世界史なんでも質問コーナー

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701
>>700
はい、分かりました。
皇帝と王の違いは全然わかりません。
政治制度で、王制があったというのはわかります。

次に、「プロイセン」と今のドイツって何が違うんですか?
それからどうして基準で「国」になるんですか?
民族とか?
702:01/12/24 00:41
あと、三世とか一世とかってどういう意味ですか?
アレクサンドル一世とか。
名前が同じだから、区別してるの?
どうして名前が同じだったり、違ったりするの?
偶然ですか?
703世界@名無史さん:01/12/24 01:00
>>702
こっちのほうが説明がラクそうだからとりあえず答えよう。
キリスト教徒やイスラム教徒は特定の聖者や過去の偉人の名前を付けるから、
同じ名前が繰り返し使われやすい。
それで、同じ王朝に二度目三度目と同じ名の王が立った場合、
一世、二世と付けて区別するわけ。
たとえばアレクサンドルなら古代のアレクサンドロス大王にちなんだ名前。
ロシア皇帝には3度この名をもった人が即位してるので、
アレクサンドル一世・アレクサンドル二世・アレクサンドル三世と区別する。
704:01/12/24 01:04
>>703
わー、はじめて分かりました!
>キリスト教徒やイスラム教徒は特定の聖者や過去の偉人の名前を付けるから
こんなに大事なこと教科書には全然書いてません。
この話をしっていればどんなに歴史に興味をもてるかわからないのに。
無意味感想に「三世」とか言われても。
でもその名前は誰が決めたの?
「今度もアクレサンドルにしよう」とか。
あとフランスのルイというのはどうしてずっとルイなんですか?
705世界@名無史さん:01/12/24 01:15
先祖代々同じ名前を使うのがローマの風習、ゲルマン人はこれを真似した。
ゲルマン人の本来の命名法は親の名前の一部をとって名付けるというもので、
日本によく似ている。

なお、王名の場合は、即位に際して自ら名前をつけたりする。
ジェームズ1世のファースネームはチャールズだったりだな。
706:01/12/24 01:18
>>705
すごい。
深く勉強すれば、分かるんですね。
学校の先生は省略だらけの教科書を補う配慮が必要ですね。
707:01/12/24 01:33
民族って何?
同じ様な顔つきの人たち?
どうしてそんな偏りが生じたのでしょう。
同じ様なところに住んでいたから?

いっぱい質問してごめんなさい。
708世界@名無史さん:01/12/24 01:33
勉強してないよ。
「世界史」に捕らわれるあまり、別の視点が欠けてるようじゃダメだね。

私は固有名詞の成立に興味があったから調べただけですんで、こんなのは
世界史の領域でない。
709:01/12/24 01:36
>>708
別の視点が欠けるわけじゃありません。
私のスレッドを読んで下さい。
むしろ歴史学に省略が多すぎること、
人間の過去をかたるのなら、すべてを説明するべきなのに、
勝手に専門化してしまっていることの弊害を感じています。
710世界@名無史さん:01/12/24 01:41
>>709
読んでるから言ってるのだが。(藁
711世界@名無史さん:01/12/24 01:47
歴史じゃなくて日本語の質問が混じってるな
712世界@名無史さん:01/12/24 01:59
>>703
二世とか三世っていうのは死後つけられるののではないのですか?
例えば前漢後漢は両方とも当時は漢と名乗ってたけど現在歴史的に区別するため
前後をつけるみたいな
713世界@名無史さん:01/12/24 02:05
今のイギリス王が誰か言ってみ?(笑)
714世界@名無史さん:01/12/24 02:38
>>707
「民族」「国家」「王」「皇帝」という概念は
場所・時間によって意味が変化しているし、
厳密な定義は難しいものです。
「わかったつもり」になって考え飛ばすのが
一般的な歴史の学習姿勢ですが…。
それでも気になりますか?
715世界@名無史さん:01/12/24 04:50
>m氏
歴史をイメージする姿勢に欠けてる。
中公やら岩波から出てる「世界の歴史」を通読してみる事を
おすすめします。
716世界@名無史さん:01/12/24 06:46
学校の教科書に書いてない、っていっても、
こんなところまで説明しだすと、とてもじゃないが埒があかないな。
そういうこと言い出すと、授業にならないでしょ(藁

