ばれる。
神経症と精神病との区別は必ずしも容易ではないが、
一般には神経症の場合には、
外的現実世界が著しくゆがめられて認識されたり、
誤って解釈されたりして幻覚や妄想が出現するなどの
現実検討能力の障害が起こることはなく、
また顕著な人格解体を示すこともない点で精神病とは区別される。
しかし神経症でもヒステリーでは場合によっては
人格の解体や幻覚などが見られることがある。
4@lchemist:01/12/30 17:37
神経症は身体的生命にせよ社会的生命にせよ、
個体の生命ないし存在がおびやかされたときに生じる
「不安」がその根底にあり、これがそのままのかたちで、
または色々とかたちを変えて表現されるものと考えられる。
これを適応障害という立場から見ると、人間はそれぞれの個性をもち、
外的環境に適応しながら生活していくので、
外的環境条件が極度に偏っているときには個体はこれに適応することはできないし、
個体側の要因としての性格が柔軟性に欠け欲求不満に耐える訓練が
できていない場合にも、適応障害が起こる。すなわち、
個体の環境に対する適応障害は環境要因と個体要因の双方の兼ね合いで生じる。
5@lchemist:01/12/30 17:37
ある状態を神経症と診断するためには
1.非器質性であること。
2.心因性であること。
3.神経症としての特徴的臨床像が存在すること。
などの条件が充たされる必要がある。
6@lchemist:02/01/01 15:47
神経症の類型

1.環境反応:同じ文化圏に属する大多数の人々に著明な衝撃あるいは苦悩
を与えるような環境変化(戦場での爆撃、火災、地震など)があり、それに
直接関連して一過性の単純な精神症状が反応的に起こり、
状況の改善によって急速に改善するもの。

2.不安神経症:神経症の基本症状である不安――対象のない漠然とした恐怖
――があまり修飾されず、そのままのかたちで症状として現われるもの。

3.恐怖神経症:理屈ではそれが実際に自分に危険をおよぼすものではなく、
それほど怖れなくてもよいとわかっている対象、あるいは状況に対して
強い恐怖を抱くもの。空間恐怖型(乗り物恐怖、閉所恐怖など)、
社会恐怖型(対人恐怖、視線恐怖、自己臭恐怖、醜形恐怖など)、
単一性恐怖型(動物恐怖、異性恐怖など)がある。

4.強迫神経症:自分では不合理だとわかっている観念や行為が、
自分の意志や理性に反して自己に無縁なものとして現われ、
自分の意志で抑えようとしても抑えられず、
抑えようとするほど強い不安が起こってくる症状をいう。

5.ヒステリー:より原始的な段階に退行することにより、
内的葛藤や不安を解消しようとするもの。
このような点からヒステリーは「疾病への逃避」であるといわれる。
精神分析学では内的葛藤や要求が症状に転換されるために
患者が葛藤を直接に悩まなくてもすむようになり、
無意識的心理的満足あるいは精神的安定がえられていることを一時利得という。

6.抑うつ神経症:うつ状態を主症状とする神経症。

7.心気神経症:客観的に証明できるような器質疾患がないのに、
生理的な現象や些細な心身の不調にとらわれて
種々の身体的あるいは精神的不調を執拗に訴えるもの。

8.離人神経症:自分自身、自己の身体、
自分を取り巻く外界の事物などについて生き生きした現実感が感じられず、
自己に疎遠なものとしてしか感じられなくて悩む状態を主徴とするもの。

9.神経衰弱:通常の精神作業のあとに精神的・身体的疲労を持続的に訴えるか、
あるいは最小限の肉体的作業のあとに脱力感や疲弊感などの不快な身体的感覚を訴え、
ふつうの休息や安静では疲労感が回復しないものをいう。
7@lchemist:02/01/01 15:47
おれって、まめだな〜。ていうか、たんに暇なのか。
8優しい名無しさん:02/01/01 15:48
乙。定期的にあげます。
9優しい名無しさん:02/01/01 15:56
よまねえよ、こんなの。
10優しい名無しさん:02/01/01 16:00
>>9 あんたはね
11優しい名無しさん:02/01/01 16:01
実際こうゆう質問は多いんだよ
12優しい名無しさん:02/01/01 16:01
そう返されるとおもた。
13優しい名無しさん:02/01/01 19:27
DSM-III...ちょと古い感じ。
14@lchemist:02/01/02 14:14
最新はDSM−Wです。94年の教科書だから
準拠している知識がいささか古いかもしれない。
15@lchemist:02/01/02 14:15
摂食障害

神経性無食欲症:多くは思春期の未婚の女性に発病し、
摂食態度の異常(おもに摂食拒否)、極度のやせ、月経異常を主症状とする。

神経性大食症:むちゃ食いが挿間的に反復され、その期間中摂食行動を自己制御できないもの。


人格障害

人格異常は性格特性の平均からの偏りであるが、
実際に問題になるのはそのうち「その異常性のために自分自身が悩み、
あるいは社会が悩むもの」である。


性行動の障害

性機能不全、性同一性障害、
性的嗜好の障害(フェティシズム、露出症、サドマゾヒズムなど)、
性の発達と方向づけに関連した心理および行動の障害(同性愛など)
16優しい名無しさん:02/01/02 15:54
まだやるかい…
17@lchemist:02/01/03 13:47
精神分裂病

精神分裂病とは主として思春期に発病し、特徴的な思考障害、
自我障害、感情障害、人格障害などを主徴とし、
多くは慢性に経過する原因不明の精神病であり、躁鬱病と並んで内因精神病と呼ばれる。


妄想型分裂病:
破瓜型、緊張型よりも遅く30歳あるいはそれ以後に発病することが多く、
妄想あるいは幻覚妄想状態などいわゆる陽性症状を主とし、
そのほかの分裂病症状である感情鈍麻、意欲低下、自閉症などの陰性症状は目立たず、
慢性に経過し、人格障害は起こっても比較的軽度で出現に長年月を要する。
妄想は被害妄想が主であるが、嫉妬妄想、心気妄想、誇大妄想などもある。
経過とともに妄想に過去や現在の出来事が取りこまれ妄想は次第に発展し、
ひとつのまとまった妄想の体系を形成するのが普通である。
自分が被害を受けるという被害妄想から、
それは自分が特別な人物だからだという確信が生じ、
誇大妄想に発展することもある。この場合、宗教妄想、血統妄想、
自分は救世主であるとの妄想などのために狂信的な政治、宗教団体を作ることもある。
人格障害が比較的軽い時期には、妄想はあっても社会生活はある程度可能で、
被害妄想や嫉妬妄想のために周囲の人と争ったり、奇嬌な行動にでたりする。
人格障害が進むと、妄想の内容も次第に非合理的、荒唐無稽なものが多くなり、
最後には妄想はあってもそれに無関心になり、妄想と共生して自閉的生活を送るようになる。

破瓜型分裂病:
青年期(破瓜期、思春期)の15歳から25歳に発病し、
分裂病の基本症状である感情・意欲の鈍麻、
自閉傾向などいわゆる陰性症状が前景に立ち、
幻覚・妄想はないかあっても断片的で病初の一時期に出現し、
直線的に進行あるいは少数回の病勢憎悪を繰り返しながら
慢性に進行して末期状態に近づく、予後不良な病型である。
発病は緩徐で学業や職務能力の低下、理由のはっきりしない欠席・欠勤などで始まり、
次第に閉居して無為な生活を送る。感情は浅薄で不自然であり、時に児戯的な爽快を伴う。
独語、空笑、ひそめ眉、衒奇的行動、唐突な行動、心気的訴えなどが見られ、
道徳感情も低下し、思考にはまとまりがない。患者は孤立して自閉的生活を送る。

