蒸気機関車について熱く語ろう

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1名無しでGO!
JRの保存機についてでも、昔話でも、国外の釜でも
蒸気機関車について熱く語ろう。気安く、SLなんて
呼ぶような事は勘弁ね。
2しいなん:01/11/26 05:29 ID:rEWE6A5M
SLはダメでJRはいいの?(藁
3名無しでGO!:01/11/26 10:05 ID:udXwe28W
>>2
現役時代の蒸機運転営業列車を知らない世代に、SLと呼ぶなというのは
辛いのかも知れないね。マスコミまでが「エスエル」とほざいた時代が、
彼らには神世時代だからね。もともとは、運用表の記号ってことも知らない
連中だからね。時代は過ぎていったのさ。
4:01/11/26 10:45 ID:O6adEVlI
間もなく、終点岩見沢、岩見沢でございます。2時間30分遅れての到着です。この列車を最後に、老兵は去り逝きます。皆様、ご乗車ありがとうございました。
5名無しでGO!:01/11/26 10:49 ID:aHR2jKWB
今でも現役で走ってる蒸気機関車ってATSついてるんですか?
6:01/11/26 10:59 ID:auPOP91U
>>5
ついてます。
車上子確認しました。
7名無しでGO!:01/11/26 20:02 ID:udXwe28W
というか、昭和43年頃から、殆どの機関車にATSは設置されていましたよ。
ただし、S型(だったっけ?)ばかりだとは思いますが..。
8名無しでGO!:01/11/26 20:24 ID:gaIDLqB0
梅小路
国鉄
9名無しでGO!:01/11/26 23:14 ID:pky2K4va
保存用じゃない営業用の蒸気機関車の最後は、追分機関区の9600型でしたっけ?
10名無しでGO!:01/11/27 01:25 ID:nRYCt6+9
150型 1号機関車ね
11名無しでGO!:01/11/27 01:26 ID:nvYgFu1l
幻のHC51&HC53マンセー
12名無しでGO!:01/11/27 01:28 ID:V3Vg65aU
HC53じゃなくて、ナイアガラ型軸配置のHD53じゃなかったっけ。
13名無しでGO!:01/11/27 01:32 ID:8yZIbgd4
北海道のC62のカムバック切にきぼーん。
14名無しでGO!:01/11/27 01:35 ID:jIY5wIqK
C57牽引の「ばんえつ号」の東北本線95km/h運転を熱く希望。
やっぱり、C57は5〜7両の客車を牽いて90km/h以上で快走
する姿が似合っています。山の中を、のたのた走るC57は哀れ。
15名無しでGO!:01/11/27 01:52 ID:3XQ3drVx
C62 18
名古屋機関区の「さがりツバメ」萌え〜
16名無しでGO!:01/11/27 10:55 ID:pZM5DFi/
最期まで残った大正生まれの9600に万歳
1700:01/11/27 11:10 ID:8TqN26HJ
>>14
激しく同意!
磐西でノタノタと走るC57は檻の中の豹ですな
本来は1級幹線でかっ飛ばして走って欲しい物
個人的には常磐線とかが良いかなぁー
18名無しでGO!:01/11/27 11:13 ID:psn22dCQ
羽越線とか海辺の路線を爆走して欲しいです。
降りしきる雪に岩にあたり砕け散る荒々しい波と蒸機。
う〜ん絵になるぜ。
19名無しでGO!:01/11/27 11:27 ID:r6bqr4bu
蒸気機関車といえば・・・「バック運転」・・・ハアハア

激萌! ・・・ハアハア
20名無しでGO!:01/11/27 12:26 ID:iERUYDAW
>>9
果たして入換機を営業用としてとらえるのはどうかと思うが、それで正解。時に、D51241は何処かで保存されているのかしら?
21名無しでGO!:01/11/27 12:30 ID:mpyC/mHJ
>>14,>>17
復活蒸機は、ボイラー圧が低いから現役当時と同様の走りはムリでしょ。
できるとしたら、C571とか現役当時から保存されているカマだけ。
22名無しでGO!:01/11/27 13:06 ID:Bmff17y5
>20
追分機関区の火事であぼーん。
惜しいことをした。
23名無しでGO!:01/11/27 13:09 ID:Bmff17y5
>>17
軸受けのメタル焼けとか大丈夫か?
いまでも変な温度センサ仕込んであるそうだし。
あのセンサとD51498のATS-Pはキモい。
24名無しでGO!:01/11/27 13:33 ID:pZM5DFi/
>>21
C571って,最近ボイラを新製して取り替えて,1600Kpで使えると
思いますけど。

>>23
じゃ思い切って,コロ軸受けに交換するというのもメンテの手間を考えると
いいのかもしれませんね。軸受けの発熱問題が,どこの機関区でも大変だった
ことを考えると,いまは温度センサなんかがあるからいいよね。
25名無しでGO!:01/11/27 23:07 ID:U8eTscNR
>>22
動輪は、今でも追分駅に飾っているけどね。
26名無しでGO!:01/11/27 23:16 ID:oWfpLNys
C59動態に復活きぼーん。
27名無しでGO!:01/11/27 23:22 ID:zZsTj1U5
親の運転する車で、(大阪)中央環状線を走ってると、オーバークロスする
片町線に、C11の貨物列車・・。近代的な幹線道路とC11の組み合わせ
なんてよく考えたら不思議な光景だ。
28名無しでGO!:01/11/28 00:49 ID:yG7y6HdI
>>26
JR吸収小倉工場の玄関の置物飾りになっている1号機を復活希望。
これで、客足の減った吸収ブルトレでも牽引させるか。どうせ今の
ダイヤもC59牽引時代の「かもめ」より遅いのだから定時運転は
可能だと思われる。
29名無しでGO!:01/11/28 04:00 ID:cub4pcIp
C53、8620復活きぼん。
30名無しでGO!:01/11/28 10:06 ID:nIfVpDu+
>>29
8620はQ周で走ってますがな ちょっとアレだけど
C53は禿しく胴衣!!
3129:01/11/28 21:39 ID:In0KY45D
あ、9600の間違いだった。欝出汁脳…
32名無しでGO!:01/11/28 21:50 ID:0GxqZ/cH
>>22
同じ時に燃えた603号機の前頭部が、まさか保存されていたとは...
33名無しでGO!:01/11/28 23:39 ID:GpGf2mfY
今、NHK総合で蒸気機関車スペシャルやってます
34名無しでGO!:01/11/29 08:02 ID:3nAFtWh8
↑・・・観そびれた
35名無しでGO!:01/11/29 10:24 ID:344Kz/XQ
ちょいと質問です。汽笛合図の話ですが、重連総括の付いていない蒸機の場合、開ける(給気)、閉める(絶気)などの合図を教えて頂きたいのですが…また、この他にも、汽笛合図ってありますか?
36名無しでGO!:01/11/29 14:04 ID:3nAFtWh8
記憶が薄れてきたが.....。

出発    長汽笛1声 (ぼぉぉぉぉ〜〜〜)
開ける   短汽笛2声 (ぼっ・ぼっ)
占める   長汽笛1声・短汽笛2声 (ぼぉぉぉぉぉ〜〜・ぼぉつ・ぼぉっ)
非常制動  短汽笛連声 (ぼ・ぼ・ぼ・ぼ・ぼ・ぼ・ぼ・ぼっ)
制動    短汽笛1声 (ぼっ)

だったような気がする。間違えがあったら誰か訂正してくれ。
37名無しでGO!:01/11/29 19:56 ID:U4iiMox4
>> 以前から不思議に思っていたのですが、DL,EL,DC,ECに比べると
 メカニカルな制御(?)のSLとATS(によるブレーキ制御)の関係が
 わからないのですが、どなたか教えてください。
38名無しでGO!:01/11/29 22:00 ID:w650T+XL
九州の86も動態復活に当たってボイラを新製してる。
蒸機の心臓部はボイラーか?走り装置か?てな議論があったけど、
前者の説を採るならば、ボイラ交換した蒸機は半ば改造人間・サイボーグのようなもんか。

>>24
C571は昭和36年の転覆事故後の復旧に際して2号機(だっけ?)の
ボイラに載せ換えてられていて、1号機のナンバーを付けてるけど実は2号機
(だっけ?、すまん曖昧で)、と言われたとか何とか。
39名無しでGO!:01/11/30 10:44 ID:n1r4rBZy
釜焚き人生age
40名無しでGO!:01/11/30 20:45 ID:n43TyVlv
>>38
戦時中の酷使の為か、ボイラーの調子が悪かった為、事故の前の
S31にボイラーが新製され乗せかえられた。さらに事故で足回
りが殆ど新製されたので、202号機(C57は201両製造)と言われ
る様になったそうな。
41名無しでGO!:01/12/01 03:20 ID:kkcfypOD
というより、製造されて20年も経過した蒸気機関車の主要な部品で、
残っているのは、台枠とキャブくらいですよ。
42C54:01/12/01 05:41 ID:Xf2VZZ4T
しゅしゅぽぽしゅしゅぽぽしゅしゅぽぽ〜
43名無しでGO!:01/12/01 13:11 ID:7CjYFKRj
うp
44 :01/12/01 13:14 ID:SxkZgWGI
C571は事故をやるのがあと5年遅かったら、あぼーんされてただろうね。
45名無しでGO!:01/12/01 13:16 ID:pNExQqMS
見てみたい、乗ってみたいな蒸気機関車
46名無しでGO!:01/12/01 13:23 ID:ldwpiybC
47名無しでGO!:01/12/01 13:39 ID:csVDMoOQ
>>45
見てこい。なかなかいいぞ。
ばんえつはクリスマスも運行。
48名無しでGO!:01/12/01 15:41 ID:LK4xMg+a
>>37
蒸気機関車に使われているET3やET6は、動作原理では
基本的にDLやELのブレーキ装置と何ら変わりませんよ。
49名無しでGO!:01/12/01 15:44 ID:6kP/O/wJ
>>48
と言うより、DD51のブレーキ装置は、C61のものと全く同一ですが...。
50名無しでGO!:01/12/01 17:09 ID:ru4Io0Mw
C62とC59の一部に増圧ブレーキ装置を備えたものがありました。
EF60PとEF65Pと同じものですが、20系を110km/hで牽引する
ことを想定してのテストだったと思います。動軸受けをコロ式軸受けに
改造する必要があったので110km/h運転は実現していません。
日本の蒸気機関車は、戦後になっても平軸受けを使用していたため、発熱に
悩まされていたようですね。1750mm動輪で100km/hというのは、
ちょっと遅すぎの感があります。ヨーロッパの機関車だと400rpmくらい
まで出していましたので、130km/hくらいまでは行けたんでしょうけどね。
制動距離で足を引っ張られたので、平軸受けでも良かったのかなと思いますが、
1400mm動輪のD51と1520mm動輪のC58の最高速度が、ともに
85km/hというのは、ちょっと納得が行きませんね。
51名無しでGO!:01/12/01 17:44 ID:KlsLLl9J
梅小路で運転みたが、86の汽笛(3音)いいね。5音のは音がでかすぎる。
(そこが良いのかもしれないけど)いきなり吹鳴されるとビク−リするよ。
52nanasi:01/12/01 17:55 ID:984PwSO5
C51のウネウネした配管がすてきだ。
53名無し:01/12/01 17:56 ID:uOFdPcH7
蒸気機関車を運行するときには、特別料金が安すぎでは?
特別料金は1000円程度に上げなければ赤字は必至で、スポンサーも付けないといけないと思う。
54名無しでGO!:01/12/01 19:55 ID:AVKnj6NG
C53のブラストが聞いてみたいなァ・・・
でもC53って都落ちの線区に入ったことないらしいし,幹線でSLは辛いか?
日本の保存蒸機ってチョット偏ってませんか?
せっかく復活しても当時の客車なんか無いしなァ・・・イギリスが羨ましい
55名無しでGO!:01/12/01 20:09 ID:jbhwxA7V
スハ43系と車体が同一設計な客車って作れないのかな?
車両の材質や下回り、保安装置は現代の基準でいいんだけど。

レス脱線すまそ。
56名無しでGO!:01/12/01 21:12 ID:kNkpRaTc
>>54

C53の3拍子聞いてみたい
57名無しでGO!:01/12/02 06:34 ID:ZysIrZiS
昨日の大井川は3列車運転だったYO
おまけに返しの1002も前向きだった
予想外でラッキ〜
58名無しでGO!:01/12/02 09:27 ID:Kbt3eeBl
>>55
何なら、スハ44とスロ54にマイテ40のように40系に準拠した外見で
足回りや保安装置は現代の基準で作るというのもどうかな。重機の餌街の
50系の台枠だけ使うというのも可能だろうし。
59名無しでGO!:01/12/02 10:18 ID:lWf8myvf
>>53
『軸重が重くて』ということになっているけど、15.4tだから実際は
D50並なんだよね。それよりも整備に伴う過重な作業が多いから、
労働組合から嫌われたのと戦時中の酷使で相当痛んでいたのとC59が
使えるようになっていたので、ローカル線に転用する程じゃなかったと
いうのが真相じゃないかな。乗務員や保線屋には嫌われておらず、脈動が
少なくKS加重が小さいこと、粘着性能の良さなどから、むしろ好まれて
いたようです。
C52も同様に整備担当から嫌われていたみたい。最後は瀬野〜八本松の
補機仕業だった。
60名無しでGO!:01/12/02 17:01 ID:DP/hkVW5
現在の動態保存蒸気機関車のほかに復活予定の釜はあるのだろうか。
C621&C622やC591等は復活させて欲しい機関車であるが、
こういう大型機は難しいのかな。そういえば、山北にD52が安置さ
れているけど、これなんかも復活して欲しい釜だなぁ。
61名無しでGO!:01/12/02 17:35 ID:V4ikYB1O
C53 C59 D52 あたりの復活を切望〜
梅小路のなら水入れて火焚いたらすぐにでも可能な気がするけどなあ。
62名無しでGO!:01/12/02 20:55 ID:BKxFLZ1X
そーいえばC53は停車時に、クランク位置がある特定の場所にあると
起動不能になるとか。
63名無しでGO!:01/12/02 21:04 ID:BFpjZOsD
運転も整備も何倍もの人件費がかかるからSL特別料金とってもそれだけでは黒字にはなりそうもないな。SL三重連なんか6人も乗らなきゃいかん。DLなら
総括制御で一人ですむな。
64蒸気馬鹿一代:01/12/02 22:43 ID:wj73i4aV
>>4
気が利いてる。いいなあ・・・・
>>11>>12
ナイアガラ、ハドソン両方ある。けど、陸軍が電化を嫌がるから仕方なしに
書いた図面だから微妙に設計がアホ。C62の図面をよく読んだあとに見るとよく分かる。

C57180は勾配をさけ、ばんえつ物語の編成なら十分、本線でいける。
缶圧の最高値が低くなっていようが実際の運転を考えると重大な影響は無いよ。
運転士が神経を磨り減らすだろうけど、現役時代の粗悪な石炭と、復活蒸気
が使ってる豪州産の石炭とはカロリーが違うしね。
詳しい計算式をみると、カロリーが上がると飛躍的に有利になるのがよく分かる。
重油専燃ならもっといい。電子制御で一人乗務が可能になる。
軸受けだがセンサーがついたからって焼きつきやすくなるなんてことは無い。

蒸気の場合、D51の先輪にC58の刻印があったなんてことはよくある。
部品の入れ替えはよくある話。そうなるのも戦前は全検に四日しかかからな
かった整備システムに原因がある。戦後は組合が煩いからか一週間ほどに
の延びた。でもまあ戦前はソ連から指導を要請されたくらいだった。
詳しいことは忘れたからなんともならず、すまん。
鉄道工場は戦前は海軍工廠と並んで最先端技術を扱う二大巨頭。蒸気
が国家の工業レベルを象徴していたとも言えるくらい。それというのも蒸気は
消耗品の塊で、整備するには殆どの部品を生産出来なければならない。
だから特別なことをしなくともC51やD51を生産できた。D521は浜松だったな。
65蒸気馬鹿一代:01/12/02 22:43 ID:wj73i4aV
C53の出発不可能になる現象はロッドの配置のお陰で各死点が120度に並んで
いないのが原因。ある一点で最大牽引力の27lだったかな、それしか力が出な
くなるから。海外にはそれを嫌って左右のシリンダーを中央と同じ角度になる
ように持ち上げたり、第一動輪に中央の気筒の主連棒をつなぎ、中央気筒を
水平にした例がよくある。・・・・それはさておき、C53はC59登場以後は
整備の困難さと設計由来の出発不良、高速走行では三気筒と二気筒の差が
無くなることから全体的にデメリットが目立つんで早期に廃車された。

日本の国鉄制式蒸気二気筒が回転数を上げられず、直径の割に低速だったのは
斎藤の馬鹿には理解不能だろうがバランシングの問題。往復慣性質量の50%を
釣り合わせることを通例としていた米では80吋動輪で190`なんてのもよく
あるし、160`はざら。それで常用出来たのは優秀なローラーベアリング
のお陰もあるけど、軸重30tを許容するくらい頑丈な軌道のお陰で十分に釣り合い
をとってやれたのが大きい。
対して日本ではプレーンベアリングを使う以上、回転数はあまり上げたくない
のもあったろうけど、軌道がショボイため20%から30%しか釣り合わせること
が出来ず、高回転域では振動と、そのための回転力のロスが大きくなるから
直径の割に速度が上がらなかった。それもあって最高速度は95`、ブレーキも
それに見合った程度のもののまんま最後を迎えた。

とりとめが無いなあ・・・・
66蒸気馬鹿一代:01/12/02 22:56 ID:wj73i4aV
軌道が弱い皺寄せが酷いなあ・・・・今はあちこち強化されてるから、一級線専用なら
50%(これで充分)にできるかな。なんだか矛盾した話に聞こえるかもしれないけど、
高速域と低速域じゃ挙動が違うからややこしい。長話失礼。
67名無しでGO!:01/12/03 00:41 ID:NTu39iPm
ためになるなァ・・・
68:01/12/03 00:46 ID:CN4M8wGW
良スレあげ
69名無しでGO!:01/12/03 00:54 ID:JutOwo9i
C62は関西の私鉄の電車と張り合って、100km以上を
ざらに出していたらしい。
70名無しでGO!:01/12/03 01:01 ID:2i0H/UIT
でかいのはC623で失敗しているから、永久にやらない
でしょ?
71名無しでGO!:01/12/03 01:22 ID:NTu39iPm
生きてる96やD52って見てみたいけど,客車は似合わないからネイ・・・
D51やD50ならまだしも・・・貨物用蒸機ってチョット可哀相?
72名無しでGO!:01/12/03 02:14 ID:rC1kfdLs
>>64 >>65 >>66
期待Age
73名無しでGO!:01/12/03 03:28 ID:K6P+R0tF
>>64 >>65 >>66
ロッドやクロスヘッドなどの不釣り合い部品をチタン合金などを使って
軽量化すれば、強度が増すことなども含めて、現存機の30%くらいの
重量で作れちゃいますよ。コストの面は知らないけど。
あとは、シリンダとピストンリングをセラミックで作って無潤滑にすれば
加熱温度も今の350℃くらいから500℃くらいまで上げられるし、
ボイラだってステンレス合金を使えば、丸ボイラでも平気で35気圧くらい
までは昇圧できますよ。あとは、ポペット弁かな。それと石炭のガス化燃焼を
させてボイラ制御はコンピュータで行えば石炭でも1人乗務ができるよね。
これで、蒸気機関車を作ったら、どのくらいの性能になるんでしょうかねぇ。
74名無しでGO!:01/12/03 03:30 ID:fjILsRng
>>73
ニッケル合金タイヤを忘れてた。粘着性能が30%くらい上昇するぞ。
弁制御もコンピュータで行えば脈動を抑えられるよね。
75名無しでGO!:01/12/03 03:32 ID:s1dBCpvF
>>73 >>74
ボイラとシリンダの中間にアキュウムレータをお忘れ無く。
ついでに蒸気タービンにして発電機を回すようにすれば、
電気式蒸気機関車だな。
76名無しでGO!:01/12/03 09:52 ID:iS+EYEKZ
>>73 >>74
熱効率はどうなんでしょうね。

>>75
火力発電所搭載の電気機関車だね。重そうだな。
77:01/12/03 13:12 ID:wNOKPFwo
>>73
そこまでハイテクなのに、自動給炭器
なしだったら大藁い。
78名無しでGO!:01/12/03 14:17 ID:h6fOk/pm
D51241等に装備されていた、ギースルエジェクター式の煙突って、どういう物ですか?解説きぼんぬ。
79名無しでGO!:01/12/03 15:34 ID:i5UJvWwz
>>73
たとえレプリカであったとしても10億とかするんぢゃない?
それに今の技術を投入していったら20〜30億って行っちゃうんぢゃないかなぁ。
80蒸気馬鹿一代:01/12/03 16:08 ID:nZBbVMO6
>>73
今はいい材料といい工作機械があるから、大田区の町工場にも頼めばかなりのこと
が出来ます。チタンやアルミ鍛造も視野に入れると、もう、グラフを眺めただけで
ドキドキしてくるくらい改善、向上する。缶圧は20で充分。それ以上は意味が無い。
それよりは火室容積を増大させて燃料を充分に燃焼させ、過熱管の本数を増やし、
たっぷり加熱させて気筒の中で充分に膨張してくれるようにしたほうが向上しやすい
よ。脈動も低減できてるかもしれない。手計算が凄まじく面倒なんで未計算だけど。
ポペット弁だけど、それよりはラッパ型の、バイクに使われてるような弁を電磁式
にして使ったほうがいいかもしれない。これが一番流路が滑らかになるし、機械
式ポペットだと整備が面倒だから。川崎なんか作り慣れてるな、工場違うけど。

以上を踏まえると、燃料を航空燃料、ケロシンにして小煙管を全撤去、空いた
スペースを使って大煙管を目一杯増やす。これでC62は約140`で約3600馬力を発揮。
過熱蒸気の温度が650度を超えてるけど、まあいいでしょ。D52でさえ瞬間最大で
480から490くらいには達したくらいだし。この時、燃料消費は時間あたり2200`c。
これじゃ燃えきらないってんなら酸素分離給気を試す?
81名無しでGO!:01/12/03 16:15 ID:t0aYyG+C
そういえば、スイスあたりで次世代蒸機造ってたような。
軽油で走るやつ。
82名無しでGO!:01/12/03 16:19 ID:Vclyk/1R
>>80
すげぇ・・・。
83蒸気馬鹿一代:01/12/03 16:31 ID:nZBbVMO6
ギースルはギースル・ギースリンゲンとかいう学者が理論を発表したと思ったなあ。
D51に設置されたものを例に取ると、七つのノズルをレール方向に並べる。
だから煙突自体はあんな形になってる。いつぞのとれいんに図面がでてたね。
膨張室とは別な方向で排気を滑らかにしようとしたものなんだけど、D51では膨張室
を取り払ったかどうかが判然としない。だけど、一割ほど燃料消費が改善されたみた
い。国鉄制式近代の場合、排気を一旦膨張させてから一本のノズルから排気してた。
C56やC12が太鼓を叩くみたいに歯切れがいいのは排気膨張室が無いから。

排気が滑らかでないと、吸気圧が強くなった瞬間に燃焼してる石炭が引っかき
まわされたり、細かい石炭が燃えきらないうちに煙突から排気されたりして
効率が悪くなる。空転させた時も突然空気の流量が増えるから火床が乱れる。
84蒸気馬鹿一代:01/12/03 16:44 ID:nZBbVMO6
アキュウムレイターなんだけど、給水加熱機でしょ?国鉄はあれで110度ぐらい。
>>80みたいにすると排気自体の温度が上がってて120から140度を狙えるから
それを前提に出力を計算してある。
>>81
それ、参考にしたよ。400馬力。それより大柄で重いB20が200馬力程度。
現代の技術を入れた蒸気にゃかなりの可能性があるってことだわね。
85名無しでGO!:01/12/03 16:50 ID:dTw8xduS
「蒸気馬鹿一代」に質問っす
ある程度のコストは無視して、梅小路
のC5345は復活可能ですか?
欧州(ドイツ?)では動態保存している
3シリンダー機もあると聴いたもので
86名無しでGO!:01/12/03 16:51 ID:dTw8xduS
敬称が抜けてましたスミマセソ・・・>「蒸気馬鹿一代」氏
87蒸気馬鹿一代:01/12/03 17:18 ID:nZBbVMO6
>>85
ま、気にしない。
C5345は状態自体は悪くないから、サイボーグ覚悟なら復活可能だと思われます。
というか、保存時点で復活蒸気だからとっくにサイボーグになってるんだけど。
それよりコスト無視なら再生産したほうが楽だと思う。生産経験があるのは
汽車と川崎だけど、汽車は川崎に吸収合併したから川崎に頼むのが一番かな。

川崎と言えば、末期のC62で調子が良いのは殆ど川崎製だった。C622はクソミソ
だった。函館本線での前補機固定は、前補機の運用だとその日のうちに区に戻るから。
ファンサービスなんて気の利いたもんじゃない。小樽一は32。次に3、44。
平では48、23が一番。全盛期にしても宮原で29、35が双璧だった。日立のは
全盛期は良かったみたいだ。燕用に浜松や宮原に集められてるから。17なんか
試験機に抜擢されてるし。でも、末期は3以外の品質低下が激しかった。
川崎が例外だったような気もする。・・・・製造以来車籍を失ってないのはC56160、
C571だけだけど、両方川崎製ですな。
88名無しでGO!:01/12/03 17:21 ID:7yQdmRIh
川重でも蒸機の生産ノウハウは失われて久しい、って聞いたんですけどどうでしょうね?
89蒸気馬鹿一代:01/12/03 17:31 ID:nZBbVMO6
川崎はノウハウ保存のために海外にレプリカを納入したことがある。不況でどうなってるか
分からないけど、車輪は住友、ボイラーはサッパに頼む。細かいものは大宮や町工場。
台枠やテンダなんかの大物こそ自社で製造となるか。ちゃんと金出すなら
引き受けてくれるんじゃないかな?
90蒸気馬鹿一代:01/12/03 17:45 ID:nZBbVMO6
C623で失敗したのは全検に費用がかかりすぎるから。現代の技術や部品が充分に
入るとコストは大幅に下がるよ。取り替えたりすり合わせたりなんてのは
人件費がかかるから。メンテレスな部品、簡単に交換出来て尚且つ交換部品が
最近の車両と共通しているなどのことで入手が容易で値段も安い・・・・
>>69
機関車は良くても客車側の性能が・・・旧客は95までだから。
91名無しでGO!:01/12/03 17:53 ID:lq5ZXfL/
C53は、今ではあのグレスレー弁装置
お守りできる人がいないんじゃないの?

構内でトロトロ走るだけだったら問題ないと思うけど。
92蒸気馬鹿一代:01/12/03 18:09 ID:nZBbVMO6
>>91
そりゃそうなんだけど、グレスレー弁装置よりもクロスヘッドのほうが大変だと思う。
狭い分、相当過酷な作業だったそうな。
弁装置はロッドやリンクを最近の技術で作り直してしまう。そうすればお守りは
可能になるでしょう。問題は材質のことや細かい構造にあるんだから、そこも含
めてサイボーグってことです。
93名無しでGO!:01/12/03 18:29 ID:lq5ZXfL/
>>90
でもさ、コスト優先でなんでも今のものを導入していけば
いいってもんじゃないんじゃない?
なんで、何のために、どういった「哲学」(ちょっとおおげさだが)
のもとに残すのか、保存するのかっていうことが
日本ではあんまり考えられてないような気がする。
この辺は韓国や台湾の例を見ても似たように感じるな。
アジアでは共通のものかも。
機関車とつりあわないちぐはぐな客車とか、
ぜんぜん関係ないカマを中国から買ってくるとか、
ただ蒸機が走ればいいっていう感じ。

かつての時代の歴史的価値を保全していくという
概念があるんだったら、例えばローラーベアリングなんて
意味ないだと思うんだが。

俺は欧州の例をたくさん見てきたけれど、
彼らは決してそんなことはしないよ。
どうしてもしなければならないときでも
最小限にとどめたり、元に戻せるように
したりしている。(というかあまり見ないけど)

このへんは、かつて蒸機時代に技術的に先端をいって
いたかどうかも影響してるんだろうな。
自分たちが技術的に世界をリードしてきたことに誇りがあれば
それを大事に後世に伝えていこうという思いもでてくるけど、
日本ではそんなことなかったからね。
94名無しでGO!:01/12/03 18:32 ID:lq5ZXfL/
>92
"棒高跳び"したの、C52だったけ?
95名無しでGO!:01/12/03 19:16 ID:ZmYEDtES
では、現代の技術で煙害は別として、今の電気機関車、ディーゼル機関車より高性能な蒸気機関車は作れるか?
96蒸気馬鹿一代:01/12/03 19:32 ID:nZBbVMO6
>>93>>94
出来るってこととやるかどうかは別な話だよ。
そもそも俺の話は現在の営業列車を牽引させる前提で色々検討したことが元になってる。
営業に使うなら新製しなきゃならんよ。そのつもりでやった。
欧州の、遺産を受け継ぐ感覚は見習いたいが、どこまで可能だろう?
本心を言うなら充分に金を用意する算段をつけて保存するほうがいい。それは
今のJRでは機関車については半分合格点をやりたい。C53をやるなら元
に戻せるようにやるしかないでしょ。あの部品、無理使いなんかできやしない。
旧客の新製は賛成。状態にもよるけど残ってるものを無理使いしたくないから。
営業用に蒸気を使いたいならそのときは存分に技術を注ぎ込んでコストに見合う
ようなものを新製。それが良いと思ってる。
97蒸気馬鹿一代:01/12/03 19:40 ID:nZBbVMO6
>>95なにを基準にするか、それで違ってくる。
軽油なら煙を抑えられるし、4-8-4でなら5000`hくらいまでいける。この出力
なら500tの北斗星を牽いて青函Tの勾配を140`で駆け上がれる。けどEF200を
基準にしたらヘボいってことになる。

96で書き忘れたけど棒高跳びはパシハなら知ってる。国内は・・・・憶えてないなあ。
98名無しでGO!:01/12/03 19:42 ID:lq5ZXfL/
93です。

>>96
>今のJRでは機関車については半分合格点をやりたい
このへんは同意。

でもなぁ・・・日本の状況はあまりにも悲しすぎるよ。
欧州の現実を知ってしまうとほんとに。
不景気とはいえいまだ世界2位のGDP、国の経済力はあっても、
・・・・所詮輸入品だからなのかねぇ。(以下愚痴になるので省略)
99名無しでGO!:01/12/03 20:21 ID:07Tp6Qcs
パワー、トルクが格段に上がったら、空転を抑えるのは
自重増のほかに、有効な手はあるのだろうか?
100名無しでGO!:01/12/03 20:26 ID:hLG4pFoX
蒸気機関車の画像貼り付けできたらお願いします
101:01/12/03 20:52 ID:CN4M8wGW
102蒸気馬鹿一代:01/12/03 21:19 ID:nZBbVMO6
>>98
輸入品なんて理屈じゃおかしい国はいくらでもあるから違うでしょ。
むしろこの国の小金持ち金の使い方が貧困なんだと思う。あとは遺産に対する
感覚かな。法廷遺留分だの累進課税だので親族で揉めた後に、趣味はともかく
社会的なことに金を出す精神的余裕なんかそうそう出てこないと思うぞ。所得税
払ったのに死んだからってもう一度取られるんだから税の二重取りだよ。
金持ち撲滅税として出来たものだから仕方ないけど。

もっと金の使い道に余裕があれば保存活動に回ってくれそうなんだがなあ。

>>99
突然回転数が増えたらバルブを絞るようにする、先の提案のようにタイヤの
材質を変える。それでどこまでμが向上するかが問題なんだけどもね。3.5まで
とれたら万万歳なんだけど。>>97の場合、16.8t×4でもμ=0.25だと110`まで
は加減弁を全開に出来ないくらい。C62は50`から全力でいける。0.25は国鉄
蒸気の標準。
103蒸気馬鹿一代:01/12/03 21:49 ID:nZBbVMO6
>>101
下二つはC53です。クロスヘッドの写真はフレームの形に注目。動輪側から
たどると先輪に向かって細くなり、先輪の上からさらに細くなりながら垂れ下が
るようになってる。このようなフレームはシリンダーブロックが三気筒で独特な
ためのもので、二気筒では国鉄の場合上辺が水平のまま。下辺は先輪に向かって
上がり、先輪の一番高い部分を過ぎてから下がる、つまり全体的には先輪を
過ぎると太くなる。・・・・細くなるということは弱くなる。で、この首の部分が
C53の弱点でヒビが入ったりしたそうな。撓みやすくなるから振動の元にもな
りやすい。

8620は先輪と連動して第一動輪がスライドする島式ボギーが特徴。そのために
第一動輪のピンが長くなってるもんだからロッドとぶつかることがたまにあった。
嫌って固定にした区が幾つかある。でもいい機関車だと思うよ。

B20は論外。設計者の気分が落成したものを見て落ち込んだ機関車なんてこれ
くらいだよ。
104名無しでGO!:01/12/03 22:29 ID:TQBAVW0E
>>80
>缶圧は20で充分。それ以上は意味が無い。それよりは火室容積を増大させて燃料を
>充分に燃焼させ、過熱管の本数を増やし、たっぷり加熱させて気筒の中で充分に
>膨張してくれるようにしたほうが向上しやすいよ。

ステンレス・クローム合金でボイラを作った場合は、缶圧を35〜40気圧にしないと
缶水と燃焼ガスの温度差が大きくなりすぎて、電熱効率が落ちてしまうんですよ。
給水装置だって、インジェクタなんか使おうなんて考えないで、現在は普通に使われて
いるタービン給水機を使えばOKです。というか、逆に20気圧のステンレスボイラは
作り辛いんじゃないかな。35気圧くらいで障害が出るなら低圧缶でも仕方ないけど、
加熱管もシュミットE式に拘ることはなく、ガス化燃焼方式なら火室内温度を一定に近い
状態に保てるのだから、火室天版まで過熱管を延長して、超臨界圧ボイラのように配置す
れば蒸気発生量の増加に伴う効率の低下は最小限に抑えられると思いますよ。これじゃ、
まるで原発の1次冷却水炉みたいですけどね。熱源が違うだけで原理は同じですからね。
105名無しでGO!:01/12/03 22:30 ID:TQBAVW0E
>>80
>脈動も低減できてるかもしれない。手計算が凄まじく面倒なんで未計算だけど。
>ポペット弁だけど、それよりはラッパ型の、バイクに使われてるような弁を電磁式
>にして使ったほうがいいかもしれない。これが一番流路が滑らかになるし、機械
>式ポペットだと整備が面倒だから。川崎なんか作り慣れてるな、工場違うけど。

これは期待できますね。電磁弁制御をとるなら、何もシリンダをロッドで駆動しな
くても内燃エンジンのように縦置きV6なんかに配置して、プロペラシャフトで駆動
という方式も可能ですね。これをシェイ式と言うんだろうか。
個人的には、高圧蒸気でボークレン複式4気筒を駆動して欲しいです。高圧シリンダ
と定圧シリンダで90℃の位相をとって、それぞれ180℃の完全釣り合いロッドが
可能になりますね。シリンダブロックは、フランスで開発された軽量アルミ合金の
1体鋳造ブロックにしてユニット化すれば無潤滑セラミックシリンダとリングもあり
保守の手間も少なくなります。難しい制御は、コンピュータにやらせますから。
106名無しでGO!:01/12/03 22:33 ID:TQBAVW0E
>以上を踏まえると、燃料を航空燃料、ケロシンにして小煙管を全撤去、空いた
>スペースを使って大煙管を目一杯増やす。これでC62は約140`で約3600馬力を発揮。
>過熱蒸気の温度が650度を超えてるけど、まあいいでしょ。D52でさえ瞬間最大で
>480から490くらいには達したくらいだし。この時、燃料消費は時間あたり2200`c。
>これじゃ燃えきらないってんなら酸素分離給気を試す?

アメリカがACE3000でテストしたガス化燃焼だと火格子1平方メートルあたり
低燃焼率時で毎時800kg、高燃焼率時で毎時1400kgですのでバイオブリケット
などの加工炭を使えば十分でしょう。ACE3000の場合は35気圧で加熱温度は
800℃くらいになっていました。それで複式4気筒を駆動することにしていました。
圧力が高いとシリンダ径を小さくできるから、それだけ高回転にできますよ。

このクラスになると、補機も生蒸気という訳には行かず、加熱蒸気になるだろうから
加減弁の位置やドームの位置がかなり変わるかも知れませんね。

ともかく、現在の技術を駆使して保守性も考えて蒸気機関車を作ったらどうなるんだろう
と妄想するのは楽しいですね。当時だって、その時代の最高で最適な技術で制作されてい
るんですからね。

失礼しました。
107名無しでGO!:01/12/03 22:38 ID:1O5pBWd/
>>105
誤植の訂正です。

× 定圧シリンダ → ○ 低圧シリンダ

失礼しました。
108名無しでGO!:01/12/03 22:47 ID:axDfOTXu
>>85
>欧州(ドイツ?)では動態保存している3シリンダー機もあると聴いたもので

ドイツ  05型 蒸機で初めて200km/hを越えた 弾丸列車のHC51は、この形式のレプリカ
イギリス マーラードA4 BRになっても使われていた3シリンダパシフック機 蒸機の最高速度202km/hをだし、営業列車を180km/hで牽引していた。
109名無しでGO!:01/12/03 22:49 ID:MN9eUXiz
C5345は、梅小路の前に10年間、弁天町で雨ざらしだった訳だし、さらに
その前も11年間放置に近い状態だった事から、仮に復活させるとしても、
ボイラーは作り直しになるのでは?
110名無しでGO!:01/12/03 22:54 ID:74hmeHaJ
>>109
ボイラの寿命は20年くらいだから、今まで動態保存していたとしても
新製になると思いますよ。
111名乗る程でもない・・・:01/12/03 23:04 ID:sSpvMcbZ
このスレには神が降臨されております。
112名無しでGO!:01/12/03 23:19 ID:dwrkQCvb
>102
>むしろこの国の小金持ち金の使い方が貧困なんだと思う。あとは遺産に対する
>感覚かな。
たしかにこれも同意。あと仕事マンセーで趣味というものが
一段低く見られているっていうのもあるな。
輸入品って言ったのはちょっと違って、自分たちの伝統というか、
たとえば日本でも神社仏閣、伝統芸能・技能なんかは
それなりに保存されていると思う。
でも近代の産業機械全般は明治以降に入ってきたもので
自分たちが生み出したり発展させたもので無いから
保存していこうっていうモチベーションが薄い、
といいたかったわけ。
イギリスにしては鉄道発祥の地だし、ドイツにしても
当時から技術的に先進的な地位にあったでしょ。
日本でも、最近の自動車生産技術なんかは博物館的に
残していこうなんて動きがあると聞いたことがある。
ところが蒸機時代にはそんなことは無かったから。

>103
C53は、というよりグレスレー式弁装置は中央シリンダ弁室に繋がった
テコがたわんで、特に高速では問題が合ったらしいけれど、
どっちが深刻だったのかな。

>108
SRのWest Country, Marchant Navy, Battle of Britain一族もそうだね。
他にもあったと思ったけれど、すぐには思い出せないな。
113名無しでGO!:01/12/03 23:26 ID:dwrkQCvb
「蒸気馬鹿一代」氏って、
ひょっとしてあの人かな?
114名無しでGO!:01/12/03 23:29 ID:pgaO+flU
馬鹿一代氏に質問っす
海外国内問わず実在した蒸機の中で好きな機関車は
何でしょうか?
また一番理想的な機関車はなんですか?

私は上記がドイツ国鉄01やマレートリプレックス、
下記が4000形ビッグボーイです
115名無しでGO!:01/12/03 23:37 ID:OL2y/lRG
厨房質問でスマソだけど、C53の現存機って45号だけで合ってるの?
ついでに、C51だと片手程度しか現存していないと思ったけど・・・・。
116名無しでGO!:01/12/03 23:38 ID:dwrkQCvb
>115
そう。
117名無しでGO!:01/12/03 23:49 ID:dwrkQCvb
>101
こうして見てみると、日本の蒸機はやっぱり
アジア的なスタイルしているなあ。
118非会員:01/12/04 00:08 ID:DIDdfaKn
 C53の復活、ケワニボイラなんて、まだ作れるのかな?九州の
86はどこでつくったんでしょう?いま、小型ケワニボイラを
特注してるところがあるんですけど、ノド板Rの叩きだし、
火室スミの肩など、職人がいれば型をつくらず曲げられる
のですが、いないとトタンに値段が張り上がるようです。

 もし、ノー残をつくるんなら、オイルで炉筒炎管ボイラでしょう。
火室が無くって従台車まわり設計しやすいのでは?

>「蒸気馬鹿一代」氏って、
>ひょっとしてあの人かな?

あの人でしたらC53の本当の欠陥の原因をおしえてくれるでせう!
だいたい、なんで16年程度の実働のC53が「名機」で34年働いた
C54が「欠陥機」なんですかNE!>>雨水弛緩の厳戒下とおもわれ、、、
119蒸気馬鹿一代:01/12/04 01:39 ID:GKdQhifw
違うと思うよ。そんなふうに言われるような人物じゃないよ。ケワニって言われて
ピンときてないもの。C53だけど、詳細図面を入手出来てないから何とも言えない
けど、欠陥といえばシリンダの行程に対する余裕が大きくて蒸気を無駄に膨張
させてることとか、左気筒に主蒸気管一本で蒸気を供給するのは良いが、中央と右
の気筒に同じ太さの主蒸気管一本で給気してるとかかい?排気も足りてないような
気配があるし。中央の主連棒もビッグエンドがでかすぎるしなあ。
120蒸気馬鹿一代:01/12/04 02:33 ID:GKdQhifw
>>104
いやあ、20より上げても意味が無いのは効率はともかく、供給蒸気量とカットオフ、
動輪を回転させる時の機械効率の絡みなんです。回転を上げていくと、加減弁を
絞ってでもカットオフを長く取らないと加速しなくなる。カットオフが大きい
ほうが機械効率は上がる。機械効率はある回転数までは向上し、そこからある
回転数に達すると低下して行く。おいしい回転域てえのはある。
散々計算してみたけど、1750動輪で80から160を常用する場合、太い気筒に20`
の過熱蒸気をたっぷり供給するくらいが丁度いい感じだった。ある程度は膨張させないと
過熱させる意味が半分無くなるし、かと言ってカットオフがむやみに延びても
効率が悪くなる。・・・・蒸気供給量(重さ)が増えると水の消費が増えてテンダーの
大きさが果てしなくなる。とにかく現代では給水回数は減らしたい。東北本線を
400`走りきるくらい無いと北斗星牽引なんて出来そうに無い。時間あたり3tを
最大に取ると燃料はケロシンなら14tあれば1000`くらいはいける。現役時代の
小樽のC57を参考にした結果だけど。
121:01/12/04 03:00 ID:HMC01afa
また梅小路に逝きたくなってきた上ゲ。
122名無しでGO!:01/12/04 03:40 ID:P79qskhz
よく蒸気を通す管にはピンホールがあく訳だが、材質次第
では(安いものでも)そういうことなしに、半永久で使える
物が現代はあるのだろうか?
ところでC62が100kmだすと、物凄い音がしたらしいが、
もっと速度を上げたらどうなっちまうのか。見てみたい。
つーか、ロッドの動きがやたらせわしないだろうね。
123蒸気馬鹿一代:01/12/04 07:38 ID:vHdN9to7
なんだかアレなんで説明しなおす。蒸気の出力は

火室で燃焼
燃焼効率・伝熱効率・燃焼率

蒸発

過熱
過熱管の設計・過熱管の総断面積・流路の滑らかさ

主蒸気管・弁
流路の滑らかさ・太さ・バルブタイミングの設定

気筒
面積

動輪駆動
機械効率

大体こんな感じ。
124蒸気馬鹿一代:01/12/04 08:29 ID:vHdN9to7
で、火室の場合、燃焼率を上げると石炭の場合、普通に燃やすと燃焼効率が下がる。
伝熱と掛けると最初は良いが平方mに一時間に50kgで85%だが200kgだと真っ直ぐ
70%まで下がる。350で55%強、という具合。だが重油の場合、空気の供給が充分で
しっかり混合出来てると80%から殆ど低下しない。ここが液燃のおいしいところ。
実際に発生する熱量はこれで定まる。
ロコモーティブボイラって一般ボイラーと比べて火室体積当りでの燃焼率が
馬鹿高いから、一般ボイラの経験や例が役に立たない面があるんだよなあ。

蒸発は過熱管との兼ね合いが大きいように思えるが、実際には熱の50%は火室から
缶水に伝わる。で、残りを過熱管と煙管で取り合うことになる。
このとき、全蒸発面積で過熱面積を割った数字が諸元表に記入され、比較に使われる。
C62・D52は0.462で国鉄としたは大き目、燃焼室のおかげで燃焼効率が向上している
こともあって過熱温度はE10とともに500度近くまで行く。C59戦後型は0.591と
国鉄近代型で最大で注目株だが試験結果が公表されてないし運転のレポートも
無くて比較出来ず。せめてシリンダ整備での職人の感触を戦前型と比較した話
だけでもあれば推測できるんだが。小煙管を全撤去して目一杯大煙管を入れると
この数値をC62で0.9くらいまで向上させられる。こうすると発生熱量の25%から
30%を過熱に回せる。・・・・C51で11%以上ってところだったなあ。・・・・
過熱管はシュミットAとシュミットロビンソンではあんまり差が出ないみたい。
むしろ燃焼ガスの抜けが良くなるからシリンダ背圧をいくらか下げられるね。
過熱管を増やすと過熱管の総断面積が増えるから折角の高圧蒸気を絞って減圧して
しまうことを避けられる。流路の滑らかさは部品の設計・製造だろうね。
125名無しでGO!:01/12/04 08:39 ID:V3OaTRJk
>120
>いやあ、20より上げても意味が無いのは効率はともかく、供給蒸気量とカットオフ、
>動輪を回転させる時の機械効率の絡みなんです。回転を上げていくと、加減弁を
>絞ってでもカットオフを長く取らないと加速しなくなる。カットオフが大きい
>ほうが機械効率は上がる。
ふうん、そうなのか・・・・実際に運転していて実感としては
よくわからないけれど。

>122
欧州某国で100km/h以上出したけれど(動輪直径1750mm)
以外と安定してたな。とくに高速だから極端に振動や音が
すごいって言うこと無かった。
本線急行用のカマ(動輪直径2000mm)だと、それはもう安定したもので、
120km/hくらいでもぜんぜん問題無し。
さすがに国際急行引いていただけのことはあった。
あっ、そもそもゲージがちがうか(w
126蒸気馬鹿一代:01/12/04 08:48 ID:vHdN9to7
主蒸気管の太さは一応基準があるけれど、過熱管の総断面積が大幅に増えてるから
今まで通りに考えるより総断面積との兼ね合いが重要になるでしょう。長さは
なるべく詰めたい。今はここまで。バルブタイミング、シリンダ面積、機械効率は夕方。
>>112
なるほど。そうかもしれない。C53はテコの撓みの問題のほうが大きいと思う。
>>114
スタイルはC59、国鉄で一番内容の良い機関車はC62かな。
理想の機関車はFEF。ナイアガラは車両限界のおかげでスタイルが・・・・・
あとはパシナ。レイモンド・ローウィーを唸らせたあのスタイルが大好き。
日本製で列車としてのアグレッシブさが最高。
>>122
半永久は無理なんじゃないかな。寿命を延ばすことは出来るだろうけど。
C62はそれこそジェットエンジンみたいな音がしたそうな。ニセコ重連牽引より
燕単機のほうが運転台での迫力は上だって言う人も居たなあ。
第一線のころのキハ181系も凄いもんだけど。
127名無しでGO!:01/12/04 09:01 ID:V3OaTRJk
ところでC62って高速になると
ブラストがいわゆる"ジェット音"になるけれど、
外国ではあんなふうに聞こえたことはないなあ。
なぜだろう。
やっぱり排気膨張室が関係しているのかな。
128名無しでGO!:01/12/04 09:37 ID:DbLqtbDn
...
129昭和46年生まれ。:01/12/04 09:47 ID:t/jJFcCf
今のスレの流れからちょっと逸れるんですが、根室本線旧狩勝峠のΩカーブを
行くD51の写真を見ると急曲線の為先輪が大きな角度で首を振って走って
ます。こんな急曲線では4つの動輪はちゃんと線路に接してたんでしょうか?
確かE10にはフランジが無い動輪があると記憶してます。
そうゆう路線用に機関車にその土地の機関区チューンとかしてたんじゃないかと
思うんですが、その辺の事を御存じでしたら聞かせてほしいです。
130名無しでGO!:01/12/04 09:50 ID:t/jJFcCf
結構下がってたのでageます。
131名無しでGO!:01/12/04 11:43 ID:qWqep6oX
>129
国鉄だったらもともとRが100mまで(だったかな?)
に入れるように設計されていたと思う。
E10のフランジレスはその結果。
すこし横動できるようになってたんじゃないかなあ。
132名無しでGO!:01/12/04 11:57 ID:qWqep6oX
C53復活の裏技・・・中国に発注する。
コスト数分の一(ワラ1

冗談はさておき、ケワニボイラってどんなものですか?
欧文だとスペルは?
133名無しでGO!:01/12/04 12:40 ID:hp+UrRmV
最新技術後導入した蒸気機関車の御話面白いですね
でも突き詰めて考えたら発電機回してモーターで駆動させた方が効率良くないですか?
ロッドも要らないし・・・現在の電気式DLみたいなのが出来そうな?
ところでみなさん高度な話題で盛り上がっているところへ厨房的質問でスマソ
D50に従輪一つ増やしてD60・・・で亜幹線に転用ってケースは沢山ありますが
そんなに簡単に重量って分散できるんですか?
単純に考えると1D1で6軸,重量を仮に60tとして1軸10tの負担
従輪1軸増やして7軸,1軸当たり8.6tと考えて良いんでしょうか?
それぞれの軸には先輪にも動輪にも従輪にも均等に重量は配分されるものなんですか?
それともう一つ,旧型電気機関車や蒸気機関車の先台車って何の為にあるんですか?
新性能電気機関車って先台車ありませんし,動輪だけの蒸気機関車もありますよね
あれもヤッパリ重量を負担させる為なんですか?
そう言えば旅客型蒸気機関車の先輪や同電気機関車の先台車は2軸
貨物用は1軸が多いような気がしますが何か関係があるのでしょうか?
哀れな「子ヒツジ」に愛の手を・・・
134名無しでGO!:01/12/04 12:51 ID:qWqep6oX
>133
たしか電気式蒸気機関車ってマジであったような・・・・
スイス?オーストリア?の試作かな?
ボイラーに電熱器仕込んであってしっかりパンタが
ついているっていう・・・・・
もちろん石炭焚きの補助手段で。

重量配分のことは良く分からないのでスマソ。だれかよろしく。
無論単純に等分するわけではないです。
たしかイコライザーのピン位置とかでかえられるのでは?

先台車は案内性能のためでしょう。
したがって旅客機はより案内性を求められるので2軸。
先台車がない動輪だけの蒸機の場合は、ほとんど小型の
タンク機で小運転・入換なんかが主だから、それほど
問題なかったんでしょう。
新製能電機は、あれは固定台枠でなくてボギー台車
なんだから、そもそも先台車っていうのかな。
135名無しでGO!:01/12/04 13:17 ID:h0Lpo/E/
>134
レスありがとう御座います
電気式蒸気機関車ですか・・・ハイブリット蒸機ですね
やはりスイス・オーストリアと言う事は勾配の関係なのでしょうかねェ?
重量配分の方はそう単純な訳ではないのですね・・・
自分なりに調べてみようと思います,ありがとう御座います
先台車の件・・・案内性と言うのは高速性と読み替えても良いのでしょうか?
何しろ旧型電気機関車などNゲージでしか知らないもので
固定台枠だなんて思いも拠らなかった・・・動くものだと思っていました
色々ご教示ありがとう御座いました
136名無しでGO!:01/12/04 13:44 ID:nTaAWrwk
>>105
>これをシェイ式と言うんだろうか。

 正式にシェイ式と言うとか。
 寒いな(自爆)
137名無しでGO!:01/12/04 14:09 ID:5KZIod0P
                                                      .┏-
                                                     /─┸───
                                                  / ̄ ̄ ̄/ ̄\
                                                  /     /    ゝ
    __                _______                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.    |.  |   _______    |______|              /
.    |......|    |───-┼─-|  m─| ┌───i |            /                /
   |).__|....|____┌|      :|_∩-|─|||--|  |┐ ∩=∩          /                /
   ┃ ─三- ||  ̄ ̄ ̄| ̄/ |━┐|___|_|..|_ (´ー` )_       /                /
   ┃_|∩|_ ||_─ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   :|.    |.|  つ |     /                /
. .  └|_| |.[||      [B2010]     :|. □ |.|  || │  /                 ────
.   |_|_| |__||____iニニニi     |.   ロロ|.|__|| |I  .|   <二二二))).         ━━━━━
日=| i┌,∪,-|ェ==三__/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:|─| ̄|=日=|
.   |─l||   |l==|=[]==三ニ__/:⌒\    |_|  |    |__________________
  ‖--||──||━|-○==========≡○-))──|──‖    /     ____________
   ̄   ̄ ̄ ̄ .\__ノ  ̄ ̄ ̄ \__ノ  ̄ ̄     ̄  ∠======/.     \△/┗凹凹┛\△
138:01/12/04 14:30 ID:EDVETfHR
C51の煙突ってエレガントだね。

話題に上らないけど、流線型についても
語ってくださいな。
139名無しでGO!:01/12/04 14:45 ID:qWqep6oX
流線型って個人的にいいデザインだって
思うのは少ないなあ。
日本のC53,C55、イギリスのA4やコロネーション、
ドイツ05・・・どれもねぇ・・・
PKPのPm36-1はけっこう好きだが。
フランスあたりだと流線型ってあったのかな?
あったら画像キボンヌ
140名無しでGO!:01/12/04 15:07 ID:N602bAs7
>>139
フランスじゃないけど、イギリスの流線型機関車マラード号
詳細はHPにて

ttp://www.asahi-net.or.jp/~PU7T-KMR/kimu55.htm
141名無しでGO!:01/12/04 15:11 ID:N602bAs7
A4は出てたか 鬱氏
142名無しでGO!:01/12/04 15:14 ID:qWqep6oX
>140
ごめん、それ見飽きるぐらい見てる。
日英独米以外の国の流線型キボソ。

言うだけじゃなんなので・・・PKPの
Pm3-2
http://www.kolej.pl/~jareks/am/am-020a.jpg
Pm36-1
http://www.kolej.pl/~goretti/pm36.htm

ポーランド国鉄Pm36 1
143ふあみりいModeでGo:01/12/04 15:55 ID:86DSFEWT
>>129
カント無し→カント有り(直線→曲線)の箇所とか、カント値の異なる箇所では、
軌道に「ねじれ」が出てしまうので、中程の動輪は、輪重抜けかそれに近い状態に
なつたと思います(前後の動輪でばっちりガード!)。蒸機機関士の、のぼり勾配
のカーヴでは空転しないかと特に神経をとがらせた…という語りもそこを
さしていると思います。
144名無しでGO!:01/12/04 16:01 ID:Xc3bLj2L
>>137 感動した B20
145amateure driver:01/12/04 16:06 ID:qWqep6oX
>143
確かにカーブでは粘着良くないです。
早朝などちょっと油断するとすぐ空転(^^;
空転までいかなくても、いかにも滑りながら
回っているな、というのが音と振動でよく分かります。
146名無しでGO!:01/12/04 17:00 ID:sKa1Gm+J
独逸タービン駆動05に関する情報、きぼーん。

タービン駆動って、どういうメカニズムだったのか、考えると、夜も眠れず。
147amateure driver:01/12/04 17:07 ID:qWqep6oX
蒸気タービン
南アフリカにもあったような気がする・・・
148名無しでGO!:01/12/04 17:26 ID:8Dmk+ng2
アメリカでは Norfolk & Western が1954年に、C-C+C-Cの蒸気タービンTE1を作っているよ。
149名無しでGO! :01/12/04 17:41 ID:8Dmk+ng2
もうひとつアメリカの追加。1947年に Chesapeake & Ohio が、4-D-D-4 の
蒸気タービンを作って、と言うかボールドウインに作らせている。
150蒸気馬鹿一代:01/12/04 18:19 ID:vHdN9to7
>>125
それはやっぱり超過釣り合い錘量が25%前後なのと50%の差でしょう。>>120
ことはカットオフ85%時と80%時での機械効率の差は誤差の範囲だし、これが
効いてくるのは35%以下の時。そして回転が上がって行くと低下する比率が増大
するけど、これも今時の使い方じゃやっぱり分からない。1750動輪の国鉄制式
機関車だと時速100kmぐらいで重要になってくる。A4で125哩時なら嫌でも実感
できると思う。
151蒸気馬鹿一代:01/12/04 18:42 ID:vHdN9to7
>>127
排気膨張室もあるだろうけど、音の共鳴もあるから・・・・D52はどうだったろう?
煙室の設計が違うから別な音だったと思うが。
>>129
機関区チューンは資料が無くて分からないです。バネの調整はやっていたみたい
なんだけど・・・・D51と言えば北陸本線だかの缶圧15kgの機はフレームのシリンダ
ブロックの付け根のところに亀裂が入ることがあった。この地域独特の現象で
亀裂が入るたびに神技の溶接で補修していた。

国鉄に限らず、C、D、E・・・の多くの機関車ではフランジを削り込んで曲線になじむ
ようにしていた。ミリ単位で。国鉄では固定軸離の最大が経験則で決まっていて、
超えるとフランジを削ることで横動するとになして規定をクリアしたけど、
本線用では意味が無いとばかりにD62だったかな、第四動輪のフランジを1ミリ
だけ削ってクリアさせた。見事に問題無かった。けど、90mを余裕でクリア
しなきゃならない入れ替え機では重要だったみたい。C50が入れ替え機としては
嫌われた理由が曲線追従能力にもあったんだし。
152amateure driver:01/12/04 19:01 ID:qWqep6oX
>150
なるほど・・・カットオフは普通最大上げて30%くらい(欧州では)だし。
日本だと加減弁全開でカットオフで調節するのが望ましい、とされている
みたいだけれど、欧州ではカットオフ中心に、加減弁開度は気室圧力で抑えて
いることが多いみたい。これってやっぱりボイラ出力が違うからかなあ?

>151
久保田博氏が書いてたなぁ・・・・
隅田川の900の後にB6入れたら保線側からクレームついたけれど、
「代わりの機関車がない」といって、強引に直させたとか(藁

ところで、D51の第1動輪軸箱部分に亀裂が多かったのは、
最初の設計段階の重量計算ミスが影響してるからでしょうか?
それが発覚したときはもう台枠ができていて、イコライザの
ピン位置を一番端に持っていってなんとか凌いだとか。
標準型の給水過熱器が煙突前にあるのはこの補正も兼ねていると・・・
153蒸気馬鹿一代:01/12/04 19:04 ID:vHdN9to7
>>133
発電機回してモーター・・・・・は効率は良いけど、やっぱり通常型でないと面白くな
い。通常型の基本構造で可能性を追求したほうが意味あるんじゃないかな。

従輪を増やすことなんだけど、従輪と先輪に重心との距離に応じて分担させることに
なります。従輪を増やすのは、軸重に余裕が無くて目的の荷重を分担させられない
からで、余裕あるC62では先台車のバネを強くし、従台車と動輪の間のテコの支点を
変えて負担させてます。
旧型電気機関車・蒸気機関車の先台車は重量負担もあるものの、固定軸距が大きい
ものをそのまま高速で曲線に突っ込ませると衝撃が大きいし、突っ込んだ後も横圧が
過大になり脱線の危険が出てきます。先輪・先台車の軸数も速度の差と重量負担
の両面からああなってます。・・・・C10・C11の従台車は電機の先台車と同じ構造
だったりします。
154amateure driver:01/12/04 19:10 ID:qWqep6oX
>153
>C10・C11の従台車は電機の先台車と同じ構造
これは初耳でした。
中国の建設型の従台車、特に復元装置まわりが
日本のもの(D51やC58の)にソクーリだったんですが、
これはやっぱりルーツがおなじなのかな。
155amateure driver:01/12/04 19:14 ID:qWqep6oX
建設じゃなくて上遊でした。スマソ。
156非会員:01/12/04 19:15 ID:DIDdfaKn
>>132
ケワニボイラは機関車ボイラのことですYO!
157amateure driver:01/12/04 19:18 ID:qWqep6oX
>156
うーんまたひとつ勉強になりました。
語源はどこからなんでしょう?
158蒸気馬鹿一代:01/12/04 19:21 ID:vHdN9to7
>>152
亀裂は15`機特有だったし、線区特有だったからよく分からないというのが国鉄の
結論だったみたい。重量配分のミスは・・・・D50からの進歩のことを考えると
仕方ないのかもしれないなあ・・・・重量計算は設計が進まないとはっきりしてこない
ものだから。想定や経験を超えてしまったということでしょう。給水加熱器は
その通りで、さらにコンクリートブロックを積んで配分と粘着を改善出来たから、
戦時の改造をそのままにしていた個体もあった。
足周りを基準に言うと、完全に改善されたのはD52でのこと。D52はさらに従台車を
汽車の技術者の検討結果をもとに二軸にする動きもあったが間に合わなかった。
戦後のC61、C62や転用改造で結実した。D62はD52だったかもしれない。
この台車、支持方法とあいまって乗り心地の改善があって、浜松で改造後間も無く
東海道で運用されていたD62は乗務員から好評だった。一ノ関で廃車させたのは
少しもったいないような気がする。なら早くに北海道に渡らせたほうが良かったような・・・
159amateure driver:01/12/04 19:23 ID:qWqep6oX
D51と共通運用なんて不憫すぎる。保存もされず、かわいそうなD62。
イギリスあたりなら、D52をD62にして残そうなんて動きが出てるんだろうな。
160蒸気馬鹿一代:01/12/04 19:34 ID:vHdN9to7
流線型なんだけど、パシナを川崎が生産してるってのに商売敵の川西航空機で
川崎・満鉄がパシナの模型を風洞実験した結果、700系のように空気を跳ね上げる
のが一番良さそうだということは分かったものの、速度と効果、スタイルを
差し引きした結果、981の形状となった。その点、マラードは実験結果に忠実
だとも言えるね、実際には関係ないんだろうけど。
流線型は、パシナ、A4、03は好いと思うけどなあ。ポーランドのは少し
エグイような・・・・C53、C55は宣伝のために作りやすい、軽いものとして作られてて
スタイルは犠牲になってるね。あくまで宣伝てのが内部の認識だよ。
161蒸気馬鹿一代:01/12/04 19:43 ID:vHdN9to7
>>159
意味があるとすれば、火室の燃焼率をD51と同運用の場合低く保てるから、乗務員
の負担軽減や燃料消費の改善になる。C59とC62の比較試験でも明らかなんだけど。
>>154
復元装置で型式が分かれるんだけど、コマを二つ並べたエコノミ式が電機に
使われた。そのまま内台枠式にすると二軸先台車。
162名無しでGO!:01/12/04 19:44 ID:Nuey414d
希に見る優良スレage
163名無しでGO!:01/12/04 20:08 ID:CIE+ftE+
>>151

>国鉄に限らず、C、D、E・・・の多くの機関車ではフランジを削り込んで曲線になじむ
>ようにしていた。ミリ単位で。国鉄では固定軸離の最大が経験則で決まっていて、

4100や改良型の4110の場合は、ゲルスドルフ式駆動装置を採用して第1動輪と第5動輪が
4100で27mm、4110で53mm程度は横動するようになっていたと思うけど、E10では
どうして固定軸になった経緯をどなたかご存じでしょうか?

