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新学期が始まった。
パイプいすの並んだ体育館で行われた始業式で、
校長先生が原稿にときどき目を落としながらできるだけ堂々とスピーチを続けていた。
僕は高雄を目で探したけれど、見つからなかった。
まさか呼ぶわけにもいかないから、終わるまで待つしかなかった。
けれども後で考えると、その時僕は何度も高雄を見ていたのだ。
始業式が終わるとみんな騒ぎながらパイプいすを片づけ始めた。
まわりのいく人かが一度に二つのいすを持ち上げたので、なぜそんなことをするのだろうと思った。
薄情者というのは一般に、自覚も薄い。
「いよぅ、ケンジぃ!」
妙に明るい声で僕の背中を叩いたのは高雄だった。
しかし振り向いたとき、そこにいたのは高雄ではなかった。
少なくとも、僕はそう感じた。
「な、驚いただろ?」
「あ、ああ。」
目測でも高雄の身長は160cm以上。(この時点で162cm、4月から8cmは伸びている)
高いとは言えないまでも、低くはない。
当然、僕よりも高い。
けれども、それだけが変わったわけではなかった。
自信。
中学生には似合わない言葉だが、高雄には間違いなくそれがあった。
前のように無理に胸を張っているわけでもないのに、身長以上に大きく見えた。
そして、それを全く鼻に掛けないところが嫌味なくらいかっこよかった。
疑問は山積み、謎は謎を呼んでいた。
そんなわけで、僕はその日引きずられるような気分で高雄の家へ行った。
「しかし、20万もの金をどこから出したんだい?」
「さんの財布。しっかり勉強するからさ、という奴に、
言うこと聞いてくれなきゃグレてやる、みたいな方法を混ぜてな。」
「おい、君がグレるなんでできるわけないだろ。」
「ありがたいことに俺は信用されてないようなんだ。ほかに?」
「他にって・・・分かったよ、何でも言えよ。」
「そういう言い方はないだろ、せっかく説明してやってるのに。」
高雄の説明はこういう内容だったように思う。
インチキかどうか調べてやろうという軽い気持ちで、高雄は雑誌に付いていた資料請求券を送った。
10日もしないうちにぎっしり書類の詰まった
『能力開発センター』と書いてある四角い封筒が届いた。
(高雄は資料を見せてくれた。見ただけでは理解できなかったが、
確実、安全という言葉がしきりに繰り返されていた。)
こういう難しい言葉で書いた資料を見せられると、
分からなくても何となく納得してしまうものだ。
だが高雄は違った。
その日から、『家庭医学事典』やら『現代用語の基礎知識』と首っ引きで資料を読み通し、
その内容をほぼ完全に理解できるまでになっていた。
高雄が「かみくだいて」言ったところによれば、
「身長の伸びは、間脳の視床下部にある下垂体から分泌される成長ホルモンと、
密接なつながりがある。(つまり、頭の中に身長を調整する薬を出す場所がある。)
その分泌量が少なすぎれば小人(こびと)症になるわけだ。
小人症とはいかないまでも、何らかの理由で成長ホルモンの分泌が少なければ身長の伸びが鈍る。
つまり、薬を投与して下垂体を活性化させれば、
少なくとも思春期のうちは身長が伸びるチャンスがあるんだよ。」と言うことだった。
僕は当時、その説明の半分を理解できていた。
高雄の説明はこういう内容だったように思う。
インチキかどうか調べてやろうという軽い気持ちで、高雄は雑誌に付いていた資料請求券を送った。
10日もしないうちにぎっしり書類の詰まった『能力開発センター』と書いてある
四角い封筒が届いた。(高雄は資料を見せてくれた。見ただけでは理解できなかったが、
確実、安全という言葉がしきりに繰り返されていた。)
こういう難しい言葉で書いた資料を見せられると、分からなくても何となく納得してしまうものだ。
だが高雄は違った。
その日から、『家庭医学事典』やら『現代用語の基礎知識』と首っ引きで資料を読み通し、
その内容をほぼ完全に理解できるまでになっていた。
高雄が「かみくだいて」言ったところによれば、
「身長の伸びは、間脳の視床下部にある下垂体から分泌される成長ホルモンと
密接なつながりがある。(つまり、頭の中に身長を調整する薬を出す場所がある。)
その分泌量が少なすぎれば小人(こびと)症になるわけだ。
小人症とはいかないまでも、何らかの理由で成長ホルモンの分泌が少なければ身長の伸びが鈍る。
つまり、薬を投与して下垂体を活性化させれば、
少なくとも思春期のうちは身長が伸びるチャンスがあるんだよ。」と言うことだった。
僕は当時、その説明の半分を理解できていた。
その能力開発センターは商店街の中にあるビルの3階にあった。
スタッフは5人ほど。
そのうち1人がアメリカ人らしかった。
9月の終わり、最初の日は申し込みと細かな身体検査で終わっている。
この日だけは母親が同伴している。
この日、高雄の他に2人が申し込みをしている。
翌日は腕から採血をして、その血液を検査している。
2週間後、高雄は腕の静脈に注射を受けている。1ヶ月してから来てください、と言われている。
1ヶ月後、もう一度血液検査。異常がないことを確認する。
スタッフは驚くほど安全性に気を配っていて、何らかの異常がないかとしきりに高雄に尋ねる。
高雄の身体には何の異常も見られなかったようだ。
その翌日、2回目の注射を受けている。
本当の薬はこちらだと高雄はスタッフに知らされる。
スタッフに、しばらくは来る必要はないが、異常があればすぐに連絡するようにと言われている。
6カ月後に最後の検査を行い、それが全プログラムの終了になるはずだ。
それが、1月までに高雄の受けた治療の内容だった。
それを聞いたとき、僕は何とは分からないけれど、軽い不安を感じた。
だから、とりあえず思いついた素朴な疑問を高雄に浴びせたのだった。
「でもさ、そんなに何度も検査をするっていうのは、何か、危険なことをしてるんじゃないのか?」
「うーん、だからな、薬が効くかどうかを、事前に調べなきゃならないんだ。
適性が合わなければ手数料1万円をのぞいて全額を返し、治療を中止するんだよ。」
「ああ・・・けどさ、脳に効果のある薬を腕に注射するっていうのは変じゃないか?」
高雄は少し考え込んで、それから笑い出した。
「じゃ、どこに注射する?」
「頭・・・。」
3学期に入り、とうとう僕も受験勉強を始めた。
最も効果的な方法と思えたのは、ひたすら過去の公立高校の受験問題を解きまくることだった。
問題は大抵考えればわかり、5教科平均80点まで取ることができた。
しかし、制限時間を5割はオーバーしていた。
最も危険なのは、1つの問題に手間をかけ過ぎて時の経つのを忘れることだ。
2回目は全ての問題に細かく時間を振り分け、
時間が過ぎたら解くのをやめて当てずっぽうの答えを書いてみた。
平均65点ほど。
合格ラインは65点、さらに有効な作戦が必要だった。
最後の追い込みにはいっているはずなのに、高雄は嬉々として僕を助けてくれた。
いわゆる受験技術というものについて、高雄は自信満々に僕に教えてくれた。
いちばん高速で解ける問題、文章題の語句からかかる時間を推測する方法。
簡単な問題を気分転換用に少し残すこと、採点者がよく見ない問題。
やがて僕は、模擬問題を平均70点以上で時間内に解けるようになった。
高雄の自信は僕にまで伝染してきていた。
2月。
高校受験がはじまった。
高雄は1週間で3つの私立校を受験した。
僕は同じ頃、すべり止めに併願推薦で私立校を1つ受験している。
僕の方は十分な出来だった。
受験会場であまりにも女子が多いので、もしも本命の公立校に落ちても浪人はすまい、と思った。
私立校の受験が終わったあと、合格発表前に高雄は何度も僕の家に来た。
そして、僕が勉強しているそばで何度も口出しした、こんなふうに。
「だからさ、そこであきらめないで最後の問題も解いてみろよ。」
「大丈夫だって、平均で70点取ればいいんだから。
それより、前の問題を見直した方がいいって言ってたろ?」
「おい、そう言う風に甘く見てるとひどい目に遭うぞ。何が起こるか分からないんだからな。」
「何って・・・何があるって言うんだ?」
「だからさ、会場って緊張するだろ?そうするとさ、普段間違ったりしないところを間違えたり、
知っているはずのことがどうしても思い出せなかったりするんだよ。ほら、俺だってあのとき、」
「落ちやしないよ、他は大丈夫だったんだろ?」
高雄は本命校の受験の時、英語の簡単な単語が思い出せなくて、
そのことを何度も持ち出し、落ち込んだ。
その度に僕はなぐさめてやらなければならなかった。
そして僕たちは志望校に合格した。
苦労が報われる人も、いるのだ。
希望通りになった人たちも、そうでなかった人たちも、
長い闘いが終わって張りつめていたものが和らいでいった。
まだチャンスを必要としているクラスメートたち(2次試験が残っていた)に、
みんなは驚くほど優しかった。
ほんのわずかしかない3月が、僕たちのクラスにとって1番あたたかい日々だった。
3月。
僕たちは万全の準備をもって卒業式を迎えた。
高雄はそれまでの素晴らしい成績のために全校生徒の前で『卒業の言葉』を言うことになった。
(初めは嫌がっていたが、いつのまにか原稿を見ないですらすら言えるようになっていた。)
『卒業生に贈る言葉』を在校生代表が言い終わったとき、
少し肌寒い体育館のあちこちから鼻をすするような音が漏れたが、
その音もかすかに流れはじめた『遠い日の歌』のメロディに吸い込まれていった。
そして高雄が壇上にのぼった。
その時、僕は高雄が本当に大きくなったんだと、もう一度痛感した。
合格発表前の不安げな様子は全て消え去り、
そこにいたのは今まで一度も見たことのない堂々とした高雄だった。
そして僕は、高雄がなぜ身長を伸ばす決心をしたのかを、ありありと感じることができた。
きっと、高雄はどうしようもないことなんてない、ということを確かめたかったんだと思う。
式が終わって教室に戻ると、みんなが荷物を持って校庭に飛び出した。
『やかまし娘3人組』がクラス担任の遠藤先生を引っ張ってくると、
みんな叫びなから先生のまわりに駆け寄った。
誰かが、「胴上げやるぞ」と叫んだ。
はじめは先生。
いつのまにか学級委員の英司が上がっていて、女子も何人か持ち上げられた。
気が付くと上がっていないのは僕を含めて5人ほどになっていた。
「みんな上げちまおうぜ」と誰かが言った。
みんなが僕の背中をつかんで持ち上げた。
みんなうれしそうに騒いでいた。
まるで別れの儀式ではないみたいだった。
帰り道、高雄は僕と話しているとき、後ろから声をかけられた。
「あのぅ、相模センパイ」
高雄のクラブ(テニス部だった)の後輩、
僕も知っているかわいいが少し地味な女子生徒が顔を赤らめて高雄を見上げた。
「何だい」
「あのぅ、第2ボタンを、もらえませんか?」
「へ?」
高雄は、まるで彼女をはじめて見たような顔をした。
「あ、ごめんなさい、嫌ならいいんです」
「いや、だが・・・」
「あ、あのぅ・・・さよならっ」
それだけ言って彼女は走り去ってしまった。
「ちょっと冷たいんじゃないか?」
「ケンジ、あの子知ってるのか?」
「知ってるって・・・テニス部の後輩じゃなかったのか?」
「いや、ここんとこさっぱり部活出なかったからさ、忘れちまって。」
「僕が覚えてるってのに・・・勉強のしすぎでボケたんじゃないのか?」
「まっさかぁ。それより、ケンジ、つまりはあのコに目を付けていた、てことか?」
「違うっ!」
「ああ、そして1年越しの恋はひとつの言葉も交わさず終わりを告げるのか?
今からでも遅くはない、少年よ走れ、愛する者のもとへ!」
「違うと言ってるだろ!」
しかしこのとき、高雄はすでに異変に気づいていたのだった。
5月。
高雄も僕も、それぞれの高校生活に少しずつなじみはじめていた。
高雄の背はまだ伸び続けていて、僕は高雄と会うたびに
「でかくなったな」が合い言葉になっていた。
この時点で高雄の身長は170センチ前後。
まだ高いとは言えないが、僕は話すとき少し見上げなければならなくなった。
「ケンジ、最近、夢を見るかい?」
高雄が突然そう言ったので、僕は少し驚いていた。
「夢?うん、見ることは見るらしいんだけど、すぐ忘れてしまうんだ。
何か、悪い夢でも見たのか?」
「ああ、悪いってほどでもないんだが、妙に鮮明なんでな・・・」
僕は、そういうのを聞くと妙にわくわくする。
「SFXバリバリのB級ホラー映画のように?」
「いや、もっと現実的なんだ。たとえばさ、
夢の中で俺は自分の部屋で読書感想文を書いているんだ。
そうしたらケンジ、おまえが出てきて俺に、どうしてそんな物書けるのかって訊くんだ。
ケンジはいつも本を読んでるじゃないかと言ったら、
感想文を書くために読んでるんじゃない、って言ってたぜ。」
「おい、それは・・・確か、中2のゴールデンウィークの事じゃないか!?
