1 :
名無しさん@占い修業中 :
01/12/08 00:49 個人的にはチョト興味のある方面なのですが。 でも、実際に先生レベルの人に突っ込んでみると ウザがられることこの上ありませんでした。 そういうのが心のはしっこでわだかまりになりつつ 最近この板に出没している理論小僧を見ていると「うぜー」と思ってしまう。 よろしかったら、勝手な推論・思い込み・楽しくイメージ膨らましも含めて 無責任に語ってみませんか? もちろん責任ある発言も歓迎です。
>最近この板に出没している理論小僧 結局は、キミも大して↑と変わらんと思うが。
それは大変失礼致した。もう来ません。
× それは大変失礼致した。 ○ それは大変失礼致しました。 語感がエラそうなので訂正します。すいません。
おいおい、スレまで立ててそうすぐに引き下がるなよ。
6 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/08 03:41
こら1、逃げんなー(笑 まあこの板もいろんな人いるからね。 理論を追求する気があるかどうかで、まず分かれる。 実践を重視して、理論を深めることをさして重視しない人もいる。 コテハン出してアレだけど、かにょさんとか。(批判じゃないよん) 一方、理論を学んでいくと色々疑問が出るものだが、そこで普通は 自分の経験、他人の意見とすり合わせて自分なりに答えを出そうとする。 ここは、そういう人が多いんじゃないかなあ。 中には、白黒はっきりした答えが簡単に出ないことに苛立って、 他人に絡む人もいるけど。理論小僧氏とか(w なんだかこの板の現状を言っただけになってしまったね。 逝ってこよう・・・。
7 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/08 07:41
占術理論を実践してみて、結果の「当たる当たらない」は重要だと思うし、 「術」なのだから「実践の経験」は不可欠だと思う。(医者と同じ) というようなことを言うと「そういう低レベルで思考するな」と言う 理論だけの人にはついていけない。 バランスが大切なんだと思う。
8 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/08 12:20
いや、それは相互監視の効いた 質の良い分野に言えること。 実際のところ、占いって そんなお上品なもんじゃないでしょう? 占いで本を書いているような人から、 みんな海千山千だから(騙されて当たり前) 的なことをいわれたことあんぞ。>7
スレのタイトルだけ見て、また理論小僧かー…と思ってみたら全然違ってた(w
10 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/08 21:12
理論小僧って・・・ひねくれのこと???>9
個人とは限らないのでは
12 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/09 03:17
やっぱ根拠とかを先生さんに問うと大体がウザがられちゃうのかな。
「姓名判断」に理論や根拠なんてないですね。 中国の歴史とも関係ありません。 日本人がでっちあげました。 漢字を画数で数えるなんて邪道です。 気にしてへんてこな当て字名前を つける人が多いので、撲滅すべきです。
14 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/09 11:23
占い師に占術の理論について質問すると、嫌がられるケースが殆どですね。 実践は一生懸命やっていても、勉強はしていないから占術理論についての 質問には答えられない。理論と実践は車の両輪のように双方とも重要だと 思うのですが、困ったことに多くの術が理論的な裏付けがとれない、実に 情けない世界なんです。 そのような術で占って「当たった」としても、それは所詮「まぐれ当たり」 にすぎないわけで、とても自慢できるような話ではない。 東洋占術の王者といわれる四柱推命でさえ、そのような有り様ですから これじゃあ占い師が胡散臭い目で見られるのもいたしかたありません。
15 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/09 12:01
それを自分で確認するのに、寿命が300年ぐらいほしいです。マジで。
16 :
子平スレの41 :01/12/09 14:15
小平スレでレスした人、見てるかな。 どんな理由があっても、もし続けるなら 続きはこちらでお願いします。
17 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/13 12:48
>>13 ちょっとかじって理解できないからって否定するのは早計だよ。
>>14 >多くの術が理論的な裏付けがとれない、実に情けない世界なんです。
>そのような術で占って「当たった」としても、それは所詮「まぐれ当たり」
>にすぎない
そうだ!
皆それでよく平気でいられるな。
まあ、実際に調べるとナカナカ当たらないのがバレルからだな。
19 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/30 22:41
理論や根拠なんかないよ。「神の思し召しにより」が全てだよ。
おお!!!デムパが降りてきた
>>19 1.理論や根拠はあるが、まだ分からない
2.神の思し召しにより、が全て
それぞれの主義や立場があるのでしょう。
でも、その考え方を取るに至った理由はなんですか?
あなたの頭の中に妄想が降りてきたん?
22 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/30 23:49
>>21 でも理論が不十分だったり理論を実際使わなくても当たる占い師が
いるのも事実なんだろ?霊感でも第六感でも言葉はなんでもいいけど、
それが事実なら、そういうタイプに理論を持ち出すのはナンセンスだ。
23 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/30 23:58
この板にも、「ただの理屈好きなヤツ」っているよね。 実際、なんのために占いをするのか? って訊きたくなる。 アタってナンボの占いなんだから、まず結果を出すのが先だと思うのだが……。 中には理屈を弄ぶために占いをしている人もいる様で、そういう輩には着いて行けない。 ただ、自分の知識をひけらかしてるだけなんだよね。
24 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 00:05
当たると言うのは、シェフが客を納得させる「味」を出す事では無いでしょうか? そのシェフにいきなりレシピ教えろというのは無理な話。 でも、オムレツが1万円である時に客を納得させられるかは実に難しいと思います。 それでも、桜でない客がいるなら、その人はいいシェフ=占い師?かも?
>21 古い本を読むと「神の思し召しにより」惑星は案件を成就させる と書いてあるんだよ。 理論とか根拠とかじゃなく、この言い切りが気に入ったんだな。
26 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 00:10
俺が問題にしたいのは、これまでも何度もひねくれ氏に向けられていたけど、 氏が立場や考えを明確にしないで批判を繰り返すことだ。 これまでのところ、宇宙生物学に依拠したいらしく、論文を発表するのが 目的にあるらしいが、それならもっと主義主張を皆に伝えて欲しいものだ。
28 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 00:13
占いは宗教だよ。え、知らなかった?
立場が違うだけだよ。
30 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 00:16
占=卜と口、口は物や事の位置付け。卜により物事の立場を明らかにする。 または、うらない=裏ないで、これは広義のオカルト。隠されたもの。
この板の話題に理論は無いなら、それでいいけどねぇ〜〜〜。
32 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 00:17
>>25 それを信仰と呼び前近代的であることが突っ込まれ所であるけど、
それを承知に俺も君のお気に入りに激しく同調する。
オウム信者と同じ様なものだよ。でも人は何かを信じずには 生きていけないものだと思う。擦れ違いでゴメン。
34 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 00:21
何から何まで理論が全てならそれこそ自爆するぞ。 ひねくれに聞きたいが、シンクロニシティーを認めるか?
原因が無く、何事か起きることはない。。。と思う。 ただ、それを全て人間に理解できるか否かは不明。 ある意味、私にも信仰はありますが、 それを理論がテーマの時は主張しない。 個人の感想や喜び悲しみはありますよ。 占いが、そのレベルだと言うなら、ご自由に。
36 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 00:27
37 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 00:30
結局、ひねくれの中では信仰と理論が乖離してんだな。 やっと納得。
このスレでは理論や論拠が話題ですから。 できるだけ合わせてく頂ければ、ありがたい、ですネ。
しかし、ここは京都ばかりっだったのか。。。。。
40 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 01:10
君へのアンチテーゼだよ。それくらい気づけ(w
41 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 01:17
京都でーす。 スレ違いはどっち?板違いはどっち? 板にもスレにも「占」術って書いてるじゃん。 おおらかにやろうとしても、自分から狭めてんじゃないの。 厳密に言ったら、こんなにイヤらしくなっちゃう。 では、「占」術らしい理論を一つ。 T月合N木星前後1時間に前向きに何かをはじめたらいい感じ。 もち、黄経のみで赤緯などは無視ですよー。だから、星空眺めても たいてい合にゃなってません。それと月の視差も無視ねー。「占」術だもん。
このスレの話題ですけどね。。。 信仰と理論は区別すべきでしょ。 思考力の不足を棚に上げて、信仰に逃げるのは簡単ですね。
43 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 01:23
>41 この後に及んで。。。>京都 テイノーなひとたちはだまってなさい(差別発言)
44 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 01:23
ひねくれさんに質問です(煽りだと誤解しないでね) 貴殿の現時点での占術理論の根拠や論拠をお教え頂けませんか? それをお聞きしないと、何も始まらないように思います。
今のところ、宇宙生物学的な研究ですね。
46 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 01:27
テイノーでーす(被差別容認発言) テイノ−ですが、テイノ−だと言う論拠を教えて下さい。
既出かも知れませんが、ザインの気象と石川氏の検証を どう考えておられますか。生物ではないですが。 石川氏の方法論は素人的には受け入れてしまいます。 専門家の目から見てどうでしょうか。
48 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 01:57
このスレ、駄スレだね。いやマジで。
49 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 02:02
同意もするがどこが?
否定のための否定が、アリアリだからね。 自分の論は出さないし。てか元々ないみたい。
51 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 02:06
ここまで暴かれて、よく、開き直れるよな、 という人が、占い業界には多い。多すぎる。 理論以前の問題。
52 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 02:11
さっき別スレで精度を高めるのが目的とカキコしてたが、 大きなお世話だ。そこそこの住人の目的を妨害している。 マジで単独でスレ立てろよ!! ひねくれのやり方は、寿司屋に乱入して中華の方が旨いと説教してるもんだ。
そやってゴマカスとオモタ。>51
別にごまかしてないけどね。>53 歪んでいる世界とは言え、 仁義はあるだろうから、実名出さないだけさ。
55 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 02:26
確かに質問するとイヤがる先生多いよね。今習っている先生もそうだし。。。 以外と、レベルが低かったりするんだよね。 廻りの生徒も、そういう質問にさえ気がつかない、ただ先生の話をメモしている ミーハ―の開運おばさんばっかりでいやになるよ。
56 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 02:27
>ひねくれさん あなたが占星術の理論を実践していく中で 完全な証明が無理であっても、ある程度“コレ”はというものは ありましたか?
まあね、少しはね。 でも、未知のバイアスの可能性が付きまとうから、 確定は出来ないね。
58 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 02:55
うん。確定出来なくていいから、 あなたがそれを“名無しさん”でもよいから どこかのスレでレスしてくれたら、 自分は勉強になるので嬉しいと思います。
59 :
名無しさん@占い修業中 :01/12/31 04:16
俺もひねくれに限らずそういったレスが見てみたい。 もちろん俺は、自分から出来るだけマジにカキコするようにしてる。 (雑談と批判しかしていない人からしたらレベルが低いのかもしれないけど) 俺は、2chでたくさん勉強させてもらったから、 ROMだけも占術としてのレスをしないのも卑怯だと思ってる。
北条一鴻スレで書き込んでる者です 見にきて興味があったらメールください
365さんのカキコ興味深く読ませてもらいました。 ROMだけで楽しむだけじゃ失礼だとは思うのだけれど、 365さんやひねくれさんやホウジョウさんのようなレベル(志し)の高い人に レスしたりメールするには、自分のレベルが低すぎて・・・残念です。 なかなかマトモナ(建設的な)レスが返ってこないとは思いますが、 2chを去らずにいて下さい。陰ながら応援しています。
61が誉める奴らは、他のスレでは バッタバッタきられまくってるぞ。 特にホウジョウ。センス無いね、君。
>63 私怨丸出しで女々しいぞ。 彼らを認めている人も受容するのが、2chの健全な姿だろ。 まともな議論が出来ないんだろうね君は。 君みたいな厨房がこの板の住人減らしてるのに気づけよ!!
私怨などないよ?>65 ホウジョウって私怨かってたのね(w。
67 :
名無しさん@占い修業中 :02/01/05 23:52
理論的問題には気が向いたら発言するからね。
68 :
名無しさん@占い修業中 :02/01/06 02:17
>理論の根拠や論拠 これ、誰か、答えてくれ〜。 なんでこんな大事なことを、21世紀までほっといたのか、 その辺の事情を知ってる人も宜しく〜。
古典占星術に書いちゃったけど、すれ違いなのでコピペします。。。 --------------------------------------------------- 581 名前:名無しさん@占い修業中 投稿日:02/01/06 01:55 以前もちょっと書いたけど、プラトン〜カントまでの思想って、 大転倒しまくっちゃってます、という意見が木田元さんを はじめとしてボツボツ出始めているし、それ以外にも、 『初期ギリシア自然哲学者断片集』を翻訳した、日下部吉信さんは、 哲学の歴史は.哲学的真実の探求でもなんでも無く 「主観性の形而上学」に過ぎない、と、激しく批判しているよね。 歴史のある時期に、貴重な文献が隠されたから、 哲学的真実を求めることなく、こんな羽目になっちゃったんだぞ、と推測していたり・・・。 西洋占星術の歴史が「主観性の形而上学」によって 裏打ちされて作られたものなのか、あるいは隠された、 零れ落ちたものを拾い上げる手段として存在したのか?ってことは、 考える際の、ポイントのひとつになると思うんだよな。 また、歴史の上で貴重な文献が隠蔽されたという推測こそ、 現代の占い一般を巡る状況において、 何故こんなに誤情報が多く、 そして誤情報をばら撒く人たちがそこら中に存在し、 かつそれがそのまま放置され続けているのか?という、 長く深い時間をかけて考えつづけた、自分なりの疑問への、 ひとつの答えになるような気もすんだよね。
うん。キミの論旨はこっちのスレのが合ってるよ。
>>69
71 :
名無しさん@占い修業中 :02/01/06 03:50
あるとき、貴重な情報を隠蔽した人たちがいるから、 誤情報を信じる人たちがいるし、誤情報をばら撒く人たちがいるし、 それを誤情報だと感じさせないようになにやら工作する人たちがいるって考えれば、 妙にすっきりと、思考の筋道は通るんだよね。 反論希望。。。
ただ、だからといって秘伝だけは止めてね(笑。
73 :
名無しさん@占い修業中 :02/01/06 17:30
意図的に隠蔽した人たちが居たかは知りませんが、 モダニズムの始まりの時代に、パラダイムの転換によって 迷信として抜け落ちた情報はあるだろうと思います。 古代からの知恵を現代的な形で蘇らせている分野も、 その気になって探せば、沢山あるだろうと思います。 現代では、一部の人の間だけに秘匿されてる知恵も有るような気はします。 多分、生命力に直接関係するような客観的論証の微妙なところには。。。
近代が始まったときに零れ落ちちゃった情報が たくさんあるのは勿論だが(たとえば、魔女と呼ばれる人たちが 持っていたらしい、薬草に関する豊富な知識とか・・・) つい先日まで、情報がまったく検証されなかったという現実をかんがみると、 占いに関しては、別の理由があるような気がするな。
75 :
名無しさん@占い修業中 :02/01/06 20:36
薬草の情報は医学に受け皿があったけど 占いの情報は受け皿がなかった。
76 :
名無しさん@占い修業中 :02/01/06 20:40
ここまで誤情報が多い、原因を究明してよ。 なんでもいいけどメディアの占い情報って、 このままで、ずーっといくのかね? ローソンやampmは今週の占い情報を流すのを止めたのかな〜? あれが、洗脳っぽくて鬱陶しすぎたから、あそこらへんでは 買い物しなくなったからわからないので、知ってる人、教えて。。。 それ以前の隠蔽というのも考えられるかも。。。>75 なんせ、古代ギリシア以来の隠蔽らしいし。。。
77 :
名無しさん@占い修業中 :02/01/06 21:16
ここ10年20年つー範囲で知ってることを言えば、 占いに関する情報は商売のネタだから、そら隠すわな。 その伝統がギリシア以来とすれば、あ〜根が深い。
78 :
名無しさん@占い修業中 :02/01/06 21:19
>>76 >ここまで誤情報が多い、原因を究明してよ。
自分で結論付けてるじゃない。
隠蔽してるやつがいるとか
わざと誤情報を流してるやつがいるとか。
その論拠から原因を導き出せるでしょ。
79 :
こんなのみつけた :02/01/06 22:49
ミトラスの密儀 D. ウーランズィ この古代地中海世界の祭儀の図像の謎が, 人間の運命を左右する力は地上ではなく 星にあるとする世界観によって,はじめて説き明かされた。 --------------------------------------------- ミトラス教 ミトラスきょう Mithraism ペルシア起源の神ミトラス Mithras を祭神とする密儀宗教。 ローマ帝国内において1世紀後半から4世紀中葉まで流行したが, キリスト教の普及とともに衰退した。 ミトラスはアーリヤ人の古くからの神ミトラとは語源的に関係があるが, 信仰内容では著しく異なる。前1世紀に,シリアや小アジアのギリシア化した マズダク教神官(マギ)たちがこの新宗派を樹立し, ローマ帝国成立とともにイタリアやローマ市に流布, さらにブリタニアや北アフリカ,スペイン,ライン・ドナウ両河流域へ広がった。 その間に信徒組織,図像,神殿建築,教義などが成立した。 信徒たちは七つの位階に分かたれていた。 それらは上から〈父〉〈太陽の使者〉〈ペルシア人〉〈獅子〉〈兵士〉〈花嫁〉〈大鴉〉と 名づけられ,上位の者は入信式,位階昇級式,戦勝祈願などの 儀式を指導するなど,神官を兼ねていた。 このような組織は神殿ごとに存在した。 ローマやアクインクムのような大都市にはいくつかの神殿があったが, 地方では都市のほかに,ローマ軍団の駐屯地や要塞の城下町にあった。 信徒の社会層としては,初期においては,東方系移住民,商人, 下級官吏などであったが,しだいに軍団兵,中産市民,貴族階級に及んだ。 ローマのミトラス神殿では国家のための大祓い式が修されたが, 国教化したことはなかった。 ミトラス神殿の原型は自然洞中の聖所であったが, 市街地ではバシリカ式の建築を転用して信徒の集会場所とした。 ただし,神殿全体は地表面より低い床面をもち, 内部は暗く,祭儀の時のみランプや松明(たいまつ)で照明された。 内陣の奥にある祭壇には,〈牛を環る神ミトラス〉の図(浮彫,壁画,丸彫など)が 安置されていたが,その他の神像も発見されている。 信徒たちは現世の苦難からミトラスの英雄的行為で救済されると信じていた。 この宗派のキリスト教への影響については必ずしも明白でなく, どの程度の競合があったかもわからないが,キリスト教公認後, 多くのミトラス神殿が故意に破壊されたことは確かである。 小川 英雄 (C) 1998-2000 Hitachi Digital Heibonsha, All rights reserved.
>その論拠から原因を導き出せるでしょ。 もしかするとキリスト教と関係あるかもねむ。
82 :
名無しさん@占い修業中 :02/01/06 23:20
邪教として弾圧されて地下にもぐった、ってこと?