やはり新製するとなると130km/hベースで考えませんか。高圧ボイラでシリンダ径を小さくし
不釣り合い重量を軽減する。ベルギーあたりで4気筒方式が試験され、ユニット型シリンダブロックで
保守性も向上したけど、時代は既にディーゼル機になっていた。1950年代に特にヨーロッパで
試験されたことが活かされないまま蒸気機関車の時代が終わったのが少し残念です。単式の4気筒などは、
180°クランク角度が90°の偏差で作れるから完全バランスに近くできそうですよね。
あとは、重心の問題だけど、軟鉄のケワニボイラに比べて、ステンレス・クローム合金ならボイラの重量が
約半分で棲むし、伝熱性も軟鉄性の比じゃないから小煙管を全部無くしたって平気でしょう。
あとは、強度が十分にとれるから天版をコルゲート加工して反射熱を有効に吸収するのも可能でしょう。
さらにアーチ管の本数も増やせるかも知れない。ボイラの材質を変えるだけで、今までの前提が大きく変わる
可能性だってありますよね。ブレーキ装置については客車でも130km/hまでなら全く問題は無いはずです。
164名無しでGO!:01/12/04 20:13 ID:GU8ZGyYI
>>163 (続き)

ボイラの軽量化(半分とし、缶水を8tくらいとして)で、C59をベースに考えると
重心を在来の機関車より400mmくらいは下げられるんじゃないかな。
ほかにも先台車がカーブにさしかかったことを検出すると速度計と供応して、ボイラを
サドル上で内側にずらすことで機関車の重心をカーブの内側にずらすような方法で、
レールへの横圧も軽減できるなら、本則+25km/hくらいの走行性能だってねらえるかも
知れませんよね。突拍子もない考えかも知れませんが.....。
165蒸気馬鹿一代:01/12/04 20:14 ID:vHdN9to7
思い出した!先・従台車の復元力は確かに機関区チューンしてました。

バルブタイミング、シリンダ面積、機械効率。
バルブタイミングは・・・・蒸気は狭いところを通ると圧力が低下してしまう。だから
弁は良いタイミングでスパッと全開になり、スパッと閉じなければならない。
それでピストン弁の場合、ロングリード・ロングラップがいいとかいう論になるんだけど
電磁式ラッパ弁を使って考えてるから無視。シリンダ面積とともに蒸気の
挙動に関わっててややこしく、詰まらないかもしれないので誰かの希望を待ちます。
機械効率は計算式があって
100−√うんたらかんたら・・・・・・
回転域ごとに違う式になるけど、回転数をnとすると国鉄の式は
n<100
100<n<150
150<n
に分かれてる。で、超過釣り合いが50%の機関車の場合だと式をそのまま
n<200
200<n<300
300<n
にして計算するとよく合致したはず。もう少し高めに振って
n<220
220<n<350
350<n
でもいいような気がするが。常用回転域の下半分を効率が高い<n<となってる
域に収めるのが通例みたい。この式の計算結果を見ると日本型では最高速度の
4掛けから7掛けくらいの速度域では快適に走行出来てるのがよくわかる。
んだけど式書かないと分からないか・・・・関孝和の教科書みたいな説明になるなあ。
166名無しでGO!:01/12/04 20:23 ID:8J/KUNko
UP4000型(通称Big Boy)だけど、11パーミルの勾配区間を単機で
4000tの列車を40mile/secで牽引していたけど、今のUPで考えて
みたら、単機この性能を上回るディーゼル機関車って無いんだね。
よく考えてみてら、函館本線でD52を上回る牽引力の機関車ってDF200まで
無かったわけだから、蒸気機関車の性能も捨てたもんじゃないですよね。
北九州電化の時もD52牽引の1200t列車の置き換えがED73でうまく行かず
電化後に1100tに定数を落としてしまったという事もあるし。
結局は、人件費の高騰で姿を消したようなものなのかなぁと、ふと思ってしまいます。
167名無しでGO!:01/12/04 20:53 ID:36RCRFbd
>>163
>ステンレス・クローム合金ならボイラ

缶台膨張受けが大変そうだな。鉄の場合より弾性が大きいから、熱膨張以外の
要素も入りそう。サドルにどうやって固定するかが難問になりそうだ。
168蒸気馬鹿一代:01/12/04 21:07 ID:vHdN9to7
>>163
パテントが関係したような・・・・

新製するなら、130と言わずに500t牽引で白鷹に対抗して160狙いましょうや。C62なら
釣り合いの改善と蒸発能力増大、弁の変更だけで追いつきそうですし。

四気筒はシリンダの角度を揃えるほうがバランスや脈動で有利になるんですけど、
そうすると第一動輪から先のオーバーハングを犠牲にするか、高圧蒸気を使用して
気筒を細くし、持ち上げて内側の主連棒と軸のクリアランスを確保するしかない。
これやると煙室の設計が犠牲になるんですわ。クロマティックボイラーも考えたいなあ。

小煙管は軟鉄でも全廃するつもりです。過熱蒸気の温度をなるべく稼ぎたいから邪魔。
コルゲートやるなら、それで充分蒸発させられるから巨大煙管に過熱管を詰め込む
ことが可能になる。過熱管も火室に伸ばすのはそうだけど。

ここまでやるなら連結棒を廃して各動輪に2気筒の小型シリンダを設置するやり方が
ドイツで試験されてるから、空転検知と併せてこれを採用するのもいいかな。
往復慣性質量が大幅に小さくなるから高回転がわに振ることができ、動輪の
大きさを小さくしても不安が無い。故障してもユニット式に交換できる。固定軸である
必要も無くなるなあ。

ボイラーを傾斜させるには台枠を大幅に強化しなければならない。
蒸気はフレームとボイラーの二つで車両としての剛性を確保してるから。
こればっかりは今でも困難だと思うんだが・・・・ガーラットみたいな構造なら
可能かもしれないです。
169名無しでGO!:01/12/04 21:10 ID:qTSrvwRg
>153
蒸機馬鹿一代様,133です
色々と御知恵をありがとう御座います
私も蒸気機関車には大きな動輪とメカニカルな動きがあってこそ蒸気機関車だと思います
でも,それは同時に弱点にもなるように感じたものですから・・・
先輪・従輪による重量分担・・・今後とも勉強していきたいと思います
正直一朝一夕には理解できません,勉強不足を感じます
先輪の働きは良く分かりました
C10・C11の従台車が旧型電機の先台車と同じ構造とは知りませんでした
やはりタンク型機関車ゆえバック運転を考慮しての事なのでしょうか?
ところで私が個人的に一番好きなのはC51なのですが専門的に見て
C51ってどんな評価を受ける機関車なのでしょう
確か客車の鋼体化による列車の重量化に伴って花道をC53に譲った事
超特急燕の索引機だった事
1750mmの動輪を最初に採用した事くらいしか知らないのですが
無骨さとスマートさを兼ね備えたモダンな機関車だと思うのですが?
170名無しでGO!:01/12/04 21:16 ID:ulYI5241
>>169
蒸機馬鹿一代さんじゃありませんが。
新津や吉松あたりで最後まで稼働していたC51のうちの数量は動輪の歪みが
大きくて、末期にはC57の動輪と交換されたものがありました。見ていて
痛々しかったです。従台車がバネ式で追随性が悪かったりとか、先台車のコロに
煤塵が詰まって外れたりとか、C55やC57が登場してからは保守する側には
敬遠されたようですよ。8800、8850、8900等の輸入機から大幅に
速度性能を向上させたという功績は大きいんじゃないでしょうか。軸重が15tと
C57よりも重かったので使用線区が限られたようですが。
171蒸気馬鹿一代:01/12/04 21:18 ID:vHdN9to7
>>166
その時の出力は11200PS、8200KWほどですか。
そういやC62重連だと82系なんて目じゃ無かったような気もします。

>>167
フレームとボイラーの二つで車両としての剛性を確保していることと考えあわせる
と、材質には慎重になっちゃいます。
172名無しでGO!:01/12/04 21:21 ID:GU8ZGyYI
>>168
>新製するなら、130と言わずに500t牽引で白鷹に対抗して160狙いましょうや。C62なら
>釣り合いの改善と蒸発能力増大、弁の変更だけで追いつきそうですし。

併せてボイラ重量を軽減し、重心を下げて曲線通過性能を向上させましょうよ。個人的には
宮原のC59127のように重油専用改造し、コロ軸受けに交換し、増圧ブレーキを装着して
110km/運転のテストをやった釜をベースにしてもらえるとうれしいです。
ハドソンのまったりした軸配置より、高速感のあるパシフィックが好きなもんで...。
すんまへん。
173名無しでGO!:01/12/04 21:26 ID:8J/KUNko
>>171
蒸気機関車の出力ってボイラの平均有効出力で表示されるから、最大出力表示の
DCに比べて見かけより大きいですよね。
C59で40系9両牽引の「かもめ」が82系DCに置き換えられたとき、
広島〜下関では、逆に約7分のスピードダウンしていましたからね。C62と
C59じゃシリンダ出力は同じだけどボイラの蒸発量が違うので凄そうですね。
あとC62だとカーブで速度制限を受けるんですよね。
C59に許されている特甲線の本則+5km/hがC62はダメじゃなかったっけ?
174名無しでGO!:01/12/04 21:31 ID:nQ8DKNHH
>>168
ふと思ったけど、シリンダ安全弁はいいとして、ドレーンどうします?
それにバイパス管は電磁弁制御かなぁ。
175名無しでGO!:01/12/04 21:40 ID:5+3mwZgh
>>166 >>171
1950年代初頭に蒸気機関車が次々と全廃されたアメリカにあって、1962年まで
現役だっただけのことはありますね。現在は、同じ区間で5000tのコンテナ貨物列車を
牽引するのに、エンジン出力6600psの電気式ディーゼル機関車が3重連です。
176名無しでGO!:01/12/04 21:45 ID:SubidFBA
いや、ほんと神様だなあ...。具体的な数字が説得力を持つね。
計算条件の見落としもなさそうですし。ベンキョになります。

>>153
「蒸気機関車メカニズム図鑑」(グランプリ出版)に、重量配分から先台車の構造、3気筒の仕組みまで、イラスト入りで出てるyo!
実在した最新鋭(?)蒸機の話は「蒸気機関車の挑戦」(NTT出版)があるyo!
高い本だけど、読んでみて。きっと眠くなるyo!
177名無しでGO!:01/12/04 21:47 ID:SubidFBA
>>176
>>169でした。お節介鬱氏
178名無しでGO!:01/12/04 22:14 ID:86+s6y9H
>170,>176(177)
ありがとう御座いました,ためになります

>170
C57の動輪を履いたC51ですか・・・ボックス動輪ですよね,見てみたいような
やはり過渡期・・・発展途上の車両に過大な性能を詰め込み過ぎたのでしょうか?

>176
今度その本捜してみます
次は皆さんの話題についていける様勉強してきます

ここのスレはみなさん優しくて,つい甘えてしまいます・・・ごめんなさい
179蒸気馬鹿一代:01/12/04 22:29 ID:vHdN9to7
>>169
>>170さんと同じ意見ですが、ただお召し牽引に関して言えば格調はC51が一番でしょう。
内容をC57戦後型に新技術を注ぎ込んだものとして再生産し、非電化区間用に用意して
やりたいくらいです。20kg圧高過熱缶、電磁バルブ、釣り合い改良、強化型板台枠、
改良型先台車・従台車にオイルダンパ、液燃、ローラーベアリング、強化型スポーク
動輪等等。200t程度の列車を牽引するにはこれくらいで充分可能性有りです。ネガは
虱潰しにしましょう。

>>172
1750で4-8-4にすると、けっこうスピード感ありますよ。ペーパークラフトで確認しました。
でもC59はいいですね。上のC51と同じやりかただと時間当り1500kgの軽油を燃焼させた
時に140km/hのとき2500KWです。水平区間で、列車抵抗が新幹線200系レベルなら500t牽引時
160km/hで釣り合います。空気抵抗を避けるため流線型にしなければならないでしょうが。

以前、こういった内容のC62を最大3500PSと言いましたがKWの間違いです。これだと
同条件では170km/h強で釣り合います。
180166です:01/12/04 22:32 ID:tIzgQBAU
>>166
>4000tの列車を40mile/secで牽引していたけど

わかっているかとは思いますが、40mile/h の間違えです。
40mile/secだったら地球上に留まっていられませんね(恥)。


訂正のうえ、再計算ありがとうございます>蒸気馬鹿一代さん
181amateur driver:01/12/04 22:38 ID:La9nx/3G
蒸気馬鹿一代氏へ
「蒸気推進研究所」っていうサイト知ってますか?
あそこなら熱い議論(藁)ができるかも。
たしかモデルイモンのサイトにリンクがありました。
182amateur driver:01/12/04 22:42 ID:La9nx/3G
間違えました。
「機関車技術研究会」でした。スマソ。
183amateur driver:01/12/04 22:53 ID:La9nx/3G
>160
A4はねぇ・・・・角度によってはすこぶるブチャイクに
見えるYO!写真だけではピンと来ないかもしれないけれど・・・
03やCoronationはなんだか深海魚に似ているYO!
パシナは、良くも悪くもアジア的なスタイルだなー・・・
(以上私見)

ところでイギリス蒸気最終期の華、
Duke of Gloucesterについての感想・意見をキボン。
184名無しでGO!:01/12/04 22:58 ID:nZxLl6oO
>>179
>1750で4-8-4にすると、けっこうスピード感ありますよ。

日本初のナイアガラにドキドキしますが、日本の線路の線形を考えると辛そうな気がします。
4−6−1で、バイオブリケットのガス化燃焼で火格子1uあたり400kg/hくらいの燃焼率で
火格子面積3.4uくらいでもボイラの高圧化と加熱温度を800℃くらいまでとれるなら、
火格子面積あたりの出力が在来機で400ps止まりだったのをボークレン複式4気筒化・高回転化
ステンレス・クローム合金ボイラによる同一伝熱面積あたりのエンタルピを少なく見積もっても
2倍以上にはできますので、2700kw程度の出力の機関車が72tくらいで作れそうですね。
軌道への負担を考慮して先台車に18t、従台車に10tくらいの重量バランスにすれば主動輪の
軸重を15t未満に抑えられC60並のバランスが得られますよね。軽量化した自重18tのテンダを
付けて、燃料10tを水30tくらい積めるから、なんとか400kmは走れるんじゃないかなぁ。
185蒸気馬鹿一代:01/12/04 22:59 ID:vHdN9to7
>>173
溜め込んだ蒸気を一気に使うという、ようは無茶が出来ますから。
液体式ディーゼルの場合、効率が70%から80%なので70%強のDD51は初期型で
最大動輪周馬力1400PS、機関変更後で1540PSです。ただ速度と綺麗に比例はして
おらず、蒸気のようには行きません。変速段が変化する時に牽引力の線が綺麗に
繋がらず段がついてしまう。181系のHPでグラフを確認出来ます。そこでは
C62重連との比較もしていたはず。浜風のスレでアドレスを探してください。
>>175
同様に電気式では85%でしたか。単純に計算すると最大動輪周馬力16830PSとなり
パワーアップしているはずなのに、出力特性やその他の条件が問題になってる
んだと思います。
>>176
久保田氏は良いが斎藤氏の本はただの読み物、判断の裏付けが理系板で言うところの
悪い意味での文系丸出しなので、値段分の価値がありません。昔から古本屋は本の
価値を知っているものなのですが、新品との落差が激しい。俺は薦められないなあ。
グランプリなら久保田氏も良いがもう一つ、構造が良く分かる図解本があるんで、
そっちのほうが直感的理解がしやすいかと。あとはボイラー工学の本の折込の
グラフを読んでみてくだされ。蒸発するまでにかなりのカロリーを消費することが
分かるかもしれない。
186名無しでGO!:01/12/04 23:03 ID:nZxLl6oO
>>184
(補足)
エンジンの機械効率が高圧型ボークレン複式で単式2気筒の約30%増しになるのも
加えて考えてください。ボークレン複式の場合は、高圧シリンダと低圧シリンダが常に
反転運動するので高圧シリンダの背面圧が安定します。フランスなんかで急客気によく
採用されいた方式です。バルブ操作が複雑で機関士が2名必要なので、他の国では
使われていなかったと思いますが、現在なら自動制御できますよね。
187amateur driver:01/12/04 23:03 ID:La9nx/3G
>185
>悪い意味での文系丸出し
半家童。うまいこと言うなあ。
でも、日本の蒸機だけマンセー状態から脱却し、
海外と並べて見るという観点を示したのは
画期的だったと思いますが。
188名無しでGO!:01/12/04 23:06 ID:N8YC98DO
>>185
>あとはボイラー工学の本の折込のグラフを

ちなにみ私も、原動機工学の本を引っ張り出して、モリエ線図を眺めながら
蒸気馬鹿一代さんの記事を読ませて頂いています。
189amateur:01/12/04 23:06 ID:La9nx/3G
>186
>バルブ操作が複雑で機関士が2名必要
すごい・・・・そんなのほんとに運用してたのか・・・さすがフランスらしい。
いま動態保存されていないのかなあ。動かすところをぜひ見てみたいな。
190蒸気馬鹿一代:01/12/04 23:15 ID:vHdN9to7
>>174
なんとかするしかないでしょ。ウォーターハンマはご免です。
>>178
釣り合い錘を苦労して変更してくみ上げ完成したのは良いが、あまりに無様なため
関係者一同落胆したとか・・・・
>>180
いえいえ、計算は楽しいんで構わないですよ。
>>181
あそこはデータベースには良いんですが、詳しく設計しないと分からない面も
ある蒸気のこと、元になった資料を生かし切れてないような感じがあります。
なんだか参加する気にはなれないっす。
>>183
写真でもキャブが不細工な感じがひしひし・・・・
深海魚は、あれはあれで好いかな、と。パシナは「深紅な動輪」のお陰で
源風景になってるもんで。アリイには機関車に関する限り殺意を覚えます。
折角やるならヘッドライトの処理はもっとしっかりしてほしかった。
191名無しでGO!:01/12/04 23:16 ID:N8YC98DO
>>175 >>185
形式は忘れましたが、3300psのエンジンを2台積んで、610kwの
モーターを6個回していたと思います。
192名無しでGO!:01/12/04 23:21 ID:2LWw+Oe7
>>186
ボークレン複式4気筒って、動輪1回転あたりの吐出音が4回なんですよね。
それに脈動が少ないので4拍子にならないで、ボボボボって感じで回って
いるのかとおもうとわくわくしますね。一度でいいから3気筒機の動輪1回転
あたり6回の速い吐出音を聞きたかったです。
193amateur driver:01/12/04 23:24 ID:La9nx/3G
>192
ドイツのplandampfとか、イギリスのCathedrals expressなどの
本線走行で思う存分聞けますよ。
194名無しでGO!:01/12/04 23:40 ID:8RN00XXC
Ageますね
195非会員:01/12/04 23:45 ID:DIDdfaKn
>>170
揚げ足取りではありませんが、C51のスポーク変形は各地で大量に
起こった現象です。そして、あのBOXPOK動輪はC57の流用
ではなく、オリジナルです。変形に困った土崎工場勤務中の肥高不油彦
さんが図面棚からみつけて生産、とっかえたのが広まったのは有名ですYO!
196名無しでGO!:01/12/04 23:49 ID:Z36o6Ivs
>>195
げ、そうだったんだぁ。どっかでC57の動輪を新製して使っているのかと
思っていました。どうせ動輪なんて15〜20年くらいで交換するので、
交換時期に合わせてC57のものを作っているかと思ったら、ちゃんとC51
用のを作っていたんですね。C54用のものも作ってくれたらなと思いますね。
C55のスポーク動輪は変形が少なかったみたいですね。
強度的にはどうなんでしょうね。ボックススポーク使っていたのは、日本と
旧ソビエトとアメリカくらいでしたよね。
197蒸気馬鹿一代:01/12/04 23:51 ID:vHdN9to7
>>184
第一、第四動輪のフランジを7ミリだったかな、削ると半径400に馴染む。
先台車と従台車をそれぞれ内台枠、外台枠のボルスタレスとして復元は制御付き
オイルダンパとしたらなんとかなるかと・・・・従台車周りの設計がきついきつい。
単純明快米国流で設計したため、国鉄の計画図面で最大の缶内径1900mmを採用、
燃焼室の長さを1500に取り火床を2800×1800の5.04平方m、煙管を5500mm、
シュミットAでの数字では過熱面積182.85、アーチ管抜きの火室伝熱面積26.0、
アーチ管込みで32.0、全蒸発面積194.9、火室容積アーチ管込みで10.55.
抜きで10.88・・・・・・という壮絶な内容。缶水は14.5だったかな?
計算書が一部しか出てこないからちょっと不完全だなあ・・・・。
重量は100t行きそうだ、あひゃひゃ・・・・これで10500cal/kgの燃料を3000kg/h燃やす。
巡り巡って最大動輪周馬力が5000kwとなった。500t牽引・レベルで210km/hで
釣り合う計算だが無理だろうなあ・・・・。
198名無しでGO!:01/12/04 23:54 ID:pyAUiA3P
>>197
うーん、壮絶なサイズの機関車だなぁ。南アフリカの25型も真っ青ですね。
いっそのこと、動輪直径を2000mmにして1435mmゲージにして.....。
あとは聞かないでください.....。
199名無しでGO!:01/12/04 23:59 ID:rFouOtAL
>>197
ちなみに400kmくらい走れるテンダって、力行率50%としても
少し余裕を取って燃料18tに水は停車駅で給水としても水槽容量が
60t分くらいは要るんじゃないか?
テンダの重量も100tを越えそうな感じですが、いかがなんでしょうか?
200名無しでGO!:01/12/05 00:11 ID:fr+MXwDp
>>197 >>199
ターンテーブルはどうしますか?
20.5mに収まらないことは明らかですよね。それとも、ガーラット式にする?
201蒸気馬鹿一代:01/12/05 00:11 ID:/rEX8Efh
>>184
走行距離は過熱させればさせるほど有利になるけど、運転してみないことには
分からないというのが実際なんじゃないかな?俺は推測しかできない。
>>186を考えると、上の4-8-4で計算すると最大?????5400まで行くのかな???

>>187
でも満鉄好きにとってはあんまり・・・・一般に対して議論を巻き起こしたことだけは
評価するけど。元々日本型万歳という狭い感覚をもってた反動のような・・・・

>>188
もう少し金があれば教科書やら資料やら揃えて研究できるんだけど、いつも
借り物でやってるから記憶が頼りなんです、俺。なんか間違ったこと言ったら
ビシビシ突っ込んでください。

>>189
フランスじゃ東大卒が機関士やってるような世界だから、あんな複雑なものを
扱ってた。蒸気が最先端技術だった名残なのかな。

>>191
それだと12580kw、17000PS弱ってくらいになりますな。それでも蒸気より下・・・

>>195
そうでしたか。多分C54と記憶がごっちゃになってるかも・・・・
202非会員:01/12/05 00:14 ID:R/+QU24L
>>196
>どうせ動輪なんて15〜20年くらいで交換するので、
動輪はあまり交換しないんじゃ?タイヤは交換しますが、、、

>ボックススポーク使っていたのは、日本と
指摘くんで恐縮ですが、あれはBOXPOK、ボックスポックと云う
商品名ですYO!と、いっても日本やロシアがパテント量
払っていたのかNA?

>C54用のものも作ってくれたらなと思いますね。
ただでさえ不当に扱われているカマ、お願いです、ヤメテ!(>_<)
203非会員:01/12/05 00:17 ID:R/+QU24L
>>200
ビッグボーイにならってジャッキでテンダをage
204名無しでGO!:01/12/05 00:19 ID:dvrKdJ9x
166 180 191の者ですが、

設計時のUP4000は9000psくらいだったのを、何回かの改造とA重油専用に
改造したり弁装置を改良したりしながら、最終的には1962年当時は、>>166の性能で、
運用されていたようです。しかも台車まわりの改良も重ねて、140km/hくらいで一部の
旅客列車を牽引していたみたいです。動輪直径は1720mmくらいですから、アメリカの
現場の当時のパワーというか根性をひしひしと感じます。
ワイオミング州に1962年当時の性能を保持したまま動態保存されています。
205名無しでGO!:01/12/05 00:21 ID:Jwgb8k7d
>>202
情報ならびに訂正ありがとうございます。
自分の知識の不完全さに恥じ入ります。
穴があったら入れたいです。
206名無しでGO!:01/12/05 00:26 ID:rAsfCyPQ
>>201
>もう少し金があれば教科書やら資料やら揃えて研究できるんだけど、いつも
>借り物でやってるから記憶が頼りなんです、俺。なんか間違ったこと言ったら
>ビシビシ突っ込んでください。

いえいえ、十分に堪能させて頂いております。
蒸気機関車の可能性を追求するというか、動力用の外燃機関の可能性を
もう一度考えてみるという意義がありますよね。
2071 :名無しでGO! 1YHNx39I:01/12/05 00:28 ID:tBcnaQSz
このスレッドを起こして本当に良かったと思います。
蒸気馬鹿一代さんをはじめ皆さんの「熱い」書き込みに感激です。
208蒸気馬鹿一代:01/12/05 00:28 ID:/rEX8Efh
>>198>>199
力行率は50%まで行かないと思う。小樽のC57は650kmを燃料補給なしで
走ったし、C51じゃ戦前に700km超えた例もあるから。こんだけ出力
あるから、東北本線だと全開にする機会が無い。そもそも110km/h
まで全開禁止だもの。空転しちゃうから。
ゲージを詰めたマティ、ミニFEF・・・・だから198ではFEFそのもの。
これ、軸重16.8で最大のテンダに14tの燃料を積み、水を30t
だと上野からぎりぎり仙台まで行けるかな・・・・
最大軸離22525、全長25175。青森と上野近辺なら三角線だわね。
従台車が先台車と似た構造だから後進もテンダおの連結器を改良
すれば速度出せます。
209:01/12/05 00:29 ID:Ti/7Pvbv
かつてC51(だった?)が燕を牽引していたとき、水運車を次位に
連結していたと思うのですが、
機関車への水の供給はどのようになっていたのでしょうか。
2101 :名無しでGO! 1YHNx39I:01/12/05 00:33 ID:MKsY/WHs
>>209
テンダとパイプで繋がっていたのと違いましたっけ?
新しく、オミ1という形式を与えていましたよね。
211非会員:01/12/05 00:33 ID:R/+QU24L
>>209
バケツ2つ用意してそれぞれの下に穴をあけてホースでつなぎ、
水を両方に満たしてください。そして、片方のバケツの水を
くみ出す、、、>判りましたか?
212名無しでGO!:01/12/05 00:35 ID:Ki5aVxIo
C51牽引の特急燕の写真で、水運車ではなくてテンダーが
2つ繋がっているのを見た事ある
213非会員:01/12/05 00:36 ID:R/+QU24L
>210
C51につながってたときはカマと同じプレートをつけてました。
静岡停車いこうは「美貴20」です
214名無しでGO!:01/12/05 00:37 ID:nXXh7xQQ
>>184
バイオブリケットを燃料に使うというのは面白いですね。
あれって、オガクズや生ゴミを石炭を使って圧縮したもので、
1kgあたり9000kカロリーはあるからね。
生ゴミで走る蒸気機関車って発想がエコロジカルでいいすね。
215:01/12/05 00:38 ID:Ti/7Pvbv
>>210-211
あ、なるほど。
ポンプなどの動力ではなかったのですね。
216名無しでGO!:01/12/05 00:39 ID:aomd4oud
>>213
客車扱いから静岡停車以降は貨車になったんですね。
217名無しでGO!:01/12/05 00:42 ID:W3E1bOiN
>>214
清掃局が喜びそうだなぁ。貨物用機関車も作って、川崎市が貨車輸送している
生ゴミ運搬列車を牽引させると効果的ですね。
218蒸気馬鹿一代:01/12/05 00:43 ID:/rEX8Efh
>>202
日本の場合、写真に触発されて自力で設計して成功してしまったという、かなり
豪快なマネをかましてますね。
>>203
満鉄にもにたようなネタが・・・
>>204
日本は引退のレールが引かれてることや各部署の人材が電車特急計画に吸い取られたり
と、蒸気は従事した人間ごと引退した気がしますわ。米は・・・・あのころは輝いていた
でしょうね・・・
技術的には重油燃焼とそれに伴う通風の改造が大きいと推測します。液燃は
美味ですから。
>>206
好みで複雑なものより単純明快で豪快壮絶に走っているため至らないかも
しれませんが、そう言ってもらえると嬉しいです。
>>208
俺は立てたあなたに感謝してます。
>>209
ホース、サイフォン・・・・かな?
219蒸気馬鹿一代:01/12/05 00:47 ID:/rEX8Efh
生ごみはいいけど、その燃料をつくるのにかかったエネルギーと
差し引きして結果的に無駄、なんてことにはなんないのかな?
ペットボトルのリサイクルは石油の浪費に拍車をかけてるんだし。
220非会員:01/12/05 00:50 ID:R/+QU24L
>>216
単純なミスだとおもいますが、「機関車扱いから、貨車になった」です。

しかし、ほんんんと!に人命軽視の鉄道ですね、常識がある設計者
なら、テンダと水槽車にコリドー(回廊)をつけて安全に乗務員を
客車にいれるはず。テンダの上とタンクの手すりを伝って特急乗務員を
歩かせるなんて言語道断!雨の日なんて、さぞ危険だったでせう。(*_*)

結城弘毅、いまならさらし首もんです。
221名無しでGO!:01/12/05 00:50 ID:dO2mDvBq
日本国民がテレビ等でよく目にする蒸機はC11 227。
222名無しでGO!:01/12/05 00:52 ID:vWKCSZsO
>>219
バイオブリケットについては、問題はないみたいですよ。石炭を粉砕するくらいの
コストしかかからないらしいです。つまり国鉄が使っていたピッチ練炭を作るのと
ほぼ同じ程度のようです。ただ、国内でバイオブリケット用の生ゴミに10%ほど
混入する石炭が手に入りにくいそうです。
小型の据え置き用のボイラの燃料としてよく使われていますが、値段が石炭より
少々高くなるのが欠点らしいです。太平洋炭坑が蒸気機関車用に試作してC62で
使ったこともありますが、練炭より燃焼がよくコストも同じくらいだそうですが、
問題(?)として黒煙が殆どでないので鉄ヲタから嫌われたそうです。
223名無しでGO!:01/12/05 00:54 ID:dO2mDvBq
厨房発想で申し訳ないが、蒸気機関車の蒸気発生に原子力を使いましょう。
224名無しでGO!:01/12/05 00:55 ID:DHW8agdV
>>223
だったら発電して、電気運転の方が.....。
実際に首都圏の電車は40%原子力列車ですから...。
225蒸気馬鹿一代:01/12/05 01:04 ID:/rEX8Efh
>>220
あんまり意味無いことだったから、設計者が手抜きしたかもしれない。停車して
給水しても時分は変わらなかったし。どうせなら軽く作らなきゃ・・・・
>>222
なら安心です。値段は仕方ないでしょう。それより黒煙が嫌いな俺としては
嫌った鉄汚多が嫌いです。
>>223
米国でそんな計画があって、水を補給するだけでずっと走れるとかなんとか。
226名無しでGO!:01/12/05 01:10 ID:SR7mLYi0
ところが、距離が長くて電化してもコストが合わないと言っていたUPあたりが、
本気で大陸横断鉄道の交流25KV電化を考えているらしいですよ。第2シベリア
鉄道の成功で考えが変わったらしいです。
227amateur driver:01/12/05 01:47 ID:ts0Y0KOw
>196
>ボックススポーク使っていたのは、日本と
>旧ソビエトとアメリカくらいでしたよね。
たしかイギリスにも少しある。

>204
さすがにアメリカは単位がでかいですね。
でかいだけに残すのも困難な面多いだろうな。
欧州のように鉄オタが運営するのもまた難しいのかな。

>220
コリドー付きテンダって、イギリスLNER以外にあったのかなあ?
だれか知っている人居ませんか?

>222
クリンカの付き具合なんかはどうなんでしょう?
燃え具合はハード?ソフト?
228名無しでGO!:01/12/05 02:03 ID:BCsIpoA1
アメリカで計画倒れになった、潜水艦用原子炉で発生した蒸気を使い
タービン発電機を回し、電動機で走行する機関車の計画があったみた
いですけど、あれも蒸気機関車になるんでしょうか?
229146:01/12/05 02:21 ID:VWogsxxP
です。
参考になるサイトとかないですか?

>226
電化すると、ダブルスタックが出来なくなると思われ。
コンテナ列車の編成長が今の2倍、、いつ、踏切が開くんだ??(w
230amateur driver:01/12/05 02:26 ID:ts0Y0KOw
>コンテナ列車の編成長が今の2倍、、いつ、踏切が開くんだ??
ワラタ
231:01/12/05 08:46 ID:Od5y3NJR
上ゲ
232名無しでGO!:01/12/05 13:31 ID:IAbkQPWB
すごいスレッドになりましたね。
期待大です。
233amateure driver:01/12/05 14:44 ID:Kf1ii1Pv
ボックス輪心、中国を忘れていました。

>229
日本語のサイトはチョトー難しいかも・・・・。
英語でも見たことないです。ドイツ語だったら何らかの情報は
あると思いますが・・・・
234名無しでGO!:01/12/05 15:15 ID:IAbkQPWB
>>229 >>230
ダブルスタックで60両×90feetで1645.92m
シングルだとその2倍になるから1列車2マイルとうことね。
時速50マイルで走行中なら,列車通過だけ2分30秒くらい
その前後も合わせると4分くらいじゃないですか。
それくらいなら,日本のどこぞの踏切と大して変わらないかも。
235129:01/12/05 15:18 ID:I4dk+IxY
レスして下さった方々ありがとうございます。本当に熱く語っているスレッドですね!
素晴らしい。本当に勉強になります。
236蒸気馬鹿一代:01/12/05 15:28 ID:/rEX8Efh
グラフが出てきたので。
通常の石炭燃焼であるかぎり、燃焼率を上げれば上げるほど無駄が大きくなり、
カロリーの半分も有効にならないところまで行きます。限られたスペース、重さの割に
高出力を要求されるためで仕方ないことですが。
高カロリー炭を使用するメリットは、完全燃焼を基準に見ると、国鉄標準の6500cal/kg
炭を2t燃やした際の発生熱量をイギリス産の8000cal/kg炭では1.625tで出せます。
では損失を余儀なくされる火室ではどうなるかというと、完全燃焼時の数字に
従い燃焼率を81.25%に抑えたとした場合、燃焼率が低いため効率が上がり、発生熱量は
数%増大します。
国鉄の場合、人力投炭は一時間当り2tから2.1tを限界と見て、設計で人力の場合
燃焼率550kg平方mを最大に取るのでD52の3.85平方mという火床面積になった。
自動給炭機を使用した場合は650kgを最大とするため、1620PSという出力が算定
されます。実際に計算したらいくらか誤差が出てしまいましたが、2%ほどでした。
良質炭を使用した試験では前記の計算と同じ結果でしたし、燃焼率を6500cal/kg炭
の想定値と同じにした場合には2000PSを超える出力を叩き出しました。
瞬間的には2210PSほどでしたか。
237蒸気馬鹿一代:01/12/05 15:41 ID:/rEX8Efh
訂正です。>>236、8行目、発生熱量ではなくて伝わる熱量でした
238蒸気馬鹿一代:01/12/05 19:12 ID:/rEX8Efh
>>208について。
小樽築港機関区のC57ロングランの実績、調査や各地での使用状態を見ると、
燃焼率の平均は平坦線で200kg、勾配線区でも300程度だったようです。また、
定速運転に要する牽引力はプレーンベアリングの旧客と最近のコロ軸受けの客車
とでは差がありますし、機関車自体も新技術を入れた場合は内部抵抗に格段の差が
あります。4-8-4を仮にD53としますが、これを例に取ると、500t牽引では機関車
重量が168tと想定されるので、120km/hでは列車抵抗は3000kgほどです。このとき
定速運転させるには950kwの出力を必要とします。120km/hではD53は一番馬力が
高くなる領域に入り始め、グラフ読みで不正確ながら最大出力は約4970kw、最大
牽引力は15500kgfですので誤差を承知で単純に計算すると1/5でいいことになり
ます。四気筒ではどうなりますか・・・・機械効率が下がり始める領域でもあるし、
加減弁を絞って膨張させてから蒸気を気筒に送り込むことでカットオフを稼いで
機械効率を上げるのではなく(あまり差が出ないです)、加減弁は開けたまま
カットオフを少なくするやりかたでは二気筒よりも明らかに少ない燃焼率で定速を
保持できるはずです。
239蒸気馬鹿一代:01/12/05 19:24 ID:/rEX8Efh
D53で二気筒、20kg圧で加減弁を全開にしてカットオフで調節する運転法の場合に
気筒の太さを変えて出力を計算すると、550mmと640mmの差は300回転では800PS、
350回転で600PS、400回転で620PS、450回転で450PS、500回転で300PS、
550回転で差が無くなるまで640mmが550mmを上回ります。600回転では200PS、
650回転では400PSほど逆転してますが、2000mm動輪で200km/h出しても530回転
程度ですんで、意味は無いですね。
240蒸気馬鹿一代:01/12/05 20:10 ID:/rEX8Efh
>>238の続き。
石炭と液燃では燃焼効率自体も平均値付近で20%近く違います。となると、カロリー
ベースで考えても14t、平坦線区なら1000km近く走れます。多分。国鉄で使っていた
石炭は6500cal/kg以下ですが、重油は10500cal/kgありますし。
241蒸気馬鹿一代:01/12/05 21:03 ID:/rEX8Efh
参考までに。古い数字ながら
1PSs=75kgm/s=0.7352国際kw/s=0.1756国際kcal/s
1PSh=632.3国際kcal=0.7352国際kw/h
です。これで効率を計算してみてください。

ドイツ01は生涯平均で15kg/kmの6500kcal/kg炭を消費した計算になるそうです。
これも240の計算の参考にしました。
242名無しでGO!:01/12/05 22:29 ID:tLFD+l1U
age
243名無しでGO!:01/12/05 22:46 ID:VWcesyIn
激しくアゲ
244amateur driver:01/12/05 23:29 ID:OQ3n3udH
>241
これすんごく役に立ちます。
しかし理論派の人は濃いなあ・・・
245amateur:01/12/05 23:31 ID:OQ3n3udH
「蒸気馬鹿一代 」氏へ
今、蒸気機関士になるための本(イギリスの)を
読んで勉強しているところなんですが、
よく分からないところ質問してイイですか?
246名無しでGO!:01/12/05 23:41 ID:QM6blul3
>>196
チロウレスだけど、C55のスポーク動輪は変形防止のために
水掻き状に(フランジ見たいな平面部分を内側に向けて追加)
してたんじゃない。
247蒸気馬鹿一代:01/12/05 23:46 ID:/rEX8Efh
>>245amateur driverさん、分かる範囲でなんとか・・・・役に立てますかどうか・・・・

今、C62の出力を計算し直してるところなんですけど、ニセコ牽引時の石炭の
カロリーはいくつだったか、どなたか正確なところを・・・・比較のために必要なんです。
後は山線の平均的な勾配での均衡速度、燕牽引時のカロリーなんかも資料が無くて
正確な数字が分かりません。結果は報告しますんでどなたか教えてください。
計算の準備をして待ってます。
248蒸気馬鹿一代:01/12/05 23:49 ID:/rEX8Efh
>>246
じゃ折れも。輪芯は重いものの、水掻き付きが一番丈夫な動輪だった
そうです。
249蒸気馬鹿一代:01/12/06 00:41 ID:GP3jKAiy
簡単に下がるなあ。資料が幾つか出てきたんで紹介。
1941年の計画図面でKC55というものがあって、これが広軌弾丸列車に同調したか
HCやHDと同じ系統の流線型で、燃焼室無しのD52用をを50cm縮めたボイラーで、
火床は5.02平方あるけどC62と比べると効率が悪く、使いづらそうな感じ。
ハドソンだけど、計画の運転整備状態の機関車重量100tは重すぎるような・・・

C59の従輪、タイヤが割損飛散したこともあるくらいだったけど、運転整備状態で
14.65tで、普通の大型機関車の一軸従台車で12tくらいだから限界に近かったのかな。
走行中に割損飛散して、そのまま機関車交換駅まで走りきるという事故があった。
久保田氏の本にあるはず。
250amateur driver:01/12/06 02:59 ID:DSyPsVP+
>247
ちょっとごちゃごちゃしてるので、
整理して、できれば訳してからまた書きこみ升。
弁装置の動きについてなんですが、自分も不勉強なもので。

>249
「懐想の蒸気機関車」ですな。なつかしい。


age兼用。
251amateur driver:01/12/06 03:10 ID:DSyPsVP+
追記です。
なかなか時間がないので少し先になるかもしれません。
英語の練習もしているので忙しくて・・・・。

で、昔の「図説 蒸気機関車」などを引っ張り出して
復習しています。
「ステフェンソン式」は発音上ひじょーにキモイので
やめて欲しい(ワラ
252蒸気馬鹿一代:01/12/06 04:49 ID:GP3jKAiy
>>250-251
じゃ、どのタイミングで給排気するのか、基本を。参考になるかもしれません。
平均有効圧力算定用のグラフ、関数がちょっとアレだなあ・・・でもセンター試験
レベルでかなりいけますね。

蒸気は複式機関ですんで、ピストンの前側に注目して単純にして、ピストンが前死点にある時から。

死点にある時、すでに給気してます。理由は後述。この時は過熱管寄せと弁を結ぶ
主蒸気管と同じ程度の圧です。

クランクの回転に従いピストンがスライドしていきますが、同時に弁の流体に対す
る抵抗のため少しずつ圧が下がりますが、微々たるものです。

いよいよカットオフです。ここから蒸気が膨張します。弁の閉まり速度が良くないと
膨張分の一部が回転力にならない形で消費されます。膨張曲線はある関数曲線と
近似しますが、詳しくはセンター物理の熱力学のあたりでも復習してくれ。
簡単に分かる。

反対の死点に近づきます。ここまでの膨張の点で過熱蒸気は25%だったか有利になります。

死点の直前で吐出、レリーズです。ここまでくると回転力として意味が無いばかりか
・・・・後述。

死点。背圧という、排気のための圧まで圧は下がります。
仕事を終えた蒸気は抵抗になります。邪魔。背圧を下げるためには弁が充分に
開きつづけなければなりません。
253蒸気馬鹿一代:01/12/06 05:08 ID:GP3jKAiy
さて、だいぶピストンも戻ってだいぶ排気されました。死点が近づきます。

死点の前で排気を止めます。圧縮、コンプレッションです。なんでこんなことをするかと言うと、
ピストンが勢い良く死点に達するのを防ぎ、圧をあらかじめ高くして吸気開始での
圧の損失を減らすため、ですか。これで排気開始時の動きの理由も理解できたでしょう。

死点はまだですが給気、アドミッションを開始します。理由は同じ。衝撃緩和。

再び最初の地点に戻りました。圧がこの時丁度、主蒸気管の蒸気圧とイコールに
なるのが好ましいです。この地点に向けて急激に立ち上がるのが好いと。

以上のことが反対側でも行われていることを考えましょう。この説明を元に
平均有効圧力算定用のグラフを書いてみましょう。X軸には行程Sに対する隙間容積の比率・・・
という正確なものではなく、出力的に意味のある数字の範囲で有効な単純化された
ものです。X軸には行程Sを取ります。Y軸には圧力P軸であり、缶圧P1を取る。
254蒸気馬鹿一代:01/12/06 05:40 ID:GP3jKAiy
Sは片道の長さです。S1は締め切り。P0は背圧です。
グラフは点A(0、P1)から点B(S1、P1)を直線で結び、ここから(Vのn乗×P0)=X
に近似した曲線(膨張曲線)になり、点C(S、P2)に達します。これと点C(S、P0)
を直線で結び、さらに点Cは点D(0、P0)と直線で結び、DとAを直線で結びます。
靴型の囲まれた領域がグラフ上に出現したら成功です。この靴型の面積をSで割ってやると
平均有効圧になるんですが、実際はA以外のカドが丸くなるのと、最初の死点にあると
きでもシリンダ容積がゼロにはならない(隙間容積)のとで、このグラフから
求められる数字に0.9とか0.8を掛けるわけです。国鉄の欠点はこの
隙間容積が機構上必要な分より大きいことと、弁の動作にあり、掛ける数字が小さく
なるわけです。0.8より小さくなりがちだったかな。欧米では0.85を
超えたはず。ロータリーポペットでは0.9とか、高めに取れるんです。
ラッパ弁ならポペットよりもさらに少し有利。計算式は・・・・
過熱だと
(1.25loge+log(1/カットオフ)+1)(カットオフ)(缶圧)−(背圧)
で、飽和だと1,25でなくて1だったかな?カットオフは過熱させたほうが
同じ熱量でも大きく取れるから、そこも有利。
255蒸気馬鹿一代:01/12/06 07:50 ID:GP3jKAiy
>>254の二行目、
(Vのn乗×P0)=X
のP0は背圧じゃ無いです。nは過熱で1、25です。
(1.25loge+log(1/カットオフ)+1)(カットオフ)(缶圧)−(背圧)
はウソの式でした。正解は
(1.25loge+log(1/カットオフ)+1)ではなく
(1+log(1/カットオフ))が飽和蒸気です。過熱ではlogの・・・度忘れ下げ。
256蒸気馬鹿一代:01/12/06 08:05 ID:GP3jKAiy
あああ、対数の底をeに取ると飽和でeの1,25乗に取ると過熱だったかも・・・・自信無し。

あと、燃焼率の実績、平坦線で200、勾配線区で300

じゃなくて平坦線では200から300でした。資料、整理しときゃ良かった・・・・
257名無しでGO!:01/12/06 12:10 ID:MeGXGgWh
>>247
C62の場合ですが,ニセコ牽引時に使っていたピッチ練炭で,7200Kcal/kgだったと
思います。太平洋炭坑が試作したバイオブリケットで9000Kcal/kgだったはずです。
バイオブリケットそのものが燃焼特性をピッチ練炭に近くするように作られていたとの事で
すので,さくっと燃えてクリンカができにくいと考えていいんでしょうね。
とういえば,東北・北海道の蒸気機関車では石炭が多かったですが,九州では圧倒的に三井の
ピッチ練炭を使っていましたね。九州で重油併用釜が少なかったのは,ピッチ練炭を多用した
のも理由の一つと聞いています。志免にあった,国鉄の練炭工場は,跡形もないですけどね。
258amateure driver:01/12/06 13:09 ID:M9uhPwov
>蒸気馬鹿一代氏
詳説ありがとうございます。うーむ254のグラフのあたりから
理解が怪しくなっていく・・・・
手持ちの本でそのグラフを見た記憶がありますので
さがしてみます。

>257
なるほど。いわゆるhard coalに近いんですね。
以前某機関区の元指導機関士だった方から聞いたのですが、
海軍で使われていた、圧縮してブロック状の石炭が
艦船のディーゼル化が進んで?かどうか、鉄道省に
廻ってきたそうです。
ものすごく熱量があって火持ちもよかったとか。
具体的な数字はわかりませんが、そういういいものは
鉄道には廻ってこなかったんでしょうね。
259名無しでGO!:01/12/06 13:26 ID:+cdVF6bB
ハイテク蒸気機関車おもしろいです。でもtotalの熱効率はどうなのでしょう。たしか
SLは7%くらいと聞いたことがあります。電気列車は発送電含め20%位か。
260名無しでGO!:01/12/06 15:50 ID:MeGXGgWh
>>258
海軍の練炭がどのようなものか知らないので何とも言えませんが,志免炭坑は海軍の
炭坑だったものを戦後になって,練炭工場も含めて国鉄が引き継いでいます。現場の
機関士さんに伺ったことがありますが,ピッチ練炭になって石炭の時に比べて燃料の
消費量が30%くらい節約できたと言っていますので,ひょっとしたら何らかの関係が
あるのかもしれませんが,それ以上の知識は僕にはありません。
261名無しでGO!:01/12/06 15:51 ID:MeGXGgWh
現在稼働中の機関車では,中国の漸進型が12%近い熱効率です。低いなりに高いです。
262名無しでGO!:01/12/06 15:55 ID:MeGXGgWh
>>261
げ,間違えた  ×漸進型 ○前進型
263蒸気馬鹿一代:01/12/06 18:30 ID:GP3jKAiy
>>257
貴重な情報有難うございます。日曜までにはあらかた計算します。ええと・・・
戦前、重油専燃が出力向上にもなるのに普及しなかったのはランニングコストに大した差
が無いうえ、価格変動が激しく、場合によっては高くつくこと、それで
イニシャルコストがペイしないとかで。戦後は早いうちに全廃計画が立った
こともあるけど、併燃でも充分な改善があったからでしたね。設備も専燃より
小規模で間に合うし。練炭は国鉄と業者共同で散々試験・試作をやったことがあり、
九州ではその成果もあって広く用いられたのだと思います。

>>258
あとは発生した蒸気の体積に基づき回転数に応じたカットオフを算定するとかして
出力を算定してます。
海軍では燃料の質が即戦闘能力に影響するためそうとうに研究したのでしょう。
ただコストは高いはずです。常用することは考えにくい
>>259
ピストン面積が大きいほうが蒸気発生量に対する出力の値が大きくなります。
膨張が効いてきますから。
これは計算値を先に示しましたよね。現在のJRの車両限界やシリンダブロック
の取り付けを考えるとピストン直径は640mmが限界に近い。D53は大柄なので
スタイル的にもこれが一番いい。これより上えを狙うなら3、4気筒として
一回転あたりの総面積を増やすしかないです。4気筒、550mmとすると10000PSに
達したような・・・・再計算します。
そうすると、>>241から(6800・632.3)/(10500・3000)=0.1396465
約14%となりますね。
264蒸気馬鹿一代:01/12/06 18:39 ID:GP3jKAiy
>>260
6500と9000だと30%節約できますんで、このくらいでは?国鉄は8000と言ったら
もう仰ぎ見るような熱量で、9000ではもう泣いて喜ぶような感じだったかと思います。
>>260-261
使用炭が分からないのでなんとも言えませんが、「8.25%で、蒸気としては高効率」
だったはずで、12%は負荷が小さい時の数字だと思われます。
265名無しでGO! :01/12/06 20:05 ID:YQnqaz2C
凄いぜ、このスレ
蒸気機関車の教科書みたいにためになる。
明日から蒸気を見る目が変わりそうです。

漏れは大井川のバックパシフィック機が大好きだ〜!
266amateure driver:01/12/06 20:21 ID:M9uhPwov
まだ質問のほうはかかりそうなので(土曜日頃かな?)
ちょっとヤワラカイ話を。
その某機関区の元指導機関士だった方から聞いたのですが
蒸気動車は動輪径が小さく、片方が死点に入って止まると
起動不能というほどではないですが、難儀したそうです。
(出渋りというんでしたでしょうか)
仕方なく加減弁を開けておいて飛び降り、
でかいバールで車輪をこじって、動き出したところで
飛び乗ったとか。
その様子を想像しただけで藁えます。
267名無しでGO!:01/12/07 01:04 ID:zbZcVYi+
age
268名無しでGO!:01/12/07 13:52 ID:2Gy0CtBN
age
269名無しでGO!:01/12/07 16:27 ID:RqyNwPFW
C51の水槽車について少し触れられておりましたが関連して
どの区間(おそらく東海道?)・どの形式だったか忘れてしまいましたが
機関車の台枠内に人を乗せて軸受けだったかに注油しながら走らせたって話ありませんでした?
現代だったら乗務拒否の山でしょうね・・・
270蒸気馬鹿一代:01/12/07 17:37 ID:Lvs2WxTf
>>269
C59で戦時中です。そこらにあった板を括り付けて、周りが止めるのも聞かず敢行
したそうです。似たはなしがあって、東海道新幹線の計画の中で、高速からブレーキ
をかける時、雨が降っていたら急に冷やされた車輪が砕けないか?ということで
検証することになったんです。その時のやり方というのが壮絶で、D51のテンダー
の下に体を括り付け、御殿場線の下り勾配でブレーキをかけながら下ってタイヤを
赤熱させ、持ったバケツの水を一気にぶっ掛けるというものでした。敢行したのは
東大卒でリニアにも後に関わる学士様。昔の大卒は根性ありましたということですな。
見ていた機関区職員や乗務員も「大卒のあんちゃん、無茶するなあ・・・」と。

>>265
C11の快速運転用の機は左右の水槽をアーチした鉄骨で結んでましたが、あれは
水槽とキャブが高速ではばらばらに振動して運転に支障が出るほどだったからで、
色々実験した結果、不恰好ながら最も効果があったのがあの方法です。引退が視野に
入ったころのこと故、それ以上は手を掛けなかったそうな。
2712007:01/12/07 18:13 ID:0Mo3vP16
>>258
>>260
鉄道初心者です。
徳山の海軍第燃料廠は燃料自給政策に基づき、当時戦闘用に輸入していた
英国カージフ炭に匹敵する練炭を研究開発しました。
したがって8000calはあったものと思われ。
272名無しでGO!:01/12/07 18:56 ID:N743M1NK
>270
うわ〜,壮絶!
273amateure driver:01/12/07 19:21 ID:wiJeKE6G
>270
流線型C55で、走りながら切れた前照灯交換させられた
人もいたとか。足場がないに等しいらしいです。

>271
なるほど、そうだったんですか。
たしかに戦時中に英国じゃあねぇ・・・
カージフってウェールズのCardiffですよね?
それに匹敵するのなら、当時の鉄道用とは全然別物ですね。
274蒸気馬鹿一代:01/12/07 19:30 ID:Lvs2WxTf
>>273
C55ですか・・・・無茶な伝説は蒸気時代に多いのかもしれませんね。というか明らかに
多いのか。
国鉄では6500以上が高質炭とされていました。普通供給される石炭は6000以下、
5500程度の中質とされた物だったと思います。
275名無しでGO!:01/12/07 19:53 ID:2Gy0CtBN
前から気になっていたのですが,タンク機の場合は,水槽や炭槽の水や燃料を
消費するにつれ機関車総重量が減少するわけですが,この場合の軸重補償は,
どの程度まで行っていたものなんでしょうか。
C11等の図面を見ると,従台車(?)の軸重が変化を吸収するようなタンクの
配置になっているようには見えますが,実際のところはどうだんたんでしょう?
戦時型のC11だと燃料3tに水8トンを搭載しますが,少なく見積もっても
4tくらいは走行中に変化しますよね。
276蒸気馬鹿一代:01/12/07 20:26 ID:Lvs2WxTf
>>275
C11の詳しい形式図を見ると空車時と運転整備重量を比べても動輪の軸重は第三動輪で
0.4t程度の差です。C12は詳しく見てないのですが、どう考えても従台車のバネの
調整次第でC56以上の粘着を確保できますんで、気にすることも無いかと思います。
足尾では意味が出てくるでしょうが。
277非会員:01/12/07 21:33 ID:NXHsM9wg
台枠の間にぶら下がった話はC59他にC51、C53を読みました。

壮絶なのはC53の中ビクが焼けて、油をさしながら走ったはなし。。。
まったく、今の時代に生まれた幸運をあじわいませう。

定時のためなら嵐のなか平気で青函連絡船だした国だからねぇ。。
278非会員:01/12/07 21:37 ID:NXHsM9wg
長谷川宗男著「動輪の響き」を探してよんでNE!
C11、かなり差があったようです。

そのため、フォーニー型があるんですが、、、
279名無しでGO!:01/12/07 22:22 ID:aOcI9vBJ
 鉄道ジャーナル誌であった、「蒸気機関車の挑戦」における論争はすぐに打ち切ら
れたが、どうしてだろうな。あれは結構読み応えがあって面白かったのに。久保田氏
の再反論も見たかった。蒸気馬鹿一代さん、いかが思われます?
280謎の?ネコノミスト:01/12/07 22:25 ID:s4L6Zv10
静態保存の蒸機復活させるのにどのくらい費用かかるもんなの?
たとえば「ばんえつ」牽引機とか・・・
281蒸気馬鹿一代:01/12/07 23:42 ID:Lvs2WxTf
>>277-278
青函のカマ焚きが国鉄一過酷なような・・・・
そういやC11は途中から水槽を大きくしてません?これをやると変動は拡大します。
多少お尻の水槽を大きくしたところでどうだか。そもそも機関士の感覚は
C59 16.16 16.17 16.17
C62 16.08 16.08 16.07
   第一  第二 第三
の、牽引力にして100kgf、2%にもなんないような差を感じ取って文句を
言う人種なんで、0.4でも充分大きいですな。失礼しました。
あと、フォーニーは軸配置ではなかったような・・・なんだったっけ?

>>279
あれは双方落ち着いて出力を計算してみろと言いたいです。順番に計算していくと
案外アフォな話をしてますから。久保田氏は国鉄機に対する愛情過多、斎藤氏と
それを応援した人は機関車技術研究会とともに微妙にマトがズレてます。
線図を書いてロスを考慮すると、あんなに強く主張することでもない・・・と思う
事柄が・・・・それに世の中、将来を見通して計画を立てても見込みが外れることはよくある
ことで、それは今の今でも各地で繰り返されていることなんで、非難しても仕方ない
んです。C58も結局は小D51としたほうが正解だったんでしょうが、設計者を非難は
出来ないです。この話を突き詰めると歴史観みたいになって、板違いになるから
止めますが。まあ、斎藤氏の周辺が吹っ飛ぶ推測をすると、島技師の狙いはさっさと
電気運転に切り替えさせるためで、そのために蒸気機関車をわざとショボイもの
にしておいた、なんてことにも。
とにかくC59127の成功は条件というものの重要さ、蒸気の設計は一筋縄でいくものでは
ないことを教えてくれます。ボイラーの詳しい話をしたら分かると思いますが。
282名無しでGO!:01/12/07 23:43 ID:g/BJRtY1
>280
聞いた話ではC57-180の復元には3億円程度かかっているそうな。
283蒸気馬鹿一代:01/12/07 23:45 ID:Lvs2WxTf
>>280
二億?
284名無しでGO!:01/12/07 23:54 ID:Rf0t2INp
>>271
軍艦用の燃料は、戦時中には主要な艦は重油専用ボイラーになりましたが、
補助艦艇などは練炭焚きのままでした。敗戦後、徳山燃料廠の将校が、その
経験と技術を継承して、鉄道用&家庭用の練炭を製造する会社を設立したと
言う話を読んだ事があります。
285amateure driver:01/12/08 00:52 ID:Au26DuEW
>278
あの本はもう入手はきわめて困難なような…
見るとしたら交博の図書室あたりでしょうか。
長谷川宗男氏はもうかなりのお年のはずですが、
ご健在なんでしょうか。
久保田氏は?

>281
機関士の長年の経験から来る名人芸というか、
芸の細かさやカンの鋭さとか、そういうのを重要視する
ところが良くも悪くも非常に日本的な所ですね。
機関車の性能ギリギリまで使うところを要求される
事が多かったというのもあるんでしょうが。
発車時にフルギアーにしておき、ちょっと動き出すと
すぐ50-60%ぐらいに引き上げてしまう、なんてことを
しているのは日本とその影響下にあった国だけでは
ないでしょうか。

>斎藤氏の周辺が吹っ飛ぶ推測をすると、・・・・・
>ショボイものにしておいた、なんてことにも。
おぉぉぉ、もしそうだとするとすごい話だ。
私はてっきりビンボーだったからだと思ってましたが。
286amateur driver:01/12/08 00:58 ID:Au26DuEW
欧州某国で、早朝で空転しまくっていたときのことですが、
業を煮やした機関士氏、加減弁は開けたままで単弁で
強引に押さえ込む、なんてことをしてました。
日本ではまずやらないでしょうが、良く考えてみると
なかなか便利かも・・・・・(^^;
287蒸気馬鹿一代:01/12/08 01:36 ID:jQPsorzZ
>>285
50-60%にしないと動輪周牽引力が粘着牽引力を超えてしまうからで、機関車ごとの
設計次第ですよ。そうでなかったら加減弁を絞るしかないです。どちらにしろ、
回転数とシリンダ体積と発生蒸気の体積から計算される最大のカットオフを取ると
重C62では時速50km/hくらいまで加減弁を全開にはできません。空転します。
空転ギリギリと言うか、粘着の限界域で加速するにはやはりどんな機関車でも
神技を要します。粘着牽引力の割に出力由来の牽引力が小さいならば引き上げる
必要も無いですが。4100、4110、E10がそうかな。ただE10は一部フランジが無い
ために粘着が低かったのですが。
ま、推測は推測ですから。蒸気時代の主眼はプロジェクト推進に関する鍛錬で
蒸気そのものには無い、と見ることも出来ます。これは実際に新幹線にも受け継がれた
要素ですから。蒸気は新幹線や在来線の列車に生まれ変わり続けているんです。
情緒臭いけど。
>>286
便利でも火床は乱れた後なんで、やっぱり空転させないことのほうが重要かと。
288amateur driver:01/12/08 02:23 ID:Au26DuEW
>287
それでいくと日本で全開OKの筆頭はB6なんかでしょうか(笑)

私は日本のやり方は、連結器の遊間にたよって
引き出すためか、日本的な芸の細かさからくるものだと
想像していたんですが、どうなんでしょうね。
欧州や中国の中型から大型のカマではだいたい、
起動時は60?75%、10?15%ずつひきあげて
20?35%までというのが標準という感じでした。

またネジ式で締め上げていても、バッファの緩衝容量と列車の
重さで(特に貨物)順次引き出しに近くなることあるんでしょうか・・・・

火床の乱れについてですが、もともと日本のように
「富士の裾野のような」きれいさなんてないです(笑)
多少山あり谷ありでも誰も気にしていません。
炭塊も非常に大きく、それをガンガン「放り込む」
という感じなので、ちょっとの空転で乱れても大丈夫というより、
分からないかも(笑)

こうして見ると、ヤハ?ーリ日本は細かいところまで
キチッと几帳面にこだわる国民性がでてますね。
289名無しでGO!:01/12/08 04:10 ID:XskNDhp1
天津郊外で見たときに、建設型が貨物列車を引き出すときに何回も空転しながら
のろのろと加速していた。連中は空転に気をつかっていないのかなと思いました。
290蒸気馬鹿一代:01/12/08 04:50 ID:jQPsorzZ
>>288
そうなりますね。入れ替えに重宝しただけはありますな。
欧州や中国鉄路局の運転法は、日本とは加減弁の扱いが微妙に違うんでしょうね。
そもそも釣り合い錘の関係で出力線図が違いますし。被牽引車のベアリングも
日本の条件とはちがいますね。
引出しは締め具合で変わるのでは?