確か・・・そんなこと言ってたような気がするんだ。」
「そんな事あったかな・・・。最近ちょっと、ど忘れするんだよ。」
「夢で思い出せるんなら、いいんじゃないか?」
「無茶言うなよ、どうせなら予知夢かなんかの方がいいぜ。」
「予知なんて嫌だな。自分の死体なんて見たくない。」
「いや、前もって危険が分かれば避けられるだろ?」
「それじゃ予知夢にならないよ。」
その後、似たようなことが数回起こった。
僕たちは、いつのまにかそれに慣れてしまいちょっとしたオカルト現象のように感じていた。
その間も、高雄の身長は伸び続けていた。
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8月。
高雄の身長は175センチ。
始まりからは1年が経っている。
その日の昼下がり、僕と高雄は2人で湖まで魚釣りに出かけた。
緑色の湖面にボートに乗っている家族連れやアベックが見えた。
僕たちは取水ぜきに続く土手に腰掛けて竿をのばしていた。
はじめは真剣に浮きを見ていたが、そのうちに驚異的に釣れないことが分かりはじめた。
アタリどころか、魚の影も見えなかった。
「やばいんじゃないかな・・・」
高雄がそう言った。
何となく分かってはいたけれど、僕は聞き返した。
「何が?」
「この頃さ、勉強がうまくいかないんだよ。」
「いいんじゃないか?夏休みなんだから。」
「いやさ、べつに理解出来ないとか、そういう訳じゃないんだ。
けどな、公式とか、解法とかを思い出すのに、すごく時間がかかるんだよ。」
「もしかして、それは身長の伸びと関係があるんじゃないか?」
そういってしまってから僕は、まずい、と思った。
「い、いやそれはないと思うんだ。センターの人たちもこういうことは今まで無かったし、
あったとしても報告がなかったから一時的なものだと思うって言っていたんだ。」
それから僕たちはしばらく黙っていた。
どうしても釣れない事がはっきりすると、僕たちは荷物を片づけて立ち上がった。
その時高雄がうわっと叫んでぐらりと湖に傾いた。
「どうした!」
すぐに高雄は立ち直って、ちょっと立ちくらみがしたんだよ、と言った。
「やっぱり一度病院へ行って調べてもらった方がいいよ。」
「いや、大丈夫さ。長い間座っていすぎたんだよ。」
「そうかな・・・。」
ヽ ノ `ヽ r´ ヾ ソ
~ヽヽ U /ノ
ヽノ _o_
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.l二二二_l
-´⌒二⊃ (|=| |=||) ⊂二⌒丶
_ソ. | ̄し ̄/ ヾ__
ヾ:::∀::人
/´ヽ'''''''//丶
┌─────────────┐
|Hatt-baby,hatt-baby |
└─────────────┘
ハッテンベイベー ハッテンベイベー
ハッテンベイベー ハッテンベイベー
10月。
その日、僕は高雄の家に来ていた。
「久しぶりに、将棋をやらないか?」
高雄がそう言って将棋盤を持ち出した。
僕は負けてばかりだったのであまり気が進まなかったけれど、
他にすることも思いつかなかったから応じたのだった。
1回目、僕は勝った。
偶然にしては分が良すぎるような気もしたが、
僕も高雄もまぐれだろう、と思って2回目に入った。
だが高雄は確かに弱くなっていた。
僕は楽に勝ってしまった。
もうやめようと思ったが、高雄が
「だんだん思い出してきた」
などと言ってもう一度やりたがったので、次の勝負では僕はある策略を使うことにした。
相手の桂馬の利き筋の先に金を1つおきに並べる。
相手の持ち駒が角の時に王将の対角線に飛車を動かす。
と金を量産する。
早い話が、僕はこっそりわざと負けたのだった。
それでも高雄は喜んでいたようなので、僕は片づけにかかった。
その時高雄が駒を集めている僕の手をつかんで言った。
「わざとだな」
僕はそれには答えずに反対の手で駒を集めようとした。
「どうなんだ、はっきりしろよ!」
その時は高雄があまりムキになるので、僕も少し意地悪な気分になっていた。
「もう、いいだろ。それより、やっぱり病院でも行ってきたほうがいいんじゃないのか?」
「それは、どういう、ことだ?」
そう言って、高雄は僕の胸をつかみ上げた。
「お、落ちつけよ、何もそんな急に怒ることないだろ?」
そしていきなり、僕のほおを殴りつけた。
「おい、言ってみろ、どういうことなんだ!?」
痛みよりは驚きの方が先に立って、僕は高雄の顔を見た。
高雄は怒っているのではなかった。
怯えていた。
それが、よけい恐かった。
翌日、高雄の家に電話すると高雄の母が出て、高雄は病院へ行ったと言った。
Å / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__ __ _ ヽ (´д`;) < た、助けてーッ
三三三三三三三三三 )) ヾ∋ ) \_____________
 ̄ ̄ ̄  ̄  ̄ ,,,,,,,,,,,´〃 )ヽ`
カメハメハ! . ジタバタ
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γ ⌒ ⌒ `ヘ
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¶:::-幵-冂::( ( |l | ) )=HロΠ=_Π
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Д日lTlロ_Π::::....... ...::::::::田:凵Π_=H:::
=Hロ凵Π=_Πロ=HロΠ:::.................:::::::::::口ロロH「l.FF
11月。
そのころまでに、高雄は今までとは全く違った生活を送らなければならなくなっていた。
学校を自主停学し、週1回病院に行くとき以外はほとんどひとりで家の中にいた。
「たまには、外に出て見てもいいんじゃないか?」
そう言うと、高雄はあきらめたように言った。
「ああ・・・この前さ、やることも思いつかないからぶらぶら歩き回ってさ、
ゲームセンターやら本屋やらうろうろしてみたこともあったのさ。
そんな風に2、3日過ごしてたらな、食事の時に、母さんが言うのさ、
近所の奥さんたちが見てるって。それで俺、カッと来て食ってかかっちまったんだな。
近所の奥さんがどうしたって言うんだよ、ってな。
それで、母さん黙っちまったんだけど、夜になって父さんが帰ってきてから、そのこと言うんだ。
もちろん、俺がそこにいたわけじゃなくて、階段の影で座ってたんだ。
母さんの言うにはさ、買い物に出たりしたときに、近所のオバサン連中が、
『お坊っちゃん大丈夫なの』
『この前お昼に歩いてた子、お宅の高雄ちゃんじゃなかったかしら』
などと言われるらしいんだな。
それでさ、父さんの方も、まずいんじゃないかって言い出してさ。
いや、別に俺が悪いって言ったわけじゃないんだ。俺のこと心配してるみたいなんだな。
だからさ、そういうのって、腹立てる事もできないじゃないか?」
僕はそれがどうとは思わなかったが、
それよりそれだけのことを高雄が覚えているのがうれしかった。
「よくそんなこと覚えていられるな・・・。いったい、どこが悪いんだ?」
けれども、事情はもっと深刻なようだった。
「いや・・・わかりにくいだろうが、覚えてることは忘れてないのさ。
つまり、忘れたってことは俺にはわからない。だいたい、まわりが気づくんだ。」
僕はそれは辛いことだろう、と思った。
だから、つい適当に慰めの言葉をかけようとしてしまう。
「でも、いつまでも続くってもんじゃないんだろ?」
「ああ・・・そうだろうな。」
その口調だけでも、高雄があきらめはじめているのがわかった。
そんなの駄目だよ、と言おうとしたけれど、言えなかった。
検査結果 11月12日(火)
患者:相模 高雄(16)
検査責任者:河野俊規
症状:
全身の成長過多(巨人症の可能性あり)
軽い記憶障害(長期記憶の阻害もしくは過度の忘却)
注意点:
患者は昨年9月に、民間の身長増加療法(※1)を受けている。
外科検査
身長:
179cm 体重:72kg
外見上の異常は特になし(ただし、昨年4月の身長は152cm)
自覚症状:
立ちくらみ(貧血以外の理由と思われる)
内科検査
血圧:
100Hg〜130Hg
体温(平熱):36.2℃
特に異常無し
血液検査:
Rh+O
成長ホルモン濃度が通常の倍以上
他は特に異常無し
備考:
巨人症の可能性があり、至急脳の透析検査を行うべきである。
神経科検査
外的刺激に対する反応: 異常なし
発話、言語理解: 異常なし
記銘力(新しいことを覚える能力): 異常なし
記憶力:
患者は数学の公式、英単語、地名などが一部思い出せないと訴えている。
短期記憶テストは問題なし。
長期記憶のテスト開始が望ましい。
備考:
患者は鮮明な夢をよく見ると訴えている。
患者の話によると、患者自身は覚えていない過去の出来事が夢にあらわれるらしい。
患者は現状と未来に対する強い不安から情緒不安定になっている。
定期的なカウンセリングが必要であろう。
記憶力の低下と異常な成長との間の関連は定かでない。
民間の身長増加療法:
何らかの薬剤注射によって脳下垂体を刺激し成長ホルモン放出を促す方法と思われ、
おそらく未認可、無許可で行われているものと思われる。
実際はこのような処置で成長が促進されるとは信じ難く、成長ホルモン直接投与の疑いもある。
いずれにしろ、非常に危険な行為であり、
患者の症状との因果関係が認められなくとも、犯罪として告発すべきであろう。
(ただし、以上は患者の記憶が正しいことを前提としている。)
12月。
高雄の身長の伸び率は月当たり1パーセント前後。
体重も身長に比例して増え続けている。
ただし、食べる量は以前より少し増えただけだった。
このころの高雄はいつも、怒りっぽくなっているか落ち込んでいるかだった。
それでも僕は週に2、3回は高雄の家に行った。
あまり親しい友達がいなかったせいかもしれないし、
もしかすると高雄の病状がどうなるか見たかったのかもしれない。
けれど確かに、高雄は僕を必要としていたのだ。
本当のところ、あの頃高雄と一番一緒にいたのは、僕だったのではないだろうか。
高雄はその日、めずらしく落ちついていて、昔のTVゲームソフトを引っぱり出して遊んでいた。
メッセージが全部カタカナという変なゲームだが、僕もむかし高雄の家でよくやったものだ。
「ケンジぃ、アルチプラノ高原ってどこにあるんだっけ?」
「えーと・・・確か『デゾリス星』のどっかの氷山を
『アイスデッカー』で壊した先にあったと思うけど。」
「ハハ・・・久しぶりにやってみると、なかなか思い出せないもんだな。
おかげで結構楽しいけどさ。」
その時、僕はほとんど覚えてるけどな、と言いそうになった。
それでしばらく何も言うことができなくて、高雄もしばらく黙っていた。
でもそれは単にゲームに熱中していただけかもしれない。
しばらくして高雄の動かすキャラクターたちがドリル戦車アイスデッカーに乗り込み、
氷山をがりがり壊しながらアルチプラノ高原に出た。
そしてキャラクターたちが雪原のまんなかの1本の木の前に来て、
その実を取ったときに、高雄が何か言った。
「今、何か言った?」
「ああ、・・・俺、入院することになったんだ。」
「そうか・・・。」
そしてまたしばらく2人で黙り込んだ。
キャラクターたちはドラゴンやらマンモスやらを倒しながら歩いていった。
もちろん、黙って・・・。
12月の終わり。
その日、初めて高雄を訪ねて病院へ行った。
市街から少し離れた海沿いの道を自転車でのぼってゆくと、白い大きな病院の建物が見えてくる。
最近できた郊外型の総合病院で、敷地の3分の1くらいを駐車場が占めている。
僕は自転車をとめて、高雄に言われたとおり2号棟に入って左の階段を上った。
病院のなかは清潔に見えた。
この建物は入院する人のためのもののようで、患者も医者もみんな白衣を着ていた。
緑のジャンパーなんて着てこなければよかったと思った。
312号室で、高雄はベッドに腰掛けて足をぶらぶらさせながら窓の外を見ていた。
その部屋には4つのベッドがあって、それぞれ誰かが寝ていて、看護婦さんが歩き回っていた。
窓の外には駐車場ごしに海が見える。
「おう、来たか。」
ちょっと威張ったように高雄が言った。
「何言ってんだ、王様じゃあるまいし。それより、寝てなくていいのかい?」
「ああ、歩き回ってるくらいがいいんだと。足に無理な負担を掛けなきゃ、運動してもいい。」
「じゃあ、そんなにヒマじゃないんだな?」
「そういうわけでもない。本は、持ってきたか?」
「ああ、本っ当に何でもいいんだろ?」
そう言って、僕はかばんからむかし読んだ古い本をいくつか出して渡した。
「闇の囁き・・・?ホラーか。こっちは・・・英国武装革命?まあ、何でもいいさ。
でも、もっと・・・簡単そうなのはないのか?」
「簡単?」
もちろん、難しい本を選んだつもりはなかった。
だが、高雄が言いたかったのは、もっと別なことだった。
「つまり、その・・・仮名が振ってある本とかさ。」
僕はぞっとした。
なぜだかわからないが、もう戻れない、という強い予感がすっと頭をかすめた。
できるだけそれを隠そうとしながら、僕は話をそらした。
「い、いや、えーと・・・うん、マンガも少し持ってきたんだ。」
その時にドアが開いて、少し老けた、優しそうな医師が入ってきた。
「どうだい高雄君。ええと・・・、きみは、高雄君の弟かね?」
僕が答えようとすると高雄が先に答えた。
「あ、こいつはケンジ。俺の友達だぜ。」
医師は少し困ったように言った。
「こらこら、こいつなんて言うもんじゃない。えー、わしが河野。
こちらのかわいい看護婦さんは、」
そう言って河野医師は近くにいた若い看護婦さんを指さした。
「あら、そんなことないですよ、もぅ。」
看護婦さんが少し照れて言うと、
「ハハ、じゃ、こちらのかわいくない看護婦さんが秋本さん。」
「訂正しなくていいです!」
看護婦さんは笑いながら河野先生をつねった。
それから、4人でしばらく話し合った。
高雄はもうすっかりなじんでいるようで、僕を何度も話に引きずり込んだ。
だからすぐに時間が過ぎて、河野先生が次の人を見にゆく時間になった。
僕も帰る時間だと思ったから、一緒に病室を出た。
部屋を出たとき、河野先生が僕に言った。
「健司君、これからも何度も来てくれるかね。」
「ええ、たぶん来れると思います。でも・・・どうしてですか?」
「高雄君の見舞いに来る人は、あまり多くないんだ。もっとも、まだ入院して3日目なんだがね。」
「え、高雄の父さんと母さんは?それに、学校の友達だって、」
「ああ・・・、両親はどうも、忙しいのではないのかな。
学校では、成績が下がってゆくたびに友達が減っていったらしい。だから・・・。」
「そうですか・・・。できるだけ、来ようと思います。」
「ありがとう。ああいう症状のばあい、気持ちの持ち方次第でずいぶん変わることもあるからね。」
「そのころから、僕は『もし、僕がああなったらどんな気持ちだろう』と考えるのをやめていた。
いや、そう考えることができなくなっていたのかもしれない。
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(・∀・)/ < 先生! これなんかどう?
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2月の初め。
高雄の身長は180センチをゆうに超え、さらに伸び続けていた。高雄の状態については、
河野先生が詳しく調べている。
− 河野医師の記録 −
身長:184cm 体重:81kg
これといった身体的異常は認められないが、成長は止まらない。
一度、食事の量を制限してみたことがあったが、
体重が減るばかりで身長の伸びは変わらなかった。
本人も非常に強い空腹感を訴え、有効な手段とは思えなかった。
そして度重なる高雄君の検査と、
彼に身長増加の手術を行ったとされる『能力開発センター』の捜査の結果、
驚くべきことがわかった。
高雄君の受けた身長増加法は、どうやら遺伝子組み換え手術らしい。
この種の方法は米国ではかなり行われているが、
わが国ではまだ遺伝子治療に関する倫理委員会ができたばかりで、
まだ実際に行われた事はなかったはずだ。
高雄君の話と照らし合わせてみると、まず彼の血液から白血球を取り出し、
その細胞核に『成長ホルモンを生産する遺伝子』を入れ、その白血球を再び体内に戻す。
するとその白血球が体内で成長ホルモンを生産し始める、ということだった。
本当にそれだけで身長が伸びるとは思えないが、
実際に起こったことを受け入れるしかないだろう。
記憶障害について:
症状は悪化し、記憶障害だけにとどまらない。
日常あまり使わない漢字の読み書きができなくなるといった症状は、このまま進むと失読症、
失書症につながるだろう。
これといった治療法も見つからず、何種類かの薬を投薬してみるが見込みはあまりない。
身長の伸びと記憶障害は何か関係があるかもしれない。
しかし、心配された下垂体腫(脳のガン。巨人病の主な原因)はなく、
記憶障害の原因は分からない。
ただ、高雄君は非常に強い心理的ストレスを感じているため、
それが症状に影響している可能性が強い。
高雄君はこれらの事実を表面上は冷静に受け入れている。
だが最近、目覚めたときによく悪夢を見たと訴えるようになった。
やはり、強い不安を感じているのだろう。
3月。
その日は病院に行く途中にどっと雨が降ってきて、僕はずぶぬれになって病院に入った。
トイレで体をふいてから高雄の病室に入ると、高雄は秋本看護婦さんと何やら話していた。
「ああ、俺のT細胞(免疫に関係する白血球)が成長ホルモンを出してる、ってのはわかったよ。
でも、どうしてそれが遺伝子操作と関係あるんだ?」
「だからね、T細胞っていうのは成長ホルモンを作るところじゃないの。
それをさせるには、T細胞の遺伝子を組み換えなきゃいけないわけよ。」
「だがそれじゃ、手術を受けた人はみんな俺みたいにでっかくなり続けるんじゃないか?」
高雄がこんな難しいことを話すので、僕は少し驚いていた。
もしかしたら、治り始めているかもかもしれないと思ったくらいに。
「T細胞の寿命は数カ月、長くて1年よ。だから・・・、 あら健司君、いらっしゃい。」
「やあ、ケンジ。どう、学校のほうは?」
「ああ、どうにかね。それより、おとといの新聞を見た?」
3月10日付の毎日新聞には、
『無許可で臨床遺伝子操作の疑い』の見出しで能力開発センターのスタッフ8人が逮捕され、
そのうち3人の身柄を拘束中と出ていた。
「ああ、どうにかね。それより、その前に取材で新聞記者が来たけどな。」
高雄が言うと、秋本さんが、
「高雄君ったら怒っちゃって、そりゃすごかったのよ。
『おまえら、俺は見せもんじゃねえんだ!』なんて言っちゃって。」
と笑った。
「しょうがねえだろ・・・、家のことから学校の事まで何でもかんでも訊きやがってからに、
しまいにゃ『将来は、何になりたいですか?』だぜ!?」
「・・・でも、良くなってきてるんじゃないのか?」
「そうだといいな。ま、どっちにしろ、何か将来の夢があるわけでもないが。
・・・夢と言えば、今朝、やな夢見たんだよ。」
そう言って高雄はその晩見た夢を話し始めた。
夢の中では、高雄は小さな子どもになって、親指をしゃぶっているのだ。
子どもは指をしゃぶると指が溶けてしまうことを知っているが、それをやめることができない。
やっとの思いで親指を引き抜くと親指はどろどろに溶けて流れ落ちてしまう、そんな夢だった。
僕は前に高雄が過去のことを夢に見たことがあったのを思い出して言った。
「昔、そんなことがあったんじゃないのか?」
「まさか、俺の口は硫酸か?」
「でも、まさかの、そんなことがあったとは考えられない?」
シーツを隣のベッドから巻き取りながら、秋本さんが言った。
「高雄君が小さい頃、指をしゃぶっていた、ということは考えられるわね?」
「ああ・・・そうだろうな、覚えてないが。」
「で、それを誰か・・・たぶん、高雄君のお母さんか誰かに、止められたのよ。」
その時、僕もピンときた。
「そうか、『指をしゃぶったら溶けてしまう』って、しかられたのかな?」
高雄は少しぶ然として、
「人の夢を勝手に解釈しやがって・・・」
なんて言っていた。
その時、ドアが開いて高雄の両親が入ってきた。
一瞬みんな黙ってしまったが、秋本さんがすぐに口を開いた。
「ようこそ相模さん。面会時間は6時までですから、ごゆっくりどうぞ。」
けれども高雄の父は、看護婦には用はない、
というように秋本さんをはらいのけると、高雄の前にかがみ込んだ。
それを高雄の母が見とがめて、
「あらあなた、もう少し礼儀ってものを考えたらどうです?