緊張型分裂病:
破瓜型と同じく20歳前後に急激に発病し、
緊張病性の興奮あるいは昏迷など主として意欲・行動面の異常からなる緊張病症候群を示し、
病勢憎悪を反復し、周期性の経過をとるが、
症状が消退している間歇期には多少の人格の欠陥を残すが、
ほぼ完全に近い寛解状態に達するものである。
すなわち破瓜型とは異なり、憎悪期を繰り返しても重篤な情意障害を残すことが少ない。
18優しい名無しさん:02/01/03 15:19
著作権とかは?
19優しい名無しさん:02/01/03 18:00
>>18
問題なくはないけども、著者が「世間に幅広く知らしめたい」と思っているような
内容であれば、こういう適切な場でばらまく分には実質的に問題にならない。というか
著作権系は全部親告罪だしぃ。

にしても、臨床精神医学の、と銘打った以上、病名だけでなく鑑別の基礎知識くらいは書いて欲しい…なんて欲張ってみたり。
20@lchemist:02/01/03 19:36
症状学についてはあとで詳しくやろうかと。
わたしゃ社会科学系の人間なので、心理学も精神医学も素人同然。
大熊輝雄『現代臨床精神医学』第5版から、
自分にとって、面白そうなところだけをまとめています。
どうぞ、自由に書き足してやってください。
21@lchemist:02/01/03 19:48
精神医学電子教科書
http://bme.ahs.kitasato-u.ac.jp:8080/docs/qrs/psy/index.html

↑こういうサイトもあったりする。
22@lchemist:02/01/04 14:11
感情障害

感情障害は感情と欲動の障害を主徴とする原因不明の精神病であり、
躁状態あるいは鬱状態の病相期を1回あるいは2回以上繰り返すので
循環精神病とも呼ばれる。
躁鬱病は精神分裂病と並んで代表的な内因精神病とされてきた。
一般に各病相期の間の寛解期にはほぼ正常な状態に回復するのが特徴で、
分裂病では病勢憎悪期がすぎても完全には寛解しないことが
少なくないのとは異なっている。病型には躁病相、
鬱病相の一方だけをもつ単極型と両方をもつ双極型があり、
鬱病相だけをもつものを鬱型、躁病相だけをもつものを躁型と呼ぶ。
23優しい名無しさん:02/01/05 20:40
気分障害とは異なる?
24優しい名無しさん:02/01/05 23:29
>>23
感情障害と気分障害は同じと考えていいと思いますよ。
気分と感情は厳密には異なる意味を持つとけど、疾患名として使うときは
同じでいいのでは。
25@lchemist:02/01/06 08:57
 DSM-IVにおける「大うつ病」は大まかにいうと、
以下の9つの症状のうちで、「抑うつ気分」か「興味又は喜びの喪失」を含む、
5つ以上が2週間内にほとんど毎日認められ、患者に著しい苦痛を与えたり、
社会的・職業的に障害(家事や仕事ができないなど)を
ひき起こしている状態をいう。

1.抑うつ気分(悲しみ又は空虚感を感じる)

2.ほとんどすべての活動における興味、喜びの著しい減退

3.食事療法をしていないのに、著しい体重減少、
あるいは体重増加(1ヶ月で体重の5%以上の変化)
またはほとんど毎日の食欲の減退または増加

4.不眠または睡眠過多

5.精神運動性の焦燥または制止
(こころが絶えずいらいらして落ち着かない。
身体が全く動かない(うつ病性昏迷状態)。)

6.易疲労性、または気力の減退

7.無価値感、または過剰であるか不適切な罪責感
(妄想であることもある)(貧困妄想・罪責妄想・心気妄想)

8.思考力や集中力の減退、または決断困難

9.死についての反復思考・自殺念慮・自殺企図
26@lchemist:02/01/07 09:27
思考の異常

1.思考過程の異常

思考の筋道、進み方が障害されたものである。

 a. 保続
 これは同じ観念が繰り返し現われ、先へ進まないことで、
質問は変わっていくのに、答えは同じものが繰り返される現象である。
脳の器質性障害の際、巣症状などとともにみられる。これと似ているものに
常同 があるが、これは質問に関係なく無意味に同じ言葉を反復するもので、
精神分裂病でみられる。

 b. 迂遠
 まわりくどくて、細かいことを長々と話し、なかなか結論に至らない。
しかし、思考目的は失われていないので、ひどい脱線はない。迂遠思考の結果、
枝葉のことばかり話してなかなか本論に入らず、
話が長くなって理解しにくくなるのを 冗長という。
てんかん、精神遅滞、老人などでみられる。

 c. 思考制止
 考えの進み方がブレーキをかけられたように遅くなるもので、
「考えが浮かばない、頭がからっぽになった」というように訴えられる。
うつ状態にみられるもので、次の思考途絶とは区別される。

 d. 思考途絶
 思考の流れが途中で突然停止してしまう状態である。
話し中に急に黙ってしまい、ややあってまた話し出すもので、
唐突で不自然な感じをうける。主観的には急に考えがなくなった、
抜き取られたと訴えられる。これを 考想奪取 という。
この思考途絶は精神分裂病に特徴的なものである。

 e. 観念奔逸
 考えの進み方が早く、次から次へと連想が起こるが、
結びつきは表面的で語呂合わせや単なる言葉の関連のみで統制がなく、
話は次第にわき道にそれてしまう。ひどい場合はまったくまとまりがなくなり、
観念奔逸性錯乱 となる。この観念奔逸は躁状態や酩酊時にみられる。

 f. 思考滅裂
 考えの進み方に連絡や統一がなくなり、
全体としてなにを言おうとしているのかわからない。
ドイツ学派では意識清明な状態でこれが起これば滅裂といい、
意識障害を伴うときは 思考錯乱 といって区別している。
この程度が軽い場合は、話のまとまりが悪くなり、連合弛緩 とよばれる。
また、極端になると単なる言葉の羅列となり、 言葉のサラダ となる。
これらは精神分裂病に特徴的にみられるもので、
言語の形式や概念が崩壊したために起こると考えられる。
言葉に違った概念を与えたり、まったく新しい言葉をつくったりして、
他人にはわからないその人だけの独特の意味づけをすることを言語新作 という。
27@lchemist:02/01/07 20:43
2.思考体験の異常

a. 強迫観念
 自分でも馬鹿馬鹿しい不合理な考えだとわかっていながら、
自分の意志に反してその考えがたえず頭に浮かんできて、
いくら考えまいとしても頭から離れないとき、
これを強迫思考あるいは強迫観念という。
その考えをなんとか払いのけようとするが払いのけられず、
払いのける努力によって不安が増強し、本人は強い精神的苦痛を味わう。
脅迫観念が実際の行為として現れたとき、それを強迫行為という。
不潔恐怖から何度も手を洗ったり、
戸締りを何度も確かめたりする行為がそれである。
 強迫観念は内容的にいろいろなものがある。
通勤途中の電信柱の数を算えないと気がすまなかったり、
車のナンバーを次々に加算しないではいられぬ 計算癖、
どうでもよいことを、何故そうなるのか疑ってみないとおれない疑惑癖、
愚にもつかぬことを徹底的にせんさくしないと気がすまない
せんさく癖などがある。
  強迫欲動としては、高い所へ登ると飛び降りたくなる、
赤ちゃんの首をしめるかも知れない、電車のなかなどで女性に卑猥な
言葉を言いそうになる、などいろいろある。
また、食事や道順などを一定の決まった順序、
コースで行動しないと不安なのを 強迫儀式という。
 強迫観念は、これを主症状とする強迫神経症、精神分裂病の初期、
うつ病、自信欠乏の強迫性格者などにみられる。