火床は、国民性とか、めんどくさいとか・・・・しかし>>289の話といい、日本人の
拘りが突出している感があります。空転嫌いは保線も関係します。結局、空転した
地点のレールは痛みますんで。
291蒸気馬鹿一代:01/12/08 05:21 ID:jQPsorzZ
D53の話ですが、681系と走り比べたらどうなるか、考えてみました。
100km/hあたりだと四国の2000と同じくらいですが、681には負けてます。
三気筒にしたら勝てるかな?後で計算・・・130km/hでは加速度が倍・・・
と言いたいが列車抵抗があるので少し上回る。160km/hだと完全に勝ち
ですな。そもそもこの機関車、平坦線で500t牽引なら210km/hで均衡に
なる計算のしろもの、妄想の産物とはいえ・・・640回転/分だな。
低速で動揺が激しくなるのを加減弁で蒸気を絞ってカットオフ85%を
保つことで抑える。そうすれば超過釣り合い錘量を60%くらいに
できるか?これで高速性能を確保できるなら狭軌新幹線を蒸気で実現か?
ううん・・・・
292蒸気馬鹿一代:01/12/08 08:20 ID:jQPsorzZ
ボイラーの話。の前に線路について。機関車の軸重が10tくらいのころはたいして
面倒なことも無かったんですが、だんだん超えるようになって規定が定められました。
明治33年の建設規定では最大14t、かつ固定軸距毎1フート(0.305m)に対して4t以下
、前後緩衝器間で2t以下でした。大正14年には最大15t、線路により18t、橋は機関車
重連牽引に耐えるものと規定。昭和4年規定、7年簡易線規定で、特甲、甲、乙、丙、
簡易丙の五種となり、軸重ばかりか標準活荷重なんてものも定められ、世界に例を
見ないような制限を受けることになり、それは軸配置にも制限がかかるような
シロモノでした。あー厄介。

曲線通過は最初は車両が小さいものだからポイントのr61mを通過、ということでしたが、
大正期にスラック18mmのr105mを通過、昭和4年に半径100mスラック18mmとなりました。
固定軸距の規定は15フートの車両があったから15フートを最大にしてましたが、
大正期に4.5m、昭和4年に4.6mとなりました。いつかJRの規定を見たら4.8mと
なってたがどうしたんだろ?根拠がよくわからないと言ってD62は1mmの横動で
クリアしたと言いましたがD60もそでした。有って無いような数字でチャレンジ
したものの問題は無かったため、1400×4の配置の軸距離、(1400+150)×3=4650を
超える数字を設定しただけなんでしょうか?

機関車全長の制限は転車台の長さに制限され、20mとなってました。C59で最大ですな。

曲線通過だすが、重心を高くするとスラスト、つまり横圧が低くなってスラスト由来の
脱線の危険は下がります。遠心力でひっくり返る危険は増大しますが、カントを
適切に定めることである程度は回避できます。しかし低速な列車と高速な列車を
両方走らせるなら両方妥協しなければならないわけで、適正な値を定めるのは
色々大変です。曲線では何かの要因で停車しなければならない事態も考慮しなければ
ならないのですし。東海道新幹線なんかでは700、500、300で270運転しかしないならカ
ントも簡単に定められます。・・・・と思ったら曲線で停車した際に乗客が耐えられな
いと困るわけで、ここからも制限があります。
293名無しでGO!:01/12/08 09:14 ID:mxc8rEpU
蒸機についてのお話、いつも楽しく読ませていただいています。

>>270

>>269
>C59で戦時中です。そこらにあった板を括り付けて、周りが止めるのも聞かず敢行
>したそうです。似たはなしがあって、東海道新幹線の計画の中で、高速からブレーキ
>をかける時、雨が降っていたら急に冷やされた車輪が砕けないか?ということで
>検証することになったんです。その時のやり方というのが壮絶で、D51のテンダー
>の下に体を括り付け、御殿場線の下り勾配でブレーキをかけながら下ってタイヤを
>赤熱させ、持ったバケツの水を一気にぶっ掛けるというものでした。敢行したのは
>東大卒でリニアにも後に関わる学士様。昔の大卒は根性ありましたということですな。
>見ていた機関区職員や乗務員も「大卒のあんちゃん、無茶するなあ・・・」と。

私は、この手のエピソードが大好きです。

C59の台枠の間に板を渡して走行中に軸箱に油を差し続けたという話は、本人
の回想として、鉄道模型趣味という雑誌に、以前掲載されていました。戦時中
のことだったそうで、さすがに戦前でも、平時にはこんなことはしなかったの
ではないかと思います。

ところで、このD51のエピソードについて、もっと知りたいと思うのですが、
よろしければ出典をご教示いただければ幸いです。
294オカマスキー:01/12/08 10:11 ID:SwceUVVj
>>281
>まあ、斎藤氏の周辺が吹っ飛ぶ推測をすると、島技師の狙いはさっさと
>電気運転に切り替えさせるためで、そのために蒸気機関車をわざとショボイもの
>にしておいた、なんてことにも。

逆に、ショボイ蒸気機関車しか造れないんで、電気運転に望みをつないだ、
なんてことは?
ま、推測は推測ですから。

>とにかくC59127の成功は条件というものの重要さ、蒸気の設計は一筋縄でいくものでは
>ないことを教えてくれます。ボイラーの詳しい話をしたら分かると思いますが。

ゼヒお聞かせ下さい。

>>288
>またネジ式で締め上げていても、バッファの緩衝容量と列車の
>重さで(特に貨物)順次引き出しに近くなることあるんでしょうか・・・・

英国の鉱石や石炭を運ぶ無蓋車(2軸)は、連結器にスクリューが無く、
単にリンクを三つつないで鎖状にしただけなので、バッファーヘッドに
隙間が有り、順次引き出しになっていたようです。蒸機時代の話・・・
今でもそうかな?

>火床の乱れについてですが、もともと日本のように
>「富士の裾野のような」きれいさなんてないです(笑)
>多少山あり谷ありでも誰も気にしていません。

日本の石炭は概して軟質で粒が細かく、粉炭も相当混じっているので、
火床を薄くしないと、火格子下からの1次空気がよく通らないからではないですか?
また、通風を平均化しないと、未燃焼の石炭が飛ばされてしまって燃費が上がるため、
例の「排気膨張室」を付けるようになったとか・・・
295オカマスキー:01/12/08 11:04 ID:SwceUVVj
>>275
>C11等の図面を見ると,従台車(?)の軸重が変化を吸収するようなタンクの
>配置になっているようには見えますが,実際のところはどうだんたんでしょう?

C11の形式図は3種(1〜23, 24〜140, 141〜)公表されています。
1〜23:
運整 12.25 12.30 12.40
空車 11.85 11.95 12.00
差異 0.40 0.35 0.40
   第一  第二  第三
24〜140:
運整 12.16 12.22 12.33
空車 11.76 11.87 11.91
差異 0.40 0.35 0.40
   第一  第二  第三
141〜:
運整 13.13 13.13 13.13
空車 12.28 12.34 12.28
差異 0.85 0.79 0.85
   第一  第二  第三
どれも実測でなく、簡単な重量計算で出した数値のような気がしますが・・・
ついでにC12(アーチ管無し)では、
運整 10.80 10.30 10.90
空車 10.55  9.55  7.90
差異 0.25 0.75 3.00
   第一  第二  第三
またC56では、
運整 10.60 10.55 10.61
となっていました。

>>281
>そういやC11は途中から水槽を大きくしてません?これをやると変動は拡大します。
>多少お尻の水槽を大きくしたところでどうだか。そもそも機関士の感覚は
>C59 16.16 16.17 16.17
>C62 16.08 16.08 16.07
>   第一  第二  第三

ここで言う「呉線のC59」って戦後型(101〜)でしょ?
C59 16.03 16.04 16.02
C62 16.08 16.08 16.07
   第一  第二  第三
とすると、動軸重以外の要因じゃないですかね?
296amateur driver:01/12/08 11:09 ID:6Ai/36tP
>289
中国は良く言えばおおらか、悪く言えばいいかげんです。
これはナローの林鉄の話なのですが、
(国鉄のほうはもっとマトモだと思います)
心向棒と合併テコのピンが走行中に飛んで無くなったら
予備のピンを嵌めて運転を続けるとか、
(そもそも予備を持っているとは・・・・)
抜いた煙管の両端だけ切り落とし、
新しいものを溶接してまた使うとか・・・・・・

「蒸気馬鹿一代」氏へ
火室形状の違いはボイラ出力にどの程度
影響するのでしょうか?
たとえばベルペアーなんかはどうでしょう?
297amateur driver:01/12/08 11:23 ID:6Ai/36tP
>294
私の経験では、800tくらいならなんのストレスも無く楽々としたものでしたが、
DB 052やBR 9Fとか、2000tぐらいまで牽引したそうですから、
いくらなんでもそのまま引き出せるとは思えませんね。

良く考えて見たら、日本のほうが火床は薄いような気もしてきました。
そもそも日本のカマのはじっくり見たことが無いので・・・・
炭塊は大きいと長さが50cmくらいあったりします。
平均すると握りこぶしから子供の頭くらいの大きさです。
298amateur driver:01/12/08 11:37 ID:6Ai/36tP
296の質問の補足です。
つまり、同じ伝熱面積として、
外火室の形状等(内火室も違ったかな)が違うと、
影響はありますか?
299オカマスキー:01/12/08 13:15 ID:SwceUVVj
>>295
「空車」
炭庫・水槽が空の状態です。缶水は張られています。
失礼しました。
300amateur driver:01/12/08 14:54 ID:6Ai/36tP
「蒸気馬鹿一代」氏へ
245の質問の件ですが、
252、253と手持ちの本を復習した結果なんとか理解できました。
特に圧力について記述しているものは無かったので役に立ちました。
感謝です。
254はちょっと敷居が高いので、昔のピクに似たような解説の記事を
見つけたのでこれから調べてみます。
301名無しでGO!:01/12/08 15:07 ID:+F9bslP9
>>295
275です。
情報ありがとうございます。C11の場合は、思ったより重量配置が均等化されて
いるんですね。2軸従台車の強みなんでしょうかと思ったりします。それに比べて
1軸従台車のC12のバランスの悪さが目立ちますね。
302名無しでGO!:01/12/08 15:28 ID:7HxDGVqU
>>291

http://piza2.2ch.net/test/read.cgi/train/1004974618/
を組み合わせて、
タブレット閉塞の狭軌新幹線を蒸気機関車で運転すると
ファン的には面白そうで、夜も眠れません。
303名無しでGO!:01/12/08 15:55 ID:R42h+HxY
>>264
薪の場合だと、2400Kcal〜3000Kcalくらいかな。
石炭の場合だと、元は薪みたいなもんだよね。炭化した化石だからねぇ。
天然ガスを燃料に使うというのは、どうなんでしょうか?
304蒸気馬鹿一代:01/12/08 16:48 ID:jQPsorzZ
>>293
小学館文庫の「メタルカラーの時代」の五冊のどれかに載ってます。リニアの
ところです。
>>294
将来的なものとしては、電気運転が一番有望であることはかなり以前から分かって
ました。交流電動機も今のバリアブルボルテージバリアブルフリークエンシー機器
のようなものが実現されれば有望なことはわかってました。0系が直流電動機で
コスト覚悟の全電動車となっているのにも理由があります。設備や整備技術は
一度に集中用から分散用には変えられません。ドイツで電車が失敗したのは
機関車向けの設備しかない中で電車を整備するのはコスト、手間で不利だからです。
交流電動機、分散型をやりたくなっても、あらかじめ準備してなきゃシステム
として完成しているモノを変更するのは二度手間です。

石炭ですが、北海道産の石炭が細かく粉炭が多く混じっていたのは港の積み出し設備
で砕けてしまうから、だった時期もありますな。細かくても発電所は許容してくれる
でしょうが、ロコモ-ティブボイラは燃焼率が極端に高い特殊ボイラですんで、
安いからって購入してきた国内産石炭をし使用するには現場にシワが行ったという
ことなのかな。国鉄の石炭を買い付ける部署は非常な苦労の連続だったようです。
そういえばこの部署、特別扱い受けてました。
排気膨張室設置はその通りの理由なんですが、おかげで背圧が上がって損失が。
差し引きで意味無しでした。むしろ損だった例も。重油併燃の理由はここにも
あります。C59127は後ほど。
305蒸気馬鹿一代:01/12/08 17:31 ID:jQPsorzZ
>>295
その簡単な重量計算も精度はあるし、やってみようと思っても簡単にはいかないですよ。
C11は、やっぱり初期型で0.4ですね。
C59、C62ですが、呉ではありません。山陽筋です。比較されたのは重C62と戦前型C59で、
軸重で区別つきますよ。間違いなく軸重由来で機関士の文句が出てきてます。
白河越えもそれでC59が好まれました。ただ時速60km/h以上で走行しつづける限り
出力由来の牽引力の支配下であるためC62が優位で、平坦線の特急ではC62が一番です。

呉でC62が優等列車に使用されなかったのは軸重が14.82 14.96 14.81
の軽C62で粘着牽引力があからさまに低かったからです。というか、読み返しても
呉線は関係なく話してるはずなんですが・・・・。

>>296
それは水に無駄なく伝熱しようとした努力の結果でして、国鉄でも火室最下部のところで
70mm程度としていたものを98mmだかに増やして設計したりしてます。多少は有利に
なります。が、コストとの兼ね合いでペルペア火室とまではしなかった。国鉄で
実験しててくれたらどれだけ有利か言えるんですが・・・・むしろ燃焼室を設けて
完全燃焼と輻射熱の有効利用を図るほうが有効なものです。後でボイラとC59127
の話をしますんで。
306蒸気馬鹿一代:01/12/08 17:44 ID:jQPsorzZ
>>300
>>254は手を動かしているうちに掴めます。やってみて下さい。
後で馬力の計算をするときに使いますし。
>>302
気筒をいじってさらに高性能にしますんで期待しててください。
>>303
天然ガスよりも水素を使いたかったですね。30000cal/kgくらいだったか、
あるんで、積載重量を削減でき、その分水を多く積めるんで。
307オカマスキー:01/12/08 18:09 ID:B19yBAle
>>305
>C59、C62ですが、呉ではありません。山陽筋です。比較されたのは重C62と戦前型C59で、
>軸重で区別つきますよ。間違いなく軸重由来で機関士の文句が出てきてます。

重C62と戦前型C59なら、誰が見ても戦前型C59のほうが粘着性能では優位でしょうが、
呉でも重C62と戦後型C59との比較で後者が優位であった、とか聞いたような記憶が
有ったもので、つい・・・

>ペルペア火室

ステイボルトが内火室、外火室ともシェルと直交するので、特殊な座金が不要なのと、
勾配その他による水面移動が有っても、蒸発面の広さや火室上部の蒸気スペース容積が
あまり変動しない、といったところがメリットでしょう。
308名無しでGO!:01/12/08 18:11 ID:UOn/uGze
技術的な話し半分もわかっていませんが楽しませてもろてます。

ハイテク蒸機がもし実現したとして走行させるとなると、現代では長大トン
ネルの通過が問題になってくると思いますが、現役時代の蒸機が通過してい
たトンネルで一番長かったものはどれぐらいだったんですか?
309オカマスキー:01/12/08 18:57 ID:B19yBAle
>>308
>現役時代の蒸機が通過していたトンネルで一番長かったものはどれぐらいだったんですか?

清水、丹那、仙山、笹子、石北、欽明路・・・
で、上位三つは当初から電化だったと思いますので、笹子の4kmちょっとかな。
石北はかなり後まで蒸機が通っていたかと・・
世界では、
モン・スニ イタリア 1871年開通 12.8km
サン・ゴッダルト スイス 1882年開通 16.3km
シンプロン スイス・イタリア国境 1906年開通 19.8km
いずれも開通当初は蒸気運転でした。
310蒸気馬鹿一代:01/12/08 19:21 ID:jQPsorzZ
>>307
それでしたら勾配ではないですか?発車時は0.3%の差でC62です。
が、勾配では軸配置、従台車の構造、重心からC59が有利になりますんで。

ペルペアは特殊な座金は要らなくとも丸い部分と接合部の応力や板取りで不利です。
これと差し引きすると、やはり水の挙動の有利さしか残らないかと。

>>308
現役時は分かりません。
ハイテク蒸気は重油または軽油が燃料なので、ヂーゼルと変わりません。問題なし
です。火災についても水槽と一緒なので設計次第です。消火も蒸気と水を使用して
簡単に作れるでしょう。青函T通過ではむしろ電車と同じく空気抵抗が問題で、
ボイラーの巨大な蒸気ではどうなるのか。それこそ流線型が必要になります。
やるとするならA4とパシナを足して二で割り、それにパシナ12を足して二で
割った感じになるかと。よく分からない形容ですが。うーん、03の流線型と
マA4を足して二で割りますか?被牽引車の最後尾はテンイ8型のスソを
絞ったような感じになるのかな。
311mi:01/12/08 19:54 ID:oHw3Gsde
高田たかおさんだよ
312オカマスキー:01/12/08 20:10 ID:n3N3eDty
>>301
>それに比べて1軸従台車のC12のバランスの悪さが目立ちますね。

C11のイコライジングが先輪〜第3動輪で左右各1点、
従台車で1点の3点支持であったのに対し、
C12は4点支持で、分割が先輪〜第2動輪で左右各1点、
第3動輪〜従輪で左右各1点であったことが理由として考えられます。
従輪を切り離して単独支持にすれば、第3動輪の軸重減は小さくなりますが、
そうすると今度は従軸重が軽くなり過ぎる不都合が出てくるでしょう。
313名無しでGO!:01/12/08 20:18 ID:Yo7cZTD1
超優良スレにつき特別保全age
314オカマスキー:01/12/08 20:33 ID:n3N3eDty
>>310
>ペルペアは特殊な座金は要らなくとも丸い部分と接合部の応力や板取りで不利です。
>これと差し引きすると、やはり水の挙動の有利さしか残らないかと。

英国のグレート・ウェスタン鉄道は、テリトリーの西寄りが丘陵地帯で
アップダウンが激しいため、ペルペア火室を好んだと言われますが、
米国のペンシルヴェニア鉄道がペルペア火室を好んだのは何が理由でしょうかね?
315蒸気馬鹿一代:01/12/08 20:57 ID:jQPsorzZ
>>311

>>312
親子バネを使えば整備が多少面倒かもしれないし乗り心地も怪しいものの、
切り離さなくとも従輪の荷重をある程度制御できますので改善になったでしょう。
>>314
結局、設計者の趣味かも・・・
316蒸気馬鹿一代:01/12/08 21:46 ID:jQPsorzZ
ボイラーの話。
発生蒸気の重量、つまりボイラ蒸発量Qkg/hは
Q=ΔZ/h
h=S−t
Zは石炭ではW×B×R、液燃ではW1×B1
Δはボイラ効率で、液燃の完全燃焼なら0.8、石炭は以下の朝倉式で。
Δ=1/{1+B〔0.0012+3300(R/H)~4〕}
です。この式は他国で用いられているものとよく近似しているので
安心して使えます。
H 全伝熱面積 平方m
R 火格子面積 平方m
B 燃焼率   kg/平方m毎時
W 石炭発熱量 kcal/kg・・・・今までkが抜けてましたね、すいません。
S 過熱蒸気全熱量 kcal/kg
t 給水温度  ℃
W1 燃料発熱量  kcal/kg
R1 燃料投入量  kg/h

です。全てはこれが根拠になってます。
317279:01/12/08 21:47 ID:V4ypieMo
 レスどうもです。
なるほど、あの論争では、真実は斎藤氏と久保田氏の中間にある、といったところ
でしょうか?この論争が打ち切られたのは、もしかしたら鉄道ジャーナル編集部が
このままでは双方が平行線で決して交わらないと判断したのか、それともおなじみ
の執筆者である久保田氏に遠慮したのか、真相は不明ですね。
 さて、それはともかく日本では普及しなかったマレー式の是非について、いかが
お考えですか?久保田氏のように少量輸入後、改良を加えれば日本でも普及の余地
はあったのでしょうか?
 
318蒸気馬鹿一代:01/12/08 21:51 ID:jQPsorzZ
>>316
R1 燃料投入量  kg/h

でなくて

B1 燃料投入量  kg/h

でした。すんません。
319蒸気馬鹿一代:01/12/08 22:25 ID:jQPsorzZ
>>317
久保田氏は貴重ですから。愛情過多さえなければいいんですが。

マレーは久保田氏の言う通りでいいと思います。雑音が設計屋に入ってなきゃ
どうなったか。米国のプラクティスも8900の設計変更が心理的に邪魔したのか?
ああ、言ってもしゃない気が・・・・
320名無しでGO!:01/12/08 22:42 ID:uA8Ch6Kt
>>306
水素を燃料に使うとなると、熱−炭素サイクルからの脱出ですね。水素の場合は
ボイラを使うと同時に、燃焼で発生した二次燃焼ガスも水蒸気ですので、これも
走行用に使えますよね。ボイラの構造を根本から考え直す必要があるかも知れま
せんね。風力発電と組み合わせて、風力発電の夜間の余剰電力(夜も風は吹いてい
ますからね)を使って海水を電気分解して水素を備蓄することもできますから、あ
る意味では将来性が有るかも知れませんね。
321名無しでGO!:01/12/08 22:45 ID:FipDQplJ
>>306
蒸発量が追いつきますか?
ふと疑問に思いましたが、よく考えてみたら.....。

通常の力行時はいいとして、ボイラ冗長度が辛いような気がしますが、
今の2tくらいのボイラって、昔の蒸気機関車用のボイラと比べたら
びっくりするくらい小さいですからね。

Westinghouse社のフラッシュボイラを使うのも面白そうです。
322takada :01/12/08 22:55 ID:oHw3Gsde
http://www.jrc.gr.jp/histry.html

高田さん記事です
323takada:01/12/08 22:57 ID:oHw3Gsde
蒸気機関車:
 高田さんを知らなければ。。。 といわれた時代がありました
324amateur driver:01/12/08 23:31 ID:sBX++6Cq
>305-306
ベルペアー火室についての解説、ありがとうございます。
なるほど、控が斜めにならない点は気が付きませんでした。
あの交換は見ているだけでもけっこうおおごとだとわかりますので、
保守の面から言えばいいんでしょうね。
製作時にはコストがかさむでしょうが。

>309
ゴッダルドやシンプロンも蒸機運転していたんですか!
驚きました。しかしきつかったろうなぁ・・・・・
ロンドンの地下鉄は入れてはダメでしょうか?
煙を抜く個所がありましたが(笑)

>314
英国は各鉄道の設計の責任者の考えによって
がらりと変わりますね。
このへんは高木宏之氏の著書に詳しいです。
米国ではその点どうだったんでしょう・・・・
325蒸気馬鹿一代:01/12/09 00:01 ID:xkVh+yWM
ボイラー話の続き。
>>316の過熱蒸気全熱量は全伝熱面積の火室伝熱面積、過熱管伝熱面積、煙管伝熱
面積、使用圧から求められます。火室はC51で煙管の単位面積当り2.564倍の熱を
吸収し、過熱管は煙管の0.6410倍程度です。他形式へ煙管の本数を考慮して計算
していくと、実験結果とよく適合してくれます。実験した機種ではE10が最高の
温度だったのですが、それとD52での結果とは24℃の差がでる計算でしたが実験で
は400℃に達したE10、連続では375℃に達したD52と、差は25℃。文句無しです。
でまあ、これで求められた値と蒸気のエンタルピー等の表、給水温度でhが
出ます。同時に蒸気の体積も表から読み取っておきます。

で、いよいよC59127です。C59戦後型は国鉄機では過熱管の面積比が最も大きく、
蒸気の温度は430℃以上に達する見込みで、過熱温度が高いほど効率が上がる
のだから、この点でまず良いボイラーです。
燃焼ですが、石炭の場合、同じ足回り、同じ気筒、同じ負荷ならボイラーが大きい
ほど効率は上がります。>>316のΔを求める式を計算してみて下さい。
C59戦前型ではH=241.3、R=3.27、最大燃焼率が手焚き大型機なのでB=500
C62ではH=244.5、R=3.85、石炭をC59と同じ量くべるとして(3.27×500)/3.85
なのでB=424.6になります。C59は無駄に長い煙管のお陰で効率が求められた値の
0.95倍程度、C62は燃焼室のお陰で1.05倍ほどになります。
すると同じ量の石炭をくべるとC62のほうがQが大きいことが分かります。
これを重視するのがラージエンジンポリシーです。

ところが液燃では完全燃焼させると80%程度でC62だろうがC59だろうが5%以下?
ほどしか変わりません。C59戦後型ではC62と差が無い。つまり斎藤氏の主張である
ところのラージエンジンポリシーは石炭専燃で最も有効で、重油を併燃させたら
半分意味が無くなる話なんです。C59127では全く的外れ。
326蒸気馬鹿一代:01/12/09 00:20 ID:xkVh+yWM
で、C59127は一般のC59に比べて出力が20%増大しました。B=500の
時のC59は戦前型で50%、戦後型が58%くらい?なので、70%以上を
達成していたであろうC59127では熱量基準で石炭をと同じになる程度
の重油をくべた場合はこういう結果になります。戦前型が1290PSなん
で1600PS程度、機関車重量が低いことを考えると石炭焚きのC62と同
じ運用も組めたと思います。というわけで、C59戦前型は駄作ボイラー
ですが戦後型は未知数、127に限って言えば本当に良い機関車です。

D53はこれに倣った巨大なC59として設計しました。
327名無しでGO!:01/12/09 00:21 ID:SAk4ys7p
さて、旅客用のD53の提案ですが、これ以外にも
 汎用プレーリーのC63(ハイテク化して再設計されたC63)
 軽量パシフィックのC64(C57のハイテク化機)
 中型ハドソンのC65(ハイテク化して再設計したC61)
 小型タンクのC13(C12のハイテク化機関車)
 高速軽量旅客用にバルチックのC15(イメージ的にはダブサかなぁ)
 中型貨物用に2−10−0のE50(小型動輪上に火室を乗せる)
 重量貨物用に2−10−4のE51(D53相当のボイラを搭載する)
などが揃うと、ラインアップ完成かな?
328名無しでGO!:01/12/09 00:24 ID:o0TWWcxh
>>326
C59127は、大阪〜米原で電化後も急行「ゆのくに」の牽引にあたっていましたが、
C62どころかEF58と平行ダイヤだったみたいです。
329名無しでGO!:01/12/09 00:28 ID:SAk4ys7p
>>326
C59戦前型ですが、戦後になって小倉工場でC591をはじめ、何両かが戦後型の
ボイラに沿って、再設計されたものに交換されているようです。戦時中の酷使が原因で
ボイラまわりに損傷が激しく、交換に迫られたようで、そのときに燃焼室付きの戦後型
をベースに再設計したみたいです。特に、C60への改造を行うときを利用してボイラ
の載せ替えが行われたようです。
330名無しでGO!:01/12/09 00:49 ID:rv4BE+YN
>>327
>高速軽量旅客用にバルチックのC15(イメージ的にはダブサかなぁ)

最近は編成の短い特急が増えているので、3〜5両くらいの客車を牽引して
130〜160km/hで、ぶっ飛ばすのって好きだなぁ。
速度が2倍になったC11って事ですね。
331蒸気馬鹿一代:01/12/09 01:12 ID:xkVh+yWM
>>320
あとは醸造アルコールの完全燃焼とか。何れにしろレシプロの内燃機関と比べたら
大気汚染も・・・・ものはやりようですね。
>>321
石炭だったらせいぜい2500PSの機関車ですから、そう思うのも仕方ないでしょう
が、液燃で一時間に33105,622kgもの蒸気が発生しますんで。C62の3倍です。
あとは電子制御と運転手、助手の腕前ですわ。フラッシュボイラは面白いです。
ただ条件が心配ですが。
エンタルピ881.2、給水120度、効率80%、600度、20kgです。
>>322
そういやレイルに連載してませんでした?
>>324
ペルペアは応力でヒビが入ったら途端に大変に・・・・
設計は複雑玄妙、やってみないと分かりません。
>>327
C63は楽に再設計できそうです。他はなんとも・・・・想定される牽引重量や線路条件
が掴めないなあ・・・・D53は一応計画図面の段階でD57となるのかな。
E51にしなくとも、新幹線の高速試験で砂代わりに使った樹脂の粒を撒きながら
ならD53で大丈夫だと思います。なんと言っても二気筒でも掛け値無しに5000kw/h
出ますから。あ、合金タイヤも大前提です。D→Eでは牽引力は25%増しですが、
スラスト増大も怖いです。ううんE型だけ、気が進まない・・C13、C15は面白いです。
>>328
そうなっちゃいますか。やっぱりいい機関車だなあ・・・・。
>>329
それは初耳でした。戦争乗り切ったんだから当然の措置なのに気が付かなかった・・・・
反省。
332名無しでGO!:01/12/09 01:27 ID:3LbgkOU4
初めまして。私は、青春時代を缶焚きと蒸気機関車の運転に過ごした元国鉄
機関士です。現在はリタイヤして皆さんと同じ様に列車等の写真を撮りなが
ら過ごしています。最近、真岡鉄道へ行きました。真岡でJRから出向して
いる運転士に聞き捨てならぬ事を聞いたので、その事を書かせて頂きます。
最近、真岡鉄道蒸気機関車運転で、「煙」を出す出さないで、某C写真倶楽
部ともめ事になったと言うものです。この出向者もあきれた表情で語ってく
れたのですが、機関助手が煙を出して欲しいと言う要望にたいして断ったら、
数時間後、専務に呼ばれ怒られた。(なぜ?)
...to be continued
333332の続き:01/12/09 01:29 ID:3LbgkOU4
その後、あるHPにこの事が載った(どうも機関助手の要望らしい)が、こ
の事に腹を立てたこのC写真倶楽部(3人)が真岡鉄道本社に来て文句を言
って帰った。この後、主任機関士が呼ばれ教育論になった様である。勿論こ
の機関助手は再び呼び出され説教をくらった。この経緯を聞いて疑問が多数
でてくる。本来、機関士、機関助手の使命は、「安全かつ正確に列車を運行
する事。」これにつきる。復活蒸気機関車運行と言う事で、「観光」的要素
も含まれるとは思うが、「写真を撮る人の為だけに走っている訳ではない」。
もちろん写真を撮られる方も波及効果として期待してる部分でもあるとは思
います。蒸気機関車運行で煙は必要とは思うが、運転しいる側から見るとこ
れは、煙は恥じべく事です。最近使用されている石炭は、昔私が運転してい
る時代とは、かなり違い高カロリーの無煙炭です。真岡で使用している50
系は冷房が無い為と窓が開く事から、乗客に対して過度の煙は「悪い記憶を
残してしまう」のでは無いでしょうか?懐かしいと思う人は一握りの人達で
はないかと思います(過度の煙に対してです)。又、沿線住民からは煙に対
する苦情が多く、運行中止を要求して来る方も珍しく無いのです。
...to be continued
334333の続き:01/12/09 01:30 ID:3LbgkOU4
最終的に私が言いたいのは、今回の様な件で鉄道ファンの方が乗務員に対し
て文句を言うのは、乗務員を馬鹿にしています。(ましてや煙)。煙を撮り
に来ているのですか?蒸気機関車が好きだからじゃないのですか?力行しな
いところや下り勾配で煙を出している姿を撮るのが必要なのですか?不自然
な写真を撮って何が良いのですか?(今年の真岡カレンダーの「桜」久下田
駅侵入で煙を出させる様な事)
今回のC写真倶楽部は、私も知っていますが、「鉄道ファン」の宮田編集長
が自ら「悪質ファン」と書き込んだ曰く付きの団体です。真岡鉄道管理者も
なぜ彼らの苦情を業務として落としたのかが判らない部分です。真岡鉄道の
カレンダーに何か裏があるようです。今回の「事件」は、真岡鉄道顧問(栃
木県知事・非常勤)真岡鉄道社長(真岡市長・非常勤)真岡鉄道監査役(栃
木県出納長・非常勤)真岡線SL運行協議会に手紙を出して真意を調査して
もらうつもりです。
蒸気機関車が好きな方であれば、私の言わんとする事は理解して頂けると思
っております。乗務員の本来の役責を十分理解して頂き、「煙」は皆さんの
腕でカバーして頂きたいと考えます。
335蒸気馬鹿一代:01/12/09 02:52 ID:xkVh+yWM
>>332-334
私は全面的に同意します。写真を撮ることしか頭に無い人というのは、海外では
蔑まれてるはずです。撮影料を払わずに撮影しようとすると列車を止め、ぐずると
打ち切る例もあるくらいなんで。今まで機構について解説してきましたが、
よくよく理解すれば乗務員の努力が最たるものですが、煙が関係部署のあらゆる
努力を無にするものであることが分かります。黒煙は無駄の象徴で、折角良い石炭
を安く買い付けても無駄になるし、煙管を詰まらせて整備に苦労するし、設計の
苦労もどこへやら。客車も汚れます。>>225で言った通りです。黒煙は嫌いです。
寿命を縮める程の振動の中で「富士の裾野」を実行する乗務員には素直に頭が
下がります。そういった乗務員の誇り、プライド、心意気をも保存しなかったら
真の保存とは思いません。真岡の幹部はこのままでは保存にタッチする資格無
しです。C623のバイオブリケットの件もそう。「どこそこで煙を出せ」と当然
のように要求して乗務員を困惑させた話は各地である。聞くとひたすら嫌な気分
です。たとえ重油のバルブを捻るだけだったとしてもです。

去年八月だったか、午後の磐越物語号に乗りました。起動時のショックは立ってい
ても感じられないほど。スムーズで、感動しましたよ。親子ボックスの向かい側に
連れが居り、カーブで機関車が見えるのに進行反対向きですので見づらそう
でした。子供を見て、自分にああいう時期があったことを思い出してすぐに席を
譲りました。空いていたからでもありますが。カーブで機関車を眺めながら楽しそ
うにしているのを見たりしていると、下るからとはいえ煙が少ないことは普通はあ
りがたいですよ。タバコ吸ってる人以外は長時間煙を吸うと頭痛がしてきますし。
沿線の生活者たちが理解してくれてるからこそ蒸気も舞台があるんです。彼らに
過剰な煙を甘受しろ、と言うのは甘えすぎです。とりとめも無くて失礼。

新設計機関車では完全燃焼にこだわってます。運転では見通しが悪いし、煙管が
煤だらけになれば性能を落とすし、保守も過酷になります。なによりC59127で
燃料噴射の調整に心血を注いだ方々に失礼ですから。過度の煙の要求は蒸気機関車
の存在そのものを侮辱しているように思います。言い過ぎ覚悟。
336蒸気馬鹿一代:01/12/09 03:10 ID:xkVh+yWM
思えば久保田氏は蒸気に自分の青春の情熱と愛情を注ぎ込んだことに
満足感と誇りを持っている。現場と一緒に苦労した人であるし。
そのような人からすれば無責任で論理性を欠く注文ばかりの斎藤氏に
怒りを抱くのも当然で、仕方ないことです。それでも論争では愛情過
多の悪い面がでてますが。

ところで>>332-334氏、良ければ乗務した機関車について使用感を
語って頂けないでしょうか?新設計機関車の参考になるのが大きい
ですが、今時なかなか聞ける話でもないものですから。
お願いします。
337蒸気馬鹿一代:01/12/09 03:16 ID:xkVh+yWM
煙管の掃除・・・・・まだ熱がある火室に潜り込んで圧縮空気をぶち込む
・・・・・ので過酷です。夏場は特に。

>>330
それだと二気筒D53の半分より少し低いくらいの出力が必要ですな。
となると4割でもいいか・・・・三気筒にしないとC11のイメージの範囲には
収まらないっす。うーん・・・
338ふあみりいModeでGo:01/12/09 03:16 ID:oBCyYrRs
>>297
>そのまま引き出せるとは思えない。 私も同感です。走行中。停車ブレーキ扱いの際、
各車両のバッファを充分縮めてリバウンドさせず、自弁はユルメなしとしてまたは
リバウンドしない程度に「保ち」として停車させたはずです。縮めて、次の引き出しに
備えるために。
 ここで、あの圧縮・引き出し法について書かせてください。なんらかの原因で
のぼり勾配(10パーミル以下)上に停止した蒸機の重量貨レを起動させる物凄い技
です。貨車総重量と勾配抵抗と平軸受の起動抵抗との合計が機関車引張力を超える
場合に実践されたそうです。典型的手法は以下のようです。自弁を2〜3秒運転に
して重なりに(貨車のK制御弁は増圧速度が遅いとピストンが動かぬ故5〜60両なら後ろ
3割位は緩解せず)。2〜3m後進・ブレーキ(緩衝ばねを十二分に圧縮)。自弁保ちに
(ゆっくり増圧して軸受抵抗も使いリバウンドをなり難くすると共に引き出し不能
を防ぐ保険か)30秒位。そして、キックオフ!・加減弁をひき発車。
 これは、機関車乗務員の超人技と、低速域での急激な負荷増大によく辛抱
する蒸機の優れた点と、蒸機の自動ブレーキの比較的な優秀さ(片運転台で非総括
制御であるゆえ配管がシンプル故か)とが結実した、特筆されて語り継がれていく
技だと考えております。
339amateur driver:01/12/09 04:27 ID:uDZeUtiX
>332-334
こういう話を聞くと、「またか・・・」と思いますね。うんざりです。

>338
すいません、ケチをつけるような話になってしまうんですが・・・・
海外の先進国では、あまりこういった話を聞いた事がありません。
(もっとも、私が知らないだけかもしれませんが)
日本では限界ぎりぎり、全く余裕がない状態まで機関車の
能力を発揮させるよう要求される局面が多く、
それゆえ乗務員にいろいろな技量が必要とされるように
なったのだと思うのですが、蒸機全盛時代に先進国であった国々では、
そこまで無理をしないで済んだのではないのかと思います。
当時の日本の国情では仕方の無いことなのかと思うのですが、
こういう話を聞くと、血湧き肉踊る思いと同時に、
「貧しいゆえに家計のやりくりする術に長けてしまった」
ような話にも聞こえて、ちょっと物悲しさを感じるのは
私だけでしょうか。
340amateur driver:01/12/09 04:31 ID:uDZeUtiX
>337
某国某保存鉄道のある人は、運転中に火格子の一つが
破損しているのをハケーンし、なんと有火状態のまま取り出したとか。
どうやってやったんだか・・・・・・器用。
341名無しでGO!:01/12/09 06:21 ID:ECFdOgsa
>338
中国の双鴨山で毎日その光景が見られたようです。
駅が25パーミリの勾配上にあるらしい。
もう、DLに変わってしまったのでしょうか?
342オカマスキー:01/12/09 08:51 ID:11mQ0wWx
>>310
>それでしたら勾配ではないですか?発車時は0.3%の差でC62です。
>が、勾配では軸配置、従台車の構造、重心からC59が有利になりますんで。
そうです安登越えの話です。
これって、テンダーファーストで牽引したら、逆にC62のほうが優位になりますかね?

>発車時は0.3%の差でC62です。
0.3%の差は、カタログデータそのままでしょうか?
スターティングのときも、テンダー以降の起動抵抗による、
エンジン部の軸重後方移動って起きないですか?

>>316, >>318, >>325, >>326
良く判りました。
ほとんど理論式のみで理解可能のようですが、この場合、詳しく設計しないと
分からなかった面としては、どんなものが有ったのでしょうか?

>>324
>ペルペアは応力でヒビが入ったら途端に大変に・・・・
>設計は複雑玄妙、やってみないと分かりません。
でも、ペルペアの肩の部分が割れた話は寡聞にして聞いたこと有りませんが・・・
連中としても、それなりのノウハウは蓄積してるでしょうし。
343名無しでGO!:01/12/09 13:31 ID:gvfCZTr1
アゲ。下がるの早すぎ。
344名無しでGO!:01/12/09 13:56 ID:rji72AH3
保全工事
345名無しでGO!:01/12/09 14:40 ID:GQEbzFxK
>>332 >>323 >>334
全面的に同意します。蒸気機関車に対する固定されたイメージしかない人たちが、
運行に関与する(経営者も含めて)ことの情けなさを感じます。真岡鉄道というのは
そんな人が運営する鉄道なのかと思うと、通常の列車運行に対する安全上の信頼性も
ぐらついて来ますね。

>>330 >>337
4-6-4の軸配置で機関車重量を80tに抑えたとして、オハ5両とすれば列車総重量は
250tくらいですよね。限界一杯の牽引両数をオハ6両(換算21車)くらいにすれば
概ね1400〜1600kwくらいで足りそうな気がしますが、いかがでしょうか?
346名無しでGO!:01/12/09 14:43 ID:rji72AH3
age
347名無しでGO!:01/12/09 14:46 ID:6iCOq47K
>>339
>こういう話を聞くと、血湧き肉踊る思いと同時に、
>「貧しいゆえに家計のやりくりする術に長けてしまった」
>ような話にも聞こえて、ちょっと物悲しさを感じるのは
>私だけでしょうか。

私も同感です。
「貧しい故に、収入を増やす事より、家計の遣り繰りをする術に長けてしまった」
とも感じられます。本質的な問題を改善するために政治的な判断を求めるよりも、
技術的な方法だけでんとか片づようとする。これが、我が国を技術水準の高い国に
引き上げたという功績を否定はしませんが、一方で、ある種の精神論に物事を帰属させる
風潮を一般化させたような気がします。
348名無しでGO!:01/12/09 15:55 ID:cI8G38N0
黒煙といえば、戦前戦中、山手貨物線の外回り、渋谷〜代々木間は凄かったらしいですね。原宿構内の皇族用ホームが、「無煙無投炭」区間だったらしく、登り勾配の外回りでは、渋谷手前でガンガン黒煙を出していたそうです。田端の機関助手、庫内手の苦労が偲ばれます。
349コットンウェイ:01/12/09 16:19 ID:OE1FY8zl
332〜334は蒸機系掲示板(「498汁」と「伊奈ほ茶厭」)から
のコピペでしょう。原作者(っていうのか?)本人の書き込みでは無い
と思われ。あ、もし本人だったらスマソ
350名無しでGO!:01/12/09 16:42 ID:eRYHCtNc
保全工事age
351オカマスキー:01/12/09 16:50 ID:WrLJHdSv
>>315
>結局、設計者の趣味かも・・・

そう言ってしまってはミもフタも無い話で、当方としては、
設計者がその方式を好むに至った背景、経緯が気になるわけです。
352オカマスキー:01/12/09 17:00 ID:WrLJHdSv
>>316, >>325, >>326
>Δはボイラ効率で、液燃の完全燃焼なら0.8、石炭は以下の朝倉式で。
>Δ=1/{1+B〔0.0012+3300(R/H)~4〕}
>・・・
>C59戦前型ではH=241.3、R=3.27、最大燃焼率が手焚き大型機なのでB=500
>C62ではH=244.5、R=3.85、石炭をC59と同じ量くべるとして(3.27×500)/3.85
>なのでB=424.6になります。C59は無駄に長い煙管のお陰で効率が求められた値の
>0.95倍程度、C62は燃焼室のお陰で1.05倍ほどになります。
>・・・
>B=500の時のC59は戦前型で50%、戦後型が58%くらい?

仰せの算式と数値で計算してみましたが、
C59戦前型ではB=500の時のボイラ効率が60%、0.95倍でも57%で、
仰せの50%(定置試験結果?)と噛み合いませんが?
C62ではB=500の時のボイラ効率が59%で、D52の定置試験結果の59%と
ぴったり符合します。
ちなみにD51(H=221.5、R=3.27)では算定結果が59%、定置試験結果が55%です。
煙管長6mのC59はボイラ効率が算定結果の0. 85倍程度、
煙管長5.5mのD51は同じく0.9倍程度、
煙管長5.5m、燃焼室長1mのC62は算定結果と1:1で符合、
とすると、
煙管長5.5m、燃焼室長0.42mのC59戦後型(H=217.7、R=3.27)は
算定結果の59%の0.95倍程度、つまり56%程度ってところでしょうか。

>液燃の完全燃焼なら0.8

液燃は常に無条件で完全燃焼なのですか?
火室容積や空気の供給量などとの関係をご教示頂けませんか。
353オカマスキー:01/12/09 17:27 ID:WrLJHdSv
>>279
>なるほど、あの論争では、真実は斎藤氏と久保田氏の中間にある、といったところ
>でしょうか?この論争が打ち切られたのは、もしかしたら鉄道ジャーナル編集部が
>このままでは双方が平行線で決して交わらないと判断したのか、それともおなじみ
>の執筆者である久保田氏に遠慮したのか、真相は不明ですね。

久保田氏の記事が掲載された1999年2月号の発売の約2ヶ月後に、GP出版より
「蒸気機関車のすべて」が発売されていますので、RJ誌を自著の宣伝に使った
感が無きにしも有らず・・
あの本は、もっとご自身の関わった保守・修繕に加えて、国鉄の設計者各位の個性や
手法、考え方といった、部外者が知り得ないことを中心に書くべきでした。
海外蒸機や発達史のセクションは、かえって本の価値を下げていると思います。

>さて、それはともかく日本では普及しなかったマレー式の是非について、いかが
>お考えですか?久保田氏のように少量輸入後、改良を加えれば日本でも普及の余地は
>あったのでしょうか?

国産化が一応確立した1927年頃の単式3シリンダーが「少量輸入後の改良」で
成功しなかったことより見て、それより15年前、国産立ち上げ期の1912年頃の時点で、
マレー式の「少量輸入後の改良」が成功するとは素人目にも思えませんが、
いかがなものでしょうか?
354オカマスキー:01/12/09 17:32 ID:WrLJHdSv
>>352
>煙管長5.5m、燃焼室長1mのC62は算定結果と1:1で符合、

すみません、間違えました。
煙管長5m、燃焼室長1mのC62は算定結果と1:1で符合、
でした。どうもお手つきが多いな。
355オカマスキー:01/12/09 17:53 ID:WrLJHdSv
>>332-334, >>335
当方もこればかりは全面的に同意します。
356オカマスキー:01/12/09 18:04 ID:WrLJHdSv
>>340
>某国某保存鉄道のある人は、運転中に火格子の一つが
>破損しているのをハケーンし、なんと有火状態のまま取り出したとか。
>どうやってやったんだか・・・・・・器用。

揺火格子でなく固定火格子なら1本ずつになってますので、
灰箱に落ちたのなら、下の灰戸から掻き出したか、
あるいは燃えている石炭をポーカーで脇にどかして、折れた火格子棒を引っ掛けて
焚き口から取り出したか、のいずれかでしょう。
357オカマスキー:01/12/09 18:14 ID:WrLJHdSv
>>339
>こういう話を聞くと、血湧き肉踊る思いと同時に、
>「貧しいゆえに家計のやりくりする術に長けてしまった」
>ような話にも聞こえて、ちょっと物悲しさを感じるのは
>私だけでしょうか。

当方はこれにも全面的に同意します。
358蒸気馬鹿一代:01/12/09 18:17 ID:xkVh+yWM
>>340
どうやったらいいんだか?豪快だなあ・・・・。
>>342
安登越えでしたか。なるほど。テンダーファーストでしたら・・・・・おっしゃる通り
C62かもしれないです。実際、逆行運転は何本かあったですよね?
0.3%の差はカタログデータです。実車では殆ど意味が無い差です。
引き出しの軸重後方移動は起きるんでしょうが、腕で何とでもできるように
思えるので詳しく考えたことはありません。
>>316, >>318, >>325, >>326の話では完結してないです。平均有効圧から馬力
を求めるところまでを検討しないと、どこがネックなのか、数字の意味などは
分からないです。各形式で各部計算してみないと・・・・たとえば軽C62はシリンダ
直径を小さくしましたが、60km/hあたりより上を常用する場合を後で計算
しますので・・・・
ペルペアは初期はヒビ入ったこともあるのかな・・・と思っただけの戯言ですんで。
359蒸気馬鹿一代:01/12/09 18:44 ID:xkVh+yWM
>>345
まずはC11をそのまま強化して計算すると1150kwなのかな?シリンダを無視した
荒い推測なので、燃焼室もつけて考えてみます。
>>349
そんなとこ知ってたらさっさとコピペしてます。書き込みの時間を見てください。
苦労して書いてなかったらオカマスキーさんの指摘にあるようなミスはやってない
です。そもそも満鉄で検索したら真っ先にエロが出てきて以後蒸気を検索する
気力を失ったのが・・・・・鬱
これくらいの話なら県立クラスの図書館で国鉄の資料を漁れば出てくると
思いますが。

>>351
残念ながら私はそれ以上分かりません。そういわれてもなあ・・・
>>352
何かの数字とこんがらがって集中力が落ちてたもので検算しませんでした。
C59戦前型は0.833で50%です。D52、C62は機械焚きなので500ではないです。
600です。煙管の長さだけでは効率は推測出来ません。火室などの伝熱面積の
比を考慮しなくては。後は火室容積です。液燃では容積が大きい要因です。
空気との混合が完璧で、煙管に入るまでに燃焼が終わってるなら80%です。
C59127ではこのとき200kg/立方m毎時程度です。D53は300弱なので酸素分離吸気
を言ったわけです。
360オカマスキー:01/12/09 21:01 ID:s75Wsb6z
>>358
>安登越えでしたか。なるほど。テンダーファーストでしたら・・・・・おっしゃる通り
>C62かもしれないです。実際、逆行運転は何本かあったですよね?

ご賛同感謝。逆行運転は広島〜広の夕方の通勤(退勤)列車でした。
C59限定運用は、寝台急行の「音戸」「ななうら」だったと思います。
夏期以外は撮影時間帯を外れているので、むしろD51をこれらに充て、
C59とC62(重、軽)は昼間の列車に使って欲しかった・・・はるか昔の話。

>>359
>液燃では容積が大きい要因です。
>空気との混合が完璧で、煙管に入るまでに燃焼が終わってるなら80%です。
>C59127ではこのとき200kg/立方m毎時程度です。

ご教示感謝。C59戦後型の火室容積が4.84立方mですから、
200×4.84=968 (kg/h)
Q=ΔZ/hの分子のΔZに着目すると、
重油焚きでは
10000×968×0.8=7,744,000 (kcal/h)
石炭焚きでは
6000×600×3.27×0.56=6,592,000 (kcal/h)
7,744,000÷6,592,000=1.17倍
おおむね良く符合しますね。
361名無しでGO!:01/12/09 21:02 ID:NX5USSqK
>>345
C11よりも少し軸重を増やしてもいいのでは?
空車で、先台車で14t、動軸で44t、従台車で12t
これに、燃料4t、水9tくらいを搭載する。
この程度のサイズで、火室を後ろにずらして、広火室に
すれば、なんとかならないかなぁ。
362名無しでGO!:01/12/09 21:03 ID:rji72AH3
すごいスレだ...
363名無しでGO!:01/12/09 22:08 ID:2qQO9q65
ここが倉庫に逝ったら悲しいから、ageます。
364非会員:01/12/09 22:49 ID:CFNhjr6Y
age
365名無しでGO!:01/12/09 23:09 ID:ABDTgoYU
ageないと倉庫に入っちゃう。動態保存だ!
366amateur driver:01/12/09 23:10 ID:17HEAcTs
>です。そもそも満鉄で検索したら真っ先にエロが出てきて以後蒸気を検索する
>気力を失ったのが・・・・・鬱
悪いけどハケ?シクワラタ
367名無しでGO!:01/12/09 23:27 ID:bRh/R5Hf
そういえが、3セク化された盛岡〜青森って架線外してしまうなんて
話がありましたよね。そうしたら電気運転から蒸気運転に戻すという
前提で考えるのも楽しいかも知れませんね。
368名無しでGO!:01/12/09 23:34 ID:rLIEU6va
>>367
そしたら奥中山にD51&C61をぜひ
369蒸気馬鹿一代:01/12/09 23:35 ID:xkVh+yWM
うーん・・・・
昔計算した結果を整理して計算しなおすだけでいっぱいいっぱいでした・・・・
C62の計算結果を書き込むのはまだ先になりそうです。すんません。では計算
のための資料から。C52は給水加熱器に原因した事故もあって廃車解体にいたった。
C57のボイラー自体は17kg圧に対応したものとなってます。C58と同じく将来の
増圧のためです。8620は初期型で輪心ほ歪みが発生、ために強化して増備を続けられ
た・・・・だのに老朽C51で同じ事態になりましたな。

戦前、御殿場で補機をやっていたD50はC51に付き合って90km/h超の速度を出した
こともあったのですが、戦後は制限がかかって出さなくなりましたな。回転数は
341を越えていたということで。設計は70km/hだから相当なもんです。
以下計算式
X=(100Y)/(6Zπ)
Y=(6XZπ)/100
Z=(100Y)/(6Xπ)

X 動輪回転数/分
Y 時速 Km/h
Z 動輪直径 m
370蒸気馬鹿一代:01/12/09 23:54 ID:xkVh+yWM
「約分してない!」という突っ込みは勘弁・・・・

>>366
ええ、笑って下さい。

>>360
重量機の天国でしたね、あそこは。しかしC62の本線での逆行運転は不気味です。
C59127ですが、発生する蒸気の体積が大きくなるため適正カットオフが大きく
なり、機械効率が大きくなるので、動輪周では1.17より大きくなります。
>>367-368
D53一両で充分なんだけど・・・・500t牽引、20パーミルで均衡速度が110km/h・・・
25でも87km/hですし。でも面白いです。
371名無しでGO!:01/12/09 23:59 ID:0S20O3i0
>>370
旅客はそれでOKとして、1200tのコンテナ列車はD53の重連で大丈夫かなぁ。
372蒸気馬鹿一代:01/12/10 00:10 ID:oBw52DBH
>>371
単機で5Gw/hなので、1200t牽引を重連でやると10Gw/hです。6Gw/hのEF200、
4Gw/hのEH500と比べたら、どう考えてもスピードアップしてしまいます。
大丈夫ですよ。
373名無しでGO!:01/12/10 00:14 ID:HgXCZvrR
蒸気機関車の話とついでに、
小型のフラッシュボイラを搭載して、先頭車の半分くらいを機械室&燃料庫にして、
水は床下タンクにという形式で、あとはサハ2両とクロハ1両で4両編成で蒸気動車が
作れると楽しいですね。効率云々は別として35気800℃くらいの蒸気を発生させて
小型2シリンダを位相角180℃で2組み付けて、ぞれぞれを90°の位相をつけた
インサイド・ロッドで結べば高速回転にも耐えられそうなので、動輪直径も小さくでき
るかも知れません。これに振り子台車を履かせて160km/hでぶっ飛ばすと考えただけで
わくわくしそうです。
374名無しでGO!:01/12/10 00:17 ID:Zn5wnqoj
>>373
動力車の形式はどうなるんでしょうかね。
クジハとか?
375蒸気馬鹿一代:01/12/10 00:31 ID:oBw52DBH
>>373
蒸気動車ならその形式の缶を安心して使えそうですね。
160km/h、φ860mmでは1248.90回転・・・・700程度までならドイツで検証されてい
るんですが・・・・せめてφ910mmにすべきなのかな?933.24回転?なんで見込み
あるかも・・・・
376名前はない:01/12/10 00:45 ID:5RsdmqMj
初心者で申し訳ないのですが、どうして都市近郊の快速列車はC11が多用されたのですか?
単純に考えれば、C59やC62に軽い列車をひかせればそれだけ楽に加速できて早いと思うのですが。
単に機回しの問題だけなんですか?
もしそうだとしたら、C62の缶を持ったタンクロコって、発想がなかったのでしょうか?
377名無しでGO!:01/12/10 00:52 ID:w5GxmO9p
>>373 >>375
動力部の床をかさ上げすれば、1120mm動輪くらいは可能でしょう。
これなら、800rpmで168.8km/hです。ただ、問題はコンデンサと
重量だなぁ。所要出力を900kwとして60tくらいに収まるか?
378名無しでGO!:01/12/10 00:55 ID:DziduYx7
>>373 >>375 >>377
1000kw程度の小型の蒸気タービンなんて重量は大したこと無いから
いっそのこと電気式にするのも一つの方法では?
もちろん、VVVFで籠型三相誘導電動機を回すんだけどね。
379蒸気馬鹿一代:01/12/10 01:53 ID:oBw52DBH
所要出力は
加速度A(km/h/s)は細かい理論を省くと列車重量W(t)、列車抵抗R(kg)
のとき牽引力がFなら
A=(F−R)/(30.0W)
だったかな。30.0という所は在来線で30.9、新幹線で28.35を取る。30.0は一般に
ということで。

列車抵抗は新幹線200系で速度V(km/h)として
明かり区間で
R=1.175+0.01540V+0.0000901V^2
トンネル区間では
R=1.448+0.00531V+0.0002403V^2
という式が用いられてます。
在来線ではもう少し違う式だがハイテク蒸気なんで200系の式で間に合わせても
問題ないと思います。ほんとは断面積だの形状だのと煩いものの、200系より
断面は小さいし速度も低いですし。あんま根拠になってないけど。

トン当りの曲線抵抗Rc(kg/t)はJR使用の簡単な式で行くと半径r(m)で
Rc=800/r
勾配抵抗はnパーミルでは近似で
t当りn(kg)

で、出力とFの関係は出力L(PS)、速度をV(km/h)として
F=(270L)/V
です。KWで出したいなら270を367に置き換えて計算。
そして
L=FV/270
とすれば出力が。
想定した列車ごとに計算してみて下さい。
380蒸気馬鹿一代:01/12/10 02:05 ID:oBw52DBH
>>376
大型機ではコストの問題もありますし、短時間なら1520mm動輪でも
90km/hで運転できました。だからこそタンクとキャブがバラバラに
振動して鉄骨アーチをかけるはめにもなってます。加速度は
被牽引車が軽量なこと、粘着牽引力もc62特急などと比べても見合う
くらいはあったこと、蒸気は短時間なら無理が利くこと等等の
理由でしょうか。C62の缶はタンクロコには載せ辛いです。E10でも
火室周りの前後長を短くして載せているほどですから。C型でやると
従輪が増え過ぎて結局はC56のような炭水車を持ったテンダー機にな
ると思います。
381蒸気馬鹿一代:01/12/10 02:16 ID:oBw52DBH
軸重16tの路線を16.8tなんて中途半端にオーバーした軸重の機関車が走って
ますが、あれは元々は蒸気機関車の動輪が5%の余裕を与えられていたからで、
それが電機やディーゼル機に適用されているんです。ですからD53も最大16.8t。
18t許容というのはそのまま動輪の制限のようで、F級で108tなんて機関車も
ありますな。
382蒸気馬鹿一代:01/12/10 02:29 ID:oBw52DBH
>>325の訂正です。
>実験した機種ではE10が最高の
>温度だったのですが、それとD52での結果とは24℃の差がでる計算でしたが実験で
>は400℃に達したE10、連続では375℃に達したD52と、差は25℃。文句無しです。

はこれでは瞬間値です。

>実験した機種ではE10が最高の
>温度だったのですが、それとD52での結果とは24℃の差がでる計算でしたが実験で
>は連続390℃程度のE10、連続368.5℃程のD52と、差は21.5℃。少し精度が甘いですが。

が正しかった。またまた反省。お詫びします。
383オカマスキー:01/12/10 08:07 ID:kWdPVHkK
>>359
>C59戦前型は0.833で50%です。D52、C62は機械焚きなので500ではないです。
>600です。煙管の長さだけでは効率は推測出来ません。火室などの伝熱面積の
>比を考慮しなくては。後は火室容積です。液燃では容積が大きい要因です。

最大能力を比較するならD52、C62は機械焚きで算定しなくてはならないでしょうが、
機械焚きだとシンダロスが増えそうなので、同じ手焚きでB=500に統一したほうが、
ボイラーの特性を比較しやすいと思ったもので。
それに、朝倉氏の算式自体、米国ペンシルヴェニア鉄道アルトゥーナの試験所で
1900年代に試験した6〜7形式の平均を取った実験式なので、プラクティスの異なる
日本国鉄蒸機にはそのまま当てはまらない気もしますし。
C59(戦前型), D51, D52(手焚き)のボイラー効率は大井試験所でのデータ有り。
C62(手焚き)はD52(手焚き)と同一、C59(戦後型)のみ当方の勘です。

>>370
>C59127ですが、発生する蒸気の体積が大きくなるため適正カットオフが大きく
>なり、機械効率が大きくなるので、動輪周では1.17より大きくなります。

蒸機の効率で一番のネックであるシリンダー効率はどうなるか、
計算の続きが楽しみです。
384名無しでGO!:01/12/10 16:51 ID:kTH+kgSM
あげ!
385蒸気馬鹿一代:01/12/10 18:28 ID:oBw52DBH
>>383
そうでしたか。ボイラー能力でしたらそれで正解でしょう。
朝倉式はボイラー効率算定式の
A、工学的に正確さを追求したもの
B、実用上、余裕を持って能力を現し、必要充分な精度を持ちながらなるべく
簡単にした実用式