いやわからんけど。>82 カソリックがヨーロッパ社会の思想統制機関 として機能していたってのは事実だから、そーゆのがあっても おかしくないかもねむ。 まぁ、それは、現代の星占いが これほどまでアレないいわけにはならんですが(ぷっ。
手相の生命線の長短についてその関係の本には必ず 「長い人は長生きする、短い人は短命。 けど必ずしもそうではない(もしくは、生命線の長さと寿命の長さは関係ない)」 と矛盾していることを同時に書いてある。 どういうこった?
85 :
名無しさん@占い修業中 :02/02/09 17:03
長い人に長生きが多いだけで、必ず全員長生きするとは言えない、つーことでしょ?
86 :
名無しさん@占い修業中 :02/02/09 18:05
>>84 一見長そうに見える生命線でも、途中で切れていたり、丸い島があったり、太くて
長い生涯線があったりすると、大病したり借金することがあるけれども、まれに
その時期に逝ってしまうことがるので、そういうことを本当は書きたかったのかも
しれないね。
手相は昔の人達の経験から得た知識をもとに、 体系化されてできたものだと勝手に解釈しています。 昔何かの本で、大脳の半分(だったかな?)が 手の神経を制御していると聞いたことがあります。 思考回路を司る器官が制御しているから、 今(厳密には今までに)何を考えてるかが分かる。 ってことなのかな? 今大脳生理学(でいいのかな?)の現場では そういう研究がされているのでしょうか?情報きぼんぬ
88 :
名無しさん@占い修業中 :02/04/09 22:38
興味上げ
89 :
名無しさん@占い修業中 :02/08/03 23:23
ああ、こんな話もしてたんだなぁ〜(遠い目)
90 :
名無しさん@占い修業中 :02/08/04 00:29
占いが何故当たるかは因果律と輪廻転生で説明できる
91 :
名無しさん@占い修業中 :02/08/04 00:31
過去世での自分の行いが現世での自分の生年月日や 血液型や性格や容姿等を決定している。と考えられるから
93 :
名無しさん@占い修業中 :02/08/04 01:29
94 :
名無しさん@占い修業中 :02/08/04 01:40
95 :
名無しさん@占い修業中 :02/08/06 00:29
何の証明もできないから世間では「占い」とひとくくりにされるんだよ。 占いの理論、根拠にこだわる方がそもそも邪道。
それ思考停止してるよ>95
仮説の検証は容易ではないだろうが、 占い独特のロジックはあるだろう。間違っていたとしても。 1はそういうところを問いかけてんのじゃないの?
>1はそういうところを問いかけてんのじゃないの? 違うんじゃない?
99 :
思考停止してみますた :02/09/21 12:52 ID:cbsB+XMC
占術のエッセンスが迷信として抜け落ちていったのではなく 古典の正しい理論とデータは科学に零れ落ちていったといってみるテスト。 「科学的で論理的で検証可能」な占術はその時点ですでに科学。 だからいつの世も占術は非難と罵り合いのワンダーランドっていいすぎ?
100 :
名無しさん@占い修業中 :02/09/21 13:12 ID:ujbHM/3j
占術理論の最も重要な3要素とは何か。 ・理論体系の芸術的、神話的美しさを探求する感性 ・古典の中に真理を発見しようとする古典への尊重 ・日常生活を全て占術理論の実践検証の場とする事
101 :
名無しさん@占い修業中 :02/09/21 20:01 ID:lZ4/wWZb
>99 いや、占いがたしからしいものである、という仮定が成り立つならば、 データとは違う領域に位置すると思う。数値化できないから。 もっとも、 科学=計量概念がなければ、成り立たないもの という圧倒的な事実に気がついていない自然科学の 研究者志望者さんって、意外といるみたいだ。 それにしても、大槻教授とか、あれ、マジでいってんのかなぁ〜?
102 :
名無しさん@占い修業中 :02/09/21 20:02 ID:lZ4/wWZb
>100 もちっと理詰めで行けるよ。たぶん。エレガントな領域は、最後まで残しておくべき。
どうでもいいよ
104 :
名無しさん@占い修業中 :02/09/22 00:30 ID:zv/s4AHj
105 :
名無しさん@占い修業中 :02/09/22 00:50 ID:Ejr+mOAG
つーか、100越えたのに、運動論が出てこない。 古典の人とか、どうよ? このへんに関しては。
106 :
名無しさん@占い修業中 :02/09/22 00:50 ID:Ejr+mOAG
古典的運動論あたりは、占星術に密接に絡んでるはずだよん。
107 :
名無しさん@占い修業中 :02/09/22 16:16 ID:L7JbVs5a
age
108 :
100 :02/09/22 16:26 ID:pZSJeYKY
オマエみたいなやつとは会話したくないだろう、誰だって。>108
あのさ、一言で言えば、柔らかすぎんの。>108 感性的すぎてやってられんのですよ。 あなたが掲げている三要素なるものなんて。 バカ呼ばわりされて、会話する人なんていないだろ。
111 :
100 :02/09/22 16:51 ID:pZSJeYKY
占いというのは、本質は鑑定作業、生き方に現れる 芸術的な美しさだと思うよ。 学問としての占術理論をいうなら、詩学、美学、法学とかの 学域だろ。論理的整合でもって体系の美しさを構築していく ものだと思う。真理概念とか証明ってのはクソだろ。 なんでかっていうと、端的に言えば鑑定で客が感動しないからだ。
>占いというのは、本質は鑑定作業、生き方に現れる >芸術的な美しさだと思うよ。 ここが違うと思う。無駄な美しさなんぞ、いっさい必要ないよ。 コミュニケーションスキルの問題に還元可能なら、 とっととそっちへ還元しちゃえばいいだけじゃん。 占いは、もっともっとドライでいいよ。 感性を刺激する芸術家の仕事は、別にあるんだから。 占いに求められるのは、第一に正確な予測。 これがなきゃダメだ。だから、芸術も神話も要らない。 正確に予測できないなら、今のツールを捨てて、 別のツールを使うだけ。そのくらい、ドライでいいじゃん。
113 :
100 :02/09/22 17:19 ID:pZSJeYKY
そうかなあ。 うらないの扱う問題領域ってのは超主観的だよ。 ビリヤードの玉の軌道の予測を依頼する客なんていないよ。 恋愛対象の人が自分にどういう思いを持っていて自分はどう すればいいか、とかの質問に対して、あなたのいう「正確さ」 というのが何をどこまでの範囲で担保しているのかすごく疑 問に思う。
114 :
100 :02/09/22 17:25 ID:pZSJeYKY
コミュニケーションスキルに還元できるかというと、それも 少し疑問に思う。なんでかというと、理想的な鑑定というの は、八割の感動と納得、二割の疑問だと思うからだ。 この二割の疑問というのは後時的にああそういうことだった のか、という納得が得られるものでなくてはならない。 これは予測の正確さとは少し違って、いうなれば「道を示 す」的なコードに還元されない要素が中心でないとならない と思う。占い方法論にもそれが合っている。
もちろん、職業として立派に成り立ってんだし、 金もらえて感謝されて……という意味では、 あなたが言う問題解決手段としての占いも、すごくヤリガイがあることだと思う。>113 たださ、世の中には、そういうコミュニケーションや感動を、 占いに一切求めていない人たちもいると思うよ。 人の行動には一定のパターンがあって、その多くは説明可能であり、 だからこそ分析してみたい、という人たちは世の中には五万といるよ。
116 :
100 :02/09/22 17:30 ID:pZSJeYKY
あえてまとめていうならば、「占いとは何か」 というと、「象徴によって神話化された世界をさらに象徴に よってどこまでも純化すること、そしてその修行の過程、こ れに没入して生きる」 という「一つの生き方」につけられた名前だと思っている。 予測の正確さだとか、客の感動とかいう要素も当然含まれる だろうね。
>116 うーん。そういうのは、自分は受け入れがたい。 象徴も分解可能だから。 もちろん、不用意にそんなことを行ってしまうと、 恐ろしい結果が待ってるけど、少なくとも分解することは可能だ。 自分が象徴に囚われているのに、象徴を語ることはできないだろうし、 それにそんなことやってると、たいてい、自家中毒起こすよ。
118 :
100 :02/09/22 17:35 ID:pZSJeYKY
なんでかというと、一見客観性があるように見える 占星術とかも実のところ、10惑星とか12星座とか の象徴を目前の事象分析にどう結び付けるか、という コード化するのが非常に難しい作業を経ないと完成し ていかない。 これを磨くのは、ひとえに術者個人の生活態度と修 行の洗練のみ。つっても占星術系の命学の場合は少し 事情が違うか。まあ俺は易なんだけども。
あぼーん
120 :
100 :02/09/22 17:39 ID:pZSJeYKY
>自分が象徴に囚われているのに、象徴を語ることはできないだろうし、 それにそんなことやってると、たいてい、自家中毒起こすよ。 ここのイメージがよく分からない。 あるいは、あなたと私の違いは命と卜のどちらを中心として 置くかという立場の違いなのかもしれんなと思ってみたり。
121 :
100=ホウジョウ :02/09/22 18:03 ID:pZSJeYKY
つうか、このスレ全部読んでみて驚いた。 64あたりで俺のこと評してる女性がいるよ。 興味持たれたということ自体が嬉しいね。
所詮占いは遊び性格は掴めるが今日の結果までは掴めない。
うーん。。。たぶんね、既成のコードでゴチャゴチャ遊んでる段階で、 ほとんどの人は止まってるわけ。だから、象徴が内包する感情様式が 必要以上に重要視されるのだと思うよ。>118 もちろん、この世界で構成された感情に同化して 理解するために、自らをそれにそわす、という意味では、 象徴を入り口として没入する作業が必要だし、それ無しでは難しいだろうが、 しかし、それは意識的なものでなければならないのに、ほとんど無自覚に 没入している様子だけが、見て取れる人が多すぎる。 意識化してから先に、さらにもう一度没入するか、 あるいは、別のアプローチを探すかは、人それぞれなのではないか。 意識的に象徴に再没入した人は、生活に密着した感動を 他者と共有しようとしたり、自らが求めるのかもしれない。 そういう姿勢で占いをやっている人は、非常に良い意味での、 占い師として生きるのかもしれない、とは思う。
あぼーん
125 :
100=ホウジョウ :02/09/22 18:19 ID:pZSJeYKY
123のレスには完全に納得できるし、よくぞここまで表現し得るな とおもいますた。ありがとう。 あえて齟齬を言うとすれば、「象徴に没入」ってのはたとえば易で 言うと易経の字義成立を説文から調査したり、少し前の自分の占例 を振り返ったりして見えざる流れを感じようとしたり、っていう主 体的努力のことを言ったわけ。なので、無自覚に没入、というのは 少し言葉の使い方にずれがあるかなと思った。ただ、論旨は理解で きるよ。 どんな占いをやる方ですか。
126 :
123 :02/09/28 00:08 ID:vgPn8eHC
占いは、この板で考えられているほど関係ないと思うよ。 自分の場合はそうだった。>125 たとえば、無限について、2年ほどずーっと 考えつづけていた生活してたりね。 感情のブレイクスルーは、突然訪れる。
127 :
100 :02/09/28 03:19 ID:???
>>126 ほう。もうちょっと聞かせてください。
どんな体験をなさったんですか?
関係ないってのは、「根拠や論拠」における
証明とか科学性とか、そういうものと占いの
本質がそれほど関係ないってことでいいのかな?
128 :
123 :02/09/28 08:12 ID:???
いや、<体験>とは言ってない。 <理解>という表現の方が正しいと思う。
129 :
100 :02/09/28 10:39 ID:???
?ようするに何があったの
130 :
123 :02/09/28 13:04 ID:???
話が変な方向へ捩れてきたな。。。 >証明とか科学性とか、そういうものと占いの >本質がそれほど関係ないってことでいいのかな? 科学史でも読んでみたら、どうだろうか。 散発的に質問や回答を繰り返すのではなく、 なんか真面目に考えた結果に、 お互い興味があったら会話しましょう。
131 :
100 :02/09/28 15:47 ID:???
? 126の内容が言語不明瞭でよく分からないので質問しただけなんだが。
132 :
123 :02/09/28 21:42 ID:???
ゴメン、熱が冷めたんだよ。 また何か熱中できるような話題があれば。
133 :
真気学派 :02/09/30 23:05 ID:gvQkh/tf
認知科学 人は物事を記号化(象徴、情報圧縮)して記憶していく そのままもらさず記憶してたら頭破裂しちゃうよ。 誰の顔を正確に写真のようにイメージできる?なんとなくじゃない? 情報科学 人の思考過程の表現型と記号を結びつける方法について明確に説明できる 理論はない(自己組織化マップは近いかもしれないかも) 今までデカルト的な線形古典科学では自然現象をすべて説明できない そこで、出てきたのが複雑系とか非線形科学とかカヲスとか 自分としては複数要素集合が互いの相互作用のなかでシステムをつくる過程に 共通した現象がおこるのではないかと つまり、社会現象と筮竹の結果が、相互作用の要素が類似していれば その結果もまた類似していると しかし実証できるのか・・・
134 :
100 :02/10/01 01:24 ID:???
別の話題で、四柱推命と西洋占星術のつながりについて考察したことがある。 その時に、惑星と星宮の四元素のつながりとばらつき、四柱推命の干支の五 行(蔵干は考察していない。)のばらつきを一万年くらい比較した。 (ばらつきのみ。意味論には踏み込んでいない。ばらつきの概念は主にリー マン集合における有機数分析の手法を使った。株の分析にも用いられている。) そうすると、有為な相同性が得られた。これによって、四柱推命とは実際の 星の意味論分析をより明確にするための一種の分散関数ではないかという推 測が生まれた。 ただ、俺自身命学は詳しくないのでこれ以上深めることはできなかった。
135 :
100 :02/10/01 01:36 ID:???
>>133 すごい面白いことを考えておられる。ところで「真気学派」というのは
何ですか?
カオスを分析する概念で、カオスの縁上に位置する系かどうかを論証
する数値概念があったと思う。(これによって、超大規模な銀河団的宇
宙とナノ原子空間の同質性に対する予測が生まれた、とか)
あの辺を何とか転用できないだろうか。つまり、占いの象徴摘出(カ
ードを切るとか)の確率論的ばらつきへの視座をまず明確化する。
そして、そのコードを読み取る際の記号論的に見た日常言語との差(自
由性と収束性のそれぞれの相違)を明確化する。
この二つによって。教えてください。
>>133 >人は物事を記号化(象徴、情報圧縮)して記憶していく
>そのままもらさず記憶してたら頭破裂しちゃうよ。
漏れは
ヒトは記憶をすべて写実映像(音声)のように保管しておいている
ただし再起する際には記号化されたコードで行う
と認知心理学の本を読んだときには解釈したけどなぁ。
であるからこそサバン症候群のヒトビトの驚異的な能力
(たった一度見聞きしただけで、写実的な絵画を描けたり、ピアノで演奏できたり)は
可能だと理解したよ。特殊能力が付与されたのではなく
元来の能力のリミッターが外されたという解釈。
詳しいヒトの講釈求む
あんまりスレと関係ないのでsage
言語学に普遍言語学派ってのがあったじゃんね。エスペラントを作った ザメンホフとかの属する。 占いにおける象徴解釈というのは、あれの言う「高次言語」に明らか に属すると思われる。(少なくともある程度占いに習熟した人にとっては) これは異論ないよね? で、ここからは私論だが、占いの言語というのは縦型に意味を深めるこ としかできない。たとえばタロットではカード枚数は増やせない。 日常言語というのは、これに比して横型である。新しい言語創出によっ て意味を広げていく。この二つによって、占者というのは(習熟するにつれて) 二次元的な言語世界を獲得する。 誰かもう少し明確化してくれ。
>>136 その写実化された記憶構造のなかで、時間軸というのはどういう位置づけ
を持っているんだろうか。
やっぱり深層心理学が一番占いの理論付けには向いているね。同じ
穴のむじなだから言い換えても何にもならんといえばそうなんだが。
いや、単なる言いかえだけで終わらずに、その先に進める可能性はある。
認知で言えば、言葉が不自由なときはイメージそのもので 記憶する以外に方法が無いが、 言語化が進むと言語によって思考が規定され、記憶も言語化してくる。
失語症の研究ね。けっこう有名なのもたくさんあるよね。 占いの現象的定義とも関連してくる。失語症の人が失語状態 を振りかえったときの印象で「すべてが渾然一体となっていて 未分化だった」というようなものが典型例だったと記憶して いるが、この状態においても「占い」という営為は可能であろ うか。 直感的に言って絶対に無理だと思う。そうする とここから反対に考えて、占いというのは言語をどこまでも明晰 化、分節化していく道程なのかな。
>>138 確かに時系列のデータをどうパターン抽出するかはむづかすー問題だわな
統計的な処理考えるとしたら確率過程(マルコフ)とかエルゴート性とか問いたくなる
カヲスといっても、現象に過ぎないからその原因となるの複雑系を分析しないと解決にならないかとおもふ
自然現象、原理はシンプルでその存在は多様性に満ちている
一から二が生じ、二から三が生じ、三から全てが生じる
占いとか呪術の基本に、模倣によりそれと一体化してしまうってことあるよね
人形がわかりやすい。鈴木ムネオって名前を付けるとその人形はその人と等価になっちゃう
漢字なんかもそうじゃないかな。
また名前をつけるって行為も呪術的だよね
現象、存在を表現するには、名前(抽象化)をつけなければならない
あーなんだか脈絡がないです。知的じゃないなー。
人間というのは、時系列にしろ空間や自然現象その他の事象にしろ、 認知し思考する場合に、名前をつけカテゴリー化を行っている。 で、それがシンボルとは対応していたとしても、 現実に存在する意味のあるパターンと対応しているか、 あるいは確証バイアスにより生み出されたものかは、 別の問題として考える必要があるだろうな。
145 :
名無しさん@占い修業中 :02/10/05 01:51 ID:Kq7LE2QM
たしかに認知の歪みつーのがあるからなぁ。
146 :
易鬼 :02/10/05 01:55 ID:???
ただ、その視点というのは科学にも文学にもあるいは宗教的な認知にも 全て人間の精神活動に当てはまってしまう。 認知―コード化(カテゴライズ)―集積パターン化 という図式は。占いの認知活動は、どこが特徴的なんであろうか? 私見を申せば、次のようになる。あくまでも印象として読み取ってくれ。
147 :
易鬼 :02/10/05 02:01 ID:???