 b. 恐怖
 無意味、不合理と知りつつ、あることを恐れて理由のない恐怖感に悩まされる。
強迫観念がある対象に限定されて、不安を起こした場合とも考えられ、
その対象なり状況を避けようとする。
人前で緊張が強く人に会いたがらない 対人恐怖、
人前で故なく顔が赤くなる 赤面恐怖、
病気の感染を恐れて物に触ることをしない不潔恐怖、
先の尖ったものが恐い 先端恐怖、高い所へ登るのが恐い 高所恐怖、
乗物が恐い 乗物恐怖、自分の体からくさい臭いが出ていると考える
自己臭恐怖、広い所が恐い 広場恐怖、などさまざまなものがある。
 恐怖症では恐怖の対象から離れていれば不安は起こらない。
たとえば対人恐怖の人は人前に出なければ不安は起こらない。
しかし人前へ出なければならなくなったらどうしようと考えることで不安になる。
これを 予期不安という。 恐怖を主症状とする恐怖神経症、精神分裂病、
うつ病などでみられる。
28@lchemist:02/01/07 20:44
c. 支配観念
 強い感情に結びついて、他に抜きんでて意識の中心にある観念で、
その考えにとりつかれて強い信念となり、その人の生活を支配する。
支配観念は強迫的には体験されないし、病的体験ではない。
ただ、激しい復讐の念などから、2次的に妄想的発展をきたすことはある。

 d. 思考の被影響の体験
 自分の思考や行為を自分自身が行っているという感じがなくなって、
他の意志によってあやつられていると考えるとき、
これを させられ(作為)体験という。この作為体験が思考面でみられるとき、
作為思考(させられ思考)とよび、
自分の考えは誰かに考えさせられていると感じる。
これは、自分の考えが抜きとられて( 考想奪取)、
他人の考えを自分の頭のなかに吹き込まれる( 考想吹入)などと訴えられる。
また、自分の考えが皆に伝わって( 考想伝播)、
わかってしまう( 考想察知 )、
他から干渉を受けている( 考想干渉)という体験もある。
 これらの体験は、自我の能動性がまったく消失して、
第三者の意志によりあやつられる状態で、
自我意識の障害と考えられる。
精神分裂病に特有なものであり、診断上重要な症状である。
29優しい名無しさん:02/01/07 20:59
ああ、思考障害って言ってもいろいろとあるのね。
知らんかった。。。
30@lchemist:02/01/07 21:14
3.思考内容の異常

誤った考えは、誤解や知識の不足、論理の誤りなどから起こったり、
集団的な非論理的考えである迷信などがあるが、
これらの誤りの多くは反証や説得により訂正可能である。
ところが妄想は本人だけが確信し、まったく訂正不能の誤った考えであり、
診断上重要な異常体験である。
 妄想とは、@内容が誤っている、A発生根拠が非客観的である、
B訂正不能である、という3条件をもった主として自分に結びつけられた
誤った意味づけである。内容的には妄想と同じであるが、その確信度が低く、
そのような気がするが、あるいは自分の勘違いかも知れないというように考える場合は、
念慮 といい、その内容に従って関係念慮、被害念慮などとよばれる。

 妄想はその発生の仕方により、次の2つに分けられる。

 a. 1次妄想(真正妄想、原発妄想)
心理的な動機がなくて発生した妄想で、
その発生根拠を他の精神現象に求められないものである。
b. 2次妄想(続発妄想)
 誤った確信ではあるが、それがそのときの感情状態や体験から
2次的に起こったものと第三者にもある程度了解できるものをいう。
31優しい名無しさん:02/01/07 21:31
このスレ、参考にしてます。
お疲れ様です>@lchemistさん
32優しい名無しさん:02/01/09 20:23
素人にはそれが妄想なのかそれともただの誤った考えなのかが
区別は難しいけどな。
                  o         。            o

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34ラウンジャー葱:02/01/10 21:45
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35ラウンジャー葱:02/01/10 21:56
   。       o o                    〇
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         o  。                                     
36@lchemist:02/01/11 16:14
抗精神病薬はかつて精神安定剤と呼ばれたもので、ドーパミンの働きを弱める
作用をもち、妄想や幻覚の除去、情緒不安定の改善に効果をもち、精神分裂病や
うつ病の治療に用いる。抗うつ薬はセロトニンやノルアドレナリンの働きを強める
作用をもち、うつ病などの抑うつ状態の改善に用いる。抗不安薬はγーアミノ酪酸(GABA)
の働きを強め、神経症や心身症における不安感を取り除く。睡眠薬もGABAの働きを
強めるもので、不眠症やうつ病の不眠症状の治療に用いる。
気分安定薬は躁うつ病の躁状態の改善に用いられるが、その薬理作用はよくわかっていない。
中枢刺激薬は大脳皮質を刺激して覚醒水準を高め、精神機能を向上させるもので、
仮眠症や注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療に用いる。また抗てんかん薬は
抗精神薬には含まれないが、てんかん発作を抑える薬としてしばしば用いられる。
37@lchemist:02/01/11 16:17
薬関係って、詳しく知りたい事柄ではあるけれど、
実際に処方されてみないと素人にはよくわかんないな。
38@lchemist:02/01/11 16:18
ドグマチールは抗うつ薬なのか。
39優しい名無しさん:02/01/11 16:35
ドグマチールはやる気の出る、
でも胃の薬だ(藁って
うちの先生は言っていた。
でも生理とまって母乳でた。。。
40優しい名無しさん:02/01/11 17:16
ドグマッチ(スルピリド)は分類上は抗精神病薬(メジャートランキライザー)。
もともと消化器潰瘍の薬として開発されたが,抗精神作用のほうが主であると
判明した妙な出自を持つ。
ハロペリドールやリスパダールのような典型的な抗精神病薬(分裂病に使う)とは
ちょっと毛色が違う感じ。意欲の面に効くとは一応いわれている。
生理が止まって母乳出るのは典型的な副作用。また,太るとも言われている。
41優しい名無しさん:02/01/11 17:21
MSNチャットのカテゴリー健康と医療の所に2chメンタルヘルスって部屋が
あるから良かったら来てね メンヘル住人のみどうぞ。かなりのマターリ進行
重病人大歓迎。 http://chat.msn.co.jp/

横レススマソ
42@lchemist:02/01/11 18:27
>>40
へえ、詳しいのですね。
たとえば、ドグマだけだと元気になれないで
どうしようもなく気分が落ちこんで、
生きていることが不安になる人、
そういう人はどんな薬をもらえばよいでしょうか。
SSRI(抗うつ薬ですよね)がいいのかな。
43優しい名無しさん:02/01/11 20:10
>>42
一般的(まっとう)な精神科医の処方であれば
元気が出ない・やる気がない
→抗うつ剤のうちアモキサン(三環系),トレドミン(SNRI)など
 ノルアドレナリンに特異的に効くのでやる気が出ると言われている
不安状態
→抗不安薬(デパス・レキソタン・ワイパックス・ソラナックス・リーゼetc.)
SSRI(ルボックス=デプロメール,パキシル)は副作用が少ない(それでも
ある人はある)かわりに効きもいまいち(個人的感想)。
薬についてはお医者とよく相談しましょう
44@lchemist:02/01/12 13:35
精神分析治療法