の二つがあって、朝倉式はBに属するものです。
先にC51の火室は2.56・・・・という話をしましたが、Aに属する式として横堀式、
岡本式の二つが私の手元にあります。岡本式は切り込み炭7500kcal/kg以上
でしか適用できず、戦中に問題となり占領期にD51で実験、他形式のケースを
推測する基準として横堀式が導き出されました。ただ詳しい論や考察を示す
ような資料が手元に無く使う気にはなりません。資料を紹介していただくか、
持っている方に考察等を書き込んでいただけると有難いのですが。
ただ朝倉式は試験台での成績の詳細からボイラー特有の比を計算しておけば
燃焼率を上下させる場合は充分に使えると思います。
プラクティスですが、それは無視して寸法のバランス等から考えるのが
正解かと思います。
386蒸気馬鹿一代:01/12/10 18:30 ID:oBw52DBH
>>385続き。
燃焼室を持つボイラーですが、国鉄で採用をしぶった理由の最たるものとして
昭和7年頃のD50、C51での現車試験で成績が悪く、逆に燃焼室を縮めて過熱管の
長さを伸ばしたら成績が上がってしまったことにあるのかもしれません。5、6%
も向上しては疑問に思って採用をためらうのも無理はないかと。
昭和8年に大阪鉄道局でC51の現車試験では石炭消費で3%の改善があったため、
減価償却を考えても相当の利益あり、保守上も有効・・・・とされましたが、構造の
複雑さ、昭和7年の試験などの理由が頭にありますからね・・・
D52で採用されたのは重量配分を良くすることと、低質炭の使用を余儀無くされる
以上は火室容積と火床面積の比率を取らなければならないからです。
C5979、80でシュミットEと燃焼室を採用したのは、D52で燃焼室を採用するので
比較したこともあるのでしょうが、川崎の提案で満鉄のプラクティスを入れて
みたというところ。設計が拙いというより、石炭の質が悪すぎて駄目だったような
印象です。管も特別なものを使用しなければならず、混乱期にあっては無理が
ありますし。ただし戦後型とともに燃焼室無しの場合に比べて煙管の火室がわ
の端の整備がやり易いため保守から設置の要望があって、そのために先の小倉
工場での話となったのだと思います。原因としては燃焼が進んでから煙管に燃焼
ガスが入るため煤が少なく、火室伝熱面が大きく、煙管に達するころにはガス
の温度が少し低いと推測されるのでそのためでしょう。
大井試験所での数値の詳細を書いていただけませんか?データは少しでも多い
ほうが良いのです。お願いします。
日本型の問題は、シリンダ効率というか、平均有効圧の0,9等と取る数字の問題
というほうが分かり易いです。算定の詳細と最終的な出力の算定の話は今纏めて
ますんで少しお待ちを。
387蒸気馬鹿一代:01/12/10 19:07 ID:oBw52DBH
あっという間に下がるなあ・・・・
排気膨張室について。C51で現車試験をやったところ石炭消費で2.2%とか。3.2%
の改善があって採用に至ったわけですが、ボイラー台と左右フレーム間の鋳物と
一体型として設けられたために排気ツナギ管を廃することが出来たため、同時に
排気ツナギ管の亀裂による漏れで機関士からの前方見通しが悪くなることが無く
なりました。この点は評価しないでもないが、材質や取り付けの改善でも良い
わけで、△ですな。

この現車試験結果を元にした議論では門司鉄道局が「真空度の不平均は発車後
85秒から120秒までで、実際の運転では不都合が無い」という意見を。
東鉄で前記の「優秀な成績」が上がったことから力関係もあるかもしれない。

どうも国鉄は試験だけは盛大にやってたんですが、試験そのものや、全体へ
波及される段になって色々あったようで。そういや廃車に」なった4100、
郡山工場で状態の良いものが水圧破壊試験をやってます。40kg/cm^2までです。
見事ひしゃげたそうで。

色々
388名無しでGO!:01/12/10 20:10 ID:xKg8s4E7
話の腰を折ってしまうような厨房質問ですけど教えて下さい。
蒸気の軸配置には色々な愛称?がついていますがその種類を教えて欲しいのです。

自分が知っているのは
ミカド・・・2-8-2
バークシャー・・・2-8-4
モーガル・・・2-6
パシフィック・・・4-6-2
プレリー・・・2-6-2
ハドソン・・・4-6-4
くらいです。

また軸配置を表す時に「2-8-2」と「1D1」の二通りありますが
一般的なのはどちらでしょう?
389非会員:01/12/10 20:21 ID:lnx5lJ9W
>>388
国鉄的には「1D1」アメリカ型ファン的には「ミカド」
古株のモデルマニア的には「2-8-2」でせう。
390蒸気馬鹿一代:01/12/10 20:44 ID:oBw52DBH
4-8-4を採用した機でそのまんまフォーエイトフォー、FEFなんて呼んだ機が。
好きな機関車です。これはナイアガラでいいんですよね?どの範囲の人間が
そう思ってるんだか掴みかねるんですが。

2D1・・・マウンテン
391オカマスキー:01/12/10 21:19 ID:50cOqkUz
>>325
>燃焼ですが、石炭の場合、同じ足回り、同じ気筒、同じ負荷ならボイラーが大きい
>ほど効率は上がります。>>316のΔを求める式を計算してみて下さい。
>・・・
>すると同じ量の石炭をくべるとC62のほうがQが大きいことが分かります。
>これを重視するのがラージエンジンポリシーです。
>・・・
>ところが液燃では完全燃焼させると80%程度でC62だろうがC59だろうが5%以下?
>ほどしか変わりません。C59戦後型ではC62と差が無い。つまり斎藤氏の主張である
>ところのラージエンジンポリシーは石炭専燃で最も有効で、重油を併燃させたら
>半分意味が無くなる話なんです。C59127では全く的外れ。
>・・・
>>359
>液燃では容積が大きい要因です。
>空気との混合が完璧で、煙管に入るまでに燃焼が終わってるなら80%です。
>C59127ではこのとき200kg/立方m毎時程度です。D53は300弱なので酸素分離吸気
>を言ったわけです。

スミマセンが、ちょっと引っ掛かってるもんで・・・
え〜、石炭専燃でも、完全燃焼なら、ボイラー効率は80%程度になりますよね。
燃焼率は低いですけど。
そこから燃焼率を上げてゆくに従って、主としてシンダロスのため、ボイラー効率が
ほぼリニアに下ってゆくワケですよね。
次に、重油専燃のC62を造ったとします。
火室容積はC59127が4.84立方m、C62が7.0立方m(甲缶)ですから、完全燃焼の上限は、
200×4.84=968 (kg/h)
200×7.0=1400 (kg/h)
で、重油専燃のC62で完全燃焼する量の重油をC59127で燃やすと、
当然不完全燃焼となって、ボイラー効率は落ちますよね?
とすると、やはり石炭専燃と同様、ラージエンジンポリシーのイミが有るってことに
なりませんかね?
少なくとも、酸素分離給気をしない前提では。
あと、ラージエンジンポリシーを最初に主張したのは斎藤氏じゃないと思いますケド。
392オカマスキー:01/12/10 21:22 ID:50cOqkUz
>>369
>戦前、御殿場で補機をやっていたD50はC51に付き合って90km/h超の速度を出した
>こともあったのですが、戦後は制限がかかって出さなくなりましたな。回転数は
>341を越えていたということで。設計は70km/hだから相当なもんです。

戦後でも、瀬野八で特急かもめの補機のD52は、広島から安芸中野あたりまでは
C59, C62に引きずられて90km/h超の速度を出したとのことです。
常用最大回転数300rpmの設計なら1400mm動輪では79km/h、約80km/hです。

>>370
>重量機の天国でしたね、あそこは。しかしC62の本線での逆行運転は不気味です。

C62もですが、C59のタッパの高いテンダーが小屋浦あたりのトンネルからヌ〜ッと
出てくると、かなりキモイと思います。C62は写しました。C59は見てなくて幸い?
393オカマスキー:01/12/10 21:26 ID:50cOqkUz
>>385
>横堀式、岡本式の二つが私の手元にあります。

大井試験所に居られた横堀進、岡本一雄両氏のことですね。
横堀氏は、数年前にコンタクトを試みたところ、すでに物故されていて残念でした。

>ただ朝倉式は試験台での成績の詳細からボイラー特有の比を計算しておけば
>燃焼率を上下させる場合は充分に使えると思います。

そのまま使うのは考え物ですが、試験台成績と照合して適宜修正を加えるなら、
当方もそれで良いと考えます。
>>352, >>354はそういうつもりでした。

>プラクティスですが、それは無視して寸法のバランス等から考えるのが
>正解かと思います。

当方のは、H/Gとかの数値割合も含めた、広義のプラクティスです。
ときに、朝倉氏はもともと独逸びいきなためか、G (grate area) でなくR (Rostflaeche) ですね。
Hは英語 (heating surface) 、独逸語 (Hitzerflaeche) とも同じイニシャルですが。
アルトゥーナのデータを使わざるを得なかったのは、当時の独逸に定置試験台が無かったからでしょう。
独逸、仏蘭西とも大井よか後年の設置でしたから。

>>386
>C5979、80でシュミットEと燃焼室を採用したのは、D52で燃焼室を採用するので
>比較したこともあるのでしょうが、川崎の提案で満鉄のプラクティスを入れて
>みたというところ。設計が拙いというより、石炭の質が悪すぎて駄目だったような
>印象です。

当方も、川崎主導だったと思います。
ダメだった理由は、煙管、特に大煙管のA/Sレシオがプアなためかと思ってました。
394オカマスキー:01/12/10 21:28 ID:50cOqkUz
>>386
>大井試験所での数値の詳細を書いていただけませんか?データは少しでも多い
>ほうが良いのです。お願いします。

デハ、ご要望に応え、
業務研究資料 第28巻第23号 D51198
鉄道業務研究資料 第2巻第14号 C591
鉄道業務研究資料 第3巻第18号 D521のグラフから、
燃焼率  100  200  300  400  500  600
C59   72.5  67.0  61.5  55.5  50.0  44.5
D51   78.0  72.5  67.0  61.0  55.0  49.0
D52   76.5  73.0  69.5  65.0  59.5  不明
テナ所でしょうか。
395オカマスキー:01/12/10 21:29 ID:50cOqkUz
>>388
英米式(ホワイト式) 2-6-0 (ツー・シックス・ノー、またはツー・シックス・オー)
米式 モーガル
独逸式 1’C (主台枠に対して揺動可能な軸にはダッシュを付ける)
仏蘭西式 130
日本国鉄式 1C

0-4-0 フォー・カップルドホイール・スイッチャー
0-6-0 シックス・カップルドホイール・スイッチャー
0-8-0 エイト・カップルドホイール・スイッチャー
0-10-0 テン・カップルドホイール・スイッチャー
2-4-0 ?
2-6-0 モーガル
2-8-0 コンソリデーション
2-10-0 デカポッド
2-4-2 コロンビア
2-6-2 プレーリー(テンダー機)、シックス・カップルド・ダブルエンダー(タンク機)
2-8-2 ミカド、カルメット、マッカーサー(第2次大戦中)
2-10-2 サンタフェ
2-12-2 ジャヴァニック
2-6-4 アドリアティック(テンダー機)、シックス・カップルド・ダブルエンダー(タンク機)
2-8-4 バークシャー
2-10-4 テキサス
4-4-0 アメリカン、またはエイト・ホイーラー
4-6-0 テン・ホイーラー
4-8-0 トゥエルヴ・ホイーラー
4-10-0 マストドン
4-4-2 アトランティック
4-6-2 パシフィック
4-8-2 マウンテン
4-10-2 サザン・パシフィック
4-12-2 ユニオン・パシフィック

4-4-4 リーディング
4-6-4 バルチック(欧州型、タンク機)、ハドソン
4-8-4 ノーザン、グリーンブライヤー、ポコノ、ナイヤガラ(鉄道によって異なる)
4-10-4 サザン・パシフィック
4-12-2 ユニオン・パシフィック
ぐらいしか思い浮かびませんが。
それぞれ由来が有り、長くなるので、この辺で。
396名無しでGO!:01/12/10 21:41 ID:fLv4btHL
1234
397オカマスキー:01/12/10 21:48 ID:50cOqkUz
>>395
>4-4-4 リーディング
これもテンダー機です。
タンク機の場合は、フォー・カップルド・ダブルエンダー。
満鉄の「ダブ○」は、ダブルエンダー(両端式)に由来しています。
398388:01/12/10 21:48 ID:xKg8s4E7
非会員さん、蒸気馬鹿一代さん、オカマスキーさん。
即レスありがとうございました。
大変勉強になりました。
399オカマスキー:01/12/10 22:31 ID:50cOqkUz
>>388
あと英国の古典機で
0-2-2
2-2-0
2-2-2
4-2-0
4-2-2
4-2-4(タンク機)
6-2-0
といったシングル・ドライバーや、
0-4-2(テンダー機、日本にも有った)
0-4-4(タンク機)
0-6-2(テンダー機、タンク機とも、日本にも有った)
0-6-4(タンク機)
0-8-2(タンク機)
0-8-4(タンク機)
なんてのが有りましたな。
2-2-2-0
2-2-2-2
4-2-2-0
これらは真中の2つが動輪(連結棒でつながっておらず、外側と内側のシリンダーで
別々に駆動される、いわゆるダブル・シングルというやつ)でした。
この変形で
2-2-4-0(タンク機)
なんてのも有りました。
そろそろ蒸機摩境に接近・・・
400オカマスキー:01/12/10 22:34 ID:50cOqkUz
>>399
蒸機摩境でなく蒸機魔境でした。
ついに400到達。
イヤハヤ慶賀至極。
401蒸気馬鹿一代:01/12/10 23:05 ID:oBw52DBH
>>391
石炭では理論上0kgに限りなく近づけると92%だかで80%ではないです。シンダロ
スはD50では100kg/m^2/hで2%ほど、250g/m^2/hで10%ほどだったと思います。
COの損失は助手の腕で0%に近いものになりますが、どうしようも無いのが生成され
る水等の損失で、重油でもこれの割合を勘案補正して80%としてます。充分高温だ
と85%に達するようですが、安全値だと思って下さい。重油燃焼率ですが、C59127
の200kg/m^3/hという数字が最大かどうかは当方検証不能で確定的なことは言えま
せんが、空気供給や混合の改善工夫で上を狙えると推測します。燃焼室設置をする
ならC57でも1620PSを出せそうなものですし。

a;重油専燃のC62で完全燃焼する量の重油をC59127で燃やす時、
「空気供給や混合が一緒の条件ならば」仰る通り不完全燃焼となって効率は落ちます。
b;通常の石炭焚きの時には
「同じ出力を狙うなら大きいボイラーのほうが効率が良い」
c;重油専燃で完全燃焼のとき、同じ出力を狙う限り
「大きくても効率では殆ど有利にならない」

私はラージエンジンポリシーについてbのような理解をしていましたが不正解でしたか?

>>392
戦後でも出してましたか。D50は設計で常用最大が70Km/hです。D51以降
の85km/hとは違います。
考えたらC59のテンダーのほうが後端のタッパがありますね。やな光景です。
>>393
物故ですか・・・残念です。朝倉式の取り扱いへの賛同有難うございます。

>H/Gとかの数値割合も含めた、広義のプラクティスです。

それなら同意です。読み取りが浅かったです。すみません。独逸贔屓は
国家的なものもあるので鉄板ではあんまり言いたくないです。

C5979、80の場合、時期が悪かったと思います。できることなら7500kcal/kg
の切り込み炭をくべてやりたかった。そうすればA/Sレシオがプアでも
米並の成績になったかもしれないので。米もプアな傾向では?
402オカマスキー:01/12/10 23:08 ID:50cOqkUz
>>395
またやってしまった。
>4-10-4 サザン・パシフィック(←間違いです)
>4-12-2 ユニオン・パシフィック(←ダブりです)
ごめんなさい。
403蒸気馬鹿一代:01/12/10 23:10 ID:oBw52DBH
>>394
非常に参考になります。感謝。
404蒸気馬鹿一代:01/12/10 23:27 ID:oBw52DBH
>>401で単位間違いました。

三行目>250g/m^2/hで10%ほどだったと思います。

でなくて>250kg/m^2/hで10%ほどだったと思います。

でした。間違い多くてすみません。
405蒸気馬鹿一代:01/12/11 02:02 ID:E2L3IDKS
メモが出てきたんであげついでに。
国鉄で平坦線を走ると成績では1キロ当たり10kgから20kgの石炭を消費・・・という
ことのようです。またC59、C62では京都から広島まで10t?ほど消費して400kmを
ロングラン。特急牽引で、冬は蒸気暖房に水を取られるために水槽が3t分大きい
C59を用いた。C51では京都から下関までを燃料補給無しでロングラン。
406名無しでGO!:01/12/11 06:23 ID:YWXlERwo
age!
407蒸気馬鹿一代:01/12/11 06:51 ID:E2L3IDKS
朝から訂正ウツ・・・・・
>>359
>>>349
>そんなとこ知ってたらさっさとコピペしてます。書き込みの時間を見てください。
>苦労して書いてなかったらオカマスキーさんの指摘にあるようなミスはやってない
>です。そもそも満鉄で検索したら真っ先にエロが出てきて以後蒸気を検索する
>気力を失ったのが・・・・・鬱

と言っちゃってますが、読み返したら自分に向けて書かれたと勘違いした無様な
俺・・・・・あふぉだ・・・・

さらに>>385

>先にC51の火室は2.56・・・・という話をしましたが、Aに属する式として横堀式、
>岡本式の二つが私の手元にあります。岡本式は切り込み炭7500kcal/kg以上
>でしか適用できず、戦中に問題となり占領期にD51で実験、他形式のケースを
>推測する基準として横堀式が導き出されました。

と言ってるもののこれもウソというか勘違いと言うか・・・
目が覚めて何となく探したら資料が出てきてまっつぁお。

正確には岡本式は切り込み炭に限らず使えるのですが式が炭種によって一部数値を
変更しなければならず、煩雑になるので研究を重ねて一般式をはじき出しました。
これはいじれば充分使える式かと思いますんで、後で考察と併せて書き込みたい
と思います。故人の業績を誤って記述してしまい、反省しきりです。
横堀式は低質炭で乖離が激しくなる朝倉式に対し、戦中に問題となり占領期にD51
で実験、他形式のケースを>推測する基準として導き出されました。これは
「どちらかというとA」と言うべきものなのかもしれないです。ただ機種と
吐き出しノズル径ごとに3つの常数を定める必要があって使いにくい。
ノズルの形式が変わったら一発アウト、ハイテク蒸気には使えませんな・・
408蒸気馬鹿一代:01/12/11 07:14 ID:E2L3IDKS
三気筒の話。
C53は新人設計者の島秀雄が各種検討をやった上で設計がなされたの
ですが、何でんなことやったかと言うと、当時の車輌課には経験を
積んだ錚々たるメンバーが揃っていた・・・・ために経験に凝り固まる
ことを避けるため、新人には示唆する程度で検討を任せた、という
ことのようです。先入観排除はいいんですがね・・・なんというか。

で、C52の検討に入るわけですが、シリンダーの「つくり」は日本の
はるか上という結果で、しっかりした設計としてはその後の国鉄機は
超えられたかどうか。バランシングでは平面的に釣り合わせる米国流
は、新人の目にも保線からの突き上げもあって早くから採用した三次
元に釣り合わせるクロスバランシングに慣れた目からは荒っぽく見え
たようです。火室は焚き方が違うため論外ということで。

こうして出来た三気筒も設計屋としては事後も頭の中で検討が続く
わけで、三気筒の利点である脈動も高速では二気筒に対して差が無く
複雑な構造と過酷な整備作業に見合う利は有るのか?三気筒にすれば
機械の摺動抵抗は増すわけで、それに見合うのか?こういった検討が
C59に繋がるわけです。

大体、アメリカじゃ単式二気筒で190km/hですからね・・・・。
409オカマスキー:01/12/11 08:14 ID:QaBb2t0O
>>401
>a;重油専燃のC62で完全燃焼する量の重油をC59127で燃やす時、
>「空気供給や混合が一緒の条件ならば」仰る通り不完全燃焼となって効率は落ちます。
>b;通常の石炭焚きの時には
>「同じ出力を狙うなら大きいボイラーのほうが効率が良い」
>c;重油専燃で完全燃焼のとき、同じ出力を狙う限り
>「大きくても効率では殆ど有利にならない」

どれも正解なのですが、理由としては、「より完全燃焼に近い領域で使用されるほうが有利」
があると思います。(石炭専燃では微々たる差ですが)
石炭専燃では燃焼率50kg/m^2/hあたり(単機で動く程度?)でボイラー効率80%程度、
それから上はほぼリニアに下がる一方であるのに対し、重油専燃では仰せのとおり、
完全燃焼となる燃焼率の領域が広いので、或るところまではボイラー効率80%程度で不変、
その範囲内で使う限り問題とならないものの、無理焚きすれば同じ、ってことだと思います。

>>H/Gとかの数値割合も含めた、広義のプラクティスです。
>それなら同意です。読み取りが浅かったです。すみません。

H/Gに着目すると、
C59戦前型(H=241.3、R=3.27)では73.8
D51(H=221.5、R=3.27)では67.7
C59戦後型(H=217.7、R=3.27)では66.6
D52, C62(H=244.5、R=3.85)では63.5
C52(H=233.3、R=3.80)では61.4
米国蒸機はおおむね60前後ですから、朝倉式がD52, C62と良く合致するんだと思います。


>C5979、80の場合、時期が悪かったと思います。できることなら7500kcal/kg
>の切り込み炭をくべてやりたかった。そうすればA/Sレシオがプアでも
>米並の成績になったかもしれないので。米もプアな傾向では?

仰せの通り、米国もA/Sレシオはプアですが、常用カットオフが40〜50%のため、
排気圧力も高く、ブラストが強烈な分、通風力も大なので悪さが目立たないかも。
C5979、80のように常用カットオフが20〜30%で、その上排気膨張室付きだと、
通風力が弱すぎたのでは。ブラストノズル径を相当絞らないと。
410オカマスキー:01/12/11 08:56 ID:QaBb2t0O
>>408
当方は特に米国党ではないですが、C52は良いカマだと思います。何故あれほどけなされるのか・・・
C53はどうも・・・
三気筒の利害はそんなに時間を掛けずともあらかた見当付くハズで、
例えば同じボイラーで三気筒と二気筒と1ダースずつ造って1年間くらい
比較テストをする、なんて発想は無かったのでせうか?
411名無しでGO!:01/12/11 13:20 ID:/LqDJ8FT
倉庫逝き阻止アゲ。
412amateure driver:01/12/11 16:04 ID:7H12XR8z
日本では吐出管の形状などの工夫を
試みることはなされなかったんでしょうか?
413名無しでGO!:01/12/11 17:09 ID:5/UV1oJx
>>395
どうでもいいことだがReadingはリーディングじゃなくて
レディング(ペンシルバニア州のレディングの地名を
とった鉄道会社に由来)
414名無しでGO!:01/12/11 18:03 ID:n7Tpn1PV
イヤー勉強になる(^^
蒸気馬鹿一代さん、是非出版してくださいよ。
今となっては蒸気に関する本も少なくなってることですし
上げ
415非会員:01/12/11 20:03 ID:cXUeuacX
>>412
昔の「蒸気機関車」誌に日光線用のD50は高速運転に
対応するため吐出管ノズルを絞ってあった、と書かれていました。

細かいことは結構機関区でやってたと思われ。
416amateure driver:01/12/11 20:34 ID:7H12XR8z
>415
あぁ、それ読んだ記憶があります。
でもその程度じゃなくて、キルシャップとか
本格的な奴を・・・・・
そんなにコストもかけずにできることだと思うんだけど、
ぜんぜん検討もしなかったのかなあ?
417オカマスキー:01/12/11 20:50 ID:wr1p2X04
>>399
>0-6-4(タンク機)
これも日本に有ったか。
418オカマスキー:01/12/11 20:51 ID:wr1p2X04
>>401
>D50は設計で常用最大が70km/hです。D51以降の85km/hとは違います。

・・・とすると、両方とも動輪回転数 (300rpm) 由来の79km/hとは違いますね。
根拠は何でしょうか?
コンロッドにニッケル鋼を使うなどした初期型のD50なら、往復部のマスが小さくて、
D51よかバランスが良かったのでは?

>>405
>C51では京都から下関までを燃料補給無しでロングラン。

京都〜下関は約600kmですね。所要時間、牽引重量はどの位だったのでしょうか?
英国では東岸本線がロンドン〜エディンバラ632kmをノンストップ8時間15分、
ないしそれ以下で結んでました。石炭はテンダーの公称搭載量が9英トンのところ、
手積みで隙間無く詰め込んで11英トン位とし、水は走行給水、乗務員交代はヨーク北方で
例のコリドア・テンダーを通って。牽引重量は350〜400英トンってとこでした。
勾配はたいてい10パーミル以下ですが、大陸的地形でかなり長いです。
419オカマスキー:01/12/11 20:54 ID:wr1p2X04
>>408
>で、C52の検討に入るわけですが、シリンダーの「つくり」は日本の
>はるか上という結果で、しっかりした設計としてはその後の国鉄機は
>超えられたかどうか。

米国の鋳造技術は当時世界一でしょう。
主台枠の板厚も4インチ半(114mmm)も有って変形知らず。
日本国鉄の大型機は90mmで約1インチ薄い。
加えてC53は通常機と違ってモーションプレート(加減リンク受け)前端でも
ボイラーとつながっていないなど、造りが華奢過ぎ、変形は当然・・・

>三気筒の利点である脈動も高速では二気筒に対して差が無く
>複雑な構造と過酷な整備作業に見合う利は有るのか?三気筒にすれば
>機械の摺動抵抗は増すわけで、それに見合うのか?こういった検討が
>C59に繋がるわけです。

そう言いながらも、一方では昭和16年頃にも3シリンダーのKD56(2C2)を
計画したりで、ポリシーに一貫性が有るのか無いのか、良く判りません。
420オカマスキー:01/12/11 20:57 ID:wr1p2X04
>>409
>H/Gに着目すると・・・
スミマセンが、カッコ内のRをGと読み替えてください。
粗忽な人間性が良く出てますな〜(^^;

>排気膨張室付きだと、通風力が弱すぎたのでは。
C59戦後型は、シリンダー真横の取付面から排気するので、排気膨張室が上下2段に
なってますよね。容積も戦前型(0.24立方m)に比べて大きい(0.38立方m)ですが。
で、「戦後型は蒸気の上がりが悪い」と云われるのは、これが原因でしょうか?
また、重油専燃のC59127では、これが逆にプラスになってるのでしょうか?

ときに、C59戦前型の長過ぎる煙管って、独逸のヴァーグナー技師長設計の釜
(煙管長6.8m)に影響されてるんでしょうかね? 両方とも燃焼室無しだし。
あと、C55やC57戦前型のデカ過ぎるデフとかも・・・
421名無しでGO!:01/12/11 20:59 ID:+ALgxzMA
>>418
先台車の差です。先台車をD51と同じものに取り替えられたD60は,
85km/hまでOKです。
422オカマスキー:01/12/11 21:00 ID:wr1p2X04
>>412
>日本では吐出管の形状などの工夫を試みることはなされなかったんでしょうか?

日本でも戦前にダブルブラストパイプとか試験してますが。
戦後にも、逆転機との連動により有効面積を加減して最適通風力を得る
可変ブラストノズルがC61, C62に採用されてます。
D52のは乗務員が手動で調整するヤツだったかな。
D51のギースルエジェクターは輸入品ですけど、これも吐出管の一変形。
ノズルに掛け渡す丸棒のブリッジだけでもかなり有効の場合有りです。
要はピストン背圧を上げずに燃焼ガスとの接触面積を増大して、排煙性を
向上させることでしょう。
423オカマスキー:01/12/11 21:01 ID:wr1p2X04
>>413
>Readingはリーディングじゃなくてレディング

・・・でしたね。スミマセン。
424オカマスキー:01/12/11 21:09 ID:wr1p2X04
>>421
>先台車の差です。先台車をD51と同じものに取り替えられたD60は,
>85km/hまでOKです。

あ〜、なるほど。
確かにD50のリンク式先台車は各部に遊びが多くて、1軸蛇行動が起き易い感じがしますね。
ってことは、最終増備分の11両もコロ式先台車付きなので、85km/hまでOKなのでしょうか?
425名無しでGO!:01/12/11 21:21 ID:+ALgxzMA
>>424
そのまま,D51に引き継がれましたので,多分そうだとは思いますが,
形式別の最高速度で75km/hになっていたと思います。
426オカマスキー:01/12/11 21:26 ID:wr1p2X04
>>421, >>425
ご教示有難うございました。
427一代:01/12/12 00:15 ID:wlRDtakl
>>409
無理焚きすれば、とは言いますが、重油は無理焚きするような性質の燃料ではない
とも思います。機関車を計画する際、牽引させる列車や想定される運用を元に出力
を算出、重油燃焼なら基本的に可能な限り完全燃焼を確保できる限界から適宜余裕
を取って狙いの出力を発揮するように設計するでしょう。従来機の改良でも完全燃
焼できる限界をどう高めるか考え、それでは追いつかない時にこそ大型化するの
ですから、これを無視して無理焚きを想定しても仕方ないのでは?私はそう思って
ますが。重油は出力に見合った大きさにするのがどこまでも正解でしょう。

>b;通常の石炭焚きの時には
>「同じ出力を狙うなら大きいボイラーのほうが効率が良い」

>「より完全燃焼に近い領域で使用されるほうが有利」

は前出の蒸気発生量算定式のΔを見ると全く同じこと
というかひっくるめたものです。

広義のプラクティスとしてH/Rをまず先に挙げるのは良いんですが、燃焼ガス通過
面積をRで割った数字も大事でしょう。様々比を挙げても整理が面倒な面もあり
ますな。ぱっと見て何が悪いか見当がつくような簡単な式を幾つか作れそうなの
で、おいおい考えてみましょう。本当のところ、石炭焚きでもプラクティスでRを
基準に置くことには賛成しかねる面もありますが、ね。

>C5979、80のように常用カットオフが20〜30%で、その上排気膨張室付きだと、
>通風力が弱すぎたのでは。ブラストノズル径を相当絞らないと。

は、試験台のつもりでしたし、蒸気発生量と気筒内体積の比が分からなければカッ
トオフを論じても意味は無いです。高質炭を使ってみたいのは、カロリー基準でく
べるならΔも大きくなるし通風もそれだけ低くて良いことになるので、結果に期待
できそうですから。そのときは米で一般的な傾向に近くなるかと推測したわけです。
428蒸気馬鹿一代:01/12/12 00:45 ID:wlRDtakl
>>427名前ミスです。
>>410
多気筒の利点は発生蒸気量、機械効率、気筒体積、常用回転数等の中で条件が揃え
ば二気筒より出力が増大することから欠点を差し引いたところにあります。D53で
は有り余る蒸気の膨張を有効に使うには二気筒では限界があります。車輌限界と
気筒取り付けからピストン直径は最大640程度に制限され、そのため5000kw/hに
制限されてます。現代では多気筒の欠点は小さくできますので、三気筒や4気筒を
採ることで一回転当りの気筒体積を増やし出力増大の可能性を追求するつもりであ
ることを先に言ってます。計算を待ってて下さい。D53を考えた当時、試算したら
物凄い結果が出てびっくりした記憶があります。
>>414
どこかからか誘いがあればいいんですが・・・・自費は怖いですし。と考えてみたり。
教科書としてはD53には使えないものの森彦三の大著がありましたな。
>>418
ニッケルバナジュウム鋼です。
>>419
砂が良かったとか聞いた気もしますが、国鉄近代型でシリンダまわりはC52が
最高でしょうね。三気筒だということを除外して考えますが。
C53、C54は華奢です。C54の実働が長いのは気の利いた人が有効利用したのが原因
の一部です。C53は明らかに庇いようないんでさっさと廃車されたのでしょう。

台枠の強度ですが、蒸気というのはバランスで走っているものなので厚みをただ
比べるのはどうかと思います。C53で問題があることは>>100-110あたりで。
KD56は本気かどうか怪しいシロモノです。実際、どういうつもりだったか・・・・
>>420
蒸気の上がりは製造時期の関係で出来が怪しい気がするのもありますが、どういっ
た状況で上がりが悪いのか詳細が分からないと何とも言えないです。
C59127では蒸気で重油を吹き込むため空気が引きずられて給気されますので排気
に要する力は少なくなってます。火室に給気するにも石炭のような抵抗があるわけ
ではないですし。

戦前型C59の煙管が長いのは重心を前方に持っていくためで、ドイツの流儀を見て
安心してただ伸ばしたら燃焼が悪くなって後悔したとか。
C55、C57は設計者の趣味かもしれないですな。理論的には大きすぎても容姿と
しては正解だと思います。
429オカマスキー:01/12/12 08:15 ID:hIcD7ZfH
>>427
>無理焚きすれば、とは言いますが、重油は無理焚きするような性質の燃料ではない
>とも思います。

新たに機関車を計画するときは仰せの通りと思いますが、艦艇の全力(10/10)公試運転で
重油専燃でも黒煙濛々で走っているのを見たとき、やはり無理焚きで不完全燃焼してるのかな、
と思ったもので。
適正負荷の狙い所が違うのかもしれませんが。少し重油専燃の海外文献や艦艇の文献を漁ってみます。

>>b;通常の石炭焚きの時には
>>「同じ出力を狙うなら大きいボイラーのほうが効率が良い」
>と
>>「より完全燃焼に近い領域で使用されるほうが有利」
>は前出の蒸気発生量算定式のΔを見ると全く同じこと
>というかひっくるめたものです。

もちろんその通りで、一言ですべてを説明できる便利な言い回しです。

>広義のプラクティスとしてH/Rをまず先に挙げるのは良いんですが、燃焼ガス通過
>面積をRで割った数字も大事でしょう。

仰せの通りで、各形式のF/G(フリー・ガス・エリア/グレート・エリア レシオ)は、
C59戦前型, D51 0.135
C59戦後型 0.123
C5979, 80 0.113
D52, C62 0.131
E10 0.141
で、ここでもC5979, 80は数値がプアです。

>蒸気発生量と気筒内体積の比が分からなければカッ
>トオフを論じても意味は無いです。

新たに計画するわけでなく、母体のC59戦前型からの類推でしたが、いけなかったでしょうか?
430オカマスキー:01/12/12 08:16 ID:hIcD7ZfH
>>428
>ニッケルバナジュウム鋼です。

スミマセン、最初がニッケルクロム鋼、次がバナジュウム鋼、その後炭素鋼でした。

>砂が良かったとか聞いた気もしますが

それも大事ですが、90%はノウハウの積み重ねが物を言ってるでしょう。

>台枠の強度ですが、蒸気というのはバランスで走っているものなので厚みをただ
>比べるのはどうかと思います。C53で問題があることは>>100-110あたりで。

でも、シリンダー取付部はC52もC53もほとんど同一だと思いますが。
何せ、シリンダーブロックが生き写しですんで。

>戦前型C59の煙管が長いのは重心を前方に持っていくためで、ドイツの流儀を見て
>安心してただ伸ばしたら燃焼が悪くなって後悔したとか。

高田隆雄氏の回想に有るように、デッドウエイトを載せたほうが正解だったと思います。
4312007:01/12/12 13:07 ID:XWTA4mY5
>>395
2-4-0はPorterではないこと・・
432amateure driver:01/12/12 14:15 ID:7vR0Rl9g
だめだ・・・・・ついていけない(´Д`;)
433俺様は名無しだ!:01/12/12 18:46 ID:saUQ/n/p
子供の頃(昭和47年頃)私が住んでいた町には、
D51型の432号機または543号機のどちらかが走っていました。
さてここは国鉄何線か即答出来る人はいる?
434名無しでGO!:01/12/12 19:08 ID:v8yrBLG3
>>433
543号機は留萌本線でしょうか??深川機関区?432号機は解らないです。
私が住んでいた街は444号機が走ってたです。
435 :01/12/12 19:26 ID:c1vrHOLc
このスレ、凄すぎる!
落ちるなぁ〜!
ageだぁ!
436非会員:01/12/12 20:51 ID:lTpnR0He
 ブロアーかけて蒸気圧age!
437俺様は名無しだ!:01/12/12 21:42 ID:5fwmf9Ds
>>434 殿
>>433 で御座いまする〜。すごーい、留萌本線当たりです。
あれはD51の「543」号機だったのか、思い出させてくれてありがとう。
俺、幼稚園の頃の遠足では天塩鉄道のC58型蒸機が引く客車列車にも乗ったんだよ。
留萌本線は今から40年ぐらい前には、レールバスも走っていたようですが、
それは全く見た記憶がないです。(普通のディーゼルカーしか覚えてないです)

それと当時留萌本線では、ルート上の線路のすぐ脇に、
木製の小さな何か立て看板みたいなヤツに「D51 D61」とか書かれていたのですが、
(他に距離とかも書いていたかも、ウロ覚えなのでよく分からないです)
これって何だったのでしょうか?>分かる方
438蒸気馬鹿一代:01/12/12 21:57 ID:wlRDtakl
>>429
艦船でも発見される原因になるような黒煙は嫌うように思いますが。漁った結果
期待します。
鉄道の場合、スペースの制約からどうしても煙管の詰りは整備が過酷になりがちで、
人家のそばを走る場面もあるので黒煙は嫌うでしょう。砂漠をロングランするに
しても煤が酷ければ性能低下をもたらすこともありますし。キャブフォワードは
トンネルで乗務員が煙に曝されなければならない事を嫌い、重油専燃として火室と
炭庫が近接する必要を無くし、煙突がキャブより後ろになるようにしてあんな
スタイルになりましたが、あれでも黒煙出したがらない印象です。

便利な言い回しと言われれば、そうですね。

F/G、すぐに計算できる環境は羨ましいです。資料は整理しておくものですね・・・・
さらに付け加えて火室容積を火床面積で割った数字が重要ですね。大体この位の
数字があれば比較になりますな。C5979、80がプアなのは・・・・設計、どうにか
ならなかったものなんですかね?パシナでは煙管の長さは5150mmで、なんで狭軌
機関車で5500mmに延長して適用するのか?同じ径の管を使ったこともボイラー径が
小さいことを考えたら何がしかあると思うんですが。5900mmのマテイは細いボイ
ラーが問題になってますし。
C59戦後型は大煙管の数というか割合が違うので少しは補正したほうがいいでしょうね。

>>蒸気発生量と気筒内体積の比が分からなければカッ
>>トオフを論じても意味は無いです。
>
>新たに計画するわけでなく、母体のC59戦前型からの類推でしたが、いけなかったでしょうか?

?米との比較で言ってたのでは?そのつもりで意味が無いと言ったのですが。

ニッケルバナジュウムは私がアフォでした。味噌が腐ったかな・・・・
C53でも使ってませんでした?結局、キズが出て流儀は鋼に戻りましたが。
仰る通り鋳造にしろ何にしろ、多少条件が揃っていようが経験やノウハウが
無いことには技術は確立されません。これは暗黙の前提かと。
439蒸気馬鹿一代:01/12/12 22:13 ID:wlRDtakl
>>430
C52とC53のシリンダ周りが同一かどうか図面が無くて判断しかねますが
動輪直径が違い、シリンダと動輪の距離も違う以上は同一とは言い難い
です。バランスとはそういうことなんですが。回るべくして回る寸法
というものもありますし。

私はC59はデッドウェイトを設けるよりも燃焼室を1mとして煙管を
5000mmにするのが石炭、重油両方で燃焼に有利、正解であると考えて
います。
あくまで当時のプラクティスに従うならデッドウェイトが正解でしょう
が、それは良い機関車、という視点からはちょっと・・・・
440C54:01/12/12 22:29 ID:d5nRM2/R
うわぁ、ネットに夢中でレッツ・ゴー!永田町(本日最終回)見るのすっかり忘れてたよ。
441オカマスキー:01/12/12 23:15 ID:XWTA4mY5
>>427
>本当のところ、石炭焚きでもプラクティスでRを
>基準に置くことには賛成しかねる面もありますが、ね。

ハテ? 意味不明。
R(G)は蒸気機関車(石炭専燃)の最も基本的な数値のハズで、
これを差し置いて他にどんな基準が有るのか、とくとご解説願います。
442オカマスキー:01/12/12 23:17 ID:XWTA4mY5
>>428
>気の上がりは製造時期の関係で出来が怪しい気がするのもありますが、どういっ
>た状況で上がりが悪いのか詳細が分からないと何とも言えないです。

釧路までロングランした小樽築港のC59戦後型も排気膨張室が上下2段
(戦前型の0.20立方mに対して0.37立方m)で通風力が弱いので、
容積を縮小したって話が当事者の回想として古いRJ誌に載ってました。

>戦前型C59の煙管が長いのは重心を前方に持っていくためで、ドイツの流儀を見て
>安心してただ伸ばしたら燃焼が悪くなって後悔したとか。

ヴァーグナー技師長はA/Sレシオを重視してたんで、煙管長を5.8mから6.8mに延伸するに
際して煙管径を増大し、過熱器もシュミットA式からヴァーグナー式(トリプルフロー)に
替えてますケド・・・
変更前後の性能を比較した論文が、英国の機関車技術者協会の会報に載ってましたが、
当時の日本で読んだ人は居なかったのでしょうか?
443オカマスキー:01/12/12 23:20 ID:XWTA4mY5
>>438
>F/G、すぐに計算できる環境は羨ましいです。資料は整理しておくものですね・・・・

Excelに計算式を貼り付けておいて、各形式の数値さえ打ち込めば、PCがパパッとやってくれます。
A/Sレシオ、その他も。

>さらに付け加えて火室容積を火床面積で割った数字が重要ですね。大体この位の
>数字があれば比較になりますな。

その通りと思います。
つーか、V/Gを公開しているHPも有りますケド。
C5979, 80, 戦後型は火室容積が不明のため比較できず、残念。

>C5979、80がプアなのは・・・・設計、どうにか
>ならなかったものなんですかね?

煙管長を5000mmとしてその分燃焼室を伸ばしてもA/Sレシオが1/570から1/515になる位で、
FA/Gレシオは不変。
大煙管内径をあと8mm大きくするとFA/Gが0.140、A/Sが1/432となって非常に宜しいかと。

>>新たに計画するわけでなく、母体のC59戦前型からの類推でしたが、いけなかったでしょうか?
>?米との比較で言ってたのでは?そのつもりで意味が無いと言ったのですが。

お得意の新規計画における考え方を示しているのかと思ったもので、つい。
要は、通風力の違いを言いたくて、蒸気利口一代さんには無用の説明をしたようです。
444オカマスキー:01/12/12 23:22 ID:XWTA4mY5
>>439
>図面が無くて判断しかねますが・・

原書房の図面集にC53、鉄道史資料保存会の明細図にC52 (8200)が載っています。
コピーを進呈しても良いですが、あいにく本が実家に置きっぱなしなもので・・

>私はC59はデッドウェイトを設けるよりも燃焼室を1mとして煙管を
>5000mmにするのが石炭、重油両方で燃焼に有利、正解であると考えて
>います。

戦後型に対する指摘としてなら同感です。
戦前型は、当時の切迫した状況からはD51と共通ボイラー(使用圧は15kg/cm^2に設定)
で行くべきだったと思います。
445オカマスキー:01/12/12 23:23 ID:XWTA4mY5
NHK「その時歴史が動いた」
開業式の御召牽引機は2号、先導機が5号。共にシャープ・スチュワート製。
ヴァルカン・ファウンドリー製の1号機じゃないですぞ。
しかし、1号機の当初の仕向け地として「セイロン」は初耳。出典は?
446オカマスキー:01/12/12 23:30 ID:XWTA4mY5
>>442
>小樽築港のC59戦後型

・・・は存在しません。
当然、C57戦後型の間違いです。スミマセン。
447amateur driver:01/12/13 00:55 ID:RTz6IMxK
オカマスキー氏って、ひょっとしてあの人かなぁ。
448蒸気馬鹿一代:01/12/13 02:00 ID:uV5n8twA
>>441
燃焼に体積が重要なことを考えたらむしろV/Gを基にしたほうが朝倉式のような
計算式で戦前型C59とC62のバラツキを吸収というか、ある程度は補正の必要が無
くなるかと思いまして。
>さらに付け加えて火室容積を火床面積で割った数字が重要ですね。大体この位の
>数字があれば比較になりますな。
というのはそれでして。そこまでしか考えてないので、保留ということでお願い
します。言い出した以上は自分で計算しますんで、それは待ってて下さい。
G基準で充分だという結果になればそれまでですが。・・・・単純にGを基準にする
のが嫌なだけかもしれない・・・うーん・・・・
>>442
小樽築港のC57の話は知りませんでした。資料を整理したところ排気膨張室一覧
なるものが出てきました。なるほど、戦前型と比べ排気の挙動を考えると仰る
通りですね。大きいと二段吐出みたいなもんですから。
形式 膨張室容積S 気筒容積J  S/J 排気ツナギ管
C55全 0.203     0.135   1.50  有り
C57前 0.203     0.129   1.57  有り
C57後 0.368     0.129   2.85  無し
C58全 0.285     0.110   2.59  有り
C59前 0.244     0.140   1.71  有り
C59試 0.244     0.140   1.71  有り
C59後 0.380     0.140   2.72  無し
C61全 0.381     0.129   2.95  無し
C62重 0.380     0.140   2.72  無し
D51全 0.288     0.157   1.83  有り
D52全 0.303     0.157   1.93  有り
D62軽 0.303     0.146   2.07  有り
D62重 0.303     0.157   1.93  有り
E10全 0.656     0.157   4.18  無し

これを見ると排気ツナギ管があったほうが少しはマシだったのかもしれないですね。

C59はどうも私の激しい勘違い(妄想、でむぱとも言う)だったみたいです。
設計の根拠と見られる文を後で書きます。
449蒸気馬鹿一代:01/12/13 02:52 ID:uV5n8twA
>>443
Excelは当方使える環境に無く羨ましいですが、そういうことではな
くて、色々やったのが一年以上前で資料、と言ってもコピーのがバラ
バラ、ごっちゃになってるものですから。計算した結果の紙さえ一部
紛失状態です。情けない。
V/Gも資料が出てきました。Vfで取ってありますが。
形式  容積Vf 面積R Vf/R
8620  2.70  1.63  1.66
8700  3.20  1.86  1.72
8900  3.12  2.53  1.23
9600  3.47  2.32  1.50
C10.  2.32  1.60  1.45
C11.  2.32  1.60  1.45
C12.  1.84  1.30  1.42
C50.  2.65  1.61  1.65
C51.  3.23  2.53  1.28
C52.  4.82  3.80  1.27
C53.  4.34  3.25  1.33
C54.  3.21  2.53  1.27
C55.  3.21  2.53  1.27
C56.  1.84  1.30  1.42
C57.  3.21  2.53  1.27
C58.  2.70  2.15  1.26
C59.前 4.37  3.27  1.33
C59.試 4.93  3.27  1.51
C59.後 4.84  3.27  1.48
C61.  4.34  3.27  1.33
C62.甲 7.00  3.85  1.82 
C62.乙 6.88  3.85  1.78
D50.  4.34  3.25  1.33
D51.  4.34  3.27  1.33?
D52.甲 7.00  3.85  1.82
D52.乙 6.88  3.85  1.78
D60.  4.34  3.25  1.33
D62.甲 7.00  3.85  1.82
D62.乙 6.88  3.85  1.78
E10.  4.72  3.30  1.43

D53  10.55  5.04  2.09 
こうして見るとVf/Gを基本に置きたくなっちゃうんですが
・・・・・それは置いても色々納得が行きますね。
>煙管長を5000mmとしてその分燃焼室を伸ばしてもA/Sレシオが1/570から1/515になる位で、
>FA/Gレシオは不変。
>大煙管内径をあと8mm大きくするとFA/Gが0.140、A/Sが1/432となって非常に宜しいかと。
煙管長5000mm化はD52を念頭に置いてのことです。当時の管の規格が
こちらでは見当たらないのですが、規格に基づいたものならば8mmの
拡大は大賛成です。5000mm化と併せれば根本的な解決になるかと思い
ますし。日本流の運転でも試験結果に期待できます。排気膨張室が邪魔っけですが。
「蒸気利口一代さんには」は止めて下さい。
450オカマスキー:01/12/13 08:08 ID:n/pNnefo
>>448, >>449
V/Gの重視という主旨でしたら同感です。
V/G, S/Jの数値紹介、有難うございます。
当方でも使って良いですか?
あと、差し支えなければ出典をお知らせ願います。
ときに、
>C62.乙
はC62.丙(以下同文)では?
燃焼室長は甲乙が1000mm、丙が920mmですんで。

>規格に基づいたものならば8mmの拡大は大賛成です。

そこなのですが、当時の日本では規格上で板や管の種類が少なかったような感じが・・・
ボイラー板厚も12mm, 14mm, 16mm, 19mmと刻みが粗いですし。
英国では、2%ニッケル鋼板でも板厚32分の1インチ刻みで入手できたようです。

>5000mm化と併せれば根本的な解決になるかと思いますし。
>日本流の運転でも試験結果に期待できます。排気膨張室が邪魔っけですが。

仰せの通り、FA/G = 0.140, A/S = 1/432は8mm増と5000mm化を併せたものです。
451オカマスキー:01/12/13 08:14 ID:n/pNnefo
>>448
>D52全 0.303    0.157   1.93  有り
は改装後ですね?
原型は排気膨張室の中に給水加熱器が・・・
452オカマスキー:01/12/13 08:20 ID:n/pNnefo
>>447
正解者に粗品を進呈します。
応募規定:
 フルネームでなく、イニシャル(姓・名の順)で答えてください。
規定違反者は厳罰!
453蒸気馬鹿一代:01/12/13 08:58 ID:uV5n8twA
>原書房の図面集にC53、鉄道史資料保存会の明細図にC52 (8200)が載っています。
>コピーを進呈しても良いですが、あいにく本が実家に置きっぱなしなもので・・
なにしろ田舎なもので・・・・

>>私はC59は・・・・
>戦後型に対する指摘としてなら同感です。
>戦前型は、当時の切迫した状況からはD51と共通ボイラー(使用圧は15kg/cm^2に設定)
>で行くべきだったと思います。
うーん・・・・しかし、それをやると結局C61がC60になって、C61かC62は欠番・・・・
燃焼室付きの旅客機はC62のみになってしまいそうです。C59127もショボくなったかと。
それは置いて上記からC59戦後型の燃焼室を1000mmとした場合のVfはボイラー直径が
違うので不正確ながら5.30m^3程度と推測され、Vf/R=1.62となり、燃焼室無し
の場合と比べるとだいぶ改善になります。
8620は燃焼が良好だという乗務員からの評価でしたね。D52も試験台でD51から
燃焼で8%の改善があった。8700はちょっと分からないのでなんとも言えないです。

>>445
NHKはあんまり信用なりませんから。
>>446
私の間違いぶりよりマシかと。

>>448
賛同有難うございます。表はガンガン使ってください。じゃないと言い倒すため
みたいで嫌です。出典はなにしろ一年前なものでハッキリとは思い出せませんが、
昭和30年代に国鉄の内部資料を纏めて限定出版したものだったかと思います。
全10巻、バインダーの資料2つといった体裁で原田勝正氏監修で最近10年?だったか
再出版しているらしいです。こんなんですいません。
乙缶ですが、当方も疑問です。それとも製作段階で三種、その後の取り扱いでは
丙缶を乙として煩雑を避けたのかもしれません。ただ「ツリアイ」を「シリアイ」
としてしまうミスや、
C51  Vf4.34  R3.27  Vf/R1.33
という気絶しそうなミスがあるような、それでいて数字だけは間違いが見当たらない
ような資料なので何とも。
454蒸気馬鹿一代:01/12/13 09:41 ID:uV5n8twA
>>453一行目、448ではなく>>450でした。

>>450
規格はなんとも疑問なことで、メートル法による設計になって何年も経ったころのこと、
どういうことなんだか・・・フレーム用鋼板が海軍の八八艦隊計画のおかげで国産で手に
入るようになったことを考えれば造船の状況とは無関係ではないので、調べる価値は
あるかと思います。西島技官による戦艦用材の規格化の時期・・・うーん・・・船板
に行くしか無いのか?
ただ戦中から電縫管が使われ戦後多用されていることを考えるとどうも。
規格についての資料があったかもしれないので探します。
>仰せの通り、FA/G = 0.140, A/S = 1/432は8mm増と5000mm化を併せたものです。
さすがです。
>>451
その通りです。当方の記述不足でした。
>>452
まさかP誌のC571が表紙になってる数年前の新年号に記事を載せた方?
立ち読みで済ませたためイニシャルは分かりませんが。
455蒸気馬鹿一代:01/12/13 10:35 ID:uV5n8twA
その名称を忘れた資料によれば第13回車輌研究会にて
「Prof,Dr,Igelによれば煙管の長さlは煙管内径diの約100倍であること、そして煙管
の長さは車輪配置に関連してボイラの長さと熱ガスの経済的使用ということを考慮して定めなけれ
ばならぬ。一般に煙管の長さは4、5mであるが、新しい八輪連結機関車にては6mまで使用して
いる。非常に長い煙管は甚だしく懸垂するのを防ぐために中間壁にて支える。さもないと機関車運
転の際の振動により煙管の管板における取り付け部分が漏れるようになる。
細くて長い煙管はつまり易く掃除も困難である。非常に長い煙管においては、その前方において熱
ガスの冷却著しいので6m以上の長さは不利益である。
本邦における実例はつぎの通りであった。
di/da     l/di       ただしdi:煙管内径
40/45     53.2から103.5      da;同外径
46/51     65.8から101.0      l;煙管長さ
51.5/57    89.0から110.0
これは大小各形式のl/diの最小と最大を示したものであって、製造国の相違から設計方針が大いに
違っているからこのように範囲が広いのであるが、本邦で製造せられた主要形式は次のようになっていた。
形式   di/da    l     l/di
8620   40/45   3962     99
9600   46/51   4039     87
C51.D50. 51.5/57  5500     107
タワミの点からは水の浮力が可成り強く働いて煙管の自重を弱めているからあまり問題とはなら
ないが、熱ガスの抵抗という点からは煙管の長さを直径に比例させるが良い。
Dr,Igelはl/di≒100としており、本邦の実際も同様である。水の浮力を考えれば
長い煙管の場合も別に中間を支える必要はないと考えられた。
これに対して煙管の長いものは漏レが多く、かつ熱を吸収する量は煙管による分は割合に少なく、
火室による分が多いのであるから、燃焼室を設けて煙管を短くすべきであるという意見があった。
しかし当時はまだ燃焼室を設ける方針になっていなかったので「煙管の漏レは長いほど多いこ
とは事実であるが、工作上注意して漏レを少なくすること」と決議せられた。」

ということで。微妙にアレですが。この辺が6m煙管の採用の根拠だったかと。
456蒸気馬鹿一代:01/12/13 10:52 ID:uV5n8twA
>>454はそうとうボンヤリした書き方なんで、違反とか言わんで下さい。
457名無しでGO!:01/12/13 11:23 ID:D5Y25izm
>>455
大煙管の中に通す加熱管をステンレス合金にしたらどうなんでしょうか。軟鉄より
熱伝導性も優れているし、加熱管末端部の曲げ部分の加工が大変そうですが、
何よりも燃焼ガスへの粘性抵抗が鉄よりは少なくとれるでしょう。金属としての
熱伝導率が、軟鉄の1.7倍くらいとれるので、短時間でさっと加熱できることが
何よりも魅力だと思います。いかがでしょうか?
458名無しでGO!:01/12/13 11:26 ID:aU+9+Ttn
>>457
うまく行けば、超臨界圧蒸気が作れるかも知れないですね。そうなるとシリンダ内での
挙動が、ディーゼルエンジンの燃焼ガスに近いものにかりますね。でも無理だろうなぁ。
459蒸気馬鹿一代:01/12/13 11:56 ID:uV5n8twA
>>457
まったくもってその通りなんですが、当時は値段のこともありますし、ステンレス
でなければ耐えられないほどに過熱温度を上げると気筒の潤滑油の品質が低いため
潤滑が不可能になります。そうでなくとも過熱機特有の現象としてシリンダ内のキズ
があります。安い鉄で間に合う以上の温度を狙えない段階ではステンレスは試験
しただけで採用には至りませんでしたが、それも当然かと。しかしながら現代では
良い油もあるしセラミック等の材料もあって過熱温度を高く取れます。話が半分に
なってるD53(KD57)には使って考えたいです。

ちなみに鋼鉄煙管と軟鉄過熱管で煙管のほうが熱をとっているのは、熱伝導では
沸騰というのは効率が良いものだからです。それで過熱管が煙管の0.6410倍
という数字になるわけです。煙管を鋼鉄、過熱管をステンレスとすれば構造を
変えずとも過熱温度をあげられますね。煙管の1.0897≒1.1倍ほどでしょうか。
蒸気表が明日手元にきますんで、色々計算してみます。過熱温度は出力を出す
基礎の数字の一つでもありますんで。
460蒸気馬鹿一代:01/12/13 12:06 ID:uV5n8twA
>>458
そうなると小型の気筒を多数並べて歯車駆動するとか、多段減速機付き
のスチームタービンにすることになるかと思います。
461amateur driver:01/12/13 13:18 ID:M8har4bm
>452
規定ってなんのですか?
でも、正解者に粗品進呈とかいうこの書き方、
見たことあるなぁ。

(age兼用ゴミレス)
462☆黄金舎☆:01/12/13 21:31 ID:roxgcypB
141TAマンセー安芸

RMAでもK’Sでもいいから欲しいなぁ。141TA。
463オカマスキー:01/12/13 22:08 ID:tIo83AEk
>>453
>それは置いて上記からC59戦後型の燃焼室を1000mmとした場合のVfはボイラー直径が
>違うので不正確ながら5.30m^3程度と推測され、Vf/R=1.62となり・・・
細かくてスミマセン。
C59戦後型の燃焼室長は420mmですから、煙管長5000mmでは920mmになりますんで、
これでVfの算出をお願いします。いずれにしても相応の改善が期待できます。

>表はガンガン使ってください・・・
ご快諾有難うございます。早速使わせていただきます。

>出典はなにしろ一年前なもので・・・
当方、高桑五六氏が編纂したガリ版刷り+青焼き図面の内部資料集を所持してますが、
それとは違いますよね。うう〜激しく見てみたいじょ〜。

>西島技官による戦艦用材の規格化の時期・・・うーん・・・船板
>に行くしか無いのか?
船板にも出入りしてるので尋ねてみます。

>>仰せの通り、FA/G = 0.140, A/S = 1/432は8mm増と5000mm化を併せたものです。
>さすがです。
貴兄も流石です。FA/GやA/Sで話が済む方は貴重です。
つーか、絶滅危惧種です。国家予算つけて保護してもらいたいです。
当方も一緒に(^^)

>>452
>まさかP誌のC571が表紙になってる数年前の新年号に記事を載せた方?
>立ち読みで済ませたためイニシャルは分かりませんが。
記憶に留めて頂いて光栄です。当方の名前なんかどうでも・・・ウッウッ(泣)
蒸気馬力一代さんはどなたか見当付きません。スミマセン。
amateur driver さんはすぐ判りました。

>>455
長文の紹介有難うございます。
けど、me tooというか何というか・・・
464amateur driver:01/12/13 22:41 ID:9vi5j4XS
>>まさかP誌のC571が表紙になってる数年前の新年号に記事を載せた方?
>>立ち読みで済ませたためイニシャルは分かりませんが。
>記憶に留めて頂いて光栄です。当方の名前なんかどうでも・・・ウッウッ(泣)
ヤパーリ(笑)
某所ではいつもお世話になっています。
465オカマスキー:01/12/13 22:47 ID:tIo83AEk
>>453
>表はガンガン使ってください・・・
早速使わせていただ・・・こうとしたところ、当方所持の高桑五六氏編纂の
資料集の数値(下記2)と合わない形式が多く、迷っています。
8620に関しては、C50との対比から、3.35立方mが正解のようですが・・・

形式  容積Vf 容積Vf (2)
8620  2.70  3.35 
8700  3.20  ?
8800 ? 3.20
8900  3.12  ←
9600  3.47  ←
C10.  2.32  2.39
C11.  2.32  2.39
C12.  1.84  ←
C50.  2.65  ←
C51.  3.23  3.80
C52.  4.82  ←
C53.  4.34  4.81
C54.  3.21  3.80
C55.  3.21  3.80
C56.  1.84  ←
C57.  3.21  3.80
C58.  2.70  3.16
C59.前 4.37  4.88
C59.試 4.93  ?
C59.後 4.84  ?
C61.  4.34  4.88
C62.甲 7.00  ←
C62.丙 6.88  ←
D50.  4.34  ?
D51.  4.34  4.88
D52.甲 7.00  ←
D52.丙 6.88  ←
D60.  4.34  4.88
D62.甲 7.00  ←
D62.丙 6.88  ←
E10.  4.72  ←
466オカマスキー:01/12/13 22:54 ID:tIo83AEk
>>464
>ヤパーリ(笑)
>某所ではいつもお世話になっています。
つーか、当板の紹介有難うございます。
おかげで、ここんとこ、退屈知らずです(^^)
467名無しでGO!:01/12/14 03:00 ID:V686zTZX
あげ。
468蒸気馬鹿一代:01/12/14 08:41 ID:rawzQynt
>C59戦後型の燃焼室長は420mmですから、煙管長5000mmでは920mmになりますんで、
うっかりしてました。どうせ大幅にいじるのでC63の流儀に従ったφ1600mmのボイラー
として設計、その上で計算します。前後長は戦前型をベースにして煙管長5000mm、
燃焼室1000mmとします。計算の中でD51のVf、C59戦後型等の数字をも出せますんで、
Vf表の数値の相違の検証も出来るかと思います。

>当方、高桑五六氏が編纂したガリ版刷り+青焼き図面の内部資料集を所持してますが、
私はそれを見てみたいです。

>貴兄も流石です。FA/GやA/Sで話が済む方は貴重です。
>つーか、絶滅危惧種です。国家予算つけて保護してもらいたいです。
>当方も一緒に(^^)
・・・・往復蒸気機関の理論を理解する人物は世界的な貴重品かもしれないです。

>記憶に留めて頂いて光栄です。当方の名前なんかどうでも・・・ウッウッ(泣)
>蒸気馬力一代さんはどなたか見当付きません。スミマセン。
船話でイニシャルが分かりました。私、貧乏理系○○なもので本買えなかったんです。
HPにケチつけたみたいですみませんでしたが、やっぱり馬力の計算してると色々
思うところもあるわけでして。それはC62等の出力を計算してるんで、その結果が
出てからにします。効率やら蒸気消費量やら色々と変化が。
>>>455
>長文の紹介有難うございます。
>けど、me tooというか何というか・・・
いや、あれで6mを注意も無く許容してしまっている点に注目したもので。
設計上、ただ6mを許容されれば戦前型C59のようなことになってしまうわけで、
燃焼室設置の意見について掘り下げておくべきだったかな、と。

ライトパシとC58、D50のVfはそのまま計算しなきゃならんですね。Vfは夜までに。
469蒸気馬鹿一代:01/12/14 08:59 ID:rawzQynt
>蒸気馬力一代さんはどなたか見当付きません。
ついたら怖いです。C622万歳なんて人が嫌いで何の会にも所属せず、
若造ゆえどこへにも文章載っけてもらってないですから。というか
載せてもらおうともしてませんし。好調機C6232が主役の写真て
少ないですね。廃車に研修陣が嘆いたってのに。

C58ですが、あれの振動が激しかったのは全検出場後半年経ったころから
・・・・という話があって、結局原因が掴めなかったそうですが、釣り合い
錘を幾分増やし、各部の連結を強化すればどうなったか。基本設計を
いじらなくとも改善になったかとも思います。
470amateur driver:01/12/14 14:26 ID:7UdDQP/d
>ついたら怖いです。C622万歳なんて人が嫌いで何の会にも所属せず、
>若造ゆえどこへにも文章載っけてもらってないですから。というか
べつにいいんじゃないんでしょうか。
どっかに所属したり名前が出たりするのが意味がある
わけではないでしょうし。

こういう分野は撮り鉄とかに比べて人数的には圧倒的に
少数でしょうが、これだけのレベルのやりとりを
できる人たちがいるのはいいことだと思いますよ。

私のやっていることなんてさらにマイナーで、
日本で話が合う人がほとんどいず・・・・

C58の揺れは、久保田氏によれば主連棒がカナーリ短かった
のが原因の一つと書いていましたが、どうなんでしょう?
471蒸気馬鹿一代:01/12/14 14:46 ID:rawzQynt
>>465
どうもVfの数値が違うのはアーチ管と耐火煉瓦が原因のようです。まだ断定しませんが。
アーチ管は標準でφ75mmだと思います。レンガは・・・・よく分からんです。
少し荒いですが何も無い状態ではC53、D51、戦前型C59、C61はVf=5.23m^3ほどかと。
正確には3DCADですかね・・・・・・。後は火格子との関係か?