高雄ちゃんの前ですし、もう少しきちんとしてくださいな。」
と言った。
けれども、高雄の父はそれには耳も貸さずに、高雄に訊いた。
「どうだい、良くなりそうかな?」
高雄は少し考えてから、言った。
「ああ・・・わからないや。そのうち治るんじゃないか?」
「高雄ちゃんがいなくて、家の中が死んじゃってるみたいなの。
お母さん、絶対あのセンターの人たち訴えてあげますから、早くよくなってちょうだいね。」
高雄の母がそう言うと、高雄の父が口をはさんだ。
「おまえ、その話はもうよせって言ったじゃないか。
だいたい、高雄だってそんなこと考えてないだろうに。そうだろ?」
高雄が返事をする前に、高雄の母が言った。
「そんなことないわよねぇ、高雄ちゃん。
ねえあなた、せっかく入った高校もやめてしまって、勉強も中断してしまうし、
これはこの子にとってすごく大きな損失ですのよ。
その埋め合わせをどうしようって言うんです!?」
そのころには高雄の父は怒り出してしまっていた。
「ふざけるな!おまえ、大した証拠もなしに裁判で勝てるとでも思っているのか?
だいたい、今度の騒ぎで俺がどれくらい面倒な目にあったかわかってるのか?
俺の仕事のことも考えろ、これ以上面倒事を増やすんじゃない!」
「面倒ですって!?あなた、この子を何だと・・・」
そこまで言って高雄の母は息をのんだ。
目の前に高雄がすっと立ったからだ。
この時点で高雄の身長は187cm。
高雄の母どころか、高雄の父よりもはるかに高い位置から見おろされて、
高雄の母も驚いたのだろう。
それから、高雄は言った。
「もう、やめなよ。俺は大丈夫だからさ、もうすぐよくなるって。
そうしたら前みたいに勉強もするしさ、そうしたらすぐに遅れなんか取り戻せるさ。
だからさ、裁判なんてしなくていいよ。」
それからしばらく、高雄と両親のぎこちない会話が続いた。
そして15分もしないうちに、2人は帰っていった。
2人が帰ってから、
「なんだか俺がいちばん楽してるみたいだな。」
と高雄がつぶやいた。
▼・エ・▼
UUと )〜 ここ掘れ掘れ?
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プ二♪ i;::::/ >_ヾ¬~ ,,.|,/
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く~^~ ヽ /: / ヽ ヽ
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5月。
高雄の身長はついに2メートルを超え、高雄はシャンペンで祝おうぜ、なんて言い出した。
シャンペンを持ってきたわけではないけれど、高雄が元気そうなので僕もうれしくなっていた。
河野先生も高雄を診察に来るときは、ちょっとした休息のように感じているようで、
「どうだい、日本一の巨人になった気分は?」などと冗談を飛ばしていた。
その日、高雄は病室に小さな(高雄にとってはどんなものでも小さいが)机をかまえ、
ボールペンで絵を描いていた。
不思議な絵だった。
ひと目見ただけでは線がぶんぶん飛び交っていて何だかわからないので、訊いてみると、
高雄は、
「河原の草が縦にぼんぼん立っていて、それが急に吹く風でバサッと倒れていくんだ。」
などと詳しく説明する。
そして、そう思って見るとらくがき帳の上には葦かススキか何かが風になびいているのだった。
ほかにも、学校の黒板をきたない黒板消しで荒っぽく消したんだ、とか、
学校から帰ってきて俺の部屋のドアを開けると、
朝敷いた布団がくしゃくしゃになって残っているんだ、など、
どこかで見たような当たり前の景色が、
針金を散らしたようならくがき帳から次々に浮かび上がってきた。
今も僕の部屋には、『山奥の急な流れの川岸を登って行くところ』の絵が張ってある。
高雄は覚えていないけれど、その絵は2人で渓流釣りに行ったとき、僕が足をくじいたので、
高雄が僕を背負って谷を登ったときに見えた景色なのだ。
高雄は、絵を描き終えると「眠い。」と言った。
そしてもそりとベッドの上に寝そべると、「おやすみ。」とひとこと言って、眠ってしまった。
秋本さんから、最近、高雄がよく眠ると聞かされていたけれど、それでも少し驚いた。
高雄の机の上には小さな紙片がたくさん散らばっていた。
ゴミかと思って1枚拾い上げると、
『高彦(たかひこ):父おやの名まえ』
と書いてあった。
何のことだろう、と思ってほかの紙片を見ると、
『市立第三中学校:むかし行った学こう』
『0658−24−3309:うちの でん話ばん号』
などと書いてあった。
こんな基本的ななことまで高雄が忘れているはずはないので、
どういうことなのかさっぱり分からなかったが、
『掛け算九九:けいさんの やりかた。わすれたら、もういちど、おぼえること。』
とあるのを見て、はっとした。
高雄は、これから起こることを予測した。
それは恐ろしく悲観的な予測だったろう。
だが、高雄は、彼なりのやり方でそれに立ち向かおうとしていた。
僕が帰ろうとしたとき、足もとに1枚の紙片が落ちていた。
拾い上げると、それには
『岸川 健司(僕の名前だ):ともだち。しん用していい。』
と書かれていた。
6月の終わり。
突然、高雄は字が書けなくなった。
それから1週間もしないうちに、ひらがなと漢字が読めなくなった。
− 河野医師の記録 −
身長:208cm 体重:112kg
身長の伸びはおとろえるどころか、月当たり2パーセントの勢いで伸び続けている。
このまま伸び続ければ骨が体重を支えきれず、足に強い負担がかかることになる。
また、血圧も下がってきており、何らかの対策を講じる必要があるだろう。
しかし、本当の問題は脳障害にある。
6月下旬から、高雄君は文字の読み書きが困難になってきた。
5月頃から読めない漢字が増えたと訴えていたが、
最近はひらがな・カタカナまで読めなくなってきている。
ただ、単語をひとまとまりの形として捉えることはできるようで、
自分の名前など身近な単語は判別できる。
ひらがなより簡単な漢字の方がわかりやすいようで、『川』『春』『魚』など、
1文字で意味を表す漢字はかなり判別できる。
また、睡眠時間が1日当たり14時間を超えている。
高雄君も強いショックを受けたようで、このところ私や看護婦、
健司君に怒りをぶつけることが多い。
しかし、落ちついているときには私に謝ったりもした。
高雄君の血中成長ホルモン濃度は以前よりさらに高くなっている。
しかし、遺伝子組み換えで作られたT細胞はあまり成長ホルモンを生産していない。
何か、全く別の作用が働いているのかもしれない。
8月。
その日は僕が来たときから高雄は起きていて、河野先生に外へ出たいとせがんでいた。
「しかし、1人で出るわけには行かないだろう?」
「じゃあ誰かつければいいだろ。見張りがいたっていいからさ、とにかく病院の外に出せよ。」
「見張りだなんて・・・だが、あいにく、今日は暇な看護婦がおらんのだ。」
「そんなことは関係ないぜ。1人でだって出られるんだからな。」
その時、河野先生が僕を見つけて言った。
「お、健司君。ほら、健司君も来てくれたんだし、今日はおとなしくしとるんじゃ。」
だが高雄はしぶとく、
「なあ、じゃ、ケンジと一緒なら、出てもいいだろ?」
「うーむ・・・」
決定権は君にある、というように河野先生は僕を見て唸った。
「僕も、それでいいと思うよ。高雄は充分歩けるんだろ?」
「おう、まだ頭以外は大丈夫だからな。」
そう言って高雄が苦笑いした。
それで、河野先生もあきらめたのだろう。
「仕方ないな・・・転んだりしないように気を付けるんだぞ。」
「やったぜ!じゃあ、3時には戻るからな!」
3歳児じゃあるまいし、河野先生はなぜそんなことを言うのだろう、とその時は思った。
この時点で高雄の身長は211cm。
それが何を意味するか、僕はまだ気づいていなかったのだ。
廊下の天井に当たらないように、高雄は首をすくめて総合病院を出た。
外は曇っていて少し蒸し暑く、潮のにおいが崖の下の浜辺から昇ってきた。
高雄と僕は歩いて、病院から浜辺へと崖をゆるやかに下る道路を降りていった。
歩道脇のガードレール越しに下の狭い砂浜が見え、そこに波が少し強く打ち寄せていた。
もともと遊泳禁止なのに加えこの曇り空で、
砂浜には釣り客の車がぽつりぽつりと見えるだけでほとんど誰も見えなかった。
′つ ∩
|,;;。# §\
⊂※ ミ 彡∴:⊃
从、;从
(( ;"、)) ボシュッ
,, 彡 . | ミ,,
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たーまやー
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砂浜に降りると海は少し荒れていて、
あちこちにワカメのような海藻がべたりと打ち上げられていた。
高雄は黙って波打ち際を歩いてゆき、僕はその少し後ろをついていった。
僕の足に少し波がかかったとき、僕はふっと不思議な気分になって、前を歩く巨大な高雄に訊いた。
「なあ、前に一度こういう事があったような気がするんだ。覚えてないかな?」
「それは禁句だぜ・・・しかし、覚えてないな。」
「うん・・・昔、僕よりずっと大きな人に・・・そうか、思い出した。」
「ケンジはずいぶん巨人に縁があるんだな。」
「いや、僕の方が小さかったんだ。
昔、父さんが海に連れて行ってくれたとき、ちょうどこんな風だった。」
「俺は、でかくみえるんだろうな・・・。」
「まあね、・・・そろそろ世界一になれるよ。」
「で、まだ、でかくなりつづける。」
「そうかも・・・しれないね。」
「でも、海よりはでかくならねえよ。」
そう言って、高雄は水平線を見た。
灰色の空に、紺色の海がぼんやりと境目を作っていた。
それから大きな波が来て、その時高雄が何か言ったけれど波の音のせいでうまく聞き取れなかった。
「何か言ったかい?」
「もしかしたらさ、俺、海になるんじゃないかな。」
「海?」
「体はどんどんでかくなるけど、俺はだんだん消えてっちまうんだ。
そしたらさ、俺はなくなって、体だけうんとでかくなるだろ?それってさ、海と同じだよ。」
「・・・」
「なぐさめるなよ?わかんないけど俺はさ、あんまり恐くないんだぜ。」
そう言って高雄は波打ち際の海藻を拾って海に思いきり強く投げ、その反動で少しよろめいた。
いろいろ話しながら、高雄と僕は病院へ続く崖沿いの道路を登っていった。
高雄は少し疲れていたけれど、車を呼ぼうか、と言ったらジジイじゃないんだぜと断った。
やっと病院に着いてほっとしたとき、エレベーターが来ていなかったので、
ここまできたのだから階段で登ろうと高雄が言った。
2階から3階へ上る階段の途中で、高雄が足をひねって倒れた。
痛いと高雄が叫びだしたので通りすがりの看護婦が駆けてきて、
すぐにその看護婦が他の看護婦や医師を連れてきた。
高雄が歩けそうにないことが分かると、僕も手伝ってみんなで担架に乗せ、
4人がかりで外科の病室へ向かった。
足の甲の骨折だった。
120kg近い体重は、座ってばかりいた高雄の足には重すぎたのだ。
この小さな事故で、高雄はベッドから起きることができなくなる。
9月。
高雄の容態が急変した。(この頃のことは、秋本看護婦さんがよく知っているので、
秋本看護婦さんに協力していただきました。)
9月7日
ええ、この日の朝からだったわ。
病室に来たら、高雄君が何か言いたそうに手招きしてたから、どうしたの、って訊いたら、
舌を指さして口を動かしながら何か言おうとしてたようなんだけど、
言葉が口から出てこないようだったの。
それで、河野先生を呼んできて見てもらったんだけど、
どうもほんとに声が出なくなったらしくて、神経科の先生に診てもらうことになったのね。
でも神経科の先生は、特に異常は無いようだし、一時的なものじゃないかって言いましたから、
高雄君も試してみたら、声は出たのよ。
それで高雄君もはりきって、いろいろ喋ろうとしたみたいなんだけど、
喋ってることが全然言葉になってないの。
まるで動物がうなってるみたいだった。
それでもいろいろ練習してね、「アー」がやっと出せるようになったんだけど、
言葉はどうしても喋れないの。
でもどうして、高雄君だけこんなに・・・(以下略)
9月9日
この日が、高雄君の病室が変わった日よ。
高雄君がたくさん声を出したから、病室の人が嫌がったの。
だってほら、何時間もあんな声聞いてたら、誰だってつらいでしょ?
高雄君を運ぶのは大変だったのよ。
新しい部屋?(※1)それは、知ってるでしょ?
ベッドも2つ並べて、このまま大きくなり続けても対応できるようにしたの。
高雄君も、それなりに気に入ってたみたいね。
「アー」ってはっきり言いながら笑い顔をしてたから。
※1.新しい部屋は、同じ2号棟の5階にある、あまり広くない個室。
大きい窓から海がよく見える明るい病室だが、その部屋の用途はあまり開放的ではない。
9月10日
で、その翌日だったわね、まわりが言ってることを理解できなくなったのが。
その日は、高雄君がすごく不機嫌そうだったから、
私の言うことを聞かないのもそのせいだと思って、少し強く出たのよ。
コップを振り回して、薬を飲みなさい、ってね。
そしたら、やっと気が付いたみたいに素直に薬(※2)を飲んで、
それから私に謝ったみたいだったの。
それで、「いいのよ」って言ったら聞き返すようなしぐさをするから、
それで高雄君は言葉が解らないということがわかったわけ。
今度も先生を呼んできて、神経科の先生まで興味本位でついてきて調べたんだけど、
どうやら脳障害のせいらしいって結論に達したようね。
その後は、健司君が来たからわかるわね?
※2.この薬はダミーで、薬効はない。
河野先生も、高雄に何が起こっているかわからないので高雄の気力に頼るしかなかった。
精神安定剤や睡眠薬も与えていないが、
それは高雄が精神的にはどうにか持ちこたえていたためでもある。
9月14日
この日は、高雄君の両親が見舞いに来た日ね。
でも、高雄君は何も反応しなかったの。
高雄君の両親がいくら話しかけても、ただ二人を見ていただけ。
でも私や河野先生、それに健司君が来ると喜んで何か言おうとしていたわね。
高雄君は、お父さんやお母さんが嫌だったんでしょうか?それとも・・・(以下略)
9月17日
目が見えなくなったのが、この日。
高雄君は泣いたわ。
それから、叫んだり、手足を激しく動かしたりしてた。
でも、どうすることもできなかった。
なぐさめようとしても言葉が通じないし、第一、なんと言ってなぐさめたら良かったのかしらね?
結局、初めて鎮静剤を注射したわ。
5人がかりでね・・・。
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高雄の目が見えなくなった次の日、僕は高雄のベッドのわきに立った。
高雄は少し太っていて、その大きな背中を丸め、足を曲げて横になっていた。
顔を見ると目をつぶっていて、起きているのか眠っているのかわからなかった。
僕が話しかけても何も反応せず、ときどき緩慢に手足が動いた。
僕はしばらくそこに立っていたけれど、どうすればいいかわからないまま時間だけ過ぎて、
帰りたくなった。
けれども高雄に僕が来たことを知らせようと思ったので、高雄の手を軽く握った。
その時、高雄が僕の手をぐっと握り返した。
少し痛いくらいだった。
気がつくと僕はひとりで高雄に向かって喋っていた。
高校のクラブ活動のこと、最近読んだ本のこと、学校の帰りに見たおもしろい看板のこと。
その間ずっと、高雄は僕の手を強く握っていた。
9月20日の朝、高雄は意識を失った。
みんなが、これで終わりだと思った。
マスコミが騒ぎだした。
けれども、ひとりだけ、みんなと違うことを考えていた人がいた。
河野医師だった。
− 河野医師の記録 −
高雄君が意識を失ってから2週間が経過。
現状は、次のとおりである。
身長:220cm以上 体重:160kg前後(推定)
高雄君は、背中を丸めた姿勢で二つ並べたベッドに横になっている。
呼吸は自力で行っており、昏睡よりは睡眠に近い。
栄養は点滴を加えている。
ほとんどの刺激(※1)に対して全く反応を示さなかったが、
昨日の検査では熱や痛みに対してわずかに逃げるような反応を示した。
また、この2、3日のことだが、手足を緩慢に動かすようになった。
また、高雄君の頭囲(頭の大きさ)が急に増大している。
透析(レントゲン)検査をするべきかもしれない。
だが、私個人の考えとしては、レントゲンの放射線を浴びせるのはどうかと思う。
こういった考えは、私の全くの妄想に過ぎないのかもしれない。
あるいは、高雄君がこうなってしまうまで何もできなかった私自身への弁明なのかもしれない。
しかし、やはり、高雄君は目覚めるのではないだろうか?