 精神分析理論に基づいて行われる精神療法であり、
1890年代のフロイトによって創始された。

 今日、臨床的には次のように大別される。
1.標準精神分析療法
 精神分析の専門資格のある治療者により、
自由連想を基本として外来で毎日行われる精神分析療法。
2.簡易精神分析療法
 時間的経済的理由などにより、週に1〜2回という形で実施される1の変法。
3.精神分析的精神療法
 必ずしも、寝椅子、自由連想といった精神分析の基本構造はとらないが、
精神分析理論の方向づけの下に行われるもの。
45@lchemist:02/01/12 13:37
 a.原理と技法
 精神分析療法は、自由連想法を基本構造として行われ、
抵抗、転移、解釈、夢解釈などの重要な原理を含んでいる。
標準精神分析療法は、予備面接の後、患者と治療者との間で治療契約として、
治療期間や治療頻度(原則として外来で1回1時間、週4〜5回行い、
通常1つの分析に1〜3年が必要とされる)、料金などについて取り決めがなされる。

 i.自由連想:患者は寝椅子に仰臥し、分析医はその背後に位置する状態で、
患者は自由連想の基本規則である「なんでも頭に浮かんでくることを
そのまま話す」ことを求められる。治療者は、患者の自発的な表現を尊重し
傾聴する受動的な態度をとり、積極的な形で支持や説得、指導をしない。
これを医師の中立性という。

 ii.抵抗:このような視野の外にあって何を考えているのかわからない
未知に聞き手に対して一方的に話をしなければならない特殊の構造は、
それ自体が葛藤をひき起こす性質をもつものであり、患者は突如として沈黙したり、
当惑や強い感情的反応を表したりして自由連想は中断する。
この状態を 抵抗 とよび、これには次のようなものがある。
 抑圧抵抗:自由連想によって、
それまで抑圧されていた無意識的衝動が突出することに自我が危険を
感じて抑圧するために起こるものとされ、
「もうなにも話すことはない」といった形で表現される。
 (感情)転移抵抗 :主として患者が治療者に対していだく
転移感情(後述)を原因とする抵抗。
 疾病利得抵抗:神経症者では、
疾病状態にあることでもともとの葛藤から逃れたり(1次疾病利得)、
疾病によって現実的利益(たとえば学校へ行かなくて済むといった2次疾病利得)を
得ようとしていることがしばしばあり、
これを放棄したくないというところから起こる抵抗。
 反復強迫抵抗 :イド抵抗 の一種である。
分析が進んでいろいろな抵抗が処理され、患者に洞察が得られたかにみえても、
再び逆転して小児的欲求が再現するというもので、
エスに基づいて確立された行動のパターンを変えることに対して起こる抵抗である。
 超自我抵抗 :超自我が厳しい懲罰欲求をもっていて、
治療によって患者が楽になるのを許さないというもの。
 以上のほかにも、治療の場以外で快感原則の満足をはかろうとする行動化や
性愛化抵抗などとよばれる形で現われることもある。

 iii.転移 :治療者に対する患者の感情的反応であるが、
精神分析治療のなかで重要な意義をもつ概念である。
これは患者がかつて自分に関係した人(特に両親)に対していだいていた
感情的態度を治療者に向けていくことと定義される。
 感情転移が、信頼、憧れ、愛情などで現れている場合は 陽性転移,
憎悪、非難、反抗などで現れる場合は 陰性転移という。
 また、治療者が患者に対して転移感情を示してしまう場合があり、
逆転移 あるいは 反対感情転移という。
これは患者の影響が治療者の無意識的な感情に及び、
不合理な投影や同一化によって現れるもので、
分析治療の失敗や誤りの原因となる1つの現象である。

 
46@lchemist:02/01/12 13:37
iv.解釈 :治療者は、上述の抵抗や転移の現象のなかに、
患者の症状形成の基礎となっている異常に厳しい超自我の存在や
ゆがんだ自我の防衛や適応のパターンを分析(抵抗分析、防衛分析、性格分析)し、
患者の症状や行動の意味するものを患者自身が理解するように手助けする。
このための言語的働きかけを 解釈 という。
 適当な時期に適切な解釈が行われ、
またこれが何回も繰り返されること(徹底操作)によって、
患者は自分の病気について洞察を得ていくようになる。
この結果、患者の病的な超自我や防衛適応パターンは修正され、
さらに自我は発展成長して患者の人格は再構成される。

 v.夢解釈 :夢解釈も精神分析療法のなかでは重要なものである。
夢には患者の現在と過去のさまざまの体験が混合して象徴的に現れているという。
すなわち、現実や自己の欲求あるいは無意識のなかにいだいている
幼少期の外傷体験などが形を変えて出現していることがある。
夢にはこのような置き換えの機制が多くみられるが、
自由連想の過程で患者に自分の夢を語らせ、
患者の 無意識内容を分析して解釈し、さらには患者を洞察へと導く。
 なおフロイトは、実際に体験される夢を 顕現夢 とよび、
これは幼児期の抑圧された願望や現実の欲求(これを 潜在的夢思考 という)
が加工され歪曲されて現れたいわば「装われた夢」であるとする。
したがって、フロイトの夢解釈とは、潜在的夢思考を明らかにしていく作業ともいえる。

 vi.失錯行為の分析 :言い違い、書き違い、読み違い、度忘れなどを失錯行為というが、
Freud によれば、これらの行為のなかにも嫌なことはしたくないという
無意識的な意向が隠されているという。
したがって失錯行為の観察や分析から患者の無意識心理を知り
洞察へと導くことが治療となる。
47@lchemist:02/01/12 13:38
 b.適応
 標準精神分析療法は、時間的経済的理由や特にわが国では
分析医の数も少ないことなどから、その実施はごくかぎられている。
したがって分析に耐えうる者で分析以外では効果の期待できない者が対象となる。
実際には、強迫神経症や心気神経症、ヒステリ―などで性格要因の強いものが
主たる治療対象であり、他には思春期やせ症や性的倒錯、
境界例などにも試みられている。
 老年者や精神遅滞のある者、情性欠如型人格異常者などは適応とならない。
 また本法の適応によって、潜伏性分裂病が顕在化したり、
精神分裂病の症状が悪化することがあるといわれ、
精神分裂病もしくは精神分裂病の疑いがある患者は、原則として適応とならない。
48@lchemist:02/01/13 10:54
森田療法

 森田正馬(1874〜1938)の神経質理論に基づいて行われる精神療法であり、
主として森田神経質(症)とよばれる一群の神経症者を対象とする治療法である。

 a.種類と技法
 今日、臨床的に実施されている方法は、森田療法原法、森田療法の変法、
森田的説得療法の3つに大別される。

 i.森田療法原法:入院によって行われ、次の4期に分かれる。
第1期(絶対臥褥期)4〜7日―入院直後、患者は隔離されて面会、談話、読書、
喫煙など一切が禁止され、食事、用便、洗面のほかは絶対安静をとらされる。
この状態で患者は、不安、恐怖、強迫症状、心気症状などを、
生ずるままに1人で耐えることを体験し、不安や苦痛を「あるがまま」に
受容する態度を体得する。またこの期間中に、
治療者は患者の臥褥中の態度によって神経質でないものを鑑別する。
第2期(軽作業期)4〜7日―この時期も隔離は続けるが、臥褥時間を7〜8時間に短縮し、
昼は戸外で草取りなどの軽作業を自発的に行わせる。
これによって素直に労働を楽しむ心を養う。また日記をつけさせ、
それによって患者の精神的身体的態度を知るとともに、患者の完全癖、
自己観察癖、予期不安などについて説明指導する。 
第3期(重作業期)7〜14日―この時期には、たとえば畑仕事、
大工仕事などの重作業に朝早くから夜遅くまで従事させ、持久力や忍耐力を養い、
仕事や活動することの喜びを体験させ、また自信をつけさせる。作業として読書も加える。
この時期も他人との交流や散歩、無目的な運動は禁止する。
第4期(生活訓練期)14〜20日―社会復帰への準備期であり、
一定の日数をもって外出させるなど実社会と接触させ、
種々の問題を日記を通して指導する。本法における治療者の基本的態度は
「症状はあるがままに受け入れさせ、行動を重視する」ことであり、
それによって精神交互作用を打破し、誤った生活態度を正すことを究極の目標とする。
49@lchemist:02/01/13 10:55
ii.森田療法の変法:各時期を短縮したり、重作業期を省略するなどの短縮法や通院、
通信で原法を指導するなどの方法である。

