新福岡空港建設是非論4

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745名無しさん@お腹いっぱい。
>>743
西日本新聞読むと <  これの事か。


福岡空港過密化 「新空港」推進を確認 
促進協議会 福岡商業所  地場経済界まとまる

福岡市などの地場主要企業でつくる新福岡空港促進協議会(会長
=鎌田袖貞・九州電力相談役)は九日、福岡市内のホテルで臨時総会を
開き、福岡空港の過密化対策として、福岡県新宮町での海上新空港新設を
推進する従来方針を再確認した。 同日は福岡商工会議所(会頭=河部浩幸
・九電工会長)も同様の内容を決議。最終段階に入った同空港過密化対策
の検討で、地場経済界は「新空港」でまとまった形だ。

新福岡空港促進協の総会と福岡商議所の常議員会はいづれも、目立った
反対意見もなく新空港推進で一致した。国が示した現空港増設案と新空港
建設案では、滑走路の処理能力がそれぞれ現状比1.26倍と1.47倍と大きな
差がない一方で、事業費は約2000億円と約9200億円と5倍近い差がある。
このため、経済会の中にも増設案が「現実的だ」と理解を示す声もある。

しかし鎌田会長は「増設案では最も控え目な需要予測でも2032年に処理能力
の余裕が年2000回程度しかない。その場合、さらなる増設はほとんど不可能
だが、新空港は拡張の余地もある」と主張。「福岡市の将来を考えると
24時間使える空港が必要」と述べた。
今後、同促進協と福岡商議所は連携してPR活動や国や県への要望活動を
展開する。

西日本新聞 2008年12月10日 水曜日 朝刊9項


746名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/10(水) 21:48:04 ID:THx8qO9t0
>>744
羽田と福岡のパイは全然違うと思うが。
たださえ、福岡から名古屋、大阪は新幹線に惨敗なのに、新空港になったら壊滅的。
一方、羽田−伊丹は新幹線が圧倒的なシェアだがパイが大きいので777を飛ばしても
採算がとれる。
747名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/10(水) 21:50:37 ID:q1PxlLiC0
このテーマは、論点や争点は大方、出尽くしてる印象だね。
最初に、この話が出てから、もう20年くらい経ってるんだっけ?
どんな結論を導くにせよ、どれだけ味方を増やせるかにかかってるような。
748名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/10(水) 23:52:27 ID:82k9dU1q0
地元経済界は春先の意見集約一致から新空港建設推進で状況変わらず。
それを昨日、最終確認したかたちだ。県知事や市長はPIステップの結果や
地元経済界の意思を尊重し、それをふまえて地元自治体長としての
妥当な方針を公表する事だろう。それをうけた国土交通省の最終判断。

CONFAの座長など新空港推進の中心だった現県知事も、知事選対立候補
に合わせて選挙対策から一度それを降りると言う事もあったが、そのロスを
取り戻してもらわねば。福岡の将来の為に一仕事して頂きたい。
新空港関連の経済波及効果などは、これまでに既に発表済み。空港整備の
最終判断を出す、国土交通省自身が算出公表している。

■九州における新空港経済波及効果の拡張案との比較
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/trafficpolicy/1220113763/375
同じく関連資料:国土交通省発表記事や空港調査会公表資料
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/5980/1210071463/880


仮に来年春先頃に衆議院解散総選挙があり、現政権党が交代、もしくは
超連立のような事が政界で起きるとしても、現在の野党第一党も景気対策など
の必要性を自民党並に認めている。経済政策は現実的で自民にかなりの部分
似ており、識者もいる。二大政党は大きくマユフェストも異なるものでは無い。空港整備に関し省などが出す
判断等を覆して、また一からPIステップをやるような愚はあり得ない。

ただ選挙に関しては、福岡県御出身の麻生太郎首相所属の自民党政権が勝ち、存続してもらう事が
一番だと思う。空港整備方針に関してもその有望性をお認めになり、財源その他の
状況から少しも無理では無く、むしろ地域広域に経済波及効果をもたらす有望策だ
とのご判断をいただきたい。


749名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/11(木) 00:41:31 ID:CxWRskFN0
>滑走路の処理能力がそれぞれ現状比1.26倍と1.47倍と大きな差がない一方で、

滑走路増設の処理能力は現状比1.11〜1.13倍。
(最大値:36回/時→40回/時 代表値:32回/時→36回/時)
ステップ1とステップ4のPIレポート詳細版に書いてある。
しかも、誘導路二重化を前提とした処理能力であり、増加分の約半分は誘導路二重化によるもの。
その誘導路二重化でさえ実現可能性が高いとは言えない。
仮に実現しても、周回道路が確保できないか、恐ろしく細い使えないターミナルビルになる。
エアサイドは改悪となり、空港機能は向上しない可能性すらある。



>事業費は約2000億円と約9200億円と5倍近い差がある。

滑走路増設は借地料と環境対策費が合わせて年間約144億円と多額。
これを考慮しない比較など意味がない。
都心の家賃の高い70uのオンボロ賃貸マンションと郊外の100uの新築分譲マンション
を比べるようなもの。