私には、高雄君が、まるで・・・
※1.腱反射(ひざを叩けば足が上がる等)、
瞳孔の拡大/縮小等の不随意運動(無意識に行う反応)は正常に近い。
10月。
僕が高校から帰ってくると、母さんから高雄が目を覚ましたと聞かされた。
僕はすぐに自転車に乗り、海から吹いてくる涼しい風に押されて海沿いの坂道を駆け登った。
綿のような雲にまぎれて総合病院の白い建物たちだけが四角で、
その時だけは病院が殺風景な建物に見えなかった。
2号棟の5階の個室のドアを開けると、『うがぁ』という低いうなるような声がした。
驚いてベッドを見ると、高雄の主治医の河野先生と秋本看護婦さんがベッドのわきに立っていた。
そしてベッドの上に、さらに大きくなった高雄がいた。
前よりぐっと太った巨大な高雄は、
手足をもぞもぞと動かしながら『うがぁ』『うがぁ』とうなっていた。
少し、頭が大きくなったようだった。
僕はすぐに高雄のそばに駆け寄った。
握りしめた大きな高雄の手は前より少しぶよぶよしていて、温かかった。
秋本看護婦さんも反対側の手を握っていて、高雄はだんだん静かになっていった。
河野先生が大きな哺乳ビンを持ってきて、ぐずる高雄の口に押し当てると、
高雄はそれをぐっぐっと吸い込んだ。
それを見ながら、河野先生がほっとしたように話しだした。
「いやぁ・・・良かったな。どうやら、うまく行ってるようじゃないか?」
まるで計画でもあったかのように河野先生が言うので、
僕の頭の中には聞きたいことがどっとわき上がった。
「ど・・・どういうことなんです、何が起きてるんですか?
何をしたんですか、それに、いつ・・・」
河野先生は、喜びをかみしめるように笑みを浮かべて、答えた。
「もう、わかるだろう?高雄君は、生まれたんだよ。」
「身長2メートルの、赤ん坊・・・でも、なぜ?」
「それは、誰にもわからんじゃろうな。ただ、高雄君が受けた手術が、
人間の成長を制御する何かをもう一度、呼び覚ましてしまった、と私は考えとる。」
「じゃあ、高雄は、今までのことを何も?」
「覚えとるようには見えんが、どうだろうな。ひょっとすると・・・」
河野先生がそう言ったとき、ドアが開いて高雄の母が入ってきた。
あまり機嫌が良さそうではなかったが、いつもお世話になりまして、
と笑顔で河野先生に挨拶をした。
そして僕にも、いつも息子と仲良くしていただきまして、と言った。
大きなベッドの上には高雄がいて、秋本さんがミルクをやっていたが、
高雄の母はほとんどそっちを向かなかった。
ただ、いちど高雄が咳こんだらしくて、ゴボッゴボッと大きな音を立てたとき、
高雄の母はぞっとしたようにベッドを見た。
それから高雄の母と河野先生の間で、退院はいつになりますの、とか、
病名はなんですか、など、何の意味もない質問と、わかりませんね、
というさらに意味のない答えがつづいた。
しばらくして、高雄の母は椅子を立った。
今日はこの辺でお暇しますわ、と言うと逃げるように病室のドアを開けた。
病室を出た高雄の母を追いかけて、河野先生が病室を出た。
「お待ちなさい、ひとつ話したいことがあります。」
河野先生が言うと、高雄の母は振り向いた。
「放っておいてください!あなたなんかに何がわかるもんですか!」
「いいえ、相模さん、落ち着きなさい。あんたを責めるつもりはない。
ただ、また別な問題があるのです。」
僕が病室の外に出ると、高雄の母が振り向いてこちらを見た。少し目がうるんでいるようだった。
「まだ、高雄君が目覚めたことは公表しておらんのです。
私どもとしては、以前のようにマスコミに騒がれても困るので、
このまましばらく内密にしておきたいと思うのですが、どうでしょうかな?」
「ええ・・・そうしていただけると、助かりますわ。」
「それから・・・また、見舞いに来てやってくれますか?」
「ええ、ただ、少しショックだったものですから・・・」
そして高雄の母は出て行った。
病室のドアが開けっ放しだったので、高雄がまた泣き出したのがわかった。
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|| pokotin Λ_Λ アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
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〜(_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧ あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,) ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
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この頃から、秋本看護婦さんが高雄の世話をするようになった。
(この頃の高雄については秋本さんが詳しいので、以降は秋本さんに協力していただいています。)
10月23日
この日は、高雄君が目覚めてから4日目ね。
やっと、高雄君との接し方がわかりはじめてきたころよ。
前のように、おむつを代えたり体を拭いたりするだけじゃ駄目なのよね。
たとえば、初めの頃はよく泣いてたんだけど、
私がそばで手を握ったり体をさすったりしてやると泣き止むのね。
初めて声を上げたときは少し怖かったけど、本当に赤ん坊みたいで、
何だか可愛く見えてくるから不思議。
目が開いたのもこの日だったんだけど、本当に嬉しくて。
それから・・・(以下略)
10月27日
高雄君は相変わらず、すごい量のミルクを飲んでいたわね。
おむつを代えるのだけでも大仕事なのに。
そう、この日だったかな、高雄君が初めて笑ったのは。
笑ったといってもミルクを持っていったときに笑顔になっただけだけど。
高雄君、顔が変に大人っぽいから、
赤ん坊みたいなクシャクシャっとした笑い顔をするとこっちまで笑い出してしまいそうで。
独りにするとよく泣き出すんだけど、でもいつまでもいられないし。
だから、テレビをつけてみたら、目をまるくして見入っていたの。
本当に、高雄君の発育は早くて、ついていけなくなりそう。
あら、発育じゃなくて、回復なんですか?
11月。
高雄が目覚めてから3回目の見舞いになる。
もっとも、お見舞いという感じは全くなかったが。
高雄の身長はまだまだ伸び続けている。
目覚めた頃からくらべると、少しやせたようだ。
高雄が立てないため、体重を計るときは4人がかりでかつぎ上げたらしい。
病室に入ると、秋本さんがベッドに腰かけて高雄に食事を与えていた。
高雄は横向きに寝転がって口を開け、
秋本さんがスプーンに乗せて運ぶ白くてどろどろしたものを真剣な顔をして食べていた。
「もう、ミルクは要らないんですか?」
僕が訊くと、秋本さんはすばやく人差し指を口に立てた。
「しーっ!」
だがもう高雄は僕が来たのに気付いていて、喜んでいるのか、笑顔で手足をわさわさと動かした。
そしてすぐにむせかえり、さっきまで食べていたどろどろをオエッと吐き出した。
「ああん、もうっ!」
高雄はしばらく自分がシーツの上に吐いたものを目をまるくして見つめていたが、
秋本さんが不機嫌にそれをふき取るのを見て、ウワアと泣き出した。
こういうときは誰かが話しかけてやると泣き止むようなので、
僕は高雄の手を握って泣いている顔をのぞき込んだ。
「やあ、今日はビデオを持ってきたんだ。気に入ると思うんだけどな?」
聞き取れているのかどうかわからないが、
ただ話しかけたり手を握って振ったりするだけで高雄は落ち着くことが多かった。
高雄が静かになると、僕と秋本さんの二人で高雄と遊んだ。
意味もなく手を叩いたり動物の鳴き真似をしたりすると、まずたいてい秋本さんが笑い出し、
つられるように声をあげて高雄が笑い出した。
それから病室のテレビで僕の持ってきたビデオを見た。
できるだけ自然のきれいな映像を見せてやりたかったので、
前に見たことのある海の映画を持ってきたのだった。
∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
( ;´∀`);´∀`);´∀`);´∀`)
⊂ / / / つ 本当にごめなさい!適当だったんです…
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高雄は真剣に映像に見入っていて、
イルカの群れがいっせいにジャンプしたりすると急に大きな声で「ハハハハッ」と笑い出した。
「面白いのかな?」
「このところ、興奮するとああなるのよ。」
秋本さんがいつになくのんびりとビデオを見ているので、僕は少し不思議に思って聞いてみた。
「もしかして、今日は休みなんですか?」
「そういうわけでもないの。実はね・・・」
高雄の症状には、病院の研究員や学者たちが深い関心を寄せていた。
高雄が目覚めたあと、そういった人々と病院の院長、それに河野先生を含めた会議がひらかれ、
高雄の治療費の一部を研究員たちが出すこと、マスコミに状況を公開しないことなどを条件に、
研究員たちが高雄の症状を研究することになった。
それで、高雄のことをよく知っている秋本さんが、主に高雄の看護をすることになったのだった。
「研究といっても、細かく記録を取って観察するだけなのよね。
ま、あたしは親代わりってところかな。」
そう言って秋本さんは笑った。
僕が帰るとき、高雄の大きな手を軽く握って、
「じゃあな、あんまり秋本さんを困らせるなよ。」
と言ったら、高雄は僕の真似をしているのか口をもごもご動かし、
あきらめたように「ハハハハッ」と笑った。
でも、高雄があきらめるはずはないのだ。
− 河野医師の記録 −
身長:237cm 体重:160kg
研究員の竹島博士が高雄君を見に来た。
高雄君はあまり気に入っていないようで、竹島博士が体に触れようとすると嫌がった。
データはきちんと取っているのだから、あまり高雄君を不安がらせるようなことをするのはどうか。
そう言えば、高雄君は最近知らない人に対して警戒するようになったようだ。
私や秋本看護婦、健司君以外のものが近づいたり話しかけたりすると、
以前は喜んでいたようだが、このところすぐに不機嫌になる。
昨日、高雄君の母親が来たときも、いきなり手を握られて泣き出してしまった。
やはり、ずっと病室の中では、精神衛生上悪いのかもしれない。
秋本看護婦は、とても頑張ってくれている。
母親がそばにいないというデメリットは彼女がいくらか軽減してくれるだろう。
健司君もよく遊んでくれているようだ。
高雄君は健司君の持ってきたビデオが気に入ったようで、何度もくり返し見たがる。
今日、秋本看護婦から高雄君が言葉を発したと聞いた。
なんでも、食事を持っていったら、笑いながら『たかおくんごはんですよ』と言ったらしい。
幼児の発話は普通『ママ』等の単純な単語から始まるが、
高雄君の場合すでに声帯ができあがっているため、複雑な言葉も発音できたのだろう。
それにしても、高雄君の回復力は素晴らしい。
視力、聴力、言語理解などの点においてはほとんどの機能を回復しており、
異常もほとんど見られない。
ただ、高雄君の回復パターンは新生児の成長パターンとよく似ている。
そのため、以前の記憶を回復できる可能性は低い。
12月。
僕の高校の学期末試験が終わったので、2週間ぶりに高雄に会いに行った。
病室に入る前から、秋本さんが高雄に本を読んでやっている声が聞こえた。
高雄は起き上がれなかったが、寝返りは自由にできるようになっていて、
この日は秋本さんが開く絵本をのぞき込むような格好でくたっと横になっていた。
高雄はドアから少し首を出しただけで僕がわかったようで、すぐに僕の方に手を伸ばして、
笑いながら「けんじくん、けんじくん」と秋本さんそっくりの口調で僕の名前をくり返したので、
僕は吹き出してしまった。
「もう、何でもかんでも覚えてしまうから、困っちゃうわ。」
そう言って苦笑いした秋本さんのそばから、高雄が「こもっちゃうわ」と繰り返した。
「ずいぶんうまく喋れるようになったんですね。」
「ええ、他にもいろいろできるようになったのよ。」
秋本さんはそう言って、高雄がおかゆを食べるようになったこと、
本を読んでやるととても真剣に聴いていること、
あまり泣かなくなったことなどを嬉しそうに話した。
その時バチリと音がして、病室のテレビがひとりでに点いた。
見ると高雄がリモコンをテレビに向けていて、「ダハ、ダハハ」と
笑いながら次々にボタンを押していた。
「分かっているのかな?」
「と言うより、もう慣れてるみたいね。」
高雄はいろいろなチャンネルを見たあと、
コマーシャルの続くチャンネルに合わせてボリュームを上げはじめた。
「こら、うるさいぞ」
僕がそう言って高雄の頭を小突くと高雄は、
「ちゃんとですから、いいですよ。」
と言って笑い、またチャンネルをあちこち変えはじめた。
その年の年末年始、僕は家族旅行に行っていた。
その間も、秋本さんは高雄の看護を続けていた。
∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
( ;´∀`);´∀`);´∀`);´∀`)
⊂ / / / つ ごめなさい!高雄だったんです…
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┌─────────┐ ==============================
│ .| ※ キチガイ放射能警報発令 ※
│放射性キチガイ警報!!│ ==============================
│ .|
└―――──――――┘ 平成13年8月14日
ヽ(´ー`)ノ 午前2時30分発表
( へ) 災害対策本部
く
本日、このスレッドにおいて、キチガイ放射能警報(レベル7)が発令されました。
よって災害対策本部は「災害発生緊急時措置要綱」の第12条第1項及び第15条
「放射性キチガイ災害発生時の注意報等の発令基準」に基づき、皆様に
お知らせいたします。
住民の皆様は、下記要綱に定める対応基準を確認の上、即刻に本
スレッドより退避されますようお願いします。なお、これまでにキチガイ
と特定された投稿は以下のとおりです。
【投稿番号】
1
【投稿者】 (順不同)
非通知さん
今後の情報に注意し、パニックにおちいらないよう各自冷静な行動を
おとりください。また、情報の詳細に関しては削除依頼板にてお問い
合わせください。
12月28日
すごい雪が降った日ね。
こっちでは一日中雪が降っていたのよ。
高雄君も、雪を珍しがってじっと窓を見ていたわ。
そういえば何度も何度も、雪を指さして「なに?」と訊いてたわね。
ほら、風が吹いたりして雪の降りかたが変わるでしょ?
きっと、それが全部同じ雪だ、ってことが分からないのよ。
え?ええ、この少し前から簡単な言葉が話せるようになっているわね。
私の言うことも、けっこう聞き取れているみたい。
このままいけば、そのうち大天才よ?
1月2日
元旦はちょっとしか病院にいなかったけど、2日にはもう、いつも通り。
この頃は、絵本を読んであげるとき、文字を指でたどってみたのよ。
私が考えたんだけど。
そうしたらね、高雄君も面白くなってきたみたいで、
見つけた文字を手当たり次第に指さして、「なに、なに?」って。
この分じゃ、話せる前に読めるようになるわよ?
それからね、高雄君が私の名前を呼んだのよ。
それもていねいに、「あきもとさん」だって!でも、もしかすると、
高雄君は私のことを何て呼んだらいいのか分からなかったんじゃないでしょうか。
でも、「私がママよ」なんて言えないでしょう?
1月5日
朝、病室に来たら高雄君が寝ていたんだけど、少し顔色が悪かったのよ。
で、起こしたら泣き出してしまって。
それでしばらく機嫌が悪かったけど、私が絵を描き始めたらそれを眺めるのに熱中しちゃって、
おかげで昼まで絵を描いていたのよ。
やめようとすると泣き出すんですもの、賢いんだか、ずるいんだか。
ボールペンを欲しがるから持たせてみたんだけど、最初はまっすぐに持つことも出来ないのね。
それなのにペンを握ったまま紙の上に振りおろして、バリバリッ。
あれで描いてるつもりなのかしら?
でも、しばらく留守にして、戻ってみたら紙でもシーツでも何でも線だらけ!
叱らなきゃいけないところだけど、でも線が描けて大喜びの高雄君を見ると、
嬉しくなっちゃって・・・(以下略)
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347 :
非通知さん:2001/08/14(火) 11:15
↑これって故知の逆襲?