どこで占いという営為が生まれるか。 ・文章を紙に書く。これは占いじゃないよね。表現行為。 ・紙に書いた文章を意味集合(文節か単語)ごとにきりはなす。 これも占いとは言えない。分析思考であり、広義の言語学、科学である。 ・その切り離した紙を手に持って床に散らし、偶然できた文を読む。 これは広い意味の占いの発生と言えると思う。 このことから何か言えないだろうか。
とりあえず、占術の理論付けは不可能、 と言う事で結論づけてよろしいでしょうか?
>>147 紙に書いた意味意味集合は世界を表現しきれないからさ
むしろ、辞書をランダムにひくほうが世界の写像という意味でエルゴート性が保てるのでは?
易にしろタロットにしろ星にしろ、いちおう世界を全写するって前提があんべ?
あとさ、占いには「問い」と「答え」が必ずあんべよ
その関係を示したんが、その偶然できた文だんべ
「問い」がねがったら、占いになんねいべ
だから何が「問い」その文はどんな「答え」を示しているか特定する
媒体を定義せねばなんねいだよ
しっかしそんなもん「人」しかいねーべ
とどのつまり「人」を論理的、科学的に理解してこそ「占い」を理論漬けできんべな
不可能じゃないと重
ん・・・ ひつれいした 「問い」がないものありました「預言」「いんすぴれーそん」「予感」。 ん・・・ 「預言」は「占い」じゃないか ちがうちがう 言いたかったことは、 「人」の役割がしっかりとはいってないと「占い」にならない ただの偶然の現象になるだけってこと あ〜間違ってるかな〜?
151 :
名無しさん@占い修業中 :02/10/05 10:56 ID:TndL2a8O
占いの起源について 理解しないと 答えを導けないでしょう。 つまり、「どうして占いが生まれ発達したのか?」ってことです。 最初は、作物の育成具合とか天体の動きで収穫時期を割り出 したりしたところから始まったんだろうね。(占星術系) あの頃 に生まれた子は穏やかだな。とか、天災が起きたときの状況を ストックして傾向を割り出したとか??) 暦ができて、大雑把に人の傾向が見えてきてそれを体系化 し始めた?(四柱推命などの時をベースにしたもの) タロットや易は、予想つかない。 正直言って、感性を理性で説明するのはかなり骨が折れる。 いずれにしても感覚的に統計(統計学ではない)を取って体 系化したものなんでしょう。
152 :
606 :02/10/05 11:52 ID:???
易鬼本当に五行弱いな。 人間の体も五行によって出来ているだろう。 単純明快に自分の体が一日のうちどう変化しているかを意識してみろよ 全て季節に対応する
153 :
606 :02/10/05 12:37 ID:???
>いずれにしても感覚的に統計(統計学ではない)を取って体 >系化したものなんでしょう 西洋は知らないが、東洋は感覚的統計とは思えない。 五行の性質を仁義礼智信とし、人間の欲望・徳性を五行に現わしている それは誰もが受けている自然界の五行の影響であり、誰もが身につけている 性質である。 統計的に調べ上げたのではなく、 太陽・月・地をただ冷徹に見詰めることでその「性」を発見し 天地の間にいる「人」の性にどう影響を与えてるかを調べ発展してきたのが 「命学」であると思う。 「占」に関して論拠を示すのは難しいが、 「占」から生まれた「命」から逆にアプローチして行く方が 手っ取り早いのではないでしょうか。
154 :
606 :02/10/05 12:50 ID:???
>>147 紙を自分で撒き散らした段階でアウト。
それは偶然性を意識的に作り上げる装った行為。
考えるべきは、「何故その言葉を書いたのか」
答えなんて出ないと思うが。
私は無理に科学や心理学に擦り寄る必要は無いと思っている。
155 :
606 :02/10/05 13:24 ID:???
>>149 さん
>辞書をランダムにひくほうが世界の写像という意味でエルゴート性が保てるのでは?
>易にしろタロットにしろ星にしろ、いちおう世界を全写するって前提があんべ?
禿同。
しかし易の面白いところは
原因があって過程があって結果がある、因縁果の法則と、
人間ではまったく手の出せない理不尽さ、努力しても報われず、
悪人が生きて善人が苦しむような、予定調和の考え方が
見事に融和している所です。
これの根拠を探すには、
易鬼がこだわり抜いている「陰陽」の二元論に向かうと
観念論に陥らずに済むのではないでしょうか。
斜め読みしたクロウリー、トートの書にも
「あらゆる概念は究極的に相互の全体構成要素をなすので
完全無欠なカバラを作り上げる事は明らかに不可能である」と
あるわけですし。
このスレタイのテーマは
陰陽を探っていけばいいような気がする。
156 :
606 :02/10/05 13:38 ID:???
自分は頭が悪いので、易鬼や真気学派さんの様に小難しい言葉遊びは出来ません。 易鬼が観念論に落っこちそうだったので、一寸突っ込んでみました。 ではでは、易スレに帰ります。 お邪魔しました。
157 :
易鬼 :02/10/05 17:59 ID:???
>606さん、ありがとうございます。 命学の基礎があまりにも不足しているので、もう少し しっかり捉えるようにしたいと思います。 真気学派さん、 陰陽、という相対性、相補性の要素を複雑系の分析で見ると すると、どんなふうに表現されると思いますか?自分にはちょ っと想像もできません。
158 :
名無しさん@占い修業中 :02/10/05 18:25 ID:B7Ea0lt5
ID:TndL2a8O
です。
>>153 コメントありがとうです。 でも、読んでいていまいちわかりません。
だから、あなたの意見が正しいのか間違っているのか判断でき
ないです。
あと、原始宗教とのつながりはあるんでしょうかね。。。。
>>157 うーん。。易鬼さんのコメントを見てわからないです。^^;
たとえば、カオスだと分析するにしても、インデックスを取る
必要があるけど、どうやってインデックスを取るのか?とれば
時系列を作るのは簡単だしね。そこからリアプノフ指数を求
めてしまえば判定はできるからね。
カオスの縁ってカウフマン(1939年9月28日生まれ)がいっ
たことだけど、この言葉も実態がよくわからないんだよね。
だから、カウフマンが言ってることが本質的なのかどうかは
僕には判断できませんわ。
159 :
????? :02/10/05 20:08 ID:aeQ/HEej
難しすぎてわからん。。。ようするに、なにがいいたいんだ、これ。。。 >149 わかりやすく説明してください。。。。 ------------------------------------------------------------ エルゴード理論 エルゴードりろん ergodic theory 統計力学の土台となる仮説にエルゴード仮説ergodic hypothesis がある。 これは,熱平衡状態にある系においては,物理量の熱力学的観測値は, すべての力学的状態についての物理量の平均値に等しいというもので, そもそも L. ボルツマンによって提唱された仮定である。 このエルゴード仮説を証明する試みをエルゴード理論という。 壁の中に閉じ込められ,エネルギーが一定値E に保存されている系(孤立系)を例にとる。 このような系は,はじめがどうであれ,やがて熱平衡の状態に落ち着くことが知られている。 このとき,物理量 f の熱力学的観測の値はつねに一定値 ―を示す。 この熱平衡状態に対応する力学的状態(全粒子の位置と運動量のセットが表す状態)は, 無数にあるにもかかわらず,観測値はいつも同じなのである。 全粒子の位置座標と運動量とをまとめて記号 x で表す。 x は多次元の空間(位相空間)を作るが,運動法則はこの空間の各点 x が, 時間 t の後に別の点 xt に変換されていく変換の法則にほかならない。 この空間の任意の領域は,この変換法則により,他の領域に写像されるが, リウビルの定理によって領域の体積は写像によって変わらない。孤立系の熱平衡状態は, エネルギーの値を E に決めれば,一つしかないという経験事実, またこのときの f の熱力学的観測値 ―は一つの値にしかならないこと およびリウビルの定理から,統計力学では ―=〈f〉としている。 ここに〈f〉は,エネルギーを一定値 E とするようなあらゆる力学的状態 x についての f の平均値である。これがエルゴード仮説で,これを力学構造と力学法則とから 証明しようと試みるのがエルゴード理論である。 これはまた,ある意味では,孤立系がひとりでに熱平衡に達することを 力学法則から証明することにもなる。
160 :
????? :02/10/05 20:09 ID:aeQ/HEej
続き ---------------------------------------------------- G. D. バーコフのエルゴード理論では,無限に長い時間にわたる f の時間平均をもって F― であるとしている。これは物理学の立場からすると, 不満足な後退だが,数学的にすっきりした問題設定になる。 こうしてしまうと,どんな f に対しても,また必ずしも大きな系でなくても, F―=〈f〉が期待される。ただし次のような例外が存在する。 すなわち直方体の壁の中に閉じ込められた剛体球は, 側壁に平行に運動している限りにおいて,側壁にはぜんぜんぶつかってこない。 f として側壁の受ける撃力を採ると,― はつねにゼロであるのに〈f〉はゼロでない。 このことからわかるように,―=〈f〉の中から特殊な運動状態を除外する必要がある。 これは,こういう特殊な力学状態は,全部集めてみてもルベーグ測度(面積, 体積などを一般化した測度)がゼロにしかならないとして処理できる。 しかし,問題の核心は,孤立系では,エネルギーの値を決めてしまうと, 熱平衡状態が一つしかないということであるが, バーコフらのエルゴード理論では,これは metric indecomposable(測度不可分)の名で 仮定されている(この仮定はきわめて特殊な例について証明されているのみである)。 また一次元の系には保存量が粒子の数だけある場合が多く,
161 :
????? :02/10/05 20:10 ID:aeQ/HEej
更に続き ----------------------------------------------------------- エルゴード的ではないが,これは一次元に限られた特殊事情であると信じられている。 エルゴード的であれば,運動はできるだけ乱れたものに落ち着くはずであり, 惑星運動に見られる秩序は疑問を提示する。このようなことからエルゴード性は 容易に破れるのではないかと考え,コルモゴロフ=アーノルド=モザーの定理(KAM の定理)を 引合いに出す人々もいる。相互作用のある非調和振動子の集りがあり, 縮退がないとすると,相互作用が弱い限り,この系は完全積分系であって, その運動は相互作用のないときの運動に近い。例外的な運動もあるが, それらのルベーグ測度はゼロにすぎない。これが KAM の定理であるが, 非縮退の条件があるので,熱力学の反例とはいいがたい。 バーコフらのエルゴード理論は,確率論にも拡張でき, 不変測度をもつマルコフ連鎖には長時間平均が存在し, それが空間平均に等しいという定理が得られる。 しかし,このようなエルゴード性は熱平衡状態成立の保証にはならず, A. N. コルモゴロフは,等エネルギー面上のどの領域も, 長い時間の間には十分よく混ぜ合わされてしまうという概念(混合という)を導入した。 彼はさらに位相空間に分割という考えを導入し,時間がたつにつれ, はじめの分割がいろいろに増えて,
162 :
????? :02/10/05 20:10 ID:aeQ/HEej
最後 ----------------------------------------- 最後にはあらゆる可能な分割を全部経験しつくすような力学系を強い混合的な系であるとした。 これは通常コルモゴロフ力学系と呼ばれていて, 混合よりさらに強くエルゴード的である。こうした強い意味のエルゴード性を ニュートン力学に従う多粒子系について証明するのはむずかしい。 また量子力学におけるエルゴード理論は, フォン・ノイマンや W. パウリらによる試みはあったが,未発達というべきだろう。 以上のほか,無限系のエルゴード理論というものがあり, 無限系の中の有限な部分系を見て,そのまわりは規定された 確率分布をもつ無数の粒子がとりまいていて部分系に出入りしているとする。 この専門用語におけるエルゴード性は,実は,きわめて弱い意味にしかならず, 有限系のエルゴード理論に比べ積極的意義に乏しい。 伊豆山 健夫 (C) 1998-2000 Hitachi Digital Heibonsha, All rights reserved.
> 壁の中に閉じ込められ,エネルギーが一定値E に保存されている系(孤立系)を例にとる。 のEって、数値に落とせる落とせないに関わらず、 自分ひとりが認識可能な情報空間のエネルギー量と考えていいのかな。。。? なんか、あるはずなんだよね。たぶん、ひとりひとりに。 だったら、俗っぽい話だけど、社会的なポジションによって、 認識可能なエネルギー量(E?)って露骨に体感レベルで変るじゃん、 とか思ってしまった。 経済学の分野でノーベル賞だかなんだか取った理論に、 情報水準の非均衡性を前提に組み立てた理論があったはずだけど、 そこでいうところの情報水準って、自分が理解した限りでの、エネルギー値Eに思えてしまう。 つまり、各人のEは異なる、と。 ならば、象徴で導き出される結論の意味は、各人のE値により、一定の範囲で変動するはず。 もうこの辺から、引っかかって何がなんだかわからなくなる。
164 :
易鬼 :02/10/05 20:54 ID:???
イメージとしてですけど、要素としての「人」分析概念には、基本的には ユングのイメージでよいのではないかというか、そうしないとまさにわけ が分からないと思います。人間の態様を社会学的に捉えるところから始め てしまうと、個々の要素の均質性を前提としているカオスや複雑系の分析 の遡上にそもそも乗らなくなってしまうのでは。全然別の形態の分析法に なってしまう。(すなわち、社会における占い師と占いの位置を捉えていく というような社会学分析になってしまう。) すなわち、集合的無意識の巨大さによって、個々の社会的バイアスは無視で きるくらいに小さい、ということにしませんかとりあえずは。さて、そうす るとインデックスの採取はどうすればいいのか。いろいろな仮説が頭の中を 飛び回りますが、ひとまず考えてみましょう。
占いの世界で、ユングは鬼門だと思う。 占いの世界には、ユングをちゃんと理解している人がいない。 ほとんどいない。つーか、まったくいない、と言っていいと思うなぁ。 それ以前に、ユングは怪しい。怪しすぎる。概念をもてあそぶだけに終わってしまいそうだ。
166 :
易鬼 :02/10/05 21:55 ID:???
はてなさんの占いイメージを聞きたい。
なんだかとっても刺激的
現代物理理論やら心理学やら占いやら
さまざまなところに、話の広がりの可能性がみえてどこへもってたらよいやら
だが、これも相互作用のなせる枝
そう、物事は発散する(エントロピー増大)
しかし、それいかに抑え固定し保存するか、それが相互作用から生まれた生命の本質!!
>>165 ちなみにボクもユングは好まないな
168 :
易鬼 :02/10/06 02:15 ID:???
陰と陽というのをあえて存在論に限って表現してみたとして、 陰とはエントロピーが極大の状態、発散しきった状態 陽とはエントロピーが極小の状態、収束しきった状態 ということでよろしいか。 真気学というやつから見たらどうなるねん。
169 :
:02/10/06 02:31 ID:???
あげ
170 :
名無しさん@占い修業中 :02/10/06 08:53 ID:ex5BUrii
>>164 >集合的無意識の巨大さによって、
>個々の社会的バイアスは無視できるくらいに小さい、
>ということにしませんかとりあえずは。
いや、その前提こそが怪しさの原因の一つだろう。
171 :
606 :02/10/06 09:28 ID:???
>あと、原始宗教とのつながりはあるんでしょうかね。。。。 太陽や火、自然神をあがめる原始宗教って事でしょうか? 陰陽学は崇拝や信仰心を殺ぎ落として純化させた物と捉えています。 占い師がこの手の話しにいきつまって 落っこちた時神仏持ち出したり、 前世の因縁持ってくるアフォがいるんだが、それは最悪の行為。 個人でどんな信仰もとうが自由だけど、 目の前に座り占を請う人間に押しつけたらいかん 全然詳しくないけれど、 ユングもいきつまっちゃってチベット密教引っ張り出した感を受ける。
172 :
606 :02/10/06 09:46 ID:???
>>168 いいね。同意
しかし科学や物理は小学生レベルなのでロムってます(^^;
えーと、正確にあってるかわからんけど私の認識では ビリヤードで床の摩擦が無かったらいつか穴に入る (壁に垂直にあてれば入んないよ、っていわれても垂直に打つことは不可能に近い 実数において有理数と無理数の濃度はくらべものにならないくらい違うから) 逆にいうと球は確率はともかく、フィールド内の全ての場所を通過することができる(エルゴート性) 箱の中の分子は、箱の領域全てに存在しえるように動きまわる 箱が大きくなれば動く範囲も広くなる つまりこの作用が拡散(エントロピーの増大)熱平衡にむかう とするなら、宇宙は過密な状態から始まって薄くなってくのがシナリオ しかし、星は物質間の重力の相互作用によって生成される。矛盾してるきがするねー そらそう、分子は小さくて移動範囲が大きいから重力無視して考えてるから。 いいのかな、こんなのかいて板違いに思えてくる
でね、大きな目でみればエントロピーは必ず増大するの今のところは てっことは、これに陰と陽を対応させると宇宙全体で陽から陰に向かってる って話になってこまるでしょ?陰と陽は同じだけ存在しなきゃ(八卦だって) 思うに、世界は均一になろうとするその中でそれに対抗するよに 生命(星もそう)は相互作用の中で象徴化を行い保存維持をしようとする その象徴の中に陰と陽の種類があるのではないか(大極図が頭をよぎる) 物質があれば反物質もあり、電子があれば陽電子があるし いい思い出もあれば、やな思い出もあるし 科学と占いの世界をごっちゃにし妄想家ですよ 私
↑それを気学に展開してみてください 時間軸について言えばそうなんだけど、そうするとたとえば生命現象というものは、 外部エントロピーを極大にして内部のエントロピーを減少させるという部分的なゆ らぎであるから次のように表せる。 陽が陰に変わる世界の中で、陰を陽にしているところのもの。 これは、陽が秩序で陰が散会という概念にも当てはまるんじゃないだろうか。 シンキガク(これ何なんじゃ)さんの言うことはわかるよ。ただ、陰と陽が 相対するものである、ということを結論とするのではなく、そこからさらに 物理的な存在論にあえて引き降ろすとどうなるか、という話。 いいじゃん時間軸に陰と陽の比均質性があったって。世界の終わりにおい て、時間の矢が逆にとべばいいはなし。とううか、陰と陽の絶対均衡という ことを前提とすると、この世界の時空の極北はどうなっているのだろう?
二文目の そうすると は省く ×比均質性 ○非均質性
177 :
:02/10/06 20:50 ID:???
178 :
易鬼 :02/10/06 20:56 ID:???