「世界史を勉強するスレッド」にい逝っておきます。
717世界@名無史さん:01/12/24 06:47
タイプミスゴメソ・・・
718世界@名無史さん:01/12/24 11:20
 
719世界@名無史さん:01/12/24 14:45
ここが下がってると駄スレが立ちやすくなるからageとく
720694:01/12/24 16:30
どちらかと言うと、社会学に近いみたいなので
そちらに書いてみようと思います(歴史関係で
あるのは間違いないと思うので板違いではない
と思いますが)。
ありがとうございました。
721世界@名無史さん:01/12/25 10:06
ドイツ語の「ゲオルク」と英語の「ジョージ」って語源もつづりもほとんど同じですよね?
では、ドイツ系の皇帝に「ゲオルクV世」という人がいると、イギリスでは彼は「ジョージV世」と呼ばれるのでしょうか?
722世界@名無史さん:01/12/25 10:21
睡虎地秦墓竹簡を読みたいんですが。。。
723世界@名無史さん:01/12/25 10:25
>721
呼ばれます。
724na nasi:01/12/25 16:02
『ゲオルク』「ジョージ」おお凄い 初めて知りました、他に同じ名前なのに国別で呼び名が違う人々を教えてください
725724賛江:01/12/25 17:26
高校生用質問スレに書いたんだネタなんだけどね。

[英]George(ジョージ)
[独]Georg(ゲオルク)
[仏]George、Georges(ジョルジュ)
[伊]Giorgio(ジョルジョ)
[西]Jorge(ホルヘ)
[葡]Jorge(ジョルジェ)
[蘭]George(ジョルジュ)
[丁]Georg(ギオルグ、ギオル)、Jørgen(ヨーウエン)、Jorn(ヨーアン)
[瑞]Georg(イェーオリ)
[諾]Georg(ゲオルグ)
[露]Georgii(ゲオルギイ)、Georgij(ゲオルギイ)、Yurij(ユーリイ)
[洪]György(ジェルジュ)
[羅]Georgius(ゲオルギウス)
[希]Georgios(ゲオルギオス)、Yorgos(ヨルゴス)
[他]Jirí(イジー:チェコ)

参考までに、ここからの引用。
 ttp://village.infoweb.ne.jp/~isamun/monarchs/etcdata/namespell.html
この方が苦労して作ったHPですので、その趣旨を尊重し、一言ことわってから閲覧しましょう。
726世界@名無史さん:01/12/25 17:44
我々が曹操のことを「そうそう」と呼ぶようなもんでしょう。
本来はZao Caoというらしいですね。
727:01/12/25 17:45
横質:

米Georgia州って Georges関連?
露グルジアも同じなのかな?
728看板職人:01/12/25 17:50
>>724
このスレッドも参考になります。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/whis/995725135/l50
729世界@名無史さん:01/12/25 17:56
>>726
和読みでは、「ツァオ・ツァオ」じゃなかったっけ?

>>727
英国ジョージ王治世に植民地されたから。でもごめん、ジョージ何世だったか忘れた。
730世界@名無史さん:01/12/25 18:04
>>728
詳しいですねこのスレ
731世界@名無史さん:01/12/25 18:53
>>727
「露グルジア」って今は別の国なんだけど(w
で、やっぱり同一語源だったと思う。
でも「グルジア」にしろ「ジョルジア」にしろ自称ではない。
732世界@名無史さん:01/12/25 20:31
ハノーヴァー朝のジョージ1世ってドイツ人だね。
ハノーヴァー選帝侯としてはゲオルクって名乗ってたよ。
733世界@名無史さん:01/12/25 20:33
>>727 >>729

http://wedder.net/coins/50states/ga.html
だってさ。2世だYO。
734ひよこ名無し:01/12/25 20:57
下らない質問で申し訳ないのですが
中世におけるキリスト教会の資金源を
なるべく詳しく教えてください。
スレor板違いの感も否めませんが…
735世界@名無史さん:01/12/25 21:03
教会って封建君主なんで、農民から搾取してました。
736世界@名無史さん:01/12/25 21:12
1/10税ってヤツだよね。年収の一割を神のために徴収するもの。
情け容赦なくだったのかは不明。(w
737世界@名無史さん:01/12/25 21:46
他に適当なスレが見当たらなかったのでここで質問します。