・・出会い・・
今年の北海道も暑い日が続いています。 夏の北海道って、湿気が少なくて、過ごしやすいのです。
・・・・・・・・・・
春奈は、大きく伸びをした。
「うーん、今日もいい天気だあ!!」
東京の高校に通う、春奈は、夏休みを利用して、一人で親戚の うちに遊びに来ていた。「やっぱりいいなあ、北海道!!空気もおいしいし、食べ物もおいしい!!」「唯一の難点は、東京みたいに、遊べるところが少ないことかな(笑)」
東京で育った春奈には、自然がきれいな北海道でも、遊ぶところが少ないと言 うだけで少々、不満のようだった。
「今日はどこへ行こうかなっと・・・・♪」
最近お気に入りの、TMRのCDを聴きながら、肩まである栗毛色の髪をとかし ていた。
「春ちゃんごはんよー!!」
親戚の美奈子おばさん(春奈の母親のお姉さん)が呼びに来た。
「はーい、今行くー!!」
つづく・・・。
<第2話>
美奈子おばさんは、春奈が、北海道に遊びに来ると、いつも、いろいろとお世話 をしてくれる北海道の母親のような存在なのだ。
ダイニングに降りてきて、用意された、朝食をほおばっていると、
「春ちゃん、今日は、どの辺を探検するの??」
と、おばさんが聞いてきた。
つづく。
<第3話>
「うーん、まだ決めてないんだけど、どっかいいところないかなあ
?? プリクラいっぱいあるところとかね」
春奈は無邪気に答えた。
「そうねえ、東京とは、違うからねえ・・・大通り公園のほうに行ってみたらど う??」
美奈子おばさんは、いつも、真剣に答えてくれるから、春奈は、おばさんの言う ことだけは聞くのだ(笑)
「うん、じゃあ、今日は大通り公園方面に行ってみるね」
退屈な、春奈にとっては、行き場所が決まらないより、決まっているほうが 行動しやすいと、思っていたので、おばさんの助言は、ラッキーだった。
「それじゃあ、おばさん、行ってくるね!!」
「気をつけて行って来るんだよ」
春奈は、わくわくしながら、出かけていった。
つづく。
<第4話>
春奈のお世話になっている、美奈子おばさんの家は、札幌の外れ、 手稲区にあった。手稲から大通り公園までは、地下鉄で、30分ほどの距離にある。春奈は、手稲の駅から、地下鉄に乗った。9時を過ぎていたせいか、乗客は、まばらにしかいない。この地下鉄は、札幌オリンピックのときに開通したもので、車輪がタイヤという珍しいもので、東京の地下鉄のようにがたがたゆれることはない。心地よい、乗り心地が、眠りを誘ってくるのだ。 春奈も、例外ではなく、いつのまにか寝てしまっていた・・・。
どのくらいの時間、眠っていたのだろうか??気づくと、大通公園を過ぎて 東札幌駅まで来てしまっていた。
つづく。
<第5話>
「うにゃ?・・・・ん??あれ、ここどこだ??えぇぇぇ!!東札幌!!」 「うわああ、寝過ごしちゃったああ・・・・」 春奈は、寝起きで、眠い目をこすりながら、きょろきょろ周りを見渡していた 「うーん、まだおねむうう・・・・」 「まもなく、1番線から新札幌行きが発車いたします・・・」 意識のはっきりしない春奈・・おーい!!降りなくていいのかあ(筆者の声) 「うるさいわよ、筆者のあなたには関係ないでしょ!!主役は私!決めるのも 私!!」 ★「そんなあ、書いてるのは、俺なんですけど・・・しくしく・・・」 というわけで、ちょっと横道にそれましたが・・・ 結局、春奈の独断で、東札幌には降りずに、次の白石まで行くことになった。 ★「これ、おれの小説なのに、主人公にのっとられるなんて・(筆者の訴え) ・・・・・・・・・・ 白石は、札幌から東に位置する住宅街。でも、春奈にとって、そんな場所には 用がない。 「あ〜あ、こんなところまで来てしまうとは。我ながら、よい熟睡っぷりだった んだねえ」 と、ぶつぶついいながら、電車を降りて、反対側のホームへ歩いていった。
つづく。
<第6話>
「それにしても、いい天気だなあ!!」 天気が良いときは、上機嫌!!で、悪いときは、めっちゃ不機嫌!!なんとま あ、わかりやすい性格なんだろうか、春奈は・・・ 「さてと、当分電車きそうもないから、TMRでも聴こうっと・・・」 春奈は、ポケットからMDを取り出して、TMRを聴き始めた。 ほどなくして、琴似ゆきの電車が到着し、春奈は、それに乗りこんだ。 「もう、目はぱっちりだから、寝過ごすことはないぞっと!!」 といいつつも、座席に座っていた春奈は・・・ 「なんか、また睡魔が・・・」 またもや、眠りにつこうとする春奈。 ★「こらああ!!バシッ!!(筆者の愛のムチいい!!)」 「いったあい、なにすんのよ!!あなたはここに出てきちゃだめでしょ!!」 「どこの世界に、作者が物語の主人公を殴る小説があんのよ!!」 ★「むむむ・・・ごもっともです・・とほほ。筆者と言うのはでしゃばってはいけないです ね。ごめんなさい、下がります・・・」 「まったくもう、今度来たら、ただじゃすまないわよ!!」 ★「追伸:地下鉄では、寝ないでください。話が進みませんので・・・」 「わかってるわよ!!いいから消えてええええええ!!」 はああ、なんかギャグや漫才の小説を書いてるようなきがしてきました。 ちゃんと、本編に戻らなければ・・・。
つづく。
<第7話>
では、気を取り直して・・・。 結局、筆者との争いのおかげで、眠ることなく、無事に大通り公園に着いた春 奈。とりあえず、公園内を散策することにした。 夏休みということもあってか公園内は、カップルや家族連れが多い。その中を きょろきょろしながら歩く春奈。 「うーん、なんかないかなあ・・・それにしてもいい天気だねぇ・・・」 春奈は、天気がいいだけで、自分の気分も良くなるなんて、単純らしいです。 「誰が単純だってえええええ??(怒)」 ★「およ!聞こえちゃいました??読者の方々に春奈のことをよく知ってもらおうと・・・」 「問答無用!!パーンチ!!二度と余計なこと言わないでね!!うふ」 ★「きゃあああああああああ!!なんで、僕がなぐられるんだああ・・・何を 書こうと筆者の自由のはずなのにいいい・・・」 「なんか、あなたと話すのも、退屈な私には、楽しいかも!!」 ★「おいおい、僕は筆者で、君は主人公なんだぞ。しかも、君は僕が作りあげた ストーリーの中だけでしか存在しない架空の存在なんだよ。」 「でも、楽しいんだからそんなの関係ないわよ、いいじゃない!!」 春奈は、自分の存在の意味がわかっていないらしい・・・。 ★「君は、この物語の中で、僕が作りあげたマリオネット!!これからどうなるのかは 僕の手によって、いくらでも変わってしまうんだよ。君はそれに黙って従うしか できないんだよ」
つづく。
<第8話>
これで、少しは、春奈もおとなしくなると思っていた筆者ではあったが・・・。
「私がマリオネットねえ。
でも、いつまでもあなたの思いどおりにはならないわよ あかんべーっだ!!」
まったく、懲りてない春奈だった。 まあ、いいか。ほっておこう・・・。
ということで、ほっておかれた春奈は、さらに公園内を、探索し始めた。
しばらくして、春奈が足を止めた。
彼女の目に映っているのは、白いキャンパスに なにやら、絵を描いている20歳過ぎの青年だった。
ただ、春奈が見入っているのは 絵ではなく、その彼のまっすぐ真剣な瞳のようだ。
彼は、春奈に気がついたのか、こっちを見ながら、軽くあいさつして、微笑んでいる。
どうやら、こっちにおいでといっているようだった。
「何を描いているんですか??よかったら、絵を見せてもらってもいいですか??」
はずかしながらも、春奈は、そういって、歩みより、白いキャンバスを覗いてみた。
そこには、そこには、きれいな色彩で、目の前の噴水が描かれている。
「うわああ、きれいだあ・・・ん??あれなんか違いません??」
どうしたことか、噴水の後ろにあるはずのない山々が色付き・・・あれ なんで色付いた山々が描かれているのだろうか??
つづく。
<第9話>
不思議思った春奈は、
「あのう、なんでないはずの山が書いてあるんですか??しかも、紅葉してますよ」
とその青年にたずねてみた。
春奈は、一度気になると、 とことん追求するタイプでもあるのだ。
「君には、あの山々が見えないのかい??僕には美しい山々が走馬灯の様に・・・ おっと、あぶないあぶない・・・ぶつぶつ・・・」
「あやしい・・・」
青年は、苦笑をしながら、何事もなかった様に、また描き始めた。
春奈は、青年の返事にますます、疑念を感じ、納得いかない顔で見つめている。
「僕の顔に何かついてるのかい??そんな恐い顔しちゃって・・・」
「そんなことないけど、なんかあやしいし、どう考えたって、噴水の向こうに 山なんかないじゃない!!そこんとこちゃんと説明してよ!!」
春奈は、むきになって、そう言いはなった。
「おいおい、むきになるなよ。確かに噴水の向こうに山なんか存在しないよ。
でも、目を閉じて、噴水の向こうに山をつけ加えてごらん。別に富士山とか じゃなくて、そうだなあ、手稲山とか、低くて連なってる山を連想してごらんよ」
つづく。
<第10話>
「えぇぇ、そんなこといきなりいわれてもなあ」
春奈は、そういいながらも、とりあえず、目を閉じて、その風景を連想してみた。
「どうかな、連想できたかな??」 「うん、なんとかね」
「じゃあ、それにいろんな色をつけてごらんよ」
「うわあああ、なんかびっくりー!!別の場所みたいになるなあ」
頭の中で連想した、噴水の風景は、今現実のそれとはまったく違うものだった。
「僕はこうやって、絵を書くことが多いんだよ」
「なんかすごいね。さすが絵書きさんだけあるわ(尊敬のまなざし)」
春奈は、目をうるうるさせて感動している。
「おいおい、僕は絵書きじゃないよ。普通の会社員だよ」
「えー、そうなの??絵書きかと思ったよ。でも、美大とか出てるんでしょ??」
なおも、尊敬のまなざし・・・。
「いや、僕は、文学部卒だよ。絵は趣味程度だし、独眼流正宗(笑)」
「ほんとに??すごいじゃん!!ところで、独眼流正宗って??」
「ありゃ、僕のギャグが通じないなんて・・・。独学ってことだよ」
「うわー、おやじギャグよりもひどい(笑)そっちの才能はないわね(笑)」
つづく。
<第11話>
春奈は、この絵だけ!!うまい青年をかなり気にいったようだ(やっと、この小説も、恋愛小説になってきたね。やれやれ)
「ところで、君は地元の子なの??」
絵だけ!!うまいらしい彼が聞いた。
「いいや、私、東京だよ。高校3年なの、名前は、北原春奈っていうの。あなたは??」
「おや、奇遇だね。僕も東京人だよ。編集の仕事やってる。名前は、室橋裕介」
「室橋さんも東京なんだあ。私は、夏休みを利用して、親戚のおばちゃんちに 遊びにきてるんだよ」
いつになく、素直な春奈。筆者はこんな春奈を今まで見たことないなあ・・ぶつぶつ・・・。
「ロケットパーンチ!!」
★「きゃああああああ!!」
またなぐられたああああ・・・・。
つづく。
<第12話>
「ん?どうかしたの??」
絵だけ!!うまい裕介は、春奈の不思議な行動を見てそういった。
「なんでもないよ。気にしないでね。あ、私のこと春奈って呼んでね」
「うん、僕も裕介でいいよ。そうそう、僕も少ない夏休みを利用して、北海道旅行って いうか一人旅かな。今日は、天気がよかったんで、絵を書いてみようかなってね。 春奈ちゃんは??」
「私も、今日は、天気がいいから、ふらふら出てきたんだよ。で、おばさんにここに 行ってみたらっていわれて、来てみたの。そしたら、裕介さんに会ったわけ(笑)」
「運命の出会いだったりして(笑)ところで、春奈ちゃんは、絵好きなの??」
★(いいかんじですねえ、ご両人!!)
「うん、好き!!でも、下手だから自分じゃ書かないよ。あんなきれいな絵書けるなんて 尊敬しちゃうもん!!」
本当に、春奈は、裕介を尊敬しているらしい。目が、うるうるしている。
つづく。
<第13話>
「そんな目で見つめるなよ。はずかしいよ。
それに、こんな絵なら、春奈ちゃんでも 書けるって。(優しそうなまなざし)」
「そうかなあ、才能ってやつだと思うけどなあ」
「まあ、いいじゃない。春奈ちゃん、北海道にはいつまでいるの??」
「えーと、今日が水曜日だから・・・日曜日までかな。裕介さんは??」
「僕は、土曜日まで。学生さんは休みが多くてうらやましいなあ」
いいかんじ?で、会話がはずむ?二人??時計は、お昼になろうとしている。
「あ、そろそろ時間だ、行かなくちゃな」
「もう行っちゃうんですか??もっとお話したかったのに・・・明日もここに来る??」
「うん、来てるよ。明日は、1日あいてるから、お昼いっしょに食べようか??」
「ほんとに??絶対だよ。じゃあ明日もこのくらいの時間に来るからね。」
「了解(笑)それじゃあ、また明日ね。」
そういうと、裕介は、器材を片付けて、帰っていった。
つづく。
<第14話>
「明日楽しみだな・・・るんるん♪」
相当うれしそうな春奈。いっしょに食事するくらいで、おおはしゃぎするなんて、 またまた、言ってしまうけど、単純な性格だね(笑)
それにしても、さっきの ロケットパンチは、痛かったなあ・・・・。
「おもしろかったぁ。さてと、お昼かぁ・・・どうしようかな」
ここ、大通り公園は、2本の大きな通りに挟まれた公園。
それなりに、自然はあるが 東京のように、遊ぶところはあまりない。
遊びに行くのなら、札幌に行くほうが、 いろいろあって、よいのだ。
「うーん、何にもないなあ・・・のんびりするにはいい場所なんだけど、 そういうのは、カップルで来なくちゃ意味ないもんね」
と、ぶつぶつ言いながら歩いている春奈。
「おや、いいにおいぃ〜♪」
春奈は、そのにおいのする方向へ歩き出す。
「おばちゃん1本くださーい!!」
「300円ね」
「ありがとう!!へへへ、おいしそう」
何を買ったのかと思えば、ここへ着いたときには、見向きもしなかった、とうきび(北海道では、とうもろこしをこう呼んでいる)だった。
いい感じに、焼けて、醤油の香りが香ばしいとうきびを、春奈は、かぶりつく。
「うーん、おいしい!!さすが北海道だね!!」
かなり、ご満悦のようすです。
つづく。
<第15話>
でも、何が「さすが北海道」なんだろうか??
別に北海道がとうきびを焼いてくれた わけじゃないのにね・・・。
夏休みの大通り公園には、そういった露店が、いたるところに出ているが、 ほとんど、焼きとうもろこしの店なのです。
春奈は、とうきびをほおばりながら、公園内を歩いていく。
「よく考えたら、私って、こうして大通り公園を探検するのは初めてなのよね。それにしても、何にもない公園ね。ってそれがあたりまえなんでしょうけどね」
どうやら、春奈は、飽きてきたらしい。
「暇だから札幌までいこうかな・・・うんそうしようっと」
というと、春奈は、元来た道を引き返していった。
時刻は、午後1時になろうとしていた・・・。
つづく。
<第16話>
春奈がおばさんの家に帰ってきたのは、午後6時過ぎの事だった。
「ただいまあ!!」
「おかえり、どうだったの大通り公園は??」
美奈子おばさんは、にこにこしながら迎えてくれた。
「うん、楽しかったよぉぉ、面白い人に会ったしね!!」
春奈は、目を輝かせている。
「面白い??どんな人??」
美奈子おばさんも興味津々で、聞いてきた。
「あのね、頭で想像して、風景を作っちゃうんだよ!!で、私も想像して風景を 作ったらね、とってもきれいに見えたんだよ!!」
さっきの祐介とのことが、そうとう楽しかったと見える春奈。いっきに 全部はなそうとして、途中でむせてしまった・・・。
「そんなに急がなくてもちゃんと聞いてるんだから、ゆっくり話しなさいね(笑)」
美奈子おばさんは、笑いながら春奈に言った。
つづく。
<第17話>
「なんか、うれしくって早く言いたかったんだもん。えへ!!」
「夕飯食べるでしょ??」
「もう、おなかぺこぺこ!!今日は何かな??」
「春ちゃんの大好きな、カレーライスよ、しかも、とっても辛いインドカレー!!」
美奈子おばさんは、辛そうな顔をしながら、言った。
「おばさん、別に顔で辛さを表さなくてもいいのにぃぃ・・・おもしろーい!!」
春奈も辛そうな表情を作りながら笑った。
「そう言えば、おじさんはまだ、帰ってきてないのぉぉ??」
「もうそろそろ帰ってくるんじゃない」
「カチャッ!!ただいまあ、帰ったぞぉぉ」
(二人が噂しているところに帰ってくるなんて、なんという、グッドタイミング!!)