さっきのシンキガクさんのカキコを見て思ったのじゃが、占いの概念てみんな 有理数的だよね。有理数の定理はすべて無理数に影を作るというような数学上 の超越関数に関する理論があったように思うが、あのへんを写像理論的な色合い で応用できんものかの。
真気学は山本コウヨウがボスで、園田次郎のかばんもちだった人だっけか・・ じっちゃんがその勉強仲間かなんかだったもんで。気学の一つの流派ですよ。 一応何の占いしてるか表明ってことで。でもその探求は数学的物理的にやってます。 ちょっといいでしょうか? 質問に質問で答えるようなんですけど・・・ どんな世界像もってます? はづかしんですけど、空想科学からいわせてもらうと 数学世界(カントの世界)→物質世界↓ ↑ーー─精神世界(象徴、頭の世界) まだ、完成してないんですよ。 →の意味はそこから生まれるってわけでなく。 ってゆうか〜、その世界の一部をうまく組むことでー、表せるってみたいな〜かんじ〜? ロジャーペローンズさんが言ってました、心は量子で証明できるのかって本の中で。 エッシャーの不可思議な絵には興味をそそられる。
180 :
易鬼 :02/10/07 14:49 ID:???
世界像というよりも人生論的なんですけど、 ものごとの根本にあるものはすなわち 精神の静謐 であるとおもてます。絶対的な精神の静謐に到る過程 で色々なことが明らかになるとうれしいなと思います。
181 :
易鬼 :02/10/07 14:59 ID:???
知の体系の理念形 カントの理性限界・分析的・数理的観念−−−−象徴的観念の世界 | | | | | 精神の静謐による深化(Z軸) | | | | | 日常倫理の世界−−−−−−−−−宗教的本体観
182 :
易鬼 :02/10/07 15:02 ID:???
知の体系の理念形 カントの理性限界・分析的・数理的観念−−−−象徴的観念の世界 | | | | | 精神の静謐による深化(Z軸) | | | | | 日常倫理の世界−−−−−−−−−宗教的本体観
183 :
易鬼 :02/10/07 15:05 ID:???
乾 離 わたくし カン 坤
184 :
606 :02/10/07 16:20 ID:???
私の世界像 亨 乾為天 コウ トン カイ 巽 離 坤 否ーーー私A 元 大壮 震 私@ 兌 観 亨 泰 艮 坎 乾 剥 臨 復 坤為地 貞 ___________________________ 三天両地に住んでます
185 :
606 :02/10/07 16:22 ID:???
微妙にずれてしまった。
186 :
606 :02/10/07 16:27 ID:???
間違えた。もいっかいやり直し 私の世界像 亨 乾為天 コウ トン カイ 巽 離 坤 否ーーー私A 元 大壮 震 私@ 兌 観 利 泰 艮 坎 乾 剥 臨 復 坤為地 貞 ___________________________ 三天両地に住んでます
187 :
606 :02/10/07 16:44 ID:???
___ ___ 坤の物質世界 _________ 私A ___ ___ _________ ___ ___ 私@ _________ 乾の精神世界
188 :
606 :02/10/07 20:06 ID:???
悪戯書きです。ほっといてください。
189 :
606 :02/10/07 21:26 ID:???
>ってゆうか〜、その世界の一部をうまく組むことでー、表せるってみたいな〜かんじ〜? >ロジャーペローンズさんが言ってました、心は量子で証明できるのかって本の中で。 ってゆうか〜、水野南北の「南北画相」のなかでもぉ〜 地水火風空って説明があって〜 空っていうのはぁ、心なんだってぇ 人間の体が物として存在しているなら、心も存在するわけでぇ〜 人間じゃなくても〜物体であれば心もあるとおもうわけ〜 なんだかわかんないけど量子とやらで計れるんでない? 魂魄の思想もあるし〜、天に帰る魂と地に帰る魄が本当にあるなら〜 少なくとも地に帰る魄は物理で計れるんじゃない? 妄想爆発中
190 :
606 :02/10/07 21:45 ID:???
でもやっぱり〜、真気学派さんの仰るとおりで 「その世界の一部を組み込むことで表せる」っていうのは〜 上手いなあとおもふ。 陰陽五行って〜、あまりにも大きすぎちゃって〜 なんにでも化けるバケモノなんだよね〜
191 :
606 :02/10/07 23:10 ID:???
だから易鬼が 「物理的な存在論にあえて引き降ろすとどうなるか」っていってるのか。
192 :
易鬼 :02/10/07 23:40 ID:???
そうかも
193 :
606 :02/10/07 23:42 ID:???
どんな方法論持ってきてもやっぱり一部を組み込むだけかもね。 でも面白い。
194 :
606 :02/10/07 23:53 ID:???
>世界は均一になろうとするその中でそれに対抗するよに >生命(星もそう)は相互作用の中で象徴化を行い保存維持をしようとする これって雷風恒の法則に思える
195 :
606 :02/10/08 00:02 ID:WEuLFKQH
易鬼兄さんおもしろいんで ガンガンやっちゃってください
196 :
易鬼 :02/10/08 00:32 ID:???
複雑系の知識があんまりないのだが、 次のような昆虫などの単純反応物体の行動の分析方法がある。 N個の要素があったとして(ある程度大集合) 個々の要素に一定の命令を与えるとする。それぞれの要素はその 単純命令に従って動いているだけなのだが、全体として一つの 全く違った作業を行う。易というのもこのように捉えることが できるのかもしれない。
197 :
易鬼 :02/10/08 00:42 ID:???
例 要素の能力と用意するもの: ランダムに動き回り、物を感じ、持ち上げ運び、置く能力、 均一な要素以外の物をある程度大集合で 要素への命令:ランダムに動き回る。 もし物と接触したら持ち上げて運びつつランダムに動き回る。 物を運んでいる最中に運んでいる以外の物と接触したらそこに物をおく。 最初に戻る。以上 結果:最初に物が散らばっていても、徐々に物が数箇所に集まる。 これは昆虫のアリの行動パターンのようである。アリは物を運び集める性質があるが、 個々の要素が集めようと計画意志をもっているわけでなく、上のような単純命令 をあらかじめ保持しているだけのようだ。
198 :
易鬼 :02/10/08 00:46 ID:???
私見) 上の例において、印象としてであるが要素、要素への命令と第三存在物などの 前提条件が陰陽八卦変コウなどの卦の構成要素、結果が卦コウ辞などの占要素と似てい る印象を受ける。
199 :
易鬼 :02/10/08 04:31 ID:???
シンキガクさん あ、181の図は基本的にはケン・ウィルバーの認識論を批判的再検討した と受け取ってほしい。 まあこんな事はどうでもいいんだけども
200 :
易鬼 :02/10/08 04:48 ID:???
エントロピーの増大によって世界が目指す均一性 と 生命が有機的な動き(意味が重複しているが)の中で保持するエントロピーの 平衡は、より高い視点から見た場合にどちらが本当の意味で 「平坦」なのだろうか? 生命と宇宙そのものが完全に反した動きをして相対的なんだろうか? あるいは、実は相互に補い合っているのだろうか? 生命活動が物理法則の中で極めて特異な例外中の例外である、ということの 「意味」があるいはここら辺の相対性を分析する中で見えてくるのかも。
201 :
易鬼 :02/10/08 04:54 ID:???
相対性についてなんだけど、実のところ物理的視点から言うと、自然界 に完全な相対性というのは存在しない。化学で言っても鏡面構造を取る 右手系と左手系の物質というのは全く性質が変わってしまう。(この前 ノーベル賞を取ったなんとかという奴の研究は、この右手系と左手系の 有機化合物を単一抽出する方法に関する研究だったはず。)もっとマクロ に言えば、反物質と物質の非均質性によって宇宙が生まれたのである。
202 :
易鬼 :02/10/08 04:59 ID:???
昔々、易経を初めて読んだ時にまず思ったのは、これを書いた奴は美的センスが ゼロだなあ、ということであった。六十四と陰陽という最も分割構造に しやすい書式なのに、あまりにシンメトリックな美しさが欠落しているからだ。 たとえば俺が易経を書いたとしたら、まず最初の二卦の文章の量や意味の シンメトリーなうつくしさには絶対気をつけるだろう、とおもった。 このへんの非均質性も何か深い意味があるのか。すべからく占いの象徴と いうのは皆、相対的なようでわざと相対性をずらしている節が見られる気がする。 厳密性のかけらもないからに。ポエムだよポエム
203 :
606 :02/10/08 08:16 ID:???
>もっとマクロに言えば、反物質と物質の非均質性によって宇宙が生まれたのである 道有体用。不可以一端論也。要在扶之抑之得其宜。 人有精神。不可以一偏求也。要在損之益之得其中。 滴天随より。 本来の意味はちょいと違うけど、易鬼の言ってるのはこれだと思われ
204 :
606 :02/10/08 08:26 ID:???
>すべからく占いの象徴と いうのは皆、相対的なようでわざと相対性をずらしている節が見られる気がする。 わざとではなく、ずれているから存在できる世界観を表現しているのではないでしょうか 坤元合徳機シ通。五気偏全論吉凶。
205 :
606 :02/10/08 09:08 ID:???
>たとえば俺が易経を書いたとしたら、まず最初の二卦の文章の量や意味の シンメトリーなうつくしさには絶対気をつけるだろう、とおもった。 そうか、そんな事考えてもみなかったよ。 乾為天 卦辞 元亨利貞 坤為地 卦辞 坤元亨。利牝馬之貞。君子有往攸往。 先迷後得主。利西南得朋。東北喪朋。安貞吉。 確かにバランスが悪い。 んだけんど 五陽従気不従勢。五陰従勢無情義。の、 元になった陰陽の性質をよ〜く表している。 陽の動いて止まない性、神(神じゃないよ、しん)と、 陰の己から動かない固着する性、精をあらわしている。 坤為地の卦辞が長いのは、その性質を説明する為と、 司馬利主の言葉を借りると 「愚かで迷いのあるものには一言で解らせる事が出来ますかい、言葉はいくらおおくてもいい」 からだと単純に思ってたよ。
206 :
606 :02/10/08 09:17 ID:???
何がいいたいかっていうと、 幾らなんでもポエムに飛んだらだめだっちゅーの。
なんだか二人が同一人物のようにも見える 187 にも書いちゃってるし それか相当な知り合いかと、まぁいいかそんなこと 世界像って聞いたのはですねー 宇宙全体をどのようにとらえているのかと思い、 そこに違いがあれば理解しずらいかとぞんじます 思うに皆様されているのは 物質世界と精神世界をつなぐ話、または精神世界の中の話 しっかし、精神世界(陰陽五行世界)は物質世界を作ることはしません(逆は可能) 別の世界も必要かと それが、純粋数学や幾何学の世界かと 幾何学は一般相対性理論で重力について説明しています 物質世界の本質的な構成理論はやはり数学であると思います
208 :
606 :02/10/08 10:04 ID:???
わーい。教えてけろ
ここから重要なんですが 数学を理解できるものは何でしょう? コンピュータ?いいえいいえ、あれに理解なんてできません、 まして新しい公理を発見もできません(ゲーテル不完全性理論より) ようは、人にしか数学を発見することができないのでふ つまりこれで三角形ができましたとさ 精神世界は物質世界を作らない といいましたが この表現は多分いいたいことを正確に伝えきれないと重い升 完全な陰や陽の存在を<感じた>ことありますか?
210 :
606 :02/10/08 10:23 ID:???
無いでーす。
211 :
606 :02/10/08 10:28 ID:???
五行だと太陽と海になるけれど、 純陰純陽はいっこずつでは存在できないからと思ってまーす。
212 :
606 :02/10/08 10:38 ID:???
・・・。感じた事あるって言った方が話が繋がったんだろうか・・・。
確かめたかっただけです 人によっちゃ、「感じます」っていうひといるから・・・
214 :
606 :02/10/08 12:06 ID:???
「感じます」って事は、あくまで体を媒体にしているんだから 限界があると思いまーす。それは感じられても、「完全」の 一部分にしか過ぎないと思いまーす 真気学派さんは感じるの?
215 :
606 :02/10/08 12:28 ID:???
関係ないけど その質問だったら、 「完全な陰と陽に同化したことありますか?」の方が 私みたいなアフォには解りやすいでーす。 それが多分易鬼の言ってる「精神の静謐」
いやいや、存在なんて感じませんとも、完全な陰とか陽は物質世界には無いわけで 物の状態としての陰陽はなんとなくわかるけど あ、だから物は引用からできていないというわけで、 その状態が射んようになるってことで・・・ わかるって言うのは頭の中の話で、 「物理的な存在論にあえて引き降ろすとどうなるか」 ひきおろしたら、物理現象しか残らないわけで、 なんだかよくわからないわけで・・・
217 :
606 :02/10/08 12:43 ID:???
最近よく聞かれるんです。 「私なんで生きてるんですか?」 物理現象です、と答えるべきでしょうか。 いや、マジで悩んでるんですけど。
218 :
606 :02/10/08 12:52 ID:???
自分の意思で生きている「私@」と 生かされている「私A」が揃って物理現象の「私B」がいるわけで。 真気学者さんの仰るのはBを証明する事ですよね? 易やタロットの根拠は何かと問われたら、やっぱりこの 三角形から炙り出さないと無理なんですね。
219 :
606 :02/10/08 15:13 ID:???
訂正 私Bを証明すれば、 なんだかよく解らない@とAも自然と証明されるという事でしょうか?
220 :
易鬼 :02/10/08 16:27 ID:???
シンキガクさんの指摘、大変面白いというか鋭すぎるというかそりゃーそうだわというか。 やっとつかめました。 うーん 確かに単なる不完全な言い換え、連想ゲームに過ぎない。 するどい指摘だなあ。
ん〜どうでしょ? あと30分もある もう30分しかない 物理的世界においてこの二つは等価(形式論理言語学) しかし、その精神状態は異なる(主観があるため) 論理学、記号学は違いを証明できな(今のコンピュータでは計算不可能) 主観性について証明できれば、何か変わるかも
222 :
易鬼 :02/10/08 16:36 ID:???
あえてイメージ的な検討を試みるとすれば、例えばマルクシズムの階級対立の 思考原点は少なくともある程度、適者生存―ダーウィンの進化論に発想を依拠 していることは否めないでしょう。同様に、特にエントロピーの増大なんてのは テーゼがかなり普遍的です。ゆえに、・原子(あるいはその分析概念の基となっている モナド論)構成の宇宙―認知方法は計量と比較と数理信仰=物理学 と、 ・単純象徴構成の宇宙(ちょっと問題あるが)―認知方法は時空の偶然性を介した 象徴化(すっさまじく問題あるが)=占い の、両方の基本要素を発想する上での 共通の土台を持っていると推定しても面白い、ゆえにイメージで適用することも それなりの意味を持つ、という風に考えてみてもいいのではないでしょうか?
223 :
易鬼 :02/10/08 16:45 ID:???
そうそう、イメージなんだけど、占いはすべからく、結果にかなりの程度で導出 における主観が介在してるんだよね。 というよりも、主観をいかにダイナミックに客観と結合させるか、というのを 探求した体系であるようにすら見える。ゆえに科学と相性が悪いというか。 気学でもそうだと思うけど、占いというのはどこからどこまでが要件、条件で どこからどこまでが結果なのかを分離し難いところがある。
224 :
易鬼 :02/10/08 16:51 ID:???
たとえば四柱なんかでも、導出元である八字とそれを概念操作した関係が 占断要素のわけだけど、つきつめるとそれらも含めて干支の意味、さかの ぼって五行の意味につきる、というところがあるじゃんね。 つまり、物理とかだと探求を深めれば深めるほど要素が多くなり、たくさん の結果と定理が多出して現実世界に適用するのが困難になる。 「マクスウェルの悪魔」の現実存在の不可能性の問題(量子のことはちょっと置いておく)
225 :
易鬼 :02/10/08 16:54 ID:???
だからこそそういった個々の要素における単純法則と全体のシステム視点のずれ を埋めるものとして複雑系の観点が生まれてきたわけだ。 しかしながら、占いは元々の前提の中に、「主観」「システム論」まで内包 しているのかも。ううむ、ちょっと明瞭になってきたかもしれないような
226 :
易鬼 :02/10/08 16:56 ID:???
>シンキガクさん 批判的検討をおねがいします(w
227 :
606 :02/10/08 16:58 ID:???
>>225 私が言いたかったのは正にそれだよう(w
アホだから言葉がわかんなかったんだよう。
228 :
易鬼 :02/10/08 17:30 ID:???
しかし、そうすると占いというのは「概念枠組み」の絶対固定、 を立脚点として他を動かしていくということになる。こういう 視点自体は前から持っていたが、これではあまりに不満足なんだよね。 なぜかということの表現方法をもう少し考えてみる。 科学というのは導出枠組みを絶対固定するということかな。実験、検証、 計量的表現。
229 :
易鬼 :02/10/08 17:31 ID:???
「反証可能性」がキーワードである気がしてきた
>>113 あたりで主観性ってでてましたな・・・
この板の流れがどこにいくのかいくべきなのか
思慮しています...反証可能性...
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このような提案はどうだろう? 保存則からの脱却(非対称、非線形へ) 空間からの開放(共時性へ) 我々は物質世界を見、その束縛を自分の心理過程の中にまで用いようとしたから、その思い込みによって 主観の説明不可能、反証不可能となるんじゃないかな? 事実、電子のスピン現象は、空間を飛びこえる 片方のスピンが分かると、遠くもう片方のスピンの状態が同時に分かってしまう(共時性)
保存則から非線形は 足し算 から 掛け算 みたいなこと
233 :
絵機器 :02/10/09 16:35 ID:???
もちょっとわかりやすく 批判理性を押え込んで使うべきだ、あるいはそういう精神状態だからちょっと違う んだということかな
234 :
絵機器 :02/10/09 17:57 ID:???
数学的形式論理について、ゲーデルについてなんだが、 形式体系が不完全であるしかない、ということ、言い換えると 形式体系には必然的に穴があいているというのは どういうことを意味するかというと、それって「時間性」の 問題なんだよね。つまり、時間軸というのを どうその体系に採 り入れるか。メビウスの輪やクラインの壷なんかも、もともと、空間体系に 時間性を取り入れようとすることの表現なんだよね。
235 :
絵機器 :02/10/09 17:59 ID:???
我々がいまいる世界は三次元だと言われるけど、 全面的にそうかと言われると、そうではない気がする。 たとえば、科学法則には未来の時間が先取りされている。 さもなければ予測は成り立たないから。また、貨幣や資本にも 時間性が表現されている。それによってダイナムズムは生じる。 だから、この世界にも局所的に四次元は実現されており、 そのポケットの部分が、体系の穴につながるのではないか と考えている。 そしてその穴にどう立ち向かっているのかという ことでもう少し明瞭な視座が気づけるのかもしれない。 ということを言いたいのだろうか
んなこといったら、バーチャル「世界」は何次元に存在してるの? その世界を生み出してるのは次元空間でなしに、サーバーの計算の中にあるよね あああああ 今思ったんだけど、 毎回毎回、〜と考えたらどうだろう ばかりで 〜は〜だから〜だ! って話にならないね・・・・ 何か新しい証拠や実験がみ・・ ザーーーザーーーーザーーーー 否、貨幣は本来、価値交換の手段でしかなく、価値そのものを保存するものではない!現在100円のリンゴは時間が経つと腐るが100円は腐らない これは、貨幣が物の本来の価値を表現できないからである! 貨幣は政府のサービスであり、銀行も国有化し、 国民はそこに貯蓄するが、税金という形でその財産は減少していくべきであるさらに国際経済を考えたとき、現在の貨幣システムはほころびをだしはじめている アメリカをみよ!あの国は7倍もの金刷ったにもかかわらず貨幣価値はかわらず 赤字をしてるのにもかかわらず そのうちドルの崩壊が起こるのはひ・・・・ ザーーーーーーーザーーーーーザーーーーーー きにしないで・・・
237 :
606 :02/10/10 09:01 ID:???