先日放映されたチャップリンの「独裁者」に独裁者ヒンケルが
謀略の成功を願ってワイン?を飲み干した後に
ワイングラスを床にたたきつけてしまうシーンがありました。
日本なら布にくるんで胸元にといったところでしょうか。
あれは現実に欧州に見られる習慣なのですか?(他の作品でも見掛たような気がします)
どうも日本人には理解できない習慣です。
馬鹿馬鹿しい質問ですいません。
738クレアラシル:01/12/25 22:53
>>737
銀河英雄伝説にも出てくる。
プロージットとか言って。
なんだろうね。あれ。
739世界@名無史さん:01/12/25 23:07
水杯と同じじゃねぇの?
740世界@名無史さん:01/12/25 23:14
>>737
「宮本武蔵」でも吉岡一門がかわらけで水を飲み干した後叩き割ってるよ
741ひよこ名無し:01/12/25 23:21
>>735-736さん
ありがとうございます。
参考になりました。
742世界@名無史さん:01/12/26 07:55
>>738
うん、俺も銀英伝思い出した(w
帝国軍が同盟に対して総反抗に出撃する場面。
743悪魔特捜隊:01/12/26 09:10
>あのグラス、実は正体不明の生物Xでできているんですよ。
>壊れたように見えても、ウネウネと動いて元の形に戻るという(笑)

とのことです。。。。
744世界@名無史さん:01/12/26 21:07
駄スレ防止あげ
745世界@名無史さん:01/12/27 02:02
質問:
西部開拓時代にはライフルは普及していたのでしょうか?
746世界@名無史さん:01/12/27 20:52
下がってるんで駄スレたってんな。
747世界@名無史さん:01/12/27 22:17
ライフル銃って、ライフリングが切られた小銃、ということでいいのかな。
発明自体は15世紀らしいけど、西部で普及していたかどうかは不明。
もっぱら、西部開拓時代はコルトパイソンなどのリボルバー式が人気だったらしいけど。
748ど〜でもいいけど:01/12/28 00:24
>>745
「西部開拓時代」というのを、いつ頃とするかですが、通常は19世紀いっぱい、
特にホームステッド法ができて開拓者に土地が与えられるようになった南北戦
争後を中心と考えましょう。

西部開拓と切ってもきれない関係にあるのがウィンチェスター銃で、1866年に
原型となるM66が、1873年に有名なM73が作られています。
どちらもレバーアクションで、外見的には似ていますが、M66は真鍮フレーム
M73は鋼鉄製のフレームです。

アメリカには「ウィンチェスター銃が西部を開拓し、コルトが人間を平等にした」
という言葉があるほど、この銃はコルト拳銃とともに大量生産され、西部開拓
時代に多用されました。

さて、このウィンチェスター銃には、弾薬に拳銃と同じものを使用しているという
大きな特徴があります。
口径.44インチですから、11mmくらいでしょうか、かなりの大口径ですね。
ちなみに、コルト拳銃のほうはコルト45ピースメーカーとして有名ですが、実際
には、このウィンチェスター銃と同一弾薬を使用する44口径モデルのほうが多
数作られ、使用されたとのことです。
拳銃の弾を使うのですから、遠距離の射撃には向きませんし、障害物を貫通す
る能力も低いのですが、大口径ですから十分な殺傷力を持っています。

このウィンチェスター銃は銃身内にライフルが刻んでありますから、分類上は
ライフル銃となります。
また、軍用のライフル銃としてはスプリングフィールド銃があります。こちらは、
十分な射程と威力を持つライフル銃ですが、単発です。

結論から言うと、西部開拓の本当の初期を除けば、マスケットではなくライフル
が主流であったということです。
749世界@名無史さん:01/12/28 21:44
リチャード3世は甥の王子たちを殺したのでしょうか?
本屋で売ってるイギリス史なんかには、殺したとはっきり書いているのもあれば
幽閉したとあいまいに書いてあるのもありますけど・・・。
そのへん学校では今どういう風に教えているのでしょう?
750世界@名無史さん:01/12/28 22:32
749氏に便乗。
王子たちの死体はいつ見つかったのでしょうか?
751世界@名無史さん:01/12/29 01:11
死体はみつかっとらんはず。

