>>718 第三種に該当するでしょう。 単なる客扱い終了合図、閉扉合図の運転従事員なら医学適正の運従区分の基準を
満たす必要はないと思います。
今回の小田急は医学適正区分としては最低第二種は必要ですね。これをパスした上、7ヶ月以内に行われる自社
の車掌登用試験に合格しないと正社員になれないということに。 応募者殺到みたいで倍率高いから、第一種の
適正に合格しないと採用試験に残らないな。
>>718 列車監視というのは国鉄時代の呼称ですね。
今日、運転取扱心得細則で定められている「駅長が出発合図を行う停車場」はごく僅かです。
駅長業務を行う従事員は運従二種です。その適正を満たしていないとホームで赤帽を被り運転士に出発合図を行ったり車掌に出発指示合図を行う事は出来ません。
その合図を簡単に説明すると
@車掌の乗務する列車の場合
駅長ー(出発指示合図)→車掌ー(出発合図)→運転士
A車掌乗務を省略する列車の場合
駅長ー(出発合図)→運転士
(※駅長とは駅長、および駅長業務を行う係員の事をいいます)
という方式をとります。車掌が乗務する列車は必ず車掌の出発合図が必要です。
これはかつて国鉄時代に車掌が乗り遅れたまま列車を出発させてしまった事故(欠乗=ケツジョウといいます)を多発させてしまった反省からそうするようにしたものです。
なお、素人目からは「出発指示合図」と見分けがつきにくいものに「客扱い終了合図」があります。
この客扱い終了合図を行う係員は何の資格も必要とせず、医学適正上の運従区分をパスする必要さえありません。
その最たる例が、かつて操車としてヤードで旗振りをしていた人が事故に遭い片足を切断してしまったのに、リハビリののち義足をつけてホーム業務に復帰した例もある程です。
その、「出発指示合図」と「客扱い終了合図」の違いをわかり易く説明すると、運転取扱心得細則で「駅長が出発指示合図を行う停車場」から、車掌がうっかり「出発指示合図」を受けずに運転士に出発合図を出して列車を出発させてしまった場合は「事故」になるのですが
通常「客扱い終了合図」が行われている停車場で駅係員の合図を受けずに出発させても事故にはならない、という大きな違いがあるのです。