223 :
こんな名無しでは、どうしようもないよ。 :
2009/01/28(水) 10:06:39 ID:/edSzeRO 2次補正成立 給付金以外も実行不透明 二〇〇八年度第二次補正予算が二十七日、やっと成立した。盛り込まれた総額二兆円の定額給付金に反対する民主党など野党が優位に立つ参院と衆院で議決が異なり、 前日に続いて両院協議会が開かれ、不調に終わった。この結果、憲法六〇条の規定に基づき政府原案を可決した衆院の議決が優先された。 前日夜の両院協混乱を受け、河野洋平衆院議長と江田五月参院議長が二十七日中の決着を両院協代表者に求めた。 民主党議員が議長を務めた前日と違い、自民党議員が議長だったことも決着に影響したろう。 だが、民主党は給付金を容認したわけではなく、与野党対立は続こう。懸念されるのが、補正に盛り込まれた景気対策の実施である。 予算成立後も財源の裏付けとなる関連法成立まで原則として実行できない項目が、給付金以外にも数多くある。 総額四兆八千四百八十億円の二次補正では「霞が関の埋蔵金」といわれる財政投融資特別会計の積立金から四兆一千五百八十億円を捻出(ねんしゅつ)する。 しかし、積立金を一般会計で使うための関連法案は野党の反対で参院採決が先送りされたままだ。 このため、給付金のほか妊婦健診の無料化、地域活性化のための自治体への交付金配分などがすぐには行えない。中小企業の資金繰り支援拡充もだ。 建設国債で費用を賄う学校耐震化などの公共事業は実施が可能だ。一方、特別会計で対応する離職者の住宅支援といった雇用対策も実施はできるが、一部に限られてしまう。 与野党ともに景気対策の早期実施を訴えてはいるが、給付金をめぐる対立が尾を引き対策が後手に回ったのでは経済を上向かせる効果が薄くなる。景気の現状を踏まえた与野党の責任ある対応が求められよう。
224 :
こんな名無しでは、どうしようもないよ。 :2009/01/28(水) 10:07:53 ID:/edSzeRO
2次補正予算が成立 政府4演説、28日に実施 総額2兆円の定額給付金などを盛った2008年度第2次補正予算が27日夕、成立した。衆参の議決が異なったのを受けて開いた両院協議会は不調に終わり、憲法の衆院優越規定に基づいて衆院が可決した政府案が成立。 麻生太郎首相の施政方針演説など政府4演説は28日の衆参本会議で実施し、29日から各党代表質問に入る。 参院は26日の本会議で、2次補正から定額給付金の部分を削除した野党修正案を可決。同日の両院協議会では結論が出ず、河野洋平衆院議長と江田五月参院議長が27日中に結論を出すよう与野党に要請した。 協議会は2日目も議論が平行線のまま計2時間程度で終了。河野議長は同日夕の衆院本会議で、衆院の議決が国会の議決になった旨を宣告した。
225 :
こんな名無しでは、どうしようもないよ。 :2009/01/28(水) 10:09:04 ID:/edSzeRO
ソマリア沖海賊対策 海自派遣、28日に準備指示へ 政府は28日に安全保障会議を開き、アフリカ・ソマリア沖の海賊対策として現行法での海上自衛隊の派遣に向けた準備を急ぐ方針を確認する。 これを受け、浜田靖一防衛相が同日中に派遣準備の指示を出す見通しだ。 自民党の保利耕輔、公明党の山口那津男両政調会長らは27日夜、首相官邸に麻生太郎首相を訪ね、自衛隊法に基づく海上警備行動を発令して早期に海自を派遣するよう申し入れた。 首相は「海の強盗ともいえる海賊には現行法で対処することが必要だ。いずれは立法の準備も与党でお願いしたい」と強調した。首相はこの後、新法案の今国会への提出時期に関して記者団に「3月ぐらい」と語った。
226 :
こんな名無しでは、どうしようもないよ。 :2009/01/28(水) 10:09:44 ID:/edSzeRO
富山3区で民放アナ出馬へ 小沢氏、無所属統一候補目指す 民主党の小沢一郎代表は26日、富山市内で記者会見し、次期衆院選の富山3区に地元民放アナウンサーの相本芳彦氏を擁立すると発表した。 社民、国民新両党と調整し無所属統一候補として推薦する構えだ。富山3区を地盤としてきた綿貫民輔国民新党代表は比例代表に回る意向を表明している。
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こんな名無しでは、どうしようもないよ。 :2009/01/28(水) 10:10:18 ID:/edSzeRO
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こんな名無しでは、どうしようもないよ。 :2009/01/28(水) 10:10:39 ID:/edSzeRO
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こんな名無しでは、どうしようもないよ。 :2009/01/28(水) 10:10:58 ID:/edSzeRO
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こんな名無しでは、どうしようもないよ。 :2009/01/28(水) 10:11:23 ID:/edSzeRO
日本の近年の出来事の中で、1990年に始まった、信用インフレから生じた
不動産および株式バブルの崩壊ほど人々の記憶に深く焼きついていることはない。
しかし昨年秋以降の日本の工業生産と輸出の急激な落ち込みは、
ほぼ間違いなく、バブル崩壊後に起きた数回の景気後退局面が穏やかなものに見えるような、
未曾有の大不況の到来を物語っている。
バブル崩壊後最悪の年だった1998年に、日本経済は2%縮小した。
しかし大半のエコノミストは、2008年の第4四半期だけで日本経済はそれ以上縮小したと考えている。
ゴールドマン・サックスは2009年の日本のGDP(国内総生産)成長率が3.8%のマイナス成長になると予測している。
戦後最長となった約6年間の景気拡大期を経て、日本は早ければ2008年第2四半期から景気後退局面に入ったと見られている。
しかし、当初はかなり緩やかな景気下降だったものが年末の2〜3カ月間で、
信用危機の嵐のただ中に巻き込まれた国々が味わっているよりもはるかにひどい不況に姿を変えた。
11月には、輸出額が前年同月比27%落ち込んだ。
状況は悪化する一方で、12月にはマイナス幅が35%に拡大した。
輸出急減の主因は米国の景気後退で、対米輸出は前年同月比36.9%減少した。
世界的な景気後退が今度はアジアのサプライチェーンに打撃を与え始め、
12月に日本の対中輸出は35.5%減少、アジアの「虎」(香港、シンガポール、韓国、台湾)向けの輸出は対米輸出以上に落ち込んだ。
輸出は日本の工業生産のほぼ半分を占めるため、鉱工業生産も統計を取り始めて以来、過去最大の下げ幅を記録している。
11月の鉱工業生産は前年同月比16%減少した。
12月には、景気の先行指標である工作機械受注額が前年比72%減少した。
BNPパリバ証券のエコノミストの白石洋氏は、
鉱工業生産は昨年12月時点で既にバブル後最低だった2001年の水準まで落ち込んでおり、
堅実な回復とされていた過去6年間の成長分が吹き飛んだと見ている。
不況が終わるまでに、生産高は1987年の水準にまで落ち込むと白石氏は予測する。
2002年以降の日本経済の回復を牽引してきた輸出需要が、
自動車と消費者向けハイテク製品という極めて限定された産業に支えられていたことも裏目に出た。
この2業種の落ち込みは特に激しく、自動車メーカーは生産台数をほぼ半減し、
結果として鉄鋼、半導体、化学品メーカーにも大きな影響を与えている。
>>2 に続く
ソース:JBpress
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/501 ソースのソース:The Economist
Japan Early in, early out
An economy not hit directly by the financial storm is shrinking much faster than any other developed one