殺害の根拠は、もう当時からそういう噂があったのと、
あとは、例えば、リチャード3世のクーデタの片棒をかついだ
バッキンガム公ヘンリー・スタッフォードが数ヶ月後に反乱起こすんだけど、
(余談だが、こんなにすぐに身内に裏切られるのがリチャードが人格的に欠陥のあった証拠。)
彼がヘンリー・テューダーを支持することを名目としていた点。
(暴君に幽閉されている若い正統の主君をお救いする、という名目を立てなかったのは、
 バッキンガムが王子らの死を既に知っていたからではないか、という理屈。)

こういう感じで「消える」ってのは、
ジョン王の甥ブルターニュ公アーサーも同じ。
1202年ミラボーで叔父に敗れたアーサーは幽閉後、消息不明に。
誰もがジョンが殺ったと思い、多分そうなんだろうけれど。
752750:01/12/29 09:50
ロンドン塔で二人分の子供の白骨死体が見つかった、というのはデマなんですか?
753749:01/12/29 13:19
今でも死体は見つかってないのですか・・・

あと、リチャード3世は本当にろくでもない王だったんでしょうか?
甥の王子たちが庶子(エドワード4世が若いころ秘密結婚していて
子供たちの母である妃との結婚は無効)という理由でまわりの人が騒いで
リチャード3世が王位についた、というのを読んだことがあるのですが。

>(暴君に幽閉されている若い正統の主君をお救いする、という名目を立てなかった
王子たちの死をリチャード3世のせいにして支持率を落とそうとかしなかったのでしょうか?
754世界@名無史さん:01/12/29 13:32
「馬を、馬をくれ! 馬をくれたら王国をやるぞ!」
    ---『リチャード三世』 by W.シェークスピア

名言にはならないだろうなぁ。すきなセリフなんだけど。
755749:01/12/29 14:18
リチャード3世の研究やってる人とか本を誰かご存知ないですか?
756世界@名無史さん:01/12/29 14:47
あれなんだっけ、
ジョセフィン・テイの『時の娘』。
これは時代がちがいますかね?
757749:01/12/29 15:26
>756
私その本好きなんですよ。でも小説だから、
その話は学会等で認められているのか知りたいんです。
758世界@名無史さん:01/12/29 16:32
トマス・モア〜シェイクスピア的「バラ戦争」史観だと、
バラ戦争=流血と混乱の時代→その頂点がリチャード3世→混乱を収拾したヘンリー7世マンセー!
ということで、これはテューダー王朝御用史観でもあるのだけれど、
これに対して、「時の娘」等では、
トマス・モアのソースには、ヘンリー7世の下で辣腕を振るったカンタベリー大司教モートンがおり、
実は、リチャード3世はテューダー朝によって不当に貶められた悲劇の君主だった、ということになる。

ところが、現在のイングランド中世史では、
エドワード4世による、前代に比して極めて王権の強力な「新王制」の樹立を重視し、
エドワード4世〜ヘンリー7世の連続性を協調することで、
リチャード3世の簒奪を「逸脱」と捉える理解が通説ではないでしょうか?
(リチャード没落の主要因は、
 エドワード4世支持層の貴族=いわゆる「ヨーク派」がごっそりヘンリー・テューダー支持にまわったこと。)
また、以上から、リチャードの個人的な評価としては、
強引な簒奪によりいたずらに権力基盤を狭めた、さして有能とは言えない君主
という結論が導き出されるようです。
(John Gillingham,The War of the Roses,Phenix Press,1981 ←著者はLSEの教授)
759世界@名無史さん:01/12/29 18:44
>>747
> 西部開拓時代はコルトパイソンなどのリボルバー式が人気だったらしいけど。