 iii.森田的説得療法:原法通りの経過をとらず、
森田療法の中核的な治療機序を説明によって体得させる方法であり、
わが国の精神科一般外来で最も広く用いられている精神療法の1つである。

 b.適応
 いわゆる森田の神経質(症)が主たる適応となるが、
心身症や器質性疾患でも精神交互作用による症状の悪化や固定がみられる場合は、
森田的説得がよく試みられる。
 ヒステリー人格、意志薄弱人格、分裂病質などの人格異常者や精神遅滞者は、
適応の対象から除外される。
50優しい名無しさん:02/01/13 14:03
>>1
あんたマルチやってるだろ?

::臨床精神医学を語ろう!::
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1008412831/
51優しい酔っぱらい:02/01/16 23:59
おんなしようなことしてはるお方もいてはんねんなァ。
頑張っておくれやっしゃ。ヒィィーック……。
52優しい酔っぱらい:02/01/17 00:00
しもた。アゲルのわすれてもうたわ。アゲまっせ。
53優しい名無しさん:02/01/17 00:02
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1008412831/l50

マルチ?パクリ?どちらにしろ馬鹿
54優しい酔っぱらい:02/01/17 00:12
バカちゃいま。酔っぱらいです。……………どっちもよう似たもんか(溜息)。
ウッップ…………。
55優しい名無しさん:02/01/17 20:45
>>53

○ 名無しでコテハン叩いてる弱虫 ○
http://life.2ch.net/test/read.cgi/utu/1011262897/l50


1 :コテハン ◆XyJvQ2HY :02/01/17 19:21
名無しでコテハン叩いてるヤツ、
そんな根性だから精神を病むんだよ

コテハンになってケンカ売る勇気有る?
弱虫ちゃん!
56優しい名無しさん:02/01/19 14:44
なんか役立ちそうなのであげてみました・・
57優しい名無しさん:02/01/19 17:43
ちょっと内容が古くさいな。
まあ精神科以外の
不勉強な医者の認識なんてこの程度だろうけど。
精神科医でこのレベルから進歩していないなら問題だが。
58優しい名無しさん:02/01/19 17:46
心理学板で精神病理学史を語ってるおっさんは酔っ払い。
教科書の丸写しなんて出来やせぬ。
59優しい名無しさん:02/01/19 18:23
あのおっさんは臨床心理学関係者や、ましてや医者でもないよ。
みすず書房あたりから出ている邦語文献しか参照出来ないから
ただの人文系ヲタクだよ。”クレッチュマー”なんて言い回しワロタ
実はドイツ語も読めないとみた。
60@lchemist:02/01/20 13:44
もうあんまり書くことない・・・
61ほげ:02/01/20 15:01
新しい事まで書いてある医学書でよいのってありますか?
洋書でも可です。自分としては、DSM IVや
北里大のオンライン教科書ぐらいのレベルなんですが。
62@lchemist:02/01/22 21:12
>ほげさん
わたしも同じレベルです。
『カプラン臨床精神医学テキスト』が最も標準的な教科書みたいです。
そのほか思いつくところでいえば、
デビソンとニールの『異常心理学』くらいでしょうか。
63優しい名無しさん:02/01/22 22:04
@lchemistさん
よく努力されていると思いますが
どうにも使われてる教科書が古すぎるようです。
まあ、日本は(特に旧帝大系は)これが標準かもしれませんが
はっきりいって臨床には役に立ちません。

という自分も学生時代は古い頭の教授の下にいましたが。。。。。

64優しい名無しさん:02/01/22 22:24
>>14 @lchemist さん
>最新はDSM−Wです。
うそーっ?! その次の…ってゆーか、それに“何とか…”ってのが
くっついたやつ、去年くらいに出たでしょ?  
ところでここ、長−くって読む気しないんだけど…
65優しい名無しさん:02/01/25 07:32
66優しい名無しさん:02/01/25 16:53
古いな。
67優しい名無しさん:02/01/25 17:40
>>64
"text revision"がつくやつね。
68優しい名無しさん:02/01/25 18:57
>>64
DSMはアメリカだとほぼ毎年改訂しています。
DSMに基づいた治療指針・投薬・看護・その他のマニュアルもたくさんあります。
でも邦訳されているのはほんの一部にしか過ぎません。

また精神科治療の体系が全く異なる日本でDSMを患者さんが読んでも
メリットはないと思います。
69優しい名無しさん:02/01/28 11:29
>61
洋書でよければ英米の教科書の簡易版は?
Shorter Oxford Textbook of Psychiatry
Essentials of Clinical Psychiatry : Based on the American
Psychiatric Press Textbook of Psychiatry

Amazonとかで調べれば、もっとあるかも。
70優しい名無しさん:02/01/31 00:35
hozen
71優しい名無しさん:02/02/01 23:26
念のため...
72優しい名無しさん:02/02/02 03:26
あげ
73優しい名無しさん:02/02/02 14:07
「ウンチく」ん専用スレ
74優しい名無しさん:02/02/07 16:55
んーやっぱりあげ
75優しい名無しさん:02/02/09 12:13
     第2節 任意入院
(任意入院)
第22条の3 精神病院の管理者は、精神障害者を入院させる場合においては、
本人の同意に基づいて入院が行われるように努めなければならない。

第22条の4 精神障害者が自ら入院する場合においては、精神病院の管理者は、その入院に際し、
当該精神障害者に対して第38条の4の規定による退院等の請求に関することその他厚生労働省令で定める事項を書面で知らせ、
当該精神障害者から自ら入院する旨を記載した書面を受けなければならない。

2 精神病院の管理者は、自ら入院した精神障害者(以下この条において「任意入院者」という。)から退院の申出があった場合においては、
その者を退院させなければならない。

3 前項に規定する場合において、精神病院の管理者は、指定医による診察の結果、当該任意入院者の医療及び保護のため入院を継続する必要があると認めたときは、
同項の規定にかかわらず、72時間を限り、その者を退院させないことができる。

4 精神病院の管理者は、前項の規定による措置を採る場合においては、当該任意入院者に対し、当該措置を採る旨、
第38条の4の規定による退院等の請求に関することその他厚生労働省令で定める事項を書面で知らせなければならない。

76優しい名無しさん:02/02/09 12:20
  第5節 医療保護入院等
(医療保護入院)
第33条 精神病院の管理者は、次に掲げる者について、保護者の同意があるときは、
    本人の同意がなくてもその者を入院させることができる。
  一 指定医による診察の結果、精神障害者であり、かつ、
    医療及び保護のため入院の必要がある者であって当該精神障害のために第22条の3の規定による入院が行われる状態にないと判定されたもの
  二 第34条第1項の規定により移送された者

2 精神病院の管理者は、前項第一号に規定する者の保護者について第20条第2項第4号の規定による家庭裁判所の選任を要し、
  かつ、当該選任がされていない場合又は第34条第2項の規定により移送された場合において、前項第一号に規定する者又は同条第2項の規定により移送された者の扶養義務者の同意があるときは、本人の同意がなくても、
  当該選任がされるまでの間、4週間を限り、その者を入院させることができる。

