新福岡空港建設是非論 2

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1名無しさん@お腹いっぱい。
福岡政財界が支持を表明した新福岡空港建設。
騒音に耐えてきた古参の住人は建設に賛同し、
時間制限を訴訟によって勝ち取ったことを知らない新参者は反対をしている。

どうなる?新福岡空港。
現状を維持する? 北九州・佐賀に機能を移転するw? 建設を推進する?

色々と語ってください。

前スレ
新福岡空港建設是非論
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/trafficpolicy/1210084643/
2名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:33:19 ID:480Msz+i0
■ 都心地価総額最大3兆円増 新福岡空港建設 高さ規制撤廃時 
 国交省が試算 容積率200%上積み

2010年代初頭には滑走路容量が限界に達するとされる福岡空港(福岡市博多区)
の過密問題で、国土交通省が海上への新空港建設でビルの高さ制限が撤廃され、
容積率が現行より200%上積みされた場合、同市都心部のJR博多駅周辺と天神
地区の地価総額が、最大で3兆円上昇するとの試算をまとめたことが5日明らか
になった。現状では空港が近接しているために都心部のビルの高さに制約が
あるが、試算は九州一の商業地が更に発展する可能性を示すものとして
論議を呼びそうだ。
試算は容積率が現在400〜800%となっている博多地区(博多駅前1.2.3丁目、
博多駅中央街、博多駅東2丁目)と天神地区(中央区天神1.2丁目)の計約
100ヘクタールを対象に実施。容積率が100%と200%上積みされた場合に、地価総額
が最大でどれほど上昇する可能性があるかを2パターンの計算方式で算出した。
それによると、容積率の上積みに対し、地価が単純比例で上昇する計算法の
場合、100%増で約2700億円、200%増で約5400億円の上昇効果があると試算。
地価が高い場所ほど上昇幅が大きくなる計算法を用いた場合、100%増で約9000億円
ー 約1兆3000億円、200%増で約2兆1000億円― 約3兆600億円に上ると試算した。

試算にはテナント料増加や売上増、就業人口増加分などの経済波及効果は
含まれておらず、それらを加味すると経済効果は更に膨らむと観られる。

= 西日本新聞 2008年1月6日 朝刊1面
3名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:33:36 ID:480Msz+i0
◇新福岡空港による経済波及効果―

新空港が開港し、旅客、貨物量が増大する事によって、空港運送事業、経済の
消費関連産業などにおいて売上の増大が見込まれ、経済効果が波及する。
開港30年間における波及効果は、直接直接各部門売上(需要)額を増大させる
直接効果が約6兆4000億円、内生部門(中間投入部門への間接効果が約7兆3000
億円、さらに雇用者所得に回り、消費が増加する事で誘発される生産額を
示す消費効果は約1兆2000億円にのぼり、福岡県全体の波及効果は累計で
直接効果の約2.3倍にあたる約15兆円に達する。

また全国的な経済波及効果は直接効果の約3.3倍の約21兆2000億円と大きく
福岡県内のみならず全国に多くの効果をもたらす。
* 新空港の開港により、交通利便性による新空港周辺の試算価値の増加、
現空港周辺地域における騒音問題の解消、:都心部に及ぶ高さ制限区域の大幅な
縮小による土地の高度利用や市街地の一体的発展等、数値化できない
効果も大きい。

ーー新福岡空港調査会 新福岡空港基本構想 平成14年4月資料より
4名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:35:37 ID:480Msz+i0
179 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2008/05/10(土) 23:18:20 ID:+/nWcbh30
【現空港を維持するコスト(人件費等は除く)】

借地料=約84億円/年
騒音対策費=約60億円/年
(84+60)億円/年×30年=約4320億円
その他,既に使用している管制無線施設,管制塔やCIQ施設など
既存施設の更新費を加える必要があります。
以上,
4320億円+既存施設更新費=約4500億円

なお,×30年間としたのは,
借地料や騒音対策費は初期投資ではない分金利負担も少なく支出が楽なので,
50年間の支払いは,×30年間くらいに相当すると考えたからです。

(追記)
環境対策費のほとんどを占める移転補償事業
(甚大な騒音被害のある地区の住民・事業所を他所に移転させる事業)については,
近い将来完了すると誤解している人が多いようですが,
現空港で騒音対策区域のうち移転補償が必要な面積は約180ha,
そのうち補償済みの面積は約80ha。
今のままのペースで用地買収を行うと残りの約100haを買収するのにはあと40年かかる。
と国交省は説明しています。
5名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:35:45 ID:VUNX02LA0
どうやったら出先でも家でも同じIDになるんですか?
6名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:35:58 ID:480Msz+i0
180 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2008/05/10(土) 23:18:42 ID:+/nWcbh30
【現空港に滑走路を増設する整備・維持のコスト(人件費等は除く)】
※最も安い西側配置滑走路間隔210mを対象

借地料=約84億円/年
騒音対策費(現空港分)=約60億円/年
(84+60)億円/年×30年=約4320億円

騒音対策費(移転補償事業費)の増加分
対象区域面積の増加={5000m(長辺)−2000m(空港用地内)}×210m×0.8(民地比率)=50ha
過去の移転補償事業は15億円/ha程度と推測され,
新たに騒音区域に加わる地区には事業所やマンションが多いことを勘案して
単価を20億円/ha程度とすると,
50ha×20億円/ha=約1000億円

滑走路増設事業費=約2500億円
このうち,ターミナル施設については民間事業と考えられるので
その分を控除する必要がありますが,数百億円もしないと考えられます。
一方で,既に使用している管制無線施設,管制塔やCIQ施設など
既存施設の更新費を加える必要があるので,±0と仮定します。

以上,
4320億円+1000億円+2500億円=約7820億円
7名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:36:15 ID:480Msz+i0
181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2008/05/10(土) 23:19:04 ID:+/nWcbh30
【新空港を建設する整備・維持のコスト(人件費等は除く)】
※新宮沖を想定

借地料および騒音対策費=0円

全ての施設は新設なので,既存施設の更新費=0円

新空港建設費=約1兆円
このうち,ターミナル施設(約1500億円)の全額と
アクセス交通(約1000億円)の一部は
収益事業(純民間,三セク,公社)でしょうから,
純粋な公金(空港整備特会および自治体の負担)は
約8000億円
8名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:36:31 ID:480Msz+i0
182 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2008/05/10(土) 23:19:30 ID:+/nWcbh30
【まとめ】
借地料・騒音対策費を含めた約50年間の維持・整備にかかる総コスト

現空港(何もしない)=約4500億円
滑走路増設(西側配置滑走路間隔210m)=約7820億円
新空港(新宮沖)=約8000億円