細かい突っ込みで恐縮ですが、コルト・バイソンというのは強装弾、いわゆるマグ
ナム弾を使用する現代のモデルで、スタイルが復古調なだけですね。
西部開拓時代のコルトは>>748氏が指摘している、通称ピースメーカーと呼ばれ
るモデルで、全くの別物です。
760749:01/12/30 08:35
>758
詳しい説明と参考文献教えていただいてありがとうございます。
結局、リチャード3世は王位簒奪者ってことなんですか。
肖像画では優しそうで賢そうな王様なんですけどね。
ヘンリー7世の肖像画のほうが極悪人みたいなのに。
761世界@名無史さん:01/12/30 09:03
>>760
肖像画なんて、修正が当然でしょうね。
朱元璋(洪武帝)の2枚の全く異なる肖像画なんて有名ですが。
762世界@名無史さん:01/12/30 15:52
部族と氏族の違いを教えてください。
種族と民族というのは同義なのでしょうか?
763おサル ◆XIyjiLAc :01/12/30 16:31
>>758
よかったら、リチャード3世がヨーク派に見捨てられた原因を
教えてください。確かに彼はエドワード4世の王子を退けて
王位につきましたが、そういう例は珍しくないし・・・・
他に何か理由があるのでしょうか。
764考える名無しさん:01/12/30 21:26
すいません。中国社会に文革がどのような作用を
もたらしたかについて簡単に教えてください。
765世界@名無史さん:01/12/30 21:57
ルネッサンスの仇花、ボルジア家のチェーザレーに殺されたといわれるホアンのことについて、知っている人がいたらなんでもいいから教えてください!
766世界@名無史さん:01/12/30 22:10
>>765
塩野七生の「チェザーレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」をとりあえず読むことをおすす
めします。
ただし、塩野さんの「チェーザレ萌え」にフィルターをかけることと、別な資料で「裏を取る」
事をお忘れなく。
767ウナギ:01/12/30 22:27
>>764
> 中国社会に文革がどのような作用を
> もたらしたかについて簡単に教えてください。

大規模な破壊と混乱をもたらした。
768世界@名無史さん:01/12/30 23:08
>>767
ナイスな要約である事を保証しる!
769世界@名無史さん:01/12/30 23:27
>>767
まあ、質問が「(結果として)どのような作用をもたらしたか」ですから、これ以上は
一言も付け加える必要はないでしょうね。
770世界@名無史さん:01/12/31 00:01
近親婚があった国ってエジプト王家と日本の皇族くらいですか?
イスラムとかはダメなんですか?
771世界@名無史さん:01/12/31 00:30
>>770
どこの国でも、王族の血は濃いよ。
772世界@名無史さん:01/12/31 00:48
>>770
近世のヨーロッパなんて、近親婚だらけじゃないの?
ヴィクトリア女王は、ヨーロッパのほとんどの国王のお祖母ちゃんだったし。

同姓は結婚しない、と言う不文律があったのは、人口いっぱい(藁)の中国くらいじゃ
ないかなあ。それとその子分の朝鮮か。
我が国には、なぜかその「偉大な文化」は定着しなかったね。
773世界@名無史さん:01/12/31 00:57
>>772
いわゆるアルタイ系の遊牧諸民族も同姓不婚。
でも父系さえ違えば母方の従姉妹なんかと結婚するのはザラなうえ
特定の姻族との間で結婚を繰り返す習慣があったので
血そのものはめっちゃくちゃ濃い。
774772:01/12/31 01:02
>>773
へえ。それは知らなかった。情報どうもです。
775770:01/12/31 09:22
叔父と姪の結婚ならどの国でもありそうだけど、
兄妹、姉弟の結婚はどうですか?
同腹じゃだめでも異腹なら良いとか・・・