「ほーらね、帰って来たでしょぉぉ・・・ふふふ」
美奈子おばさんは、笑っておじさんを迎えに、玄関へ行った。 ここの夫婦は、仲がよく、春奈も、結婚したら、こんな明るい家庭になればいいなあと 思っていたのだ。
「お!春奈、帰ってたのか??今日はどの辺に行ってたんだい??」
雅史おじさんも、おばさん同様、やさしくて、楽しい人で、春奈の面倒をよく見てくれる。 そうそう、春奈は、そんな、雅史おじさんの体育会系のノリがお気に入りなのだ。 それからも、止めどもなく春奈のおしゃべりは、寝るまで続いていた。
つづく。
<第18話>
「おばさん、おやすみなさーい!!」
「はい、おやすみ。でも、まだ寝ないんでしょ??」
美奈子おばさんは、意地悪そうにそういって、笑っていた。
「うん、まだ11時だもん眠くないんだよねぇ・・・へへへ」
「休みだからって、あんまり夜更かしちゃだめよ」
「はーい!!」
そういうと、春奈は、トントンと足音をたてて、2階の部屋へ 戻っていった。
「カチャッ」
部屋のドアを閉めた春奈は、ひと息ついて、なにやらかばんの中を ゴソゴソ探しはじめた。
「ん?あったあったぁ」
春奈は、かばんの中から、ノートパソコンを取り出した。それは、 俗に言う、ゴツゴツした大きなものではなく、薄いパープルを基調にした 薄くて軽い、まさに今時のパソコンだった。
「せっかく持ってきたんだから使わなくちゃね(笑)」
春奈は、鼻歌を歌いながら、パソコンの電源を入れた
つづく。
<第19話>
★「うーむ、最近の高校生は、パソコンも持ってるのかあ、すごいねぇ」
「そうかなあ、最近インターネットやメールがはやってるからね・・・・て、 あああ、また沸いてでた!!ゴキブリ筆者!!・・・ボソッ・・・」
★「ゴキブリ!!なんてこというんだあ!!」
「だって、突然沸いたじゃない!ゴキブリと同じよ(笑)」
★「ふーんそんなこといっていいのかな・・・ふふふ」
「なによ、そのいやな笑いは??何なのよ??」
★「それはね・・・作者の考え一つで、この物語の展開が変えられる ということですよ。わかります??」
「何言ってるのよ!わからないわよ!!」
★「あなたは、僕が作った主人公です。その主人公が幸せになるのも 不幸なるのも、筆者である僕の手にかかっているんですよ!!」
「ひどい!!私を脅すつもりなの??私まだ何もしてないのに・・・」
春奈は、そういうと、うつむいて泣き出した。
つづく。
<第20話>
★「あれ、もしもし??泣かないでくださいよ春奈ちゃん」
「私は不幸にしかなれないの??うわあぁぁぁぁぁん・・・・」
★「あ、いや、そのう・・・この話は幸せな話ですから・・・・・」
「ピクッ!!(筆者の言葉に春奈の耳が反応する)」
★「泣かないでくださいね。不幸にはしませんから」
「ひっくひっく・・・ほんとに??」
★「ほ・ほんとですよ」
「ひっくひっく・・・ほんとにほんと??」
★「ほんとですよ」
「やったー!!筆者さんだーいすき!!」
春奈は、突然筆者に抱きついてきた。
★「ん??抱きつく??ようく考えると春奈って実態のない物語の 中の主人公なんだよなあ・・・まあ、なんでもありがこの話だし いいや!!」
「何をぶつぶつ言ってるのよ。でも、ありがとうね(^0^)」
★「お礼を言われるようなことしてないですよ。ただ、幸せな話・・・あれ??」
つづく。
<第21話>
「どうかしたの??」
★「もしかして、うそ泣き??」
「え??何のことかな??春奈わかんなーい!!」
よく見ると、春奈の瞳には泣いた後どころか、涙さえもない。
★「だ・だまされた・・・・僕が作ったキャラにだまされるなんて・・・しくしく」
なんか非常に悔しい筆者・・・
「僕の物語なのに・・・なぜ、いじめられるんだよぉ」
「どうしたのよぉ、早く話の続き書いてよぉ(笑)」
春奈は、何事もなかったように、けろっとしている。最近の女子校生とは、 こういうものなのだろうか・・・。
結局、春奈にいじめられた筆者は、とぼとぼと肩を落として消えていきました・・・。
つづく。
<第22話>
筆者をうち負かした春奈は、パソコンに向かうと、電子メールソフトを起動させた。 おもむろに、かばんから携帯電話を取り出し、ケーブルをつなぎ、もう一方を パソコンにつないだ。
「さてさて、メールチェックしましょうね」
春奈は、メールソフトの送受信ボタンをマウスでクリックした。 メールソフトは、サーバーに接続ししばらくすると、メールを受信しはじめた。
「ん?メールが来てる。誰からかなあ。」
メール受信完了のメッセージとともに2通の受信メールが表示された。
「えっと、さやかお姉ちゃんと美和先生からだあ」
つづく。
<第23話>
春奈には、六つ違いのさやかとういう姉がいた。春奈がパソコンをはじめたのは、 このさやかと、さやかの会社の同僚である美和の影響からだった。
「美和先生からのメールって、久々だなあ。元気かなあ??」
春奈は、メールに目を通すと、それぞれ返信メールを書いて、パソコンの電源を落した。 「ふう、今日は疲れたなあ、寝ようかな」
外はすっかり、暗くなっていた。真夏でも北海道は、夜になると涼しくなる。
春奈は、その心地良さに身を任せ、
いつのまにか、目を閉じて夢の中へ 歩いていた・・・。
つづく。
<第24話>
目を覚ますと、窓から、日がさしている。 眠い目をこすりながら、時計を見ると、午前10時をさしていた。 春奈は、カーテンを開けた。 さらに明るい日差しが、春奈を包む。
「うわっ、まぶしい!!」
春奈は、そのまぶしさに一瞬気を失いそうになったが、立ち直り、外を見た。
「おはよう!!」 誰に言っているというわけでもなく、さわやかな朝にひと声っていう感じの春奈の 今日の第一声・・・。
「さて、今日の予定はどうしようっかなあ♪」
春奈は、パジャマを着替えて、1階に降りていった
「あら、おはよう春ちゃん早いわねえ」
洗濯物をしていた美奈子おばさんは、いつもの笑顔で春奈に答えた。
「おばさん、おはよう!!」
テーブルにつくと、春奈は、用意されていた食パンにかぶりつきながら、旅行雑誌を パラパラとめくっていた。そこには、札幌の時計台やら赤レンガの旧道庁といった 定番観光スポットが載っている。
つづく。
<第25話>
「内地の人達って、必ず時計台と大通り公園には行くのよね。あと、小樽運河もね」
皮肉たっぷりにいう、春奈。すっかり、自分は北海道人になりきっている。
「あら、あなたも内地の人じゃなかったっけ??ふふふ」
コーヒーを入れながら、美奈子おばさんが笑う。
「そう言えば、昨日会った彼とは今日は会わないの??」
「昨日会った彼??・・・・あぁぁ!忘れてたぁぁぁ、待ちあわせしてたんだったぁぁ」
時計は11時を過ぎている。待ちあわせの時間は12時に大通り公園の噴水の前!! 時間がない!!急げ春奈!!
入れてもらったコーヒーにも手をつけず、超特急で、嵐のように身仕度をすませ、
「行ってきまぁぁす!!」の声とともに、風のように出かけていった・・・。
「あらあら、あの子ったら、結構忘れっぽいんだからねえ(笑)」
美奈子おばさんは、食器を片付けながら笑っていた。 もちろん、当の本人春奈は、そんなことを言われてるとも気付かず、ひたすら走っていた。
つづく。
<第26話>
やっとの思いで、手稲駅に着いた春奈。時計は11時20分・・・。
次発の札幌方面行きは 30分発・・・。
大通り公園まで、30分。ほとんど遅刻だ。
「うーん、間に合わなかったときのいいわけ考えておかなくっちゃっちゃ」
★おいおい、素直に寝坊したとか言えばいいのに・・・ 下手な小細工しないほうがいいのでは・・・
「うるさぁぁい!!いいわけ考えてるんだから邪魔するなぁ!!馬鹿筆者!!」
★ば・ばか筆者!!・・・なんてこというんだぁぁぁ!!
「ふん!馬鹿筆者は馬鹿筆者なの!!べーっだ!!」
★うぅぅ・・・く・くそぉぉ!!覚えてろよぉぉ!!
★たたたたた・・・・ こうして、またもや春奈にいじめられた筆者は悔し涙を流して去って行くのでした・・・。
つづく。
<第27話>
春奈を乗せた地下鉄が大踊り公園に着いたのは、11:50だった。
ここから待ちあわせの噴水までは、徒歩で15分ほど。春奈は、小走りに、噴水へ向かう。
昨日は、そんなに長く感じなかった道のりも、今日は、とてつもなく長い道のり に感じられる春奈だった。
「とにかく、急がなくちゃ!!」
へとへとになりながら、遅刻してはならないという意識だけで走る春奈。目の前に 噴水が見えてきた。 「もう少し、間に合いますように」
祈るような気持ちで、噴水の前までくると、昨日出会った、絵だけうまい裕介はなかった。
「あれ、まだ来てないのかなあ??」
春奈は辺りを見渡してみるが、祐介の姿はどこにもなかった。
つづく。
<第28話>
「どうしたんだろ、来れなくなっちゃったのかなあ・・・」
せっかく、急いできたのに、祐介が来ていない現実に、落胆の色を隠せない春奈。
いったい、祐介はどうしたのだろうか・・・。
時計は、12:15になろうとしている。春奈は、落胆の表情のままもう少し待ってみる ことにした。
「忙しいのかなあ・・・」
春奈は、時計に目をやりながら噴水の周りを行ったり来たりしていた。 12:30になろうとしている。
「30分かあ・・・もう来ないかな・・・帰ろうかな・・・」
さすがに、待ちあわせの時間から30分も経ってしまうと、来ない気がしてきた春奈は
噴水を後に帰ろうと、歩き出した。
つづく。
<第29話>
「残念だな・・・会えるの楽しみにしてたのに・・・」
しょんぼりと肩を落として歩き出した春奈の前方に、こっちに向かって走ってくる 人間のしるえっとが浮かぶ。 だが、しかし春奈は、気付かず歩いていた。
「おーい!」
春奈は、前方からの声にピタッと足を止めた。
前方には手をあげながら走ってくる人間のような物体が迫ってきていた。
視力の悪いの悪い春奈には、はじめその物体が自分に手を振っているとはわからなかった。
だが、「おーい!」と呼ぶその声には、聞き覚えがあったのだ。
「あ!祐介さんだあ、ちゃんと来てくれたんだあ」
物体に見えていた前方の祐介が輪郭をあらわすと、春奈は、うれしくなって、自分も 大きくてを振っていた。
「ごめんねえ、遅くなっちゃって」
息を切らしながら祐介が言うと、
「ううん、実は私も遅刻しちゃったからいいの。 でも、忙しかったんじゃないんですか??
大丈夫ですか??」
春奈は少し照れながら話す。
つづく。
<第30話>
★なんだか、いつもの意地悪な春奈じゃないなあ、何しおらしくしてるんだろ(笑)
「ん??なんかおっしゃいました??天才筆者様うふっ!」
★うわぁぁ・・・気持ちわるぅぅ・・・変な春奈・・・ボソッ・・・
「なにをぉぉぉ!!ダイナマイトロケットぱぁぁぁんち!!」
★あーれー・・・・たすけてぇぇぇ・・・・」
「まったく、邪魔しないでよね、ばか筆者・・・ボソッ」
「春奈ちゃんどうかしたの??」
祐介は、春奈の奇妙な行動に疑問を感じたらしい・・・。
「え??何でもないですよ(笑)ほんと、こんな私のために時間を作ってもらって ごめんなさい」
「いやいや、誘ったのは僕のほうだし、こちらこそ、遅れちゃってごめんね」
★なんだなんだぁ、お互い謝りっぱなしじゃ話が先に進まないじゃないかぁ・・・
「ボカッ!!」
★うぅぅぅ・・・なんてことを・・・ふいに勢いよく殴るなんて・・・ぼてっ・・・
「あ、お忙しそうだから、食事に行きませんか??おなかも空いてきちゃったし(笑)」
「お、そうだね。午後は予定がないからゆっくりできるよ。とりあえず、食べに行こう!」
つづく。
<第31話>
「春奈ちゃん何食べたい??」
「え?うーん何でもいいですよ、そう言えば、北海道に来てまだラーメン食べてないや(笑)」
「ラーメン?そんなのでいいの?」
「いいですよ!札幌のラーメンっておいしいじゃないですかぁ(笑)」
「ははは、わかった!じゃあ、ラーメン食べに行こう!!」
そういうと、二人は噴水を後にして、大通り公園を札幌方面に歩き出していた。
・・・・・・・・
二人が入ったのは、札幌の中心街から少し離れた小さなラーメン屋だった。
看板もないので店の名前すらわからない店ではあったが、祐介のお気に入りのラーメン屋らしい。
つづく。
<第32話>
二人が入ったのは、札幌の中心街から少し離れた小さなラーメン屋だった。
看板もないので店の名前すらわからない店ではあったが、祐介のお気に入りのラーメン屋らしい。
店の中に入ると、頑固そうなおやじさんとやさしそうなおかみさんが忙しそうに働いている。 小さな店なのに客の入りはよいようで、あいてる席はカウンターくらいだった。
「カウンターでいいかな??」
「うん、いいよどこでも」
二人がカウンターに座ると、頑固そうな親父さんがニヤニヤしながら
「祐ちゃん、今日はかわいい彼女連れかい?もうそういう年になったんだねえ(笑)」
そばにいたおかみさんも
「何いってるの、祐ちゃんはもてるのよ!いて当然なのよ、ねえ祐ちゃん」
祐介は、苦笑している。
わけわからいのは春奈。
祐介に親しそうに話すラーメン屋の夫婦と祐介が どういう知りあいなのかもわからないまま、ただ笑うしかない。
つづく。
<第33話>
「おじさん、変なこと言わないでよぉ、彼女困ってるじゃない(^^;」
春奈の様子に気がついた祐介は、フォローする。
「おやおや、悪かったなあ(^^ご注文は?おねえさん!」
ぜんぜん懲りずに、おやじさんは続ける。
「えーと、塩バターラーメンお願いします。」
春奈も、おもしろいおじさんだと思っていたが、人見知りがちな性格が災いして 解け込めないでいる。
「祐ちゃんはいつもの味噌でいいんだろ??」
「ああ、いいよ、よろしく」
「あいよ、今日は特別に心を込めて作ってやるからな(笑)」
そういうと、おやじさんの表情は、職人の顔に変わっていた。
妥協を許さない厳しい顔だった。
「ごめんね、怒ってない??」
「え?怒ってないですよぉ、ちょっとびっくりしただけ、面白い人たちですね(^^」
「ここのラーメン屋の夫婦は、僕の叔父と叔母なんだよ、いっつもあんな調子。
でもね ラーメンのことになるととっても厳しいんだよ、きっと食べてみればわかると思うよ」
ちょっぴり自信げに祐介は言う。
つづく。
<第34話>
「へえ、楽しみだなあ(^^」
春奈は、かなり期待している様子。
やっぱり、北海道にいるんだからおいしいラーメンを 食べなくちゃという、変な義務感まで沸いてくるくらいだった(笑)
★いいですねえラーメン・・・でも、春奈においしいっていう 味覚がわかるのかなあ?
けっけっけっ(笑)
「ジロッ(−_−;」 ★うわぁ、こわっ・・・余計なこと言わないでおこうっと・・・
「余計なことって何よぉぉ!!ハンマーパーンチ!!」
★うきゃぁぁぁぁ・・・・・たすけてぇぇ・・・・・ボテッ・・・・
「まったく、なんなのよぉ、いつも邪魔ばかりして(怒)」
春奈の顔が怒りに満ちている。
「ん?どうしたの?恐い顔しちゃって、気に入らなかった?この店?」
祐介は心配そうに、そして、すまなそうに春奈を見ていった。
「そんなことないですよぉぉ、そんなに私恐い顔してました??気のせいですよ、ははは」
と言いながら、そばで、気を失っている筆者をにらみつける春奈だった。
つづく。
<第35話>
「へい!お待ち!」
おじさんの威勢の言い掛け声とともに、出来立ての特製?ラーメンが二人の前に出てきた。
「うわぁ、おいしそう^^」
春奈は、思わず声をあげていた。
でも、次の瞬間には、あれ?っという顔になってしまう春奈。
同じように祐介もあれ?っという顔になった。
「おい!おやじぃ、なんで、同じラーメンのはずなのにこんなに差があるんだ??」
祐介は、おじさんをちょとばかりにらんでそう言った。
二人の前に出されたラーメンは、確かに同じ物のはずなのだが、なんか違う・・・・?