燃焼室は1000mmで大体1.0728m^3、920mmで0.9870m^3、420mmで0.45059m^3となりますか。
ちゃんとした図面が無いときついです。
472蒸気馬鹿一代:01/12/14 14:56 ID:rawzQynt
>>470
まあそうなんですが、見当つくわけないってことを言いたいわけでして。

>私のやっていることなんてさらにマイナーで、
>日本で話が合う人がほとんどいず・・・・
そうでしょうね。仕方ない。そういや宇宙事業団理事長なら話が合うかも
しれないですね。

C58ですが、どうなんだか・・・とにかく乗務員、研修陣の意見を束ねて
みないことには分からないと思います。私は工場出場直後は快適だった、
ということくらいしか分かりませんのでどうも・・・・。
473名無しでGO!:01/12/14 18:55 ID:i5panzRn
あげときますね。
あーー,白坂越えで空転するD52のブラスト音が耳に残って
今夜も眠れなくなりそう。
474名無しでGO!:01/12/14 19:37 ID:8oUuj7q8
すごい知識だと思うけど、なんのことだかさっぱりわからん。。
475オカマスキー:01/12/14 21:05 ID:iNInaZpP
>>437
>それと当時留萌本線では、ルート上の線路のすぐ脇に、
>木製の小さな何か立て看板みたいなヤツに「D51 D61」とか書かれていたのですが、
>(他に距離とかも書いていたかも、ウロ覚えなのでよく分からないです)
>これって何だったのでしょうか?

多分、両形式に対する速度制限票では?
その上に制限速度を示す40とか50とか書いてあったはず・・・
八高線でも45 / D50 D51ってのが折原〜竹沢間の築堤に立ってました。
476オカマスキー:01/12/14 21:06 ID:iNInaZpP
北海道の話題が出たついでに・・・
D50の動軸下バネ式は22両と29両と二説有りますが、
北見に保存のD5025は下バネ式、上バネ式のどっちか、
ご存知の方はお知らせ願います。
477オカマスキー:01/12/14 21:08 ID:iNInaZpP
もう一つ。
1970年5月1日、山線が熱ぷ(漢字が出ん)〜上目名間で路盤崩壊のため不通となり、
103レはC622の牽引で室蘭・千歳線経由で運転されました。編成は客車4両+
荷物車・郵便車5両の変則9両編成。
当方は藤城線で写したものの、フィルムに光線が入って失敗。
どなたか写した人いませんかね。
478オカマスキー:01/12/14 21:10 ID:iNInaZpP
ついでにもう一つ。
藤城線か砂原線が不通になり、仁山経由か駒ケ岳経由(両方とも最急20パーミル)で
C62, D52が補機付きで走ってくれることを願っていましたが、ついに現実とならず、
残念至極。
そ〜言や、戦時中に長万部から倶知安までD52が走ったことが有ったそうな・・・

>>473
白坂越えにもD52が入っていたとは・・・
479オカマスキー:01/12/14 21:11 ID:iNInaZpP
>>447, >>452, >>454, >>456, >>464
蒸気馬力一代さんとamateur driverさんを正解者に認定します。
粗品の宛先を当方にご連絡願います。
何で判っちゃうのかなぁ・・・
480オカマスキー:01/12/14 21:13 ID:iNInaZpP
>>468
>HPにケチつけたみたいですみませんでしたが、やっぱり馬力の計算してると色々
>思うところもあるわけでして。それはC62等の出力を計算してるんで、その結果が
>出てからにします。効率やら蒸気消費量やら色々と変化が。

本来は、ご指摘のように出力やら効率やらの検証をしなくては研究会の看板が泣きますが、
なんせ会長が併設の研究所の所長と兼任、つーか、小間使いまで一人で全部やってますんで、
メンテが追いつきません(^^;
今なら副会長以下、全ポストに空きが有りますケド・・・
当方も、つばめの関ヶ原越えや、かもめの八本松越え(下りレ)で、伝えられる速度、
カットオフ、牽引重量などからC62の性能を試算したことが有りますが、元になる
牽引抵抗とか蒸発能力の式がイマイチ信頼置けず、途中放棄となってます。
そちらの試算結果に期待してます。

>いや、あれで6mを注意も無く許容してしまっている点に注目したもので。

全く同感で、我もわれもと無批判で追随するプロジェクトをme too projectと言いますな。
某国が得意なやつです。その挙句に価格競争となって自分の首を締め上げる・・何ともはや。
481オカマスキー:01/12/14 21:14 ID:iNInaZpP
艦艇の話が出たついでに・・・
舶用の蒸気機関は、19世紀末に4気筒3段膨張、3000馬力、400rpm(駆逐艦用)、
または9000馬力、120rpm(戦艦用)のレベルに達してます。コンロッドや
クランクシャフトにもニッケル鋼が採用され始めています。
ウェアー式やウォーシントン式の給水ポンプ/給水加熱器も、もともとは舶用に
開発されたもので、第一次大戦後の造船不況やワシントン軍縮条約のアオリで機関車用に
販路を求めたって感じが有ります。合金鋼の蒸機への採用も大体この頃からです。
ウェアー式のライセンシーである川崎造船所も自社負担で9600にウェアー式の給水ポンプ
/給水加熱器を取り付けて国鉄に売込みを図ったことが有り、さぞかし必死の思いだった
でしょうが、ご承知のように正式採用とはなりませんでした。
全般的に、10〜20年遅れで追っかけていた感が有り、これも当方が舶用蒸気機関に
興味を持っている一因です。
少し離れた視点から、蒸機の技術史を見る必要も・・・
482オカマスキー:01/12/14 21:17 ID:iNInaZpP
>>469
>ついたら怖いです。C622万歳なんて人が嫌いで・・・

そ〜言や、こないだ当方に「外国コンプレックスの鉄ヲタはウザイ。氏ね」とか何とか
脅迫メールが来ました。得ろ画像付きで。
良く読めば、当方の主旨が、判ると思うんですケド・・・

>好調機C6232が主役の写真て少ないですね。廃車に研修陣が嘆いたってのに。

昔さんざん撮りましたケド。上目名の両側、二股、大沼・・・また32か、ってな感じで。
あっそうそう、F誌の1970年11月号 (No.114) に32が本務の103レ長万部発進の
写真を載せてもらいました。何と久保田氏の添乗記事の扉写真として・・・
川崎製はシリンダーカバー上部が外傾しておらず、C62っぽくないのが個人的にはチョット。
483オカマスキー:01/12/14 21:20 ID:iNInaZpP
RJ誌の久保田氏記事に対しては、個々の反論はそこそこに、兼ねてから思っていたこと
(スモール/ラージエンジンポリシー、標準設計、等々)を中心に書こうとしたので、
ピントはわざとずらしてます。
思うに、国有化以前は、山陽鉄道や日本鉄道など、複式膨張や広火室の採用に積極的な
鉄道も有ったのに、鉄道院になってからは、両鉄道出身の技師たちは主流からはじかれて
しまったため、技術開発は単調となり、趣味的にも面白味に欠けた蒸機が多く造られた、
という感が有ります。
484オカマスキー:01/12/14 21:40 ID:iNInaZpP
>>469, >>470, >>472
C58がC50に比べて曲線上での動揺が激しいのは、一説に主連棒長が短い(2250mm)
ためとされてますが、C50(2300mmと2500mmの2種有り)の2〜10%減で、同一速度での
動輪回転数が約5%増であるのを勘案しても、そんなに差が生ずるかな〜という気がします。
むしろ、C58の固定軸距が短く、C50に比べて前後のオーバーハングも大きいため、
キャブ上で激しい左右動となったのでは・・
先・従台車の復元力を強くして抑え込むのはチト感心しません。工場出たては良くても、
すぐにガタが来そうです。加振力自体を小さくするほうが本道でしょう。
英国の本線用2-6-2は、固定軸距をパシフィックよか広げてるためか、かかる動揺は
報告されてないようで・・・独逸の23などはどうだったのか・・・
あれは先台車がクラウス・ヘルムホルツ式か・・・

話はチト違いますが、昔常磐線の期間女史やってた人が、彼女を女史席に乗せてやったら、
あまりに振動がひどいので、降りる頃には足腰が立たなくなって、子供産めない体になっ
てしまったとか・・・
やはり超過釣合量は25%程度では全然不足で、33%あたりが境界、40〜50%でないと人間
が乗る乗り物としての資格が無い、ってことですかね。
485非会員:01/12/15 00:15 ID:6/k6uqgR
 オカマスキーさん、こんばんは。古カメラマニアのデブです。
最近は某所でカマを焚いています。来年は2級ボイラとりますYO!
486amateur driver:01/12/15 01:55 ID:6OSy3bBg
>481
おおお・・・・そうなんですか。初めて知りました。
いやーこのスレはホントためになって面白いです。

>482
海外鉄の知り合いの人に聞いたんですが、人数も多くないせいか
(2?3人知り合い挟むと全員にいきあたるとか)それはそれは
ドロドロとした一面も・・・・・・・(´Д`;)
せめてこの分野はそんなことにならないようにマターリいきましょう。
せっかくこれだけのハイレベルな話ができているんですし。

>484
両巨頭氏に基本的質問なのですが、なぜ"超過"釣合量なのでしょうか?
40〜50%というのはシリンダ牽引力?の水平運動成分について、
つりあい量が40〜50%ということでよろしいのでしょうか?
487名無しでGO!:01/12/15 13:46 ID:dNaUeHZ+
age
488蒸気馬鹿一代:01/12/15 15:23 ID:6i+ecQg4
>>486
ええと、蒸気機関では通例、回転慣性質量の均衡を完全に取ってから
往復慣性質量均衡を適宜取るわけで、それを回転分を超過する分と見なして超過
釣り合いと言うんです。で、往復慣性質量はシリンダ牽引力と言うか、回転数等
でも変動しますんで、常用する域を中心に取るわけで。

蒸気機関力学という、半世紀も前に学究の場から消えたような学問の話になるから
あれなんですが・・・・今なら内燃機関から考えるしかないでしょう。単動機関の力学と
複動機関の力学はちょいとちがうんで大変なんですが。

人間関係は・・・・大変なことで。
489オカマスキー:01/12/15 16:04 ID:XNFfFGWC
>>485
非会員さん、こんにちは。
釜は走る奴でしょうか? でしたら色々お聞かせ下さい。実務体験は貴重です。
二級合格をお祈りしています。
デハ。
490名無しでGO!:01/12/15 16:10 ID:eE60xcZz
概出かもしれんが
無理かもしれない、けど復活してほしい
梅小路のC53
唯一の3気筒シリンダーは鉄道記念物としてだけでなく、動態保存としての文化財の価値はあるはず。
俺は関東人だけど、京都−大阪で構わない。
ふさわしくないかもしれないけど、米原−京都でもいい。
爆走する姿を見たひ。
491蒸気馬鹿一代:01/12/15 16:26 ID:6i+ecQg4
>>479
粗品・・・ついでに図面のコピーをお願いできませんか?連絡はHP参照ですか?
>>480
ポストは別に・・・・各計算式はともかく色々と条件やら補正やら、もう・・・
D53(KD57)だと余計なことが無いため非常に楽で、計算のモデルには丁度いい
と思いますんで、今夜あたり。C62は投げ出したい気分です。去年、グラフを
一つ書いただけで投げたくらいで・・・・しかし、一人でやるとロクなことに
ならない感じです。煙管は・・・・なんというか。

艦艇ですが、あっちはオールギヤードタービンとかなんとか出てきてまー盛んな
もので。軍事そのものだからという面、鉄道では将来的には電化が見込めるという面、
等色々ありますね。
>>482
私はここでC622万歳人間に攻撃されるかと思ってました。蒸気が消えてから生まれて
ますから、何とも・・・・C622、3の写真はそれこそ腐るくらい見せられて、以外の機
はもう・・・小学館のビデオではC6232解体シーンが(;´Д`)
川崎製はC59だと汽車とともにシリンダーカバーのスジがハッキリしてて好きです・・・

>>483
私は適正なところを取って設計しろ、としか思いませんので・・・

>>484
もう一つ、C63の従台車をいじって使用する、という選択もあると思います。
子供が産めなくなった話はどうかと思いますが、25%しか釣り合いを取らないなら
240回転を限度として使用すべきだったと考えます。本当なら動輪が1750mmも
あるのに129km/hを命がけで出してるのはあんまりです。150km/hならともかく。
C59127にしても110km/hで常用したいなら40%ほどは必要で、これだけ取っていれば
高速域での再加速性能も僅かながら向上しますし、回復運転用に120km/hまでの
余裕も与えられたか、と。
492オカマスキー:01/12/15 16:52 ID:XNFfFGWC
>>488
「陥穽室料」
アレ? そうでしたっけ?
前半部(で、の前まで)はその通りですけど・・・
往復慣性質量は、蒸気圧によるピストン推力に関係しない、文字通りの往復部分の
慣性質量(マス)のことだと・・・
具体的には、
サイドロッド、クランクピン、およびコンロッドの回転側(重心より後ろ)を回転部、
ピストン、ピストン棒(尻棒があるときはそれも)、クロスヘッド、および
コンロッドの往復側(重心より前)を往復部と見なします。
原則として、回転部の不釣合質量を全部(100%)錘(カウンター・ウエイト)で
釣り合わせた上に、往復部不釣合質量の一部(0〜87%)に対する錘を上乗せします。
後者を超過釣合錘(エキセス・バランス・ウエイト)と言います。
超過釣合錘は、軽くなるに従って蒸機の前後動が大きくなり、
重くなるに従って動軸重が著しく増減して、輪重抜けとレール叩き現象(ハンマリング)を
交互に起すという、やっかいなものです。
テナ訳で、軌道の強さ、機関車の重さ、シリンダの数などによって超過釣合錘の重量
(釣り合わせ率)を適宜按配することになり、保線側の発言力が強かった日本国鉄や、
標準軌の割に軌道が強くなかった独逸あたりは25%前後、英国は40〜50%、
米国は原則50%などと差が生じています。
493オカマスキー:01/12/15 17:29 ID:XNFfFGWC
>>491
ハイ、ご連絡はHP参照で願います。

“D53”
・・・は軸配置2D2でしたっけ。
だったら“D63”にしませんか? D62より1軸多いんだし・・・
“53”つーと、シーのでもエフのでも華奢な感じが・・・
“63”だと“62”よりも一層たくましい感じでグットです。
当方、機関車の姓名判断いたします(^^)

「オール・ギヤード・タービン」
英国LMSのターボモーティヴ、米国PRRのクラスS2、スエーデンの鉱石列車牽引用2-8-0、
蒸機でも実用機がいくつか有りますケド・・

>25%しか釣り合いを取らないなら240回転を限度として使用すべきだったと考えます。
子供産めない云々は、伝聞のため、誇張が有るように思いますが、
当方も、動輪径の割に常用速度が遅いのは、軸受が銅の鋼のでなく、釣り合い不足のためと
いう感じが強くなってきてます。
494amateur driver:01/12/15 17:53 ID:ZZuG09Lt
>488,491
どうもありがとうございます。理解できました。
「動輪の響き」に、徴兵されるからその前にと、C50で思いきり飛ばして
みた話がのっていますが、100km/hくらいまではものすごい振動でも、
ある速度からはかえって安定して静かになったそうです。
これはなぜなんでしょうか・・・・
495名無しでGO!:01/12/15 17:59 ID:kUO2BMa+
 まったく違う話ですが、ディズニーランドの蒸機をご覧になったことがありますか。
これは石炭でなく、ガスで動かしているようですね。また、頻繁に休みなく走り回って
おり、本格的な鉄道と言っても過言ではないですね。
 この機関車はやはり現代の最新技術を駆使して製造されたのだと思いますが、製造
メーカーはどこなのでしょうね。
496オカマスキー:01/12/15 18:00 ID:XNFfFGWC
>>494
振動工学で言うところの強制振動の周波数が、振動系(この場合はC50のエンジン
側)の共振周波数に対して相当(1.5倍以上?)大きくなったため、バネ上部分の
振幅が小さくなったものと推定されます。
計算による検証は、蒸気馬力一代さんにお願いするとしましょう(^^)
497蒸気馬鹿一代:01/12/15 18:47 ID:6i+ecQg4
>>492
うーん、モーメントとかなんとか・・カットオフが下がって気筒の圧力変動が大きく
なると機関効率が下がるのと混ぜてました・・・・軸重変動を抑えたいなら3気筒、
贅沢言えば4気筒、理想を言えば5、6気筒を同軸上に・・・・狭軌だと4で限界かな・・・。
米は羨ましいというかなんというか。
しかし、やりだすと本が一冊書けますね、こりゃ。

オールギヤードタービンですが、日本での状況です。鉄道では省みられなかった
ですから。

>当方も、動輪径の割に常用速度が遅いのは、軸受が銅の鋼のでなく、釣り合い不足のためと
>いう感じが強くなってきてます。
戦前でも取るもの取って設計がまともな三気筒ならば試験で150km/hも狙えてると
思います。その時だけ輸入のいい油を入れて・・・・・・線路も10Kmくらい良いのを
用意してある程度の速度で進入、さらに加速。
保線屋の強情ぶりは高速の動力分散型の特急を入れる時も酷いものでした。KS値は
少ない、運転本数も僅かってことでなんとか説得したそうですが。

D53ですが、計画ということで図面はKD57としてます。もう日本型としての限界
狙ってて、不埒にも「日本型のスタイルを崩さずにどこまで大きく出来るか」で
設計してから出力求めました。C59とキャブを重ねるとKD57の後位側先輪と、C59
の前位側先輪が重なるような寸法です。相当無茶な感じです。今、三気筒に変更
した足回りを考え中・・・・そうですか。D63・・・・63だと結局生産されなかったり
限定運用の末に線区自体が存在しなくなって廃車・・・・難しいなあ・・・・
498蒸気馬鹿一代:01/12/15 18:55 ID:6i+ecQg4
>>495
たしか最新のものは協三工業製造だったと思います。福島の会社だったかな。

>>496
そこまではちょっと・・・・推測するとオカマスキーさんの推測で良いと
思います。151系の高速度試験、新幹線の開業前の速度試験での車体の
挙動の検証が参考になると思いますので、探して読んで下さい。
これもそのC50と同じような挙動してるはずなんで。
499名無しでGO!:01/12/15 20:51 ID:2l4ciXRI
>>495
ディズニーランドの協三工業製・重油焚きの四両の蒸機。
協三工業は昭和20〜30年代に産業用途に蒸機を制作していたメーカーで、
恐らく実用機として本邦最後の新製蒸機を送り出した会社です。
(川鉄千葉向けの産業ロコ)

なおかつ全国のテーマパークで走っている蒸気機関車たちの大半が
協三工業製で、ディズニーランドの兄弟機です。
(埼玉県むさしの村、愛知県こどもの国等々)
外見も設計面も、ほとんど過去の産業用途の再来と言って良い機関車です。
ディズニーランドは見かけが開拓時代風で、外見が違うだけで雰囲気が
ぐっと良いですねえ。
500オカマスキー:01/12/15 21:18 ID:C9i2lGAW
>>495, >>498, >>499
駄レスです。
米国その他のディズニーランドに輸出って話は無いのでしょうか?
・・・
もう500かな?
501オカマスキー:01/12/15 21:32 ID:C9i2lGAW
>>491
海軍と国鉄が戦前日本重工業の牽引役、とは言っても、やはり海軍のほうが
遥かに優位だったような感が有ります。
生まれてませんでしたが・・・

>私はここでC622万歳人間に攻撃されるかと思ってました。
攻撃対象が二分されて少し気が楽になったのでは?(^^)
502オカマスキー:01/12/15 22:07 ID:C9i2lGAW
>>497
「ロクサン」
ウ〜ム、バイタリティの半面、非業短命の運勢も見え隠れして・・・

>C59とキャブを重ねるとKD57の後位側先輪と、C59
>の前位側先輪が重なるような寸法です。相当無茶な感じです。今、三気筒に変更
>した足回りを考え中・・・

ホイールベースが長いので、白老〜沼ノ端間(日本最長直線区間)の限定運用か?
それはさておき、3ft6inゲージなら4シリンダーよか3シリンダーでしょう。
1シリンダー当りのピストン推力デカイから、クランクウェブ相当頑丈にしないと・・・
中央シリンダーは第1動軸、外側シリンダーは第2動軸に結んだ、ディヴァイデット・
ドライヴでしょうね。南阿の25NCとか仏蘭西の242Aあたり参考になるかも。
今日的視点からは、環境側面にも配慮しないと。
低周波振動抑制の意味からも、マルチシリンダーは不可欠。
騒音公害も感興団体がウルサイから、主台枠を密閉の箱に一体鋳造し、
内部全体をマフラー兼集塵器にして、煙突は伊太利のフランコ・クロスティ式
みたいにキャブ直前の両側に持ってくる、なんてのは如何?
・・・
ときに、いつか仰っていた、「ラッパ型の弁」って、鼓型の中空のやつですか?
503オカマスキー:01/12/15 22:17 ID:C9i2lGAW
>>502
>主台枠を密閉の箱に一体鋳造し・・・
は昨今イモノ屋さんが少なくなったので無理。
やはり全溶接の板台枠で。
そ〜言や、独逸でも戦後設計の釜は、全溶接の板台枠になってます。
「棒台枠が新式で優れている」とは、ハテ、どなたの弁でせう?
504名無しでGO!:01/12/16 01:22 ID:Vsuv6CET
良スレ上ゲ
505蒸気馬鹿一代:01/12/16 01:23 ID:nR4UPTaD
>>501
軍は技術的に無茶なことまでやって¥ますから・・・積極的なのが伝統なのかな・・

>攻撃対象が二分されて少し気が楽になったのでは?(^^)
まあそれもありますが、蒸気話を存分にやるのは初めてなんで、そのことのほうが
大きいです。

>>502
ホイールベースは長いですが、計画機ながら各軸距を1670としたφ1600mm動輪の
D型機もありますし、計算したところ第一、第四動輪のフランジを7mm程度削り、
先・従台車の横動を中心で140mmまで取れれば半径100mの曲線を通過できます。
条件に合いますよ。気筒数ですが、やはり四気筒はきつい・・・・三気筒でφ600mm
以上取れればいいかな・・・気筒は同一平面上に置きたいです。位置はC53の中央
気筒に倣い、そこで三つ揃えます。排気を真っ直ぐ上に抜いても弁が電磁式ゆえ
煙室容積はそれほど食わないかと。給気は正面から見てV型に入れてやるなら
蒸気管も同じ径のものを二つで良くなります。弁径の設計は気を使うでしょうが。
なにしろ巨大で内径1900mm、中心高が2670mmもあるボイラーなんで、下には
余裕が出来てしまうんです。・・・左右気筒は第二動輪に中央気筒を連結したのに
合わせて持ち上げたほうが先台車の設計が楽です。なにせオイルダンパだの
アクティブな横動制御だのと考えているんで。どうせだから軸重制御をやって
低速で動輪軸重を16.8tから18.0tに増大させるとか。・・・気筒配置は
ディヴァイデット・ドライヴも考えたんですが、逆にきつくなる感じがして・・・
主連棒が先台車と接近しちゃうんで。一度、図面に起こして検討しないと。
台枠・・少なくとも後台枠は鋳造に変更しないと駄目かな・・・・主台枠の鋳造は
大丈夫でしょう。少なくなっていようが、やれと言われりゃやる人種が揃ってま
すから。それと、スペースは火室へ供給する空気を予熱するのに使ったほうが良
いかと。そのほうが空気の流れが素直でしょう。騒音は・・・・人口密集地でだけ
問題か。無視したいな…。
ラッパ型の弁とはその「ピストン」ではないです。金管楽器では他にロータリー
なんかもありますが、そうではなくて「アサガオ」のほうのラッパ型です。
内燃機関でよく使うような。隙間容積と抵抗を極小に出来ると思います。
506蒸気馬鹿一代:01/12/16 01:29 ID:nR4UPTaD
>>503
棒台枠は・・・・作業のし易さをとったのかな。あとは水平方向の剛性・・・日本での
板代枠のやり方に問題があるとも思いますが。

64あたりだと安心なんだけど、目立たないかな・・・・54は絶対に避けたい
です。DD54・・・66なら問題無いんだけどどうしたものか。うーん・・・・
507amateur driver:01/12/16 02:21 ID:GIzyjORl
C50の高速時のご返答ありがとうございました。

・・・・・しかしすごいスレになってきましたね。
冗談ではなく本当に本を出されたらいかがでしょう? > 両巨頭様
久○田氏がご健在なうちに・・・・(すいません不謹慎ですが)
508オカマスキー:01/12/16 08:31 ID:4mxzxey2
>>505
>ラッパ型の弁とはその「ピストン」ではないです。金管楽器では他にロータリー
>なんかもありますが、そうではなくて「アサガオ」のほうのラッパ型です。
>内燃機関でよく使うような。隙間容積と抵抗を極小に出来ると思います。

え〜、当方の言ってるのは、ポペット弁でも内燃機関用の単座のやつではなく、
複座(ダブルビート)のやつのことなんですケド・・・
509蒸気馬鹿一代:01/12/16 09:48 ID:nR4UPTaD
>>508
ドロップ弁でしたか・・・・すみません、私の想像力不足で・・・
それだとどうもスムーズにならないような・・・

国鉄機でなんだかな・・・と思うのはC55のバイパス弁で、ここでこの単式空気バイパス弁、
単座で蒸気ピストン付きの弁を使うならもう少し考えて応用しても良かったような・・・
その後は複式にして使ってるんだし。
私のいう弁はこれだと思って下さい。計算はもうちょっと・・・・

>>507
いやもう・・・
510名無しでGO!:01/12/16 10:14 ID:aasZhBhg
超良スレあげ
511オカマスキー:01/12/16 10:31 ID:CUzENInt
>>505
>位置はC53の中央気筒に倣い、そこで三つ揃えます。

でしたら第1動軸もクランクにして、中央コンロッドを逃げるようにすると、
中央シリンダーの傾斜が緩くできます。
先台車もこの際、外側軸箱にしたいです。
・・・
ディヴァイデット・ドライヴ、好きなんだけどな〜。

>なにしろ巨大で内径1900mm、中心高が2670mmもあるボイラーなんで、下には
>余裕が出来てしまうんです。

排気にしろ空気予熱にしろ、やはり主台枠を高熱にするのは良くなさそうなので、
仰せのスペースには廃熱利用の大型給水加熱器、兼空気予熱器をド〜ンと入れて、
フランコ・クロスティ式のようにしましょう!

>>509
>それだとどうもスムーズにならないような・・・

中空・複座のほうが弁体に掛かる蒸気圧が少なくて駆動が楽ですし、
同じリフト(揚程)でも開口面積が2倍になって有利です。
実際のポペット弁付きの蒸機はほとんどこのタイプです。
・・・
デハ、成功を祈る。
万一失敗しても、当会は一切・・・
512オカマスキー:01/12/16 10:50 ID:CUzENInt
>>505
>第一、第四動輪のフランジを7mm程度削り、

フランジ弱めするとしたら第2、第4動輪でしょうね。
第1動輪フランジはただでさえ摩耗し易いんで・・・
米国の4-8-4みたいに第1動軸だけ横動させる(独立の復元装置付き)って
手も有ります。
513名無しでGO!:01/12/16 11:19 ID:VnRb+Gus
効率の問題もあるとは思いますが、缶圧をもう少し上げて、シリンダ直径を小型化できませんか。
ピストン連棒にかかる衝撃振動を軽減する意味でも、24〜36気圧くらいまでの高圧化が
効果的のような気がします。駆動は、内側に高圧シリンダを配置して、16気圧くらいまで高圧
シリンダ内で膨張させてから、外側の低圧シリンダで排気圧まで膨張させれば良いわけですから、
何とかなりそうな気がするんですが....。
戦後のSNCFの資料を探せているのですが、インターネット経由では見つけられません。
パリ〜ディジョン間で2000mm動輪でボークレン複式4気筒機が、常用160km/hで運転していたので
速度的に(複式だと回転数を上げられないという昔の一般的理解)は、問題はないと思います。
514蒸気馬鹿一代:01/12/16 12:09 ID:nR4UPTaD
>>511
>でしたら第1動軸もクランクにして、中央コンロッドを逃げるようにすると、
>中央シリンダーの傾斜が緩くできます。
>先台車もこの際、外側軸箱にしたいです。
>・・・
>ディヴァイデット・ドライヴ、好きなんだけどな〜。
どうにも収まらず、結局前部の張り出しが酷くなるもんで。ライトパシなら大丈夫
なんでしょうが。
先台車の外台枠化は日本型に拘るならちょっとあれですが、外気筒を頑丈にして
そこに重量をかけるとかすると揺れや振動で有利ですね。
>排気にしろ空気予熱にしろ、やはり主台枠を高熱にするのは良くなさそうなので、
>仰せのスペースには廃熱利用の大型給水加熱器、兼空気予熱器をド〜ンと入れて、
>フランコ・クロスティ式のようにしましょう!
いいですね。しかし煙突の位置がきついですね・・・・キャブ下を通して連結面から上
に抜きますか?
>中空・複座のほうが弁体に掛かる蒸気圧が少なくて駆動が楽ですし、
>同じリフト(揚程)でも開口面積が2倍になって有利です。
>実際のポペット弁付きの蒸機はほとんどこのタイプです。
>・・・
>デハ、成功を祈る。
>万一失敗しても、当会は一切・・・
俺も責任持てませんが。
弁は課題が多いですよ。未だに色々考えては消え考えては消え・・・・
>フランジ弱めするとしたら第2、第4動輪でしょうね。
>第1動輪フランジはただでさえ摩耗し易いんで・・・
>米国の4-8-4みたいに第1動軸だけ横動させる(独立の復元装置付き)って
>手も有ります。
削る他にバックゲージそのものを詰めてしまうのも手です。うーん、先台車と
併せてアクティブに第一、第四動輪の横動を制御するのが一番素直でしょうか。
515蒸気馬鹿一代:01/12/16 12:50 ID:nR4UPTaD
>>513
KD57で二気筒から三気筒に変更・検討しているのは一回転あたりの気筒体積を
増やして最大カットオフの値を低下させ、より完全膨張に近づけてシリンダ
出力を向上させ、カットオフが低下するため機械効率が低下しますが三気筒
機関のバランスの良さが低下を抑えるわけでして。つまり出力増大。

基準線図を基準として言うと単式で膨張させた時に比べて二段膨張では5%の損失が
あります。三段膨張ではさらに5%。これをどう考えるか。常用速度域や蒸気発生
量との兼ね合いがあるので、詳しく検討しないことには何とも・・・・
完全膨張時を仮定してシリンダ出力を算定した値との対比が重要ですな。

複式機関車では高速度が無理という話は私は聞いたことがありません。
日本で複式が使われなくなったのは保守や運転の煩雑さが嫌われ、単式でも
必要な出力が得られたことにあると思いますが。「早風」の例もありますから。
516蒸気馬鹿一代:01/12/16 14:12 ID:nR4UPTaD
出力計算です。

Sは片道の長さです。つまり行程。S1は締め切りまでの行程の長さ。S1/S=E1で、
E1を百分率であらわしたものを通例カットオフと呼びます。P0は背圧です。
グラフは点A(0、P1)から点B(S1、P1)を直線で結び、ここからPV=定数に
近似した曲線(膨張曲線)になり、点C(S、P2)に達します。これと点C(S、P0)
を直線で結び、さらに点Cは点D(0、P0)と直線で結び、DとAを直線で結びます。
靴型の囲まれた領域がグラフ上に出現したら成功です。これはPV線図で、基準線図
と言います。
この靴型の面積をSで割ってやると平均有効圧Piになるんですが、実際はA以外の
カドが丸くなる(形の悪い薩摩芋)のと、最初の死点にあるときでもシリンダ容積
がゼロにはならない(隙間容積)のとで、このグラフから求められる数字に
係数f(0.9とか0.8)を掛けるわけです。国鉄の欠点は背圧の高さもさることながら
この隙間容積が機構上必要な分より大きい(気筒容積に対する率、つまり隙間容
積率E0はピストン弁式では7%程度にできるが国鉄ではE0=11%以上が大半)ことと
弁の動作にあり、掛ける数字が小さくなるわけです。0.78とか。ドロップ弁では
隙間容積を5%から8%に出来るのでf=0・85を超えたかな。
517蒸気馬鹿一代:01/12/16 14:12 ID:nR4UPTaD
計算式は・・・・

平均有効圧Piは対数の底をe=2.718281828459・・・・として
Pi=〔1+{log(1/E1)}/1,25〕(E1)(缶圧P)−(背圧P0)
で、飽和だと1,25でなくて1を取ります。
背圧は国鉄機の実測は
P0=0.15〜0.23(E1が0.15〜0.4だそうだが。)

実平均有効圧は
Pm=f・Pi=f{〔1+{log(1/E1)}/1,25〕・E1・P−P0}・・・・・・・・・・・・・・第一式

最大カットオフは給気の状態を考慮してkを1/2〜1/3とし、
(隙間容積m^3)=E0・F・Sだから消費の釣り合い式は
Qm^3/h
=(行程Sm)・(ピストン面積Fm^2)・(複動機関の2)・(気筒数N)・(E1+E0・K)・(分当り回転数n)・60分
で 
E1=Q/{F・S・n・60・2・N}−k・EO・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第二式
で回転数に応じた最大値を求める。

んで図示馬力だのシリンダ出力だの言われている数字を算出する式は数字をLiとして
Li=2・N・Pm・F・S・n/60・75
動輪周出力Lはη=機械効率(nの関数です)
L=Li・η・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第三式

以上四つの計算式を設計に応じて計算、n、つまりは速度を入れれば各値が決まり
Lを算出できるようにしてから各回転数に応じて計算し、出力線図、動輪周牽引
力線図を書くようにします。細かい理屈は省きます。機械効率ηは別に述べます。
518蒸気馬鹿一代:01/12/16 14:33 ID:nR4UPTaD
Qを求めるには>>316>>318

動輪回転数と速度の関係は以下の計算式
X=(100Y)/(6Zπ)
Y=(6XZπ)/100
Z=(100Y)/(6Xπ)
但し
X 動輪回転数/分
Y 時速 Km/h
Z 動輪直径 m

出力の評価はKD57以外ではあんまり参考にならないですが>>379で。
519非会員:01/12/16 14:41 ID:5sRiZi9Y
オカマスキーさん、こんにちは

オカマさんはたうぜん、走るやつです。4輪連結、D型スライド弁
飽和蒸気の世界でも最小クラスのやつです。わかりますYONE?

現在、1号のベルペアボイラを新製中、大変なのは肩の部分で、
昔なら職人が叩き出しで出した肩の部分が出せないそうです。
それはボイラやさんのアイデアで乗り越えられそうです。

違ったレベルのはなしですが、缶焚きとしてもっとも有り難いのは
上がりが早く、下がりにくく、煙管掃除の楽なカマです。この点
3号機は二重丸!6号機はぺけですね。でも、やりがいはありますYO!

理屈はいろいろ知ってたので、石炭のくべかた等はうまく?できましたが、
ブロアの使い方は勉強になりました。あと、インゼクタの使い方も
おもしろいです。GWの運転会、来てください。れびさんもきますYO!
520amateur driver:01/12/16 15:11 ID:0eGUgaXJ
>519
羅○の方でしたか。
以前ちょこっとお邪魔させていただきましたが、
その後失礼しておりました。

そのときにちょっとみせさていただいたのですが
あのカマはオール固定火格子なんですか?
ポーカーとか小さくて可愛いですよね。
521amateur driver:01/12/16 15:55 ID:0eGUgaXJ
>511
また基本的質問で恐縮なのですが・・・・
フランコ・クロスティ式ってBR 9Fでうまくいかなかったのですか?
ちょっと前のSteam Railwayに記事がのっていたような・・・・・
522名無しでGO!:01/12/16 17:51 ID:rgg3g7zG
age
523名無しでGO!:01/12/16 20:13 ID:SJpIZHKe
ED73の要求性能が、D52が牽引していた1200t列車を無理なく置き換えられること
という条件でしたが、東北本線筋よりも鹿児島本線の方が要求性能が厳しかったのか、それとも
東海道本線・山陽本線の延長線上にあって同様の要求をされたのかは不明ですが、東海道線での
ボイラ更新後のD52が牽引した貨物列車の関ヶ原越えでは、その当時(昭和28年頃)すでに勾配を
緩和した新垂井経由になっていたのでしょうか。
524オカマスキー:01/12/16 21:02 ID:jTxmzjEV
>>513
>戦後のSNCFの資料を探しているのですが、インターネット経由では見つけられません。

下記はご覧になりましたか?
http://members.tripod.com/~Norton_DataCAD/frsteaml/home.htm

>パリ〜ディジョン間で2000mm動輪でボークレン複式4気筒機が・・・

仏蘭西にはヴォークレイン式(米国ボールドウィン社の技師、のち社長)は
無かったと思いますケド・・・
ウールフ(Wolff)コンパウンドのことでは?
525オカマスキー:01/12/16 21:05 ID:jTxmzjEV
>>523
>ボイラ更新後のD52が牽引した貨物列車の関ヶ原越えでは、その当時(昭和28年頃)すでに勾配を
>緩和した新垂井経由になっていたのでしょうか。

新垂井経由の新線は確か戦時中に輸送力増強のため開通したと記憶しています。
526オカマスキー:01/12/16 21:40 ID:jTxmzjEV
>>521
>フランコ・クロスティ式ってBR 9Fでうまくいかなかったのですか?

そうですね、燃費の改善割合が約3%程度のため、稼働5年位で給水加熱器を
外してしまっています。
伊太利や独逸に比べて車両限界が小さいので煙突の口が低く、煙の排出抵抗が
大きいのと相俟ってキャブに煙が掛かり易いなどの不都合も有ったようです。
527オカマスキー:01/12/16 21:43 ID:jTxmzjEV
>>519
>3号機は二重丸!6号機はぺけですね。

何が違いに影響するのでしょうか?
528オカマスキー:01/12/16 22:08 ID:jTxmzjEV
>>514
>>ディヴァイデット・ドライヴ、好きなんだけどな〜。
>どうにも収まらず、結局前部の張り出しが酷くなるもんで。ライトパシなら大丈夫
>なんでしょうが。
中央コンロッドは外側よか短くしちゃいましょう。
クランクスルーの5〜6倍有れば大丈夫です。

>>フランコ・クロスティ式のようにしましょう!
>いいですね。しかし煙突の位置がきついですね・・・・キャブ下を通して連結面から上
>に抜きますか?
燃料の重油も若干予熱しときましょう。
テナ訳で、煙突はテンダの後端に・・・
529非会員:01/12/16 22:58 ID:5sRiZi9Y
>>520
そう、3.6ともに固定火格子です、こんどの一号は揺れますYO!
先日の運転ではランバイのために無理炊きをして焚き口戸半分!まで
太平洋炭をいれました。かわいいポーカーでクリンカかき出し放題でした。

>>528
なんと!どういうわけか6号の煙管は火室側で極端に小さくしぼられて
いて、通風が悪いんですね。石炭節約のために台湾で行ったとか、諸説
ありますが、子細不明。チューブ突きも一度に奥までできず、非常に不便。
チューブを突いたあとに火室からスートブローをするなど、二度手間が必要。

そんなことで、ちょっと煤が詰まると圧が上がらない、通風が悪いためか
クリンカが出来やすい、軸受けのメタルが固い、など、欠点はあります、が、
本当にかわいいい、良い機関車ですYO!
amateur driverさんも、またきてNE!
530amateur driver:01/12/17 03:45 ID:UWm1WuNi
揚げ
531amateure driver:01/12/17 13:04 ID:Dp9Mif+j
>526
そうでした。煙害については記事でも触れられていましたね。
確かにあれではたまらんでしょう・・・・・
9FはGWRで(Great WesternではなくGloucestershire
Warwickshire Railway)ちょっと走らせたんですが、
設計が新しいだけになかなかよくできたカマでした。

>529
半分って、火床から焚口戸下端までの半分ってことですか?
ヤパーリあのぐらいの火床面積でも、火床は勾配つけて
もつんでしょうか?

PKP Pm36やTy3(= DB 52) なんかは、コツをつかまないと
一番奥までほおりこむことはできません。
もちろん両手ショベルですが、少なめに掬って焚口戸の
ところで勢いをつけてショベルを滑らせるようにします。
まだうまくできないんですが・・・・・

ところで素朴な疑問ですが、火床面積って「ひどこめんせき」って
読むんでしょうか。国語的におかしな感じがする・・・・・
532蒸気馬鹿一代:01/12/17 19:04 ID:zxqpjzZd
>>517の計算式は厳密さを追い求めたものではないことを書き忘れました。

>>528
>>どうにも収まらず、結局前部の張り出しが酷くなるもんで。ライトパシなら大丈夫
>>なんでしょうが。
>中央コンロッドは外側よか短くしちゃいましょう。
>クランクスルーの5〜6倍有れば大丈夫です。
なんだか回転力のグラフが綺麗にならないですが、そんなもんでいいんですね。
あ、8850に倣って外側を少し短くして揃えてもいいですね。なーんだ、考えたら
何とでもできますね…考えが硬くなってました…問題は先台車との折り合いか。

>>いいですね。しかし煙突の位置がきついですね・・・・キャブ下を通して連結面から上
>>に抜きますか?
>燃料の重油も若干予熱しときましょう。
>テナ訳で、煙突はテンダの後端に・・・
それだと煩雑になるので流動性を確保する分はテンダーに流すようにして、本格的な
予熱をキャブ背面でやっても良いかと思います。……ここまでやるならキャブ
フォワード……日本型からどんどん離れてく(藁)

いろいろ効率を稼いだ分は全部過熱に回して水の消費は減らしたいです。水30tでは
全力力行を一時間しか出来ないような状態ですから。もう少しボイラー自体も
工夫したほうが好いか。計算計算………
533オカマスキー:01/12/17 21:35 ID:ujvxT5xf
>>532
>>517の計算式は厳密さを追い求めたものではないことを書き忘れました。
かなり厳密・・・のように見えますケド・・・

>あ、8850に倣って外側を少し短くして揃えてもいいですね。なーんだ、考えたら
>何とでもできますね…考えが硬くなってました…問題は先台車との折り合いか。
先輪は昨今の低床車両のように左右別々に支持すれば、中央駆動系へのアクセスが
ぐっと楽になってグットです(^^)
荷重承は仰せのようなサイドベアラー式が耐ローリングの面からも良いでしょう。
534オカマスキー:01/12/17 21:45 ID:ujvxT5xf
>>531
>9Fは・・・設計が新しいだけになかなかよくできたカマでした。

かの国でもBR標準設計12形式のベストにランクされてるようです。
5ft(1524mm)動輪でも最大速度93mph出したとか・・・動輪回転数は500rpm超。
現役時代の話。
釣り合わせも独特な方式で動揺が少ないとか・・・実際はどうでしたか?

>>529
>半分って、火床から焚口戸下端までの半分ってことですか?

焚口の下半分、つまり焚口中心線のすぐ下まで石炭がうずたかく積み上げられてるって
ことだと思います。

>>火床面積
「かしょうめんせき」で良いのでは?
535オカマスキー:01/12/17 21:54 ID:ujvxT5xf
>>532
>予熱をキャブ背面でやっても良いかと思います。……ここまでやるならキャブ
>フォワード……日本型からどんどん離れてく(藁)

煙室も多分、戦時型D51と逆に底が平らな正規のカマボコ形になりますよね。
そこに丸くて小さな煙室扉(重油専燃のためシンダ掻き出し不要)を付けると、
ノフォーク・ウェスタンやB&Oの単式マレーのような感じに・・・
536オカマスキー:01/12/17 22:02 ID:ujvxT5xf
>>535
>煙室も多分、戦時型D51と逆に底が平らな正規のカマボコ形に・・・

たとえが悪かったです。C53を忘れてました。
平底煙室に小径煙室扉の組合せはC52でも・・・
537名無しでGO!:01/12/17 22:53 ID:I4YoSZ1b
>>529 >>534
>焚口の下半分、つまり焚口中心線のすぐ下まで石炭がうずたかく積み上げられてるって
>ことだと思います。

オカマスキーさんの書かれた通りです。
あの面積でも手前を厚く、四隅に多めに、厚くなく、薄くなく、常にポーカー
を入れて綺麗な火床をめざし、圧力計と安全弁と水面計を眺め、インゼクタの
タイミングを計り、歓呼応答をオコタラズ、1日ニ玄米四合トミソト少シノ
野菜ヲ、、、、

みなさん個性があって私好みの火床になった、と思うと乗務交代です(>_<)
下り「大和」の亀山乗り継ぎの気持ち、ほんとうによくわかりますYO!
538非会員:01/12/17 22:54 ID:I4YoSZ1b
>>537
すいません、537は非会員の書き込みです
539オカマスキー:01/12/17 23:19 ID:ujvxT5xf
>>537
>下り「大和」の亀山乗り継ぎの気持ち、ほんとうによくわかりますYO!

え〜、あれは「引き継いで欲しいのになかなか引き継いでもらえない」だったと
思いますケド・・・
ダイヤが立っているのに加えて亀山の手前に10パーミルだか有って、
ライトパシがいささかヘコタレているところに持ってきて
行く手には加太越えの難所が・・・
しかも別の区(奈良?)の乗務員への引継ぎ・・・
あの話は、スモール・エンジン・ポリシーゆえの悲哀と当方は認識してますが、
違いましたっけ?
540非会員:01/12/17 23:34 ID:I4YoSZ1b
>>539
>あの話は、スモール・エンジン・ポリシーゆえの悲哀と当方は認識してますが、
>違いましたっけ?

もちろんオカマスキーさんのおっしゃる通りです。
わたしは奈良の缶焚きのように引継ぎ拒否はできませんが、、、
541amateur driver:01/12/18 00:17 ID:clWVvMJJ
>534
>かの国でもBR標準設計12形式のベストにランクされてるようです。
それは知りませんでした。ある程度作られたのって、9Fだけでしたよね。

>5ft(1524mm)動輪でも最大速度93mph出したとか・・・動輪回転数は
>500rpm超。
>現役時代の話。
>釣り合わせも独特な方式で動揺が少ないとか・・・実際はどうでしたか?
93mphはすごい・・・・・・というか、とんでもないです。

軌道のコンディションがどの程度のレベルであるのか分からないのと、
保存鉄道は安全上の観点からせいぜい30mphぐらいまでですので、
動揺の程度というのはちょっと比較が難しいかと思います。

運転室の整備性・操作性のロジックは良く出来ている印象を持ちました。
このへんはSR BBクラスや前進も、流儀は違いますが昔のカマに比べて
進歩が感じられます。

>537
それはそれは・・・・・・カマが小さいと圧の保持に
神経を使うでしょうね。
蒸機は小さいほど運転が難しいという一面もありますから。
ちなみに定圧はどのくらいでしょうか?

>539
「動輪の響き」に、その場所でのエピソードがありますね。
C11で"亀の甲"が出来てしまい、もう登りきる力はない。
通過駅でフッと通票の受け渡しを忘れてしまい、止まった
ついでに火床を作りなおしたと・・・・・・・
これって、確信犯でもよかったような(笑)
542名無しでGO!:01/12/18 03:57 ID:K8sMzc4M
ageついでだけど、今さっきNHKでD51が東京駅を発車して
新幹線と併走する映像が流れたよ。
543蒸気馬鹿一代:01/12/18 12:03 ID:KJj4lZdg
>>533
いやあ、カットオフの求め方=蒸気消費量の算定が近似でしかないんで。本当は排気された蒸気の比重とか
色々計算しなければならないのをごまかしてあるんです。しかもFの単位がm^2とcm^2がごっちゃ・・・・
現在、過去に計算したときのメモから復旧してる状態でして、大元の理論と照らし合わせながら修正してる段階
です。なぜか値に狂いが…一年もほっとくとろくな事にならないや…

>>あ、8850に倣って外側を少し短くして揃えてもいいですね。なーんだ、考えたら
>>何とでもできますね…考えが硬くなってました…問題は先台車との折り合いか。
>先輪は昨今の低床車両のように左右別々に支持すれば、中央駆動系へのアクセスが
>ぐっと楽になってグットです(^^)
>荷重承は仰せのようなサイドベアラー式が耐ローリングの面からも良いでしょう。
今のところ思い直して同軸四気筒も検討中です。出力算定式で幾つか計算してみないと正確なところが分からない
感じになりましたんで。クロスヘッドが複雑になりそうで怖いですが。

>>535
>煙室も多分、戦時型D51と逆に底が平らな正規のカマボコ形になりますよね。
>そこに丸くて小さな煙室扉(重油専燃のためシンダ掻き出し不要)を付けると、
>ノフォーク・ウェスタンやB&Oの単式マレーのような感じに・・・
>>536
>たとえが悪かったです。C53を忘れてました。
>平底煙室に小径煙室扉の組合せはC52でも・・・
むしろミカニと言ってもらったほうが分かりやすかったです。

>>537>>539-540
それはライトパシの任務じゃ無いような…機種の選定が間違いかな…と。軸重制限、幾つでしたっけ?
544蒸気馬鹿一代:01/12/18 13:16 ID:KJj4lZdg
今ごろながら戦前型C59ですが、D51で重量配分が問題であり続けたこと、低質炭の使用が運命付
けられていたこと等々考えると、5000mm煙管、1000mm燃焼室、15〜16kg/cm^2の共通ボイラーが
最適解だった…と考え至りました。D51のスタイルが崩れるのは致し方なし。
545蒸気馬鹿一代:01/12/18 19:11 ID:KJj4lZdg
>>316の式に従い蒸気発生量を計算すると燃焼率600kg/m^2のときよく
適合する朝倉式ではボイラー効率が0.52611572、給水温度は給水過熱
器の性能から100℃とし、過熱蒸気温度を試験の連続最大値の368.5℃
から370℃に取り、このときエンタルピーは近似の1.8Mパスカルから
3186.6KJ/kg、kcalに直すと761.1kcal/kg程度、比体積は0.1601m^3、
石炭発熱量をWのままにして計算すると、

Q=W(0.52611572・600・3.85)/(761.1−100)
 =1.8383411181364W(自動給炭機付きのC62重・軽、D52に適用)

石炭発熱量を6500kcal/kgとすると
Q=11949.2176kg、体積は1913.069684m^3
隙間容積はC62重の場合、仕事容積の11%強なのだが詳細図面が無い
ので11.5%と仮定C62軽は12%と置く。>>254におけるグラフは基準線図
であり、理論平均有効圧と実有効圧との比はfのままほっとくと
第一式を用意するとシリンダ直径は
重C62で
Pm=f・Pi=f{16〔1+{log(1/E1)}/1,25〕・E1−P0}・・・・・・・・・・・・・・第一式
軽C62で
Pm=f・Pi=f{16〔1+{log(1/E1)}/1,25〕・E1−P0}・・・・・・・・・・・・・・第一式

第二式でカットオフ算出式を求めるとS=0.66、N=2、kを0.5に取って
重C62でシリンダ直径0.550m、よってF=0.237582895・・・・
E1=1913.069684/{0.237582895・0.66・n・60・2・2}−k・EO
 ={(50.83472076667230・・・・)/n}−0.0575
軽C62で0.520m、よってF=0.2123716192・・・・
E1=1913.069684/{0.2123716192・0.66・n・60・2・2}−k・EO
 ={(56.86946387543・・・・)/n}−0.06
546蒸気馬鹿一代:01/12/18 19:15 ID:KJj4lZdg
試しに150回転を算出すると、気筒出力を計算すると
Li=10000・2・N・Pm・F・S・n/60・75だから
重C62でE1=0.2813981・・・、P0を0.28として
Li=4・Pm・F・S・n/0.45
 =209.0729476(9.06951888419418380999-0.28)f
 =1837.650621104341059930807626524f
軽C62でE1=0.3191297・・・、P0を0.32として
Li=4・Pm・F・S・n/0.45
 =186.887024896(9.77162958614079−0.32)f
 =1766.38693377286399729110784f
L=Li・η・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第三式
だから
100〜150回転時の機械効率計算式は
η=100−370/カットオフ%
なので重C62で
η=100−370/28.13981
 =86.85136822174705515069220438944%
1596.02470f・・・・・・PS
軽C62で
η=100−370/31.91297
 =88.40596785570255702556045394709423786%
1561.59146f・・・・・・PS

f=0.7〜0.9なのですが、どうも算出しかねてます。とまあ、計算はこんな感じですが…

とにかく>>517
Li=2・N・Pm・F・S・n/60・75
という式は
Li=2・N・Pm・F・S・n/0.45
の間違いということで…そのまま計算すると1/10000になっちゃうので…申し訳無いです。
547オカマスキー:01/12/18 20:55 ID:mJj1R7eG
>>545, >>546
途中でスミマセンが、有効数字4桁以下は、イミ無いのでは?
548495:01/12/18 22:07 ID:5Ec7ijgl
>>498>>500
 レスどうもです。ディズニーランドのは協三工業製の蒸機ですか。
重油焚きですか?見たところ、全く黒煙を出さないので、ガスで動かしているの
だと思っていました。

>外見も設計面も、ほとんど過去の産業用途の再来と言って良い機関車です。
 やはり遊園地の蒸機に最新の技術を駆使すると言うわけにはいきませんか(藁
549オカマスキー:01/12/18 23:13 ID:mJj1R7eG
>>543
>それはライトパシの任務じゃ無いような…機種の選定が間違いかな…と。軸重制限、幾つでしたっ
>け?
D51も入っていたので、乙線規格の15tかな? C60, C61ならOKのハズ。
C57のうち戦後の東北・常磐・裏縦貫・関西・鹿児島線用の分は、若くして廃車になったC53の
ボイラーを更新修繕して載せ替え、C61同等性能に改造すべきだったかも・・・

>>544
>今ごろながら戦前型C59ですが、D51で重量配分が問題であり続けたこと、低質炭の使用が運命付
>けられていたこと等々考えると、5000mm煙管、1000mm燃焼室、15〜16kg/cm^2の共通ボイラーが
>最適解だった…と考え至りました。D51のスタイルが崩れるのは致し方なし。

そりゃそうでしょうが、問題は昭和15年頃の設計時点で燃焼室が採用されたか、となると
あまり現実味は・・・
仮にYESとすれば、史実のD52以前に細身のD52(動軸重15t)が誕生、東海道・山陽両線の
貨物の定数は50t程度アップされ、旧仕様のD51はそれ以外の線に転出、史実のD52は戦局の悪化に
伴ってやはり昭和18年末にD53として誕生、って展開ですかね。
部内工場まで総動員して大量増備中のD51を設計変更するか? って問題が有りますが、
部内工場はそのまま旧仕様を造り続け(数は多くない)、5大メーカーは新仕様に移行するって
ことにすれば、史実よりは面白くなりそうな気もしますケド。
それよか、D51の煙管長5500mm、燃焼室無しのボイラーを15kg/cm^2で使ったほうが、
後ろ向きながら、現実味が有るかと。
ボイラー効率が良い分、蒸発能力はC59よか上ですし。
550名無しでGO!:01/12/19 00:58 ID:gYlecUu2
なんか不安なので保安age
551amateure driver:01/12/19 11:38 ID:/WoFsGr0
あげます
552蒸気馬鹿一代:01/12/19 12:09 ID:t2sTpf7B
>>547
ええ、意味無いです。どこで切るか迷ってそのままにしただけでして。

>>548
>>外見も設計面も、ほとんど過去の産業用途の再来と言って良い機関車です。
>やはり遊園地の蒸機に最新の技術を駆使すると言うわけにはいきませんか(藁
運転の実態を考えるとどうなんでしょうね…
外観はポーターやコッペルの流儀にしたら良いなあ…と思います。産業用はどうも…
弁装置は最新技術を入れたほうが扱い易くなると思います。出力よりはメンテナンス性と燃費を重視することに
なるんでしょうね。

>>549
>D51も入っていたので、乙線規格の15tかな? C60, C61ならOKのハズ。
そうでしたか。ならば、せめて自動給炭機が無いので冷遇され気味だったC60を入れてやりたかったです。

>C57のうち戦後の東北・常磐・裏縦貫・関西・鹿児島線用の分は、若くして廃車になったC53の
>ボイラーを更新修繕して載せ替え、C61同等性能に改造すべきだったかも・・・
C57もD51も結局投入線区の許容軸重を考えるともっと大きくても良かったでしょう。戦前に関して言えば将来を
見通すことの困難さが…しかし戦後は仰るような手段での取り返しようもあったろうに、全く手をつけなかったのは
何なのか?鉄道にとって殆ど役に立たなかった、というか邪魔だったGHQの影響だったんでしょうか?

>そりゃそうでしょうが、問題は昭和15年頃の設計時点で燃焼室が採用されたか、となると
>あまり現実味は・・・
前向きなほうが…それにC59の設計完了とともにD52の検討に入ってることを考えると「もう一形式早くても…」
と考えもしますんで。で、そうなるとD53では二軸従台車が採用されたかもしれません。戦後の機関車事情は
史実よりもだいぶ好転したのでは?
553蒸気馬鹿一代:01/12/19 14:27 ID:t2sTpf7B
考えたら廃タイヤでも8000kcal/kgあるんですね。

ええと、燃焼に関してのデータや理論が出てきたので詳細を。教科書臭いけど。

石炭の火格子燃焼は、着火速度が遅かったり(上込め燃焼で多少補える)、燃焼速度も遅いなんて欠点があります。

先ず加熱されて揮発分を放出、着火、次に固定炭素燃焼して二酸化炭素となる。その二酸化炭素の一部は還元
されて一酸化炭素になり、炭層を離れた上の方で再び燃焼する。このため充分な二次空気が必要になります。

ボイラー用石炭の選定にあっては
(1)燃焼室に適合した石炭を選ぶ−燃焼室が小さければ揮発分が少ないものを選ぶ。揮発分を燃焼させるためには
充分な容積を持った燃焼室が必要となる。国鉄蒸気ではどうも…
(2)燃焼装置に適合した石炭を選ぶ−例えばストーカでは上質炭が好ましい。負荷変動、炭質変動に弱いから。
(3)ボイラーの運転状態に応じた石炭を選ぶ。ロコモウティブボイラーでは高負荷燃焼が行われるために高発熱量
でクリンカの少ない石炭が求められ、又、負荷変動が大きいために燃焼状態の良い上質炭が求められます。
・・・・・・・・で、肝心なのが(4)入手が容易であること。
554蒸気馬鹿一代:01/12/19 14:27 ID:t2sTpf7B
手焚きの長所は
(1)構造が簡単、設備費が安い
(2)給炭方法(上込め燃焼)から着火が良く、低質炭でも比較的効率良く燃焼させられる。
(3)燃焼の調節が容易で負荷変動に強い
欠点は
(1)労力を要し、大容量ボイラーには適さない
(2)給炭が連続ではなく間欠的なので燃焼にムラが生じる
(3)作業時に焚き口から冷風が進入して効率を下げる。
(4)取扱者の技量に左右される。

です。負荷変動に強いこと、一般には焚き口からの冷風が欠点となるものの、予熱をしない上に二次空気を焚き口
から入れてるロコモウティブボイラーではそれほど問題とならないことが機関車向けに特に都合の良い点でしょうか。
日本の焚火法(ふんかほう)は長所(2)の追求、短所(2)(4)のカバーが眼目となったと言えるかと思います。空気量に
も関係してきますし。

ストーカ燃焼の長所は
(1)連続給炭であるから燃焼が良好でムラが無い
(2)多量の石炭を効率良く燃焼させられる。
(3)労力が少なくてすむ。
短所は
(1)構造が複雑、設備費が高い
(2)動力が必要
(3)負荷変動、炭質変動に弱い。
(4)取り扱いに熟練を要する。

大型機関車では手焚きとストーカを併用して欠点を補わせて使用したということですね。
微粉炭をバーナーで燃やす方法は割愛。
555蒸気馬鹿一代:01/12/19 14:55 ID:t2sTpf7B
液体燃料ではアルコールランプのような「蒸発燃焼」もありますが、能力的、燃料種別的に模型機関車には
使えても実物には使えないです。
で、一般的なのが「噴霧式燃焼」です。重油では粘度を下げなければ充分に霧化できないので、予熱し
たりするわけです。

空気量です。
化学的な話を飛ばして成分由来の、燃料1kg当りで燃焼に最低限必要な空気量(理論空気量)を言うと
Nm^3(標準大気圧下で0℃のときのm^3)を単位として

燃料      理論空気量(Nm^3/kg)
瀝青炭     7.5〜8.5
無煙炭     9.0〜10.0
灯油      11.0〜11.5
重油      10.0〜11.0
褐炭       3.5〜6.5
コークス     約8.5

実際には理論空気量だけでは燃焼が不完全で、いくらかの過剰な空気が無ければ完全燃焼させられない。
m=実際空気量/理論空気量
のmを空気比または空気過剰係数と呼びます。

重油、灯油では
m=1.2〜1.4

瀝青炭、褐炭では
手焚き
m=1.6〜2.0
ストーカ焚き
m=1.4〜1.8

無煙炭、コークスで
手焚き
m=1.5
ストーカ焚き
m=1.4

となりますが、国鉄のように焚火法が発達している場合、ストーカ焚きを係数が下回ったと思われます。
556蒸気馬鹿一代:01/12/19 15:31 ID:t2sTpf7B
過剰空気について。

過剰空気は完全燃焼できる範囲で最小を取るのが良いわけで、理由としては
(1)適量以上に多いと燃焼温度が低下、燃損失が多くなる。
(2)適量より少ないと不完全燃焼となり、熱損失が多くまる。
(3)熱損失が多くなるとボイラー効率が低下する。

しかしながら燃焼温度が高いとボイラ構成部品が局部過熱してしまうこともあるわけで、これも考慮しなければ
ならんわけです。

石炭同様液体燃料の特徴を述べると
長所は
(1)発熱量が石炭より大きく一定。
(2)貯蔵中に発熱量が低下したり自然発火する恐れが無い。
(3)運搬、貯蔵が石炭より容易。
(4)石炭に比べて負荷変動への対応に優れている。
(5)固形燃料の火格子燃焼に比べて少ない過剰空気で完全燃焼させられる。
(6)灰が出ない。
欠点は
(1)過剰空気が少ないため燃焼温度が高くなり、局部過熱を起こしやすい。満鉄ダブサでも試験時
に問題となりました。
(2)バーナーによっては騒音が発生してしまいます。蒸気ジェットによる空気吹き込みで石炭燃焼を改善
しようとした試験で高音の騒音が消せず問題になったりしましたな。
(3)硫黄分が大気汚染、低音腐食の原因となる。
(4)引火点が低い燃料は火災予防が重要になる。
(5)バーナーなど燃焼に要する機械構成が複雑で、また動力(圧縮空気、又は蒸気で噴霧)を要する。

といったところでしょうか。局部過熱は現代の材料なら問題となることは少なくなりますし、機械構成やら
動力やらはストーカに比べたらマシでしょう。国鉄のストーカは小型の二気筒蒸気機関ですし。
557名無しでGO!:01/12/19 17:40 ID:kmVK9vuJ
蒸気機関車は液体燃料でも一人乗務は無理でしょうか、内燃機関では常識ですが。
558蒸気馬鹿一代:01/12/19 18:22 ID:t2sTpf7B
訂正です。>>554、ストーカ燃焼の短所ですが、

(3)負荷変動、炭質変動に弱い。

とあるのは下から石炭を押し込む下込めストーカの話で、国鉄のような上込め式ストーカでは

(3)負荷変動に弱い。

でした。上込めストーカなら低質炭でも効率良く焚けるので比較的変動に強いです。


>>557
スイスの登山鉄道で最新技術を投入した蒸気があることが既出です。これは液燃式で電子制御による
燃焼制御がなされ一人乗務を可能としています。ようは機関士だけで充分な前方注視が出来て、
負荷に応じた燃焼制御と給水管理が出来れば良いので。
559557:01/12/19 18:38 ID:kmVK9vuJ
おおそうですか。そのうち三重連総括制御なども出来そうですね。
560蒸気馬鹿一代:01/12/19 18:48 ID:t2sTpf7B
>>559
それは・・・・・・D51、C61、C60ともなると前方注視は二人掛かりですんで、少なくとも一両目には
二人居ないと難しいでしょう。新幹線みたいな線区なら一人で大丈夫でしょうが。二両目以降は一両目
と同じカットオフ、同じ加減弁開度を取るとかして、空転制御を有効にするなどして無人化できるかも
しれませんね。
561オカマスキー:01/12/19 19:15 ID:YVfQSEwV
>>552
>C57もD51も結局投入線区の許容軸重を考えるともっと大きくても良かったでしょう。

結果論はそうなりますが、D51は当初、軸重14t以下に抑えるのに懸命なように見受けられ・・・
C57はC54, C55ともども14t未満でしたが・・・
軍用供出でどんどん減ってゆく9600の代わりに、速度制限付きで丙線(許容軸重13t)にも
入れようと考えていたのでしょうか?
そ〜言や、9600はクランクピンが左先行でクォーターリング・マシンが使えないため、
修繕が不便で厄介払いの対象になった、という説も有るようです。

>戦前に関して言えば将来を見通すことの困難さが…

確かに国自体どうなるか判りにくい状況では有りましたが・・・

>しかし戦後は仰るような手段での取り返しよう>もあったろうに、全く手をつけなかったのは
>何なのか?鉄道にとって殆ど役に立たなかった、というか邪魔だったGHQの影響だったんでしょ
>うか?

