>>575さん
私の見解としてですが、思考力の低下というのは鬱と薬剤の相互作用
の結果だと思います。鬱の方が原因としては大きいようにも思います。
副作用として言語障害はあるけれども、言葉が出ないという症状はまた
別だと思います。
ただし、抗鬱剤でも眠気や記憶障害もあります。ですから絶対にそうい
う薬剤の副作用の可能性がないとは言い切れないですね。
眠気だけで思考力は必然的に落ちますから。まして他に睡眠薬や抗不安
剤などを併用していれば、そういう副作用は増すことになります。
今、他にはどんな薬剤を併用されてますか?
結論しては薬剤投与を終了すれば元には戻るでしょう。
>>578さん
医者は上記に挙げた主症状から患者さんの訴えを聞いて、適合するものと
診断されれば、そういう病名がつくのではないでしょうか?
元々、自律神経失調症というのは曖昧な病気なんですよ。w
(でも事実として、医学的にも神経系が乱れれば身体は不調になるでしょう)
>>579さん
血液検査は定期的にした方がいいです。肝機能などの異常が認められることも
よくあって、そういう場合は薬剤投与は中止しないといけません。
抗鬱剤(3環系)やバルビツール酸系睡眠薬(べゲタミンやラボナ等)、
ベタナミン、抗精神病薬などはまめに血液検査する必要があります。
>>576さん(
>>582-584 kyupin
>>585 goblet)
【この質問に関してはkyupin先生のお答えは引用させて頂きます】
まとめとして、私の補足は最後にします。
近年の考え方は、「うつ病の人は脳内の神経伝達物質の枯渇状態があり、
そのため代償性に(脳内の伝達物質の)レセプターが増加している」と
いうもの。(ちょっと専門的ですいません)
抗うつ剤、特に3環系抗うつ剤やSSRIの投与後、すぐに効果が出ない理由
として、ダウン・レギュレーションという概念がある。
これは、SSRIなどの抗うつ剤は神経末端の神経伝達物質を増加させるが
それだけではすぐに変化が起こらず、この後、レセプターの数が減って
きて初めてうつに対する効果が出現する、というもの。
だから、似た効果をもつ抗うつ剤を合わせて服用した場合、相乗効果と
いうより、むしろ単に薬を増やした結果に等しい感じになると思う。
もともと分裂病に比べ、うつ病については多剤併用はあまり行われていない。
抗うつ剤は効果が基本的に似ているので、分裂病よりは意味が少ないから
だろう。 (kyupin)