なんか混乱してるなあ。楽しみにしてるよ。 占と命(めい)、どっちを証明したいの? 両方を合わせたいの? まずそれが聞きたい。 占は「偶然性」(お二人これが許せないんだと思うけど)を利用したもの 命は、たとえば四柱推命や六壬みたいに、どの時代、誰がやっても同じ命式がたつ 変わらないもの。
238 :
606 :02/10/10 09:14 ID:???
もういっこ、大切な相を忘れてるよね。 人間の体がもつ機能にも触れないと物足りないなあ。
偶然性を利用したものは、民族心理を背景とした潜在意識の遊びなんじゃないかしら?(無視可)
240 :
606 :02/10/10 12:46 ID:???
「偶然性」って言葉が悪いね。 絶対239さんみたいに誤解されると思って「」つけたんだけど。 適切な言葉が見つからない。
241 :
606 :02/10/10 12:52 ID:???
>>196-197 民族真理を背景云々は言葉は違うけど、もうこの段階で易鬼が示してる。
なんて言ったらいいんだろう・・。
242 :
606 :02/10/10 13:03 ID:???
ありんこは、蟻という種族です。
243 :
易樹 :02/10/10 13:10 ID:???
なんで? 239も241もよく分からない 全員混乱してしまった(藁
244 :
易樹 :02/10/10 13:12 ID:???
239ってマリアさんぽい
245 :
606 :02/10/10 14:23 ID:???
ありんこ全体の動きとともに、 ありんこ一匹からも全体の性質を証明できなきゃおかしいと思ふ だからいきなり占の論拠につっこむんじゃなくて、命から行けと最初に言った訳。 そのほうがアプローチしやすいと思ふ。 偶然と必然はらっきょうの皮で、 239さんの話してる民族背景を元にした潜在意識の遊びは皮の一枚にしか 過ぎないって事。 証明したい運命に例外や隙間があったら駄目だって事を前提に 皆話してんじゃないの? 心の存在・未来の存在(実際存在しないと思うが・・・。 また誤解を受けそうな言葉だなあ。) を明らかに出来るのは、今「私」が存在していることを手がかりにするしかない。 易鬼、五行の土は何を意味してるよ。 2CHで教える気は無いけど、考えてみ
246 :
606 :02/10/10 14:27 ID:???
易鬼もう頭で知ってるかもしれないけど、それが出てこないんだなあ。 そんな感じ。
247 :
606 :02/10/10 15:12 ID:???
物理はぁ〜、じぇんじぇんわかんないしぃ〜 自分的にはぁ〜 真気学派さんみたいなぁ〜 空想科学好きにぃ〜、五行土の概念とともに存在してるかもしれないものぉ? これぉ、簡単に御話してほしいなぁっておねだりしちゃう(ハアト ・・・御免、自分で自分が気持ち悪い。
248 :
易鬼 :02/10/10 23:45 ID:???
>今思ったんだけど、 >毎回毎回、〜と考えたらどうだろう ばかりで >〜は〜だから〜だ! って話にならないね・・・・ 前提論理、実験、結論というのはあくまでもベーコンとガリレイ の作り出して練られた科学の話。そういう形態になっていないことに 恐れをなす必要はないし、むしろ「我々が恐れなくてはならないのは、 恐れそのものである」(ルーズベルト)だと思う。意味のない批判的 検討がものすごい成果を生み出すんだよ。歴史は常にそうであった。
これは、存在に到達するための方法論としての五行のお話なんですか?
認識不能なものを認識する手段としての五行体系ではないかと思ったんですが。それは人による価値付け未然のものゆえ、無価値なものにより…
251 :
易鬼 :02/10/11 04:05 ID:???
>>250 そう問題はそこだと思うんですよ。
それでは、五行体系でなくてはならないのはなぜだとおもいますか?
>認識不能なものを認識する手段としての五行体系ではないかと思ったんですが
手段と認識体系が乖離しているのはそもそもなぜなんでしょうか。
>それは人による価値付け未然のものゆえ、無価値なものにより…
価値付け未然なのに、体系という一つの「価値」が存在しているのはなぜ
なのでしょうか。ここで統計論を持ち出すのは前提と結果を混同しています。
体系の原点的意味合いを出すのは「無価値」という言葉を自己否定しています。
歴史的な経緯を持ち出すのは「手段」であること、「無価値」であることのどち
らの意味も歪曲させてしまいます。体系を飲み込む一つの行法の結果として意
味が発生するというのはつまりは何も言っていないと思います。
252 :
易鬼 :02/10/11 04:41 ID:???
というようなことが、理性を前提とする論理的帰結を求めた場合に 当然に言え、批判できてしまうわけです。ですが、明らかに占には 占の方法論があるのは感覚的に理解するところ。それではそれはどこに 基礎づければいいんだろう、科学史や論理学の検討から基礎付け を何とかひねり出せないのか、ということです。 「価値付け未然なる体系」というものと、物心二元的な「われ思う、 ゆえに我あり」という思考原則がどうも直線でつながらないのです。 というふうに俺はこの不毛な(?)議論を理解しているんだけど。
253 :
易鬼 :02/10/11 07:03 ID:???
てかそもそも俺はこんな議論する気はなかったんだ・・・ 111あたりの自分のカキコとさっきのレスが明らかに 矛盾しているのを発見した。こういうことには保守的な語らない 立場を取ろうと思っていたはずだったんだ。哲学論議を前にして 無言だった釈迦のように・・・・
250>>えー。おはようございます。 私見を一つ。認識体系と手段のかいりということですが、意味が分かりませんでした。認識不能なものには体系は存在しませんからね。 統計的優位性や歴史的経緯は、術式の根拠になります。もちろん、それが術なわけではないでしょうね。
255 :
名無しさん@占い修業中 :02/10/11 09:46 ID:qH8tpFdA
東洋は陰陽五行だけど西洋系どうよ? 西洋の理論体系って何?
空想科学のような話より、根拠として事実を基に 論理的な話がしたいヤシは、いないのかな?
占いはオカルトだぁ! 人間止めますか? 占い止めますか?
元真気学派の者であります。 「命」の話が出ると、業とかカルマとか輪廻とか出す人いますよね 実際のところドゥなの?前世って見えんの?
>>253 時間の流れとともに、自分の思考や感覚ってコロコロ流れていくもんだよ
川の流れのよーぅーにー、ゆーるーやかにー
「占」と「命」の神隠し
両方視野にいれないといけないのかなー、やっぱり。
がーーーーーん!!
少なくとも自分は
>「命」の話が出ると、業とかカルマとか輪廻とか出す人いますよね
>実際のところドゥなの?前世って見えんの?
絶対こんなの持ち出さんよ。
誤解せんといてね
>>259 禿同
命と占の細かい関係しらないのですが・・・ 対象とする時間スケールの違いととらえていいんでしょうか? 例えば 命:実際の世界の動き 生まれた時の天の状態によって その人の一生の運勢が求まる 占:世界の部分シミュレート 混ぜられた筮竹の状態によって 一つの提案した事象について吉凶がでる 星の動き も 筮竹の状態 もともにいわいる複雑系であり 星は実際の世界の動きそのものであるから求まるものも一つ 筮竹は 世界の時間的な一部部分の シミュレーションであり 人によっても出る象はことなるが 同じ占的についてはすぐ何度もしないから 占もその意味で一つに求まる
262 :
蘭源郷 :02/10/17 16:22 ID:???
真気学派というのは、そういうことを研究する人達の集まりですか?
そうなんですよう 自分の書いてる内容はまったく 真気学と関係ない ので ハンj 変えます。 迷惑になっちゃうだろうから・・
264 :
ひねくれ :02/11/05 02:00 ID:ACyDkvGw
命と占、占いの仕組みが違うから別扱いだな。
265 :
易鬼 :02/11/05 10:00 ID:???
かならずしもそうは言えんと思うが。
>>265 >かならずしもそうは言えんと思うが。
↑は、「占いの仕組みが違う」に対するもの?
仕組みは同じってことかな?
それとも「別扱い」に対するもの?
仕組みは違っても同じ扱いで良いってことかな?
age
期待上げ
269 :
ナッツ :02/11/29 00:19 ID:???
近況報告 最近、パーツの記号論を勉強ちてまつ。 刺激的だった。
270 :
易鬼 :02/11/30 02:30 ID:???
おれは法律学と易学の相同性に目を開かれる思いだよ。
まぁ、理論は色々あるだろうけど、 現場はそんな綺麗なモンじゃないのもホントだろうしな。
272 :
名無しさん@占い修業中 :02/12/08 03:51 ID:k/AnN5a/
273 :
山崎渉 :03/01/08 16:19 ID:???
(^^)
274 :
山崎渉 :03/01/19 06:59 ID:???
(^^)
うぜースレをあげて見る
個人の感想では無い、根拠・論拠はあるのかいな?
ついでに上げちゃうョ
278 :
名無しさん@占い修業中 :03/03/05 16:49 ID:ocK0en3e
生年月日別にホームページを見る。俺はそれで 確信した。後、友人、知人のホロスコープも見て
それでなにが分かったの?
スレ立てとレスの関係は、釈迦と弟子達の関係になぞらえられるのか………ちと、寒かったヨ!怖いので、sage☆
結局のところ、どうして占星術で人格やらを測れるの? 胎児への重力の影響か何かを考慮しているの? もし蟹座に蜘蛛座って名前がついていたら蟹座は水の象徴じゃなくなるの? 厨房な質問スマソが、こういう事が知りたい。
282 :
山崎渉 :03/03/13 13:55 ID:???
(^^)
>>281 もし厨な質問だとしても、
現代で通じる答えを(止まっちまった)占星術に対して期待するのは、
厳しいかなぁ。
現在進行形の学問としての占星学関係には少しはあるかもね。
astrology sience biology などでググッてみ。
>>281 別スレで同趣旨の質問をしたら、
占いは根拠がないと言われたら それまでなんですよ。
ここの住人は、その中で占いのあれこれを論じてるんであって、あなたの意見は
大槻教授とかわらないですよ。
というお答えでした。
286 :
名無しさん@占い修業中 :03/03/19 01:12 ID:dOi1xmHU
>>281 えーと多分、天体からの直接的な(物理的な)影響ではないと思うんですよ。
生物の遺伝子レベルで、太陽系の天体運行リズムが組み込まれてるんだと思います。
それが複雑な生体リズムをつくり、内分泌などの調節に影響を及ぼしている。
人の精神や情動はそれに左右されて個性をつくり出します。
まだ研究中なのでとりあえずこの程度で勘弁。
おー、ライバルが居たね。 同趣旨で研究中。
杞憂かもしれんが、パクリが多いからこの板では、 慎重にナ。
この手の研究は一部ではコスモバイオロジーと呼ばれたりしてますね。
290 :
287 :03/03/19 03:24 ID:???
>286 そのお話、どちらかで離されたことありますか? それならどこかでお会いしてるかも? もし人違いならライバルが少なくとも2人(わおー その他にキーワードは進化生物学、進化心理学、あふぉーだんす、 細かくは「快,不快」「ドーパミン」「セロトニン」「扁桃核」「報酬回路」 なども研究してます。
291 :
281 :03/03/19 16:35 ID:???
なるほど……目から鱗です。 研究頑張ってください。
292 :
286 :03/03/19 20:10 ID:???
>>290 特に話してないっす。この程度の推論ちょっと生物学やら医学やらかじってれば思い付く
戯れ言ですよ。証明できなきゃ意味がない。
わたしの中でのキーワードは「振動」かな。これ大事。
293 :
287 :03/03/19 22:14 ID:???
>292 >証明できなきゃ意味がない。 同意です。。 キーワードは「振動」ですか。 同じ意味かもしれないですけど、私は広い意味で 占星学につながる用語として「調波」に注目してます。
振動は座標の取り方次第で調波だかんなぁ。
振動数つーわな。
296 :
山崎渉 :03/04/17 08:58 ID:???
(^^)
297 :
山崎渉 :03/04/20 04:03 ID:???
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
298 :
名無しさん@占い修業中 :03/04/20 17:39 ID:rZXn4dfg
保守
299 :
その1 :03/04/23 03:25 ID:???
占いが偶然か否かを測るテスト法 1. 条件1に当てはまり、条件2に当てはまらない 100 人のグループを 6 つ作る。 人はボランティアで集めなければならない。 また、占いの結果はなるべく印象に残りやすいものであるべきである。 2. それぞれのグループに次の事を行う。 A. 条件1の人に対する占いの結果を教える。 B. A に同じ。 C. 条件2の人に対する占いを条件1の人の占いであるとして教える。 D. C に同じ。 E. 何も知らせない。 F. E に同じ。 3. 占いの当たる期間が終わった後に次のように尋ねる。 A. 「占いは当たりましたか?」続いて、条件2の人の占いの結果を示して 「条件2の人の占いはこんな感じですが、あなたは当たってますか?」 B. 「占いは当たりましたか?」続いて、条件2の人の占いの結果を示して 「実は本当の占いの結果はこんな感じだったのですが、あなたは当たってますか?」 C. 「占いは当たりましたか?」続いて、条件1の人の占いの結果を示して 「実は条件1の人の占いの結果はこうだったのですが、これは当たってますか?」 D. 「占いは当たりましたか?」続いて、条件1の人の占いの結果を示して 「条件2の人の占いはこんな感じですが、あなたは当たってますか?」 E. 「条件1の人の占いの結果はこうなのですが、当たってますか?」 F. 条件1の人の占いの結果を示して「条件2の人の占いの結果はこうなのですが、当たってますか?」
300 :
その2 :03/04/23 03:27 ID:???
4. 当たったと言った人数を使って以下のように判断する。 ただし、= は1桁の精度で一致することを、 A1 は A で条件1の人に対する占いに当たったと言った人の数を、 A2 は A で条件2の人に対する占いに当たったと言った人の数を表す。 B1, B2, C1, C2, D1, D2 も同様である。 A1 = B1 = C1 = D1 = E > A2 = B2 = C2 = D2 = F : 占いは当たる。 A1 = B1 = C2 = D2 >= A2 = C1 = E > B2 = D1 = F : 思い込みや嘘で当たったと言っている人がいるものの、当たらない。 A1 = A2 = B1 = B2 = C1 = C2 = D1 = D2 = E = F : 全くの偶然である。 その他 : サンプリングに乱雑性が足りない可能性が高い。
301 :
名無しさん@占い修業中 :03/04/23 21:50 ID:nrF0Zyoi
未来を白黒という感じで明確に(当たるかどうかはともかく)出せる占法といったらやっぱ易かな。 占星術ならホラリーかな。タロットは微妙なラインだね。
302 :
名無しさん@占い修業中 :03/04/23 21:55 ID:nrF0Zyoi
>>299-300 それひとりの占い師が、えっと200人分の占いをやるのはかなり体力的にキツそうな
実験だね。
でも複数の占い師が持ち回りでやるとなるとまた問題が出るんだろうし。
易は霊感みたいなの必要なのかな、必要でないならコンピュータで代用できるだろうか。
>>299-300 占いの対象になるのは条件1と条件2だけだろ。
その他の要素は無視するんだろ?
具体的には 条件1として太陽お羊、 条件2として太陽お羊以外 つーよーなことかなぁ?
糞スレ醸しあげ
良スレかも
具体的に考えると難しいよ。 理論を検証するのか、直観を検証するのか?
あってないようなもの
ジンクスに見る 占術の理論の検証てどうよ 黒猫が左に行くと吉兆とか これホンマか〜?
test
311 :
名無しさん@占い修業中 :03/07/05 03:10 ID:HU8TWAPT
ジンクスなんぞ迷信にすぎず。
結果データの収集と解析。 理論の検証、実証の検討は結果によって測るべき。 天気予報もそうでしょう。 迷信か理論かの境目はそこにある。
>312 その辺をずっとサボってきたのが占い
314 :
名無しさん@占い修業中 :03/07/05 15:23 ID:IRO32v9M
というより、占いの世界ってずっと伝承というか小さい世界で受け継がれてきた技 という面があって、知識や理論を広く公開して共有しようという動きはごく最近の ものだと思う。客観的な検証というメスが今まで入ることが少なかった。 どの流派も一様に閉鎖的で、いままで収集・解析されたデータなど誰も共有しよう となど考えなかった。金もうけにもからんでくるからだろうけど、パクリとか。
315 :
名無しさん@占い修業中 :03/07/05 15:27 ID:IRO32v9M
ちゃんと占いを検証しようと思うのなら、まず占いの全ての奥義を公開・共有する ことが必須だし、技術の既得権を保証する場もなくてはならない。
いいじゃないの?公開なんてしなくても。 企業秘密でしょう。普通は。 教えてもかまわない部分は本などで教えてくれてるでしょ? 共有してもメリットなし。
317 :
名無しさん@占い修業中 :03/07/05 15:31 ID:IRO32v9M
こういう考えなしの人がいる限り占いはただのアナクロ趣味。 あなたは占いを神秘のベールに包み隠して楽しみたいだけなんでしょ。 占いの根拠や論拠をあなた自身が必要としてないのだからこのスレに しゃしゃり出なくてよろしい。
必要としてるよ。 ただ、公開する必要を感じないだけよ。 君の考えによると、独自の技術をもってて、それを企業秘密にしている企業は「神秘のベールに包み隠して楽しみたいだけ」と思っているのね。 あわれ。
319 :
名無しさん@占い修業中 :03/07/05 21:34 ID:8aEKMDyY
>318 占いに何かあってもやってる人たちには ほとんど理解できないってのが真実なのでは? どんな世界でやっても大成功することが間違いない、 ものすごい切れ者って占いの社会にそんなにゴロゴロいるの?