ていうか兄妹婚て宗教的に禁止されているのですか?
問題がありそうだから自発的にやらないだけなのですか?
776世界@名無史さん:01/12/31 10:12
>775
宗教的な問題って言うか、経験学的上の問題。
近親婚が続くと奇形児などが生まれることを知っていた昔の人たちは、だから「同じ村の中で結婚してはいかん」、「嫁が欲しい男は山の向こうへ行け」、などと言ってた。
777775:01/12/31 11:55
宗教で禁止されていないなら、どうして兄妹婚は
行われなかったのでしょうか?
奇形児の問題とかあるけど、それだけなのかなあ?
エジプトで王族は兄妹で結婚していたと昔から知られていたでしょ。
他の国の王族はなぜそれを真似しなかったのか。
それともエジプトだけが特別なのか。
何もメリットがないからしなかっただけなのかなあ。
778世界@名無史さん:01/12/31 12:14
>>777
何度も言われているように、身体的に欠陥が出てくることがイヤだったものと思われ。
エジプトがどうであろうが、弱い子供なんて要らないよ。
779世界@名無史さん:01/12/31 12:22
エジプトの兄妹婚は、どちらかというと必要に迫られた形式上のもの
じゃないのかなぁ。クレオパトラ7世の場合は姉弟婚だったけど。
それも、特定の王朝に限ったこと何じゃないの?
エジプト王朝って、次から次へと外から入ってきたんだよね。

長い目で見て、王家の人種的というか、生物的な強さが損なわれると
言うことは、長い王朝なら当然経験的に理解しただろうな。
780758:02/01/01 04:26
>>763

>リチャード3世がヨーク派に見捨てられた原因

ちょっと調べたけどはっきりとはわからんす。

1483〜1485年の政治過程は、
1483年春、エドワード4世の死
1483年6月、ウッドビル一族の排斥
1483年夏、リチャードの「簒奪」
1483年秋、バッキンガムの反乱
1485年、ボズワースの戦い
となるわけですが、
各段階における主要な大貴族の動向は、

ウッドビル家→エドワード5世の外戚。「簒奪」後はヘンリー・テューダーに合流。
ヘイスティングス→ウッドビル排斥には協力。「簒奪」には反対し逮捕処刑。
バッキンガム公(スタッフォード家)→ウッドビル排斥、「簒奪」に関与。83年秋に反乱。理由は謎。
スタンリー家→ウッドビル排斥支持、「簒奪」に黙認。バッキンガムの反乱は不支持。ボズワースでは日和見or裏切り。
ノーザンバーランド公(パーシー家)→ウッドビル排斥支持、「簒奪」黙認。バッキンガムの反乱は不支持。ボズワースでは日和見。
ノーフォーク公(ハワード家)→一貫してリチャード支持。ボズワース後にヘンリーに帰順。

で、ボズワースにおけるリチャードの没落は
スタンリー一門とパーシー一門の、(特に戦場における前者の(小早川秀秋的な))
裏切りが影響大とされますが、それぞれの動機としては、
スタンリー家→一門の中心人物トマス・スタンリーが、ヘンリー・テューダーの母の夫。
パーシー家→イングランド北部の雄たる同家は、同じく北部を地盤とするリチャードとの間に利害の衝突があった。
等が挙げられますが、いずれも今ひとつ決定的とは思われません。

上記大貴族以外にも、エドワード4世の家政を担当した中小貴族がボロボロと離脱していくのを見るにつけ、
やはり、明智光秀的な「主殺し」を犯した(?)リチャード3世には最後まで後ろ暗いイメージが付きまとい、
光秀同様、頼りになる味方を得られず、結果、没落にいたったということになるのでしょうか。
いささか陳腐な結論ですが。


>確かに彼はエドワード4世の王子を退けて
>王位につきましたが、そういう例は珍しくないし・・・・

例えば、ランカスター朝開祖のヘンリー4世も似たようなことをやってますが、
最終的には甥のリチャード2世を死に追いやるとは言え、
対仏戦の失敗というリチャードの失政を踏まえて、議会による廃位の手続きを一応踏んでいます。
対して、リチャード3世の場合は、やはり性急に過ぎ、コンセンサスを積み重ねるのを怠ったのではないでしょうか?