3 前項の規定による入院が行われている間は、同項の同意をした扶養義務者は、第20条第2項第4号に掲げる者に該当するものとみなし、
  第1項の規定を適用する場合を除き、同条に規定する保護者とみなす。

4 精神病院の管理者は、第1項又は第2項の規定による措置を採ったときは、10日以内に、
  その者の症状その他厚生労働省令で定める事項を当該入院について同意した者の同意書を添え、最寄りの保健所長を経て都道府県知事に届け出なければならない。

第33条の2 精神病院の管理者は、前条第1項の規定により入院した者(以下「医療保護入院者」という。)を退院させたときは、
  10日以内に、その旨及び厚生労働省令で定める事項を最寄りの保健所長を経て都道府県知事に届け出なければならない。

第33条の3 精神病院の管理者は、第33条第1項又は第2項の規定による措置を採る場合においては、当該精神障害者に対し、
  当該入院措置を採る旨、第38条の4の規定による退院等の請求に関することその他厚生労働省令で定める事項を書面で知らせなければならない。ただし、当該入院措置を採った日から4週間を経過する日までの間であって、
  当該精神障害者の症状に照らし、その者の医療及び保護を図る上で支障があると認められる間においては、この限りでない。この場合において、精神病院の管理者は、遅滞なく、厚生労働省令で定める事項を診療録に記載しなければならない。

77優しい名無しさん:02/02/09 12:21
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律
http://www.hosp.go.jp/~kamo/seido/seihoh14.htm#55
78 :02/02/12 23:35
政府の「狂牛病の対策について」(臨床精神医学が効果的!)
http://www.t3.rim.or.jp/~s-muraka/kantei/kantei53.html
79優しい名無しさん:02/02/14 15:28
反社会性人格障害 Antisocial Personality Disorder


▼池田の児童殺傷事件の犯人、事件当初は分裂病だのなんだのいろいろ言われていたけれど、徐々に明らかになってきた過去の経歴からすると、どうやら「反社会性人格障害」にあてはまるんじゃないかってことで多くの精神科医の意見は一致しているようだ。
 「反社会性人格障害」はDSM-IVに定義されている診断で、診断基準は次の通り。
A.他人の権利を無視し侵害する広範な様式で、15歳以来起こっており、以下のうち3つ(またはそれ以上)によって示される。
(1)法にかなう行動という点で社会的規範に適合しないこと。これは逮捕の原因になる行為を繰り返し行うことで示される。
(2)人をだます傾向。これは自分の利益や快楽のために嘘をつくこと、偽名を使うこと、または人をだますことを繰り返すことによって示される。
(3)衝動性または将来の計画をたてられないこと。
(4)易怒性および攻撃性。これは身体的な喧嘩または暴力を繰り返すことによって示される。
(5)自分または他人の安全を考えない向こう見ずさ。
(6)一貫して無責任であること。これは仕事を安定して続けられない、または経済的な義務を果たさない、ということを繰り返すことによって示される。
(7)良心の呵責の欠如。これは他人を傷つけたり、いじめたり、または他人のものを盗んだりしたことに無関心であったり、それを正当化したりすることによって示される。
B.その者は少なくとも18歳である。
C.15歳以前発症の行為障害の証拠がある。
D.反社会的な行為が起きるのは、精神分裂病や躁病エピソードの経過中のみではない。
80優しい名無しさん:02/02/14 15:29
81優しい名無しさん:02/02/14 21:25
受容攻撃性人格;
受身でありながら、人を操作しようとする。
82優しい名無しさん:02/02/15 07:16
age
83優しい名無しさん:02/02/15 08:00
じこ【事故】
患者が大量服薬その他で自殺すること。
用例:
「あれは自殺じゃありません、〜〜です」
84優しい名無しさん:02/02/17 04:49
「ロボトミー lobotomy」
ロボットみたいにするからロボトミー、と思ってる人がもしかしたらいるかもしれないが、それは違う。
そんな率直な名前、いくらなんでもつけるわけがないか。
第一、ロボットはrobot、ロボトミーはlobotomy。綴りが違う。
ロボトミーのlobo-というのは、中肺葉とか前頭葉とかの「葉」という意味。
一方、-tomyは切断とか切除を意味する。
いわゆるロボトミーは、正式にはprefrontal lobotomyといい、「前部前頭葉切截術」と訳されている。

つまり、前頭葉の前の方を切っちゃうぞ、ということだ。

この手術を発明したのは、ポルトガルのエガス・モニス(1875-1955)。
リスボン大学神経科教授にして、下院議員や外務省高官を歴任した政治家という人物である。
1910年のポルトガル共和国樹立に参加し、政党党首や大臣も務めているし、
マドリード駐在の大使だったこともあれば、ヴェルサイユ条約調印のときには自国の代表だったという。
この人の珍しいところは普通とは逆に、政治家をやめたあとに医学の分野での業績をいくつも残していること。
このへん、邪推する余地はいろいろとあるが、やめておこう(笑)。
とにかく、モニスは1935年、60歳のときにロボトミーの基本を考案、
治りにくいうつ病や不安神経症の患者にばしばしと実施して(おいおい)、劇的効果が得られたと発表した。
その後、ロボトミーの術式はアメリカで改良され、
第2次大戦後の一時期には、精神分裂病の患者に対して盛んに行われ全世界に大ブームを巻き起こした。
当時はまだ精神分裂病に対して効果を示す薬が開発されていなかったこともあり、
ロボトミーは画期的な治療法として迎えられたのである。
しばらく前までは、このころロボトミー手術を受けた患者が、
精神病院の片隅でぼんやりとたたずんでいたりしたという話である。私は見たことがないが。
なお、驚いたことに、1949年には偉大な業績の創始者として、モニスにノーベル医学賞が与えられている。
ノーベル賞ってのもけっこう間違いをおかすものなのだ。
85優しい名無しさん:02/02/17 04:50
さて、標準的なロボトミーのやり方について、ちょっと説明しておこう。
まずは、こめかみのあたりにきりきりと小さい穴をあける。
穴があいたら、 その中に細い刃を突き刺し、手探りでぐりぐりと動かして前頭葉の白質を切断する。
おしまい。
おおざっぱである。むちゃくちゃおおざっぱである。
そもそも前頭葉は、脳の中でももっとも人間らしい知的活動をつかさどっているといわれている部分である。
正確にどのような機能を持った場所かということについては、いまだによくわかっていない。
それなのに、とにかく切ってしまう、という無謀さには恐れ入ってしまう。
当然ながら、そのうちロボトミーを受けた人は性格・感情の上での顕著な変化を示すことがわかってきた。
つまり、手術を受けた人は、楽天的で空虚な爽快感をいだくようになり(だからうつ病に効くとされたわけだ)、 多弁で下らないことをいう。
また、生活態度に節度がなくなり、反社会的犯罪行為を示す者もいたという。
さらに意欲が乏しくなり、外界のできごとに対して無関心、無頓着になる。
こういうことが問題にされるようになり(当初はこういう性格変化が逆に病状にいい影響を与えるとされていて、
まったく問題にならなかったのだ)、さらに抗精神病薬が開発されるようになったこともあり、
1970年代以降はロボトミーはほとんど行われていない。
86魔女っ子:02/02/17 05:05
もう辛いから、廃人になっても構わないから、
ロボトミーしたいしたいって毎日言ってる私です。苦笑。
87優しい名無しさん:02/02/17 08:19
ロボトミーって失敗なんでしょ?治療としては・・・
88優しい名無しさん:02/02/17 11:26
>87
失敗中の大失敗。
患者の人権など全て無視して強制的に前頭葉切っちゃうんだから・・・・。
自分たちにはどうにも出来ない厄介なものは切っちまえってって物凄い勝手な思想
しかも効果なんてないし。(上記)悪くなる人も居たし。
89優しい名無しさん:02/02/17 11:45
>>1
純粋な善意によるスレ立てであると信じるが
権威ある教科書に書いてある内容ならわざわざ2chで
参照しようとは思わないのだが。