というよりも、かなり違うのだ(笑)
まず、コーン(北海道のラーメンには、必ずと言っていいほど、コーンがのっている)の量がぜんぜん違う。春奈に出されたラーメンのほうが、祐介のそれの倍はコーンが乗っていた。
つづく。
<第36話>
春奈は苦笑して、
「おじさん、これ、乗せ過ぎですよぉ^^;祐介さんの倍以上入ってますよぉ^^」
「おうよ!当然のことさぁ!お客さんには、北海道の味覚を存分に楽しんでもらわなきゃだからさぁ」
と、いかにも当然のように話す、ラーメン屋のおやじ
春奈は、そのしゃべりっぷりが面白くて、大笑いしている。
でもって、祐介のほうは、
「別にコーンの量はどうでもいいんだけどさ、もうひとつ問題ありじゃんこのラーメン・・・」
と、ちょっと、寂しそうに言った。
春奈は、とりあえず、笑いをこらえて、もう一度、二人のラーメンを見比べてみた・・・。
と、次の瞬間、また、春奈は大笑い!!
しかも、今度はおなかを抱えて大爆笑している。
「どうしたの?何がそんなに面白いんだい?」
つづく。
<第37話>
春奈の大爆笑が、奥に引っ込んでいたおかみさんの耳に間で聞こえたのか、カウンターまで出てきたのだ。
おじさんが、おかみさんにアイコンタクトで、二人のラーメンを見てみろと促し、おかみさんも覗きこむと
やっぱり、春奈と同じように大爆笑!!
「これは、やりすぎよぉ、あんたぁ、あははは」
祐介は、ただただ黙ったまま・・・・。
なんと、祐介の塩バターラーメンには、チャーシューが、一切れ・・・。しかも、ぷかぷかスープの上を泳いでいる。
つまり、かなり薄くスライスされているのだ。一方の春奈のチャーシューは、厚切りのものが3枚。しかも、スープの上を泳ぐどころか、半分沈みかかってる状態。
とにかく、チャーシューの数の違いと言うより、祐介のラーメンの上をぷかぷか泳ぐように浮いているチャーシューの姿が面白くて、春奈とおかみさんは大笑いしていたのだ。
つづく。
<第38話>
実は、祐介はチャーシューが大好き!!ここのラーメン屋に来ると、いつもおじさんが、余分にチャーシューをいれてくれた。
ところが、今日のラーメンは、こんな状態。祐介もこれには、あっけに取られてしまった様子で、何も言い返せない。
そこえ、追い討ちをかけるように春奈が大笑いしたもんだから、さらにシュンとしてしまった。
「あ、ごめんなさい祐介さん。大丈夫?ほんとにごめんね^^;」
「いや、いいよ、どうせ、僕は、このチャーシューのように、薄っぺらな人生を送っている人間だし、僕にはお似合いのラーメンさ・・・」
みんなの笑い者にされてしまった祐介は立ち直れない様子。
つづく。
<第39話>
「祐介さん!私のあげるから元気出してくださいよぉ、祐介さんが暗いとつまんないですぅ」
春奈は一生懸命祐介を励ましているのだが、どうも、目の前でぷかぷか浮かぶチャーシューに目がいってしまい、笑いをこらえながら、しゃべってるのが見え見えになってしまい、さらに、祐介に追い討ちをかける結果になってしまった。
「もういいい!!笑うならとことん笑ってくれぇ」
完全に、開き直ってしまう祐介だった。
つづく。
<第40話>
結局、祐介は、ぶつぶつふてくされながらもその薄っぺらなチャーシュー入りのラーメンを食べ始めた。
春奈は、その光景がさらにこっけいに見えてしまい、なかなか箸が進まない。
「これこれ、春奈ちゃん。笑ってばかりいると、ラーメンが伸びちまうぞぉ!自慢のラーメンがだいなしだぁ(笑)」
とおじさんが、ちゃちゃを入れる。
「だってぇ、笑いのネタを作ったのはおじさんですよぉ。おじさんのせいでおいしく食べられないんですからねぇ」
春奈も負けずに言い返す。
そんな、二人をよそ目に祐介は、ただひたすらに黙々とラーメンをすすっている。
つづく。
370 :
非通知さん:2001/08/14(火) 17:36
夏だなぁ・・・
あ、いけね
ageちまった
鬱だ
小説スレになってるよ!
373 :
非通知さん:2001/08/14(火) 17:48
まだ故知の工作はつづくあげ
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ヽゝヽヽ `^~~ ^~~^" /;:/::/ あん・・もっとぉ・・
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プ二♪ i;::::/ >_ヾ¬~ ,,.|,/
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ヽ ノ i;: / ヽ i; ヽ
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ヽ '、::/`';‐('ヽ ;i;: ,i、`;,ー-;、
ヽ ;/i `i'~`'; ''`、 ;/;:. :;丿'、 ヾυ ヽ
`、 ヽi 'i、,,,ノ |,/ '.'_‐-,;" く;i ヽ"|
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く~^~ ヽ /: / ヽ ヽ
ヽ ノ i;: / ヽ i; ヽ
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ヽゝヽヽ `^~~ ^~~^" /;:/::/ 吸って…
ヽ;:ヽ;:ヽ, ~'^~ |i ~'^~ //;::/
ヽ;:::ヽ :ゝ 、‐ー、 ム"::/
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プ二♪ i;::::/ >_ヾ¬~ ,,.|,/
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ヽ `;:/;: ヽ;: ;ヽ; /
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ヽ '、::/`';‐('ヽ ;i;: ,i、`;,ー-;、
ヽ ;/i `i'~`'; ''`、 ;/;:. :;丿'、 ヾυ ヽ
`、 ヽi 'i、,,,ノ |,/ '.'_‐-,;" く;i ヽ"|
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く~^~ ヽ /: / ヽ ヽ
ヽ ノ i;: / ヽ i; ヽ
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ぷにぷに Λ_Λ アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
|| \ (゜∀゜*)
||________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ .| |
〜(_( ゜∀∧ ∧ __( ゜∀∧ ∧__( ゜∀∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧ あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,) ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
( ;´∀`);´∀`);´∀`);´∀`)
⊂ / / / つ ごめなさい!適当だったんです…
/ / / / / / / / ./
(__)_)_)_)_)_)_)_)
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ぷに萌え Λ_Λ アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
|| \ (゜∀゜*)
||________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ .| |
〜(_( ゜∀∧ ∧ __( ゜∀∧ ∧__( ゜∀∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧ あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,) ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
385 :
非通知さん:2001/08/15(水) 11:47
吸って… でイッチャッタ。
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/::/::::::::;;;;;;;;/::::;;;/:::/::::ヽ::::ヽ;:::ヽ プ二♪
./;:/:::::;;;;;;;;/::;;;;//::;;/-i;:::/`i;::::ヽ;::::i
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ヽゝヽヽ `^~~ ^~~^" /;:/::/ 噛んで…
ヽ;:ヽ;:ヽ, ~'^~ |i ~'^~ //;::/
ヽ;:::ヽ :ゝ 、‐ー、 ム"::/
ヽ;:::::::>-, ~ ,-'i;::::/
プ二♪ i;::::/ >_ヾ¬~ ,,.|,/
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ヽ `;:/;: ヽ;: ;ヽ; /
`;、 ;i;: `,;: ;i/ プ二♪
ヽ '、::/`';‐('ヽ ;i;: ,i、`;,ー-;、
ヽ ;/i `i'~`'; ''`、 ;/;:. :;丿'、 ヾυ ヽ
`、 ヽi 'i、,,,ノ |,/ '.'_‐-,;" く;i ヽ"|
'、 __ヽ; i';,;: ;::/ i; /
く~^~ ヽ /: / ヽ ヽ
ヽ ノ i;: / ヽ i; ヽ
387 :
非通知さん:2001/08/15(水) 23:51
こちさん、やめてください!
388 :
非通知さん:2001/08/15(水) 23:52
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ヽゝヽヽ `^~~ ^~~^" /;:/::/ もう… ダメ… イクぅ♪
ヽ;:ヽ;:ヽ, ~'^~ |i ~'^~ //;::/
ヽ;:::ヽ :ゝ 、‐ー、 ム"::/
ヽ;:::::::>-, ~ ,-'i;::::/
プ二♪ i;::::/ >_ヾ¬~ ,,.|,/
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ヽ `;:/;: ヽ;: ;ヽ; /
`;、 ;i;: `,;: ;i/ プ二♪
ヽ '、::/`';‐('ヽ ;i;: ,i、`;,ー-;、
ヽ ;/i `i'~`'; ''`、 ;/;:. :;丿'、 ヾυ ヽ
`、 ヽi 'i、,,,ノ |,/ '.'_‐-,;" く;i ヽ"|
'、 __ヽ; i';,;: ;::/ i; /
く~^~ ヽ /: / ヽ ヽ
ヽ ノ i;: / ヽ i; ヽ
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| 逝ク=死ぬ Λ_Λ アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
|| \ (゜∀゜*)
||________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ .| |
〜(_( ゜∀∧ ∧ __( ゜∀∧ ∧__( ゜∀∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧ あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,) ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
┌─────────┐ ==============================
│ .| ※ エロ放射能警報発令 ※
│放射性エロ !!│ ==============================
│ .|
└―――──――――┘ 平成13年8月15日
ヽ(´ー`)ノ 午前0時10分発表
( へ) 災害対策本部
く
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/::/::::::::;;;;;;;;/::::;;;/:::/::::ヽ::::ヽ;:::ヽ プ二♪
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ヽゝヽヽ `^~~ ^~~^" /;:/::/ あぁん…イっちゃう♪
ヽ;:ヽ;:ヽ, ~'^~ |i ~'^~ //;::/
ヽ;:::ヽ :ゝ 、‐ー、 ム"::/
ヽ;:::::::>-, ~ ,-'i;::::/
プ二♪ i;::::/ >_ヾ¬~ ,,.|,/
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ヽ `;:/;: ヽ;: ;ヽ; /
`;、 ;i;: `,;: ;i/ プ二♪
ヽ '、::/`';‐('ヽ ;i;: ,i、`;,ー-;、
ヽ ;/i `i'~`'; ''`、 ;/;:. :;丿'、 ヾυ ヽ
`、 ヽi 'i、,,,ノ |,/ '.'_‐-,;" く;i ヽ"|
'、 __ヽ; i';,;: ;::/ i; /
く~^~ ヽ /: / ヽ ヽ
ヽ ノ i;: / ヽ i; ヽ
393 :
非通知さん:2001/08/16(木) 20:08
荒らしてるこち本人、もしくは取り巻きの人達へ。
このスレだけ荒らしても意味無いですよ。やるんならもっと派手に2ch全体を荒らして下さい。
それに着メロスレッドはここだけじゃないでしょ? みんなもうとっくにメインの着メロスレッドへ移動してます。
394 :
非通知さん:2001/08/16(木) 21:13
嫌われモン!
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396 :
非通知さん:2001/08/17(金) 00:15
モラルが無さすぎ。。。
397 :
非通知さん:2001/08/17(金) 12:55
どうせなら1000までやれ!
/;::::::::::;;;;;;;;;;,,-~;::;;;::::;;::::::::ヽ;:::ヽ
/::/::::::::;;;;;;;;/::::;;;/:::/::::ヽ::::ヽ;:::ヽ プ二♪
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ヽゝヽヽ `^~~ ^~~^" /;:/::/ あぁん…イっちゃう♪
ヽ;:ヽ;:ヽ, ~'^~ |i ~'^~ //;::/
ヽ;:::ヽ :ゝ 、‐ー、 ム"::/
ヽ;:::::::>-, ~ ,-'i;::::/
プ二♪ i;::::/ >_ヾ¬~ ,,.|,/
|:/ |^=------"i:::|二=-,.
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ヽ `;:/;: ヽ;: ;ヽ; /
`;、 ;i;: `,;: ;i/ プ二♪
ヽ '、::/`';‐('ヽ ;i;: ,i、`;,ー-;、
ヽ ;/i `i'~`'; ''`、 ;/;:. :;丿'、 ヾυ ヽ
`、 ヽi 'i、,,,ノ |,/ '.'_‐-,;" く;i ヽ"|
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く~^~ ヽ /: / ヽ ヽ
ヽ ノ i;: / ヽ i; ヽ
399 :
非通知さん:2001/08/17(金) 22:53
あきたんですけど、、、
400 :
非通知さん:2001/08/18(土) 01:09
こちこちに凍ってますが
401 :
非通知さん:2001/08/18(土) 01:14
彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡
彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡
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彡彡彡彡彡彡彡彡彡 彡彡巛 )
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彡彡彡彡彡彡/ ̄ ̄彡彡 ∠=≡ (
彡彡彡彡彡彡| | 彡彡 ) \
彡彡彡彡彡彡|| 彡彡 \
彡彡彡彡彡彡\ ̄彡彡 ( )
彡彡彡彡彡彡彡 ̄彡彡 _ノ ⌒─
彡彡彡彡彡彡彡彡彡 _ノ《《《巛巛巛》》
彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡 |巛巛《 )
彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡 巛《 / ̄ ̄|
彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡 《巛\\ | 尊師マーチage!!
彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡》》》》》 \\|
彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡》》》》》》》\ノ
彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡》》》》》》》》》》》》》》》
彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡》》》》》》》》》》》》》》》》》
彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡》》》》》》》》》》》》》》》》》
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| 尊師 Λ_Λ アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
|| \ (゜∀゜*)
||________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ .| |
〜(_( ゜∀∧ ∧ __( ゜∀∧ ∧__( ゜∀∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧ あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,) ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
403 :
:2001/08/18(土) 10:30
404 :
非通知さん:2001/08/18(土) 10:32
EZWEBはしょぼすぎ。
405 :
非通知さん:2001/08/18(土) 14:23
お前の頭がしょぼすぎ
406 :
非通知さん:2001/08/19(日) 01:18
荒らしてるこち本人、もしくは取り巻きの人達へ。
このスレだけ荒らしても意味無いですよ。やるんならもっと派手に2ch全体を荒らして下さい。
それに着メロスレッドはここだけじゃないでしょ? みんなもうとっくにメインの着メロスレッドへ移動してます。
荒らしてるこち本人、もしくは取り巻きの人達へ。
このスレだけ荒らしても意味無いですよ。やるんならもっと派手に2ch全体を荒らして下さい。
それに着メロスレッドはここだけじゃないでしょ? みんなもうとっくにメインの着メロスレッドへ移動してます。
荒らしてるこち本人、もしくは取り巻きの人達へ
このスレだけ荒らしても意味無いですよ。やるんならもっと派手に2ch全体を荒らして下さい。
それに着メロスレッドはここだけじゃないでしょ? みんなもうとっくにメインの着メロスレッドへ移動してます。
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| 着メロ Λ_Λ アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
|| \ (゜∀゜*)
||________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ .| |
〜(_( ゜∀∧ ∧ __( ゜∀∧ ∧__( ゜∀∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧ あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,) ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| あう Λ_Λ アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
|| \ (゜∀゜*)
||________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ .| |
〜(_( ゜∀∧ ∧ __( ゜∀∧ ∧__( ゜∀∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧ あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,) ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
411 :
:2001/08/19(日) 11:18
412 :
非通知さん:2001/08/19(日) 11:31
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ドコモ信者 Λ_Λ アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
|| \ (゜∀゜*)
||________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ .| |
〜(_( ゜∀∧ ∧ __( ゜∀∧ ∧__( ゜∀∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧ あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,) ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| エッヂ信者 Λ_Λ アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
|| \ (゜∀゜*)
||________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ .| |
〜(_( ゜∀∧ ∧ __( ゜∀∧ ∧__( ゜∀∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧ あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,) ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| 宿題できてませんΛ_Λ アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
|| \ (゜∀゜*)
||________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧.| |
〜(_( ゜∀∧ ∧ __( ゜∀∧ ∧__( ゜∀∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧ あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,) ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
/;::::::::::;;;;;;;;;;,,-~;::;;;::::;;::::::::ヽ;:::ヽ
/::/::::::::;;;;;;;;/::::;;;/:::/::::ヽ::::ヽ;:::ヽ プ二♪
./;:/:::::;;;;;;;;/::;;;;//::;;/-i;:::/`i;::::ヽ;::::i
/;:::|;::::;;;;/|;::::/ ;|::∠__|::/ |i|::::::|i:::::|
|i;:::|;:::;;|,,-‐|::/-,,;' ;|:::/,-'"i/ー-'|i;::::::|;:::::l
|;:::::i;::::| ,-|/=-、 レ' ,,-==-,,;|i;::::::i;::::::|
i;:i^i;::::l i;:;:;` .i;::::;` |;::::/:;::/
ヽゝヽヽ `^~~ ^~~^" /;:/::/ あぁん… なんてブサイクなの…
ヽ;:ヽ;:ヽ, ~'^~ |i ~'^~ //;::/
http://hide.au-ez.com/mm/page/x067a55324f4emaf.png ヽ;:::ヽ :ゝ 、‐ー、 ム"::/
ヽ;:::::::>-, ~ ,-'i;::::/
プ二♪ i;::::/ >_ヾ¬~ ,,.|,/
|:/ |^=------"i:::|二=-,.