付)あと英語サイトですが、ここは面白いです。
http://www.r3.org/
781世界@名無史さん:02/01/01 04:32


永世中立国ってどーゆーもんなの?
テロとかされても気にしないの?
782世界@名無史さん:02/01/01 08:13
>>781
異本的な姿勢は、どこぞのファンタスティックな理想を掲げた国の「非抵抗・
無武装・全方位外交」ではなくて「武装中立」がスタンスでしょう。
国際テロを受ければ近隣諸国と外交交渉をして協力して対抗するでしょうね。
783ベリサリウス:02/01/01 10:25
>>782
それって、ぢぱんぐとか言う国のことだね?
当たり前の突っ込みでスマソ。
784世界@名無史さん:02/01/01 11:00
スイス軍。これ最強。
785世界@名無史さん:02/01/01 11:52
>>784
確かに近世のスイス傭兵は最強と呼ばれましたが、現代のスイス軍は弱兵ではないにしても、
最強ということはないでしょう。ま、2ch的な言葉のアヤとしてであれば「最強」でしょうが。

>>781
スエーデンも永世中立国ですが、国籍不明の潜水艦の領海侵入を爆雷で阻止していますね。
国籍不明といっても、実際にはソ連の潜水艦であることは、皆知っていてのことです。
テロどころか、領海侵犯に対しても厳しい軍事対応をするのがあたりまえです。
786世界@名無史さん:02/01/01 13:26
でも、実際日本では、一個人の家の門に(致死的な)トラップを仕掛けておいて、不法侵入してきた泥棒がひっかかって死んだら逮捕されちゃうよね。
アメリカじゃあ、無断で門に入ってきた礼儀知らずののんきな日本人を殺しても罪にはならないのに。
787世界@名無史さん:02/01/01 13:42
>>786
領海侵犯や領空侵犯の相手に対する警察・軍事行動の範囲と、個人の自衛行動の限界では
法の根拠が異なるから、簡単に比較できない。

それに、比較する国内法を考えるのであれば、警察官職務執行法などを想定したほうがベター。
不審尋問に応えず、逃げ出したら阻止逮捕されるという関係。
だから、領海侵犯、領空侵犯に対しては、警告−威嚇−撃墜・撃沈というパターンが国際的に
は一般的だが、日本の場合は最後の撃墜・撃沈の部分について国内法との整合がうまくいって
いない点があるということ。

あと、公海上での国籍不明の武装船については、海賊の取り締まりというの扱いがあり、これは
慣習的にかなり厳しい対応になる。
788世界@名無史さん:02/01/01 14:20
今宝塚のベルバラ見てるんだけど
アントワネットの子供ってどうなったの?
789世界@名無史さん:02/01/01 15:21
ルイ17世はどこかの穴蔵に閉じこめられて死んだ(らしい)。ただし諸説あり。
娘達は、あっちこっちの王族に嫁いだ。どこだったっけ?
幸福だったかなんてのは、知らん! (w
790ヨシムラ:02/01/01 18:01
ウワァァァーン!
沖縄の海洋遺跡みようと思ったけど、
考古学板がないよう・・・。

しょうがないのでここで聞くニダ!
791世界@名無史さん:02/01/01 18:36
ワーイ海底遺跡ダー
792世界@名無史さん:02/01/01 19:52
>786
>礼儀知らずののんきな日本人

ヘドが出るぞ!
793世界@名無史さん:02/01/02 11:58
他のスレでパットン将軍の死は事故じゃ無くて暗殺で
黒幕はスターリンかアイクだと言ってる人がいたけど
どうなんでしょう?
794世界@名無史さん :02/01/02 13:12
アルマダの海戦ってどんな感じだったの?
795世界@名無史さん:02/01/02 15:16
>>792
なんで?
796世界@名無史さん:02/01/02 23:26
ローマ法王に対する尊称って何て言うんでしたっけ?
皇帝や国王なら「陛下」で大臣なら「閣下」ですが、法皇の場合はどうなんでしょう?
以前、どこかで見た記憶があるのですが、忘れてしまったので、分かるかた
教えてください。
(読みも忘れたので検索すら出来ずにいます。)
797世界@名無史さん:02/01/02 23:29
聖下
798世界@名無史さん:02/01/02 23:31
>>796
「聖下(せいか)」か「猊下(げいか)」だったと思われ。
799世界@名無史さん:02/01/02 23:31
ペリーって何人だっけ??
800世界@名無史さん:02/01/02 23:34
英語には「聖下(Your Holiness)」という専用の言い方がありますが、
通常は「猊下」っつーよ。日本語では。
偉い坊さんの尊称ね。