320 :
名無しさん@占い修業中 :03/07/05 21:44 ID:427d3b/O
お金をかけて学んだ事を、無料で公開するのが嫌なだけ。それだけ。
あまりにも当たりすぎる占いの場合、 営利目的などに利用されないように 秘密にする場合がある。 こういう惑星の配置のある人は こうすれば結婚にokするとか、 結婚鷺にしられるわけにはいかないからね。 もちろん、人生のすべてのことがわかる占い秘儀なんてないけど、 ポイントポイントにおいてすごい部分は秘儀あつかいは当然。
322 :
名無しさん@占い修業中 :03/07/05 21:55 ID:hnUU44Mo
シェルトンとか言う心理学者が唱えた、人を「知、情、意」の要素に分けた説が ぴったり「土星座」「水星座」「男性星座」に当てはまるんだけど 体の動きが「遅い」「鈍い」「速い」にそれぞれ分けられて、 「疲れが長引く」「休養が必要」「回復が早い」や抵抗に対する反応が 「抵抗迂回、無抵抗」「逃避と拒否」「怒り、冷酷、自暴自棄」などなど でそれぞれの理想人格が「正しい理想主義者」「人情味のある愛される人」 「威厳があり社会的序列の上位に属する人」などあって、 孤立性、群居性、必要性などの性質もある。もう40年前の説だけどその後の研究は どうなっているのやら?
323 :
名無しさん@占い修業中 :03/07/05 22:14 ID:hnUU44Mo
脳から占星術を研究している人いるみたいだけど、そんな事公的な所で させてもらえるの?東京医科歯科大学の先生が人間の聴覚の可聴域が、 誕生日の正午を境に1オクターブ?変化するとか言っていた。 もし事実なら人は太陽の周りを一回りしていることを認識している器官が 存在することになる。
案外、医学部系の先生で大真面目に研究している人がいる。
326 :
名無しさん@占い修業中 :03/07/06 00:31 ID:6JVIhYnW
>322 いや、たぶん、イメージで追える何がしかは それだけのものでしかないと思うよ。 何がどうあろうと、完結したロジックが先に立つはず。
327 :
☆ :03/07/06 01:35 ID:2XjGbtTx
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
330 :
名無しさん@占い修業中 :03/07/24 22:41 ID:nugCx+oQ
>>321 多分秘儀扱い当然だろうとする程すごい部分ってのは、
せまい占い業界にだけ通じる「すごさ」なんだろうねえ。
あまりに当り過ぎる、と信じているのも占い業界の人間だけだったり。
客観的な評価を寄せつけないのは、目がさめるのを怖れているためとしか思えないよね。
だから宗教の信者と一緒だと言うのだ。
腐った食物を後生大事に冷蔵庫の中に入れといて「まだ大丈夫」などと言い張っているようなもんだね。
age
332 :
aaa :03/08/02 00:09 ID:UpLPybZG
∧_∧ ∧_∧ ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕 = ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
334 :
:03/08/04 00:05 ID:H32WtDKt
落ちるじゃないかよ
335 :
名無しさん@占い修業中 :03/08/13 05:13 ID:lMMwh0pI
姓名判断やカバラや運勢占いって当たるの?
336 :
名無しさん@占い修業中 :03/08/13 05:15 ID:lMMwh0pI
そのような占いが当たるようになっているのなら、その占い通りに人が人生を歩まなければ、人の運命・人生は変えられるとある程度言えるということになるのだが。
337 :
:03/08/13 11:58 ID:Sk8acn/S
>330 >多分秘儀扱い当然だろうとする程すごい部分ってのは、 >せまい占い業界にだけ通じる「すごさ」なんだろうねえ。 >あまりに当り過ぎる、と信じているのも占い業界の人間だけだったり。 言えてる。 占いを信じられるのは「占い感覚」を持ってる人だけなんだよな。
339 :
:03/08/13 20:07 ID:iXh1ATko
>>338 自分たちはすごい秘儀を持っているのだ、という幻想に酔いたいのね。
ロマンチストなんですな。
こういう人たちとの議論は一切成り立たない。「ほらここがこうなって
いる、わかるだろ」で全て済ませようとするんだもんな。
わかんねーよ。音楽の話してんじゃないんだよ全く。
現実の出来事と対応する「占い感覚」なら良いけどね。 もし対応してないとしたら、錯覚みたいなもんじゃないん?
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
342 :
名無しさん@占い修業中 :03/08/15 22:03 ID:P9W6abhA
性格当てにはホント疑問がある。 ホロスコープから性格を類推するなんて出来る訳ないよ。
344 :
名無しさん@占い修業中 :03/08/16 11:54 ID:eAruZUB7
>>342 でも、ある程度、(もしくはほとんど)当たっているのが妙にムカツクようで、感心する。
345 :
名無しさん@占い修業中 :03/08/16 12:05 ID:GSkQ1pLc
それが「占い感覚」ってやつだよ。
346 :
:03/08/16 15:58 ID:EJdE2cLW
どうとでも取れるキーワードをうまいこと現実の事柄に置き換える。 MMRのキバヤシですな。奴は占い師として優秀だ。
>>342 例えば、基本的な性格だったら、月がどのサインにあり、他の天体とどのような
アスペクトを取っているか、どのハウスにあるか、といったことから分かるんでは?
348 :
:03/08/17 21:19 ID:0iMsAcZu
>>347 方法論はいいんだが、問題はそれで何がわかるのか、ということ。
何を言われても当ってる気がしてしまう人がいる。
当ってない気がしてもそれが自分の気付かない本当のあなただ、と
言われればそれで納得してしまう人もいる。
それは本当に性格を言い当てているのか。誰もが少しずつ持っている
人として当たり前の要素の一部分を示したに過ぎないかもしれない。
それが本当に性格を当てたと言い切れるのか。
月だったら基本的な感情的反応のパターンとか 水星なら思考・会話のパターンとか 金星なら愛情・好きな芸術のパターンとか(金銭や物質に関する意味もあるが)……etc. そういったものが複合的に結びついて、性格(個性)になるのでは?
350 :
名無しさん@占い修業中 :03/08/17 21:27 ID:fUX4zpWh
小さい頃から「みずがめ座の性格」とやらを聞かされ続けたら 刷り込まれて「みずがめ座の人」になっちゃう可能性もあるよね。
351 :
名無しさん@占い修業中 :03/08/18 02:34 ID:emyBZTk5
占い感覚の鋭い人ほど真に受け囚われるのか。 自分と周囲の出来事に神経質になって、 当たった当たらなかった、いやあの事をを暗示していたんだと、 また悩む。病気じゃ。
ことあるごとに、根拠を占いに求めすぎなんよ。 で、読めないと他の占術に行く。占い以外にいろいろあるだろうに、 なぜか占いという枠からは絶対出てこないんだな。 友達やってて正直虚しい、つうか時間の無駄かも。
353 :
:03/08/18 03:31 ID:???
愚痴スレになってきたな。
354 :
名無しさん@占い修業中 :03/08/18 04:01 ID:ZaTaLW6m
少しは占いを信じるけど、占いは絶対じゃないからね。
絶対じゃないことと、完璧じゃないことは同じなのだろうか。
なぜか占い好きって宗教入ってる人多いよ。 ほとんどの宗教団体は占い禁じてるんじゃないの?
357 :
:03/08/18 20:45 ID:???
>>356 占いを隠れみのにしている宗教団体は多いがな
なるほどなー占いもどきを悪用して信者を増やしてる 糞宗教団体を晒し上げにしたい。一番悪質で有名なとこってどこ?
ハーモニクススレでくだまいてるヤシがいるけどさ、ここで続きやれば いいのにな。ここなら誰の迷惑にもならない。
向こうで言ってやれよ。
361 :
名無しさん@占い修業中 :03/09/25 21:10 ID:eMixxq6g
age
アフォな1よ、いるか?
>理論小僧を見ていると「うぜー」と思ってしまう。 言い返せすだけの理論がないだけ。 要するにアフォ
364 :
名無しさん@占い修業中 :04/01/11 22:59 ID:HUWGzui2
不思議なんだがひねくれとH田ってガチンコならないんだね
366 :
名無しさん@占い修業中 :04/01/11 23:06 ID:HUWGzui2
お互い避けてるところを見ると笑えるプ
age
はて
保守age
はげ
☆ /\ /\ /┴┬\ ,,....,,,,.../ パ \,,/┴┬┴┬\ ../\....▲...,,,,,,,,,,,,,,,,,, ___ ::::::;;;: :: ::::::. :::::;;;;;;;; ::::::::::;;;;;;;;;; :::;;; ::: /i_¶____il\__:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;;;; :::;;; ::: //Φ Φi_| ヽ:::: :; ;::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /人 Д /,,_|. :: :; < 呪まーす て,,,Шて,,_ノて_人:: :; ;| :::::: ::::;;;:::: : :::: :::: ::::::;;;;;;;;;::::::\______
373 :
名無しさん@占い修業中 :04/06/28 10:45 ID:JcBRL/rW
∧_∧ ∧_∧ ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) 3(^.^)。 =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕 = ◎――――――◎
∧_∧ ∧_∧ ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) 3(^.^)。 =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕 = ◎――――――◎
375 :
名無しさん@占い修業中 :04/09/08 06:08 ID:ZBBzuYqL
376 :
名無しさん@占い修業中 :04/09/10 15:13:37 ID:AK55/qfC
「占いの人はすぐ統計学統計学っていうけど統計的に有意な調査なんて行なわれてないわけじゃん」 「漢字を使わない民族の姓名判断はどうすりゃいいんだ?」 「血液型と性格の相関関係に関してはそれを否定する研究結果しかでていないのにどうして血液型占いを信じられるの?」 こうした、「定番のツッコミ」みたいのに対してビリーバーはどう考えてるんだろ。 だれか言い訳を聞いたことある人がいたら教えてください。 もちろんビリーバーさんがマジで言い訳してくれちゃってもぜんぜんかまわないんですけどw
占星術やタロットは信じるけど血液型占いだけを否定してるのも馬鹿だよな。 結局どれも根拠なんてないのに。
根拠無い?根拠はあるさ。しかしその根拠が科学的に証明はされていない。 しかし統計的から見て、当たっている。
379 :
名無しさん@占い修業中 :04/09/10 21:16:54 ID:AK55/qfC
>>376 >「漢字を使わない民族の姓名判断はどうすりゃいいんだ?」
「その場合はアルファベットでいいんです。」と言い切ったヤツがいた。
>>378 sourceを示してよ。
その統計とやらの。
自分で探せ 実際に統計とって載せてる雑誌もある アルファベットでもヒエログリフでの占いもある 当たるかどうかは知らんけどな 最近血液型によって脳の働きが違うという研究結果が出たな 残念だったねw 科学的根拠のほうが後からついてくるよな いっつも。 それだけ科学は遅れてるって証拠だよ なんせ科学は歴史がないからなw
>>381 適当なこといってんな。。。
どーせ自分で研究結果を理解してもいないくせに。
科学方面の仕事に従事しているわけでもないのだろうにさ。
しろうとはすぐ踊らされるんだから。 かわいそうと思って放置放置
384 :
名無しさん@占い修業中 :04/09/11 16:42:40 ID:r1yh1xWb
>>378 >>381 同一人物かどうかは知らんが、
君は「統計学」というものを「クイズ100人に聞きました」かなにかと勘違いしている。
仮にも「統計」という言葉を使うなら統計学のなんたるかくらいは勉強してからにしてほしい。
385 :
名無しさん@占い修業中 :04/09/11 16:49:03 ID:r1yh1xWb
>>381 >最近血液型によって脳の働きが違うという研究結果が出たな
>残念だったねw
探せばいくらでも出てくる「血液型と性格に相関関係はない」という研究には
全て目をつむるつもりか。
今までも相関関係を肯定する研究結果がないわけではないが研究方法の不備が指摘されたり
追試によって結果そのものが否定されたりしている。君がどの研究をさして言ってるのか
わからないが、所詮はその中のひとつに過ぎないだろう。
386 :
名無しさん@占い修業中 :04/09/11 16:57:43 ID:r1yh1xWb
>>381 >なんせ科学は歴史がないからなw
血液型占いも姓名判断もその歴史は100年がいいところです。
科学は・・・?
387 :
名無しさん@占い修業中 :04/09/11 16:59:29 ID:r1yh1xWb
それにしても
>>381 ってこんだけ短いレスの中に突っ込みどころ満載
・・・ってもしかして俺、釣られたのか・・・逝ってきます。
388 :
某750 :04/09/11 17:44:45 ID:r1yh1xWb
>>381 >アルファベットでもヒエログリフでの占いもある
>当たるかどうかは知らんけどな
「漢字にはひとつひとつ意味がある(だから略字は使わない)」
ってのは姓名判断の基本定理なわけでしょ。
なのに表音文字であるアルファベットでも姓名判断ができる、ってのは
その定理と思いっきり矛盾しているよなー。
そんないいかげんなものなの?姓名判断って。
ここも某スレの続きになりそうな気配があるが、それでは少し もったいないと思うので、占い肯定派に対しやや仰々しく一言。 占いを懐疑する人達がもつ共通の心情として、根拠が曖昧な クラス分けによって性格や人生がレッテル貼りされること、 およびそれらが一部の人間によって恣意的に行われる結果 自己決定権を奪われる可能性への警戒感がある。 程度の差こそあれそこには、遺伝子情報による差別の問題と 共通したものがあるだろう。 そういう意味からすれば、占いの有効性を科学的に証明 しようとすればするほど、占いに対する警戒感は増すという 皮肉な結果を生んでもおかしくない。 占いの世界というのは当事者以外には呆れるくらい統一が とれてなくて、占いは科学だと主張する一派がいれば、 一応科学とは次元の違うものと割り切った上で固有の価値を 求めるべきだという人も並存している。 そうした現状を占い懐疑派がどの程度認識しているのか 知らないが、占い批判に単なる冷やかしとは別の契機が 含まれる可能性を一度考えてみるのは無駄ではないと思う。
占いを科学的に証明などできない。今はな。 当てること。有効なこと。それを満たせばいいのだ。
>390 >当てること。有効なこと。それを満たせばいいのだ。 第三者も納得できるレベルでな。 でも、それすら疑問だろ。 100%とは言わない。実用的な的中率もとりあえず求めず、 統計レベルで分かる有効さでもよしとしよう。 それでも満たせないだろう。今はな。
>>392 >>389 ≠
>>391 >>389 ≠某スレ782
389の某スレってそっちの事じゃないのだが、まぁどうでもいいか。
個人的には、占いを自然科学のパラダイムに無理に迎合させて
疑似科学批判の餌になるよりも、もっと上手い意味付けのし方が
あると思っているけどね。ちなみに西洋系の住人だす。
某スレ750は西洋のハラダに似てる 前提条件をいつまでも穿り返したり 一点を突いて全てを否定したり、人に説明を要求したり・・・
( ´,_J`)プッ(´し_,` )
age
age
↓400get
400
あ〜、400取られた…。
402
424
sage
☆☆☆☆☆幸福のレス☆☆☆☆☆ このレスを見たアナタは1週間後に彼女が出来、とってもステキな人生が送れます。 ただしこのレスを地下スレにageで10以上貼り付けなければ あなたは一生、恋人とは縁のない寂しい人生を送ることになるでしょう。 (☆.。.:*・°☆.。.:*・°.☆.。.:*・°
406 :
名無しさん@占い修業中 :2005/06/27(月) 21:51:00 ID:6B0VIPMZ
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407 :
名無しさん@占い修業中 :2005/06/29(水) 00:51:50 ID:KOqTp3AX
占いの根拠については分からん、 というか、説明できないものを 運命とか、神のお告げとか、天人相関とか、共時性とか呼んで 取り合えずお茶をにごしてるんだな。
>408 >運命とか、神のお告げとか、天人相関とか、共時性とか ↑これら自体が根拠を説明できない事柄だから、 それを持ち出したところで根拠にはならないですよね。 こんなもので説明したと主張するのは酷く言えばごまかしですから、 占いの信用が落ちるだけです。 今のところ「分からない」で良いじゃないんですかネ。
( ´,_J`)プッ(´し_,` )
根拠は「分からない」、 では気がすまない人もいるとは思います。 占いが当たらないなら根拠を考えるまでもないですが。
( ´,_J`)プッ(´し_,` )
ワラって誤魔化す人を信用する気にはなれないし、 対話する気も起きないが。 むしろ占いの信用を落とすことが目的か?
keep
on
the
418 :
名無しさん@占い修業中 :2006/06/17(土) 00:25:26 ID:V5n/BxVG
岡庭Kなさんの占い当たる。 T上はどうも信じられないが。
悪徳詐欺師
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1145062670/l50 677 :最新悪徳詐欺師:2006/06/30(金) 12:17:24 ID:???