戦前の省庁から一応公社となって支社ごとに営業成績が云々されるようになったため、
経費の掛かる大型機を避け、なるたけ小型機を乗務員の腕でカバーして・・・っていう
日本的経営かも・・

>前向きなほうが…それにC59の設計完了とともにD52の検討に入ってることを考えると
>「もう一形>>式早くても…」と考えもしますんで。
>で、そうなるとD53では二軸従台車が採用されたかもしれません。
>戦後の機関車事情は史実よりもだいぶ好転したのでは?

う〜ん、確かに昭和15年計画のKD54-A, 同-Bは燃焼室付きとなっており、C59戦前型の
燃焼室無しは全く残念至極。
KD53で2軸従台車が採用されてますが、これは後台枠と灰箱を兼用するクレードル(揺りかご、
ライマの2-8-4に倣ったか)式で、大型火室(G = 5.02m^2、燃焼室無し)による後部重量増大の
ためで、燃焼室を付けて重心がやや前よりとなったD53(史実のD52)に採用されたかは疑問。
何はともあれ、蒸気馬力一代案では戦後の機関車事情が、オカマスキー案でも戦前〜戦中の
機関車事情が、史実よりもだいぶ好転したハズです。
562オカマスキー:01/12/19 19:19 ID:YVfQSEwV
>>516
>この靴型の面積をSで割ってやると平均有効圧Piになるんですが、実際はA以外の
>カドが丸くなる(形の悪い薩摩芋)のと、最初の死点にあるときでもシリンダ容積
>がゼロにはならない(隙間容積)のとで、このグラフから求められる数字に
>係数f (0.9とか0.8)を掛けるわけです。

平均有効圧Pmに係数fを掛けなくとも宜しいのでは?
理由:
C62重でカットオフ(公称)28%、隙間容積比率11.5%、カットオフ(実質)39.5%のとき、
話を簡単にするためPV=C、断気するまではシリンダー圧=ボイラー圧とすると
膨張比(公称)100%÷28%=3.57
膨張比(実質)111.5%÷39.5%=2.82
膨張比が小さいほうが平均有効圧が高いハズ。
3.57÷2.82=1.26
1.26×(0.7〜0.9)=0.88〜1.13
なんか、fが相殺されてf≒1になっちゃいそうな予感が・・・

>国鉄の欠点は背圧の高さもさることながら
>この隙間容積が機構上必要な分より大きい(気筒容積に対する率、つまり隙間容
>積率E0はピストン弁式では7%程度にできるが国鉄ではE0=11%以上が大半)ことと
>弁の動作にあり、掛ける数字が小さくなるわけです。0.78とか。ドロップ弁では
>隙間容積を5%から8%に出来るのでf=0・85を超えたかな。

C51, C54, C55 11.4% (バイパスコック、または単頭式バイパス弁)
C52 10.1% (バイパス管無し)
C53 11.9% (単頭式バイパス弁)
D50 12.2% (単頭式バイパス弁)
D51, C57以降は双頭式バイパス弁で、弁室からシリンダーまでのスチーム・パッセージも
直線的になってるので、多少は改善されているかも。ピストン・クリアランスはいずれも
9.5〜11.5mmといったところ。
英国も大抵10%前後だが、GWRはピストン・クリアランスが1/4インチ(6.35mm)で、
キング・クラス(単式4シリンダー)など5.7%と驚異的。
563名無しでGO!:01/12/19 20:01 ID:h089QAeG
オリエント急行来日のときにC62が牽引しなかったのは残念でした。

あと質問ですが、何でC62はお召牽引経験は無いんでせうか?
全盛時代(つばめ・はと)でもC59でしたし・・・。
564蒸気馬鹿一代:01/12/19 20:28 ID:t2sTpf7B
>>561
>結果論はそうなりますが、D51は当初、軸重14t以下に抑えるのに懸命なように見受けられ・・・
>C57はC54, C55ともども14t未満でしたが・・・
結果論は技術者にとっては毎度のことですから…

>軍用供出でどんどん減ってゆく9600の代わりに、速度制限付きで丙線(許容軸重13t)にも
>入れようと考えていたのでしょうか?
どうでしょう…D51の狙いにはシステム工学的思考の模索みたいなものもありましたから。日本蒸気は
乗務員には酷だったし、性能も技術もショボいもんでしたが、色々と後に繋がるものがありました。
蒸気時代に最先端を誇った国々で「新幹線なんて技術的にも経営的にも無理」なんて意見が出てきて
頭が固くなってるのを見ると…見えないが巨大な業績を上げたとも言えます。

>戦前の省庁から一応公社となって支社ごとに営業成績が云々されるようになったため、
>経費の掛かる大型機を避け、なるたけ小型機を乗務員の腕でカバーして・・・っていう
>日本的経営かも・・
公社制度もGHQの…あいつら、本当に馬鹿です。

>う〜ん、確かに昭和15年計画のKD54-A, 同-Bは燃焼室付きとなっており、C59戦前型の
>燃焼室無しは全く残念至極。
いやいや、資料を見直したら1936年の計画図面ですでにC59の原型案のKC50にAとBがあって、
Bには燃焼室が…500mmですけど。79、80の燃焼室はここからきてるかと。

>KD53で2軸従台車が採用されてますが、これは後台枠と灰箱を兼用するクレードル(揺りかご、
>ライマの2-8-4に倣ったか)式で、大型火室(G = 5.02m^2、燃焼室無し)による後部重量増大の
>ためで、燃焼室を付けて重心がやや前よりとなったD53(史実のD52)に採用されたかは疑問。
D52の二軸従台車は汽車会社の高田隆雄氏が枠の干渉を避ける手段を発見、資材も行程も
削減できるからと早速提案、工作局側の細川泉一郎氏、衣笠敦雄氏が受けて立ったものの
工場側がすで工作に入っているからと拒否した…はずです。

>何はともあれ、蒸気馬力一代案では戦後の機関車事情が、オカマスキー案でも戦前〜戦中の
>機関車事情が、史実よりもだいぶ好転したハズです。
そうなんですよね…はあ…
565蒸気馬鹿一代:01/12/19 20:38 ID:t2sTpf7B
>>563
オリエント急行、重くて重くてD51ですらEF5861に押してもらわないと起動出来ませんでしたから、C62では
どうでしょう?重連かな?

C62でお召しが無いのは機構が複雑で故障要因が多かったからでしょう。C59は予備込みで80両ぐらい指定
されてるはず。燕、はとでC59が使われたのは冬場では?C62は自動給炭機のお陰でテンダーの水容量が
3t少なく、冬場、蒸気を暖房に取られるため水の消費が増える状況では余裕を取りたいということでした。

もう一つは僅かながらC59のほうが粘着牽引力が大だったことかな…この点は既出ですが。
566名無しでGO!:01/12/19 20:52 ID:1r9mtbUG
>>563
オリエントは確かに重いです。
日本型に形式に当てはめると全車「カロネ」「カシ」になります。
(つまりブルトレの電源車を10両以上繋げて走っている様なものです)

C62のお召しの件ですが、C62ではパワーがありすぎて
1号編成5両程度では使い辛く、適当なパワーの有るC57の方が適していた。
と、聞いています。
567蒸気馬鹿一代:01/12/19 20:54 ID:t2sTpf7B
>>562
いや、係数は掛けないと…実質のカットオフも39.5より低くなります。コンプレッションがかかるんで。

>>252-253
>死点の前で排気を止めます。圧縮、コンプレッションです。なんでこんなことをするかと言うと、
>ピストンが勢い良く死点に達するのを防ぎ、圧をあらかじめ高くして吸気開始での
>圧の損失を減らすため、ですか。
ということで。もうちょぃ理屈を整理して計算してみます。

>D51, C57以降は双頭式バイパス弁で、弁室からシリンダーまでのスチーム・パッセージも
>直線的になってるので、多少は改善されているかも。ピストン・クリアランスはいずれも
>9.5〜11.5mmといったところ。
おお、そうでした。シリンダまわりの詳細図面があれば計算するんですが…

>英国も大抵10%前後だが、GWRはピストン・クリアランスが1/4インチ(6.35mm)で、
>キング・クラス(単式4シリンダー)など5.7%と驚異的。
初期の回転数の低い蒸気機関だとコーリス弁で隙間容積なんと3%!
機関車では…どこまでいけるんでしょう?5.7%からどこまで攻めることができるか…しかし
…弁形式が違うのに5.7は驚異的。
568オカマスキー:01/12/19 21:49 ID:y9i+tC3V
>>564
>どうでしょう…D51の狙いにはシステム工学的思考の模索みたいなものもありましたから。
>日本蒸気は乗務員には酷だったし、性能も技術もショボいもんでしたが、色々と後に繋がる
>ものがありました。
システム工学的思考が戦前の日本国鉄に有ったとは、チト思えません。
それは、敗戦に伴って旧海軍の人材が多数国鉄に移入してきた後の話かと。

>公社制度もGHQの…あいつら、本当に馬鹿です。
毛唐は概して馬鹿なので、話すときには理解し易いようにと余計な気を使ってしまいます。

>いやいや、資料を見直したら1936年の計画図面ですでにC59の原型案のKC50にAとBが
>あって、Bには燃焼室が…500mmですけど。79、80の燃焼室はここからきてるかと。
C59に至る道のりをレビューしますと、
Year  Class  P  G  L  CC(燃焼室) d×s  D
1936  KC50-A  15  3.80  6000  N/A  570×660  1750
1936  KC50-B  15  3.80  5500  500  570×660  1750
1936  KC51-A  15  3.27  6000  N/A  570×660  1850
1936  KC51-B  15  3.27  6000  N/A  570×660  1850
1939  KC54  16  4.10  6000  N/A  570×660  1850
1940  C59  16  3.27  6000  N/A  520×660  1750
で、燃焼室付きはいったん立ち消えになってます。

>D52の二軸従台車は汽車会社の高田隆雄氏が枠の干渉を避ける手段を発見、資材も行程も
>削減できるからと早速提案、工作局側の細川泉一郎氏、衣笠敦雄氏が受けて立ったものの
>工場側がすで工作に入っているからと拒否した…はずです。
それって、後台枠の左右への張り出しを止め、米国機みたいに中央を通す話では・・・
569オカマスキー:01/12/19 21:56 ID:y9i+tC3V
>>567
>いや、係数は掛けないと…実質のカットオフも39.5より低くなります。コンプレッションが
>かかるんで。
コンプレッションは「平均背圧」に効くんじゃないでしょうか?

>ということで。もうちょぃ理屈を整理して計算してみます。
C62の計算をいったん保留にして、C59戦前型かD52で計算してみません?
定置試験データと対比検証できますんで・・

>おお、そうでした。シリンダまわりの詳細図面があれば計算するんですが…
図面有ったらついでに送っときますから、算出してください(^^)

>しかし…弁形式が違うのに5.7%は驚異的。
蒸気室とシリンダーとの間が壁1枚で、シリンダー蓋に前後の排気室を逃げる
切り欠きが有るほど、シリンダー中心と蒸気室(弁室)とが接近・・・
トコトン追及する姿勢は見習うべきかと。日本人はすべからく淡白!
570オカマスキー:01/12/19 22:00 ID:y9i+tC3V
>>563
>あと質問ですが、何でC62はお召牽引経験は無いんでせうか?

お召牽引機には黒煙防止のため、最高級の石炭(練炭?)が配給になる。
C62でストーカーで焚くとシンダがひどくて困る。
かと言って手焚きしようとするとストーカーの給炭口が邪魔で焚きにくい。
最高級の石炭を3.85平方米の火室で燃やすと蒸気が上がり過ぎる。
お召牽引時は、起動・停止のショックを最小限にし、また停車位置も赤ジュータンに
ぴったり合わせなくてはいけない。C62ではかかる微調整が難しい。
何よりもC62はC59やC57、ましてC51に比べて品が無い。
(片やコニシキ、こなた片岡仁左ェ門のようなものか)
・・・
テナところが理由でしょうか。
東海道で上り「はと」のC6225だかが先導機になったのが唯一の関与かと。
571amateur driver:01/12/19 23:09 ID:hxJx9cXP
>どうでしょう…D51の狙いにはシステム工学的思考の模索みたいなものもありましたから。日本蒸気は
>乗務員には酷だったし、性能も技術もショボいもんでしたが、色々と後に繋がるものがありました。
>蒸気時代に最先端を誇った国々で「新幹線なんて技術的にも経営的にも無理」なんて意見が出てきて
>頭が固くなってるのを見ると…見えないが巨大な業績を上げたとも言えます。
なるほど・・・・そういう見方もありますね。後々の事まで考えれば・・・・

Kngs classの隙間容積は、さすがに名機の誉れ高いだけのことはありますねー。

(age兼用)
572名無しでGO!:01/12/20 00:36 ID:InJsxL3S
>>570
あ、ひょっとしてシンダーが原因じゃないかと素人考えで思ったけど
そういうのもあるんですかね?
以前SLニセコ乗ったときも髪の毛がシンダーだらけになったし、
今はなき「蒸気機関車」誌にもストーカー装備車のシンダーのひどさについて
(東北のC61だったかな?)記述がありましたね
573蒸気馬鹿一代:01/12/20 00:59 ID:UlPSBQg2
>>568-569
>システム工学的思考が戦前の日本国鉄に有ったとは、チト思えません。
>それは、敗戦に伴って旧海軍の人材が多数国鉄に移入してきた後の話かと。
あった、というのではなくて模索です、あくまでも。百花繚乱で痛い目見てからずっと模索してたと
思います。それを戦前にやっていた人物は限られているでしょうし、目に見える形になってきたのは
戦後に軍関係で好きなだけ金のかかった追求をやった連中が入ってきてからですが。彼らは島秀雄氏
には尊敬の念を抱いてました。それだけのことはあったんだと思うんですが…

>毛唐は概して馬鹿なので、話すときには理解し易いようにと余計な気を使ってしまいます。
そこまで言いますか。七割方賛成しますが。

>Year  Class  P  G  L  CC(燃焼室) d×s  D
>1936  KC50-A  15  3.80  6000  N/A  570×660  1750
>1936  KC50-B  15  3.80  5500  500  570×660  1750
>1936  KC51-A  15  3.27  6000  N/A  570×660  1850
>1936  KC51-B  15  3.27  6000  N/A  570×660  1850
>1939  KC54  16  4.10  6000  N/A  570×660  1850
>1940  C59  16  3.27  6000  N/A  520×660  1750
51や54は汽車が献上品としてどうの、なんてことだったことも関係するような気がしますし、立ち消えってこ
と自体がどうも…やっぱり方針としてはいただけないです。

>>D52の二軸従台車は汽車会社の高田隆雄氏が枠の干渉を避ける手段を発見、資材も行程も
>>…
>それって、後台枠の左右への張り出しを止め、米国機みたいに中央を通す話では・・・
でしたか?従台車込みの話だったような…
574蒸気馬鹿一代:01/12/20 00:59 ID:UlPSBQg2
>>569
>コンプレッションは「平均背圧」に効くんじゃないでしょうか?
ちょっと引用する場所間違ったかも…コンプレっションは仰る通り平均背圧に効いてきます。カットオフ、
膨張のあたりの挙動がむにゃむにゃ…なんだかコツというかなんというかを忘れてる感じがして…

>C62の計算をいったん保留にして、C59戦前型かD52で計算してみません?
>定置試験データと対比検証できますんで・・
そうします。C62はボンヤリとしちゃってます。

>図面有ったらついでに送っときますから、算出してください(^^)
お願いします。

>蒸気室とシリンダーとの間が壁1枚で・・・
やっぱりそこまでやらないと面白くないですね…日本は工夫が足りないというか…
575蒸気馬鹿一代:01/12/20 01:04 ID:UlPSBQg2
>>572
蒸気を使って石炭を吹き飛ばすように撒布するため粉炭が飛びやすい…からシンダーが多かった
んでしたかね…多分、シンダーも原因になってると思います。オカマスキー氏ではないですが。
576名無しでGO!:01/12/20 05:33 ID:dtaH3FWC
>>555
はじめまして。
いえ、某所では厨房な質問をぶつけてたりしますが……。
液体燃料を用いる場合、ギヤード・ロコ、あるいは一足飛びに
タービンにしてしまうほうが良いんじゃないかと最近思います。
アンバランス調整の問題から根本的に離脱してしまえる、ということで。
577オカマスキー:01/12/20 08:12 ID:1FeMdAIX
>>573
>彼らは島秀雄氏には尊敬の念を抱いてました。それだけのことはあったんだと思うんですが…

でしたら「弾丸列車計画」のあたりからじゃないですか? D51ではチョット・・・
D51(半流)のあと一時設計を離れ、海外を見てきたことが良かったのかな?

>51や54は汽車が献上品としてどうの、なんてことだったことも関係するような気がしますし、立ち消えってこ
>と自体がどうも…やっぱり方針としてはいただけないです。

KC50よかKC51のほうが、ボイラーの共通性が高いように見えますね。
ま、C59の設計自体、汽車会社が大きく関与している感じですが・・・
578オカマスキー:01/12/20 08:52 ID:Het7gsqI
>>573
>KC50よかKC51のほうが、ボイラーの共通性が高いように見えますね。
>ま、C59の設計自体、汽車会社が大きく関与している感じですが・・・

で、ふと思ったのですが、C59の設計を汽車に牛耳られて面白くなかった一方の雄の川崎が
燃焼室とE式過熱器で当てつけor巻き返しを図った、なんて可能性は・・・
579オカマスキー:01/12/20 08:55 ID:Het7gsqI
No.578の >>573は >>577の間違いです。スミマセン。
580amateure driver:01/12/20 11:48 ID:BNLc3+hm
欧米人は確かに手先の器用さとか、
カンをつかむとかが不得手な気がします。
運転教わっているところを見ていると。
581名無しでGO!:01/12/20 12:07 ID:DE3Y0H4N
>>576
ハイ、でも個人的には、ステイヴンソン・タイプで極致を究めたい気が。
蒸気馬力一代さん、くじけずに、計算頑張ってください。

>>568, >>580
判ってて付き合えば、モチロン、八割方はイイ人たちですよ〜(^^)
582名無しでGO!:01/12/20 12:08 ID:8V+jO6Z2
D52。。。。何気に萌えるカマですな...
583オカマスキー:01/12/20 12:11 ID:OBMPlUbJ
>>581
・・・はオカマスキー@会社のカキコでした。
584蒸気馬鹿一代:01/12/20 12:53 ID:UlPSBQg2
>>577
>でしたら「弾丸列車計画」のあたりからじゃないですか? D51ではチョット・・・
>D51(半流)のあと一時設計を離れ、海外を見てきたことが良かったのかな?
海軍系技術者から尊敬されたのはやっぱり戦後になってからですし、島技師が頭角を現した、というか
片鱗を見せ始めたのも海外から帰ってきてからでしょう。16Eの動輪周りの写真とか撮ってましたね。

D51は設計手法とか、生産管理とか、そういった面ではけっこうなモノになっています。設計の狙いがそういう所
にもありましたし。そうでなかったら戦時の稼働率がD51以前の機関車に比べてバカ高い理由もワケ分からん
ような…数だけじゃどうも…

>>KC50よかKC51のほうが、ボイラーの共通性が高いように見えますね。
>>ま、C59の設計自体、汽車会社が大きく関与している感じですが・・・
>
>で、ふと思ったのですが、C59の設計を汽車に牛耳られて面白くなかった一方の雄の川崎が
>燃焼室とE式過熱器で当てつけor巻き返しを図った、なんて可能性は・・・
満鉄関係だと川崎が押しまくってますから、そういうからみもあったのかなぁ…C591なんか、番号振り替えて
まで記念機にしてるし。

>>581
ええ、なんとかやります。
585蒸気馬鹿一代:01/12/20 13:11 ID:UlPSBQg2
>>576
なんか勘違いされてるような…
スチームタービンを使うならガスタービンで発電してインバータで交流電動機を回すところまで
行っちゃいますよ。オカマスキーさん同様あくまでも往復で究極を狙いたいです。

>>582
D52、島秀雄氏の「あまり原作に拘るのも良くない」とかいう言葉に従った結果、燃焼室が採用
されたような気もしてきましたわ…
586amateur driver:01/12/20 14:17 ID:BNLc3+hm
>580
>判ってて付き合えば、モチロン、八割方はイイ人たちですよ〜(^^)
それはもちろん・・・・・まー英国人はマターリしてせかせかしない、
辛抱強いのがいいところですかねー。
欠点は・・・・・(´Д`;)
587オカマスキー:01/12/20 15:07 ID:OBMPlUbJ
>>573
>>それって、後台枠の左右への張り出しを止め、米国機みたいに中央を通す話では・・・
>でしたか?従台車込みの話だったような…

D52は燃焼室とボイラー前寄りのおかげでD51よりも従軸重が小さく、
もともと2軸従台車の必要性は無いかと。
D511〜85, 91〜100 13.20t
D5186〜90, 101〜 13.05t
D52 12.40t
(いずれも新製時)
仮に従台車自体をいじる話が有ったとしても、1軸のまま鋳鋼製とするくらいでは・・・
588蒸気馬鹿一代:01/12/20 17:03 ID:UlPSBQg2
>>587
どうも、私の勘違いでしたね…でも振動考えるとC63タイプのになるだけでも改善かな…
589オカマスキー:01/12/20 18:23 ID:OBMPlUbJ
>>584
>D51は設計手法とか、生産管理とか、そういった面ではけっこうなモノになっています。設計の狙いがそういう所
>にもありましたし。そうでなかったら戦時の稼働率がD51以前の機関車に比べてバカ高い理由もワケ分からん
>ような…数だけじゃどうも…

確かに、D51から採用された双頭式バイパス弁とストレートパッセージによるシリンダー隙間
容積の低減とか、箱型輪心による強度アップとか、クランクピンの焼入れによる摩耗の低減とか、
一体鋳鋼の従台車枠・テンダー台車枠、配管類の整理など、燃費低減と稼働率向上につながりそうな
改良がされてることは認めますが、どれも機関車単体のレベルで、当方のイメージするシステム工学的
アプローチとは違うかと・・・

>>で、ふと思ったのですが、C59の設計を汽車に牛耳られて面白くなかった一方の雄の川崎が
>>燃焼室とE式過熱器で当てつけor巻き返しを図った、なんて可能性は・・・
>満鉄関係だと川崎が押しまくってますから、そういうからみもあったのかなぁ…C591なんか、
>番号振り替えてまで記念機にしてるし。

良く考えたら、伝統的に旅客機は汽車、貨物機は川崎が設計に深くかかわってますな。
戦後のC61, C62はC57(戦後型), C59(同)からの流れで三菱と日立が主体のようですケド。
590オカマスキー:01/12/20 18:27 ID:/Xrf0zCe
>>585
>D52、島秀雄氏の「あまり原作に拘るのも良くない」とかいう言葉に従った結果、燃焼室が採用
>されたような気もしてきましたわ…

D52に至る道のりをレビューしますと、
Year  Class  P  G  L  CC(燃焼室) d×s  D
1939  KD50  16  4.10  5500  N/A  560×660  1400
1939  KD51  16  4.50  5500  N/A  580×660  1400
1939  KD52  16  3.60  5500  N/A  530×660  1400
1940  KD53  16  5.02  5500  N/A  570×710  1520
1940  KD54-A  16  3.80  5500  500?  550×660  1400
1940  KD54-B  16  3.85  5000  1000  550×660  1400
1943  D52  16  3.85  5000  1000  550×660  1400
ですんで、昭和15年のKD54-Bで既に基本計画が固まってますな。
この頃、島氏のサジェスチョンが有ったのでしょうか?
それにしても、時局切迫の割に、実現するまでに3年も要しているのは何故か?
591蒸気馬鹿一代:01/12/20 20:56 ID:UlPSBQg2
>>589
いや、そういうことではなくて…設計を系統立てて管理するとか、実機を見ても分からない部分をも
言ってるわけでして…

>良く考えたら、伝統的に旅客機は汽車、貨物機は川崎が設計に深くかかわってますな。
>戦後のC61, C62はC57(戦後型), C59(同)からの流れで三菱と日立が主体のようですケド。
大正の8620、9600でもそうでしたね…駄作4-4-0はちょっとあれですが。戦後は工場の被災状況
も関係したようなしないような…。島秀雄氏、戦後すぐは日立笠戸工場が気に入ってたそうで。

>>590
島氏の提唱は仰る通りの時期で良いと思います。
たしか戦時設計に変更するのに余計な期間とられてるみたいですが、それにしたって3年は長い
ですね。D52って言えば380〜384だったか、ディスク輪心が使われてますよね。保存はされて
ないんでしょうか?動輪一対でもいいんですが。

あと、KD57でボイラーの内径がφ1900mmなのはKD51が元です。それにしてもボイラー径の
変遷を見ると、いろいろ考えたんだろうな…と。
592オカマスキー:01/12/20 21:09 ID:+LlDUr3q
>>584
>16Eの動輪周りの写真とか撮ってましたね。

う〜ん、あのとき島氏は実物を目の当たりにして「蒸機では南阿を永久に超えられない」と
悟ったかも知れません。
頑迷固陋な保線屋や、横車押之助の陸軍や、資金や資材を海軍に持って行かれることや、
合金鋼やベアリングや潤滑油などの国内産業の全般的な立ち遅れなどから考えて・・・
しかし、それでも蒸機技術者のプライドと良心を賭けて、特に戦中〜戦後の困難な時代に
もう少しマシなものを造れなかったかな〜、と思います。
どうも氏の回想などからは、蒸機に対するスタンスが他人事のように思えて、全面的に賛同しかねます。
「将来に対する見通しが良い」と言われれば、そうかもしれませんが・・・
もしも「電化を推進するために、蒸機をわざとショボイものにしておいた」のであれば、言語道断!
第一、 現場の人達に失礼!
ディーゼルエンジンや電気モーターの唸りが近づく中で、少しでも性能の良い蒸機を設計・製造しようとした
英米仏独の蒸機技術者に比べ、蒸機技術者としての島氏に対する当方の評価がイマイチ低い所以です。

>>591
>設計を系統立てて管理するとか、
・・・は設計部門のマネージャーであれば当たり前の話。
593オカマスキー:01/12/20 21:13 ID:+LlDUr3q
>>576, >>585
液体燃料を使って最も効率の良い機関車を造るのであれば、当方ならガスタービンかディーゼルか、
いずれにしても外燃機関ではなく内燃機関でしょうね。
蒸気馬力一代さんのは、レシプロ蒸気機関車の限界に挑む一方策としての液燃化だと思います。
当方もスティヴンソン・タイプ、つまりレシプロ蒸気機関車が一番好きなので、氏のトライを
興味深く見守っているワケです。
ただし、蒸気馬力一代さんは、いきなり現代の最新技術を駆使するのが前提になってますが、
当方はそれもさることながら、1940年代から50年代前半当時の技術で、日本国鉄の線路上で
ベストを狙ったらどれ位のものになるか、ということにより大きな興味が有りますケド・・・
585さんのは、また違った視点からの意見だと思いますので、ゆるゆるお聞かせ願うことにしましょう。
594オカマスキー:01/12/20 21:28 ID:+LlDUr3q
>>591
>D52って言えば380〜384だったか、ディスク輪心が使われてますよね。保存はされて
>ないんでしょうか?動輪一対でもいいんですが。

これらは汽車の戦後製ラスト分で、多分高田隆雄さんが米国の何かを手本にして造らせた
ものと思います。鋳物の中子が不要なので、もっと広く採用されても良かったかと。
使用上も問題無かったが、晩年はわざわざ標準仕様に取り替えていたような・・・
特に同社製のE10なんかには良くマッチしそう。
9600なんかも、輪心をこれに吹き直して、クランクを通常の右先行にすりゃ良かったのにね。
595蒸気馬鹿一代:01/12/20 22:41 ID:UlPSBQg2
>>592
>う〜ん、あのとき島氏は実物を目の当たりにして「蒸機では南阿を永久に超えられない」と
>悟ったかも知れません。
日本蒸気の輸出可能性という大それた要素がある調査でしたから、島氏はともかく文系連中はどう思ったか…

>しかし、それでも蒸機技術者のプライドと良心を賭けて、特に戦中〜戦後の困難な時代に
>もう少しマシなものを造れなかったかな〜、と思います。
それは全く同感です。先のC59も…。私は機関区側にも文句があります。後で書きます。

>どうも氏の回想などからは、蒸機に対するスタンスが他人事のように思えて、全面的に賛同しかねます。
>「将来に対する見通しが良い」と言われれば、そうかもしれませんが・・・
むしろ技術の体系化と将来へ向けた研究に力を注ぎ、蒸気への見かたには「そのための一手段」
という部分もあったかもしれないです。日本蒸気を研究する人は皆疑問に思ってることでしょう。

>もしも「電化を推進するために、蒸機をわざとショボイものにしておいた」のであれば、言語道断!
>第一、 現場の人達に失礼!
それはその通りで、ですから「あくまで推測」と。私はそんなわけ無いって思ってます。

>>設計を系統立てて管理するとか、
>・・・は設計部門のマネージャーであれば当たり前の話。
その「当たり前」がD51以前はひたすら怪しい感じです。ですから当たり前なことを当たり前にした、という
意味があったんだと思ってますが。C51以降になってもなーんかフラフラしててどうもいけない。
おいらの思い違いなのかな…

>>594
>使用上も問題無かったが、晩年はわざわざ標準仕様に取り替えていたような・・・
むしろ好成績だったのでは?

>9600なんかも、輪心をこれに吹き直して、クランクを通常の右先行にすりゃ良かったのにね。
そうなんですよね…よっぽど改善になったろうに…どうせ全般検査じゃ交換したり弄くったりして新製
同様にするんだから、やってくれても良かったと思うんです。
596蒸気馬鹿一代:01/12/20 23:15 ID:UlPSBQg2
>>593
私が液燃を採ったのは今から作って走らせる前提だったもので。ですから青函トンネルで速度を
計算してるわけでして。液燃なら気動車の設備を流用、水タンクを用意するだけでなんとかなるかと。

>方はそれもさることながら、1940年代から50年代前半当時の技術で、日本国鉄の線路上で
>ベストを狙ったらどれ位のものになるか、ということにより大きな興味が有りますケド・・・
これは別の話が先になるかな…機関区に不満があるのは、蒸気機関に関する知識があるなら
中規模以上の機関区の設備で充分「チューンナップ」できただろうということです。隙間容積にしても
フタの裏に細工すれば10%以下に持って行けるだろうし、排気膨張室も曲げて加工したパイプを
溶接してキャンセル出来たし、過熱管もロビンソンにするくらいなら…と、大した金をかけなくとも
出来たことはあったでしょう。8620にボックス動輪を取り付ける暇があるなら別なことに注力しても
良かったと思うんです。その上で考えるべきかな、と…

もし1940年代から50年代前半当時の技術で行こうとすると、動輪はφ1600mmを四つが限度
だったと思います。従台車もC62に使ったタイプの延長版かなあ…これだとボイラーはKD57のが
乗ります。というかKD57はもともとφ1600動輪でした。機械効率の撮り方も違うし、火室容積に対する
重油の燃焼率もC59127程度ということになりますか。保線屋さえ許容してくれれば最高120Km/h、
重油専燃で4500PS、石炭では2500PSの二気筒、特甲線専用機関車になったかと思います。

いろんな意味で練れてないな…俺。
597amateur driver:01/12/20 23:16 ID:Uu5rrKyI
右先行にするのはどのくらいの手間でしょう?
輪心から車軸抜いて、角度を変えて圧入して、
あとは・・・・・・弁装置はだいたいそのままでいいんでしょうか。
598オカマスキー:01/12/20 23:27 ID:+LlDUr3q
>>595
>その「当たり前」がD51以前はひたすら怪しい感じです。

え〜、当方はD51の前後でそれほど設計管理自体に差が有るとは思ってません。
日本国鉄には、欧米では普遍的な標準設計思想が無く、徹頭徹尾、要求に応じて
その都度新形式を設計する最適設計思想でしたし。
スモール/ラージ・エンジン・ポリシーやプラクティス(板/棒台枠など)の面で
時々軸足がぶれてはいますが、それはまた違った次元かと。
むしろ純技術的見地からでなく、不景気のときも指定メーカーに応分に仕事を
確保してやるといった政治的配慮からの新形式設計も有ったようなので(C54など)、
そのように感じられるのかも・・・
そちらの論拠が良く判らないので、具体例を挙げていただけると有り難いデス。
599オカマスキー:01/12/20 23:33 ID:+LlDUr3q
>>596
機関区でやるべきことの件、全く同感です。

>>597
弁装置はそのままでイケますが、クロスバランスだとカウンターウェイトの
傾きを逆にしないとイケマセン。
詳しくはまたあした。
600amateur driver:01/12/20 23:36 ID:Uu5rrKyI
>599
それは大事ですね。
ということは動輪新製か・・・・
601amateur driver:01/12/21 04:20 ID:OOYKN9RJ
age
602オカマスキー:01/12/21 07:56 ID:uK9jfe/n
>>596
>機関区に不満があるのは、蒸気機関に関する知識があるなら
>中規模以上の機関区の設備で充分「チューンナップ」できただろうということです。

「保守の神様」とされる某機関区長の3シリンダー弁装置の論文を読みましたが、どうにも
主旨がつかめなくて弱った記憶が・・・

>隙間容積にしても
>フタの裏に細工すれば10%以下に持って行けるだろうし、

そうすると標準仕様のリード4.8mm、ラップ30mmのままではコンプレッション過大になりそうなので、
ピストン弁体を中央に寄せて、リード2.8mm、ラップ32mm位にするといろんな面で良いのでは?
どうせ高速回転しないのだし、あまりリードが大きくてもイミ無いかと・・・

>8620にボックス動輪を取り付ける暇があるなら別なことに注力しても
>良かったと思うんです。

ただ、戦後は労務管理に比重を取られて、別のイミで大変だったカモ・・・
603オカマスキー:01/12/21 12:22 ID:CNG0ghnU
>>557, >>560
>それは・・・・・・D51、C61、C60ともなると前方注視は二人掛かりですんで、少なくとも一両目には
>二人居ないと難しいでしょう。

液燃だとやっぱキャブ・フォワードになりそうです。
これだと一人常務でもOK!
チムニー・ファーストにこだわるなら石炭焚き(^^)

>>559
>おおそうですか。そのうち三重連総括制御なども出来そうですね。

昔の奥中越えでは、総括制御されてないのを良いことに、三重連の1両だけ煙スカスカで
走っているD51をよく見ましたね。たいてい一番前に付いているんで、写真写りの悪いこと。
「あそこの釜はブレーキ操作だけだ」ってな悪口も・・・
そ〜言や、あそこは重油併燃なので、登り坂では焚口戸開放のまま走っていたような・・・
604オカマスキー:01/12/21 12:44 ID:NWej8xME
>>595
>それは全く同感です。先のC59も…。

D51も、遅くとも1001以降は、煙管長5000mm、燃焼室長500mmとして、燃焼効率増大、
重量配分適正化、資材節減を図らなくては。
出現がD52よか後なんだし。
C5979, 80の燃焼室をこさえたときの金型使えなかったのかしら・・・
D52, D511001〜とも、過熱器はシュミット・ロビンソンにすべき。
資材25%節減、A/Sレシオ改善、過熱温度微増ないし不変。
それに、D51で給水加熱器未装備で、給水ポンプだけ付けたのって、ナンセンスでは?
冷水がまんまボイラーに入っちゃう。
インジェクターなら元の水温にもよるけど、大体50〜60℃くらいにはなるでしょ?
何で2系統ともインジェクターにしなかったのかしらね。
いつも英国の話で悪いけど、マーチャント・ネーヴィーとかウエスト・カントリーとか、
幹線用のパシなのに2系統とも生蒸気インジェクターでしょ? >amateur driver さん
605amateur driver:01/12/21 13:39 ID:xAuHFPYp
>604
>幹線用のパシなのに2系統とも生蒸気インジェクターでしょ?
うーんそこまでは覚えてません・・・・そのはずだと思いますが。
というか排気インジェクター(正式名称失念)っていままで
見た記憶なかったような・・・・

英国では、いつもブレーキ機器のほうについつい
目がいってしまいます。いろいろ目新しいので。

D51は戦時型でも給水加熱器付けたんじゃなかったんでしたっけ?
記憶モードなんですが・・・
606蒸気馬鹿一代:01/12/21 15:13 ID:84MNJET3
>>598
あれから色々と資料見返したりしたんですが、どうも何かの勘違いだったみたいです…(鬱
細川氏の発言でも読み間違ったのかな…どうもすみません。

>>602
>「保守の神様」とされる某機関区長の3シリンダー弁装置の論文を読みましたが、どうにも
>主旨がつかめなくて弱った記憶が・・・
そうなんですか…なんだかなぁ…

>そうすると標準仕様のリード4.8mm、ラップ30mmのままではコンプレッション過大になりそうなので、
>ピストン弁体を中央に寄せて、リード2.8mm、ラップ32mm位にするといろんな面で良いのでは?
>どうせ高速回転しないのだし、あまりリードが大きくてもイミ無いかと・
そう考えていくと一割くらいは出力向上になったでしょうね…乗務員も楽になるのにな…

>ただ、戦後は労務管理に比重を取られて、別のイミで大変だったカモ・・・
これが一番痛いです。結構壮絶だったみたいですし…

>>603
>液燃だとやっぱキャブ・フォワードになりそうです。
>これだと一人常務でもOK!
>チムニー・ファーストにこだわるなら石炭焚き(^^)
そうですね…しかし、キャブフォワードにしたら前面のデザインはどうなるんでしょう?
旧型デッキ付き電機みたいな感じになるんでしょうか。先台車やその周りもいじったほうがよさそうです。
607蒸気馬鹿一代:01/12/21 15:25 ID:84MNJET3
>>604
細かいことばかりでなく雑というかなんというか…いっくら資料を見てもロビンソン化しない理由が
さっぱり分かりません。英国の話は詳しくないんであれですが、その他もろもろ同意です。

>>605
D51、未装備で落成した機はあります。写真を見たことがあります。戦争末期の製造分、千番以降
かな…たしか配管だけしてありました。
608amateur driver:01/12/21 15:48 ID:xAuHFPYp
>607
それは確かに意味無しですね。あとで付けるつもり
だったんでしょうか。

キャブフォワード・・・・E10(笑)
609蒸気馬鹿一代:01/12/21 17:23 ID:84MNJET3
すっかり忘れてましたが>>553-556の続き。
で、一般ボイラーでは燃焼室(機関車で言うところの火室+燃焼室)の設計の評価には
単位容積・単位時間当りの発生熱量の燃焼室熱負荷(kcal/m^3/h)

燃焼室熱負荷={燃料低位発熱量(kcal/kg)×燃料量(kg/h)}/燃焼室容積(m^3)

を取って性能を測るわけで、石炭焚きの蒸気機関車では燃焼とボイラー効率ではやはり
火床面積ではなく燃焼室熱負荷の式を利用した

火室容積(m^3)/{火床面積(m^2)×燃焼率(kg/m^2/h)}

を取って比較すべきと考えます。これは燃料1kg当りの容積です。これなら最大燃焼率が
違っても比較できますんで、容積をただ火床面積で割ったのと比べると比較・評価の為の
数字としてずっと適当でしょう。

また煙管断面積などの評価は

{火床面積(m^2)×燃焼率(kg/m^2/h)}×理論空気量(Nm^3/kg)×空気過剰係数

に化学変化と燃料成分の微妙な違いに応じた補正をかけた数字をベースにしたほうが良いん
ですが、燃焼室熱負荷が高く、煙管に達するまでに燃焼を完了させられてない機関車では
重油とは比べにくいかと思います。同様の理由で火室容積も同列に行うことは適当とは言え
ないでしょう。これはまた考えておきます。
610蒸気馬鹿一代:01/12/21 17:27 ID:84MNJET3
>>608
後で装備してます、多分。煙室前面の上部が欠円のまんま装備してたりしたんじゃないかと。

E10、リンク機構だなんだでやってましたね…
611amateur driver:01/12/21 17:35 ID:xAuHFPYp
>610
D52は最初排気膨張室の前あたりに置いていましたね。
612名無しでGO!:01/12/21 17:47 ID:84MNJET3
>>611
オカマスキーさんの>>451の指摘がそれです。協力な熱回収が狙いで排気膨張室の前、
というより容器そのものを兼用してるはずです。取り扱いが面倒等の理由で改装時に
通常方式に変更されてますね。
613蒸気馬鹿一代:01/12/21 17:48 ID:84MNJET3
>>612
名前入れ忘れてしまいました。
614ククク...:01/12/21 20:32 ID:+VnLxSf7
エセ物理学者同士の知識自慢大会に激藁...だよね、みんな?
615amateur driver:01/12/21 22:12 ID:WcFM878e
上げ
616オカマスキー:01/12/21 22:18 ID:1ePS8HTh
>>606
>あれから色々と資料見返したりしたんですが、どうも何かの勘違いだったみたいです…(鬱
>細川氏の発言でも読み間違ったのかな…どうもすみません。

いえいえ、「設計管理」でなく「設計理論」がひたすら怪しい感じ、と言うなら
当方にもいくつか思い当たるフシが・・・

>>610
>後で装備してます、多分。

戦後数年経っても未装のやつが写真に・・・
全部に載ったのは装備改良時かと。
617 :01/12/21 22:38 ID:Z6yF6MYO
素人質問ですいません。インジェクターてのは温度が低い水でないとだめなんですか。
618オカマスキー:01/12/21 22:56 ID:1ePS8HTh
>>597
え〜と、クランクピンの左先行を右先行に変える話でしたね。
その前に、9600のリターンクランクが後傾してる、つまりクランクピンに対して前進時で
90度進み位相となってるのと、クランクピンの左先行とは関係有りません。
で、ストレートバランス、つまりカウンターウェイトをクランクピンの正反対に置いたときは、
仰せのように一方の輪心から車軸抜いて、角度を180度変えて(キー溝を削り直して)圧入
してやればいいワケです。
ところが、幅方向にも釣り合いを取るクロスバランスだと、カウンターウェイトがクランク
ピンの正反対でなく、少し斜めに付いてます。これは不釣合い質量(クランクピンや
サイドロッドなど)とカウンターウェイトとが同一平面上に無く幅方向にずれているので、
その分を補正しているためです。
9600以外の日本国鉄蒸機は右先行なので、機関手側で見ると180度から少し遅れた位相に
付いてます(後傾)。
9600は第3動輪のカウンターウェイト(中空)だけがクランクピンの正反対で、
鉛の入れ加減によって上記の補正をしています。それ以外のカウンターウェイトは、
通常機と逆に少し進んだ位相に付いてますので(前傾)、少なくともこれらはカウンター
ウェイトの軽くしたい側に穴を開け、重くしたい側に鉛を摘め込むか、または動輪心自体を
吹き直す(鋳造し直す)必要が有ります。
9600の設計時「動輪の図面を裏返しにしてカウンターウェイトを描き込んだため」左先行に
なったと朝倉希一の回想記に有りますが、どうも腑に落ちないところが・・・
釣り合い理論の解釈に混乱は無かったものか・・・
619名無しでGO!:01/12/21 23:12 ID:XbwZkqJU
sugokuいいスレ!!
あげ!
620オカマスキー:01/12/21 23:14 ID:1ePS8HTh
>>617
インジェクターは給水に蒸気を吹き込んで混ぜることによって蒸気の熱エネルギーを
運動エネルギーに変え、ボイラー圧に抗して注水するものなので、水温が低いほうが
運動エネルギー大となり、注水し易くなります。
日本国鉄のインジェクターはリフティング式と言って、火室後板上に付いており、
テンダー底緬の取水口からはだいぶ高い位置に在ります。この場合、水を揚げながら注水
しているワケです。
水温が高い熱帯地方では、水を揚げなくても済むよう、テンダー底面よりもさらに
低い位置に取り付けます。こちらはノン・リフティング式と言います。
泰緬鉄道に行ったC56などもインジェクターをノン・リフティング式に交換しています。
(靖国神社で見られます。大井川のはどうだったか・・・)
621非会員:01/12/21 23:43 ID:5BNhCEK0
 私が焚いているカマもノンリフチングです。いまは省式は
もちろん、アメリカ型の火室脇についているタイプ(名前なんでしたっけ?)
も手に入りませんから(^o^)汎用部品をつかっています。
サッパで更新した真岡のC12もノンリフチングのようです。
「よくかかる」そうです。

 焚いてるカマは6キロ(使用禁止単位!)ですが、もともとは10キロで
焚いていたそうです。いまでは全く空転しないD50のやうなカマですYO!

 保線の方、個人的なおつきあいがありますが、とっても好い人です。
変な意味ではなくって。っで、仕事に本当に意欲的で、好いものを作れば
認められる、という実社会ではなかなか無い世界のようです。っっっでぇ!
「線路の通りが狂うから、上物(車輌)は通って欲しくない」そうです(^_^)
たかが電車でこれなんですから、カマなんて、絶対に不許可!!!!!!
622オカマスキー:01/12/21 23:52 ID:1ePS8HTh
>>621
>アメリカ型の火室脇についているタイプ(名前なんでしたっけ?)

ネイザン式とかセラーズ式とか言うヤツです。
真岡のC12のも見ました。どうも雰囲気違うと思ったら・・・
623名無しでGO!:01/12/21 23:59 ID:wsQcEtGK
つい数時間前に、大井川のC11に乗ってきました。
624amateur driver:01/12/22 00:10 ID:rtBWvo9E
>618
詳説ありがとうございます。
>ウェイトの軽くしたい側に穴を開け、重くしたい側に鉛を摘め込む
・・・・・こんなワザができるんですね(笑) 全然知りませんでした。
出来あがりは外から見てわからないようにできるのかな・・・。
9600は武士道機関車だといってネタにしてしまいましたね(笑)

日本のカマはカウンターウェイト?がカッタンカッタン当たる音がしますね。
中国国鉄のカマもそうでした。なんで固定しないんでしょうか?
D52戦時型の砂?詰ウェイトは乗り心地どうだったのかな。

>621
>「線路の通りが狂うから、上物(車輌)は通って欲しくない」
ワラタ
625amateur driver:01/12/22 02:32 ID:rtBWvo9E
上げ
626蒸気馬鹿一代:01/12/22 11:07 ID:LAser44i
>>616
>いえいえ、「設計管理」でなく「設計理論」がひたすら怪しい感じ、と言うなら
>当方にもいくつか思い当たるフシが・・・
そうですか…うーん…

>>618
釣り合い理論は慣性量だのモーメントだのプライマリ、セカンダリと厄介ですし…

>>621
>「線路の通りが狂うから、上物(車輌)は通って欲しくない」
昔っから変わらないですね、保線屋さんは。
627オカマスキー:01/12/22 11:13 ID:HZ7S3YZ0
>>610, >>611
「レイル」31号に写真が載ってました。

>>621
>サッパで更新した真岡のC12もノンリフチングのようです。
>「よくかかる」そうです。
リフティングだと暑い日なんか掛かりにくいようですね。
C12だとインジェクター本体はどこに付けたんでしょうか?

>>624
>出来あがりは外から見てわからないようにできるのかな・・・。
穴を裏側から削って、貫通させないようにすれば何とか。
付け足しウェイトは米国機などに良く見られます。
また、穴明きのウェイトは、小型の産業用蒸機で、動輪心鋳物の木型を主動輪用だけにして、
その他の動輪はウェイト部分に円筒形の中子を適宜配して軽くしてやったものが有ります。
非会員さんのところには無かったですかね?

>日本のカマはカウンターウェイト?がカッタンカッタン当たる音がしますね。
詰め込んだ鉛、固定しようにも軟らかいのでだんだん遊びが増えてしまうかと・・・
砂詰めは悲しいな〜。土嚢じゃないんだから。
628617:01/12/22 12:25 ID:T5xg3E1i
オカマスキー様詳説ありがとうございます。でも16キロの水蒸気の圧力でどうして
16キロの缶の中に押し込めるのか不思議です。このスレの住人の方には既知のことでしょうが。
629オカマスキー:01/12/22 13:41 ID:lHOYNraf
>>628
ま〜、早い話、ドア口までスシ詰めの満員電車に乗り込むとき、そーっと押すのでは
はじかれてしまうけど、ダッシュを付けてぶつかって行けば、何とか入り込めるような
もんですかね。
車内暴力になっても当方は責任・・・
630非会員:01/12/22 15:49 ID:aE4ib+J7
>>627
>その他の動輪はウェイト部分に円筒形の中子を適宜配して軽くしてやったものが有ります。
>非会員さんのところには無かったですかね?

これから活動(土工)なので聞いてきます。
631名無しでGO!:01/12/22 21:12 ID:bSi5iSLW
age
632名無しでGO!:01/12/22 21:17 ID:mOOTD7mE
ドウでもイイケド本日のD51498ボイラー故障の為、高崎〜水上間EF6019牽引
でムカツイタゼ!!!
633蒸気馬鹿一代:01/12/22 22:06 ID:LAser44i
カウンターウェイトと言えば私自身が微妙に勘違いかましてましたが、釣り合いは気筒の蒸気圧が
どれだけの割合で回転力になるのか、という話とは全く関係無いです…

回転力は出力を計算するときは切線力線図から平均回転力を出して各部の抵抗による損失を差っ引
いてやれば良いんで、工作局で実測値をも含めて検討して作った、実用に耐える値を出すための式が

機械効率η、回転数n、カットオフC、

η=100−√{(370/C)^2+(0.47/C)(100−n)^2}・・・・・・・・・・・回転数n<100

η=100−370/C・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100<n<150

η=100−√{(370/C)^2+(0.47/C)(n−150)^2}・・・・・・・・・・・・150<n

という具合。

機関車の前面の空気抵抗、車輌摩擦抵抗は速度Vkm/h、車輌断面積fm^2、機関車重量Gtとして

前頭空気抵抗Ra=0.006fV^2     kg

車輌摩擦抵抗Rr=(2.2+0.015V)G  kg/t

ということです。これらは機械学会誌に発表されてるみたいなんで、機会があれば漁っておきたいです。
634名無しでGO!:01/12/22 22:14 ID:vj4dPeZk
ギ−スラ−エジェクタ−age
635名無しでGO!:01/12/23 02:38 ID:z1aMoc5c
あげ
636amateur driver:01/12/23 03:26 ID:EbdY/X8a
>627
>詰め込んだ鉛、固定しようにも軟らかいのでだんだん遊びが増えてしまうかと・・・
外国で音がしないのはどうやっているんでしょう?

>629
私も本で読むと理屈の上では「なるほど」と思うのですが、
熱力学的?な感覚的には腑に落ちないんです・・・・・・
発明した人はつくづく偉大だと思います。
637オカマスキー:01/12/23 08:39 ID:0evcgyZO
>>636、他
工作局の一連の算式は機械学会誌に載っていたのですか・・・
所載号をお知らせ願います。

>>636
>外国で音がしないのはどうやっているんでしょう?
英国の旧LMS系の釜だと動輪の裏表に板を当てて貫通ボルト多数で結んで
その中に鉛流し込んでます。つまりボルトを鉛で「鋳くるみ」してます。
今度行かれるとき確認してきてください。
638オカマスキー:01/12/23 08:42 ID:0evcgyZO
637の「>>636、他」は「>>633、他」の間違いです。スミマセン。
639蒸気馬鹿一代:01/12/23 09:52 ID:eunUbcfE
>>637
朝倉希一「機関車抵抗並に牽引力」
    「過熱機関車缶の蒸発量について」
機械学会誌第27巻第84号

です。さらに

島秀雄「過熱蒸気機関車の最大引張力算定に用うべき新線図について」
機械学会誌第31巻第139号

についても読んでみたいです。線図しか手に入れられなかったもので。
6402007:01/12/23 15:38 ID:mtBYQZU/
age
641蒸気馬鹿一代:01/12/23 20:14 ID:eunUbcfE
下がるの早すぎ…age兼用。

C59の計算、やっと取り掛かりました。明日の深夜にでも。
642たそがれハドソン:01/12/23 22:29 ID:Odw7UD9W
このスレに感嘆しきり。この機械工学の専門的なスレに
場違いなのは十分承知していますが、詳しい
かたがもしおられれば、と思うので質問させて下さい。
60年代に購入していたP誌やF誌など資料になるものを
昔全部処分してしまって今になって後悔しているものです。

@1958年ごろ、東北本線の福島〜仙台間にC51が走って
 いたでしょうか。岩沼駅で常磐線の各停の車窓から見えた
 東北本線の上り牽引機が、特徴あるあの形の蒸気機関車の
 ような記憶があるのです。
A1962年ごろ、同区間にC59はあったでしょうか。岩沼から福島まで
 乗った各停が、電化直後にはよく見られる電機+蒸機の重連で
 ED70の後ろに連結されていたのが59だったような記憶があるのです。

当時の蒸機の配属状況について、
詳しいかたがいらっしゃったら幸いです。
643amateur driver:01/12/23 22:43 ID:gpM+7tN4
>637
たぶんBlack Fiveのoverhaulをやっていると思いますので
眺めてきます。

(上げ兼用)
644名無しでGO!:01/12/23 23:40 ID:JY0T8f6u
>>642
仙台生まれのものですが、C59は1965年頃まで仙台付近で見かけました。
たぶん1965年の盛岡電化までいたのでは。
C51は私も小さかったので記憶にありません。
645名無しでGO!:01/12/24 00:50 ID:WNu50jb+
下がるの速いですね。
なんだか、C56のボイラーみたいだ。
646蒸気馬鹿一代:01/12/24 02:43 ID:fBepQ4VO
>>642
P、F共に惜しいです…
@ですがC51は戦前から入っていたと思います。優等列車を牽引している写真を見たことがあります。
647amateur driver:01/12/24 04:23 ID:IssR7uzm
上げ
648オカマスキー:01/12/24 10:08 ID:kXqMoeds
>>642
>@ですがC51は戦前から入っていたと思います。優等列車を牽引している写真を見たことがあります。
そのとおりで、P誌のNo.103「C51特集」に越河越えのため福島〜白石間でC51三重連となった、って
記事があります。
戦後すぐには本島三朗氏が同区間でC51重連、D51三重連を、また1950年代前半には黒岩保美氏も
福島〜金谷川間でC51+D51などを撮影されてます(江古田出版社の「蒸機の時代」に掲載)。
C51は1959年には東北本線から消えてますので、1958年頃はラストチャンスだったかも知れません。
AのC59はご指摘の通りと思います。
649オカマスキー:01/12/24 10:46 ID:kXqMoeds
>>454
>西島技官による戦艦用材の規格化の時期・・・うーん・・・船板
>に行くしか無いのか?

船板の人に「戦艦大和誕生」前間隆則著(西島亮二技官が中心の本)を借りて読んだら、
「当時の日本で規格化が最も進んでいたのは鉄道院であった」
「鉄道院の機械工学系の人材の厚みは他を断然圧していた」
「大宮工場を見学したのち早速鋼材の規格化の仕事に取り掛かった」という主旨の記述が・・・
ま〜、艦船は鉄道車両よか一品料理の性格が強いので、仕方無かったかも・・・

で、規格上鋼材の厚みの種類が少ないのを甘受するなら、やはり燃焼室の付加、
煙管長の短縮、過熱器のロビンソン化、および管板上の煙管ピッチ縮小などで、
V/G, FA/G, A/Sの各数値を改善するしか道が無いかと・・・
650オカマスキー:01/12/24 10:50 ID:kXqMoeds
>>649
>で、規格上鋼材の厚みの種類が少ないのを甘受するなら・・・
は、
で、規格上鋼材の厚みや管の寸法の種類が少ないのを甘受するなら・・・
・・・です。
651蒸気馬鹿一代:01/12/24 11:07 ID:fBepQ4VO
>>648
三重連までやってたんですか…

固定軸間の、線路中心に対する偏位の最大はJRの実験では3/4のところに生じており、
そこでJRではスラックSの算定に固定軸距L、曲線半径Rとして

S=(L+L/2)^2/8R=9L^2/32R

で、L=4.6mとして算定してます。各動輪フランジの削除量もこれを考慮すべきですね…
どうしよう…
652オカマスキー:01/12/24 11:08 ID:kXqMoeds
>>650
(ボイラー用)鋼材の厚みは、燃焼でなく、ボイラー圧と缶胴径に関係しますね。
二日酔いで脳味噌発酵してます。
昨日は船板関係のオフ会+忘年会だったもんで・・・
653オカマスキー:01/12/24 11:14 ID:kXqMoeds
>>651
>三重連までやってたんですか…
ハイ、当時の最優等列車101レ、103レだけのようですが・・・
C51の代わりにC55(流)がついた重連なんかも有ったようで・・・
654名無しでGO!:01/12/24 14:39 ID:R1tFxqZd
>>642
確か、話題のC59127も1958年頃に盛岡機関区に転属になっていますので、
1962年頃までは稼働していたと思います。

それより、東北本線でED70って営業列車に使いましたっけ?
ED71ではと思うのですが、間違えだったらごめんなさい。
655蒸気馬鹿一代:01/12/24 14:53 ID:fBepQ4VO
>>649
>「戦艦大和誕生」前間隆則
読んだことあります…だいぶ昔ですが…。

>「当時の日本で規格化が最も進んでいたのは鉄道院であった」
>「鉄道院の機械工学系の人材の厚みは他を断然圧していた」
>「大宮工場を見学したのち早速鋼材の規格化の仕事に取り掛かった」という主旨の記述が・・・
>ま〜、艦船は鉄道車両よか一品料理の性格が強いので、仕方無かったかも・・・
島秀雄氏なんか、大学から銀時計もらってますしね…
たしかその本には規格化かなんかに際して鉄道工場に見学に行ったとか書かれてませんでしたか?
同型艦でも現物合わせの部品ばっかりで互換性が無く部品確保が悲惨なことになるとかでまあ
相当苦労したみたいですし。

>>652
普段からとろけてる私よりマシです。
ボイラー鋼板の厚みと言えば当時は品質が安定しないからと厚すぎる板も合格として使ってました…
だから重量にバラツキが多かったんでしょうね…

>やはり燃焼室の付加
>煙管長の短縮、過熱器のロビンソン化、および管板上の煙管ピッチ縮小などで、
>V/G, FA/G, A/Sの各数値を改善するしか道が無いかと・・・
そうですね…ボイラー鋼管の種類を見ると
656蒸気馬鹿一代:01/12/24 15:05 ID:fBepQ4VO
              厚み
小煙管   長さ 昭17-8以前 -8暫定 -9暫定-10      -10暫定-12 昭25-4 昭27-JIS
1φ45mm... 3300    2,5     2.9   3.2、3.5、2.6を追加  注2.6 3.2   2.5...    2.6
2       4040    2.5     2.9   同上             同上   2.5...    2.6
3φ51mm... 4140    2.5     2.9   3.2 3.5を追加.       同上   2.5...    2.6
4       4660    2.5     2.9   同上             同上   2.5...    2.6
5φ57mm... 5070    2.75...    2.9   同上             同上   2.75    2.6
6       5570    2.75...    2.9   同上             同上   2.75    2.6
7       6000    2.75...    2.9   同上             同上   2.75    2.6
大煙管
1φ130mm 3300    4 4 4.5を追加          4.5    4.5     4.5
2       4040    4 4 同上             4.5    4.5     4.5
3       4110    4 4 同上             4.5    4.5     4.5
4       4660    4 4 同上             4.5    4.5     4.5
5φ140mm 5070    4.5     4.5   −−             4.5    4.5     4.5
6       5570    4.5     4.5   −−             4.5    4.5     4.5
7       6070    4.5     4.5   −−             4.5    4.5     4.5
過熱管
φ38mm          3.5     3.5   −−             3.5    3.5     3.5
アーチ管
φ75mm          4.5     4.5   −−             4.5    4.5     4.5
-9暫定-10は追加分のみ。注2.6は機関車ボイラ用電気抵抗溶接管に適用。「...」はスペース代わり。
657蒸気馬鹿一代:01/12/24 16:16 ID:fBepQ4VO
              厚み
小煙管   長さ 昭17-8以前 -8暫定 -9暫定-10      -10暫定-12 昭25-4 昭27-JIS
1φ45mm  3300    2,5     2.9   3.2、3.5、2.6を追加  注2.6 3.2   2.5     2.6
2      4040    2.5     2.9   同上           同上     2.5     2.6
3φ51mm  4140    2.5     2.9   3.2 3.5を追加.     同上     2.5     2.6
4      4660    2.5     2.9   同上           同上     2.5     2.6
5φ57mm  5070    2.75     2.9    同上           同上     2.75    2.6
6      5570    2.75     2.9   同上           同上     2.75    2.6
7      6000    2.75     2.9   同上           同上     2.75    2.6
大煙管
1φ130mm 3300    4      4    4.5を追加          4.5    4.5     4.5
2      4040    4      4    同上             4.5    4.5     4.5
3      4110    4      4    同上             4.5    4.5     4.5
4      4660    4      4    同上             4.5    4.5     4.5
5φ140mm 5070    4.5     4.5   −−             4.5    4.5     4.5
6      5570    4.5     4.5   −−             4.5    4.5     4.5
7      6070    4.5     4.5   −−             4.5    4.5     4.5
過熱管
φ38mm          3.5     3.5   −−             3.5    3.5     3.5
アーチ管
φ75mm          4.5     4.5   −−             4.5    4.5     4.5
-9暫定-10は追加分のみ。注2.6は機関車ボイラ用電気抵抗溶接管に適用。
658蒸気馬鹿一代:01/12/24 16:36 ID:fBepQ4VO
>>656の表が無茶苦茶になって失礼しました。>>655続き。
>>649
>>657の表からするとφ90mmの大煙管は工作局の規格には無かったようで,、満鉄向けの流用
なんでしょうか?どっちにしろ少ないですね…

>>653
C55(流)、東北本線にもはいってたんですよね…重連やってる写真は見たことないです。

>>654
その前は白河越えやってて、それから盛岡に行った記憶があります。
659オカマスキー:01/12/24 17:01 ID:N1o4rLkD
>>654
それより、東北本線でED70って営業列車に使いましたっけ?
ご指摘のように東北本線はED71で、ED70は北陸本線用でした。

>>655
>島秀雄氏なんか、大学から銀時計もらってますしね…
その割に、作品群(蒸機)がイマイチなので、余計に歯がゆい思いが・・・
中では、C12が一番マシだったかも。

>>656
C5979, 80の中煙管(内径83mm)のすぐ上は規格で何mmだったか、スゴク興味が・・・
660蒸気馬鹿一代:01/12/24 17:32 ID:fBepQ4VO
>>659
見当たりません…満鉄にしてもざっと見渡す限り外径φ137mm、φ90mm、φ51mmの煙管しか…
なんで外径4吋とか、100mmが無いのか…
詰めて配したφ130mmの煙管に外径51mmの過熱管という選択肢はどうなんでしょう?