っていうか検索する手間を惜しむ人間がこのスレの中身を
わざわざ検索して理解し無駄な質問が減るとは思えない。

どう思う?
90優しい名無しさん:02/02/17 12:30
この板は精神疾患・治療・精神医学関連の板
病気や病院などの情報があるなら、
臨床精神医学の基礎知識スレもあっても当然良いと思う。
それぞれの病気スレがあるんだから、それに準じた説明があっても良い、
参考にしている人も居ないわけではないし。
91優しい名無しさん:02/02/17 14:50
>>89
意味不明
92優しい名無しさん:02/02/18 23:31
お薬の副作用色々・・・・(ごく一部)

・アカシジア(Akathisia:静座不能、起座不能など訳語多数)
筋硬直による筋疼痛から座ったままじっとしていることができず、
単調なロンド形式で室内を大股で歩き回るようになる。「着席不能」「着座不能」などの訳語もある。
・ジスキネジア(Dyskinesia)
パーキンソン病や抗精神病薬投与時にみられるドパミン欠乏による錐体外路症状に基づく筋肉の不随意運動のことである。
発現部位としては、顔面の痙攣、口や舌のもつれなどの口周部のジスキネジアと、
頚部のうなずき運動や回転運動および四肢のジスキネジアがある。
これらの不随意運動は安静時に出現するが、随意運動や姿勢保持の際にあらわれる場合もある。
・遅発性ジスキネジア(Tardive dyskinesia)
ドパミン遮断作用の強い抗精神病薬の長期投与によって引き起こされる無意識な口のもぐもぐ運動、
舌の回転、出し入れ運動などで、患者はそれほど意識していない。
難治性であり、少なくともその一部は明らかに非可逆性(元に戻らない)である。
大脳基底核のドパミン受容体の感受性過剰が原因と考えられている。
93優しい名無しさん:02/02/18 23:45
>>92
昭和天皇
94優しい名無しさん:02/02/19 00:20
なにそれ。
95優しい名無しさん:02/02/19 00:29
古いとでも言いたいんだろうけど
アカシジアとか今でもあるよ。
96優しい名無しさん:02/02/19 01:50
>>95
93は古いと言いたいんではなく、昭和天皇に92のような症状が
あったと言いたいのではないだろうか?
97優しい名無しさん:02/02/19 02:11
>96
ふーん。
若弱者だから知らない。
98優しい名無しさん:02/02/19 02:12
あ 皮肉だったの?ま何でもいい・・・。
99優しい名無しさん:02/02/19 18:12
agggge
100:02/02/22 14:45

101優しい名無し:02/02/23 00:40
ロボトミーは現在もてんかんの手術として有効。
ロベクトミーも腫瘍に伴うてんかん治療の有効な治療。
分裂病は脳病なので、過去のロボトミー手術記録と死後脳研究を
充実させれば、病態解明に寄与すると思われ。
一概に「悪者の手術」ではない。
102優しい名無しさん:02/02/23 11:40
そんなアホな治療を交錯させるよりも新薬の開発に勤しんだ方がよっぽと有効。
103優しい名無しさん:02/02/24 19:57
「ドッペルゲンガー Doppelgänger」

ドッペルゲンガーという現象がある。
伝承とか小説の中の出来事と思われがちだが、実はこれ、精神医学界でも古くから話題になっている現象である。
まれではあるが、こういう症状を訴える患者が確かにいて、昔から多くのの論文が書かれているのだ。
もっとも、純粋に学術的な興味というより、
いくぶんロマン主義的な関心(興味本位ともいう)であることは否定できないのだけれど(多重人格もついこの間まではそうだった)。
最近では、精神科医の春日武彦さんが『顔面考』という本でドッペルゲンガーについて大きく取り上げていますね。
藤縄昭「自己像幻視とドッペルゲンガー」(臨床精神医学76年12月号)という総説によれば、典型的なドッペルゲンガーは、
・目の前数十センチないし数メートルのところ、あるいは側方に、はっきりとした自己自身の像が見える。
・多くは動かないが、ときには歩行、身振りに合わせて動作する。
・全身像は少ない。顔、頭部、上半身などの部分像が多い。
・一般に、黒、灰色、白などモノトーンであることが多い。
・平面的で立体感を欠き、薄いという場合もあれば、ときにはゼラチン様ないしガラス様に透明な姿で見えることもある。
・自己像は自己自身の姿とかならずしも似ておらず、表情が異なったり、衣服が異なったり、
 さらには若かったり甚だしく老けて見えたりすることもある。

そして、重要なのはどのような姿をとって現れても、その人物像が自己自身の像であると直感的に確信して疑わないのがこの現象の特徴だということ。
104優しい名無しさん:02/03/01 11:20
精神外科を一概に否定すべきでないし、死後脳研究も重要だ。
基礎研究の充実なしに新薬の開発はありえんだろう。
105優しい名無しさん:02/03/02 01:40
今何世紀がわかってます?
薬剤や臨床精神医学の発展について何も存じ上げていない20世紀初期の方のようですね・・・

まずどのくらい研究や治療が進んでるかお勉強しましょうね。
お薬って知ってます?統合失調症状の幻覚も幻聴も妄想もお薬で治まっちゃうんでちゅよ・・・。
106104:02/03/04 10:52
>まずどのくらい研究や治療が進んでるかお勉強しましょうね。
精神疾患の病因論は、全て仮説の段階であり確定的なことはまだ何も
わかっていない。ドーパミン仮説にしてもモノアミン仮説にしても、
まったくウソと言うことはないだろうが、現実の薬の作用を説明しき
れるものではない。例:なぜ効果発現まで2週間以上かかるのか、ク
ロザピンのような、古典的な抗精神病薬と大きく作用が違う薬が有効
なのはなぜか、等など。
薬物療法についても、ハロペリドールやアミトリプチリンなどの古典
的な薬を明らかに上回る効果を持つ薬はいまだ開発されていない。副
作用や使用法については大分、洗練されてきていはいると思うが。

専門的でスマソ。知識が内容な印象を与えたんなら申し訳ない。
107104=106:02/03/04 10:54
訂正スマソ
内容な→無いような
108優しい名無しさん:02/03/04 19:49
現在の精神医療現場が薬物療法中心なのは否めない。患者も医者も
薬に頼ってる。薬に代わる安価で安全な処方が発見できないかぎり
この状況は当分続くのではなかろうか。
109優しい名無しさん:02/03/06 00:45
>>106
随分と年寄りがいたもんだね、セレネースにアミノトリプチンだ?古すぎだよ あんた。
っていうかアミノ〜なんて未だに統合失調に処方されてるのか?あれ抗鬱だろ。
SDAのジプレキサやリスパダール、セロクエル、ルーランの話しはどこに行ったんだ?
お前の生きてた時代って何世紀?
110優しい名無しさん:02/03/06 00:53
>全て仮説の段階であり確定的なことはまだ何も わかっていない。