江原啓之、織田無道、麻原彰晃、大川隆法、池田大作、船井幸雄、川口喜三郎、小林正観、衣川晃弘、深見東州、
福永法源、文鮮明、桐山靖雄、石田千尋、森田健、細木数子、伊島良昭、大泉の母(クロートー)、Dr.コパ、李家幽竹、
貞白龍、北条一鴻、田口真堂 、黒門、鈴木星翔、松岡秀達(北斗柄)、永瀬久嗣、大島みどり、 千乃裕子、高橋弘二、
小島紀武(小島露観・万師露観)、成合弘、松永修岳、 長島豊、村上世彰、小林世征、藤原忠行、
Reiko(鍬ヶ谷恵子、レミ、杏樹、ミリリアン、斎藤まなみ)、柴田真嵯兼(Reikoの仲間)、松村潔、高山秀之、八海光道 、
園世修、松田明、水宮可琳、宮ありさ、瑠花、加藤真由儒、宇佐美由麻、黄麗、ルーサー田中、坂本幸夫、
佐藤六龍、市毛実、リリアントゥー、アポロ
占龍館、開運館、香草社、橘出版、アタール、ワールドメイト 、統一教会、アーレフ(元オウム真理教)、高島易断
ザイン、権現堂 、自己開発系セミナー団体(ライフダイナミックス他)、船井総研と船井幸雄の傘下、 シオン、
エンジェルネットワーク、不思議研究所、パナウェーブ千乃正法、エホバの証人(ものみの塔)、顕正会、創価学会、
シャーマン、グレギャラリー 、幸福の科学 、真愛の萌、ACOS、日本呪術協会、コンゴ呪術-マヨンベリア- (マヨンベーロ)、
聖仙ワークス 、京都念凛堂 、日本霊能者連盟 、呪術救人堂、占い/呪い代行 、エンジェルネットワーク、ACワールド 、
エンゼル 、jason,s心霊心理、四川呪術 、悪魔協会、赤狼師
彼の人の眠りは、徐かに覚めて行った。
まっ黒い夜の中に、更に冷え圧するものの澱んでいるなかに、 目のあいて来るのを、覚えたのである。
した した した。
耳に伝うように来るのは、水の垂れる音か。
ただ凍りつくような暗闇の中で、おのずと睫と睫とが離れて来る。
膝が、肱が、徐ろに埋れていた感覚をとり戻して来るらしく、 彼の人の頭に響いて居るもの――。
全身にこわばった筋が、僅かな響きを立てて、掌・足の裏に到るまで、 ひきつれを起しかけているのだ。
そうして、なお深い闇。
ぽっちりと目をあいて見廻す瞳に、まず圧しかかる黒い巌の天井を意識した。
次いで、氷になった岩牀。
両脇に垂れさがる荒石の壁。
したしたと、岩伝う雫の音。
時がたった――。
眠りの深さが、はじめて頭に浮んで来る。
長い眠りであった。
けれども亦、浅い夢ばかりを見続けて居た気がする。
うつらうつら思っていた考えが、現実に繋って、ありありと、 目に沁みついているようである。
ああ耳面刀自。
甦った語が、彼の人の記憶を、更に弾力あるものに、響き返した。
耳面刀自。
おれはまだお前を……思うている。
おれはきのう、ここに来たのではない。
それも、おとといや、其さきの日に、ここに眠りこけたのでは、 決してないのだ。
おれは、もっともっと長く寝て居た。
でも、おれはまだ、お前を思い続けて居たぞ。
耳面刀自。
ここに来る前から……ここに寝ても、……其から覚めた今まで、 一続きに、一つ事を考えつめて居るのだ。
古い――祖先以来そうしたように、此世に在る間そう暮して居た――習しからである。
彼の人は、のくっと起き直ろうとした。
だが、筋々が断れるほどの痛みを感じた。
骨の節々の挫けるような、疼きを覚えた。
……そうして尚、じっと、――じっとして居る。
射干玉の闇。
黒玉の大きな石壁に、刻み込まれた白々としたからだの様に、 厳かに、だが、すんなりと、手を伸べたままで居た。
耳面刀自の記憶。
ただ其だけの深い凝結した記憶。
其が次第に蔓って、過ぎた日の様々な姿を、短い聯想の紐に貫いて行く。
そうして明るい意思が、彼の人の死枯れたからだに、再立ち直って来た。
耳面刀自。
おれが見たのは、唯一目――唯一度だ。
だが、おまえのことを聞きわたった年月は、久しかった。
おれによって来い。
耳面刀自。
記憶の裏から、反省に似たものが浮び出て来た。
おれは、このおれは、何処に居るのだ。
……それから、ここは何処なのだ。
其よりも第一、此おれは誰なのだ。
其をすっかり、おれは忘れた。
だが、待てよ。
おれは覚えて居る。
あの時だ。
鴨が声を聞いたのだっけ。
そうだ。
訳語田の家を引き出されて、磐余の池に行った。
堤の上には、遠捲きに人が一ぱい。
あしこの萱原、そこの矮叢から、首がつき出て居た。
皆が、大きな喚び声を、挙げて居たっけな。
あの声は残らず、おれをいとしがって居る、半泣きの喚き声だったのだ。
其でもおれの心は、澄みきって居た。
まるで、池の水だった。
あれは、秋だったものな。
はっきり聞いたのが、水の上に浮いている鴨鳥の声だった。
今思うと――待てよ。
其は何だか一目惚れの女の哭き声だった気がする。
――おお、あれが耳面刀自だ。
其瞬間、肉体と一つに、おれの心は、急に締めあげられるような刹那を、 通った気がした。
俄かに、楽な広々とした世間に、出たような感じが来た。
そうして、ほんの暫らく、ふっとそう考えたきりで……、 空も見ぬ、土も見ぬ、花や、木の色も消え去った――おれ自分すら、 おれが何だか、ちっとも訣らぬ世界のものになってしまったのだ。
ああ、其時きり、おれ自身、このおれを、忘れてしまったのだ。
足の踝が、膝の膕が、腰のつがいが、頸のつけ根が、顳※が、 ぼんの窪が――と、段々上って来るひよめきの為に蠢いた。
自然に、ほんの偶然強ばったままの膝が、折り屈められた。
だが、依然として――常闇。
おおそうだ。
伊勢の国に居られる貴い巫女――おれの姉御。
あのお人が、おれを呼び活けに来ている。
姉御。
ここだ。
でもおまえさまは、尊い御神に仕えている人だ。
おれのからだに、触ってはならない。
そこに居るのだ。
じっとそこに、踏み止って居るのだ。
――ああおれは、死んでいる。
死んだ。
殺されたのだ。
――忘れて居た。
そうだ。
此は、おれの墓だ。
いけない。
そこを開けては。
塚の通い路の、扉をこじるのはおよし。
……よせ。
よさないか。
姉の馬鹿。
なあんだ。
誰も、来ては居なかったのだな。
ああよかった。
おれのからだが、天日に暴されて、見る見る、腐るところだった。
だが、おかしいぞ。
こうつと――あれは昔だ。
あのこじあける音がするのも、昔だ。
姉御の声で、塚道の扉を叩きながら、言って居たのも今の事――だったと思うのだが。
昔だ。
おれのここへ来て、間もないことだった。
おれは知っていた。
十月だったから、鴨が鳴いて居たのだ。
其鴨みたいに、首を捻じちぎられて、何も訣らぬものになったことも。
こうつと――姉御が、墓の戸で哭き喚いて、歌をうたいあげられたっけ。
「巌岩の上に生ふる馬酔木を」と聞えたので、ふと、冬が過ぎて、 春も闌け初めた頃だと知った。
おれの骸が、もう半分融け出した時分だった。
そのあと、「たをらめど……見すべき君がありと言はなくに」。
そう言われたので、はっきりもう、死んだ人間になった、 と感じたのだ。
……其時、手で、今してる様にさわって見たら、驚いたことに、 おれのからだは、著こんだ著物の下で、※のように、ぺしゃんこになって居た――。
臂が動き出した。
片手は、まっくらな空をさした。
そうして、今一方は、そのまま、岩牀の上を掻き捜って居る。
うつそみの人なる我や。
明日よりは、二上山を愛兄弟と思はむ 誄歌が聞えて来たのだ。
姉御があきらめないで、も一つつぎ足して、歌ってくれたのだ。
其で知ったのは、おれの墓と言うものが、二上山の上にある、 と言うことだ。
よい姉御だった。
併し、其歌の後で、又おれは、何もわからぬものになってしまった。
其から、どれほどたったのかなあ。
どうもよっぽど、長い間だった気がする。
伊勢の巫女様、尊い姉御が来てくれたのは、居睡りの夢を醒された感じだった。
其に比べると、今度は深い睡りの後見たいな気がする。
あの音がしてる。
昔の音が――。
手にとるようだ。
目に見るようだ。
心を鎮めて――。
鎮めて。
でないと、この考えが、復散らかって行ってしまう。
おれの昔が、ありありと訣って来た。
だが待てよ。
……其にしても一体、ここに居るおれは、だれなのだ。
だれの子なのだ。
だれの夫なのだ。
其をおれは、忘れてしまっているのだ。
両の臂は、頸の廻り、胸の上、腰から膝をまさぐって居る。
そうしてまるで、生き物のするような、深い溜め息が洩れて出た。
大変だ。
おれの著物は、もうすっかり朽って居る。
おれの褌は、ほこりになって飛んで行った。
どうしろ、と言うのだ。
此おれは、著物もなしに、寝て居るのだ。
筋ばしるように、彼の人のからだに、血の馳け廻るに似たものが、 過ぎた。
肱を支えて、上半身が闇の中に起き上った。
おお寒い。
おれを、どうしろと仰るのだ。
尊いおっかさま。
おれが悪かったと言うのなら、あやまります。
著物を下さい。
著物を――。
おれのからだは、地べたに凍りついてしまいます。
彼の人には、声であった。
だが、声でないものとして、消えてしまった。
声でない語が、何時までも続いている。
くれろ。
おっかさま。
著物がなくなった。
すっぱだかで出て来た赤ん坊になりたいぞ。
赤ん坊だ。
おれは。
こんなに、寝床の上を這いずり廻っているのが、だれにも訣らぬのか。
こんなに、手足をばたばたやっているおれの、見える奴が居ぬのか。
その唸き声のとおり、彼の人の骸は、まるでだだをこねる赤子のように、 足もあががに、身あがきをば、くり返して居る。
明りのささなかった墓穴の中が、時を経て、薄い氷の膜ほど透けてきて、 物のたたずまいを、幾分朧ろに、見わけることが出来るようになって来た。
どこからか、月光とも思える薄あかりが、さし入って来たのである。
どうしよう。
どうしよう。
おれは。
――大刀までこんなに、錆びついてしまった……。
月は、依然として照って居た。
山が高いので、光りにあたるものが少かった。
山を照し、谷を輝かして、剰る光りは、又空に跳ね返って、 残る隈々までも、鮮やかにうつし出した。
足もとには、沢山の峰があった。
黒ずんで見える峰々が、入りくみ、絡みあって、深々と畝っている。
其が見えたり隠れたりするのは、この夜更けになって、俄かに出て来た霞の所為だ。
其が又、此冴えざえとした月夜をほっとりと、暖かく感じさせて居る。
広い端山の群った先は、白い砂の光る河原だ。
目の下遠く続いた、輝く大佩帯は、石川である。
その南北に渉っている長い光りの筋が、北の端で急に広がって見えるのは、 凡河内の邑のあたりであろう。
其へ、山間を出たばかりの堅塩川―大和川―が落ちあって居るのだ。
そこから、乾の方へ、光りを照り返す平面が、幾つも列って見えるのは、 日下江・永瀬江・難波江などの水面であろう。
寂かな夜である。
やがて鶏鳴近い山の姿は、一様に露に濡れたように、しっとりとして静まって居る。
谷にちらちらする雪のような輝きは、目の下の山田谷に多い、 小桜の遅れ咲きである。
一本の路が、真直に通っている。
二上山の男岳・女岳の間から、急に降って来るのである。
難波から飛鳥の都への古い間道なので、日によっては、昼は相応な人通りがある。
道は白々と広く、夜目には、芝草の蔓って居るのすら見える。
当麻路である。
一降りして又、大降りにかかろうとする処が、中だるみに、 やや坦くなっていた。
梢の尖った栢の木の森。
半世紀を経た位の木ぶりが、一様に揃って見える。
月の光りも薄い木陰全体が、勾配を背負って造られた円塚であった。
月は、瞬きもせずに照し、山々は、深く※を閉じている。
こう こう こう。
先刻から、聞えて居たのかも知れぬ。
あまり寂けさに馴れた耳は、新な声を聞きつけよう、としなかったのであろう。
だから、今珍しく響いて来た感じもないのだ。
こう こう こう――こう こう こう。
確かに人声である。
鳥の夜声とは、はっきりかわった韻を曳いて来る。
声は、暫らく止んだ。
静寂は以前に増し、冴え返って張りきっている。
この山の峰つづきに見えるのは、南に幾重ともなく重った、 葛城の峰々である。
伏越・櫛羅・小巨勢と段々高まって、果ては空の中につき入りそうに、 二上山と、この塚にのしかかるほど、真黒に立ちつづいている。
当麻路をこちらへ降って来るらしい影が、見え出した。
二つ三つ五つ……八つ九つ。
九人の姿である。
急な降りを一気に、この河内路へ馳けおりて来る。
九人と言うよりは、九柱の神であった。
白い著物・白い鬘、手は、足は、すべて旅の装束である。
頭より上に出た杖をついて――。
この坦に来て、森の前に立った。
こう こう こう。
誰の口からともなく、一時に出た叫びである。
山々のこだまは、驚いて一様に、忙しく声を合せた。
だが、山は、忽一時の騒擾から、元の緘黙に戻ってしまった。
こう。
こう。
お出でなされ。
藤原南家郎女の御魂。
こんな奥山に、迷うて居るものではない。
早く、もとの身に戻れ。
こう こう。
お身さまの魂を、今、山たずね尋ねて、尋ねあてたおれたちぞよ。
こう こう こう。
九つの杖びとは、心から神になって居る。
彼らは、杖を地に置き、鬘を解いた。
鬘は此時、唯真白な布に過ぎなかった。
其を、長さの限り振り捌いて、一様に塚に向けて振った。
こう こう こう。
こう言う動作をくり返して居る間に、自然な感情の鬱屈と、 休息を欲するからだの疲れとが、九体の神の心を、人間に返した。
彼らは見る間に、白い布を頭に捲きこんで鬘とし、杖を手にとった旅人として、 立っていた。
おい。
無言の勤めも此までじゃ。
おお。
八つの声が答えて、彼等は訓練せられた所作のように、忽一度に、 草の上に寛ぎ、再杖を横えた。
これで大和も、河内との境じゃで、もう魂ごいの行もすんだ。
今時分は、郎女さまのからだは、廬の中で魂をとり返して、 ぴちぴちして居られようぞ。
ここは、何処だいの。
知らぬかいよ。
大和にとっては大和の国、河内にとっては河内の国の大関。
二上の当麻路の関――。
別の長老めいた者が、説明を続いだ。
四五十年あとまでは、唯関と言うばかりで、何の標もなかった。
其があの、近江の滋賀の宮に馴染み深かった、其よ。
大和では、磯城の訳語田の御館に居られたお方。
池上の堤で命召されたあのお方の骸を、罪人に殯するは、 災の元と、天若日子の昔語りに任せて、其まま此処にお搬びなされて、 お埋けになったのが、此塚よ。
以前の声が、もう一層皺がれた響きで、話をひきとった。
其時の仰せには、罪人よ。
吾子よ。
吾子の為了せなんだ荒び心で、吾子よりももっと、わるい猛び心を持った者の、 大和に来向うのを、待ち押え、塞え防いで居ろ、と仰せられた。
ほんに、あの頃は、まだおれたちも、壮盛りじゃったに。
今ではもう、五十年昔になるげな。
今一人が、相談でもしかける様な、口ぶりを挿んだ。
さいや。
あの時も、墓作りに雇われた。
その後も、当麻路の修覆に召し出された。
此お墓の事は、よく知って居る。
ほんの苗木じゃった栢が、此ほどの森になったものな。
畏かったぞよ。
此墓のみ魂が、河内安宿部から石担ちに来て居た男に、憑いた時はのう。
九人は、完全に現し世の庶民の心に、なり還って居た。
山の上は、昔語りするには、あまり寂しいことを忘れて居たのである。
時の更け過ぎた事が、彼等の心には、現実にひしひしと、 感じられ出したのだろう。
もう此でよい。
戻ろうや。
よかろ よかろ。
皆は、鬘をほどき、杖を棄てた白衣の修道者、と言うだけの姿になった。
だがの。
皆も知ってようが、このお塚は、由緒深い、気のおける処ゆえ、 もう一度、魂ごいをしておくまいか。
長老の語と共に、修道者たちは、再魂呼いの行を初めたのである。
こう こう こう。
おお……。
異様な声を出すものだ、と初めは誰も、自分らの中の一人を疑い、 其でも変に、おじけづいた心を持ちかけていた。
も一度、 こう こう こう。
其時、塚穴の深い奥から、冰りきった、而も今息を吹き返したばかりの声が、 明らかに和したのである。
おおう……。
九人の心は、ばらばらの九人の心々であった。
からだも亦ちりぢりに、山田谷へ、竹内谷へ、大阪越えへ、 又当麻路へ、峰にちぎれた白い雲のように、消えてしまった。
唯畳まった山と、谷とに響いて、一つの声ばかりがする。
おおう……。
万法蔵院の北の山陰に、昔から小な庵室があった。
昔からと言うのは、村人がすべて、そう信じて居たのである。
荒廃すれば繕い繕いして、人は住まぬ廬に、孔雀明王像が据えてあった。
当麻の村人の中には、稀に、此が山田寺である、と言うものもあった。
そう言う人の伝えでは、万法蔵院は、山田寺の荒れて後、 飛鳥の宮の仰せを受けてとも言い、又御自身の御発起からだとも言うが、 一人の尊いみ子が、昔の地を占めにお出でなされて、大伽藍を建てさせられた。
其際、山田寺の旧構を残すため、寺の四至の中、北の隅へ、 当時立ち朽りになって居た堂を移し、規模を小くして造られたもの、 と伝え言うのであった。
そう言えば、山田寺は、役君小角が、山林仏教を創める最初の足代になった処だと言う伝えが、 吉野や、葛城の山伏行人の間に行われていた。
何しろ、万法蔵院の大伽藍が焼けて百年、荒野の道場となって居た、 目と鼻との間に、こんな古い建て物が、残って居たと言うのも、 不思議なことである。
夜は、もう更けて居た。
谷川の激ちの音が、段々高まって来る。
二上山の二つの峰の間から、流れくだる水なのだ。
廬の中は、暗かった。
炉を焚くことの少い此辺では、地下百姓は、夜は真暗な中で、 寝たり、坐ったりしているのだ。
でもここには、本尊が祀ってあった。
夜を守って、仏の前で起き明す為には、御灯を照した。
孔雀明王の姿が、あるかないかに、ちろめく光りである。
姫は寝ることを忘れたように、坐って居た。
万法蔵院の上座の僧綱たちの考えでは、まず奈良へ使いを出さねばならぬ。
横佩家の人々の心を、思うたのである。
次には、女人結界を犯して、境内深く這入った罪は、郎女自身に贖わさねばならなかった。
落慶のあったばかりの浄域だけに、一時は、塔頭塔頭の人たちの、 青くなったのも、道理である。
此は、財物を施入する、と謂ったぐらいではすまされぬ。
長期の物忌みを、寺近くに居て果させねばならぬと思った。
其で、今日昼の程、奈良へ向って、早使いを出して、郎女の姿が、 寺中に現れたゆくたてを、仔細に告げてやったのである。
其と共に姫の身は、此庵室に暫らく留め置かれることになった。
