FreeBSD使ってて「こりゃ普及する訳ない」と思った時3
とある勉強会に参加した。
昔BSD界隈で有名だったAさんを見かける。
BSD時代の『過去』を知る僕を見かけてAさんは少し嫌な顔をする
BSDの話はご法度だ。
「最近のFedora あれですね」
Aさんはホッとした表情で
「ああいうのもありなんだけど(笑)」
ディストリの話で少し盛り上がる。
もう一人BSD界隈で有名だったSさんもいる。BSD時代の事は触れちゃいけない。
「こないだお客さん先で久しぶりにsubversion 使いましたよ〜」
「俺もsubversionとか使い方忘れたな〜。最近はgitだけだよ」
誰にだって忘れたい思い出。触れて欲しくない過去がある。
そんな過去を振り返らずに、前に向かっている歩いている
技術者の人たちを見ると、頑張って欲しいと思う。
お茶の水の大手書店のコンピュータ書籍のコーナーで本を探していたら
Tさんとバッタリ会った。
「お久しぶりです」
「ああ」ちょっと照れくさそうにTさんは笑う。
Tさんもここ数年めっきり人前に出ることが無くなった人だ。
「最近は研究会とか来られないんですか?」
「うん、、僕がBSDやってた事、みんな知ってるからね、ちょっとね、、」
そうだった。Tさんは昔BSD界隈では名前の知れた人だった。
ちょうど眼をやった書架にS誌のバックナンバーがあった。BSD特集だ。
「BSDの記事を載せるのって今じゃこの雑誌位ですよねー」
と僕が話を振ると、
「恩靴の彼が今でも新機能を大げさに書き立ててるんだろ」
Tさんは少し声を震わせる。
「BSDの新機能って結局あれなんだよ、実際には、、」
「まあそうですね」
「彼は確信犯なんだろうけど、若い人には僕みたいになって欲しく無い」
「・・・・」
そう言って、Tさんは去って行った。
Tさんの無念を思う時、新しい犠牲者を無くしていきたいと強く思う。
「時代っていうか、そういう時代だったんだよ」
Fさんはコーヒーをスプーンでかき混ぜながら、低い声で話す。
今は実家のコンビニを手伝っているというFさんと喫茶店で待ち合わせた。
「雑誌やムックとかが出てこれからはBSDだって、そんな時に俺達はど真ん中に
いたんだよ」
そうだ、かつてFさんはBSDの開発の中心付近で活躍していた人だ。
投稿したパッチの数は当時一番だったかもしれない。
「純真だった、じゃ済まないよね。大人の社会だし、、」
「誰かが責任を取らないとね。だから僕が責任を取るんだ。
今じゃコンビニのPOSぐらいかな。コンピュータを触るのは」
「でも、BSDに関わってたAさんはSさんは少しづつ復帰しているし、、」
と僕。
「彼らの罪は軽いんだよ。僕は張本人だしね。
BSDはね。本当はあれだったんだ、、 だから僕だけは許されないだろ」
Fさんの言葉は重い。
"BSDは本当はあれだった " 、、そうだ、その事に当時みんな気が付かなかった。
気が付いていた人達は決してBSDに近づかなかった。
気が付いた時は手遅れで、多くの仲間がBSDを去って行った。
去っていくだけなら良いが、陽のあたる所に出られなくなった人も多い。
中心にいたFさんは今も苦しんでいる。
責任感の強いFさんは全てを引き受けて、 今は地方都市で、プログラミングと離れ、
ひっそりと暮らしている。
Fさんに全てを押し付けて知らん顔をしている人が、
今でもいる事を忘れてはならないと思う
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
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|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ = 完 =
どうでもいい。黙れ。、
うむ
秀丸とBecky!が動かないと知った時
アップデートが面倒
2chブラウザで2chみてるとき偶に色合いが壊れるとき
とくにJavaソフト系
あれは粘着質な煽りが常駐して話がループしてるだけだから