思いつきですが、C12で1000kw/h狙えるかも…まるで粘着牽引力が低いC59…そのうち計算
してみます…
661オカマスキー:01/12/24 18:40 ID:N1o4rLkD
>>660
>詰めて配したφ130mmの煙管に外径51mmの過熱管という選択肢はどうなんでしょう?

え〜、E式過熱器の前提ですよね。
中煙管が何本詰められるかですが、まず今までどおりの密度では
80(本)×90(mm)×90(mm)÷130(mm)÷130(mm)=約40(本)ですんで、
煙管長5500mmでA/S=1/473
煙管長5000mmでA/S=1/427
と通過抵抗はだいぶ改善されますが、ガス通過総面積は煙管長にかかわらず
FA/G=0.106ですんで、
FA/G=0.113の実物C5979, 80よりも改悪です。
煙管ピッチを2割ほど詰めて50本配してもFA/G=0.129ですんで、
C591〜78, 81〜100のFA/G=0.135よりプアです。
662642:01/12/24 19:55 ID:D6voKFQG
>>644・646・648・654・659

レスいただき、ありがとうございます。
C51,C59ともに東北線にいたことがよくわかりました。
ふだん、C60・61・62とD51しか見られませんでしたので、
それ以外の蒸機が珍しかったのです。ことに、二つコブをもつ
スポーク動輪のテンダ機は印象深いものでした。

電気機関車は記憶違いでした。ご教示の通りだと思います。
663オカマスキー:01/12/24 20:37 ID:gAB6DLf+
>>655
>ボイラー鋼板の厚みと言えば当時は品質が安定しないからと厚すぎる板も合格として使ってました…
それが1970年代以降は圧延機をミクロン単位でコントロールして、板厚を規格下限ギリギリ一杯に
仕上げるように・・・
なぜ規格下限ギリギリかって? 当然、原価が低減できる・・・ですよね。
ということで、現時点で新製すれば、必ず計画値より軽く出来上るカモ。
デハ。
664オカマスキー:01/12/24 20:42 ID:gAB6DLf+
>>662
余談ですが1966年5月に仙台まで行ったとき、長町の操車場に到着したD62を一度だけ
見たこと有ります。
確かその年に全機歯医者となってしまい、写真撮れず残念至極。
2軸従台車まわりのマターリとした感じが何とも・・・
665名無しでGO!:01/12/24 20:42 ID:QcMc2Ght
666非会員:01/12/24 21:52 ID:2M50U0KY
>>658
うちの親父は戦前、余市に行くために東北線の客レにのってたら白河越えで
C55流線のwになったのを目撃、連続給炭の赤い色が非常にきれい
だったと、よく聞かされました。

 バランスウエイトを聞くのはは錆取りがいそがしくって忘れて
しまいました。たぶん、鉛などは入っていないと思われます。
667蒸気馬鹿一代:01/12/24 22:37 ID:fBepQ4VO
>>661
そんなもんになっちゃいますか…やっぱりシュミットEを使うには煙管の種類が足りないですね。
>>663
>それが1970年代以降は圧延機をミクロン単位でコントロールして、板厚を規格下限ギリギリ一杯に
>仕上げるように・・・
今じゃ圧延ローラーをクロスさせて真ん中が厚くなるのを押さえ込んで精度世界一でしたね。
明石大橋の橋脚ですらミクロン単位…今なら相当な精度で作れるでしょうね…
668非会員:01/12/24 22:57 ID:2M50U0KY
>>666
自己レス(悪魔の番号?)ですが、いまうちの年寄りに確認したところ、
乗っていたのは急行列車、C55流線のWをみたのは盛岡の先!!!
だそうです。(@_@)(@_@)(@_@)

 いやぁ!うらやましい、夢でいいから奥中山を上がるw流線を
線路っぱたでみてみたいもんです。
669名無しでGO!:01/12/24 23:32 ID:snEFYwRG
奥中山をC55流のW? 一寸まゆつばだなあ。当時のC55が盛岡に入っていたとしても
ても、奥中山に使われたかな。D50D51じゃないか?
単なるageです。
6702007:01/12/25 00:02 ID:9vjsuM3x
2度と無いかも
age
6712007:01/12/25 02:50 ID:9vjsuM3x
いまNHK3チャンネル「鉄道の旅」に出ている70154のテンホイーラはなんでしょう
スコットランドを走っています。
age
6722007:01/12/25 03:00 ID:9vjsuM3x
75014でした失礼
673オカマスキー:01/12/25 07:52 ID:qzxiEc3e
>>666, >>668, >>669
1945年4月1日時点で仙台にC5527, 28, 29が居たことになってます。
1941年以前であれば青森までロングランしたカモ。
奥中越えは後補機にD50、ってことも考えられ・・・

>>671, >>672
WW2後に英国鉄(BR)が設計した標準形式のひとつClass 4MT(MTはミクスト・
トラフィックで客貨両用のこと)と思います。動輪径は5フィート8インチ(1727mm)。
674amateur driver:01/12/25 11:41 ID:xHYDZSN3
6752007:01/12/25 15:00 ID:9vjsuM3x
>>673
ご教示ありがとうございます。
動輪径は5フィート8インチでしたか。
確かに80インチにしては小さいかなと思いました。
保存状態良好でスポークが大変美しかったです。
客車6両を引いていましたが発車時にずいぶんスリップしていました。
連結器の関係でしょうか?
6762007:01/12/25 15:33 ID:9vjsuM3x
>>674
遅ればせながらありがとうございます。
すごいスレだ。
677非会員:01/12/25 19:50 ID:Yc7drytJ
保守age
678オカマスキー:01/12/25 20:50 ID:7MzVMCI3
>>675
それでしたら>>285, >>286, >>288, >>289, >>290, >>297あたりに関連の話が出ています。
旅客列車はバッファーを少し縮めるくらいに連結器のネジを締め上げますから、
ご指摘のように逐次牽き出しでなく列車は一本棒になります。
一般に海外蒸機では火床が日本のように薄くないためか、少しくらいの空転は
意に介さない傾向が有ります。
英国あたりは狩猟民族ってことも有るかもしれませんが、かなり運転は荒っぽいです。
現役時代(レコード)ですが、重量の有る寝台急行を牽き出すとき(レール面に汚れ有り)、
ピ〜(単音の汽笛)
・・・
バババババババババババババババババババババババババババァァァァァァッ〜!!!
ガッコンガッコンガッコンガッコンガッコンガッコンガッコンガッコン!!!(ロッド音)
・・・
(これを3回ほど繰り返す)
バババババババ、バ・バ・バ・バッバッバッ、バッバッバッ、バッバッバッ、バッバッバッ・・・
(3シリンダー式、動輪径6フィート8インチ -2032mm- です)
テナ具合に、あの細いロッドが折れんばかりの空転を続けながら、粘着が自然回復(?)するのを待って
(加減弁をやたらに閉めないで)、発車して行くシーンなど左程珍しくないようです。
679蒸気馬鹿一代:01/12/26 00:13 ID:oorgjl4K
計算する時間が無かった…のでageのみ。
680非会員:01/12/26 06:43 ID:a5Mc7amM
age
681名無しでGO!:01/12/26 12:49 ID:PzBC06DW
age
682名無しでGO!:01/12/26 17:43 ID:2o1sUMQ6
年末は工場がお休みなので age
6832007:01/12/26 18:30 ID:UZeHrsDi
>>678
285以下前のほうは見逃していました。すみません。
空転:そういえばTVでもレギュレータ引きっぱなしで
逆転機には手も触れていませんでしたねぇ。
68418923:01/12/26 23:33 ID:mreYyYE9
年末で皆さんお休みですね。
倉庫に落ちないように上げます。
年末年始に撮影に行ったときに、貨物列車がウヤで寒い中を
とぼとぼ駅まで歩いて帰った事を思い出しました。
685150型:01/12/26 23:50 ID:6nIWwvE4
age
686( ´∀`)さん:01/12/27 02:59 ID:KbxqcQWR
agare
6872007:01/12/27 03:36 ID:5nVqWurp
age
688非会員:01/12/27 06:39 ID:dXPX60T0
age
6892007:01/12/27 12:38 ID:5nVqWurp
>>279,317
近所の古本屋を除いたら、
鉄道ジャーナル1999年6月号が床に転がっていました。
200円でゲット!
317に納得
690名無しでGO!:01/12/27 12:59 ID:m3T9MY8E
サッ○ー「もしもし>>1?マミーだけど。あんたなんでこんな駄スレ立てたの?」
   >>1「うん…」
サッ○ー「うんじゃないわよ。それから騙りは来たの?」
   >>1「来たよ」
サッ○ー「何て言ったの?」                           
   >>1「逝ってよしって」
サッ○ー「なんで?こちらは糞スレは立ててない事になってるんだから!」
   >>1「でも立てちゃったから。2ちゃんねらー相手にごまかせないよ」
サッ○ー「だから立ててないって事になってるんだから。裏で色々手を打ってるから大丈夫よ」
   >>1「でも逝ってよしって言っちゃったからごまかせないよ」
サッ○ー「僕はドキュソなんで日本語がよく分からなかったって言っておけばいいのよ」
   >>1「うん…」
サッ○ー「あんたこの文誰かに見られてる?」
   >>1「見られてないよ」
サッ○ー「これはファミリーの問題なんだから。あんたが駄スレ立てたのがばれるとこっちも騙られるのよ」
691オカマスキー:01/12/27 17:44 ID:jr4UqmWo
>>689
RJ誌1999年4月号はもう読みましたか?
6922007:01/12/27 19:20 ID:5nVqWurp
691>>
本日八重洲古書店で入手(500円!)
これから読みます。
(2月号は発見できず)
693蒸気馬鹿一代:01/12/28 00:33 ID:k7pL0O9P
なんてこった、下がりすぎだ。

RMMの1750動輪D型、1400動輪H型はおかしいです。石炭燃焼なのに火室が小さい。
あれでは重油専燃でないとまともには運用できないでしょう。
694amateur driver:01/12/28 01:06 ID:D8X4wmXN
年末年始出かけますので、
他力本願ながらスレの保守オネガイシマス。
6952007:01/12/28 02:12 ID:FcASuAuM
>>693
なるほど!
そういわれると、特にマレーのほうはアンバランスかも。
696非会員:01/12/29 08:20 ID:a4ilMkFd
鯖が落ちてましたね、オカマスキーさんは*田徘徊でせうか?
っで、age
697名無しでGO!:01/12/29 17:00 ID:rmh6X/Pk
age
698名無しでGO!:01/12/29 17:14 ID:NeYzUlrN
あれサーバが直りましたね
699名無しでGO! :01/12/29 20:41 ID:UJ2UWwKS
迂闊に書き込めないような・・・しかしあげ。
700オカマスキー:01/12/29 21:03 ID:WvzCxFYK
>>696
> 徘徊
エ〜、まだ老人性痴呆にはなってないようで、しとりませんが・・・
*は「神」でせうか?!
701非会員:01/12/29 22:16 ID:0dBaS3mI
 >>700

え〜、「徘徊」は老人性地方特有の言葉ではないです。でも、すいません。
新鮮堂の隣に香港バイキング出来たんでしゅよね、いちどいきたいです。

いままで某会でH高さんに逢っていました。う〜質問が浮かばなかったじょ〜
702名無しでGO!:01/12/29 23:15 ID:xcUGTVNp
昨晩深夜NHKで英国のどこかの保存鉄道の蒸気機関車が映ってました。
トーマスみたいなナローゲージじゃなく大きいやつでした。
機関助手と言うのでしょうか?石炭を焼べる人がおばさんだったのが驚きでした。
おばさんって言っても日本人とは違って大きな白人のおばさんでしたが凄いとオモタ。
7032120:01/12/29 23:54 ID:ebBfCI0o
0−C−1 age
704C57:01/12/30 00:40 ID:FwUZdvVE
落ちるの速いなぁ。
蒸発量がついて行けない。
うげぇぇぇ、リバーが無い!
705名無しでGO!:01/12/30 00:48 ID:0GL+I56Q
そういや、B20以外で、国鉄の本線上を走った最後の飽和式蒸気機関車って
なんでしたっけ。やっぱ、2120が最後なんでしょうか?
706名無しでGO!:01/12/30 00:51 ID:PyBk5rIe
>>705
c10も飽和式でしたけ??私もよくワカリませんけど。
707名無しでGO!:01/12/30 01:00 ID:cLa1SqtE
>>706
C10はC11と実質的に殆ど同じです。C11の先行量産車と
言ってもいいくらいです。もちろん加熱式です。
708名無しでGO!:01/12/30 01:37 ID:0xlKRXGT
厨房の頃、給水加熱器のない機関車は、飽和式かとマジで思っていたなぁ。
709706:01/12/30 02:19 ID:+W/GxODx
>>707
レスありがとうございます。気になって資料を調べてみたら
関東鉄道51号機という機関車が見た目はc12なんですが飽和式でした。
これとごっちゃに記憶していたようです。

私の資料「機関車・電車大百科」昭和51年2月20日初版
今は懐かしい子供向けなケイブンシャのポケット図鑑で(藁)ですが
c10は783馬力、c11は610馬力と載ってました。この出力の
差はどこから来てるのでしょうか?やさしい人教えて下さい。
710帰省中:01/12/30 05:38 ID:wH0Nc04b
実家で押し入れの鉄関係の本を漁っていた所、蒸気機関車の写真で気になる
のを見つけました。
東北本線 奥中山での蒸気三重連なのですがテンダーが変わっていて
箱のような物が載ってます。これは一体なんなのでしょうか?
711オカマスキー:01/12/30 09:09 ID:RgYcWJjS
>>701
若い頃は週2、3回ペースでしたが、昨今は月1ペースです。
イヤ、何、神○徘徊の話・・・

>>702
トーマスは一応スタンダードゲージの設定です。
ゴードン(フライング・スコッツマン同型の設定)などと一緒の線路を走ってますんで・・・
それにしても、蒸機の機関手、助手は最後に残された男の世界と思っていたのですが・・・

>>705
田端区の2120が9600の代役で大宮〜田端間の区間貨物を牽いたのを数回見たことが有ります。
昭和28年頃かな〜。
それ以外では、5501が昭和27年10月14日に鉄道開通80年記念号を牽引して東横浜〜汐留間を
走ってます。

>>708
これいいですね。楽しいです。

>>709
出力については、蒸気馬力一代さんが親切に教えてくれます・・・多分。

>>710
併燃用の重油タンクです。確か1500リットル入りかと・・・>>603

デハ、皆さん、良いお年を。
71218900:01/12/30 13:53 ID:iRWY09ML
では、このスレッドが落ちずに2002年の元旦を迎えられますように。
みなさんで、定期的にスチームアップに勤めましょう。
それでは、みなさん良い新年をお迎えください。
713名無しでGO!:01/12/30 16:09 ID:F6XzkayC
>>712
仰せの通り、投炭します。
714名無しでGO!:01/12/30 16:12 ID:F6XzkayC
>>712
重油バルブも開かなきゃダメかな?
715非会員:01/12/30 22:47 ID:5ql4zcFL
age
716名無しでGO!:01/12/30 23:47 ID:OXMIqpML
重油タンク装備D51四重連アゲ!
71718900:01/12/31 01:31 ID:m2j52DIs
山北から、9900の力を借りて、ageます。
7182007:01/12/31 02:12 ID:DM7xMdnt
保全age
719名無しでGO!:01/12/31 02:22 ID:Nue4bsC5
梅小路の一号機、二号機と北海道の三号機を動員してC62三重連アゲ!


・・・一度でいいから、実物見てみたいが・・。
720名無しでGO!:01/12/31 02:30 ID:VoxmR6pj
8620や9600に比べて6760が短命だった訳を教えて下さい。
72118900:01/12/31 03:00 ID:m2j52DIs
>>720
そりゃぁ、動輪が2軸しかなかったからでしょうが..........。
722名無しでGO!:01/12/31 04:46 ID:P97HBdbo
6760って、後のB51でしたっけ?
723名無しでGO!:01/12/31 14:47 ID:3o8am2Sp
>>722
6760の前身である、飽和式の6700を後に加熱式に改造して、B50の
新形式名が与えられていますね。
724蒸気馬鹿一代:01/12/31 21:17 ID:qYMWaVDQ
6760についてはオカマスキーさんが最も詳しいのですが、一応…
6760は8620と同時期に作られた機で、存在理由というのが「C型よりB型のほうが
機械抵抗が小さく、軽量列車に適している」というものでした。蒸気機関車
の機械効率が落ちるのはロッド類のモーメントの話は別にすると機械抵抗が
原因ですから、それなりに根拠のある話なのですが、設計が適切でなかった
ためでしょう、総合効率で8620に負けたばかりか高速域で妙な振動を発し、
動輪上重量が小さいため8620に比べて牽引定数が小さく、ひたすら運用しにくい
機関車でした。短命少数だった理由はここらでしょう。

飽和式の機を過熱式に改造して延命させた例は6200→6250等の例があったかと。
725名無しでGO!:01/12/31 23:32 ID:1uHgdpmt
720です。ありがとうございました。
726非会員:01/12/31 23:35 ID:uedqyRwo
4chの飛ばしてるヘリがうるさいです。

来年もよろしく、age
727名無しでGO!:01/12/31 23:42 ID:wbATQSV2
では、みなさん、良い新年をお迎えください。
初夢は、博多を30分遅れて発射した上り「かもめ」が、博多〜折尾(通過)を
29分で走破したという時の事でも想像して、110km/hで疾走するC59が
拝めるよう祈って新年を迎えます。
7282007:02/01/01 00:10 ID:6CXfdNc7
初釜age
729名無しでGO!:02/01/01 02:24 ID:OxYyFZZI
新年と言えば、一号機関車ですね。150型は、国の重要文化財に
指定されていますね。
730名無しでGO!:02/01/01 06:30 ID:dZKp335D
SLが引く客車の中で新年を迎えたage
731名無しでGO!:02/01/01 09:16 ID:jL+GsfWO
>>709
C10の方がC11より動輪上重量が大きいのです。
732名無しでGO!:02/01/01 12:45 ID:KjBRGNXW
優良スレなので・・
ageときますね。
733名無しでGO!:02/01/01 16:02 ID:2BdzHo/Z
あげても、あげても、すぐに下がりますね。
大糸線で糸魚川からトランス運送用のチキを牽引するC56の
機関助手の心境のようなものですね。
734名無しでGO!:02/01/01 17:47 ID:gv/Nxbv8
みなさん帰省されてるのか書き込み少ないですね。
7352007:02/01/01 22:08 ID:6CXfdNc7
>>733
大糸線のC56で白馬(当時信濃四谷)にスキーに行きましたよ〜
736名無しでGO!:02/01/02 03:41 ID:iXrOPnAy
品川の86や新鶴見のC50はいつ頃消えたんでしょうか。B6引退以降、末期のブーム以前の東京のロコの消え頃って、、、
737 :02/01/02 15:46 ID:ad+TLYAz
仙台は雪が降り始めましたage
738名無しでGO!:02/01/02 18:13 ID:3zJn18BH
>>736
品川のB6が火を落としたのは、1961年じゃなかったかなぁ。
739名無しでGO!:02/01/02 22:10 ID:AmZ862Cq
age
740名無しでGO!:02/01/02 22:11 ID:WAUkdaMF
ageageageageageageageageageageageage
741名無しでGO!:02/01/03 02:00 ID:rPVR93sf
c53 43流線形萌え。アゲ。
742非会員:02/01/03 07:00 ID:q+qiqmFL
age
7432007:02/01/03 12:52 ID:IC6Cquv9
保全age
744名無しでGO!:02/01/03 13:11 ID:o1KizUg8
D52、良いですねぇ…
http://tiyu.to/d0107.html
745名無しでGO!:02/01/03 13:18 ID:Q0tP7pNZ
http://plaza25.mbn.or.jp/~railway/menu1_hokkaidou.htm
こんな写真、もう撮れないんですねぇ・・・・・。
746名無しでGO!:02/01/03 13:23 ID:Q0tP7pNZ
両親の実家の側を高徳線が走っていた。
C58に手を振ると真っ黒な顔した
乗務員が、汽笛を鳴らしてくれた。

子供のころの良き思い出。
747オカマスキー:02/01/03 15:30 ID:LNmLAr7V
皆様
良い正月を迎えたことと思います。

>>709, >>731
>C10は783馬力、C11は610馬力と載ってました。この出力の
>差はどこから来てるのでしょうか

説明は蒸気馬力一代さんのほうが親切だと思いますが(多分)、一応・・・
え〜、動輪上重量は出力に直接関係しません。
出力を決めるのは、ごく簡単に言や、ボイラーとシリンダーの大きさです。
でもって、中低速域ではシリンダーでのワンストロークごとの押す力、また高速域では
ボイラーの連続蒸発能力が出力上限を決めます。
この連続最大蒸発量を、シリンダー効率の最良となる回転数レンジ(動輪回転数150〜
200rpm)での指示馬力当り蒸気消費量で割ってやると、シリンダーで発生し得る出力
(指示出力)が求められます。(続く)
748オカマスキー:02/01/03 15:31 ID:LNmLAr7V
(続き)
で、さらに実際に機関車と列車を動かす正味の出力となるには、シリンダーと動輪との間に
機構系が介在することより、機械効率(80〜95%)を指示出力に掛けて動輪周出力を求めます。
C11の610馬力は、この動輪周出力です。
指示出力は、当方の資料によると718馬力
718馬力×0.85=610馬力ですから、機械効率は85%の前提と判ります。
C10のシリンダー内径×行程、および使用圧力はC11と同一ですし、
ボイラー蒸発能力もほぼ同一ですから、783馬力は何かの誤り、ということになるでしょう。
749オカマスキー:02/01/03 15:33 ID:LNmLAr7V
>>724
6760についてはそんなに詳しくないです。実物見てませんし・・・
え〜、解説有難うございました。

蛇足ながら、8620とはボイラー、シリンダーを同一仕様としていますが、部分設計を
8620は汽車、6760は川崎で行なったため、ボイラー、シリンダーとも別物となってしまって
互換性が無く、欧米で常識的な標準設計とは別次元のものでした。
この反省も有って、18900は鉄道院主体で設計し、浜松工場で初ロットを造ったものと
考えられます(第1次大戦直後の好景気で汽車と川崎が8620, 9600の増産で手一杯という
理由も有るには有ったが)。
6760は、大正初期から第1次大戦中にかけては京浜間や常磐線水戸以南といった平坦線で、
最大10両位の木造客車を牽いている絵葉書が多数残されています。
第1次大戦後には経済の発展と共に列車単位も大きくなって、幹線では動輪2軸では間に合わなく
なってしまったのでしょう。
750オカマスキー:02/01/03 15:35 ID:LNmLAr7V
>>724
>飽和式の機を過熱式に改造して延命させた例は6200→6250等の例があったかと。

8550→8500もそうですね。ボイラーが太めで大煙管22本入れられたので、そこそこ
効果は上がったのではないでしょうか。8620が18本、9600が21本または22本ですから・・・
751 :02/01/03 16:23 ID:k5ZCjxUf
>>744
warata
752名無しでGO!:02/01/03 17:47 ID:uo7aryMD
山口・防府市に保存されていたD51が解体処分、合掌。
防府市はデゴイチよりも防石に力いれてるみたいだね。

SLやまぐち号に少し飽きが....。
行きはC57+C56、帰りはC56+C57。たまにはこれをひっくり
返してほしいな。西もノウがねぇな、まったく。
宮原の旧客、使う余地がなけりゃ、山口部に転属させて、SLやまぐちで
重連時に使えばお客が集まるって、ぜったい(おいらも旧客乗りたい)。
753572:02/01/03 18:34 ID:XYKPH/hS
ちょっと話題が古くなってしまいますが…
上の方で話題になっていた「なぜC62はお召に使われなかったか」
という話について…
正月に実家に帰った際に昔買った「蒸気機関車」誌50号「ハドソン特集」
を見ていたところ、ハドソン3機についての匿名座談会で「C60はハドソンで
唯一お召につかわれた」「ストーカーが原因らしい」「やはり手炊きのほうが安心
なんでしょうね」との発言がありました。(C60はストーカー非装備)
754蒸気馬鹿一代:02/01/03 22:02 ID:lPEm9lV1
>>747
C59の出力計算がまだですいませんです…式を整理しきれてませんので。

一般の蒸気機関の話。
出力を決定するのはオカマスキーさんが仰る通り汽缶の蒸発能力とシリンダの大きさ
です。そしてシリンダ出力は回転数が大、つまり適正カットオフが小さくなればなるほど
大きくなります。
軸馬力がシリンダ出力より小さくなるのは機構に由来する機械抵抗(回転数によって
一回転あたりの値が変わる)によって減殺されるからで、シリンダ出力と損失を
差っ引いた値(つまり軸馬力)との比が機械効率となります。損失の大きさは回転数
によるために同じ回転数ならばカットオフが小さい(平均有効圧が小さい)場合は大
きい場合よりも損失の割合が大きくなるために機械効率は低下します。
755蒸気馬鹿一代:02/01/03 22:12 ID:lPEm9lV1


>>517で書いてる式は一部の値の取り方が誤魔化してありまあすが、理屈は合ってます
んで、じっくり見て下さい。あの通り軸馬力から動輪周牽引力も求められます。で、
蒸気機関車の出力は動輪周牽引力が粘着牽引力を上回ってる回転数の場合、粘着牽
引力に上限を支配されます。出力とは「速度×力」ですから。それで、粘着牽引力
の支配から抜けた回転数以上でその機関車の出力は最大となります。

正確に言うと>>517の式から求められる蒸気機関としての出力曲線と、軸重由来の
粘着牽引力によって制限されるライン(y=mxで現される直線)との交点が出力曲線が
最大の値を示す点よりも左にあれば軸重は最大値に関係ありませんし、右にあれば
軸重が最大値を制限していると言えます。国鉄機では普通左になるように設計して
ますんで、軸重は最大出力には関係無い話でしょう。
756オカマスキー:02/01/03 23:13 ID:sa/IUl7j
>>754, >>755
フォロー有難うございます。

皆様
蒸機の出力には、ボイラー馬力、シリンダー(指示、図示)馬力、動輪周馬力(蒸気馬力一代さん
言うところの軸馬力、ブレーキ馬力)、引張棒馬力などと色々有って、いちいち詳しく説明すると
きりが無く、かと言って適当にはしょると素人には理解不能・・・
それに燃料のカロリー、燃焼率、給水温度などの条件によっても増減するので、一律に決められない
のです。
ちゃんとした本(これがなかなか無い)を読んで勉強するか、蒸気馬力一代さんに授業料を払って
教えを乞うのが宜しいかと(^^)
757しいなん:02/01/04 10:33 ID:hzQe02oQ
下がりすぎ
758名無しでGO!:02/01/04 16:45 ID:w+FuKqmQ
仕業検査 age
759名無しでGO!:02/01/04 19:09 ID:2XznXCgS
圧力低下につき、投炭。
760名無しでGO!:02/01/04 21:00 ID:0SzBQvZg
保線age
761名無しでGO!:02/01/04 21:30 ID:KrKd3okP
保存車近況
 山口市・D60−1
  厚化粧。部品盗難多し。前照灯も紛失。状態悪し。
 宇部市・D51−18
  厚化粧。部品盗難少なし。市管理公園内保存のため、管理状況良好。
 美祢市・C58−36
  錆が浮いている。部品盗難多し。
 防府市・D51−463
  11月末、解体処分。 合掌!
762オカマスキー:02/01/04 22:45 ID:L9TR0nia
>>761
>山口市・D60−1
焚口からフラッシュ焚いて、火室管板を写せますかね?
D60には改造に際して大煙管を28本から33本に増やしたのが有るって話なので・・・

>D51−463
北海道で写したような記憶が・・・

>その他もろもろ
屋根が無く露天の釜って傷み早いですよね。雨水がしたたる所にはよく苔が生えていたりで。
岩と違って苔むす頃には元の鉄が無くなっちまう・・・
763名無しでGO!:02/01/04 22:54 ID:KrKd3okP
>>762
山口市のD60−1
釜の中には砂利がいっぱいです。ものすごい量が詰め込んであります。
これでもか!っていうくらいの量です。
管理は県なんですが、ちょっとひどすぎ!
764名無しでGO!:02/01/04 23:02 ID:s687mDtg
山口線のSLやまぐちは運行終了にできないものか
ほかにいくらでもSL列車がある今存在価値は低いと思う
あの不格好な集煙装置を脱がせてあげたい
集煙装置を装備した際ぶったぎられた煙突を元に戻してあげたい
765オカマスキー:02/01/04 23:03 ID:L9TR0nia
>>763
それはチトひど過ぎますね。
煙室側も同様でしょうか?
ノー管理なら、元の鉄に戻して再用してやったほうが、釜も幸せかも・・・
766蒸気馬鹿一代:02/01/04 23:14 ID:AhxcSKnE
>>756
いえいえ、どうも。
ええと、ちゃんとした蒸気機関車の理論、設計を解説した本は日本では森彦三氏の
著作以外には見当たらない上に近代機には内容が足りてません。それどころか往復
蒸気機関の本も殆ど見当たりません。普通は高校レべルの数学、物理を復習してか
ら内燃機関の教科書を読んで計算法を応用していくしか無いのかもしれません。
それでも実際の運用の状態を理論的に説明するには足りておらず、国鉄技術者の
論文・論考を漁らないとなりません。…これらを全部纏めるとそれこそ、一冊の本
が書けます。まあ、誰かが新規に書くことを祈ります。
767オカマスキー:02/01/04 23:38 ID:L9TR0nia
>>766
>まあ、誰かが新規に書くことを祈ります。

そんなことを言ってると、そのうち自分で書くハメに・・・
交友社(国鉄部内の教材出版が本業)が戦前に出していた「機関車の理論と実際」だったかな?!
時代のせいか記述がチト国粋的でしたが、比較的まともなほうかも・・・
そう言や、戦前に岩波全書で島秀雄氏が「蒸気機関車」を書くことになっていたようですが、
開戦で立ち消えに・・・
戦後、共立全書(?)で横堀進氏が書いた「鉄道車両工学」は小冊の割に電車、ディーゼルも
入ってるため記述に幅と厚みが・・・内容は良いのですが・・・
あとは急がば回れで、洋書でマトモなものを探すって手も・・・
768蒸気馬鹿一代:02/01/05 00:07 ID:kTYLaVGy
>>767
貧乏なんで確実に収入があるなら…そんな度胸がある出版社も無いでしょうし、共著しか…(笑
>そう言や、戦前に岩波全書で島秀雄氏が「蒸気機関車」を書くことになっていたようですが、
>開戦で立ち消えに・・・
どうりで探しても見当たらないわけで…洋書はいいのですが、読める人が限られますんで
翻訳が必要かと。最近まで蒸気を量産していた隣のでかい国でも設計は過去のこと、
あまり無いでしょうね…横堀氏の本は初耳でした。
7692007:02/01/05 02:43 ID:7Ko593Sh
age age age!!!
770オカマスキー:02/01/05 12:06 ID:aqX3nrKA
>>768
>共著しか…(笑
他人をアテにしてはイケマセン(^^)

>>767の続きで、昭和24年に鉄道運転会が編纂した「蒸気機関車工学」通文閣発行
は、1冊で要領よくまとまっており、古書店で見つけたらすぐ買い!
島秀雄氏の著作としては、昭和19年の岩波機械工学講座「最近の鉄道」があるようですが、
当方は見たこと無し。

♯洋書
>読める人が限られますんで翻訳が必要かと。
「将を射んと欲すればまず馬を射よ」ってんで、まずは語学の勉強から。
横堀本の価値のひとつは、参考文献に英米独の原著が一杯紹介されていることです。
テナ訳で、「急がば回れ」。
間違って語学の道に進んでしまっても、当方は一切・・・
771名無しでGO!:02/01/05 12:33 ID:zlnRktKN
>>764
西の看板列車(ホームページにもそのような扱いしてあり)だし、山口線SL
運行対策協議会が飽きられない限り運行するであろう。
たしかに集煙装置ははずしてほしいよね。機関士さんに聞いたところ、集煙装
置は今は使ってないらしい。うまく釜タキすれば、そんなもん使わなくても、
トンネル内ではちゃんと煙は流れてくれるし、運転室にも入ってこないから、
って聞いたことあるぞ。西の対応に期待すべし(期待はしないほうがよさそう
だけど)。
772642:02/01/05 18:18 ID:vncST7lz
>>674

 お礼を申し上げるのが年を越してしまい、すみません。
とても楽しいサイトでした。英国の蒸機の写真を一枚ずつ見ていきながら、
平区の9600のかすれた汽笛を思い出したりしました。
773498:02/01/06 00:38 ID:yd/GUVs8
奥利根号に乗ってきました。前照灯が大型に交換され、さらに雪除けと思われる小さなひさしが付いていました。
5日の水上は凄い吹雪で、構内での作業は大変そうでした。上り発車を撮影していた人たちは、きっと素晴らしいカットをものにされたのではないでしょうか。
それにしても未だ眼がゴロゴロする。
774名無しでGO!:02/01/06 02:14 ID:doYOHDca
>>773
眼がゴロゴロって機関車の煙りでですよね?
蒸気列車って乗った事無いです。D51見てみたいなぁ。
漏れの近場ではC11が走ってますが、c62をまた走らせてほしいです。無理なのかなぁ?
775名無しでGO!:02/01/06 09:37 ID:lYYOdxgr
石炭投入アゲ
776498:02/01/06 21:01 ID:pvP8O6z8
久しぶりにSLに乗って、あらためて煙を実感してきました。
今はC57180が復活した磐越西線だって、現役時代はカラス列車と呼ばれ、沿線から早くディーゼル車にして欲しいと要望が殺到していたとか。
無煙化、動力近代化、黒煙禁止、カラス列車、なつかしい言葉だなぁ。
777名無しでGO!:02/01/06 22:28 ID:yb//oCgn
777get保全age
778名無しでGO!:02/01/06 22:37 ID:Frelqvrb
三回目の熱水から帰りました。前進重連満喫。現役蒸機はやはり違いますね。重連の離合は何年ぶりかな、最高でした。
779名無しでGO!:02/01/06 23:49 ID:xB1xn2K2
AGE
780名無しでGO!:02/01/07 10:23 ID:yaSKegq5
age
781名無しでGO!:02/01/07 14:21 ID:D2xcqBf1
a g e
782amateur driver:02/01/07 15:28 ID:fA+7iLUr
帰国しましたです。

昨年の話ですが、
オカマスキー氏の仰せのとおり
5MTのカウンターウェイトは、
両側を鉄板で覆って鉛を流し込むようなつくりでした。
他のカマでもそういうのがありました。

>702
あのfirewomanのおばさんはRosieさんといいます。
あまり話したことはないですが、なかなか気の良さそうな人ですよ。

イギリスだと体験運転でもたまに女性の参加者がいます。
A1'Tornade'のプロジェクトのメンバーや、
EWRの蒸気機関士希望者にも女のひとがいたんじゃなかったかなあ。
783amateur driver:02/01/07 15:39 ID:fA+7iLUr
昨年あったインジェクターの話ですが、
SR Merchant Navyのインジェクターを眺めてきました。
右側のキャブ下に2つ配置してあり、何の変哲もなさそうな・・・(笑)
で、昨年これをブラシでゴシゴシ磨いていたことを思い出しました。

よく思い出してみると、日本の国鉄みたいに高い位置にあるのって、
ほかでは見たことありません。
中国だと日本よりやや低い位置でしょうか・・・・。
どうしてそんなことしたんでしょうね・・・・。
784amateur:02/01/07 15:42 ID:fA+7iLUr
>770
共著の話、激しくキボンであります。
今の日本で書ける人はそういないでしょうし、
永遠に残る名著となることでしょう。
まずはWebで少しずつからでも・・・・どうでしょうか?
785名無しでGO!:02/01/07 16:39 ID:LJjBqol2
そういえば、昨日だったかテレ朝の「本物の伊東家は海外嫌いPART2! 」
とかいう番組で、伊東四朗親子がニュージーランドで蒸気運転してましたけど
見た方いらっしゃいます?

自分はチラっと見ただけなんですが、
観光鉄道とはいえ立派な営業運転だったみたいだし、運転させちゃっていいのか。。
たしか、思いっきり空転カマしてたよーな・・。
786amateur driver:02/01/07 16:51 ID:fA+7iLUr
>785
保存鉄道だと思います。
ウェカパスだったかはRJ誌にも記事がありましたね。
787名無しでGO!:02/01/07 20:20 ID:516Kizm2
函館山線のC11を見るたびに「これがC62 3だったらなぁ…」と思ってしまうのは俺だけ?
なんか函館山線でC11を見ても萌えないんだよね。檜舞台に子役がでてきたような感じで。
あの檜舞台にはC62しか似合わないよ。なんなら束からD51 498借りてもいいだろうし。
788オカマスキー:02/01/07 20:37 ID:njixnOOJ
>>782
無事帰国おめでとうございます。

>イギリスだと体験運転でもたまに女性の参加者がいます。
見たり乗ったりする中には妙齢のご婦人も結構居るみたいですね。
お姿によってはお近づきになりたいものです(^^)

>>783
一般の大型機は片方が排気インジェクターになってます。違いは判りますよネ。

>よく思い出してみると、日本の国鉄みたいに高い位置にあるのって、
>ほかでは見たことありません。
低い位置(つまりノン・リフティング)のほうが、非会員さんの言うように
「良くかかる」つまり動作が確実ですが、本体がキャブ外に在るので
弁を動かすのに延長軸を用いたり、また逆止弁が別個に必要となるなど
コストが若干高くなります。
日本国鉄制式のリフティング式のほうが、本体に操作ハンドルや逆止弁を組み込んで
一体化できるので構造簡単、従ってコストも安い、と考えられます。
789オカマスキー:02/01/07 20:38 ID:njixnOOJ
>>784
当方もそれが良いと思います。なかなか進捗しませんケド・・・
とりあえず蒸気馬力一代さんにも自前のHPを開設させましょう(^^)
賛成の方はアゲてください。
790オカマスキー:02/01/07 20:48 ID:njixnOOJ
>>785
当方も見ました。
眉毛無しがレギュレーターを急に開け過ぎたため、激しく空転してました。
体験運転は3年くらい前からいろんな国で流行ってきたようです(むろん有料)。
保存鉄道にとっては良い稼ぎに・・・
セコンドがしっかり見張っていれば・・・でも何か有ると反動が怖いかも・・・
791amateur driver:02/01/07 20:59 ID:fA+7iLUr
>788
排気インジェクターは今度聞いてみますね。

>789
age!

>790
流行っているというか、イギリスでは結構前からメジャーでしたので
それが各国に伝播したのでしょう。
金額的に見ればそんなに大きなものではないのですが。

>セコンドがしっかり見張っていれば・・・でも何か有ると反動が怖いかも・・・
まぁ責任概念が日本と全く違うのでそれほどでも・・・・
例えばポーランドで体験運転中に踏切死亡事故がありましたが、
「無理な横断をした車のドライバーがバカなだけだ」で終わりでしたから。
むしろカマが損傷したりするほうが心配ですね。
イギリスでもごくたまに踏切事故や信号誤認による事故
(ポイント割り出しなど)がありますが、それによって保存鉄道が
閉鎖になったという話は聞いたことがありません。
自己責任の概念が社会の隅々に行き渡っているのに対し、
日本はこの点も余りにも環境が悪いですね。
792オカマスキー:02/01/07 21:06 ID:njixnOOJ
>>787
>あの檜舞台にはC62しか似合わないよ。なんなら束からD51 498借りてもいいだろうし。
同じ借りるんなら、酉からC62 2を借りましょう。
ダメならC61 2でも。凸市より格好イイですし。
五十歩譲って、9633を倶知安スタイルの2つ目化するなんざ、いかがでしょう?!
百歩譲ると、C11が日高線スタイルの2つ目になったりして、元の木阿弥。
・・・
JRになって却って会社間で変な縄張り意識が出てきちゃったのには困ったものです。

>>752, >>764
山口線も、別に運行停止にせんでも、形式固定せずに動く釜全部使ってローテーション
組めばイイのにね。
電話リクエストでその日の要望多いの走らせるとか、予想的中者にはスイカ1年分とか
景品出したりすりゃ、世間の注目度も高まると思うけど。
デハ。
793オカマスキー:02/01/07 21:14 ID:njixnOOJ
>>791
>自己責任の概念が社会の隅々に行き渡っているのに対し、
>日本はこの点も余りにも環境が悪いですね。

全く。この辺から先ず正す必要が有ります。
それと、本来なら動態保存も自ら資金や労力を提供しなくては。
乗らずに車で追っかけて写すだけ、ってのが一番宜しくないカモ。

当スレ、首位に踊り出ましたね。
794名無しでGO!:02/01/07 21:24 ID:q3oSReG+
D52....動態に復活激しく希望
795名無しでGO!:02/01/08 01:20 ID:m6bklEfq
>793
>乗らずに車で追っかけて写すだけ、ってのが一番宜しくないカモ
いやー日本の現況では、自分たちの手でで実物の鉄道を残す、
走らせるという発想自体困難なことではないかと思います。
極少数理解があって活動している人はいますが。

私も大学の鉄研時代の友人にイギリスの保存鉄道の有様について
話してみたことがあるのですが、反応は極めて鈍いものでした。
796amateur driver:02/01/08 01:35 ID:m6bklEfq
795ハンドル忘れました。
(age兼用)
797名無しでGO!:02/01/08 12:26 ID:MCBDrrX0
D52、、復活させたとしても何処で走るんだろう(笑

ウチの近所の公園にもD52が保存されてて、夜中はヤンキーのたまり場になってたりしますが
にわかにあの黒い鉄の塊が動き出すとは信じがたいモノがあったりする・・。
ガキの頃よく親に連れられて遊びに行ったりしてましたが(ちょうど国鉄が無くなる頃かな?)
あの巨大な黒い鉄の塊が「線路の上を駆け抜けていくモノ」として、イメージが沸かないのが少し寂しい。

とりあえず、北海道で走らせるんだったら、まずはC62-3の再始動を激しく希望。
(兼:age)
798オカマスキー :02/01/08 12:39 ID:y7TpU669
>>793, >>795
やっぱ、お役人/お役所の存在感を示すため(?)のいろんな規制が多すぎるのと、
その裏返しの「何でもお上にやっていただく」体質とを改めないとダメってことですかね。

とりあえず、復活を希望する方々は、本板で熱い思いを語るのも結構ですが、
当局に対して目に見えるアピールをする必要が有るのでは???
向こうも商売ですので、実利が伴わないと難しいと思いますが・・・
(突き放した言い方でゴメン)
799名無しでGO!:02/01/08 14:28 ID:XlW13m8E
>>797
東海道・山陽本線・呉線・御殿場線・函館本線
とりあえず重量貨物を牽引してるところがみたい...
800amateur driver:02/01/08 15:18 ID:3s6FBG6I
>797
ではいそのことD62にしましょう。
D62 21。

>798
私は海外の保存鉄道レベルのものを日本で実現することは、
残念ながら個人的には絶望的であると思っています。
まあ20年や30年くらい経てばどうなるかはなんともいえませんが、
その頃よぼよぼであるであろう私には、現実的ではない話です。
801こぶた1号:02/01/08 15:53 ID:V9UxzOK+
初投稿です、よろしくお願いします。
もっと読みたいので、age。
個人的には
@某保存蒸機2両の掃除ボランティアを申し出たら、2両とも断られてしまった経験あり。
AC58とC59の配置機関区履歴を調べたいので方法を教えてくれる方がいたらぜひ!
802名無しでGO!:02/01/08 16:10 ID:GF19Ffsp
お正月に放送された寅さんにSLでできましたね。
30年前はけっこう現役で活躍してたんですね。
803名無しでGO!:02/01/08 17:36 ID:FiBNOo36
日田彦山線にSL列車キボーン!
門司港〜日田 快速SL「日田」号 とか!
804名無しでGO!:02/01/08 19:41 ID:efCUF0gA
日本で動態保存鉄道やるには徹底した省力化、メンテナンスフリー化が必要でしょう。蒸機機関車
はガス焚きとし、石炭だきはショーとしてやる程度。車軸は全てローラーベアリングに改造とか。
現場のヒトの熟練に頼らないマシンでないと今後は維持できそうにない。線路もスラブ軌道か(^^;)
805オカマスキー:02/01/08 20:41 ID:dRHSu+TA
>>800
あまり若い人達に閉塞感を与えてもナンですので、
@乗務員、保守修繕要員が確保され、
A給炭(英国でもショベルローダーでやっている)、給水(中古の消防車でも有ればグー)、
 転向設備(ターンテーブルまたは三角線)が用意でき、
B撮り鉄、乗り鉄、一般乗客にとっての魅力度が有り、
C当局にとって短期的には増収、中期的には投資回収が可能で、
D沿線自治体にとっては町おこし、村おこしとなり、公害問題が受容できる。
以上がクリアーできればナンとかなります。
関係者がウンと言うような企画の提案を期待しましょう。
くどいようですが、ただ「復活キボーン」だけ唱えててもダメです。
806オカマスキー:02/01/08 20:54 ID:dRHSu+TA
>>801
>@某保存蒸機2両の掃除ボランティアを申し出たら、2両とも断られてしまった経験あり。
管理者サイドとしては、下手に怪我でもされて賠償問題になるのが怖かったのでしょうか?

>AC58とC59の配置機関区履歴を調べたいので方法を教えてくれる方がいたらぜひ!
履歴にはあまり興味が無いのでお役に立てるかどうか・・・
ある特定時点(例えば昭和20年4月1日とか)における全機の配置状況を調べるのであれば、
古いP誌かF誌の蒸機特集号に数点ずつ載っています。
ある特定号機の新製配備から用途廃止までの履歴であれば、その号機に付帯した車歴簿
(正式名称不詳)を調べるしかないでしょう。
現役時代であれば配置機関区で見られたでしょうが、用途廃止されたら本社か支社か、
とにかくどこかに返納されるでしょうが、今どこに在るのやら・・・
807オカマスキー:02/01/08 21:11 ID:dRHSu+TA
>>799
>東海道・山陽本線・呉線・御殿場線・函館本線
>とりあえず重量貨物を牽引してるところがみたい...
東海道・山陽両線のD52は当方も見てません。
東北本線で大宮区の戦時型D52を数回見たこと有ります(消防未満の頃)。
呉線の貨物はD51でD52は無かったのでは?!
御殿場線はせいぜいワム級20両未満で重量貨物にはほど遠かったものの、25パーミルでは
結構力闘していたような・・・
函館・室蘭両線はある程度撮りました。特に静狩と礼文華のカーブした大築堤(10パーミル)を
1100t牽いて走る姿は素晴らしかったです。

個人的には、C62もやや窮屈な山線でなく、複線で架線の無い室蘭線を単機牽引でカッ飛ばして
欲しかったと思います。未電化時代の東海道の再現のような・・・
その意味では、藤城線(七飯〜大沼間の新線)は連続10パーミルで、関ヶ原(新垂井回り)のようで
気に入ってましたが・・・(遠い目)
808オカマスキー:02/01/08 21:23 ID:dRHSu+TA
>>802
>30年前はけっこう現役で活躍してたんですね。
30年前(1972年)なら前年にC62重連が消えたものの、北海道では五稜郭のD52や旭川のC55も
健在でしたから・・・
D52と言や、いくら長大貨物を牽いてても、排気膨張室が大きいためか、ブラスト音が
「フォッフォッフォッ」ってな調子で、まるでコタエて無いようで、それがまた
サスガって感じで、良かったりして・・・
809オカマスキー:02/01/08 21:30 ID:dRHSu+TA
>>799
>とりあえず重量貨物を牽引してるところがみたい...
申し遅れましたが、昨今の貨車って、あまり蒸機とマッチしませんが・・・
英国みたいに、貨車も沢山保存して置かナイト。
水を差すようでゴメン。
810オカマスキー:02/01/08 21:49 ID:dRHSu+TA
>>804
そういう行き方も否定はしませんが、それって「保存」じゃないですよね?!
・・・
ときに、その手の話題が得意な蒸気馬力一代氏はどうしたのかな?
風邪でもひいて寝込んでるのでは・・・
811オカマスキー:02/01/08 21:55 ID:dRHSu+TA
一人でアゲても首位まで行かん。もうスチーム限界。
誰か助けて〜。
デハ、あとを宜しく。
812804:02/01/08 21:58 ID:efCUF0gA

>>810
>>そういう行き方も否定はしませんが、それって「保存」じゃないですよね?!
そういわれると身も蓋もありません。(^^;;;)
805で書かれる通りビジネスにするにはどうするかと考えてみただけで、私個人は昭和20年代生まれなので
「保存」のほうを希望します。
813804:02/01/08 22:05 ID:efCUF0gA
>>807
同意
小生もリアル工房のころ箱舘本線にD52,C62とりに行ってたが、大型機は噴火彎ぞいの広いところで
長大編成を牽いてる方がよかたね。そのころの写真たくさんデジタル化してるが、アホ工房だったもんで
日時もデータも不明。鬱、、
814オカマスキー:02/01/08 22:54 ID:dRHSu+TA
>>804
同年代一人発見!
・・・
この際、「保存」を諦めて、エンターティメントに徹しますか(冗)

>>813
1970年の夏に箱舘発夜中2時過ぎの臨時急行に乗って長万部まで行ったとき、
落部の辺りで夜が明け、噴火湾越しに上り貨物を牽くD52の白煙が朝日に輝いて、
眠気がいっぺんに吹き飛んだ思い出が有ります。
そのあと室蘭線の一番列車で礼文に降りて、大築堤で上下のD52を続けて撮りました。
もう2〜3分上りが遅れればすれ違いを撮れたのに〜(贅沢)。
ちなみに下りのD52 204(デフ切り詰め)は昔のF誌に載ってます。
815名無しでGO!:02/01/08 22:57 ID:LmrSY1Ie
>>807
うらやましいですね。
呉線には入線していなかったのですか..少し意外な感じがしました。
816非会員:02/01/08 23:00 ID:UTliOB9Y
>排気膨張室が大きいためか、ブラスト音が
>「フォッフォッフォッ」ってな調子で、まるでコタエて無いようで、

ご丁寧にも5インチライブで排気膨張室を付けたアキュレート社のC62と
膨張室の無い東京工業のC59のブラスト音を聴き比べる機会があったの
ですが、C62はすかしっ屁のような音しか聞けませんでした。
アキュレートのおじさんも「やめときゃよかった」と逝ってましたYO!
817オカマスキー:02/01/08 23:04 ID:dRHSu+TA
>>812
>ビジネスにするにはどうするか・・・
この視点は不可欠ですよね。
いつも英国のたとえでナンですが、あれだけ保存鉄道が有り、保存蒸機が有ると、
復元やら修繕やらでボイラー、部品の類までかなりの専業サプライヤーが居て、
そこそこ商売になってるような・・・雑誌広告で見ただけですが・・・
決してボランティアだけで維持されてるワケではないと思われ。
818オカマスキー:02/01/08 23:11 ID:dRHSu+TA
>>815
>うらやましいですね。
ナニ、ちょっと早く生まれただけのことです。
もっと早く生まれた人は、本土空襲にさえ遭わなけりゃ、もっと色々イイ思いを・・・

>>816
屁こき膨張室に鉛でも詰めこんで容積減らしと補重を兼用!
819amateur driver:02/01/09 02:31 ID:fvUZ1Q56
>801
>@某保存蒸機2両の掃除ボランティアを申し出たら、2両とも断られてしまった経験あり。
・・・・・・いかにも日本ですね。どういう経緯だったかは詳しく分かりませんが、
ヤパーリこんなことではなー・・・・・

>816
>アキュレートのおじさんも「やめときゃよかった」と逝ってましたYO!
ワラタ

>817
Chathamにボイラー修理専門の会社がありますね。
http://www.chathamsteam.com/
大きな保存鉄道では、他の保存鉄道のカマの修繕を一部受け持つ
こともあるそうです。
820オカマスキー:02/01/09 08:03 ID:gjo5pk8d
>>813
当時の「SLダイヤ情報」でも有れば、牽引機が書いてあるので、ネガの並び順と照らし合わせ、
ある程度見当付くのでは?
撮影年と撮影地は自明でしょうから・・・
821こぶた1号:02/01/09 09:23 ID:ZCeKomxE
オカマスキー様ありがとうございました。
822こぶた1号:02/01/09 12:19 ID:kNlBCj0J
amateur driver様ありがとうございました。見落としていました。
823:02/01/09 12:34 ID:iAAEGJ9Z
もしかしたらですが、
梅小路蒸気機関車館で準社員として働く可能性があります。

このスレをよく読んでおきます。
824amateur driver:02/01/09 13:15 ID:D/fxiPdG
>823
がんばってください。
私は火格子の取り外しで筋肉痛になってしまいましたが(笑)
けっこう体力使うものですので。
825こぶた1号:02/01/09 17:24 ID:9DPkA9WT
このスレもうすぐ900超えますね。
継続してくれるんでしょうか?
継続してくれるのであれば、このスレが倉庫ゆきになっても、振り返って読みたいので、リンクを貼っておいて頂けるとありがたいです。
826名無しでGO!:02/01/09 18:38 ID:gjM4+Srp
age
827オカマスキー:02/01/09 20:36 ID:m4SppI/N
>>825
日本人もそろそろ何でも自己責任でやることを覚えたほうがイイと思います。
必要なデータは自前のPCにさっさとダウンロードしておきましょう。
それでなくとも電子データは必ずバックアップを取るのが基本です。
鯖がダウンしたらイチコロですYo!
(毎度突き放した言い方でスマソ)
828オカマスキー:02/01/09 21:28 ID:m4SppI/N
>>569
>>おお、そうでした。シリンダまわりの詳細図面があれば計算するんですが…
>図面有ったらついでに送っときますから、算出してください(^^)

C52, C53以外の形式のシリンダーの図面コピーするの忘れてました(^^;
次のチャンスに送りますね。
829amateur driver:02/01/10 01:12 ID:PR3+5U3E
オカマスキー氏へ
SR MN, BBクラスは外側給気なんだそうですが、
なぜなんでしょう?
保存鉄道でどんな弁装置かって聞いたら「stupid!」って答えてました(笑)

非会員氏へ
ものの本によると、外側給気でD型弁ですと、
給気中は押されていてカットオフを変えるのが
容易ではない、とあるのですがそちらのカマではどうですか?

今回初めて聞いたのですが、
保存鉄道の友人のおじいさんはGWRの機関士だったそうで
KingsやCastleを駆って急行を運転していたそうです。
やはり血は争えませんねェ(笑)
830非会員:02/01/10 06:56 ID:6q5NGXv2
>給気中は押されていてカットオフを変えるのが
>容易ではない、とあるのですがそちらのカマではどうですか?

いや、楽に調節できますよ。
831オカマスキー:02/01/10 08:19 ID:+fNjqIrV
>>829
>SR MN, BBクラスは外側給気なんだそうですが、
>なぜなんでしょう?
これは例の本に書いてあります。

>ものの本によると、外側給気でD型弁ですと、
>給気中は押されていてカットオフを変えるのが
>容易ではない、とあるのですが・・・
前後に動かすのに力が要るんで、カットオフを変えるのはこれと直角方向なので、
そんなに力が要らないと思います。
832名無しでGO!:02/01/10 09:45 ID:EEiWkX6J
先日真岡鉄道に行きましたが
蒸気機関車っていいっすねえ・・

ageときますね。
833amateur driver:02/01/10 11:59 ID:QVePOjAu
>830-831
カットオフについて・・・・・・
そうですか。私が読んだ本によると、
「いったん加減弁閉めてからでないと逆転ハンドル
動かせないので、最近は使われていない」ってありました。
大きいカマの場合だけなのかな。

例の本って、前紹介していただいたのでしょうか?
チョトー忙しくて現地で探せませんでした。
再版されていましたっけ?
834オカマスキー:02/01/10 12:04 ID:fERZ3C1E
>>833
>私が読んだ本
何て言う本ですか?
もし、そんな弁装置だったら、実用になりませんね。
ってことは、その本が・・・

>例の本
ちゃいます。当方が書いたヤツです。
835amateur driver:02/01/10 12:10 ID:QVePOjAu
>834
読んだ本とは
Steam Engineman's Handbookという非売品の本で、
イギリスの機関士の人が書いたものです。
ただカナーリ昔のカマの話かもしれません。

例の本はまた見てみます。
836名無しでGO!:02/01/10 12:17 ID:9UvOo6Vg
蒸気機関車館で働くにはどうしたらいいでしょう?
あんまり関係ないんでsage...
837こぶた1号:02/01/10 12:20 ID:yaqqF5d3
謙虚と甘えを間違えました、スマソ。
あげ
838オカマスキー:02/01/10 12:52 ID:ep8YtjL1
>>833
再版されていましたっけ?