たとい、都からの迎えが来ても、結界を越えた贖いを果す日数だけは、 ここに居させよう、と言うのである。
牀は低いけれども、かいてあるにはあった。
其替り、天井は無上に高くて、而も萱のそそけた屋根は、 破風の脇から、むき出しに、空の星が見えた。
風が唸って過ぎたと思うと、其高い隙から、どっと吹き込んで来た。
ばらばら落ちかかるのは、煤がこぼれるのだろう。
明王の前の灯が、一時かっと明るくなった。
その光りで照し出されたのは、あさましく荒んだ座敷だけでなかった。
荒板の牀の上に、薦筵二枚重ねた姫の座席。
其に向って、ずっと離れた壁ぎわに、板敷に直に坐って居る老婆の姿があった。
壁と言うよりは、壁代であった。
天井から吊りさげた竪薦が、幾枚も幾枚も、ちぐはぐに重って居て、 どうやら、風は防ぐようになって居る。
その壁代に張りついたように坐って居る女、先から※嗽一つせぬ静けさである。
貴族の家の郎女は、一日もの言わずとも、寂しいとも思わぬ習慣がついて居た。
其で、この山陰の一つ家に居ても、溜め息一つ洩すのではなかった。
昼の内此処へ送りこまれた時、一人の姥のついて来たことは、 知って居た。
だが、あまり長く音も立たなかったので、人の居ることは忘れて居た。
今ふっと明るくなった御灯の色で、その姥の姿から、顔まで一目で見た。
どこやら、覚えのある人の気がする。
さすがに、姫にも人懐しかった。
ようべ家を出てから、女性には、一人も逢って居ない。
今そこに居る姥が、何だか、昔の知り人のように感じられたのも、 無理はないのである。
見覚えのあるように感じたのは、だが、其親しみ故だけではなかった。
郎女さま。
緘黙を破って、却てもの寂しい、乾声が響いた。
郎女は、御存じおざるまい。
でも、聴いて見る気はおありかえ。
お生れなさらぬ前の世からのことを。
それを知った姥でおざるがや。
一旦、口がほぐれると、老女は止めどなく、喋り出した。
姫は、この姥の顔に見知りのある気のした訣を、悟りはじめて居た。
藤原南家にも、常々、此年よりとおなじような媼が、出入りして居た。
郎女たちの居る女部屋までも、何時もずかずか這入って来て、 憚りなく古物語りを語った、あの中臣志斐媼――。
あれと、おなじ表情をして居る。
其も、尤であった。
志斐老女が、藤氏の語部の一人であるように、此も亦、この当麻の村の旧族、 当麻真人の「氏の語部」、亡び残りの一人であったのである。
藤原のお家が、今は、四筋に分れて居りまする。
じゃが、大織冠さまの代どころでは、ありは致しませぬ。
淡海公の時も、まだ一流れのお家でおざりました。
併し其頃やはり、藤原は、中臣と二つの筋に岐れました。
中臣の氏人で、藤原の里に栄えられたのが、藤原と、家名の申され初めでおざりました。
藤原のお流れ。
今ゆく先も、公家摂※の家柄。
中臣の筋や、おん神仕え。
差別差別明らかに、御代御代の宮守り。
じゃが、今は今、昔は昔でおざります。
藤原の遠つ祖、中臣の氏の神、天押雲根と申されるお方の事は、 お聞き及びかえ。
今、奈良の宮におざります日の御子さま。
其前は、藤原の宮の日のみ子さま。
又其前は、飛鳥の宮の日のみ子さま。
大和の国中に、宮遷し、宮奠め遊した代々の日のみ子さま。
長く久しい御代御代に仕えた、中臣の家の神業。
郎女さま。
お聞き及びかえ。
遠い代の昔語り。
耳明らめてお聴きなされ。
中臣・藤原の遠つ祖あめの押雲根命。
遠い昔の日のみ子さまのお喰しの、飯と、み酒を作る御料の水を、 大和国中残る隈なく捜し覓めました。
その頃、国原の水は、水渋臭く、土濁りして、日のみ子さまのお喰しの料に叶いません。
天の神高天の大御祖教え給えと祈ろうにも、国中は国低し。
山々もまんだ天遠し。
大和の国とり囲む青垣山では、この二上山。
空行く雲の通い路と、昇り立って祈りました。
その時、高天の大御祖のお示しで、中臣の祖押雲根命、天の水の湧き口を、 此二上山に八ところまで見とどけて、其後久しく、日のみ子さまのおめしの湯水は、 代々の中臣自身、此山へ汲みに参ります。
お聞き及びかえ。
当麻真人の、氏の物語りである。
そうして其が、中臣の神わざと繋りのある点を、座談のように語り進んだ姥は、 ふと口をつぐんだ。
外には、瀬音が荒れて聞えている。
中臣・藤原の遠祖が、天二上に求めた天八井の水を集めて、 峰を流れ降り、岩にあたって漲り激つ川なのであろう。
瀬音のする方に向いて、姫は、掌を合せた。
併しやがて、ふり向いて、仄暗くさし寄って来ている姥の姿を見た時、 言おうようない畏しさと、せつかれるような忙しさを、一つに感じたのである。
其に、志斐姥の、本式に物語りをする時の表情が、此老女の顔にも現れていた。
今、当麻の語部の姥は、神憑りに入るらしく、わなわな震いはじめて居るのである。
ひさかたの 天二上に、 我が登り 見れば、 とぶとりの 明日香 ふる里の 神南備山隠り、 家どころ 多に見え、 豊にし 屋庭は見ゆ。
弥彼方に 見ゆる家群 藤原の 朝臣が宿。
遠々に 我が見るものを、 たか/″\に 我が待つものを、 処女子は 出で通ぬものか。
よき耳を 聞かさぬものか。
青馬の 耳面刀自。
刀自もがも。
女弟もがも。
その子の はらからの子の 処女子の 一人 一人だに、 わが配偶に来よ。
ひさかたの 天二上 二上の陽面に、 生ひをゝり 繁み咲く 馬酔木の にほへる子を 我が 捉り兼ねて、 馬酔木の あしずりしつゝ 吾はもよ偲ぶ。
藤原処女 歌い了えた姥は、大息をついて、ぐったりした。
其から暫らく、山のそよぎ、川瀬の響きばかりが、耳についた。
姥は居ずまいを直して、厳かな声音で、誦り出した。
とぶとりの 飛鳥の都に、日のみ子様のおそば近く侍る尊いおん方。
ささなみの大津の宮に人となり、唐土の学芸に詣り深く、 詩も、此国ではじめて作られたは、大友ノ皇子か、其とも此お方か、 と申し伝えられる御方。
近江の都は離れ、飛鳥の都の再栄えたその頃、あやまちもあやまち。
日のみ子に弓引くたくみ、恐しや、企てをなされると言う噂が、 立ちました。
高天原広野姫尊、おん怒りをお発しになりまして、とうとう池上の堤に引き出して、 お討たせになりました。
其お方がお死にの際に、深く深く思いこまれた一人のお人がおざりまする。
耳面ノ刀自と申す、大織冠のお娘御でおざります。
前から深くお思いになって居た、と云うでもありません。
唯、此郎女も、大津の宮離れの時に、都へ呼び返されて、 寂しい暮しを続けて居られました。
等しく大津の宮に愛着をお持ち遊した右の御方が、愈々、 磐余の池の草の上で、お命召されると言うことを聞いて、 一目 見てなごり惜しみがしたくて、こらえられなくなりました。
藤原から池上まで、おひろいでお出でになりました。
小高い柴の一むらある中から、御様子を窺うて帰ろうとなされました。
其時ちらりと、かのお人の、最期に近いお目に止りました。
其ひと目が、此世に残る執心となったのでおざりまする。
もゝつたふ 磐余の池に鳴く鴨を 今日のみ見てや、雲隠りなむ この思いがけない心残りを、お詠みになった歌よ、と私ども当麻の語部の物語りには、 伝えて居ります。
その耳面刀自と申すは、淡海公の妹君、郎女の祖父君南家太政大臣には、 叔母君にお当りになってでおざりまする。
人間の執心と言うものは、怖いものとはお思いなされぬかえ。
其亡き骸は、大和の国を守らせよ、と言う御諚で、此山の上、 河内から来る当麻路の脇にお埋けになりました。
其が何と、此世の悪心も何もかも、忘れ果てて清々しい心になりながら、 唯そればかりの一念が、残って居る、と申します。
藤原四流の中で、一番美しい郎女が、今におき、耳面刀自と、 其幽界の目には、見えるらしいのでおざりまする。
女盛りをまだ婿どりなさらぬげの郎女さまが、其力におびかれて、 この当麻までお出でになったのでのうて、何でおざりましょう。
当麻路に墓を造りました当時、石を搬ぶ若い衆にのり移った霊が、 あの長歌を謳うた、と申すのが伝え。
当麻語部媼は、南家の郎女の脅える様を想像しながら、物語って居たのかも知れぬ。
唯さえ、この深夜、場所も場所である。
如何に止めどなくなるのが、「ひとり語り」の癖とは言え、 語部の古婆の心は、自身も思わぬ意地くね悪さを蔵しているものである。
此が、神さびた職を寂しく守って居る者の優越感を、充すことにも、 なるのであった。
大貴族の郎女は、人の語を疑うことは教えられて居なかった。
それに、信じなければならぬもの、とせられて居た語部の物語りである。
詞の端々までも、真実を感じて、聴いて居る。
言うとおり、昔びとの宿執が、こうして自分を導いて来たことは、 まことに違いないであろう。
其にしても、ついしか見ぬお姿――尊い御仏と申すような相好が、 其お方とは思われぬ。
春秋の彼岸中日、入り方の光り輝く雲の上に、まざまざと見たお姿。
此日本の国の人とは思われぬ。
だが、自分のまだ知らぬこの国の男子たちには、ああ言う方もあるのか知らぬ。
金色の鬢、金色の髪の豊かに垂れかかる片肌は、白々と袒いで美しい肩。
ふくよかなお顔は、鼻隆く、眉秀で夢見るようにまみを伏せて、 右手は乳の辺に挙げ、脇の下に垂れた左手は、ふくよかな掌を見せて……ああ雲の上に朱の唇、 匂いやかにほほ笑まれると見た……その俤。
日のみ子さまの御側仕えのお人の中には、あの様な人もおいでになるものだろうか。
我が家の父や、兄人たちも、世間の男たちとは、とりわけてお美しい、 と女たちは噂するが、其すら似もつかぬ……。
尊い女性は、下賤な人と、口をきかぬのが当時の世の掟である。
何よりも、其語は、下ざまには通じぬもの、と考えられていた。
それでも、此古物語りをする姥には、貴族の語もわかるであろう。
郎女は、恥じながら問いかけた。
そこの人。
ものを聞こう。
此身の語が、聞きとれたら、答えしておくれ。
その飛鳥の宮の日のみ子さまに仕えた、と言うお方は、昔の罪びとらしいに、 其が又何とした訣で、姫の前に立ち現れては、神々しく見えるであろうぞ。
此だけの語が言い淀み、淀みして言われている間に、姥は、 郎女の内に動く心もちの、凡は、気どったであろう。
暗いみ灯の光りの代りに、其頃は、もう東白みの明りが、 部屋の内の物の形を、朧ろげに顕しはじめて居た。
我が説明を、お聞きわけられませ。
神代の昔びと、天若日子。
天若日子こそは、天の神々に弓引いた罪ある神。
其すら、其後、人の世になっても、氏貴い家々の娘御の閨の戸までも、 忍びよると申しまする。
世に言う「天若みこ」と言うのが、其でおざります。
天若みこ。
物語りにも、うき世語りにも申します。
お聞き及びかえ。
姥は暫らく口を閉じた。
そうして言い出した声は、顔にも、年にも似ず、一段、はなやいで聞えた。
「もゝつたふ」の歌、残された飛鳥の宮の執心びと、世々の藤原の一の媛に祟る天若みこも、 顔清く、声心惹く天若みこのやはり、一人でおざりまする。
お心つけられませ。
物語りも早、これまで。
其まま石のように、老女はじっとして居る。
冷えた夜も、朝影を感じる頃になると、幾らか温みがさして来る。
万法蔵院は、村からは遠く、山によって立って居た。
暁早い鶏の声も、聞えぬ。
もう梢を離れるらしい塒鳥が、近い端山の木群で、羽振きの音を立て初めている。
おれは活きた。
闇い空間は、明りのようなものを漂していた。
併し其は、蒼黒い靄の如く、たなびくものであった。
巌ばかりであった。
壁も、牀も、梁も、巌であった。
自身のからだすらが、既に、巌になって居たのだ。
屋根が壁であった。
壁が牀であった。
巌ばかり――。
触っても触っても、巌ばかりである。
手を伸すと、更に堅い巌が、掌に触れた。
脚をひろげると、もっと広い磐石の面が、感じられた。
纔かにさす薄光りも、黒い巌石が皆吸いとったように、岩窟の中に見えるものはなかった。
唯けはい――彼の人の探り歩くらしい空気の微動があった。
思い出したぞ。
おれが誰だったか、――訣ったぞ。
おれだ。
此おれだ。
大津の宮に仕え、飛鳥の宮に呼び戻されたおれ。
滋賀津彦。
其が、おれだったのだ。
歓びの激情を迎えるように、岩窟の中のすべての突角が哮びの反響をあげた。
彼の人は、立って居た。
一本の木だった。
だが、其姿が見えるほどの、はっきりした光線はなかった。
明りに照し出されるほど、纏った現し身をも、持たぬ彼の人であった。
唯、岩屋の中に矗立した、立ち枯れの木に過ぎなかった。
おれの名は、誰も伝えるものがない。
おれすら忘れて居た。
長く久しく、おれ自身にすら忘れられて居たのだ。
可愛しいおれの名は、そうだ。
語り伝える子があった筈だ。
語り伝えさせる筈の語部も、出来て居ただろうに。
――なぜか、おれの心は寂しい。
空虚な感じが、しくしくと胸を刺すようだ。
――子代も、名代もない、おれにせられてしまったのだ。
そうだ。
其に違いない。
この物足らぬ、大きな穴のあいた気持ちは、其で、するのだ。
おれは、此世に居なかったと同前の人間になって、現し身の人間どもには、 忘れ了されて居るのだ。
憐みのないおっかさま。
おまえさまは、おれの妻の、おれに殉死にするのを、見殺しになされた。
おれの妻の生んだ粟津子は、罪びとの子として、何処かへ連れて行かれた。
野山のけだものの餌食に、くれたのだろう。
可愛そうな妻よ。
哀なむすこよ。
だが、おれには、そんな事などは、何でもない。
おれの名が伝らない。
劫初から末代まで、此世に出ては消える、天の下の青人草と一列に、 おれは、此世に、影も形も残さない草の葉になるのは、いやだ。
どうあっても、不承知だ。
恵みのないおっかさま。
お前さまにお縋りするにも、其おまえさますら、もうおいででない此世かも知れぬ。
くそ――外の世界が知りたい。
世の中の様子が見たい。
だが、おれの耳は聞える。
其なのに、目が見えぬ。
この耳すら、世間の語を聞き別けなくなって居る。
闇の中にばかり瞑って居たおれの目よ。
も一度かっと※いて、現し世のありのままをうつしてくれ、 ……土竜の目なと、おれに貸しおれ。
声は再、寂かになって行った。
独り言する其声は、彼の人の耳にばかり聞えて居るのであろう。
丑刻に、静謐の頂上に達した現し世は、其が過ぎると共に、 俄かに物音が起る。
月の、空を行く音すら聞えそうだった四方の山々の上に、 まず木の葉が音もなくうごき出した。
次いではるかな谿のながれの色が、白々と見え出す。
更に遠く、大和国中の、何処からか起る一番鶏のつくるとき。
暁が来たのである。
里々の男は、今、女の家の閨戸から、ひそひそと帰って行くだろう。
月は早く傾いたけれど、光りは深夜の色を保っている。
午前二時に朝の来る生活に、村びとも、宮びとも忙しいとは思わずに、 起きあがる。
短い暁の目覚めの後、又、物に倚りかかって、新しい眠りを継ぐのである。
山風は頻りに、吹きおろす。
枝・木の葉の相軋めく音が、やむ間なく聞える。
だが其も暫らくで、山は元のひっそとしたけしきに還る。
唯、すべてが薄暗く、すべてが隈を持ったように、朧ろになって来た。
岩窟は、沈々と黝くなって冷えて行く。
した した。
水は、岩肌を絞って垂れている。
耳面刀自。
おれには、子がない。
子がなくなった。
おれは、その栄えている世の中には、跡を胎して来なかった。
子を生んでくれ。
おれの子を。
おれの名を語り伝える子どもを――。
岩牀の上に、再白々と横って見えるのは、身じろきもせぬからだである。
唯その真裸な骨の上に、鋭い感覚ばかりが活きているのであった。
まだ反省のとり戻されぬむくろには、心になるものがあって、 心はなかった。
耳面刀自の名は、唯の記憶よりも、更に深い印象であったに違いはない。
自分すら忘れきった、彼の人の出来あがらぬ心に、骨に沁み、 干からびた髄の心までも、唯彫りつけられたようになって、 残っているのである。
万法蔵院の晨朝の鐘だ。
夜の曙色に、一度騒立った物々の胸をおちつかせる様に、 鳴りわたる鐘の音だ。
一ぱし白みかかって来た東は、更にほの暗い明け昏れの寂けさに返った。
南家の郎女は、一茎の草のそよぎでも聴き取れる暁凪ぎを、 自身擾すことをすまいと言う風に、見じろきすらもせずに居る。
夜の間よりも暗くなった廬の中では、明王像の立ち処さえ見定められぬばかりになって居る。
何処からか吹きこんだ朝山颪に、御灯が消えたのである。
当麻語部の姥も、薄闇に蹲って居るのであろう。
姫は再、この老女の事を忘れていた。
ただ一刻ばかり前、這入りの戸を揺った物音があった。
一度 二度 三度。
更に数度。
音は次第に激しくなって行った。
枢がまるで、おしちぎられでもするかと思うほど、音に力のこもって来た時、 ちょうど、鶏が鳴いた。
其きりぴったり、戸にあたる者もなくなった。
新しい物語が、一切、語部の口にのぼらぬ世が来ていた。
けれども、頑な当麻氏の語部の古姥の為に、我々は今一度、 去年以来の物語りをしておいても、よいであろう。
まことに其は、昨の日からはじまるのである。
門をはいると、俄かに松風が、吹きあてるように響いた。
一町も先に、固まって見える堂伽藍――そこまでずっと、 砂地である。
白い地面に、広い葉の青いままでちらばって居るのは、朴の木だ。
まともに、寺を圧してつき立っているのは、二上山である。
其真下に涅槃仏のような姿に横っているのが麻呂子山だ。
其頂がやっと、講堂の屋の棟に、乗りかかっているようにしか見えない。
こんな事を、女人の身で知って居る訣はなかった。
だが、俊敏な此旅びとの胸に、其に似たほのかな綜合の、 出来あがって居たのは疑われぬ。
暫らくの間、その薄緑の山色を仰いで居た。
其から、朱塗りの、激しく光る建て物へ、目を移して行った。
此寺の落慶供養のあったのは、つい四五日前であった。
まだあの日の喜ばしい騒ぎの響みが、どこかにする様に、 麓の村びと等には、感じられて居る程である。
山颪に吹き暴されて、荒草深い山裾の斜面に、万法蔵院の細々とした御灯の、 煽られて居たのに目馴れた人たちは、この幸福な転変に、 目を※って居るだろう。
此郷に田荘を残して、奈良に数代住みついた豪族の主人も、 その日は、帰って来て居たっけ。
此は、天竺の狐の為わざではないか、其とも、この葛城郡に、 昔から残っている幻術師のする迷わしではないか。
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