まず軽くサーチしてみる事をおすすめするよ。
仮説って・・・ CTスキャンって知ってる?脳みその写真撮れちゃうの。
111優しい名無しさん:02/03/06 00:59
30年も前の治療を今だに信仰してる奴が居る・・・・・・原始人・・・・。
112優しい名無しさん:02/03/06 20:14
>>109
アミノ〜!! 何それ!! あんたこそ知らないことに口を出すと恥かくよ。
重症の幻覚妄想状態ではハロペリドールを超える抗精神病薬はいまだに開発されていないし、
重症のうつ状態では三環系抗うつ薬でなければ改善しない症例があることは常識。
まあ、確かに重症例が減ってきているので、必要性はだんだん少なくなってきてはいるが。
・・・イヤ・・・病気が写るんでしょう・・・そうして、段々三還系に染まっていく・・
114優しい名無しさん:02/03/07 04:28
115優しい名無しさん:02/03/07 04:32
>>112
SDA系は? セレネースなんて大昔の薬でしょ。
116優しい名無しさん:02/03/08 09:23
セレネース飲んでいる人はたくさんいますよ。
SDAは手のふるえや顔のこわばりは少ないんだけど、
体重が増えたり、勃起しなくなったりすることもあ
ったりするのが難点かな。
117優しい名無しさん:02/03/11 17:50
現在の統合失調症での処方の中心は圧倒的にSDAだよ。
どうでもいいけどスレ違い
118優しい名無しさん:02/03/11 17:53
>>116
そんな小さな副作用の話してるお前痛いな。
どんな薬でも副作用はあるんだよ。実は何も知らないとみた。
119超基礎中の基礎 ドキュソのための説明:02/03/11 18:03
「DSM」
アメリカ精神医学会が発行している「精神障害の診断と統計マニュアル」
(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)のことを、略してDSMと呼ぶ。
IVがついているのは、第四版だからだ。
現在、精神医学の世界で最も大きな影響力を持った診断基準である。

「ICD-10」
International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems
(疾病及び関連保健問題の国際統計分類)は世界保健機関(WHO)が作成した分類であり、
ICD(国際疾病分類)と略します。その最新版が、1990年の第43回世界保健総会において採択されたICD-10です。
このうち第V章(F)「精神及び行動の障害」を示します。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/toukeihp/situbyo/
120優しい名無しさん:02/03/12 00:28
分裂病で糖尿病になる人は多いから体重増加は大きな問題と思われ。
121UA-5:02/03/14 16:27
仮説とは、仮の説などではないことかな?
仮説と日本語に訳しているが、本来は日本語の「仮説」ではない。
122優しい名無しさん:02/03/15 09:22
仮説とは「仮の説」ということだと思われ。
精神病の原因論が仮説でなかったら、精神科医がもっと
(対患者でなく他の科の医者に)いばっていると思われ。
123優しい名無しさん:02/03/18 06:46
age
124優しい名無しさん:02/03/21 14:02
ホシュ。。
125優しい名無しさん:02/03/21 22:19
一旦あげ
126優しい名無しさん:02/03/26 09:16
ホシュsage
127優しい名無しさん:02/03/27 00:48
??
128優しい名無しさん:02/04/02 19:33
浮上
129優しい名無しさん:02/04/02 19:42
体重増加が些細なことだと思ってる医者にはあたりたくない。

体重が5キロでも増えたら、
どんなに精神的に絶好調になったとしても、
私は死ぬぞ。
それくらい、思い詰めてる。
あ、氏ねなんて煽らんといてね。
130 :02/04/07 12:40
SDAってなに?
SSRIは?
131優しい名無しさん:02/04/07 20:19
>>130
以前の精神病の治療薬はクロルプロマジンやハロペリド−ルに代表される定型抗精神病薬だったけど、
現在はSDAなどの非定型抗精神病薬が中心。
http://www.fukumi.co.jp/mm/add/mp_mentalhealth.htm
非定型抗精神病薬(SDA)のスレッド
http://life.2ch.net/test/read.cgi/utu/1006351473/

SSRI(selective serotonin reuptake inhibitor)、すなわち、選択的セロ卜ニン再取り込み阻害剤。
要するに、脳内の不安や情動に関与する神経伝達物質、セロトニンの働きを高める作用だけを選択的に持つ薬である。
この薬は夢の薬のようにもてはやされているが、この作用機序を持った薬はクロミプラミン(アナフラニール)やイミプラミン(イミドール)。
これらの従来の抗うつ薬はセロトニン以外のほかの神経伝達物質にも作用するので、いろいろな副作用が出たが、
SSRIは選択的にセロトニンだけに作用するので副作用が少なく、手軽に大量使用できるという利点がある。
http://www.asahi-net.or.jp/~dp8t-wtnb/ssri_snri.htm

http://life.2ch.net/test/read.cgi/utu/1005717396/
http://life.2ch.net/test/read.cgi/utu/1010938755/
http://life.2ch.net/test/read.cgi/utu/1006805992/
http://life.2ch.net/test/read.cgi/utu/1015837130/
132 :02/04/07 20:29
>131
ほー!
よくわからん!
もちっとわかりやすくなりませんか?
フロイトとどういう関係?
133優しい名無しさん:02/04/07 20:32
>132
要は、お薬です。
134 :02/04/07 20:38
>133
それはよくわかるよ!
なにが優れていてどんなときにのめばいいの?
セロトニンはそんなに体に悪いんでしょうか?
135優しい名無しさん:02/04/10 22:22
age
136優しい名無しさん:02/04/10 22:25
>>134
自分で調べろや。
137コピペだけど:02/04/10 22:57
>>134
非定形抗精神薬SDA セロトニン・ドーパミン拮抗薬 
(Serotonin-Dopamine Antagonist)
のことです。

2ちゃんで、仕入れた生半可な素人知識によると、
元来は分裂病の陽性症状と陰性症状に効く薬らしいです。
でも、必ずしも分裂病の人だけに処方されるわけではないみたい。
ほかに処方される可能性のある人は。。。

1.幻覚や幻聴、被害妄想がある
2.鬱が重い
3.人格障害
4.引き篭もりや自閉的な症状

などにも応用されるらしいよ。
でも、素人知識なので間違ってたらごめん。
で、私には分裂病的な症状はもちろんなくて、
薬で性格的な部分まで変わってしまったら嫌だと思ったので、
SDA服用はしませんでした。

138優しい名無しさん:02/04/12 01:25
age
139他スレからのコピペ:02/04/12 01:54
メジャーもマイナーもトランキライザー(安定剤)という点で共通しています。
作用部位は異なり、
■メジャートランキライザー(抗精神病薬)
主にD2受容体拮抗剤として作用する。近年では5HT受容体や他の受容体にも作用する
薬剤(非定型抗精神病薬)が脚光を浴びている。
第一義的には統合失調症(分裂病)薬。抗不安作用が強いものは抗不安剤として
抑うつ状態に用いたり、催眠鎮静作用が強いものは睡眠薬として用いたりもする。
メジャーが出たからと云って分裂病と思い込むのは間違い。
■マイナートランキライザー(抗不安薬)
ほとんどはGABA受容体ベンゾジアゼピン結合部位に作用する薬剤。
催眠作用が高いものは睡眠薬として用いられることもある。(エチゾラム等)

以上の様に、メジャーとマイナーは異なる薬剤群ですが、抗不安作用など
重複する作用も多々あります。
では、抗不安作用や催眠作用を目的とする場合にメジャーとマイナーのどちらを先に
処方するかですが、副作用等からマイナーが先ず選択されることが多い様です。
メジャーは多かれ少なかれ「錐体外路症状」と呼ばれる一群の副作用があります。
マイナーで十分な効果が得られない場合、メジャーを試してみます。
140優しい名無しさん
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       \\  メンヘルワッショイ!! //
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