初版(1966年)が25ポンドで買えます。
下記参照ください。
当方の紹介と仰っても結構です。(まけてはくれないと思いますケド)
http://www.btinternet.com/~martin.bott/
839オカマスキー:02/01/10 17:52 ID:fERZ3C1E
>>835
それでしたらバランス・プレートの無いタイプのことでしょうか?
多くの水平置きD形弁はバランスド・バルブでしたので、前後動も比較的軽くなっていたかと・・・
スティヴンソン式弁装置で逆転装置がレバー式だと、加減リンクの潤滑が悪かったりしたときに
機関手をはね飛ばしてケガさせたり、アノ世に送ったりすることも有ったようですが・・・
840オカマスキー:02/01/10 17:56 ID:NOqqFraD
>>837
チョット当方の言い方がキツかったかな〜と思っていましたが、
前向きに受け止めて貰えたようで安心しました。
ま、お互いマターリと行きましょう(^^)
841オカマスキー:02/01/10 18:00 ID:SukGhSsU
>>836
この辺から入口を探してみては?
http://www.westjr.co.jp/jin/annai.html
842オカマスキー:02/01/10 18:00 ID:ep8YtjL1
>>836
この辺から入口を探してみては?
http://www.westjr.co.jp/jin/annai.html
843オカマスキー:02/01/10 18:04 ID:fERZ3C1E
>>842
・・・はダブりカキコでした。
(アゲ兼用)
844名無しでGO!:02/01/10 22:25 ID:UtFDVLQJ
>>839
D型弁てのはライブスチームなどでみられるスライドバルブのことですか。
845名無しでGO!:02/01/11 07:11 ID:5yxU4/f/
age
846オカマスキー:02/01/11 08:09 ID:9f8ZZSlG
>>844
仰せの通りです。
横から見るとDの字を伏せたようなのでこう呼ばれています。
ちなみに、スライドバルブ(滑弁)とは本来D型弁とピストン弁の両方を含みます。
(D型弁を弁心棒のまわりに360度回転させたのがピストン弁)
スライドバルブに対応するのが、内燃機関で一般的なポペットバルブ(揚弁)です。
その他、一般的ではありませんが、コーリス式などの揺動弁や、回転弁が存在します。
847オカマスキー:02/01/11 08:15 ID:9f8ZZSlG
>>846の補足
英語正式名称
D型弁: D slide valve
ピストン弁: piston slide valve
(age兼用)
848amateur driver:02/01/11 11:36 ID:ZtQF8bkh
えーと、外側給気について、改めて読み直してみました。
なるほど、弁装置変えたんですね。
でも内側給気に直すなんて大事だからしなかったというわけですか。

BB, MN, WCクラスって新機軸をいろいろ導入したのはいいが、
なかなか全部うまくいかなかったようですね。
849オカマスキー:02/01/11 12:30 ID:onAoiT+m
>>848
> でも内側給気に直すなんて大事だからしなかったというわけですか。
ハイ、シリンダー吹き直さナイト。

> なかなか全部うまくいかなかったようですね。
総括しますと、
300ポンド缶圧、ブリード式チェーンドライブ弁装置、ボイラーケーシング(デフ含む)は失敗。
鋼製内火室、ディスク輪心、溶接組立部品は軽量化に効果有り。
サーミックサイフォンと煙管長17フィートとロビンソン式過熱器と
マルチプルジェットブラストノズルは蒸気の上がりの良いボイラーを実現。
(これでインジェクターが生蒸気2本でも良かったワケ)
動力焚口戸と揺火格子とホッパー式灰箱は戦中戦後の石炭の質的低下に対応可能。
・・・
テナところでしょうか。
戦後の英国鉄標準設計にも採用された中央支持の3本棒式スライドバーは、
ブリードの前任者モンセルが既にロードネルソンで採用してましたから。
850オカマスキー:02/01/11 12:45 ID:4hOeYML8
>>850
あと燃焼室付きベルペア過失は言わずもがな。
851名無しでGO!:02/01/11 13:29 ID:ZtQF8bkh
>849
>ブリード式チェーンドライブ弁装置
それですそれ、失敗だったとどこかで読みました。
852amateur driver:02/01/11 13:31 ID:ZtQF8bkh
851ハンドル忘れました。
853蒸気馬鹿一代:02/01/11 16:00 ID:yoo8TTyo
お久しぶりです。あいかわらずC59の性能計算に手がついてなくてすみません。
>>770
>>789
>>791
そんなあ…HP開くのではない限り書き溜めておくしかないか…

>>804
>>810
思うにそれは「保存」ではなく「蒸気機関車の復権」か>>814の通り乗車には特別料金が必要な「エンターテイメント」
となるかと。先の、北斗星を牽引して青函トンネルを通過することを頭に入れてるKD57が全くそれですから。

>>828
よろしくお願いします。

>>849
>ブリード式チェーンドライブ弁装置
これの失敗要因はなんだったのでしょう?設計が不適切とか、チェーンの品質が問題になってそうな気がしますが…
854amateur driver:02/01/11 17:24 ID:ZtQF8bkh
>853
とりあえず今回の計算結果だけでも
どこかにウプしませんか?
ここでやがて消えてしまうにはあまりにもったいない・・・・
デザインとか見栄えなどは後回しでいいので、
なんとか世に残るようにしたいものです。

>ブリード式チェーンドライブ弁装置
http://www.clan-line.org.uk/
のBulleid's designのページによると、
1.オイルボックスの水の混入による腐食・油漏れ
2.チェーンの緩み
に加えて動力逆転機の動作も問題があったようですね。
オカマスキー氏からもっと適切な答えをいただけるでしょう。
しかしこのサイト、図面があったのは感動です。
855オカマスキー:02/01/11 18:04 ID:4hOeYML8
>>853
どこに行ってたんですかっっっ!!

>>854
当方貸間有ります。狭いですケド(^^;

♯ブリード式チェーンドライブ弁装置
オイルバスの外側に漏れ出した油に火種が移って燃えたことが有ったような記憶が・・・
しかし最も本質的な点は、中間弁心棒の動きをロッキングレバーで8/3倍して
ピストン弁を駆動していたので、ヴァルヴ・イヴェントに狂いが大きかったことと
推定しています。
戦後の各形式の定置試験と本線試験では、指示出力当り蒸気消費量がダントツに多く・・・
それでもボイラーの蒸気の上がりが抜群に良かったので、本線試験の引張棒出力では
WC/BBクラスがダッチェスやA4を抑えて各形式中最大・・・
856オカマスキー:02/01/11 18:28 ID:pKg0ap4G
>>854
amateur driverさんとこは空き部屋ないっすか?
貧乏理系○○さん1名なんすケド。
部屋代は出世払いってことで・・・(^^)
857amateur driver:02/01/11 18:40 ID:ZtQF8bkh
>それでもボイラーの蒸気の上がりが抜群に良かったので、本線試験の引張棒出力では
>WC/BBクラスがダッチェスやA4を抑えて各形式中最大・・・
なんだか最近のPCみたいですね。

貸間はどこかで広告付のを借りてくれば
いいんではないかと思いますが。
858蒸気馬鹿一代:02/01/11 18:45 ID:yoo8TTyo
>>854
有難う御座います。たしか満鉄パシハでは初期、ベアリングに洗浄時水が入って問題となってましたが、
そういうもんでしょうか…
グレスリー式弁装置を排する利益はありますが、機構が煩雑なこと等を考えると総合的に見て利益とは
思えないです。日本蒸気を見慣れてるせいでしょうが各部の寸法もどうかなーと…。チェーンは…蒸気時
代はやっぱり品質に問題アリということでしょうね…もっと太いものを使用するという手もありますが…
>>855
と書いてるうちに同じような推測が…

C59の計算結果、このスレが終る前に書くつもりです。取りあえず安心して下さい。
>>804
言い忘れましたが熱量、貯蔵方法、確保のし易さ、取り扱い、体積等を考えると気体燃料には無理があります。
灯油、軽油、重油等の液体燃料、特に気動車やディーゼル機関車と共通の軽油が最も望ましいと思います。
内燃機関と燃焼条件が全く違うため排気対策も比較的楽でしょうし。
859蒸気馬鹿一代:02/01/11 18:54 ID:yoo8TTyo
>>855
とにかくすみません。いろいろあるもので。というか図面、読んでて楽しいです。ほんとに。
>戦後の各形式の定置試験と本線試験では、指示出力当り蒸気消費量がダントツに多く・・・
>それでもボイラーの蒸気の上がりが抜群に良かったので、本線試験の引張棒出力では
>WC/BBクラスがダッチェスやA4を抑えて各形式中最大・・・
給水が大変そうですな。
というか>>856ともども勝手に話が進んでるし…

函館本線山線ではC62投入以前、D51三重連で急行を引っ張っていて、あまりに偏磨耗などで保守に手間が
かかるためC62投入となったと記憶してます。D51を束から借りるだけでは足りず、梅小路の1を叩き起こし
200ごと借りてきて三重連かますのが三番目ぐらいに正解かと思います。だったら東北本線の、第三セクター化
されることが決定してる区間でやれということにもなりかねませんが。うーん、仙台市西公園のC601も無理やり
復帰ですか?
860オカマスキー:02/01/11 19:06 ID:onAoiT+m
>>859
判った、ナマハゲに出演していたんだ(^^)

♯山線
D51三重連でなく重連だったのでは・・・
走行部の摩耗は仰せのとおり。
その前がD50重連かC51重連、小樽築港のC55流線型が入った重連も有ったカモ。
・・・
ときに、むかし肥鷹浮遊彦氏が居た土崎工場って、今どうなってるんですか?!
861蒸気馬鹿一代:02/01/11 19:21 ID:yoo8TTyo
>>860
「泣ぐ子はいねが〜」…いやあ、地元出身じゃあないもんで。ナマハゲではないっす。

山線はほんとに三重連だったと記憶してます。またぞろ私の目が腐ってたのか?

ボイラー、燃焼室熱負荷の話が中途半端なままでした…鯖…
862オカマスキー:02/01/11 19:22 ID:gX9dWNpY
>>859
♯東北本線三セク区間
い〜ですね〜、架線を全部取っぱずして、盛岡〜一戸間で蒸機三重連!!
久し振りに萌えて来ました。
同区間の貨物って何本くらい有るんだろ・・・
え〜、無理矢理復帰させるに当っては、全機火室を燃焼室付きとし、煙管も全面的に
リチュービングし、排気膨張室は廃止、ピストン弁はロングラップ・ロングトラベルにして
(以下略)
863蒸気馬鹿一代:02/01/11 19:33 ID:yoo8TTyo
>>860
土崎は…583が解体されてたり485だのEF81が検修で出入りしてたりするくらいしか分りません。
もっともっと詳しい人がED75スレあたりに居そうですが…

>>862
牽引定数が向上、速度も労働条件も改善され…以下略

やるならEHには対抗してみたいもんです。
864オカマスキー:02/01/11 19:43 ID:gX9dWNpY
>>862
忘れてならない超過釣り合い量は50%、最低でも40%以上にしナイト。
デハ。
865オカマスキー:02/01/11 19:41 ID:NXSB9SBf
>>862
忘れてならない超過釣り合い量は50%、最低でも40%以上にしナイト。
デハ。
866蒸気馬鹿一代:02/01/11 20:48 ID:yoo8TTyo
>>609の続き。

燃焼室熱負荷={燃料低位発熱量(kcal/kg)×燃料量(kg/h)}/燃焼室容積(m^3)

この値、一般の丸ボイラーで35万〜45万、水管式ボイラー、重油だと20万〜100万、微粉炭燃焼だと70万〜500万、
石炭ストーカ燃焼で最大35万という具合。KD57、290万を越えるくらいですからそれほど無理は無いかと。
国鉄近代蒸気ではC62で214万5千です。
867オカマスキー:02/01/11 21:13 ID:+MwVpQ9v
>>857
>貸間はどこかで広告付のを借りてくれば
>いいんではないかと思いますが。
そ〜言や当方のもそうでした。
また貸しすると怒られるかな(^^;

>>865
・・・はまたしてもダブルカキコでした。どうも調子が悪いな。
(age兼用)
868オカマスキー:02/01/11 22:09 ID:+MwVpQ9v
>>849
>300ポンド缶圧
・・・は280ポンドの間違いでした。宇津。
869amateur driver:02/01/11 23:44 ID:TPPSk5Gn
ポンド/インチ^2
だと、膳膳実感が湧きません。
めんどくさいな・・・・・
870amateur driver:02/01/12 03:13 ID:VYzPgrv8
イギリスは単位換算が大変です。
なにかいい資料などないでしょうか・・・・
871オカマスキー:02/01/12 08:17 ID:quymm9d/
>>859
>というか図面、読んでて楽しいです。ほんとに。
一人で楽しんでばかりいないで、読み取った結果を当スレでさっさと報告しなさい。
C53(の設計者)がC52(の設計者)から何を学び、何を学ばなかったか・・・
その結果がどうであったか・・・等々
872オカマスキー:02/01/12 08:32 ID:quymm9d/
>>866
>この値、一般の丸ボイラーで35万〜45万、水管式ボイラー、重油だと20万〜100万、
>微粉炭燃焼だと70万〜500万、石炭ストーカ燃焼で最大35万という具合。
一般の丸ボイラーって、舶用のスコッチボイラーのことですか?
いずれにせよ、被乗数、乗数、除数それぞれの範囲がどうこう、その結果相乗積の
範囲が○○〜××とか、ステップバイステップで言ってもらわないと、イパーン人には理解不能。
(当方も検証不能)
 燃料低位発熱量(kcal/kg) 燃料量(kg/h) 燃焼室容積(m^3) 燃焼室熱負荷
丸ボイラー:     ○〜×  △〜□  ×〜△  ○○〜××
水管式ボイラー:   以下同様
機関車ボイラー
 重油燃焼:
 微粉炭燃焼:
 石炭ストーカ燃焼:
 石炭手焚き燃焼:

>国鉄近代蒸気ではC62で214万5千です。
有効数字が4桁までとなったのはヨシ(^^)
873オカマスキー:02/01/12 08:41 ID:quymm9d/
>>869, >>870
人体の大きさを基準とした尺貫法、フートポンド法こそが正統な単位系です。
地球の周りなどというイパーン人には見当も付かないものを基準としたメートル法は邪道。
ましてSI単位系など言うものは論外!
ワシゃ生まれてこの方、2回も単位系の切替に直面・・・
消防の頃、匁で買い物した覚えが・・・

>ポンド/インチ^2
>だと、膳膳実感が湧きません。
簡単に言や、0.07倍すりゃkg/cm^2になります。
200ポンド/インチ^2だと14kg/cm^って具合。
パスカル・・・知りません。
874オカマスキー:02/01/12 08:46 ID:quymm9d/
>>869, >>870
要は慣れです。
カダラで覚えちゃいましょう(^^)
(age兼用)
875オカマスキー:02/01/12 09:24 ID:quymm9d/
>>869, >>870
鋼板の厚さや鋼管の太さなどの規格はインチ由来です。
缶圧も大正機の13kg/cm^2は180ポンド/インチ^2の12.7kg/cm^2を丸めたもの・・・
この際覚えるべし!
876蒸気馬鹿一代:02/01/12 12:36 ID:uGfFcDMO
>>867
貸すとかでなく私が投稿する形なら大丈夫なのでは?などと考えてみたりも…

>>871
分ってますって。夕方あたりにでも…

>>872
実際に資料がそんなもんしか無くて自分でも困って探してる段階ですんで待って下さい。
「そんな段階で書き込むな」と言われればその通り…

>>873
蒸気表の読み取りに苦労するハメに…私自身SI系に従ってジュールを使わないとならない
とこを誤魔化してます…場合によっては便利なんですがどうも…
877amateur driver:02/01/12 13:36 ID:cEdxCC9i
>人体の大きさを基準とした尺貫法、フートポンド法こそが正統な単位系です。
>地球の周りなどというイパーン人には見当も付かないものを基準としたメートル法は邪道。
ワラタ

正確には0.068倍でしたっけ?
0.07だとチョトー誤差が出ますが、280ポンドで0.56kg/cm^2くらいですか。
電卓が無いときは0.07倍するしかないけれど、
ヤパーリヤードポンド法を体に染み付かせるべきですか・・・。
うーん
878amateur driver:02/01/12 15:23 ID:cEdxCC9i
今弁装置の復習をしているのですが、
おもしろいオモチャをみつけました。
ご存知かもしれませんが・・・・・・
http://www.avocetconsulting.com.au/modeleng/
http://www.tcsn.net/charlied/
879オカマスキー:02/01/12 17:46 ID:2zHSFnf+
>>876
>投稿する形
い〜んじゃないでしょ〜か(^^)

>夕方あたりにでも…
忘れてなけりゃイイです。急がんでも・・・

舶用缶の燃焼率は当方でも文献を漁ってみます。
880オカマスキー:02/01/12 17:56 ID:2zHSFnf+
>>877
>正確には0.068倍でしたっけ?
1psi=0.0703kg/cm^2です。
缶圧の種類はそんなに多くないので主なものを暗記してもたかが知れてます。
180psi=12.7kg/cm^2
200psi=14.1kg/cm^2
220psi=15.5kg/cm^2
225psi=15.8kg/cm^2
250psi=17.6kg/cm^2
280psi=19.7kg/cm^2
英国近代機ではせいぜいこんなところです。
881オカマスキー:02/01/12 17:59 ID:2zHSFnf+
>>878
ご教示有難うございます。
誰か機械科の方でCEでグレズリー式弁装置の動作解析する人居ないっすか?
有限要素法か何かと組合せて、各ピンのクリアランスをパラメータにして・・・
882amateur driver:02/01/12 18:16 ID:cqzFQ9mI
以前書きましたD型弁の話ですが、
読み返して見ると、昔の飽和蒸機のカマの話でした。
883amateur driver:02/01/12 18:23 ID:cqzFQ9mI
>880
おぉ! ありがとうございます。

>878
あれがアニメーションで見られたら
さぞかし面白いでしょうね。

うーむ私には計算の力がなひ・・・・・
Windowsアプリなら勝手知ったる分野ですので、
「計算は出来るけれどプログラミングはできない」
という方がいましたらお役にはたてると思います。
884オカマスキー:02/01/12 18:41 ID:2zHSFnf+
>>883
>お役にはたてると思います。
そのうち何かお願ひします(^^;
885名無しでGO!:02/01/12 19:56 ID:slXvTlax
投炭
886名無しでGO!:02/01/12 19:58 ID:slXvTlax
再投炭age
887名無しでGO!:02/01/12 20:15 ID:c/9cRRii
D52−1
888オカマスキー:02/01/12 20:24 ID:UU7b9sF8
D51 888
889amateur driver:02/01/12 20:32 ID:cqzFQ9mI
D51 499
890オカマスキー:02/01/12 21:53 ID:UU7b9sF8
>>879
♯舶用缶の燃焼率
自然通風のとき
 円缶(スコッチボイラー): 14〜15lbs/ft^2 = 59〜63kg/m^2
 横管式水管缶(ベルヴィール式、ニクローズ式、宮原式、バブコック&ウィルコックス式など)
        : 16〜17lbs/ft^2 = 67〜72kg/m^2
 竪管式水管缶(ヤーロー式、ソーニクロフト式など): 約20lbs/ft^2 = 84kg/m^2
火床(炭層)の厚さ
 英炭、練炭: 5in (127mm)
 和炭: 4in (102mm)
 強制(押込)通風のときは2〜4割増しとする
(艦船 実用機関術 二瓶壽松著 大正2年発行)
・・・
水管缶(自然通風): 15〜20lbs/ft^2 = 63〜84kg/m^2
円缶(自然通風): 12〜20lbs/ft^2 = 51〜84kg/m^2
円缶(押込通風): 20〜40lbs/ft^2 = 84〜169kg/m^2
機関車缶(吸出通風): 40〜120lbs/ft^2 = 169〜505kg/m^2
(蒸気缶 内丸最一郎著 大正7年改訂)
・・・
テナ所でしょうか。
891蒸気馬鹿一代:02/01/12 22:41 ID:uGfFcDMO
>>879
まずはこのスレから使えそうなモノを拾って行くことになるんでしょうか…
>忘れてなけりゃイイです。急がんでも・・・
すでにお言葉に甘えてる私…
>>881
あー、私該当してますわ。信じてもらえなさそうですが。私はそれより性能計算が優先しますんで…
>>883
早速ですが>>517の第一式、第二式、指示馬力式、>>633の国鉄の機械効率算定式等を纏めて出力の
数値や曲線を出力してくれるプログラムを製作していただければ感涙ものです。実平均有効圧算定式を
後でいじることになりますが…あー参った…
892蒸気馬鹿一代:02/01/12 22:44 ID:uGfFcDMO
>>890
結局機関車が極端に高いということですね…
893オカマスキー:02/01/12 23:06 ID:UU7b9sF8
>>891
>あー、私該当してますわ。
デハ、図面が手元に在るC52とC53の両方について解析すべし。

>>892
>結局機関車が極端に高いということですね…
ま〜、何だね〜、早い〜話が、そういうこってした。
894オカマスキー:02/01/12 23:15 ID:UU7b9sF8
>>891
>あー、私該当してますわ。
あと、本家本元の英国機や、オニオン・バシフィック9000の図面も当方に在るケド、どうする? ン?!
895名無しでGO!:02/01/13 00:46 ID:lNBqN4gl
単位系の話ですが、やはりISO系の単位を使用するのが、変な係数が出ないので
計算が非常に楽です。誰かが作った式に、数値を代入するだけなら、単位系は慣れ
の問題でしょうが、式をいじったりするときはMKS単位系が楽ですよ。
 100Kp → 1kg/cm^2
3.6km/h → 1m/sec
くらいは頭に入れておきたいですね。あと10年もすれば、自動車や鉄道車両の
走行速度も、km/hからm/secに変わるはずです。古い単位系への郷愁も嫌いでは
ありませんが、技術が進歩から取り残される前に単位系も移行しましょうね。
(大藁)
896amateur driver:02/01/13 04:30 ID:U/+8Auqf
>891
どういうものなのかよく分からないんですが…
数値計算やグラフ化でしたら、表計算ソフトでもあるところまではできますよ。
897amateur driver:02/01/13 05:43 ID:U/+8Auqf
オカマスキー氏へ
先ほど読んだ本にJumper bkast pipeなるものが
載っていたんですが、これの得失ってどんなものだったんでしょうか?
898オカマスキー:02/01/13 10:24 ID:mVu6cYLW
>>895
機械系と物理系の垣根が無くなったって感じは有りますね。
ケド、SI単位系ってユーロと同じで固有の文化や生活感無視して無理矢理統一しちゃってる感じで
個人的にはどうも・・・
仕事ではやむなく使ってますが、米国なんかビジネスでもいまだにフートポンド法
(ヤードポンド法と言うべきか)、華氏ですし。
どうもISOって仏蘭西辺りが中心になって汎ヨーロッパ主義だかで罪の無い第三世界を巻き込んで
米国に巻き返し図ってるような感じが・・・
ISOの原文って仏蘭西語でしたよね?
スポーツでも何でも自分達に都合のいいようにルール変えちゃうのが毛唐のお家芸・・・
・・・
生活感、早い話が日本から畳が無くならない限り、尺貫法も完全に消滅しないのでは?
それと、宇宙空間、または光速移動手段でも持たない限り、毎秒当りの移動距離なんて
イパーン人の生活に無関係でしょうし。
・・・
あと、技術内容(動作原理、設計思想、ノウハウ、プラクティスetc)は単位系とは
直接関係無いと思いますケド。
単位系がどうでも価値が有りゃ後世に継承されるし、でなけりゃ消滅・・・
899オカマスキー:02/01/13 10:28 ID:mVu6cYLW
>>891, >>896
当事者間で良く相談してください。
サテ、貸間の掃除でも始めるか・・・
900オカマスキー:02/01/13 10:37 ID:mVu6cYLW
>>897
♯Jumper-top blast pipe
その本には利害得失は書いて無かったですか?
片手落ちですな。
え〜、利点は低負荷時はJumper-top ringが重力で座面に落ちついてるので
ブラストノズル有効径が小さく、高負荷時は排気圧で持ちあがると共に
排気圧の一部を同ring内側を経由して環状に排出するのでブラストノズル有効径が
大きくなる。これにより、負荷の高低に応じて適正な排気ジェット圧を得られる。
欠点は、排気に混じったシリンダー潤滑油が高温で炭化carbonizeするため、
前記ringが固着して所期の動作が阻害されることが有る、
・・・です。
記憶モードで失礼。
901オカマスキー:02/01/13 11:27 ID:mVu6cYLW
・・・テナことをホザいているうちに早や900hit超過。
このまま行くと3〜4日後には1000到達か。
>>1さん、どうしますか?
902amateur driver:02/01/13 12:32 ID:Fwm3NKym
>900
えー、高負荷時にリフトすることによって、
"reducing the tendency to lift the fire"
とあります。
で、cleanにkeepされることが重要だともあります。
これは油分による固着があるということですか。

ちなみに
Handbook for railway steam locomotive engineman
という本で、BRの機関士になるための公式の「教科書」に
なっていた本のようです。
復刊のはしがきに、「保存活動のために本書を復刊」のような
ことが書いてあって、さすがだと思いました。
903名無しでGO!:02/01/13 13:47 ID:RAos80tU
質問があります。 (。・_・。)ノ
D51ベ−スの改造機→D61
D52ベ−スの改造機→D62
ということでよろしいのでしょうか?
904オカマスキー:02/01/13 14:33 ID:Lmz2xNN+
>>902
> Handbook for railway steam locomotive engineman
は当方も1957年初版を所持してました。
清掃の対象はany accumulationとなってましたが、別の本で油分の固着と読んだ記憶が・・・
9051 ID:1YHNx39I:02/01/13 14:35 ID:Sa7OfzhN
1です。まさか、ここまで続くとは思ってみなかったほどの、中身の濃いスレッドに
なりました。書き込んでくれた皆さんに感謝です。
そろそろスレッド2を立ち上げないといけませんね。
906オカマスキー:02/01/13 14:41 ID:Lmz2xNN+
>>903
いいですヨ〜。
ついでに、
D50ベ−スの改造機→D60
C59ベ−スの改造機→C60
6700ベ−スの改造機→B50(飽和→過熱)
6200ベ−スの改造機→6250(飽和→過熱)
6200ベ−スの改造機→1070(テンダ→タンク)
5500ベ−スの改造機→B10(テンダ→タンク)
2500ベ−スの改造機→2700(C1軸配置→C2)
なんかも覚えといてチョ。
デハ。
9071 ID:1YHNx39I:02/01/13 14:47 ID:Sa7OfzhN
新スレッドを立ち上げましたので、そろそろ移行をお願いします。
皆さんのおかげで、Part 2 まで行きました。感謝いたします。

http://curry.2ch.net/test/read.cgi/train/1010900656/

ではよろしくお願いします。950を越えたあたりで、完全以降を
しましょう。それまでは、Part 2が先に倉庫行きにならないよう
お願いいたします。
908名無しでGO!:02/01/13 14:50 ID:JaG+dnqc
>>906
C55ベースの設計変更機→C57
D51ベースの改造機→C61
D52ベースの改造機→C62
なんてのは、ダメですか?
909オカマスキー:02/01/13 15:04 ID:Lmz2xNN+
>>894
>オニオン・パシフィック鉄道
・・・は、「ポパイの機関車競走」に出てくる鉄道名です。昔TVで見たこと有り。
恋敵のプルートのほうがサッドン(突然)・パシフィック鉄道。
・・・
ユニオン・パシフィックの鉄道員を主役にした「大平原」ちゅうドラマも昔TVで
やってました。サザン・パシフィックにいつも鉄道工事を妨害されて・・・
どうして、いつもUPのほうがイイ役で、SPが敵役なんでしょうね?
デハ、サイナラ、サイナラ、サイナラ・・・
910オカマスキー:02/01/13 15:26 ID:Lmz2xNN+
>>908
>D51ベースの改造機→C61
>D52ベースの改造機→C62
>なんてのは、ダメですか?
ダメじゃないです・・・ケド、当然知っている・・・と思われ・・・

>C55ベースの設計変更機→C57
デハ、ついでに
9580ベースの設計変更機→9600
4100ベースの設計変更機→4110
8800ベースの設計変更機→8620
8620ベースの設計変更機→6760
8900ベースの設計変更機→18900(C51)
9900(D50)ベースの設計変更機→8200(C52)
8200ベースの設計変更機→C53
C51ベースの設計変更機→C54
8620ベースの設計変更機→C50
C10ベースの設計変更機→C11
C54ベースの設計変更機→C55
C12ベースの設計変更機→C56
D50ベースの設計変更機→D51
D51/C57ベースの設計変更機→C59
D51ベースの設計変更機→D52
4110/D52ベースの設計変更機→E10
C58ベースの設計変更機→C63
(一部拡大解釈含む)
・・・
こうして見ると、白紙の上に一からデザインされたのって少ないですよね。
9900(D50), C10, C12, C58くらいですか・・・
911名無しでGO!:02/01/13 15:30 ID:JaG+dnqc
>>910
逆に言えば、堅実な実用性に基づく生産を行っていた。
そういうことでは...。
912オカマスキー:02/01/13 15:35 ID:Lmz2xNN+
>>911
・・・とも言いきれないんじゃないですかね。
他でも書いたので繰り返しませんケド。
913オカマスキー:02/01/13 15:46 ID:Lmz2xNN+
>>858
>C59の計算結果、このスレが終る前に書くつもりです。取りあえず安心して下さい。
・・・なんてコトを言ってる間に、Part 2が立ち上がってしまったではないですかっっっ!

皆様
♯Part 2
Part 1へのレスはなるたけPart 1の950までに終わらせて、
新しいネタはPart 2にカキコするようにしません?!
914amateur driver:02/01/13 16:21 ID:Fwm3NKym
>4100ベースの設計変更機→4110
この違いってどのくらいあるんでしょうね・・・・・
板台枠になったんでしたかね。
限りなくコピーに近い?
915名無しでGO!:02/01/13 16:28 ID:JaG+dnqc
>>914
棒台枠から板台枠への変更以外にも
ボイラー中心線の変更(2289mm→2563mm)
広火室化による火床面積の拡大(幅699mm→1238mm,長さ2667mm→1829mm)
側水槽の変更(重心を下げるため位置を下げる)
第1,第5動輪の横動量の変更(29mm→57mm)
などの変更がありますが....。
916オカマスキー:02/01/13 16:41 ID:Lmz2xNN+
>>915
4100の第1,第5動輪の横動量29mm(1-1/8in = 28.6mm)は片側で、
左右合計は2-1/4in = 57.2mmだから4110と同一です。
足回りは台枠以外同一と言ってイイでしょう。
合併テコなんかわざわざリンクで吊ってます。そんな所までマネせんでも・・・
917名無しでGO!:02/01/13 16:44 ID:JaG+dnqc
ということは、4100のボイラ中心線を向上して広火室にした
機関車が4110と言うことですね。
918amateur driver:02/01/13 16:52 ID:Fwm3NKym
思っているより結構ちがいますね。
ありがとうございました。
919名無しでGO!:02/01/13 16:54 ID:RAos80tU
4110って最後は北海道の炭坑鉄道でしたかな?
920名無しでGO!:02/01/13 16:55 ID:JaG+dnqc
美唄の、三菱鉱山常盤台炭坑で見たのが最後です。
921オカマスキー:02/01/13 17:31 ID:Lmz2xNN+
>>910
>4110/D52ベースの設計変更機→E10
について一言しておきます。
4100, 4110とも当初は動輪径4ft1in(1245mm)、動軸間距離4ft9in(1448mm)×4ですから、
動輪径プラス8in(203mm)の余裕が有りました。
広いほうでは、9600が同じ動輪径で動軸間距離5ft0in(1524mm)×3ですから、
動輪径プラス11in(229mm)の余裕です。
狭いほうでは、8900が動輪径5ft3in(1600mm)、動軸間距離5ft6in(1676mm)×2ですから
動輪径プラス3in(76mm)の余裕で済ませています。
これはブレーキハンガーを踏面の外側に出すことによって可能です。
一般的には、
C51などの動輪径1750mm、動軸間距離1900mm×2
D51などの動輪径1400mm、動軸間距離1550mm×3
つまり動輪径プラス150mmの余裕が国鉄の標準だったようです。
922オカマスキー:02/01/13 17:34 ID:Lmz2xNN+
>>921の続き
サテ本題のE10ですが、
動輪径プラス150mmの余裕が国鉄の標準だったのであれば、
動輪径1250mm、動軸間距離1400mm×4にできるハズのところ、実機は
動輪径1250mm、動軸間距離1450mm×4だったのは何故か?
もうお判りですね。
4100, 4110の1448mm×4に倣ったってワケです。
曲線通過がキビしいとか言って第3・第4動輪をフランジレスにする位なら、
何でもっと動軸間距離を詰めなかったかと・・
頑張りゃ動輪径プラス75〜100mmで動軸間距離1325〜1350mm×4にもできたハズ。
また、弁装置にしたって、逆向本位とするなら、リターンクランクの傾きを逆にしなくては・・・
悪シャート式弁装置では、加減リンクの下半分(ダイレクト・ハーフ)を常用しないと、
ダイ・スリップが大きいので摩耗とか発熱とか振動とか色々悪影響が・・・
そのイミでは4100, 4110の弁装置の設計はマル。
9600とE10はペケ。
以上で〜す。
923オカマスキー:02/01/13 17:47 ID:Lmz2xNN+
>>921, >>927の補足

>>829
>SR MN, BBクラスは外側給気なんだそうですが、
・・・それでリターンクランクが後ろに傾いてるでしょ?!
加減リンクの下半分を常用するためなんですYo!
判りましたNe!
(同機は心向棒の後端をリンクで吊らずにスライド支持してるので上下どっちでもイイんじゃが、
設計ポリシーは連続性を持っていたほうがイイかなと)
924オカマスキー:02/01/13 17:49 ID:Lmz2xNN+
>>923

>>927の補足
・・・は出来ません。>>922の間違い。すまそ。
(age兼用)
925amateur driver:02/01/13 18:35 ID:Fwm3NKym
>923
>・・・それでリターンクランクが後ろに傾いてるでしょ?!
それは確かにそうですね・・・・写真あさってみます。

>悪シャート式弁装置では、加減リンクの下半分(ダイレクト・ハーフ)を常用しないと、
>ダイ・スリップが大きいので摩耗とか発熱とか振動とか色々悪影響が・・・
これについてもう少し詳しく説明してもらえませんでしょうか?

いやーしかしほんと勉強になる・・・・
926名無しでGO!:02/01/13 18:36 ID:RAos80tU
何であんなに嫌われたんだろう..E10..
927名無しでGO!:02/01/13 18:49 ID:xEZBk0OD
>>926
使用線区の割には、図体がデカ過ぎたんじゃないの。
レールへの横圧が過大という話もあるけど........。
928オカマスキー:02/01/13 18:57 ID:Lmz2xNN+
>>925
悪シャート式弁装置では、心向棒の後端を吊リンクで吊ってるのが多いですよね。
日本国鉄蒸機みたいに・・・
と言うことは、心向棒の後端は、吊リンクの長さを半径とする下に凸の円弧上を前後するわけです。
で、加減リンクも当然中心軸を中心に揺動しますから、
その下半分(ダイレクト・ハーフ)は下に凸の円弧上、
その上半分(インダイレクト・ハーフ)は上に凸の円弧上、
を移動しますよね。
そうすると、カットオフと進行方向に応じて加減リンクの中の溝を上下するダイ
(滑り子、心向棒と係合)は心向棒後端と同じく下に凸の円弧上を前後するわけですから、
ダイレクト・ハーフに在ったほうが、加減リンクの溝との相対滑り量(ダイ・スリップ)が
小さくて済みますよね。
この結果、摩耗とか発熱とか振動とか色んな悪影響が起きにくくなります。
テナ訳で、ダイレクト・ハーフを常用するよう弁装置を設計すべき、ということに・・・
929amateur driver:02/01/13 19:06 ID:Fwm3NKym
>928
おおおおお!!!!
なるほど、分かりました!!
ありがとうございます。なんか感動です。
いやーすごい、こんなこと独学ではいつになったら
理解できたのやら…

スライド支持も写真探してみますね。
930amateur driver:02/01/13 19:08 ID:Fwm3NKym
ヤパーリ悪シャートでも、保守の楽さという
メリットが一番だったんでしょうかね・・・・・
スチーブンソン式だとこれは関係無いですか・・・・・。
931オカマスキー:02/01/13 20:07 ID:t0NKPZEO
>>927
そう仰いますが、終戦直後は穀倉地帯の奥羽沿線から首都圏への食料輸送が
全部鉄道で・・・
電化後もしばらくは貨物は重連で牽引・・・
ですんで「デカ過ぎ」という批判は当らないかと・・・
横圧大は固定軸距大にも関連・・・
あと試運転の結果、曲線での粘着率が低いのが判明、
これは第3・第4動輪がフランジレスのためとされたが、むしろ長大な固定軸距の割に
イコライジング不十分であったと考えられ・・・
(コロ式復元装置は復元力一定と言われてるが、それは負担重量一定の前提で、
実際は偏倚してコロが斜面を上るに従って担バネが圧縮されるから、先従輪の負担重量も
増え、その分動輪上重量が減るワケ)
932オカマスキー:02/01/13 20:14 ID:t0NKPZEO
>>930
>スチーブンソン式だとこれは関係無いですか・・・・・。
仰せの通りです。
スティヴンソン式は偏心輪が2個要るのが欠点ですが、ダブルリターンクランクを使って
外側式にしたBlack Fiveが保存されてますね。
可変リードで、ヴァルヴ・イヴェントも悪シャートよかメリハリが有るので
成績も良かったみたいです。
933オカマスキー:02/01/13 20:23 ID:t0NKPZEO
>>931の補足
・・・ですんでE10の先従輪の復元装置はコロ式でなくバネ式としたほうが、
曲線上でも動輪上重量が不変で具合良かったかと・・・
あとキャブ長が短いので運転士(通常と逆向き)は背中が火室に接近、
カチカチ山のタヌキ状態だったことも嫌われる一因に・・・
934名無しでGO!:02/01/13 21:05 ID:7DB1e+Va
>>931
奥羽本線の電化の見通しが立たなかったことが理由で、E10が作られたのですが、
私が言っているのは、その後の転用先での話です。奥羽線は、近いうちに電化される
ことは確実だったわけですから、転用も考えて設計されていたと思います。E型に
拘らずにD型にして、D51並のボイラだったらどうかなと。
ひょっとして、D51のタンク機版だったら、肥薩線や石北線の補機連結区間で重宝
されたかも知れないなと思ったりします。
935オカマスキー:02/01/13 21:42 ID:t0NKPZEO
>>934
土讃線とかトンネルの多い区間が転用先の候補に上がっていたみたいですが、
D型ではそもそも転用以前に当初の設計目的が達成されないのでは?!
あと、ボイラーは太さはD52並みですが、長さが短いので火床面積と伝熱面積はD51並みです。
D51と同じ1400mm動輪だと火室をその上に置くのが難儀カモ・・・
まさか狭火室ってワケにも行かんでしょうし。
当初10両の計画が資金難で5両に半減されちゃったのも運用上不便でした。
倶利伽羅越えのような短区間でないと補機が勤まらない・・・
あとは奥羽線の矢立峠、鶴ヶ坂〜大釈迦間(旧線)の補機がイイ所。
どれも横圧が低けりゃの話で、ヤパーリ固定軸距大が諸悪の根源かと思われ。
936オカマスキー:02/01/13 21:49 ID:t0NKPZEO
>>934の補足
E10の火室は9600同様に浅い(ノドが短い)ので、500mmの燃焼室が有るとは言え、
容積もカナーリ小さくなってます。
火床の長さが短い割に横幅はD52と同じなので焚きにくかったカモ。
937名無しでGO!:02/01/13 22:41 ID:ZQ2ap1I6
>>934 >>935 >>936
いっそのこと、4110の近代化改良型の方が、良かったのかも知れませんね。
938名無しでGO!:02/01/13 22:55 ID:DUWJDvEj
>>935
>D51と同じ1400mm動輪だと火室をその上に置くのが難儀カモ・・・

ちょっと考えが硬直化していませんか?
D51の従台車を2軸にして位置を下げれば、火室を動輪の上に置く必要は
無いはずですけどね。別にタンク機の全て、火室を動輪で挟むとか上に置く
必要は無いはずですよ。それに、奥羽線の場合も、繋ぎなんですから当時既
に余剰になっていたD51を転用すれば済んだはずです。
機関車設計者が、4110の実績に目を奪われて5軸に拘った末の失敗作で
あると私は考えます。E10に注いだ労力と人材を電化工事開始に向ける事
がGHQとの交渉を含めて経営的には大切だったはずですね。設計が終わり、
製造に入る直前に福島〜米沢の電化工事が決定されていますよね。そのとき
に、即座に中止すれば良かっただけのことだと思います。E10はC63と
同様に幻の蒸気機関車になっていたでしょうが、電気運転の方が優れている
事は動かし難い事実なのですからね。
939amateur driver:02/01/14 04:54 ID:LYqGHYV/
中間検査A
940オカマスキー:02/01/14 08:41 ID:MccuNX7D
>>938
>D51の従台車を2軸にして位置を下げれば、
・・・と仰いますが、それでは従台車の偏倚量が過大になって、設計が成立しないと思いますケド。
それにもともと重心が後ろ寄りのD51をベースにすると、重量配分でも難点が・・・
下手すると3軸従台車となってアレゲニーかフォーニーのように(藁)
広火室を動輪上に置かない大型のタンク機ってのは、世界中探しても無いんじゃないですか?!
もっと色々検討してから他人を非難したほうがイイと思いますが。
・・・
福米間では1933年にD50で換算20〜24両牽かせてみたけど、空転が多くて使えなかったようです。
ましてD51では・・・
「どうせ繋ぎ」と仰るのであれば、4110にもう1〜2年頑張ってもらうしか無いかと。
ま、E10は58戦後型の増備が打ち切られた汽車会社に仕事を与える口実みたいなところが有りましたけどね。
941オカマスキー:02/01/14 09:04 ID:MccuNX7D
>>937
実際に機関区側の要望としては、「板台枠、軸配置はEまたはE1」などという4110の
近代化版が提案されていたようですが、>>938のような背景で急ごしらえしたため、
既存のモジュールにチョット手を加えることしか出来なかったのではないでしょうか。
設計時間少なすぎ・・・
かと言ってぐずぐずしてると電化が完成してしまう・・・
いろんなイミで可哀相なE10・・・
942名無しでGO!:02/01/14 10:21 ID:reqHLOaC
>>938 >>940 >>941
言い換えてみれば、当時から公共事業のバラマキだった訳ですね(藁)。
E10が初めて走ったときには、既に架線が張られた後だった事は、意外と
知られていない事というか、架線で試運転するE10の写真なんて残したくも
無いでしょうからね。
敢えて、米沢〜福島用の電気機関車を汽車製造(株)に発注できなかった事が
当時からつづく日本という国の悲しい性なんでしょうね。
943名無しでGO!:02/01/14 10:26 ID:E0gg+gjn
>>940
>広火室を動輪上に置かない大型のタンク機ってのは、世界中探しても無いんじゃないですか?!
 ハンガリーの6軸タンク機がありますね。

>もっと色々検討してから他人を非難したほうがイイと思いますが。
 色々と検討してますが....。
 くだんのD51のタンク機改造の件では、水槽の位置をフロントタンク
 にすれば済むだけです。不格好かも知れませんけどね。

 それよりも、あの程度のことで『批判』と受け取る程度の
 人なんだなと記憶しておきます。よろしく(藁)。
944オカマスキー:02/01/14 11:11 ID:MccuNX7D
>>943
>ハンガリーの6軸タンク機がありますね。
ン? ハンガリーって平原の国では?
山が無いので攻め込まれ易くて、東欧で唯一モンゴロイド系だって記憶が・・・
6軸タンク機はジャワ、ブルガリア、オーストリア位しか存じませんが、
どれも後部動輪の上に広火室を・・・

>くだんのD51のタンク機改造の件では、水槽の位置をフロントタンク
>にすれば済むだけです。不格好かも知れませんけどね。
格好がどうこうよか、水槽の水は使えば減るんですよ。
ですからなるたけ前後方向の重心の近くに水槽を置くってのがタンク機の設計の
基本なんですNe!
判りましたKa?
それにオーバーハングの過大はどうするんです?!
曲線上で次位の貨車をはじき飛ばしちゃいますが・・・

>それよりも、あの程度のことで『批判』と受け取る程度の
>人なんだなと記憶しておきます。よろしく(藁)。
当方も、その程度しか判らない人なんだなと記憶・・・しようが無いですね。
匿名なんだから(藁藁)。
せめてHNくらい使ったら如何です?!
945椎53:02/01/14 13:05 ID:ntFJG5UR
初カキコです、よろしくお願いしますm(__)m
昨年より鉄の血が蘇りいろいろ資料をあさりつつ疑問が。。。

@C52、C53・55流線型の資料が少ない、いや皆無に近い事
某M社製の模型を購入したのですが、資料が残っているのですか??

A機関車の図面は入手可能なのでしょうか?

Bほぼ初心者なのでオススメ資料・文献・HPがありましたらご教授
お願いします

*先日C53を梅小路に見に行きました、とても綺麗なカマなので
私も復活希望(笑)
946オカマスキー:02/01/14 14:19 ID:k/iM4aX3
>>945
>@C52、C53・55流線型の資料が少ない、いや皆無に近い事
>某M社製の模型を購入したのですが、資料が残っているのですか??
C52, C55流線型については後述します。
C5343については、特急燕を牽引させるため急遽鷹取工場で現物合わせ的に流線覆いを掛けたので
ちゃんとした図面は残ってないのでは・・・
西尾克三郎氏が組立暗箱でいろんな角度から写した写真が最高の資料かと。

>A機関車の図面は入手可能なのでしょうか?
鉄道史資料保存会で形式別に復刻してます。C52は8200として出てます。1冊1万円前後。
C53も出ていたと記憶・・・C55流線型は未だだったカモ・・・
模型化資料でしたら「蒸気機関車スタイルブック」機芸出版社 にも外観図が色々・・・
947オカマスキー:02/01/14 14:20 ID:k/iM4aX3
>>946の続き
>Bほぼ初心者なのでオススメ資料・文献・HPがありましたらご教授
>お願いします
臼井茂信著「機関車の系譜図」1〜4 交友社 は解説に一部?な所が有りますが、主要形式の
組立図と鮮明な写真が載ってます。C55流線型の組立図も有ります。
川上幸義著「私の蒸気機関車史」上下 交友社 はチョットひねりが効いているので、
上記と読み比べてみるのもイイかなと。
金田茂祐著「形式別国鉄蒸気機関車」1〜4 機関車史研究会 は著者の思い込みが強く、
自慢の形式図もE10の火室下部と動輪がぶつかり合うなどプププの部分が・・・
我田引水にならないように以下略(^^;
948オカマスキー:02/01/14 14:25 ID:k/iM4aX3
>>946の補足
>A機関車の図面は入手可能なのでしょうか?
あと、原書房「国鉄蒸気機関車図面集」(略正方形の本)が主要形式をほぽ網羅してます。
国鉄工作局の原図を復刻したものだったと記憶・・・
949名無しでGO!:02/01/14 17:33 ID:n9qJ2w5T
>>942
福米間のいきさつおもしろかった。E10ってそんな歴史を背負ってるんですね。今はつばさが
33パーミルを100キロで駆け上っていく。
9501 ID:1YHNx39I:02/01/14 17:35 ID:BdzuJ4pX
改めて、ご案内いたします。

まもなく950を越えますので、新スレッドへの移行をお願いします。

新スレッドの 『蒸気機関車について熱く語ろう Part 2』 は

http://curry.2ch.net/test/read.cgi/train/1010900656/

です。残りは、蒸気馬鹿一代さんのC59の計算結果のために
残しておきませんか。では、よろしくお願いいたします。
951椎53:02/01/14 17:43 ID:kEERsw9V
>946〜948
早速の情報ありがとうございますm(__)m
こんなに沢山の資料が出版されているのですねぇ!(゚ o゚;)
これらの資料は書店取り寄せできるのしょうか?それとも模型店からの
注文の方が近道でしょうか?かなり特殊な文献だけに・・・

C53流が現物合わせとは意外でした、C53は43号機のみが
改造されたとありましたが、そのためだったのですね(笑)
鷹取で手掛けられたというので2度ビックリ、45号機が放置されて
復活を遂げたのも鷹取とは。。。
952蒸気馬鹿一代:02/01/14 17:44 ID:N6fvfV3W
すみません、個人的なことでC59の性能計算、またその検討がすんでません。しゃあないのでC52、C53について
さらっと…
C52の前部台枠は大きな鋳物のようで、くびれた棒台枠でしかないC53と比べると頑丈に思います。
また内側のクランクウェブの形がC52が素直な形なのに、C53では「く」の字になってるのは、円を書いて
カウンターウェイトを記入して検討すれば分ると思いますが、主動輪の左右の輪心を同一とするための
工夫です。
気になるのは排気通路がC53のほうが抵抗が大きそうなことです。C52のシリンダブロックに比べると
カドが立ってる部分が…

三気筒で往復慣性質量の均衡を取る時、カウンターウェイトに頼らずに均衡を取るには中央気筒の質量が
大きくないとなりません。そのへんの理屈は次のスレで…

C53のグレスレ−式弁装置はやっぱりというか、C52に比べてあからさまに華奢です。
953オカマスキー:02/01/14 18:02 ID:FPPx639e
>>951
現役は少ないです。残念ながら。
首都圏でしたら神田の古書街で・・・高いカモ・・・
「蒸気機関車スタイルブック」は模型店経由がイイと思います。
TMSに広告が載ってリゃ現役です。
鉄道史資料保存会の本も一部模型店で扱ってます。
交友社の本はF誌の後ろのほうに広告が出てれば在庫有りでしょう。
デハ。
954名無しでGO!:02/01/14 18:04 ID:h8PVp7gv
950過ぎたらsage進行!!!
955オカマスキー:02/01/14 18:15 ID:FPPx639e
>>952
忘れてなけりゃイイです。個人的な事情も色々有るでしょうし・・・

>C53のグレスレ−式弁装置はやっぱりというか、C52に比べてあからさまに華奢です。
・・・でしょ(^^)
あとC52って主動軸を一部中空にしてバネ下重量を低減してたんですよね。僅かですケド・・・
「C52はまったく荒っぽい計画であって、我々の目からは全くこれで良いのかと思う許りであった」と
どなたかが仰ってましたが・・・ポイントは結構抑えられていたかと・・・

ご多用中のところ済みませんでした。
デハ、新スレで・・・
956蒸気馬鹿一代:02/01/14 18:35 ID:N6fvfV3W
今更ながら…
>>895
実機の設計時期の単位に合わせて考えたほうが遥かに間違いが少なく、検討しやすく、比較しやすい
と思います。理論式をいじるにしても、元になる式やら理論は古いところから持ってきてますから…私が
このスレッド内で示した式やら何やらはそのままで充分いじれますし、混乱するにしても計算時に最近の
蒸気表から物性値を読み取る時以外は何と言うことも無いはずです。言うほどのことも無いと思います。

>あと10年もすれば、自動車や鉄道車両の
>走行速度も、km/hからm/secに変わるはずです。古い単位系への郷愁も嫌いでは
>ありませんが、技術が進歩から取り残される前に単位系も移行しましょうね。
知ったこっちゃないです。本気で。m/sで計算することは日常から離れますよ。…それに技術の進歩にしたっ
て機関部なんかはは何十年も前に研究が止まってるんで、いまさら気にもなりませんです、はい。
というわけで>>898に同意です。
957蒸気馬鹿一代:02/01/14 18:50 ID:N6fvfV3W
>>893-894
ヤクザですなぁ…だれもやらなかったら次スレで書けるかもしれません…
>>955
ご理解感謝です。

>>896
変数二つのグラフとか、牽引力線図、出力線図等を一気に出力できるようなモノを…要求が要求なんで、
表計算ソフトでは足りないかと思います。具体的なのを考えておきます。
958オカマスキー:02/01/14 20:03 ID:DvDMEVdK
>>956
賛同感謝<<強気

>>957
>だれもやらなかったら次スレで・・・
他には誰もやらないでしょう。多分。
テナ訳で、次の機会に各形式のコピー送っときます。
宜しくお願いしますネ〜。
959名無しでGO!:02/01/14 20:49 ID:s6MmHwxa
>>956
そうやって、技術的な継承は途絶えてゆくんですね。そして過去への郷愁だけが
残るわけですね。たかが、単位の換算なんか、計算尺と筆算しかなかった時代の
遺物である言うことに速く気づいて欲しいです。
自分の車が1秒間に何m移動しているかが、非日常的であると感じるのでしょうかねぇ。
960オカマスキー:02/01/14 21:29 ID:DvDMEVdK
>>959
>技術的な継承
・・・は、まず過去から今日に至る道筋を知ることから始まると思います。
特に鉄道と蒸気機関車は19世紀前半の英国が起源ですので、ヤードポンド法に
精通していることは、プラスにはなれ決してマイナスにはなりません。
逆に、当時の単位系を知らないと、設計思想が理解できないのでは・・・
材質や潤滑油の制約からピストンスピードは毎分何フィートが限界であったか、
その結果、時速何マイルを発揮するためには動輪は直径何フィート何インチで
毎分何回転しなけりゃいけなかったか、等々。
961オカマスキー:02/01/14 21:35 ID:DvDMEVdK
>>961の続き
早い話、日本国鉄蒸機のシリンダーストロークにしたって、610mmと660mmの2種でしょ?
なぜ600mmと650mmじゃないのか疑問に思いません?
24インチと26インチなんですね。もともと。
動輪径も、9600は当初1245mmでしたが、これは4フィート1インチに相当します。
「余分の1インチは何でか?」って言うと、貨物機は動輪の摩耗が激しいので、
少し走りこんだときに4フィート丁度になるようにしてたんですね。
その他ボイラーの板厚やら煙管の太さやら色々書くと切りが無いですが、ほとんどインチ由来です。
針金の太さや薄板の厚みとなると、BWG(バーミンガム・ワイヤー・ゲージ)とか
AWG(アメリカン・ワイヤー・ゲージ)とかSWG(スタンダード・ワイヤー・ゲージ)とか色々有って
も〜ワケ分からん・・・
ま、これからスタートする技術体系であれば、当方もむろん、最新かつ国際的な単位系を採用する
ことでしょうが・・・
962名無しでGO!:02/01/14 21:49 ID:n9qJ2w5T
>>961
たしかに1067mmとか1435mmなどはメートル法由来でないですね。でも新幹線はメートル法で設計されたのでは。
963名無しでGO!:02/01/14 21:50 ID:y4ex7PCf
>>960 >>961
ま、趣味の世界だから野暮なことは言いませんが、暗に将来に継承する必要のない
技術であると言っているのと同じなのでは。ちと、寂しい気もしますね。
C59の缶圧を1.6Mpと表示し、最大運転速度を27m/secと表示しても何にも不自
然に感じないのですが....。続きは、Part 2へ行きませんか?
964オカマスキー:02/01/14 21:59 ID:DvDMEVdK
>>963
>同じなのでは。
当方は全然同じとは思ってませんが。

>何にも不自然に感じないのですが....。
すご〜く不自然です。
明治時代の娘っ子がビキニ着て海水浴してるみたいで(藁)
965蒸気馬鹿一代:02/01/14 22:04 ID:N6fvfV3W
こんな反論してるなら計算しろと言われそうですが…>>959
>自分の車が1秒間に何m移動しているかが、非日常的であると感じるのでしょうかねぇ。
当たり前でしょう。いちいち「この車は秒速何mで進んでおり、何千何百何十何m先の目的地までは交通信号が全部青なら平均で
毎秒何mで走行でき、何百何十何秒後に到着する」なんて一般人が計算しますか?物凄く感覚のズレを感じるのですが…

>>963
ある程度工学に精通した者ばかりで考えるならともかく、ここは鉄道板ですが。それに鉄道の現場はSI系にはあまり切り替わって
ません。工学部の学生向けの、最近の鉄道工学本でもそんなもんです。平気で「km/h」が出てくる。JRなんかの内部でもそう。
あなたに違和感が無くても世の中の多くは違和感持ちますよ。
966オカマスキー:02/01/14 22:10 ID:DvDMEVdK
>>965
貴方は周りを気にせず、自分の計算してなさい(^^)
ビジターの大多数はそっちを心待ちにしてるんだから・・・
ワシももう、一風呂浴びて、寝るからね。
デハ。
967amateur driver:02/01/14 22:23 ID:nOovSyT5
>963
あなたが20代だったら、いまやそんなものなのかもしれないですね。

技術の伝承について、私見を一言。
この国では、もはや使われなくなった技術、蒸気機関の技術など
後世に伝えていくという意識を一般的に求めるのは、まず難しいでしょう。
イギリスのように発祥である国や、早いうちから技術競争に加わり
世界をリードしていた欧米各国に比べ、残念ながらあくまで技術的に
後追いの輸入品でしかありませんでしたから。
自分たちが生み出し発展させてきた誇りや愛着などないわけですから
仕方ないとも言えると思います。
分かっている人はごくわずか、ほんの一握りです。
オカマスキー氏を始め、そうした人達と意見があわないのは、
この国の現状を如実に示している感がありますね。

続く
968amateur driver:02/01/14 22:27 ID:nOovSyT5
日本の伝統芸能・技能や神社仏閣などに対する扱いと対比して
考えて見ればよくわかるでしょう。
尺貫法はこれらと共に残っていくでしょうが、963氏の考えが
一般的になっていくのは、この国では当然な面もあると思います。
(それがいいというわけではないのですが)

単位系を含め、近代の産業遺産的な価値なんて、
日本では分かっている人はごくわずか、ほんの一握りです。
オカマスキー氏を始め、そうした人達と意見があわないのは、
この国の現状を如実に示している感がありますね。
969amateur driver:02/01/14 22:30 ID:nOovSyT5
967、968分割ミスです。すいません。

967の下3行は抜いてください。
970963:02/01/14 23:06 ID:sF3ts9bK
単位系の問題は鉄道板にふさわしくないので最後にしますが、神社仏閣などの伝統文化ですら
丈を尺に変換した歴史があります。近代の産業遺産的価値を後生に引き継ぐためにこそ、旧来の
単位系へのこだわりを捨てるべきですね。
971963:02/01/14 23:07 ID:sF3ts9bK
>>951
>当たり前でしょう。いちいち「この車は秒速何mで進んでおり、何千何百何十何m先の
>目的地までは交通信号が全部青なら平均で毎秒何mで走行でき、何百何十何秒後に到
>着する」なんて一般人が計算しますか?
この一言を読んで失笑しました。車を運転される際には、事故を起こさないようお祈り
いたします。

ちなみに、このようなことを言っている私ですが、現在の会社に、入社当時は、単位系の
問題を巡って工場の職工さんと、ここで起こってるような軋轢を何度も経験しました。
今では、私自身も、20代・30代の若い人から、単位系の意義については学ぶように
心がけています(未だに出力をPSで表示して若い連中に笑われますけどね)。
この辺で私は終わりにして、このスレッドを読むのも辞めることにします。

ISBN4-87687-201-5 C2053 蒸気機関車のすべて 1999 久保田 博著 グランプリ出版

でも読みながら寝ますわ。
972amateur driver:02/01/14 23:38 ID:nOovSyT5
>970
それはいつ頃の時代の話なんですか?
はたまたどのような経緯で変わっていったんですか?
私はあまり良く知らないものですから。
まぁ、単位系が変わろうが変わるまいが、残念ながら日本での状況に
大勢の変化はないかと。

>971
そういう言い方はやめませんか。2ちゃんねるだからと言ってしまえば
それまでですが。
相手の意見も尊重しつつ自分の意見を述べて議論することが
大事だと思うんですが。
このスレもせっかくここまで盛りあがったのですし、もっと建設的な
方向で話がしたいものです。
973名無しでGO!:02/01/15 00:55 ID:1AwIX7AW
このスレッド、専門的な話も聞けてけっこう好きだったのに、
例によって最後には話が荒れ始めて悲しい限り・・・・
974amateur driver:02/01/15 01:19 ID:r8PP0i8D
>970
あなたはエンジニアのようですが、
「いまあるものを少しでもより良いものに改良・発展させていこう」
というエンジニリングの発想・モチベーションと、
「かつて我々の社会に貢献したものをその技術も含めて
価値を歴史的なものとして認め、後世にそのまま伝えていこう」
という"Industrial heritage"の概念とはまったくベツモノです。
当然単位系もその技術の中に含まれまし、近代産業遺産として
そのまま残していくという考えになります。

>近代の産業遺産的価値を後生に引き継ぐためにこそ、
>旧来の単位系へのこだわりを捨てるべきですね。
というのは、後世に引き継ぐために、引き継いでいく歴史的価値
そのものを否定しているという、非常に矛盾したことになります。

おなたの意見に異論が出たのはそこのところなのではないですか?
975963:02/01/15 01:41 ID:xOoIeqy1
単位は、表示の問題に過ぎません。旧来の単位系を製造や設計場面に含めて残そう
などという考えは基本的に受け入れられません。旧来の単位系が使われた背景や
理由の考察は、科学史や技術史の中で語られるべきで、実際の製造場面では、
「やっかいな問題」以外の何もでもありません。
未だに一部の製品が、フィート・ポンド法で論じられていることや、材料の寸法
などがフィート・ポンド法で決定されていることによって、設計と製造の間で、
やっかいな問題を生じています。単位系の統一により徐々に解消され、これらが
従来の発想を引き継いだ上に、今までにない製造技術を生み出していることも
忘れないでください。とかく現場のベテランの域に達する職工さんの多くは、
慣れの問題からか、昔ながらの単位系に拘るようですが、要は表示の問題に過ぎ
ないことを理解できないようです。そのような場合には、残念ですが私の職場では
退職して頂いています。
976amateur driver:02/01/15 01:50 ID:r8PP0i8D
>975
その「実際の製造場面」やあなたの職場と、
産業遺産の保存活動の現場とを混同されていませんか?

繰り返しになりますが、産業遺産の保存活動と、
現在の工業生産活動とは、同列において論じるものでは有りません。
工学上の技術論と、歴史学上の価値基準の議論はまったくのベツモノです。
977963:02/01/15 01:54 ID:d6Zzsg+l
>>976
と言うことで、実際にものを作っている人と、過去を懐かしむ人の趣味的な
話がかみ合うわけがありませんから、価値観の相違と言うことで、平行線の
まま、この話は終わりましょう。
自分と異なる考えに対して、どうしても、納得させなければ気が済まないよ
うな方ではないですよね。
978amateur driver:02/01/15 02:02 ID:r8PP0i8D
いやいや、近代産業遺産というものに対して
ご理解をいただけなかったのは残念です。

私はイギリスのある保存鉄道のメンバーで、
年に何週間かは現地で実際に蒸気機関車の整備・修繕を
やっています。いちおう実際に作るというか、現場で作業はしています。
ちなみに今でもどのカマのゲージもmph, lbs.のままです。
979オカマスキー:02/01/15 07:57 ID:l0WP7OrQ
>>967、他
amateur driver様
当方の考えていることをほとんどそのまま代弁して頂いて有難うございました。
ヤパーリ一夜明けても平行線のままでしたね。
遅くまで済みません。先に寝てしまって(藁)
・・・ということで、この話題についてはあちらの理解が得られぬまま
=終了=
980蒸気馬鹿一代:02/01/15 15:07 ID:MpAU1cNf
>>971
逆でしょうが。それに当方、趣味だけでやってるわけではありませんので。

んな話は良いとして、C59の性能計算、検討はどうにも間に合いません。
楽しみにしていた方には申し訳ありませんが次スレで書きたいと思います。では…
981名無しでGO!:02/01/15 17:56 ID:+wQgU2TG
981
982非会員:02/01/15 19:32 ID:4aSv/YU7
え〜、「アラシに反応する人もアラシ」をわすれずに。

某所の幹事さんがネジを見ながら「これとこれだから2ブと3ブのつなぎかぁ」
なんてつぶやいているのを聞くとほんたうに尊敬してしまいます。

 いまの日本工業を作り上げたサラリーマンたちは様々な規格に製品を
合わせることで世界中のお客様の評判を勝ち得たのはまちがいありません。

バーミヤンの仏像を破壊した人たちもコーランしか認めない人たちですよね。
983非会員:02/01/15 19:36 ID:4aSv/YU7
もう、火を落としましょうNE
984名無しでGO!:02/01/15 19:43 ID:ZP+mXU0/
984
985名無しでGO!:02/01/16 00:43 ID:1PPGjuG0
985
986名無しでGO!:02/01/16 01:18 ID:1kfcVt2D
986
987名無しでGO!

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