,-‐‐‐‐/;; |i:l|::::|i:l::::|:::::|;::::|, ~ゝヽー‐-、
/~^ヽ::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::`、ヽ:: ;
/ `、;::ゝ-‐‐‐‐‐‐-、;;;;,-‐‐‐‐‐‐γ、 、;; i
i;: 、π ;:::y::: ::ヽi i::: /
ヽ `;:/;: ヽ;: ;ヽ; /
`;、 ;i;: `,;: ;i/ プ二♪
ヽ '、::/`';‐('ヽ ;i;: ,i、`;,ー-;、
ヽ ;/i `i'~`'; ''`、 ;/;:. :;丿'、 ヾυ ヽ
`、 ヽi 'i、,,,ノ |,/ '.'_‐-,;" く;i ヽ"|
'、 __ヽ; i';,;: ;::/ i; /
く~^~ ヽ /: / ヽ ヽ
ヽ ノ i;: / ヽ i; ヽ
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
||
>>416 Λ_Λ アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
|| 絵斑の女 \ (゜∀゜*)
||________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ ( ゜∀∧ ∧ .| |
〜(_( ゜∀∧ ∧ __( ゜∀∧ ∧__( ゜∀∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧_( ゜∀∧ ∧ あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,)〜(_( ゜∀゜,) ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
418 :
非通知さん:2001/08/20(月) 00:10
遊んでほしいのか?
あぼんしろよな
/;::::::::::;;;;;;;;;;,,-~;::;;;::::;;::::::::ヽ;:::ヽ
/::/::::::::;;;;;;;;/::::;;;/:::/::::ヽ::::ヽ;:::ヽ プ二♪
./;:/:::::;;;;;;;;/::;;;;//::;;/-i;:::/`i;::::ヽ;::::i
/;:::|;::::;;;;/|;::::/ ;|::∠__|::/ |i|::::::|i:::::|
|i;:::|;:::;;|,,-‐|::/-,,;' ;|:::/,-'"i/ー-'|i;::::::|;:::::l
|;:::::i;::::| ,-|/=-、 レ' ,,-==-,,;|i;::::::i;::::::|
i;:i^i;::::l i;:;:;` .i;::::;` |;::::/:;::/
ヽゝヽヽ `^~~ ^~~^" /;:/::/ あぁん… やっぱりブサイク…
ヽ;:ヽ;:ヽ, ~'^~ |i ~'^~ //;::/
http://hide.au-ez.com/mm/page/x068a55324f4emaf.png ヽ;:::ヽ :ゝ 、‐ー、 ム"::/
ヽ;:::::::>-, ~ ,-'i;::::/
プ二♪ i;::::/ >_ヾ¬~ ,,.|,/
|:/ |^=------"i:::|二=-,.
,-‐‐‐‐/;; |i:l|::::|i:l::::|:::::|;::::|, ~ゝヽー‐-、
/~^ヽ::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::`、ヽ:: ;
/ `、;::ゝ-‐‐‐‐‐‐-、;;;;,-‐‐‐‐‐‐γ、 、;; i
i;: 、π ;:::y::: ::ヽi i::: /
ヽ `;:/;: ヽ;: ;ヽ; /
`;、 ;i;: `,;: ;i/ プ二♪
ヽ '、::/`';‐('ヽ ;i;: ,i、`;,ー-;、
ヽ ;/i `i'~`'; ''`、 ;/;:. :;丿'、 ヾυ ヽ
`、 ヽi 'i、,,,ノ |,/ '.'_‐-,;" く;i ヽ"|
'、 __ヽ; i';,;: ;::/ i; /
く~^~ ヽ /: / ヽ ヽ
ヽ ノ i;: / ヽ i; ヽ
∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
( ;´∀`);´∀`);´∀`);´∀`)
⊂ / / / つ ごめなさい!適当だったんです…
/ / / / / / / / ./
(__)_)_)_)_)_)_)_)
∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
( ;´∀`);´∀`);´∀`);´∀`)
⊂ / / / つ ごめなさい!あまりにもブサイクだったんで…
/ / / / / / / / ./
(__)_)_)_)_)_)_)_)
>418
∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
( ;´∀`);´∀`);´∀`);´∀`)
⊂ / / / つ ごめなさい!
/ / / / / / / / ./ あまりにもブサイクすぎて
(__)_)_)_)_)_)_)_) デリ喰らいました
/■ヽ
(,,・д・)つ ワッチョイ ワッチョイ
(( (⊃ (⌒) ))
(__ノ
/ ■ヽ オニギリ ワッチョイ
(・д・,,)__ ♪
(( ⊂⊂ _)
(__ノ ̄ 彡
/ ■ヽ オニギリワッチョイ ワッチョイチョイ
(д・*∩ ))
(( (⊃ 丿
(__)し'
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < ハイハイ、ブサイクなんで終了しまーす
´∀`/ \__________
/ ■ヽ \
(・д・,,)ノ |
(⊃Ё|_ノ|
(__)し'
425 :
非通知さん:2001/08/20(月) 23:31
????
426 :
非通知さん:2001/08/20(月) 23:34
ヽ ノ `ヽ r´ ヾ ソ
~ヽヽ U /ノ
ヽノ _o_
/===\
.l二二二_l
-´⌒二⊃ (|=| |=||) ⊂二⌒丶
_ソ. | ̄し ̄/ ヾ__
ヾ:::∀::人
/´ヽ'''''''//丶
┌─────────────┐
|Hatt-baby,hatt-baby. |
└─────────────┘
428 :
非通知さん:2001/08/22(水) 00:10
age
age
age
431 :
非通知さん:2001/08/23(木) 01:47
こちさんいいかげんにしてください
432 :
モッくん:2001/08/23(木) 08:43
わたくしTK11を使っているのですが
midiデータをPSPLAYERというソフトを使い
、.pmdに拡張子を変更しメールに添付して自分のメールアドレス
(スカイではありません)に送信しているのですが、、
一応、添付有りと受信は出来るのですが、うまく聞けません。
拡張子が間違っているのでしょうか??
それとも、元々こういう事は出来ないのでしょうか??
433 :
非通知さん:2001/08/23(木) 18:55
Tu-kaはmmfだよ。
ヽ ノ `ヽ r´ ヾ ソ
~ヽヽ U /ノ
ヽノ _o_
/===\
.l二二二_l
-´⌒二⊃ (|=| |=||) ⊂二⌒丶
_ソ. | ̄し ̄/ ヾ__
ヾ:::∀::人
/´ヽ'''''''//丶
┌─────────────┐
|Hatt-baby,hatt-baby. |
└─────────────┘
435 :
非通知さん:2001/08/23(木) 22:47
こちさん見苦しいです。
436 :
非通知さん:2001/08/23(木) 23:49
AU用のスクリーンセーバー作成できるソフトって誰かしらない?もちろんタダで
>436
ベクター逝け
教えて訓は逝ってよし
438 :
非通知さん:2001/08/24(金) 05:51
>>436 auはスクリーンセイバー対応ソフトないよ。
バイナリエディタでこちみたいに細々やるしかない。
439 :
非通知さん:2001/08/24(金) 07:45
ソフトは確か二つある、片方は多分過去レスに俺が書いた
>>438 こちがバイナリエディタでくっつけてるのは、pmdと画像をくっつけた公式で言う「カラオケ」ってやつだよ・・・
それくらい画像系・着メロ系やってるヤツはみんな知ってるよ。ヴァカか。
とりあえずベクターの携帯のソフトの所に逝け
このスレッドはエネルギーとエレクトロニクスの東芝の提供でお送りいたします!
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ζ (⌒Y⌒Y⌒)
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| /:::::::::::::::| 〈 ̄ `-Lλ_レ /::::::∵:::::|_/:::::ノ__ | .| ト、 | ::::::::::::::::| .〈 ̄ `-Lλ_レ
レ::::::::::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐′ |:::;;::::::::::::::::::〈 ̄ `-Lλ_レ レ::::::::::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐
Λ_Λ
/ ノノハ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
o ・∀・ノo < カツオってステキね
() )) \_________
| Y |
(__)_)
∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
( ;´∀`);´∀`);´∀`);´∀`)
⊂ / / / つ ごめんなさい!カツオは変態です!
/ / / / / / / / ./
(__)_)_)_)_)_)_)_)
444 :
いい気分さん ◆H0jkg8I2 :2001/08/25(土) 19:34
445 :
非通知さん:2001/08/25(土) 19:46
446 :
非通知さん:01/08/26 23:30 ID:DFm.vgVQ
age
Λ_Λ
/ ノノハ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
o ・∀・ノo < 波平も変態よ
() )) \_________
| Y |
(__)_)
448 :
非通知さん:01/08/27 23:26 ID:x4pwJG2c
求む!
449 :
非通知さん:01/08/28 18:39 ID:MFTSA89A
age
γ⌒>、
γ⌒入__ /ー'´ ヘ
_,,-ゝ⌒ ̄==ヾ〜ー-==( ヘ
_/ ノ,j ==/ヘヘヘ
// ⌒0 ノ> 〃ア⌒>、 _,,-―--、
i´《0 /ヘ ~ //,==、 ||( /ヾ、\,,===、, \___
__,vr‐、ヾ、 ヾノ />゙´ (、__,)ノ ||ヘヘi|///\\) >´,,ッ'´
_,/\\ノ \ーi iァ´/ _,,,=‐ヨ ヘー=、( ( 〇 刀~|
_∠≧\ \ノト=、\| |/=≡三三三三ヨ ヘノノ=ヽ ヽ、,,、 ノノ ノ
┌'´ ,,,,,-‐y⌒>\≡〕〕 ト=≡≡≡≡≡シ、ノY \、 i/|〉 ,/
(( / /=( /ヽ 〜、(⌒ヽ _,-ーイ 人__,-、 ゙ー| |i−''´
Y | / : ゙'',,)) \、゙=― ̄ ̄__|/ //i| V
\ ( _,,,,;;;(,ノ三=_ ゙ー〕=ニ二二 \// ノ
\コ「 |;;/ ~~==、/ー「γ‐、|| 〉ー=_/ イ
!ヘ( トー| ((__ノ|| ,-―= ヘ/^ヽ
ヽ、> __,/ ヾヽL__ノ / O−=‐-、 |
_/ \ ヽヽ\ \ノ |//⌒゙''ー‐┐
/',,-、 \ヽ、 ,У゙^\ \ |_,-‐、_ |
/《−⌒ヽ、 `≫ ヽ==イー'⌒ー-、j
/ 〉ヽ、 ノ_// / `i
〈、 ゙ー==、_,,,/ノ {イ7⌒ー=,,,_,|
/\,,、 / / ┗--=,,,,ノノ^〉‐、
,-'''´ヘへ ~\___,,,イ | | ヽ==-‐'' / }へ
/、ヽ、___,,,,=_,,,-''ヘj |ヽ、ヘ|_,,/ ノ イ
<、ヽー‐--―'''''´ _,,-' Y ヘ ヘ ノ /ヘ
)/_ _,,,,,,,--‐'''´ Y ヘ ヘ-''´/ ノ
 ̄ ̄ 〉ー-,,,,,___/ヘ
/ // ト-,,,イ/ ~フ |
イ ( ト-,,,イ / /.|
/ヽ、ヽ、______,-''ノ /
| 〉ー-,,,,,___,,,−' /
\//ー---, /
゙〜゙'''ー/_,,-'''
Λ_Λ
/ ノノハ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
o ・∀・ノo < ズゴックステキ♪
() )) \_________
| Y |
(__)_)
∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
( ;´∀`);´∀`);´∀`);´∀`)
⊂ / / / つ ごめんなさい!ズゴック好きで!
/ / / / / / / / ./
(__)_)_)_)_)_)_)_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/ / ̄\ ヽ
/ / \ ヽ、、、ヽ
/ | / (・) (・)| |
/ | | つ | |
/ ∩. | ___ | |
/ | ̄| | \__/ | .|
/ \ \\. ・ /ノ
// \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |つ
/// | / ̄ ̄ ̄ ___+ + _ ┏━━━┓
/// | ___/ ̄ ̄ ̄ ̄|(|||__||) _+ ―. ─┃ ┃
/// ヽ/ / ̄ ̄ ̄ ̄ + + ─ ┻━━━┻
////|+ |___. + + / ̄ ̄\
////\(||±|リ+ / / \\ヽヽ
////  ̄ |ノ ∩ ∩ ヽハ
/// (| ・ ・ |)
// 丿ゝ ∀ ノノ
/ ハ∝∝∝
厂 ̄ ̄ ̄|
/  ̄ ̄厂/丶
/ ) ○ | \
○丿 丶○
(⌒⌒⌒⌒⌒)
⌒|⌒|⌒|⌒
|vv|vv|
/_T_ \
ワケ ワカ ラン♪
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( ・∀・) ( ・∀・)
⊂ ⊂ ) ( つ つ ⊂__へ つ
く く く ) ) ) (_)/
(_(_) (__)_) 彡(_)
455 :
こち@管狸人:01/08/30 21:52 ID:aFvmIgaw
.
456 :
非通知さん:01/08/30 23:41 ID:CO6YKUc.
http://www.kochi.mmcgi.com/k/indexfr.htmの足跡掲示板より 08/30 14:55
非通知さん
⇒2chのEZweb着メロスレを荒らしているのはこち本人なんですか?情報きぼーん
08/30 15:20
管理人
⇒知りませんよ。そのスレに書き込みなんて一度もしたことないし、最近見てないから現状がどうなってるのかも知らないし。誰かが勝手にやってるんじゃないですか?
08/30 15:30
管理人
⇒何か問題でも起きてんのかな?見てないからまったくわからんけど。とにかく、あのスレと関わる気は無いのでほっといてるし、わざわざ非通知のHNでここで質問してくる理由をこっちが聞きたいですね。
鯒氏ね
08/30 14:55
非通知さん
⇒2chのEZweb着メロスレを荒らしているのはこち本人なんですか?情報きぼーん
居時雄上がりの厨房ぷりにはワラタヨ
ワケ ワカ メ♪
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( ・∀・) ( ・∀・)
⊂ ⊂ ) ( つ つ ⊂__へ つ
く く く ) ) ) (_)/
(_(_) (__)_) 彡(_)
458 :
こち@管狸人:01/08/31 20:48 ID:Vzckdkl6
書いてるよ。
* o ∵.:∵.∵ o
* o :∴:.: : .:: ::∴ o *
+o ∴:::.. ..:::∴ o +
* o ∴::. /■\ .:: ∴ o *
o ::::.. ( ´∀` ) ワショーイ +
+o ∵::.... .: ::∵ o *
* o ∵:.: :.. :. .: :∵ o +
+ o ∴∴∴∵∵ o *
* + o o o o +
* + + *
* *
ウン
/■ヽ
(::::::: ) /■\ /■\
/|::::::: ヽ /■\/■\ /■\ /■\
(::: し し \ ヨクミエルカイ? /■\ /■\ :)
(:::::::: ) (:::::: ) ( ::::::::: )( :::::::: )
(:::::::::::: )
|::::: |::: |
(_(:__)
460 :
非通知さん:01/09/01 21:24 ID:2ijf7uX.
おっはっはっはっっはっっはっっっはっはっはっははっは
461 :
非通知さん:01/09/04 00:21 ID:SGA1Ed5s
ag
462 :
非通知さん:01/09/04 13:20 ID:EKVkw11M
ダメな物は叩かれる これあってます。
故知といえDoQuMoといえ・・・。
阿部乳どこいっちゃったの?
464 :
こち@管狸人:01/09/04 20:56 ID:KJnp60X6
僕がつぶしたよ。
466 :
非通知さん:01/09/08 00:31
おもしろいのない?
468 :
非通知さん:01/09/08 00:42
こちのこともあべにゅのこともほっとけや。
クソガキが!
チン毛生えてから出直せヴォケ。
469 :
非通知さん:01/09/08 01:04